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  1. 新発田市議会 2020-03-12
    令和 2年 3月12日経済建設常任委員会−03月12日-01号


    取得元: 新発田市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-29
    令和 2年 3月12日経済建設常任委員会−03月12日-01号令和 2年 3月12日経済建設常任委員会                経済建設常任委員会  委員会記録 令和2年3月12日  ─────────────────────────────────────────── 〇出席委員(8名)    委員長  水  野  善  栄  委員   副委員長  五 十 嵐  良  一  委員         今  田  修  栄  委員         小  川     徹  委員         入  倉  直  作  委員         宮  村  幸  男  委員         中  野  廣  衛  委員         渡  邊  喜  夫  委員  ─────────────────────────────────────────── 〇欠席委員なし)  ─────────────────────────────────────────── 〇説明のため出席した者        産業戦略監      清   田   稲 盛 樹        商工振興課長     樋   口   茂   紀  ─────────────────────────────────────────── 〇事務局職員出席者        局長         青   木   孝   夫
           主事         斎   藤   正 太 郎           午前10時56分  開 会 ○委員長水野善栄) 全員出席ですので、ただいまから経済建設常任委員会を開会いたします。  本日当常任委員会が付託を受けた議案は1件であります。  それでは、早速議第159号 令和年度新発田一般会計補正予算(第9号)議定についてを議題といたします。  担当課長説明を求めます。  樋口商工振興課長。 ◎商工振興課長樋口茂紀) おはようございます。それでは、商工振興課所管分についてご説明いたします。  歳出のみでございますが、予算議案書の13ページをお開き願います。説明欄一番上の丸印商工振興制度融資支援事業の新潟県信用保証協会保証料補給金は、このたびの新型コロナウイルス感染拡大影響がある中小企業者が県の特別融資を利用した場合、融資上限額の3,000万円までの保証料を100%補給するものであります。この保証料補給につきましては、既に既決予算を活用し、3月今月分10件の利用を見込んで対応しておりますが、既に相談のみの件数でございますが、16件の相談があり、また内容的にも高額融資相談が多いため、既決予算の不足が想定されますことから補正をお願いしたいというものであります。なお、県の融資制度内容でございますが、名前につきましては新型コロナウイルス感染症対策特別融資対象者新型コロナウイルス感染症影響により損害が生じている、または今後の資金繰り等支障を来すおそれがある中小企業者等であります。限度額は3,000万円、貸付期間は7年以内、据置き2年以内となっております。貸付利率につきましては、1.15%から1.55%、取扱期間につきましては令和2年2月28日から令和3年3月31日までとなっております。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長水野善栄) 担当課長説明が終わりましたので、これより質疑入ります。質疑ある委員発言を求めます。  宮村委員。 ◆委員宮村幸男) ご苦労さまでございますが、このたびのウイルスに関する経済的な影響というのは非常にこれからも広く深く進行していくんではないかなというふうにして危惧をするところでございますけれども、今課長からご説明いただきましたけれども、一応この100万ということで補正を組むという事態になったこと自体が大変なことだなというふうに思っておりますが、その中でもこの融資の中身の検討ですか、観光とか飲食というようなのが最初大きく出ているというようなテレビでも報道ありますけれども、傾向がございましたらお聞かせをいただきたいと思います。  それから、もしおわかりでしたら、観光状況、特に私豊浦でございますので、旅館等キャンセルもあるんではないかと。先々は大体ゴールデンウイークくらいまでのキャンセル動向ではないかと思うんですけれども、これからそういう温泉とか飲食とかその他の産業とかというような影響が見通しですか、その点お聞かせ願いたいと思います。  以上でございます。 ○委員長水野善栄) 樋口商工振興課長。 ◎商工振興課長樋口茂紀) それでは、私のほうから特に飲食関係につきましての状況についてお答えさせていただきたいと思います。まず、商工会議所のほうは、会員向けに緊急にアンケート調査をいたしておりまして、これは3月2日でございますが、この調査関係影響が既に出ているという答えがあった事業者は全体の約4割であったということでありますが、間違いなくこれからほかの業者影響が出てくるだろうというお答えでございました。飲食業では、飲食業組合の方といいますか、部会の方からもお話を聞いておりますが、特に割烹系団体を扱っている業者につきましては、ほぼ100%キャンセルに近いような状況だというところでございます。また、金融機関に問合わせますと、建設業関係でも大手住宅機器製造企業、例えばトイレを作ったり、バストイレ製造しているようなところの製造が中国からの物流遅延によりまして物が届かないという状況があるということで、いわゆる建築事業自体が進まなくてどんどん遅れていって、これからその会社もそうですが、子会社、その下請の会社にも今度お支払いできないという部分では影響が出てくるだろうというようなことをおっしゃっておりました。  以上です。 ○委員長水野善栄) 清田戦略監。 ◎産業戦略監清田稲盛樹) おはようございます。宮村委員のご質疑お答えをしたいと思います。  これにつきましては、3月6日の経済建設常任委員会でも全体的なものについてのご説明をさせていただいたところでございますが、月岡温泉、それから市内のホテル、旅館、それから今ほどお話のあった飲食業等々相当なダメージになっているということでございます。とりわけ3月に入りましてから宿泊業についてはほぼほぼキャンセルということで、1割ぐらいの入りと、例年に比べて1割ぐらいの入りですというふうなお話でございます。飲食業においては、お話をお伺いをしますと、本来であれば送別会、謝恩会等々で団体予約があるところがこれについても全てキャンセルになっているという状況でございます。さらに深刻だなというところにつきましては、本来であれば4月、5月というのは観光としてはトップシーズンになります。連休までということになりますが、この連休までの予約が全く入っていないというところが、これは月岡温泉だけではなくて、そのほかの市内宿泊先もそうなんですが、そういう状況になってしまっているということで、それに伴って食材の納入等々が予定したものが滞るということ、それから支払いの遅延というところが起きてくるという中で、サプライチェーンが分断をされたということでの影響がかなり大きくなってきているということで、震災とよく比べられるんですが、先が見えない分だけ震災よりもつらいねということを事業者からお聞きをする状態になっているというところでございます。  以上でございます。 ○委員長水野善栄) 宮村委員。 ◆委員宮村幸男) ありがとうございました。本当に大変な事態かなと思っておりますが、国のほうでもテレビ見ますと刻々やっぱり事態に応じて融資内容も変わってきているような状況でございますが、とにかく倒産というのはちょっとうまくない表現かもわかりませんけれども、そういう状況を起こさないように機敏な行政手腕で最大限努力していただきたいということをご要望申し上げまして終わりたいと思います。 ○委員長水野善栄) 中野委員。 ◆委員中野廣衛) ただいまの清田戦略監の答弁に関連してでございます。本当に今の状況は、新発田市全体の経済あるいは市民の暮らしにも支障を来すというふうなことで、災害というふうな表現も当てはまるというふうな市長の説明ありましたけれども、市としてもしっかりと対策を講じていくというふうなことで、消費喚起対策というふうなことでキャンペーンなどのご支援をしていかなければならないと考えているというふうなことなんですが、4、5月までの予約等が全く入っていない、そういう状況の中で、そのキャンペーンというふうな内容をどのようなことを考えているのか、もしありましたらお願いいたします。 ○委員長水野善栄) 清田戦略監。 ◎産業戦略監清田稲盛樹) 中野委員質疑お答えをいたします。  まず、国のほうにおきましても、実を言うと3月10日に第2弾の支援策というのが発表になっております。その中で観光業というところに触れているところがあるんですが、これは事態収束を見計らって消費喚起のための大々的な、国内外に対して大々的なキャンペーンを、誘客キャンペーンをやりますというようなことが記されておりますが、具体的な日にちというのは、これは当然収束が見えない状況の中ではなかなか打てないということなんですが、当市におきましても先ほどお話をしたとおり、まずは被害の深刻な観光業皆さん、それから飲食業皆さん、それから観光バス事業者なんかも相当厳しい状況にあるという中で、誘客キャンペーン、割引であるとか団体での飲食を促すとかというようなキャンペーン対策を行っていきたいというふうに考えてはいるんですが、何せこういう状況なもんですから、打つ時期を間違ってしまうと逆にバッシングを受けてしまうというか、既にそういうことをやってかなり世間的にバッシングを受けている市町村というか、県外にはあるという状況の中で、そこをまず十分見定めて今お話をしたような対応策を打っていけたらいいかなということで考えているということでございます。  以上でございます。 ○委員長水野善栄) ほかに質疑はありませんか。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長水野善栄) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員発言を願います。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長水野善栄) 討議がなければ、討議を終結するのにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長水野善栄) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長水野善栄) 討論がなければ、討論を終結するのにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長水野善栄) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第159号 令和年度新発田一般会計補正予算(第9号)議定については、原案のとおり決するに賛成委員挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長水野善栄) 挙手全員であります。  よって、議第159号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で当経済建設常任委員会に付託された議案の審査は終了いたしました。  なお、この議案についての委員会報告書作成は、委員長に一任願いたいと思いますが、ご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長水野善栄) ご異議がありませんので、委員会報告書作成委員長に一任されました。  以上をもって経済建設常任委員会を閉会いたします。  ご苦労さまでした。           午前11時09分  閉 会...