〇
事務局職員出席者
局長 石 井 昭 仁
主事 斎 藤 正 太 郎
午前10時17分 開 会
○
委員長(
阿部聡) おはようございます。
全員出席ですので、ただいまから
社会文教常任委員会を開催いたします。
本日、当
常任委員会が付託を受けた議案は1件であります。では、早速議第56号 令和3年度
新発田市
一般会計補正予算(第8号)議定についてのうち
社会文教常任委員会所管分を議題といたします。
説明員の皆様に申し上げます。
予算案の
説明に当たっては、歳出、歳入の順とし、軽易な事項は省略、
重要事項のみ簡潔明瞭に
説明願います。
担当課長の
説明を求めます。
中野健康推進課長。
◎
健康推進課長(
中野修一) おはようございます。それでは、よろしく
お願いいたします。
健康推進課所管分をご
説明させていただきます。
初めに、歳出でございます。10ページ、11ページをお開き願います。
保健衛生費の
説明欄上から
1つ目の丸印、
新型コロナウイルス感染症予防事業は、
市内小学校の児童、
教職員を対象として、無料の
PCR検査を実施するための経費であり、5,000人分の
検査手数料と
検体採取セットの費用でございます。
次の丸印、
予防接種事業であります。国が
新型コロナワクチン接種を加速するため、
医療機関等が診療時間外または休日に
接種を行った場合、通常の
接種に係る単価に時間外、休日加算を行っております。この時間外、休日加算につきましては、これまで
高齢者接種が終了する7月末までとされておりましたが、このたび国からの通知がありまして、8月1日から12月4日までについても時間外、休日加算を行うという通知があったものでございます。その通知に伴う時間外、休日
加算分について補正を
お願いしたいものであります。
歳出は以上でございます。
次に、歳入でございます。8ページ、9ページをお開き願います。
国庫負担金でございます。
説明欄上から
1つ目の丸印、
新型コロナウイルスワクチン接種対策国庫負担金は、歳出でご
説明いたしました
医療機関等での時間外、休日に
新型コロナウイルスワクチン接種を実施した場合の
加算分に伴う国庫の
負担金でございます。
負担率は10分の10でございます。
歳入は以上であります。よろしく
お願いします。
○
委員長(
阿部聡)
担当課長の
説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある
委員の発言を求めます。
三
母委員。
◆
委員(三
母高志) ご苦労さまです。今ほど市長の報告、ご
説明にもちょっと質疑させていただきましたが、
あと加藤委員も質疑されていましたが、今回1回限りの
検査ということで、それを実施するに当たって
学校側が主体的に実施するという流れになると思うんですが、その
学校側の体制が聞くところによるとかなり今多忙な状況の中で実施されるやに聞いています。ちょっと教員の方から
メッセージちょっともらったんで、ちょっとすいません、かいつまみながらちょっと読ませてもらいたいんですが、いろいろこの
感染拡大が
子供たちの心に与える影響が出ていて、
子供たちは15%以上で鬱症状が見られているとか、それから
児童生徒の
自殺者が過去最多になっているというような今
学校現場の状況があるんだと。それをケアする教員、教員もこの多忙の状況の中で非常に疲弊していて、今回の例えばそういう様々な取組がまた新たな
教職員のプレッシャーとなってストレスや
自己肯定感の低下につながっているという。そして、体調不良を訴えるその
教職員が例えば倒れると、倒れて、そしてその
先生がいなくなるとまた代わりがもういない状況で今
学校現場は何とか回しているんだと。そういうことで、
教職員の
感染症対策、それから心の健康に対する対策、持続可能な
学校運営のためにも、具体的な業務の削減と一人でも多くの
スクールサポートスタッフや
消毒作業員、それから
ICT支援員などそういう
人的配置が必要なんですという訴え、私に訴える
メッセージをもらったんですよ、市長のこの
記者会見を受けて。ぜひそこのところは、今私あえて本来だったらここで話をする内容だとは思ったんですが、予算のお金のかかる話なので、そこは市長にぜひさっき聞いていただきたかったので、さっき話したんですが、それらについて対策を打つという、打ってこの
感染症対策の
PCR検査をやるというようなお考えはないんでしょうか。
○
委員長(
阿部聡)
山口戦略監、答えられる範囲でいいです。
教育委員会のものもあったんで。
◎
健康アクティブ戦略監(
山口恵子) おはようございます。ただいまご質疑をいただきました。市長も本
会議場でご答弁を申し上げたように、11月末までに市民の皆様への2回の
ワクチンの
接種を今進めているところですが、一方で
小学校6年生以外の
小学生については、
ワクチン接種がまだ認められている状況でない中で、少しでも
保護者やそれから
教職員の皆様、そして何よりも
子供たちの安心、安全に
学校に通っていただけるように
PCR検査を実施するという方向で今回はご提案をさせていただきました。ただ、今のご質疑の内容は、非常に
学校教職員の皆様の
負担軽減等々のお話もありますので、もし
委員長を含め
委員会の皆様から
お許しがいただければ、実際の
実施方法などは、私どもと
教育委員会が連携をして、やはりその
負担軽減も踏まえて、そして迅速にやるということで今調整をかけさせていただいた上での提案になっていますので、もし
お許しをいただけるのであれば、
教育委員会の
教育次長、それから
学校教育課長も同席をさせた上でご答弁をさせていただけるとありがたいと思うんですが、いかがでございましょうか。
○
委員長(
阿部聡) 暫時休憩します。
午前10時23分 休 憩
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
午前10時26分 開 議
○
委員長(
阿部聡) 再開します。
ただいま三
母委員から
学校での
検査体制について、
学校教育課長に対して質疑ということがありましたので、
山口戦略監のほうからはそのほうがいいという話もありましたので、そうしたいと思いますが、いかがでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
阿部聡) 異議なしということでありますので、これから
学校教育課呼びたいと思います。
教育委員会呼びたいと思います。
暫時休憩します。
午前10時27分 休 憩
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
午前10時30分 開 議
○
委員長(
阿部聡) 再開します。
質疑を続けます。
三
母委員、もう一回まとめてください。
◆
委員(三
母高志)
教育委員会の、すみませんご出席ありがとうございます。先ほど私も市長にもご質疑しました。
学校現場が非常に大変だということで、教員の方からちょっと、市長が
記者会見後に、それを聞いて
メッセージをいただいたんです。それで、ちょっとその状況はさっき非常に
学校の教員の
皆さんが大変な状況にある中で、今回の
PCR検査をさらに実施すると。確かに
学校の
先生ばかりではないんですよ。市の職員も大変なんだけど、ただこの間ずっと
学校の現場の働き方改革の中で、ブラックがその
学校というようなことが言われるようなぐらいに大変な状況にあるのは言われてきている中で、今回また上積みされるということで、ぜひ人員の、実施するんであれば
スクールサポートスタッフとか、それから
消毒作業員とかあるいは
ICT支援員……
○
委員長(
阿部聡) 三
母委員、質疑してください。
◆
委員(三
母高志) そこ言うとあれですから、そういった人員の配置が不可欠だということで訴えておられるんですよ。そういうことで、そういう対応できるのかどうか、そういうことをやった上での実施なのかお聞きしたいと思うんですが。
○
委員長(
阿部聡)
鶴巻次長。
◎
教育次長(
鶴巻勝則) ご質疑ありがとうございます。三
母委員からのご質疑についてでございますが、今回の
PCR検査につきましては、私どものほうやはり
教育現場の中であっては、まず
教職員にやっぱりできるだけそこの部分の負担をかけないようにというようなことを検討してまいりました。また、
子供たちにおいて、しっかりと
教育を受ける場をつくるということにおいては、
学校に少し協力いただけなければならないというふうには考えております。そういった中でありますが、まず今回につきましては
学校単位で実施をする。その中で、
子供たちにその
検査キットを持ち帰りで、それをまた回収するというような形で、私
ども教育委員会中心になりましてその作業をさせていただきたい。当然
子供たちに大切なそういうお知らせとかそういった部分には
学校のほうのご協力をいただかなければならないというふうに思っていますが、できるだけ
教職員が教鞭をする以外について手をかけないような形で考えているとこでございます。なお詳細については、
学校教育課長から
説明させていただきたいと思います。
○
委員長(
阿部聡)
小野沢課長。
◎
学校教育課長(
小野沢謙一) 三
母委員のご質疑にお答えいたします。
まずは、三
母委員におかれましては、常に
学校教職員の働き方に対しまして心を留めていただきましてありがとうございます。今回の
PCR検査、今ほど次長の
説明にあったとおり、できるだけ
教職員の手を借りずに実施する方法をとっております。いわゆる
尿検査のような
やり方というふうに考えていただければと思いますが、全て配布するものは
教育委員会のほうで
封詰めをして
クラスごとに箱といいますか
ケースに入れて各
学校に持ち込みます。それを封筒には
シールが張ってありますので、担任の
先生からその子供に配っていただく形をとります。ただ、やらない子もいますので、そういった
子供にも封筒は準備して、
キットは入っていないんですけれども、その封筒の中には今回
検査は希望されなかったんですが、このような形で
感染予防に今後も気をつけてくださいというような
メッセージの文を入れたものを配布します。全員に封筒を配布する形をとります。翌日朝来たら先ほどお話しした
尿検査と同じで持ってきたものを入っていた箱のところに入れるような形で回収をさせていただきます。また、その回収したものにつきましては、
教育委員会のほうから行きまして
一つ一つ封筒を開ける形で検体の入った容器を
ケースにきちんと詰めまして、出来上がったものを
検査機関が取りに来るというような形をとるという
やり方をしております。やはり
教職員もそういったところ不安があるとは思うんですけれども、今回このような
PCR検査の
やり方を事前に臨時の
小学校長会を開きまして
説明等お願いをしたところであります。
以上です。
○
委員長(
阿部聡)
山口戦略監。
◎
健康アクティブ戦略監(
山口恵子) 少し今の
学校教育課長の
説明に補足をさせていただきますと、
検査機関は今現在私どもが一般の市民、
産業界の皆様に実施をしている同じ
検査機関を使わせていただくことにいたしております。1日最大700人までの
検査ができるということですので、その範囲の中で幾日かの日程をかけてその
学校単位でやらせていただくということであります。その
検査用のプラスチックのこういうキャップがきちんとかかるものなんですが、それも全部そちらから用意がされますし、貼る
シールについてもそちらから用意をされますので、私
ども市の職員もそうですし、
教育委員会の職員もまたは
教職員の
皆さんもそのものに触れるということがなく、要はそちらを
検査機関にお渡しをするというシステムが出来上がっておりますので、そういった意味では安心、安全に
検査をお互いにできるようにしているということであります。
以上であります。
○
委員長(
阿部聡) 三
母委員。
◆
委員(三
母高志) 事前に
保護者の同意を得るというような作業があるんだろうと思うんですが、今ちょっとその辺りのご
説明がなかったのかなと思います。それから、実際に
尿検査のようにとおっしゃいますけども、そうすると中には提出決められた日に忘れてきましたとかいう
子供たちだっていると思うんですよね。それから、上手にきちっとその容器を、これ結構感染していた場合は大変な感染が広まる
可能性あるわけですから、きちっと閉まっているかどうかとかというようなこととかいろいろ問題がちょっと個人で考えてもあるかなと思うんですが、その
あたりはどういうふうに対応されているんでしょうか。
○
委員長(
阿部聡)
小野沢課長。
◎
学校教育課長(
小野沢謙一) 三
母委員のご質疑にお答えいたします。
まず、
同意書につきましては、本日この
議会等全て終了した後に
保護者に、全家庭に一斉に
同意書のほうを配布いたします。その
同意書は今回希望するというのと希望しないという必ず全員から回収するような
同意書となっております。その
同意書を回収しまして
PCR検査の
実施人数がある程度はっきりしてくるということで進む形になります。また、その
同意書にも書いてあるんですけれども、
保護者向けの文章にも書いてあるんですけれども、できるだけ
保護者の方が一緒にその
検査をしていただくということで、確かに低学年の
子供はあれを持って回して入れるなんていうことはとても難しい話ですので、そういうところはきちんと、希望された
保護者が一緒になって
検査をしていただくということを考えております。また、忘れた
子供に対しては、
臨時小学校長会でも質問が出たんですけれども、どのぐらいの期間ならばとかいろんなことがまだ想定されていまして、回答のほうは保留とさせていただいておりますが、そういったことも想定されることで今
教育委員会のほうでも考えております。なお、
検査ですけれども、10月の18日、
猿橋小学校が
スタートとなります。一番大きな
学校になりますが、そこを
スタートにしまして、10月28日、
二葉小学校と
川東小学校で最後という形になっております。
以上です。
○
委員長(
阿部聡) 三
母委員。
◆
委員(三
母高志) 今の例えば
同意書の話もそれは
教育委員会が直接
子供たちに対応するんですか。
学校のやっぱり担任の
先生がやるんじゃないんですか。
○
委員長(
阿部聡)
小野沢課長。
◎
学校教育課長(
小野沢謙一) 三
母委員のご質疑にお答えします。
同意書のほうは、
学校のほうに配布いたしまして、それを
教職員を通じて
子供たちに渡し家庭に届くような形をとります。
○
委員長(
阿部聡) 三
母委員。
◆
委員(三
母高志)
先生方がどれぐらい関わるかというのは、ちょっと今のやり取りでその
同意書の配布、回収、そして
キットの配収、配布と回収、そして忘れた
子供たちへの対応、そしてあとはもし
感染症が出ればその後心のケアの問題だとかあるいはそれは担任の
先生だけではもう当然できる話じゃないですが、そういったそれに付随する様々な対応が出てくるんだと思うんですよね。そういった部分のその
業務量というのが1人で見れば、生徒一人一人で見れば小さいですけど、1クラス何十人という中でそのことが今回行われるとなると、さっき言ったこういう非常に大変な
先生方の状況の中で人的な配置が必要なんじゃないかというのを私はお聞きしているんです。そのことについて今回は、そうすると今のところ考えていないということですか。
○
委員長(
阿部聡)
小野沢課長。
◎
学校教育課長(
小野沢謙一) 三
母委員のご質疑にお答えします。
今回につきましては、人的な配置は考えておりません。
臨時校長会のほうで
校長先生方に今回の取組につきましてご理解いただきまして、こういうところをぜひ
学校から手伝っていただきたいということで
お願いをし、各
学校で
教職員の
先生方皆さんに
説明をしていただく形で理解を得て
PCR検査のほうを今回進めていきます。
以上です。
○
委員長(
阿部聡) 三
母委員。
◆
委員(三
母高志) 分かりました。現場のもちろん
小野沢学校教育課長もご存じだと思いますが、やっぱり現場が一番大変なので、その声をぜひ吸い上げていただいて、今回もう目の前に迫っている話ですから、もちろんなるべくご協力いただくということは必要ですが、やっぱりそのやることでまた大変さが増えてきて、それで病んでしまうような
子供たちあるいは
先生もいるというところがあるわけで、ぜひ改善をしていただく。市長にもさっき私質疑しました。予算的な措置は、必要であればぜひ上げていただいて
人的配置をそういう、これからまた
コロナが増えるかもしれないんですよ。そこもぜひ検討していただくということを
お願いをして私の質疑は終わります。
ありがとうございました。
○
委員長(
阿部聡)
佐藤委員。
◆
委員(
佐藤真澄) 今隣で三
母委員の質疑を聞いている中で、本当に
教職員の方私たちにも現場の方からそういう声がありましたので、ぜひたった1回こっきりでありますけれども、きちっと
予算措置をやっていただきたいと、これは要望で終わります。
それで、質疑に入りますが、
教職員の
皆さんや
保護者が行うようでありますけれども、
コロナに関する全くその
基礎知識がない方々がやられるわけですけれども、そのことによってその
感染者が増えるという
可能性はないのかどうか、これが1点目。
それから2点目、
PCR検査をして
陽性者が出た場合ですよ、どういう対応するのか、
学校では。人数は少ないと思いますけど、
新発田あたりでは。だけど、陽性の人が出る
可能性はありますよね、人数の多い少ないにかかわらず。そうして
学校を休んだりするわけですから、特定というか、誰が
感染者か分かるわけですけれども、戻ってきたときにいろいろ
誹謗中傷というかいろいろ言われますよね。
学校の
先生方は、そういうことのないようにとおっしゃるのも分かるのですけども、どうしてもからかいとかそうした行為があると思うんですけど、この点についてはどのように対応されるおつもりなのか。
それから、東京では
感染者が非常に多いわけですけれども、近場で
感染者が出ても大騒ぎになりませんけど、実はこの問題を考えているとき、昨夜ちょっと杉並にいる娘へ電話してどう思うというふうに聞いたんですけども、孫が
小学校4年生なんですけど、そこの
学校でも2回
感染者が出て、それから2歳の孫が通う
保育園でも4回出ているんだそうです。いずれも
保健所の指導で
濃厚接触にならないということで、休校とか休園にならなかったそうですけども、児童が感染している
ケースは親から親が、またそれから家族から感染するというのが多いわけです、
小学生は。
新発田では、その点どうなのかお答えいただきたいと思います。
○
委員長(
阿部聡)
山口戦略監。
◎
健康アクティブ戦略監(
山口恵子) まずは、
佐藤委員の
検査自体をその親御さんが実施するということに対して不安はないのかということであります。私ども今ご利用をいただこうと考えているものがこれまでも例えば新道で
クラスターが発生したときに一気に2,000人程度の
皆さんに実施をしていただくためにご用意をしたものと同じで、綿棒の大きいものを口にくわえて、それをその瓶の中に戻して封をするという非常に簡便な状態で
検査ができるものというふうになっております。そこは
教育委員会から絵がついた、イラストのついた大変分かりやすい
検査方法を書いたものも一緒にご提供ができると思っていますので、初めての親御さんでも、それから高学年のお子さんであればある程度の対応ができるというふうに考えています。
それから、
2つ目の
感染状況についてどうなのだということであります。市長も申し上げたように、やっぱり
ワクチンが打てない
小学生の
子供たちを守っていくためには、その周りの
大人たちに一刻も早く
接種を進めるということで、
教職員の皆様には
夏休み期間のご協力を得て既に大多数の方には2回の
接種。市外の方でも
新発田の
学校にお勤めの方、
保育園にお勤めの方、
給食関係のお仕事をされている方も優先的に
接種をしようということで、既に2回の
接種を終えています。その中でも
家庭感染をまた防いでいくという意味でも
小学生に今回は安心をしていただくために
ワクチンができない分
検査をしていこうという市長の先ほどの
説明のとおりであります。
オール新発田で守っていくために、何とか
子供たちにもそういう
検査をさせていただこうということであります。
新発田市内でも
家庭内感染というのがゼロでは決してありません。親御さんが感染をされてきて家庭内に持ち込んでいる事案はあるというふうに私どもも認識をしておりますが、そこをいかに抑えていくかということも踏まえて、親御さんにもこういうことを通して
注意喚起をさせていただくという
意味合いも込めて、今回は私どもの
健康分野と
教育分野がしっかりと事前に調整をしながら実施をしていくということになりました。
私からはこの形でお答えをし、
教育委員会からも不足の部分をご答弁いただきたいと思います。
○
委員長(
阿部聡)
鶴巻次長。
◎
教育次長(
鶴巻勝則) 今ほど
戦略監のほうでご
説明させていただいた部分でもありますが、まず
子供たちこの
検査によって陽性というような結果が出た場合、まさにまずは安心してという、親御さんを含めて安心していただくというために今回実施をするわけですが、この中で陽性が出たとすれば、しないことで分からずに授業をしてほかの
子供たちにうつしてしまう、それがまたその家族にうつしてしまうということを防ぐ
意味合いもございます。今回の
検査によって、そういった部分があれば直ちにまた
保健所のほうの指示に従いまして体制を整えていくという形で、それ以上の広まりがないような形をとらせていただきたいというふうに思っております。また、これについては先ほど市長も申し上げたとおり、11月になりますと大人についての
ワクチン接種がほぼほぼかなりの数が実施は終わっているというような状態になります。そうなれば、先ほどご懸念がございました
家族感染というのも
可能性が少しずつ減ってくるのかなというふうに思っております。まずはその前の段階において、
子供たちが
学校の中でしっかりと勉強ができる、そういった環境をつくるということで今回実施するものであります。
以上であります。
○
委員長(
阿部聡)
小野沢課長。
◎
学校教育課長(
小野沢謙一) もう一つご質疑にお答えいたします。
誹謗中傷等につきましては、
学校の
教職員、
子供たちはもとより、家庭のほうにも事あるごとにお便り、
メール等で啓発をしております。そういったものが行き届いているということを信じて
教育活動のほうを粛々と進めていくという形になります。
以上です。
○
委員長(
阿部聡)
佐藤委員。
◆
委員(
佐藤真澄)
小野沢課長にお伺いいたしますが、今までもそういう
小学生が感染したという事例があるわけですけれども、一度もそういう
誹謗中傷に至らなかったというふうに言い切れるものなのでしょうか。
○
委員長(
阿部聡)
小野沢課長。
◎
学校教育課長(
小野沢謙一)
教育委員会のほうにはそういった事案が上がってきておりませんので、私は起きていないというふうに思っております。
以上です。
○
委員長(
阿部聡)
佐藤委員。
◆
委員(
佐藤真澄) その
誹謗中傷のところに重点を置いているわけじゃありませんが、それぞれ課長が答弁されましたけれども、先ほど総括質疑でもなぜ1回なのかなと。私たちは、
PCR検査をやれやれというふうに推奨してまいりましたし、別に難癖つけているわけじゃないんです。この
PCR検査すること自体は反対ではないんですよ。だけれども、たった1回ですよね、実施が。1回目は陰性でも数日後は陽性になるかもしれないというそういう心配がはらんでいるわけですけども、たった1回こっきりではむしろかわいそうなのではないかなと思います。市長もおっしゃいましたけども、12歳以上、中学生は
ワクチンを打っておりますので、12歳以下が定期的にやるということであれば大歓迎であります。その点、なぜその1回こっきりになったのか。先ほど本
会議場で11月末までに一つの区切りということで、まずは今のところ1回で終わろうという気持ちはないけれども、まず今のところ11月までにという区切りだというふうにおっしゃいましたけども、それは理解するんですけども。
○
委員長(
阿部聡)
佐藤委員、その辺の質疑については、市長が既に答えております。それで、今の質疑について、もし
学校教育課のほうで答えられるようであれば答えられる範囲で
お願いします。
山口戦略監。
◎
健康アクティブ戦略監(
山口恵子) 今のは
検査のお話ということなので、私のほうからお答えをしたいと思います。今回は、あくまでも
小学生並びに
教職員分の該当分を補正をさせていただきますが、既決予算の中ではまだ私どもが持っております
PCR検査については数千人分持っております。仮に
陽性者が出てさらに
学校現場で
検査が必要だということであれば、そちらの予算を充当するということで当初から考えを持っておりますし、先ほど市長が申し上げたように、
学校については今回11月末までまず1度やらせていただくが、それが効果があって今後も続けていくべきなのだというふうに判断をすればさらに別な形での組立ても検討していく材料とさせていただきたいと思っています。幼き命を守るために、私どもできることを精いっぱいやっていきたいということであります。
以上です。
○
委員長(
阿部聡) 今の回答は、先ほどの市長答弁と全く内容が同じでありますが、
佐藤委員のほうで何かございますか。
渡邊
委員。
◆
委員(渡邉葉子)
学校教育課にお聞きいたします。
10代の
感染者とは最近出てはいますけれども、まだまだ少なくて、重症化に至る例とはほとんどないんですよね。たった1件だけ出ましたけれども、それは既往症のある方であって、感染したとしても重症化には至らない。そんな中であえてこの
PCR検査をしなくちゃいけない。それで、その目的は何かというと、
学校の円滑な
教育活動支援、
保護者の
感染症対策への不安解消とあるんですが、今までのご答弁とかいろいろ聞いても、果たしてこれをやることが
教育活動を支援することにつながるのか、
感染症対策への不安解消になるのか、ちょっと疑問に思うところがございまして、
PCR検査をすることによって、ご家庭の方の不安というか、今までどれだけのものがあったのか、それが不安解消につながるのかどうなのかちょっと疑問に思うのですが、そこのところをお聞きしたいのと、あと恐らく
PCR検査も精度がちょっといまいちのところがございまして、恐らくすることによって無症状のウイルスはあるんだけれども発症しないお子様からの感染が出てくると思うんですよ。そうした場合に、ここの
説明にありますように休校措置をとるというふうにありますけれども、具体的にどういうスタイルで、どういうふうな方向で、どういう場合に休校になるのか教えていただけますか。
○
委員長(
阿部聡) 質疑の内容ちょっと長かったんですが、
PCR検査を実施することによって不安解消につながるのかというのが第1点、第2点は
感染者が出た場合休校措置をとるとあるが、その休校措置の具体的な内容はという質疑であります。
鶴巻次長。
◎
教育次長(
鶴巻勝則) まず、最初の1点目のほうでございます。家庭の中での不安というところではございますが、これまでも
学校の
児童生徒感染
陽性者が出たりもしております。また、実際に出なくてもやはりそのご家族、同居の方の中で
陽性者があったりとか、もしくは行政
検査、
保健所のほうで
濃厚接触者として
PCR検査を受けるというような状態のものがこれまでもかなりの数ございます。そういった中で、それぞれの各
学校、
児童生徒の親御さんについても不安を持っているものと考えております。そういった中で、今回この
PCR検査を実施することで一度形としてしっかりと今の状態をまた維持していくと。これまで
学校を通じて感染対策、マスク、手指の手洗い、うがい、その他混みいったとこでマスクを取らないとかそういった部分様々
お願いをしてきました。そういった部分が今までこの
検査をすることによってさらに改めてやっていただくということの実感をしていただけるのかなと。それが今まで感染対策をしてきたことがこの
PCR検査によってもし陰性であればそれはやってきたことが有効であったということで、さらにこの以降も引き続きやっていただけるという形につながるのじゃなかろうかというふうに思っていますし、また周りでそういった
PCR検査、
濃厚接触者として受けていらっしゃる方がいるという情報の中で、不安の中でやるよりは今回
PCR検査を実施することでそういった不安は解消できるものと私どもは考えております。
○
委員長(
阿部聡)
小野沢課長。
◎
学校教育課長(
小野沢謙一) 渡邉
委員のご質疑にお答えいたします。
休校措置につきましては、これまでも
保健所等の指導を仰ぎながら休校措置をとっております。具体的には、行政
検査の対象がどのぐらいの人数が対象となるかということは非常に大きなものです。それから、現在文部科学省から休校の基準が出ております。その基準に準じまして、
陽性者が出た場合、そしてさらに
濃厚接触者として同じクラスに
濃厚接触者が出た場合、違うクラスに出た場合、違う学年に出た場合等により文科省のほうは学級閉鎖、学年閉鎖、休校というような形で基準を示しております。それは、緊急事態宣言等の出された地域に対して出たものなのですが、新潟県のほうもそれに準じて
保健所と相談、指示の上休校の措置を決めております。今回の
PCR検査も結果に応じまして、
保健所の指示仰ぎまして休校措置をどのようにするかを決めていく形になります。
以上です。
○
委員長(
阿部聡) 渡邉
委員。
◆
委員(渡邉葉子) 今次長のほうから
PCR検査をやってみて有効であったかどうだったかという発言があったんですけども、
PCR検査が有効であったというのはどういうことを指しますか。
それともう1点なんですけれども、ほかの議員さんからもたくさん質問があったのですが、
PCR検査とは要は過去に遡って感染したかどうかが分かるものですよね。そのときやったからといったって、そのとき陰性であっても
検査した日にその午後から感染する場合もあるわけですよ。たった1回やって、1回しか今回しないわけじゃないですか。それでその意味が分からないというか、仮に希望する方にしていただくのはいいんですけれども、例えば大きい行事の前に希望する方にしていただくとか、そんなのだったら分かるのですが、ほぼほぼ半強制的に今回一斉にやるわけじゃないですか。
家庭内感染を防ぐというのは分かるんですけれども、そんな中でお子様だけをターゲットに……
○
委員長(
阿部聡) ちょっと質疑内容を明確にしてください。
◆
委員(渡邉葉子) はい。
PCR検査が有効であったかどうだかというその有効であるというものの基準を教えていただきたいということと、今回大規模に1回でやってもそれはあまり意味がないんではないのかな、円滑な
教育活動にはつながらないのではないのかなと思いますが。
○
委員長(
阿部聡)
鶴巻次長。
◎
教育次長(
鶴巻勝則) 私の
説明がちょっと足りなくて申し訳ございません。私は、
PCR検査が有効というんではなくて、それ以前にやっていたマスク、あと手指の消毒、そういった3密も避けながらということで
児童生徒にこれまでも言ってきたところであります。そういった感染対策がしっかりやれてきたことについて有効であったかどうか。この今回
PCR検査することによって陰性という形に出ればこれまでの感染対策がしっかりやれてきたと、
学校のほうでの対策もしっかりやれてきたということが確認していただけるんじゃないかなということで申し上げたつもりでございます。決して今回の
PCR検査が過去に遡って有効であるということの
意味合いではございませんので、私の
説明が足りなくて申し訳ごいませんでした。
あともう一つ、1回でという、またこの時期にというとこでございますが、先ほど市長もお話がありましたが、今回のまず中学生については
ワクチン接種が進んでいるというところで、この11月、そこに目指した形でこの時期にもう一度まず
ワクチン接種が終わっていない児童を対象にやっていきたいということで考えておるということでございます。
以上です。
○
委員長(
阿部聡) 市長答弁と同じですね、2つ目は。
渡邉
委員。
◆
委員(渡邉葉子) 健康推進課にお尋ねいたします。
PCR検査もいろいろたくさん受けられてきて大体実態というかいろいろ分かってきているものがありまして、具体的に言いますと厚生労働省とかWHOによりますと、
PCR検査による陽性と感染、発症は違うという見解が出ているのですが、それに対してどう認識されておられているのかというのが1点と、今どうしても
感染者のほうに注意されておりますけれども、
感染者、既往症のある方は重篤化したりとか死亡につながる場合も多いのですが、ほぼほぼほとんどの方は全快して治っておられますよね。むしろどれだけの
感染者がいるというよりも、その感染した方に対してどう対応していくかということのほうがむしろ重要で、そちらに時間とエネルギーをかけるべきではないのかなと思いますけれども、それに対してはどう思われますか。
○
委員長(
阿部聡)
山口戦略監。
◎
健康アクティブ戦略監(
山口恵子) 少し今回の補正予算からはもう少し踏み込んだ形のご質疑かなというふうに考えておりますけれども、今回私どもが実施している
PCR検査というのは、国が認可をした
検査機関ということでありますので、その
検査について今副
委員長のほうからいろいろご指摘がありましたけれども、私どもは国が認め、
新発田保健所にもそちらの
検査機関で
新発田市が実施することをお話しした上で
検査を粛々と進めているという認識であります。
それからもう一つ、
感染者への対応ということも、それは今は県が窓口となって直接的には対応されていますが、
新発田市も一般質問にもお答えいたしましたとおり、救急搬送された際に不便が生じていないか、またはそういう市民の
皆さんで感染された方たちが困っていることがないかということは、常に私どもアンテナを高くして情報キャッチしているつもりであります。今後もそういうことについても対応しつつ、ただ一方では
感染拡大を防いでいくというためには、先ほど
鶴巻次長が申し上げていたとおり、日常的な
感染予防対策に加え、12歳以上の方には
ワクチン接種というものが今私どもが実施できるものということでしておりますが、まだ12歳未満の方にはその
接種ができていないというところに何とか対応していくために……
○
委員長(
阿部聡)
山口戦略監、
感染症が発症した人に対する対応についてということなんで、それについては県が窓口となってやっているが、市としても可能な限りで情報収集に努めているということでよろしいですか。
◎
健康アクティブ戦略監(
山口恵子) そうで結構です。そのようにしてまいりたいと思っております。
○
委員長(
阿部聡) 三
母委員。
◆
委員(三
母高志) すみません、時間がない中すみません、1つだけ。健康推進課だと思うんですけど、こういう事例があるんだそうです。もう前に
子供が1回陽性になったんだけど、その後回復したんだけど、
検査するとPCR陽性と出てしまうと。回復しているにもかかわらず陽性として出てしまうので、そういう場合どういう対応になるんだろうねという、そういうご認識はおありなのかどうかちょっとお聞きしたいと思います。
○
委員長(
阿部聡) 中野課長。
◎
健康推進課長(
中野修一) 感染をされた方が例えば退院されたり行動制限が解かれる条件として、
PCR検査がマイナスになっているという条件がついておりますので、今三
母委員からのご指摘の事案については私どもちょっと把握をしていないところでございますが、
保健所、県の医療調整本部に聞いたところですと、とにかく退院されたりなんかする場合には1回
検査をして陰性、もう一回時間をあけてもう一回
検査をして陰性ということで、そういうふうな退院とか行動制限がなくなるというようなことが厚生労働省の文書で出ているということで確認しておりますんで、そういった事例はちょっと把握しておりません。
○
委員長(
阿部聡)
佐藤委員。
◆
委員(
佐藤真澄)
新発田市の場合
PCR検査1度、1回幾らなんでしょうか。自治体によってまちまちですが、二、三日前の日報の窓欄に出ていたんですが、あまりにも
PCR検査が高過ぎると。この人は三条の方でしたけどもということで、
新発田は最短で幾らなのか。
○
委員長(
阿部聡) どうぞ、中野課長。
◎
健康推進課長(
中野修一) 私どものほうでやっているものでございますが、1回当たり四千少しでございます。
〔「4,285円」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
阿部聡) ほかにありませんか。
〔「ありません」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
阿部聡) 質疑を終了するにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
阿部聡) 続いて、自由討議を行います。討議ある
委員の発言を願います。ありませんか。
〔「ありません」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
阿部聡) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
阿部聡) 討議を終結いたします。
討論を行います。討論ある
委員の発言を求めます。
佐藤委員。
◆
委員(
佐藤真澄) 議第56号、令和3年度
新発田市
一般会計補正予算(第8号)議定については、賛成の立場で討論させていただきます。
私どもこれまで
PCR検査を頻繁にやってほしいということを実施を求めて一般質問なりを行ってきたという経緯がございます。
ワクチン接種しても、いわゆるブレイクスルー感染が今非常に起きておりますが、1回きりの
PCR検査であるならば、目的があり、例えば修学旅行とか運動会をやるとか例えばある会社が県外出張するとか、そういうイベントをやる際に実施するなら分かるんですけれども、そうした中海外でも進んだ国では
ワクチンの追加
接種、ブースターと一体に大規模、頻回、無料の
PCR検査をセットでやって経済を回すと、こういう方向に今かじを切っております。日本の場合は、直近の人口比で例えばイギリスの23分の1です。相変わらず遅れているわけでありますが、ぜひ誰でも何度でもいつでも無料で
PCR検査が受けられるような体制を目指していただきたいと要望を込めまして賛成といたします。
○
委員長(
阿部聡) 三
母委員。
◆
委員(三
母高志) 私も賛成の立場で討論したいと思いますが、前提として今回は仕方がないとして、この後も市長の答弁ではまだ2度3度
可能性はあるわけです。そのために、やっぱり
学校側のそういう体制をきちっと整備をして、必要な人員を配置するということを前提に賛成ということでいきたいと思います。
ありがとうございます。
○
委員長(
阿部聡) ほかにありませんか。
〔「ありません」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
阿部聡) 討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議第56号 令和3年度
新発田市
一般会計補正予算(第8号)議定についてのうち
社会文教常任委員会所管分は、原案のとおり決するに賛成の
委員の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
○
委員長(
阿部聡) 挙手全員であります。
よって、議第56号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で当
社会文教常任委員会に付託された議案の審議は終了いたしました。
これらの議案についての
委員会報告書の作成は、
委員長に一任願いたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
阿部聡) では、ご異議ありませんので、
委員会報告書の作成は
委員長に一任されました。
以上をもって
社会文教常任委員会を閉会いたします。
ありがとうございました。
午前11時11分 閉 会...