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平成29年 9月20日社会文教常任委員会−09月20日-01号

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  1. 新発田市議会 2017-09-20
    平成29年 9月20日社会文教常任委員会−09月20日-01号


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    最終取得日: 2022-11-29
    平成29年 9月20日社会文教常任委員会−09月20日-01号平成29年 9月20日社会文教常任委員会               社会文教常任委員会  委員会記録 平成29年9月20日  ─────────────────────────────────────────── 〇出席委員(9名)    委員長  石  山  洋  子  委員   副委員長  阿  部     聡  委員         川  崎  孝  一  委員         比  企  広  正  委員         佐  藤  武  男  委員         中  村     功  委員         渡  部  良  一  委員         小  林     誠  委員         佐  藤  真  澄  委員  ─────────────────────────────────────────── 〇欠席委員(なし)  ─────────────────────────────────────────── 〇説明のため出席した者        健康推進課長          阿   部   博   子        保険年金課長          肥 田 野   直   子        高齢福祉課長          星   野   芳   郎        こども課長           櫻   井   悦   子
           社会福祉事務所長社会福祉課長)坂   上   新   一        教育総務課長          杉   本   茂   樹        新発田駅前複合施設長兼中央図書館長                        平   田   和   彦        国保紫雲寺診療所事務長     吉   田   和   明  ─────────────────────────────────────────── 〇事務局職員出席者        次長          寺   尾   嘉   英        主任          岩   村   康   生  ───────────────────────────────────────────           午前10時00分  開 会 ○委員長(石山洋子) おはようございます。傍聴者を含め、ご出席の皆様にあらかじめ申し上げます。ご自身の携帯電話をご確認の上、電源をお切りいただくか、マナーモードへの切りかえをお願いいたします。あわせまして、室内での携帯電話、スマートフォンタブレット等の操作、録音機器の使用は、これを固く禁じます。  議員及び執行部の皆様にあらかじめ申し上げます。会議中のタブレット端末等の利用を許可しますが、音声や操作音が発生するなど会議の運営上支障となる行為、その他情報発信など、使用に関する取り決め事項に従い利用をお願いいたします。円滑な議事進行にご協力願います。   それでは、全員出席ですので、ただいまから社会文教常任委員会を開会いたします。  当常任委員会が付託を受けた議案は、分割付託の一般会計補正予算を含め、議案が7件であります。  それでは、議案の審査方法についてお諮りいたします。  初めに、議第27号 平成29年度新発田市一般会計補正予算(第2号)議定についてのうち社会文教常任委員会所管分、次に、議第38号 決算の認定について(平成28年度新発田市介護保険事業特別会計歳入歳出決算)、次に、議第29号 平成29年度新発田市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)議定について、次に、議第37号 決算の認定について(平成28年度新発田市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算)、次に、議第28号 平成29年度新発田市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)議定について、次に、議第39号 決算の認定について(平成28年度新発田市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算)、最後に、議第30号 平成29年度新発田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)議定について、以上の順で審査を進めたいと思いますが、これにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) ご異議ございませんので、そのように進めます。  それでは最初に、議第27号 平成29年度新発田市一般会計補正予算(第2号)議定についてのうち、社会文教常任委員会所管分を議題といたします。  説明員の皆様に申し上げます。予算案の説明に当たっては、歳出、歳入の順とし、軽易な事項は省略し、重要事項のみ簡潔明瞭に説明願います。  説明順序は、委員会条例第2条の表に掲げるとおりとし、順次説明をお願いいたします。  担当課長の説明を求めます。  阿部健康推進課長。 ◎健康推進課長(阿部博子) おはようございます。それでは、議第27号 平成29年度新発田市一般会計補正予算(第2号)議定のうち、健康推進課所管分についてご説明申し上げます。  初めに、歳出であります。14、15ページをお開き願います。2款1項21目諸費の説明欄1つ目の丸、健康推進課分国県支出金精算還付金は、母子保健医療対策総合支援事業の妊娠、出産、包括支援事業として実施しました、かかりつけ保健師による相談事業や産後ケア事業、及び健康増進事業として実施しております成人の健康教育、相談、健康診査事業等に伴う精算還付金であります。  次に、16、17ページをお開き願います。4款1項1目保健衛生総務費、説明欄、広域救急診療参画事業は、新発田地域救急診療所に係る普通交付税の算定額が決定したことから、新発田地域老人福祉保健事務組合への負担金の補正をお願いするものであります。  歳出は以上であります。  次に、歳入についてご説明いたします。8、9ページをお開き願います。18款2項3目衛生費県補助金は、風疹の予防接種に伴います県の補助金であります。  次に、10、11ページをお開き願います。21款1項1目特別会計繰入金国民健康保険事業特別会計(施設勘定)繰入金は、28年度決算の精算に伴う特別会計からの繰り入れであります。  歳入は以上であります。ご審議の上、ご承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○委員長(石山洋子) 肥田野保険年金課長。 ◎保険年金課長肥田野直子) おはようございます。それでは、保険年金課所管分についてご説明申し上げます。  初めに、歳出であります。16、17ページをお開き願います。3款1項4目後期高齢者医療費の説明欄、後期高齢者医療療養給付費負担金は、後期高齢者医療広域連合が行う療養給付費の平成28年度分の精算に伴う市負担分であります。  次に、5目国民年金費の説明欄、国民年金事業は、日本年金機構に送付していた各種届けを電子化で行うために、基幹システムの改修に伴う委託料であります。  歳出は以上であります。  次に、歳入であります。戻っていただきまして、8、9ページをお開き願います。17款3項2目民生費委託金の説明欄、国民年金市町村事務費国庫交付金は、歳出でご説明いたしました基幹システムの改修に伴う国からの交付金であります。  歳入は以上であります。ご審議の上、ご承認賜りますようよろしくお願いいたします。 ○委員長(石山洋子) 星野高齢福祉課長。 ◎高齢福祉課長(星野芳郎) おはようございます。それでは、高齢福祉課所管分についてご説明申し上げます。  初めに、歳出であります。予算書の14、15ページをお願いいたします。2款1項21目諸費、右説明欄2つ目の丸は、国県支出金に係る精算還付金であります。  続きまして、めくっていただきまして、16、17ページお願いいたします。3款1項1目社会福祉総務費、右説明欄の介護保険事業特別会計繰出金は、介護保険法改正によるシステム改修費によるものであります。  続きまして、歳入であります。戻っていただきまして、10ページ、11ページお願いいたします。21款1項1目特別会計繰入金は、地域支援事業の精算に係る介護保険事業特別会計からの繰入金であります。  歳入は以上であります。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長(石山洋子) 櫻井こども課長。 ◎こども課長(櫻井悦子) おはようございます。それでは、こども課所管分についてご説明申し上げます。  初めに、歳出でございます。16、17ページをお願いいたします。3款2項2目保育園費、説明欄1つ目保育園維持管理事業は、大峰保育園及び藤塚浜保育園に発生しましたシロアリを駆除するための経費をお願いするものでございます。次の待機児童解消事業は、国の補助基準額の増額に伴う社会福祉法人顕光福祉会ルンビニ保育園の施設整備及び防音壁設置防犯対策用フェンス設置を実施する私立園に対する補助金額の増減補正をお願いするものでございます。  歳出は以上でございます。  次に、歳入でございます。戻っていただきまして、8、9ページをお願いいたします。17款2項2目2節児童福祉費国庫補助金の説明欄、保育所等整備国庫交付金は、歳出でご説明いたしました社会福祉法人顕光福祉会ルンビニ保育園の整備等に係る国からの交付金について増額補正をお願いするものでございます。  次に、12、13ページをお願いいたします。24款1項2目1節保育園整備事業債は、社会福祉法人顕光福祉会ルンビニ保育園の整備に係る補助金額を増額することに伴い、起債額を増額するものでございます。  以上でございます。ご審議の上、ご承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○委員長(石山洋子) 坂上社会福祉課長。 ◎社会福祉課長(坂上新一) おはようございます。社会福祉課所管分についてご説明いたします。  初めに、歳出でございます。14、15ページをお願いいたします。2款1項21目諸費、説明欄3つ目社会福祉課分は、平成28年度の事業実績に伴います国県支出金に係る精算還付金であります。  歳出は以上でございます。  次に、歳入でございます。8、9ページをお願いいたします。17款1項1目民生費国庫負担金、説明欄最上段の障害児入所給付費及び入所医療費等国庫負担金(過年度分)は、平成28年度分の精算に伴います国庫負担金の追加交付でございます。  次に、18款1項1目民生費県負担金説明欄1つ目自立支援医療費県負担金(過年度分)、次の障害児入所給付費及び入所医療費等県負担金、次の生活保護費県負担金(過年度分)は、それぞれ28年度分の精算に伴います県負担金の追加交付でございます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(石山洋子) 平田新発田駅前複合施設長兼中央図書館長。 ◎新発田駅前複合施設長兼中央図書館長(平田和彦) おはようございます。新発田駅前複合施設所管分についてご説明申し上げます。  初めに、歳出についてでございます。議案書の14、15ページをお願いいたします。2款1項9目財産管理費、説明欄の新発田駅前複合施設管理運営事業は、大学受験に向けた学習の場としてイクネスしばたの休館期間である年末年始を臨時的に開館するために、施設の総合管理業務委託料について94万6,000円の増額補正をお願いいたしたいものであります。臨時開館の期間は、平成29年12月29日から翌年1月3日までの6日間で、施設の警備、清掃、給排水、電気設備の操作、管理などに要する経費であります。なお、年末年始の間、中央図書館及びこどもセンターは規定のとおり休館であります。  歳出は以上でございます。  歳入はございません。引き続き中央図書館所管分を説明させていただいてよろしいでしょうか。 ○委員長(石山洋子) お願いいたします。 ◎新発田駅前複合施設長兼中央図書館長(平田和彦) それでは、中央図書館分についてご説明いたします。  それでは、歳出からご説明いたします。22、23ページをお開きください。10款5項4目図書館費説明欄1つ目の丸、駅前図書館事業についてであります。新発田信用金庫からの寄附金を活用し、児童図書の購入を行いたいというものであります。次の丸、歴史図書館事業は、平成30年7月開館予定の歴史図書館の開館準備に伴い、臨時職員2名を平成30年1月から3月の間雇用するために要する経費の計上を行うものであります。  次に、歳入についてご説明いたします。10、11ページをお開きください。20款1項4目教育費寄附金、説明欄、図書館費寄附金は、先ほど歳出でご説明いたしました児童図書購入代金として新発田信用金庫から受領いたしました寄附金でございます。  以上、よろしくお願い申し上げます。 ○委員長(石山洋子) 杉本教育総務課長。 ◎教育総務課長(杉本茂樹) 教育総務課の補正の概要についてご説明いたします。  22、23ページをお開き願います。23ページ、説明欄最上段、東中学校武道場改築事業であります。東中学校の武道場は、市内で唯一軽量鉄骨プレハブづくりであり、平成4年に築造してから25年が経過し、経年劣化の傷みが激しいことから、このたび来年度改築に向けて実施設計を委託したいというものであります。なお、この実施設計には測量、地質調査のほかに、給食搬入口の改修など、既存校舎の部分改修の設計も含んでおります。また、手数料は構造計算の適合性判定に要する手数料であります。  次に、歳入であります。12、13ページをお願いいたします。13ページ、説明欄の最下段、義務教育施設整備事業債は、東中学校武道場改築事業実施設計に財源充当する市債であります。  説明は以上であります。よろしくお願いいたします。 ○委員長(石山洋子) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。  渡部良一委員。 ◆委員(渡部良一) おはようございます。ちょっと2点ばかり気づいたことなんですが、1点目はルンビニ保育園です、補助金の問題なんですが、国庫のほうでは、収入のほうでは9ページで440万入って、支出のほうでは360万はどう整合されるのですか、整合性の問題です。等となっているからほかにもいっているんでしょうけども。  それから、2点目は、平田館長のほうにお願いしますが、大学受験のために年末年始開館をするということなんですが、高校生です、いろいろと冬休み図書館に行きたいなという子供たちも、大学受験じゃないんだけれどもという子供もいるはずなんですが、その辺の区分けじゃなくて、何で大学受験生ばっかりなのということは、当然一般市民感情が出てくるわけですよね。いう状況からすれば、私も別に大学受験じゃないんだけれども、しっかり図書館に行って勉強したいという子供も受け入れるのかどうか、端的に言えばそういった子供たちも受け入れていいんじゃないかというふうに思うんですが、その辺はどういうふうに名目づけするのかという2点です。 ○委員長(石山洋子) 櫻井こども課長。 ◎こども課長(櫻井悦子) それでは、渡部委員のご質疑にお答えをいたします。  歳出額と歳入額の整合性についてというご質疑でございますけれども、まず歳出額につきましては、ルンビニ保育園の整備に当たっての補正額が902万6,000円、そこに認定こども園あそびの森すみよし保育園が、防音壁の整備といたしまして、当初予算で計上させていただいていた額から115万1,000円の減額となっております。また、加えまして乳児園はるにれのほうで、防犯対策用のフェンスを設置をしているところなんですけれども、こちらも予算額に対しまして427万5,000円の減額ということで、それぞれ歳出のほうでは増減補正をお願いしたために、360万円の計上となっております。  一方、歳入につきましても、ルンビニ保育園、それから今申し上げたこの3つの施設の整備につきましての増額補正ということで、440万6,000円ということになっております。  以上でございます。 ○委員長(石山洋子) 平田新発田駅前複合施設長兼中央図書館長。 ◎新発田駅前複合施設長兼中央図書館長(平田和彦) それでは、渡部委員のご質疑にお答えいたします。  イクネスしばたの年末年始の開館につきましては、公共施設どこも年末年始休みなんですけれども、1月13、14に大学センター入試試験があるということで、通常であれば開館しないんですけれども、特に高校の校長会等からの要請がございました。それで、考えてみたんですけれども、6日間も続けて閉館をするというのはこのときだけなんです。たまたま本当に大学受験とその期間が重なってしまったと。いつもいつも高校生の利用で非常に多い状況の中で、6日間も一番大事な入試センター試験の前に続けて休んでいいのかというところからの開館のスタートということになったんですけれども、ご質疑のほうの趣旨として、大学受験生以外どうなのかということなんですけれども、考え方としては、大学受験生をメインにおいでいただくということで考えているんですけれども、その場で一々大学受験生ですかどうですかということを確認するようなことは考えておりません。ただ、キャパの問題もあるので、メインに来ていただくのは大学受験生ということで考えております。  以上でございます。 ○委員長(石山洋子) 佐藤真澄委員。 ◆委員(佐藤真澄) 今ほどの渡部良一委員の関連でお伺いいたしますが、駅前複合施設の件ですが、趣旨はよくわかります。大学受験生、だけれども、今回は年末年始ということでありますが、年間通じて新しくできたということもありまして、大勢の市民でにぎわっている新発田中央図書館ではありますが、もちろん私なんかは受験生でも何でもないわけですけれども、ちょっと独習したいとか、ちょっと調べものしたい、いつ行っても若い人たちで独占という言い方はちょっと適切じゃないかもしれませんけど、座ることができないんですね。ですから、図書館の趣旨からいうと、学びの場所でもあるわけですけれども、もうちょっと図書館を気軽に利用したいという、そうした市民にとってはなかなか座ることもできないというのはいかがなものなのかなというふうに思っております。  それで、市内どういう施設があるかなと思って、生涯学習センターですか、あそこで学習するコーナーがありますね、あそこはある意味では図書館よりいいところかもしれませんね。とにかく静かで集中できるということで、いろいろ申し上げましたけれども、確かに大学受験を控えているということで、それは学びの場を提供する、これほどの住民サービスはないと思うんですけれども、図書館を気楽に利用したいという、そうした市民の皆さんの気持ちももうちょっと酌み取っていただきたいなと、要望でありますが、もしご答弁ございましたらお願いいたします。 ○委員長(石山洋子) 平田駅前複合施設長兼中央図書館長。 ◎新発田駅前複合施設長兼中央図書館長(平田和彦) 佐藤真澄委員のご質疑にお答えいたします。  ただいま佐藤真澄委員おっしゃったとおりに、高校生がたくさん来て座席が占領されるということでございますけれども、基本的にはテーブル席ではございません、そちらのほうは学習用ではなくて、読書するような方に使っていただきたいということであけるようにしておりますし、あと最近の状況を見ていますと、中高生が来る夕方以降は非常に座席が埋まるんですけれども、逆にそれ以外の午前中であるとか、日中の時間帯であれば、まだ座席に余裕がありますので、うまく時間の使い分けというんでしょうか、そういうふうな形でご利用いただいているようなケースが多くなっているように見受けられます。  以上でございます。 ○委員長(石山洋子) ほかに関連はありませんでしょうか。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) それでは、ほかに質疑のある委員。  川崎孝一委員
    ◆委員(川崎孝一) 1つだけお願いします。  新発田では「田園文化都市・しばた」というふうな格好で、文化財とか、文化芸能にもっと力を入れてほしいというふうに私は常々思っていたんですけども、このたび駅前の複合施設、図書館ができて、今までの図書館、今度歴史図書館というふうな格好になるわけですけども、これは来年の3月ですか、開館は。それちょっと教えていただきたいのと、それから埋蔵文化財等新発田市内のあちこちに散らばっているんですけども、この辺あたりをみんな集めてくるのか、その辺あたりちょっとお聞かせ願いたいと思います。 ○委員長(石山洋子) 今の質疑は、補正には直接関係ありませんけれども、答えられる範囲内で。  平田駅前複合施設長兼中央図書館長。 ◎新発田駅前複合施設長兼中央図書館長(平田和彦) ただいまの川崎委員のご質疑にお答えいたします。  歴史図書館につきましては、来年の7月開館に向けて準備を進めております。  あとそこに展示するものでございますけれども、やはり図書館ということで、紙の物中心ということで考えておりまして、それ以外の部分に関しましては、文化行政課のほうで遺跡関係から出てきた物等は所管しております。ただ、歴史図書館の中も展示スペースございますので、そのところには図書館で所蔵しております絵図や古文書以外にも、歴史を知る上で一緒に展示したほうがより効果的なものであれば、物ですね、例えば甲冑であるとか、新発田市のほうで所有していたり、新発田市にあるような文化財も一緒に合わせて展示できればなというふうには考えております。  以上でございます。 ○委員長(石山洋子) ほかに質疑ありませんでしょうか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第27号 平成29年度新発田市一般会計補正予算(第2号)議定のうち社会文教常任委員会所管分は、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(石山洋子) 挙手全員であります。  よって、議第27号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  これからの議案審査に関係のない説明員は、順次退席されて結構です。  次に、議第38号 決算の認定について(平成28年度新発田市介護保険事業特別会計歳入歳出決算)を議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  星野高齢福祉課長。 ◎高齢福祉課長(星野芳郎) それでは、議第38号、平成28年度新発田市介護保険事業特別会計歳入歳出決算についてご説明をいたします。  初めに、歳出であります。特別会計決算書の96、97ページをお願いいたします。1款1項1目一般管理費、右備考欄中ほど認定調査事業は、訪問調査員13名の嘱託報酬、かかりつけ医主治医意見書作成手数料が主なものであります。次の一般管理費は、介護保険の事務処理に係るシステム改修委託料介護保険業務電算委託料が主なものであります。  めくっていただきまして、98、99ページをお願いいたします。2項1目賦課徴収費は、介護保険料賦課に係る納入通知書等印刷製本費通信運搬費が主なもので、次の3項1目介護認定審査会費は、新発田地域広域事務組合で共同設置しております介護認定審査会に係る負担金、次の4項1目趣旨普及費は、介護保険制度の趣旨普及のためのパンフレット、リーフレットなどの経費であります。  続きまして、2款1項1目居宅介護サービス給付費は、要介護1から5までの認定者が利用した訪問介護や通所介護等の居宅サービス給付費、次の2目地域密着型介護サービス給付費は、認知症グループホーム等の利用に対するサービス給付費、次の3目施設介護サービス給付費は、特別養護老人ホームや老人保健施設等の利用に対する施設サービス給付費であります。  続きまして、4目居宅介護福祉用具購入費は、要介護認定者の福祉用具購入に対する給付費であります。  めくっていただきまして、100、101ページお願いいたします。5目居宅介護住宅改修費は、要介護認定者が行った住宅改修費の給付、次の6目居宅介護サービス計画給付費は、居宅介護に係るケアプラン作成及びケアマネジメントに係る給付費であります。  次の2項1目介護予防サービス給付費から5目の介護予防サービス計画給付費までは、要支援1、2の認定者が利用した介護予防サービスに係る給付費で、詳細につきましては右記載欄のとおりであります。  次の3項1目審査支払手数料は、国保連合会に支払った介護保険給付費に関する審査手数料であります。  めくっていただきまして、102、103ページをお願いします。4項1目高額介護サービス等費は、利用者負担上限額を超えた方に対して支払った給付費、次の5項1目高額医療合算介護サービス費は、医療と介護の両方を合算した自己負担額が限度額を超えた方に対して支払った給付費であります。  次の6項1目特定入所者介護サービス等費は、要介護認定者のうち低所得者の方が特養などの施設サービスを利用した場合に食事、居住費について負担限度額を超えた額について市で支払ったものであります。  続きまして、3款1項1目介護予防二次予防事業費は、予防費の右備考欄下から2つ目の丸、二次予防事業の対象者把握事業は、介護予防を必要とする高齢者を把握するため、基本チェックリストの配布、回収に係る通信運搬費のほか、介護予防事業への参加奨励等を地域包括支援センターに委託した経費が主なものであります。次の通所型介護予防事業は、介護予防を目的に実施している運動機能の維持向上等を図るための事業に関する委託料、めくっていただきまして、次の訪問型介護予防事業は、閉じこもりや認知症のおそれのある高齢者を訪問し、相談指導等行うための事業の委託料が主なものであります。  次の2目介護予防一次予防事業費は、事業費の右備考欄、高齢者保健活動事業及び地域介護予防活動支援事業は、一般高齢者に対する健康づくりや介護予防事業に要した経費であります。  次の2項1目包括的支援事業費、右備考欄、地域包括支援センター運営事業は、高齢者の総合相談窓口となり必要な支援を行っている地域包括支援センターの委託料が主なものであります。次の丸、認知症総合支援事業は、市と各地域包括支援センターへの認知症地域支援推進員配置のための報酬及び委託料などが主なものであります。  めくっていただきまして、2つ目の丸、生活支援サービス体制整備事業は、地域支援コーディネーターを配置し、高齢者の通いの場や介護予防活動について啓発活動を行ったものであります。  次の2目任意事業費は、地域支援事業の中で市町村が任意に行う事業であり、備考欄1つ目の丸、成年後見制度利用支援事業は、法定後見制度の利用に対する高齢者の支援と成年後見人の報酬に対する助成、2つ目の介護相談員派遣事業は、介護サービス利用者の疑問や不安の解消、介護サービスの質的向上を図るため、施設に派遣する相談員の報酬が主なものであります。1つ飛んで、寝たきり高齢者紙おむつ助成事業は、寝たきり等の高齢者への介護負担、経済的負担の軽減を図るために、紙おむつの購入助成に要した経費であります。次の高齢者食の自立支援事業は要支援、要介護認定を受けた65歳以上の単身または高齢者のみの世帯で調理が困難な方に対し、安否確認を兼ねたお弁当の提供事業に要した経費であります。次の認知症高齢者支援事業では、徘回による事故を未然に防止するために、認知高齢者見守り事業を実施したほか、認知症サポーター研修などに要した経費であります。  めくっていただきまして、108、109ページをお願いします。4款1項1目介護給付費準備基金積立金は、平成27年度精算に伴う積立金であります。  次の5款1項1目償還金は、平成27年度分の精算による国県支出金及び支払基金交付金の精算還付金で、2目は第1号被保険者の保険料の還付金であります。  飛んでいただきまして、3項1目利用者負担額軽減支援事業は、東日本大震災により被災され、新発田市へ転入した被保険者の介護サービス利用に対する利用者負担の支援費であります。  歳出は以上であります。  続きましては、歳入であります。戻っていただきまして、86、87ページをお願いいたします。1款1項1目第1号被保険者保険料は特別徴収、普通徴収の現年分及び滞納繰越分の保険料で、それぞれ右記載のとおりであります。  続きまして、3款1項1目国庫負担金介護給付費負担金は、介護給付に対する国の負担分であります。  続きまして、2項1目国庫補助金調整交付金は、国からの調整交付金、めくっていただきまして、88、89ページ、2目地域支援事業交付金の介護予防事業及び3目包括的支援事業・任意事業は、介護予防事業や地域包括支援センター運営事業に対する国からの交付金であります。  次の4目介護保険事業費補助金は、介護報酬の改定等に伴うシステム改修に係る国からの補助金であります。  次の5目介護保険災害臨時特例国庫補助金は、東日本大震災により被災され、新発田市に転入した被保険者の介護保険料、介護サービス料などの減免に係る補助金であります。  次の4款1項1目支払基金交付金の介護給付費交付金、次の地域支援事業支援交付金は、給付費に係る支払基金からの交付金であります。  めくっていただきまして、90、91ページをお願いいたします。5款1項1目県負担金介護給付費負担金は、給付に係る県の負担分であります。  次の2項1目県補助金地域支援事業交付金の介護予防事業及び2目包括的支援事業・任意事業は、いずれも地域支援事業に係る県からの交付金であります。  続きまして、6款1項1目利子及び配当金は、右備考欄記載のとおり介護給付費準備基金の利子であります。  めくっていただきまして、92、93ページをお願いいたします。7款1項1目介護給付費繰入金は介護給付費、2目及び3目の地域支援事業繰入金は介護予防事業や地域包括支援センター運営事業の包括的支援事業、寝たきり高齢者紙おむつ助成事業などの任意事業に対して市の負担分、次の4目低所得者保険料軽減繰入金は保険料軽減に対する市の負担分、次の5目その他一般会計繰入金は職員給与費及び事務費に対する繰入金であります。  めくっていただきまして、94、95ページお願いいたします。8款1項1目繰越金は、平成27年度分の繰越金であります。  続きまして、9款1項1目は、第1号被保険者延滞金であります。  続きまして、2項1目第三者納付金は交通事故など加害者が支払うべき給付費を市がたてかえた分の納付金、次の2目返納金は利用者負担分の変更等による高額介護サービス費の返納金、次の3目雑入は食の自立支援サービスや介護予防教室等の利用者からの負担金が主なものであります。  歳入は以上であります。ご審議の上、ご承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○委員長(石山洋子) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。  佐藤真澄委員。 ◆委員(佐藤真澄) 決算でありますので、一言質疑させていただきたいんですけれども、28年度はいろいろ介護保険制度そのものが改定というか、私ども改悪と言っているんですけども、改定される中、一番大きなものは一定の収入のある方が1割から2割負担になったことや、それから特養とか施設入所は要介護3以上になるとか、食事、それから部屋代の軽減制度があったんですが、それが縮小されるとか、いろんなことがありました。そうした中で、やっぱり医療や介護が必要なのに抑制する人が出てきているとか、今まで一般質問もしておりますので、ここでどうこう言う気はないんですが、決算に当たり今後の課題といいますか、29年度にぜひこれだけは伝えたい、これは反映したいといういわゆる反省点でしょうか、課題と申しましょうか、その点だけお伺いしたいと思います。漠然とした質疑で大変恐縮ですが。 ○委員長(石山洋子) 星野高齢福祉課長。 ◎高齢福祉課長(星野芳郎) 平成28年度については、確かにいろんな制度改正がありまして、それに対応していってまいりました。特にその要介護度3以上にならないと施設に入れないという、そういう制度にもなりましたけど、特別な事情があればそれ以下の方でも施設に入ることができますんで、市としてはその個人、個人の状況を詳細に確認しながら、その個人、個人が合うサービスを、よりよいサービスを提供できるように平成28年度は努めてまいりました。  平成29年度につきましては、総合事業が平成29年度から入りましたんで、まだ今9月の段階ですんで、3月までに総合事業に全面的に移行できるようにやっていきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(石山洋子) 小林誠委員。 ◆委員(小林誠) 介護事業について質疑させていただきますけれども、安倍政権下においてニッポン一億総活躍プランということで、27年度から8年度にかけて介護職員の1.2万円ですか、処遇改善ということで政府の方針がなされたわけですけれども、全国的に介護職員の労働力不足というのは、これは新発田市も類を見ないわけでありまして、当市においてはこの処遇改善、各施設において実際に行われているのか。そして、処遇改善が未届け施設、こういったところがあるのか、2点目です。  そして、この介護人材不足という中で、当市においてはこの介護従事者の人材不足というのは起きていないのか、この3点お聞きしたいと思います。  あともう一つ、105ページの認知症の予防に関してなんですけれども、認知症総合支援事業の中で、この若年性の認知症というのも今社会で結構問題視されていますけれども、これは早期発見が重要だと言われておりますが、若年性の認知症の予防についてはどんな対策がされているかお聞きしたいと思います。  あともう一点、成年後見人の利用についてなんですけれども、金額とすれば少ないようなんですが、何件ぐらいの利用があるのかというところです。どこかの事件でこの制度悪用した、オレオレ詐欺なんていうのもありますけど、ような事例もあったようなんですが、その辺市としてフォローアップどのようにされているのか、数点ありますが、教えていただきたいと思います。 ○委員長(石山洋子) 星野高齢福祉課長。 ◎高齢福祉課長(星野芳郎) まず、第1点目の処遇改善の取り組みといいますか、その点についてお答えしたいと思います。  処遇改善については、年度初めに各事業者のほうから申請をいただいて、それをうちを経由して国のほうに申請する形になっていまして、申請がある事業所については、適切に配分されております。あるかないかというのは周知をしていますんで、必要ある事業所については、全てうちのほうに出す形になっていますんで、ないと確信をしております。  あと、3点目の人材の確保については、県のほうでも人材確保対策会議という会議ありまして、私もちょっと委員になっていまして、その中の会議でいろんな意見が出まして、やっぱり人材が不足しているということで、大学とか専門学校、そういう介護職につく方の供給が今半分ぐらい、定員に対して今入学者も半分ぐらいということで、なかなかその学校に入る方も少ないということを情報として賜りました。そういうことであれば、当然供給する人材についても少ないという認識であります。市内の各事業所にお聞きしますと、やっぱり人材不足は否めないということで、工夫をしながら今乗り切っているということで、中には人材派遣業から人材を派遣していただいて乗り切っている事業所もあると聞いております。  それから、2点目の認知症の若年性の認知症予防ということでお答えしたいと思います。予防活動ですんで、うちのほうの認知症対策事業の認知症カフェという事業がありまして、その中で年齢を問わず認知症の方、その認知症を支援している方、そういう方のカフェもやっていますし、あと認知症の養成講座ということで、先日の18日にもRUN伴の事業とタイアップをしまして、うちのほうで養成講座ということで、小学生、中学生からそういう講座をやっていまして、小さいうちからそういう意識づけを取り組んでいます。実際に若い若年性認知症の方については、うちのほうの健康推進課と連携をしながら対応しております。  それから、第3点目の成年後見人についての部分なんですが、平成28年度につきましては、受け付け件数が5件、それから必要申し立て件数が4件ということで、まだまだこれから道半ばですけど、成年後見人、ひとり暮らしの高齢者の財産管理ですとか、そういうものが今後課題になりますんで、社協と連携をしながら制度の普及、それから実際に申請する方の助成を小まめに取り組んでまいりたいと考えております。  以上です。 ○委員長(石山洋子) 小林誠委員。 ◆委員(小林誠) 認知症について、若年性認知の早期発見に対する何か施策があるかという質疑だったんですけど、ちょっとお願いします。 ○委員長(石山洋子) 星野高齢福祉課長。 ◎高齢福祉課長(星野芳郎) 若年性ということになりますと、今人間ドックですとか健康診断等でいろんなその結果が出ますんで、その中でその認知症の疑われる方については支援をしていきたいということで、これを健康推進課のほうと連携をしながらやっていきたいと考えています。 ○委員長(石山洋子) 小林誠委員。 ◆委員(小林誠) わかりました。  介護従事者の処遇改善については、これ2017年度に対してもまたプラス1万円ということで、2年間で2万円以上の処遇改善という方針示していますけれども、実際職員の実入りに関しては、2万円も上がっていないというのが実態だと思います。これも、介護職員非常に医療従事者と比べてやっぱり賃金体系が低いもんですから、この辺がやはり人材不足というところありますし、政府が絵に描いた餅にならないように、しっかり自治体でも介護の事業者と連携をとって、その辺をしっかりまたフォローアップいただきたいなと思います。要望して終わります。 ○委員長(石山洋子) 渡部良一委員。 ◆委員(渡部良一) 結構ありますんで、少し課長のほうもメモをとりながら聞いてください。  決算でありますから、総括表から見ますが、80、81ページです。それから、82、83、ここが歳入歳出の総括表だと思いますが、と同時にこの決算の概要です。概要のこれ、16ページになるか、介護保険事業特別会計という概要のところについてです。これ2つを見ながら質疑するんですけども、第1点目は介護保険事業、こちらのほうで見ると、前年度対比で見ると3.3%の収入増になっているわけですよね。当然歳出もそれに伴って3.1%増になっていますが、これはどういうふうに考えればいいのかなというふうに思います。というのは、後ほど説明いただく国民健康保険のほうは大きくマイナスになっているんですが、介護保険はプラスという形で歳入歳出決算が出されているわけでありますが、端的に言ってその保険者の増になるのかなということは、皆さんの資料の中でいうと、資料の52あたりか、この辺で少し500人ぐらいふえているのか、被保険者が。これが主要の要因になっているのかどうかというのが第1点目であります。  それから2点目は、この項にかかわって83ページ、予算と比べて不用額が3億6,000万に上るわけです。これは、なぜこれだけの不用額が出てくるのかということです。皆さんは精査、精緻をしながら予算をつくるんでしょうけれども、不用額が4億近くに上るということは、何も不必要なものを出す必要は全くないんですけども、なぜこれだけの不用額が出てくるのかということです。これがこの項にかかわっての2点目。  それから3点目は、これはどう解釈すればいいんでしょうか。80、81ページのほうでありますが、見ると皆さんの予算立てのほうでは一般会計からの繰入金が13億あって、収入済額が13億何ぼで、これマイナスで、予算と収入済みのマイナスになっているわけですね。一方基金の繰入金は、予算で5,500万見たんだけども、これはゼロ、基金の繰り入れはゼロで済んだということなんですが、これちょっとわからないんですが、関連がないのかあるのか、繰入金はマイナスになっているということからすれば、ここ基金から繰り入れてもいいものではないかと思うんですが、単純にそれだけで見るわけにはいかないんでしょうけども、ここはどう解釈をすればいいのか。要するに基金が繰り入れがゼロになっているわけでありますけども、これはなぜかということです。  以上がその項にかかわっての二、三点の質疑です。総括表からです。  それから次に、基金残です。概要のほうの28ページでしょうか。私要するにことしからここに入ったもんですからお聞かせいただきたいんですが、この基金というのはこれは地域福祉基金のことになるか。基金が要するにどの項目に当てはまるのかです、ここの基金現在高の概要の。現在その基金残というのはどのぐらいあるのかということが2点目です。大きな2点目です。  それから、この今の決算書の84ページを見ると、差引残が2億6,900万、2億7,000万ぐらい残があるわけでありますが、これはどこに行くのかなということです。この項の112ページを見ると、2億6,800万これ出てきますね。実質収支額が2億7,000万というのが出てきますが、この実質収支の額のうち自治法233条の2の規定によって基金繰入金はゼロになっているんですけども、そうすると全部繰り越しになるんですか。基金には回っていかないということなんですかということをお聞きをします。  それから、資料の48、49あたりにその待機者問題が出てくるんですけども、49、これですね。特老ホーム等の入所者及びホームへの入所待機者数というのが出ています。待機者がそこに出てきていまして、要介護3以上の方、それが28年度4月1日、29年度4月1日現在で八十何人おられます、待機者が。この待機者についてはできれば解消していくのが筋なんでしょうけども、どういう計画性の中でやっていくのかという、待機者問題です。  それから、資料の50、その下のほうです。50で介護度別認定者数に対する介護サービス未利用者割合という形で出てくるんですが、これも私決算初めてなもんですから聞くんですが、自分が認定はされているんだけども、特段利用する必要がないという形で利用されていなければ、それはそれでよしとしなきゃなんないわけです、皆さん努力の結果だと思いますけども。ただ、問題はそこら辺よくわからなくて利用しないということになると、また問題なんですけども、未利用者が大体十六、七%の方がおられるわけです。ここら辺はどういうふうに未利用者を考えればいいのか。要するに制度あるいはいろんな支援あります、先ほど項目別を見ると、大変多くの支援制度があるわけでありますが、そのことが十分周知されないままに利用されていないのか。しっかりそのことは。しかし、認定はされているんだけども、必要ないという形で利用されていないのか、その辺お聞きをします。これ資料にかかわって。  それから、最後の問題でありますが、今度別な資料でありますが、いろいろと皆さんせっかくつくってくれますんで、施策評価表の中で71ページ、ここが担当課のほうのだと思いますけども。施策評価表の中で72ページのほうに、次年度以降に向けた施策の方向性という形で出てくるわけです。ここで引き続き介護予防の啓発普及を図っていくとか、地域包括支援センターの体制強化とか、ケアシステムの構築を進めるというふうにうたわれています。なお、また政策大綱との関係では高齢者、それから認知症の方などをそれぞれの自治会やボランティア、NPOなどと協働して地域全体で支える体制の構築を進めるということは、新発田に限らず、多分こういった方向性というのは全県、全国的な方向性として、今後の高齢者対策として方向性が出てくるんだろうというふうに思っていますが、ここでは当然書き切れないことがいっぱいあるんでしょうけれども、こういった方向性は私もよしとするわけでありますが、そのために中長期的な方向性だと思いますが、少し中期的といいますか、ここ二、三年の中で地域包括センターの体制強化とか、あとは地域全体で支える体制の構築というふうにうたってあるんですが、この辺で特段今後中期的に見て、高齢福祉課としてどういったことを考えているのか、今後の問題でありますという形で質疑をさせていただきたいと思います。  以上、数点になりますが、よろしくお願いします。 ○委員長(石山洋子) 8点ほどあるようですが、星野高齢福祉課長
    高齢福祉課長(星野芳郎) まず、第1点の前年度と収入が3.1%ぐらいふえていて、その主な要因は何かという第1点目の質疑だったと思いますけど、大きな要因はやっぱり負担する人がふえているということと、あと6期計画の中で3カ年で保険料を決めていくわけなんですが、当然1年目、2年目、3年目に比べて3年目のほうが収入のほうは多く入るということで、そういう原因から前年と比べて収入多くなるということだと思います。  第2点目の不用額の関係なんですが、なぜ不用額が出るかといいますと、予算を組む中で特別会計ですんで最大限見ますと、そういうことで特会として予算が足りないというわけにいきませんので、実績、それから傾向の最大の部分を予算に反映させる関係で、どうしても不用額というのは毎年出る形になっております。ただ、予算全体100億のうちの3億ということですんで、3%程度の不用額でありますんで、不用額が出ても特に税とか補助金に影響が出るということはございません。  それから、3点目の一般会計繰り入れと基金の関係なんですが、これにつきましては保険税、それから国庫支出金、それから支払基金交付金の歳入と、それから実際に給付している歳出側の部分を見比べて、不足であれば基金で対応するということで、制度的にルールどおり入れている関係で、今回基金から取り崩しをしてやる必要がなかったということで、ご認識をお願いしたいと思います。  それから、4点目の収入支出差し引き2億6,000万はどこへいくのかというご質疑だったと思いますが、これにつきましては後ほど9月補正の特別会計の予算議案で上がっていますけど、平成28年度の繰り越しにつきましては、9月補正で基金に積みますということで予算を上程させていただいております。           〔「基金に」と呼ぶ者あり〕 ◎高齢福祉課長(星野芳郎) 基金に積むということです。  それから、資料28の基金の残高ということで、これうちのほう積み立て基金ということではないんで、ここには出てきません。今残高のほう10億8,900万ほどある予定になっています。  それから、資料の48、49ページ、特老の待機者の関係なんですが、この資料の407人のうち、要介護度3以上84名がいるということで、実際精査するとこの84名のうち75名の方が実際入所の可能性があるということで、84名のうち75名の方が待機者ということでうちのほう捉えています。これにつきましては、平成29年度に地域密着型の特別養護老人ホームを58床整備する予定になっておりまして、場所は竹内病院の脇の部分と、それから佐々木の地利目木ですか、そこ2カ所、58床整備する形になっておりまして、75名のうち58名の方については量的にはそこでクリアできますし、あと17名につきましては今後7期計画の中で入る所の確保、施設整備の関係を今検討しているところで、なるべく待機者の出ないような形で取り組んでまいりたいと考えております。  それから、介護認定に係る未利用者の割合ということで17.7%未利用者がいるんですが、これにつきましては今地域包括支援センターと社協と、あと民生委員の方と連携をしながら、受ける必要のあるサービスについてはぜひ受けていただきたいということで個別に回っていますし、あと特に新発田市の場合、とりあえず認定を受けておこうという方も何%かいらっしゃいますんで、その結果が未利用者に反映されていると考えております。実際介護保険サービスが必要な方については、ケース・バイ・ケースで全部対応するような形でやっておりますんで、特にご心配は要らないと考えております。  それから、次の施策評価の関係なんですが、これにつきましては施策ですんで、ちょっと具体的なことは書いてありませんが、これから将来的に介護保険を持続するためには、介護保険料の負担をお願いするという方法もありますけど、なるべく介護給付を使わないような形で、介護にならないうちに予防で防いでいくということが主流になっていますんで、うちのほうで週1クラブですとか、いろんな事業に取り組んで、介護にならないような取り組みで持続的に介護保険を続けていきたいと、そういうふうに考えております。  あと地域の関係なんですが、今社協と社会福祉課のほうで地域活動計画というのを17地区できましたんで、それをもとにうちのほうもそれに乗じて地域でいろいろ課題等ありますんで、それをもとに連携しながら、地域に入って介護予防を進めてまいりたいと考えております。  以上、何か抜けているところありますでしょうか。 ○委員長(石山洋子) 大丈夫です。  渡部良一委員。 ◆委員(渡部良一) ここは課長に聞いても、市長に聞かんばならないのか、どうするのかな、わからないんですが、聞く機会ないんで、考え方だけ。ですから、総括表における一般会計繰り入れは予算で、少しマイナスだけど、一般会計から繰り入れたわけ。少なくとも介護保険の基金として積み立てているのからはゼロなんです。だから本来であれば介護保険というのは介護保険料を取っているわけだ。取っていて、そしてなおかつ一般の税金からも投入をするという形になるから、私は単純に考えて順序からすれば足りなければ基金を取り崩す、余裕があれば。一般会計は一般会計としてそちらは逆に使わないというのか、それが本来の税の趣旨なんじゃないかなという気がするわけです。ところが結果的にはここは一般会計から予算どおりとは言わないけども繰り入れて、基金はゼロだと、取り崩しが。というのは、考え方としてこういう形としていいのかどうかが少し疑問になるわけです。ということは、納税者からすれば介護保険料取っているんじゃないのと、そっちを先使ってくださいよと。そっちを使わないで一般会計繰り入れということは、本来であれば税金の二重取りだなんて言う人もいるわけだけども、考え方がそういったことからすれば、この逆なんではないかなという私の主観も入っていますけども、そういったふうに思うんですが、その辺は確かに介護保険だけじゃないのかもしれませんですが、もしその辺の考えが課長としてあればお聞きをしておきたいなというふうに思います。 ○委員長(石山洋子) それでは、考え方について、星野高齢福祉課長。 ◎高齢福祉課長(星野芳郎) 一般会計からの繰り入れというのはルールがありまして、職員の人件費、それから事務費については一般会計からの繰り入れをすると。あと給付費については保険税で賄いなさいというルールがありますんで、その中で基金と保険税、それから給付の兼ね合いを考えると、給付費が保険税で今回賄えたということで、基金からの繰り入れはしていないということになります。  以上です。 ○委員長(石山洋子) ほかに質疑ありませんでしょうか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言をお願いいたします。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第38号 決算の認定について(平成28年度新発田市介護保険事業特別会計歳入歳出決算)は認定するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(石山洋子) 挙手全員であります。  よって、議第38号は認定すべきものと決しました。   次に、議第29号 平成29年度新発田市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)議定についてを議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  星野高齢福祉課長。 ◎高齢福祉課長(星野芳郎) それでは、予算書の薄いほうに戻っていただきまして、議第29号 平成29年度新発田市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)の議定についてご説明を申し上げます。  初めに、歳出でありますが、60ページ、61ページをお願いいたします。1款1項1目一般管理費は、介護保険制度改正に伴うシステム改修委託料であります。  続きまして、4款1項1目介護給付費準備基金積立金は、平成28年度の事業費確定に伴う繰り越し分を基金に積み立てるものであります。  次の5款1項1目償還金は、平成28年度の介護給付費等の確定に伴う国県支出金等の精算還付金であります。  次の5款2項1目一般会計繰出金は、平成28年度の地域支援事業の確定に伴う一般会計への繰出金であります。  歳出は以上となります。  続きまして歳入であります。戻っていただきまして、58、59ページをお願いいたします。4款1項1目介護給付費交付金は、平成28年度介護給付費の確定に伴う精算交付金であります。  次の7款1項5目その他一般会計繰入金は、歳出でご説明いたしましたシステム改修費及び職員の給与に係る繰入金であります。  次の8款1項1目繰越金は、平成28年度決算に伴う繰越金であります。  歳入は以上となります。  ご審議の上、ご承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○委員長(石山洋子) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を求めます。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第29号 平成29年度新発田市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)議定については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(石山洋子) 挙手全員であります。  よって、議第29号は原案のとおり可決すべきものと決しました。   次に、議第37号 決算の認定について(平成28年度新発田市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算)を議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  肥田野保険年金課長。 ◎保険年金課長肥田野直子) 議第37号、平成28年度新発田市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算についてご説明申し上げます。  国民健康保険事業特別会計は、本体部分となります事業勘定と、国保紫雲寺診療所に関係いたします施設勘定の二本立てとなっておりますが、事業勘定につきましては保険年金課から、施設勘定につきましては健康推進課からご説明させていただきます。  それでは、初めに事業勘定の歳出の主なものについてご説明いたします。40、41ページをお開き願います。1款1項1目一般管理費は、人件費や国保被保険者証交付に係る経費のほか、備考欄中ほどの国保連合会関連事業は、国保連合会に委託しております国保資格審査や診療報酬の審査支払い委託料などであります。  次に、42、43ページをお開き願います。2項徴税費の賦課徴収費は、臨時職員賃金のほか、保険税の仮算定、本算定に係る納税通知書の印刷製本費通信運搬費が主なものであります。  3項運営協議会費は、2回開催いたしました国民健康保険運営協議会の委員報酬など。  4項趣旨普及費は、国保制度の周知のためのチラシやパンフレットなどの購入、印刷製本費でございます。  5項保険税収納率向上特別対策事業費は、保険税の収納率向上のため納税相談や専門の嘱託職員による滞納世帯への訪問などを実施した報酬や車両借上料などであります。  次に、2款保険給付費は、歳出全体の6割近くを占めております。保険給付費は、その中身によりまして、療養給付費、療養費、高額療養費などに分けられ、またそれぞれ一般被保険者と退職被保険者とに分けられます。退職者医療につきましては、おおむね会社退職後に国保に入られた64歳以下の方が対象になります。この方たちの医療費は一旦国保から支出しますが、後に保険税収入などと相殺し、不足分を社会保険診療報酬支払基金から療養給付費交付金として国保に交付されるものであるため、一般と退職に分けて処理をしているものでございます。なお、退職者医療制度については平成27年度から徐々に縮小されており、平成31年度で終了いたします。  2款1項療養諸費は、被保険者に係る医療費の法定給付分であります。  44、45ページをお開き願います。給付費は、現物給付と現金支給に分かれており、診療、薬剤など患者が医療機関に一部負担金を払い、残りを保険者が直接医療機関に払うものを現物給付、治療用装具など患者が一旦全額自己負担し、その後患者へ現金を支給するものを現金支給としております。  次の2項1目及び2目の高額療養費は、被保険者の年齢、所得に応じて自己負担限度額が決められており、入院など医療費が高額になった場合に、申請により自己負担限度額を超えた分について支給したもので、次の3目及び4目の高額介護合算療養費についても、被保険者の年齢、所得に応じて自己負担限度額が定められており、医療保険と介護保険の両方を利用した世帯で、医療費と介護サービス費の合計が高額になった場合に、申請により自己負担限度額を超えた分について支給したものであります。  次に、46、47ページをお開き願います。4項出産育児一時金は、被保険者の出産に係る給付で、出産件数は63件でした。  5項葬祭諸費は、葬儀の執行人に対し1件5万円の葬祭費を165件支給いたしました。  3款1項後期高齢者支援金等は、75歳以上の方が全て加入する後期高齢者医療制度への財政支援として、国から示された基準により社会保険診療報酬支払基金へ拠出したものであります。  最下段、4款1項前期高齢者納付金等は、社会保険や国保などの医療保険制度間での65歳から74歳までの加入割合の差による負担の不均衡を調整するためのものであり、国から示された基準により社会保険診療報酬支払基金へ拠出したものであります。  次に、48、49ページをお開き願います。5款1項老人保健拠出金は、老人保健医療制度に基づく精算事務費であります。  6款1項介護納付金は、介護保険第2号被保険者に該当する40歳から64歳までの方の介護保険料を国保税として一緒に徴収しており、そこに国庫負担金などを加えて社会保険診療報酬支払基金へ納付したものであります。  7款1項共同事業拠出金は、財政運営の安定化を図るため、各保険者からの拠出金をもとにかかった医療費の59%相当を交付するという再保険事業であり、市負担分を事業主体である新潟県国民健康保険団体連合会へ拠出したもので、1目高額医療費共同事業拠出金は、レセプトと呼んでおります診療報酬明細1件当たり80万円を超えるもの、2目保険財政共同安定化事業拠出金は、診療報酬明細書1件当たり80万円までの医療費を対象として拠出いたしました。  次に、50、51ページをお開き願います。8款1項特定健康診査等事業費は、40歳から74歳までの被保険者を対象に、メタボリックシンドロームに着目した健診、保健指導に支出したものであります。  2項1目保健事業費の備考欄1つ目の丸、国保保健指導事業は重複多受診者訪問や高血圧の方への指導、39歳以下メタボ予防指導事業などの経費であります。2つ目の丸、国保保健事業は、ジェネリック医薬品利用差額通知書や国保世帯の医療費総額を通知する医療費のお知らせの作成委託料、市内の高校、大学へ配付したエイズ予防パンフレット、保険証の更新にあわせて国保全世帯に配布いたしましたジェネリック医薬品希望シールの購入等に要した経費であります。3つ目の丸、疾病予防事業は、人間ドックやオプションとして実施する肺がん検診など医療機関への検診委託料であります。  次に、2目総合保健施設事業は、健康プラザしうんじで実施いたしました健康教室などの事業費でございます。  次に、52、53ページをお開き願います。9款国民健康保険事業財政調整基金積立金は、基金への積み立て。  10款公債費は、国保紫雲寺診療所の建設に係る償還金の元金と利子分であります。  11款1項1目償還金は、国県支出金精算還付金など。2目国民健康保険税還付金及び還付加算金については、備考欄記載のとおりであります。  歳出は以上であります。  次に、歳入の主なものについてご説明申し上げます。  戻っていただきまして、26、27ページをお開き願います。1款1項国民健康保険税は、一般被保険者及び退職被保険者に係る保険税の医療給付費分、後期高齢者支援金分、介護納付金分の現年課税分と滞納繰り越し分であります。  次に、28、29ページをお開き願います。2款使用料及び手数料は、大槻にあります米倉診療所の敷地使用料と、国保税の督促手数料であります。  最下段、3款1項1目療養給付費国庫負担金、次の30、31ページ、2目高額医療費共同事業国庫負担金、3目特定健康診査等国庫負担金は、それぞれ実績等に基づき、国の負担分として交付されたものであります。
     2項1目財政調整交付金は、普通調整交付金と特別調整交付金とに分かれており、医療費などの負担を医療水準や所得水準に応じて調整する普通調整交付金と、国保保険者として経営姿勢が良好であると評価されたことによる交付金や、健康プラザしうんじの運営に関します総合保健施設事業に対する補助金などが特別調整交付金として交付されております。  次の5目システム開発費等国庫補助金は、平成30年度から実施される国保財政の都道府県化に向けたシステム改修の補助金、次の6目災害臨時特例国庫補助金は、東日本大震災による避難者支援に係る補助金であります。  4款療養給付費の交付金は、退職被保険者等に係る給付費などに対して、社会保険診療報酬支払基金から交付を受けるものであります。  5款前期高齢者交付金は、65歳から74歳までの被保険者数の加入割合に応じた医療保険制度間の財政調整により交付されたものであります。  次に、32、33ページをお開き願います。6款県支出金は、備考欄記載のとおりでございます。  7款1項の共同事業交付金は、歳出の共同事業拠出金に対応するもので、1目高額医療費共同事業交付金は、レセプト1件80万円を超える高額な医療費に対しての交付金、2目保険財政共同安定化事業交付金は、同じく80万円までの医療費に対する交付金であります。  財産収入は、財政調整基金積立金利子であります。  次に、34、35ページをお開き願います。9款1項1目は一般会計繰入金で、備考欄、保険基盤安定繰入金は保険税の法定軽減分の補填など、出産育児一時金等繰入金は給付費総額の3分の2相当額の繰り入れ、その下、財政安定化支援事業繰入金は、国保財政の安定支援に係る繰入金であります。  2項1目国民健康保険事業財政調整基金繰入金は、財源の不足分を補填するため、基金を取り崩して特別会計へ繰り入れたものであります。  10款繰越金は、27年度からの繰越金であります。  11款諸収入については、37ページから39ページ、備考欄記載のとおりでございます。  事業勘定の歳入は以上でございます。  ご審議の上、ご認定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○委員長(石山洋子) 阿部健康推進課長。 ◎健康推進課長(阿部博子) それでは、続きまして施設勘定についてご説明いたします。  初めに、歳出であります。70、71ページをお開き願います。1款1項1目一般管理費の備考欄1つ目の丸、職員給与費は、国保紫雲寺診療所職員の人件費であります。次の国保連合会第2種参画事業及び新潟県国民健康保険診療施設協議会参画事業は、各団体への参画に係る負担金であります。次の一般管理費は、嘱託報酬、臨時、パート職員の賃金のほか、施設の維持管理に係る委託料や負担金が主なものであります。  次に、72、73ページをお開き願います。2項1目研究研修費は、書籍の購入であります。  次の2款1項医業費のうち、1目医療用機械器具費は、医療機器の借り上げ及び購入費、2目医療用消耗機材費は、医療用消耗品の購入費、3目医薬品衛生材料費は、医業で処方する医薬品の購入及び血液等、検査機関への委託料が主なものであります。  次の3款1項1目国保紫雲寺診療所運営基金積立金は、基金の利子を積み立てたものであります。  次に、74、75ページをお開き願います。6款2項1目一般会計繰出金は、前年度決算の精算に伴う一般会計への繰り出しであります。  歳出は以上であります。  次に、歳入であります。戻っていただきまして、64、65ページをお開き願います。1款1項外来収入は、患者が加入されているそれぞれの医療保険からの診療報酬収入や患者に直接窓口でお支払いいただく一部負担金収入などであります。  次の2項その他の診療収入は、診察に係る諸検査や予防接種等の収入であります。  次に、66、67ページをお開き願います。2款使用料及び手数料は、往診の際の自動車使用料や診断書作成などの手数料であります。  次の3款財産収入は、国保紫雲寺診療所運営基金の積立金利子であります。  次の4款1項1目一般会計繰入金は、人件費や事務経費等に係る不足分を一般会計から補填するための繰り入れであります。  次に、68、69ページをお開き願います。4款2項1目国保紫雲寺診療所運営基金繰入金は、医療機器の購入に係る基金からの繰り入れであります。  次の3項1目事業勘定繰入金は、事業勘定において国から受けた国保特別調整交付金のうち施設勘定の医療機器購入に係る分を繰り入れるものであります。  次の5款諸収入は、特定健康診査等の受託収入や産業医受託収入の業務収入であります。  6款繰越金は、27年度会計の繰越金であります。  歳入は以上であります。  ご審議の上、ご承認賜りますようよろしくお願いいたします。 ○委員長(石山洋子) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。  佐藤真澄委員。 ◆委員(佐藤真澄) 53ページの国民健康保険事業、財政調整基金費に絡んで質疑させていただきますが、二階堂市政2期目の入り口、25年度値上げされました。1人当たり12.9%、世帯当たり11.9%値上げしたにもかかわらず、実質単年度収支では1億881万5,000円の赤字でありました。27年度また上げました。今度は1人当たり13.5、1万3,890円、それから世帯当たりは14.4%、2万4,085円であります。その結果、1億475万5,000円の黒字決算となっておりますけども、財政調整基金、この資料をいただきますと、前年度より、26年度より3,314万8,000円減少し、平成27年度は8,860万8,000円ということでありますが、この今値上げしないで28年度決算を迎えたわけでありますが、約3億円、2億9,200万円ほど保有されているということでありますけども、いただいた資料を見ますと、国保加入者の所得階層別、それから滞納世帯の状況というナンバー38の資料を見ますと、年間所得200万円以下という方が約74%です。そのうち滞納しているというのもこの200万円以下の層が一番多く、26.49%であります。26年度、7年度、8年度と3カ年資料をいただいているわけですが、26年度は23.95%、27年度が24.79、28年度が26.4、だんだんふえているんです。値上げして、値上げすることによって滞納する、また値上げする、私は悪循環じゃないかと思うんですけれども、これだけ約3億円近くの基金を持っていらっしゃるわけですので、税金の二重取りだなんていう一般会計からの繰り入れというの私どもよく言うんですけども、とにかくそれはさておき、この基金の取り崩しとかそういうことを28年度は検討されなかったのかどうか、お聞きしたいと思っております。  値上げしたことによって、これもまた資料なんですけれども、県内20市中、三条、南魚沼、燕に次いで4番目の高さとなっております。資料が43です。ですから、いかに国保が高いか。約6割の方々が市民の方々が国保加入者ですが、市の幹部でおられる皆さん方も退職されれば当然国保になられるわけでありまして、私はやはりあと都道府県化ということも目前にしておりますけれども、28年度決算に当たり、決算を迎えたことによりまして、やはりこの基金の取り崩しということはお考えにならなかったのかどうか、その点についてお伺いいたします。 ○委員長(石山洋子) 肥田野保険年金課長。 ◎保険年金課長肥田野直子) 佐藤真澄委員のご質疑にお答えします。  委員もご承知のとおり、国保は特別会計として設置されて、独立性を持って運営しているというものだと思っています。その中で、歳出に見合った歳入ということを確保したり、また医療費を抑制する努力をしたりということで運営を今に至っているわけでありまして、平成27年度に税率を上げることはいたしましたが、春の市長答弁にもありますとおり、ここ何年かを見ますと、収納率につきましては上がってきていることでありますし、それから保険税の未済額につきましても徐々に減ってきて、ことしも平成27年度よりは少し減って3億3,300万円程度だったということを考えますと、確かに新発田市の国保税はそれなりな負担をいただいているところではございますけれども、皆保険という意味では市民のご理解をいただいて、健全運営ができてきたのではないかというふうに思っております。  そして、基金のことにつきましてですが、資料にもご提出いたしましたとおり、平成28年度末におきましては2億7,782万1,003円ということでございましたけれども、これにつきましても保険給付費のおおむね5%ぐらいを目安といいますか、そのぐらいの基金が必要ではないかなというふうに考えております。といいますのも、過去におきましても10億円以上の基金があったこともございましたが、いろんな疾病の動向等だと思いますけれども、一瞬にして枯渇したということの経験を踏まえて、それなりの基金をしっかりとしておくということは大事なことではないかというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(石山洋子) 小林誠委員。 ◆委員(小林誠) そうしましたら、肥田野保険年金課長お伺いしますが、47ページ、出産育児一時金支給事業でございますけれども、42万円、これは恐らく全国一律なんだろうなというふうに思いますけれども、この出産ということは、いろんな夜中の出産であったり、また子供が生まれてから健康保険による給付があって、出産費がトータルでは安くなったりとか、さまざまな場合が検討されるわけですけれども、市内で産院で産んだ場合、この42万というので金額自体がこれ賄えるのかどうなのか、その辺もひとつ、恐らく難しいと思うんですけど、お聞かせ願いたいと思います。  また、二種類40万4,000円、これ2件となっていますけど、これ制度上は産科医療制度に未加入のところとか、もしくは22週以下の出産というところが40万4,000円ということなんですが、新発田においては未加入の産院等があるんでしょうか。ないと思うんですけれども、その辺をもう1点確認させてください。  以上です。 ○委員長(石山洋子) 肥田野保険年金課長。 ◎保険年金課長肥田野直子) 小林誠委員の質疑にお答えいたします。  28年度の出産育児のお金につきましては、63件ということでございましたが、平均は47万8,000円ぐらいだったということでございます。若干賄えないということではございますけれども、そういう状況でございます。  それから、産科医療のことにつきまして、2件ということでございますが、海外出産の事例などもございまして、40万4,000円という事例がございました。市内の産科医療補償の未加入、加入につきましては、申しわけありません。把握しておりません。  以上です。 ○委員長(石山洋子) 小林誠委員。 ◆委員(小林誠) 47万8,000円、平均ということでもう数字出ているわけですので、これ五、六万足りないというところだと思います。そのほかにも妊娠しますと、毎回の健診費というのが当然、これは健康推進のほうかかわってくると思うんですけど、そうなると子育て支援、子育て支援と声高に叫んでも、まず産むという時点でお金がかかってくるというところ考えますと、やはり当市においても付加給付金ほかの自治体では制度があるところもありますので、ぜひとも検討するべきでないのかなと思いますが、何かお考えありましたらお願いいたします。 ○委員長(石山洋子) 肥田野保険年金課長。 ◎保険年金課長肥田野直子) 国民健康保険の特別会計の中では、保険料、税をもとにしてやっている事業でございますので、特段の計画は考えておりません。市全体の子育て支援の中で検討ができたらいいのではないかというふうに思っております。 ○委員長(石山洋子) 渡部良一委員。 ◆委員(渡部良一) 大体説明を含めて数点になりましたけれども、先ほどのとちょっと重複する感がありますけれども、ここの概要版の14ページを見ると、先ほどの介護保険に反して、こちらは特別会計の部分で14ページのほうですが、マイナス4%という形で保険料収入等が減ってきているわけでありますけども、このことはやっぱり被保険者が毎年減ってきているということなのかなと、主要な要因は。被保険者が1,000人減るというのは、どこがどういうふうに言っているんでしょうかね、私ちょっとわからないんですが、お教えをいただきたいというふうに思っています。1点目です。  それから次、2点目は、次年度、来年4月からこれが今度県のほうに移行していくわけでありますが、これも施策評価表で皆さん書いておりますけれども、59ページ、60ページでしょうか、ここで国民健康保険関係の施策評価表で課長が結果、所見等を、そしてまた次年度に向けた意気込み等を書いているわけでありますが、平成30年4月から県が国民健康保険の運営主体に加わるということから、いろいろと新制度について協議を行ってきたというふうに書いてあります。同時にまたそれを踏まえて、県との協議を踏まえて、次年度以降この特定健診や特定保健指導、がん検診等の検診事業を多少また健康づくり、健康管理で進めていきたいということなどなどが書いてあります。いずれにしましても、30年度の国民健康保険の広域化に向けて連携会議等に参加して、課題と標準税率の検証を行うというふうに書いてありますが、既に準備を進めてきているということなんでしょう。ここで簡潔に書いてありますけども、県との協議の中で来年4月以降、県への移行に伴って、県との関係でどういう課題あるいは税率の問題もいろいろとマスコミに出ることもありますけども、現在先ほども論議ありました、新発田のほうは税率は全体としては高いんでしょうかね。一体全体新発田の場合は、この税率が現行よりどうなっていくのか、来年度、いうことをそれも含めてここに次年度に向けた施策の方向性として、その課題と標準税率は検証を行うとしていますから、どういう県への移行に伴って課題があり、そしてその税率は現在推計されるのかということ、このことについてお伺いします。 ○委員長(石山洋子) それでは、肥田野保険年金課長。 ◎保険年金課長肥田野直子) 渡部良一委員のご質疑にお答えいたします。  総括表の14ページの歳入歳出の減というような部分でございますけれども、お見込みのとおり被保険者が約1,000人ぐらい減っているということで、昨年度の決算の状況から見ますと、総額としては歳入も歳出も同じぐらいの減額というふうなことでございます。どうした年齢層かということにつきましては、済みません。資料手元に持っていないので、お答えすることができません。  それから、59ページの来年度に向けた施策評価の方向性という部分の県との広域化についてということでございます。現在の広域化に向けました進捗状況といたしましては、引き続き県と市の担当者で協議をしているところでございますが、法律で定められている運営方針について既に公表されている骨子をもとに新潟県で運営方針そのものの素案について協議をしているということで、秋にも公表される予定であると思っております。  また、事務の広域化に伴う効率的な運営に向けましては、県の納付金算定のためのデータの一元化のために市町村のシステム改修などが既に終了しておりまして、現在そのデータがきちんとやりとりができるかの検証を行っております。  それから、給付費につきましては、必要な費用を県が全額市町村に交付するということになっておりまして、納付及び交付の時期等のキャッシュフローについて今検討をしております。そして、皆様方が多分一番気になるこの県への納付金の試算ということにつきましては、今現在取り組んでいるところでございますけれども、平成30年度の保険税率については、国保の広域化に伴う市町村納付金が正直まだ定まっていないところでございまして、現在のところ判断し兼ねるという状況でございます。医療費が少なくとも年々増加傾向にあるということでございますから、保険税の大幅な値下げということは難しいかなというふうには思いますが、新発田市の全県の中での所得や医療費水準などを精査していただいて、納付金または国民健康保険税の検討に入ってまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(石山洋子) 渡部良一委員。 ◆委員(渡部良一) 再質疑ですけども、資料がないからちょっと今のところわからないということなんですが、聞きたいのは要するにマイナス4%ぐらいトータルとして歳入歳出も減っているわけでありますが、国民健康保険ですから、高齢者になる前に失業したんだけれども、経済の好転によって就職すれば当然厚生年金になっていくわけですから、減るわけですよね。そういったことなんですけれども、今好転しているわけだから減るということは、それで減ることはあるわけですね。あるいはまた、働く年齢層と高齢者の割合が働く年齢層が減って高齢者のほうにどんどん移行していくということになると、これはまたふえていくはずなんですけども、でもマイナスというその要因です、要するに。何で4%マイナスになっていくのかなということの理由がわからないということです、言ってみれば。そのことがなぜかということを聞いているわけです、ここでは。今経済が好転していること、あれは高齢者がどんどんふえているということからすれば、保険税も含めてプラスになってしかるべきだというふうに常識的には考えられるんだけども、なぜマイナスになっているのかなということです。マイナス要因ですよね。それは、確かに1,000人ぐらいずつ減っているというふうになっているんですけども、要するに何で減っていくのかなということがわからないということなんです。その理由です。端的に言って、県とのそのやりとりの部分はいろいろと今ありましたけれども、県との納付金がどうなるかということがまだもちろん確定的ではないんでしょうけども、秋以降とおっしゃいましたか、秋以降大体わかってくるという。秋になってきましたけども、県への納付金がどうなのか、それに伴って現在の新発田市の税率を上回るのか下回るのかという、いろんな要件があるんでしょうが、そういう税率というのは端的に言ってどういった要件の中で決められていくのかなという感じがしますんですけども、これ県は一律になるわけでしょう、税率が。そうじゃないんですか。地域ごとに違ってくるということになると、現在の新発田市の税率との関係では、今の段階で秋にはわかってくるということですから、もうほぼ決定的な時期に来ているんだと思いますけども、そういったことからすればどういう状況になるのか、まだ予測できないのかどうかということです。再質疑します。 ○委員長(石山洋子) それでは、肥田野年金課長、税率の要件があるのかどうかということと、それからさきに質疑をされました被保険者が減っている理由について、今資料がないということでしたが、お答えできる範囲内でお願いいたします。  肥田野保険年金課長。 ◎保険年金課長肥田野直子) 渡部委員の再質疑についてお答えいたします。  被保険者の減少の傾向という部分につきましては、国保の対象者が社会保険の対象者に移ることが多い状況だと思います。短期労働者の方がしっかりと社会保障というか、そういうものに入るようなことに制度がなってきましたよね。そういうことも受けて、社会保険のほうの加入に移られる方が多いというふうに窓口では感じております。  それから、2点目につきましてですけれども、県全体での試算につきましては、県全体での医療費の傾向ということが1つと、それから国からどのくらいのお金が投入されるかということにつきまして、まだ不確定な要素がございます。そのようなことを県全体で今協議をしているということで、お示しできる納付金額はまだ、本当にこちらも非常に急いでいるところでございますけれども、まだお示しすることができないという状況で、30年度を見越した試算は11月にも実施されるということでございまして、納付金額が確定をして提示されるのが1月をめどというふうなことになっていることでございます。市といたしましては、この納付金を賄うために保険税について市の国保運営協議会へ諮問、答申をして決めていくということでございます。平成30年度の保険税率については、国保加入者の負担に十分配慮して、そのような形で検討してまいりたいというふうには考えております。  以上です。 ○委員長(石山洋子) 渡部良一委員。 ◆委員(渡部良一) 別なこの施設勘定のほうの基金の問題、どこに出てくるのかなと思って基金探したら、ここに出てくるんです。監査委員の報告書、この65ページの中に出てくるんです、基金、特別会計の基金というのが。ここで紫雲寺診療所の運営基金というのが前年度末ちょっと減りましたけれども、300万程度減って八百五、六十万というのが前年度、28年度末の基金残なんです。これは、紫雲寺診療所は今年度で幕を閉じるわけでありますが、この基金というのは当然残すことがなくなるんでしょうけれども、あと残されたところ半年ばかりになるわけでありますが、今後予想される補正や何かでこれを一般会計から持ち出しとかそういったことのないように、基金をゼロにしてもいいわけですけども、ここの処理方は今後補正などで処理するのか、それとも全くまた最終決算の中で処理をしていくのか、これをちょっとお伺いしておきたいと思います。 ○委員長(石山洋子) 吉田国保紫雲寺診療所事務長。 ◎国保紫雲寺診療所事務長(吉田和明) 渡部委員のご質疑にお答えいたします。  基金そのものに関しましては、ご存じのとおり条例がございますので、今のところ予定ですと12月定例会で基金条例の廃止を予定しております。それにあわせまして、12月補正ないし2月補正で基金の取り崩しをしまして、今一般会計の繰り入れだとか予算上ありますので、その辺に当てるような形をまた今後考えていきたいというふうに思っております。  以上であります。 ○委員長(石山洋子) ほかに質疑はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 質疑はないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討議がなければ、討議を終結することにご異議ありませんでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第37号 決算の認定について(平成28年度新発田市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算)は、認定するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(石山洋子) 挙手全員であります。  よって、議第37号は認定すべきものと決しました。  皆様にお諮りいたします。午前の委員会につきましてはこれをもって終了し、あと午後からにしたいと思いますけれども、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) それでは、午後1時10分からといたします。よろしくお願いいたします。           午後 零時03分  休 憩
     ───────────────────────────────────────────           午後 1時09分  開 議 ○委員長(石山洋子) お疲れさまでございます。時間より若干早いですけれども、午前に引き続き委員会を開会いたします。  次に、議第28号 平成29年度新発田市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)議定についてを議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  肥田野保険年金課長。 ◎保険年金課長肥田野直子) 議第28号 平成29年度新発田市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)議定のうち、保険年金課所管の事業勘定についてご説明を申し上げます。  初めに、歳出であります。36、37ページをお開き願います。4款1項1目前期高齢者納付金は、国から示されました国保被保険者1人当たりの負担金額など、平成29年度の係数が確定したことに伴いまして不足額を増額補正をお願いするものでございます。  9款基金積立金は、歳入の平成28年度の繰越金から次の11款で示す諸支出金、償還金分を差し引き、残りを基金に積み立てるものです。この償還金は、退職者医療に係る交付金について、平成28年度実績に基づき社会保険診療報酬支払基金に返還するものでございます。  歳出は以上です。  次に、歳入であります。戻りまして、34、35ページをお開き願います。9款2項1目国民健康保険財政調整基金繰入金は、歳出でご説明いたしました前期高齢者納付金の不足分に充てるものであります。  次の10款繰越金は、平成28年度からの繰越金です。  歳入は以上です。  事業勘定は以上でございます。ご審議の上、ご承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○委員長(石山洋子) 阿部健康推進課長。 ◎健康推進課長(阿部博子) それでは、続きまして健康推進課所管の施設勘定についてご説明申し上げます。  初めに、歳出であります。48、49ページをお開き願います。6款2項1目一般会計繰出金は、28年度決算の精算に伴う一般会計への繰り出しであります。  歳出は以上であります。  次に、歳入であります。戻っていただきまして、46、47ページをお開き願います。6款1項1目繰越金は、28年度の繰越金であります。  歳入は以上であります。ご審議の上、ご承認賜りますようよろしくお願いいたします。 ○委員長(石山洋子) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 質疑がないようですので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第28号 平成29年度新発田市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)議定については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(石山洋子) 挙手全員であります。  よって、議第28号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第39号 決算の認定について(平成28年度新発田市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算)を議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  肥田野保険年金課長。 ◎保険年金課長肥田野直子) 議第39号、平成28年度新発田市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算についてご説明申し上げます。  初めに、歳出の主なものについてご説明いたします。126、127ページをお開き願います。1款1項1目一般管理費の備考欄の2つ目の丸、一般管理費は、事務に要する通信運搬費及び後期高齢者医療業務電算委託料が主なものであります。  2項1目徴収費は、保険料の徴収に係る納入通知書、封筒等の印刷製本費及び通信運搬費であります。  2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金は、保険料と保険料の軽減分に伴う保険基盤安定負担金に係る広域連合への納付金であります。  なお、後期高齢者医療広域連合納付金8億3,141万1,005円については、予備費から53万5,000円を充用していますが、決算において広域連合へ納付する金額を精算した結果、不足が生じたため充用したものでございます。  次に、128、129ページをお開き願います。3款1項1目保健事業費は、後期高齢者医療被保険者の健康診査に係る委託料であります。  4款1項1目還付金は、備考欄記載のとおりであります。  歳出は以上であります。  次に、歳入の主なものについてご説明いたします。戻っていただきまして、122、123ページをお開き願います。1款1項1目特別徴収保険料は、年金からの保険料の特別徴収分、次の2目普通徴収保険料は保険料の普通徴収分で、それぞれ記載のとおりでございます。  3款1項1目事業費繰入金は、人件費及び一般管理費等事務費に係る一般会計からの繰入金、2目保険基盤安定繰入金は、保険料負担軽減に係る一般会計からの繰入金、3目保健事業繰入金は、後期高齢者の健康診査に係る市負担分で、一般会計からの繰入金であります。  次に、124、125ページをお開き願います。4款1項1目繰越金は、平成27年度からの繰越金であります。  5款1項1目延滞金は、備考欄記載のとおりであります。  2項1目還付金は、広域連合からの過年度分の過誤納保険料の還付であります。  3項1目受託事業収入は、後期高齢者の健康診査委託に係る広域連合からの受託収入であります。  4項1目雑入は、後期高齢者の健康診査追加項目に係る広域連合からの補助金であります。  歳入は以上であります。ご審議の上、認定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○委員長(石山洋子) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。  佐藤真澄委員。 ◆委員(佐藤真澄) ささいなことで恐れ入りますが、129ページ、健康診査委託事業ということで、説明書を見ますと成果説明が書かれているところでございますが、今健康寿命というのに重点を置かれているところでありますけれども、この説明資料によりますと、高齢者の健康保持と適切な医療費を維持するため健康診査を行った。受診者数が3,286人ということでありますが、全体のどのくらいなのか、この1点だけお伺いいたします。 ○委員長(石山洋子) 肥田野保険年金課長。 ◎保険年金課長肥田野直子) 受診率が、対象者に比べての受診率で21%でございます。  以上です。 ○委員長(石山洋子) ほかに質疑ありませんか。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第39号 決算の認定について(平成28年度新発田市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算)は、認定するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(石山洋子) 挙手全員であります。  よって、議第39号は認定すべきものと決しました。  最後に、議第30号 平成29年度新発田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)議定についてを議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  肥田野保険年金課長。 ◎保険年金課長肥田野直子) 議第30号 平成29年度新発田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)議定についてご説明申し上げます。  初めに、歳出であります。72、73ページをお開き願います。2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金は、平成28年度の保険料の精算に伴い、広域連合へ保険料を追加納付するものであります。  歳出は以上であります。  次に、歳入であります。前のページに戻っていただきまして、70、71ページをお開き願います。4款1項1目繰越金は、平成28年度決算に伴う繰越金であります。  歳入は以上であります。ご審議の上、ご承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○委員長(石山洋子) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。
              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第30号 平成29年度新発田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)議定については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(石山洋子) 挙手全員であります。  よって、議第30号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で当社会文教常任委員会に付託された議案の審査は全部終了いたしました。  なお、これらの議案についての委員会報告書の作成は、委員長に一任願いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) ご異議ありませんので、委員会報告書の作成は委員長に一任されました。  執行部の皆さんは退席されて結構です。  次に、閉会中の継続審査に係る行政視察について、視察先、日程等が確定いたしましたので報告いたします。  皆さんに事務局のほうからファクスが届いていたかと思いますが、ここでまた確認の意味で話をさせていただきます。視察日に関しましては、平成29年11月1日水曜日から11月2日の1泊2日ということで、視察先につきましては、皆様からどういうところへ視察の勉強の内容を事務局、そして担当課のほうと相談をいたしまして、船橋市には、小中学校の部活動の指導者派遣についてということで、また前橋市につきましては、スポーツ・ツーリズムについてということで視察を予定をしております。  また、行政視察の内容につきましては、今担当課と協議をさせていただきまして、事務局を通しまして、こういった項目についてということで視察の内容を決めさせていただいているところなんですが、なおまた皆様からどうしてもここは聞いておきたいというものがありましたら、委員長のほうにお話をしていただければ、それもまた項目の内容につけ加えたいなというふうに思っておりますが、皆さんのほうから何かこれについてありますでしょうか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) それでは、また事務局を通しまして、詳しい日程が決まり次第皆様にご連絡をしたいと思います。  以上をもって社会文教常任委員会を閉会いたします。  大変お疲れさまでございました。           午後 1時25分  閉 会...