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平成29年12月18日社会文教常任委員会−12月18日-01号

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  1. 新発田市議会 2017-12-18
    平成29年12月18日社会文教常任委員会−12月18日-01号


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    平成29年12月18日社会文教常任委員会−12月18日-01号平成29年12月18日社会文教常任委員会  社会文教常任委員会  委員会記録 平成29年12月18日  ─────────────────────────────────────────── 〇出席委員(9名)    委員長  石  山  洋  子  委員   副委員長  阿  部     聡  委員         川  崎  孝  一  委員         比  企  広  正  委員         佐  藤  武  男  委員         中  村     功  委員         渡  部  良  一  委員         小  林     誠  委員         佐  藤  真  澄  委員  ─────────────────────────────────────────── 〇欠席委員(なし)  ─────────────────────────────────────────── 〇説明のため出席した者        健康推進課長        阿   部   博   子        保険年金課長        肥 田 野   直   子        高齢福祉課長        星   野   芳   郎        こども課長         櫻   井   悦   子
           社会福祉事務所長社会福祉課長)                      坂   上   新   一        新発田駅前複合施設長兼中央図書館長                      平   田   和   彦        教育総務課長        杉   本   茂   樹        学校教育課長        萩   野   喜   弘        青少年健全育成センター所長児童センター所長                      久   住   和   明        国保紫雲寺診療所事務長   吉   田   和   明  ─────────────────────────────────────────── 〇事務局職員出席者        次長         寺   尾   嘉   英        主任         岩   村   康   生  ───────────────────────────────────────────           午前10時00分  開 会 ○委員長(石山洋子) それでは、全員出席ですので、ただいまから社会文教常任委員会を開会いたします。  当常任委員会が付託を受けた議案は、分割付託の一般会計補正予算案を含め、議案が8件、請願が1件の合計9件であります。  それでは、議案の審査方法についてお諮りいたします。  初めに、請願第2号 基礎年金の改善と年金の毎月支給を求める意見書採択の請願書、次に議第66号 平成29年度新発田市一般会計補正予算(第4号)議定のうち社会文教常任委員会所管分、次に議第57号 新発田駅前複合施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について、次に議第51号 新発田市国保紫雲寺診療所の廃止に伴う関係条例の整理に関する条例制定について、次に議第55号 新発田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について、次に議第56号新発田市営住宅条例の一部を改正する条例制定について、次に議第60号 下越障害福祉事務組合規約の変更について、次に議第67号 平成29年度新発田市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)議定について、最後に議第68号 平成29年度新発田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)議定について、以上の順で審査を進めたいと思いますが、これにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) ご異議ございませんので、そのように進めます。  それでは最初に、請願第2号 基礎年金の改善と年金の毎月支給を求める意見書採択の請願書を議題といたします。  紹介議員であります宮村幸男議員から請願書に記載の趣旨説明のほかに補足がありましたら説明願います。  宮村幸男議員。 ◆紹介議員(宮村幸男) おはようございます。それでは、請願第2号、文面見ればわかるんでございますけれども、若干補足させていただきます。  国は、この先30年間にわたって年金を現在の3割程度削減しようという方針で、マクロ経済スライドを導入したところでございます。理由といたしましては、現役世代の負担を減らし、世代の公平性と持続可能な年金制度をつくるためというふうにしておりますけれども、しかし年金削減で一番影響を受けるのが減らされた年金を受け取るこれからの若年層ではないかと思っております。新発田市内の年金受給者に2016年ベースの国民年金と厚生年金の支払額、これは共済年金を除いた分だけでも385億円に上ります。2013年10月の1%を皮切りに、2015年4月には初めてマクロ経済スライドを発動されて、トータルで3.4%減額されたわけでございますが、年金者の受給収入は年間13億1,000万円減額されたことになります。毎年、年金を減らされ、生活できないとの高齢者の声が強まっておりますが、年金は老後の人間らしい暮らしを支えるものでなければならないというふうに思います。年金の使われ方はほとんど消費に回ることから、目減りは購買力が低下することに加えて、住民税の減少にもつながりますし、生活保護へ移行する方もふえてまいります。ですから、地域経済の衰退に直結し、地方財政に与える影響も少なくないと思っております。毎年全国知事会を初め地方6団体がこの要望を国に上げております。そんな関係もありますが、このたびの年金の支給額の改善と毎月支給してほしいという、そういう請願の趣旨でございますので、各委員の皆様のご賛同をよろしくお願いをいたしまして、終わりたいと思います。 ○委員長(石山洋子) この請願について、執行部からの意見がありましたらお願いいたします。  肥田野保険年金課長。 ◎保険年金課長(肥田野直子) 請願第2号 基礎年金の改善と年金の毎月支給を求める意見書採択の請願書につきましては、市は国民年金法に基づく資格等の届け出を中心に法定受託事務を実施しているという状況でございまして、政府が管掌する国民健康保険年金事務につきまして、特に意見は持っておりません。 ○委員長(石山洋子) これより本案に対する質疑等のある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 質疑等がなければ、質疑を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 本案に対する質疑等はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。  川崎孝一委員。 ◆委員(川崎孝一) この請願につきましては、昨年度も28年6月29日に本委員会において不採択というふうな格好でなっているんですけども、当時は不採択の理由としては、原資をどうするのかということが強く疑念されました。それで、反対というふうな格好になったんですけども、今回出てきたのは2つ、先回は4つの請願事項では、年金額を毎年自動的に引き下げる仕組みをやめて。2、安心の老後を保障するため、最低保障年金制度を早期に実現してください。それから3番目、年金の隔月支給を毎月支給に改めてください。4に、年金支給開始年齢をこれ以上引き上げないでくださいという4つの請願事項だったんです。今回は、2つになっておるんですけども、この辺あたりについて弱まったのかなというふうな感じもするんですけど、老齢基礎年金等の支給額を改善というふうな格好、それと2つ目、年金の支給を隔月支給から毎月支給に改めることということになっておりますので、うちらとしてはよいのではないかという意見でございました。  以上です。 ○委員長(石山洋子) ほかにありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を求めます。  佐藤真澄委員。 ◆委員(佐藤真澄) 請願第2号 基礎年金の改善と年金の毎月支給を求める意見書採択の請願書につきましては、賛成の立場で討論させていただきます。  今ほど川崎委員がおっしゃいましたけれども、やはり多くの皆様に賛同していただきたいということで、重点的に絞ってきたのではないかなというふうに私の推測でありますが、この請願の目的は、年金の削減を許さないということだけではなく、やはり日本の、我が国の年金制度そのものがどうあるべきかということを問いかけているのではないかと思います。趣旨説明にもありましたように、国が30年にもわたって基礎年金を30%削減する計画、マクロ経済スライドを発動したわけでありますが、やはり年金削減で一番被害をこうむるのは、年金を受給している人たちもさることながら、これから年金を受け取るであろう若い世代が一番影響をこうむるわけであります。年金は、老後を生きる命綱とも言えるわけでありますが、実感として綱というよりも糸にどんどん変貌していくんではないかなというふうに思っております。そういう意味からいいまして、この請願の趣旨が妥当かと考え、賛成といたします。 ○委員長(石山洋子) ほかに討論ある委員はいらっしゃいますか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  請願第2号 基礎年金の改善と年金の毎月支給を求める意見書採択の請願書は、採択するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(石山洋子) 挙手多数であります。  よって、請願第2号は願意妥当とし採択すべきものと決しました。  次に、議第66号 平成29年度新発田市一般会計補正予算(第4号)議定についてのうち社会文教常任委員会所管分を議題といたします。  説明員の皆さんに申し上げます。予算案の説明に当たっては、歳出、歳入の順とし、軽易な事項は省略し、重要事項のみ簡潔明瞭に説明を願います。  説明順序は、委員会条例第2条の表に掲げるとおりとし、順次説明をお願いします。  肥田野保険年金課長。 ◎保険年金課長(肥田野直子) 議第66号、平成29年度新発田市一般会計補正予算議定について、保険年金課所管分についてご説明申し上げます。  歳出のみでございます。34、35ページをお開き願います。3款1項4目後期高齢者医療費後期高齢者医療特別会計への繰出金については、時間外勤務手当の増により職員給与費が増加したことに伴う増額補正でございます。  以上であります。ご審議の上、ご承認賜りますようよろしくお願いいたします。 ○委員長(石山洋子) 星野高齢福祉課長。 ◎高齢福祉課長(星野芳郎) おはようございます。それでは、高齢福祉課所管分についてご説明を申し上げます。  初めに、歳出であります。予算書の34、35ページをお願いいたします。3款1項1目社会福祉総務費右説明欄2つ目の丸、介護保険事業特別会計繰出金は、療養休暇取得職員代替臨時職員賃金分並び介護報酬改定等に係るシステム改修に係る繰出金であります。  続きまして、3目老人福祉費、右説明欄の丸になりますが、高齢福祉総務費は、療養休暇取得職員代替臨時職員賃金分並び中井デイサービスセンターのボイラー2基のうち1基が破損したため、入れかえ工事を行いたいというものであります。  歳出は以上であります。  歳入はありません。  よろしくお願いいたします。 ○委員長(石山洋子) 櫻井こども課長。 ◎こども課長(櫻井悦子) おはようございます。それでは、こども課所管分についてご説明申し上げます。  初めに、歳出でございます。32、33ページをお願いいたします。2款1項21目諸費の説明欄1つ目こども課所管分は、平成28年度の子ども・子育て支援交付金など12種類の国県支出金に係る精算還付金でございます。  次に、36、37ページをお願いいたします。3款2項1目児童福祉総務費説明欄2つ目児童福祉総務費は、療養休暇職員の代替職員賃金でございます。  2目保育園費の説明欄2つ目保育園維持管理事業、めくっていただきまして、42、43ページ、10款4項1目幼稚園管理費の説明欄2つ目幼稚園維持管理事業は、公立保育園及び幼稚園の屋外遊具につきまして、ことし8月の定期点検の結果、経年劣化が進み、今後の使用に危険が生じる可能性があると判定された遊具の撤去及び遊具設置基準に基づき設置が必要となる複合遊具を更新するための経費をお願いするものでございます。  戻っていただきまして、36、37ページ、次の延長保育事業は、国の補助基準単価増額に伴う補助金の増額、次の子どもデイサービス事業は、国の補助基準単価増額及び今年度から認定こども園に移行した新発田聖母こども園が幼稚園型一時預かり事業を開始したことなど、利用者増加に伴う補助金の増額をお願いするものでございます。  8目第3子以降保育料助成事業は、入園児童のうち第3子以降の割合が年々増加傾向にあることを受け、認定こども園における該当児童の補助金増額をお願いするものでございます。  歳出は以上でございます。  次に、歳入でございます。戻っていただきまして、26、27ページをお願いいたします。17款1項1目2節児童手当等国庫交付金(過年度分)は、平成28年度の事業実績に伴う特例給付に係る追加交付金でございます。  次の17款2項2目2節子ども・子育て支援国庫交付金及び次の18款2項2目2節子ども・子育て支援県交付金は、歳出でご説明申し上げました延長保育事業子どもデイサービス事業に係る国、県の交付金で、補助率はそれぞれ3分の1でございます。  歳入は以上でございます。  次に、繰越明許費でございます。戻っていただきまして、20ページをお願いいたします。保育園維持管理事業は、保育園の遊具の更新工事を行うに当たり、遊具が受注生産品であり、年度内に竣工が間に合わないことが考えられますことから、繰り越しをお願いするものでございます。  以上でございます。よろしくどうぞお願いいたします。 ○委員長(石山洋子) 坂上社会福祉課長。 ◎社会福祉課長(坂上新一) おはようございます。社会福祉課所管分についてご説明いたします。  初めに、歳出でございます。34、35ページをお願いいたします。3款1項2目障害福祉費、説明欄1つ目の丸、障害者自立支援給付事業自立支援給付支払等システム改修委託料は、障害者総合支援法の改正によりまして、新規のサービスの追加や報酬の改定に伴うシステム改修に要する経費であります。次の自立支援医療(更生医療)費は、医療費が見込みを上回ったことにより不足が生じたもので、次の障害児通所給付費は、放課後等デイサービスが2カ所新設され、サービス利用者がふえたことにより不足する給付費の補正をお願いするものでございます。次の丸、障害者地域生活支援事業移動支援等事業扶助は、日中、障がい者を一時的に預かるサービスや訪問入浴サービスの利用がふえたことにより不足する扶助費の補正をお願いするものでございます。  歳出は以上でございます。  次に、歳入でございます。戻っていただきまして、26、27ページをお願いいたします。17款1項1目民生費国庫負担金、説明欄最上段の自立支援医療(更生医療)費国庫負担金は、歳出でご説明いたしました自立支援医療(更生医療)費に対する国庫負担金でございます。次の丸、障害児入所給付費及び入所医療費等国庫負担金は、歳出で説明いたしました障害児通所給付費に対する国庫負担金であります。  次に、17款2項2目民生費国庫補助金、説明欄の障害者総合支援事業費国庫補助金は、歳出でご説明いたしました自立支援給付支払等システム改修委託料に対する国庫補助金でございます。  次に、18款1項1目民生費県負担金、説明欄記載の2つ目の県負担金は、先ほど国庫負担金と同様歳出でご説明いたしました自立支援医療(更生医療)費、障害児通所給付費、それぞれ事業費に対する県負担金でございます。  次に、28、29ページをお願いいたします。21款2項1目基金繰入金、説明欄2つ目の丸、地域福祉基金繰入金は、こども課所管事業に対して基金を活用するため、基金積立金より繰り入れるものでございます。  当課所管分は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(石山洋子) 杉本教育総務課長。 ◎教育総務課長(杉本茂樹) 教育総務課補正の概要についてご説明申し上げます。  20、21ページをお開き願います。21ページの第3表、債務負担行為補正、追加であります。表の最下段、住吉小学校グラウンド整備事業は、住吉小学校のグラウンド整備工事を平成30年度当初から実施するために、平成29年度中に契約手続を進める必要がありますことから、期間を平成30年度として記載の限度額を債務負担行為補正したいというものであります。
     よろしくお願いいたします。 ○委員長(石山洋子) 萩野学校教育課長。 ◎学校教育課長(萩野喜弘) それでは、学校教育課所管分についてご説明いたします。  42、43ページをお願いいたします。右側の説明欄の上から3つ目の丸、小学校教科書及び指導書、副読本購入事業の消耗品費については、平成30年4月から使用する小学校の道徳の教師用教科書及び指導書、3、4年生の外国語活動、5、6年生の教材、外国語で使用する副教材の購入費に係る補正であります。いずれも、当初予算編成の段階では価格が未定であったためのものであります。4月から使用するため、今年度中の配布が必要なものであります。説明欄次の丸、中学校教科書及び指導書、副読本購入事業の消耗品費については、平成28年度に採択がえがあった中学校教科書のうち、年次的に入れかえを行っている英語の教師用教科書及び指導書の購入費の補正であります。平成30年4月の3年生の教科書の入れかえをもって、全ての教科書の入れかえが完了するものであります。こちらは、当初予算編成の段階で価格は判明しておりましたが、英語担当教員の人数に基づいて配付数量を決定するため、積算精度を高めるために当初予算に計上しなかったものであります。  学校教育課所管分については以上であります。ご審議の上、ご承認賜りますようお願いいたします。 ○委員長(石山洋子) 久住青少年健全育成センター所長。 ◎青少年健全育成センター所長(久住和明) よろしくお願いいたします。それでは、青少年健全育成センター所管分についてご説明をいたします。  なお、補正は歳出のみでございます。最初に、32、33ページをお開きください。諸費、説明欄下段の丸印につきましては、放課後児童クラブ運営事業に係る平成28年度分の国県の交付金の精算還付に伴うものでございます。  次に、36、37をお願いいたします。これにつきましては、遺児激励助成事業でございまして、当初18名を予定しておりましたけれども、新規に6名分が必要になりましたので、不足分の補正をお願いをしたいというものでございます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(石山洋子) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。  川崎孝一委員。 ◆委員(川崎孝一) 2つほどお願いします。  まず、私立認定こども園第3子以降保育料のその補助金ですけども、市全体としては、その第3子というふうな方々、要するに補助金対象となる第3子の方々は何名くらいなのかということ1つと、それから学校教育で副読本が新しくなるというふうな格好なんですけども、小学校で何冊、中学校では何冊なのか、それちょっとお願いします。 ○委員長(石山洋子) 櫻井こども課長。 ◎こども課長(櫻井悦子) それでは、川崎委員の第3子以降の現状ということにつきましてお答えをさせていただきます。  最初に、第3子以降のここ数年の出生割合の推移でございますけれども、平成25年、新発田が16.7%でございました。26年には17.8に上回り、また27年には19.4ということで、国、県が27年、16.5ポイントで並んでおりますので、これから比べますと随分と当市の第3子以降の出生割合が伸びてきているということがうかがえるところでございます。  一方、入園児童のうちの第3子以降の割合につきましても、この出生の割合と同様の推移を見せておりまして、平成27年が全体の入園児童のうち10%でございましたが、28年には15.2%、29年には16.5%ということで年々伸びているところでございます。  また、第3子以降の実人数でございますけれども、27年度、331名の児童数が、28年には563人、29年度は見込みでございますが、603人ということで見込んでいるところでございます。  以上でございます。 ○委員長(石山洋子) 萩野学校教育課長。 ◎学校教育課長(萩野喜弘) それでは、小学校の副読本等の購入数についてでありますが、申しわけありません。正確な数はわかりませんが、今、資料持ってきませんで申しわけありません。  まず、道徳のほうでありますけども、道徳の教師用教科書及び指導書については、各学級に1冊ずつであります。それから、3、4年生の外国語活動、5、6年生の教科外国語で使用する副教材につきましては、各校1セットずつ配付いたします。それから、中学校の外国語の教師用教科書及び指導書の購入につきましては、担当教師1名に1冊という形で配付いたします。  以上であります。 ○委員長(石山洋子) ほかに質疑ある委員の方の発言を求めます。  佐藤真澄委員。 ◆委員(佐藤真澄) 37ページの保育園維持管理事業施設補修工事費の関係です。担当課に行ってうかがえばすぐわかるようなことなんですけども、恐縮でございます。該当する公立保育園、それから幼稚園等、何カ所分なのか。それから、どんな遊具なのか。例えばブランコにしても、いろんな遊具があるわけですが、耐用年数というのは保育園、幼稚園の場合どのくらいなのかを教えていただきたいと思います。 ○委員長(石山洋子) 櫻井こども課長。 ◎こども課長(櫻井悦子) それでは、佐藤真澄委員保育園維持管理事業につきましてお答えをさせていただきます。  公立保育園14園、幼稚園3園、計17園ございますうち、保育園につきましては6園、10遊具におきまして禁止遊具の判定が出ました。また、幼稚園につきましては、1園において3遊具の禁止遊具の判定ということでございます。  あと遊具の耐用年数ということでございますけれども、今回禁止判定があったうち、昭和50年に設置をされた遊具から、近いところでは平成16年設置というものまで、その遊具によって耐用年数もばらつきがあるようでございます。  遊具の点検につきましては、日常的に園長、それから用務手を初め、日常点検を行っているほか、保育園園庭遊具安全点検調査業務ということで専門業者を通じて点検も行っておりまして、その中で必要なものについてはこういったような改修の対応をさせていただいておりまして、大事に大事に、園のほうでは本当に大事な遊具なものですから、大切に使わせていただいているというところでございます。  以上でございます。 ○委員長(石山洋子) ほかに質疑ある委員の発言を求めます。  渡部良一委員。 ◆委員(渡部良一) 先ほどの関連です、ちょっと考えてたんで時間が遅くなりましたが、学校教育課のほうにちょっと尋ねますけども、いずれもこの教科書、指導書や副読本の部分は、新カリキュラム対応になるわけですよね。一般質問でも少しやりとりしたんですが、時間がなくて細部やりとりできませんでしたが、関連をしますのでここで少し質問させていただきますけども、一つは外国語となっているわけなんで、英語に限らないわけですが、多分専ら英語になるんだろうというふうに思いますが、これはそれでいいのか、英語だけになるのか、これはどこでどういうふうに決めたのかです、昨今の状況からすれば、外国語ですから、近隣の韓国語をやるとか、中国語をやるとか、そういう希望だってなきにしもあらずだと思うんだけれども、そのことの確認です。  一方、カリキュラム上3、4年生に新たに外国語活動という形でふえてくるわけです。だから、単純にもうふえちゃう、多分カリキュラム上は時間数がふえるんだろうというふうに思いますが、そういうふうに理解をしておいていいのか、現行よりもということですね。5、6年生が今までの英語活動から、今度英語科という形になって、いわば教科書があって、正式な教科目になっていくはずなんですけども、活動と科になったところの内容的には、指導書や何かがあるわけですが、どういうふうに違ってくるのか。もちろん単純に評価ということにおいては明確に違うんだろうと思いますが、その内容等についても、簡単でいいんで、そこをお知らせいただきたいというふうに思います。  それから、外国語のほうで、小学校が今まで活動でやってきたから、そんなに教科じゃないから簡単にできたのかどうか、私は詳しくはわかりませんが、教科になっていくとなかなか厳しいわけですよね、当然評価も出てくるし、そうするとその教師の力量が問われるわけです、いわば。通常今まで小学校の先生方は英語なんてやっていないわけですよね、そこで新たに英語をやらなきゃなんないとなると、若い先生方はそれなりに柔軟、対応力があるかもしらんけども、なかなか高齢者にとってはなんていうとおかしいかもしれませんが、厳しいと思うんですね、新たにこの英語科をきっちり指導し、そして評価が伴ってきますから。そうすると、その先生の力量の差などによってということも、当然保護者などからいろいろとクレーム等がないとも限らないわけでありまして、ALTを採用するなり、この体制です、教師の体制をかなり強化をしないとならないというふうに思いますが、その辺の体制です、どう考えているのかということです。  それから、道徳の教科化もいずれ入ってくるわけでありますが、道徳の、その評価の部分については、たしか評価は記述式になるのかな、多分A、B、Cというような点数づけじゃなくて、評価になっていくんだろうと思いますが、この辺は専らそうすると教師が対生徒に対してのある意味主観的な判断にならざるを得ない、客観的な状況がないわけですから、テストをやるということにはならないわけですから。そういった点での皆さんの、当然いろいろとこの間研修等をやってきているんでしょうけども、そこら辺の教師サイドからの疑問点や、あるいはまた今後の指導に向けた、あるいは評価に向けた課題などについてどういった現場からは提起が出ているのかあたりを少し聞かせていただきたいなというふうに思いますが。  以上です。 ○委員長(石山洋子) 萩野学校教育課長。 ◎学校教育課長(萩野喜弘) では、ご質疑にお答えさせていただきます。  まず、外国語というふうな形で、英語以外のことをというふうなことですけれども、大変申しわけありません。勉強不足で、それについての返答を今持っておりません。ただ、全て中学校も今まで外国語という活動の中で英語を取り扱ってまいりましたし、国の方針としては英語でコミュニケーション等をとれる子供を育てていくというふうなことが一つの目標であるというふうに考えておりますので、全ての公立小中学校では英語が教科として取り上げられているというふうに考えております。また後で調べてご返答させていただきたいというふうに思います。  それから、時数の問題でありますけども、まず移行期間と、それから完全実施のときとずれてきますので、その辺のところ整理をしていただければというふうに思うんでありますが、まず移行期間については来年度から移行期間になります。小学校3、4年生では15時間程度の外国語活動を行うと、15時間程度。ですから、1週間に1時間もないわけであります。それから、小学校5、6年生の外国語活動については、現行35時間の外国語活動やっていますけども、プラス15時間で50時間というのが移行措置の時数になります。  それから、2020年度完全実施になりますけども、小学校3、4年生の外国語活動が35時間、週1時間になります。それから、小学校5、6年生の英語、外国語です、教科としての英語が70時間、週2時間になります。  教師の力量のほうの問題でありますけども、これにつきましては外国語活動が導入されたときから小学校のほうでも研修を行っておりますし、県の教育委員会でも研修を行って、リーダー的な教員の研修を行い、それを各校に広げていくというふうな形での研修が行われております。当市におきましても、3学期に入りますと、今猿橋小学校に元々は中学校の英語の先生が、小学校専科という形で指導入っております。その先生の研修会を適宜行っていますし、3学期にも行う予定になっておりますし、それから力量別に、英語が得意な先生に対する研修と、英語を余り今まで指導してこなかった先生向けの研修と、2つに分けて研修会を行う予定にしております。また、県のほうでも小学校の先生の採用には、中学校の英語の免許を持っている先生を優先的に採用するなど、教科英語に向けての人的な配置のほうも県のほうでも考えているといったことであります。  それから、ALTにつきましては、今現在ALTの数を2020年度完全実施に向けてふやそうというふうなことは、今のところ考えておりません。小学校のALTの先生の持ち時数を少し今よりもふやして対応しようというふうに思っておりますし、何せ学校の先生が指導するのが原則でありますので、学校の先生の力量をまずしっかりと高めていただいて、しっかりと自分のクラスの子たちに楽しく英語を学ぶ、授業ができる体制にしていきたいというふうに考えております。  もう一つ、5、6年生が英語が教科になって何が変わるのかということですけど、今小学校の外国語活動では、しゃべることとか、楽しく会話をするといったようなことが中心になってきています。ところが、教科英語となってきますと、書くことが入ってきます。小学校5、6年生からアルファベットを書いたり、短い文章を書いたりとかというふうなことが学習内容に加わってきます。今現在の中学校1年生の内容よりも若干難しくなるのではないかというふうなことが言われております。それだけ書くこと、しゃべること、話すこと、読むことというふうなことで、バランスよく学習していく体制になってまいります。  それから、道徳のほうの評価についてですけども、道徳のほうは個人内の変容を見取るというふうな評価が中心になってまいります。ですから、前こういうふうに考えていたんだけど、道徳の授業を経てこう変わっていったとか、これは一つの1時間の授業だけじゃなくてもいいんですけども、今までこんな考え方を持っていた子供が、子供たちとかかわりながら話し合いをしながら、こういうふうに変わっていったというふうなところを見取ろうというふうなことを各校では工夫してやっております。そのためには記録です、ポートフォリオ評価というふうな形になるんですけども、今まで書いたものを蓄積していく、ノートをしっかり取らせていきながら、ノートの中に自分の考えをしっかりと書きとめさせていく、そういうふうなことをやっていきながら、1時間1時間の中での変容、または長いスパンでの学期ごとの変容等を見取り、評価をしていくという形になります。  以上であります。 ○委員長(石山洋子) 渡部良一委員。 ◆委員(渡部良一) 大体わかりました。一応最後は確認の部分ですが、英語の教科化の部分については、おおむね今現在中学校1年生段階でやっていることが前倒しされて、小学校のほうに移行していくというふうに考え、今の説明は大体、少しもっと難しくなるという説明があったようでありますが、おおむねそういうふうに理解しておいていいのだろうというふうに思いますが、いかがかということです。  あと道徳の部分については、私もつぶさに教科書等をながめているわけじゃないんですけども、一般質問で隣の小林委員が、新発田はこの間人権教育に力点を置いてきたということもあって、その部分についても入るのかという質問の中では、当然そういう方向は考えられるということの、基本的に答弁だったと思いますが、一定のカリキュラム内容については、その中身については、共通的な項目があるんでしょうけれども、プラス地域的な課題です、そういったことも加味をしてやっていこうというような幅、余裕です、そういった部分も当然あるんだろうと思いますが、その辺に際しての確認ですけども、その2点ちょっとお伺いしたい。 ○委員長(石山洋子) 萩野学校教育課長。 ◎学校教育課長(萩野喜弘) まず、小学校の英語の件に関しましてですけども、2020年度ですので詳しく、本当に細かいところまでの指導内容というのがまだおりてきていない段階であります。ただ、今の中学校1年生よりも若干難しくなるという話は聞いておりますので、そういったところで今細かいところまで決められてきているんじゃないかなと、教科書等もこれから先の話になりますので、そんな中をまた見ながら各校指導していきたいというふうに考えております。  それから、道徳と人権教育に関するものでありますけども、道徳教育については大体4つの項目が分けられていて、主として自分自身に関すること、主として人のかかわりに関すること、主として集団や社会のかかわりに関すること、主として生命や自然、崇高なものとのかかわりに関することと大きく4つの分類で、その中でまた正義だとか、節度だとか、感謝だとか、友情だとかと細かく分けられているんでありますけども、学校教育課としまして、8月8日に小学校のほうに向けて「生きる」、これ人権教育、同和教育の副教材でありますけども、そこの取り扱いについてということで一旦通知を出させていただいております。それについては、「生きる」の内容、この項目はこういうところに当てはまりますよというふうなのを示してありまして、年間計画の中にこの「生きる」という教材を使って、人権教育、同和教育を進めるように、必ず年間計画に位置づけてやるようにというふうなことを指導しております。  以上であります。 ○委員長(石山洋子) 関連で、佐藤真澄委員。 ◆委員(佐藤真澄) この学習指導要領に基づき道徳、そして英語科が今度採用されるということですが、一般質問等もありましたので遠慮して組み立ててこなかったんですけども、先ほどの渡部委員の質疑の中で、これはなかなか大変なことだなと感じた点を質疑させていただきます。  英語教育のほうなんですけれども、新しく採用される教員の方々は、英語科の免許も取得された方ということになっておりますが、そうでない方々が今度は小学校の教科全般にわたって英語も今度教えなくちゃならないということで、ますます教員の多忙化がかなり前から言われているわけですけど、その点について新発田市教育委員会としてはどのように受けとめていらっしゃるのかということと、小学校3年から英語教育が始まるわけですよね。中学校に行ったころはもう既に英語についていけなくて、そういう子供たちがふえてしまうという、そういう懸念があると思うんです。その点については、そこまで心配する必要ないのかもしれませんけど、みずからの経験から言いますと、最初は楽しくて楽しくて、中学校1年のころですね、でも2年あたりからつまずいて、最後はさっぱりわからなくなったみたいのが、私のような方は少ないかもしれませんけども、本当に資格のない方が学校現場で教えていくということはどういうことなのかなというふうに非常に心配しているわけでありまして、その点はいかがでしょうか。  それから、一般質問で市長か教育長か、どちらかが答弁されたと思うんですけれども、市単独ではとてもその教員を採用できないと。しかし、市単独では、正教員じゃなくて、例えば臨時的な立場で英語科の免許を持った方を一時的にも採用できないものかどうか、全国的にはどういうふうになっているのか、そういう要望が出されているのかどうか、全国一律に文科省が提案してきた中身ですので、走り出すしかないかもしれませんけど、担当課としてはどのようにお考えなのか、せっかくの機会でございますので、お伺いしたいと思います。 ○委員長(石山洋子) 萩野学校教育課長。 ◎学校教育課長(萩野喜弘) まず、英語が導入されてくるのと多忙化の関係についてお話しさせていただきたいと思います。  まず、英語の免許を持った方がこれから採用全てされるような感じで受け取られているとちょっと誤解があるので、県のほうでは中学校の英語の免許を持った先生を小学校の教員採用に優先的に採用するように努めているということで、全ての先生が中学校の英語の免許を持つわけではありません。ただ、こうやって時代が変わってくると、小学校の教員養成課程の中で英語教育ということが当然取り上げられてきてまいりますので、小学校の免許をお持ちの先生は小学校の英語の授業に耐え得るカリキュラムを学習してきて、教員採用を経てくるというふうにお考えいただければというふうに思います。  多忙化については、本当に私どもも非常に、ふえてくるわけですので、減るものは何もなくふえてくるということで、学校のほうでの多忙化が加速するのではないかということは、我々のほうも非常に懸念をしております。各学校のほうでICTの工夫ですとか、それからいろんな会議の精選ですとか、そういったところの工夫をして、今多忙化解消に努めているようになっているわけですが、我々のほうもそういうふうに指導しておりますけども、勤務状況の超過勤務の実態等もこれからも注視していきながら、的確な手を打てるように考えていきたいなというふうに思っております。少し頭の中ではこうすればというふうなことが、はっきりと多忙化を解消するための手だてというのが、本当に有効な手だてというのが今現在ない状態であります。これは、どこの市町村も悩んでいるところでありますが、また我々のほうも一生懸命考えていきながら、先生方の多忙化解消のためにも、それは最終的には子供たちに返っていくわけですので、考えていくことをしっかり考えて、打つべき手をおくれずに打ちたいというふうに考えております。  それから、小学校3年生から外国語活動が導入されて、英語嫌いがふえていくんじゃないかとか、差が開くのではないかというふうなご懸念に関しましてですけども、これから先そういった細かく授業のほうも進めていきながら、小さいうちからやることによって、逆に英語が得意になってくるとか、英語の差が開かなくなってくるんじゃないかと、なってくれればいいなというふうに私も思っているところでありますが、こればっかりはちょっとやってみないとわからないところも出てきます。中学校に入ってくると、ねらいとしては中学校ではオールイングリッシュで、英語の先生がほとんど日本語しゃべらずに授業をやっていくというふうなのをだんだん目指していくような形になってきますので、確かに落ちこぼれてしまうとか、英語がわからなくなってしまうと、授業何やってんだかわからないということになりかねないなというふうなことは思っております。そうならないように、小学校の先生から、また中学校への引き継ぎ等しっかりとやっていっていただきたいなというふうに思っておりますが、それこそ細かく個に応じた指導をしていきながら対応するしかないのかなというふうに思っております。  それから、補助教員等の導入に関しましてですけど、今現在補助教員のほうも学校のほうに何名か配置はさせていただいております。英語の免許を持った補助教員もおります。ただ、やっぱりこれからも各学校の要望等、意向等もしっかりと把握しながら、補助教員をふやしたほうが子供たちにとってより効果的だというふうなことであれば、考えていかなきゃいけないなというふうに思っております。  以上です。 ○委員長(石山洋子) 佐藤真澄委員。 ◆委員(佐藤真澄) 2020年度から完全実施ということでありまして、まだ日があると言えばあるんですけれども、やはり教員の多忙化が大きな社会問題になってからもうかなりたつわけでありますし、先生方のそういう状況がやがては子供に返っていくということでありますので、ましてや子供たちを担任する先生方もいらっしゃるわけですので、ぜひ新発田市におきましては特に慎重に対応していただきたいと思います。  それから、国に対しても言うべきことはきちっと要望していただきたいということを要望申し上げまして、終わります。 ○委員長(石山洋子) 小林誠委員。 ◆委員(小林誠) それでは、2点お伺いしたいと思います。  まず、学校教育課、萩野課長お願いします。一般質問でも触れさせていただいたんで、同和教育のほうは割愛しますが、道徳教育の今ほど来出ていました副読本ですとか、教科書というんですか、こういうものの選定する基準ですとか、国からの何らかの指針が出てくる、あとこの市教委においての選定過程というか、スケジュールというか、その辺を教えていただきたいということが1点目です。  あとこども課、櫻井課長伺いますが、延長保育事業というところで項目ありました。関連して、施設整備が進んで何とか待機児童の解消ということで努めていらっしゃるかと思うんですが、もともと私立の幼稚園がこども園になっていって受け皿をふやしていったという経過があると思うんですが、こども園ですと幼稚部と保育部というふうにあるわけです。ところが、保育部に入りたいんだけども、受け皿ないから、幼稚部の延長保育だとか、預かり保育だという形で、何とか保育という機能も持たせながら受け入れているというところがあると思うんですけれども、例えば保育部と幼稚部の延長というのは保育料の差が、実質負担です、幼稚部のほうは保育料とは言わない、学費と言うんですか、わかりませんけど、この差が生じているのかどうなのか。  また、園によってはカリキュラムといいますか、幼稚部と保育部全く分けてやっているところもありますが、同じ部屋でやっているところもあるというふうに聞いております。この辺の市としての指導といいますか、どういう設定になっているのか、2点ちょっとお伺いしたいと思いますが、よろしくお願いいたします。 ○委員長(石山洋子) 萩野学校教育課長。 ◎学校教育課長(萩野喜弘) では、教科書の採択についてご説明させていただきたいと思います。  教科書については新発田市、それから阿賀野市、それから聖籠町と胎内市、4つの市町村合同で採択をしております。選定の方法ですけども、まず調査員というのがおりまして、道徳の場合8社から発行されたわけですけども、その8社全ての教科書のよい面、悪い面を調査員がいろいろはじき出しまして一覧表に作成いたします。その調査員の後、選定委員会というのがありまして、これ代表の校長先生方で調査員の調査したものが本当に妥当であるのかどうかというふうなことを選定委員会のほうが検討し、さらにつけ加えることとか、削除しなければいけないこととか、1ランク上げた調査のほうを、精度を上げていきます。  その選定委員会の資料をもとに、採択協議会というのが開かれまして、教育長、それから各教育委員会の代表の方1名ですが、その方で採択協議会が開かれまして、全ての教科書をまた見たりとか選定委員会から上がってきた資料をもとに審議し、決定する。採択協議会で決定したものを各市町村の教育委員会で最終的に決定という形になりますので、調査員、それから選定委員会、採択協議会、各市町村の教育委員会という形で決定されてきます。  以上です。 ○委員長(石山洋子) 櫻井こども課長。 ◎こども課長(櫻井悦子) それでは、延長保育事業につきまして、まずは保育料の関係からでございます。  公立保育園におきましては、延長保育料月額を3,000円、臨時的もしくは緊急的にご活用いただくときの日額として300円の設定をさせていただいているところでございます。私立の園の料金につきましては、市のほうでの設定はいたしておりませんで、ただ各園におきましては、公立園とほぼ同額程度の設定ということではお聞きをしているところでございます。また、認定こども園ということになりますと、委員ご指摘のとおり保育園部、それから幼稚園部ということになるんですけれども、延長保育においてのそれぞれの保育の内容もしくは幼児教育の内容につきましては、各園の特色を最大限生かしていただいた運営の仕方でやっていただいているということでございます。  以上でございます。 ○委員長(石山洋子) 小林誠委員。 ◆委員(小林誠) ありがとうございます、それぞれ。私立のこども園に関してはカリキュラムはそこの園に任せているということで、それはわかりました。  保育料については、実際これからまた新たに希望を出される時期になってくるかと思いますが、もう面談のときにここの園の保育部は恐らく3歳になると入れませんよとか、そういう話も出てくるんです。非常にお金が3歳になったら急に上がるんじゃないかとか、そういう心配を抱えている親御さんたちが結構いらっしゃるという話は聞いていますので、市としても何らかの実態調査ぐらいはされたほうがいいのかなということを要望しまして、質疑を終わります。 ○委員長(石山洋子) ほかに質疑はありませんか。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○委員長(石山洋子) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第66号 平成29年度新発田市一般会計補正予算(第4号)議定についてのうち社会文教常任委員会所管分は、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(石山洋子) 挙手全員であります。  よって、議第66号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  これからの議案審査に関係のない説明員は、順次退席されて結構です。  次に、議第57号 新発田駅前複合施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  平田新発田駅前複合施設長。 ◎新発田駅前複合施設長兼中央図書館長(平田和彦) それでは、議第57号 新発田駅前複合施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。  議案書の33ページをお願いいたします。新発田駅前複合施設イクネスしばたの駐車場使用料について、利用者の利便性向上を図るため所要の改正を行うものであります。  具体的には駐車場入場から30分までは無料とし、30分を超えたときはこれまでどおりの超えた時間30分までごとに100円とするよう改正したいというものです。理由といたしましては、新発田駅前複合施設イクネスしばたの休館日など閉館時間帯に図書返却のため返却ポストを利用される方など、駐車料金の減免処理ができない場合があるということから、イクネスしばたの駐車場入場から30分までを無料とし、より多くの方々から使いやすい施設としたいということであります。  なお、昨年7月のイクネスしばたオープン以降、条例規則の減免規定を適用し、入場から30分までの駐車料金はいただいておりませんが、法制上、より明確にするため、このことを明文化をするというものでございます。  以上、よろしくお願い申し上げます。 ○委員長(石山洋子) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第57号 新発田駅前複合施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(石山洋子) 挙手全員であります。  よって、議第57号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第51号 新発田市国保紫雲寺診療所の廃止に伴う関係条例の整理に関する条例制定についてを議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  阿部健康推進課長。 ◎健康推進課長(阿部博子) おはようございます。それでは、議第51号 新発田市国保紫雲寺診療所の廃止に伴う関係条例の整理に関する条例制定についてご説明いたします。  議案書7ページからでございます。平成30年3月31日をもって新発田市国保紫雲寺診療所を閉院することに伴いまして、関係条例を改廃したいというものであります。本条例の制定によりまして、廃止する条例が4本、一部改正する条例が7本あり、一括して行いたいというものであります。  ご審議の上、ご承認賜りますようよろしくお願いいたします。 ○委員長(石山洋子) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 質疑がないようですので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第51号 新発田市国保紫雲寺診療所の廃止に伴う関係条例の整理に関する条例制定については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(石山洋子) 挙手全員であります。  よって、議第51号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第55号 新発田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  肥田野保険年金課長。 ◎保険年金課長(肥田野直子) それでは、議第55号 新発田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定についてご説明を申し上げます。  議案書の23ページをお開き願います。このたびの改正は、平成30年度からの国民健康保険制度の広域化に伴い、市町村事務の広域的、効率的な運営の取り組みとして、暫定賦課を廃止するため所要の改正をしたいというものでございます。  改正の内容として、第8条第1項納期と第17条徴収の特例につきましては、これまで毎年4月から6月までは被保険者の前年の所得等が確定しないことにより、国民健康保険税の当該年度分の税額が確定できないため、暫定賦課として4月に前年度の保険税額を納期数の12で割ったものを、4月から6月の各納期3回の保険税額として賦課してきたものでございます。そして7月に前年の所得等から確定賦課として当該年度の確定保険税額の算定を行い、確定保険税額から暫定賦課税額を差し引いた残りの額を7月から翌年3月までの各納期の9回の保険税額として賦課を行ってまいりました。平成30年度以降は、4月の暫定賦課は行わず、7月に前年の所得等から確定賦課として当該年度の確定保険税額の算定を行い、確定保険税額を7月から翌年3月までの各納期9回の保険税額として賦課する形に改めるというものでございます。  次に、第18条徴収の特例に係る税額の修正の申し出等につきましては、確定保険税額の見込み額が前年度の年間保険税額の2分の1に満たない場合に申請により暫定賦課期間の保険税額を平準化するというものです。暫定賦課の廃止によりこの規定を削除するものでございます。  施行日は、平成30年度の国保税賦課から適用するため、平成30年4月1日としております。  なお、本改正は普通徴収の納期の特例に係る規定の改正でございまして、保険税を年金からの天引きにより納付されている特別徴収対象者につきましては、従前のとおりとなりますので、申し添えます。  以上、ご審議の上、ご承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○委員長(石山洋子) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。  佐藤真澄委員。 ◆委員(佐藤真澄) 何かわかったようでわからないようで伺うんですけども、今まで毎月4月から6月までの暫定措置も含めて毎月納めていたんですが、それが今度9回分になるわけです。そうしますと、必然的に保険料は高くなりますよね。今でも滞納している方々にとっては大変な負担になるんじゃないかなと思っております。それで新しい制度が都道府県化になることによって、市町村には当然納付金の100%完納ということは義務づけられると思うんです。そのあたりはどのようになっているのか。一般会計から本市はしておりませんけども、法定外繰り入れはだめだというふうに国は言っていないんですけれども、極力それは抑制されるんじゃないかなというふうに思っております。そのあたりも含めてお答えいただきたいと思います。 ○委員長(石山洋子) 肥田野保険年金課長。 ◎保険年金課長(肥田野直子) 佐藤真澄委員の質疑にお答えいたします。  今まで12期ということで払っていただいていたものを9期になるということにつきましては、やはり負担感は3カ月分を後の確定してからということになりますので、そういうことはあるとは思いますけれども、確定賦課の後の納めていただく年間の金額ということについては税率でございますので、変わりがないということで、被保の皆様には計画的に納めていただくということを早くしっかりと周知をしてまいりたいというふうに思います。今まで暫定賦課という対応をやってきたことにつきましては、非常にやっぱり前年度の所得、またその前の所得、税額等によりまして、市民にとってなかなかわかりにくい算定になっていましたことで、確定してからということであれば、数字がはっきりするということにつきまして、わかりやすくなっていくということでご理解をいただきたいなというふうに思っております。 ○委員長(石山洋子) 肥田野保険年金課長、もう一点100%県のほうに納付するということに関しては、どのような影響があるかというご質疑だったと思いますが。  肥田野保険年金課長。 ◎保険年金課長(肥田野直子) 納付金につきましては、今県のほうで新発田市に幾らということにつきまして検討している状況でございます。今までは医療給付につきまして、4月からキャッシュフローの形では支払っていくということが必要でございましたが、そこにつきましても県はお金がある程度集まってから納付金を支払う請求が来るということになっていて、今分では8月からというふうなことを想定されているということでございます。もちろん幾ら幾らと言われたことにつきましては、100%支払わなければならないということには違いはございません。  以上でございます。 ○委員長(石山洋子) 中村功委員。 ◆委員(中村功) 質疑するつもりはなかったんですが、今お聞きしまして4、5、6月は請求がないということになると、今まで納付されている人たちはよく周知しておかないとどうしてなんだろうということになりますんで、やはり市民の皆さんが混乱しないように周知は確実にしていただきたいと思うんでありますけども、どのような方法を考えておられるのか、お聞かせいただきたいと思います。 ○委員長(石山洋子) 肥田野保険年金課長。 ◎保険年金課長(肥田野直子) 中村功委員のご質疑にお答えいたします。  県下全部で4月からスタートするものでございますので、ただいま国民健康保険の制度が大きく変わるということにつきましてチラシを作成しているところでございまして、そのことにつきまして全戸配布を今年度中に実施するというふうな予定にしております。また、暫定賦課等につきましては、皆様にご議論いただいた後にできるだけ早くまず広報やホームページ等でお知らせをするとともに、賦課に係る対象者につきましては個々にその状況、制度についてお知らせするという準備をしたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(石山洋子) ほかに質疑はありませんか。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第55号 新発田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(石山洋子) 挙手全員であります。
     よって、議第55号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第56号 新発田市営住宅条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  坂上社会福祉課長。 ◎社会福祉課長(坂上新一) それでは、議第56号 新発田市営住宅条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。  一般議案書の27ページをお開き願います。地域の自主性及び自立を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の施行により、公営住宅法が一部改正されたことに伴い、認知症患者等の市営住宅入居者について収入申告義務を緩和するため所要の改正を行いたいというものでございます。そのほか引用する公営住宅施行令の修正であります。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(石山洋子) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第56号 新発田市営住宅条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(石山洋子) 挙手全員であります。  よって、議第56号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第60号 下越障害福祉事務組合規約の変更についてを議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  坂上社会福祉課長。 ◎社会福祉課長(坂上新一) それでは、議第60号 下越障害福祉事務組合規約の変更についてご説明申し上げます。  一般議案書の43ページをお開き願います。平成30年5月1日に福祉型障害児入所施設でありますいじみの学園及び障害者支援施設であるいじみの寮が新築移転することに伴い、施設名称を中井さくら園とする規約の変更をしたいというものであります。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(石山洋子) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。  佐藤真澄委員。 ◆委員(佐藤真澄) 新しく中井さくら園に改めるということは、中井地区に行くということで理解してよろしいんですね。どこら辺なのか、勉強不足で済みません。  それから、いじみの学園今まであるところは取り壊されるのかどうか、そのあたり。 ○委員長(石山洋子) 坂上社会福祉課長。 ◎社会福祉課長(坂上新一) それでは、佐藤委員のご質疑にお答えします。  中井さくら園、中井地区にあるのかということでございますけども、旧清掃事務所の跡あたりといいますか、そこに現在建築中でございます。あと今五十公野にあります学園と寮につきましては、これから解体に向けて準備を進めているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(石山洋子) ほかに質疑はありませんか。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第60号 下越障害福祉事務組合規約の変更については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(石山洋子) 挙手全員であります。  よって、議第60号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第67号 平成29年度新発田市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)議定についてを議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  星野高齢福祉課長。 ◎高齢福祉課長(星野芳郎) 議第67号 平成29年度新発田市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)議定についてご説明を申し上げます。  初めに、歳出であります。62ページ、63ページをお願いいたします。1款1項1目一般管理費、右説明欄の一般管理費は、療養休暇取得職員の代替臨時職員賃金並びに介護報酬改定等に伴うシステム改修に要する経費であります。  歳出は以上となります。  続きまして、歳入であります。前のページに戻っていただきまして、60、61ページをお願いいたします。3款2項4目介護保険事業国庫補助金は、歳出で説明いたしましたシステム改修に伴う国庫補助金であります。  続きまして、7款1項5目その他一般会計繰入金は、療養休暇取得職員の代替職員賃金分等、事務費に係る繰入金であります。  歳入は以上となります。  ご審議の上、ご承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○委員長(石山洋子) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第67号 平成29年度新発田市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)議定については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(石山洋子) 挙手全員であります。  よって、議第67号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、議第68号 平成29年度新発田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)議定についてを議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  肥田野保険年金課長。 ◎保険年金課長(肥田野直子) 議第68号 平成29年度新発田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)議定についてご説明申し上げます。  初めに、歳出であります。予算議案書の74、75ページをお開きください。1款1項1目一般管理費の職員給与費は、時間外手当の増による職員給与費の増額であります。  歳出は以上でございます。  次に、歳入であります。前のページに戻っていただきまして、3款1項1目事務費繰入金は、歳出の職員給与費の増により一般会計からの繰り入れを増額補正するものでございます。  以上、ご審議の上、ご承認賜りますようよろしくお願いいたします。 ○委員長(石山洋子) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○委員長(石山洋子) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第68号 平成29年度新発田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)議定については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(石山洋子) 挙手全員であります。  よって、議第68号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で当社会文教常任委員会に付託された議案の審査は全部終了いたしました。  なお、これらの議案についての委員会報告書の作成は、委員長に一任願いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) ご異議ありませんので、委員会報告書の作成は委員長に一任されました。  執行部の皆さんは、退席されて結構です。  委員の皆様にお願いをいたします。この後、渡部良一委員から事前に当常任委員会の所管事務中、高齢者福祉に係る部分で新発田東デイサービスセンターの指定管理の終了について質疑、調査したい旨申し出がありますが、これを許可することにご異議はありませんでしょうか。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) ありませんということでございましたので、暫時休憩いたします。           午前11時29分  休 憩  ───────────────────────────────────────────           午前11時31分  開 議 ○委員長(石山洋子) それでは、委員会を再開いたします。  ここからは、当委員会の所管事務調査として新発田東デイサービスセンターの指定管理の終了についての調査を行います。  本定例会初日において、市長より行政報告がありました新発田東デイサービスセンターの指定管理の終了について、渡部良一委員より経緯等の事実関係についてお聞きしたいとのことから、担当の高齢福祉課長の星野課長に出席願っております。  それでは、質疑のほうに。  渡部良一委員。 ◆委員(渡部良一) ご苦労さまでございます。  行政報告がありまして、少しやりとりをさせていただきましたが、なお詳細については委員会のほうでやってくれという市長の答弁もありましたし、なおこのことについては多分近々に、今度は3月ですか、3月か6月、遅くても6月の議会には出てくるんだろうというふうに思いますし、そうするとそのための準備行為が当然担当課としては廃止に向けた準備行為が行われていくんだろうというふうに思いますから、当委員会としても十分そのことのための理解といいますか、共通認識を図っておきたいなというのが私の主たる趣旨でありまして、少しそういった意味で経過、そして現状、そして課題などについて質疑させていただきたいというふうに思いますので、なお私自身だけではとても質疑やり切れませんので、各委員の皆さんのほうからも認識を深める意味でもぜひよろしくお願いをしたいというふうに思っております。  それでは、私のほうからは、市長がずっとるる経過、そして現状、そして方向性について数ページにわたって提起をしたわけでありますから、これに沿う形で以下数点質疑をさせていただきたいというふうに思います。  まず、東デイサービスセンターについては、例の市公共施設等総合管理計画及び実施計画の中に、25年以上のものについてはその対象だと、整理の対象だというふうにうたわれているんです。したがって、今後5年の間に施設ごとの具体的な取り組みに向けた課題について整理を進めるというふうにされているわけです、5年の間に、向こう。この計画がつくられたのがことしの3月議会でありましたから、それから数えて5年の間にいろいろの施設検討してくれと、しようということになっているはずなんですが、その中でその方針の1のところでその他というのがありまして、東デイサービスセンターについては事業の方向性を検討して、管理、方針を決定をするというふうに出てくるわけです、計画の中では。したがって、この東デイサービスセンターが検討の対象になっているということについては私も理解をしているつもりです。  そのデイサービスセンターについては、今を受けまして、全体の方針を検討するというふうに、社会福祉協議会のほうでは検討に入ってきたというふうに思います。その結果を受けて今回こういう提起になっているということになっているわけでありますので、そのことを前提について質疑するわけでありますが、まず最初にその理由の一つに赤字だと、赤字になる見込みだというふうに出てくるわけです。市長は言っているわけです。これは、もちろん社協のほうからのそういう経過なんでしょう。そこで聞きたいのは、この5年間の経緯、直近の5年間、多分ずっとこの間は黒字経営をしてきたということなんです。初めてこの29年度で、今年度が赤字見込みだろうというふうに思うんで、その5年間の経緯と見込み額を改めて、たしかこの前250万ぐらいというふうに言っていましたですか、見込み。合わせて見込みなわけでありますから、見込みでありますからということはない。見込みなんだ、決定ではないんですが、ずっとこの間仮に昨年まで多分黒字経営で来たんでしょう。初めて赤字になる、したがってやめるということは、少し拙速過ぎるのではないかなというふうに思うんです。もう少しやっぱり赤字の、何で赤字になっているのかということについての精査と、そしてその対応をやることによって、どうしてもやっぱり無理だったということだったら私も理解できるんです。だけども、今回そういった形が一つの理由になっているものですから、その辺の経緯をまずお知らせをいただきたいというふうに思います。  それから、市長の報告の中で出てくるのが引き続き他の施設での受け入れが可能な状況だ、これは職員のことを言っているんですが、今であれば職員が他の施設に、他の施設というのは多分東デイを含めて市は5カ所ですか、持っているはずなんですが、社協に委託をしているわけでありますが、他の施設のほうで受け入れが可能だというふうに言っておりますが、あわせて他の4つの施設は多分黒字経営になっているはずなんです。他の施設は黒字経営だというふうに思いますが、この辺を明らかにした上で、やっぱりこういったのは少し社協全体としての経営でやっぱり考えていくべきでないか。単純に今5つやっていて、1つが赤字見込み、今見込みなんです。見込みだからやめるというのは、やっぱり早計だというふうに私は考えるんですが、その辺はどう社協の皆さんのほうの判断を含めて、皆さんは判断をしたのか。トータル5施設持っているわけですから、その全体の中でもやっぱり勘案をする必要があるのではないかというふうに思うんですから、その辺を聞きたいということです。  それから…… ○委員長(石山洋子) 渡部良一委員に申し上げます。  質疑が幾つかあるようですので、一つ一つ。 ◆委員(渡部良一) はい、わかりました。 ○委員長(石山洋子) それから、ただいまちょっと渡部良一委員の質疑の中にちょっと確認したい部分があるんですけれども、2つ目の質疑の中で職員の方というふうにおっしゃっておりましたが、市長の行政報告の中では職員の方の受け入れがあるとかということではなくて、利用者の方の受け入れについては説明されているんですけれども、職員の方のことですか、それとも利用者の方のことですか。 ◆委員(渡部良一) それ2つ目のほうですから、後にします。 ○委員長(石山洋子) それでは、1点目のほうで担当課長の説明をお願いいたします。  星野高齢福祉課長。 ◎高齢福祉課長(星野芳郎) それでは、東デイの収支の状況ということで第1点目だと思いましたけど、5年間ということで平成25年からでよろしいんでしょうか。平成25年については、収支につきましては568万8,000円の黒字であります。それから、26年については179万1,000円の黒字です。27年については241万2,000円の黒字でございます。平成28年度については493万3,000円の黒字ということになっておりまして、平成29年度の見込みとして250万程度の赤字ということで、平成29年度から赤字が発生するということです。あと今後の状況なんですが、利用者の数が29年、30年と減る見込みですんで、当然30年度以降も200万を超えるような赤字になる見込みということで、今後黒字に転換する見込みがないということでそういう状況になっております。  あと経営上の部分については、この取り組みなんですが、これ社協からお聞きしたんですが、まず施設が古いということで利用者、それから利用家族への今使っている方の施設への家族にご連絡することによって利用回数をふやすような取り組み、そういうことをやっております。それから、居宅介護支援事業所、それから介護包括支援センターへの営業活動ということで、施設の様子、それから空き状況を瞬時にお知らせするとか、困難受け入れケースなどを通じて担当ケアマネの信頼を得ること等、利用者にとってメリットになる取り組みをされております。  それから、3点目として施設の職員のかなめであるセールス相談員を中心に全職員の接遇、コミュニケーション能力、それからコミュニケーション能力向上のための職員研修をやっております。  それから、4点目として居宅介護支援事業所や地域包括センターとの積極的な連携をして、研修会、それから情報交換会等を通じて関係機関との信頼を構築して利用者の確保に努めているということで、経営上の努力はやっているという認識でございます。  以上です。 ○委員長(石山洋子) 渡部良一委員。 ◆委員(渡部良一) ということで、昨年度までは、28年度までは相当の黒字が出ていたわけです。ざっくり聞きたいんですが、これだけ黒字になっていたわけですから、それは簡単に言えばどう処理をしてきたのか、単純にですから1年も予想されるということを前提にして、なぜそういうふうに早計に言ってしまうのかちょっとわからないので、他の理由もあります。築26年だとか、あるいは特殊浴槽が修理にかかるとか、いろんなこと言っているわけですが、あわせて先ほどの2点目に言いましたが、これも関連して他の施設との、4つの施設は当然黒字になっているはずだと思いますけども、ほかは言ってきていないようでありますから、そのトータル的な部分としてこの経営はやっぱり考えていけないのか、社協が。というのは、これもざっくり言って今十五、六人の利用者がいるわけです。十五、六人の利用者がいて、登録者が大体50人近くいるということは、この施設だからこそ行きたいという市民がまだ1日平均にして十五、六人もいるということなわけです。したがって、そこは経営努力の問題もあると思うんです。だから他の民間などについても、当然私もかかわっていますけども、それどうしても人がいなければ、残念ながらやっぱりその対応の職員を減らしていくとか、そうせざるを得ないわけでありますが、そういったいろいろな経営努力をして、これがもう圧倒的に1桁、数人しかないと、利用者が、ということならわかるんだけども、今現在十五、六人もいて、そこだからこそそのような地域性やいろんなことがあったんでしょう。行きたいということで来ているわけでありますから、そういったことからすると他のやっぱり受け入れはあったとしても、その辺社協としてはどう考えているのか、この経営状況、そこら辺もう皆さん多分精査してきたんだと思いますけれども、その辺についてはどうなんですか、社協の考え方も含めて。皆さんただしたんですか。 ○委員長(石山洋子) 星野高齢福祉課長。 ◎高齢福祉課長(星野芳郎) 5施設あって、そこで回せばいいかというご質疑だと思いますけど、その経営上のことについては社協の理事会で決めることですんで、そういう理事会の本意を持ってこれをやめたいということで提案されましたんで、それについてうちが経営上、もっとできるんじゃないかとか、そういう指導はできないと考えております。 ○委員長(石山洋子) 渡部良一委員。 ◆委員(渡部良一) そこがわからないんだ。少なくても契約上5年間です。市と指定管理結んでいるわけです。これは、小坂議員もやっていましたが、ちゃんと契約を結び、そしてこれ約束事なわけでしょう。だから通常であれば、この5年間はやっぱりやっていく義務があるわけです。そんな軽々な問題じゃないはずなんです、よっぽどの事情がない限り。したがって、その5年間を、もう見込まれるという状況の中でやめるということは、これはやっぱり私も議会に対しても自分の説明してもらわんばならないというふうに言わざるを得ないんです。だからそれは、皆さんそれはできない、それは社協の問題だと言うけども、そうじゃないと思うんです。市と社協の間できちっと契約をしているんだから、前提的な5年間はきちっとそれはやってもらうと、責任において。その結果、社協が潰れるとかだめになるというんならわかりますよ、私も。他の施設は黒字を出しているわけだから、そのトータルの中で何でやれないのということは、市としてきちっとやっぱり確認をしなきゃならないわけです。そうじゃなきゃ、我々説明できないじゃないですか。だからそれは社協の問題だというふうに、それは逃げであって、それは少なくともやっぱり市の責任において、あんたと私とは5年間結んでんだと、のっぴきならない事態になれば、これはもう私も理解できるし、市民の皆さんも納得できるし、利用者だって納得できると思うんだ。しかし、15人も利用者がいて、その状況の中で社協の言うことを丸のみにしてやってしまうということはまずいと思うんで、その辺のやりとりは、今質疑ですから、やりとり結果的にはしてこなかったということですね、そういったやりとりは。会計上の問題については。 ○委員長(石山洋子) それでは、やりとりがあったかどうかということで。  星野高齢福祉課長。 ◎高齢福祉課長(星野芳郎) 会計上のやりとりといいますと、社協から10月3日の日に今5施設ある指定管理の受けている中で、東デイについては今後赤字が見込まれるのでやめたいと、できれば指定管理の満了をもってやめたいというお話はありました。それで、できれば前倒しでやめたいというお話があって、市としてもその赤字の状態をずっと野放しにしていいかということもいろいろ検討しまして、今後黒字になる予定がないんであればここでやめてもよろしいんじゃないかということで、これは庁議にもかけて決定したことでありますし、他の施設の運用というのは社協が考えることですんで、うちは指定管理として東デイの指定管理5年間、議会の議決を経て締結していますけど、特別な事情がある場合によってはそれは変更できるという、協議上もそうなっていますんで、赤字が当面続くんであれば今やめる機会ということで、社協の申し出を容認した、そういうところであります。  以上です。 ○委員長(石山洋子) 渡部良一委員。 ◆委員(渡部良一) しつこいようですが、ですから昨年まではこれだけの黒字出してきたわけです。28年度においては約500万の黒字を出してきたわけです。今回29年度は見込みです、今現在では。これからの経営努力によっては、黒字になる可能性だってなきにしもあらずなわけでしょう、これは。それは、わからないことです。昨年までこれだけの毎年毎年数百万、500万に、あるいはそれ以上の黒字を出してきたのにもかかわらず、29年度見込みだから直ちにもう来年からやめるということについては、やっぱりこれどう考えても早計なんで、その辺のやりとりはきちっとやっぱりしてもらわんばならないと思うんです。社協からはもうやめたいと、それはそうでしょう。そうだと思いますよ、赤字見込まれるし、今後見込まれるかもしれないということになれば。だけども、前提的に5年間特別な事情、特別な事情に当たらないでしょう。もう少なくてもことしの状況を見て、そしてまた経営努力をもう一回してもらって、そして来年度せいぜいやっぱり2年とか3年ぐらいの経過措置を見て、そしてこれはどうしても無理だなという判断であれば、それは私もわかります。そして、利用者の皆さんや市民の皆さんだって納得できないことはないと思いますが、直ちにこういった部分でやるということについては、その辺を市としてとりわけ担当課長がどういうふうに考えてきたのかということは、やっぱり私は問いたいわけです。 ○委員長(石山洋子) 星野高齢福祉課長。 ◎高齢福祉課長(星野芳郎) 市長も議会で申し上げましたとおり、最終的には利用者をどうするかという、そこの部分だと思いますんで、そこの利用者が今登録されている方50人いらっしゃいますけど、これから社協のほうで全て利用者の方にお話を申し上げまして、その利用者が納得する段階でやめるということであれば、特に担当課としては赤字の状態をそのまま放置するわけにいきませんので、それは一つの決断だと思います。           〔「いいですか」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 少しお待ちください。それでは先に。 ◆委員(渡部良一) 1点だけ、社協のほうもだから原則的にはこの期間、5年間、5年後、33年度かでやめたいというふうに言っているわけ。願わくば今年度中にやめたいということなわけでしょう。だとすれば、そこのやりとりの中でまあまあしようがないなと、だから5年間契約してきたから、このことはやっぱり何とか守っていきたいというのは社協のほうもあると思うんだ、これ言っている限りにおいては。だけども、この際いろんな条件の中で今回やめさせてくれないかというふうに来ているわけだから、その原則どおり5年間という契約しているわけだから、それはやってくれよと。しかし、どうしてもあと一、二年見て、これはもうのっぴきならない事態だなと、それこそ社協全体の会計状況にも影響してくるという、それこそ重大な先ほどの状況です。だったら私も、あるいはまた市民の皆さんや利用者もわかると思うんだ、それは。だからそういった部分でなぜ5年間と、この契約期間の5年間でやめたいという前提があって、そこまでは何とか頑張ってくれと。しかし、途中において今言ったようなのっぴきならない事態なら、我々ももう一回考えるということが少なくとも今段階での市の判断だと思うんです。まだ年度途中です。赤字見込まれるという途中なわけでしょう。そこでもう6月でやめてしまうという判断をしてしまった、市は何でそうしてしまったのか、そこはもう一度担当課長の言を聞きたいわけです。 ○委員長(石山洋子) 中村功委員。 ◆委員(中村功) 済みません。質疑の途中で挟んで悪いですけど、私は市長に対して質疑したときに、契約の途中だから違約みたいな形になるんじゃないかという話をしたときに、市長はプラスして今ある設備は500万以上だったかのは、何万以下だったかは施設の管理者にやらせるけども、たまたまもう500万を超える1,000万近い改修費がかかるということを言っていました。ですから、費用対効果考えれば、契約期間をやるためにはもう市は数百万の改修費を出さなきゃいけないという話ししていました。だからその改修費は、やっぱり費用対効果考えた場合に、せっかく1,000万近く金を出したとしても、その後、あと二、三年だかもしれませんけども、その後また利用者が続くか続かないかが、あるいはまた引き受ける人がいなければ、かけた費用自体が税金がその分無駄になると、私そう判断したんで、別に私はあのときは納得して終わったんでありますんで、今これを継続すると言ったときには、市としてその設備をもう一度ボイラーを何百万かかけて直して、それから委託しなきゃいけないと、私はそう思うんでありますけども、ちょっと今の質疑聞いていると、無理やりやれやれとなると、私ども行政側の経費がかけてでもやれという形になるんじゃないかなと、私それちょっと疑問に思うんでありますけど、その辺課長どうなんでしょうか、お聞かせください。 ○委員長(石山洋子) 星野高齢福祉課長。 ◎高齢福祉課長(星野芳郎) 中村功委員の質疑のことなんですが、施設の補修については協定の中で500万以上については市が負担するということになっていまして、市長答弁の中でもいずれボイラーが故障する可能性があると。例えばもう耐用年数過ぎていますんで、いつ故障してもおかしくないような状況ですんで、仮に指定期間満了までやって、その間にボイラーの補修が出てくれば当然市の負担になりますんで、そういうことも勘案して、今赤字、社協も赤字ですし、利用者の行き先も社協が全面的に工面するというお話もありますし、お互い修繕費のコスト的な面も含めて指定期間の途中であっても今やめるという判断は正しい判断だったと思います。  以上です。 ○委員長(石山洋子) 阿部副委員長。 ◆委員(阿部聡) 契約書の内容はちょっとわからない中で議論が進んでいると思うんですけども、原則5年間ということがあっても、甲乙両者の話し合いのもとで何らかの事情があった場合はこれを契約解除できるというような、そういうのはないんですか。どんな状況があっても、5年間は続けなければならないという義務条項というのはあるんでしょうか。 ○委員長(石山洋子) 星野高齢福祉課長。 ◎高齢福祉課長(星野芳郎) 平成28年4月1日に締結した協定書、新発田市デイサービスセンターの管理に関する協定書の中の第20条、協定の変更という部分で、管理業務に関し、業務の前提条件や内容が変更したとき、または特別な事情が生じたときは、甲乙協議の上、協定の規定を変更することができるものとするとなっていますんで、ここに該当させて、その変更についてはできるものと考えております。 ○委員長(石山洋子) ほかに質疑ありませんか。  小林誠委員。 ◆委員(小林誠) 東デイに関してなんですけれども、来年度から利用者が減る見込みだから収支も減るんだというような理由も入っているということなんですけれども、そもそも減る見込みというのは、これ社協が言っていらっしゃるんですかね。何で減るということを前提としているのかというその理由。それこそ介護保険法変わって、今度要介護1、2が切られるなんて話も出ていますけれども、こういう国の法律が変わった、制度が変わったせいで減るという見込みをされているのか、それとも利用者の意向で新しいとこがいいから動くんだとか、そういうことの分析なのか、その辺ちょっとひとつお聞かせいただきたいと思います。 ○委員長(石山洋子) 星野高齢福祉課長。 ◎高齢福祉課長(星野芳郎) 東デイの利用者の見込みなんですが、定員25名ということで、平成26年度の全体の数字が年間の延べで7,803名です。それから平成27年、それについては7,161名、平成28年度6,758名ということで、平成25年ぐらいまでは7,800、7,900ということで推移していたんですが、26年を境に27、28、29と、29は今途中なんですが、下がってきております。原因といたしましては、施設の老朽化という部分もありまして、今デイサービスを使う利用者側については、新しい施設でも古い施設でも同じ料金を払う必要がありまして、それで送迎もやっていただけるということで、やっぱり新しい施設がいいということもあります。それから、近くに指定管理を28年4月1日に結びましたが、その後に1施設デイサービスができておりまして、その影響もあるのではないかと思いまして、デイサービスについては結構今新発田市内に30カ所ありますんで、かなり利用者にとってはどこでも行けるような状況になっておる状況ですんで、当然古い施設については敬遠されて利用者が減るという、そういう状況になっております。30カ所ありますんで、古い施設も希望される方もいらっしゃるかもしれませんけど、おおむねその新しい施設で利用したいという方の意見が大半だと思いますんで、その辺も影響あって利用者が減っているというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(石山洋子) 小林誠委員。 ◆委員(小林誠) 当然これは指定管理でありますから、税金の使い方なわけですから、議会としての判断もしなきゃなりませんけれども、私は介護の現場、利用者の立場という観点で、民間の事業者というのはやっぱりこれはある程度利益が出なければ職員も雇っていけないわけで、事業所自体がもう潰れてしまうということで、ある程度利益を確保しなきゃやっていけないという部分があるんですが、この社協に関しては、私が思うにですが、困難事例、ほかのデイでは受け入れられないけど、社協の立場としてちょっと難しい方であるけれども、うちの施設であれば受け入れてあげるよというような一つの避難的な窓口機能も私は果たしていたんじゃないのかなというふうに思っているんです。そういう中で、今後50人の聞き取り調査というところで、家族の意向も踏まえて、きちっとその辺が整理されるのか、問題が解消できるのか、その辺のところは把握されているのかということをひとつお聞きしたいと思います。 ○委員長(石山洋子) 星野高齢福祉課長。 ◎高齢福祉課長(星野芳郎) 利用者の聞き取りにつきましては、これから随時社協が一人一人やるということですんで、その結果を踏まえて市のほうにもその結果を報告してくれという話をしていますんで、その分も含めて6月をめどにということですんで、それを利用者の方がどうしてもこだわるということであれば時期的に調整することも出てくる可能性もありますし、それで利用者のほうの状況を聞きながら対応していきたいと考えております。 ○委員長(石山洋子) 小林誠委員。 ◆委員(小林誠) わかりました。これから調査をされるということでありますので、この介護サービス、この総合事業なんかも始まって、3障がいをお持ちの方も65になると通所系のサービス使われる。なかなか非常に今いろんなサービスが混合になってきて難しい事例もふえてきているかと思います。利用者のサイドに立って、最終的な判断をしていただきたいということを申し上げて、要望で終わります。 ○委員長(石山洋子) ここで皆さんにお諮りいたします。  暫時休憩いたします。           午後 零時05分  休 憩  ───────────────────────────────────────────           午後 零時15分  開 議 ○委員長(石山洋子) それでは、引き続き再開をいたします。  ほかに質疑ある委員お願いいたします。  渡部良一委員。 ◆委員(渡部良一) 条例のことについてはわかりましたから、5ページのほうで出てくるんです。5ページって行政報告です。これ公募によってやってきたわけですよね。公募によって、結果的には社協が引き受けたということなんで、今もう社協としては簡単に言えば手を上げちゃったという状況なんで、他の業者、要するに公募もうかけるつもりはないのかどうかです、改めてこの施設を。今は社協がやっているわけですから、その辺の考えについて市はどう考えるのかということです。 ○委員長(石山洋子) 星野高齢福祉課長。 ◎高齢福祉課長(星野芳郎) 指定管理制度を導入されたのが平成18年度で、そのときに最初に公募いたしまして、東デイについては応募数が3件ありました。その後、社協に決まりまして、その後、平成22年度に第2回の公募をやったときは、応募数が1件社協のみでありました。それから平成27年、これ平成28年4月から33年3月31日までの指定管理期間なんですが、それについては第3回の公募、東デイについては社協の公募が1件ということで、過去2回とも社協しか公募はありませんでした。今後社協がだめであれば公募するかどうかについては、先ほどからお話ししているように、東デイについては仮に指定管理、別な業者が手を挙げる条件として、特殊浴槽とか設備関係をある程度更新してから公募しないと公募の手は挙がらないという市は認識ですんで、公募の予定は考えておりません。 ○委員長(石山洋子) 渡部良一委員。 ◆委員(渡部良一) 公募の予定はないということであります。  今後の対応のところが重要なんですが、丁寧な説明、これは利用者に対してでしょうね。社協に求めていくわけですが、丁寧な説明や周知の徹底と円滑な移行を指示してまいりますというふうになっているんです。市としては、一応あなたの言うことはわかったから、今後こういった形でやりなさいよということを指示するんでしょうけども、これは簡単に言えばいつからこういったことやっていくのか。その前提として、議会の同意は必要はなしとして考えるのか。先ほど言ったように、最終議案はだから、要するに、関連議案はこの一般議案出してくるわけだけども、多分東デイサービスを削除するんでしょう。だからそれは、いつ予定をしているのか。ということと、今言った関連で、いつから丁寧な説明をするのか、その前提としてももう議会の了解は得たというふうに考えてスタートするのか、その議会との関係はどう考えているのか、ここをちょっと聞きたい。 ○委員長(石山洋子) 星野高齢福祉課長。 ◎高齢福祉課長(星野芳郎) 利用者の丁寧な説明につきましては、社協、その指定管理、東デイサービスを運営している社協の施設ですんで、具体的に説明についてはもう行政報告は終わって、きょうのちょっとやりとりがどうなるかというのは社協ちょっと注視していたみたいですんで、ある程度きょうが終われば利用者に対しての説明は入っていいのかなと。逆に入ったことによって、いつまでやるか云々というお話ということじゃなくて、施設的にもう古いんで将来的にやめていきたいというお話を利用者にして、見込みとしていつまでという、そういうお話を社協のほうに出されて、その中で私どうしてもこういうのがやっぱりここがいいとか、ほかの施設に行く場合に責任を持ってやってくれるのか、その辺の話はまだわかりませんので、1件1件その利用者の状況を聞きながら、まずその声をまとめていただいて、それから市のほうと協議をするという段取りになると思います。
     それから、いつ予定するのかということでお話なんですが、市長の行政報告でも6月をめどにということですんで、条件が整えば6月ということになりますけど、ある程度課題等が出てきて、その利用者との話がこじれればある程度前後することは考えられると思います。  以上です。 ○委員長(石山洋子) 渡部良一委員。 ◆委員(渡部良一) そうすると、6月をもってやめるんだけれども、早くて6月議会ということを考えているわけですか、改めて。 ○委員長(石山洋子) 星野高齢福祉課長。 ◎高齢福祉課長(星野芳郎) スケジュール的に精査していきますと、議会のほうに条例を上げて、あと市民周知という期間がありますんで、6月の議会で条例を上げるということになると、6月ではちょっと間に合わないということになりますんで、条件が整えば2月議会、それがもし拙速だということであれば6月議会でその終了を7月、8月という形に、めどですんで、それは利用者の状況を聞きながら判断していきたいと考えております。 ○委員長(石山洋子) 渡部良一委員。 ◆委員(渡部良一) 皆さんわかりました。俺よくわからないんだ。現在行政報告では、本来であれば5年間だけども、言ってきているように前倒しをしてこの6月いっぱいでやめると、それを了承したというふうに書いてあるわけ。言ってきているわけだよね。その6月議会に出してくるわけですよ、今の話では。条件が整わないと6月議会をパスして、あと次は臨時やらない限りは9月になっちゃうわけだけども、そうすると6月でやめるという話にならないはずなんだよね、状況的には。まあ、そこはいいわ。いうふうに思います。いつからそういう丁寧な説明ということ、きょうこの委員会終わるともう説明していくという話なんだ。そうすると、一体全体議会は何のためにあるんだということを改めてやっぱり私は思うわけ。議会で契約期間5年ということを承認をしてきたわけ、提案したから、したんだ。だけども、もうこれ終わったら直ちに現場にはやめるということでもう入っていくということなわけだ。そうすると、もう議会の関与するあれはない、基本的には、いうふうに考えざるを得ないわけです。それはそれとして思うわけ、疑問点。今この委員会終わったらやっていくというけども、もう先ほど阿部副委員長が言っているように、阿部副委員長は地元だからわかるんでしょうけども、そこら辺はやりとりはもう現場のほうともしてきているんですか、全くしていないんですか。 ○委員長(石山洋子) それでは、現場のやりとりについて。  星野高齢福祉課長。 ◎高齢福祉課長(星野芳郎) 現場のやりとりというと、利用者とのやりとりでよろしいんでしょうか。           〔「現場の利用者」と呼ぶ者あり〕 ◎高齢福祉課長(星野芳郎) 聞いた話だと、職員の正職、臨時については一応前倒しでやめたいというお話はしたということは聞いています。ただ、利用者の、いつやめるというお話についてはこれからということになりますんで、まだ一切現場の……           〔「職員にはしたけども」と呼ぶ者あり〕 ◎高齢福祉課長(星野芳郎) はい。職員の一部にはしたというお話……           〔何事か呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 渡部良一委員、今答弁の途中でございますので。 ◎高齢福祉課長(星野芳郎) 職員の正職、準職員の方については、やめたいというお話はしたということで、行き先についても責任を持って社協で面倒を見ますと、そういう話はしたということです。ただ、利用者についてはこれから、社協のほうもちょっと行政報告して、その議会のタイミングもいろいろ考えられておりまして、いつしようかという相談もありましたけど、ある程度皆さんのお話が出て、なるべく変なうわさも立ってどうなろうということ地元の方だって一番心配していると思いますんで、いずれやめたいというお話は地元に、その利用者にもう早々にすべきなんじゃないかと私は思います。  以上です。 ○委員長(石山洋子) 渡部良一委員の質疑の中で、それでは議会の軽視じゃないかということで、議会との対応についてはどういうふうに考えているかということでございますが、答えられる範囲で。  星野高齢福祉課長。 ◎高齢福祉課長(星野芳郎) 議会対応については、市長も行政報告で述べましたとおり、最終的には利用者が一番大事だということですし、あと議会の初日の行政報告でこういうことにしたいということで説明をしていますんで、特に議会軽視ということは思っておりません。 ○委員長(石山洋子) 渡部良一委員。 ◆委員(渡部良一) いや、私自身としてはこのスケジュールの問題や内容を聞くに当たってずっと聞いてきましたけども、非常に疑問点が拡大するばかりなんです。とりわけ一体全体ここで私が何を質疑して、何をしゃべればいいのかという、ここが。現実的には、きょう終わるともう現場は走るということだから、そうすると結果してその関係条例を出してくるのは早くて6月、これは事後承認でしかないわけだ、言ってみれば。           〔「2月」と呼ぶ者あり〕 ◆委員(渡部良一) 2月とも言ったけども、だけどももう現実的にはきょうを過ぎればあしたから現場走るんだから、そうすると現場や市民の皆さんは、ああ、まあやめるんだなということに当然流布されちゃうわけでしょう、当たり前のことなんだけども。それ議会は、後から関係議案が出てくるわけ。事後承認でしかなくなってしまうわけだ。そこで幾ら何でもひっくり返すというのは相当なことですから、これは。あり得ないことですから、いう状況だと少なくともやっぱりもう少し丁寧に、これは市長の問題かもしらんし、課長の問題かもしれませんが、もう一応ここでこの委員会で一定の方向性を出してもらいたいというくらいまでしてこないとならないと思うんだ。それはないわけ。ですから、ますます私としては議会って一体何なのかなということを疑問視せざるを得ないわけ。いう状況なんです。だからそれはもう意見の部分になってしまうかもしれませんですが、そういったことからするとやっぱりこの行政報告自身が第1弾、第2弾があったわけじゃなくて、初めての提案なわけでしょう、やめたいということについては。その議論もなしに委員会としても何もしてきませんし、議会としてもしてこない。そして、今実質的にここも質疑の場所ですから、意見交換の場所はないわけです。あしたからはもうやめるということを前提にして走り始めると。早ければ2月、遅ければ6月でこれ事後承認をもらいますということになってしまうんですから、我々議会としての意見の反映の場所は全くないということになってしまうわけです。だから、その辺はもう少しやっぱり議会との関係もそうだし、丁寧に進めてもらわないと、このことが前提になっていくわけです、今後。要するに諸施設の改廃の問題について今後どんどん出てくるわけです、言ってみれば。だから、こういった形で進められれば、議会は単純に質疑するだけであって、意見反映の場所はないというふうに言わざるを得ないわけでしょう。これ1件で終わればいいんですけど、今後出てきます。この豊浦もそうです、デイサービスももうのってくるわけです。その他の公的施設も、今後廃止ということが当然出てくるわけです。いう前提になってしまうもんだから、やっぱりこのやめるということは大変大きな市民的な課題になっていくわけで、それは市長も総論賛成、各論反対というのはよく出てくる話だから、議会も協力してくれというんだけど、それ直ちに議会がはい、わかりましたという話にはならない。これでは、やっぱり議会が関与する場所がないなというふうに思うもんですから、ぜひその辺課長段階で答える段階、その辺は市長との今後の進め方の部分でどういう話をしてきたのか、話せる部分でちょっと話をしてもらいたい。議会との関係です。 ○委員長(石山洋子) 星野高齢福祉課長。 ◎高齢福祉課長(星野芳郎) 10月3日の社協からの申し出を受けて、市の内部でも最終的に将来の修繕ですとか、その社協の負担ですとか、そういうのを検討しました。あと、総務課とのやりとりの中で、その指定管理を外した場合にどういう影響が出るのかという分とか、それから財産管理課においても、公共施設管理計画という計画ありますんで、その中での扱いですとかいろいろ検討した結果、たとえ東デイを廃止したとしても、その通っている方の行き場所といいますか、それを廃止することによってもうサービスが受けられないということであれば別ですけど、今30カ所ありますんで、今29カ所になりますけど、そのいずれかの施設に十分通えて対応できるという、サービス水準が落ちないということで市長ともやりとりをしまして、そうであればある程度その修繕がかさまないうちに前倒しでやめてもいいんじゃないかという、そういう結論になりましたんで、基本的に行くところがないんであれば別ですけど、今デイサービス30カ所ありまして、稼働率が66%ですんで、ある程度ほかの施設でも十分対応可能だということですんで、仮にその東デイを廃止しても特に問題ないということで、そういう結論に至った次第であります。           〔「最後です」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) それでは最後に、渡部良一委員。 ◆委員(渡部良一) それは、行政の言い分です。そこに利用している人がいるわけでしょう。だったら、そんなこと言わないで、利用者がほかのところに、行けるところありますよということがわかっているはずなんで、そんなこと、数多いわけだから。数多い中でそこを選択しているわけです、今現在いる人というのは。行政からすればそうなのかもしれない、これ赤字だからもうやめたほうがいいというのは。だけども、そこにいるんですもん、多数の中で。そこしかない、そこがいいと思っているわけでしょう、その人たちは。多数の中で選択しているわけでしょう。そのことを考慮、市民サイドのやっぱりもう少し視点が欲しいなというふうに思います。  そこで、もう質疑やめますけども、疑問点がありますし、先ほど来言われているように、やっぱりこれ社協のほうのいろいろの経営状況等も聞いて、やりとりもしていかんばならないというふうに私は思うんで、ぜひ参考人として来ていただいて少しやりとりさせていただきたいというふうに思いますんで、お諮りをいただきたい。 ○委員長(石山洋子) それでは、渡部良一委員の質疑が終わりましたので、ほかに質疑がないようですので、本件に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(湯浅佐太郎) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(湯浅佐太郎) 討議を終結いたします。  皆さんからの討議を、異議なしということですので、当委員会が実施した新発田東デイサービスセンターの指定管理の終了についての所管事務調査は、これにて調査を終結したいと思います。これにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) ご異議ありませんので、新発田東デイサービスセンターの指定管理の終了についての所管事務調査を終結することといたします。  この際お諮りいたします。当委員会における新発田東デイサービスセンターの指定管理の終了についての所管事務の調査結果につきましては、本会議に報告することとしたいと思いますが、ご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) ご異議ありませんので、そのように決しました。  次に、当該調査の調査報告書の作成は委員長に一任願いたいと思いますが、これにご異議ありませんでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) ご異議ありませんので、委員会報告の作成は委員長に一任されました。  暫時休憩いたします。           午後 零時34分  休 憩  ───────────────────────────────────────────           午後 零時35分  開 議 ○委員長(石山洋子) それでは、再開いたします。  ただいま渡部良一委員より東デイサービスセンターの件につきまして、社会福祉協議会からも意見をお聞きすることが大事ではないかというような提案もいただきましたが、今後東デイサービスセンターについての所管事務調査ということでどのように行っていったらよいかということも含めて皆さんからのご意見をお聞きいたします。ご意見ある方。  川崎孝一委員。 ◆委員(川崎孝一) この前の行政報告でおおむねは納得しているんですけども、今渡部委員がおっしゃられたように、もう少し丁寧な説明が、市としてではなくて、やっぱり社協の考え方というのも聞いておいたほうがいいかなと思います。 ○委員長(石山洋子) 比企広正委員。 ◆委員(比企広正) 同じ会派で別な意見を申し上げさせていただきます。  渡部良一委員の懸念も十分理解いたしますけれども、社協と市とのやりとり、また指定管理者の長年の、十数年にわたって指定管理者をやられていて、この東デイサービスの内情が一番わかっているのは社協でございます。その社協がわずか5年の指定管理者があるにもかかわらず、1年ですぐこういった決断に至ったということは、やはりこの過程においていろいろな要素があって即決したというふうに私は理解いたしますので、社協との話し合いは私は必要はないものと思って、きょうをもって終結することに賛同いたします。 ○委員長(石山洋子) 佐藤真澄委員。 ◆委員(佐藤真澄) 順番に皆さんの声を聞かれるのかなと思ったんですけど、そういうわけでもないということでありますが、今まで渡部委員、それから中村委員、小林委員、皆さんの意見を聞く中で、これは市長の行政報告、そして今ほどの星野課長のそれぞれの説明だけでは理解できない部分もあるなと。聞けば聞くほどこれは、私も本当に単純に考えていたんですけれども、やはり利用者の皆さんにとってどういうものかということ。社協の果たす役割、措置から契約に切りかえられてもうかなりたちますけれども、やはり福祉の原点ということは、きちんとこの際振り返って考えてみなくちゃないなというふうに感じました。  それで、川崎委員がおっしゃいましたように、いろいろ市長や課長の説明は受けましたけれども、肝心かなめの社協のお話は全然聞いていないわけでありますので、やはり説明を聞く機会を設けていただいたらありがたいなというふうに思っております。 ○委員長(石山洋子) 小林誠委員。 ◆委員(小林誠) 今ほど来、担当課長の説明もお伺いしましたけれども、複数の委員がやはりこれは社協の問題だと。社協の判断がどこにあるか。収支も含めてですけれども、そういったところをつまびらかにしないで、やっぱり一つの指定管理とはいえ市の行政サービスが終わろうとしてるわけですので、ここは市民にもしっかり伝える意味で、参考人として社協のほうから来ていただきまして、継続審査がいいのか、一番私はいいと思いますけれども、やるべきだというふうに思います。 ○委員長(石山洋子) 佐藤武男委員。 ◆委員(佐藤武男) 社会福祉協議会、そこののは私は要らないと思います。今回でいいんじゃねえかなと。  行政報告で市長がやって、その中身、私たちは本当は納得していたわけですけども、渡部委員からのお話があって、そういうこともいろいろあるなとも思いましたけども、でもやはり今5つですか、社協やっているのが。そのうちの1つ、今回古くなってきたり、要するに古くなったから人間も来なくなったと、そういうことで経営も成り立たなくなるから、このままもう3年も4年もやっていてはもっと大変になると。その前に一応やめて、今の職員とかそういうものを4つあるところにまず振り分けたりしてやっていけるから、かえってそのほうがいいんじゃないかという見込みでやったと思うんです。私もそう思いますし、自分がまず自分でやっていれば、やはり4つやっていて5つやっていて、全て全部で30あるうちの1つがなくなると。ほかのところは66%ぐらいの稼働率であるということは37%ぐらいずつ、3割近いところがまだ余裕あるわけですよね。ということは、この先でも普通の民間のところであろうと、そういうのでもやっていけないところが当然出てくるようなのは出ると思うんです。やはり社協のあれも、ぜひ今ののはそのままやめていただいて、4つののを反対に充実したものをつくってもらいたいと、やってもらいたいと思いますので、私は聞く必要はないと思います。 ○委員長(石山洋子) 中村功委員。 ◆委員(中村功) 私も市長に対して、行政報告のときに質疑させていただいたんですけども、ある程度あそこで納得はしたつもりでもありますし、私としてはきょうのやりとりも含めて、もうほとんど社協は今の段階で私はやる気ないから言ってきたんだと思いますので、やる気ないというか、やる気ないとはっきり言ってしまいましたけども、大変経営上厳しくなるということになると、ほかの施設にも影響出ないことがちょっと心配なんでありますけども、私とすれば今回の件で納得して、要は利用者にどれだけ理解をいただく努力を市の社会福祉協議会の皆さんがやっていただいて、ことが大事だというふうに私は思っているんです。5年、もう二、三年あるのか、何年あるかちょっと私もわかりませんけど、もし途中で壊れたときに金、どれぐらいの市が出費を出せるのか、その辺がちょっと心配な部分もございます。その段階で、じゃ市は直して継続しましょう。じゃ次は、せっかく何百万もかけてやったんだから継続しましょう。誰か引き受けてくれる人ありますか。いや、ありませんというようなことも考えられる状況でもありますので、私はもう今の段階で粛々と進めていただいて、利用者に不便をかけない、そして納得いくような形で進めていって、最大限の努力をしていただくというのが前提で、必要ないんじゃないかというふうに私は思っております。 ○委員長(石山洋子) それでは、阿部委員。 ◆委員(阿部聡) これは、すぐれて社協の問題であって、まず。まず社協の問題で、社協が理事会で開いて決定したということが1つあります。もう一つは、利用者に関してデイサービスたくさんできまして、どこでも利用できるという状況で、例えばあっち行っても、こっち行っても時間的にも、料金的にも全く変わらないということであれば、本人たちが納得できる中では、これはこれでいいんじゃないかなと。  私自身は、どこに問題があるのかちょっとわからなかったんです。渡部良一委員のほうからは、議会に対しての進め方というところに最大の問題があって、利用者のほうに対する問題ではないんじゃないかと。私経営者でもありますんで、経営的な立場から言えば、社協が5つあるところで赤字の部分を廃止して、その経営資源と人的資源を残りの4つのところに集中してサービスを高めていくということになると、利用者にとってもプラスになるわけですから、そういう立場からいっても、非常に妥当な判断だなというふうに感じておったところであります。ですから、そういうふうな経営判断をしただろうということは容易に想像できるという中で、無理に参考人招致ということはする必要はないんじゃないかなというふうに考えます。  ただ、1つ要望としては、実は聞き取り調査みたいなものはあらかじめ内々にはやっているんじゃないかと思いますけれども、今後正式にやるに当たって、やはり利用者に中村委員が言ったとおりなんですけれども、不利益にならないように、なおかつ、サービスが向上したところでデイサービスが受けられるようにということで配慮していただくように一言社協に言い添えてもらえればありがたいなと思っております。 ○委員長(石山洋子) 渡部良一委員。 ◆委員(渡部良一) 阿部さんの言があったから、私のことに触れてね。  私は両方なんです。だから、議会のことも対応の問題もあるし、当然利用者の問題なんで、だからそれは最終的に市が決めたと言われれば、大体市民の皆さんは納得せざるを得ないわけ。だけども、現実的には日々15人平均しておられるわけ。先ほどから論議に出ているように、多数あることは十分承知をしています。だったら、そのいいほうに行っているはずなんです。しかし、行かないでそこにおられるということは、それなりの部分があるんだろうから、少なくとも、全員とは言いませんけども。だから、そういった意味で市民の立場にも立って考えていかんばならないんじゃないかと。両方なんで、そこはぜひ誤解されないようにお願いしたいというふうに思います。 ○委員長(石山洋子) 暫時休憩いたします。           午後 零時47分  休 憩  ───────────────────────────────────────────           午後 零時49分  開 議 ○委員長(石山洋子) それでは、再開いたします。  ただいま皆さんで議論していただきました東デイサービスセンターの件に関しまして、社会福祉協議会からのご意見を、皆さん招致して意見を聞いたほうがいいというご意見もありました。また、必要がないと、十分に多分市とは協議されてきたので、必要はないというご意見も、ご意見が割れましたし、これからきょうのこの委員会でのデイサービスセンターの所管事務調査だけではなく、東デイサービスセンターに関しましての当委員会での所管事務調査はこれで終結をしてもいいかどうかということも含めまして、採決をとりたいと思います。  それでは、東デイサービスセンター、社協に来ていただかなくてもいいということで、今回のこれで終結をするということで賛成の方の挙手を願います。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(石山洋子) 挙手多数でありますので、このただいまの新発田東デイサービスセンターの指定管理の終了に関する所管事務調査は終結するにご異議ありませんでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) ご異議ありませんということでございましたので、済みません、また暫時休憩させていただきまして、担当課の方はお帰りになって結構でございます。           午後 零時51分  休 憩  ───────────────────────────────────────────           午後 1時30分  開 議 ○委員長(石山洋子) それでは、委員会を再開いたします。  ここからは当委員会の所管事務調査として、学校教育に係る小中学校部活動指導者派遣の取り組み及びスポーツ&カルチャーツーリズムに係るスポーツツーリズムの取り組みについての調査を行います。  11月1日から2日までの2日間、当委員会で行政視察を行ってまいりました内容を踏まえ、皆さんから活発な意見を交わしていただき、所管事務の調査に資してまいりたいと思います。  初めに、本日の調査の進め方をお諮りいたします。  最初に、小中学校部活動指導者派遣の取り組みについて、皆さんから順次所見等を伺いたいと思います。所見等が全て出そろったところで、当市では今後どのような取り組みを進めていくべきかなど、その方向性を取りまとめてまいりたいと思います。その後、同様にスポーツツーリズムの取り組みについての調査項目に委員各位の所見や意見をお聞きし、意見を取りまとめたいと思いますが、これにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) ご異議ありませんので、そのように進めてまいります。  それでは、最初に委員各位から視察先である船橋市の小中学校部活動指導者派遣の取り組みについての所見や、当市に対する意見をお聞きします。  初めに、川崎孝一委員のほうからお願いいたします。 ◆委員(川崎孝一) 11月1日、船橋市お邪魔しまして、その前にこういう質問しますよというふうな格好で回答も出てきているわけでございますけども、実はこの関係については私も言い出しっぺなんでございまして、実は今、都心部は違うんですけども、外周りの小学校は本当に子供が少なくて、小中学生が少なくて、部活もままならないということで、そういうのをどういうふうに解決しているんだろうというふうな格好で、船橋市へ期待を持って行ったわけでございます。そうしましたら、今委員長がおっしゃったとおり、小中学校運動部活動指導者派遣事業というふうなことをやっておりまして、これは一般に市町村が行っている少年スポーツ団とはまた違うシステムでありました。これは、やっぱり先生方も非常に忙しいので、部活に対しては本当に専門の先生方を呼べないというふうな格好なので、その学校でもって近くの指導者、要するにサッカーまたはバスケットボールとか、そういうふうなたけた方々を指名して、それを市が補助するというふうな、本当にすばらしい方法だなと思って聞いてまいりました。先生方の日ごろの重荷になっています部活が非常に軽減されるなということで思ってまいりました。  それで、お聞きしたとき、近郷の小さい小学校はどうなんですかと言いましたら、やっぱり非常に児童数が減ってきて、部活動もできない状態だと。どうするかというと、隣の小学校と一緒になりながら一つのチームをつくっていくと。ところが、問題がありまして、中学校でありますと中体連というふうな格好で、上部のほうの大会があるんだけども、中学校、小学校になると、同じ小学校同士の上部の大会につなげる大会がないということを苦慮しているということでございまして、当新発田市においても、町場はいいんですけども、在ごのほうの小学校本当に少なくて、例えば加治川小学校の3年前でしたか、小学校卒業する6年生の男の子5人が中学校の校長先生のところへ行って、バスケットボール部つくってくれと、俺たち5人入るからということで残した経緯があります。そういうことで、小学生からもそういうことをやりたいというような格好になれば、中学校も残していくのかなというふうな感じで、今またバスケットボール部はありません。
     そんなことで、本当に指導者も、少年スポーツクラブでも指導者が指導するに当たって事故が一番大変なんです。だから、大会なんかありますと現地集合、現地解散、そこまで親御さんまたは保護者の方が持っていかなきゃならないというふうな格好でございます。船橋もそういうふうな格好をとっているというふうな格好で、指導者の身の上の保障、または交通安全の関係、そういうことを十分配慮しながらやっているというふうな格好で、スポーツ安全保険ですか、非常に充実しているなということで、当然財政が絡むことなので、新発田市ではやれるところからやったほうがいいんじゃないかということと、先ほど英語指導員の話がありまして、先生方ももっと忙しくなるというふうな格好になると、新発田市もやっぱりスポーツ指導員みたいな格好の任命も今後必要になってくるなという感じを受けました。  以上です。 ○委員長(石山洋子) 続きまして、比企広正委員お願いします。 ◆委員(比企広正) 私も大方、川崎委員と同じような意見でありますけれども、一番驚いたのは、こういった部活動の指導者が不足しているという課題は、当市の取り巻く環境は最近というか、ここ10年くらいからでしょうか、10年ぐらい前から喫緊の課題になってきて、非常にどこの学校も苦慮しているというような、そんな状況でありましたけれども、説明聞いて驚いたのは、もう船橋市は既に30年近く前からこういった状況であったのかどうなのかというよりも、先ほど川崎委員がおっしゃったように、スペシャリストの指導者をきっちり選択して、専門性を持った指導者にいろいろ指導を行っていただいているということでありました。ですから、船橋といえばサッカー大国でありますけれども、どこを見渡してもサッカーの強豪校があるような環境でありますけれども、やはりその中でいかにスペシャリストを地元の、自分のところの学校にきっちり指導していただくか、そんなようなところをざっと聞かせてもらったときには受けました。ですから、もう随分昔からというか、早い段階からこういった状況を考えながらやっていくということと、やはりスペシャル性、子供たちの、いわゆるさっきもサッカーの話ししましたけども、プロのサッカー選手、Jリーガーなんかもいっぱい輩出しております。ですから、そういった積み重ねが大事なのかなというふうにつくづく思って視察をさせていただきました。  以上です。 ○委員長(石山洋子) それでは、続きまして佐藤武男委員、お願いいたします。 ◆委員(佐藤武男) 川崎委員、比企委員とほとんど変わりませんけども、私たちの佐々木も1学年が20人ぐらいで、中学校であると20人ぐらい、そうすると60人、なかなか部活なんかもできないで、バスケットチームなんてとてもないと思いますし、今剣道とか、それと音楽ちょっとやっているような感じであります。  また、今回視察、船橋へ行きまして、民間の方のスポーツの指導で、役所からは全部で600万ちょっとのお金を出して、そういう人に1日当たり3,000円ぐらいのお金をやっているということで、指導をもらいながらやっているということですけども、当然我々の佐々木地区とか、そういう地域なんかだと少ない学校ですよね。そうすると、その一つの学校で、部活なんかも少ないところでやっていくというのはなかなかあれだから、やはり前にも言ったように、好きな人はスポーツ少年団でしょうか、そういうところにも通っている人もいますけども、ぜひある程度の学校なんかを幾つかをまとめて、そういう指導なんかも今後してもらいたいと思うのと、当然さっき比企委員も言いましたけども、やはり新発田市でも有名なプロ選手はいないかもしれないけど、ある程度の方は大勢いると思うんです。そういう指導、それから学校のときに何かやっていた、そういう普通のスポーツやっていた人にお金を1日当たり3,000円ちょっとと、車代も込みだそうですけども、そういうようなのである程度役所からも援助を出してもらいながら、そういうのに今後尽くしてもらいたいと思っていますので、よろしくお願いします。 ○委員長(石山洋子) 中村功委員。 ◆委員(中村功) 今ほど話しされている人、大体ローカルの人たちなんで、私のところもやはり、七葉中学校もやりたい部活がないということでありますんで、とらい夢のほうに入っている子もいるんでしょうけども、昨今、学級数が減ってくると先生の数も減ってくるという状況の中で、そうすると、ましてや、もうそういう運動関係を経験していない学校の先生もいらっしゃるという中では、文化的な部分はそれなりのものはあるんでしょうけども、主にスポーツ関係だというふうに私も認識はしてきたんですけども、やはり地域の中にもそれなりに高校、大学で経験している人がいると、そういう人から、なかなかサラリーマンやっている方にお願いするというわけにはいかないなというふうに私感じてきましたけど、せいぜい会社終わった後の放課後、あるいは土曜、日曜のお休みのときに、船橋では最初ボランティアだったのが、頭打ちではありましたけども、1日3,500円でしたか、頭打ちで、それぞれの部分はもうボランティアだということで、それなりにでも自分の出身校だったり、あるいは出身地域を活性化したいという気持ちがあれば、本当はもっと出してあげればいいなと私も思ったんでありますけども、何せ当市と同じで、やっぱりお金がかかるということであれば、頭打ちにせざるを得ないのかなというふうに感じてきました。一つの手段として、大変今後の新発田市としてもやっていくべきかなというふうに思っています。  猿橋中学校でもバスケットが強かったときに、外部講師頼んでやっておりました。その方に対してどういうふうに費用弁償といいますか、どういうふうに措置されていたのかちょっとわかりませんけれども、それが今度、公といいますか、行政からも正式に認めていただけるような形になれば、なお一層スポーツが盛んになるのかなというふうに感じました。  ただ、私も苦い経験が、指導者が子供たちを選別してしまったという部分で、子供がその先生から、レギュラーに入れる自信はあるのに何年たっても入れてくれないという子供の思い込みもあったのかもしれませんけども、ある意味、親側からするとあれはパワハラじゃないかという、ちょっと私も2期目ぐらいのときにそういう話が出たことがあったので、先生と一緒になって複数になればということでやっているということでありましたけども、私の経験上、複数でやったとしても、子供たちの受けとめ方がまたあるんで、これは永遠の課題なのかなというふうに、親と子供が、いやうちの子はできるのに何でレギュラーに入れてくれないんだというようなことが、一時私も経験した、苦い経験があるんですけども、今後の課題はそういう部分があるのかなというふうには感じてきました。  あとスポーツ保険は、1回入ってしまえば年間で保障はきくんだと思いますので、やはり指導者にはそういう裏づけをきちっとしてあげて、子供がけがした、何かあったときには対応できるようにしてあげればなというふうに感じてきました。  以上であります。 ○委員長(石山洋子) それでは、渡部良一委員。 ◆委員(渡部良一) すぐれて今、全国的にも、それからもちろん学校現場もそうなんですが、地域もそうなんですが、この部活動のあり方というところが大きなやっぱり課題になっているわけです。今さらという感はなきにしもあらずなんです。私もその一人の若きころの経験者でありますからよくわかるんでありますけれども、これは少し余談でありますけども、好きだからこそやれたという部分もありますけども、今考えてみればよくやっていたなというふうに思います。私も野球やっていたわけでありますけれども、本当に土日もなく、平日も大体8時ころまでやっていたわけですから、それも当時私の場合は全く無報酬だったわけです、いう状況の中でやってきたわけでありますけども、ですから部活というのが、カリキュラム上、学校の教育課程上は全然ないんです。だから、位置があやふやなんです。一時期、部活動が必修だったんです、カリキュラム上。入れなきゃならなかったんです。ところが、それやめちゃったんですね、文科省のほうでは。当時は文部省でありますけども、やめちゃって、それで今は入っても入らなくてもいいという任意の活動になっているんです。ただ、一応任意なんだけども、任意というやっぱり強制なんだね、学校の指導上、やっぱりやっているのとやっていないのはまずいんじゃないかということで、やっぱり部活は部活でいろんな教育的な効果があるから、やっぱりみんな生徒を入れようと。先生方も分担して、できるできないは別としてみんな配置されるという、だから一応教育課程上は任意なんだけども、それがそういった形で強制の中で配置をされているという状況ですから、なかなかできない指導者にとっては大変な事態です。  そこで出てきているのが、こういった専門的な指導者を招聘をして、ともにやっていこうということなんです。ただ、時間的な、千葉もそうなんですが、拘束からすると同じなんですよね。それ専門にお任せというふうにならないから、結果的に配置された先生方も遠征であれ、何でも一緒に行くわけだから、あるいはまた日常的にも一応面倒見ているわけですから、時間的には全く同じなんです。多分将来的には社会教育のほうに移行していくんだろうなというふうに思います。国もそういった方向性をやや検討し始めているようでありますから、過渡期の問題として、今現在そういった教育上の問題と同時に、また先生方の多忙化解消というほうからもアプローチしているわけでありまして、こういった形でやっているということです。  ただ、問題は当然予算がありますから、船橋の場合は、もちろん全然十分ではなかったんですけども、ああいった予算配置をしているということで、それはそれで一つの大きな試みだったなというふうに思います。  翻って、我が新発田は今5人ぐらいいましたか、ちょっと記憶がないんだけども、こういった部分です。まだ制度化は多分されていないような気がします。だから、少なくともやっぱり新発田の場合についても、こういった方向性というのはやっぱり検討していかねばならないなというふうに思っていますし、何はともあれやっぱり子供たち、そして親御さん、そして学校の現場の皆さん、そして私ども議会も含めた市民の皆さんが、学校の教育として部活動のあり方をどうすべきか、そしてそのためには将来展望も含めて、過渡期のなんかで、この指導者も含めてどうしていくかということをやっぱりきちっと協議をしていかねばならないなというふうに思っています。もちろん議会としても、そういった部分では教育のあり方の大きな今転換点に来ておりますから、そういった意味では船橋のああいった手法も含めて、しっかりとやっぱり議論していかねばならないなというふうに思っているところでございます。  なお、私も先ほど川崎委員でしたか、部活動をやっていく上での、これは直接船橋の視察とは関係ないんですけども、関係ないとも言えないんですが、やっぱり事故の問題、これ私は遠征に絞ってこの前一般質問でやったんです。だけれども、やっぱりあれ皆さんお聞きになって、厳しい、やばいなというふうに思われたと思うんです。一応届け出をすれば、先生方でも自分の車に乗せて子供を連れていくことはできるんだそうです、現場に聞くと、届け出をすればです。もし仮にそれで事故った場合、どういう補償がなされるのかということまでは完全にまだ詰まっていないようなんです。学校で部活動遠征、土日にやるというときも、教育委員会所有のバスはあるみたいですが、何でもないという状況で、取り合いになっちゃうわけですね、先物勝ちなってしまうでしょう、いう状況ですから、そうするとやっぱり事故起こった場合、本当にどう責任の所在と補償が出てくるのかということは非常にやっぱり不安な状況というのがあるんですね、これつきまとっている問題としてあるなというふうに思っていますので、この辺もどうやっぱり整理をしていくかということは私どもの課題にもなってきているかなという感じがしたところであります。  以上です。 ○委員長(石山洋子) それでは、小林誠委員。 ◆委員(小林誠) 皆様ご存じのとおり、船橋市は人口も多いですし、もっとも県のガイドラインに沿って船橋市のほうは取り組んでいるということをお聞きしましたんで、もともと船橋という、千葉県自体が非常にスポーツということを通じて地域発信も含めたまちづくりに取り組んでいるんだなという部分での中で、ニーズがあってやはりこういうことが始まってきたんだろうなというのが一つの感じたところです。  新発田においてどうするのかというのは、やっぱりある程度ニーズ調査というか、どういうスポーツをやりたいのかとか、本当に部活をしたいのかも含めて、とらい夢との関係もあります、総合型スポーツクラブがあるということは、新発田は別に他市に負けてそんなにスポーツが弱いかというと、比較的やる気がある地域なんだろうなと私は思っていましたし、逆にとらい夢でやれない部分、オリンピック種目で今スケートボードとかボルダリングとかありますけど、こういうことも含めて部外者の講師を入れて部活をやるというのは一つの試みとしておもしろいのかなというふうに、今の子供たちは情報あふれていますから、こういうスポーツやってみたいというようなニーズもあるんじゃないかなというふうに思いました。  いずれにしても、若年層からのスポーツの展開というのは、市自体が、新発田からオリンピック選手出すんだとか、こういう種目で、強化種目で特に特化してやっていきたいとか、ある程度の方向性を出していかない限りは、ここの一つだけ切り取って外部講師入れましたでは何の進展もないと思いますんで、どういうイメージをつくっていくかが私は大事なんだなというふうに思いましたし、これスポーツに限らず、文化的な吹奏楽とか美術とかいろいろありますけれども、こういうことも同じように検討してみてはいかがかなというふうに思いました。  あとは渡部委員も今言いましたけども、一生懸命やるとやはり教員の負担というのが今問題になっているわけなんで、ここをあわせて考えていかなきゃいけないなというふうに思いました。  以上です。 ○委員長(石山洋子) それでは、佐藤真澄委員。 ◆委員(佐藤真澄) 当初は、いわゆる教員の多忙化、これを解消する、その対策から始まったのかなというふうに思っておりましたけれども、実際に船橋市にお邪魔していろいろ経過を聞いた中で、鉄道沿線は人口が増加しているけれども、そうでないところは、いわゆる農村地帯では100人にも満たない学校もあると。市内には小学校54、中学校27、それから特別養護支援学校ですか、これが1校で、合計82校もあるという中で、ほかの小林委員等もおっしゃいましたけれども、千葉県そのものが、やはり県がきちっとガイドラインを敷いて、新発田なんかよりも、新潟県よりも、雪のない土地柄もありますけれども、そうしたスポーツ振興が、スポーツに関しては随分熱心なのかなというふうに受けとめておりました。  本市の状況を見ますと、ちょうど子供が小学校、中学校にお世話になったころなんですけれども、中学校に行って新体操に入ったんですが、やっぱり指導する先生がおらなくて、全く未経験の家庭科の先生が口でこうしなさい、ああしなさいといった程度で、それでも大会に出たりはしておりましたけれども、それから身内に小学校の教員がいたんですけど、やっぱり女性ですし、若いときはいいんですけど、例えば水泳の授業なんかは50代、60の定年までいましたので、やっぱり子供たちとはいえ、水着スタイルで指導するのはちょっとはばかるみたいなのを聞いたことはありますので、そういう教員の負担です、精神的な負担を軽減するという観点からも、ぜひこの事業がどんどん新発田でも展開できたらいいんではないかなというふうに思っております。  それから、やはりオリンピック選手とか、いろんな大会に出るような人たちは、小さいときから、これは個人指導ですけれども、そうしたやっぱり指導があったか、なかったかで大きく開きがあると思うんです。新発田は今スポーツツーリズムということで、これは翌日の前橋市のほうになるかと思うんですけども、スポーツも立派な資源だということで、観光資源とあわせて全国的に発信しているわけでありますので、雪国であるこの新発田でどのようなスポーツが合っているのかどうかわかりませんけれども、パラリンピック等ではオリンピック選手も輩出している新発田市ですので、ぜひスポーツするなら新発田というふうになっていきたいものだなというふうに思いながら、船橋のお話を聞いてまいりました。  ただ、この予算が、中学校部活動指導者派遣の予算額が84校もありながら、どのくらいの人数が登録されているかはちょっと書いていないのでわからないんですけども、698万2,500円というのは十分な予算なのかなというふうに思ってまいりました。  以上です。 ○委員長(石山洋子) 阿部聡委員。 ◆委員(阿部聡) 問題2つに分けてもいいのかなというふうに思っているんですけども、1つは学校の活動の中の部活動が、現状ではなかなか1つの学校ではチームをつくれないという状況が本当にあります。うちらの学校も単独でチームはもうつくれないという、五十公野ですけれども、状態ですし、野球ですと松岡の人たちとかと阿賀野市の人も実は来ていて一緒に野球のチームつくっております。指導者は、完全なボランティアという形であります。FC五十公野というサッカーチームもあるんですけども、これも当然広域です。こちらのほうも部活ではなくて、やはりクラブチームという形でやっているんですね。そのクラブチームでやるよさというのも実はあるんですけれども、やはり通う問題をどうするんだと。保護者の送迎がなかなか大変なんですよ。その中で、これは後でまたちょっと話しますけれども、施設の問題もありまして、どこでできるかというところがありますんで、長期的には最初は部活のところにスポーツの専門家をつけて練習をしてもらう補助をすると。これは、時間的には学校の先生方の時間は減らないわけなんですけれども、実は練習計画を立てたりいろんなことで実質的には軽減されているということです。だから、マネジメントとその指導、コーチングというところを分けてやるというところでは有効であるということで、これはまじめに検討してみてもいいんじゃないかというふうに思っております。このときも1校でということじゃなくて、例えば学校ごとにこの学校では剣道をやるんだとかこの学校では野球をやるんだとかこの学校はサッカーだとかバスケットだとかその種目を決めて、1つの学校で2クラスしかないわけですから、3種目ぐらい決めて集中的にやっていくというような分け方もあるかと思います。  もう一つは、クラブスポーツ、地域スポーツなんですけれども、先ほど渡部委員が言ったように将来的にはこっちに移行せざるを得ないというふうに思っております。これから幾ら統合が進んだとしても、やはり人数はこれ以上ふえていかないという中では、クラブスポーツの中で小さいときから、要するにごく本当に小さい、FCサッカーなんていうのは小学校1年生の連中もサッカーしているんですけども、その連中からずっと、高校に入ると部活があるんで、そこまではやるんですね。だから、そういうふうな縦の流れで、地域と縦の流れということで社会スポーツ、社会体育のほうをやっていくというところで、こっちのほうもやはり指導者が限られている中で、大体、土日にやっておるわけなんですけど、いつも指導者が教えてあげるということもできない中で、やっぱり指導者不足は顕著でありますので、このところはお金をかけてでも複数指導者ということで対応してもいいんじゃないかなと思っています。特にかつて学校で体育の指導をしていた先生方というのはもうプロでありますんで、そういう方たちの力を借りるという意味でも、有料ということと保険は当然入らなきゃいけないんですけども、ちょっと組織的にこの辺考えていってもいい時期に来ているなというのが感想であります。  以上であります。 ○委員長(石山洋子) それでは、皆さんから所見や意見をいろいろと出していただきました。今回小中学校の部活動指導者派遣の取り組みについてということで視察へ行ってきたわけでありますけれども、およそ取りまとめというか皆さんのご意見をちょっと集約させていただいた中で、今、市の小中学校の部活動の現状ということで、佐々木ではこうだ、また川崎委員の地域ではこうだということで、中心市街地の学校よりも村部のほうで部活動ができない状況にあるということが現状として皆さんからのご意見がありました。その中で、視察で見えてきたところでは、やはり部活動の指導者としては専門性のある方に指導をしていただきたいということと、船橋のほうではもうそもそもの取りかかりがそれこそ30年前からということで、スポーツを中心として子供たちの教育をというようなことから、指導者的には専門性のある方たちがついてこられたということで、人材としてはOBの方とか専門のある方、ボランティアの方も含めて、先ほど予算のほうも六百数十万円ということで、これはどうなのかなというご意見も佐藤真澄委員のほうからあったわけですけれども、当市といたしましてもこれからはそういった方向性で、やっぱり現状として各学校での単位ではできない状況になっているので、そういったほかの他校とはやっていたとしても、学校、小体連とか中体連のそういった大会には出られないという課題もありますけれども、そういったことも含めて、方向性としては船橋のようにそういった専門性のある指導者についていただきたいというようなご意見が多かったと思います。また、そういったことをやるにしても、外部指導者の方の新発田の予算づけもまだ多分うちではなっていない状況の中で、事故についての責任の所在や補償などということで、また中村功委員のほうからはパワハラも、そういった指導者と生徒、保護者の間ではそういった状況も発生するのではないかなというような課題もあるということで、阿部委員のほうからあったこの学校の部活動のあり方というのは、今後地域スポーツ、クラブ的なものに変わっていくのではないかというお話も含めて、当市の状況はどうなのかなということで、余り皆さんのほうからは具体的にこの学校ではこういう指導者がいるとかというご意見は余りなかったんですけれども、どうでしょうか、実際にはここの学校ではこうやっている、外部指導者もう既についているなどというような状況は皆さんのほうでは逆に把握されているとこはありますでしょうか。  中村功委員。 ◆委員(中村功) どこで教えているかちょっとわからないんですけども、私の地元の私の学校でも、4つ後輩ですけども、卓球を教えていますね。卓球、中学校へ行っているのか。その関係で何らかの中学校の卓球もある程度こう、なかなか県大会まで、どこまで行っているかわかりませんけども、ボランティアで卓球の練習、本人も練習も兼ねているんだかもしれませんけども、指導に行っているという人はいますね。本人も学校時代から卓球が大好きでしたんで、います。 ○委員長(石山洋子) ありがとうございました。  今回の船橋市の行政視察については、自治体の規模も違いますけれども、市の現状とそれからこれからこういうふうにしていったらいいんじゃないかという方向性とあとそれから課題についても、現状にある課題についても私のほうでまとめさせて、報告をしたいと思っておりますけれども、それでよろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) それでは、皆さんから異議なしということなので、そのように小中学校の部活動の指導者派遣の取り組みについてはまとめさせていただきたいと思います。  次に、前橋市のスポーツツーリーズムの取り組みについての所見や当市に対する意見ということでまた順次お聞きしていきたいと思います。  また、それでは川崎孝一委員のほうからお願いいたします。 ◆委員(川崎孝一) 前橋スポーツコミッション、要するに予算も20億円というふうなけた外れの予算でもって、どなたかおっしゃいましたスポーツイコール観光だということで取り組んでいるというふうな格好で、そのスポーツコミッションの名簿がすごいですね。当然市議会は入っている。商工会、群馬県スポーツ協会、前橋体育協会、まちづくり、何だ、日本ツーリスト群馬支店とか旅行会社、それからタクシー会社、物産協会、旅館、ホテル業界、テレビ関係、FM関係全部ひっくるめて本当にすごい予算でやっているなというふうなことで、ちょっと新発田とどう比べればいいのかちょっと心配したんですけども、ただ新発田も三、四年前からスポーツツーリズムというふうな格好で1つの課を設けて新発田も一生懸命頑張っているなと思うんですよね。去年は六大学を連れてきたり、今年はラグビーもやっているし、新潟県下では新発田がラグビーが結構いい線行っているのかなという感じ受けましたんで、できるところからやっていこうというのが私の基本的な考えですんで、例えば今新しいスポーツもどんどんはやってきていますんで、そういうふうな体育館が欲しいなと。例えば何ですか、あれ、つかまって、ロッククライミングじゃないけども。ああいうものとかトランポリンとかそういうふうな特殊なスポーツの専門の体育館も欲しいなという感じで、できるとこから徐々にやっていくのもおもしろいなと思います。当然予算のかかることでございますので、年次計画でも立てていただければありがたいなと思っておりました。  以上です。 ○委員長(石山洋子) それでは、比企広正委員。 ◆委員(比企広正) 次は反対から来るのかなと思って、皆さんの意見を聞きながらちょっといただこうかなと思ったんですけれども、川崎さんのほうからでありましたけども、私今スポーツツーリズム、当市も力を入れてやっております。全く比較できないような状況でありますし、話聞いた内容は余り頭に入っていなくて、競輪場ですか、あの施設のすばらしさというか、それをあの時代にあそこまでやれる前橋市の底力というか、底力というよりも市長の決断というか、そういう時代があったんだなというふうにしみじみバブルのころを思い出してまいりました。特に意見は、川崎委員と一緒で当市はとにかくスポーツツーリズム、スポーツ推進課を設けて課長以下職員の皆さん一生懸命一丸となって専門官もつけてやっておりますので、本当に新発田のスポーツは何かというものをきっちり定めてこれから強化していくべきではないかなというふうに思っております。  以上です。 ○委員長(石山洋子) では、佐藤武男委員。 ◆委員(佐藤武男) 私も前橋、頭に残っているのは競輪場だけ。でも、本当にかけごとをしてきたわけじゃなくて、その施設市でやられたということで見に行って、全く人も中にそんなに大勢使っているようなのも何にもなくて、夜になれば車券ですか、ああいうものでも夜になれば走っているんだということですけども、外から買えるとかそういうので結構収益上げているみたいだし、ばっかよかったなと。新発田に競輪場こしょえなんて言えば怒られると思いますので、それは別に望まないんですけども。  あと前橋のマラソンですか、市民マラソンというか、あののが非常にさっき言った関係者なんかのあれも観光協会とかいろいろさっき話出ましたけども、そいつの力で外国からも要するにマラソンのとこに参加を呼びかけて、市長も外国へ行ってそういうのも呼びかけてきて非常に大きい大会になっているということで意義あるということですし、私たちの市長も米売りに台湾行っていますけども、そういうときにでもやはりそういうメーンになるスポーツ、マラソンでなくても何かを考えていただいて、やはりそういうものも一緒に宣伝してきてもらえればまたこの新発田市も少しはよくなるんじゃないかというように思っています。  以上です。 ○委員長(石山洋子) 中村功委員。 ◆委員(中村功) 私も前橋へ行って、県庁所在地ということもあったんでしょうけども、それなりに経済界の人がいて、スポーツの大会を誘致するという意気込みをすごく感じてきましたし、同行した樋口課長もうらやましがっていたような私は感触を持ったんですけども、要はそこにいる人たちのやる気の問題だなというふうには思いました。今先ほども船橋のところで申し上げましたけど、内向きにはとらい夢があるんですけども、とらい夢がどこまでできるのかは別にしても、そういう組織を何らかの形でおつくりできれば一番ありがたいんでしょうけども、なかなか難しいかなと私は思ってきた次第であります。  ただ、誘致しようという気持ちで専門の課をつくったわけですので、市外から来ていただいて、またそこにいる新発田市にある同じようなスポーツをやっている人と一緒にやることによってレベルが上がっていくというふうに私も思いますので、市民の皆さんも市内の子供たちなりが、どうかかわっていくかということもこれから大事な話になってくるのかなというふうに思います。  今ほどマラソンの話ありましたけども、たしかうちの市にも高校だったか中学校のマラソンだか駅伝の公式コースがたしかある。五十公野の球場からぐるっと回って川東のほうを通って回ってくる公式ルートがあるはずなんですけども、そういうところがなかなか市民の皆さんに知られていないというのもあるんでしょうけども、そういうところを利用した何かしらの大会ができればなんていうふうに思ってきたんですけれども、以上であります。 ○委員長(石山洋子) ありがとうございます。  渡部良一委員。 ◆委員(渡部良一) 金がなければ人を使えという話がありますから、それは比較にならない、金の面では。ただ、しかし、スポーツというのは、好き嫌いは別としても、皆さん大体関心を持たれている部分、見る、聞く、やるということからすればみんな大体関心はあるんで、そういったことからすれば、当市においてもいろんな組織団体も含めて、先ほどの学校教育のボランティアじゃないんですが、興味ある人たちというのは多いはずなんで、やっぱりそういった人たちをきちっと組織化をしていくということから始めねばならないんだろうなというふうに思います。スタートはそこからですから、そういった意味で、金はできる範囲でしかないんだけれども、そういった市民の力をぜひ生かす方向で、せっかくこうしてスポーツ推進課をつくり、そしてまたスポーツで新発田を売っていこうという気構えがあるわけだから、そういった意味では多様な人材を何とか英知を結集をする組織づくりから始めていくということであれば、それなりの条件整備というのはそれは金のかかることなんだけども、それももちろん予算の範囲の中しかないんだけれども、そういった条件整備も最大限しながら、今後展望というのは決してないわけじゃないと思うんで、そういった角度からやっぱりやっていくことが重要ではないかなというふうに思ってきました。 ○委員長(石山洋子) ありがとうございます。  小林誠委員。 ◆委員(小林誠) 私も行く前は勉強不足でグリーンドーム前橋と、前橋競輪のことだと全然わからないで、前橋市がやっている自転車競技の施設かなんて思って行ったら、何のことない前橋競輪ということで、余りの迫力に圧倒されて、競輪やるわけじゃないですけど、いずれにしても前橋は非常に、ある時代の話でしょうけど、箱物が好きなんだなというようなことも受けましたし、いまだに高崎と争っているということで、これはこれで人口規模も違いますし、比較にならない部分あるんですけれども、要はどういうところをターゲットにしてスポーツ観光、スポーツツーリズムというとこをやっていくかということの部分だと思うんですけれども、大きい施設があれば世界規模の大会ですとかオリンピックの国のキャンプ誘致もできるわけ。当然施設と今度は宿泊施設も同じだけの規模がないとできない。これを新発田に照らし合わせると、同じことできるかというと、やっぱり今度はターゲットを明確にして、少ない規模だけどうちならキャンプができるよとか合宿ができるよというとこを、どういう競技にどういうターゲットに絞っていくかということが大事なんだなというふうに感じさせてもらいましたし、私なんかは逆に、阿部委員大きいスポーツ施設あったほうがいいとも言いますけども、例えば聖籠に行けばアルビレッジとかとすごいサッカーの練習場あるわけですね。そこと月岡をセットで売り込むとか、これはまた定住自立圏の話にも関係してくるんですけれども、例えば新潟で大会やってもらって泊まりは月岡にするとか、こういう観光プロモーションというかスポーツツーリズム絡めた観光のやり方でも新発田はいいような感じも単純に思ったんですけれども、こういうこともいろんな方向性考えながらこういった前橋市の先駆的な取り組みを参考にしつつまたいろいろ考えていけばいいのかなというふうに思いました。  以上です。 ○委員長(石山洋子) それでは、佐藤真澄委員。 ◆委員(佐藤真澄) 前橋は、県庁所在地でありながら一度も訪問したことがなくて、前橋競輪という名前ぐらいはかなり若いころから名前だけは聞いていたんですけども、実態というか、全くわからないままお邪魔いたしました。  それで、ほとんど雨が降らないということ、そういう気候的なもの、それから東京に近いということと雪が全くないということで、新発田と比較する自体が難しいかもしれませんけれども、新発田は新発田で今一生懸命スポーツ、カルチャーツーリズムについて頑張っておりまして、市長がトップセールス、市長がみずからやっておられるわけですけれども、東京六大学オールスターゲームとかそれからプロ野球イースタン公式戦とかいろいろ努力はされているんですが、比較にならないなというふうに思っておりました。別にうらやましいと思ったわけではないんですけども、このスタジアム見て、ああ、これは歯が立たないやと。スポーツだけでなく、2万人も入るという大変大規模な施設でありまして、いろんなイベントもここでやっているということであります。参考にはならなかったにせよ、こういうところもあるんだなというふうに素直に受けとめて帰ってまいりました。  ただ、ちょっとおかしいなと思うのは、市の会計、特別会計の中に競輪事業が入っていると。これはおかしいんじゃないかなと思いましたね。だって、立てばパチンコ、座ればマージャン、歩く姿は競輪通いとか言うじゃないですか。どうして自治体の仕事の中にこうしたギャンブル、ギャンブルなのかスポーツなのか、競輪そのものを私はちょっと判断できないんですけども、これはちょっとどういうものなのかなと。担当課の方は一生懸命説明しておりましたよね、どっちかと言うと熱弁振るっておられましたけど。私は、あのあたりからちょっと冷めてまいりました。  以上です。 ○委員長(石山洋子) それでは、阿部聡委員。 ◆委員(阿部聡) 私は、今批判を浴びました大規模屋外施設が欲しいという張本人でありまして、やはりスポーツするのも見るのも、自分は身きかないんですけども大好きだということがあって、やっぱり元気になりますよね。年寄りも子供も元気になるときにスポーツというのは一番いいなというふうに感じております。  それで、たまたま見渡すと、新潟市に次いで2番目の屋外のスポーツの施設というのが新発田に充実しておるんですね。長岡は、実はここのところは水泳に特化して充実させているわけなんですけれども、屋外スポーツというと新発田はやはりかなり充実しているということとあともちろんゴルフ、それからスキーも含めて、海水浴も含めて、屋外でするスポーツの施設というのは非常に充実しているということがありまして、これを生かさない手はないだろうなということでスポーツツーリズム、ぜひやりたいなと思っております。  一般質問みたいになりましたけれども、それともう一つは宿泊施設が一応あるということとやはり交通の便がぎりぎりなんですけれども、一応新幹線と飛行機があるというようなことで、やはりもうちょっとのとこまで今来ているなというふうな感じなんです。それで、唯一足りないのが屋外の屋根つきのグラウンド。実は、ブレイカーズというラグビーのチームありまして、あれ4部から3部までに上がる決勝戦の前の前の日に大雪降ったんですね。それで、翌日、私応援しているもんですから、練習を見に行ったら、もうスクラム練習組めないわけですよ。どこでやっているかというと、サンビレッジの中でパス練習やっているだけだ。そんなことありました。それから、首都圏にあります大学のいわゆる3部クラスのチームのところを僕20件ぐらい回ったんですけども、グラウンドを持っているチームというのはそのうち半分ぐらいしかないんですね。独自のグラウンドを持っている大学というのはないです。大学の中でスポーツをやるときに公園の運動場を借りてやっているというような、そんなんで本当に強化になるのかというようなところが実は大変いっぱいあって、そうすると学校の中の体育という授業がある中で、一般教養の中である中で、部活のスポーツをやるためには船橋の何とか公園みたいなとこを借りなきゃならんというところで、もうグラウンド難ということでやっております。日々のグラウンド探しというのは、そういうふうに大変なわけですけども、彼らはどうやってそれを克服しているかというと、年に3回か4回ある長い休みの中に1カ月とか2週間とかというスポーツ合宿をやって競技力を上げているというのが現実だそうです。私行ったグラウンド、セカンドの後ろがすぐフェンスというところがありまして、流し打ち禁止とか言っていましたけども、そんなレベルのところも多いんですね。だから、市場は恐らくあるんだろうなと。それで、日本ハムの2軍の人で今NPBの日本プロ野球機構の事務所のほうに今勤めている人に見てもらったら、やはり大学クラスであっても雨降ったときにマウンドでピッチング練習が3人とか並んでできないとなかなか合宿は厳しいねというふうな話がありまして、それだけでもできないかななんていう話は聞いたことがあるということで、私はこのスポーツツーリズムにはすごく期待しているんです。旅館の側の話から聞くと、平日が埋まるというのが大変な、土日だけじゃなくて。土曜日に来て2週間いるとその次の日曜日に帰っていくんですけども、そのうちの平日の6日間の12日間が埋まるというのが大変な魅力であると。特に中学生と高校生が一番魅力的だと。肉だけ食わしておけば大体大丈夫だということで、大変いいというような話も聞いて、そんなこともあって新発田には大事なんじゃないかなというふうに思っています。  それから、例の前橋はやっぱり参考にならないような、あそこまでの規模は、ちょっと財政負担がでか過ぎて。前橋はちょっと厳しいなと思って見てきました。新潟県でも弥彦は、競輪課という課が役場の中にありますんで、あってもいいんであります。  以上であります。 ○委員長(石山洋子) それでは、取りまとめさせていただきます。  皆さんから新発田市のスポーツ、カルチャーツーリズムの話も聞きながら、また前橋市の行政視察のスポーツツーリズムということで視察をしてまいりましたけれども、予算にしても人口にしても、あとそれから競輪場というかドームにしても全く当市とは比べ物にはならないというところも、でも本当に先進地というか、そういうところも見るのもよかったのではないかなというふうには思っております。当市においては、カルチャー、スポーツツーリズム一生懸命やっているということで、皆さんからもお声がたくさんいただきました。  ただ、今後はとらい夢とかも含めて組織づくりも大事なのではないかなという話で、スポーツに興味のある人はいっぱいいるんだということで、市民の力を十分に生かすことができるそういった組織づくりがひとつ大事ではないかなというようなお声を多くいただいたと思います。  あとは、そのためにも新発田のメーンスポーツということで、比企委員のほうからもありましたけれども、そういったところに力を入れて、中村委員のほうからもそういったマラソンの公式のルートもあるんだと。前橋のように国際大会とか国内の大きい大会は無理だとしても、そういったことも皆さんに周知をしながら、そういったところを利用してやる大会も考えていってはどうかということで、屋内施設の必要性ということで最後阿部委員のほうから熱く語られておりましたけれども、新発田は屋外に関しては充実した施設が多くあるということでしたけれども、これからのスポーツ、カルチャーツーリズムということで、スポーツ、そして観光につなげていくためには市のスポーツ、カルチャーツーリズムの今やっている事業も称賛しながら、今後課題としては検討していくこともたくさんあるということで、市長がトップセールスでやっている海外、台湾においてももっとそういったところにもアピールをしてきてほしいというようなお話も伺いました。  行ったところが本当に大きな大きな、私たちとは財政規模も違うようなところでございましたけれども、改めてうちの状況も皆さんで振り返ることができたのではないかなというふうに思っておりますが、このような意見の整理の仕方でよろしいでしょうか。           〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 異議がないということでしたのようで、そのようにまた取りまとめさせていただきます。  それでは、当市の学校教育に係る小中学校部活動指導者派遣の取り組み及びスポーツ&カルチャーツーリズムに係るスポーツツーリズムの取り組みについての所管事務調査を終結することにいたします。  この際お諮りいたします。当委員会における学校教育に係る小中学校部活動指導者派遣の取り組み及びスポーツ&カルチャーツーリズムに係るスポーツツーリズムの取り組みについて、所管事務調査の調査結果につきましては本会議に報告することにしたいと思いますが、ご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) ご異議ありませんので、そのように決しました。  次に、当該調査の報告書の作成は委員長に一任願いたいと思いますが、これにご異議はありませんでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) ご異議ありませんので、委員会報告書の作成は委員長に一任されました。  以上をもって社会文教常任委員会を閉会いたします。  長い時間大変にご苦労さまでございました。           午後 2時29分  閉 会...