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平成30年12月19日経済建設常任委員会−12月19日-01号
平成30年12月19日総務常任委員会−12月19日-01号

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  1. 新発田市議会 2018-12-19
    平成30年12月19日経済建設常任委員会−12月19日-01号


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    平成30年12月19日経済建設常任委員会−12月19日-01号平成30年12月19日経済建設常任委員会  経済建設常任委員会  委員会記録 平成30年12月19日  ─────────────────────────────────────────── 〇出席委員(9名)    委員長  今  田  修  栄  委員   副委員長  中  野  廣  衛  委員         宮  崎  光  夫  委員         水  野  善  栄  委員         佐 久 間  敏  夫  委員         宮  島  信  人  委員         井  畑  隆  二  委員         入  倉  直  作  委員         宮  村  幸  男  委員  ─────────────────────────────────────────── 〇欠席委員(なし)  ─────────────────────────────────────────── 〇説明のため出席した者        観光振興課長     清   田   稲 盛 樹        農水振興課長     渡   邉   誠   一        地域整備課長     倉   島   隆   夫        建築課長       小   野   正   一
           下水道課長      新 井 田       功        水道局長       三 田 村   明   彦        水道局業務課長    内   山       大        水道局浄水課長    渡   邉   正   裕  ─────────────────────────────────────────── 〇事務局職員出席者        局長         青   木   孝   夫        主任         岩   村   康   生           午前10時00分  開 会 ○委員長今田修栄) おはようございます。  それでは、全員出席ですので、ただいまから経済建設常任委員会を開催いたします。  当常任委員会が付託を受けた議案は、分割付託一般会計補正予算案を含め、議案が13件であります。  それでは、議案の審査方法についてお諮りいたします。  初めに、議第77号 平成30年度新発田一般会計補正予算(第5号)議定についてのうち経済建設常任委員会所管分、次に議第53号 新発田下水道事業設置等に関する条例制定について、次に議第58号 新発田公共下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例制定について、次に議第81号 平成30年度新発田農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)議定について、次に議第82号 平成30年度新発田下水道事業特別会計補正予算(第3号)議定について、次に議第83号 平成30年度新発田水道事業会計補正予算(第2号)議定について、次に議第69号 公の施設に係る指定管理者の指定について(米倉農村環境改善センター)、議第70号、同じく松浦農村環境改善センター、議第71号、同じく宮古木コミュニティセンター、議第72号、同じく新発田農村婦人の家、議第73号、同じく有機の里交流センター、議第74号、同じく米倉ふれあい農園の6件を一括議題として審査、最後に議第75号 公の施設に係る指定管理者の指定について(新発田温泉活用施設紫雲の郷館)、以上の順で審査を進めたいと思いますが、これにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長今田修栄) ご異議ございませんので、そのように進めます。  それでは、最初に議第77号 平成30年度新発田一般会計補正予算(第5号)議定についてのうち経済建設常任委員会所管分を議題といたします。  説明員の皆様に申し上げます。予算案の説明に当たっては、歳出、歳入の順とし、軽易な事項は省略し、重要事項のみ簡潔明瞭に説明願います。  説明順序は、委員会条例第2条の表に掲げるとおりとし、順次説明を願います。  清田観光振興課長。 ◎観光振興課長清田稲盛樹) おはようございます。議第77号 平成30年度新発田一般会計補正予算(第5号)議定のうち観光振興課所管分についてご説明をいたします。  予算議案書7ページをお開きを願います。債務負担行為の補正でございます。指定管理者との協定に基づく新発田温泉活用施設紫雲郷館管理運営委託についてであります。当該施設につきましては、現在、指定管理運営に係る委託期間が平成27年4月1日から3年間となっており、平成31年3月31日をもって満了することに伴い、新たに平成31年4月1日から平成34年3月31日までの3年間、指定管理者管理運営委託を行いたいというものでございます。限度額は、3カ年で1億6,500万であり、単年度といたしましては各年度とも5,500万でございます。  そのほか歳入歳出はございません。  以上、観光振興課所管分でございます。 ○委員長今田修栄) 渡邉農水振興課長。 ◎農水振興課長渡邉誠一) おはようございます。農水振興課所管分についてご説明いたします。  予算議案書の6ページをお開き願います。債務負担行為の補正でございます。上から5段目になります。1つ目に、米倉農村環境改善センター、次の松浦農村環境改善センター、次の宮古木コミュニティセンター、次の農村婦人の家、次の有機の里交流センター、次の米倉ふれあい農園は、農水振興課が所管しております6施設を平成31年4月1日から平成34年3月31日までの3年間、指定管理者を指定して施設の管理運営委託を行うための債務負担行為でございます。  以上が農水振興課所管分であります。 ○委員長今田修栄) 倉島地域整備課長。 ◎地域整備課長倉島隆夫) おはようございます。続きまして、地域整備課所管分についてご説明申し上げます。  歳出のみでございます。37ページをお開き願います。説明欄上から2つ目の丸印、公園維持管理事業は、台風21号の影響により被害を受けました五十公野公園電灯電力制御盤の修繕に係る工事費用の補正をお願いするものであります。  以上が地域整備課所管分でございます。 ○委員長今田修栄) 小野建築課長。 ◎建築課長小野正一) 次に、建築課所管分についてご説明申し上げます。  予算議案書35ページをごらんください。都市計画総務費の説明欄、3つ目の丸印、民間開発施設用地買収事業顧問弁護士委託料は、昨年度、民間開発施設調整池買収の際、土地の所有者から売買に関する条件が合わないということで調定を申し立てられた際の報酬金に伴う委託料であります。  以上が歳出であります。  歳入はございません。  よろしくお願いいたします。 ○委員長今田修栄) 新井田下水道課長。 ◎下水道課長新井田功) 下水道課所管分でございます。  歳出をご説明申し上げます。34、35ページをお開き願います。説明欄4つ目の丸印、下水道事業特別会計繰出金は、給与改定による職員給与費の調整分の財源といたしまして、一般会計から下水道事業特別会計へ繰り出したいというものでございます。  なお、歳入はございません。  説明は以上であります。 ○委員長今田修栄) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。  入倉直作委員。 ◆委員(入倉直作) 1点だけ、今後の考え方といいますかだけお聞きしたいと思います。  今、指定管理の分2課からありましたんで、今3年間でありますが、営利を求める部分とあと地域の活性化という部分と分けられているところもありますけども、そんな観点から今後の指定管理のあり方というか、その考え方をひとつ。 ○委員長今田修栄) 清田課長。 ◎観光振興課長清田稲盛樹) 入倉委員の質疑にお答えをいたします。  今後の考え方ということでございます。指定管理というのは、基本的には民間事業者にお願いをするということで、我々公募ということでさせていただいております。その公募の中から一番より地域の活性化に資するもの、そして経営効率のいいもの、利益を生み出せるものという視点の中で選定をさせていただいているということでございます。紫雲の郷については、今回1件のみの応募ということでございますが、ご承知のとおり地域特産品をつくって市のその観光という部分も含めて寄与したい。それから、物販等を一生懸命やりながら一定の収入を確保したいという、この路線を支援をしていきたいというように考えております。  基本的に民間事業でその収益行為を伴うということの中で、3年というのが一つの目安になるのかなというふうに思っておりますので、今後も3年間というふうなことでやらせていただきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長今田修栄) 渡邉農水課長。 ◎農水振興課長渡邉誠一) 市民まちづくり支援課と我々農水振興課が所管いたしますコミュニティ関連施設につきましては、地域づくりを行っていく上では指定管理者制度がふさわしいという考えでおりますが、地域の人口や施設の立地、あと利用状況利用料金収入等が全く異なる中で一律に考えていくのではなくて、指定管理者制度がふさわしいというものの、そういったものをこの3年間の中でいま一度立ち入って、状況を把握した上で適正な運営に努めていきたいというふうに考えております。 ○委員長今田修栄) 佐久間敏夫委員。 ◆委員(佐久間敏夫) 建築課なんですけど、民間開発施設用地買収事業で、これどうしても市のほうでは必要な土地だったのか。また、どのぐらいで折り合いがつかなったのか、その点。これではざっくりですから、ちょっともう少し詳しく教えていただきたいと思いますから、お願いします。 ○委員長今田修栄) 小野建築課長。 ◎建築課長小野正一) 佐久間委員のご質疑にお答えいたします。  どういう経緯で取得することになったのかということなんですけども、買収することになった経緯は、市内の中心部を流れる新発田川の改修が平成25年に完了したことによるものであり、新発田川の改修、市雨水幹線整備の進捗により開発当時に比べ周辺の状況が変化したことにより、民間調整池所有者から調整池を宅地化、埋め立てしたいとの要請、要望が発端となり、市として民間調整池公共的施設であるとの見きわめやまちづくりに果たす役割という観点から、市民の安心、安全を最優先に考えた結果、取得を決定したものであります。  あと、どのくらいの折り合いがつかなかったかということなんですけども、平成15年に築造した調整池なんですけども、平成15年の築造の取得費と今回の不動産鑑定額の差額と調整池の保守管理費用等合わせると3,220万円になるんですけども、それを新潟県弁護士会報酬等基準規定に基づいて算出したものが220万8,000円であります。  以上であります。 ○委員長今田修栄) 佐久間敏夫委員。 ◆委員(佐久間敏夫) こんなに大きな差で、まず売るほうも売らないわね、逆の立場になれば正直。どうですか。売らないでしょう。 ○委員長今田修栄) 小野建築課長。 ◎建築課長小野正一) いろいろな考え方がありますけども、開発したときには調整池も商品なんで、そういう考え方もできると思うんですけども、あとはちょっと差し支えるんで、こんなところでよろしくお願いいたします。 ○委員長今田修栄) 佐久間敏夫委員。 ◆委員(佐久間敏夫) この土地はどうしても、先ほど市民のための安心、安全とお話ししましたけども、この土地は本当に市民のための安全、安心の土地なんでしょうか。そうすればもう折り合いつけて、どうしても買う方法をやはり考えていかなきゃなんないと思いますけど、いかがでしょうか。 ○委員長今田修栄) 小野建築課長。 ◎建築課長小野正一) いろいろと弁護士にも相談したんですけども、埋め立てを拒否できないものですから、調整池つくってから25年もたっているもんですから、それを買い取って洪水対策にしようということにしております。 ○委員長今田修栄) いいですか。  ほかに質疑ありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長今田修栄) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長今田修栄) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長今田修栄) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長今田修栄) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長今田修栄) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第77号 平成30年度新発田一般会計補正予算(第5号)議定についてのうち経済建設常任委員会所管分については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長今田修栄) 挙手全員であります。  よって、議第77号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  これからの議案審査に関係のない説明員は順次退席されて結構です。  次に、議第53号 新発田下水道事業設置等に関する条例制定についてを議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  新井田下水道課長。 ◎下水道課長新井田功) 議第53号 新発田下水道事業設置等に関する条例制定についてご説明を申し上げます。  一般議案書の11ページから19ページになります。国から下水道事業について地方公営企業法適用要請がなされましたことから、平成31年4月1日から農業集落排水事業も含めました地方公営企業法を適用した下水道事業会計処理をするため、これに係る設置条例を制定するものであります。  なお、この設置に関する条例を制定するに当たり、関連する条例といたしましては新発田特別会計条例新発田農業集落排水処理施設設置及び管理に関する条例、新発田農業集落排水施設維持管理基金条例新発田下水道条例新発田公共下水道維持管理基金条例であり、それぞれ本条例附則で所定の改正を行うものであります。  説明は以上であります。 ○委員長今田修栄) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。
     宮崎光夫委員。 ◆委員(宮崎光夫) 説明でわかりました。  公営企業法適用ということで、複式簿記公営企業会計に移行するというふうなことでずっと準備をしてやってきたものでございます。水道事業がもう既にずっと前から公営企業会計でありますが、それとの違い。例えば下水道農業集落排水も、元利償還金の半分、本則で半分が交付税措置されています。そういうのは繰り出し基準になると思います。実際人件費とかそういう部分については、赤字繰り出しを今までしていたわけですけれども、それがどうなるのか。水道事業も、独立採算じゃなくて今簡易水道会計が一緒になっているから、その部分の赤字繰り出しはしていると思うんですけども、その辺を含めて教えてほしいと思います。  これによって、新発田市がどういうメリットあるのか。新発田市というか、公共団体全般というふうな考え方でもいいかと思いますけど、2つお願いします。 ○委員長今田修栄) 新井田下水道課長。 ◎下水道課長新井田功) それでは、お答え申し上げます。  経緯につきましては、ご説明したとおり国からの要請ということで始めております。準備期間につきましては、本年度を含めまして3年かかってございます。それで、企業会計に向けた下準備をしてきたというところであります。  会計につきましては、農業集落排水を含めまして2つを1本として会計処理するつもりです。管理のほうにつきましては、今までどおり内部のほうでは2本でしたいとは考えております。  それから、赤字繰り入れということでございます。皆さんもご承知のとおり下水道事業、志半ばでございまして、まだまだこれから整備を進めていかなければならない状況でございます。赤字繰り出しというよりは、我々基準外繰り出しという呼び方をしておるんですけれども、基準外繰り出しにつきましては、今までどおり一般会計のほうにお願いをしていかなければならないという状況でございます。大体落ちついてくるのがいつごろになるのか、まだちょっと読めない状況ではあるんですけれども、現在、資産の洗い出しなんかをしておりまして、来年度4月1日に向けた、移行に向けた準備を進めているところでございます。  以上でございます。 ○委員長今田修栄) 宮崎光夫委員。 ◆委員(宮崎光夫) メリットというか、どうしても今やらなきゃならないというふうなことではないということなんでしょうか。どうなんでしょうか、その辺お聞かせいただきたいと思います。 ○委員長今田修栄) 新井田下水道課長。 ◎下水道課長新井田功) 申しわけございません。メリット言うの忘れていました。新発田市といたしましては、このタイミングでなくてもよかったというふうに考えてございます。ただ、国からの要請ございまして、県下対象となる下水道事業しているところが31自治体ございます。そのうちこの企業会計移行の対象となるのが11団体ございまして、今我々と同じように移行に向けた取り組みをしておるというところでございます。  企業会計に移行することによってメリットあるかといいますと、収支が非常にわかりやすくなるというメリットがございます。今、官庁会計単式簿記でやっておるわけですけれども、複式簿記ということでございまして、財務諸表の作成が義務づけられます。それによって、今うちの会計がどのような状況にあるのかが見てとれるというメリットがございます。  以上でございます。 ○委員長今田修栄) 宮村委員。 ◆委員(宮村幸男) 若干質疑いたしますけども、14ページの5条でございますけれども、職員の賠償責任の免除というようなことが書かれておりまして、15万円以上を議会の同意を得なければならないというようなのが書かれておりますけれども、公務員の仕事をするのにふさわしくないんではないかなというふうに感じるんですけども、こういう文言というのは今までもあったのか。これからこういう条例化して、働くのに支障がないものかどうか、その点をお聞かせ願いたいと思います。  それから、この前に下水道事業経営戦略というのをもらいましたけども、その中にもこの条例というのの目指すところが書かれていると思いますけども、普及率、それから接続も県下で余りよくないというのがここに書かれておりますけども、そういう中で接続訪問活動をやって、それで2万9,000件以上ですかこれをやりましたと。しかし、接続につながったのが2,150件くらいと。はじいてみまして7%ぐらいだというふうになるわけなんですが、訪問活動やるんだから、もっと上がってもいいんじゃないかなというふうに思いますけれども、上がらないという、そういう理由というのは、主な原因ですか、接続できないという市民の皆さんが思うその原因というのはどんなところにあるのかというのをお聞かせいただきたいと思います。 ○委員長今田修栄) 新井田下水道課長。 ◎下水道課長新井田功) 条文の中にある15万円という部分でございます。これにつきましては、地方公営企業である水道事業がこのたび提案させていただいている条例と同様の条例を持っております。新発田水道事業の設置に関する条例を制定しております。これに倣いまして、下水道課もこの基準を採用させていただいたというところであります。職員のことご心配いただいてのご質疑かと思いますが、もしその免除が必要であれば、15万を超えるものについては、議会のほうにかけまして、議員の同意をいただくという流れでございます。それ以下につきましては下水道事業、現課のほうでその判断をするという考え方でございます。今現在は、こういう問題が生じますと監査委員会のほうにその調整をしていただいているという状況でございます。それを明文化したような条文でございます。  それから、下水道接続率の関係でございます。訪問一生懸命させていただいているんですけれども、なかなか実になっておらないと。言われるとおり7%ほどの接続率でございます。原因といたしましては、やはりその必要を感じないとか、それから費用がない、それから高齢者ですので、今後の土地利用、家の利用が決まらないというのがございます。その中でも、何とか利用に不便を感じないという方をできるだけターゲットにいたしまして、下水道の意義を理解していただくように訪問活動しておるところでございます。そういう意味では、市民の方の意識を変えていかないと、なかなか訪問しても接続アップには続いていかないのかなというふうに考えておりますので、またしばらく汗をかいていきたいと思います。  以上であります。 ○委員長今田修栄) 宮村幸男委員。 ◆委員(宮村幸男) それでは、14ページの賠償ということになりますけども、水道のほうと合わせたということでもあるんですが、15万円以下になるとこれやっぱり個人の、どういう内容でこの賠償が生ずるのかというのと15万円以下というのは個人の負担というふうになるんですか。  その点とそれから今3万件ぐらい訪問活動をやってなかなかやっぱりつながれないということは、やっぱりお金と高齢化の問題もあると思いますけれども、これからまた人口減が始まっておりますが、そういう中でやっぱり接続率を上げるというのは、やっぱり何といってもやっぱり助成制度が必要なんではないかなと、こう思いますけども、今住宅リフォームの中で下水道の接続というのもありますけども、もうこれに特化してもいいようなことでないかなと思うんですけども、そういう点お願いしたいと思います。 ○委員長今田修栄) 新井田下水道課長。 ◎下水道課長新井田功) 最初の15万円の部分につきましては、例えば横領があったとか職員の責任を問うべきところ、逆に責任を問えない部分もあろうかと思います。そんなことを議会に諮りましてご同意をいただくという考えでございます。それ以下につきましては、15万以下のものにつきましては、現行で行っている監査委員会と相談をさせていただいてその対応をしていきたいというふうに考えてございます。そういう意味では、議会の同意を求めるかどうかの基準というふうに考えていただければよろしいかと思います。  それから、接続率アップのための助成制度をいかがかということであります。現在につきまして、委員の言われるとおり、住宅リフォーム制度の中で下水道の接続も認めていただいておるところであります。特に高齢者に関しましては、条件が合えばまた上乗せ基準もあるということでご利用いただいているところであります。下水道課として、また同じような補助制度を考えることは現在考えてございません。重複する補助制度は考えておらないというところでございます。ただ、住宅リフォームのところも下水道の接続ばかりの申請になったということであれば、またそのとき改めて考えたいというふうに考えてございます。  以上であります。 ○委員長今田修栄) 宮村幸男委員。 ◆委員(宮村幸男) 経営戦略ですか、経営戦略の中にもありますんですが、さっきの方も言われましたように、来年から地方公営企業法を適用していくと、企業会計に移行するということなんですけども、国では水道の民営化ですか、そういうものが議論されて通るというようなことになっておりますが、この下水道は、特に新発田は遅いわけでございますので、整備が終わってからでもこういう方法をとるというのも一つの方法でないかと思うんですが、ちょっと早いんじゃないかと思うんだけども、その辺はどんなふうに考えますか。 ○委員長今田修栄) 新井田下水道課長。 ◎下水道課長新井田功) 下水道事業を長く存続させるために、やはり民活を活用する、民営化ということも既に下水道のほうでは言われております。言われたとおり、コンセッション方式については、日本で最初に浜松市が取り入れたところでございます。国からも県からもその検討をしなさいというふうに指導も来ておりますので、引き続き検討していきたいというふうに考えてございます。  以上であります。 ○委員長今田修栄) 宮村幸男委員。 ◆委員(宮村幸男) それで、再三私もいつころまでに終わるのかというのと県の何か指導というか、目標みたいなものありますよね。全県下何年くらいまでに終わりなさいというようなことありますけども、この計画ですと平成30年から39年までの10年間としますというのとPDCAサイクルを働かせて本計画の事後の検証とか更新をしてまいりますということなんですけども、そんな10年間でもう終われるのかどうかというのと農排水あるいは合併槽というのがありますけども、今後そういう見直しというのは出てくるんですか。その点をお聞かせ願いたいと思います。 ○委員長今田修栄) 新井田下水道課長。 ◎下水道課長新井田功) 何年かかるかということでございますが、計画どおり目標といたしまして10年で概成をしたいというふうに考えてございます。この考え方は、国からの要請でもございまして、10年でおおむね下水道事業終わりなさいというものに基づくものであります。  それから、見直しがあるかどうかでございます。これも計画でございますので、当然見直し考えてございます。また、5年後ぐらいに必要なのかなというふうに考えております。本来であれば、うちが要望する額、補助金がつけばこのとおり行くんでしょうけれども、国のほうも予算がないようでございまして、なかなか要望額どおりつかないという現状でございます。そういうものを修正しながらまたこの計画見直していきたいと考えております。  以上であります。 ○委員長今田修栄) ほかに質疑はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長今田修栄) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長今田修栄) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長今田修栄) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長今田修栄) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長今田修栄) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第53号 新発田下水道事業設置等に関する条例制定については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長今田修栄) 挙手全員であります。  よって、議第53号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第58号 新発田公共下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  新井田下水道課長。 ◎下水道課長新井田功) 議第58号 新発田公共下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例制定についてご説明を申し上げます。  一般議案書の53ページをお開き願います。公共下水道受益者負担金を賦課する際には、同条例第5条に負担金を賦課しようとする区域を定め、これを公告しなければならないとなっております。さらに、同条第2項では、賦課対象区域は公告の日から2年以内に供用を開始する区域または供用を開始することが予定されている区域でなければならないとされております。現条文では、負担金を賦課する区域を定める場合、公告の日から2年以内に供用開始または供用開始予定となっており、既に供用開始の公告を行った区域は、賦課の公告はできないと解釈されそうな記述となっております。本条文は、この先の供用開始、すなわち下水道の使用可能を担保する目的で定められたものであり、供用開始告示後の賦課公告を排除するものではありません。そこで、紛らわしい記述の供用開始の制限を外すため、第2条を削除することで今後、賦課公告の時期について疑義が生じないように修正するものであります。  説明は以上であります。 ○委員長今田修栄) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長今田修栄) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長今田修栄) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長今田修栄) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長今田修栄) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長今田修栄) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第58号 新発田公共下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長今田修栄) 挙手全員であります。  よって、議第58号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第81号 平成30年度新発田農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)議定についてを議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  新井田下水道課長。 ◎下水道課長新井田功) 議第81号 平成30年度新発田農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)議定についてご説明を申し上げます。  予算議案書の93ページをお開き願います。今回の補正は、諸費の補正に伴い、歳入歳出をそれぞれ181万9,000円増額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ6億3,132万1,000円にしたいというものであります。  それでは、歳出からご説明申し上げます。102、103ページをお開き願います。説明欄の丸印、農業集落排水総務費、消費税は、平成29年度事業に係る消費税の納付金額が確定し、今年度納付すべき消費税が増加いたしましたことから、不足の増額補正をお願いしたいというものであります。  続きまして、歳入についてご説明申し上げます。100、101ページをお開き願います。説明欄1つ目の丸印、農業集落排水施設加入分担金は、農業集落排水区域内における新規加入者4名分の分担金でございます。  2つ目の丸印、農業集落排水施設使用料は、昨年度納入いただけなかった使用料の滞納繰越分で、今年度に納入いただきました。この使用料収入分と農業集落排水施設加入分担金は、先ほど歳出でご説明いたしました消費税納付分の財源に割り当てたいというものであります。  説明は以上であります。 ○委員長今田修栄) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長今田修栄) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長今田修栄) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長今田修栄) 討議を終結いたします。
     続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長今田修栄) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長今田修栄) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第81号 平成30年度新発田農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)議定については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長今田修栄) 挙手全員であります。  よって、議第81号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第82号 平成30年度新発田下水道事業特別会計補正予算(第3号)議定についてを議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  新井田下水道課長。 ◎下水道課長新井田功) 議第82号 平成30年度新発田下水道事業特別会計補正予算(第3号)議定につきましてご説明をいたします。  予算議案書の105ページをお開き願います。今回の補正は、管理費及び需用費における職員給与費の補正に伴い、歳入歳出をそれぞれ3万2,000円追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ58億6,397万3,000円にしたいというものであります。  それでは、歳出からご説明申し上げます。114、115ページをお開き願います。説明欄1つ目の丸印、職員給与費は、給与改定による職員給与費の調整分について増額補正したいというものであります。  その下の丸印、職員給与費は、同じく給与改定による職員給与費の調整分について減額補正をしたいというものであります。  その下、元金につきましては、財源の更正を行いたいというものであります。  歳出については以上であります。  次に、歳入についてご説明申し上げます。112、113ページをお開き願います。一般会計繰入金は、先ほど一般会計歳出でご説明をいたしました下水道事業特別会計繰出金と同額を増額するものであります。  説明は以上であります。 ○委員長今田修栄) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長今田修栄) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長今田修栄) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長今田修栄) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長今田修栄) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長今田修栄) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第82号 平成30年度新発田下水道事業特別会計補正予算(第3号)議定については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長今田修栄) 挙手全員であります。  よって、議第82号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第83号 平成30年度新発田水道事業会計補正予算(第2号)議定についてを議題といたします。  担当局長の説明を求めます。  三田村水道局長。 ◎水道局長(三田村明彦) それでは、議案書119ページをお開き願います。最初に、第2条の収益的支出でございますけども、営業費用で157万7,000円を増額とし、水道事業費用の総額を21億1,881万2,000円にしたいというものでございます。  次に、第3条の資本的支出でございます。建設改良費で9万1,000円増額とし、資本的支出の総額を16億7,354万6,000円にしたいというものでございます。なお、資本的収入の資本的支出に対する不足額が9万1,000円増額となるため、補填額につきましては当年度分損益勘定留保資金を同額増額したいというものであります。  補正内容につきましては、120ページの実施計画をごらんいただきたいと思います。収益的支出、資本的支出ともに給与改定に伴う職員給与費の調整でございます。  再び119ページをお開き願います。最後に、第4条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきまして、職員給与費を166万8,000円増額し、総額2億2,612万9,000円にしたいというものであります。内容につきましては、122ページから123ページの職員給与費明細書に記載のとおりでございます。  説明は以上であります。 ○委員長今田修栄) 担当局長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長今田修栄) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長今田修栄) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長今田修栄) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長今田修栄) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長今田修栄) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第83号 平成30年度新発田水道事業会計補正予算(第2号)議定については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長今田修栄) 挙手全員であります。  よって、議第83号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第69号 公の施設に係る指定管理者の指定について(米倉農村環境改善センター)、議第70号、同じく松浦農村環境改善センター、議第71号、同じく宮古木コミュニティセンター、議第72号、同じく新発田農村婦人の家、議第73号、同じく有機の里交流センター、議第74号、同じく米倉ふれあい農園、以上6件を一括議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  渡邉農水振興課長。 ◎農水振興課長渡邉誠一) 農水振興課所管分についてご説明いたします。  一括議案となっております議第69号から議第74号議案までは、公の施設に係る指定管理者の指定についてでございます。一般議案書の97ページ、議第69号議案から119ページの議第74号議案までは、農水振興課が所管しております6施設の指定期間が平成31年3月31日で満了となるため、これの更新を行うものでございます。  議第69号議案の米倉農村環境改善センターにつきましては米倉自治会を、議第70号議案の松浦農村環境改善センターにつきましては松浦農村環境改善センター運営委員会を、議第71号議案の宮古木コミュニティセンターにつきましては宮古木会を、議第72号議案の新発田農村婦人の家につきましては滝谷区を、議第73号議案の有機の里交流センターにつきましては有機の里交流施設運営協議会を、議第74号議案の米倉ふれあい農園につきましては有機の里交流施設運営協議会をそれぞれ引き続き平成31年4月1日から平成34年3月31日までの3年間指定管理者に指定をしたいというものでございます。  以上、農水振興課所管分であります。 ○委員長今田修栄) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長今田修栄) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長今田修栄) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長今田修栄) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長今田修栄) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長今田修栄) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  6件の議案について一括で採決することにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長今田修栄) ご異議ございませんので、一括に採決いたします。  議第69号 公の施設に係る指定管理者の指定について(米倉農村環境改善センター)、議第70号、同じく松浦農村環境改善センター、議第71号、同じく宮古木コミュニティセンター、議第72号、同じく新発田農村婦人の家、議第73号、同じく有機の里交流センター、議第74号、同じく米倉ふれあい農園、以上の6件については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長今田修栄) 挙手全員であります。  よって、議第69号から議第74号までは原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、議第75号 公の施設に係る指定管理者の指定について(新発田温泉活用施設紫雲の郷館)を議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  清田観光振興課長。 ◎観光振興課長清田稲盛樹) それでは、議第75号議案、公の施設に係る指定管理者の指定についてご説明を申し上げます。  一般議案書123ページをお開き願います。新発田温泉活用施設紫雲の郷館につきましては、先ほど予算議案でもご説明をいたしましたが、現在の指定管理運営に係る委託期間が平成31年3月1日をもって満了となりますことから、新たに同年4月1日から平成34年3月31日までを指定管理運営の期間とし、指定管理者として株式会社紫雲寺記念館を指定したいというものでございます。  説明は以上でございます。 ○委員長今田修栄) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。
              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長今田修栄) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長今田修栄) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長今田修栄) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長今田修栄) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長今田修栄) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第75号 公の施設に係る指定管理者の指定について(新発田温泉活用施設紫雲の郷館)は、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長今田修栄) 挙手全員であります。  よって、議第75号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で経済建設常任委員会に付託された議案の審査は全部終了いたしました。  なお、これらの議案についての委員会報告書の作成は、委員長に一任願いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長今田修栄) ご異議ありませんので、委員会報告書の作成は委員長に一任されました。  執行部の皆さんは、退席されて結構です。  引き続き、所管事務調査中の秋田県横手市、増田のまちなみ(内蔵)による観光振興について及び秋田県男鹿市、道の駅おが、オガーレについて、休憩を挟んで調査を続行いたしたいと思います。  11時5分まで休憩いたします。           午前10時54分  休 憩  ───────────────────────────────────────────           午前11時05分  開 議 ○委員長今田修栄) 再開いたします。  ここからは、当委員会の所管事務調査として、秋田県横手市、増田のまちなみ(内蔵)による観光振興について及び秋田県男鹿市、道の駅おが、オガーレについての調査を行います。  10月10日から12日までの3日間、当委員会で行政視察を行ってまいりました内容を踏まえ、皆さんから活発な意見を交わしていただき、所管事務の調査に資してまいりたいと思います。  初めに、本日の調査の進め方をお諮りいたします。最初に、秋田県横手市、増田のまちなみ(内蔵)による観光振興について、皆さんから順次所見等を伺いたいと思います。所見等が全て出そろったところで、当市では今後どのような取り組みを進めていくべきかなど、その方向性を取りまとめていきたいと思います。その後、同様に秋田県男鹿市、道の駅おが、オガーレについて委員皆さんから所見や意見をお聞きし、所見等が出そろったところで当市の今後の方向性を取りまとめたいと思いますが、これにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長今田修栄) ご異議ありませんので、そのように進めます。  それでは、最初に、委員各位から秋田県横手市、増田のまちなみ(内蔵)による観光振興についての所見や当市に対する意見をお聞きします。  宮崎光夫委員のほうから順次発言をお願いいたします。 ◆委員(宮崎光夫) それでは、大分時間もたっておりまして、記憶もどんどん薄れてきているところでございますけど、横手の増田の内蔵というか、そういう町並みを見てきたわけですけれど、確かに非常にこの辺にあるような蔵とは全く違って、使い方も中で住めるような形で、そういう形のものがずっと残っていると。それをまちづくりの核というか、そういう形で進めてきたというふうなことで意義深いというふうに、頑張っているなというふうに思いました。新発田も同じことするかといっても当然できないわけですけども、私そのときに思ったのは、寺町通りが清水園のほうから大光までは、いろんなあそこで皆さんで市民の方々ワークショップして広げる。車よりも、かえって歩く人のために広げたというのがあります。ただ、大光からその先、ずっと城までというふうな、最初の意気込みはそうだったはずなんですけれども、そういうものがなかなかできないというようなことで、少しまたあのとき思ったのは、あれをもう少し続けて、城までうまく、点じゃなくて線として、それぞれの核を結んでいくというふうな町並みづくりをさらにやっぱり進めていければいいなというふうに感じたところでございます。 ○委員長今田修栄) 次、水野善栄委員。 ◆委員(水野善栄) おはようございます。増田の内蔵について私たち赴いて感じたことです。町並みの景観整備事業ということで無電柱化がされていると、そういうことがありました。非常に雪深いところで、道路の事情も非常に悪い流れがあるんですけども、これからの整備事業の中で、電柱がないということは、外形的に非常にすぐれているように見えました。蔵につきましては、あれだけの雪が降ると、年間2メーター、3メーターも降るような地域だということで、蔵自体もお話によりますと、北前船でもって新潟のほうからその文化がやってきたんでないかというようなお話がありましたが、非常に内陸的な部分があって、雪深い流れの中で蔵を守りながら家も守るというような形、それがとられてきたと。それが今度一つの観光施策として息づいてくることができる、そういうふうな形が今なされていこうかとしているということであります。  見た目は普通の建物が並んでいるように見えるんですけれども、中に蔵が入っていて、その蔵の中に本当は中に居住ができるような施設があったり、また大変な宝物が蔵の中に納められていたりして、ちょっと写真を撮ってもいけない場所もあったりしておりましたので、その辺整備されていけばいいのかと、そう思っておりますが、いずれにしても新発田市も非常にいい立場で駅前とか、ずっと寺町とか、いい形で一つの点が線になってきている部分から見れば、無電柱化に結びつけながら物事やっていければいいでしょうし、今の非常に向こうも問題として出されたのが、在住者の存続ということで、高齢化と、後継者についての対策がこれから考えていかなきゃならないと、そういうことを言われているのが、やっぱりこちらの新発田市でもそれは通用することなのかな、新発田市もそれも課題として考えていかなきゃならないことなのかなと、そういうふうに感じました。  以上です。 ○委員長今田修栄) 入倉直作委員。 ◆委員(入倉直作) まずは、お伺いして思ったのは、村上市を私すぐ思い浮かべました。以前から村上市は一生懸命、屏風とか、そういうふうなもの、また着物等も含めまして、一般の家庭の中に観光としての誘客の形で取り組みしているということ、本当に前から村上市の取り組みはまねるべきものもあったなと思っていまして、似たような感じで受けとめましたし、また大事な施設も市も2件ほどでしょうか、物件を買い求めて、その中での活性化の中に行政も率先して存続を図っているということです。また、住民の方々、今水野委員おっしゃったように、住んでおられる形の中でそれを財産として受け入れているという、地域全体で取り組んでいるということ自体が本当に大前提の、誘客につなげている、観光につなげているところがすばらしかったと思います。しかし、今冒頭宮崎委員が言ったように、新発田市にこれをやるということはなかなかでありますし、ただ城下町という新発田の一つの形の中で、やっぱり発掘しながら、各家庭のまだ誇れるものあると思うので、その点あたり観光にとっても発掘しながら、いろんな形で、前から、今宮崎委員も言ったように、寺町からお城までの散策というのもありますから、そういう散策する形の中でのものはまだ未発掘のものがあるのかなと思いますので、いい視察になったのかと思っております。  以上です。 ○委員長今田修栄) 宮村委員。 ◆委員(宮村幸男) 増田の内蔵という、新発田の蔵を見てみますと、風当たりの強いほうが壁が傷んだりして、壊すのが大変だなんていう話は聞きますが、やっぱり豪雪地帯だというんだか、とにかく蔵を守って内蔵しているという、そういうところが今まで長もちしながら資源になっているのかなという気がします。それで、新発田市は城下町、お城もあってですが、さっき入倉委員が言いましたように、村上とどうしても比較するんですが、展示するようなものがあちこちで二、三件でもいいんですけども、ないものかなという気はしていますが、そういうこれから点を線に結ぶ中でそういう掘り起こしはできないものかなという気がいたします。いずれにしても、これからの問題でもありましょうし、高齢化が進む、人口減だというところで、やっぱり観光資源を大切にしながら、発掘もしていく必要もあろうというふうに思います。  以上です。 ○委員長今田修栄) 佐久間敏夫委員。 ◆委員(佐久間敏夫) 横手の内蔵見てきましたけれども、新発田には本当匹敵する施設というのはたくさんあると思うんです。皆さんが村上を参考にしておりましたけども、村上というのはやはり、市民と行政と一体となってああいうふうに企画してやっているのが現状で、新発田は行政と一部のグループ、グループ、グループと点、点、点とあるだけで、先ほど、点が線に結びつかないのが今の現状かなと思っております。新発田でも本当に発掘すれば、あのぐらいの規模の建物なんて本当にまだまだあるかなと思っております。一番身近なところで、交通量の少なくて、案内板でもつければ、旧四之町、また今の御幸町1丁目の長徳寺から長屋の辺は、今回大学生が視察に来て、これは今後生かせれば観光にも目玉になるのではないかなと、そういうお話をしておりましたけども、行政はさっぱり動かないと。行政は動かなくても、市民の人が積極的に動いていただければいいかなと思っております。先般も一般質問で観光案内板、あれが非常に不足しているんではないかなと思っております。この増田というのは、観光案内板、あれが本当にきちんきちんとところどころにあって、わかりやすく書いてあったのが私が本当に印象に残っております。増田の伝統的建造物がまだ数年しかたっていないのにあのぐらいなっているのは、やはり地域住民と行政が一体となってやっているのが一番かなと考えられます。  以上でございます。 ○委員長今田修栄) 宮島信人委員、お願いします。 ◆委員(宮島信人) 増田の蔵でしたか、土蔵ですわね、明治時代から大正時代につくられたということで、おのずと商家の町家なんですよね。当然新発田とは全然違うもんですから、蔵探せなんていったってそうやたらに探されるわけないんで、ただこれは明治から大正ですので、新発田はその先なんで、その前の時代ですので、まず歴史的建造物から見ると、やっぱりそういうふうな方面で新発田をにぎわせるような方策をとってもらえればと思います。何せ皆さん言われているとおり、村上ですので、新発田を相手にしないもんだから、村上の人またどこいっているんだか、とんでもないほど頑張っているもんだから、ちょっと追いつけ、追い越せを目標にして、これからはぜひとも頑張っていきたいなと思っております。  以上です。 ○委員長今田修栄) 井畑隆二委員、お願いします。 ◆委員(井畑隆二) 私は、ちょっとよくありませんで、いろんなところのそういう勉強しますので、よろしくお願いします。 ○委員長今田修栄) 中野廣衛委員。 ◆委員(中野廣衛) 横手市の増田の町並みというふうなことで、委員大体同じようなことをお思いだなと思いながら聞いていました。特に横手の増田については、平成15、16年ごろに写真集を出したというふうなことで、そういったことから、その町並みが見直されて誘客もふえたというふうなことと、平成21年に30棟を登録しながら、それを関連づけた施策で力を入れたというふうなことでごさいました。再三、皆さんも言っておられますように、新発田にもそういったあれが、固まったブロックはなかなかありませんけれども、工夫によっては点と線、あるいは面というふうなことで十分対応が可能なのかなというふうには感じてまいりました。入り込みの観光客、宿泊者数は13から14万人というふうなことで、当市から見てどうなのかなというふうな部分はありましたけれども、大いなる参考というふうなことで勉強になりました。問題として、やはり内蔵といえども、本体は木造づくりのおうちの中にあるというふうなことで、防火対策というのがこれからの問題というふうなことと、居住者の絡みと高齢化、後継者というふうなことで、こういった面は全国みんな同じような問題を抱えているなと思いました。  1つ非常に印象に残ったのは、40年ぐらい前の観光ポスターがまだどこへ行っても張られているというふうなことで、お求めの議員もいらっしゃいましたけれども、そういった面では本当に関心いたしました。変なあれですけど、以上です。 ○委員長今田修栄) 皆さんからの所見や意見を出していただきまして取りまとめると、おおよそまず1つとしては、町並み内蔵の概要といたしましては、近世から近代にかけての土地の利を得た地だなと。周辺各地から物資の商品が集積し、それらの交易によって町が栄えた。そしてまた、これらの町では、当時の繁栄によって築き上げられた上質な洗練された意匠を持つ町並みを活用したまちづくりを展開していると。そして……           〔「ちょっと休憩して」と呼ぶ者あり〕 ○委員長今田修栄) 休憩します。           午前11時24分  休 憩  ───────────────────────────────────────────           午前11時24分  開 議 ○委員長今田修栄) 再開いたします。  直接新発田の蔵には当てはまらないと思いますが、それでも駅前から寺町、お城に資源がありますので、点から線にかけての結びつくような、いろいろな掘り出すところがあると思いますので、そういう皆さんの意見でありますので、これから常任委員会といたしましても、この観点をもって勉強していきたいと思いますけども、それでよろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長今田修栄) ご異議なしということなので、そのように取りまとめさせていただきます。  次に、男鹿市、道の駅おが、オガーレについての所見や当市に対する意見をお聞きいたします。  佐久間敏夫委員のほうからお願いします。 ◆委員(佐久間敏夫) 道の駅オガーレについて、これは年間18万人ぐらい随時通過者がいると。男鹿市では初めての道の駅と聞いておりました。夏場になれば駐車場にテントを張ってテナントを出店したり、地元の野菜とか、いろんなさまざまな出店していると、そういうふうにお聞きしておりました。また、駅長が道の駅むなかたで成功して、福岡県の宗像で成功したと。男鹿のほうに来て成功するかというと、福岡と男鹿の、皆さん言っているとおり、人口も規模も気質も全然違う人がここまで来て成功するということは絶対に私やったら考えられない。でも、この駅長は得意になって言っているのがしゃくにさわって……いいの、マイク入っているの、いらいらしたのが現状でございました、正直。  一番心配なのは、出品者の人たちがなかなか道の駅に出品しないというのが一番印象に残ったのが現状でございました。これは、やはり駅長と出品者の地元の人の意見が、条件というか、それが合わなかったのではないかなと思っております。あのとおり棚でも陳列されているのが少ないと。そうすると、やはり人も来なくなるし、だんだん衰退していくのではないかなと思っております。今後じゃどうするかというと、やはり駅長と出品者と経営者と3者で男鹿の道の駅を発展させるためには、話し合いがどうしても必要ではないかなと、私はそう思っております。  以上でございます。 ○委員長今田修栄) 宮島信人委員。 ◆委員(宮島信人) オガーレ、7月1日開業する、夏場なんですよね、今はどうでしょう、ほとんど寄りつかないんではないでしょうか。寒風吹きすさぶ日本海を横に見て観光に来る人はほとんどないので、これは夏場の施設だなという感じはしてきました。そういう意味でも非常に、それこそ夏場は結構な人は出てくると思いますけれども、佐久間委員言われたとおりでありまして、真似したってうまくいくわけないみたいなもので、非常にこれからどう乗り越えていくのか、ちょっとまた行ってみるような気もしますけれども、実際今度新発田市になると、新発田市の道の駅あるんです。皆さんわかるとおり、なかなか思ったように成果が上がってこないということで、やるんだったら思い切ってやらねばないしという感じはいたします。ぜひとも新発田でも、今の道の駅を何十倍にもするぐらいの気力でやってもらえれば大変ありがたいと思っています。  以上です。 ○委員長今田修栄) 井畑隆二委員。 ◆委員(井畑隆二) 大変勉強になりました。よろしくお願いします。 ○委員長今田修栄) 宮崎光夫委員、お願いします。 ◆委員(宮崎光夫) 佐久間委員、宮島委員おっしゃったように、まだやっと7月にオープンしたばかりで、3カ月で、出品者との折り合いというか、まだまだ地元というか、そういう方々の意識が高まっていないと。それに対してじくじたる思いがあるもんですから、この駅長、大分強い口調で感想というか、これからやっていくんですというふうにおっしゃって、陳列棚も大分あいていましたね、たしか。これから何だろうなと、新しいことを始めるとなかなか地元の人間だけでもそうして手振っても、なかなか皆さんついてこないというのがあります。ましてや本当に相当、大分成功者でありますけども、全然違うところから来た方なので、そういう部分もあるんでしょうけれども、要は駅長から見れば、そういう意欲のある若手のそういう漁業者とか農業者を、一本釣りでもしながら少しずつやっていくというふうな形になるかと思いますけれども、場所が場所だけに本当に広がりはなかなか出てこないんじゃないかなと思います。加治川の道の駅、おっしゃっていましたけども、私はそこのラーメン、あっさりしていておいしくて、安兵衛ラーメン食べに行ったりするんですけど、それだけでも多分あるのかなというふうに思いますけれども、どうでしょう、あそこも地理的にどういうふうに発展していくのかというのはなかなか難しいというような部分もあります。オガーレ方式が本当にできるのかというと、なかなかできないのかなというふうな感じでございましたけれども、取り組みとしてこれからももう少し、オガーレは来年2年目を迎えてどういうふうな形なるのか、もう少しちょっとまた見せてもらえればなと、直接行く必要はないと思いますけれども、情報収集はしていきたいなというふうに思ったところであります。  以上です。 ○委員長今田修栄) 水野善栄委員。 ◆委員(水野善栄) お世話さまでございます。  それこそ7月にできたという施設で、秋田から新男鹿駅というところまで約1時間で行った先で、道の駅をそこ設置したと。それについては、当時の何か選挙があって、市長の対抗のお話ということで、現市長がその場所がいいというようなことが言われてたというような、そんな話で、市長の肝いりもあってのことなんでしょうけども、施設とすればそれこそまだできたばっかりの施設で、陳列棚も本当に数も少なくて、ただ言えることは、進んでいるなというのは、宗像で経験してきた駅長が、漁協を通じて、漁協員を使って6次産業に結びつけていると。1日目は鮮魚を販売して、売れないとすぐそれを撤収させて加工に回して、加工したものを翌日持ってこさせるとか、そういう形でありました。また、冬場については、急速冷凍したものを冬に提供して何とかしていきたいと、そういうふうな見通しでありますので、ことしの冬はどう抜けられるのかなというような疑問もちょっと感じていますし、私としてもちょっと一言言ってきたんですが、それこそタラ鍋とかカニ汁とか、そういうものをちょうど施設の駐車場にテントでも張って、そこで販売したり、客寄せをしたほうがいいんじゃないかと、そういうふうな話もちょっとしてきました。それについては非常に関心を持たれていて、今後のまた生産活動につなげていきたいと、そういうお話がありました。長い目で見て、あとまた3年ぐらいたったらちょっと行ってきてみたいななんて思うところであります。  以上です。 ○委員長今田修栄) 入倉直作委員、お願いします。 ◆委員(入倉直作) 漁協といいますと、私も地元で直売所といいますか、加工所をつくっていただいた中に、港の開設に当たり大事な、我々としては大事な施設ではありますけども、いかんせんやはりあのような道の駅、市、行政が率先してやってくれるような施設はありませんが、やはり我々今課題を抱えたものが非常に、ある意味ではうらやましいところもありましたし、でも販売戦略としての今の、特に漁協の皆さんとの今後の取り組みにしては非常に魅力ある体制づくりをしたなと思っております。今後私ども持ち帰りながら、またいい意味での要は販売戦略、6次というよりも、生産というものがないわけですから、取り入れてきて、それをどう生かすかという部分に関しては、お互いの課題等々ありましたが、ただ採算性の問題ありますんで、あの施設を生かせるよう、あと雇用問題が大前提だったのかなと思っております。うちの多分新発田市は、あそこまではできないと思いますので、ある施設の中で、今限られたものの課題を生かせればなと思いました。 ○委員長今田修栄) 宮村幸男委員。 ◆委員(宮村幸男) 皆さんみんな言われたことなんですけども、やっぱり男鹿のところで道の駅をやろうという決断ですよね、大変なやっぱり決断したんだろうなというふうに思いますが、夏は夏でいいんですけども、今から春先にかけてどういう経営戦略というんですか、そういうものを持つのかなということで、皆さん言われましたように、もう一遍冬場行ってきたいもんだなというような、そういう興味をそそるようなところもあったところでございます。しかし、あそこの駅長が、あの方が非常に高邁な理念を持っていなさるようであったので、今後にどうなるかというのを期待もしたいと思いますが、さて新発田市、今加治川のほうにも道の駅があるようでありますけれども、なかなか農協もうまくいかないという面もあろうかと思いますが、農協ともタイアップしながら、やっぱり地場産をどう地場に消費させるかという観点に立ちながら、畜産の産地でも新潟県下で一番集中的に発展もしているところなので、いろんなものを、園芸も含めてあそこの駅をにぎやかにする方策をもっと考えてもらいたいなということと、そういう視点に立ちながら、我々もやっぱり活路を開いていくことが大事なのかなというような感じできました。  以上でございます。 ○委員長今田修栄) 中野委員。 ◆委員(中野廣衛) まず、皆さんと本当に同じで、最後になると恐縮ですが、一番感じたことは、過去3年ほかの常任委員会でもそうですし、会派の研修会でもお訪ねしたところ、有名なところは市の職員以外の専門的な方が音頭をとってリードしているというふうな部分が、本当にある意味必要なのかなというふうなことを痛感してまいりました。福岡の宗像ですか、成功なさった山崎駅長しかり、自分の信念があって、その地域の6次産業化といいますか、そういったものを根づかせるような、本当に心意気を感じましたし、特にオガーレでは、鳥取、島根の隠岐島行ったときもCAS、急速冷凍加工室というふうなのが一つの起爆剤になって、若者の移住とか、発展したというふうな部分がありますし、あるいは電力の絡みで、エコな取り組みをしている町村についても元専門家が音頭をとってというふうなことで、そういった部分もある意味必要なのかなと痛感いたしました。  あと若者が残れるような対策、対応策というふうなことで、6次産業の推進もちろんですけれども、海洋高校のサバの水煮というふうなことで、そういったものも大変今サバ缶話題になっておりますけれども、そういったものを取り入れながら何とか成功に向けて頑張っているというふうな姿勢を見て、ぜひ当市でも該当するような事業等あったら、そういう方向も一つの道なのかなと感じてまいりました。  以上です。 ○委員長今田修栄) 皆さんからの所見や意見を出していただきましたけども、皆さんの事例を取りまとめますと、オガーレは夏の開業で、今冬場ですけども、オープンしたのが7月1日ということで、まだ2カ月ぐらいしかたっておりませんけども、今現在はもう冬場だからどんなもんだかなというものも疑問に残りますし、また今後の、先ほど皆さんが言っているとおり、今現在の売り上げはどうなっているかとか、展開に注目したいと思います。そのままオガーレのことを新発田に当てはまるかといいますと、またいかがなもんだということで、新発田の建設省の向かいにある道の駅も、参考にしながら成果が出るようにしなければならないと、そういう意見でもありますし、当常任委員会といたしましては、オガーレの今後に注目したいと思うと同時に、皆様のいろんな事例を研究していくのが必要ではないかということで整理ができそうですが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長今田修栄) ご異議なしということで、そのように取りまとめたいと思います。  それでは、秋田県横手市、増田のまちなみ(内蔵)による観光振興について及び秋田県男鹿市、道の駅おが、オガーレについての所管事務調査を終結することにいたします。  この際お諮りいたします。秋田県横手市、増田のまちなみ(内蔵)による観光振興について及び秋田県男鹿市、道の駅おが、オガーレについての所管事務調査の調査結果につきましては、本会議に報告することにいたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長今田修栄) ご異議ありませんので、そのように決しました。
     次に、当該調査の報告書の作成は委員長に一任願いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長今田修栄) ご異議ありませんので、委員会報告書の作成は委員長に一任されました。  以上をもって経済建設常任委員会を閉会いたします。  ご苦労さまでした。           午前11時46分  閉 会...