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平成30年 9月18日総務常任委員会−09月18日-01号

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  1. 新発田市議会 2018-09-18
    平成30年 9月18日総務常任委員会−09月18日-01号


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    最終取得日: 2022-11-29
    平成30年 9月18日総務常任委員会−09月18日-01号平成30年 9月18日総務常任委員会                総務常任委員会  委員会記録 平成30年9月18日  ─────────────────────────────────────────── 〇出席委員(9名)    委員長  小  柳     肇  委員   副委員長  板  垣     功  委員         湯  浅  佐 太 郎  委員         若  月     学  委員         小  川     徹  委員         稲  垣  富 士 雄  委員         小  坂  博  司  委員         加  藤  和  雄  委員         渡  邊  喜  夫  委員  ─────────────────────────────────────────── 〇欠席委員(なし)  ─────────────────────────────────────────── 〇説明のため出席した者        財務課長       伊   藤   純   一        契約検査課長     原       浩   司        情報政策課長     海 老 井       淳        税務課長       渡   邊       太
           環境衛生課長     坂   場   賢   一        市民まちづくり支援課長中   野   修   一        市民まちづくり支援課公共交通推進室長                   宮   村   崇   康        紫雲寺支所長     椿       芳   行        選挙管理委員会事務局長佐 久 間       康  ─────────────────────────────────────────── 〇事務局職員出席者        局長         青   木   孝   夫        次長         寺   尾   嘉   英        係長         古   田   潤   子  ───────────────────────────────────────────           午前10時00分  開 会 ○委員長(小柳肇) おはようございます。  全員出席ですので、ただいまより総務常任委員会を開会いたします。  本日の審査に係る担当課からの説明において、要する資料があらかじめ届いております。委員の皆さんの手元に配付しておきましたので、ご了承ください。  当常任委員会が付託を受けた議案は、分割付託の一般会計補正予算案を含め、議案が10件であります。  それでは、議案の審査方法についてお諮りいたします。  初めに、議第29号 平成30年度新発田市一般会計補正予算(第3号)議定についてのうち総務常任委員会所管分、次に議第22号 損害賠償の額の決定について、次に議第49号 契約の締結について(新発田北部処理分区新栄町中継ポンプ場建設(土木)工事)、次に議第47号 決算の認定について(平成29年度新発田市藤塚浜財産特別会計歳入歳出決算)、次に議第37号 決算の認定について(平成29年度新発田市土地取得事業特別会計歳入歳出決算)、次に議第46号 決算の認定について(平成29年度新発田市コミュニティバス事業特別会計歳入歳出決算)、次に議第35号 平成30年度新発田市コミュニティバス事業特別会計補正予算(第1号)議定について、次に議第27号 新発田市議会議員及び新発田市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例制定について、次に議第23号 新発田市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例制定について、最後に議第25号 新発田市税条例等の一部を改正する条例制定について、以上の順で審査を進めたいと思いますが、これにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) ご異議ありませんので、そのように進めます。  それでは、議第29号 平成30年度新発田市一般会計補正予算(第3号)議定のうち総務常任委員会所管分を議題といたします。  説明員の皆さんに申し上げます。予算案の説明に当たっては、歳出、歳入の順とし、軽易な事項は省略し、重要事項のみ簡潔明瞭に説明願います。  説明順序は、委員会条例第2条の表に掲げるとおりとし、順次説明願います。  担当課長の説明を求めます。  伊藤財務課長。 ◎財務課長(伊藤純一) おはようございます。それでは、財務課所管分についてご説明いたします。本来であれば、今委員長のほうからありましたとおり、歳出からご説明すべきところでありますけど、今回の補正予算の構成上、歳入からご説明させていただいてよろしいでしょうか。 ○委員長(小柳肇) はい、お願いします。 ◎財務課長(伊藤純一) ありがとうございます。それでは、歳入からご説明申し上げます。  10、11ページをごらんください。説明欄上から2つ目の丸、財政調整基金繰入金は、今回の補正による歳入歳出の差し引き一般財源不足額財政調整基金から繰り入れるものであります。  その2つ下の丸、繰越金は、平成29年度決算による繰越金のうち、既に当初予算充当している3億円を控除した残りの分でございます。  次に、歳出についてご説明いたします。12、13ページをごらんください。今ほど歳入でご説明いたしました繰越金を説明欄下から3つ目の丸の財政調整基金、その下の丸の地域振興基金、それから次ページの下から2つ目の丸、社会福祉課所管地域福祉基金に分けて積み立てるものでありますが、そのうち地域振興基金につきましては、平成29年度に歳入いたしましたふるさと新発田応援寄附金から返礼品充当分を差し引いた残りの相当額を積み立てたいというものであります。  説明欄その上の財政調整基金は、繰り越し金額から地域振興基金への積み立て分及び地域福祉基金への積み立て分を控除した残りの分を財政調整基金に積み立てたいというものであります。なお、繰越金と3つの基金積立金の合計額は端数処理の関係で1,000円合っておりません。  以上が財務課所管分であります。よろしくお願いいたします。 ○委員長(小柳肇) 続いて、渡邊税務課長。 ◎税務課長(渡邊太) おはようございます。それでは、税務課所管分についてご説明いたします。  補正は歳出のみであります。12、13ページをお開き願います。最下段の賦課徴収費、説明欄の固定資産税・都市計画税賦課事業臨時職員賃金は、年度途中の職員の退職に伴い雇用する臨時職員に係る経費であります。  以上であります。よろしくお願いします。 ○委員長(小柳肇) 坂場環境衛生課長。 ◎環境衛生課長(坂場賢一) おはようございます。それでは、環境衛生課所管分を説明いたします。  予算書13ページ、上から2つ目の諸費59万6,000円は、後ほど一般議案に出てきます平成30年4月25日に発生しました車両事故の示談が調ったため、損害賠償金の補正をお願いするものであります。  続きまして、予算書17ページの広域ごみ処理施設運営事業の191万9,000円は、普通交付税額の確定により、広域特別負担金の補正をお願いするものであります。  歳入はありません。  以上です。 ○委員長(小柳肇) 中野市民まちづくり支援課長。 ◎市民まちづくり支援課長(中野修一) おはようございます。それでは、市民まちづくり支援課所管分についてご説明申し上げます。  初めに、歳出であります。13ページをごらんください。上から1つ目の丸、国際交流推進事業につきましてでございます。これにつきましては、10月3日から5日にヨリネスしばた及び地域交流センターを会場に、日韓美術交流展の開催を予定しております。この美術交流展のほうは、韓国美術協会京畿道支会が主催で、後援が議政府市、新発田市、新発田市教育委員会の予定でございます。主催が韓国美術協会の京畿道支会であることから、実行委員会ではなく、支援委員会を立ち上げることとしております。日韓美術交流展開催支援委員会の構成団体のほうは、新発田市文化団体連合会、新発田市日韓友好協会在日本大韓民国民団新潟支部、そして新発田市と新発田市教育委員会となっております。この市内の関係団体と連携し、美術交流展の支援を行い、国際交流を深めることを目的としております。この美術交流展の支援に要する費用94万円を支援委員会に負担するものでございます。  歳出は以上でございます。  次に、歳入であります。11ページをごらんください。上から3つ目の丸、国際交流基金繰入金でございます。これについては、歳出でご説明いたしました国際交流事業の財源として、国際交流基金を取り崩し、繰り入れるものであります。  以上が市民まちづくり支援課所管分でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(小柳肇) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。  若月学委員。 ◆委員(若月学) 今ほど余り大きな動きはないんですが、財政調整基金の残り分というふうなことで繰り入れると。1つはふるさと新発田の残というふうなことと、あと地域福祉基金というふうなことなんですが、この地域福祉基金は結構金額も、これはどこへ充当するような感じになるんでしょうか、ちょっとよくわからないんで、ひとつお願いいたします。 ○委員長(小柳肇) 伊藤財務課長。 ◎財務課長(伊藤純一) 詳細は社会福祉課所管でございますので、そちらにお尋ねいただければいいんですけど、充当するというよりも、29年度に地域福祉基金から取り崩して充当した残り、余ったんです。それを今回繰り越しまして、再度積み立て直すというものでありますので、基金に戻すという形になっております。  以上でございます。 ○委員長(小柳肇) 渡邊喜夫委員。 ◆委員(渡邊喜夫) 17ページですか、環境衛生課のほうで。新発田地域広域事務組合負担金というようなことで、191万9,000円ですけども、こういった負担金というものは、本予算案のほうには計上しなくて、今回の補正のほうに負担金という形で上がっているんですが、広域ごみ処理運営事業の関係で、何かかさんだことによっての負担金がふえたのかどうなのか、その辺についてお聞かせください。 ○委員長(小柳肇) 坂場環境衛生課長。 ◎環境衛生課長(坂場賢一) 特段、施設の補修費がふえたとか、運営費がふえたというものではなくて、広域事務組合には交付税は算入されませんので、広域の事業によって新発田市に交付税算入された、もうちょっと詳しく言いますと、胎内市と新発田市の分を新発田市で一括算入しているはずなんですけども、これ財務課のほうで詳しいんですが、その交付税に算入された分が交付税確定によってふえたということで、特段何か事業が新しく始まったとか、何か壊れたというような内容ではございません。  以上です。 ○委員長(小柳肇) 加藤和雄委員。 ◆委員(加藤和雄) 多文化共生と交流ということで、国際交流推進事業ということで、各団体でチームをつくってでしょうか、そしてそこに支援するということなんですけども、94万ということなんですけども、何か中途半端な金額なんで、どういう形で算出したか、お聞きします。 ○委員長(小柳肇) 中野市民まちづくり支援課長。 ◎市民まちづくり支援課長(中野修一) それでは、加藤委員のご質疑にお答えします。  先ほど申しましたけど、日韓美術交流展支援委員会への負担金ということでございます。主な内訳といたしましては、美術品を展示する作業のときに、やっぱり通訳が必要でございまして、通訳謝礼に2万7,000円、それと議政府市の訪問団への記念品費として8万3,000円、消耗品費に5,000円、議政府市訪問団歓迎レセプションの食糧費として41万3,000円、それと会場の設営費といたしまして35万9,000円ということで、94万円ということで計上して事業を実施してまいりたいと考えております。  なお、本補正予算については、当市で開催するに当たって、最低限必要な経費として計上させていただいたものでございます。  以上でございます。 ○委員長(小柳肇) ほかに質疑はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第29号 平成30年度新発田市一般会計補正予算(第3号)議定のうち総務常任委員会所管分は、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(小柳肇) 挙手全員であります。  よって、議第29号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  これからの議案審査に関係のない説明員は、順次退席されて結構です。  次に、議第22号 損害賠償の額の決定についてを議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  坂場環境衛生課長。 ◎環境衛生課長(坂場賢一) それでは、議第22号 損害賠償額の決定について説明いたします。  本年4月25日に中曽根町地内で発生しました新発田市指定ごみ袋配送業務中の車両事故について、示談が調ったことから、損害賠償額の議決をお願いしたいというものであります。  以上です。 ○委員長(小柳肇) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。  稲垣富士雄委員。 ◆委員(稲垣富士雄) この車両事故は、不可抗力ですから、この問題は別として、今これ総務だと思うんですけれども、総務きょういないんで聞いてもわからないのかもしれませんが、車両がどの程度、何台ぐらいあって、どうなっているのか。それと安全運転の方法、そういう伝達がどういうふうになっているかというのを聞きたかったんだけど、これ総務課の扱いだと思うんで…… ○委員長(小柳肇) 稲垣委員、その件について、今回は損害賠償のこの件に関しての議案なので。
    ◆委員(稲垣富士雄) だから、別々に出ていますんで、これ全体からすればそういう問題が出てくるわけなんで、これはあくまでも環境衛生のほうだと思いますが、また次ほかの委員会にも出てくるんですよね。だから、全体的な問題がやっぱり車所有台数とか、そういうのが全く我々はわからないもんだから、そういうものを聞きたかったんだけど、これは総務課関係ですから、また機会があったら聞きたいと思いますけども、この問題に関しましては、不可抗力でありますので、問題ないと思うんですけども、そういう安全というか、そういうものを徹底していただいて、できるだけ交通事故にならないように、各課指導をお願いしたい、これは要望であります。 ○委員長(小柳肇) 若月学委員。 ◆委員(若月学) 今の指定ごみの配送中というふうなことではございますが、まずこれが時間帯が零時30分というふうなことで、お昼休みに当たるのか、またこれ業務として正しい車両管理、もしくは職員の方だとは思いますが、これであればどのようなタイムスケジュールで仕事をされているのかなというふうなことをちょっとお聞かせ願いたいと思います。 ○委員長(小柳肇) 坂場環境衛生課長。 ◎環境衛生課長(坂場賢一) 指定ごみ袋の配送につきましては、嘱託職員にお願いしているわけでありますけども、その日のルートについては、その日、その日で配るところが違いますので、そういったルートの関係で、若干12時に食い込む可能性もありますが、その分、別な時間に昼食時間や休憩時間をとっているということであります。 ○委員長(小柳肇) ほかに質疑ある委員はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第22号 損害賠償の額の決定については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(小柳肇) 挙手全員であります。  よって、議第22号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第49号 契約の締結について(新発田北部処理分区新栄町中継ポンプ場建設(土木)工事)を議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  原契約検査課長。 ◎契約検査課長(原浩司) おはようございます。一般議案書の49ページ、51ページをお願いいたします。  議第49号議案、契約の締結については、新発田北部処理分区新栄町中継ポンプ場建設(土木)工事について、平成30年8月17日に制限つき一般競争入札を執行し、株式会社伊藤組代表取締役、伊藤隆雄との間に平成30年8月21日付で仮契約を締結したものであり、契約金額は5億5,944万円であります。  以上であります。 ○委員長(小柳肇) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第49号 契約の締結について(新発田北部処理分区新栄町中継ポンプ場建設(土木)工事)については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(小柳肇) 挙手全員であります。  よって、議第49号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第47号 決算の認定について(平成29年度新発田市藤塚浜財産特別会計歳入歳出決算)を議題といたします。  担当支所長の説明を求めます。  椿紫雲寺支所長。 ◎紫雲寺支所長(椿芳行) おはようございます。  初めに、歳出であります。特別会計決算書251ページをお願いいたします。備考欄一番上の丸、一般管理費は管理委員会の報酬及び費用弁償など、管理事務に要した経費であります。  備考欄2つ目の丸、財産管理費は、財産区有林などの維持管理に要した経費で、下草刈りや危険木の伐採に係る手数料、松くい虫防除事業のための負担金が主なものであります。  備考欄3つ目の丸、藤塚浜財産区基金は、定期預金の利子分を基金に積み立てたものであります。  備考欄一番下の丸、地域振興事業費は、財産区民の福祉の向上に大きく寄与するものとして、藤塚浜地区の伝統文化の継承を図るための地域活動や藤塚浜町内会からの要望のありました藤塚浜集会所建設に対しまして、地域振興事業補助金として支出したものであります。  歳出は、以上であります。  次に、歳入でございます。249ページをお願いいたします。初めに、備考欄一番上の土地貸付収入は、新潟フォレストカントリー倶楽部株式会社JX日鉱日石開発株式会社紫雲寺風力発電株式会社などへの土地貸付収入であります。  次の藤塚浜財産区基金利子は、基金の一部を定期預金で運用したことによる利子収入であります。  次の藤塚浜財産区基金繰入金は、歳出でご説明申し上げました下草刈り、危険木伐採手数料、松くい虫防除事業負担金地域振興事業補助金に充てるため、財産区基金を取り崩し繰り入れしたものであります。  次の繰越金は、平成29年度からの繰越金であります。  以上であります。 ○委員長(小柳肇) 担当支所長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。  湯浅佐太郎委員。 ◆委員(湯浅佐太郎) おはようございます。今ほどの紫雲寺支所藤塚浜財産区の基金につきまして、またはその使い道につきまして、前の支所長にもお話を申し上げたんですが、意外にこの財産区、それから基金について、地域住民の方々によくご理解をいただいていないという情報がずっと一昨年、昨年来続いておりました。ぜひ役員の方々も含めて周知していただきたいんですが、藤塚浜財産区の基金の総額の残高は幾らになっているか教えてください。 ○委員長(小柳肇) 椿紫雲寺支所長。 ◎紫雲寺支所長(椿芳行) 財産区の基金残高につきましては、平成29年度末現在で約6億8,740万でございます。 ○委員長(小柳肇) 湯浅佐太郎委員。 ◆委員(湯浅佐太郎) ありがとうございました。  この残額も、今回は集会所の建設費ということで非常に集落の方々にはためになっているものと思いますが、この残額も含めて有効に使っていただくようにお願いして終わります。  以上です。 ○委員長(小柳肇) ほかに質疑ある委員はいませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第47号 決算の認定について(平成29年度新発田市藤塚浜財産特別会計歳入歳出決算)は、認定するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(小柳肇) 挙手全員であります。  よって、議第47号は認定すべきものと決しました。  次に、議第37号 決算の認定について(平成29年度新発田市土地取得事業特別会計歳入歳出決算)を議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  伊藤財務課長。 ◎財務課長(伊藤純一) それでは、歳出についてご説明いたします。  特別会計決算書と、それから決算資料として配付させていただきました図面を用いてご説明いたします。まず最初に、決算書の歳出です。備考欄一番上の丸…… ○委員長(小柳肇) ページお願いします。 ◎財務課長(伊藤純一) 失礼いたしました。10、11ページの歳出でございます。備考欄一番上の丸、土地開発基金費は、基金利子を積み立てたものでございます。備考欄の2つ目の丸、土地開発基金償還金は、土地開発基金を原資として取得した土地を事業に供するため、新発田市一般会計に売却し、その収入をもって基金へ償還するものでございます。平成29年度に売却した土地は、図面の太線で囲まれた部分、五十公野公園荒町線の街路に隣接する用地の売り払い2件分でございます。  次に、歳入についてであります。8、9ページをごらんください。備考欄一番上の用地使用料は、保有地の電柱設置に係る使用料でございます。その下の土地開発基金利子は、歳出でご説明いたしました基金利子でございます。その下の土地売払収入は、歳出でご説明いたしました2件の用地の売り払い収入でございます。  以上でございます。 ○委員長(小柳肇) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。  若月学委員。 ◆委員(若月学) 所管ではないとまた言われるかもしれないんですが、今この豊町の路線価といいますか、それに見合う単価というのは、これとその金額的には違差があるものなんでしょうか。それとも、どのような形での算出方法でこのような金額になったのか、ちょっと教えていただきたいと思います。
    ○委員長(小柳肇) 伊藤財務課長。 ◎財務課長(伊藤純一) これにつきましては、取得した時点の簿価で一般会計にもう一回戻しておりますので、今この時点、この金額で、簿価で今普通財産としまして財産管理課のほうで売却の予定としているものでございます。 ○委員長(小柳肇) よくわかんない。  若月学委員。 ◆委員(若月学) 簿価というふうなことだと、現実的に路線価というのがあると思うんですが、要は一般の売り払いと、それから路線価というのが当然出てきていて、簿価という考え方と路線価というのはちょっと違うと思うんですが、その辺かみ合っていないというか、ちょっとよくわからないので。 ○委員長(小柳肇) 要は、今ほどの話は特別会計から一般会計に移して、一般会計から今度一般の市民なりに売却するから、そのときは…… ◆委員(若月学) そういう意味か。 ○委員長(小柳肇) だから、会計上のやりとりは簿価でという…… ◆委員(若月学) なるほど。           〔「わかりました」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) ということですよね、課長。 ◎財務課長(伊藤純一) はい。           〔何事か呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) よろしいですか。  ほかに質疑ありませんか。よろしいですか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第37号 決算の認定について(平成29年度新発田市土地取得事業特別会計歳入歳出決算)は、認定するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(小柳肇) 挙手全員であります。  よって、議第37号は認定すべきものと決しました。  次に、議第46号 決算の認定について(平成29年度新発田市コミュニティバス事業特別会計歳入歳出決算)を議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  中野市民まちづくり支援課長。 ◎市民まちづくり支援課長(中野修一) それでは、コミュニティバスの事業の特別会計の決算の主なものについてご説明申し上げます。  初めに、歳出でございます。特別会計の決算書の235ページをごらんください。1つ目の丸、コミュニティバス運行事業は、新発田市コミュニティバス、川東コミュニティバス、あやめバス、松浦地区デマンド乗合タクシーの運行または準備に要した経費でございます。主な内容をご説明いたします。燃料費、修繕料、警備保障業務委託料、菅谷、加治コミバス委託料、バス借上料については、NPO法人七葉が運行しております菅谷、加治地区の菅谷コミュニティバスの運行経費に要したものでございます。その下の地域公共交通活性化協議会補助金については、市街地を循環するあやめバスと川東コミュニティバスの運行経費、松浦地区デマンド乗合タクシーの運行準備経費などの補助金として、新発田市地域公共交通活性化協議会へ支出したものでございます。コミュニティバス運行事業交付金は、地域の努力により従前の運行に比べ削減できた経費の一部を菅谷、加治地区の新発田市コミュニティバスを運行しておりますNPO法人七葉へ交付金として支出したものでございます。その下のコミュニティバス運行事業の繰越明許費分は、通学支援にも使用しております車両の修繕を新年度に間に合わせるため春休み中に着手し、翌年度に繰り越して実施したものでございます。  その下のコミュニティバスの運行基金費は、新発田市コミュニティバスの広告収入と新発田市コミュニティバスの運賃収入の約5%分を基金として積まさせていただいたものでございます。  歳出は以上であります。  次に、歳入であります。231ページをごらんください。1つ目、コミュニティバス利用料は、コミュニティバスの利用料として現金、回数券及び定期券の代金を収入したものでございます。  2つ飛んで、一般会計繰入金は、事業を運営するために一般会計から繰り入れたものでございます。  その下のバス広告料収入は、コミュニティバスの車両内外に掲示しました広告料の収入でございます。  次に、233ページをごらんください。1つ目、生活交通確保対策県補助金は菅谷、加治地区を運行しております新発田市コミュニティバスに係る県補助金であります。  その下の繰越金は、歳出でご説明いたしましたコミュニティバス運行事業の繰越明許費分の財源として繰り越したものでございます。  以上が平成29年度コミュニティバス事業特別会計決算の概要であります。よろしくお願いいたします。 ○委員長(小柳肇) 中野課長、235ページの地域公共交通活性化協議会補助金の説明のところで、川東、松浦地区などと言ったんですが、などということにはほかにもあるんですか。それとも、などは要らないということでしょうか。  はい。 ◎市民まちづくり支援課長(中野修一) そのほか協議会の活動等にも経費が消耗品等要してあるということで、などということで表現いたしました。 ○委員長(小柳肇) などで正しいということですね。わかりました。  担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。  湯浅佐太郎委員。 ◆委員(湯浅佐太郎) どうもありがとうございます。  29年度のコミュニティバス事業につきましては、いろんな展開もこれから考えられますので、大変いいところと悪いところも含めて、これは当然市長の肝いりもありますんで、何とか成功させなければいけないという事業となっておりますが、一般会計の繰り入れがやはり1億を超えて、非常に運営そのものも、この内容につきましても多分いろんな決算や予算で資料請求されていると思うんですが、今回の決算のところに出ていたかどうかあれですが、この一般会計の繰り入れにつきまして、ことしも含めて内容について詳しくというか、29年度ですからその辺の状況についていいところと悪いところ、わかる範囲内で教えてもらえますか。 ○委員長(小柳肇) 宮村公共交通推進室長。 ◎市民まちづくり支援課公共交通推進室長(宮村崇康) 今ほどの湯浅委員のご質疑にお答えをいたします。  一般会計から特別会計の繰入金の関係なんですけれども、平成29年度が約1億500万ということですけれども、運行しておりますまず路線で申し上げますと、先ほども説明いたしましたが、菅谷、加治地区の新発田市コミュニティバス、それと川東コミュニティバス、あやめバス、あとは松浦のデマンドという形になっております。それぞれ運賃収入やら運行経費やらありますので、案分するような形で経費を割り当てながら、その路線でいいますとやっておりますけども、若干の内訳仮に申し上げますと、新発田市コミュニティバスが4,500万ほど、川東コミュニティバスが4,200万ほど、あやめバスが1,300万ほど、松浦のほうがこれ準備ですけども、270万ほどというような内訳になってございます。29年度につきましては、新しく松浦地区が加わり、ここまず1つふえたということであります。29年度から比較すると、そんな形になっております。  運行の状況からしますと、最近少子化ということで、例えば新発田市コミュニティバス、菅谷、加治のほうは、残念ながら高校生は乗車率は非常に高いんですけれども、いかんせん高校生の絶対数が減ってきたということで、利用としてはそういった状況にあります。川東につきましては、26年度から運行を開始しましたけども、右方上がりに順調に伸びてきております。中身といたしましては、何が伸びているかといいますと、食品団地、岡田にありますけども、そこへの利用、あとは商高の高校生の利用がふえているという状況であります。一方、地元の方がなかなかお乗りいただいていないという状況があります。あやめバスにつきましては、市街地を循環しておるということで、堅調な推移をしているという状況です。松浦につきましては、ご存じかもしれませんが、月150人ちょっと下回るぐらいの利用が続いているというような状況です。  以上であります。 ○委員長(小柳肇) 湯浅佐太郎委員。 ◆委員(湯浅佐太郎) ありがとうございました。  大変な事業と思いますし、これからまた市民の足としても、非常に大事な事業になってくると思います。実証実験等も含めて、何とか成功させる、また乗っていただく。そして、いいところはまたよりよく、この歳入にもありますように、やはり当然利用料は1,185万ぐらいですし、バス広告料の収入も96万3,000円なんで、この辺をもう少しいろんなアイデアやら地域の方々のご協力もいただきながらやっていただきたい。  実証実験についても、いろいろアンケートとったりやるということがお盆、夏から秋にかけてやるという話を聞いて楽しみにしていましたし、どうやってやっぱり乗っていただくかという具体的な案についても出てくると思いますが、何とか地域の方々のご協力をいただきながら、全体的にその東小学校区、東中学校区も含めて、これから豊浦、それから等々周辺の地域に多く乗っていただくための作戦になってこようと思いますんで、その辺この間も市長に一般質問して、なかなかちょっと的を射ない回答もいっぱいありましたけど、ぜひまちづくり支援課のそのコミバスについては、本当に地域挙げて協力していますんで、何とか頑張っていただきたいと思いまして、終わります。 ○委員長(小柳肇) 若月学委員。 ◆委員(若月学) 済みません、実証実験というふうなことで松浦号、今運行しておりますが、そのバスについては、広告収入とかそういうふうなところまだやっていないとは思うんですが、私実は北区でしょうか、あの辺たまたま見かけたバスによりますと、やはりそこにも広告の掲載があったりしていって、それで非常にコンパクトでありながら、ああ、こういうふうな宣伝というか広告もやっているんだなというようなことで、今後そのような考えがこの中に何らかの形で反映されていくものか。  また、ほかの川東コミュニティとか書いてあるバス、稲穂とかさまざまあるんですが、ああいうふうな非常にアニメ的な視覚的に訴えるものあるんですが、ああいうところにも今後広告というものは打っていかれるのか、ちょっとその辺の方向性を伺っていきたいと思います。 ○委員長(小柳肇) 宮村公共交通推進室長。 ◎市民まちづくり支援課公共交通推進室長(宮村崇康) 今ほどの若月委員のご質疑にお答えをいたします。  松浦のデマンドの広告、松浦に限ってということでよろしかったでしょうか。 ◆委員(若月学) はい。 ◎市民まちづくり支援課公共交通推進室長(宮村崇康) 松浦地区の車両につきまして、ジャンボタクシーを使っているということでご存じだと思うんですけれども、タクシー会社の車両をそのまま使っている関係で、まず外側にはなかなかラッピングをして広告というのは難しい状況であります。松浦号というマグネットのステッカーみたいなものを張らせていただいて、使わせていただいております。もしその松浦号の運行がなければ、ご自分のタクシー会社のジャンボタクシーとして使っているという状況もございます。外側そういう状況です。内側のほうの広告は、今現在やっておりませんけれども、この実証運行期間の中でそういったことがもし可能であれば、ぜひ検討をしていきたいなというふうに思っております。  どこのバスが今広告を得ているかというところなんですけども、菅谷、加治地区を運行しております新発田市コミュニティバス、こちらのほうにガス会社でありますとか、医療機関でありますとか、そういったところから広告をいただいております。あやめバスのほうにつきましても、きれいなラッピング、あるいは川東のほうもきれいなバスのラッピングしておりますけども、外側には広告今ない状況でございます。その辺も検討していきたいと思っておりますけど、以上です。よろしくお願いいたします。 ○委員長(小柳肇) よろしいですか。  加藤和雄委員。 ◆委員(加藤和雄) 29年度ですけども、あやめバスについてなんですけれども、この資料いただきましたけれども、目標人数8万956ということで、達成率が100.9%となっています。100%超えているということで、すごい、喜ばしいと思うんですけれども、一番当初平成24年は目標人数が10万人ですね、24、25年。そして、26から28年まで9万2,000になっています。今回29年度は目標が8万ということで、目標自体が下がっていますけども、それについてどうして目標を下げたのか。  それからもう一点、あと時刻表とかバス停の変更などどういう形でしているのか。どういう協議の中でしているのか伺いたいと思います。 ○委員長(小柳肇) 宮村室長。 ◎市民まちづくり支援課公共交通推進室長(宮村崇康) 今ほどの加藤委員のご質疑にお答えをいたします。  あやめバスの利用状況ということでございます。今お話ありましたとおり、確かにここ数年減っている状況もございます。状況からしますと、ピークとしては平成20年がピークでございました。28と29を比較していただきますと、ふえているという状況でありますけれども、昨年冬、なかなか気候のほうが厳しかったということで、バスの利用が逆に気候が悪いとふえるということであります。天気によって年度で若干の増減は見られるんですけれども、そういう状況であります。  この目標なんですけれども、基本的に運行している中で何人乗ってもらいたいというこっちのほうの考え方もちろんあるんですけども、それに基づいて設定をさせていただいております。大きく状況が変わったのは、平成26年のときに川東のコミュニティバスが運行して、市街地のほうに乗り入れてきたんです。そのときに、ダイヤ含めいろいろと変えさせていただいております。状況として、どうも今までの推移を見ていると、26年にそのダイヤを改正したんですけれども、利用者からするとダイヤを改正すると定着に時間がかかって一時がくっと落ちる、推移をごらんいただくとそうわかると思うんですけども、いう状況であります。それが落ちついてくると、年々また右肩上がりに上がっていくというような形になっております。  それと、バス停のほうなんですけれども、これもほぼ当初に運行を開始したときから大きく変えてございません。大きく変えたといいますか、変えたところは、西新発田高校あるいは城址公園のあたりを、これ平成26年だったでしょうか、ちょっと記憶あれなんですけれども、バス停として加えさせていただいたり、例えば観光客が城址公園に来ていただけそうだぞとか、あるいは西高の高校生も乗車してもらいたいなということで、その状況に応じて加えてきたというような経緯であります。  それと、外周りのほうでいきますと、イオンに直接行くほうと御幸町を経由するほうがありますけども、そういった形で利用が見込めそうなその空白区域、大栄町とか御幸町のあたり空白区域だったんですけども、その辺を新しくルート決定したりという形で柔軟に運行しているというような状況であります。  以上であります。 ○委員長(小柳肇) 質疑はございませんか。よろしいですか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第46号 決算の認定について(平成29年度新発田市コミュニティバス事業特別会計歳入歳出決算)は、認定するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(小柳肇) 挙手全員であります。  よって、議第46号は認定すべきものと決しました。  次に、議第35号 平成30年度新発田市コミュニティバス事業特別会計補正予算(第1号)議定についてを議題といたします。
     担当課長の説明を求めます。  中野市民まちづくり支援課長。 ◎市民まちづくり支援課長(中野修一) それでは、コミュニティバス事業特別会計の補正予算についてご説明申し上げます。  補正は、債務負担行為の設定であります。78ページをごらんください。コミュニティバス運行事業は、新発田市コミュニティバス、川東コミュニティバス、あやめバス、松浦地区デマンド乗合タクシーの運行など行っている事業でありますが、そのうち新発田市コミュニティバスにおける中型バスの購入に係る経費について、債務負担行為を設定したいというものであります。  新発田市のコミュニティバスは、平成18年10月に運行開始しましたが、運行当初から使用をしてきました中型バスの経年劣化に伴い1台の入れかえを行うもので、中型バスの入れかえは今年度に引き続き2台目となります。納車までの時期につきましては、バスの受注生産の関係上7から8カ月程度の期間を要することから、現有車両のリース期間が満了を迎える平成31年8月末までに入れかえを行う予定としております。当初予算では間に合わないことから、債務負担行為の設定をお願いしたいものであります。  説明は以上でございます。 ○委員長(小柳肇) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。  湯浅佐太郎委員。 ◆委員(湯浅佐太郎) 今ほどの中型バスにつきましては、2台目の入れかえということで、平成18年からですから、もう10年ぐらいたってくるとバスも悪くなるんですか。悪くならないの。だけど、当然乗っている人の安心、安全を考えれば、いろいろと、がたが来たりしている部分があって、中古というわけにもいかないんでしょうけど、今全部で何台ぐらいあって、これから当然経年劣化というか、毎年走っていれば悪くなってくることがあるので、何台あって、そういうふうにここ数年、毎年、毎年1台ずつぐらいかえていくのか、その辺の状況についてわかりましたら教えてください。 ○委員長(小柳肇) 宮村室長。 ◎市民まちづくり支援課公共交通推進室長(宮村崇康) 今ほどの湯浅委員のご質疑にお答えをいたします。  車両の数なんですけれども、リースでございまして、今現在……           〔何事か呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 中野課長。 ◎市民まちづくり支援課長(中野修一) 大変申しわけございません。  リースですけれども、中型を4台、それとマイクロバスが2台、それプラス市が所有が1台でございます。中型の4台のうち1台は、ことし買いかえております。リースが3台で、1台直接所有しているというものでございます。           〔何事か呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 中野課長。 ◎市民まちづくり支援課長(中野修一) それで、リースを開始した年数がほぼ同じでございますので、一度に全ての台数を交換すると予算の関係もございますので、バスのその状況を見て年次的に交換をしていくように考えております。 ○委員長(小柳肇) 先ほど市所有1台というのは、中型が4台が3台になったから、市所有が1台になった。まとめると、中型が3台で、マイクロが2台で、市所有が1台が今の結果的な数ということでよろしいですね。  中野課長。 ◎市民まちづくり支援課長(中野修一) 済みません、説明が一転二転しまして。  まず、中型については全部で4台ございまして、リースが3台、それで所有が1台でございます。それと、マイクロバスについては、全部で3台ありまして、リースが2台、市の所有が1台ということでございます。 ○委員長(小柳肇) 稲垣富士雄委員。 ◆委員(稲垣富士雄) リースの契約内容ですけども、我々だとリースをしても残存という一つのあれがあるんですが、行政側としては残存という契約の中で契約されているのか。それとも、全くお払い箱で、終わってしまえばゼロになるのか、その辺ちょっとどういう契約なのか教えていただきたい。 ○委員長(小柳肇) 中野課長。 ◎市民まちづくり支援課長(中野修一) リースの内容でございますけれども、車両のほうは使用を重ねていきますと年数がたっていくと修繕料が結構かさんでくるような形になっております。リースの形態としましては、壊れたことを想定して、年数がたつとだんだんちょっとリース料が上がっていくというような形態になっております。ということで、いろいろ積算をしまして、年数を乗るんであれば直接市が購入したほうが財政的にはメリットがあるということで、順次入れかえていくことにしたものでございます。ということで、修繕費がかさんでいくので、リースが終了した段階ではリース会社に返却をするということで考えてございます。 ○委員長(小柳肇) 稲垣富士雄委員。 ◆委員(稲垣富士雄) リースの内容ですけども、そういうことで乗れば悪くなるのは当たり前で、例えば5年リースとか、10年リースとかありますよね。だから、車の種類によっては壊れやすい、また長距離に使う部分においては短いほうがいいのかもしれませんが、我々民間からすれば、5年リースにすれば5分の1であっても、例えば1,000万のものが残存300万残れば700万のリースというふうに契約内容が出るんですけども、行政の場合は使い捨てという格好とれば、やっぱり長く乗っていただかないと余りメリットがないということにつながるんですが、その辺今聞いたら長く乗れば傷むんで、廃棄にするという話なんですが、それはリース会社がそういうふうな契約でやっていると思うんです。だから、どっちが得かというと、わからない部分はあるのかもしれませんが、やっぱりリースでも有利にする。私なんかリースの場合は、いつでも新車乗れるように、3年とか、5年、短くして、それで残存をふやして、それで下取りしてもらう。それで、残りののをまたリース組むというようなやり方していましたんで、新しいものにずっと乗り続けられたんです。だから、そういう方法もあるんで、一応参考にしながら、やっぱり乗っていけば壊れるし、傷むし、それは仕方ないことなんですが、やっぱり有利な方をとるべきだというふうに思いますので、その辺参考にしながら、また教えていただければというふうに思いますので、これは要望であります。 ○委員長(小柳肇) ほかに質疑ありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第35号 平成30年度新発田市コミュニティバス事業特別会計補正予算(第1号)議定については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(小柳肇) 挙手全員であります。  よって、議第35号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第27号 新発田市議会議員及び新発田市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  担当局長の説明を求めます。  佐久間選挙管理委員会事務局長。 ◎選挙管理委員会事務局長(佐久間康) それでは、一般議案書の41ページをお願いいたします。公職選挙法の一部を改正する法律が平成29年6月21日に公布され、平成31年の統一地方選挙に合わせて、同年3月1日から施行されることに伴い、条例を改正するものでございます。このたびの法改正では、市議会議員の選挙において、候補者の政策等を有権者が知る機会を拡充するため、市長選挙と同様に候補者が選挙運動のためのビラを頒布することができることとされ、市条例で定めるところにより、ビラの作成について無料とすることができるものとなっております。  改正内容といたしましては、本市の選挙運動の公費負担に係る条例である新発田市議会議員及び新発田市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例と、新発田市長の選挙におけるビラの作成の公費負担に関する条例を1つに整理し、市議会議員の選挙における選挙運動用ビラの経費を公費負担できる規定を追加して、新発田市長の選挙におけるビラの作成の公費負担に関する条例を廃止しようとするものでございます。  説明は以上でございます。 ○委員長(小柳肇) 担当局長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑ある委員の発言を求めます。  小川徹委員。 ◆委員(小川徹) 大変ありがたい法律なんですけれども、ビラの内容、どの辺まで許容できるのか。何を書いてもいいというもんでもないと思うんだけども、その辺は規制があるもんですか。 ○委員長(小柳肇) 佐久間局長。 ◎選挙管理委員会事務局長(佐久間康) ビラにつきましては、一定の宣伝目的をもって作成され、不特定多数の人に無償で頒布する文書、図画でありまして、つづられていない1枚刷りのものでございます。大体大きさとしましては、A4サイズ以下でございます。両面の印刷も可能でございますが、そのようなものを指します。そういうことで、パンフレットとか、小冊子的なものは対象外となります。記載内容につきましては、特に制限はございませんが、表面に印刷者の氏名、法人については名称、住所を記載しなければなりません。また、ビラには市選管が交付いたします証紙を張らなければ頒布することはできません。  以上でございます。 ○委員長(小柳肇) 小川徹委員。 ◆委員(小川徹) 何を書いてもいいという話になるんですかね。例えば誹謗中傷みたいなことを書いたとすると、やっぱりかなりいけない、だめだとは思うんですけども、今の話だと規制がないという話になると、例えばある候補者を名前を出して、そういうことはないと思うんですけども、そういうことをもし許せるとすれば、公費でそういうことを許すというような話になってしまうみたいな気がするんですけども、全くその辺の規制はないんですか。 ○委員長(小柳肇) 佐久間局長。 ◎選挙管理委員会事務局長(佐久間康) 今ほどの質疑にお答えしますが、法の規定上特にそのような制限ということはございません。ただ、常識の範囲かなとは思いますし、その内容が犯罪を構成するような場合、そういったものにつきましては、それぞれの法律の処罰対象となりますので、そういった部分につきましては、別な法律のほうで規制がございます。  以上です。 ○委員長(小柳肇) ほかに質疑はありませんでしょうか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第27号 新発田市議会議員及び新発田市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(小柳肇) 挙手全員であります。  よって、議第27号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議第23号 新発田市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例制定についてを議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  海老井情報政策課長。 ◎情報政策課長(海老井淳) それでは、一般議案書の9ページをお開き願います。  国においては、行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律が定められており、法令により書面で行うこととされている行政手続を、インターネットなどの通信技術を活用する方法、いわゆるオンラインで行えるようにしておりますが、その対象は法律を根拠とした手続に限られております。そこで、市の条例及び規則等に定めのある書面等で行うこととしている行政手続について、オンラインで行うことを可能とするための共通事項を定める条例を制定したいというものです。  条例の主な内容といたしましては、条例等に基づき、書面で行うとされている手続等及び処分通知等についてオンラインで行うことができ、その場合においては、書面等により行われたとみなすこと、また、市がオンライン化される手続等の状況について、市ホームページ等により公表すること、また、オンラインによる手続等の利用を促進するため、システムの整備などの措置を講ずることについての努力義務などについて定めてございます。これにより、例えば市の施設の利用申し込みを新たに電子申請でスタートするといった場合に、施設設置条例や規則を個別に改正する必要がなくなり、オンラインでの手続をスムーズに導入することが可能となるものです。  以上であります。 ○委員長(小柳肇) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑ある委員の発言を求めます。  湯浅佐太郎委員。 ◆委員(湯浅佐太郎) 行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例が国の定める法律にのっとって改正されるのはわかりましたが、それによって、先ほどおっしゃっていただいたホームページやら周知義務やらかかってくるものについて、電子的に処理できるサービスがどんどん、どんどん多分ふえてくるんでしょうけども、それらを情報推進ですから、情報政策ですから、今までのクラウド、それから今までのサービス、それから今までのサーバ等々にかかわるものについて、どんどん、どんどんまた雪だるま式にそういったものがふえてきて、財政的にもかなりかかってくるのではないかというふうに危惧するわけですが、その辺の情報、例えばそれを今いう電子決済やら、電子的にすることによって、申請をした、届け出をした、また住民票とか、そんなものは今コンビニでもできるので、そこらまでちょっとわかりません。いろんなものがあるので、はっきりとは全部言い切れませんが、どんどん、どんどんそういう経費がかかってくるということが考えられるんですが、その辺についてわかったら教えていただけますか。 ○委員長(小柳肇) 議案と質疑の趣旨がちょっとずれているんじゃないかなと思うんですけど。 ◆委員(湯浅佐太郎) 議案はわかったけども、議案は通ったから、どんどん、どんどん金かかりますよというんでは困るんで、その議案にのっとってサービスができる条例はできましたと。それにかかわってくる経費があるとすれば、前もって言っていただけば条例自体が認められないという話になるかもしれないんで、それで本当にいいんですかということで、その辺もご説明いただかないと条例も、みんながやるから、やるんだということにはならないんではないかということで、わかる範囲内でもし、何でもかんでも条例通ったから、あなた、条例通ったから、いいと言ったじゃないですかといって、後でこんなにかかりますということではちょっと違うんではないかということで質疑させてもらいました。 ○委員長(小柳肇) そもそも論的な部分ですね。これについては可能な範囲で答弁お願いします。  海老井課長。 ◎情報政策課長(海老井淳) ただいまのご質疑についてなんですけれども、今回この条例を制定したからといって新たなシステムを整備するといった予定はございません。今、市が使用している電子申請システムがございますので、これに基づいて手続をふやす場合は使うということになりますので、これによって新たに経費がふえるといったことはございません。また、今おっしゃったようにいろいろなシステム関連経費かかりますけれども、私どもも新たな更新の際とかには当然仕様を見直したりとか、そういったところの経費の削減心がけるようにしておりますので、その辺は今後も努力してまいりたいというふうに考えております。  以上です。
    ○委員長(小柳肇) 湯浅佐太郎委員。 ◆委員(湯浅佐太郎) その辺の心配することもないのかなという気はしますが、ただやはりこれから出てくるであろう電子的なサービスに関しては、在宅においてのパソコンの処理であるとか、スマホであるとか、携帯端末からいろんなことができる時代になってくるので、当然それができることが市民サービスにつながっていくということはあると思うんですが、それについて条例ができたからといっていろんなところに波及して、これもこうです、これもこうですというときはやはり我々チェックしなくちゃいけないんで、ブラックボックスにならないように一つ一つ丁寧に見ていきたいと思いますが、丁寧にひとつ説明のほうも我々、わかりやすくしていただきたいと思いますんで、要望として終わります。 ○委員長(小柳肇) 若月学委員。 ◆委員(若月学) 条例制定は非常にいいことになるのかなというふうには思うんですが、今現状でこれがないと、この条例を制定しないと不都合があるとか、書いてあることは、かみ砕くと、磁気的に記録されている事項を縦覧、または閲覧に供することだとか、作成するというふうなこと、これは各課がいろいろ今ホームページのほうで張りつけたり、また見てくださいみたいな形で出しているところもあります。しかしながら、これによって具体的に何が変わるのかというのがちょっとよくわからないのです。というのは、今、会館ですとかの貸し館の関係だとか、そういうのもあると思うんですが、具体的にこう変わるんだ、この事業においてこういうふうに変わっていくだろうだとか、どのように具体的に見える化になるのかちょっとよくわからなくて、ただ書くことによって縛りきつくして、各課の情報が逆にいうと情報政策のほうで一括で縦覧、閲覧してからやるんであれば、速度が遅くなるのかなというふうなこともありますし、何が便利になって、何か今現状不都合があって、こういうふうによく変わるんだよというふうな具体的な例をちょっと教えてください。 ○委員長(小柳肇) 海老井課長。 ◎情報政策課長(海老井淳) 今、当市においては、以前から市民の皆様に電子申請ご利用いただいておりますけれども、近年のスマートフォン普及など、電子申請の利用環境が身近になってきたこと、こういったことから、この条例を制定したいというようなことになります。具体的にどう変わるかという話になりますけれども、これまでですと、例えば先ほどおっしゃった施設予約に関してなんですけれども、今、施設予約を開始していない施設ございまして、そういったところが今後施設予約システムを使って申請を受け付けたいといったときに、これまでですと個別の規則等改正して対応していたんですけれども、今回この条例を制定することによってその辺の手続が簡略化されると、すぐにシステムで施設予約を開始することができると、そういったようなメリットがございます。そういった意味では、今後のための基盤づくりといったところが今の時点では大きいところなんですけれども、今後手続がふえた際にそういった手続を省略化したいと、そういったことから、今回制定させていただきたいというようなことでございます。  以上です。 ○委員長(小柳肇) 加藤和雄委員。 ◆委員(加藤和雄) 例えば今までですと、何か申請出しますでしょう。そうすると、押印してちゃんと書類書いて出して、そして許可もきちんともらいに来てもらうと、そういう場合、それを電子的にやりとりできるということですよね。そうした場合、個人の確認とか、そういうものというのはどんなふうにやるものなんでしょうか。 ○委員長(小柳肇) そこまでいくとさらにまたもともとの話になってしまうので、要は今まで紙で出さなきゃだめだというものが、申請書というものを電子的に出すことが可能になるということですね。           〔何事か呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 今の質疑が大もとのもとになっちゃったからという。           〔「委員長が説明しちゃだめ」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 海老井課長。 ◎情報政策課長(海老井淳) 今、電子申請で行っているものでいいますと、例えば簡単なもの、署名、押印必要ないもの、例えばイベントの申し込みとか、そういったものについてはこういったものの網にかからないということで、今までどおり進んでいくんですけれども、例えばそういった押印とか、署名が必要な書類をこういった手続を使いたいというところになりますと、よく言われる電子署名といったものですとか、電子証明書、こういったものを使って署名、また押印にかえて本人確認をするといった、そういうことになります。  以上です。 ○委員長(小柳肇) ほかに質疑はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第23号 新発田市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例制定については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(小柳肇) 挙手全員であります。  よって、議第23号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、議第25号 新発田市税条例等の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  渡邊税務課長。 ◎税務課長(渡邊太) お疲れさまでございます。一般議案書の21ページからとなります。  改正理由といたしましては、地方税等の一部を改正する法律の公布に伴い、ことしの10月から平成34年10月にかけて段階的にたばこ税の税率が引き上げられるため、所要の改正を行うというものです。国、地方で厳しい財政事情にあることを踏まえまして、安定的な財源の確保の観点から、たばこ税の負担水準が見直されるものであります。  主な改正内容としては4点ございます。第1点目といたしまして、紙巻きたばこの税率がこの10月から平成33年10月まで4年間かけまして、段階的に3回、国税、地方税合わせましてたばこ1本当たり3円、1箱60円引き上げとなります。1回の引き上げ額は、たばこ1本当たり1円、1箱20円となりますが、これを平成30年10月、平成31年10月は消費税率の引き上げが予定されていることなども踏まえて据え置き、平成32年10月、平成33年10月に行うというものです。  第2点目といたしまして、加熱式たばこの課税方式の見直しを行うというものです。加熱式たばこは、近年販売量が急速に増加しており、シェアが紙巻きたばこ比で1割強と言われております。現在の課税方式は、加熱式たばこの重量を紙巻きたばこの本数に換算して税額を算定しているため、製品重量が軽い加熱式たばこは、紙巻きたばこと比べて税負担が低くなっており、また加熱式たばこ間でも製品重量に差があることから、軽いほど税額が低く、税負担が大きく異なっているため、課税の公平性の観点から、見直しが行われるものであります。  新算定方式では、重量と価格を紙巻きたばこの本数に換算する方式としたところであり、これによりまして、加熱式たばこと紙巻きたばこの税額の差が縮小されることとなります。加熱式たばこの課税方式の見直しにつきましても、急激な税負担が及ぼす消費者等への影響にも配慮を行う趣旨から、増額はこの10月から平成34年の10月まで、5年間かけまして段階的に5回行われます。現行の重量のみによる換算方式の割合を徐々に低くしまして、新算定方式である重量と価格を合わせた方式の割合を高くして段階的に税額を上げていくものであります。  第3点目といたしまして、平成31年4月に予定されている旧3級品と呼ばれている税額が低い6銘柄の紙巻きたばこに係る税率の引き上げを平成31年10月に実施に延期するものであります。特例税率の廃止に伴う経過措置が終了することによりまして、平成31年10月から紙巻きたばこの税額は統一されることとなります。  第4点目といたしまして、たばこの手持品課税が実施されます。手持ち品課税とは、たばこ税が増額となる時点で、たばこ販売業者などが店舗などに一定量以上たばこを所持している場合に、税率の引き上げ分に相当するたばこ税が課税されます。手持品課税は、平成30年10月以降、計4回実施することとなっております。  以上が税務課所管分の改正内容であります。よろしくお願いします。 ○委員長(小柳肇) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑ある委員の発言を求めます。  加藤和雄委員。 ◆委員(加藤和雄) 新発田市もたばこ税がだんだん減ってきているんですけれども、ことし10月から税率が引き上げられるということなんですけども、大体どのくらい新発田ではふえる予測しておりますでしょうか。 ○委員長(小柳肇) 渡邊税務課長。 ◎税務課長(渡邊太) 税収の減少幅の縮小にはなりますけれども、税収増となることは厳しいと考えております。健康志向によりまして、喫煙人口がまず大きく減っているということと、税収も年々減少しているというのが現状でございまして、かつては増税幅が減少幅を上回りまして、増税によって税収は一時的にふえてくるんですけれども、やがては減少に転じていくというような流れになっておりまして、やはり人口減少に加えまして喫煙率が非常に減少が著しく進んでおりますので、かつてのような増税効果は得られないと考えております。今年度の収入見込みが6億4,700万ぐらいを見込んでいるんですけれども、これが昨年度、29年度決算ですと6億7,000万くらいだったんですけども、そこよりも2,200万くらい減るんではないかと試算しております。予算額は6億3,000万ですから、それよりは1,000万くらいはふえるんですけれども、税収としてはかなり厳しくなってくるんではないかと考えております。  以上です。 ○委員長(小柳肇) 加藤和雄委員。 ◆委員(加藤和雄) そうすると、税率アップしてだんだん減収していくと、いろんな要因があろうかと思いますけれども、でも政府がやろうとしているのは財政事情ということで、財源確保のために引き上げるということだと思うんですけれども、新発田の場合はそれでも減収していくということですね。いいです。わかりました。 ○委員長(小柳肇) ほかに質疑はありませんでしょうか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。  加藤和雄委員。 ◆委員(加藤和雄) 賛成の立場で討論したいと思います。  共産党といえば、財源不足を庶民増税ということで課していくというものについてはずっと反対してきているわけですけれども、今回のたばこ税に関しては、やはり健康上の問題、それから受動喫煙の問題等ありますし、やむを得ないんじゃないかなと。しかも、増税することによって喫煙数も減っていくということだと思うんで、今回はやむを得ないんじゃないかなと思います。賛成いたします。 ○委員長(小柳肇) ほかに討論ある委員はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第25号 新発田市税条例等の一部を改正する条例制定については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(小柳肇) 挙手全員であります。  よって、議第25号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で……  湯浅佐太郎委員。 ◆委員(湯浅佐太郎) 議案のほうはこれで審査されたと思うんですが、我々の所管業務の中において、先週、一般質問において蔵春閣の移設の案という市長答弁がありました。聞くところによると、その所管業務はみらい創造課の所管であるということで、我々総務委員会としても蔵春閣の移転、移設、設置については、所管業務として議論するに値するんではないかなと。ぜひ閉会中の継続審査の中に入れていただいて、議会としての目安、めどをつけたいというふうに思いますので、ぜひ閉会中の継続審査に加えて審査をしていただきたいと思いますので、動議します。よろしくお願いします。 ○委員長(小柳肇) 今のとりあえず、まず総務常任委員会に付託された議案の審査ということで一旦そちらについては終結したいと思います。その後ということでよろしいですか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 以上で当総務常任委員会に付託された議案の審査は全部終了いたしました。  なお、これらの議案について委員会報告書の作成は委員長に一任願いたいと思いますが、ご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) ご異議ありませんので、委員会報告書の作成は委員長に一任されました。  引き続きでございますが、今ほど湯浅佐太郎委員のほうから、閉会中の継続審査にかかわる事務調査の中で、蔵春閣に係る問題を特化して取り上げてはどうかというご提案がありましたが、それについて皆様の意見を聞きたいと思います。  小川徹委員。 ◆委員(小川徹) 今、湯浅委員の提案なんですけども、この間私どもも一般質問で初めて数カ所という話、具体的な名前も初めて聞いたんで、全く私ども所管委員会なのに、俺たちが決めるというんじゃないんだけども、ある日突然決まってこうなりましたでは、常任委員会の委員として非常に何の意見も言わないで決まってしまうということに関しては、私も大変じくじたる思いがありますので、時間もないので、すぐに委員会を開いてするべきではないかと思いますので、賛成いたします。 ○委員長(小柳肇) 若月学委員。 ◆委員(若月学) 蔵春閣の問題につきましては、一般質問でも二階堂市長のほうから、まだ決めかねて、候補地が幾つかあるというふうなお話もお聞かせ願ったところでございます。通常であれば、専門的な立場で策定委員会、もしくは検討委員会の方々が一つに絞って、本来であれば市長答申して、それから議会がというふうなパターンであるのが普通であると思います。しかしながら、このたびの場合は、いわば選定委員の方々が思いあぐねているというふうな現状、それと我々も何が課題で選定委員の方々が絞り込めなかったか。やはり我々は議会として市民に説明責任があると思います。その中で我々も真剣に考える機会が必要ではないかと。現地確認もしなければいけないし、いろんな方々に市民の幸せ、それから観光資源として、よりよい形で蔵春閣を生かすためにも、我々も委員会として見聞を広めるというようなことで、設置の提案に対しまして賛成させていただきたいと思います。 ○委員長(小柳肇) 皆さんの意見聞きたいと思いますので、加藤委員。 ◆委員(加藤和雄) 今回私、一般質問しましたけれども、今回の一般質問でわかったことは、利用、活用、それから実際建ててどのくらい経費がかかるのか、どのくらい維持管理がかかるのか全く不明の中で寄贈を受けたということなんです。その辺をやっぱりしっかり私はきちんと示していただきたいと思うし、またそういう中で議会としてもいろんなことで判断していきたいなというふうに思います。           〔「賛成なのか」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 今は賛成、反対ではなくて、これについて…… ◆委員(加藤和雄) だから、議会としてやはりそういうことも含めてきちんと議論する場が必要かと思います。 ○委員長(小柳肇) 設置についてはぜひ前向きだと。 ◆委員(加藤和雄) はい。 ○委員長(小柳肇) 稲垣富士雄委員はいかがですか。 ◆委員(稲垣富士雄) そういうことで今皆さんから出ていますように、蔵春閣はもらったけども、どういうふうにこれからするのかというのは全く検討委員会の案が出てこないとわからないというような状況ですから、その前にやっぱり継続審査的にこの委員会で取り上げて、聞かれる部分だけは教えていただきたいというふうに思いますので、ぜひともこの委員会で問題を提案していきたいと思いますので、できるだけ早急に呼んで聞きたいというふうに思いますので、賛成いたします。 ○委員長(小柳肇) 小坂博司委員。
    ◆委員(小坂博司) 私も蔵春閣の移転について市民に見える化を図るために、この委員会で論議することが一番近道かなというふうに思っておりますので、賛成いたします。 ○委員長(小柳肇) 渡邊喜夫委員。 ◆委員(渡邊喜夫) 蔵春閣の寄贈を受けての移転先、またはどういった活用方法等、さまざま議会として総務常任委員会の中で議論を活発にすべきじゃないのかなと思いまして、私も賛成といたします。 ○委員長(小柳肇) 板垣副委員長。 ◆委員(板垣功) 蔵春閣については、実は市民のほうからも議会のほうは入っているのかというようなものも何人かおりました。そういうものを含めて、やっぱり総務委員会としてはいろいろと議論していくべきかなということで賛成いたします。 ○委員長(小柳肇) 今ほど皆さんからご意見お伺いしたところ、蔵春閣については、先日一般質問に対して市長がいきなりでしょうか、審議会で候補地が3つ、4つですか、厳密に言うと、出たという、いきなりそういう話が出て、実際お金のこととか、またこれからみたいな話だったんですが、皆さんの意見をまとめると、お金もそうだし、市民の関心も高いんだから、積極的に委員会として取り扱うべきだということになりますが、それでよろしいですか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) それでは、閉会中の継続審査に係る所管事務調査として、今回の蔵春閣の移築建設でしょうか、移築整備でしょうか、に関しての情報を入れたいと思います。なお、継続審査一覧表の中の主要施策の企画及び調整に関すること、それから特定の課題の調査に関することという項目があらかじめ調査事件として総務常任委員会の所管となっておりますので、一応この範疇ということで、このテーマについて個別に調査をしたいということにしたいと思います。以上よろしくお願いします。  暫時休憩します。           午前11時35分  休 憩  ───────────────────────────────────────────           午前11時41分  開 議 ○委員長(小柳肇) それでは、再開します。  それでは、時間的にもかなりないという状況の中ですので、みらい創造課の担当者を、課長になると思いますが、お呼びしまして、まず経緯と、それから策定委員会でどういう話がされたか、それからどういう経緯でこの4つに最終答申がなされたのかということを流れを一通りまず聞くと。聞いた上で次どういう方向に持っていくかというのはまたそのときに方向性を決めればと思いますが、いかがでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 日程は、みらい創造課の担当者のほうもありますので、できれば今月中に1回……           〔何事か呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 早急にちょっとスケジュール調整をいたします。ということでよろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) それでは、続いて、予定しました閉会中の継続審査に係る所管事務調査、今ほど蔵春閣出ましたが、その前のショッピングセンターにおける期日前投票についての委員長報告を9月の議会に行うということを前回お話しをしておりますが、それについての報告の素案、細かい文面とかは固まっていませんけど、まだ修正の余地がかなりあるので、素案を一旦配りますので、目を通していただければと思います。  お手元、今お配りしております資料のA4、3枚組のほうが、今回の議論をするに当たるきっかけ、それから経緯、そして時系列的に総務常任委員会としていつ集まって、どのような議論したのかというのが箇条書きになっていまして、読んだり、文書にするにはちょっとまだ粗いものなんですが、要約するとこのようなことが各回で話が出されたという感じでございます。これをもとに議長に報告を行いまして、ショッピングセンターにおける期日前投票所の開設に特化した問題については、一旦議長に報告をして、報告をもってとりあえず終結としたいと思っております。もちろん小坂委員、それから加藤委員からもご指摘があるとおり、選挙そのもの、そもそも論の話とか、それから低投票率をどうするんだとか、それからもっと利便性を考えるべきでないか、そういうような意見も出ておりますので、その辺は所管事務調査として継続して通年でやっていきますので、今回はショッピングセンターを来年の春の統一地方選から開設するということに特化した部分については、ひとまず区切りをつけたいというふうに考えておりますが、いかがでしょうか。  湯浅佐太郎委員。 ◆委員(湯浅佐太郎) 今ほどの閉会中の継続審査におけるショッピングセンター及び期日前投票の施策について、我々が視察し、また議論したことについて報告される、すばらしいことだと思います。当然我々が考えていた事案に対して行政側、または選挙管理委員会事務局並びに選挙委員会の方々が、今までできませんと言ってきたものをやりましょうという形に実行すると、実施するという形の答弁をいただいておりますので、とりあえず報告をしていただいて、その後はその後でまた継続審査をしていけばいいんじゃないかと思います。  以上です。 ○委員長(小柳肇) ほかにご意見ありますでしょうか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 暫時休憩いたします。           午前11時46分  休 憩  ───────────────────────────────────────────           午前11時58分  開 議 ○委員長(小柳肇) 再開します。  今ほどの休憩時間の自由なご意見いただいた中で、素案の文書の後半の意見集約をしたと。これをもって報告するということで一旦締めると、この案件に関しては。それで、その後のそれ以外の問題点として残っている部分については、通年で随時また取り上げていくということにしたいと思います。報告につきましては、最終日に1つの日程として追加をしてもらうように、この報告とあわせて申し入れをしたいと思います。  以上でショッピングセンターにおける期日前投票についての調査のプロジェクトというか、テーマについては、これをもって一旦終了とさせていただきたいと思います。逆にこれを終わったと思ったら蔵春閣が今度また立ち上がると、そんな形でございます。お忙しいですが、ご協力お願いします。  振り返りは午後です。最初からきょう午後と言ってありますものね。  それでは、1時より再開いたします。           正  午      休 憩  ───────────────────────────────────────────           午後 1時00分  開 議 ○委員長(小柳肇) それでは、再開をいたします。  それでは次に、7月4日から本来は6に帰ってくる予定だったんですが、7日になりましたが、7日までの行政視察の振り返りを行い、意見交換を行いたいと思います。  今回のテーマは、もう一回整理しますと4日の最初の初日の午後が福岡県太宰府市に伺いました。そして、5日の日、北九州で午前中、午後で2テーマ、防犯活動と公共交通についてです。それで、3日目の午前中が大分県宇佐市で移住、定住政策について。そして、午後からは実地研修ということなんで、今回は対象にいたしません。  それでは、皆さんから均等にご意見をいただきたいと思いますので、可能な限り簡潔明瞭に一言、マックス二言ぐらいでお願いいたします。  まず、太宰府市の歴史と文化の環境税について。  小川徹委員からぐるっとこの回りでお願いしたいと思います。 ◆委員(小川徹) やっぱり太宰府というのは特別な市でして、600万人も来るというその対象がとんでもない対象物があると。私どもかけようとすると、そんなものないですもんね。ちょっと私どものところに持ってくるのは無理があるんじゃないかと私は感じました。 ○委員長(小柳肇) それでは、稲垣富士雄委員。 ◆委員(稲垣富士雄) 私のほうも、環境税というふうなの初めて聞いたんですが、とにかく規模が違って、新発田市と比較対照というか、そういうふうな部分では非常にちょっと考え方とまたやり方も含めて難しい部分があったなというふうに思いますが、アイデアとしては、非常にやっぱりいいと思います。あそこは、私も2回ぐらい太宰府行ったんですが、天満宮のほうです。交通が電車と車ということですけども、電車に乗る人よりもマイカーが多いということで、税を負担していただこうということで始めたというふうに思われますが、なかなか参考になるような状況ではなかったなというのが実感であります。  また、新発田ではそういう観光、全国また世界から呼べるような場所もないということですので、なかなか規模も含めて難しい問題だったとは思うんですが、考え方としては非常に参考になりました。  以上。 ○委員長(小柳肇) 続いて、加藤和雄委員。 ◆委員(加藤和雄) 私も、太宰府のほうはやっぱり年間650万人という天満宮があって、観光客が訪れると。そういう中で、環境がだんだん悪くなるのを防ぐ、そのために税金を課せるということを考えたということなんですけれども、やはりどうなのか。新発田と違って特別な観光地ということで、そしてそういう中でそういう環境にかける財源不足という問題があったわけですので、そんなこと考えると、やっぱりちょっと全国的にも法定外普通税ということをかけるというのは、全国的にもそう何カ所もない。特別なところだということなんで、やはりちょっと参考に、ただそういう方法もあるのか。でも、地方分権とそして自己財源確保ということできちんと考えていったことについては、やっぱり感心いたしました。  以上です。 ○委員長(小柳肇) ありがとうございました。  続いて、渡邊喜夫委員。 ◆委員(渡邊喜夫) 環境税というような形で、歴史と文化の環境税についての現地視察でございましたけども、いろんなその使い道について、それこそ来訪者のためのワイファイ整備事業とか、外国人観光客向けのマナー啓発事業とか、いろいろと観光のバスとまた観光に来る市外の方々からいただいている税金ではありますけども、それを今度そういった方向に使っているという、充当させているということについて、本当にそれなりの税金いただいて、それに向けたまた使い道というようなことを聞きながら、ただ当市においてはなかなかそういった観光に来る方々に新たに税金賦課しながら、それをまた観光者、また部外者向けに使っていくんですよ、なんていったところで、なかなか理解が広がらないんじゃないのかなと。  また、先ほど小川委員のおっしゃったとおり、なかなか当市では該当できないような、そういった事業かなというふうなことで、うらやましくも思いましたけども、なかなかできづらいような環境税をまずは勉強してきました。  以上でございます。 ○委員長(小柳肇) 小坂博司委員。 ◆委員(小坂博司) 歴史と文化の環境税ですが、広く、浅く、そして取りやすいところというところから、有料駐車場に目をつけられたと、そういったところが非常に目のつけどころがいいのかなというふうに思っておりましたし、その運営でも税制審議会や運営協議会などで運営しているということで、非常に勉強になったと思います。  当市でもこの広く、浅く、取りやすいところというのを考えても、ちょっと私ももっと税金を取るほうのことで頭を考えるというのも、少しいい刺激になって帰ってまいりました。  以上です。 ○委員長(小柳肇) 若月学委員。 ◆委員(若月学) 歴史と文化の環境税についてでございますが、まずびっくりしたことといいますと、福岡に来る中国の方々のクルーズ船が年間312隻で1,000万人をやはり超えるというふうなこと。これを原資として、やはり太宰府の天満宮をまず参拝に来ると。そこには、菅原道真という学業の神様があって、やはりその思いは中国も日本も一緒なんだなというふうなことを感じたところでございました。  しかしながら、観光地を整備したり、それを今後の観光の戦略とするためにも、駐車場の待ち車両の抑制というふうな意味合いの中でこういうものを充実させながら、また正月、それから七五三、厳しいその駐車場のあき状況のシステムに充当するというふうなやはりエンドレスの観光をやるというふうなことでは、非常に学ぶべき取り組みの税制ではあったんではないかなというふうに感じました。  当市におきまして、この制度を取り入れるというのは、非常に難しい課題ではあると思いますが、やはり新発田はお城はさることながら、全国4番目のあやめ園というふうなお話もございます。時期的には、来る皆様から観光協会の皆様が100円のご浄財をいただいてるというふうなこともございますので、もしできるとなれば時期的なもの。また、できるかどうかは別としてもあやめ園、五十公野公園駐車場あたりを低廉価でもそういう満車、それから新発田市の全域の駐車場情報を提供する面でも、何らかの税制的な措置がかなえられれば、そういうワイファイ、それからタブレットによる駐車場の確認ですとか、それでも充当できるんではないかなと。ただ、やはり今現在すぐにというふうな状況ではないとは思いますが、もし今後やるんであれば、そのようなところ。  また、あとはカルチャーセンターでも100円だとか200円だとか低廉価でもしできれば、そういうふうなのに充当されるんではないか。ただ、市民からの理解がやはり必要だと思いますんで、十分検討しながらというふうなことを言いながら、そうあるべきかなというふうなことも考えました。  以上でございます。 ○委員長(小柳肇) 湯浅佐太郎委員。 ◆委員(湯浅佐太郎) 今皆様方、感じたこととは本当に一緒なんですが、このいわゆる法定外特別税、普通税等々の新設または徴収までには十数年という年月をかけて、そして目的というんですか、理由はやはり交通渋滞であるとか観光資源の確保、保存であるとか、いろんな理由があって整備されたものだというふうに伺っております。  我々が学ぶべきは、やはり行政としてやろうと思えば何でもできるんだ。しかし、その目的と方法論については、しっかりと議論しなければ、そう簡単には法定外普通税、環境税であってもなかなか取るのは難しい。我々は、本当に必要にかられているかどうかは別にして、そういった方法もあるんだなということを学んできて、やはり市民の理解と、それからどれだけよそから人を呼んで来られるのかという資源、資産等のものにもうちょっと我々も目を向けて、そういう宝物に対してもっと意識を集中して保存してやれば、保存と環境とそれが整えてあげれば、人々は寄ってくる。そして、観光のお客さんも呼べるんだと、そこからまず我々はスタートすべきじゃないかなというふうに感じてまいりました。  以上です。 ○委員長(小柳肇) 板垣副委員長。 ◆委員(板垣功) 私も、一番感じたのは、税金はどこから取るかという中で、その有料駐車場、これは利用者から負担求めるというところで、本当にかなり新発田とは全然違う人たちがおりますんで、その辺は有料駐車場からちょっと負担してくれなんていえば、そんな税は集まるのかなと思いますけども、しかしこういうのも目のつけどころもやっぱり違うなというふうに感じております。ですので、我々新発田も、有料駐車場のその負担ということよりも、いかにどこから税を求めるかというのもやっぱり考えていくべきだなというふうに感じてまいりました。  以上です。 ○委員長(小柳肇) ありがとうございました。  この件については、皆様の今所見をまとめるわけではございませんが、大体まとめると、新発田ではこのまま採用するのはちょっと難しいだろうと。それから、実際それ以外の項目にしても、すぐにはなかなか大変なんじゃないか。ただ、地方分権の時代にあって、やはり自主財源というのは必要であり、この太宰府市の取り組み、かなり昔からやっているようでございますが、昔から取り組んだのが今、クルーズ船が来るようになって花開いたということから考えると、頭の片隅には置いておく課題なのかなと、そのような形で取りまとめができるのかなと思いますが、こんな感じでいかかでしょうか。           〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) では続きまして、2日目の午前中、福岡県北九州市、市民を巻き込んだ防犯活動についての視察についての所見を皆様から伺いたいと思います。  それでは、逆回りで今度は湯浅佐太郎委員、お願いします。 ◆委員(湯浅佐太郎) この北九州市の市民を巻き込んだ防犯活動につきましては、新発田でもすぐに実施できる、または既に実施しているコンテンツがやっぱりたくさんあるなというふうには感じてはまいりました。  しかしながら、その必要条件においては、北九州市のほうはもうけんかしてでも自分たちを守らなければいけないというやっぱり本気度と真剣さを感じてまいりました。それだけ犯罪の多い土地柄でもあったというせいもあるかもしれませんが、新発田においては、青少年育成協議会や社会福祉協議会、自治会、学校、PTA、保護者によってランニングサポートやわんわんサポートなど既に自治会及びPTAで実施しているのもあり、人口とエリアに関係なくすぐにでもやろうと思えばできるものは参考になったなと思います。人間を募って、そしてジョギングしながら守ると、方法論としてはもうすぐにでも使えるんですが、やはりそこには学校関係、それから自治会、育成協議会等々の協力しながら、女性と企業を巻き込むというところに非常に大きな力点を置きながら、やろうと思えばいつでもできるんだなというふうに思って帰ってまいりました。新潟市でも結構大きな事件がありましたので、そういった事件があったからということではなくて、常にそういったものを心がけるというような周知が必要だなというふうに感じてまいりました。  以上です。 ○委員長(小柳肇) それでは、若月学委員。 ◆委員(若月学) 北九州の防犯の施策についてでございますが、まず北九州でのなぜこのように防犯に対する組織立てがきちんとなっているかというと、元来、北九州地方では非常に暴力団という大きな組織がありまして、その中で女性の方が傷つけられたことによって、大きな力となって今度何かみんなが立ち上がったというふうなお話を聞かせていただいて、やはりその女性の方に対する暴力が暴力団への大きな圧力となって向かっていく市民の、市民の怒りを1つにしていったというふうに聞いて、非常に感銘を受けました。やはり地域全体を1人の立場から、それから市民を守るんだというふうなことで組織されていることはすばらしいなというふうに考えたし、思って帰りました。  あと、市とやはり企業との連携というふうな意味では、住友生命保険総合会社とまちづくりの連携を図って、その資金供与を願ったりしながらまちづくりに寄与する。また、県警OBの方が一緒に安全推進を行っている。さまざまな学校区での取り組み、それから女性のための防犯セミナー、さまざま本当に本気になってやっているというのが心に残った次第でございました。暴対法というふうなことでは、非常に新発田では余りそういう実例聞いたことないので、安全、安心な、まだまちなんだなというふうに思ってきましたが、やはり何らかあったときには、そういう一つの災害もしくは犯罪等見たときには、多分新発田の人も一丸となってこのような組織で動いていくのではないかなというふうに感じてまいりました。  以上でございます。 ○委員長(小柳肇) 小坂博司委員。 ◆委員(小坂博司) 私も、北九州市の防犯に対する取り組みの意欲というものをまざまざと感じてきました。新発田でも犯罪があるわけですけれども、それをやっぱりゼロという目標を立ててしっかり取り組んでいく必要があるんではないかなというふうに感じて帰ってまいりました。 ○委員長(小柳肇) 渡邊喜夫委員。 ◆委員(渡邊喜夫) 北九州市の犯罪撲滅についての市民の周知度、撲滅に対して市民への啓発といいますか、行政が先頭に立って安全パトロールとか、また各行政以外にも学校関係また事業者等々協力しながら、一斉パトロールとかパトラン隊とか、ランニングしながら、趣味を生かしながらそこでパトロールをしていくというような、そういった市全体で防犯活動をやられておるというふうなことで、その結果がまた15年間で4万件あった犯罪件数が目標が8,000件以下というふうなことをもう到達して、29年度は7,570件というようなことで、かなり減っていったというふうなことで、そういった事業とその事業の効果が結構出ていたというようなことでの、かなり感心をしてきました。  当市でも、やはりいろんな団体と、スポーツ団体とかいろんな趣味の団体等で見守り隊といいますか、ながら見守り、ながらパトロールができるような、そういった仕組みづくりも工夫すればできるのかなというようなことを感じてまいりました。  以上です。 ○委員長(小柳肇) 加藤和雄委員。 ◆委員(加藤和雄) 北九州市の防犯施策についてということで、自分たちのまちは自分たちで守るということで、数々の防犯の取り組みを学んできました。特に私は、やっぱり子供たちの安全対策について、当市でもいろいろやられているかもしれませんけども、地域安全マップづくりをずっと続けてきているということで、子供たちだけじゃなくて、大学生なんかを学生ボランティア、防犯ボランティアなんかも指導のもとでやっているというところなんかがすごく参考になりました。また、パトランだとか、いろいろ生活安全パトロール隊とか、そういういろんなパトロール隊組織したり、そのパトランについては、走りながら地域を見守るということで、趣味のランニングを兼ねてやっているところなんかは、非常に奇抜なアイデアだなというふうに思いました。  いずれにしても、自分たちのまちを自分たちで守るということは至極当然だし、そういう観点でやはりいろんな企業とかいろんなまた行政、それから警察とか、いろんな団体、組織と協力しながらやっぱり自分たちの町を守っていかなくてはならないんだなということを学んでまいりました。  以上です。 ○委員長(小柳肇) 稲垣富士雄委員。 ◆委員(稲垣富士雄) 新発田市は、「住みよいまち日本一 健康文化都市・しばた」というキャッチフレーズの中でやっているわけですから、この視察に関しましても、非常にやっぱり考えてまた聞いて実行できるような内容だったというふうに思うんですが、新発田に置きかえますと、なかなか一部の地域においては、防犯活動が一生懸命なところと、全くそういうふうなところないようなところがまだまだたくさんあるようであります。  特にこの大きな事件とか犯罪がやっぱりふえてきておりますので、特に最近安心メールを見ますと、子供に対するわいせつな部分とか、そういう部分で一部の人なんだろうと思うんですが、しょっちゅう入ってきておりますので、こういうことを防ぐには、そういう防犯、地域の防犯というものをきちんとやっぱりつくっていかないと、なかなか警察だけでは解決できない部分だと思います。特にそういうものに関しては、現行犯でないと逮捕できないというふうな部分もありますので、身近な学校区あたりの組織を少しやっぱり充実するためには、非常に参考になった部分だと思うんです。  聞きますと、パトロール隊の主力がもちろん高齢者で退職をした人が多い。また、警察OBや自衛隊、消防、役所というふうな方々に呼びかけてそのパトロールをしているというふうなお話ですので、積極的にやっぱりそこに参加するような雰囲気づくり、環境づくりをしていかなきゃならないのではないかということと、また民間のこの住友生命保険でしょうか、こことの安全・安心まちづくり連携ということで協定を結んでおりますので、民間のそういう会社、新発田も一部やっているようでありますけども、積極的にそういうふうに外に出ている営業の方とか、そういうふうな方に協力を得ながら、日中のそのパトロールも兼ねた活動をしていただければ、可能ではないかなというのがひとつ感心してまいったところであります。これからは、やっぱり住みよいまちを目指すには、犯罪のないまちづくりということでは非常に参考の部分もたくさんありましたので、いい視察をさせていただいたというふうに思っております。
     以上です。 ○委員長(小柳肇) 小川徹委員。 ◆委員(小川徹) 私は、新発田でもすぐできるのが結構あるんじゃないかと思いまして、生活安全パトロール隊、これをもっと新発田は充実させてやればいいんじゃないかと思いました。  稲垣委員も言ったんですけども、北九州市は住友生命と提携しているんですけれども、新発田でもやっぱり車両いっぱい持っているとこ、小柳産業とか、新発田ガスとか、そういうところにこのパトロールと、マグネットのこれ、これを張って走っているとかなり、青パトはやっぱり難しい部分があるんで、簡易にできる部分がありますんで、これを装着してパトロールしてもらうというのをもうちょっと充実したほうがいいんじゃないかと思います。  それともう一つ、地域安全マップづくり、これ北九州では大学生が生徒を指導しているというんですけども、実際に子供たちが歩いて地図をつくるというのは、経験がありますし、視覚もよく見えますんで、これらも新発田で取り入れてやったほうがいいんじゃないかと思ってまいりました。  以上であります。 ○委員長(小柳肇) 板垣副委員長。 ◆委員(板垣功) 私が感じたのは、北九州市は自分のまちは自分たちで守るという意気込みはすごいなと本当に感じました。見守り隊等の組織はしっかり充実していると、ここまでいくにはかなり努力はしたんでしょうけども、本当に市民を巻き込んでの活動がうまいなと感じました。  以上です。 ○委員長(小柳肇) ありがとうございました。皆様の意見を大体まとめると、非常に参考になったと。新発田でもやろうと思えばできるものが結構あると。具体的には例えば車両に黄色いステッカーですか、でっかいマグネットシートを張ったりだったりとか、もしくは趣味の団体だったり、そういう人たちと連携する。また、それによって市内に例えば自治会の役員が見ているだけではなくて、いろいろな立場の市民、若い人だったり、ありとあらゆる市民が目をみはるということが犯罪抑止につながると、そういうようなことは非常に北九州の取り組みはためになったと。それから、自分たちのまちは自分たちで守るという意思の非常に崇高なというか、非常に強い意思が当然暴力団のまちみたいなイメージもあったんでしょうけど、そういうので非常に市民のモチベーションが一つにうまくまとまっているなという、そんなところなんでしょうか。新発田市でも実際凶悪な犯罪がちょっと前にありましたし、あと細かい、今ほどわいせつ事件とか、そんな話も出ていますので、細かくいろいろな小さい犯罪も出ていますので、これについてはぜひ参考にして、どんどん提案をしていければということでまとめればよろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 続きまして、午後の部、お食事を挟みまして、午後からは公共交通政策につきまして、最初市役所で概要、それからおでかけ交通の事業概要、それから公共交通政策の全体像について話を聞いた後、実際おでかけ交通のタクシーを運行している光タクシーの実際バスというか、タクシーに乗って、実際運行の形態を体験していただいたと。また、実際現場で運行している、陣頭指揮をとっている社長に直接お話を、結構、役所と違って衝撃的な話だったと思いますけど、それについてまた振り返りをしたいと思います。  それでは、小川委員からお願いします。 ◆委員(小川徹) 私が一番印象に受けたのは、光タクシーの小さいバス、これはもし改良すれば豊町とか、東新町というのは結構足がない方が多いんです、お年寄りが。これを町なかに持ってくれば、かなりそういう人たちの、交通弱者を救う、病院とか、お店に行けない方が多いんです。今どっかで小さい軽自動車でマーケットで走るというのがありますけども、やっぱり自分たちで行きたいという需要があると思いますんで、これをもうちょっと私は研究してみたいと思って帰りました。 ○委員長(小柳肇) 稲垣富士雄委員。 ◆委員(稲垣富士雄) とにかくやっぱりここもそうなんですけれども、この商店街も含めて交通も含めて考えると、やっぱりそこにいるリーダーが強力なものを持っていないとなかなか引っ張っていけないというのもよくわかります。この北九州市は、スペースワールドが閉館してから、やっぱり人の集まるのが非常に少なくなったというふうな部分も含めて、この企画して、今のところ動いているわけですが、とにかくやっぱりこの光タクシーの社長を中心にして、バス運行やら、また衰退した商店街の活性化、こういうことを企画されてやっているわけですが、なかなか見ると、何軒もない商店街でしたから、こんなものだかなというふうな感じしか受けなかったんですが、やっぱり新発田みたいに2キロにわたる商店街をどうするかというと、なかなか難しい課題もあるなということでありますが、やっぱりその地区の、地域のリーダーを育てていかなければ、なかなかこういう問題の部分は解決できないというふうに感じたところであります。  それから、交通のほうです。これもやっぱり人口が非常に多いんです。だから、乗る方もこの辺と違って乗られる方が多いと思いますので、比較対照はできないんですが、なかなか小まめに運行して、利便性を図っているところは非常に参考になりましたし、新発田に当てはめてどうかという部分は別としても、やっぱりこれからは高齢化社会において一番重要な部分を見学またお聞きをしてきたということで、非常に参考になったところであります。  以上。 ○委員長(小柳肇) 加藤和雄委員。 ◆委員(加藤和雄) 私は、この枝光商店街、そしてかつて新日鉄のお膝元で、住宅がいっぱい張りついたその住宅、そこがだんだん高齢化率が上がって、買い物に行くのにも大変、そしてバスもなかなか大型バスも通れない狭い小路だということで、タクシー会社が小さいバスを運用してやった。その光交通のその社長は、商店街を活性化させるのとあわせてやっぱり地域の住民の足を守るんだという、そういう中でいろいろ取り組んできたということでした。いずれにしても、住民の足を守ること、そして商店街を守るということは、自分たちの買い物の場を守るということは、大事なことだと思います。その社長が言っていたには、大型ショッピングセンターが近くに、イオンがたしかあるんですけれども、そこには回らないで、商店街が公共交通の始発であり、終点であるという、そういうコースを組んでいるということでした。やはり公共交通にしても、複合的な施策をかみ合わせてやっていくというのが大事なんだなというのをすごく勉強に、参考になりました。  以上です。 ○委員長(小柳肇) 渡邊喜夫委員。 ◆委員(渡邊喜夫) 北九州市の首都圏の中での公共交通は、バスとか、モノレールとか、いろんな公共交通が網羅されておって、人口の8割は公共交通人口カバー率81%を維持しているというふうな、そういった地域でありましたけども、それ以外の首都圏から離れたところ、先ほど話しされておりました乗り合いバスといいますか、光タクシーが営業しながらというふうなことで、大型ショッピングセンターができて、それでまた地元の商店街がどんどん、どんどん客足が遠のいていく中、そしてまた高齢化率が高い山間地といいますか、ちょっと郊外のほうの山手のほうは、なかなか買い物弱者が多いというふうなことで、そこを何とかしたいというふうなことと、枝光商店街というような、そういった商店街の活性化、両方を解決をするといいますか、そういったのでジャンボタクシーをタクシーの社長がまずは実際にやってみて、それでまたああいった狭いところ、ああいったところをちゃんとやってみて地域に喜ばれ、それでまたちゃんと営業がなっているというふうなことで、当市においてもなかなか郊外の交通弱者の対策が今後やはりデマンドタクシー方式とか、そういったものも小まめに使い勝手のいいような、そういった公共交通をやらなければなかなか難しいのかなと、こう思っております。今回行ってきました光タクシーのそういった営業方針といいますか、それは本当に地域住民にマッチしたそういった公共交通体系だったのかなというふうなことで、大変すばらしい実体験、体験乗車させていただきながら、そういった地域情勢を知りながら、やはりなくてはならない公共交通であったなということを体験させていただきました。 ○委員長(小柳肇) 小坂博司委員。 ◆委員(小坂博司) 私も光タクシーの石橋社長ですか、地域交通は血のめぐりといった言葉がすごく印象に残っております。そして、それを実践しているということで、感服いたしました。小川委員もおっしゃったとおり、新発田にでも、町なかでも本当に公共交通の空白地帯とも言えるようなところがいっぱいある中で、こういったジャンボタクシーですか、9人乗りか12人乗りのタクシーなんかをこんなように利用できたら、買い物難民も少しはよくなるんじゃないかなというふうにも思いましたし、そういったことは郊外のほうでも言えるんじゃないかなというふうに感じてまいりました。タクシーは、そこだけで成り立っていなくて、買い物するところからもお金もらっているとか、あと赤字だけれども、その人たちが自分のタクシーを使ってくれるというところにも少しこれから考えていかなきゃいけないところがあるんじゃないかなというふうに感じてまいりました。  以上です。 ○委員長(小柳肇) それでは、若月学委員。 ◆委員(若月学) 皆さんおっしゃったとおりでございまして、やはりここの光タクシーの場合につきましては、やはり商店街の活性化と、それから交通弱者をどのように救おうかというふうなとこのマッチの中で、中小企業庁のほうで行われる地域活性化100というふうなことにも選ばれておるこの光タクシーの活動ではございます。やはり今小坂委員からもお話あったとおり、地域交通は地域の血のめぐりであって、公共交通がまちを救うんだというようなこと、またここのアイデンティティーの中には、大型ショッピングセンターへは乗り入れない、そこの中から地域と地域間のコミュニティの促進やら、そういうのも考えていきたいんだというふうなことでありました。  また、ここの視察におきましても、以前新発田のほうで早稲田大学の准教授であられます井原雄人さんからもご推薦のあった場所でもあります。やはり期待して行ったところには、確実に目的となるマッチングを目指したものがあって、必要に駆られ、そして人口構成も見ながら、やはりダイヤ構成もされていて、2台で行ったり来たりというふうな山手を回る。これを見させていただいて、非常にうらやましいなというふうに思ってまいりました。やはり今、当新発田におきましては、特に中山間地の公共交通、私もよく耳にするんですが、要は高齢で免許を返納された方は、お医者さんに行くにもちょっと苦慮していると。やはり医者を回ってくれる公共交通が欲しい、そういうふうなことも今言われております。そういうふうな中では、今後、新発田では地域コミュニティであったりというふうなことも見据えながら、市のほうでは住んでよしのやはり新発田市にするためには、医療だとか、地域のあり方も少し見習いながら、施策を打っていくべきかなというふうに感じてまいりました。  以上でございます。 ○委員長(小柳肇) 湯浅佐太郎委員。 ◆委員(湯浅佐太郎) 今まで皆様方がおっしゃったことなんですが、最初にこの北九州市の環境首都総合交通戦略、北九州市地域公共交通網形成計画というのがありまして、100万都市の北九州市でも、こういうことをやりながら、公共交通、人口カバー率を80%以上を維持することを目標にやっていらっしゃる。新発田においても、地域公共交通活性化協議会というのがありまして、とかく大きいから、小さいからとかと言われがちなんですが、やはりこの100万都市の北九州においても、各地域、地域を結ぶ公共交通があって、その公共交通を結ぶ結節点、いわゆる乗り継ぎポイントというような大枠で見たものからどうやって中心に持って結節、連結、乗りかえをするのかということもあるわけで、非常に新発田にとっては参考になる事例だったと思います。その上に今ほど皆さんおっしゃっていらっしゃいます枝光本町商店街、石橋社長の光タクシーにおいて、いわゆる回転型マイクロバス、10人乗りのマイクロバスにおける血のめぐりの地域交通を実施されている。新発田においても、やっと緒についたばかりのデマンドもあるんですが、皆様方今おっしゃったように、新発田市のこの500平米の中においても、まだまだ公共交通空白地域というのがいっぱいありまして、これのいい参考になる大枠から見たものと、それからいわゆるエリアを回りながら人を運んで中央に送る結節点になり得るかと、やはり商店街と医者をどうやって残すか、それからターゲットを決めたらアンケートなどのというような満遍ない、または答えの出ないような時間とエネルギーを費やすべきではないというような社長の言葉にも非常に感銘を受けたわけで、やはり本当の専門家に聞きながら、ビジョンをしっかりと組み立てて、どこまで広げるのか、やっぱりはっきり目標を公共交通カバー率、それから公共交通分担率、自家用車等々の排出量の削減率、いろんな目標を持って、その目標をどうやったらクリアできるのかということを真剣にやっぱり考えていらっしゃる、非常に新発田市にとっても参考になる事例だと思いましたんで、これはぜひ行政とともに我々も一緒になって地方の足を確保するいい手段だなと思って感じてまいりました。  以上です。 ○委員長(小柳肇) 小川徹委員。 ◆委員(小川徹) 光タクシーのこのルート、いつもバスを動かすときに路線があるところはだめなんだよと、湯浅委員もいつも難儀してきたんだけども、こういうのだったら別にいいわけです、要らないんでしょう、路線。それで、きっと新発田あたりは人口が少ないんで、午前中に東新町走って昼から豊町走ってとか、また4分の1にして、加治地区を走って、毎日でなくてもいいわけだから、そうすると非常に低価格で1週間に2回ぐらい走ってやると、かなりカバーできるという部分があるんで、ちょっとその辺を研究してみたいと。           〔何事か呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) まず、板垣副委員長から所見を、その後自由討議をしたいと思います。  板垣副委員長。 ◆委員(板垣功) 皆さん大体出尽くしましたので、ほとんど感想です。  北九州は、タクシーとの連携はうまくいっているなということで、これが高齢者の見守りにもつながるし、商店街を守ることにもつながっているんだなというふうに考えれば、これは当然新発田市でも生かしていけるんじゃないかなということで、ほとんど感想でございます。  以上。 ○委員長(小柳肇) 1周しましたので……           〔「まとめてください」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) まとめる前に、今ほど要は小川委員から今出たお話では、新発田みたいに大きな道を通そうと思うから、やれ今の既得権とかのような問題が出ていると。逆に小さい車で細かく回ればいろいろなもうちょっと方策が出てくるんじゃないかという、そういう提案というか、そういう話があったわけでございますが、それについて逆に皆さんから。  湯浅佐太郎委員。 ◆委員(湯浅佐太郎) 私も実は先週の一般質問でもちょっと話したんですが、確かに新発田市は新潟交通の大型公共交通の既得権、またはその路線バスの路線配置についての国土交通省だとか、そういったところの許認可があるから、市長のほうはできないんですというんですが、今言うように、路線だとか、要するに誰を乗せるのかと決めてしまえば、それから新潟交通に気兼ねしなくても、協議するか、または先ほど言った全体を網羅するか、または個別に1日置きとか、2日置きに走るものであれば、何ぼでも方法論というのはあるというふうにここにも学んできましたし、また新潟交通があったとしても、そこを戦ったって今はもうそういう判例も含めてできるんだよということを学んできましたので、これこそ総務からまた、それこそ市民まちづくり支援課のほうにいろいろ提案もできるんじゃないかなといういい研修だったと思ってまいりました。 ○委員長(小柳肇) 若月学委員。 ◆委員(若月学) 湯浅委員からちょっと今お話あった中身で、以前まつうら号を走らせる前段のときに、湯浅委員、それから宮崎議員のほうからお話があった、実はまつうら号はやる前にNPO法人を立ち上げて、路線は例えば東中学校区の新潟交通走っていないとこ、どこでも走れるんだから一緒にやらないかいというふうな話はあったんです。しかしながら、やはり時間に制限あって、一筆書きで走るようなのはなかなか難しいというようなことで、実証実験というふうなのはあったんですが、非常にやるときにおいて、こっちは松浦地区はスクールバスであったり、またデマンドであったり、私どもの米倉、それから赤谷、小戸も含めてなんですが、新潟交通に依存だと。やはりそうすると、先ほど私申し上げましたとおり、路線として組みようなんですが、細いとこまで入っていけるんです。やはり非常にいい方法で、何松岡の山越えて江口まで行けば五十公野も走るじゃないかと、非常にいいお話は聞いておったんですが、実証実験、実証実験というふうなことで、ちょっと言葉悪く言うとはぐらかされまして、今松浦だけなんですが、非常に私どもも本当はまつうら号という名前のとこに便乗したかったわけなんですけども、今実証実験だそうなんですが、何かそういうふうな方法もできるというふうなことをお二人の議員からお聞かせ願っている次第でございますので、ぜひとも市民まちづくり支援課の重い腰を有効に今小川委員がおっしゃるとおり、やはりそういうふうな形であれば非常に電話してから来るんではなくて、路線化するのも一つかなというふうに感じました。よろしくお願いします。 ○委員長(小柳肇) ほかにこの件で何か皆さんご意見ございますか、自由討議でございますので。  稲垣富士雄委員。 ◆委員(稲垣富士雄) 今皆さんから出ているように、タクシー会社を利用すれば、この現実にも光タクシーがやっているわけなんで、営業妨害になりませんので、だからそういうふうな活用をすれば、車も買わなくてもいいし、ただ利用するかしないかの問題なんですけども、便利であればやっぱり利用するわけです。だから、そういうふうなところをやっぱり民間発想でやってもらわないと、行政発想ではなかなか頭かたくて難しい部分があるんで、やっぱり我々のほうからそういう提案をすれば、もう少し身近な運行ができるんでないかということが、現実聞いてきてわかったわけですから、やれないことは、選挙の投票所と同じで、現場へ行ってやっぱりそういうのを確認し、また聞いてきたから提案もできるということでありますので、いい参考にしながら、これからまちづくりのコミュニティバスに運用できればありがたいなというふうに思っております。 ○委員長(小柳肇) 我々が乗ったタクシーは、一応タクシー会社がやっているんですけど、11人以上の定員なんで、バスなんです。だから、乗り合いバスをタクシーの車両で動かしているみたいなイメージ、だから許認可上はバスなんです。10人を超えるとバスになっちゃうんです。10人までです。  ほかにございませんか、何か。加藤委員あたりは物を言いたそうな。  加藤和雄委員。 ◆委員(加藤和雄) いずれにしても、住民の足を守るということで、やはり私どもデマンド、うちからというところで、ずっとそういうのができればなということで、うちの会派でも視察なんかやってきたところですけれども、やはりこの光タクシーの場合は、いろんなことを考えているとできなくなるんだとおっしゃっていました。だから、例えば体の弱い人を運んでほしいとか、そういういろんなことを全部クリアしようとすると難しいということなんで、やはりこの北九州市の場合は、おでかけ交通ということで、小さな集落からバス停までとか、そういう考え方もあるし、いろんな考え方でそのところどころにあわせたやり方をやっているというんで、やはり地域、地域ごとで住民の足をどうしたら守れるのかという観点で、画一的に考えるんじゃなくて、いろんなやり方を考えたらいいのかななんていうのをすごく感じてきました。 ○委員長(小柳肇) そうすると、皆様の意見を集約すると、1つはあのまま結構、住宅密集地で坂が多い山みたいなのは新発田にはありませんけど、ただ小さい車で細かいところに車を通す、それでバスと全く別な需要を取り込むというのは、非常にためになったと。それから、あと行政と民間の石橋さんの光交通ですか、非常に強力な信頼関係で一つの方向を向いてぐいぐい進んでいるというのが印象的だったと。それから、やっぱりアンケートをとったら切りがなくなるから、ある程度こうと決めたらそれで行けと、細かい話は聞かんほうがいいと、たしかアンケートとったらだめだと言いました。アンケートとるからだめなんだよなんて、たしかおっしゃっていました。それも非常にある意味参考になると。それから、地域交通は血のめぐりであると、本当に今回は買い物難民を助けるということもあるし、公共交通としての交通の足としてもそうだし、それから商店街の活性化まである意味その地域の一体のものとして位置づけている、非常にいい例だ。井原先生もそのようなたしか推薦だったんです。おでかけ交通、何カ所かあるんだけど、ここが一番うまく赤字の率も少なくて、補助も少なくて、割と持続可能に回っているらしいんです。ほかはやっぱりいろんな話聞いちゃって、何かどっちつかずになっちゃってうまくいっていないということだったので、それでここを勧めていただいたんで、非常にいい視察ができたんじゃないか、今回の中では一番そういった意味では成果が大きかったのかななんて思います。そんなところでまとめた上で、今後またさらに役立てていきたいということでまとめたいと思います。継続審査入っていますんで、公共交通は。いつでも。  それでは、最後の日でございますが、朝からいきなり電車がとまって、どうしようかと、バスにしようか、タクシーにしようか、最初タクシーをチャーターして市役所まで移動しましたが、           〔「午後からは晴れると言っていたんです」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) その雨は、雨雲が行っちゃえば晴れるという話だったんだけど、どんどん湧いて、いつまでもやまなかったということですが、大分県の宇佐市です。移住定住政策についてでございます。  これは、湯浅佐太郎委員からお願いします。 ◆委員(湯浅佐太郎) 宇佐市の移住定住政策につきまして、いろいろ支援等々の話はあったり、古民家活性化、空き家の有効活用なんかもありましたが、同じようなレベルで新発田においても各種補助金や移住定住策がありまして、具体的な成約数では宇佐市のほうがレベルが高いのかなというふうには感じてまいりましたが、やはり方法論として体験型やらサポーターという方々の努力もさることながら、やはり必死な形で伝わってまいりました。本当に本気になってやらなきゃいけないというような真剣さにやはり感銘を受けてまいりました。  新発田でもやっとことしから空き家全体の把握に努める調査が入ってきているわけでございますが、まだまだ真剣さという意味では、特にいわゆる住宅リフォームにおける経済効果にもそうですし、地域の方々の声も「まあまあまあ、まだまだ」というような、ちょっと真剣さというか、本気腰が入ってきていないんでないかなと思いました。こういった方々のやり方を学んで、地域おこし隊等の2件、それから都会の風、若い方々の意見も取り入れながら、やはり積極的な展開を新発田のほうもこれから期待して、これらを十分に参考にしていきたいと思って帰ってまいりました。  以上です。 ○委員長(小柳肇) 若月学委員。 ◆委員(若月学) 宇佐市における移住定住の施策は、非常にためになりました。といいますのも、この宇佐市はやはり大分県というふうなこともございまして、大分県は県を挙げて移住定住をやっているというふうなこと、県の指導だというふうなお話を聞かせていただき、新潟県もさまざまな諸課題はあるものの、原子力発電所の問題1点で今まで県知事を選んできたという非常に残念な結果でございました。こんな中、新しい県知事になって、観光やら、資産おこしやら、佐渡の金銀山の話まで含めて夢のある話をしていただける県知事になって、非常によかったなというふうに思っています。  これも、実際なぜかというと、やはり他の県は一歩も二歩も先行っています、この移住定住に関しましては。宮崎県であったり、鹿児島県であったり、非常に成功事例多いです。やはりそういうことは、やはり温暖な気候であったり、また九州地方、また言いますとおり国宝であったり重要文化財、さまざまな地域資産を生かしながら、それで農業への定職、さまざま提供するプログラムが非常にありました。今の問題は、やはりトップがやる気を持ってやる、そういうことが大きな施策であって、県民を幸せに導くのも市長であったり県知事の、やはり裁量であるというふうなことを考えれば、一つ大きな問題ではございますが、やはり移住定住を引っ張っていく県知事に期待をしたいと私は考えております。  以上です。 ○委員長(小柳肇) 続いて、小坂博司委員。 ◆委員(小坂博司) 若者定住促進施策でありましたけども、定住体験住宅というのは結構インパクトに残って、インパクトというか、帰ってきてからも少し考えてみたりしていました。当市でもこういうことができるのか、本当に定住を体験するというのと、ホテル暮らしみたいなのと、どこがどう違うんだろうかなというところなんかも自分なりに整理してみたりして、でもここに住みたいからとりあえずちょっと体験させてねと本当に思えるような施策をどうつくっていくかが大事なのかなというふうに思っております。  そしてまた、過疎地の対策もいろいろやっていましたし、新発田にはあかたにの家があるわけですけれども、あの辺も今後どんどん、どんどん活用していただく施策を考えていかなきゃいけないなというふうに感じて帰ってまいりました。 ○委員長(小柳肇) 米倉のあれですよね、建物はたしか。           〔「まだ」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 今度そのような使い方をしている、試行しているという話ですよね。           〔何事か呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 今後そのような使い方をするとは何か話していましたね。  渡邊喜夫委員。 ◆委員(渡邊喜夫) 移住定住関係で宇佐市のほうに行ってきたわけでございますけども、受け入れ態勢といいますか、行政はともかく、グリーンツーリズムというような形で農村民泊といいますか、そういった受け入れ状況もかなりあるというふうなことと、今ほど話に出ていた移住体験施設が結構機能しているんじゃないのかなということを聞いてきましたし、また子育て世代向けの移住体験ツアーを組んだりというふうなことで、そういったいろんな仕組みをつくったり、またコーディネートする定住サポーターも不安なくサポートしてあげるという、そういったソフト的な部分でも、ハード、ソフト、両面充実した移住定住の事業をやられておるなというふうなことで、パンフレットも、当市も移住定住関係のパンフレットはつくっておるんですが、やはりいろんなきめ細かな、子育てから住宅に関すること、出産に関すること、また教育環境に関すること、いろいろときめ細かなパンフレットも用意されているというふうなことで、また職がなければなかなか移住ができないという部分でも、やはり企業を起こしたい人、農業をしたい人のためにも、そういったメニューもちゃんと相談をしているというふうなことで、その辺も当市にはこれからそういったことも期待するわけでございます。まだまだ当市の移住定住、空き家バンク関係等、これからかなというふうに感じてまいりました。  以上でございます。 ○委員長(小柳肇) ありがとうございます。  加藤和雄委員。 ◆委員(加藤和雄) 宇佐市の移住定住施策についてということで、私が一番感じたのは、宇佐市は若者定住住宅をつくって若者に来ていただくという、そこまで、すごいなと思いました。  当市においては若者、市営住宅、よそから来てもなかなか若者が定住しないというの見ますし、若者を何とか定住させるということで定住住宅つくっているということ、それからお試し暮らし住宅ということで、古荘邸という大庄屋の跡を改造したので安く一定期間住まわせて移住体験をさせていると。それからもう一つ、やっぱり空き家バンク制度というのが何かすごく、この資料を見ますと、30年度で、19年度から始まって、794登録があって、そのうち成約したのが417件。すごいなというのを感じました。  それから、やはり当市においてもそうなんだけども、やっぱり魅力があって、そして若者だったら働く場所があって、そして生活ができないと、なかなか移住ができないと。定年後で移住してこられる方もあるけども、基本的にはやっぱり魅力あるまちづくりをやっていかないと、なかなか定住が進まないのかなというのを感じました。  特にさっき小坂委員なんかもおっしゃられましたけども、新発田においては赤谷、確かにすごくいい自然があるし、冬は大変ですけども、そういったところ生かして、農業とかそういうものもきちんとやりながらやっていったら、すごく魅力があるんじゃないかなと思いました。  以上です。 ○委員長(小柳肇) 続きまして、稲垣富士雄委員。 ◆委員(稲垣富士雄) 移住定住に関しましては、全国みんな同じ考えを持ってやっておりますので、いかにその地区の魅力をどういうふうにするか。自然環境はもう、これは持って生まれた土地ですから、なかなか変えられませんけども、あとの部分はやっぱりリーダーが、市長が方向づけをきちっとすることがやっぱり大事で、中途半端なものだからなかなか魅力がないというのが実態でありますが、この宇佐市のほうのあれを見ますと、やっぱり相当お金は使っていますよね。だから、仮に何カ月か住んでもらうにしても、ボロ屋のままそのままで入ってくださいよと言ったって無理で、やっぱり金をかけてきれいにして、そこにちょっと住んでもらって、環境、また自然環境、それも含めてここに住んでみたいなというふうな部分をつくっていかなければ、なかなかやっぱり集まってこないのかなというふうなこと。  もう一つは、やっぱり空き家がどんどんふえてきていますから、それとの一緒になって空き家対策と定住、移住をやっぱり重ねていかないと、空き家だけはありますよ、ただ件数はこれだけありますよ、どうですかという問題は、また定住移住ということで、やっぱり直したり、改装したり、そういうふうな部分で新しい発想のもとでドッキングできてやれるんでないかというふうに思ったんですが、この宇佐市のほうは観光まちづくり課というのが何かいっぱいお金支援をしているようですが、新発田の場合は専門の課があるわけですから、室があるわけですから、そこにもう少し勉強してもらってやっていかないと、私らもやっぱりそれを勉強して提言をしていかなければならないのかなというふうに考えておりますが。そういうことで、空き家は空き家、移住は移住、定住との兼ね合いをやっぱりドッキングさせることが、これからやっぱり大事になってくるのかなというふうに思っています。 ○委員長(小柳肇) 小川徹委員。 ◆委員(小川徹) 何か移住の問い合わせというのは全国で新潟県が2番目なんだそうですね。  宇佐市なんていうのは私行くまで知りませんでしたけれども、新潟の新発田というのはもっと売れていると思うんです。それで、食べ物もいいし、水もきれいだし、雪もそこそこ降るし、遊ぶところもいっぱいあるし、一番いいのは新潟市に近いというのが一番いい、どこにも持っていない魅力だと思うんです。25分もすれば新潟市、あのくらいのレジャーからデパートからいっぱいあるんで、その辺をもうちょっと売り出して、さっきからやっているとおり体験施設も当然ないよりあったほうがいいわけだし、やっぱり1カ月、2カ月住んでみないとよさがわからないんで、その辺の売り出しすれば、もっといい宝がいっぱいあるんで、これからそういう方向性でいったらいいんじゃないかと思って帰ってきました。 ○委員長(小柳肇) 板垣副委員長。 ◆委員(板垣功) 大分県の宇佐市のほうは、若者定住に大切な制度がしっかりしているというふうに感じております。例えば空き家購入とかリフォーム等の支援がしっかりしていると、充実しているということです。そしてまた、空き家を活用しての起業家というか、そういう人たちの支援とか仕事探し、これしっかりサポートできているんですよね。ですから、そのようなところ、やっぱり新発田市よりは当然宇佐市のほうが進んでおりますので、もう少しそちらのほうにも、さっきの空き家対策も当然ありますので、それをあわせたやはり体制づくりを新発田でも必要なのかなというふうに感じてまいりました。  以上です。 ○委員長(小柳肇) 何か補足ありましたら。  若月学委員。 ◆委員(若月学) 何かさっきはやっぱり県の政策というふうなこともありましたが、やはり借り上げの、それとやはり早くに取り組んでいたということなんです、大分県自体は。それで、非常に地域おこし協力隊の方々がたくさん以前からおられて、ちょっと今広報を見ていたんですが、やはり空き家掛ける定住掛ける支援というふうなことで、もう以前に東京からですとか、愛知県からですとか、さまざまな方々がもう移住されているという方が集落定住支援員というのになって、なぜ私はここに来たかということを定住したい人にお話をしたり、逆に言うと自分がここ来た魅力をその人たちに感じたものを教えたりというふうなことで、やはり定住していただける方々の非常に悩みを解決できるような仕組みになっていると。やはり早い者勝ちではないですが、やはり早くに行ってそういうことをやっている。ですから、さっき小川委員からもお話ありましたが、新発田も非常にいいところではあるんですが、まだまだ宣伝をしてくれる方が足りないというふうに感じていました。  今後、ことし板山の佃さんでしょうか、3年目やっと終わって、今度起業されるというふうなことではございますが、市のほうでは、せっかく市のほうで受け入れて、新発田の魅力をよく知っている方に支援員やら、また何かそういう肩書をつけて協力をいただけるような制度設計をしていくと、もっと効果が上がるんではないかなというふうに感じました。  以上です。 ○委員長(小柳肇) 湯浅佐太郎委員
    ◆委員(湯浅佐太郎) 済みません。人のご意見を…。  先ほど加藤委員が成約件数が400件という話をしたんですが、このあれを見る限り、空き家バンク1,400件のうち、登録が800件で、成約したのは平成19年が236件なんです。ですけど、やはり先ほど今若月委員言ったように早くに手をつけて、早くに現状と実績を把握して、それについて対策を練っているという意味からすると、今新発田はやっと調査をしている段階なんで、本当早くもっとそれを確固たるものにして数字にして、早く目標を策定して、制度立ち上げて、支援員、地域協力隊等々を継続ということで、やはりもっと大いに数字的なもので皆さんに提示して、目標を立てて、早く実施するということに尽きると思いますんで、我々委員会も早くそういったものに期待していきたいと思いますんで、よろしくお願いします。           〔何事か呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 1つ言えているのは、新発田とはゼロが、桁が1個多いという。新発田は十数件でしたよね、まだ。           〔「これから伸び代ありますから」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) 稲垣富士雄委員。 ◆委員(稲垣富士雄) この定住移住はいろいろと魅力の問題があると思いますけども、新発田も今ようやく空き家等を調べている状況ですので、恐らく相当数に上るわけなんですが、この空き家をいかに生かすかということなんです。ただ、空き家でも大家さんがきちっといるような空き家と、全くわからないような空き家があるわけなんで、そのわかる大家さんは、住んでいる方は、もう死んだら新発田市に帰属しますよといっても、なかなか市のほうは、それをまたもらったって、というふうな部分があるようで、結構そういう話がまちうちでは聞かれるんです。だから、それをどういうふうにしていくか。もらわないでおけばそのまんま草ぼうぼう、古くなって危険という部分もあるんで、そういう寄附をするよと言ったら、もらってもいいのかなというふうな感じもあるんですけども、それは今度やっぱり首長の考え方ですから、維持管理もかかるでしょうけども、そういう部分がこれからたくさん出てくるんで、とにかく空き家の今の現状を調べていただいて、定住移住にやっぱり生かすやり方でいけば、安く、原価ただですから、寄贈ですから、だからそういう部分で安く建物を。あと改装は補助金出してやっていただくというふうな格好になれば、そういう定住移住につながってくるのかなと思いますので、早急に調査をやっていただいて、一緒に組んでいただいてやっていけば、また新発田の魅力は先ほど言ったようにたくさんありますので、住んでいただけるんでないかというふうに思いますので、とにかく我々からも執行部に提案できるように一生懸命努力し、また勉強していきたいというふうに考えていますので、よろしくお願いします。 ○委員長(小柳肇) よろしいですか。  今の大体皆様の出た意見をまとめると……今回宇佐市にしたというのは、実は豊後高田を最初調整はしていたんですが、豊後高田というのは20代が移住したい市町村の10万人以下のランキングで常に1位、2位、常にほぼ最近1位をとっていると。ちなみに、その隣の宇佐、それから国東市、佐伯市、それから大分市、竹田市、もうその辺大分県勢がほぼ独占しているんです、若者に人気の移住先として。それで、豊後高田が余りにも人気だったので、ナンバーツー、スリー、ファイブぐらいまで広げて、宇佐市に今回決まったんですけど。  やっぱり先ほど若月委員からも言ったとおり、県がやっぱり強力に推進したということが一つは大きくて、しかもそれが早かった、立ち上がりが。それがやっぱりアドバンテージになっているんではないかなというふうな感じはしました。竹田市というのもあるんですけど、これは全国でもいち早く地域おこし協力隊をどんどん、制度ができた直後からどんどん誘致して、トータル50人ぐらい今いらっしゃるそうなんですけど、そこから来た人も大体3分の2以上は定着しているということで、その人たちがまた次来る人たちの相談相手になったりとか、サポーターになったり、コーディネーターになったりしているという、そういう実績が、成功体験があったから、大分県としても恐らく全県でそれを推進したんではないかなと思いますけども、そういった意味でのかなり、やっぱり早くやるという意味でも、首長ですか、知事、市長のやはり決断が早くて強固だということが重要なんだろうなということは非常に勉強になったと思います。  ただ、新潟県も、県別の人気でいうと2位なんですよね。1位がたしか長野県とか。長野、山梨、新潟が大体競い合っているみたいな感じで。東京から近いということもありますけど、県では人気が高いと。ただ、市町村というと、なかなか新潟県の市町村が上がってこないという状況でございますので、市としてもやはり魅力をどんどん発信して、磨いてやる必要があるのかなと。ただ、おくれているというのは、もうこれ今さらしようがないんで、やっぱり地道に努力を重ねるしかないんではないかなと。そんなところになりますか。要はやる気がなければできないと、そこに集約されるんじゃないかなというように思いました。  以上で、4テーマ、皆さんの意見を集約いたしまして、以上のきょう出た内容を取りまとめたいと思います。それにつきましては委員長に一任ということでよろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小柳肇) それでは、委員長にて取りまとめを行いたいと思います。  以上をもちまして総務常任委員会を閉会といたします。  ご苦労さまでした。           午後 2時18分  閉 会...