◆21番(
庭野茂美君) それでは、
厚生環境常任委員会の
審査報告を申し上げます。
審査の結果は、お手元の
委員会審査報告書のとおりですが、
付託議案の
概要説明は既に本会議で当局からされており、かつ
委員外議員の方々からは
委員会の傍聴いただいておりますので、私からは
審査の過程で出された質疑を幾つか申し上げたいと思います。
議案第24号
十日町市
手数料条例の一部を改正する
条例制定について、
委員から、せっかくの
住民基本台帳カード交付の
無償化であるので、効果が上がるよう期待するなどの意見があり、採決の結果、
全員賛成、
原案可決であります。 続いて、
議案第25号
十日町市
後期高齢者医療に関する
条例の一部を改正する
条例制定については、特に質疑はなく、採決の結果、
全員賛成、
原案可決であります。 次に、
議案第26号
十日町市
国民健康保険税条例の一部を改正する
条例制定について、
委員から、大幅な
値上げとなるわけだが、このような上げ幅になる前に予測できなかったか、所得に対する
国保税の
負担割合が1割以上になるが、
滞納対策を含め、どのように考えているのかという質疑があり、
所管課から、合併当初6億の
基金積み立てがあり、基金を取り崩して対応し、今年度末で当初9,000万円の
基金残を見込んでいたのだが、
基金残がなくなることが判明し、
値上げをお願いするに至った。納付が困難な世帯の相談に乗るなど、きめ細かな対応を行ってまいるという答弁があり、採決の結果、
賛成多数で
原案可決であります。 次に、
議案第27号
十日町市
敬老祝金支給条例の一部を改正する
条例制定について、
委員から、もう少し祝金の増額ができないかという質疑があり、
所管課からは、年々
対象者が増加しており、違った形のサービスも視野に入れて、継続してまいりたい旨の答弁がありました。採決の結果、
全員賛成、
原案可決であります。
議案第28号
十日町市児童の
医療費助成に関する
条例の一部を改正する
条例については、特に
委員からの質疑はなく、採決の結果、
全員賛成で
原案可決であります。 続いて、
請願第2号 350万人の
ウイルス性肝炎患者の救済に関する
意見書採択についての
請願について、
紹介議員から
趣旨説明を受けた後、質疑に入りました。
委員から、
請願内容を見ると全患者の救済とあるが、現状においては難しいのではないかという質疑がなされ、
紹介議員から、
請願趣旨はカルテのない患者が主体となっているとの回答があり、採決の結果、
賛成少数で不
採択となりました。 以上で
厚生環境常任委員会の
審査報告を終わります。
○議長(
涌井充君) 6件に対する質疑を許します。 質疑はないものと認めます。 これより
議案第26号
十日町市
国民健康保険税条例の一部を改正する
条例制定についてを起立採決いたします。 本件に対する
委員長報告は
原案可決であります。本件は
委員長の
報告どおり決するに
賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(
涌井充君) 起立多数であります。 よって、
議案第26号は可決されました。 これより
請願第2号 350万人の
ウイルス性肝炎患者の救済に関する
意見書採択の
請願を起立採決いたします。 本
請願に対する
委員長報告は不採択であります。本件は
採択することに
賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(
涌井充君)
起立少数であります。 よって、
請願第2号は不
採択と決しました。 お諮りいたします。ただいま議題となっております
議案第24号、
議案第25号、
議案第27号、
議案第28号、以上4件に対する
委員長報告は
原案可決であります。4件は
委員長の
報告どおり決するにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
涌井充君) ご異議ないものと認めます。 よって、
議案第24号、
議案第25号、
議案第27号、
議案第28号は可決されました。 〇
△
日程第5
議案第39号
平成22年度
十日町市
一般会計予算 議案第40号
平成22年度
十日町市
国民健康保険特別会計予算 議案第41号
平成22年度
十日町市
国民健康保険診療所特別会計予算 議案第42号
平成22年度
十日町市
老人保健特別会計予算 議案第43号
平成22年度
十日町市
後期高齢者医療特別会計予算 議案第44号
平成22年度
十日町市
介護保険特別会計予算 議案第45号
平成22年度
十日町市
簡易水道事業特別会計予算 議案第46号
平成22年度
十日町市
下水道事業特別会計予算 議案第47号
平成22年度
十日町市
松之山温泉配湯事業特別会計予算 議案第48号
平成22年度
十日町市
水道事業会計予算
○議長(
涌井充君)
日程第5
議事日程に記載の
議案第39号から
議案第48号までの
平成22年度各
会計予算10件を
一括議題といたします。 10件に関し、
平成22年度
予算審査特別委員会の
審査報告を求めます。
予算審査特別委員長。
◆12番(
羽鳥輝子君) それでは、これより
平成22年度の
予算審査特別委員会の
審査報告を申し上げます。
審査の結果につきましては、お手元に配付されました
報告書のとおりであります。
議案第39号
平成22年度
十日町市
一般会計予算、
議案第40号
国民健康保険特別会計予算から
議案第47号
平成22年度
十日町市
松之山温泉配湯事業特別会計8件及び
議案第48号
平成22年度
十日町市
水道事業会計予算、合わせて10件であります。いずれも
原案可決であります。 各分科会における
審査の詳細につきましては、先ほど行われました主査
報告のとおりでありますが、
予算審査特別委員会正副主査会議において、特に各分科会から出されました意見、要望について何点か申し上げますので、市長並びに行政当局におかれましては、市政運営に反映されますようお願い申し上げます。 最初に、一般会計歳入でありますが、当市の自主財源98億円のうち市税は61億円、62%で、人件費46億円、昨年比4%減となっているものの、人件費、扶助費、公債費の義務的経費の合計は134億円と自主財源では賄い切れない現状にあります。厳しい経済情勢を反映して、地域に活力を生む経済対策として普通建設事業の確保に努めておりますが、財源については長期財政計画を踏まえた地方債の発行に配慮するとともに、自主財源の確保に努めていただきたい。 続いて、歳出並びに特別会計についてであります。2款総務費でありますが、協働のまちづくりやコミュニティ活動支援、また地域協議会など、地域づくりは大きなテーマになっております。嘱託職員の配置や財政措置を含め、総合的対策と検討を深めていただきたい。 3款民生費については、要援護世帯に対する除排雪支援事業の要件緩和と拡大を初め、地域支援事業のより一層の充実に努めていただきたい。 4款衛生費では、資源ごみ収集における有価物については、他の自治体の取り組みも研究され、より具体的に売却による財源確保に向けた検討と対応を早急に図っていただくことを望みます。 6款農林水産業費では、農業政策の転換により、農家に不安と戸惑いが広がっております。新しい制度の周知徹底を図るとともに、農家経営を守るために
十日町市のあり方を農家にわかりやすい形で示していただきたい。 7款商工費について、大地の芸術祭は4回の開催の中で、マスコミを媒介として
十日町市の情報発信がより多くなされ、地域の活性化が図られてきました。今後は、施設(ステージ)の維持管理に努め、地域資源を活用し、利用増を図りながら、次回開催に向け、活発な意見交換を進めていただきたい。 10款教育費においては、教育施設などの借地は、地権者の方々にご理解をいただきながら、段階的に取得していくことを進めていただきたい。また、教育施設の
指定管理に当たっては、契約完了までの自覚と責任を持って業務に当たるべく、当局と
指定管理者の間で十分な協議を願いたい。 次に、特別
会計予算についてであります。国民健康保険特別会計におきましては、
国保税の
値上げが新たな滞納者を生み出す危険性があることから、その対応を図ってほしい。 介護保険特別会計においては、包括支援センター、介護予防、生きがい対策への積極的な取り組みを望みます。 以上、歳入歳出について幾つか要望いたしました。 選ばれて住み継がれる
十日町市を目指した関口市政最初の予算編成であります。今後さらなる地域経済の活性化と財政健全化の推進に向けたまちづくりに邁進されますことをご期待申し上げます。 最後に、
平成22年度
予算審査特別委員会設置以来ご審議いただきました各
委員会の皆様、また行政職員各位に感謝申し上げます。 以上で
委員長報告といたします。
○議長(
涌井充君) 10件に対する質疑を許します。 質疑はないものと認めます。 ただいま議題となっております
平成22
年度予算10件を討論に付します。村山邦一君。
◆23番(村山邦一君) それでは、日本共産党議員団を代表いたしまして、
議案第39号
平成22年度
十日町市
一般会計予算、
議案第40号
平成22年度
十日町市
国民健康保険特別会計予算、
議案第43号
平成22年度
後期高齢者医療特別会計予算、
議案第44号
平成22年度
十日町市
介護保険特別会計予算の4
会計予算に反対の立場で発言をさせていただきます。 昨年の総選挙では、自公政権を退場させ、鳩山政権が誕生いたしました。政治を変えたいとの国民の願いにこたえ、旧来の政治をどう転換し、国民の
暮らしと日本経済をどう立て直すか注目いたしましたが、残念ながらその期待を裏切るものとなっています。 その1つは、自公政権が続けてきた社会保障削減路線を変えることなく、国民の負担を強める結果になっていることでございます。
後期高齢者医療制度は、公約であった廃止を先送りし、65歳以上を別枠にした保険制度と保険料
値上げを検討しています。 2つ目は、雇用破壊の焦点となっていた労働者派遣法の改正は、抜け穴だらけの欠陥法になっていることでございます。 3つ目は、経済対策と称して44兆円もの巨額の公債を発行し、公債依存度は48%と史上最高となり、長期債務残高は国、地方合わせて850兆円も見込んでいることです。その一方で、大企業や大資本家への優遇税制を温存し、
消費税増税を示唆するなど、庶民増税を進めようとしているのは重大で、私どもは認めることはできません。 この経済危機から国民の
暮らしを守り、日本経済を立て直すために、大企業の巨額の内部留保と利益を社会に還元させて、雇用、中小企業を守ること、自公政権が続けてきた社会保障削減路線による傷跡を是正し、拡充すること、軍事費と大企業、大資本家減税という2つの聖域にメスを入れて財源を確保し、庶民増税の不安を解消することが必要でないかと思っております。 このような国の財政政策のもとで、
平成22年度の
十日町市予算案はどのようになっているのでありましょうか。 1つは、市税が大幅後退、国の諸税交付金が後退する中、地方交付税の増額、国、県補助金の増額、そして10億円にも及ぶ市債の発行によって、前年比18億4,700万円、率にして6.0%もの拡大予算となっております。このような経済の実態と離れた拡大予算は、赤信号ではないかと思い、また長続きはしない。そして、後年度負担となってはね返ってくることは必至ではないかと思うのでございます。古い従来型の枠組み市政の発想と言わざるを得ないと思っております。大型公共事業による景気、経済対策のゆがみと破綻は証明済みではございませんか。クロアチアピッチのクラブハウス建設、賑わい空間事業、大規模企業立地奨励金、ふるさと雇用再生基金や合併特例債振興基金による事業には慎重な検討が必要であり、今こそ内発的産業構造への転換に真剣に向かうときではないでしょうか。 2つ目は、子育て世代支援や高齢者支援策、体の不自由な市民への支援策の拡充など、福祉、
暮らしの応援の事業は前進しておりますが、国民健康保険料を1世帯16万7,000円、1人当たり8万8,000円、率にして18.6%も引き上げたのは、結局市民負担を強めるものでございます。 3つ目は、「大胆な市役所改革・行政改革」と称して4部制、6部長体制。政策立案機能の強化と少数精鋭の集団をつくるためとして、人材をどうして国に求めるのか、このような手法では人材が育たないのではないか、理解に苦しむものでございます。500人体制に向け、新採用が3人、22年度職員数は前年比マイナス36人の643人、しかし臨時職員は380人を見込んでいます。支所や現場での職員を減らして、結局は市民へのサービス低下になるのではないですか。危惧をせざるを得ません。 以上のような市政の問題点及び市民からの要望や提案がどのように生かされているか。将来を見据えて、優先順位も含め、見直す事業はないのかどうか。住民への負担増はないのか。市民の
暮らしと営業を守り、支える防波堤の役割を果たせるか。市民と行政の真の協働のために、幾つか課題の提起と要望を申し上げたいと思っております。 1、
十日町病院の早期改築、高度医療化のために、そして松代病院については県立維持の住民意思を尊重し、地域医療の充実を図るよう全力で取り組んでいただきたい。
十日町市民にとって、生存権にかかわると言っても過言ではないでしょうか。最優先課題であると思っております。 2つ目、JR東日本信濃川発電所不正取水についてでございます。JR東日本は、申請期限の1カ月延長を申請し受理されました。共生のために課題は幾つかありますが、JR東日本には信濃川のあるべき姿の検討が全く見えない。まずは、川の環境、景観など、あるべき全体像の検討を優先すべきではないでしょうか。また、取水量についての検討をしないことで認めていることや、市民が歴史的にこうむってきた損害に対する賠償も大きな課題ではないでしょうか。 3つ目、農業の問題では戸別所得補償制度に向けてモデル事業が導入されますが、全国一律の米価と生産費で算出されており、しかも生産費は8割と低く抑えられています。また、肝心の価格保証と米輸入など改善されていません。米価下落対策が不十分で今後の改善を強く要望するとともに、同時に実施されます水田利活用自給力向上事業への市独自の支援に力を入れるよう要望をいたします。 4点目、市民の要望が強い生活道路の整備は、新設を含めてことしは29路線ですが、計画的な整備の促進、消雪パイプの市民負担の解消、流雪溝の拡充、市道除雪の住民負担の廃止、認定外道路除雪の見直しを進めるとともに、要援護世帯の屋根雪処理券について、市内に子供のいる世帯も対象とするなどの要件を緩和していただきたい。また、高齢化集落へは集落安心づくり事業、冬期保安要員制度の充実、地域おこし協力隊設置事業などの活用で支援を強めていただきたいと思います。 5点目、雇用対策として、市として直ちに実施できる臨時職員の労働条件の改善と、特に保育所の正職員をふやす努力をしていただきたい。 6点目、第5回大地の芸術祭を計画されていますが、3回までの10年間の事業費総額91億円、アートフロントギャラリー、北川氏委託料17億円、公共事業でありながら作家の作品は個人情報で公表ができないという不透明な手法は、市民から長年にわたり強い批判の声がございます。このような税金の使われ方には、私どもは同意することはできません。企画立案は、アートフロントギャラリー、北川フラム氏に丸投げし、近年は
指定管理者としても進出をしています。北川氏へのディレクター料は、つかみ金、値切り金と担当が表現するように根拠が示されていません。北川氏は、新潟市美術館の館長をしていましたが、美術館の中に水と土を持ち込みカビやクモを発生させるなど、その任を更迭されたと報道されております。今後も今までどおりの北川氏の処遇でよいのか、当市としても真剣に検討すべきではないのではないでしょうか。地元文化人の活動を支援し、市民参加による文化の振興こそ地域活性化、協働のまちづくりだと考えているものでございます。 次に、
議案第40号 国民健康保険、
議案第43号
後期高齢者医療、
議案第44号 介護保険の各特別
会計予算についてでございます。 国民健康保険税は18.6%の
値上げで、軽減制度があるとはいえ、所得300万円の夫婦子供2人世帯では
値上げ後43万3,600円となり、改正前より8万2,000円アップとなり、所得に占める割合は14.5%、
値上げ率は23.4%、これは負担の限度を超える額でございます。今でも生活苦から保険税を払いたくても払えない人がふえている中での
値上げでございます。「人に優しいまちづくり」、「選ばれて住み継がれる
十日町」とは言えないのではないでしょうか。一般会計からの繰り入れや国庫補助の増額を求めていただきたいと思います。
後期高齢者医療制度は、現政権も高齢者いじめの差別医療制度だと廃止を言ってきましたが、4年後に先送り、収入が少ない高齢者でも世帯主の収入によって保険料が決まる制度に高齢者の怒りを呼んでおります。 介護保険制度は、保険料、利用料の軽減でだれもが安心してサービスが受けられる仕組みにするとともに、介護施設で働く職員の待遇改善を強く求めたいと思います。 以上申し上げまして、反対の討論といたします。
○議長(
涌井充君) 鈴木一郎君。
◆15番(鈴木一郎君) それでは、私は本議会に上程されました
議案第39号
平成22年度の
十日町市
一般会計予算歳入歳出並びに
議案第40号から
議案第47号までの8つの特別会計及び
議案第48号
平成22年度
十日町市
水道事業会計予算について、
賛成の立場からその理由を述べさせていただきます。 昨年、国においては政権交代という政治の大きな変換がなされました。「コンクリートから人へ」というスローガンも円高、デフレの猛威にかき消された感もあり、いまだ地域経済を取り巻く状況、特に中小企業の経営環境は非常に厳しい状況にあります。そういった状況の中にあっても、今国会での新
年度予算は、公共事業の大幅な削減等により、地域経済の悪化に追い打ちをかけた状況であります。このように地域経済が疲弊していく中での市の予算組み立てには大変な知恵と労力が必要であったであろうと推察するところであります。 「選ばれて住み継がれる
十日町市」の実現に向けて、市長、副市長、教育長はもとより、市職員、そして我々議員の理解のもと、手当、給与の特例減額による3年間一定の財源確保、職員の削減等による経費の削減など、文字どおり我が身を削りながらの予算確保に向けた努力は、市民からは一定の理解と賛意がいただけるものと考えるところであります。 そういった努力の中、一般会計の予算規模は328億8,300万と、前年対比18億4,700万、6%増の予算が組まれ、とりわけ投資的経費には前倒しの2月補正を含め大幅な増となり、地域経済に大きく貢献する予算となっています。4つの重大施策別事業の中の「人に優しいまちづくり」では、小学6年生までのすべての児童の医療費について、一部の負担金を超えた額の助成を
十日町市独自に実施、また国を挙げて取り組んでいる環境対策において、市として住宅用太陽光発電システムを導入する場合には、1戸当たり28万円を上限として補助する。「活気ある元気なまちづくり」では、当間多目的グラウンド整備事業でクラブハウスの建設に着手、若者に夢と希望を与え、「安全・安心なまちづくり」では市道等さまざまな社会基盤整備を実施するなど、地域経済の活性化のために多くの予算を活用しているなど、前向きな予算編成は大きく評価できるものであります。また、本市の産業の大きな一つの柱でもあります観光にもさまざまな事業展開をし、誘客につなげる努力も見られます。景気が低迷している中での市政運営には大変な苦労と努力が必要であります。 国の政策が変更され、市民の不安が高いときこそ市の役割が大切であり、地場産業への支出をより効率的に行うことが大変重要と考えます。国の削減予算が提示されるときこそ市の指導力を発揮するときであり、今後の予算執行に期待をするところであります。 最後に、当市の重要課題であります清津川、信濃川の水の問題、また
十日町病院の問題と市民の関心が高い、そして間違いのない判断をしなくてはならない問題も、早期構築を目指し積極的に行動していただきたいことを申し上げまして、
平成22年度一般会計並びに特別会計及び
水道事業会計予算の
賛成の討論といたします。
○議長(
涌井充君) 討論は終結したものと認めます。 これより
議案第39号
平成22年度
十日町市
一般会計予算を起立採決いたします。 本件に対する
委員長報告は
原案可決であります。本件は
委員長の
報告どおり決するに
賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(
涌井充君) 起立多数であります。 よって、
議案第39号は可決されました。 これより
議案第40号
平成22年度
十日町市
国民健康保険特別会計予算を起立採決いたします。 本件に対する
委員長報告は
原案可決であります。本件は
委員長の
報告どおり決するに
賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(
涌井充君) 起立多数であります。 よって、
議案第40号は可決されました。 これより
議案第43号
平成22年度
十日町市
後期高齢者医療特別会計予算を起立採決いたします。 本件に対する
委員長報告は
原案可決であります。本件は
委員長の
報告どおり決するに
賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(
涌井充君) 起立多数であります。 よって、
議案第43号は可決されました。 これより
議案第44号
平成22年度
十日町市
介護保険特別会計予算を起立採決いたします。 本件に対する
委員長報告は
原案可決であります。本件は
委員長の
報告どおり決するに
賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(
涌井充君) 起立多数であります。 よって、
議案第44号は可決されました。 お諮りいたします。ただいま議題となっております
議案第41号、
議案第42号及び
議案第45号から
議案第48号までの4件、合わせて6件の
平成22
年度予算に対する
委員長報告は
原案可決であります。6件は
委員長の
報告どおり決するにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
涌井充君) ご異議ないものと認めます。 よって、
議案第41号、
議案第42号、
議案第45号、
議案第46号、
議案第47号、
議案第48号は可決されました。 〇
△
日程第6
議案第51号
工事請負契約の締結
○議長(
涌井充君)
日程第6
議案第51号
工事請負契約の締結についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。財政課長。
◎財政課長(福崎良昭君) それでは、
議案書の1ページをお願いいたします。
議案第51号
工事請負契約の締結についてでございます。 市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する
条例の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 1つとして、
工事番号及び工事名でございます。十川市第9号、上野保育園改築(川西子育て支援センター併設)事業でございます。それの本体建築工事でございます。 2として、請負金額1億5,193万5,000円。 3、契約の相手方は、株式会社丸山工務所でございます。 次ページをお願いいたします。参考資料としまして、建設工事請負仮契約書でございます。3で工期でございますが、その(3)、完成期限は
平成22年11月30日を予定しておるところでございます。 次ページ、10、その他のなお書き以降でございますが、この仮契約について、市議会の議決を経たときは、これを本契約とみなすものでございます。 説明は以上でございます。よろしくご審議のほどお願いいたします。
○議長(
涌井充君) 本件に対する質疑を許します。 質疑はないものと認めます。 これより
議案第51号
工事請負契約の締結についてを起立採決いたします。 本件は原案どおり可決するに
賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(
涌井充君) 起立全員であります。 よって、
議案第51号は可決されました。 〇
△
日程第7
議案第52号
十日町市職員の
育児休業等に関する
条例の一部を改正する
条例制定 議案第53号
十日町市
職員団体のための職員の行為の制限の特例に関する
条例の一部を改正する
条例制定
○議長(
涌井充君)
日程第7
議案第52号
十日町市職員の
育児休業等に関する
条例の一部を改正する
条例制定について、
議案第53号
十日町市
職員団体のための職員の行為の制限の特例に関する
条例の一部を改正する
条例制定について、以上2件を
一括議題といたします。 提出者の説明を求めます。
総務課長。
◎
総務課長(上原伸一君) それでは、
追加議案書4ページ、
議案第52号
十日町市職員の
育児休業等に関する
条例の一部を改正する
条例制定についてでありますが、これは6ページの
議案第53号
十日町市
職員団体のための職員の行為の制限の特例に関する
条例の一部を改正する
条例制定についてと関連がございますので、一括して説明をさせていただきます。 この2件の
条例の一部改正でございますが、本日議決をいただきました
十日町市職員の勤務時間、
休暇等に関する
条例の一部改正及び
十日町市職員の給与に関する
条例の一部改正と同様に、
平成22年4月1日から施行されます改正労働基準法におきまして、月に60時間を超える時間外勤務の手当支給率を引き上げて、引き上げ分の手当支給にかえて代休を取得することができるとされたことに伴う改正でございますが、この2件につきましては
条例準則の改正通知が
定例会の初日に間に合わなかったということがございまして、今回
追加議案として提案をさせていただくものでございます。 まず、
議案第52号の
十日町市職員の
育児休業等に関する
条例の一部を改正する
条例制定についてご説明を申し上げます。新旧対照表、
条例要旨がございます。ともに1ページでございますが、
条例要旨のほうごらんをいただきたいと思います。今ほど申し上げましたように、この
条例の趣旨は、労働基準法の改正によりまして、月60時間を超える時間外勤務に係る新しい制度がこの4月から施行されますことから、育児短時間勤務職員及び任期つき短時間勤務職員につきましても一般職員と同様の取り扱いとするために、
条例の一部を改正をするものでございます。
条例第17条関係は育児短時間勤務職員について、その下の第21条関係は任期付短時間勤務職員についての改正でございます。 附則は、
条例施行日を
平成22年4月1日とする規定であります。 なお、当市にはこの育児短時間勤務職員、それから任期付短時間勤務職員、これはどちらもおりません。 次に、6ページでございます。
議案第53号
十日町市
職員団体のための職員の行為の制限の特例に関する
条例の一部を改正する
条例制定についてでございます。これは、
条例要旨の3ページのほうごらんをいただきたいと思いますが、これにつきましても時間外勤務代休時間を取得できるという制度がこの4月から施行されることから、
条例に定められております給与を受けながら
職員団体のための業務を行うことができる期間というものに当該代休時間を加えるために
条例の第2条を改正をし、あわせて文言を整理をするというものでございます。 附則は、
条例の施行日を
平成22年4月1日とするという規定でございます。 説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いを申し上げます。
○議長(
涌井充君) 2件に対する質疑を許します。 質疑はないものと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております
議案第52号、
議案第53号は原案どおり可決するにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
涌井充君) ご異議ないものと認めます。 よって、
議案第52号、
議案第53号は可決されました。 〇
△
日程第8
議案第54号
平成21年度
十日町市
一般会計補正予算(第9号)
議案第55号
平成21年度
十日町市
簡易水道事業特別会計補正予算(第7号)
議案第56号
平成21年度
十日町市
下水道事業特別会計補正予算(第7号)
○議長(
涌井充君)
日程第8
議事日程に記載の
議案第54号から
議案第56号までの
平成21年度各会計補正予算3件を
一括議題といたします。 提出者の説明を求めます。財政課長。
◎財政課長(福崎良昭君) それでは、7ページをお願いいたします。
議案第54号
一般会計補正予算(第9号)でございます。第1条で歳入歳出それぞれ1億5,000万円を追加し、総額を394億840万9,000円とするものでございます。 第2条は、繰越明許費の設定でございます。 10、11ページまでお進みください。第2表の繰越明許費でありますが、10ページから14ページまで、89件で23億4,717万6,000円であります。内訳でありますが、昨年7月17日に議決いただきました経済危機対策臨時交付金事業が11件で6,301万3,000円、ことし2月12日に議決いただきましたきめ細かな臨時交付金事業が18件で4億8,554万9,000円、それと同日行われました地域活力基盤創造交付金事業、これが7件、1億9,416万8,000円、それと今議会の初日に議決いただきました公共投資臨時交付金事業が9件で10億6,965万1,000円、そのほか通常の繰り越し分が44件で5億3,479万5,000円でございます。 なお、この繰越明許費の設定は、翌年度に繰り越して使用できる金額の上限額という考え方でありますので、若干ゆとりを持って金額の計上をしてございます。3月31日までに工事が完了し、検査を受けたものですとか、備品購入等で納品が間に合ったものについては21年度の歳出になりますので、実際22年度に繰り越して使用する金額はこれを下回りますが、その繰越額については、6月の定例議会において繰り越し計算書として
報告をさせていただきます。 18、19ページまでお進みください。歳入でございます。まず、一番上の枠ですが、10款1項1目の地方交付税、説明欄で普通交付税4,534万9,000円の追加でございます。今回の補正で今年度の普通交付税のすべてを予算化いたしました。その1行下の特別交付税560万9,000円の追加でございます。ことしの冬の降雪状況等を考慮しまして、予算額よりは多く交付されるものと推測されることから、この後ご説明しますが、歳出のほうで財政調整基金を1億5,000万円にするために、特別交付税のところで調整させていただきました。 2つ目の囲みになりますが、14款2項1目総務費国庫補助金でございます。説明欄で地域活性化・きめ細かな臨時交付金3,989万2,000円の追加でございます。国の交付総額が5,000億円のそのうち交付を留保しておりました500億円の追加交付で、当市への交付額でございます。 その下、20款5項2目の雑入でございます。説明欄で新潟県市町村振興協会基金交付金5,915万円でございます。これは、新潟県市町村振興協会がサマージャンボ宝くじの収益金を原資として基金特別会計を設け、市町村に対する長期貸し付け等を実施してきましたが、今回の公益法人改革に伴う新制度の趣旨にのっとって、市町村振興に資するため、基金交付金交付事業を創設いたしました。そのことに伴いまして、当市への交付額がこの額でございます。 次ページお願いいたします。歳出、2款1項5目財産管理費でございます。説明欄で010、05の25財政調整基金積立金1億5,000万円でございます。21年度の財源に若干余裕が出ましたので、これを財政調整基金に積み立てを行うものでございます。 次のページお願いいたします。繰越明許費の説明書でありますが、22ページから31ページまでは、それぞれの事業の繰り越し事由を記載した説明書を添付をさせてもらったものでございます。 32ページをお願いいたします。
議案第55号
簡易水道事業特別会計補正予算(第7号)でございます。第1条は、繰越明許費の設定でございます。 次ページ、33ページでございますが、第1表で繰越明許費でございます。ごらんのとおり、8件で4,995万円でございます。2月に予算計上いたしましたきめ細かな臨時交付金事業が主なものでございます。 36ページお願いいたします。
議案第56号
下水道事業特別会計補正予算(第7号)でございます。第1条は、繰越明許費の設定でございます。 次ページは、第1表で繰越明許費でございます。ごらんのとおり、3件で8,860万円でございます。 説明は以上でございます。審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(
涌井充君) 3件に対する質疑を許します。 質疑はないものと認めます。 これより
議案第54号
平成21年度
十日町市
一般会計補正予算を起立採決いたします。 本件は原案どおり可決するに
賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(
涌井充君) 起立全員であります。 よって、
議案第54号は可決されました。 お諮りいたします。ただいま議題となっております
議案第55号、
議案第56号は原案どおり可決するにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
涌井充君) ご異議ないものと認めます。 よって、
議案第55号、
議案第56号は可決されました。 〇
△
日程第9
議会発第2号 閉会中の
継続調査の申し出
○議長(
涌井充君)
日程第9
議会発第2号 閉会中の
継続調査の申し出についてを議題といたします。 お手元に配付してあります
議会発第2号をごらん願います。 本件については、
議案に記載のとおり、各常任
委員会及び
議会運営委員会から閉会中の
継続調査事件一覧表に記載の事件について、
平成22年度閉会中もなお
継続調査を行いたい旨の申し出がありましたので、これを許可したいとするものであります。 お諮りいたします。ただいま議題となっております
議会発第2号は原案どおり可決するにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
涌井充君) ご異議ないものと認めます。 よって、
議会発第2号は可決されました。 〇
△
日程第10
議会発第3号
議員派遣
○議長(
涌井充君)
日程第10
議会発第3号
議員派遣についてを議題といたします。 お手元に配付してあります
議会発第3号をごらん願います。
議会発第3号は、
議案に記載のとおり、地方自治法第100条及び会議規則第159条の規定に基づき、
議員派遣を行いたいとするものであります。 お諮りいたします。ただいま議題となっております
議会発第3号は原案どおり可決するにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
涌井充君) ご異議ないものと認めます。 よって、
議会発第3号は可決されました。 〇
△
日程第11
議会発第4号
農業農村整備(
土地改良)
事業予算の確保に関する
意見書
○議長(
涌井充君)
日程第11
議会発第4号
農業農村整備(
土地改良)
事業予算の確保に関する
意見書を議題といたします。 提出者の説明を求めます。小嶋武夫君。
◆13番(小嶋武夫君) それでは、
意見書を朗読いたします。
農業農村整備(
土地改良)
事業予算の確保に関する
意見書 農業農村整備事業は、豊かな自然の中で歴史と地域文化をはぐくみ、国土保全や水源涵養等とあわせ、当地域の農業生産や生活環境の向上に重要な役割を果たしてきました。 そのような中、新政権による事業仕分けで農道整備事業の廃止やかんがい排水事業の縮小の方針が出され、
平成22
年度予算編成は
農業農村整備事業費の大幅削減という内容で進められています。
事業予算の大幅な削減は、継続地区は事業期間が延伸されて事業効果の発現が遅延し、新規地区については採択の見込みがつかない状況となります。 また、過疎地、特別豪雪地にある中山間地域は、現状の立地条件では農作業等に条件不利地を多く抱え、今後の営農、そして集落の継続に大きな不安を抱えることになり、新規
採択を目指して地区内の結束を図ってきた和合が崩壊し、地域全体の活力が低下することも懸念されます。
農業農村整備事業は、農業の生産性向上や農業構造の改善に資する農業政策の根幹をなす事業であり、新たに導入される戸別所得補償制度と一体的に展開されなければならない政策であります。 つきましては、
農業農村整備事業の重要性をご理解いただき、大幅な事業費の削減による地域への影響を緩和し、下記事項を実現するよう強く要望します。 記 1.農業現場の実情を十分踏まえ、また世界的食料難が今後想定される中、自国の食料自給率や農業・農村に与える影響を十分考慮し、
農業農村整備事業の予算を確保すること。 以上、地方自治法第99条の規定により
意見書を提出します。
○議長(
涌井充君) 本件に対する質疑を許します。 質疑はないものと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております
議会発第4号は原案どおり可決するにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
涌井充君) ご異議ないものと認めます。 よって、
議会発第4号は可決されました。 なお、
意見書の提出先につきましては議長に一任願います。 本日の
議事日程は終了いたしました。 次回会議は、会議規則第10条第3項の規定により、議長が通知します。 本日の会議はこれにて散会いたします。 午前11時48分 散 会...