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  1. 新発田市議会 2021-10-04
    令和 3年10月 4日社会文教常任委員会−10月04日-01号


    取得元: 新発田市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-29
    令和 3年10月 4日社会文教常任委員会−10月04日-01号令和 3年10月 4日社会文教常任委員会                社会文教常任委員会  委員会記録 令和3年10月4日  ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――出席委員(8名)    委員長  阿  部     聡  委員   副委員長  渡  邉  葉  子  委員         比  企  広  正  委員         若  月     学  委員         板  倉  久  徳  委員         三  母  高  志  委員         佐  藤  真  澄  委員         石  山  洋  子  委員  ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――欠席委員(なし)  ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――説明のため出席した者        健康アクティブ戦略監      山   口   恵   子        健康推進課長          中   野   修   一        教育次長            鶴   巻   勝   則        学校教育課長          小 野 沢   謙   一  ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
    事務局職員出席者        局長          石   井   昭   仁        主事          斎   藤   正 太 郎           午前10時17分  開 会 ○委員長阿部聡) おはようございます。全員出席ですので、ただいまから社会文教常任委員会を開催いたします。  本日、当常任委員会が付託を受けた議案は1件であります。では、早速議第56号 令和3年度新発田一般会計補正予算(第8号)議定についてのうち社会文教常任委員会所管分を議題といたします。  説明員の皆様に申し上げます。予算案説明に当たっては、歳出、歳入の順とし、軽易な事項は省略、重要事項のみ簡潔明瞭に説明願います。  担当課長説明を求めます。  中野健康推進課長。 ◎健康推進課長中野修一) おはようございます。それでは、よろしくお願いいたします。健康推進課所管分をご説明させていただきます。  初めに、歳出でございます。10ページ、11ページをお開き願います。保健衛生費説明欄上から1つ目の丸印、新型コロナウイルス感染症予防事業は、市内小学校の児童、教職員を対象として、無料のPCR検査を実施するための経費であり、5,000人分の検査手数料検体採取セットの費用でございます。  次の丸印、予防接種事業であります。国が新型コロナワクチン接種を加速するため、医療機関等が診療時間外または休日に接種を行った場合、通常の接種に係る単価に時間外、休日加算を行っております。この時間外、休日加算につきましては、これまで高齢者接種が終了する7月末までとされておりましたが、このたび国からの通知がありまして、8月1日から12月4日までについても時間外、休日加算を行うという通知があったものでございます。その通知に伴う時間外、休日加算分について補正をお願いしたいものであります。  歳出は以上でございます。  次に、歳入でございます。8ページ、9ページをお開き願います。国庫負担金でございます。説明欄上から1つ目の丸印、新型コロナウイルスワクチン接種対策国庫負担金は、歳出でご説明いたしました医療機関等での時間外、休日に新型コロナウイルスワクチン接種を実施した場合の加算分に伴う国庫の負担金でございます。負担率は10分の10でございます。  歳入は以上であります。よろしくお願いします。 ○委員長阿部聡) 担当課長説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。  三母委員。 ◆委員(三母高志) ご苦労さまです。今ほど市長の報告、ご説明にもちょっと質疑させていただきましたが、あと加藤委員も質疑されていましたが、今回1回限りの検査ということで、それを実施するに当たって学校側が主体的に実施するという流れになると思うんですが、その学校側の体制が聞くところによるとかなり今多忙な状況の中で実施されるやに聞いています。ちょっと教員の方からメッセージちょっともらったんで、ちょっとすいません、かいつまみながらちょっと読ませてもらいたいんですが、いろいろこの感染拡大子供たちの心に与える影響が出ていて、子供たちは15%以上で鬱症状が見られているとか、それから児童生徒自殺者が過去最多になっているというような今学校現場の状況があるんだと。それをケアする教員、教員もこの多忙の状況の中で非常に疲弊していて、今回の例えばそういう様々な取組がまた新たな教職員のプレッシャーとなってストレスや自己肯定感の低下につながっているという。そして、体調不良を訴えるその教職員が例えば倒れると、倒れて、そしてその先生がいなくなるとまた代わりがもういない状況で今学校現場は何とか回しているんだと。そういうことで、教職員感染症対策、それから心の健康に対する対策、持続可能な学校運営のためにも、具体的な業務の削減と一人でも多くのスクールサポートスタッフ消毒作業員、それからICT支援員などそういう人的配置が必要なんですという訴え、私に訴えるメッセージをもらったんですよ、市長のこの記者会見を受けて。ぜひそこのところは、今私あえて本来だったらここで話をする内容だとは思ったんですが、予算のお金のかかる話なので、そこは市長にぜひさっき聞いていただきたかったので、さっき話したんですが、それらについて対策を打つという、打ってこの感染症対策PCR検査をやるというようなお考えはないんでしょうか。 ○委員長阿部聡) 山口戦略監、答えられる範囲でいいです。教育委員会のものもあったんで。 ◎健康アクティブ戦略監山口恵子) おはようございます。ただいまご質疑をいただきました。市長も本会議場でご答弁を申し上げたように、11月末までに市民の皆様への2回のワクチン接種を今進めているところですが、一方で小学校6年生以外の小学生については、ワクチン接種がまだ認められている状況でない中で、少しでも保護者やそれから教職員の皆様、そして何よりも子供たちの安心、安全に学校に通っていただけるようにPCR検査を実施するという方向で今回はご提案をさせていただきました。ただ、今のご質疑の内容は、非常に学校教職員の皆様の負担軽減等々のお話もありますので、もし委員長を含め委員会の皆様からお許しがいただければ、実際の実施方法などは、私どもと教育委員会が連携をして、やはりその負担軽減も踏まえて、そして迅速にやるということで今調整をかけさせていただいた上での提案になっていますので、もしお許しをいただけるのであれば、教育委員会教育次長、それから学校教育課長も同席をさせた上でご答弁をさせていただけるとありがたいと思うんですが、いかがでございましょうか。 ○委員長阿部聡) 暫時休憩します。           午前10時23分  休 憩  ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――           午前10時26分  開 議 ○委員長阿部聡) 再開します。  ただいま三母委員から学校での検査体制について、学校教育課長に対して質疑ということがありましたので、山口戦略監のほうからはそのほうがいいという話もありましたので、そうしたいと思いますが、いかがでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 異議なしということでありますので、これから学校教育課呼びたいと思います。教育委員会呼びたいと思います。  暫時休憩します。           午前10時27分  休 憩  ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――           午前10時30分  開 議 ○委員長阿部聡) 再開します。  質疑を続けます。  三母委員、もう一回まとめてください。 ◆委員(三母高志) 教育委員会の、すみませんご出席ありがとうございます。先ほど私も市長にもご質疑しました。学校現場が非常に大変だということで、教員の方からちょっと、市長が記者会見後に、それを聞いてメッセージをいただいたんです。それで、ちょっとその状況はさっき非常に学校の教員の皆さんが大変な状況にある中で、今回のPCR検査をさらに実施すると。確かに学校先生ばかりではないんですよ。市の職員も大変なんだけど、ただこの間ずっと学校の現場の働き方改革の中で、ブラックがその学校というようなことが言われるようなぐらいに大変な状況にあるのは言われてきている中で、今回また上積みされるということで、ぜひ人員の、実施するんであればスクールサポートスタッフとか、それから消毒作業員とかあるいはICT支援員…… ○委員長阿部聡) 三母委員、質疑してください。 ◆委員(三母高志) そこ言うとあれですから、そういった人員の配置が不可欠だということで訴えておられるんですよ。そういうことで、そういう対応できるのかどうか、そういうことをやった上での実施なのかお聞きしたいと思うんですが。 ○委員長阿部聡) 鶴巻次長。 ◎教育次長鶴巻勝則) ご質疑ありがとうございます。三母委員からのご質疑についてでございますが、今回のPCR検査につきましては、私どものほうやはり教育現場の中であっては、まず教職員にやっぱりできるだけそこの部分の負担をかけないようにというようなことを検討してまいりました。また、子供たちにおいて、しっかりと教育を受ける場をつくるということにおいては、学校に少し協力いただけなければならないというふうには考えております。そういった中でありますが、まず今回につきましては学校単位で実施をする。その中で、子供たちにその検査キットを持ち帰りで、それをまた回収するというような形で、私ども教育委員会中心になりましてその作業をさせていただきたい。当然子供たちに大切なそういうお知らせとかそういった部分には学校のほうのご協力をいただかなければならないというふうに思っていますが、できるだけ教職員が教鞭をする以外について手をかけないような形で考えているとこでございます。なお詳細については、学校教育課長から説明させていただきたいと思います。 ○委員長阿部聡) 小野沢課長。 ◎学校教育課長小野沢謙一) 三母委員のご質疑にお答えいたします。  まずは、三母委員におかれましては、常に学校教職員の働き方に対しまして心を留めていただきましてありがとうございます。今回のPCR検査、今ほど次長の説明にあったとおり、できるだけ教職員の手を借りずに実施する方法をとっております。いわゆる尿検査のようなやり方というふうに考えていただければと思いますが、全て配布するものは教育委員会のほうで封詰めをしてクラスごとに箱といいますかケースに入れて各学校に持ち込みます。それを封筒にはシールが張ってありますので、担任の先生からその子供に配っていただく形をとります。ただ、やらない子もいますので、そういった子供にも封筒は準備して、キットは入っていないんですけれども、その封筒の中には今回検査は希望されなかったんですが、このような形で感染予防に今後も気をつけてくださいというようなメッセージの文を入れたものを配布します。全員に封筒を配布する形をとります。翌日朝来たら先ほどお話しした尿検査と同じで持ってきたものを入っていた箱のところに入れるような形で回収をさせていただきます。また、その回収したものにつきましては、教育委員会のほうから行きまして一つ一つ封筒を開ける形で検体の入った容器をケースにきちんと詰めまして、出来上がったものを検査機関が取りに来るというような形をとるというやり方をしております。やはり教職員もそういったところ不安があるとは思うんですけれども、今回このようなPCR検査やり方を事前に臨時の小学校長会を開きまして説明等お願いをしたところであります。  以上です。 ○委員長阿部聡) 山口戦略監。 ◎健康アクティブ戦略監山口恵子) 少し今の学校教育課長説明に補足をさせていただきますと、検査機関は今現在私どもが一般の市民、産業界の皆様に実施をしている同じ検査機関を使わせていただくことにいたしております。1日最大700人までの検査ができるということですので、その範囲の中で幾日かの日程をかけてその学校単位でやらせていただくということであります。その検査用のプラスチックのこういうキャップがきちんとかかるものなんですが、それも全部そちらから用意がされますし、貼るシールについてもそちらから用意をされますので、私ども市の職員もそうですし、教育委員会の職員もまたは教職員皆さんもそのものに触れるということがなく、要はそちらを検査機関にお渡しをするというシステムが出来上がっておりますので、そういった意味では安心、安全に検査をお互いにできるようにしているということであります。  以上であります。 ○委員長阿部聡) 三母委員。 ◆委員(三母高志) 事前に保護者の同意を得るというような作業があるんだろうと思うんですが、今ちょっとその辺りのご説明がなかったのかなと思います。それから、実際に尿検査のようにとおっしゃいますけども、そうすると中には提出決められた日に忘れてきましたとかいう子供たちだっていると思うんですよね。それから、上手にきちっとその容器を、これ結構感染していた場合は大変な感染が広まる可能性あるわけですから、きちっと閉まっているかどうかとかというようなこととかいろいろ問題がちょっと個人で考えてもあるかなと思うんですが、そのあたりはどういうふうに対応されているんでしょうか。 ○委員長阿部聡) 小野沢課長。 ◎学校教育課長小野沢謙一) 三母委員のご質疑にお答えいたします。  まず、同意書につきましては、本日この議会等全て終了した後に保護者に、全家庭に一斉に同意書のほうを配布いたします。その同意書は今回希望するというのと希望しないという必ず全員から回収するような同意書となっております。その同意書を回収しましてPCR検査実施人数がある程度はっきりしてくるということで進む形になります。また、その同意書にも書いてあるんですけれども、保護者向けの文章にも書いてあるんですけれども、できるだけ保護者の方が一緒にその検査をしていただくということで、確かに低学年の子供はあれを持って回して入れるなんていうことはとても難しい話ですので、そういうところはきちんと、希望された保護者が一緒になって検査をしていただくということを考えております。また、忘れた子供に対しては、臨時小学校長会でも質問が出たんですけれども、どのぐらいの期間ならばとかいろんなことがまだ想定されていまして、回答のほうは保留とさせていただいておりますが、そういったことも想定されることで今教育委員会のほうでも考えております。なお、検査ですけれども、10月の18日、猿橋小学校スタートとなります。一番大きな学校になりますが、そこをスタートにしまして、10月28日、二葉小学校川東小学校で最後という形になっております。  以上です。 ○委員長阿部聡) 三母委員。 ◆委員(三母高志) 今の例えば同意書の話もそれは教育委員会が直接子供たちに対応するんですか。学校のやっぱり担任の先生がやるんじゃないんですか。 ○委員長阿部聡) 小野沢課長。 ◎学校教育課長小野沢謙一) 三母委員のご質疑にお答えします。  同意書のほうは、学校のほうに配布いたしまして、それを教職員を通じて子供たちに渡し家庭に届くような形をとります。 ○委員長阿部聡) 三母委員。 ◆委員(三母高志) 先生方がどれぐらい関わるかというのは、ちょっと今のやり取りでその同意書の配布、回収、そしてキットの配収、配布と回収、そして忘れた子供たちへの対応、そしてあとはもし感染症が出ればその後心のケアの問題だとかあるいはそれは担任の先生だけではもう当然できる話じゃないですが、そういったそれに付随する様々な対応が出てくるんだと思うんですよね。そういった部分のその業務量というのが1人で見れば、生徒一人一人で見れば小さいですけど、1クラス何十人という中でそのことが今回行われるとなると、さっき言ったこういう非常に大変な先生方の状況の中で人的な配置が必要なんじゃないかというのを私はお聞きしているんです。そのことについて今回は、そうすると今のところ考えていないということですか。 ○委員長阿部聡) 小野沢課長。 ◎学校教育課長小野沢謙一) 三母委員のご質疑にお答えします。  今回につきましては、人的な配置は考えておりません。臨時校長会のほうで校長先生方に今回の取組につきましてご理解いただきまして、こういうところをぜひ学校から手伝っていただきたいということでお願いをし、各学校教職員先生方皆さん説明をしていただく形で理解を得てPCR検査のほうを今回進めていきます。  以上です。 ○委員長阿部聡) 三母委員。 ◆委員(三母高志) 分かりました。現場のもちろん小野沢学校教育課長もご存じだと思いますが、やっぱり現場が一番大変なので、その声をぜひ吸い上げていただいて、今回もう目の前に迫っている話ですから、もちろんなるべくご協力いただくということは必要ですが、やっぱりそのやることでまた大変さが増えてきて、それで病んでしまうような子供たちあるいは先生もいるというところがあるわけで、ぜひ改善をしていただく。市長にもさっき私質疑しました。予算的な措置は、必要であればぜひ上げていただいて人的配置をそういう、これからまたコロナが増えるかもしれないんですよ。そこもぜひ検討していただくということをお願いをして私の質疑は終わります。  ありがとうございました。 ○委員長阿部聡) 佐藤委員。 ◆委員佐藤真澄) 今隣で三母委員の質疑を聞いている中で、本当に教職員の方私たちにも現場の方からそういう声がありましたので、ぜひたった1回こっきりでありますけれども、きちっと予算措置をやっていただきたいと、これは要望で終わります。  それで、質疑に入りますが、教職員皆さん保護者が行うようでありますけれども、コロナに関する全くその基礎知識がない方々がやられるわけですけれども、そのことによってその感染者が増えるという可能性はないのかどうか、これが1点目。  それから2点目、PCR検査をして陽性者が出た場合ですよ、どういう対応するのか、学校では。人数は少ないと思いますけど、新発田あたりでは。だけど、陽性の人が出る可能性はありますよね、人数の多い少ないにかかわらず。そうして学校を休んだりするわけですから、特定というか、誰が感染者か分かるわけですけれども、戻ってきたときにいろいろ誹謗中傷というかいろいろ言われますよね。学校先生方は、そういうことのないようにとおっしゃるのも分かるのですけども、どうしてもからかいとかそうした行為があると思うんですけど、この点についてはどのように対応されるおつもりなのか。  それから、東京では感染者が非常に多いわけですけれども、近場で感染者が出ても大騒ぎになりませんけど、実はこの問題を考えているとき、昨夜ちょっと杉並にいる娘へ電話してどう思うというふうに聞いたんですけども、孫が小学校4年生なんですけど、そこの学校でも2回感染者が出て、それから2歳の孫が通う保育園でも4回出ているんだそうです。いずれも保健所の指導で濃厚接触にならないということで、休校とか休園にならなかったそうですけども、児童が感染しているケースは親から親が、またそれから家族から感染するというのが多いわけです、小学生は。新発田では、その点どうなのかお答えいただきたいと思います。 ○委員長阿部聡) 山口戦略監。 ◎健康アクティブ戦略監山口恵子) まずは、佐藤委員検査自体をその親御さんが実施するということに対して不安はないのかということであります。私ども今ご利用をいただこうと考えているものがこれまでも例えば新道でクラスターが発生したときに一気に2,000人程度の皆さんに実施をしていただくためにご用意をしたものと同じで、綿棒の大きいものを口にくわえて、それをその瓶の中に戻して封をするという非常に簡便な状態で検査ができるものというふうになっております。そこは教育委員会から絵がついた、イラストのついた大変分かりやすい検査方法を書いたものも一緒にご提供ができると思っていますので、初めての親御さんでも、それから高学年のお子さんであればある程度の対応ができるというふうに考えています。  それから、2つ目感染状況についてどうなのだということであります。市長も申し上げたように、やっぱりワクチンが打てない小学生子供たちを守っていくためには、その周りの大人たちに一刻も早く接種を進めるということで、教職員の皆様には夏休み期間のご協力を得て既に大多数の方には2回の接種。市外の方でも新発田学校にお勤めの方、保育園にお勤めの方、給食関係のお仕事をされている方も優先的に接種をしようということで、既に2回の接種を終えています。その中でも家庭感染をまた防いでいくという意味でも小学生に今回は安心をしていただくためにワクチンができない分検査をしていこうという市長の先ほどの説明のとおりであります。オール新発田で守っていくために、何とか子供たちにもそういう検査をさせていただこうということであります。新発田市内でも家庭内感染というのがゼロでは決してありません。親御さんが感染をされてきて家庭内に持ち込んでいる事案はあるというふうに私どもも認識をしておりますが、そこをいかに抑えていくかということも踏まえて、親御さんにもこういうことを通して注意喚起をさせていただくという意味合いも込めて、今回は私どもの健康分野教育分野がしっかりと事前に調整をしながら実施をしていくということになりました。  私からはこの形でお答えをし、教育委員会からも不足の部分をご答弁いただきたいと思います。 ○委員長阿部聡) 鶴巻次長。 ◎教育次長鶴巻勝則) 今ほど戦略監のほうでご説明させていただいた部分でもありますが、まず子供たちこの検査によって陽性というような結果が出た場合、まさにまずは安心してという、親御さんを含めて安心していただくというために今回実施をするわけですが、この中で陽性が出たとすれば、しないことで分からずに授業をしてほかの子供たちにうつしてしまう、それがまたその家族にうつしてしまうということを防ぐ意味合いもございます。今回の検査によって、そういった部分があれば直ちにまた保健所のほうの指示に従いまして体制を整えていくという形で、それ以上の広まりがないような形をとらせていただきたいというふうに思っております。また、これについては先ほど市長も申し上げたとおり、11月になりますと大人についてのワクチン接種がほぼほぼかなりの数が実施は終わっているというような状態になります。そうなれば、先ほどご懸念がございました家族感染というのも可能性が少しずつ減ってくるのかなというふうに思っております。まずはその前の段階において、子供たち学校の中でしっかりと勉強ができる、そういった環境をつくるということで今回実施するものであります。  以上であります。 ○委員長阿部聡) 小野沢課長。 ◎学校教育課長小野沢謙一) もう一つご質疑にお答えいたします。  誹謗中傷等につきましては、学校教職員子供たちはもとより、家庭のほうにも事あるごとにお便り、メール等で啓発をしております。そういったものが行き届いているということを信じて教育活動のほうを粛々と進めていくという形になります。  以上です。 ○委員長阿部聡) 佐藤委員。 ◆委員佐藤真澄) 小野沢課長にお伺いいたしますが、今までもそういう小学生が感染したという事例があるわけですけれども、一度もそういう誹謗中傷に至らなかったというふうに言い切れるものなのでしょうか。 ○委員長阿部聡) 小野沢課長。 ◎学校教育課長小野沢謙一) 教育委員会のほうにはそういった事案が上がってきておりませんので、私は起きていないというふうに思っております。  以上です。 ○委員長阿部聡) 佐藤委員。 ◆委員佐藤真澄) その誹謗中傷のところに重点を置いているわけじゃありませんが、それぞれ課長が答弁されましたけれども、先ほど総括質疑でもなぜ1回なのかなと。私たちは、PCR検査をやれやれというふうに推奨してまいりましたし、別に難癖つけているわけじゃないんです。このPCR検査すること自体は反対ではないんですよ。だけれども、たった1回ですよね、実施が。1回目は陰性でも数日後は陽性になるかもしれないというそういう心配がはらんでいるわけですけども、たった1回こっきりではむしろかわいそうなのではないかなと思います。市長もおっしゃいましたけども、12歳以上、中学生はワクチンを打っておりますので、12歳以下が定期的にやるということであれば大歓迎であります。その点、なぜその1回こっきりになったのか。先ほど本会議場で11月末までに一つの区切りということで、まずは今のところ1回で終わろうという気持ちはないけれども、まず今のところ11月までにという区切りだというふうにおっしゃいましたけども、それは理解するんですけども。 ○委員長阿部聡) 佐藤委員、その辺の質疑については、市長が既に答えております。それで、今の質疑について、もし学校教育課のほうで答えられるようであれば答えられる範囲でお願いします。  山口戦略監。 ◎健康アクティブ戦略監山口恵子) 今のは検査のお話ということなので、私のほうからお答えをしたいと思います。今回は、あくまでも小学生並びに教職員分の該当分を補正をさせていただきますが、既決予算の中ではまだ私どもが持っておりますPCR検査については数千人分持っております。仮に陽性者が出てさらに学校現場検査が必要だということであれば、そちらの予算を充当するということで当初から考えを持っておりますし、先ほど市長が申し上げたように、学校については今回11月末までまず1度やらせていただくが、それが効果があって今後も続けていくべきなのだというふうに判断をすればさらに別な形での組立ても検討していく材料とさせていただきたいと思っています。幼き命を守るために、私どもできることを精いっぱいやっていきたいということであります。  以上です。 ○委員長阿部聡) 今の回答は、先ほどの市長答弁と全く内容が同じでありますが、佐藤委員のほうで何かございますか。  渡邊委員。 ◆委員(渡邉葉子) 学校教育課にお聞きいたします。
     10代の感染者とは最近出てはいますけれども、まだまだ少なくて、重症化に至る例とはほとんどないんですよね。たった1件だけ出ましたけれども、それは既往症のある方であって、感染したとしても重症化には至らない。そんな中であえてこのPCR検査をしなくちゃいけない。それで、その目的は何かというと、学校の円滑な教育活動支援、保護者感染症対策への不安解消とあるんですが、今までのご答弁とかいろいろ聞いても、果たしてこれをやることが教育活動を支援することにつながるのか、感染症対策への不安解消になるのか、ちょっと疑問に思うところがございまして、PCR検査をすることによって、ご家庭の方の不安というか、今までどれだけのものがあったのか、それが不安解消につながるのかどうなのかちょっと疑問に思うのですが、そこのところをお聞きしたいのと、あと恐らくPCR検査も精度がちょっといまいちのところがございまして、恐らくすることによって無症状のウイルスはあるんだけれども発症しないお子様からの感染が出てくると思うんですよ。そうした場合に、ここの説明にありますように休校措置をとるというふうにありますけれども、具体的にどういうスタイルで、どういうふうな方向で、どういう場合に休校になるのか教えていただけますか。 ○委員長阿部聡) 質疑の内容ちょっと長かったんですが、PCR検査を実施することによって不安解消につながるのかというのが第1点、第2点は感染者が出た場合休校措置をとるとあるが、その休校措置の具体的な内容はという質疑であります。  鶴巻次長。 ◎教育次長鶴巻勝則) まず、最初の1点目のほうでございます。家庭の中での不安というところではございますが、これまでも学校児童生徒感染陽性者が出たりもしております。また、実際に出なくてもやはりそのご家族、同居の方の中で陽性者があったりとか、もしくは行政検査保健所のほうで濃厚接触者としてPCR検査を受けるというような状態のものがこれまでもかなりの数ございます。そういった中で、それぞれの各学校児童生徒の親御さんについても不安を持っているものと考えております。そういった中で、今回このPCR検査を実施することで一度形としてしっかりと今の状態をまた維持していくと。これまで学校を通じて感染対策、マスク、手指の手洗い、うがい、その他混みいったとこでマスクを取らないとかそういった部分様々お願いをしてきました。そういった部分が今までこの検査をすることによってさらに改めてやっていただくということの実感をしていただけるのかなと。それが今まで感染対策をしてきたことがこのPCR検査によってもし陰性であればそれはやってきたことが有効であったということで、さらにこの以降も引き続きやっていただけるという形につながるのじゃなかろうかというふうに思っていますし、また周りでそういったPCR検査濃厚接触者として受けていらっしゃる方がいるという情報の中で、不安の中でやるよりは今回PCR検査を実施することでそういった不安は解消できるものと私どもは考えております。 ○委員長阿部聡) 小野沢課長。 ◎学校教育課長小野沢謙一) 渡邉委員のご質疑にお答えいたします。  休校措置につきましては、これまでも保健所等の指導を仰ぎながら休校措置をとっております。具体的には、行政検査の対象がどのぐらいの人数が対象となるかということは非常に大きなものです。それから、現在文部科学省から休校の基準が出ております。その基準に準じまして、陽性者が出た場合、そしてさらに濃厚接触者として同じクラスに濃厚接触者が出た場合、違うクラスに出た場合、違う学年に出た場合等により文科省のほうは学級閉鎖、学年閉鎖、休校というような形で基準を示しております。それは、緊急事態宣言等の出された地域に対して出たものなのですが、新潟県のほうもそれに準じて保健所と相談、指示の上休校の措置を決めております。今回のPCR検査も結果に応じまして、保健所の指示仰ぎまして休校措置をどのようにするかを決めていく形になります。  以上です。 ○委員長阿部聡) 渡邉委員。 ◆委員(渡邉葉子) 今次長のほうからPCR検査をやってみて有効であったかどうだったかという発言があったんですけども、PCR検査が有効であったというのはどういうことを指しますか。  それともう1点なんですけれども、ほかの議員さんからもたくさん質問があったのですが、PCR検査とは要は過去に遡って感染したかどうかが分かるものですよね。そのときやったからといったって、そのとき陰性であっても検査した日にその午後から感染する場合もあるわけですよ。たった1回やって、1回しか今回しないわけじゃないですか。それでその意味が分からないというか、仮に希望する方にしていただくのはいいんですけれども、例えば大きい行事の前に希望する方にしていただくとか、そんなのだったら分かるのですが、ほぼほぼ半強制的に今回一斉にやるわけじゃないですか。家庭内感染を防ぐというのは分かるんですけれども、そんな中でお子様だけをターゲットに…… ○委員長阿部聡) ちょっと質疑内容を明確にしてください。 ◆委員(渡邉葉子) はい。PCR検査が有効であったかどうだかというその有効であるというものの基準を教えていただきたいということと、今回大規模に1回でやってもそれはあまり意味がないんではないのかな、円滑な教育活動にはつながらないのではないのかなと思いますが。 ○委員長阿部聡) 鶴巻次長。 ◎教育次長鶴巻勝則) 私の説明がちょっと足りなくて申し訳ございません。私は、PCR検査が有効というんではなくて、それ以前にやっていたマスク、あと手指の消毒、そういった3密も避けながらということで児童生徒にこれまでも言ってきたところであります。そういった感染対策がしっかりやれてきたことについて有効であったかどうか。この今回PCR検査することによって陰性という形に出ればこれまでの感染対策がしっかりやれてきたと、学校のほうでの対策もしっかりやれてきたということが確認していただけるんじゃないかなということで申し上げたつもりでございます。決して今回のPCR検査が過去に遡って有効であるということの意味合いではございませんので、私の説明が足りなくて申し訳ごいませんでした。  あともう一つ、1回でという、またこの時期にというとこでございますが、先ほど市長もお話がありましたが、今回のまず中学生についてはワクチン接種が進んでいるというところで、この11月、そこに目指した形でこの時期にもう一度まずワクチン接種が終わっていない児童を対象にやっていきたいということで考えておるということでございます。  以上です。 ○委員長阿部聡) 市長答弁と同じですね、2つ目は。  渡邉委員。 ◆委員(渡邉葉子) 健康推進課にお尋ねいたします。  PCR検査もいろいろたくさん受けられてきて大体実態というかいろいろ分かってきているものがありまして、具体的に言いますと厚生労働省とかWHOによりますと、PCR検査による陽性と感染、発症は違うという見解が出ているのですが、それに対してどう認識されておられているのかというのが1点と、今どうしても感染者のほうに注意されておりますけれども、感染者、既往症のある方は重篤化したりとか死亡につながる場合も多いのですが、ほぼほぼほとんどの方は全快して治っておられますよね。むしろどれだけの感染者がいるというよりも、その感染した方に対してどう対応していくかということのほうがむしろ重要で、そちらに時間とエネルギーをかけるべきではないのかなと思いますけれども、それに対してはどう思われますか。 ○委員長阿部聡) 山口戦略監。 ◎健康アクティブ戦略監山口恵子) 少し今回の補正予算からはもう少し踏み込んだ形のご質疑かなというふうに考えておりますけれども、今回私どもが実施しているPCR検査というのは、国が認可をした検査機関ということでありますので、その検査について今副委員長のほうからいろいろご指摘がありましたけれども、私どもは国が認め、新発田保健所にもそちらの検査機関新発田市が実施することをお話しした上で検査を粛々と進めているという認識であります。  それからもう一つ、感染者への対応ということも、それは今は県が窓口となって直接的には対応されていますが、新発田市も一般質問にもお答えいたしましたとおり、救急搬送された際に不便が生じていないか、またはそういう市民の皆さんで感染された方たちが困っていることがないかということは、常に私どもアンテナを高くして情報キャッチしているつもりであります。今後もそういうことについても対応しつつ、ただ一方では感染拡大を防いでいくというためには、先ほど鶴巻次長が申し上げていたとおり、日常的な感染予防対策に加え、12歳以上の方にはワクチン接種というものが今私どもが実施できるものということでしておりますが、まだ12歳未満の方にはその接種ができていないというところに何とか対応していくために…… ○委員長阿部聡) 山口戦略監感染症が発症した人に対する対応についてということなんで、それについては県が窓口となってやっているが、市としても可能な限りで情報収集に努めているということでよろしいですか。 ◎健康アクティブ戦略監山口恵子) そうで結構です。そのようにしてまいりたいと思っております。 ○委員長阿部聡) 三母委員。 ◆委員(三母高志) すみません、時間がない中すみません、1つだけ。健康推進課だと思うんですけど、こういう事例があるんだそうです。もう前に子供が1回陽性になったんだけど、その後回復したんだけど、検査するとPCR陽性と出てしまうと。回復しているにもかかわらず陽性として出てしまうので、そういう場合どういう対応になるんだろうねという、そういうご認識はおありなのかどうかちょっとお聞きしたいと思います。 ○委員長阿部聡) 中野課長。 ◎健康推進課長中野修一) 感染をされた方が例えば退院されたり行動制限が解かれる条件として、PCR検査がマイナスになっているという条件がついておりますので、今三母委員からのご指摘の事案については私どもちょっと把握をしていないところでございますが、保健所、県の医療調整本部に聞いたところですと、とにかく退院されたりなんかする場合には1回検査をして陰性、もう一回時間をあけてもう一回検査をして陰性ということで、そういうふうな退院とか行動制限がなくなるというようなことが厚生労働省の文書で出ているということで確認しておりますんで、そういった事例はちょっと把握しておりません。 ○委員長阿部聡) 佐藤委員。 ◆委員佐藤真澄) 新発田市の場合PCR検査1度、1回幾らなんでしょうか。自治体によってまちまちですが、二、三日前の日報の窓欄に出ていたんですが、あまりにもPCR検査が高過ぎると。この人は三条の方でしたけどもということで、新発田は最短で幾らなのか。 ○委員長阿部聡) どうぞ、中野課長。 ◎健康推進課長中野修一) 私どものほうでやっているものでございますが、1回当たり四千少しでございます。           〔「4,285円」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) ほかにありませんか。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 質疑を終了するにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。ありませんか。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 討議を終結いたします。  討論を行います。討論ある委員の発言を求めます。  佐藤委員。 ◆委員佐藤真澄) 議第56号、令和3年度新発田一般会計補正予算(第8号)議定については、賛成の立場で討論させていただきます。  私どもこれまでPCR検査を頻繁にやってほしいということを実施を求めて一般質問なりを行ってきたという経緯がございます。ワクチン接種しても、いわゆるブレイクスルー感染が今非常に起きておりますが、1回きりのPCR検査であるならば、目的があり、例えば修学旅行とか運動会をやるとか例えばある会社が県外出張するとか、そういうイベントをやる際に実施するなら分かるんですけれども、そうした中海外でも進んだ国ではワクチンの追加接種、ブースターと一体に大規模、頻回、無料のPCR検査をセットでやって経済を回すと、こういう方向に今かじを切っております。日本の場合は、直近の人口比で例えばイギリスの23分の1です。相変わらず遅れているわけでありますが、ぜひ誰でも何度でもいつでも無料でPCR検査が受けられるような体制を目指していただきたいと要望を込めまして賛成といたします。 ○委員長阿部聡) 三母委員。 ◆委員(三母高志) 私も賛成の立場で討論したいと思いますが、前提として今回は仕方がないとして、この後も市長の答弁ではまだ2度3度可能性はあるわけです。そのために、やっぱり学校側のそういう体制をきちっと整備をして、必要な人員を配置するということを前提に賛成ということでいきたいと思います。  ありがとうございます。 ○委員長阿部聡) ほかにありませんか。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第56号 令和3年度新発田一般会計補正予算(第8号)議定についてのうち社会文教常任委員会所管分は、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長阿部聡) 挙手全員であります。  よって、議第56号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で当社会文教常任委員会に付託された議案の審議は終了いたしました。  これらの議案についての委員会報告書の作成は、委員長に一任願いたいと思いますが、ご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) では、ご異議ありませんので、委員会報告書の作成は委員長に一任されました。  以上をもって社会文教常任委員会を閉会いたします。  ありがとうございました。           午前11時11分  閉 会...