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平成30年 一般会計予算審査特別委員会(課長総括説明)−03月15日-01号
平成30年 一般会計予算審査特別委員会(三セク関係)−03月15日-01号

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  1. 新発田市議会 2018-03-15
    平成30年 一般会計予算審査特別委員会(三セク関係)−03月15日-01号


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    平成30年 一般会計予算審査特別委員会(三セク関係)−03月15日-01号平成30年 一般会計予算審査特別委員会(三セク関係)             一般会計予算審査特別委員会  委員会記録                (第三セクター参考人質疑) 平成30年3月15日  ─────────────────────────────────────────── 〇出席委員(12名)    委員長  渡  邊  喜  夫  委員   副委員長  川  崎  孝  一  委員         湯  浅  佐 太 郎  委員         宮  崎  光  夫  委員         水  野  善  栄  委員         佐  藤  武  男  委員         小  川     徹  委員         稲  垣  富 士 雄  委員         入  倉  直  作  委員         小  林     誠  委員         宮  村  幸  男  委員         板  垣     功  委員  ─────────────────────────────────────────── 〇欠席委員(なし)  ─────────────────────────────────────────── 〇参考人   紫雲寺風力発電株式会社             代表取締役 阿   部       温   株式会社紫雲寺記念館              代表取締役 小   林   豊   男
      公益財団法人新発田勤労者福祉サービスセンター 事務局長  増   子   信   一   株式会社エフエムしばた             放送局長  塚   野   正   紀   一般社団法人新発田市観光協会          専務理事  高   澤   誠 太 郎  ─────────────────────────────────────────── 〇事務局職員出席者        次長         寺   尾   嘉   英        主任         岩   村   康   生           午前10時00分  開 会 ○委員長(渡邊喜夫) それでは、全員出席ですので、ただいまから一般会計予算審査特別委員会を開会いたします。  当特別委員会が付託を受けた議案は、議第118号 平成30年度新発田市一般会計予算議定についてであります。議案審査に当たって、各委員から申し出のありました資料要求につきましては、事前に配付しておきましたので、ご了承願います。  それでは、審査に入る前に審査方法についてお諮りいたします。本委員会の審査期日は、本日3月15日、3月16日、3月19日、3月22日の4日間となります。審査日程をお諮りいたします。初日の本日は、これからの議案審査の参考とするために、第三セクターの紫雲寺風力発電株式会社株式会社紫雲寺記念館公益財団法人新発田勤労者福祉サービスセンター株式会社エフエムしばた及び一般社団法人新発田市観光協会の平成30年度事業計画等について、それぞれの代表者等を参考人として意見聴取してまいります。また、意見聴取の終了後、財務課長の総括説明及び総括質疑を行います。  16日は総務常任委員会所管分の審査、19日は社会文教常任委員会所管分の審査、22日は経済建設常任委員会所管分の審査及び市長に対する総括質疑を行い、その後に討論、採決を行いたいと思いますが、これにご異議ございませんでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(渡邊喜夫) ご異議ございませんので、そのように進めたいと思いますので、ご協力願います。  それでは、本日はこれより各第三セクターの平成30年度の事業計画等についての説明を受けることとします。委員会条例第29条の規定に基づき、それぞれ代表者等を参考人として出席要請をしております。説明順序は、紫雲寺風力発電株式会社、次に株式会社紫雲寺記念館、次に公益財団法人新発田勤労者福祉サービスセンター、次に株式会社エフエムしばた、最後に一般社団法人新発田市観光協会の順で予定をしております。なお、それぞれへの質疑時間を勘案し、公益財団法人新発田勤労者福祉サービスセンター株式会社エフエムしばた、一般社団法人新発田市観光協会の3者については、午後1時においでいただくようご案内をしております。  参考人としてお越しの皆さん、本日はご多用のところご出席いただき、ありがとうございます。本特別委員会では、平成30年度新発田市一般会計予算にかかる議案を審査することになっておりますが、市の事業と大変かかわりの深い第三セクター事業につきましてもご説明をいただき、議案審査の参考とさせていただきたいと思っております。どうか議会活動をご理解賜り、ご協力いただきますようお願いいたします。  さきに文書でお願いをいたしておりましたが、それぞれの平成30年度の事業計画等につきまして概要を説明していただき、質疑を行いたいと思います。なお、予算状況の説明に当たっては、支出、収入の順に説明を願い、続いて事業計画などについて説明を願います。説明される参考人以外の皆さんは、お呼びするまで退席されても結構でございます。  それでは、最初に紫雲寺風力発電株式会社から説明をお願いいたします。  阿部代表取締役、お願いいたします。 ◎紫雲寺風力発電代表取締役(阿部温) 紫雲寺風力発電の阿部でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。まず、それでは30年度の事業計画でございますが、今年度の事業経過、見込み状況等も踏まえましてご説明させていただきます。  まず、主な事業内容でございますが、当社は新発田市の藤塚浜海岸地域におきまして480キロワットの風力発電所4基を配置をいたしまして、合計で1,920キロワットでございますが、発電した電力を東北電力株式会社に販売をするということでございまして、その一方でその運転状況を広く公表いたしまして、風力発電の普及に貢献する事業を行っております。設後16年が経過をしております。老朽化も進み始めておりまして、故障頻度も高まっております。今年度も、また故障時の修理の迅速な対応と定期点検をより充実させまして、安定的な発電量を確保いたしまして、経営の安定化と向上に取り組んでまいる所存でございます。  株式の状況でございますが、資本金は1,000万円でございます。当社が発行する株式の総額が800株です。現在発行済みの株式の総額は200株でございます。株主数は2者でございます。新発田市、所有株式数が102株、持ち株比率は51%でございます。それから、株式会社藤井商店、これが98株、49%でございます。  従業員はおりません。主な事業所は、本社は新発田市真野原外3331番地5、これは紫雲寺支所の場所でございます。発電所は、藤塚浜の石山海岸地内にございます。  取締役及び監査役でございますが、代表は私、阿部でございまして、藤井商店の業務部に所属をしております。取締役は下妻勇氏、新発田市の副市長でございます。次に、藤井宣秀、これは株式会社藤井商店代表取締役でございます。監査役、高橋満雄氏、この方はトラッドシステム代表取締役でございます。風力発電の保守をお願いしている会社でございます。もう一方、監査役ですが、清野勝彦氏、この方は新発田市会計管理者でございます。  次に、29年度の事業経過と見込み状況でございますが、稼働状況等でございますけれども、この18期でございますが、台風とか落雷等の自然災害の影響が少しは見られましたが、2号機の再修理、これは2月に修理をしたんですが、不完全なために再度修理をしたものですが、それとヴェスタス社より提案のあった、これは風車のメーカーでございます。4年定期点検を8月下旬、8月25日から9月5日まででございますが、約2週間かけて同時に実施したということもございまして、前期に比較いたしまして、事故件数は非常に減少しております。前期が約41件ございましたが、今期は現在まで約21件という状況でございます。ただ、老朽化の進みぐあいが原因ということも考えられまして、1号機が11月中旬から約3カ月間故障停止しておりましたが、12月にメーカーのヴェスタス社に調査、部品手配をお願いいたしまして、コンダクター3基、それからコントローラースイッチ遠隔装置ソフト、この部品交換を2月9日に行いまして、修理を完了いたしました。  ただ、またその次に1月から2月初めにかけまして、3号機のオイル漏れが再度確認されまして、補給を行いましたところ、パッキンの不良と歯車の損傷ということが判明いたしまして、部品を発注いたしました。3月5日に完全に修理を行いました。停止期間が約40日ございました。このようなこともございまして、現在までの発電料は、前年比で約600万円減少しております。発電量といたしましては、約33万キロ減少をしております。発電設備は、償却残存耐用年数も短くなってきておりまして、これは16年が経過をしております。ここの数期の懸案となっております風車全基の老朽化の進行というものは否めず、今後もさらなる管理強化と迅速な修理対応が必要というふうに思われます。  今期の実績の見込みでございますけれども、計画が213万キロワット、売電収入4,000万円としておりましたが、今ほど申し上げましたようにいろいろ事故等もございまして、見込みといたしましては、計画どおりということになるものと思われます。前年比といたしましては、発電量が約29万キロワット減、売電収入が約500万円の減というふうに見込んでおります。  その次に、今期の発電実績の見込みでございますが、今ほど申し上げましたように、年度計で213万10キロワット、約4,000万円の売電収入ということでございます。30年度の計画も213万キロ、4,000万円というふうに考えております。  次に、事業計画の内容でございますが、まず18期の見込みでございますが、売上高が4,000万円、外注加工費等が400万円、水道光熱費関係、これが100万円、地代家賃、これが32万6,050円でございます。租税公課、これが60万5,100円、これは固定資産税でございます。消耗品費が5,000円、広告宣伝費はゼロでございます。諸経費の支払い、これが約600万円、修繕費が1,200万円、減価償却費といたしまして550万円、支払保険料が350万円、売上原価・販管費の合計が3,293万6,050円。営業利益といたしまして706万3,850円。営業外経費、これは割引料・支払利息でございますが、期中に銀行から借り入れした分の利息分でございますが、15万円。経常利益といたしまして691万3,850円。税引き前といたしまして、同額の691万3,850円。法人税を入れますと、法人税が200万円。当期利益が491万3,850円の予定でございます。借入金はございません。  次に、第19期の計画でございますが、売上高、これも約4,000万円の計画でございます。外注加工費も前期と同額400万円、水道光熱費、これも100万円、前期と同額でございます。地代家賃、これも32万6,050円、租税公課約60万円、それから消耗品が5,000円、諸経費支払、これも前期と同額で600万円、修繕費1,200万円、減価償却費550万円、これは前期に風車の入り口の階段ベースの設置工事とかマンホールのふただとかネットフェンスを設置したために、減価償却は減少をしないという見込みでございます。支払保険料、これは350万円、売上原価・販管費の合計が3,293万1,050円、営業利益といたしまして706万8,950円、経常利益も同額でございます。706万8,950円。特別損失はございません。税引前利益が706万8,950円、法人税等が300万円、当期利益が406万8,950円という状況でございます。  以上でございます。 ○委員長(渡邊喜夫) 説明が終わりましたので、質疑ある委員の発言を求めます。  湯浅委員。 ◆委員(湯浅佐太郎) おはようございます。今ほどの説明を聞かせていただきまして、毎年修理、修理で大変な販管費がかかってきたり、そのまた増減によって収益の上下あるわけでありますが、28年度からは借入金の残高はなくなっておりまして、毎回これも質疑の出ている話なんですが、今後の設備投資について、いつも毎年市のほうと協議しながらというお話をされております。確かに修理、修理で経費もかかるんでしょうけども、基本的には当期利益でも400万以上の利益上がっているわけでございますんで、もうそろそろ今後の設備投資についてもお話をされて、どのようなお考えをお持ちなのかということと、これは済みません、社長にお伺いするのがいいのか、売電価格というのが特にずっと安定して高くといいますか、12円、10円、18円という形で上がってきているんですが、その売電価格については、今後その変動についての情報はおありなのか、もしあったら教えていただきたいと思いまして、この2点よろしくお願いします。 ○委員長(渡邊喜夫) 阿部代表取締役。 ◎紫雲寺風力発電代表取締役(阿部温) 今後の設備投資の関係でございますが、既に償却の期間も少なくなってきております。今後の設備といたしましては、先日の新聞でも新潟県でも風力発電に力を入れ始めているというようなものが載っておりました。本県では、風力発電を導入する潜在力があるということが産業振興課の課長の言葉で載っておりましたので、これにつきましては、設備を進めたいという方針でございますが、残念ながら今のところ送電線網が不足しているということで、すぐには取り組めないというような状況であるかと思います。ただ、東北電力で英国、イギリスの制度にコネクトアンドマネージと呼ばれるその新手法をやっているんだそうでございますが、それを手がけるということでございますので、それがはっきりしていき次第、また計画をいたしたいと思います。  それから、今現在売電料というお話もございましたが、現在卸市場では売電料は12円80銭なんです。FITのその売電料は、太陽光につきましてはことし30年4月から21円であったものが18円に下がると。陸上タイプ風力発電、これは現在21円でございますが、これも、2年後の32年4月からは18円になるというふうに聞いておりまして、あと12年後、平成42年でございますが、陸上の風力発電は8円から9円にするということも聞いておりまして、売電料につきましては、ますます厳しくなっていくものと思われますが、消費者の方々にはその電力の負担が少なくなるということもございまして、売電業者のほうにつきましては、非常に厳しいというふうな考えでおります。  以上です。 ○委員長(渡邊喜夫) 水野委員。 ◆委員(水野善栄) おはようございます。それこそ今ほどちょっと説明受けた中で、3号機が1月、2月とオイル漏れ、パッキンの関係と歯車の故障ということで40日間停止したということですけども、株式会社トラッドシステムのほうにその保守点検を依頼しているということで、年間ですか、大体どれぐらいの回数その保守点検に使われているのか。  それで、保守点検ですので、その点検の内容でこの場所が今回ちょっと故障しやすくなっているよとか、ちょっと先読んでおいたほうがいいよとかという、そういう話がやっぱり出てくると思うんです、保守点検ということですから。この場所がいけなくなっているから、ちょっと早目に交換の準備したらいいですよとか、そういう形が出てくるんでしょうけども、その結果、40日の間ずっと修理のために停止していたと。金額的にもかなりの金額になるわけです、停止している間でも。その辺について、社長のお考えをちょっと聞かせていただきたいと思います。 ○委員長(渡邊喜夫) 阿部代表取締役。 ◎紫雲寺風力発電代表取締役(阿部温) 保守点検といいますのは、これは年に1回その保守点検をいたしております。ただ、遠隔装置が作動がとまったりいたしますと、その都度現地へ飛びまして復旧をさせて、それでその部分をよく見てもらうというようなことをお願いをしております。ただ、ヴェスタス社から4年の定期点検をしておいたほうがという話があったもんですから、8月から9月にかけまして点検をしてもらいまして、それ以後はそれほどの故障は少なくなっているというふうに感じております。  それから、機械も大分古くなっておりまして、故障しやすいところといいましても、ここのメーカーがデンマークでございますんで、日本の業者につきましては、それほど深く判明といいますか、わからないところもあるというような状況でございます。  以上でございます。 ○委員長(渡邊喜夫) 水野委員。 ◆委員(水野善栄) ありがとうございます。ヴェスタス社というところが今4年に1回定期点検しなさいと、そういう形でもって受け入れたと。ですけども、この保守点検年に1回というのは少な過ぎませんか。何か、そんなトラッドシステムのほうから監査をいただきながら物事やっていく上で、ちょっと少ないんじゃないかなと。保守点検というのは、やっぱりそのものを維持しながらのことですから、40日間も停止してしまうような内容でありますと、非常に私たちもちょっと困るんじゃないかなと思いますので、定期点検の回数についてふやすということについて、社長の考えをお願いします。 ○委員長(渡邊喜夫) 阿部代表取締役。 ◎紫雲寺風力発電代表取締役(阿部温) 私どもも定期点検保守点検につきましては、都度、保守業者とよく話し合いをしまして、どういうふうにするかということを今のところ話し合っているというような状況でございます。  ただ、大分古くなっておりますので、故障も大分多くなっているんではないかなというふうな気がいたしますんですが、その保守点検につきましては、今後もう少しふやすように話し合いを、保守業者と協議をいたしまして進めていこうというふうに思います。  以上でございます。 ○委員長(渡邊喜夫) 水野委員。 ◆委員(水野善栄) 今ほど丁寧にご説明いただきまして、ありがとうございました。何しろ風力発電、非常に16年も時期が過ぎて、もう更新の時期も迎えようとしているというのも事実であります。その辺も、私たちも十分了解しているんですけども、古くなればなるほどやっぱり点検というのは必要になっていくわけです。その辺を考慮しながら、会社としての立場を確立していっていただきたいと、そう思っておりますので、その辺は要望としてお話ししておきます。ありがとうございます。 ○委員長(渡邊喜夫) 稲垣委員。 ◆委員(稲垣富士雄) ご苦労さまでございます。私も予算、決算で委員をさせていただいておりますが、いつも同じことの繰り返しになると思うんですけども、この16年たっておるという話でありますので、今後はやっぱり修繕費というのがかさんでくるのは目に見えてはっきりしてくると思います。抑えろ、抑えろと言っても、古くなれば当然修繕が多くなっていくことは間違いないわけであります。そこで、収支もよくなってまいりましたし、借金がなくなっていますので、この辺がやっぱり判断のときではないかというふうに思うんです。とかく三セクというのは、甘いところが出てしまいますので、藤井商店は民間の経営でありますので、その経営の中でこの時期が判断と思うときにやっぱりこのまま継続するのか、それとも新規にまたふやすのか、こういう大事な判断時期に来ているんではないかというふうに推測されますが、その辺の考えは、先ほど湯浅委員からも話があったんですけども、毎たび同じことの繰り返しでは、進歩もないわけであります。それから、売電料も、これから下がるという話ですから、はっきり言ってここが一番大事な判断時期ではないかというふうに思いますので、その辺の考えをお聞かせ願いたいと思います。 ○委員長(渡邊喜夫) 阿部代表取締役。 ◎紫雲寺風力発電代表取締役(阿部温) 今ほどの稲垣委員からのものでございますけれども、増設するにつきましては、今のところまだ送電網が完備しておりませんので、増設をするという考えを持ちましても、却下されるというような状況でございます。先ほども申し上げましたように、東北電力のほうでコネクトアンドマネージというような手法を取り入れて、ケース的に送電網があけるというようなのが確定をしましたら、増設なり新設をいたしたいというふうに考えておりますし、これを廃業するというようなことは今のところは現在考えておりません。  ただ、送電網が完備といいますか、できるようになりましたら、協議をいたしまして、取り組んでいきたいというふうに考えております。 ○委員長(渡邊喜夫) 稲垣委員。 ◆委員(稲垣富士雄) 今のお話ですと、増設をする計画は持っているけどもという話ですが、やっぱりこれどうしても計画立てていかなければ、相手があることですけども、やっぱり何年にはこのところまで増設していこうとか、そういう目標、計画がないと、ずるずるいって、どんどん修繕費がかさんでくれば、何のためにやっているのかということにつながってきますので、やっぱり何年までには増設するんであればこの程度、相手があって許可がもらえなければできないかもしれませんが、そういう一つのやっぱり経営手腕の中で考えていかないと、将来はやっぱり大変な問題になる可能性があると思うんです、このままいくとですよ。だから早急にやっぱりやるならば計画をきちっと立ててやってほしいなというふうなものと、胎内市があれだけ何十基も並んでいます。あれが今の新発田の風力の倍、2倍かそこら、3倍ぐらいの大きさになるんでしょうか。すると、胎内の1台がこっちの2基分、3基分になるというふうな感じになるわけなんで、その辺はこれから対抗上の問題も出るんですけども、早急にやっぱり運営計画を立てて実行していただきたいということであります。これは再三お願いしているところですので、要望で終わらせていただきますが、前向きにひとつ検討して、せっかくの黒字が赤字にならないようにひとつ努力をお願いしたいというふうに思います。  以上です。 ○委員長(渡邊喜夫) ほかに質疑ある方、ありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(渡邊喜夫) ございませんので、紫雲寺風力発電株式会社に対する質疑を終結いたします。  どうもありがとうございました。退席されて結構でございます。ご苦労さまでした。  それでは、次に株式会社紫雲寺記念館から説明をお願いいたします。  小林代表取締役、お願いいたします。 ◎紫雲寺記念館代表取締役(小林豊男) 改めましておはようございます。  それでは、私ども株式会社紫雲寺記念館の30年度の予算と事業計画についてご説明を申し上げたいと思います。  説明の前に、議員諸氏の皆さんからは大変私どもの事業にご理解とご協力を賜りましていること、重ねて御礼申し上げます。本当にありがとうございます。  それでは、予算のほうを武田経理課長のほうから説明をさせますので、お聞き取りをいただき、その後私のほうから計画についてご説明を申し上げますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(渡邊喜夫) 武田庶務・経理課長、よろしくお願いします。 ◎紫雲寺記念館庶務・経理課長(武田綾子) おはようございます。それでは、平成30年度収支予算書をこれから読み上げます。  この予算書は、4部門の合計となっております。部門といたしましては、資料4をごらんください。資料4で部門といたしまして、自主事業の部、管理運営事業の部、県施設委託事業の部、そしてトラフグ養殖部門ということでそれぞれ出ておりますので、明細としてごらんいただければと思います。  それでは、最初に支出の部から。初めに、中科目、次に小科目を読み上げます。予算額としまして30年度、そして前年度との比較としまして比較増減というふうな順番で読み上げたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  中科目、売上原価、小科目といたしまして1番、食材・商品仕入高5,355万6,000円、2,100万の増、2番、仕入高55万、3万2,000円の増、3番、飼料費444万、139万2,000円の増。  続きまして、販売費及び一般管理費に移ります。1番、人件費1億505万5,000円、246万5,000円の増、2、法定福利費1,097万2,000円、39万の増、3番、福利厚生費89万6,000円、5万の増、4番、広告宣伝費581万、295万8,000円の増、5番、販売促進費77万2,000円、9万4,000円の増、6、水道光熱費6,316万9,000円、1万1,000円の増、7、車両関連費105万5,000円、5万の増、8、事務用消耗品費76万、5万の減、9、消耗品費972万7,000円、61万の増、10番、賃借料627万5,000円、増減なし、11、修繕費632万3,000円、3,000円の増、12、租税公課6万、増減なし、13、接待交際費5万、増減なし、14、旅費交通費185万8,000円、増減なし、15、通信費99万、4万の減、16、荷造運賃30万、増減なし、17、支払手数料233万8,000円、増減なし、18、諸会費13万5,000円、増減なし、19、衛生費714万4,000円、2万6,000円の増、20、客用品費240万、増減なし、21、保守管理費1,599万、1万1,000円の増、22、雑費27万1,000円、増減なし、23、支払保険料100万、増減なし、24、支払利息9万6,000円、26万3,000円の減。支出の部の計といたしまして3億199万2,000円、2,873万9,000円の増。  続きまして、収入の部に移ります。最初に大科目、次に中科目、次に予算額、次に比較増減と申し上げます。1番、事業収入、1、売上高8,510万、10万の増、2、県施設売上4,403万5,000円、増減なし、3、手数料収入3,600万、3,000万の増、4、養殖収入2,100万、450万の増。  続きまして、2、委託事業収入、1、指定管理受託収入5,610万、増減なし、入館料6,644万2,000円、22万6,000円の増。  次に、3、雑収入、1、受取利息3万、増減なし、2、雑収入380万、50万の増。当期収入合計といたしまして3億1,250万7,000円、3,532万6,000円の増、前期繰越収支差額2,386万、14万5,000円の増。収入合計といたしまして3億3,636万7,000円、3,547万1,000円の増。当期収支差額といたしまして1,051万5,000円、658万7,000円の増、次期繰越収支差額といたしまして3,437万5,000円、増減といたしましては673万2,000円の増。  以上、報告いたします。 ○委員長(渡邊喜夫) 小林代表取締役、お願いします。 ◎紫雲寺記念館代表取締役(小林豊男) 引き続きまして、私のほうから30年度事業計画についてご説明を申し上げます。  平成14年4月にオープンをいたしました紫雲の郷館は、16年を終えようとしております。この間、日帰り温泉という業態につきましては、既に飽和状態にあるという状況でありました。また、ひしひしと少子高齢化の波を感じている現状でございます。翻って温泉の管理運営だけでは会社自体がもたないという強い危機感を持っておりまして、ご案内のとおり3年前からはトラフグの養殖事業に取り組み、収益の柱に育てたいと。あわせて新発田市の特産品にするべく地域に貢献したいという思いから、新規事業として取り組んでまいりました。加えて館内における物販の促進についても取り組みをしてまいりました。それなりの成果を今上げているところでございます。  日帰り温泉に対する、先ほども申し上げましたように、期待される、利用される皆さんの要望というのは大きく変わりつつあります。単に温泉に行き、食事をし、というだけでは選ばれない施設というものになっていきますので、大いに違った魅力の追加をしてまいらないと、廃れていくばっかりだというふうに考えています。幸いなことに、昨年4月からは新潟県の県立公園そのものの指定管理者として構成団体の一員に加えさせていただきました。というか、私どもが加わったからこそ、県の指定管理をいただいたものと、私どものほうは実は自負をいたしております。そういったこともあり、県立公園にある施設、キャンプ場、海水浴場、バーベキュー施設、さまざまございますけれども、そういったものの利用価値を私どもも享受しやすい条件が整っていることから、そこのところを大いにアピールしながらネットを活用するなど、県内外のお客様から来ていただく、足を運んでいただく施設になるべく、努力をしようと、その1年目に位置づけをしたいなというふうに考えています。  また、なかなか私どものほうでは地元にいて、地元のよさがわからないという側面が実はありはしないかと思いますけれども、紫雲寺地区には、新発田地区もそうですけれども、大変他に誇れる特産物、農産物がありますんで、そういったものの提供も企画してまいりたいというふうに考えています。  また、昨年末からはおかげさまでトラフグの出荷が始まりました。出荷に当たっては丸物といって一本物で出るものもありますけども、ほとんどが身欠きの状態、解体をした状態でご注文をいただいております。養殖物は毒がないということはよく知られていますけども、名もフグでございますので、規則上はきちんとした施設の中でさばいた上で出荷をしなきゃならんという規定がございます。その身欠き場所を改めてつくる必要がありましたので、そうすると見積もりをいたしますと、少なくとも200万から300万ぐらいのお金を必要とするということから、たまたま海水浴場、海の家が売りに出ていましたので、そちらのほうを買わせていただいて、広い厨房もございましたので、そこを仕切るような格好でトラフグの身さばき場、それから出荷場所として購入をさせていただくという段取りにさせていただきました。  加えて、せっかくすばらしい環境にある海の家を取得するわけですので、そこを使って通年の営業をしてまいりたいというふうに考えております。そのことはまた後ほど詳しく説明申し上げますので、それぐらいにいたしまして、まずは物販については17万人のお客様から年間来ていただく施設の中で、1人100円ずつ余計に使っていただければ1,700万の売り上げ増になるという考えから、お客様に喜ばれ、買っていただく品を品ぞろえをするということで提供をしてまいりました。昨年10月からは200万超えの売り上げを物販だけで実績を積み重ねるようになってまいりました。女性用の服飾品、それから野菜、果物がメーンでありますけども、狙いどおりに今推移をいたしているところでございます。  あわせて紫雲の郷というものが、ただ単に日帰り温泉施設ということじゃなくて、そこに行くと何かおもしろい、楽しいことをやっているんだということで、文化の発信基地という位置づけの中で、さまざまなイベントを企画してまいりたいということで、今年度、29年度につきましては、そこに記載をしてありますように、小樽オルゴール堂から出張で展示演奏会をさせていただきました。国内初ということでございまして、7回公演で約100名程度の方々からその演奏会をお聞きいただき、感動を与えたところであります。そのほか6月の半休館の明けた7月2日にリニューアルオープンということでイベントを打たさせていただきまして、そのときにはエフエムポート、皆さんご存じでしょうか、遠藤麻里さんというメーンキャスターがいらっしゃるんですけど、その方のトークショーやそれから落語、渋谷駿さんのマジックショー、それから抽せん会といったものも企画をさせていただくとともに、エフエムしばたで番組をお持ちになっていますカナエさんによるジャズコンサートも実施をするなど、そういったことにも力を入れてまいりたいというふうに考えております。今後引き続き海の家のほうが多分メーンになるんだろうと思いますけれども、紫雲の郷館本体でも有意義なイベントが打てればなというふうに考えています。  それから、収益の柱でもあります合宿の取り組みについては、ネットの活用を考えております。合宿とそれから地場産の販売をネットを通じてやっていきたいと。トラフグも時期が過ぎますと、多分出荷も落ちついていきますし、私どものレストランでも販売をしておりますけれども、夏バージョンを、これからのバージョンを昨日決定をいたし、新たに販売をする予定にいたしております。定食っぽいもので1,290円で今提供しているものが、1月31日に販売をいたし2月いっぱいで511食を売り上げることができました。さらにバージョンアップしたもので、2,500円程度のものを昨日メニュー決定をし、今後販売をしていきたい。それから、鍋プランを変えて同程度の価格帯で夏バージョンに向けたものをまた企画販売をしてまいりたいと、そんなことも考えております。あわせて、閑散期になりますので、てっさ、てっちりのセットを、加工品を私どものほうでつくった上で、ネットを通じて販売をしてまいりたい。加えて、地場産商品としては農産物の枝豆とかアスパラ、それとル・レクチェといったものを農家と協議をする中で、ご協力をいただくというご理解をいただきましたので、そういったものもネット販売をしていくというふうに思っておりますし、服飾関係については、ドロップアウトができるような企業とのタイアップをしてまいりたいというふうに思っています。  ただ、いずれにいたしても、こういう新規事業、それからさらに強化をしていくという中で、人が必要になります。今レストランのほうでは学生バイトを活用してまいりましたけれども、それぞれ進学、就職ということで職場を離れていくものですから、居なりでバイトから紫雲の郷で働きたいと、どうしても働きたいという学生さんが2人おりまして、ほかでちょっと経験してきたらどうだいという話もしたんですけども、学校の先生から内定をもらってこいという話で、早々に実は昨年の夏前に内定を出した2人おりまして、それはどうしても抱えなきゃならないなというふうに思っていますし、あわせて中途採用で4月1日から、ちょっと職員の出入りもあるもんですから、4名の方を採用させていただきました。ハローワークに募集を出したところ18名の方から応募がございました。営業企画、レストラン、それからトラフグの養殖、それと体育施設の担当ということで応募を出させてもらいましたけども、これまで私どもとしてはパート、アルバイトで対応してきた部分が非常に多かったんですが、そうするとなかなか人が集まってこないという現状があります。それが正社員ということで募集を出すと、ごらんのとおり18名もの応募者があったということで、大変驚いているところでございます。そういった方々、それから既に就業しております従来からの従業員と力を合わせながら、さらにその職員たちが生き生きと、そしてわくわくと働ける会社の実現に向けて努力をし、究極的には社会貢献のできる株式会社紫雲寺記念館に育てていきたいなというふうに思っています。その第一歩が平成30年度になるんだなというふうに今考えているところでもあります。  続いて、各事業別の実践計画についてご説明を申し上げます。温泉部門対策でございますけれども、何をおいても利用者増を図る必要があるということで、継続課題につきましては、先ほど申し上げたように、16年目を終えようとしています。施設は老朽化をし、年が明けましたので、昨年は冷暖房機、その前の年は給湯管で議会の皆さんのご理解をいただいて大変大きな投資をしていただき、修繕をしていただきました。ただ、これからもそういった施設修繕、大規模修繕が必要になってくる施設であることには間違いない実態がございます。ここに掲げてありますサウナの老朽化に伴う修繕も必要になってきますし、少し声を引っ込めておりますけれども、露天風呂の屋根の件とかさまざま抱える問題はございます。そのほか利用者増としては、次からなります合宿、宴会、それから直営海の家との連携までの実施を図りながら、利用者増を図っていきたいと。  めくっていただきたいと思います。合宿誘客対策につきましては、どうしても7月、8月は私ども県の体育施設を抱えているもんですから、そこを使う合宿客が非常に多くて、7月の20日過ぎ、すなわち夏休みに学生が入ると8月いっぱいまではほとんど泊まりが入るという状況で、中にはどうしてもバッティングをしてキャパ上お断りをするという、もったいない事態も生じてまいります。何とか平準化をしたいということも考えながら、海の家も活用してそういったものに、閑散期の特に合宿の誘致に力を入れたいと。手段としては合宿専用のサイトがあるようでありますので、その活用も図りながらやっていきたいというふうに思っています。  それから、宴会対策につきましては、何をおいてもトラフグの料理提供ということを考えています。トラフグはこれから多分売りにくい季節になってきますけれども、季節に合った涼風、涼しいような感じの料理提供も図りながら、夏フグということも今言われている時期でありますので、ぜひトラフグ、他にない料理でありますので、そういったものを中心に宴会対策をとってまいりたいというふうに考えています。  宿泊対策については、ニューファミリーに対する経験、体験をしていただく。例えば釣りをしていただくとか、昆虫採集をしていただくとか、そういったことを紫雲の郷館、それから海の家で宿泊をするような形ができるんであれば、そういう形で取り組みをしてみたいというふうに考えています。また、海の家ではバーベキュープランといったもの、海鮮バーベキューをメーンにして今のところ考えておりますけれども、ほかにない料理の提供を考えて誘客をしてまいりたいというふうに思います。  また、イベント対策につきましては、季節のイベントということで、今現在3月に入ってから新発田ブランドに登録をいたしておりますお菓子屋をメーンに、全お菓子屋を回らせていただきました。1店だけ除いてほとんど皆さん賛同を得て、今紫雲の郷の物販のコーナーで販売をいたしております。今のところは、ちょっと私どものほうも初めての取り組みなんで、どういったものがお客様に好まれるのか、それから消費期限もありますので、そういった今試行をいたしておりまして、4月からは本格的に新発田のブランドに限らず、新発田のうまいものを発信していきたい、そういうコーナーを設けたいというふうに考えています。あわせて、先ほど来申し上げた、例えばジャズコンサートとかフォークコンサートとか、そういったものができるんであれば、海の家を活用しながら実施をしてまいりたいというふうに思っております。  それと、直営海の家の連携事業でありますけども、こちらは先ほど申し上げたように雨の中でも実は1階がコンクリの土間になっていますので、そこでもバーベキューができるような、それからコンサートができるような広さもありますので、そんなところを活用しながら合宿客、それから宿泊客の取り組みを図っていきたいなというふうに思っています。もちろん先ほど申し上げたようにフグの身欠き場所として活用することはもとよりでありますけども、それだけで終えるんであればせっかくのやつもったいない話でありますので、通年の営業をしてまいりたいというふうに考えています。
     それから、養殖トラフグ事業の対策でございますけれども、ご案内のとおり1年目は大失敗をいたしました。ノウハウを導入させていただいた会社からのマニュアルどおりに私どもは実施したつもりでいますけれども、そのことが決して正解ではなかったのかなというふうに思っています。当初温泉水を活用して、それを希釈して飼育水に使うという、それも大丈夫ですよというお話をいただいていたんですけども、そうすることで結果1万3,000尾の稚魚をロスにしてしまったということがございましたので、今では人工海水を使って実施をしています。昨年2月19日に入れ込んだ魚が今現在泳いでいるのが二千五、六百ぐらいであります。4,500入れ込みましたので、80%程度の生残率で、それから出荷部分も加えると現在大きい魚で二千五、六百、それと2月21日に稚魚、ここでは4,000尾と書いてありますけども、残念ながら種苗業者のほうで魚の数を確保することができませんでした。3,000尾ほど、1,000尾予定よりは少ない数になりましたけども、2月に3,000尾を仕入れ、また新たな飼育サイクルに入っているところであります。学習期、改善期、そして検証期という位置づけをして、今年度30年度は検証期に当たって、さらに安定した生残率、出荷を目指して、残念ながら今期は魚自体が小さいという、600台からの出荷になっていましたので、外部への提供というのは残念ながらそう多くございませんでした。圧倒的に自家消費、当社のレストランで販売をするということが多かったんですけども、ぜひ今期、30年度につきましては外部に向かって情報発信をしてまいりたいというふうに考えています。魚も大きいもので900グラムぐらいに今なりつつありますので、平均で700台ではありますけれども、もう一、二カ月すれば多分1キロに届く魚も出てくるのかなというふうに思っています。少し鍋の季節を逃すとまずいということで、承知の上で、ちょっと魚が小さい段階での出荷になったんでありますけれども、そのことがなかなか業者に少し魅力に欠けたのかなというふうに考えています。  それと、先ほど来申し上げていますように物販コーナーでは新たに今現在扱っております服飾、それから農産物、果物関係のほかに新発田のブランド及び特産品、新発田のうまいものの販売をしてまいりたい。館内での販売と、それからネットでの販売を合わせて、今現在は年商1,800万程度を確保できる見込みがありますけれども、それをさらに3,000万の目標設定し、そこだけで1,200万の増加を図りたいというふうに考えています。  それと、通販事業につきましてもぜひ力を入れてまいりたいというふうに考えています。地場産品の通販、それから衣料、雑貨の通販、それからドロッピング対応のメーカーの通販ということで、私どもが窓口でお客様から注文受けてメーカーにつなぎ、メーカーから発送していただくというやり方、在庫を抱えないやり方でやっていきたいなというふうに考えています。  今回の概要説明資料につきましては、これまでと体裁を大分変えさせていただきました。より具体的になるものをということでこのような体裁にさせていただきましたけれども、基本理念は一切変わっておりません。お客様第一主義で、お客様に喜んでいただくことを通じて社会貢献をする企業であり続けたいという思いは一切変わっておりませんので、ご理解を賜りたいというお願い申し上げ、説明にかえさせていただきます。ありがとうございました。 ○委員長(渡邊喜夫) それでは、説明が終わりましたので、質疑のある委員の発言を求めます。  宮崎委員。 ◆委員(宮崎光夫) 丁寧な説明ありがとうございました。  2点ほどありまして、まず今の説明の中でもあったわけですけれども、手数料収入、中身、自販機手数料収入と物品販売収入ですけども、自販機は当然そんなにふえないわけですから、ほとんどまず物品販売というようなことだと思いますが、物販コーナーは収益増、あるいはウエブとか、そういうネット販売もやっていきたいということなんですけど、私もトラフグをいただきに会派でお邪魔したわけですけど、物販というか、多分広いであろう廊下に両側にずっと並んでいます。余り、どういった方々をターゲットにしたのかちょっと意味がわからない。私としては、私だけかもしれませんけれど、買う気にはならないということで、あれをずっとそのまま続けるのかなというふうなのがちょっと心配なところあります。  あと、海の家のこれが新たなものでありますんで、その辺もう少し具体的に、本当に3,000万の増収につながるのかなとちょっとその辺疑問がありますので、もう少し具体的に教えていただきたい。  あと、先ほども申し上げましたトラフグですけれども、学習期、改善期、検証期というふうにご自分たちでも捉えているということですけれども、まだまだ本当に研究の余地があるかと思います。例えば私どもいただいたときに、フグ刺しは一人一人の皿に小さく盛られたわけですけど、やっぱりフグは大きな皿で、どこにあるんだというような感じの、そんな冗談を言いながら、皆さんでつつき合いながら食べるというのが非常にいいかなと思いますし、いろいろあります。細かいことありますけども、その辺ぜひ研究していただきたい。この部分についてもコメントありましたらお願いしたいと思います。 ○委員長(渡邊喜夫) 小林代表取締役。 ◎紫雲寺記念館代表取締役(小林豊男) では、お答えをさせていただきます。  手数料収入でございますけども、物販コーナーの取り扱い品目をまたふやしていきたいという考えもありますし、それからネットを使った形でやっていきたいと。ちょっと記載はあるんですけど、済みません、口頭で説明申し上げなかったんですが、実は正面玄関を入って左側にテナントへ今売店がございます。残念ながらいろいろわけありで、開館当初は黒字であったんですけれども、ずっと長く赤字状態が続いております。私どものほうに手数料を入れていただくというのもありますし、市の施設なんで、市に手数料を、テナント料を払っているという実態もございまして、月に17万ちょいのテナント料をあそこの方々は負担していただいていると。加えて、実は運営をしているのは私どもの役員の方でございまして、将来的にせがれの代になったときにこの状態では引き継ぎができないんじゃないですかというお話を申し上げて、できれば私どものほうに業務委託をしていただきたいと。そうすることでかなりその方の赤字は解消できるし、私どものほうとしても新たに新発田のブランド品をそこで販売もできるし、それからトラフグの加工品、それからTシャツにトラフグをあしらったりといった物販、グッズ関係の販売もできるので、お願いをしたいということで話をしてまいりました。4月からは私どものほうに業務委託をしていただくというお話もございましたので、私どもとしては最低そこで100万売り上げたいと考えています。今現在は平均七、八十万程度でございまして、私どもがやることで手数料、実は15万私どもいただいていますけども、その分は減りますけれども、それ以上に売り上げを上げるというふうに考えていますので、そういったこともあわせて3,000万の売り上げを目標に掲げさせていただいているということでございます。  それと、廊下、通路にああいった形でということは、実は当初からご批判もいただいた経緯もございます。一番肝心なのは、やはり万が一の災害時の脱出路ということでありまして、昔はもっと雑然とした感じがしていたんですけども、今はかなり整理をされた、消防法に抵触しないという形での展示方法になっていますけれども、確かにそういうご批判もいただいていたところであります。決して本意ではないんですけども、まずは私どもこの立場で言えば売り上げを、利益を得たいという思いが先行いたしましたので、今ご指摘の部分については目をつむらせていただいたということもございます。正直なところそういうこともございますので、今後新たに売店の業務委託をするそこのスペースで物販販売ができるといった暁には何とかそこの整理もしていきたいと。メーンターゲットは高齢者といいますか、どうしても多くなる高齢者、それから新潟市のお客様をターゲットにした物販ゾーン、つくり方をいたしているつもりでございます。  それと2点目、料理の提供方法、確かにおっしゃるとおりで、フグ料理というと私もこうして箸で一回りする、半回りするというのが非常に魅力的なんですけども、うがった言い方をすれば食べる人は食べる、食べない人は食べないじゃ私ども提供する側としては実はどうなのかなと思っていまして、そんなこともあって一人一人のやつでちょっと提供させていただきました。ただ、お客様からの要望があればいかようにも対応はできますし、技術も持っておりますので、そのようにさせていただきたいと。ただ、やはりトラフグ専門店ではございませんので、多分宮崎委員はもう一つつけ加えれば、サービスの仕方も含めてちょっとどうなんだということも多分言いたかったんだろうなというふうに思いますけども、そこもやはり工面をしていく必要があるのかなと。料理そのものだけじゃなくて、サービスをどうしていくかということも大事なのかなというふうに考えておりますので、ご理解を賜りたいというふうに思います。 ○委員長(渡邊喜夫) 宮崎委員。 ◆委員(宮崎光夫) 丁寧な答弁ありがとうございました。人材も充実させたわけでございますので、ぜひ質的な向上を目指して、私どもも応援していきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。  以上で終わります。 ○委員長(渡邊喜夫) 小林委員。 ◆委員(小林誠) 今ほどはまた今年度に向けた熱意あるご説明ありがとうございました。私も紫雲の郷の応援団として、何点か質疑をさせていただきたいというふうに思います。私もこの場で、たしか2年前ですか、フグやるというときにかなり細かいところまで議論させていただいたと思うんですが、加工場ないとなかなか利益できませんよというところで今回つくると。すごくいいことだなというふうに思っていますし、前回ももう少しお試し的な低価格のフグを食べられるようなものがあったらいいんではないかということで1,290円、私29というと肉の日かと思っていたんですけど、フグの日とはすごくいい着眼点で、いいなというふうに思ったところでございます。  肝心な質疑に入りますけれども、ネット販売されるということでありますけれども、これは全く自社で単独でやられるというようなことでしょうか。私は、新発田ふるさと納税というのあります。たくさんの品目あるんですけれども、当然下関とかあっちのほう行くと鍋のセットたくさん出しているとこあるんですけれども、これは紫雲の郷だけで決められるものじゃないんですけれども、こういう展開ぜひ考えていただけないかなということが1つであります。  もう一つは、ネット販売していくに当たって、加工品で出されるわけですけれども、フグの名称、例えば紫雲フグとか、紫雲寺温泉トラフグとか、何かただの新発田のトラフグということじゃなくて、名称をつけていらっしゃるのかどうなのか、その辺お聞きしたいと思います。  次、ここ大事なとこなんですけれども、販路です。昨年は自家消費だったと。今後はどういったところ、前聞いたときは市内のかっぽう屋とか料理屋が中心になってきますということなんですが、その辺ちょっとお聞きしたいなと。というのはことし市内のかっぽう屋など、紫雲の郷のフグ食べてみたよと、買ってみたよと。やっぱり高くて小さいと、現段階では。という話が出たもんですから、今後1キロ物ができるんじゃないかという話もあったんですけれども、販路、また品物をこれからいいものつくっていくというところについてお聞かせいただきたいと思います。  最後に、このフグの話ではないんですが、サウナ室の老朽化ということが出ておりました。私もあそこのサウナ大好きで行くんですけれども、大分老朽化してきたなということと、非常に夕方混み合って入り切れないというのを結構見受けられるんです。ですので、今後の修繕等々の計画がありましたら教えていただきたいということと、やはり冬場、露天の屋根は必要かなというふうに思うんで、その辺のまた計画がありましたら教えていただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(渡邊喜夫) 小林代表取締役。 ◎紫雲寺記念館代表取締役(小林豊男) 実は昨年の12月20日に市長、副市長、それから議長、副議長、それと経済建設常任委員長等にお越しをいただき、市内の4店舗の皆さんから、社長からお越しいただいて試食会を実施をいたしました。そのときに市長にもお話し申し上げて、ぜひふるさと納税で活用いただけますようにお願いをしたいということで、それいいねというふうにお言葉をいただいていましたので、そのことを申し上げておきたいというふうに思います。  それから、名称でございますけども、今のところ新発田のトラフグというふうに私ども言っていますけども、何か紫雲寺のトラフグというと何かいかにも意地こきみたいな、紫雲寺を売り出すみたいなところがあって、紫雲寺温泉トラフグということであればさして、地元紫雲寺地区での温泉を使ったトラフグということで、熱利用でありますけども、そんなところが落としどころなのかなと。紫雲寺温泉のトラフグ、ぜひ新発田市の新たな特産品にというようなキャッチフレーズでどこかで使いながら、例えばのぼり旗をつくるとか、ネットで上げるとか、そんなことをしてみたいと。  実は新潟方面に少し料亭、それから料理屋を拾い出して、文書を発送しました。トラフグができましたんで、買っていただけませんかという話をしたところ何点かあったんですけども、ちょっとした高級料理店からもご注文をいただきました。ただ、やっぱり数は多くないです。あとは定期的に出ていっているのは、今新潟市の須坂屋そばがやっているあづま亭というところ、居酒屋があるんですが、そこに週に一、二回、2本とか3本とかというような状況で出ています。それと、村上の鮨友という、BSNで扱っていただいたときに、テレビ放映していただきましたけども、「なじラテ。」という番組で取り上げていただいた鮨友というところで定期的に今購入をいただいている。それと、月岡温泉のほうから、ある旅館からはまとまって20本、30本ということでご注文いただきました。それと、新発田の、名前挙げていいですか。志まやのほうからはやはり20本、30本ということでいただきました。小さくて高いよと言われるのは、これいたし方ない。先ほど申し上げたようにこのシーズンにやっぱり少しお金にかえたいという思いがありましたので、小さいの承知で出させていただきました。そこはいたし方ないのかなと。養殖事業で失敗をする主な原因は、やはり買ってもらいたいがために値段を下げるという、すなわち原価割れをしてまで出荷をするということが養殖事業の中で一番怖いことでありまして、1回下げてしまうと今度は上げてくれということ、物すごくエネルギーを使うということになりますので、大変恐縮なんですけども、私どものほうの原価計算をした上で適正な利益を乗せさせてもらった価格でお願いをしたいというのが、この姿勢は堅持をしてまいりたいというふうに考えています。失敗しないためにもこれはもうぜひ守らなきゃない点かなと。そういう意味合いで、まずは地元から広げていきたいと。魚市場に出入りするような仲卸に卸すことは簡単なんです。実際にそこを牛耳っておられる2社から取引させてくれとかいう話は来ているんですけども、それは申しわけない、私どもとしては新発田の特産品ということで、新発田のどこへ行っても紫雲寺温泉のトラフグが食べられる、いろんな料理が食べられるという、そういう状況をつくりたいという思いがあるんで、どんと出して、どこどこ行かないと食べられないとかという状況というのはちょっと私どもの望むところでないんで、ご勘弁いただきたいと。そういう強い、詳しい説明はしていないんですけども、地元優先にしたいということでご勘弁してくださいという話をしております。それもあって、なかなか小さい、高いと言われると、これはもういたし方ない話で、今後魚も徐々に育ってきますし、30年度シーズンに向けて、立派な魚をやっぱり出荷できるように努力してまいりたいと考えています。  それから、老朽化の話でございますけども、まず露天の屋根ですけども、前にもお話ししたと思いますが、300万強かかります、2カ所で。何とかというふうに思っていますけども、最近は観光振興課の課長を見ても、ちょっと余り話が出せない状況かなと。私も気が小さいもんですから、なかなか言えなくて、徐々にちくちくとそれを、今実はインバウンドでちょっと貸しをつくっているというつもりでいますので、そこのところをちょっとちくちくとストレスをためていきながら、あるとき爆発させるようにしていきたいと、こんなことを考えています。  サウナの老朽化につきましては、構造上やっぱり欠陥ですね、サウナは。蒸気の逃げ場がない構造なんで、屋根が大分傷んでくるという状況になっています。可能ならば修繕をして、新しくしたいという思いはありますけども、やはり先立つもののことがございますので、かなり難しいのかなというふうに思っています。ぜひ皆さんのお力をおかりして、市当局のほうの尻をたたいていただくと、小さい声で申し上げますけども、非常にありがたいなというふうに思います。  以上であります。 ○委員長(渡邊喜夫) 小林委員。 ◆委員(小林誠) ありがとうございます。ぜひともこのフグの事業で利益を上げていただきたいというのが私の切なる思いでありますんで、私は値段下げてまで売る必要ないと、全く同意見であります。ですので、やはりクオリティーを高める努力、大変なところだと思いますけども、ぜひとも取り組んでいただいて、新発田のかっぽう屋、料理屋で食べられるんだよということがまたさまざまな波及効果があるというふうに思いますので、お願いいたしたいと思います。  ネーミングがまだ決まっていないということですけど、例えば八海山の水で八海山サーモンとか、美雪マスとか、結構いい名前ついているんです。私紫雲という名前つけたほうがいいような気がしますけれども、ぜひ検討をいただきたいなというふうに思いますし、利益を上げるというところですと身欠き加工場できたと。やはり今回稚魚が少ないというんですけども、ふ化場もあるといいと思うんです。これ多分大変ですけど、1人いればできる話なんで、これもぜひ検討していただきたいなというふうに思います。  サウナ、露天の屋根については、また予算、商工振興のほうにでも同様な質疑をお聞きしたいというふうに思いますので、ぜひとも頑張っていただきたいと思います。ありがとうございました。 ○委員長(渡邊喜夫) 小川委員。 ◆委員(小川徹) 私は、紫雲の郷のファンなもんですから、よく行くんですけども、今小林委員も言ったんですけども、非常に私は紫雲寺のサウナは好きでして、広さもありますし、この間久しぶりに聖籠行きましたら非常に使い勝手が悪く改修されていまして、この辺だと城山温泉と聖籠が競合していますんで、この間雨漏りして、雨漏りというか、天井から滴が垂れた。そのぐらいは直してもらったほうがいいですけども、あとはあの広さを持っているのはなかなかありませんので、その辺きれいに改修してほしいと思います。  それと、入館者が29年度の6月から極端に何か少ないみたいに見えるんですけども、それとせっかく紫雲の郷の財産であります海水浴客が7、8月に多くいると思うんですけども、もうちょっとこの辺で入館者をふやすわけにはいかないのかなと思ったんですけども。  それともう一つ、さっき小林委員も言われましたけども、屋根300万というのはかなり立派な屋根です。月岡温泉の旅館の屋根じゃないんで、どうせお風呂入ってシャワー浴びて、髪の毛ぬれているんですから、雨が嫌だというのを遮断するぐらいの感覚で紫雲の郷の露天風呂の屋根はいいと思うんですけども、そんな感覚で協議すれば300万というと華鳳か泉慶の屋根ぐらいかかるんじゃないかなと思うんですけども、そこまでは必要ないんじゃないかと思いますけども。  あともう一つ、一番お客様が行きたいと思うのは、小林社長と同じような気持ちを持っている従業員がいかに大勢いるか。きっとタオル返還したときに、返還したタオルをまた投げてもとへ戻したりするというのは非常に見た感じよくありません。そんなことは余りしていませんけども、そういう気持ちが全員に充満すれば、非常にお客様も建物はいいですし、お湯もいいですし、非常にいい温泉ですんで、その辺の従業員教育なさっていると思うんですけども、そこが一番お客様がまた行ってみたいなという気になるところだと思いますんで、その辺のもしお考えあれば教えてほしいんですけども。 ○委員長(渡邊喜夫) 小林代表取締役。 ◎紫雲寺記念館代表取締役(小林豊男) お答えをさせていただきます。  サウナの改修につきましては、先ほども申し上げましたように構造的にちょっと問題のあるサウナでして、人気があって、先ほど小林委員もおっしゃられましたけども、混むときは非常に混み合っていると。中にそういうときもあるんですけども、何とか解消するようにしたいというふうに思っています。  それから、7月か8月かの入館者の増ということで、どうしても館内のキャパがありますので、8月がうちは最盛期で一番利用者が多い時期になります。そんなこともあって、今度は海の家を活用することで、子供たちの合宿がそちらのほうに取り込めれば、何とか今小川委員がおっしゃられた方向で人数をふやせるのかなというふうに思っています。  それから、屋根300万は高いんじゃないのというお話でございました。私の300万というのは、随分古いときの見積もりでございまして、確かにやりようによってはこんなにかからないのかもしれませんけども、2カ所でございますので、150万、150万という格好でございます。雨露をしのげればということでございますので、ただ懸念するのは、つくったはいいけども、安かったために長くもちませんでしたという話になると、やはりその辺はちょっと怖いかなということで、ある程度のお金がかかるのはいたし方ない部分もあるのかなというふうに思います。ただし、古い見積もり、先ほど申し上げたことでもありますので、改めて見積もりをとり直して、それから希望的にそんな大きい屋根でもなくてもいいのかなという思いもありますので、ご指摘いただいた方向で検討してみたいというふうに思います。  それから、従業員のマナーについてはまさにおっしゃるとおりで、私のマナーの悪さが従業員に反映しているのかなという思いも実はしておるんで、私たまたま、ふだんは朝晩しか行っていませんので、そのときに後ろのバックヤードのほうで、お客様からフロントで預かったタオルを私はそれをかごに入れてクリーニングに出すような段取り今よくやらせていただいているんですが、そのときに従業員にもタオルというのは私どもの商売道具ですよと。商売道具を粗雑に扱うということはそもそもが間違っていませんかということで申し上げた経緯があるんですけども、なかなかそれがすっとできる子とできない子がやっぱりあるんですね。そこのところを、ころ合いを見てちくっとは言うんですけれども、なかなか気が弱いもんですから、がばっと言えないという部分もありまして、そこのところがちょっと私の悩みの種でありますけども、何とか言いやすい人間に言うようにということで、今そこの担当のキャップを通じて、そういうところもやっぱりやっていかなきゃならないのかなと。  もっと言いますと、実はマナーに対しては私は物すごく危機感を今持っておりまして、接客、それからレストランにおけるサービスのやり方、先ほども宮崎委員のお話にも触れさせていただきましたけども、まだまだだなというふうに思います。そんなわけで、できましたら、お金に余裕があったら、マナー講習を月に1遍、8月を除いて休館日がございますので、そこにマナー講習を設定して、講師を呼んで、三、四十万くらいかかるかもしれませんけども、かけるだけの価値がある講師を探してみたいと、そんなふうに今思っているところです。予算上は反映していませんけども、私の頭の中ではそんなことを今考えていますので、ぜひご理解をいただきたい。全く問題意識が一緒でございまして、頭の正直痛いところであります。  ただ、一方的に評判が悪いというふうに、今こう言うと聞こえるかもしれませんけども、そんなこともなくて、好評を得ている部分もあるんでありまして、ただやっぱり悪いと言われると、それが大きくなってしまう部分があるんで、なおなおマナーが向上すべく努力はしていきたいと思います。ありがとうございました。 ○委員長(渡邊喜夫) 小川委員。 ◆委員(小川徹) 6月の入館者が減ったのは。 ○委員長(渡邊喜夫) 小林代表取締役。 ◎紫雲寺記念館代表取締役(小林豊男) 6月の入館者につきましては、昨年少し触れさせていただきましたけども、冷暖房の改修工事に入っていただきましたので、そこもまだ全て終わったわけではなくて、今後もまたそういうおそれのあるところ、そのときは、脱衣場をメーンにやらせていただきました。そのときにどうしても利用者が落ちたという状況です。 ○委員長(渡邊喜夫) 入倉委員。 ◆委員(入倉直作) 確認も含めましてちょっと、いつも直接言えばいいのもあるんですが、まず1点目は、県のほうから指定管理を受けたということで、9月にも言いましたけれども、大変喜ばしいことでありまして、ということは先ほど来イベント等もそのおかげで緩和されて、当初よりは声の届くパターン、自主的な面の営業にもかかわってくるのかなと思って本当に喜んでいるわけですけれども、そういう部分で全ての流れで公園とプールは当然委託なんですけれども、その役割といいますか、当初内容申し上げたように、おかげで管理、記念館が入ったがゆえに指定管理も新発田市に指定を受けたと。新発田の業者と一緒にやってこられたということなんですが、その部分を含めてちょっとありましたら、簡単でいいんですが、お願いします。  それと、今小川委員からもありましたけど、入館者の関係で、たまたまこの資料見ましたら、以前もあれですけれども、黄色いのありますね、人数達成でありますが、これはたしか達成の方々に、ちょっと何人達成というお祝いしていたような気もするんですが、この次見ますと、27年の1月ごろに当てはまりますし、また29年度にも当てはまる、50万ずつですけども、その際そんなことを取りやめたのか、継続してやっていらしたのか、その部分だけ確認なんですが、お願いします。  それと、先ほど来自主事業、また新たな宿泊の対応のところに、また旧鮮魚センター、海の家という事業の中にぜひ小林代表取締役のお力をかりて漁港の釣り船ともし連携とれたらなと。常々あそこの設備は釣り船、民間と連携できるように、そうすると、子供たちも夏休み船乗って回遊というんですか、そんなことも以前から模索もあったんですけども、今後これをやれというんじゃなくて、一つの事業として取り組めるかということを一歩から進んで、市長の言う「進む」ということから、ぜひよりつきあればなとひとつ。 ○委員長(渡邊喜夫) 小林代表取締役。 ◎紫雲寺記念館代表取締役(小林豊男) まず、3社というのは前にも名前出したと思いますけれども、新潟の企業で、きらめきがメーン企業で私ども、それと新発田市グリーンテックという3社になります。ご案内のとおりグリーンテックは造園関係、植樹の管理と、それから、きらめきは公園全体の管理、それから各種バーベキュー広場とか、施設の管理で、私どもは従来の体育施設の管理、多目的運動広場、テニスコート、体育館、プールと。あわせてオートキャンプ場の人の手配といいますか、のところを担わせて、今までと変わった部分であります。基本そういう区分けの中で今後も進められるんだろうなというふうに思います。今期、公園管理全体での収支の状況まだ聞いておりませんけれども、何とかとんとんでいくのかなというふうに思っています。私どもの役割としては、今申し上げたことでございます。  イベント的には、例えばプールと公園利用者、スポーツ施設利用者に対しては、入館料を若干下げるということで、従来からの懸案事項でありましたけども、そのことも実現をさせていただきました。やはり同じ器の中にいるとやりやすいということはどうしても出てきますので、それがいい結果出たことなのかなというふうに思っています。  それから、何百万達成記念ということで、実はここにありますように、200万達成から次は250万という段取りになるはずだったんですが、50万程度じゃやめようよということで、次は100万プラスで300万になったときに盛大にやりませんかということで、私の提案でそのようにさせていただいている状況であります。早くその日が来ることを私自身も待ち遠しく思っているところであります。  それから、海の家の利活用の問題で漁港の釣り船の件ですけれども、私なんかよりずっと入倉委員のほうが詳しいでしょうけども、やはり許可、釣り船は釣り船なりの許可が必要になってくるんだろうと思いますし、今現に松塚漁港から釣り船として、なりわいとして出ているのはお一人だけだと思うんです。その辺の方と打ち合わせをしながら、連携をとりながらということも可能だろうとは思いますけども、かの方も本業を抱えている関係もございますので、一歩前へ進めて、ちょっと協議はしてみたいというふうに思います。利用者にも魅力的なことだろうと思いますので。 ○委員長(渡邊喜夫) 入倉委員。 ◆委員(入倉直作) これ要望になりますが、これ計算したら何か100万いったような気もするんだけど、まあいいです。  最後、ことし非常に豪雪でしたゆえに、今何で指定管理を一管理者ということでありましたので、公園前の道路、今非常にあれだったもんですから、おわかりになるように、そこの点だけ今後共同でもいいんですが、除雪の関係でちょっとあれだなと思ったもんですから、ちょっと耳にもしたところもあったもんですから、利用者に対して配慮いただければ、それだけ要望でいいです。 ○委員長(渡邊喜夫) 稲垣委員。 ◆委員(稲垣富士雄) ご苦労さまでございます。6月のリニューアルイベントからトラフグの出荷、食、販売、それから海の家の購入ということで、29年度は大変大きな事業をなされております。さすが小林社長だなと考えるところでありますが、民間の発想で経営をされているということでありますが、新規事業は取り組む姿勢は非常にいいことなんですが、新規事業は本当に先が見えて見えない部分がたくさんあると思います。そこで、余り成功できないようなものは余り深入りせずに、判断をきちっとやっていただくということが必要ではないかというふうに思われますので、その辺のお考えをお聞かせ願いたいと思います。  それから、トラフグで各テレビ局やマスコミに取り上げられたわけでありますが、その効果はどういうふうにあらわれているのか。3月ですので、その後のマスコミのテレビ放送や新聞報道、そういうものの実績が少しずつ上がってきているのではないかと想像されるのですが、その辺の今の現状をお聞かせ願いたいと思います。  それから、30年度予算計画の中で、売り上げがほとんど変わらずに、仕入れ高が2,100万ということでふえておるんですが、この内容はちょっとわからないもんですから、教えていただきたいなということでありますので、ひとつよろしくお願いします。 ○委員長(渡邊喜夫) 小林代表取締役。 ◎紫雲寺記念館代表取締役(小林豊男) 新規事業に取り組むことはよしとしても、深入りはせずということは、全くおっしゃるとおりだと思います。ただ、事業をやる者として稲垣委員もおわかりのように、なかなか引き際が難しゅうございまして、それを誤るとご迷惑をおかけしてしまうということなんで、常日ごろ取り組む際には大胆に、細心に事を運んで、引くときも大胆に引きたい、そういう覚悟を持って進めてまいりたいというふうに思います。  それから、マスコミに取り上げられて、その影響はということでございましたけども、11月23日から鍋プランを売り出しをさせていただきました。最初は、じわじわという感じだったんですが、最初NSTで取り上げてもらったら大分反響がございまして、都合全社、新潟の地方局全社に取り上げていただき、NHK初めNST、UX、BSN、各局例えば2回ぐらいずつ、しかも夕方のニュースということで、ゴールデンタイムに取り上げていただきました。金勘定したら幾らぐらいになるのかなというふうに思ったんですけども、やっぱり何百万ということだろうと、こっちからお願いすればですけども。  そのことが先ほど申し上げたように、1月の31日から売り出したトラフグの1,290円のお膳といいますか、それが2月末で511食、それからきのう時点までで200食ほど出ています。さらにバージョンアップをしたもので、そこにはさしみ、てっさがついていないもんですから、てっさをつけたり、それからトラフグのおすしも押しずしじゃなくて、生のものを実際にやってみたり、ちょっと数をふやすとか、ちょっとぜいたく膳ということで銘打って、それを売り出しをする予定にしています。ここも実は、そのお膳も1,290円のやつにつきましても、これから売り出そうとしているぜいたく膳につきましても、実は原価は50%程度でございます。商売としては、必ずしも原価率としてはうまくない原価率になるんだろうと思いますけども、何とかフグを売り出すという戦略的な思いもあって、そのようなことで安く皆さんに食べていただこうと。思いがかなって新発田市中でいろいろと料理屋が扱うようになれば、私どももそんな原価で売るわけにいきませんので、今度はそこのところは少し考えさせていただきますけれども、今出発時点に当たっては、少し無理をしてでも出していきたいということで、今のところは何百万というCMを取り上げてテレビ局に払ったとすれば、それぐらいのものになるにしても、そんなには効果出ていないにしても、格段にやはり違います。そのところは非常にありがたいなというふうに思っています。  それから、予算のところで売り上げがそんなでもないのに仕入れが2,100万になっているじゃないかというお話だったんですけども、主に物販関係、ネット関係の仕入れ、それから物販に関する仕入れ、レストランとしてはそんなには大きく変わりませんけども、2,100万かけて3,000万の物販の売り上げ、余り利幅の大きい部分ではありませんので、それくらいの見込みで今やっているという状況であります。  以上であります。 ○委員長(渡邊喜夫) 宮村委員。 ◆委員(宮村幸男) 大変毎年ご苦労さまでございますが、上向いてきているという中で、毎年、毎年目に見えるような形で大変努力されているなという気がしております。その中でトラフグの養殖というのは大変面倒くさいものがあるんではないかなと。紫雲寺のほうでは最初失敗して、今成功しているということですが、県内では最初うまくいって、また失敗したというような事案もあるようですが、これは失敗したというのは、これが原因だということで、これからは安定的に出荷ができるというふうに見てよろしいものかどうか、その点をお聞かせ願いたいと思います。  それから、もう一つは、宴会利用者増ということで、私もだんだん年いってくるんですが、老人クラブ等の皆さんの利用で、1,000歳を超えるとそういうサービスをしますということなんですが、これは人数はどれくらいでもいいという、何人でもいいというふうになるのか、その点お聞かせ願いたいと思いますし、車は運行していませんよね。その点をお聞かせ願いたいと思います。 ○委員長(渡邊喜夫) 小林代表取締役。 ◎紫雲寺記念館代表取締役(小林豊男) トラフグの養殖では、原因はやはり飼育水の管理にあるんだろうというふうに今のところ思っています。アンモニアの数値、それからpH、それから溶存酸素量とか、毎日はかってはいるんですけども、それが数値内にあってもやはりぐあいが悪くなることがあります。そこは、魚は生き物ですから、当然アンモニアを出すわけですけれども、それが非常に悪くて、それをどういうふうにして処理するのかというと、バクテリアを使って、硝化バクテリアということで亜硝酸を硝酸にかえます。硝酸になったときにはもう行き場がありません、撹拌のしようがなくて。やはり硝酸の数値が上がると魚がぐあい悪くなる。じゃ、対応はどうなんだということになると、水がえをするよりしようがないですね。水がえをして硝酸値を下げるということ。そのことはやはり体験的に学んでいかないとわからない部分といいますか、それと瀬波の水産海洋研究所だったかな、じゃなくて協会ですか、行って少し勉強させていただいたんですけども、あそこはアユの稚魚をやっているんですが、底の掃除を物すごくまめにやるんです。どうしてもやはりふんをしたり、餌の残ったものが出ますので、それを残しておくことが非常に魚に悪い影響を与えるということで、今底掃除、前々から言っていたんですけれども、器具も与えないで、少し私どものほうの落ち度もあったんですけども、今回はそういった器具を購入して、要は床面の掃除を徹底するように今やっております。生き物ですので、本当に今正直なことを言えば、私は成功したとはまだ思っておりません。ようやく出荷にこぎつけたという一つの段階に来たというだけの話で、やはり安定的に出荷をし、育てていくためには、まだまだ我々素人の域を出ていないんだろうなというふうに思っていますので、そこのところをさらに経験を積み上げる中で学んでいきたいなというふうに思います。きっとそれはかなうだろうという思いもありますので、そのように努力をしてまいりたいと。  老人クラブを主にターゲットにした、人数によって割引をすることでありますが、1,000歳以上たしか20%割引をしますと。人数に制限はございません。私どものマイクロバス1台で送迎をいたします。人数が多いときは、例えば団体がダブったときとか、の場合は、別にマイクロバスを借用したり、レンタルをしたりして対応いたしておりますので、ぜひ新発田の老人クラブの皆さんもたくさん使っていただければありがたい。老人クラブ限定でございますので、例えば50代の方が1,000歳超えたからと、そこはひとつご勘弁をいただきたいというようなプランでございます。 ○委員長(渡邊喜夫) 板垣委員。 ◆委員(板垣功) お疲れさまです。今ちょっと老人クラブの件で聞こうと思ったんですが、宮村委員が聞きましたので、私のほうからは1点。  事業計画、戦略指針ということで、本当に努力されているなというふうに思っております。これは、短期、中期的なところかなというふうに考えているところなんですけれども、先ほども話しされましたけれども、サウナの老朽化とか、それからリフォームの要望等あって、耐用年数もかなり超えているというところで、いろいろとこれから事業行うに当たって、やはりそれは当然必要になってくるわけでありますけれども、経費の面もありますから、短期、中期的なところとして私は見れるのかなというふうに思います。漠然としておりますけども、紫雲の郷、開設15年ということでかなり老朽化されているということにおいて、長期的に見た展望、ビジョンといいますか、その辺をどう考えておられるのか。実はどこの事業者もそうなんですけども、温泉もそうなんですけども、やはり今後10年、20年、30年後、これを大きな整備計画で賄っていくのか、建て直しも考えていろいろ計画していくのかというようなことは、どこの温泉、事業者のほうも考えているところでありますので、長期的な展望としてその辺考えているところがあるのか、ちょっとお聞かせ願えればというふうに思います。 ○委員長(渡邊喜夫) 小林代表取締役。 ◎紫雲寺記念館代表取締役(小林豊男) 長期的な展望をというお話がございました。私も間もなく65になります。そう長くはこの職にあるわけでもありませんので、ただ、今現在考えていることは、一番怖いのは市に見放されることだというふうに、今そこを思っております。聖籠町の井戸がだめになりました。英断をもって1億円当初予算に計上し、掘り直すという話になりました。町自体も非常に苦渋の決断をしたんだろうというふうに思います。ともすればいずれ同じ立場になりはしないかということは十分実は考えられるのかな。そのために、会社がそれでいいとはこれは絶対言えないことでありますので、そういった事態になったときに、会社は会社として存続しなきゃだめだというのが、これは当然のことでありますので、そうしたときにやはり市一本に頼っていることは極めて危険な状況であるんだろうなというふうに思います。  ですから、日帰り温泉の管理運営をやっていますというだけでは、10年後、20年後会社はないと言っても過言ではないのかな。そのために、トラフグ養殖事業を始めたということもございます。それから、違う収益源を求めてやっていくということもあります。何とか従業員を守っていかなきゃなということは、次代の責任者にやっぱり受け継いでいかなきゃだめだろうというふうに思っています。そのために今後、稲垣委員のご指摘にもありましたように、新規事業として取り組んでいくこともまた私の中には実は今直近のところで1つあるんですけども、そういったことを、事業を拡大し続けていかないとやはり会社としてはもたないだろうなと。実際に井戸が壊れたときに新発田市はどうするんだろうということをちらちら私も考えました。聖籠町みたいに掘り直してくれるんだろうか。でも、やめたというとあの建物はどうなるんだろうか。その前に従業員はどうなるんだろう。例えば指定管理者がかわること自体はそう怖くはないんですね。市の施設の所有者である市に日帰り温泉なんてやめてしまえと言われるのが一番怖い話でございまして、その対応をそうなったときに、じゃどうして生き残っていこうかというものを考えていかなきゃだめだ。そのためにやっぱりいろんな手を打っていかなきゃならんだろうなと。  そういうと、前に小柳議員のほうから、トラフグ事業というのは新発田市の指定管理者を外れないように考えた策でないかというお話をいただきました。まさにそのとおりでありまして、私どもは市の指定管理者としてあり続けるために、そのためにできた会社でありますので、当然だと思いますと、そのように私は考えていますということも申し上げました。従業員がある限り会社をなくすわけにはいきませんので、今後例えば小学校統合に伴う公共交通の整備の中で、例えばマイクロバスの運行を担えるのであれば、そんなこともやっていかなきゃいかんのかなと、ぜひお願いをしていかなきゃならないのかなと思ってもみたりいたしています。直近の中ではそういうことをやりながら事業を拡大して、従業員の雇用を守り、社会に貢献する企業であり続けたいという思いを持っています。ただ、思いだけではやはり成就しませんので、いろんな事業に研究して取り組みをしてまいりたいというふうに思っています。 ○委員長(渡邊喜夫) 板垣委員。 ◆委員(板垣功) 大変ありがとうございました。なかなか触れてはいけないようなところも聞いたところもあるような気がしますけれども、そういう意味も含めて、やはりいろいろとまたそういう新規の計画も含めて頑張っていただければというふうに思います。  以上でございます。 ○委員長(渡邊喜夫) 水野委員。 ◆委員(水野善栄) お疲れさまでございます。時間も迫っておりますので、手短にお話しいただければと思います。  まず、ちょっと関連からですけれども、小林委員先ほどお話しされたとおり、飲食業組合の関係、12月20日に関係者の方と試食のことをされて、その後の波及についてということで、私が知っている部分では、何か新道のほうではその先のことがつながらない。要するに飲食業組合の頭の方があそこにいたんだかもしんないんだけど、その後そこからの波及がまさにないから、一体どうなっているんだということをちょっとお聞きしましたので、その部分関連でお話ししておきます。  あと私も当初から、プールができる前あたりからちょっとお邪魔させていただいて、いろいろ見させていただいたんですけども、まず1点目が、夏場の使用の部分で、どうしても冷却システム、これがちょっと貧弱だと私はつくづく感じておりまして、よくまずこの暑い夏を越えたなと、そういうふうに感じております。一つの財産が生まれていくわけですから、生き物の管理非常に難しいと思いますけども、その辺についてまた観光振興とよくお話しされて、その辺また予算計上なりされたほうがいいんじゃないかと、そう思っております。その辺についていかがお考えなのかと、あと防犯上の取り組みについて、結局フグというものが、二、三百円で仕入れたものが1匹当たり4,000円近くになって、今それができ上がったと。ごっそり盗まれましたと言われたら本当に大変だと思います。その辺の防犯のシステムについてどうなっているのか。今どういうふうな形で、これからどういうふうに取り組むのか、これ大事なことだと思います。あちこちで盗難騒ぎって結構ありますので、その辺も含めて考えていただきたいなと思って、その辺についての一言。  あと民地借り上げで物事やってきたと思うんです、あの場所ですね。民地から今度買い上げという立場をとっていかれたほうが私はいいかと思うんですが、土地的にもそんな高いわけじゃないと思うんです、正直言って。その辺を何年間のあれで買っていくよとか、そういう計画あればちょっと教えていただきたい。 ○委員長(渡邊喜夫) 小林代表取締役。 ◎紫雲寺記念館代表取締役(小林豊男) 1点目、波及効果が出ていないよという話でした。そこ私どもも責任がありますので、今後新潟市の個店の皆さんにご案内したように、直接文書でご案内をしてまいりたいなというふうに思っています。  それから、夏場の使用で冷房というのはあくまで養殖場のことでよろしいでしょうか。本当は冬場が大変かなという思いをしていたんですけども、実は夏場がやはり大変なんですね。外は最近本当に熱くなって、昨年は33度くらいまで多分上がったと思いますけども、その対策として冷却装置を購入いたしました。3基購入をして、水温は26度で抑えることができました。フグは、多少温度が上がっても死にはしないので、そこは対策はできているんですけども、問題は中に細菌類がやはり活性化してしまうという部分があるんで、3基、ウオータークーラーというものですけども、直接水を冷やす装置ですけども、工事費を含めて200万、これは当初想定をしていない私どもの支出でございましたけれども、フグのリスクを取っ払うためにはいたし方ないということで、決して十分だと思っていませんので、今後その余裕資金が生まれた、もしくは切羽詰まった段階では、また同種のものを仕込みたいなというふうに思います。  それから、防犯上の取り組みにつきましては、今セコムの対応をお願いしております。随分感度がよくて、ちょっとあの辺風が強いんですが、風が吹いたりするとすぐ反応しちゃいまして、電話が来るんですけども、このたびは実は聖籠方面から電源を引っ張っている関係で、2月に停電になりました。一番怖いのが停電でございまして、非常用の発電機を備えつけておきましたので、それで何とか防げたんですけども、栃木の夢創造では多分、毒を入れられたという事件も実際上発生をいたしているようでありますので、セコムだけで足りないのであれば、宿直というような格好も考えていかざるを得ないのかなというふうに思っています。
     それから、民地の借り上げで今対応しています。年間10万ということで、これは借地期間が20年というお願いをしたんですけども、20年ちょっと長いねという話で10年にさせていただきました。10年間という契約を今結んでおりますので、今すぐに買い上げという話にはちょっとなっていかないのかなというふうに思いますけども、その後につきましては、事業の進捗状況、それから売り上げの状況を見ながら、地主と相談をしていきたいなというふうに思います。  以上であります。 ○委員長(渡邊喜夫) ほかに。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(渡邊喜夫) ほかに質疑がないようでありますので、質疑を終結するにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(渡邊喜夫) ご異議がございませんので、株式会社紫雲寺記念館に対する質疑を終結いたします。  どうもありがとうございました。退席されて結構でございます。  それでは、午後1時再開といたします。           午後 零時04分  休 憩  ─────────────────────────────────────────           午後 1時00分  開 議 ○委員長(渡邊喜夫) 休憩前に引き続き会議を開きます。  引き続き、各第三セクターの平成30年度の事業計画等についての説明を受けます。  説明順序は、公益財団法人新発田勤労者福祉サービスセンター、次に株式会社エフエムしばた、最後に一般社団法人新発田市観光協会の順で予定をしております。  参考人としてお越しの皆さん、本日はご多用のところご出席いただきまして、ありがとうございました。本特別委員会では、平成30年度新発田市一般会計予算にかかる議案を審査することになっておりますが、市の事業と大変かかわりの深い第三セクターの事業につきましてもご説明をいただき、議案審査の参考とさせていただきたいと思っております。どうか議会活動をご理解賜り、ご協力いただきますようお願いいたします。  さきに文書でお願いをいたしておりましたが、それぞれの平成30年度の事業計画等につきまして概要をご説明をしていただき、質疑を行いたいと思っております。なお、予算状況の説明に当たっては、支出、収入の順に説明をお願いし、続いて事業計画などについて説明をお願いいたします。説明される参考人以外の皆さんは、お呼びするまで退席されても結構でございます。  それでは、公益財団法人新発田勤労者福祉サービスセンターから説明をお願いいたします。  増子事務局長。 ◎新発田市勤労者福祉サービスセンター事務局長(増子信一) 大変お疲れさまでございます。ただいまご紹介にあずかりました新発田市勤労者福祉サービスセンターの増子と申します。よろしくお願いいたします。日ごろから渡邊委員長初め各委員の皆様からご支援を賜りまして、この場をおかりしまして改めて感謝申し上げるところでございます。本当にありがとうございます。  きょうは、説明に当たりまして、事務局員の大森を事務補助として同席させていただきますので、よろしくお願いいたします。  なお、今回提出させていただきました事業説明資料の平成30年度事業計画案、予算案につきましては、先月21日開催の理事会で議決され、承認された内容となっております。また、今月26日に評議委員会にて審査していただく予定でございますが、現在新発田市の新年度予算が審議されているということで、あくまでも案ということでご理解賜りますようお願い申し上げます。  それでは、今渡邊委員長からご指示ありました予算案の支出、収入、事業計画案という順で説明させていただきたいと思います。  初めに、平成30年度資料の3ページをお開きいただきたいと思います。最初に、平成30年度収支予算書案でございます。詳細は、おのおのの項目で説明させていただきますが、収入の部では、会費収入、事業収入、補助金収入を主な収入といたしまして、基本財産、特定財産を含めて収入合計、(B)で記載しておりますが、7,360万円となってございます。また、支出の部では、慶弔給付の見直しにより事業費が減り、毎年取り崩しております特定資産では、取り崩し収入の500万と支出欄に300万がのってございますが、差額200万となりまして、実質的な取り崩し額は昨年度より150万円減額となっております。総体といたしまして、収入と同額の前年度予算より80万5,000円、約1.1%の増という形になってございます。  それでは、収支予算の支出の部からご説明させていただきます。5ページをお開きください。支出の部でございます。最初に、事業費支出でございます。1、慶弔給付支出でございます。平成30年度は、前年度より記載のとおり大幅に減額となりました。詳細は、計画案で説明したいと思いますけども、主に現役世代に給付内容をシフトいたしまして、これからの雇用制度に対応する給付制度に変更したものでございます。具体的には、備考欄で記載されておりますけども、結婚祝金、入会勤続を充実した一方で、現行の退会せんべつや勤続30年祝金などを整理統合いたしまして、さらに弔慰金などを適正化し、平成30年度見込み数や実績数を参考に算定したものでございます。その結果280万3,000円、約17%の減額の見込みでございます。  健康診断等助成費支出でございます。人間ドック、がん検診など、またインフルエンザに対しての受診料に対しまして一部助成しております。年々会員事業所に好評でありまして、定着してきていることから記載のとおり予算額をふやしたところでございます。  トレーニング施設助成費であります。サン・ビレッジしばたの回数券、T&S新発田回数券などが主なものであります。なお、T&Sが年度途中で閉館する予定となっております。その利用者は減る見込みですが、新規といたしまして紫雲の郷プール定期券の助成が加わり、記載の予算額を見込んでございます。  講習会支出につきましては、とらい夢が主催する講習会に対する助成であります。  芸能鑑賞講座等助成費支出につきましては、新発田商工会議所が主催する各種講習会を初め、各種美術展、コンサート鑑賞券ということでございます。  チケット購入費支出であります。新幹線チケットを初め、映画券、日帰り温泉など過去の利用実績や今年度の見込み数字を参考に計上させてもらいました。なお、今年度は、備考欄6番のスポーツ観戦を充実させるため、全体で記載の予算額を増といたしました。  めくっていただきまして、6ページでございます。娯楽施設補助費支出でございます。宿泊施設、ディズニー、サントピアなど施設利用など例年の実績をもとに調整したものでございます。  事業所活性化助成費でございます。会員事業者の農家などから引き続き地場産の果物や農産物等の販売などを考えておりますが、平成30年度ではことしよりさらに多くの会員事業者の商品を取り扱う計画としておりまして、昨年度より5万円増額といたしました。  2番、管理運営費でございます。1番、給料手当、2番、福利厚生でありますが、事務局職員3名分の給料、手当及び年金、健康保険等が主なものでございます。所要の給与改定を行いたいというものでございます。  3番、会議費から隣の7ページ、租税公課支出までは、当センターの運営、また理事評議委員会などの運営を安定的にするための経費でございます。平成30年度は、理事改選の年でありますので、会議費が若干増額となっております。しかしながら、消耗品費や印刷製本費など事務経費の圧縮も行い、おのおの記載の額を計上いたしました。また、賃借料につきましては、平成30年度中に会員管理システムの入れかえを行う計画で所要の増額を予定しております。  次に、委託費の関係でございます。会員拡大の推進に対する委託料でございまして、現在の推進員1名分を計画しております。なお、会員拡大のため2名体制が必要であり、それを目指しておりますけども、年度途中で委託した場合は、予備費等々で対応していきたいと考えてございます。  手数料支出につきましては、銀行の振りかえ手数料などが主なものでありまして、新たにデータ交換のため、ネットバンキングへの切りかわりが加わり、必要な経費を計上させていただきました。  広告宣伝費につきましては、エフエムしばた、会議所だより等の媒体を活用しまして、当センターのPRに使わせていただきたいと思っております。当センターのホームページやブログでも定期的に更新いたしまして、会報誌で伝え切れない細かな情報を提供していきたいと考えてございます。  保守料は、会員管理システム管理の支出が主なものでございます。  雑支出は、新聞代、住宅地図のほかに例月監査、法人登記代行などの経費を見込んでおります。  基本財産取得支出でございます。昨年基本財産の安定的な運用として国債から定期預金に預けかえをしました。平成30年度では、自動継続の定期預金にまた預けかえをいたしまして、事務手続の軽減を図りたいというものでございます。  特定資産取得支出でございます。収入でも計上しておりますが、現在定期預金をしている500万円分1本を一旦取り崩しいたしまして、資金充用の状況により残余があった場合、再度特定資産として定期預金で取得するものでございます。  最後に、予備費として65万を計上いたしまして、当期支出合計といたしまして7,360万、前年度より80万5,000円、約1.1%の増という形になりました。  続きまして、収入でございます。4ページに戻っていただきたいと思います。基本財産運用収入、特定資産運用収入ですが、それぞれ定期預金等の利息収入でございます。  入会金収入でありますが、備考欄記載のとおり、例年ベースの300人程度の入会を見込んでおります。  会費収入につきましても、今年度の平均的な会員数4,250名で積算したものでございます。  事業収入であります。支出でご説明したとおり、健康維持増進、自己啓発、余暇活動事業とともに各事業を推進するため、各施設の回数券の販売や参加料などの収入を見込んだものでございます。平成30年度では、アルビレックス新潟、アルビレックスBBなどのスポーツ観戦を今年度より、より多く取り扱う予定としてございます。  補助金であります。新発田市より補助金をいただく収入ということで、新発田市議会議決前で僣越でありますけども、昨年と同様に予定させていただいております。よろしくお願い申し上げます。  受取手数料収入でございます。芸術鑑賞、コンサートなどのチケットの販売手数料であります。  雑収入は、年1回発行しているガイドブック、年6回発行しているセンターニュースなどに掲載する広告収入が主なものでございます。  基本財産取崩収入であります。支出でも説明させていただきましたが、6月に一旦満期を迎え、再度自動継続の定期預金へ預けかえするものでございます。  特定資産取崩収入であります。500万円の定期預金を取り崩し当センターの運営資金に充てるものでございます。  当期収入合計が6,960万、繰越金差額の400万を加えまして、支出と同額7,360万円となります。  8ページをお願いいたします。平成30年度正味財産増減予算書内訳表(案)でございます。各事業目的別の内訳表になってございまして、今の収支予算額と同様の数字を公益目的事業、収益事業、法人会計と分類させていただいております。  1点だけ、9ページ中段に経常費用計という欄がございます。左側に公益目的事業の計がございますが、一番右側の合計に対して約57.9%という額になっております。公益法人認定基準であります50%を確保していることを報告させていただきます。そのほかの数字につきましては、先ほど収支予算案で説明した数字がまた出てくるということでございますので、説明を割愛させていただきたいと思います。  また、戻っていただきまして、今度は1ページになります。事業計画案を載せております。平成30年度事業計画(案)でございます。1番、運営方針を少し読ませていただきたいと思います。当センターは、中小企業に勤務する勤労者と事業主並びにその家族に対して総合的な福利厚生サービスを提供いたしまして、福祉の向上を図るとともに、中小企業の振興と地域社会の活性化に寄与することを目的といたしまして事業を展開してまいりました。本年度においても、よりよい職場環境や事業所の発展のため、会員及び事業所に魅力あるサービスを提供するとともに、公益法人の認定基準となる公益目的事業が広範囲に行き渡るように努めてまいりたいと考えております。  さらに、全国組織である(一社)全国中小企業勤労者福祉サービスセンターとの連携によりまして、全国的に展開している福利厚生サービスも会員に情報提供いたしまして、より一層の事業の充実を図りたいと考えております。法人が安定的かつ継続的に運営するためには、会員数及び収入の安定化が必要でありまして、組織の礎となるものでございます。そのため、本年度においても未加入事業所への訪問活動を初め、各種広告媒体による広報などを通じて当センター会員及び事業所の輪を広げてまいりたいと考えてございます。さらに、既に加入している会員及び事業所に対して魅力あるサービス提供や企業活動を支援する事業などを引き続き行いまして、会員の定着化を図りたいと考えております。  ここで2月末の現在の会員数を報告させていただきたいと思います。平成30年2月末現在で事業所が747事業所、会員数で4,232名となっております。前年同期と比較いたしますと14件の事業所が減少しましたが、会員数は201名が増という形になっております。ここ数年の傾向を見ますと、年度初めから数カ月でピークを迎えまして、年度末に減少する傾向でございました。今年度では、年度初めに3事業所250名程度の新規入会者がございまして、年度途中に入会キャンペーンなどによって会員がふえ、最大4,277名という形になりましたが、年度後半に退会者がふえまして先ほどの会員数となってございます。また、新発田市内全体の中小企業数、従業員数と当センターの事業所数、会員数を比較いたしますと、事業所数で約17%、従業員数で約11%を占めているということになります。さらに、全国的に見ますと、少しさかのぼって昨年9月現在の数字でございますけども、全国中小企業勤労者福祉サービスセンターに所属しております全国約200センター中、事業所割合では、上位から7位、会員数割合で18位に位置している状況でございます。引き続き会員の輪を広げる努力を続けてまいりたいと考えております。  戻っていただきまして、2番の事業計画内容でございます。これにつきましては、当センターの定款に定められた事業内容で、大きく7つの事業に分類されております。継続的に行っているものが主なものですので、要点を中心に説明したいと思います。  1番、生活の安定及び財産形成に関する事業でございます。国の制度であります中小企業退職金制度の普及啓発に努めるとともに、県の暮らしのローンや新潟県労働金庫と連携をとりまして、中小企業者向けの各種金融制度を紹介してまいりたいと考えております。  健康の維持増進に関する事業でございます。健康診断、人間ドック、インフルエンザ予防に対する受診者の費用の一部助成やスポーツ施設の利用増進を行い、安定的な事業所活動、従業員の健康維持を図りたいというものでございます。  3番目、自己啓発に関する事業です。これにつきましては、文化、教養講座の参加費の助成並びに各種美術、芸能鑑賞券を一般価格より廉価に販売するということで趣味と教養を高める機会を提供したいというものであります。  はぐっていただきまして、2ページになります。余暇活動に関する事業でございます。日帰りの温泉入浴券や映画鑑賞券、またスポーツ観戦のチケットを廉価であっせんいたしまして、豊かで潤いのある生活を支援したいというものでございます。また、自主事業として、毎年ゴルフコンペ、ボウリング大会を開催しておりますけども、引き続き職場や会員相互の親睦、交流を図るため、平成30年度も計画しているところでございます。  事業所活性化に関する事業でございます。製造品や地場産の果物を安価にあっせんするとともに、ゴルフやボウリングなど、自主事業では会員事業所の取り扱い商品を景品として活用いたしまして、商品PRも含めてさらに活性化を図りたいと考えております。会員事業所が実施するイベント等につきましては、できるだけ会報等で会員に周知いたしまして、その参加費や物品の販売に対しても助成をしたいということで思っております。  6番の慶弔給付に関する事業でございます。会員間の相互扶助により各種給付金を支給するとともに、より充実、安定した慶弔給付事業を展開してまいりたいと考えております。昨年度この特別委員会にて将来的な財政状況について危惧するとの委員からご意見がございまして、当方から慶弔給付の見直しを行いたいと返答させていただきました。このことを受けまして、理事会にてご承認を経て、昨年6月に慶弔給付事業の検討会を立ち上げ、さまざまな検討を行ってまいりました。内容的には、現行給付制度の課題、問題点などを洗い直しし、今後の雇用制度や独身者の割合、県内全国のセンターの慶弔給付の運用内容などを参考にしまして、8月に原案を作成いたしました。その後10月で臨時理事会にて見直し原案が決議、承認されまして、平成30年4月、来月から改正された制度で運用するという運びになっております。  主な改正点といたしましては、最初に現役世代に給付内容を充実させました。65歳までの定年延長の雇用制度に対応するため、また従業員の定着を図るため、入会勤続祝金を現行の15年までを5年刻みで最長45年まで延長いたしました。  次に、各世代で給付バランスを修正いたしました。現在の給付制度では、50歳代以降の給付項目がありませんでしたが、結婚記念祝金を含めた給付がふえ、20歳代から50歳代以降の会員に給付できる各世代でバランスのよい内容となってございます。  3番目に、高卒、大卒から65歳定年延長までのモデルケースで試算したところ、現行より約8%給付率が向上いたしまして、より福利厚生サービスが手厚くなったというふうに考えております。  4点目は、結婚祝金を修正いたしました。現行では、結婚してから15年、20年、25年、50年と記念の年に祝金を給付しておりますが、金額を平準化しまして、最大1万円までといたしまして、記念祝金制度は新発田市独自ということで残したとこでございます。また、結婚へのインセンティブを高めるため、結婚祝金を今までの1万5,000円から2万円に増額いたしました。  最後に、死亡弔慰金や退会するときのせんべつを見直しいたしまして、本来の互助制度の内容へ適正化するとともに、時代にそぐわないものは廃止といたしました。  以上、主な改正点は、以上の5点でございますけども、このたびの改正によりまして、今後の雇用制度に柔軟に対応した慶弔給付制度になるとともに、当センターの財政の安定化にもつながり、サービスと財政の両面で貢献できるんではないかというふうに期待しているとこでございます。なお、会員の周知につきましては、既に1月、3月の会報誌、また3月の増刊号のセンターニュースでも内容を会員にお伝えしまして、またホームページやブログ等でも周知しているとこでございます。新年度に入りましても制度改正につきまして引き続き会員にお知らせいたしまして、制度の周知、定着を図りたいと考えております。  最後に7番目、その他ということで広報事業であります。会員に対してセンターニュースなどで情報提供を行うとともに、一般市民向けにホームページを使いタイムリーな事業を紹介してまいりたいと考えております。さらに、商工会議所だより、エフエムしばた、新発田市広報のお力もおかりしながらPRいたしまして、当センターの知名度の向上に努めたいと考えております。また、会員拡大推進につきましては、加入推進員の力をかりるところも多いんですが、センターのPRや広報活動を通じまして、会員加入の機会を広げてまいりたいと思っております。  最後となりますけども、優良割引指定店の加入推進では、会員証を提示して各種割引サービスを受けられる指定店を広げて、スケールメリットを生かしてサービスの向上に努めてまいりたいということで思っております。  以上で新発田市勤労者福祉サービスセンターの説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(渡邊喜夫) 説明が終わりましたので、質疑ある委員の発言を求めます。  小林委員。 ◆委員(小林誠) ただいまご説明ありがとうございます。ちょっと教えていただきたいんですけれども、収入、支出、4ページ、5ページですね。余暇活動の事業収入とチケット購入費の支出というもの、これ連動していると思うんですけれども、例えば紫雲の郷で言いますと500円掛ける800と。支出になりますと600円掛ける800というふうになっているんですけれども、これはいいんですね。多分会員の方からいただくのが500円で、業者というか、払うのが600円という意味だと思うんですけど、例えばざぶーん見ますと550掛ける800で、こっちは650掛ける900になっているんで、この100の違いがあるというのはこの辺何でばらつきが施設によってあるのかなというところが1点と例えばあやめの湯だとこれ全然書き方が違って、多分恐らくこれ12枚つづりを150セット買うという多分意味なんでしょうけれども、これ非常にちょっとわかりづらいんで、それであればそうだということでちょっと教えていただきたいんですけれども、お願いします。 ○委員長(渡邊喜夫) 増子事務局長。 ◎新発田市勤労者福祉サービスセンター事務局長(増子信一) 小林委員のご質疑でございます。  施設によって若干差異があるというようなご指摘でございます。あと枚数につきましても、先行して、ざぶーんの場合は前年度で先行して買う場合もございまして、枚数にちょっと差異が出てくる場合もございます。いわゆる会員に提供する金額と実際施設のほうから買い取る金額がちょっと差があるというのは、これは以前からのちょっと取り決めで、私どももちょっと判断しかねるとこなんですが、おおむねそのような形で推移している形で継続でやっているということでございます。  また、あやめの湯につきましては、先ほど委員のご指摘のとおり、回数券の12枚つづり、そういったものを何セットというような形で買い取らせていただいて会員にお安く提供すると、ばら売りで提供するというような形でやっております。  以上でございます。 ○委員長(渡邊喜夫) 小林委員。 ◆委員(小林誠) これ前年の分も入っているんで若干ばらつきがあるというのは、これはわかりました。  もう一つは、これは質疑といいますか、提案的なものになっちゃうんですけれども、以前も予算委員会で質疑させてもらったことありました。大体100円ぐらいのサービスセンターのほうで補助をしているという形になると思うんですけれども、同じ市から補助をもらう、紫雲の郷は第三セクターで、指定管理でございます。ざぶーんは聖籠町の指定管理でございます。やはり少し私は市外と市内のものに関しては差をつけるべき、同じ100円ですけども、何かいい方法ないのかなというふうに、共益的なところということを視点に置くと、されたほうがいいんじゃないんですかということを前回も質疑させてもらったことあったんですけど、今後そういったお考えありますでしょうか、いかがでしょうか。 ○委員長(渡邊喜夫) 増子事務局長。 ◎新発田市勤労者福祉サービスセンター事務局長(増子信一) 市内と市外の施設の差を少し配慮したほうがいいんじゃないかというご質疑でございます。私どももその点を受けまして、向こうのほうにちょっと交渉といいますか、そういった形である程度、会員の皆さんには安価でお売りしているもんですから、何とか安価で入手できないかということで、そういった形で交渉をさせていただいていますが、なかなかうまく運ばないというところが現実でございます。  また、市内、市外というような形で前回の施設の利用の関係がございます。しかしながら、新発田市でお勤めになっている勤労者というふうな観点で考えますと、近隣から市内にお勤めされている方が約2割以上されております。特に聖籠と新潟北区の在住の方は非常に多く新発田にお勤めになっておりまして、そういった面も考えますと、胎内市も含めて定住自立圏の中の施設はある程度同様な考え方で持っていかざるを得ないのかなというふうに思っております。  せっかくご質疑ちょっといただいてあれなんですけども、今回胎内市で新たにトレーニング施設として、ぷれすぽ胎内という新しい体育施設がおととし開設いたしましたけども、そこと提携をいたしまして、そういうトレーニング施設の助成も新年度から始める予定としております。そういった部分で、この新発田、聖籠、胎内、そういったところの施設については、なるべく拡充を図ってまいりたいなというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○委員長(渡邊喜夫) ほかに質疑ある方。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(渡邊喜夫) ほかに質疑がないようでありますので、質疑を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(渡邊喜夫) ご異議ありませんので、公益財団法人新発田勤労者福祉サービスセンターに対する質疑を終結いたします。  どうもありがとうございました。退席されて結構でございます。  次に、株式会社エフエムしばたから説明をお願いいたします。  塚野放送局長。 ◎エフエムしばた放送局長(塚野正紀) 株式会社エフエムしばた放送局長の塚野正紀です。日ごろはエフエムしばたの放送事業運営に格別なるご高配を賜りまして厚く御礼申し上げます。きょうはよろしくお願いいたします。説明につきましては、昨年の12月に部長になりました平賀一を同席させて、平成30年度の予算や、また計画について説明をさせていただきます。よろしくお願いいたします。  まず、ご説明の前に、今回資料として平成30年度、こちらの資料ですけれども、株式会社エフエムしばた事業概要説明書案という資料を提出させていただきました。この内容につきましては、現在も社内や、また取締役会で収支計画及び事業計画の検討を行っているところです。この日付で、2月22日現在というふうに記載されておりますけれども、また来週3月の22日に取締役会を予定しており、また来年度に向けた収支計画、また事業計画などの審議を予定しておりますので、その際にまた大きな修正、また変更があるかもしれませんけれども、その際はご了承いただきたいというふうに思います。  それでは、現時点の平成30年度の収支計画案について説明をさせていただきます。説明につきましては、お手元の資料についてご説明をしていきます。初めに、収支に関してですけれども、3ページ目をごらんいただきたいと思います。3ページの2、販売計画(案)ということで記載しておるところです。販売目標につきましては、30年度7,000万を目標に計画をしているところです。この収入の目標の内訳につきましては、新発田市委託料として1,898万1,482円、聖籠町の委託料として140万円、放送収入としてラジオスポット、タイム収入、CM制作費、番組制作費とありますけれども、2,650万、そしてイベント事業収入として1,100万円、ほか媒体事業収入として100万円を見込んでおります。そのほかラジオ事業収入として40万円、また委託事業収入として395万6,400円、そのほかの収入として、アルビレックス関係のメディアサポーターということで、サッカー、バスケット、野球などメディアスポンサーとして行っているところですけれども、645万円としております。よって、売り上げの計画の合計としては6,968万7,882円となりますが、販売目標として7,000万というふうに計上しているところです。
     続きまして、収支計画についてです。収支につきましては、売上高6,968万7,882円としております。そして、売上原価として商品仕入ということで28万円、催物費の経費として910万4,000円、事業費として288万2,000円、売上原価の合計として1,226万6,000円となります。そして、当期製品製造原価として2,868万8,000円、当期売上原価の合計ですけれども、4,095万4,000円となります。そして、売上高とこの売上原価を引いた売上総利益としては2,873万3,882円、そして販売費及び一般管理費としての経費が2,919万1,000円となります。それを差し引きしますと、営業利益マイナス45万7,118円となります。そして、営業外収益642万8,160円、営業外費用として595万2,000円があり、経常利益として1万9,042円を見込んでいるというところになっております。  この収支につきましては、最終ページのA3の一覧表に明細が記載しております。売上高6,968万7,882円とありまして、売り上げ原価の商品仕入高、催物費、事業費とあります。先ほど当期製品製造原価の話をしましたけれども、この経費の細かい部分が記載のとおりとなっております。  また、販売費及び一般管理費としても、詳細につきましては販売に関する、また総務に関する費用ということで記載をしているとおりでございます。  以上が収支についてご説明をさせていただきました。なお、販売計画の概要としては、広告収入、電波広告の収入として既存スポンサーの継続を促しながら売り上げを確保するとともに、営業力を高めて新規のスポンサーの確保に努めていきたいというところになっております。  以上が収支計画となります。  続いて、本年度の計画となります。1ページに飛んでいただきまして、30年度の事業方針案となります。これにつきましては、基本理念として経営理念、「放送は『まごころ』地域に信頼され、地域に貢献する」、放送理念として、「安心して生活できる地域空間を創造し、『住民参加』『市民対話』を重点に放送する」というふうに、これは例年掲げているところです。  また、経営基本方針につきましても、聴取者の拡大、顧客の創造、そして自己の成長と、この3つを掲げて実施をして、予定をしているところです。細かい点で、経営計画案となりまして、放送事業計画(案)となります。番組編成につきましては、「見える放送、見せる放送、エフエムしばた」をテーマに今年度、平成29年度に引き続き新発田市役所のヨリネスしばたのスタジオ、ヨリネス街角スタジオの生放送を拠点とし、顔の見える放送を目指し、番組編成や番組制作を行って新発田を発信していきたいというふうに考えております。  放送事業計画の概要としては、平日の生放送番組、朝の「おはようしばた769」、昼の「ひるどきしばた769」、「ごきげんラジオ769」の3つの番組と、週末の生放送番組「土曜日の769サタデー」を中心に地域に密着した情報を発信するとともに、災害時や緊急時に迅速かつ正確な情報発信ができるように努めていきたいと考えております。そのほかパソコンやスマートフォン、タブレットから情報が得られるようなインターネット、SNSを活用した情報発信も行っていきたいというふうに考えております。  番組の放送時間、内容について、また組織についてはごらんのとおりとなっております。  番組制作につきましては、弊社の放送番組の編集に関する基本計画にのっとり、番組を制作また放送をしていきたいというふうに思っております。  重点施策として、地域に密着した情報発信とレスポンスのある番組づくり、そして3ページ目になりますけれども、災害、また緊急時に正確かつ迅速な情報発信の提供。3番目として、多様な情報発信を行い、地域の情報を市外に発信していく。  また、4番目、固定概念にとらわれない放送局作りを行う。  5番目として、法令遵守、また就業規則にのっとり健全経営に努めていくということを掲げて行っていきたいなというふうに思います。  簡単ではございますけれども、平成30年度エフエムしばた事業概要の説明となります。今後も議員の皆様からエフエムしばたの放送事業運営に対して変わらぬご支援とご理解、またご協力をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。  以上でエフエムしばたの説明を終わります。 ○委員長(渡邊喜夫) 説明が終わりましたので、質疑ある委員の発言を求めます。  水野委員。 ◆委員(水野善栄) 大変お疲れさまでございます。平成30年の組織について、実は3名ほどパートタイマーを切られていると、こういう形。雇用の促進をうたう新発田市としては、3名を減らすという、11名から8名体制になるということで、3名減らした内容の中でうまく物事が進んでいけるんでしょうか。また、この先また補充とか、そういうことはお考えなんでしょうか、その辺お願いいたします。 ○委員長(渡邊喜夫) 塚野放送局長。 ◎エフエムしばた放送局長(塚野正紀) ただいまの水野委員のご質疑にお答えします。  2ページ目に今年度の組織として、今年度は11名体制で行ってまいりましたけれども、来年度は8名体制という予定をしております。これにつきましては、今年度さまざま、1年間新しくこのヨリネスしばたにスタジオができて、その運営を行ってまいりましたけれども、いろいろとまた事業を進めていく上でなかなか課題や、また反省などもありまして、スリム化をちょっと一度図ってみようというところで、実際削減するという形になります。  なお、この減につきましては、これまで契約社員だった者がやめるということもあり、その手当てがまだできていないというところで、減というところで計画をしているというところなんですが、来年度につきましては、状況に応じてまた増員など、人員の調整を図っていきたいなというふうに思っております。 ○委員長(渡邊喜夫) 小林委員。 ◆委員(小林誠) 今ほどは塚野放送局長、ありがとうございました。2点ほどお聞かせください。  昨年の予算とことしの予算見ますと、特にイベント事業の収入が715万ほど減となっております。伴って、経常利益のほうも220万減となっておりますが、主なこの減額になった理由等ありましたら教えていただきたいということと、もう一点は、今市の職員の出来島選手、ピョンチャンで頑張っていますけれども、せっかく庁舎内にスタジオある中で、例えばパブリックビューイングの様子ですとか、その辺どれぐらい市民の皆様に番組の中で、当然既存の番組あるんですけれども、お知らせ、お伝えができているのかなというところをちょっと疑問に思ったもんですから、状況をお聞かせいただきたいなと思います。  以上です。 ○委員長(渡邊喜夫) 塚野放送局長。 ◎エフエムしばた放送局長(塚野正紀) 小林委員の質疑にお答えします。  イベント事業に対して、平成29年度と平成30年度の異なる点というところをちょっとお話をしたいと思うんですが、平成29年度は札の辻広場のイベントがありまして、実施事業としては7事業実施をしてまいりました。そのほか市制70周年記念式典の事業、そのほか新発田商工会議所創立70周年記念大会の運営ですとか、また市内の高校、新発田南高校ですとか、新発田商業高校の100周年の記念事業など単発事業があったため、その分を引かせていただいて、30年度は30年度なりの計画で予定をしているというところです。よって、その分の平成29年度で終わった事業ということで700万を減にしているというところが実情です。  あともう一つ、出来島選手のパブリックビューイングについてですけれども、パブリックビューイングの開催につきましては、新発田市の担当のみらい創造課、またスポーツ推進課と連携をしまして、パブリックビューイングを行っていますよということは番組内でもお知らせをしておりますし、出来島選手がピョンチャンのパラリンピックに出場しているというところでは、エフエムしばた独自の、出来島選手が出場しています、皆さんで応援しましょうというスポットは出してはいるんですけれども、実況中継とか、そういったものになりますと、なかなかオリンピック等のさまざまな広告、またいろいろなものが規制がありますもんですから、その辺ができないというのが現状であります。なので、出来島選手のパブリックビューイング、また出場については、逐一放送でも取り上げているというところです。  以上です。 ○委員長(渡邊喜夫) 小林委員。 ◆委員(小林誠) わかりました。中心市街地の活性化の事業ということで、これ所管商工振興ですか、の事業で昨年予算がついたもので、ことしは減額して予算がつく、これ提案されますけれども、それ以降は実は札の辻のイベント事業というのは、今のところはまだ示されていないんですけども、結局札の辻のイベントを市が予算をつけて、エフエムしばたにある程度事業をお願いしたいということは、経営に及ぼす影響というのは、要はこの事業がなくなるとかなり影響があるんじゃないかということをちょっと心配をして申し上げたわけなんですけれども、それについてあればお答え、なければ結構ですけれども。 ○委員長(渡邊喜夫) 塚野放送局長。 ◎エフエムしばた放送局長(塚野正紀) ただいまの小林委員の質疑にお答えします。  来年度、30年度の札の辻広場の計画については、まだこちらのほうにもおりてはきていないところなんですが、担当課レベルとしては、来年度についても何かしらお手伝いをしていきたいなというふうには考えてアプローチを今しているというところになっております。  以上です。 ○委員長(渡邊喜夫) 湯浅佐太郎委員。 ◆委員(湯浅佐太郎) どうもお疲れさまです。  30年度の今予算と事業計画見させていただいて、確かに今ほど小林委員もおっしゃいました経常利益レベルでも1万9,000円、そして先ほど今局長、スリム化というお話をされまして、実は一昨年ですか、難聴地域を解消しようという形でアンテナを市が立てて、いろんな策を講じて何とか市民のラジオ、そして防災ラジオ、緊急ラジオと。かつては防災ラジオ、緊急ラジオの販売についても力を入れて、聴取率ですか、なるべく聞いてもらったりして、サイマルラジオやらエフエム、それからインターネットラジオに至るまでのお話もさせていただきました。  そこで、金額レベルでも、実際人間がいなくなるので人件費も当然そうですし、下がるんでしょうけども、せっかくアンテナ立てて市が応援してやろうといったときに、防災ラジオもこれは緊急ラジオですから、特に必要以上に準備したり、装備したり、お金をかけることはないと思うんですが、特に心配として、今札の辻でラジオ局を開いて、やはり中心市街地の活性化にも寄与していただきたいという我々といいますか、市の行政の方針もある中で、今局長がおっしゃったスリム化というものをちょっと私よく理解できないんですが、それもうちょっと説明していただけますか。 ○委員長(渡邊喜夫) 塚野放送局長。 ◎エフエムしばた放送局長(塚野正紀) ただいまの湯浅委員の質疑にお答えします。  今回この予算審査というところで、今年度の事業の決算というところでの話にもちょっとなっていくところではありますけれども、エフエムしばたでは今年度赤字を見込んでいるというところがありまして、何とか30年度からは黒字化にまた転じていきたいというところもあります。よって、さまざまな課題となるところを今見出しているところであります。人件費のところ、また先ほど話がありました、組織に関してのお話のところでもちょっとなかなか言いにくかったところがあるんですけれども、実際今回、人の継続ということでスタッフに、さまざまな契約社員ですとか、パートタイマーの職員に関して継続の意思調査、また契約社員への登用というところでの促しもしてきたところなんですけれども、契約の継続をしないというところから人が減となっていったというところもあります。  また、若干のスリム化というのは、また経費をいかに黒字化に転じていくかというところもありましたので、ちょっとここに来て、30年度の計画においていろいろ変更地点があるというところがありましたので、現在に至っているというところです。よって、スリム化というところは、黒字化にするため、そしていい情報発信ができるために必要最小限の人数の運営を図っていくためにスリム化をちょっと図っていきたいなというところです。特にパートタイマーについては、短時間雇用で3人の雇用をしていたので、それを長時間にして1人もしくは2人の雇用につなげていきたいなというふうに考えているところでした。  以上です。 ○委員長(渡邊喜夫) 湯浅委員。 ◆委員(湯浅佐太郎) ありがとうございました。必ずしも人間がいっぱいいれば、いっぱい聞くかという問題でもないですし、ただやっぱりやっと今開庁1年、そして札の辻、盛り上げていこう、そして今までの人件費が300万減って、ただそれだけで黒字なのかといったら、なかなかそうもいかないわけでして、販促費も当然今減らされているわけですよね。そこで、特に営業力だとか、それから認知度であるとか、当然副市長も入っての話ですから、人間がいなくなって黒字化したということは評価されるかどうかは別としまして、やっぱり市民に、ここに書いてありますように見える放送、見えるラジオということを考えるときには、やっぱり露出を上げたりとか、いわゆるイベントに広く参加したりだとかという人員体制は当然必要になってくると思うので、そこらは緊急ラジオとしても、私どもずっとお話をして、期待しているところでもございましたし、何かあったときにやはり市民の目となり、耳となるということをやはり期待しているわけでございますんで、人がいないからできませんでしたとか、そこまではちょっと予算見ていませんでしたとか、それはできませんというような、ちょっとシュリンクした形でちまちまとしてしまうと、黒字ではなくて、逆にまたそれが赤字に転じたりしてしまうということが心配されるので、その辺はひとつ心して、また30年度頑張っていただきたいと思います。  要望で終わります。 ○委員長(渡邊喜夫) 小川委員。 ◆委員(小川徹) 緊急告知ラジオの販売40万載っていますけども、前年ゼロで、今回40万分売るというのは何か新しい策があるのか。それと、配布手数料というのは何ですか。それと、告知ラジオ、在庫ありますか。あるとしたらどんくらいありますか。 ○委員長(渡邊喜夫) 塚野放送局長。 ◎エフエムしばた放送局長(塚野正紀) ただいまの小川委員のご質疑にお答えします。  販売計画の中で、平成29年度の予算としてゼロと上げていたのは、一昨年については新発田市からのラジオの販売の事業がありましたので、いくばくかの数字を上げさせてはもらいましたけれども、今年度新発田市からのそういった予算化の購入というのが計画がなかったものですから、あえてゼロにさせていただいたというところです。そのうち今年度に関しては、自然災害だったり、また北朝鮮のミサイル発射というところから、今年度に関しては会社、企業、団体、また個人合わせて53台のラジオの販売がされておりました。よって、今回40万というのは、大体今年度に見合った数字を計上させていただいて、さらにそれ以上の販売促進を図るような形をとっていきたいなというふうに思っております。  在庫につきましては、過剰な在庫をできるだけ避けたいというところで、大体10台ぐらいを一つの目安として在庫をしているところで、3台以下になった時点で発注をかけているというところで、常に大体10台ぐらいを在庫しているというところで進めているところです。  以上です。 ○委員長(渡邊喜夫) 小川委員。 ◆委員(小川徹) 今もう一回確認しますけども、この40万というのは企業に売るということでいいんですか、個人じゃなくて。在庫は10台しかないんだけども、たびごと注文して物は手に入るわけですね、いっぱい在庫をしていなくても。一般に販売しているラジオですか。 ○委員長(渡邊喜夫) 塚野放送局長。 ◎エフエムしばた放送局長(塚野正紀) ただいまの小川委員の質疑にお答えします。  今もちょっとお示ししましたけれども、エフエムしばたで販売しているというのは、新発田市だけに販売をしているわけではなくて、広く新発田市民、また企業、さまざまな要望のある方に現在販売をしているというところになっております。なので、エフエムの購入に関しては、新発田市内で販売をしているところはうちだけになっていますので、一般の市民から企業の方から注文を伺ってお応えしていると。地域の自主防災会ですとか、企業で複数台数要るというときにはちょっとお時間をいただいて、発注をかけて納品をしているというところなので、常には仕入れ先の兼藤産業というところがあるんですけれども、そこには常には在庫をしているところでありますので、大体1週間ぐらいで発注があれば届くということを行っております。 ○委員長(渡邊喜夫) 宮村幸男委員。 ◆委員(宮村幸男) 2点ほどお願いします。  エフエム、さっき重点施策ということで、地域に密着したローカルな情報を発信しようと、あるいは楽しんでもらおうというようなことでございますけれども、先ほどの委員も指摘されましたように、イベントの事業が記念事業等の減で減ったということがありますが、私は新しいここの施設に、庁舎の中に入って、右肩上がりになるんではないかなというような感じでいましたけれども、場所が生かせないというか、今後新しいこの庁舎の中に入って、どのようなやっぱりメリットがあり、そのメリットをどう生かすのかという点で、今後どのように考えるのかということで一つお願いしたいというのと、それから赤谷のほうもアンテナを立ててあれですが、もしものときはこれで全部、新発田市内全エリア防災面では網がかかったのかという点をお聞かせ願いたいと思います。 ○委員長(渡邊喜夫) 塚野放送局長。 ◎エフエムしばた放送局長(塚野正紀) ただいまの宮村委員の質疑にお答えします。  ヨリネスしばたにスタジオができて今後どう活用していくかというところですけれども、1年間スタジオで放送して、さまざまな課題もありますし、またメリットも出てきているのもあります。メリットとしては、やはり庁舎に来られる市民の皆様、本当にじかに見てもらえる、またじかに発信をできるというところから、実際に聞いている方、それからリスナーの数、そしてリスナーから来るメッセージなどの反響も徐々に、格段に上がっているわけではないんですけれども、徐々に上がってきているというところもありますし、札の辻広場を活用したり、また札の辻ラウンジを活用したりというところで、29年度はさまざまちょっとお手伝いをさせていただいたんですけれども、もうちょっとまたいろいろな使い方ができるんではないのかなというふうにも感じるところがありますので、30年度はその感じるところをうまく担当課に提案をさせていただいて、何かしらちょっと盛り上がりの感じられる事業、またイベントなんかを進めていきたいなというふうに思っております。また、商店街とも今いろいろとコンタクトをとらせてもらって、いろいろにちょっと連携をしてできるような形も進めていきたいなというふうに進めているところもありますので、そういったところを踏まえて30年度は、ちょっと消極的な予算になっておりますけれども、それ以上のものをちょっと進めていけるよう進めていきたいなというふうに思っております。  また、2番目の質疑として、難聴地域の解消によって赤谷中継局、そのほか菅谷中継局、藤塚浜中継局の3つの送信所ができたわけですけれども、それができたことによって新発田市内これまで聞こえなかったところもおおむね聞こえるようになったというところであります。  以上です。 ○委員長(渡邊喜夫) 板垣委員。 ◆委員(板垣功) お疲れさまです。私のほうからも緊急告知ラジオということで、重複する点もございますけども、お願いいたします。  緊急告知FMラジオの販売台数というのは、当初の目標では7,900台、今現在4,200台ということになっております。半分ちょっとぐらいでしょうかね、ということでどの辺に渡っているのかなとちょっと調べさせていただきましたけども、まず土砂災害の計画区域等には1,250台、町内自治会については878台、その他市職員68台、消防8、消防団52、警察16、自衛隊3台というふうに合計で約4,200台ということになっております。これについては、これは目標を立てたわけですので、先ほども言いましたけども、アンテナあちらこちらに立ててふえております。やはり防災、災害のためにももう少し努力をしていただきたいなというところで、今エフエムしばたのほうで、やはりこちらのほうからPRはかけているかなと思うんですが、今どういうような手段なのか、講じているか、お答えできればと思います。 ○委員長(渡邊喜夫) 塚野放送局長。 ◎エフエムしばた放送局長(塚野正紀) ただいまの板垣委員の質疑にお答えします。  緊急告知FMラジオの普及ということで、今新発田市とどのように進めているかというお話ですけれども、これまでも何度かこの委員会、予算審査のもの、また決算の委員会でもたびたび出る話ではありますけれども、いかに普及を進めていくかというところで、ラジオの安いものができないのか、いろいろな、例えばまた緊急情報が入らなくともいいラジオでもっと低価格なものを販売したらどうなのかという話がありますけれども、それらに関してもこれまでも平成29年度、それから30年度も検討は進めていきたいと思っていますけれども、なかなかいい策が正直出てこないというのが実情です。これまでも大量的に、例えば1万台導入したらどうなのかとか、価格はどのぐらい落ちるのかという話がありますけれども、なかなか非現実的な数字が出てきたりというところがありますので、実際に現実に合った台数を例えば200、300、1,000台とかとなっていくと、ほとんど値段は変わらないというところもありますし、緊急告知FMラジオの販売、開発の事業においてもちょっとなかなか今それ以上のものができていないというのが現状です。なので、販売に関してはどうこうというところでは、安くする、安くしないとかというところのものに関しては、話は今後も検討はしていきますけれども、なかなかいい策が見つからないというところがありますので、30年度としては今のあるものをしっかりとPRして普及をさせていきたいなというふうには思っております。  今後市のほうに投げかけとしては、何かいい案がないのかというところで、その辺はまだ具体的なものは見出していないところですけれども、担当課といろいろな策を講じながら、ちょっと今正直いろいろ案をひねっているという状況であります。  以上です。 ○委員長(渡邊喜夫) 板垣委員。 ◆委員(板垣功) 努力は本当にされているかなというふうに思います。実際自主防災組織というのは、今約84%、84%までまだいかないんですが、そこに届くという勢いで自主防災組織も出てきております。やはり2年前からの弾道ミサイル、Jアラート、この辺からについて、やはり緊急告知ラジオというもの必要なんだなという自主防災組織も出てまいりました。実際10%ほど自主防災組織もふえているわけですから、当然訓練も実施をされます。そうすると、うちの地域でもこの前本当の全員ではないんですけれども、役員だけ、これで実際やってみたんです。そして、まず一回やってみないとどういうもんかわからないということでやってみたんですけども、その際、やっぱり緊急告知ラジオ、この辺の用途といいますか、意味がよくわからない、実際的には。そういう中で、私は話はするんですが、やはりそういうのをあわせた訓練ができればというところも実はあったんです。それ終わった後に、FMラジオのPR、話でもしていただければもっと広がっていくんじゃないかなということで、単純な話やっぱり10%ふえているわけですから、これからもう少しふえていきます。そういうところも含めたやはり企業努力といいますか、人員も減ってきておりますけども、そういうところをもう一度エフエムしばたのほうで計画をして、大きな災害派遣ですか、防災訓練には出ていると思います。しかし、小さなところには出ていないというところで、やはりそういうエフエムラジオでも来ていただいて、そこで放送でもしていただければ、訓練にも身が入っていくのではないかなというふうな考えで、一つ提案でございますけども、その辺も検討してみてください。  以上です。 ○委員長(渡邊喜夫) これ一般会計の地域安全課のほうでも提案してみてください。  入倉委員。 ◆委員(入倉直作) 1点だけ確認させていただきます。先般本会議に市長に私が確認したことがあるんですが、藤塚浜地区に全戸配付という話が出たんですが、今回出てこなかったなと思って、その部分はどうなっているのか、わかる範囲内で、なければ地域安全のほうにしますけど。 ○委員長(渡邊喜夫) 塚野放送局長。 ◎エフエムしばた放送局長(塚野正紀) 入倉委員の質疑にお答えします。  藤塚浜の配付状況ということでしょうか。 ○委員長(渡邊喜夫) 再度、入倉委員、質疑お願いします。 ◆委員(入倉直作) そうでなくて、要は藤塚浜は津波という部分の危険性も踏まえて、ハザードマップも含めて今回整備をしたということの中に全戸配付を、緊急告知ラジオを配付するという私は確認したんですが、市が配付しようとしても、当然ここから経由するのかなと思ったもんですから、その点だけ。 ○委員長(渡邊喜夫) 経由するかどうかということ。  塚野放送局長。 ◎エフエムしばた放送局長(塚野正紀) ありがとうございます。済みません。今の入倉委員の質疑にお答えします。  30年度の予算の中では、ちょっとまだその辺がこちらのほうにおりてきていないところありますので、今後も確認をしていきたいと思います。 ○委員長(渡邊喜夫) 稲垣委員。 ◆委員(稲垣富士雄) 全体を見ますと、30年度予算案の中の事業計画を見ますと、余り目新しいものがないようであります。いつも私FMを聞くために一生懸命やっているんですが、どうも聞いてみますと地元の番組がやっぱりもっと充実しないと、聞く人が聞いてもほかの放送局と同じようでは意味がないわけなんで、その辺前年度、その前からでもいいですが、ずっと充実をされているのかどうか。これは、私は朝から晩まで聞いているわけでありませんので、それをお聞きしたいと思います。  それから、聞いているとやっぱりちょっとこれ時間があるんでしょうけども、他局の放送局より購入番組がどうも多いような気がするんです。そのためにやっぱり人員削減も影響しているのかなと思うんですが、そんなことなければないような内容でちょっと説明をしていただきたいと思います。エフエムしばたもようやく単年度黒字もなってきておりますので、やっぱりもう少し守りに入らずに積極的にやっていかないと尻すぼみになってきますので、逆な方向に行っちゃうとなおさらまずいんで、もっとやっぱり積極的に番組編成をつくっていただいて、充実を図っていただく方法、一つ例を挙げれば新発田だけではないんですけども、素人のカラオケ関係ですね、この人たちがすごくふえてきているんです。小人数の10人、20人の会があって、それが毎週レッスンをしたり、一生懸命やっているところもあるようです。それが何団体もありますので、そういうのを持ち回りでちょっと流していただくと、もっと密着感が出てきて近いあれが出てくるのかなというふうに思いますので、探せば結構あると思います。その辺もっと充実をして市民の皆さんに愛されるエフエムしばたになってほしいという要望も含めて、ご答弁をお願いします。 ○委員長(渡邊喜夫) 塚野放送局長。 ◎エフエムしばた放送局長(塚野正紀) 稲垣委員の質疑にお答えします。  番組に関する地域情報の向上というお話でしたけれども、常日ごろ番組の地域の情報を厚くして行っているつもりではあるんですけれども、今稲垣委員のお話のようにそれだけにとどまらず、もっともっといろいろなおもしろい番組、また地域に密着した番組制作づくりに努めていきたいなというふうに、今感じているところでございます。そして、外部番組が多いのかというところもありますけれども、人員の調整ですとか、なかなか番組だけやっていてもお金につながらないところもありますので、いい番組をつくりながら、スタッフが営業に出向いたり、またさまざまなイベントを行ったりというところで、できる限りの地域情報を発信できる番組編成を心がけながら、いい地域の発信をできるように努めていきたいなというふうに思っております。  また、今お話がありました目新しい事業というところでは、なかなかその辺も細かいところを今詰めているところでありますけれども、まさに今稲垣委員がおっしゃったカラオケ大会ということで、カラオケを活用したということで、今それこそ来年度の計画についてはカラオケ発表会をちょっと今考えているところもありますので、その際、稲垣議員のお力もおかりできればなというふうに思いますので、その際はよろしくお願いします。なお一層努めてまいりたいと思います。 ○委員長(渡邊喜夫) 稲垣委員
    ◆委員(稲垣富士雄) 今局長からそういう話は聞きましたが、やっぱり収益を一番先に持っていくというのは、これはよくわかりますが、やっぱり身近な放送なんです。BSNとかああいう大きな組織でないわけですから、もっと地元に密着した番組編成をしていかないと、よその番組と同じようなの流してやっても聞かないわけです。新潟のエフエム新潟聞いたほうがずっといいわけです。だから、もっと地元に密着することの内容的な編成をやっていただければ、もっと身近にエフエムしばたになるんでないかという思いから言っていましたんで、いろんなところ探せばあると思います。ただ新発田の札の辻広場のあれで相当の金が29年度出ましたから、それがやっぱりなくなるとがたんと減ってしまって、あとどうしようかというんでなくて、やっぱり同じような、あろうとあるまいと同じような内容をいかにうまく回していくかがやっぱり事業だと思うんで、その辺をお金がないからできませんと言えばもう終わりなんです。だから、そうならないようにひとつ努力をもう一段やってほしいなという、これは要望でいいです。答弁するあれでないから、お願いします。 ○委員長(渡邊喜夫) 要望ということで、よろしくお願いします。  宮崎委員。 ◆委員(宮崎光夫) ご苦労さまです。1点だけお願いします。営業損益でことし45万7,000円の赤字ということで転落したわけなんですけれども、皆さん承知かどうかちょっとわからないんですけれども、市の委託料1,898万1,482円ということで、この長い物ありますけれども、実は30年度の当初予算で一般会計から市から出ているの2,050万なんですよね、委託料として。これ前年度見ても同じ、円単位まで同じなんで、何か理由があってというか、区分があって本当は2,050万なんだけども、あちこちに分かれているのかわかりませんけれども、もしそれで150万ふえればここは黒字になるもんですから、その辺ちょっと教えていただきたいなと思いまして。 ○委員長(渡邊喜夫) 塚野放送局長。 ◎エフエムしばた放送局長(塚野正紀) 委託料のところにつきましては、新発田市からは2,050万いただいているところで、それでここに記載をしている予算に関しては消費税を抜いた金額を提示しているところでございますので、実際は消費税をプラスしますと2,050万という形になっております。  以上です。 ○委員長(渡邊喜夫) ほかに。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(渡邊喜夫) ほかに質疑がないようでございますので、質疑を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(渡邊喜夫) ご異議ございませんので、株式会社エフエムしばたに対する質疑を終結いたします。  どうもありがとうございました。退席されて結構でございます。  次に、一般社団法人新発田市観光協会から説明をお願いいたします。  高澤専務理事。 ◎新発田市観光協会専務理事(高澤誠太郎) 新発田市観光協会の高澤でございます。議員各位におかれましては、日ごろより当協会の事業運営に多大なるご支援、ご協力を賜りましておりますことを改めましてここに厚く御礼申し上げる次第であります。  早速であります。それでは、事業計画書並びに予算計画につきまして、配付の資料に基づきましてご説明をさせていただきます。初めに、平成30年度予算書のほうからご説明をさせていただきます。平成30年の4月1日から31年の3月31日までということで、予算内容となっております。経常増減の部、予算計画からご説明申し上げます。資料の7ページをお開きをいただきたいと思います。経常収益でありますけれども、受取会費といたしまして、275万円を計上しております。事業収入では、手数料収入、売上高、出店料収入等含めまして、3,827万8,000円を計上させていただいたところであります。新発田市からの補助金額が5,762万円となっております。加えまして、受取負担金といたしまして、2,200万円につきましてはDMOの事業活動の負担金を含めまして、経常収益金額がトータルで1億2,089万9,000円となってございます。  次に、経常費用の事業費であります。事業計画につきましては、後ほどご説明申し上げますけれども、仕入高から始まりまして、職員手当、臨時職員賃金、賞与等、事業費計につきましては1億1,158万3,400円となったところであります。  次に、次ページにわたりましては、管理費、法人の管理等々を含めました管理費計といたしましては、911万6,600円となっており、経常費用の計が1億2,070万円となっております。当期の経常増減額につきましては、19万9,000円となっており、税引き前の当期一般正味財産の増減額といたしましても同額の19万9,000円でございます。法人税、住民税等が7万円ということでございまして、当期の一般正味財産の増減額では差し引きいたしまして、12万9,000円となっております。30年度の当期の期首残高につきましては、300万円となってございます。期末残高といたしましては、312万9,000円を計上させていただいたところであります。  次に、9ページ、10ページをお開きをいただきます。正味財産増減計算内訳書につきましては、公益の目的事業会計及び収益の目的事業会計並びに法人会計を記載しております。最終項目には、事業別に案分予定といたしております管理費を一括計上を当初ではさせていただいておるところであります。  11ページから18ページにつきましては、それぞれの事業ごとに予算内訳を計上しておりますので、後ほどごらんをいただきたいというふうに思います。  なお、19、20ページでございますけれども、冒頭で申し上げました予算書の受取負担金2,200万円のDMO事業活動の負担金に係ります地方創生推進交付金を区分いたしまして、計上をさせていただいたところであります。  それでは、続きまして事業計画でございます。1ページにお戻りをいただきたいと思います。最初に、当協会の基本方針を示してございます。正式なDMO法人の認定を目指しまして、新発田市観光地域づくり推進協議会を核といたしまして、多様な関係者との合意形成を図りながら、実現化を目指すこと、また、新発田市が策定いたしております地域再生計画に基づき、市と協調いたしまして事業推進を図っていくことを基本方針としてございます。  次に、当協会の現状と課題であります。時代の要請に対応できる組織体制の確立が急務と捉え、盤石な基盤を構築し、基本的な伝統事業等に加えまして、新たな事業といたしましてのDMO活動事業等に対応してまいりたいということであります。  次に、事業視点であります。30年度につきましては、上記の基本方針及び現状と課題を踏まえまして、記載の3項目につきましてとしております。  次ページにつきましては、事業視点を概念図として示してございます。  次に、3ページから具体的な事業を記載してございます。公益目的事業につきましては、1,032万8,000円を計上しております。事業名のうち、事業内容に即して名称変更したもの、新規としての事業、または廃止したものを明記してございます。1番の二王子岳山開き安全祈願祭から3番までは観光イベントとして展開してまいりたいというものでございます。  広報・プロモーション事業では、ご要望いただいております旧観光協会が設置いたしました看板の修繕対応を少額ではございますけれども、見込んでございます。  地域支援事業につきましては、負担金事業といたしまして再編し、名称変更をさせていただきました。天王まつり事業、花市事業は、伝統行事としてのご支援をしてまいりたいというものであります。  新規といたしましては、DMO推進事業は登録法人活動に要する事業でございます。  次に、4ページ、5ページをお願いいたします。収益目的事業でございます。予算額といたしましては、4,319万6,000円を計上させていただきました。新発田の春まつり事業からしばたあやめまつり事業、全国うまいもん横丁開催事業につきましては、新発田市の観光活性化を図る事業として実施してまいるものでございます。  観光施設管理事業につきましては、安兵衛茶屋運営事業、五十公野の森林館運営事業、滝谷森林公園食堂運営事業を実施してまいります。  次の自動販売機の運営事業につきましては、次年度から新発田市の方針に基づき、協会の運営から各所管課への移管ということで、協会からは廃止をさせていただいたところでございます。  次に、窓口販売等サービス事業につきましては、観光情報センターにおきまして記載のチケット等の販売をしてまいりたいというものであります。  物産振興事業といたしましては、しばたん市場実施事業は新発田ブランド品を初め、新発田市の特産品、名産品の販売を促進しながら、地域の活性化に努めてまいりたいというものであります。  旅行業地上手配事業につきましては、自主財源の確保を念頭に実施をしてまいりたいというもので、しばたん観光バス事業につきましては、市の委託事業として市内周遊バス運行を行うこととしております。  次の事務局受託事業は、城下町新発田まつり開催実行委員会事務局等、記載の団体の事務局を受託するものとしてございます。  次の寺町たまり駅運営事業、市の指定管理事業として観光拠点としての効果的、効率的な運営に努めてまいりたいというところでございます。  最後に、地域創生推進交付金事業につきましては2,200万円計上しており、観光振興課所管の観光イノベーション事業、農水振興課所管の農産物等拡大事業を市との協力体制のもと事業推進をしてまいりたいというものでございます。  以上が事業計画でございます。これをもちまして、説明のほうを終わらせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長(渡邊喜夫) 説明が終わりましたので、質疑ある委員の発言を求めます。  水野委員。 ◆委員(水野善栄) お疲れさまでございます。平成30年度予算の内訳の中で、印刷製本費ですか、414万5,000円ということでかなりの減額、あと翌ページ、8ページにも同じように印刷製本費で減額されているとかありますけども、その辺観光行政として印刷物というのは大変必要なものであって、29年度というのは特別1月の4日の開庁も含めてのことで、かなりふえたんじゃないかとは思うんですけども、ここまで減額しているというのはどういう理由なのかというのと、あと法定福利費というんですか、私これについて、これ何ですねという形でちょっとわかりませんので、ちょっとご説明いただければと思います。お願いします。 ○委員長(渡邊喜夫) 高澤専務理事。 ◎新発田市観光協会専務理事(高澤誠太郎) 水野委員のご質疑でございますけれども、印刷製本費につきましては、実は当協会が組み立てをしてきた事業と、それから前の公社時代からの組み立てされた事業を継承してやってきている状況がございまして、現の協会の事業がやはり、事業がといいますか、公社時代の事業をやめていいのかやめて悪いのかというあたりの精査をですね、29年度中もちょっとさせていただいたりしております。実は、歳入歳出の予算を度外視いたしまして、広告宣伝費等の媒体も含めまして予算執行してきている現状ございまして、事業単位で見ますと非常に事業経費等、歳入歳出をちょっと無視してやってきている。それは、前例、やってきたことをもってやってきてしまっているというところを調整をさせていただいて、歳出の抑制に努めさせていただいたところであります。  法定福利費につきましては、職員の厚生年金等の必要経費を内部留保して、個人の持ち分とそれから協会持ち分ということで保留財源ということで、最終的には所々の福利厚生費の支払いをしていくというものでございます。 ○委員長(渡邊喜夫) 稲垣委員。 ◆委員(稲垣富士雄) この手数料収入と売上高の部分で、29年度、30年で大幅に減額になっているんですが、これはどういうふうなあれで発生してきたのか、ちょっともう一度お願いしたいと思います。  それから、給料、職員がちょっとふえたのか、500万ぐらいふえていますので、この辺、人員がふえたということだと思うんですが、その内容と、それから全国うまいもん横丁、おととしはちょっと会場の変更もあったんですが、去年というか29年度はカルチャーセンターで行われましたので、この辺の実績は例年と変わらなかったのかどうか、この辺ちょっとお聞きしたいと思います。  それと、しばたん観光バス事業ですが、市民の皆さんがまだよくわからない部分があるんで、もうちょっとPRをやってくれれば少しまたふえるんでないかという気がするんですが、ということは施設めぐりなんかはどうしても一番人気があるはずなんですけども、何かちょっとPR不足なのか、わからないという市民の皆さんから話があるんですけども、その辺もうちょっと充実したPR方法を考えていけば、このしばたん観光バスも結構乗っていただけるんでないかという気がするんですが、この辺の対策をちょっとお聞かせ願いたいと思います。 ○委員長(渡邊喜夫) 高澤専務理事。 ◎新発田市観光協会専務理事(高澤誠太郎) 一番最初の手数料収入の一番大きな減額要因は、自販機、先ほどもご説明申し上げました自販機が大半を占めてございまして、取り扱い高で年間600万ほど、差し引きの手元に収入として入っておりました金額としましては400万台入っておりましたので、それが一番大きく減額になっている要因でございます。  それから、賃金の部分につきましては、今ちょっと29年度中に3人やめたり、職員のちょっと定着率が非常に悪いということがございまして、ただすぐに正規の職員ということでは、経費的なこともございますので、可能な限り今インバウンド、アウトバウンドという形で外国語が一定程度できる臨時等の採用に努めてきていると。引き続き30年度の予算につきましても、それらが含まれているという状況にございます。  それから、うまいもん横丁につきましては、これは14ページお開きをいただきたいと思います。14ページの右から2番目、29年度の予算、決算まだ出ておりませんけど、200万の黒字化に成功といいますか、黒字に転換できたということで、先ほど水野委員からのお話もございました、ここに広告媒体で大体200万から300万使ってきているということで、赤字化になっていた要因の大きな一つだったということで、それらを抑制させていただいて黒字に転換できたということで、一定程度の広告の必要性は事業ごとに精査しておりまして、今までやってきたからということではなくて、大体事業ごとにおいでいただける範囲が大体、範囲といいますか、地域性ですとか年齢階層も多少分析しながら有効な広告に努めて、あわせて広告にかかります経費を抑制してきたということと、30年度につきましてもそういう考え方でやってまいりたいというふうに考えてございます。  それから、しばたんバスにつきましては、まだ確かに市民に周知ということでございますけども、市民の方に活用いただくケースもございますけれども、市外からおいでになる方につきましてもお使いいただくということもございますので、市民の皆さんに余り周知されていないというところにつきましては、確かに利用度というか、利用割合からしますと市民の方は少ないということがありまして、積極的に余りご説明していないということはあろうかと思います。  以上でございます。 ○委員長(渡邊喜夫) 湯浅委員。 ◆委員(湯浅佐太郎) お疲れさまです。いつもどうもお世話になりまして、ありがとうございます。  私から地方創生推進交付金で、当然これからでしょうし、農産物の販売やら観光イノベーション、当然DMOに関することで、私もこの間代表質問で聞いたとこではありますんですが、恐らくかなりの割合でお世話にならなくちゃいけないのかなというふうに思っています。この予算を見ますと、ほぼ賃借料と交通費と製本費と、これからなんでしょうけども、当然観光振興と農水振興にはこれから聞いていくんですが、市から委託されたんで、このお金やるから何とかせという話もあるのかもしれませんが、観光協会としては、ほぼほぼわかるところだけで結構なんですけど、この1年間で市と協力しながら、大体どういったことを主にされるのか、ちょっと教えてもらえますか。 ○委員長(渡邊喜夫) 高澤専務理事。 ◎新発田市観光協会専務理事(高澤誠太郎) 農産物のほうにつきましては、新たな開拓ということで、新たな国、トップセールスということで事業計画を市のほうで組まれている状況にございますし、DMOの関係、観光振興の関係につきましては、おいでになった方たちに新発田を知っていただくという、新発田のまた、ものを知っていただく、また新発田のものを買っていただくような取り組みを、またおいでになった方たちにしていくような事業を展開する予定であるということでありまして、また総額、一旦協会のほうでお預かりをしますけれども、予算執行に当たりましては個別の事業ごとに手続上の部分をさせていただくということで、総額全部を私どもが使って何かするということではございませんで、観光振興、農水との事業メニューの中身を詰めていく中で執行していくということでございます。具体的な細かな事業内容につきましては、おのおののところでお聞きを賜ればというふうに思っております。  以上でございます。 ○委員長(渡邊喜夫) 湯浅委員。 ◆委員(湯浅佐太郎) どうもありがとうございました。  所管の方々にまた伺いますが、ただ何でもかんでも観光協会にあれせこれせという形では、やはり皆さん方もいろんな事業を抱えているわけですから大変だと思うんですが、その辺は私らも是々非々でちょっと見させていただきますし、余り無理のないよう、先ほどちょっと人的なものもそうですし、先ほどもスリム化とかいろいろな形の中で、皆さんの事業の中で無理のないように、しかしやはり行政としてはこういったことを何か求めて、非常に期待も実は上がっているわけでございますので、地方創生というのは言うのは簡単なんですが、所管のそれぞれのお祭り方々しっかりやっていただいて、私らもこの所管の方々には詳しくまた聞かせていただきますんで、よろしくご尽力をお願いします。  以上です。 ○委員長(渡邊喜夫) 小林委員。 ◆委員(小林誠) 今ほどはご説明ありがとうございました。  新事業で、しばたん観光バス事業ございます。この4月からFITも非常にふえてくるということで、台湾、中国方面から2,000人もお客さんふえるということなんで、いい取り組みだなと思うんですが、この中にちょっと確認なんですけれども、空港から宿泊施設等々への送迎、これ当然入ってくると思うんですけれども、この予算の中に入っていますでしょうか。 ○委員長(渡邊喜夫) 高澤専務理事。 ◎新発田市観光協会専務理事(高澤誠太郎) 今ほどの空港からの予算もここの中に入っているという状況でございます。 ○委員長(渡邊喜夫) 小林委員。 ◆委員(小林誠) これは、多分委託事業か何かになると思うんですけれども、どういう業者というか、委託されるのか、これ公募なのか入札なのか、その辺もちょっとお聞かせいただきたいなということが1点と、しばたん市場については、先ほども紫雲の郷いらっしゃいましたが、ぜひ紫雲のフグもこのしばたん市場の中に加えていただきたいなという、これは要望でございます。  もう一点は、これだけ観光協会の事業が非常にボリュームがふえてきて、そして旅行業の資格も取って、手配業もこれから始めるという中で、職員の資格を取っていくということも一つの手なんでしょうが、地方創生の推進交付金の中で高度な専門分野の人材を雇った場合は、その分交付金が出ますという内容があったかと思います。今でもあると思うんですけれども、今後そういった観光のプロフェッショナルですとか、そういった人材を観光協会の中に入れていかれるというお考えがないかということを私提案と同時にお聞きしたいんですけれども、その辺よろしくお願いいたします。 ○委員長(渡邊喜夫) 高澤専務理事。 ◎新発田市観光協会専務理事(高澤誠太郎) 3月からの実証実験という形で、空港と月岡温泉を周遊バスという形で運行をさせていただいたところであります。ピーチの就航にあわせまして、ピーチにつきましては新潟県の空港課、知事初め大阪からの誘客誘致に大分ご熱心にされたということもございまして、県のほうからは二次交通の確保、就航と同時に意気込みといいますか、やはりそういうものが必要なんだろうという要請が随分ございまして、その後要請におきまして、市と私どもで周遊バス、路線、バスの関係では法律が非常に厳しく制限されているところがございますし、その辺をクリアする手法につきまして、実は今回の事業者から違法性のない周遊というスタイルでやれば許認可に時間かかることなく3月1日の運行に間に合うと。話が出ましたのがもう3月の就航の直前にそういうお話、県からも大分、二次交通の話がございましたりして、どうにかならないんだろうかということで、県の陸運局等々もこの運行の手法につきましては、十分法的にかなって運行できるのかどうかも十分検証をさせていただいた上で始めたということであります。そういういとまのない、時間的にいとまがなかったということもございまして、競争入札等の手続を踏まず、特定事業者との契約でさせていただいたということで、今のところ3月から10日ぐらいですか、事前に予約がない限りは運行できないというスタイルですので、今のところまだ周知されていないということが多分一番の大きな要因だと思いますけど、十分なデータ取りが今ここに来てまだないという状況もございまして、1カ月の実証と申し上げましたけども、ちょっと1カ月では十分なデータ取りができていないこともあったりしている現状がございますので、この辺はまたちょっと協議させていただいて、もう少しデータ取りのために引き続き1カ月、2カ月やってみるのも手なんだろうかというふうに今検討しているとこであります。 ○委員長(渡邊喜夫) 地方交付金の関係で、人材を雇用した際に……。 ◎新発田市観光協会専務理事(高澤誠太郎) 実は、交付金の人材、交付金を使うやり方ではなくて、今地域おこし隊で募集をかけておりまして、今月末に応募が何名か来ておる状況がございます。募集に関しましては、協会の事業内容で有益ないろんな資格をお持ちの、また経験のある方ということで募集をかけさせていただいて、今こちらが要望しているような、見合う方がちょっと応募に来ているという状況がございます。その方を観光協会、所属は協会にということにはならないんですけど、その辺整理しながら市と協会でうまく人材活用できるようなスタイルでやってまいりたいというふうに考えております。           〔「しばたん市場」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(渡邊喜夫) しばたん市場、もしフグを入れたらどうかというような要望がありましたが。 ◎新発田市観光協会専務理事(高澤誠太郎) 紫雲の郷館ともいい関係でございますので、可能な限りご支援は、できるものはしてまいりたいというふうに思っております。 ○委員長(渡邊喜夫) 小林委員。 ◆委員(小林誠) それぞれわかりました。ありがとうございます。  しばたん観光、時間もなかった、今検証、実験中だということですけれども、今後も随意契約でおやりになるつもりなんでしょうか。あとこの今言った地方創生の人材については、地域おこし協力隊の趣旨からすると、やはり地域のコミュニティですとか、そういった活性化という点が本来の趣旨でありますので、これは私はやっぱり専門の方を資格持っているから地域おこし隊でいいということではなくて、専門的な能力ある方を招聘するという考えのほうがいいと思うんですけど、これは要望としておきますが、1点だけお願いします。 ○委員長(渡邊喜夫) 高澤専務理事。 ◎新発田市観光協会専務理事(高澤誠太郎) 実は、3月で十分なデータ取りができて、4月からは公募をしようというふうに段取っておりました。1日どのぐらい乗って、どういう方、その辺のデータが取れることを想定して、4月からの事業者募集をする予定で考えていたところでありますけれども、先ほど申し上げとおり十分なデータが取れている状況がございませんので、もう少しデータが整った時点でそのデータをもとに競争入札なり、コンペなりという手法で考えてもらいたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(渡邊喜夫) 入倉委員。 ◆委員(入倉直作) 1点だけお願いします。  いろんな形で行政も限りがある中に公社に委ねるということが往々にしてあるわけですけども、JA、農協との前任者、森さんともそういうふうな面に私もつき合いしてきたんですけど、役員、JA本部云々ではちょっと動きというか、実際鈍いものですから、そこに集荷場ありますよね、加治川の。あそこに行けばかなり情報収集もできますし、あそこが直に現場でございます。それこそ世の中に花がないときチューリップを冷蔵庫に入れて保存して出すこともやっていますし、そんなこんなでまた花を摘んだのも花絵アート、これもやっておりますので、ぜひともこのイベント、イベントの中にいろんな肉づけできるかなと思いますんで、ぜひとも農という形の中に農水の限られた形だと思いますので、ぜひ現場という流れで組み合わせてもらえば、なおまたあれなのかなと思っております。たまに森さんからもあれないか、これないかという部分もありましたので、ぜひそういう意味で肉づけしていただいて、現場、今皆さん容易でない事業でありますけども、ぜひともそこに肉づけできれば付加価値つくのかなと思いますので、これ要望ですが、もしコメントあったら。 ○委員長(渡邊喜夫) 高澤専務理事。 ◎新発田市観光協会専務理事(高澤誠太郎) 寺町たまり駅におきまして、農産物、それから花卉類の販売をしておりまして、ちょっと最近去年、今まで取り扱いをしてきていただいた方がおやめになったり、その辺がちょっとてこずったところが経験ございまして、その辺の情報をもしいただけるのであれば情報をいただければというふうに思っております。  以上です。 ○委員長(渡邊喜夫) ほかに質疑ある方。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(渡邊喜夫) ほかに質疑がないようでありますので、質疑を終結するにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(渡邊喜夫) ご異議がございませんので、一般社団法人新発田市観光協会に対する質疑を終結いたします。  どうもありがとうございました。退席されて結構でございます。  委員の皆様におかれましては、あすからの議案審査において本日実施いたしました参考人からの意見聴取の内容を踏まえ、それぞれの関係する予算等の審査に臨まれるようお願いいたします。
     それでは、3時20分まで休憩をいたします。           午後 2時54分  休 憩...