新発田市議会 2021-06-23
令和 3年 6月定例会−06月23日-04号
◆11番(
青木三枝子議員) 無所属の青木三枝子でございます。議第20号、道の
駅加治川設置及び管理に関する
条例制定について、反対の立場で討論いたします。
この
条例の中には、喫煙所の設置が明記されています。私は、公共施設に喫煙所を設置することに反対の立場です。受動喫煙防止対策や新型ウイルス感染防止対策がどの程度取られているか不明なまま、喫煙所設置が明記されるこの
条例制定に反対いたします。
改正健康増進法が成立し、昨年4月より受動喫煙防止対策が義務づけられて以後、
新発田市の公共施設に喫煙所が設置されるのはこの道の
駅加治川が初めてのケースではないでしょうか。それだけに喫煙所の設置には慎重であるべきと考えます。
もしどうしても設置するのであれば、図面に示された位置ではなく、建物の後方、目立たない場所にすべきだと考えます。庁舎内にある喫煙所のように屋根から煙が漏れ出ることはないのでしょうか。コロナ禍にあり、感染症拡大防止の観点からも喫煙所内には煙の吸着装置を設置したり、密回避のための人数制限が必要だと考えます。これらの対策は取られているのでしょうか。現段階で示された内容では喫煙所の設置を認めることになる
条例制定に賛成できません。
二階堂市長は、
新発田市健康長寿アクティブプランを推進するリーダーです。受動喫煙防止対策と新型ウイルス感染拡大防止対策を行い、市民の命と健康を守っていただきたいと思います。ぜひこの私の疑問と提案に応えていただいた上で、
条例制定をしていただきたいと思います。
以上、反対討論といたします。
○
議長(
若月学) 他に討論ある
議員はいらっしゃいませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
若月学) 討論なしと認め、討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議題のうち、議第9号
新発田市
公共下水道事業受益者分担金に関する
条例の一部を改正する
条例制定について
議第10号
新発田市
下水道事業の
設置等に関する
条例の一部を改正する
条例制定について
議第12号 公の施設の
区域外設置及び利用に関する協議について
議第18号
令和3年
度新発田市
下水道事業会計補正予算(第1号)
議定について
議第19号
令和3年
度新発田市
水道事業会計補正予算(第1号)
議定について
議第24号 公の施設に係る
指定管理者の指定について(
新発田市道の
駅加治川)
以上6件に対する
委員長の報告は可決であります。
委員長の報告のとおり決するに賛成の
議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○
議長(
若月学)
起立全員であります。
よって議第9号、議第10号、議第12号、議第18号、議第19号及び議第24号は
委員長の報告のとおり決しました。
次に、議題のうち、議第20号
新発田市道の
駅加治川設置及び管理に関する
条例制定について
に対する
委員長の報告は可決であります。
委員長の報告のとおり決するに賛成
議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○
議長(
若月学) 起立多数であります。
よって、議第20号は
委員長の報告のとおり決しました。
次に、
分割付託の議第13号
令和3年
度新発田市
一般会計補正予算(第3号)
議定について討論ある
議員の発言を求めます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
若月学) 討論なしと認め、討論を終結いたします。
これより採決いたします。
本案に対する各
委員長の報告は可決であります。各
委員長の報告のとおり決するに賛成の
議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○
議長(
若月学)
起立全員であります。
よって、議第13号は各
委員長の報告のとおり決しました。
次に、
分割付託の議第25号
令和3年
度新発田市
一般会計補正予算(第4号)
議定について討論ある
議員の発言を求めます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
若月学) 討論なしと認め、討論を終結いたします。
これより採決いたします。
本案に対する各
委員長の報告は可決であります。各
委員長の報告のとおり決するに賛成の
議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○
議長(
若月学)
起立全員であります。
よって、議第25号は各
委員長の報告のとおり決しました。
次に、
分割付託の議第27号
令和3年
度新発田市
一般会計補正予算(第5号)
議定について討論ある
議員の発言を求めます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
若月学) 討論なしと認め、討論を終結いたします。
これより採決いたします。
本案に対する各
委員長の報告は可決であります。各
委員長の報告のとおり決するに賛成の
議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○
議長(
若月学)
起立全員であります。
よって、議第27号は各
委員長の報告のとおり決しました。
─────────────────────────────────────────
△日程第7、議会第4号 30人以下
学級実現、
義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る
意見書
○
議長(
若月学) 日程第7、議会第4号を議題といたします。
提案理由説明を求めます。
三母高志
議員。
〔20番 三母高志
議員登壇〕
◎20番(三母高志
議員) おはようございます。それでは、議会第4号 30人以下
学級実現、
義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る
意見書案について、原案を読み上げて提案に代えさせていただきます。
30人以下
学級実現、
義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る
意見書
子どもたち一人ひとりが大切にされ、豊かな人間関係の中で教育がおこなわれることは保護者・地域住民・教職員共通の願いです。そのために、小中学校の全学年における30人以下学級の実現等が可能となる教育条件整備のための教育予算の確保が不可欠です。
日本は、ОECD諸国に比べて、1学級当たりの児童生徒数や教員1人当たりの児童生徒数が多くなっているにもかかわらず、2018年度から国による教職員定数改善計画のない状況が続いています。また、三位一体改革により、
義務教育費国庫負担制度の国負担割合は2分の1から3分の1に引き下げられ、自治体財政を圧迫するとともに、非正規雇用者の増加などにみられるように教育条件格差も生じています。自治体が見通しをもって安定的に教職員を配置するためには、国段階での定数改善計画の策定・実行が必要です。
さらに、子どもの貧困への対応、障害者差別解消法の施行に伴う障がいのある子どもへの合理的配慮、外国につながる子どもたちへの支援、深刻化するいじめ・不登校などへの対応など、学校をとりまく状況は複雑化、困難化しています。また、学校に求められる役割は増大しています。子どもたち一人ひとりへのきめ細やかな指導・学びの質を高めるための教育には、教職員定数改善が不可欠です。
新潟県では2001年度から小学校1・2年生において、県独自で32人以下学級が導入されました。また、2015年度からは、小学校3年生〜中学校3年生まで35人以下学級が拡充され、小中全学年での少人数学級が実現しました。全国的にも少人数学級を拡大する自治体が増えてきています。しかし、小学校5年生からの35人以下学級については「1クラス25人以上」の下限設定があり、すべての学校で実現しているわけではありません。
子どもたちに豊かな教育を保障することは極めて重要です。子どもたちが全国どこに住んでいても教育の機会均等が担保され、教育水準が維持・向上されるよう、次の事項を強く要望します。
記
1 少人数学級を推進すること。その際の学級規模は、OECD諸国並みのゆたかな教育環境を整備するため、30人以下とすること。
2 学校の働き方改革・長時間労働是正を実現するため、加配の増員や少数職種の配置増など教職員定数改善を推進すること。
3 自治体で国の標準を下回る「学級編制基準の弾力的運用」の実施ができるよう加配の削減は行わないこと。
4 教育の機会均等と水準の維持・向上を図るため、
義務教育費国庫負担制度の国負担割合を2分の1に復元すること。
以上、
地方自治法第99条の規定により
意見書を提出する。
令和3年6月23日
新潟県
新発田市議会
提出先は、内閣総理大臣のほか、記載のとおりでございます。
議員各位のご賛同を賜りますよう
お願い申し上げ、提案いたします。
○
議長(
若月学) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議会第4号については、
会議規則第37条第3項の規定により、
委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
若月学) ご異議なしと認めます。
よって、議会第4号については
委員会付託を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。質疑ある
議員の発言を求めます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
若月学) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論ある
議員の発言を求めます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
若月学) 討論なしと認め、討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議会第4号 30人以下
学級実現、
義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る
意見書
については、原案のとおり決するに賛成の
議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○
議長(
若月学)
起立全員であります。
よって、議会第4号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────
△日程第8、
令和2年度陳情第3号に係る閉会中の
継続審査について
○
議長(
若月学) 日程第8、
令和2年度陳情第3号に係る閉会中の
継続審査についてを議題とします。
令和3年2月
定例会において
継続審査といたしました
令和2年度陳情第3号 住宅解体工事を求める陳情書については、
経済建設常任委員会委員長から
会議規則第104条の規定により、配信のとおり閉会中の
継続審査を要する旨の申出がありました。
お諮りいたします。
経済建設常任委員会委員長の申出のとおり、これを閉会中の
継続審査とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
若月学) ご異議なしと認めます。
よって、
経済建設常任委員会委員長の申出のとおり、
令和2年度陳情第3号は閉会中の
継続審査とすることに決しました。
閉 会 中 の 継 続 審 査
令和3年6月
定例会
┌─────────┬─────────────────────────┬──────┐
│ 委 員 会 名 │ 審 査 事 件 │ 期 間 │
├─────────┼─────────────────────────┼──────┤
│
経済建設常任委員会│
令和2年度陳情第3号 住宅解体工事を求める陳情書 │審査終了まで│
└─────────┴─────────────────────────┴──────┘
─────────────────────────────────────────
△日程第9、
新発田市ゼロ
カーボンシティ宣言について
○
議長(
若月学) 日程第9、
新発田市ゼロ
カーボンシティ宣言を行います。
市長から
新発田市ゼロ
カーボンシティ宣言を行いたい旨の申出があります。
この際、これを許可するにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
若月学) ご異議なしと認め、発言を許可します。
なお、関係資料配信の申出があり、配信しておきましたので、ご了承願います。
二階堂馨市長。
〔市長
二階堂 馨登壇〕
◎市長(
二階堂馨) 市議会6月
定例会最終日に当たり、発言の機会をいただき、
議長はじめ
議員各位のご高配に厚く御礼を申し上げます。
市議会6月
定例会初日の行政報告でお話ししましたゼロ
カーボンシティ宣言をさせていただきます。
新発田市ゼロ
カーボンシティ宣言
〜2050年二酸化炭素排出実質ゼロに向けて〜
世代を超え、私たちの暮らしを支え、豊かな恵みをもたらしてきた地球の環境は今、大きな危機に面しています。温暖化が原因と考えられる昨今の異常気象は世界各地で人間社会や自然環境に深刻な影響を与えています。
気候変動対策は国際社会が連帯して取り組むべき喫緊の課題であり、持続可能な未来に向けた社会変革に、もはや猶予はありません。
新発田市は、市の将来都市像に掲げる「住みよいまち日本一、健康田園文化都市しばた」の実現とかけがえのない自然豊かな環境を未来の世代へ引き継いでいくため、市民、事業者など多様な主体と共に2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロを目指し、その実現に向けて取組を進めることをここに宣言します。
令和3年6月23日
新発田市長
二階堂 馨
以上、ゼロ
カーボンシティ宣言につきまして、ご賛同いただけますよう
お願い申し上げます。
○
議長(
若月学) これより質疑に入ります。質疑ある
議員の発言を求めます。
入倉直作
議員。
◆25番(入倉直作
議員) 取りあえずこの宣言、いよいよかなと思っているわけでありますが、これについて担当課とかいいますか、設置する考えはあるのか、1点と、それとまた
新発田市の宣言でありますが、近隣の広域等も3市町でありますけども、取り組んでいるわけでありますけども、そういう中にも広域という部分に関して
新発田市独自でなくて、いろんな住民的な3市町の取組もあるわけですけども、市だけの
考え方でいくのか、それとも広域といいますか、そういう部分まで取り組んでいくのか、
お願いします。
○
議長(
若月学)
二階堂馨市長。
◎市長(
二階堂馨) 2点のご質疑をいただいたようであります。
まだ正直申し上げまして目標の姿勢を示したという段階でありますので、改めてこのゼロカーボンシティに向かったセクションを考えるということは少しまだ早計ではないかなというふうに思っておりますので、今の環境推進課のところでしっかりとまずは対応していきたいというふうに思っています。
それから、この関係の広域化でありますけれども、私どもの阿賀北首長会というのを持っておりますので、当然そこにはこの脱炭素社会に向かったことについては議題に上るだろうと思いますけども、もうそれ以上に個々の自治体が私どもと同じようなこういう宣言するんじゃないでしょうか。私はそう思っています。それが6月議会のところもあれば、9月議会もあるかもしれませんけれども、いずれにせよこの流れだけは全国といいましょうか、全都市に、まちに波及するもんだというふうに思っておりますので、特段私のほうから自分たちが宣言したから隣町の皆さんに声をかけるということではなくて、自然発生的になるんではないかなと思っていますが、いずれにしろ阿賀北首長会にはこの話は一応議論としては出したいというふうに思っています。
○
議長(
若月学) ほかに質疑はございますでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
若月学) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
─────────────────────────────────────────
○
議長(
若月学) 以上をもちまして本日の会議を閉じます。
これにて
令和3年6月
新発田市議会
定例会を閉会いたします。
ご苦労さまでした。
午後 零時12分 閉 会
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
令和3年 月 日
新発田市議会 議 長 若 月 学
議 員 小 川 徹
議 員 青 木 三 枝 子
議 員 小 坂 博 司...