○議長(
川田一幸君) ご異議ないものと認めます。 よって、
議案第34号から
議案第41号までの8件及び
議案第43号から
議案第46号までの4件、合わせて12件は可決されました。 〇
△日程第4
議案第56号 平成29年度
十日町市
一般会計予算 議案第57号 平成29年度
十日町市
国民健康保険特別会計予算 議案第58号 平成29年度
十日町市
国民健康保険診療所特別会計予算 議案第59号 平成29年度
十日町市
後期高齢者医療特別会計予算 議案第60号 平成29年度
十日町市
介護保険特別会計予算 議案第61号 平成29年度
十日町市
簡易水道事業特別会計予算 議案第62号 平成29年度
十日町市
下水道事業特別会計予算 議案第63号 平成29年度
十日町市
松之山温泉配湯事業特別会計予算 議案第64号 平成29年度
十日町市
水道事業会計予算
○議長(
川田一幸君) 日程第4
議案第56号から
議案第64号までの平成29年度各会計予算9件を一括して議題といたします。 9件に関し、平成29年度予算審査特別
委員会の
審査報告を求めます。予算審査特別
委員長。
◆5番(小林均君) これより平成29年度予算審査特別
委員会の
審査報告を申し上げます。 審査の結果につきましては、お手元に配付されました
報告書のとおりであります。
議案第56号 平成29年度
十日町市
一般会計予算、
議案第57号 平成29年度
十日町市
国民健康保険特別会計予算から
議案第63号 平成29年度
十日町市
松之山温泉配湯事業特別会計予算までの8件及び
議案第64号 平成29年度
十日町市
水道事業会計予算の合わせて9件であります。いずれも
原案可決であります。 分科会における審査の詳細につきましては、先ほど行われました主査報告のとおりであります。予算審査特別委員会正副主査会議において、特に分科会から出された意見、要望について何点か申し上げます。市長並びに行政当局におかれましては、市政運営に反映されますよう強く要望するものであります。 まず、一般会計歳入について申し上げます。有利債の活用により施設整備が図られているところでありますが、供用開始後には維持管理経費が発生し、経常収支に大きな影響を与えることになります。今後も厳しい財政状況が続く中、住民サービスの低下につながらぬよう、施設整備に当たっては十分な検討を望みます。 続いて、歳出について申し上げます。まず、2款総務費について、防災行政無線整備事業について、消防署、FMとおかまち等、関係者とも十分な協議を行い、真に市民が必要とするものを整備してほしい。また、わかりやすい資料を提示しながら市民の声を聞くなど、慎重に検討を重ねた上で整備方針を決定されることを望みます。 次に、3款民生費について、児童遊園施設建設事業について、これまでの
委員会での議論や子育て世代からのアンケート結果、保護者からの意見などを十分反映させた設計を望みます。 次に、4款衛生費について、懸案だった県立
十日町病院附属看護専門学校の開設に向けて大きく動き出したことは地域医療の充実にとどまらず、まちづくりの観点からも大きな起爆剤となるもので高く評価します。医療福祉総合センターの整備計画とあわせて引き続き取り組むこと、一日も早い事業展開を望む等の複数の意見がありました。また、学生確保に必要なことは早くから着手すべきとの意見がありました。 次に、6款農林水産業費について、平成30年度から経営所得安定対策の米の直接支払交付金が廃止され、米政策が大きく変わるわけですが、国、県に働きかけ、農家の所得安定化のための施策に取り組むことを望みます。 次に、8款土木費について、道路橋りょう費について、上沼道の八箇トンネルが平成29年度中に開通することは、当市にとって大変喜ばしいことであります。今後は、(仮称)
十日町インターまでの早期事業化を国、県に働きかけるとともに、市としてはこれにかかわるアクセス道路の事業の推進に鋭意取り組まれることを望みます。 次に、10款教育費について、不登校対策について、関係者がお互いに信頼関係を保ちながら各種対策事業に取り組まれることを望みます。また、教育
委員会のこれまでのご努力には十分理解してはおりますが、学校教育の現場において適切な対応を行うことが可能となるよう、調査研究、研修会への参加のほか、十分な教職員配置や多忙化解消のための予算の確保を望みます。 次に、
十日町市介護保険特別予算について申し上げます。地域のお茶の間、サロンはマンパワーが必須であります。熱意を持った人材の育成と事業に対する助成を拡充していただきたい。 次に、
簡易水道事業特別会計予算について申し上げます。水道管の老朽化が進んでいると考えられるので、計画的に更新を行い、安全、安心な飲料水の提供を継続していただきたい。 次に、
下水道事業特別会計予算について申し上げます。浄化槽維持管理費について、引き続き進めていただくとともに、市有の集会所施設について、合併浄化槽の導入によりトイレの改修を進めていただくことを望みます。 以上、歳入歳出について幾つか重要項目を申し上げました。 最後に、平成29年度予算審査特別委員会設置以来、熱心にご審議いただきました各
委員の皆様、そして行政職員各位のご協力に感謝を申し上げ、
委員長報告とさせていただきます。
○議長(
川田一幸君) 9件に対する質疑を許します。 質疑はないものと認めます。 ただいま議題となっております平成29年度予算9件を討論に付します。安保寿隆君。
◆14番(安保寿隆君) それでは、
議案第56号 平成29年度
一般会計予算、
議案第57号
国民健康保険特別会計予算、
議案第59号
後期高齢者医療特別会計予算、
議案第60号
介護保険特別会計予算に反対の立場から日本共産党議員団を代表して発言をいたします。 国の平成29年度
一般会計予算の総額は、前年度当初予算と比べて0.8%の増、97兆4,547億円、5年連続で過去最高となっております。この予算の特徴は、税収が当初の見込みより大幅に落ち込み、その穴埋めを国債発行で賄いながら、軍事費は5年連続で増加して5兆1,000億円を超えております。そのつけ回しに社会保障費の自然増分を1,400億円削減、文教予算、中小企業対策費、農業予算なども軒並み前年比マイナスとなっていることです。当然のことながら、地方自治体予算はこの国家予算に大きく左右されております。
十日町市の新年度
一般会計予算は総額350億円、前年比25億5,600万円、6.8%のマイナスと市長就任以来最高の減額予算となっております。その内容は、国庫支出金が15億6,000万円の減、地方交付税が4億円の減となっているのを初め、地方譲与税や地方消費税交付金など国税還元金が軒並みマイナスとなっております。アベノミクスと消費税増税の路線は、既に破綻していることを示しているのではないでしょうか。特別会計の国保会計予算、後期高齢者医療会計予算、介護保険会計予算はいずれも保険料の引き上げや低所得者への軽減措置の引き上げ、高額療養費の限度額の引き上げなど利用者負担がふえるものとなっております。いずれも構造的欠陥がこれまで指摘されてきているものでありますけれども、低所得者や弱者への負担は許されません。改善を求めます。 それでは、市民の暮らしと福祉の増進を図るという自治体の役割から具体的な施策についての問題点と課題について触れます。まず、
十日町市の産業振興についてであります。新潟県の市町村民経済統計によれば、市町村合併以来、
十日町市の市民所得は20市中19番目、雇用者報酬に至っては20番目、最下位を継続しております。この現状から脱することこそ現市政に課せられた最大の課題と考えます。日本共産党議員団は、これまで大企業の呼び込み型の経済振興ではなく、地域経済の内発的循環型経済振興の観点から中山間地の農業や建設業、中小零細企業の支援策を提案し、福祉サービス事業の経済効果なども強調してまいりました。また、人にお金をかける観点から専門職などの人材育成や臨時職員の賃金引き上げなどを具体的に提案してまいりました。このように全体を引き上げることによって将来に向けたまちづくりの基礎を固めるとともに、個人消費を回復し、活性化させることができるものと確信するものであります。イベントによって活性化を内外に発信することを否定するものではありませんが、過ぎたるは及ばざるがごとし、腰を据えた産業振興の取り組みを期待します。 次に、医療、介護の課題です。周知のとおり魚沼圏の医師不足は県下最高であり、県のデータによれば
十日町市の医師数は平成22年度以降少なくとも15人は減っております。このことが中山間地の過疎に拍車をかけていることは間違いありません。13日の議会、厚生環境予算審査の場において、市民
福祉部長は国保診療所会計について倉俣や室野診療所のあり方を再検討する必要があるのではないか、果たして必要かと提起がありました。地域内に他の病院があることや受診用のバス乗客が少ないことを理由に挙げておりましたが、これは地域医療、在宅医療の重要性を全く見ない行政のご都合主義からの見解であり、到底納得できるものではありません。この2年間で
十日町、津南地域のベッド数が200も減らされ、医療、介護難民が県内外の施設に225人も送られている深刻な現状を認識しておられるのでしょうか。市長の基本姿勢が問われます。 次に、指定管理、民間委託についてであります。今議会に中里なかよし保育園並びに松代保育園の民営化が提案され、
十日町市
公民館妻有
文化ホールの指定管理者に管理委託できる
条例が提案されました。いずれも本議会で可決されておりますが、言うまでもなく民営化や指定管理は行政の経費削減を目的にしたもので、労働賃金の引き下げ、待遇を悪化させ、保育等の質を低下させるものであります。分じろう、十じろうの指定管理の際にも指摘しましたけれども、
社会教育施設の指定管理委託は好ましくないという議会審議への背信行為ではないでしょうか。また、昨年11月の経済財政諮問会議において、総務省は地方団体から図書館、博物館、
公民館、児童館等は指定管理制度を導入しないという意見が多いことから、経費削減のためのトップランナー方式には加えないとした経過を踏まえる必要があります。 次に、大地の芸術祭についてであります。一昨年の第6回芸術祭は、総額11億7,000万円の経費をかけながら北川氏に5億4,000万円もの巨額の事業を一括委託したもので、丸投げとの批判が絶えません。契約内容や作品単価等を公表し、北川氏依存体質を改め、市民本位の取り組みとするよう抜本的改善を求めるものであります。こうしてこそ人、物、金の流れを中央から地方に取り戻すことになるのではありませんか。予算審査では、議員から北川氏が市民説明会で質問した市民を恫喝する事態があったことが報告され、職員から市民が間違っていたからなどの弁護する発言があったことには驚きました。これでは市民本位の芸術祭には決してなりません。市民意見に十分耳を傾けていただきたい。 教育についてであります。市の小中学校の不登校児童の人数は、県下最高水準にあると聞いております。焦眉の課題となっております。小中一貫教育で不登校を克服するというのが市教育
委員会の大きな目標でありました。当議員団は、これまでいじめや不登校は制度を変えたり、効率化を目的とした管理主義教育では克服できないことを指摘し、教育基本法の精神にのっとり、子供たちがしっかり基礎を学ぶこと、そして優しさと人への思いやりを持つこと、差別をしないこと、こうした基本をしっかり身につけることなどを提言し、そのために教職員をふやし、児童生徒にしっかり向き合えるようにしていただきたいと強く要望してまいりました。子供の貧困が社会問題となり、複雑な環境も重視しなければなりませんが、事は学校現場のことであり、そこでの問題を抜きにして解決はあり得ません。行政の支援や指導経験者の知恵を思い切って集め、ぜひ困難に立ち向かっていただきたいと切に願うものであります。 デジタル同報系防災行政無線整備に1億3,000万円余りが予算化され、今後さらに戸別受信機、防災ラジオ等が検討されております。いろいろな方式を取り入れればよいとしてあれこれ機能しない設備を予算化することは許されません。住民の安心、安全を保障する設備の十分な検証を求めます。 最後でありますが、基金についてであります。財政調整基金が市町村合併時の6億円から30億円に増加しております。一定の貯金は必要でありますが、市民の暮らしや安全をほかにおいてため込むものではもちろんないと考えます。総務省は、事務連絡で優先的に取り組む事業への活用を図るなど、適正な管理、運用に努められたいとしております。不要不急な大型公共事業ではなく、住民密着型の公共事業に、また市民の福祉や暮らしの増進を図るために活用していただきたいことを求めて、反対討論といたします。
○議長(
川田一幸君) 庭野政義君。
◆25番(庭野政義君) 私は、本
定例会に上程されました平成29年度
十日町市
一般会計予算と7つの特別会計予算及び
水道事業会計予算について、賛成の立場から意見を述べさせていただきます。
一般会計予算案では総額350億円、前年比で0.8%減、25億600万円の減額であります。これは、普通交付税の合併算定がえによる加算額の段階的縮減への対応であり、市民
文化ホールの建設が完了に向かうものであります。一般会計と7つの特別会計を合わせた予算総額は548億2,930万円で、前年比4.1%の減、23億6,300万円の減額であります。本年度から本格的に普通交付税の合併算定がえによる加算額の段階的縮減がスタートしたことで、今後数年間は厳しい財政状況が継続することはもう既に承知済みであります。市長が施策の方針の中で述べられているように、合併した市町村のみに与えられた特権を最大限活用したことで30年から50年先を見据えた投資をほぼ完了できたことは、財政運営の礎が備わったものと期待は大なるものであります。長年の懸案であった命の道、高規格道路の一部、八箇峠トンネルの供用開始を初め、市民
文化ホール、中央
公民館のオープンなど新たなるステージのスタートの元年であります。 また、安心して子供を産み、育てるまちづくりを目指して、9月1日から
妊産婦医療費助成の入院時一部負担金の無料化、そして子育てへの支援としても
妊産婦と同様に子供
医療費助成などの入院時の一部負担金も無料にするといった県下でもぬきんでる施策などは市民の最も関心の高いものであります。地域医療の充実としても平成29年度中に
十日町簡易裁判所の用地の取得及び実施設計を行うなど、医療福祉総合センター整備事業に着手する積極的な事業展開は将来に市民に夢のあることであり、評価に値するものであります。 結びに、固定経費の削減や市債残高の圧縮を図り、財政健全化をますます推し進め、自主財源の確保を求めることは安心、安全なまちづくりにつながるものと考えます。住み継がれるまちになることを市民は一番期待するものであり、子供たちが夢を、高齢者が安心を一層持ち続けられることを望み、平成29年度予算に対して私の賛成討論といたします。
○議長(
川田一幸君) 討論は終結したものと認めます。 これより
議案第56号 平成29年度
十日町市
一般会計予算を起立採決いたします。 本件に対する
委員長報告は
原案可決であります。本件は
委員長の報告どおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(
川田一幸君) 起立多数であります。 よって、
議案第56号は可決されました。 これより
議案第57号 平成29年度
十日町市
国民健康保険特別会計予算を起立採決いたします。 本件に対する
委員長報告は
原案可決であります。本件は
委員長の報告どおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(
川田一幸君) 起立多数であります。 よって、
議案第57号は可決されました。 これより
議案第59号 平成29年度
十日町市
後期高齢者医療特別会計予算を起立採決いたします。 本件に対する
委員長報告は
原案可決であります。本件は
委員長の報告どおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(
川田一幸君) 起立多数であります。 よって、
議案第59号は可決されました。 これより
議案第60号 平成29年度
十日町市介護保険特別会計を起立採決いたします。 本件に対する
委員長報告は
原案可決であります。本件は
委員長の報告どおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(
川田一幸君) 起立多数であります。 よって、
議案第60号は可決されました。 お諮りいたします。ただいま議題となっております
議案第58号、
議案第61号、
議案第62号、
議案第63号及び
議案第64号に対する
委員長報告は
原案可決であります。5件は
委員長の報告どおり決するにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
川田一幸君) ご異議ないものと認めます。 よって、
議案第58号、
議案第61号、
議案第62号、
議案第63号及び
議案第64号は可決されました。 〇
△日程第5
議案第65号
損害賠償の額を定めること
○議長(
川田一幸君) 日程第5
議案第65号
損害賠償の額を定めることについてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。総務部長。
◎総務部長(中村亨君) それでは、追加
議案書の1ページをお願いいたします。
議案第65号
損害賠償の額を定めることについてご説明いたします。 下記のとおり
損害賠償の額を定めたいので、地方自治法第96条第1項第13号の規定によりまして、議会の議決をお願いするものでございます。 1の事故に伴う
損害賠償額は、36万6,034円でございます。 2の
損害賠償の相手方は、市内伊勢平治821番地の株式会社均太木工でございます。 3の事故発生日時は、平成29年1月17日午前11時30分ころ。 4の天候は雪でございます。 5の事故の内容でございますが、越後田沢駅前にございます市が管理する待合所及び隣接の駐車場に関しまして、当該駐車場内において落雪式の待合所の屋根雪が落下する付近の危険防止措置を怠ったため、そこに相手方が相手方車両を駐車し、屋根雪が落下したことで当該車両を破損させたものでございます。 なお、
損害賠償額につきましては、全額が市民総合賠償補償保険の適用となりまして、示談成立後直接相手方に支払われることになっております。また、今後同様の事故が発生しないように屋根雪が落下するスペースには駐車しないよう、駐車禁止、落雪注意の標示により注意喚起をしております。 説明は以上でございます。ご審議の上、ご承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
川田一幸君) 本件に対する質疑を許します。 質疑はないものと認めます。 これより
議案第65号を起立採決いたします。 本件は、原案どおり可決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(
川田一幸君) 起立全員であります。 よって、
議案第65号は可決されました。 〇
△日程第6
議案第66号 平成28年度
十日町市
一般会計補正予算(第9号)
議案第67号 平成28年度
十日町市
簡易水道事業特別会計補正予算(第5号)
議案第68号 平成28年度
十日町市
下水道事業特別会計補正予算(第5号)
○議長(
川田一幸君) 日程第6
議案第66号 平成28年度
十日町市
一般会計補正予算から
議案第68号 平成28年度
十日町市
下水道事業特別会計補正予算までの3件を一括して議題といたします。 提出者の説明を求めます。財政課長。
◎財政課長(柳久君) それでは、追加
議案書2ページをお願いいたします。
議案第66号 平成28年度
十日町市
一般会計補正予算(第9号)につきましてご説明いたします。 第1条は、予算の補正を歳入歳出それぞれ4億6,350万円追加いたしまして、予算総額を歳入歳出それぞれ402億69万8,000円とするものでございます。 第2条では、平成28年度の予算を平成29年度に繰り越して執行するための繰越明許費を設定させていただくものでございます。 5ページをお願いいたします。第2表の繰越明許費でございます。合計の事業数は次のページにございますが、47件で25億896万3,000円、これを29年度に繰り越すものでございます。このうち国の2号補正に伴いまして、12月補正予算に計上いたしました事業は15事業で、8億3,523万5,000円でございます。なお、繰り越しの理由につきましては、14ページから17ページに記載のとおりでございます。 12、13ページをお願いいたします。歳出をご説明いたします。8款土木費、2項5目道路除雪費、説明欄007の05市道除排雪経費は4億5,450万円の追加でございます。道路除雪費や消雪パイプの電気料などが不足することから、計上させていただきました。 その下の015の05、認定外道路除雪助成事業は900万円の追加でございまして、これにつきましても当該補助金が不足することから計上させていただいたものでございます。 18ページをお願いいたします。
議案第67号 平成28年度
十日町市
簡易水道事業特別会計補正予算(第5号)でございます。第1条で繰越明許費を設定させていただくものでございます。 次の19ページをお願いします。第1表の繰越明許費でございますが、
十日町の六箇地区、それから松之山の浦田第1地区と松之山地区及び川西の室島地区での配水管整備事業の4件で、1億2,100万円を29年度に繰り越すものでございます。なお、繰り越し理由につきましては、20、21ページに記載のとおりでございます。 22ページをお願いいたします。
議案第68号 平成28年度
十日町市
下水道事業特別会計補正予算(第5号)でございます。第1条で繰越明許費を設定させていただくものでございます。 次の23ページをお願いいたします。第1表の繰越明許費でございますが、下島地区で進めております浸水対策事業と橋りょう添架工事の委託の3件で、9,400万円を29年度に繰り越すものでございます。なお、繰り越し理由につきましては、24、25ページに記載のとおりでございます。 説明は以上でございます。ご審議いただきまして、議決いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(
川田一幸君) 3件に対する質疑を許します。 質疑はないものと認めます。 これより
議案第66号を起立採決いたします。 本件は原案どおり可決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(
川田一幸君) 起立全員であります。 よって、
議案第66号は可決されました。 お諮りいたします。ただいま議題となっております
議案第67号及び
議案第68号は原案どおり可決するにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
川田一幸君) ご異議ないものと認めます。 よって、
議案第67号及び
議案第68号は可決されました。 〇
△日程第7
議会発第1号
十日町市議会会議規則の一部を改正する規則
議会発第2号
十日町市議会委員会条例の一部を改正する
条例制定
○議長(
川田一幸君) 日程第7
議会発第1号
十日町市議会会議規則の一部を改正する規則について、
議会発第2号
十日町市議会委員会条例の一部を改正する
条例制定について、以上2件を一括議題といたします。 提出者の説明を求めます。
近藤紀夫君。
◆13番(
近藤紀夫君) それでは、
議会運営委員会委員各位の賛同を得て提案いたしました
議会発第1号及び
議会発第2号の2件についてご説明を申し上げます。 このたびの改正は、来期から議員定数が24人となることによる変更及び改選後の議会運営に関する協議結果に基づき、所要の改正を行うものでございます。 初めに、
議会発第1号 議会規則の一部を改正でありますが、いわゆる機関意思決定
議案に係る
議案提出及び修正提案の人数要件について、自治法の規定に倣い、現行の3人を来期から2人へと改めるものであります。 次に、
議会発第2号
委員会
条例の一部改正であります。改正点は2点ございます。1点は、行政実例に基づいて運用してまいりました議長の常任
委員の辞任の件について、
条例第2条に議長は常任委員を辞退することができる旨を明文化するものであります。2点目は、来期から議員定数が24人となること及び来年度の行政組織の改編に伴い、常任
委員会の定数を来期からそれぞれ8人とするとともに、
産業建設常任委員会の所管事項に環境エネルギー部を加え、あわせて
厚生環境常任委員会の名称を厚生常任
委員会へと改めるものであります。 施行日はいずれも本年5月1日でありますが、議員各位から賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。
○議長(
川田一幸君) 2件に対する質疑を許します。 質疑はないものと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております
議会発第1号及び
議会発第2号は、原案どおり可決するにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
川田一幸君) ご異議ないものと認めます。 よって、
議会発第1号及び
議会発第2号は可決されました。 〇
△日程第8
議会発第3号 閉会中の
継続調査の申し出
○議長(
川田一幸君) 日程第8
議会発第3号 閉会中の
継続調査の申し出についてを議題といたします。 お手元に配付してあります
議会発第3号をごらん願います。 本件については、
議案に記載のとおり各常任
委員会及び
議会運営委員会から閉会中の
継続調査事件一覧表に記載の事件について、現任期の閉会中もなお
継続調査を行いたい旨の申し出がありましたので、これを許可したいとするものであります。 お諮りいたします。ただいま議題となっております
議会発第3号は原案どおり可決するにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
川田一幸君) ご異議ないものと認めます。 よって、
議会発第3号は可決されました。 ここで、市長より発言の申し出がありますので、これを許します。市長。
◎市長(関口芳史君) 議長より発言の機会をいただきました。一言御礼を申し上げさせていただきたいと思います。 今ほどは平成29年度予算につきましてご議決を賜りまして、まことにありがとうございました。また、予算審査特別
委員会におきましてはさまざまなご意見を頂戴したわけであります。このことを十分尊重させていただいて、今後の予算執行に当たるとともに、市民の皆様へのサービスの向上にこれをしっかりと努めてまいる所存でございます。 さて、私の任期も残すところ1カ月余りということになりました。本
定例会で申し上げました繰り返しとなりますけれども、この任期8年を振り返りますと相次いで見舞われました自然災害、それを市議会議員の皆様、そして市民の皆様とともに克服をして、そして就任当初から数々挑戦してまいったことが少しずつではありますけれども、形となって幾つかの光明が見えてきたものというふうに感じております。この間皆様から絶大なるご支援と、そしてご協力を賜りましたことにこの場をおかりいたしまして厚く御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。 来る4月30日をもって任期を迎えるわけでありますが、時を同じくして行われます市議会議員の皆様の改選に当たりまして、ご勇退という大きなご決断をされた皆様もおられます。ともに市民のために、
十日町市のために市政を進めてまいりました皆様のご勇退はまことに残念ではございますけれども、これまでのそれぞれの議員各位のご尽力に心より敬意を表しますとともに、これからも
十日町市のさらなる発展を後押ししてくださいますように心からお願いを申し上げます。また、改選に臨まれる皆様におかれましては、市民の負託にお応えできますようにそれぞれの信念に基づいてご奮闘され、そしてこの場でまたお会いできますように心よりお祈りを申し上げる次第でございます。 何度も申し上げさせていただいたわけでありますけれども、私がこれから目指す大いなる目標は150年続いてきたこの中央集権的な流れを地方に押し戻すことでございます。そして、これも繰り返しになるんですが、揺るぎない私の信念であります選ばれて住み継がれるまちとおかまちの実現に向けまして、これからも邁進していく覚悟でございます。引き続き皆々様のご支援とご協力をお願いを申し上げまして、御礼のご挨拶とさせていただきます。この4年間まことにありがとうございました。
○議長(
川田一幸君) 私のほうからも一言ご挨拶をいたします。本日をもって、議員任期最終の議会が閉会となりますので、私からも一言ご挨拶を申し上げます。 議員定数を26人としてスタートした今期は、JR東日本信濃川発電所の水利権の更新、また第二次
十日町市総合計画など
十日町市の将来にわたる重要な案件等が山積する中で、予算、決算を初めとする幾多の懸案事項、さらに市民生活に深くかかわりのある重要かつ喫緊の課題について真摯な議論が重ねられてまいりました。議員各位のご尽力に衷心より深く感謝いたしますとともに、お礼を申し上げます。 また、市民の代表としてその重責を遺憾なく果たされたことに対しましても深く敬意を表したいと思います。議長就任以来、その職責を全うすることができましたのも皆々様のご厚情とご支援のたまものであると改めて厚く御礼を申し上げます。また、職員の皆様方からもご協力をいただき、大変感謝しております。 さて、私ども議員も来る4月30日をもって任期を迎えることになります。このたびの改選を機にご勇退される方もおられますが、くれぐれもご自愛の上、今後とも
十日町市の発展のためご支援くださいますようお願い申し上げたいと存じます。そして、改選後には議員24人による議会体制となるわけでございますが、議論を闘わせながらも一丸となって、より一層市民の負託に応えられる十日
町市議会となることを確信しております。改選に臨まれる皆様方のご奮闘を祈念申し上げ、お礼のご挨拶といたします。大変ありがとうございました。 本日の
議事日程は終了いたしました。 以上をもって今期
定例会に付議せられました事件は全て議了いたしました。 平成29年十日
町市議会第1回
定例会を閉会いたします。 午前11時37分 閉 会...