平成29年 第4回 定例会 平成29年
小千谷市議会第4回定例会 平成29年12月1日(金曜日) ◎議事日程 第14号 第 1
会議録署名議員の指名 第 2 会期の決定 第 3 議案第 85号 専決処分について(平成29年度小千谷市
一般会計補正予算(第5号))第 4 議案第 86号 小千谷市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定につ いて 第 5 議案第 87号
小千谷市議会の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条 例の制定について 第 6 議案第 88号 小千谷市長、副市長及び教育長の給与額並びにその支給に関する条例の一 部を改正する条例の制定について 第 7 議案第 89号 小千谷市職員の給与に関する条例及び小千谷市一般職の任期付職員の採用 等に関する条例の一部を改正する条例の制定について 第 8 議案第 90号 小千谷市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の 一部を改正する条例の制定について 第 9 議案第 91号
小千谷市民会館条例の一部を改正する条例の制定について 第10 議案第 94号 小千谷市
ガス供給条例の一部を改正する条例の制定について ……以上7件一括上程
総務文教委員会付託 第11 議案第 92号 小千谷市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について 第12 議案第 93号 小千谷市
都市公園条例の一部を改正する条例の制定について ……以上2件一括上程
民生産業委員会付託 第13 議案第 95号 平成29年度小千谷市
一般会計補正予算(第6号)について ……
総務文教委員会付託 第14 議案第 96号 平成29年度小千谷市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について第15 議案第 97号 平成29年度小千谷市
介護保険特別会計補正予算(第2号)について 第16 議案第 98号 平成29年度小千谷市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)につい て ……以上3件一括上程
民生産業委員会付託 第17 議案第 99号 平成29年度小千谷市
ガス事業会計補正予算(第2号)について 第18 議案第100号 平成29年度小千谷市
水道事業会計補正予算(第2号)について 第19 議案第101号 平成29年度小千谷市
工業用水道事業会計補正予算(第1号)について 第20 議案第102号 平成29年度小千谷市
下水道事業会計補正予算(第2号)について ……以上4件一括上程
総務文教委員会付託 第21 議案第103号 小千谷市、魚沼市教育に関する事務の一部の事務の委託の廃止について 第22 発議案第 5号 小千谷市
手話言語条例の制定について ◎本日の会議に付した事件 日程第 1
会議録署名議員の指名…………………………………………………………………………7日程第 2 会期の決定………………………………………………………………………………………7日程第 3 議案第 85号 専決処分について(平成29年度小千谷市
一般会計補正予算(第5号)) ………………………………………………………………………………7日程第 4 議案第 86号 小千谷市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定 について 日程第 5 議案第 87号
小千谷市議会の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正す る条例の制定について 日程第 6 議案第 88号 小千谷市長、副市長及び教育長の給与額並びにその支給に関する条例 の一部を改正する条例の制定について 日程第 7 議案第 89号 小千谷市職員の給与に関する条例及び小千谷市一般職の任期付職員の 採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定について 日程第 8 議案第 90号 小千谷市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条 例の一部を改正する条例の制定について 日程第 9 議案第 91号
小千谷市民会館条例の一部を改正する条例の制定について 日程第10 議案第 94号 小千谷市
ガス供給条例の一部を改正する条例の制定について ……以上7件一括上程
総務文教委員会付託…………………………9日程第11 議案第 92号 小千谷市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について 日程第12 議案第 93号 小千谷市
都市公園条例の一部を改正する条例の制定について ……以上2件一括上程
民生産業委員会付託………………………13日程第13 議案第 95号 平成29年度小千谷市
一般会計補正予算(第6号)について ……
総務文教委員会付託………………………………………………15日程第14 議案第 96号 平成29年度小千谷市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)につ いて 日程第15 議案第 97号 平成29年度小千谷市
介護保険特別会計補正予算(第2号)について日程第16 議案第 98号 平成29年度小千谷市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)に ついて ……以上3件一括上程
民生産業委員会付託………………………17日程第17 議案第 99号 平成29年度小千谷市
ガス事業会計補正予算(第2号)について 日程第18 議案第100号 平成29年度小千谷市
水道事業会計補正予算(第2号)について 日程第19 議案第101号 平成29年度小千谷市
工業用水道事業会計補正予算(第1号)につい て 日程第20 議案第102号 平成29年度小千谷市
下水道事業会計補正予算(第2号)について ……以上4件一括上程
総務文教委員会付託………………………19日程第21 議案第103号 小千谷市、魚沼市教育に関する事務の一部の事務の委託の廃止につい て…………………………………………………………………………22日程第22 発議案第 5号 小千谷市
手話言語条例の制定について………………………………23小千谷市
主要事業概況報告書………………………………………………………………………………29 ◇◇◇ ◎出席議員(16人) 1番 森 本 恵 理 子 君 2番 住 安 康 一 君 3番 駒 井 和 彦 君 4番 大 矢 弘 光 君 5番 佐 藤 栄 作 君 6番 上 村 行 雄 君 7番 内 山 博 志 君 8番 佐 藤 隆 一 君 9番 長 谷 川 有 理 君 10番 阿 部 正 行 君 11番 久 保 田 陽 一 君 12番 山 賀 一 雄 君 13番 田 中 淳 君 14番 本 田 剛 君 15番 久 保 田 久 栄 君 16番 風 間 順 一 君 ◎欠席議員(なし) ◎説明のため出席した者 市 長 大 塚 昇 一 君 副 市 長 山 﨑 淳 君 総務課長 野 澤 敏 君 企画政策 大 塚 良 夫 君 課 長 観光交流 遠 藤 孝 司 君 課 長 危機管理 谷 口 豊 君 課 長 税務課長 谷 口 則 子 君 市民生活 吉 澤 靖 君 課 長 社会福祉 渡 邊 芳 久 君 課 長 保健福祉 長 谷 川 秀 樹 君 課 長 農林課長 高 橋 英 樹 君 商工振興 西 方 広 幸 君 課 長 建設課長 大 矢 敏 之 君 会計管理 久 須 美 徹 也 君 者兼会計 課 長 教 育 長 松 井 周 之 輔 君 教 育 委 和 田 顕 雄 君 学校教育 課 長 教 育 委 久 保 田 千 昭 君 生涯学習 課 長 監査委員 佐 藤 昭 夫 君 監査委員 菊 田 隆 君 事務局長 消 防 長 和 田 孝 史 君 ガス水道 井 口 隆 君 局 長 ◎職務のため出席した議会事務局の職員 議 会 山 川 正 則 君 事務局長 次 長 野 口 美 奈 子 君 係 長 真 島 英 美 子 君 主 幹 佐 々 木 秀 信 君 ◇◇◇
△午前10時00分開会
○議長(田中淳君) これより平成29年
小千谷市議会第4回定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 ただいま出席議員16人、全員出席で定足数に達しております。 次に、
議会運営委員長の報告を求めます。 本田剛君。 〔14番 本田 剛君 登壇〕
◆14番(本田剛君) おはようございます。御報告申し上げます。 去る11月24日
議会運営委員会を開催し、第4回定例会の議事運営について協議いたしました。 会期については、本日から12月22日までの22日間とし、議会開議日は本日と12月19日及び22日の3日間を予定しております。 本日の議事日程につきましては、専決処分1件、条例改正9件、補正予算8件、事務の委託の廃止1件、発議案1件を上程の予定であります。このうち専決処分1件、事務の委託の廃止1件及び発議案1件を即決でお願いするほかは、それぞれ所管の委員会に付託する予定であります。 第2日目、12月19日は、市政に対する一般質問を予定しております。 第3日目、12月22日は、付託されました議案について各委員長の報告を予定しております。 以上であります。
○議長(田中淳君) 今期定例会に提案されました会議の事件並びに本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。よって、朗読を省略いたします。 この際、諸般の報告をいたします。去る10月30日、石川県金沢市において
北信越市議会議長会評議員会が開催されましたので、事務局長とともに出席いたしました。 次に、11月2日、当市において平成29年度
中越地区市議会議長会が開催されましたので、副議長、事務局長とともに出席いたしました。 次に、11月8日、東京都において
全国市議会議長会第103回評議員会が開催されましたので、事務局長とともに出席いたしました。会議の内容、資料等は事務局に保管してありますので、ごらんいただきたいと思います。 次に、既に議員各位に配付されておりますが、市長から書面をもって報告第14号の報告がされておりますので、ごらんいただきたいと思います。定例会招集の挨拶並びに提出議案の概要説明及び本
年度主要事業の概況について……市長
○議長(田中淳君) 次に、市長から
今期定例会招集の挨拶並びに提出議案の概要説明及び本
年度主要事業の概況について報告をしたい旨の申し出がありますので、この際これを許します。 大塚市長。 〔市長 大塚昇一君 登壇〕
◎市長(大塚昇一君) おはようございます。平成29年
小千谷市議会第4回定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては御出席をいただき、まことにありがとうございます。 それでは、本定例会に御提案申し上げます議案の概要と市政の概況につきまして、簡単に御説明、御報告申し上げます。 本定例会に提案いたします案件は、専決処分1件、条例の一部改正9件、平成29年度補正予算8件及び事務の委託の廃止1件の計19件であります。 最初に、専決処分について申し上げます。その内容は、衆議院の解散に伴い、衆議院小選挙区新潟県第5区
選出議員補欠選挙から衆議院議員総選挙及び
最高裁判所国民審査を執行するための準備を直ちに行う必要があり、市議会を開く時間的余裕がないため、平成29年9月28日付で専決処分させていただいたものであります。 次に、条例の一部改正について申し上げます。議案第86号 小千谷市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、非常勤職員の育児休業について、特別の事情がある場合に例外的に2歳まで育児休業を取得できるよう改正するものであります。 次に、議案第87号
小千谷市議会の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例及び議案第88号 小千谷市長、副市長及び教育長の給与額並びにその支給に関する条例の一部を改正する条例につきましては、いずれも人事院勧告及び新潟県
人事委員会勧告に準じた改正として期末手当の支給率の引き上げを行うものであります。 次に、議案第89号 小千谷市職員の給与に関する条例及び小千谷市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例につきましては、人事院勧告及び新潟県
人事委員会勧告に準じた改正として、給料表の改正、勤勉手当の
支給率引き上げの見直しなどを行うものであります。 次に、議案第90号 小千谷市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例につきましては、
農業委員会委員及び
農地利用最適化推進委員の報酬に、
農地利用最適化推進交付金の実績に応じた交付金の加算分相当額を報酬として支払うことができるよう追加するものであります。 次に、議案第91号
小千谷市民会館条例の一部を改正する条例につきましては、市民会館の耐震化工事に伴い、使用実態を考慮し、調理実習室を削るものであります。 次に、議案第92号 小千谷市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例につきましては、平成30年度の
国民健康保険制度改革に伴い、仮算定による賦課を廃止するものであります。 次に、議案第93号 小千谷市
都市公園条例の一部を改正する条例につきましては、
都市公園法施行令の改正に伴い、都市公園に占める運動施設の敷地面積の割合の限度を定めるものであります。 次に、議案第94号 小千谷市
ガス供給条例の一部を改正する条例につきましては、総括原価の見直しに伴い、平成30年度からガス料金表を改正し、あわせて
基準平均原料価格及び本支管工事費の市負担額を見直すものであります。 続きまして、補正予算について申し上げます。補正予算につきましては、各会計を通じまして人件費の補正をお願いしています。これは、当初予算の人件費から、その後の人事異動等に伴う増減を、例年、職員の給与改定に合わせて市議会第4回定例会において補正させていただいているものであります。 最初に、議案第95号 平成29年度小千谷市
一般会計補正予算(第6号)につきましては、歳入歳出それぞれ2,312万3,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額をそれぞれ181億2,470万3,000円とするものであります。補正の主な内容は、人事異動等に伴う人件費の増減額のほか、総務費において、
岩沢住民センターの消
雪用井戸新設工事に伴う
融雪施設修繕工事費負担金の計上、人件費補正に伴う
退職手当基金積立金の減額、衛生費において、(仮称)健康・
子育て支援センター整備事業にかかる
設計業務委託料の計上、農林水産業費において、
農業委員会委員及び
農地利用最適化推進委員報酬の
成果実績加算分の増額であります。また、債務負担行為の補正として、(仮称)健康・
子育て支援センター設計業務委託、
道路改良事業、
学校給食センター調理・
運搬等業務委託を追加するものであります。 次に、議案第96号 平成29年度小千谷市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)、議案第97号平成29年度小千谷市
介護保険特別会計補正予算(第2号)及び議案第98号 平成29年度小千谷市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)につきましては、人事異動等に伴う人件費の増減額と、これに伴う繰入金の調整であります。 次に、議案第99号から議案第102号までは企業会計の補正予算であります。ガス、水道、
下水道事業会計においては、
表沢川改修工事に伴う増額のほか、各会計とも人事異動等に伴う人件費及び賞与引当金繰入額の増減額であります。 続きまして、事務の委託の廃止について申し上げます。議案第103号 小千谷市、魚沼市教育に関する事務の一部の事務の委託の廃止につきましては、平成30年3月31日付で魚沼・
小千谷地域理科教育センターが解散するため、一部の事務の委託廃止について市議会の議決をお願いするものであります。 各議案とも詳細につきましては、それぞれ上程の際所管課長等が説明いたしますので、十分なる御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 このほか、市政の概況につきましては、お手元に配付してあります小千谷市
主要事業概況報告書により報告にかえさせていただきますので、御了承をお願いいたします。 以上、議案の概要と市政の概況について御説明、御報告申し上げた次第であります。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。 ◇◇◇
△日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(田中淳君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において2番住安康一議員、9番
長谷川有理議員を指名いたします。 〔「了承」と呼ぶ者あり〕 ◇◇◇
△日程第2 会期の決定
○議長(田中淳君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。今期定例会の会期は、
議会運営委員長から報告があったとおり、本日から12月22日までの22日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(田中淳君) 御異議なしと認めます。 よって、会期は本日から12月22日までの22日間と決定いたしました。 ◇◇◇
△日程第3 議案第85号 専決処分について(平成29年度小千谷市
一般会計補正予算(第5号))
○議長(田中淳君) 日程第3、議案第85号を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。
大塚企画政策課長。 〔
企画政策課長 大塚良夫君 登壇〕
◎
企画政策課長(大塚良夫君) ただいま上程になりました議案第85号 平成29年度小千谷市
一般会計補正予算(第5号)の専決処分について御説明申し上げます。 本案は、衆議院新潟県第5区選出議員の死去に伴い、同補欠選挙が10月22日に執行予定でありましたが、衆議院が解散したことにより、10月22日に衆議院議員総選挙及び
最高裁判所裁判官国民審査を執行することになりました。このことにより、衆議院新潟県第5区
選出議員補欠選挙費を減額し、衆議院議員総選挙及び
最高裁判所裁判官国民審査費に係る関連経費について予算を補正し、速やかな対応といたしたく、地方自治法第179条第1項の規定により9月28日に専決処分させていただきましたので、同条第3項の規定により市議会に御報告し、その承認をお願いするものであります。 それでは、内容について御説明申し上げますので、別紙の平成29年度小千谷市
一般会計補正予算(第5号)をごらんください。第1項は、
歳入歳出予算の補正であり、歳入歳出それぞれ481万円を追加し、
歳入歳出予算の総額をそれぞれ181億158万円とするものであり、第2項はその内容を第1表のとおりとするものであります。 それでは、第1表、
歳入歳出予算補正について御説明申し上げます。最初に、歳出から御説明いたしますので、3ページをごらんください。2款総務費、4項選挙費において481万円の増額であり、衆議院新潟県第5区
選出議員補欠選挙経費の減額、そして衆議院議員総選挙及び
最高裁判所裁判官国民審査に伴う選挙立会人などの報酬のほか、職員人件費、
選挙人名簿電算処理委託料等の皆増であります。 次に、歳入について御説明申し上げますので、2ページをごらんください。15款県支出金、3項委託金において481万円の増額であり、衆議院新潟県第5区
選出議員補欠選挙交付金の減額、そして衆議院議員総選挙及び
最高裁判所裁判官国民審査交付金、同関連委託金の皆増であります。 以上で説明を終わります。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。
○議長(田中淳君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(田中淳君) これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第85号については、会議規則第37条第2項の規定により委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(田中淳君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第85号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(田中淳君) これにて討論を終結いたします。 これより議案第85号を採決いたします。 本案は承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(田中淳君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第85号は承認されました。 ◇◇◇
△日程第4 議案第86号 小千谷市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
△日程第5 議案第87号
小千谷市議会の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
△日程第6 議案第88号 小千谷市長、副市長及び教育長の給与額並びにその支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について
△日程第7 議案第89号 小千谷市職員の給与に関する条例及び小千谷市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
△日程第8 議案第90号 小千谷市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について
△日程第9 議案第91号
小千谷市民会館条例の一部を改正する条例の制定について
△日程第10 議案第94号 小千谷市
ガス供給条例の一部を改正する条例の制定について……以上7件一括上程
○議長(田中淳君) 日程第4、議案第86号から日程第10、議案第94号までの以上7件を一括して議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 野澤総務課長。 〔総務課長 野澤 敏君 登壇〕
◎総務課長(野澤敏君) ただいま一括上程になりました議案のうち、議案第86号から議案第90号について御説明申し上げます。 最初に、議案第86号 小千谷市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。 本案は、地方公務員の育児休業等に関する法律の改正により、非常勤職員の育児休業について、特別の事情がある場合に、子が2歳に達するまで休業できるよう措置されたことに伴い、所要の改正を行うものであります。 議案第86号別紙をごらんください。第2条は、新たな条の追加に伴う読みかえの適用を規定し、あわせて文言を整理するものであり、次の第2条の3も同様であります。 第2条の4は、非常勤職員について、養育する子が1歳6カ月に到達する日まで認められている育児休業の期間を2歳に達する日まで認める場合の要件を定めるものであり、次のいずれにも該当するときとして、第1号は、非常勤職員が当該子の1歳6カ月到達日において育児休業している場合または非常勤職員の配偶者が当該子の1歳6カ月到達日において育児休業をしている場合、第2号は、子の1歳6カ月到達日後も育児休業をすることが継続的な勤務のために特に必要と認められる場合として規則で定める場合に該当する場合とするものであり、具体的には、保育所の入所が決まらない場合や、子を養育していた配偶者が死亡した場合などを事由とするものであります。 次の第2条の5から第23条までの改正は、条の追加等に伴う条ずれ及び文言の整理であります。 附則は、施行期日であります。 続いて、議案第87号
小千谷市議会の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。 本案は、平成29年の人事院勧告に基づく国家公務員の特別職の職員の給与に関する法律の改正に準じ、議員の期末手当の支給率を引き上げるものであります。 議案第87号別紙をごらんください。第1条は、条例の第5条第2項を改正し、12月に支給する期末手当を期末手当基礎額に100分の175を乗じて得た額に改正するほか、文言の整理を行うものであります。 第2条は、条例の第5条第2項を改正し、期末手当の額を、6月に支給する場合においては期末手当基礎額に100分の157.5を、12月に支給する場合においては100分の172.5を乗じて得た額に改正するものであります。 附則の第1項は施行期日であり、本文は、この条例は公布の日から施行するとし、ただし書きで第2条の規定は平成30年4月1日から施行するとするものであります。 第2項は、第1条の規定による改正後の条例の規定は平成29年12月1日から適用するとするものであります。 第3項は、期末手当の内払い規定であり、改正前の条例の規定に基づいて支給された期末手当は、改正後の条例の規定による期末手当の内払いとみなすとするものであります。 次に、議案第88号 小千谷市長、副市長及び教育長の給与額並びにその支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。 本案も議案第87号と同様に、平成29年の人事院勧告に基づく特別職の職員の給与に関する法律の改正に準じ、市長、副市長及び教育長の期末手当の支給率を引き上げるものであります。 議案第88号別紙をごらんください。第1条は、条例の第3条第2項を改正し、12月に支給する期末手当を期末手当基礎額に100分の175を乗じて得た額に改正するものであります。 第2条は、条例の第3条第2項を改正し、期末手当の額を、6月に支給する場合においては期末手当基礎額に100分の157.5を乗じて得た額に、12月に支給する場合においては100分の172.5を乗じて得た額に改正するものであります。 附則の第1項は施行期日であり、本文は、この条例は公布の日から施行するとし、ただし書きで第2条の規定は平成30年4月1日から施行するとするものであります。 第2項は、第1条の規定による改正後の条例の規定は平成29年12月1日から適用するとするものであります。 第3項は、期末手当の内払い規定であり、改正前の条例の規定に基づいて支給された期末手当は、改正後の条例の規定による期末手当の内払いとみなすとするものであります。 次に、議案第89号 小千谷市職員の給与に関する条例及び小千谷市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。 本案は、人事院勧告に伴う職員の給与等の改定で関連する2つの条例を一括して改正するものであります。 小千谷市職員の給与につきましては、国の人事院勧告及び新潟県人事委員会の勧告をもとに給与改定を行っているところでございます。ことしの勧告の内容としては、本給で0.2%の引き上げ、勤勉手当において年間で0.1月の支給月数の引き上げであり、小千谷市においてもこれに準じて条例の改正をお願いするものでございます。 議案第89号別紙をごらんください。第1条は、小千谷市職員の給与に関する条例の一部改正であります。 第17条第2項において、勤勉手当の総額の限度額の算出に用いる率を、12月に支給する場合においては勤勉手当基礎額に扶養手当の月額を加算した額に100分の95.0を乗じて得た額に改め、また再任用職員は、12月に支給する場合は100分の45.0に改めるものであります。 第19条の2は、字句の修正であります。 3ページから9ページ前段は、別表第1、行政職給料表の改正であります。 9ページ後段から16ページは、別表第2、公安職給料表の改正であります。 17ページの第2条は、同じく小千谷市職員の給与に関する条例の一部改正であり、第17条第2項において、勤勉手当の総額の限度額の算出に用いる率を6月と12月ともに100分の90.0に、再任用職員にあっては100分の42.5に改めるものであります。 次に、第3条は小千谷市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正であります。 第7条は、高度の専門的な知識経験またはすぐれた識見を有する特定任期付職員に適用する給料表の規定であり、1号給の給料月額を37万3,000円に、2号給の給料月額を42万1,000円に改めるものであります。 第8条第2項は、特定任期付職員の手当に係る小千谷市職員の給与に関する条例の適用の規定であり、期末手当の読みかえ規定において、12月分の支給率である100分の162.5を100分の167.5に改めるものであります。 第4条は、同じく小千谷市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正であり、第8条第2項において、期末手当に係る支給率を6月と12月ともに100分の165に改めるものであります。 附則の第1項は施行期日であり、本文は、この条例は公布の日から施行するとし、ただし書きで第2条及び第4条の規定は平成30年4月1日から施行するとするものであります。 第2項は、第1条の規定による改正後の条例の規定は平成29年4月1日から適用するとするものであります。 第3項は、給与の内払い規定であり、第1条による改正前の条例の規定に基づいて支給された給与は、改正後の条例の規定による給与の内払いとみなすとするものであります。 第4項は、規則への委任であります。 次に、議案第90号 小千谷市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。 本案は、農業委員会等に関する法律が一部改正され、農業委員会の必須事務に農地等の利用の最適化が位置づけられたことに伴い、農地集積や遊休農地解消等の活動、成果に応じて基礎的な報酬に上乗せして報酬を支払うことを可能とするために条例の一部を改正するものであります。 議案第90号別紙をごらんください。別表、報酬及び費用弁償額の改正であります。まず、農業委員会の会長、会長代理及び委員の報酬区分の月額の次にそれぞれ「年額(実績加算)」を加え、その報酬額を37万2,000円以内で市長が定める額とするものであります。 次に、
農地利用最適化推進委員の報酬区分の月額の次に「年額(実績加算)」を加え、その報酬額を37万2,000円以内で市長が定める額とするものであります。 附則は、施行期日を公布の日からとし、平成29年7月20日から適用するものであります。 以上で説明を終わります。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。
○議長(田中淳君) 久保田生涯学習課長。 〔教育委生涯学習課長 久保田千昭君 登壇〕
◎教育委生涯学習課長(久保田千昭君) ただいま一括上程になりました議案のうち、議案第91号
小千谷市民会館条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。 本案は、市民会館の調理実習室を中会議室に変更することに伴い、条例の一部を改正するものであります。 それでは、別紙により御説明いたしますので、議案第91号別紙をごらんください。別表、小千谷市民会館使用料のうち、調理実習室の使用料に関する部分について削るものであります。 附則は、施行期日を平成30年4月1日とするものであります。 以上で説明を終わります。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いいたします。
○議長(田中淳君) 井口ガス水道局長。 〔ガス水道局長 井口 隆君 登壇〕
◎ガス水道局長(井口隆君) ただいま一括上程になりました議案のうち、議案第94号 小千谷市
ガス供給条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。 本案は、近年販売量の減少により赤字経営が続き、平成27年度からは欠損金を計上するなど極めて厳しい経営状況にあるガス事業において、経営の健全化を図るため、総括原価見直しによるガス料金の改定を行うものであります。 また、今回の改定に伴い、調整単位料金を算出する際の
基準平均原料価格、平均原料価格上限値及び本支管工事費の本市負担額をあわせて改正するものであります。 それでは、議案第94号別紙をごらんください。第24条第2項第1号は、調整単位料金の算定に用いる
基準平均原料価格を4万7,980円に改めるものであります。 第2号は、平均原料価格上限値を7万6,770円に改めるものであります。 別表第1は、本支管工事費の本市負担額でありますが、ガスメーター1個につき本市の負担する金額を表記のとおり改めるものであります。 また、別表第2料金表中、第3項料金表A及び第4項料金表Bの基準単位料金並びに第5項料金表Cの基本料金及び基準単位料金を表記のとおり改めるものであります。 附則第1項は施行期日であり、平成30年4月1日から施行したいとするものであります。 第2項は経過措置で、施行期日前後の料金算定について、日割り計算による算定方法を定めたものであります。 以上で説明を終わります。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。
○議長(田中淳君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(田中淳君) これにて質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第86号から議案第94号までの7件を総務文教委員会に付託いたします。 ◇◇◇
△日程第11 議案第92号 小千谷市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について
△日程第12 議案第93号 小千谷市
都市公園条例の一部を改正する条例の制定について……以上2件一括上程
○議長(田中淳君) 日程第11、議案第92号及び日程第12、議案第93号の以上2件を一括して議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 谷口税務課長。 〔税務課長 谷口則子君 登壇〕
◎税務課長(谷口則子君) ただいま一括上程になりました議案のうち、議案第92号 小千谷市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。 本案は、平成30年度からの
国民健康保険制度改革による県単位化に伴い、新潟県国民健康保険運営方針において、被保険者の利便性の向上や保険者の効率的な事務運営を図るため、保険税の暫定賦課を廃止し、賦課は年1回の確定賦課のみとする統一方針が示されましたので、これを受け、普通徴収の納期の変更及び関連する条文を改正するものでございます。 それでは、改正内容を御説明いたします。議案第92号別紙、小千谷市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例をごらんください。第9条第1項は、普通徴収の保険税の納期を7月から翌年3月までの年9回に改めるものでございます。 第19条は、暫定賦課での徴収の特例規定を廃止するものでございます。 第20条は、暫定賦課での徴収の特例に係る修正の申し出等についての規定を廃止するものでございます。 附則は、施行期日を平成30年4月1日とするもの及び適用区分でございます。 以上で議案の説明を終わります。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。
○議長(田中淳君) 大矢建設課長。 〔建設課長 大矢敏之君 登壇〕
◎建設課長(大矢敏之君) ただいま一括上程となりました議案のうち、議案第93号 小千谷市
都市公園条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。 本案は、都市公園法及び
都市公園法施行令の一部改正に伴い、公園内に設置される運動施設の敷地面積の割合の上限を規定するほか、字句の整理等を行うものであります。 それでは、内容について御説明いたしますので、議案第93号別紙をごらんください。第1条の5は、第2項として、都市公園に設けられる運動施設の敷地面積の割合を当該都市公園の敷地面積の100分の50以内とする規定を追加するものであります。なお、この割合は、
都市公園法施行令における参酌基準と同一であります。 第1条の6は、第1条の5に第2項を追加することに伴う改正であります。 第1条の7、第4条、第19条及び第20条は、字句の整理であります。 第22条は、引用する都市公園法の条ずれに伴う改正のほか、字句の整理であります。 附則は施行期日であり、公布の日から施行するものであります。 以上で説明を終わります。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。
○議長(田中淳君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(田中淳君) これにて質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第92号及び議案第93号を民生産業委員会に付託いたします。 ◇◇◇
△日程第13 議案第95号 平成29年度小千谷市
一般会計補正予算(第6号)について
○議長(田中淳君) 日程第13、議案第95号を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。
大塚企画政策課長。 〔
企画政策課長 大塚良夫君 登壇〕
◎
企画政策課長(大塚良夫君) ただいま上程になりました議案第95号 平成29年度小千谷市
一般会計補正予算(第6号)について御説明申し上げます。 本案は、
岩沢住民センター駐車場を含む一般県道岩沢停車場芋坂線における融雪施設修繕工事への負担金、旧魚沼病院新館棟を(仮称)健康・子育て支援センターとして活用するための
設計業務委託料の計上及び
農業委員会委員、
農地利用最適化推進委員報酬における
成果実績加算分の改正を初め、給与改定及び人事異動等に伴う人件費の増減額のほか、緊急を要する経費について予算の補正をお願いするものであります。 それでは、内容について御説明申し上げますので、別紙の平成29年度小千谷市
一般会計補正予算(第6号)をごらんください。第1条は、
歳入歳出予算の補正であり、歳入歳出それぞれ2,312万3,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ181億2,470万3,000円とするものであり、第2項はその内容を第1表のとおりとするものであります。 第2条は、債務負担行為の補正であり、その内容を第2表のとおりとするものであります。 それでは、第1表、
歳入歳出予算補正について御説明申し上げます。最初に、歳出から御説明いたしますので、3ページをごらんください。なお、職員人件費につきましては、今議会に提出の小千谷市職員の給与に関する条例に基づく給与改定及び人事異動等に伴う職員人件費を補正するものであるため、これに係る各項での詳細な説明は省略させていただきますので、御了承願います。 まず、1款議会費、1項議会費において105万円の増額であり、議員手当等及び職員人件費の増額であります。 2款総務費、1項総務管理費において2,602万9,000円の増額であり、特別職給与費、職員人件費等の増減、
退職手当基金積立金の減額のほか、
岩沢住民センター駐車場を含む一般県道岩沢停車場芋坂線における融雪施設修繕工事負担金の計上であります。 2項徴税費において678万2,000円の減額、3項戸籍住民基本台帳費において75万円の減額、4項選挙費において19万円の増額、5項統計調査費において32万6,000円の減額、6項監査委員費において32万6,000円の増額で、いずれも職員人件費等の増減であります。 3款民生費、1項社会福祉費において248万7,000円の減額であり、職員人件費及び職員人件費等の増減に伴う国民健康保険、介護保険、後期高齢者医療の各特別会計への繰出金の増減であります。 2項児童福祉費において1,183万2,000円、3項生活保護費において268万円の減額であり、いずれも職員人件費等の減額であります。 4款衛生費、1項保健衛生費において839万2,000円の増額であり、(仮称)健康・
子育て支援センター整備事業に伴う平成29年度分の
設計業務委託料の計上のほか、職員人件費の増減であります。 2項清掃費において383万円の増額、5款労働費、1項労働対策費において1万4,000円の増額であり、いずれも職員人件費の増額であります。 6款農林水産業費、1項農業費において1,398万4,000円の増額であり、
農業委員会委員及び
農地利用最適化推進委員報酬の
成果実績加算分の増額のほか、職員人件費の増額であります。 2項林業費において13万6,000円の減額、7款商工費、1項商工費において889万円の増額、8款土木費、1項土木管理費において23万円の減額、2項道路橋りょう費において850万円の減額、4項都市計画費において401万円の増額、6項住宅費において260万6,000円の減額、7項国土調査費において80万円の増額、9款消防費、1項消防費において919万円の減額であり、いずれも職員人件費の増減であります。 10款教育費、1項教育総務費において637万円の増額であり、特別職給与費及び職員人件費の増額であります。 2項小学校費において34万円の増額、3項中学校費において84万円の減額、4項特別支援学校費において3万4,000円の増額であり、いずれも職員人件費の増減であります。 5項社会教育費において221万2,000円の減額であり、図書館長報酬及び職員人件費等の増減であります。 6項保健給食費において184万円の増額、7項社会体育費において440万5,000円の減額であり、いずれも職員人件費等の増減であります。 次に、歳入について御説明申し上げます。2ページをごらんください。15款県支出金、2項県補助金において666万4,000円の増額であり、
農業委員会委員及び
農地利用最適化推進委員報酬における
成果実績加算分の改正に伴う農地利用最適化交付金の増額であります。 18款繰入金、1項基金繰入金において1,645万9,000円の増額であり、人件費補正に伴う退職手当基金繰入金の増額及び財源調整に伴う財政調整基金繰入金の減額であります。 次に、第2表、債務負担行為補正について御説明申し上げますので、5ページをごらんください。旧魚沼病院新館棟を活用するため、(仮称)健康・
子育て支援センター設計業務委託の事項を追加し、限度額を1,360万円とするもので、その期間を平成29年度から平成30年度までとするものであります。
道路改良事業については、翌年度工事の今年度内早期発注を可能とすることで効率的かつ効果的に事業を推進するため、
道路改良事業の事項を追加し、限度額を7,000万円とするもので、その期間を平成29年度から平成30年度までとするものであります。
学校給食センター調理・
運搬等業務委託については、平成30年度から平成32年度において民間委託するに当たり、平成29年度中に業務引き継ぎ期間を設ける必要があるため、
学校給食センター調理・
運搬等業務委託の事項を追加し、限度額を1億1,772万円とするもので、その期間を平成29年度から平成32年度までとするものであります。 以上で説明を終わります。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。
○議長(田中淳君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(田中淳君) これにて質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第95号を総務文教委員会に付託いたします。 ◇◇◇
△日程第14 議案第96号 平成29年度小千谷市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について
△日程第15 議案第97号 平成29年度小千谷市
介護保険特別会計補正予算(第2号)について
△日程第16 議案第98号 平成29年度小千谷市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について……以上3件一括上程
○議長(田中淳君) 日程第14、議案第96号から日程第16、議案第98号までの以上3件を一括して議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 長谷川保健福祉課長。 〔保健福祉課長 長谷川秀樹君 登壇〕
◎保健福祉課長(長谷川秀樹君) ただいま一括上程になりました議案第96号から議案第98号について御説明申し上げます。 いずれの議案も職員の人事異動等に伴う人件費の補正でありますので、人件費に関しましては詳細説明を省略させていただきますことを御了承お願いいたします。 最初に、議案第96号 平成29年度小千谷市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について御説明いたします。議案第96号別紙、国保1ページをごらんください。第1項におきまして、既定の予算総額から歳入歳出それぞれ47万9,000円を減額し、予算の総額を歳入歳出それぞれ40億9,914万7,000円とし、第2項は補正の内容を第1表のとおりとするものであります。 初めに、歳出から申し上げますので、国保3ページをごらんください。1款総務費、1項総務管理費において54万3,000円の減額、2項徴税費において6万4,000円の増額であり、いずれも職員の人事異動等に伴う人件費の補正であります。 次に、歳入について申し上げますので、国保2ページをごらんください。9款繰入金、1項他会計繰入金において47万9,000円の減額であり、職員の人事異動等に伴う一般会計からの職員給与費等繰入金の補正であります。 次に、議案第97号 平成29年度小千谷市
介護保険特別会計補正予算(第2号)について御説明いたします。議案第97号別紙、介護1ページをごらんください。第1項におきまして、既定の予算総額から歳入歳出それぞれ50万8,000円を減額し、予算の総額を歳入歳出それぞれ40億7,807万8,000円とし、第2項は補正の内容を第1表のとおりとするものであります。 初めに、歳出から申し上げますので、介護3ページをごらんください。1款総務費、1項総務管理費において157万円の増額、2項徴収費において245万6,000円の減額、3款地域支援事業費、2項一般介護予防事業費において24万8,000円の増額、3項包括的支援事業・任意事業費において13万円の増額であり、いずれも職員の人事異動等に伴う人件費の補正であります。 次に、歳入について申し上げますので、介護2ページをごらんください。7款繰入金、1項他会計繰入金において50万8,000円の限額であり、職員の人事異動等に伴う一般会計からの事業及び事務費等繰入金の補正であります。 次に、議案第98号 平成29年度小千谷市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について御説明いたします。議案第98号別紙、後期1ページをごらんください。第1項におきまして、既定の予算総額に歳入歳出それぞれ17万円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ7億3,262万4,000円とし、第2項は補正の内容を第1表のとおりとするものであります。 初めに、歳出から申し上げますので、後期3ページをごらんください。1款総務費、1項総務管理費において8万6,000円の限額、2項徴収費において25万6,000円の増額であり、いずれも職員の人事異動等に伴う人件費の補正であります。 次に、歳入について申し上げますので、後期2ページをごらんください。3款繰入金、1項他会計繰入金において17万円の増額であり、職員の人事異動等に伴う一般会計からの後期高齢者医療事務費等繰入金の補正であります。 以上で説明を終わります。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いいたします。
○議長(田中淳君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(田中淳君) これにて質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第96号から議案第98号までの3件を民生産業委員会に付託いたします。 ◇◇◇
△日程第17 議案第 99号 平成29年度小千谷市
ガス事業会計補正予算(第2号)について
△日程第18 議案第100号 平成29年度小千谷市
水道事業会計補正予算(第2号)について
△日程第19 議案第101号 平成29年度小千谷市
工業用水道事業会計補正予算(第1号)について
△日程第20 議案第102号 平成29年度小千谷市
下水道事業会計補正予算(第2号)について……以上4件一括上程
○議長(田中淳君) 日程第17、議案第99号から日程第20、議案第102号までの以上4件を一括して議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 井口ガス水道局長。 〔ガス水道局長 井口 隆君 登壇〕
◎ガス水道局長(井口隆君) ただいま一括上程になりました議案第99号から議案第102号までの4議案について御説明申し上げます。 なお、各議案とも職員の人事異動等に伴う人件費の増減につきましては詳細説明を省略させていただきますので、御了承をお願いいたします。 最初に、議案第99号 平成29年度小千谷市
ガス事業会計補正予算(第2号)について申し上げます。議案第99号別紙、ガス1ページをごらんください。第1条は、総則であります。 第2条は、収益的収入及び支出の補正であり、支出の第1款ガス事業費用、第1項営業費用において138万9,000円の減額であります。 第3条は、資本的収入及び支出の補正であり、本文括弧書き中の不足する額及び補填財源額をそれぞれ改めるとともに、収入の第1款資本的収入、第5項補償金において1,814万6,000円の増額、支出の第1款資本的支出、第1項建設改良費において1,862万9,000円の増額であります。 第4条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費のうち、職員給与費を238万円減額するものであります。 補正の内容について申し上げますので、ガス2ページをごらんください。収益的収入及び支出の支出、第1款ガス事業費用、第1項営業費用において138万9,000円の減額であり、職員の給与改定及び人事異動等に伴う人件費の補正を行うものであります。 次に、資本的収入及び支出につきまして、先に支出から御説明申し上げますので、ガス6ページをごらんください。第1款資本的支出、第1項建設改良費において1,862万9,000円の増額であり、県の表沢川河川改修事業に伴うガス管の補償金工事費計上により本支管整備を2,000万円増額するもの及び職員の給与改定及び人事異動等に伴い人件費を137万1,000円減額するものであります。 次に、収入について御説明申し上げますので、ガス4ページをごらんください。第1款資本的収入、第5項補償金において1,814万6,000円の増額であり、県の表沢川河川改修事業に伴うガス管の移転補償金の増額であります。 次に、議案第100号 平成29年度小千谷市
水道事業会計補正予算(第2号)について申し上げます。議案第100号別紙、水道1ページをごらんください。第1条は、総則であります。 第2条は、収益的収入及び支出の補正であり、支出の第1款水道事業費用、第1項営業費用において59万2,000円の減額であります。 第3条は、資本的収入及び支出の補正であり、本文括弧書き中の不足する額及び補填財源額をそれぞれ改めるとともに、収入の第1款資本的収入、第5項補償金において2,375万6,000円の増額であります。また、支出の第1款資本的支出において3,915万6,000円の増額、第1項建設改良費において3,849万円の増額、第2項浄水場更新事業費において66万6,000円の増額であります。 第4条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費のうち、職員給与費を249万4,000円増額するものであります。 補正の内容について申し上げますので、水道3ページをごらんください。収益的収入及び支出の支出、第1款水道事業費用、第1項営業費用において59万2,000円の減額であり、職員の給与改定及び人事異動等に伴う人件費の補正を行うものであります。 次に、資本的収入及び支出につきまして、先に支出から御説明申し上げますので、水道7ページをごらんください。第1款資本的支出において3,915万6,000円の増額、第1項建設改良費において3,849万円の増額であり、ガス事業会計の補正と同様に、県の表沢川河川改修事業に伴う水道管の補償金工事費計上により配水管整備を3,600万円、職員の給与改定及び人事異動等に伴い人件費を249万円増額するものであります。また、第2項浄水場更新事業費における66万6,000円の増額についても、職員の給与改定及び人事異動等に伴う人件費の補正を行うものであります。 次に、収入について御説明申し上げますので、水道5ページをごらんください。第1款資本的収入、第5項補償金において2,375万6,000円の増額であり、県の表沢川河川改修事業に伴う水道管の移転補償金の増額であります。 次に、議案第101号 平成29年度小千谷市
工業用水道事業会計補正予算(第1号)について申し上げます。議案第101号別紙、工水1ページをごらんください。第1条は、総則であります。 第2条は、収益的収入及び支出の補正であり、支出の第1款工業用水道事業費用、第1項営業費用において121万6,000円の増額であります。 第3条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費のうち、職員給与費を131万6,000円増額するものであります。 補正の内容について申し上げますので、工水2ページをごらんください。収益的収入及び支出の支出、第1款工業用水道事業費用、第1項営業費用において121万6,000円の増額であり、職員の給与改定及び人事異動等に伴う人件費の補正を行うものであります。 次に、議案第102号 平成29年度小千谷市
下水道事業会計補正予算(第2号)について申し上げます。議案第102号別紙、下水1ページをごらんください。第1条は、総則であります。 第2条は、収益的収入及び支出の補正であり、支出の第1款下水道事業費用、第1項営業費用において172万1,000円の減額であります。 第3条は、資本的収入及び支出の補正であり、本文括弧書き中の不足する額及び補填財源額をそれぞれ改めるとともに、収入の第1款資本的収入、第5項補償金において275万3,000円の増額、支出の第1款資本的支出、第1項建設改良費において370万円の増額であります。 第4条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費のうち、職員給与費を130万1,000円減額するものであります。 第5条は、利益剰余金の処分額の補正であり、資本的支出の増加により補填財源として繰越利益剰余金を減債積立金に予定処分する額を94万7,000円増額し、3億7,682万6,000円としたいものであります。 補正の内容について申し上げますので、下水3ページをごらんください。収益的収入及び支出の支出、第1款下水道事業費用、第1項営業費用において172万1,000円の減額であり、職員の給与改定及び人事異動等に伴う人件費の補正を行うものであります。 次に、資本的収入及び支出につきまして、先に支出から御説明申し上げますので、下水7ページをごらんください。第1款資本的支出、第1項建設改良費において370万円の増額であり、ガス事業会計及び水道事業会計の補正と同様に、県の表沢川河川改修事業に伴う下水道管の補償金工事費計上により汚水管渠整備を370万円増額するものであります。 次に、収入について御説明申し上げますので、下水5ページをごらんください。第1款資本的収入、第5項補償金において275万3,000円の増額であり、県の表沢川河川改修事業に伴う下水道管の移転補償金の増額であります。 なお、各事業会計とも実施計画の後に給与費明細書を掲載しておりますので、御参照ください。 以上で説明を終わります。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。
○議長(田中淳君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(田中淳君) これにて質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第99号から議案第102号までの4件を総務文教委員会に付託いたします。 ◇◇◇
○議長(田中淳君) 暫時休憩いたします。午前11時09分 休憩 午前11時25分 開議
○議長(田中淳君) 再開いたします。休憩前に引き続き会議を開きます。
△日程第21 議案第103号 小千谷市、魚沼市教育に関する事務の一部の事務の委託の廃止について
○議長(田中淳君) 日程第21、議案第103号を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 和田学校教育課長。 〔教育委学校教育課長 和田顕雄君 登壇〕
◎教育委学校教育課長(和田顕雄君) ただいま上程になりました議案第103号 小千谷市、魚沼市教育に関する事務の一部の事務の委託の廃止について御説明を申し上げます。 小千谷市では、南魚沼市及び湯沢町とともに、平成11年度より、理科教育関係職員の研修等に関する事務のうち、魚沼市が設置する魚沼市理科センターを利用することによって行う事務を魚沼市に委託しており、委託事務の執行については、小千谷市、魚沼市、南魚沼市及び湯沢町の教育長等で構成する運営協議会を設置し、協議をしております。 このほど、同協議会において、今後の委託事務の執行について、費用対効果などの観点から協議した結果、各自治体において、より効率的に事務を執行していくことが最善であるという意見で一致し、よって平成29年度をもって運営協議会を解散及び委託事務を廃止し、平成30年度より各自治体において執行するということで合意されました。 つきましては、小千谷市、魚沼市教育に関する事務の一部の事務の委託の廃止について、地方自治法第252条の14第3項において準用する同法第252条の2の2第3項の規定により、市議会の議決をお願いするものであります。 今後は、小千谷市として、理科教育関係職員の研修会等の実施を初め、より地域に根差した理科教育の一層の充実を図っていきたいと考えております。 よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。
○議長(田中淳君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(田中淳君) これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第103号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(田中淳君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第103号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(田中淳君) これにて討論を終結いたします。 これより議案第103号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(田中淳君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第103号は原案のとおり可決されました。 ◇◇◇
△日程第22 発議案第5号 小千谷市
手話言語条例の制定について
○議長(田中淳君) 日程第22、発議案第5号を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 久保田陽一君。 〔11番 久保田陽一君 登壇〕
◆11番(久保田陽一君) ただいま上程となりました発議案第5号 小千谷市
手話言語条例の制定につきまして、提出者として御説明申し上げます。 2006年、国際連合の総会において障害者の権利に関する条約が採択され、手話が言語であると認められました。また、2011年には、障害者基本法の改正において「言語に手話を含む」と明記されましたが、現在国での手話言語法の制定には至っておりません。しかし、都道府県市町村1,741の全自治体にて手話言語法制定の意見書が可決しており、
手話言語条例については、全国で13県84市11町、計108の自治体が、本県では聖籠町が9月20日、阿賀野市が9月22日に成立しており、全国はもとより本県でも条例制定への機運が高まっております。 今日に至る経緯については、まず
小千谷市議会で昨年6月30日にろうあ者協会と議員との意見交換会を開催。聾者、手話奉仕員や要約筆記者等関係者、市役所関係課、議員など約40名が集まり、小千谷市での聾者の言語、生活環境の現状を確認するとともに、小千谷市でも
手話言語条例を制定する必要性を強く感じ、その後、議員有志での聾学校への見学や民生産業委員会での三好市
手話言語条例の視察、そして議員おのおのが
手話言語条例についての講演会や勉強会に参加し、この条例の重要性と必要性について熟考を重ねてまいりました。また、昨年12月にはろうあ者協会、本年2月には奉仕員・ろう協連絡会から市長へ条例制定も含めた要望書も提出されております。 これらを踏まえ、本年3月の議員全員協議会にて、手話を言語として認識し、聾者の言語環境の整備と市民が手話と接する機会を提供し、啓発、普及に努めることを趣旨とした小千谷市
手話言語条例の制定を目指したい旨の議論がなされ、全議員から賛同を得ることになりました。これにより、6月に任意による
手話言語条例策定委員会を立ち上げ、聾者はもちろんのこと、手話奉仕員等関係者、条例に関する市役所の担当課長とも意見交換をしながら、条例制定のために委員会内で協議を重ねてまいりました。また、小千谷商工会議所や新潟県保健福祉部障害福祉課へも足を運び、条例への御理解と御協力をお願いしております。 そして、先般実施させていただきましたパブリックコメントでは、17者27件の多くの熱意ある御意見をいただき、より市民の声を取り入れた条例文が完成し、本日の上程に至りました。 今条例については行政提案ではなく、議員みずからが勉強、行動し、議会みずからで提案した条例であり、条例文完成までには苦労も多々ありましたが、聾者や関係者、行政からも大きな御協力をいただくとともに、議員の皆さんにも御理解いただき、小千谷市らしい条例ができ上がったと思っております。この条例にかかわっていただいた全ての方々にまずもって御礼申し上げるとともに、衷心より感謝いたします。 条例制定までの経緯が長くなりましたが、本条例につきましては前文を朗読することで説明とさせていただきますので、御了承よろしくお願いします。 手話は、手指や顔、身体の動きを使い視覚的に理解する言語であり、ろう者は手話によって物事を考え、知識を蓄積し、コミュニケーションを図ってきました。そして、お互いの気持ちを理解し合い、仲間の輪を広げるとともに、社会参加に欠かせない言語として、ろう者の間で大切に受け継がれています。 しかし、ろう者及び手話に対する理解が乏しく、ろう者は歴史的背景の中で多くの不便や不安を感じながら生活してきました。こうした中、国際連合の総会において「障害者の権利に関する条約」が採択され、手話が言語であると認められ、ろう者及び手話への理解や普及への取組がより重要となってきています。 私たちのまち小千谷市は、「互いに尊重しあい 支えあい いきいきと暮らせるまち」の実現をめざし、地域に暮らす全ての人が円滑なコミュニケーションができる権利をより確かなものとするため、この条例を制定します。 小千谷市
手話言語条例制定は、ゴールではなくスタートです。この条例制定により、手話が言語として認められるのはもちろんのこと、聾者の言語、生活環境の整備、そして大きくは小千谷市の福祉の発展につながることを心から願う次第です。議員各位におかれましては、条例の趣旨に御理解いただき、全会一致で御賛同をいただきますようお願い申し上げます。
○議長(田中淳君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(田中淳君) これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております発議案第5号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(田中淳君) 御異議なしと認めます。 よって、発議案第5号については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。 9番長谷川有理君。 〔9番 長谷川有理君 登壇〕
◆9番(長谷川有理君) 皆さん、こんにちは。私は、発議案第5号に対し賛成の立場で討論を行います。 手話は言語です。音声言語である日本語とは違い、手指や体の動き、表情を使って視覚的に表現する言語で、聾者の方々が大切に育んできた言語です。しかし、現代社会は常に音声情報が飛び交っています。聞こえない、聞こえにくいということは、聞こえる人が当たり前に行っている音声言語のコミュニケーションをすることが難しいということです。聞こえないことにより情報から疎外され、不利益や不都合、不合理な扱いを受け、本来持っている能力を十分に発揮できないことは、基本的人権が守られていない状況であり、コミュニケーションや情報にアクセスする権利は、聴覚障がい者の方々にとってとても大切なものです。地域で安心して生活できる、震災など非常時の対応、町内、病院での対応、安心できる普通の暮らしの保障が欲しい、聾者の方々の切なる願いです。手話の社会への広まりが聾者の方々への理解につながり、聾者にとって手話を切り離した生活が考えられないからこそ、聾者の方々が手話で生き、生活する権利の保障が大切です。 この条例は、聴覚障がい者の方、聞こえる人、全ての人が人として平等であり、自由や幸せをひとしく追求できる状況をつくり出していくこと、望ましい社会の実現を目指すことをうたったものです。聴覚障がい者の方々に対する理解の促進、さらに小千谷市の障がい福祉施策が充実されるよう、手話の普及や、手話に関する教育、学習の振興策などの環境整備、緊急時及び非常時の情報の対応等、今後関係者と一層の連携を図りながら、施策の推進を強く望むものであります。 また、手話だけではなく、中途失聴者、難聴者の方が多く利用する要約筆記など、その他の意思疎通の支援の活用も明記しています。この条例の制定で聴覚障がいの方にとって、同じ小千谷市に住む市民として、互いに尊重し合い、支え合い、生き生きと暮らせるまちづくりがさらに推進されるものと考えます。議員各位の御理解をいただき、聴覚障がい者の方の傍聴、関係者の傍聴のもと、議員全員の御同意をいただきますようお願い申し上げ、賛成の討論とします。よろしくお願いします。ありがとうございました。
○議長(田中淳君) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 大矢弘光君。 〔4番 大矢弘光君 登壇〕
◆4番(大矢弘光君) 私は、小千谷市
手話言語条例の制定に賛成の立場で討論いたします。 手話は日本語を手振りに置きかえたものと誤解している人も多いようです。日本語の語順に手話単語を当てはめたものは手指日本語です。聾者も手指日本語を覚えて使うことがあるそうですが、聾者のコミュニティで主に使っているのは日本手話になります。音声のない世界でできた言葉は、日本語とは語順が違うなど独特の文法体系を持っていて、手の動きだけでなく顔の動きも大きな意味を持ちます。日本手話は、日本語とは異なる言語なのです。しかし、日本人のもう一つの言語である日本手話が存在していることを多くの人が知りません。 長い間、聾学校でも手話は禁止されておりました。聾者側が聴者に合わせるために口話法などが教えられていたのです。想像してください。日本語の使用が禁止され、日本手話のみの使用が認められた世界を。
手話言語条例とは、聾文化に属するアイデンティティーと名誉の復活を意味するものです。だからこそ、手話を言語として認めてもらうこと、それ自体に大きな意義があると考え、手話言語に関する権利をより確かなものにし、手話の普及を目的とした小千谷市
手話言語条例の制定に賛成いたします。
○議長(田中淳君) ほかに討論はありませんか。 住安康一君。 〔2番 住安康一君 登壇〕
◆2番(住安康一君) 発議案第5号 小千谷市
手話言語条例制定について賛成討論を行います。
手話言語条例ということで、きょう傍聴席に聴覚障がい者の方、関係者の方が来られています。少しゆっくりとした口調で話をしたいと思いますので、御理解、御協力をお願いしたいと思います。 全国で初めて2013年に条例を制定し、手話を言語として条文に明記したのは鳥取県です。鳥取県では条例制定により何がどのように変わったのかを見てみますと、1、手話に対する認識、関心が高まりました。特に初心者対象の手話講座へ多くの方が参加しています。2、聾者の意識が変化しました。堂々と手話で話せるようになったとの声があります。3、条例制定後、手話に関する多くの新たな取り組みが実施されています。聴覚障がい者にかわって手話通訳者が電話をかける電話リレーサービスの導入、学校での手話の普及のため、全小中学生に手話ハンドブックを配布。それに伴い、手話ハンドブックに対応した手話表現動画を作成。地域での手話の普及のため、企業、団体等が主催する手話学習会の講師謝礼等に対する助成制度ができ、職場等での手話の普及が進んでいます。手話パフォーマンス甲子園を2014年度から毎年実施。これは、この条例の理念に基づき、手話の普及や手話を通じた交流の推進、地域の活性化を図ることを目的として、全国の高校や特別支援学校生が手話を使ってさまざまなダンスや演劇などのパフォーマンスを繰り広げ、その表現力を競うもの。昨年が61チーム、本年は20チームが出場しました。 このように、
手話言語条例制定により聾者及び手話に対する理解や普及が大きく前進しています。そのことから、
手話言語条例の制定は大きな意味を持ちます。 全日本ろうあ連盟、常任理事・事務局長、久松三二氏は、条例制定に関して次のように言っています。「聾者である私の経験上からも、手話にはみずからの生き方を支える何らかの力がある。その手話を言語と認めて普及促進する条例が各地で広がっていることは本当に喜ばしい」と。 条例が制定されただけで全てが大きく変わるわけではありません。具体的にどういう取り組みをするかという点が非常に重要です。手話を教える人材の育成が必要であり、手話通訳士の不足もあります。この条例制定がまさしくスタートになるはずです。小千谷市
手話言語条例案の前文にあるように、互いに尊重し合い、支え合い、生き生きと暮らせるまちの実現を目指してまいりましょう。 以上で賛成討論を終わります。
○議長(田中淳君) ほかに討論はありませんか。 森本恵理子君。 〔1番 森本恵理子君 登壇〕
◆1番(森本恵理子君) このたび聴覚障がい者団体からの働きかけで議員発議となりました条例案ではありますが、現時点での小千谷市の障がい福祉の状況を鑑みますと、障がい福祉全般の底上げが必要な段階であると考えます。今回は手話に特化した理念条例とのことですが、その中身は、事業者の役割として、事業者は聾者等が利用しやすいサービスを提供するとともに、働きやすい環境の整備に努めるものとする。また、財政上の措置として、市は手話に関する施策を推進するために必要な財政上の措置を講ずるよう努めるものとするとあるように、予算措置を含む政策条例の側面があることも事実です。 手話を言語として認める、それは聾者の方々が経験してきた歴史的背景を考えますと、とても重要な意味を持つことです。手話に対する壁をなくし、広く市民に普及させたい、その思いで私自身も昨年一般質問において手話奉仕員養成講座の開設を要望し、ことしの4月から講座がスタートしました。手話に関しては、そのような取り組みから、これから徐々に市民に普及し、市民意識を醸成していくものと捉えています。 当市においては、点字の普及や盲導犬に対する理解、白杖の意味など、視覚障がいはもとより、知的障がい、身体障がいなど、聴覚障がいのみならず、障がい福祉全般においていまだ不足する部分があるように思います。今回の条例制定に当たりましては、ほかの障がいを抱える方の施策との差異がないように今後留意しながら、これをきっかけとして障がい福祉全体の底上げを図っていくべきであるとの意見を付しまして賛成といたします。
○議長(田中淳君) ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(田中淳君) これにて討論を終結いたします。 暫時休憩いたします。午前11時51分 休憩 午前11時52分 開議
○議長(田中淳君) 再開いたします。休憩前に引き続き会議を開きます。 これより発議案第5号の採決を行います。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(田中淳君) 起立全員であります。 よって、発議案第5号は原案のとおり可決されました。 ◇◇◇
○議長(田中淳君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。
△午前11時52分散会 平成29年 市議会第4回定例会資料 小千谷市
主要事業概況報告書 (平成29年12月1日) 平成29年12月1日
小千谷市議会議員 各 位 小千谷市長 大塚 昇一 小千谷市主要事業概況 平成29年
小千谷市議会第4回定例会の開催にあたり、小千谷市の主要事業の概況を下記のとおり報告します。 記1.総務関係(1)総合計画・総合戦略及び行政改革の推進について 第五次小千谷市総合計画及び小千谷市総合戦略の進捗状況について、小千谷市総合計画審議会へ報告しました。また、小千谷市行政改革大綱に基づく行政改革実施計画の進捗状況については、小千谷市行政改革推進委員会へ報告し、それぞれご意見をいただきました。 いずれもPDCAサイクルにより、進捗状況の評価及び意見を踏まえ、目標の達成に向け、実施計画等により引き続き推進してまいります。(2)公共交通対策事業について 新潟県厚生農業協同組合連合会小千谷総合病院を発着する循環バスの運行を始めて8カ月が経過しました。内回り、外回りの1日12便の合計利用者数は月平均1,800人で、乗降者が多い停留所は本町中央と小千谷総合病院となっています。 今後も利用状況を検証しながら、利用性向上に繋げたいと考えています。2.民生関係(1)高齢福祉関係について 10月29日(日)に上片貝地内で認知症徘徊模擬訓練を実施しました。39人の参加があり、地域での見守りの重要性と捜索体験を通して、実際のかかわり方を学んでいただきました。3.衛生関係(1)第36回おぢや健康福祉まつりについて 10月8日(日)に開催した健康福祉展では「健康長寿はみんなの願い!幸せこいこい、健康おぢや」をメインテ-マとし、会場を5つのエリアに分けたスタンプラリーに2,112人が参加し、各コーナーの体験を楽しんでいただきました。 また、サンラックおぢやで同時開催された福祉ふれあいフェスティバルには1,390人が来場しました。(2)すこやか子ども事業について 10月31日(火)に早稲田大学人間科学学術院の前橋明教授を講師として、小・中学校の養護教諭及び保育園・幼稚園の保育士・教諭を対象とした研修会を開催しました。延べ73人が参加し、「食べて動いてよく寝よう」の普及啓発について意見交換を行いました。4.農林関係(1)農地中間管理事業について 平成26年度から今年10月までに農地中間管理機構からの借受けを希望する担い手は193人、借受け希望面積は796.0haとなっています。 なお、今年度に農地中間管理機構へ農地を貸し出す農家数は22戸、面積は18.6haで、機構を通じて農地を借り受ける担い手は16人、面積は18.6haの見込です。(2)全国農林水産祭参加第57回新潟県錦鯉品評会について 「錦鯉」が新潟県のシンボルとして「県の鑑賞魚」に指定されてから初めて開催される新潟県錦鯉品評会が10月28日(土)・29日(日)に総合体育館を会場に開催されました。 「新潟県の鑑賞魚」指定記念大会として、特別賞の第3席に「新潟県の鑑賞魚」賞が授与されるなど、今まで以上に豪華な品評会になりました。 昨年を上回る895尾の出品があり、約1,200人が来場しました。(3)農林水産施設の豪雨災害復旧事業について 7月の豪雨により農地、農業用施設、林道、水産施設等に多くの被害が発生しましたが、このうち国庫補助災害復旧事業の対象となる15箇所について、10月2日(月)から5日(木)までの日程で国の災害査定を受けました。 その結果、総額で54,008千円の事業費が認められ、別に実施する小災害復旧事業及び市単独補助事業等と共に事業の進捗を図り、一日も早い復旧を目指します。(4)大阪府泉佐野市との特産品相互取扱協定の締結について 10月19日(木)に当市において、大阪府泉佐野市と特産品相互取扱協定を締結しました。 この協定の締結は、泉佐野市が全国の自治体と進めているもので、特産品フェアなどイベント等でのPR活動やふるさと納税の返礼品に使用するなど、両市がお互いの地場特産品を相互に取り扱い、協定先自治体でも情報発信していくことにより効果的なPRや販路拡大を目的とするもので、新潟県内では小千谷市が唯一の協定自治体になります。 協定締結により、関西圏で当市の特産品をPRするルートが確保できることに加え、泉佐野市が関西国際空港の玄関口であることから、外国人旅行者や市外からの来訪者に対しても当市の観光や特産品をPRすることが可能になり、今後の展開が期待できます。(5)クラインガルテンふれあいの里について 10月15日(日)にクラインガルテンふれあいの里を会場として、山本山まつりとふれあいの里収穫祭が行われました。当日はあいにくの天候でしたが、地元で採れた野菜の販売や総合支援学校の児童、生徒によるよさこい踊り、ハロウィンのジャンボかぼちゃやクラシックカーの展示、アルパカのふれあいコーナーなど、多彩な催し物が開催され、約1,800人が来場しました。5.商工関係(1)労働関係について ① U・Iターン就職の推進 地元就職を推進するため、12月1日(金)に保護者のための就活応援講座を開催します。また、大学進学等で市外に転出し、これから就職活動を始める学生を対象に、来年2月14日(水)に東京都内で就活支援セミナーを開催し、地元企業の情報を提供しながらU・Iターン就職を考える機会をつくる取組を行います。 ② キャリア教育と人材育成の推進 地場産業に対する理解促進と、それを支える人材を育成するため、高校生を対象に市内の企業でのキャリア実習に対し、小千谷鉄工電子協同組合、小千谷商工会議所と連携して支援しています。 ③ 市内企業の人材確保 第四銀行と連携し、地元企業へ優秀な人材を確保するため、12月21日(木)に新潟大学工学部の学生を対象とした企業見学を実施します。 また、就職活動を行う学生を対象にした就職ポータルサイトを活用して情報発信する地元企業に補助し、求人情報発信力の強化を支援します。(2)商工業振興関係について ① 商店街活性化支援 商店街の賑い創出と集客促進を図るため、小千谷商工会議所、東小千谷夢あふれるまちづくり活性化協議会、中央通商店街振興組合が実施した各種イベントについて支援しました。また、商店街の活性化のため、4月と9月に市内の商店街振興組合等や小千谷商工会議所と今後の事業展開についての情報・意見交換を行いました。 ② 国内・海外販路開拓支援 販路や顧客の新規開拓を支援する、新潟県中越大震災復興基金の「被災中小企業等販路開拓支援事業」に、10月末現在、海外の展示会出展を含む20件が交付決定を受け、市内事業所が新たな取引機会の創出に取り組んでいます。 ③ 企業立地の推進 産業政策監を活用し、10月末までに市外企業54社を訪問し、当市のPRを実施するとともに、企業の設備投資情報の把握に努めています。 また、10月11日(水)に産業政策監の紹介による日刊工業新聞社新潟支局が事務局を務める新潟産業人クラブとの交流を通じ、県内企業に対し市内企業のPRや当市のPRと、市内への企業誘致に向けた情報交換を行いました。(3)観光関係について 11月29日(水)に第1回おぢや風船一揆実行委員会を開催し、来年2月24日(土)・25日(日)におぢや風船一揆を開催することが決まりました。熱気球競技フライトや雪上イベントなどの準備を進めていきます。6.土木関係(1)克雪関係について 11月14日(火)から4日間の日程で市内全地区を対象として除雪説明会を開催しました。その場で地域の皆様からいただいたご意見等を除雪業務に反映させ、今冬の道路除雪に万全を期します。11月30日(木)には除雪隊結成式を行い、除雪体制を整えました。また、雪に強いまちづくりを目指すため、町内が実施する融雪施設整備に8件の事業補助を行いました。(2)定住促進補助事業について 平成20年度から定住施策の一環として実施している「U・J・Iターン就職者家賃補助」は新規申込み46件、継続135件となっています。定住の促進を目的に平成23年度から開始している「住宅取得補助」は42件、また、若い世代の定住促進と地域経済の活性化を目的とし、平成27年度から実施している「若者マイホーム取得補助」は予算枠に達し、受付を終了しました。(3)都市整備について ① 旧小千谷総合病院跡地活用事業 図書館を核とした複合施設の整備に向けて最適な事業方法を検討するため、施設の基本計画作成と民間活力導入可能性調査を実施しています。 また、本格的な整備に着手するまでの間、現在の施設を市民のさまざまな活動やイベントなどで利用していただくため9月から一般に開放しています。 ② 優良宅地開発補助事業 優良宅地を供給し、定住促進等を図るため、長岡地域土地開発公社小千谷事業所が元中子地区で実施している宅地開発事業に補助を行います。 ③ 街路整備事業 都市計画の観点から市街地での交通の円滑化や歩行者の安全確保を目的として実施している東栄元中子線及び旭町東栄線の街路整備は、事業に必要な用地の取得を進めています。(4)茶郷川治水協議会について 11月14日(火)に一級河川十二沢川(南魚沼市)を視察し、市街地の洪水被害を防ぐために実施されている対策の概要などを伺いました。今後の活動の参考としてまいります。7.消防・防災関係(1)消防用施設整備事業について 消防団の機動力の強化と消火活動の迅速化を図るため、土川に消防ポンプ自動車、三仏生に小型動力ポンプ付積載車を整備しました。(2)地区別防災訓練の実施について 自然災害などの発生に備えて、自主防災会、防災関係機関及び防災関係団体などの相互の連携を強化することにより、住民の防災意識の高揚と地域防災力の強化を図ることを目的として、10月15日(日)に南小・中学校グラウンドを主会場に地区別防災訓練を実施しました。 今年度は岩沢地区が対象で、小千谷市消防団南部方面隊消防演習と合同で実施し、岩沢地区内自主防災会を中心に約300人が参加しました。住民避難訓練をはじめ、避難行動要支援者の安否確認や初期消火訓練、負傷者応急処置訓練等を行いました。(3)原子力防災訓練の実施について 柏崎刈羽原子力発電所の過酷事故を想定し、災害発生時の行動を災害対策本部員並びに市民に確認してもらうことを目的として、平成29年度小千谷市原子力防災訓練を実施しました。11月17日(金)は市役所において災害対策本部設置訓練等を行い、11月19日(日)は千谷自主防災会と地元消防団の協力により、住民参加型の避難訓練や原子力防災に関する学習会を行いました。2日間の訓練に約110人が参加しました。(4)原子力災害に備えたモニタリングポスト(放射線を測定する機器)の設置について 小千谷市は柏崎刈羽原子力発電所からほぼ全域が30km圏内に位置していることから、原子力災害時の放射線を監視する体制を構築するため、新潟県がモニタリングポストの設置を進めています。平成30年度中に設置作業を完了する予定で、現在稼動中の固定局の他に、市内14箇所で空間放射線量を測定できることになります。8.教育関係(1)学校教育関係について ① 市立学校周年記念式典 小千谷小学校、小千谷中学校、東小千谷中学校及び片貝中学校において、それぞれ周年記念事業実行委員会を組織し、周年記念式典が10月に各学校において開催されました。 特に、日本で最初の公立小学校として創設された小千谷小学校では、10月1日の創設日に、新潟県知事をお迎えし、開校150年記念式典が盛大に開催されました。 ② 「中越大震災の日給食」の実施 震災を経験していない児童生徒に、学校給食を通した防災体験活動として「中越大震災の日給食」の取組を実施しています。今年も、防災給食として震災時を想定し、備蓄できる食品を活用しながら、簡易な調理作業による給食を提供しました。これからも、教育課程の様々な場面において、震災の経験と教訓を活かした防災教育を推進してまいります。 ③ 学校給食センター
調理・運搬業務委託 業者選定にあたっては、10月に公募型プロポーザル方式により受託候補業者を決定しました。平成30年度委託開始に向け、準備は計画どおり進捗しています。 (2)生涯学習関係について ① 芸術・文化事業 楽集館での今年度の新たな企画展として、9月23日(祝)~10月9日(祝)に、小千谷に伝わる民具の中から縄と編にまつわる民具を展示した、「なつかしの民具展~縄と編の民具~」を開催し、197人の来場がありました。 また、第37回小千谷市展を11月2日(木)~5日(日)に東小千谷体育センターで開催し、6部門に240人、399点の出品があり、1,630人の来場がありました。 ② トリム・ウォーキング大会 10月9日(祝)に第40回小千谷トリム・ウォーキング大会を開催し、3つのコースに、702人の参加がありました。9.公営企業関係 ガス事業の経営健全化を図るため、平成30年4月1日から料金改定を実施するための条例改正案を今定例会に提出しました。 今年度予定している管路の耐震化、経年管対策などの布設替工事は、概ね計画どおり進捗しています。 また、3年目を迎えた4か年継続事業の(仮称)新小千谷浄水場建設工事も順調に進捗しており、10月末までの累計出来高は92.0%に達しています。 各事業の上半期における販売量実績は、ガス事業では、4月の気温が低く、暖房需要が大幅に伸びた影響により販売見込みを上回っています。水道事業、工業用水道事業及び下水道事業においては、概ね予定どおりの販売見込みとなっています。 各事業とも、安定供給に向けて一層努力してまいります。...