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  1. 新発田市議会 2022-02-24
    令和 4年 2月定例会-02月24日-01号


    取得元: 新発田市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-29
    令和 4年 2月定例会-02月24日-01号令和 4年 2月定例会         令和4年2月新発田市議会定例会会議録(第1号) 〇議事日程 第1号 令和4年2月24日(木曜日) 午前10時開会 第 1 会議録署名議員の指名 第 2 会期の決定 第 3 議会第 9号 新発田市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について 第 4 議第 87号 教育委員会委員の任命について 第 5 議第88号~議第142号 提案理由説明総括質疑常任委員会付託(議第130号を除く) 第 6 議第130号 一般会計予算審査特別委員会の設置・委員会付託 第 7 請願第1号~請願第2号 請願の常任委員会付託  ───────────────────────────────────────── 〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ  ───────────────────────────────────────── 〇出席議員(25名)   議 長   若  月     学       副議長   中  村     功    1番   板  垣     功  議員    2番   水  野  善  栄  議員
       3番   五 十 嵐  良  一  議員    4番   板  倉  久  徳  議員    5番   小  川     徹  議員    6番   比  企  広  正  議員    7番   今  田  修  栄  議員    8番   湯  浅  佐 太 郎  議員    9番   宮  崎  光  夫  議員   11番   青  木  三 枝 子  議員   12番   渡  邉  葉  子  議員   13番   阿  部     聡  議員   14番   石  山  洋  子  議員   15番   小  柳  は じ め  議員   16番   中  野  廣  衛  議員   18番   渡  邊  喜  夫  議員   19番   加  藤  和  雄  議員   20番   三  母  高  志  議員   21番   小  林     誠  議員   22番   佐  藤  真  澄  議員   23番   宮  村  幸  男  議員   24番   小  坂  博  司  議員   25番   入  倉  直  作  議員  ───────────────────────────────────────── 〇欠席議員(なし)  ───────────────────────────────────────── 〇説明のため出席した者        市長         二 階 堂       馨        副市長        伊   藤   純   一        教育長        工   藤   ひ と し        総務課長       樋   口   茂   紀        人事課長       中   山   友   美        財務課長       吉   田   和   明        みらい創造課長    坂   上   新   一        健康アクティブ戦略監 山   口   恵   子        産業戦略監      清   田   稲 盛 樹        会計管理者      原       祐   司        水道局長       倉   島   隆   夫        教育次長       鶴   巻   勝   則        監査委員事務局長   米   山       淳        農業委員会事務局長  寺   尾   嘉   英  ───────────────────────────────────────── 〇事務局職員出席者        事務局長       石   井   昭   仁        次長         古   田   潤   子        係長         鈴   木   正   司           午前10時00分  開 会 ○議長(若月学) おはようございます。これより令和4年2月新発田市議会定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  この際、諸般の報告をいたします。  市長から工事請負変更契約の締結の専決処分についての報告がありました。写しを配信しておきましたので、ご了承願います。  次に、監査委員から地方自治法の規定による令和3年12月分の例月出納検査の結果に関する報告書の提出がありました。写しを配信しておきましたので、ご了承願います。  次に、平成9年度以降において採択した請願、陳情の処理経過及び結果について市長及び教育長から報告がありました。それぞれ写しを配信しておきましたので、ご了承願います。  次に、12月定例会以降における会議の開催状況等について配信しておきましたので、ご了承願います。  ───────────────────────────────────────── △日程第1、会議録署名議員の指名 ○議長(若月学) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において湯浅佐太郎議員青木三枝子議員、三母高志議員を指名いたします。  ───────────────────────────────────────── △日程第2、会期の決定 ○議長(若月学) 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。  お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から3月24日までの29日間といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若月学) ご異議なしと認めます。  よって、会期は29日間と決定いたしました。  ───────────────────────────────────────── △日程第3、議会第9号 新発田市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について ○議長(若月学) 日程第3、議会第9号 新発田市議会委員会条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  宮崎光夫議会運営委員会委員長。           〔9番 宮崎光夫議員登壇〕 ◎9番(宮崎光夫議員) おはようございます。議会第9号 新発田市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について提案理由の説明を申し上げます。  改正内容は、現在広報小委員会において議会だよりのリニューアルを行うなどの活動を続けておりますが、正式な委員会活動として、議会だよりをはじめとした広報広聴に関して取り扱う広報広聴委員会を条例に定める委員会として新たに設置したいというものであります。  所管事項は、市議会だよりに関する事項、議会のホームページに関する事項、その他広報広聴に関する事項を取り扱うことといたします。  なお、委員会は6名の委員で構成することとし、今定例会最終日の3月24日に立ち上げるため、必要な改正を行いたいというものであります。  何とぞ全会一致でのご賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由説明といたします。 ○議長(若月学) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議会第9号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若月学) ご異議なしと認めます。  よって、議会第9号は委員会付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。質疑ある議員の発言を求めます。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若月学) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論ある議員の発言を求めます。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若月学) 討論なしと認め、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議会第9号 新発田市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について  は、原案のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 ○議長(若月学) 起立全員であります。  よって、議会第9号は原案のとおり決しました。  ───────────────────────────────────────── △日程第4、議第87号 教育委員会委員の任命について ○議長(若月学) 日程第4、議第87号 教育委員会委員の任命についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  二階堂馨市長。           〔市長 二階堂 馨登壇〕 ◎市長(二階堂馨) おはようございます。提案理由をご説明申し上げます。  議第87号議案は、教育委員会委員の任命についてであります。教育委員会委員桑原ヒサ子氏が令和4年3月31日をもって任期満了となることから、同氏の後任として新たに山崎由紀氏を任命するものであります。  よろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(若月学) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議第87号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若月学) ご異議なしと認めます。  よって、議第87号は委員会付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。質疑ある議員の発言を求めます。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(若月学) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論ある議員の発言を求めます。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若月学) 討論なしと認め、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第87号 教育委員会委員の任命については、これに同意の議員の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 ○議長(若月学) 起立全員であります。  よって、議第87号 教育委員会委員の任命については同意することに決しました。  ───────────────────────────────────────── △日程第5、議第88号~議第142号 提案理由説明総括質疑常任委員会付託(議第130号を除く) ○議長(若月学) 日程第5、議第88号から議第142号までを一括議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  二階堂馨市長。           〔市長 二階堂 馨登壇〕 ◎市長(二階堂馨) それでは、令和4年2月定例会に当たり、市政を担う所信の一端と新年度予算の概要をご説明申し上げます。  初めに、令和4年は、新型コロナウイルスオミクロン株の大流行から始まりました。コロナ禍での生活が2年を超えておりますが、この間、長期にわたり、ご理解と、ご協力をいただいている市民の皆様に心から御礼申し上げます。そして、新型コロナウイルスとの闘いの最前線で活躍される医療機関や介護施設などのエッセンシャルワーカーの皆様に深く感謝を申し上げます。  新型コロナウイルス感染症が収束するまでは、ワクチン接種への対応が当市の最優先課題となります。3回目の追加接種に加え、5歳から11歳への1、2回目接種も併せ、滞りなく完了させること、また感染者の早期発見、早期治療に結びつけるためのPCR検査や抗原検査についても引き続き適切に対処してまいります。  新型コロナウイルスは、いまだに大きな打撃を与え続けております。自覚症状がない中で、人知れず感染症が拡大していくさまは、行動のみならず、心理的にも大きな影響を与え、人と人とが触れ合うことに、臆病にならざるを得ない状況となっております。  ポストコロナ元年ともいうべき令和4年度は、ただ単に恐れおののくのではなく、迅速な感染防止対策と危機管理、的確な支援策の実施に加え、人と人との絆をより深めていく取組に着手し、新たな歴史を刻んでいかなければなりません。  引き続き流動的な国や県の動きに対してアンテナを高く張り、どのような状況においても柔軟かつ迅速に対応できる構えで事に臨み、コロナ禍を払拭し、経済を回復させるために、補正予算とその早期執行など、必要な財政支出も引き続きちゅうちょなく行ってまいります。  しかし、コロナという大きな敵は市だけでは対応できるものではありません。市民みんなで助け合い、この国難を乗り越えていきたいと思っておりますので、ぜひとも皆様のご協力をお願いいたします。みんなで協力しながら、マスクから解放される日を目指し、新しい新発田を築いていこうではありませんか。  令和4年度は、もう一つ大きな課題と向き合っていかなければなりません。全国においても人口減少が進む中、令和2年の国勢調査の結果、全国の市町村の半分以上が過疎地域に指定されることとなり、当市につきましても加治川地域人口減少率が一定の要件に該当したため、令和4年度から過疎地域に指定されます。  平成27年にお示しいたしました当市の人口ビジョンにおいて将来的な人口減少を予測していたところですが、こうして過疎地域に指定されますと、改めて人口減少対策の難しさを感じざるを得ません。  しかし、この課題に正対し、真正面から取り組む私の決意には、いささかの揺るぎもありません。これまで進めてまいりました子育て世代への保育料支援や出産、育児に対する様々なサポートの現れとして、当市では14歳以下の子供たち、そして30代、40代の子育て世代の人口は市内への転入者のほうが転出者よりも多いという大きな成果が出ております。  そして、健康長寿少子化対策産業振興、教育の充実の4つの柱で取り組んできた施策の成果として、同国勢調査では当市の人口減少率が県内20市の平均減少率よりも低い率に抑えられており、新潟市、長岡市、上越市に次ぐ県内4番目の人口数となったところであります。これらの強みをこれからの施策展開に生かし、引き続き総力を挙げて課題に立ち向かっていかなければならないと思いを新たにしております。  私たちのまちは私たちで守り、磨き上げていかなければなりません。まちが輝きを失わない限り、その輝きにひかれて、必ず新たな仲間がやってくるものと思っております。  そこで、令和4年度のまちづくりの4つの視点についてでありますが、初めに健康長寿です。これまで、健康長寿アクティブプランを策定し、食、運動、医療、社会参加の4つの分野による各種の取組をバランスよく関係部署間の連携を取りながら進めてまいりました。  ウィズコロナ時代においても選ばれるまちとして重要なことは、まちに暮らす人々が元気で生き生きと暮らしていることです。引き続き健康長寿アクティブプランを推し進めるため、新年度は特に高齢者が、より生き生きと暮らしていただくための新たな取組に着手します。  1つ目の取組は、口腔ケアと聞こえ環境の改善です。具体的には、虚弱高齢者フレイル予防として、新規に要支援1、2に認定された方に対し、無料の歯科健診やオーラルフレイル予防指導を開始いたします。あわせて、口腔ケアをはじめ、運動、栄養を総合的に指導する事業に取り組む事業所を増やし、一歩進んだ介護予防を推進いたします。また、疎外感や孤独感だけでなく、認知症を助長する要因とも言われている聞こえ環境の改善に向け、軽中等度の難聴者に対し、補聴器の購入費助成を新たに開始いたします。  2つ目の取組は、当市の健康長寿アクティブプランの特徴を生かすため、社会参加生きがいづくりの機会を提供する新たな取組を実施します。具体的には、県内初となる高齢者向けeスポーツ講習会を開催し、脳活をはじめ、世代、地域、障がいの有無を超えた機会を提供いたします。  また、県立新発田農業高等学校と連携し、高校生と高齢者が一緒に農作業などに取り組むプロジェクトを実施します。新発田農業高等学校が培ってきた全国に誇れる知識、経験を高齢者の生きがいづくりまちづくりに生かす、当市でしかなし得ない、まさにオンリーワンの取組となるよう、今後高等学校の担当者と具体的な取組について十分協議を進め、併せて生きがいづくりが脳活などにどのような効果を発揮するかについても検証してまいります。これらの取組により、引き続き健康長寿のまちしばたを目指してまいります。  また、東京オリンピックパラリンピックでは、聖火リレーなどの関連イベントを通じて、また各種競技での日本人選手の輝かしい活躍により、市民の皆様、特に子供たちの心の中にすばらしい記憶と光景が刻み込まれています。また、間もなく開催される冬季北京パラリンピックには、市職員の出来島桃子選手が5大会連続出場という大変な偉業を成し遂げようとしています。  新年度についてもオリンピックを契機に注目度が高まっている卓球Tリーグ公式戦カルチャーセンターで開催いたします。トップアスリートたちのプレーを間近で見ていただき、スポーツから大きな感動、そして夢と力を得てほしいと思っております。  自殺対策についてですが、私たちは病気やけがをして初めて健康のありがたさに気づきます。苦労をして初めて人の優しさが心に染み、生きている喜びを感じます。生への感謝を感ずるのも生きていればこそです。自殺だけは絶対に防がなければなりません。  令和3年、全国の自殺者数は2万830人となり、自殺者数、月別の推移は新型コロナウイルス感染症発生以前並みの水準で推移したとの速報値が国から公表されました。  しかし一方で、人口10万に対する自殺死亡者率は、山梨県、青森県に次いで新潟県がワースト3位となっています。多くの県が対前年比マイナスとなる中で、新潟県が4.2%増となっていることは大変残念であり、今こそ県がかじ取り役となり、自殺防止対策県民運動の大きなうねりを起こすべきときと考えております。  特に若年対策について、これまで市のスクールソーシャルワーカーや小中学校が子供たちの悩みや取り巻く環境などの情報を把握しても、高校進学や就職を契機に、そのつながりが途切れてしまう現状がありました。そこで、何とかこのことを解消するために、今年度から中学校卒業を控え、配慮が必要な子供の情報を市教育委員会地域担当保健師が共有する取組に既に着手しています。高校進学は、子供たちの生活環境が大きく変わる人生初の岐路です。僅かなつまずきにより、長期のひきこもりにつながることをできる限り減らすため、地域全体で見守り、手を差し伸べてまいります。  また、新年度では、臨床心理士によるハイリスク者への支援体制の強化や若者の関心が高いソーシャルメディアを活用したプロジェクトを実施するなど、悩み相談のハードルを下げるための啓発活動を官民挙げてこれまで以上に強力に展開してまいります。  次に、少子化対策についてであります。これまでに不妊治療費助成の拡大、妊娠期から出産期のサポート強化、通年で待機児童ゼロの達成、子ども医療費助成対象の高校生への拡充、母子、父子、独り親家庭を支援する係の新設などの取組により、出産や子育てへの不安を解消し、子育て世代に選ばれるまちをつくってまいりました。  そして、やはり少子化対策における一丁目一番地は保育料の無料化です。核家族化、少子化、そして共働き家庭の一般化などにより、子供を取り巻く環境が大きく変化しましたが、家庭が子供を育てることの大切さはこれまでも、そしてこれからも変わるものでありません。しかし、環境の変化によって家庭だけでは支え切れなくなっているのも事実です。これからは家庭と共に、社会全体で未来への宝である子供たちを育んでいかなければなりません。行政も積極的に子育て支援に加わり、少子化に対する有効な対策として、家庭が子供を預けやすい環境を提供をいたします。  令和元年10月から、国による保育料の無料化が始まりましたが、残念ながら年齢に制限があり、完全に無料とはなっていないのが現状です。また、国が無料化した部分につきましても直前になってから地方の負担を求められ、保育料無料化への私のロードマップにも変更を強いられました。ロードマップのゴールを変えるつもりは毛頭ありませんが、現時点においては完全無料化には大きな財政負担が生じるため、国や県からの支援がなければ実現が困難な状況です。  しかし、この現状を傍観しているわけにはまいりません。他の事務事業の徹底的な見直しや予算要求におけるシーリングの設定などにより、まずは2歳児保育料無料化、そして児童クラブ利用料無料化のための財源を捻出することができました。  2歳児保育料無料化は、県内20市でも先陣を切る取組ですが、子育てはコストではありません。偉大な政治家にしてノーベル賞作家でもあるチャーチルは、どんな社会であれ、赤ん坊にミルクを与える以上にすばらしい投資はあり得ないという言葉を残しました。子育ては未来への大きな投資です。この地方からの声が国や県へ届き、ぜひとも呼応していただきたいと強く思っております。  また、病気のお子さんを看護師や保育士がお預かりする病児・病後児保育専用施設が、このたび民間事業者の手により新しくなります。機能が向上した新しい施設で、子育てと仕事の両立で頑張っておられる保護者の皆様を支援いたします。  加えて、心身の負担が大きい産後ケアについては、ライフスタイルに合わせてお一人お一人の環境に応じたきめ細やかな支援が一層求められています。このことから、これまでの宿泊型ケア自己負担額の軽減だけでなく、医療機関での通所型ケアや助産師など専門家による自宅訪問型ケアを新たに加え、子育て世代の皆様に寄り添ってまいります。  さらに、未来の主人公である子供たちにも健やかに成長してもらいたい。これまでイクネスしばたのこどもセンターなど、天候や季節を気にせず安全に遊べる施設を提供してまいりましたが、令和4年度は小学生などが思いっ切り体を動かし、遊べる室内施設の整備を進めます。旧西園幼稚園遊戯室を全面改修し、滑り台や綱登りなどから成る大型木造遊具を配置し、令和5年度からのオープンを目指してまいります。  コロナ禍によって出生数が急減し、また結婚数の減少が指摘されるなど少子化対策の課題はますます大きくなっておりますが、当市への転入超過世代の動向、分析を怠らず、効き目のある施策をタイムリーに展開していくことで、子育てするならやっぱり新発田の旗印の下、子育て世代に選ばれるまちづくりを進めてまいります。  次に、産業振興についてであります。これまでに地域農産物の輸出促進への戦略的な取組、販路拡大などを目指す農家の皆様へのワンストップ窓口の設置、有力園芸品目作付拡大等に対する支援、阿賀北市町村との連携による広域観光圏の形成などにより、米の輸出は平成29年度の25トンから10倍以上となり、新発田市、胎内市、聖籠町へのインバウンド宿泊者数は、コロナ禍前の令和元年度には1万人の大台を超えました。  しかしながら、現在は新型コロナウイルス感染症の拡大により、当市の主要産業である農業をはじめ、宿泊業や飲食業、観光バスやタクシー等交通事業など多くの事業者が計り知れない大きな打撃を受けております。これまでも各種の支援策を講じてまいりましたが、今なお危機的な状況を脱してはおりません。  選ばれるまちとして輝きを放つために、ポストコロナを見据え、農業、観光、商工業などの産業がそれぞれの特徴を生かし、新たな視点の下、連携した取組を積極的に進めてまいります。  昨年4月に県内で2番目の地域ブランドとなる新発田牛をブランド化することができました。市内飲食店やホテル、旅館でのメニュー化PRイベントの開催など、繰り返しマスコミにも取り上げられたことで知名度も大きく向上いたしました。来る3月には、念願であったニューヨークへサンプルとしてA5ランクの肉50キロをお送りし、既に新発田産米や新発田の日本酒を使っておられるレストランのシェフに使用をお願いいたします。  まずは国内でのブランディングが先だという声もあります。しかし、日本では200以上もある地域ブランドの中で、新参者の新発田牛が松阪牛や神戸牛などと渡り合うのは難しい。それならば、世界経済の中心であり、最新トレンドの発信地であるニューヨークのレストランに売り込み、世界中に発信する、その結果として逆輸入ブランドとなり、国内での知名度を上げていくことが高付加価値ブランドへの近道になると考え、まずは新発田産米の輸出で培った海外販路を有効に活用し、新発田産米がルーツとなって当市の稲わらを飼料として肥育される新発田牛、当市の米を原料として醸成される日本酒をワンパッケージとして、親和性の高さをPRすることで海外での定着を図ってまいります。  令和4年度はこの取組をさらに進化させるべく、有機JAS認証によるオーガニック米の産地化に取り組みます。有機資源センターで作られる良質な堆肥と加治川の清冽な水を使って無農薬で作る新発田米。そしてそのお米から日本酒が醸され、その稲わらや酒こうじ菌を混ぜた飼料で新発田牛を育てる。もちろん良質な堆肥は新発田牛が作ってくれます。  海外では、食品のおいしさもさることながら、安全性に注意が払われております。健康や環境問題への意識の表れと言えるでしょう。その海外の皆さんに、オーガニックSHIBATAという新たなブランドストーリーをお届けしたいと考えております。  肥料作り、土作りから始まる一連のサイクルは、食の循環によるまちづくりを体現するものであります。平成20年に計画を策定して以来、市民や事業者の皆様、そして行政がそれぞれの役割を理解し、行動することで、食が持つ真の豊かさを実感し、新たな文化を育み、魅力あるまちづくりにつなげようと取り組んでまいりました。  しかし、一方で経済効果、言い換えるなら生産物のブランド価値の向上にまでは結びつけることができませんでした。  令和4年度からは、この食の循環にオーガニックというエンジンを積みます。エンジンとは、取りも直さず、稼げる力ということです。市場で認められるためには、科学的なエビデンスと信用力が必要です。10年以上にわたる食の循環による取組で得た実績とノウハウを生かした、勝てるビジネスモデルを構築すべく、果敢にチャレンジいたします。  オーガニック米の生産には、除草や防除に農薬が使用できないため、通常の栽培よりも何倍もの労力を要します。このことから、労力軽減と作物の品質向上を目指すスマート農法の実証実験と堆肥の成分分析、高機能化などを行うため、長岡技術科学大学と連携した研究や分析を実施します。また、中山間地域での有機米産地形成、新発田牛、越後姫の国内外でのプロモーション、オーガニック米を使った加工品の製造販売の支援、トップセールスの実施など、新発田を健康食材供給都市とすべく、オーガニックSHIBATAの取組を進めてまいります。あわせて、農業の裾野を広げていくために、新規就農者の育成や支援を拡充させながら、新たに地域おこし協力隊員を有機米産地形成や有害鳥獣対策などに特化したミッション型の隊員として配置いたします。  また、オーガニック米の海外輸出と対をなすのが高品質な新発田産米の国内需要喚起です。コロナ禍による外食産業の不振や米価の下落が目下の課題となっているところですが、これを克服しない限り、当市の基幹産業である米作りを行う皆様の離農防止、所得向上にはつながりません。  昨年11月に、神奈川県海老名市との間で大規模災害等に備えた防災協定を締結したところですが、これをご縁として、海老名市の学校給食において新発田産米をお使いいただくことになりました。令和4年度からは、当市で毎年開催しております新発田のおいしいお米コンテストの上位入賞者が生産した、新発田で一番おいしいお米を提供する予定としており、子供たちに本当においしい米の味、香りを伝え、それを生産する産地、新発田へもお越しいただけるよう取り組んでまいります。  今後は、当市との縁を持つ団体へのセールスなども積極的に行うことで、新発田産米の国内需要を引き上げてまいります。  さらに、観光振興については、これまで人のインバウンド、物のアウトバウンドをテーマとして多くの外国人観光客を呼び寄せ、新発田の文化や歴史、風情や食などを堪能いただき、自国に帰国してからも新発田のお米やお酒、様々な特産品を味わいたいと感じてもらうことで輸出につなげていく、そんな思いからこの取組を行ってまいりました。米の輸出は、事業開始から5年を経過して海外でも一定の評価を得ており、令和4年度産米は既に300トンの予約をいただいております。  一方、残念ながらインバウンド客は、コロナ禍により現状では皆無となっておりますが、日本に来たいという思いまでも喪失したわけではありません。むしろ遠方への旅行を我慢せざるを得ない中、日本へ行きたい、温泉に入り、おいしいものを食べたいという思いは一層強くなっているとお聞きしております。海外の旅行エージェントからは、できるだけ早期にツアーを再開したいとの相談を受けていることから、令和4年度はトップセールスも含め、海外からの誘客活動を再開してまいります。  国内観光客の取り込みにおいても、まずは国、県がコロナ対策として実施するGoToトラベルなどのキャンペーンを活用し、終了後は市単独での支援策を切れ目なく講じることで集客につなげてまいります。また、新発田DMOの活動として、国内旅行業の資格を持つ新発田市観光協会がゴルフプランやオーガニック素材を使った飲食プランなど、魅力的な日帰り旅行企画や宿泊とセットの滞在企画の造成と販売を行うことで長期間の滞在を楽しめる観光地へ進化させてまいります。いずれにしても、人々が自由に移動できる日は必ずやってきます。タイミングを逃さぬよう、そのときに向けた準備を進めてまいります。  蔵春閣が間もなくその姿を見せようとしておりますが、令和5年度から施設をお使いいただくための準備として、令和4年度は附帯施設の建設を進めます。公開が始まれば、蔵春閣から寺町、そして新発田城へつながる歴史の道を市内外の多くの皆様が散策し、まちのにぎわいを生み出す起爆剤となることは間違いありません。  そして、このにぎわいを市全体へ広げていくためには、当市の観光のプラットフォームである月岡温泉との連携が欠かせません。これまで進めてまいりました誘客促進活動はもとより、一層、一体的、一元的な観光振興策を展開するために、新発田市観光協会と月岡温泉観光協会を統合し、オールしばたでの活動とすることで流行の移り変わりの早い観光事業に迅速に対応できる体制を整備いたします。  また、北の玄関口、道の駅加治川がリニューアルオープンいたします。これまでの飲食や農畜産物の販売などに加え、観光客が立ち寄る新発田の観光物産館とするべく、土産販売などにも力を入れてまいります。そして、併設される観光案内所には地域おこし協力隊員を採用するとともに、施設の運営には民間企業の力とやる気を最大限に活用し、自立した施設運営を目指します。  紫雲寺記念公園のオートキャンプ場や滝谷森林公園のキャンプ場は、コロナ禍でも比較的安心して楽しめる施設として人気が出ているところです。桜公園の桜や城下町新発田まつりなど四季折々に見せる新発田の自然、文化も大きな魅力です。これらの観光資源を有機的につないでいくことで、国内外から多くの観光客にお越しいただける観光地づくりを進めてまいります。  加えて、新発田を訪れる方をお出迎えする私たちのまちが空き店舗ばかりというわけにはまいりません。これまでも出店を希望する方への支援を行っておりましたが、新年度は民間団体とも連携し、空き店舗の状況調査や店舗所有者と出店希望者のマッチング、出店後の経営支援などを行い、点から線や面へ支援の幅を広げ、市街地の活性化につなげてまいります。あわせて、これら中心市街地の課題解決に向けて民間事業者が実施するソフト事業や再開発などのハード事業に対して、国からの支援も得られるよう、市街地総合再生基本計画を策定いたします。  働く場所の提供は市街地だけにとどまりません。旧天王小学校の空き教室をシェアオフィスに転用し、IT企業やDX関連企業の誘致を行います。また、新たに起業する若い方たちのスタートアップ支援の拠点とすることで、コロナ禍を機に地方への移住を希望する方の受皿としての活用や、ふるさと新発田へのUターン先として専門的知識を有する若者の起業を支援してまいります。さらには当市を移住先に選んでいただくために、リモートで働ける環境をご用意し、ニーズに応えてまいります。あわせて、創業者、中小企業、小規模事業者等への支援や住宅リフォーム支援なども引き続き行うことで、地域経済の好循環を目指してまいります。  それでは、次に教育の充実についてであります。これまで進めてまいりました、しばたの心継承プロジェクトでは、学校教育、社会教育、地域との連携を強化し、子供たちの我がまちに対する愛着や誇りをしっかりと育んでおります。また、スクールソーシャルワーカー、部活動指導員、スクールサポートスタッフなどの支援により、教員が子供たちと向き合う時間をつくり出してまいりました。やはりまちづくりに欠かせないのは、プレーヤーの存在、すなわち人材です。これからの新発田を担ってもらう人材を育成するために、教育をさらに充実させます。  しばたの心継承プロジェクト、食とみどりの新発田っ子プラン、学校給食地産地消導入事業などにおいて、オーガニックしばたを原動力とする当市の食の循環によるまちづくりをしっかりと心に刻んでもらい、未来の新発田で、あるいはどこに暮らそうとも、ふるさとを愛しながら、夢に向かって活躍できる豊かな人間性を育んでまいります。  コロナ禍で悩んでいるのは大人だけではありません。臨時休校や修学旅行、運動会などのイベントの中止や延期、マスクを外せない日々にストレスを感じないはずがありません。サポートを学校がしっかり行っていけるよう支援してまいります。あわせて、いじめ防止のためのCAPプログラムや命の授業を行うことで、子供たちの一層健やかな成長を促します。  コロナ禍における休校の中で、子供たちの学びを保障してくれたのが1人1台のタブレットでした。国のGIGAスクール構想に基づく学校教育のICT化が一気に加速いたしました。これまではコンピューターを使えるように学習していたものが、今ではコンピューターをツールとして使い、各教科の学習を行うようになっています。各学校がこの流れに乗り遅れることがないよう、ICT支援を引き続き行ってまいります。  ウィズコロナにおける子供たちをサポートするために、教師が子供たちと向き合う時間を確保しなければなりません。出欠の管理や成績処理などを行う校務支援システムを導入することで、子供と向き合う時間を確保してまいります。システムの導入については、教師の異動が広域にまたがっていることから、近隣の阿賀北の市町村間では、可能な限り同一のシステムが導入できるように進めてまいります。  また、新発田市学校施設等長寿命化計画などに基づき、川東中学校の改修や豊浦小学校、猿橋中学校のグラウンド整備などを進めることで、子供たちに快適な教育環境を提供するとともに、安全、安心な給食を提供するために必要な調理場施設や設備の改修を実施します。  次に、これからのまちづくりにおいて、時代の波に乗るためには避けて通ることのできない脱炭素、DX、SDGsなどについてであります。これまでも公共交通において、新発田版デマンド方式、ハイブリッド運行を導入することで、地域と地域をつなぎ、人の流れをつくり出し、まちを活性化させるツールを形にするなど、持続可能なまちづくりを進めてまいりました。  しかし、時代はさらなる進化を私たちへ求めております。岸田首相は、さきの施政方針演説において脱炭素の実現を強く訴えました。当市も昨年の6月定例会において、2050年二酸化炭素排出実質ゼロに向けた新発田市ゼロカーボンシティ宣言を行いました。脱炭素は待ったなしです。市民や事業者の皆様全てに参加していただく地球温暖化対策実行計画や市内の再生可能エネルギー導入目標の策定、公共施設における再生可能エネルギー導入調査などを実施するとともに、実践行動として、小中学校体育館照明のLED化や公用車に電気自動車を導入するなど、これまでの太陽光発電設置への支援などに加えて取組を大きく前進させます。  ポストコロナは元の姿に戻ることではありません。脱炭素やDXなど新しい価値観が次々と生まれ、また気候変動など私たちを取り巻く環境も年々変化しております。日本が、そして全世界が誰も取り残されない社会、持続可能な社会に向け、SDGsを実践し、ステップアップしていかなければなりません。  これに対応するため、デジタル化などの新しい価値観に対応できる市職員を育成します。また、各地区のコミュニティセンターなどでも、地域おこし協力隊員などの新しい発想を生かした新しいコミュニティづくりを進めてまいります。持続可能な公共交通の整備にも引き続き取り組みます。  そして、ハード面では、市街地の浸水被害を軽減するための雨水計画の見直し、駅東地区の豪雨災害対策として、調整池築造に向けた調査設計、排水ポンプ車の導入、市道や橋梁の修繕などを実施し、災害に強いまちづくりを進めます。  令和4年度は、私の市長3期目を総括する年であります。まちづくり実行プランVer.3でお約束をした取組は、コロナ禍という国難の中にあっても4つの視点に基づく施策をバランスよく展開することで着実に進め、おかげさまで、その計画の多くを達成させていただきました。  令和4年度におきましても、まちづくりの手を緩めることは決してありません。市長3期目の締めくくりの年として、しっかりと仕上げてまいる所存です。この意気込みが形となり、2月補正予算に多くの事業の前倒しを行っておりますが、これも含めて令和4年度は積極型の予算としております。  私は、毎年キーワードを心に定め、市政に臨んでおります。今年は、刻むといたしました。コロナの収束は誰もが望んでいるところです。いつかその日はやってくるでしょう。しかし、そのときになって動くようでは時代に乗り遅れます。ポストコロナという新しい時代へのうねりは既に始まっているのです。その時代をつくる、歴史の一歩を刻むという意味で、今年の一字を刻むといたしました。どのような状況にあっても、私が市民の皆様の先頭に立ち、明日の新発田をお示ししてまいります。共に新しい歴史を一歩、一歩と刻んでまいりましょう。  それでは、次に私の思いを具現化するための予算議案の概要についてご説明申し上げます。  議第130号議案は、令和4年度新発田市一般会計予算の議定についてであります。令和4年度の一般会計当初予算の総額は、412億7,000万円といたしました。前年度と比較し4億6,000万円、1.1%の減であります。  歳出の主なものについてご説明申し上げます。  1款議会費は、議事録編集事業などに2億7,980万1,000円。  2款総務費は、内部情報システム管理運営事業、ふるさとしばた応援寄附推進事業などに48億38万円。  3款民生費は、障害者自立支援給付事業、私立保育園運営委託事業などに138億3,862万1,000円。  4款衛生費は、広域ごみ処理施設運営事業、予防接種事業などに30億2,696万6,000円。  5款労働費は、若者就労支援事業、雇用対策推進事業などに5,896万8,000円。  6款農林水産業費は、オーガニックSHIBATAプロジェクトとして実施する地域農産物等ブランド化推進・輸出促進事業、有機農業産地づくり推進事業などに17億8,749万1,000円。  7款商工費は、SHIBATAブランディング推進事業、中心市街地エリア空き店舗利活用推進事業などに10億8,024万3,000円。  8款土木費は、市道改良整備事業、空家等対策推進事業などに50億7,318万7,000円。  9款消防費は、非常備消防活動運営事業、防災対策推進事業などに14億3,635万3,000円。  10款教育費は、小学校施設整備事業、中学校施設整備事業などに50億2,062万7,000円をそれぞれ計上いたしました。  以上が歳出の主なものであります。  これに対する主な歳入としましては、市税116億6,554万6,000円、地方交付税126億8,500万円、国庫支出金52億7,810万1,000円、県支出金34億6,696万円、市債17億5,240万4,000円などをそれぞれ計上いたしました。
     なお、令和5年度以降に債務が発生する事項について、ふるさとしばた応援寄附推進事業など11件に第2表のとおり債務負担行為を設定し、また地方債につきましては、第3表のとおり、起債の方法、上限利率、償還の方法と、それぞれの目的に応じた限度額を設定するものであります。  議第131号議案から議第140号議案までは、令和4年度の特別会計予算並びに下水道事業会計予算及び水道事業会計予算の議定についてであります。  議第131号議案は、令和4年度新発田市土地取得事業特別会計予算の議定についてであります。保有する基金の運用による財産収入に伴う土地開発基金への積立金など、歳入歳出予算総額を1万3,000円といたしました。  議第132号議案は、令和4年度新発田市国民健康保険事業特別会計予算の議定についてであります。保険給付費や国民健康保険事業費納付金など、歳入歳出予算総額を83億9,300万円といたしました。  議第133号議案は、令和4年度新発田市介護保険事業特別会計予算の議定についてであります。保険給付費や地域支援事業費など、歳入歳出予算総額を102億600万円といたしました。  なお、令和5年度以降に債務が発生する事項について、第2表のとおり一般管理費に債務負担行為を設定するものであります。  議第134号議案は、令和4年度新発田市後期高齢者医療特別会計予算の議定についてであります。後期高齢者医療広域連合納付金や保健事業費など、歳入歳出予算総額を11億4,200万円といたしました。  議第135号議案は、令和4年度新発田市宅地造成事業特別会計予算の議定についてであります。保有する不動産の売却による土地売払収入や、これに伴う一般会計償還金など、歳入歳出予算総額を2,113万4,000円といたしました。  議第136号議案は、令和4年度新発田市食品工業団地造成事業特別会計予算の議定についてであります。維持管理費や公債費など、歳入歳出予算総額を1億269万6,000円といたしました。  議第137号議案は、令和4年度新発田市コミュニティバス事業特別会計予算の議定についてであります。市街地循環バスやコミュニティバスなどを運行する事業費など、歳入歳出予算総額を1億9,930万円といたしました。  なお、令和5年度以降に債務が発生する事項について、第2表のとおりコミュニティバス運行事業に債務負担行為を設定するものであります。  議第138号議案は、令和4年度新発田市藤塚浜財産区特別会計予算の議定についてであります。財産区所有地の維持管理費や財産区における地域振興費など、歳入歳出予算総額を787万1,000円といたしました。  議第139号議案は、令和4年度新発田市下水道事業会計予算の議定についてであります。収益的収支の収入については、下水道使用料などの営業収益、営業外収益及び特別利益で36億4,815万円とし、支出については営業費用、営業外費用及び特別損失などで34億9,205万5,000円といたしました。資本的収支の収入については、企業債、一般会計からの補助金、国庫補助金などで45億6,545万5,000円とし、支出については汚水管渠等整備工事、島潟・松岡地区等の公共下水道接続工事などの建設改良費と企業債償還金などで51億2,157万4,000円といたしました。  議第140号議案は、令和4年度新発田市水道事業会計予算の議定についてであります。収益的収支の収入については、水道料金などの営業収益、営業外収益及び特別利益で23億5,013万1,000円とし、支出については営業費用、営業外費用及び特別損失などで21億5,358万1,000円といたしました。資本的収支の収入については、企業債、一般会計からの出資金、工事負担金、国庫支出金などで8億1,702万2,000円とし、支出については施設改良事業及び江口浄水場整備事業などの建設改良費と企業債償還金などで17億4,946万8,000円といたしました。  次に、令和3年度の補正予算についてご説明申し上げます。  議第141号議案は、令和3年度新発田市一般会計補正予算(第17号)の専決処分についてであります。2月の降雪により全市一斉での除排雪作業が発生し、除雪委託料に不足が見込まれることから3億円の補正予算を令和4年2月17日付で専決処分をさせていただきました。  なお、この専決処分のために財政調整基金を3億円繰入れしますことから、令和3年度末の残高見込みは当初予算案概要でお示しした39億6,000万円から約36億6,000万円となる見込みであります。  議第120号議案は、令和3年度新発田市一般会計補正予算(第18号)の議定についてであります。今回の補正は、定年前退職の申出等による退職手当の調整、国、県の補助内示等に伴う事業費の調整、急を要する事務事業に係る経費の調整、決算見込みによる経費の調整、繰越明許費の追加及び変更、債務負担行為の追加、地方債の変更等であり、歳入歳出それぞれ5億1,527万7,000円を追加するものであります。  補正の主なものについてご説明申し上げます。  2款総務費では、財政調整基金費に7億5,934万1,000円などを追加し、またコミュニティセンター建設事業から4,831万2,000円などを減額するものであります。  3款民生費では、障害者自立支援給付事業に6,676万6,000円などを追加し、また子育て世帯生活支援特別給付金事業から4,065万円などを減額するものであります。  4款衛生費では、子ども医療費助成事業に2,048万3,000円などを追加し、また水道対策推進事業から1,080万5,000円などを減額するものであります。  6款農林水産業費では、加治川用水土地改良事業基金費に7,423万8,000円などを追加し、また県営ほ場整備参画事業から1億5,547万1,000円などを減額するものであります。  7款商工費では、工場団地誘致促進事業に1億4,967万円などを追加し、また商工振興制度融資・支援事業から1億7,369万9,000円などを減額するものであります。  8款土木費では、国土調査事業から1,143万3,000円などを減額するものであります。  10款教育費では、認定こども園支援事業から5,500万円などを減額するものであります。  以上が歳出の主なものであります。  これに対する主な歳入としまして、市税2億1,239万5,000円、地方交付税13億2,807万5,000円などをそれぞれ追加するほか、決算見込みにより国庫支出金1億3,982万7,000円、諸収入1億9,300万8,000円、市債6億4,173万2,000円などをそれぞれ減額するものであります。  繰越明許費の追加、変更につきましては、関係機関等との協議に時間を要したものや、積雪の影響などにより年度内の完了が困難となった事業を繰り越すものであります。  債務負担行為の追加につきましては、令和4年度以降の指定管理者を今年度中に指定することに伴うものであります。  また、地方債の変更につきましては、国の補助内示等に伴う地方負担額の調整や充当事業の事業費確定などにより変更するものであります。  議第121号議案は、令和3年度新発田市土地取得事業特別会計補正予算(第1号)の議定についてであります。補正の内容は、財産収入の決算見込みに伴う土地開発基金積立金の追加補正などであり、歳入歳出それぞれ955万5,000円を追加するものであります。  議第122号議案は、令和3年度新発田市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)の議定についてであります。補正の内容は、療養諸費の決算見込みに伴う追加補正などであり、歳入歳出それぞれ4億2,131万7,000円を追加するものであります。  議第123号議案は、令和3年度新発田市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)の議定についてであります。補正の内容は、保険給付費の決算見込みに伴う減額補正などであり、歳入歳出それぞれ2億8,135万4,000円を減額するものであります。  議第124号議案は、令和3年度新発田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)の議定についてであります。補正の内容は、事業費の決算見込みに伴う減額補正などであり、歳入歳出それぞれ161万6,000円を減額するものであります。  議第125号議案は、令和3年度新発田市食品工業団地造成事業特別会計補正予算(第1号)の議定についてであります。補正の内容は、財産収入の決算見込みに伴う減額補正などであり、歳入歳出それぞれ41万3,000円を減額するものであります。  議第126号議案は、令和3年度新発田市藤塚浜財産区特別会計補正予算(第1号)の議定についてであります。補正の内容は、財産管理費の決算見込みに伴う追加補正などであり、歳入歳出それぞれ183万円を追加するものであります。  議第127号議案は、令和3年度新発田市下水道事業会計補正予算(第4号)の議定についてであります。補正の内容は、営業収益の増額により収益的収入を10万5,000円増額し、営業費用の増額などにより、収益的支出を3,129万1,000円増額するものであります。また、企業債の減額などに伴い、資本的収入を1億4,522万円減額し、管渠等の建設改良費の減額により、資本的支出を1億2,272万9,000円減額するものであります。なお、資本的収入の資本的支出に対する不足額が2,249万1,000円増額となるため、当年度分損益勘定留保資金から補填を増額するものであります。  議第128号議案は、令和3年度新発田市水道事業会計補正予算(第4号)の議定についてであります。補正の内容は、特別利益の増額などにより収益的収入を1,918万2,000円増額し、営業費用の増額などにより、収益的支出を3,803万1,000円増額するものであります。また、企業債の減額などに伴い、資本的収入を1億4,899万7,000円減額し、配水管工事費等の建設改良費の減額などにより、資本的支出を1億5,100万円減額するものであります。なお、資本的収入の資本的支出に対する不足額が200万3,000円減額となるため、当年度分損益勘定留保資金からの補填を減額するものであります。  議第129号議案は、令和3年度新発田市一般会計補正予算(第19号)の議定についてであります。補正の内容は、国の補正予算に伴う新型コロナウイルス感染症の拡大防止に係る経費、未来を切り開く新しい資本主義の起動に係る経費、防災・減災、国土強靱化の推進など、安全、安心の確保に要する事業費の調整、繰越明許費の追加及び変更、債務負担行為の追加、地方債の追加、変更等であり、歳入歳出それぞれ13億1,069万8,000円を追加するものであります。  補正の主なものについてご説明申し上げます。  2款総務費では、蔵春閣移築関連事業において、国の補正予算に対応して実施する附帯施設の整備に要する経費として2億1,181万円などを追加するものであります。  3款民生費では、国の補正予算に対応して保育士等の処遇改善などに要する経費として、保育士等処遇改善事業に5,425万1,000円などを追加するものであります。  6款農林水産業費では、国の補正予算に対応してそれぞれの事業進捗を図るため、県営ほ場整備参画事業に1億5,412万8,000円、国営付帯県営かんがい排水参画事業に1,698万7,000円、県営湛水防除(落堀川地区)参画事業に1,070万円などを追加するものであります。  7款商工費では、国の補正予算に対応して旧天王小学校にシェアオフィスなどを整備する経費として、コワーキングスペース等設置事業に6,485万6,000円を、国の追加内示を受けて事業進捗を図るものとして、月岡温泉環境整備事業に2,352万3,000円などを追加するものであります。  8款土木費では、国の補正予算に対応してそれぞれ事業進捗を図るため、国土調査事業に3,554万9,000円を、市道改良整備事業に2,202万円を、公園整備事業においては市内の3つの公園への遊具設置のほか、県の地域活性化推進事業補助金を活用し、東公園内にトイレを整備する経費として3,501万円などを追加するものであります。  10款教育費では、国の補正予算に対応した小中学校の老朽化対策などに要する経費として、小学校施設整備事業に2億2,450万6,000円、中学校施設改修事業に1億5,153万3,000円、猿橋中学校グラウンド整備事業に1億7,970万円、国の追加内示に対応したグラウンド整備を行う経費として、豊浦小学校整備事業に7,178万6,000円などを追加するものであります。  これに対する歳入としまして、国庫支出金3億9,477万2,000円、県支出金3,502万6,000円、繰入金1億2,770万円、市債7億5,320万円をそれぞれ追加するものであります。  繰越明許費の追加、変更につきましては、国の補正予算や追加内示等に伴い事業を繰り越すもの、または機器の調達等に不測の日数を要し、年度内に完了しない事業などを繰り越すものであります。  地方債の追加、変更につきましては、国の補助内示等に応じた地方負担分の財源調整として追加するものであります。  議第142号議案は、令和3年度新発田市一般会計補正予算(第20号)の議定についてであります。補正の内容は、新潟県全域を対象とした新型コロナウイルス感染症のまん延防止等重点措置の適用期間が3月6日まで延長されたことに伴い、県の要請に応じて営業時間を短縮した飲食店等に協力金を交付するための経費の補正であり、歳入歳出それぞれ6億4,340万4,000円を追加するものであります。  歳出についてご説明申し上げます。  7款商工費の感染症拡大防止協力金交付事業において、県の要請に従い、営業時間の短縮に協力した飲食店等に交付する新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金と、その事務に要する経費として6億4,340万4,000円を追加するものであります。  これに対する歳入としまして、県支出金6億4,340万4,000円を追加するものであります。  繰越明許費の追加につきましては、2月定例会に上程しております工業団地誘致促進事業において、三幸製菓株式会社から全工場の生産を停止することが発表されたことから、工場等設置奨励金及び工場等取得助成金の交付が事業再開後となり、年度内に交付が完了しないため、繰り越すものであります。  繰越明許費の変更につきましては、感染症拡大防止協力金交付事業において、まん延防止等重点措置が3月6日まで延長され、この延長に伴う協力金の申請手続は3月7日以降に開始されることから、年度内に交付が完了しないため、繰り越すものであります。  続いて、一般議案についてご説明申し上げます。  議第88号議案は、新発田市個人情報保護条例の一部を改正する条例制定についてであります。デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律の公布に伴い、所要の改正をするものであります。  議第89号議案は、新発田市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定についてであります。令和3年の人事院勧告に伴い、市職員の育児休業について、要件の緩和及び勤務環境の整備を行うため、所要の改正をするものであります。  議第90号議案は、新発田市コミュニティセンター設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定についてであります。令和4年4月1日に東豊コミュニティ防災センターを設置し、同年6月1日に豊町ふれあいコミュニティセンターを閉館することに伴い、所要の改正をするものであります。  議第91号議案は、新発田市コミュニティバス運行及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定についてであります。新発田市コミュニティバスの利用料について、キャッシュレス決済を導入することに伴い、所要の改正をするものであります。  議第92号議案は、新発田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定についてであります。令和4年度以降の国民健康保険税額について、被保険者の所得階層に応じた税率配分の見直し等を図るため、所要の改正をするものであります。  議第93号議案は、新発田市地域ふれあいルーム事業条例の一部を改正する条例制定についてであります。豊町地域ふれあいルームを新たに建設される東豊コミュニティ防災センターに移転するため、所要の改正をするものであります。  議第94号議案は、新発田市道の駅加治川設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定についてであります。令和4年度にリニューアルオープンを予定している道の駅加治川について、設置を予定していた屋外喫煙所の取りやめ及び開館時間等の運営方針が決定したことに伴い、所要の改正をするものであります。  議第95号議案は、新発田市道路占用料条例の一部を改正する条例制定についてであります。新潟県道路占用料徴収条例の改正に伴い、所要の改正をするものであります。  議第96号議案は、胎内市との定住自立圏形成協定の変更についてであります。定住自立圏構想推進要綱に基づき、胎内市との第2期定住自立圏共生ビジョンの策定に伴い、協定を変更する必要が生じたことから、新発田市定住自立圏形成協定に係る議会の議決に関する条例の規定により、議決を求めるものであります。  議第97号議案は、聖籠町との定住自立圏形成協定の変更についてであります。定住自立圏構想推進要綱に基づき、聖籠町との第2期定住自立圏共生ビジョンの策定に伴い、協定を変更する必要が生じたことから、新発田市定住自立圏形成協定に係る議会の議決に関する条例の規定により、議決を求めるものであります。  議第98号議案から議第115号議案までは、公の施設に係る指定管理者の指定についてであります。令和4年3月31日をもって指定管理者の指定期間が満了となる施設及び令和4年度から新たに指定管理者制度を導入する施設について、同年4月1日から施設の管理を行う指定管理者を指定するものであります。  なお、新たに指定管理者制度を導入する施設は議第107号議案で、令和4年4月1日に設置予定の東豊コミュニティ防災センターであります。  議第116号議案及び議第117号議案は、財産の取得についてであります。議第116号議案、排水ポンプ車購入については、制限付一般競争入札により、敦井産業株式会社、取締役社長、敦井一友と令和4年1月21日付で仮契約を締結したので、取得について議決を得るものであります。  議第117号議案、市街地循環バス購入について、制限付一般競争入札により新潟日野自動車株式会社新発田営業所、所長、大谷亘と令和4年1月11日付で仮契約を締結したので、取得について議決を得るものであります。  議第118号議案及び議第119号議案は、市道路線の廃止及び認定についてであります。県営ほ場整備事業に伴う市道の付け替えや開発行為による道路の帰属などにより、市道路線の廃止及び認定をするものであります。  また、今国会に提案された地方税法改正案が成立次第、新発田市税条例の一部を改正する条例をはじめ、関連する条例について専決処分をさせていただきたいと考えております。あらかじめご了承くださるようお願い申し上げます。  以上、提案理由について概略を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(若月学) これより総括質疑に入ります。質疑ある議員の発言を求めます。  青木三枝子議員。 ◆11番(青木三枝子議員) 私は、昨年の当初予算についてのゼロカーボンシティ宣言された、その後について説明されておりましたけれども、それについてエネルギー政策について伺いたいと思っております。  出雲崎とか地産地消の間伐材を利用したバイオマス発電、そしてそれを23年に開始しようとしていますし、妙高市は地熱発電計画が進んでおります。それから、柏崎市は地域エネルギー会社を設立して、市内の公共施設をはじめ、市内事業者への電力供給も視野に入れているということです。長岡市は、エネルギーの地産地消や新たな産業の創出など、環境と地域経済、産業の好循環の実現に向けた検討を行うため、昨年、持続可能な循環型社会の構築に向けた研究会を設立しました。昨日の新聞によれば、新潟県の中で妙高、関川、佐渡がもう脱炭素の実現をするために優先的に予算を配分する先行地域に指定されたというふうなものも出ておりまして、私は提案理由説明を聞いていても、エネルギー政策の大きな方向づけが見えないんです。なので、市として主体的に新発田市独自の地産地消エネルギーを進めようとは、市長、思われないのでしょうか、それについて伺います。 ○議長(若月学) 二階堂馨市長。 ◎市長(二階堂馨) 青木議員からのご質疑をいただきました。  できれば、総括質疑でありますので、ただいまの話をお聞きをいたしますと、ほぼほぼもう一般質問になっているということでありますので、準備をしているわけではありませんけれども、ただいずれにしろ、今回申し上げましたように、まずそれをするための2つの計画をつくらなければなりません。今回の令和4年度の予算の中に、その計画をつくるための予算をさせていただいたということでありますので、今回の一般質問の中に小坂議員のほうからそれに係るご質問をいただいておりますので、その中のやり取りでひとつ青木議員はご承知おきいただきたいと思いますが、いずれにせよ、決して後退しているわけではありません。その方向性だけはもう間違いないものだということで定めました。腹も決まりました。しかし、それをするためにはやっぱり準備も要るでしょうし、それからそれなりのハードルももちろんあるわけでありますので、まずは計画をつくらなければならない。ここが実は私ども新発田市、青木議員からご指摘をいただくように、少し二階堂は遅かったよと言われればそのとおりだと思っていますが、しかし遅くはありましたけども、これから馬力を入れてやりますので、まず新年度から計画をつくらせていただきたいというふうに思っています。 ○議長(若月学) 青木三枝子議員。 ◆11番(青木三枝子議員) 市長は、職員への年頭の挨拶において、住みよいまち日本一 健康田園文化都市・しばたの旗印を掲げ、今年のキーワードを、刻むというふうにおっしゃいました。座したままでは、時の砂に足跡は刻まれない。ポストコロナ時代に確かな足跡を刻んでいこう。皆さんとならできると心に刻み、その先頭に立ちたいというふうに本当に心強い言葉を言っておられますので、それに言葉に対してはあまりにも進行が遅いという、もっともっと再生可能エネルギーを中心とした新発田のまちづくりをしないといけないのに、他市に遅れておりますし、ぜひその先頭に立っていただきたいと思って、あえてこの市長質疑で訴えました。よろしくお願いいたします。 ○議長(若月学) 答弁は要りませんね。  ほかに質疑ありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若月学) 質疑を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若月学) ご異議なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議第88号から議第129号まで、議第131号から議第142号までは、配信の議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。  ─────────────────────────────────────────               令和4年2月新発田市議会議案付託表                                      (4.2.24)  〇総務常任委員会  議第 88号 新発田市個人情報保護条例の一部を改正する条例制定について  議第 89号 新発田市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について  議第 90号 新発田市コミュニティセンター設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について  議第 91号 新発田市コミュニティバス運行及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について
     議第 96号 胎内市との定住自立圏形成協定の変更について  議第 97号 聖籠町との定住自立圏形成協定の変更について  議第 98号 公の施設に係る指定管理者の指定について(住吉コミュニティセンター)  議第 99号 公の施設に係る指定管理者の指定について(五十公野コミュニティセンター)  議第100号 公の施設に係る指定管理者の指定について(佐々木コミュニティセンター)  議第101号 公の施設に係る指定管理者の指定について(御幸町ふれあいコミュニティセンター)  議第102号 公の施設に係る指定管理者の指定について(猿橋コミュニティセンター)  議第103号 公の施設に係る指定管理者の指定について(菅谷コミュニティセンター)  議第104号 公の施設に係る指定管理者の指定について(加治川コミュニティセンター)  議第105号 公の施設に係る指定管理者の指定について(七葉コミュニティセンター)  議第106号 公の施設に係る指定管理者の指定について(川東コミュニティセンター)  議第107号 公の施設に係る指定管理者の指定について(東豊コミュニティ防災センター)  議第116号 財産の取得について(排水ポンプ車)  議第117号 財産の取得について(市街地循環バス)  議第120号 令和3年度新発田市一般会計補正予算(第18号)議定についてのうち総務常任委員会所管分  議第121号 令和3年度新発田市土地取得事業特別会計補正予算(第1号)議定について  議第126号 令和3年度新発田市藤塚浜財産区特別会計補正予算(第1号)議定について  議第129号 令和3年度新発田市一般会計補正予算(第19号)議定についてのうち総務常任委員会所管分  議第131号 令和4年度新発田市土地取得事業特別会計予算議定について  議第137号 令和4年度新発田市コミュニティバス事業特別会計予算議定について  議第138号 令和4年度新発田市藤塚浜財産区特別会計予算議定について  〇社会文教常任委員会  議第 92号 新発田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について  議第 93号 新発田市地域ふれあいルーム事業条例の一部を改正する条例制定について  議第120号 令和3年度新発田市一般会計補正予算(第18号)議定についてのうち社会文教常任委員会所管分  議第122号 令和3年度新発田市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)議定について  議第123号 令和3年度新発田市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)議定について  議第124号 令和3年度新発田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)議定について  議第129号 令和3年度新発田市一般会計補正予算(第19号)議定についてのうち社会文教常任委員会所管分  議第132号 令和4年度新発田市国民健康保険事業特別会計予算議定について  議第133号 令和4年度新発田市介護保険事業特別会計予算議定について  議第134号 令和4年度新発田市後期高齢者医療特別会計予算議定について  〇経済建設常任委員会  議第 94号 新発田市道の駅加治川設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について  議第 95号 新発田市道路占用料条例の一部を改正する条例制定について  議第108号 公の施設に係る指定管理者の指定について(新発田市温泉活用施設紫雲の郷館)  議第109号 公の施設に係る指定管理者の指定について(寺町たまり駅)  議第110号 公の施設に係る指定管理者の指定について(米倉農村環境改善センター)  議第111号 公の施設に係る指定管理者の指定について(松浦農村環境改善センター)  議第112号 公の施設に係る指定管理者の指定について(宮古木コミュニティセンター)  議第113号 公の施設に係る指定管理者の指定について(新発田市農村婦人の家)  議第114号 公の施設に係る指定管理者の指定について(有機の里交流センター)  議第115号 公の施設に係る指定管理者の指定について(米倉ふれあい農園)  議第118号 市道路線の廃止について  議第119号 市道路線の認定について  議第120号 令和3年度新発田市一般会計補正予算(第18号)議定についてのうち経済建設常任委員会所管分  議第125号 令和3年度新発田市食品工業団地造成事業特別会計補正予算(第1号)議定について  議第127号 令和3年度新発田市下水道事業会計補正予算(第4号)議定について  議第128号 令和3年度新発田市水道事業会計補正予算(第4号)議定について  議第129号 令和3年度新発田市一般会計補正予算(第19号)議定についてのうち経済建設常任委員会所管分  議第135号 令和4年度新発田市宅地造成事業特別会計予算議定について  議第136号 令和4年度新発田市食品工業団地造成事業特別会計予算議定について  議第139号 令和4年度新発田市下水道事業会計予算議定について  議第140号 令和4年度新発田市水道事業会計予算議定について  議第141号 専決処分の承認について(令和3年度新発田市一般会計補正予算(第17号))  議第142号 令和3年度新発田市一般会計補正予算(第20号)議定について  ───────────────────────────────────────── △日程第6、議第130号 一般会計予算審査特別委員会の設置・委員会付託 ○議長(若月学) 日程第6、特別委員会の設置についてを議題といたします。  お諮りいたします。議第130号 令和4年度新発田市一般会計予算議定については、10名の委員をもって構成する一般会計予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若月学) ご異議なしと認めます。  よって、議第130号については、10名の委員をもって構成する一般会計予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。  ただいま設置と決しました一般会計予算審査特別委員会の委員については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長において、      水 野 善 栄 議員     五十嵐 良 一 議員     板 倉 久 徳 議員      宮 崎 光 夫 議員     渡 邉 葉 子 議員     石 山 洋 子 議員      中 野 廣 衛 議員     小 林   誠 議員     佐 藤 真 澄 議員      入 倉 直 作 議員  以上10名の議員を指名いたします。  ─────────────────────────────────────────               令和4年2月新発田市議会議案付託表                                      (4.2.24)  〇一般会計予算審査特別委員会  議第130号 令和4年度新発田市一般会計予算議定について  ───────────────────────────────────────── ○議長(若月学) この際、一般会計予算審査特別委員会を開催し、委員会条例第10条第1項の規定により、委員長、副委員長の互選をお願いいたします。  なお、一般会計予算審査特別委員会は、第1、第2、第3委員会室に招集いたします。  これより暫時休憩いたします。           午前11時39分  休 憩  ─────────────────────────────────────────           正  午      開 議 ○議長(若月学) 休憩前に引き続き会議を開きます。  先ほど開催されました一般会計予算審査特別委員会において委員長、副委員長を互選した結果、委員長に石山洋子議員、副委員長に中野廣衛議員が選任された旨、委員長から報告がありましたので、ここにご報告いたします。  ───────────────────────────────────────── △日程第7、請願第1号~請願第2号 請願の常任委員会付託 ○議長(若月学) 日程第7、請願第1号及び請願第2号を議題といたします。  今期定例会において受理した請願は配信のとおりであります。配信のとおり所管の常任委員会に付託いたします。               請   願   文   書   表                                        令和4年2月定例会 ┌──┬────┬────────────────┬───────────┬──────┬──┐ │受理│受  理│   件        名   │           │      │  │ │  │    ├────────────────┤  請願者住所・氏名  │ 紹介議員 │付託│ │番号│年 月 日│   要        旨   │           │      │  │
    ├──┼────┼────────────────┼───────────┼──────┼──┤ │  │    │老齢基礎年金等の抜本的な改善を求│           │      │  │ │  │    │める請願            │           │      │  │ │  │    ├────────────────┤           │      │  │ │  │    │ 老齢基礎年金だけで生活している│           │      │  │ │  │    │高齢者もおり、納付期間25年以上で│           │      │  │ │  │    │月平均5.2万円、納付期間25年未満 │           │      │  │ │  │    │では月約1.9万円である。衣食住の │           │      │  │ │  │    │すべての分野で切り詰めた生活を余│           │      │  │ │  │    │儀なくされ、これでは憲法25条が保│           │      │  │ │  │    │障する「健康で文化的な生活」を営│           │      │  │ │  │    │むことは不可能である。この数字を│           │      │  │ │  │    │見れば、若い世代も老後の将来展望│新潟市中央区西堀通3― │      │  │ │  │    │を持つことはできない。     │799西堀カメリア207  │      │  │ │  │    │ 今後も年金減額が続くならば、年│ 全日本年金者組合新潟│宮村幸男  │  │ │  │    │金受給者の生活はますます苦しくな│ 県本部       │小坂博司  │  │ │ 1 │4.2.16│るばかりである。また生活保護世帯│ 委員長 稲葉 正美 │加藤和雄  │社文│ │  │    │への移行による自治体への財政圧迫│新発田市住吉町4―6―17│青木三枝子 │  │ │  │    │も続く。年金改革は待ったなしの状│ 全日本年金者組合新発│      │  │ │  │    │況である。国民の年金不安をなくし│ 田支部       │      │  │ │  │    │て老後の安心をつくり、併せて自治│ 支部長 八幡  紀 │      │  │ │  │    │体の財政健全化のために、年金給付│           │      │  │ │  │    │削減の仕組みの抜本的な見直しが求│           │      │  │ │  │    │められる。           │           │      │  │ │  │    │ ついては、下記事項について、内│           │      │  │ │  │    │閣総理大臣および関係各位に意見書│           │      │  │ │  │    │を送付されるよう請願する。   │           │      │  │ │  │    │ 若者も高齢者も安心して老後を暮│           │      │  │ │  │    │らせるように、老齢基礎年金等の支│           │      │  │ │  │    │給額を改善すること。      │           │      │  │ │  │    │「最低賃金の改善と地域経済の回復│           │      │  │ │  │    │にむけた」意見書の採択を求める請│           │      │  │ │  │    │願書              │           │      │  │ │  │    ├────────────────┤           │      │  │ │  │    │ 2021年度の最低賃金について、最│           │      │  │ │  │    │高額の東京都と最低額の県では前年│           │      │  │ │  │    │と同じ221円もの格差があり、納得 │           │      │  │ │  │    │できるものではない。      │           │      │  │ │  │    │ 政府の経済財政諮問会議でも、東│新潟市中央区西堀通3― │      │  │ │  │    │京一極集中の是正や地方の最低賃金│799西堀カメリア206  │      │  │ │  │    │の底上げを通じた地域経済の回復が│ 新潟県労働組合総連合│加藤和雄  │  │ │  │    │提言されている通り、最低賃金の地│ 議長 藤田 孝一  │小坂博司  │  │ │ 2 │4.2.16│域間格差是正は喫緊の課題である。│新発田市住吉町4―6―17│佐藤真澄  │経建│ │  │    │ コロナ禍で明らかになったよう │ 全日本年金者組合新発│青木三枝子 │  │ │  │    │に、新潟県でも人口減少と高齢化の│ 田支部       │      │  │ │  │    │進行と相まって地域経済の衰退が加│ 支部長 八幡  紀 │      │  │ │  │    │速している。          │           │      │  │ │  │    │ 地域経済の好循環を実現するため│           │      │  │ │  │    │には、①地域別最低賃金の大幅引き│           │      │  │ │  │    │上げ、②地域間格差を是正する全国│           │      │  │ │  │    │一律制度の実現、③中小企業への支│           │      │  │ │  │    │援策の強化が求められている。  │           │      │  │ │  │    │ ついては、国に対して意見書を提│           │      │  │ │  │    │出するよう請願する。      │           │      │  │ └──┴────┴────────────────┴───────────┴──────┴──┘  ───────────────────────────────────────── ○議長(若月学) 以上で本日の日程は全部終了いたしましたので、本日はこれにて散会いたします。  ご苦労さまでございました。           正  午      散 会    地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。      令和4年  月  日        新発田市議会 議 長   若  月     学               議 員   湯  浅  佐 太 郎               議 員   青  木  三 枝 子               議 員   三  母  高  志...