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令和 3年 一般会計予算審査特別委員会(経済建設関係)−03月18日-01号

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  1. 新発田市議会 2021-03-18
    令和 3年 一般会計予算審査特別委員会(経済建設関係)−03月18日-01号


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    令和 3年 一般会計予算審査特別委員会経済建設関係)−03月18日-01号令和 3年 一般会計予算審査特別委員会経済建設関係)            一般会計予算審査特別委員会  委員会記録                (経済建設常任委員会関係) 令和3年3月18日  ─────────────────────────────────────────── 〇出席委員(10名)    委員長  今  田  修  栄  委員   副委員長  水  野  善  栄  委員         小  柳  は じ め  委員         五 十 嵐  良  一  委員         板  倉  久  徳  委員         小  坂  博  司  委員         三  母  高  志  委員         佐  藤  真  澄  委員         中  村     功  委員         石  山  洋  子  委員  ─────────────────────────────────────────── 〇欠席委員(なし)  ─────────────────────────────────────────── 〇説明のため出席した者        産業戦略監      清   田   稲 盛 樹        商工振興課長     井   浦   智   明        観光振興課長     石   井   昭   仁
           農林水産課長     長 谷 川   英   一        地域整備課長     大   滝   一   仁        維持管理課長     五 十 嵐   富 士 雄        建築課長       小   野   正   一        財産管理課長     前   田   純   博        下水道課長      倉   島   隆   夫        農業委員会事務局長  寺   尾   嘉   英  ─────────────────────────────────────────── 〇参考人   株式会社紫雲寺記念館              代表取締役 小   林   豊   男   公益財団法人新発田勤労者福祉サービスセンター 事務局長  増   子   信   一   一般社団法人新発田市観光協会          専務理事  高   澤   誠 太 郎  ─────────────────────────────────────────── 〇事務局職員出席者        次長         古   田   潤   子        主事         斎   藤   正 太 郎           午前10時00分  開 会 ○委員長(今田修栄) それでは、全員出席ですので、ただいまから一般会計予算審査特別委員会を開催いたします。本日は、経済建設常任委員会所管分について審査いたします。これより第三セクターの予算状況についての説明を受けることとします。前回お諮りしたとおり、委員会条例第29条の規定に基づき、それぞれ参考人として出席要請しております。説明順序は、株式会社紫雲寺記念館、次に公益財団法人新発田勤労者福祉サービスセンター、最後に一般社団法人新発田市観光協会の順で予定しております。  参考人の皆様、本日はご多用のところ出席いただきましてありがとうございました。本特別委員会では、令和3年度新発田市一般会計歳入歳出予算について審議するものでありますが、市の事業と大変関わりの深い第三セクター事業につきましてもご説明をいただき、これからの審査の参考とさせていただくものであります。どうか議会活動をご理解賜り、ご協力いただきますようお願いいたします。  さきに文書でお願いしておりましたが、それぞれの令和3年度の事業計画等につきまして概要を説明していただき、質疑をしたいと思います。なお、予算状況の説明に当たっては、支出、収入の順に説明願い、続いて事業計画などについて説明願います。説明される参考人以外の皆様は、お呼びするまで退席されても結構です。  それでは、株式会社紫雲寺記念館から説明をお願いします。  小林代表取締役。 ◎紫雲寺記念館代表取締役(小林豊男) どうも皆さんおはようございます。日頃の当館の運営に関しましてご理解を賜りましていること厚く御礼を申し上げたいというふうに思います。また、今年度は指定管理委託料とは別に支援金として500万超の皆さんのご理解を得て市より補助をいただきましたこと重ねて御礼を申し上げたいというふうに思います。  それでは、ご指定に従いまして収支予算書の説明から入らせていただきますが、説明員は当社の椎谷常務のほうよりお願いをしたいと思います。  よろしくお願い申し上げます。 ◎紫雲寺記念館常務(椎谷文博) それでは、よろしくお願いいたします。事前にお配りしてございます令和3年度事業概要説明資料に基づきましてご説明をさせていただきます。  説明に入る前に訂正をお願いしたい箇所がございます。大変申し訳ございません。お配りしております資料の4ページを開いていただきたいと思います。近隣日帰り温泉入館者調べという表がございます。その表の一番下のほうに私どもの紫雲の郷の業績が記載させていただいております。そこの一番右端に前年比というとこがございます。こちら当館のところ、一番上が30年度が100%となっておりますが、誤りでございまして、こちらを111%に訂正をお願いいたします。同じくその下の31年度111%と今記載されておりますが、こちらを82%に訂正をお願いしたいと思います。大変申し訳ございませんでした。  それでは、説明に入らせていただきます。資料の9ページをご覧いただきたいと思います。令和3年度収支予算書でございます。令和3年4月1日から令和4年3月31日までの間となります。金額の単位は千円単位で記載をさせていただいております。予算書の作り込みといたしまして、令和3年度、その隣に令和2年度、増減、備考という形で作り込みをさせていただいております。説明につきましては、増減額の大きいものにつきまして説明をさせていただきます。  まず最初に、収入の部分でございます。レストラン収入6,701万5,000円、2,208万5,000円の減少です。商事収入3,280万円、1,470万円の減少となります。1つ下がりまして、入館料5,002万4,000円、1,417万6,000円の減少となります。収入合計、令和3年度2億4,739万9,000円、令和2年度2億9,900万円、5,160万1,000円の減少となります。収入の計画につきましては、本年度コロナ感染拡大によりまして休館をさせていただいたり、入館者数が減少を続いております。一番減少した月で50%前後まで落ち込みをしているという状況の中で、収入計画作成に当たりまして、本年度の数字が参考にできないということで、1年前の令和元年の入館者数、こちらの80%を目標とさせていただきまして、13万人を予定をさせていただいております。その13万人に各部門の客単価数で計算をさせていただきましたものが今ほど説明させていただきました収入の部の数字となります。  続きまして、支出の部でございます。仕入れ、食材・商品3,900万円、1,207万2,000円の減少です。収入の減少に伴います仕入れの減少を予想しております。人件費8,804万円、553万6,000円の減少です。職員退職による減少になります。  2つ下がりまして、広告宣伝費200万円、450万円の減少です。昨年当館のパンフレット新たに作成をさせていただきました。次年度分の在庫も保有してございますので、次年度はパンフレットを作成する必要がないということで減少をさせていただいております。  販売促進費100万円、200万円の減少です。コロナ感染拡大防止のため、外部イベントが中止をしているという現状です。そちらの参加に関わる費用というものを減少という形で予想をさせていただいております。  水道光熱費5,820万円、250万円の減少となります。今現在プールのほうが改修工事で今年の4月末まで休業という形を取っております。それに伴います水道料等が減少をするという形です。  2つ下がりまして、消耗品費591万円、345万円の減少となります。昨年度より経費の削減に努めております。主に流動費等の削減を行いました結果減少という形で上げさせていただいております。  1つ下がりまして、修繕費351万6,000円、148万4,000円の減少です。こちらは、年度計画に合わせまして設備の改修工事を計上させていただいております。  6つ下がりまして、18番の衛生費でございます。380万円、124万円の減少となります。こちらサウナ室に現在使っておりますマット等を変更させていただいたことでクリーニング代が減少をするという形になります。  支出合計、令和3年度2億4,632万6,000円、令和2年度2億8,188万6,000円、3,556万円の減少となります。営業利益金額107万3,000円、そこに営業外収益、営業外費用を足し引きいたしまして経常利益額430万8,000円、法人税等の充当をいたしました当期純利益412万8,000円となります。  以上が予算書の説明でございます。 ○委員長(今田修栄) 小林代表取締役。 ◎紫雲寺記念館代表取締役(小林豊男) 引き続きまして、私のほうから事業計画についてご説明を申し上げます。  1ページ目をお開きいただきたいと思います。まずは、簡単に今期のどうしても触れざるを得ないコロナの感染症拡大についての報告になりますが、大変厳しい状況でございます。私どもに限らず、飲食業をやっている者にとってはどこも同一の状況だろうというふうに思いますが、入館者にあっては、前年比60%、事業費収入にあってはほぼ50%という状況の中で、何とか国、県、そしてまた市ご当局からのご理解を得て各種制度資金に頼ったり支援をいただいた関係で何とか決算をするという状況になっております。それを踏まえて、新年度の計画ではございますが、開業以来変わらない理念として、お客様第一主義を掲げております。その基本理念の下で、新発田市からお預かりをしている紫雲の郷館の適正な管理に努めてまいりたいというふうに考えておりますし、当館の特徴でもあります温泉、そして食、運動というこの三位一体の働きのある組合せの中で、利用者の健康増進施設としての役割を果たしていきたいなというふうに思っております。そのために、まずはコロナ対策を的確に厳正にやっていくことでお客様、利用者にとって安心、安全な施設であるということをご理解いただき、心安く過ごしていただく施設の環境整備に努めてまいりたいというふうに考えています。そして、新たな施策というのはなかなか打ちづらい状況の中でございますので、これといった新規の企画というものを持ち合わせていないんでありますけれども、アフターコロナの中で必ず旅行需要というのは盛り上がってくるんだろうなということで、そうしたものに対して適切な対応をしていきたいというふうに思っています。現に特に私どものほうの県立公園内にある、周りにスポーツ施設があるというこういう環境にあるもんですから、スポーツ合宿というものがそろりと動き出しているのかなと。予約も入りかけております。ただ、残念なことに学校が許可を出さないということで、何件かそのうちキャンセルになっているものはございますけれども、3月にやはりスポーツ合宿ということで2件ほどこちらのほうは実施をいただくという状況になっていますし、夏に向けての問合せも来ておるという状況の中で、そちらの方面にうちとしてはやっぱり特色を生かした取組ということで力を入れてまいりたいというふうに考えています。  また、レストランの充実でございますけれども、なかなか改善に至らないというもどかしさはあるんですが、紫雲の郷でなければ食べられないというものの料理を提供しながら誘客に努めてまいりたいというふうに思っています。いずれにしても、しばらくはコロナの影響が続くという状況の中で、入りが少ないんであればこれはもう出のほうを抑えなきゃならないというのは商売の鉄則でございますので、職員の理解を得ながら人件費の削減、そして経費の削減、非常に細かい経費のところから見直しをかけているという現状でございます。当面は、そういった守りの体制で進めざるを得ないのかなというふうに思っています。  非常に雑駁な説明で恐縮でございますが、時間の関係もあり、一応の計画の説明ということにさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長(今田修栄) 説明が終わりましたので、質疑に入りますが、第三セクターの審査は市の一般会計予算審査の参考とするものであることを念頭に発言願います。それでは、質疑ある委員の発言を求めます。  石山委員。 ◆委員(石山洋子) 1点だけご質疑させていただきます。  今年度の感染症禍の中での令和3年度の事業計画、取組ということの中で、私ここ1点は非常にいいのではないかなというのがありまして、(2)番の地元住民のリピート利用増加への取組ということで、実際に地元の方の声をお聞きしたんですけれども、遠くへも行けない、そしてでもたまには温泉に入りたいよねということで紫雲の記念館のほうへコロナの中にあって何度かそれこそ今まで以上に何か通っていますという紫雲寺の方がいらっしゃったんですね。だから、ここにやはり目を向けられたということは非常に私いいと思っているんですけれども、そういった情報があってこの取組をしたのか、その辺ここに期待するものということでちょっとお答えいただければ、お願いいたします。 ○委員長(今田修栄) 小林代表取締役。 ◎紫雲寺記念館代表取締役(小林豊男) どの施設も一緒だというふうに私は思うんですけれど、地元にあって地元から愛されない施設というのはやっぱり長生きをしないと、長続きはしないというふうに思っています。そうあるために、特に私どもは市の大切な施設をお預かりしているものでありますので、何とか心安く来ていただいて安心して過ごせる施設の整備に努めていくことがやはり公共の施設を管理する者としては重要な視点であろうというふうに思います。基本的な考え方はそういう考え方に立って、そこに具体的な施策としてこれまで、2年ほど前でしょうか、入館者に対して、入浴者に対してスタンプカードの実施をしておりましたけれども、そこは随分経費がかかるということで一旦取りやめをさせていただきました。取りやめた当初は、大変な反響ございまして、何でやめたんだと、それが楽しみで来ているのにどうしてやめるんだというお話を批判を頂きました。ただ、私どもは私どものやっぱり計算がございまして、何とか経費を詰めていきたいという思いがあって一旦取りやめをさせていただきましたけれども、いよいよやはりその点についても再開をするということを考えざるを得ないのかなというふうに思います。そこがその地元住民も含めて新潟市からいらっしゃる方々は、特にやっぱり興味を持っておられる要望の強い部分でございますので、そこのところの取組をしてまいりたいというのと、それから現在も実施をしております、コロナ禍が著しいときにはちょっと中断をさせていただきましたけれども、100円で抽せんをしていただく。当たった方には、サービス券、市の入浴料120円だけお支払いしてお風呂に入れるという券をお上げしますよという形で、また外れた方には100円ショップのように品物を準備しておいてそこから選んでいただくとか、それとも館内での物品の買物、それから飲食に使える金券のようなものを100円入れたら外れてそっちのほうに100円お返しするというようなことで、使っていただければうちのほうには損はないという考え方にもなってそういうこともやっておりまして、そこは大変好評でございまして、1日1回につき十四、五万ぐらいのそれだけ売上げがあるという状況になっています。サービス券を無限に出すわけではないんで、そこのところはぜひまた取組をしていきたいというふうに思っています。また、ファミリー層がやはり多くなっているという現状もございます。合宿を狙っていきたいというのはそのとおりなんですけれども、ファミリー層をまた取り込んでいく手だてを考えていくことを必要だなというふうに感じておりますので、何にしても安心して安全に過ごせる施設、そういう施設でないとなかなか地元住民、それから利用者に受入れをさせてもらえないという状況がございますので、そこには意を用いていきたいなというふうに思っています。 ○委員長(今田修栄) 三母委員。 ◆委員(三母高志) ご苦労さまです。ちょっと2点ほど。  先ほど修正された入館者調べでほかの施設との比較の部分なんですけども、結構施設ごとでまちまちだなとも思いながら見たんですが、例えば聖籠のざぶーんですと前年比74%、いいとこで言えばじょんのび館とか、あと関川村のゆーむとか花の湯館とかが紫雲の郷よりもいい集客というかされているわけですが、その原因みたいなものは何か考えられて分析されておられるのかなというのを1つお聞きしたいのとそれといろいろこれは論議あるかもしれませんけども、GoToイートだとかGoToキャンペーン、国あるいは県等であるいは新発田市自身も様々な施策を取っていますが、これ6ページで宿泊利用者数等見ると、宿泊者数は相当やっぱりダメージあったんだなというか、それで月ごとのいわゆるGoToキャンペーンが展開された7月以降11月ぐらいまでのところ徐々に回復していっているんですけど、また12月になって今回のコロナがまた再復活というか、蔓延してきたということもあってぐんと下がる。それは当然ですが、今後コロナが収まった場合もこの状況見るとすぐには回復しないのかもしれないなということで、やっぱりその辺り知恵を絞った何かコロナ収束後の対策も検討していただく必要があるんではないかということで、ちょっと何かその辺考えられているところあるのかなということをちょっとお聞かせいただければと思います。 ○委員長(今田修栄) 小林代表取締役、 ◎紫雲寺記念館代表取締役(小林豊男) 他の日帰り温泉施設との比較表につきまして、まず一番大きいのは、当施設が例えばざぶーんと比較しても5月、6月がうちは2か月休みをさせていただきましたし、ざぶーんは5月1か月という状況、それから地理的な問題もあるのかなというふうに考えています。ざぶーんは、聖籠インターから下りて真っすぐすぐのところにございます。私どものほうは、東港を回り込んでわざわざ聖籠を通り越えて来なきゃいけないというそういう地理的な状況があるんで、そこの影響もあったのかなというのとそれからざぶーんとの比較で言えば、聖籠町は町民対象に入浴券を配布をしたという事実がありますので、そこの部分も影響しているかなというふうに考えています。あとはやはりゆーむとかは国道沿いにすぐのところにあるという地理で、どうしてもやはり国道から道路から少し入り込んで行くというのは開設当初からちょっと弱いのかなというふうに思いますけれども、その点がやっぱり顕著に今回は出たのかなというふうに分析をしているところであります。  それから、GoToは、正直申し上げて大変ありがたかったです。個人的には少しどうなのかなという思いもあるんですけれども、商売としてはやはりGoToがあったおかげ、それから今・得があったおかげで大変飲食も宿泊のほうも、特に宿泊のほうで言えばGoToの影響が大きかったというふうに思っています。懸念されるのは、やはりコロナがどう収束していくかということでございますんで、その後につきましては先ほど申し上げたように合宿の誘致に力を入れていきたいというのと、そちらに記載がありますように昨年は阪急交通社、阪急旅行社がこちらのほうに昼食会場として使っていただきましたので、そちらの復活に期待をしているという部分もございます。先ほど申し上げたように、なかなか目新しい企画を打ち出すというのは難しい状況にありますので、取りあえずはコロナ後の旅行需要の盛り上がりに期待をしているというのが実態でございます。ご理解を賜りたいと思います。 ○委員長(今田修栄) 中村委員。 ◆委員(中村功) 小林代表取締役、どうもありがとうございます。今ほど石山委員から話の中で、リピートのため、大事にしたいということで、スタンプカード再開したということで、それなりに経費がかかるという話があったんで、実際のところやるとどれぐらいの支出増で、赤字だからこそやめたんだと思うんですけども、その赤字を埋めるための何かしら、それとも赤字覚悟でサービスをしようというのか、その辺お聞かせいただきたいなと。赤字してまでも地元の皆さんに来てほしいんだという気持ちなのかもしれないんですけども、やっぱりでも商売ですから、どこかで埋め合わせをしなきゃいけないのじゃないかなと思いますんで。  それと、私もしばらくぶりにお聞きするんですけど、新発田の駅前通りに何か飲食店のお話、出店の話たしかあったのかなと思うが、その辺私の記憶違いかもしれませんけども、その辺なかったらないでいいんですけども、確認のためにお聞かせください。 ○委員長(今田修栄) 小林代表取締役。 ◎紫雲寺記念館代表取締役(小林豊男) まず、1点目のスタンプカードについてでございます。やっていた当初はスタンプカードをお客様に渡して、そこにスタンプを、入浴料をいただくと1回につき1つスタンプ押して、10個たまると120円のサービス券をお上げしますという話になります。単純に計算しますと、600円マイナス、入湯税だけ頂戴するわけですから、うちに入ってくる600円から120円、入湯税引くと480円になります。480円を10で割ると48円要は1回につきサービスをしていると。それをお客様からいただいて従業員がスタンプを押して、またお客様にお返しをするというフロントでのやり取りがございます。そういうことも考え合わせると、600円に対する1回につき48円の値引きというのは少しやっぱりやり過ぎかなという。それに加えて労力がかかるということでありましたので、ここは思い切って、まずは批判もあるだろうけれども、そういう割引を廃止してみようということでやったものであります。だから、決して赤字ということじゃなくて、お客さんが喜んでくださることに対してはすごく効果があるんです。でも、あるんですけども、それが見合ってうちのほうは収入どうなんだといったときに、少しやり過ぎかなという思いがあって中止をさせていただいていると、中断をさせていただいているということでありますんで、ご理解いただきたいと思います。  それから、新発田駅前のお店、どちらのほうをおっしゃっているか分かりませんけれども、おかげさんという立ち飲みスタンドは、これはもう昨年やめさせていただきました。今やっているのは豊穣亭というお店を今やらせていただきますが、こちらも大変苦戦をいたしております。居酒屋風なお店でございますので、当初はフグ料理を提供するという目的で設置を、開設をさせていただいておりますが、今はフグもそうですけども、お客様入れば料理を、フグに限らず、意に沿ったものに提供させていただいているという状況、1軒だけはやってございます。よろしいでしょうか。 ○委員長(今田修栄) 市の一般会計予算審査に関する質疑をしていただきたいと思います。  ほかにありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(今田修栄) 質疑がないようでありますので、質疑を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(今田修栄) ご異議ありませんので、株式会社紫雲寺記念館に対する質疑を終結いたします。  小林代表取締役、椎谷常務、どうもありがとうございました。退席されて結構です。  次に、公益財団法人新発田勤労者福祉サービスセンターから説明をお願いします。  増子事務局長。 ◎新発田市勤労者福祉サービスセンター事務局長(増子信一) お疲れさまでございます。ただいまご紹介をいただきました新発田市勤労者福祉サービスセンターの増子と申します。よろしくお願いします。日頃から今田委員長をはじめ、各委員の皆様からご支援を賜りまして、この場をお借りしまして厚く感謝申し上げるところでございます。本日は説明に当たりまして、事務員の大森を事務補助として同席させていただきますので、こちらもよろしくお願いいたします。  それでは、予算書案の支出、収入の順ということで説明をさせていただきたいと思います。最初に、3ページをお開き願いたいと思います。最初に、下段の支出の部でございます。2番の支出の部、事業費支出では慶弔給付支出がピークを終えまして、例年のベースに戻るということによりまして前年対比で約200万弱の減という形の見込みでございます。また、新型コロナの影響を受けて芸術鑑賞、また娯楽施設などの観客数の制限、また中止が予想されることから、こちらも減少となる見込みでございます。  一方、チケット購入費につきましては、商品券やギフトカードのあっせんなどの販売を充実させる予定で、前年比で増となり、差引き記載のとおりの額を計上したところでございます。  また、2番の管理運営費支出でございますが、印刷製本費や委託料など管理経費の見直し、節減により微減というふうになっております。今後とも事務の効率化、また無駄の排除に心がけていきたいと考えております。  3番の特定資産取得支出では、年度内の資金需要の動きにより、特定資産基金を活用いたしまして資金調整を行うというものでございます。  次に、上の段に移りまして、収入の部では1番、2番の財産運用収入につきましては定期預金で運用している基金の利子相当額でございます。  3番の入会金収入につきましては、会員の新しく入った方の会員カード、そういったものをいただいておりますけども、それの収入でございます。会費収入につきましては、今年度、令和2年度では新型コロナの影響で会員数が減少したところでございます。この減少傾向は、来年度も続くものと考えておりますが、年度を通じて平均3,900名程度の会費収入を見込んでございます。  5番の事業収入では、日帰り温泉など娯楽施設などの収入が落ち込む見込みでございますが、ギフトカード、商品券などなるべく事業を活性化して、少しでも落ち込みをカバーしたいという内容になってございます。  6番の補助金収入では、新発田市からいただく補助金でございまして、60万の減と示達をいただいております。  7番の受け取り収入、8番、雑収入は、ほぼ前年度並みの予算を計上してございます。8番の特定資産取崩収入は、支出でもご説明しましたが、資金需要にあった場合基金を取り崩しまして資金調整を行うものでございます。  予算案全体で総額4,880万、前年対比で65万7,000円、約1.3%の減となってございます。  なお、内訳につきましては、めくっていただきまして4ページ、収入の部、5ページ、支出の部から6ページ、7ページまで、各項目において明細を記載しておりますので、こちらをご確認いただければなというふうに思います。  さらにめくっていただきまして、8ページ、9ページになります。令和3年度正味財産増減予算書内訳表案でございます。8ページ、9ページにつきましては、おのおの事業目的別の内訳表になっておりまして、収支予算書と同様の数字を公益財団の会計にのっとり、公益目的と収益事業、法人会計に分類させていただいております。数字につきましては、先ほど収支予算書で説明した数字と重複いたしますので、説明を割愛させていただきたいと思いますが、1点だけ9ページ中ほどに経常費用計というものがございます。左側に公益目的事業の計2,694万9,800円がありますけども、一番右側の合計4,535万に対しまして率にして約59.4%というふうな形になります。これは、公益法人の認定基準であります50%以上を令和3年度も確保しているということでございますので、ここで報告させていただきます。  以上が令和3年度の予算案の説明となります。  次に、令和3年度の事業計画案でございます。恐れ入りますが、資料戻っていただきまして、1ページとなります。令和3年度事業計画案、最初に1、運営方針でございますが、冒頭の部分を若干お時間いただきまして、読まさせていただきます。当センターは、中小企業に勤務する勤労者と事業主並びにその家族に対して総合的な福利厚生サービスを提供いたしまして、福祉の向上を図るとともに、中小企業の振興と地域社会の活性化に寄与することを目的として事業を展開してまいりました。本年度においてもよりよい職場環境や事業所の発展のため、会員及び事業所に魅力あるサービスを提供するとともに、公益法人の認定基準となる公益目的事業が広範囲に行き渡るように努めてまいりたいと考えております。そのほかに具体的な内容として、全国中小企業福祉サービスセンターとの連携、また法人を安定的に運営するために会員や事業所の輪を広げていきたいという考え、また既存の会員、事業所に対しましてサービスを提供いたしまして、生活の向上と定着を図りたいというものでございます。  次に、2番、事業計画内容でございます。運営方針に従いまして、当センターが計画している内容を記載しております。1番の生活の安定及び財産形成に関する事業、2番の健康の維持増進に関する事業、3番の自己啓発に関する事業、めくっていただきまして余暇活動に関する事業、5番、事業所活性化に関する事業、6番、慶弔給付に関する事業、大きな6つの柱を軸にいたしまして、事業を安定的に展開していきたいというものでございます。詳細な内容につきましては、項目の括弧欄にさらに具体的な事業内容記載しておりますので、後ほどご確認していただきたいというふうに思います。  最後に、7番、その他ということで、広報事業、会員加入活動、優待割引指定店や提携施設等の加入促進などを行う予定でございます。これらの活動は、先ほどの事業計画を円滑に進めるため、また事業を補完するために行う予定のものでございます。  以上、簡単ではありますけども、新発田市勤労者福祉サービスセンター、令和3年度の事業計画案、予算案の説明を終わらせていただきます。ご審議賜りますようよろしくお願いします。 ○委員長(今田修栄) 説明が終わりましたので、質疑ある委員の発言を求めます。  中村委員。 ◆委員(中村功) 大変ご苦労さまでございます。1点だけお聞かせください。  新発田市のほうでは新年度予算は各課に5%のマイナスシーリングで、それでもって予算をまとめ上げたんですけれども、今回補助金が60万円カットということで、今いろんな団体で、補助もらっている団体が前年度の繰越金が多額の場合は戻したり、あるいはまた翌年度カットしますとか、そういうことをやっているところがあるようでございますけども、やはり前年度の前期繰越しが380万あった関係でこういうふうな形になったのか、その辺市からそういう減額の説明理由とか聞かされているものかどうか聞かせてください。 ○委員長(今田修栄) 増子事務局長。 ◎新発田市勤労者福祉サービスセンター事務局長(増子信一) 1点目の減額の理由ということでしょうか。私どもの事業の特に管理経費の委託料、これは会員拡大の職員といいますか、嘱託員を委託させていただいているんですが、私どものところで必要な職員でありまして、なかなかそこら辺が市としては、私どもちょっと意見が食い違ったところなんですが、ただ市としてはその辺のところを方針どおり、年間60万ぐらいかかる経費なんですが、それを切りますよというような話を承っております。大変ちょっと厳しい状況なんですが、そういった形で市から補助金の示達をいただいておりますので、受けざるを得ないということで、こういう形に予算計上させていただいたところでございます。  また、繰越金につきましては、ちょうど3月末、決算が終わり次第繰越金が発生するというような形になります。実は4月の会費が入るまでのその間の運用資金が非常に不足するような状況で、その繰越金を運用させていただいて、いろんな様々な事業を展開しているという、1か月間だけですけども、そういった形で約300万程度のものが流動資金として必要なものがありますので、最近ではもう300から400万ぐらいそういった形で繰越金をある程度出しながら、会費が入る、収入が大きく入るまでの資金需要に対応しているというような形でございます。確かに言われたように、繰越金が多額になり過ぎるという形でありましたら、そういった形で基金のほうに、また準備基金ということで基金に積み立てるなり、そういった対応が必要であるかというふうに考えています。  以上であります。 ○委員長(今田修栄) 中村委員。
    ◆委員(中村功) ありがとうございました。今ほどの補助金を減らすという理由としてはそういうふうに聞かされていらっしゃるんでしょうけども、ということは会員拡大の力量が、そういう作業といいますか、そういう仕事が思うようにいかなくなるということでいいんですよね。確認の意味でちょっともう一度お願いします。会員拡大のための60万円が減るということでいいんですよね。その辺確認お願いします。 ○委員長(今田修栄) 増子事務局長。 ◎新発田市勤労者福祉サービスセンター事務局長(増子信一) 中村委員のおっしゃるとおりという形にはならざるを得ないですけども、中で何とか自助努力でそういった形になるべくならないような形で活動を展開してまいりたいなというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(今田修栄) 中村委員。 ◆委員(中村功) ありがとうございました。今コロナ禍でやめている企業もあったりして、そうすると会員も減っていくわけなんで、皆さんの努力も大変だと思いますんで、これは委託する側のほうにもちょっと確認していきたいというふうに思いますが、どうもありがとうございました。 ○委員長(今田修栄) ほかに。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(今田修栄) 質疑がないようでありますので、質疑を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(今田修栄) ご異議ございませんので、公益財団法人新発田勤労者福祉サービスセンターに対する質疑を終結いたします。  増子事務局長、どうもありがとうございました。退席されて結構です。  最後に、一般社団法人新発田市観光協会から説明をお願いします。  高澤専務理事。 ◎新発田市観光協会専務理事(高澤誠太郎) それでは、最後になります。新発田市観光協会の事業計画並びに予算計画につきましてご説明申し上げます。  早速入らさせていただきます。初めに、令和3年度の予算書案であります。予算書案をお開きをいただきまして、経常増減の部、予算計画からご説明をいたします。お手元の資料の6ページをお開きをいただきたいと思います。経常収益であります。受取会費で275万円を計上しております。事業収益といたしましては、手数料収入、売上高、出店料収入等含めまして1,337万9,000円を計上いたしました。新発田市からの補助金が5,000万円ちょうどでございます。DMOの事業活動費、地方創生推進交付金といたしまして1,400万円を含めまして、経常収益額が8,038万円となっております。  次に、経常費用の事業費であります。事業計画については後ほどご説明を申し上げたいと思います。事業原価から次ページの雑費まで、事業経費計といたしまして6,443万5,000円となってございます。  次に、管理費計でありますが、1,576万7,000円でございます。経常費用合計といたしまして、8,020万2,000円としたところであります。  税引き前の当期一般正味財産の増減額といたしましては17万8,000円、法人税、住民税等につきまして7万円、当期の一般正味財産の増減額といたしましては10万8,000円となります。当期期首残高を4,860万5,270円、期末残高を4,871万3,270円を計上させていただきました。  次に、8ページ、9ページをお開きをお願いいたします。正味財産増減計算内訳書につきましては、公益の目的事業会計と収益の目的事業会計、法人会計とDMO関係の地方創生推進交付金に項目立てて、区分して計上しております。  10ページから14ページにつきましては、おのおの事業別の予算内訳資料となっております。  続きまして、事業計画についてであります。1ページを戻っていただきます。最初に、組織目的と理念であります。基本的な理念といたしましては、地域に信頼され、地域と共に稼げる地域づくりを進めることで多様な人々の交流を促進し、ひいては地域の活性化と産業の振興、文化の向上を図ることを目的といたしました。  次に、現状と課題であります。現状につきましては、国等が示した新型コロナウイルス感染対策に基づき、予定しておりました各種事業の予算等を含め、開催の可否を検討した結果、中止、または縮小開催、開催の趣旨を変更いたしましての開催など、市の意向等を念頭に、当協会の保有資源を活用し、可能な限り事業展開を推進してきたところであります。  なお、各事業を改めて精査した結果、今までに経験のなかったところでございますけれども、別な視点での事業目的化も検討できたところでございます。加えまして、国、県、市が実施いたしました緊急経済対策事業の受皿、新たな事業の実施等の経験が新規の事業展開の可能性が私どもといたしましては改めて認識される結果となったところでございます。DMO活動事業は、当市の政策方針に基づき協調して担いつつ、持続可能性を視野に取り組んでまいりたいと考えております。  次に、次年度方針につきましては、上記の組織目的、理念及び現状と課題を踏まえまして、記載の3項目としております。  次に、2ページからは具体的な事業を記載してございます。基本的には、計画事業につきましては実施することを前提に計画しております。公益目的事業につきましては、二王子岳山開き安全祈願祭事業から3番目まで祭礼関係事業であります。広報・プロモーション事業は、商談会等への参加、旧観光協会が設置いたしました看板の修繕対応などを見込んでございます。天王まつり事業、花市事業は、伝統事業としてご支援をしてまいりたいと考えております。地域支援事業は、負担金事業といたしまして、事業概要記載の協議会への支援事業であります。最下段のしばたん観光バス事業は、市が取り組んでおります二次交通対策事業となります。  次に、3ページでございます。収益目的事業であります。新発田の春まつり事業からしばたあやめまつり事業、全国うまいもん横丁開催事業は、新発田市の観光の活性化を図る事業として実施するものでございます。観光施設管理運営事業は、安兵衛茶屋運営事業、森林館運営事業の2つの事業となります。窓口販売等サービス事業は、観光情報センターにおきまして、記載のチケット等の販売をしてまいります。物産振興事業といたしまして、しばたん市場実施事業、新発田ブランド品をはじめ、新発田市の特産品、名産品の販売を促進しながら地域の活性化に努めてまいりたいというものでございます。旅行業は、自主財源の確保を念頭に実施するものであります。事務局事業は、城下町新発田まつり開催実行委員会の事務局と記載の団体の事務局を受託するものであります。  最後に、地方創生推進交付金事業につきましては、観光振興課所管の観光イノベーション事業、農水振興課所管の農産物拡大事業を市との協力体制の下、事業推進するものであります。  以上が事業計画でございます。  これをもちまして説明を終わらせていただきます。以上でございます。 ○委員長(今田修栄) 説明が終わりましたので、質疑ある委員の発言を求めます。  佐藤委員。 ◆委員(佐藤真澄) 観光協会の皆様方におかれましては、市と連携しながら新発田の観光業全体を全国に発信され、本当にいろんなアイデア、これまでもいろいろございましたけども、一生懸命頑張っておられるという点に対しましては敬意を表するところでありますが、1ページの現状と課題ということで先ほど説明がなされましたけども、新たな事業、新たな発想の展開が求められるというこのコロナ禍にあって、令和3年度の方針にも触れられておりますけれども、その新たな事業、この観光業におきましても求められているんではないかと思うんですが、具体的にどのような事業を求めておられるのか、ちょっと漠然とした質疑ではありますが、お答えいただけたらと思います。 ○委員長(今田修栄) 高澤専務理事。 ◎新発田市観光協会専務理事(高澤誠太郎) 佐藤委員のご質疑でございます。このコロナに伴いまして、従前といいますか、当初計画していたほぼほぼの事業がコロナ対策をやっても事業展開ができないという状況下でございました。観光協会の役割は何になるのだというあたりが非常に心配され、我々もどのような見られ方、観光協会の存在意義を問われることになっていくんだろうということは、当初から非常に危惧をしていたところでございます。  しかしながら、先ほどご説明申し上げました国、県、市合わせまして、おのおのそれぞれの緊急対策事業、特に観光部門、政府も観光部門に関しては非常に手厚く事業展開してこられた結果、私ども観光の免許を持っていたということが非常に幸いいたしまして、隙間と言ったら言葉は悪いんですけど、今いろんな手段で旅館の予約ですとか、いろんなことが、いろんなスマホですとか、パソコンですとかということでほぼ今電子化で予約できるような現状の中で、そういう対応のできない方が多くいたというのが初めて分かった。事業をやって分かったんですけど、電話予約でもできるというやり方の一例で、特に県民キャンペーンなんかは、電話予約で受け付けるというやり方で、観光事業者を通じて予約するスタイルだっんです。これが私ども収益事業もやらなければいけない立場ではあるんですが、かといって補助金をもらってやっている、成立している一般社団法人という立場からいたしますと、あまり民間の本来の事業者にまで侵すような事業展開はなかなかできない立場でもあるというところで、そういう先ほど申し上げた電話でしか取扱いできないようなお客様が大勢いらっしゃいまして、相当数うちで取扱いをさせていただいたということで、そういう方がいらっしゃった現実が分かったこと。それから、うちからは何らコマーシャルしていないんですが、観光協会で手続できますかというお問合せで、相当数の取扱いをさせていただいたと。これがこのコロナの中で協会が先ほど申し上げました事業がほぼほぼ中止になっている状態の中で、何やってんだという話の中では、唯一といいますか、初めてその免許を保有していることが協会の役割が改めて分かったというところで、私どももそこはちょっと自負させていただきたいなというふうに思った次第であります。  以上であります。 ○委員長(今田修栄) 小柳委員。 ◆委員(小柳はじめ) 今ほどの専務理事のほうから、自分から話ししたんですけど、県民割のときに売上げすごい上げたんですよね。たしか県内ベストファイブぐらい。これ実際業界の中ではすごく違和感があって、おかしいだろうと。税金投入しているところが民間企業押しのけて上位5位というのは変だろうという話が出て、これについて実はどうやってそんななったのかと、先ほど宣伝もしないと言ったけど、結局月岡温泉のほうに直接問合せあったのがみんな回ってきたんだね、要は。だから、それが非常におかしいという声が県内の中小の旅行会社から物すごい上がっていて、うちも6位とか、7位だったらあまり言えないんだけど、ただうちの会社は宣伝しました、全県に新聞広告入れて。宣伝費だけで150万ぐらい。それで、そんなものしかないのに、結局片や温泉から全部流してもらって、結局楽して売上げ上げたのおかしいという、相当不満が出ていたのは多分聞いてないかもしれないけど、すごいです、これは。私は、今ほどご自分でおっしゃったんで、税金が投入されている以上、民業圧迫だというのはあるんですけど、そういう声が相当あって、かなり敵をつくったのは事実なので、そういうのはやっぱり気をつけたほうがいいのかなというものです。  もう一点が観光協会の、これ質疑というか、今後の話なんですけど、観光協会を最初つくる、新発田二階堂市長だったか、最初スタートするときに、一つの大きな柱というのが海外から新発田を売り込んで海外から新発田にお客さん選んでもらうような仕組みを作る。これは、民間企業じゃできないから、やっぱり観光協会の最大の仕事だと。ただ、今はコロナ禍なんで、そんなことできませんから、そういった中でもう一つの柱というのがたしか新発田の物産品を売りさばくんだと。総合商社を目指すという、たしかそういうキャッチフレーズだったと思う。そうすると、今回のコロナ禍で逆に言うとその通販は意外に調子よかったと思うんです。ところが、せっかくそのチャンスが何か生かされたのかなというのがちょっと微妙な気がしてならないんですけど、その総合商社の部分、市長の言う。要は物販、新発田の産品を全国に売りさばく。普通やはり一般的な業者が売ると、なかなかやっぱり信用がないから売れないもんですけど、こういうときこそ観光協会のブランドというのが非常に力になるんじゃないかなと思うんですが、その辺どんなような取組で、どんな感じを持って考えていますでしょうか。 ○委員長(今田修栄) 高澤専務理事。 ◎新発田市観光協会専務理事(高澤誠太郎) 小柳委員のご質疑でございますが、冒頭の大分恨みを買っているという話、初めて聞いたところでございますけども、確かに蓋を開けてみたら上位だったということで、申請に当たりましても、これで稼ごうという考え方を持って申請してございません。多分私どもの役割の中に、特に月岡温泉の皆さん、それから市内の旅館業の皆さんとの関係性の中で何かお役に立つことになるんだろうということを思って申請をさせていただきまして、取扱い事業者になりました。  委員おっしゃられる恨みを買うほどのどういう売上げしているんだというお話ですけれども、これは先ほど来申し上げているとおり、何らうちからお願いして、うち通してくれという話は一切しておりません。これまでの多分月岡の皆さんも、受付のカウンターで相当数のさばきをしなければいけない状態の中で、それを担えるということをしていただけるということで、それうちに限らず小柳委員も事業でされているところで、どっちへ振るか振らないかという話で選択されたんだろうと思いますけど、私どもといたしましては、これまでの月岡との協会、それから組合との関係性の構築の中にそのような選択をしていただけたんではないかというふうに思っている次第でございます。  2つ目でございますけども、物産の取扱いにつきましては、しばもんということでやっておりますけれども、限定的な商品しか取り扱っていないということもありまして、もう少しその商品をどうつくっていくかというところにつきましては、実質的にその商品をつくるというところは二の次になっておりまして、現有の市が指定したものを取扱いをするということで、ここは拡大していくというところに関しましては、市とやはりもっと詰めていかなければいけないんだろうと思っております。  ちょっと話は別なんですけど、去年うまいもん横丁も中止したということで、多くの事業者に関わってきていただいています。市内のといいますか、今までご来店を、ご利用いただいていた皆さんからあの来ていた店の何が欲しいんだけどいう問合せは結構ありました。結果、できなかったんですけど、うまいもん横丁に出店されている方の、うちが直接取引、取り扱って売るということではなくて、うちが仲介してその注文取るような、インターネットで各商店、うちがやったときの出店者の皆さんのご意向に沿ってうちが仲介して、これ市内の事業者に限定されないんですけど、全国のおいでいただいている事業者の商品を仲介するようなやり方もあるねということは、ちょっと結構相談もしたんですけど、結果できませんでしたけど、そんなこともやってみてもいいのかなという、ちょっと理想のところもあるんですけど、そんなことも考えたところであります。  以上であります。 ○委員長(今田修栄) 中村委員。 ◆委員(中村功) 高澤専務理事、ご苦労さまでございます。皆さん、ご苦労さまでございます。私のほうからは、実は新発田市の観光協会のほうでの事業で、スタディ・ツーリズム推進事業と、しばた大物産展開催ということで、今ほどうまいもん横丁の話も出ましたけども、これらの新規事業なんですけども、何かしら観光協会のほうで関わりがあったか、相談されたことがあった、こういうことを協力してくんないかねとか、そういうふうな話があったものかどうか、それ聞かせていただいていいですか。 ○委員長(今田修栄) 高澤専務理事。 ◎新発田市観光協会専務理事(高澤誠太郎) 新年度予算案のすり合わせの中で、去年の状態で結局そのコロナ対策、感染症対策が整うのは容易ではないということで中止した結果も踏まえまして、できる範囲で対策が講じられて、近寄った形で事業展開するということになりますと、やはり縮小していかなければいけない。縮小していくと、売上げが落ちて採算性でいうとやっぱり見積もると赤字になってしまうということもありまして、ですけど、市の意向も踏まえましたときに、やっぱり市民の皆さんに喜んでいただいて50年続いてきている事業ですんで、市長のご意向も、ぜひ市民の皆さんが喜んでもらえる事業は可能な限りやってほしいというお話も伺っておりますので、縮小してどのぐらいの赤字までいいのかというところをまたすり合わせしなきゃいけないところあるんですけど、そうなりますと、やはり1か所にあれだけの規模のやつをやろうとすると困難なので、分散型でやるような手法も市のほうからのご提案も伺っておりますので、今年度のうまいもん横丁のやり方は、そういった視点を変えて、やり方を変えてどうだろうという話は市と担当課からは話は伺っております。  以上であります。 ○委員長(今田修栄) 中村委員。 ◆委員(中村功) うまいもん横丁は分かりました。私がちょっとそのうまいもん横丁のほかに市としては市内の小中学校の修学旅行の誘致のために旅行費を補助するということもあったもんですから、今ほどの旅行業の話もありましたんで、何かしら相談が事前にあったかなというのをちょっとお聞きしたかったのと、うまいもん横丁とそのしばた大物産展というの、何か同じようなイベントになるもんですから、ちょっと重なるのか、別にやるのか、新発田市も大変じゃないかなと思ったもんですから、その辺いかがでしょうか。 ○委員長(今田修栄) 高澤専務理事。 ◎新発田市観光協会専務理事(高澤誠太郎) ちょっとご説明不足で、冒頭の新発田うまいもん横丁につきましては、先ほど申し上げましたとおり、うちが今までやってきているものはやはりやろうとすれば縮小で、その規模だと面白くないというあたりで、分散型で市と、ここまだ詰まっていませんけど、同日、同時期、同時開催で回遊できるような、カルチャーセンターとこの庁舎の1階のところだとか、分散型で移動できるようなやり方でどうだろうという話は伺っております。  それから、今の修学旅行につきましては、今既にもう私ども県内の小中学校がもうこれまで県外に修学旅行に行っていたものが県の方針もあって、県教委の話もあって、県内の修学旅行に変わってきているという中で、今までは手がけたことのなかったような旅行社からの問合せが結構ありまして、1つは月岡泊まっていただいて、うちが何提供するかといいますと、市の高山さんという方が作られているんですけど、土鈴の絵づけの体験をうちやらせていただいているんです、事前の要望があれば。お子さんたちというか、小中学生の人数にもよりますけど、個数の関係もあるんで、それをうちが取り扱わさせていただいて、体験学習の一つをやって、もう2つやらせていただいているという状況で、今も1つ予約が入っている状況で、そこの部分で言いますと、今後その修学旅行の県内の中でという考え方は、多分しばらく続くんであろうということで考えますと、そこも結構うちにとってはいい売上げにつながるところがありますので、可能な限りうちもその部分ではご協力と、うちの事業として定着した形でやれればいいなということは考えております。  以上です。 ○委員長(今田修栄) 石山委員。 ◆委員(石山洋子) お伺いいたします。これ担当課のほうにお聞きすればいいのかなという部分もあるんですが、地方創生の推進交付金活用事業ということで、ここに説明が書いてあるわけなんですけれども、具体的なことでもし決まっていることがあればということと、一部人件費に充てるということもありますので、その辺の説明を少ししていただきたいのと、先ほど、これは質疑ではないんですが、小柳委員のほうから売上げがという、実際に多分観光協会というネーミングだと思うんです。実際に我々の年代層というか、60歳以上、月岡とかもうコロナの中であってもやはり高齢者の方たち、おばさんが二、三人で旅行されるというのも、若い方もいらっしゃるんだけど、まずは分からないからスマホからしようかじゃなくて、分からないから観光協会に電話しようと、その辺りから多分入っているんだと思いますし、実際に月岡の観光協会でも相当チケットが、当日そこへ行って月岡へ行きながら新発田のどこのチケットだったりを買うという状況もあるので、私が答えることではないんですが、そういう状況があったということで、すみません、お願いいたします。 ○委員長(今田修栄) 高澤専務理事。 ◎新発田市観光協会専務理事(高澤誠太郎) 推進交付金につきましては組立て、それから申請手続につきましては、おのおの市の担当課のほうからの申請に基づいて事業化しているということで、私どもがその一部をどのように担当するのかは、事前の協議した上での話でありますけど、基本的には市が国とやり取りして、今やっている米の輸出ですとか、市長がトップセールスでやって、それを事業化しているという部分につきましては、組立て自体は市のほうで具体的にやっているということであります。その上で、うちのほうでみんなお金に関しましてはお預かりいたしまして、執行管理、予算管理をさせていただいているという状況でございます。付け加えて、フォローみたいなお話しいただきまして、ありがとうございました。 ○委員長(今田修栄) ほかにありませんか。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(今田修栄) 質疑がないようでありますので、質疑を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(今田修栄) ご異議ございませんので、一般社団法人新発田市観光協会に対する質疑を終結いたします。  高澤専務理事、井上さん、どうもありがとうございました。退席されて結構です。           〔「休憩」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(今田修栄) 午後1時まで休憩いたします。           午前11時19分  休 憩  ───────────────────────────────────────────           午後 1時00分  開 議 ○委員長(今田修栄) 休憩前に引き続き会議を開きます。  引き続き経済建設常任委員会所管分について審査いたします。本日の審査に係る担当課からの説明において要する資料があらかじめ届いております。SideBooks本日の資料に掲載しておりますので、ご了承願います。  委員の皆様に申し上げます。一般会計予算審査の最終日3月19日に市長総括質疑を予定しております。市長総括質疑は、課長等に質疑を行った事項で明確な答弁が得られず、課長等の判断レベルを超える総括的な政策判断等を問うものであります。このことをご承知いただき、市長総括質疑を求める場合はこの場で通告願います。  それでは、審査に入ります。  説明員の皆様に申し上げます。説明に当たっては、歳出、歳入の順とし、軽易な事項は省略し、重要事項のみ簡潔明瞭に説明願います。説明順序は、委員会条例第2条の表に掲げるとおりとし、担当課長等から順次説明を願います。  井浦商工振興課長。 ◎商工振興課長(井浦智明) 商工振興課所管分についてご説明いたします。  初めに、歳出であります。予算書の175ページをお開き願います。説明欄一番上の丸印、サン・ワークしばた管理運営事業は、同施設の管理運営に係る経費であります。  次の丸印、住宅建設資金貸付事業及び労働金庫特別預託事業は、それぞれ金融機関に対する預託金であります。  次の勤労者福祉サービスセンター支援事業は、勤労者の福利厚生事業を支援するため、新発田市勤労者福祉サービスセンターに事業費の一部を補助するものであります。  次の組織労働者福利厚生活動支援事業は、連合下越地域協議会が勤労者を対象に実施するダイヤル相談事業の経費の一部を補助するものであります。  次の新潟職能短大産業教育振興協議会支援事業は、職能短大の学生が行う各種活動への支援に加え、市内に居住または就労する意欲のある優秀な学生に対する授業料給付など協議会が行う事業の経費の一部を補助するものであります。  次の雇用対策推進事業は、求職者の就業支援やインターンシップマッチング事業並びに今年度から新たに企業の健康経営推進を支援するため、はつらつ仕事館の運営に係る委託費であります。  次の若者就労支援事業は、国からの委託によりニートなどの若者や就職氷河期世代と言われる方々への就業相談を実施している事業者に対し、臨床心理士による相談やジョブトレーニング等のプログラムを追加で委託し、若者などの自立を支援するための費用であります。  次の企業間連携促進(SSIBA)事業は、地方創生推進国庫交付金を活用し若手社員の離職防止や将来的な外国人就労のための知識習得など企業の人材確保を支援するとともに、企業間連携を目的とした新たな産業支援体制を構築するための経費であります。  次に、197ページをお開きください。説明欄上から3つ目の丸印、創業支援事業は、しばた創業塾の開催負担金と創業者の経営維持に必要なランニングコストの一部を助成するものであります。  次の工業団地指導管理事業は工業団地の維持管理費用、次の工業団地誘致促進事業は、企業誘致に必要な旅費や広告費、制度融資の金融機関への預託金と西部工業団地地内の道路に消雪パイプを敷設するための工事費などであります。  次の商工振興制度融資・支援事業は、制度融資における新潟県信用保証協会への信用保証料の補給金や金融機関への預託金が主なものであります。  次の商工会支援事業は、市内3商工会が行う販路拡大など地域振興事業に対する補助金であります。  次の中小企業・小規模企業等支援事業は、女性の働きやすい環境づくりを促進するため、中小企業が行う女性専用トイレや更衣室などの整備に対する補助金であります。  199ページにかけてまたがっております次の商工観光団体支援事業は、商店街などが実施する各種事業を支援するための補助金及び商店街などのアーケード照明の電気料に対する補助金であります。  次の新発田ブランド認証制度推進事業は、認証マークの著作権使用料であります。  次の販路拡大推進事業は、地方創生推進国庫交付金を活用し販路拡大に意欲的な事業者を支援するため、商品改良などの費用の一部を補助するものであります。  次の地方産業育成資金償還事業は、県からの貸付金を年度末に県に償還する経費であります。  次に、209ページをお開き願います。一番上の丸印、中心市街地活性化事業奨励支援事業は、計画的に実施している商店街のアーケード修繕の経費の一部を補助するもので、令和3年度はメーンストリート商店街の一部を予定しております。  次の城下町しばた全国雑煮合戦開催参画事業は、雑煮合戦開催の負担金であります。  次のまちなか賑わい創出事業は、市のランドマークである新発田城や清水園などの観光施設と寺町たまり駅、札の辻広場といった公的施設をうまく結びつけながら観光施設と連動し新たな人の流れを作るための各種イベント開催や誘客キャンペーン実施に係る経費であります。  歳出は以上であります。
     43ページをお開きください。説明欄下から6つ目の丸印及び一番下の丸印、地方創生推進国庫交付金は、それぞれ歳出でご説明いたしました企業間連携促進事業、販路拡大推進事業に係る国からの交付金であり、補助率は2分の1であります。  めくりまして45ページお願いします。説明欄上から3つ目の丸印、社会資本整備総合国庫交付金は、歳出でご説明しました工業団地誘致促進事業の施設整備工事費に対する国庫交付金であります。補助率は10分の6であります。  次に、65ページをお開き願います。下から2つ目の丸印、住宅建設資金貸付金元金収入からページをめくりまして67ページの西部工業団地工場等立地特別資金貸付金元金収入まで、2つ飛んで地方産業育成資金貸付金元金収入は、それぞれ歳出でご説明いたしました各種貸付金等の預託金と貸付金の戻入れであります。  次に、71ページお願いします。中段少し下の22節商工振興課雑入は、制度融資の繰上償還に伴う新潟県信用保証協会からの保証料補給金の返戻金が主なものであります。  次に、75ページをお開き願います。説明欄4つ目の丸印、道路整備事業債は、歳出でご説明いたしました工業団地誘致促進事業の施設整備工事費に対する地方債であります。  以上です。よろしくお願いします。 ○委員長(今田修栄) 石井観光振興課長。 ◎観光振興課長(石井昭仁) それでは、観光振興課所管分の主なものについてご説明申し上げます。  初めに、歳出でございます。198、199ページをご覧願います。説明欄の上から4つ目の丸印、蕗谷虹児記念館管理運営事業からページをめくっていただきまして200、201ページの下から3つ目の丸印、紫雲の郷館管理運営事業までは、各観光施設の維持管理及び施設運営に要する経費でございます。なお、蕗谷虹児記念館につきましては、新発田市の文化、芸術の拠点化のために文化会館と蕗谷虹児記念館を一体的に管理するということで、令和3年度より文化行政課文化芸術振興室に事務を移譲する予定でございます。また、旧県知事公舎記念館につきましては、これまで様々な活用を図ってまいりましたが、団体旅行客の減少、コロナウイルスの感染拡大等によりまして入館者数が低迷いたしておりますことから、その利用実態に合わせました施設の管理運営体制を構築いたしまして、経費削減も図るために令和3年度から予約制の見学に切り替え、12月から3月までは冬期休館といたしまして、貸し館業務を廃止することといたしまして、係る予算も減額としてございます。  201ページの説明欄最上段の観光交流施設管理運営事業は、令和2年度まで剣龍峡等管理運営事業としておりましたけれども、剣龍峡に係ります事業内容を同じページの最下段の山岳施設維持管理運営事業に組み替えたことによりまして五十公野森林館と安兵衛茶屋に係る事業内容に絞られましたことから事務事業名を変更しております。  それでは、説明欄下から2つ目の丸印、海水浴場管理運営事業は、海水浴場安全対策協議会の負担金が主なものでございまして、藤塚浜海水浴場及び海水浴場安全センターの開設に要する経費でございます。  次の丸印、山岳施設維持管理運営事業につきましては、二王子岳をはじめといたします6つの登山道の安全整備と維持管理等に要する経費でございます。  202、203ページをお開き願います。説明欄下から2つ目の丸印、市島邸管理運営事業につきましては、市島邸の施設の建物及び庭園の維持管理に要する経費でございます。  次の丸印、月岡温泉足湯施設維持管理事業につきましては、隣接いたします駐車場の借り上げ料及び足湯施設維持管理に要する経費でございます。  204、205ページをお開き願います。説明欄上から7つ目の丸印、城下町新発田まつり開催参画事業は、城下町新発田まつり開催実行委員会の負担金でございます。令和3年度は、感染防止対策を行いながら何とか実施する方向で検討する予定でございますので、係る経費を盛り込んでございます。  次の丸印、武庸会支援事業からしばたっ子台輪運営事業までは、各団体や実行委員会に対する補助金または負担金でございます。  次の丸印、観光施設整備事業につきましては、年次計画で進めておりますトイレの洋式化に伴う費用でございまして、令和3年度は大峰山さくらハウスのトイレの1か所を整備する予定でございます。  次の丸印、市島邸活用事業につきましては、市島家の功績や歴史資産を多くの市民並びに観光客に発信するため、企画展示や各種イベントなどの実施に要する経費でございます。令和3年度は、早稲田大学から寄贈を受けました東京市島邸で実際に使用していた家具などの展示を行いまして、市島邸のさらなる活用とPRに取り組む予定でございます。  次の丸印、月岡温泉環境整備事業は、当市の観光のプラットホームでございます月岡温泉街の魅力向上のため、市道の美装化などを年次的に進めているものでございまして、令和2年度に引き続きホテル泉慶前の市道を石畳風にする工事費でございます。  次の丸印、月岡温泉支援事業は、月岡温泉観光協会が実施いたします誘客や観光PRなどを支援いたしますとともに、源泉の維持管理に必要な基金の積立てに対する補助でございます。  次の丸印、スタディ・ツーリズム推進事業は、新規事業でございます。新型コロナウイルスの感染拡大に伴いまして、市内小中学校の修学旅行は大半が中止となりました。実施した学校でも近場でかつ日程を短縮しての修学旅行となりましたが、その傾向は市外の学校でも同様でございまして、しばらく続くものと予想してございます。そこで、この機に最後の団体旅行である修学旅行の取り込み、それによります観光関連事業者などの地域経済の活性化、そして未来のリピーターとなるであろう小中学生といった新たな客層の取組を目的に当市の宿泊施設やバス事業者を利用し修学旅行を実施する学校に対しまして宿泊料金やバス借り上げ料の一部を助成するものでございます。  1つ飛んでいただきました丸印、蕗谷虹児記念館活用事業は、蕗谷虹児作品を活用いたしました特別企画展に加えまして、著名な画家などの作品との合同企画展などを開催し、市民に芸術を楽しんでいただくとともに、観光誘客につなげるための事業を実施する経費でございまして、今年はリサとガスパール展をまず予定しているとこでございます。  206、207ページをお開き願います。最上段の丸印、新発田市観光協会支援事業につきましては、観光振興のためのイベントや行事、誘客のためのPR活動や2次交通確保策など稼げる観光地づくりを推進する活動を行う新発田市観光協会に対する補助金でございます。  2つ下の丸印、道の駅加治川整備事業につきましては、今年度行いました実施設計に基づきまして来年度着工いたします改修工事費が主なものでございます。令和4年3月完工、4月リニューアルオープンの予定で進めてまいりたいと考えてございます。  次の丸印、DMO活動トライアル事業につきましては、稼げる観光地域づくりを目指しまして、市観光協会が事務局を担います新発田市DMOの活動経費に対する負担金が主なものでございます。今年度候補法人登録での活動を経て本登録の申請中でございまして、本来であれば今頃結果が出るはずでございましたが、官公庁のほうで審査が遅れているということでまだ結果が出てございませんので、結果が出次第またご報告申し上げたいと思います。次年度の活動といたしましては、今年度コロナ禍によりできませんでしたモニターツアーの実施やICTを活用した観光案内に係る調査、クルーズ船の受入れに伴う物産販売等を計画いたしております。  次の丸印、ふれあいセンター桜館・農畜産物等販売所やまざくら管理運営事業は、先ほど説明申し上げましたリニューアル工事に伴い、令和3年4月から令和4年3月まで休業とさせていただきます。リニューアル工事の影響がない国設置のトイレ等の維持経費が主なものでございます。  次の丸印、誘客促進事業は、新発田市誘客促進協議会への負担金拠出でございまして、次年度は今年度実施できませんでした国内外へのトップセールスの実施、海外へ発信力のある在留外国人へのモニターツアー、その他商談会やトップセールスで使える総合観光パンフレットの整備、ウェブ広告などの活動を予定してございます。この誘客促進事業と先ほどご説明申し上げましたDMO活動トライアル事業につきましては、国の地方創生推進交付金を活用しての事業を展開しているものでございまして、来年度が5年目で最終年度となります。この2つの事業に関連いたします一部の事業は、定住自立圏連携事業といたしまして、胎内市、聖籠町からも応分のご負担をいただいているところでございます。  次の丸印、しばた大物産展開催参画事業は、これも新規事業でございますが、コロナ禍によりましてイベントの中止や規模縮小に伴い、出店機会の消失や営業活動の縮減に見舞われました市内事業者が一堂に出店する機会を用意いたしますとともに、市民の皆さんにぜひともこのにぎやかなひとときを過ごしてもらって元気を取り戻してもらいたいという思いで開催させていただくものでございまして、当然その中にはイベントとかもさせていただきたいと思っておりますし、先ほども観光協会のほうから話もありましたけれども、札の辻、それからカルチャーセンター、それから五十公野あるいは城址公園とかそういった場所を広く使いながら全市的に盛り上げていけたらと思っているとこでございます。  続きまして、208、209ページをお開き願います。説明欄上から4つ目の丸印、寺町たまり駅管理運営事業につきましては、寺町たまり駅の指定管理委託料が主なものでございます。指定管理者は、株式会社花安新発田斎場でございまして、次年度は3年目となります。  次の丸印、台輪展示館管理運営事業につきましては、諏訪町たまり駅、中央町たまり駅の管理運営に係る委託料や建物の借り上げ料が主なものでございます。  歳出は、以上でございます。  歳入についてご説明申し上げます。34、35ページをお開き願います。説明欄中ほどにございます商工使用料欄、露店使用料から刀剣伝承館・天田昭次記念館等入館料及び使用料までは、祭りなどでの露店出店料及び各施設の入館料並びに使用料でございます。  次に、44、45ページをお開き願います。説明欄最上段の丸印、地方創生推進国庫交付金は、歳出でご説明申し上げました誘客促進事業及びDMO活動トライアル事業の財源に充てるものでございまして、補助率は2分の1であり、事業費に応じて計上させていただいております。  次の丸印、地方創生拠点整備国庫交付金は、歳出でご説明申し上げました道の駅加治川整備事業の財源に充てるものでございまして、補助率は2分の1でございまして、事業費に応じて計上させていただいておりますが、これにつきましては、3月の12日内示を受けまして、国のほうから確約を得たところでございます。  次に、下に4つ飛んだ丸印、社会資本整備総合国庫交付金、観光振興課分につきましては、先ほど歳出でご説明申し上げました月岡温泉環境整備事業の財源に充てるものでございまして、こちらも補助率2分の1でございます。今年度と同額の1,500万円を計上してございます。  次に、70、71ページをお開き願います。区分欄の下から2つ目の観光振興課雑入につきましては、所管いたします観光施設等の電気使用料や手数料などでございます。  次に、74、75ページをお開き願います。説明欄上から3つ目の丸印、観光施設整備事業債は、歳出でご説明いたしました道の駅加治川整備事業の補助裏に充てるものでございまして、充当率は90%、交付税措置率30%の一般補助施設整備事業債を利用する予定でございます。  観光振興課は、以上でございます。 ○委員長(今田修栄) 長谷川農林水産課長。 ◎農林水産課長(長谷川英一) 農林水産課所管の主なものについてご説明を申し上げます。  初めに、歳出であります。予算議案書178、179ページをお願いいたします。説明欄下から5つ目の丸、松浦農村環境改善センター管理運営事業から次ページ説明欄一番上の丸、新潟県果樹振興協会参画事業まで、飛んでいただいて下から3つ目の丸、有機の里交流センター運営事業とその下の米倉ふれあい農園事業については、各施設の指定管理者委託料及び各種参画事業の負担金であります。  その下の丸、農業総務費のうち下から2つ目の農地利用検討負担金については、菅谷住環境整備事業の土地87アールについて、地元の皆様の意向を踏まえ、農地利用など有効活用を検討するとして、試験的な取組を行うための地元組織への負担金であります。  次に、182、183ページをお願いいたします。説明欄1つ目の丸、農業経営支援利子助成事業は、認定農業者等が経営拡大や経営改善に向けて施設整備等を行うために借り入れた資金に対する利子助成金であります。  次の新規就農者支援事業は、認定新規就農者が経営規模の拡大や新規部門開始のために必要となる園芸ハウスや附帯設備等の導入に対する補助金であります。  次の農業法人化支援事業は、農業法人の経営発展や集落営農組織の法人化に向けた乾燥調整施設整備やコンバイン等の機械導入に対する補助金であります。  次の中山間地域等直接支払交付事業は、農業生産条件が不利とされる中山間地域の7協定団体(15集落)でありますが、そこへの交付金であります。  次の有害鳥獣対策事業は、鳥獣被害対策実施隊の経費や新発田市鳥獣被害防止対策協議会への負担金、狩猟免許新規取得者への補助などであります。なお、協議会負担金につきましては、昨年熊の出没等が頻発したことなどから、熊おりの購入や修繕に要する経費の助成等を拡充させております。  次の環境保全型農業直接支援対策事業は、化学肥料、化学合成農薬の5割低減に加えて、冬期湛水管理などに取り組む農家に対する交付金であります。  次の産地づくり対策支援事業は、米の需給調整や経営所得安定対策に係る新発田市農業再生協議会への補助金であります。  次の園芸振興支援事業は、アスパラガスやイチゴ越後姫等のパイプハウス等の園芸施設整備に対する補助金であります。  次の強い農林水産業づくり支援事業は、アスパラガス等におけるハウス導入に対する県補助金への10%の上乗せや県補助金の対象外となる共同利用による機械施設整備に対する3分の1補助、そして加工、流通、販売促進や耕作放棄地対策に対する市単独の補助金であります。  次のカメムシ類防除対策事業は、カメムシの防除対策として、河川堤防の草刈りを地元の農家組合等へ委託するものであります。  次の健康農産物づくり推進事業は、耕作放棄地の解消に向けて、薬草の栽培研究を行い、安心、安全な健康農産物づくりの推進を図るものであります。  次の園芸産地サポート事業は、旧新発田野菜・果樹拡大事業を名称変更いたしまして、県、JA北越後と作成した産地育成計画で掲げるアスパラガスやイチゴ越後姫等のブランド化作物のほか、ブロッコリーやタマネギ等の土地利用型作物の作付面積の拡大に対する助成を行い、園芸の生産拡大を図るものであります。  次の農業サポートセンター運営事業は、農業サポート人材バンク事業や就労支援連携事業など、農業労働力の育成活動に対する負担金であります。  次の青年就農支援事業は、新規就農者に対して経営開始後5年間経営の安定を目的に給付される給付金であります。  次に、184、185ページをお願いいたします。一番上の丸、農地中間管理機構集積協力支援事業は、地域でまとまった農地を農地中間管理機構に対して貸し付け、担い手への農地集積、集約化を図るときに交付する協力金であります。  次の農地中間管理事業は、農地中間管理事業の実施に要する費用で、臨時職員賃金が主なものであります。  次の担い手育成総合発展支援事業(農業再建プロジェクト)は、農業従事者の高齢化、担い手不足、首都圏等での産地間競争に対応すべく大規模経営体、新規就農者、販売力強化を目指す意欲ある生産グループ等を支援し、当市の農業振興の基盤づくりを行うものであります。  次のGAP(農業生産工程管理)推進事業は、安全、安心かつ環境に配慮された農産物の生産、供給等に係る農業の生産工程管理をチェックする取組、GAPの導入に対する研修会等の周知を図るものであります。  次のGFPグローバル産地づくり推進事業は、輸出に積極的に取り組む産地や農業者に対する定額補助10分の10の国庫補助事業であり、実行委員会に負担金を支出する方式で事業を進め、米の輸出実施体制の構築のほか、トップセールス等により輸出米の産地として新発田を国内外に売り込むなど、輸出米への取組が農業経営における一つの選択肢となるよう定着を図るものであります。  次の新発田牛ブランド化推進事業は、コロナ禍で影響を受けた肉用牛について、緊急経済対策による消費拡大キャンペーンを契機とし、同実行委員会への負担金を支出する方式で、地域ブランド牛、新発田牛のデビューに向けた取組や知名度向上の取組を行うものであります。  次の新発田市食料・農業振興協議会運営事業は、食の循環によるまちづくりの推進や農産物等の販売促進により、農業振興を図るための同協議会への委託料であります。  次の地域農産物等輸出促進事業は、国の地方創生推進交付金を活用し、インバウンド観光事業と連携して実施するもので、米を除いた地域農産物や新発田の物産商品等について、輸出の促進を図るもので、GFPグローバル産地づくり推進事業との両輪で、さらなる新発田市のPRと農産物等の輸出促進に取り組むため、新発田市観光協会への負担金であります。なお、5年目を迎え、来年度が最終年度となります。  1つ飛びまして、有機資源センター管理運営事業は、畜産振興及び食の循環によるまちづくりの推進に向け、家畜ふん、生ごみ、食品残渣などから堆肥を生産するための施設である有機資源センターの管理運営に係る経費であります。  次に、188、189ページをお願いします。説明欄一番下の丸、滝谷森林公園管理運営事業は、自然環境を活用したレクリエーション施設である滝谷森林公園の管理運営に係る経費であります。  次のページをお願いいたします。説明欄中ほどであります。上から4つ目の丸になります。市有林育成事業は、五十公野山と加治山の保全に係る下草刈り等の費用であります。  次の松くい虫防除事業は、紫雲寺地域、五十公野山、真木山の松林を守るため、薬剤散布と伐倒駆除などで対策を行うものであります。  次の森林・山村多面的機能発揮対策事業は、地域住民が森林所有者等と協力して実施する里山林等の森林保全管理や山村地域の活性化の取組に対して補助を行うものであります。  次の造林支援事業は、森林所有者等が行う造林、間伐及びそれらの施業に伴い利用する作業道等の維持管理経費の補助を行うものであります。  3つ飛んで一番下の丸、森林経営管理事業は、森林経営管理法により市町村が森林所有者に代わって森林の経営管理ができるようになったことから、森林環境譲与税を財源とした民有林整備、そのための森林所有者への意向調査や経営管理権の集積計画の作成等に係る委託料等であります。  次のページをお願いいたします。水産業費の説明欄1つ目の丸、全国市町村水産業振興対策協議会参画事業から下から3つ目の丸、新潟漁業協同組合北蒲原支所支援事業までは、水産業の振興を図るための各組合、協議会への補助金、負担金であります。  次の漁業共同利用施設管理事業は、地元水産物の加工などを行う漁業共同利用施設における光熱水費や浄化槽維持点検等の管理運営に係る経費であります。  歳出は、以上であります。  次に、歳入であります。34、35ページをお願いいたします。35ページ中ほどの林業使用料の説明欄、滝谷森林公園使用料は、森林公園の宿泊施設等の使用料であります。  次に、38、39ページをお願いいたします。説明欄上から2つ目の丸、有機資源センター手数料は、有機資源センターに搬入される家畜ふん、食品残渣、汚泥等の搬入手数料であります。  次に、42、43ページをお願いいたします。説明欄下から5つ目の丸、地方創生推進国庫交付金は、歳出で説明いたしました地域農産物等輸出促進事業の国庫交付金であります。  次の丸、GFPグローバル産地づくり推進事業国庫補助金は、歳出で説明いたしました同事業の国庫補助金であります。  次に、56、57ページをお願いします。説明欄3段目であります。農業経営基盤強化資金利子助成県補助金から地域活性化推進事業県補助金までは、歳出で説明いたしました農業振興費に係る県補助金等であります。  次に、1つ飛びまして、民有林造林事業県補助金から森林整備地域活動支援県交付金は、歳出で説明いたしました各事業の補助金であります。  次に、60、61ページをお願いいたします。説明欄一番上の丸、カメムシ類防除対策事業県委託金は、歳出でご説明いたしましたカメムシ類防除対策事業の県委託金であります。  次に、70、71ページをお願いいたします。説明欄一番下の段であります。農林水産課雑入のうち1つ目の丸、堆肥販売収入、現年度分は、有機資源センターで生産された堆肥の販売収入であります。  次のページをお願いいたします。説明欄2つ目の丸、松くい虫特別防除負担金は、歳出で説明いたしました松くい虫防除事業について、県立紫雲寺記念公園、藤塚浜財産区、聖籠町から一部ご負担をいただくものであります。  次の農地中間管理機構業務委託金は、歳出でご説明いたしました農地中間管理機構の業務に係る委託金であります。  説明は以上であります。よろしくお願いいたします。 ○委員長(今田修栄) 大滝地域整備課長。 ◎地域整備課長(大滝一仁) 地域整備課が所管する主なものについて、歳出からご説明いたします。  181ページをお開きください。説明欄上から2つ目の丸、新潟県土地改良事業団体連合会参画事業からの3項目と1つ飛びまして、新発田地域耕地協議会参画事業、次の国営加治川用水地区事業推進協議会参画事業の合わせて5項目は、協議会や団体等への参画負担金であります。  続きまして、187ページをお開きください。上から3つ目の丸、県営ほ場整備参画事業からの6項目、県営湛水防除(新発田地区)参画事業までは、それぞれ県が実施する事業に係る負担金であります。  めくりまして189ページ、一番上の多面的機能支払交付金事業は、農業、農村が持つ水源涵養や自然環境保全といった多面的機能を維持するための活動に取り組む151組織、232集落への交付金であります。  次の国営造成施設管理体制整備促進参画事業は、国で整備した農業施設を管理している土地改良区を支援する事業の負担金であります。  続きまして、215ページをお開きください。一番下の丸、道路台帳補正事業は、市道認定や変更などに要する経費であります。  続きまして、221ページをお開きください。一番上の丸、市道改良整備事業は、市道の整備に係る工事費、委託料、物件補償費等であります。なお、本件につきましては、資料としまして令和3年度事業箇所計画表というものを別途配付しておりますので、ご参照いただければと思います。  3つ飛びまして、交通安全施設整備事業は、市道内竹板山線の歩道整備費であります。  めくりまして223ページ、一番上の丸、県営急傾斜地崩壊対策参画事業は、県が五十公野地区で実施しております対策工事に係る負担金であります。  1つ飛んで、大規模盛土造成地変動予測調査事業は、面積が3,000平方メートル以上で、大規模盛土造成地と定義づけされる藤塚浜地区において、安全性を把握するための地盤調査を実施したいというものであります。  めくりまして225ページ、上から4つ目の丸、民間開発施設用地買収事業は、市街地の水害対策として、調整池を取得するもので、令和3年度は緑町2丁目の1か所を予定しております。  めくりまして227ページ、上から4つ目の丸、都市計画道路見直し事業は、長期間事業に着手されていない路線の見直しに向けた資料作成等に要する費用であります。  次の都市計画マスタープラン事業は、都市計画区域における10年に1度の市街化区域線引き見直しに向け、一部改定を行うための費用であります。  歳出は以上です。
     次に、歳入であります。41ページをお開きください。下から4つ目の丸、集約都市形成支援事業国庫補助金は、都市計画マスタープラン事業への補助金となります。  続きまして、45ページをお開きください。上から4つ目と8つ目になります。社会資本整備総合国庫交付金は、市道改良整備事業と大規模盛土造成地変動予測調査事業への交付金であります。  続きまして、57ページをお開きください。中段の多面的機能支払交付金県補助金は、当該事業への補助金であります。  続きまして、67ページをお開きください。上から9つ目の丸、宅地造成事業特別会計貸付金元金収入は、宅地造成事業特別会計からの償還金となります。  続きまして、75ページをお開きください。一番上の丸、農業基盤整備事業債、3つ飛びまして、道路整備事業債、また1つ飛んでいただきまして、急傾斜地対策事業債は、それぞれ事業の財源として起債したいというものであります。  以上が地域整備課所管分となります。よろしくお願いいたします。 ○委員長(今田修栄) 五十嵐維持管理課長。 ◎維持管理課長(五十嵐富士雄) 維持管理課が所管する主なものについて、歳出からご説明いたします。  147ページをお開きください。説明欄一番下の丸、児童広場維持管理事業は、市内に90か所ある児童広場の遊具の修繕や更新工事など、維持管理に要する経費であります。  次に、179ページをお開きください。上から2つ目の丸、曽根排水機場維持管理参画事業と次の丸、乙見江頭首工管理参画事業の2件は、水害防止対策として、排水機場の稼働や維持管理に係る負担金であります。  その下の派川加治川水環境保全協議会参画事業は、県農地事業で整備した遊歩道やポケットパークなど、聖籠町と共同で維持管理する負担金であります。  めくりまして181ページ、下から4つ目の丸、落堀川水系排水機場維持管理運営事業は、落堀川水系の水害軽減に係る排水機場の維持管理に要する経費及び負担金であります。  次に、187ページをお開きください。最初の丸、排水機場・排水路維持管理事業は、西名柄と道賀地内にある排水機場の維持管理に要する経費であります。  次の丸、新井郷川排水機場維持管理参画事業は、当該排水機場の維持管理に係る負担金であります。  一番下の丸、土地改良施設機能改善事業は、農地事業で整備された施設の維持、修繕工事などの経費であります。  次に、193ページをお開きください。最初の丸、林道維持管理事業は、林道の維持、修繕工事などの経費であります。  一番下の丸、松塚漁港維持管理事業は、漁港施設の修繕工事や漁港内のしゅんせつなどに要する経費であります。  次に、215ページをお開きください。下から3つ目の丸、防犯灯維持管理事業は、令和3年1月末現在市内に設置してある防犯灯約1万5,700灯の電気料及び照明器具の維持管理に要する経費であります。  次の丸、街灯整備事業は、新規に設置する防犯灯や街路灯の工事費用であります。  めくりまして217ページ、最初の丸、除雪ステーション新築事業は、現在二葉小学校の隣にある維持管理事務所を荒橋小学校グラウンドへ移転するための基本設計を委託する経費であります。  下から3つ目の丸、道路維持管理事業は、道路、側溝、ガードレールの修繕など、市道の維持管理に要する経費であります。  めくりまして219ページ、下から4つ目の丸、除雪費は、道路除雪並びに消雪パイプの修繕等に要する経費であります。  めくりまして221ページ、上から2つ目の丸、消雪施設新設事業は、消雪用井戸及びパイプの新設、更新に要する経費であります。  その下の丸、私道・融雪施設整備支援事業は、私道などの舗装や側溝の新設工事及び消雪パイプなど融雪施設の新設、更新を行う町内会などの団体にその経費の一部を補助するものであります。  2つ飛んでいただいた下の丸、橋りょう修繕事業は、新発田市橋梁長寿命化修繕計画に基づく橋の点検委託や設計業務委託並びに修繕工事に要する経費であります。  次の丸、河川維持管理事業は県から委託された1、2級河川の草刈りや新発田川、赤沼川、都市下水路といった大型の水路及び調整池の清掃、修繕に要する経費であります。  次に、227ページをお開きください。上から6つ目の丸、新発田駅前広場等管理事業は、新発田駅西口及び東口に設置された駐車場、エレベーター、地下通路などの維持管理に要する経費であります。  めくりまして229ページ、上から3つ目の丸、街なみ環境整備事業は、新発田川の護岸整備や防護柵の美装化など、景観整備に要する経費であります。  1つ飛んで下の丸、道路側溝清掃支援事業は、側溝清掃を業者委託して実施する町内会などの団体にその経費の一部を補助するものであります。  次の丸、排水路改築事業は、宅地間等の排水路整備を実施する自治会などの団体に、その経費の一部を補助するものであります。  めくりまして231ページ、最初の丸、公園維持管理事業は、市内62か所の都市公園の遊具修繕など、施設の維持管理に要する経費であります。  下から2つ目の丸、公園整備事業は、公園長寿命化計画に基づく遊具等の更新工事に要する経費であります。  歳出は以上で、次に歳入であります。35ページをお開きください。説明欄中ほどの土木使用料の1つ目の丸、道路占用料は、市道に埋設しているガス管や電柱などの占用料であります。  下の欄の上から4つ目の丸、新発田駅前広場等使用料から4つ下の丸、中央公園駐車場使用料までの5件は、それぞれ公園や駐車場の使用料であります。  次に、43ページをお開きください。説明欄下から2つ目の丸、農業水路等長寿命化・防災減災事業国庫交付金は、歳出で説明をいたしました土地改良施設機能改善事業の国庫交付金であります。  めくりまして45ページ、上から5つ目の丸、社会資本整備総合国庫交付金は、歳出で説明いたしました除雪費、消雪施設新設事業の国庫補助金であります。  次の丸、道路メンテナンス事業国庫補助金は、歳出で説明いたしました橋りょう修繕事業の国庫補助金であります。  下の欄、上から3つ目の丸、社会資本整備総合国庫交付金は、歳出で説明をいたしました公園整備事業及び街なみ環境整備事業の国庫補助金であります。  次に、57ページをお開きください。説明欄中ほどの林業費県補助金の一番下の丸、林道改良事業県補助金は、歳出で説明いたしました林道維持管理事業の県補助金であります。  次に、61ページをお開きください。説明欄上から2つ目の丸、県道除雪協力費県委託金は、県から委託を受けた県道の歩道除雪に対する委託金であります。  次の丸、河川維持修繕費県委託金は、県から委託を受けた1、2級河川の除草に対する委託金であります。  次に、73ページをお開きください。26の維持管理課雑入、説明欄2つ目の松塚漁港維持管理事業負担金は、漁港を利用する胎内市の漁業者3割相当分について胎内市から負担をいただくものであります。  維持管理課の所管は以上であります。お願いいたします。 ○委員長(今田修栄) 小野建築課長。 ◎建築課長(小野正一) 続きまして、建築課所管分の主なものについてご説明申し上げます。  初めに、歳出でございます。93ページをお開きください。財産管理費の説明欄上から2つ目の丸印、公共施設維持管理事業は、カルチャーセンター防火シャッター改修工事など、市有施設の維持、修繕に係る経費であります。  次に、105ページをお開きください。安全対策費の説明欄上から3つ目の丸印、空家等対策推進事業は、空き家等の所有者が抱えている問題解決のため、空き家等対策の取組関連として、特定空家に認定された不良住宅等に対し、特定空家等の除去費の一部を補助するための経費、また空き家等の状態に起因して人の生命、身体または財産に危害が及ぶことを回避するために緊急の必要な最小限度の措置を講ずるための経費が主なものであります。  次に、223ページをお開きください。都市計画総務費の説明欄上から4つ目の丸印、建築審査会運営事業と次の丸印、建築基準法関連審査事務は、建築審査などに要する経費であります。  次の全国建築審査会協議会参画事業と次の丸印、日本建築行政会議参画事業は、建築行政の動向や法解釈等を目的に参加する会への負担金等であります。  めくっていただきまして、225ページ、説明欄一番上の丸印、民間建築物アスベスト除去等支援事業は、災害等により緊急的にアスベストの除去等が必要なもの及び県、または市が指定する道路に接する敷地の建築物が災害等により倒壊、または損傷した際、アスベストが飛散しないよう未然に措置するもので、それらの建築物の所有者等に対し、アスベストが含有しているか確認するための分析調査に要する費用の一部を補助する経費であります。  次の住宅リフォーム支援事業は、空き家の発生を未然に防ぐとともに、市民の住環境の改善と市内経済の活性化を図るため、住宅の所有者が行う市内の施工業者による住宅リフォーム工事に要する費用の一部を補助する経費であります。  2つ飛んで次の丸印、特定建築物定期報告事務は集会場、病院など不特定多数が利用する施設の定期検査報告に係る委託料であります。  次の木造住宅耐震化支援事業は、昭和56年5月31日以前に建築された木造住宅で耐震診断を希望する建物の所有者に対して、耐震診断士を派遣するための経費、また耐震性の低い木造住宅の耐震設計や簡易補強設計、耐震改修工事や簡易補強工事などに要する費用の一部を補助する経費などであります。  1つ飛んで、次の丸印、定住化促進事業は、市の人口を増加させて活性化を図るため、市外からの転入者を対象に住宅の建築及び取得費の一部を補助する経費が主なものであります。  次の景観形成推進事業は、景観条例や屋外広告物条例に基づき、届出や申請に対する審査、指導、啓発などを行うための経費、また景観に配慮した屋根、外壁の修景や生け垣、塀の設置などの工事に要する費用の一部を補助する経費が主なものであります。  めくっていただきまして、227ページ、説明欄一番上の丸印、歴史的景観形成建造物指定事業は、歴史景観エリア内で市の良好な景観形成に重要な役割を果たしている建造物を市が指定し、その建造物の外観の維持保全、修景等に要する費用の一部を補助する経費が主なものであります。  5つ飛んで、次の丸印、市施設建築工事及び実施設計等受託事業は、工事の発注の際に使用する積算システム等に係る経費であります。  次に、一番下の丸印、建築指導費は、当課の事務管理等に要する経費であり、会計年度任用職員報酬が主な経費であります。  次に、263ページをお開きください。社会教育総務費の説明欄、上から2つ目の丸印、社会教育施設維持管理事業は、青少年健全育成センター火災報知設備改修工事など、社会教育施設の維持修繕に係る経費であります。  次に、287ページをお開きください。体育施設費の説明欄一番上の丸印、社会体育施設維持管理事業は、市民プール外周フェンス改修工事など、社会体育施設の維持修繕に係る経費であります。  歳出は以上であります。  次に、歳入でございます。39ページをお開きください。土木手数料、2節の説明欄、建築確認申請手数料、3節の説明欄、屋外広告物許可申請手数料、5節の説明欄、その他証明手数料は、各申請に係る手数料であります。  めくっていただきまして、41ページ、総務費国庫補助金、1節の説明欄一番下の丸印、社会資本整備総合国庫交付金、建築課所管分については、空家等対策推進事業に対する交付金であります。  次に、45ページをお開きください。土木費国庫補助金、2節の説明欄一番下の丸印、社会資本整備総合国庫交付金、建築課所管分については、景観形成支援事業及び歴史的景観形成建造物指定事業に対する交付金であります。  めくっていただきまして、47ページ、説明欄一番上の丸印、社会資本整備総合国庫交付金、建築課所管分は、木造住宅耐震化支援事業及び民間建築物アスベスト除去等支援事業に対する交付金であります。  次に、53ページをお開きください。総務費県補助金、1節の説明欄一番下の丸印、U・Iターン実現トータルサポート事業県補助金、建築課所管分については、定住化促進事業の家財道具等処分に対する県補助金であります。  次に、57ページをお開きください。土木費県補助金、2節の説明欄上から2つ目の丸印、木造住宅耐震診断支援事業県補助金と次の木造住宅耐震改修等支援事業県補助金は、木造住宅の耐震診断、耐震改修等に対する県補助金であります。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(今田修栄) 前田財産管理課長。 ◎財産管理課長(前田純博) 続きまして、財産管理課所管分についてご説明申し上げます。  初めに、歳出であります。予算書の90、91ページをお開き願います。説明欄下から2番目の丸印、財産維持管理事業は、普通財産の維持管理に要する経費であります。主なものといたしまして、中ほどの手数料は年間2回から3回程度行う市有地40か所の草刈りに要する経費であります。  次に、その下の丸印、市有財産保険事業につきましては、市が保有する建物、車両などの損害保険加入料や市が主催する行事、イベントなどに参加した市民にけがなどの事故があった場合に支払われる総合保険の加入に要する経費が主なものであります。  次に、めくっていただきまして、一番上の丸印、市有財産活用事業につきましては、手数料及び測量・設計・登記委託料は、売却を予定している土地の不動産鑑定及び用地測量などに要する経費であり、解体撤去工事費は旧上館保育園の解体に要する経費となっております。  次に、212、213ページをお開き願います。説明欄上から5つ目の丸印、国土調査修正事業につきましては、国土調査成果の誤りを修正するための登記委託料であります。  次に、その下の丸印、国土調査事業は、今年度に引き続きまして実施する上中山第2地区及び八幡新田、小友地区の地籍調査に要する経費であります。  次に、その下の丸印、未登記解消事業は、未登記を解消するための測量や登記などの業務委託料及び会計年度任用職員の人件費が主なものとなっております。  以上が歳出であります。  次に、歳入についてであります。34、35ページをお開き願います。中ほど、土木使用料、説明欄下から3番目の丸印、法定外公共物使用料は、主に店舗など住宅以外への乗り入れとして利用している事業用の橋などの構築物に係る使用料であります。  次に、52、53ページをお開き願います。説明欄上段、下から2番目の丸印、地籍調査事業県負担金は、先ほど歳出でもご説明しました上中山第2地区及び八幡新田、小友地区における地籍調査事業に対する県負担金であります。  次に、60、61ページをお開き願います。説明欄下段、上から2番目の丸印、土地建物貸付収入につきましては、普通財産の土地、建物の貸付収入であります。主なものといたしましては、中曽根県営住宅敷地及び新潟職業能力開発短期大学校の学生寮敷地の貸付料であります。  次に、めくっていただきまして、説明欄一番上の丸印、土地建物売払収入につきましては、入札等による普通財産の売払い収入のほか、法定外公共物の売払いの収入が主なものとなっております。  財産管理課所管分については以上であります。 ○委員長(今田修栄) 倉島下水道課長。 ◎下水道課長(倉島隆夫) 続きまして、下水道課所管分についてご説明申し上げます。  初めに、歳出についてであります。168、169ページをお開き願います。説明欄上から4つ目の丸印、浄化槽登録管理事業は、市内の浄化槽設置状況を把握するため、し尿浄化槽管理台帳の作成を委託するものであります。  次の丸印、水道水源保護地域等浄化槽支援事業は、水道水源保護地域や中山間地に指定された地域にお住まいの方が行います合併処理浄化槽設置工事に対して補助金を交付するものであります。令和3年度の補助件数は、20基分を見込んでおります。  次に、228、229ページをお開き願います。説明欄一番上の丸印、下水道対策推進事業は、下水道事業会計への繰出金であります。主に下水道事業会計の事業に係る市債の元利償還金の財源として充当されるものと事業に必要な補助金であります。  次に、下から4つ目の丸印、自然災害防止事業は、大栄町5丁目地内の大関川雨水幹線のグレーチング蓋を更新するものであります。  歳出については以上であります。  次に、歳入についてご説明申し上げます。42、43ページをお開き願います。説明欄下から7つ目の丸印、合併処理浄化槽整備事業国庫補助金は、歳出でご説明いたしました水道水源保護地域等浄化槽支援事業の合併浄化槽補助金に充当するもので、基準額の3分の1を国が補助するものであります。  74、75ページをお開き願います。説明欄下から9つ目の丸印、自然災害防止事業債は、歳出でご説明いたしました自然災害防止事業について借入れを起こしたいというものであります。  説明は以上であります。 ○委員長(今田修栄) 寺尾農業委員会事務局長。 ◎農業委員会事務局長(寺尾嘉英) それでは、農業委員会所管分の主な内容についてご説明いたします。  初めに、歳出についてであります。予算書の177ページをお開き願います。農業費の説明欄一番上の丸印、農業委員会委員費は、農業委員及び農地利用最適化推進委員への報酬であります。  1つ飛びまして、農地中間管理機構特例事業は、新潟県農林公社が行う農地中間管理事業に関連した農地の権利設定等における事務費であります。  1つ飛んで、農業者年金事業は、農業者年金の普及に係る経費であります。  次の農業だより「さわやか」発行事業は、年2回発行しております農業委員会広報「さわやか」に係る経費であります。  次の農業委員会視察研修事業は、年1回実施しております農業委員会による先進地事例研修に係る経費であります。  次の農業会議参画事業及び農業委員会北蒲原郡市連絡協議会参画事業は、それぞれの組織への負担金であります。
     歳出は以上であります。  次に、歳入についてであります。予算書の39ページをお開き願います。手数料の説明欄上から3つ目の丸印、耕作証明等手数料は、耕作証明書等の発行に係る手数料であります。  次に、57ページをお願いいたします。県補助金の説明欄、上から5つ目の丸印、農業委員会費県交付金は、農業委員会の事務に関する県交付金、機構集積支援事業県補助金は、農地中間管理業務に関する県補助金、農地利用最適化県交付金は、委員の農地利用最適化推進活動に伴う県交付金であります。  次に、73ページをお開き願います。雑入の説明欄上から10個目の丸印、農業者年金業務委託金は、農業者年金業務に関する委託金であります。  歳入は以上であります。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長(今田修栄) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入りますが、各委員にお願いします。質疑は簡潔明瞭とし、質疑の後の自由討議で活発な発言をお願いします。  それでは、準備会で検討したとおり、空き家対策について、後継者問題についてを先に審議します。まずは、空き家対策について、質疑ある委員の発言を求めます。  三母委員。 ◆委員(三母高志) 空き家バンクの取組ですが、私も空き家バンクは何回か見させてもらっているんですが、いろいろ聞くと空き家の優良な物件はどうもバンクのほうに回らないというようなこともちょっとうわさで伺ったりしているんですが、この空き家バンクの活用状況というのが実態としてどうなっているのか、その辺の状況をお聞かせいただきたいのと、実績として市外とかあるいは市内から実際に購入されて、お住まいになられている実績があるのか、あるとすればどれぐらいの件数出ているのか、その辺りちょっとお聞かせいただきたいと思いますが。 ○委員長(今田修栄) 小野建築課長。 ◎建築課長(小野正一) 三母委員のご質疑にお答えします。  空き家バンクにいい物件がないというのはそうかもしれません。宅建協会と申合せしているわけじゃないんですけども、いい物件は宅建協会の単体の会社が抱えるものでありますから、なかなか売れない物件を空き家バンクに今掲載しているわけなんです。別に申合せはしていませんけども。あと実績についてなんですけども、平成25年から空き家バンクを始めていまして、登録のほうが57件、売買が成立しているのが30件であります。3月22日にもう2件成立しますんで、今年度は32件ということになります。あと、空き家バンクの購入については登録しなければならないことになっているものですから、現在登録者数は114人の方が登録して、空き家バンクを利用しているという状態でございます。  以上です。 ○委員長(今田修栄) 三母委員。 ◆委員(三母高志) 市外、市内の実績というのは分かりますか。 ○委員長(今田修栄) 小野建築課長。 ◎建築課長(小野正一) 3月22日で、今年度6件になるんですけども、2件をちょっと除いて、今年度、今現在成立件数4件なんですけども、市内が2件、あと市外が2件で、市外の内訳が新潟市になっております。  以上であります。 ○委員長(今田修栄) 三母委員。 ◆委員(三母高志) ありがとうございました。  今までの過去の実績で、購入された方はそのままお住まいになるのか、あるいはやっぱり当然リフォームとか出てくるかと思うんですが、その場合は今当市が実施しているリフォーム補助金というのは使えるという格好になるんでしょうか。 ○委員長(今田修栄) 小野建築課長。 ◎建築課長(小野正一) 住宅リフォーム支援事業、いつもゴールデンウイーク明けに募集していますので、申込みできます。現にご利用されていますんで。 ○委員長(今田修栄) 石山委員。 ◆委員(石山洋子) 1点だけ。  今回の経済建設の一つのテーマとして、人口減少に関わる、定住を促進していこうということで、今回空き家バンクとか住宅リフォームとかに関しての集中的にちょっと質疑をしてみようということの中で、定住化促進事業の中で、市内外からの転入に対して取得の補助をすると。非常に市外の方、また県外の方がホームページとか見て、たまたま電話をかけてきたりするんです。ところが、すごい要綱を読ませていただくと条件がかなりあるということで、例えば夫婦ともに働いていなければいけないような要件もあったりして、今回、先回ご相談行った方は、奥様はちょっと体の調子が悪くて今働いていないとかという、それで少し条件にそぐわないのではないかということで断念をしたりですとか、直接、でも担当課のほうに連絡をしてくださいということで、新発田市としては何とかして定住をしてもらうためにきちんとした予算を組んでいるので、その要件をもう少し緩和できるような今後お考えがあるかどうかということでちょっとお聞かせください。 ○委員長(今田修栄) 小野建築課長。 ◎建築課長(小野正一) 石山委員のご質疑にお答えします。  9月の決算審査のとき、水野委員からパンフレットを配ってほしいということで、これ配ったんですけども、ここの裏に詳しい条件とか書いてあるんですけども、お二人とも勤労されていなければ駄目だという条件はないんですよね。2人家族以上じゃなければ駄目だというのはありますけども。あと、年齢制限で50歳未満とかはありますけども。ご利用状況を見て緩和するように考えておりますので、令和3年度はこのパンフレットできていますんで、そのとおり進めていきたいと思います。 ○委員長(今田修栄) 石山委員。 ◆委員(石山洋子) 勘違いではないと思うんですが。就労していなければいけないというような、何か項目にたしかあったような。すみません、もう一度お願いします。 ○委員長(今田修栄) 小野建築課長。 ◎建築課長(小野正一) 就労しなければならないというのはあります。大友の話ですか。でも、あれは就労されていますんで、この間お金を支給しました。解決したはずなんですけども。私も大友ですんで、よく分かるんです。 ○委員長(今田修栄) 石山委員。 ◆委員(石山洋子) すみません。具体的にお名前、地名が出てくるとはちょっと予測しておりませんでした。ただ、そういった条件の受け取り側としての考え方、そしてまた行政側として、ここはボーダーラインで、少しそちらのほうに歩み寄ることができるとか、そういったことで今回成立したのかもしれませんが、そういうような書き方をされていたので、物すごくそこに至るまでに時間がかかってしまったということで、その辺の正しく、正しくという言い方は悪いんですけれども、もう令和3年度のパンフレットができているので、訂正は無理かもしれませんが、もう少し全体的にもあと幾つか要件があるので、もし、この定住施策はもう数年前から始まっていて、それからいろんな社会状況によってそういった時折条件を、要綱をちょっと緩和するとかということを今後また考えていっていただきたいということで、要望で終わります。 ○委員長(今田修栄) 中継しているので、個人情報に考慮してお願いいたします。  三母委員。 ◆委員(三母高志) これ質疑していいかどうかちょっとまず確認したいんですけど、空き家問題というか、空き家の関係で今質疑していますが、もともとの移住定住のところでみらい創造課が担当していた部分が建築課に移行しているので、その部分で空き家問題と一緒にちょっとひとつ聞きたいんですけども、それは許されますでしょうか。 ○委員長(今田修栄) 小野建築課長。 ◎建築課長(小野正一) 三母委員のご質疑にお答えします。  令和2年度から、今年度から住宅施策を一本化するということで、私どものところに住宅リフォームの事業ありましたんで、住宅取得補助金と空き家バンク制度を併せて一元化して、市民の皆様が迷わないようにというか、一元化して窓口を1つにしております。  以上であります。 ○委員長(今田修栄) 三母委員。 ◆委員(三母高志) では、すみません、それ1件ちょっともう一回質疑させてもらいますが、人口減少対策ということで、もう先ほど明確にこの施策を取り組んでいますということでお話をされていて、補助額というのは今までみらい創造は多分いろんな施策、目標数値とかという勘案しながら、あるいは実際に支出されるお金を見ながら設定していたと思うんですけども、そういう実際の補助額を今後どのようにその補助額が決められていくのかなというところを一つお聞きしたいのと、それでちょっと最近いろいろ聞くと他市町村ではかなりもっと高額の補助を出しているところもあるんです。今それこそ名前は言いませんが、それでいろいろテレビなんかにも出ていましたので、300万近いような補助額出ているようなところもあるんです。それで、それはまたそれなりにやっぱり移住をされているという実績も出ているので、例えばそういう部分も含めて今後の検討というのはしていただけないかなということで、ちょっと質疑です。 ○委員長(今田修栄) 小野建築課長。 ◎建築課長(小野正一) 三母委員のご質疑にお答えします。  今年度の予算と来年度の要求額は同じにしてあります。それで、支給する金額を新発田市は、今まで最高なもんですから、下げております。それで、下げたんですけども、今年度のご利用件数より1割以上のアップを目標にしております。300万という情報は私もちょっと分からないんですけども、150万でも県内トップクラスなんです。来年度のちょっと情報分からないんで、申し訳ありません。よろしくお願いします。 ○委員長(今田修栄) 三母委員。 ◆委員(三母高志) だから、その数字を、150万をどのような根拠で今後出していくのかなという。昨年そうだったので、これからも150万というのは、それはそれで分かりますけども、例えば移住してくる人たちの移住件数だとか、それから出生率だとかいろんな数字がありますが、例えばその移住された方の件数を目標にするとこれぐらいの金額でどうというような部分でしていかないと根拠がないのかなとちょっと思ったもんですから、その根拠をどのように検討されるのかなと。 ○委員長(今田修栄) 小野建築課長。 ◎建築課長(小野正一) 今まで最高額で1件当たり180万の支給だったんです、新築工事で。単体で足していくような計算式なんですけども、今まで新築で80万のところを60万に下げて、子供3人以上を40万だったんですけども、30万にしたんです。それで、180万から最高額150万になったんですけども、それでも県下トップクラスということで計算しております。だんだん下げていかないとまずいと思うんですけども、来年度はそういったことで計画しております。 ○委員長(今田修栄) 中村委員。 ◆委員(中村功) 先ほどの空き家の登録件数57件のうち30件プラスもうすぐ2件ということで、残りはそうすると25件なのかな。それとも、残っているのが57件なのか。その辺の数字のちょっと確認をさせていただきたい。それがまず1点と。  それと、105ページで、空き家対策で修繕費150万強、特定空家除却補助金150万ということで、これは売るために修繕するのかな、どうなのか、どういう意味で修繕費があるのかちょっと分からないんですけども。それで、なかなか条件の悪いところばっかしかないみたいですので。それで、またその除却補助金というのは、今継続審査になりましたけども、ああいったところの部分ですね。そういう除却のためなのかなというのが、その辺確認をさせていただきたいというふうに思います。  それと、先ほど三母委員の言った、定住化の中で空き家活用のための家財処分、家財道具処分、これはその登録している人の個人の財産のやつで処分していいか、当然確認するんでしょうけども、そうすることによって売りやすくなるための補助金なのか、その辺ちょっと理解できないので、お聞かせいただきたいというふうに思います。  以上ですが。 ○委員長(今田修栄) 小野建築課長。 ◎建築課長(小野正一) 中村委員のご質疑にお答えします。  登録件数の件でありますが、57件というのは平成25年からの累計であります。売り買いとか、取消しとか、2年経過すると取り下げなければならないことになっていますんで、また再登録はできますけども、そういったことで今ホームページに出ている件数は16件であります、現在。  あと、空家等対策推進事業の予算でありますけども、修繕料のほうは緊急安全措置するために、この間竹ケ花もやりましたけども、そういった予算が組み込まれております。主なものはレジャー会館をターゲットにしているんですけども、50万以上はそのほか緊急安全措置ということになっております。  あと、特定空家等除去補助金については、特定空家に認定された空き家の解体費の2分の1または50万の補助を3本一応計画というか、見込んでおり、150万としております。  申し訳ありません。最後のもう一つ、ちょっとメモし忘れてしまいました。 ◆委員(中村功) 225ページの…… ◎建築課長(小野正一) すみません、思い出しました。ありがとうございます。  家財道具等の処分なんですけども、これ空き家バンクに登録した売手の方が成立したとき、空き家の中に要らない家財道具があるだろうということで、昔は空き家バンクの祝金にしていたんですけども、今これに組み替えて対象経費の3分の2以内、上限10万円ということでご利用していただいております。  以上であります。 ○委員長(今田修栄) 中村委員。 ◆委員(中村功) ありがとうございました。ちょっと私も105ページのやつは空き家対策ということで、もしかして売りやすくするようにしたのかなと思ったもんですから。大変ありがとうございました。  これからそういう危険建物が増えてくると、登録されていない部分が、登録されていないやつがここに載るということでいいんですか。もう一回だけ。ここの空家対策等推進事業の105ページに載っているやつは、先ほどの売り買いするための登録されている空き家以外のところでそういう危なげなところに使うための事業費ということでいいんですか。 ○委員長(今田修栄) 中村委員、もうちょっと単刀直入で、分かりやすく。 ◆委員(中村功) 要は105ページの空家対策推進事業費というのは、空き家バンクに登録されていない、以外の危険な建物に対しての対策事業ということでいいんでしょうか、確認を。 ○委員長(今田修栄) 小野建築課長。 ◎建築課長(小野正一) 空き家バンクは、使える空き家ということで、この105ページの空家等対策推進事業は使えない空き家、お金をかければ使えるんでしょうけども、そういったことで振り分けしております。よろしくお願いいたします。 ○委員長(今田修栄) 佐藤委員。 ◆委員(佐藤真澄) 質疑になるかどうかちょっと不安なんですけれども、今までは大体買いたい人、空き家バンクを中心とした質疑が多かったんですけども、実は私は空き家を所有しているんです。夫のおばが数年前に亡くなりまして。大変なぼろ家ですので、登録も何も誰も買わないだろうなと、私自身も住みたいとは思わないんです。というのは、中にいろんなもう、ごみ屋敷というか、いっぱい家財が入っておりますので。  そこで、お伺いしたいのは、いわゆる売りたい方に売る、この空き家バンクを利用する、そういう以前の問題として、今どんどん空き家が増えているんですが、この空き家、このようなスピードではなかなか解決しないと思うんですけども、空き家の状況というか、実態というか、担当課としてこの急増する空き家をどのように考えておられるのか。空き家もいろいろありまして、空いている貸家とか、売りに出している家とか、別荘とか、それからその他の空き家と分類されるんだそうですけども、一番問題なのは放置されたまんまのその他の空き家です。今議会に陳情も出されました。竹ケ花というか、タケノハナと読むのかどうか分かりませんけど、もう本当に樹木が生い茂ったりして、壁も朽ちかけたり、近隣の皆さんに大変迷惑をかけていると思うんです。私だってもう数年すれば完全に空き家になるんだろうなと、ご近所に迷惑かけたくないなというふうな、そういう思いの市民が大勢いらっしゃると思うんですよね。ですから、売れない空き家に対する市の対策というか、どのようにお考えなのか。 ○委員長(今田修栄) 小野建築課長。 ◎建築課長(小野正一) 佐藤委員のご質疑にお答えします。  平成30年に新発田市空家等対策計画を定めて、今まで取り組んでまいりました。自治会や近隣住民の皆様から苦情や情報に対して、所有者や管理者を特定し、適正管理について繰り返し、繰り返しお願いしながら解決を図っております。なお、緊急を要し、所有者の特定等の時間的余裕がない場合や所有者が特定できない場合は、関連課と連携しながら市で緊急対応を講じるよう対応してまいりました。また、空家対策計画の中にも記載されておりますが、空き家を増やさない取組として空き家の利活用の促進、適正に管理されていない空き家の解消のために除去に対する補助の実施について取り組んでまいりました。利活用の促進としては、空き家バンク登録制度により情報発信を行うとか、宅建協会と連携を図りながら情報提供に努めております。除去に対する支援としては、空き家であっても個人の財産であることの認識を所有者に、除去を促してはおりますが、そのまま放置すると周囲に危険であることなどの理由から、特定空家に認定された家屋につきましては、一定の条件の下、市で補助金を支援いたしております。先ほど佐藤委員がおっしゃっておりました使えない空き家とかは、私ども宅建協会と連携して、土地ごと金額的に行って来いにならないでしょうかとか、交渉いたしますので、いつでもご相談いただければと思います。 ○委員長(今田修栄) 佐藤委員。 ◆委員(佐藤真澄) いずれ相談にお邪魔したいと思っています。  そういう空き家所有者に対しては、このようなものを担当課で出しておられますよね。だけども、何だろう、あんなの売れるわけないのになという、そういう思いの市民が大勢いらっしゃると思うんですよね。ですから、市のほうで、市の仕事じゃないかもしれませんけども、あくまでそうした市民が多い中で、市も率先していろいろ市民に相談に乗っていただきたいと思うんですけども、よろしくお願いいたします。 ○委員長(今田修栄) 小野建築課長。 ◎建築課長(小野正一) 佐藤委員の要望にお答えいたします。  私どものパンフレットを今出していただいて、大変ありがとうございます。今年度で4年目になりますけども、今年度は木造耐震の宣伝もいたしていますので、よろしくお願いしたいと思います。ここに相談窓口とかもみんな書いてあるんで、空き家バンクのことだけじゃないんですよ。宅建協会のことも書いてありますので、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。 ○委員長(今田修栄) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐良一) 今の佐藤委員の関連なんですけれども、経済建設常任委員会のときも私質疑しましたが、今回の竹ケ花の陳情の件のとき、継続審査ということになったんですけれども、新発田市の条例の中に空家等の適切な管理に関する条例というのがあるわけなんですけれども、その中に空家対策協議会というのが載っているんです。協議会というのは、これ実際にあるんですよね。その協議会で検討した結果、この前も同じことを言ったんですけれども、特定空家等の認定をするわけなんですよね。特定空家等の認定する前に、その後助言、指導、勧告、命令等をやるという、条例には書いてあるんですけれども、そして結果的には緊急安全措置という流れになるというふうには条例の中では書いてあるんですけれども、どうも先ほどからの説明を聞くと、危険だということでもう市が、どういう手順でそういう措置をするのか分からないんですけれども、その予算はちゃんと105ページに載っているんですが、この条例に基づいた手続は行っているんだとは思うんですけれども、その報酬もちゃんと載っているんですが、この手続は実際に行っていて、そしてたまに空き家の情報公開だか、附属機関何とかっていって載ってくるんですけども、それは情報公開できませんというふうに載ってくるんですが、この協議会の条例の意義をちょっとお願いします。 ○委員長(今田修栄) 小野建築課長。 ◎建築課長(小野正一) 五十嵐委員のご質疑にお答えします。  陳情のときにも五十嵐委員からお話しいただいたんですけども、緊急安全措置というのは特定空家にならなくても近々の場合は対応できるものなんです。あのときちょっと私否定できればよかったんですけども、私もちょっとこの本まだよく読んでいなかったもんですから、大変申し訳ありません。  それで、空き家等対策の協議会なんですけども、今年度2回行いました。それで、特定空家の認定につきましては、今まで25件だったんですけども、15件プラスということで、今年度末で40件になります。メンバーとしては、五十嵐委員このバイブルよく読んでおられますんで、資料の表の2にありますので、後で見ていただければと思います。  以上であります。 ○委員長(今田修栄) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐良一) 続けてお話しすればよかったんですけれども、この予算の委員会の中で出た話なんですけれども、農地つき空き家ということの話が出たんですが、これ農業委員会との関係があるかと思うんで、お聞きしたいなと思うんですけれども、これ非農家の方が農地つきの空き家に行って農地を作付したりできるのかどうかをお伺いします。 ○委員長(今田修栄) 小野建築課長。 ◎建築課長(小野正一) 昨年の2月定例会で三母議員も何かご質問されたみたいなんですけども、私どものイメージではテレビ朝日で土曜日18時から人生の楽園とかありますけども、そういった田畑を借地して第二の人生を楽しむのかなとは思っていたんですけども、なかなか譲渡とかいうのは難しい話だと思うんで。そのときの市長の答弁としては、みらい創造課に一応研究させるということで話終わっていたと思うんですけども、その後ちょっと分からなくて申し訳ないんですけども。  以上であります。 ○委員長(今田修栄) 寺尾農業委員会事務局長。 ◎農業委員会事務局長(寺尾嘉英) ご質疑にお答えしたいと思います。  農家資格というのがやはりありますので、農地法上で50アール所有していないと農地取得等はできないというようなことになりますので、今現行のところでは以上申し上げたような形になります。
    ○委員長(今田修栄) 三母委員。 ◆委員(三母高志) すみません、農地つき空き家の話が出たので。  実際に燕市の例でいうと、去年のちょうど今ぐらいだったんですが、燕市で農業委員会での決定ということだと思うんですが、農地法第3条による下限面積というのがあって、それを燕市の場合は0.1アール、要するに10平方メートルに設定して、それ以上であれば売買というかな、できますよというふうにして実施をしているんです。ぜひ農業委員会としてもそういう部分、ご検討いただければ対応可能になると思うので、例えば中山間地で空き家になって、農地がついているので買えないという方も今の部分を変更してもらえれば上限額クリアできるので、ぜひお願いをしたいなと思います。よろしくお願いいたします。 ○委員長(今田修栄) これは、要…… ◆委員(三母高志) そういうこと可能かどうか、ちょっと質疑させてください。 ○委員長(今田修栄) 寺尾農業委員会事務局長。 ◎農業委員会事務局長(寺尾嘉英) それでは、ご質疑にお答えしたいと思います。  一般質問で昨年の3月にご質問いただいている内容かと思いますけれども、引き続きその辺りの下限面積というような考え方がありまして、私今ほど申し上げたその基本50アールという面積はあるんですけれども、特例として考え方はまた施行規則にもありますので、その辺り十分ちょっと勉強させていただいて、検討をしてまいりたいというふうに考えております。事務局としてはそのような考え方を持っておりますけれども、農業者の代表でいらっしゃる農業委員や推進委員のお考え等も併せてお聞きする中で検討をしていきたいというふうに思います。 ○委員長(今田修栄) 三母委員。 ◆委員(三母高志) ぜひよろしくお願いしたいんですが、私がちょっと調べたところだとどこかの市町村、具体的な名前はあれですけども、市長が直接何か農業委員会にお願いに行ったというような例もあるようですから、もし必要であれば市長にお願いをしたいと思います。できればその前に農業委員会の皆さんで前向きに検討いただけるのがありがたいなと。よろしくお願いいたします。 ○委員長(今田修栄) これ要望ですか。 ◆委員(三母高志) 要望です。 ○委員長(今田修栄) 小柳委員。 ◆委員(小柳はじめ) 105ページの空き家対策のまた事業、先ほどの関連もあるんですけど、これと、225ページの住宅リフォームなんですけど、この225ページの住宅リフォーム支援事業の中で、現存する住宅の長寿命化を進め、空き家の発生抑制も目的の中にあるんだという説明だったわけなんですが、住宅リフォーム支援事業に関してはどっちかというと市内の中小の大工とか工務店とかの支援とか、経済対策の部分とか、もしくは例えば手数料をつけたりとかみたいな、そういう生活困窮者ではないんですけど、どちらかというとそういった意味での資金援助的な部分のウエートがほぼほぼ高いと思うんですけど、実際これによる空き家に転落するのが防げたというのって恐らくない、住み続ける意思があるから恐らくお金をかけて直すんでしょうけど、その辺の関連性とか脈絡って何かストーリーってあるんですか。そういうリフォームをすることによって空き家に転落するのを防げるという、何かこう。お願いします。 ○委員長(今田修栄) 小野建築課長。 ◎建築課長(小野正一) 小柳委員のご質疑にお答えします。  リフォームすることによって自分自身の家を大事にして、その家を長く住む、その家から出ないという考えから基づいてこういう言葉にしております。また、令和3年度、5,000万のうち500万を中古住宅のリフォームをやろうと思っています。そういったことで空き家を増やさないということで、空き家の事業を推進していきたいと思っています。5,000万のうち500万、予定は12件ぐらい予定しております。よろしくお願いいたします。 ○委員長(今田修栄) 小柳委員。 ◆委員(小柳はじめ) 今の質疑の趣旨にぴったりと、何か調べたようにあるんですけど、ということは要は予算のうちの1割はそういう中古物件を取得してリフォームするのに目的を、用途を限定するということかなと思うんですけど、今までは逆に全くそういう制限なかったと思うんですけど、逆に例えば空き家を防ぐという意味から見れば1割じゃなくてもっと例えばその金額を上げるとか、1件の、そういうのもありなんだなと思うんですが、その辺の設計についてお願いします。 ○委員長(今田修栄) 小野建築課長。 ◎建築課長(小野正一) 小柳委員のご質疑にお答えします。  住宅リフォーム支援事業というのは、ゴールデンウイーク明け1週間ぐらいの期間しかなかったもんですから、中古住宅購入して工事しようと思ったりして時間かかると思うんですよね。転入者に対してなんですけども。ですから、一応4月の上旬から期限は9月30日までとして考えて、金額的にも中古住宅買ってからリフォームすると、普通の住宅リフォームですと15万で、一定要件枠だと20万なんですけども、空き家バンク使った方に対しては45万、一般の空き家を買われた方は一応30万というふうな制度設計をしております。  以上です。 ○委員長(今田修栄) 板倉委員。 ◆委員(板倉久徳) 今の住宅リフォームなんですけど、話聞いているとちょっと僕が考えているのと違うかなと。リフォームの、先ほど言われたようにゴールデンウイーク絡まりぐらいで、結構人気ですぐなくなるという話聞いたことあるんですけど、そうすると今の移住定住みたいな話になったときに、例えば関東のほうから新発田に越してこようかな、中古物件を買ってリフォームしようかなみたいなのだとちょっと間に合わないのかなと。それが今度そういうのも可能になりそうな感じなんですけど、今までは逆に言ったらそんな感じでの計画的に、よし、新発田に行こう、中古を安く買うぞ、リフォームすれば住めるぞみたいな人の数字というのは上がっていないですか。何か空き家ではあった感じかもしれないんですけど。 ○委員長(今田修栄) 小野建築課長。 ◎建築課長(小野正一) 板倉委員のご質疑にお答えします。  昨年、今年と2件ぐらいの方がおられたんですけども、その1週間のタイミングを逃さずに申し込んだ方おられましたけども、そういった方を救おうということで半年間の申込み期間にしたいと思っております。 ○委員長(今田修栄) 中村委員。 ◆委員(中村功) 先ほどの話で、今年、新年度12件ということでしたけども、大体そういうおおよそ話はもうちらちらと来ているような話はあるんですか、そういう12件中には。板倉委員が言ったような話が。 ○委員長(今田修栄) 小野建築課長。 ◎建築課長(小野正一) 中村委員のご質疑にお答えします。  まだないですけども、施工業者とかハウスメーカー、不動産業者と連携していますんで、目いっぱいになるかどうかは分かりませんけども、10件を目指して頑張りたいと思っています。  以上であります。 ○委員長(今田修栄) 石山委員。 ◆委員(石山洋子) すみません、もう1点お聞きするのを忘れました。  やはり首都圏のほうから移住したい、定住したい、また首都圏にいたんだけども、やはりふるさとへ帰りたいということで、我々ぐらいの年代になると今度はゆっくりと自分の時間を過ごしたいということでうちを探される方がいるんです。それで、首都圏でお金をたくさん稼いでいて、地方に帰って、稼いでいたとしてもやはり住みやすくて安い物件がいいというふうに思っていらっしゃる方たちもいるんですけれども、そういった方たちは新発田も検索するんですけど、その周りの市町村とかも検索をして、そうするとやはり新発田の空き家の同じようなレベルでも価格が高いということで私は言われたこともあるんですけれども、その価格の決め方というか、いろいろ我々は素人なんで、それが高いか安いかというのもちょっと知らない部分あるので、その価格の決め方を少し、どういうふうに決めていらっしゃるのかということで、お願いします。 ○委員長(今田修栄) 小野建築課長。 ◎建築課長(小野正一) 石山委員のご質疑にお答えします。  売られる方の希望の金額が一番なんでしょうけども、あまり破格の金額を言われるとなかなか売れそうもないんで、その辺は宅建協会に相談して、金額表示して売りに出しております。初めに350万で出した空き家が今100万で出ている物件もありますので、そういったことで一応周囲も見ながら価格設定しているらしいんで、新発田市が高いというのはちょっとどうかなと思いますけども、よろしくお願いします。 ○委員長(今田修栄) 中村委員。 ◆委員(中村功) 今売り買いの話なんですけども、宅建協会とか不動産屋の関係もあるんでしょうけども、そこまで金はないけども、そういうんだったら民間借りれやという話になるかもしれませんけども、そういう空き家バンクのところを、いつかは買うけども、借りて住みたいとかということというのは、私ちょっと今話聞いていて、そこまで買えないけども買って、借りたいとかいうのと、もう一つは昨日あった市営住宅も待っている人もいるもんだから、そういう宅建からも、前の佐藤武男議員なんかもそういう空き家のところを市営住宅的な扱いみたいな形というのもあるんですけども、そういう空き家的なところを市営住宅的にやれないもんかなというような、その辺どんなもんでしょうか。 ○委員長(今田修栄) 小野建築課長。 ◎建築課長(小野正一) 中村委員のご質疑にお答えします。  賃貸でやっている空き家バンクは、ほかの行政ではあるかもしれませんけども、新発田市としては考えておりません。何か宅建協会のほうでそういった賃貸の高齢者が住むものを社会福祉課と協議していたことも何かあったようですけども。  以上であります。 ○委員長(今田修栄) ほかにありませんか。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(今田修栄) この際、午後3時15分まで休憩いたします。           午後 3時00分  休 憩  ───────────────────────────────────────────           午後 3時15分  開 議 ○委員長(今田修栄) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、後継者問題について質疑ある委員の発言を求めます。ありませんか。  三母委員。 ◆委員(三母高志) すみません、後継者問題はちょっと私も門外漢なところがあって、ぜひ教えてもらいたいんですが、2つ、いわゆる商業系の後継者の問題、商工、工業系と言ったらいいでしょうか、それから農林水産系の後継者の問題と2つありますが、ちょっと時間もあると思うので、農業系のほうにちょっと絞ってお聞きしたいなと思うんですが、幾つか似たような、担い手育成だとか、新規就農者の支援だとか、メニューがいろいろあるようなんですが、実態的にこれらの制度で今現状どれぐらいの新規就農者というのが、あるいは担い手、後継者として引き継がれている事例というのはどれぐらいあるのかということを教えていただければと思うんですが。 ○委員長(今田修栄) 長谷川農林水産課長。 ◎農林水産課長(長谷川英一) 三母委員のご質疑にお答えいたします。  まず、新規就農者というところでご説明したいと思いますが、平成26年以降の数字ということでご説明しますが、19人が令和2年度末で一応新規就農ということで就いております。うち14名が現在、青年就農事業ということで年間150万円の支援を国からお受けしながらまずは力を蓄えるという、経営力を高めていくというところで頑張っていらっしゃいます。平成26年以来、来年、令和3年には新たに3人が加わるような形になります。そうしますと、22名ぐらいでしょうか、26年以降は新規就農ということで農業に携わるということになります。あと、担い手育成プロジェクトですとか、そういった事業でその新規就農者の方々に農業機械でありますとか、施設でありますとか、そういったところを市で補助しておりましたし、また県のほうでも新規就農者支援事業ということで、やはり機械施設の整備に関して補助があります。そういったものを活用しながら、また先ほど言った給付金事業を活用しながら農業に従事しているというような状況でございます。  以上であります。 ○委員長(今田修栄) 三母委員。 ◆委員(三母高志) これも先ほどとやっぱり同じで、人口減少の問題としてちょっと捉えて今回論議していますので、新発田市以外からの新規就農者の割合というのはどれぐらいあるのかなということはまたプラスでちょっとお聞きしたいのと、追加で、いわゆる農業を産業化するというか、そういう食っていける農業というんですかね、外にも売って頑張っていこうという、新発田市やっているわけですが、そういう一つの流れと、さっき農地つき空き家みたいなちょっと話ししましたけど、都会から、石山委員がさっき話しされたみたいに、リタイアして農業にいそしみたいなというような人も中には当然いると思うんです。そういう人たちとの、ちょっと家族型農業というのか、そこまで言えるかどうかちょっとあれですけど、そういうようなバランスというのは新発田市の農政の中ではどのように考えられているのか、その2点ちょっとお願いしたいんですが。 ○委員長(今田修栄) 長谷川農林水産課長。 ◎農林水産課長(長谷川英一) ご質疑にお答えいたします。  まず、市外からの新規就農者ということでありますけども、先ほど19人が年度末ということで就農されているということでありますが、そのうち7人が市外からの、新発田市に移って農業に携わったということであります。あと、リタイアして云々というところに関しては、ちょっと数とかもつかんではおりませんが、ワンストップ窓口ということで、そういった就農に関する相談ですとか、ことも総合的にお受けして、それに対応しております。そういった方々は大いにいらっしゃっていただきながら、条件が合う部分で、例えば農地求めるに関しては、また農業委員会の関係とか様々ございますけども、いろいろ含めた中でご相談を対応させていただくというような状況でございます。  以上であります。 ○委員長(今田修栄) 三母委員。 ◆委員(三母高志) 分かりました。まだいろいろ聞きたいんですが、ちょっとほかの方もおられるでしょうから、もしないようであればまた聞きます。 ○委員長(今田修栄) 石山委員。 ◆委員(石山洋子) 今、三母委員のほうから後継者ということで、農業のほうということで2点ほどお聞かせ願いたいと思います。  今、農林水産課のほうでは様々な国の交付金とか補助金とか使って農業の新規就農者とか青年の就労者の支援をやっておりますが、必ず補助金ありますよね。今も青年就労のところで150万ということで、こういった交付金が大体何年続くのかというのもありますし、そこをまず1点聞かせていただきたいのと、やっぱり新規就農という、後継者も担い手ということで考えていくと、素人が始めた場合には、やはり交付金があるときは頑張ってやるんですけど、途中で、自然なものも関係してくるので、失敗をして本当に断念せざるを得ないようなものとかもありますので、その後の交付金が切れた後の育成というのも大事だと思うので、その辺りを市としてはどういうふうに関わって担い手を育成していこうと考えていらっしゃるのかということが1点と、あとそれからその後継者不足が如実に表れているのはって思うと、農業委員会のほうで農業者年金がありますよね。ここに、177ページでしょうか、今掛けていらっしゃる方が175人で、受給されている方が847人ということで全然やっぱり、年金を受給されている方は多いんだけど、やっぱり掛けていらっしゃる方は少ないと。農業者年金は次の後継の方がいないと何かいただけないような、掛けられないよなんて、昔何かそういったことを聞いたことがあるんですけれども、農業委員会としても、後継者問題ということで、こういった数字を見て今実際のところこういった課題があるというようなことがあれば、ちょっとそこをお聞かせください。 ○委員長(今田修栄) 長谷川農林水産課長。 ◎農林水産課長(長谷川英一) 石山委員のご質疑にお答えいたします。  まず、青年就農支援の事業の関係ですけども、5年間の支援期間になっております。実は、その5年間の前にもし、それが経営開始型というところで、実際に自分が農業の事業主というふうな形で取り組む、その1年、2年、3年で5年間給付金いただけるわけです。その前に勉強したいという、例えば修業に行くとか、あと学校に行くといいますか、農業大学校といいますか、そういう訓練の形に行くというのが2年間、準備型というのもあって、そこでもう準備して5年間の部分に入る、開始型に入る、そういった方々もいらっしゃいます。まずはその5年間のうちにしっかり農業の技術を身につけていただくということで、そういった方々には県はじめ、しっかりと技術指導もしながら進めているところであります。今のところ、その5年間過ぎて終わった方でリタイアという方はお聞きはしておりません。  あと、5年過ぎてからということでありますけど、今実際のところ、新規就農、新発田市について農業に従事される方はイチゴがほとんどであります。越後姫の生産というところがほとんどであります。そうすると必然的にJAの例えばイチゴ部会といいますか、そういった先輩方がいらっしゃる、しかもイチゴの場合、技術を教える体制といいますか、そういったところはしっかりしているようにお聞きしております。なので、しっかりとした後継者として周りの方々も育てていっていただいているというような状況だというふうに私のほうでは認識しております。  以上であります。 ○委員長(今田修栄) 寺尾農業委員会事務局長。 ◎農業委員会事務局長(寺尾嘉英) それでは、ご質疑にお答えしたいと思います。  農業者年金の加入促進の部分にご質疑をいただいたのかというふうに考えますので。私ども、農業委員の方々に農業者年金の優位性を、ある一定の活動期間を設けまして、その中で加入促進に努めている状況でございます。ご案内のとおり、農業者年金はやはり担い手育成ということを目的としたものでございますので、その辺のことも加入していただけるようにご説明しながら促進に努めているところではありますけれども、なかなか思うような加入者の増加にはつながっていない実情もありますので、引き続き加入促進に努めてまいりたいというふうに考えております。 ○委員長(今田修栄) 石山委員。 ◆委員(石山洋子) ありがとうございました。イチゴではそういった育成の体制があるということで、新発田市は特産ということでアスパラとか、いろんなことを園芸で促進をしているわけですから、そういった体制づくりの後からのこともしっかりとしたまた体制を整えていただきながら支援をして、担い手の方たちが次の中心となる農業者になれるようにお願いしたいというふうに思います。  また、農業者年金については、今寺尾局長のほうからお話がありましたように、優位性をぜひともアピールしていただきたいというのと、年金に関しては、今若い方たちはやはり年金を掛けるということ自体に抵抗を感じていらっしゃいますので、ぜひとも年金に加入していただくということではなくても農業のすばらしさをお話ししながら、将来も安心して年金、すみません、年金の中身が分からないのにちょっと言うのはおこがましいんですけれども、優位性があるとおっしゃっていましたので、その辺をまた伝えていただいて、農業に関しては体が元気な限り続けられるようなお仕事ですので、そういった場合に体を動かしながら、そういった年金も受給しながらということでちょっと希望のあるようなお話をしていただいて、担い手育成につなげていただければと思います。ありがとうございました。 ○委員長(今田修栄) 要望で。 ◆委員(石山洋子) はい。 ○委員長(今田修栄) 小坂委員。 ◆委員(小坂博司) 私からは、商業の関係の担い手育成といいますか、後継者問題ということでお聞きしたいんですけども、昨年お菓子屋何軒か廃業なさっていたりして、有名なお菓子屋だったのですけども、これも恐らく後継者がいないという形になったのかなというふうに思っているんですが、その辺どうなったのかちょっとお聞きしたい1点と、商業の皆さん技術を持っていらっしゃるわけです。お菓子でも何でも。そういったところ、何かそこを支援するようなメニューがあるのかどうなのか。予算的なものもありますけども。あとは、今後どのようなことを考えているのか。大事な後継者ですので、そして技術も継承していかなきゃいけないというふうに考えていますけども、その辺お考えがあれば教えていただければなと。 ○委員長(今田修栄) 清田産業戦略監。 ◎産業戦略監(清田稲盛樹) 小坂委員の質疑にお答えをいたします。  まず、昨年廃業されたというところで幾つかあるんですが、恐らく一番老舗のところかなというふうにも思っています。後継者がいなかったわけではなくて、やはりいろいろな要件はあるんでしょうけれども、やはり技術の継承はできたとしても、それが現代の時代に受け入れられるかどうかという問題というのは非常に大きな問題だというふうに我々思っています。400年前から続いたというような状況だとしても、それが現代で受け入れられるかというのはまた別の問題なのかなというふうに思っていて、この後継者問題って非常に特に商業の部分については難しいものがあるなというふうに、特に老舗と呼ばれるところに対して、個人の財産等も含む中で我々がどこまで支援ができるだろうということで非常に我々も日々悩んでいるところでございます。我々が今取組をさせていただいているのは、リブランディングということで、これまで培ってきたブランドをもう一回磨き直して再発信をしましょうということで取組をさせていただいていて、新たな販路を開拓をしていただいて、例えば、皆さんもご承知だと思いますけども、新発田のお菓子というのは、どっちかというと贈答用であって、お土産物ではないんです。それを少し観光客向けにお土産として持って帰っていただけるようなパッケージに替えたり、それからいろんな事業者のものを1つのパックに詰めたものにしたりとか、それから練り切りなんかも、和菓子の典型というか代表格なものですけども、これお茶会がないという中で非常にその需要が減っているということで、これをもう少し若い方が買っていただけるようなものに少しリブランディングをしたりということで、販路の開拓、それから要は売り先のニーズに合わせて少しボリュームゾーンを変えていく、そして発信の仕方を変えていくというようなことで、側面的な支援にはなってしまうんですが、そのような取組をさせていただいているというところでございます。  以上でございます。 ○委員長(今田修栄) 小坂委員。 ◆委員(小坂博司) ぜひ頑張っていただきたいなと思います。これ新発田の文化の継承にもつながってきますので、ただ単にお菓子を売るというところじゃなくて、400年続いているその心もつなぐということで、ぜひ今後も機会あるごとに、お茶会、新発田が、市がやってもいいですし、大事なのは物を売ってそのまま何する、経済活動以外のところでも付け合わせてやっていってほしいなというふうに思っていますけど、その辺ちょっとコメントがあればお願いいたします。 ○委員長(今田修栄) 清田産業戦略監。 ◎産業戦略監(清田稲盛樹) 小坂委員の質疑にお答えをいたします。  本当に全くそのとおりだというふうに思っていて、一度失われた技術というのは、これはなかなか復元をできるものではないという中で、本当にお菓子屋の数が、特に和菓子の数というのは減ってきていて、木型みたいなのも本当に消失をしているというような状態だというふうにお聞きをしています。そういった部分も含めて、我々後世に残しながら、一方では経営として成り立つような支援というか、サポートをしていきたいというふうに思っています。  以上でございます。 ○委員長(今田修栄) 中村委員。 ◆委員(中村功) すみません、農業者年金ちょっと確認したいんですけど、八百何人か受給していて、百四十何人だか掛けているって、たしかあれは反別割合で年金の納める金額、反別割合と、それと年数だと思うんですけども、実際それが高いもんだから、農業をやっている人はもっといるんだけども、その農業者年金の保険料が高いから入らないんじゃないかなというふうに私は思っていたんですけども、その辺の状況というのはどんなもんなのか。それでもって、やっぱりある程度農業者年金という年金があるからこそ、俺も農業継ぐかなというふうな、そういう意欲が湧くんじゃないかなと思うんですけども、そういうことをまずお聞かせいただきたいというのと、これもう一つは、今度農業者というか、かつて私、今あるのか、ちょっとそれ含めてなんですけども、青年農業士という制度みたいのあったと思うんですけど、今はないんでしょうか。私らも前、議会で、私15年前だったかな、青年農業士の皆さんと議会で対話といいますか、勉強会したことあるんですけども、やっぱりそういう青年農業士を支援していくということで青年農業士の会があって、お互いにやっぱり切磋琢磨している。自分たちやっているやり方で、お互いにライバルですから、なおかつ工夫しながら農業経営をしていくということで、この中でも担い手のいろんな総合支援事業とかあるんですけども、恐らくこういう中で青年農業士がこれらを選択して使うんだと思うんですけども、その辺の青年農業士の皆さんの、あるんであればですね、あるいはまたないとすれば、若い方たちのそういう何かお互いに切磋琢磨するような会みたいなやつが必要なんじゃないかなと思うんですけども、その辺のお考え。  あと、商業的な部分では、たしか町なかではそういう店で二世会が一生懸命やっているじゃないですか。そういう後継ぎの人たちの会だと思うんですけども、そういう二世会の皆さんに対してもやっぱり商工会議所なりがいろいろと支援しながら進めていると思うんですけども、そういう二世会の皆さんの活動に対しても行政として何らかの支援しているのかどうかお聞かせいただきたいと思います。 ○委員長(今田修栄) 寺尾農業委員会事務局長
    農業委員会事務局長(寺尾嘉英) ご質疑にお答えしたいと思います。  ご存じだと思いますけれども、農業者年金と申しますのが、農業者の安定した老後の生活の実現はもちろんですけど、担い手の育成を目的とした年金でございます。自らお積み立ていただいた保険料とその運用の益というのがちょっと随分複雑で、私も申し上げられない部分あるんですけども、将来受け取る年金額がその積立て方式によって決まってくると。保険料が月額2万円から6万7,000円の範囲内で自由にお決めいただけるというようなことでありまして、また先ほど少し優位性という部分申し上げましたけれども、担い手の特別な支援として国から保険料の一部を補助を受けることができるもの、そういう設計になっております。政策支援的な加入というような言い方があるんですが、細かな要件は、例えば納付期間が20年であるとか、農業所得が900万以下であるとか、そういった一定の要件を満たしたときにそういった優位性も非常にあるというようなことでの内容になっておりますので、ご質疑のお答えにちょっとならないかもしれませんけれども、そういう制度上のお話で、できる限りやはり安定した生活を営んでいただけることにも当然つながりますので、そこのところを十分ご理解いただけるような、そういう加入促進のことを考えてまいりたいというふうに思っております。農業委員が努めて加入を働きかけていただいておりますので、農業委員の方々には各種、新潟県農業会議が主催する研修会でありますとか、そういうところで年金の制度の理解を深めていただくというようなことも実施しておりますので、以上お答えとしたいと思います。 ○委員長(今田修栄) 長谷川農林水産課長。 ◎農林水産課長(長谷川英一) ご質疑にお答えいたします。  青年農業士というふうなご質疑だと思います。新発田市におきましては、新発田市農業士会というふうな組織がございます。ちょっと人数のほう今数字は覚えていませんけども、しっかりと活動していらっしゃいまして、新発田市食料・農業振興協議会のところから支援させていただいて、毎年食のわくわく冒険ツアー、市民の皆さんに広報等で呼びかけをさせていただいて、たしか20人限定とかそれぐらいの数を募集して、申込み出すとすぐ埋まってしまうような、そんな人気のツアー、そういったものを催しをされているというふうなことで、活動はしっかりやられております。その中で様々いろんな、自分たちの今の農業の関係とか、いろんなお話の中で各自が成長していっているのかなというふうに考えております。また、当然のことながら農業士の方々、認定農業者ということでちゃんとした認定を受けておりまして、各種、県ですとか、そういった補助事業にも取り組める要件を満たしておりますので、そういった中で自分たちのしっかりとした農業経営に携わっていらっしゃるというふうなことで認識しております。また、新発田市の上部には今度県の指導農業士という部分がありまして、その農業士会の中からも数名が指導農業士というふうなことで県のやはり活動にも参加していらっしゃるというふうなことでお聞きしております。  以上であります。 ○委員長(今田修栄) 清田産業戦略監。 ◎産業戦略監(清田稲盛樹) 中村委員のご質疑にお答えをします。  二世会ということで、若手の方たちの活動ということで申し上げますと、新発田であれば青年会議所、これ40歳以下の方たちが要は後継者というか、事業を営んでいる方たちの集まりということで活動されておりますし、それから商工会議所の青年部ということで活動がなされているということでございます。こちらについては、特段我々のほうで何かコミットをしているということではないですが、商工会青年部の一番代表的な取組ですと、全国雑煮合戦ということで、今年残念ながらできなかったんですが、そういった活動をされていて、市も支援をさせていただいているということでございます。それから、町なかに限って言えば、わいわいプロジェクトということで、これ割と比較的若めの方たちにご参加をいただいて、地域、町なかの活性化をしましょうということで、これについては市が積極的に関係を持って取組をさせていただいているというところでございます。  以上でございます。 ○委員長(今田修栄) 中村委員。 ◆委員(中村功) ありがとうございました。詳しくなくて申し訳なかったです。農業振興協議会のほうから青年農業士の皆さんを、直接は支援じゃなくて、そちらのほうからの支援がいっているということなんですね。ありがとうございました。  それと、さっき言った二世会というのは商工会青年部の皆さんが活動しているということで、主体的にはもう商工会議所が応援してバックアップしていると。市は市で商工会議所といろいろと連携していますから、それ間接的な応援という形になるわけですね。ありがとうございました。すみませんでした。 ○委員長(今田修栄) ほかに。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(今田修栄) ないようですので、続いてそれ以外の事項について質疑ある委員の発言を求めます。  五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐良一) それでは、幾つか質疑いたします。  まず、観光振興課の石井課長に、先ほどの説明の中で城下町新発田まつり、新型コロナ感染症の対策を行いながら実施したいというお話でしたが、具体的に今どのような対策を考えているのかひとつお聞かせください。  それと、昨日も文化、財産のほうにお話ししてしまったんですけれども、新発田駅から新発田城への案内看板、これ新発田城の案内をやっている方から、もう来る方来る方にどうやって来たらいいのか全然分かんなかったという話がよく聞かされたものですから、ぜひこれをひとつお願いしたいということと、農林水産課長にお伺いします。園芸振興支援、稲作だけではもう駄目なんで、園芸振興しろということなんですけれども、予算増えているのかなと思ったら、360万ぐらい減っているんですけれども、これはどういうことで減っているのかなということをお伺いしたいと。  それと、昨日も環境衛生課にお伺いしたところ、生ごみの収集が3地区ほど取りやめるということなんですが、これ有機資源センターのほうに資源的なものに影響ないのかあるのかお伺いしたいということと、次は維持管理課かな、除雪機の購入、219ページですけれども、今年大雪だったんですけれども、除雪車の購入を見送ったということ、次年度以降検討するということなんですが、これなぜ見送ったのかちょっとお伺いしたいというのと、あと公園の維持管理、231ページですけれども、ここに維持管理のところもあって、そして補修工事が3,000万くらい減っているんですけれども、これどうして、補修工事が一定程度完成したのか、それとも予算的に減らしたのかを少しお伺いしたいと。  最後になんですけれども、おととい、昨日、そして今日と3日続けて同じような内容を聞くんですけれども、市営パーキング解体、それから紫雲寺の藤塚浜会館解体、総合福祉センター解体、財産管理ですか、2億3,400万ほどこれ単費で出るということなんですけれども、そんな中ですが、先ほど説明の中に加治地区の公民館の解体でしたっけか。           〔「上館保育園」と呼ぶ者あり〕 ◆委員(五十嵐良一) 上館保育ですよね。そこの解体で5,540万、その他の財源から1,700万、一般財源からも出ているんですけれども、その増減理由の中に公共施設等総合管理計画に基づく施設解体撤去工事というふうに載せてあるんですけれども、公共施設総合管理基金というのが10億ぐらいあるんですが、なぜ実際歳入が4.9%今減っている中に単費で出されたのか。この公共施設総合管理基金から、ほかの目的があっていまだに使えないのか、そしてまちづくり総合計画の中にも施設の老朽化というふうにこれからどんどん、どんどん出てくるんですけれども、その施設の老朽化対策のためにこの基金を使うのか、それともなぜ単費で出してここから出せないのかをお伺いしたいということです。  以上です。 ○委員長(今田修栄) 石井観光振興課長。 ◎観光振興課長(石井昭仁) それでは、五十嵐委員のご質疑にお答えいたします。  新発田まつり、どんなことを検討しているのかということで、まだ詳細はこれから実行委員会開きますので、本当に私どもがまだ担当課のほうで検討している段階でございますので、ご承知おきいただきたいと思いますけれども、まず花火でございますけれども、これはオンライン配信という形で、あそこの城址公園のところにはできるだけ人を集めないようにしようかなということは今考えています。そのために100万円ほどの予算をちょっと上積みしましたので、昨年1,400万でしたけれども、今年は1,500万ということで見ているのは、その部分がちょっと入っているということでございます。あと、露店につきましては一応、もしであれば県内の露天商だけということで集めるとか、当然露天商の皆さん方には前のほうには透明のビニールシートを引いていただいて飛沫とか飛ばないようにしていただく。そして、一方通行といいますか、上野公園でもやっていますけど、一方通行のような形で、なるべく密をつくらないような形で何とか出せないかなというのが今検討中でございまして、これについてはまだ結論が出ていませんので、今後また検討させていただきたいと思います。それから、この前台輪の連絡協議会をちょっと開かせていただいた中では、台輪の皆さん方は、ちょっと台輪出すのはなということで、難しいなというご感想はいただいていますので、その辺今後ちょっとまた詰めながら、ただ台輪はちょっと難しいのかななんて思っていまして、柏崎市の話でございますけれども、やっぱり山車とかそういったのは、みこしというのはやはり飛沫が飛ぶということで、これはできないんですけれども、民謡流しとか、それからマーチングパレードについては、ちょっと長い列をつくりながらできないかなということで柏崎市のほうでは検討しているということで、私どももこういったことを検討しながら、ちなみに県内の各新潟まつりとかの状況ですが、全部実施する予定でございます。ただ、予算規模はやっぱり前年度と同程度と見ていまして、それぞれやっぱりみこしとかそういったのはちょっと危ないとか、そういったのは個別に今検討中でございまして、うちもそれを参考にしながら今後詳細を詰めていきたいと思います。申し訳ございません。  それからもう一つ、新発田城へ向かう案内看板ということで、昨日文化行政課のほうからそういう質疑あったよということだったもんですから、一応職員を駅前から歩かせまして、歩かせたところ一応案内看板はあることはあるんです。あるんですが、高さこのぐらいの標柱がところどころ、全部で8か所立っていまして、その標柱をたどれば何とかたどり着くことは間違いなくできます。できるんですが、大きさもこのぐらいですし、それに横向きの矢印が新発田城ということで白地のところに青字で新発田城あと何百メートルって、あとちょっとした写真もついているのがありまして、それを見落としてしまうとどうしてもやっぱりちょっと難しいのかなということで、駅のほうではどういう対応しているのかなと思って駅のほうにも行ってみましたら、新発田市の散策マップというのを今まで置いていたんですけれども、ちょっとそれを切らしていたということで、やっぱり駅のほうに、駅員のほうにどう行けばいいでしょうかねと言われたときにこれをお渡ししているらしいんで、それがちょっと切れていたよということで、大至急今300部ほど届けさせていただきましたので、そういったところを何とかうまく活用しながら、そのようなことのないように今後徹底していきたいと今考えております。  以上でございます。 ○委員長(今田修栄) 長谷川農林水産課長。 ◎農林水産課長(長谷川英一) 五十嵐委員のご質疑にお答えいたします。  園芸振興支援事業の予算が今年度、令和2年度が3,700万のところ、令和3年度予算計上が3,400万になっていると。300万ほど下がっているということでございますけど、これに関しては、まずそれぞれ農家の方々のほうに意向調査ということで、方針作成者の皆さん通じましてまたこちら独自に調査をさせていただいて、予算立ての積み上げをさせていただいているということであります。逆に、令和2年度につきましては11件の申請者だったんですが、令和3年度にあっては16件。というのは、施設の規模ですとか、そういった内容によって金額は上下あるということをまずご認識、ご了解いただければなというふうに思っております。意向調査と、あと施設の導入する規模、その経費の関係が金額に、予算計上額に影響ありますよということでひとつご認識いただければありがたいと思います。  あと、生ごみ収集の地区が減るということで、有機資源センターへの影響はということでありますが、生ごみに関しては、各家庭から集まってくるのは、ある意味僅かでございます。そういった意味からも、また有機資源センター入っても、それほとんど水分だという部分でございますので、堆肥の生産には影響はございません。  以上であります。 ○委員長(今田修栄) 五十嵐維持管理課長。 ◎維持管理課長(五十嵐富士雄) それでは、五十嵐委員のご質疑にお答えします。  まず最初に、除雪車購入の見送りということでございます。除雪車については、私どものほうで除雪機械更新計画というものに基づいて古いものから順次更新をするという計画を立てております。しかしながら、今回も含めなんですけども、毎年度、除雪後に見直しを、路線も含めた業者等の見直しや要望をお聞きしている中で、機械が小さいというような状況が発生しておりまして、それで今回まずは見送りということにさせていただいたところです。  それで、次の公園の3,000万という部分なんですけども、整備事業ですよね。公園の整備につきましては、昨年度、藤塚浜にあります葉塚山公園がおおむね1,800万という工事費をかけて整備をさせていただいた。それが完了したということで、それの分の減。あわせて、例年、工事については補助金申請に合わせて満額申請をするところですけども、交付率が非常に低いということもありまして、実情に合った金額ということで減額をさせていただいているところです。  以上です。 ○委員長(今田修栄) 前田財産管理課長。 ◎財産管理課長(前田純博) それでは、五十嵐委員のご質疑にお答えします。  公共施設等総合管理計画に基づきまして実施する事業の財源については、一般財源での実施、事業債を活用しての実施、または総合管理基金の取崩しを行っての実施などが考えられますが、それらの選択については財務課が中心となって決定しているところであります。事業債を活用せずに一般財源での実施を選択したのは、財務課長、総務常任委員会の答弁にもありましたとおり、除却、いわゆる解体するだけの事業に関しては交付税措置などのメリットが全くなく、単に借りて利息を発生するだけのものであります。そういったことから、今回一般財源でやったほうが経済的には有利であるという、そういった観点から財務課長は判断したものと思われます。もう少し詳しく話ししますと、事業債の対象事業につきましては、除却、解体のほかに集約、複合化、長寿命化、転用などの事業がございます。これらの事業について事業債を活用しますと、全てにおいて交付税措置、30%から50%の交付税措置がついてまいります。これらを勘案しますと、どうせ使うんであれば解体ではなくこういった事業に事業債を活用するというほうが得策であるというふうに判断いたします。また、もう一つ、総合管理基金の取崩しについてでありますが、この基金は財産管理課の所管でありまして、平成31年2月の定例会におきまして総合管理基金を設置するための条例制定をご提案申し上げ、ご承認をいただいたところであります。その際にもご説明いたしましたが、当該基金の設置は国の事業債などの時限的支援がなくなった後の財政負担の軽減や年度ごとの平準化を図ることを目的としておりまして、将来的な活用を見込んで基金を設置したものであります。したがいまして、その設置目的からいたしましても、国の事業債などの支援が継続している現在において基金の取崩しは行わなかったところでございます。基金の取崩しについては、国の時限的支援が終了した段階におきまして、基金を所管する当財産管理課と財務課の間で、その時点の財政状況等を勘案しながら、取崩しや積立ての必要性について毎年協議を重ねていくものと考えておるところです。  以上でございます。 ○委員長(今田修栄) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐良一) 大変丁寧な説明ありがとうございます。財産管理についてと、あとは支出する際の考え方、よく分かりました。ただ、先ほどもお話ししたように、施設の老朽化というのは、これはもう、ライフラインとか、橋とか、建物とか、公共施設はどんどん、どんどんこれから老朽化して壊れてくると思うんですけれども、そういう更新とか一時修正というのに関しては助成があるという考えなんですね。それがなくなったときという話なんですけれども、これなくなったときというのは、さて、いつなんだろうなと思うんですけれども、今後、当然全国どこでも老朽化をしてくるわけですけれども、なくなったときというのは協議段階で俎上にのるんだと思いますけれども、どんどん、どんどんこういうことが出てくるわけですので、ぜひ一般財源からも直接単費で出すということはできるだけ控えながら、なぜこういうことをお話しするかというと、ご存じのとおりコロナで大変な時期です。そして、この委員会でも人口減少問題で大変な状況になっているというふうにみんな感じています。ぜひそういうところに手当てしていただければということが基本にあります。そこで、ぜひ今後もそういうことを考えながら協議していただきたいということをお願いして、私の質疑を終わります。 ○委員長(今田修栄) これ要望ですね。 ◆委員(五十嵐良一) はい。 ○委員長(今田修栄) 佐藤委員。 ◆委員(佐藤真澄) 五十嵐委員の関連で、有機資源センターの生ごみの搬入についてお伺いいたします。  昨日の社会文教常任委員会所管分では、担当課長が、現在市内11か所で生ごみを収集していて、それを搬入しているんだと。私は、全地域の生ごみを全地域に拡大すべきというふうな質疑をした経緯がございます。そうしたら、先ほど五十嵐委員がおっしゃったように、やっぱり有機センターのボリュームは無理だというふうな、そういう答弁だったんですけど、今の課長のお話ですと水分だから生ごみは何の問題もないというふうに受け止めたんですけど、どうして所管の課長が見解が違っているのかなと、それだけ伺います。 ○委員長(今田修栄) 長谷川農林水産課長。 ◎農林水産課長(長谷川英一) 佐藤委員のご質疑にお答えいたします。  増える分は発酵に影響があるんですが、減る分は影響ないということでのお答えをさせていただいたところであります。量が増えればその分キャパという部分に関係してきますけども、2集落分がたしか減るということでのお話だと思いましたので、減る分であれば堆肥の生産には、ほとんど水分なので、影響はないのでないかというお答えをさせていただいたところでありますが。 ○委員長(今田修栄) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐良一) 佐藤真澄委員の関連ですけれども、以前は生ごみをどんどん、どんどん増やしたらいいのかと、収集して、私もごみゼロミッション、焼却場に何年もいたからよく分かるんですけれども、確かに生ごみを減らしてもらえれば一番いいんですよ。ところが、全地区を広げたらどうかというところの話の中に資源センターのキャパがあるから無理だという話なわけなんです。その点については、やっぱり広げていくと、これ以上は駄目だというところで今まで11地区で止まっていたのか、その辺も併せてお願いしたい。 ○委員長(今田修栄) 長谷川農林水産課長。 ◎農林水産課長(長谷川英一) 五十嵐委員のお話についてお答えいたします。  まず、もう一度私のほうから話しさせていただく部分に関しては、確かに先ほどの私の答弁の中では、返答の中では減る分のお話です。増える分のことを言っているんじゃなくて、生ごみが減る、それに関して堆肥の生産に影響はあるかというご質疑だと私は受け止めました。それで、特に影響はありませんというお答えをさせていただいた、これに関してはまずご理解いただきたいなというふうに思います。あと、増える、有機資源センターのキャパということであります。環境衛生課長、確かにそのキャパの部分もあるということで、全市というのは難しい、無理だという話をしたんだと思います。そこは同じ考えでございます。堆肥の量というのは、それだけ増えればどうしても容積取りますし、堆肥になってしまえばぎゅうっと小さくなる。これは確かなんですけど、入ってくるときこんないっぱい入ってきても、とても堆肥の発酵に影響が出てくるし、キャパ自体が耐え切れない、入らないということでご理解いただければなというふうに思います。その11集落が限界だというのはちょっとまた、それが限界ラインかどうかというのは何とも申し上げられないところではありますが、まず今の家庭生ごみの量に関しては、ある一定のレベル、有機資源センターの受入れのある一定のレベルなのかなというふうには考えております。  以上であります。 ○委員長(今田修栄) 五十嵐委員、分かりましたか。 ◆委員(五十嵐良一) はい。 ○委員長(今田修栄) 石山委員。 ◆委員(石山洋子) すみません、今有機資源センターの質疑があったので、関連でまた別なことなんですけれども、質疑させていただきます。  歳入のほうで、39ページと71ページで農業手数料、有機資源センター手数料ということで6,400万ほど、そしてその有機資源センターの堆肥の売上げ収入ということで3,300万、そして堆肥を散布することもやっていまして、その機械の借り上げ料とかも含めまして250万とか671万ということで、有機資源センターに関しての収入があるんですけれども、それ収入として、今回加治のほうで屋根が吹っ飛んでということで、その改修ののも上がってはいるんですけれども、有機資源センター、私はすごく、堆肥もいいですし、皆さんから私たちの地元でもなるべく地元の堆肥を使おうということで、田畑はもちろんのこと、またすごくいいよということで宣伝をして、まちの方たちにも買っていただくような、そういうことをしてくれとは言われていませんけれども、そういった話も出して、すごくいい堆肥ですよという話をしております。そんな中で頑張って有機資源センター稼働していると思うんですけれども、ただただそれこそ長寿命化じゃないですけれども、長年たっていて、その辺のことを考えると、有機資源センター3か所ありますけれども、ほぼほぼ同じような時期で、毎回どちらかのところで故障が起きたり、機械を替えたりということで、せっかく稼いでいるのに黒字になかなか転じていかない部分もあると思うんですけれども、そういったところで今後の有機資源センターのことをちょっと心配しているんですが、その採算のことも含めてそういった今後の考えを少し聞かせてください。 ○委員長(今田修栄) 長谷川農林水産課長。 ◎農林水産課長(長谷川英一) 石山委員のご質疑にお答えいたします。  まず、歳入歳出のバランスのことだと思いますが、実際、歳入引く歳出、490万、500万ぐらいの今差まで来ています。ただ、今回手数料の収入の部分、少し遠慮させていただきました。というのは、昨年秋、コロナの影響で若干搬入量が下がってきた。というのは、食品工業団地であったりとか、そういう関連の食品の生ごみであったりとか、そういったのがなぜか搬入量やっぱり減ったんです。これやっぱりコロナの影響なのかななんていうふうには考えていますが、そういったところを例年並みの数字で計算すると大体500万ぐらいになるんです。ある意味とんとんまで来ているのかなという状況であります。そういったバランスの部分ご心配いただいて、しっかりとそういったところはバランス取りながらやっていきたいなというふうに思っておりましたし、あと今平成17年の建設ということで、年数が相当、計算していただくと十五、六年たっているということなんですけど、確かに老朽化が激しくなってきております。大規模改修ということを視野に、とにかく有利な補助事業はないかということで探しておりました。工事の時期、早くて令和5年ということで、今計画立てをしております。その前に事前調査をしてという形になろうと思います。少し、もう二、三年先になってしまうんですけども、まずそこまで頑張って今の施設を長もちさせながら、必要な箇所を、大規模になりますけど、そういった改修を補助事業を使いながらやっていきたいということで、3つありますので、順番こ、どこが先かというところをしっかり精査しながらですけど、計画を立てながら改修していきたいという状況でございます。よろしくお願いします。 ○委員長(今田修栄) 石山委員。 ◆委員(石山洋子) 有機資源センターそれぞれ酪農の方たちの堆肥を入れる。そして、また生ごみも入れる。そして、そこで働いている方たちも何とか機械をもたせようということで、働いている方たちが本当に汗をしながら、1回きれいにするところを2回、3回きれいにしたりするということで、皆さんが努力を重ねて今の有機資源センターが成り立っているように私は思うんです。ぜひともストックマネジメント、有利なのがありましたらぜひとも早めに実行していただいて、いい堆肥を皆さんに使っていただければというふうに思っておりますので、お願いいたします。 ○委員長(今田修栄) 小柳委員。 ◆委員(小柳はじめ) 有機資源センターの関連なんですが、以前から結構決算とかでも要は将来的な民営化ということは目標として出ていたわけなんですけど、今の何か話に水を差すような形になりかねないんですけど、約1億ぐらいの経費がかかって、収入積み上げていくとほぼほぼいい線来ていて、自治体のやっている事業としては非常に上出来なんだろうなと思うんです。ということは、言い方換えれば差が500万ぐらいだと。だから、大規模改修である程度めどがつくんであれば、極端な話500万ぐらいで委託管理するというのもありなんだろうと思うんですけど、今までの過去、まだとても今じゃ無理なんてずっと答弁があったんですけど、これぐらいまで詰まってくるといい線いっているんじゃないかなと思いますけど、この先いかがなんでしょうか、その辺は。 ○委員長(今田修栄) 長谷川農林水産課長。 ◎農林水産課長(長谷川英一) 小柳委員のご質疑にお答えいたします。  経費的な面ということで、経常の通常の経費に関しては大体いい線まで来ておりますが、もう一つ、やはりそれぞれ機械が大きな部分壊れたりとか、そういったときにはやっぱり大きな経費がかるという部分、それもまず1つあります。それよりも一番大事な部分としては、住民の皆様、地域住民の方々にやはり臭気の問題で、どうしても市がやはり直接運営してもらわなければ心配だというお声が非常に多い状況であります。そういった住民の皆様の不安をやはりしっかり解消していかなきゃならないということで、直営ということでまずは進めていきますということで、市長のほうからも答弁をしているところであります。  以上でございます。 ○委員長(今田修栄) 小柳委員。 ◆委員(小柳はじめ) 臭気の部分はちょっとお金でははかれないんで、そういう気持ちの問題があるかとは思うんですけど、かなり前の段階から将来的には民営化という話はレールあったわけなので、どうなのかなと思った次第なんですけど、本当にこれぐらいの、私経営者感覚なんですけども、これぐらい詰まってくると民営化すると恐らく黒字化するんだろうなというのはほぼ見えているかなという。それこそ紫雲の郷から見れば全然いいんじゃないかなというふうに思っているんですけど、そういった意味でやはり当面は民営化はないというふうな形で見てもいいのかなという、思うところなんですが、それについての方針が変わってはいないけど、すぐにはならないということで理解していいということでしょうか。 ○委員長(今田修栄) 長谷川農林水産課長。 ◎農林水産課長(長谷川英一) まず、直営で進めていくというところでご理解いただきたいと思います。お願いします。 ○委員長(今田修栄) 小坂委員。 ◆委員(小坂博司) 遅くならないうちにと思いまして、私のほうから1つだけまず質疑させていただきます。207ページの道の駅加治川の整備についてであります。よろしくお願いいたします。  今もう実施設計が終わってということで、今回本予算が上がってきているわけですけども、まず1点。改修前とこれから改修するときの店舗の面積どれくらい違うのか、ちょっと比較できるような、どれくらい大きくなるとか、パーセントでお願いしたいと思います。  実は5点あります。2点目は、現在の来館数をどう把握して、どれくらいで、新たな改修後の来館数どれくらい見ているかということでお願いします。  3点目、これから新しい指定管理が始まるということでありますけども、応募の関係、どういうような応募をしていくのか、いつ頃決まっていくのかということであります。  4点目、今地元野菜を売っているんですが、その関係はどうなるのか。  それから、5点目です。パン工房というのが入っているんですが、なぜパン工房なんだと。  その5点まずお願いいたします。 ○委員長(今田修栄) 石井観光振興課長。 ◎観光振興課長(石井昭仁) それでは、まず面積的なことということで、面積的に増えるのはトイレ部分が、今トイレになっている部分を店舗部分に潰しまして、新たにトイレ部分を増やすことになりますので、私もパーセンテージと言われるとちょっとあれだったんですけど、大体10%から15%程度面積が増えるかと思います。最終的には全体で500平米ぐらいになるかと思っております。  それから、人数ということで、今たしか16万人ぐらい、2つ合わすと大体20万人ぐらい今来ているんです、やまざくらと桜館ですけれども。今後……           〔何事か呼ぶ者あり〕 ◎観光振興課長(石井昭仁) 年間でよろしいです。それで、今後ですよね。           〔「今、年間で……」と呼ぶ者あり〕 ◎観光振興課長(石井昭仁) 年間で桜館のほうには16万6,000ほど、それからやまざくらのほうは3万8,000人ほど来ております。足すと大体20万人ぐらいだと思います。どのぐらいの人数かということで先ほど、今後目指すのかということだったと思いますが、その辺のところはっきりとちょっと申し上げにくいんですけれども、近くの神林というところが大体同じような規模で、あそこは600平米なんです。そこが大体33万人ほど来ております。それで売上げはうちの数倍でございますので、そういったところを私どもは目指しながら、同じような7号線に面していながらあれなもんですから、そういったところまずは目指していきたいと今思っているところでございます。  それから、指定管理の応募ということでございますけれども、応募につきましてはまず事前説明ということで、3月の8日の日に、希望する方だけなんですけれども、集めまして、一応事前に応募の要綱ですとか、それから要求水準書ですとか、そういったところ、あるいは様式のほうとか、そういった事前の説明をさせていただきまして、実際の公募は4月1日から5月の中頃までにかけまして、まずはやらせていただこうと今考えております。それから、指定管理者選定委員会というのを開きまして内部的に決定しながら、最終的には議会の皆様のほうのご協力がないとできませんので、何とか6月末ぐらい、最終日に提案できればいいのかなということで、なるべく臨時会とかにならないような形で6月末ぐらいには決定していければと思っております。  それから、地元の野菜の農家の方のことだと思うんですけれども、全部で90軒近くの農家の方がいらっしゃいまして、それでそのうちの半数の方は大体やまざくらがなくても、別のところで売っていけるということで、今後はやまざくらのほうはもういい、やまざくらといいますか、新しい道の駅ではいいですよということで、半分ぐらいの方は去られたというか、あれなんですけど、残った方々の中で約30軒ほどが新しく生産組合というのをつくっていただきまして、その方たちにつきましては4月から加治川支所のガレージにおきまして野菜を売っていきながら、1年ほど道の駅ができるまでありますけれども、何とか営農指導とか、梱包指導とか、いろんな指導をしながら、その品質をどんどんちょっと上げていっていただきまして、最終的には新たな指定管理者がこの品質であればうちの店で売らせてくださいと言えるような品質まで何とか高めながらやっていっていければなということで今考えているところでございます。  最後に、パン工房なぜかということで、いろんな考え方があるんですけど、1つは経営的な面でございます。やっぱりあそこの施設を経営するためには1億から1億5,000万ぐらいの売上げがないと駄目なんだろうなというところから逆算してきたというのがございます。今6,000万でございます、売上げが。残り民間の方入りますんで、6,000万といってももう2,000万ぐらいちょっと上がるんじゃないかなと、今と同じ形態でも。ただ、残りやっぱり2,000万とかその部分はなかなか売上げが今のままでは無理だろうと。それを付け足すために何か事業をやっていかなければならない。何ができるかといったときに、一番原価率が低くて、それで他市の事例とか、他市の道の駅で非常に成功しているものは何かといったらやっぱりパン工房だったということで、パン工房のほうということで私ども決定させていただきまして、2011年には各家庭の米とパンの消費額ですが、逆転したということで、今はパンの消費額のほうが多うございまして、蛇足になりますけど、うちの娘も夜マクドナルドを食べたりしていますんで、そんなこともございまして、もうパンが主流かなということで、パンがやっぱり長期的な面で見ても、今ハレパンとか高級食パンは恐らくブームなんだろうなと思いますけれども、そのほかのパン、総菜パンとかいろいろありますが、そういったパンは恐らく長続きしていくだろうし、売れているパン屋の話を聞きますとやっぱり県外からでもそのパンを求めてやってくるんだそうです。私どもの狙いは、県外とか観光客だけじゃなくて、地元の皆さんから愛されるパン屋、そういうのができないかなということで、そういうことを目標にしながら今後やっていきたいと思いまして、そういったところで売上げを稼ぎながら、何とか売上げ1億から1億5,000万目指して独立独歩でやっていく、そういった道の駅をつくっていければなと思っております。よろしくお願いします。 ○委員長(今田修栄) 小坂委員。 ◆委員(小坂博司) 観光振興課が売上げを重視して事業をしているというのはちょっと違和感を覚えるんですけども、そこは置いておいて、店舗面積500平米ぐらいと。今比較したのは600と。そこも少ない、小さいんです。私も本当500だと少ないと思いますし、入り込み客数もそんなに多く増えるのはよほど魅力がなければ増えていかないだろうと思いますし、人入らなければ当然経済的には落ちてくるというふうに思っています。そう簡単に、3年後は店舗の場所代といいますか、そういったものをもらっていくんだという計画を以前に聞きましたけれども、話されていますけども、なかなか難しいだろうと。それは、指定管理者の技量にもよるんだろうと思いますけれども、そんなに大きく収入を上げるような店舗面積ではないということをまずは指摘したいというふうに思っていますし、それから地元野菜の30軒ですか、組合つくって品質を上げていく。それは、当然いいことでありまして、ただ大きなそれをできる人は、こういうちっちゃな例えば今の道の駅みたいなところ利用しなくても、十分町なかでも地元野菜として随分売っていますので、大丈夫かなと。ただ、30軒、残ったその人たちが今までここまで努力してきたと、一生懸命品物を出していると、野菜を作ってきたと。あそこで売っているのは冬場の野菜がないときにどうしようかと一生懸命売手が考えているんです。品物ないから、売れないんです。ほかのものは何でも売ってもいいとなれば収穫は上がります。そこへ新たな制限かけて、地元の野菜、地元のものを売ろうとしているから、当然収穫、収入は上がってこないんです。でも、このことは地元にとって大事なことなんです。経済だけじゃないんです。そこはひとつ考えていただきたいと思います。パンが経済的にいいからというけども、北の玄関口と言った市長が北の玄関口でパン売っているのかと。私だったら米でしょうと。加治川地区だったら米でしょう。あそこでいろんな市内の作られた米を試食できたり、おにぎりにして出したりしたほうがずっと私新発田の北の玄関口としてふさわしいんじゃないかと、そんなふうに思っているんで、答弁、私明日また総括で市長にその辺また訴えていきたいと思いますんで、返ってきても同じ答えだと思いますので、市長とひとつやりたいと。言いたい、コメントあればお願いします。
    ○委員長(今田修栄) 石井観光振興課長。 ◎観光振興課長(石井昭仁) ありがとうございました。小坂委員のおっしゃるとおりもそのとおり、多分にございまして、ただ私どもとするとあの店舗だけに限らずにイベントスペースですとか、大型看板出すとか、新しく指定管理者となる方がより利益を出していただけるような方向でこの建物を造っていこうと思っておりますので、そういった中で利益が出ていただける方向で頑張ってもらおうと思ってあの建物を造っているわけですので、そういった意味ではその建物、確かに店舗は500平米しかありませんけど、それ以外にイベントスペース、キッチンカーを呼んでいただいても結構ですし、それはやっぱり工夫次第かなというところありますので、そこはやっぱり指定管理者の方にお任せすると思います。  それで、あと農業者の関係は、当然皆さん頑張ってこられたというところはございます。それは間違いないことでありまして、徐々には農業の販売額も伸びていたことは確かでございます。ただ、私どもが最初に求めたところまではなかなか難しかったのかなということございまして、そういった方々と話合いしながら、何とか私どもとすると一歩でも二歩でも水準上げていっていただけないかなと思っております。  パンにつきましては、いろいろ賛否両論あるかと思いますけれども、ただ私どもとしてはいろんなパンを作りながら、当然ピザとかも入ってまいります。ピザを焼く窯も入れさせていただいた。細かいことになりますけれども、そういったところで何とか色を、この道の駅加治川でのパン工房の色といいますか、独自の特色あるものを作っていただけないかなということで提案させていただいておりますので、あとは新しい指定管理者がそれをどううまく調理していくか、そんなことになるかと思います。明日また市長ということでございますので、よろしくお願いします。失礼します。 ○委員長(今田修栄) 小坂委員。 ◆委員(小坂博司) そこまで言われて、黙って明日市長に聞きますとは言えないので、少し私のほうも意見も聞いてください。  パン工房ですけども、今新発田のほう来ると新富町ですか、あそこにパン屋が新たに、あそこはおにぎり屋から、今度御飯からパンに変わったんです。それから、市内でも幾つかパン屋があると。とんとんにもあります。わざわざここに民営圧迫というか、そんなところに入っていく必要も、特にあそこ、これもそういう思いがあります。それで、ここってやっぱり今度営業時間、もう一点、新しい営業時間と、それから新しい指定管理者の選定基準といいますか、どういったものを基準の中で入れて選んでくるのか、その2点教えていただけますか。 ○委員長(今田修栄) 石井観光振興課長。 ◎観光振興課長(石井昭仁) 新しい営業時間につきましては、指定管理者のほうがまずは決めるということで、それについては特に私ども募集要項の中で細かく規定しているわけではなくて、今6時ぐらいで終わってしまうんです。そうすると、当然夕食というのにはまず全くターゲットは絞っていない状況で、これからドライバーの方たち来て、夕食食べようかなといっても、まずそこでは食べれなくて、反対側にあるラーメン屋行くかもしれません。ですから、そういったところも新しい指定管理者がどう考えてそれをつくっていくかというところはあるかと思います。  もう一つが……           〔「指定管理」と呼ぶ者あり〕 ◎観光振興課長(石井昭仁) 指定管理の募集要項ということで、いろいろ……選定基準ですね。選定基準につきましては、まず細かいところいろいろあるんですけれども、まずは市内業者ということで私どもさせていただいています。ただ、市内業者であればまずいいということと、それから共同事業体もいいということにしていまして、共同事業体の市内事業者がいらっしゃれば、別な事業者の方は市外から来てもいいですよということで、それについては共同事業体。ただし、必ず市内事業者が1者入ってくださいというような形で今募集していこうかなと思っておりますし、あとはそれは資金の要件ですとか、いろいろ細々としたものはございますけれども、それについては後ほどまたさせていただければと思います。よろしくお願いします。 ○委員長(今田修栄) 小坂委員。 ◆委員(小坂博司) 分かりました。明日の市長総括で、また質疑させていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○委員長(今田修栄) 佐藤委員。 ◆委員(佐藤真澄) 今の小坂委員の関連で、道の駅加治川整備事業について、小坂委員が明日市長総括されるということでありますので、私のほうからは簡単に伺いたいと思っております。  90軒近い農家のうち、最終的に残ったのは30軒ということでありましたけれども、私はやはり農業関係の課長ではないにしても、ぜひやはりこの農家の方々の気持ちを酌んでいただいて、最後まで寄り添って当たっていただきたかったなというふうに思っております。  それで、パンというふうに先ほどおっしゃいましたけども、確かに今の若い人たち、皆さんもそうでしょうけれども、パンを食べる機会があります。とんとんにも売っております。私もたまには買いますけども。やはり下越特Aに指定されたわけです。おいしいコシヒカリがこの地元であるわけですので、農業関係の課長ではないにしても、やはりここを売りにしていただきたかった。それと、新しい指定管理者の関係もあるかもしれませんけども、6月末には決まるであろうということでありますが、ぜひ残った農家の方々に、売る場所がないわけですので、そこら辺も十分考えていただきたいと思うんですけども、ここが指定管理者じゃない新発田市の難しいところです。  あと、小坂委員に任せますが、課長のほう答弁。 ○委員長(今田修栄) 石井観光振興課長。 ◎観光振興課長(石井昭仁) 農家の関係につきましては、詳細、農林水産課長のほうからお話しさせていただきますけれども、パン工房のほうはというか、コシヒカリとか、そういったお米のほうは物品販売のほうにありますので、そちらのほうでは当然加治川の米作単一地帯であります……ごめんなさい。直売所が中に併設されていますので、そこのところで売らせていただきますので、その辺は全然問題ないかと思います。ただ、テークアウトという場所もつくってありますので、それはまた新しい指定管理者の方がそこで何を作るかというのはいろいろできます。ソフトクリーム作ったり、おにぎり作ったり、コロッケ作ったり、それは可能な場所もつくっておりますので、それはまた考えていただければと思っております。  申し訳ありません。農業契約者について。 ○委員長(今田修栄) 長谷川農林水産課長。 ◎農林水産課長(長谷川英一) 私のほうから農業者のやまざくらの皆様方のお話を少しさせていただきたいなというふうに思います。  まず、やまざくらに関しては、もう抜けたとかそういうんじゃなくて、まず1年間売場がなくなりますよということです。1年後施設ができて、そこで指定管理者の方々の募集にまた手挙げていけるわけです。まず、それまでの工事の間の1年間どうしようということで、その有志の皆さんが90戸だというお話ですが、農家の方々の有志の方々が集まって、自分たちでちょっと売場探してやっていこうよというお話があるんです。そのお話の延長で加治川庁舎のガレージのところに、皆さんにお声かけをしたら、20だか30戸だか、その方々が加治川庁舎でやるんであれば私もそこ仲間へ入れてという方々が集まったのがその30。そのほかの皆さんは、お辞めになったとかじゃなくて、まずは施設がなくなるんであれば、まず別なところでちょっと頑張ろうと思っただけであって、施設ができればまた幾らでも戻ってこれるというか、指定管理の方のほうの方針に従って手を挙げれば入れるという、そういうことをまず1つご理解いただきたいなというふうに思います。加治川庁舎のガレージのほう入るのお手伝いをさせていただきまして、4月の10日からオープンできるような、そんな段取りでガレージのほうこれから少し整理をして、また加治川商工公社ですか、その方々からも何かちょっとご支援いただきながらなのか、ガレージのほうの壁をちょっとこさえたりとか、そんなような段取りをこれから進められるということであります。有志の方々が自分たち自らある程度の出資もしながら組織づくりをして、交代でお店に張りついたりとか、会計処理したりとか、そういったようなやり方をするということでございます。  以上、今の部分で決して農家の方々を排除したとか、あれしたとかじゃなくて、今手挙げてやりたい人は場所用意しましたよという状況でやっているということでありますんで、お願いいたします。 ○委員長(今田修栄) 会議の時間が午後5時を過ぎると思われますので、あらかじめ時間を延長したいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(今田修栄) ご異議ありませんので、そのようにいたします。  佐藤委員。 ◆委員(佐藤真澄) 加治川庁舎内で販売されるということですので、ぜひ担当課長を先頭に貢献していただきたいと思います。これは要望で、市長総括されるということですので、そちらのほうに譲ります。  続いて、質疑してよろしいですか。 ○委員長(今田修栄) はい。佐藤委員。 ◆委員(佐藤真澄) 若者就労支援事業、175ページ、それから2番目、有害鳥獣対策事業、183ページ、松くい虫防除事業、191ページ、あと新発田駅前広場等管理事業、229ページ、維持管理課、それから最後、道路維持管理事業について、217ページについて簡単に質疑させていただきます。  若者就労支援事業につきましては、説明のとおりでございますが、事業者が厚労省から委託を受け、実施している若年無業者向けの就業相談などの事業に加え、ジョブトレーニング等の追加プログラムを委託し、包括的な自立支援の強化を図るとありますが、1点目、どのようなプログラムなのか、それから年間何人くらいの方が相談に来ておられるのか、就労につなげたといういわゆる就労実績について伺います。  2番目として、雇用の推進はとても重要だと思うんですけれども、2つの事業があると思いますが、雇用対策推進事業、雇用推進業務委託料というのが計上されておりますが、具体的な実績について伺います。  次に、183ページの有害鳥獣対策事業ですが、去年ほど熊が出没した年はなかったです。雪が降っても、冬眠しない熊が屋敷内に入り込んだりとかという年でありました。1点目として、新年度緩衝帯造りは129万増やしただけです。本当にこの予算で大丈夫なのかどうか、全体の計画について伺いたい。2点目、市の猟友会に対し、もう少し直接支援されてはいかがなものかということです。  それから、松くい虫事業、191ページ、私が議員になりたての頃は、もう億という予算を計上して、本当に毎年毎年松くい虫が西のほうからずっと北上してきて、もうピークでした。ところが、平成28年か29年くらいになると減ってきたんです。数年前のこの委員会でも松くい虫の状況を聞いたんですが、大幅に減少しました。県のまとめでも、平成28年度は前年度より8,661平方メートル、約55%も減少したというふうに当時の課長が答弁されております。新発田市も前年度9,945万1,000円から29年度は4,177万4,000円と半減しております。もう本当に夢のような話ですが。ところが、また最近増えてきたんですが、いつ頃から増えてきたのか、これが1点目。  2点目、また増えてきたという、相手は虫ですけれども、その要因をどのように分析されているのか。  3点目、これも以前申し上げたんですけども、伐倒駆除している、ビニールで覆っていますよね、薬品か何か。それで、ああいうものというのはもったいないですので、何とか木片チップみたい、水のぬかるんでいるところとか、再利用できないのかどうかということであります。  それから、227ページの、維持管理課長にお伺いいたします。新発田駅前広場等管理事業について、実は一般質問したんですが、なかなか時間がなくて市長に詳しく聞けなかったんですが、このように水が入らないように駅東の入り口にされましたよね。課長、誰だ。それはそれでいいんですけど、地下道の中、いつも水がたまっています。こういうものというのはどういうふうに、広場だけじゃなくて、地下のエレベーターも管理されているんですけども、こういうものというのは何とかならないものなのかどうか。  それと、今雪が消えましたけれども、雪の時期は本当に水たまりが凍って誰かが転んで大けがされないか冷や冷やしていたんですけども、幸いにもそういう人はいませんでしたので、安堵しているところであります。その水たまりの件について伺います。  最後、道路維持管理事業ということで、これは担当課のほうにも行きましたけど、あくまで担当課は市道の管理ですよね。だけれども、雪が消えて道路が穴ぼこになっているところが非常に目立ちますが、そうしたところは市道じゃない、県道だから県がやるんだというふうなお考えかと思うんですけども、市民にしてみれば市道も県道もみんな市が管理しているものというふうに思っておりますけども、そうした県との連携はないものなのかどうか。もう穴ぼこだらけで、車乗っていてもがたがた、がたがたするんですけども、例えば駅から、跨線橋から下りますよね。芝高があって、地域振興局。地域振興局の近くは、いつでも補修するように白い枠になっているんですけど、芝高から、ボン・タケダからずっと跨線橋のほうはもう穴ぼこだらけで、これから工事をやりますよという印もないわけですけども、そこら辺はウオッチングされた中でどのように思っておられるのか。そういう連携が持てないものかどうかまず伺います。 ○委員長(今田修栄) 井浦商工振興課長。 ◎商工振興課長(井浦智明) お答えいたします。  若者就労支援事業につきまして、どのようなプログラムでやっているかということでございます。まず、セミナーというのもございまして、セミナーにつきましては、やはり仕事をしていない方なので、仕事したいけど、心にちょっと何かあったりするのもありますので、コミュニケーションセミナー、あとキャリアセミナー、いろんなセミナーを計画してやっております。ジョブトレーニングというのは何だかということなので、ジョブトレーニングにつきましては、ジョブ、働くということで、まず働き先をうちのほうで見つけまして、今年度はまだちょっと集計していないんですけど、昨年度は農業サポートセンターでのトレーニング、あと特別養護老人ホームでのトレーニング、そういうところでやっていまして、実際にジョブトレーニングでは257名のジョブトレーニングを実施することができました。今年は、コロナでちょっと人数が、1月末の集計なんですが、ジョブトレーニングの利用者は119名ということになっています。去年が257、今年119でございます。進路とか就職とかどうなっているかということですので、進路のほうにつきましては、昨年度が25人、今年度は1月末現在で進路決定者は20人ということで、成果が出ているんだろうと考えております。  続きまして、雇用対策支援事業についても質疑があったと思うんですけども、こちらのほうにつきましては商工会議所に委託しておりまして、雇用相談、高齢者の就職相談とか、あと就職に関する専門のところがございまして、商工会議所のはつらつ仕事館ということが就職相談とか受けておりまして、こちらで主な仕事の一つとして、学生とかのインターンシップ、この事業を計画しております。インターンシップマッチング事業ということで、今年度は会社のほうがコロナで非常に昨年より少なかったんですが、69の会社が協力してくれるということで、ジョブトレーニングを受け入れてくれるということになっております。学生とかなので、こちらのほうの関係で就職はどうなっているかというと、実際に就職できた方は今年度は調べているところでは1名、昨年は3名ということで、こちらのほうの就職相談を受けて実際就職した数は、今年度は1月末で1名ということであります。こちらのはつらつ仕事館につきましては、今年度健康経営ということで企業のほうに働きかけて、何とか会社の経営者も働く人も健康で、会社の収益とかそういうのに結びつけるように、そういう働きかけの仕事もはつらつ仕事館では計画しようと思っておりますので、何とか雇用を守っていきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(今田修栄) 長谷川農林水産課長。 ◎農林水産課長(長谷川英一) 佐藤委員のご質疑にお答えいたします。  何点かありますが、1点目、鳥獣被害の関係で緩衝帯というお話でありますけど、129万とおっしゃいましたけど、緩衝帯専門に、事業的に緩衝帯といいますと……           〔「熊と我々人間との……」と呼ぶ者あり〕 ◎農林水産課長(長谷川英一) いや、そうなんですけども、すみません、お答えします。  森林・山村多面的機能発揮事業というところで、今まで国で直接取り組んでいたその事業に関して、5年間終わるとお金が出なくなるんですけど、そこを継続してできるように経費を新しくつけさせていただいた、138万円というのがございます。それは、緩衝帯への活用もできますし、地域の皆さんが、中山間地の方々がしっかりそれに取り組んでいただけると、継続して鳥獣被害対策にも通じるものがあるなということで考えております。そのほか、当然中山間地の交付事業に関しましても、緩衝帯ですとかそういった鳥獣害被害対策に経費を使うこともできますし、多面的な部分でも使えますということで、やはりその地域の方々に、今ある、使える予算の中で、使える補助事業の中でしっかり取り組んでいただければありがたいなというふうに考えております。また、いろいろ鳥獣被害に関してはしっかりと地域の皆さんと話合いのできる体制を取って、相談に乗っていきたいなというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。  あと猟友会の直接的な支援はということでありますが、猟友会のほうには当然猿、イノシシ等捕獲の際には8,000円というお金が出ますし、また環境衛生課のほうで保護管理といいますか、個体管理という部分で直接的な支援もしております。あとは農林水産課のほうで、しっかりと鳥獣被害対策の協議会のほうでそういった予算を設けておりますので、猟友会の方々にはある意味支援のほうはしっかりさせていただいていると考えております。  あと松くい虫の予算が減ってきたけど、また増えたねというご質疑だと思います。確かに予防事業、駆除事業、令和元年、2年、また比べてみると若干増えているというふうに見えますけども、伐倒駆除に関しましては、まずその前の年に被害があったりすると、翌年それを片づけたりするのにしっかりお金がかかったりというところもありますし、国の補助事業の関係でお金の下りてくる額にもよって予算立ても決まってきます。令和2年に関しましては、森林環境譲与税の関係でしっかりと必要な箇所全てできるようにお金を計上させていただいて、予防活動また駆除活動をしたということであります。実際松くい虫に関してはピーク時から97%減というふうなぐらいの数字で、本当に落ち着いている状況であります。やはり防除しないとまた増えて、結局はまた伐倒駆除の経費がかかったりとかいう状況が生じますので、しっかりと毎年継続して必要なエリアを防除をして、これ以上松くいを増やさないような努力はずっと継続して重ねていかないといけないなというふうに考えております。  あとは、駆除した木材のチップでしょうかね、チップの再利用、そういったお話もいただいておりまして、いろいろ研究もしたところでありますけど、民間の民有林というようなことで、かつ安定した量という、被害木でありますから、安定した量の確保というのもなかなか難しいところもあるでしょうし、引き続きそこはしっかり、何か有効活用できれば一番いいなというのは、それは同じ考えでございますので、また引き続き有効活用については研究したいなというふうに思っております。よろしくお願いいたします。 ○委員長(今田修栄) 五十嵐維持管理課長。 ◎維持管理課長(五十嵐富士雄) それでは、維持管理課のほうからは、地下道の湧水、新発田駅地下道に湧水があるということでのご意見についてお答えをいたします。  あの地下道に対しての地下水のしみ出しというのは、当初から考えられていたものということで、その横にあります溝といいましょうか、そこに排水するという流れになって、その流末側のポンプで表まで吐き出しているという構造になっておるんですけども、実際湧水において違うところからしみ出すということはあり得る話でございます。ですんで、それを完全に止めるというような話にはならないんだろうと思うんですが、私どものほうもその辺は歩行者に決して支障のないような形で対応していきたいというふうに思います。今現状やられているというのは、その溝がごみ等で詰まってあふれないような対策ということで、毎週金曜日に清掃を私どもで直接やっているというような状況がありまして、あと砂のたまり具合を見まして、バキューム等の清掃をかけているというのが実態でございます。今後も湧水については私どもも十分注意をしながら見ていきたいというふうに考えております。  次に、道路、市道を含め県との調整、連携ということでございます。今現状で私ども道路の要望いろいろとお受けいたします。その中には、当然国道があったり、県道があったりということでお話ありますけども、私どもも受けた時点で必ず県、国のほうには情報を提供しております。ただ、その結果がなかなか皆様方のところにすぐ直ったような形で伝わっていないというのもありますし、今佐藤委員感じておられるとおり、なかなか連携がうまくいっていないんじゃないかという結果につながっているんだろうなというふうに思いましたので、今後なお一層私どものほうからも県、国に連携をして、その結果を皆さんにまたお答え返すような形での取組をしたいというふうに思いましたんで、よろしくお願いいたします。 ○委員長(今田修栄) 佐藤委員。 ◆委員(佐藤真澄) 時間の関係もあります。皆さんご答弁ありがとうございました。  維持管理課長にもう一回、再度伺うところでありますが、駅東の水たまりは完全には直らないだろうというふうに思いました。それから、毎週水曜日に担当課のほうで掃除をしてくださっているということでありますが、構造上の問題もありますし、何よりも古いわけですので、かといってだからこそ橋上化をやるべきだったというふうには口が裂けても言えませんけれども、入り口と、それから奥のほうにそれぞれポンプがありますよね。あれ吸い上げるポンプは何の役にも立たないんです。ですから、豊町1、2丁目の町内会長も本当に困り果てておられますので、課長に直接手紙を出したあの方とは別に、町内会としても非常に困っておられますので、完全に直るということはできないにしても、ぜひ地元の皆さんと協議していただきまして、安全、安心のまちづくりを進めていただきたいと思います。  それから、穴ぼこについては課長もよくご存じですよね。ですから、早急に、雪も消えましたので、ぜひ補修を急ぐように県のほうに要望を上げていただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(今田修栄) 要望ですね。 ◆委員(佐藤真澄) はい。 ○委員長(今田修栄) 中村委員。 ◆委員(中村功) 佐藤真澄委員の関連で、今ほどやまざくらが売場のところ、加治川庁舎のところ、あそこ入るには一旦信号ある交差点から、北から来た場合はぐるっと回っていくって、何か買う人にすると、目的あれば行くんでしょうけども、私ふと思ったのは、7号線のそばですから、脇から入るように整備するというふうに私取ったんですけど、そういうわけではないんでしょうか。たしか加治川庁舎のところに、7号線から農道があるんで、あそこから入りやすくすれば、あそこもそういう感じで整備するのかなと思ったんですけども。  それとあと、30軒の農家の皆さんたちもそれ以外の人も、はやってくれば、あ、うまくいっているんだったら私も入りたいなという人があれば、年度途中でももうどんどん入ってきてもいいのか、その辺お聞かせいただきたい。  それと、地下道の関係、たしかあそこ地下道にするときに防犯カメラつけたんでないですか。それで、市役所の警備室から、もしくは犯罪防止のために交番でも見れるって。ああいうところから見ると、万が一何かあればそういうところで即対応できるんじゃないかと思うんです、水たまりとか。そういう連携が、犯罪防止の関係でたしか防犯カメラついている。ただ、個人の関係で顔が識別できるといろいろと問題があるんだかもしれませんけども、そういう活用方法をしながら維持管理したほうがいいんじゃないかなと思うんですけど、その辺関連だけまずお願いします。 ○委員長(今田修栄) 長谷川農林水産課長。 ◎農林水産課長(長谷川英一) 中村委員のご質疑にお答えいたします。  1点目、やまざくらの皆さんが実質的に運営する加治川庁舎のガレージのところまでの通路ということで、農道から入ってこれるんじゃないかというお話、それは違います。農道、道路の整備等はしません。通常どおり加治川庁舎へいらっしゃるときに、7号から信号折れて正面道路、庁舎前道路をしっかり通って入っていただくということになります。  あとやまざくらの30名プラスアルファ、途中から入ることができるのかということでありますけど、これは組織する、運営する皆様方がお決めすることですけども、私の知る範囲では途中からでもウエルカムであるということであります。  以上であります。 ○委員長(今田修栄) 五十嵐維持管理課長。 ◎維持管理課長(五十嵐富士雄) 中村委員の防犯カメラを活用できないのかというご意見でございます。  その辺につきましては、私どもの庁舎からも通路の関係が確認はできます。ただ、なかなかおっしゃられたようにすぱっと見れるわけではなくという状態ではございますが、私ども必ず毎週掃除等々、現地確認をさせていただいておりますので、その辺で今後も管理を続けたいというふうに思っております。 ○委員長(今田修栄) 中村委員。 ◆委員(中村功) ありがとうございました。  今ほどの7号線から入りやすくしたのかなと、私それをするのかなと思ったもんで、すみませんでした。今後やってほしいなと逆に思ったんですけども。  防犯カメラ、分かりました。ありがとうございました。  私がしたかったのが、まず39ページの建築確認申請の関係で、大体これがうちが建つバロメーターになるんで、それがまた翌年なりの固定資産税に反映してくるんですけど、この385万8,000円、大体毎年毎年の伸び率があると思うんですけども、それが新年度は今年度よりも伸びているものなのか。住宅開発とか宅地造成とかない中で、やっぱりその中でも市外から来る人が建てるとか、そういう割合というの分かるもんかどうか。定住化というか、そういう意味で、よそから来て新築で住む人がいるのかな、そういうの分かるのかなということで、確認申請の伸び率と市外か市内なのかってもし分かるんだったらお聞かせいただきたいなというのでございます。  それと、財産管理課のほうで、63ページで、税収を上げるためにも土地は売り払ったほうがいいわけなんですけども、法定外の用地を売るということで、何件か売れるんでしょうけど、これってそういう宅地として使えるような土地があるのかどうか。せいぜい赤道、青道程度なのかなと思いながらも、そういう宅地になれるんであれば、市外、市内の人でもそうですけども、うちに新築なりできるのかなという、その辺ちょっとお聞かせいただきたいのと、それと国土調査、上中山とどこでしたっけ、2か所、ほかにもあると思うんですけど、今やっているところがもう何年かかって、また次はどこ行くというのがもし改めて、前にも聞いたことあったかもしれませんけども、お聞かせいただきたいと思いますし、あわせて未登記のやつ、土地の登記の事業ありますけども、かつては市の土地というか、登記かけないがために倒産した不動産屋が転売してしまっていて大変なことあったんですけども、そういう土地がまだいっぱいあるということですよね。何年ぐらいかかってその未登記がこれからかかりそうなのか、お聞かせいただきたいというふうに思います。  ちょっと久しぶりに経済建設のほうだったもんですから、取りあえずそこでお願いします。 ○委員長(今田修栄) 小野建築課長。 ◎建築課長(小野正一) 中村委員のご質疑にお答えします。  新築の住宅着工戸数なんですけども、令和2年度は、恐らくコロナの関係だと思うんですけども、前年比で、12月現在なんですけども、78.1%になっております。あと市外、県外、市内の内訳は、データございませんので、申し訳ありません。よろしくお願いいたします。 ○委員長(今田修栄) 前田財産管理課長。 ◎財産管理課長(前田純博) 中村委員のご質疑にお答えします。  まず初め、法定外公共物の売却についてですけど、ここに掲載されている数字は全て旧水路であったとか、そういったところが機能を有しなくなったもの。要は2メーター、3メーター幅の昔水路であった、宅地と宅地の間を流れていたものが機能がなくなって、現在国有地になったんですけど、そういったものを市町村に譲渡されたんです。所有者は新発田市になっていると。そういったところを隣接の人が自分の土地を広げたいということで、そこの国有地を、法定外公共物を購入させてくれという申請がありますと、いろんな利害関係者に照会しまして、売っていいよという、そういった承諾がそろえばうちどもで売却をしているという、そういったものであります。  それから、2点目の国土調査ですけど、現在令和元年度から松浦地区やっておりますけど、今八幡、六日町や八幡新田、小友地区をやっております。令和3年度は、上中山第2地区と八幡新田、小友地区をやる予定にしておりまして、令和3年からは浦、浦新田地区に入ります。令和13年度まで旧松浦地区に地籍調査を行う予定で、ほかのところは予定しておりません。取りあえず旧松浦地区、令和13年度、それを終了いたしますと次に、まだ決定しておりませんけど、要望書が出ているのが米倉地区でありますんで、米倉地区にいくことになるのか、断言はできませんけど、そういった状況であります。  それから、未登記の解消事業でありますが、平成23年度から徐々に解消しておりますが、解消も簡単なものから手をつけてきたものですから、今残っているのは非常に手の込んだ時間を要するものとなっております。当初1,789筆ありましたが、現在解消したのが575筆、残り1,214筆、全部解消するには今のところめどが立っておりません。  以上でございます。 ○委員長(今田修栄) 中村委員。 ◆委員(中村功) それぞれありがとうございました。住宅戸数というよりも、この確認申請がどういう伸び率でなっているのかなという、それちょっと確認申請数の件数、伸び方というのを聞きたかったんですけども、その辺もう一度お願いしたいと思いますし、国土調査大変ですもんね、本当に。たしか渋谷正訓元議員が大分問題にして、できた事業だと思いますけども、息の長いというか、土地を持っている人たちが果たしてそれで適正な固定資産税なのかということを言う話も問題になるんじゃないかという話もありましたけど、できるだけ早く終わってほしいなというふうに念願しています。これは私の意見で終わりますけども、未登記のほうも大変ですけども、まずそうこうしているうちに、かつてのように勝手に誰かがもう登記かけちゃったということはないとは思うんですけども、それこそそれが今度勝手にやったことによってトラブルになってもめているというのがあると思いますけども、そうならないように早く解決してほしいなということを申し上げたいと思います。要は建築申請の件数、それだけまずお聞かせいただきたいと思いますし、あと実は慌てて言っちゃったんですけども、旧県知事公舎の冬季休むということで、また繰り返し前にも教育委員会の関係で所管して、子供たちに見学させると、冬場は雪があって大変だからやめるということで、今度観光のほうということで回されたけども、結局また冬場は使わない。せっかく調理室何百万かかけてやったのが、結局冬場は使わないとなると、また老朽化していくというか、使わなければ使わないだけまた傷みが早くなると思うんですけども、これ何とかしたほうがいいんじゃないかと思うんですけども、その辺の考えと、あとあやめの湯、私最低でも月1回行っているんですけども、あの蛇口、全然まちまちで手押し式で一定量が来るところとずっと押していないと出てこないのと、シャワーもすぐ止まるのと、前一度本格的に直すとかいう話もたしか言っていたと思うんですけども…… ○委員長(今田修栄) 中村委員、単刀直入に分かりやすく言ってください。 ◆委員(中村功) あやめの湯の整備計画とか、お聞かせいただきたい。
     それと、都市計画道路再検討するということでありますけども、五十公野西新発田線ですけども、前にも商工会議所の脇のところもあるんですけども、あれはいつ頃になるのか、町なかなんでその沿線の人たちも大分高齢化していて、私が目の黒いうちに何とかなるんだろうかという人がいるもんですから、その辺の見通しとかお聞かせいただきたいなというふうに思います。 ○委員長(今田修栄) 小野建築課長。 ◎建築課長(小野正一) 中村委員のご質疑にお答えします。  大変申し訳ありませんでした。確認申請件数のほうなんですけども、平成26年度から450件前後でずっと推移していまして、平成31年まで推移しております。対比のほうなんですけども、平成31年3月末と令和2年3月末の対比しかないんですけども、106.1%になっております。よろしくお願いいたします。 ○委員長(今田修栄) 石井観光振興課長。 ◎観光振興課長(石井昭仁) それでは、中村委員にお答えいたします。  旧県知事公舎、当然いろんな整備やってきたということがございますし、私どももすみません、なかなか活用ということで図ってまいりましたけれども、なかなか難しかったなというのが正直なところでございまして、そういった意味ではお金をかけたということもございますので、その辺は本当に正直に大変申し訳なく思っているところでございますが、使わなければ当然駄目になっていくんじゃないかということでございます。ただ、私どもあそこは奉先堂の一部として、景観としては当然残してまいりますし、そういった意味でまた観光資源として全く切り捨てたというわけではございません。それで、昨年はプレミアムダイニングということで、新潟県観光協会が主催いたしまして、1食3万円ほどの非常に高級なレストランということをさせていただきましたんで、そういったところとか、お茶会でしたでしょうか、そういったところでは積極的に使わせていただこうと思っておりますけれども、今まで4人の職員を置いていましたが、そういった人件費とかで相当お金が出ていた割には、やっぱり入館料がちょっと低かったということで、やっぱりこれは実態に合った形でしていかなければ駄目だということで、この4人の方につきましては、次の働き先が見つかっておりますので、そういった意味ではいいかなと思っていますが、そういった形でしっかりとやっていきたいと思っております。  また、あやめの蛇口ということで、ちょっと私も今初めてお聞きした部分もございますので、あやめの湯はご承知のように平成二十何年かに1回自噴が停止したり、何回か大規模なそういった修繕を重ねてまいりました。何か故障があるたびに直してきたということで、もしかするとその故障ごとに直してきたひずみが今蛇口とかに出てきているのかもしれません。その辺ちょっと私ども調査させていただきまして、何とかうまく、修繕費というのは当然ございますので、何かうまくできないか、検討させていただきたいと思います。 ○委員長(今田修栄) 大滝地域整備課長。 ◎地域整備課長(大滝一仁) 私のほうからは、都市計画道路の見直し、委員のほうからは具体的には県道新発田紫雲寺線のこっちの手前の道路と思いますが、本町中田町線ということで、都市計画道路路線名になってございますので、本町中田町線についてのご質疑にお答えさせていただきたいと思います。  新発田紫雲寺線県道が今城北町かな、ちょっと越えたところまで来ておるわけです。そちらのほうの絡みもございまして、最終的に県道の法線、工事の進捗が決め手となろうかと思います。見直しにつきましては、以前も議会で何度かご質問いただいておりまして、このたびまた新たに社会情勢等の変化を鑑みて進めておるわけですけども、既存道路を代用し、代替道路へ変更する、これが1つ、あと必要性と費用対効果から廃止を考えざるを得ないというのが1つ、もう一つが継続可能ということで、この3つに絞って現在見直し作業を進めさせていただいておるところでございます。本町中田町線につきましては、県道とのまだ絡みがありますので、最終的な結論が出ていないということでご理解いただきたいと思います。お願いします。 ○委員長(今田修栄) 中村委員。 ◆委員(中村功) ありがとうございました。あやめの湯は、前に何か大規模改修じゃないですけども、ある程度の改修計画、私の勘違いだったかもしれません。何かそういうちまちまとした改修じゃなくて、きちっとした整備をレジオネラ菌で大分休んだりしているんで、恐らく設備的にももう大変な状況じゃないかと思うんで、そういう面含めて検討したほうがいいんじゃないかと思うんですけども、その辺もう一度お願いしたいと思いますし、今私が聞いた都市計画道路分かりました。西新発田五十公野線は、いつまでそういうふうな形で検討されるのか、年度内に全部終わるのか、その辺もう一度お願いしたいと思います。 ○委員長(今田修栄) 石井観光振興課長。 ◎観光振興課長(石井昭仁) 中村委員のご質疑にお答えいたします。  レジオネラ菌は、昨年は出ませんでしたけれども、おととし出たということで、レジオネラ菌が出たといいますと、皆さんのご想像によりますと、わさわさ、わさわさといっぱい出てきたようなイメージがありますけれども、実は何か基準がございまして、10以上になると駄目だということで、9とか、8とか、何が9とか、8なのかとちょっと私も分からないんですけれど、そういう基準があって、9とか、8ですと何の問題もなく、ただその中では10ということで、それでももう出ましたよと。要は、最低のレベルだったんですけれども、出たということで、その辺については確かに建物も老朽化していますけれども、きちんとした消毒作業とか、そういったことを徹底していけば、そういったことは出ないということでございます。老朽化はございますけれども、そういったところで徹底して消毒とかしながら、また長もちさせていきたいと思います。よろしくお願いします。 ○委員長(今田修栄) 大滝地域整備課長。 ◎地域整備課長(大滝一仁) 都市計画道路西新発田五十公野線、こちらの道路についてのご質疑にお答えをさせていただきます。  未整備となっている区間がウオロク東新町店の先のところで間違いなかったでしょうか。そこから五十公野に向かっての区間がまだ未整備ということで、そちらでございますが、当該地区につきましては、既に地元のほうで圃場整備をしたいということで、道路の必要性というのが、街路事業の必要性というのが下がってきているというのが地元の意向でございます。このことから、代替路線といいますか、市道板敷線、まだ今細い道路でございますが、あちらの道路を圃場整備によって拡幅一緒にしたいということで、地元の方々と今話を進めているところでございます。それの完成につきましては、圃場整備次第ということにはなるんですけども、地元のほうには声が届いているというふうに認識しております。  以上でございます。 ○委員長(今田修栄) 暫時休憩します。           午後 5時23分  休 憩  ───────────────────────────────────────────           午後 5時24分  開 議 ○委員長(今田修栄) 再開します。           〔「関連」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(今田修栄) 小柳委員。 ◆委員(小柳はじめ) 関連です。199ページですね、旧県知事公舎、今ほどお話があったんですが、冬は休みで、常駐をさせない。それで、予約があれば開けるということだと思うんですが、今まで大体七、八百万ぐらい多分かかっていたと思うんで、今回160万ぐらいなんで、大幅に7割、8割ダウンなんで、行政効率から考えれば当然なんでしょうけど、ただ今ほど中村委員もお話ししたとおり、誰でしたか課長のときに、たしか仕出しをやって料理を盛大にやるんだということで結構な投資をしていると思うんですが、あのときはそういう活用を積極的にして使い倒すんだみたいな、だから投資をするんだという、たしかそういう説明だったと思うんですが、ここで逆に相当トーンダウンする形になりますので、落とし前とは言わないんですか、何と言うんですか、こういうの。その投資に対してどのように考えているのか、ちょっとお聞かせいただきたい。お願いします。 ○委員長(今田修栄) 清田産業戦略監。 ◎産業戦略監(清田稲盛樹) 小柳委員の質疑にお答えをします。  当時私もそこに属していたということで、その経緯も含めてお話をさせていただきたいというふうに思います。同施設については、なかなかその活用というところで伸び悩んでいたということで、一つの新機軸として当時新潟市にもネルソンの庭とか、そういう公共施設を使ったレストランということで運営していたものを少し模倣させていただいて、そのような取組をさせていただいたと。ただ、一方どうしてもその防火設備という部分が抜本的な改修をしないとできないということで、IHの器具しか入れられないという中で、事業者に広くお声がけをさせていただいて、新作の発表会であるとか、定期的な会食の会みたいなのを開催をしていただけないかということで、実を言うと何度かお願いをさせてきていただいたところでございます。ただ、商業ベースの中でやっぱりちょっとなかなか難しいというようなご判断をいただいて、その後我々インバウンドに絡みまして、特に台湾の方だったんですが、お菓子づくり体験ということで、これは年間1,000名ぐらいの方にお越しをいただいて、非常に好評でございました。これが継続できるような状態であれば、まだこのようなあれをしなくてもよかったんですが、このコロナでそれがゼロになってしまったという中で、残念ながらそのような判断をしなければならなくなったということで、それに費やした費用をどう落とし前つけるんだというようなお話だと思います。おわびをするしかないというふうに思いますが、いろいろと試して、いろいろなことをチャレンジはしたというところでございますが、なかなか思うようにいかなかったということで、おわびを申し上げるしかないということでございます。  以上でございます。 ○委員長(今田修栄) 小柳委員。 ◆委員(小柳はじめ) ということで、ネルソンの庭もたしか火事になって燃えちゃって、今度グランドホテルがまた引き継ぐようですけど、結構制約あるのはそれは分かってたことなんですけど、ちょっと甘かったんだろうなというふうに思います。ネルソンの庭は、やっぱり人口違いますから、五十公野も多分5万人ぐらい住んでいれば、恐らくペイしたと思うんですけど、そういった意味ではやむを得ない部分もあるのかなと思うんですが、どら焼き体験ですか、ということはインバウンドが戻ればまた逆に常駐ということも考えるというふうなことでいいんでしょうか。 ○委員長(今田修栄) 清田産業戦略監。 ◎産業戦略監(清田稲盛樹) 今の段階でそれができるかどうかというのは、実を言うと恐らく台湾のほうに確認をしますと、どんなに早くてもインバウンドが復活するのは来年の3月以降ですよというようなお話です。今現在も、ビジネスレベルではできるんですが、帰ってきたら2週間待機とか、そういう状況の中で非常に状況が見えないということ。  それともう一点は、コロナ前にはタイガーエアラインという新しいLCCが就航するということで、ほぼほぼ決まっていたんですが、どうもそこも今後の状況の中で変わってくるというところがあるという中で、そういったところを全て勘案をして見極めながらさせていただきたいということで、今現在の中でそこに対してご返答はなかなか難しいかなというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(今田修栄) いいですか。 ◆委員(小柳はじめ) 関連はもういいです。 ○委員長(今田修栄) いいですか。           〔「前に出たのの関連」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(今田修栄) この際、午後5時40分まで休憩いたします。           午後 5時30分  休 憩  ───────────────────────────────────────────           午後 5時40分  開 議 ○委員長(今田修栄) 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続けます。質疑ある委員の発言を求めます。  三母委員。 ◆委員(三母高志) すみません、3点ですけども、最初に関連の2点ですので、先その話をお願いしたいと。  鳥獣害対策の関係で、市長説明で鳥獣害対策については、基本的に農林水産課のほうに一本化するよという説明がありましたが、ちょっと今日はおられませんが、この間環境衛生課のほうで、猿害のほうはまだ来年度予算の中に経費が盛られているので、ちょっとそのときに聞けばよかったんですが、その関連はどうしてなのかをちょっと教えていただきたいのと、もう一つ、これは報道でDMM.comとの包括連携ということで、これも鳥獣害対策ということを題材にしてあるということなので、その辺の関連というのはどうなるのかを教えていただきたいなというのが1つです。  それから、市民農園が新発田市内に幾つかありますが、米倉ふれあい農園以外にも幾つかあるわけです。そして、利用者が現状どのような傾向なのか、そしてできればいわゆる遊休の放棄地というか、そういう不耕作地が増えているという状況を考えれば、希望者がいるんであれば、その市民農園を拡大するというのは考えられないのかというのが2つ目です。  それから3点目、これは五十公野山の関連、これちょっと維持管理課なのか、農林水産課なのかがちょっとあれですが、今五十公野公園、五十公野山については、五十公野公園は都市公園百選の中に選ばれて、県内各地から相当数の方が来られているんですが、やっぱり山のほうが先ほどの松くい虫もありますけども、ササやぶとか、非常に繁茂して、あの山の中には昔整備された頃のように今ちょっとなかなか入れないというか、朽ちてきたりしているところを今若干のボランティアが加わって整備をしているというところがあるんですが、そのボランティアとの位置づけというのがどのように整理されているのかなと、ちょっと調べたらほかの市町村では、ボランティアと市との間のきちんとした考え方を整理して対応しているようなので、そういう方向で持っていくという、あるいは今現状そうなっているのかどうかも含めて、あるいはそういう考えはないかをお聞きしたいと。  以上、3点です。 ○委員長(今田修栄) 長谷川農林水産課長。 ◎農林水産課長(長谷川英一) 1点目、猿害の関係、環境衛生課の予算もあるというようなことでありますけども、それに関しては保護という、環境省サイドといいますか、そのほうの関係で部署でどうしてもそれは離せないという部分から、環境衛生課でそれが残っているという捉え方でお願いしたいなというふうに思います。  あとDMM.comの関係でございます。包括連携協定ということで結ばせていただいて、DMM.comの持つ先端技術であったりとか、実績を上げているそういった技術でありますとか、そういったところ、新発田市の今の現状と新発田市の課題とすり合わせた中で、鳥獣被害の防止というか、抑止につながればいいねということで、そこはしっかりと今の現状をすり合わせを行いながら、研究していきましょうということであります。ICT技術とか、DMM.comは当然たけている部分がありますので、そこをしっかりといいとこ取りをお互いにしていきましょうというようなことでございます。お願いします。  あと市民農園の部分でございます。利用者は市が携わっている部分に関しては2か所ありますけども、それに関しては2つとも満杯状態というようなことであります。耕作放棄地といいますか、そういったところに拡大したらどうかというご提案だというふうに捉えておりますが、確かにそれも一つの方法かなとは思いますが、耕作放棄地に関しては、当然個人の土地でありますし、それを市が買い上げるという部分、もしくは借りるというか、そういった部分のことも考えますと、なかなかもう少し考えないといけないものかなというふうに思っております。いずれにしろ、市民の方々の市民農園というと、みんな満杯になる状態ですので、そこは有効活用できればなというふうに考えております。  あと五十公野山の部分です。ちょっと今手元に確認できる資料がありませんでしたので、いま少し追って確認して、後ほどお答えさせていただきたいなというふうに思っております。よろしくお願いいたします。 ○委員長(今田修栄) よろしいですか。  五十嵐維持管理課長。 ◎維持管理課長(五十嵐富士雄) それでは、五十公野公園を含む五十公野山という部分で、今お話をいただいている中で、ボランティアの位置づけということでありました。私ども今1団体NPOという形で五十公野山及び公園の園路を含んだ形での整備をお手伝いいただいております。これにつきましては、NPOのほうから年間の活動計画を提出していただいておりまして、これに基づいて私ども五十公野公園の整備といいましょうか、維持をする際に打合せをしまして、一緒にやらせていただいているというところです。あくまでも皆さん方のボランティアという形で行っております。 ○委員長(今田修栄) 三母委員。 ◆委員(三母高志) すみません、五十公野山の関係、まだ1団体なんであれなんですけども、例えば今後増えてくるとかいうようなこともあり得るんじゃないかなと思うんです、そういうほかのボランティアも。そうすると、新発田市のボランティアはほかにもあると思うんですけども、ボランティアと市との間のルールというのかな、いうのがあるんであれば、そういう五十公野山の絡みだけではないのかもしれないんですけど、いわゆる都市公園とか、森林とか、そういうところに絡むようなボランティアの関連を整理しておいてもらったほうがちょっと私見させてもらったら、公園全体をお借りしているというような何か借用契約みたいになっていて、それに基づいて全額減免みたいな、ボランティア側はそういうような対応になっていたようなので、今日今細かいところは詰めるのはちょっと難しいかもしれませんが、ちょっと検討して整理をしていただければありがたいかなと、お互いにうまくいくように整理をしてもらえばいいかなと思いますので、これはちょっとここは要望でさせてもらいます。また後ほどよろしくお願いしたいと思います。  以上です。 ○委員長(今田修栄) 長谷川農林水産課長。 ◎農林水産課長(長谷川英一) 先ほどの三母委員の五十公野山の関係でございます。細部までは実は今お答えできないところではあるんですけれども、実際ボランティアの方々、五十公野山をきれいにしようという中で入られて、下草刈りですとか、そういったことをやってくださっております。それに関して特にお金が発生するとか、そういったことじゃなくて、入って、どうぞやってもらってもいいですよというような契約を実はさせていただいているところであります。三母委員の先ほどのお話の部分に関しては、しっかりそこは研究していきたいなというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(今田修栄) 板倉委員。 ◆委員(板倉久徳) 207ページのフィルムコミッション推進事業についてお聞きします。  金額的に全然大きくないんですけれど、システム保守管理委託料は恐らく金額的に見ると、ホームページか何かの維持管理かなという気はするんですが、とあと負担金だけなんで、それだけで新発田に映画が来るような仕組みになっているのか、推進となっているので、積極的に何か活動しているのか、その辺ちょっと教えてください。 ○委員長(今田修栄) 石井観光振興課長。 ◎観光振興課長(石井昭仁) 板倉委員のご質疑にお答えいたします。  そのとおりでございまして、それはホームページの7万6,000円のうちのあれにつきましては、委託料ということで、ホームページの部分だけでございます。以前は、新潟県の観光協会のほうに私ども一生懸命ぶら下がって、その活動の下でいろんな私どもが持っている素材といいますか、そういったものを提供しながら、いろんな峠最後のサムライという映画が最近ありますけれども、そういったものを引っ張ってきたり、あとはミス・ムーンライトとか、そういった映画、それからストロボ・エッジですとか、そういった映画をいろいろ引っ張ってきたんですけども、最近はコロナということで、なかなか人と人との接触も難しいんだということでありますし、それから県の観光協会だったんですけれど、それから組織もいろいろ変わってしまったということで、いろいろある中で、今は峠最後のサムライが今年の4月1日から封切りされるということで、今私のほうで指示しているのは、宣伝、CM、ビデオみたいのをもしもらえるんであれば、それをもらってきて、うちのほうで流しながらもっともっとPRしていったらどうかということで、今そういった研究はさせていただいております。ただ、積極的にほかのところはどうかというと、どうしても新潟県観光協会のほうと連携しながらやっているものですから、もっともっとやっぱり積極的にやっていかないとそれは思っております。これから検討しながらきちんとやっていきたいと思っております。  以上でございます。 ○委員長(今田修栄) 小柳委員。 ◆委員(小柳はじめ) 1件だけなんですが、189ページの農水ですか、これ。滝谷森林公園管理事業なんですが、1,600万ほどかかっていて、実際四、五百万ぐらいの収入があるのかな、なんで実質1,000万強の投資をしているわけなんですけど、1つはこれ農水でやるメリットというか、恐らく補助金の関係でそうなっているんでしょうけど、逆にプロモーションとかやる上では、多分観光畑のほうがより効果があるんじゃないかなと思っているんです。すみません、ちょっとその辺詳しくなくて。それであと例えば今猛烈な世の中キャンプブームじゃないですか。そういった中でこの滝谷森林公園のロケーションとかは、相当優位性があるんじゃないかなと私は思っているんですけど、そういった意味では例えばスノーピークなんかあちこち、白馬でそういう提携したりとか、逆にそういう民間のおしゃれなキャンプというんですか、そういうノウハウのあるところと組んでやるとかというのもありなんじゃないかなと思っているんですが、その辺今後どのように考えているのかも含めてお聞かせください。 ○委員長(今田修栄) 長谷川農林水産課長。 ◎農林水産課長(長谷川英一) 小柳委員のご質疑にお答えいたします。  滝谷森林公園の案件でございます。確かにキャンプブーム等で、滝谷森林公園はその以前からやはりすごく人気のある公園でありまして、市内外から多くの方々が訪れていらっしゃいます。大変リピーターの多い公園だということで認識しております。経費がかかって、収入が少ないということで、確かにそれはございます。ただ、森林公園という公益性のあるところで、また森林環境譲与税という部分でも、実は滝谷森林公園の維持といいますか、例えばトイレの改修ですとか、そういったところにも公益性という観点から使用が可能であったりとか、そういった要素も含まれている公園ということであります。料金的にも安いのは確かに安いのかなというふうに思っております。このキャンプブームに捉えて、スノーピークですとか、そういった方々と手を組んでという部分に関しては、非常に参考になるお話だな、ご提案だなというふうには思います。キャンプ場のよさを引き出しながら、また新しい部分に関しても研究していく時期なのかなというふうには考えておりますので、参考にさせていただきたいなというふうに思います。 ○委員長(今田修栄) 小坂委員。 ◆委員(小坂博司) 新発田牛のブランド化推進についてお願いいたします。  ブランド認証までの日程的なもの、いつ頃認証にするのか。この間ちょっと話したと思うんで、それ以前のこれからやらなきゃいけない計画みたいな日程的なものを教えてください。  それから、出荷頭数も問題になってくるかと思うんですが、何頭出荷しなきゃいけないのかということ、そしてそれまでの課題みたいなのがあれば教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○委員長(今田修栄) 長谷川農林水産課長。 ◎農林水産課長(長谷川英一) 小坂委員のご質疑にお答えいたします。  新発田牛のブランド化の関係であります。認証につきましては、正式には4月入ってからにいがた和牛推進協議会の総会というものがあります。その総会で報告されてということでありますが、実質上この3月に行われます幹事会で承認をいただいて、通知を今待っている状況でございます。3月の19日、明日ですけれども、その和牛の生産者が新発田牛のブランド認証を受けるための受皿となります生産組織をつくります。そういった協議会をつくります。その総会が明日になります。明日の総会を経て、そこでロゴマークですとか、そういったこともしっかり決めた後に、それを協議会のほうにその後報告、それを受けて協議会が今度通知を出して認証という形に今その段階まできておるのが実際のところであります。計画的には、ブランド化が取れれば4月に入ってから予算もまず計上させていただいておりますけど、和牛のブランド化の部分でしっかりデビューを打ち出して、名前をさらに売っていきたいなというところと、市民の皆さんに知っていただきたいなというふうに思います。県内外に知っていただきたいなということでございます。そういったPRの事業に関しても展開をさせていただくということであります。  あと出荷頭数でありますけど、年間200頭の出荷ということであります。それはクリアできたので認証に至っているというようなことであります。  あと課題という部分に関しては、今新発田牛に関しては、1から5まであるんですけど、その4等級以上の高品質の肉質であるよということで、それをまた当然のことながら出荷の部分、今9割ぐらいが4等級以上になるようなんですけど、もっとやはり生産能力を高めていくという部分一つありますし、あとは差別化といいますか、新発田牛の特徴をもっともっと魅力あるものにしていきたいなということで、生産者の方々と飼育の方法ですとか、そういったところもしっかりともっとレベルアップをしていく、そういうようなことでまず明日は総会がありますので、その生産者の方々との総会のときにそういったことをまた意思統一して、誇れる新発田牛に育て上げていきたいと、そのように思っております。よろしくお願いします。 ○委員長(今田修栄) 小坂委員。 ◆委員(小坂博司) ありがとうございました。やっぱり出荷頭数200というのが一番のネックになってくるのかなというふうに思っています。まず、それが生産する農家がきちっとおられるというか、そこのところをぜひ支援していただいて、その200もやっぱり市が後押しできるような形でやっていってほしいなというふうに思っています。  たしか村上牛も最低のラインをクリアするに相当苦労なさって、やっとブランド化できたというふうに当時、すごい肉なのになかなかブランド化できなかったというふうに、何か村上ばっかじゃなくて、ちょっと広げたというような話を聞いていますんで、やっぱりここのところをクリアするのが一番だと思っています。  それから、やっぱり新発田牛となれば、市民に先味わってもらえるような感覚でいてほしいんです。300万もつけているんですから、市民の皆さんがいつでも金さえ出せば食べられるような形にしてもらって、すごくこの間市長が輸出だなんて話を出しているんですが、まずは市民、そして県内、国内という形で、もうちょっと、輸出のほうからいっても、なかなか我々の手に入らないぞと、まだ頭数が少ないと思うんです。頭数がそれくらい出荷頭数が上がってくれば問題はないのかもしれませんけども、市長が今輸出を目指すなんていうところ、その辺難しいと思うけども、いい返事もらえないと、あしたまたやらなきゃいけないので、どうかよろしくお願いします。 ○委員長(今田修栄) 長谷川農林水産課長。 ◎農林水産課長(長谷川英一) 小坂委員のご質疑にお答えいたします。  市長の言う海外の輸出の関係は、当然のことながら地元にもあって、それでもってまた海外へというお話だと思いますし、当然そういうことだと思います。市民の皆さんに食べていただきたいという部分に関しては、当然新発田へ来れば新発田牛が食べれるというのも人を呼び込む力になる、それが魅力だなというふうに思いますので、当然のことながら今新発田牛消費拡大推進実行委員会、消費拡大の実行委員会も今組織をして、キャンペーンとか打ち出したりしていますけども、その皆さんがキーになるかと思いますが、そういった方々としっかり継続した取組を進めていって、新発田市に来ればどこどこではちゃんと食べられるんだというところは、しっかり確保といいますか、残しながらやらせていただきたいなというふうに思っています。そういった機運づくりをしっかりと進めていきたいと思います。お願いします。 ○委員長(今田修栄) 小坂委員。 ◆委員(小坂博司) 今いい言葉聞きました。新発田市に来れば食べられると、いつでも食べられると、そこを私も大事だと思います。何でもいいものとなると、すぐ東京の大きな市場へ出たりとかして、なかなか地元の肉は高いんだというようなことになってしまったりするんです。その部分をやっぱり新発田に来たらそんなに高価なお金は出さなくても、まあまあいい肉ですから、それなりの取引はあるんだろうけども、全く食えないみたいなところにならないように、しっかりとやってから、それから市場、まず地元の市場を確保してというところで、今から市長によく言っておいてくれるということを、はいと言っていますので、あしたのあれはしませんが、どうかその辺よろしくお願いします。 ○委員長(今田修栄) ほかに質疑ありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(今田修栄) 質疑がないようでありますので、本案に対する経済建設常任委員会関係の質疑はこれをもって終結いたします。
     続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を求めます。  石山委員。 ◆委員(石山洋子) お疲れさまでした。今回は、人口減少ということで、この経済建設常任委員会分では、移住定住とそれから担い手、後継者という問題ということで、私たち深掘りを少しさせていただきました。初めに、移住定住に関しては、住宅の取得補助、そして住宅リフォーム、そして空き家バンクということで、皆さんがそこにちょっと集中して質疑をしたのではないかなということで、今しっかりあるこの制度を見直しながら、もっと新発田に移住定住してくださるように、今後もそういった政策の面で私たちもちょっと重視しながら進めていったらどうかなと思いますし、三母委員のほうでは、また農業の方たちも、そういった農地を取得しながらということで、今回そういった条例というか、少し変えて取得できるようなところも検討してくださるという答弁もいただきましたので、そういった形で私は今ある制度をしっかりと皆さんで推進しながら、そういった目で見ていったらどうかなというふうに思いますけども、皆さんいかがでしょうか。 ○委員長(今田修栄) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐良一) 今石山委員がおっしゃったことの関連でもあるんですけれども、先ほど農地つき空き家ということで、新発田の紫雲寺地区、海があって、赤谷、滝谷の山まであって、どんな環境にもそれなりに対応できる広さがあります。そこに農地があって、健康的に働きたいと、そういう生活を今後していきたいということになったらいいなと思う人もいるだろうし、結構いると思います。そこで、先ほど問題があったように、農業委員会、農地法を考えると、なかなか難しいということなんですけれども、三母委員からもお話があったように、柏崎でしたか……           〔「燕」と呼ぶ者あり〕 ◆委員(五十嵐良一) 燕の特区という事例もあるということなので……           〔「特区でない」と呼ぶ者あり〕 ◆委員(五十嵐良一) そうなの。ぜひこれも農業委員会で検討してもらって、今ほどの件を移住定住、そしてJターン、Iターン、それから後継者問題を解決できるように、空き家問題というのは当然建築課もリフォームとか、農林課も連携を取ってやっていただきたいということを私のほうから申して討議とします。 ○委員長(今田修栄) 三母委員。 ◆委員(三母高志) 移住定住の絡みと、それから後継者の話でいろいろ大分長く論議させてもらいましたが、移住定住の今の農業委員会の絡みで、いわゆる家族農業というのが今注目されているんです。それで、その家族農業というのは、企業化、農業を産業化するという一つの流れありますけども、農業のほとんど、98%ぐらいはもう家族農業で世界的にも日本的にも営まれていると。それが非常に耕作放棄地になったり、後継者がいなくなって人口減少も含めて今のような状況になっているんですが、そこに新たな考え、視点を入れることで非農家の農業参画ということですか、そういう積極的な、都会あるいは新発田市内でも非農家が農業をやるというような、そういう大きな様々な視点で農業にもう一回光を当てる、そして人口をまた呼び込んで増やしていくという大きな流れをつくっていくということで、大事な話だったなと思います。  それで、もう一つ、俺市長総括しないつもりでいたんですけど、よくよく考えてみたら、建築課にちょっと話を聞いたら、いや今までの前年度よりも10万円下がるんですという話だったので、補助金、家を建てる、下がるんですよね。           〔「30万」と呼ぶ者あり〕 ◆委員(三母高志) 30万下がるんですよね。           〔「最高ですから」と呼ぶ者あり〕 ◆委員(三母高志) 県内的には今まで最高で、それでもまだ最高なんだけど……           〔「県で1位なんですが」と呼ぶ者あり〕 ◆委員(三母高志) うん、いや、でも下がるというのはどうなんだということなので、ちょっとあした市長総括させてもらおうかなと思います。ぜひ引き続き新発田がそういう部分でトップで頑張れるようにということで、また私の見解にさせてもらいます。 ○委員長(今田修栄) 佐藤委員。 ◆委員(佐藤真澄) 1点目の移住定住につきましては、空き家対策という観点からうんと深掘りしてみました。施策というよりも総論的になりますけれども、ここの審議の中で感じたことは、空き家が、先ほども言いましたけども、質疑の中で申し上げましたように空き家がどんどん、どんどん増えております。もう止まらない勢いであります。私も空き家を所有しているということを申し上げました。総務省の18年の調査でも全国で846万戸、つまり7戸に1戸が空き家という、そういう計算なんだそうです。ですから、どうしたらこの空き家が減るのかなと、私はそういう観点で新発田市、その空き家を阻止するためにいろんな施策をやっていらっしゃるのかなと思いましたら、実際は空き家バンクは全くそうじゃなくて、新発田に移住して、定住してもらいたいという観点でおやりになっているということが分かりましたけれども、もちろん皆さん一生懸命空き家の適正管理を行っておられるわけですけども、そうした努力は分かりますが、しかし空き家問題の大本というのは、どうしてこの空き家が生まれるのかなと、しかも新発田だけじゃなくて全国的な傾向ですよね。これは、深掘りですよ、深掘りの立場からですけど、やっぱり大都市一極集中、東京に全部、昨日も、今卒業式のシーズンですけど、せっかく新発田のいろいろ、いろんな施策を受けながら大きくなった子供たちがどんどん都会へと大学を含めて行ってしまうという、こうした矛盾をとにかくまたその人たちを引っ張り寄せるという努力もありますけども、やっぱり制度そのもの、空き家が増える一方で結構新築も増えているんですよね。だから、何でなんだろうなと。それはそうしたメリットがある、税制面とか金融面でのメリットがあるからどんどん新しい家ができるんでしょうけども、東京一極集中という制度そのもの、政策そのものを変えない限り、幾ら自治体が努力しても、お金を使って、税金を使ってというのはやっぱり限界があるのではないかなというふうに感じましたが、皆様どういうふうに思われますか。  それから、担い手の問題も、これもやっぱり同じことだと思います。今まで委員の皆さんのいろんな質疑を聞いていた中で農業問題しかり、それから商店街もそうです。担い手不足がもう深刻です。私も後継ぎがいないと、これはまた別な問題ですからあれですけども、本日の答弁にもありましたけども、市内の老舗的なお店がまた一件、また一件と閉店、姿を消したわけでありますが、地方創生と言いつつも地方を壊して、農村を壊す、雇用の場を壊してしまうという、こうした政策にやっぱりきちっと私たちがメスを入れて、声を大にして言わないと、いろいろ施策的には頑張っておられても、遅々として進まないというか、これは深掘りの観点で言わせていただくんです。ですから、直接この施策とは関係ないかもしれませんけど、今のコロナ禍で今はもうあふれるぐらいにありますけど、このマスク一つにしても、それから食料の自給率ももう38%を切っておりますよね。もう本当にいざとなれば輸出している、日本に食料を輸出している国だってそれをやめるわけですよね。自国民を守るためにやるわけですから、今回のコロナで気づいてもらいたいという、そうした政策をやっぱり国が生み出すべきだというふうに思うんですけど、深掘りした結果です。皆さんどうぞ。何をどう思われようが。 ○委員長(今田修栄) 小柳委員。 ◆委員(小柳はじめ) 国一極集中の話とかになってしまうと、国の話なんで、もう今ここでやる話でもないと思うんです。           〔「深掘りって言った」と呼ぶ者あり〕 ◆委員(小柳はじめ) いや、そうなんだ、例えば東京で今日どかんと地震でも起これば一極集中解消するわけで、ただ今あるリソースというのですか、新発田市が持っているリソースの中で可能な限りの最大、一番いいパフォーマンスを上げようとしていろいろやっているわけだから、そういったことを考えると、よくやっているんじゃないかなと思うんです、大してない材料の中で。  それで、そういった中で今日いろいろ話ししていく中で、空き家が実際増える、これからも増える。ただ、空き家というのは、答弁でもあったとおり、はっきり言ってぱっと見わくわくするような物件ないわけじゃないですか、言っちゃなんだけど、売れ残りというか。それをやっぱり磨いて、実際魅力的にするというのも今出ていますよね。価値を足していいものにするとか、だから実際民間のそういう仲介業者が取り扱いたくなるような、やっぱり手を加えるという仕組みというのも今後あってもいいのかななんて思ったりとか、それからあと先ほど三母委員が言っていた農地つきですよね。これ相当可能性あるんじゃないのかな。だって、今ある結局農家のほうも今はだんだん高齢化でやり手がいないわけでしょう。空き家もあるわけで、やっぱり農地つきの空き家というのは結構新発田にとっては希望の光なんじゃないかなと最近思い始めていて、先ほどメンバーに全員送りました、あの資料。国交省が農地つき空き家のガイダンス出しているんです、平成30年に。うちの会派で前竹田市に行ったときに農村回帰というのですごく移住者を呼び込んでいる例があって、それをモデルに恐らく国交省がガイド作っているんですけど、今の法律だと50アール、さっき答弁もありましたけど、50アール以上ないと農地取引できないんだけど、それを先進地のほかの例を、私もだっと見たら、大体1アールぐらいに引き下げて、農地つき空き家をやり始めたところが多いらしいんです。ただ、燕市はさらに踏み込んで、3月1日付かな、0.1アール。0.1なんていったら、もう家庭菜園ですよね。だから、ある意味産業としての農業というと、0.1アールなんていったらもう庭じゃねえかみたいな感じなんですけど、でも実際じゃ農家をやり、農地つきの空き家で売るっていったらやっぱりそのレベルじゃないとみんなが来ないんじゃないかななんて思って、逆にそういった意味では農地つき空き家のその50アールをぐっと下げるというのは、本当に面白いアイデアじゃないかなと私は思いました。皆さんどう考えるか。 ○委員長(今田修栄) 小坂委員。 ◆委員(小坂博司) 移住定住関係ですけども、住宅取得補助を来年見直すということで、ぜひお願いいたします。見直し要件ですけども、農地つき住宅も魅力ですし、それから首都圏から高齢者、もう現役を引退した人たち、そういう人たちもやっぱり入るように、50歳で止めるんじゃなくて、引退した人たち、大きな年金を持って新発田にやって来るような人たち、そういう人らも対象になるような形でぜひ進めていただきたいと思います。それから、今1人も駄目だという話ですけども、1人でも私はいいか、1人おじいちゃんが来たら、もうすぐあれだということで若い人たちが一緒についてきた、後からついてきたとか、それで孫もついてきたって、犬もついてきたみたいな話も去年されていたんです。何かのつながりを持つということが大事であって、まずは新発田でお年寄り1回来たらやっぱりここはいいとこだねと宣伝してくれるんです。悪いとこ来たってすぐ出ていかないと思う。新発田はいいところだと。一番外部の人たちを、そういう人たちをどんどん、どんどん呼んで、活性化していったらいいかな。だから補助対象要件をもっと拡大していくというようなイメージ、皆さんも一緒になって議論してほしいなというふうに思っています。  それから、後継者問題ですけど、先ほど言いました、やっぱり文化の継承も入りますので、ぜひ新しく頑張ってほしいというふうに、終わります。 ○委員長(今田修栄) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐良一) 先ほど佐藤委員がお話しした、なぜ東京に一極集中するかと、これは簡単なんです。資本主義論から言って、当然地方に生まれた子供が東京に一極集中して、そして住宅をそれぞれ建てて、そこに洗濯機、テレビ、冷蔵庫、これを買い上げることによって高度成長が生まれたんです。その高度成長が生まれて、資本主義がもう限界に今来つつあるもんだから、なかなか社会保障制度に乗っかって社会主義化してきているように私は思うんですけれども、こういう考え方見ると、これからは地方が必ず元気になります。地方創生推進交付税というのもあるんだし、もっともっと地方に戻ってくると思います。その戻ってくるチャンスがどうやってこの新発田市が捉えて考えていくかということに先ほど農地つきというのを、すごくそれ0.1アールですから、1畝のまた10分の1ですから、本当に家庭菜園みたいなところまで、また農林課がどういう考えにいるかは分からないんですけども、そこに新規就農者支援という形でやっていただければ、その支援金でやってみようかなということは生まれてくれば非常に助かるし、いいのかなということで私は思います。 ○委員長(今田修栄) 石山委員。 ◆委員(石山洋子) さっきは移住定住の件で皆さんに投げかけさせていただきました。皆さんおっしゃる農地つき空き家は、私農村地域に住んでいますけれども、確かにそれもありだなというふうに考えます。  もう一点は市内の商店街、先ほど質疑の中でもお菓子屋、老舗の和菓子屋がという話もありました。私ちょっと記憶に、間違っていたら申し訳ないんですけれど、前商工会議所のたよりの中に、市内のある飲食店だったと思います。この飲食店を誰か後継者になってくれませんかというのを私見たんです。あ、これはいいことだなと、自分のうちには後継者いないけれども、うちの店の規模がこれだけで、そういったところを継いでくれる方を募集しているというのはいいなということで、飲食店に限らず、そういった老舗で和菓子店でもうそこにすぐ行って、そういう興味がある方をまたどんどん市内、市外だけじゃなくて、移住定住も含めて県外からそういったものを市のほうでアピールをしていただくとかで、それもありだなと思うんですけども、そんな考えはいかがでしょうか。 ○委員長(今田修栄) 小柳委員。 ◆委員(小柳はじめ) 今ほどの農業じゃない、要は商工業を含めての事業継承という部分だと思うんですけど、結構事業継承今すごくバブルみたいな感じで、M&Aセンターなんてもう大変みたいです。とにかく中小企業が大廃業時代迎えるということで、うちなんかも毎日2通か3通ぐらい売り込みが来るぐらい、まだ私全然若いんですけど、それぐらい世の中は今事業継承というのがポイントになっている。そういった中で先ほども出たとおり老舗のお菓子屋さんが廃業してしまう。というか、ずっと新発田って城下町なんで、結構長く続いたお店とかもあるわけで、それが火が消えてしまう、看板がなくなるというのって結構取り返しつかないと思うんで、そういった意味では農地バンクじゃないですけど、そういうお店バンクみたいな、継承をするような仕組みというのもやっぱり今後考えたほうがいいんだろうなと、それは大いに賛成です。 ○委員長(今田修栄) 中村委員。 ◆委員(中村功) 私のほうからは、先ほど佐藤真澄委員がおっしゃられましたけども、いかんせん今はこういう状況になって、国の政策からスタートした上になっているのかもしれませんけども、今ある我々が地方自治体としてできる部分は限られた部分にしかないかもしれませんけども、我々はその中で地域をしっかりしていく、継続していくと、新発田市をどう継続的に続けていかれるか、消滅都市とかから脱却しているんだと市長は、いうふうな話もありましたけども、そういう意味では今ある中で我々の中でやっていくしかないのかなというふうに思います。  今ほど石山委員が言ったそういう募集して、私たち店やめますけども、やりませんか。たしか私もあれは商工会議所の何かの商工会議所だよりか何かに載っていたかな、そういうふうに思うんです。やっぱりそういう商工会議所とかが中心となって今やっている、先ほど私が申し上げた二世会といいますか、商工会青年部の皆さんしっかりやっていらっしゃる。行政がそれを商工会議所と一緒になってバックアップしていくと、そういうことが後継者育成、そして新発田のいい点を継続していってほしいなというふうに思いますし、また農業についても青年農業士といいますか、農業士会といいますか、あるということで、かつては議会と青年農業士の皆さんと新発田の農業をどうするんだということで、十数年前けんけんがくがく、たしか何回か会議を開いたり、会議といいますか、意見交換会をした記憶がございますが、そういう若い農業者たちが生き生きとやっていけるようなことを進めていけば、影響された若い人たちも俺もやっていこうというふうになるんじゃないかなというふうに、これもやはり先ほど間接的に行政が応援しているわけでありますんで、直接手出せない部分についてはそういうふうな形で行政側が支援していくのが大事かなというふうに思います。  あとは農地つき空き家、私の地元も、昨日も申し上げましたけども、昨日だったかな、限界集落になって、空き家が土地つきでそれこそもう出てきております、ぼこぼことは言いませんけども。その中でどう維持していくかというのが、やっぱり都会に出ていった後継ぎになるべき人たちがいつかは何とかしなきゃいけないというふうな時代はもう数年先にはもう目に見えているわけなんで、これらの課題というのはやっぱり早々に考えていかないと大変な状況ですし、誰かさんも言いましたけども、私も、私の場合は農地的なものはあるんですけども、もうほぼほぼ宅地と雑種地しかないんで、あと数年どうなるのかなという部分はありますけども、そういうただ0.1アールであればというなれば、それくらいであれば私の後を誰かが来て住んでくれるのかなというふうな気持ちもあるんですけれども、そういう今ある、小柳はじめ委員から、今見ました。こういう制度が各地方自治体においてもきちっと整備していけば移住定住といいますか、移住してくれるかなというふうに思いました。私の自由討議ということでお願いします。 ○委員長(今田修栄) ほかにありませんか。ほかに討議がなければ、自由討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(今田修栄) ご異議ありませんので、自由討議を終結します。  ここで本日通告のありました市長総括質疑について確認いたします。小坂委員から道の駅加治川整備事業について、三母委員から定住化促進事業の住宅取得補助金についての以上2件であります。  以上をもちまして本日の審査は終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。ご苦労様でした。           午後 6時29分  散 会...