小千谷市議会 > 2020-06-08 >
06月08日-01号

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  1. 小千谷市議会 2020-06-08
    06月08日-01号


    取得元: 小千谷市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-27
    令和 2年  第2回 定例会            令和2年小千谷市議会第2回定例会                令和2年6月8日(月曜日)                                             ◎議事日程 第5号第 1 会議録署名議員の指名                               第 2 会期の決定                                    第 3 議案第27号 専決処分について(令和元年度小千谷一般会計補正予算(第7号))  第 4 議案第28号 専決処分について(小千谷市税条例等の一部を改正する条例)      第 5 議案第29号 専決処分について(小千谷市都市計画税条例の一部を改正する条例)   第 6 議案第30号 専決処分について(小千谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例) 第 7 議案第31号 専決処分について(小千谷市介護保険条例の一部を改正する条例)    第 8 議案第32号 専決処分について(小千谷市水道条例の一部を改正する条例)                 ……以上5件一括上程                        第 9 議案第33号 専決処分について(令和2年度小千谷一般会計補正予算(第1号))  第10 議案第34号 専決処分について(令和2年度小千谷水道事業会計補正予算(第1号))           ……以上2件一括上程                        第11 議案第35号 専決処分について(小千谷市税条例の一部を改正する条例)       第12 議案第36号 専決処分について(小千谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例) 第13 議案第37号 専決処分について(小千谷市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する           条例)                               第14 議案第38号 専決処分について(小千谷市介護保険条例の一部を改正する条例)    第15 議案第39号 専決処分について(小千谷市国民健康保険条例の一部を改正する条例)             ……以上5件一括上程                        第16 議案第40号 専決処分について(令和2年度小千谷一般会計補正予算(第2号))  第17 議案第41号 専決処分について(令和2年度小千谷国民健康保険特別会計補正予算(第           1号))                              第18 議案第42号 専決処分について(令和2年度小千谷一般会計補正予算(第3号))             ……以上3件一括上程                        第19 議案第43号 小千谷市税条例の一部を改正する条例の制定について          第20 議案第44号 小千谷市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について      第21 議案第46号 小千谷市手数料条例の一部を改正する条例の制定について                   ……以上3件総務文教委員会付託                   第22 議案第45号 小千谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について    第23 議案第47号 小千谷市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を           定める条例の一部を改正する条例の制定について            第24 議案第48号 小千谷市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部           を改正する条例の制定について                               ……以上3件民生産業委員会付託                              ……以上6件一括上程                        第25 議案第49号 令和2年度小千谷一般会計補正予算(第4号)について                   ……総務文教委員会付託                       第26 議案第50号 令和2年度小千谷国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について  第27 議案第51号 令和2年度小千谷介護保険特別会計補正予算(第1号)について    第28 議案第52号 令和2年度小千谷後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について            ……以上3件民生産業委員会付託                              ……以上4件一括上程                        第29 議案第53号 契約の締結について                         第30 議案第54号 財産の取得について                         第31 議案第55号 小千谷市固定資産評価審査委員会委員の選任について          第32 議案第56号 小千谷市農業委員会委員の任命について                第33 議案第57号 小千谷市農業委員会委員の任命について                第34 議案第58号 小千谷市農業委員会委員の任命について                第35 議案第59号 小千谷市農業委員会委員の任命について                第36 議案第60号 小千谷市農業委員会委員の任命について                第37 議案第61号 小千谷市農業委員会委員の任命について                第38 議案第62号 小千谷市農業委員会委員の任命について                第39 議案第63号 小千谷市農業委員会委員の任命について                第40 議案第64号 小千谷市農業委員会委員の任命について                第41 議案第65号 小千谷市農業委員会委員の任命について                第42 議案第66号 小千谷市農業委員会委員の任命について                第43 議案第67号 小千谷市農業委員会委員の任命について                第44 議案第68号 小千谷市農業委員会委員の任命について                第45 議案第69号 小千谷市農業委員会委員の任命について                第46 議案第70号 小千谷市農業委員会委員の任命について                第47 議案第71号 小千谷市農業委員会委員の任命について                第48 議案第72号 小千谷市農業委員会委員の任命について                第49 議案第73号 小千谷市農業委員会委員の任命について                第50 議案第74号 小千谷市農業委員会委員の任命について                           ……以上19件一括上程                       第51 発議案第2号 小千谷市議会の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例           の制定について                           第52 請願第 2号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書の           採択を求める請願                                     ……総務文教委員会付託                                                                    ◎本日の会議に付した事件日程第 1 会議録署名議員の指名………………………………………………………………………10日程第 2 会期の決定……………………………………………………………………………………10日程第 3 議案第27号 専決処分について(令和元年度小千谷一般会計補正予算(第7号))             ………………………………………………………………………………10日程第 4 議案第28号 専決処分について(小千谷市税条例等の一部を改正する条例)    日程第 5 議案第29号 専決処分について(小千谷市都市計画税条例の一部を改正する条例) 日程第 6 議案第30号 専決処分について(小千谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条             例)                              日程第 7 議案第31号 専決処分について(小千谷市介護保険条例の一部を改正する条例)  日程第 8 議案第32号 専決処分について(小千谷市水道条例の一部を改正する条例)                 ……以上5件一括上程……………………………………………………12日程第 9 議案第33号 専決処分について(令和2年度小千谷一般会計補正予算(第1号))日程第10 議案第34号 専決処分について(令和2年度小千谷水道事業会計補正予算(第1             号))             ……以上2件一括上程……………………………………………………17日程第11 議案第35号 専決処分について(小千谷市税条例の一部を改正する条例)     日程第12 議案第36号 専決処分について(小千谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条             例)                              日程第13 議案第37号 専決処分について(小千谷市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正             する条例)                           日程第14 議案第38号 専決処分について(小千谷市介護保険条例の一部を改正する条例)  日程第15 議案第39号 専決処分について(小千谷市国民健康保険条例の一部を改正する条例)             ……以上5件一括上程……………………………………………………19日程第16 議案第40号 専決処分について(令和2年度小千谷一般会計補正予算(第2号))日程第17 議案第41号 専決処分について(令和2年度小千谷国民健康保険特別会計補正予算             (第1号))日程第18 議案第42号 専決処分について(令和2年度小千谷一般会計補正予算(第3号))             ……以上3件一括上程……………………………………………………23日程第19 議案第43号 小千谷市税条例の一部を改正する条例の制定について        日程第20 議案第44号 小千谷市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について    日程第21 議案第46号 小千谷市手数料条例の一部を改正する条例の制定について                   ……以上3件総務文教委員会付託                 日程第22 議案第45号 小千谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について  日程第23 議案第47号 小千谷市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基             準を定める条例の一部を改正する条例の制定について        日程第24 議案第48号 小千谷市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の             一部を改正する条例の制定について                             ……以上3件民生産業委員会付託                              ……以上6件一括上程……………………………………………………26日程第25 議案第49号 令和2年度小千谷一般会計補正予算(第4号)について                   ……総務文教委員会付託                     日程第26 議案第50号 令和2年度小千谷国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について日程第27 議案第51号 令和2年度小千谷介護保険特別会計補正予算(第1号)について  日程第28 議案第52号 令和2年度小千谷後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)につい             て                                            ……以上3件民生産業委員会付託                              ……以上4件一括上程……………………………………………………32日程第29 議案第53号 契約の締結について………………………………………………………36日程第30 議案第54号 財産の取得について………………………………………………………39日程第31 議案第55号 小千谷市固定資産評価審査委員会委員の選任について………………40日程第32 議案第56号 小千谷市農業委員会委員の任命について              日程第33 議案第57号 小千谷市農業委員会委員の任命について              日程第34 議案第58号 小千谷市農業委員会委員の任命について              日程第35 議案第59号 小千谷市農業委員会委員の任命について              日程第36 議案第60号 小千谷市農業委員会委員の任命について              日程第37 議案第61号 小千谷市農業委員会委員の任命について              日程第38 議案第62号 小千谷市農業委員会委員の任命について              日程第39 議案第63号 小千谷市農業委員会委員の任命について              日程第40 議案第64号 小千谷市農業委員会委員の任命について              日程第41 議案第65号 小千谷市農業委員会委員の任命について              日程第42 議案第66号 小千谷市農業委員会委員の任命について              日程第43 議案第67号 小千谷市農業委員会委員の任命について              日程第44 議案第68号 小千谷市農業委員会委員の任命について              日程第45 議案第69号 小千谷市農業委員会委員の任命について              日程第46 議案第70号 小千谷市農業委員会委員の任命について              日程第47 議案第71号 小千谷市農業委員会委員の任命について              日程第48 議案第72号 小千谷市農業委員会委員の任命について              日程第49 議案第73号 小千谷市農業委員会委員の任命について              日程第50 議案第74号 小千谷市農業委員会委員の任命について                           ……以上19件一括上程…………………………………………………41日程第51 発議案第2号 小千谷市議会の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する             条例の制定について………………………………………………………47日程第52 請願第 2号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見             書の採択を求める請願                                   ……総務文教委員会付託…………………………………………………59小千谷市主要事業概況報告書………………………………………………………………………………61                     ◇◇◇                     ◎出席議員(16人)   1番   阿  部  守  男  君   2番   平  澤     智  君   3番   上  村  行  雄  君   4番   駒  井  和  彦  君   5番   大  矢  弘  光  君   6番   佐  藤  栄  作  君   7番   森  本  恵 理 子  君   8番   住  安  康  一  君   9番   内  山  博  志  君  10番   佐  藤  隆  一  君  11番   吉  﨑     進  君  12番   久 保 田  陽  一  君  13番   長 谷 川  有  理  君  14番   田  中     淳  君  15番   山  賀  一  雄  君  16番   本  田     剛  君                                             ◎欠席議員(なし)                                             ◎説明のため出席した者  市  長  大  塚  昇  一  君  副 市 長  大  塚  良  夫  君  総務課長  山  川  正  則  君  企画政策  真  島  新  一  君  課  長  観光交流  大  平     忍  君  課  長  危機管理  波  間  陽  一  君  課  長  税務課長  和  田  計  房  君  市民生活  吉  越  陽  子  君  課  長  福祉課長  谷  口  則  子  君  健康未来  岡  元  義  之  君  こ ど も  課  長  農林課長  高  橋  英  樹  君  商工振興  西  方  広  幸  君  課  長  建設課長  菊  田     隆  君  会計管理  久 須 美  徹  也  君  者兼会計  課  長  教 育 長  松  井  周 之 輔  君  教 育 委  長 谷 川  靖  之  君  学校教育  課  長  教 育 委  井  口     隆  君  生涯学習  課  長  監査委員  佐  藤  昭  夫  君  監査委員  野  口  美 奈 子  君  事務局長  消 防 長  渡  邉  秀  樹  君  ガス水道  渡  辺  英  明  君  局  長                                             ◎職務のため出席した議会事務局の職員  議  会  遠  藤  孝  司  君  事務局長  次  長  林     真 紀 子  君  副 参 事  真  島  英 美 子  君  主  査  目  崎  春  樹  君                     ◇◇◇ △午前10時00分開会 ○議長(田中淳君) これより令和2年小千谷市議会第2回定例会を開会いたします。   直ちに本日の会議を開きます。   ただいま出席議員16人、全員出席で定足数に達しております。   次に、議会運営委員長の報告を求めます。   本田剛君。               〔16番 本田 剛君 登壇〕 ◆16番(本田剛君) おはようございます。御報告申し上げます。   去る6月1日、議会運営委員会を開催し、第2回定例会の議事運営について協議いたしました。   会期については、本日から6月26日までの19日間とし、議会開議日は本日と6月23日及び6月26日の3日間を予定しております。   本日の議事日程につきましては、専決処分16件、条例の一部改正6件、令和2年度補正予算4件、契約の締結1件、財産の取得1件、人事案件20件、発議案1件、請願1件を上程の予定であります。このうち専決処分16件、契約の締結1件、財産の取得1件、発議案1件、人事案件20件を即決でお願いするほかは、それぞれ委員会に付託する予定であります。   第2日目、6月23日は、市政に対する一般質問を予定しております。   第3日目、6月26日は、付託されました議案について委員長の報告を予定しております。   以上であります。 ○議長(田中淳君) 今期定例会に提案されました会議の事件並びに本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。よって、朗読を省略いたします。   また、新型コロナウイルスの影響により、5月18日の日に議員全員協議会で確認をさせていただきましたように、議員が、皆さん方がお座りの席はこのままで、また当局のほうは、課長は、本日この議場に出席していない課長は403の会議室で待機をしているというような状態で、一体でやっていきたいというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。   この際、諸般の報告をいたします。令和2年度予定されておりました第95回北信越市議会議長会定期総会、新潟県特別豪雪地帯市町村議会協議会定期総会上越新幹線活性化同盟会総会については、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、書面議決となりましたことを報告いたします。資料等は事務局に保管してありますので、御覧いただきたいと思います。   次に、既に議員各位に送付されておりますが、市長から報告第1号から報告第5号の5件が書面をもって報告されておりますので、御覧いただきたいと思います。定例会招集の挨拶並びに提出議案の概要説明及び本年度主要事業の概況について……市長 ○議長(田中淳君) 次に、市長から今期定例会招集の挨拶並びに提出議案の概要説明及び本年度主要事業の概況について報告をしたい旨の申出がありますので、この際これを許します。   大塚市長。               〔市長 大塚昇一君 登壇〕 ◎市長(大塚昇一君) おはようございます。令和2年小千谷市議会第2回定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては御出席をいただきまして、ありがとうございました。   さて、世界的に640万人を超える感染者数が報告され、国内においてもいまだ収束の見えない新型コロナウイルス感染症への当市の対応については、新型インフルエンザ等対策行動計画に基づき、新型コロナウイルス感染症対策本部を設置し、感染症予防及び感染拡大防止対策に取り組んできたところであります。   市内では、感染症陽性判定者が3月24日及び25日に1名ずつ確認されました。これらに対しては、感染症への対応を所管する新潟県と連携し、速やかに市ホームページへの掲載や全世帯へのチラシ配布などを行い、市民へ注意喚起を促すとともに、公共施設の一時利用休止の措置を実施してまいりました。   4月7日には、国により新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言が発せられ、4月16日にはその対象区域が新潟県を含む全国に拡大されました。いずれも市民へ速やかに情報提供をするとともに、市民の生活支援及び事業者への経営支援に対する補正予算を含めて対策を進めてきました。   4月30日には、生活支援を中心とする国の法改正及び補正予算が成立したことを受け、当市においても条例の一部改正及び補正予算を編成し、特別定額給付金事務室などの設置により、迅速にその対応を進めてきました。   5月4日には、緊急事態宣言の対象期間が延長されましたが、同月14日には新潟県が対象区域から解除され、同月25日には新しい生活様式を踏まえ、感染症予防及び感染拡大防止を徹底することを前提とした緊急事態の解除宣言が発せられました。   いずれの時点においても、市民への情報提供について、市ホームページ、全世帯配布チラシ緊急情報メール、SNSなどを活用し、迅速な対応に努めてまいりました。   今後とも油断することなく、国及び県が示した新しい生活様式を踏まえ、感染予防及び感染拡大防止に努めてまいる所存であります。   それでは、本定例会に御提案申し上げます議案の概要と市政の概要について、御説明、御報告申し上げます。   本定例会に提案いたします案件は、専決処分の承認16件、条例の一部改正6件、令和2年度補正予算4件、契約の締結1件、財産の取得1件及び農業委員会委員の任命19件を含む人事案件20件の計48件であります。   条例改正及び補正予算の概略について説明させていただきます。   なお、詳細説明については、それぞれ上程の際、所管課長等が説明いたしますので、省略させていただきます。   令和2年3月31日付の専決処分につきましては、法改正に伴う条例の一部改正が4件、国の補助金交付決定に伴う新型コロナウイルス感染症感染拡大防止対策及び債務負担行為の補正等に係る令和元年度一般会計補正予算1件であります。   令和2年4月22日付の専決処分につきましては、当市独自の新型コロナウイルス感染症に対する生活支援及び緊急経済対策として、条例の一部改正1件、令和2年度一般会計補正予算及び水道事業会計補正予算の2件であります。   令和2年4月30日付の専決処分につきましては、国の新型コロナウイルス感染症感染拡大対策に関して、生活支援及び事業者に対する経営支援策として、国の法改正及び補正予算の成立に伴い、関連する条例の一部改正5件、令和2年度一般会計補正予算及び国民健康保険特別会計補正予算の2件であります。   令和2年5月26日付の専決処分につきましては、緊急事態の解除宣言を受け、新型コロナウイルス感染症に対して著しく影響を受けている事業者を中心とした当市独自の緊急経済対策を速やかに実施するための一般会計補正予算1件であります。   以上が専決処分させていただいた概要であります。   続きまして、条例の一部改正について申し上げます。   議案第43号 小千谷市税条例の一部を改正する条例の制定、議案第44号 小千谷市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定については、浸水被害軽減地区の指定を受けた土地の課税標準の特例措置の創設及び新型コロナウイルス感染症及びその蔓延防止措置が及ぼす影響の緩和を図るための措置を講ずることによる改正であります。   次に、議案第45号 小千谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定は、低未利用土地等を譲渡した場合の長期及び短期譲渡所得に係る課税の特例の創設であります。   次に、議案第46号 小千谷市手数料条例の一部を改正する条例の制定は、情報通信技術の活用による行政手続等に係る関係者の利便性の向上並びに行政運営の簡素化及び効率化を図るための行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律等の一部改正により、個人番号の通知カードが廃止されることに伴う改正であります。   次に、議案第47号 小千谷市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定は、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準に認可基準として定められている連携施設の要件について改正するものであります。   次に、議案第48号 小千谷市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定は、家庭的保育事業者等による保育の提供の終了に際して、卒園後の連携施設等の条件を改正するものであります。   次に、補正予算について申し上げます。   議案第49号 令和2年度小千谷一般会計補正予算(第4号)につきましては、歳入歳出それぞれ739万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ217億6,737万2,000円とするものであります。   補正の主な内容は、土木費における病院跡地活用事業の見直しに伴う図書館等複合施設整備事業委託料の皆減、教育費における児童・生徒及び教室用パソコン端末整備に伴う備品購入費の増額などであります。   次に、議案第50号 小千谷市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、議案第51号 小千谷市介護保険特別会計補正予算(第1号)及び議案第52号 小千谷市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響で収入が減少した被保険者等に係る税及び保険料の減免分還付金の増額であります。   次に、議案第53号 契約の締結について申し上げます。去る5月20日付で随意契約を行い、同日付で仮契約を締結しましたクリーンスポット大原廃プラスチック系減容化施設基幹的設備改良工事の契約締結について、市議会の議決をお願いするものであります。   次に、議案第54号 財産の取得について申し上げます。去る5月8日付で仮契約を締結しました消防ポンプ自動車1台の取得について、市議会の議決をお願いするものであります。   次に、人事案件について申し上げます。   議案第55号 小千谷市固定資産評価審査委員会委員の選任につきましては、本年6月30日をもって任期満了となる委員について、引き続き選任いたしたく、市議会の同意をお願いするものであります。   次に、議案第56号から議案第74号までの小千谷市農業委員会委員の任命につきましては、現在の農業委員会委員が本年7月19日をもって任期満了となりますので、新たに19名を任命いたしたく、市議会の同意をお願いするものであります。   各議案とも詳細につきましては、それぞれ上程の際、所管課長等が説明いたしますので、十分なる御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。   このほか、市政の概況につきましては、お手元に配付してあります小千谷市主要事業概況報告書により報告に代えさせていただきますので、御了承をお願いいたします。   以上、議案の概要と市政の概況について御説明、御報告申し上げた次第であります。よろしく御審議いただきますようお願いいたします。   以上であります。                     ◇◇◇ △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(田中淳君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において5番大矢弘光議員、13番長谷川有理議員を指名いたします。               〔「了承」と呼ぶ者あり〕                     ◇◇◇ △日程第2 会期の決定 ○議長(田中淳君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。   お諮りいたします。今期定例会の会期は、議会運営委員長から報告があったとおり、本日から6月26日までの19日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) 御異議なしと認めます。   よって、会期は本日から6月26日までの19日間と決定いたしました。                     ◇◇◇ △日程第3 議案第27号 専決処分について(令和元年度小千谷一般会計補正予算(第7号)) ○議長(田中淳君) 日程第3、議案第27号を議題といたします。   提出者から提案理由の説明を求めます。   真島企画政策課長。               〔企画政策課長 真島新一君 登壇〕 ◎企画政策課長(真島新一君) ただいま上程になりました議案第27号 令和元年度小千谷一般会計補正予算(第7号)の専決処分について御説明申し上げます。   本案は、新型コロナウイルス感染症対策として、児童福祉施設や母子保健事業等における感染拡大防止対策に必要な経費の計上等に係る補正予算を地方自治法第179条第1項の規定により3月31日に専決処分させていただきましたので、同条第3項の規定により市議会に御報告し、御承認をお願いするものであります。   それでは、内容について御説明しますので、議案第27号別紙の別紙、令和元年度小千谷一般会計補正予算(第7号)の1ページを御覧ください。第1条は、歳入歳出予算の補正であり、第1項は、既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ1,480万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ203億2,237万1,000円とするものであり、第2項は、その内容を第1表のとおりとするものであります。   第2条は、債務負担行為の補正であり、その内容を第2表のとおりとするものであります。   第3条は、繰越明許費の補正であり、その内容を第3表のとおりとするものであります。   それでは、第1表、歳入歳出予算補正について御説明申し上げます。最初に、歳出から御説明しますので、3ページを御覧ください。3款民生費、2項児童福祉費において1,330万6,000円の増額であり、新型コロナウイルス感染拡大防止に係る地域子育て支援事業補助金、保育対策総合支援事業費補助金及び放課後児童健全育成事業補助金の増額並びに保育園、病児病後児保育事業及び子育て支援センターにおける感染症防止用備品購入費の計上等であります。   4款衛生費、1項保健衛生費において150万円の増額であり、新型コロナウイルス感染拡大防止に係る母子保健事業における感染症防止用備品購入費の計上等であります。   次に、歳入について御説明しますので、2ページを御覧ください。14款国庫支出金、2項国庫補助金において850万円の増額であり、子ども・子育て支援交付金の増額であります。   15款県支出金、2項県補助金において630万6,000円の増額であり、保育対策総合支援事業費補助金の計上であります。   次に、第2表、債務負担行為補正について御説明しますので、4ページを御覧ください。旧小千谷総合病院跡地整備事業において、優先交渉権者の決定を取り消したことに伴い、図書館等複合施設整備・運営及び維持管理事業について廃止するものであります。   次に、第3表、繰越明許費補正について御説明申し上げます。年度内に完了することのできない事業として、児童福祉感染症拡大防止事業730万9,000円及び母子保健感染症拡大防止事業150万円を追加するものであります。   以上で説明を終わります。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中淳君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) これにて質疑を終結いたします。   お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第27号については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) 御異議なしと認めます。   よって、議案第27号は委員会の付託を省略することに決しました。   これより討論に入ります。討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) これにて討論を終結いたします。   これより議案第27号を採決いたします。   本案は承認することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) 御異議なしと認めます。   よって、議案第27号は承認されました。                     ◇◇◇
    △日程第4 議案第28号 専決処分について(小千谷市税条例等の一部を改正する条例) △日程第5 議案第29号 専決処分について(小千谷市都市計画税条例の一部を改正する条例) △日程第6 議案第30号 専決処分について(小千谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例) △日程第7 議案第31号 専決処分について(小千谷市介護保険条例の一部を改正する条例) △日程第8 議案第32号 専決処分について(小千谷市水道条例の一部を改正する条例)……以上5件一括上程 ○議長(田中淳君) 日程第4、議案第28号から日程第8、議案第32号までの以上5件を一括して議題といたします。   提出者から提案理由の説明を求めます。   和田税務課長。               〔税務課長 和田計房君 登壇〕 ◎税務課長(和田計房君) ただいま一括上程になりました議案第28号、第29号及び第30号の専決処分について御説明申し上げます。   本案は、地方税法等の一部を改正する法律が令和2年3月31日に公布され、その一部が同年4月1日から施行されたことに伴い、同日から施行が必要な部分等について、小千谷市税条例等の一部改正を早急に行うため、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分させていただきましたので、同条第3項の規定により市議会に報告し、その承認をお願いしたいというものでございます。   改正の主な内容を御説明いたします。最初に、議案第28号別紙、専決処分書の別紙、小千谷市税条例等の一部を改正する条例を御覧ください。今回は、2条立ての改正になっております。1ページから16ページ上段までが第1条改正で、令和2年度税制改正に伴う4月1日施行の改正、16ページ中段が第2条改正で、昨年の第2回定例会において令和元年小千谷市税条例第1号で可決いただきました小千谷市税条例等の一部を改正する条例の一部を改正するものでございます。   なお、第2条改正はまだ施行日が到来していない令和3年1月1日施行の改正規定を改める関係上、改め文方式での提案となっております。ただし、もう一枚めくっていただきますと、議案第28号参考資料として、この第2条改正を新旧対照表形式にしたものを添付しておりますので、併せて御覧いただきたいと思います。   それでは、1ページのほうに戻っていただきまして、まず第1条改正から説明いたします。1ページの第22条の3の2及び第22条の3の3は、給与所得者並びに公的年金等受給者で単身児童扶養者に該当する場合において、その旨の記載を不要とするなどの所要の措置でございます。   2ページ中段の第34条は、引用条項の項ずれを改めるものでございます。   続く下段の第38条は、固定資産税の納税義務者についての規定ですが、文言の整備と3ページの第4項において使用者を所有者とみなす場合はその旨の通知が必要なこと並びに現行法上は震災等災害の事由にのみ限定しておりますが、第5項において災害以外の場合で、相続人等の調査、探索を尽くしても所有者が不明な資産についても、実際に使用している者を所有者とみなして課税できることとするものでございます。   3ページの後段の改正後の第6項から6ページ中段の第45条の2までは、項ずれ及び文言の整理並びに法改正に伴う条ずれ、項ずれを改めるものでございます。   6ページ中段の第58条の4は、先ほどの第38条の使用者を現所有者とみなす規定と連動しております。登記または課税補充台帳に所有者として登記または登録がされている個人が死亡している場合における現所有者に、固定資産税の賦課徴収に必要な事項を申告させることができる旨の規定でございます。   続く第59条は、文言の整備と不申告に関する過料を科す者に前条の現所有者を追加するものでございます。   7ページの第82条は、たばこを国外へ輸出する業者等に対するたばこ税の課税免除の適用に当たって必要な手続の簡素化を図るものでございます。   下段の第84条及び8ページの第115条は、条例改正に伴う規定中の項ずれを改めるものでございます。   8ページ中段から附則になります。   この中で、まず9ページ中段の附則第7条は、改元及び特例適用期限を3年延長するものでございます。   次に、10ページ上段の附則第9条の2は、地域決定型地方税制特例措置、いわゆるわがまち特例による固定資産税の課税標準の特例率に関する規定でございます。   このたびの改正は、基本的に法律改正に伴う項ずれを改めるものですが、改正前の第2項は適用期間終了に伴う廃止、改正後の第6項は改正前の第5項に規定されていた再生可能エネルギーの中の中小水力発電設備について、国が示す標準特例率である参酌基準が改正になった関係であり、今回の改正に伴う当市の特例率については、議案第43号で提案させていただきます。   あと、14ページの一番下の附則第16条の2は、改元及び特例適用期限を3年延長するものでございます。   その他の条文は、平成から令和への改元対応と文言の整理でございます。   続きまして、16ページの第2条改正です。これは、先ほど説明したとおり、昨年の小千谷市税条例等の一部を改正する条例の一部を改正するものでございます。   その一部改正の中の第2条改正中、第11条の2、個人の市民税の非課税の範囲で改めた令和3年1月1日施行の規定を、この後議案第43号で提案いたしますひとり親に係る新たな改正のため、一旦取り消し、昨年の改正前に戻すものでございます。   16ページ下段の附則は、第1条において施行期日を令和2年4月1日とするもの、第2条は市民税に関する経過措置、17ページの第3条は固定資産税に関する経過措置でございます。   第4条から18ページの第7条までは、平成27年度以降に改正した市税条例の一部を改正する条例中の改元対応でございます。   続きまして、議案第29号別紙、専決処分書の別紙、小千谷市都市計画税条例の一部を改正する条例を御覧ください。1ページの第2条及び附則第2項は、法律改正に伴う引用条項の項ずれを改めるものでございます。   2ページの附則第4項から4ページの第11項までは、改元対応、文言の整理及び法改正に伴う項ずれを改めるものでございます。   なお、第11項の読替規定は、都市計画税の課税標準額の特例措置を講ずる規定の第2条第2項を当分の間読み替えるための規定でございます。   5ページの附則は、第1項において施行期日を令和2年4月1日とするものでございます。   第2項、第3項は経過措置ですが、第3項は附則第11項中、改正後の第48項は都市再生特別措置法等の一部を改正する法律の施行日の前日まで加えないというものでございます。   続きまして、議案第30号別紙、専決処分書の別紙、小千谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を御覧ください。1ページの第3条第2項は、国民健康保険税の医療分の課税限度額を63万円に、第4項は、介護納付金分の課税限度額を17万円にそれぞれ引き上げるものでございます。   1ページ下段から2ページにかけての第21条は、国民健康保険税の減額の基準について、5割軽減及び2割軽減の対象となる軽減判定所得の算定方法を変更し、軽減対象世帯の拡充を図るものでございます。   2ページ下段の附則は、施行期日を令和2年4月1日とするもの並びに適用区分でございます。   以上で議案の説明を終わります。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中淳君) 谷口福祉課長。               〔福祉課長 谷口則子君 登壇〕 ◎福祉課長(谷口則子君) ただいま一括上程になりました議案のうち、議案第31号 小千谷市介護保険条例の一部を改正する条例の専決処分について御説明申し上げます。   本案は、令和元年10月の消費税率引上げに伴い、低所得者の保険料軽減強化のため、介護保険法施行令及び介護保険の国庫負担金の算定等に関する政令の一部を改正する政令が令和2年3月30日に公布され、同年4月1日から施行することとされたため、小千谷市介護保険条例の一部改正を早急に行う必要があり、地方自治法第179条第1項の規定により3月31日に専決処分させていただきましたので、同条第3項の規定により市議会に報告し、御承認をお願いするものでございます。   それでは、改正の内容について御説明いたしますので、別紙、小千谷市介護保険条例の一部を改正する条例を御覧ください。第3条第2項から同条第4項は、第1号被保険者の所得段階が第1段階から第3段階の令和2年度における保険料を改正後の金額に改めるものでございます。   附則は、施行期日と経過措置でございます。   以上で説明を終わります。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中淳君) 渡辺ガス水道局長。               〔ガス水道局長 渡辺英明君 登壇〕 ◎ガス水道局長(渡辺英明君) ただいま一括上程になりました議案のうち、議案第32号 小千谷市水道条例の一部を改正する条例の専決処分について御説明申し上げます。   本案は、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う緊急経済対策に係る条例改正を地方自治法第179条第1項の規定により4月22日に専決処分させていただきましたので、同条第3項の規定により市議会に報告し、御承認をお願いするものであります。   それでは、内容について申し上げますので、議案第32号別紙の別紙、小千谷市水道条例の一部を改正する条例を御覧ください。附則第4項は、水道使用料の特例であり、令和2年6月検針分から11月検針分に係る水道使用料のうち基本料金について、口径別にそれぞれ表のとおり減額するものであります。   附則は、施行期日を令和2年6月1日からとするものであります。   以上で説明を終わります。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中淳君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) これにて質疑を終結いたします。   お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第28号から議案第32号については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) 御異議なしと認めます。   よって、議案第28号から議案第32号は委員会の付託を省略することに決しました。   これより討論に入ります。討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) これにて討論を終結いたします。   これより採決を行います。   まず、議案第28号を採決いたします。   本案は承認することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) 御異議なしと認めます。   よって、議案第28号は承認されました。   次に、議案第29号を採決いたします。   本案は承認することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) 御異議なしと認めます。   よって、議案第29号は承認されました。   次に、議案第30号を採決いたします。   本案は承認することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) 御異議なしと認めます。   よって、議案第30号は承認されました。   次に、議案第31号を採決いたします。   本案は承認することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) 御異議なしと認めます。   よって、議案第31号は承認されました。   次に、議案第32号を採決いたします。   本案は承認することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) 御異議なしと認めます。   よって、議案第32号は承認されました。                     ◇◇◇ △日程第9 議案第33号 専決処分について(令和2年度小千谷一般会計補正予算(第1号)) △日程第10 議案第34号 専決処分について(令和2年度小千谷水道事業会計補正予算(第1号))……以上2件一括上程 ○議長(田中淳君) 日程第9、議案第33号及び日程第10、議案第34号の以上2件を議題といたします。   提出者から提案理由の説明を求めます。   真島企画政策課長。               〔企画政策課長 真島新一君 登壇〕 ◎企画政策課長(真島新一君) ただいま一括上程になりました議案のうち、議案第33号 令和2年度小千谷一般会計補正予算(第1号)の専決処分について御説明申し上げます。   本案は、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う緊急経済対策に係る補正予算を地方自治法第179条第1項の規定により4月22日に専決処分させていただきましたので、同条第3項の規定により市議会に御報告し、御承認をお願いするものであります。   それでは、内容について御説明申し上げますので、議案第33号別紙の別紙、令和2年度小千谷一般会計補正予算(第1号)の1ページを御覧ください。第1項は、既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ1億1,895万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ180億3,895万円とするものであり、第2項は、その内容を第1表のとおりとするものであります。   それでは、第1表、歳入歳出予算補正について御説明申し上げます。最初に、歳出から御説明しますので、3ページを御覧ください。4款衛生費、3項水道費において8,100万円の増額であり、水道事業会計緊急経済対策負担金の計上であります。   7款商工費、1項商工費において3,795万円の増額であり、雇用の維持を支援するための緊急経済対策事業委託料及び経営の維持を支援するための緊急経済対策事業補助金の計上であります。   次に、歳入について御説明しますので、2ページを御覧ください。19款繰入金、1項基金繰入金において1億1,895万円の増額であり、財政調整基金繰入金を増額するものであります。   以上で説明を終わります。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中淳君) 渡辺ガス水道局長。               〔ガス水道局長 渡辺英明君 登壇〕 ◎ガス水道局長(渡辺英明君) ただいま一括上程になりました議案のうち、議案第34号 令和2年度小千谷水道事業会計補正予算(第1号)の専決処分について御説明申し上げます。   本案は、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う緊急経済対策に係る補正予算を地方自治法第179条第1項の規定により4月22日に専決処分させていただきましたので、同条第3項の規定により市議会に報告し、御承認をお願いするものであります。   それでは、内容について申し上げますので、議案第34号別紙の別紙、令和2年度小千谷水道事業会計補正予算(第1号)の水道1ページを御覧ください。第1条は、総則であります。   第2条は、収益的収入及び支出の補正であり、収入の第1款水道事業収益、第1項営業収益において及び支出の第1款水道事業費用、第1項営業費用において、それぞれ100万円を増額するものであります。   補正の内容について、初めに支出から申し上げますので、水道4ページを御覧ください。第1款水道事業費用、第1項営業費用において100万円の増額であり、水道基本料金の減額を実施するための料金システム改修委託料の増額であります。   次に、収入について御説明申し上げますので、水道2ページを御覧ください。第1款水道事業収益、第1項営業収益、第1目給水収益において8,000万円の減額であり、水道基本料金の減額によるものです。同じく第3目その他営業収益において8,100万円の増額であり、水道基本料金の減額分と料金システム改修委託料について、新型コロナウイルス感染症関連の緊急経済対策負担金として計上するものです。差引き営業収益として100万円の増額であります。   以上で説明を終わります。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中淳君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) これにて質疑を終結いたします。   お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第33号及び議案第34号については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) 御異議なしと認めます。   よって、議案第33号及び議案第34号は委員会の付託を省略することに決しました。   これより討論に入ります。討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) これにて討論を終結いたします。   これより採決を行います。   まず、議案第33号を採決いたします。   本案は承認することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) 御異議なしと認めます。   よって、議案第33号は承認されました。   次に、議案第34号を採決いたします。   本案は承認することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) 御異議なしと認めます。   よって、議案第34号は承認されました。                     ◇◇◇ △日程第11 議案第35号 専決処分について(小千谷市税条例の一部を改正する条例) △日程第12 議案第36号 専決処分について(小千谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例) △日程第13 議案第37号 専決処分について(小千谷市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例) △日程第14 議案第38号 専決処分について(小千谷市介護保険条例の一部を改正する条例) △日程第15 議案第39号 専決処分について(小千谷市国民健康保険条例の一部を改正する条例)……以上5件一括上程 ○議長(田中淳君) 日程第11、議案第35号から日程第15、議案第39号までの以上5件を一括して議題といたします。   提出者から提案理由の説明を求めます。   和田税務課長。               〔税務課長 和田計房君 登壇〕 ◎税務課長(和田計房君) ただいま一括上程になりました議案第35号及び第36号の専決処分について御説明申し上げます。   本案は、新型コロナウイルス感染症の影響を緩和するために改正された地方税法等の一部を改正する法律が令和2年4月30日に公布され、その一部が同日施行されたこと並びに国民健康保険税の減免を行った場合の財政支援が計上された緊急経済対策の補正予算が同日付で成立したことに伴い、必要な部分等について、小千谷市税条例並びに小千谷市国民健康保険税条例の一部改正を早急に行うため、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分させていただきましたので、同条第3項の規定により市議会に報告し、その承認をお願いしたいというものでございます。   改正の内容を御説明いたします。最初に、議案第35号別紙、専決処分書の別紙、小千谷市税条例の一部を改正する条例を御覧ください。附則に第24条を追加するものでございます。この附則第24条は、新型コロナウイルス感染拡大防止のための措置に起因して収入が一定程度減少した場合の徴収猶予の特例に係る改正でございます。この規定は、地方税法の附則第59条で追加した特例措置に基づいて、徴収猶予の申請を行った際、書類に不備があり、訂正等があった場合に再提出する期限を条例に委任するものでございます。小千谷市税条例では、第6条の3第7項でこの期間を20日と規定しているため、その規定を準用するものです。   附則は、施行期日でございます。   続きまして、議案第36号別紙、専決処分書の別紙、小千谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を御覧ください。附則第19項及び第20項として、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う国民健康保険税の減免規定を追加するものでございます。第19項につきましては、減免を受けられる対象となる期間並びにその条件を規定し、2ページ後段の第20項では特例的に遡及して申請できる旨を規定しております。   なお、この基準により減免した結果、減収となる保険税につきましては、全額国から財政支援を受けられることとなっております。   附則は、施行期日を公布の日である令和2年4月30日とするもの並びに適用日でございます。   以上で議案の説明を終わります。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中淳君) 吉越市民生活課長。               〔市民生活課長 吉越陽子君 登壇〕 ◎市民生活課長(吉越陽子君) ただいま一括上程になりました議案のうち、議案第37号及び議案第39号の専決処分について御説明申し上げます。   最初に、議案第37号 小千谷市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の専決処分について御説明申し上げます。本案は、新潟県後期高齢者医療広域連合において、新型コロナウイルス感染症に感染するなどした被用者に対し傷病手当金を支給するため、新潟県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例が令和2年4月30日に公布され、同日より施行することとされたため、小千谷市後期高齢者医療に関する条例の一部改正を早急に行う必要があり、地方自治法第179条第1項の規定により、議案第37号別紙のとおり4月30日に専決処分させていただきましたので、同条第3項の規定により市議会に報告し、その承認をお願いするものであります。   それでは、改正の内容について御説明申し上げますので、議案第37号別紙の別紙を御覧ください。第2条は、本市において行う事務の規定であり、第2号に広域連合条例第2条の2の傷病手当金の支給に係る申請書の提出の受付を追加するものであります。   附則は、施行期日を公布の日からとするものであります。   次に、議案第39号 小千谷市国民健康保険条例の一部を改正する条例の専決処分について御説明申し上げます。本案は、新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策第2弾で、国民健康保険及び後期高齢者医療において傷病手当金の支給に対しての財政支援が決定されたことを受け、対象となる被保険者に対し傷病手当金の支給を行うため、小千谷市国民健康保険条例の一部改正を早急に行う必要があり、後期高齢者医療の傷病手当金に併せ、地方自治法第179条第1項の規定により、議案第39号別紙のとおり4月30日に専決処分させていただきましたので、同条第3項の規定により市議会に報告し、その承認をお願いするものであります。   それでは、改正の内容について御説明申し上げますので、議案第39号別紙の別紙を御覧ください。小千谷市国民健康保険条例の附則に、新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者等に係る傷病手当金の規定を第2項から第7項まで追加するものであります。主な内容は、新型コロナウイルスに感染した者、または発熱等の症状があり感染が疑われる者に対して、労務に服することができなくなった日から起算して3日を経過した日から傷病手当金を支給するというものであります。   附則は、施行期日を公布の日からとし、適用区分は、支給対象期間を令和2年1月1日から規則で定める日までとするものであります。   以上で説明を終わります。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中淳君) 谷口福祉課長。               〔福祉課長 谷口則子君 登壇〕 ◎福祉課長(谷口則子君) ただいま一括上程になりました議案のうち、議案第38号 小千谷市介護保険条例の一部を改正する条例の専決処分について御説明申し上げます。   本案は、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策を受け、新型コロナウイルス感染症の影響により世帯の収入の減少が見込まれる場合等における介護保険第1号被保険者保険料の減免について規定するため、小千谷市介護保険条例の一部改正を早急に行う必要があり、地方自治法第179条第1項の規定により4月30日に専決処分させていただきましたので、同条第3項の規定により市議会に報告し、御承認をお願いするものでございます。   それでは、改正の内容について御説明いたしますので、別紙、小千谷市介護保険条例の一部を改正する条例を御覧ください。附則第8条第1項は、令和2年2月1日から令和3年3月31日までの間に納期限が定められている保険料について、減免措置を行う場合の減免要件とその対象となる保険料であり、第2項は、第10条第2項の読替えにより、申請期限の特例を定めるものでございます。   附則は、施行期日と適用期日でございます。   以上で説明を終わります。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中淳君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) これにて質疑を終結いたします。   お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第35号から議案第39号については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) 御異議なしと認めます。   よって、議案第35号から議案第39号は委員会の付託を省略することに決しました。   これより討論に入ります。討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) これにて討論を終結いたします。   これより採決を行います。   まず、議案第35号を採決いたします。   本案は承認することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) 御異議なしと認めます。   よって、議案第35号は承認されました。   次に、議案第36号を採決いたします。   本案は承認することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) 御異議なしと認めます。   よって、議案第36号は承認されました。   次に、議案第37号を採決いたします。   本案は承認することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) 御異議なしと認めます。   よって、議案第37号は承認されました。   次に、議案第38号を採決いたします。   本案は承認することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) 御異議なしと認めます。   よって、議案第38号は承認されました。   次に、議案第39号を採決いたします。   本案は承認することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) 御異議なしと認めます。   よって、議案第39号は承認されました。                     ◇◇◇ △日程第16 議案第40号 専決処分について(令和2年度小千谷一般会計補正予算(第2号)) △日程第17 議案第41号 専決処分について(令和2年度小千谷国民健康保険特別会計補正予算(第1号)) △日程第18 議案第42号 専決処分について(令和2年度小千谷一般会計補正予算(第3号))……以上3件一括上程 ○議長(田中淳君) 日程第16、議案第40号から日程第18、議案第42号までの以上3件を一括して議題といたします。   提出者から提案理由の説明を求めます。   真島企画政策課長。               〔企画政策課長 真島新一君 登壇〕 ◎企画政策課長(真島新一君) ただいま一括上程になりました議案のうち、議案第40号及び議案第42号のいずれも専決処分について御説明申し上げます。   初めに、議案第40号 令和2年度小千谷一般会計補正予算(第2号)の専決処分について申し上げます。本案は、新型コロナウイルス感染症対策に必要な経費及び国の補正予算に計上された事業の執行に必要な経費等に係る補正予算を地方自治法第179条第1項の規定により4月30日に専決処分させていただきましたので、同条第3項の規定により市議会に御報告し、御承認をお願いするものであります。   それでは、内容について御説明しますので、議案第40号別紙の別紙、令和2年度小千谷一般会計補正予算(第2号)の1ページを御覧ください。第1項は、既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ36億2,003万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ216億5,898万2,000円とするものであり、第2項は、その内容を第1表のとおりとするものであります。   それでは、第1表、歳入歳出予算補正について御説明申し上げます。最初に、歳出から御説明しますので、3ページを御覧ください。3款民生費、1項社会福祉費において35億3,300万円の増額であり、特別定額給付金及びその給付に係る事務費の計上であります。   2項児童福祉費において4,367万9,000円の増額であり、子育て世帯臨時特別給付金及びその給付に係る事務費の計上であります。   7款商工費、1項商工費において600万円の増額であり、信用保証協会保証料補給金の増額であります。   9款消防費、1項消防費において3,735万3,000円の増額であり、感染症対策用品の購入費及び感染症対策に係る職員人件費等の計上であります。   次に、歳入について御説明しますので、2ページを御覧ください。15款国庫支出金、2項国庫補助金において35億7,667万9,000円の増額であり、特別定額給付金給付事業費補助金及び子育て世帯臨時特別給付金給付事業費補助金等の計上であります。   19款繰入金、1項基金繰入金において4,335万3,000円の増額であり、財政調整基金繰入金を増額するものであります。   次に、議案第42号 令和2年度小千谷一般会計補正予算(第3号)の専決処分について申し上げます。本案は、新型コロナウイルス感染症の影響により厳しい状況にある地域経済の回復に向けた支援策等に係る補正予算を地方自治法第179条第1項の規定により5月26日に専決処分させていただきましたので、同条第3項の規定により市議会に御報告し、御承認をお願いするものであります。   それでは、内容について御説明しますので、議案第42号別紙の別紙、令和2年度小千谷一般会計補正予算(第3号)の1ページを御覧ください。第1項は、既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ1億100万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ217億5,998万2,000円とするものであり、第2項は、その内容を第1表のとおりとするものであります。   それでは、第1表、歳入歳出予算補正について御説明申し上げます。最初に、歳出から御説明しますので、3ページを御覧ください。4款衛生費、1項保健衛生費において100万円の増額であり、感染症対策用備品購入費の計上であります。   7款商工費、1項商工費において1億円の増額であり、プレミアム付商品券事業委託料の計上及び新しい生活様式への対応を図る事業者を支援するための緊急経済対策事業補助金の増額であります。   次に、歳入について御説明しますので、2ページを御覧ください。15款国庫支出金、2項国庫補助金において1億5,014万円の増額であり、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の計上であります。   19款繰入金、1項基金繰入金において4,914万円の減額であり、財源調整のため財政調整基金繰入金を減額するものであります。   以上で説明を終わります。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中淳君) 吉越市民生活課長。               〔市民生活課長 吉越陽子君 登壇〕 ◎市民生活課長(吉越陽子君) ただいま一括上程になりました議案のうち、議案第41号 令和2年度小千谷国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の専決処分について御説明申し上げます。   本案は、先ほど御承認をいただきました議案第39号 小千谷市国民健康保険条例の一部を改正する条例の専決処分に伴い、傷病手当金の支給に係る補正予算を、地方自治法第179条第1項の規定により、議案第41号別紙のとおり4月30日に専決処分させていただきましたので、同条第3項の規定により市議会に報告し、その承認をお願いするものであります。   それでは、内容について御説明申し上げますので、議案第41号別紙の別紙、令和2年度小千谷国民健康保険特別会計補正予算(第1号)、国保1ページを御覧ください。第1項は、既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ51万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ31億3,402万円とするものであり、第2項は、その内容を第1表のとおりとするものであります。   それでは、第1表、歳入歳出予算補正について御説明申し上げます。最初に、歳入から御説明しますので、国保2ページを御覧ください。4款県支出金、1項県補助金において51万円の増額であり、傷病手当金の財源となる特別調整交付金の増額であります。   次に、歳出について御説明しますので、国保3ページを御覧ください。2款保険給付費、6項傷病手当諸費の51万円の計上であり、新型コロナウイルス感染症に感染するなどした被用者に支給する傷病手当金の計上であります。   以上で説明を終わります。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中淳君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   内山博志君。 ◆9番(内山博志君) この傷病手当金の対象ですけれども、被扶養者で、被保険者というのは対象になっていないということで。世帯主とか、そういう人はなっていないということでいいのですか。 ○議長(田中淳君) 吉越市民生活課長。 ◎市民生活課長(吉越陽子君) ただいまの御質問ですが、傷病手当金については、被保険者のうちお勤めをされている方が対象となっております。   以上です。 ○議長(田中淳君) ほかに質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) これにて質疑を終結いたします。   お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第40号から議案第42号については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) 御異議なしと認めます。   よって、議案第40号から議案第42号は委員会の付託を省略することに決しました。   これより討論に入ります。討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) これにて討論を終結いたします。   これより採決を行います。   まず、議案第40号を採決いたします。   本案は承認することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) 御異議なしと認めます。   よって、議案第40号は承認されました。   次に、議案第41号を採決いたします。   本案は承認することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) 御異議なしと認めます。   よって、議案第41号は承認されました。   次に、議案第42号を採決いたします。   本案は承認することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) 御異議なしと認めます。   よって、議案第42号は承認されました。                     ◇◇◇ △日程第19 議案第43号 小千谷市税条例の一部を改正する条例の制定について △日程第20 議案第44号 小千谷市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について △日程第21 議案第46号 小千谷市手数料条例の一部を改正する条例の制定について △日程第22 議案第45号 小千谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について △日程第23 議案第47号 小千谷市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について △日程第24 議案第48号 小千谷市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について……以上6件一括上程 ○議長(田中淳君) 日程第19、議案第43号から日程第24、議案第48号までの以上6件を一括して議題といたします。   提出者から提案理由の説明を求めます。   和田税務課長。               〔税務課長 和田計房君 登壇〕 ◎税務課長(和田計房君) ただいま一括上程になりました議案のうち、議案第43号、第44号及び第45号について御説明申し上げます。   本案は、令和2年度税制改正による地方税法等の一部改正等並びに新型コロナウイルス感染症緊急経済対策における法改正等に伴うものであり、先ほど説明いたしました専決処分以外の関係条文の改正及び所要の規定の整備を行うものでございます。   それでは、主な改正内容を御説明いたします。議案第43号別紙、小千谷市税条例の一部を改正する条例を御覧ください。初めに、先ほど説明いたしました4月1日施行の専決処分と同じく、この改正も2条立てとなっております。1ページから7ページ上段までが第1条改正、7ページ中段から20ページ上段までが第2条改正で、施行日の関係並びにたばこ税を2段階で改正する理由から、こういった作りとなっております。   それでは、1ページに戻っていただきまして、第1条改正でございます。   第11条の2は、個人の市民税の非課税措置について、寡夫、これは夫の寡夫ですが、を対象から除き、婚姻歴の有無を問わないひとり親を対象に加えるものでございます。   第19条の2は、所得控除においてもひとり親控除を追加するもの及び法改正に伴う項ずれを改めるものでございます。   2ページの第22条の2は、法改正に伴う引用条項の項ずれでございます。   2ページ下段からの第80条は、たばこの中の軽量な葉巻きたばこ、いわゆるリトルシガーの課税方式の見直しに関する改正でございます。昨年の秋にわかば、エコー、バイオレットという税率の低い旧3級品として分類されていた紙巻きたばこ3銘柄が、平成30年度税制改正による値上げに伴い、廃止されました。その代替品として発売された軽量葉巻きたばこは、廃止されたたばこの名称にシガーをつけ、たばこ葉の量を抑えて価格維持を図っておりましたが、このたびの改正により、今年及び来年の10月1日に2段階で税率を上げるものでございます。   なお、2段階目の税率改正は、第2条改正で規定しております。   3ページ中段の附則第4条の2は文言の整備及び4ページの第2項は、法人市民税の納期限の延長の適用を受けた場合に加算する延滞金の割合を市中金利の実勢を踏まえて引き下げるものでございます。   続く附則第4条の2の2は、前条に伴う文言の整備でございます。   5ページ中段の第9条は、このたびの新型コロナウイルス感染症の影響に伴う中小事業者に対する固定資産税の軽減措置として加えられた地方税法附則第61条と第62条を課税標準額の特例の読替規定に加えるものでございます。   地方税法附則第61条は、コロナの影響により昨年の同期間から売上高が30%以上50%未満減少した場合、その事業の用に供している償却資産と家屋の固定資産税額を2分の1に、50%以上減少した場合は全額、令和3年度分の課税に限り軽減するものでございます。   地方税法附則第62条は、平成30年度から適用していた生産性が従来より1%以上向上する事業用の機械及び装置や器具、備品などの償却資産を導入した場合のわがまち特例による軽減措置を、新型コロナウイルス感染症の影響を受けながらも新規に設備投資を行う中小事業者に対してさらに拡充して行うものでございます。具体的には生産性が1%以上向上する取得価格の合計が300万円以上の先端設備である償却資産とともに、令和2年及び3年中に導入する事業用家屋及び構築物に対しても特例措置を行うものでございます。   続きまして、附則第9条の2でございます。右欄の改正前の第6項は、議案第28号でも触れましたが、わがまち特例の中の再生可能エネルギーの中小水力発電設備に係る特例率の規定であります。当市では、国から示された標準的な特例率である参酌基準の3分の2を規定しておりますが、このたびの法改正により適用期限を2年間延長するとともにその参酌基準が4分の3に変更されたことに伴い、第5項に加えて特例率を変更するものでございます。   第9項です。今回新たに加えられました浸水被害軽減地区の指定を受けた土地に対するわがまち特例でございます。浸水被害軽減地区とは、洪水、浸水想定区域内で、浸水の拡大を抑制する効用が認められる盛土構造物や自然堤防で、水防法に基づき指定される区域でございます。昨年の台風19号による豪雨災害につきましては記憶に新しいところでございますが、この規定につきましては指定区域の地権者にインセンティブを与える目的のものでございます。通常の課税標準額にこの特例率を乗じた額で課税するわけですが、国の基準の2分の1以上6分の5の範囲内という設定条件中、当市は一番低い税率の2分の1の特例率で規定するものでございます。   第11項は、先ほど附則第9条で説明いたしました地方税法附則第62条に該当する固定資産税の課税標準額を、取得後3年間、ゼロ以上2分の1以下の範囲内で課税するという特例措置を行うものでございます。当市は、その特例率を一番低いゼロとしたい旨の規定です。   なお、この特例に係る減収額につきましては、全額国費で補填されることとなっております。   6ページの附則第14条の2ですが、これもこのたびの新型コロナウイルス感染症関連の改正です。昨年の10月1日から導入された軽自動車税の環境性能割につきましては、消費税率引上げ対応として、今年の9月30日までの1年間、通常の税率よりも1%低い税率で課税するという特例措置を講じておりました。この改正は、その特例措置をさらに半年間延長するものでございます。   続く附則第16条及び第16条の2は、土地基本法の一部改正に伴い、空き地等低未利用土地の活用促進を図るため、個人の市民税において該当する土地を譲渡した場合の長期譲渡所得の特別控除を創設するものでございます。   次に、第2条改正です。7ページから8ページ後段までの第9条は、項ずれ及び文言の整備でございます。   8ページ後段の第9条の2は、該当規定が削除されることによるものでございます。   9ページの第11条は、文言の整備及び法改正による項ずれでございます。   続きまして、9ページから18ページ中段までの第17条、第34条、第35条及び第37条につきましては、法人税法において通算法人ごとに申告等を行うこととし、従来の連結納税を廃止することに伴う規定の整理及び項ずれを改めるものでございます。   18ページ中段の第80条は、第1条改正で説明いたしました軽量葉巻きたばこの2段階目の税率改正でございます。   次の附則第4条の2は、条項の整理でございます。   19ページの附則第9条及び第9条の2は、固定資産税の課税標準の特例の読替規定の条ずれを改めるものでございます。   中段の附則第25条は、新型コロナウイルス感染症の影響により、市長が指定した参加料等が発生するイベントや行事を中止した場合、その支払い済みの参加料の払戻しを放棄された方の分を寄附金扱いとして令和3年度の市民税額から控除するものでございます。   下段の附則第26条も新型コロナウイルス感染症対策関連の改正でございます。住宅借入金等特別税額控除につきましては、昨年の改正で消費税導入前の駆け込み反動減対策として、増税後の建築費で建築した住宅に令和2年12月31日までに入居した場合、通常より3年長い13年間、借入金残高に応じて市民税の税額控除を行う特例が導入されました。この附則第26条は、コロナの影響により工期の遅延等によりこの期限内に入居できなかった場合も特例の対象にする旨の規定でございます。   20ページからの附則は、第1条において施行期日、第2条は延滞金に関する経過措置、第3条、第4条はそれぞれ個人及び法人の市民税の経過措置でございます。   21ページ下段の第5条が固定資産税、第6条、第7条が市たばこ税の経過措置で、第8条は寄附金税額控除の経過措置でございます。   続きまして、議案第44号別紙、小千谷市都市計画税条例の一部を改正する条例を御覧ください。初めに、この改正も2条立てになっております。   まず、第1条改正です。1ページの附則第3項は、先ほど説明いたしました市税条例同様、浸水被害軽減地区の課税標準の特例、いわゆるわがまち特例を都市計画税においても2分の1で規定するものでございます。   続く第4項から3ページ上段の第11項までは、今ほどの第3項を加えたことによる引用条項を含めた項ずれを改めるものでございます。   第12項は、これも市税条例同様、新型コロナ感染症経済対策による改正で、先ほど説明いたしましたその影響により一定程度以上売上げが減少した中小事業者の事業用家屋の都市計画税について、その割合に応じて2分の1もしくは全額を令和3年度課税において軽減する特例を追加するものでございます。   続く第2条改正は、令和3年度に予定されている地方税法改正に伴う条ずれを改めるものでございます。   附則は、第1条改正を公布の日から施行し、第2条改正を令和3年1月1日施行とするものでございます。   続きまして、議案第45号 小千谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。本案は、地方税法及び土地基本法等の一部を改正する法律の施行に伴う改正でございます。   それでは、改正内容を御説明いたします。議案第45号別紙、小千谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を御覧ください。附則第6項及び2ページの第7項は、市税条例の一部改正でも申し上げましたが、低未利用地を有効活用するために譲渡した場合、所得から一定の控除を行う課税の特例を創設するものです。   附則は、施行期日を令和3年1月1日とするもの及び適用区分でございます。   以上で議案の説明を終わります。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中淳君) 吉越市民生活課長。               〔市民生活課長 吉越陽子君 登壇〕 ◎市民生活課長(吉越陽子君) ただいま一括上程になりました議案のうち、議案第46号 小千谷市手数料条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。   本案は、情報通信技術の活用による行政手続等に係る関係者の利便性の向上並びに行政運営の簡素化及び効率化を図るための行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律等の一部を改正する法律の一部の施行に伴い、個人番号の通知カードが廃止されることになったため、改正を行うものであります。   それでは、改正の内容について御説明申し上げますので、議案第46号別紙を御覧ください。第5条は、手数料の免除の規定であり、第1項第8号の個人番号の通知カードを削除するものであります。   別表は、手数料を徴収する種類及び額であり、市民生活課関係の表中の8の個人番号の通知カード再交付手数料を削除するものであります。   附則は、施行期日を公布の日からとするものであります。   以上で説明を終わります。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中淳君) 岡元健康未来こども課長。               〔健康未来こども課長 岡元義之君 登壇〕 ◎健康未来こども課長(岡元義之君) ただいま一括上程になりました議案のうち、議案第47号及び議案第48号について御説明申し上げます。   最初に、議案第47号 小千谷市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。本案は、国が示す特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準の一部が改正されたことに伴い、所要の改正を行うものであります。   それでは、議案第47号別紙を御覧ください。第42条は、特定教育・保育施設等との連携に関する規定であり、第4項は、特定地域型保育事業者による保育提供の終了に際し、同項第1号または第2号のいずれかに該当する場合は、引き続き教育または保育を提供する連携施設の確保義務を適用しないことができるとする規定に改めるものであります。   2ページ、第5項は、前項における第2号に該当する場合に限り、同項第1号または第2号の施設を連携協力を行う者として適切に確保しなければならないと改めるものであります。   附則につきましては、この条例の施行日を公布の日からとするものであります。   次に、議案第48号 小千谷市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。本案は、国が示す家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部が改正されたことに伴い、所要の改正を行うものであります。   それでは、議案第48号別紙を御覧ください。第7条は、保育所等との連携に関する規定であり、第4項は、家庭的保育事業者等による保育提供の終了に際して、同項第1号または第2号のいずれかに該当する場合は、引き続き教育または保育を提供する連携施設の確保義務を適用しないものとする規定に改めるものであります。   2ページ、第5項は、前項における第2号に該当する場合に限り、同項第1号または第2号の施設を連携協力を行う者として適切に確保しなければならないと改めるものであります。   第38条は、居宅訪問型保育事業に関する規定であり、第4号の母子家庭等については、保護者の疾病、疲労、その他身体上、精神上もしくは環境上の理由により、家庭において乳幼児を養育することが困難な場合においても、居宅訪問型保育を提供することが可能とする規定に改めるものであります。   第29条及び第44条は、文言を整理するものであります。   附則につきましては、この条例の施行日を公布の日からとするものであります。   以上で議案第47号及び議案第48号の説明を終わります。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中淳君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) これにて質疑を終結いたします。   ただいま議題となっております議案第43号及び議案第44号、議案第46号の3件を総務文教委員会に、議案第45号、議案第47号及び議案第48号の3件を民生産業委員会に付託いたします。                     ◇◇◇ ○議長(田中淳君) 暫時休憩いたします。午前11時34分  休憩            午前11時35分  開議 ○議長(田中淳君) 再開いたします。休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第25 議案第49号 令和2年度小千谷一般会計補正予算(第4号)について △日程第26 議案第50号 令和2年度小千谷国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について △日程第27 議案第51号 令和2年度小千谷介護保険特別会計補正予算(第1号)について △日程第28 議案第52号 令和2年度小千谷後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について……以上4件一括上程 ○議長(田中淳君) 日程第25、議案第49号から日程第28、議案第52号までの以上4件を一括して議題といたします。   提出者から提案理由の説明を求めます。   真島企画政策課長。               〔企画政策課長 真島新一君 登壇〕 ◎企画政策課長(真島新一君) ただいま一括上程になりました議案のうち、議案第49号 令和2年度小千谷一般会計補正予算(第4号)について御説明申し上げます。   本案は、すみれ保育園の保育室増設に係る工事費の計上や国のGIGAスクール構想に基づく小中特別支援学校の児童・生徒1人につき1台の端末整備に要する経費の計上など、緊急を要する経費について予算の補正をお願いするものであります。   それでは、内容について御説明申し上げますので、議案第49号別紙、令和2年度小千谷一般会計補正予算(第4号)の1ページを御覧ください。第1条は、歳入歳出予算の補正であり、歳入歳出それぞれ739万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ217億6,737万2,000円とするものであり、第2項は、その内容を第1表のとおりとするものであります。   第2条は、債務負担行為の補正であり、その内容を第2表のとおりとするものであります。   第3条は、地方債の補正であり、その内容を第3表のとおりとするものであります。   それでは、第1表、歳入歳出予算補正について御説明申し上げます。最初に、歳出から御説明しますので、3ページを御覧ください。2款総務費、1項総務管理費において1,680万円の増額であり、国庫補助金の交付決定に伴う再生可能エネルギー導入可能性調査業務委託料の計上及び自治総合センター助成事業の採択に伴うコミュニティ助成事業補助金の増額等であります。   3款民生費、1項社会福祉費において1,344万4,000円の増額であり、介護保険特別会計予算の補正に伴う繰出金の増額であります。   2項児童福祉費において1億1,600万円の増額であり、すみれ保育園の増築に係る施設整備等工事費の増額であります。   3項生活保護費において66万円の増額であり、電算システム改修委託料の計上であります。   5款労働費、2項労働諸費において210万円の増額であり、U・Iターン就職推進事業委託料の増額であります。   6款農林水産業費、1項農業費において20万2,000円の増額であり、農業新規参入者経営安定資金利子補給金の計上であります。   8款土木費、4項都市計画費において2億9,205万円の減額であり、図書館等複合施設整備事業委託料の減額及び官民連携支援業務委託料の計上等であります。   6項住宅費において1,000万円の増額であり、定住促進マイホーム取得補助金の増額であります。   10款教育費、1項教育総務費において10万2,000円の増額であり、就学旅行取消料補助金の計上であります。   2項小学校費において8,311万5,000円の増額、3項中学校費において4,185万円の増額、4項特別支援学校費において126万円の増額であり、いずれもGIGAスクール構想に基づき、児童・生徒1人につき1台の端末を整備するための学校用備品購入費の増額、計上であります。   5項社会教育費において72万円の増額であり、地域活性化センター助成事業の採択に伴う移住定住交流推進支援事業補助金の計上であります。   6項保健給食費において1,318万7,000円の増額であり、感染症対策用品購入費の計上、学校給食費等補償金の計上及び学校給食センターの施設修繕工事費の計上等であります。   次に、歳入について御説明しますので、2ページを御覧ください。15款国庫支出金、1項国庫負担金において672万2,000円の増額であり、介護保険低所得者第1号被保険者保険料軽減負担金の増額であります。   2項国庫補助金において207万5,000円の増額であり、地方創生推進交付金の増額、エネルギー構造高度化・転換理解促進事業費補助金の計上、生活保護適正実施推進等事業費補助金の増額、社会資本整備総合交付金の減額、公立学校情報機器整備費補助金の計上及び学校保健特別対策事業費補助金の計上であります。   16款県支出金、1項県負担金において336万1,000円の増額であり、介護保険低所得者第1号被保険者保険料軽減負担金の増額であります。   2項県補助金において13万4,000円の増額であり、農業新規参入者経営安定資金利子助成補助金の計上であります。   19款繰入金、1項基金繰入金において3,315万8,000円の増額であり、財源調整による財政調整基金繰入金の増額及び文化施設建設基金繰入金の減額であります。   21款諸収入、5項雑入において584万円の増額であり、自治総合センター助成金の増額、地域活性化センター助成金の計上及び全国学校給食会連合会補助金の計上であります。   22款市債、1項市債において4,390万円の減額であり、児童福祉施設整備事業債の増額及び都市計画事業債の減額であります。   次に、第2表、債務負担行為補正について御説明しますので、4ページを御覧ください。新規参入者経営安定資金の融資を受ける農業者を支援するため、農業新規参入者経営安定資金利子補給の事項を追加し、期間を令和2年度から令和13年度まで、限度額を242万4,000円とするものであります。   次に、第3表、地方債補正について御説明します。起債の目的の児童福祉施設整備事業について、限度額を1億3,780万円増額して1億4,040万円に、都市計画事業について、限度額を1億8,170万円減額して1億5,290万円にそれぞれ変更するものであり、起債限度額の総額を14億7,100万円とするものであります。   以上で説明を終わります。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中淳君) 吉越市民生活課長。               〔市民生活課長 吉越陽子君 登壇〕 ◎市民生活課長(吉越陽子君) ただいま一括上程になりました議案のうち、議案第50号及び議案第52号について御説明申し上げます。   最初に、議案第50号 令和2年度小千谷国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。本案は、先ほど議案第36号で報告し、御承認をいただきました新型コロナウイルス感染症の影響に係る減免の特例を定めた小千谷市国民健康保険税条例の一部改正に係る専決処分に対応し、予算の補正をお願いするものであります。   それでは、内容について御説明申し上げますので、議案第50号別紙、令和2年度小千谷国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、国保1ページを御覧ください。第1項は、既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ330万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ31億3,732万円とするものであり、第2項は、その内容を第1表のとおりとするものであります。   それでは、第1表、歳入歳出予算補正について御説明申し上げます。最初に、歳入から御説明しますので、国保2ページを御覧ください。4款県支出金、1項県補助金において330万円の増額であり、新型コロナウイルス感染症の影響で収入が減少した被保険者等に係る国民健康保険税の減免に伴う特別調整交付金の増額であります。   次に、歳出について御説明しますので、国保3ページを御覧ください。7款諸支出金、1項償還金及び還付加算金において330万円の増額であり、新型コロナウイルス感染症の影響で収入が減少した被保険者等に係る国民健康保険税の減免に伴う令和元年度2月分及び3月分の減免分の還付金の増額であります。   続きまして、議案第52号 令和2年度小千谷後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。本案は、新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した被保険者等に係る後期高齢者医療保険料の減免について、新潟県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療に関する条例の一部改正が行われたことに伴い、予算の補正をお願いするものであります。   それでは、内容について御説明申し上げますので、議案第52号別紙、令和2年度小千谷後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)、後期1ページを御覧ください。第1項は、既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ65万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ8億693万3,000円とするものであり、第2項は、その内容を第1表のとおりとするものであります。   それでは、第1表、歳入歳出予算補正について御説明申し上げます。最初に、歳入から御説明しますので、後期2ページを御覧ください。5款諸収入、2項雑入において65万円の増額であり、新型コロナウイルス感染症の影響で収入が減少した被保険者等に係る後期高齢者医療広域連合返納金の増額であります。   次に、歳出について御説明しますので、後期3ページを御覧ください。3款諸支出金、1項償還金及び還付加算金において65万円の増額であり、新型コロナウイルス感染症の影響で収入が減少した被保険者等に係る後期高齢者医療保険料の減免に伴う令和元年度2月分及び3月分の減免分の還付金の増額であります。   以上で説明を終わります。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中淳君) 谷口福祉課長。               〔福祉課長 谷口則子君 登壇〕 ◎福祉課長(谷口則子君) ただいま一括上程になりました議案のうち、議案第51号 令和2年度小千谷介護保険特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。   本案は、先ほど議案第31号及び議案第38号で報告し、御承認いただきました介護保険第1号被保険者の保険料軽減及び減免を実施するための介護保険条例の一部改正に係る専決処分に対応し、予算の補正をお願いするものでございます。   それでは、内容について御説明いたしますので、議案第51号別紙、令和2年度小千谷介護保険特別会計補正予算(第1号)を御覧ください。第1項におきまして、既定の予算総額に歳入歳出それぞれ350万円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ39億2,370万9,000円とし、第2項におきまして、補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額を第1表のとおりとするものでございます。   歳入について御説明申し上げますので、介護2ページを御覧ください。1款保険料、1項保険料において1,344万4,000円の減額であり、第1号被保険者の保険料軽減に伴う減額でございます。   3款国庫支出金、2項国庫補助金において350万円の増額であり、保険料減免に伴う調整交付金の増額でございます。   7款繰入金、1項他会計繰入金において、1款保険料の減額に伴い、同額を増額するものでございます。   次に、歳出について御説明申し上げますので、介護3ページを御覧ください。5款諸支出金、1項償還金及び還付加算金において350万円の増額であり、保険料減免に伴う保険料還付金の増額でございます。   以上で説明を終わります。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中淳君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) これにて質疑を終結いたします。   ただいま議題となっております議案第49号を総務文教委員会に、議案第50号から議案第52号までの3件を民生産業委員会に付託いたします。                     ◇◇◇ ○議長(田中淳君) 暫時休憩いたします。午前11時52分  休憩            午後 1時00分  開議 ○議長(田中淳君) 再開いたします。休憩前に引き続き会議を開きます。
    △日程第29 議案第53号 契約の締結について ○議長(田中淳君) 日程第29、議案第53号を議題といたします。   提出者から提案理由の説明を求めます。   真島企画政策課長。               〔企画政策課長 真島新一君 登壇〕 ◎企画政策課長(真島新一君) ただいま上程になりました議案第53号 契約の締結について御説明申し上げます。   本案は、クリーンスポット大原の廃プラスチック系廃棄物減容化施設の基幹的設備改良工事に係る請負契約の締結に当たり、地方自治法第96条第1項の規定により市議会の議決をお願いするものであります。   それでは、内容について御説明いたします。1の契約の目的は、クリーンスポット大原廃プラスチック系減容化施設基幹的設備改良工事であります。   2の契約履行の場所は、小千谷市大字ひ生地内であります。   3の契約の方法は、随意契約であります。   4の契約の金額は、2億1,835万円であります。   5の契約の相手方は、新潟市中央区東大通1丁目2番25号、エスエヌ環境テクノロジー株式会社新潟営業所、所長、渡邉哲生であります。   以上でありますが、去る5月20日に仮契約を締結いたしましたので、市議会の議決をいただき、本契約としたいものであります。   なお、参考資料を添付してございますので、併せて御覧いただきたいと思います。   以上で説明を終わります。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中淳君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   長谷川有理君。 ◆13番(長谷川有理君) このたびの契約の目的は設備の改良工事ですが、もともとの設備の納入自体は、契約の相手方が納入した設備なのかどうかというのが1点と、契約の方法が随意契約ですが、随意契約にした理由をお聞かせください。 ○議長(田中淳君) 真島企画政策課長。 ◎企画政策課長(真島新一君) 現在使っております設備、これから改良する設備につきましては、当初施工業者が建物とか含めて一式整備した設備でございまして、当初施工は、今回の契約の相手方とは違う業者が当初施工で請け負っております。   2点目の随意契約にした理由でありますが、設備の改良ということで、既存の設備との連動、連携も必要なものですから、技術的に設計、入札に付するための設計を組むことが極めて難しいということで、時間と経費を相当かけないと入札に付するための設計が難しいという工事でありますので、内容を勘案いたしまして、性能発注方式の仕様書による随意契約ということで見積り合わせを行ったところであります。   以上です。 ◆13番(長谷川有理君) 当初の施工業者と違う業者が今回契約の相手方ですが、当初の施工業者というものは今回こういった契約には結びつかなかったのですか。 ◎企画政策課長(真島新一君) 当初施工業者に対しましても今回見積りをお願いいたしましたが、見積りを辞退したいということで申出がありましたので、そちらの業者との契約ということではございません。 ○議長(田中淳君) 佐藤隆一君。 ◆10番(佐藤隆一君) 1つお聞きしたいと思います。   設備自体は、これまでに小さな改修ということはあったように思いますけれども、2億円からというとかなり大きな改修ということになりますが、小さな改修は別にして、今回のような大規模な改修というのは今後予定されるのは、つまりどの程度の耐用年数ということを想定をして、今回の改修に踏み切ったのかというような点についてちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(田中淳君) 真島企画政策課長。 ◎企画政策課長(真島新一君) 御発言にありましたとおり、小規模な修繕あるいは消耗品類の交換につきましては年次計画で行っております。今回基幹的設備の改良ということで、プラント本体の極めて中枢の部分について一式更新をさせていただくと。最新のものを入れて効率化を図るということで、今回議案のほうを提案させていただいたものでございます。こちらにつきましては、供用開始から20年ほど経過して、今回初めて全面的な入替えということになりますので、今回の更新後、やはり同等程度の期間については今回入れ替える設備を継続して使ってまいりたいということで考えております。施設について長寿命化計画を策定しておりますので、その計画に基づいてこの時期に更新をさせていただくものでございます。   以上です。 ○議長(田中淳君) 阿部守男君。 ◆1番(阿部守男君) 機械の件でちょっとお伺いしたいのですが、自動結束機が更新となっていますけれども、この仕様について分かりましたら教えていただけますか。というのは、今まではスチールバンドで結束をしていたと思うのですけれども、納入先がスチールバンドだと非常に受入れがよろしくないような意見を聞いたものですから。 ○議長(田中淳君) 真島企画政策課長。 ◎企画政策課長(真島新一君) 今回もともと使用しておりますスチール製からプラスチック製にバンドのほうを交換するということで、違ったものを採用することにしております。 ○議長(田中淳君) ほかに質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) ないようでありますので、これにて質疑を終結いたします。   お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第53号については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) 御異議なしと認めます。   よって、議案第53号については委員会の付託を省略することに決しました。   これより討論に入ります。討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) これにて討論を終結いたします。   これより議案第53号を採決いたします。   本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) 御異議なしと認めます。   よって、議案第53号は原案のとおり可決されました。                     ◇◇◇ △日程第30 議案第54号 財産の取得について ○議長(田中淳君) 日程第30、議案第54号を議題といたします。   提出者から提案理由の説明を求めます。   真島企画政策課長。               〔企画政策課長 真島新一君 登壇〕 ◎企画政策課長(真島新一君) ただいま上程になりました議案第54号 財産の取得について御説明申し上げます。   本案は、消防団に配備する消防ポンプ自動車を更新するための契約の締結に当たり、地方自治法第96条第1項の規定により市議会の議決をお願いするものであります。   それでは、内容について御説明いたします。1の取得する財産の名称及び数量は、消防ポンプ自動車1台であります。   2の取得の目的は、消防業務であります。   3の契約の方法は、指名競争入札で、指名業者6者により入札を執行したところであります。   4の取得金額は、2,160万430円であります。   5の契約の相手方は、柏崎市大字中田1804番地1、株式会社米峰、代表取締役、吉越俊昭であります。   以上でありますが、去る5月8日に仮契約を締結いたしましたので、市議会の議決をいただき、本契約としたいものであります。   なお、参考資料を添付してございますので、併せて御覧いただきたいと思います。   以上で説明を終わります。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中淳君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) これにて質疑を終結いたします。   お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第54号については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) 御異議なしと認めます。   よって、議案第54号については委員会の付託を省略することに決しました。   これより討論に入ります。討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) これにて討論を終結いたします。   これより議案第54号を採決いたします。   本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) 御異議なしと認めます。   よって、議案第54号は原案のとおり可決されました。                     ◇◇◇ △日程第31 議案第55号 小千谷市固定資産評価審査委員会委員の選任について ○議長(田中淳君) 日程第31、議案第55号を議題といたします。   提出者から提案理由の説明を求めます。   大塚市長。               〔市長 大塚昇一君 登壇〕 ◎市長(大塚昇一君) ただいま上程になりました議案第55号 小千谷市固定資産評価審査委員会委員の選任について御説明申し上げます。   小千谷市固定資産評価審査委員会委員の小杉裕美子氏が令和2年6月30日をもって任期満了となりますので、引き続き同氏を選任いたしたく、地方税法第423条第3項の規定により市議会の御同意をお願いするものであります。   小杉裕美子氏の住所は、小千谷市土川1丁目15番27号、生年月日は昭和35年5月12日であります。   なお、略歴につきましては、別紙参考資料のとおりであります。   よろしく御審議の上、御同意を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中淳君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) これにて質疑を終結いたします。   お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第55号については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) 御異議なしと認めます。   よって、議案第55号については委員会の付託を省略することに決しました。   お諮りいたします。本案は、人事の問題でありますので、討論を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) 御異議なしと認めます。   これより議案第55号を採決いたします。   本案は起立により表決を求めますが、起立しない諸君は同意しないものとみなします。   本案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中淳君) 起立全員であります。   よって、議案第55号はこれに同意することに決しました。                     ◇◇◇ △日程第32 議案第56号 小千谷市農業委員会委員の任命について △日程第33 議案第57号 小千谷市農業委員会委員の任命について △日程第34 議案第58号 小千谷市農業委員会委員の任命について △日程第35 議案第59号 小千谷市農業委員会委員の任命について △日程第36 議案第60号 小千谷市農業委員会委員の任命について △日程第37 議案第61号 小千谷市農業委員会委員の任命について △日程第38 議案第62号 小千谷市農業委員会委員の任命について △日程第39 議案第63号 小千谷市農業委員会委員の任命について △日程第40 議案第64号 小千谷市農業委員会委員の任命について △日程第41 議案第65号 小千谷市農業委員会委員の任命について △日程第42 議案第66号 小千谷市農業委員会委員の任命について △日程第43 議案第67号 小千谷市農業委員会委員の任命について △日程第44 議案第68号 小千谷市農業委員会委員の任命について △日程第45 議案第69号 小千谷市農業委員会委員の任命について △日程第46 議案第70号 小千谷市農業委員会委員の任命について △日程第47 議案第71号 小千谷市農業委員会委員の任命について △日程第48 議案第72号 小千谷市農業委員会委員の任命について △日程第49 議案第73号 小千谷市農業委員会委員の任命について △日程第50 議案第74号 小千谷市農業委員会委員の任命について……以上19件一括上程 ○議長(田中淳君) 日程第32、議案第56号から日程第50、議案第74号までの以上19件を一括して議題といたします。   提出者から提案理由の説明を求めます。   大塚市長。               〔市長 大塚昇一君 登壇〕 ◎市長(大塚昇一君) ただいま一括上程になりました議案第56号から議案第74号までの農業委員会委員の任命について御説明申し上げます。   本案は、小千谷市農業委員会委員が本年7月19日をもって任期満了となりますので、再任6名を含む19名を新たに農業委員会委員に任命したいので、農業委員会等に関する法律、以下法とさせていただきます、第8条第1項の規定により市議会の御同意をお願いするものであります。   内容について御説明いたします。議案第56号から第74号参考資料を御覧ください。これは、小千谷市農業委員会委員に任命する者として市議会の同意を求める者の一覧表です。同意をお願いするのは1人ずつになりますが、法に規定された要件等がありますので、全体を確認していただくために参考資料として作成したものです。   農業委員会委員を任命する際の委員の要件としては、農業に関する識見を有し、農業委員会の所掌に属する事項に関し、その職務を適切に行うことができる者であるほか、4点が定められていますが、この点については次のような状況であります。   1点目、法第8条第4項第1号及び第2号の規定により、破産手続開始の決定を受けて復権を得ない者及び禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わるまで、またはその執行を受けることがなくなるまでの者は農業委員会委員に任命することができませんが、該当者はおりません。   2点目、法第8条第5項で認定農業者が委員の過半数を占めるように規定されていますが、認定農業者欄に丸印のある12名が認定農業者であり、過半数を超えております。   3点目、法第8条第6項で農業委員会の所掌に属する事項に関し利害関係を有しない者を含むよう規定されていますが、職業欄にあるように非農業者が1名含まれています。   4点目、法第8条第7項で年齢、性別等に著しい偏りが生じないよう配慮することが規定されていますが、議案第68号、議案第71号及び議案第74号で女性が3人、年齢欄にあるように50歳未満の青年4人が含まれています。また、推薦した者の欄には、それぞれ推薦した団体の名称が記載してあります。   なお、この選考に当たっては、小千谷市農業委員会委員候補者評価委員会による公正な手続及び適正な判断を経ております。   それでは、小千谷市農業委員会委員として任命したい者19名の住所、氏名、生年月日を申し上げます。敬称は略させていただきます。   議案第56号を御覧ください。住所、小千谷市大字川井新田530番地、氏名、野清一、生年月日、昭和25年12月8日。   次に、議案第57号を御覧ください。住所、小千谷市高梨町3558番地、氏名、大平和、生年月日、昭和27年2月24日。   次に、議案第58号を御覧ください。住所、小千谷市大字西吉谷乙323番地2、氏名、鳥山堅一、生年月日、昭和19年2月21日。   次に、議案第59号を御覧ください。住所、小千谷市真人町戊3029番地子、氏名、細金剛、生年月日、昭和27年7月26日。   次に、議案第60号を御覧ください。住所、小千谷市大字小栗山1576番地、氏名、磯部正行、生年月日、昭和28年9月23日。   次に、議案第61号を御覧ください。住所、小千谷市真人町丙991番地、氏名、藤巻政一、生年月日、昭和29年6月30日。   次に、議案第62号を御覧ください。住所、小千谷市片貝町716番地、氏名、堀井信良、生年月日、昭和37年3月31日。   次に、議案第63号を御覧ください。住所、小千谷市大字東吉谷甲1393番地1、氏名、谷口一夫、生年月日、昭和22年1月22日。   次に、議案第64号を御覧ください。住所、小千谷市大字桜町428番地、氏名、鈴木栄正、生年月日、昭和48年5月16日。   次に、議案第65号を御覧ください。住所、小千谷市大字小粟田808番地、氏名、金子悟、生年月日、昭和58年11月21日。   次に、議案第66号を御覧ください。住所、小千谷市大字三仏生3839番地1、氏名、和田正克、生年月日、昭和26年8月7日。   次に、議案第67号を御覧ください。住所、小千谷市大字ひ生丙860番地、氏名、堀澤吉秋、生年月日、昭和30年11月22日。   次に、議案第68号を御覧ください。住所、小千谷市大字山谷1319番地、氏名、中野和子、生年月日、昭和29年1月10日。   次に、議案第69号を御覧ください。住所、小千谷市大字谷内116番地1、氏名、小池賢司、生年月日、昭和23年5月2日。   次に、議案第70号を御覧ください。住所、小千谷市大字岩沢836番地、氏名、藤田清夫、生年月日、昭和20年1月7日。   次に、議案第71号を御覧ください。住所、小千谷市日吉2丁目4番10号、日吉団地住宅115号、氏名、小見山優子、生年月日、昭和59年12月10日。   次に、議案第72号を御覧ください。住所、小千谷市大字小粟田904番地1、氏名、國松吉範、生年月日、昭和22年9月2日。   次に、議案第73号を御覧ください。住所、小千谷市大字池中新田470番地2、氏名、田中正好、生年月日、昭和36年1月6日。   次に、議案第74号を御覧ください。住所、小千谷市城内4丁目2番29号、氏名、長谷川有理、生年月日、昭和49年12月3日。   なお、法の規定により、新たに任命する委員の任期は、現委員の任期満了の日の翌日である本年7月20日から3年となります。   以上で説明を終わります。よろしく御審議の上、御同意を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中淳君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) これにて質疑を終結いたします。   お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第56号から議案第74号については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) 御異議なしと認めます。   よって、議案第56号から議案第74号については委員会の付託を省略することに決しました。   お諮りいたします。本案は、人事の問題でありますので、討論を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) 御異議なしと認めます。   これより議案第56号を採決いたします。   本案は起立により表決を求めますが、起立しない諸君は同意しないものとみなします。   本案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中淳君) 起立全員であります。   よって、議案第56号はこれに同意することに決しました。   次に、議案第57号を採決いたします。   本案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中淳君) 起立全員であります。   よって、議案第57号はこれに同意することに決しました。   次に、議案第58号を採決いたします。   本案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中淳君) 起立全員であります。   よって、議案第58号はこれに同意することに決しました。   次に、議案第59号を採決いたします。   本案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中淳君) 起立全員であります。   よって、議案第59号はこれに同意することに決しました。   次に、議案第60号を採決いたします。   本案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中淳君) 起立全員であります。   よって、議案第60号はこれに同意することに決しました。   次に、議案第61号を採決いたします。   本案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中淳君) 起立全員であります。   よって、議案第61号はこれに同意することに決しました。   次に、議案第62号を採決いたします。   本案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中淳君) 起立全員であります。   よって、議案第62号はこれに同意することに決しました。   次に、議案第63号を採決いたします。   本案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中淳君) 起立全員であります。   よって、議案第63号はこれに同意することに決しました。   次に、議案第64号を採決いたします。   本案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中淳君) 起立全員であります。   よって、議案第64号はこれに同意することに決しました。   次に、議案第65号を採決いたします。   本案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中淳君) 起立全員であります。   よって、議案第65号はこれに同意することに決しました。   次に、議案第66号を採決いたします。   本案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中淳君) 起立全員であります。   よって、議案第66号はこれに同意することに決しました。   次に、議案第67号を採決いたします。   本案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中淳君) 起立全員であります。   よって、議案第67号はこれに同意することに決しました。   次に、議案第68号を採決いたします。   本案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中淳君) 起立全員であります。   よって、議案第68号はこれに同意することに決しました。   次に、議案第69号を採決いたします。   本案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中淳君) 起立全員であります。   よって、議案第69号はこれに同意することに決しました。   次に、議案第70号を採決いたします。   本案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中淳君) 起立全員であります。   よって、議案第70号はこれに同意することに決しました。   次に、議案第71号を採決いたします。   本案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中淳君) 起立全員であります。   よって、議案第71号はこれに同意することに決しました。   次に、議案第72号を採決いたします。   本案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中淳君) 起立全員であります。   よって、議案第72号はこれに同意することに決しました。   次に、議案第73号を採決いたします。   本案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中淳君) 起立全員であります。   よって、議案第73号はこれに同意することに決しました。   暫時休憩いたします。午後 1時30分  休憩            午後 1時31分  開議               〔13番 長谷川有理君 退席〕 ○議長(田中淳君) 再開いたします。休憩前に引き続き会議を開きます。   次に、議案第74号を採決いたします。   本案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中淳君) 起立全員であります。   よって、議案第74号はこれに同意することに決しました。                     ◇◇◇ ○議長(田中淳君) 暫時休憩いたします。午後 1時31分  休憩            午後 1時32分  開議               〔13番 長谷川有理君 着席〕 ○議長(田中淳君) 再開いたします。休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第51 発議案第2号 小千谷市議会の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について ○議長(田中淳君) 日程第51、発議案第2号を議題といたします。   提出者から提案理由の説明を求めます。   駒井和彦君。               〔4番 駒井和彦君 登壇〕 ◆4番(駒井和彦君) 発議案第2号 小千谷市議会の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案者として提案理由を述べさせていただきます。   世界で猛威を振るう新型コロナウイルスのパンデミック。日本でも4月に入り7都府県で緊急事態が宣言され、その後全国に拡大、長期にわたり外出の自粛や休業要請が行われる事態となったことは周知のことであり、現在もその感染拡大がどう収束していくのか、いまだ先は見えておりません。   しかし、この感染拡大が今後ますます国内外の社会、経済に大きな影響が及ぶことは明らかであり、既に飲食業、旅行業、宿泊業、タクシー業はどん底を見ている状態であり、当市も例外ではありません。   そんな情勢の中、当時私は正直、まずは苦しんでいる人のつらい思いに寄り添いたい、痛みを少しでも分かち合いたいと感じました。そして、それは単純な発想ではありますが、気持ちとして、議員として私がやれることの一つが議員歳費の一部返納ではないかと考えました。   新型コロナウイルスに関し、若干、当市議会の現在までの経緯を時系列で述べさせていただきますが、本年第1回定例会において、報酬等審議会からの議員歳費2,000円加算を半年間支給停止とする修正動議が大矢議員から提出され、全会一致で賛成をいただき、歳出の削減に努めてまいりました。   第1回定例会終了後、当市議会で再度、国、当市への要望取りまとめの際に、議員歳費返納案が出され、ゴールデンウイーク明け5月7日の会派代表者会議において提案、5月18日の議員全員協議会において吉﨑議員より提案説明があり、本日私の議員発議に至っております。   他方、私が議員になってから、当市議会としての歳費からの捻出については、2016年4月14日に熊本県、大分県で相次いで発生した熊本地震や、2018年6月28日から7月8日にかけて西日本を中心に北海道や中部地方を含む広い範囲で記録された7月豪雨、別称西日本豪雨で、議員歳費からの徴収とクラブ会からの積立金の取崩しにより、合算でそれぞれ20万円を見舞金として支払った経緯があり、義援金と歳費返納という使途は異なりますが、捻出方法については大きな違いはないと思っております。ましてや市外への援助以上に、小千谷市民に寄り添う気持ちは優先されなければならないと思っております。   今回の期末手当10%返納に、その積み上げに明確な根拠は持ち合わせていませんが、私たち議員には寄附行為は公職選挙法による縛りがあり、よかれと思う行為に対しても制約があることは皆様御承知のことと思います。金額の多寡については十人十色、皆様様々なお考えをお持ちのことと思います。今回の国による特別定額給付金一つを取っても、受け取りを拒否した場合には、当市には給付金は入らず、国の支出は行われません。私は、この特別定額給付金の趣旨は十分理解しておりますが、使途について種々データを見る限り、経済対策の即効性には乏しいと感じております。   全国の自治体の中には、対策として支給される一律10万円の特別定額給付金は、市民の皆様から、コロナウイルス対策に使ってほしい、市に寄附したいといった申出があり、コロナウイルス感染症対策のためにいただいた寄附金については、市が実行する感染拡大防止対策や緊急経済対策のための貴重な財源として活用させていただきますとコメントしている自治体トップの発言も確認されております。   また、第1回定例会において国に対して提出した意見書の中に「財政措置として自治体のフリーハンドで活用できる基金創設などの支援策を講じること」と明示もされております。   国は、このコロナウイルス対策に取り組む地方自治体を支援するため、地方創生臨時交付金1兆円の予算を設けましたが、いま一つ自治体が融通性を持てる、使い勝手のいい事業費であればとも思っております。   当議会においても、意見するだけでなく、その趣旨を踏まえ、一人称で考えるのではなく、今議会でできることに取り組んでいく姿勢が大切だと考えます。融通性の持てる事業費の原資につながるという観点から、今回上程する案件はそれに沿ったものであり、的を射ていると考えます。   また、3月、4月に例年行われる歓送迎会などもほとんど中止となり、経済活動の冷え込みを肌で感じておりますし、税収の落ち込みも十分に予想されます。そういった現状を踏まえ、10%という数値は自分なりに妥当と判断いたしました。   さて、民生産業委員会では、鉄工電子協同組合、飲食業組合の役員の方々と、議会主催の意見交換会を開催してまいりました。それを受けて飲食業界より、内容はあえて申しませんが、陳情書も提出されていると議長よりお聞きしております。   繰り返しになりますが、特に飲食業、旅行業、宿泊業、タクシー業界は、利用者の大幅な減少により、経営が逼迫している状況と思っておりますし、当市としてはそれに対し、消費活動の活性化を図る目的でプレミアム商品券を発行予定としています。時宜に照らされた即効性のある施策だと感じています。   議員間でもこの歳費返納案は、意見集約に時間が必要との考えもありますが、即効性のある施策には機を見るに敏であること、決断するタイミングが必要であり、要望書の中でもとにかく一日でも早い取組を願っており、早急な対応が求められていると思っております。   また、その対極には、議員歳費に手をかける前に、市の財政調整基金の取崩しを提案される方もいらっしゃるのではないかというふうに思います。   しかし、平成25年度末に約45億5,000万円あった基金は、平成30年度末、約28億円まで減少し、環境うるおい基金も22億円から、毎年基金の設置目的にのっとり、関連事業の財源として有効に利用されていることから、自然災害への対応や経済鈍化による税収の落ち込み、資金の運用を見越した適正基金の保持は必要であり、この状況下での基金の取崩しは安直な論法であると考えます。   また、先日の議員全員協議会では、期末手当を改正するには条例改正が必要との意見がありました。本来議会は、条例を提案、制定する権利を有しているはずですが、実際にはその権利のほとんどが行使されていないのが現状であります。   当市議会では、直近で手話言語条例、議会基本条例を制定しています。その当事者である私たち議員が、自分たちの条例改正に臆することは、片々たるものと言わざるを得ないと考えます。   一方、現在、政務活動費について、その使途と活動費について、検討委員会を組織し、検討を行っており、不肖私、駒井和彦もその検討委員に名を連ねております。   今回の歳費返納が政務活動費の思考に影響を及ぼすのではないかと危惧される方もおられるかもしれません。この政務活動費を返上してあてがうのであれば、そういった論法もあり得るのかもしれません。しかし、私が議員各位に御同意願いたいのは6月と12月の期末手当であり、ほかの支給費とは別建てのものであります。   さらに、一時的にせよ議員歳費に手をかけることは、議員の成り手不足に拍車をかける行為だとする御意見もお聞きします。   しかし、実際昨年の県内の人口類似市議会議員選挙で無投票だったのは当市だけだったのではないでしょうか。議員報酬が立候補の判断基準に全くなっていないとは申しませんが、私たち議員は会社員ではないのです。仕事量や実績が歳費に反映されるものではないのです。だから、市民の負託を得た私たち議員は、1期の方も5期の方も歳費は一律であり、それに応えるべき活動が求められており、今回の場合は特に議員個々の資質が問われるものだと思っております。   今市議会でできることは何か。各種団体、組織から要望書を頂き、精査後に市議会あるいは対策支援本部としてまとめ上げたものを市に要望するのも一つの方法ではありますが、それでは議会は市長への取次機関にしかほかならず、議会としての主導性、独自性を発揮しているとは言えないのではないでしょうか。この発議案をもって議会としての市民の声を籠絡すべきものとは思ってはおりませんが、議決権はあるが、執行権を有しない議会が、唯一執行できる議会費を今回マイナス計上し、いまだ出口の見えない新型コロナウイルス対策に心を一つにして立ち向かうことに、何が隘路になっているのでしょうか。   また、現在検討中ではありますが、今年度の常任委員会、議会運営委員会の公費による行政視察を取りやめ、経費削減に努めることにより、補助、助成といったひもつきではなく、私たち議会で執行権を有する融通性のある真水の議会費を経済対策のセルモーターとして活用できることを考えなくてはなりません。   この提案の隘路になるのは、決断し切れない自分自身の気持ちにほかならないと思います。議会として物申すだけでなく、決断と当市に対しての提言の裏づけが試されております。   長くなりましたが、最後に、5月18日の会派代表者会議から本日までの間、発案者である吉﨑議員と提案者である私には、議員各位からこの件に関して何の問合せもありませんでしたし、田中議長にもお聞きしたところ、この件に対する議員各位からの問合せや相談はなかったとのことでした。そんな現状からも、よもや一人の反論者も存在せず、この件に関しての満場一致の承認を確信するものであります。   改めて、私たち市議会議員は、市民に一番身近な存在であり、市民に寄り添う存在であり、いつまでも頼れる存在であり続けることを肝に銘じながら、発議案第2号 小千谷市議会の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についての提案説明を終わらせていただきます。   御清聴、誠にありがとうございました。よろしくお願いします。 ○議長(田中淳君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   内山博志君。 ◆9番(内山博志君) 今の説明の中で議員歳費、4月を10月に、全員一致というふうに駒井議員言われましたけれども、これは事実誤認ではないかなと思いますので、確認していただきたいと思います。               〔何事か呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) もう一度。マスクしているので、言いにくいかとは思いますが。 ◆9番(内山博志君) 今の駒井議員が発言されました、当初の4月歳費引上げ、それが10月になったのを全会一致でされたというふうに説明の中でありましたけれども、それは事実誤認だと思いますので、訂正されたほうがよろしいかと思います。 ○議長(田中淳君) 暫時休憩いたします。午後 1時48分  休憩            午後 1時49分  開議 ○議長(田中淳君) 再開いたします。休憩前に引き続き会議を開きます。発言の訂正 ○議長(田中淳君) 駒井和彦君。 ◆4番(駒井和彦君) 私の述べた経緯の中で、第1回定例会において全会一致で2,000円加算の賛成をいただきという部分がありましたけれども、これは全会一致ではなく、反対者が2名いらっしゃったということで、賛成多数ということでよろしくお願いします。訂正をお願いしたいと思います。 ○議長(田中淳君) ほか質疑いかがでしょうか。   大矢弘光君。 ◆5番(大矢弘光君) 今ほど提案者のほうの説明の中で、税収の減と今回の議員報酬削減の関係性、あるいは財政調整基金の残高の減と議員報酬削減の関係性について述べられておりましたが、これは今後も考え方としては継続するのでしょうか。 ○議長(田中淳君) 駒井和彦君。 ◆4番(駒井和彦君) 基本的にはそういう考え方ですが、今回はもう本当に国家的な非常事態ですので、今回は今回という考え方でお願いしたいと思います。
    ○議長(田中淳君) 要は6月、12月ということで、継続性はないということ。大矢議員が言ったのは、今のは継続性がずっとということで質問したわけですよね。答弁はそれでよろしいですね。   ほかいかがでしょうか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) ないようでございますので、これにて質疑を終結いたします。   お諮りいたします。ただいま議題となっております発議案第2号については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) 御異議なしと認めます。   よって、発議案第2号については委員会の付託を省略することに決しました。   これより討論に入ります。   討論の通告がありますので、発言を許します。   9番、内山博志君。               〔9番 内山博志君 登壇〕 ◆9番(内山博志君) 私は、発議案第2号に反対の立場で討論いたします。   新型コロナウイルスの感染拡大は、命と暮らしに未曽有の被害をもたらしております。治療薬もワクチンも今はないという状況ですから、長期化することは必至です。世界的な感染大流行、パンデミックですから、グローバル化した現在、収束の時期を予想することは難しいというふうに思います。   本発議案について、議員報酬の一部を感染対策に充てる、これはまさに身を削るという崇高な思いの下、提出されたものと推察いたします。しかし、小千谷市にはこのたびのような非常時などに充てる財政調整基金、これが現在でも25億円ほど積み立てられているわけで、補正予算の中でもそう多くの使い道、示されているわけではありません。議員報酬を削るまで私は心配する必要はないと思います。今後もっと市の財政が逼迫することになれば、これが現実化すれば、私も考えたいと思います。財政調整基金の使い方も、これまでのように素早く使うという点では非常にありがたい積立金だと思います。専決処分で必要なことはやってもいいというふうに私は考える、そういう状況であると思っております。   また、議員報酬について、これは議員の生活費であると同時に、議員の活動費という重要な原資であると私は考えております。議員一人一人の活動の環境、生活の環境も違うわけですから、一律に削減をすることに私は同意いたしかねます。   以上のような理由で発議案第2号に反対をいたします。 ○議長(田中淳君) 以上で通告による討論は終わりました。   ほかに討論はありませんか。   佐藤隆一君。               〔10番 佐藤隆一君 登壇〕 ◆10番(佐藤隆一君) それでは、ただいま発議案第2号に関しての提案者からの提案理由の説明がございました。よく今話を聞いてみまして、思いを共有する部分も当然ございます。ただ、私は2つの観点からこの発議案第2号に賛成することはできません。その理由を、以下、主に2つの観点から申し上げます。   そもそも公務員の給与や期末手当は、その年度、年度の民間労働者の、労使交渉で妥結をするわけでありますが、民間労働者の給与や夏季、冬季の手当水準が決まったことを受けて、人事院が勧告をするわけです。国家公務員の場合は、その勧告を受けて定まるわけですが、それが県段階あるいは市町村段階の基準となって、それぞれ自治体において決定されるわけです。私ども市議会議員も、市議会議員という名前ではありますが、非常勤の特別職の公務員でありますから、公務員の給与や期末手当に準じて毎年度の支給額が決まる、そうした仕組みになっております。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済の混乱は、民間労働者の雇用や労働条件を著しく不安定化させ、引き下げるとの問題を生じていますが、私は市民感情に配慮するといった情緒的な理由から期末手当の削減をすることには反対であります。それは、直ちにこの人勧制度に反対をする、あるいはなくするということではありませんけれども、しかし憲法で保障された労働基本権を著しく制約された公務員労働者が、人勧に基づいて定められる給与や期末手当について、自ら削減をするというのは、私は市民に対して誤ったメッセージを発するのではないか、そういう危惧をいたしております。   また、コロナショックと言われる今年に入っての経済社会状況の混乱は、政府はコロナショックが終わればV字回復だというような話を盛んにしておりますが、しかし提案者のお話にもありましたように、小千谷の主力産業である鉄工電子傘下の企業は、米中対立の影響で、昨年度から出荷額が著しく落ち込んでおります。今年に入って、今回のコロナショックでさらに落ち込み、出荷額が半分以下になっているというような企業もあるそうであります。つまり今回のコロナショックであらわになった従前の様々な矛盾が一気に噴き出してきた、そのことを私たちは自覚する必要があるのではないかと思います。つまり一言で言えば、かなり長期にわたった対応策を迫られる、そのように私は考えております。全国の自治体は、例えばふるさと納税を活用する、あるいはコロナ基金を立ち上げる、様々な自治体、自治体の状況に応じて、この困難を何とか切り抜けようという工夫を始めております。小千谷は小千谷の置かれた財政状況や、あるいは市民感情もその一つではあるでしょう。様々な条件を勘案して、継続的な、一番被害や影響が及ぶ市民や事業者に継続した支援体制をどのように組むのか、組めるのかということについて、議会としても様々な知恵を凝らす工夫があるのではないかというふうに思っております。   以上、2つの観点から、私はこの提案をされた期末手当の削減については同意しかねます。もっと違ったやり方があるはずです。議員として、議会として連帯をしていく、一緒に取り組んでいく方法が必ず存在するものと思います。   以上、2つの観点から、私は提案された今回の発議案第2号の期末手当の削減についての提案については反対をするという立場を明確にして、私の発言を終わります。ありがとうございました。 ○議長(田中淳君) ほか討論はありませんか。   森本恵理子君。               〔7番 森本恵理子君 登壇〕 ◆7番(森本恵理子君) 私は、発議案第2号に関して反対の立場で討論をいたします。   今回の発議案に関して、新型コロナウイルス流行に伴う経済の停滞による打撃を市民の多くの方々が受けたことは確かであり、そこに寄り添うという観点からは共感できるものではありますが、国が率先して支援策を打ち出し、国民一人一人に10万円を給付する特別定額給付金をはじめ、生活支援、事業者支援を多数行っている最中です。また、私たち議員一人一人も市民の代表であります。同じように経済的に大打撃を受けた方もいますし、家族が雇用調整に入り、世帯収入が激減した方もいます。昨年行われた市議会議員選挙では無投票という大変残念な結果であり、他市に比べて議員の成り手不足が深刻であるということも忘れてはなりません。条例で決められた報酬を削減するのであれば、その前に、年金をもらっている方やほかに大きな収入がある方の副業としての議員なのか、働き世代も報酬で生活できるような専業としての議員なのか、そのあたりをしっかり議論し、小千谷市として議員とは何であるのかを考えていくことが先に必要なのではないでしょうか。   また、先ほどの駒井議員の説明の中で、何の問合せもなかったとありましたが、私を含め反対の議員がいることを知りながら、逆に何の働きかけもなく、意見集約を求められなかったことは大変残念でなりません。   新型コロナウイルス対策で、昼夜問わず、寝る時間を削って、必死になって活動している議員もこの中にはいます。私たち議員が今するべきこと、本当の意味で市民に寄り添うということは、気持ちの面で寄り添うと言いながら、報酬を削減するという安直な行動をするということではなく、生活が困窮した一人一人の声を聞いて歩き、今できる精いっぱいの力を尽くし、活動をしていくことだと思います。そして、全てやり切って、もう何もできることがなくなった、そのときに初めて報酬削減の議論に入るべきではないでしょうか。今回の発議案に反対している議員の多くが共に問題を共有し、懸命に活動をしています。やるべきこと、やらなくてはならないこと、私たちにできることはまだまだたくさんあります。まさしく今はそこに注力するべきときだと私は考えます。   以上のことから、発議案第2号に対して反対の討論といたします。 ○議長(田中淳君) ほかに討論はありませんか。   大矢弘光君。               〔5番 大矢弘光君 登壇〕 ◆5番(大矢弘光君) 私は、この発議案第2号に反対の立場で討論に参加いたします。   この発議案の趣旨、市民に寄り添う、困っている人に寄り添う、痛みを分かち合う、こういった考えに反対する人はこの議場の中にはもちろんいないことと信じております。しかしながら、今ほど森本議員の発言の中にもありましたが、今回のコロナ禍がもたらした小千谷市内の問題、課題につきましては、我々はもっと現実に起きていること、提案者が言われる痛みに対して、痛みの顕在化、可視化をすることがまず第一と考えます。   また、提案者のお話の中にもありましたが、ここの削減に至るロジックが明確でない、ここが私が今回最大限思いを巡らすところであります。今ある報酬を削る、これは大事な議論かと思います。ただし、これを将来、我々に続く世代、我々に続く人材のために、今回のこの議論がなぜこの結論に至るか、明確に我々は具体的、客観的な判断基準を持って説明できるのでしょうか。慎重に慎重な議論を重ねた上で、我々は報酬の削減という問題に切り込むべきであると考えております。   まさに今回のこの発議案は、議員の報酬とは何か、我々議員の活動とは何かということを自問自答する大変いい機会になっていると思います。ただし、その結論に至るには、まだまだ我々自身の時間が足りなかったというところをもちまして、審議不足、この1点をもって私は今回の発議案に反対といたします。 ○議長(田中淳君) ほかいかがでしょうか。   吉﨑進君。               〔11番 吉﨑 進君 登壇〕 ◆11番(吉﨑進君) 私は、この発議案に賛成の立場から討論をさせていただきます。   今まで議員として何かやることがあるのではないか、もっと寄り添ってということをおっしゃった反対討論者、結構おりました。それをふだん我々はやっていて当たり前のことというふうに私は考えます。これが議員活動の第一歩だというふうに考えております。   それから、定額給付金10万円は、皆さんの中で御辞退された方は何人いらっしゃるのでしょうか。その辺もちょっと不思議な感じがいたします。と同時に、この新型コロナはまだまだ収束しません。ワクチンができるか。治療薬ができるか。治療薬ができてもワクチンができない限り感染予防にはなりません。いつ、いかなる場所でコロナ感染が起きてもおかしくないのが今の日本でございます。新潟県ではほとんどゼロという日が続いているので、ある程度安心だというふうな報道もされておりますが、そういう油断が一番怖い。特に今後6月19日から都道府県をまたいで移動が可能になる。その場合には小千谷市でも感染が起きてくる可能性があります。何か私たち議員でこういうことをやればいい、ああいうことをやればいいというのであれば、ぜひそのことを教えていただきたい。私も勉強不足で、その辺分からないのかもしれません。だけれども、ああだこうだ、こういうのが、ほかにいろいろなのがあるだろうと言うのであれば、それを具体的に示していただきたい。   それから、ロジックがないというふうなお話でありましたが、これ議長、副議長は別にしまして、議員、これ6月、それから12月の期末手当、両方10%カットしますと、約11万ということになります。先ほど申し上げました定額給付金10万円は、これはそれこそ人事院勧告でも何でもなく、今回のコロナ対策として私たちは受け取ったものです。これと同じ額を、歳費を返納し、ただ返納するのではありません。4月から9月までの6か月間、14名の議員が2,000円返納しました。この合計額が16万8,000円です。それから、6月の期末手当、これは議員が一応2,000円返納しておりますので、合計14名で72万5,000円、副議長6万2,951円、議長7万6,636円、12月の期末勤勉手当は、これは議員が14名合計で84万252円、議長、副議長は変わりません。これら全部足すと201万2,000円ちょっとになります。これに行政視察費、この状態で他県、他都道府県へ行政視察に行くなんていう人は、どうぞ御自分のお金で行ってきてください。私は、議会として行くことには絶対に反対です。このお金が254万5,000円。それから、議長が、議長交際費もういいと、8割カットでもいい、このように言っておりますが、これらを全て合わすと約500万円になります。これを今小千谷のコロナの対策、これにぜひ使いたい、使っていきたい、それこそ来年、人事院勧告では相当マイナスな勧告が出るでしょう。その人事院勧告と我々議員の給料、これ違います。審議会で審議されたのは議員報酬です。それから、鉄工電子などでは、この夏のボーナスからもう満額は出せない、半分だ、冬はゼロになるかもしれない、そういうふうな状況でございます。もちろんいろいろな議員としての活動はやらせていただきますが、財政にこの約500万円を充て、市がそれに対してまた基金からプラスして、いろいろな対策に充てていただければ、私は非常にうれしく思いますし、これが私は議員の市民に対する一つの議員活動の示し方というふうに思っております。   どうか、何人かもう反対の討論されておりますが、もう一度お考えいただいて、ぜひ全員賛成で、この発議案第2号を何とか可決していただきたい。心から強く皆様にお願い申し上げまして、私の討論を終わります。   以上です。 ○議長(田中淳君) ほかに討論はありませんか。   長谷川有理君。               〔13番 長谷川有理君 登壇〕 ◆13番(長谷川有理君) 私は、発議案第2号に対して賛成の立場で討論を行います。   現在、新型コロナウイルス、COVID―19に関連して多くの影響が様々な分野に波及しており、コロナ危機、コロナ災害をどう乗り越えていくのか、リーマンショック以上の景気の悪化が予測される中、課題は山積みです。   それは、この小千谷市においても顕著です。緊急事態宣言による自粛が直撃した飲食業、観光業はもちろん、大塚市長がかねがね「小千谷の基幹産業である鉄工電子」と言及している鉄工電子においても、リーマンショック以来の一時帰休を行う企業が出ています。ある企業では、金曜は休みで、その休みの金曜日は6割の給与補償しかされない。ある企業では、月、金曜日が全員出社で、火、水、木曜日は社員が半数ずつ交代で休み。ある企業は、今は一時帰休はないが、注文はリーマンショック当時よりも減っており、来月に一時帰休が導入されるのではないかと心配されるなど、飲食、観光に携わる方はもちろん、あらゆる業界、多くの働く人々が経済的苦境や不安に立たされています。世界的な貿易減を背景に、製造業で雇用調整の圧力が高まるのはこれから。雇用情勢の悪化が最悪期を脱したと見るのは全く違う。むしろ今後が要注意とも言われています。その中で、まだまだ経済対策は不十分です。   また、私たちが日常生活を送る上で欠かせない仕事を担っている人、いわゆるエッセンシャルワーカーと呼ばれる、医療、介護従事者、宅配便や運送業者、郵便局員などの流通に従事する人、スーパーやドラッグストアなど小売業に従事する人、公共交通機関で働く人、電気やガス、水道、通信などライフライン、インフラ業に従事する人、消防署員や警察官、公務員は、感染の恐怖と闘いながら、私たちの日常生活を守る仕事をしています。医療崩壊、介護崩壊を防ぐ、その感染防止の物品や制度の構築は、まだまだ不十分です。   そして、コロナ危機、コロナ災害と呼ばれる現状の中で、災害は、ふだんから社会的に厳しい状況にある人たちに一番牙をむいて襲いかかります。ウイルスは、あらゆる人間に差別なく感染するが、人間社会の格差と差別によって、特定の層に災厄が集中するのです。小千谷市社会福祉協議会によると、市内の緊急小口資金の相談状況は5月31日時点で64件であり、しかしこの数字は今後も増え続けています。緊急小口資金の受付は、社会福祉協議会だけではなく、労働金庫や郵便局まで受付窓口が拡大しています。必要な方にしっかりと支援を届ける必要があります。   さらに、児童扶養手当の現時点での市内の受給者数約230人、就学援助、準就学援助児童・生徒の割合が近年16から11%を推移する小千谷市では、子供たちにこのコロナ災害が直撃するのではないか、大変な懸念があります。新潟県内のフードバンク10団体は、子供のいる困窮家庭が追い込まれている、自殺や家庭内暴力に発展しかねないと危機感を強め、今後影響はどこまで続くか見えず、親は皆強い不安を抱えていると、迅速に食料品などを届ける緊急対策に乗り出しています。その背景には、困窮家庭が深刻な状況に置かれているという切実な強い危機感があるからです。   また、先日、現状の支援策だけでは資金繰りを補えないと、小千谷飲食連合会、県社交飲食業生活衛生同業組合小千谷支部からの市独自の救援支援策を求める陳情書が市議会に提出されています。   こうした本当に苦しい小千谷市民の現況を考えると、状況はまさに逼迫化しています。提案が、議論が、もっと慎重にしなければならないとは言い訳です。今回の発議案にぜひ議員各位からの御理解をいただきたい。私たち議員は、公職選挙法で選挙区に物やお金を配布することはできません。合法的に、新型コロナウイルス対応で経済的苦境に立つ市民に寄り添い、新型コロナウイルスへのしっかりとした対応や第2波、第3波に備える制度構築に小千谷市議会として協力できることを微力でも行うべきではないでしょうか。   また、最後になりますが、この発議案をもってコロナ危機により市職員の給与削減に波及させないよう、大塚市長にはくれぐれも気をつけていただきたいと意見を付します。最前線でコロナ危機に対応する市の職員は、小千谷市がコロナ災害を乗り越えるための原動力だからです。   これからも続くコロナショックは、戦後最大の危機とも言われています。危険に身をさらす人の防護と困窮する人の補償を全面的に擁護する小千谷市へ。私たちみんなで生き残るためにはどうすればよいのか。感染防御をしつつ、日常生活や経済を回すというかつてないミッションが今を生きる私たち全員に与えられています。かつてない岐路に立たされています。この危機に、私たちは市民と共にあると、議会でまずは声を出していこうではありませんか。誰一人取り残さないというメッセージを、議員自ら身を削る、市民と共にある、乗り越えるという前向きなメッセージを今こそ出していきましょう。   この災害級の状況に、2020年度の夏、冬の期末手当のみを削減することに何の抵抗があるのでしょうか。情緒や市民感情に配慮するという一面的な安直なものではありません。提案者の説明にも、今までも全国的な災害時には行ったこともある。また、この3月議会では、人事院勧告に従って2,000円の報酬アップは、皆さん、コロナ危機もあり、時期尚早と反対したではありませんか。全会一致ではなかった2名というのは、延期ではなく、やはりこのコロナ危機で、延期でなく、継続して、もらわないにしようという意味の反対者2名だったと思います。皆さんコロナ危機に対してきちんと議員の報酬に関しては考えてきたはずです。どうか反対を表明された議員ももう一度よく考えていただきたい。私は無会派ではありますが、会派の中でも十分協議をされたと思います。そして、大塚市長を先頭に、市議会一丸となって、議会と行政が両輪となって市民に寄り添い、困難に打ち勝つときです。どうかどうか今発議案に対し議員各位の御理解をいただけますよう心からお願いを申し上げ、賛成の討論といたします。 ○議長(田中淳君) ほかいかがでしょうか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) ないようでございますので、これにて討論を終結いたします。   これより発議案第2号の採決を行います。   本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中淳君) 起立少数であります。   よって、発議案第2号は否決されました。                     ◇◇◇ △日程第52 請願第2号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書の採択を求める請願 ○議長(田中淳君) 日程第52、請願第2号を議題といたします。   ただいま議題となっております請願第2号を総務文教委員会に付託いたします。                     ◇◇◇ ○議長(田中淳君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。   本日は、これにて散会いたします。 △午後2時27分散会   令和2年 市議会第2回定例会資料               小千谷市主要事業概況報告書               (令和2年6月8日)                               令和2年6月8日 小千谷市議会議員 各 位                              小千谷市長 大塚 昇一              小千谷市主要事業概況 令和2年小千谷市議会第2回定例会の開催にあたり、小千谷市の主要事業の概況を下記のとおり報告します。                   記1.総務関係(1)総合計画・総合戦略の推進について   第五次小千谷市総合計画及び小千谷市総合戦略改訂版に基づく地方創生推進交付金事業などを活用し、総合計画・総合戦略の目標達成に向けて引き続き取り組んでいきます。   また、総合計画後期基本計画策定に向けて、5月27日(水)に総合計画審議会を開催し、策定方針や分野別施策の体系等について審議いただきました。(2)関係人口等の拡大について   FM-NIIGATAで毎週金曜日に放送されている小千谷市の情報番組が、4月から「おぢやBravo!」と番組名を変え、サテライト方式として一部継続し、リニューアルしました。   小千谷市の情報をより効果的に発信していくため、小千谷市広報のツイッターを開設しました。関係人口等の拡大に向けて、引き続き、メディアやSNSを有効に活用していきます。(3)地域おこし協力隊事業について   地域の活性化と定住促進を図るため、平成25年度より地域おこし協力隊を導入し、塩殿、山本、中心商店街、若栃、吉谷に加え、5月1日(金)から上片貝、6月15日(月)から岩沢で新規受入を行い、合計7人が活動します。これまでに、任務を終えた13人のうち、10人が市内に定住しました。   内ケ巻地区が協力隊員を現在募集しており、引き続き、受入れ地域などと連携し、地域活動の活性化に繋がる支援を継続します。2.民生関係(1)通所サービス事業所通所費助成金の拡充について   4月1日から、やむを得ない理由により市外の通所サービス事業所を利用されている市内の精神・心身障がい者に対して助成対象を拡充しました。(2)生きがい対応型デイサービス(デイホーム)事業について   新型コロナウイルス感染症感染拡大防止の観点から3月24日(火)から5月末まで休止しましたが、5月11日(月)から5月25日(月)までの間、感染予防の情報提供と合わせ、デイホーム休止の期間を健康的に過ごすにはどうしたらよいかを伝える機会として、「デイホーム健康教室」を地域の会場において開催し、237人の参加をいただきました。   なお、新型コロナウイルス感染症予防及び感染拡大防止対策を講じたうえで、6月1日(月)からデイホームを再開しました。(3)特別定額給付金の給付について   新型コロナウイルス感染症緊急経済対策の一環で、国民一人当たり10万円が給付される「特別定額給付金」の事務を迅速に行うため、4月27日(月)に事務室を開設しました。申請書は5月7日(木)から11日(月)にかけて市内の全世帯宛に郵送し、5月29日時点で約26億円、約72%の世帯への給付を完了しました。(4)子育て支援関係について   すみれ保育園では駐車場拡張関連工事に着工したほか、園舎の増築に向けた設計業務が完了したため、本定例会において、園舎増築等工事に係る歳入歳出予算の補正を計上しました。   新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のための小・中学校及び総合支援学校の臨時休業期間においては、市内の放課後児童クラブを午前中から開設するよう事業主体に要請し、児童の受け入れを行いました。また、保育園においては、家庭での保育協力をお願いし、登園した児童に対しては新型コロナウイルス感染症予防及び感染拡大防止対策に配慮しながら保育を行いました。   緊急経済対策として、児童手当(本則給付)を受給する世帯に対し、「子育て世帯への臨時特別給付金」を、公務員以外の方は6月30日(火)に支給できるよう準備を進めています。3.衛生関係(1)健康づくり推進事業について   新型コロナウイルス感染症感染拡大防止の観点から、延期していた各種健(検)診については、「3つの密」を避けるための会場の確保や健(検)診体制の見直しにより、胃がん・大腸がん検診を6月2日(火)から再開しました。その他の健(検)診についても、新型コロナウイルス感染症予防及び感染拡大防止対策に配慮しながら、順次再開する予定です。(2)感染症予防事業について   2月29日(土)に健康・こどもプラザに開設した「新型コロナウイルス感染症に関する相談窓口」を今後も継続し、感染症に関するお問い合わせや健康に関する相談に適宜対応していきます。(3)母子保健事業について   今年度、新たに「子育て世代包括支援センター」を設置し、妊娠期からの切れ目ない支援の第一歩として、妊娠の届出手続きに来られた方全員に対し、保健師によるマタニティ面談を実施しています。   国が配付する妊婦への「布マスク」が、衛生的な問題により一時中断となったため、当面の代替用として市の備蓄用マスクを10枚ずつ配付しました。国からの布マスクについては、届き次第に該当者へ随時配付していきます。4.農林関係(1)米の生産調整について   主食用米の生産量については、小千谷市農業再生協議会においてその目標を10,124トンと定め、各農家に提示しました。各農家は作成した営農計画に基づき、米集荷業者との出荷契約により、需要に応じた米の生産を行います。   水田における麦、大豆、非主食用米等の生産に対する国の水田活用の直接支払交付金に加えて、当市独自の施策である「水田活用需給調整推進事業補助金」により、主食用米以外の農産物や非主食用米の生産への誘導を図ります。(2)農業基盤整備事業について   県営ため池等整備事業により、真人栗山地区の北の沢ため池で地震による被害を防止する工事が進められており、今年度から池ヶ原地区の障子山ため池で老朽化対策工事が始まります。   また、県営農地環境整備事業により、上片貝地区、若栃地区、山本地区でほ場整備工事が進められており、今年度から塩殿地区の工事が始まります。農業生産性の向上や農地集積が可能な環境を整えて、農業経営の基盤強化を支援します。   令和元年に発生した台風19号により被災した岩沢地区、卯ノ木地区は、仮検査が終了し、今年の稲の作付を行うことが出来ました。木津地区は現在も復旧工事が進められています。(3)農村都市共生推進事業について    交流人口の増加と地域の活性化を図るため、昨年度まで首都圏の小中学校の体験型教育旅行を受け入れていましたが、今年度5月に受け入れ予定であった杉並区のフレンドシップスクールは、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため中止となりました。5.商工関係(1)労働関係について  ① 就業機会の確保    ハローワークおぢや管内における3月末の有効求人倍率は、1.16倍でした。前年同期の1.43倍と比較すると、新型コロナウイルス感染症による影響で、求職者に比して求人が減少している状況です。    市内事業者が雇用を維持しつつ、新たな就業機会についても継続して確保されるよう関係機関と連携しながら支援します。  ② 雇用対策支援事業    新型コロナウイルス感染症の影響により、国の雇用調整助成金を申請しようとする中小企業者や個人事業主に対して、社会保険労務士による相談窓口を5月12日(火)から開設しました。    また、雇用調整助成金の申請に際し、相談や書類の作成など社会保険労務士に依頼した費用について、10万円を上限とする補助制度を創設しました。  ③ U・Iターン就職推進事業    「小千谷未来パスポートを核としたU・Iターン推進事業」が、地方創生推進交付金事業に採択されましたので、本定例会に補正予算を計上しています。    この事業では、将来の地元就労へつなげるために、小学生から高校生に至るまでのキャリア教育を強化しつつ、進学等で地元を離れても地元との接点を持ち続けられる仕組みを構築します。    また、新型コロナウイルス感染症の影響により、3月以降の合同企業説明会中止が相次いでいるなか、5月15日(金)、18日(月)、19日(火)に開催されたWEB上での合同企業説明会「にいがたWEB合同企業説明会」を開催後援しました。参加企業47社のうち市内からも5社が参加し、現在の状況下で情報を入手できず不安を抱える学生や学生との接点を見出せない企業にとって有益な機会となりました。  ④ おぢや夢ミライ応援団事業    市内企業について知る機会や市内企業についての理解を深める取組を増やすため、市内企業ガイドブックを作成し、市内中学生や高校生、大学生などを対象に4月から配布しています。(2)商工関係について  ① 経営維持支援事業    新型コロナウイルス感染症の影響を受け、売上が減少するなど経営が悪化している中小企業者や個人事業主に対して、土地及び建物の賃借料3か月相当分を助成しています。4月27日(月)に事業を開始し、5月29日現在で129件の申請を受け付けています。  ② 信用保証料の補給    新潟県新型コロナウイルス感染症対策特別融資を利用する市内の中小事業者が信用保証協会へ支払う信用保証料について、融資限度額の5,000万円まで市で全額補給を行っています。融資限度額や借入期間等の拡大に伴い、信用保証料補給についても取扱いを拡充しました。  ③ 「おぢやお得な応援券」発行事業    国の新型コロナウイルス感染症に関する緊急事態宣言の解除を受けて、市内経済における消費活動の活性化や収入の落ち込みの著しい飲食、宿泊、タクシー、旅行業などへの回復支援策として、プレミアム付き「みんなで乗り越えよう!おぢやお得な応援券」を発行します。    なお、開催を延期している成人式において、新成人へのお祝いと就労支援アプリのPRを兼ねて、この応援券の贈呈を予定しています。  ④ 新たな生活様式対応支援事業    市内事業所が、新型コロナウイルス感染症を契機とした感染症予防感染拡大防止策として、新たな生活様式に対応するために改修した費用について助成します。  ⑤ 民間による新型コロナウイルス感染症対策事業への助成    小千谷飲食店連合会により、来店者の大幅減少に伴う減収状況に対応するための取組として、4月10日(金)から5月10日(日)まで実施された「小千谷の飲食店はまだまだ宅配・テイクアウト販売やります!」事業のチラシ印刷などの経費に対して助成しました。    また、同団体が実施する環境へ配慮した「お弁当プロジェクト」の取組に対しても、その経費の一部を助成します。  ⑥ 企業立地の推進    市が所有する工業団地については、西部工業団地の残り1区画のみとなっており、新たな産業団地整備に向けた検討を進めています。    引き続き、地元企業のニーズ把握に努めるとともに、市外企業の情報収集や動向を注視しながら企業立地を推進します。 (3)観光関係について  ① 各種おまつりイベント    船岡公園桜まつり、おぢやまつり、全国闘牛サミットinおぢや大会は、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため、小千谷観光協会及び各実行委員会において中止を決定しました。  ② 熱気球「おぢや号」の活用    ふるさと納税制度を活用したガバメントクラウドファンディング等によりリニューアルした熱気球「おぢや号」の寄附者を対象に、試乗体験会を行う予定でしたが、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため、次年度に延期しました。  ③ 小千谷・観光誘客プロモーション事業    新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため、観光誘客に制限はありますが、小千谷観光協会と連携しながらSNS等を活用して小千谷市の魅力を積極的にPRすることにより、国内外の観光客への知名度の向上と誘客促進を図っています。    首都圏を中心とした誘客促進プロモーション活動については、新型コロナウイルス感染症感染拡大状況を見極めながら実施していきます。6.土木関係(1)道路・河川整備について   市が管理する道路や河川等については、町内等からの要望や緊急度などを勘案しながら整備に努めます。また、安全な道路交通を確保するための歩行帯整備や側溝改良、舗装修繕工事などを適宜行います。 (2)克雪関係について   8月22日(土)に開催を予定していました「うきうき・しゃっこいまつり(利雪・遊雪・克雪フェア)」は、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため、実行委員会において中止を決定しました。   また、克雪住宅を建築する方に行う「克雪すまいづくり支援事業補助」には5月29日現在、10件の申請がありました。(3)都市整備関係について  ① 旧小千谷総合病院跡地活用事業    PFI事業に係る優先交渉権者より辞退届が提出され、優先交渉権者決定の取消しを行いました。    事業の推進にあたり、現在の要求水準書を整備方針の基本とし、事業手法を含め施設の規模、建設費及び運営費の再検討を行い、可能な限り迅速に進めていきます。  ② 街路整備事業    市街地での交通の円滑化や歩行者の安全確保を図るため、東栄元中子線及び旭町東栄線の街路整備を進め、早期の供用開始を目指します。(4)建築住宅関係について  ① 定住促進事業    定住促進及び地域経済活性化を目的に、特に子育て世代に重きを置いた「定住促進マイホーム取得補助」は、予定件数の60件に対し5月29日現在、50件であり、例年の申請件数ベースを超えています。これは子育て世代(50歳未満または18歳未満の子供がいる)や転入者の申請増加によるものであり、今後も事業の周知に努め定住促進を図ります。  ② 住宅リフォーム補助事業    住生活環境の向上を図るとともに地域経済の活性化を促進するための「住宅エコリフォーム補助」は、申請期間中に予定件数に達しなかったため、今後も引続き申請受付を行います。(申請件数5月29日現在、172件)(5)国・県事業について  ① 国・県道事業    国道117号岩沢・平沢地内、県道長岡片貝小千谷線片貝山屋地内などの歩道整備事業や県道長岡片貝小千谷線の道路改築事業について、引き続き事業促進を県へ要望します。  ② 河川事業    国土交通省信濃川河川事務所が行う信濃川堤防改修事業については、川井地区、岩沢地区の早期完成を要望します。    一級河川表沢川改修事業については、放水路区間上流部の事業進捗を引き続き県へ要望します。また、一級河川茶郷川改修については、市議会をはじめ、県及び茶郷川治水協議会などの関係機関及び団体と連携し、引き続き関係者の合意形成に努めるとともに、県が行う河川整備計画策定に協力していきます。7.消防・防災関係(1)中越大震災メモリアル施設の運営について   中越大震災の経験と防災に関する知識を次世代に継承していく施設、おぢや震災ミュージアム「そなえ館」については、4月1日から運営主体が、公益社団法人中越防災安全推進機構から一般財団法人小千谷市産業開発センターに変わりました。    また、公益財団法人新潟県中越大震災復興基金の解散決定を受け、当市へ同基金から交付金を3月31日に受け、令和元年度に設置した小千谷市中越大震災メモリアル基金へ積立てました。この基金の活用方法として、「そなえ館」の運営費及び中越大震災の経験と防災に関する知識を次世代に継承する事業に活用していきます。(2)新型コロナウイルス感染症対策について   当市の新型コロナウイルス感染症への対応については、新型インフルエンザ等対策行動計画に基づき、新型コロナウイルス感染症対策本部を設置し、感染症予防及び感染拡大防止対策に取り組んできました。   市内では、感染症陽性判定者が3月24日(火)及び25日(水)に各1名確認されました。これらに対しては、感染症対応を所管する県と連携し、速やかに市ホームページへの掲載や全世帯へのチラシ配布などにおいて、市民へ注意喚起を促すとともに、公共施設の一時利用休止の措置を行いました。   4月7日(火)には、国により新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言が発せられ、4月16日(木)にはその対象区域が新潟県を含む全国に拡大されました。いずれも市民へ速やかに情報提供をするとともに、市民の生活支援及び事業者への経営支援に対する補正予算を含めての対策を進めてきました。   4月30日(木)には、生活支援を中心とする国の法改正及び補正予算が成立したことを受け、当市においても条例の一部改正及び補正予算を編成し、対策事務室の設置などにより、速やかに対策を進めてきました。   5月4日(祝)には、緊急事態宣言の対象期間が延長されましたが、同月14日(木)には新潟県が対象区域から解除され、同月25日(月)には新しい生活様式を踏まえ、また、感染症予防及び感染拡大防止を徹底することを前提とした緊急事態の解除宣言が発せられました。   いずれの時点においても、市民への情報提供について、市ホームページ、全世帯配布チラシ緊急情報メール、SNSなどを活用し、迅速な対応に努めてきました。(3)消防施設整備事業について   機動力確保と迅速な消火活動を図るため、消防団に配備している消防ポンプ自動車の更新整備を進めています。五辺に配備する消防ポンプ自動車は、5月8日(金)に仮契約を締結し、令和3年3月に配備します。桂に配備する小型動力ポンプ付積載車は、5月20日(水)に契約を締結し、同じく3月に配備します。   なお、消防ポンプ自動車については、本定例会に財産の取得について提案しています。8.教育関係(1)学校教育関係について  ① 教育活動及び学校運営    今年度の学校基本調査(基準日:5月1日現在)による児童・生徒数は、小学校1,657人(前年度比△95人)、中学校913人(前年度比+22人)、総合支援学校45人(前年度比+8人)で合計2,615人と、前年度に比べて65人減少しています。    新学習指導要領の全面改訂により改正した「おぢやっ子教育プラン」は今年で2年目となり、おりなす教育推進事業では「ふるさと教育」、「キャリア教育」、「防災教育」、「特別支援教育」、「人権教育・同和教育」、「情報教育」の6つの学校の取組について、家庭・地域・学校・行政が相互に連携し、それぞれの地域の特色を活かした総合的な学習の取組を支援していきます。    新型コロナウイルス感染症拡大防止への対応として、3月4日(水)から春休み前日まで市内小・中学校及び総合支援学校を臨時休業としました。    新学期は予定どおり再開しましたが、緊急事態宣言対象区域の拡大や県の休業要請を受け、4月25日(土)から5月10日(日)まで、再び臨時休業としました。    今後も、新型コロナウイルス感染症予防及び感染拡大防止を徹底し、児童生徒の学習機会の確保に努めていきます。  ② 特別支援教育の充実    個々の児童生徒の教育的ニーズに対応した教育環境を充実するため、「特別支援学級アシスタント」を29人配置し、また、小学校の通常学級に在籍し個別の支援を必要とする児童の学校生活や学習を支援するため、「学校支援員」を17人配置しました。    さらに、総合支援学校を特別支援教育のセンター的機能として活用し、引き続き関係機関と連携しながら、特別支援教育の一層の充実に取り組みます。    ③ 教育環境の整備    総合支援学校の児童生徒の安全確保と施設維持のための屋内運動場屋根防水工事は、4月30日(木)に契約を行い、6月下旬の竣工に向け、工事を進めています。  (2)生涯学習関係について   令和3年5月開催予定の市民オペラの実施に向け、市民合唱団員の募集を行い、24人から申し込みがありました。   新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため、団員は配付されたカルメンのCDと楽譜を使い、自主練習を行っています。   引き続き、市民合唱団員の募集を行っていきます。9.公営企業関係  令和元年度のガス、水道、工業用水道及び下水道事業の決算調製が終わり、各事業会計の収益的収支の状況は次のとおりとなりました。今後も一層経営の効率化に努めます。(1)ガス事業について  ① 収益的収支    ・当年度純利益 67,573千円  ② 令和元年度の業務実績    ・供給戸数 10,417件  前年度比 1件増    ・供給量 15,980千m3  前年度比 3.0%減(2)水道事業について  ① 収益的収支    ・当年度純損失 155,473千円  ② 令和元年度の業務実績    ・給水戸数 13,772件  前年度比 33件増    ・有収水量 3,921千m3  前年度比 2.4%減(3)工業用水道事業について  ① 収益的収支    ・当年度純利益 46,509千円    ② 令和元年度の業務実績    ・給水事業所数   4件  前年度比 増減なし    ・給水量 1,801千m3  前年度比 5.8%減(4)下水道事業について  ① 収益的収支    ・当年度純利益 394,921千円  ② 令和元年度の業務実績    ・水洗化人口 31,609人  前年度比 499人減    ・有収水量  3,349千m3  前年度比 1.5%減    ・水洗化率  公共下水道は94.6%、農業集落排水は97.4%...