周知の方法につきましては、
生活困窮世帯特別支援事業につきましては7月1日号の
広報しばたに掲載いたしまして、あわせて
ホームページにも掲載をしたというところであります。
新着情報のところに載せるなどしまして、できるだけ見やすいような形で
周知をしたつもりではございます。
あとは、口コミで若干広がりもあったようでありまして、そういったところでの
申請もあったというふうに聞いているところであります。
それから、
ひとり親家庭生活支援事業につきましては、こちらのほうにつきましては
児童扶養手当の
受給者の
方々については
申請不要ということでやっておりました。
独り親家庭の
医療費の
助成対象者の方には、
申請書を送付しておりまして、こちらの
部分については、こちらのほうからの
声かけもありまして、この
2つにつきましては全ての
世帯のところで
支給ができたというところであります。それ以外の把握していない
独り親の
方々につきましては、こちらにつきまして同じように広報と
ホームページに
周知を図りまして、あわせて一部の
ミニコミ誌、そちらのほうにも掲載をしたというふうなところではあったんですけれども、結果としてはこのような結果になったというところであります。
以上でございます。
○
委員長(
宮崎光夫)
佐藤委員。
◆
委員(
佐藤真澄) 今
課長が言われたことでよく分かりましたけども、やはりその
独り親家庭というのは、非常に経済的にも厳しいという方が多いわけです。そういう
世帯が多いわけですけども、
コロナ禍の以前よりも
生活が安定している、楽になったという
家庭はまずないわけですので、
独り親家庭に関しては、その
申請書を送ったというところもあるようですけれども、
生活困窮世帯のほうにも何らかの、その
広報しばた、これも見ないという
市民も大勢いらっしゃるというふうに聞いておりますので、ましてや
ホームページなんかは、
困窮家庭ではそういう
ホームページを使う、パソコンを使うという、そういう機能を全く持っていないという方も多いわけですので、ぜひ今後は対処していただきたい。
例えばその
生活困窮世帯の場合は、8,000万から8,103万ですか予算化されたところ、2,800万も
減額になっているわけですし、それから
独り親も当初約1,000
世帯、1,500人を見込んで予算化されたわけでありますが、それが577万3,000円も
減額、4,157万3,000円を
予算総額とされたわけですけど、いずれにしてもちょっと何のための予算だったのかなというふうに思うんですけども、これについてもう一度お答えできたらよろしく
お願いいたします。
○
委員長(
宮崎光夫)
榎本社会福祉課長。
◎
社会福祉課長(
榎本道夫)
事業の全体のまとめというか、そういうあたりでちょっとお話をしたいと思います。
生活困窮世帯の
特別支援事業につきましては、当初こちらのほうで把握していた社会福祉協議会の貸付金へのその相談の
件数、こちらのほうをまず見ておりまして、その
件数から3月までの相談
件数を倍にしたり、
あと期間がまた長くなる、私どものほうの期間が長いので、影響がまた一定程度出るだろうということで、その分をまた倍にしたり、そういう形で非常に結果として多く見積もっていたような形になりました。私ども
生活保護ですとか
生活困窮世帯の相談も、相当程度増えるということで、特に連休明けとかあるいはその10万円の
給付金が終わった後、非常にそういった相談が増えるのではないかというふうに予想をしていたんですけれども、実際は今のところそういった相談も増えていない。コロナの影響を受けた
生活保護
世帯も非常に少ないという、
生活保護になっている
世帯も少ないということで、今のところ
生活困窮、
生活保護というところまでですけれども、そういったところまで
生活が追い込まれている方というのは、非常に限定的であるというふうなところであります。
一部金融機関のほうにちょっとお話をお伺いもしたりしたんですけれども、そういったお話を聞いても、国の施策ですとかそういったものが一定程度今のところ効果を上げているのではないかというふうなお話がありましたし、あわせてそういった国の
支援が切れるあたり、そのあたりになってくると、全く見込めないというふうなお話もいただいています。そういったこともありますので、今現在はこういった形で、私ども
想定していたよりも影響は限定的だったということで、
不用額も結果的に多くなってしまったということはありますけれども、今後については分からないところもあるということは、私どものほうは考えております。
生活保護のほうも今後増えていくかもしれませんし、その辺は今後の経済情勢にもよるのかなというふうに考えております。
それから、
独り親の状況につきましては、こちらのほうはちょっと予測がなかなか、所得で制限するわけでもありませんので。ただ、所得水準の低い
独り親家庭の方につきましては、
児童扶養手当のほうも、それから
独り親医療のほうも完全に
支給することができましたので、そういった
部分については、一定程度の手当てはできたものというふうに考えております。それ以外の方ですと、今現在はその水準よりは所得水準は一定程度ある方というところで、そこの
部分について私どもの数字の見込みが多めに見込んでいたというところもあるんですけれども、ちょっと正確性に欠いていたというところあるかもしれませんが、それでもそういった
方々からも一定程度の
申請はしていただけたと、若干その広報の不足もあるかもしれませんが、一定程度の
周知はできていて、一定程度の交付はできたというふうに考えております。
以上であります。
○
委員長(
宮崎光夫)
佐藤委員。
◆
委員(
佐藤真澄) せっかくのコロナ対策のこの
制度につきましても、やはり知らなかったという
世帯もあったように感じますので、ぜひ今後はコロナはまだこれから続くわけですけれども、
周知の仕方も創意工夫されて、研究されて、一人でも多くの
対象者にこの
給付金が行くようにやっていただきたいと、要望させていただきます。
私のほうからは2点伺います。
傷病給付金支給事業について、保険年金課にお伺いいたします。これは、政府の緊急対策として国保から
傷病手当金が
支給されるというふうに打ち出されたわけでして、
感染拡大防止という観点では、非常に評価したいと思います。それで、先ほど市長の提案理由
説明の中に、これまで
個人事業主というのが認められなかったんですが、
国民健康保険及び後期
高齢者医療保険に加入する
個人事業主が云々と、
あと給付金を
支給することができるというふうになっておりますけど、しかし50万というこの金額はあまりにも少ないのじゃないかなというふうに思っております。
質疑の1点目は、
個人事業主だけなのか。大体家内工業的に仕事しておられますよね、家族そろってとか子供とか、
あと親、兄弟とか。そういう家族専従者というんでしょうか、それからフリーランスの人たち、こういう人には今回該当されないのかどうか。
それから、50万というのはどのくらいを見込んでおられるのか。先ほど10万円を限度とするというふうにおっしゃったんですけども、あまりにも金額が少ないんじゃないかなというふうに思っております。
それから、2点目は、今後もそのコロナのような大変な状況が起きた場合は、こうした形で
支給されるのか、該当されるのかについてお伺いします。
質疑全部言います。それから、17
ページの小
中学校の施設
整備事業についてお伺いいたします。特別教室にエアコン設置する
経費が盛られておりますけども、
小学校、
中学校合わせて約5,000万円ですが、聞くところによりますと、1校に対して特別教室1教室だというふうに聞いておりますけれども、特別教室もたくさんあるわけですが、音楽室とか理科室とか
家庭科室とかいろいろあるわけですが、大体その特別教室は
費用がどのくらいかかるのか。それから、今後の見通しについて。
今回の
補正で何割の特別教室のそのエアコンの設置率になるのか、あわせてお伺いいたします。
以上です。
○
委員長(
宮崎光夫)
山口保険年金課長。
◎
保険年金課長(
山口幸恵) それでは、
佐藤委員のご
質疑にお答えをいたします。
1点目、この
傷病給付金の
対象として、
個人事業主だけなのか、個人
事業を行っている家族の方については
対象とならないのか、フリーランスの方はどうなのかというようなご
質疑であったかと思いますが、家族の方に関しましては、既存の
傷病手当金のほうで、青色申告されている場合、白色申告されている場合、家族専従者となっている方については、そちらの
制度が
対象となっております。今回の
給付金の
制度につきましては、あくまでも
個人事業主、またはフリーランスと言われる方も
個人事業主に含めまして、
事業収入があるという方を
対象と考えております。
それから、次の
質疑として50万円が非常に少ないのではないかというご
質疑だったと思いますが、50万円に関しましては、このたび幸い市のほうで
感染者が出ていないということもありますし、
あと県内でもそんなにたくさんの
感染者が出ていないということで、一応見込みというか基準といたしまして、8月末時点の県内での
感染者をベースに、それが倍になって、倍になってをどうなるかという数字を出しまして、それを国保と後期
高齢者の加入している方の中の
事業所得の申告のある方に掛けて5人と見込んだものでございます。もちろんこの5人というのは、あくまでも今の予算の状況でございまして、不足があれば財務とも協議をしまして流用等で対応していくことになろうかと思います。
以上です。
○
委員長(
宮崎光夫)
平田教育総務課長。
◎
教育総務課長(
平田和彦) ただいまの
佐藤委員のご
質疑にお答えいたします。
小
中学校のエアコン
整備に関しましては、25校で1校当たり200万円の見積りということで、
費用想定しております。
あと、今後の見通しにつきましては、これまでも教育長と議会で質問にお答えしていますが、廃校となる
学校からの移設であるとか、
あと今後
学校の長寿命化計画も立てておりまして、その中で大規模改造等やる際に設置するであるとか財源のほうの確保、国の
補助が前提となりますが、その辺考慮しながら進めていきたいというふうに考えております。
あと、設置率に関しましては現在21.4%です、特別教室は。それが今回の
整備によっておよそ8%くらい上昇するということになります。
以上でございます。
○
委員長(
宮崎光夫) よろしいですか。
大体いいところ皆さん聞いたようですが、ほかにありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
宮崎光夫) 質問がないようでありますので、本案に対する
質疑はこれをもって終結いたします。
続いて、自由討議を行います。討議ある
委員の発言を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
宮崎光夫) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
宮崎光夫) 討議を終結いたします。
続いて、討論を行います。討論ある
委員の発言を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
宮崎光夫) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
宮崎光夫) 討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議第68号
令和2年度
新発田市
一般会計補正予算(第11号)議定についてのうち
社会文教常任委員会所管分は、原案のとおり決するに賛成の
委員の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
○
委員長(
宮崎光夫) 挙手全員であります。
よって、議第68号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で当
社会文教常任委員会に付託された議案の審査は終了いたしました。
なお、この議案についての
委員会報告書の作成は、
委員長に一任願いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
宮崎光夫) ご異議ありませんので、
委員会報告書の作成は
委員長に一任されました。
以上をもって
社会文教常任委員会を閉会いたします。
ご苦労さまでした。
午前11時54分 閉 会...