新発田市議会 > 2018-09-11 >
平成30年 一般会計決算審査特別委員会(市長総括質疑)−09月11日-01号
平成30年 一般会計決算審査特別委員会(経済建設関係)-09月11日-01号

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  1. 新発田市議会 2018-09-11
    平成30年 一般会計決算審査特別委員会(経済建設関係)-09月11日-01号


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    最終取得日: 2022-11-29
    平成30年 一般会計決算審査特別委員会経済建設関係)-09月11日-01号平成30年 一般会計決算審査特別委員会(経済建設関係)             一般会計決算審査特別委員会  委員会記録                (経済建設常任委員会関係) 平成30年9月11日  ─────────────────────────────────────────── 〇出席委員(12名)    委員長  中  村     功  委員   副委員長  小  坂  博  司  委員         若  月     学  委員         今  田  修  栄  委員         小  柳     肇  委員         宮  崎  光  夫  委員         佐 久 間  敏  夫  委員         宮  島  信  人  委員         渡  部  良  一  委員         佐  藤  真  澄  委員         中  野  廣  衛  委員         石  山  洋  子  委員  ─────────────────────────────────────────── 〇欠席委員(なし)  ─────────────────────────────────────────── 〇説明のため出席した者        商工振興課長          原       祐   司        観光振興課長          清   田   稲 盛 樹
           農水振興課長          渡   邉   誠   一        農林整備課長          大   滝   一   仁        地域整備課長          倉   島   隆   夫        建築課長            小   野   正   一        財産管理課長          前   田   純   博        下水道課長           新 井 田       功        農業委員会事務局長       海 老 井       修        高齢福祉課長          松   田   和   幸  ─────────────────────────────────────────── 〇事務局職員出席者        局長              青   木   孝   夫        係長              古   田   潤   子           午前10時00分  開 会 ○委員長(中村功) おはようございます。  全員出席ですので、ただいまから4日目の一般会計決算審査特別委員会を開会いたします。  担当課からあらかじめ本日の審査に係る説明に要する資料が届いております。委員の皆さんのお手元に配付して置かせていただきましたので、ご了承お願いいたします。  本日の経済建設常任委員会所管分についての審査に先立ち、昨日の社会文教常任委員会所管分の審査において、本日説明いただくこととしておりました高齢福祉課長からの説明をお願いいたします。  それでは、松田課長お願いいたします。 ◎高齢福祉課長(松田和幸) 昨日の審査会において2点ほど再質疑がございましたので、本日答弁のほうさせていただきます。  まず最初に、きのう石山委員から再質疑のありました新潟県介護基盤整備事業費補助事業についてでございますが、資料のほう、きょう配付させていただきました。決算書のほうは127ページなんですけども、127ページの5つ目の丸のところでございます。5つ目の丸で新潟県介護基盤整備事業費補助事業と、1億1,582万9,000円と決算額がございますが、その中で実は施設以外にもう2点ほど備品購入費の補助金がありました。表のところは一番上に施設整備分で、その内訳、補助金額として表にありますが、8,540万円と、その下に2番の大形福祉会ということで施設整備に係る備品購入費等がありました。これが補助金額1,242万円、3番目に御幸会の、これ特別養護老人ホームの開設に当たる備品購入費ですけども、1,800万9,000円がありました。単価については、それぞれ補助単価がありまして、ここにそれぞれの部屋の分がありますが、一番上の大形福祉会につきましては増築分の補助金ということでありました。備考欄に既存改修分がありますが、9床ありますが、これについては補助対象外ということであります。  2番と3番、備品についても、それぞれ備考欄に単価があります。3番の御幸会につきましては、ミニ特養29床ありますので、その分、補助金が出ているということであります。  その次に、繰越明許費分、これが1つ、きのう説明したとおりなんですけども、御幸会のミニ特養29人定員の補助金額が1億2,383万円ということであります。それで、ミニ特養の施設の建築工事費ということで、総事業費ということで表に出ておりますが、1番目の大形福祉会については2億88万円でありました。一番下の表の御幸会のミニ特養の総事業費が4億873万5,400円ということでありました。  以上が石山委員の再質疑ということで答えさせていただきます。  それと次に、決算書125ページの、これも決算書6つ目の高齢者自立支援サービス事業、これについてでありますけども、事業の中身として、この事業は65歳以上で介護保険の非該当の方でひとり暮らしまたは高齢者のみ世帯であり、市民税非課税、自力での家事が困難な方を対象としております。事業の実施については、新発田市社会福祉協議会に委託して実施しております。委託料の内容としては、職員1名とパート職員1名の人件費が主なものであります。それに事業費と事務費を加えたものになります。平成29年度は2人が週1回利用しています。お一人は平成22年、もうお一人は平成26年から利用しています。年間で合計103回の利用実績があります。一月当たり四、五回の利用ということになります。この2人は、身体上の理由により一部の家事ができないため、この事業を利用し家事を支援してもらうことで、在宅で自立した生活を送っているということであります。  以上であります。 ○委員長(中村功) ありがとうございました。これでどうでしょうか。           〔何事か呼ぶ者あり〕 ○委員長(中村功) もう一度聞いてください。  小柳委員。 ◆委員(小柳肇) きのう言ったのは、そこまでは大体わかるんです。だから、何で介護認定を受けて介護保険の枠内でやらないのかという一番肝心なところを、それは何回もきのう言ったはずですが、それについてはいかがですか。 ○委員長(中村功) 松田課長。 ◎高齢福祉課長(松田和幸) 介護認定の判定基準は、その人の介助にどのくらいの時間がかかるか、その時間数を基準としています。介助する時間がそれほどかからないため、介護保険認定が非該当になっても日常の家事が全てできるとは限りません。できない人もいます。そういう人たちに対してこの事業を実施しております。  以上です。 ○委員長(中村功) 小柳委員。 ◆委員(小柳肇) 今の話が、例えば今話をエフエムとかで流れていたら、俺も、俺もと言って介護認定されない人がみんななっちゃいます、これ。こんなもんじゃ済まなくなるんじゃないですか。その辺はどこで線引きをして、どういう基準でこの2人が選ばれているのか、その基準をお知らせください。 ○委員長(中村功) 松田課長、よろしいですか。要は介護認定審査会で決められた条件の中で外れたというのは、それが答えなんですか。  松田課長。 ◎高齢福祉課長(松田和幸) 一応申請があった方たちに対し、2人のうちの1人の方は股関節の手術の後、足に麻痺が残っており、長距離の歩行ができないため外出が難しくて、主に買い物の支援を受けているということであります。もう一人の方は、骨折により手術を受けた影響で、中腰になると関節が外れてしまう危険があり、掃除ができないため、本事業で支援を受けているということであります。それぞれに体の状態が悪いという理由がありまして、それに対して支援しているというものであります。  以上であります。 ○委員長(中村功) 課長、それが……休憩ちょっとします。           午前10時10分  休 憩  ───────────────────────────────────────────           午前10時16分  開 議 ○委員長(中村功) 再開します。  それでは、松田課長、お願いします。 ◎高齢福祉課長(松田和幸) 事業の内容につきまして、もう一度説明させていただきます。  この事業につきましては、65歳以上で介護保険の非該当の方でひとり暮らしまたは高齢者のみ世帯であり、市民税非課税、自力での家事が困難な方を対象としております。事業の実施については、新発田市社会福祉協議会に委託して実施しております。申請に当たっては、介護認定申請をしまして、それで非該当になった場合に申請できるということで、周知につきましては地域包括支援センターに周知しており、その地域包括支援センターから必要な人には制度を周知してもらっています。実際申請を受けた後、体の状態とか職員が確認しまして、よく聞き取りしまして、該当になれば支援のほうをしていくという内容でございます。  以上であります。 ○委員長(中村功) そういうことでよろしくお願いします。  ありがとうございました。これからの審査に関係のないということで、退席されて結構でございますので、よろしくお願いいたします。  それでは、引き続き経済建設常任委員会所管分について審査いたします。説明員の皆さんに申し上げます。説明に当たっては、歳出、歳入の順としまして、軽易な事項は省略して重要事項のみ簡潔明瞭に説明願います。説明順序は、委員会条例第2条の表に掲げるとおりとしまして、担当課長等から順次説明をよろしくお願いいたします。  それでは最初に、原商工振興課長。 ◎商工振興課長(原祐司) おはようございます。それでは、議第36号、平成29年度新発田市一般会計歳入歳出決算の認定のうち当課商工振興課の分についてご説明させていただきます。  初めに、歳出でございます。決算書の160ページ、161ページをお開き願います。備考欄中ほどの丸印、サン・ワークしばた管理運営事業は、勤労者や市民の福祉増進施設でありますサン・ワークしばたの管理運営に要した経費でございます。  次の住宅建設資金貸付事業は、住宅の建設や修繕を目的とした融資であり、これまでの融資残高に対して金融機関へ行った預託金でございます。  次の勤労者福祉サービスセンター支援事業は、市内中小企業などで働く方々の福利厚生事業が安定的に継続できるよう公益財団法人新発田勤労者福祉サービスセンターに対して事業費の一部を補助したものでございます。  次の組織労働者福利厚生活動支援事業は、連合下越地域協議会新発田支部のクリーン作戦やダイヤル相談事業など、勤労者に対して行っております福利厚生事業の経費の一部を補助したものでございます。  次の新潟職能短大産業教育振興協議会支援事業は、地元産官学の発展に資するために行っています、大学生と学校が行っています各種活動への補助に加えまして、新たに経済的理由で就学が困難な学生に対しまして、授業料の一部支援などの事業に係る経費を一部補助したものでございます。なお、この事業につきましては、定住自立圏の形成に関する協定に基づきました取り組みでありまして、平成29年度から胎内市も参画している事業でございます。  最下段の雇用対策推進事業は、求職者の就業支援や就業支援セミナーの開催、インターンシップマッチング事業を商工会議所に委託して行っている経費でございます。なお、インターンシップマッチング事業につきましては、定住自立圏の形成に関する協定に基づきまして、圏域就職支援事業として平成29年度から胎内市、そして聖籠町の高校生や大学生も対象に加えて実施したものでございます。昨年度の実績は、参加企業は105社で131人の学生、生徒の受け入れを行ったところでございます。  1ページめくっていただきまして、162ページ、163ページをお開き願います。備考欄最初の丸印、若者就労支援事業は厚生労働省からの委託により、ニートなど若者への就業相談を実施している事業者にジョブトレーニング等のプログラム事業を追加で委託している経費でございます。  次の新発田企業コンシェルジュモデル事業は、食品工業団地内の11社と団地組合、ハローワーク、商工会議所、市をメンバーとして協議会を結成し、労働力の確保や福利厚生の充実、離職防止対策など共通する課題を解決する取り組みを実施しており、この協議会に対しての事業負担金でございます。具体的には、東京の食品フェアへの参加や合同での工場見学会などの合同研修事業の実施のほか、団地内企業の情報誌「SKD11」というちょっと斬新な雑誌ですが、の作成やホームページの作成を行ったほか、企業の社長などが直接高校に出向きまして、親御さんに対して企業のPRを実施するような説明会も開催いたしました。  また、離職防止としまして、自社以外に友達や相談相手を見つけてもらうために、ボウリングやバーベキューなどの交流事業も実施しております。異なる企業ではございますが、同じ製造業ということで共通点も多く、新たな交流が生まれ、事業の成果があらわれ始めていると考えてございます。なお、本事業につきましては、国の地方創生交付金を活用した3カ年事業で、今年度で終了する事業でございます。  次に飛びまして、182ページ、183ページをお開き願います。備考欄一番上の丸印、日本貿易振興機構参画事業は、同機構への負担金でございます。  1つ飛びまして、商工総務費は商工振興課の事務経費でございます。  下から2つ目の項目、顧問弁護士委託料につきましては、平成24年に(株)マルカサトウ及び三幸を原告とする裁判が始まって、以来5年間にわたって提訴されました2回の裁判に対応いただいた顧問弁護士に対します報酬でございます。この間、弁護士との相談件数は延べ78回、裁判所へは18回出廷いただいております。裁判の結果は、いずれも当市が勝訴したところでございます。  次の丸印、創業支援事業は、新発田商工会議所が主体となり、創業の基礎知識などを習得する機会を提供する新発田創業塾の開催費用及び新規就業者に対します家賃や光熱水費などのランニングコストの支援の助成金等でございます。新規創業者に対する助成金につきましては、平成29年度にスタートしたもので、実績としては全創業者数18者のうち7者に対して助成金を支出したところでございます。業種の内訳は、飲食が2件、コンサル、小売、美容、建設、不動産がそれぞれ1件でございました。  次の工業団地指導管理事業は、市内各工業団地の維持管理に要した経費でございます。次の工業団地誘致促進事業は、企業立地ガイドの作成や新聞等への広告掲載など、企業誘致活動のために要した経費のほか、進出企業に対します助成金や奨励金及び西部工業団地進出企業への貸付金に対して行った預託金でございます。下から3つ目の項目、工場等設置奨励金は、新たに設置しました工場に対します固定資産税相当額を交付するもので、対象事業者は西部工業団地内に進出いただきましたユアテック、そして中央メタルの2社でございます。その下の工場等取得助成金は、土地や建物を取得する際の経費の一部補助でございまして、土地に対する補助につきましては、西部工業団地の佐藤製作所とトーシス及び食品工業団地の日東アリマンの3社なってございます。建物につきましては、西部工業団地の中央メタル、それから佐々木工業団地の磯辺ハイテックの2社となってございます。次の商工振興制度融資・支援事業につきましては、県信用保証協会への保証料の補給金や各種制度融資に対する金融機関へ行った預託金でございます。最下段の新規創業預託金につきましては一昨年度、平成28年度からスタートしたものでございまして、新規創業者または創業後5年以内の事業者を対象として行っている融資でございます。平成29年度は、10社に対して13件の融資実績となってございます。  めくりまして、184ページ、185ページをお開き願います。備考欄最初の丸印、中小企業団体事業資金貸付事業は、市内商店会等が行います共済互助資金貸し付けのために要した経費で、利用団体は2団体でございます。次の商工会支援事業は、市内3商工会が実施する各種地域活性化の事業に対する補助金でございます。次の中小企業・小規模企業等支援事業は、女性が働きやすい職場環境づくりのために行った中小企業に対する補助金でございます。実績といたしましては5事業者で、うち1事業が小規模事業者でございました。実際の内容とすれば、4件がトイレの改修で、1件更衣室の改修というところでございました。次の新発田市商工観光振興協議会運営支援事業は、市内の産業団体が主催しております各種イベントに対しまして同協議会が行っている助成事業の原資となる資金を市が補助しているものでございます。助成している事業の主なものとしましては、メーンストリート商店街で開催していますサマーフェスティバルとか、ピオで実施しています、うまいもの市、食品工業団地のところで開催しています食品団地の春まつりなどでございます。1つ飛ばしまして、新発田ブランド認証制度推進事業は、新発田ブランド認証商品を市内外にPRするためのパンフレットの作成や新聞折り込み、チラシの印刷費、広告料、新発田ブランド認証商品のマークの使用に係る著作権の使用料、認定事業者の販路拡大を支援するための商談会出展補助金などが主なものでございます。次の中小企業等振興事業奨励支援事業は、市内に工場の新設を行った事業者2社に対しまして、固定資産税相当額を奨励金として支出したものでございます。現在この事業は、今さっき説明させていただきました工業団地誘致促進事業内の企業立地促進条例に基づく条例で交付しておりまして、この2件につきましては、廃止しました旧条例に基づいて交付しているものでございます。対象事業者は、しばたパッカーズと共栄エンジニアリングの2社でございます。次の地方産業育成資金償還事業は、同資金の預託金の2分の1が県の貸付金を原資としておりまして、これを毎年年度末に県に償還しているものでございます。  次に、192ページ、193ページをお開き願います。備考欄3つ目の丸印、城下町しばた全国雑煮合戦開催参画事業は、新発田商工会議所青年部が例年開催しております同事業に対します負担金でございます。平成29年度は、札の辻広場とメーンストリート商店街を会場に開催いたしまして、過去最高の2万5,000人の来場者となってございます。次のまちなか賑わい創造事業は、100円商店街、軽トラ市開催への事業負担金のほか、ヨリネスしばたの札の辻広場を活用し、多くの方を町なかに呼び込むためのきっかけづくりのために行っている各種イベントの事業経費でございます。札の辻広場でのイベントにつきましては、行政各団体が商店街の若手などで構成しております、まちなかわいわいプロジェクト実行委員会と協力、連携しながら、1年間毎週末イベントを開催し、オープンからの1年間で約12万人の方にご来場いただいております。次の地域交流センター管理運営事業は、同施設の管理に要しました賃金や光熱水費等の経費でございます。  歳出は以上でございます。  続いて、歳入でございます。26ページ、27ページをお開き願います。備考欄下から3つめのサン・ワークしばた使用料と、ページをめくっていただきまして、29ページの備考欄最上段の地域交流センター使用料は、それぞれの施設使用料でございます。  38ページ、39ページをお開き願います。備考欄上から2つ目の地方創生推進国庫交付金は、歳出で説明いたしました新発田企業コンシェルジュモデル事業に係る国からの交付金であり、補助率は2分の1でございます。  次に、50ページ、51ページお開き願います。備考欄上から2つ目、地方産業育成資金県貸付金は、同資金に対します県からの貸付金でございます。次に、備考欄下から3つ目の土地売払収入は、藤塚浜工業団地内の企業に対しまして、隣接していた市有地を売却した収入でございます。  1ページめくっていただきまして、52ページ、53ページをお開き願います。下から3つ目の商工費寄附金は、企業などからの寄附金でございます。  1ページめくっていただきまして、55ページをお開き願います。上から2つ目の西部工業団地造成事業特別会計繰入金は、西部工業団地の完売によりまして特別会計を閉鎖するに当たり、基金に積み立てていた全額を一般会計に繰り入れたものでございます。次に、備考欄中段の中心市街地活性化基金繰入金は、歳出でご説明いたしました新規創業支援事業助成金の対象者のうち、中心市街地で創業した方に対します助成金に充てるための原資を基金から繰り入れたものでございます。  ページをめくっていただきまして、57ページをお開きください。備考欄中ほどから少し下の住宅建設資金貸付金元金収入と次の労働金庫特別預託金元金収入及び2つ下の中小企業振興資金貸付金元金収入から下から2つ目の西部工業団地工場等立地特別資金貸付金元金収入まで、ページをめくっていただきまして、備考欄上から4つ目の地方産業育成資金貸付金元金収入は、それぞれ歳出でご説明させていただきました各種預託金、貸付金に対します戻し入れ金でございます。  次に、64ページ、65ページをお開き願います。備考欄中ほどの新潟県信用保証協会保証料補給金返戻金は、融資の繰り上げ完済などによって生じました保証料の補給金の返戻金でございます。なお、そこの欄の左2つのところの不納欠損のところがございます。これが2,724万2,000円の不納欠損がございますが、これにつきましては、西部工業団地へ進出予定でございましたウィンネットテクノロジー株式会社の破産に伴い、市が交付した助成金の全額を当社の破産管財人に対して請求してきたものでございます。本件につきましては、平成29年の12月定例会におきまして債権の放棄ということで議決をいただいているところでございます。  以上が商工振興課所管分でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長(中村功) 次に、清田観光振興課長。 ◎観光振興課長(清田稲盛樹) おはようございます。続きまして、観光振興課所管分の主なものについてご説明をいたします。  184、185ページをお開き願います。備考欄真ん中、観光最初の丸印、蕗谷虹児記念館管理運営事業から次のページの上から3つ目の丸印、刀剣伝承館・天田昭次記念館・カリオンホール管理運営事業までは、それぞれの施設の維持管理及び運営に要した経費であります。次の丸印、紫雲の郷館管理運営事業は指定管理者、株式会社紫雲寺記念館に対する指定管理委託料とガスヒートポンプ空調設備7号機、8号機の老朽化に伴う交換など、施設補修工事と源泉ポンプ予備機購入に要した経費であります。次の丸印、海水浴場管理運営事業は、海水浴場安全対策協議会に対する負担金と砂浜の清掃委託料が主なものであり、藤塚浜海水浴場の開設に要した経費であります。次の丸印、ふれあいセンター桜館・農畜産物等販売所やまざくら管理運営事業は指定管理者、株式会社加治川商工公社並びに株式会社やまざくらに対する指定管理委託料が主なものであります。同施設につきましては、本年度から株式会社やまざくらが解散をし、株式会社加治川商工公社と一体となったことから、平成30年度から3年間同社に一括して指定管理を依頼をしております。  ページをめくっていただきまして、一番上の丸印、山岳施設維持管理運営事業は二王子岳、大峰山などの山岳観光施設や登山道の維持管理費、また櫛形山脈マップ作成実行委員会の負担金が主なものでございます。また、赤谷林道は、崩落により平成29年度は湯の平山荘の管理運営人は常駐しておりません。2つ目の丸印、忠臣蔵サミット参画事業は、兵庫県加西市で実施された忠臣蔵サミットへの参加負担金が主なものでございます。また、2つ下の丸印、市島邸管理運営事業は、施設の維持管理運営に要した経費であります。次の丸印、月岡温泉足湯施設維持管理事業は、隣接する駐車場の借上料及び足湯施設の清掃など維持管理に要した経費の負担金であります。次の丸印、新潟県国際観光テーマ地区推進協議会参画事業とその次の丸印、スキー100新潟推進委員会参画事業は、それぞれの協議会と推進委員会への負担金であります。2つ下の丸印、城下町新発田まつり開催実行委員会参画事業から、ページをめくりまして2つ目の丸印、しばたっ子台輪運営事業までは、各事業の運営に対する補助や参画した負担金などであります。次の丸印、観光施設整備事業は、観光客の受け入れ態勢整備の一環として年次計画で進めている観光施設のトイレ洋式化について、平成29年度は市島邸並びに道の駅加治川のトイレ改修に要した経費及び大峰山桜公園遊歩道階段増設工事に要した経費であります。次の丸印、市島邸活用事業は、市島邸の歴史的資料や所蔵品を活用した観光施設として運営を行うため、市島邸の歴史に造詣の深い早稲田大学の図書館、藤原課長に監修を依頼し、資料調査や市民向け企画展などの開催に要した経費であります。次の丸印、月岡温泉環境整備事業は、月岡温泉の魅力づくりとして年次計画に基づき市道の石畳による美装化舗装及び老朽化した街灯の改修を実施した経費であります。次の丸印、月岡温泉支援事業は、月岡温泉観光協会が実施をするPR事業や誘客促進事業、また町なか回遊事業などの活動に対する補助金と源泉維持管理のための基金への拠出金であります。次の丸印、「うまさぎっしり新潟」観光キャンペーン推進協議会参画事業は、新潟県が推進するうまさぎっしり新潟推進協議会に対する負担金であります。次の丸印、コンベンション開催支援事業は、当市産業界への経済波及効果が期待できる大規模な学会や研修を初め、各種大会などを誘致するため、スポーツツーリズム、カルチャーツーリズムとあわせて推進し、市内宿泊を条件として開催団体に対して補助を行ったものであり、これによって平成29年度は7団体、2,827人の県外客の誘客につながっております。次の丸印、蕗谷虹児記念館活用事業は、昨年度開館30周年の年であったことから、周年事業として虹児にゆかりの深い松本かつぢ、中原淳一との3人展を初め、3回の特別企画展の開催に要した経費であります。次の丸印、新発田市観光協会支援事業は、一般社団法人新発田市観光協会が実施する観光PR活動並びに誘客活動や、さらには特産品の物産振興など観光振興策を担う組織として各種事業に取り組むための補助金であります。次の丸印、旧県知事公舎記念館活用事業は、食の迎賓館として四季折々の風情を演出した食のイベント開催や紅葉の季節には夜の奉先堂公園のライトアップなどを実施した経費であります。次の丸印、しばたんバス運行事業は、市内への観光送客を目的としてインバウンド観光客の二次交通確保や地域伝統行事や祭りなどの観覧ツアーを実施することで観光回遊を促すことを目的として市観光協会へ委託した経費であり、30年3月には格安航空会社のLCCピーチ航空が就航したことに伴い、新潟空港から市内観光施設をめぐり月岡温泉をつなぐ月岡温泉周遊ライナーの実証実験運行も当事業で実施をしたところでございます。次の丸印、フィルムコミッション推進事業は、映画やテレビロケーションを誘致することを目的に新潟県フィルムコミッション協議会に参加した負担金と、29年度はロケ地となるような市内の名所や風景、料理などの新発掘を目的に実施された市内の企業イベントに協賛した負担金が主なものであります。残念ながら、平成29年度は大きな映画撮影などの誘致はできませんでしたが、現在は東宝映画の時代劇「峠」の撮影が当市で行われると決まっているということでございます。次の丸印、観光啓発事業は、市民に当市の観光資源などを広く知ってもらい、市民の皆様みずからが観光大使として当市のPRに携わっていただくことを目的とした事業であり、そのツールとして当市の観光情報を動画で閲覧できるアプリ情報を印刷したクリアファイルなどを増刷をした経費でございます。次の丸印、誘客促進事業は、国の2分の1補助金、地方創生推進国庫交付金を活用して国内はもとよりインバウンドの観光誘客を推進しており、国内では新潟空港と関西空港間を結ぶLCCピーチ航空が就航したことに伴い、特に関西圏の旅行エージェントに対して商談会や個別訪問による商談に要した経費や、インバウンド誘客の取り組みとして新潟空港に定期便が運行されている韓国、台湾へのトップセールス、また中国や台湾等の旅行エージェントの招へいなどの活動に要した経費であります。次の丸印、DMO活動トライアル事業は、誘客促進事業と同じく地方創生推進国庫交付金を活用して市内の企業、団体、農家など多様な組織を巻き込み、稼げる観光地づくりを推進するため、米や地域特産物の輸出の促進策や地域資源活用による取り組み、さらには個人旅行客の受け入れ態勢構築のための二次交通対策やインバウンドによる外国人旅行者の受け入れ態勢整備として、通訳とオペレーターを雇用し、観光情報センターの強化に取り組んだものであり、事業の実施については市観光協会に委託をしたものでございます。続きまして、繰越明許費分となります。次の丸印、紫雲の郷館管理運営事業は、平成28年12月にガスヒートポンプ空調設備3号機が老朽化に伴い故障し、室外機のほか施設内部の機器も入れかえが必要となり、その機材調達に期間を要することから、繰越明許として対応した施設補修工事費であります。  ページをめくっていただきまして、192、193ページをごらんください。上から1つ目の丸印、月岡温泉環境整備事業は、年次計画で進めてきた道路の美装化や整備事業に要した経費であり、平成28年度の整備予定区域に係る地先住民との協議に時間を要したことから、繰越明許を行い、実施をしたものであります。続きまして、少し飛びまして、下から3つ目の丸印をごらん願います。寺町たまり駅管理運営事業は、市街地の観光回遊を促すことを目的とした寺町たまり駅の指定管理委託料が主な経費であります。現在の指定管理者は、新発田市観光協会であり、期間は平成28年度から3年間となっております。次の丸印、台輪展示館管理運営事業は、諏訪町並びに中央町のたまり駅にしばたっ子台輪を展示することに伴う建物借上料及び台輪並びに施設管理委託料が主な経費であります。  主な歳出の説明は以上でございます。  次に、歳入でございます。前方のほうにお戻りをいただきまして、28、29ページをお開き願います。備考欄一番上2行目の露店使用料及び刀剣伝承館・天田昭次記念館等の入館料でございます。  次に、38、39ページをお開き願います。備考欄上から7つ目の地方創生推進国庫交付金は、観光振興による地方創生を進めるために実施しております誘客促進事業並びにDMO活動トライアル事業に対する国の交付金であり、交付金額は事業費の2分の1となっております。次に、備考欄3つ下の社会資本整備総合国庫交付金は、月岡温泉環境整備事業と、1つ飛んで繰越明許費分につきましては、月岡温泉の道路美装化並びに街灯整備に充当しております国交付金であります。  次に、52、53ページをお開き願います。備考欄下から5つ目、観光振興費寄附金は、地方創生私募債制度を活用したホテル泉慶と第四銀行の連名で寄附を受けたものであります。この寄附金を月岡温泉足湯施設維持管理事業の一部に充て、月岡温泉足湯施設の塗装塗りかえや維持管理、改修を実施をいたしました。  次に、64、65ページをお開き願います。備考欄四角の4つ目、観光振興課雑入でありますが、当課所管の観光施設の電気料、販売収入が主なものでありますが、6つ目の丸、6つ目でございます。紫雲の郷施設補修負担金は、ガスヒートポンプ空調施設の入れかえに伴う県の負担分でございます。  観光振興課所管分の主な歳入歳出は以上でございます。 ○委員長(中村功) 次に、渡邉農水振興課長。 ◎農水振興課長(渡邉誠一) おはようございます。続きまして、農水振興課所管分の主なものについてご説明申し上げます。  初めに、歳出からご説明申し上げます。決算書の166、167ページをお開きください。備考欄最上段の丸印、松浦農村環境改善センター管理運営事業から新潟県果樹振興協会参画事業までは、それぞれ施設の指定管理委託や参画事業負担金であります。下から4つ目と3つ目の丸印、有機の里交流センター運営事業、米倉ふれあい農園事業は、それぞれの施設の指定管理委託料と維持管理に要した経費でございます。  次のページをお願いします。上から3つ目の丸印、農業経営支援利子助成事業は、認定農業者による農業経営基盤強化資金及び新潟県農林水産業振興資金に対する利子助成であります。次の新発田市農業経営改善資金貸付事業は、平成23年度までのJA北越後が貸し付けた資金融資の3分の1を預託したものでございます。次の農業法人化支援事業は、農業法人の設立に向けて必要な機械の導入や施設の整備に対する補助金であり、対象法人は3法人でありました。2つ飛びまして、環境保全型農業直接支援対策事業は化学肥料、農薬の5割低減や有機農業など環境保全効果の高い営農活動を行う農家に対する交付金でございます。1つ飛びまして、産地づくり対策支援事業は、米の生産調整の推進方針を審議、決定する新発田市再生協議会に対する事務費等への補助金でございます。  次のページをお願いいたします。園芸振興支援事業は、アスパラガスやイチゴ越後姫などのパイプハウス整備等に対する補助金でございます。次の強い農林水産業づくり支援事業は、アスパラガス、イチゴ越後姫等の園芸作物を対象とした機械、施設に対する市単独の補助金でございます。次のカメムシ類防除対策事業は、カメムシの防除対策として河川堤防の草刈りを地元の農家組合等へ委託したものでございます。次の新発田市食料・農業振興協議会運営事業は、アスパラキャンペーン等の食のイベント事業など農産物の地消地産、販売拡大に向けた事業を初め、食の循環によるまちづくりの一端を担う新発田市食料・農業振興協議会への委託料でございます。次の主要作物振興支援事業は、農業法人がコスト低減や高付加価値米等の生産のために施設整備等に対する補助金であり、対象法人は1法人でございました。次の健康農産物づくり推進事業は、漢方薬原料や健康づくりに有効な作物の生産に関する研究開発のため、薬草等の栽培実証を行ったものでございます。次の地消地産推進事業は、地元農産物の消費拡大に向けたJA北越後や商工会が実施する農業まつり等に対する補助金でございます。次のアスパラ等新発田野菜・果樹拡大支援事業は、県内第1の生産量を誇るアスパラガスを初め、ほか14品目の新植び改植に対する補助金であり、補助金の面積は約668アールであります。次の農業サポートセンター運営事業は、農作業サポートの人材育成や若者の就労支援を行う新発田市農業サポートセンターへの負担金でございます。次の青年就農支援事業は、新規就農者の経営安定を図るための給付金であり、対象件数は8件でございました。次の農地中間管理機構集積協力支援事業は、農地集積に対する協力金であり、地域集積が1件、経営転換が56件でございました。次の農地中間管理事業は、農地集約を促進する農地中間管理機構に係る事務費でございます。次の首都圏等販売促進支援事業は、首都圏等において有利販売を目指す意欲ある生産者グループ「チームしばもん」に対し、販売戦略や流通形態の調査、研究などの取り組みへの補助金でございます。次の「新・農業人」支援事業は、国の青年就農給付金を活用しながら、新規に農業を始める若者を積極的に市外、県外から募り、営農指導、生活支援によって定着を図るために要した経費及びIターン者へ生活支援給付金であります。給付金の対象件数は2件でございました。次の地域農産物等輸出促進事業は、新発田市の農産物、特産品等の海外輸出に向けたモデル事業を実施するための新発田市観光協会への負担金でございます。  次のページをお願いいたします。最上段の丸印、有機資源センター管理運営事業は、畜ふん、生ごみなどから堆肥を生産する有機資源センター3施設の管理運営に要した経費でございます。  次に、174、175ページをお開き願います。備考欄最下段の丸印、滝谷森林公園管理運営事業は、自然環境を活用したレクリエーション施設である滝谷森林公園の管理運営に係る経費でございます。  次に、178、179ページをお開き願います。備考欄の上から6つ目の丸印、全国市町村水産業振興対策協議会参画事業から新潟漁業協同組合北蒲原支所支援事業までは、それぞれの負担金や補助金でございます。次の漁業共同利用施設管理運営事業は、水産物直売所の管理運営に係る経費でございます。
     歳出は以上で、次に歳入でございます。26、27ページをお開きください。備考欄下から2つ目の滝谷森林公園使用料は、同施設の利用者からの使用料でございます。  次に、32、33ページをお願いいたします。備考欄中段の有機資源センター手数料は、有機資源センターに搬入する畜ふん及び汚泥等の搬入手数料でございます。  次に、38、39ページをお願いいたします。備考欄上から3つ目の地方創生推進国庫交付金は、歳出でご説明いたしました地域農産物等輸出促進事業に対する国庫交付金でございます。  次に、44、45ページをお願いいたします。備考欄下段の農業経営基盤強化資金利子助成県補助金から次のページの農業経営法人化等支援事業県補助金までは、歳出でご説明いたしました各種農業振興事業に対する県からの補助金でございます。  次に、48、49ページをお願いいたします。備考欄の下から6つ目のカメムシ類防除対策事業県委託金は、歳出でご説明いたしましたカメムシ防除に対する県からの委託金でございます。  次に、56、57ページをお願いいたします。備考欄の中段より下ほどになりますが、農業経営改善資金貸付金元金収入につきましては、市単独の融資制度に係る預託金の元金収入でございます。  次に、64、65ページをお願いいたします。備考欄下段の堆肥販売収入は、有機資源センターで生産されました堆肥の販売収入、農地中間管理機構業務委託金につきましては、農地中間管理事業に対する業務委託金でございます。  以上が農水産振興課所管分であります。 ○委員長(中村功) 次に、大滝農林整備課長。 ◎農林整備課長(大滝一仁) おはようございます。農林整備課が所管します主なものについて、歳出から説明いたします。  164、165ページをお開きください。農業総務費、備考欄2つ目の丸、曽根排水機場維持管理参画事業から6つ下の新発田土地改良区維持管理参画事業までの7件は、排水機場の稼働や雑用水確保に係る経費負担であります。次の派川加治川水環境保全協議会参画事業は、聖籠町との共同維持管理に係る経費負担であります。  めくりまして、166、167ページ、7つ目の丸、新潟県土地改良事業団体連合会参画事業から6つ下の落堀川水系排水機場維持管理運営事業までは、加治川水系における治水、利水、落堀川水系の水害軽減に係る排水機場の維持管理負担であり、そのほかは事業推進協議会への参画負担金であります。  めくりまして、168、169ページ、農業振興費、備考欄4つ目の丸でございます。中山間地域等直接支払交付金事業は、農業生産条件が不利地域とされる対象15集落への交付金であります。次の有害鳥獣対策事業は、鳥獣被害対策実施隊の運営経費や新発田市鳥獣対策事業協議会への負担金と狩猟免許新規取得者への補助などであります。  続きまして、172、173ページをお開きください。農地費、備考欄2つ目の丸、国営造成施設管理体制整備促進参画事業は、国が整備した農業施設の維持管理に係る一部負担であります。次の土地改良施設維持管理適正化参画事業は、土地改良区が実施した当該事業への一部助成であります。次の県営ほ場整備参画事業からめくりまして174、175ページ、上から2つ目の丸、県営基幹水利施設ストックマネジメント参画事業までの5件は、県が実施する事業に係る負担金であります。次の土地改良施設機能改善事業は、農地事業で整備した施設の維持、修繕工事を行ったものであります。次の多面的機能支払交付金事業は、農業、農村が持つ多面的機能の発揮に向け、共同活動を実施した162組織への交付金であります。  次に、加治川用水土地改良事業基金費、備考欄、加治川用水土地改良事業基金費は、国営加治川用水事業に係る市負担金の積み立てであります。  めくりまして、176、177ページ、林業振興費、備考欄1つ目の丸、市有林育成事業は五十公野山の間伐や下草刈りを行ったものであります。次の松くい虫防除事業は、紫雲寺地域、五十公野山、真木山の松林において、薬剤散布と伐倒駆除などの対策を行ったものであります。次の森林・山村多面的機能発揮対策事業は、森林が持つ多面的機能の発揮に向け、里山林の整備を実施した10組織への助成金であります。3つ下の森林整備地域活動支援事業は、さくら森林組合が行った森林施業の集約化、森林整備の計画に係る活動を支援したものであります。1つ飛んで、林道維持管理事業は、林道の維持、修繕に要したものであります。  めくりまして、178、179ページ、林道整備費、備考欄1つ目の丸、林道整備事業と次の繰越明許費分の林道整備事業は、林道新発田南部線ののり面復旧工事と路肩復旧工事を行ったものであります。  次に、漁港管理費、備考欄、松塚漁港維持管理事業は、港内のしゅんせつなどを行ったものであります。  めくりまして、180、181ページ、漁港建設費、備考欄2つ目の丸、松塚漁港整備事業と次の繰越明許費分の松塚漁港整備事業は、西防波堤と東護岸に消波ブロックの設置工事を行ったものであります。  歳出は以上で、次に歳入であります。38、39ページをお開きください。農林水産業費国庫補助金、備考欄2つ目の漁港整備事業国庫補助金と1つ飛んで、繰越明許費分の漁港整備事業国庫補助金は、それぞれ当該事業への国補助金であります。  46、47ページをお開きください。農業振興費県補助金、備考欄3つ目の中山間地域等直接支払県交付金と次の中山間地域等直接支払推進事業県交付金は、それぞれ当該事業に係る国県補助金であります。次に、農地費県補助金、備考欄、多面的機能支払交付金県補助金は、当該事業への国県補助金であります。次に、林業費県補助金、備考欄1つ目の民有林造林事業県補助金と次の森林病害虫等防除事業県補助金は、松くい虫防除事業に係る国県補助金であります。次の森林整備地域活動支援県交付金は、当該事業への国県補助金であります。次の林道改良事業県補助金と次の繰越明許費分は、林道整備事業への県補助金であります。  54、55ページをお開きください。基金繰入金、備考欄下から2つ目のふるさと水と土保全基金繰入金は、当基金を取り崩し、県営ほ場整備事業の負担金に充当したものであります。  66、67ページをお開きください。農林整備課雑入、備考欄1つ目の松塚漁港防波堤整備事業負担金は、漁港を利用する胎内市の漁業者3割相当分について、胎内市から負担をいただいたものであります。次の松くい虫特別防除負担金は、県立紫雲寺記念公園と藤塚浜財産区から一部負担をいただいたものであります。次の森林・山村多面的機能発揮対策事業協議会交付金は、当該事業に係る県協議会からの補助金であります。  以上となります。ご審議の上、認定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○委員長(中村功) 次に、倉島地域整備課長。 ◎地域整備課長(倉島隆夫) 続きまして、地域整備課所管分の主な事項につきまして、ご説明申し上げます。  初めに歳出であります。決算書の139ページをお開き願います。4つ目の丸印、児童広場維持管理事業は、市内91カ所に設置されている児童広場の維持管理経費で、施設の修繕や遊具の入れかえ工事が主なものであります。  次に、173ページをお開き願います。3つ目の丸印、排水機場・排水路維持管理事業は、主に西名柄、道賀に設置している排水機場の運転操作や点検管理及びポンプ設備修繕などの維持管理経費であります。  次に、195ページをお開き願います。2つ目の丸印、新潟県河川協会参画事業からめくっていただきまして、197ページ、下から2つ目の丸印、加治川堤桜復元市町村連絡協議会参画事業までの26件は、各種協議会、同盟会に係る負担金であります。  めくっていただきまして、199ページをお開き願います。下から1つ目の丸印、防犯灯維持管理事業は、市内全域に設置している防犯灯、街路灯約1万5,500灯の電気料及び球取りかえ等の維持管理経費であります。  めくっていただきまして、201ページをお開き願います。1つ目の丸印、街灯整備事業は、新規で街灯設置に要した工事費であります。その下の丸印、道路台帳補正事業は、市道の廃止、認定、市道改良等に伴う道路台帳の修正に係る委託料であります。一番下の丸印、道路維持管理事業は、道路の陥没や側溝の修繕料など、市道の維持管理に要した経費であります。  めくっていただきまして、203ページをお開き願います。1つ目の丸印、繰越明許費分道路維持管理事業は、平成28年度の国の追加補正に伴うもので、28年度内に工事が完了しないため工事費を繰り越したものであります。次に下から3つ目の丸印、除雪費は道路、歩道除雪及び県道歩道除雪の委託路線合計で3,095路線、約830キロを276台の車両により除雪作業を実施した委託料並びに130台の除雪車両の借り上げに係る経費が主なものであります。その下の丸印、繰越明許費分除雪費は、平成28年度の国の補正予算に伴うもので、平成28年度内に工事が完了しないため、工事費を繰り越したものであります。  めくっていただきまして、205ページをお開き願います。中段にあります丸印、市道改良整備事業は市道の新設改良工事に伴う経費であります。その下の丸印、消雪施設新設事業は市道あやめ団地1号線と中田5号線の井戸の設置と市道あやめ団地6号線の消雪パイプの設置に要した経費であります。箇所につきましては、お手元の資料の①番でございます。その下の丸印、私道・融雪施設整備支援事業は、私道の舗装、排水施設整備、消雪パイプ及びその井戸の整備を行う団体に対し、その一部を補助するもので、昨年度は4団体に補助いたしました。その下の丸印、繰越明許費分の1つ目の丸印、市道改良整備事業は、七葉小学校館野小路線改良に伴うものであります。その下の丸印、消雪施設新設事業は、新栄町舟入線消雪パイプ設置工事とその附帯工事に伴うものであります。一番下の丸印、交通安全施設整備事業は市道内竹板山線の歩道設置工事のほか、中曽根団地線の転落防止柵などに要した経費であります。  めくっていただきまして、207ページをお開き願います。一番上の丸印、橋りょう修繕事業は、橋梁点検業務委託と月岡大橋修繕工事に要した経費であります。その下の丸印、繰越明許費分橋りょう修繕事業は、西名柄橋と月岡大橋歩道橋の修繕に要した経費であります。その下の丸印、河川維持管理事業は、排水路の清掃、除草などの手数料並びに県が管理する1、2級河川の草刈りを自治会、農家組合、土地改良区など32団体に委託をして実施したものであります。また、河川維持工事費につきましては、河川構造物の修繕などを実施したものであります。1つ飛んで、県営急傾斜地崩壊対策参画事業は、五十公野七軒町地内のぞみの家付近で、県で実施した急傾斜地崩壊対策事業に対する負担金であります。市の負担割合は事業費の5%であります。箇所につきましては、お手元の資料の2番でございます。  次に、211ページをお開き願います。下から4つ目の丸印、都市計画基礎調査事業は5年に1度に行う都市計画法に基づき実施する都市計画に関する基礎調査に係る委託料であります。  めくっていただきまして、213ページをお開き願います。下から2つ目の丸印、街なみ環境整備事業は県との共同事業である主要地方道新発田津川線諏訪町地内における歩道舗装の美装化に係る負担分の経費であります。お手元の資料の3番であります。その下の丸印、繰越明許費分街なみ環境整備事業は、平成28年度の寺町清水谷地区の護岸工事を繰り越して施工した経費であります。  めくっていただきまして、215ページをお開き願います。2つ目の丸印、水害防止対策事業は島潟地内の雨水排水路整備に要した経費であります。1つ飛んで、道路側溝清掃支援事業は、町内会等で側溝清掃を業者に委託した場合、その経費の一部を補助するもので、昨年度は31団体に補助いたしました。その下の丸印、市街地雨水排水整備事業は、金塚地区の雨水排水路整備などに要した経費であります。その下の丸印、排水路改築事業は宅地間等の排水路整備をする団体に補助するもので、昨年度は2団体に補助いたしました。一番下の丸印、公園維持管理事業は都市公園等の維持管理に係る経費であり、公園施設等の修繕や遊具等の補修工事が主なものであります。  めくっていただきまして、217ページをお開き願います。3つ目の丸印、公園整備事業は、外ケ輪公園ほか10公園において、老朽化が著しい遊具の更新を行ったほか、葉塚山公園を災害応急対応施設として整備するために要した経費であります。  次に、223ページをお開き願います。3つ目の丸印、災害対策事業は、水防倉庫内の備蓄資材について、劣化した資材の入れかえや補充を行った経費であります。  次に、273ページをお開き願います。一番下の丸印、市道・河川災害復旧事業は、昨年8月25日に発生した豪雨により被災いたしました市道田貝線及び金山川の復旧に要した経費であります。  以上が歳出の主なものでございます。  次に、歳入についてご説明申し上げます。27ページをお開き願います。備考欄1段目の中ほど、用地使用料、地域整備課分は、所管管理している行政財産の目的外使用料であります。  めくっていただきまして、29ページをお開き願います。備考欄3段目、道路占用料は、市道に埋設しているガス管や電柱などの占用料であります。その下の段、備考欄、新発田駅前広場等使用料は、駅前広場駐車場、タクシープール及び駅東駐車場の使用料であります。その下の中央公園駐車場使用料は、中央公園大駐車場使用料であり、人間ドック受診者が利用する下越健康開発センターからの駐車場使用料が主なものであります。  次に、39ページをお開き願います。備考欄中段の社会資本整備総合国庫交付金は、道路維持管理事業並びに除雪費の委託料、消雪パイプ整備及び除雪機械購入並びに消雪施設新設事業、橋りょう修繕事業に係る補助金で、道路維持管理事業及び橋りょう修繕事業に係る補助率は55%、消雪施設新設事業及び除雪費の消雪パイプ整備に係る補助率は60%、除雪費の委託料及び除雪機械購入に係る補助率は3分の2であります。その下の臨時道路除雪事業費国庫補助金は、この冬、東日本から西日本にかけての日本海側を中心に平年を上回る降雪となったことから、国から道路除雪費が追加配分されたことによる補助金であります。その下の繰越明許費分、社会資本整備総合国庫交付金は、道路維持管理事業、除雪費の消雪パイプ工事費、市道改良整備事業、消雪施設新設事業及び橋りょう修繕事業に係る補助金で、道路維持管理事業、市道改良事業並びに橋りょう修繕事業に係る補助率は55%、除雪費の消雪パイプ工事費、消雪施設新設事業の補助率は60%であります。その下の段、社会資本整備総合国庫交付金は、公園整備事業並びに街なみ環境整備事業に係る補助金で、補助率は50%であります。その下の繰越明許費分、社会資本整備総合国庫交付金は、街なみ環境整備事業に係る補助金で、補助率は50%であります。  次に、47ページをお開き願います。備考欄中段の土地利用規制等対策費県補助金は、土地利用計画法に基づく土地取引の届け出に関する事務に対する県の補助金であります。  めくっていただきまして、49ページをお開き願います。備考欄下から5つ目の段、県道除雪協力費県委託金は、県道の歩道除雪に対する県からの委託金であります。その下の河川維持修繕費県委託金は、県管理の1、2級河川除草作業に対する県からの委託金であります。  めくっていただきまして、57ページをお開き願います。備考欄一番下の段、宅地造成事業特別会計貸付金元金収入は、一般会計から宅地造成事業特別会計へ貸し付けた貸付金の償還による元金収入であります。  以上で地域整備課所管分の主な事業の説明を終わります。 ○委員長(中村功) 次に、小野建築課長。 ◎建築課長(小野正一) それでは、建築課所管分についてご説明申し上げます。  初めに歳出でございます。決算書の87ページをお開き願います。財産管理費の備考欄4つ目の丸印、公共施設維持管理事業は、公共施設の維持補修に要した経費で、旧県知事公舎記念館洋館棟の外部改修工事や天ノ原保育園の外部改修工事などが主なものであります。  次に、97ページをお開き願います。安全対策費の備考欄4つ目の丸印、空家等対策推進事業は、空き家等の所有者が抱えている問題解決のため、新発田市空家等対策計画を作成するための実態調査等の委託料が主なものであります。  次に、207、209ページお開き願います。都市計画総務費の備考欄一番下の丸印、木造住宅耐震診断支援事業は、昭和56年5月31日以前、新耐震基準以前の木造住宅の耐震診断に対して、耐震診断士の派遣に要した委託料が主で、派遣件数は14件であります。備考欄最初の丸印、木造住宅耐震改修支援事業は、木造住宅の耐震設計や耐震改修等に要した費用の一部を補助したもので、耐震設計が1件、簡易補強工事が1件であります。次に、下から4つ目の丸印、住宅リフォーム支援事業は、市内地域経済の活性化と市民の住環境の向上を図ることを目的に、市民に対して住宅リフォーム工事に要した費用の一部を補助したもので、29年度は242件であります。その2つ下の丸印、民間開発施設用地買収事業は、まちづくりにおける必要な施設並びに市民生活の安心、安全に資する施設の取得を行ったものであります。一番下の丸印、景観形成推進事業は、景観審議会や景観アドバイザー相談会の実施など、景観形成推進に要した経費などであります。  次に、211ページをお開き願います。備考欄2つ目の丸印、歴史的景観緊急レスキュー事業は、歴史景観エリア内で市の良好な景観形成に重要な役割を果たしている建造物を市が指定したもので、その建造物の図面作成委託料などであります。  次に、243ページをお開き願います。社会教育総務費の備考欄、3つ目の丸印、社会教育施設維持管理事業は、社会教育施設の施設整備に要した経費であり、紫雲寺地区公民館の内部階段室床改修工事などが主なものであります。  次に、265ページをお開き願います。体育施設費の備考欄、上の丸印、社会体育施設維持管理事業は、社会体育施設の施設補修に要した経費で、五十公野公園テニスコートの電気設備改修工事などが主なものであります。  歳出については以上であります。  次に、歳入についてご説明申し上げます。33ページをお開き願います。土木手数料備考欄、開発行為許可申請等手数料、2節の建築確認申請手数料、3節の屋外広告物許可申請手数料は、各申請に係る手数料であります。  次に、39ページをお開き願います。土木費国庫補助金、3節住宅費国庫補助金の備考欄、上から3つ目、社会資本整備総合国庫交付金、建築課分は、木造住宅の耐震診断、耐震改修、住宅リフォームなどに係る補助金で、いずれも補助率は2分の1であります。  歳入については以上であります。 ○委員長(中村功) 次に、前田財産管理課長。 ◎財産管理課長(前田純博) 続きまして、財産管理課所管分についてご説明申し上げます。  決算書の86、87ページをお開き願います。備考欄一番上の丸印、財産維持管理事業につきましては、市が所有する普通財産の維持管理に要した経費であります。主なものといたしましては、中ほどの手数料は年間2回から3回程度行ったおおむね50カ所の草刈りに要した経費であります。  次の丸印、市有財産保険事業につきましては、市が所有する建物、車両などの損害保険加入料が主なものとなっております。  次に、その下の丸印、市有財産活用事業につきましては、売却を予定している土地の不動産鑑定料や用地測量委託に要する経費が主なものとなっております。  次に、196、197ページをお開き願います。一番下の丸印、国土調査事業は、荒川第2地区の地籍調査事業に要した経費であります。  めくっていただきまして、一番上の丸印、未登記解消事業は、公共用地の未登記を計画的に解消するため、新潟県公共嘱託登記土地家屋調査士協会へ業務委託を行ったのが主な経費でございます。  歳出は以上でございます。  続いて、歳入であります。28、29ページをお開き願います。上から3段目の備考欄、法定外公共物使用料につきましては、主に店舗や駐車場などへ乗り入れるための橋などに係る法定外公共物の使用料であります。  次に、42、43ページをお開き願います。上から7段目の備考欄、地籍調査事業県負担金は、先ほど歳出でもご説明しましたとおり、荒川第2地区の地籍調査事業に対する県負担金で、負担率は4分の3となっております。  次に、50、51ページをお開き願います。中ほどの備考欄、土地建物貸付収入につきましては、普通財産の土地、建物の貸付収入であります。主なものといたしましては、中曽根県営住宅敷地及び新潟職業能力開発短期大学校の学生寮敷地の貸付料であります。  次に、下から2つ目の土地建物売払収入につきましては、入札などによる普通財産の売却収入のほか、法定外公共物の売払収入が主なものであります。  次に、その下の物品売払収入につきましては、不要となりました物品を入札により売却した売払収入であり、主なものといたしましては除雪車やマイクロバスの売払収入であります。  次に、66、67ページをお開き願います。上から3段目の備考欄、その他雑入につきましては、各種市が加入する保険により支払われた補填金が主なものであります。  財産管理課所管分については以上でございます。 ○委員長(中村功) 次に、新井田下水道課長。 ◎下水道課長(新井田功) それでは、下水道課所管分についてご説明を申し上げます。  初めに、歳出からご説明申し上げます。154、155ページをお開き願います。備考欄、下から4つ目の丸印、浄化槽登録管理事業は、し尿浄化槽管理台帳の作成を下越総合健康開発センターに委託したものであります。なお、平成29年度末の新発田市全体の浄化槽設置件数は、単独処理浄化槽が1万801基、合併処理浄化槽が4,438基となっております。  その下の丸印、水道水源保護地域等浄化槽支援事業は、水道水源保護地域や中山間地に指定された地域の方が行う合併処理浄化槽設置工事等に対して補助金を交付する事業であり、平成29年度は4基分の補助を行ったものであります。  次に、168、169ページをお開き願います。上から2つ目の丸印、農業集落排水事業特別会計繰出金は、平成29年度農業集落排水事業特別会計の歳入補填分として一般会計から繰り出したもので、主に職員給与費や事業に係る市債の元利償還金などの財源として充当したものでございます。  次に、208、209ページをお開き願います。備考欄、上から3つ目の丸印、下水道接続促進支援事業は、下水道が供用開始されても未接続の世帯、事業所、貸しビル所有者などを訪問し、接続要請活動を行った接続促進員1名の報酬等でございます。  その下の丸印、下水道排水設備設置資金貸付事業は、公共下水道への接続促進を目的として実施している排水設備工事費への融資あっせん制度の運用に必要な金融機関への預託金であります。  次に、212、213ページをお開き願います。上から2つ目の丸印、下水道事業特別会計繰出金は、平成29年度下水道事業特別会計の歳入補填分として一般会計から繰り出したもので、主に職員給与費や事業に係る市債の元利償還金の財源として充当したものでございます。  めくっていただきまして、214、215ページをお開き願います。備考欄、上から3つ目の丸印、自然災害防止事業は、小舟町3丁目地内の城北1号雨水幹線整備工事及び豊町1丁目地内の新発田川雨水幹線整備工事に支出したものであります。  歳出は以上であります。  次に、歳入の主なものについてご説明いたします。38、39ページをお開き願います。備考欄の最上段、合併処理浄化槽整備事業国庫補助金は、歳出でご説明いたしました水道水源保護地域等浄化槽支援事業に対する国庫補助金であります。補助率は、国の補助基準額の3分の1となっております。  58、59ページをお開き願います。備考欄の最上段、下水道排水設備設置資金貸付金元金収入は、融資あっせん制度に必要な金融機関への預託金について年度末に返還していただいているものであります。  次に、70、71ページをお開き願います。備考欄の最上段、自然災害防止事業債は、歳出でご説明いたしました自然災害防止事業の実施に伴い借り入れを起こしたものであり、事業費に対する起債充当率は100%となっております。  説明は以上であります。 ○委員長(中村功) 最後に、海老井農業委員会事務局長。 ◎農業委員会事務局長(海老井修) 農業委員会所管分の主なものについてご説明いたします。  初めに、歳出についてであります。決算書の162、163ページをお開き願います。備考欄、上から3つ目の丸印、農業委員会委員費は、農業委員及び農地利用最適化推進委員の報酬であります。  1つ飛んで、農地中間管理機構特例事業は、新潟県農林公社が行う農地中間管理事業に関連した農地の権利設定等における事務費であります。  1つ飛んで、農業者年金事業は、農業者年金業務に係る経費であります。  次の農業だより「さわやか」発行事業は、年2回発行した農業委員会広報「さわやか」に係る経費であります。  次の農業委員会視察研修事業は、年1回実施しております農業委員及び農地利用最適化推進委員による先進地事例研修で、29年度は宮城県美里町の農家レストランや農産物直売所等の視察を行ったものであります。  次の農業会議参画事業と1枚めくって165ページの農業委員会北蒲原郡市連絡協議会参画事業は、それぞれの組織への負担金であります。  歳出については以上であります。  次に、歳入についてであります。32、33ページをお開き願います。農業手数料の備考欄、耕作証明手数料は、耕作証明等の発行に係る手数料であります。  次に、44、45ページをお願いします。農業委員会費県補助金の備考欄、農業委員会費県交付金は、農業委員会の事務に関する県交付金であり、機構集積支援事業県補助金は農地中間管理事業業務に関する県補助金であります。また、農地利用最適化県交付金は、農地利用の最適化の推進に関する県交付金であります。
     次に、66、67ページをお願いします。農業委員会事務局雑入の備考欄、農業者年金業務委託金は、農業者年金業務に関する委託金であります。  歳入については以上であります。  以上が農業委員会所管分の主なものでございます。 ○委員長(中村功) ご苦労さまでした。それでは、担当課長等の説明が終わりました。これより質疑に入ります。質疑ある方の発言を求めます。  最初に、佐久間敏夫委員。 ◆委員(佐久間敏夫) ご苦労さまでございました。最初に、忘れかけてきた新発田ブランド認証制度についてご質疑をいたします。  というのは、もう新聞にもこういうふうに、2016年1月24日朝日新聞社、「市の制度3年目は認証ゼロ、新発田ブランド曲がり角」、こういう見出しで出ております。それで、この決算に係る主要概要を見ますと、市のイメージアップと書いてありますけども、市のイメージアップじゃなくて、私から考えれば各社の商品のブランド商品の、イメージアップを図るために新発田ならではの魅力あふれる商品を市内外においてPRするのが、私から言わせれば筋ではないかなと思っておりますけども、それでその16年の年、湯浅佐太郎議員が一般質問でこういう質問をしていました。「市役所、市側がこういう認証制度をつくっているのだから、それを利用しない地元の業者が悪いんだ」と、これ市長の答弁。それに対して前任の商工振興課長、名前は言いませんけども、「市長のほうで事業者のほうが出てくれればいいのにという話ではなくて、出ていただけるようなブランドに育てていきたいという話であると思います」、これは市長に対してですよ、本来であれば課長はもっと議員のほうというか、そちらのほうに言いたかったんだけども、市長が目の前にいるから、そういう答弁はできなかったと思います。だって、後で何言われるかわからない。それと、これ今回187万6,000円、これ185ページですけども、印刷製本、広告料、著作権ありますけども、これは印刷製本ってこれからまたつくるということなんですよね。今までにですよ、13年度からこういうパンフレットから印刷製本は何千、何万部ぐらいつくったんでしょうか。それをまず聞きたいのと、広告、どういうふうに広告があっちこっちへ出して、その効果というのはあったのか、ないのか。これ商談会等出店補助金って書いてありますけども、これ見ますとこれ14事業所ですよね。その中で本当に商談会行けるところは1社か2社しかないのではないかと思います。あとの13社、4社はどうするのかなと。そのための、その1社のため、2社のためだかわかりませんけども、33万2,000円の補助を出しています。それで、現課長の原課長は……あった。お礼品ありますよね。これ見ると、ランキング、申し込み金額、ランキング申し込み個数、95位と99位と99、111位。これ総体で119。それで、湯浅佐太郎議員の一般質問の中では、市長の答弁ではお酒、米とか、そういうのが主に、もう60%から70%近くやっているみたいです。それに対して、課長は今後本当にこの新発田ブランドを全国にPRして各社の売り上げを上げるためにどうしてやるのか、それを聞きたいと思いますから、お願いいたします。  以上です。 ○委員長(中村功) 原課長。 ◎商工振興課長(原祐司) 佐久間委員のブランドに対するいろいろなご質疑にお答えしたいと思います。  まず、質疑ではないですが、朝日新聞のところはちょうど物産のところをやったときに1回審査方法がちょっとうまくないということで、審査方法ではないんですけども、出店基準が曖昧だということで飛んだときの記事だったかと思います。  それぞれ質疑幾つかいただいております。まず、印刷製本の部分につきましては、累計で何部というのはちょっと今手元に資料ございませんので、後ほど調べてご報告させていただきたいと思います。種類も前の製本から今新しい部分についてはつくっている人に焦点を当てまして、人を全面的に出したブランドの認証のパンフレット、きょうお持ちすればよかったんですけども、そういったものでやっておりまして、何回も増版を重ねまして、非常に好評を得ておるというところでございます。  PRの手法といたしましては、これまずさまざまな本当にPRをうちのほうでもさせていただいておりまして、まずは当然広報、それからホームページのPRは当然させていただいておりますし、今ほどのパンフレット、それから店舗のマップ、こうやって皆さん行けるようなマップの作成、それから自衛隊の白壁兵舎という観光施設がありますけど、そこのところに模型を展示させていただいたり、同じような模型をサン・ワークのところにも展示させていただいておりますし、そのほかJRの大宮駅でしょうか、そこのところに大きなデジタルサイネージがございまして、そこを活用して首都圏向けにPRをさせていただいたといった部分、それから「月刊にいがた」、それから地元の情報誌、それから「まっぷる」とか、そういったとこの旅行雑誌のところにも記事を掲載させていただいております。また、お中元とかお歳暮の時期のちょっと前ぐらいでしょうか、新聞の広告チラシで折り込みまして、全市的にそういった中元とか歳暮で使ったらどうかというようなPRをさせていただいております。  この制度が始まって5年たってございます。当初は何じゃ、それということなんですが、徐々にやっぱり浸透、そんなに急激に浸透はしておりませんが、徐々に新発田の方にも浸透いただいてきているのかなというふうには思ってございます。ただ、県内、市外の方及び全国の方が認識いただいているかというと、なかなかそこまでには至っていないというふうに考えているところでございます。  それから、商談会の部分につきましてご質疑でございました。実は今、ブランド事業者は14の事業者で、複数商品を認証させてもらっていまして、30品の商品がございます。14事業所のうち、たしか佐久間委員がおっしゃるとおりちっちゃい事業者もいて、なかなかそういう商談会とかに手を挙げていただけないというのは現状でございます。お見込みのとおり、実際商談会に出ていただいている事業者3社でございます。ただ、その3社につきましては非常に商談会の成果がよろしくて、全部で20件ぐらいの、3社で25件の商談が成立しております。具体的な個別名称はちょっと避けさせてもらいますが、中にはやっぱり数百万円の商談が成立したというふうなうれしい報告もいただいてございます。こういったものもやはりブランドの地道な、特に商談会のところに業者が言っていましたけど、パンフレットとか持っていったらいい、さまざまないろんなことをやっているというのを一緒に見せるんだそうです。そういった部分も効果としてあらわれているのかなというふうに思っております。  それから、ふるさと納税については、これは残念ながら、うちのほうも総務と連携しまして出させていただいておりますが、なかなか数字が伸びていかないといった現状がございます。これは、ふるさと納税の返礼品につきましては全国的にもやはり農産物とか、そういったもの、お肉とか、そういったものが人気があるというふうにお聞きしております。なので、ここは低い現状ありますが、今後は引き続き、まずは頑張っていくというところでお願いしたいとふうに思っております。  それから、今後の展開でございます。実は今ほどいろんな取り組みをしているというのもやってございますが、販売の支援なんかもさまざまさせていただいておりまして、そういったネット販売につきましては観光協会のネットショップのしばたん市場なんかも活用させていただいているほか、今のふるさと納税の返礼品、それから市役所の職員が行政視察に行くときのお土産とか、議会の皆様にもあちこち行かれるとき、視察に行かれるときにご利用いただいているというふうに聞いておりますし、その辺も改めて感謝申し上げたいと思います。そのほか観光施設、月岡温泉の蔵とか、それから道の駅加治川、それから紫雲の郷、寺町たまり駅、安兵衛茶屋、白壁兵舎の売店なんかでもちょっと取り扱いをさせていただいております。こういった直接的な物販のほか、イベント的にJRA、新潟競馬場が新発田開催ということで、二王子特別とか、新発田城特別だったですか、そういった冠事業がございまして、そういうときにブランド事業者に出ていただいて、一番いいところで売る機会を提供させていただいたり、あとクルーズ船なんかが東港に来港したときもご案内申し上げまして、出ていただいたりしているところでございます。また、ウオロクの本社のほうに売り込みをしたり、ことしから皆さんご案内だと思いますが、札の辻のところで観光振興課と連携させていただきまして台湾の方に直接物販するような仕組みとか、それから新潟のイトーヨーカドーのところでしばたフェアというのを開催させていただきまして、ブランド事業者出て物販するというような取り組みをやってきたところでございます。ただ、やっぱり新発田のその認証している品物の大半がお菓子、生菓子というか、和菓子が多くて、ちょっと日もちがしないものがたくさんございます。なので、ちょっとお土産として行ったり、どこか遠くに持っていったりというのがちょっと難しいなという課題が当然ありまして、また事業者も本当に家族経営でやられていて、どこかイベントに出店するときにお店を閉めてご協力いただくようなことになっていまして、なかなかうちのほうがいろいろさまざまなものをこういうのをやりませんかというふうにお声がけしてもなかなか出ていただけないというのは現状としてございます。なんで、今後できればそういった市の事業に積極的に半分ぐらい、全部は無理にしても半分ぐらいはちょっと何とか参加したいなというような事業者のほうに手挙げ方式みたいな形でやれればいいなというふうにも今思っているところでございます。具体的な制度構築については、予算もまだこれからですし、今後詰めていく形になりますが、ちょっと発展した形で、一生懸命やる事業者、市の提案に対して乗っていただける事業者と連携していきたいなというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○委員長(中村功) 佐久間委員。 ◆委員(佐久間敏夫) 大変ありがとうございました。ふるさと納税の件でございますけども、これ本当に魅力ある商品であれば黙っていても売れると思う。余り魅力がないから売れないんだ、はっきり言って。やっぱりこれは研究課題。和菓子とか、そういうのしか日もちしないという。観光地へ行けば本当即食べれるようで、おいしそうにつくっている会社が何百社も、何千社ありますよね。そういうのを参考にして、笹だんごとか本当日もちしない。どうすれば日もちするのか、どうすれば売れて、どうすればこういうふうになるか。やっぱりこういう14社の方、だんごだの、そういう売っている人はやっぱり研究しないといつまでたってもこのまんま。だから、私言いたいのは、PRで幾らやってもですよ、売り上げも伸びない。進まない。課長のほうで頭なんかが痛いのがそこ。だったらもうやめてしまったほうが私だったらいいと思うんだ、はっきり言って。もう少し、自社で小さい企業が自分とこで売れる、売り上げあるよりも1週間イベントに行って10万、20万、30万、50万上げたほうが、そっちのほうがよっぽど売れると思いますよ、PRして。店閉めても。正直な話。それで、助成をしてあげるんだったら私は余り言わないんだけども、それもしないで行きもしないで自分とこで、冬はこたつの中入って、ごめんくださいってピンポン鳴らしてやっと出てくるような商売にしているんだったら、私だったら新発田認証ブランドなんてやめたほうがいいと思う、はっきり言って。  あと、これ3社ですけども、商談会に行って、これ3社は新発田ブランド、商品だけじゃないでしょう。自社の商品も持っていって、100万とか200万とか、30万とか50万売っているのがそうなんですよね。そうなんですよね。そこをはっきりやっぱり言ってもらわないとこれは本当にあれですよね。これどんなのが一番売れたんですか。 ○委員長(中村功) 原課長。 ◎商工振興課長(原祐司) いろいろ厳しいご意見ありがとうございます。魅力があれば売れるんじゃないかということで、では実際本当においしいものばかりなんで、食べていただければおいしいというのをわかっていただけると思うんですけど、なかなかそこまでたどり着かないというのが現状でございます。観光地でそういったさまざま売れているところを参考に改良していったらいいんじゃないかと、確かにおっしゃるとおりだと考えます。なので、そういった部分、来年度以降ちょっと、例えばNICOとか県のほうでも支援している部分あるので、連携しながらそういった長期間売れるようなものに改良していったり、そういった改良の余地はあるのかなというふうに思っております。  それから、商談会のほうにつきましては、メーンとして一応ブランドの事業の認証されたものをお願いしていますけども、それだけというわけにはいかないので、さまざまなものを持っていっていただいていると思います。一番成功した事例はどれかというのなんですが、ちょっと個別のあれなんで、魚介を加工したものが非常に人気で、いい取引ができたというふうにお聞きしておるところです。  以上です。 ○委員長(中村功) 佐久間委員。 ◆委員(佐久間敏夫) 最後。これ3社のまず会社名を教えていただければいいかなと思います。3社です。 ○委員長(中村功) 個別のやつは。 ◆委員(佐久間敏夫) わかった、わかった。 ○委員長(中村功) いいですか。 ◆委員(佐久間敏夫) あと、これ著作権の話ですけども、これいつまで続くんですか。これ本当に各社に聞くと鶴太郎さんの著作権はあってもなくても、もう力があれば売れるというお話が大半でございました。  あと、下のほうにエレベーターのすぐそばに出店が6社しかありませんでしたね。出店しているのが。あのケースのところに。何で6社なのか。  あと、そのほかの会社はどうなっているのか、それだけお願いします。  以上。 ○委員長(中村功) 原課長。 ◎商工振興課長(原祐司) それでは、出店で支援させていただきました事業者3社、個別の商品名は別としまして、企業は宮野食品、そして宮村製麩所、そして今川屋、この3社でございます。  著作権につきましては、一応向こうの事務所とちょっと今交渉をさせていただいておりまして、できれば買い取らせてほしいということで今交渉をしておりますが、向こうの事務所とすればもうちょっと値段安くするので、ずっと借りてくんないかというような交渉をいただいております。ただ、うちとしては、やっぱりこのまんまちょっとやっていくのは、非常に経費もかかりますし、厳しいと思っています。ただ、物としては、鶴太郎さんの描かれた金をベースにしたあやめ、ショウブの絵ですか、非常に品のある絵なので、また事業者ももう事前にプリントして、商品にプリントしているものもあったりするもんですから、できれば取得させていただきたいというふうにちょっとお願いしていきたいと、それが難しいようあればちょっと今後、諦めざるを得ないかなというふうなのも一つの考えとしてはあるかなというところでございます。  下の展示品のところにつきましては、今、全国的な表彰を受けた3社のもの、それからブランド品をあわせて展示させていただいております。右側のほうにブランド品、6社今、展示してございますけども、いかんせんちょっとスペースが足りないもんですから、ちょっと入れかえをしながらやらせていただきたいなというふうに思っているとこでございます。  以上でございます。 ○委員長(中村功) よろしいですか。           〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(中村功) この際午後1時まで休憩いたします。           午後 零時02分  休 憩  ───────────────────────────────────────────           午後 1時00分  開 議 ○委員長(中村功) 休憩前に引き続き会議を開きます。  皆さんに申し上げますけども、簡潔明瞭に質疑、答弁お願いいたします。  午前中、佐久間委員の質疑の中で答弁といいますか、後でということでありましたので、原商工振興課長、お願いいたします。 ◎商工振興課長(原祐司) 午前中の佐久間委員のパンフレット、これまでの累計印刷枚数ということでご質疑がありました。平成26年度から作成始めまして、これまでに3万5,000部印刷してございます。市有施設や月岡温泉、新聞、テレビなどマスコミ、雑誌社、それから銀行などに配付してPRを行ったところでございます。  以上でございます。 ○委員長(中村功) よろしいですか。  関連質疑ございますか。  小坂副委員長。 ◆委員(小坂博司) 今回ブランド認証制度について、商談の補助ということで出ているわけですけども、事業の趣旨から少しずれているんではないかなというような思いもするんですが、その辺どこまでやるのか、どういった方向性を持っているのか、お知らせ願いたいと思います。 ○委員長(中村功) 原課長。 ◎商工振興課長(原祐司) 小坂副委員長の商談会への助成について、ちょっと趣旨からずれているんではないかという質疑でございますが、商談に出る条件としまして必ずブランド品をまず商談のものとして持っていってくれというふうにお願いしてございます。ただ1社で1件ぐらいしか多分認証されていない事業者もいて、それをわざわざ東京まで行って売ってくるのに、それだけだとやっぱり費用対効果も低いというところもあって、トータルでやっぱり売り上げを伸ばしていくというところが大事なんで、ほかの商品もいいですよというふうにうちのほうでは認めているところでございます。結果として、全体的に売り上げを伸ばすということがやっぱり、売り上げを伸ばすことで、また新発田が売れていくと、新発田という名前が売れていくというところが目指すところでございますので、今はそういうふうに考えているところでございます。 ○委員長(中村功) よろしいですか。  小柳委員。 ◆委員(小柳肇) 関連でございますが、毎度、前からも鶴太郎さんに払っている著作権のことについては取り上げておりますが、先ほど値下げ、要は買い取りはなかなか応じてくれないみたいな話だったんですが、値下げの場合、例えば来年度の予算をつくるに当たって幾らぐらいならみたいな、具体的な腹づもりというのはあるのか。私これ自分が会社がやっている事業だったら多分月1万ぐらいだったら払ってもいいかなとぐらいに思うんです。ということは、年間12万ぐらい。その辺からだと随分乖離があるので、実際どんなふうに考えているのか、お聞かせください。 ○委員長(中村功) 原課長。 ◎商工振興課長(原祐司) 基本はやはり一回の買い取りでお願いしたいということで、金額の交渉をスタートしましたが、向こうのほうはやっぱりちょっとでも年間50万の額を下げてというふうに言って、今交渉を進めているところで、具体的に幾らというのは今ちょっと交渉の中なので決定しておりませんが、まだ継続してお借りしてというか、使用料払いながらやっていくこともいいかどうかがちょっと判断しておりませんので、今まだ交渉中だというところでご勘弁いただきたいと思います。 ○委員長(中村功) よろしいですか。  ほかに関連がなければ、佐藤真澄委員。 ◆委員(佐藤真澄) それでは、まちなか賑わい創出事業ということで商工振興課長にお伺いいたします。  論点がここに書いてあるとおりなんですけれども、多くの市民を町なかに呼び込むために新しい庁舎が商店街のど真ん中に建設されたわけであります。札の辻広場での各種イベント来場者が既に29年度で12万を超えていることは皆様もご承知のとおりでございますが、確かにこの事業の趣旨は札の辻広場などを活用し、多くの方を町なかに呼び込むためのきっかけづくりとして、各種イベントの開催など町なかのにぎわいを創出されました。しかし、本来の目的である中心商店街のにぎわい創出につながったのかどうか、この点についてお伺いします。  それから、2点目として商店街の方々はどのように評価されているのか。かつて一般質問した内容と同じようなこと聞いて大変申しわけないんですけれども、よろしくお願いいたします。  それから、最後は3点目、昨年8月に商店街の有志の方がアンケートを実施されました。市役所開庁で商店街の変化について、これまでと変わらないとお答えになった方が62%と多いわけでありますが、庁舎移転の効果は個々の商店の活性化に私は結びついていないと思うんですけれども、この点についてどのように総括されたのか。商店街はご承知のように地域住民、特に市民にとっては身近な購買先であります。そういう私も余り利用はしないんですけれども、新発田の共有財産ともいうべき存在であるこの商店街、もっと活性化させるために並々ならぬご努力はされているとは思うんですけれども、今後に向けての検証含めてお伺いしたいところであります。 ○委員長(中村功) 原課長。 ◎商工振興課長(原祐司) 佐藤真澄委員のにぎわいの創出の部分の質疑、ちょっとかぶる部分もあるかと思いますが、ちょっとまとめてお答えさせていただきます。  今ご紹介いただいたとおりこちらのヨリネス開庁から1年間で52回のイベント開催されまして、12万人の方にお越しいただいております。1回平均に直しますと約2,300人ということで、結構な大勢の方が来ているということで、当課として見れば一応の評価はあったのかなというふうに思っておるところでございます。  また、さまざま町なかを使ったイベント、ランニングフェスタという駅前から下町まで走り抜けるようなイベントとか、札の辻の親子広場なんかもやりましたし、雑煮合戦とかサマーフェスティバルでは、あそこのラウンジのところをあけて一体として活用するような形で、できるだけここに来た方を促すような形で仕掛けてきたところでございます。また、そのほかせっかくここに来た方がやっぱりどこか食べ物を食べるところないかいというような話も結構聞こえましたことから、町なかのこの周辺のランチマップをつくったり、またイクネスとの連携ではイベントのときに関連する図書を設置させてもらったりして、往来を図るような仕掛けをしたところでございます。  その前に交通量調査を実は28年度開庁前と開庁後でやってございます。これは、平日と休日2日間やっておりまして、その結果、平日のもの限定なんですが、ヨリネス周辺の3カ所では11%通行量が伸びたという結果になってございます。開庁前と開庁後なんで、当然伸びるのは当たり前なんですが、1年で10%の2桁の伸びをこの辺周辺で出せたのは非常に成果としてはあるのかなというふうに思ってございます。  それから、今、佐藤委員がおっしゃられました商店街に対するアンケートですが、62%の方が変わらないというふうに答えてはいるんですが、その反面3割以上の方がやっぱりちょっとにぎわいが出てきているよねというふうにお答えいただいていることも事実でございます。100%の方が、全員がやっぱり活性化しているというのが本当はいいのかもしれませんけども、着実に3割の方でもにぎわいが生まれているとお答えいただいたというのは、実績としてあるのではないかなというふうに思ってございます。  また、今後につきましては、ことしマップにつきましてはヨリネスからイクネスも含めまして2つの周辺のランチマップを作成しておりますし、また各種団体、JCとかYEGとか二世会、商店街などと連携しまして、町なかのウオークラリーイベント、来月また開催する予定にしております。また、秋にはハロウィンなんか仕掛けて、子供たちが各お店に行けるようなちょっと仕掛けもしてみたいななんていうふうに思ってございます。ただ総括という部分になりますと、やはりイベントだけでやっぱり町なか全体をにぎわかしていくというのはなかなかやっぱりある程度限界があるのかなというふうに思ってございます。イベントはイベントそのものがやっぱり目的になって、イベントを終わってそのまま帰るという方もやっぱり大勢いらっしゃいます。なので、最終的にはやっぱり個店とか新しい若い子たちがにぎわうような店が出せるような創業の部分、そういった部分を今後商店街の方々とか若手経営者の方々、それから地権者などとも話しながら、若い子たちが新規で出店できるような環境づくりのほうをちょっとできれば進めていきたいなというふうに考えておるところでございます。  以上でございます。 ○委員長(中村功) 佐藤委員。 ◆委員(佐藤真澄) ありがとうございました。3割の方がにぎわい創出を感じたということで、実績として全くゼロではないというふうに課長はおっしゃいましたが、私もそのとおりだと思います。イベントだけでは限界だと、これもそのとおりでありますが、今後の課題としてやはり個々のお店、個店が本当ににぎわいを感じていただくような施策、それを商工会議所の皆さんを初め今個々の商店の皆さんも、それから市もそこを援助しながらやっておられるわけでありますけれども、やはり個々の店が元気を取り戻す意味では、市ももうちょっと思い切ってバックアップというか、例えば空き店舗もなかなかいろんな縛りがありますけれども、空き店舗対策を強化するなり、直接市が個々の店に支援するというか、補助するというか、そうしたことを思い切ってやらない限り、私は市役所までは本当にこれは大成功だったと思います。想像以上ににぎわいがあるわけでありまして、雑煮合戦、どういうわけか雑煮合戦だけは私最初からずっと毎年出ているんですけども、あのにぎわい、とにかく、ことしはちょっと怖いほど、庁舎が2階、それから3階近くまで大勢の市民でごった返していて、本当にうれしさ通り越して怖くなってしまったぐらいに、これは大成功だったのはわかるんですが、これをぜひ商店街のほうに持っていく努力を今後も強めていただきたいと思いますが、要望でもいいんですが、もう一度お答えください。 ○委員長(中村功) 原課長。 ◎商工振興課長(原祐司) 佐藤委員おっしゃるとおり、支援というのはいろんな形であるかと思いますが、私どもできるだけやっぱり皆様のところに行ってお話しするような形で進めていきたいかなというふうに思っておりますし、せんだって土曜日の日も、今週の土曜日ですが、創業者のスクールがございまして、そういったところにお話を聞きながら直接空き店舗のオーナーのところに結びつけるような展開もちょっと今後想定したいなというふうに考えてございます。財政面もあってなかなかやれること少ないですが、併走型でできるだけ寄り添って創業支援のほう、していきたいと思いますし、イベントについては、まだイベントが絶対だめだということではなくて、イベントもかなり効果あるのは間違いないので、引き続きイベントを進めるとともに関係団体のほうにいろんなイベントを仕掛けていただけるようにお願いしてまいりたいというふうに思っております。  以上でございます。 ○委員長(中村功) 佐藤真澄委員、簡潔にお願いします。 ◆委員(佐藤真澄) 最後要望になりますが、やはり社会的役割をきちっと個々の商店ができるように、市役所のほうは面として支えていただきたいということを要望して終わります。 ○委員長(中村功) 関連、小柳委員。 ◆委員(小柳肇) 今ほどの関連なんですが、私いつもイベントをやると、コスパ、コスパと結構言うんですけど、雑煮合戦がたしか150万円の助成金というかで、商工会青年部にやってもらうという、貸し館を逆に言うと援助するという形で、こちらのほうは1,977万、これはどちらかというと役所が主体になってやるものの、そういう違いだと思うんですけど、言い方変えると今ほどの佐藤委員もおっしゃったように150万円の補助金であれだけのにぎわいが出ると。一方役所の直営のほうは1,900万でこれだけだとなると、やっぱり予算に対する効果という意味では、やはり雑煮合戦のほうがはるかに圧倒するぐらい大きい。恐らくその差というのが多分主催者側のやっぱり熱だったりとか、それからほかから持ってくるお金とか、そういうのも加わるということもあると思うんですけど、逆に言えば来年に向けていつまでもこの金額を毎年、毎年出すわけにもいかんでしょうから、そういうことを考えた場合、来年以降の話ですけど、例えば雑煮合戦方式、例えばそういう提案のあった事業に対してそういう補助金を出すとか、そういう仕掛けのほうがより粘り地というんですか、てこの効果が大きいと思うんですけど、その辺はどのように考えていますか、来年以降。 ○委員長(中村功) 原商工振興課長。 ◎商工振興課長(原祐司) 小柳委員の今のご質疑にお答えします。  一千九百何十万というのは実質市が直接回しているものだけではなくて、使っていただいている方に助成金を出してございます。そのほか各種先ほどの交通量調査のものの経費とか、軽トラ市の経費、それから写真のまちとか100円商店街などの経費もこちらの中に入ってございます。実質的に市が直接やったものが、実質ワイワイプロジェクトというところに負担金として1,000万円出しておりまして、そのうち直接的な経費がたしか、ちょっと今出てまいりませんが、半分以下だったというふうに記憶しております。なので、来年度以降できるだけ市が直接やる部分、ただ季節、四季折々でやっている大きなイベントみたいなものは市のほうで直接仕掛けさせていただきますが、そのほかの部分についてはできるだけ民間団体の方が主となって動けるような形で今も進めておるところでございます。  以上でございます。 ○委員長(中村功) よろしいですか。  ほかに関連ありますか。  なければ、宮島委員、お願いします。 ◆委員(宮島信人) ふれあいセンター桜館・農畜産物等販売所やまざくら管理運営事業ということなんですけども、いつ行っても大体にぎわっているな、混んでいるなということはちょっと見当たらないもんですので、それで指定管理ということで余り突っ込んだ話はできないかもしれませんけれども、あそこモニュメントとトイレできてから25年ぐらいたつのかな、それくらいたつんです。それから、建物たっていろいろ何回か編さんを重ねて今現在に至って、今度改修迎えたということなんですけども、結局は中途半端なんです。そして、今まさに総裁選挙で地方創生なんてまた出始めてきましたもんですから、これは要望なんですけども、今の建物の前といいますか、山側、あそこに何年も前から名目は公園ですけれども、ほとんど公園状態になっていないんです。そして、今のこういう政治の流れから見ると、結局、除雪基地、俺の考えですので、あれを地方創生を絡めて後ろ持っていって、そこを活用して何とか大きいことやってもらいたいんですけれども、今の決算見ますと、これぐらいではとても勝負になりませんけれども、おたくの今後の今の現状と見通しだけ、まずお聞かせください。 ○委員長(中村功) 清田課長。 ◎観光振興課長(清田稲盛樹) 宮島委員のご質疑にお答えをいたします。  まず、ふれあいセンター桜館とやまざくらの現状ということでございますが、これについては委員からもお話のありましたとおり指定管理者制度ということで、加治川商工公社が今一体で活用をしているという状況でございます。この中で過去5年程度の利用者、それから売り上げということでございますが、平成25年度が12万7,680人ぐらいがふれあいセンター、それからやまざくらで2万2,000人ぐらいのご利用でございました。これが平成29年度におきましては、ふれあいセンター桜館で18万6,000人、それからやまざくらで3万8,640人ということで、利用者数は相当数ふえているということでございます。一方は売り上げというところでございます。物販と食堂、それから一方では野菜の直売所というふうになっているわけですが、売り上げ状況を見ますと、ふれあいセンター桜館のほうが年間で2,256万円、平成29年度で2,574万4,000円という数字になっていると。やまざくらにおきましては平成26年度から指定管理ということでお願いをしたところでございますが、平成26年度が2,261万1,000円、29年が3,391万7,000円ということで、直売所については相当売り上げが伸びてきているという状況でございます。しかし、今ほどおっしゃられたとおり非常に帯に短したすきに長しというか、大きさが中途半端で、例えば野菜であってもあれ以上なかなか置くということができないという中で、やはり将来的にはリニューアルが必要だろうと、魅力づくりが必要だろうと、あそこを通る車の台数からするとまだまだ入り込みは伸ばせるでしょうし、新発田の北の玄関口という位置づけの中で発展をさせていくことが、一方では加治川エリアの観光振興にもつながるという視点の中で、今リニューアルに向けて各課、それから指定管理者も含めて検討をさせていただいているという状況でございます。  以上でございます。 ○委員長(中村功) 宮島委員。 ◆委員(宮島信人) 何とかしようという課長の意気込みは大変理解できます。ぜひともあそこがメーンになると思うんですので、力を入れてもって何とかいい方法持っていけば、ばか売り上げ伸びているにはびっくりしました。聞かねばわからなかった。どうもありがとうございました。 ○委員長(中村功) 関連ありますか。  なければ、若月委員。
    ◆委員(若月学) 私のほうからは誘客支援事業というふうなことで、DMO活動トライアル事業を取り上げさせていただきました。この事業につきましては、国の新たな施策としてのDMO設置準備事業というふうなことで、今たしか新発田も認定されたんでしょうか、というふうなこともございます。しかしながら、かけ声は新発田を中心にした阿賀北9市町村の構成で、新発田が中心になってやろうじゃないかというふうな新聞報道もございました。そんな中で、阿賀北の付加価値を高めるためにさまざま活躍されているとは思いますが、このインバウンドの誘客は今後どのようにつながっていくのか。また当然ながらにぎわい創出につながった今後の課題と現状、それから問題点等を洗い出しながら前へ進めればなというふうに考えています。ただしかしながら、昨年度だったでしょうか、インフォメーションセンターの海外からの方が1桁であった、たしか7人とかいうふうな、去年だったか、おととしだったか、7人だったというふうなお話もございました。そんな中で今後、当然新発田を訪れる際はバスだとか、飛行機だけではなくて電車というふうなこともございます。駅前のインフォメーションセンターを中心にしてバイリンガルの受付の方、それからそれを今度コーディネートなさるマネジメントの方もいらっしゃると思います。その体制を含めながら、今後の課題も含めてお話を聞きたいと思っておりますが、よろしくお願いします。 ○委員長(中村功) 清田観光振興課長。 ◎観光振興課長(清田稲盛樹) 若月委員のご質疑にお答えをいたします。  まず、誘客促進事業とDMOトライアル事業ということでございますが、わかりやすく申し上げますと、誘客促進事業というのはインバウンドを中心に海外にトップセールスを含めてセールスに行って連れてくるきっかけづくりまでを誘客促進事業で行う。DMOトライアル事業としては、その受け入れ環境を含めて整備をしますということで、わかりやすく言うとエージェントからオーダーをいただきまして、各旅館、宿泊先を初めとした手配、飲食場所の手配、立ち寄り先の手配、これらをコーディネートをするということがDMOトライアル事業の内容になっているということでございます。  今ほどご指摘をいただきました、阿賀北の観光推進についてはどうなんだというふうなお話でございます。平成28年度にこの事業取り組みまして、29年の5月にDMOの候補法人として新発田市観光協会の中に事務局を置く形で、候補法人を設立をさせていただきました。すぐさまそれに基づきまして、広域の観光トライアルということで、まず一番最初に手がけさせていただいたのが韓国のゴルフ三昧プランということでございます。これにつきましては、新発田市、阿賀野市、胎内市、聖籠町、この4つの市町村を合わせますとゴルフ場が全部で12あるということでございます。これにあわせて、新潟空港からの送迎、それから旅館からの送迎ということを組み合わせて、昨年は実を言うと9月、10月の実施ということでございましたが、141名程度の方にお越しを、140名というか、正確に申し上げますと、40名なんですが、掛ける3泊とか4泊というふうな格好になりますので、泊数として140泊程度していただいたということでございます。  次に、台湾のほうにもトップセールスに行かせていただいておりまして、これは事業の実施としては平成30年度からになるんですが、金厦旅行という旅行社と毎週こちらのほうに送客をしていただいているということで、既にご案内のとおり、札の辻の物産展なんかもこの方たちに合わせて実施をさせていただいているところでございますが、毎週月曜日にお越しになって、金曜日に帰られるという中の1泊から2泊を新発田でしていただく。そのほかには、聖籠町のざぶーんに行ったり、胎内市の乙宝寺、それからロイヤルパークホテルのほうに行ったり、村上のほうに行ったりということで、広域の流れはつけさせていただいているということで、平成30年、本年の8月には阿賀北9市町村の市町で構成する阿賀北市町会で今度は具体的な周遊プランを9月からつくりましょうということで、全会一致でご同意をいただいております。この中で、皆さんもお聞きになったことがあるかと思うんですが、庭園街道とか、そういったものを具体的にプラン化をして、実際に2次交通も含めて検討して回していくというような形にしていきたいということでございます。  今の問題と課題ということでございますが、まず1点、そのインバウンドといっても、トップセールスに行ってもうすぐに送客をしていただけるというようなものでは決してないということでございます。もう一つは、団体が圧倒的に減ってきて、FITと呼ばれる個人にシフトしているということでございます。8月に香港、シンガポールのほうにトップセールスに行かせていただいたんですが、香港、シンガポールはもうかなりFITと呼ばれるその個人旅行がふえてきているわけですが、我々も勉強不足で知らなかったんですが、FITといっても、航空券とかは自分で手配するけれども、立ち寄り先とか飲食場所とかというのをエージェントにお願いをするというようなものもあるという中で、実を言うとついきのう、おとといまで香港のエージェントお越しをいただいていて、この秋から送客に取り組みますというふうなお話を頂戴をしたということでございます。その中で一番問題は、やはり2次交通の確保だというふうに思っています。新潟空港に到着をして、あの大きなスーツケースを持ってリムジンバスに乗って新潟駅まで行って、新潟駅からまた豊栄駅まで電車に乗って、おりて電車に乗ってからぶらさんシャトルバスに乗るというのは、やっぱり実際問題としてなかなか難しいという中で、今、我々空港から月岡温泉までのバスを回しておりますが、ああいったような形とかというのをつくっていくというのが非常に大事な視点になってくるかなということが1点。  それから、やはり実際のハンドリングという部分の中で、観光協会の職員、旅行業に携わっていた者ばかりではないもんですから、まだまだそういった意味では精通をしていない部分があるということで、言葉はできたとしても、旅行ということ自体の中身がわかっていないという中で、まだまだそれこそトライアルでございます。練習をさせていただいているということでございます。  以上でございます。 ○委員長(中村功) 若月委員。 ◆委員(若月学) 今ほどは、わかりやすいお話ありがとうございました。  トライアルというふうなことで捉えてみれば、やはり今お聞きしたとおりトライアル、試行錯誤なんだなと。やはりそこには団体から個人、FITというふうな形の中で、今後どういうふうにそのニーズを掌握しながら進んでいかなければいけないというふうなこと。あと、今初めてお聞きしましたその庭園街道ですとか、この地域ならではのものをやはり見ていただけるというふうなことは非常にいいことだと思いますし、またこれからゴールデンルートから今度地方へ分散してくるというふうなことも考えられますんで、いろんなメニューパターンというか、商品を開発していただいて、少なからず皆さんの努力が報われて、市民も非常にああ、ここの辺が海外の看板になったの何でだろうと。今そういえば海外というか、韓国語、中国語、英語、ちょっと看板が少ないようにも思われますので、何か目に見えてそういうニーズが高まるようにご期待いたします。  また今後、食をもって出ていくというふうなこともあると思いますが、ちょっとお米のほうも芳しくないというか、芳しいんでしょうか、どういうふうなところで芳しいか、芳しくないかの評価分かれるか、何トン行けばいいという問題ではなくて、知っていただくというふうなことが第一歩だと思いますので、ぜひとも観光協会ともども観光振興課の方、頑張って新発田のことをやっていただければというふうに思っております。  以上でございます。要望でございます。 ○委員長(中村功) 今ほどの答弁の中で、DMOの法人ということもありましたんで、石山委員、次お願いしたいと思いますが。 ◆委員(石山洋子) 関連でというか、トライアル事業ということで、今説明をいただきました。そして、事前に参考人ということで観光協会のほうからすごく丁寧に説明をしていただきましたので、私が法人の概要とかまた負担金の使途についてということについては、もう答弁を聞いたようなものでありまして、1つだけ、事業内容もほぼほぼ説明いただきました。ただ、トライアルはしたものの、それが実績に伴わないことになるとトライアルの意味がないということで、また2次交通とか今お話がありましたけれども、その辺のことについては、DMOの今回、交付金の活用ということなので、33年までの事業ということなのですが、市でバックアップするものと、あと観光協会が独自でまたこれからやっていくものと、そんなところ今回は明確に分かれていたのでしょうか、その辺のところをお願いします。 ○委員長(中村功) 清田観光振興課長。 ◎観光振興課長(清田稲盛樹) 2次交通のご質疑ということでございます。一応しばたん観光バスと皆さんご承知だと思うんですが、この枠組みを使って観光協会のほうで2次交通を従来の新発田版はとバスというふうな言い方をこれまでずっとしてきたんですが、そういった使い方だけではなくて、もう少しフレキシブルに使えるようにということで、先ほどもお話をさせていただいたとおり、ピーチの運航に合わせて走らせるとか、そういったことも含めて活用していくということですし、そこをさらにそのニーズを見きわめながら先鋭化をしていかなければないのが1点。  それともう一点は、阿賀北9市町村をどうやって回していくんだということの中で、やはり9市町村の中でもそういった旅行者の足の確保という部分も今後重要な課題になってくるだろうということで、それもあわせて協議をさせていただく中で、協会としてやるもの、それから市として支援をしなければないものというのをさらに明確にしていかなければならないものというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(中村功) 石山委員。 ◆委員(石山洋子) その辺のところは、今後の課題ということで取り組んでいただきたいというのと、あともう一点なんですけれども、DMOの条件としていろんな外国語を話せる方たちということで何人か今回採用されておりますけれど、その方たちの29年度の、決算ですので、活用とまた今後どういったふうにして、せっかくの人材ですので、あそこだけではなくてということなのか、その辺をひとつお願いします。 ○委員長(中村功) 清田課長。 ◎観光振興課長(清田稲盛樹) このDMOトライアル事業で、人件費4人分を見させていただいております。内訳といたしましては、韓国語のパートが1人、英語担当が正職員が1名、パートが1名、それから中国語の臨時職員が1名ということで、計4名で観光案内所の運営、それからエージェントからいただくご注文、例えばこのゴルフ場を手配をしてくださいとか、ここの旅館を手配してくださいというようなことを受けて、こういう内容ではどうですか、こんなふうにしたらどうですかというアドバイスも含めて、その4人でそういうことをしていただいているということでございます。  今現在は、ノウハウを本当に蓄積をさせていただいている途中ということでございます。おかげさまで、平成29年度は新発田市、これは我々の力だけではないんですが、過去最高のインバウンドの数でございました。8,510人ということで、阿賀北全体で1万3,000人ですから、ほぼほぼ新発田市のほうにお越しをいただいているということの中で、一定の流れはついてきたということで、今後個人客に流れる中で、もっと逆に言うとそういう方たちの利用頻度が上がってくるだろうというふうに思っています。  例えば韓国から来た方で、血圧が急に上がってしまって、ぐあい悪くてどうしましょうというような問い合わせを頂戴をしたときも、病院を紹介をしたり、お連れをしたりというようなことも含めて、今後はそういった対応も場合によっては出てくるのかな、なんていうふうに考えています。  以上でございます。 ○委員長(中村功) いいですか。  このDMO活用トライアルに当たって、小柳委員。 ◆委員(小柳肇) いいです。 ○委員長(中村功) 話わかりました。ありがとうございました。  次に、宮島委員、環境保全型農業直接支援対策事業について。 ◆委員(宮島信人) 環境保全効果の高い営農活動に対する支援ということなんですが、この条件、今後の取り組み、課題についてお願いします。 ○委員長(中村功) 渡邉農水振興課長。 ◎農水振興課長(渡邉誠一) 宮島委員のご質疑にお答えいたします。  環境保全効果の高い営農活動に対する支援とありますが、その条件とはということで、その取り組みと課題についてということでお答えさせていただきます。環境保全効果の高い営農活動に対して支援することで、農業の持続的発展と農業の有する多面的機能の健全な発揮を図ることを目的とした国庫事業でございます。減々栽培かつ堆肥の散布、冬期湛水等を行うことが主な条件でございます。  今後の取り組み方法及び課題につきましては、国庫事業の環境保全型農業直接支払交付金に即して対応しているため、国の方針に準じて当市でも推進していくこととなります。課題といたしましては、近年申請に対する国の予算が不足していること。あと、交付金を満額交付できていないこと。あと、事業内容が毎年変更されまして、取り組み者へのわかりやすい周知とスムーズな事業の遂行が課題となっていることと思います。  堆肥の施用の効果につきましては、土壌への炭素貯留が図られ、地球温暖化の防止に貢献されます。堆肥施用に合わせまして、化学肥料を低減し、水質と環境への負荷を軽減する。冬期湛水の効果につきましては、水田地域の多様な生き物の保全に貢献、土壌生物、水鳥等の飛来でございます。  平成29年度の取り組み数を申し上げさせていただきます。こちら団体での取り組みとなりますので、団体が団体数36、冬期湛水の取り組みが26団体、堆肥施用の取り組みが24団体、有機栽培の取り組みが6団体と、あとカバークロップです。緑肥、すき込みといいますけども、こちら2団体の取り組みで、全ての取り組みの総面積が9万2,916アールですので、約930町ほどの取り組みがなされました。交付額につきましては、4,378万4,900円ということで決算が出ております。  以上です。 ○委員長(中村功) 宮島委員。 ◆委員(宮島信人) かなりの多くの団体が、36団体ですか入っているわけですけども、条件的にはどうなんでしょう。面積的にやるのか。どれくらいの町歩あれば加入できるのか。それとも、これからも申し込みあれば加入させてもらえるのか。 ○委員長(中村功) 渡邉課長。 ◎農水振興課長(渡邉誠一) 今のご質疑ですが、面積については特に基準はございません。  ただし、こちらやはり取り組みの内容でございます。冬期湛水ですとか堆肥の施用ですとかカバークロップ、こういった取り組みによって、今からでも取り組んでみたいという方がいらっしゃれば申請は可能です。ただ、国の交付金も年々下がってきておりますので、単価も下がってきております。  以上です。 ○委員長(中村功) よろしいですか。  宮島委員。 ◆委員(宮島信人) 冬期湛水と言われますと、結局は水張るわけですよね。水張るということは、隣の田んぼも浸透してくるんですよね。それで、やわらかいところ秋はぶたないで我慢しているのに、そういうことやられるとまたやわらかくなると。乾田を目指してやろうと思っているのに、そういうこともあるんです。そういう意味でも、俺前々からそう思っていたんですけど、これ冬期湛水は何か俺は好きでなかったんですけども、これやむを得ないわね。一番簡単なやり方です、水をかけておけばいいんだから。  それと、堆肥の散布なんて、これはもう自分でまくんでなんて業者が来てみんなまいてくれるんです。それもみんな国の金でできるわけです。一般の農家から見ると、ばか魅力あるシステムなんです。そういう意味でも、これからもしそういうことわかってくると、どんどんと申し込む人は余計になってくると思うんですけれども、そこらあたりどう思っていますか。 ○委員長(中村功) 渡邉課長。 ◎農水振興課長(渡邉誠一) 申込者数がふえるんでなかろうかというところでございますけども、田んぼの、農地の面積自体それほどふえることはないですけども、あと農業者、生産者がある程度法人化ですとか組織化になってきておりますので、取り組み者数自体はそんなにふえることはないのかなというんですけども、その農地に対する取り組みは、こういった国の取り組みでもございますので、ふえてくれることがこの推進につながるのかなというふうに思っております。  あと、冬期湛水の件ですけども、あれは大体2カ月で水をおろすことになっております。やっぱり近隣の皆さんの了解を得た上でやっているところではあるんですけども、そのようなところが見受けられるということであれば情報いただいて、こちらから指導することもできますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○委員長(中村功) よろしいですか。  宮島委員。 ◆委員(宮島信人) わかりました。  なるべくそういうことで、周りが一緒にああ、いいことしているな、頑張ってくれよと言われるように、し向けてください。お願いします。  終わります。 ○委員長(中村功) 関連質疑ございますか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(中村功) なければ、中野委員。 ◆委員(中野廣衛) それでは、決算書の171ページ、園芸振興、それから強い農林水産業づくり支援事業の、関連事業だと思いますけれども、具体的にはアスパラ等新発田野菜・果樹拡大支援事業についてというふうなことで若干お聞かせいただきたいと思います。  予算的には前年度、28年度より約倍の440万円ぐらいというふうなことでのっておりました。新発田野菜、果樹のブランド化を目指して、目的とした生産拡大に対する支援事業というふうなことだと思いますけれども、29年度中の事後の評価判定あるいは施策評価表を見ると、いずれも何か判定的な数字で低くなっているというふうなことなんですけれども、これまでもずっと力を入れて取り組んできたアスパラ等の生産拡大についても、私の知っている方もアスパラやっておりますけれども、話しの中で出てくるのは、なかなか後継者いないし、自分も年をとってきているし、作付面積も減少しているというふうな話をよく聞いております。これからのその判定の低い数値、現状と今後の事業の方向づけ、これからもやっぱり新発田のブランドというふうなことで、県内外等に出していくんだろうなと思いますけれども、そういった方向づけ等どう捉えているのかというふうなことをお聞きしたいと思います。  それから、主要対象野菜、いろいろ越後姫とかも、オクラとかあるみたいですけれども、それをつくる経営体というか農家戸数と、それから実績で669アールというふうな数値が出ていますけれども、交付対象面積というふうなことで出てますけれども、その作目別の面積、大体でいいんですけれども、それについてちょっと教えていただきたいというふうなことでお願いいたします。 ○委員長(中村功) 渡邉農水振興課長、お願いします。 ◎農水振興課長(渡邉誠一) 中野委員のご質疑にお答えいたします。  ちょっと順番逆になるかもしれませんけども、まず園芸振興支援事業についてでございます。こちらは、県単事業でございまして、県内の各JA管内単位で作成されます地域園芸振興プランというものがございます。そこに掲載される品目に対しまして、施設整備や附帯設備、機械等の購入への支援を行いまして、生産拡大を目指すものでございます。JA北越後管内では、37品目が掲げられておるところでございます。  平成29年度の実績におきましては、アスパラで3事業、これはパイプハウス11棟の建設でございます。越後姫で3事業、こちらもパイプハウスの3棟でございます。そのほかに、オクラ、オータムポエム、ナス、チューリップ、ユリの切り花で5事業、こちらパイプハウス9棟という実績となりました。平成28年度におきましても、11事業の実績でございました。平成30年度におきましては、18事業が予定されておるところでございます。  この県の支援事業の野菜の対象品目の中から、新発田市が作付面積の拡大に対して補助いたします10品目、こちらを栽培する農家戸数は469戸。多いところからいきますと、アスパラで135、ブロッコリーで118、ネギで95、オクラで92、オータムポエムが76戸というふうになっております。また、市の単独事業、強い農林水産業支援事業ということで、こちらのアスパラ、越後姫に限りまして、市の単独で10分の1を上乗せするという補助事業を行っております。作付面積の拡大からブランド化を目指すことを目的としたものでございます。  この推奨する10品目の合計作付面積は、平成28年度に比べ4.5ヘクタールほど増加しているところであります。多いのがブロッコリー、こちら1年間で4町ぐらいふえております。あと、里芋、こちらも4町ぐらいふえているところであります。あと、アスパラの面積減少というところなんですけども、こちらはご存じのとおりやはり高齢化、あと株の高齢化ということで、10年でちょうどアスパラ、病気にかかるサイクルになっております。病気が、病気対策としまして、ハウス化への推奨もしておるところなんですけども、こちらにこのような支援事業、大体、施設整備で10分の4.5から10分の5、機械と附帯設備で10分の3ぐらいの補助があるんですけども、それにしてもやっぱり自分で持ち出しがあるというところで、なかなか踏み切れない農家が多いようであります。ただ、そのままにしておくわけにもいきませんし、JA北越後のアスパラ部会というのがありますけども、こちらのほうで逆に10年取り組んできた中で、ある程度のもうノウハウできていると。病気に対する対策も、皆さんもう大体周知しているというところで、その辺をまず皆さんと相談しながら、なるべく減らさないような、現状維持といいますか、ふえることを目的とはしているんですけども、何とかJA、あと県の普及センター、その辺と連携しながら頑張っていきたいと思っております。  あと、果樹の農家戸数と品目、今後の方向づけについてでございます。果樹におきましても、野菜と同様に地域園芸振興プランの中から新発田市では黄桃、イチジク、ル・レクチェ、ブドウ、リンゴの5品目に対しまして、施設整備を行う際に市単独の強い農林水産業支援事業で10分の1の上乗せ補助を行っております。現在この5品目の栽培農家戸数は54戸でございます。1番は、イチジクの31戸であります。ただ、残念ながら5品門の合計作付面積の10ヘクタールというのには変更はないんですが、農家戸数は平成28年度から29年度、10戸減っております。ある果樹農家の方の話は、やはり高齢化となり、担い手の確保というのが喫緊の課題であるということでございますので、こちらも果樹組合というものございますので、そちらの方と相談して推進に取り組んでいきたいと思っております。  以上です。 ○委員長(中村功) よろしいですか。  中野委員。 ◆委員(中野廣衛) ありがとうございます。  米一本ではなかなかというふうなことで、毎回同じようなことを申し上げて恐縮なんですけど、複合経営で所得を伸ばせというふうなことはもう昔から言われておりますし、それがなかなかできないというふうなことでずっと来ていると思いますけれども、法人化とか何かいろんな規模拡大で農業進めておりますけど、そういった中でできるだけその法人でも農家でも所得が上がるようにというふうなことで、こういう取り組み地道に取り組んでいかねばならないのかなというふうに思います。  これから、それこそ移住関係でも新たに引っ越しして農業やりたいというふうな方も、何か東京のそういう案内というか、市のブースのところに来るという人もあるみたいですし、そういう方々に就農というふうな格好で、そういう果樹とか収益性の高いイチゴとかアスパラとか、それと遊休農地とか耕作放棄地というふうなのがあると思いますけれども、そういうプログラムというか、そういうパックというか、そういうふうなのを農協あたりといろんなケースというか、そういうのをつくりながら、後継者不足というのもカバーできるような、そういう格好で進めていってほしいなというふうに思います。  以上で。 ○委員長(中村功) 要望ですか。 ◆委員(中野廣衛) 要望です。 ○委員長(中村功) 次、今田委員、お願いします。 ◆委員(今田修栄) どうもお疲れさまです。私のほうから3点ほどお願いいたします。  171ページの健康農産物づくり推進事業として、その中の薬草ですけれども、薬草栽培について新たな目玉事業として継続され、5年ぐらいたったと思いますが、この事業の取り組みに注目されているところの現状と成果はどのようになっていますか。また、今後の見込みについてお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。 ○委員長(中村功) 渡邉課長。 ◎農水振興課長(渡邉誠一) 今田委員のご質疑にお答えいたします。  薬草の取り組みについてでございます。こちらは平成26年の3月に東京生薬協会と協定を結びまして、ことしで5年契約のうちの最終年の5年目に入りました。これまで13品目の実証栽培を実施した結果、平成29年度におきましては松岡の圃場に適すと判明しましたトウキ、シャクヤク、ミシマサイコ、この3品目に絞り込んで実証を行いました。栽培技術的には確立されつつあり、商品として取引を行える日本薬局方における法的な規格基準をクリアするなど確実に前進はしておりますが、栽培面積や生産数量などはまだ生薬会社と取引を行えるまでには至っておりません。栽培に複数年かかる品目でありまして、5年ほどで確立できるものでもなく、病気対策や設備投資等の課題もございます。今後も地元研究会の皆さんとともに粘り強く進める中で、今後の大きな一つの目標といたしましては生薬会社との契約栽培に向けた取り組みを進めることでございます。トウキとミシマサイコにつきましては、こちら2年かかります。シャクヤクについては4年ということになっております。ことしはこの3品目で38.5アール、約4反ほどで実証を行いました。  以上でございます。 ○委員長(中村功) 今田委員。 ◆委員(今田修栄) 松岡地区には地域おこし協力隊が配置されたようですが、そういった方の力も加えながら結果が出るように頑張ってもらいたいし、農家の所得向上、耕作放棄地対策、また新たなプランといたしましてブランド品の確立といった明確な目的がありますので、なによりも地域の方たちがまとまって1つのことに取り組んでいるということはすばらしいことでありますし、また製薬会社との契約の目標に向かうことを期待しております。  以上です。 ○委員長(中村功) 要望ですか。 ◆委員(今田修栄) はい。 ○委員長(中村功) 引き続いてどうぞ。  今田委員。 ◆委員(今田修栄) 青年就農支援事業といたしまして、就農を目指す方への支援事業と思いますが、現在までの活用人数、そしてどのような成果が出ているのか、また今後の見込みについて、お伺いいたします。 ○委員長(中村功) 渡邉課長。 ◎農水振興課長(渡邉誠一) 青年就農支援事業についてでございます。こちらは経営リスクを負っている新規就農者の経営が軌道に乗るまでの間を支援し、経営が不安定な就農直後の所得を確定できることにより新規就農者の増加や後継者問題の解消につなげるもので、それを目的とした事業でございます。新規就農者、新たな担い手の確保と定着を目的といたしまして、新発田市内では平成26年の事業開始から8名の方がこの事業を活用して就農されています。関東方面等で開催されます就農フェアや移住、定住フェアへ積極的に参加して、新発田のPRを行っております。1年に10人も20人もということは難しいですが、1人でも2人でもといった思いで粘り強く事業を進めてまいりたいと考えております。成果としましては、何よりも就農者がふえるということで成果にあらわれますので、粘り強く進めていきたいと思っております。  以上です。 ○委員長(中村功) 今田委員。 ◆委員(今田修栄) 農業の担い手不足の解消は重要な課題でありますし、就農者をふやすには何よりも稼げる農業、もうかる農業でなければいけません。その魅力があるのだと思います。その基本的な部分の整理をしっかりと進めながら、農業のすばらしいPRをすることが就農者をふやしていくのだと思います。これも粘り強く進めてもらいたいと思います。要望です。
    ○委員長(中村功) 続けて、首都圏のやつも一緒にやって。 ◆委員(今田修栄) 続きまして、首都圏等の販売促進支援事業といたしまして、これも三、四年続いておると認識しておりますが、どのような事業を行い、どのような成果が出ているのでしょうか、お伺いいたします。 ○委員長(中村功) 渡邉課長。 ◎農水振興課長(渡邉誠一) 首都圏等販売促進支援事業についての質疑にお答えいたします。  こちらは農業者が生産のみならず、販売まで有利販売を行えることを目的とした支援事業でございます。みずから生産した農産物をみずから販売することで消費者との交流が生まれ、消費者ニーズをつかむきっかけとなり、どのような農産物であれば買ってもらえるのか、またどのような販売戦略をもって経営を行えばよいのかを学ぶ機会の提供により農業者の経営発展に貢献することを目的としております。3年目となりました平成29年度におきましては、11経営体で構成されますチームしばもんが活動しました。東京文京区西片での販売活動、サマーフェスティバルや軽トラ市での販売活動、各種メディア出演を行うとともに、ふるさと納税返礼品の取り組みも行いました。販売実績は開始当初の平成27年は87万円だったのですが、平成29年度の販売実績は209万円と大幅にアップしたところでございます。徐々にといいますか、力がついてきたものと評価しております。  参考ですが、ふるさと納税の売上金につきましては159万2,000円というふうになっております。  以上です。 ○委員長(中村功) 今田委員。 ◆委員(今田修栄) 目的を達成されるということは何よりと思います。成功事例として、こういったグループをどんどんふやしていくべきであり、また生産、加工、販売と最近俗に言う6次産業でありますけども、これらの農業はみずからの力をつけることが重要であると考えております。行け行けどんどんで活躍していただきたいと思います。よろしくお願いします。要望です。 ○委員長(中村功) 今ほど3件の質疑がございましたけども、関連する方。  石山委員。 ◆委員(石山洋子) 関連で、今、首都圏販売の促進支援事業ということで、少し確認をさせていただきたいんですが、発足から3年目ということで、毎年大体このような予算計上されていたと思いますけれども、その中でグループが今1グループなのか、それとも毎年グループは手を挙げて、まだ調査研究中だということなのでしょうか。  それと、販売戦略や流通形態の調査研究ということで、独自でそれをやることによる1,200万円の使い道、どういったところに具体的にこのお金を使っているのかと。例えばそういった戦略のところの講演会に参加するとかそういうのなのか、それとも自分たち独自で調査研究するためのお金に充てているのか、その辺ちょっと詳細を聞かせてください。 ○委員長(中村功) 渡邉課長。 ◎農水振興課長(渡邉誠一) 石山委員のご質疑にお答えいたします。  まず、1つにこのグループが発足して、こちら3年が終わりました。3年という事業であったんですけども、ことしから担い手育成総合発展支援事業という中に首都圏等への販売促進支援事業ということで、この中に入れさせていただきまして、予算額につきましては今まで3年間各年120万ずつだったんですけども、ことしからは2グループをつくろうということで、今50万円ずつということでその活動費に充てさせていただいております。ただ、チームしばもん、今1つグループございますけども、もう一つのグループがなかなか見つからないというところで、まだグループ的には1つなんですけども、120万円ではなくて、120万円から50万円ということでちょっと下げさせてもらいまして活動を行っております。  あと、この予算の使途なんですけども、大体関東方面、西片というところでつながりを持ちまして、そちらのお祭り等に出店させていただいておりますので、そういったところにかかる旅費と、あと販売物の輸送費、あとご案内いただいたイベントがあればそちらのほうへの出店料ということで、ほとんどこちらのほうに充てられているところでございます。  以上です。 ○委員長(中村功) 石山委員。 ◆委員(石山洋子) ありがとうございました。  しばもんにつきましては、高速道路のパーキングとか、至るところに今、観光のお土産ということで目にしておりますし、また新発田のスーパーあたりでも結構お土産として、また夏帰省とか、あといろんなところで商品は見受けているところなんですけれども、そういった活動するのに力のある多分ところだと思いますけれども、また今回予算が半分にということだと思いますが、こういった活動支援ということで、今後、今グループを探していらっしゃるということなんですけれども、そこで見えてくるものとか、例えば今までの認証ブランドされたようなお店なんかも、そういった促進をしている、こういうのを事業でどうですかということも、この補助金を使ってもらうためにそういった活動もされているんでしょうか。 ○委員長(中村功) 渡邉課長。 ◎農水振興課長(渡邉誠一) 済みません。認証ブランド、申しわけございません。 ○委員長(中村功) もう一度ですね、認証ブランドのとこ。 ◆委員(石山洋子) 済みません。わかりにくい質疑の仕方で申しわけないです。そこは置いておいて、新しいというか、首都圏販売促進支援事業ということで、この活動をするような企業とかそういったところには、これを使ってもらうための動きとしてはどんなような市としては動きをされているのか、こういうところが、またグループが発足するようにどういうふうに活動しているのかという。 ○委員長(中村功) 渡邉課長。 ◎農水振興課長(渡邉誠一) 勧誘といいますか、そういったご案内なんですけども、今1つに非常に女性で頑張る方が多く出てきていらっしゃいます。1つにそういった女性で就農された方、こういった方たちをまとめてやってみませんかということでお声かけはさせていただいておりますし、もう一つにチームしばもんの中からももう一つ、またその知り合いとかそういった就農関係者の中でいらっしゃらないかということで、その辺でお声かけをさせていただいて、何とかもう一つグループを立ち上げていただきたいなということで動いております。 ○委員長(中村功) 関連ですか。  小柳委員。 ◆委員(小柳肇) これそもそも市長が1期目に公約で掲げていたアンテナショップが、2期目もアンテナショップと言ったけど、結局フェードアウトして、結局これに収束させた、集めたというか、という話だと思うんですけど、実際例えばこの団体、これからまたふえるかもしれませんけど、こういう意欲のあるグループがアンテナショップなりをやろうといったときは、そういうことも当然包括するという意味として考えてよろしいんでしょうか。 ○委員長(中村功) 渡邉課長。 ◎農水振興課長(渡邉誠一) こちら小柳委員のおっしゃるように当初、アンテナショップということで、そちらのほうの調査研究もしたんですけれども、供給量ですとか輸送の関係ですとかそういったところでなかなか新発田単体ではアンテナショップということは難しいということで、ただ諦めたわけではないということで、このチームしばもんの活動をアンテナショップの調査事業という位置づけで動かせていただいております。これが最終的にアンテナショップの立ち上げにつながるかということは、今ちょっと私のほうからは。申しわけありません。 ○委員長(中村功) 小柳委員。 ◆委員(小柳肇) 例えばこの団体、こういう対象になった団体がアンテナショップをやるということになれば、当然それを含むというようなこととして考えていいんですかという意味でした、今。 ○委員長(中村功) 意味わかっていないみたいですけども。  小柳委員。 ◆委員(小柳肇) もう一度言うと、要はこの支援をするという内容、このグループが自分でアンテナショップをつくるといったときに、それも対象になっているのかということです、要は。 ○委員長(中村功) 今の話だと農業の生産団体でやっているわけだから。答弁がちょっと……  渡邉課長。 ◎農水振興課長(渡邉誠一) こちらが、このチームしばもんの活動は、あくまでも調査研究の段階ということで、これがそのままアンテナショップに取り組むとなると、そこに支援するのかということはまだちょっとお答えできません。 ○委員長(中村功) 渡部良一委員。 ◆委員(渡部良一) 関連で、今、今田委員のほうから出た健康農産物づくり、薬草のあれです。実証実験のほうでありますが、これ年間340万程度で、ことしを含めると5年計画の中の優に1,000万を超えてきたわけですけども、先ほどの今後の見通しという部分でいろいろと話がありましたんですが、ざっくり言って商売として成り立つのかどうか、楽観的なのか、悲観的なのか。一応5年計画ですから、今回は29年度のあれですから、まだあれですけども、一定の総括をしなきゃなんない時期が来るわけですが、29年度の経過を踏まえながらどのように今考えているのか、その辺についてお伺いします。 ○委員長(中村功) 渡邉課長。 ◎農水振興課長(渡邉誠一) 渡部良一委員のご質疑にお答えいたします。  今後の方向づけについてでございますが、やはり成分的なものについてはクリアしました。ただし、やはりまだ面積的に非常に少ないものですから、その生薬協会、生薬会社のほうと取引できるかといいますとまだできないというところでございます。ただ、少しずつでも、徐々に生産量をふやしていくことであれば取引を行ってもらえるのかとか、その辺の契約的な栽培ができるかどうかというところが今後の焦点になるところなんですけども、その辺の話し合いまだ生薬会社のほうとできておりませんので、その辺をしっかり見きわめて今後進めていきたいというふうに思います。 ○委員長(中村功) 渡部委員。 ◆委員(渡部良一) これも二階堂市長が、あれ1期目なのか。1期目の公約的な中に入っていた部分なんで、当然これだけ、毎年いわば資本投下してきているわけですから、市長からすれば何としても成功させたいという意気込みはよくわかりますけども、なかなかいろんな部分での条件があるんでしょうから、そういった意味できちっといずれ、本来市長に聞けばいいんだろうけど、それは後からにしましょう。今回聞きません。ということでぜひよろしくお願いします。 ○委員長(中村功) そのほか関連。  小柳委員。 ◆委員(小柳肇) 今ほどの薬草栽培の件の関連なんですけど、今ほど渡部委員からは要は採算ベースに乗るのかみたいな、そういう話だったと思うんですが、そもそもこれ市長が公約に上げたのは中山間地での猿害とかにやられない、かつ中山間地のある程度高付加価値の高い作物をやろうということからスタートして、そこにたまたま中国の漢方薬の需要が上がったので、製薬会社が漢方薬材料の入手がだんだん難しくなっているという幾つかの要素で、これだということで多分市長は掲げたと思うんです。そういった中で胎内市のほう大分入れ込んでやっていたようですが、胎内市のほうは何か採算、企業ベースに乗っているというんですか、要は産業ベースに近いんじゃないかという話も出ているんですが、実際新発田のほうはかなりまだ試験的な香りが強いんですけど、これ例えば胎内市のほうと手を組むとか、多分胎内市とやっているところと組織違うと思うんですけど、そういう可能性だったりとか、もしくは新潟市もその辺今力入れてパイロットやっていると思うんですが、そういうような連携ということは、さっき量の面で足りないという話も出たんですが、そういうことは視野に入っているのかどうかをお聞かせください。 ○委員長(中村功) 渡邉課長。 ◎農水振興課長(渡邉誠一) 小柳委員のご質疑にお答えいたします。  他自治体との連携ということでございますが、隣の新潟市北区のほうでも同じ薬草に取り組んでおります。小柳委員おっしゃったように新発田、松岡単独で無理なんであれば、新潟市のものと一緒に出荷してはどうかということは、その辺は話し合いをしているところであります。指導を受けるときも新潟市のほうも東京生薬を活用しておりますので、お互いに情報の交換も行っておりますし、そういった小柳委員おっしゃるようなことも考えております。  以上です。 ○委員長(中村功) ほかに関連ございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(中村功) なければ宮島委員、有機資源センターの。 ◆委員(宮島信人) 有機資源センターの関連なんですけども、設立して12年たつわけですけど、設立当時から軌道に乗ったら民営化するんだという強い気持ちで取り組んできたわけなんですけども、今の現状はどうなっているのか。毎年のように需要は上がってきているわけで、生産が間に合わないのは現状、ものが足りないというふうなうれしい悲鳴だと思いますけれども、今後の見通し等お聞かせください。 ○委員長(中村功) 渡邉課長。 ◎農水振興課長(渡邉誠一) 宮島委員のご質疑にお答えいたします。  当市が運営いたします3つの有機資源センターは、平成17年の稼働からことしで13年目を迎えたところでございます。そんなことから、センターの心臓部とも言えます攪拌機の入れかえ、ショベルカーやホイールローダー、ユニック、こういった大型車両の入れかえが必要となってまいりました。平成29年度におきましては米倉有機資源センターの攪拌機の入れかえと大型車両、ホイールローダーの入れかえを行わせていただきました。平成30年度におきましては、板山の攪拌機の入れかえを予定しておるところでございます。このように多額の費用を要すものにつきましては年次計画的に進めてまいるところでございます。多額の費用を要す時期となっておりますが、資材搬入の増加や現場職員の長年の経験や研究によりましてコストの削減が行われ、歳入は平成27年度と比べまして1,200万円ほど増額しております。我々10年経過した平成27年度と比較しているものでございます。それと、農業集落排水汚泥の無料の受け入れ、自治会や学校生ごみの無料の受け入れ、学校等への堆肥無料配付など貢献する部分が約1,000万円ほどございます。これらを含めますと、経常経費につきましてはプラスになるようなところまで来ております。また、販売につきましては年々需要が高まり、販売数量に制限をかけなければならないところまで来ております。昨年には肥料取締法違反といった事故があったにもかかわらず、ことしの春先には例年以上の注文をいただいたところであります。改めて必要とされている施設で、市民の皆様方によってつくられた施設であることを痛感したところであります。また、食品加工汚泥につきましては普通肥料の資材としておりますが、この普通肥料の行き先もしっかりしておりますことから、資材の搬入、いわゆる入り口と出口のバランスがとれているものであります。畜産振興、食品加工業の振興、そして食の循環といった目的をなしていると考えております。しかしながら、一番の問題でございます臭気問題におきましては、少なからずとも年に数回ほどお電話なりをいただいているところでございます。完全ではございません。ただ、問題が発生した場合におきましては直ちに原因の究明など対応しておりますが、この部分をしっかりと行政で行うことで住民の皆さんのご理解を得ているというとこもございますので、当面は現在の運営を続けさせていただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(中村功) 宮島委員。 ◆委員(宮島信人) 細かい説明ありがとうございました。ここまで来るのは大変だったと思います。においというのはすぐわかるもんですので、誰しも感じやすいもんだから、常に皆様方の姿勢は何かあったら現場行くという、この気持ちは徹底しているので、感心していました。ことしは直接堆肥センターとはあれなんですけども、圃場整備の暗渠ができないということで、もみ殻が要らない、圃場整備のとこに使わないということで大量のもみ殻出るんです。それが一番心配だったんですけれども、チラシ出してもらいましたおかげで何とかおさまっているかなと思っていますけれども、絶対量が余ってくるとやっぱりどうしても自分の田んぼにしかまくとこないということなんです。そこらあたりを本当に何かしてもらえれば一番ありがたいんですが、そうはいかないと思いますけども、これからの問題として毎年同じことやらんばないということですので、ぜひとも理解ある、農家のためになるということで、ひとつよろしくお願いします。要望しておきます。 ○委員長(中村功) 関連質疑ありますでしょうか、有機資源センター。  宮崎委員。 ◆委員(宮崎光夫) 宮島委員の質疑の趣旨は、何か民営化を目指すことについての云々というふうなことだったんですが、その辺の回答は余りはっきりわからなかったんだけども、要は、堆肥はうまく売れてきていると。経常経費、更新するようなものを除くと、ほぼとんとんになっていると。たしか何年か前に二階堂市長になってから民営化はそういう部分があるから、更新まではなかなか採算は合わないと、そういう部分は自前というか、市でやって、なおかつにおい対策もあるから、もう民営化はしないというふうな言い方をすぱっと言ったように記憶しているんですが、その辺1つと。  あと、せっかく資料を出していただいた、ナンバー79の堆肥の肥料生産状況と利用状況なんですけども、27、28と生産量よりも利用量のほうが余計だと、その辺前の年からの繰り越しがあって、約7,000トンが7,100トンになったり、7,200が7,300、100トンくらいずつ利用量のほうが多いと。29年度については、逆に150トンほど少ない。これたしか例の余り、私も自分のこと言っているみたいであれなんですけども、届け出と実際の入れているものが誤りがあったというようなことで、それで一旦は堆肥取締法の違反だということであったんですけども、何か不思議にさかのぼってオーケーになったということで、その辺のいきさつがあって、そういうので利用量が少なくなっていると思うんですけど、この少なくなったものはこれから売れるんでしたっけ、ちょっと私はよく覚えていないのでお願いします。2つ。 ○委員長(中村功) 渡邉課長。 ◎農水振興課長(渡邉誠一) 宮崎委員のご質疑にお答えいたします。  まず、1つの堆肥の推移ですが、肥料の生産につきましては、平成28年度よりも29年度がふえているのに利用状況は減っているということのご質疑でございます。こちらは、昨年の肥料取締法によって、結果してよしとなったものですから、売れない期間があったということで、そのものについてはことし出ていっております。本数でいきますと、916トン分28年度から減となっておりますので、これ400キロの皆さん圃場で見たことあると思うんですけども、400キロのフレコンバッグにしますと2,290本、こちらが28年度から29年度減になりました。ただ、生産量につきましては、生産はしたわけですので、その分生産はふえております。  あと有機資源センターの民営化につきましては、宮崎委員のおっしゃるとおりで、民営化のほうは考えておりません。  以上です。 ○委員長(中村功) 小坂副委員長。 ◆委員(小坂博司) 今ほど民営化のほうは考えていないということではっきり明言されています。たしか私記憶違ったらごめんさい。条例のほうでは、指定管理ということで条例のほううたわれているんですけども、その辺の絡まりを少しどういうふうにしていくのかということでお願いいたします。 ○委員長(中村功) 渡邉課長。 ◎農水振興課長(渡邉誠一) 済みません。小坂委員のおっしゃるとおりで、条例上は指定管理というふうにうたわれておりますので、その辺ちょっと私の判断だけでは。 ○委員長(中村功) ほかに関連なければ、全体としてのそれでは質疑に入りますが、質疑ある委員の発言を求めます。  宮島委員。 ◆委員(宮島信人) 下水道課長に新道、掛蔵なんですけども、ことし夏悪臭がかなり出たもんだから、下水道の接続率ですか、そういうのがかなり低いんでしょうか、どうなんでしょうか。せっかくの繁華街であり、歓楽街であり、一番気分よくなるところと認識しておりますけれども、そういうとこで悪臭垂れているということは、非常に印象が悪い。新発田へ来て、新道、掛蔵へ行って飲んでいると、どうもうまくないという声が聞こえたもんですので、ぜひともこれ何とかならないもんだか、接続率の向上を目指してお願いしたいと思います。接続率、これ下水道課とは関係ありませんけれども、猫も結構にぎやかになっているんで、そこらあたりそれもまた歓楽街としては印象悪いということで、それはいいですけれども、まず接続率の向上を目指してお願いしたいと思いますが。 ○委員長(中村功) 新井田課長。 ◎下水道課長(新井田功) 新道、掛蔵の下水道についてのご質疑でございます。  3年かけまして下水道の切りかえの整備、雨水のほうですけれど、しております。それにあわせまして、何とか下水道、汚水のほうですが、切りかえをお願いできないかということで、一生懸命回っております。ただ、なかなか底地の持ち主の方と、それから利用されている方が違うということもありまして、なかなか接続のほうには結びついておらないという現状でございます。新道、掛蔵のみの接続率というのは残念ながら出ておりませんけれども、引き続き接続していただくように働きかけていきたいと思います。  以上であります。 ○委員長(中村功) 佐久間委員。 ◆委員(佐久間敏夫) 大変お疲れさまでございました。201ページ、街灯の問題なんですけど、これは新規で175灯ついておりますけども、これはLEDと蛍光管ですか、その割合なのか、全部がLEDなのか、それお願いします。また、この街路灯の基準ですか、今市内あちこち回っていくと、LEDのついているとこと普通の蛍光灯管、もうばらばらになっているのが今の現状だと思うんです。あれ統一できないもんですか、景観上も。よろしくお願いします。 ○委員長(中村功) 倉島課長。 ◎地域整備課長(倉島隆夫) 佐久間委員のご質疑にお答えをいたします。  街灯整備事業でつけました175灯につきましては、全てLEDの街灯をつけております。あともう一点、蛍光灯とLEDがばらばらで、景観上もうまくないんではないかということでございますけども、現在蛍光灯が残っているのが約1万2,000灯ほどございます。ただ、それをLED化にすると、相当な金額がかかるということでございます。今の蛍光灯の灯具が使えないということになれば、順次LEDに交換をしているところでございます。なかなかすぐにはちょっとできない部分がございますので、その辺はご勘弁をいただきたいなというふうに思っております。  以上でございます。 ○委員長(中村功) 佐久間委員。 ◆委員(佐久間敏夫) 今度は建築課のほうにお願いしたいんですけども、97ページの空き家実態のほうなんですけども、これ各町内に、うちらの町内もそうなんですけども、空き家の実態の調査で自治会のほうに話があって、私たちも町内を空き家戸数を調べて、そっちのほうに報告したと思うんです。その回答というか、こういうふうになって、こういうふうになりますよとか、それが全然上がってこないから、何のためにやったのか、それがまず1点。  もう一つ、209ページの民間開発施設用地買収事業なんですけども、これまちづくりにおいて必要な施設並びに市民生活の安全に資する施設の取得を行って、これどこの施設を取得したのか、また1件なのか、2件なのか、3件なのか、それを教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○委員長(中村功) 小野課長。 ◎建築課長(小野正一) 佐久間委員のご質疑にお答えいたします。  自治会の方々に空き家の説明ということなんですけども、6月の11日から16日にかけて12回に分けて各自治会の方々に昨年887件の空き家が確認されましたので、それの照合ということで、これから自治会の皆様に連携をとって更新作業をしていただきたいということで説明をいたしました。  2つ目の質疑ですけども、民間調整池の買い取りについてなんですけども、契機は平成25年の新発田川の改修が完了したことによるものでありまして、新発田川の改修、市雨水幹線整備の進捗により、開発当時と比べ周辺の状況が変化したことにより、民間調整池の所有者から調整池の宅地化、埋め立ての要請、要望が発端となりまして、市として民間調整池が公共施設であるとの見きわめやまちづくりに果たす役割という観点から、市民生活の安心、安全を最優先に考えた結果、取得したいという方針を決定したものであります。調整池の機能の検証も行ったんですけども、昨今の異常気象によるゲリラ豪雨も考えられることから、市で買い取りを決めたものであります。買い取りの計画の調整池の数といたしましては、12調整池ありまして、10年計画で行いたいと思っております。  以上であります。 ○委員長(中村功) 佐久間委員。 ◆委員(佐久間敏夫) 空き家対策なんですけども、これは空家対策協議会の開催が4回もやっておられます。4回ということは、相当突っ込んだお話はできたと思うんです。その結果というか、報告というか、どんな内容だったんでしょうか。
    ○委員長(中村功) 小野課長。 ◎建築課長(小野正一) 議員の皆様にことし7月に新発田市空家等対策計画を配付させていただきましたけども、昨年度委員の皆様に4回開催していただきまして、いろいろ意見をいただきまして、つくらせていただきました。空き家等対策の具体的な取り組みといたしまして、3本柱があるんですけども、「適切に管理されていない空家等の発生抑制」、「流通・活用の促進」、「適切に管理されていない空家等の解消」を目途に今来年度の事業を考慮しております。  以上であります。 ○委員長(中村功) 小柳委員。 ◆委員(小柳肇) 今ほどの空家等対策推進事業に対する関連なんですけど、要は実態調査等委託料というのがほとんどを占めていて、1,445万というふうなことが出ているんですが、今の話を聞くと、要はいろいろな各自治会とかに調査のお手伝いをしてもらったと。それに対しての報酬が払われたということなのか、それとも何かわけのわからんまたコンサルタントに結構多額な金をぼんと払ったのかななんて思うんですけど、その辺のちょっと内訳をお聞かせください。 ○委員長(中村功) 小野課長。 ◎建築課長(小野正一) 小柳委員のご質疑にお答えします。  入札によりまして、株式会社パスコ新潟支店に委託しております。空き家の調査を、新発田市内全域の。  申しわけありません。自治会に対しては、次年度から無料で更新作業を手伝ってもらっております。それを説明会でことし6月に説明させていただきました。昨年度の決算の部分については、パスコに頼んであります。 ○委員長(中村功) 基礎調査をそこに頼んで、細かな調査は自治会のほうで。 ◎建築課長(小野正一) いや、細かい調査もパスコに頼んでいるんですけれども、今度毎年空き家を解体したり、また空き家がふえたりするもんですから、その更新の調査というか、更新作業を地元の自治会に頼んでおる次第であります。  以上です。 ○委員長(中村功) 小柳委員。 ◆委員(小柳肇) 毎度毎度のコンサル頼みみたいな感じなんですけど、それぐらいのものをつくるんだったら、職員でつくれると思うんです。だったら、自治会の協力をもとに役所でやれば、こんな変なコンサルに多額の金払うことないと思うんですけど、まして自治会側には報酬というか、何もないわけで、何かコンサルタントを潤すためにやっているみたいな、何かそんな感じもするんですけど、その辺来年度以降ちょっとやっぱり自治会に対してのある程度報酬も見たほうがいいんじゃないかと思いますが、いかがですか。 ○委員長(中村功) 小野課長。 ◎建築課長(小野正一) 小柳委員のご質疑にお答えします。  自治会に対しては、迷惑な空き家の解消につながるものですから、協力いただくということでご理解いただきたいと思います。  以上であります。 ○委員長(中村功) 佐久間委員。 ◆委員(佐久間敏夫) もう一度ぶり返して申しわけないですけど、地元で空き家があれば、地元の自治会の人が一番よく詳しいと思うんです。だから、会長、副会長、あと番区の役員の人、その人に頼めばもう全部町内なんて一目です。そういう今、小柳委員がおっしゃったわからないような会社に頼んで、このぐらいの金額でやるんであれば、自治会のほうに3万円もやってお願いしますと言えば、本当にやります。かえって詳しくやります。ここは本当に空き家なのか、施設に入ってまた帰ってくる率があるのかないのかもきちっとわかります。私実際やったんだから、よくわかるんだ。これ答えお願いします。 ○委員長(中村功) 小野課長。 ◎建築課長(小野正一) 昨年の2月、3月と建築課に空き家対策が来たのが昨年の4月からなんですけども、前は地域安全課にあったんですけども、それで昨年の2月、3月に自治会に一応空き家の調査の打診をしたんですけども、更新調査ならいいけども、本格的な空き家調査はできないということで、お断りされたもんですから、委託してしまいました。  以上であります。 ○委員長(中村功) 宮崎委員。 ◆委員(宮崎光夫) 空き家はもう関係ないんですけども、民間開発の関係で、趣旨は先ほどの答弁、非常によくわかりました。ただ、どういうふうに進めていっているのかということで、要は弁護士費用が100万円以上かかっているんです。それはどういうふうな進め方をして弁護士費用がかかるのかというのを含めて進め方を教えてください。 ○委員長(中村功) 小野課長。 ◎建築課長(小野正一) 宮崎委員のご質疑にお答えします。  一番最初の民間調整池の取得に関しまして、28年6月から交渉を始めたわけなんですけども、民間調整池の所有者からこちらの条件と向こう様の条件が合わないということで、調停を申し立てられまして、着手金として110万4,000円を予備費充用してもらったわけなんですけども、ことしの2月に一応解決しまして、こちらの思惑というか、鑑定どおり売買1件目なんですけども、することが完了いたしました。あとは調停はないと信じております。  以上です。 ○委員長(中村功) 石山委員。 ◆委員(石山洋子) 1点だけなんですけれども、地域整備課の環境美化・衛生ということで、道路の側溝の清掃の支援なんですけれども、今年度も32件ということで、昨年は34件なんですけども、いろんなご相談の中で高齢化が進んできて、側溝のふたを上げるのが難しいと。お借りできる上げるやつも重たくてもう無理だという自治会、結構あるんですけれども、毎年大体この件数でとどまっているというのは、予算がここまでだからとどまっているのかなというのを思いまして、実際にもう予算がありませんということでお断りになっていることがあるのかどうか、お願いします。 ○委員長(中村功) 倉島課長。 ◎地域整備課長(倉島隆夫) 石山委員のご質疑にお答えをいたします。  側溝支援事業ということで、いわゆる予算の範囲内ということで支援をさせていただいております。昨年度までは、この金額で皆さんの部分を賄ったと、お断りしたとこはなかったということでございます。ただ、年々石山委員が言われますように、高齢化ということで、ご利用いただく件数がふえてきております。今年度につきましては、もう予算枠を超えたご要望をいただいているところでございます。あくまでも予算の範囲内ということで考えておりますけども、こういうふうな事態も含めて、来年度予算の部分でどういうふうにしていくか、今後検討をさせていただきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ○委員長(中村功) 石山委員。 ◆委員(石山洋子) ありがとうございました。私のほうにそういった問い合わせが来るときは、シルバー人材センターもできるところはやってくださるのがあるのでということで、ご紹介をしたりしているんですけれども、確かに検討してくださるということなので、ぜひその枠は少しずつでもいいですので、予算確保をしていただきたいなというふうに要望で終わります。 ○委員長(中村功) 若月委員。 ◆委員(若月学) 私のほうから簡単に5項目ぐらいお願いします。  観光振興のほうなんですが、観光施設のトイレ整備というふうなことで、今年度は69万、約70万ぐらいの予算を計上されてやっているかと思います。今この委員会の冒頭のお話ですと、要はDMOですとか、当然進めるんだよというふうな意気込みにしては、海外の方が和式のトイレ、やはり不便なさっていると思うんです。それで、今この70万円ぐらいの予算の中で、おおむねつけられて、よくて3つとか、4つとか、10個までいかないと思うんです。それで、新発田のほうには戦略的な観光施設というのが観光振興のほうでは幾つぐらいやって総トータル的に、あと改修というのはどれぐらいのトイレを直すつもりなのか。また、この予算では本当に今の一応2020までに全部つけ終われるのか、また時代に取り残されてしまわないように、ちょっと考えていただきたいなというふうなことで、ちょっとお伺いします。  あともう一つ、フィルムコミッションの関係で、平成29年度はなくて、何のオファーもなかったと。しかしながら、今年度については河井継之助さんの時代劇「峠」が長岡で今度クランクインするというようなことでお話があると。その撮影箇所として、新発田も加わるんだみたいなちょっとお話聞こえたんですが、このお話では今年度の予算ではもう盛り込んであるのか、平成30年度盛り込んであるのか、そこにおいてまた向こうのどこでしょうか、映画制作会社のほうから何らかの要望とか、要求だとかあるものなのか、ちょっとその辺をお聞かせ願いたいというようなこと。またあと長岡の河井継之助さんというと、どんなところで映画をロケーションするのかな、それが今度非常にヒットすることによって、聖地めぐりとか、中でそういうのも今度出てくるんだけど、長岡にいると新発田来るかなみたいなちょっとそんな思惑もあるんですが、それは余談としてもそういうものを盛り込んでいらっしゃったのかどうかというふうなことでございます。  あと農林かな、これ派川加治川の水環境保全協議会は、地域整備ですか。 ○委員長(中村功) 農林です。 ◆委員(若月学) 農林ですね。ちょっと参画事業の割に金額が100万を超えているというようなことで、これは負担金だとは思うんですけど、工事負担でやったのか、それとも聖籠への負担みたいなお話だったと思うんですが、それの負担というふうなことになると、何に負担したのかなと、何にこれを充当して、新発田の負担分というふうなことで言われているのか。派川加治川と言いますと、新発田から当然阿賀野川を注いで、それから新潟のほうまで行く、阿賀野川まで行くところでありますし、どこのところの派川まで行っているのかなと。今の聖籠を通って、昔であれば通船川も通って、信濃川へ行っていたあのラインだと思うんですけど、どこまでの協議、要は新潟市まで入っていての話なのか、ちょっとそんなとこでございます。  あともう一点、県営圃場整備におきまして、TPP対策も非常に功を奏しまして、新発田におきましてはすごい町歩数の圃場整備が今、進んでいるとこでございます。そんな中で、このたび結果的に4億の当然拠出、4億ぐらいですよね、拠出あったわけなんですけど、ただ、今後資料のほうから見させていただくと、2,000町歩を超える町歩数のまだ整備が残っているというようなことで、あときのうこの件で埋蔵文化のほうにもちょっと同じような質疑させていただいたんですけども、実は昨年、圃場整備のところで4,000万の埋蔵文化の予算をつけながら、80%の執行の3,200万ぐらいしか執行できなかったと、昨年、埋蔵文化のほうで。それで、なぜ執行できなかったのかといったら、確定の面積によってというふうなお話がありました。確定の面積というのは、圃場整備の埋蔵文化を進めたかったんだけど、人員が足りなくて進められなかったのか、それともどっちが卵が先か鶏が先かみたいなんだけど、やりたかったんだけどできなかったのか、それとも人がいなくてできなかったのかというふうなこの調査の関係、何らかそういうの土地改良区とか、お話しする中でその事業の進展について、せっかく予算、県のほうでは多分つけていただいていると思うので、進めるために決算は決算として、30年度、31年度将来的にわたって何を改善していけば速度を増していくかというふうなのをちょっとお聞かせ願いたいと思います。  あともう一個は、建築のほうの歴史的景観レスキューの関係なんですが、これ図面作成の委託料というふうなことで138万円計上されています。対象となる建物は、ちょっとお聞きするのを忘れたのかもしれませんけど何件で、これで全体で何件ぐらいを予定するうちの何件なんだというふうなことと、あとはそのレスキューに対するいろんなご意見皆さんからあると思うんですが、それらの何かお困り事だとか、こうしてほしいというの何か情報提供いただけるものはあるもんでしょうか。よろしくお願いします。 ○委員長(中村功) 清田課長。 ◎観光振興課長(清田稲盛樹) 若月委員のトイレの洋式化並びにフィルムコミッションのご質疑にお答えをいたします。  まず、トイレの洋式化ということでございますが、おっしゃるとおりインバウンドにおいて、まずは洋式トイレ、そしてWi-Fiというのは、必ず必要だろうという中で、平成26年度から施設の整備に取り組んでおります。最終年度としては、平成31年度まで市が保有をしている観光施設全てにおいて、洋式化を進めましょうということで、具体的にはカリオンパーク、あやめの湯、刀剣伝承館、旧県知事公舎、蕗谷虹児記念館、市島邸、寺町たまり駅等々ということでございます。最終的には平成31年度を完了の目的としておりまして、今現在和式、洋式合わせまして51の便器、便座があるということで、全て洋式化を51すると。31年度には、全て51洋式化になって、洗浄つきということになるということでございます。現在の状況でございますが、和式が21、洋式が48というところで、平成28年度末ということでございますが、42%の普及率ということでございます。これを最終的には51全て直していきたいということでございます。  それから、フィルムコミッションでございます。残念ながら平成29年度一件も誘致をすることができなかったということで、原因としては大きく挙げられるのが新潟県フィルムコミッション協議会というのがありまして、そこで雇用している職員なんですが、状況がちょっと変わりまして、移籍になったというか、異動になって、本来県の観光振興課にいたんですが、県の観光協会のほうに移って、活動自体が少し停滞化をしてしまったということでございます。やっぱり人に頼る部分がすごく大きい事業でございまして、その人の持っているコネクションとかということで、それだったらここにぴったりですよとか、それだったらこういうのありますよというようなことを彼がやってくれていたというところの機能が少し落ちてしまったということなのかなということで認識をしております。今年度撮影、東宝映画「峠」河井継之助の映画でございますが、市島邸で撮影をするということでございます。ただ、期間としてはおおむね3日ぐらいというふうに言われております。メーンは、恐らく当然長岡になってくるということで、まさしく峠ですから、会津へ抜けての峠を移動していくというところのお話になるのかなというふうに考えておりますが、当市も市島邸で3日間、当市としては予算的に何かをするということではなくて、市島邸その期間閉館の措置をとらせていただいて、フィルムコミッション活動としてそちらのほうをご提供するという予定にさせていただいているということでございます。  以上でございます。 ○委員長(中村功) 大滝農林整備課長。 ◎農林整備課長(大滝一仁) 私のほうからは、派川加治川の負担内訳、またどのような場所を維持管理しているのかということにまず最初お答えさせていただきます。  主な施設なんですけども、せせらぎ水路ですとか、トイレ、こういった施設がございます。そのほか派川加治川、水路でございますので、水路脇の草刈り、樹木の剪定、またごみ等の処分を行わせていただいております。場所につきましては、新発田市から聖籠町にかけてということでございます。  また、ちょっと順番が逆になりますけども、負担の方法ですけども、平成29年度まで新発田市で30年度から聖籠町のほうで管理事務局を担っておりまして、私ども市としては半分の、50%の負担をお支払いしていると、その金額が決算金額ということでございます。  続きまして、圃場整備の関係でございます。埋蔵文化財の予算が残っている、その残っている関係と、圃場整備の進捗ということでよろしいでしょうか。不用残については、私どもちょっと承知しかねるんですけども、平成29年度のほ場整備事業につきましては、予定どおりといいますか、予定以上に進捗をしているところでございます。また、その埋蔵文化財の予算について、こちらからもしお答えさせていただけるとすれば、現在も事業を実施する県、また地元である土地改良区、埋蔵文化財の担当、私どもも一緒になりまして、調整を図っておりまして、平成30年、31年度も圃場整備を遅延することなく進めようということで、会合を持っているところでございます。  以上です。 ○委員長(中村功) 小野課長。 ◎建築課長(小野正一) 若月委員の質疑にお答えします。  歴史的景観緊急レスキュー事業のことなんですが、図面作成委託料については、29年度4件契約いたしまして、なぜ図面が必要かということなんですけども、建造物を管理するための図面作成でありまして、詳細に図面に残していきたいものであります。景観法に基づく景観重要建造物を指定する際や登録有形文化財に登録申請する際も、図面が必要であることから、同一といたしました。4件であります。  問題なんですけども、100万円は大変ありがたいという方もおられますけども、観光的なことにはしないでくれと、公表しないでくれという方が多くて、ターゲットとして、新発田市歩く旅のまちづくり推進協議会のつくられた冊子では、景観エリアでは大体1,000件くらいあるんですけども、うちのターゲットとしては24件ターゲットにしているんですけども、まだ4件にしか至っていないというところです。今年度はまだ1件です。4件の内訳、双子蔵、平久呉服店、きもののタナカ屋、米倉の肥田野隆三家住宅であります。  以上であります。 ○委員長(中村功) 若月委員。 ◆委員(若月学) 先ほどのフィルムコミッションの関係なんですけども、ということは要は場所を提供、新発田市とすれば館貸しだというふうなことで、宿泊だとかも長岡から通ってきながらやるというふうなことなのか、それとも向こうが月岡にちゃんと泊まってもらうとか、何かそれを条件に言われたとか、また例えばいろいろいいところにせっかく来ていらっしゃるわけなので、余り条件なんて言うもんじゃないかもしれないんだけども、できれば泊まっていただきながらというふうなことも役所広司さんですか、この間テレビのほうでも峠のクランクインやるんだというふうなお話ありましたが、何か撮影が2年間ぐらいと言ったかな、結構長いクランク入るんですけども、非常にどのような何かもし提供できるニュースソースあれば教えていただきたいと思います。 ○委員長(中村功) 清田課長。 ◎観光振興課長(清田稲盛樹) フィルムコミッションなかなか映画の詳細については、発表期間を待って出してくださいとか、ここは言わないでくださいとか、我々脚本も頂戴をしている部分はあるんですが、お話しできない部分があるんですが、主演はおっしゃるとおり役所広司さんと松たか子さんということでお話をお伺いをしております。一応こちらのほうにお泊まりをいただいて撮影をする場合と、メーンのところがあって、そこから通われてくるということと、幾つかのものがあるということ、それから我々フィルムコミッション活動としては、どんなことをするのかというご質疑だと思うんですが、まず今回の場合は、まだそこまでの詳細はご相談をいただいていないんですが、恐らく泊まられないんではないかなというふうに思っています。ただ、協力ということでのクレジットとしては、新発田市もしくは市島邸ということでのクレジットは間違いなく出るでしょうということでございます。それから、当然フィルムコミッション活動としてのケータリングのお手伝いであったり、それからワンストップでの申請物、どこの施設を借りたい、それからどんなものが欲しい、どんなものを小道具として貸してほしいとかというものについては、全てフィルムコミッション協議会のほうでお手伝いをさせていただこうというふうに考えているというところでございます。  以上でございます。 ○委員長(中村功) 佐藤真澄委員。 ◆委員(佐藤真澄) それでは、3点お伺いいたします。  191ページの旧県知事公舎記念館活用事業について、観光振興課長にお伺いいたします。かつてしばたんバスどこかの会派で、委員長の会派だったと思うんですが、私も参加させていただきまして、あそこで昼食ということで大変楽しいひとときを過ごさせていただいたんですが、あれから何年も経過いたしましたが、平成29年度はこの記念館どのように活用されたのか、お伺いします。  2点目、177ページの松くい虫防除事業についてであります。松くい虫被害が大幅に減少したようでありますが、新聞等で県のまとめが出ていたんですけれども、これは平成28年度のデータでありますが、大幅に減少したと。29年も予算に対し半分以下です。大幅に減少している、これは喜ばしいことなんですが、松くい虫が減少した理由については、以前も伺ったことがあるんですけども、あれは2013年ごろでしたでしょうか、大幅にふえたの、たしか空中散布やらなかった時期ありました。それが要因でわあっと翌年がふえたというふうには聞いておりますけども、今回大幅に減った原因についてお伺いいたします。  それから伐倒駆除、薫蒸というんですか、ビニールで覆っています。あの松は、一度松くい虫に冒された松というのは、ずっと朽ち果てるまで待つのかどうか、松を待つ、それは冗談であれですけども、あの松というのは全く再利用できないものなのかどうか。例えばチップ材にしまして、ぬかるみ、五十公野山なんかはよく雨上がりの後はぬかるんでいるんですが、そういうところにチップ材みたいにしてまくなり、ただ朽ち果てるだけ、それを待つだけなのかなというふうには思うんですけど、再利用はできないのかどうかということであります。  それともう一つ、187ページの以前一般質問もしたことありますけども、海水浴場管理運営事業についてでありますが、平成29年度はこれも県のまとめなんですが、7月1日から8月16日お盆の前後までが一番入り込み数が多いわけですけれども、新潟県全体で163万5,161人で、平成28年度の同じ時期よりも55万4,000人、25.3%も減っているということで、本当に去年の考えてみれば梅雨明けがなかったのかあったのかよくわからないような、ことしとは全く違う状況でありまして、天候不順などが要因だったと思うんですけれども、担当課として、その海水浴客が減った要因でしょうか、若い人たちがなかなか泳ぎに来なくなったとか、少子化傾向で、そうした家族連れが来ないとか、いろいろ要因はあると思うんですけれども、担当課としてはその減少をどのように捉えておられるのか。今後に向けてどのようにせっかく海があるわけです。藤塚浜海水浴場、白砂青松というか、孫が来ると私も行くんですけれども、張り切って。ただ見ているだけなんですけども。何とかできないのかなというふうに思います。 ○委員長(中村功) ちょっと待ってください。このほか質疑ある委員はいらっしゃいますか。いるんですね。  3時30分まで休憩いたします。           午後 3時13分  休 憩  ───────────────────────────────────────────           午後 3時30分  開 議 ○委員長(中村功) 休憩前に引き続き会議を開きます。  それでは、清田観光振興課長。 ◎観光振興課長(清田稲盛樹) 佐藤委員の旧県の活用の状況、それから海水浴場の減少対策ということでのご質疑にお答えをいたします。  まずは旧県知事公舎でございます。ご承知のとおり、旧県知事公舎は当然県知事公舎を移設をしたところでございますが、その後なかなか入り込みが芳しくなかったという状況の中で、食の迎賓館という位置づけをさせていただいて、そちらに調理器具を導入をさせていただいて、市内のかっぽう、料理屋がそういったところで新作の発表会をしたり、気軽に交代交代で昼食を召し上がっていただくようなものに使っていただきたいというような思惑を持って改修をさせていただいたところでございます。  しかしながら、やはりプロの料理家からすると、調理道具というのは、あそこ、実を言うとIHを使っているのですが、やっぱり正直IHではなかなか本当の味が出ないとか、何か専門のスチームコンベクションとかというようないい道具があるんだそうですけども、そういったものがないとか、それから器、そういったものが彼らの要求するようなものになっていないとかというところの中で、ご使用、ご利用いただけていないような状況ということで、これまでは貸し館業務、あそこ奉先堂公園が非常にすばらしいということで、貸し館業務、それから各種体験のイベントということでいろんな、うどんづくり体験とか、餅づくり体験とかというようなことを実を言うとやってきました。  しかしながら、それだけでは十分やっぱり効果が出ない、それから利用人数も伸びないという状況の中で、新たな取り組みとして非常にうまくいった事例を少しご説明させていただきたいんですが、台湾を初めとして、団体で来る外国人の方を対象に、どら焼きづくり体験とおにぎりづくり体験というのをさせていただいております。どら焼きというのは、イコール、ドラえもんなんだそうです。ドラえもんというのは世界中でファンがいて、ドラえもんの大好物、どら焼きというと、すごく食いつきがいいということで、市内の和菓子屋からどら焼きのつくり方のレシピをいただいて、あれパンケーキと同じで、1分ぐらいで焼けるんです。そこに市内の和菓子屋からあんこを分けていただいて、イチゴは、実を言うとイチゴどら焼きにしているんです。イチゴは、米倉の農家からその都度持ってきてもらって、大きいイチゴを持ってきていただいて、自分でつくらせるというのがすごく好評で、入り込みが180%ぐらいにふえているというような状況でございます。  もう一つはおにぎりづくり体験ということで、これも海外の方を対象なんですが、おにぎりをサランラップにくるんで、自分の好きな具を載せていただいて、そこの場で召し上がっていただくと。その後に札の辻での物産会に来ていただいて、そこでもお米を売っているというようなことで、あのおいしいお米をここで買ってください、よければ向こうに行ってもまた、台湾に行っても買ってくださいというような、ちょっとそういう連続性が出るようなこととして旧県知事公舎を今は活用をさせていただいているという状況でございます。  それから、海水浴場ということでございます。当市でもやはり平成29年度は2万人弱の減少をしているということでございます。これ平成28年度が5万5,600人、平成29年度が3万9,000人ぐらいの数字になっているということでございます。一番大きな原因は、当然天候ということで、降雨が続いたということは、これは最も大きな原因だと思いますが、それ以前に、やはり若い方たちの海水浴離れというのが物すごくやっぱり顕著なんだろうなというふうに思っています。特に、ご承知だと思いますけど、都心部では何か夜のプールみたいなのがすごくはやっているということで、やっぱりぺたぺたしたり、風に吹かれたりとかという、そのところを若い人は嫌う部分が少なからずあるんだろうなというふうには思っています。  しかしながら、ことしは入り込みが、まだ詳細な数値出ていないんですが、いわゆる入り込みが、これだけの好天続きましたので、増加をするという中で、浜茶屋のやり方を変えていくということで、新しい浜茶屋、これ紫雲の郷が経営をしている浜茶屋、ブルーウエーブという浜茶屋なんですが、こちらのほうすごく入り込みがふえているということ。それからもう一つ、パラディソという、一番奥のほうにある浜茶屋というか、ちょっとおしゃれなあれなんですが、サーフィンであったり、何ボードというんでしょうか、波というか水を噴射させて上に浮き上がるような、そういうアクティビティーみたいなのをやって、多くの方にお越しいただいているということで、やはりそういう魅力づくりをしていかないと、単純に昔ながらのよしずが下がっていてという、その浜茶屋というところ、それから海水浴場というだけでは、今の若い方たちにはなかなかお越しをいただけないのかなと、そういうニーズが変わってきているのかなというふうに感じているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(中村功) 大滝課長。 ◎農林整備課長(大滝一仁) 私のほうからは、松くい虫の関係でございます。  1点目が松くい虫被害が大きく減少した理由ということでございますが、被害は確かに委員おっしゃられますとおり、平成25年、2013年をピークに減少しておりまして、ことしの被害は前年比で見ますと20%、またピークの25年を比較しますと既に4%ということで、ほぼ鎮静化したのではないかというふうに考えてございます。この理由でございますが、やはり空中散布をしっかり続けてきたものであるというふうに考えております。  続いて、松くい虫対策で枯れた松を伐倒、切り倒して薫蒸処理したわけですけども、その材を再利用できないかというご質疑でございます。こちらにつきましては、確かに廃材としてチップ材のほか、またバイオマス発電の燃料ですとか、そういった可能性は考えられるんですけども、何せこの松くい虫対策を実施している場所がほぼ民地でございまして、民地に立っている松ということで、切り倒しても、やはりその材の所有は民地の方にあるだろうということからいきますと、所有権の問題で、ちょっと考えることできないというところでございます。  以上です。 ○委員長(中村功) 佐藤委員。 ◆委員(佐藤真澄) それぞれご答弁ありがとうございました。  旧県知事公舎記念館活用事業については、1回こっきり、しばたんバスに乗ったきりですので、ほかの委員の皆さんは当時一緒に周遊された方はわかりませんけれども、どうせ当初の目的というか、果たしていないんだろうなぐらいにしか思っていなかったんですが、すごいですね、このどら焼き、それからおにぎり。どなたのアイデアか知らないけど、拍手を送りたいと思います。  本当に今そうなんです。今のニーズというか、自分でつくるというか、そういうところに参加させる。例えば農家食堂とか、それから民泊ですか。民泊でも農家に出向いて、外国の方ですよ。何か1週間か10日間にテレビありましたよね。秋田県だかどこかの山の中の農家なんですが、自分たちが食べる食材、夕飯に出す食材を一緒に農家の人ととりに行って。そして、結局参加型ですよね。本当にぜひこういうものは今後どんどん発展させていただきたいと思います。わかりました。ありがとうございました。  それと、海水浴場、海の塩というか、ああいうものが嫌いだと言ったらもうおしまいですよね。海水浴のよさというか、大変な時代に入ってしまったんだなというふうに思っておりますけれども、とにかく私も7月30日にことしは行きました。ちょうど天気もよくて、孫たちも大変喜びまして、夕日を見ながら帰ってきたんですが、紫雲の郷、紫雲寺記念館がおやりになっているところも見ましたが、実はそこ、ただで場所を貸してくださったんです。夕方からバーベキューをやるということで、こういうものが今の人たちが求めているのかなというふうに感じて帰ってきたんですけれども、従来のやり方では、やはりこの海水浴客もなかなか増につながらないということで…… ○委員長(中村功) 簡潔にお願いします。 ◆委員(佐藤真澄) ぜひ今後もさらに担当課としても、いろいろ管理運営上アドバイスをしながらやっていただきたいと思います。要望で終わります。
     松くい虫は、今後はもう、この莫大な何億、何十億というお金をずっとつぎ込んできましたけれども、ほぼ鎮静化したんではないかと。これからはもうここにお金を投じなくてもいいということなんでしょうか。それと、民地だから、なかなか所有権の関係で、市といえども立ち入ることはできないということなんですけども、せっかく市がそういう防除をするわけですので、そのあたりはお話できないものかどうか。それで、木片チップみたいなものに加工できないものなのか。ずっと朽ち果てるまで待っているんでしょうか、どこも活用しないで。それだけお願いします。 ○委員長(中村功) 大滝課長。 ◎農林整備課長(大滝一仁) 鎮静化ということではあるんですけども、本数からいくと、ことしの伐倒数が約1,300本程度でございました。今後も1,000本、もしくは1,000本強の被害で推移していくのではないかと推測をしております。ですので、被害ゼロということは難しいんではないかというふうに考えてございます。それで、それに応じた費用、特に空中散布だけは続ける必要があるだろうということでございます。  続いて、松くい虫で処理した薫蒸した松の再利用の件でございますけれども、今確かに現場のほうを見てみますと、特に紫雲寺地域では、松が枯れて木が立っていないところに薫蒸したビニールシートだけが残っているような状況でございますけども、もし使える方法があるとすれば、紫雲寺記念公園、また財産区の土地にある松というふうに考えられるわけですけども、数からいくと、やはり大したことないと言うのは失礼ですけども、やはり数的には足らないということになると思います。  あと、やはり財産権の問題というのは一番私ども難しい部分でございますので、本当にこちらについては、検討はしますけども、非常に難しいものというふうにご理解いただきたいと思います。 ○委員長(中村功) 1件ということで、若月委員。           〔何事か呼ぶ者あり〕 ○委員長(中村功) いや、まだもう2人いらっしゃるんで。先にどうぞ。 ◆委員(若月学) 済みません。私のほうから、先ほどちょっと聞き漏らしたものというか、質疑しなかったものを、済みません、お願いいたします。  除雪の関係で、昨年よりGPS装置による追跡、稼働というふうな形でやっておられました。その中で、今まではチャート紙によるものであったと思います。昨年は、やっぱりゲリラ的なものだとかさまざまあって、極端な話、24時間以上もあったところもあって、非常に多分よかったとは思うんですが、このシステムを導入することによってのメリットはどのようなことがあったのか。また、課題があるならば、何が課題であったのか。また、今後の、今も言いましたとおり、連続で2回、3回、回らなければいけないというふうな状況において、やはり除雪の業者に、やっぱり結構難儀、負担かけますというふうなことで、運転手の、もしかして事故遭ったりするといけないのでというふうな意味合いも込めて、交代要員だとか、何かそういう喚起が今後される計画はあるのかというふうなこと1点。  それと、あと消雪井戸の関係で、5,000万でしょうか、紹介されていますが、新設は基本的にしないというふうな話はお聞きしたと思うんで、維持管理、掘り直しには使うというふうなことだったと思うんですけども、どこでこれを施工なさっていたのか。また、あと今後もこういうふうなのを新設、ことしは特に水不足のときもあったりして活用したというふうなこともありますが、今後そのようなことも想定しながらの、設計上やっていくのか、ちょっとその辺もお聞かせ願いたいと思います。 ○委員長(中村功) 倉島課長。 ◎地域整備課長(倉島隆夫) 若月委員のご質疑にお答えいたします。  まず最初に、昨年の冬からGPSシステムということで導入をさせていただきました。メリットといたしましては、従来チャート紙で読んでいた運転時間の部分のいわゆる目に見えない部分だとか、あとはほかの路線をやっているという事態も、今回チャート紙ではわからない部分で、GPSだと路線外の部分については自動的に除雪経費から外れるということがありましたので、そういう部分で経費的には従来の方法よりも若干メリットがあるのかなというふうに思っております。また、ほかの部分につきましても、今まで私どもチャート紙を読みながら除雪経費の計算というふうな形もしていたわけでございますけども、このシステムによりまして、チャート紙を読んで除雪費の計算が簡略化できたというふうなところでございます。  あと、まだ課題もございまして、今回最初の導入ということで、GPSのキットを持ちながら除雪をさせていただいたわけでございますけども、ちょっと充電の方法の部分で接続がうまくなかったりとか、いろいろな部分が出てまいりました。それで去年は、ご面倒でもチャート紙もあわせてつけて、除雪をしていただいた部分がございます。こういうふうな二度手間の部分を、今後、機器プラス、またシステムの部分で改善をさせていただきたいなというふうに思っております。  あともう一点、昨年随分降雪がございまして、業者の皆様には大奮闘していただきまして、本当に感謝をしているところでございます。若月委員の言うとおりに、夜やって、日中やって、また夜やるというふうな状況もございました。こちら側としても、一旦休憩をとって除雪のほう当たっていただきたいということでご連絡もさせていただいておりますけれども、人数が少人数の会社もございますもんですから、なかなか交代要員がいないというふうなところもございます。そういうふうな部分も含めて、今年度はちょっと、もう除雪の計画も大分終盤に入ってきております。こういうふうな人員体制の部分を含めて、今後引き続き検討をさせていただきたいなというふうに思っております。  あともう一点、消雪井戸のご質疑でございます。消雪井戸につきましては、消雪パイプ、新設は全くやらないということではございません。消雪は、歩みが遅いですけども、進めさせていただいております。29年度につきましては、あやめ団地の部分を消雪パイプを布設をさせていただきました。またあわせて、今まである井戸の更新、または消雪パイプのメーンパイプの更新ということで、これも引き続きさせていただいております。昨年度につきましては、下荒町の消雪井戸の改修、または散水パイプの改修というふうなこともさせていただいております。今年度も引き続き、消雪につきましても新設、あとは井戸の改修というふうな両面で事業のほうをさせていただいております。  以上でございます。 ○委員長(中村功) 渡部良一委員。 ◆委員(渡部良一) お願いします。  1点目は、163ページにあります新発田企業コンシェルジュモデル事業の件でありますけれども、先ほどお聞きしましたら、もちろん国の地方創生事業という形で補助金も出ているわけでありますが、今年度が最終年度だということになるようでありますが、中身を見ると、なかなか短期間でありましたけれども、いい事業をやっているなというふうに思います。このことは、すぐれて今後いろいろな形で、今回は食品工業団地だったわけでありますけれども、団地はもちろん西部もあるわけでありますし、あるいはまた職業別というか、あるいは地域別というか、いう形にも当てはまるんでしょうけれども、今年度で終わりということからすると、いろんな角度から産業振興や地域おこしということにもこのことは大いに貢献するんだろうというふうに思っていますが、今後の見通し、どうするのか。今回はモデル事業でありますから、この成果を踏まえた上で、今後また継続をしていくのかどうかを伺います。  それから、次は191ページ、観光協会への支援事業、5,400万ばかり出しているわけでありますが、これはこの成果書を見ると、経済の活性化や交流人口の増加などを創出できる組織となるよう、運営の支援を行ったということでありますが、その組織構築に向けた運営支援ということなのでしょうけれども、これだけの金額を投下をしながら、観光協会としてはその目的に沿った形での組織構築ということは、どういった成果や課題があるのかということについて2点目であります。  それから、3点目は、209ページなのかな、木造住宅耐震診断の問題であります。これはもちろんわずかではありますけれども、国のほうから補助が来て、県からかな、補助が来ていますよね。いずれにしろ診断と改修の支援を行っているわけでありますが、実績的には29年度、診断をやったのが14件、そのうち改修は2件という形で、これ毎年やっていますが、大体こんな数字で推移をしてきていますよね。という状況からすると、新発田市内、多くのまだまだしなきゃならない部分が、家屋があるわけでしょうけれども、申し込み状況などはどういう状況になっているのか。ある意味予算がありますから、こういった形でしかできないのかどうか。全体からすると焼け石に水とは言いませんけれども、本当に件数的には少ないわけですよねという状況であります。なおかつこの改修の部分については……耐震改修の部分はほかの予算のほうからも出しているという、今どこでしたか、忘れましたけれども、ダブル支給にはなっているのかどうかという状況です。これは、リフォームかな。リフォームのほうでしたか、どこかあると思いますけども。  それから、あと最後ですが、住宅リフォーム事業は209ページ、4,900万という形でこれもずっと継続をしてまいりました。今回は、今回というか、今市独自で予算化しているわけでありますが、一般のリフォーム支援と、それからあと一定要件の枠内での支援という形からすると、要件仕様のほうが多くなっているわけですよね。そちらが131件かな。それから、一般の支援のほうは111件ということですから、これは29年度の成果説明書の27ページですけども、そこに出てきます。  ということでありますが、続けるに当たっては、もちろん経済効果等もあるわけでありますから、多分今後とも続けていくんでしょうけれども、この要件の部分、すなわち高齢者であるとか、障がい者であるとか、子育て三世代であるとか、耐震改修はここに出てきましたよね、耐震改修とか、下水道の接続とか転入という、これは市の政策に見合った部分を反映をした支援なんですけども、こちらのほうにシフトをしていくのかどうか。あくまでもこういった割合で一般にもやっていくのか、もう少し要件に沿った形でこちらのシフトをしていくのか、その辺を今後の見通し、ちょっとお伺いします。  以上。 ○委員長(中村功) 原商工振興課長。 ◎商工振興課長(原祐司) 渡部良一委員のコンシェルジュモデル事業についての今後の展開ということでご質疑があった点についてお答えしたいと思います。  こちらの事業につきましては、国の地方創生の交付金を使って、とにかくさまざまな、中小企業が1社でできないようなことであれば何でもやってしまおうということで、本当多種多様の事業を今展開しているところでございます。先ほど答弁というか説明の中で一部ご紹介させていただきましたが、たった2年ではございますけども、ようやく団地内の11社の方に認識いただいて、若い子たちもすごく交流が深まってきて、非常に今成果が出てきておりまして、正直3年じゃなくて5年の事業展開にしておけばよかったかなというふうに今考えているところでございますが、一応3年ということで、今年度をもって終了するという予定になってございます。  今後の展開につきましては、一応本当にさまざまなこと、事業をやっておりまして、全てが全市に適用できるようなものじゃなかったりしますので、その中でもやっぱり今ちょっとうまくいっているのが、小さい企業1社だと、新入社員が入っても、苦しくても相談する相手がいないということで、同じ会社にいないんであれば、近くの会社、もしくは同じ同業のところに友達を見つけてもらって、それが男女であれば、つき合ってもらって結婚してもらえば一番いいねなんていう考えから、団地内の同期というのを事業をやっています。これにつきましては、今後も全市的に部分的に全業種でも、会社の入った子、どこかの中小企業へ入った子を集めて、横連携とって、相談相手を見つけていっていただいて、それが離職防止につながるような政策展開できるのかなというふうに思っておりますし、冊子とかホームページなんかもつくらせていただいたんですが、全市に対応するようなものはちょっと難しいので、逆に情報を共有できるような、メールを使ったやりとりを業者とリアルタイムでできるような、メーリングリストではないんですけども、何かあったときにうちのほうから情報が発信できたり、向こうのほうの情報をいただいたものをまた発信できたりするような仕組みとか、そういったものをとりあえずまず仕掛けていきたいなというふうに考えているところでございます。  そのほか、就業の部分につきましては、今ハローワークとも一緒にやっていますので、これについても何らかの形で仕掛けていきたいなというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村功) 清田観光振興課長。 ◎観光振興課長(清田稲盛樹) 渡部委員の新発田市観光協会支援事業についてご説明をさせていただきます。  観光協会について、経済の活性化や交流人口の増加を創出できるような組織となるように運営を支援をするということで、どのような支援をされているのかということでございます。ご承知のとおり観光協会につきましては、これまではどちらかというとイベントのほうを中心にやってきたということで、新発田の城下町新発田まつりから始まりまして、桜まつりであったり、あやめまつりであったり、うまいもの横丁であったりということで、そういうイベントごと、言いかえれば市民の皆さんに対する観光というところを中心に行ってきたわけですが、やはりこれだけインバウンドという部分、それから観光が大事だという、観光が裾野の広い観光産業で稼ぎを、使用していきましょうというトレンドの中で、観光協会もそういったところに少し踏み込みをさせていただいております。  具体的に申し上げますと、例えば台湾からお越しをいただく団体は、少しそのルートを申し上げますと、新潟空港に到着をすると、そのまま富山に行くんです、月曜日。富山から白川郷を抜けて白馬に入るんです。白馬から月岡温泉に入ってきて、最終日は新潟市で1泊をして帰られるという、4泊5日ぐらいの日程で来られるということで、これの新発田側、もしくは阿賀北の部分については、実を言うと観光協会が手配をしています。それに合わせて、実を言うとバスの手配も一緒にそのエージェントから頂戴をしているんです。そのバスの手配を市内のバス事業者5者あるんですが、そこに仕事として新しく仕事をつくって、彼らにその仕事を、おろしているというよりも、受けていただいているということで、経済効果を上げさせていただいていると。  例えば韓国のゴルフプランなんかもそうなんですけど、空港に迎えに行くこと、それから旅館からゴルフ場、ゴルフ場から旅館に戻るというのも、実を言うと、これも新発田のタクシー業者を使わせていただいていて、それで今まで月岡のゴルフ場から、月岡温泉からフォレストゴルフ倶楽部までタクシーを使う人なんて多分今まではいなかったと思うんですが、そういったものも全部タクシーを使っていただくことで経済効果を上げているというか、そういう新しい需要をつくり出していると。  それから、昼食なんかも、これまでは大勢が食べられるような市外の大きなドライブインみたいなところで召し上がっていただいたのを、市内のかっぽうであるとか、そういったところで召し上がっていただくような取り組みをするといったようなことで、新しいビジネスというか、これまでなかった需要を生み出しをしているということでございます。  もう一点、交流人口の増加ということも観光の非常に一番大事なところなんですが、本年5月から地域協力隊員を採用をさせていただいています。この人材としては、かつて旅行エージェントに勤めていた、まだ31歳の若い人材なんですが、非常に情報発信能力にたけているということで、彼が来てからすぐさま「しばたびより」というインスタグラムのサイトを開設をしまして、これ日本だけではなくて、英語が堪能なものですから、世界各国に向けてそういうものの情報を発信をして、新発田をPRをする、そしてお越しいただいて、地域も含めて交流ができるような格好で発信をさせていただいているということで、そういった部分について、当課においても一緒に、支援をするというよりも、ともに動きをさせていただいているというような状況でございます。  以上でございます。 ○委員長(中村功) 小野課長。 ◎建築課長(小野正一) 渡部委員のご質疑にお答えいたします。  木造住宅耐震改修支援事業のほうなんですけども、耐震診断のほうから説明させていただきたいんですけども、これは6月と8月と11月に募集いたしまして、昨年度の実績は14件なんですけども、今年度の6月が5件、8月が3件でした。計まだ8件なんですけども、先週起きました北海道胆振東部地震を受けて何件か問い合わせ来ておりますので、11月の募集は期待できるのかなと思っております。また、耐震改修についてなんですけども、耐震診断された方が208件もいるにもかかわらず、実績が上がらないので、今年度から出前講座とか自治会連合会への説明、7月の市政懇談会への説明とか、力を入れておりますので、期待できるかと思います。あと、耐震について、今年度からリフォーム事業でも上乗せを受給できることになっているんですけども、今年度耐震については一件も申し込みがありませんでした。  リフォームの話に移りますけども、今年度から一定要件枠を、今までの子育てと高齢者と障がい者にプラスアルファいたしまして、転入と耐震と下水道をプラスアルファいたしました。そうしますと、転入が1件、耐震がゼロ件、下水道が97件の申し込みがありましたので、来年度の要求も一定要件枠を廃止せずに要求していきたいと思っております。  以上であります。 ○委員長(中村功) 渡部委員。 ◆委員(渡部良一) 最初の企業コンシェルジュモデル事業のほうなんですが、ちょっと回答の中でよくわからなかったんですが、何となく今後も続けていくと、地方創生の形、国からの援助の部分については今年度終わるということなんですが、要するに今後やろうとすれば、先ほど申し上げましたように、可能性、産業振興や地域おこし等々も含めて、非常に可能性のある部分だと思いますし、もちろん単に予算もあるかもしれませんが、いずれにしろ新発田は農業だし、農業の中でもいろんな分野でやっていらっしゃるし、特産品も含めて、そういう農業の部分であるとか、あるいは商業であれば、それこそ町なかです。上、下、中というふうにありますけども、そういった地域的な課題も当然あるでしょうし、あるいはまたその他の地域においてもあると思いますが、そういったところまでのところ、一気にはできないんでしょうが、こういったコンシェルジュ事業、いわばいろんな相談や課題を共有をしていくという、そのためにまた課題はどうするかということの話し合いの場所という形でも非常に有効ではないかと思うもんですから、いわば市独自の予算をつけても今後継続をしていくのか、あるいはまた今回は460万ぐらいの予算ですが、さらに拡大をしていくのか、その辺もう少し明確化をしていただきたいというふうに思います。  それから、木造耐震、なかなか金がかかるからでしょうか、何でこの2件、今年度は全く改修はないという状況なんですけども、せっかく診断しても、改修しなきゃ、意味ないといえば意味ないですよね、現実的には。だから、その辺、何でやっぱり改修までつながらないのかなというところなんで、この辺も大変地震の今後厳しい状況もあるわけでありますから、その辺どう考えているのかなということです。  それから、端的に言って住宅リフォームのほうは、そういった先ほど政策誘導という状況からすれば、大変申し込みが多いということでありますが、条件のほうに一般枠は大体いいわと、したがって、政策誘導も含めて、そちらのほうに一定条件を満たした方々へのリフォームという形でシフトしていくのかということです。再質疑。 ○委員長(中村功) 原課長。 ◎商工振興課長(原祐司) 渡部委員の再質疑のほうにお答えしたいと思います。  今非常に有用な手段で、さまざまな課題をやるに、今後非常に有用な施策だということでいただきました。また、委員のほうから職種別とか地域別というようなヒントもいただきましたんで、具体的な構築はまだこれからでございますので、どういうふうに展開していこうかという、今のところのイメージの話を先ほどさせていただいたところでございます。予算については、大きな予算はなかなかかなというふうに思っておりますが、必要な予算をお願いしてまいりたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(中村功) 小野課長。 ◎建築課長(小野正一) 渡部委員のご質疑にお答えいたします。  耐震改修につながっていない要因といたしまして、災害が身近に感じられなかったり、費用面でちゅうちょされていたりするのかもしれないと思っております。また、中には、耐震改修をしないで新築したり、取り壊して子供と同居したりする方もいると思われます。あと、リフォームに関しては、やっぱり弱者救済ということで、今までの上乗せ支援3にプラス3ということで、6つの上乗せ支援を残していきたいと思っております。  以上であります。 ○委員長(中村功) 渡部良一委員。 ◆委員(渡部良一) 1点目の企業コンシェルジュのほうは、これは今後の政策課題になるんでしょうから、市長質疑にします。というほうにさせていただきます。  それから、リフォームのほうです。まだ明確にそちらのほうにシフトしていくという回答にはなっておりませんが、これはまた今後のことに譲ります。  以上です。 ○委員長(中村功) 市長に対して、企業コンシェルジュについての継続性について問うということで。  最後かな。小柳委員。 ◆委員(小柳肇) がばっと整理して。183ページ、行政管理等に要する一般経費の商工振興課分の、要は民事訴訟にかかわる部分なんですけど、弁護士費用が1,700万もかかっちゃったという、先ほど内訳で出廷が何回、内訳出ましたけど、実際これ裁判どうなんですか、役所側からも出たのかどうか、傍聴なり行ったのかわかりませんけど、恐らく一般的なこの手の民事訴訟の場合、事前書面のやりとりでほとんど終わっていて、実際出廷すると、「先生、どんな感じですか」、「ああ、はい、また次ね」って感じで終わりというのがほとんどの裁判。それで1回5万とか7万とか取るわけじゃないですか。           〔何事か呼ぶ者あり〕 ◆委員(小柳肇) そうですよ。民事訴訟なんてそんなもんですよ。ということは、言い方を変えれば、これも以前から市長に、市の職員でやっぱり弁護士資格者を雇用すべきじゃないかって話もしているんですけど、それは別として、今回逆に、役所側でもうちょっとできて、弁護士の回を減らしてコストを減らすとかということはできなかったのかなと。例えば準備書面だけは弁護士の監修のもとつくるにしろ、実際出廷なんかは逆に頼まないでやるというのは可能なわけだし。以前、どこでしたっけ、収納課か何かで、滞納者の部分のサラ金とかの会社に対しての何か代理で過払い金を取るというようなことを、要は弁護士を立てないで、自前で裁判でやったというような経緯もあったと思うんですが、十分できるだけの能力は職員は備えていると思うんですが、その辺いかがなのかなと。ちょっと金額がでかかったので、これについて改めて。 ○委員長(中村功) それ1件ですか。 ◆委員(小柳肇) 1件です。 ○委員長(中村功) 原課長。 ◎商工振興課長(原祐司) 小柳委員の裁判の件についてご説明いたします。  小柳委員もご指摘のとおり、準備書面等は当然うちのほうで素案を全部つくりまして、先生にご監修いただいた上で、さまざまな指摘を、繰り返し指摘を、書面を直していただいて、それをまた向こうからの書面とあわせて裁判所で確認していくという作業が大半でございます。本当の法廷のところで審議するというのは数回でございました。  中身を確認していく段階で、やはり我々素人というかではなかなか気づかないようなポイントを先生のほうから鋭く指摘いただいて、その点についてご指導いただくというのは、やっぱり専門家の視点というのは我々ちょっと一般の者にはないような視点がたくさんございまして、やはり先生がいないと、ちょっと。向こうも本当にプロの弁護士がいろいろ、言い方をちょっと間違えると、そこのところにぐっと突っ込んでくるというようなところで、その辺を慎重に文書内容を精査していただくというものについては、我々行政の職員ではちょっと難しいなというふうに思っておるところでございます。  回を減らして経費削減ということで、裁判のところにつきましても、弁護士が相手の弁護士とお話しする段階で、我々やっぱり公務員が一般の者が向こうの弁護士と普通にお話ししながらやっていくと、なかなか難しいものがあるなというふうに実感しているところでございます。なので、今回2回の裁判で、回数が60回ぐらい、本当に先生にお世話になりましたけども、それこそ朝早くから夜遅くまで先生にお世話になりましたが、先生のおかげで勝たせていただいたのかなというふうに思っているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(中村功) いいですか。ほかないですか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(中村功) ほかに質疑がないようでありますので、本案に対する経済建設常任委員会関係の質疑はこれをもって終結をいたします。  お諮りをいたします。きょうも市長に対する総括質疑がありましたので、午後4時50分から行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。           〔「異議なし」「済みません、私、総括であれなし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(中村功) 小柳委員の総括、シルバー人材センターの件はなしということで。わかりました。           〔「一般質問に回します」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(中村功) 一般質問、あったっけか。           〔何事か呼ぶ者あり〕 ○委員長(中村功) 今後のね。わかりました。  午後4時50分から行いますので、ご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(中村功) それでは、午後4時50分まで休憩をいたします。           午後 4時17分  休 憩...