新発田市議会 > 2018-03-22 >
平成30年 一般会計予算審査特別委員会(市長総括質疑)−03月22日-01号
平成30年 一般会計予算審査特別委員会(経済建設関係)-03月22日-01号

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  1. 新発田市議会 2018-03-22
    平成30年 一般会計予算審査特別委員会(市長総括質疑)−03月22日-01号


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    最終取得日: 2022-11-29
    平成30年 一般会計予算審査特別委員会市長総括質疑)−03月22日-01号平成30年 一般会計予算審査特別委員会市長総括質疑)             一般会計予算審査特別委員会  委員会記録                   (市長総括質疑平成30年3月22日  ─────────────────────────────────────────── 〇出席委員(12名)    委員長  渡  邊  喜  夫  委員   副委員長  川  崎  孝  一  委員         湯  浅  佐 太 郎  委員         宮  崎  光  夫  委員         水  野  善  栄  委員         佐  藤  武  男  委員         小  川     徹  委員         稲  垣  富 士 雄  委員         入  倉  直  作  委員         小  林     誠  委員         宮  村  幸  男  委員         板  垣     功  委員  ─────────────────────────────────────────── 〇欠席委員(なし)  ─────────────────────────────────────────── 〇説明のため出席した者        市長         二 階 堂       馨        副市長        下   妻       勇
           教育長        大   山   康   一        総務課長       佐   藤   弘   子        人事課長       鶴   巻   勝   則        財務課長       伊   藤   純   一        みらい創造課長    山   口   恵   子        社会福祉事務所長社会福祉課長)                   坂   上   新   一        農水振興課長     渡   邉   誠   一        会計管理者      清   野   勝   彦        市長付特命参事水道局長                   三 田 村   明   彦        教育総務課長     杉   本   茂   樹        選挙管理委員会事務局長佐   藤   健   吾        監査委員事務局長公平委員会書記長                   関       利   直        農業委員会事務局長  菅       一   義  ─────────────────────────────────────────── 〇事務局職員出席者        局長         青   木   孝   夫        係長         古   田   潤   子  ───────────────────────────────────────────           午後 4時30分  再 開 ○委員長渡邊喜夫) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  これより平成30年度新発田一般会計予算議定にかかわる市長に対する総括質疑を行います。  質疑ある委員の発言を求めます。  小林委員。 ◆委員小林誠) それでは、市長総括質疑ということでお願いしたいと思います。  今回の項目につきましては、みらい創造課所管中心市街地開発等調査事業についてであります。この中心市街地の再開発問題につきましては、過去の一般質問でも数回議論がなされておりますけれども平成28年の7月に商工会議所若手有志から、若手有志まちづくり勉強会におけるこの中心部開発に向けての提言ということで、商工会議所佐藤会頭名の名前で提言書が提出されております。その提言を受けまして、この28年の9月に定例会では、市長商工会議所若手経営者と先進地の視察や取り組み事例調査研究したいと答弁されております。それから1年半が経過いたしました。合併特例債事業が一段落しまして、今年度予算も11億の減、また公共施設総合管理計画ができまして、またこの公共施設等維持管理費一定の水準まで平準化する方向も示しまして、大きな建設事業というのは今後ないんだろうなというイメージをしていたところなんですけれども、なぜこのタイミングなのか、少し不思議に思うところもあるわけでありますけれども都市マスタープランにも今回、今まで載ってこなかった項目であります。今回の質疑項目のところで、調査事業ということで30万計上されております。これ単なる30万ではないんじゃないのかなと私は感じているところでございます。このまちづくり総合計画実施計画の中で、31年度、32年度と、来年は1,500万、そして再来年は1,200万ということです。継続事業として計上されているわけであります。こんな大事な事案であるにもかかわらず、提案理由の中ではたった2行というところ、非常にこれは重大な案件じゃないのかなというふうに思ったわけでありますので、ひとまず今後のこの再開発事業に関しまして、現段階での市長の見解をお伺いしたいと思います。 ○委員長渡邊喜夫) 二階堂馨市長。 ◎市長二階堂馨) 小林委員のご質疑お答えをする前に、議定に付しました平成30年度一般会計予算について、4日間にわたりまして、渡邊委員長初め予算審査特別委員会皆さん方審査をいただきまして、本当にありがとうございます。感謝を申し上げたいというふうに思っております。  それでは、ただいまの小林委員中心市街地開発事業関係についてのご質疑お答えを申し上げたいというふうに思っております。市街地の再開発、これはもう長年の懸案事項でありまして、当時近市政のときにもこういう種の話が一時出ましたけれども、なかなかまとまらなかったという経緯もございます。片山さんの時代にも、やはり商工会議所のほうから一定のプランの提供もあったわけでありますが、なかなかできなかったということであります。何とか市街地活性化をやってみたいというのは、もうこれはどの市政であろうとも大事な重要項目でございます。  今回商工会議所のほうからイクネスしばた、あるいはヨリネスしばた、こういうまち顔づくりがなったことによって、人の交流といいましょうか、人の流れが変わってきたと、まだまだ商店街そのものにまでは波及はしておりませんけれども一定流れが変わってきたと、これを好機と捉えて、何とかもう一度中心市街地の再開発に研究してみたいと、こういう要請をいただきまして、それならば、全体どうなのかわからないけれども、まずは調査してみましょうかということで、今回30万、私どもも30万、向こうも30万で一緒になってやってみましょうと、こういうことであります。  小林委員のほうから実施計画について1,500万、1,200万をもう次に用意されているじゃないかと、こういう鋭いご質疑をいただきまして、大変恐縮でございます。実は、これは担当課の勇み足であります。まだ決定をしておりません。決定もしていないものが実施計画に載っているなんていうことはあり得ないことでありますので、この部分については担当課ミスだということで、ひとつ議会皆さん方、お認めをいただきたいというふうに思います。まだA計画、B計画行く前の段階です。どうしようかという段階の、その調査段階でありますので、まだするとも、しないとも、そういうことは決まっていないということでありますので、小林委員実施計画を見て、予算上がっているということから見れば、当然のご質疑だろうというふうに思いますけれども、それは先ほど申し上げましたように、まだそういう経緯を踏まえていない中にもかかわらず載ってしまったということでありますので、担当課ミスだということでお許しをいただきたいというふうに思っています。 ○委員長渡邊喜夫) 小林委員。 ◆委員小林誠) あくまでも今回は商工会議所一緒調査費用だよというお答えされるんじゃないのかなと私も思っておりましたけれども、今回、当時出された商工会議所若手有志イメージ図なんか見ますと、こういうふうな絵面が出ているわけでございます。この話を進めていくと、当然大きな民地の買収問題、もうはっきり言えば、隣のハヤカワビルであるとかレジャー会館、こういったものを撤去しない限りは再開発はできないということでございます。これについてはスペース等の問題があったり、非常に大きな予算が必要となってくるわけですけれども、この再開発事業調査に乗り出すに当たって、こういう問題、当然市長も認識されておると思うんですが、そのことについてはどのようにお考えでしょうか。 ○委員長渡邊喜夫) 二階堂馨市長。 ◎市長二階堂馨) それほど、まだこのリノベの再開発が全国的に事例があるわけじゃありませんが、ただ1点、北九州市が一つ成功事例だろうということで、まだアイエヌジーで進行形でありますけれども、あります。このリノベ関係については、行政がほとんど補助事業という形でやっていないんです。昔はTMOということで、行政が、あるいは商工会議所一緒になって、行政主導で再開発をやってきたというのが経緯だったんです。正直申し上げまして、この手法商店街が再開発されたなんていうのは余り聞かない。むしろ余りいい話を聞かないのが実態でありまして、今小林委員も知ってのとおり、やもりですよね。家を守るという、そういう、つまり民間皆さん方自分たちのところで開発をしていくという、こういう手法なんです。行政から補助金を出していくという従来の手法ではないんです。北九州市の小倉地区のほうもそうでありまして、行政が全く支援していない。行政支援しているのはリノベーションスクール、相当お金かかるんだそうです。つまり、そういう人材育成をするスクールのときの受講料だとか、あるいはそのスクール講習会をやったりする、こういう意味での助成はするんですけれども、ハード的なものについては今のところ北九州市の例を見る限りにおいてはやっていない。また、それが今のリノベーションの国の考えのようでありまして、従来型の行政補助金で国の補助金をもらって何かやっていくと、そういう再開発は今のところはほとんどないようでありますので、もしもこの今の調査によって商工会議所、あるいは個店皆さん方覚悟を決めたと、やろうぜということになれば、もしかすると進むかもしれませんが、しかし進んだとしても、あくまでも自分の、そのハードについては自分たちで家主が責任を負っていただくような、こういうリノベーション開発みたいな感じでやっていきたいというふうに考えています。 ○委員長渡邊喜夫) 小林委員。 ◆委員小林誠) あくまでも地権者であるとか、また商店主であるとか、そういった方たち中心になってやる民間の再開発だというイメージというふうに今、市長答弁からは受け取ったわけですけれども、この商店街含めた中心市街地開発やるといったら、この中心地に本当に大金持ちでもいっぱいいればそんなことができるのかなと思うんですけれども、やっぱり進めていく上では、ある程度の行政からの財政負担がなければ、当然私は進まない話なんでないのかなというふうに、逆に私は思っているんです。  そういう中で、過去の答弁を見ても、有利な補助事業国県のものがあれば、それも大いに活用していきたいという答弁もされているんですけど、現段階で、とにかく市長は国からお金持ってくるの得意なわけであります。そういったところで、何か今後そういうめどがついたであるとか、国県補助が活用できるようなめどはついたんでしょうか、つかないんでしょうか、いかがでしょう。 ○委員長渡邊喜夫) 二階堂馨市長。 ◎市長二階堂馨) 今ほど申し上げましたように、現在全国的に5例ぐらい少しこれに取り組んでいるところがあるようでありまして、先ほど言ったように、一番先に進んでいるのは北九州市でありまして、よそはまだまだリノベーションスクール何とかという、そういう人材育成部分をやっている段階のようでありまして、ほとんどのところが実は従来型のそういう補助事業行政主導中心市街地の再開発をやっていくというような手法はほとんどやっていないようであります。また、そうなんだろうと思うんです。そのぐらい個店皆さん方がやっぱり覚悟を決めるというか、それだけのリスクを負ってでもやるという、こういう気構えがなければ、とても再開発を幾らやったところで、やっぱり従来言われているように、何かこの前どこの新聞だかちょっと忘れましたけれども中心市街地の再開発の何割かは失敗だというような報道記事が書いてありましたけれども、やっぱり個店皆さん方リスクをしょってでもやろうという、その気構えがまず大事なのだということです。それに対して私どもがどれだけ支援していくかということであります。  先ほど申し上げましたように、人材育成、あるいは講習会勉強会、この関係についても、少し補助事業としてはあるようでありますので、その辺はまたこれから研究してみますけれども、正直申し上げまして、従来型の行政主導で、国から補助事業をもらって、そして新発田市が借金をしてやっていくというような状況には、今のところは、今のところはまず財政的に考えてみても非常に難しいなというふうに思います。ただ、先ほど言ったように、北九州市のようにリノベーション型のそういう再開発、つまり家守型の再開発、これは、もし個店皆さん方がそこまでやる気があるんであれば、できる限りの支援はしていきたいというふうに思っています。 ○委員長渡邊喜夫) 小林委員。 ◆委員小林誠) もう一回確認ですけども、このハヤカワビルレジャー会館買収に関しては、一切市は乗り出さないという認識でよろしいんでしょうか。 ○委員長渡邊喜夫) 二階堂馨市長。 ◎市長二階堂馨) そこがわからないんです。なぜハヤカワの特定が出ていて、乗り出すとか、乗り出さないとか、まずそんな話なんてしていないわけです。全体をどういうふうにしようか、あるいは駅前か、姫田パン屋の後は何になるのか、あるいはヨリネスの周辺だけにするとか、いろんなことを考えられるわけです。こういうことをまず研究しようよというのが今回の事業の趣旨なわけでありますので、そういうハヤカワを買うとか買わんとか、あるいは乗り出すとか乗り出さないとかという次元は全く違うということであります。 ○委員長渡邊喜夫) 小林委員。 ◆委員小林誠) わかりました。現段階でのお考えは承知しました。  ただ、個人的には、この商店街、今ハヤカワビル特定しないという話でしたけれども、本当に老朽化していて、外壁がもう剥がれ落ちてきているという、こういう事案が出てきております。地元の人から見れば、もう一刻も早く撤去してもらいたいという意向でありますので、個人的にはもうここに乗り出していただくというのは私大賛成でありますけれども、この市庁舎の建設問題のときに、駐車場としては一切市はもうタッチしないんだよと、買収に乗り出さないんだよという言葉があったとおりでありますので、今後その辺が説明つくような形にしていただきたいというふうに思いますし、また再開発、あくまでも民間主導ですよと。PFIとか、または今言った北九州市ですか、宮崎の日南市なんかでも、完全に民間まちづくり公社がやっているというところであります。そうはいっても、行政がある程度支援をしなければ、この新発田においてはなかなかできないんじゃないのかなという私の持論でありますので、ぜひともこの案件に関してはまた議会の中で活発に議論をしていただきたいというふうに思うわけであります。さあ用意ができました、これ予算承認してくださいというわけには、これはならない問題だと思いますので、この2点ですけれども、もしお答えがありましたら、最後にお願いしたいと思います。 ○委員長渡邊喜夫) 二階堂馨市長。 ◎市長二階堂馨) あくまでも提案するのは私どもの専売でありますので、事前議会皆さん方に諮るなんていうことになれば、事前審査になってしまうわけでありまして、あくまでも私ども議決権については尊重しますけれども、また皆さん方行政権はやっぱり尊重していただきたいと。この辺の絡みをきちっとするからこそ、お互い緊張感を持ってやってこれるんだろうというふうに思いますので、変に、意味に、もう私どもがそういうのを皆さん一緒になってつくっていけば、皆さん方議決権の放棄につながるということもございますので、この辺の兼ね合いは、また私どもと、それからもし必要があれば議長とお話をさせながら進めていきたい。少なくともいいまちをつくっていくということではお互い一緒なわけでありますので、その関係については承知をいたしました。 ○委員長渡邊喜夫) 会議の時間が5時を過ぎると思われますので、あらかじめ時間延長したいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長渡邊喜夫) 異議ありませんので、そのようにいたします。  宮村委員。 ◆委員宮村幸男) 私のほうから1点だけ、農業振興の点について質疑させて、総括させていただきます。  平成30年度から減反政策がなくなりまして、農家に10アール当たり7,500円の交付金、これもなくなるわけであります。市全体では4億5,000万円という多額の農家収入がなくなるということから、米作農家、中山間地高齢化が進んだり、集落コミュニティ文化がなくなるなど、深刻な影響が発生するのではないかと危惧するところでございます。新年度予算では、法人化を初め、大規模農家支援はあるものの、一般の2町とか5町とかという方々小規模農家への支援が見当たらないわけでございます。商工振興課では昨年から小規模企業支援視点が明確になっているところでございますが、同時に農業も大事な産業の柱であります。農業は、それで気候という要件が加わりまして、気象災害経営を左右するという場合が多々あるわけでございます。そういうことから、中小農家条件の悪い中山間地、そして集落コミュニティの輪を強めるためにも、数多い中小農家をこれ以上少なくしない、減らさないという観点から、農業振興、特に中小でございますけれども、そういう考えと今後の予算づけをどのようにされるのか、それをお聞かせ願いたいと思います。 ○委員長渡邊喜夫) 二階堂馨市長。 ◎市長二階堂馨) 平成30年度は農業にとりましては大変な転換期といいましょうか、大変なときになったというふうに思っているところであります。とりわけ宮村委員がご質疑のとおり、減反政策、あるいは戸別所得補償と、この辺の廃止ということになるわけでありますので、大変大きな転換期であることは事実であります。今国のほうでは、やはり稼げる農業ということで、大規模化、あるいは集積化と、こういうふうにかじを切っているようであります。私どもも、その国の農業基幹産業としてやっていける、そのためにも、やはり大規模化、農地の集積化は避けて通れないというふうに思っているところでありまして、今定例会においても、宮村議員以外の議員のほうからは、それはこれからの農業考えていったとき、やむを得ないんではないかと、そういうふうなご意見もいただいているところであります。  とはいえども、やはり小規模農家皆さんも、当市の農業を支えている大事な担い手でもあります。とりわけとりわけ、大規模農家だけでは担い切れない集落維持機能だとか、あるいは地域の伝統文化だとか、この辺の継承を担っていただいているという大事な方々でもあります。しかしながら、そうはいっても、農業経営体として成り立つためには、やはり大規模化集積化と、ここは避けて通れないということでございます。今回皆さん方のほうに30年度予算の中に総合型発展支援事業費を組み込ませていただきましたけれども、しかし小規模の皆さん方にも国、県の支援事業というのは当然あるわけで、経営体育成支援事業ということで国も県もございますし、市単独にも県費にまた上乗せをかけるような機械あるいは施設の導入の上乗せ費用、あるいは種子だとか種苗だとかの購入したときの助成事業、あるいは有力園芸品目の拡大していった場合、その面積に応じて支援していくと、こういうのも当然あるわけでありますので、この辺を使いながら、ひとつやっていただきたい。ただ、そうはいっても、やはり今までの米価が下がり、なおかつ戸別所得補償がなくなるということになっていくと、どうしても経営上はやはり複合になるのか、6次産業化になるのか、この辺は避けて通れないんではないかなと。もしもこういう小規模の皆さん方がまとまって何かをやろう、6次産業化をやろうというようなことであれば、精いっぱいお手伝いはしていきたいというふうに思っています。 ○委員長渡邊喜夫) 宮村委員。 ◆委員宮村幸男) まず、中小への支援という点では、今までの減反政策交付金というのがその形になると思いますけれども、今度は全然ゼロ円になるわけで、その点が今後なおさら中小皆さんの足を洗うというか、農業から離れるという場面が多くなるのではないかなというふうに思うところで、その点が危惧の一つで、集落のまとまりも、やっぱり農家がいなくなると、非常にあそこの人はいつ帰ってくるのか、いつ出ていくのかというのがよくわからなくなると。そういう点で、集落のコミュニケーションがなかなかとりにくくなって、区長もやり手がなくなるというふうなことがだんだん発生しているようでありますが、中小農家が安心してやっぱりうちにいて、兼業で働けるという条件づくりが何としても必要でないかなと、こう思いますが、そういう点で市独自で中小農家を活動を支援するという、そういう支援策は今後見つけ出す、そういう予定があるのか、それとも今後国の政策どおり、大きい農家育成のみだというふうにお考えなのか、その点をお聞かせ願いたいと思います。 ○委員長渡邊喜夫) 二階堂馨市長。 ◎市長二階堂馨) 農業は確かに新発田市の基幹産業ではありますけれども、ある意味農業は国策でもあります。今まで小規模でやってこれたというのは、米価一定高どまりをしていたわけでありまして、その米価が下がってきた、そこの溝を埋めるのが一つ戸別所得補償という制度で何とか支えてきたというのが実態であります。しかし、一方では、農業といえども商売、ビジネスであります。そういう意味では、より競争を激しくしていくという視点からすれば、戸別所得補償というのが果たしてどれだけ農業のためになったのかどうかわかりませんけれども、しかし一定の役割を果たしてきたことは事実でありますが、それがなくなるということは大変大きいことだなということは想定、十分しておるところであります。これから新たな小規模の農家に対して何か支援策考えろということでございますので、考えます。考えますが、まずはまずは大規模化、6次産業化集積化、こういう一つ方向性だけはしっかりまずやらせていただいて、その後、もしも小規模農家に対していい手だてができるような何かアイデアがあれば、ひとつ研究をしてみたいと思いますし、また宮村委員のほうからこんなアイデアがあるが、どうだというご指摘いただければ、可能なんであれば取り組んでいきたいというふうに思っているところであります。 ○委員長渡邊喜夫) 宮村委員。 ◆委員宮村幸男) ありがとうございました。  とにかくこの問題は大変切実な問題で、やはりここやってから中小を守ろうとしても、もうそのうちに人口がどんどん減るという可能性もございますので、両にらみで、ひとつ両方の支援をするような形でぜひ進んでいただきたいことを要望して終わります。 ○委員長渡邊喜夫) ほかに質疑ありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長渡邊喜夫) 質疑がなければ、市長に対する質疑を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長渡邊喜夫) ご異議ありませんので、市長に対する質疑を終結をいたします。  これより討論に入ります。討論ある委員の発言を求めます。  川崎委員。 ◆委員(川崎孝一) 新発田政友会を代表しまして、議第118号 平成30年度新発田一般会計予算議定については賛成いたします。また、詳細については本会議において開陳いたします。  以上です。 ○委員長渡邊喜夫) 小川委員。 ◆委員(小川徹) 市民クラブは、議第118号、平成30年度新発田一般会計については賛成をいたします。詳細は、本会議場で開陳いたします。 ○委員長渡邊喜夫) 小林委員。 ◆委員小林誠) 民主クラブとしましては、議第118号については賛成の立場で討論をしたいと思います。なお、詳細については本会議場で開陳いたします。 ○委員長渡邊喜夫) 宮村委員。 ◆委員宮村幸男) 共産党を代表しますけれども、議第118号は賛成の立場で、議場で開陳をいたします。 ○委員長渡邊喜夫) 板垣委員。 ◆委員(板垣功) つなぐ会を代表いたしまして、議第118号、平成30年度予算に対し、賛成討論といたします。詳細については本会議場で開陳をいたします。 ○委員長渡邊喜夫) 討論を終結するに異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長渡邊喜夫) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第118号 平成30年度新発田一般会計予算議定については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長渡邊喜夫) 挙手全員であります。  よって、議第118号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で当特別委員会に付託された議案の審査は終了いたしました。  なお、本議案についての委員会報告書の作成は委員長に一任願いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長渡邊喜夫) ご異議がありませんので、委員会報告書の作成は委員長に一任されました。
     これをもちまして一般会計予算審査特別委員会を閉会いたします。  長期にわたる審査、大変お疲れさまでした。           午後 4時57分  閉 会...