新発田市議会 2020-07-29
令和 2年 7月臨時会−07月29日-01号
議 長 比 企 広 正 副
議長 渡 邊 喜 夫
1番 板 垣 功
議員 2番 水 野 善 栄
議員
3番 五 十 嵐 良 一
議員 4番 板 倉 久 徳
議員
5番 小 川 徹
議員 6番 若 月 学
議員
7番 今 田 修 栄
議員 8番 湯 浅 佐 太 郎
議員
9番 小 柳 肇
議員 10番 宮 崎 光 夫
議員
11番 青 木 三 枝 子
議員 12番 渡 邉 葉 子
議員
13番 阿 部 聡
議員 14番 石 山 洋 子
議員
16番 中 野 廣 衛
議員 17番 中 村 功
議員
19番 加 藤 和 雄
議員 20番 三 母 高 志
議員
21番 小 林 誠
議員 22番 佐 藤 真 澄
議員
23番 宮 村 幸 男
議員 24番 小 坂 博 司
議員
25番 入 倉 直 作
議員
─────────────────────────────────────────
〇
欠席議員(なし)
─────────────────────────────────────────
〇説明のため出席した者
市長 二 階 堂 馨
副
市長 下 妻 勇
教育長 工 藤 ひ と し
総務課長 樋 口 茂 紀
人事課長 原 祐 司
財務課長 吉 田 和 明
み
らい創造課長 山 口 恵 子
健康アクティブ戦略監 櫻 井 悦 子
産業戦略監 清 田 稲 盛 樹
会計管理者 山 口 誠
水道局長 倉 島 隆 夫
教育次長 伊 藤 純 一
選挙管理委員会事務局長佐 久 間 康
監査委員事務局長 関 利 直
農業委員会事務局長 寺 尾 嘉 英
─────────────────────────────────────────
〇
事務局職員出席者
事務局長 鶴 巻 勝 則
次長 古 田 潤 子
係長 岩 村 康 生
午前10時00分 開 会
○
議長(
比企広正) おはようございます。これより
令和2年7月
新発田市議会臨時会を開会いたします。
直ちに本日の
会議を開きます。
この際、諸般の報告をいたします。
市長から
損害賠償の額を定める
専決処分についての報告がありました。
また、
監査委員から
地方自治法の規定による
令和2年5月分の
例月出納検査の結果に関する
報告書の提出がありました。写しをお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。
─────────────────────────────────────────
△
日程第1、
会議録署名議員の指名
○
議長(
比企広正)
日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第81条の規定により、
議長において
板垣功議員、
中野廣衛議員、
宮村幸男議員を指名いたします。
─────────────────────────────────────────
△
日程第2、会期の決定
○
議長(
比企広正)
日程第2、会期の決定についてを議題といたします。
お諮りいたします。本
臨時会の会期は、本日1日としたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
比企広正) ご異議なしと認めます。
よって、会期は本日1日と決定いたしました。
─────────────────────────────────────────
△
日程第3、議第34号〜議第36号
提案理由説明・
総括質疑・
常任委員会付託
○
議長(
比企広正)
日程第3、議第34号から議第36号までを
一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
二階堂馨市長。
〔
市長 二階堂 馨登壇〕
◎
市長(
二階堂馨) おはようございます。それでは、
提案理由をご説明申し上げます。
議第34
号議案は、
令和2年度
新発田市
一般会計補正予算(第7号)の
議定についてであります。
補正の内容は、国の
令和2年度第2次
補正予算等に基づく
新型コロナウイルス感染症対策関係経費及び市が独自に実施する
新型コロナウイルス感染症対策に要する
経費を追加したいというものであります。
新型コロナウイルス感染症については、当市では
市民の
皆様が
感染拡大防止に向けて、しっかりと
対応していただいていることに、まずもって
市長として感謝申し上げます。市としましてもこれまでの間、
市民の
皆様お一人お一人の
対応、頑張りを少しでもご
支援するため、
市議会議員の
皆様にもご協力をいただき、第1弾から第5弾にわたる
対策経費の
補正を行ってまいりました。また、長期化した
新型コロナウイルス感染症の
流行についての
皆様の困り事については、
総合窓口でお話を丁寧に伺った上で、それぞれの
専門窓口へおつなぎするなどきめ細やかな
対応により、
市民の
皆様に寄り添った
感染症対策に力を注いできたところであります。
国内の
状況に目を向けますと、全国的に
新型コロナウイルス感染症の
流行は、
縮小傾向に向かっていると思われておりましたが、東京都において再び
新規感染者が増加するなどいまだ収束を見込める
状況ではありません。県内においても
新規感染者が断続的に発生している
状況であり、今後も引き続き
新型コロナウイルスの再
流行を防止するために、国が公表した新しい
生活様式を続けていかなければなりません。そして、このような
状況下においても、
コロナ禍によって受けた経済的なダメージを回復させていくことが私
たちに与えられた課題であり、今懸命に取り組んでいるところであります。
このたびの
補正予算においては、国の第2次
補正予算で措置されました
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金について、当市の
交付限度額が示されましたことから、これを最大限に活用し、
一般家庭の
水道基本料金の4か月分の減免、
公共施設等の
水道蛇口の
改修、
小規模事業者等への
緊急経済対策、市外に在住する
学生に対する
学業継続支援のための
奨学金給付などの
感染症拡大防止対策や
経済対策を提案するものであります。このための
経費としまして、
歳入歳出それぞれ4億5,608万2,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を537億7,945万6,000円にしたいというものであります。
補正の主なものについてご説明申し上げます。2
款総務費では、
コミュニティセンター管理運営事業において、
換気対策のための
エアコン改修経費として1,210万6,000円、
市庁舎施設維持管理事務において、
会議等における
マイク共有による
感染を防止するための
ワイヤレス会議システムの増設などの
経費として1,516万6,000円、
コロナ禍に負けず、
オール新発田の
取組を内外に広げていくことを目指すため、新たにふるさとをつなぐ
情報ネットワーク活用事業を計上し、
地域活性化のため、
情報ネットワークを活用した市の
情報発信や開催が延期されていた
成人式の
対象者の
激励等に要する
経費として666万8,000円、
人口減少対策事業において、多様な
働き方に対する
支援や
関係人口、
移住者増加に向けた施策として
サテライトオフィスと宿泊、観光、レクリエーションを結びつける
取組に要する
経費として292万4,000円などを追加するものであります。
3
款民生費では、
高齢福祉総務費において、
介護保険施設等での
感染症発生に備えて
対策物品の
備蓄経費として283万8,000円、
保育園等の遠足時の
感染症対策としての
バス増便に係る
支援などの
経費として
保育園運営事業に185万6,000円、
私立保育園支援事業に322万4,000円、
施設の
水道蛇口の
改修等に要する
経費として
保育園維持管理事業に288万9,000円、
青少年健全育成センター・
児童センター管理運営事業に101万9,000円などを追加するものであります。
4
款衛生費では、
水道対策推進事業において、水道局が実施する
水道基本料金の4か月分の
減免等を補助する
経費として1億6,240万円、
健康診断の
個別委託の実施や集団健診再開に向けた
経費として
母子健康診査事業に211万8,000円、歯科健診・
予防事業に260万4,000円などを追加するものであります。
7
款商工費では、
緊急経済対策事業において、
売上げが減少した
食品製造業者及び
物産販売事業者の
商品開発、販売に対する
支援や
小規模事業者を
支援する
経費として3,500万円、市の
休業要請に基づく
休館等により収入が減少している
指定管理施設運営受託者を
支援する
経費として紫雲の
郷館管理運営事業に514万6,000円、ふれあい
センター桜館・
農畜産物等販売所やま
ざくら管理運営事業に90万9,000円、寺町たまり
駅管理運営事業に34万9,000円を追加するものであります。
8
款土木費では、
公園整備事業において、多くの
子供たちが利用する主要な公園の
トイレ、
洗面台及び
水飲み台の
改修に要する
経費として584万円を追加するものであります。
10
款教育費では、新たに
家計急変学生支援事業を計上し、
感染症の
流行により学業の継続が困難な
県外に在住する
学生に対し、
学業継続支援のための
奨学金給付に要する
経費として2,758万7,000円、小中学校における
感染症拡大防止対策としての
衛生用品や学びの保障のための教材などの
経費として
小学校管理運営事業に2,614万9,000円、
中学校管理運営事業に1,318万7,000円、国が推進する
GIGAスクール構想の実現に向けた
環境整備支援、機器の
導入経費として
小学校コンピュータ教育推進事業に1,659万円、
中学校コンピュータ教育推進事業に1,054万4,000円、
施設の
水道蛇口の
改修や
トイレの
洋式化に要する
経費として
小学校施設整備事業に4,668万8,000円、
中学校施設整備事業に2,551万3,000円、
学校給食管理運営事業において、
給食中止に伴う
補償金として1,100万2,000円などを追加するものであります。
これに対する歳入としまして、
国庫支出金8億9,472万4,000円、
県支出金120万3,000円をそれぞれ追加し、繰入金4億3,984万5,000円を減額するものであります。
なお、
国庫支出金において、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時国庫交付金8億6,762万8,000円を計上しておりますが、これにつきましては今回の
補正における各
事業の財源と合わせまして、これまでの当市の
新型コロナウイルス感染症対策に係る
取組事業の財源として、先行して
財政調整基金によって
対応してまいりましたものの一部も本
交付金に振り替えたいというものであります。
議第35
号議案は、
令和2年度
新発田市
コミュニティバス事業特別会計補正予算(第2号)の
議定についてであります。
補正の内容は、
バス事業者や
タクシー事業者の
新型コロナウイルス感染症対策への
取組に対して
支援するものであり、
歳入歳出それぞれ140万円を追加したいというものであります。
議第36
号議案は、
令和2年度
新発田市
水道事業会計補正予算(第3号)の
議定についてであります。
補正の内容は、
一般会計補正予算においてご説明申し上げました
一般家庭における
新型コロナウイルス感染症対策及び
事業者向けの
新型コロナウイルス感染症経済対策として、
水道基本料金の4か月分の減免などに要する
経費について
補正するものであり、
収益的収支の収入を2,760万円減額し、支出を1,260万円を増額したいというものであります。
以上が
補正予算の概要でありますが、国内においては
新型コロナウイルス感染流行の収束が見えない中で、熊本をはじめ
全国各地で豪雨による災害が発生するなど、さらなる困難に見舞われている地域もあります。それでも私
たちは、明日に向かって、一歩一歩着実に歩みを進めなければなりません。4月の
記者会見で
コロナウイルスに負けてたまるか、このことを
市民の
皆様と共有して乗り越えていきたいと申し上げました。今もこの気持ちはいささかも変わっておりません。多くの
子供たちが利用する
施設の
水道蛇口の
改修、また
公共施設の
換気対策などの
ハード整備、遠足や
健康診断など各種の
集団活動において、3つの密を避ける
対策を徹底し、
市民の
皆様が新しい
生活様式を実践できるよう万全を期してまいります。各家庭においても新しい
生活様式の実践、定着を図ること、また
事業所等の経営の
支援を図るため、
水道基本料金の4か月分を減免いたします。また、長引く
コロナ禍にも負けずに頑張っておられる
小規模事業者の
皆様へも
支援の手を差し伸べ、
売上げが落ち込んでいる
食品製造業者及び
物産販売事業者の
皆様へは、このピンチをチャンスにしていただくための後押しを行ってまいります。
そして、先を見据えることも重要であります。
子供たちに対して、学びを保障しなければなりません。どのような
状況にあっても、次代を担う
子供たちをしっかりと育てていくことは、現世代の私
たちの使命であります。
新型コロナウイルスが学習の妨げとならぬよう、
学習環境の
整備を行い、
県外の
学生に対しては学業を継続するための
支援を実施します。また、今回の
コロナ禍で
在宅勤務や
リモートワークが大きくクローズアップされ、
感染流行が収束しない
首都圏から
地方へ移住したいという声も増えております。そのような
皆様にとって、
新発田がきらりと光って見えるような
取組にもチャレンジしてまいります。
新型コロナウイルスとの闘いは、当面続くものと覚悟しております。国から措置される
交付金などもうまく活用しながら、その局面にふさわしい
感染防止対策や
経済対策をスピーディーに行う
新発田モデルにより、
市民の
皆様の命を守り、安心、安全な
暮らしを
オール新発田の体制で取り戻してまいりたいと考えております。
以上、
提案理由について概略を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますよう
お願いを申し上げます。
○
議長(
比企広正) これより
総括質疑に入ります。質疑ある
議員の発言を求めます。
小林誠議員。
◆21番(
小林誠議員) お疲れさまでございます。
臨時会、数を重ねながら、
本当市長をはじめ
執行部の
皆様、大変この間の
コロナ対策に、また敬意を表したいと思います。
2点ほどお聞かせください。各
臨時会、6月は
定例会もありましたけれども、
コロナ対策費用として先行して
財調から繰入れをしたり、そして今回は2次
補正の国からの
交付金があったわけですけれども、その都度出たり入ったり、出たり入ったりするもんですから、実際今現状の
財調がどれぐらいあるのかということの判断の下で予算審議しないとなかなかできないという部分もありますんで、この辺今どのような状態になっているのかちょっとお聞かせをいただきたいと思います。
また、今回も
経済対策含めて様々提案ありますけれども、国の
GoToキャンペーンも実は東京、
首都圏が非常に多いということで、
東京発着は除外というふうになったわけであります。一方で
新発田の今・
得アゲインは、
全国対象にしてあるんですけれども、この議案の中に9月の
成人式も入っております。今後また
県外からやはり
新発田に来て、もしかすると接触があったり、
感染ということも、佐渡でも島内の人が、出たことないのに
感染したという事例もあるようでありますので、こういった、今後里帰り8月もあるわけであります。
県外からの
水際対策といいますか、このようなところをどのような
危機感を持っていらっしゃるのか、2点ほどお聞かせいただきたいと思います。
○
議長(
比企広正)
二階堂馨市長。
◎
市長(
二階堂馨) まず、第1点の
財調の関係であります。確かにおっしゃるとおり、私どものまちは、まだ国が決まらないうちから、間違いなく
補正は来るということですので、
財調崩して、先にスピーディーに
対応させていただきました。それで、やったということでありますけども、今回のこの
補正を議会の
皆様方が認めていただければ、約4億ちょっと今度繰り入れしますので、そうすると36億円ぐらいの
財調に戻るだろうというふうに思っております。今のところ
おかげさまで2月
定例会で議会の
皆さん方に覚悟を問われたときに言った1つの中に、議会とのお約束である30億の基金の取崩しがあったとしても、
市民の
暮らしを守りたいと、その決意を申し上げましたけれども、今のところそのお約束はまず何とか守れるんではないかなというふうに思っているところであります。また、詳しいことは
委員会で、数字でありますので、
財務課長のほうからご質疑をいただきたいというふうに思っております。
GoToキャンペーン、ご承知のとおりちょっと評判が悪過ぎます。ちょっと私自身は、今国も焦っているのかどうか分かりませんけれども、いささか不評であります。でも、
おかげさまで月岡はこの4連休、ほぼ満館でありました。そのほとんどはやっぱりまだ県内だということでありますので、もしも
GoToキャンペーンが軌道に乗り出したとしても、まだこれからちょっと先のことだろうと思いますので、
小林議員がご指摘のように、そうなれば当然より
感染拡大といいましょうか、そのリスクは負わざるを得ないと。経済と、そして
感染防止、この両面が私どもに大きなやいばに突きつけられるわけでありますが、しっかりとその辺は
市民の
皆さん方に新しい
生活様式、3密を避けると、この辺をしっかり
お願いをすると同時に、今回の
補正の中でも各学校、あるいは各
コミュニティセンターの換気の部分、あるいは網戸の部分とか、そういう
ハードの部分を結構盛りだくさんにやらせておりますし、それから今国からの
交付金のうち約、残と言ったら大変失礼でありますけど、1億三、四千万ぐらいはまだ国からの
交付金がございますので、これは第2弾の
コロナ対策として今
財務課長にしっかりとストックしておきなさいと。第7弾になるか、あるいは9月
補正になるか分かりませんけども、第2回の、2度めの今度
コロナウイルス対策として今回はやっていきたい。いずれにしろしっかりと議会の
皆さんと手を合わせて、
市民から、
コロナウイルスから守っていきたいというふうに思っているところであります。
○
議長(
比企広正)
五十嵐良一議員。
◆3番(
五十嵐良一議員) おはようございます。
感染流行が収束しない
首都圏から
地方へ移住したいという声も増えておりますというふうにお話あったわけですけれども、これは具体的にあったということで考えてよろしいんでしょうか。そして、
新発田できらりと光る
取組にチャレンジしたいと、今後どのような
取組を考えられているのかお話しください。
○
議長(
比企広正)
二階堂馨市長。
◎
市長(
二階堂馨) 個別に手を挙げて、
新発田市に移住したいという声ではございませんので、今そういう
首都圏から
地方に移住したいという声が上がりつつあるという、そのことはもう情報としてキャッチをしているわけでありますので、それに応えるべく、今回の
補正の中にもございますけれども、
今米倉のほうにございますあそこを
サテライトオフィスにしたらどうだろうということで、Wi―Fiの設備がなければとてもそういうのはできませんので、こういうことをしっかりとやっていきたいということであります。
それから、今までどちらかというと発信を
フェイスブックだとかツイッターとかでやっていましたけど、やっぱりこれから見てみますと若者は大体
ラインがどうも主流になっているようであります。私ども今
ラインをやっておりませんでしたので、この辺も今回の
補正の中に入れて、
ラインで大きく
新発田市を発信していきたいと、こんなことで今
対策を練っているところであります。
○
議長(
比企広正)
青木三枝子議員。
◆11番(
青木三枝子議員) 先ほど
小林議員が質疑されましたけれども、私は
市長は答弁になっていないと思うんです。
市民がしっかり新しい
生活様式を守ったとしても、外から入ってくる人に対する
水際対策というものをしっかりやらなくちゃいけないと思うので、その辺についてどう思われますか。
○
議長(
比企広正)
二階堂馨市長。
◎
市長(
二階堂馨) 封鎖という、そういう極限の状態であれば、ある意味ストップできるかもしれませんけれども、国民の移動する自由ということは、これは保障されているわけでありますので、今のところ
おかげさまで実態を見る限りにおいては、
月岡温泉にも
県外からおいでいただく人は割合的に少ないということでございますので、大変そのことがよかったのか悪かったのかはともかくとしても、それでも県内の
皆さん方においでいただいて、満館になっているということで、
大変胸はなでおろしているところでありますが、ただどうしてもいろんなビジネス、あるいは観光も含めて、あるいは
冠婚葬祭等で新潟県へ、あるいは
新発田市へおいでいただくことを阻止するということは、
青木議員、それはやっぱり無理なんではないでしょうか。その中においてしっかりと
対応していく、3密を避ける、あるいは新しい
生活様式を徹底していただく。それは、
事業者も
市民の
皆さん方もまさに
コロナ対策としてやっていただく、それ以外ないような気がします。
おかげさまで、でも
新発田市に周りの市町村が出たにもかかわらず、
新発田市にまだ
感染者が発生していないということは、まさにこれは
市民の
皆さん方が一人一人が
コロナ対策にしっかり取り組んでいただいている
おかげそのものだというふうに思っているところであります。
○
議長(
比企広正)
青木三枝子議員。
◆11番(
青木三枝子議員) そのためには
PCRセンターもできましたので、もっと国に働きかける。このたびは日本の
商工会議所が国へ要望しました。そういう旅行とかに関係する
人たちに対してPCR検査をやってほしいというような要望を出しておりましたし、もっとやっぱりセンターができたんであれば、いつでもどこでも誰でもできるようなPCR検査ができるように国に働きかけたりとか、もっと市内にできたセンターを活用するとかという、ぜひそういうところの
水際対策ということもやっていただきたいと思って、ぜひ国へも働きかけていただきたいと思います。よろしく
お願いいたします。
以上です。
○
議長(
比企広正)
宮村幸男議員。
◆23番(
宮村幸男議員) 大変ご苦労さまでございますけれども、前の臨時議会で
市長が
経済対策と医療関係の
対策というのは両輪だと言われましたけども、まさにそういう
状況が今後も続くものと思います。
それで、医療関係のほうに、医療というか、PCR検査のほうにちょっと質疑したいと思います。新聞でも発表されましたように、本格的にこれからやられるということでございますけれども、週3日やられるというようなことでございますし、ですがもっとやっぱり4日とか5日とかという頻度でできないものかなということと、それから……
○
議長(
比企広正) 宮村
議員、今回の
提案理由説明に関してPCR検査に関する提案はございませんので、その辺お考えになって、端的にご質疑
お願いいたします。
◆23番(
宮村幸男議員) はい。そういうことでございますが、県立のベッド数、先回は4床と言われましたけども、県内では随分増やしているよという、余裕があるよということでございますが、その辺の
状況についてお知らせいただきたいと。
○
議長(
比企広正)
二階堂馨市長。
◎
市長(
二階堂馨) PCR検査、やっと私どもの願いが通じて設置をされることになりました。問題は県というよりは、医師会の
皆さん方なわけです。先生方にとっても相当のリスクを背負うわけでありますし、しかしまた一方では開業されている先生方にとっては
感染者が通常の風邪という思いで行く、そういうリスクもまたあるわけでありますので、今回そういうことを考えて、ぜひ
市民の命を守ってほしいという願いを北蒲の医師会の会長に
お願いをしたところ、医師会の役員会をかけて、そして了解をいただいたということであります。今、週に3回ということですが、先生方の輪番制でやっているもんですから、宮村
議員からの声もありますので、お伝えはします。できるだけほぼ毎日のようにやってほしいと、それが願いだということはお伝えいたしますけれども、果たしてその声が形になれるかどうかは分かりませんけれども、声としては伝えてみたいというふうに思っているところであります。
それから、保健所に問い合わせましたけれども、今県内のベッド数、重症者患者、あるいは軽症の場合のホテルも確保できているということでありますので、今のところ県の発生
状況を踏まえても、今のところ県のほうでは大丈夫だと、こういう声が聞いておりますので、そんなにまだ今のところは心配しなくてもいいんではないかなというふうに私自身は考えております。
○
議長(
比企広正) 質疑を終結するにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
比企広正) ご異議なしと認め、質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議第34号から議第36号までは、お手元に配付の議案付託表のとおり、所管の常任
委員会に付託いたします。
─────────────────────────────────────────
令和2年7月
新発田市議
会議案付託表
(2.7.29)
〇総務常任
委員会
議第34号
令和2年度
新発田市
一般会計補正予算(第7号)
議定についてのうち
総務常任委員会所管分
議第35号
令和2年度
新発田市
コミュニティバス事業特別会計補正予算(第2号)
議定について
〇社会文教常任
委員会
議第34号
令和2年度
新発田市
一般会計補正予算(第7号)
議定についてのうち
社会文教常任委員会所管分
〇経済建設常任
委員会
議第34号
令和2年度
新発田市
一般会計補正予算(第7号)
議定についてのうち
経済建設常任委員会所管分
議第36号
令和2年度
新発田市
水道事業会計補正予算(第3号)
議定について
─────────────────────────────────────────
○
議長(
比企広正) これよりただいま付託となりました議案について、所管の常任
委員会で審査を
お願いいたします。
それでは、暫時休憩いたします。
午前10時31分 休 憩
─────────────────────────────────────────
午後 2時30分 開 議
○
議長(
比企広正) 休憩前に引き続き
会議を開きます。
─────────────────────────────────────────
△
日程第4、議第34号
令和2年度
新発田市
一般会計補正予算(第7号)
議定についてのうち
総務常任委員会所管分
議第35号
令和2年度
新発田市
コミュニティバス事業特別会計補正予算(第2号)
議定について
○
議長(
比企広正)
日程第4、議第34号及び議第35号を議題といたします。
総務常任
委員会委員長の報告を求めます。
板垣功委員長。
〔1番 板垣 功
議員登壇〕
◎1番(
板垣功議員) 先ほど開催された総務常任
委員会の審査結果を報告いたします。
当
委員会が付託を受けた議案は2件であります。
初めに、議第34号
令和2年度
新発田市
一般会計補正予算(第7号)
議定についてを議題とし、担当課長の説明後、質疑に入る。
財政調整基金の
状況についての質疑に、
財政調整基金を2弾、1億、3弾、2億9,000万、4弾、1億5,000万、6月
補正でマイナス2億5,000万、5弾、2億3,000万、6弾、マイナス4億4,000万で、現在36億1,000万であり、昨年6月が約35億であることから、
財政調整基金は減っている
状況ではないとの答弁がありました。
その後さしたる質疑なく、自由討議、討論なく、採決の結果、挙手全員で議第34号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議第35号を議題とし、
令和2年度
新発田市
コミュニティバス事業特別会計補正予算(第2号)
議定について、担当課長の説明後、質疑に入るもさしたる質疑なく、自由討議、討論なく、採決の結果、挙手全員で議第35号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
詳細につきましては
委員会記録をご参照願います。
以上で総務常任
委員会の委員長報告を終わります。
○
議長(
比企広正) ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑ある
議員の発言を求めます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
比企広正) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
議第35号
令和2年度
新発田市
コミュニティバス事業特別会計補正予算(第2号)
議定について討論ある
議員の発言を求めます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
比企広正) 討論なしと認め、討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議題のうち、議第35号
令和2年度
新発田市
コミュニティバス事業特別会計補正予算(第2号)
議定について
に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決するに賛成の
議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○
議長(
比企広正) 起立全員であります。
よって、議第35号は委員長の報告のとおり決しました。
─────────────────────────────────────────
△
日程第5、議第34号
令和2年度
新発田市
一般会計補正予算(第7号)
議定についてのうち
社会文教常任委員会所管分
○
議長(
比企広正)
日程第5、議第34号を議題といたします。
社会文教常任
委員会委員長の報告を求めます。
宮崎光夫委員長。
〔10番 宮崎光夫
議員登壇〕
◎10番(宮崎光夫
議員) 先ほど開催された社会文教常任
委員会の審査結果を報告いたします。
当
委員会が付託を受けた議案は、分割付託の
一般会計補正予算1件であります。
議第34号、
令和2年度
新発田市
一般会計補正予算(第7号)
議定のうち
社会文教常任委員会所管分を議題とし、担当課長等からの説明の後、質疑に入るもさしたる質疑なく、自由討議、討論なく、採決し、挙手全員で議第34号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
詳細については
委員会記録をご参照ください。
以上で社会文教常任
委員会の委員長報告を終わります。
○
議長(
比企広正) ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑のある
議員の発言を求めます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
比企広正) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
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△
日程第6、議第34号
令和2年度
新発田市
一般会計補正予算(第7号)
議定についてのうち
経済建設常任委員会所管分
議第36号
令和2年度
新発田市
水道事業会計補正予算(第3号)
議定について
○
議長(
比企広正)
日程第6、議第34号及び議第36号を議題といたします。
経済建設常任
委員会委員長の報告を求めます。
水野善栄委員長。
〔2番 水野善栄
議員登壇〕
◎2番(水野善栄
議員) こんにちは。本日開催された経済建設常任
委員会の審査結果を報告いたします。
当常任
委員会が付託を受けた議案は、分割付託の
一般会計補正予算を含め、議案は2件であります。
初めに、議第34号、
新発田市
一般会計補正予算(第7号)
議定についてのうち
経済建設常任委員会分を議題とし、担当課長からの説明の後、質疑に入る。
緊急経済対策事業の
事業継続
支援助成金について、対象となる業種の内訳はとの質疑に、卸売、小売業が400件、不動産、物品賃貸業が150件、サービス業が500件、飲食業が100件、そのほかを含めて全体で1,200件である。そのうち国の持続化給付金未請求が50%、実際に申請をしてくれる割合として8割を見込み、500件分の予算を組んでいるとの答弁があった。
他にさしたる質疑なく、自由討議なく、討論では、渡邊喜夫委員から、今回の提案は市としての意気込みを感じるもので、国の
GoToキャンペーンや
感染症対策にも合致した
事業であり、賛成するとの討論があった。
その後採決し、挙手全員で議第34号については原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議第36号
令和2年度
新発田市
水道事業会計補正予算(第3号)
議定についてを議題とし、担当局長からの説明の後、質疑に入る。
前回の水道料金減免との違いについての質疑に、前回は緊急事態宣言を受け、ステイホームを
お願いするため、
一般家庭の基本料金及び使用料金の全部について1か月分減免することとした。今回は
感染症対策の長期化を見据え、基本料金を4か月分減免するものであるとの答弁があった。
ほかにさしたる質疑、自由討議、討論なく、採決の結果、議第36号は挙手全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。
なお、詳細については
委員会記録をご参照ください。
以上で経済建設常任
委員会の委員長報告を終わります。
○
議長(
比企広正) ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑ある
議員の発言を求めます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
比企広正) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
議第36号
令和2年度
新発田市
水道事業会計補正予算(第3号)
議定について討論ある
議員の発言を求めます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
比企広正) 討論なしと認め、討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議題のうち、議第36号
令和2年度
新発田市
水道事業会計補正予算(第3号)
議定について
に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決するに賛成の
議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○
議長(
比企広正) 起立全員であります。
よって、議第36号は委員長の報告のとおり決しました。
次に、分割付託の議第34号
令和2年度
新発田市
一般会計補正予算(第7号)
議定について討論ある
議員の発言を求めます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
比企広正) 討論なしと認め、討論を終結いたします。
これより採決いたします。
本案に対する各委員長の報告は可決であります。各委員長の報告のとおり決するに賛成の
議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○
議長(
比企広正) 起立全員であります。
よって、議第34号は各委員長の報告のとおり決しました。
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△
日程第7、議会第2号
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う
地方財政の急激な悪化に対し
地方税財源の確保を求める
意見書
○
議長(
比企広正)
日程第7、議会第2号を議題といたします。
提案理由説明を求めます。
小柳肇議会運営
委員会委員長。
〔9番 小柳 肇
議員登壇〕
◎9番(小柳肇
議員) それでは、議会第2号
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う
地方財政の急激な悪化に対し
地方税財源の確保を求める
意見書につきましては、案文の朗読をもちまして
提案理由とさせていただきます。
新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延し、わが国は、戦後最大の経済危機に直面している。地域経済にも大きな影響が及び、本年度はもとより来年度においても、
地方税・
地方交付税など一般財源の激減が避けがたくなっている。
地方自治体では、医療介護、子育て、地域の防災・減災、雇用の確保など喫緊の財政需要への
対応はじめ、長期化する
感染症対策にも迫られ、
地方財政は巨額の財政不足を生じ、これまでにない厳しい
状況に陥ることが予想される。
よって、国においては、
令和3年度
地方財政対策及び
地方税制改正に向け、下記事項を確実に実現されるよう、強く要望する。
記
1
地方の安定的な財政運営に必要な
地方税、
地方交付税などの一般財源総額を確保すること。その際、臨時財政
対策債が累積することのないよう、発行額の縮減に努めるとともに、償還財源を確保すること。
2
地方交付税については、引き続き財源保障機能と財源調整機能の両機能が適切に発揮できるよう総額を確保すること。
3
令和2年度の
地方税収が大幅に減収となることが予想されることから、思い切った減収補填措置を講じるとともに、減収補填債の対象となる税目についても、
地方消費税を含め弾力的に
対応すること。
4 税源の偏在性が小さく、税収が安定的な
地方税体系の構築に努めるとともに、国税・
地方税の政策税制については、積極的な整理合理化を図り、新設・拡充・継続に当たっては、有効性・緊急性を厳格に判断すること。
5 とりわけ、固定資産税は、市町村の極めて重要な基幹税であり、制度の根幹を揺るがす見直しは家屋・償却資産を含め、断じて行わないこと。先の
緊急経済対策として講じた特例措置は、臨時・異例の措置として、やむを得ないものであったが、本来国庫補助金などにより
対応すべきものである。よって、今回限りの措置とし、期限の到来をもって確実に終了すること。
以上、
地方自治法第99条の規定により
意見書を提出する。
提出先は衆参両院
議長及び内閣総理大臣、また関係の閣僚宛てとしております。
今回
コロナ禍で、非常に国難と言える惨禍に陥っております。そういった中で非常に財政的に脆弱な
地方が税収が落ちることにより、来年以降非常に疲弊することがほぼ目に見えている
状況です。国難ということを鑑みれば、国のほうでしっかり手当てすべきだということで、全
議員の賛同をもって
意見書を提出したいと思います。
皆さんのご賛同のほうよろしく
お願いいたします。
○
議長(
比企広正) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議会第2号については、
会議規則第37条第3項の規定により、
委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
比企広正) ご異議なしと認めます。
よって、議会第2号については
委員会付託を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。質疑ある
議員の発言を求めます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
比企広正) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論ある
議員の発言を求めます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
比企広正) 討論なしと認め、討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議会第2号
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う
地方財政の急激な悪化に対し
地方税財源の確保を求める
意見書
については原案のとおり決するに賛成の
議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○
議長(
比企広正) 起立全員であります。
よって、議会第2号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────
○
議長(
比企広正) 以上をもちまして本日の
会議を閉じます。
これにて
令和2年7月
新発田市議会臨時会を閉会いたします。
ご苦労さまでした。
午後 2時45分 閉 会
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
令和2年 月 日
新発田市議会 議 長 比 企 広 正
議 員 板 垣 功
議 員 中 野 廣 衛
議 員 宮 村 幸 男...