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平成29年 一般会計決算審査特別委員会(市長総括質疑)−09月12日-01号
平成29年 一般会計決算審査特別委員会(経済建設関係)-09月12日-01号

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  1. 新発田市議会 2017-09-12
    平成29年 一般会計決算審査特別委員会(経済建設関係)-09月12日-01号


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    平成29年 一般会計決算審査特別委員会(経済建設関係)-09月12日-01号平成29年 一般会計決算審査特別委員会(経済建設関係)             一般会計決算審査特別委員会  委員会記録                (経済建設常任委員会関係) 平成29年9月12日  ─────────────────────────────────────────── 〇出席委員(12名)    委員長  稲  垣  富 士 雄  委員   副委員長  湯  浅  佐 太 郎  委員         小  柳     肇  委員         宮  崎  光  夫  委員         水  野  善  栄  委員         中  村     功  委員         井  畑  隆  二  委員         入  倉  直  作  委員         小  林     誠  委員         宮  村  幸  男  委員         中  野  廣  衛  委員         石  山  洋  子  委員  ─────────────────────────────────────────── 〇欠席委員(なし)  ─────────────────────────────────────────── 〇説明のため出席した者        商工振興課長          原       祐   司        観光振興課長          清   田   稲 盛 樹
           農水振興課長          渡   邉   誠   一        農林整備課長          大   滝   一   仁        地域整備課長          倉   島   隆   夫        建築課長            野   崎   光   晴        財産管理課長          前   田   純   博        下水道課長           新 井 田       功        農業委員会事務局長       菅       一   義        青少年健全育成センター所長兼児童センター所長                        久   住   和   明  ─────────────────────────────────────────── 〇事務局職員出席者        局長              青   木   孝   夫        係長              古   田   潤   子           午前10時00分  開 会 ○委員長(稲垣富士雄) おはようございます。傍聴者の皆様に申し上げます。ご自身の携帯電話をご確認の上、電源をお切りいただくか、マナーモードへの切りかえをお願いいたします。あわせまして、室内での携帯電話、スマートフォン、タブレット等の操作、録音機器の使用はこれをかたく禁じます。議員及び執行部の皆様にあらかじめ申し上げます。会議中のタブレット端末等の利用を許可しますが、音声や操作音が発生するなど会議の運営上支障となるため、そのほか情報発信など使用に関する取り決め事項に沿い利用をお願いします。円滑な議事進行にご協力をお願いいたします。  それでは、全員出席ですので、今から4日目の一般会計決算審査特別委員会を開会いたします。  本日は、経済建設常任委員会所管分についてを審査いたします。  本日の審査にかかわる担当課から説明に要する資料があらかじめ届いております。委員の皆さんのお手元に配付してありますので、ご了承願います。  説明員の皆さんに申し上げます。説明に当たっては、歳出、歳入の順とし、軽易な事項は省略し、重要事項のみ簡潔明瞭に説明を願います。説明順序は、委員会条例第2条の表に掲げるとおりとし、担当課長等から順次説明を願います。  原商工振興課長。 ◎商工振興課長(原祐司) おはようございます。それでは、議第35号、平成28年度新発田市一般会計歳入歳出決算認定のうち商工振興課分につきまして、主なものにつきましてご説明を申し上げます。  初めに、歳出でございます。決算書の166ページ、167ページをお開き願います。5款1項1目労働諸費、備考欄一番下の丸印、サン・ワークしばた管理運営事業につきましては、勤労者や市民の福祉増進施設でありますサン・ワークしばたの管理運営に要した経費でございます。職員の人件費のほか、光熱水費、施設設備の保守管理委託料などが主なものでございます。  めくっていただきまして、168、169ページをお願いいたします。備考欄最初の丸印、住宅建設資金貸付事業は、市内に住宅の新築、増改築、修繕または購入しようとする方で、自己資金の不足する方に対しまして低利の資金のあっせんを行い、資金調達の円滑化を図るために行った預託金等でございます。  次の労働金庫特別預託事業につきましては、勤労者の資金貸し付けのために新潟県労働金庫へ行った預託金でございます。  その下の勤労者福祉サービスセンター支援事業につきましては、市内の中小企業などで働く方々の福利厚生事業が安定的に継続できるよう公益財団法人新発田勤労者福祉サービスセンターに対しまして事業費の一部を補助したものでございます。  その下の組織労働者福利厚生活動支援事業につきましては、連合下越地域協議会新発田支部のクリーン作戦や相談事業など勤労者に対して行った福利厚生事業の経費の一部を補助したものでございます。  次の新潟職能短大産業教育振興協議会支援事業は、新発田地域の52事業者で組織する協議会が職能短大や学生とともに行っている活動、新発田まつりやライトアップ事業や学園祭などの事業に対しまして、費用の一部を補助したものでございます。  次の雇用対策推進事業につきましては、ハローワーク新発田及び新発田商工会議所と連携して、はつらつ仕事館で実施しております求職者の就業支援、高校生、大学生の職業体験等の事業に係る委託料及び事務室借上料等でございます。  次の若者就労支援事業は、厚生労働省からの委託によりニートなどの若者への就業相談を実施している事業者に対しまして、ジョブトレーニング等のプログラムを追加で行っている包括的な若者就労の自立支援事業の委託費でございます。  次の新発田企業コンシェルジュモデル事業は、労働力の確保や福利厚生の充実、辞職防止対策など共通する課題を複数の企業が一緒に解決していくため、食品工業団地の11社で組織する協議会に市、団地組合、ハローワーク、商工会議所なども参画して取り組んでいる事業で、こちらの事業に対する負担金でございます。なお、本事業につきましては、国の地方創生交付金を活用した3カ年事業となってございます。  次に飛びまして、188、189ページをお開き願います。備考欄一番下の7款1項1目商工総務費、備考欄一番下の丸印、日本貿易振興機構参画事業につきましては、同機構への負担金でございます。  めくっていただきまして、190、191ページをお願いいたします。備考欄最初の丸印、中小企業等活性化推進審議会運営事業は、同審議会の開催に要した報酬等でございまして、次の商工総務費は商工振興課の事務経費でございます。  次に、7款1項2目商工業振興費、備考欄、創業支援事業につきましては、新発田商工会議所が主体となり、創業の基礎知識などを習得する機会を提供する新発田創業塾を開催した経費の負担金及び企業応援サイトのホームページ保守管理委託料が主なものであります。なお、ホームページにつきましては、OSのメンテナンスサポート期限が来ましたことから、手続関係を市のホームページのほうに移行しまして、サイト自体は昨年度末をもって閉鎖したところでございます。  その下の工業団地指導管理事業につきましては、市内の各工業団地の維持管理等に要した経費でございまして、草刈りなどの手数料と下水道、排水路の負担金が主なものでございます。  次の工業団地誘致促進事業は、企業立地フェアへの参加負担金やパンフレットの郵送費など、企業誘致活動のための経費、進出企業への助成金や奨励金及び西部工業団地進出企業への貸付金に対する預託金であります。  その下の中小企業団体共同施設等資金貸付事業は、食品工業団地の排水浄化設備の設置に係る長期貸付金に対する預託金でありますけども、昨年の11月をもって償還が終了したところでございます。  最下段の商工振興制度融資・支援事業につきましては、県の信用保証協会への保証料の補給金や各種制度融資に対する金融機関への預託金でございます。なお、平成28年度の新たに起業した事業者に対する融資、新規創業支援資金につきましては、7事業者の方からご利用いただいたところでございます。  めくっていただきまして、192、193ページをお願いいたします。備考欄最初の丸印、中小企業団体事業資金貸付事業は、市内商店会等が行う共済互助資金貸付のために要した経費で、利用団体は2団体でございます。  次の商工会支援事業は、市内3商工会が実施する各種事業に対する補助金でございます。  次の中小企業・小規模企業等支援事業は、女性が働きやすい職場環境づくりのために改修を行った中小企業に対して出資した補助金で、平成28年度に創設したものでございます。実績としては、4事業者で、うち1事業が小規模事業者でございました。整備内容は、1社がトイレと休憩室の改修を、残り3社がトイレの改修でございました。  その下の新発田市商工観光振興協議会運営支援事業につきましては、市内の産業団体等が主催するイベントなどに対しまして、同協議会が行っている助成事業の原資となる資金を市が補助しているものでございます。助成している事業の主なものにつきましては、メーンストリート商店街で実施しておりますサマーフェスティバルやピオで実施しているうまいもの市、それから食品工業団地の組合で実施しています食品団地の春まつりなどでございます。  次の常設露店市場管理事業は、常設露店出店に係る道路使用許可の手数料でございます。  次の新発田ブランド認証制度推進事業は、新発田ブランド認証品を市内外にPRするためのパンフレットの作成、マップの印刷、それから新発田ブランド認証品のマーク使用に係る著作権の使用料、認証事業者の販路拡大を支援するための商談会への出展補助金などが主なものでございます。なお、平成28年度に新たに7事業者、10品を認証いたしまして、トータルで14事業者30品となってございます。  次の中小企業等振興事業奨励支援事業につきましては、市内に工場等の新設を行った2社に対しまして、固定資産税相当額を奨励金として支出したものでございます。  次の新エネルギー推進事業は、新発田市新エネルギー推進協議会開催のための委員への謝礼等でございます。  次の地方産業育成資金償還事業は、同資金の預託金の2分の1が県の貸付金を原資としておりまして、これを毎年度末に県に償還しているものでございます。  続きまして、200ページ、201ページをお開き願います。7款1項4目中心市街地活性化推進費、備考欄下から3つ目の丸印、中心市街地活性化事業奨励支援事業は、中心市街地に出店した新規創業者に対する家賃や光熱水費などのランニングコストの支援の助成金でございます。平成28年度の実績としては、飲食店が1件、サービス業が1件の計2件でございました。  次の空き店舗出店促進モデル事業につきましては、創業意欲のある方を対象に実践訓練の場としてチャレンジショップパレットを提供するための経費でございましたが、平成28年度の利用実績がなく、年度末で事業を終了したものでございます。理由といたしましては、創業者の開業ニーズが中心市街地の店舗型からSNSなどを利用した自宅での簡単な創業というところにシフトしているというのが主な原因であるというふうに考えてございます。そのため、今年度からは先ほどちょっと説明させていただきました創業支援事業におきまして、範囲を全市的に広げて創業者、新たに創業したいという方を支援していける制度に変更したところでございます。  最下段の城下町しばた全国雑煮合戦開催参画事業につきましては、中心市街地のにぎわい創出を図るために新発田商工会議所の青年部が主催し、開催している事業に対する負担金でございます。昨年度は、市制施行70周年とヨリネスしばたの完成にあわせまして、ここヨリネスの1階の札の辻広場を会場にしまして、新庁舎のこけら落としイベントとして開催されまして、過去最高の2万5,000人の来場者があったところでございます。会議所の青年部におかれましては、今年度、来年の1月につきましても、札の辻広場を使った開催を検討されているというふうにお聞きしております。  めくっていただきまして、202ページ、203ページでございます。備考欄一番上の丸印、まちなか賑わい創出事業は、100円商店街、軽トラ市開催への事業負担金のほか、ヨリネスしばたの大きな特徴であります町なか交流スペース、札の辻広場などを活用して、多くの方を町なかに呼び込むためのきっかけづくりを行っている事業経費でございます。ご案内のとおり、平成29年、ことしの1年間は、行政、各種団体、学校、大学、商店街などで構成されていますまちなかわいわいプロジェクト実行委員会の協力連携を得ながら、毎週末さまざまなイベントを通じまして、新たな町なかのにぎわいを創出するとともに、市民の皆様に自発的で自由な発想で使っていただけるようさまざまな手法、使い方をお示ししているところでございます。  次の地域交流センター運営事業につきましては、同施設の管理に要しました賃金や光熱水費、施設管理の委託料などが主なものでございます。  3つ下の丸印、中心市街地活性化基金積立金につきましては、基金残高に預金利子を加えたものを積み立てたものでございます。  歳出は以上でございます。  続きまして、歳入の説明に入らせていただきます。決算書の26ページ、27ページをお開き願います。16款1項4目1節労働使用料、備考欄最下段のサン・ワークしばた使用料につきましては、同施設の施設使用料でございます。  めくりまして、28ページ、29ページをお願いいたします。16款1項6目1節商工使用料のうち、備考欄上から2つ目の地域交流センター使用料、その下の地域交流センター駐車場使用料は、同施設及び同施設の駐車場の使用料でございます。なお、新庁舎ヨリネスしばたの竣工に伴いまして、交流センターの駐車場につきましては、現在総務課のほうに所管替えがなされております。  次に、50ページ、51ページお開き願います。18款3款4目1節地方産業育成資金貸付金、備考欄上から5つ目でございますでしょうか、地方産業育成資金県貸付金は、同資金に対します県からの貸付金でございます。  次に、54ページ、55ページお開き願います。21款2項1目1節基金繰入金のうち備考欄下から3つ目、中心市街地活性化基金繰入金は、歳出でご説明させていただきました中心市街地活性事業助成金に充てるための原資を基金から繰り入れたものでございます。  めくっていただきまして、56ページ、57ページをお願いいたします。23款3項1目貸付金元利収入のうち2節労働費貸付金元利収入住宅建設資金貸付金元金収入とその下の労働金庫特別預託金元金収入及び1つ飛んで4節の商工費貸付金元利収入中小企業振興資金貸付金元金収入から最下段の西部工業団地工場等立地特別資金貸付金元金収入まで、そしてページをめくっていただきまして、2目1節の地方産業育成資金貸付金元利収入地方産業育成資金貸付金元金収入は、それぞれ歳出で説明させていただきました各種預託金及び貸付金の戻し入れ分でございます。  続きまして、64ページ、65ページをお開き願います。23款5項3目23節商工振興課雑入の備考欄、サン・ワークしばた軽食喫茶コーナー電気料他、サン・ワークしばた自動販売機電気料、地域交流センター自動販売機電気料は、それぞれサン・ワークしばた、地域交流センターの自販機等の光熱費相当分でございます。  その下のブランド認証シール頒布料は、認証事業者への認証シールの頒布料金でございます。  その下の新潟県信用保証協会保証料補給金返戻金につきましては、融資の繰り上げ返済などによって生じました県の信用保証協会からの保証料補給金の返戻金ございます。  なお、今のその他雑入におきまして、2,724万2,000円の収入未収入額が発生してございます。これにつきましては、平成19年12月に西部工業団地に進出いただき、土地を購入していただきましたウィンネットテクノロジー株式会社が平成26年6月に破産開始手続の決定を受けたことに伴いまして、市から同社に対しまして交付しました事業用資産取得助成金の補助金の分を全額の返還を求めているものでございます。現在のところ、こちらにつきましては破産管財人からまだ連絡がない状況となってございます。  以上が商工振興課所管分でございます。よろしくご審議の上、ご承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○委員長(稲垣富士雄) 清田観光振興課長。 ◎観光振興課長(清田稲盛樹) おはようございます。続きまして、観光振興課所管分の主なものについてご説明をいたします。  初めに、歳出でございます。192、193ページをお開き願います。7款1項3目観光費、備考欄一番上の丸印、蕗谷虹児記念館管理運営事業から195ページ、一番下の丸印、刀剣伝承館・天田昭次記念館・カリオンホール管理運営事業までは、それぞれの施設の維持管理運営に要した経費であります。  次に、196、197ページをお開き願います。一番上の丸印、紫雲の郷館管理運営事業は、指定管理者、株式会社紫雲寺記念館に対する指定管理委託料とポンプ保守点検委託料、空調設備の老朽化に伴う交換など、施設補修工事に要した経費が主なものであります。  次の海水浴場管理運営事業は、海水浴場安全対策協議会に対する負担金と砂浜の清掃委託料が主なものであり、藤塚浜海水浴場の開設に要した経費であります。  次のふれあいセンター桜館・農畜産物等販売所やまざくら管理運営事業は、指定管理者、株式会社加治川商工公社並びに株式会社やまざくらに対する指定管理委託料と桜館厨房の空調改修に伴う施設補修工事が主なものであります。  次の山岳施設維持管理運営事業は、湯の平、二王子岳、大峰山など山岳観光施設の維持管理と湯の平山荘の管理運営に要した経費であります。  次の観光案内板管理事業は、市内各所に設置している観光案内板105枚の土地借上料と暴風雨の影響により破損した八幡新田地内の大型観光看板の基礎部分の解体撤去工事に要した経費が主なものであります。  次の忠臣蔵サミット参画事業と次の丸、国有林道安全協会参画事業は、それぞれ忠臣蔵サミット及び国有林道安全協会に加盟する自治体の負担金であります。  次の市島邸管理運営事業は、施設の維持管理に要した経費であり、資料館改修に伴う施設補修工事の経費となっております。  続いて、一番下の丸印、月岡温泉足湯施設維持管理事業は、次の198、199ページに記載がまたがっておりますが、隣接する駐車場の借上料及び足湯施設の清掃など維持管理に要した経費の負担金であります。  次の新潟県国際観光テーマ地区推進協議会参画事業とその次の丸、スキー100新潟推進委員会参画事業は、それぞれの協議会と推進委員会への負担金であります。  次の臨時露店市場管理事業は、城下町新発田まつり等の臨時露店設置に伴う許可書等の消耗品費であり、次の城下町新発田まつり開催実行委員会参画事業まつり開催実行委員会に対する負担金であります。  次の観光イベント開催事業は、阿賀北地域8市町村のグルメ料理などを紹介するための食イベント、食King―Agakitaを実施する同実行委員会への負担金であります。  次の武庸会支援事業から2つ下の丸、しばたっ子台輪運営事業までは、各事業の運営に対する補助や参画した負担金であります。  次の観光施設整備事業は、インバウンド客の受け入れを進めるため、市観光施設であります旧県知事公舎並びに蕗谷虹児記念館のトイレの洋式化に要した費用が主なものであります。  次の市島邸活用事業は、市島邸の文化、歴史、関係資料や所蔵品を活用し、観光資源化することを目的として、市島邸の歴史に造詣の深い早稲田大学図書館、藤原課長に監修をお願いし、資料等の調査や市民向け講演会を開催した経費であることに加え、水月庵床改修の施設補修工事に要した経費が主なものであります。  次の月岡温泉環境整備事業は、月岡温泉の魅力づくりとして市道の石畳化を実施したことに加え、老朽化した街路灯を改修したことに伴う経費であります。  次の月岡温泉支援事業は、月岡温泉観光協会が実施するPR事業、誘客促進事業、町なか回遊事業などの活動に対する補助金と源泉維持管理のための基金への拠出金であります。  次の「うまさぎっしり新潟」観光キャンペーン推進協議会参画事業は、新潟県が推進するうまさぎっしり新潟推進協議会に対する負担金であります。  次のコンベンション開催支援事業は、宿泊業や飲食業を初め、広範な産業への経済波及効果が期待できる大規模な学会や企業研修を初め各種大会などを誘致するため、当市での宿泊を条件として開催に対する補助を行ったものであり、スポーツツーリズム、カルチャーツーリズムとあわせて推進し、平成28年度につきましては2,943名の誘客を行ったところであります。  次の蕗谷虹児記念館活用事業は、蒼の山荘ギャラリーにご協力をいただいた展示や中原淳一、松本かつぢ、蕗谷虹児の昭和初期に活躍した3人の画家の作品を展示した企画展の開催に要した経費が主なものであります。  次の刀剣伝承館・天田昭次記念館活用事業は、施設における展示を広くPRするために要した費用でございます。  次の新発田市観光協会支援事業は、次の200ページ、201ページに記載がまたがっておりますが、一般社団法人新発田市観光協会が実施する観光PR、物産振興など観光振興策を担う組織として各種事業に取り組むための負担金であります。  次の旧県知事公舎記念館活用事業は、春の園遊会、また秋の奉先堂公園でのライトアップなど、四季折々の風情を演出した食イベント開催などに要した費用であります。  次のしばたんバス運行事業は、JR等の公共交通を活用して当市にお越しになる観光客の市内回遊を促すため、新潟駅から新発田城や市内施設をめぐる定番コースを運行するとともに、市内各地域の伝統行事、祭りなどの観覧ツアーや四季折々の企画ツアーなどを実施することで観光回遊を促すことを目的として市観光協会に委託したものであり、平成28年度からは新たにインバウンド客の2次交通の確保策も見据え、運行を実施したものであります。  次のフィルムコミッション推進事業は、映画やテレビドラマのロケーションを誘致することを目的に新発田の撮影ポイント、名所、建造物の紹介やロケ班への支援メニューを紹介するホームページなどのシステム改修に要した経費と新潟県フィルムコミッション協議会への負担金であり、平成28年度は映画2本の誘致を行ったものであります。  次の市民観光啓発事業は、新発田市の観光資源、観光情報を市民の皆様に広く知っていただき、さらには市民の皆様が観光大使として情報発信、誘客活動に携わっていただくことを目的とした事業であり、そのツールとして新発田の観光情報をスマートフォンなどを通じて動画でごらんをいただけるアプリを開発し、アプリ情報をクリアファイルなどに印刷をし、お使いをいただけるよう作成したものの経費であります。  次の丸印からは繰越明許分であります。最初の丸印、月岡温泉環境整備事業は、昨年度から2カ年で進めてきたホテル泉慶前市道の石畳による道路美装化に要した経費であります。  次の誘客促進事業は、国10分の10補助金、地方創生加速化交付金を活用して国内外からの観光誘客を進めたものであり、具体的には首都圏、関西圏での旅行エージェントとの商談会の参加費用や新潟空港へ乗り入れる定期便があります中国ハルビン、上海、台湾等へのトップセールスや誘客活動に要した経費であります。  次の外国人観光案内所整備事業は、同じく地方創生加速化交付金を活用して、今後増加が見込まれる個人客、グループ客への観光案内を充実させることを目的として、新潟県では3例目の外国人観光案内所カテゴリーⅡを獲得したことに伴うものであり、事業の実施につきましては市観光協会に委託したものであります。同案内所では常時英語、中国語での観光案内が可能であり、中国語での常時案内ができる施設は当施設が県内唯一のものでございます。  次のDMO設立準備事業も同じく地方創生加速化交付金を活用して、外国人観光客の受け皿づくりとして市内の企業、団体、観光関係者、農家など多様な組織、人材に参画をいただき、稼げる観光地づくりを進めるため、新発田市観光地域づくり推進協議会を設置して輸出の促進策、地域資源の活用策、台湾等での産業関係者、旅館、ホテル関係者などの新発田市、阿賀北地域への招聘、加えましてマーケティング調査など行ったものであり、事業の実施につきましては市観光協会に委託したものであります。  1つ下の丸印、予備費充用につきましては、先ほど説明をいたしましたふれあいセンター桜館・農畜産物等販売所やまざくら管理運営事業の厨房、エアコンの故障に伴う補修工事費に充用したものであります。  次に、202、203ページをお開き願います。7款1項4目中心市街地活性化推進費、備考欄上から3つ目の丸印、寺町たまり駅管理運営事業は、市街地の回遊を促すことを目的とした寺町たまり駅の指定管理委託料が主な経費であります。指定管理者は、平成28年から市観光協会となっております。
     次の台輪展示館管理運営事業は、諏訪町たまり駅並びに中央町たまり駅にしばたっ子台輪を展示することに伴う施設管理委託料と建物借上料が主な経費であります。  歳出は以上、次に、歳入であります。26、27ページをお開き願います。16款1項1目総務使用料のうち備考欄中ほど、観光振興課所管分は、市内各観光施設に係る電柱敷地等使用料と観光施設敷地使用料であります。  次に、28、29ページでございます。16款1項6目商工使用料のうち、備考欄中ほど、観光振興課所管分は、露店使用料及び観光施設の入館料であります。  次に、38、39ページをお開き願います。17款2項5目土木費国庫補助金、備考欄上から2つ目、社会資本整備総合国庫交付金は、歳出でご説明をいたしました月岡温泉環境整備事業に充てる交付金であります。  その下段の枠の一番下、社会資本整備総合国庫交付金繰越明許費分も同様、月岡温泉環境整備事業に充てる交付金であります。  次に、46、47ページをお開き願います。18款2項5目商工費県補助金、備考欄2つ目、指定文化財等保存事業県補助金は、こちらも歳出でご説明をいたしました市島邸活用事業における水月庵床改修の施設補修工事費に係る2分の1の県補助分であります。  次に、64、65ページをお開き願います。23款5項3目雑入、備考欄ページ中ほどの観光振興課雑入は、各施設の電気料ほか販売収入、協力金等であります。  以上が観光振興課所管分であります。よろしくご審議の上、ご認定賜りますようお願いを申し上げます。 ○委員長(稲垣富士雄) 渡邉農水振興課長。 ◎農水振興課長(渡邉誠一) 農水振興課所管分の主なものについてご説明申し上げます。  初めに、歳出からご説明申し上げます。決算書の172、173ページをお開き願います。備考欄下段丸印、松浦農村環境改善センター管理運営事業から新潟県果樹振興協会参画事業までは、それぞれ施設の指定管理委託や参画事業負担金であります。  次のページをお願いします。中段の有機の里交流センター運営事業、米倉ふれあい農園事業は、それぞれの施設の指定管理委託料と維持管理に要した経費であります。  次のページをお願いします。上段の丸印、農業経営支援利子助成事業は、認定農業者による農業経営基盤強化資金及び新潟県農林水産業振興資金に対する利子助成であります。  次の新発田市農業経営改善資金貸付事業は、平成23年度までのJA北越後が貸し付けた資金融資の3分の1を預託したものであります。  次の農業法人化支援事業は、農業法人の設立に向けて必要な機械の導入や施設の整備に対する補助金であり、対象法人は3法人であります。  1つ飛んで、ふれあいセンター整備支援事業は、ふれあいセンター建設に対する補助事業であります。対象は1集落であります。  1つ飛んで、環境保全型農業直接支援対策事業は、化学肥料、農薬の5割低減や有機農業など環境保全効果の高い営農活動を行う農家に対する交付金であります。  1つ飛んで、産地づくり対策支援事業は、米の生産調整の推進方針を審議、決定する新発田市農業再生協議会に対する事務費等への補助金であります。  次の園芸振興支援事業は、アスパラガスやイチゴ越後姫などのパイプハウス整備等に対する補助金であります。  次の強い農林水産業づくり支援事業は、アスパラガス、イチゴ越後姫等の園芸作物を対象とした機械、施設に対する市単独の補助金であります。  次のカメムシ類防除対策事業は、カメムシの防除対策として河川堤防の草刈りを地元の農家組合等へ委託したものであります。  次の新発田市食料・農業振興協議会運営事業は、アスパラキャンペーン等の食のイベント事業など農産物の地消地産、販売拡大に向けた事業を初め、食の循環によるまちづくりの一端を担う新発田市食料・農業振興協議会への委託料であります。  次の健康農産物づくり推進事業は、漢方薬原料や健康づくりに有効な作物の生産に関する研究開発のため、薬草等の栽培実証を行ったものであります。  次のページをお願いします。上段、地消地産推進事業は、地元農産物の消費拡大に向けたJA北越後や商工会が実施する農業まつり等に対する補助金であります。  次のアスパラ生産拡大支援事業は、県内第1位の生産量を誇るアスパラガスの新植及び改植に対する補助金であり、補助金の面積は約1ヘクタールであります。  次のやる気がある農家応援事業は、経営課題の克服のため専門家の指導を受ける経費に対する助成金であり、対象経営体は4件であります。  次の新発田野菜ブランド化拡大支援事業は、当市のブランド化を目指す園芸品目、越後姫、オクラなどの作付面積拡大に対する補助金であり、補助金の面積は約4.6ヘクタールであります。  次の農業サポートセンター運営事業は、農作業サポートの人材育成や若者の就労支援を行う新発田市農業サポートセンターへの負担金であります。  次の青年就農支援事業は、新規就農者の経営安定を図るための給付金であり、対象件数は7件であります。  次の農地中間管理機構集積協力支援事業は、農地集積に対する協力金であり、地域集積が2件、経営転換が132件であります。  次の農地中間管理事業は、農地集約を促進する農地中間管理機構に係る事務費であります。  次のキラッと輝く経営体育成事業は、法人化や販路拡大に取り組む経営体が専門のコンサルタントを受ける経費に対する補助金で、対象は1経営体であります。  次の首都圏等販売促進支援事業は、首都圏等において有利販売を目指す意欲ある生産者グループ、チームしばもんに対し、販売戦略や流通形態の調査研究などの取り組みへの補助金であります。  次の「新・農業人」支援事業は、国の青年就農給付金を活用しながら新規に農業を始める若者を積極的に市外、県外から募り、営農指導、生活支援によって、定着を図るために要した経費及びIターン者へ生活支援給付金であります。  次の地域農産物等輸出促進事業は、新発田市の農産物、特産品等の海外輸出に向けたモデル事業を実施するための新発田市観光協会への負担金であります。  次のページをお願いします。最上段の丸印、有機資源センター管理運営事業は、畜ふん、生ごみなどから堆肥を生産する有機資源センター3施設の管理運営に要した経費であります。  次に、184、185ページをお開き願います。備考欄最上段の丸印、滝谷森林公園管理運営事業は、自然環境を活用したレクリエーション施設である滝谷森林公園の管理運営に係る経費であります。  次に、186、187ページをお開き願います。備考欄上段丸印、全国市町村水産業振興対策協議会参画事業から新潟漁業協同組合北蒲原支所支援事業までは、それぞれの負担金や補助金であります。  次の漁業共同利用施設管理運営事業は、水産物直売所の管理運営に係る経費であります。  歳出は以上で、次に歳入であります。28、29ページをお開き願います。16款1項5目1節林業使用料、備考欄、滝谷森林公園使用料は、同施設の利用者からの使用料であります。  次に、32、33ページをお願いします。16款2項4目1節農業手数料、備考欄、有機資源センター手数料は、有機資源センターに搬入する畜ふん及び汚泥等の搬入手数料であります。  次に、44、45ページをお願いします。18款2項4目2節農業振興費県補助金、備考欄、農業経営基盤強化資金利子助成県補助金から次ページの農業経営法人化等支援事業県補助金までは、歳出で説明いたしました各種農業振興事業に対する県補助金であります。  次に、48、49ページをお願いします。18款3項4目2節農業振興費委託金、備考欄、カメムシ類防除対策事業県委託金は、歳出でご説明いたしましたカメムシ防除に対する県の委託金であります。  次に、56、57ページをお願いいたします。23款3項1目3節農林水産業費貸付金元利収入、備考欄1つ目、農業経営改善資金貸付金元金収入は、市単独の融資制度に係る預託金の元金収入であります。  次に、64、65ページをお開き願います。23款5項3目25節農水振興課雑入、備考欄、堆肥販売収入は、有機資源センターで生産された堆肥の販売収入、農地中間管理機構業務委託金は農地中間管理事業に対する業務委託金であります。  以上が農水振興課所管分の概要であります。よろしくご審議の上、認定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○委員長(稲垣富士雄) 大滝農林整備課長。 ◎農林整備課長(大滝一仁) 続きまして、農林整備課が所管いたします主なものについて歳出から説明いたします。  172、173ページをお開きください。6款1項2目農業総務費、備考欄1つ目の曽根排水機場維持管理参画事業から8つ目の新発田土地改良区維持管理参画事業までの8件でございます。排水機場の稼働や雑用水確保に係る経費負担であります。  次に、2つ下、派川加治川水環境保全協議会参画事業は、聖籠町との共同維持管理に係る経費負担であります。  めくりまして、174、175ページ、1つ目の新潟県土地改良事業団体連合会参画事業から7つ目の落堀川水系排水機場維持管理運営事業までは加治川水系における治水、利水、落掘川水系の水害軽減に係る排水機場の維持管理負担であり、そのほかは事業推進協議会への参画負担金であります。  めくりまして、176、177ページ、6款1項3目農業振興費、備考欄4つ目の中山間地域等直接支払交付金事業は、農業生産条件が不利地域とされる15集落への交付金であります。  次に、1つ飛びまして有害鳥獣対策事業は、鳥獣被害対策実施隊の運営経費や新発田市鳥獣対策事業協議会への負担金、狩猟免許新規取得者への補助金などであります。  続きまして、180、181ページをお開きください。6款1項5目農地費、備考欄上から2つ目の国営造成施設管理体制整備促進参画事業は、国が整備した農業施設の維持管理に係る一部負担であります。  次の土地改良施設維持管理適正化参画事業は、土地改良区が実施した当該事業への一部助成であります。  次の県営ほ場整備参画事業から、めくっていただきまして182、183ページ、上から2つ目の県営基幹水利施設ストックマネジメント事業までの5件と、さらに2つ飛んで繰越明許分の2件でございますが、それぞれ県営事業に係る事業負担金であります。  戻っていただきまして、上から3つ目の土地改良施設機能改善事業でございます。農地事業で整備された施設の維持修繕工事を行ったものであります。  次の多面的機能支払交付金事業は、農業、農村が持つ多面的機能の発揮に向け、共同活動を実施した162組織への助成金であります。  次に、6款1項7目加治川用水土地改良事業基金費、備考欄、加治川用水土地改良事業基金費は、国営加治川用水事業に係る市負担金の積み立てであります。  めくりまして184、185ページ、6款2項2目林業振興費、備考欄最初の市有林育成事業は、五十公野山の間伐や下草刈りを行ったものであります。  次の松くい虫防除事業は、紫雲寺地域、五十公野山、真木山の松林において薬剤散布と伐倒駆除などの対策を行ったものであります。  4つ下、林道維持管理事業は、林道の維持、修繕に要したものであります。  めくりまして186、187ページ、6款2項3目林道整備費、備考欄、林道整備事業は、林道新発田南部線の路肩復旧工事を行ったものであります。  次に、6款3項2目漁港管理費、備考欄、松塚漁港維持管理事業は、港内のしゅんせつなどを行ったものであります。  めくりまして、188、189ページ、6款3項3目漁港建設費、備考欄1つ目の松塚漁港整備事業は、施設の長寿命化に向け、機能保全計画を策定したものであります。  次の繰越明許費分、松塚漁港整備事業は、西防波堤と西護岸に消波ブロック設置工事を行ったものであります。  歳出は以上で、次に歳入であります。38、39ページをお開きください。17款2項4目1節農林水産費国庫補助金、備考欄、漁港整備事業国庫補助金と1つ飛びまして繰越明許分、漁港整備事業国庫補助金は、当該事業への補助金となります。  46、47ページをお開きください。18款2項4目2節農業振興費県補助金、備考欄3つ目の中山間地域等直接支払県交付金と次の中山間地域等直接支払推進事業県交付金は、ともに当該事業に係る補助金であります。  次に、3節農地費県補助金、備考欄、多面的機能支払交付金県補助金は当該事業への補助金であります。  次に、4節林業費県補助金、備考欄、1つ目の民有林造林事業県補助金と次の森林病害虫防除事業県補助金は、松くい虫防除事業に係る補助金であります。  次の林道改良事業県補助金は、林道整備事業への補助金となります。  54、55ページをお開きください。21款2項1目1節基金繰入金、備考欄8つ目のふるさと水と土保全基金繰入金は、当基金を取り崩し、県営圃場整備事業の負担金に充当したものであります。  64、65ページをお開きください。23款5項3目26節農林整備課雑入、備考欄1つ目の松塚漁港防波堤整備事業負担金と3つ目の松塚漁港維持管理事業負担金は、漁港を利用する胎内市の漁業者3割相当分について、胎内市から負担をいただいたものであります。  1つ上に戻っていただきまして、松くい虫特別防除負担金は県立紫雲寺記念公園と藤塚浜財産区から一部負担をいただいたものであります。  以上であります。ご審議の上、認定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○委員長(稲垣富士雄) 倉島地域整備課長。 ◎地域整備課長(倉島隆夫) 続きまして、地域整備課所管の主な事項についてご説明申し上げます。  初めに、歳出であります。決算書の90、91ページをお開き願います。2款1項12目企画費の説明欄下から2つ目の丸印、立地適正化計画策定事業は、平成27年、28年度の2カ年にわたり、都市機能の立地や公共交通の充実などの包括的な計画の策定に要した経費であります。  次に、144、145ページをお開き願います。3款2項6目児童福祉施設費の説明欄、最初の丸印、児童広場維持管理事業は、市内91カ所に設置されている児童広場の維持管理経費で、施設の修繕や遊具の入れかえ工事費が主なものであります。  次に、180、181ページをお開き願います。6款1項5目農地費の説明欄、最初の丸印、排水機場・排水路維持管理事業は、主に西名柄、道賀に設置している排水機場の運転操作や点検管理、除じん機の修繕などの維持管理経費であります。  次に、204、205ページをお開き願います。8款1項1目土木総務費の説明欄、最初の丸印、新潟県河川協会参画事業からめくっていただきまして、207ページ上から7つ目の丸印、加治川堤桜復元市町村連絡協議会参画事業までの26件は、各種協議会、同盟会に係る負担金であります。  めくっていただきまして、208、209ページをお開き願います。8款2項1目道路橋りょう総務費の説明欄上から2つ目の丸印、防犯灯維持管理事業は、市内全域に設置している防犯灯、街路灯約1万5,200灯の電気料及び器具取りかえ等の維持管理経費であります。  その下の丸印、街灯整備事業は、新規で街灯設置に要した工事費であります。  その下の丸印、道路台帳補正事業は、市道の廃止、認定、市道改良等に伴う道路台帳の修正及び統合に係る委託料であります。  めくっていただきまして、210、211ページをお開き願います。8款2項2目道路維持費の説明欄2つ目の丸印、道路維持管理事業は、道路の陥没や側溝などの修繕料など市道の維持管理に要した経費であります。  めくっていただきまして、212、213ページをお開き願います。8款2項3目除雪費の説明欄上から2つ目の丸印、除雪費は道路、歩道除雪及び県道歩道除雪の委託路線、合計で2,657路線、約800キロを270台の車両により除雪作業を実施した委託料並びに125台の除雪車両借り上げに係る費用が主なものであります。  次に、8款2項4目道路新設改良費の説明欄2つ目の丸印、市道改良整備事業は、市道の新設改良工事に伴う経費であります。  その下の丸印、消雪施設新設事業は、新栄町1丁目地内の新栄町舟入線の消雪パイプと井戸設置に要した経費であります   次に、8款2項5目交通安全施設整備費の説明欄一番下の丸印、交通安全施設整備事業は、市道内竹板山線の歩道設置工事のほか、中曽根団地線などの転落防止柵の設置に要した経費であります。  めくっていただきまして、214、215ページをお開き願います。8款2項6目橋りょう新設改良費の説明欄最初の丸印、橋りょう修繕事業は、西名柄橋ほか1橋の修繕のほか、東柳橋ほか1橋の補修設計に要した経費であります。  その下の丸印、繰越明許費分、橋りょう修繕事業は、西名柄橋の修繕に要した経費であります。  次に、8款3項1目河川費の説明欄最初の丸印、河川維持管理事業は、排水路の清掃、除草などの手数料並びに県が管理する1、2級河川の草刈りを自治会、農家組合、土地改良区など32団体に委託して実施したものであります。また、河川維持工事費については、河川構造物などの修繕工事などを実施したものであります。  次に、8款3項2目急傾斜地対策費の説明欄、県営急傾斜地崩壊対策参画事業は、五十公野七軒町地内、のぞみの家付近で県が実施した急傾斜崩壊対策事業に対する負担金であります。負担割合は、事業費の5%であります。お手元にお配りしました資料の1番でございます。  次に、218、219ページをお開き願います。8款4項1目都市計画総務費の説明欄上から4つ目の丸印、都市計画審議会運営事業は、審議会の運営に要した経費であります。  その下の丸印、都市マスタープラン策定事業は、新発田市まちづくり総合計画の改定など都市政策関連の計画と整合を図るため、平成27年、28年度の2カ年にわたり現行の都市マスタープランの改定を行い、その策定に要した経費であります。  めくっていただきまして、220、221ページをお開き願います。8款4項2目街路事業費の説明欄2つ目の丸印、五十公野公園荒町線整備事業は、主要地方道新発田津川線から五十公野バイパスまでの区間についての道路整備工事に係る経費が主なものであります。お手元の資料の2番であります。  その下の丸印、繰越明許費分、島潟荒町線整備事業東新工区から2つ下の丸印、繰越明許費分、五十公野公園荒町線整備事業までの街路3路線につきましては、それぞれの整備事業における委託料、物件補償及び道路整備工事に係る費用が主なものであります。  次に、8款4項3目まちづくり事業費の説明欄2つ目の丸印、街なみ環境整備事業は、水のみち地区において魚道整備や、寺町清水谷地区において護岸整備工事、照明設備設置工事に係る経費であります。お手元の資料の3番であります。  その下の丸印、繰越明許費分、新発田駅周辺整備事業は、駅東交通広場及び東口エレベーターなどの整備工事に係る経費が主なものであります。  めくっていただきまして、222、223ページをお開き願います。8款4項4目都市下水路費の説明欄2つ目の丸印、水害防止対策事業は、島潟地内の排水路整備に要した経費であります。
     1つ飛んで、道路側溝清掃支援事業は、町内会で側溝清掃を業者に委託した場合、その経費を一部補助するもので、昨年度は34団体に補助いたしました。  その下の丸印、排水路改築事業は、宅地間排水路の整備に対する団体に補助を行うもので、昨年度は3団体に補助いたしました。  その下の丸印、繰越明許費分、市街地雨水排水整備事業は、金塚地区における雨水排水路の整備工事に要した経費であります。  次に、8款4項5目公園費の説明欄2つ目の丸印、公共空地利活用事業は、荒町工業団地造成により設置された公園用地の交換、再配置に要した経費であります。お手元の資料の4番であります。  その下の丸印、公園維持管理事業は、都市公園等の維持管理に係る経費であり、公園施設の修繕や遊具の補修工事が主なものであります。  めくっていただきまして、224、225ページをお開き願います。上から4つ目の丸印、繰越明許費分、公園整備事業は、外ケ輪公園ほか2公園の老朽化した遊具の更新に要した経費であります。  その下の丸印、繰越明許費分、県立病院跡地整備事業は県立新発田病院跡地に防災機能を持つ公園を整備するために要した経費であります。  次に、230、231ページをお開き願います。9款1項4目防災費の説明欄上から5つ目の丸印、災害対策事業は、水防倉庫の点検管理や河川巡視に係る委託料と災害時への対応に備えた土のう袋やくい等の備蓄資材の補充を行った経費であります。  以上が歳出の主なものでございます。  次に、歳入についてご説明申し上げます。24、25ページをお開き願います。15款1項4目土木費負担金、1節土地区画整理事業負担金の説明欄、新発田駅前土地区画整理事業清算金は、新発田駅前土地区画整理事業の換地処分に伴い、地権者から徴収した清算金であります。  めくっていただきまして、26、27ページをお開き願います。16款1項1目総務使用料、1節行政財産使用料の説明欄、用地使用料の地域整備課分は、所管管理している行政財産の目的外使用料であります。  めくっていただきまして、28、29ページをお開き願います。16款1項7目土木使用料、1節土木使用料の説明欄、道路占用料は、市道に埋設しているガス管や電柱などの占用料であります。  その下の2節都市計画使用料の説明欄、新発田駅前広場等使用料は、駅前広場駐車場、タクシープール及び駅東駐車場の使用料であります。  その下の中央公園駐車場使用料は、中央公園大駐車場使用料であり、人間ドック受診者が利用する下越総合健康開発センターからの駐車場使用料が主なものであります。  次に、36、37ページをお開き願います。17款2項1目総務費国庫補助金、1節総務費国庫補助金の説明欄、最初の集約都市形成支援事業国庫補助金は、立地適正化計画策定事業に係る国の補助金で、補助率は2分の1であります。  めくっていただきまして、38、39ページをお開き願います。17款2項5目土木費国庫負担金、1節道路橋りょう費国庫補助金の説明欄、最初の社会資本整備総合国庫交付金は、道路維持管理事業、除雪費、消雪パイプ整備、除雪機械購入、市道改良及び橋梁修繕に係る交付金で、道路維持管理事業、市道改良整備及び橋梁修繕に係る補助率は55%、消雪パイプに係る補助率は60%、除雪費及び除雪機械購入に係る補助率は3分の2であります。  その下の繰越明許費分、社会資本整備総合国庫交付金は、橋梁修繕に係る補助金で、補助率は55%であります。  その下の2節都市計画費国庫補助金の説明欄、社会資本整備総合国庫交付金は、五十公野公園荒町線整備事業及び街なみ環境整備事業に係る補助金で、五十公野公園荒町線整備事業に係る補助率は55%、街なみ環境整備事業に係る補助率は50%であります。  その下の繰越明許費分、都市再構築戦略国庫交付金は、新発田駅周辺整備事業及び県立病院跡地整備に係る補助金で、両事業とも補助率は50%であります。  その下の繰越明許費分、社会資本整備総合国庫交付金は、西新発田五十公野線(東豊工区)、五十公野公園荒町線の街路整備と新発田駅周辺整備事業及び公園整備事業に係る補助金で、街路整備事業及び新発田駅周辺整備事業に係る補助率は55%、公園事業に係る補助率は50%であります。  次に、46、47ページをお開き願います。18款2項6目土木費県補助金、1節都市計画費県補助金の説明欄、土地利用規制等対策費県補助金は、国土利用計画法に基づく土地取引の届け出に係る事務に対する県の補助金であります。  めくっていただきまして、48、49ページをお開き願います。18款3項5目土木費委託金の1節道路橋りょう費委託金の説明欄、県道除雪協力費県委託金は、県道の歩道除雪に対する県からの委託金であります。  めくっていただきまして、50、51ページをお開き願います。最上段の2節河川費委託金の説明欄、河川維持修繕費県委託金は、県管理の1、2級河川の除草作業に対する県からの委託金であります。  歳入については以上でございます。よろしくご審議の上、ご認定賜りますようお願い申し上げます。 ○委員長(稲垣富士雄) 野崎建築課長。 ◎建築課長(野崎光晴) 次に、建築課所管の主なものについてご説明申し上げます。  初めに、歳出です。決算書88、89ページをお開きください。2款1項10目財産管理費の備考欄上から2つ目、公共施設維持管理事業は、公共施設の維持補修に要した経費で、維持管理事務所車庫の屋根改修工事、住吉コミュニティセンター屋上防水の改修工事などが主なものであります。  次に、214、215ページをお開きください。8款4項1目都市計画総務費の備考欄一番下、木造住宅耐震診断支援事業は、昭和56年5月31日以前における新耐震基準の木造住宅の耐震診断に対して耐震診断士の派遣に要した委託料が主なもので、派遣件数は21件であります。  めくっていただきまして、216、217ページをお開きください。備考欄最初の木造住宅耐震改修支援事業は、木造住宅の耐震設計や耐震改修等に要した経費の一部を補助したもので、耐震簡易設計が3件でありました。  その5つ下の建築基準法関連審査事務は、建築基準法に基づく確認、審査、検査等に係る経費であり、建築行政共用データベースシステム使用料が主なものであります。  その3つ下、住宅リフォーム支援事業は、市内地域経済の活性化と市民の住環境の向上を図ることを目的に、市民による住宅リフォーム工事に要した経費の一部を補助したものであり、平成28年度は258件にご支援を申し上げました。  一番下の、景観形成推進事業は、景観審議会や景観アドバイザー相談会の実施など、景観形成推進に要した経費であります。  次に、252、253ページをお開きください。10款5項1目社会教育総務費の備考欄一番上の社会教育施設維持管理事業は、社会教育施設の施設補修に要した経費であり、加治川児童クラブ北棟の外部改修工事などが主なものであります。  次に、272、273ページをお開きください。10款6項2目体育施設費の備考欄、社会体育施設維持管理事業は、社会体育施設の施設補修に要した経費であり、新発田市民プールのトイレの改修工事などが主なものであります。  歳出は以上です。  次に、歳入についてご説明申し上げます。決算書の32、33ページをお開きください。16款2項5目土木手数料、1節の備考欄、開発行為許可申請等手数料、2節の建築確認申請手数料及び3節の屋外広告物許可申請手数料は、各申請に係ります手数料であります。  次に、38、39ページをお開きください。17款2項5目土木費国庫補助金、3節住宅費国庫補助金の備考欄上から3つ目、社会資本整備総合国庫交付金、建築課分は、木造住宅の耐震診断、耐震改修、住宅リフォームなどに係る補助金で、いずれも補助率は2分の1であります。  歳入については以上です。建築課所管分についてのご説明を終えます。  よろしくお願いをいたします。 ○委員長(稲垣富士雄) 前田財産管理課長。 ◎財産管理課長(前田純博) それでは、財産管理課所管分について主な事務事業ごとにご説明申し上げます。  初めに、歳出の概要であります。決算書の88、89ページをお開き願います。2款1項10目財産管理費のうち、備考欄2つ目の丸印、財産維持管理事業につきましては、市が所有する普通財産の維持管理に要した経費であります。主なものといたしましては、中ほどの手数料は、年二、三回程度市有地おおむね60カ所の草刈りに要した経費でございます。  次の市有財産保険事業につきましては、市が保有する建物、車両等加入保険料や市が主催する行事に市民の方に事故があった場合に支払われる総合保険の保険料に要した経費であります。  次の市有財産活用事業の主なものにつきましては、測量・設計・登記委託料は、売却を予定している箇所の測量委託に要した経費でありまして、次の解体撤去工事費は老朽化により不用となった建物等の解体に要した経費であります。上館にございました旧中央公民館加治分館が主なものであります。  次に、96、97ページをお開き願います。2款1項12目企画費のうち備考欄上から4つ目の丸印、公共施設等総合管理計画策定事業につきましては、ことしの3月に公表いたしました公共施設等総合管理計画書作成のためのデザイン及び印刷の委託料であります。  次に、206、207ページをお開き願います。8款1項1目土木総務費のうち、備考欄中ほどの丸印、国土調査修正事業は、地籍調査の終了している土地の地籍図や登記等の修正に要した経費であります。  次の国土調査事業につきましては、荒川第2地区及び瑞波、上中山第1地区における地籍調査事業に要した経費でございます。  次の未登記解消事業につきましては、公共用地の未登記解消のため、公共嘱託登記土地家屋調査士協会へ業務委託を行った経費及び専任の嘱託職員の雇用に要した経費でございます。  歳出は以上でございます。  次に、歳入についてご説明申し上げます。28、29ページをお開きください。中ほどの16款1項7目土木使用料の備考欄、法定外公共物使用料は、主に店舗や駐車場などの住宅以外への乗り入れとして利用している事業用の橋などの構築物に係る使用料でございます。  次に、42、43ページをお開き願います。中ほどの18款1項3目土木費県負担金の備考欄、地籍調査事業県負担金は、先ほど歳出でご説明いたしました荒川第2地区及び瑞波、上中山第1地区の地籍調査事業に対する県負担金で、負担率は4分の3となっております。  次に、50、51ページをお開き願います。中ほどの19款1項1目財産貸付収入の備考欄、土地建物貸付収入につきましては、普通財産の土地建物の貸付収入であります。主なものといたしましては、新潟職業能力開発短期大学校の学生寮敷地の貸付料などであります。  次に、めくっていただきまして、上段19款2項1目不動産売払収入の備考欄、土地建物売払収入につきましては、入札等による普通財産の売却収入のほか、法定外公共物の売払収入が主なものであります。  次の物品売払収入につきましては、不用となりました物品で残存価値のあるものの入札による売払収入であり、主なものといたしましては、除雪車やマイクロバスの売払収入であります。  次に、66、67ページをお開き願います。上から5行目、その他雑入につきましては、各種市が加入する保険により支払われました補填金が主なものでございます。  財産管理課所管分については以上であります。よろしくご審議の上、認定賜りますようお願い申し上げます。 ○委員長(稲垣富士雄) 新井田下水道課長。 ◎下水道課長(新井田功) それでは、下水道課所管分についてご説明を申し上げます。  初めに、歳出からご説明申し上げます。162、163ページをお開き願います。4款1項3目環境衛生費、備考欄上から4つ目の丸印、浄化槽登録管理事業は、し尿浄化槽管理台帳の作成を下越総合健康開発センターに委託したものであります。なお、平成28年度末の新発田市全体の浄化槽設置件数は、単独浄化槽が1万938基、合併処理浄化槽が4,292基となってございます。  その下の丸印、水道水源保護地域等浄化槽支援事業は、水道水源保護地域や中山間地に指定されました地域の方が行う合併処理浄化槽設置工事等に対しまして、補助金を交付する事業でございます。平成28年度は、13基分の補助を行ったものでございます。  次に、172、173ページをお開き願います。6款1項2目農業総務費の備考欄、中ほど下の丸印、農業集落排水施設排水設備設置資金貸付事業は、農業集落排水施設への接続促進を目的といたしまして実施している排水設備工事費への融資あっせん制度の運用に必要な金融機関への預託金でございます。  次に、176、177ページをお開き願います。一番上の丸印、農業集落排水事業特別会計繰出金は、平成28年度農業集落排水事業特別会計の歳入補填分として一般会計から繰り出したもので、主に職員給与費や事業に係る市債の元利償還金などの財源として充当したものでございます。  次に、216、217ページをお開き願います。8款4項1目都市計画総務費、備考欄上から3つ目の丸印、下水道接続促進支援事業は、下水道が供用開始されても接続していただいていない世帯、事業所、貸しビル所有者などを訪問いたしまして、接続要請活動を行った接続促進員2名の報酬等でございます。  その下の丸印、下水道排水設備設置資金貸付事業は、公共下水道への接続促進を目的として実施しております排水設備工事費への融資あっせん制度の運用に必要な金融機関への預託金でございます。  次に、220、221ページをお開き願います。一番上の丸印、下水道事業特別会計繰出金は、平成28年度下水道事業特別会計の歳入補填分として一般会計から繰り出したもので、主に職員給与費や事業に係る市債の元利償還金の財源として充当したものでございます。  めくっていただきまして、222、223ページをお開き願います。8款4項4目都市下水路費、備考欄、上から3つ目の丸印、自然災害防止事業は、小舟町三丁目地内の城北1号雨水幹線整備に伴う実施設計等の業務及び同幹線における県営事業負担金を支出いたしたものでございます。  歳出は以上でございます。  次に、歳入の主なものについてご説明申し上げます。56、57ページをお開き願います。23款3項1目3節農林水産業費貸付金元利収入の備考欄、農業集落排水施設排水設備設置資金貸付金元金収入は、歳出でご説明をいたしました融資あっせん制度に必要な金融機関への預託金につきまして、年度末に返還していただいているものでございます。  同じく5節土木費貸付金元利収入の備考欄、下水道排水設備設置資金貸付金元金収入は、3節と同様に金融機関への預託金について年度末に返還していただいているものでございます。  68、69ページをお開き願います。24款1項4目3節自然災害防止事業債の備考欄、自然災害防止事業債は、歳出でご説明いたしました自然災害防止事業の実施に伴い、借り入れを起こしたものであり、事業費に対する起債充当率は100%となっております。  歳入については以上でございます。よろしくご審議の上、認定賜りますようお願い申し上げます。 ○委員長(稲垣富士雄) 最後に、菅農業委員会事務局長。 ◎農業委員会事務局長(菅一義) それでは、農業委員会所管分の主な内容についてご説明いたします。  初めに、歳出についてであります。決算書の168、169ページをお開き願います。説明欄下から2番目の丸印、農業委員会委員報酬につきましては、農業委員への報酬であります。  次のページをお願いします。説明欄上段の農地中間機構特例事業は、県農林公社が行う農地中間管理事業に関連した農地の権利設定等における事務費であります。  1つ飛んで農業者年金事業は、農業者年金業務に係る経費であります。  次の農業だより「さわやか」発行事業は、年2回発行した農業委員会だよりの「さわやか」に係る経費であります。  次の農業委員会視察研修事業は、年1回実施しております農業委員による視察研修、事例研修で、28年度は農水省への研修や農畜産物の直売所の視察を行ったものであります。  次の農業委員会参画事業、農業委員会北蒲原郡市連絡協議会参画事業は、それぞれの組織への負担金であります。  歳出は以上であります。  次に、歳入についてであります。32、33ページをお開き願います。16款2項4目1節農業手数料説明欄、耕作証明手数料は、耕作証明の発行に係る手数料であります。  次に、44、45ページをお願いします。18款2項4目1節農業委員会費県補助金説明欄、農業委員会費県交付金は、農業委員会の事務に係る県交付金であり、機構集積支援事業県補助金は、農地中間管理事業に関する県補助金であります。  次に、66、67ページをお願いします。23款5項3目29節農業委員会事務局雑入、説明欄上段、農業者年金業務委託金は、農業者年金業務に関する委託金であります。  歳入は以上であります。よろしくご審議の上、認定賜りますようお願いいたします。 ○委員長(稲垣富士雄) 担当課長等の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。  井畑隆二委員。 ◆委員(井畑隆二) どうも皆さん、ご苦労さまでございます。4点ほどあります。  1点目が松くい虫でございますけれども、本当に長くありがとうございます。今後の見通しはどのような計画を持っておられるか。続きまして、松塚漁港の整備でございますけれども、今後はどのような整備を行うのか。それから、もう一つ、月岡温泉の足湯の入場者数と今後の見通しについて、この3点をお願いします。 ○委員長(稲垣富士雄) 3点でいいんですか。はい、3点だそうです。  順次答弁、説明を求めます。  大滝農林整備課長。 ◎農林整備課長(大滝一仁) 井畑委員の松くい虫の今後の見通しということでお答えをさせていただきたいと思います。  さきにお配りをさせていただきました資料にありますとおり、81番の資料でございますが、松くい虫につきましては、被害につきましては、25年度をピークに現在被害は減少しているというところでございます。25年度比で現在の状況を見ますと、20%近くにまで被害が落ちついたといいますか、沈静化に向かっているというところでございます。22年当時がまだ被害が発生していなかったということで、22年当時と比べますともうちょっとというところまで来てございます。数字だけのお話ですけども、もう一、二年なのかなと、沈静化まで、というふうに踏んでございます。  もう一点、松塚漁港の今後の整備ということでお尋ねをいただきました。現在進めております機能強化事業ということで、こちらにつきましては、施設の補強を行ってございますが、ゼロ国債の予算をいただいたことから、30年度の整備完了予定を1年前倒しして29年度で終われそうだというところでございます。その後の整備等につきましては、予定ございませんが、歳出で説明をいたしました機能保全計画というものを策定したわけでございます。こちらの長寿命化計画に基づきまして、今後必要な維持修繕を行っていくというところでございます。  以上でございます。 ○委員長(稲垣富士雄) 清田観光振興課長。 ◎観光振興課長(清田稲盛樹) 井畑議員の足湯の平成28年度の入場者数と今後の見込みということについてご説明をさせていただきたいと思います。  まずは入場者数ということでございます。入場者数が平成28年度で8万4,510人となっております。これは、前年に比べまして2,500人の増加、3.02%の増という状況になっております。今後の見込みということでございますが、ご承知のとおり月岡温泉4つ、月岡温泉の皆さんが始めた新店舗、新しいものですね、「蔵」、「旨」、「香」、「田」と、この4つに起因しまして非常にまちを歩く方が増加をしているということで、土日などは非常に多くの人が歩いているという状況の中で、足湯、それからもう一カ所、手湯というのがあるんですが、ここのルートが非常に人気になっているということで、今後もこの数は増加をするものということで考えております。  以上でございます。 ○委員長(稲垣富士雄) 入倉委員。
    ◆委員(入倉直作) 松くい虫でございますが、要は大難儀されてありがとうございますが、植林のほう、エリアを決めて今後根絶ということでお世話になっているわけですけれども、どうしてもそこにかかわってくるかなと思いますので、そういうふうなのがあったらひとつ植林の件で。 ○委員長(稲垣富士雄) 大滝農林整備課長。 ◎農林整備課長(大滝一仁) 入倉委員の松くい虫防除後の、要は松枯れをした後の植林の話ということでお答えをさせていただきたいと思います。  特に紫雲寺地域でございますが、ほとんどが民有地ということで、個人の財産ということになりますので、また地域の意向が最優先というふうに考えてございます。今現在地域の方々とそういったことを課題に解決しようという、協議会組織を発足しようということで、実は動きがあるところでございまして、その中でもんでいきたいということで、今後の課題ということでお願いしたいと思います。  以上です。 ○委員長(稲垣富士雄) 入倉委員。 ◆委員(入倉直作) ありがとうございます。いろんな組織等も立ち上げ、プロジェクト等も取り組まれている組織もあるようでありますので、ぜひその育成も含めて今後推移をしながらお願いしたいと思います。 ○委員長(稲垣富士雄) 水野委員。 ◆委員(水野善栄) 大変お疲れさまでございます。私のほうから三、四点あるんですけども、まず観光振興課のほう、201ページになります。繰越明許の関係です。誘客促進事業でトップセールスとしてあちこち海外に行かれてセールスしている部分のことだと思うんですけども、728万1,000円という形で決算の部分で出ておりますが、その成果につきまして、これからもどういうふうにつなげていくのかということをお知らせいただきたいのと、次はちょっと頭痛いことかもしれません。渡邉農水振興課長のほうからご答弁いただきたいのは、179ページ、こちらも繰越明許になっております。地域農産物等輸出促進事業の負担金として約1,200万円かかっていると。これにつきまして、米を5.3トンの輸出ということで、これの部分ですけども、非常に高額。最初の立ち上げだから、それは仕方がないんだよということは重々承知しておりますけども、台湾とか、上海とか、そういう部分でこれからも米を輸出していくと、そういう形であると思いますけども、この1,200万の内訳についてお知らせいただきたい。  それと、あと倉島地域整備課長のほうから209ページ、街灯の整備について、約2,000万円かけて街灯の整備されました。これについて非常に町なかが明るくなっていいという話いっぱい聞いております。それで、年間1,999万5,951円という形で金額が出ていますけども、約2,000万ですね。ちょうどぎりぎりでちょうどうまくいっていると。それで、このときの整備状況、何件くらい整備されたのか。それでまた、今後の見通しについてもちょっとお知らせいただきたい。  あと新井田下水道課長、217ページ、下水道の接続促進事業という形で、接続をするためにその嘱託員を2名配置されている。前回もそういうお話も聞いていました。山間地のほうでは接続が非常に困難だ。お年寄りがお住まいになったりして、私たちはそんな接続しなくても、若手は町なかに行っちゃったしなんていう話も聞いておりますが、接続員の現在の成果、2名配置してどれぐらい接続に貢献されてきたのか、それについてお知らせいただきたいのと、今後また接続員について人数をふやして接続をしていくつもりなのか。今現状の2名で維持していかれるのか、それについてお知らせいただきたいと思います。  以上であります。 ○委員長(稲垣富士雄) 清田観光振興課長。 ◎観光振興課長(清田稲盛樹) 水野委員の誘客促進事業の成果と今後の見込みということについて、まずはご質疑にお答えをさせていただきます。  当事業につきましては、繰越明許ということで、実を言うと平成27年度国のほうからの採択をいただきまして、2月に補正をさせていただいて28年度に実施をさせていただいたという中で、一つの政策パッケージになっているということで、誘客促進事業、それから受け入れを担当するDMO事業、それから外国人支援事業、もう一つは、インバウンドとアウトバウンドをパッケージでやりましょうという中での農産物等輸出促進事業と、この4つを政策パッケージとして実施をさせていただいたということでございます。その中で誘客促進事業といたしましては、国内のまずは商談会に参加ということで、首都圏、それから関西圏に何度かエージェント向けの商談会をさせていただいたことに加えまして、まずは新潟空港に直行便のある都市を狙い撃ちをしましょうということで、ハルビン、上海、台湾ということでお邪魔をさせていただいたということでございます。  この結果でございますが、本年の1月からはハルビンから毎週30人ほどの団体にお越しをいただいて、都合今現在で1,000人を超えている状況ということになっております。それから、台湾につきましては、それぞれ国ごとにニーズが違うというか、考え方が違うという中で、ハルビンについては、実を言うとまだまだゴールデンルート、要は新潟空港に来て東京に行って大阪に行って、そこから帰るというような、ゴールデンルート中心というふうになっておりますので、まずは新発田に1泊をしていただいて、翌日東京に行くための新幹線のところまでお送りをするというような受け入れをさせていただいております。  それから、台湾につきましては、本年度4,000人お越しをいただいているということで、これは企業の団体旅行の誘致ということで、うまく進めることができまして、月岡の大手のホテルのほうに台湾の保険会社の企業旅行ということで、帯で4,000人、帯というのは毎週続けてという意味ですが、4,000人にお越しをいただいているということです。加えまして、韓国ということでございますが、韓国便の時間が変更になったということで、昨年の10月から変わったわけでございますが、これまでは韓国からなかなか送客をしにくい、誘客をしにくい時間帯、夕方に来て朝に帰るというような便だったんですが、昨年は団体ベースの中でどうも動いていたということでございますが、今年に入りまして、当市の一番の魅力というか、ツールということで、新発田、胎内、阿賀野市、聖籠町と組んで、阿賀北ゴルフプランというものを創設をさせていただきました。阿賀北地域には12のゴルフ場があるということで、実を言うとスキーよりもシーズンがすごく長いんですよね。4月から11月ぐらいまで誘客ができるということで、本格的に動き始めたのが9月から動き始めているんですが、2人から4人ぐらいの個人ベースでありますが、一番多いので7泊プラス7プレーということで、7泊新発田にいていただいて7回ゴルフをされるというようなツアーもお越しをいただいているということで、単純に7泊ということは7人お越しをいただいたということと同じでございますし、経済効果もかなり高いということで、それぞれの国ごとにニーズに合わせた誘客をさせていただいているという状況でございます。  以上でございます。 ○委員長(稲垣富士雄) 渡邉農水振興課長。 ◎農水振興課長(渡邉誠一) 水野委員のご質疑にお答えいたします。  まず、1,200万円の繰越明許なんですが、こちらにおきましては、当課におきましても、平成27年度の国の補正予算ということで、28年度の活動費に使わせていただきました。地域農産物等輸出促進事業に係ります平成28年度の主な活動内容でございます。1つに、台湾で昨年2回ほど物産展が開催されました。そちらへ米を初めとした新発田、阿賀北の特産品を出展いたしまして、台湾のほうでのニーズ、市場調査、こういったものを行いました。あわせて価格、あと輸送に係るコスト、あと輸出に係る手続等の調査を行いまして、結果、米がメーンとなったんですけども、米につきましては、台湾のほうでは日本で販売されている約2倍から3倍の価格で販売されるということで、そう簡単には売れるものではないなということがわかりました。  そんなところで、まず戦略といたしましては、新発田のお米、新発田の農産物、これを台湾のファミマですとか、大手のホテル、こちらの店頭へ並んで新発田をPRすること、もう一つにやっぱり米の輸出ということで、新規需要米、これ生産調整の対象となるものなんですけども、新規需要米と輸出米用として産業関係者との商談の結果、1事業者とつながりを持つことができまして、29年産米におきましては、台湾へ10トンの輸出をすることとなっております。今後につきましては、当然どんどん輸出の数量もふやしていきたいと思いますが、またこれから米の国内需要も減る中で、当然海外への輸出も取り組みの一つになってくると思いますが、農業者がみずから輸出業務に取り組めるような、そういった農業者の育成も考えておりますので、その辺は今農業者と一緒に取り組んでおるところでございます。今年度につきましては、6月に台湾のほうで開催されましたフード台北、こちらのほうに出展させていただきまして、阿賀北の特産品等を出展させていただきまして、また産業関係者の招聘事業、これでまた商談を続けていきたいと思っております。  1,200万の歳出の主な内容なんですけども、まず輸出アドバイザーへの謝礼ですとか、やっぱりどうしても旅費、飛行機、東京から台湾行ったりしますので、そういった旅費と、あと宣伝に係るパンフレット、そういったポスターの製作費、そういったものが今回の支出の主な内容になります。  以上です。 ○委員長(稲垣富士雄) 倉島地域整備課長。 ◎地域整備課長(倉島隆夫) 水野委員のご質疑にお答えをいたします。  街灯整備事業ということでございまして、昨年度何件ぐらいつけたのかということでございます。昨年度につきましては、172灯を新たに新設をさせていただきました。この事業につきましては、平成27年、28年、29年ということで3カ年の事業ということで、防犯灯の増設ということで取り組みをさせていただいたところでございます。今年度におきましても同様に整備を続けさせていただいております。  あと今後の見通しということでございますけれども、一般質問でも今後の見通しというふうな部分も含めて出ておりますので、そちらのほうでお答えするかもしれませんけども…… ◆委員(水野善栄) 一般質問でようございます。 ◎地域整備課長(倉島隆夫) 今年度最後ということで、一旦区切りということで取り組みをさせて いただいているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(稲垣富士雄) 新井田下水道課長。 ◎下水道課長(新井田功) それでは、ご質疑にお答えいたします。  接続促進員の成果ということでございますが、平成28年度は2,759件回りまして、246件の接続をいただいたところでございます。それから、今後は接続促進員の人数をふやしますかというご質疑でございますが、現段階で2名の体制を保持したいというふうに考えてございます。  それから、ご質疑の前のお話の中に、訪問する範囲なのでございますけれども、村部のほうには基本的に行っておらないところであります。公共下水道のほうを重点的に回らせていただいております。村部のほうにつきましては、農業集落排水ということもございまして、かなり接続率が高くなってございます。  それから、高齢者のお話もございましたけれども、高齢者だから、若いからということでの行く回数を制限したり、多くしたりしてございませんので、まず均等に回らせていただいておるというところであります。  それから、接続促進員なんですけれども、平成28年度までは嘱託の方2名だったんですけれども、今年度入りましてから嘱託職員1名でございまして、もう一人は再任用の方配属していただいております。こちらの方につきましては、昔下水道課におりまして、非常に下水道にも明るいという職員でございます。  以上でございます。 ○委員長(稲垣富士雄) 水野委員。 ◆委員(水野善栄) それぞれありがとうございました。  インバウンド、アウトバウンドの関係、本当に観光振興課、農水振興課含めまして、これからも大いに新発田のために誘客を促進していただきたい、そう思っております。その中で多少経費はかかるのはしようがないですけども、大勢の方が新発田の魅力を感じて、新発田にリピートしていただければということがあるでしょうし、米の輸出に関しても、今年度10トンの輸出だということで、恐らく食味を感じた流れの中で買っていただけるんじゃないかと、そういうふうにも思っていますので、一層の事業の促進について取り組んでいただきたい、そう思っております。  地域整備のほうは、街灯の整備ということで3カ年計画、その中で本当ぎりぎりいっぱいの2,000万という年間の予算の中でそれをクリアできた、172灯がプラスされて町なかが明るくなる、これは非常にいいことで、防犯対策につながっていくことだと思いますので、29年度この年で一旦終わるかもしれませんけども、非常にいい内容ですので、今後続けていけるような立場を市長のほうにもお話しされる流れでやっていただきたいなと思っております。  あと下水道のほうはよくわかりました。1名今までいた職員の方が今度再任用という形で、非常に見通しも明るくなる、そういうふうにも感じておりますので、今後とも下水道の接続についてよろしくお願いいたします。  以上です。 ○委員長(稲垣富士雄) この件に関しまして関連ありますか。  小林委員。 ◆委員(小林誠) 今ほどの米の輸出の話でございますけれども、新規需要米、1法人ということですが、差し支えなければどちらの法人なのかということを教えていただきたいと思います。  それと、観光振興課と農水振興課両方にできればお聞きしたいなと思いますけれども、DMOということで米の輸出、特に台湾のほう取り組まれている。農水振興課も来年の所得補償なくなるということを見越して、新発田稲作農家多いですから、こういったところに力を入れていくということは十分に理解できるところなんですが、果たして農協も含めてですけど、市でどこまでこれを続けていくのか。観光のところで米を売るということ、これをどんどん、どんどんふやしていくというのはきりがないはずですし、農水振興課も稲作農家がしっかりと利益を上げられるような経営体になっていくということが目的でしょうけれども、果たして輸出のところでどこまでやっていくのか、この辺の考えをお聞かせいただきたいと思います。 ○委員長(稲垣富士雄) 清田観光振興課長。 ◎観光振興課長(清田稲盛樹) 小林委員のご質疑にお答えをします。  まず、DMO活動の中でということでございますが、今回観光振興課と農水振興課の中で切り分けをさせていただいたのは、農作業の現場のほうの生産、それから出荷の部分と、それからインバウンドとアウトバウンドをパッケージにした販売という中で、我々のほうで切り分けをさせていただいてそれぞれ進めさせていただいたということでございます。今ほどのお話にありましたとおり、まずなぜに台湾なのかということでございますが、1つは中国というのは新潟県の食品については輸入禁止措置になっているということで、これは香港を除くということですが、本国については輸入禁止措置になっているということで、こちらのほうから輸出というのがなかなかうまくできないというのが1点。それから、もう一つは、やっぱり中国という本土の中でまだまだ経済ルールというか、商取引のルールという部分の中で、それこそ我々素人が取り組むには非常にリスクがあるという中で、世界一の親日国家と言っていいかどうかわかりませんが、親日地域である、まずは台湾を一つのターゲットにしましょうという中で進めさせていただいたということでございます。  その中で、DMOという一つの稼げる観光地づくりを進めましょうという中で、要は台湾のスーパー等で新発田産コシヒカリという名前を見ていただく、知っていただくというのが実を言うと誘客につながるでしょうという考え方、それからこちらにお越しをいただいた台湾の皆さんに、台湾の何々スーパーというところで新発田産、実を言うと売っているんですよという、この相乗効果ということを狙って観光サイドとしては取り組みを進めさせていただいたということで、将来的にずっと続けていくのかということは、これはまた農水振興課のお考えもあると思いますが、DMOとしてはその間と間をつなぐコーディネート役ということで、実際自分たちが物を買って売っていくということではなくて、そのノウハウを提供できるような組織にしていきたいという思いから、そのような活動に取り組ませていただいたということでございます。  以上でございます。 ○委員長(稲垣富士雄) 渡邉農水振興課長。 ◎農水振興課長(渡邉誠一) 小林委員のご質疑にお答えいたします。  つながりできたという業者ですが、こちらは北海道の業者でございます。日本にも事業所ございますし、あと台湾、ハワイ、香港、シンガポールと、そちらのほうで精米工場を持つ業者でございます。こちらとのつながりができたメリットといいますのは、関税がかからないこと、あと玄米で輸出できること、そして代金決済が日本円で行えるということで、非常に大きなメリットがある業者とつながることができました。これから国の生産調整目標配分廃止になりましたけども、ことしの農業者の方の取り組みがどれぐらいになるかわかりません。また、過剰な作付が起きる可能性もありますけれども、我々といたしましては、農業者がしっかりとそれぞれで輸出ができるまでということで、昨年から始めたとはいえ、28年度はテスト段階でございますので、まだ始まったばかりですので、まずしばらくは農業者の皆さんと一緒に続けていきたいと思っております。  以上です。 ○委員長(稲垣富士雄) 小林委員。 ◆委員(小林誠) わかりました。輸出に関しては進捗を私も見守っていきたいというふうに思いますし、特にDMOの関係は市内でやっている観光事業は目に見えてわかるんですけど、ましてや国外でやっていることというのはなかなか我々肌身として感じない。何か視覚的に市民の方にこのようにやっていますよとか、そういう取り組みがわかるような形があるとまたさらにいいのかなというふうに思いますので、要望として言わせていただきます。  以上です。 ○委員長(稲垣富士雄) ほかに関連ございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(稲垣富士雄) ないようであれば、この際午後1時まで休憩いたします。           午後 零時04分  休 憩  ───────────────────────────────────────────           午後 1時00分  開 議 ○委員長(稲垣富士雄) 休憩前に引き続き会議を開きます。経済建設関係の質疑を続けます。 質疑ある委員の発言を求めます。  中野委員。 ◆委員(中野廣衛) よろしくお願いします。私のほうからは4点ぐらいですか、農水関係等お願いしたいと思います。  農水振興課関係ですが、最初に決算の主要施策の成果説明書の24ページというふうなことで、健康農産物づくり関係でございます。漢方薬原料の薬草の栽培実証というふうなことで載っておりますが、たしかこの漢方薬関係についてはもうどれぐらいたつんでしょうか、六、七年以上はたつんだと思いますけれども、現在どのぐらいの、どういう段階まで進んでいるのかというのをちょっとお聞かせいただきたいのと、今後の方針、見込み等についてお聞かせいただきたいと思います。  2点目につきましては、アスパラの生産拡大の支援事業というふうなことで載っております。生産拡大とは言っておりますけれども、面積の拡大あるいは後継者がなかなかふえないと、そういう状況なんだというふうなのを直接生産者あたりから聞いているところでありますが、生産量の確保のための新植とか改植の支援というふうなことで載っているように思いますけれども、現状についてその辺どんなふうになっているのかというのをお聞かせいただきたいと思います。  それから、同じく新発田野菜ブランドの拡大支援というふうなことで載っております。有力品目の面積拡大に努めたというふうなことで、457アールというふうにありますけれども、大まかな品目の面積内訳等を教えていただきたい。あと、これについても現状どのような方向なのかというのをお聞かせいただきたいと思います。  それから、農林整備ですか、の関係で25ページの有害鳥獣対策についてお聞かせいただきたいと思いますが、猿等にまじりまして、最近ではイノシシの活動というのが結構あちこちから聞こえてきますけれども、その被害エリアといいますか、イノシシのあらわれる地域といいますか、そういったところは現在どの地域まで拡大しているのかというふうなのを教えていただきたい。また、被害の状況あるいは対策というふうなことについてお聞かせ願いたい。また、最近では平場や民家近くの裏山で天然記念物のニホンカモシカが頻繁に目撃されています。その辺についてはどのように把握されているのかというふうなことで、お願いしたいと思います。 ○委員長(稲垣富士雄) 渡邉農水振興課長。 ◎農水振興課長(渡邉誠一) 中野委員のご質疑にお答えいたします。  まず初めに、健康農産物づくり事業でございますが、こちらの薬草の内容についてでございます。こちらは、この薬草の栽培研究を始めまして、ことしで4年目になります。5年契約ということで、東京生薬会社と契約を結びまして、今、月1回指導に来ていただいております。そんな中で、ことしからはトウキ、シャクヤク、ミシマサイコ、この3品種に絞りまして、今まではどういった品種がこの松岡の地区に合っているのかという、その程度の実証ではあったんですけども、ようやく品種を絞りまして、引き続き実証を続けているところでございます。面積的には、平成28年度におきましては3反8畝、38アール、29年度におきましては1反ほどふやしまして48アールということで、実証を続けているところでございます。ただやっぱりなかなか薬草といいますと、2年、3年、4年ではなかなか製品化ならないのかということがようやくわかってきまして、もうしばらく生薬協会のご指導をいただきながら、松岡薬草研究会の皆さんと一緒に製品化に向けて取り組んでいきたいと思っております。  続きまして、アスパラの関係でございますが、28年度におきましては新植補助した件数でございます。12件で、面積的には9,490平米、約1町になります、1町ほど。改植につきましては、1件で600平米ということで、27年度に比べますと、27年度におきましては22件の新植に対しまして補助しておったところですが、ことしは12件に減ったと、改植につきましては27年度4件の補助をしていたところ、ことし1件だったということで、非常に面積拡大に、それとあと新たに取り組む方が減っております。この辺はちょっとJAのアスパラ部会とも話しまして、やっぱり高齢化、それで病気にかかってそのままもうリタイアするという方がほとんどであると聞いております。ただこれから、やっぱりせっかくここまでブランド化したアスパラでございますので、引き続きブランドを続けていきたいと思っておりますし、まず病気対策とやっぱり面積拡大につきましては、今ハウス化のほうでどんどん移行、まだ全体の1割とは聞いておりますけども、どんどん移行していくのかなというふうに思っております。ただもう一つに、今全国的にアスパラの価格が下がっている中で、新発田のアスパラだけは非常にいい高値で取引されているということで、非常にいい品種のアスパラも育っているということでありますので、またJAと、あと生産者直接みんなで、高齢化でまた担い手とか後継者とか、そういう不足する部分も、いろんな課題がありますけども、皆さんと一緒に考えていきたいと思っております。  続きまして、新発田野菜ブランド化拡大支援事業についてでございます。アスパラ以外の推奨する品目といたしまして、オクラ、ネギ、オータムポエム、ブロッコリー、里芋と推奨してまいりました。ただこの中でやっぱり一番伸びているのが、今がブロッコリーでございます。オクラも県内一の生産量でありますけども、ブロッコリーも水田で作付できるということで、JAのほうの部会の推奨品目にもなっておりますけども、この辺がまず一生懸命、生産量も上がってきておりますし、販売額もふえているところでございます。ですので、アスパラ以外の9品目で28年度の補助実績を申し上げますと、件数的には39件、面積で467アールということでございます。ちなみに販売金額は233万5,500円ということでございます。  以上です。 ○委員長(稲垣富士雄) 大滝農林整備課長。 ◎農林整備課長(大滝一仁) 有害鳥獣、特にイノシシのご質疑でございますが、まず被害エリアどのようなところかというところでございます。山間部だけでなく、平場にも出現しているところはご存じかと思いますが、28年度の目撃情報、私どもの集計で42件ほどございました。そのうちではございませんけども、13頭捕獲したということでございます。また、個体数等につきましては、イノシシにつきましては猿と違いまして、遊動域というのが決まっていないということで、発信機つけても数を把握できないという状況にございます。非常に難しい個体数の把握ということでお願いしたいと思います。また、状況でございますけども、これもご存じのとおりイノシシにつきましては繁殖力があるということで、こちらが一番の今脅威というふうなことで捉えてございまして、1頭当たり、自然減等、何かの病気等、そういったものがなければ2.8倍でふえるんではないかというふうな専門家の意見ももらっているところでございます。それに対しての対策ということになろうかと思いますが、6月に市長答弁ありましたとおりイノシシについては捕獲も非常に難しい、今の新発田市の個体数、まだ目撃が四十数件、それに対して13の捕獲ということで先ほどお話ししましたが、この13につきましてはほぼ山中まで、山の奥まで入って狩猟をしてとってきたと、しかも冬場でございます。夏につきましては、センサーやおり等かけてもなかなか捕獲ができないということで、今まだ頭数がふえないうちは捕獲をしようと思ってもできないというのが現実でございます。そのような状況で何ができるのかということで、捕獲技術の向上だろうと、それと、おり、またわな免許等の取得者をふやして事前に準備する段階だろうということで、猟友会の方たちと連絡をとり合っているところでございます。  カモシカにつきましては、天然記念物、教育委員会の所管になってございまして、こちら有害鳥獣駆除、あれは有害ではちょっととれませんので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(稲垣富士雄) 中野委員。 ◆委員(中野廣衛) ありがとうございます。最初の薬草関係でございますが、2年から4年、いろいろ研究して何とか商品化というふうな話でございました。私も前にテレビ等で薬草の取り組みというのは見たことがあるんですけど、なかなか商品化するまでに大変で、専属にその薬草会社の方が指導とか何かに来てようやくというふうなのを記憶にしているもんですから、お尋ねしました。ぜひ取り組みを継続して商品化できるようにというふうに思います。  それから、アスパラの生産拡大でございます。お話聞いて、これもなかなか後継者とか高齢化というふうなことで、大変な面はありますけれども、例えば例として、それこそ移住関係で就農とかそういうふうな方も多分あるんだろうと思いますけども、JA等と一つのパターンといいますか、高収益な作目なわけですんで、就農で稲作というよりもそういう経営の体系といいますか、そういうふうなのを組み合わせとか何かで、そういうふうな関係で後継者というふうなことも考えられると思うんで、いろんな方法で取り組みというか、後継者の対策を考えていけたらいいのかなというふうにお話を聞いて思いました。  それから、イノシシも大変捕獲が難しいというふうなことでありますが、猿とかと比べると非常に人に危害を与えるという部分があります。大変な部分ありますけれども、何とかよろしく対処お願いしたいというふうなことであります。  以上です。ありがとうございました。 ○委員長(稲垣富士雄) 石山委員。 ◆委員(石山洋子) 関連で一つお願いいたします。  農林整備課、有害鳥獣対策ということで、今イノシシのお話を伺いましたけれども、実施隊員規模ということで、ここに追い払いと、また捕獲頭数も先ほど資料提供いただきました。実施隊が設置されてから、追い払いも結構できるようになったのかなというふうに思っているんですけれども、実際に規模の106人というのは実施隊の全ての人数の方たちなのか、そして実施隊の方たちの28年度の活動、具体的なことがありましたら、お話を聞かせてください。 ○委員長(稲垣富士雄) 大滝農林整備課長。 ◎農林整備課長(大滝一仁) 実施隊の内容ということでお尋ねをいただきました。106人の内訳につきましては、102名が猟友会、4名が市の職員ということで構成なってございます。こちら28年度の活動実績なんですけども、クマ出没に対応した緊急出動が15件、あと一斉駆除等で猿、またカラスの駆除を行った、これが3件、3回ですね、ございまして、18回、出動人員総数でクマの緊急が117名、一斉駆除が236名ということで、延べ353名ということで実績でございます。  以上でございます。 ○委員長(稲垣富士雄) 石山委員。 ◆委員(石山洋子) ありがとうございました。実施隊の方たちにまた活躍していただいて、捕獲もそうなんですけれども、追い払いのほうもぜひ取り組んでいっていただきたいと思います。 ○委員長(稲垣富士雄) 大滝農林整備課長。 ◎農林整備課長(大滝一仁) 済みません、追い払いの件でお答えをちょっと失念しました。現在追い払いといいますと、猿の関係でよろしかったでしょうか。猿の加害群と言われます、いわゆる奥山にすんでいる自然界にいる猿ではなくて、人里で悪さをするといいますか、農作物に被害を与えるであろうと言われる加害群というのが18、28年度に2つふえまして16から18に加害群がふえてございます。こちらの加害群をテレメトリーで発信機をつけて遊動域を調査することで、その猿の群れの動きを知って、先回りをして被害を防ごうということでございますけども、この追い払いにつきましては、実施隊については基本的には先ほど申し上げましたとおりクマですとかイノシシが例えば市街地にあらわれたとか、緊急出動が主な実施隊の仕事ということでお含みおきをいただければと思いますし、追い払いにつきましては追い払い専門員、こちら毎日出ていただける方が2人、それと隔日で5人ということで、7名で市内を回っているところでございます。この方たちと、実施隊ではなく、地元の猟友会の方たちと連絡をとりながら連携を図っているというところでございます。  以上でございます。 ○委員長(稲垣富士雄) 中村委員。
    ◆委員(中村功) 今の追い払いの関係で、ちょっと確認という意味で、私も情報不足で恐縮なんでございますけども、エフエムしばたで何かきょうの猿の群れの動きというのをやっているみたいなんですけど、そういうのはそういう農家とかの皆さんに連携とってやっているものかどうか、私もエフエムしばた聞いていると、どこどこ地域は何時ごろにその辺に来るとか、何かそう情報がエフエムで流れているんで、その辺農家のほうと連携とっておられれば一番いいのかなと思ったもんですから、その辺お願いいたします。 ○委員長(稲垣富士雄) 大滝農林整備課長。 ◎農林整備課長(大滝一仁) 今ほどのエフエムの件でございますけども、昨年の6月から始めました「さるどこメール」ということで、私ども通称呼んでおります。名称つけてございますが、こちら「さるどこメール」で希望する方々に配信を直接させていただいていると、メールの配信をさせていただいて、地区ごとに猿の遊動域の情報をお流しさせていただいているというところでございます。28年度の11月、昨年現在では78名、80名弱ほどの配信先があったんですけども、現在114名までふえているということで、関心の高さがうかがえるというふうに考えてございます。  以上です。 ○委員長(稲垣富士雄) 宮村委員。 ◆委員(宮村幸男) ご苦労さまでございますが、何点かお願いしたいと思います。  商工振興課でございますけれども、新規の中小、小規模企業ということで支援事業が始まっておりますけれども、初年度は昨年は4件ということでございましたが、去年が初めてだということもあって、会議も開催されていると思いますけれども、その会議の結果も出されたと思いますが、検討されていると思いますけれども、そういうことと、それからその4件の工事内容先ほど言われましたけども、今後についてもどんなふうに考えるかということでお願いしたいと思います。  それから、観光振興でございますが、月岡温泉、先ほどもございましたが、美装化がやられておりますけれども、これはいつまでに終わる予定なのか、観光シーズンもあってなかなかはかどらないんではないかなというような気しますけれども、そういう見通し等立てていると思いますので、その辺をお願いしたいと思います。  それから、荒川川がまずあそこに流れておりますけれども、カリオンパーク側の右岸はきれいに護岸も、あるいは草刈りもされておりますけれども、左岸が水辺まで刈られていない。むさくるしいという、観光地らしくないいつも景観なんですが、やっぱり左岸のほうも水辺まで刈っていただきたいなということを考えますけれども、その辺どう考えますか、お願いしたいと思います。  それから、海水浴場の管理でございますけれども、運悪く事故が起きてしまいましたけれども、藤塚浜は白砂青松ですか、今観光地でもあると。宣伝もされているところでございますけれども、昨年の海水浴場としての開設というのはいつからいつまでだったのかという、あるいは監視体制、内容についてお聞かせ願いたいと思います。  それから、農水振興でございますが、中山間地機構の集積協力支援というようなことで、3つほど協力金を出しましたというのが上がっておりますけれども、この簡単ではございますけれども、内容と金額を教えていただきたいと思いますし、増減の傾向と申しますか、どんなふうに考えておられるのかというのをお聞かせ願いたいと思います。  それから、滝谷の森林公園でございますけれども、1万1,000人以上の皆さんの利用がございますけれども、そういう大勢の皆さんが夏期間利用されているんですが、私はやっぱり除雪も大変だろうと思うんだけども、冬期間利用に道は開けないものかと思っております一人ですが、夏期間にやはりそういう利用されているリピーターの方も大勢おられると思いますけれども、アンケートを1回冬期間はどうですかというようなことでとってみてはどうかなと、こう思いますが、この点の考えをお聞かせ願いたいと思います。  それから、農林整備でございますが、附帯県営かんがい排水が行われております。奥右衛門、それから吹切、万十郎というようなことですが、一番関心のあるのがその奥右衛門川でございますが、どうも進捗がはかばかしくないのではないかという感触もございますが、その点の内容あるいは進捗についてをお聞かせ願いたいと思います。  それから、地域整備の関係ですが、先ほども街灯整備ということで明かりを百七十二、三灯設置をしましたと。ことし、29年度が最後だということでございます。それで、私いつからか言ったかと思いますけれども、赤谷方面の山内集落からその奥が、赤谷方面がふぶいたときに、非常に目標がなくて大変だという話を聞いております。なので、そういう吹く部分だけでもいいんだけれども、街灯が、あるいは柱が欲しいなというふうに地元の方がおっしゃっておられますが、誰が見られても必要だなというふうに思われますが、そういうところの予算づけ、3カ年の終わりということではございますが、今後どのように考えておられるのかと。全体の点も含めてお願いしたいなというふうに思います。  それから、消パイの件でございますが、28年度は1基とパイプの延長が220メーターくらいということで2,000万円の予算がついておりますが、これは全域やはりこの消パイの要求が非常にあるのではないかなというふうに思いますが、県も、あるいは市の考え方も機械除雪でという方針は変わらないと思いますけれども、何とかそういう予算増を考えたいというお考えはないものかどうかというのと、歩道もお金かかるんでしょうけども、温かくして電熱はわせたりなんかして歩道除雪というのがどこかであると思いますが、地下水を利用するなどして、そういう新しい技術で雪を消すというような、そういういい情報等はあるものかどうかというのを、もしなかったらないでいいんですけども、その点をお聞かせ願いたいと思います。  それから、建築課であります。住宅リフォームの関係ですが、今年度、29年度の課長の答弁ですと、6.5倍の経済効果があったというふうに新聞だかで載っておったと思います。そういう効果のあるもんですから、抽せんというのがどうも気にかかるというか、なけりゃいいんだがなというふうに思いますので、平成28年度、今年度もわかったらあれですが、抽せんに漏れた皆さんのが予算としたらどれくらいに上るものかというのが、試算がございましたらお願いしたいということでございます。  それから、財産管理のほうでございますけれども、国土調査につきまして、手挙げ方式で松浦のほうがやられておりますけども、それでだんだん広がってきてはおりますけれども、実際の市費ですか、財源は国県から大分来ているということもありまして、早目にできないものかなという、人員の体制もあるとは思いますけれども、そういう考えを持っておりますが、例えば松浦地域全体でしたら、今の予算でしたらいつころまでで終わる予定なのかというのをお聞かせ願いますと同時に、今後の松浦地域と別なところ、あるいは佐々木とか……いや、佐々木どうだかわかりませんけど、手挙げしているところはあるのかどうなのかというのをお聞かせ願いたいと思います。  それから、未登記の解消の事業でございますけれども、毎年600万とか650とかという予算がついておりますが、あと残っているのがどれくらいの筆数があるのか。例えば旧新発田、豊浦とかという地域に分けたらどれほどの数があるのかというのをお聞かせ願いたいと思います。  それから、下水道のほうでございます。合併処理浄化槽の普及ということで、下水道と農業集落と、そういう地域が色分けされてあるんだと思いますけれども、この合併処理については、全体の数からいったらことし、28年度ののはわずかではないかなと。もっとやっぱり力を入れる必要があるのではないかと、こう思いますが、この合併処理をする総数というのはどれくらいで、今どこまで来ているのかというのと、下水道の工事の完了が何年度でしたか、それも教えてもらえればあれですが、それと同じ終了年度というふうに考えればいいのでしょうか、全体の進捗は下水道の整備と同じですよというふうに考えればいいのか、その点全体ののをお聞かせ願いたいと思います。  以上でございます。 ○委員長(稲垣富士雄) 多岐にわたりますので、順次答弁、説明を願います。  原商工振興課長。 ◎商工振興課長(原祐司) 宮村委員の中規模企業、小規模企業の支援事業についてのご質疑にお答えしたいと思います。  こちらの事業につきましては、平成28年度から開始した事業でございます。目的は、女性が働きやすい環境を整備するための企業が何か取り組んだ場合の助成金を交付するということで、例えば女性のトイレとか更衣室とか休憩室、何かを専門で、男性と一緒だったものを分けて設置したりするようなときに、特に小規模事業者に手厚く、小規模事業者の場合は2分の1助成、中小企業者においては3分の1助成で、上限150万ということで制度設計したものでございます。平成28年度の実績は、先ほど申し上げましたとおり4件の事業実施がございました。予算300万円に対しまして、9月で補正若干いただきまして、387万ぐらいの決算額となってございます。4件のうちの内訳は、1件が小規模事業者でございました。こちらの事業者につきましては、トイレの改修と女性専用の休憩室と、それからこの助成金、備品の例えばソファーとかロッカーとか、そういったものの購入費も対象となる事業でございまして、この辺についてもご購入いただいて使っていただいたということでございます。残り3社につきましては、中小企業の中のほうでしたか、ちょっと大きい企業でございまして、3分の1助成ということで、3件とも女性トイレの水洗化、もしくはちょっと男性のトイレと分けて設置したといった部分がございました。  今後の見込みということなんですが、今年度も当然これ継続させていただいておりますし、既に3件、春先募集したんですが、募集したときにはちょっと応募なくて、その後3件ぐらい応募がございまして、今お話し来ているのがもう2件ぐらいございます。なので、非常に私どもがまだ周知不足というのもちょっとあったかと思いますので、この反省を生かして今後もできれば継続させていただきたいというふうに考えてございます。  審議会の話も出ましたけども、審議会の中にも当然新年度の事業の当課の事業ご説明申し上げまして、こちらの中小企業の支援事業につきましてもご説明申し上げたところでございます。  以上でございます。 ○委員長(稲垣富士雄) 清田観光振興課長。 ◎観光振興課長(清田稲盛樹) 宮村委員の質疑にお答えをいたします。  まずは1点目、月岡温泉の道路の美装化、これいつまでやるのかということでございます。これいつまでやるのかというのは、月岡全体の美装化という話ではなくて、今回の事業の中で大体いつ終わるのかということでよろしかったでしょうか。現在ホテル泉慶の前を工事をさせていただいておるわけですが、ご承知のとおり石畳ということで、石を一つ一つ張りつけていくという工事になるもんですから、必要以上、思った以上に時間がかかってしまうということ、それから平成28年度につきましては、その設計をして設計の後事業に入ったということで繰り越しをさせていただいたところでございますが、一応延長としては平成28年度については延長36メーターということでございますが、年度内中に終了するということが1点と、それから片側交互通行で通行どめを極力しない形で工事に入らせていただいているということで、まずは3月を目途に終了する予定だということでございます。  次に、2点目の荒川川でございます。その護岸ということで、右岸部についてはきれいになっているけれども、左岸部ということで、これについては県の新発田地域振興局との取り決めに基づきまして、地元自治体と連携をしながら維持管理をするというお約束になっているということでございますので、これにつきましては、月岡温泉観光協会の皆さんと協議をしながら、確かにおっしゃられるとおり親水環境というか、観光の歩いて回れるという中の一つの大事なポイントになりますので、美化に努めていきたいというように考えております。  それから、海水浴場の管理ということで、安全センターの開設期間とその管理の方法についてということでご質疑にお答えをいたします。まずは、安全センターの開設期間といたしましては、7月16日から8月21日ということで設定をさせていただいたところでございます。通常は、8月いっぱいということでこれまではやってきたんですが、平成26年度だったでしょうか、大学生の方がお越しになって、残念ながらお亡くなりになったということを踏まえまして、どうしてもやっぱりお盆過ぎだと三角波というか、波が高くなるということ、それから離岸流が発生をするということを踏まえまして、まずはお盆過ぎまでですよということで浜茶屋組合の皆さんとご相談をさせていただいて、8月20日過ぎまでということで設定をさせていただいているということでございます。  また、同じく管理体制も、これまでは市のほうで期間雇用というか、職安を通じて募集をして、その方に見ていただくような体制をとっていたんですが、この事故以降は、もう少ししっかりとした安全体制を確立をしないといけないということで、警備保障会社と契約をいたしまして、常時2人体制で監視をさせていただいているということが1点。それからもう一点はブイです。これ以上沖に行ってはいけませんよというブイの設置なんですが、通常は海岸線と平行に設置をして終わりなんですが、取り囲むようにブイを設置をさせていただいて、そこから出ないようにということで、最悪流されてもそのブイにつかまれば大丈夫だというような体制をとらせていただいているということでございますが、残念ながら本年の8月27日の夕方でございましたでしょうか、東京からお越しになったご家族連れのお父さんのほうが水難事故に遭われてしまったということでございますが、これについては、安全センターの設置を終了した後ということで、海水浴場としての設置というか、こちらとしては設置をやめてしまった後ということで、実をいうとキャンプ場に宿泊にお越しになっておられたということで、きょう波が高いので、泳がないでくださいというようなお声がけをしたにもかかわらず、お入りになられた中でそのような事故に遭われたということでございますが、それにいたしましても、やはりその海水浴客の安全確保というのは重要な視点でございますことから、安全体制については一層強化をしていかなければならないというふうに思っておりますし、またその救助体制ということで、正直ライフセイバー等を雇用するというのが一番の体制の確立になるんですが、ライフセイバーというのがもう全国的に不足をしているという中で、なかなかお越しをいただくことができないという中で今のような体制をとらせていただいているということで、ジェットスキー等も踏まえてすぐに助けに行けるような体制はとっているつもりではございますが、一層その辺は今回の事件、事故を踏まえまして検討してまいりたいということでございます。  以上でございます。 ○委員長(稲垣富士雄) 渡邉農水振興課長。 ◎農水振興課長(渡邉誠一) 宮村委員のご質疑にお答えいたします。  まず1点目、農地中間管理機構集積協力金についてでございます。こちら協力金につきましては3種類ございます。地域全体で機構に貸し付ける地域集積協力金と、あと経営転換やリタイアする方に支払われる経営転換協力金、あと農地の連担化に協力される方への耕作者集積協力金と3種類ございます。増減の比較ということでございますので、平成27年度におきましては、地域集積協力金、こちら1地域で、金額にいたしまして5,900万円ほどの協力金が支払われております。面積にして163町歩でございます。平成28年度におきましては2地域、金額にして5,400万円、面積にして200町歩ほどでございます。経営転換協力金につきましては、平成27年度121件、金額にして6,400万円、面積にして190町歩、平成28年度におきましては132件で、金額につきましては7,200万円で、面積は211町歩でございます。耕作者の集積協力金につきましては、平成27年度5件、金額にして122万円、面積にして6町歩、平成28年度におきましては14件で、150万円の15町歩ほどでございます。新発田市内の耕地面積、1万60町歩耕地面積ということで、今集積率7,200町歩ほどでございます。集積率は、68.2%というふうに進んでおります。ことし、29年度におきましては1地域、その次にはもう3地域ということでご相談今受けているところでございます。さらに集積、集約が進むものと思っております。  続きまして、森林公園でございますが、夏期間シーズン中には大変多くの方にご利用いただいております。この夏期間に、シーズン期間中にご利用いただいた方には、必ずアンケートのほうを書いていただいております。ただ、冬期間の利用方法についてという項目ございませんので、これからちょっと検討する、考えてみたいと思います。  以上です。 ○委員長(稲垣富士雄) 大滝農林整備課長。 ◎農林整備課長(大滝一仁) 私のほうからは、国営附帯県営かんがい排水事業のうち、奥右衛門川排水路について進捗が悪い状況はということでお答えをさせていただきたいと思います。  事業主体の県によりますと、現在の進捗状況でございますが、かんがい排水事業全体で平成28年度末18.8%、奥右衛門川単体では9%ということで、いずれも事業費ベースということになりますが、このような状況になってございます。奥右衛門川が進捗しない主な原因は、以前もご質疑いただきました家屋移転が1件ございます。これの了承がなかなか得られないということで時間を要しているというのが主な要因でございます。排水路を管理します地元の豊浦郷土地改良区とともに、早期完成に向けて県に働きをかけていきたいということであります。  お願いいたします。 ○委員長(稲垣富士雄) 倉島地域整備課長。 ◎地域整備課長(倉島隆夫) 宮村委員のご質疑にお答えをいたします。  最初に、街灯の部分でございます。全体的な方針につきましては、先ほども水野委員にお答えしますとおり、一般質問もいただいておりますので、そちらのほうでお答えをさせていただきたいというふうに思っております。  また、赤谷方面で吹雪のときに見えなくなるということでございますので、もし個別にご相談をいただければ、また夜間パトロールをしながら設置のほうを検討してまいりたいというふうに思っておりますので、ご相談をいただきたいなというふうに思っております。  次に、消パイの予算増ということでございます。皆様方からも、消パイにつきましてはいっぱいご要望いただいておりまして、今現在111路線、約3万メーターぐらいの要望をいただいております。消雪パイプの予算につきましては、国の補助をいただきながら今進めておるところでございますけども、なかなか整備のほうが追いつかないということでございます。消雪パイプの設置につきましても、国のほうでも機械除雪でできるところは機械除雪でというふうな方針もありますし、万やむを得ない部分で機械除雪が思うようにいかない、または効率が悪いというところを中心に要望していただきたいというふうな方針にだんだんシフトしてまいってきております。そのため、さまざまな地域から要望いただいておるところでございますけども、まずそういうところをメーンに消雪パイプの設置を、地道でございますけども、進めさせていただきたいなというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(稲垣富士雄) はい。 ◆委員(宮村幸男) 消雪の新しい技術について情報があったらお願いします。 ◎地域整備課長(倉島隆夫) 申しわけありませんでした。消雪の新しい技術につきましては、いろいろ電気を利用した電熱線の埋設というふうな部分も委員からご指摘をいただきましたけども、当然そういうふうな部分もございますし、また地中熱を利用した消雪というふうなことも今現在進められております。冷房だとか暖房だとかというふうな部分も含めて利用されているということでございますし、そういう部分が安全性またランニングコスト、イニシャルコストの部分を踏まえて、今後導入していくかということも踏まえて、新しい技術につきましては、積極的に取り組んでいきたいなというふうに思っております。  以上でございます。 ○委員長(稲垣富士雄) 野崎建築課長。 ◎建築課長(野崎光晴) 平成28年度の住宅リフォーム事業の詳細についてであります。平成28年度決算に係る主要施策の成果説明書の29ページに少し記載をしてございます。住宅リフォームの補助件数については258件、内訳といたしましては、一般者枠件数といたしまして127件、一定要件者の枠の件数といたしましては131件であります。この一定要件者の枠につきましては3つございまして、子育て世帯、中学生以下の児童生徒のおる3世代同居の世帯、それから高齢者世帯といたしまして、75歳以上の高齢者世帯、3つ目に障がい者世帯ということでの一定要件を設けてございます。補助率、補助限度額についてでありますが、一般者枠については、補助対象工事費の20%、補助限度額1戸当たり20万円。それから、一定要件者の枠につきましては補助率、補助対象工事費の30%、補助限度額については、1戸当たり30万円ということになってございます。平成28年度の受け付け件数については、465件の大変多くの方からの申し込みをいただきました。限られた予算の中で苦渋の選択の抽せんをさせていただきまして、258人の当選でございまして、当選率については55.5%であります。これら当選者の方の工事費の合計については約3.3億円、交付いたしました金額については決算書に記載してございますが、4,880万8,000円ということで、ここでの経済効果については6.8倍ということでの記載でございます。  ちなみに、この平成28年度におきます工事費の主な内訳についてでありますが、一番多かったものについては、延べになりますが、137件、外壁、屋根の改修が137件で、約37%でございます。続いて、下水道の接続等76件、20.6%。続いて、トイレ、台所、風呂等の水回りの改修については71件、約19.2%の内訳でございました。  私ども、この住宅リフォーム支援事業改修後のアンケート調査もさせていただいてございます。平成24年度から始まりました住宅リフォーム支援事業、28年度までに1,936件の方にご支援をさせていただいてございまして、アンケートも聴取をさせていただいております。このアンケートによりますと、一番多かったものといたしましてはありがたい、助かりましたといった感謝の言葉が約280件、45.4%もございます。続いて、多かったのが今後もこの事業を続けてほしいという激励、要望でありまして、約140件、22.6%の方からのご支援を頂戴したところであります。  以上でございます。 ○委員長(稲垣富士雄) 前田財産管理課長。 ◎財産管理課長(前田純博) それでは、宮村委員のご質疑にお答えします。  まず、最初に国土調査についてでございますが、宮村委員からもお話がありましたとおり、国土調査事業は県の負担金が75%でありまして、市の負担分25%についても特別交付税の対象となる事業で、財政的には大変ありがたい事業となっております。しかしながら、年度ごとの県の負担金については割り当てがございまして、県の割当金を最大限に活用することを前提にいたしますと、つまり市の単独費を最小限に抑えることを考えますと、今後につきましても1地区5年の予定で、3年目から次の地区をタブらせるという、現在の方法及びスピードを継続していくことが最良であると考えております。  それから、次の現在の松浦地区の終了の時期でございますが、スケジュールに変更がない限り、平成43年度に終了を予定しております。  それから、もう一つ、ほかに別なところの実施予定でございますが、国土調査につきましては、実施する地区の方々の協力が何といっても不可欠でありまして、協力が得られる要望書が提出されているところから実施すべきと、私個人的には考えておりますが、仮に要望書が提出されているところから順次実施すると仮定いたしますと、平成25年に要望書の提出のありました米倉地区となります。  次に、未登記解消事業でございますが、未登記解消事業につきましては、平成23年度から取り組んでいる事業でありますが、平成28年度末現在516筆を解消いたしまして、残りが1,273筆となっております。それぞれ地区別の内訳ですが、1,273筆中、新発田地区1,157筆、豊浦地区74筆、紫雲寺地区225筆、加治川地区168筆となっております。  以上でございます。 ○委員長(稲垣富士雄) 新井田下水道課長。 ◎下水道課長(新井田功) それでは、合併処理浄化槽のご質疑にお答えをいたします。  まず合併処理浄化槽を設置するエリアとなっておりますのが、現段階で28地区ございます。その中で対象となります戸数が約800戸でございます。平成28年度に設置をしたものにつきましては、13基であります。補助制度あるんですけれども、22年度から実施をいたしまして、28年度までで149個入ったという状況でございます。  それから、公共下水道の終了はいつでしょうかということなんですが、国から10年で終わりなさいよという指導もいただいております。平成40年度を目標に頑張って進めていきたいと考えております。合併処理浄化槽もそれが終了時期なのですかというご質疑もあったかと思います。できればそれよりも早くできればいいんですけれども、目安としてはやはり公共と同じぐらいなのかなというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○委員長(稲垣富士雄) 宮村委員。 ◆委員(宮村幸男) どうも大変ご答弁ありがとうございました。  それでは、今の商工振興でございますけれども、初めて小規模ということで焦点が当たってこの事業になりましたけれども、やはりできれば予算もふやしながら範囲も広げて、中小、小規模のほうに光をというか、振興に力を入れていただきたいなという要望でございますので、よろしくお願いしたいと思います。  それから、観光振興です。月岡の石畳、片側通行ということで、大変いい考えだなと思いますが、できるだけ早くやっぱりこれは終えられたほうがいいのではないかなというような気しますので、力を入れていただきたいというのと、荒川の草刈り、地元と協力してという県との協議だそうでございますけれども、やはり観光のほうの関係が大分あるわけで、あそこを散策するのに水面がこっちから見えないということがございますので、やはり予算化しながら地元と市も観光課も協力しながら、早くやっぱり下の水面が見えるように整備していただきたいということをお願いしますが、その辺のご答弁お願いしたいと思います。  それから、海水浴場でございますけれども、8月の21日までということでございました。観光のほうからの海の宣伝、これも強められております関係上、幾らやはりシーズン外であったといっても事故は事故だと。ダムの放流もありまして、ことしは災難続きのような格好になりますけども、やはりそれを生かしてこういうことがないようにしたらどうかなと思いますが。新潟県の市町村の職員共済の海の家の利用券の発行では8月25日まで、あるいは社会保険で8月31日までというようなことにもなっております。県内県外どういうふうなことになっているかわかりませんけれども、単純に考えますに、小中学校の夏休みということを考えれば、やっぱり8月の最後の日曜日ぐらいまでは網羅して、安全を確保するような努力が必要なんではないかなというふうに考えますが、改善を重ねて警備会社のほうにやっているということは適切な方向性じゃないかなと思いますので、8月最後の日曜日までと、もしそういうふうになっていれば、今回のあれはフォローできたというふうになろうかと思いますので、ぜひご一考をお願いしたいということでございます。  それから、農水の関係ではよくわかったところでございますが、ずっと法人とか大規模の皆さんの関係の補助とか助成とかというのが強められてきたんだと思いますけれども、最近の農業の新規就農につきましては、全国的に2万人以上だということも含めて順調だという話は聞きますけれども、自営の農家やっていてせがれが継ぐというケースが非常に新発田市も不足だというふうに、いつか聞いたことがございますけれども、やはり今後はそういう法人化も大事でございます。助成していかなければなりませんけれども、やはり自営農家の後継ぎ、こういう小規模、家族経営というものをやはりご支援いただきたいなということを申し上げたいと思います。 ○委員長(稲垣富士雄) 宮村委員に申し上げます。  質疑とそれから要望、分けてひとつやっていただきたいと思いますが。そうしますと、また一からずっとやりますので、要望の部分は要望でひとつよろしくお願いします。 ◆委員(宮村幸男) そういうことでございますが。 ○委員長(稲垣富士雄) 清田観光振興課長。 ◎観光振興課長(清田稲盛樹) まず一番最初の石畳をできるだけ早くということでございますが、これについては工期が定められているものでございますので、今の現段階で何とかするということよりは、粛々と皆さんにご迷惑をおかけをしないような形で進めさせていただければということだと考えております。  次に、荒川川の草刈りにつきましても、観光で予算化をしていただいてというふうなお話でございますが、当課といたしましても月岡温泉観光協会には地域のPR活用事業ということの中で補助金、負担金等をお支払いをさせていただいておるところでございますし、当市としてもそこにだけ任せるということではなくて、やはり連携をさせていただきながら、より魅力的なものにしていけたらということで、これについては再度また協議をさせていただきたいということでございます。  最後に、海水浴場の関係でございます。利用券の発行が8月末に通常なっていますよねというふうなお話でございますが、それはあくまでも浜茶屋の利用券ということでございまして、海水浴場という中での一つの捉え方として、皆さんもご承知だと思いますけれども、お盆過ぎになるとかなりやっぱり波が高くなるというのは、これはもうとめられない事実でございます。そういった中で警備保障会社にお願いをしたとしても、彼らがどういう基準でどの時点で遊泳禁止なのか、遊泳注意なのか、遊泳していいのかという判断をしていくというのは、実を言うとお盆過ぎに風が強くなってきたりという形の中で、その判断というのは極めてやっぱり難しくなってくるのかなということで考えています。実際やはり20日を過ぎると波が高くなってきて遊泳禁止とせざるを得ないような状況がかなりやっぱり続発をするということを考えますと、私どもといたしましては、まずは20日絡まりで海水浴場という形では閉じさせていただきたいと。それはやっぱり安全確保というか海水浴場という中での対応というふうなことを考えますと、そうせざるを得ないというように考えております。  以上でございます。 ○委員長(稲垣富士雄) あとの部分は要望でありますので、ひとつ要望を聞いていただいて進めていただきたいということであります。  小柳委員。 ◆委員(小柳肇) 住宅リフォーム事業の内訳なんですが、一定用件者枠が一応3つあるという話だったんですが、この3つのそれぞれの件数、内訳、お知らせください。 ○委員長(稲垣富士雄) 野崎建築課長。 ◎建築課長(野崎光晴) 住宅リフォーム支援事業の一定用件者の3つの要件、子育て世帯、高齢者世帯、障がい者世帯の内訳区分ということのご質疑なんですが、平成28年度につきましては、これら3つで131件、内訳、子育て世帯については28件、それから高齢者世帯75歳以上90件、障がい者世帯の方については13件であります。 ○委員長(稲垣富士雄) 石山洋子委員。 ◆委員(石山洋子) お疲れさまです。それではお願いいたします。  初めに、商工振興課、新規事業でありました新発田企業コンシェルジュモデル事業ということで、先ほど説明はございましたけれども、今回この予算は負担金ということで会議にも当市からも参加をするということで、ここにあるように従業員の方にヒアリングやアンケート、また企業実態調査を行ったというふうになっておりますので、その実態調査の内容と、それから結果について少し内容がわかりましたらお願いいたします。  それから、もう一つ、商工振興制度融資・支援事業ということで、ここに結果として上がっています実績としては89件、それから信用保証料の補給件数、それが133件ということで、実際に制度を使われた方と、それから信用保証のほうで使われた方ということで件数が載っているんですけれども、この件数自体が例年やっている中でどういう、経済も少しずつは上向きになってきているという状況がありますけれども、また市内の動向などわかりましたらお願いいたします。  それから、観光振興のほうでふれあいセンター桜館管理運営事業ということでお金を出しております、指定管理ということで行っておりますけれども、見ますと、土日は車も結構とまっておりまして、にぎわっているように見受けられるんですけれども、平日が大事じゃないかなということで、後ろにはドッグランもあるんです。そのドッグランについても利用している方もいるんですけれども、実際に周知されていないというかそういうのもありまして、もう少し工夫をされたらということでお話も聞いておりますので、入り込み状況とか、それからそういったドッグランに対してでも工夫されて周知しているようなところがありましたら、お願いいたします。  それから、農水振興のほうで農業サポートセンター運営事業ということでやっておられますが、実際に若者の就労の前にジョブトレということで、農業がすごくいいということで最近は人数がふえているんではないかなというふうに、ここには実績も載っておりますけれども、またサポーターの登録をもう既にされている方がいるので、実際に活動というかサポーターのお仕事を実際に農家とかに行ってやっている実績があるのかということでお願いいたします。  それから、もう一つ、「新・農業人」支援事業ということで、決算額は多分ここにかかった費用とかということだと思うんですけれども、内訳としてどういったものに使われているのかということがわかったらお願いいたします。  そしていろんなフェアに参加したり、ブースにも来てもらったりとか、セミナーとかというのがここに書いてあるんですけれども、実際に新規就農のIターン、Uターンということで結果として成果が上がっているかどうかということをお願いいたします。  あともう2点ほど済みません、お願いいたします。下水道課のほうなんですけれども、防災のほうで自然災害防止事業ということで、予算のほうが決算額よりもかなり多かったんですけれども、事業が一つなくなっているのかなというふうに思うんですが、そのことについてお願いいたします。  それから、最後なんですけれども、農業委員会のほうで今回農業者年金事業ということで、農業者年金というと制度も変わったと思うんですが、国の年金も今回変わりまして10年かければというふうに変わりましたけれども、ここにあります農業者年金の今回促進をしたということで、どのような促進と、あとそれから以前は例えば自分が農業をやめても次にそれをやってくれる人がいないといただけないような条件があったんですけれども、そういった今回条件も変わられているのかなということで、実際にどういうような促進をされているのかということでお願いいたします。  以上です。
    ○委員長(稲垣富士雄) 原商工振興課長。 ◎商工振興課長(原祐司) 石山委員のまず1点目、企業コンシェルジュの実態調査について中身を教えてほしいということでご質疑でございます。  実態調査の前段に、いろいろヒアリングの調査とかしまして、若い子、採用される子供たちのうち高卒の子がほとんど、大半だということがわかったり、離職者数がやめる方の大半が3年未満でやめられているみたいな基礎データをベースに、団地内企業11社、従業員約200人に対しまして具体的な内容について、例えば企業内保育というのを今検討を進めておりますが、こういったものがあったら利用するかどうか、そういった質疑。それから、団地内の企業の枠を超えた交流イベントがあったら参加しますかというような質問とか、そういった交流イベントについてはどんなものがいいですかみたいな質問。それから、単独の企業ではなく、団地内全体として研修事業をやるとすれば、どんな研修事業がいいですかというような質問を投げかけてお聞きしております。実際回答とすれば、保育園の利用は大体20%ぐらいの方は利用すると、お子さんいらっしゃらない方もいらっしゃいますし、子育て終わっている方もいらっしゃるので、そういうのを含めて全体の20%ぐらいが利用したいというところでございました。イベントについては大体43%ぐらいの方が参加したいと。内容についてはバーベキューとか日帰りバスツアーとかボーリングとか、そういったものが希望としては多かったようです。それから、研修事業とすれば、団地内の工場見学、要は団地内のほかの会社のところをちょっと見たいということで、そういった希望が多かったり、パソコンの研修をやってもらいたいとか、ビジネスマナーの研修をやってもらいたいみたいな声が多うございました。  これが実は昨年度やった事業で調査アンケートしておりまして、実際に今年度に入りまして団地内の工場見学ということで、実は新崎にある栗山米菓の工場を団地内の従業員の方、四、五十人いたでしょうか、一緒に行って団地内の工場見学をさせていただいたり、本当におとといでしょうか、紫雲寺の記念公園のところで団地組合の初めての事業と会長おっしゃっていましたけど、企業間の枠を超えたバーベキューを実際やったりしております。アンケート、実態調査については以上でございます。  それから、制度融資のところです。動向ということで、非常に動向というとなかなか難しいんですが、実際全体の件数が実は余り伸びておりません。件数が伸びれば景気がいいのかというのもちょっとなかなか難しい判断があるので、一つの目安としまして運転資金、それから設備資金という部門の統計をうちのほうではとってございます。運転資金が実は28年度67%ということでありました。27年度は64%ということで3ポイント設備投資が伸びているという実態がございます。それから、運転資金と併用型のものが27年度8%あったものが、28年度に13%ということで5ポイント伸びているということで、比較的設備投資のほうに推移しているという実態がちょっと見えるかなと思うのと、それから融資の中で実は経営健全化対策資金というのがございまして、こちらにつきましては3期、前年度の売り上げから3期連続で落ちてる方しか使えないものでございまして、こちらの取り扱い件数が実は平成25年度84件だったんですが、平成28年度は42件まで落ちているということは、要は売り上げは落ちてはいないというのはここからもわかるのかなということで、希望的観測を含めて、若干やっぱり景気はよくなっているのかなというふうな状況でございます。  以上でございます。 ○委員長(稲垣富士雄) 清田観光振興課長。 ◎観光振興課長(清田稲盛樹) 石山委員のご質疑にお答えをいたします。  桜館、農畜産物販売所やまざくらの周知が足りないんではないかということで、PRどんなことをしているんですかというふうなお話でございます。今ほどお話をしたとおり、桜館はドライブインというか道の駅部分と、それから農畜産物の販売所やまざくらと一体的な管理運営をさせていただいているという状況の中で、おかげさまで入り込み数としては年々増加をしてきているということで、平成26年度が約19万7,000人、27年度が21万9,000人、28年度が22万人ということで、微増ではありますが、増加をしていると。加えまして、やまざくらについては売上額が相当に伸びてきまして、26年度が2,200万だったのに対しまして、28年度が3,025万7,000円ということで増加をしてきているという中で、土日は家族連れが非常に多くお越しをいただいていると。平日は固定客ということで、あそこの野菜は新鮮だよね、安いよねということでお越しをいただいているファンの方が多くふえているということでございます。そういう状況の中でやまざくらには移動販売、振り売りというか移動販売をお願いをしておりまして、現在自分たちの野菜等を持って週1回猿橋コミュニティセンターと、それから寺町たまり駅、加えまして今駅前のファミリーマートにそういったものも置いていただいているという中で、そういったことを知った方が実際お越しをいただいているということで、何か周知の広告を打つとかPR宣伝を行うというよりは、口コミでそういったことをお知りをいただいているという状況でございます。  そういう状況の中でドッグランのお話を頂戴をいたしましたが、非常にドッグラン、すごく人気のある施設ではあるんですが、あそこについては残念ながらそうなっていないという大きな原因は、やっぱりハーネスをつけたままにしないとだめだということで、放し飼いができないんです。やはり犬同士がかみついたとかけんかをしたとかということを考えると、なかなかそういうことができにくい実態の中で、もう少しやっぱりやり方が、せっかくある施設なんでないかなということで、こちらについてはもうしばらく我々のほうで検討をさせていただいて、よりよい活用方法を考えていきたいということでございますが、桜館及びやまざくらについては年々入り込み数も増加をしてきているという状況でございます。  以上でございます。 ○委員長(稲垣富士雄) 渡邉農水振興課長。 ◎農水振興課長(渡邉誠一) 石山委員のご質疑にお答えいたします。  1つ目、農業サポートセンターにおける実績でございますが、人材バンク事業、こちら農業者登録24名、サポーター登録22名ということで報告させていただきましたが、成果といたしましては、うち4名がマッチングに成功しております。延べ246日。就労支援のほうですが、こちらジョブトレーニング活動実績ということで、年間計42回、延べ人数で105名でありましたが、9名で4名が就労に結びついております。  続きまして、新・農業人の関係でございますが、決算額についてでございます。これは関東方面で開催されます就農フェア、こちらのほうに参加させていただきます旅費、あと消耗品、PR用にポスターですとかそういったものをつくりますので、印刷製本費ということと、もう一つが新・農業人の事業の中に今新規就農で準備型で年間150万円、2年間を限度としてやっている国の事業があるんですけども、こちらIターン者に限って新発田市のほうで市の単独で年間90万円を支給するという支援事業を行っております。こちら今対象者が新発田市内1名いらっしゃいます。30代の男性で紫雲寺地区のほうでイチゴの研修をされている方でございます。  以上でございます。 ○委員長(稲垣富士雄) 新井田下水道課長。 ◎下水道課長(新井田功) 自然災害防止事業についてご説明をいたします。  去年の当初に比べて金額が減っているので、何か事業減らしたのかなという、そういうご質疑でございます。実はそのとおりでございまして、新発田川雨水幹線整備事業、当初計画をしておりました。豊町で実施をしている工事でございまして、雨水対策のため幅1,500ミリ、深さ1,300ミリの水路を約50メートルぐらい設置をするという工事でございます。その中で安全に工事をするために水路の外に矢板を打って工事をするんですけれども、ちょうど矢板を打つ法線に倉庫がございまして、その倉庫を補償するということで計画しておりました。ところが、その倉庫なんですけれども、持ち主の方が景観的に重要なものではないかというお話がございまして、またそれ引くとか壊すとかというお話等になりまして、なかなかその辺の整理ができなかったということがございます。そんなこともございまして、平成28年度につきましてはその事業費落とさせていただきまして、また今年度新たにその事業費入れさせていただきました。その中でまた倉庫の持ち主の方とご相談をするなり、またほかの工法でできないか検討してまいりたいと、そのように考えてございます。 ○委員長(稲垣富士雄) 菅農業委員会事務局長。 ◎農業委員会事務局長(菅一義) それでは、農業者年金の関係の質疑でありますが、まず旧制度の場合ですと経営移譲ということで、経営移譲しなければ上乗せをもらえなかったという制度がありますが、現在の制度につきましては通常加入と国の支援を受けられる政策支援加入、2種類がありまして、通常加入のほうにつきましては自分で掛けたお金を65歳になれば経営継承しなくてももらえると。ただ、国の政策を受けた場合、政策のいろんな条件で受けた場合については経営移譲した段階で、65歳と限らず、70でもいいんですけども、経営移譲した段階で国の支援分は受けられるという。そんなことで、通常の農業者老齢年金については農業をやりながらでも65歳から受け取れるということになります。  あと、促進の方法については、これは農業委員が直接、農業者の方が、自分のエリアの方が農業者年金に加入していないようだと、一生懸命農業頑張っていれば農業者年金に入ったほうが有利だよということで直接戸別訪問等をしながら話をして、農業委員が直接推進しているという内容であります。  以上であります。 ○委員長(稲垣富士雄) 湯浅副委員長。 ◆委員(湯浅佐太郎) 関連で2つほどお聞きしたいと思います。  最初の新発田企業コンシェルジュモデル事業がございまして、これ予算のときも話をしたかと思いますし、今現在聞かせていただいた食品工業団地において総合的な支援を行うということで、コンシェルジュというのは子供のコンシェルジュもありましたし、教育のコンシェルジュもありましたんで、今お話を聞くと、私ハローワークとか、商工会議所とか、団地の企業の方々が協力し合って、例えばどうやったら人を連れてくるかとか、この会社はこういう会社だから、いいよとかという形のコンシェルジュだと思ったら、勤めた人間に対して中の交流だとか、それから工場見学だとか、パソコンの使い方だとか、行政というのは、実は商工の方々大変あれですけど、産業に関していろいろ頑張っていただくことは大事なことだとは思うんですけど、これは行政がそこまでやるべきものなのかということについて、課長、大変申しわけありません。ことしから工場見学が始まったというふうに返事をいただきましたんで、何を求めて、そこまで行政が手厚く勤めている方々に行政が予算つけてやんなくちゃいけないのか。これハローワークだとか商工会議所だとか、企業の方々の労働組合がやるような話をしなくちゃいけないもんで、もともとどこに行きたいのか。それで、今後本当にそういった形でまだまだやるのかということについて、ちょっと済みません。一言伺いたいと思います。  それからもう一つ、「新・農業人」支援事業なんですが、これも実はIターン、Uターン、Jターンでみらい創造課やら定住促進でもやっていることでありますし、それから実は市民まちづくり支援課でも言うところの地域おこし隊という形で農業支援等々、定住促進でやっていらっしゃることです。農水ですから、いろんな形の項目の補助金があったり、予算があったり、事業があったりするので、それはそれでやっているんだということはあると思うんですが、以前から市長もおっしゃっていますように要するに横の連携でどうやったら連れてこれるかという作業を多分していらっしゃると思うんです。ですから、ここの事業で100万がどうのこうのという話じゃなくて、たしか関東に行くのも市まちの方々も行ってやっていらっしゃったり、だから同じことやっていると思うんですけど、別々にやっていらっしゃるのか、ちゃんと協力し合ってやっているのか、そこだけ1つお聞かせいただきたいと思います。 ○委員長(稲垣富士雄) 原商工振興課長。 ◎商工振興課長(原祐司) 湯浅副委員長の質疑にお答えしたいと思います。  行政のほうでどこまでやるかと。なかなかこれ難しいところで、本来であれば民間の営利な部分について行政はほぼやることは本当はないのかもしれません。ただ、国がこうやって仕事をつくったり、例えば雇用対策、先ほどの女性環境雇用整備事業につきましても働きやすい職場環境を税金を投入してつくって離職防止、要はイコール、最終的には定住に結びつくみたいなところまで今行政のほうは入り込んでいるんだろうなというふうに思います。こちらのコンシェルジュ事業につきましては、先ほど申しましたのはどちらかといったら離職防止のための一つの手法というもので、当然雇用のほうも、今団地内の企業11社でやっておりますけども、大手も2社ほどございますし、ちっちゃいところは例えば自分とこで就職用のパンフレットつくるのも結構大変な事業者がいたり、そういったところもありますので、そういうのをまとめてつくるに当たりまして、工業団地のとこにコンシェルジュ1人置きまして、その方が企業のとこにあちこち行って、社長と常に連絡、ニーズを拾いながら本当に職場環境どう整えていくか、雇用環境をどう整えていくかというのを相談しながら進めているというのがこの事業になってございます。そのほか本当にいろんなところ、要はトータルで中小企業が悩んでいる部分、ところをまとめて解決できれば、本業に専念していただいて、最終的に稼いでいただいて税金を納めていただけるという部分まで、トータルの産業構造の部分で、そこまでちょっと大きなことは言えませんけども、気持ちとすればそのぐらいの気持ちを持って進めておりますので、その辺ご理解いただきたいというふうに思います。  以上でございます。 ○委員長(稲垣富士雄) 渡邉農水振興課長。 ◎農水振興課長(渡邉誠一) 湯浅委員のご質疑にお答えいたします。  定住関係のみらい創造課、地域おこし協力隊の市民まちづくり支援課と連携して取り組んでおります。それぞれ一緒にフェアに参加するなどして、農業の説明の部分は農水振興課、定住の住宅補助の関係等については定住促進室といったように連携して取り組んでおります。  以上です。 ○委員長(稲垣富士雄) 関連、入倉委員。 ◆委員(入倉直作) 確認の意味であれですが、サポートセンターはまだJA北越後と連携をしているのかその点1点と、今の新規就農の部分で、ここに青年支援もあるわけですけども、先ほど紫雲寺地区に、菅局長が課長当時に私も質疑した経緯もあるんですが、たしか新潟市の人間でありましたよね。それが新発田市に従事していれば補助金出すということでありますが、そういう部分に関して非常にハードル高い部分があろうかと思う中に、意外と当てはまれば市外の方でも新発田市に従事していればこういう補助対象になるということですが、その点ちょっと見え隠れするものですから、その点ちょっとあわせてお願いします。 ○委員長(稲垣富士雄) 渡邉農水振興課長。 ◎農水振興課長(渡邉誠一) 1つ目の農業サポートセンターのJAのかかわりなんですけども、今でもJAのほうからは負担金をいただいております。それで、うちの負担金と両方で運営をしています。  もう一つ、新規就農の関係なんですけども、こちら新発田市に在住すると、住居を構えるということが、それがまず条件でございます。 ○委員長(稲垣富士雄) 小林委員。 ◆委員(小林誠) それでは、何点かお願いしたいと思います。  まず、商工振興課、原課長、お願いします。169ページ、雇用対策推進事業です。こちらでございますけれども、今まではこれできた背景というのは求人倍率も低くて、なかなか仕事が見つからないというところで、そこを応援するためにという経過あったと思うんです。ところが、少子化でありますので、労働力全体が今少なくなっている状況で、買い手市場から売り手市場へというところで、従前のやり方で果たしていいのかという部分を非常に思います。資料でも有効求人倍率1.15ということでもらっています。これは、パート除くですけども、恐らく今県の速報値1.25ぐらいで、パート入れればもう新発田市としても1.3とか4とかいっているんじゃないのかなと思うんですけれども、そういった中で雇用対策という部分、先ほども課長おっしゃいましたけども、離職防止、まさにそういったところにあると思うんです。どうやって新発田の企業を新発田の方が選んでいただけるか、そういう方向に持っていくべきじゃないのかなとも思うんですが、その辺の考え方を教えていただきたいと思います。  そして、191ページの工業団地誘致促進事業、西部に関しては全て完売したということでございますけれども、完売しているときにもう廃業が出てしまって、そこで民民の売買もあったようでございます。実は新発田の持ち物から新たに買う人にはさまざまなメリットがあるんですけれども、これもし廃業して残ってしまったと。民間が買いたいという、中古物件の売買のときには全くさまざまな補助制度が使えないという状況なんですけれども、中古の民民の売買に対してはどのようなお考えであるか教えていただきたいと思います。  そして、201ページの空き店舗出店促進モデル事業、これはチャレンジショップの話でありますけれども、再三市長の声も聞きましたけれども、今ほど来SNS等々、電子商取引に移行してニーズ変わっているという総括はもらいましたが、184万という予算をかけて、全く空振りでしたというのは何かそんな客観的な評価でいいのかなという、私は個人的に思いますけれども、その辺市の対応として不備等なかったかお聞かせいただきたいと思います。  203ページ、まちなか賑わい創出事業でございますけれども、軽トラ市、札の辻、28年度は途中で新庁舎もできたということで、途中から中心市街地でやっていたものを札の辻に寄せていくということで、今は本当に札の辻でばかりやっているわけですけれども、札の辻でやって、確かに入り込み人数上がった。これでにぎわい創出になったという評価で果たしていいのかという部分だと思います。商店街、個店の努力だと言いますけれども、今後もまた札の辻のイベントをどんどん重ねることで中心市街地がにぎわったという評価をされるのか、この辺の総括をお願いしたいと思います。  次に、観光振興課、清田課長、お願いします。199ページのほうで観光協会、新発田は月岡の観光協会、新発田の観光協会それぞれ3,300万、5,400万出ておりますけれども、この双方の役割、新発田の観光協会も月岡とも関連していると思いますし、月岡は月岡がメーンでしょうけれども、この双方の役割、どのように有機的に結びついてやっているのか、この2つのあり方というのを教えていただきたいと思います。  197ページの紫雲の郷の関係ですけれども、紫雲の郷、三セクのときも質疑させてもらいました。市民の方から露天風呂、屋根が欲しいなという声が多うございます。決算を踏まえてですけれども、今後お考えがあるかどうかお聞かせいただきたいと思います。  そして、農水課、渡邉課長お願いします。チームしばもんというのがございますけれども、120万ほど支出されているようです。ホームページ等々も私も拝見しましたけれども、どんなことに120万支出されているのか、またここに参加したいという農家の方いたら新規参入ができるのかどうなのか、その辺お聞かせください。  あと、地域整備、倉島課長、お伺いします。215ページの河川維持管理の決算と223ページの水害防止対策事業に関連してでございますけれども、水害対策ということで990万計上されております。この8月の末に1つ水害と言っていい災害も起きたわけでございますけれども、水害対策全般としてどのような成果が上がったかということをお聞かせいただきたいのと雨水に関して、これも整備事業入っておりますけれども、同じく8月の25日ですか、市街地であちこち、あれはもうゲリラ豪雨みたいな降り方でしたけれども、少し冠水があったというところで、雨水排水の整備事業に対して成果のほどをお聞かせいただきたいと思います。  以上でございます。お願いいたします。 ○委員長(稲垣富士雄) 原商工振興課長。 ◎商工振興課長(原祐司) 小林委員から4点ほどご質疑をいただいております。  まず、第1点目、雇用対策推進事業ということで、大きな中身とすれば離職された方の離職のセミナーと、それから高校生、大学生のインターンシップのマッチング事業、これ2つ大きくやってございます。確かに委員おっしゃるとおり本当に今有効求人倍率高いです。県ではもう1.5を超えていますし、新発田地区も最新ののでもう1.4近い状況になっておりまして、完全雇用状態と言っても過言ではないというふうに思っております。ただ、そうかといって離職者がいないことはないんで、離職者に対するそういうフォローアップ的な講習はやっぱり必要だろうなというふうには思っております。インターンシップにつきましても、実は企業のほうは若い子欲しくてしようがないということで、やっぱり何かあって、来てもやめてしまうというのも課題としてありまして、マッチングの第1段階としてミスマッチを防ぐためのインターンシップ事業というのはやっぱり続けていきたいというふうにおっしゃっている企業が多いんです。ただ、学生がもう来てくれないというのはちょっと課題として残っております。だから、そこの部分はもっとうちのほうでやっぱり学校と連携しながら、地元の企業に1日でも2日でも長くインターンシップしていただいて、まずミスマッチ、まず知ってもらうことから始まると思いますけども、その部分については継続的に続けていかなきゃだめなんだろうなというふうに思ってございます。  それから、工業団地の誘致促進事業につきまして、西部完売したけども、民民に対して助成金はどうなのかということで、実は私どもも同様に思っておりまして、これ28年度に実は民民売買につきましても取得助成、ちょっと金額のものにつきましては何億という上限を、当然新発田市の工業団地を先売らなきゃだめなんで、新発田市の団地の優遇率のほうが高いんですけども、取得助成につきましても、それから例えば中古物件で買って、そこの更地買って工場建てたり、増設したりして新規雇用があれば、そこのところについても固定資産税を助成金として差し上げるような制度つくってございます。ただ、それはやっぱり市有地から比べるとちょっと低いというような状況になってございます。  それから、空き店舗の対応ということで、これは本当にうちのほうちょっと反省しなければだめだというふうに思っております。実際、ただうちのほうも会議所のほうがなかなか仕事忙しくてもう受けられないということで、うちのほういただいてから、実は初めてだったもんですから、かなりプレスリリースも19回ほど4月から8月にかけまして、例年の多分三、四倍は例えばホームページ掲載、広報しばたの掲載、プレスリリース、定住のパンフレット、それから応援サイトへの記載、ポスターの掲示、フェイスブックの記載とか、エフエムしばたの放送依頼とか、さまざまうちも頑張ったんですけど、まだまだ頑張りが足りなくて、結局ご相談はあったんですが、やはり進出まで、やりたいというとこまでちょっといかなかったと。いろんな話があって、やっぱり共同店舗型なもんですから、ちょっといろいろ心配されてやめられたという方もいらっしゃったり、相談まではいったんですが、実際に入らなかったというところでございます。うちのほうもちょっと反省しなきゃだめなんですが、やはりニーズがちょっと変わってきているということで、新規創業者の方、やっぱり町なかだけじゃなくて、それこそ紫雲寺地区とかかなり若い子創業していますし、月岡なんかでも新しい店舗が出てきておりまして、そういったニーズにうちのほうお応えすることが今までちょっとできなかったもんですから、どうせであればこれだけチャレンジショップの、一生懸命頑張ったんだけども、なかなかうまくいなかったんで、これを原資に、そちらの拡大した部分に助成金として差し上げたらもっとよくなるんじゃないかなということで今年度から変えたところでございます。チャレンジショップについてはこんな感じでございます。  それから、まちなか賑わい創出事業、要は札の辻の活用の部分になります。これについては確かにおっしゃるとおりここだけにぎわっても、外がにぎわわないんじゃないかと。おっしゃるとおりだと思います。ただ、何かきっかけがなければやっぱりちょっとこの先進めていけないので、ここの部分につきましては大事な本当にまちの顔のど真ん中でございますので、ここをベースにやっていきたいなというふうに思っておりますし、ことし1月から始めたのではありますけども、実際もう既に自分で民間が手挙げて使いたいという事例も、それこそ夏に美容師さんが自主的に使っていただいたり、女性の起業家の方が友達集めてやったりとか、あとトヨタが新車のイベントのPRを平日ですけども、やってみたりとか、当然皆さんご案内のとおり毎日のように子供たちがああやって遊びに来ていますし、労金がそこで説明会をやったり、陽だまり苑が夏のお盆の民謡流しの練習をここでやったりとか、その間子供たちが遊んでいたり、最近ですけど、またカレー屋が出てきたり、ちょっとずつ自主的な動きが出始めてきているんで、まだ実は1月から9月のあれですので、まだ半年ちょっとしか進めさせていただいておりませんので、これからもうちょっと頑張って、この波を広げていきたいなというふうに思っているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(稲垣富士雄) 清田観光振興課長。 ◎観光振興課長(清田稲盛樹) 小林委員のご質疑にお答えさせていただきます。  新発田市観光協会と月岡温泉観光協会の役割ってどんなふうになっているんですかというふうなお話でございます。これ正直言って、平成15年の合併の中でそれぞれが独立をしながら運営をしていくということでございますが、まずは月岡温泉観光協会につきましてはある意味プロフェッショナルの集団という中で、加入をされているのは旅館の皆様、それから飲食店の皆様等々で構成をされて、かなり特化をした、月岡温泉にこだわった取り組みをされているということで、ある意味我々としては月岡温泉があってこそ観光が成り立つというか、観光のプラットホームというふうな位置づけをさせていただいているということで、そこが魅力的でなければ新発田全域の観光というのはある意味成り立たないという中で特化をした活動をしていただいているということで、近年はご承知のとおり旨、蔵、香、田という4つの新規店舗をあけていただいて、それをきっかけにしましてファサード、要は外壁を少し黒くしたり、茶塀化をしたりということで、私まちのにぎわいが復活をしたという非常にモデルケースになっているんじゃないかなというふうに思うぐらい最近は多くの方が歩いているということで、まずは月岡温泉観光協会については月岡の魅力づくり、魅力的な観光地づくり、そしてPR、誘客ということに特化をしていただいているということでございます。新発田市観光協会については、一方では月岡温泉にお泊まりをいただいた方をいかに市街地もしくは市内各地に送客をできるのかというのが実を言うと一番大きなミッションでございます。ただ、なかなかまだそこに至っていないという中で新発田まつりであったり、あやめ祭りであったり、桜まつりであったりという、どっちかというとまだイベント中心の取り組みではありますが、本年度からはとりわけわかりやすい取り組みの一つといたしまして、先ほどご案内をいたしました韓国のゴルフプランというものがあるんですが、これ旅館の宿泊とゴルフ場の費用を全部パッケージにしまして、実を言うと新発田市観光協会が全部韓国のエージェントからご注文をいただいて、新発田市観光協会がそれぞれ旅館とかゴルフ場に予約をとって、それの手数料を頂戴して自己資金というふうな格好で回していくというようなスキームをやっているということで、新発田市観光協会は第3種の旅行業法の免許を持っているということで、そういった活動もできるということで、月岡の皆さんは旅館を取りまとめてください、新発田市観光協会については取りまとまった旅館とゴルフ場を結んで、料金を設定をして、予約をとってというような一連の流れをつくっているというような役割分担になっているということでございます。  それから、紫雲の郷の露天風呂ということでございますが、ご案内のとおり紫雲の郷については施設の改修というのが近年非常に高額になってきているという状況がありまして、指定管理料に加えまして毎年ポンプの入れかえ、GHPの取りかえ等々の中で、露天風呂の屋根の設置というのが当然それなりの誘客のあれにはつながるということではございますが、まずは優先すべきは施設を運営をするための必要最低限の施設の補修ということに振り向けるということで考えさせていただいておりまして、まずはそういったものが一段落をする。それから、皆さんが今自主事業でやっておられるフグの養殖等の中で自己資金を生んでいただきながらそういったものに振りかえていただくというのが我々としては理想的な展開なのかなというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(稲垣富士雄) 渡邉農水振興課長。 ◎農水振興課長(渡邉誠一) 小林委員のご質疑にお答えいたします。  首都圏等販売促進支援事業、チームしばもんということで活動しております。平成28年度の活動実績におきましては、まず10経営体でチームをつくっております。首都圏の文京区の西片、谷中での販売活動、こちら西片のほうの町会、町内会なんですけども、こちらのほうとつながりができまして、定期的な農産物の販売会、あとそちらのほうで開催されますお祭りにも出店させていただいております。そもそも目的が、これは農業者が生産だけにとどまらず、みずからが販売先のツールをふやすことで有利販売の実現に貢献するものということで、このチームしばもんの皆さんと一緒に取り組んできました。今実績もできつつあります。27年開始の事業でございまして、3年ということで、ことし一旦終了ということにはなりますけども、発展すれば、もう少し研究とか調査必要であればということは考えておりますけども。あと新たな参加者ということですけども、そういった方いらっしゃればご相談いただければ。ただ、今のチームの方の当然ご了承、ご了解要りますので、ただやってみたいという方いらっしゃればご相談いただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(稲垣富士雄) 倉島地域整備課長。 ◎地域整備課長(倉島隆夫) 小林委員のご質疑にお答えをいたします。  水害対策、または河川維持管理の部分で、今回の雨を踏まえて全般的な総括というふうなご質疑でございますけども、まず水害防止対策事業につきましては以前から冠水する路線、道路等がございましたもんですから、早いころですと平成21年ごろから計画を立てまして、市内約10カ所ほどの冠水の対策を計画をさせていただきました。これまでに8カ所ほど今整備のほうは終わっておりますけども、いかんせん大まかに言うと1級河川の中田川沿いの部分の冠水が多いということで、中田川まで通じる部分の一部整備というふうなものも行ったわけでございますけども、先日の雨ですとなかなか排水機場をフル回転しても、水位が上がってきている状況だということで、水が中田川にはけ切れないというふうな状況があったわけでございます。それらも含めまして、水路の維持管理これからも進めてまいりますし、また私どもの河川管理部分の新発田川初め法定河川以外の部分もあるわけでございますけども、その辺の維持管理につきましても予算枠の中でしか動けないとは思うんですけども、日々管理をして、なるべく水害のないような状態にしていきたいというふうに考えておりますので、ちょっとなかなか整備のほうが進まない、管理のほうが進まないというご指摘もあるかもしれませんけども、私どもも一生懸命施設の管理について努めさせていただきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(稲垣富士雄) 小林委員。 ◆委員(小林誠) それぞれお答えいただきまして、ありがとうございました。  雇用対策の関係ですけれども、やはり離職者対策というのは非常に大事になってくるのかなと思いますし、それこそ離職する方というのはやっぱり女性、特に出産を機にというのが非常に多いということですんで、やはり育児、子育てがしやすい企業がこれからは選ばれていくのかなと。もう首都圏は実際そうなってきていますので、ぜひ担当課いろいろまたがっていますけれども、ぜひ協力し合って、知恵を出し合って、そういった意識啓発に努めていただきたいとお願いしたいと思います。  あと、水害防止対策事業ということで、本来市長からの行政報告で今回いただきたかったなと思っておりますけれども、決算の場ですので、地域の要望さまざま上がっていると思います。金山川についても昨年もうぎりぎりまであふれそうになっているということで、要望を地域で上げたそうでございます。これは、要望ですけれども、本当にこれ判断難しいとこですけれども、ぜひとも未然に防ぐような、また取り組みをお願いしたいと思います。  以上です。 ○委員長(稲垣富士雄) この際、午後3時15分まで休憩いたします。           午後 2時59分  休 憩  ───────────────────────────────────────────           午後 3時15分  開 議 ○委員長(稲垣富士雄) 休憩前に引き続き質疑を行います。  質疑ある委員の発言を求めます。  宮崎委員。 ◆委員(宮崎光夫) いろいろあるんですけれども、またの機会にして、1点だけお願いしたいと思います。  201ページのフィルムコミッション推進事業ということで、課長の説明では2本の映画についてかかわったと。成果説明には、新発田の魅力を全国に発信し、経済効果の創出を図ったというふうに成果を説明しております。何の映画だったんでしょうか。1本はわかるんですけど、あとどういうふうな効果があったというのか、お願いいたします。 ○委員長(稲垣富士雄) 清田観光振興課長。 ◎観光振興課長(清田稲盛樹) 宮崎委員のフィルムコミッションに関する質疑にお答えをいたします。  平成28年度は映画が2本、それから1本大食い選手権で、これテレビ番組なんですが、大きなものだと3本というふうに認識をしております。その中の映画2本というのは、1本は「ミスムーンライト」ということで、これは新発田市の女子高校生が新発田のまちおこしをするという、イオンの亀田店で1カ月ぐらいのロングランをしたということで、かなりの発信効果はあったんだろうというふうに考えております。  それから、もう一つは清水園で撮影をしました「ゆめのかよいじ」ということで、小野小町の半生を描いた映画ということで、これは日本では公開をしないで、海外の映画コンクールですか、そういったものに出展をするショートムービーというふうなことでお話をお伺いをしております。一応当市では、パブリシティーによるメディアの露出効果ということで、要は通常これを広告宣伝費とすると、どのぐらいの経費がかかりますかということをベースに要は広告料ということで算出をさせていただいておりますが、メディアの露出等々で約800万ぐらいの要は通常広告で広告料を払ってやるとそのぐらいの費用がかかるだろうということで、露出料ということで効果を測定をしていることに加えまして、ミスムーンライトにつきましては、1カ月間月岡温泉にご宿泊をされまして、ロケ隊が撮影をしていたということでございます。40名程度のスタッフということでございますので、1日例えば滞在費が1万円だということであれば、直接的なことであれば40人掛ける1万円掛ける30という1,200万円程度の経済効果はあっただろうということで考えております。  以上でございます。 ○委員長(稲垣富士雄) 宮崎委員。 ◆委員(宮崎光夫) 実は、亀田のイオンで初日に私行ってまいりまして、というのも月岡温泉のいつも行く床屋のマスターがうちの孫出るんさねというふうな話だったもんですから、それで行きまして、当日行ったら物すごいいっぱい並んでいまして、これちょっとぎりぎりに行ったんで入れないかなと思ったら、ミスムーンライトのお客様と言ったら、こちらへおいでくださいといって、たったったと行って、入ったら20人から30人ぐらいだったという実は、そんな感じでして、映画の内容はなかなか難しいというか、何を言いたいのかなというふうな感じの映画でありました。1カ月のロングランというふうにはおっしゃったんですけれども、意気込みはたしか全国ロードショーというふうな感じで私も聞いていましたけれども、これちょっとなという、長徳寺でひょう柄のビキニで空手の演武をやったりとか、そんなこともありましたけれども、何を言いたいのかなという感じで、要は盛り上がりがやっぱり携わった皆さんはもちろん盛り上がって一生懸命頑張っていたと思うんですけれども、それが市民あるいは市内外になかなか広がらなかったというふうなことだったと思うんです。それこそその前々かな、ストロボ・エッジなんかは棚ぼたで別に誘致したわけじゃなくて、たまたま有村架純が余り売れてしまって北九州に行けなかったと、そういう行き来ができなくて白羽の矢が芝高に立ったというふうなことで、こっちのほうは物すごくかえって波及効果があったと思うんです。なかなか北九州なんていうのは、本当に政令指定市ですし、8人のスタッフで専門の課があるというフィルムコミッションのというところでありますんで、余り政令指定市で権限なんかも大分違います。直接比較はなかなか難しいと思いますけれども、観光振興だけじゃなくて、それこそ図書館戦争とか、MOZUなんかもみんな北九州なんですけれども、これから壊す病院とか、それを壊す前に使ったり、だから私も役所せっかく壊すときに、うまくやってくれればよかったのになというふうに思ったぐらいです。だから、これから公共施設等総合管理計画で、どんどんいろんな建物壊さざるを得ない、その辺うまく連携とって、観光振興だけじゃなくて、ほかの他の部局あるいは市民の皆さんと連携して、うまくいい映画を誘致して、広く本当にそれこそ成果が出るような新発田の魅力を全国に発信して、経済効果、創出を図っていただきたい、激励と要望にしたいと思います。  以上であります。 ○委員長(稲垣富士雄) 入倉委員。 ◆委員(入倉直作) 確認事項なので、端的にお願いします。  新エネルギーとは、193ページですが、非常にあれなんですけれども、どういうふうに受けとめればいいのか、その部分の観点を1点お願いします。  167ページなんですが、職能短大ですけれども、本当に前から私思っていまして、市長にも4年制大学を目指していくこともずっと言っているんですけども、いろんな形でもっともっと新発田市には凸版今名前変わりましたかな、そういう方々、また企業との連携でこれ生かすことが十分できるかと思うんですが、その点そういう視点で見方をどんなふうに考えているか、お願いします。  渡邉課長、早目にということですから、大事な市長にも言いましたけど、今回の有機資源センター、毎回なんですが、もう少しです。要は民営委託、私が言いたいのはそこなんです。三セクなり、民営委託というものがまだ3,000万弱ぐらいのマイナス事業でありますが、もうちょっと頑張れではそこそこペイできれば民営委託というふうになると思うので、その点本当に必要的な施設でありますので、必需品になりましたし、まだまだどこが足りないのか、その一歩課長やっぱり目指すことは大事になると思うので、そこを今後に向けて当然市長にも聞きたいんですけど、一般質問でしようかなと思うんですけど、とりあえず課長の。今回30年問題が出ました。私どもこの資料もいただいたんですが、余りにもぼわっとしていまして、転作云々に関してはいろんな事業、いろんなサポートをしながらやっているのは、やっぱりどうであれ稲作がかなめでありますので、その点伝わらないとどうもこうもなりません。何でもかんでも主食米つくればいいという、私も代表質問はしましたんですけども、その点だけ、考えだけでいいですのでお願いします。  大滝課長にお願いしたいんですが、派川加治川は事業を終わったのかなと思うんですけども、負担金が出ているので、どんな聖籠町となるのかなと思うんですけども、この点ちょっとおやと思ったもんですから、お願いします。  それと、181ページの湛水防除事業で大井川の湛水防除がたしかちょっと脳裏にあったもんですから、その行き先だけちょっともしわかる範囲内であったらお願いします。多面的機能は、所管でお聞きします。
     倉島課長にですけども、遊具の非常にほとんど廃止、廃止なんです。新設はしないというふうにずっと言っておるんですが、さっき新しい公園なのか、都市公園なのかわかりませんが、そういう大きな観点で捉えているかわかりませんが、ほとんどの遊具が廃止になっている中に、若干新設という中身がちょっと聞こえたので、その点どんな形で進められているか、お聞きしておこうかなと思いました。  それと野崎課長なんですけれども、木材の耐震なんですが、これどういうパターン、何といいますか、基準といいますか、この耐震の部分をただ私のとこも築七、八十年になりますんで、例えばそういうのにぼわっと行ってお聞きしていいのか、その辺基準がありましたら内容を。  それと、これプールのトイレが1,300万、ちょっと高いのかなと思ったもんですから、どこでしたか、273ページでしたか。  前田課長なんですが、市有財産といいますか、紫雲寺の教員住宅全部取り壊ししました。その後土地はそのまま放置じゃありませんが、そういうことも含めて自治会、地元との連携で例えば住宅というか、連檐しているうちの中の間ですから、十分住宅誘致はなるかと思いますけれども、その辺考え方があったらお願いいたします。  以上です。 ○委員長(稲垣富士雄) 原商工振興課長、端的にお願いします。 ◎商工振興課長(原祐司) 入倉委員の新エネについてどう捉えればいいかということで、全体的な部分かなというふうに思います。これは、2月の定例会の市長総括でも渡部良一議員の質疑で市長答えたとおり、状況はなかなか投資コストが非常にかかるもんですから、採算がとれないというのが現実で、実際売電価格自体が市場価格が非常に安いものですから、なかなか参入できないと。国の、紫雲寺風力でやっていますけど、フィットという固定買取制度を使わないと、なかなか採算がとれないというところになってございます。なので、積極的に今展開できるような状況ではなかなかないのかなというふうに個人的には思ってございます。  それから、もう一つの職能短大のほうの生かし方ということなんですが、職能短大非常に当市の中でも技術的な部分で、地元の子も多いですし、こちらの地域の子も新発田市近郊の子もかなり多いですので、非常に大事にしたいなというところで、うちのほう聖籠町、それから胎内市と定住圏構想の連携協定しましたけど、それにあわせて同時期なんですけども、職能短大とも包括的な連携協定しまして、できるだけさっき申しました五十何社か協議会に参加している地元の企業があるんですが、そこのところもしくは新発田、胎内、聖籠のところに就職していただけるように、ちょっと今連携を強化して、今年度から定住圏の交付金ですか、使いながらちょっと強化事業をやっております。そんな感じでございます。  よろしくお願いします。 ○委員長(稲垣富士雄) 渡邉農水振興課長。 ◎農水振興課長(渡邉誠一) 入倉委員のご質疑にお答えいたします。  まず、1つ目に有機資源センターの関係でございます。こちら開設から12年目を迎えました。そういったところで、まず大型機械の入れかえですとか、大型車両の入れかえによって、今なかなか赤の部分が埋まらない部分でございますが、項目で見ますと、手数料と言いまして、こちら食品工業団地等の汚泥の搬入料が昨年27年度と比べますと、約400万ほどふえております。もう一つに光熱水費ということで、400万の減となっております。この理由につきましては、この11年間の間でセンターの職員が研究と努力によって、このようなコスト削減にもつながっているところでございます。まだ堆肥の製造の部分につきましては、若干余力があるということで、もう少し生産量もふやすこともできますので、こういったコスト削減等を進めていけば、良好な経営につながると思っておりますので、もう少しこのような状況で続けさせていただきたいと思っております。  もう一つの30年問題ですが、ようやく県が生産数量目標の目安を出すということで、新発田市の再生協議会のほうにも連絡がありました。市の再生協議会の事務所ということで、我々のほうで新発田市の案をつくりまして、方針を作成したと、また相談いたしまして、方針を固めたところでございます。これにつきましては、11月の再生協議会の総会、それで1月に最終決定しまして、2月に農業者のほうにお知らせしたいと思いますが、今方針を固めたということで、農業者の皆さんにご案内させていただいたところでございます。 ○委員長(稲垣富士雄) 大滝農林整備課長。 ◎農林整備課長(大滝一仁) 私のほうからは、派川加治川の負担状況ということでございました。こちらにつきましては、聖籠町と1対1の負担割合で維持管理を行っているという状況でございます。24年度で派川加治川の整備事業が完了し、その後せせらぎ水路、トイレ等の維持管理に要しているところでございます。  それと、落堀川湛水防除事業の中で、大井川こちらの進捗状況ということでございますが、湛水防除全体の進捗状況としましては86.2%、平成28年度末事業費ベースでございますけれども、大井川を除く排水路が進んでございまして、大井川については事業認可等の関係からおくれていると。全線約4,000メートルのうち1,600メートルほどが終わっている。まだ2,300メートル、400メートルが残っているという状況でございます。今後事業推進を働きかけていくところでございます。どうかよろしくお願いします。 ○委員長(稲垣富士雄) 倉島地域整備課長。 ◎地域整備課長(倉島隆夫) 公園の遊具の入れかえにつきましてご質疑をいただきました。  公園の遊具につきましては、今ほど撤去がメーンということでございますけども、撤去のほうが今多くなっております。ただ、新設のご要望もいただいておりますので、皆さんのご要望になるべくお応えするようにしているつもりでございますが、なかなか順番が回ってこないという状況も出ております。そんなことで、新設のほうも撤去とあわせてちょっと足並みは遅いですけども、つけているということでございます。  あと都市公園のほう、いわゆる都市計画決定された公園につきましては、遊具の長寿命化ということで、順次入れかえを計画的にさせていただいております。  以上でございます。 ○委員長(稲垣富士雄) 野崎建築課長。 ◎建築課長(野崎光晴) 2点ございます。  木材の耐震基準についてであります。平成28年度につきましては、21件のお申し込みをいただきまして、診断士を派遣してございます。申し込みをいただいた方のご負担はございません。それで、耐震にかかります今年度の状況でございますが、これにつきましては5月15日号の広報しばたにも掲載をさせていただいてございますが、一般的な流れといたしましては、耐震の診断、それから耐震の補強の設計、それから耐震の補強の工事といったような3段階で耐震を行っていただくのが一般的でございます。耐震の診断につきましては、第1段階でございますので、これにつきましては昭和56年の5月31日前の建物が対象になります。延べ床面積が500平方メートル以下、約151坪程度の木造の住宅であれば、耐震の診断につきましては対象になりますので、そこからお願いをしたいというふうに考えてございます。  それから、社会体育施設維持管理事業におきます1,300万円強の内訳でございますが、一番大きなものといたしましては、新発田市民プールのトイレの改修工事については691万2,000円、これが大きなものでございました。  以上でございます。 ○委員長(稲垣富士雄) 前田財産管理課長。 ◎財産管理課長(前田純博) それでは、入倉委員のご質疑にお答えします。  旧長島教員住宅につきましては、平成27年の3月に解体をいたしまして、その土地の中に上水道の配水管が旧教員住宅からの給水管から分岐しておりまして、隣接者に向かっているですとか、敷地内に県道の消雪パイプの井戸がありますとか、また中ほどを石油資源開発株式会社のガスパイプラインの埋設がございまして、いろいろな弊害がございました。市といたしましては、とりあえず地元である集落総会で活用計画を打診してみましたところ、29年3月14日に花野会長のほうから、全く活用の意向はありませんという返答を得ております。先ほども申しましたように、県道の消雪パイプの移設や地役権設定なしの状態でありますガスパイプラインの埋設について、どういった方法で売却できるのか、現在検討中でありますので、もうしばらくお待ちいただきたいと思っております。  以上です。 ○委員長(稲垣富士雄) 入倉委員。 ◆委員(入倉直作) それを抱えてガス会社に売ったら高く売れるんじゃないかなと思うんですけど、冗談です。  1点だけ、ただ遊具の問題で、アイネスしばたですか、そこにないようであります。そういう意味でぜひ検討してほしいという声があるようなので、その点だけ、大事な公園ですので。 ○委員長(稲垣富士雄) 倉島地域整備課長。 ◎地域整備課長(倉島隆夫) アイネスの遊具につきましては、前も小林委員のほうからもご要望をいただいているところでございます。今駐車場ではストライダーの練習だとか、いろんな活用をされているというふうなことも聞いておりますし、あと芝生広場の活用の部分も今後利用状況を見ながら検討していかないといけないかなというふうに思っておりますので、その辺を含めて考えていきたいと思います。 ○委員長(稲垣富士雄) 入倉委員。 ◆委員(入倉直作) 防災にふさわしい遊具といいますか、そういうふうなものも考えて、よろしくお願いします。ありがとうございました。 ○委員長(稲垣富士雄) 小柳委員。 ◆委員(小柳肇) それでは、2点だけお願いします。  まず1点目、お待たせしましたというか、しばたん観光バスです。201ページでございますが、500万円出ているということなんですが、この事業月岡イベントバスから引き継いで最初は市長は年間2,000人の利用を目指して、新発田版はとバス、個人で来た方たちを市内で周遊させるんだということで、定期観光バス化するんだということで始めたんですが、いつの間にか人数を集めるために無料の市民を招待したりとか、そんなことに若干ちょっと迷走していたようなんですが、実際のところ先ほど若干利用の方法を変えていくというふうなお話があったんですが、1つには韓国のインバウンド客向けの仕立て直しをするみたいな話もありましたが、実際のところ先ほど宮崎委員からも話があったんですが、この500万あればそれこそフィルムコミッションとかのほうにつぎ込んだほうがより効果が大きかったんじゃないかなと思うんですが、実際のところ何だかんだと毎年のように無駄じゃないかという声が出つつも、もう一年、もう一年という形でここまで来たんですが、実際のところ先ほど若干模様がえという話も出ている中で、実際今までの一生懸命空気を運んだことに対する総括と、それから今後先ほどどういうようなことに使うかという話がちらっと出ましたが、それについてちょっと具体策をお聞かせください。  それからもう一点は、65ページの商工振興課雑入のところの未収入金でございますが、これ西部工業団地の企業の破産に伴う、戻してもらうべきものが戻ってこないという説明だったんですが、概略はそれでいいとして、実際のところ今の状況、どういう形で、破産したのはわかりました。どうなんですか、給付金というか、交付金を戻してもらうものが戻らないのか、それとも固定資産税見合いのものを出しているけど、逆にそれが未収になっているのか、ちょっとその辺の詳しい話はわからないんで、その辺詳しくお知らせください。  あわせてこのまま焦げつきで処理するのか、破産したとなると、恐らく取るのも無理なんだろうと思うんですけど、どのように今後処理を考えているのか、今の状況を含めて総括的にお知らせください。  以上です。 ○委員長(稲垣富士雄) 清田観光振興課長。 ◎観光振興課長(清田稲盛樹) 小柳委員のしばたんバスについてのご質疑にお答えをいたします。  毎回お気にかけていただきまして、本当にありがとうございます。しばたん観光バスにつきましては、まずは大きな目標としまして、何とか月岡にお越しをいただいた方たちを市内に回遊をさせたいという大きな思いの中で運行してまいりました。その中で、初年度は市民の皆さんにまずは知っていただこうということで、イベント等の送迎等にお使いをさせていただいたというところでございます。2年目でございますが、関西からの誘客ということで、ご承知のとおり北陸新幹線が開通をするということで、相当数月岡の入り込みが落ちるだろうということで、新聞等で報道がされた状況がございました。そういう状況の中で、我々関西に飛びまして、何とか新発田、月岡にお越しをいただけませんでしょうかという中で、プレミアム旅行券を活用させていただきながら、逆にしばたんバスの仕組みを使いまして誘客ができたということで、我々としては多くの人たちを関西からお越しをいただいたということで、しばたんバスとしては2,000名程度の利用でしたが、最終的には6,000名の方にお越しをいただいたということで、一定の成果はあったのかなというふうに考えております。  しかしながら、新発田版はとバスですよという銘を打ちながら、なかなか新潟駅からいろんな観光ルートを通って月岡温泉に行くとか、そういったものの利用人員が伸びなかったということは、これは紛れもない事実でございますし、そこについては認めざるを得ないという状況の中で、平成29年度からは活用の仕方を抜本的に見直しをさせていただいているという中で、まずは2次交通としては、どうしてもやっぱり必要だろうと。特に海外からお越しになる個人観光客、小グループの観光客に足がないというのは、これは致命的なんです。そういった意味では、DMOが設立になったということをきっかけに、バスだけではなくて、タクシー、ハイヤー業界とも連携をしまして、抜本的に2次交通のあり方を検討しようと、路線バスという意味ではなくて、フレキシブルに活用できるような、要は観光客の皆さんをいろんなところにお連れをさせていただけるような、例えば先ほどもお話をいたしましたとおり、韓国の皆さん7泊するんです。そうすると7泊旅館で夕食食べるかというと、そうではないという中で、例えば3食、4食が違うところで食べたいとかというようなお声もお聞きをしております。そういった中で、例えば新道に連れてくるとか、そういった部分も含めてフレキシブルな観光、要は足の確保ということにしていきたいということが1点。  もう一点は、やっぱり市内各地域、これは市街地だけではなくて、いろんな地域に連れていきたいということです。いろんな各地では伝統行事、祭り、市民との交流事業等々が行われているわけでございますが、そういったものに何とか観光客の皆さんをお連れをしたいと、そのための人数が少なければタクシーになるでしょうし、多い場合は観光バス等を活用しながらやらせていただきたいと。  3つ目は、独自企画ということで、季節物の企画、いろんな企画があると思います。今は何かダムツアーというのが非常に人気になっているということで、地域振興局から事業を請け負いまして、今運行をさせていただいて、十数本のダムツアーを実施をさせていただいているというところでございますが、これは新発田市観光協会だけではなくて、民間事業者の皆様のご提案、プレゼン等々も踏まえまして、より魅力的なツアーになる、そして人数的にもご利用いただけるようなものに改正をしていきたいということでございます。そういった意味では、しばたんバスの新発田版はとバスというところから有効な2次交通の確保ということに転換をしていきたいというように考えております。  以上でございます。 ○委員長(稲垣富士雄) 原商工振興課長。 ◎商工振興課長(原祐司) 小柳委員の先ほど私のほうで説明のありました収入未済額2,724万2,000円の件について詳細を教えてほしいということで、実はこちらの土地につきましては西部の給食センターのある向かい側の土地なんですけど、平成19年の12月にウィンネットテクノロジーという会社、これはパチンコのパチスロをつくる会社でございました。そこの会社が1億3,000万ほどで当市からご購入いただきましたけども、その後うちの契約書の中に3年以内にちゃんと工場を建ててとか、税金はちゃんと払ってという要項があるんですが、それに違反した場合は助成金を返してということで、こちらは西部の工業団地なので、20%の土地取得の助成金がございまして、先ほどの1億3,621万250円の違約金としてこれの20%、これが2,724万2,000円ということで、1,000円未満切り捨てておりますが、こちらの部分につきまして、規約違反があったということで、うちのほうから平成26年の破産手続開始を受けまして、破産管財人である弁護士のほうに請求させていただいておる次第でございます。その後もう3年ぐらいたつんですが、実は当課の部分だけではなくて、当然市税の滞納もございまして、収納課と一緒に対応しているところでございますが、破産管財の清算手続がなかなか時間がかかっているのか、ちょっと連絡がまだないということで、今のところ連絡待ちというような状況になってございます。このまま回収できないということになれば、不納欠損でしょうか、にならざるを得ないというふうに見込んでおりますけども、いずれにしても、弁護士のほうから正式に手続の連絡があってからその手続になろうかというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○委員長(稲垣富士雄) 中村委員。 ◆委員(中村功) 私のほうからも質疑させていただきます。  最初に、商工振興課のほうで、新発田ブランド認証制度の事業ということで、193ページになりますけども、これは私のほうからこの金額というよりも、ちょうど28年度中だったと思いますけども、審査委員の片岡鶴太郎さんといろいろあったということで、その後の経過がちょっと私存じ上げていないので、せっかく認証ブランドの委員になっていただいたのがどういう形で、今どういう現状なのかお聞きしたいということと、認証品も14事業者30品目ということでございますけども、数だけふやせばいいというものでもないと思うんでありますけども、方向性的にはどうなのかなというのをお聞かせいただきたいというふうに思います。  それと、観光振興課のほうで、これ繰越明許費でございまして、予算のときでも聞いていたと思うんでありますけども、決算で3月31日で締めた段階で、外国人の観光案内所整備事業ということで、どれだけの外国の方が最終的に結果して訪れてこられたのか、その辺いま一度またお聞かせいただきたいというふうに思います。  次に、地域整備課長にこれはこの28年度中にどれだけの議論がされてきたのかを伺う意味で聞くんでありますけど、市道改良整備事業ということで213ページで3億7,900万ということでありますけども、私もあるいはまた引退された大沼長栄議員も村部のほうの市道の亀の甲状に亀裂している状況がございますけども、これらの状況をこの中で調査したりしてきたものかどうか、今後も公共施設の長寿命化という部分で、どういう形で進めていくのか、28年度中議論されてきたのか、お聞かせいただきたいなというふうに思います。  最後に、財産管理課長に財産維持管理で草刈りあるいはまた不要不急の財産を処分を行うということで、解体ということでありましたけども、今後のこれ私見ると、これ解体費用だけだったもんですから、皆さんの担当でないのかもしれませんけれども、これら解体3カ所をやって、あるいはまた草刈りして、どれだけ28年度中に財政に金額的に貢献があったのか、お聞かせいただきたいと思いますし、また今後売りさばくというか、広報等に載せていろいろやるんでしょうけども、状況等をお聞かせいただきたいというふうに思います。  以上でございます。 ○委員長(稲垣富士雄) 原商工振興課長。 ◎商工振興課長(原祐司) 中村委員のブランドのご質疑にお答えしたいと思います。  まず、最初にお話のあった休会の部分につきましては、平成27年度の事業でございます。27年度は食べ物ではなく、品物に特化した形で審査を行ったところ、福祉団体の方が非常に熱い活動の思いをプレゼンテーションでしていただきまして、単に品物のよしあしでは判断できないよということで、最終的に選べないということで、27年度の認証の会は休会となってございます。昨年度、28年度につきましては、新たに委員を選任いたしまして、県立大の村山伸子先生とか、観光協会の専務理事、それから新潟調理専門学校の学院長、それから今井美穂さんという地域活性化モデル、こういった方を選出しまして、また食品に立ち戻って昨年度選ばせていただいた結果、7事業者10品が新たに認証されたところでございます。  今後の方向性と成果という部分につきましては、なかなかやはり単にブランドというふうに名をつけただけではすぐに売り上げに結びついていかない難しさというのはやっぱりございます。ただ、中にはそれこそ昨年度認証されて、この1年間で売り上げが倍増したという方もいらっしゃいますので、全部がだめなわけではないんですが、ブランドと認証した全てのものが全部売り上げが伸びているかというと、そうでもないというのが現状でございます。今後の方向性なんですが、こちらの事業平成25年から開始しまして、これで4年目、ことしで5年目に入っておりますけども、ことしは先ほど委員がおっしゃるとおり、品物をふやすことだけが目的じゃない、これは市長もよく言っておりますが、選んだいいものをまず売っていこうということで、ことし、そして来年は販売戦略を仕掛けていくと、平成25年から30年の6年をワンスパンにして、振り返りながら次どうしようかというのを決めていこうというふうな考えに立って進めてございます。  以上でございます。 ○委員長(稲垣富士雄) 清田観光振興課長。 ◎観光振興課長(清田稲盛樹) 中村委員の外国人案内所の利用者人数ということでご質疑にお答えをいたします。  まずは、観光情報センターということで、設置をさせていただいておりますが、昨年1年間の利用総数が1万2,705名ということでございます。そのうち外国人ということでございますが、337名の外国人の方にご利用をいただいたということでございます。国別の内訳がわかればいいんですが、なかなかどちらのお国からお越しになりましたということが聞けないという部分もありまして、言語別というふうな格好になろうかと思うんですが、そのほとんどが今現在はまだ欧米の方ということで、これはご承知のとおりバックパッカーということで、1人もしくは2人で各地域を旅をするという文化が十分根づいているということでございますが、今後はアジア系につきましても、FITと呼ばれる小グループがふえてくるだろうということを考えておりまして、英語と中国語で対応できるというような体制を整えているということでございます。  以上です。 ○委員長(稲垣富士雄) 倉島地域整備課長。 ◎地域整備課長(倉島隆夫) 中村委員の市道整備の関係のご質疑にお答えをいたします。  市道改良につきましては、地域の皆さんのご要望も踏まえながら、継続事業、新規事業ということで、当初予算の審査の前に各路線の部分のことしの予定ということで、皆様にご提出させていただいておるところでございますけども、また突発的な事案等ございまして、そのとおりに進むということではありませんけども、基本的にはそういう形のもので進めさせていただきたいというふうに思っております。  また、維持管理につきましても、さまざまな私どもも道路、橋梁につきまして長寿命化計画を立てさせていただいておりますので、それに基づきまして進めさせていただきたいというふうに思います。また、市内あちこち亀の甲があるということでございますので、私どものほうも修繕のほうもやっているところでございますが、なかなか追いつかないという部分がございますので、それもあわせて市道改良の部分で対応できるのかどうか、また議論をさせていただきたいなというふうに思っております。  以上でございます。 ○委員長(稲垣富士雄) 前田財産管理課長。 ◎財産管理課長(前田純博) 中村委員のご質疑にお答えします。  草刈り等維持管理費として計上していますが、ほとんどが開発空地なり、不要となった土地の売却のための草刈りをやっているのが主な目的でございまして、このたび解体したところにつきましても、旧中央公民館上館分館ですけど、たまたま行政財産が防火水槽ですとか、消パイの井戸ですとか、たくさん行政財産が存在しておりまして、歳入確保のために売却するということはできないでおるんですが、今後に向けましても歳入確保のために売り出しを図っていきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(稲垣富士雄) 中村委員。 ◆委員(中村功) それぞれお答えいただきまして、ありがとうございました。  認証ブランドにつきまして、うちの会派でも先進地であります墨田区に行ったときに、同じようなことを言っておられまして、ふやせばいいというものではないということで、たしかある一定の期間が過ぎるともう一度再認定の審査をするということでやっておりましたので、その辺お店で自信を持ってブランド品を出した部分がまたおろされてしまうというのがちょっと店にとってはメンツもあると思うんでありますけども、やはりそうならないためにお店が努力するという部分であると思いますので、今後ともそういう皆さんと叱咤激励しながら進めていっていただきたいなというふうに思います。  それと、道路については、本当に非常にもう昭和50年、今から30年以上前の圃場整備とかでできた道路とかいろいろあって、非常に亀裂、亀の甲羅みたいな状態になって、走っていてもタイヤの振動で騒音みたいな形になるもんですから、やはり地域の皆さんも加えてまた振動でもってぽこぽこと穴があいたりするもんですから、その辺のことをきちっとパトロールはされていると思うんでありますけども、住民の中にはちゃんとパトロールしているんだろうかという、そういう疑問視する住民の皆さんもいるもんですから、十分に意を用いていただきたいなというふうに思います。  最後に、せっかく草刈りしたり、不要なものを壊して売りやすいようにしているんでしょうけども、なかなか景気の状況もあって売れないというのもあるんでしょうけども、歳入を確保する意味でもきちっと関係する箇所とも連携とりながら販売して、歳入に向けて努力していただきたいということをお願い申し上げて終わります。 ○委員長(稲垣富士雄) 要望であります。  ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(稲垣富士雄) ほかに質疑がありませんので、本案に対する経済建設常任委員会関係の質疑はこれをもって終結いたします。  お諮りいたします。市長に対する総括質疑を4時30分から行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(稲垣富士雄) ご異議がありませんので、4時30分まで休憩いたします。           午後 4時01分  休 憩...