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  1. 新発田市議会 2021-06-23
    令和 3年 6月23日社会文教常任委員会−06月23日-01号


    取得元: 新発田市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-29
    令和 3年 6月23日社会文教常任委員会−06月23日-01号令和 3年 6月23日社会文教常任委員会                社会文教常任委員会  委員会記録 令和3年6月23日  ─────────────────────────────────────────── 〇出席委員(8名)    委員長  阿  部     聡  委員   副委員長  渡  邉  葉  子  委員         比  企  広  正  委員         若  月     学  委員         板  倉  久  徳  委員         三  母  高  志  委員         佐  藤  真  澄  委員         石  山  洋  子  委員  ─────────────────────────────────────────── 〇欠席委員(なし)  ─────────────────────────────────────────── 〇説明のため出席した者        社会福祉課長          榎   本   道   夫  ─────────────────────────────────────────── 〇事務局職員出席者        局長          石   井   昭   仁        主事          斎   藤   正 太 郎
              午前10時25分  開 会 ○委員長阿部聡) おはようございます。全員出席ですので、ただいまから社会文教常任委員会を開催します。  本日当常任委員会が付託を受けた議案は、1件であります。  では、早速議第27号 令和3年度新発田一般会計補正予算(第5号)議定についてのうち社会文教常任委員会所管分を議題といたします。  説明員に申し上げます。予算案に当たっては、歳出歳入の順とし、軽易な事項を省略、重要事項のみ簡潔明瞭に説明願います。  担当課長説明を求めます。  榎本社会福祉課長。 ◎社会福祉課長榎本道夫) おはようございます。それでは、社会福祉課所管分についてご説明します。  初めに、歳出でございます。11ページお願いいたします。生活困窮者自立支援事業費説明欄生活困窮者自立支援金事業は、新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中で、総合支援資金の再貸付けを借り終わった世帯などを対象に国費で行う生活困窮者自立支援金を支給するために要する自立支援金450万円のほか事務費であります。なお、支給額は、単身世帯6万円、2人世帯8万円、3人以上世帯10万円で、支給期間は3か月間であります。  次に、生理用品配布事業は、新型コロナウイルス感染症による影響が拡大する中で顕在化した、いわゆる生理の貧困問題に対し、既に実施しております生理用品無償配布を本格的に実施することにより、性別による精神的、経済的負担を軽減し、健康長寿社会の実現に寄与するとともに、生活困窮者把握支援につなげることを目的としているものであり、生理用品購入費が主なものであります。  歳出は以上でございます。  次に、歳入でございます。9ページお願いします。民生費国庫補助金説明欄新型コロナウイルス感染症セーフティネット強化国庫交付金は、歳出でご説明しました生活困窮者自立支援金事業に要するもので、事務費を含め補助率は10分の10であります。  次に一般寄附金説明欄新型コロナウイルス感染症対策寄附金は、歳出でご説明しました生理用品配布事業の財源とするものであります。  歳入は以上でございます。  よろしくお願いいたします。 ○委員長阿部聡) 担当課長説明が終わりましたので、質疑に入ります。質疑ある委員発言を求めます。  佐藤委員。 ◆委員佐藤真澄) 今ほどは説明をしていただきましてありがとうございました。そこで二、三伺いたいんですけども、今回の新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金についてでありますが、今ほど説明されたところによりますと、単身世帯には6万円、2人世帯には8万円、3人以上世帯は10万円、3か月ということでありますが、さきの5月議会での独り親世帯以外の子育て世帯への生活支援に要する経費の補正、これとの違いはどこなのか。これは、住民税非課税とかそれから高校生以下の子供たち大体1,590世帯ぐらいあるんじゃないかというふうに確か説明されたと思うんですけども、今回は単なるいわゆる生活困窮世帯というのは、住民税非課税世帯ではなくて、市町村民税均等割非課税となる収入額の12分の1、生活保護住宅扶助基準額とかいろいろ細かく、本当にもう大変な家庭なんですけども、実際新発田市はどのくらいの方がいらっしゃるのか。それ担当課ですぐ把握できるのかということと、それから2つ目生理用品についてでありますが、昨日フードバンクのこの下越版にありましたよね。こうした寄附を含めてなのか、それとも1回こっきりなのか、その寄附は。そこら辺ももうちょっと詳しく教えていただきたいんですけど。 ○委員長阿部聡) 榎本課長。 ◎社会福祉課長榎本道夫) 佐藤委員のご質疑にお答えいたします。  独り親世帯、5月補正でお願いいたしました部分との違いというふうなところでありますけれども、前回は子育て世帯というところで独り親とそれから独り親以外のその他の世帯とというふうな形だったんですけれども、今回はそういったくくりではなくて、生活困窮者というくくりで、国のほうが制度設計をした支援金給付金であります。これにつきましては、今回の貸付け対象世帯というものが総合支援資金という貸付金が今国のほうでやっているんですけれども、その総合支援資金の当初の貸付けがあって、その後延長があって、その後再貸付けというものがあるんですけど、段階としてはそういう段階があるんですけれども、その再貸付けを8月までに借り終わった世帯ですとかあるいは再貸付けを申し込んだんだけれども不承認だった方、あるいは相談したものの申込みまでは至りませんでしたというふうな方を対象にしているというふうなことで、そういう方たちが今回の生活困窮者支援金対象になる方と。それに加えて先ほど佐藤委員からお話のあったその収入要件が加わる。あともう一つは、求職活動を行っている。求職活動が困難な場合は、生活保護の申請をするというふうなそういった基準があるんですけれども、そういった要件に合致した方に支援金給付するというふうな国の事業であります。金額については先ほどのとおり、期間についてもそのとおりであります。この部分について、市で数として把握できるのかというふうな部分なんですけれども、私どものほうで確認をしておりまして、一定数、数はつかんでいるところであります。ただ、転入されてくる方もいらっしゃるかもしれませんので、その部分についてはちょっとまだ十分に把握はし切れていませんが、その部分件数も含めて今回見込んでおりまして、件数については今のところ15世帯ほどを見込んでいるというものであります。県全体としても、ここの貸付けまで行っている方が300世帯くらいで、そのうちの半数以上は新潟市、あと長岡市のほうも非常にたくさんの数があるということで、それ以外の市については非常に少ない件数になっているというところであります。  それから、生理用品購入部分ですけれども、今回私どものほうといたしましては、先ほど説明があったとおり、Tomorrow基金のものを活用して、こういった生理用品購入をして本格的に配布を始めるというふうなところでありまして、今回今この予算を組み立ててはいますけれども、今後どういう形で申込みというか、取りに来られる方がどの程度いるのかというところもあると思いますので、そこはそういった状況を見極めながらということになろうかと思います。  以上でございます。 ○委員長阿部聡) 佐藤委員いいですか。 ◆委員佐藤真澄) 生活困窮者自立支援金については、大体丁寧にご説明いただきましたので、了解いたしましたが、生理のほうなんですけれども、これやはり時間がないので一般質問したときに言えなかったんですけども新発田市のフードバンクによりますと、母子世帯で娘が2人、それからお母さん含めて1か月の間、誰か誰かが生理になっているという状態ですので、1回こっきりでは本当に困るわけですので、できたら継続してやっていただきたいと。まだこの制度設計がきちっとされていないかもしれませんけども、そうしたことも含めてお考えいただけないでしょうか。 ○委員長阿部聡) 榎本課長。 ◎社会福祉課長榎本道夫) すみません、1回とか回数部分でちょっと私取り違えていたのでまた改めてあれですけれども配布するのが1人の方に1回だけということではありませんので、そこまでは厳密にチェックしたりはしておりませんので、回数制限を設けたりということではありません。ただ、こちらのほうといたしましては、生理用品配布を通じてその方の生活の困り具合とか困り事とかそういったところをお聞きするというふうなところになるかと思いますので、回数が何回も来られるということであれば、それはまたその辺りちょっと別な支援が何かないのかというところをまた検討していきたいと思っております。  以上であります。 ○委員長阿部聡) 石山委員。 ◆委員石山洋子) 佐藤真澄委員の関連でお願いいたします。  困窮世帯に最大で30万ほどになるという今回の給付なんですけれども東京辺りの都区では3人世帯での収入限度があるんですけれども、そういった条件があるんですが、新発田市の場合はそういった収入限度というかを設けているのかどうかということと、あとそれから生理の貧困ということで、本当に今課長お話をしてくださったように生理用品配布ということを通じてその先にある困窮世帯に対してのほかに困っていること、困窮していることなどを今回はその先を見据えた配布というふうに私は認識しているんですけれども、そういった場合に役所としてどういった形でどこで配布をされるのかということが1つと、今緊急小口付けにしても社協が窓口になっていて、本当に生活困窮の方はコロナだけではなくてほかの貸付けのことに関しても社会福祉協議会へ行かれると思うんです。どちらかというと、男性よりも女性の方の相談のほうが多いと私は認識しているんですけれども、今後社協での配布も必要であれば、私はそこは配布場所としていいのではないかと思いますが、そこについてのお考えをお願いします。 ○委員長阿部聡) 榎本課長。 ◎社会福祉課長榎本道夫) それでは、石山委員のご質疑にお答えいたします。  生活困窮者自立支援金収入要件というところなんですけれども、これ新発田市独自ということではありませんので、国の部分になりますけれども非課税になる収入の方というところ、それからあとそこに加えて生活保護住宅扶助基準額を加えた額というふうな言い方になるんですけれども、そういった収入全体プラス家賃相当額というか、生活保護基準にはなりますけれども、そういったものを加えたその合計額を超えないことという基準がありますので、収入基準としては、収入の額としては非常に少ない方が対象になるというふうに考えております。  それから、2つ目生理用品配布場所というふうなところなんですけれども、私ども市役所の中では社会福祉課配布をしていきます。それからもう一か所、今お話のあったとおり社会福祉協議会のほうにもやっぱり貸付けの関係ですとかそういったこともあるので、社会福祉協議会のほうにも配布をお願いする予定であります。  以上であります。 ○委員長阿部聡) ほかに質疑ございませんか。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  自由討議を行います。討議ある委員発言を願います。ありませんか。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) なければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員発言を願います。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第27号 令和3年度新発田一般会計補正予算(第5号)議定についてのうち社会文教常任委員会所管分は、原案のとおり決するに賛成委員挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長阿部聡) 挙手全員であります。  よって、議第27号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で当社会文教常任委員会に付託された議案の審査は終了いたしました。  なお、これらの議案についての委員会報告書作成は、委員長に一任願いたいと思いますが、ご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長阿部聡) 異議なしでありますので、委員会報告書作成委員長に一任されました。  以上をもって社会文教常任委員会を閉会いたします。  ご苦労さまでした。           午前10時41分  閉 会...