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令和 2年 一般会計予算審査特別委員会(経済建設関係)−03月18日-01号

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  1. 新発田市議会 2020-03-18
    令和 2年 一般会計予算審査特別委員会(経済建設関係)−03月18日-01号


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    最終取得日: 2022-11-29
    令和 2年 一般会計予算審査特別委員会(経済建設関係)−03月18日-01号令和 2年 一般会計予算審査特別委員会(経済建設関係)            一般会計予算審査特別委員会  委員会記録                (経済建設常任委員会関係) 令和2年3月18日  ─────────────────────────────────────────── 〇出席委員(10名)    委員長  湯  浅  佐 太 郎  委員   副委員長  板  垣     功  委員         今  田  修  栄  委員         小  川     徹  委員         水  野  善  栄  委員         五 十 嵐  良  一  委員         入  倉  直  作  委員         宮  村  幸  男  委員         中  野  廣  衛  委員         渡  邊  喜  夫  委員  ─────────────────────────────────────────── 〇欠席委員(なし)  ─────────────────────────────────────────── 〇説明のため出席した者        産業戦略監      清   田   稲 盛 樹        商工振興課長     樋   口   茂   紀        観光振興課長     石   井   昭   仁
           農林水産課長     長 谷 川   英   一        地域整備課長     大   滝   一   仁        維持管理課長     五 十 嵐   富 士 雄        建築課長       小   野   正   一        財産管理課長     前   田   純   博        下水道課長      新 井 田       功        農業委員会事務局長  海 老 井       修  ─────────────────────────────────────────── 〇参考人   株式会社紫雲寺記念館              代表取締役 小   林   豊   男   公益財団法人新発田勤労者福祉サービスセンター 事務局長  増   子   信   一   一般社団法人新発田市観光協会          専務理事  高   澤   誠 太 郎  ─────────────────────────────────────────── 〇事務局職員出席者        次長         古   田   潤   子        主事         斎   藤   正 太 郎           午前10時01分  開 会 ○委員長(湯浅佐太郎) ただいま市民の方々、または傍聴をご希望される方々がおいでのようでございますが、昨今の新型コロナウイルスの蔓延と皆様方の安心と安全を考慮した上、我々議員も議員控室でモニターを見るという状況に鑑み、傍聴は固くお断りするということで決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(湯浅佐太郎) それでは、全員出席でございますので、ただいまから一般会計予算審査特別委員会を開会いたします。  本日は、経済建設常任委員会所管分について審査をいたします。なお、各委員から申出のありました要求資料につきましては、それぞれ配付しておきましたので、ご了承願います。  それでは、これより第三セクターの予算状況等についての説明を受けることといたします。前回お諮りしたとおり、委員会条例第29条の規定に基づき、それぞれ参考人として出席要請をしております。説明順序は、初めに株式会社紫雲寺記念館、次に公益財団法人新発田勤労者福祉サービスセンター、最後に一般社団法人新発田市観光協会の順で予定をしております。  参考人の皆さん、本日はご多用のところご出席をいただきまして、誠にありがとうございます。本特別委員会では、令和2年度新発田市一般会計歳入歳出予算について審査するものでありますが、市の事業と大変関わりの深い第三セクター事業につきましてもご説明をいただき、これからの審査の参考とさせていただくものであります。どうか議会活動をご理解賜り、ご協力いただきますようお願いいたします。  さきに文書でお願いいたしておりましたが、それぞれの令和2年度の事業計画等につきまして概要を説明していただき、質疑をしたいと思います。なお、予算状況の説明に当たっては、支出、収入の順に説明願い、続いて事業計画などについて説明を願います。説明される参考人以外の皆さんは、お呼びするまで退席されて結構でございます。  それでは、株式会社紫雲寺記念館から説明をお願いいたします。  小林代表取締役。 ◎紫雲寺記念館代表取締役(小林豊男) 改めまして、おはようございます。常日ごろ当館の運営に当たってご理解とご協力を賜っておりますことを重ねて御礼を申し上げます。また、当館の案件に関わって市当局及び議会の皆様に大変なご心配、それからご迷惑をおかけしている分につきましては、冒頭おわびを申し上げておきたいというふうに存じます。誠に申し訳ありません。  それでは、最初に委員長よりご指定のように、予算の関係につきましては、当社の椎谷常務のほうからご説明をさせていただきますし、その後私のほうから事業計画についてご説明をさせていただきます。よろしくお聞き取りをいただきたいと思います。 ○委員長(湯浅佐太郎) 椎谷常務、お願いします。 ◎紫雲寺記念館常務(椎谷文博) それでは、よろしくお願いいたします。お配りしております資料に基づきましてご説明をさせていただきます。  資料のほう、ページで9ページとなります。それでは、まず9ページの令和2年度収支予算についてご説明をさせていただきます。金額のほうは1,000円単位となっております。今お話をいただきました、まず支出の部を説明をさせていただきます。表組みの収入合計の下からになります。増減の大きい項目のみ説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  まず、仕入、1、材料、商品5,107万2,000円、前期に比較いたしますと1,960万8,000円の減少となります。こちら私どもの衣料、雑貨等の販売を行っております外販部門、こちらを今回撤退を考えております。それに伴います商品の仕入れが減少するという形になります。  その下になります。稚魚、飼料につきましては、ゼロを計上しております。フグの養殖事業につきまして、現在来年度の事業の撤退を今検討をさせていただいているというところで、ゼロという形で上げさせていただいております。  続きまして、販売費及び一般管理費、1、人件費9,357万6,000円、前期に比較いたしますと1,218万7,000円の減少となります。従業員退職による減少となります。  ちょっと下がりまして、広告宣伝費650万円、124万1,000円の増加でございます。来年度の事業計画の中で、新規の合宿の取組を強化を考えております。それに伴いまして、パンフレット、チラシの作成、それと宴会料理等の変更を考えております。それに伴いますチラシの作成の費用が増加をいたします。  5、販売促進費300万円、203万5,000円の増加を見込んでおります。こちらも、お客様の集客を目的といたしまして、温泉、あと海の家の部分のイベントを増やすという計画を持っております。  ちょっと下がりまして、10、賃借料660万円、148万6,000円の減少となります。先ほどご説明いたしました養殖事業、それと商事の外販部門、こちらのほうの撤退に伴います、そこで使用しておりました車、コピー、あとパソコン等のリース料が減少いたします。  ちょっと下がりまして、18、衛生費504万円、196万5,000円の減少となります。本年1月よりタオルのセット料金を別料金とさせていただいております。それに伴いまして、タオルレンタルが減少し、タオルのクリーニング代、こちらのほうが減少を見込んでおります。  21、雑費24万円、784万円の減少となります。こちら衣料、雑貨の外販部門撤退を考えておりますので、それに伴います業務委託料、こちらが減少いたします。  支出合計が2億8,188万6,000円となります。  続きまして、上のほうへ戻っていただきまして、収入の部でございます。まず、自主事業、レストラン収入8,910万円、560万円の減少でございます。施設外店舗、こちら店舗の賃借契約の終了に伴いまして、閉店を計画をしております。その売上げ減少となります。  商事収入4,750万円、3,850万円の減少です。こちらのほう、衣料、雑貨の外販部門の撤退によります売上げの減少となります。  養殖収入ゼロ円、こちらは養殖のほうの事業を撤退を検討しておりますので、ゼロということで上げさせていただいております。  管理運営事業の2番になります。入館料6,420万円、236万5,000円の減少となります。一昨年9月頃から消費税の影響もあると思いますが、入館者数が減少しております。その減少率に合わせまして減少させていただいております。  収入合計2億9,900万円となります。  この収入から支出部分を引きました、下の表のほうになりますが、経常利益1,711万4,000円、営業外収入、営業外費用を足し引きいたしまして、経常利益額1,736万8,000円、法人税等充当額を控えまして、当期純利益が1,706万8,000円となります。  次につけております10ページでございますが、10ページのほうは、各部門別に振り分けをさせていただいたものでございます。後ほど確認をお願いしたいと思います。  以上です。 ○委員長(湯浅佐太郎) 小林代表取締役。 ◎紫雲寺記念館代表取締役(小林豊男) 続きまして、私のほうから事業計画についてご説明を申し上げます。  その前に、訂正をお願いしたいと存じます。今の予算書の最初の行、レストラン収入の備考欄、レストラン、豊穣亭とございますけれども、豊穣亭が駅前の立ち呑み処おかげさんということで訂正をいただきたいと存じます。  それでは、事業概要、計画について私のほうからご説明を申し上げます。1ページ目になります。当社の基本方針は、お客様第一主義の経営理念の下、来館されたお客様が安心して温泉をお楽しみいただけるように、館内の衛生管理はもちろんのこと、サービスの向上に一層努力し、新発田市及び新潟県を初め関係機関、団体との連携を密に、温泉、食、そしてスポーツを通じて市民、県民の健康増進に寄与することで地域社会の福利向上に貢献したいというものであります。  基本方針については、そのとおりでございますので、現状と課題に移らさせていただきますが、施設面においては、まずは平成14年4月のオープン以来18年が丸々経過しようとしておる中で、老朽化が非常に目立ってきております。これまでも給湯配水管の交換、それからエアコン等の室外機の交換等、大変なお金がかかっているところでありますが、あちこちやはり傷んできているところから、今後もかなりの修繕費が、維持管理コストがかかっていくものと想定をされております。  それと、運営面では、日帰り温泉という業態自体が飽和状態にあることから、入館者が微減傾向にあります。利用者のニーズの多様化に現状では応え切れていないことで、その魅力も薄れていること。それから、新年会、忘年会を初め、宴会が減少していること等が課題となっています。それを受けて、新年度方針ではございますけれども、現在運営している、先ほど予算のところでご説明を申し上げましたけれども、不採算部門の整理により事業のスリム化を進め、屋内体育施設を初め海水浴場、オートキャンプ場などのアウトドア施設を有する紫雲寺記念公園内に立地する当施設の強みを生かして宿泊客、特に合宿客の誘致に注力をしたいと考えております。   (1)、新規合宿の取組でございますけれども、これまでどおり紙媒体による営業はもとより、インターネットの活用により県内外の学校、地域サークル、クラブへの合宿プランを発信し、利用促進につなげるとともに、海の家を活用した合宿利用者の自然との触れ合いを前面に押し出し、他施設との差別化を図っていきたいと考えております。  レストランメニューの充実につきましてですが、新規メニューの開発や四季折々の地場特産、地場産品を使用した料理を提供し、来館者の満足度を上げるとともに、地元生産者にも貢献できる取組を行ってまいりたいと考えております。ブランドメニューの開発に努めたいということも考えております。レストランでの食事と、そして温泉をタイアップしたプランなども、今後検討していく必要があるのかなというふうに思っております。  それから、インターネットの活用でございますけれども、前述したとおり、インターネット、SNSの積極的な活用をし、当施設の認知度アップを図ってまいり、誘客増に努めたいというふうに思います。  イベント関連につきましては、ご覧のとおり大変今現在やっている好評の100円抽せん会といったものを継続するとともに、これらをまた当館の温泉の楽しさをSNSで発信するなど、それぞれまたするとともに、新たな試みとして紫雲の郷館や海の家でのイベント、カラオケ大会とかというものを主催をして誘客に努めたいというふうに思っております。  それから、令和2年度につきましては、特にコロナウイルスの収束を見据えた、またその以前に施設再開に当たっての対策及び収束を見据えた対策が重要と考えており、来場者の減少阻止にとどまらず、積極的に増加策を講じていく考えでございます。  以上申し上げて、計画の説明と申し上げさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(湯浅佐太郎) ありがとうございました。  説明が終わりましたので、質疑ある委員の発言を求めます。  水野善栄委員。 ◆委員(水野善栄) おはようございます。大変お疲れさまでございます。まず、令和2年度の収支の部分で、皆様からもお話あるかもしれませんけども、フグ事業撤退されると、そういうお話受けました。それは、あくまでも紫雲の郷のほうの立場でお決めになったことで、それについて私どもがどうだこうだ、とやかく言うことはありません。ですけども、ここに今までこの養殖事業でかかった総経費と、あと設備。今設備ありますよね。民地を借り上げて、たしかテント設備があるわけですけども、あの設備の今後の利用方法とか、撤退するに当たってどのような形で、そんなこと言うと悪いんですけど、お片づけになるのか、その辺についてお知らせいただきたいのと、もう一件が最初の部分なんですけども、ちょうど浴場のほうです。私ども会派のほうで飛騨高山のほうにちょっと行ってきて、飛騨高山の温泉施設について、また宿泊について、あそこもインバウンドの関係で多くの外国人が来られる。そういう立場で、前にもちょっとお話ししたんですけども、入れ墨問題です。このたびオリンピックも含めまして外人の方が大勢来なさる立場で、入れ墨というかタトゥーの問題があって、それをどういうふうに解決していくのか。それは、あくまでもやっぱり市の観光振興の方との打合せとか、またそういう立場になると思うんですけども、その辺についてどういうお考えなのかをお聞かせいただきたいのと、また要望なんですけども、実は何かフグが夏場でうまくないときに、ちょっとベニズワイガニを使って、カニを使っておかげさんのほうでも何かされていたようでありますけども…… ○委員長(湯浅佐太郎) 簡潔にお願いします。 ◆委員(水野善栄) それについて、地元のやっぱりカニとかそういうものをお使いになっていければいいのかなということを要望させていただきます。それでお願いします。 ○委員長(湯浅佐太郎) 小林代表取締役。 ◎紫雲寺記念館代表取締役(小林豊男) 水野委員のご質疑にお答えをさせていただきます。  フグ事業の撤退は、誠に残念なことでありますけども、どう考えても事業上、事業面で採算に乗ってこないということから、撤退を決めさせていただきました。根本の原因は、飼育水が安定化できなかったということが根本的な原因になります。ご質疑の総事業費につきましては、設備立ち上げの際に6,500万であります。その後、確かな数字はちょっと押さえてはございませんけれども、毎年1,000万近くぐらいのお金がかかっていると。当初想定していたときには、温泉水そのものを使うという、それが使えるという想定だったんですけれども、実際にやってみたらそれができないということで、専門の塩を買って地下水に入れ込むとか、もろもろ想定した経費、そのほかに夏場の水を冷やすためにクーラーを導入しなきゃないとか、そういった経費もかかってきておりましたので、想定以上の経費がかかったということであります。  さて、じゃその設備を今後どうするんだというお話でありますけれども、どう考えても採算に合わないということで今回やめさせていただくわけでありますけれども、養殖事業そのものには、今後取り組む可能性は残しておきたいなというふうに考えています。ただ、現状今年この段階で撤退するのに、次は何をしますよということは、やはり少し申し上げられないタイミング的になのかなと。今後時間を置いてじっくりとその利用方法について考えていきたいというふうに考えています。  それから、入れ墨対策につきましては、仰せのとおり市の施設でございますので、そこは市と十分協議をしたいと思いますし、オリンピック対応で外国人の方々が、タトゥーを入れた方が大変たくさんの方いらっしゃいますので、その対応がどうなるのか、それを踏まえながら市当局と相談してまいりたいというふうに考えています。  それから、地元のものをということで、なかなか地場産の使いたいという意欲は非常にあるんですけれども、問題は安定供給ができないという部分がございます。やれる範囲での努力はしていきたいというふうに思っていますので、その点ご理解を賜りたいと思います。  以上であります。 ○委員長(湯浅佐太郎) 五十嵐良一委員。 ◆委員(五十嵐良一) おはようございます。10ページの部門別収支予算書のところで少しだけお伺いします。  この部門別に人件費が載っておりますが、これ何人ぐらいの方を雇用していらっしゃるのかと、あと部門別ですので、事業系とあと管理運営系とあと県施設の委託の関係で、この従業員は兼務はされているのかされていないのかをお聞かせください。 ○委員長(湯浅佐太郎) 小林代表取締役。 ◎紫雲寺記念館代表取締役(小林豊男) 3月末の人数でお答えをさせていただきます。総数でございますけれども、ご理解を賜りたいと思います。正職員で21名、パート、アルバイトで27名ということになります。それは、それぞれ部門ごとにはなっていますけれども、それから県の関係の職員ということでありますけれども、もともとは私どもの職員でございますので、県の仕事だけやっていてほしいということではございませんので、例えばフロント業務なんかですと、県の仕事もやりますし、受付もやりますし、それから温泉のほうのフロント業務もやる。それから、電話の予約等も受け付けさせていただくということで、やれることは双方で融通をし合いながらやっているという状況にございます。 ○委員長(湯浅佐太郎) 五十嵐良一委員。 ◆委員(五十嵐良一) ありがとうございます。  そうしますと、兼務も兼ねているということであると、税金等々の関係、要するに委託を受けたものと自主事業との従業員が兼務されている場合、従業員の経費というか、税金の関係はどのように考えていらっしゃるかちょっとお聞かせください。 ○委員長(湯浅佐太郎) 小林代表取締役。 ◎紫雲寺記念館代表取締役(小林豊男) 所得税とか住民税とかということになるわけですけども、基本的にそちらのほうは県の委託費の中に県施設の担当職員の給料が組み込まれていますし、それから温泉の部分では市から頂戴している管理委託費の中に組み込まれております。自主事業であるレストラン、そのほかの事業につきましては、自主事業の部門での中でものを考えているという基本的にはそういう形でございます。それぞれの兼務をしているからこっちとこっちということではなくて、主な業務についてそれぞれの部門の給料を充て込まれているという格好になります。 ○委員長(湯浅佐太郎) 宮村幸男委員。 ◆委員(宮村幸男) おはようございます。  2ページにレストランメニューの充実ということで、調理師2名を採用したということなんですけども、予算が、にもかかわらず減っているというのはどういう、増えるのかなと思っていましたけども、減るのはどういう関係なのかというのとそれからフグの点について、採算が取れないということなんですけれども、毎年拝聴して順調にいっているのかなというふうに思っておりましたけれども、いつやっぱり撤退をしようということになったのか、その点をお伺いしたいと思います。 ○委員長(湯浅佐太郎) 小林代表取締役。 ◎紫雲寺記念館代表取締役(小林豊男) すみません、ちょっと文章の表現上こういうふうな形になっていますけども、2名新たに採用はしていますけれども、それ以上に職員が抜けているという状況でございます。経験豊富な調理師を2名採用したということを強調したいがためにこういう表現になっていますけれども、総体から言うとむしろ多いときに比較して3名減という格好になっていますので、それが予算のほうに表れているということになります。  それから、いつ撤退を決めたかという話でございますけれども、いよいよということで判断をしたのは今年に入ってからであります。今現在もフグそのものは継続をするということで、15センチから20センチぐらいのフグがこれは10月29日に入れ込んだフグ1,100のうち今現在730から50ぐらい泳いでいますけれども、残念ながらその撤退をするということを決めて、その後フグの引き取り先といいますか、できれば有料で引き取ってもらえるところを今業者と協議中であるという状況でございます。 ○委員長(湯浅佐太郎) 宮村幸男委員。 ◆委員(宮村幸男) 今年に入ってから決めたということだそうでありますけれども、このフグの養殖に関して私どもも期待しておりましたけれども、いろいろの問題もあったようで、県からの監査が3度入ったというようなことを聞いておりますが、その不採算とその監査というのは、入られたというのはどこが問題なんでしょうか。その点お聞かせ願いたいと思います。 ○委員長(湯浅佐太郎) 小林代表取締役。 ◎紫雲寺記念館代表取締役(小林豊男) 県の監査といいますか、調査と私どもは言っていますけれども、県民生活課消費とくらしの安全室というところから実は昨年の9月12日突然お二人見えられまして、トラフグの表示について少し疑義があるということでのお話がございました。具体的に言えば、温泉トラフグと、当社で養殖をしたトラフグというそういった名称が、さも自社育成のフグを使っているという表示で、実際上仕入れしているものも使っているんじゃないかというお話でございました。どなたかがリークしたんだろうと思いますけれども、おととしの9月に私どもの純粋に飼育をしているフグとそれからそれだけでは対応し切れないぐらいの需要がございましたので、他県産の仕入れをさせていただいて並行して使わせていただいた。そのときに表示の修正をするようにという指示が不徹底だった。それによって、先ほど申し上げたようないかにも当社で飼育したフグのような表示が残ってしまったということがございまして、その点が県のほうからご指摘をいただいた。それが3回というお話はどこから出たかわかりませんけれども、来られたのは9月12日と10月18日の2回でございます。その2回の調査を受けて改善計画を出しなさいということで、11月の20日までにその改善計画文書で提示をさせていただきました。その後表示、ネット、メニュー、それから館内表示等について精査をし、その当社で育成したという、飼育をしたフグというものを思わせるような表示は県の指示に従って削除をさせていただいたという状況でございます。一部手直しをしたネットの画面の印刷物、それからメニューの最新のものを添付をして本年の1月10日付で出させていただきました。それによって、県のほうからは特段のその後の指示はございません。  以上であります。 ○委員長(湯浅佐太郎) 今田修栄委員。 ◆委員(今田修栄) よろしくお願いします。  まず、差し当たって新規に開店されました新発田駅前の2店舗、立ち呑み処とフグ料理専門店ですか、開店し、また養殖事業としてはこのトラフグ製造卸としても約2年ぐらい前かな、試食会、12月20日でしたよね。それでありました。市長はじめ、多数の人が集まってやったわけでありますけども、私も家族と行って何回か食べてきて大変おいしく召し上がったところでありますけども、これからというところにこのフグ料理はやめましたということには、誠に残念で遺憾と思いますけども、また多額なお金を投資したわけでありますので、その責任と思いまして、トップリーダーの小林代表取締役としてはどんな心境でまずもって考えておるかお聞きしたいと思います。
    ○委員長(湯浅佐太郎) 小林代表取締役。 ◎紫雲寺記念館代表取締役(小林豊男) まず、フグ料理をやめるということではありませんので、フグ事業、飼育事業としては撤退をしますと。依然として先ほど申し上げたように、景品表示法に基づく不当表示にならない範囲できちんと表示をした上でニーズのあるフグ料理については引き続き提供してまいりたいというふうに考えています。でも、温泉施設だけでは今後立ち行かないという考え方に基づいて、そういった立ち呑み処おかげさん、豊穣亭、それから海の家という形で関連する部分での事業展開は図ってきたわけでありますけれども、残念ながらこういう結果になりました。それに対して、トップとしてどうなんだという、責任はどうなんだということは、私自身は痛切に感じております。そのことについては、役員の皆さん、それから株主でありますところの新発田市、そしてまた議会のご指導、皆さんのご指導を得ながら自分の出処進退を決めていきたいというふうに考えております。  以上であります。 ○委員長(湯浅佐太郎) 今田修栄委員。 ◆委員(今田修栄) 今後ともよろしくお願いいたします。  それでもう一つ、レストランでの食事の温泉をリーズナブルに楽しんでいただけるセットメニューなんかは開始しますということですが、どんな秘策を考えておりますか、よろしくお願いいたします。 ○委員長(湯浅佐太郎) 小林代表取締役。 ◎紫雲寺記念館代表取締役(小林豊男) 今現在も先ほどご説明申し上げました館内での100円イベント、抽せん会といったものに対して、残念賞につきましては100円ショップのように物に替えることも可能ですし、それから館内で利用できる食事券といいますか、金券といいますか、館内に限って有効期限を切った上での金券を発行させていただいています。要は、100円使って100円のものが戻るという格好になるんですけれども、そういったものを使いながら食事を楽しんでいただく、買物を楽しんでいただくという方策は講じていますが、今度は温泉のプランとそれから今までもやっていますけども、温泉と食事のプラン、それで限らずもっと突っ込んだ形で変化を持たせるような形でグランドメニューとの例えば今言っているセットメニューが可能なのかどうか、それも検討していきたいという旨の表示でございます。  よろしくお願いいたします。 ○委員長(湯浅佐太郎) 入倉委員。 ◆委員(入倉直作) どうもお疲れさまです。  先般の決算委員会のときも言いましたけども、今言われている働き方改革ということで、やはり利用する者にとってはやはり同じ顔に出向いてもらうことがやはり安心感があるわけであります。リピーターといいますか、常連とまでは言いませんけども、そういう形で先般行ったときに過重な部分もあるけども、やはり限られた指定管理の中にということで精いっぱいとおっしゃいましたけども、やはりそこに若干焦りがあるとは失礼な言い方かもしれませんけども、やはり働いている方々がいてまた我々もリピーターがあると思いますので、さっき言った期間の限られた中で精いっぱい次の指定管理を目視するという小林代表取締役の答えいただいたんですけども、その点やはり改善といいますか、考え方がありましたら最後に私お聞きしたいと。 ○委員長(湯浅佐太郎) 小林代表取締役。 ◎紫雲寺記念館代表取締役(小林豊男) 入倉委員のおっしゃるとおりでございまして、率直に私の焦りからそういうことがあったのかなというふうに認めざるを得ないのかなというふうに思っています。ただ、今後はかなり職員の出入りも落ち着きましたので、より働きやすい環境を整えながら落ち着いた環境の中で職員が働けるように意を用いていきたいなというふうに考えています。ご指摘ありがとうございました。 ○委員長(湯浅佐太郎) 渡邊喜夫委員。 ◆委員(渡邊喜夫) 私のほうから若干お聞かせ願いたいんですが、大変残念なことで、自主事業の撤退というようなことでございます。当初は、経営の安定というような形でいろんな取組をされていたわけでございますけども、そんな中で今回の予算書を見るとほとんど三角で、収入、支出ともかなりマイナスの数字が入っているというようなことでございます。受託収入は、指定管理のそれは変わらず5,500万ほどあるんですが、先ほど小林代表取締役のほうから話の中で、今後の取組について話がされておりましたけども、温泉施設だけではなかなか微減傾向にあるという社会情勢の話がされておりましたけども、であれば収入を何とか安定化させるには、本来は温泉の中につかっていればお金使わないわけなんで、当初小林代表取締役言われたとおり、本来はいろんな販売部門でセットアップでお金を落としてもらうというような方法を考えなければならないのが、それが今度はそういった外販部分が縮小されるということになると、本当収入がかなり減っていくようなことでございますが、本来であれば収入を上げるには入館料今大人700円でありますけども、それを上げるとか何とか経営を維持するようなそういったふうな取組等は考えておらなかったのか。その入館料についての変更等の協議はあったのかどうなのか、その辺ちょっとお聞かせ願えますか。 ○委員長(湯浅佐太郎) 小林取締役。 ◎紫雲寺記念館代表取締役(小林豊男) 入館料につきましては、1月からタオルなしで、これまではタオル付で700円、日中、それから5時半以降は夜間割引ということで、タオル付で500円という料金設定をして長くやってまいりました。新発田市の公共施設の使用料の見直しに伴って私どものほうの入館料についても見直しをというお話でございましたので、タオルなしで600円、それから新発田市の子育て支援対策に協力をするという立場から、3歳から未就学児については無料という打ち出しをして五、六年になりますでしょうか、それを300円にさせてもらいました。夜間割引を廃止をさせていただいた。それもタオルなしで600円のままという格好になります。今現状まだ1月、2月、3月はほとんど営業していませんので、1月、2月の状況を見ますと、タオルを持ってこられない方は37%ぐらい、40%弱、タオルを借りる方が三十七、八%、残りがタオル持ってこないという状況でございます。1月、2月の本当の短い期間での収支を見てみたんですけども、そのタオルのクリーニング代を考えますと、少しというか、四、五十万経費が削減できているという状況であります。このペースで進めばもっとタオルを持ってこない方が多分増えていくだろうし、それに伴って洗濯、クリーニング代が落ちていくということを考えれば、単純40万にしても年間にすれば480万の経費節減になるという考え方でございますので、そういったことでその対応をさせていただいていると。入館料につきましては、市のほうのたしか条例に、規則ですか、定められていることでありますので、上限が。その範囲で考えて私どもの裁量で決めさせていただいている。もちろん市との協議はさせてもらった上での設定になりますので、今のところ戦略的にそういうことを考えているということであります。 ○委員長(湯浅佐太郎) 渡邊喜夫委員。 ◆委員(渡邊喜夫) 収支予算の中で、収入が5,500万指定管理料があるというふうなことでございますので、この温泉施設での損益分岐点といいますか、収入700円ではなかなかペイができない部分なのかなと。去年で15万人ほどですか、入館者が。20万人以上いないとなかなかペイができないような施設になっているのかなと。倍の利用料金、入館料取らないとなかなか施設の運営が本来はままならないのかなと、こう思っておるんですが、先ほど小林社長のほうから今後も先ほどは配水管やエアコンの不具合で、今後もポンプ等の入替えもある、経年劣化もあるということで、これは第三セクターでありますので、指定管理の業者ではなくて、市が負担するべき経費に当たるわけでありますけども、そんなこと考えると本当この料金設定でいいのか、またこの入館者数の推移で本当にこれでやっていけるのかという部分が一番問題になってくると思うんですが、今後の方向性として、先ほどの今後は体育施設等を利用して合宿の利用の促進をしていきたいというふうな話でしたけども、なかなか追いつかないんじゃないかなと、こう思っているんですが、その辺について再度お聞かせ願えればと思っていますが。 ○委員長(湯浅佐太郎) 小林代表取締役。 ◎紫雲寺記念館代表取締役(小林豊男) 理屈上料金上げれば黒字に変わるんじゃないかということはよくわかりますけれども、上げれば利用者が減るという、現実的にはそうなっていくんだろうなというふうに思いますので、その点はなかなか料金設定に当たっては難しいのかなというふうに思います。  今後の対策でありますけども、早速コロナウイルスで出鼻をくじかれている状況でございますので、まずその対策をどうしていくかというのが新年度は求められるのかなというふうに思っています。コロナウイルス感染が終息しないまでも、多分その前段で開館ということになると思いますので、そのときには世間一般で言われている十分な消毒、入館者に対するアルコール消毒とか、それから換気だとかといったものを取り入れてやっていきたいというふうに思いますし、何よりも大事なのは、収束を見据えたときの対策が大事だろうということで、今考えていることは、民間のバスツアー客の昼食会場として使っていただくということで、今その対策を進めているところでございます。ほぼ話もまとまりつつありますので、今のところ6月頃からをめどに考えておりますし、通年を通じてやっていきたい。お客様については、関西方面からというふうに考えています。汐美荘が大江戸温泉物語に身売りをいたしまして、あそこが団体客を受け入れるという状況、そういう環境もありますので、そういったところの行き帰りの昼食会場で活用できるのではないかなというふうに期待をしております。  それから、取りあえず私ども単独の取組としては、チューリップハウス、今1階のレストランがございますけれども、そこのところを昼食、食事だけじゃなくて、パブリックスペースとして、例えば保育園の子供たちの絵画等工作物を飾ったりとか、誰でもがお金を使わなくとも入れる雰囲気、施設の活用を考えていって、少し変化を持たせることでお客様に来ていただくという方策なんかも考えていきたいというふうに思っています。  以上であります。 ○委員長(湯浅佐太郎) 渡邊喜夫委員。 ◆委員(渡邊喜夫) 最後に、合宿利用が昨年が61団体1,198名の利用があったということで、これらを今後伸ばしていきたいというふうなお話でございましたけども、いつでしたか、グラウンドとかそういうスポーツ施設の中で人口芝があればもっといろんなスポーツクラブとかいろんなものの誘致が可能になるんだがというようなお話がたしかあったと記憶しておるんですが、その人工芝関係はあのグラウンドは県の関係なんですか、管理で。県がなかなか財政難でございますけども、その辺の人工芝等の要望等どういうふうな展開になるようでございますでしょうか。その辺お聞かせ願えますか。 ○委員長(湯浅佐太郎) 小林代表取締役。 ◎紫雲寺記念館代表取締役(小林豊男) 以前にお二人の県議にそのお話をさせていただきました。こういうことが実現可能でしょうかというお話はさせてもらったんですけども、人工芝には長所もあるし短所もあると。私どもが見据えていたのは、利用時間が長くなる。人工芝であれば、今天然芝ですと5月の末まで使えないという状況が生じます。であれば、2か月ほど前倒しで4月の頭から使えるということ。それから、夜間も使えるという、あとは照明付という考え方でやっていましたので。ただ、そうしたときに人工芝でやることがプレイヤーにとってどうなんだというちょっと質疑も短所といいますかも投げかけられたりしましたので、私どもは私どもの売上げ増強事業だけを考えて物を言っていましたけども、確かにプレーする側はどうなのかな。また、私ども単独では当然できないわけでありますので、予算的な措置も必要であることから2名の県議の方にお話ししたときには、ちょっとやっぱり前向きな回答はいただけなかったということで、今後5,500万の管理委託費をもらっている中、それはもう当然温泉施設のほうに充てられるわけですけども、県のほうもおっしゃるように財政的に厳しい状況でございますので、今のところめどが立たないという状況になります。 ○委員長(湯浅佐太郎) ほかに質疑ございませんか。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(湯浅佐太郎) ほかに質疑がないようでありますので、質疑を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(湯浅佐太郎) ご異議ございませんので、株式会社紫雲寺記念館に対する質疑を終結いたします。  小林代表取締役、そして椎谷常務、どうもありがとうございました。退席されて結構でございます。  それでは、次に公益財団法人新発田勤労者福祉サービスセンターからご説明をお願いいたします。  増子事務局長。 ◎新発田市勤労者福祉サービスセンター事務局長(増子信一) 大変お疲れさまでございます。ただいまご紹介をいただきました新発田市勤労者福祉サービスセンターの増子と申します。よろしくお願いします。日頃から湯浅委員長はじめ、各委員の皆様方からご指導、ご支援をいただきまして誠にありがとうございます。この場を借りて御礼を申し上げるとこでございます。今日は、説明に当たりまして事務局員の大森を事務補助として同席させております。こちらもよろしくお願い申し上げます。  それでは、説明に入りたいと思いますが、現在新発田市の新年度予算がまだ審議されているということで、あくまでも案ということでご理解をいただきたいと思います。今ほど委員長から説明順のご指示がありましたが、私どもの資料の作り込みが令和2年度事業計画、収支予算書、正味財産増減予算書という形で作り込みをしておりますので、申し訳ありませんが、事業計画案の概略を説明した後に予算書の支出、収入の順ということで説明をさせていただきたいというふうによろしくお願いします。 ○委員長(湯浅佐太郎) よろしくお願いします。 ◎新発田市勤労者福祉サービスセンター事務局長(増子信一) それでは、資料をめくっていただきまして1ページとなります。令和2年度事業計画案であります。時間の関係もございますので、運営方針の冒頭の部分を少し読まさせていただきます。  最初に、当センターは、中小企業に勤務する勤労者と事業主並びにその家族に対して総合的な福利厚生サービスを提供し、福祉の向上を図るとともに、中小企業の振興と地域社会の活性化に寄与することを目的といたしまして事業を展開してまいりました。本年度においても、よりよい職場環境や事業所の発展のため、会員及び事業者に魅力あるサービスを提供すると共に、公益法人の認定基準となる公益目的事業が広範囲に行き渡るように努めてまいりたいと考えております。  以下、全国組織の全国中小企業勤労者福祉サービスセンターと引き続き連携いたしまして、各種広告媒体により会員及び事業所の輪を広げること、既存会員に対しましてサービス提供や支援事業を継続いたしまして定着化を図るという方針で令和2年度は計画しております。  続きまして、2番の事業計画内容でございます。大きな項目、1番の生活安定及び財産形成に関する事業、2番の健康の維持増進に関する事業、3番の自己啓発に関する事業、めくっていただきまして、4番の余暇活動に関する事業、5番の事業所活性化に関する事業、6番の慶弔給付に関する事業、これにつきましては、いずれも定款に定められた事業またはそれを補完する事業でございまして、令和2年度においても引き続き事業展開をしてまいりたいというふうに考えております。詳細な内容につきましては、後ほどご確認していただきたいと思いますけども、主な内容といたしましては、1番の生活の安定及び財産形成に関する事業につきましては、強化するところとして新潟ろうきん夢咲club、こちらと財産形成セミナーなどを引き続き支援してまいりたいと考えておりますし、2番の健康の維持増進に関する事業につきましては、現在とらい夢と連携して、スポーツ講座の助成をしておりますが、来年度からも引き続き連携の強化を図って充実を図りたいというふうに考えております。  めくっていただきまして、4番の余暇活動に関する事業につきましては、ここには記載してございませんが、事業所のレクリエーションの経費に対する助成事業を実施しておりますが、そういったものを少し充実させたいなというふうに考えております。主な内容については、以上でございます。  最後に、7番のその他ということで、広報事業、会員加入活動、優待割引指定店や提携施設等の加入促進などを行うことでございます。いずれの活動につきましても、事業計画を円滑に進めるため、また補完するため行いたいと考えております。  以上が令和2年度事業計画案における運営方針及び事業計画内容でございます。  次に、隣の3ページ、令和2年度収支予算書案でございます。最初に、3ページでございますが、全体として総額4,945万7,000円、前年対比で59万2,000円、約1.2%の増というふうになっております。  それでは、内容につきまして、各項目で説明させていただきたいと思います。5ページをお開き願いたいと思います。最初に、支出の部、事業費支出でございます。慶弔給付支出につきましては、令和2年度は記載のとおり大幅な増額となる見込みでございます。要因といたしまして、旧紫雲寺町、旧加治川村との合併後に入会された多くの会員が15年目を迎えます。備考欄10番の入会継続祝金の対象者が前年度より120名程度増える予定となっております。そのため大幅な増額というふうな形になっております。ほかの慶弔給付の項目につきましては、ほぼ実績に応じた予算を計上させていただいております。  2番の健康診断等助成費支出でございます。人間ドック、がん検診など、またインフルエンザに対しての受診料に対する助成をするものでありまして、年々会員事業所に定着していることでありますので、記載のとおり若干の伸びを見込んでございます。  3番のトレーニング施設助成費であります。サン・ビレッジしばたの回数券、定期券や紫雲の郷のプールなどが主なものでありますが、例年の実績値と消費税の増税に伴う料金改定を見込んでいるところでございます。  講習会支出につきましては、とらい夢が主催するスポーツ講座、講習会などの助成が主なものでございます。  5番の芸術鑑賞講座助成費支出につきましては、各種講座をはじめ、美術展、コンサート鑑賞券ということですが、近年の見込み数字を計上させていただきました。  6番のチケット購入費支出でございます。新幹線チケットをはじめ、映画券、日帰り温泉など、過去の利用実績、今年度の見込み数字を参考にいずれも消費税に伴う改定を見込み、計上させていただいたところでございます。なお、備考欄下から3段目に記載させていただきましたが、今年度試行的に子育て支援として行いましたクリスマス特別カードも引き続き盛り込んで計上させていただきました。  めくっていただきまして、6ページになります。7番の娯楽施設補助費支出でございます。宿泊施設、ディズニー、サントピアなどの施設利用など昨年の実績を基に予算を計上させていただいたところでございます。例年の取組のとおりでありますけども、備考欄3段目、レクリエーション助成、こちらは事業所のレクリエーションに対して一定の補助を行うというものでございますが、好評でしたので、引き続き取り組んでまいりたいなというふうに考えております。  8番の事業所活性化助成費支出につきましては、会員事業所の農家地場産の果物や農産物のあっせん、そういったもの、また市内商店における和菓子、洋菓子などのクーポン券などを会員に提供するというような事業でございまして、引き続き行いたいというふうに思っております。  2番の管理運営費でございます。1番の給料手当、2番、福利厚生費につきましては、事務局職員3名分の給料、手当及び健康保険料などの法定福利などが主なものでございます。会議費につきましては、令和2年度は役員改選の年でもありますので、若干の増額を考えております。  4番の旅費交通費から通信運搬費、消耗品費、印刷製本費、隣の7ページ、賃借料、租税公課、負担金までセンターの運営に必要な経費であります。内部的な事務改善や見積り入札などを行ったことにより、前年度より若干経費が削減されて記載のとおりということになっております。委託料につきましては、主に会員拡大のための推進員への委託料で、実績に照合した額を計上いたしました。手数料につきましては、口座振替や振込手数料が主なものでございます。  13番、広告宣伝費については、当センターの事業PR、また周知度の向上のためエフエムしばた、新発田商工会議所だよりなどの媒体を引き続き活用してまいりたいというふうに考えております。なお、今年度から試行的に始めましたまいぷれ新発田が非常に好調でしたので、引き続き参画したいと考えております。このサイトを活用いたしまして、当センターへの入会案内、事業紹介などのPRを新発田圏域、新発田、胎内、聖籠と身近な地域の方々に発信してまいりたいと考えております。この広報活動を通じて、センターの知名度アップ、ひいては会員獲得につなげてまいりたいと考えております。保守料については、会員管理システム関連の支出が主なものでございます。雑支出は、新聞代のほかに、例月の監査費用などの経費を見込んでおります。  特定資産取得支出であります。特定資産は、収入で計上もしておりますけども、年度末で資金需要の状況によりまして、再度特定資産として定期預金で取得するなど資金調整を行うものでございます。予備費を含めまして、当期支出合計といたしまして、記載のとおりとなります。  続きまして、戻っていただきまして、4ページとなります。収入の部であります。基本財産運用収入、特定資産運用収入であります。それぞれの基金を定期預金で運用している利息収入でございます。入会金収入でありますが、備考欄記載のとおり例年ベースの300人程度の入会を見込んでおります。会費収入につきましては、令和2年では平均的な会員数4,100人程度を見込み、積算したものでございます。事業収入でありますが、支出で説明したとおり、健康維持増進、余暇活動事業とともに、各種事業を推進するために参加費や各種施設の入場券、商品カードなどの収入を見込んだものでございます。なお、自己啓発事業につきましては、収入を計上するような事業を計画しておりませんので、ゼロというふうに計上しております。  6番の補助金収入でございます。新発田市からの補助金収入で令和2年度も予定されております。なお、前年度より65万の減額と担当課からご連絡をいただいておりましたので、記載のとおり計上させていただきました。受取手数料収入であります。芸術鑑賞、コンサートなどのチケットの販売手数料でございます。雑収入は、年1回発行しているガイドブック、年6回発行しておりますセンターニュースなど会報紙に掲載する広告収入が主なものでございます。特定資産取崩収入であります。当センターの運営資金のため、特定資産を取り崩すものでありまして、支出の部でも説明させていただきましたが、年度末に資金の調整を行いたいというものでございます。当期収入合計と繰越金を加え、記載の予算額となっております。  続きまして、8ページをお願いいたします。令和2年度正味財産増減予算書内訳表案でございます。8ページ、9ページにつきましては、事業目的別の内訳表になっておりまして、今ほど説明した収支予算書と同様の数字を公益目的と収益事業、法人会計等の分類をさせております。  1点だけ9ページ中ほどに、経常費用計というのがございます。左側に公益目的事業の計がございますが、一番右側の合計に対して約58%、公益法人の認定基準である50%以上を担保しているということを報告させていただきます。そのほかの数字につきましては、先ほど収支予算案で説明した数字と重複いたしますので、説明を省略させていただきたいと思います。  以上で公益財団法人新発田勤労者福祉サービスセンターの説明を終わらせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長(湯浅佐太郎) ありがとうございました。  説明が終わりましたので、質疑ある委員の発言を求めます。  中野廣衛委員。 ◆委員(中野廣衛) ご苦労さまでございます。2点といいますか、お伺いしたいと思います。  収入の部のところで、入会金収入というふうなことで、3番、200円の300人というふうな見込み立てておりますけれども、その下に会費収入というふうなことで、2,460万ですか、前年比60万ほど減っているというふうなことで、これ何人ぐらいというか、それこそ年々ある程度減っているというふうな数字なんでしょうか、その辺をちょっとお聞かせください。  あとめくっていただいて、7ページのほうの支出のほうですけれども、伴って会員拡大というふうなことで、委託料が上がっておりますけれども、これについては何人ぐらいで拡大に努めているのかというふうなのをちょっとお聞かせください。 ○委員長(湯浅佐太郎) 増子事務局長。 ◎新発田市勤労者福祉サービスセンター事務局長(増子信一) 中野委員のご質疑にお答えしたいと思います。  最初に、会費の推移で、会員の年々の増減というふうな形でお答えさせていただきたいと思いますが、昨年の平成30年度当初それが4,168名というような会員数でございましたが、昨今のいろいろ廃業等々の影響がありまして、現在4,100をちょっと切っているような状況であります。毎年年度前期には会員がある程度新規で入会される方が多いんですが、後半になると退会されるというような形で、あまり一年を通して安定はしていないんですが、平均して4,100名を見込んで計算させていただいたところでございます。  委託料につきましては、会員拡大の推進員ということで、現在1名の方に会員拡大の活動をしていただいております。私どものセンターのPRも兼ねて、いろいろ市内を巡回して、加入活動を推進していただいているというところでございます。  以上であります。 ○委員長(湯浅佐太郎) 水野善栄委員。 ◆委員(水野善栄) 1つお聞かせください。  市の補助金65万減額されています。これについての減額の理由というのは何か思い当たってあるもんですか。 ○委員長(湯浅佐太郎) 増子事務局長。 ◎新発田市勤労者福祉サービスセンター事務局長(増子信一) 水野委員のご質疑にお答えいたしますが、私ども当方では担当課からちょっとそういうふうになるよというふうにしか連絡いただいていませんので、財政的な理由とか、いろいろあるかもしれませんが、私どものほうからちょっとお答えしづらい内容ですので、ご了承願いたいと思います。  以上であります。 ○委員長(湯浅佐太郎) 午後から担当課への予算質疑ございますので、あくまで参考人の質疑でございますんで、よろしくお願いいたします。  渡邊喜夫委員。 ◆委員(渡邊喜夫) 大変に勤労者の福利厚生という様々な事業展開本当にご苦労さまでございます。  1点だけちょっと確認で、慶弔給付の支出の欄のところ、5ページにあるんですが、その後段にはインフルエンザの関係の注射の助成とかあるんですが、慶弔支出の16番、17番で休業14日以上とか、休業90日以上という、これは慶弔という名目上、これは入院というような形になるんでしょうか。入院が14日以上、入院が90日以上というふうに取ったほうがいいのか、今それこそインフルエンザの関係もそうですけども、コロナウイルスで14日以上自宅待機なんていうふうに休業される場合もあるわけでございますけども、そういった場合もこの休業の中に入るのかどうなのか、これ入院なのかどうなのか、その辺ちょっとお聞かせ願えますか。 ○委員長(湯浅佐太郎) 増子事務局長。 ◎新発田市勤労者福祉サービスセンター事務局長(増子信一) 今渡邊委員のご質疑にお答え申し上げます。  休業が入院を限定してというようなご質疑でございましたが、当方では一応入院及び休業を前提としたこういった慶弔給付の給付金をお支払いしているところでございます。それに対する証明ということになると、事業主の証明というような形で、休業を何日以上やっているというような証明をいただいて、それによって給付をしているというような状況でございます。  以上であります。 ○委員長(湯浅佐太郎) ほかに質疑ございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(湯浅佐太郎) 質疑がないようでありますので、質疑を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(湯浅佐太郎) 異議ございませんので、公益財団法人新発田勤労者福祉サービスセンターに対する質疑を終結いたします。  増子事務局長、また事務局員の皆さん、どうもありがとうございました。退席されて結構でございます。お疲れさまでした。  それでは、最後に一般社団法人新発田市観光協会からのご説明をお願いいたします。  高澤専務理事。 ◎新発田市観光協会専務理事(高澤誠太郎) 新発田市観光協会の高澤でございます。委員各位におかれましては、日頃より当協会の事業運営に多大なるご支援、ご協力をいただいておりますこと、改めまして厚く御礼申し上げます。  早速ではございますが、事業計画並びに予算計画につきましてご説明をさせていただきます。
     初めに、令和2年度の予算書案であります。経常増減の部、予算計画からご説明をさせていただきます。お手元資料の7ページをお願いをいたします。経常収益であります。受取会費で275万円を計上しております。経常収益では、手数料収入、売上高、出店料収入等を含めまして2,212万円を計上いたしております。新発田市からの補助金が5,100万円であります。DMOの事業活動費、地方創生推進交付金といたしましては1,260万円を含めまして、経常収益額が8,872万1,000円となってございます。  次に、経常費用の事業費でございます。事業計画につきましては、後ほどご説明をさせていただきます。事業現額から雑費まで事業費計につきましては6,823万6,000円としております。  次に、次ページにわたりまして、管理費の関係でございます。合計額で計で1,769万6,000円を計上してございます。経常費用計といたしましては8,593万2,000円となります。税引き前の当期一般正味財産の増減額といたしましては278万9,000円、法人税、住民税等につきましては7万円、当期一般正味財産の増減額といたしましては271万9,000円となります。当期の期首残高を4,500万円、期末残高では4,771万9,000円を計上させていただきました。  続きまして、9ページ、10ページをお願いをいたします。正味財産増減計算書内訳につきましては、公益の目的事業会計、それから収益の目的事業会計、それから法人会計とDMOの関係の地方創生推進交付金に項目立てて区分計上して示してございます。  続きまして、11ページから15ページにつきましては、事業別の予算内訳の資料となってございます。  以上で予算の関係につきましては、簡単でございますが、説明とさせていただきます。  続きまして、お戻りいただきまして、事業計画をご説明申し上げます。2ページをお願いをいたします。最初に、組織目的と理念についてであります。基本的な理念といたしましては、観光を通じて、当市に住み集う人々が誇りと愛着を持てる魅力的なまちづくりを進めることで、多様な人々の交流を促進し、ひいては地域の活性化と産業の振興、文化の向上を図ることを目的としております。  次に、現状と課題でございます。当協会が発足した時点からの伝統的かつ基本的な各種事業につきましては、正直従前の組織がつくり上げ、手がけてきたものを継承してまいりました。毎年度協会の役割や手法について、改めて検討を重ねてまいりました。結果といたしまして、事業内容の見直しや予算の適正化を図ってきたところでございます。引き続き時代の変化に適応できる組織体制の構築に努めてまいりたいというふうに考えております。また、新たな時代の要請に基づきますDMOの活動事業につきましては、当市の政策方針に基づき、私どもとも協調して担ってまいりたいと、また持続可能性を視野に取り組んで共にやってまいりたいというふうに考えてございます。  次に、年度方針につきましては、今ほど申し上げました組織目的、理念及び現状、課題を踏まえまして、記載の3項目を設定をさせていただいております。  次に、3ページからは具体的な事業を記載しておりますので、簡単にご説明申し上げます。公益目的事業につきましては、二王子岳山開き安全祈願祭事業から3番目までにつきましては、祭礼関係事業でございます。広報・プロモーション事業につきましては、商談会への参加、旧観光協会が設置しております市内にあります看板の補修対応を見込んでおります。  次に、天王まつり事業、花市事業は、伝統行事としてのご支援をしてまいりたいというものでございます。地域支援事業につきましては、負担金事業として、事業概要記載の協議会等への支援事業でございます。最下段のしばたん観光バス事業につきましては、市が現在取り組んでおります二次交通対策事業として、当協会も見直させていただいているという事業でございます。  次に、4ページであります。収益目的事業であります。新発田の春まつり事業からしばたあやめまつり事業、全国うまいもん横丁開催事業につきましては、新発田市の観光の活性化を図る事業として実施したいというものでございます。観光施設管理運営事業につきましては、安兵衛茶屋運営事業、森林館運営事業の2事業となりまして、今年度まで実施をしておりました滝谷森林公園の食堂事業につきましては、次年度は廃止ということで調整をさせていただいております。窓口販売等の事業につきましては、観光情報センターにおきまして、記載のチケット等の販売をしてまいります。物産振興事業といたしましては、しばたん市場実施事業、新発田ブランド品をはじめといたします新発田市の特産品、名産品の販売を促進しながら、地域の活性化に努めてまいりたいというものであります。旅行業につきましては、自主財源の確保を念頭に実施するものであります。事務局事業は、城下町新発田まつり開催実行委員会の事務局と記載の各種団体の事務局を受託するものでございます。  最後に、地方創生推進交付金事業につきましては、観光振興課所管の観光イノベーション事業、農林水産課所管の農産物等拡大事業を市との協力体制の下、事業推進を共に図ってまいりたいというものでございます。以上予算、次に事業計画でございます。  以上をもちまして説明に代えさせていただきます。お願いいたします。 ○委員長(湯浅佐太郎) ありがとうございました。  説明が終わりましたので、質疑ある委員の発言を求めます。  今田修栄委員。 ◆委員(今田修栄) よろしくお願いします。  基本理念といたしまして、協会が目指すべき形として、ピラミッド式ありますけども、その一番下の行政と協調し、伝統的に担ってきた役割ということで、行政の役割責任と協会の役割責任の区別のすみ分けなんかは大体どんな感じでなっているんでしょうか。よろしくお願いします。 ○委員長(湯浅佐太郎) 高澤専務理事。 ◎新発田市観光協会専務理事(高澤誠太郎) 全国の観光協会事業につきましては、戦後に遡ってご承知のこととは思います、戦後、祭事関係の事業につきましては、行政が直接的に関わることが法律上できないということが示されたといいますか、戦後できなくなった肩代わりといいますか、その担い手が観光協会という組織を立ち上げて、祭礼に関する事業について観光協会が担うということで、大きな意味合いで区分するとすればそこのすみ分けを、市と観光協会が担う部分を明確にしたということの説明としてこのような言い方にさせていただいております。歴史的な流れからしますと、戦前、戦後という節目ではございますけれども、日本が伝統的に伝統文化として何百年来のことでやってきたものをこのようなスタイルでどうにかやれるようにしてきた結果が今現在も脈々と続けていく要件であり、我々が担わさせていただいている大事な一番のポイントなんだろうというふうに思っておりまして、今ご質疑の具体的なお話までのところのご説明はしておりませんけれども、大きくご説明できるとすれば以上のことかと思っております。  以上です。 ○委員長(湯浅佐太郎) 中野廣衛委員。 ◆委員(中野廣衛) ご苦労さまです。2ページの事業計画及び予算編成というふうなことで、3番の年度方針のところでお聞かせいただきたいと思うんですけれども、3つの視点というふうなことで推進していくというふうなことでございますが、2番の地域資源を活用した稼げる地域づくり、おっしゃりたいことは非常によく分かるし、これから本当にそういうふうな稼げるという部分をやっぱり前面に出していかなければいけないんではないかなとは思いますけれども、具体的に何かどのようなことというふうなのがありましたらお聞かせいただきたいと思います。  それから、3番の関連する団体との連携というふうなことで、事業一覧等見ればいろいろ書いてございますけれども、具体的にどういった団体とどのような連携を取っていくのかというのをもし分かればちょっとその辺をお聞かせいただきたいと思います。 ○委員長(湯浅佐太郎) 高澤専務理事。 ◎新発田市観光協会専務理事(高澤誠太郎) 今ほどの中野委員のご質疑でございます2項目に関しましては、上の図の一番上部に記載してございます。直近で言えばDMO事業ということで、今稼げる地域づくりを目指してということで、地域資源、今まさに新発田が持っている観光資源、少ない観光資源に光を当てて、インバウンド事業、市が政策的にやっている事業の担い手として私どもやっているという部分がございますし、アウトバウンドでこれも市が先ほど来申し上げております米の輸出、新発田産米の同じコシヒカリでも新発田ブランドを強調しながら海外輸出をしているということで、これも地域資源であろうということでございます。  関連する団体ということに関しましては、DMOに関係して申し上げれば事業ごとに新たな関係団体、関係者が、当然関係する人との関係性が生まれてまいります。私ども観光協会の今のDMOの役割といたしましては、当初想定していたDMOの事業の主体となるというところで申し上げますと、実体的には私どもが主体ということではございませんで、今申し上げましたように米の輸出に関しましては米農家はじめ問屋ですとか、輸出に関わっている実体的な経営をされている方たちが主体的にやっている部分についての手助けをさせていただいているという状況でございまして、関係団体というところで言えば、DMOで申し上げますとその中継ぎといいますか、一部、全部ではございません。私どもがやれる範囲、与えられた仕事の業務の内容で、ほかではできないところを円滑にできるように私どもが担わさせていただいているというようなことでございます。  以上でございます。 ○委員長(湯浅佐太郎) 宮村幸男委員。 ◆委員(宮村幸男) ご苦労さまでございますが、3ページ、地域の資源だと思いますけれども、湯の平の件について危険で登れないということなんですが、工事は実際問題やっている、ここで聞いていいんですか。うまくないかな。 ○委員長(湯浅佐太郎) あくまでも参考人でございますので、当然担当課はおりますので、そこで具体的なことを聞いていただければと思います。 ◆委員(宮村幸男) ちょっと知っていたら教えてもらいたい。工事ってやっているんでしょうか。あと何年くらいかかったら安全に登れる状態になるのかなということと、それから天王まつりの件なんですけども、私がまだ小さい頃はすごくお店屋も来ておりましたけども、最近はどれくらいの規模の電気工事とか配線の工事やっているものか、その点お聞かせ願いたいと思います。 ○委員長(湯浅佐太郎) 高澤専務理事、分かる範囲で結構でございます。 ◎新発田市観光協会専務理事(高澤誠太郎) 協会側のここで記載しております祭礼事業、安全祈願祭につきましては、祭礼部門だけの役割を担わさせていただいておりまして、ご質疑の工事、それから現状の状況につきましては担当課のほうにお尋ねをいただきたいというふうに思っております。  それから、天王まつりでございます。天王まつりにつきましては、旧豊浦町が実施主体となってやっていた豊浦地域の大きなお祭りを観光協会として引継ぎをさせていただいた状況でございまして、天王まつりに限らず、一大イベントの新発田まつりも含めましてですが、人口減少、それから特に少子化ということでの状況からいたしまして、おいでいただける方の人数につきましては、どのお祭りに関しましてもかつてのにぎわいからしますと相当数減少しているのが現状でございます。天王まつりの主体的な私ども担わさせていただいている内容といたしましては、祭り本体の運営については私ども関わってございませんで、周辺の円滑にお祭りができる部分についての事業を担わさせていただいているということでございまして、状況的には今ほど申し上げたおいでいただける来場者、主催者側も減少傾向でございますけれども、協会が担わさせていただいてこれまで事業をやらさせていただいている、豊浦町から引き継いでやって、現時点までに関して申し上げますと、毎年度引き継いできた内容で同様の事業として実施をしてきているということで、特に大きく変動して事業内容を見直したという状況ではございません。軽微なものは多少見直しをさせていただいておりますが、基本的には引き継いだ事業を現状もさせていただいているという状況でございます。  以上であります。 ○委員長(湯浅佐太郎) 五十嵐良一委員。 ◆委員(五十嵐良一) ご苦労さまです。観光協会が認識するというか、関連する団体という組織はどのくらいの組織を考えておられるのか。というのは4ページの事務局受託事業の中に、ここに関連する組織、事務局受託を受けている組織がありますけれども、ここに武庸会があるということは、高澤専務理事がよくご存じの盛綱会はどうなのかなと思いまして、少しお願いいたします。 ○委員長(湯浅佐太郎) 高澤専務理事。 ◎新発田市観光協会専務理事(高澤誠太郎) 具体的な関係する団体ということを今ほど五十嵐委員おっしゃられました4ページのところに記載してございます各種団体でございます。各種団体の生い立ちといいますか、成立、組織された状況は、おのおのいろんな考え方があって組織が組織化されて、市が関与して、どちらかというと市が基本的に立ち上げて市が運営するに、やはり危惧する、先ほどの祭礼的な部分だとか、それからそういった観点で市が直接立ち上げる時点で関わりはあったんですけど、運営に関わるには多少いろんな支障があったり、ご意見があるということを踏まえて協会が担わさせていただいたほうが円滑に各種団体の活動が行われるという視点がありまして、協会がこれまで、担わさせていただくというとちょっと語弊があって、ここ勘違いされますのは全部協会が主導権もあって、会を運営しているというふうに捉えられると困るんですけれども、基本的にはここの各種団体については賛同されている方たちが同じ意思を持って、同じ趣旨で活動することを目的に立ち上げていらっしゃいますので、私どもはそこのごく一部の共通するところの事務についてお手伝いをしているということでございますので、ちょっと答えになるか分からないんですが、今具体的に今田委員が関係されている団体のお話ございましたけれども、皆様のご要望が私どもでないと事務局として成立しないとか、なかなか一言でいいとか悪いとかという話で簡単には決められないところなんだろうと。また、基本的に私ども成立していられる条件としましては、予算でご説明したとおり多少の自主的な事業で収益を上げることは努力してやっておりますし、今後もそういう視点でやってまいりたいというふうに考えておりますけど、事業の中身、事業自体が本質的にはほとんどが市とも非常に深い関係性のある事業だということから、ほぼほぼ市からの税金を頂いて、補助金を頂いて運営できているという私どもの組織の実態をお考えいただいたときに、どこまでいろんな団体の事務局を担わさせていただいて、どこまで負担ができる、負担になるということになれば予算的なところへの影響ですとか、いろいろと調整をしなければいけない部分が非常に多くございますので、私どもだけの判断でお受けできるとかできないとかということはなかなか言い切れないということをまずご理解いただきたいなというふうに思いますので、ただ全く門を閉ざしているわけではございません。そういう立場をご理解いただいた上でご相談がもしあればお受けいたしますので、その可能性の有無はまた置いておいて、ご相談はいかようにもお受けしたいという気持ちは私は思っていますが、また理事会とか、いろんなお受けするにはいろいろ諸手続、内部的な諸手続も要りますので、そこも含めてご相談させていただくものがあればさせていただきたいというふうに思います。  以上です。 ○委員長(湯浅佐太郎) 渡邊喜夫委員。 ◆委員(渡邊喜夫) ご苦労さまでございます。観光協会は、それこそ今ほど様々な事業、いろんな文化的な事業、また市でなかなか取り組めないような神事とか宗教的な部分も、そういったものも公益目的というような形でやっていただいているというようなことでございます。そんな中で収入のほうの地方創生推進交付金、DMO関係で1,260万ほど来ているわけでございまして、5ページ目のそれ活用した地方創生推進交付金事業会計というようなことで、たしか昨年の決算審査のときにもDMO関係の事業を今後様々と市と協調しながらブラッシュアップしていきたいというような、そういった説明を受けたんですが、680万ほどがイノベーション事業、観光関係で、下のほうが農産物拡大事業で農林水産の関係で、これは先ほど説明したアウトバウンドの米の輸出等のことなのかなと思うんですが、上の観光イノベーション事業での地方創生交付金を使ったDMO関係の一番大きな目玉といいますか、DMOの観光での事業というのはどういったものがあるのか教えていただけますか。 ○委員長(湯浅佐太郎) 高澤専務理事。 ◎新発田市観光協会専務理事(高澤誠太郎) こちらの1階の札の辻広場でもお見かけをいただけたんじゃないかなというふうに思っておりますけれども、市長自らトップセールスということで、特に台湾からの誘客を促進するということで、うまく軌道に乗りましたのが台湾から新潟空港を発着しておいでいただけるコースをつくりまして、おいでいただいた事業が一番成功した事業ということでございます。ただ、いかんせん今の新型コロナの以前の大きな問題として、台湾から飛んでくる飛行機が、それまでおいでいただけていた飛行機会社が飛べないといいますか、ちょっと経営的に困難な状態になりまして、その飛行機を利用することで安く台湾からおいでいただけていたということがかなわなくなったと。というのは4月以降新たな航空会社が飛ぶ予定で、それにターゲット絞って、また事業展開してまいりたいという考え方で市のほうも進めていたところでございますけども、これも現状の新型コロナの影響受けまして、たしかそれも就航先送りだという状況でございまして、今の状況が終息するのがまだ見えていないので、その辺市の今後のインバウンド系の事業展開につきましてはちょっと詰め切れていない、現状では先が読めていないということで、私どもがやる範囲、やる事業がどういうことになるのか今後また詰めていかなければいけないんだろうと。一応予算上はこのように国のほうに市のほうでは要求して、私どものほうに預からせていただくという予定ではございます。  以上でございます。 ○委員長(湯浅佐太郎) 渡邊喜夫委員。 ◆委員(渡邊喜夫) 今成功した台湾のツアーの関係が新潟空港までの乗り入れの航空会社が取りやめているような状況で、今後見通せないというふうなお話があったんですが、新年度予算の関係でございますので、トップセールスで市長がベトナム観光についての方針もされておるようですけども、その辺についてはこの予算の中に、観光イノベーションの中にはどのように入っているんですか。 ○委員長(湯浅佐太郎) 高澤専務理事。 ◎新発田市観光協会専務理事(高澤誠太郎) 今年度分の中にもベトナムへおいでになる、トップセールスするという考え方で予算措置しておりましたけれども、この状態、新型コロナの話が出始めまして、先方からちょっと向こうでイベントやる予定のところへ出向いてトップセールスをしてきたいという計画でございましたけれども、向こうのほうが中止になったということで、今年度のトップセールスの海外については中止したということがございまして、これもちょっと私どもが持ち合わせている情報では将来的な、近い将来のところも含めまして、ちょっと分かりかねないという状況でございます。 ○委員長(湯浅佐太郎) ほかに質疑ございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(湯浅佐太郎) 質疑がないようでありますので、質疑を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(湯浅佐太郎) ご異議ございませんので、一般社団法人新発田市観光協会からの質疑を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(湯浅佐太郎) ご異議ございませんので、一般社団法人新発田市観光協会に対する質疑を終結いたします。  高澤専務理事、事務方の皆さん、大変お疲れさまでございました。ありがとうございました。  それでは、午後1時まで休憩いたします。           午前11時46分  休 憩  ───────────────────────────────────────────           午後 1時00分  開 議 ○委員長(湯浅佐太郎) 休憩前に引き続き会議を開きます。  本日の審査に係る担当課からの説明において要する資料があらかじめ届いております。委員の皆さんのお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。  引き続き経済建設常任委員会所管分について審査をいたします。  委員の皆様に申し上げます。一般会計予算審査の最終日、明日3月19日に市長総括質疑を予定しております。市長に対する総括質疑は、課長等に質疑を行った内容で、かつ課長等では明確に答弁し切れないような、課長等の判断のレベルを超える総括的な政策判断等を問うものであります。このことを十分にご理解いただいた上でこれからの質疑に入っていただきます。したがいまして、総括質疑において市長から答弁を求める必要がある場合は、その旨をこの場で通告を願います。また、市長からの明快な答弁を期すため、課長等への質疑において、どの部分を改めて市長にただすのかを可能な限り明確にしていただくようお願いをいたします。  それでは、審査に入ります。説明員の皆さんに申し上げます。説明に当たっては、歳出、歳入の順とし、軽易な事項は省略していただいて、重要な事項のみ簡潔明瞭に説明を願います。説明順序は、委員会条例第2条の表に掲げるとおりとし、担当課長等からの順次説明をお願いいたします。  樋口商工振興課長、お願いします。 ◎商工振興課長(樋口茂紀) 本日は、ご審議のほうよろしくお願いいたします。  それでは、商工振興課所管分についてご説明いたします。初めに、歳出であります。予算書の175ページをお開き願います。説明欄一番下の丸印、サン・ワークしばた管理運営事業は、同施設の管理運営に係る経費であります。  めくっていただきまして、177ページをお開きください。説明欄一番上の丸印、住宅建設資金貸付事業は、住宅の購入、または増改築、修繕に対する融資ですが、平成22年度以降新規の申込みがないため、平成29年度をもって新規申込みの受付は廃止しておりますが、過去の融資残高に対する預託金であります。  次の労働金庫特別預託事業は、市内の労働者の必要資金を貸し付けるために行う新潟県労働金庫への預託金であります。  次の勤労者福祉サービスセンター支援事業は、市内中小企業などで働く方々の福利厚生事業が安定的に継続できるよう、公益財団法人新発田勤労者福祉サービスセンターに事業費及び運営費の一部を補助するものであります。  次の組織労働者福利厚生活動支援事業は、連合下越地域協議会新発田支部のダイヤル相談事業など、勤労者に対して行う福利厚生事業の経費の一部を補助するものであります。  次の新潟職能短大産業教育振興協議会支援事業は、地元産官学の発展に資する活動への補助に加え、経済的理由で就学が困難な学生に対する授業料の支援など、協議会が実施する事業の費用の一部を補助するものであります。  次の雇用対策推進事業は、求職者の就職支援やインターンシップマッチング事業を商工会議所に委託するための経費であります。  次の若者就労支援事業は、厚生労働省からの委託により、ニートなどの若者への就業相談を実施している事業者にジョブトレーニング等のプログラムを追加で委託し、若者の就労における自立支援を包括的に行っているものであります。  次の企業間連携促進(SSIBA)事業は、市内企業の若手社員を対象とした交流、研修事業開催経費や外国人就労に係る事業の委託料などであります。  次に、197ページをお願いします。説明欄一番下の丸印、日本貿易振興機構参画事業は、同機構への参画負担金であります。  めくりまして、199ページの説明欄上から4つ目の丸印、創業支援事業は、新発田商工会議所が開催する創業塾の負担金と、創業者の創業当時の事業運営に必要なランニングコストの一部を助成するもので、新年度からは企業版ふるさと納税を活用し、車両などによる移動販売事業を行う創業者も対象といたします。  次の工業団地指導管理事業は、工業団地の分譲地及び公共部分の除草等の手数料などであります。  次の工業団地誘致促進事業は、企業誘致活動に必要な旅費、ウェブや新聞等への広告費、西部工業団地進出企業への制度融資利用に対する金融機関への預託金と、西部工業団地内の道路に消雪パイプを敷設するための経費であります。  次の商工振興制度融資・支援事業は、市内中小企業等への資金調達の円滑化や経営の安定を図るため行っている制度融資で、県信用保証協会への信用保証料の補給金や各種制度融資の利用に対する金融機関への預託金が主なものであります。  次の商工会支援事業は、豊浦、紫雲寺、加治川の3商工会が行っている地域振興事業に対する補助金であります。  めくりまして、201ページをお開き願います。説明欄一番上の丸印、中小企業・小規模企業等支援事業は、女性の雇用を促進するために中小企業が行う女性専用トイレや女性専用更衣室などの整備費用に対する補助金であります。  次の新発田市商工観光振興協議会運営支援事業は、商店街組織等が実施する各事業を支援するために同協議会へ交付している補助金と、商店街等のアーケード照明の電気料に対する補助金であります。  次の常設露店市場管理事業は、常設露店市場の開設に係る道路占用使用に必要な経費であります。  次の新発田ブランド認証制度推進事業は、新発田ブランド認証マークの著作権使用料でございます。  次の販路拡大推進事業は、販路拡大に意欲的なブランド事業者及び市内のものづくり事業者が商談会出展や商品開発等を行う際にかかる費用の一部を助成するものです。  次の地方産業育成資金償還事業は、同資金の預託金の2分の1が県からの貸付金であるため、それを県へ償還するものでございます。  次に、211ページをお願いいたします。説明欄一番上の丸印、中心市街地活性化事業奨励支援事業は、計画的に実施している商店街のアーケード修繕費の一部を補助するもので、新年度はメーンストリート商店街と下町商店街が対象となります。  次の城下町しばた全国雑煮合戦開催参画事業は、同事業に対する負担金であります。  次のまちなか賑わい創出事業は、札の辻広場を活用し、より多くの方を町なかに呼び込むため、各季節ごとに開催しているイベントを行うための事業費負担と、現在利用者が少ないたまり駅を有効活用できる産業連携施設にリニューアルするため、企業版ふるさと納税を活用し、市内の学生の意見を取り入れ、改修する経費であります。  次の各種団体開催イベント参画事業は、商店街の商店主などが主体的に行っている事業への負担金であります。  歳出は以上で、次に歳入であります。ページ戻っていただいて35ページをお願いします。説明欄中ほどの丸印、サン・ワークしばた使用料は、同施設の使用料であります。  次に、43ページをお願いします。説明欄下から4つ目の丸印、地方創生推進国庫交付金は、歳出でご説明いたしました企業間連携促進(SSIBA)事業に係る国からの交付金であり、補助率は2分の1であります。  めくりまして、45ページをお願いします。説明欄上から4つ目の丸印、社会資本整備総合国庫交付金は、歳出でご説明しました工業団地誘致促進事業の施設整備工事費に対する国庫交付金であり、補助率は10分の6であります。  次に、59ページをお願いします。説明欄一番下の丸印、地方産業育成資金県貸付金は、同資金に対する県からの貸付金であります。  次に、65ページをお開き願います。備考欄上から5つ目の丸印、住宅建設資金貸付金元金収入と次の労働金庫特別預託金元金収入、1つ飛んで中小企業振興資金貸付金元金収入から西部工業団地工場等立地特別資金貸付金元金収入、そして一番下の丸印、地方産業育成資金貸付金元金収入は、それぞれ歳出でご説明いたしました各種貸付金等の預託金及び貸付金の戻入れ分をそれぞれ計上しているものであります。
     次に、71ページをお願いします。中段少し上の22節商工振興課雑入は、説明欄の各種融資制度の繰上償還に伴う県信用保証協会からの保証料補給金の返戻金が主なものであります。  次に、73ページをお願いします。説明欄下から3つ目の丸印、道路整備事業債は、歳出でご説明いたしました工業団地誘致促進事業の施設整備工事費に対する地方債で、充当率は90%であります。  以上が商工振興課所管分になります。よろしくお願いいたします。 ○委員長(湯浅佐太郎) 石井観光振興課長。 ◎観光振興課長(石井昭仁) よろしくお願いいたします。観光振興課所管分の主なものについてご説明いたします。  初めに、歳出についてお願い申し上げます。200、201ページをお開き願います。説明欄の下から2つ目の丸印、蕗谷虹児記念館管理運営事業から、ページをめくっていただきまして、202、203ページの下から1つ目の丸印、刀剣伝承館・天田昭次記念館・カリオンホール管理運営事業までは、各観光施設の維持管理及び施設運営に要する経費でございます。  ページをめくっていただきまして、204、205ページをお開き願います。説明欄の上から1つ目の丸印、紫雲の郷館管理運営事業は、同施設の指定管理者となる株式会社紫雲寺記念館への指定管理委託料と事業用備品の劣化に伴います購入費が主なものでございます。  次の丸印、海水浴場管理運営事業は、海水浴場安全対策協議会への負担金が主なものでございます。藤塚浜海水浴場及び海水浴場安全センターの開設に要する経費でございます。  次の丸印、山岳施設維持管理運営事業につきましては、二王子岳をはじめといたします6つの登山道の安全整備と維持管理等に要する経費でございます。6つの登山道のうち湯の平登山道については現在閉山中でございます。  飛びまして4つ下の丸印、市島邸管理運営事業につきましては、市島邸施設の建物及び庭園の維持管理に要する経費でございます。  ページをめくっていただきまして、206、207ページをお開き願います。一番上の丸印、月岡温泉足湯施設維持管理事業につきましては、隣接いたします駐車場の借り上げ料及び足湯施設維持管理に要する経費でございます。  次に、7つ飛んでいただきました丸印、城下町新発田まつり開催参画事業は、城下町新発田まつり開催実行委員会への負担金でございまして、観光資源として市街地花火並びに祭り全体のにぎわいと魅力を創出するために、同実行委員会に支出する負担金でございます。  次の丸印、武庸会支援事業からしばたっ子台輪運営事業までは、各団体や実行委員会に対します補助金、または負担金でございます。  次の丸印、観光施設整備事業につきましては、年次計画で進めておりますトイレの洋式化に伴う費用でございまして、来年度はカリオンパークおやすみ処と月岡温泉月姫広場のトイレの2か所を整備する予定でございます。いずれも観光庁が所管いたします観光地の「まちあるき」の満足度向上整備支援事業に該当する公衆トイレでございますことから、今年度はこの補助事業を活用し、整備する計画でございまして、補助率は2分の1でございます。  次の丸印、市島邸活用事業につきましては、市島家の功績や歴史資産を多くの市民並びに観光客に発信するため、企画展示や各種イベントなどの実施に要する経費でございます。特に来年度は、今年度早稲田大学から寄贈を受けました東京市島邸で実際に使用されておりました建具などの展示を行いまして、市島邸のさらなる活用とPRに取り組む予定でございます。  次の丸印、月岡温泉環境整備事業は、当市の観光プラットホームである月岡温泉街の魅力向上のため、市道の美装化などを年次的に進めているものでございまして、これまでに引き続き、ホテル泉慶前の市道の石畳化をする経費でございます。  ページをめくっていただきまして、208、209ページをお開き願います。説明欄一番上の丸印、月岡温泉支援事業は、月岡温泉観光協会が実施いたします誘客や観光PRなどを支援するとともに、源泉の維持管理に必要な基金の積立てに対する補助でございます。  次の丸印、観光ブランド確立事業は、月岡温泉を拠点に阿賀北地域への広域観光回遊を促進させるため、県の補助制度を活用しながら、阿賀北全体の観光スポットのパンフレットやホームページ等を制作するなどの事業に取り組んでおりまして、当該事業を推進いたします新発田市・胎内市・聖籠町定住自立圏広域観光推進協議会への負担金でございます。  1つ飛んだ丸印、蕗谷虹児記念館活用事業は、蕗谷虹児作品を活用した特別企画展に加えまして、著名な画家などの作品との合同企画展などを開催いたしまして、市民に芸術を楽しんでいただくとともに、観光誘客につなげるための事業を実施する経費でございます。  次の丸印、新発田市観光協会支援事業につきましては、観光振興のためのイベントや行事、誘客のためのPR活動や二次交通確保策など、稼げる観光地づくり推進をする活動を行う新発田市観光協会に対する補助金でございます。  3つ下の丸印、道の駅加治川整備事業につきましては、来年度からの新規事業でございまして、地域のにぎわいの創出と交流人口のさらなる拡大を目指し、地場産品の販売スペースの拡大など、ふれあいセンター桜館やトイレ等を改修するための実施設計に要する経費でございます。  次の丸印、DMO活動トライアル事業につきましては、国内外観光客満足度向上に向けた取組といたしまして、観光施設、宿泊先、交通手段などを手配する手配業務、また日本政府観光局が認定する外国語に対応できるカテゴリー2の観光案内機能の運営などの観光施策を推進している新発田DMOへの活動負担金でございます。  次の丸印、ふれあいセンター桜館・農畜産物等販売所やまざくら管理運営事業は、平成30年度から3年間の指定管理者となっております株式会社加治川商工公社への指定管理委託料が主なものでございます。  次の丸印、誘客促進事業につきましては、首都圏、関西圏の国内誘客並びにインバウンド誘客を推進するためのトップセールスや商談会への参加経費、また阿賀北広域観光圏づくりに向けたPRを推進する新発田市誘客促進協議会への負担金でございます。  誘客促進事業及びDMO活動トライアル事業につきましては、ご承知のとおり地方創生国庫交付金を活用して事業を展開しているものでございまして、来年度で4年目となりまして、一部の事業が定住自立圏連携事業として胎内市、聖籠町からもご負担いただきながら取組を進めてきております。  ページをめくっていただき、210、211ページをご覧願います。説明欄の中ほどになります、上から5つ目の丸印、寺町たまり駅管理運営事業は、今年度から3年間指定管理者となりました株式会社花安新発田斎場への指定管理委託料が主なものでございます。  次の丸印、台輪展示館管理運営事業は、諏訪町たまり駅、中央町たまり駅の管理運営に係る委託料や建物の借り上げ料でございます。  ページを少し飛びまして220、221ページをお開き願います。説明欄の中ほど、上から6つ目の丸印、除雪費、観光振興課所管分は、当課所管の観光施設の除雪に係る経費でございます。  歳出は以上でございます。  次に、歳入についてご説明申し上げます。ページを戻っていただきまして、32、33ページをお開き願います。説明欄の下から12個目の丸印、観光振興課所管分は、観光施設に係る電柱敷地等使用料と観光施設敷地使用料でございます。  次のページ、34、35ページをお開き願います。説明欄中ほどになりますが、商工使用料欄の2番目の丸印、露店使用料から刀剣伝承館・天田昭次記念館等入館料及び使用料までは、祭りなどでの露店出店料及び各施設の入館料並びに使用料でございます。  次に、少し飛びまして44、45ページをお開き願います。説明欄上から2つ目の丸印、地方創生推進国庫交付金は、歳出でご説明申し上げました誘客促進事業及びDMO活動トライアル事業の財源に充てるものでございまして、補助率は2分の1でございます。  次の丸印、観光振興事業費国庫補助金は、歳出でご説明申し上げました観光施設整備事業の財源に充てるものでございまして、補助率は2分の1でございます。  次に、下のほうに4つ飛んだ丸印、社会資本整備総合国庫交付金、観光振興課所管分は、先ほど歳出で申し上げました月岡温泉環境整備事業の財源に充てるものでございまして、こちらも補助率2分の1、昨年度と同額の1,500万円を計上させていただいております。  さらに、少し飛びまして70、71ページをお開き願います。説明欄の中ほど、上から5段目の欄、観光振興課雑入につきましては、所管する観光施設等の電気使用料や手数料などでございます。  観光振興課分については以上でございます。よろしくお願いします。 ○委員長(湯浅佐太郎) 長谷川農林水産課長。 ◎農林水産課長(長谷川英一) それでは、農林水産課所管分についてご説明申し上げます。  初めに、歳出であります。予算書の180、181ページをお開きください。説明欄下から3つ目の丸、松浦農村環境改善センター管理運営事業から次ページ、183ページの説明欄の上から3つ目の丸、新潟県果樹振興協会参画事業まで、そして飛んで下から3つ目の丸、有機の里交流センター運営事業と、その下、米倉ふれあい農園事業については、各施設の指定管理者委託料及び各種参画事業の負担金であります。  次のページ、184、185ページをお願いいたします。説明欄1つ目の丸、農業経営支援利子助成事業は、認定農業者が経営拡大や経営改善に向けて施設整備等を行うため、資金借入れに対する利子助成金であります。  1つ飛んで新規就農者支援事業は、認定新規就農者が経営規模の拡大や新規部門開始のために必要となる園芸ハウスや附帯設備等の導入に対する補助金であります。  次の農業法人化支援事業は、農業法人の経営発展や集落営農組織の法人化に向けた乾燥施設整備やコンバイン等の機械導入に対する補助金であります。  次の中山間地域等直接支払交付事業は、農業生産条件が不利とされる中山間地域、7協定団体、15集落への交付金であります。  次の有害鳥獣対策事業は、鳥獣被害対策実施隊の経費や新発田市鳥獣被害防止対策協議会への負担金、また新たに令和3年度に建設が計画されておりますライフル射撃場の実施設計に係る負担金であります。  次の環境保全型農業直接支援対策事業は、化学肥料、化学合成農薬の5割低減と併せて行う冬期湛水管理などに取り組む農家に対する交付金であります。  次の産地づくり対策支援事業は、米の生産調整や経営所得安定対策に係る新発田市農業再生協議会への補助金であります。  次の園芸振興支援事業は、アスパラガスやイチゴ越後姫のパイプハウス等の園芸施設整備に対する補助金であります。  次の強い農林水産業づくり支援事業は、アスパラガス等におけるハウス導入に対する県補助への10%の上乗せや県補助の対象外となる共同利用による機械施設整備に対する3分の1補助、そして土地利用型園芸作物でありますブロッコリー、キャベツ、タマネギの作付拡大に対する市単独の補助金であります。  次のカメムシ類防除対策事業は、カメムシの防除対策として河川堤防の草刈りを地元の農家組合等へ委託するものであります。  次の健康農産物づくり推進事業は、耕作放棄地の解消に向けて、薬草の栽培研究を行い、安心、安全な健康農産物づくりの推進を図るものでございます。  次のページをお願いいたします。一番上の丸、アスパラ等新発田野菜・果樹拡大支援事業は、県内一の出荷量を誇るアスパラガス及びイチゴ越後姫、果樹などの面積拡大に対する助成を行い、園芸の生産拡大を図るものであります。  次の農業サポートセンター運営事業は、農業サポート人材バンク事業や就労支援連携事業など、農業労働力の育成活動に対する負担金であります。  次の青年就農支援事業は、新規就農者に対して経営開始後5年間、経営の安定を目的に給付される青年就農給付金であります。  次の農地中間管理機構集積協力支援事業は、農地中間管理機構を活用した担い手への農地集積、集約化を促進するために交付する農地中間管理機構集積協力金であります。  次の農地中間管理事業は、農地中間管理事業の実施に要する費用で、臨時職員等の賃金が主なものであります。  次の担い手育成総合発展支援事業(農業再建プロジェクト)は、農業従事者の高齢化、担い手不足、首都圏等での産地間競争に対応すべく大規模経営体、新規就農者、販売力強化を目指す意欲ある生産グループ等を支援し、当市の農業振興の基盤づくりを行うものであります。  次のGAP(農業生産工程管理)推進事業は、安全、安心かつ環境に配慮された農産物の生産、供給に係る農業の生産工程管理をチェックする取組、GAPの導入に対する研修会等の周知を図るものであります。  次のGFPグローバル産地づくり推進事業は、国が進める農林水産業の輸出力強化戦略の取組に対する定額補助、10分の10の国庫補助事業であり、当市が取り組みます地域農産物等輸出促進事業のうち、米の輸出分野を同事業に組み替え、引き続きインバウンド誘客との両輪で事業展開するものです。補助事業の受け手となります事業実施者として、農家やJAを含む米の集出荷業者、市、金融機関等で組織する協議会を設置し、負担金を支出する方式で事業を進め、米の輸出実施体制の構築、そしてトップセールス等により輸出米の産地として新発田を国内外に売り込むなど輸出米への取組が農業経営における一つの選択肢となるよう定着を図るものであります。  次の新発田市食料・農業振興協議会運営事業は、食の循環によるまちづくりの推進や農産物等の販売促進により農業振興を図るための同協議会への委託料であります。  次の地域農産物等輸出促進事業は、国の地方創生推進交付金を活用し、インバウンド観光事業と連携して実施するもので、先ほどグローバル産地づくり推進事業で説明しましたように米を除いた地域農産物や新発田の物産商品等について輸出の促進を図るもので、さらなる新発田市のPRと農産物等の輸出促進に取り組むため、新発田市観光協会への負担金であります。なお、この事業は産業連携事業として観光、商工と連携を強化して図り、進めるものでございます。  1つ飛びまして、有機資源センター管理運営事業は、3つの有機資源センターの管理運営に係る経費であります。  次のページをお願いいたします。1つ目の丸、畜産振興支援事業は、畜産農家が新たにパイプハウス自給飼料管理施設を整備することに対する補助金であります。  次のページをお願いします。説明欄1つ目の丸、滝谷森林公園管理運営事業は、自然環境を活用したレクリエーション施設であります滝谷森林公園の管理運営に係る経費であります。  次のページをお願いします。説明欄中ほどの上から4つ目の丸、市有林育成事業は、五十公野山と加治山の保全に係る下草刈り等の費用であります。  次の松くい虫防除事業は、紫雲寺地域、五十公野山、真木山の松林を守るため、薬剤散布と伐倒駆除などで対策を行うものであります。  次の造林支援事業は、森林所有者等が行う造林、間伐及びそれらの施業に伴い利用する作業道の維持管理経費の補助を行うものであります。  2つ飛んで一番下の丸、森林経営管理事業は、平成31年4月1日に施行された森林経営管理法により、市町村が森林所有者に代わって森林の経営管理ができるようになったことから、森林環境譲与税を財源とした民有林整備を行うため、アドバイザーの雇用に係る経費及び森林所有者への意向調査や経営管理権集積計画の作成等に係る各種委託料であります。  次のページをお願いします。説明欄3つ目の丸、森林環境譲与税基金費は、森林環境譲与税の計画的な活用に向けた基金を創設するものであります。  次の丸、全国市町村水産業振興対策協議会参画事業から下から2つ目の丸、新潟漁業協同組合北蒲原支所支援事業までは、水産業の振興を図るための各組合、協議会への補助金、負担金であります。  一番下の丸、漁業共同利用施設管理運営事業は、魚の加工などを行う漁業共同利用施設における光熱水費や浄化槽維持点検等の管理運営に係る経費であります。  次のページをお願いします。1つ目の丸、水産振興支援事業は、加治川漁業協同組合が新潟県農林水産業総合振興事業費補助金を活用し、サケのふ化場における井戸及びポンプ設備を整備するものです。なお、市を経由する補助事業であり、市の持ち出しはございません。  歳出は以上であります。  次に、歳入であります。34、35ページをお願いいたします。35ページの中ほどの林業使用料の説明欄、滝谷森林公園使用料は、森林公園の宿泊施設等の使用料であります。  次に、38、39ページをお願いいたします。説明欄上から7つ目の丸、有機資源センター手数料は、有機資源センターに搬入される家畜ふん、食品残渣、汚泥等の搬入手数料であります。  次に、42、43ページをお願いします。説明欄最下段、下から3つ目の丸、地方創生推進国庫交付金は、歳出で説明いたしました地域農産物等輸出促進事業の国庫交付金であります。  次の丸、GFPグローバル産地づくり推進事業国庫補助金は、歳出で説明いたしました同事業の国庫補助金であります。  次に、54、55ページをお願いします。説明欄最下段の農業振興費県補助金の説明欄であります。農業経営基盤強化資金利子助成県補助金から次のページの、めくっていただいて最上段の4つ目の丸、有害鳥獣捕獲担い手緊急確保事業県補助金までは、歳出で説明いたしました農業振興費に係る県補助金であります。  次に、1つ飛びまして民有林造林事業県補助金及びその下の森林病害虫等防除事業県補助金は、歳出で説明いたしました各事業の補助金であります。  次に、58、59ページをお願いいたします。説明欄中段のカメムシ類防除対策事業県委託金は、歳出でご説明いたしましたカメムシ類防除対策事業の県委託金でございます。  次に、70、71ページをお願いいたします。区分の中段に当たります農林水産課雑入の説明欄1つ目の丸、堆肥販売収入は、有機資源センターで生産されました堆肥の販売収入であります。  次に、丸印5つ飛びまして、松くい虫特別防除負担金は歳出で説明いたしました松くい虫防除事業について、県立紫雲寺記念公園と藤塚浜財産区、聖籠町から一部負担を頂くものであります。  次の農地中間管理機構業務委託金は、歳出で説明いたしました農地中間管理機構の業務に係る委託金であります。  以上、農林水産課所管分であります。よろしくお願いいたします。 ○委員長(湯浅佐太郎) 大滝地域整備課長。 ◎地域整備課長(大滝一仁) 地域整備課が所管する主なものについて歳出からご説明いたします。  182、183ページをお開きください。説明欄上から4つ目の丸、新潟県土地改良事業団体連合会参画事業から加治川沿岸治水利水対策協議会参画事業までの3項目と1つ飛んで新発田地域耕地協議会参画事業、次の国営加治川用水地区事業推進協議会参画事業の合わせて5項目は、協議会、団体等への参画負担金であります。  続きまして、188、189ページをお開きください。上から3つ目の丸、国営造成施設管理体制整備促進参画事業は、国で整備した農業施設を管理する土地改良区を支援する事業負担金であります。  1つ飛んで県営ほ場整備参画事業から一番下の丸、県営湛水防除(新発田地区)参画事業までの6項目は、県が実施する事業に係る負担金であります。  めくりまして190、191ページ、上から2つ目の丸、多面的機能支払交付金事業は、農業、農村が持つ多面的機能の発揮に向け、共同活動に取り組む161組織への交付金であります。  続きまして、218、219ページをお開きください。上から3つ目の丸、道路台帳補正事業は、市道認定や変更などに係る道路台帳の補正に要する経費であります。  続きまして、222、223ページをお開きください。上から2つ目の丸、市道改良整備事業は、市道の新設改良整備工事、委託料、物件補償費等であります。  3つ飛んで交通安全施設整備事業は、歩道整備の工事費であります。  めくりまして、224、225ページ、上から3つ目の丸、県営急傾斜地崩壊対策参画事業は、県が実施する事業に係る負担金であります。  1つ飛んで大規模盛土造成地変動予測調査事業は、面積3,000平方メートル以上で大規模盛土造成地と定義された宅地について、安全性を把握するための地盤調査と解析の委託経費であります。  続きまして、228、229ページをお開きください。上から5つ目の丸、都市計画道路見直し事業は、長期にわたり事業に着手されていない路線などの見直しに向けた資料作成等に要する経費であります。  歳出は以上で、次に歳入となります。44、45ページをお開きください。上から5つ目の丸と2つ飛んで7つ目の丸、社会資本整備総合国庫交付金は、市道改良整備事業と大規模盛土造成地変動予測調査事業に対する交付金となります。  続きまして、56、57ページをお開きください。上から5つ目の丸、多面的機能支払交付金県補助金は、当該事業への補助金であります。  続きまして、64、65ページをお開きください。下から4つ目の丸、宅地造成事業特別会計貸付金元金収入は、宅地造成事業特別会計からの償還金で、2区画程度の売却を見込んだものであります。  以上が地域整備課所管分となります。よろしくお願いいたします。 ○委員長(湯浅佐太郎) 五十嵐維持管理課長。
    ◎維持管理課長(五十嵐富士雄) 維持管理課が所管する主なものについて歳出から説明いたします。  148、149ページをお開きください。説明欄上から5つ目の丸、児童広場維持管理事業は、市内に90か所ある児童広場の遊具の修繕や更新工事など、維持管理に要する経費であります。  次に、180、181ページをお開きください。上から2つ目の丸、曽根排水機場維持管理参画事業から6つ下の丸、新発田土地改良区維持管理参画事業までの7件は、排水機場の稼働や雑用水確保に係る負担金であります。  その下の派川加治川水環境保全協議会参画事業は、県農地事業で整備した遊歩道やポケットパークなど、聖籠町と共同で維持管理する負担金であります。  めくりまして、182、183ページをお開きください。下から4つ目の丸、落堀川水系排水機場維持管理運営事業は、落堀川水系の水害軽減に係る排水機場の維持管理に要する経費及び負担金であります。  188、189ページをお開きください。上から2つ目の丸、排水機場・排水路維持管理事業は、西名柄と道賀地内にある排水機場の維持管理に要する経費であります。  1つ飛んで新井郷川排水機場維持管理参画事業は、当該排水機場の維持管理に係る負担金であります。  めくりまして190、191ページ、最初の丸、土地改良施設機能改善事業は、農地事業で整備された施設の維持、修繕工事などの経費であります。  次に、194、195ページ、最初の丸、林道維持管理事業は、林道の維持、修繕工事などの経費であります。  めくりまして196、197ページ、上から2つ目の丸、松塚漁港維持管理事業は、漁港施設の修繕工事や漁港内のしゅんせつなどに要する経費であります。  次に、218、219ページをお開きください。最初の丸、防犯灯維持管理事業は、令和2年1月末現在、市内に設置してある防犯灯約1万5,600灯の電気料及び照明器具の維持管理委託料などの経費であります。  次の丸、街灯整備事業は、新規に設置する防犯灯や街路灯の工事費用であります。  一番下の丸、道路維持管理事業は、道路、側溝、ガードレール等の修繕など、市道の維持管理に要する経費であります。  めくりまして220、221ページ、下から4つ目の丸、除雪費は、道路除雪及び除雪機械購入並びに消雪パイプ等の修繕に要する経費であります。  めくりまして222、223ページ、上から3つ目の丸、消雪施設新設事業は、消雪用井戸及びパイプの新設、更新に要する経費であります。  その下の丸、私道・融雪施設整備支援事業は、私道等の舗装や側溝の新設工事及び消雪パイプなど融雪施設の新設、更新を行う町内会などの団体に、その経費の一部を補助するものであります。  一番下の丸、橋りょう修繕事業は、新発田市橋梁長寿命化修繕計画に基づき、橋の点検委託や設計業務委託並びに修繕工事に要する経費であります。  次に、224、225ページをお開きください。最初の丸、河川維持管理事業は、県から委託された1、2級河川の草刈りや新発田川、赤沼川、都市下水路といった大型の水路及び調整池などの清掃、修繕に要する経費であります。  次に、228、229ページをお開きください。下から3つ目の丸、新発田駅前広場等管理事業は、新発田駅西口及び東口に設置された駐車場、エレベーター、地下通路などの維持管理に要する経費であります。  めくりまして230、231ページ、下から2つ目の丸、街なみ環境整備事業は、新発田川の護岸整備や転落防止柵の美装化など、景観整備に要する経費であります。  めくりまして232、233ページ、最初の丸、道路側溝清掃支援事業は、側溝清掃を業者委託して実施する町内会などの団体にその経費の一部を補助するものであります。  次の丸、排水路改築事業は、宅地間等の排水路整備を実施する自治会などの団体に、その経費の一部を補填するものであります。  1つ飛んで下の丸、公園維持管理事業は、市内62か所の都市公園の遊具修繕など、施設の維持管理に要する経費であります。  一番下の丸、公園整備事業は、葉塚山公園の整備工事ほか、公園長寿命化計画に基づき、遊具等の更新に要する経費であります。  歳出については以上で、次に歳入について説明いたします。戻っていただいて、34、35ページをお開きください。土木使用料の備考欄1つ目の道路占用料は、市道に埋設しているガス管や電柱などの占用料であります。  次の欄、上から4つ目の新発田駅前広場等使用料から4つ下の丸、中央公園駐車場使用料までの5件は、それぞれ公園や駐車場の使用料などであります。  次に、44、45ページをお開きください。説明欄最初の丸、農業水路等長寿命化・防災減災事業国庫交付金は、歳出で説明しました土地改良施設機能改善事業の国庫交付金であります。  4つ飛んで下の丸、社会資本整備総合国庫交付金は、歳出で説明いたしました除雪費、消雪施設新設事業、橋りょう修繕事業の国庫補助金であります。  2つ下の丸、社会資本整備総合国庫交付金は、歳出で説明をいたしました公園整備事業及び街なみ環境整備事業の国庫補助金であります。  次に、58、59ページをお開きください。下から6つ目の丸、県道除雪協力費県委託金は、新潟県から委託を受けた県道の歩道除雪に対する委託金であります。  下の丸、河川維持修繕費県委託金は、新潟県から委託を受けた1、2級河川の除草に対する委託金であります。  次に、62、63ページをお開きください。基金繰入金、説明欄下から2つ目の公園整備基金繰入金は、藤塚浜地内の都市公園、葉塚山公園の整備費用に充てたいというものであります。  次に、70、71ページをお開きください。維持管理課雑入、説明欄2つ目の松塚漁港維持管理事業負担金は、漁港を利用する胎内市の漁業者3割相当分について胎内市から負担を頂くものであります。  維持管理課の所管分は以上であります。よろしくお願いいたします。 ○委員長(湯浅佐太郎) 小野建築課長。 ◎建築課長(小野正一) 続きまして、建築課所管分の主なものについてご説明申し上げます。  初めに、歳出でございます。93ページをお開きください。財産管理費の説明欄上から4つ目の丸印、公共施設維持管理事業は、加治川支所非常用照明改修工事など、市有施設の維持、修繕に係る経費であります。  次に、105ページをお開きください。安全対策費の説明欄上から2つ目の丸印、空家等対策推進事業は、空き家等の所有者が抱えている問題解決のため、空き家等対策の取組関連として、特定空家に認定された不良住宅等に対し、特定空家等の除去費の一部を補助するものなどであります。  次に、225ページをお開きください。都市計画総務費の説明欄一番下の丸印、建築審査会運営事業と、めくっていただきまして227ページの一番上の丸印、建築基準法関連審査事務は、建築審査などに要する経費であります。  次の全国建築審査会協議会参画事業と次の丸印、日本建築行政会議参画事業は、建築行政の動向や法解釈等を目的に参加する会への負担金等であります。  次の民間建築物アスベスト除去等支援事業は、災害等により緊急的にアスベストの除去等が必要なもの及び県、または市が指定する緊急輸送道路に接する敷地の建築物が災害等により倒壊、または損傷した際、アスベストが飛散しないよう未然に措置するもので、それらの建築物の所有者等に対し、アスベストが含有しているか確認するための分析調査や除去費に要する費用の一部を補助するものであります。  次の住宅リフォーム支援事業は、空き家の発生を未然に防ぐとともに、市民の住環境の改善と市内経済の活性化を図るため、住宅の所有者が行う市内の施工業者による住宅リフォーム工事に要する費用の一部を補助するものであります。  1つ飛んで民間開発施設用地買収事業は、まちづくりにおける必要な施設並びに市民生活の安心、安全に資する施設の取得をするもので、開発に伴って設置した民間調整池を取得する費用等であります。  次の特定建築物定期報告事務は集会所、病院など不特定多数が利用する施設の定期検査報告に係る委託料であります。  次の木造住宅耐震化支援事業は、昭和56年5月31日以前に建築された木造住宅で耐震診断を希望する建物の所有者に対して、耐震診断士を派遣するための経費、また耐震性の低い木造住宅の耐震設計や簡易補強設計、耐震改修工事や簡易補強工事などに要する費用の一部を補助するものなどであります。  1つ飛んで、一番下の丸印、景観形成推進事業は、景観条例や屋外広告物条例に基づき、届出や申請に対する審査、指導、啓発などを行うための経費であります。  めくっていただきまして、229ページ、説明欄一番上の丸印、景観形成支援事業は、景観に配慮した外壁、屋根の修景及び生け垣、塀の設置などの工事に要する費用の一部を補助するものであります。  次の歴史的景観形成建造物指定事業は、歴史景観エリア内で市の良好な景観形成に重要な役割を果たしている建築物を市が指定し、その建造物の外観の維持保全、修景等に要する費用の一部を補助するものであります。  4つ飛んで、下から2つ目の丸印、市施設建築工事及び実施設計等受託事業は、工事の発注の際に使用する積算システム等に係る経費であります。  めくっていただきまして、231ページ、説明欄2つ目の丸印、建築指導費は、当課の事務管理等に要する経費であり、臨時職員賃金が主なものであります。  次に、265ページをお開きください。社会教育総務費の説明欄、上から3つ目の丸印、社会教育施設維持管理事業は、加治川地区公民館中川分館外部改修工事など、社会教育施設の維持修繕に係る経費であります。  次に、291ページをお開きください。体育施設費の説明欄1つ目の丸印、社会体育施設維持管理事業は、大島体育館外部改修工事など、社会体育施設の維持修繕に係る経費であります。  歳出は以上であります。  次に、歳入でございます。39ページをお開きください。土木手数料、1節の説明欄2つ目の丸印、開発行為許可申請等手数料、2節の説明欄、建築確認申請手数料、3節の説明欄、屋外広告物許可申請手数料、5節の説明欄、その他証明手数料は、各申請に係る手数料であります。  次に、41ページ、43ページをお開きください。総務費国庫補助金、1節の説明欄一番下の丸印、社会資本整備総合国庫交付金、建築課所管分については、空家等対策推進事業に対する交付金であります。  次に、45ページをお開きください。土木費国庫補助金、2節の説明欄一番下の丸印、社会資本整備総合国庫交付金、建築課所管分については、景観形成支援事業に対する交付金であります。  その下、3節の説明欄一番下の丸印、社会資本整備総合国庫交付金、建築課所管分は、木造住宅耐震化支援事業及びめくっていただきまして、47ページ、説明欄、民間建築物アスベスト除去等支援事業に対する交付金であります。  次に、57ページをお開きください。土木費県補助金、2節の説明欄、上から2つ目の丸印、木造住宅耐震診断支援事業県補助金と次の木造住宅耐震改修等支援事業県補助金は、木造住宅の耐震診断、耐震改修等に対する県補助金であります。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(湯浅佐太郎) 前田財産管理課長。 ◎財産管理課長(前田純博) それでは、続きまして財産管理課所管分の主なものについてご説明申し上げます。  92、93ページをお開き願います。説明欄一番上の丸印、財産維持管理事業は、普通財産の維持管理に要する経費であります。主なものといたしまして、中ほどの松くい虫防除委託料は、市有地にあります松の木約750本余りに対する樹幹注入に要する経費で、薬剤の効果が約6年間であり、6年ごとに実施する必要がありまして、来年度がその実施年度となっているものであります。  次に、その下の丸印、市有財産保険事業につきましては、市が保有する建物、車両等の損害保険加入料や市が主催する行事、イベントなどに参加した市民にけがなどの事故があった場合に支払われる総合保険の加入に要する経費であります。  次に、その下の丸印、市有財産活用事業につきましては、主なものといたしまして、手数料及び測量・設計・登記委託料は、旧上館保育園の解体のための解体設計委託料や、それぞれ売却を予定している土地の不動産鑑定及び用地測量に要する経費であります。  次に、214、215ページをお開き願います。説明欄下から4つ目の丸印、国土調査修正事業につきましては、地籍調査の終了している土地の公図や登記の修正に要する経費であります。  次に、その下の丸印、国土調査事業は、今年度に引き続きまして実施する上中山第2地区及び新たに実施いたします八幡新田、小友地区の地籍調査に要する経費であります。  次に、その下の丸印、未登記解消事業は、未登記を解消するための測量や登記などの業務委託費及び嘱託の人件費が主なものであります。  以上が歳出であります。  次に、歳入についてであります。戻りまして、34、35ページをお開き願います。中ほど、土木使用料、説明欄下から3番目の丸印、法定外公共物使用料は、主に店舗など住宅以外への乗り入れとして利用している事業用の橋などの構築物に係る使用料であります。  次に、52、53ページをお開き願います。説明欄一番上の丸印、地籍調査事業県負担金は、先ほど歳出でもご説明いたしました上中山第2地区及び八幡新田、小友地区における地籍調査事業に対する県負担金であります。  次に、60、61ページをお開き願います。説明欄上段、上から2番目の丸印、土地建物貸付収入につきましては、普通財産の土地、建物の貸付け収入であります。主なものといたしましては、中曽根県営住宅敷地及び新潟職業能力開発短期大学校の学生寮敷地の貸付け料であります。  次に、中段、一番上の丸印、土地建物売払収入につきましては、入札等による普通財産の売却収入のほか、法定外公共物の売払い収入が主なものであります。  次に、72、73ページをお開き願います。説明欄下段、上から3つ目の丸印、庁舎等解体事業債につきましては、歳出でもご説明しましたとおり、旧上館保育園解体のための解体設計費について事業債を充当するものであります。  財産管理課所管分については以上であります。 ○委員長(湯浅佐太郎) 新井田下水道課長。 ◎下水道課長(新井田功) 下水道課所管分についてご説明申し上げます。  初めに、歳出の主なものについてご説明申し上げます。170、171ページをお開き願います。説明欄1つ目の丸印、浄化槽登録管理事業は、市内の浄化槽設置状況を把握するため、し尿浄化槽管理台帳の作成を委託するものであります。  次の丸印、水道水源保護地域等浄化槽支援事業は、水道水源保護地域や中山間地に指定された地域の住民が行う合併処理浄化槽設置工事に対しまして補助金を交付するものであります。令和2年度の補助件数は、28基分を見込んでおります。  次に、230、231ページをお開き願います。上から3つ目の丸印、下水道対策推進事業は、下水道事業会計への繰出金であります。  下水道事業会計負担金は、雨水整備事業に係る負担金であり、下水道事業会計補助金は、下水道事業会計の歳入補填分といたしまして、主に事業に係る市債の元利償還金の財源として充当されるものと、事業に必要な繰り出し基準外の補助金であります。  次に、説明欄一番下の丸印、自然災害防止事業は、継続事業であります小舟町3丁目地内の城北1号雨水幹線約40メートルの整備を行うものであります。  歳出については以上であります。  次に、歳入についてご説明申し上げます。74、75ページをお開き願います。説明欄上から3つ目の丸印、自然災害防止事業債は、当課が実施する自然災害防止事業につきまして、借入れを起こしたいというものであります。充当率は100%であります。  説明は以上です。 ○委員長(湯浅佐太郎) 海老井農業委員会事務局長。 ◎農業委員会事務局長(海老井修) 農業委員会所管分の主な内容についてご説明いたします。  初めに、歳出についてであります。予算書の177ページをご覧願います。農業費の説明欄一番下の丸印、農業委員会委員費は、農業委員及び農地利用最適化推進委員への報酬であります。  次のページ、上から2つ目の丸印、農地中間管理機構特例事業は、新潟県農林公社が行う農地中間管理事業に関連した農地の権利設定等における事務費であります。  1つ飛んで、農業者年金事業は、農業者年金の普及に係る経費であります。  次の農業だより「さわやか」発行事業は、年2回発行しております農業委員会広報「さわやか」に係る経費であります。  次の農業委員会視察研修事業は、年1回実施しております農業委員会による先進地事例研修に係る経費であります。  次の農業会議参画事業及び農業委員会北蒲原郡市連絡協議会参画事業は、それぞれの組織への負担金であります。  歳出は以上であります。  次に、歳入についてであります。予算書の39ページをご覧願います。手数料の説明欄上から8つ目の丸印、耕作証明等手数料は、耕作証明書等の発行に係る手数料であります。  次に、55ページをご覧願います。県補助金の説明欄、下から11つ目の丸印、農業委員会費県交付金は、農業委員会の事務に関する県交付金、機構集積支援事業県補助金は、農地中間管理事業業務に関する県補助金、農地利用最適化県交付金は、委員の農地利用最適化推進活動に伴う県交付金であります。  次に、71ページをご覧願います。雑入の説明欄下から7つ目の丸印、農業者年金業務委託金は、農業者年金業務に関する委託金であります。  歳入は以上であります。以上で農業委員会所管分の主な内容についての説明を終わります。 ○委員長(湯浅佐太郎) ありがとうございました。担当課長等の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。  水野善栄委員。 ◆委員(水野善栄) まず、最初にDMOの関係と中心市街地のことについてですけども、まず中心市街地です。商工の211ページの部分です。この部分の城下町しばた全国雑煮合戦開催参画事業ですか、この部分で135万円という形で出ております。前まで150万で出ていたんですけども、どういう理由で減少なっているものなんでしょうか。非常に人が増えて活気のある事業ということで、私ども非常に注目している部分が大きいんです。それなのに何で減額されて、まずその部分について、何か反映されていないんでないかというふうな見方をしているんですが、よろしくお願いいたします。
     それでお願いします。 ○委員長(湯浅佐太郎) 樋口商工振興課長。 ◎商工振興課長(樋口茂紀) ご質疑にお答えいたします。  削減された理由につきましては、昨年度の全体のシーリングに係る部分の削減の部分と、企業協賛が大変多く頂けたという部分での経費の削減を図られまして、その分補助金を下げたということでございます。 ○委員長(湯浅佐太郎) 水野善栄委員。 ◆委員(水野善栄) ありがとうございます。  企業の協賛金が非常に多く入ったという形ですけども、何しろ規模がもう2万7,000人、近間の人間が出てきて、それでいろいろと参画されているという事業なもんですから、また座る場所もない。場所的にも、札の辻広場ではちょっと狭いんじゃないかというような見方とか意見とか結構いただいているわけです。この辺のまたこれから改善していく上で、どうしてもそれはそれ、企業の協賛金としてはいいんだけど、新発田市が市として減らすということ自体は、私はちょっと納得いかないんです。その部分で維持しながら人を増やして、またなおかつ場所も大きくしていくというんであれば納得いくんですけども、その辺のお考えは。 ○委員長(湯浅佐太郎) 樋口商工振興課長。 ◎商工振興課長(樋口茂紀) ご質疑にお答えいたします。  委員おっしゃるとおりに、今大体平均してこの数年間2万5,000人という集客ありまして、今のこの市の庁舎では限界だということも主催者側から聞いております。そういう意味では、まだこれから検討の余地があると思うんですが、例えばもっと広いところでやって経費がこれ以上にかかるということであれば、主催者側とご相談をして、その必要な補助金増ということもあると思うんですが、現状ここでやるという部分に関しては、現状の補助金を維持して開催していくという形になるとは考えております。 ○委員長(湯浅佐太郎) 中野廣衛委員。 ◆委員(中野廣衛) 関連して、まちなか賑わい創出事業というふうなことで、この211ページ、令和2年度の4つの視点の主な事業ではナンバー81番ですか、たまり駅リニューアル事業というふうなことで新規300万、コワーキングスペース、学生の集いの場を改修していくというふうなことなんですけれども、普通基本的に私もあまりよくコワーキングスペースは分からないんですけど、フリーアドレス制あるいは固定席というふうな格好があるんだそうですけれども、どのような形で考えているのか。また、料金等は設定するのかどうかというふうなことをちょっとお聞きしたい。お願いします。 ○委員長(湯浅佐太郎) 樋口商工振興課長。 ◎商工振興課長(樋口茂紀) ただいまのご質疑にお答えいたします。  コワーキングスペースということも一つの考えの中であるんでございますが、まず最初は観光、農業、商工の産業連携ができるための施設を目指したいと考えております。その一つがコワーキングスペースでございますが、この設計あるいはその内容につきましては、昨年からですか、まちづくりドラフト会議ということで、市内の学生からいろんなまちづくりに対して提言をいただいておりますが、その中でも市街地の空き店舗を活用した提案などが大変多くいただいておりますし、昨年は新発田南高校が技術部門で優勝されたということもありますし、市内には職能短大もございます。それで、学生の若い方のご意見をお聞きして、若者が使いやすい、寄りやすいような施設をちょっと提案をいただきたいというのが1つございますし、例えば今の軽トラ市などで出店されている業者が今度そこのリニューアルをしたスペースで市内の農産物を売るとか、自分が作ったものを売るとかいうようなものもできたらいいなと考えておりまして、まず初めに当初は学生からの意見を聞いて、よりよいものを作りたいなと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(湯浅佐太郎) 入倉直作委員。 ◆委員(入倉直作) 今学生さんという話が出ましたが、要は敬和学園と連携ということが前からうたわれておりますが、今ちょっと出てこなかったので、高校生また若いこれから未来の若者でありますから、なお一層励みになるかと思いますが、以前のように敬和学園との連携といいますか、その点は今どういうふうになっておるか。 ○委員長(湯浅佐太郎) 樋口商工振興課長。 ◎商工振興課長(樋口茂紀) 説明の中で忘れたといいますか、申し訳ございません。敬和学園大学の学生からもしっかり意見を聞いて、若者が流れてくるような、そういった施設にしたいと考えております。 ○委員長(湯浅佐太郎) 宮村幸男委員。 ◆委員(宮村幸男) 今高校生とか大学生とかという学生の声を聞いてというのがございますけれども、空き店舗もありますよね。そういうことで、高校生に貸し店舗無料で貸与しますよというようなことで、学生の皆さんを中心部に引きつけるというような発想はどういうものかなと思いますし、またなお今後の今大変な時期になっておりますけれども、それが明けた場合、若い人が特に中心地に入ってこないとやはりうまくないんではないかなと。そういう方向性等考えておられるのかどうか、お聞きしたいと思います。 ○委員長(湯浅佐太郎) 樋口課長。 ◎商工振興課長(樋口茂紀) この新年度のたまり駅の改修を皮切りに、当課では空き店舗の調査毎年実行しておりますし、特に今年度は下町エリアを中心に市職員が独自に足を運んで、詳しく空き店舗あるいは空き家の状況を調査させていただきまして、かつ宅建協会とか不動産業者と相談しまして、マッチングをするような取組も少し始めたところであります。それに加えて、今回のたまり駅の改修が終われば、学生からはほかの空き店舗を使いたいという意見も出ておりますので、その辺もいただきながら、できる対策は一緒にやっていきたいなと思っております。 ○委員長(湯浅佐太郎) 入倉直作委員。 ◆委員(入倉直作) 今揚げ足取るわけではないんですが、そういう意味で下町のほう、またどういうふうに調査ということでありますが、要は市長の言うにぎわい創出、また町並み活性化ということでうたっておる中に、今雑煮合戦等々の予算化がそれしかなされていないのか。ただ、この札の辻は別な意味でイベントということで協賛等々やっておりますが、前にやったチャレンジショップ等々では、そういうふうなものが今出てきたので、なおのことそれをまた実施をしながら、あるいは振り返りながら、またただ単に活性化というよりも、今言った構想の中かなり先の見えるような話もありましたので、なお一層尽力、また市長の願いはどういうふうになるのか。今現在市長の構想というの、もし分かったら。 ○委員長(湯浅佐太郎) 樋口課長。 ◎商工振興課長(樋口茂紀) ご質疑にお答えいたします。  札の辻広場でのイベント系につきましては、スタートからこれまで約32万人のご利用者があったというふうな集計が出ております。ただ、今はこのヨリネスという庁舎と駅前のイクネスという庁舎が中心になっておるんですが、そのちょうど中間にたまり駅があるもんですから、たまり駅ができることによって、たまり駅、そしてこのイクネス、ヨリネス、ここの庁舎の連携ができて、さらに下町まで延ばしていければよりその波及効果が広がるんじゃないかと思って、そういう狙い持って進めていきたいと思っております。 ○委員長(湯浅佐太郎) 小川徹委員。 ◆委員(小川徹) 中心市街地活性化なんですけども、いろんなイベントもいいんですけども、直接予算にはないんですけども、ハヤカワとレジャー会館という何かお化け屋敷みたいのがあると、やはりせっかくいろんな事業をしても、非常にその影というか、ちっちゃければいいんですけども、あんな馬鹿でかいもんが、それで極端な話、かなり危ない部分が、ボーリングのあれとか、ハヤカワの外枠なんかもかなりぼろぼろで、歩道に落ちるみたいな部分があるもんですから、直接予算には関係ないんですけども、その辺はどんなふうにお考えか、ちょっとあればお聞かせ願えますか。 ○委員長(湯浅佐太郎) 樋口商工振興課長、答えられる範囲でお願いします。 ◎商工振興課長(樋口茂紀) ご質疑にお答えいたします。  そのハヤカワ、レジャー会館内のエリアにつきましては、現在商工会議所の会員であります若い方が中心になって、まちの顔づくりということで今具体的な案が検討されているというふうに聞いております。私も、オブザーバーでありますので、随時出席はしておるんですが、少し具体的なものが見えてきましたので、新年度の中で何か1つ発表があるんじゃないかと思って考えております。そこで対応されるんじゃないかと考えます。 ○委員長(湯浅佐太郎) 小川徹委員。 ◆委員(小川徹) それもいいんですけども、緊急にやらなきゃいけない部分というのは、やっぱり市がやらないとあとやる人がいないんで、その辺の点検と緊急性のあるところだけは最小限でお金をかけて、構想出てきたけども、事故が起きましたでは全く何もなりませんので、その辺要望しておきます。 ○委員長(湯浅佐太郎) ほかにございませんか。  中心市街地の審議が終われば、その次のテーマでも結構ですが、いかがですか。  渡邊喜夫委員。 ◆委員(渡邊喜夫) 中心市街地をまずは集中的に新年度予算の中で伺っていこうというふうなことでの今回の特別委員会でございますが、1つが。その中で211ページで各種団体開催イベント参画事業というふうなことが175万5,000円の予算が上がっています。先ほどの樋口課長の説明だと、各種イベントで事業主が主体のイベントに補助を出しているというふうなことでございますけども、どのようなイベントに補助を出しておるのか。  またもう一点、いろんな中心商店街の関係で、空き店舗の関係での資料をいただいておりました、商工振興課から。その中で、空き店舗の関係の資料でございますけども、ここには空き店舗率はあるんですけども、もう一方、後継者の有無といいますか、その営業してられる店舗の中での後継者がいるのか、今後の事業継承するような者があるのか、全くないのか、その辺の調査の関係がないなというふうなことで、もし分かれば教えていただきたいというふうな部分で、あわせてその中心商店街の関係で、たしか二世会とかという若手の事業主の方々も頑張っていられるようでございますので、その辺については補助なり、若手のそういったグループの関係での支援といったものは今回の予算の中のメニューにはないのか、その辺お知らせください。 ○委員長(湯浅佐太郎) 樋口課長。 ◎商工振興課長(樋口茂紀) ご質疑にお答えいたします。  各種団体開催イベント参画事業につきましては、大きく3つございまして、しばた軽トラ市、あと写真の町シバタ、あとは商店街のにぎやか商店街に対しまして、補助しているという状況でございます。  あと空き店舗の関係なんでございますが、近年は昨年、一昨年ですと、6店舗閉じたんですが、6店舗が新しく出店されたということで、プラス・マイナスの状況なんでございますが、市内の商店会の会長辺りに聞きますと、シャッターが閉まっているところのほぼ、全員とは言いませんが、なかなか使えない状況でありますし、あまり使わせる状況でもないというのは聞いておりますし、後継者の問題につきましては、確かに若手が後継をして、お店を継続しているところもありますが、それは若干でございまして、逆に言うと後継者が少ないという状況が多いんじゃないかと感じておりますが、新年度から最近この数年間で、特に当市の創業事業を使って出店したような店舗、あと市街地の若手の方を交えて、これからどういった対策を打っていいのか、あるいはどんな方向性を考えているのかというものをお聞きする機会をつくりまして、それをお聞きして、市としてどんなことができるのか、ちょっと検討させてもらいたいと考えております。 ○委員長(湯浅佐太郎) 渡邊喜夫委員。 ◆委員(渡邊喜夫) ありがとうございました。やはり中心商店街のほうに人が集まるというところには、やっぱり若い子たちの熱気がないとなかなか集まってこないんではないかなというふうなことで、先ほど高校生たちのまちづくりドラフト会議というふうなことで、これは去年の11月に開催された何か大会に出たものが私も見ておるんですが、観光関係でかなり研究をされておるなと。また、住みたいまち、にぎわいのあるまちはどうすればいいのかという若手の視点が結構出ておるんですが、まちづくりドラフト会議のこういった意見が反映されるような、その前もやられて、今回もやられています。そういった意見が反映されたような予算がどこかに入っておるんですか、その辺お聞かせ願えますか。 ○委員長(湯浅佐太郎) 樋口課長。 ◎商工振興課長(樋口茂紀) ご質疑にお答えいたします。  先ほどご質疑いただきました。まさにたまり駅の改修で、今回も例えば新発田高校からは駅前の活性化あるいは新発田農業からは花いっぱいのまちづくりとか、職能短大のほうは、新発田市商店街の活性化計画等たくさん意見をいただいて、ただそれぞれポイントが違うものですから、それを全部やるというのは、なかなか一挙にやるというのは難しい状況にございますので、まず新年度はたまり駅を中心に、複数の若者、学生から意見をいただいて、その中でまたそこでその意見を全部かなえてあげられないということであれば、また違うところでチャレンジしてみるとかいうふうなことで考えております。 ○委員長(湯浅佐太郎) 渡邊喜夫委員。 ◆委員(渡邊喜夫) 若者だけではなく、市長は健康長寿というふうなことで、お年寄りにも優しいまちづくりを目指していかんばないというふうなこともあるし、また様々昔ながらの文化のある城下町的なそういった町並みも保存していかねばならないというふうなこともあろうかと思います。そんな中で、実はこの中心市街地の活性化について、何とか検討していかねばならないんじゃないかなというふうなことが商工会議所青年部と議会とで意見交換した際に、中心商店街の活性化の意義とか、あとソフトとか、ハードの面で市民がどういう意識なのかなというふうなことが一番問題で、そこに関わる各事業のいろんなところの事業、いろんなソフトとか、ハードの関係でつけている部分があった中で、必要性があるのかないのかみたいなところが議論があったんです。その一つで、新発田川の関係があるんですけども、新発田川をもっと理想的な改修をしたらどうかというような、水がなかなかないというふうな部分があったり、もっと見直すべきところがあるんじゃないのかな、整備すべきところがあるんじゃないのかなというふうなご意見いただいたんですが、今回中心市街地には新発田川が流れておるんですけども、その新発田川に関しての整備について、中心市街地が活性化する一つのハードの整備だと思うんですが、その辺どうでしょうか、新発田川についての整備の進捗とかについてお知らせ願いたいんですが。 ○委員長(湯浅佐太郎) 五十嵐課長。 ◎維持管理課長(五十嵐富士雄) お答えをいたします。  今現状中心市街地と言われている部分において、道路の美装化は若干進めさせていただいております。しかしながら、川の整備自体には、庚申堰の部分に一部工事を進めさせていただきましたけども、全体のいわゆる川の部分においての整備は、まだ進んでおりませんが、議会のほうでも市長が答弁されたとおり、3年もしくは4年というような頃合いをめどに整備に取り組んでいきたいというような思いがあるということでございます。よろしいでしょうか。 ○委員長(湯浅佐太郎) 五十嵐良一委員。 ◆委員(五十嵐良一) 今ほど中心市街地の中に創業支援事業でしょうか、そんな話がちらっと聞こえたもんですから、あわせて質疑いたしますが、この創業支援事業というのは、平成23年辺りから随分と続いている支援事業なんですけれども、これはずっと少しばか、少しばか増えているんです。それだけ創業するという意欲のある方がいるんだなと思ったんですけれども、今年極端にどんと予算が上がっていまして、その予算の中に移動販売、市長の予算提案の中にもありましたけれども、移動販売について、もう既に申込みがあるのか、それとも移動販売というものの構想の中で予算をつけたのか、その辺をちょっとお聞かせください。 ○委員長(湯浅佐太郎) 樋口課長。 ◎商工振興課長(樋口茂紀) ご質疑にお答えします。  申込みについては、既に1台分の相談をいただいておりまして、それに対する経費を約150万ほど見ております。プラス大体去年と今年の新年度の差が300万ほどなんですが、企業版ふるさと納税の全体のうちから300万この事業に使えるということで、そのうちの150万を移動販売者、残った150万については、実は昨年新規創業者の希望者が大変多うございまして、今年も待っている方がいらっしゃいます。それで、例えば50万円を3人の方にお使いいただけるとプラス3人になるもんですから、その分が増額になったという内容でございます。 ○委員長(湯浅佐太郎) 五十嵐良一委員。 ◆委員(五十嵐良一) その創業者もう既に多くの方が待っている状態だというんですけれども、その職種というか、どんな創業を希望されているのか、分かったら教えていただきたいのと、あと継続率、どのくらい長くずっと続いているのかという継続率をちょっと、あと年齢分かったら教えてください。 ○委員長(湯浅佐太郎) 樋口課長。 ◎商工振興課長(樋口茂紀) これまで平成28年が1件、29年が6件、30年が8件、今年度が7件というような利用実績になっておりまして、年齢はすぐ分からないんですが、平均的には若い方が多い状況でございます。一番多いのがやはり飲食業で焼肉店を開いたり、喫茶店を開いたりという方が一番多うございまして、その次は美容業であるとか、あとはサッシ、エクステリア業という方もいらっしゃいますが、一番多いのは飲食業、それから美容業が多い順番になっております。 ○委員長(湯浅佐太郎) ほかに質疑ございませんか。 中心市街地があれでしたら、次のテーマのDMOでも結構ですが。  中野廣衛委員。 ◆委員(中野廣衛) それでは、ほかのもので質疑したいと思います。  さっきの視点の主な事業49番でございますが、GFPグローバル産地づくり推進事業、新規というふうなことでありますが、この中で海外市場ニーズに応じた農産物の輸出産地づくりのために、実施体制の構築、トップセールスの実施等というふうにあります。トップセールスは十分分かるんですけれども、実施体制の構築というのは、具体的にはどのようなことを指すのかというのが1点です。  続いて、ナンバー54でございます。新規就農者支援事業というふうなことで、当初予算では5,441万5,000円上がっておりました。実績として1,115万ですか、実際約4,300万円減というふうなことになっております。事業の反省というか、あれについては新規就農、規模拡大あるいは新規部門開始に必要なリース機械や施設整備ということでございまして、減額の理由は制度利用者の減というふうなことで、実績は2名というふうなことになっておりますけれども、当然当初予算を組むときに、見積りというか、何人ありそうだというふうなことがあったと思うんですけれども、4,300万、何人おやめになったのか、ちょっと分かりませんけれども、その辺をちょっと聞かせていただきたいというふうなことで、それから次のナンバー55、同じような内容なんですが、青年就農支援事業というふうなことで、2,700万が2,400万というふうなことで、300万円受ける方がいなかったというふうなことですが、青年就農者への経営開始における資金交付というふうなことで、何か最長5年というふうなことみたいでございますけれども、最大150万円というふうなことで、単純に割り返しをすると、対象者が16名というふうなことで捉えていいのかどうか、その辺3点についてお聞かせください。 ○委員長(湯浅佐太郎) 清田産業戦略監。 ◎産業戦略監(清田稲盛樹) 中野委員のGFPの部分について私のほうからお答えをさせていただきたいと思います。  このGFPというのがグローバル・ファーマー・プロジェクトというものの略で、要は世界に通用する農家を育てるということが農林水産省の目指しているところだということでございます。米の輸出につきましては、これまで4年間取り組んでまいりましたが、どちらかというと、観光協会並びに行政が主導で引っ張ってきたというところがございました。ただ、量的にも300トンを超える量になってきているということで、そろそろ本格的にした組織をつくって、体制強化をしていかないとということで、この補助金をもらうに当たりまして、国の要望というか、国の指示でもあるんですが、これまではどっちかというと、民間系の商系という言い方をするんですが、民間系の業者だけでやってきたんですが、昨年度から農協もお入りをいただいて、4者体制で米を集めさせていただいています。本格化をさせていただいていると。ここに農家、要は一生懸命やっていただいている農家が何人かおられるもんですから、その農家を加え、プラス信用保証をしていただいている銀行とかを加えた形で、協議会を立ち上げて、行政もその構成メンバーにはなるんですが、そういった中で官民一体として取り組んでいけるような組織づくりをするということで、こちらのほうに上げさせていただいているということでございます。  以上でございます。 ○委員長(湯浅佐太郎) 長谷川農林水産課長。 ◎農林水産課長(長谷川英一) お答えいたします。  初めに、新規就農者支援事業の関連であります。中野委員からのご質疑の中では、8件から2件に減った理由ということだと思いますけども、まず令和元年度、今年度はおっしゃるとおり8件の利用者がございました。新規就農1年目の方々が5件あって、そのほか2年目、3年目の方々もあったということで、8件でございましたけど、令和2年に関しましては、新年度予算に計上したのは2件、2名ということで、前年度の方がやめたとか、そういうことではなくて、2年度の取組に手を挙げてくださるのが2件だということでございます。1年目の方々がまずは初年度に取り組んで、2年目はまたその次の備えという準備段階じゃないかなというふうに思います。また、制度活用できる余裕のある方は、活用してくるんじゃないかなというふうに思います。  あともう一つ、青年就農支援事業でございますが、おっしゃいますとおり、16人の新規就農者がいらっしゃるということであります。令和2年度につきましては、新しく一応3人の新規の方々を対象として予定をして予算組みをさせていただいているということでございます。  以上であります。 ○委員長(湯浅佐太郎) 今田修栄委員。 ◆委員(今田修栄) 209ページの新発田版のDMOとして、特産品など販売の新規開拓としての具体的な販売戦略の策略として何か目玉商品みたいなの何か考えておるのでしょうか、お願いします。 ○委員長(湯浅佐太郎) 清田戦略監。 ◎産業戦略監(清田稲盛樹) 今田修栄委員のご質疑にお答えをします。  実際我々今米を販売をさせていただいています。これが世界5か国6都市ということでやっているんですが、その中で個別の販売、市民向けに販売をしているところがハワイとニューヨークなんです。そこには、お店をオープンをして、要は外食店に米を納めるだけではなくて、一般の市民というか、消費者に対しても物を販売しているという中で、実を言うと前回お酒であったり、お煎餅であったりというのを持ち込みました。そうしたら既にお酒については、これ香港なんですが、外食産業のところに持っていくのに一緒にお酒も売りたいということで、市島酒造のお酒が既に輸出が始まりましたし、ニューヨークにおいては、お煎餅が非常に売行きがいいということで、かなり1袋当たり高い値段で販売をされているんですが、飛ぶように売れるということで、継続的に注文を頂戴をしているということです。この戦略という中では、まず輸出は何が一番難しいかというと、要は輸入元との関係づくりというのが実を言うと一番難しくて、例えば分かりやすく言うと、決済はドルなのか、円なのかというところから始まりまして、税金がどうなるんだとか、不良品があった場合どうするんだとかという非常にいろんな問題がある中で、我々が見つけた方法とすれば、まずは米を販売をいただいてるワッカジャパンと共同に戦線を張って、外食産業にも販売をしていく、そして一般の小売をしているニューヨークとか、ハワイとかというお店においては、一般市民にもそういったものを売っていくと。そうなってくると、今度は外国で売るためのラベルが必要ですよとか、この着色料は海外では使えませんよとかといういろんな問題が実を言うとあるんです。そういったものを我々が一緒に取り組んであげて、解消してあげて、例えば分かりやすく言うと、着色料は日本の場合黄色とか、赤というのはクチナシの花から抽出をしたものを使っているらしいんですが、これはもうアメリカでは一切だめだということなんです。そうすると、その代わりの着色料というのを探して作ってあげるとか、そういったところもなかなか小さい店舗だとできないということでは、我々自分たちでできる大きな店というよりは、やりたいんだけど、なかなかそこまでの余力ないんだよねというところを支援をしたいということで、そういったものを掘り起こして、サンプルとして向こうに送って、気に入ってもらって、注文に持っていくというようなことを繰り返しやっていきたいというふうに考えているというところでございます。  以上でございます。 ○委員長(湯浅佐太郎) 水野善栄委員。 ◆委員(水野善栄) 長谷川課長にお願いします。  実は、地域農産物等輸出促進事業というのがあって、500万ほどついています。これ先ほどの説明では、米を除いた農産物の輸出についてこれから検討していくと、そういうふうなもので予算づけされている内容でありますけれども、それこそ物のアウトバウンド、それに向かった流れの中で、もちろん恐らくというか、園芸作物の部分の輸出に当たるのかなと思いますが、どういうものをこれから農家の皆様にそれをまた波及して、どんな形でそれを広めていけるのか、今年からそれについてどう取り組むのかについてをお知らせください。 ○委員長(湯浅佐太郎) 長谷川農林水産課長。 ◎農林水産課長(長谷川英一) ご質疑にお答えしたいと思いますが、まだ今のところ農産物、新年度の輸出というところまでの予定はございません。ただ、輸出ができるもの、先ほど戦略監のほうからも話ありましたように、輸出に関しては様々な条件がございます。そういったものがクリアできるような農産物、そういったものもいろいろ調査しながら、また研究しながらせっかくこの事業に取り組んでいる中では、いろいろそこも研究していきたいなとは思っております。それよりもむしろそういった農産物を使った加工品関係、そういったものをぜひ商品化していければなということで、そういった可能性のある方々にお声がけをしながら、ぜひそういったところに結びつけて新しい商品化という部分も、この事業の中で取り組んでいくということでございます。それも一つの取組でありますということです。よろしくお願いします。 ○委員長(湯浅佐太郎) 五十嵐良一委員。 ◆委員(五十嵐良一) 今の関連なんですけども、清田戦略監が先ほどワッカジャパンと農協と手を組んで米を輸出すると。私の知るところでは、比較的おいしくて安全な米を輸出する、そういう計画なんだろうなと思うんですが、新聞の情報によると東港に薫蒸施設を造るということになれば、多分中国を見ているんだろうと思うんですけれども、その薫蒸施設となると、安心で安全なというのが全く変わってくるんですけれども、この辺についてはどのようにお考えか、お聞かせください。 ○委員長(湯浅佐太郎) 清田戦略監。 ◎産業戦略監(清田稲盛樹) 五十嵐委員のご質疑にお答えします。  ご承知のとおり、令和2年度から県は中国に向けて、やっと中国の扉が開いたということで、薫蒸施設及び精米施設を造って対応するということだそうです。正直我々の今の計画の中には、中国は入っておりません。それはなぜかというと、今委員がおっしゃったとおり、せっかくいいお米を我々調達をして、農家にも一生懸命頑張っていただいて玄米色選をかけて、非常にすばらしい状態の米を精米をして薫蒸した時点で、もうある意味我々が目指すお米の品質という部分とは少し違うのかなということなんです。ですから、県のほうとしても、実を言うと最初のほうで予定をしている量が20トンとか、30トンとかというその程度の量だというふうなこともお聞きをしています。精米施設も中国の認定が必要だということで、黒埼の全農グループの精米施設を認定してもらう予定だというふうにお話はお伺いをしていますが、我々としては、当面中国というところについては、手を出さないで、中国に手を出さなくても全体の輸出量は伸びているということから、まずはおいしいお米を適切な値段で買っていただける諸外国と取引をしていきたいというふうに考えているということでございます。 ○委員長(湯浅佐太郎) 入倉委員。 ◆委員(入倉直作) DMOということで、活動トライアル事業の中で候補法人といいますか、そののに今現状どんなふうな対応になっているのか、ちょっとお聞きしたいなと思いまして、あと先ほどあったようですが、相手方があるもんですから、出かけるにしても、なかなかイベント等が中止されているようでありますが、今現在先が見えない状態なのか、多分そうだと思うんですが、そういうことで。 ○委員長(湯浅佐太郎) 石井課長。 ◎観光振興課長(石井昭仁) DMO候補法人からDMO法人、どうなるんだかというご質疑だと思いますが、平成29年5月12日にDMO候補法人としてまず登録されました。それから3年間まず地域商社活動や観光地域づくり事業、観光情報センター機能事業を柱に、DMO活動の試行、トライアルを行ってまいりまして、稼げる地域づくりを目指す組織としてノウハウを蓄積してきております。令和2年度、今年でございますけれども、新型コロナが今ございますので、若干ちょっと遅れるかなとは思っておりますけれども、その昇格の要件となりますのが多様な関係者の合意形成、それからデータの継続的な収集、戦略の策定、それからKPIの設定、PDCAサイクルの確立、それから関係者が実施する事業と戦略の整合性に関する調整、仕組みづくり、戦略に基づくプロモーションの実施、データの分析などを担う専門人材の配置など、それから安定的な運営資金の確保など、以上の5項目をクリアしていかなければならないと思っておりまして、ほぼほぼ出来上がっているんですけれども、データ収集ということで、DMOのほうでやったんですが、何でかといいますと、当初は団体を目指して調査活動を行っていましたけども、FITが増えてきたということで、特に香港のFITがどこから来ているのかというのがちょっと分からなかったもんですから、調査をかけたんですけれども、新型コロナで全く来なくなりまして、全く調査どころではなくなってしまいましたもんですから、一旦は調査を打ち切りまして、今後それについてまた調査しながらデータ収集してDMOに向かっていきたいと思っております。 ○委員長(湯浅佐太郎) 入倉委員。 ◆委員(入倉直作) 分かりました。要は、もう一点確認なんですが、この法人格は母体はどこに当たる、事業者といいますか、その法人なるものの母体はどこにあるのか、当然新発田市じゃないわけですから。
    ○委員長(湯浅佐太郎) 石井課長。 ◎観光振興課長(石井昭仁) 今のところDMOは、観光協会が担っておりまして、DMOといいましても、観光協会一つだけがやっているかといいますと、そういうことではなくて、オール新発田体制でございますので、その中に交通部会とか、宿泊事業者部会とか、商工業のほうも巻き込みながら、そういった部会全体をDMOということでやっておりまして、そういったところで協力しながら今後やっていきたいと思っております。  以上でございます。 ○委員長(湯浅佐太郎) 清田戦略監。 ◎産業戦略監(清田稲盛樹) DMOの認定要件で、法人格でなければだめですということになっています。DMOの事務局として、観光協会を事務局にさせていただいています。事務局ですから、そこにいろんな組織がぶら下がるというふうなイメージをお持ちをいただければいいなというふうに思っています。DMOの下部組織をDMCという言い方を何かしているんだそうですけれども、そのCの集合体がDMOですよというのが国が言っているイメージなんです。そのCは何かというと、先ほどお話をしたお米を集めて販売をするというような、そういう組織であったり、それから旅館とか、バス事業者が要は人を回すための、もしくは泊まりに来ていただくために活動するものであったりといういろんな活動を内包していて、それを最終的に事務局として新発田市観光協会が取りまとめていくというようなイメージをお持ちをいただければなということでございます。  以上でございます。 ○委員長(湯浅佐太郎) 小川徹委員。 ◆委員(小川徹) 観光協会は事務局なんですね。かなり広範囲な部署というかがあるもんだから、そこに指示を出すのは、やっぱり観光課が指示を出していかないと、まとめたり、指示を出す、観光協会はあくまでも事務局なもんですから、そういう指示を出せないと思うんです。それをうまくやれば観光課のほうで指示してまとめれば、非常にうまくいくんで、かなり個性の強いというか、いろんな種類があるんで、それを強力にするには、観光課だと思うんで、その辺は強力に進めていっていただきたいと思うんですが、どんなもんでしょう。 ○委員長(湯浅佐太郎) 石井課長。 ◎観光振興課長(石井昭仁) おっしゃるとおりでございまして、観光協会は事務局なんですけれども、手配業務とか、観光案内所とかの業務は大分慣れてきまして、だんだんやってきたんですけれど、やっぱり新しいことになりますと、なかなかうまくいかないということで、観光振興課が入りまして、例えば今回の新型コロナの対策ですと、DMOが中心となってやってもらうのが当たり前なんですけども、なかなか新しいことは難しいものもあるもんですから、観光振興課が指導をしながら、今商工振興課とも一緒になりながら指導して、新しい対策といいますか、そういうのを今出しているような状況でございます。 ○委員長(湯浅佐太郎) 小川徹委員。 ◆委員(小川徹) 課長はそういう話なんで、せっかく清田戦略監がいるんで、強力に指示を出してうまくいくように頑張ってもらいたいと思います。ありがとうございました。 ○委員長(湯浅佐太郎) 清田戦略監。 ◎産業戦略監(清田稲盛樹) ありがとうございます。おっしゃるとおり、観光振興課だけではなかなか厳しいという中で、ここは産業連携というそれぞれ項目を少し設けさせていただいていますが、農林水産課、それから商工振興課、それから観光振興課、その3つの産業部門が一体となって、要は観光協会は事務局ですけども、同じ構成員として横並びで入って体制を構築をしていくということでやらせていただきたいと思いますので、今後ご支援よろしくお願いをいたします。 ○委員長(湯浅佐太郎) 宮村幸男委員。 ◆委員(宮村幸男) 米を輸出しておりますけれども、今300トンということでございますけれども、そういう中でコロナの関係で今止まっているかと思うんだけども、今後また徐々にいつものようにふだんどおり流通が開けてくるんだと思いますけれども、昨年から農協も加わったということなんですが、実際一つの国内流通もそうですけど、海外も出れば一番いいわけでございますが、コシヒカリの生産者から買い取るコシヒカリ、こしいぶきというのは、どれくらいの値段で買い取っておりますか、その点をお聞かせ願いたいと思います。 ○委員長(湯浅佐太郎) 清田戦略監。 ◎産業戦略監(清田稲盛樹) 買取り価格ということでございますが、今年の今農家とお話をさせていただいている額についてまずはお話をしたいと思います。  コシヒカリで1万2,600円という数字です。ここに2万円の補助金プラス市の産地交付金9,000円、2万9,000円の10アール当たりというふうなことを考えると、1万5,500円ぐらいの数字になるんです。そうすると、一般米の農協の買取り価格よりは高い価格に設定できているかなということでございます。こしいぶきに関しては1万200円という数字です。これにつきましては、同じく国の交付金2万円プラス、県の交付金が1万2,000円つきます。これ3年契約が条件になるんですが、3年契約をしていただくと、2万円プラス1万2,000円プラス1万200円ということで、通常の農協の輸出用米の加工用米だと8,500円ぐらいなのかなというふうに思っているんです。ほとんど一般米よりもむしろ輸出米のほうが今はいいぐらいの価格になるかなというふうに思っています。ただ、一方で、今農家やっぱりどうしても省力化ということで、フレコンじゃなきゃだめだとか、それから我々1等米縛りをさせていただいているもんですから、そこがやっぱりなかなか厳しいと言われる農家もおられるんですが、ただ一生懸命本当に篤農家と呼ばれる方たちは、1等米作るのが我々の仕事だからということで、少しでも高く買っていただけるということで、輸出のほうに一生懸命ご協力をいただいているというようなところでございます。  以上でございます。 ○委員長(湯浅佐太郎) 渡邊喜夫委員。 ◆委員(渡邊喜夫) DMOというふうな形での集中的な審議を、まずは我々経済建設でいろいろと視察のほうにも行って、先進地だったかどうだったか、そこら辺のところの研究もし、実際に新発田のDMOをどのように進めていくべきなのかというふうなことでのそんな勉強をしたことで、今回の集中審議がDMOになったわけで、今ほど戦略監なり、長谷川課長から。私思うに、物のアウトバウンドというのは、そんなにはもうからないんだと思うんです。経費かけて産地交付金なり、いろんな補助があって、かなりの輸送費をかけて、それで農家の生産量の数%しかまずは売れないと、市の経済的な部分ではそんなに、全くとは言わないけど、本当のわずかな部分の波及効果でしかないと、むしろDMOの中ではインバウンドのほうがはるかに大きな経済効果をもたらすと、それも交通から、飲食から、旅館から、いろんな部分の波及効果が大きいんだと、食材から、むしろそちらのほうのインバウンドのほうを強力に推し進めるというふうなことの中で、先ほど私観光協会のほうにもちょっと伺ったんですが、地方創生推進交付金、それこそDMO関係での使途、目的のもので、観光イノベーション事業の中で今までやってきて、新年度でどのような形でブラッシュアップして、どんな形でやっていくのかというふうなことを聞いた中では、本体は市でありますので、先ほど言ったとおり観光協会は事務局的な役割等のことなので、詳しくは市のほうにというふうな話だったんですけど、今まで台湾での誘客で、台湾の飛行機も新潟空港に来て、かなり着地型、そしてまた体験型の農業の関係とか、いろんなことで成功してきたと、米も売れて、一緒に新発田のものも、物産も売ってきたと。そういった中で、台湾に飛行機が新潟空港に乗り入れがなくなってしまって、今後ちょっとどうなるのかという部分があったり、ただ、たしか市長のほうから今後のDMO関係では、ベトナムを視野に入れながらというふうな話があったんですが、新年度の関係でも恐らくDMOはベトナムを視野に入れながらやっていくと思うんですが、その辺今回のこのDMO活動トライアル事業とか、どこら辺の部門でベトナムなり、またほかの国なり、マーケットとしてやっていこうと思っているのか、その辺ちょっと戦略監にお聞かせ願えますか。 ○委員長(湯浅佐太郎) 清田戦略監。 ◎産業戦略監(清田稲盛樹) 渡邊委員のご質疑にお答えします。  まず、アウトバウンドの部分なんですが、全くおっしゃるとおりだと思います。せいぜい300トンとか、400トンぐらい、新発田の耕作面積からすると、本当に0.何%の話であります。ただ、一方ではブランディングという意味での認知度ということになると、全く違う効果があるということです。もう一つは、これすごく大きいなと思ったのは、実を言うと昨年ニューヨークに一緒に行ったときに、農家に一緒に行っていただいたんですが、農家自身のモチベーションがすごく上がるということなんです。やっぱり自分の名前が記されたお米が最後の最後の段階まで行って、自分の米としての評価を直接お聞きになられるということは、これはなかなか今までなかったこと、それもニューヨーク辺りでそういったことを知っていただくということに対して、我々農業を支援をしていくというスタンスの中では、非常に効果があるかなというふうに思っています。ということで、渡邊委員おっしゃっていただいたように、お米をブランディングをして、どんな産地なのかなということで来ていただいて、オーナーになっていただいて、体験をしていただいて、新発田で交流をしていただいてというような一連のことをしたいということを一つの目的にしているということです。  台湾のお話がございましたが、飛行機がこの3月から本当はタイガーエアラインというのが飛ぶ予定だったんですが、今のこの状況で台湾においては、日本の渡航禁止措置がおとといでしょうか、出されたということで、しばらく台湾からお越しをいただけないということでございます。一方、なぜにベトナムかというと、実を言うと旅行の形態がFITと呼ばれる個人旅行にすごく変わってきていて、我々もなかなか捕捉をし切れないという現状にございます。ただ、一方でこれだけFITがお越しになったというのは、団体誘客をこれだけ一生懸命PRをしてきた成果としてそうなったんだろうというふうに我々思っています。ベトナムは、実を言うとまだまだFITではなくて、団体の旅行というのが結構ありまして、新潟にも3便から4便ぐらいチャーターとして毎年飛んでくるということで、今年もその計画があるということで、そこを中心にまずは攻めてみたいということでございます。今後の課題なんでしょうけれども、FITの方たち、要は個人でお越しになった方たちを我々はどうやって捕捉をして、どうやって彼らに対して観光消費を促していくのか、交流を促していくのかというところがすごくポイントだろうなというふうに思っています。そのときには、やはりアウトバウンドで我々が輸出をしているものというのをその国でPRをして知ってもらうというのがすごく得策なのかなというふうに思っていまして、そこを総合的にやっていけたらなというふうに考えています。  以上でございます。 ○委員長(湯浅佐太郎) この際、3時30分まで休憩をいたします。           午後 3時10分  休 憩  ───────────────────────────────────────────           午後 3時30分  開 議 ○委員長(湯浅佐太郎) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  引き続き質疑を行います。質疑ある人の挙手を求めます。  入倉直作委員。 ◆委員(入倉直作) 何点かあるんですが、取りあえず長谷川課長で2点お願いします。先般森林環境譲与税の条例を定めたということでありますが、今般一つの目的の部分に、管理事業に関してはアドバイザーというのもお聞きしましたけども、どうもやはりこの基金が当然色のついていないお金ということでありまして、市長が流用できるということの流れで、今回この部分で1,500万ほどなわけですが、ほぼほぼ1,100万という基金という中で、先般の法令、条例の中にも市長は流用できますよということあるんですけども、どうもやはりちょっとのみ込めないもんがありまして、また先般詳しく、年々すごい大きな金がぼんぼんぼんと来るわけでありまして、3年、4年後には3,000万ほどが定額になってくるということで、いや、非常に市とすれば当然有り難いことで、一時共産党が反対しておりましたけども、事実上実施されることになりまして、ということは市の持ち出しが事実上なくなって環境を保持、また維持できるということは本当に有り難いことでありまして、私どもずっと紫雲寺地区も後のちょっと質疑あるんですけども、松くい虫等々もありましたけども、この基金に対してのちょっと素人というか初めてなもんですから、今後のこの大きな数字がだんだんなってきて、捉え方として、今結構松林でも組織で組んで整理されたり維持管理を自主的にやっている組織とか、補助金もらいながらですけども、それもそんなに長く継続できないんですけども、そういう組織等々にもこの基金は充当できるもんなのか。それ1点。  それと、毎回毎回しつこいんですが、いよいよ今回の予算で有機資源センターがプラスになりましたが、本当に、いや、喜ばしいこと。ただ、今までは施設の老朽化も伴い、いろんな修理等もありましたし、あったとは思うんですが、今回その部分を単純に見ないがためにプラスになったのか、その分。 ○委員長(湯浅佐太郎) 長谷川農林水産課長。 ◎農林水産課長(長谷川英一) 1点目お答えしたいと思います。  森林環境譲与税の基金の関係であります。今後の使い道というところだと思いますが、市長の答弁にもお答えしていますけども、まず来年度、新年度に入ってこの基金といいますか、環境譲与税が本格的に今度使途にのっとって有効活用していこうということで、今回基金その分1,100万ほど設けさせてもらったわけでございますけども、まず1年目、林業事業体の皆様方と一緒になっていろいろ研究しながら、まずどんな形で森林整備のほうを進められるかというところをまずしっかりと調整していきたいなということ。それに併せて、基金というものはその年単年度でできない大きな整備事業でありますとかそういったところのために備えながらその年その年に必要な部分を基金から調整をしてお金をそこに使わせていただこうというのが一つの狙いです。  あと公益機能の関係ということで、譲与税、税金納めてくださっている方々、当然一人一人今度令和6年から1,000円というようなことになりますけども、そういった方々に公益性を持った恩恵が得られるようなというところでありますので、まずは滝谷森林公園、森林の公益性というところで、あそこをちょっと整備しながら、新年度予算にも今回は屋外トイレのほう洋式化することで予算も上げさせていただいております。そういったところにも活用させていただきますし、ただ1つ、松林等の整備の組織の皆さんへの何か充当というようなお話でございますけど、そこは今ちょっともう少し調べないと何とも言えないところで、多分その事業の内容の部分だと思います。そのところで充当できるかどうかということになるかなというふうには思いますけども、そんな形で考えております。  あと有機資源センターでございます。ご指摘のように実はプラスということであります。ただ、令和2年度の予算の関係で、大きな工事実は抑えていました。大きな工事とか大きな機械の入替えというのをちょっと抑えて、老朽化に備えて大規模工事に備えるという意味でもまずは価格の改定をさせていただいたりということでプラスに転じたわけですけど、大きな工事、また備品購入等も抑えながらの予算化でしたので、プラスになりましたけど、今後必ずや経費かかってきます。そのために、ある意味、何回も申しましたけど、備えの形といいますか、一定程度の収入を得る必要があるということでの考え方でございます。  よろしくお願いします。 ○委員長(湯浅佐太郎) 入倉直作委員。 ◆委員(入倉直作) はい、わかりました。  次に、前田課長なんですが、93ページの先ほど特に当地区が紫雲寺地区の松くい虫という形で出まして、6年間の調査と言いましたけども、そういう調査というのは例えばさくら森林組合とかそういうところの委託、委託料と載っているんですけども、どんなふうな形で、今までの検証するという形で載っていましたよね。93ページの松くい虫のその委託料というのは、どの組織といいますか、どこに委託されるものなのかなと。 ○委員長(湯浅佐太郎) 前田財産管理課長。 ◎財産管理課長(前田純博) 入倉委員のご質疑にお答えします。  実は、公共施設の立ち木、松くい防除につきましては、今まで6年ごとにやって実績がございまして、それで新年度予算のときに森林組合、もう1者に見積りを取りましてその平均値を新年度予算に計上させていただいております。実際に新年度になりましたら入札で決定されるかと思います。  以上です。 ○委員長(湯浅佐太郎) 入倉委員、まとめて質疑していただいていいんですよ。どうぞ。  入倉直作委員。 ◆委員(入倉直作) 分かりたいのは、かなり1,200万という数字が大きいもんですから、委託料にしても。どんな仕事をなさるのか。ただはげ山になったよで終わるのか、結局もう枯れてしまったわけですから。伐倒駆除も今までやってきたと。そういう検証で今残っている部分の調査だけでだとしたら、この金額がちょっと大きかったなと思ったもんですから質疑しましたが、また改めて直接。  最後です。農業委員会、海老井局長に農地利用最適化推進委員ですかあるようでありまして、先ほど出てきましたんで、そこに今年当地区で砂採掘が非常にちょっと目に余るものを前にも農業委員会に要望した結果、その事業者にもそう言っていただいたという話はあるんですけども、なぜかといいますと、もう砂採取をして水が出るぐらい掘るんですよね。そうすると、この近郷の農家の皆さんがポンプアップして作物を作っているのに井戸水が枯れるというぐらいまでに状況下になっているもんですから、ある程度そういう意味で推進委員等々に。それは、そう言って私が行ったときまた事業者に言っていただいたらしいんですけども、私はそれ事業者に経営ですから砂取るなとは言いませんけども、水出るぐらいまで、周りが水枯れる、地下水がもう下がると当然水枯れるわけなんですよね、それぐらいもう深くするもんですから。まだ若干井戸水飲んでいる方もいますんで、やはり地下水汚染の問題もありますので、農地の管理上ずっと農業委員会が管理制というか、そういうのもあるんですけども、なかなか事業者との、指摘されても。で、埋めている材料もちょっと厳しいものがあるんですね。それは、法的に認められているというかありませんけども、本当に目の余るのです、はっきり言いますと。そうすると、その後に埋め立てた後に農作物作っても作物が育たないんですよね、地下水上がらないもんですから。だから、そういう部分は、推進委員等々にもなお一層の働きかけをしていただければと思うんですね。管理上、いや、見張っているわけにいきませんけども、またなおかつ啓蒙活動をしてほしい。ただ、そういうふうな形の推進委員なのか、それとももうそうじゃなくて、農業委員がそれは役割しますよということなのか、その点をちょっとお聞きしたかったんです。 ○委員長(湯浅佐太郎) 海老井農業委員会事務局長。 ◎農業委員会事務局長(海老井修) 入倉委員のご質疑にお答えいたします。  農地において砂取りをする場合は、一時転用の転用許可が必要になります。ただ、砂取り自体は県許可でありまして、砂取りする場合が農地以外の場合は農業委員会の許可が不要なんですけれども、農地の場合は農業委員会の許可が必要だということで、申請に当たりましては、地元の農業委員なり推進委員なりに現地を見ていただいておりますし、一時転用ですんで、3年以内に工事終わった場合には原状に復して工事完了届を農業委員会のほうに提出していただくという手続が必要になります。ご指摘の点につきましては、県のその砂取り許可の部署にもちょっとお話をさせていただいて、農業委員会の許可に当たりましては周辺の農地に影響がないことを前提に許可していますので、その辺影響があるようであればちょっと地元の推進委員、農業委員なりにお話をお聞きしまして、砂取り許可の県の部局ともちょっと協議させていただければと思っております。  以上でございます。 ○委員長(湯浅佐太郎) 今田修栄委員。 ◆委員(今田修栄) 209ページの道の駅の加治川整備事業になります。何か主にどういうふうに、リニューアルするということですけども、地域活性化の具体的な青写真あったら教えてください。  それと、185ページの漢方薬の薬草の栽培のその後の進捗状況はどのようになっているのか。  それと、同じく185ページの有害鳥獣対策事業として、追い払い活動、あれは6月から11月までですか、やっておりますけども、あれは1週間に何回出て、大体全部で何人ぐらい出ていると。それと、それやるときに鉄砲を持っている人と鉄砲を持っていない人も追い払いやっているという話聞きまして、花火を持ってやっているけども、ただ花火やっているとまたああいう四つ足系のはまた元へ戻ってくるんですよね。だから、もしいたときは撃ち止めるというような対策しないと。鉄砲を持っている人はいいけども、鉄砲持っていない人はどういうふうな関係で出ているとか。  それ3点お願いします。 ○委員長(湯浅佐太郎) 石井課長。 ◎観光振興課長(石井昭仁) それでは、道の駅の加治川のリニューアルどんなことをするのかということでご質疑だと思いますが、交通量の多い国道7号線に面します道の駅加治川でございますが、平成7年に竣工した後既に24年が経過いたしまして、恵まれた立地条件にはございますものの、国道から施設が見えづらい点や施設の老朽化などの問題もございまして、他の道の駅と比べますとにぎわいによる活気や長時間の滞在を促す魅力がなかなか創出できていないのかなという現状がございます。そこで、現在抱えてございますハード、ソフトの両面の課題を解決いたしまして、民間事業者のノウハウを最大限に生かした施設運営を推進することで利便性を高め、多くの集客と交流人口の拡大につながる観光拠点、さらには農産物や特産品の販売拠点施設へと再生することを目指しましてリニューアルに取り組みたいと思っております。  具体的には、まず既存のトイレを店舗スペースとして改修いたしまして、来訪者が安心して快適に利用できるトイレのほうをまずは増設いたします。農畜産物等販売所やまざくらの直売所機能を桜館内へ移設いたしまして、これまでの飲食エリアをリニューアルするとともに、テイクアウト販売所を調理場内に設け、観光案内所機能を有したインフォメーションも整備いたします。現在の農畜産物等販売所につきましては、道の駅加治川の新たな魅力、誘客の武器といたしまして、そして誘客の目玉となるようなことということで、私どもパン工房ということで今のところ改修したいと考えてございます。したがいまして、桜館では食堂部分、それから農産物等販売所、物産販売所、インフォメーションセンターを設けまして、やまざくらはパン工房もしくは何がしらかの体験ができるような形でやっていければと思っております。外構につきましてでございますが、桜館前にございます緑地帯を撤去いたしまして一体的な駐車場を整備したいと考えておりますし、現在国土交通省にその旨を働きかけを行っております。また、国道7号線を通るドライバーの今のところまだまだ目立たないということでございますので、目にとどまるような大型看板を設置させていただきたいと思っております。スケジュールといたしましては、令和2年度に実施設計を行いまして工事費を算出した後、令和3年度の予算要求を行うと共に、地方創生拠点整備交付金の申請を行い、令和3年4月の交付金決定後工事に着手、令和4年1月頃竣工予定で考えております。また、新規運営事業者も令和3年4月以降に公募いたしまして、同年7月には新規運営事業者決定し、令和4年4月のリニューアルオープンを予定してございます。なお、新規事業者でございますが、指定管理者を考えてございますが、当初の3年間は最低限施設の維持管理に要します委託料のみを支払いまして、4年目からは指定管理委託料は全くゼロ、払わずに、運営事業者の努力で生み出していただいた利益でその利益の一部をまた逆に今度市のほうに納めていただくこととしてございます。このことによりまして、これまで1,800万円ございました指定管理料が大幅に減りまして、最終的には市の歳入が増えるという仕組みに変わり、しかも、地域のほうは民間事業者の努力、それから活躍によりましてどんどん、どんどん活性化していくということを私ども願って今作っているとこでございます。  以上でございます。 ○委員長(湯浅佐太郎) 長谷川課長。 ◎農林水産課長(長谷川英一) お答えいたします。  1点目、薬草の関係の進捗状況ということでございます。令和元年度につきましては55.5アール、出荷のほうがやっと平成30年産のトウキ、乾燥ですとか様々調整をしたものを初出荷できました。販路のほうも確保しながら、少量ではありますが、初出荷できたということであります。ちなみに、トウキのほうは51キロの出荷でございます。金額で申し上げますと7万1,183円という金額でございますが、トウキのほうを初出荷して、令和2年以降も収穫したものを出荷できるようなルートを今結びつきができているということであります。ちなみに、金井商店という相手方と今取引ができたということでございます。平成26年からかけて6年目になりますけども、令和元年度に松岡の皆さんのほう名称も変えまして、薬草生産組合というようなことで、地域の皆さん、より自立といいますか、独立を目指す体制整備を私ども市と一緒になって今体制整備を取り組んでいるというところであります。  あと追い払い隊の関係でございます。追い払い隊に関しましては、2種類といいますか、2くくりございます。1つは、パトロールということで、月曜日から金曜日、9時から4時までの間、これは毎日月曜から金曜日2人がパトロールを実施しております。このパトロールで実施しながらテレメトリーの関係のお仕事ですとか猿の追い払いも実施しておるところですけども、その皆さんは月曜日から金曜日ですし、あと5人の方々専門員ということで、実際にこの方々が鉄砲を持っています。ただ、捕獲はできません。捕獲は命令した中での捕獲になりますけども、鉄砲を持っている方々が専門員ということで5名いらっしゃいます。週3日ということであります。2人が月から金のパトロール、5人が週3日追い払い業務を行う専門員の方々、連携して実施しておるということでございます。  以上でございます。 ○委員長(湯浅佐太郎) 今田修栄委員。 ◆委員(今田修栄) 道の駅の件です。これからということですので、これからおいおいと注視していきたいと思いますんで、よろしくお願いします。  薬草のほうもこれプラス・マイナスは大体どのくらいなもんでしょうね。 ○委員長(湯浅佐太郎) 長谷川課長。 ◎農林水産課長(長谷川英一) 薬草の経費とのバランスということでしょうか。経費は、まだたった先ほどの話でありますけど、7万幾らの収益ということなんで、それを取るのに今実際人件費でありますとか様々経費がかかっております。その辺のバランスを実際のところは今は取れていないのが現状であります。ただ、それを松岡の地元の皆様とどういうふうに調整していくか、どうすればバランスが取れた収支が取れるのかというところをこの1年、2年かけまして独立できるようなそういった体制に持っていきたいということでございます。  よろしくお願いします。 ○委員長(湯浅佐太郎) 今田修栄委員。 ◆委員(今田修栄) ありがとうございます。  先ほどの有害駆除の猿の追い払いですけども、要するに狩猟免許を持っている人も新発田でもやはり100人前後もいますので、できたならばやはり狩猟免許を持って狩猟のできる人たちが追い払いをするというのは一番理想的だと思いますけども、その辺はどうしているんですか。 ○委員長(湯浅佐太郎) 長谷川課長。 ◎農林水産課長(長谷川英一) すみません。その5人の方々は免許はありますので、その状況に応じては対応しているということであります。 ○委員長(湯浅佐太郎) 今田修栄委員。 ◆委員(今田修栄) 花火持って追い払いしているというけども、私も実は20年ぐらい狩猟をやっておりましたんでよくわかりますけども、四つ足系の大体逃げていくとまた同じところをまた帰ってくるんですよね、ぐるぐる飛んで、特にウサギなんかそうですけども。やはり狩猟をやりながらやる、猿の場合ですけども、やっぱり持っていると必ずまた帰ってくるから、これをやっぱり撃ち止めるということもできるし、その辺はどんな考えでしょうか。 ○委員長(湯浅佐太郎) 長谷川課長。 ◎農林水産課長(長谷川英一) そのときの対応ということだと思うんですけども、その猟友会の方々ですとかそういった方々にいろいろそういった場面場面で対応していただいておりますが、猟友会ごとに年間駆除160頭から200頭ぐらいといいますか、そういった対応していただいています。実際の今田委員は、そういった現場もわかるということなんでしょうけども、様々工夫しながら効率的な駆除、そして追い払いの業務を進めていければなと思いますが、よろしくお願いしたいと思います。 ○委員長(湯浅佐太郎) 今田修栄委員。 ◆委員(今田修栄) 今後の要望ですけども、その辺も含めてこれからも対策してもらいたいと思います。  よろしくお願いします。 ○委員長(湯浅佐太郎) 水野善栄委員。 ◆委員(水野善栄) 長谷川課長にお願いします。3件あったんですけども、縮めて1件にします。  カメムシ防除対策事業、この部分で草刈りということで対応していくと、そういう話なんですけども、何しろこの暖冬でカメムシがかなりの数死なずに生きていると。また、夏はこの少雪のためにかなりの干ばつと言っちゃ失礼ですけども、何か水が足りずに稲作に対しての被害が非常に多く出るんじゃないかということも考えられるんですけども、それについての措置について何かお考えがあるのかどうかお聞かせください。 ○委員長(湯浅佐太郎) 長谷川課長。 ◎農林水産課長(長谷川英一) カメムシ防除対策事業ということで今水野委員からのご質疑いただきましたけど、まずこの事業につきましては、県が管理する河川の関係、その河川敷を対象として実施しておるもので、県から委託事業として地元の農家組合ですとかそういった方々が河川敷のカメムシ防除を行っているということであります。おっしゃるとおり、カメムシの被害というのが今年度もやっぱり米の品質のほうに出ているということであります。河川敷の部分に関しては、県の部分でもやっていましたし、あとそれぞれ農家の方々農道ですとか農道敷の川、小さい用水ですとか排水路のほうもそれぞれ実施をしていらっしゃいます。そういったことを一斉防除ということで効率的な方法を取れればなということで、それこそ共済、農協、また農家組合主導になってやっているところなので、とにかく効果が出ればいいかなというふうには思っています。県の河川敷の部分の防除、そして併せて地元の農家の方々が用水、排水路のカメムシ対策、併せてヘリコプター等での防除といいますか、カメムシ防除の取組を有効に実施していただきたいなというふうに思っております。  以上です。 ○委員長(湯浅佐太郎) 宮村幸男委員。 ◆委員(宮村幸男) ずっと各課行きますので、よろしくお願いします。  まず1つは、商工のほうでございますけれども、創業支援ということで、新規に特に購買車を回すということなんですが、これはやっぱり企業1社が市といろいろ協議してございますけれども、そういう企業にやるのか、それとも個人にも該当者がいるのか、その辺をお聞かせ願いたいと思います。  それから2つ目は、中小企業、小規模の支援の件であります。これまでも女性トイレ等の休憩室とかというところの助成をやってきましたけども、今年度の該当件数。それから、新発田市内は全部中小企業あるいは零細規模の企業じゃないかなとは思うんだけども、企業数というのはどれくらいあったもんですか。それからまた、そのトイレの助成ですけれども、その次の要望の多いというのはどの辺なのかというのをお聞かせ願いたいと思います。  それから、月岡温泉の美装化の問題でございますけれども、泉慶前をやるということですが、あの通りのほうまでやれるのかどうかお聞かせをいただきたいと思います。
     それから、地域のやっぱり大変な資源であります湯の平が止まっておりますけれども、この工事というのは継続されておるのか、あるいは何年くらいかかったらめどがつくのかというのをお聞かせいただきたいと思います。  それから、午前中にも紫雲の郷の説明がございましたんですけども、県の調査というか監査というか、それらが入ったというようなことで、フグの養殖は新年度やらないということなんでございますけれども、市のほうからそういう指定管理の件で指導するという内容があるようでございますが、その点の内容はどういうふうなものであったかというのと、フグの事業で補助金があったと思いますけれども、今新年度からやめるということで補助金返還というようなことが出るのか出ないのかというのをお聞かせいただきたいと思います。  それから、有害鳥獣の件でございますけれども、猿大体250くらい毎年駆除をして半減させようとあるいは被害を食い止めようというそういうことでございますけれども、250、今までですとその半分の100ちょっと国県に申請して8,000円分が来たんじゃないかと思いますけれども、250なら250全部国県のほうから助成してもらうようにはならないものかというのをちょっとお聞かせ願いたいと思います。  それから、イノシシを大体先回ですか、昨年ですか、二千二、三百ぐらいあったんじゃないかというような推測の数が出ておりましたけれども、それより増えていることは確実でありましょうし、豊浦地域も昨年出まして、集落から大変何とかしてくれないかという要望が出ましたし、会議の席に私も行って参加した経緯もありますが、これからやっぱりそのイノシシというのが一番被害が大きくなるんではないかなという点で、市の半減策にとりましたところの施策をお聞かせ願いたいと思います。  それから、森林経営管理の点でございます。アドバイザーということで雇用するということでいきますけれども、それは森林組合のほうの関係なのか、それとも個人、民林のほうの関係を指しているのか、その点をお聞かせ願いたいと思います。  それから、国営附帯の県営かんがい排水事業がありますけれども、特に奥右衛門川につきましては、やっぱり反対するという方もおられますんですが、それでなかなか工事が進捗しないということがございましたが、今年は100メーターやるというふうなことでございまして、その点は解決をしたのでしょうか。また、解決しなくとも、下から行くのか、上流から来るのかというのをお聞かせ願いたいと思います。  それから、新しい県営かんがい排水、豊浦郷始まりますけれども、それというのはやっぱりため池関係なのか、その点をお聞かせ願いたいと思います。  それから最後は、国土調査でございますが、非常に今回は大幅に増えるというようなことで、大変いいなと思いますけども、圃場整備の関係もあって松浦地域全部集落を調査に入るというのはあとどれくらいかかるのかお願いして終わります。 ○委員長(湯浅佐太郎) 樋口課長、簡潔にお願いします。 ◎商工振興課長(樋口茂紀) 宮村委員のご質疑にお答えいたします。  新規創業の車両の関係でございますが、企業とは販売するものを提供いただくという関係は持ちますが、販売する方は個人事業主でございますので、個人事業主に対する補助ということになります。  あと女性が働きやすい環境づくりの整備でございますが、これまでの実績でございますと、平成28年が4、29年度が5事業所、30年が1、今年度が3事業所となっておりまして、実績の内容といたしましては、トイレの改修が一番多うございまして、次は休憩室の改装、更衣室の改装ということになっておりますし、新年度もトイレの改修をしたいという要望が入っております。  以上です。 ○委員長(湯浅佐太郎) 石井課長。 ◎観光振興課長(石井昭仁) それでは、宮村委員のご質疑にお答え申し上げます。  まず最初に、美装化の関係でございますが、今年につきましては残念ながら大通りまでは参りませんで、35メートルということで、大通りまではあと3年ほどかかるかなと今思っている。なかなか補助金の関係がつきがようございませんで、その辺の関係でございます。  続きまして、湯の平の関係でございますけれども、ここは私どもは閉山ということでさせていただいています。それで、今工事のほうは確かに入ってございますが、あの工事は実は東北電力が奥にございます加治川ダムのほうの流動壁とおっしゃっていましたが、ちょっと私詳しいことわからないんですけど、そちらの工事をしたいんだと。ついては、重機とか入れる関係があるんだと思いますが、道路を直していかなければならないということで、今今年度につきましてはまず鱒取倉沢にございます道路が陥没したところを鉄橋かなんか架けまして今直したと。次年度以降今度は大倉沢にちょっと土砂が大きく流れてきたような部分がございまして、その部分を固めるといいますか、それで網みたいなものをかけて崩落を防止するような工事ということで、その後令和5年度まではそういった工事が続くということで、その間は入山はできないというふうにお聞きしております。  以上でございます。  続きまして、紫雲の郷の関係でございますが、私どもは先ほど小林社長が述べた件を最初に把握いたしましたのは10月中旬でございました。早速その日のうちに小林社長を呼びまして事情聴取に及び、その結果午前中にございました事実関係を把握いたしました。すぐに新発田市としてどんな対策を講じられるか問題点を整理し、顧問弁護士に相談をいたしました。問題点は、1つにしっかりとした報告がなかったこと、また従業員の教育の徹底、最後に法令遵守ということでございます。これらの点に関しましては、顧問弁護士からはまずは自主事業であることから基本協定等の紫雲寺記念館と交わした文書の中で今回の件に関して報告が遅れた点についての責任を問うことは得策ではないと。また、報告義務並びに従業員教育や法令遵守について、法に基づいた対応ではなく、大きな不祥事事案の場合筆頭株主として訴えられる場合も考えられることから、道義的な範疇において文書などで注意喚起等をすることはできると、このようなご指導をいただいたところでございます。そのような示唆をいただきましたことから、11月12日に小林社長に対しまして当市への情報提供の迅速化及び法令遵守についてという文書をもって厳重に注意したところでございます。その後におきましても、事あるごとに連絡を密にいたしまして、私どもが向こうに行ったり、また呼び出したりしながら、そのフグの関係もございましたので、いろいろ調査をしてこのようなことがないように私どもも徹底してまいりたいと思っております。  それから、補助金の返還の関係でございますが、県からいろいろ補助金頂いている部分ございますけれども、この部分につきましては今照会をかけておりまして、でもなかなか県のほうも反応がちょっと鈍くて、今照会でまだ回答が返ってきていないという状況でございます。  以上でございます。 ○委員長(湯浅佐太郎) 長谷川課長。 ◎農林水産課長(長谷川英一) お答えいたします。  1点目、猿の関係、捕獲の関係で、8,000円国と県のほうにというようなことでありますけど、要望のほうはさせていただいておりますが、結局は配分ということで全て国というわけにもいかないので、対応しているということであります。  あとイノシシの関係、半減策ということでございますが、これは一般質問、宮村委員質問いただいたのに市長が答弁しておりますとおり、わなによる捕獲、そして冬場の銃捕獲というようなこと、そして県への捕獲強化の関係を働きかけていくというそういったことでの市の半減策といいますか対応策ということでお願いしたいと思います。  あと森林アドバイザーの関係ですけど、アドバイザーの部分に関しては、個人を募集しているということであります。民有林の整備に関係してそういった専門知識を持った、また専門知識を持ってもらいながら対応してもらいたいということでのアドバイザーでございます。  以上です。 ○委員長(湯浅佐太郎) 大滝課長。 ◎地域整備課長(大滝一仁) 奥右衛門川排水路の進捗状況についてでございます。今年度の末の進捗状況で事業費ベースで約17%ということになってございます。家屋移転交渉につきましては、現在も難航しておりまして、次年度の100メートルという箇所につきましては、移転に影響のない下流部より着手したいということで県のほうから聞いております。  続きまして、県営かんがい排水(豊浦郷地区)、こちら新規ということでございます。中浦、天王、本田地区の受益約1,730ヘクタールをパイプかんがいが導入されているところでございますが、このパイプかんがい導入されて以来40年以上がたっておるということで、水管理システム、また揚水機場の電気設備システムがもう故障しているということで、これらを改修したいという事業でございます。  以上です。 ○委員長(湯浅佐太郎) 前田課長。 ◎財産管理課長(前田純博) それでは、宮村委員のご質疑にお答えします。  松浦地区につきましては、大槻、山内地区を除外しますと9つの計画区に分かれておりまして、来年度実施する上中山第2は第5計画区、八幡新田、小友地区は第6計画区になっております。松浦地区が終了いたしますのは、最後に第10計画区が終了した時点で松浦地区が終了となります。その年度につきましては、令和13年度、つまり令和14年3月31日をもって終了となります。  以上です。 ○委員長(湯浅佐太郎) 宮村幸男委員。 ◆委員(宮村幸男) それでは、ほとんど了解しましたので、あと2つお願いします。  中小企業、小規模ということで支援をされておりますけれども、どれくらいの市内での企業数というのとそのトイレの次の企業要望あるいはまたこれをやろうというのが何かというのをお尋ねしたいと思います。  それからもう一つは、鳥獣のやつですが、今猿の捕獲数を二百幾つと言いましたか、それを全部国県の補助にしないということのお話だったかなと思うんだけども、そうだとすると北のほうの村上なんかは全部やっているんだそうですね。だから、なぜ助成があるのにその申請をしないのかなという不思議に思っているところなんですが、それを1つとそれから昨年イノシシが出たりして、写真、今田委員のほうから借りたりしましたが、水田の被害のところは畦畔をずっとミミズを掘り返して畦畔を掘り返すというようなことで非常に個人の被害が多いなというふうにあります。しかし、まだ豊浦のほうは出ておりませんけれども、そういうふうな非常に猿とは違ったまた大きな被害もありますので、そういう苦情やあるいは集落のところに出たときの処置の仕方というのは、やっぱりこれから大いに市の支援を頼るところでございますが、どのようにされるのかちょっとお聞きしたいと思います。 ○委員長(湯浅佐太郎) 同じ回答になるかもしれませんが、簡潔にお願いします。  樋口課長。 ◎商工振興課長(樋口茂紀) ご質疑にお答えいたします。  女性の社会進出は非常に多うございますので、女性が働く職場というのは、企業というのは大変多いというのは存じ上げておりますが、その女性が働く企業数というのは残念ながら当課では把握しておりません。内容の対象につきましては、やはりトイレ、更衣室等の要望が多うございますが、補助対象といたしましては、託児スペースとかという部分も改修の対象になっておりますので、相談があれば対応したいなと考えております。 ○委員長(湯浅佐太郎) 長谷川課長。 ◎農林水産課長(長谷川英一) 1点目、猿の国のほうからということでありますが、これは要望はしているんですけど、要望どおりにいかないということであります。その1点でございます。  あとイノシシの関係でありますが、先ほど申し上げましたとおり、市長の答弁のとおりなんですが、集落等また危険な状態で集落等の中に入ってきたりしたときは、実施隊を派遣してすぐ駆除の対応できるようにやっていきたいというふうに考えております。  よろしくお願いします。 ○委員長(湯浅佐太郎) 五十嵐良一委員。 ◆委員(五十嵐良一) 大分時間たちましたので、省いて。まず1つ、社会資本の老朽化ということで、道路、橋梁、それから上下水道の事業計画の中でピーク時はいつ来るのかという考えがあって予算付けしているのかを伺いたいと。  それと、これ基本構想案の中にあったもんですから、そこの辺の考えをお聞かせいただきたいと。  それと、それから中心市街地活性化ということで議論したんですけれども、その中で空き家ビルについての予算というんですか、対応をどのように考えているのかお聞かせください。  あとまた農林水産なんですけれども、園芸振興支援事業、これは国、県の予算なんですが、また別に新発田市で185、187ページのところで強い農業水産づくり支援事業、ここにもアスパラとかイチゴとかそれから園芸振興支援事業のところもアスパラ、イチゴが項目の事業説明のところに載っていますし、それからまた187ページのところではアスパラ等新発田野菜・果樹拡大支援事業と。説明事業を見る限り同じような項目が幾つかあるんですけども、これは何らかの目的でこういうふうにしているのか、それとも国、県の予算の関係と市の予算の関係でこうなっているのかお聞かせください。  以上です。 ○委員長(湯浅佐太郎) 五十嵐課長。 ◎維持管理課長(五十嵐富士雄) 五十嵐委員の質疑にお答えいたします。  道路、橋梁のピークを見込んでのということで計画があるのかというご質疑だったと思います。道路につきましては、計画というよりかは、今現状既に大きく老朽化が進んでいる状態ということで把握しております。ただ、現状を計画的に進めるというものではなく、壊れている部分から、道路に支障のある部分からということで地域住民の方にはご理解をいただいている状況です。橋梁につきましては、全て現在880基ほど市道橋ございます。それに対して修繕計画を策定をいたしまして、ピークを迎えるということではなく、平準化できるような形、全て修繕をして橋梁を長持ちさせるという方向に向けての計画ということで進めておりますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(湯浅佐太郎) 新井田課長。 ◎下水道課長(新井田功) ご質疑の中に下水道施設という言葉がございましたので、お答えさせていただきたいと思います。  一般会計で当課が所管している中には、現在社会資本ないのですけれども、先日ご審議をいただきました事業会計のほうで維持管理のほう持っております。現在下水道のほうにつきましては、ストックマネジメント計画というのを作っておりまして、その中でその修繕のピーク検討したいというふうに考えております。現在は、壊れたら直すという対応になっております。  以上でございます。 ○委員長(湯浅佐太郎) ありがとうございました。  樋口課長。 ◎商工振興課長(樋口茂紀) 市街地の空きビルの関係でございますが、空きビルの空き店舗があるというところまでは把握はしておりますが、それに対する対策は現在のところございません。 ○委員長(湯浅佐太郎) 長谷川課長。 ◎農林水産課長(長谷川英一) 園芸関係で3つの事業のことだというふうに思います。園芸振興支援事業につきましては、県の農林水産業総合振興事業の補助金ということで、認定農業者に対してそういった取組に係る施設ですとか、機械ですとか整備の補助をするということでありますし、強い農林水産業づくり支援事業につきましては、今の説明した例えば今の農林県単の上乗せですとか、補助事業に満たない、国、県の補助事業に満たない事業に対して支援していこうという市の単独事業でございます。  あとアスパラ等新発田野菜・果樹拡大支援事業、これにつきましては品目が決まっておりまして、アスパラガス、イチゴ越後姫、オクラ、ネギ、オータムポエム、野菜に関しましてはこの5品目なんでございますが、その作付面積の拡大に対して10アール当たり幾らということで支援していこうという市の事業でございます。3つ園芸に関して支援する事業がありますが、県の事業、そして県の事業に上乗せをする強い農業づくり、そして面積拡大に対して支援するアスパラ等支援ということでご理解いただければ有り難いと思います。  お願いします。 ○委員長(湯浅佐太郎) ほかに質疑ございませんか。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(湯浅佐太郎) 質疑がないようでありますので、本案に対する経済建設常任委員会関係の質疑はこれをもって終結をいたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を求めます。  水野善栄委員。 ◆委員(水野善栄) どうもお疲れさまでございます。それこそこのたびの新型コロナウイルスですか、それによる感染症による経済活動の低迷、非常に大きなもの、清田戦略監のほうからお話をいただきました。本当に私たちびっくりするような内容で、それに伴いまして、国県も経済支援対策といいますか、そういうものを打ち出して、これからそのものが拡充されていくということになるんでありますけども、新発田市にとりましても非常に大きな問題で、即底上げをしていかなきゃならない経済に対して、それはあくまでも一つの分野だけじゃなくて、観光があり、商工があり、農林水産があり、昨日のチューリップのこともそうですけども、そんな感じで非常に世の中が低迷している中、その中においても新発田市はまた特にその部分が大きいということを感じているわけなんです。  それで、今年度まず予算という形で物事出てきたんですけども、あくまでもこれはその前からの話の予算でありまして、これからの部分なかなか大変なことが出てくると思いますが、私は6月議会、9月議会、早いうちに収束してすぐそれに対しての対策がとれる、そういう方向性を見いだせればいいなとは個人的には思っているんですけども、それに伴いますところの財政出動、これがこれからついて回ると思うんです。私は補助とか、補正に関してそういうことであれば全て認めて、とにかく先に進めていかんきゃならないということに対して、私は賛成するんですよ。それで、各委員の皆さんはそれについてどのようにお考えになっていかれるのか、それについてちょっと自由討議したいなと思いまして、提案しました。よろしくお願いします。 ○委員長(湯浅佐太郎) 水野委員、あまりに話が飛躍をしておりますので、ここの新発田市の一般予算における例えば商工であれば中心市街地であるとか、経済であれば農業であるとか、それからいわゆる温泉であるとか、全て経済というふうにくくってしまうと皆さん発言ができませんので、中心市街地なら中心市街地を活性化するのに今後どうするかという形で絞っていただく討議にしていただけませんでしょうか。 ◆委員(水野善栄) どうもすみません。このたびの経済の低迷によることということであれば、商工というよりも観光が主体になってくると思うんです。その辺の策についての皆様のまたお気持ちをお聞かせ願いたいと、そういうことでお願いします。 ○委員長(湯浅佐太郎) いわゆる新発田市の観光施策に対する今の討議でございますが、その討議に対して水野委員はどういうふうにお考えなんですか。 ◆委員(水野善栄) 私自体は、このもの自体大変な状況でありますから、観光における部分での補助的な策がこれから大きく展開されていくんじゃないか。例えば商品券の発行もそうだけども、旅館の宿泊の割引の関係とか、そういうことでかなりの金額を新発田市が出動しなきゃならないというふうな形が出てくると思うので、それについてなんですけども、どうでございましょう。 ○委員長(湯浅佐太郎) 自由討議というのは、自分はこの観光施策についてこう思うが、皆様はいかがでしょうかというような問題提起でございますので、その旨を聞いておりますが、いかがでしょうか。 ◆委員(水野善栄) 私はそういう今の考えでいますので、皆様のほうはどのようなお考えで観光施策についてどのように対応していくのか、いったらいいのかについてお話しいただければと思います。 ○委員長(湯浅佐太郎) 今ほど水野委員からお話がありました。新発田市の観光施策、及び先ほど来質疑がありますように、いわゆるインバウンド、アウトバウンドという大きなくくりで新発田市の観光施策、商業施策全面について皆様方から、いわゆる新発田市の今後の施策についてご討議いただきたいというように考えられますが、ご意見をお願いいたします。  宮村幸男委員。 ◆委員(宮村幸男) 今年除雪費が大幅に減って、それに影響受けた方がおられるということで、またこういうコロナの経済対策をどうするかというふうになっているところでございますが、先ほど申し上げましたのは温泉の件であります。一番やっぱり観光とか、飲食とかというのが大きいというふうに新聞等でも言われておりますので、私は除雪費があまりかからなかったというのは、業者に対する仕事がなかったということも考えられますので、ハードの面で前倒しできる点は大いに前倒ししていただいて、やはり特に冬場のダメージの大きかった皆さんにも配慮をいただくというのが第一じゃないかなと思います。  そして、毎日のように国会も開かれて、与野党で協力して対策に当たろうというふうになっていますので、そういう私どもの考えられないような学校関係の給食も含む、そういう対策というか、市で考えられるのは、そういう点でやっぱり上の動向を調査しながら、敏速にできるものは早期に動いていただいてもらうというふうなのが大事じゃないかなと思いますので、私はそう思います。 ○委員長(湯浅佐太郎) 渡邊喜夫委員。 ◆委員(渡邊喜夫) 議員間討議で水野委員から今回の新型コロナウイルスの関係で、結構新発田の経済、特に観光とか、いろんな部門、観光だけじゃなくて農水のほうでも花卉の部分が、花の関係がなかなか売れないとか、牛肉にしろ、何にしろかなり相場が下落しているとか、いろんな部分でかなり影響していると。また、雇用関係も休まざるを得ないというような形で、国のほうも様々雇用調整助成金とか、また子供たちの休業に関しての保護者へのそういった休業補償とか、国のほうの第2弾の補正が次々と固まって打ち出しておりますので、まずは国のほうの助成なり、そういった政策、また融資、また生活困窮に関しても社協通じたものがあったりというようなことで、市としてこの間も補正であったとおり、給食費の関係、子供の居場所の関係、いろんなところ、また市内の中小業者への融資の関係もできる限りには補正予算を通しながら、影響を緩和する政策をまずは国、また地方自治体のほうで進めていく。  我々市民、または議員市民は現場の声聞きながら、何が一番困っているのかということで、それを政策につなげていく役割がある。また、実際に我々が花の注文だったり、飲食業のほうに行ってみたり、またできれば温泉地のほうにでも行けるような、そういった個々が経済対策するようなもの、まずは現場の声聞きながら、我々政治家でありますので、それを上へつなげていく、それで政策につなげていく、そういったことが重要ではないのかなと思っております。まずは、自らがいろんなことを助けていく、それが重要ではないのかなと思っていますが。 ○委員長(湯浅佐太郎) 今田修栄委員。 ◆委員(今田修栄) 今ほど皆さんもご承知のとおり非常事態でありますので、今渡邊委員の言ったように、お互いに助け合いの精神というのを今こそ発揮しなければならないときと思いますので、皆さん一致団結して今を乗り越えたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(湯浅佐太郎) 渡邊喜夫委員。 ◆委員(渡邊喜夫) 今回集中審議の中でDMOとか、中心市街地の活性化について集中審議したということで、そういった中でやはりそれらを議員間討議をすべきではないのかなというようなことで、今ほどのコロナウイルスの関連の討議も重要かと思いますけども、我々今回新予算に関しての討議をしなくて終わるわけにはいかないのではないかと思っておりますので、まず中心市街地の活性化についての討議をすべきではないのかなと思っております。先ほどもるるいろいろと執行部のほうに今回の新年度予算についての質疑あったんですが、この新予算で中心市街地の活性化がどのようになるのか。本当に活性化なるのか、皆様方、審議を通してどう思っているのか、その辺討議を進めていきたいと思っていますが、よろしくお願いします。 ○委員長(湯浅佐太郎) 今ほど渡邉委員から討議がありましたように、DMOに集中して討議を進めるということでよろしいですか。 ◆委員(渡邊喜夫) 今中心市街地。 ○委員長(湯浅佐太郎) 今まで中心市街地をやってきたわけでしょう、経済を含めて、観光を含めて。今まで言ってきた観光の施策については、今渡邉委員がおっしゃったように、討議で、そのほかにということですか。 ◆委員(渡邊喜夫) 今までは質疑を、審議をしてきたわけでございます。議員間討議は、その審議終えた後に、委員としてどう感じてきたかということの議員間討議でありますよね。 ○委員長(湯浅佐太郎) ですから、今ほど申し上げましたように、水野委員から提案があったように、経済的な新発田の観光についての討議を今までしておりましたので、経済も含めてこういう時期だからということですが、あくまでこの予算にのった上での新発田の観光についての討議をしてきたつもりでありますが、それを終わって今DMOという話をされましたので、DMOに特化してもし討議されたいのであれば、そのようにしてよろしいですか。  渡邊喜夫委員。 ◆委員(渡邊喜夫) それでは、DMOに関して、要は観光施策でございますけども、観光施策の分野もDMOの中には重要な部分がございます。それで、新潟県のほうでは観光立県推進条例というのが10年ほど前に作成されておりまして、それに伴った計画等ございます。当市には観光に関しての計画はあるけども、条例はないというようなことで、各県ではそういった観光立県推進条例というのがあるんですが、当市にもぜひ新発田市での観光推進、おもてなしに関しての、そういった条例が必要かどうか、それについて皆さん方のご意見があればお聞かせ願いたいと思っていますが。 ○委員長(湯浅佐太郎) 今ほど渡邊喜夫委員から、DMOまたは観光に関する新発田市の条例制定についての討議がございました。皆様方からご意見を賜りたいと思いますが、よろしくお願いします。  中野廣衛委員。
    ◆委員(中野廣衛) ただいま渡邊委員から観光条例という話が出ました。私自身も今ここでどうこうというあれはないんですけれども、なかなか観光というとすごくいろんな面で広い面があるわけですけれども、そういう指針を市民も分かるような、そういった部分で観光条例というのがあってもいいのかなというふうな気が非常にしております。いろんな意見とか、いろんな、例えばある人は新発田は観光資源はたくさんあるというふうなのを堂々と言っていますけれども、じゃその一つ一つどうかというと、漠然としていて、非常に捉えどころがないというふうな気もしていますし、そういった意味でそういう条例をつくっていく中で、市民も私たち議員も新発田のそういう資源をちゃんと見詰めるというふうな部分では賛成でございます。 ○委員長(湯浅佐太郎) 今田修栄委員。 ◆委員(今田修栄) 観光条例はそれは確かにいいと思いますけども、今ここに一人一人の個人個人の観光というのいろんな考え方ありますので、もう少し皆さんと煮詰めてから話し合い、そういう観光条例というものを出したほうがいいと思いますけども。 ○委員長(湯浅佐太郎) 渡邊喜夫委員。 ◆委員(渡邊喜夫) 実際に新発田にはそういった観光推進する条例はないんだけども、観光振興基本計画とか、そういった計画はあるわけです。それも本来条例等があれば定期的に計画を組んだり、こういったいろんな役割、市民の役割、行政の役割、事業者の役割、そういったものを明確にしながら、インバウンドだけじゃないんです。海外だけじゃないんですよ。それこそ中野委員が言われたとおりいろんな観光資源がある、それらを生かしていく、DMOにつなげていくものもそうですけども、県内、市外、県外のそういった観光資源を生かすような、そういった理念条例に近いかもしれませんけども、そういった後押しを議会のほうでやっていくべきではないのかなというようなことで、今後研究課題として経済建設常任委員会委員長中心で条例制定に向けた方向で取り組んではどうかなということで、議員間討議のほうで提案させていただいたいんですが、ほかにもし意見があればお願いします。 ○委員長(湯浅佐太郎) ほかに自由討議ございますか。ご意見ございますか、今の討議について。よろしいですか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(湯浅佐太郎) ほかに討議がなければ、今ほど水野委員からいただいた討議につきましては、皆様方、この危機的状況において広く皆さん一致して、行政とも広く一致しながら、一緒になってこの危機を乗り越えようというご意見で集約したいと思いますが、よろしくお願いします。  そして、今ほど渡邊喜夫委員からございました新発田市の観光条例につきましては、皆様方からご意見がありましたように、他市の状況ですとか、新発田の観光状況の現状を鑑みながら、行政の担当の課とよく相談しながら、経済建設常任委員長中心に議会も一緒になって制定に向けて努力するということでよろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(湯浅佐太郎) それでは、ほかに討議がなければ自由討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(湯浅佐太郎) ご異議ありませんので、自由討議を終結いたします。  以上をもちまして本日の審査は終了いたしました。  本日はこれをもって散会いたします。           午後 4時42分  散 会...