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06月20日-委員長報告、質疑、討論、採決-05号

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  1. 十日町市議会 2007-06-20
    06月20日-委員長報告、質疑、討論、採決-05号


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    最終取得日: 2021-04-29
    平成19年  6月 定例会(第2回)          平成19年第2回十日町市議会定例会会議録             平成19年6月20日(第5日目)1. 出席議員(36名)    1番 仲 嶋 英 雄 君  2番 鈴 木 和 雄 君  4番 小 林 弘 樹 君    5番 宮 沢 幸 子 君  6番 高 波 益 勇 君  7番 阿 部 晃 一 君    8番 近 藤 紀 夫 君  9番 安 保 寿 隆 君 10番 羽 鳥 輝 子 君   11番 小 嶋 武 夫 君 12番 飯 塚 茂 夫 君 13番 鈴 木 一 郎 君   14番 鈴 木 善 雄 君 15番 相 沢 正 平 君 16番 太 田 祐 子 君   17番 涌 井   充 君 18番 川 田 一 幸 君 19番 山 賀 子 平 君   20番 佐 藤 栄 市 君 22番 小 林 正 夫 君 23番 庭 野 茂 美 君   24番 山 岸 角太郎 君 25番 村 山 邦 一 君 26番 尾 身 隆 一 君   27番 庭 野 政 義 君 28番 山 本 耕 一 君 29番 宮 嶋 正 一 君   30番 根 津 東 六 君 31番 吉 楽 正 実 君 32番 桑 原 清 一 君   33番 高 橋 洋 一 君 34番 押 木   貢 君 35番 村 山 耕 司 君   36番 北 村 公 男 君 37番 小 堺 清 司 君 38番 高 橋 平 八 君                                              1. 欠席議員(2名)    3番 貝 沢 洋 次 君 21番 庭 野 雅 弘 君                                              1. 欠  員(2名)                                              1. 事務局職員   事 務 局 長  上 村 良 一 君      次     長  清 水   泉 君   議 事 係 長  水 落 文 一 君      主     任  山 本 勝 利 君   主     任  池 田 里 美 君                                                    1. 説明のため出席した者   市     長  田 口 直 人 君      副  市  長  大 島 貞 二 君   副  市  長  丸 山 俊 久 君      教  育  長  村 山   潤 君   川 西 支 所 長  田 村 允 伸 君      中 里 支 所 長  吉 楽 克 之 君   松 代 支 所 長  関 谷 英市郎 君      松之山支 所 長  小野塚 良 雄 君   総 務 課 長  池 田 春 夫 君      総 合 政策課長  南 雲   晃 君   財 政 課 長  蔵 品 泰 治 君      税 務 課 長  竹 内 増 蔵 君   市 民 生活課長  広 田   孝 君      防 災 安全課長  大 口 守 一 君   介 護 国保課長  高 橋 明 夫 君      福 祉 課 長  市 川   講 君   健 康 支援課長  池 田 則 夫 君      農 林 課 長  樋 口 秀 雄 君   産 業 振興課長  福 崎 良 昭 君      観 光 交流課長  小 堺 定 男 君   建 設 課 長  高 橋 久 光 君      克 雪 維持課長  高 橋 博 行 君   会 計 管 理 者  工 藤 房 子 君      上 下 水道局長  星 名 敏 雄 君   教 育 総務課長  樋 口 一 雄 君      学 校 教育課長  井ノ川 茂 徳 君   生 涯 学習課長  大 島   勉 君      ス ポ ーツ振興  山 田 真 一 君                           課     長                                              1. 議事日程 第5号                           平成19年6月20日 午前10時 開議     諸般の報告                                     第 1 議案第 12号 十日町大石辺地総合整備計画の策定                     議案第 74号 十日町中立山辺地総合整備計画の策定                                               (以上 総務常任委員長報告) 第 2 議案第 75号 十日町道路占用料条例の一部を改正する条例制定               議案第 76号 十日町市営住宅条例の一部を改正する条例制定                                          (以上 建設企業常任委員長報告) 第 3 請願第  8号 30人以下学級の実現、義務教育費国庫負担制度の堅持をはじめとする教             育予算の充実を求める請願                                                   (以上 社会文教常任委員長報告) 第 4 議案第 86号 工事請負契約の締結                         第 5 議会発第17号 議員派遣                              第 6 議会発第18号 30人以下学級の実現、義務教育費国庫負担制度国庫負担率堅持を初め             とする教育予算の充実を求める意見書                                                              1. 本日の会議に付した事件    日程第1      │    日程第6                       〇                                     午前10時00分    開  議 ○議長(高橋平八君)   これより平成19年十日町市議会第2回定例会第5日目の会議を開きます。  ただいままでの出席議員数は36人であります。欠席届のあった方は、貝沢洋次君、庭野雅弘君であります。  本日の議事日程は、配付いたしておきましたとおり、日程第1から第6までの8件であります。  ただいまから表彰状伝達式を行います。 ◎事務局長上村良一君)   昨日東京で開催されました第83回全国市議会議長会定期総会の席上で表彰されました方々の表彰状伝達式を行います。  お名前を読み上げますので、前の方にお進み願います。  正副議長在職4年以上表彰、小堺清司様。  小堺議員におかれましては、議長会表彰規定によりまして松代町議会正副議長在職期間を換算しての市議会正副議長在職4年以上でございます。  続きまして、市議会議員在職15年表彰、村山耕司様。  村山議員におかれましては、北信越市議会議長会からも在職15年の表彰を受けておりますが、議場では全国市議会議長会表彰伝達のみとさせていただきます。    表彰状 正副議長在職4年以上 小堺清司殿    表彰状 議員在職15年 村山耕司殿  続きまして、平成18年度全国市議会議長会評議員を務められました高橋議長の職責に対し全国市議会議長会から感謝状が贈呈されましたので、伝達を行います。    感謝状 全国市議会議長会評議員 高橋平八殿  以上で表彰状伝達式を終わらせていただきます。 ○議長(高橋平八君)   議会運営委員会の報告について、6月15日議会運営委員会が開催されましたので、その結果について議会運営委員会の報告を求めます。議会運営委員長。 ◆31番(吉楽正実君)   おはようございます。6月15日午前9時から6月定例会追加議案等に係る議案運営委員会が開催されましたので、その結果について報告を申し上げます。  お手元に配付の第2回定例会議案付託表追加分をごらん願います。議案第86号、議会発第17号、議会発第18号の3件については、簡易採決による即決といたします。  以上で報告を終わります。 ○議長(高橋平八君)   ご苦労さまでした。                       〇 △諸般の報告 ○議長(高橋平八君)   諸般の報告であります。昨日東京で開催されました第83回全国市議会議長会定期総会の概要については、お手元の報告書をごらん願います。                       〇 △日程第1 議案第12号 十日町大石辺地総合整備計画の策定      議案第74号 十日町中立山辺地総合整備計画の策定 ○議長(高橋平八君)   日程第1 議案第12号 十日町大石辺地総合整備計画の策定について、議案第74号 十日町中立山辺地総合整備計画の策定について、以上2件を一括議題といたします。  2件に関し、総務常任委員会審査報告を求めます。総務常任委員長。 ◆17番(涌井充君)   おはようございます。それでは、3月議会での総務常任委員会継続審査となりました議案と、今議会総務常任委員会に付託されました議案に関する審査報告を申し上げます。  当委員会継続審査となりました案件と、今議会付託されました案件につきましては、お手元に配付されました委員会報告書のとおりであります。  それでは、順を追って審査の経過について申し上げますが、議案の概要説明につきましては既に本会議におきまして担当所管課長よりなされておりますので、ここでは説明を省かせていただきます。  初めに、継続審査となっておりました議案第12号 十日町大石辺地総合整備計画の策定についてであります。本件については、3月議会で継続審査となり、5月30日には常任委員会で閉会中の審査を行ったところですが、このたび提出者から議案を撤回したい旨の請求がありました。議案撤回の事由について丸山副市長から説明を求め、審査に入りました。審査の過程では、拙速に過ぎた、今後理解を得るにはどのくらいの時間と手だてをされるのかと、今回の撤回によりとりあえず時間をいただいたことに地元としても喜んでいるとの意見や質疑がありました。議案第12号について申し出のとおり撤回を認めることに異議がないかをお諮りいたしたところ、全員異議ないものと認め、よって議案第12号は撤回を認めることに決定をいたしました。  次に、議案第74号 十日町中立山辺地総合整備計画策定についてであります。審査の過程で委員から、今後バスの交通確保辺地計画と、辺地にならないバス交通計画はあるのかと、全市の辺地債の全容がわかる一覧表の提出との質疑がありました。課長より、一覧表があるので、後日配付するとの答弁があり、採決の結果、全員賛成原案可決であります。  以上で総務常任委員会審査報告を終わります。 ○議長(高橋平八君)   2件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。ご苦労さまでした。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第12号、議案第74号に対する委員長報告は撤回、原案可決であります。2件は委員長の報告どおり決するにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(高橋平八君)   ご異議ないものと認めます。  よって、議案第12号、議案第74号は総務常任委員長報告どおり撤回、可決されました。                       〇 △日程第2 議案第75号 十日町道路占用料条例の一部を改正する条例制定      議案第76号 十日町市営住宅条例の一部を改正する条例制定 ○議長(高橋平八君)   日程第2 議案第75号 十日町道路占用料条例の一部を改正する条例制定について、議案第76号十日町市営住宅条例の一部を改正する条例制定について、以上2件を一括議題といたします。  2件に関し、建設企業常任委員会審査報告を求めます。建設企業常任委員長。 ◆27番(庭野政義君)   おはようございます。建設企業常任委員会審査報告を申し上げます。  当委員会に付託されました案件につきましては、お手元の委員会審査報告書のとおりであります。  それでは、審査の経過について申し上げますが、議案の概要説明については既に本会議において当局からなされておりますので、ここでは説明を省かせていただきます。  議案第75号 十日町道路占用料条例の一部を改正する条例制定について、所管課からの補足説明があり、審査に入りました。採決の結果、全会一致原案可決であります。  次に、議案第76号 十日町市営住宅条例の一部を改正する条例制定について、採決の結果、全会一致原案可決であります。  以上で建設企業常任委員会審査報告を終わります。 ○議長(高橋平八君)   2件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。ご苦労さまでした。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第75号、議案第76号に対する委員長報告原案可決であります。2件は委員長の報告どおり決するにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(高橋平八君)   ご異議ないものと認めます。  よって、議案第75号、議案第76号は建設企業常任委員長の報告どおり可決されました。                       〇 △日程第3 請願第8号 30人以下学級の実現、義務教育費国庫負担制度の堅持をはじめとする教育予算の充実を求める請願 ○議長(高橋平八君)   日程第3 請願第8号 30人以下学級の実現、義務教育費国庫負担制度の堅持をはじめとする教育予算の充実を求める請願を議題といたします。  本件に関し、社会文教常任委員会審査報告を求めます。社会文教常任委員長
    ◆16番(太田祐子君)   おはようございます。それでは、今議会において社会文教常任委員会に付託されました請願に関する審査報告をいたします。  当委員会に付託されました案件につきましては、お手元に配付されました委員会審査報告書のとおりであります。  請願第8号 30人以下学級の実現、義務教育費国庫負担制度の堅持をはじめとする教育予算の充実を求める請願についてであります。紹介議員より、家庭教育力の低下、多様な実態に対応し切れない学校の実態、地域の教育力の低下等により基本的な生活習慣、思いやり、正義感、社会性などの欠如等によるいじめ、不登校、暴力行為など教育現場における深刻な現状や、文科省の理念である個に応じたきめ細やかな教育の実現と学力向上に対応していくための教育現場における課題等について説明がありました。今一番求められている一人一人の子供を大切にする授業を行い、子供たちの多様な学びにこたえ、学習におけるつまずきを早期の段階で解消し、生きていく学力を身につけることの重要性、現行制度での限界等未来を託す子供たち教育環境の充実を実現させるために本請願を採択していただきたい旨の趣旨説明がありました。特に意見はなく、採決の結果、全員賛成で採択されました。  以上で社会文教常任委員会審査報告を終わります。 ○議長(高橋平八君)   本件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。ご苦労さまでした。  お諮りいたします。ただいま議題となっております請願第8号に対する委員長報告は採択であります。本件は委員長の報告どおり決するにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(高橋平八君)   ご異議ないものと認めます。  よって、請願第8号は社会文教常任委員長の報告どおり採択されました。                       〇 △日程第4 議案第86号 工事請負契約の締結 ○議長(高橋平八君)   日程第4 議案第86号 工事請負契約の締結についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。財政課長。 ◎財政課長蔵品泰治君)   それでは、追加議案書をお開き願いたいと思います。1ページをお願いいたします。議案第86号 工事請負契約の締結についてでございます。十日町市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例により議会の議決を求めるものでございます。  1番、工事番号及び工事名、十山地第6号、松之山温泉スキー場リフト新設工事。  2番、請負金額が2億9,494万5,000円。  3番、契約の相手方は日本ケーブル株式会社北陸信越支店でございます。  なお、日本ケーブル株式会社につきましては、このリフト工事特殊工事であるため昨年11月に3社を指名しての設計と施工一体的なプロポーザルコンペを実施し、業者選定を行ったところでございます。このたび実施設計が完了したため工事発注をいたしたく議決をお願いするものでございます。  2ページをお願いいたします。建設工事請負契約書でございます。2番で、工事場所松之山天水島地内でございます。  3番の工期の(3)をごらんいただきたいと思いますが、完成期限は平成19年12月20日といたしております。スキーシーズンに間に合わせたいという考え方でございます。  3ページをお願いいたします。10、その他の部分でございますが、末尾の方をごらんいただきたいと思いますが、この仮契約については市議会の議決を経たときはこれを本契約とみなすというものでございます。  4ページをお願いいたします。4ページは、横にしてごらん願いたいのでありますが、左側がふもとの方で、右側が山頂の方向になります。図面の上の方の側でありますが、第1リフトと第2リフトを廃止しまして、真ん中に一本化した高速リフトで山頂まで上がるものでございます。なお、当初中間駅を1カ所設ける予定でございましたが、実施設計に当たって地元スキー協会スキー場管理組織とも詳細な協議を行う中で、工事費や今後の運行経費を削減するため中間駅は設けないこととしております。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(高橋平八君)   本件に対する質疑を許します。根津東六君。 ◆30番(根津東六君)   契約書のご説明の中でなかったことを念のため確認、質問いたしたいと思います。  2ページ、契約保証金、納付となっておりますが、これはきっとルール的に請負の金額によっていろいろパーセンテージ等あろうかと思いますけれど、これは5番の前金払いがありますけれど、それらを受けて請負業者が保証金を何%工事代金に対して納付をするのか、その決めを教えていただきたいと思います。  7番の解体工事に要する費用等、なしとありますが、あえてこの契約の中でこれをうたっているのはどういうことを意味するのか。この費用は幾らかかって、どういうふうな前もっての手だてをなさるのかお尋ねいたします。 ○議長(高橋平八君)   財政課長。 ◎財政課長蔵品泰治君)   契約保証につきましては通常10%でございまして、通常保証事業会社の保証を得て納付という形でございます。  7番の解体工事に要する費用でございますが、このたびの新設工事の部分では解体というものが出てこないということでございますが、第1リフト、第2リフト撤去工事につきましては別途発注をさせていただきたいと思っております。以上でございます。 ○議長(高橋平八君)   根津東六君。 ◆30番(根津東六君)   はい、わかりました。  別途発注ということが、この契約にかかわる契約書にあえてこうやって7番にうたわなきゃならないというのが何らかの関連があってのことなのかどうかと思いまして。別途発注ということは、この日本ケーブル(株)とは関係なくなさるということの考えでおられるのかなと思いますが、どういう関係、関連があってこの契約の中にこの7番がうたわれているのかということをお聞きしたかったんであります。 ○議長(高橋平八君)   財政課長。 ◎財政課長蔵品泰治君)   契約書のその解体工事に要する費用、なしという部分でございますが、この新設工事に当たって解体しなければならないものがあった場合はここに入れるということでございまして、その第1リフト、第2リフトの関係についてはこの新設工事の部分とは邪魔にならないと、そういう意味でなしというような表現でございます。 ○議長(高橋平八君)   質疑は終結したものと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第86号は原案どおり可決するにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(高橋平八君)   ご異議ないものと認めます。  よって、議案第86号は可決されました。                       〇 △日程第5 議会発第17号 議員派遣 ○議長(高橋平八君)   日程第5 議会発第17号 議員派遣についてを議題といたします。  お手元に配付してあります議会発第17号をごらん願います。  地方自治法第100条及び会議規則第159条の規定に基づき、議案に記載のとおり議員派遣を行いたいとするものであります。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議会発第17号は原案どおり可決するにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(高橋平八君)   ご異議ないものと認めます。  よって、議会発第17号は可決されました。                       〇 △日程第6 議会発第18号 30人以下学級の実現、義務教育費国庫負担制度国庫負担率堅持を初めとする教育予算の充実を求める意見書 ○議長(高橋平八君)   日程第6 議会発第18号 30人以下学級の実現、義務教育費国庫負担制度国庫負担率堅持を初めとする教育予算の充実を求める意見書を議題といたします。  提出者の説明を求めます。羽鳥輝子さん。 ◆10番(羽鳥輝子君)   それでは、議会発第18号 30人以下学級の実現、義務教育費国庫負担制度国庫負担率堅持を初めとする教育予算の充実を求める意見書について案文の朗読をもって提案理由の説明にかえさせていただきます。  戦後の我が国の教育は、国民の理解と関係者の努力によって著しい発展を遂げ、教育の機会均等の実現と教育水準の向上が図られてきたところである。しかし、昨今の教育界は、いじめや不登校、暴力行為など深刻な教育問題があり、その解決のためにも、これまでの知識を教え込む一斉的、画一的な教育から、一人一人の子供の個性を大切にし、ともに学ぶ教育へと転換していくことが求められている。それには、学級規模を30人以下に縮小することを初め、子供たちの学びに応じてきめ細かな教育が可能となる教職員配置が何よりも必要である。また、読書活動の推進、食教育健康教育の充実、地域に根ざした教育の実現のためにも、国が適正な公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律(以下「義務標準法」という。)を改正し、適正に教職員を配置するべきである。  中越大震災を経験した多くの子供たちへの心のケアのため、政府は04年度から教育復興加配教員を加配してきた。一人一人の子供たちにきめ細かに対応できるようになり、子供たちが徐々に明るさを取り戻している。このような地域の実情と、子供たちの実態に応じて弾力的に教職員を加配することは極めて重要である。  義務教育は憲法の要請に基づき、子供たち一人一人が国民として必要な基礎的資質を培い、社会人となるためのものである。教育の全国水準維持向上機会均等を確保するために義務教育費国庫負担制度が設けられた。地方への多大な負担を課すことなく義務教育の基盤をつくっていくことは国の責務である。  こうした教育事情を考慮され、豊かで行き届いた教育を実現するため、以下のことを十分踏まえ、法改正及び財源措置を講じられるよう強く要望する。                                            記 1.30人以下学級の実施を初め、読書の推進、健康教育食教育の充実、地域に根ざした教育の推進 などの教育課題に対応するために「義務標準法」を改正すること。 2.地域の事情や子供の実態を考慮した弾力的な教職員加配を行うこと。 3.義務教育費国庫負担制度を堅持すること。  以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。 ○議長(高橋平八君)   本件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。ご苦労さまでした。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議会発第18号は原案どおり可決するにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(高橋平八君)   ご異議ないものと認めます。  よって、議会発第18号は可決されました。  なお、意見書の提出先等につきましては議長に一任願います。  本日の議事日程は終了いたしました。  以上をもって今期定例会に付議せられました事件はすべて議了いたしました。  平成19年十日町市議会第2回定例会を閉会いたします。              午前10時33分    閉  会...