5番 小 川 徹
議員 6番 若 月 学
議員
7番 今 田 修 栄
議員 8番 湯 浅 佐 太 郎
議員
9番 小 柳 は じ め
議員 10番 宮 崎 光 夫
議員
11番 青 木 三 枝 子
議員 12番 渡 邉 葉 子
議員
13番 阿 部 聡
議員 14番 石 山 洋 子
議員
16番 中 野 廣 衛
議員 17番 中 村 功
議員
19番 加 藤 和 雄
議員 20番 三 母 高 志
議員
21番 小 林 誠
議員 22番 佐 藤 真 澄
議員
23番 宮 村 幸 男
議員 24番 小 坂 博 司
議員
25番 入 倉 直 作
議員
─────────────────────────────────────────
〇
欠席議員(
なし)
─────────────────────────────────────────
〇
説明のため出席した者
市長 二 階 堂 馨
副
市長 下 妻 勇
教育長 工 藤 ひ と し
総務課長 樋 口 茂 紀
人事課長 原 祐 司
財務課長 吉 田 和 明
み
らい創造課長 山 口 恵 子
健康アクティブ戦略監 櫻 井 悦 子
産業戦略監 清 田 稲 盛 樹
会計管理者 山 口 誠
水道局長 倉 島 隆 夫
教育次長 伊 藤 純 一
選挙管理委員会事務局長佐 久 間 康
監査委員事務局長 関 利 直
農業委員会事務局長 寺 尾 嘉 英
─────────────────────────────────────────
〇
事務局職員出席者
事務局長 鶴 巻 勝 則
次長 古 田 潤 子
係長 岩 村 康 生
午前10時00分 開 会
○
議長(
比企広正) おはようございます。これより
令和2年10
月新発田市議会臨時会を開会いたします。
本日の
会議に先立ちまして、
総務大臣から
令和2
年度市区
町村議会議員総務大臣感謝状が贈られた方への
伝達式を行います。
◎
事務局次長(
古田潤子)
宮村幸男議員、前にお進みください。
〔23番
宮村幸男議員登壇〕
○
議長(
比企広正)
感 謝 状
新潟県
新発田市 宮 村 幸 男 殿
あなたは35年以上の長きにわたり
市議会議員として
地方自治の
振興、発展に寄与され、
住民福祉の向上に尽くされた功績は誠に顕著であります。よって、ここに深く
感謝の意を表します。
令和2年10月5日
総務大臣 武 田 良 太
○
議長(
比企広正) 以上で
伝達式を終わります。
この際、諸般の
報告をいたします。
市長から
損害賠償の額を定める
専決処分についての
報告がありました。写しをお
手元に配付しておきましたので、ご了承願います。
─────────────────────────────────────────
△
日程第1、
会議録署名議員の
指名
○
議長(
比企広正)
日程第1、
会議録署名議員の
指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第81条の規定により、
議長において
湯浅佐太郎議員、
中村功議員、
宮村幸男議員を
指名いたします。
─────────────────────────────────────────
△
日程第2、
会期の
決定
○
議長(
比企広正)
日程第2、
会期の
決定についてを
議題といたします。
お諮りいたします。本
臨時会の
会期は、本日1日としたいと思いますが、これにご
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
比企広正) ご
異議なしと認めます。
よって、
会期は本日1日と
決定いたしました。
─────────────────────────────────────────
△
日程第3、議第68号
提案理由説明・
質疑・
常任委員会付託
○
議長(
比企広正)
日程第3、議第68号を
議題といたします。
提案理由の
説明を求めます。
二階堂馨市長。
〔
市長 二階堂 馨登壇〕
◎
市長(
二階堂馨) おはようございます。
提案理由をご
説明申し上げます。
議第68
号議案は、
令和2
年度新発田市
一般会計補正予算(第11号)の
議定についてであります。
補正の
内容は、
新型コロナウイルス感染症対策に要する
経費を
補正したいというものであります。
新型コロナウイルス感染症の
流行については、いまだ
収束を見込める
状況ではなく、依然として先行きが見えない
状況が続いております。しかしながら、このような中でも
コロナ禍により疲弊した
地域経済を回復させていくためには、国の
GoToキャンペーンをはじめとした
経済活性化のための施策を展開することが必要であり、そのためにも今後も引き続き新しい
生活様式を徹底していかなければなりません。一方で、
ウィズコロナ、
ポストコロナを見据えた動きも出てまいりました。これまでは、行政を中心に実施してきた
PCR検査について、
民間検査機関や
医療機関の参入が多くなり、検査可能な
件数や処理時間などが当初に比べ格段に改善しております。また、あらゆる分野においてデジタルトランスフォーメーションへの
対応が加速化し、職場における
テレワークや
オンライン会議などへの取組が求められております。もはや
新型コロナウイルス感染症流行前の
生活に戻すという考え方から発想を転換し、
感染症を乗り越えた新しい
社会の在り方を
市民の
皆様とともに考えていかなければならない段階にあると言えます。
このたびの
補正予算においては、この
社会情勢を踏まえた
新型コロナウイルス感染症拡大防止対策や
経済対策を
提案するものであり、このための
経費としまして、
歳入歳出それぞれ1億2,798万4,000円を追加し、
歳入歳出予算の
総額を548億1,136万円にしたいというものであります。
補正の主なものについてご
説明申し上げます。2
款総務費では、
コミュニティセンター管理運営事業において、
換気対策として
五十公野コミュニティセンターの
エアコン改修経費に1,017万6,000円、
内部情報システム管理運営事業において、
テレワークシステムの
導入に要する
経費として2,500万9,000円、
市庁舎施設維持管理事務において、
札の辻広場内キッズ広場の密集、密接を解消するために
新発田産木材を使用した
遊具等を
設置する
経費として713万9,000円、
住基・
印鑑登録管理事業において、おくやみ
コーナー設置等に伴う
機器類の
整備経費として171万円を追加するものであります。
3
款民生費では、新たに
傷病給付金支給事業として、
国民健康保険及び
後期高齢者医療保険に加入する
個人事業主が
新型コロナウイルスに感染し、働くことができなくなった際に
給付金を支給するための
経費として50万円を計上し、
事業の完了または
実績見込みによる
不用額としては、
生活困窮世帯特別支援事業から2,800万円、
ひとり親家庭生活支援事業から577万3,000円を減額するものであります。
4
款衛生費では、
市民のきずなを深めいのちを守る
事業(
自殺対策事業)において、
コロナ禍による自死を未然に防ぐための
相談体制の強化に要する
経費として183万1,000円を追加し、新たに
新型コロナウイルス感染症予防事業として、これまで発熱があるなど
感染症が疑われる方に対し、
医療機関からの紹介により
地域外来・
検査センター等で
PCR検査を実施してまいりましたが、無
症状であっても感染した際に
重症化リスクの高い
基礎疾患を保有する
高齢者が
医療機関で任意に
PCR検査及び
抗原定量検査を受けた場合にその費用の一部を
助成する
経費として4,066万円を計上するものであります。
6
款農林水産業費では、
新発田産
和牛の
ブランド化に向け知名度を上げるためのPRや、市内でも手軽に
新発田和牛を楽しんでいただくため
飲食店等に対し仕入額の20%を
助成するなどの
新型コロナウイルス感染症からの
復興キャンペーン拡大に要する
経費として1,550万円を追加するものであります。
7
款商工費では、国の
GoToキャンペーンへの
上乗せ助成等に加え、少
人数グループや
家庭単位での宿泊や
忘新年会などの
飲食需要を喚起するための
経費として5,770万円を追加し、新たに拡充する今・
得キャンペーンや
プレミアム飲食券の
発行などに要する
経費と、これまで実施した今・
得プレミアム商品券発行事業等の
実績見込みによる
不用額の減額を合わせ740万円を減額し、また
実績見込みによる
不用額として
商工振興制度融資・
支援事業から6,100万円を減額するものであります。
10
款教育費では、
GIGAスクール構想に基づき
導入する
タブレット端末の
設定経費等として、
小学校コンピュータ教育推進事業に697万9,000円、
中学校コンピュータ教育推進事業に985万3,000円、
換気対策として
特別教室に
エアコンを
設置する
経費として、
小学校施設整備事業に3,150万円、
中学校施設整備事業に2,100万円、
中学校教育運営事業において修学旅行の
キャンセル料等を補助するための
経費として442万4,000円を追加するものであります。
これに対する
歳入としまして、
国庫支出金4,885万5,000円、繰入金8,412万4,000円をそれぞれ追加し、諸収入499万5,000円を減額するものであります。
以上が
補正予算の概要でありますが、
新型コロナウイルス感染症流行の
収束が見えない中で
市民の
皆様の暮らしを守っていくためには、
切れ目のない、そしてそのときの
状況に即した
対応を引き続きちゅうちょなく進めてまいります。一方、
新型コロナウイルスへの
対応が長期化する中で、今後は次
年度以降も見据えた
対策を考えていかなければなりません。国の各省庁における
令和3
年度予算の
概算要求状況を見ますと、
新型コロナウイルス感染症対策経費については、今後の
予算編成で検討するとしており、
内容、
金額ともに現時点では知るすべがありません。当市においても、これから新
年度予算編成を進めてまいりますが、市の置かれている
状況を把握し、今打つべき
対策、そして1年後、その先の市の姿を見据えた中長期的な
対策を、国や県からの
支援についてアンテナを高く張りながら、しっかりと
予算に盛り込んでいかなければなりません。これまで同様に、
コロナウイルスに負けてたまるかという気持ちを
市民の
皆様と共有しながら、
オール新発田の
体制で粘り強く立ち向かってまいりたいと考えております。
以上、
提案理由について概略を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願いを申し上げます。
○
議長(
比企広正) これより
質疑に入ります。
質疑ある
議員の
発言を求めます。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
比企広正)
質疑なしと認め、
質疑を終結いたします。
ただいま
議題となっております議第68号は、お
手元に配付の
議案付託表のとおり、
所管の
常任委員会に
付託いたします。
─────────────────────────────────────────
令和2年10月
新発田市議会議案付託表
(2.10.20)
〇
総務常任委員会
議第68号
令和2
年度新発田市
一般会計補正予算(第11号)
議定についてのうち
総務常任委員会所管分
〇
社会文教常任委員会
議第68号
令和2
年度新発田市
一般会計補正予算(第11号)
議定についてのうち
社会文教常任委員会所管分
〇
経済建設常任委員会
議第68号
令和2
年度新発田市
一般会計補正予算(第11号)
議定についてのうち
経済建設常任委員会所管分
─────────────────────────────────────────
○
議長(
比企広正) これよりただいま
付託となりました
議案について、
所管の
常任委員会で
審査をお願いいたします。
それでは、暫時休憩いたします。
午前10時15分 休 憩
─────────────────────────────────────────
午後 1時50分 開 議
○
議長(
比企広正) 休憩前に引き続き
会議を開きます。
─────────────────────────────────────────
△
日程第4、議第68号
令和2
年度新発田市
一般会計補正予算(第11号)
議定についてのうち
総務常任委員会所管分
○
議長(
比企広正)
日程第4、議第68号
令和2
年度新発田市
一般会計補正予算(第11号)
議定についてのうち
総務常任委員会所管分を
議題といたします。
総務常任委員会委員長の
報告を求めます。
板垣功委員長。
〔1番
板垣 功議員登壇〕
◎1番(
板垣功議員) 本日開催された
総務常任委員会の
審査結果を
報告いたします。
当
常任委員会が
付託を受けた
議案は、
分割付託の
一般会計補正予算1件であります。
議第68号
令和2
年度新発田市
一般会計補正予算(第11号)
議定についてを
議題とし、
担当課長の
説明後、
質疑に入る。
担当課長の
説明の後、
質疑では、
内部情報システム管理運営事業について、
個人情報等漏えいや
紛失防止対策についての
質疑に、国からのガイドラインが示されているので、それに沿って
対応したい。インターネットを使用しての仕組みだが、セキュリティーに注意をし、併せて取り扱う
情報の選択をしっかり行っていくとの
答弁があった。
次に、
住基・
印鑑登録管理事業について、
導入の経緯はの
質疑に、
市民から
市長への手紙で
提案があり、他県での
導入事例を参考に検討していた。
窓口混雑の解消も行う必要があり、このたび
予算を計上したものであるとの
答弁があった。
次に、
コミュニティセンター管理運営事業について、ほかの
コミュニティセンターの
状況についての
質疑に、今回
補正をする
五十公野コミュニティセンターは、平成4年の建築であり、一番早い時期の
設置である。ほかに10
地区コミュニティセンターはあるが、7月の
予算で御幸町、住吉町、佐々木を措置しているとの
答弁があった。
その後
自由討議なく、
討論では
青木委員から、
不用残や
マイナンバーカードについて疑問があり、
反対をする。
湯浅委員から、
コロナ対策、働き方改革、
職員の集中し的確に
対応した
補正予算である。さらに邁進してほしいと思い、賛成するとの
討論があった。
採決の結果、
挙手多数で議第68号は
原案のとおり可決すべきものと決しました。
詳細につきましては、
委員会記録をご参照願います。
以上で
総務常任委員会の
委員長報告を終わります。
○
議長(
比企広正) ただいまの
委員長の
報告に対する
質疑に入ります。
質疑ある
議員の
発言を求めます。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
比企広正)
質疑なしと認め、
質疑を終結いたします。
─────────────────────────────────────────
△
日程第5、議第68号
令和2
年度新発田市
一般会計補正予算(第11号)
議定についてのうち
社会文教常任委員会所管分
○
議長(
比企広正)
日程第5、議第68号
令和2
年度新発田市
一般会計補正予算(第11号)
議定についてのうち
社会文教常任委員会所管分を
議題といたします。
社会文教常任委員会委員長の
報告を求めます。
宮崎光夫委員長。
〔10番
宮崎光夫議員登壇〕
◎10番(
宮崎光夫議員) 先ほど開催された
社会文教常任委員会での
審査結果を
報告いたします。
当
常任委員会が
分割付託を受けた
議案、議第68号
令和2
年度新発田市
一般会計補正予算(第11号)
議定についてのうち
社会文教常任委員会所管分を
議題とし、
担当課長等の
説明の後、
質疑に入り、
PCR検査の
助成についての線引きの
内容はの
質疑に、この
事業の目的は
重症者を増加させないことであるため、無
症状でも
高齢者で
心臓病等基礎疾患を有する者を
対象として
助成するものとの
答弁があった。
ひとり親家庭生活支援事業及び
生活困窮世帯特別支援事業について
不用残が計上されているが、周知に問題がなかったかの
質疑に、
コロナ関連の
貸付金相談件数に上乗せし想定したが、結果として多過ぎた。国の
政策の効果もあったと思われるとの
答弁があった。
他にさしたる
質疑なく、
討議、
討論なく、
挙手全員で
原案のとおり可決すべきものと決しました。
なお、詳細については
委員会会議録をご参照願います。
以上で
社会文教常任委員会の
委員長報告を終わります。
○
議長(
比企広正) ただいまの
委員長の
報告に対する
質疑に入ります。
質疑ある
議員の
発言を求めます。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
比企広正)
質疑なしと認め、
質疑を終結いたします。
─────────────────────────────────────────
△
日程第6、議第68号
令和2
年度新発田市
一般会計補正予算(第11号)
議定についてのうち
経済建設常任委員会所管分
○
議長(
比企広正)
日程第6、議第68号
令和2
年度新発田市
一般会計補正予算(第11号)
議定についてのうち
経済建設常任委員会所管分を
議題といたします。
経済建設常任委員会委員長の
報告を求めます。
水野善栄委員長。
〔2番
水野善栄議員登壇〕
◎2番(
水野善栄議員) こんにちは。本日開催された
経済建設常任委員会の
審査結果を
報告いたします。
当
常任委員会が
付託を受けた
議案は、
分割付託の
一般会計補正予算の1件であります。
議第68号
令和2
年度新発田市
一般会計補正予算(第11号)
議定についてのうち
経済建設常任委員会所管分を
議題とし、
担当課長の
説明の後に
質疑に入る。
新発田産
和牛消費拡大事業負担金の
対象は何頭ぐらいを想定しているのかとの
質疑に、月8頭の出荷の中で行う。不足の場合の
対応も行うこととしているとの
答弁があった。
また、
飲食店感染防止対策補助金の
補助率、
想定件数はとの
質疑に、
飲食店が
対象で、
補助率2分の1で上限20万円、
件数は50件を見込んでいるとの
答弁があった。
その後
自由討議なく、
討論では
渡邊喜夫委員から、
切れ目のない
対策であり、賛成するとの
討論があった。
そのほかに
討論なく、
採決の結果、
挙手全員で議第68号は可決すべきものと決しました。
詳細につきましては、
委員会記録をご参照ください。
以上で
経済建設常任委員会の
委員長報告を終わります。
○
議長(
比企広正) ただいまの
委員長の
報告に対する
質疑に入ります。
質疑ある
議員の
発言を求めます。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
比企広正)
質疑なしと認め、
質疑を終結いたします。
これより
討論に入ります。
分割付託の議第68号
令和2
年度新発田市
一般会計補正予算(第11号)
議定について、
討論ある
議員の
発言を求めます。
青木三枝子議員。
〔11番
青木三枝子議員登壇〕
◆11番(
青木三枝子議員) 無所属、
青木三枝子でございます。よろしくお願いします。
令和2
年度新発田市
一般会計補正予算(第11号)
議定に
反対の立場で
討論いたします。
小中学校関係の
コンピュータ教育推進事業と
特別教室に
エアコンを
設置する
事業などの
予算には賛成いたしますが、以下5点については異論があるため、全体としてこの
補正予算に
反対せざるを得ません。以下5点について
反対理由を述べさせていただきます。
まず、第1に
不用額についてです。このたびの
補正予算の
総額1億2,798万4,000円の内訳は、
国庫支出金が4,885万5,000円と
財政調整基金からの繰入れ8,412万4,000円を合わせた額から
商工振興課の今・
得プレミアム商品券などが
不用額となった499万5,000円を引いた額が充てられていると考えます。499万5,000円が使われなかったということは、
新発田市民にはこういった
経済対策はある面で不評であったのではないでしょうか。一方、
生活困窮者特別支援事業の2,800万円、
ひとり親家庭生活支援事業577万円も
不用額が出ています。
審査の中で
想定数の約
半数程度しか支給されていないことが分かりました。これらの
事業によって本当に必要な人に必要な
支援が届いていたのでしょうか。
税金を充てるのであれば、実際に必要な人に必要な
支援が届くようにすべきだと考えます。これらの
事業の
税金の使い方について再検討が必要と考えます。
次に、
市民生活課の
マイナンバーカード交付増に伴う
機器導入予算について。
新型ウイルス感染によって世の中が急速に変化しています。
菅首相は、
スピード感を持って、ちゅうちょせず、できる
政策を断行すると言い、
デジタル化を進めるとともに、
マイナンバーカードを取得させようとあらゆる手段を使って
国民を誘導します。
首相は、この
スピードについて自負しているようですが、私のような人間にはその
スピードについていくことができません。このたびの
補正予算では、
キャッシュレスで買物する人に対して5,000円分の
ポイント還元があるということで、
マイナンバーカードをつくる人が多くなったと考えられ、実際に
カードをつくられた方が7月以降、月1,000件以上の
カード申請があったとのことです。結果として、普及のための
機器導入につながったものと考えます。私は、
文書改ざんや隠蔽を伴うような政権に信頼がないのです。その中での
マイナンバーカードをつくること、ましてや
免許証や
銀行口座にひもづけすることは、意図的にその
情報を悪用されるのではないかと不安があること、最終的には
社会保障費の削減につながるのではないかという観点から、
反対の立場です。よって、この
予算を認めることはできません。
次に、3点目として、
内部情報システム管理運営事業について。
テレワークシステムに要する
経費として約2,500万円、そのうちシステム構築委託料に約1,500万円計上されています。システム構築委託料がなぜこのように高額なのか理解できません。本当にこの
予算は妥当なのでしょうか。優秀な内部の
職員でシステム構築ができないものでしょうか。一自治体でシステム構築をすることは容易ではないと考えますが、自治体のIT人材不足の現状からも、当市でも人材確保が必要と考えます。そして、この
予算が妥当なのか、システムは妥当なのか、セキュリティー
対策はできているのかなど、国の言いなりではなく、しっかりチェックできる人材がいればと思います。一方では、現場で汗して働く者の最低賃金は上がらず、年金は下げられ、医療保険や介護保険料は増えています。IT化のためのシステム構築料に多額の
予算が計上されることに
異議を唱えます。
4番目として、
GoToキャンペーンやGoToEatに対する政府のばらまき
政策に疑問を持っています。このたびの
補正でも、観光
振興課の約6,000万円が国の上乗せ
助成ということで多額の
税金が使われますが、国が進めるGoTo
事業の迷走ぶりはひどいものです。旅行会社が立替えした割引分について、国から振込が遅れ、割引商品を販売した中小旅行会社の資金繰りが苦しくなり、悲鳴が上がっているとの報道もあります。これから行われるGoTo商店街についてもそのことが懸念されています。GoTo
事業によって感染者を増やしているのではないかという一面もあります。東京では、1日200人以上の感染者が出ていました。また、週末には感染者が入院できない状態になっています。GoTo
事業に多額の
予算を使う前に、まず感染
対策が優先されるべきであり、感染拡大防止のための
PCR検査を拡充していただきたいと思います。
国立
感染症研究所が
飲食店での一般的な会食をした際に集団感染した具体的な事例を公表しています。私は、これまで飲食を勧めるのであれば
飲食店でのアクリル遮蔽板を使用を徹底すべきと考えていました。また、テレビ番組や政府が会見する際には、多くの場面でアクリル板を使っていますが、なぜそのことが
飲食店や教育現場でできないものかと考えてきました。パーティションが効果があることは、スーパーコンピューター富岳が証明しています。このたびの
予算では、そのアクリル遮蔽板
設置が抽せんにて50店舗が
対象になったことはよかったと思います。希望店舗全てに
設置すべきと考えます。これまで
対策をしていると言いながらも、徹底した安心、安全の
対策は取られてきませんでした。教育現場においても、音楽室や給食時など含めてアクリル板の徹底をしていただきたいものです。
最後に、健康推進課の
重症化リスクの高い
基礎疾患を有する
高齢者が任意に
PCR検査を受ける費用を
助成するのではなく、全額負担にすべきと考えます。また、在宅療養や介護に関わる医療職、介護職など、全てが
PCR検査を無料で定期的に行われるようにすべきです。
経済対策には多額の
予算を計上しながらなぜこのことができないのか、経済最優先の
税金の使い方ではなく、
国民の生命を最優先にしていただきたいものです。
以上、
反対討論とさせていただきます。ありがとうございました。
○
議長(
比企広正) ほかに
討論ある
議員の
発言を求めます。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
比企広正)
討論なしと認め、
討論を終結いたします。
これより
採決いたします。
本案に対する各
委員長の
報告は可決であります。各
委員長の
報告のとおり決するに賛成の
議員の 起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○
議長(
比企広正) 起立多数であります。
よって、議第68号は各
委員長の
報告のとおり決しました。
─────────────────────────────────────────
○
議長(
比企広正) 以上をもちまして本日の
会議を閉じます。
これにて
令和2年10
月新発田市議会臨時会を閉会いたします。
ご苦労さまでした。
午後 2時06分 閉 会
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
令和2年 月 日
新発田市議会 議 長 比 企 広 正
議 員 湯 浅 佐 太 郎
議 員 中 村 功
議 員 宮 村 幸 男...