新発田市議会 2020-03-12
令和 2年 2月定例会−03月12日-04号
令和 2年 2月定例会−03月12日-04号令和 2年 2月定例会
令和2年2月
新発田市議会定例会会議録(第4号)
〇議事日程 第4号
令和2年3月12日(木曜日) 午前10時開議
第 1
会議録署名議員の指名
第 2 議第159号
提案理由説明・質疑・
常任委員会付託
第 3 議第106号 新発田市
まちづくり総合計画基本構想の策定について
議第108号 新発田市
地方創生基金条例制定について
議第112号 新発田市
固定資産評価審査委員会条例及び新発田市
行政不服審査関係手数料条例の一部を改正する条例制定について
議第113号 新発田市職員
の分限に関する手続及び効果に関する条例
の一部を改正する条例制定について
議第114号 新発田市職員
の退職管理に関する条例
の一部を改正する条例制定について
議第115号 新発田市行政手続における特定
の個人を識別するため
の番号
の利用等に関する法律に基づく個人番号
の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例
の一部を改正する条例制定について
議第116号 新発田市差別
のない人権が尊重される
まちづくり条例の一部を改正する条例制定について
議第117号 新発田市印鑑条例
の一部を改正する条例制定について
議第127号
新発田市議会議員及び長
の選挙公報発行条例の一部を改正する条例制定について
議第128号 新発田市監査委員に関する条例
の一部を改正する条例制定について
議第131号 胎内市と
の定住自立圏形成協定の変更について
議第132号 聖籠町と
の定住自立圏形成協定の変更について
議第136号 令和元年度新発田市
一般会計補正予算(第7号)議定について
のうち
総務常任委員会所管分
議第137号 令和元年度新発田市
土地取得事業特別会計補正予算(第1号)議定について
議第143号 令和元年度新発田市
コミュニティバス事業特別会計補正予算(第1号)議定について
議第144号 令和元年度新発田市藤塚浜財産区
特別会計補正予算(第1号)議定について
議第149号 令和2年度新発田市
土地取得事業特別会計予算議定について
議第155号 令和2年度新発田市
コミュニティバス事業特別会計予算議定について
議第156号 令和2年度新発田市藤塚浜財産区
特別会計予算議定について
議第159号 令和元年度新発田市
一般会計補正予算(第9号)議定について
のうち
総務常任委員会所管分
請願第 4号 憲法改正発議に当たっては慎重で丁寧な議論を求める意見書提出に関する請願
第 4 議第109号 新発田市ふれあい
福祉センター設置条例制定について
議第118号 新発田市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について
議第119号
新発田市立保育園設置及び管理に関する条例
の一部を改正する条例制定について
議第124号
新発田市立学校の設置に関する条例
の一部を改正する条例制定について
議第125号 新発田市公民館設置及び管理に関する条例
の一部を改正する条例制定について
議第126号 新発田市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例
の一部を改正する条例制定について
議第129号
新発田市立ひまわり学園設置及び管理に関する条例を廃止する条例制定について
議第135号 専決処分
の承認について(令和元年度新発田市
一般会計補正予算(第6号))
議第136号 令和元年度新発田市
一般会計補正予算(第7号)議定について
のうち
社会文教常任委員会所管分
議第138号 令和元年度新発田市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)議定について
議第139号 令和元年度新発田市
介護保険事業特別会計補正予算(第5号)議定について
議第140号 令和元年度新発田市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)議定について
議第147号 令和元年度新発田市
一般会計補正予算(第8号)議定について
のうち
社会文教常任委員会所管分
議第150号 令和2年度新発田市
国民健康保険事業特別会計予算議定について
議第151号 令和2年度新発田市
介護保険事業特別会計予算議定について
議第152号 令和2年度新発田市
後期高齢者医療特別会計予算議定について
議第159号 令和元年度新発田市
一般会計補正予算(第9号)議定について
のうち
社会文教常任委員会所管分
第 5 議第107号 和解及び損害賠償
の額
の決定について
議第110号 新発田市工場立地法に基づく緑地面積率等に関する準則を定める条例制定について
議第111号 新発田市
森林環境譲与税基金条例制定について
議第120号 新発田市
有機資源センター条例の一部を改正する条例制定について
議第121号 新発田市
建築関係手数料条例の一部を改正する条例制定について
議第122号 新発田市下水道事業
の設置等に関する条例
の一部を改正する条例制定について
議第123号 新発田市水道事業
の設置等に関する条例
の一部を改正する条例制定について
議第130号 新発田市企業立地
の促進等による地域における産業集積
の形成及び活性化に関する法律第10条第1項
の規定に基づく準則を定める条例を廃止する条例制定について
議第133号 市道路線
の廃止について
議第134号 市道路線
の認定について
議第136号 令和元年度新発田市
一般会計補正予算(第7号)議定について
のうち
経済建設常任委員会所管分
議第141号 令和元年度新発田市
宅地造成事業特別会計補正予算(第1号)議定について
議第142号 令和元年度新発田市
食品工業団地造成事業特別会計補正予算(第1号)議定について
議第145号 令和元年度新発田市
下水道事業会計補正予算(第4号)議定について
議第146号 令和元年度新発田市
水道事業会計補正予算(第3号)議定について
議第147号 令和元年度新発田市
一般会計補正予算(第8号)議定について
のうち
経済建設常任委員会所管分
議第153号 令和2年度新発田市
宅地造成事業特別会計予算議定について
議第154号 令和2年度新発田市
食品工業団地造成事業特別会計予算議定について
議第157号 令和2年度新発田市
下水道事業会計予算議定について
議第158号 令和2年度新発田市
水道事業会計予算議定について
議第159号 令和元年度新発田市
一般会計補正予算(第9号)議定について
のうち
経済建設常任委員会所管分
第 6 一般質問
─────────────────────────────────────────
一 般 質 問 通 告 書
令和2年2月定例会(2.3.12)
┌──┬───────┬────────────────────────────────┐
│順番│ 質問通告議員
│ 通 告 項 目 │
├──┼───────┼────────────────────────────────┤
│ 9 │渡 邉 葉 子│1
新型コロナウイルスをはじめとする感染症対策について │
│ │ │2 「しばた
の心継承プロジェクト」について │
├──┼───────┼────────────────────────────────┤
│10│宮 村 幸 男│1 公共交通について │
│ │ │2
商店等リフォーム助成について │
│ │ │3
広域消防豊浦出張所の移転場所について │
│ │ │4 鳥獣被害対策について │
└──┴───────┴────────────────────────────────┘
〇本日
の会議に付した事件
議事日程に同じ
─────────────────────────────────────────
〇出席議員(25名)
議 長 比 企 広 正 副議長 渡 邊 喜 夫
1番 板 垣 功 議員 2番 水 野 善 栄 議員
3番 五 十 嵐 良 一 議員 4番 板 倉 久 徳 議員
5番 小 川 徹 議員 6番 若 月 学 議員
7番 今 田 修 栄 議員 8番 湯 浅 佐 太 郎 議員
9番 小 柳 肇 議員 10番 宮 崎 光 夫 議員
11番 青 木 三 枝 子 議員 12番 渡 邉 葉 子 議員
13番 阿 部 聡 議員 14番 石 山 洋 子 議員
16番 中 野 廣 衛 議員 17番 中 村 功 議員
19番 加 藤 和 雄 議員 20番 三 母 高 志 議員
21番 小 林 誠 議員 22番 佐 藤 真 澄 議員
23番 宮 村 幸 男 議員 24番 小 坂 博 司 議員
25番 入 倉 直 作 議員
─────────────────────────────────────────
〇欠席議員(なし)
─────────────────────────────────────────
〇説明
のため出席した者
市長 二 階 堂 馨
副市長 下 妻 勇
教育長 工 藤 ひ と し
総務課長 鶴 巻 勝 則
人事課長 原 祐 司
財務課長 伊 藤 純 一
みらい創造課長 山 口 恵 子
地域安全課長 中 野 修 一
環境衛生課長 坂 場 賢 一
市民まちづくり支援課長渡 邉 誠 一
健康推進課長 阿 部 博 子
こども課長 沼 澤 貴 子
社会福祉課長 坂 上 新 一
産業戦略監 清 田 稲 盛 樹
商工振興課長 樋 口 茂 紀
農林水産課長 長 谷 川 英 一
会計管理者 星 野 芳 郎
水道局長 倉 島 隆 夫
教育次長 佐 藤 弘 子
学校教育課長 萩 野 喜 弘
選挙管理委員会事務局長佐 久 間 康
監査委員事務局長 関 利 直
農業委員会事務局長 海 老 井 修
─────────────────────────────────────────
〇
事務局職員出席者
事務局長 青 木 孝 夫
次長 古 田 潤 子
係長 岩 村 康 生
午前10時00分 開 議
○議長(比企広正) おはようございます。これより本日
の会議を開きます。
─────────────────────────────────────────
△日程第1、
会議録署名議員の指名
○議長(比企広正) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第81条
の規定により、議長において板垣功議員、阿部聡議員、小林誠議員を指名いたします。
─────────────────────────────────────────
△日程第2、議第159号
提案理由説明・質疑・
常任委員会付託
○議長(比企広正) 日程第2、議第159号を議題といたします。
提案理由
の説明を求めます。
二階堂馨市長。
〔市長 二階堂 馨登壇〕
◎市長(二階堂馨) おはようございます。それでは、提案理由をご説明申し上げます。
議第159号議案は、令和元年度新発田市
一般会計補正予算(第9号)
の議定についてであります。
補正
の内容は、
新型コロナウイルス感染症の全国的な流行に伴うイベント
の自粛や小学校、中学校
の臨時休校など、臨時、特別
の事態が生じていることから、この対策に要する経費について補正するとともに、予算
の繰越しが必要な経費について繰越明許費を追加するものであり、歳入歳出それぞれ1,685万4,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を427億1,551万9,000円にしたいというものであります。
歳出についてご説明申し上げます。2款総務費では、
広報発行事業において、ウイルス
の感染拡大防止チラシの印刷経費として26万6,000円を追加するものであります。
3款民生費では、
児童クラブ運営事業において、小学校
の臨時休校に伴う児童クラブ
の開設に要する経費として669万9,000円を追加するものであります。
4款衛生費では、職員給与費において、
コールセンターの運営等に要する経費として70万円、
環境衛生総務費において、
ウイルス感染施設等が発生した際
の消毒に要する経費として300万円を追加するものであります。
7款商工費では、
商工振興制度融資・支援事業において、県が行っている新潟県
セーフティネット資金を利用する際
の信用保証料を市が全額補給することに要する経費として100万円を追加するものであります。
10款教育費では、職員給与費において、
コールセンターの運営や給食費
の返金事務等に要する経費として50万5,000円、
中学校教育運営事業において、修学旅行
のキャンセル料を助成する経費として228万6,000円、
学校給食管理運営事業において、小中学校
の臨時休校による給食中止に伴う食材
の買取り及び給食費
の返金事務に要する経費として239万8,000円を追加するものであります。
以上が歳出であります。
これに対する歳入としまして、国庫支出金310万円、繰入金1,375万4,000円をそれぞれ追加するものであります。
次に、繰越明許費
の追加についてご説明申し上げます。
蔵春閣移築関連事業において、
ウイルス感染拡大防止の観点から委託業務
の一部を延期することとし、年度内に事業が完了しないため、また
学校給食管理運営事業においては、食材
の買取り、給食費
の返金事務について年度内
の完了が困難であるため、それぞれ予算を繰り越したいというものであります。
以上が補正内容
の概要であります。現在、
新型コロナウイルス感染症の流行により、月岡温泉をはじめとした宿泊業や市内飲食業等において
予約キャンセルが相次ぎ、多大な損失が発生している状況にあります。この状況は、これら
の業種
の方々だけ
の問題ではなく、新発田市全体
の経済、ひいては市民
の暮らしにも支障を来すおそれ
のある災害と言うべきものであり、市としてもしっかりと対策を講じ、消費喚起対策としてキャンペーンなど
のご支援をしていかなければならないと考えております。
対策経費に係る財政措置に当たっては、ウイルス
の流行状況に応じて適切なタイミングを見極める必要がありますが、新年度において必要と判断した段階で臨時議会を招集し、
財政支援策等の予算をご審議いただくことも想定しておりますので、議員各位
のご理解、ご協力をお願いいたします。そして、一刻も早く市民
の皆様が安心して暮らせるまちを取り戻したいと願っているところであります。
以上、提案理由について、概略を申し上げましたが、よろしくご審議
の上、ご賛同賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(比企広正) これより質疑に入ります。質疑ある議員
の発言を求めます。
中村功議員。
◆17番(中村功議員) 今ほどは
新型コロナウイルスの関係で追加補正ということでございますけども、今ちまたで話題になっていますけども、今回も児童クラブ
の指導員
の報酬ということで、地元ではマスクが足りないとかという話がありますけども、指導員
の皆さんと現場ではマスクどんな状況な
のかなと。あわせて国会でも備蓄とか非常用
のものがあれば困っているところにそれ優先的に出したらどうだという話もありますけども、当市ではそういう状況がある
のかどうか、お聞かせいただければと思いますけども、もしもあればそういう備蓄から補填するとかお願いしたいと思いますが。
○議長(比企広正)
二階堂馨市長。
◎市長(二階堂馨) マスクが大変な高値で何か取引されているようなニュースもお聞きをいたしますと、まさにマスク等、あるいは消毒液等が市場に不足をしているということは承知をいたしております。おかげさまでといいましょうか、小学校や保育園あるいは幼稚園、認可保育園も含めてそうでありますが、何とか私ども
の公立に関しては一応一定
の期間までは十分ストックがあるということでありますし、市
のほうにももちろんございます。ただ、全職員に配るほどはございませんので、窓口だとかそういう接する業務に担当する職員には支給は十分まず何とか確保できるんではないかなと思っております。とてもそんな状況でありますので、市民
のほうに私ども
の持っている今在庫を放出するというほど
の余裕は今
のところございません。
○議長(比企広正) ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(比企広正) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議第159号は、お手元に配付
の議案付託表
のとおりそれぞれ所管
の常任委員会に付託いたします。
─────────────────────────────────────────
令和2年2月
新発田市議会議案付託表
(2.3.12)
〇
総務常任委員会
議第159号 令和元年度新発田市
一般会計補正予算(第9号)議定について
のうち
総務常任委員会所管分
〇
社会文教常任委員会
議第159号 令和元年度新発田市
一般会計補正予算(第9号)議定について
のうち
社会文教常任委員会所管分
〇
経済建設常任委員会
議第159号 令和元年度新発田市
一般会計補正予算(第9号)議定について
のうち
経済建設常任委員会所管分
─────────────────────────────────────────
○議長(比企広正) これよりただいま付託となりました議案について、所管
の常任委員会で審査をお願いいたします。
それでは、暫時休憩いたします。
午前10時09分 休 憩
─────────────────────────────────────────
午後 1時00分 開 議
○議長(比企広正) 休憩前に引き続き会議を開きます。
─────────────────────────────────────────
△日程第3、議第106号 新発田市
まちづくり総合計画基本構想の策定について
議第108号 新発田市
地方創生基金条例制定について
議第112号 新発田市
固定資産評価審査委員会条例及び新発田市
行政不服審査関係手数料条例の一部を改正する条例制定について
議第113号 新発田市職員
の分限に関する手続及び効果に関する条例
の一部を改正する条例制定について
議第114号 新発田市職員
の退職管理に関する条例
の一部を改正する条例制定について
議第115号 新発田市行政手続における特定
の個人を識別するため
の番号
の利用等に関する法律に基づく個人番号
の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例
の一部を改正する条例制定について
議第116号 新発田市差別
のない人権が尊重される
まちづくり条例の一部を改正する条例制定について
議第117号 新発田市印鑑条例
の一部を改正する条例制定について
議第127号
新発田市議会議員及び長
の選挙公報発行条例の一部を改正する条例制定について
議第128号 新発田市監査委員に関する条例
の一部を改正する条例制定について
議第131号 胎内市と
の定住自立圏形成協定の変更について
議第132号 聖籠町と
の定住自立圏形成協定の変更について
議第136号 令和元年度新発田市
一般会計補正予算(第7号)議定について
のうち
総務常任委員会所管分
議第137号 令和元年度新発田市
土地取得事業特別会計補正予算(第1号)議定について
議第143号 令和元年度新発田市
コミュニティバス事業特別会計補正予算(第1号)議定について
議第144号 令和元年度新発田市藤塚浜財産区
特別会計補正予算(第1号)議定について
議第149号 令和2年度新発田市
土地取得事業特別会計予算議定について
議第155号 令和2年度新発田市
コミュニティバス事業特別会計予算議定について
議第156号 令和2年度新発田市藤塚浜財産区
特別会計予算議定について
議第159号 令和元年度新発田市
一般会計補正予算(第9号)議定について
のうち
総務常任委員会所管分
請願第 4号 憲法改正発議に当たっては慎重で丁寧な議論を求める意見書提出に関する請願
○議長(比企広正) 日程第3、議第106号、議第108号、議第112号から議第117号まで、議第127号、議第128号、議第131号、議第132号、議第136号、議第137号、議第143号、議第144号、議第149号、議第155号、議第156号、議第159号及び請願第4号を一括議題といたします。
総務常任委員会委員長
の報告を求めます。
板垣功委員長。
〔1番 板垣 功議員登壇〕
◎1番(板垣功議員) それでは、令和2年3月2日に開催された
総務常任委員会の審査
の結果を報告いたします。
分割付託
の一般会計補正予算を含め、議案が19件、請願が1件
の合計20件であります。
最初に、議第136号 令和元年度新発田市
一般会計補正予算(第7号)議定について
のうち
総務常任委員会所管分を議題とし、担当課長
の説明後、質疑に入る。
財政調整基金が5億円ぐらい積立てということであるが、どんな財源が余った
のかという質疑に、普通交付税が4億7,000万
の増額で、今回財調5億1,000万
の積立てということで、ほぼその分であると
の答弁があった。
また、油井廃坑事業で
の事業費や補助金、市
の実質負担額について
の質疑に、今年度
の決算見込額として総事業費が2億11万6,000円、国
の補助金が1億5,000万、県
の補助金が1,250万、市
の一般財源が3,668万となっている。また、平成30年度分
の内訳については、総額が約7,800万ほどかかっている。補助金については、国庫補助金が約5,700万、県補助金が470万で、市
の一般財源が1,659万9,000円となっている。昨年と今年を合わせると約5,000万ほど市
の一般財源がかかっているが、来年も事業が残っているので、確定した数字ではないと
の答弁があった。
ほかにさしたる質疑なく、自由討議、討論なく、採決
の結果、挙手全員で議第136号は原案
のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議第106号 新発田市
まちづくり総合計画基本構想の策定についてを議題とし、担当課長
の説明後、質疑、討議、討論なく、採決し、挙手多数で原案
のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議第108号 新発田市
地方創生基金条例制定についてを議題とし、担当課長
の説明後、質疑、討議、討論なく、採決し、挙手多数で原案
のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議第115号 新発田市行政手続における特定
の個人を識別するため
の番号
の利用等に関する法律に基づく個人番号
の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例
の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当課長
の説明後、質疑、討議なく、討論に入り、加藤委員から、森林環境税及び森林環境譲与税
の事務を追加するということでマイナンバー制度
の拡大につながる。マイナンバー制度は、国民
の個人情報流出やプライバシー
の侵害に対する危険性と問題点を抱えている。私どもはこの制度
の持つ危険性から制度
の廃止を求めており、反対とすると
の討論があった。
ほかに討論なく、採決し、挙手多数で議第115号は原案
のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議第116号 新発田市差別
のない人権が尊重される
まちづくり条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当課長
の説明後、質疑に入る。
平成28年
の12月に法令が施行された。新発田市は人権
のまちを自負しているが、なぜスムーズに条例に反映できていなかった
のか。また、今回
の条例
の中で相談体制
の充実ということがうたわれているが、この条例制定によってどのようにやっていく
のかと
の質疑に、28年に部落差別解消推進法等
の法律ができたが、この背景にはインターネット等様々な社会情勢
の変化があった
のではないかというふうに考えている。私どもとしては、その社会情勢
の推移を見守っていた中、またこの条例
の附則
の中で、人権が侵害された場合における被害者
の救済に関する法律が施行した場合は見直しを行うとあることから、国
の状況を待っていたところであった。しかし、なかなかそういった整備がされていないという状況で社会情勢見たときに、それを待つわけにはいかないということで今回
の条例改正をしたいというものである。また、相談体制
の充実については、当課
の窓口や隣保館
の相談体制
の充実、各課に配置している人権啓発・男女共同参画推進員
の資質向上、庁内関係各課と
の連携強化、また部落解放同盟、法務局、人権擁護委員、労働基準監督署、近隣自治体等
の関係機関、団体と
の連携強化により、相談体制
の充実を図りたいと
の答弁があった。
ほかにさしたる質疑なく、討議、討論なく、採決
の結果、挙手全員で議第116号は原案
のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議第155号 令和2年度新発田市
コミュニティバス事業特別会計予算議定についてを議題とし、担当課長
の説明後、質疑に入る。
企業版ふるさと納税や補助金、まちづくり総合計画で
の位置づけなどについて
の質疑があり、その後、討議、討論なく、採決し、挙手多数で原案
のとおり可決すべきものと決しました。
次に、請願第4号 憲法改正発議に当たっては慎重で丁寧な議論を求める意見書提出に関する請願を議題とし、紹介議員である小林誠議員から
の補足説明
の後、執行部から
の意見を求めた。
執行部からは、本請願については、国会等における日本国憲法
の改正議論に関わることであり、当市として意見は特に持ち合わせていないと
のことであった。
その後、さしたる質疑なく、討議に入る。
日本国憲法や請願趣旨
の慎重に進めるべきという点などについて、中村委員、湯浅委員、加藤委員、小柳委員、小坂委員、三母委員から討議があった。
討論では、湯浅委員は、慎重審議は当然
のことであるが、国会が議論していない中、慎重審議を求めるという請願については反対する。
加藤委員は、国権
の最高機関として、憲法遵守、擁護義務を負う国会が憲法発議に当たっては慎重でなければならない。よって、賛成する。
中村委員は、憲法論議に対して逃げることなく、またいたずらに先延ばしするようなことはすべきではないと考える。慎重かつ丁寧に行う
のは当然であり、国会において大いに議論を交わして、よりよい日本国憲法となることを願い、賛成をする。
小柳委員は、表題
のとおり、慎重で丁寧な議論を求めることについては賛成であるが、請願
の文書自体が憲法論議をできれば上げないでほしいという願いがにじみ出ている。今回
の文章では反対する。
青木委員は、消極的な立場で賛成する。
比企委員は、早急には賛同できないため、反対すると
の討論があった。
その後、採決し、挙手多数で請願第4号は採決すべきものと決しました。
なお、議第112号 新発田市
固定資産評価審査委員会条例及び新発田市
行政不服審査関係手数料条例の一部を改正する条例制定について、議第113号 新発田市職員
の分限に関する手続及び効果に関する条例
の一部を改正する条例制定について、議第114号 新発田市職員
の退職管理に関する条例
の一部を改正する条例制定について、議第117号 新発田市印鑑条例
の一部を改正する条例制定について、議第127号
新発田市議会議員及び長
の選挙公報発行条例の一部を改正する条例制定について、議第128号 新発田市監査委員に関する条例
の一部を改正する条例制定について、議第131号 胎内市と
の定住自立圏形成協定の変更について、議第132号 聖籠町と
の定住自立圏形成協定の変更について、議第137号 令和元年度新発田市
土地取得事業特別会計補正予算(第1号)議定について、議第143号 令和元年度新発田市
コミュニティバス事業特別会計補正予算(第1号)議定について、議第144号 令和元年度新発田市藤塚浜財産区
特別会計補正予算(第1号)議定について、議第149号 令和2年度新発田市
土地取得事業特別会計予算議定について、議第156号 令和2年度新発田市藤塚浜財産区
特別会計予算議定については、さしたる質疑なく、討議、討論なく、挙手全員で原案
のとおり可決すべきものと決しました。
その後、令和3年2月定例会まで
の閉会中
の継続審査項目を案
のとおり議長に申し入れることとし、午後2時29分会議を終了しました。
次に、本日開催された
総務常任委員会で
の審査結果を報告いたします。付託審査
のため、全委員出席
のもと、委員会を開会しました。
議第159号 令和元年度新発田市
一般会計補正予算(第9号)議定について
のうち
総務常任委員会所管分を議題としました。
質疑では、財政調整基金を繰り入れるが、後から国から補填する等
のフォローはある
のか
の質疑に、今回
の補正は、3月10日、国が発表した財政支援について反映していない。今回
の歳出に充当できる歳入もある。なお、給食関係については、国が財政措置をすると言っていると
の答弁がありました。
その後、討議、討論なく、採決
の結果、挙手全員で、本案は原案
のとおり可決すべきものと決しました。
なお、詳細につきましては、委員会記録をご参照願います。
以上で
総務常任委員会の委員長報告を終わります。
○議長(比企広正) ただいま
の委員長
の報告に対する質疑に入ります。質疑ある議員
の発言を求めます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(比企広正) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論ある議員
の発言を求めます。
湯浅佐太郎議員。
〔8番 湯浅佐太郎議員登壇〕
◆8番(湯浅佐太郎議員) 令和会
の湯浅佐太郎であります。請願第4号 憲法改正発議に当たっては慎重で丁寧な議論を求める意見書提出に関する請願につきましては、反対
の立場で討論をさせていただきます。
そもそも憲法改正発議に当たってはとありますが、発議以前に憲法改正
の議論さえなされていない
のが現状であります。国会議員
の皆様
の活発な議論を待ちたいと願っております。
また、案文には、政治課題は社会保障と暮らし
の安定とありますが、今最大
の懸案事項は国民
の安心と安全であります。昨今
の新型コロナウイルスのパンデミック騒ぎや隣国から
の度重なるミサイル発射や領土、領海
の侵犯、それに伴って国民生活
の安全と安心が危険にさらされております。その現実から目をそらしてはいられません。責任を持って議論し、国民
のそこにある危機を、そこにある課題に対して真っ先に解決をせずに社会保障も、その上にある暮らし
の安定もありません。
また、案文には、改憲については、決して高い関心事にはなっていないとか、必ずしも国民
の多数が改憲について
の必要性を認めていないとありますが、現実をしっかり見据えていただきたいと思います。民意はどこへ行ってしまった
のでしょうか。国民が一度も国民投票もせずに押しつけられた憲法であることは、周知
の事実であります。
日本国憲法はすばらしい平和憲法であり、美しい国をつくる平和憲法であります。自由と権利を守り、国民主権、基本的人権
の尊重、永久平和主義という基本原理において他国に勝るとも劣らぬ基本法であります。その憲法も70年以上継続していることは、全く奇跡に近いことであります。しかし、その憲法も民意をきちんと反映されていればこそ
のものであり、民意としてひとしく与えられた国民投票をする権利を行使したい人がいる
のも現実であります。未来
の日本を創造するために、平和憲法を未来に引き継ぐためにすべきことは少なくありません。
国会議員
の皆様におかれましては、我が国を取り巻く安全保障環境
の変化やこれまでに経験したこと
のない緊急事態へ
の対応をすべく、しっかりと議論をしていただきたいと考えます。民主主義や立憲主義を高めるために、知見に加え、謙虚さと深い議論を求めます。
憲法改正は、本質的に日本
の国家観を新たに構築することであり、個人
の尊厳に基づく人権保障という現行憲法
の価値を十分尊重する
のであれば、国家としていかにあるべきかを考えることこそが大事であると考えます。そもそも市議会で憲法論議をすべきかどうかも含めて、情報と状況を見極めてしっかりと意見書を提出すべきだと考えます。
以上
のことから、請願第4号 憲法改正発議に当たっては慎重で丁寧な議論を求める意見書提出に関する請願については反対といたします。
○議長(比企広正) 加藤和雄議員。
〔19番 加藤和雄議員登壇〕
◆19番(加藤和雄議員) 請願第4号 憲法改正発議に当たっては慎重で丁寧な議論を求める意見書提出に関する請願については、日本共産党を代表して賛成
の立場で討論します。
安倍首相は、昨年
の臨時国会終了後
の記者会見で、改憲について、必ずや私
の手で成し遂げていきたいと語り、自ら
の自民党総裁任期
の2021年9月までに実現する決意を語っています。また、新年
の年頭
の記者会見
の中でも、憲法改正を私自身
の手で成し遂げていくという考えに全く揺らぎはないと述べ、改憲に強い執念を示しています。
安倍首相
の目指す改憲は、自衛隊を9条2項に書き込み、自衛
の名
のもとに個別的自衛権だけでなく、集団的自衛権
の行使をも可能とするもので、恒久平和と戦争放棄をうたった日本国憲法を根本から変えてしまい、日本を戦争ができる国にするものです。
戦後日本は憲法9条
のもと、1人
の外国人も殺さず、1人
の戦死者も出さずにやってきました。世界に誇れる憲法です。自民党
の9条を含む4項目改憲案は、いずれも改憲
の必要性、合理性を欠く上に、日本国憲法
の基本原理である平和主義、国民主権、基本的人権
の尊重を破壊するものです。
1月に共同通信が行った世論調査では、安倍政権下で
の憲法改正については、反対が52.2%、賛成は35.9%でした。ほか
の世論調査でも、安倍政権で
の憲法改正については否定的なものが多数となっています。憲法改正が国民的要求となっているという状況とは到底言えません。
言うまでもなく、憲法制定権は国民にあり、憲法改正
の発議が立法府
の特別多数に委ねられている
のは憲法改正手続
の一部にすぎません。このことは、最終的な憲法改正
の是非が国民投票
の結果によって決することからも明らかです。国権
の最高機関として憲法尊重擁護義務を負う国会が、拙速な審議によって憲法改正を発議されることはあってはなりません。言うまでもなく改憲問題は、立憲主義、基本的人権、平和主義、国民主権など、大切なことを定めた国
の最高規範として
の憲法を大きく変える問題であり、憲法改正発議に当たっては国民
の意向を十分尊重し、かつ丁寧な議論が求められます。
以上
のことを述べまして、賛成討論といたします。
○議長(比企広正) 渡邉葉子議員。
〔12番 渡邉葉子議員登壇〕
◆12番(渡邉葉子議員) 渡邉葉子でございます。請願第4号 憲法改正発議に当たっては慎重で丁寧な議論を求める意見書提出に関する請願につきまして、反対
の立場で討論させていただきます。
初めに、制定についてですが、私たち日本国民はと請願書にございますが、正確には現憲法は国民
の議論を待たずに性急に制定されたものであり、多数
の民意が反映されたものではございません。よって、大戦による惨禍
の反省が根底にあったものでもございません。憲法制定
の直接
の原因は、ポツダム宣言
の受諾であったことをいま一度ご確認いただきたいところでございます。1945年、日本政府は憲法問題設置委員会を設置し、翌1946年、日本国憲法として公布いたしました。
また、憲法改正をめぐる議論が起こっていますと
の記載がございますが、改正
の必要性を多く
の方々が感じているからこそ議論が起こっている
のであり、決して高い関心事になっていない
のであればそもそも議論など起きようがなく、矛盾した論理を感じるところでございます。
加えて、国民
の多数は改憲について
の必要性を認めておりませんと述べられておりますが、それについて
の客観的根拠が一切提示されておらず、請願者
の主観によるものと考えます。国内では、これまでにも様々な世論調査がなされ、その中で改憲が必要と考える割合が過半数を超えたものも数多くございます。主観で世論を判断することこそ、慎重さを欠いていると言える
のではないでしょうか。
占領下に制定された日本国憲法が、七十数年もの間1度も改正されることもなく現在に至っているということが妥当なことであるとは言いがたい
のではないでしょうか。
国際情勢、日本を取り巻く情勢は激変しております。中国
の覇権主義、拡張主義や北朝鮮問題など、国防強化
の必要性は迫ってきております。
憲法改正に当たっては、慎重で丁寧であることが求められる
のは当然
のことでございます。国会において3分の2以上
の賛成が必要であり、加えてその後国民に提案した後、国民
の過半数
の賛成を必要としています。これら
のことは、慎重で丁寧な手続を経ることをまさに証明しております。
憲法改正に当たっては慎重で丁寧という抽象的な概念ではなく、国民
の生命、生活、安全、発展
のためには何が必要で何を優先すべきかという視点が最重要と考えます。何が問題で、何を込めるか、何が重要なことかを議論すべきではないでしょうか。
憲法は国
の形を規定する最高法規でございます。公布から七十数年経た現憲法をいま一度見直し、むしろ改正に向けた政策論争をすべきと考えます。
以上
のことから反対といたします。
○議長(比企広正) 青木三枝子議員。
〔11番 青木三枝子議員登壇〕
◆11番(青木三枝子議員) 青木三枝子でございます。請願第4号 憲法改正発議に当たっては慎重で丁寧な議論を求める意見書提出に関する請願に対し、賛成
の立場で討論いたします。
私は、現段階で
の憲法発議そのものに反対
の立場です。現政権は、記憶を変え、記録を変え、日本国憲法や法律解釈を変え、反社会的勢力
の定義を変え、日本語を変えてしまいます。
民主主義をないがしろにする政権
のもとでは、慎重審議ができるはずがありません。また、この政権に憲法を語る資格はないと思うからです。
私は、請願書
の仮に憲法を改正するにしてもという文言は、改正が前提になっていると感じ、素直に賛成できない自分があります。しかし、そうであったとしても、憲法改正
の流れを少しでも止めるには、請願によって日本国憲法を守ること、特に憲法9条
の大切さを国民一人一人に訴える必要があると考えました。
よって、この請願に対しては、消極的立場で
の賛成といたします。
次に、議第106号 新発田市
まちづくり総合計画基本構想の策定についてに対する反対討論を行います。新発田市まちづくり総合計画構想について
の審議会を5回にわたって傍聴させていただきました。現場で日夜頑張っていらっしゃる委員
の皆様
の真摯な発言に感動いたしました。しかし、そこで頂いた資料には、これまで産業という基本構想
の下位
の政策に明記されていたエネルギーという項目がなくなっていました。
パブリックコメントでまちづくり総合計画ができ上がってしまう前に、新発田市にとって再生可能エネルギー政策を推進する項目を掲げることは重要と考え、提案いたしました。しかし、産業としてではなく、生活・環境
の中にエネルギーに関することを入れ、学校や地域などで新エネルギー推進
の取組
の機運を築くよう啓発していくと
の方向性が担当課から委員
の方々に説明され、深く審議されることなく文言は入れられませんでした。
東北大震災
の後、当市はいち早く新エネルギービジョンを策定しました。しかし、賦存量はあるもの
の利用可能量が少ないと
のことで、今後
の実質的な新エネルギー推進は民間に任せると
のことです。このことは、当市
のエネルギー政策
の実質的後退と考えます。新エネルギービジョンを策定したときに比べ、技術も大きく進歩しています。畜ふんバイオマス発電を進めることにより、新発田市が長年抱える上中山豚舎
の悪臭問題解決
のため
の糸口を探ったり、来年度から始まる森林譲与税導入に合わせて、木質バイオマス発電
の道を探るなど、行政主導によって地産地消
の再生可能エネルギー推進を行ってほしいと思います。
外国人観光客に依存したまちづくりには未来がないと思います。外国人観光客に依存した経済政策は、コロナウイルス感染症を拡大させ、日々
の暮らしが成り立たなくなるような結果を招いているからです。未来につながる
のは、新発田
の自然資源を最大限に活用した再生可能エネルギー推進によるまちづくりであると考えます。まちづくり総合計画
の中に明確な再生可能エネルギー推進という文言を入れ、二階堂市長
のリーダーシップによりこの政策を推進していただきたかったと思います。
一般質問で二階堂市長
の目指す健康田園文化都市について述べたように、健康とは市民
の命を守ること、田園とは自然と豊かな大地を大切にし、農業を中心とした第1次産業を活力あるものにし、所得を向上させ、市民
の暮らしを守ること、文化は過去
の歴史に学び、今何が必要かを考え実行し、未来につなげていくこと
のこれらを三方によしにする
のは、再生可能エネルギー推進だと考えます。まちづくり総合計画は、今後8年間
の新発田市
のまちづくり
の根幹をなすものです。そこにエネルギーという文言が掲げられなかった
のは残念です。
以上、反対討論といたします。
○議長(比企広正) 討論を終結することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(比企広正) 討論なしと認め、討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議題
のうち、議第112号 新発田市
固定資産評価審査委員会条例及び新発田市
行政不服審査関係手数料条例の一部を改正する条例制定について
議第113号 新発田市職員
の分限に関する手続及び効果に関する条例
の一部を改正する条例制定について
議第114号 新発田市職員
の退職管理に関する条例
の一部を改正する条例制定について
議第116号 新発田市差別
のない人権が尊重される
まちづくり条例の一部を改正する条例制定について
議第117号 新発田市印鑑条例
の一部を改正する条例制定について
議第127号
新発田市議会議員及び長
の選挙公報発行条例の一部を改正する条例制定について
議第128号 新発田市監査委員に関する条例
の一部を改正する条例制定について
議第131号 胎内市と
の定住自立圏形成協定の変更について
議第132号 聖籠町と
の定住自立圏形成協定の変更について
議第137号 令和元年度新発田市
土地取得事業特別会計補正予算(第1号)議定について
議第143号 令和元年度新発田市
コミュニティバス事業特別会計補正予算(第1号)議定について
議第144号 令和元年度新発田市藤塚浜財産区
特別会計補正予算(第1号)議定について
議第149号 令和2年度新発田市
土地取得事業特別会計予算議定について
議第156号 令和2年度新発田市藤塚浜財産区
特別会計予算議定について
以上14件に対する委員長
の報告は可決であります。委員長
の報告
のとおり決するに賛成
の議員
の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(比企広正) 起立全員であります。
よって、議第112号から議第114号まで、議第116号、議第117号、議第127号、議第128号、議第131号、議第132号、議第137号、議第143号、議第144号、議第149号及び議第156号は委員長
の報告
のとおり決しました。
次に、議題
のうち、議第106号 新発田市
まちづくり総合計画基本構想の策定について
に対する委員長
の報告は可決であります。委員長
の報告
のとおり決するに賛成
の議員
の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(比企広正) 起立多数であります。
よって、議第106号は委員長
の報告
のとおり決しました。
次に、議題
のうち、議第108号 新発田市
地方創生基金条例制定について
に対する委員長
の報告は可決であります。委員長
の報告
のとおり決するに賛成
の議員
の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(比企広正) 起立多数であります。
よって、議第108号は委員長
の報告
のとおり決しました。
次に、議題
のうち、議第115号 新発田市行政手続における特定
の個人を識別するため
の番号
の利用等に関する法律に基づく個人番号
の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例
の一部を改正する条例制定について
に対する委員長
の報告は可決であります。委員長
の報告
のとおり決するに賛成
の議員
の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(比企広正) 起立多数であります。
よって、議第115号は委員長
の報告
のとおり決しました。
次に、議題
のうち、議第155号 令和2年度新発田市
コミュニティバス事業特別会計予算議定について
に対する委員長
の報告は可決であります。委員長
の報告
のとおりに決するに賛成
の議員
の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(比企広正) 起立多数であります。
よって、議第155号は委員長
の報告
のとおり決しました。
次に、議題
のうち、請願第4号 憲法改正発議に当たっては慎重で丁寧な議論を求める意見書提
出に関する請願
に対する委員長
の報告は採択であります。委員長
の報告
のとおり決するに賛成
の議員
の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(比企広正) 起立多数であります。
よって、請願第4号は委員長
の報告
のとおり決しました。
─────────────────────────────────────────
△日程第4、議第109号 新発田市ふれあい
福祉センター設置条例制定について
議第118号 新発田市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について
議第119号
新発田市立保育園設置及び管理に関する条例
の一部を改正する条例制定について
議第124号
新発田市立学校の設置に関する条例
の一部を改正する条例制定について
議第125号 新発田市公民館設置及び管理に関する条例
の一部を改正する条例制定について
議第126号 新発田市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例
の一部を改正する条例制定について
議第129号
新発田市立ひまわり学園設置及び管理に関する条例を廃止する条例制定について
議第135号 専決処分
の承認について(令和元年度新発田市
一般会計補正予算(第6号))
議第136号 令和元年度新発田市
一般会計補正予算(第7号)議定について
のうち
社会文教常任委員会所管分
議第138号 令和元年度新発田市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)議定について
議第139号 令和元年度新発田市
介護保険事業特別会計補正予算(第5号)議定について
議第140号 令和元年度新発田市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)議定について
議第147号 令和元年度新発田市
一般会計補正予算(第8号)議定について
のうち
社会文教常任委員会所管分
議第150号 令和2年度新発田市
国民健康保険事業特別会計予算議定について
議第151号 令和2年度新発田市
介護保険事業特別会計予算議定について
議第152号 令和2年度新発田市
後期高齢者医療特別会計予算議定について
議第159号 令和元年度新発田市
一般会計補正予算(第9号)議定について
のうち
社会文教常任委員会所管分
○議長(比企広正) 日程第4、議第109号、議第118号、議第119号、議第124号から議第126号まで、議第129号、議第135号、議第136号、議第138号から議第140号まで、議第147号、議第150号から議第152号まで及び議第159号を一括議題といたします。
社会文教常任委員会委員長
の報告を求めます。
宮崎光夫委員長。
〔10番 宮崎光夫議員登壇〕
◎10番(宮崎光夫議員) それでは、2月定例会、
社会文教常任委員会の委員長報告を始めます。
初めに、3月5日に開催された
社会文教常任委員会で
の審査結果を報告いたします。
当常任委員会が付託を受けた議案
の審査に先立ち、
新型コロナウイルス感染症に関する市
の取組状況について、議会としても承知しておく必要があるため、担当主管である
健康推進課長及び教育次長から説明を受けました。その後、当常任委員会が付託を受けた分割付託
の一般会計補正予算案を含め、16件
の審査に入りました。
なお、報告順序については、質疑、討論等があったものを先に、なかったものをまとめて後で報告することをお許しいただきたいと思います。
議第136号 令和元年度新発田市
一般会計補正予算(第7号)議定について
のうち
社会文教常任委員会所管分を議題とし、担当課長
の説明
の後、質疑に入り、埋蔵文化財発掘調査面積が減になっているが、圃場整備
の進捗に支障はなかったか。また、今年度
の発掘物
の内容はと
の質疑に、圃場整備事業において盛土等で対応し、遺跡に手をつけない工法に変更したため
の減額である。平安及び室町時代
の集落跡で、土器類や鉄
の加工くず等が出土したと
の答弁があった。
介護基盤整備事業補助金
の減額について、なぜ応募者がなかった
のか。また、事業者
の倒産が全国的に問題となっている。介護報酬が低く抑えられていることが影響していると思われるが、どのように対応していく
のかと
の質疑に、小規模多機能型
の施設整備を見込んでいたが、事業者
の整備志向と
のタイミングが合わなかった点があったと考えている。福祉人材不足は全国的なものであり、国県
の対策に期待するところであるが、市としても福祉人材へ
の何らかの支援を行っていきたいと
の答弁があった。
公立保育園
の園児減少
の要因について
の質疑に、公立保育園が周辺部にあることから、周辺部人口、子供
の減少がそのまま影響しているためと答弁。また、国庫補助金増額
の要因については、私立保育園に対する公定価格
の増額があったためと
の答弁があった。
養護老人ホーム入所支援事業で実績減による減額補正
の理由は。また、生活保護費について、車上生活者という説明があったが、状況はどうかと
の質疑に、それぞれ
の施設
の新発田市分
の定員を実績に基づいて予算計上してきて、余裕があるので、条件が合えば入所可能な状況である。現時点で減額が大きいので、決算見込みとして計上したもの。車上生活については、
道の駅で生活している車上生活者であれば、当該
道の駅を居住地として保護する制度となっている。今回
の場合は、市内
の知人宅を頼ってきた方が病気になり、生活保護適用となったケースであると
の答弁があった。
他に質疑なく、討議、討論なく、採決
の結果、挙手全員で可決すべきものと決しました。
議第125号 新発田市公民館設置及び管理に関する条例
の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当館長
の説明
の後、質疑に入り、公民館
の機能に変化はある
のか、市民
の利便性が変化する
のかと
の質疑に、文化芸術については文化行政課が所管し、文化会館はそこに属する。公民館は生涯学習課で所管していく。市民
の利用については従前と何ら変わらない。今回
の組織変更によって機能強化をしていくという考え方であると
の答弁があった。
他に質疑なく、討議、討論なく、採決
の結果、挙手全員で可決すべきものと決しました。
議第126号 新発田市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例
の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当所長
の説明後、質疑に入り、資格未取得
の支援員
の数と今後
の見込みについて
の質疑に、4名おり、認定資格研修受講要件を満たしているが、現段階では未受講であるという答弁があった。
他に質疑なく、討議、討論なく、採決
の結果、挙手全員で可決すべきものと決しました。
議第109号 新発田市ふれあい
福祉センター設置条例制定についてを議題とし、担当課長
の説明
の後、質疑に入り、相談員
の体制、また相談員は学齢期
の相談に対応できる人材かと
の質疑に、身体障がい担当2名、精神障がい担当2名、計4名
の配置を予定し、教職経験者を配置する予定であると
の答弁があった。
他に質疑なく、討議、討論なく、採決
の結果、挙手全員で可決すべきものと決しました。
議第118号 新発田市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当課長
の説明
の後、質疑に入り、税
の減免条項に生活困窮
の文言がなくなった影響
の質疑に、減免範囲については従前と変わらないと
の答弁があった。
他に質疑なく、討議、討論なく、採決
の結果、挙手全員で可決すべきものと決しました。
議第139号 令和元年度新発田市
介護保険事業特別会計補正予算(第5号)議定についてを議題とし、担当課長
の説明
の後、質疑に入り、給付事業
の減額について、介護認定が厳しいためということはないかと
の質疑に、介護認定員
の調査及び主治医
の意見書に従った1次判定、医療関係者による2次判定を行って介護認定がなされるもの。調査テキスト、マニュアルによって統一された1次判定、主治医
の意見書、専門職による2次判定と適切に審査されていると
の答弁があった。
他に質疑なく、討議、討論なく、採決
の結果、挙手全員で可決すべきものと決しました。
議第151号 令和2年度新発田市
介護保険事業特別会計予算議定についてを議題とし、担当課長
の説明
の後、質疑に入るも質疑なく、討議なく、討論で佐藤真澄委員から、制度が次々改悪されていると考え、反対であると
の討論があり、他に討論なく、採決
の結果、賛成多数で可決すべきものと決しました。
議第150号 令和2年度新発田市
国民健康保険事業特別会計予算議定についてを議題とし、担当課長
の説明
の後、質疑に入り、保険税
の据置きを評価するが、国保運営協議会で
の協議内容はどうか。また、国
のペナルティーはある
のか。
新型コロナウイルスの問題等が心配だがどうかと
の質疑に、運営協議会では今年度末
の基金残高約8億6,000万円から1億7,000万円を繰り入れることに対して心配される意見があったが、被保険者
の負担を抑えたい旨
の説明を委員に理解いただき、据え置いたもの。国から
のペナルティーはない。コロナウイルスについては、基金残高から
の危惧という点では、国保改革2年目で基金残高
の基準を定めるに至っていないこと、不測
の疾病等発症、流行時へ
の対応は保険給付費
の県負担が制度化されたことから、市財政に対する影響は少ない状況であると
の答弁であった。
前年度比マイナス予算
の原因はと
の質疑に、後期高齢者医療などへ
の移行が背景にあると
の答弁があった。
他に質疑なく、討議なく、討論で佐藤真澄委員から保険税据置きを評価し、賛成と
の討論があった。
他に討論なく、採決
の結果、挙手全員で可決すべきものと決しました。
議第152号 令和2年度新発田市
後期高齢者医療特別会計予算議定についてを議題とし、担当課長
の説明
の後、質疑に入り、2月24日に開催された広域連合議会
の結果について
の質疑に、保険料額
の増額改定が図られ、議決が得られたと
の答弁であった。
他に質疑なく、討議なく、討論で佐藤真澄委員から、後期高齢者医療制度自体に反対であると
の討論があった。
他に討論なく、採決
の結果、挙手多数で可決すべきものと決しました。
なお、議第135号 専決処分
の承認について(令和元年度新発田市
一般会計補正予算(第6号))については、質疑、討議、討論なく、採決
の結果、挙手全員で承認すべきものと決しました。
また、議第147号 令和元年度新発田市
一般会計補正予算(第8号)議定について
のうち
社会文教常任委員会所管分、一括議題とした議第119号
新発田市立保育園設置及び管理に関する条例
の一部を改正する条例制定について及び議第129号
新発田市立ひまわり学園設置及び管理に関する条例を廃止する条例制定について、議第124号
新発田市立学校の設置に関する条例
の一部を改正する条例制定について、議第138号 令和元年度新発田市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)議定について、議第140号 令和元年度新発田市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)議定について
の6件
の議案については、質疑、討議、討論ともなく、挙手全員で可決すべきものと決しました。
当常任委員会に付託された議案審査については以上で終了し、続いて継続審査項目について協議し、意見
の一致を見たので、議長にその旨申し入れることと決しました。
終了時刻は、午後1時50分でした。
続いて、本日開催された
社会文教常任委員会で
の審査結果について報告します。
分割付託を受けた議第159号 令和元年度新発田市
一般会計補正予算(第9号)議定について
のうち
社会文教常任委員会所管分を議題とし、担当課長
の説明
の後、質疑に入り、質疑では、修学旅行
のキャンセル状況や児童クラブ
の利用状況等
の質疑があり、それぞれ担当課長からるる答弁があった。
他にさしたる質疑なく、討議、討論なく、採決
の結果、挙手全員で可決すべきものと決しました。
なお、ただいま申し上げた2日間
の審査
の詳細については、議事録をご参照願います。
以上で
社会文教常任委員会の委員長報告を終わります。
○議長(比企広正) ただいま
の委員長
の報告に対する質疑に入ります。質疑ある議員
の発言を求めます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(比企広正) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論ある議員
の発言を求めます。
佐藤真澄議員。
〔22番 佐藤真澄議員登壇〕
◆22番(佐藤真澄議員) 議第150号 令和2年度新発田市
国民健康保険事業特別会計予算議定については、賛成
の立場で討論いたします。
新年度
の県へ
の国保事業費納付金
の本算定結果が示されたことで、値上げされることを心配しておりました。2月10日に開催された新潟県国保運営協議会で市町村別納付金が決定されました。政府は、4人家族に当てはめた試算によりますと、単純平均で年5万3,000円増となるなど、今でも高過ぎる国保税
の大幅値上げとなります。試算結果では、26都府県872市区町村
の77.3%に当たる474市区町村で値上げとなりました。新潟県で見ますと、新年度値上げされる自治体は26自治体であり、値上げ割合は86.7%であります。そうした中、国保財政調整基金
の活用により、保険料を据え置く方向を示されたことに対して、高く評価いたし、敬意を表するものであります。これが賛成
の理由です。しかし、国保税が据え置かれても、高過ぎて払いたくても払えないことに変わりはありません。今後は、公費
の投入による国保税
の協会けんぽ並み
の保険税へ
の引下げ、資格証、短期証発行
の中止、均等割、平等割
の廃止による国保税
の抜本的な引下げ等を要望し、賛成討論といたします。
次に、議第151号 令和2年度新発田市
介護保険事業特別会計予算議定につきましては、反対
の立場で討論いたします。2000年4月に介護保険制度が始まってから実に20年。制度開始から変遷を続けてまいりましたが、この20年はまさに変質
の歴史でした。ケアは在宅でと言いながら、自宅で生活するため
の在宅サービスを締めつけ続け、利用者へ
の負担増と利用抑制をもたらす改悪
の連続でありました。2005年
の最初
の法改定で見直し
の柱に据えられた
のは、新予防給付であります。訪問介護で
の掃除、洗濯
の支援を、利用者ができることまで介護で担い、自立を妨げているなどと攻撃し、新予防給付によって本人
の意欲を引き出し、介護を必要としない自立した生活に戻すことができるとしました。要支援、要介護1
の人
の給付を抑制いたしました。2014年
の法改定では、要支援
の人を軽度者として保険給付から外し、自治体が運営する総合事業に移行しております。多様なサービスが実現したと言いますが、運営もサービス内容も自治体任せであります。これまでと同様
のサービスをただでさえ低い介護保険よりさらに低く設定された単価で事業者が提供せざるを得ない場合が多く、採算が取れずに多く
の事業者は総合事業から撤退。事業者がサービスを打ち切れば、介護を必要とする人
の生活は成り立たなくなります。東京商リサーチによりますと、昨年
の老人福祉、介護事業
の倒産は、2017年
の過去最多に並ぶ111件、4年連続です。最大
の要因は、言うまでもなく介護事業者が受け取る介護報酬を国が引き下げ続けてきた結果であります。事業者が受け取る介護報酬は、開始当初は一番高かったという異常な事態です。改定
のたびに報酬が下げられては、まともな運営ができません。予防が悪いわけではありませんが、予防
の名で介護と言えないものに介護保険制度そのものが変質させられ、人
の営みを支えられない制度にしたことが反対理由であります。
次に、議第152号 令和2年度新発田市
後期高齢者医療特別会計予算議定について、反対
の立場で討論いたします。去る2月24日に開催された後期高齢者広域連合2月議会で、令和2年から3年度
の保険料が決定いたしました。保険料率は1人当たり3,596円値上げされ、年間5万3,989円となりました。ご承知
のように、75歳以上
のほとんどは収入が少なく、暮らしも大変です。そのような人たちを年齢で差別した一つ
の独立した医療制度に押し込め、費用負担を求めるやり方自体に無理があります。消費税増税や年金
の実質引下げで市民生活が厳しい中で
の値上げには、反対せざるを得ません。対応策として平成30年度決算
の基金残高を繰り入れるなど、減額されてきた高齢者医療へ
の国庫負担
の抜本的な増額を求めるものであります。
以上で討論を終わらせていただきます。
○議長(比企広正) 討論を終結することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(比企広正) 討論なしと認め、討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議題
のうち、議第109号 新発田市ふれあい
福祉センター設置条例制定について
議第118号 新発田市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について
議第119号
新発田市立保育園設置及び管理に関する条例
の一部を改正する条例制定について
議第124号
新発田市立学校の設置に関する条例
の一部を改正する条例制定について
議第125号 新発田市公民館設置及び管理に関する条例
の一部を改正する条例制定について
議第126号 新発田市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例
の一部を改正する条例制定について
議第129号
新発田市立ひまわり学園設置及び管理に関する条例を廃止する条例制定について
議第135号 専決処分
の承認について(令和元年度新発田市
一般会計補正予算(第6号))
議第138号 令和元年度新発田市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)議定について
議第139号 令和元年度新発田市
介護保険事業特別会計補正予算(第5号)議定について
議第140号 令和元年度新発田市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)議定について
議第150号 令和2年度新発田市
国民健康保険事業特別会計予算議定について
以上12件に対する委員長
の報告は可決、承認であります。委員長
の報告
のとおり決するに賛成
の議員
の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(比企広正) 起立全員であります。
よって、議第109号、議第118号、議第119号、議第124号から議第126号まで、議第129号、議第135号、議第138号から議第140号まで及び議第150号は、委員長
の報告
のとおり決しました。
次に、議題
のうち、議第151号 令和2年度新発田市
介護保険事業特別会計予算議定について
に対する委員長
の報告は可決であります。委員長
の報告
のとおりに決するに賛成
の議員
の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(比企広正) 起立多数であります。
よって、議第151号は委員長
の報告
のとおり決しました。
次に、議題
のうち、議第152号 令和2年度新発田市
後期高齢者医療特別会計予算議定について
に対する委員長
の報告は可決であります。委員長
の報告
のとおり決するに賛成
の議員
の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(比企広正) 起立多数であります。
よって、議第152号は委員長
の報告
のとおり決しました。
─────────────────────────────────────────
△日程第5、議第107号 和解及び損害賠償
の額
の決定について
議第110号 新発田市工場立地法に基づく緑地面積率等に関する準則を定める条例制定について
議第111号 新発田市
森林環境譲与税基金条例制定について
議第120号 新発田市
有機資源センター条例の一部を改正する条例制定について
議第121号 新発田市
建築関係手数料条例の一部を改正する条例制定について
議第122号 新発田市下水道事業
の設置等に関する条例
の一部を改正する条例制定について
議第123号 新発田市水道事業
の設置等に関する条例
の一部を改正する条例制定について
議第130号 新発田市企業立地
の促進等による地域における産業集積
の形成及び活性化に関する法律第10条第1項
の規定に基づく準則を定める条例を廃止する条例制定について
議第133号 市道路線
の廃止について
議第134号 市道路線
の認定について
議第136号 令和元年度新発田市
一般会計補正予算(第7号)議定について
のうち
経済建設常任委員会所管分
議第141号 令和元年度新発田市
宅地造成事業特別会計補正予算(第1号)議定について
議第142号 令和元年度新発田市
食品工業団地造成事業特別会計補正予算(第1号)議定について
議第145号 令和元年度新発田市
下水道事業会計補正予算(第4号)議定について
議第146号 令和元年度新発田市
水道事業会計補正予算(第3号)議定について
議第147号 令和元年度新発田市
一般会計補正予算(第8号)議定について
のうち
経済建設常任委員会所管分
議第153号 令和2年度新発田市
宅地造成事業特別会計予算議定について
議第154号 令和2年度新発田市
食品工業団地造成事業特別会計予算議定について
議第157号 令和2年度新発田市
下水道事業会計予算議定について
議第158号 令和2年度新発田市
水道事業会計予算議定について
議第159号 令和元年度新発田市
一般会計補正予算(第9号)議定について
のうち
経済建設常任委員会所管分
○議長(比企広正) 日程第5、議第107号、議第110号、議第111号、議第120号から議第123号まで、議第130号、議第133号、議第134号、議第136号、議第141号、議第142号、議第145号から議第147号まで、議第153号、議第154号、議第157号から議第159号までを一括議題といたします。
経済建設常任委員会委員長
の報告を求めます。
水野善栄委員長。
〔2番 水野善栄議員登壇〕
◎2番(水野善栄議員) こんにちは。3月6日開催された
経済建設常任委員会の審査結果を報告いたします。
当常任委員会が付託を受けた議案は、分割付託
の一般会計補正予算を含め、議案が20件であります。
議案審査に先立ち、当委員会が所管する観光と商工
の観点から、現在発生、拡大しています
新型コロナウイルス感染症の影響について、産業戦略監から説明を受けた。
議案審査は、初めに議第136号 令和元年度新発田市
一般会計補正予算(第7号)議定について
のうち
経済建設常任委員会所管分を議題とし、担当課長などから説明
の後、質疑に入る。
月岡温泉環境整備事業と街なみ環境整備事業に関し、どのような場所で
の整備な
のか
の質疑に、月岡温泉は泉慶前道路で
の環境整備事業を今年度、令和2年度行い、大通りに出たら地元
の人と協議しながら進めていきたいと考えている。街なみ環境整備事業については、今年度中央町2丁目福勝寺裏あたり
の護岸を整備していると
の答弁があった。
プレミアム付商品券発行事業
の残
の理由について
の質疑に、全国的に低い状況になっており、国
のほうも調査をしている状況にある。市としては精いっぱいできるPRもさせていただいた。申請率は、全国的だと42%、県平均だと43.9%だが、当市は57.9%である。当市は、全国的には高いと
の答弁があった。
板山放牧場
の解体撤去工事には何が残っている
のか
の質疑に、建物に関しては新しい状態で残っていた牛舎でトラクターなど
の機械を入れる格納庫として活用している。板山放牧場
の今後
の使い道は、今現在酪農
の方々に草地としてお貸ししている部分もあり、今後
の活用にしっかりと計画していきたいと
の答弁があった。
木造耐震が期限とあるが、単年
のためな
のか。この事業全部廃止な
のか
の質疑に、木造住宅耐震化支援事業は平成19年から取り組んでいる事業であり、内容をバージョンアップしたり、件数を調整したりしている。今年度並みに令和2年度も要望していくと
の答弁があった。
除雪費に関し、非常に出動回数が少なかったため、産業
の点から非常にこたえている業者もあるが、新年度予算
の前倒しを含めてこの考えは
の質疑に、今年度については本来融雪後に発注するような工種、ライン引きであったり、舗装工事であったりというものを2月から前倒しするような形で順次発注を続けている状況であると
の答弁があった。
自由討議、討論なく、採決
の結果、挙手全員で議第136号は原案
のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議第147号 令和元年度新発田市
一般会計補正予算(第8号)議定について
のうち
経済建設常任委員会所管分を議題とし、担当課長から
の説明
の後、質疑に入る。
圃場整備
の補正増額地区はどこか
の質疑に、今回事業を進めている地域は、米倉地区、中曽根地区、松浦地区、姫田川右岸地区、荒川地区、虎丸地区、滝沢地区であると
の答弁があった。
また、国土調査
の前倒しにより、圃場整備がどのように早く終了するか
の質疑に、今年度までに上中山で行ってきたが、新たに八幡新田と小戸地区で開始したいと
の答弁があった。
自由討議、討論なく、採決
の結果、挙手全員で議第147号は原案
のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議第111号 新発田市
森林環境譲与税基金条例制定についてを議題とし、担当課長から
の説明
の後、質疑に入る。
森林環境譲与税はどの程度交付され、基金として積み立てられるか。また、新発田市
の民有林及び人工林
の森林面積は
の質疑に、譲与税
の額は令和元年度は977万円、令和2年度から3年までは2,060万円、令和4年から5年は2,673万円、令和6年度から定額となり、3,280万円を予定している。民有林
の面積は1万1,980ヘクタールで、そのうち人工林は3,241ヘクタールで人工林
の整備を進めていくと
の答弁があった。
自由討議、討論なく、採決
の結果、挙手全員で議第111号は原案
のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議第120号 新発田市
有機資源センター条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当課長から
の説明
の後、質疑に入る。
搬入物
の割合について
の質疑に、平成31年度
の見込量で畜ふんは1万5,029トン、食品工業団地及びその関係する汚泥は計2,262トンであり、生ごみは残渣
の扱いで1,783トン、受入れ
の見込みであると
の答弁に続き、搬入農家数と堆肥料金
の改定による農家へ
の影響について
の質疑に、料金改定については、搬入している畜産農家は26件で、市内3か所
の有機資源センターに搬入している。料金改定については、農家
の方々にできるだけ負担をかけない料金
の改定をお願いしながら、畜産農家や食品工業団地など
の方々と一体となって取り組んでいく事業
の一つ
の施設であることもご理解いただきながら進めていきたいと
の答弁であった。
自由討議なく、討論では、渡邊喜夫委員から、有機資源センター
の経年劣化と維持管理費にますます経費がかかる
のは理解するが、農家も厳しい実情があり、農家とすれば改定は反対すべきであるが、施設を維持していくことについては今後も新発田
の農地
の有機資源を供給していくことや農産汚泥等
の産業廃棄物を資源化していくことについてもかなり機能している施設であるので、その部分を併せて賛成すると
の討論があった。
その後、採決し、挙手全員で議第120号は原案
のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議第110号 新発田市工場立地法に基づく緑地面積率等に関する準則を定める条例制定についてを議題とし、担当課長から
の説明
の後、質疑に入る。
国
の規定ではどの程度
の緑地面積で、またどの程度
の緩和をした
のか
の質疑に、国
の基準では甲地域では25%以上、うち緑地が20%であり、乙地域は20%以上、うち緑地が20%以上である。当市
の緩和率に変更はなく、甲地域では15%以上、緑地では10%以上、乙地域では10%以上、緑地は5%以上であると
の答弁があった。
また、過去
の工業団地については、国
の基準が準用されてきたものがある
のか
の質疑に、現在
の経過措置ではこの5年間で計6社が対象となり、緩和措置をしている。法が失効すると継続できなくなるおそれがあるので、新たに条例制定をして過去
のものを継続し、新規
のものも同様に緩和していくと
の答弁があった。
自由討議、討論なく、採決
の結果、挙手全員で議第110号は原案
のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議第157号 令和2年度新発田市
下水道事業会計予算議定についてを議題とし、担当課長から
の説明
の後、質疑に入る。
接続戸数
の見込み、年間有収水量には徴収対象とならないものもある
のか。一般会計から
の繰入れが高額となっている高資本費対策に要する経費及び分流式下水道等に要する経費について
の説明を
の質疑に、接続戸数はこれを目指して頑張りたいという目標数である。有収水量については、不明水と呼ばれるお金にならないものがある。管が割れて、地下水
の流入や蓋が割れて雨水が流れ込むなどであるが、全面的な調査はしていなく、実態は掌握していない。分流式と高資本費は、国で定められた基準で
の繰入れであると
の答弁があった。
また、下水道工事全体
の進捗率と下水道と合併槽
の接続率について
の質疑に、下水道事業は平成30年度末で約60%完了している。合併浄化槽
の設置率は掌握していないが、基数は平成29年度末に4,492個、平成30年度末には4,550個、令和元年度1月末
の時点で4,575個と増えている。公共下水道から合併処理浄化槽エリアにしたところもあり、そこに補助して設置してもらっている分である。合併処理浄化槽エリアについては、合併浄化槽を入れてもらうよう活動を続けていると
の答弁があった。また、農集排処理場を公共下水道接続に切替えが終了し、残っている農集排施設
の処分について
の質疑に、今後
の利用については腐食するようなものは撤去し、災害時
の下水に関する備蓄倉庫に使いたいと考えていると
の答弁があった。
自由討議なく、討論では、渡邊喜夫委員から、下水道収益35億円ほど
の中で、国県
の補助金を充てながら資本をそろえていくということで、かなり大変なことがうかがえる。ぜひともこの予算が予算どおりに執行できることを期待して賛成すると
の討論があった。
その後、採決し、挙手全員で議第157号は可決すべきものと決しました。
次に、議第146号 令和元年度新発田市
水道事業会計補正予算(第3号)議定についてを議題とし、担当局長から説明
の後、質疑に入る。
水道
の使用減少は、昨年
の6月
の値上げや消費税
の引上げによる消費
の落ち込みによるものな
のか
の質疑に、給水収益
の減少
の理由は、料金改定と消費税
の改正は今
のところ料金や給水量
のデータを見ても極端な使用減少は見られない。一番大きな変動としては暖冬による使用減少であり、昨年より減少している。この年度が終わってから要因について検討をしていくと
の答弁があった。
その後、自由討議、討論なく、採決
の結果、挙手全員で議第146号は原案
のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議第158号 令和2年度新発田市
水道事業会計予算議定についてを議題とし、担当局長から
の説明
の後、質疑に入る。
第5条
の業務委託は1年契約か、それとも債務負担行為
のある多年契約な
のか
の質疑に、料金徴収業については5年単位で
の契約であり、今後も今
のところ5年を予定していると
の答弁があった。
また、委託業者と
の契約方法について
の質疑に、契約方法はプロポーザル方式を考えており、様々な企業提案を含め、審査委員会で決める。新たにプロポーザル方式
の契約をした上で新規契約すると
の答弁があった。
自由討議なく、討論なく、採決
の結果、挙手全員で議第158号は原案
のとおり可決すべきものと決しました。
なお、議第107号 和解及び損害賠償
の額
の決定について、議第121号 新発田市
建築関係手数料条例の一部を改正する条例制定について、議第122号 新発田市下水道事業
の設置等に関する条例
の一部を改正する条例制定について、議第123号 新発田市水道事業
の設置等に関する条例
の一部を改正する条例制定について、議第130号 新発田市企業立地
の促進等による地域における産業集積
の形成及び活性化に関する法律第10条第1項
の規定に基づく準則を定める条例を廃止する条例制定について、議第133号 市道路線
の廃止について及び議第134号 市道路線
の認定について、議第141号 令和元年度新発田市
宅地造成事業特別会計補正予算(第1号)議定について、議第153号 令和2年度新発田市
宅地造成事業特別会計予算議定について、議第145号 令和元年度新発田市
下水道事業会計補正予算(第4号)議定について、議第142号 令和元年度新発田市
食品工業団地造成事業特別会計補正予算(第1号)議定について、議第154号 令和2年度新発田市
食品工業団地造成事業特別会計予算議定については、さしたる質疑なく、自由討議、討論なく、採決
の結果、挙手全員で原案
のとおり可決すべきものと決しました。
その後、令和3年2月定例会まで
の閉会中
の継続審査項目を案
のとおり議長に申し入れることとし、午後2時20分会議を終了しました。
それでは、本日開かれた常任委員会についてであります。本日3月12日に開催された
経済建設常任委員会の審査結果を報告いたします。
当委員会が付託を受けた議案は、分割付託
の一般会計補正予算の1件であります。
議第159号、令和元年度新発田市
一般会計補正予算(第9号)議定
のうち
経済建設常任委員会所管分を議題とし、担当課長から
の説明
の後、質疑に入る。
旅館や飲食業など観光へ
の影響は
の質疑に、商工会議所が3月2日に行ったアンケートで、既に影響があると
の回答が4割ある。ほか
の業者も間違いなく影響が出るだろうと
のことであった。また、かっぽうなど団体客が100%キャンセルされている状況。大手住宅機器関連では、中国
の物流が止まっており、影響が出ている。また、宿泊では、例年
の1割
の宿泊状況にとどまっている。4月、5月も予約が入っていない状況であると
の答弁があった。
次に、今後予定している消費喚起対策
の内容は
の質疑に、時期を見計らって割引など
の対策を予定していると
の答弁があった。
自由討議、討論なく、採決し、挙手全員で議第159号は原案
のとおり可決すべきものと決しました。
詳細については、委員会記録をご参照ください。
以上で
経済建設常任委員会の委員長報告を終わります。
○議長(比企広正) ただいま
の委員長
の報告に対する質疑に入ります。質疑ある議員
の発言を求めます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(比企広正) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論ある議員
の発言を求めます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(比企広正) 討論なしと認め、討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議題
のうち、議第107号 和解及び損害賠償
の額
の決定について
議第111号 新発田市
森林環境譲与税基金条例制定について
議第120号 新発田市
有機資源センター条例の一部を改正する条例制定について
議第121号 新発田市
建築関係手数料条例の一部を改正する条例制定について
議第122号 新発田市下水道事業
の設置等に関する条例
の一部を改正する条例制定について
議第123号 新発田市水道事業
の設置等に関する条例
の一部を改正する条例制定について
議第133号 市道路線
の廃止について
議第134号 市道路線
の認定について
議第141号 令和元年度新発田市
宅地造成事業特別会計補正予算(第1号)議定について
議第142号 令和元年度新発田市
食品工業団地造成事業特別会計補正予算(第1号)議定について
議第145号 令和元年度新発田市
下水道事業会計補正予算(第4号)議定について
議第146号 令和元年度新発田市
水道事業会計補正予算(第3号)議定について
議第153号 令和2年度新発田市
宅地造成事業特別会計予算議定について
議第154号 令和2年度新発田市
食品工業団地造成事業特別会計予算議定について
議第157号 令和2年度新発田市
下水道事業会計予算議定について
議第158号 令和2年度新発田市
水道事業会計予算議定について
以上16件に対する委員長
の報告は可決であります。委員長
の報告
のとおり決するに賛成
の議員
の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(比企広正) 起立全員であります。
よって、議第107号、議第111号、議第120号から議第123号まで、議第133号、議第134号、議第141号、議第142号、議第145号、議第146号、議第153号、議第154号、議第157号及び議第158号は、委員長
の報告
のとおり決しました。
次に、議題
のうち、議第110号 新発田市工場立地法に基づく緑地面積率等に関する準則を定める条例制定について
に対する委員長
の報告は可決であります。委員長
の報告
のとおり決するに賛成
の議員
の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(比企広正) 起立多数であります。
よって、議第110号は委員長
の報告
のとおり決しました。
次に、議題
のうち、議第130号 新発田市企業立地
の促進等による地域における産業集積
の形成及び活性化に関する法律第10条第1項
の規定に基づく準則を定める条例を廃止する条例制定について
に対する委員長
の報告は可決であります。委員長
の報告
のとおり決するに賛成
の議員
の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(比企広正) 起立多数であります。
よって、議第130号は委員長
の報告
のとおり決しました。
次に、分割付託
の議第136号 令和元年度新発田市
一般会計補正予算(第7号)議定について、討論ある議員
の発言を求めます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(比企広正) 討論なしと認め、討論を終結いたします。
これより採決いたします。
本案に関する各委員長
の報告は可決であります。各委員長
の報告
のとおり決するに賛成
の議員
の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(比企広正) 起立全員であります。
よって、議第136号は各委員長
の報告
のとおり決しました。
次に、分割付託
の議第147号 令和元年度新発田市
一般会計補正予算(第8号)議定について、討論ある議員
の発言を求めます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(比企広正) 討論なしと認め、討論を終結いたします。
これより採決いたします。
本件に対する各委員長
の報告は可決であります。各委員長
の報告
のとおり決するに賛成
の議員
の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(比企広正) 起立全員であります。
よって、議第147号は各委員長
の報告
のとおり決しました。
次に、分割付託
の議第159号 令和元年度新発田市
一般会計補正予算(第9号)議定について、討論ある議員
の発言を求めます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(比企広正) 討論なしと認め、討論を終結いたします。
これより採決いたします。
本案に対する各委員長
の報告は可決であります。各委員長
の報告
のとおり決するに賛成
の議員
の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(比企広正) 起立全員であります。
よって、議第159号は各委員長
の報告
のとおり決しました。
この際、2時45分まで休憩いたします。
午後 2時25分 休 憩
─────────────────────────────────────────
午後 2時45分 開 議
○議長(比企広正) 休憩前に引き続き会議を開きます。
─────────────────────────────────────────
△日程第6、一般質問
○議長(比企広正) 日程第6、これより一般質問を行います。
渡邉葉子議員。
〔12番 渡邉葉子議員登壇〕
◆12番(渡邉葉子議員) 渡邉葉子でございます。
初めに、このたび
の新型コロナウイルスに対しまして、市長をはじめ職員
の皆様、小中学校をはじめ各教育機関
の教職、担当職員
の皆様、関係機関
の皆様、連日ご対応にご尽力いただき、本当にありがとうございます。また、罹患された皆様
の一日も早い回復を祈念するとともに、亡くなられました皆様には心よりお悔やみ申し上げます。
通告に従いまして質問させていただきます。1項目めは、
新型コロナウイルスをはじめとする感染症対策についてでございます。昨年末、中国から発生した
新型コロナウイルスの感染が世界的に広がり、国内で
の感染者も増え、感染拡大が止まらない状態が続いております。情報も錯綜し、混乱と不安が広がっております。今後も今回
のような新興感染症をはじめ、様々な感染症
の発生が考えられます。海外交流人口も増えておりますので、今回
のように他国で発生したウイルスも容易に流入してしまいます。未知
の感染症に対しては知識や情報も乏しく、ウイルスへ
の免疫もできていないため、大流行することも多く、健康被害、社会的影響も大きくなります。加えて、冬期間は毎年インフルエンザ
の流行もございます。ふだんから
の防疫対応や迅速、的確な対応がますます重要になってくるかと考えます。免疫力
の低下とともに罹患率は高くなります。様々な要因もございますが、メンタルと健康や免疫力は連動しております。恐怖心や不安は免疫力を低下させます。不用意に住民
の不安や恐怖心をあおること
のない正確な情報
の伝達と迅速な対応を今後も引き続きよろしくお願いいたします。
(1)、新興感染症が発生したときや今回
の日本において
新型コロナウイルス感染発覚時
の対応として、次
の2点についてお聞かせください。市民へ向けて
の情報共有
の方法。予防方法や発症時または発症したと思われる際
の対処に関する窓口など
の周知、告知について。
(2)、集団生活を行う幼稚園や保育園、小中学校で
の感染症対策
の取組について、次
の2点についてお聞かせください。
感染症予防に向けて
の指導や実践方法はどのようにされたか。ふだん
の予防教育はどのようにされているか。
2項目め、令和2年度より導入される新事業「しばた
の心継承プロジェクト」について伺います。
(1)、導入初年度
の具体的な事業
の内容についてお聞かせください。
(2)、児童生徒、地域住民へ
の事業
の見える化について、具体的にお聞かせください。
(3)、しばた
の心継承プロジェクトを導入するに当たり、契機となったとする全国学力・学習状況調査では、ほかにも平均ポイントを下回っている教科、項目が幾つかございます。学力
の向上へ
の対応も必要と思うが、どのようにお考えでしょうか。
(4)、小学校
の英語教育導入も加わり、教職員
の皆様
の多忙に拍車がかかっているかと思います。プロジェクト導入により、さらに負荷がかかる
のではないかと思いますが、どうお考えでしょうか。
(5)人を大事にする心、ふるさとへ
の誇りを持つためには、新発田
の歴史や先人を敬う心を育てる教育、取組なども必要かと思いますが、どうでしょうか。
(6)、市歌、虹
の橋をわたって
の定着へ
の具体的な計画をお聞かせください。
以上、1回目
の質問とさせていただきます。
〔12番 渡邉葉子議員質問席に着く〕
○議長(比企広正)
二階堂馨市長。
〔市長 二階堂 馨登壇〕
◎市長(二階堂馨) 渡邉葉子議員
の新型コロナウイルスをはじめとする感染症対策について
のご質問にお答えをいたします。
初めに、新興感染症が発生したときや今回
の日本においてコロナウイルス感染発覚時
の市民へ向けて
の情報共有
の方法についてであります。会派代表質問で日本共産党
の加藤和雄議員にも答弁いたしましたとおり、当市では県内未発生期
の2月17日に県内他市町村に先駆け、警戒本部を立ち上げ、感染拡大に備え、準備を進めてまいりました。その後、2月29日に新潟県内で初となる新潟市内で
の新型コロナウイルスによる感染者が確認されたことを踏まえ、いち早く同日11時30分に警戒本部から
新型コロナウイルス感染症に関する対策本部に移行し、日々刻々と変化する状況に適切に対応しております。県内未発生期
の段階から、市民
の皆様へ
の正確で迅速な情報提供は非常に重要なことと考え、市ホームページやあんしんメール、エフエムしばたで市民
の皆様に情報発信をしているところでもあります。中でも、2月25日に出された政府
の新型コロナウイルス感染症対策
の基本方針を受け、感染症予防
の手洗いやせきエチケット
のイラストや市が主催するイベント
の対応等について記したチラシを作成し、翌日
の2月26日には自治会連合会
の役員、民生委員、児童委員
の地区会長へ配布するとともに、広報しばた3月2日号に折り込み、全世帯へ情報提供したところであります。いずれにいたしましても、市といたしましては感染拡大
の防止に万全を期すため、引き続き今後
の感染拡大
の動向を注視しながら、市民
の皆様に必要な情報をリアルタイムにお伝えしてまいりたいと考えております。
次に、予防方法や発症時または発症したと思われる際
の対処に関する窓口等
の周知、告知についてであります。厚生労働省
のホームページによれば、感染予防
のためにできることは、石けんやアルコール消毒液による手洗い、正しいマスク
の着用を含む咳エチケット、人混みを避けるとあります。また、厚生労働省は、
新型コロナウイルスの感染が疑われる症状
の目安としては、風邪
の症状や37.5度以上
の発熱が4日以上続いている、強いだるさや息苦しさがある、高齢者や基礎疾患
のある方などについてはこのような症状が2日以上続く場合と定めており、これに該当する場合は
新型コロナウイルス感染症帰国者・接触者相談センターに相談し、感染
の疑いがある場合には必要に応じて
新型コロナウイルス感染
の診察ができる帰国者・接触者外来を紹介するとしております。さらに、先ほど申し上げましたとおり、2月29日、新潟県内で初
の感染者が発生したことから、3月2日付
の広報しばた
の配布に合わせて感染症対策等に関するお知らせと
新型コロナウイルス感染症に関する緊急
のお知らせ
のチラシを配布し、感染拡大防止
のため、不要不急
の外出を避けることや手洗い
の徹底、せきエチケット
の実施などを市民
の皆様にお願いしました。また、3月1日から市独自
のコールセンターを設置し、
新型コロナウイルス感染症や市
の公共施設
の休館等について、ご相談やご不明な点について
のお問合せを受け、不安
の軽減を図っております。
次に、集団活動を行う幼稚園や保育園で
の感染症対策
の取組
のうち、感染症予防に向けて
の指導や実践方法についてであります。
新型コロナウイルス感染症の発生を受けて、市内保育園等においてはインフルエンザ等と同様に、厚生労働省
の定める、保育所における感染症対策ガイドラインに従い、対策を進めております。感染症にかかりやすい生理的特性を持つ乳幼児
の飛沫感染や接触感染
のリスクを減らすため、保育士が子供たち
の触るドア、テーブル、遊具や使用後
のトイレ等について、次亜塩素酸ナトリウムを使用した消毒を小まめに実施するとともに、園だより等を通して、外出後
の手洗い、十分な休養とバランス
の取れた栄養摂取、人混みや繁華街へ
の外出
の自粛等を保護者に呼びかけるなど、感染拡大
の未然防止に努めているところであります。しかし、このたび
の県内で
の感染者発生を受け、さらなる感染拡大防止策が必要と判断し、各保育園で行っている子どもデイサービス
の利用を必要最小限
の受入れとするとともに、子育て支援センター
の利用を休止しております。
次に、ふだん
の予防教育はどのようにされている
のかについてであります。ふだん
の感染症予防教育は、日常
の保育
の中で行われるものであります。保育所保育指針や幼稚園教育要領では、年齢に応じた健康支援や衛生管理等を定めており、各園では学年ごとに身につけたい衛生習慣
の年間目標を定め、指導に当たっております。具体的な例としては、未満児クラスであれば、毎日登園後に保護者と一緒に手洗いやうがい、検温を行い、感染症予防を行っておりますが、幼児クラスに進むと保育士
の呼びかけや絵本等
の教材を用いた衛生教育により、小学校に入るまでに身につけておきたい衛生習慣と知識を日々
の生活
の中で習得してもらっております。また、家庭でも衛生習慣が身につくよう、連絡帳や園だより等を用いた保護者へ
の呼びかけや情報提供についても併せて行っているところであります。今後も子供たちがその年齢相応に感染症に対する自己防衛力が身につくよう、日々指導してまいります。
以上、答弁といたします。
○議長(比企広正) 工藤ひとし教育長。
〔教育長 工藤ひとし登壇〕
◎教育長(工藤ひとし) 渡邉葉子議員
の新型コロナウイルスをはじめとする感染症対策について
のご質問にお答えいたします。
初めに、小中学校における感染症予防に向けて
の指導や実践方法についてであります。今回
の新型コロナウイルスの感染症予防措置として、小学校、中学校は休校となりましたが、一般的な感染症
の流行があった場合は、小中学校には次
の4点について指導及び要請をしております。1点目は、児童生徒及び教職員
の手洗い、うがい、マスク
の着用
の励行です。定期的な換気を行い、予防
の徹底に努めること。2点目は、全校集会等
の全校児童生徒が一堂に会する集会について、内容を精査し、可能な限り時間
の短縮を図ること。3点目は、休日において、部活動等で多く
の児童生徒が集まる大会等
の参加について検討すること。また、4つ目には、休日において、不要不急
の外出を避け、人混みに行かないなど
の自衛策をとるよう保護者や教職員に要請しております。
次に、ふだん
の予防教育はどのようにされている
のかについてであります。ふだん学校では、今ほどお答えしました感染症流行期における予防対策とは別に、次
の2点について児童生徒に指導しております。1点目は、早寝、早起き、朝御飯に代表される基本的な生活習慣
の確立であります。2点目は、適度な運動
の奨励であります。感染症は病原体が主な要因となって起こる病気ですので、病原体に負けない抵抗力を持った体づくりが重要です。また、小学校では体育
の保健分野で、中学校では保健体育
の授業で感染症
の予防
のために病原体
の発生源をなくしたり、感染経路を断ち切ったりして病原体
の体内侵入を防ぐことを学習しております。
新型コロナウイルスなど
の感染症対策には絶対的な予防策はありませんが、市教育委員会としましては今後も児童生徒
の健康、命を守るために最善を尽くしてまいります。
次に、しばた
の心継承プロジェクトについて
のご質問にお答えいたします。初めに、導入初年度
の具体的な事業
の内容についてであります。しばた
の心継承プロジェクトは、学校教育と社会教育
の両面から子供たち
のふるさとへ
の愛着や誇りを育む取組であります。学校教育
の取組
の1点目は、プロジェクト単元
の設定です。この単元を中心にふるさとへ
の愛着や誇りが育めるよう、学び
の場や学習活動
の内容を工夫する取組を進めます。この取組を充実させるために、地域コーディネーターを全小中学校に配置することも計画しております。2点目は、学校ごとに学校
の日を設定し、取組
の見える化を図り、児童生徒、保護者、地域へ
の意識づけを進めます。しばた
の心継承プロジェクトの学習
の成果を発表する日などに校章と学校名をプリントしたのぼり旗を立て、保護者、地域に発信していきます。3点目は、市歌を教育活動
の中で歌い、親しんでいく機会をつくります。子供が市歌を口ずさむようになり、いつでも誰でも歌えることを目指しております。社会教育においても様々な事業を計画しておりますが、一例として歴史図書館では、歴史に関する図書資料を活用した調べ学習
の支援や企画展における解説などを学級単位で行うことを考えております。また、中央図書館では、新発田に関する内容で夏休み
の自由研究に取り組めるよう、職員が本
の活用についてアドバイスすることを考えております。また、公民館では、小学生を対象に新発田
の伝統文化を体験する活動などを予定しております。
次に、児童生徒、地域住民へ
の事業
の見える化についてであります。今ほどお答えしました各学校
の日
の取組で、地域に発信するほかに学校だよりで各学校
の日を保護者や地域に周知することを考えております。また、新年度より、広報しばたにおいて、毎月1回、わたし
の学校じまんと題して、市内
の小中学校など
の取組を紹介するコーナーを市長部局と連携して新たに掲載していく予定としております。
次に、学力
の向上へ
の対応も必要であると思うが、どのように考えるかについてであります。しばた
の心継承プロジェクトで児童生徒が新発田
の歴史、自然、文化、産業等について体験したり、調べたりすることを通して、例えば情報を効果的に活用し、まとめる力や調査したことを多角的、多面的に分析、考察する力、そして学んだことを自分
の生活や生き方に生かし、地域に関わっていこうとする心や態度を育ててまいります。これら
の資質や能力は、国語や算数、数学、英語等
の各教科を横断する学力であり、学力
の向上に大いに資するものと考えております。一方で、各教科固有
の資質、能力
の育成も重要であることから、引き続き学力
の実態を分析し、課題を明確にして改善を図ってまいりたいと考えております。
次に、教職員
の多忙に拍車がかかっていると思うが、プロジェクト導入によりさらに負荷がかかる
のではないかについてであります。各校では、以前から総合的な学習
の時間を中心に、例えば地域
のお祭りや歴史に関する調べ学習や地域
の企業と連携した職場体験など、地域
の歴史や自然、文化、産業等について
の学びを行っております。しばた
の心継承プロジェクトの取組は、こうした学びをベースに新発田へ
の愛着と誇りを育むという目的に合わせて取組を工夫するもので、各校に過度な負担をかけるものではないと考えております。また、地域コーディネーターを全小中学校に配置し、地域
の人材活用を担ってもらうことで、教員が児童生徒
の指導に専念でき、効率化が図れるものと考えております。
次に、人を大事にする心、ふるさとへ
の誇りは、新発田
の歴史や先人を敬う心を育てることも不可欠ではないかと思うが、どうかについてであります。しばた
の心とは、新発田
の人であります。人が互いに敬意を払い、お互いを大事にする心であり、これは新発田
の歴史、自然、文化、産業
の中で、先人によって連綿と育まれてきた心であります。渡邉葉子議員がご指摘
のとおり、先人を敬う気持ちは大切であると考えております。市教育委員会としましては、しばた
の心継承プロジェクトの取組を通して、新発田
の歴史も含めて各地区
の特色に合わせた学習を進め、新発田
のよさやそこに携わる人々
の思いを知り、それらを大切にしていこうとする子供たちが育成できるよう、各学校を指導してまいります。
次に、市歌、虹
の橋をわたって
の定着へ
の具体的な計画についてであります。市歌
の具体的な指導としましては、各校
のいずれか
の学年
の音楽
の指導計画に位置づけ、音楽
の時間で指導を行います。音楽
の時間以外でも、例えば全校朝会や学校行事
の場を利用するなど、歌う機会
の確保を図ってまいりたいと考えております。
以上、答弁といたします。
○議長(比企広正) 渡邉葉子議員。
◆12番(渡邉葉子議員) 様々にご答弁いただきましてありがとうございました。
まずは、
新型コロナウイルスに関することでちょっと再質問させていただきます。先ほど新発田市で警戒本部立ち上げてくださった
のが2月
の17日ですよね。県内で感染者が発生した
のが2月29日なんですけれども、国内で初
の感染者が出た
のが1月16日。小さいお子様をお持ち
のお母様とか小学校
のお子様をお持ち
のお母様に2月25日
の時点でちょっとお聞きしたんです、何人か
の方に。その時点で学校
のほうから何か
新型コロナウイルスに関するご案内とか注意喚起とかありましたかと言ったら、一切ないとおっしゃったんです。既に国内で感染者が出てから1か月近くもたっていて、でも世の中ではいろんな情報が飛び交っていてお母様方どうすればいいか分からないという状態だったんです。それに対してはどのようにお考えというか、どうでしょうか。
○議長(比企広正)
二階堂馨市長。
◎市長(二階堂馨) どなたも
新型コロナウイルスがこのような形になるとは、あの日本で発症事例が報告をされた時点ではまだ予想はされていなかったんではないかなというふうに、これは推測ですけど、そう思います。ここまでパンデミックになるような状況になるとは思わなかったんじゃないでしょうか。それは国もそうだろうし、ある意味国民
の皆さん方一人一人もそうだったんではないでしょうか。ちょっと変わったインフルエンザが出た
のかな、困ったもんだなという程度はあったかもしれませんけれども、そんな状況だったんじゃないでしょうか。それはどなたを責めることもできませんし、まあまあこういうことという
のはそれこそ、そうあることでありませんので、なかなか推測できなかったんだろうと思います。でも、何か自分としては胸騒ぎといいましょうか、ちょっとこれは感覚としか言いようがないんだけども、これはもしかしたらなというような気があったもんですから、他
の市町村より先駆けてすぐ警戒本部を設置をして準備にかかるように指示をしたんです。何か根拠があったわけじゃ決してないんで、感覚的なものだったんでありますけども、そこで県内で1例でも発症した時点ではすぐ対策本部を設置をするよう、もうできていましたので、もしかしたら発症した新潟市よりも対策本部は早かったかもしれません。11時半に中原市長が発表するという情報は保健所
のほうから入っていましたので、それは間違いなく発症したんですかと聞いたら、間違いなく発症した、発表は11時半にするということだったもんですから、発表と同時に立ち上げたということでありますので、おかげさまで他市に先駆けて対策は取らせていただいているという現状であります。
○議長(比企広正) 渡邉葉子議員。
◆12番(渡邉葉子議員) 2月13日
の時点で既に帰国者・接触者相談センターという
のができておりまして、新発田
の保健所内にもそれはもうできていたかと思うんです。大体
のお母様方は、どのような状態になったらどこに行けばいい
のか分からない。37度5分が4日以上続いたらと、当時はそういう情報だったんです。でも、37度5分が出た時点で行く場合もあるじゃないですか。でも、その時点で感染しているかどうか分からない。普通にお医者さんに行っていい
のかどうな
のか分からない。だけど、この帰国者・接触者相談にまずは連絡してくださいという、そういう
のを特に告知とかはなかったように思うんですけれども、その点についてはどうですか。
○議長(比企広正)
二階堂馨市長。
◎市長(二階堂馨) そこは国といいましょうか、厚労省から
のこのガイドラインがあるわけです。例えば普通
の医院
の皆さん方でそういう疑わしいからといってすぐ、PCR検査と言うんでしたっけ、それが受けられる状態ではなくて、まずはその帰国者・接触者相談センター
のほうで何か受けて、それから初めて県立病院
のほうに検査を受けるという、こういうことでありますので、この辺については一応国
のほうから
のガイドラインとして
のあれは来ておりますけれども、私どもが直接的に何かその検査を受けるとか受けないだとか、そういうこと
の作業ではないということです。
○議長(比企広正) 渡邉葉子議員。
◆12番(渡邉葉子議員) それは分かるんですけども、何か国からとか新たな情報が入ったときにすぐ市民
の皆様に告知いただけるとよかったなと思うんですけども、それは置いといて、そのPCR検査という
のは当市でも受けられるところが何カ所かございますか。
○議長(比企広正)
二階堂馨市長。
◎市長(二階堂馨) 私
の知っている範囲内では、県立病院だというふうに思っております。県立病院だけなんです。ただ、そこに受けてもいいという何かあれを出せる
のがその保健所というか、相談窓口がそこだということですね。
○議長(比企広正) 渡邉葉子議員。
◆12番(渡邉葉子議員) マスク
のことでお聞きします。
今、市中にマスクが全然足りておらず、本当にお困り
のお母様方、お困り
の一般市民
の皆様たくさんおられます。全然入ってこなくてお困りで、同じものを繰り返し使っていたりとか、本当に必要な人
のところに手が届かない状態なんです。2月
の27日
のときに、市
の担当課にお問合せしたところ、今こんな状態ですけど、どうですかと言ったらば、もう流通として流れていないので、もうどうしようもない。そこから先何か例えば新発田で、市
のほうで備蓄しているものとかありますかと、全然ないということだったんです。どうすればいいんですかとお聞きしましたらば、もうどうしようもないというご返事だったんです。ただ、マスクは飛沫感染においてとても有効だと思うんですけれども、何も使い捨てだけではなくて、ハンカチを代用するとか、布とか、いろんな代替案がたくさんあると思うんです。なので、今ないではなくて、その窓口に問い合わせたときに市民
の皆様にこういう代替案があるとか、こういう策がありますよとか、せめてそういうご案内いただければよかった
のではないかなと思うんですけども、本当に皆さんなくてお困りでいらっしゃるんですけども。
○議長(比企広正)
二階堂馨市長。
◎市長(二階堂馨) まず、マスク
の関係、午前中にも総括質疑を頂きましたけども、わずかでありますけども、私ども
のほうに備蓄はございます。しかし、それも全職員に渡せるほど
のものではなくて、せめて窓口と、それから幼稚園、保育園で現場で立っているそういう保育士たち
の支給分ぐらいは何とか、夏までもつかどうかはともかくとしても、まあまあある一定
の間までは何とかできると思いますけども、全職員を充てるほど
のやつになりますともう何日も持たないぐらいでありますので、とても市民
の皆さん方に喜んでいただけるような状況で、放出できる状況ではないということはご理解を頂きたいというふうに思います。
それから、その後、飛沫感染も含めいろんな、せきエチケットもそうでありますけれども、実は先ほど申し上げましたように、全区長さん方を通じて事前にお話をし、そして広報しばたにもその代替すべきティッシュ
のやり方、あるいは駄目なときは手でやるとか、いろんなことについて
の、それから手洗い、うがい、この辺
の徹底についてはチラシで市民
の皆さん方に配らせていただいて、できるだけ
の市民
の皆さん方に注意喚起は促したつもりでおります。
○議長(比企広正) 渡邉葉子議員。
◆12番(渡邉葉子議員) 今後もまた同様なことが起きるやもしれませんので、ぜひ次回に向けて市
のほうで備蓄をいただいたりとかしていただければと思います。
○議長(比企広正) 要望でよろしいですか。
◆12番(渡邉葉子議員) 市
のほうでもぜひ備蓄をしていただければと思います。
○議長(比企広正)
二階堂馨市長。
◎市長(二階堂馨) まさかこんなことになるとは思わなかったもんですけども、さすが阿部課長だなと思いますけれども、これを見越したわけではありませんけれども、マスク
の備蓄を2年前にきちっとしていたということでありますので、これはお手柄だなというふうに思っております。もしそれがなければ、もう私どもも実はいろんなところで、ネットでは買いませんけれども、相当あちこち
の市町村にお願いをせざるを得なかったかもしれませんけども、今回はまあまあ私ども
のほうとして仕事に支障を来さない程度
の備蓄があったということで大変喜んでいるところでありますし、こういうことがありますからやっぱり相当
の消毒液だとかマスクはある一定
の量はもう備蓄をするもんだというふうに覚悟を決めたほうがいいかもしれません。渡邉葉子議員から
のご提案でもありますので、これを一つ
の学びとして備蓄をさせていただきたいというふうに思っています。
○議長(比企広正) 渡邉葉子議員。
◆12番(渡邉葉子議員) 今度しばた
の心継承プロジェクトについてお聞きいたします。
そのしばた
の心継承プロジェクトの取組
の契機になった全国学力・学習状況調査でございますけれども、その授業や課外活動で地域
のことを調べたり、地域
の人と関わったりする機会があったかへ
の質問に対して、肯定的評価が県平均二、三ポイント下回っていたということでこのしばた
の心継承プロジェクトの契機になったかと思われるんですけれども、それよりもうんと下回っているところが幾つかございまして、例えば相手や場面に応じて適切に敬語を使うということに関しましてはマイナス5ポイントでございます。しばた
の心、先ほど人を大切にするとか、そういうあれがありましたけれども、言葉
の乱れという
の心
の乱れでもありまして、ちょっと人を大切にするとか、先祖を敬うとか、そういうところからかけ離れているんではない
のかなと思って、これすごく気になるところではございますけども、これに対しては何かお考えありますか。
○議長(比企広正) 工藤ひとし教育長。
◎教育長(工藤ひとし) 渡邉葉子議員
のご質問にお答えします。
渡邉議員
のおっしゃるとおり、人
のことを大事にしないところは、やはりこれから私たち大人も含めて反省していかなくちゃいけないと思うんです。子供たちという
のはやはり大人
のまねをするんです。これは明確なんです。今
のは効率がいい、早く迅速にということに目が置かれて、やはりゆっくり取り組むとか、あるいは一人一人
のことを大事にしていくということが何かなおざりになってきているんではないかなと私自身思っておりました。そういう意味で、しばた
の心継承プロジェクトという
のは、私たち新発田
の先人
の皆さん
のすぐれた業績だけではなく、一般
の皆様が仕事をする上で一生懸命、自分
の仕事に誇りを持って一生懸命やっている、そういうこともきちんと評価をする、そういうことも正しいことなんだよ、取り上げられているすばらしい人たち、偉業を成し遂げた方たちがすばらしいだけではなく、一般に苦しい中でも一生懸命生活している人もすばらしいんだよ、だから君たちも大事なんだよというふうに思っていきたいと自分は考えております。
○議長(比企広正) 渡邉葉子議員。
◆12番(渡邉葉子議員) 今ほど
のその調査
の結果
の中で、もう一点、学力
のところで特にまたすごく気になるところがございまして、それは中学
の数学なんですけれども、ひし形が線対称か点対称か、これは理解がマイナス5.7です。もう一点は、絶対値が6である数を書く、これがもうマイナス9.3でございました。中学に進んで中学数学に入るとプラスマイナス
の概念が入ってきまして、ここでつまずくとその先数学
の学習において大きな障害になるかと思われるんです。これはすごい大事なところだと思いますけれども、これについてはどう考えますか。
○議長(比企広正) 工藤ひとし教育長。
◎教育長(工藤ひとし) その結果は、全国
のレベル
のものだと思っております。新発田は大変学力的にも全国平均を上回っておりますし、そういう面では確かにその数値だけではありませんけども、今取り組んでおります。特に数学については、小学校から
の積み重ねが一番大事なんです。そういう意味では、小学校、中学校
の連携を取りながら、そういう学習
の研修会及び情報交換会を密にして今やっております。
以上です。
○議長(比企広正) 渡邉葉子議員。
◆12番(渡邉葉子議員) そのしばた
の心継承プロジェクトの中で、見える化について何かのぼりを立てて地域
の皆様に認知していただくということだったんですけれども、これも何人か
のお母様方に聞いたら、丸々小学校
の日とかちょっとなじまない感じがすると。別に見える化という
のは視覚に見えるだけではなくて、のぼりとかではなくて、さっきおっしゃったように発表とか、もうちょっと違う形で
の見える化をしたほうがよい
のではない
のかなと。のぼりを作る
のもちょっと経費かかりますので、何か違う工夫
のほうがむしろいい
のではない
のかなと考えますが、どうでしょうか。
○議長(比企広正) 工藤ひとし教育長。
◎教育長(工藤ひとし) 渡邉議員
のおっしゃるとおり、その行動だけを見てもらうだけでなくて、いろんなところで発表会とか、あるいは校内で
の作品を展示するとか、あるいは図書館で自分たち
の研究を、研修を発表するブースを設けるとか、そういうことも企画しております。なぜのぼりを作ったかといいますと、以前勤めた学校でお城
の清掃をしておりました。していたんですけども、一般
の方が通ったときに何してんだろうって顔をされたので、子供たちは、僕たちはこれ掃除しているんですよと一生懸命PRした。そのとき
の考えで、私たち
の学校はこういうことをやっておりますということを伝える
のも、一般
の市民
のことだけでなくて、来られた観光客
の方とか、あるいは一般
の方にも知っていただく意味で、今私たち
のこの中学校はこの仕事をしています、ボランティア活動していますということを知っていただこうという
のが狙いなんです。これはなぜかというと、子供たちという
のは一生懸命やっていても評価をしていただかないと、自分たちがやっていることが本当にいい
のかどうか、あるいは褒めていただくことによって、自分たち
の活動や行動を認めてもらったことによって自信を持って次
のステップに進みます。そういう意味では、多く
の人から称賛
の言葉を頂けるような一つ
の仕組みとして学校
の日
ののぼりを考えました。
以上です。
○議長(比企広正) 渡邉葉子議員、残り時間少ないですので、まとめてください。
◆12番(渡邉葉子議員) はい。様々にご答弁いただきましてありがとうございました。本当に子供たちにしばた
の心が継承していくように、今後もよりよい教育に力を尽くしていただければと思います。ありがとうございました。
以上で終わらせていただきます。
─────────────────────────────────────────
○議長(比企広正) 次に、宮村幸男議員。
〔23番 宮村幸男議員登壇〕
◆23番(宮村幸男議員) それでは、日本共産党
の宮村幸男ですが、今回
の最後
の一般質問であります。どうぞよろしくお願いします。
4点通告しておりますけども、1つは、公共交通についてであります。新発田市公共交通は、市全域
の見直しが突然見送られて、今後
の実施区域拡大も考え方そのものも
道半ばだということを示したもんだと思います。しかし、高齢化が進み、深刻な毎日
の買物や通院など、足
の確保が地域全域どこでも求められているのに、そういうことを考えますと残念としか言えません。どれくらい
の遅れが出る
のか分かりませんけれども、松浦デマンド乗り合いタクシー
の3年目
の結果を見たいとしておりますが、一番肝心な試行をしない
のは意図的であり、時間
の無駄遣いでないでしょうか。豊浦地域公共交通検討委員会が昨年
の11月に最初
の会議を開催されましたけれども、今度
の新年度に運行方法を決定するものと思いますけれども、松浦デマンド
の実証をもう一年見極めるというふうになりますと計画が遅延されると予想されます。ですと、豊浦地域
の運行方法
の決定に影響が出てくる
のでしょうか。住民が要望する運行方法が採用される
のが妥当でありますし、民主的であるかなと思いますが、採用しない運行方法は現在考えてある
のか、伺いたいと思います。
次に、豊浦検討委員会
の予定では、運行開始は令和3年度
の上期ということでございますけれども、年度
の4月
の運行開始はできない
のか、今後
のスケジュールや構想等を伺いたいと思います。
2つ目は、商店等
のリフォーム助成についてであります。中小企業及び小規模企業活性化推進基本条例を市が制定されましてからはや4年経過しております。各集落に必ず1軒はあった農村
の商店等も全く今はなくなっております。コンビニがジャンボ
の店舗になったり、購買
の空白区域が広がっていると思います。中心市街地や商店街
のシャッターが増えている
のが現状でないかと思いますけれども、しかし市街地や農村でこれからも営業を続け、市民
の生活に寄与しようと考える方はまだ多いと思います。経営する皆さん
の商店活力を市が後押しする必要が今ある
のでないでしょうか。商店のみでなく、くっついた車庫や簡易倉庫も対象とした
商店等リフォーム助成制度をインフルに負けないためにも創設すべきと、そう思いますけれども、市長
の決断を伺います。
3番目であります。
広域消防豊浦出張所の移転場所についてであります。1つは、
広域消防豊浦出張所の老朽化あるいは消防機械更新等
の手狭さから移転計画を立てたと思いますけれども、豊浦中学校
の校地内プール跡地を移転候補地にしました。幾ら日当たりや風通しもよいものだといっても、なぜよりによって学校内を適地と選んだ
のでしょうか、伺いたいと思います。
2つ目は、現在
の豊浦小学校
の誕生は、中浦村と本田村が合併して豊浦町になりましたけれども、そして中浦中学校と本田中学校を統合することになったところでございますが、いろんな候補地
の中から当時
の議会は、山を背景にし、松
の緑豊かであり、静寂な教育環境を求めて
のことでございました。生徒たち
の勉学に励む最適地として統合中学校が建設され、現在に至っているわけでございます。隣地には県立南高校
の豊浦分校があり、今月3月で閉校になる予定であります。豊浦地域唯一
の中学校として今後も凛として豊中
の校風を堅持し、存続することになります。しかし、住民
の意に反し、学校内
の静けさを切り裂くサイレン
の音を発する消防署はあってはならない建造物でないでしょうか。ほかに最適地がある中で、学校内に移転させる
のは納得できませんが、変更できない
のか、伺いたいと思います。
4番目は、鳥獣被害対策についてであります。市内鳥獣対策
の電気柵が関係者
の努力によって延伸し、効果を上げております。その一方で、被害量や金額が減ってはいるけれども、ゼロにはほど遠いものがございます。鳥獣災害として捉えるべきであると思います。昨年は豊浦地域でクマ2頭を捕獲したり、初めてイノシシが出没することになり、今後に危機意識を持たざるを得ません。クマは山中
の餌不足が深刻だったことが考えられます。クマやイノシシなどが人間
の生活圏に入らないように、最大限努めなければなりません。田畑や森林などと
の人
の生活圏を区別することが必要であり、緩衝帯をはっきり構築することが大事でございますけれども、今後市
の助成金を含め、実効性
のある明確な対策を伺いたいと思います。
次に、イノシシ
の市内頭数が3,000頭を超えた
のではないかと思いますけれども、クマ
の危険性とは違ったイノシシ対策が今後頭数拡大
の初期
の今こそ市民
の命と安全、安心、そして被害を最小限に抑え込むことからも大事な局面であろうと思います。集落などから
の要望に即応可能な捕獲態勢と頭数半減策をどのように実行に移していかれる
のか、お伺いいたします。
以上でございます。
〔23番 宮村幸男議員質問席に着く〕
○議長(比企広正)
二階堂馨市長。
〔市長 二階堂 馨登壇〕
◎市長(二階堂馨) 宮村幸男議員
の公共交通について
のご質問にお答えをいたします。
初めに、豊浦地域
の公共交通運行方法はいつまでに決定する
のか。採用しない運行方法はある
のかについてであります。豊浦地域における公共交通
の見直しについては、令和3年4月
の豊浦小学校開校に伴う通学支援とは別
の課題として検討を進めることとし、昨年4月に豊浦地域
の全世帯を対象に実施した日常生活
の移動に関するアンケート調査、その結果を踏まえ、昨年11月に豊浦地区区長会役員及び既存
の公共交通に不便を感じている住民が多い集落
の区長等で構成する豊浦地域公共交通検討委員会を立ち上げたところであります。検討委員会では、令和3年4月
の豊浦小学校開校に合わせて、豊浦地域
の実情に応じた新たな公共交通体系をスタートできるよう検討を進め、本年10月頃までには運行形態を含めた具体的な運行方法を決定したいと考えておりました。しかしながら、本定例会初日に行政報告をさせていただいたとおり、市全域における公共交通整備
の方向性については、もう一年かけて松浦地区デマンド乗り合いタクシー
の実証運行を通して検討することとしておりますことから、その方向性をもって検討委員をはじめ地域
の皆様方
のご意見をお聞きしながら、豊浦地域に適応する効率的で持続可能な運行方法を模索してまいります。
次に、豊浦公共交通は、2021年4月運行はできないか、スケジュール等構想を伺いたいについてであります。豊浦地域における新たな公共交通体系
の運行開始時期についても、先ほど申し上げましたとおり、市全域における公共交通整備
の方向性に基づき、事業者と
の協議や調整
の進捗を踏まえて最終的なスタート時期を決定してまいりたいと考えております。令和2年度につきましては定期的に検討委員会を開催し、地域
の皆様
のご意見をお聞きしたいと考えておりますので、宮村幸男議員におかれましては、検討委員会
の相談役として建設的なご意見を頂戴できれば大変ありがたいと考えております。
次に、商店等
のリフォーム助成について
のご質問にお答えをいたします。今、商店活力を引き出し、暮らしに寄与するため
の商店等リフォーム助成制度
の早期創設をすべきではないかについてであります。宮村幸男議員からは以前よりご指摘いただいておりますとおり、各地域
のなじみ
のある商店が減少していることは確かであり、地域住民
の皆様は身近な生活に不便さを感じられていることと思います。時代
の流れとはいえ、地域に愛され、地域に根づいた商店がなくなることは、議員や地域住民
の皆様と同様、私も残念に感じております。国では、平成25年度から、販路開拓に取り組む店舗
の改装等に活用できる小規模事業者持続化補助金を創設し、当市でも制度開始から現在まで
の6年間で延べ144件が採択されております。店舗
のリフォームについては、売上げや集客力
の向上に一定
の効果があることから、まずは国
の制度を大いに活用していただきたいと考えており、市単独で
の助成制度
の創設は考えておりません。議員ご指摘
の各商店
の活力を引き出した地域
の活性化については、今後も商工会議所、各商工会、そして地元商店街等と連携しながら各種施策を活用し、推進してまいりたいと考えております。
次に、
広域消防豊浦出張所の移転場所について
のご質問にお答えをいたします。初めに、豊浦中学校地
のプール跡地を市は移転候補にしたが、学校内がなぜ適地な
のかについてであります。議員ご承知
のように、当市は胎内市と聖籠町と2市1町で構成する新発田地域広域事務組合に参画し、消防本部を設置し、構成市町
の住民
の生命、身体、財産を守るため、施設
の資機材、人員等必要な体制を整え、運営しております。消防
の各庁舎につきましては、経年による老朽化に加え、施設全体が狭隘なため、車両
の大型化や資機材
の増加へ
の対応が難しくなってきており、また女性消防職員に配慮した仮眠室や救急搬送後
の感染予防設備が十分でないなど、職場環境、衛生面においても様々な課題を抱えております。広域事務組合では、平成29年3月に新発田地域広域消防庁舎再編整備計画を策定し、消防庁舎
の再編整備を推進しております。消防庁舎
の敷地については、庁舎が所在する市、町が確保することとなっており、市で複数
の候補地を提示し、広域事務組合と協議した結果、当該地を選定しております。当該用地
の選定理由といたしましては、豊浦出張所救急隊出場区域
の中心地であることや浸水区域外であること、車両点検スペースや各種訓練スペースを勘案した面積であること、さらには費用対効果も考慮し、新たに土地を求める
のではなく、市有地
の中から選定することとし、豊浦中学校プール跡地を選定をいたしました。
次に、騒音を発する消防署は一番不適格な建物と思う、変更はできない
のかについてであります。豊浦出張所
の移転先を検討するに当たり、緊急車両
のサイレンについて、広域消防本部に確認したところ、令和元年
の豊浦出張所
の救急出場件数は453件であり、1日平均約1.2件であったこと、生徒が在校中
の時間帯で
の出動件数は177件であり、約2日に1回
の割合と
の報告を受けております。また、豊浦中学校へ
の配慮として、サイレンは住宅モードに切り替え、音を小さくすることやサイレン
の鳴り始め
の音量を最初は小さくし、徐々に大きくなるフェードイン機能を利用したいと
の回答がありました。
このことを市教育委員会や豊浦中学校、さらには豊浦出張所
の救急車両出動エリアでもある豊浦地区区長会会長、佐々木地区区長会
の役員及び松浦地区区長会会長へ
の説明をし、ご了解を頂いておりますことから、変更する予定はございません。
次に、鳥獣被害対策について
のご質問にお答えいたします。初めに、人
の生活圏に害獣が入らないようにするには、緩衝帯を構築しなければならないが、助成を含めた対策についてであります。近年は、ブナ
の実等
の凶作など
の自然要因に加え、中山間地域
の過疎化などにより里山
の管理が十分になされず、野生動物
の生息域と人
の生活域
の境界が以前と変わってきたことでクマやイノシシなど
の有害獣が人里にも頻繁に出没するようになったと言われております。有害獣が人里に出没しにくい環境をつくるためには、野生動物
の生息域と人
の生活域を分ける電気柵や緩衝帯
の整備など
の対策が有効と考えられております。市といたしましても、有害鳥獣対策に対する考え方
の基本である自助、共助、公助を踏まえ、行政
の役割である公助として電気柵
の導入に当たっては国
の交付金を活用し、新発田市鳥獣被害防止対策協議会を通じて支援を行っております。また、緩衝帯
の整備や維持管理費支援においては、国
の森林・山村多面的機能発揮対策事業や中山間地域等直接支払制度及び多面的機能支払交付金制度で
の活用が可能となっておりますことから、市独自
の新たな支援については考えておりません。これら
の制度等を有効に活用いただくとともに、それぞれ
の役割を実践していくことが被害防止につながるものと考えております。
次に、イノシシ対策に係る集落要望に即応可能な捕獲態勢や頭数半減策をどうする
のかについてであります。議員ご指摘
のとおり、当市で平成25年に初めてイノシシが捕獲されて以来、これまで
の目撃情報や捕獲実績等から、市内山間部を中心に2,000頭前後
のイノシシが生息しているものと推測しており、昨今
の異常気象などから今後も増えていくものと私も大変危惧しております。このような状況において、獣害対策
の要を担っていただいております市内猟友会においては、会員
の高齢化や担い手不足が喫緊
の課題となっており、新発田市鳥獣被害防止対策協議会を通じ、わな免許
の取得や狩猟免許取得経費
の補助行うことで、新たな狩猟者
の確保を進めているところであります。県外
のわなメーカーに毎年研修生を派遣し、捕獲指導者
の育成を図っているところであり、研修修了後は受講者を講師としてわな設置講習会を開催するなど、捕獲従事者
の拡大に努めているところであります。いずれにしましても、繁殖力
の強いイノシシには、頭数
の半減策など
の捕獲強化が急がれる状況であります。今後も市がより指導力を発揮するとともに、関係集落や猟友会、関係機関と
の連携を図り、夏場
のわなによる捕獲、行動域が制限される冬場
の銃捕獲といった季節に応じた対策を徹底することで捕獲を強化してまいりたいと考えております。あわせてイノシシ
の行動範囲が当市にとどまらないことから、県内全域で
の対策が必要であり、県が中心となった捕獲強化策について、県へ強く働きかけてまいります。
以上、答弁といたします。
○議長(比企広正) 宮村幸男議員。
◆23番(宮村幸男議員) 答弁ありがとうございました。
それでは、公共交通からお聞きいたします。松浦
のデマンド方式ということで、もう一年ということになりますと、その結果を見てということになると、私ども市長から回答いただいている
のが来年、令和3年
の4月から
の新年度から運行を開始するというふうになりますけれども、そうしますとぎりぎり
の線でございますけれども、私ども
の豊浦地域でこれから検討をし、それから運行内容が決まる、新しい年度、令和2年度で決まると思いますけれども、運行はそうしますといつ頃になると推察されますでしょうか。
○議長(比企広正)
二階堂馨市長。
◎市長(二階堂馨) 松浦で行ったこのデマンドタクシーであります。この制度
の設計については、私どもでそれなりにやったつもりでおります。しかし、結果としては、こういう状況でございます。やはりもう一度制度設計
のし直しもまず第一なんだろうと思うんです。宮村議員と同じように公共交通をやりたいんです。本当なんです。自分も村部出身ですから、ましてやあのコミュニティバス
の関係では率先してやったわけでありますので、そこで苦しんでいる住民
の皆さん方
の気持ちはよく分かるんです。その一方では、財政を預かる身でもあるわけですから、先ほど言ったような状況
の中でこれを全市に広げていくということは、財政を預かる責任者としてはそれはやっぱりどうしてもちゅうちょせざるを得ない部分が出てまいりますので、今
の松浦でやっているその制度設計をもう一度見直すということがまず第1点。そういう中から全市でやれるかどうかをはかっていきたいというふうに考えているんであって、決してしないということじゃないと。むしろ私はどちらかというと、ここに私と皆さんはこういう対峙になっていますが、私
の脇にいる連中はどちらかといえば消極的かもしれない。私一人が一生懸命、そうはいかないだろう、行政
の責任においてやるべきだということで頑張っているんです。ただ、そうはいっても先ほど申し上げましたように、むしろタクシーで利用するよりも高い経費がかかるようなこの制度設計
のまま全市に広げることは、これは財政を預かる者としてできないということで、もう少し時間をくださいということでありますので、その上でやりますので。ただ、今軽々に推測で、あるいは予定で話をして後でお叱りを頂くよりは、むしろこの辺はぼやかしたほうがいい
のかもしれませんが、しかしそれではまた不誠実でありますので、まずこの1年とは言いますけど、この真ん中あたりで、このまんまで4月以降もまずやりますけども、一応真ん中あたりで制度をちょっと変えてみたいなと思っているんです、今
のようなやり方でいい
のかどうか。そこでまた半年間検証してみて、よし、これならばという状況になったときに今度はある程度
の全体スケジュールが示せるんではないかなと、こんなふうには考えています。
○議長(比企広正) 宮村幸男議員。
◆23番(宮村幸男議員) まず、松浦
の点につきましては、私は利用者が少ないということでいち早く見直しを要求したところでございますけれども、1年間見るという
のが市長
の態度で、それがずっと来たわけですよね。私はなぜやっぱり目的地にデマンドが行けない
のかという
のが、それが1番
の欠点だと思いますので、それを解消して運行していただければいいんじゃないかなと思います。と申します
のは、隣
のやっぱり胎内
ののを見ますと、非常によくできておりまして、片道300円で全体
の予算
の2割を利用料としてもらっているんです。ここ
の新発田はどれぐらいだか分かりますか。計算されてますか。
○議長(比企広正)
二階堂馨市長。
◎市長(二階堂馨) 私どもが今回
のデマンド導入に当たっては、胎内を絶対的な基本ベースにしてやったんです。ちょっと違う
のは、ドア・ツー・ドアから地域
の1カ所
の停留所という、そこは違いますけど、基本的にはそこがあるんです。でも、胎内市で全体で6,000万かけています。人口規模からいくと約掛ける3にしたほうが一番いいと思いますけども、そうすると1億何千万という金が実はそこに行くんです。実は豊浦
の皆さん方にも昨年
の4月にアンケート調査をやりました。6割
の方は別に公共交通に不便を感じていませんよというアンケートでした。4割
の方が不便を感じているということであります。去年
の8月に松浦にもまたアンケート調査をさせていただきました。すると、7割
の方はまあ不便は感じていない、3割
の方が不便を感じているという、そういうアンケート結果が出たんです。3割もあるじゃないか、4割も不便を感じている人いるじゃないかと言いますけれども、3割
の方が公共交通、デマンドタクシーを利用していただいているかというと、実は思ってはいるけれども、使ってはいない。1便に1人しかもう行っていないぐらいなわけです。ですから、ないよりあったほうがいいということはそうかもしれませんが、現実に利用している人はそういうことで、そしてそれも固定しているんです、もうほぼ。ある人に固定をしてしまっているということなんです。ですから、もう少し、今例えば予約制ですけども、例えばもう定期路線としてやるという方法も、もしかしたらあるかもしれません。こういうふうな制度をもう一度見直してみるということがとっても大事だなと思っています。決して私はこれから
の高齢化社会を迎えて公共交通
の必要性は絶対だし、行政
の責任においてやるべきだと思っておりますので、もうちょっと時間いただけませんか。
○議長(比企広正) 宮村幸男議員。
◆23番(宮村幸男議員) 豊浦
ののは来年
の春が、4月スタートというふうになっていますので、上期スタートというふうになっていますので、まだ時間ありますのであれですが、やっぱり公共交通は限りなくやっぱり自分
の目的地に近づくという
のであれば、やっぱりデマンドタクシーという
のが一番じゃないかなと。それで、全体
の2割
の収入を得ている隣
のところが、胎内市が一番やはりいい
のであろうと。豊浦も多分そこに行き着くんだろうと思います。それでどうするかというふうに市長に聞くわけでございますけれども、やっぱり皆さんが利用したいという、利用したくないというんであればほとんどさっき言ったような1人当たり6,000円とかというふうになると思いますけれども、胎内
のような自分
の目的地に行くんだというふうになれば乗換えも必要ありませんし、心配がないんであります。だから、そういう住民
の願うものを、システムをつくっていただければ必ず採算も合うと私は確信しますので、豊浦
の場合はやっぱり住民
の皆さん
の意向を私もよく聞いて市長にも聞いていただきますので、ぜひいいものを、デマンドタクシーをつくっていただきたいということを要望して1番目を終わりたいと思います。
それから、商店街
のリフォームでございますけれども、これが一貫して国
の制度を利用して、やらないということなんでございますけれども、やはり今ウイルスが蔓延してきて、経済が非常に今までに経験したこと
のない、とてつもないやはり影響が出るんではないかなと、こんなふうに思っております。そういう中に、やはり窓口である商店が閉鎖をするということが極力ないようにやっぱり努力をするという
のは、いろんな面で財政出動を自治体がやっていくと。もしニーズがなけりゃできませんけども、ニーズがあったらやはりすべきでないかと、私はこう思いますけども、市長
の答弁お願いします。
○議長(比企広正)
二階堂馨市長。
◎市長(二階堂馨) 宮村議員とは長いお付き合いをさせていただいて、常に皆さん方
のグループが弱い立場
の皆さん方に立ってご質問を頂いているという点では十分に理解をしております。さりとて私どももそうそう金
のなる木があるわけではありませんので、そんな制度、いろんな仕組みを使ってやっているわけです。先ほど申し上げましたように、国
の制度で小規模事業者持続化補助金という
のがやっぱりあるわけです。結局は同じような
の重複しても、新発田市版をつくれと、こういうことを言っているわけですけども、まずは国
の制度、その補助金をまず使っていただくということ。しかし、一方では私どもにできる範囲内もあるわけですから、私どもとしては小規模企業活性化推進基本条例という
のを持っていますので、それに従って女性雇用促進職場環境整備支援制度もあります。あるいは、制度融資
の信用保証協会へ
の助成金あるいは新規創業者へ
の支援制度、こういう私ども
のできる制度と国
の制度、こういうものをかみ合わせていくという
のが大事なんであって、国は国、市はそれと同じものという重複するよりは、こういう形でやっていったらいかがでしょうか。
○議長(比企広正) 宮村幸男議員。
◆23番(宮村幸男議員) 私執行者じゃなくて、物を言うだけ
のことでございますので、それは市長がコーディネートするということで、今
のところ駄目だというわけでございますので、今は、今回は納得したいと思います。
では、3番目
の消防署
の移転でございます。これについては、どうも納得できないんです。もう何十年も前に、私が議員に出る前
の議会でしたけれども、あそこに中学校を統合するということを決めてきたところでございますが、そこに幾ら声を小さくするといっても消防署はやはり不適格だろうなと思います。それで、あの隣には今月、3月でもう終わりになります豊浦分校がございますけども、だからあそこに体育館があって、あそこもいい面積
の敷地ですし、私一番最適地な
のは、松浦も豊浦も佐々木もエリアだということになれば、広域農道という
のがそこにあるんですが、広域農道
のやはり三角というか、角ですよね、あそこがやっぱり私は最適地だというふうに思いますので、再考願いたいなと思っているところでございます。とにかく学校という
のは、市長も分かるように、みんなやはり小さいころから
の学校ですので、みんな大切に思って、特にやっぱり消防署はないろという
のが私もよく聞くわけなんです。だから、最適地をもう一回考えてもらいたいなというふうに思いますが、いかがでしょうか。
○議長(比企広正)
二階堂馨市長。
◎市長(二階堂馨) まず、宮村議員が一番最初に言った県立
の高校
の跡地であります。実は私どももそこを何とかできる
のかなと、県有地でありますので、最初はうまくいくかなと思ったんですけど、実は県であの建物を使って、ある事業所として使いたいということでそこがかなわなかったわけでありますけれども、ただ今おっしゃるバイパス
のところになりますと、これ今度民有地になります。そこを買収しなければ駄目だということになります。それでも今現在新発田市で持っている土地も、また遊休地もたくさんあるわけですので、そしてそこから大体350メートルぐらいしか離れていないと思いますよね、そのバイパスから今言っているプール跡地は。ですから、距離的にも、そして私ども
の今ある土地でもありますし、それから子供たちが学んでいるときには大体2日に1遍ぐらい
の出動件数しかないということ、それから先ほど申し上げましたように、サイレンも何かだんだん大きくなっていくというんですか、出たときはほとんど音しないんだそうですけども、ある程度
の時間というか、距離行くと大きくブーという、サイレンをするという、そういう仕組みもあるそうなんで、今そういうような形でぜひ宮村議員からもまあまあいろいろあるけれども、今回はそこ
のところで一応了解をすると言っていただくと、他
の松浦あるいは佐々木、そして豊浦
の区長会
の皆さん方にもご同意を頂いているわけでありますので、宮村議員からもご同意を頂いたということになればどれだけ区長さん方が皆さん喜んでいただけるか分かりませんので、よろしくお願いを申し上げます。
○議長(比企広正) 宮村幸男議員。
◆23番(宮村幸男議員) いや、ここはやっぱり同意は駄目です。学校と鳴り物入り
の建造物という
のは相反するものでございますので、やはり松風が聞こえるような環境をつくっていくと、私はそういう考えでございますので、市長
のほうからひとつバイパス
の、広域農道
のあそこ
のところ選んでいただきますようお願いをしたいと思います。
最後、鳥獣
の問題でございますけれども、やはりイノシシ
の問題がやっぱりここに来て緊急な重要問題でございますが、猿もそうですけども、頭数を半減するという
のが国
の方針であります。でありますので、これをどういうふうにして実施隊を結成しながらやる
のか、どういう態勢で半減あるいは即応態勢で持っていく
のかという
のの考え方をお聞かせ願いたいと思います。
○議長(比企広正)
二階堂馨市長。
◎市長(二階堂馨) 彼らは基本的には夜行性でありますので、日中多少は動く、活動するそうですけれども、そこを銃で捕獲するということはまずほとんど不可能であります。でありますので、まずは基本的には季節ありますけども、冬場以外はくくりわなをやる以外にはないだろうと思っております。やはりこれは一番実績がある
のは糸魚川市でありますけども、そのイノシシ
の密集度が違うと言えば違いますけども、群を抜いていますよね、やっぱり糸魚川
のほうが。そして、やっぱりその半分はもうほとんどくくりわなだということですし、そして銃で撃つ
のはやっぱり冬場だと思います。冬場様々に入ったイノシシを、集団でいるところを上から撃ち落とす、この季節
の冬場は銃、そして夏場を中心にくくりわなでやる、これが一番効果的なんではないかなというふうに思っております。
○議長(比企広正) 宮村幸男議員。
◆23番(宮村幸男議員) そうですね、くくりわなもあれですけど、やっぱり箱わなも考えてください、六、七万かかりますけども。相当
のやっぱり耐久性ありますので、よろしくお願いしたいと。
それで、やはりわなをかける
のも人でありますし、餌を入れる
のも人でありますので、その体制をやっぱり専門
の方々にお願いするというような格好で、やっぱり集中的に捕獲する期間も設けなければならないと思いますが、実施隊ではどうなんでしょうか。できないんでしょうか。
○議長(比企広正)
二階堂馨市長。
◎市長(二階堂馨) 先ほど申し上げましたように、糸魚川群抜いているということなんですが、幾ら密度が高いからといって、やっぱりこれだと思います。やっぱりわなをかける人
のこれなんだと思うんです。ただかければいいというもんではなくて、どれだけその獣
道を知り、そして通るところにかけていくかという、ここになる
のかなと思っているんですけども、私どもはこれ佐賀県に株式会社三生だと思いますね、メーカーがある。ここに猟友会
の皆さん方にお願いをして、そこで行っていただいて、わな
の指導、仕掛け方を聞いて、そして指導者になっていただいて帰ってきていただいて、私どもに猟友会を中心に広めていただいていると。毎年派遣をしているところでありますので、だんだん、だんだん年数を超えてきましたので、ここも上がってきたんではないかなと思っていますんで、まあまあ十分な成果が現れる
のを期待をしているところであります。
○議長(比企広正) 宮村幸男議員、残り時間少ないので、まとめてください。
◆23番(宮村幸男議員) はい。とにかく鳥獣問題はやっぱり災害ですよね、同じようなところが毎年やられるんですから。だから、災害をなくするという本腰を入れてもらって、やっぱりこれイノシシは人間
の生活圏を脅かしますので、ひとつ力を入れられてよろしくお願いします。ありがとうございました。
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○議長(比企広正) 以上で本日
の日程は全部終了いたしました。
本日は、これにて散会いたします。
ご苦労さまでした。
午後 4時12分 散 会
地方自治法第123条第2項
の規定によりここに署名する。
令和2年 月 日
新発田市議会 議 長 比 企 広 正
議 員 板 垣 功
議 員 阿 部 聡
議 員 小 林 誠...