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平成27年12月16日総務常任委員会−12月16日-01号

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  1. 新発田市議会 2015-12-16
    平成27年12月16日総務常任委員会−12月16日-01号


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    平成27年12月16日総務常任委員会−12月16日-01号平成27年12月16日総務常任委員会  総務常任委員会  委員会記録 平成27年12月16日  ───────────────────────────────────────── 〇出席委員(9名)    委員長  小  坂  博  司  委員   副委員長  宮  崎  光  夫  委員         小  川     徹  委員         稲  垣  富 士 雄  委員         小  柳     肇  委員         渡  部  良  一  委員         板  垣     功  委員         加  藤  和  雄  委員         中  野  廣  衛  委員  ───────────────────────────────────────── 〇欠席委員(なし)  ───────────────────────────────────────── 〇説明のため出席した者        総務課長          坂   上   徳   行        人事課長          清   野   勝   彦        財務課長          渡   辺   昭   雄        みらい創造課長       佐   藤   弘   子
           みらい創造課都市再生室長  野   崎   光   晴        契約検査課長        齋   藤   俊   昭        情報政策課長        伊   藤   純   一        人権啓発課長        宮   下       豊        税務課長          中   野   禎   昭        収納課長          伊   藤       毅        会計管理者         片   桐       照        選挙管理委員会事務局長   池   田       至  ───────────────────────────────────────── 〇事務局職員出席者        局長            白   田   久   由        議事係長          吉   田   和   子           午前10時00分  開 会 ○委員長(小坂博司) おはようございます。それでは、全員出席ですので、ただいまから総務常任委員会を開会いたします。  当常任委員会が付託を受けた議案は、分割付託の一般会計補正予算案を含め議案が7件であります。  それでは、議案の審査方法についてお諮りいたします。初めに、議第86号 平成27年度新発田市一般会計補正予算(第4号)議定についてのうち総務常任委員会所管分、次に議第64号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例制定について、次に議第63号 新発田市役所本庁舎駐車場条例制定について、次に議第91号 新潟県市町村総合事務組合規約の変更について、次に議第65号 新発田駅前複合施設設置及び管理に関する条例制定について、次に議第66号 新発田市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例制定について、最後に議第67号 新発田市税条例等の一部を改正する条例制定について、以上の順で審査を進めたいと思いますが、これにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小坂博司) ご異議ございませんので、そのように進めます。  それでは、最初に議第86号 平成27年度新発田市一般会計補正予算(第4号)議定についてのうち総務常任委員会所管分を議題といたします。  説明員の皆様に申し上げます。予算案の説明に当たっては、歳出、歳入の順とし、軽易な事項は省略し、重要事項のみ簡潔、明瞭に説明願います。説明順序は、委員会条例第2条の表に掲げるとおりとし、順次説明をお願いします。  なお、説明事項のない場合、挙手及び説明事項のない旨の発言は不要です。  担当課長の説明を求めます。  坂上総務課長。 ◎総務課長(坂上徳行) おはようございます。それでは、議第86号、平成27年度一般会計補正予算(第4号)、総務課所管の主なものについてご説明を申し上げます。  初めに、歳出についてであります。18、19ページをお開きください。2款1項10目総務費、総務管理費、財産管理費、説明欄上段から5つ目の丸、新庁舎維持管理体制構築事業につきましては、図書館裏駐車場の有料化に係る施設工事経費の補正をお願いしたいというものであります。  2款1項12目総務費、総務管理費、企画費、説明欄一番下のふるさとしばた応援寄附推進事業につきましては、先般6月、9月定例会におきまして増額補正をさせていただいたところでありましたが、おかげさまで大変好評でありまして、想定を超える寄附申し込みに対応するため、再度補正をお願いしたいというものであります。主な内容は、ふるさとしばた応援寄附金返礼品代として還元率50%相当の4,000万円を増額しまして、それに伴いまして消耗品費、印刷製本費、通信運搬費、ヤフー公金支払いシステム使用料等を必要経費として補正をするものであります。  歳出は以上であります。  次に、歳入についてであります。14、15ページをお開きください。下段の20款寄附金の1目総務費寄附金、1節総務費寄附金の説明欄、ふるさとしばた応援寄附金8,000万円は、今ほど歳出で説明を申し上げましたふるさとしばた応援寄附推進事業による歳入をお願いするものであります。  続きまして、16、17ページをお開きください。上段の21款繰入金の1目基金繰入金、1節基金繰入金の説明欄、庁舎建設基金繰入金3,618万円は、今ほど歳出でご説明申し上げました新庁舎維持管理体制構築事業に係る繰入金をお願いしたいというものであります。  続きまして、5ページをお開きください。債務負担行為の補正であります。表中の上から3番目の市庁舎施設維持管理事務につきましては、図書館裏駐車場を平成28年4月1日から有料化することに伴いまして、駐車場のゲートや精算機等の設備の保守点検業務委託を4月1日から実施することとしていることを踏まえまして、契約手続を27年度中に行う必要があるため、債務負担行為の設定をお願いしたいというものであります。  歳入は以上であります。よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○委員長(小坂博司) 清野人事課長。 ◎人事課長(清野勝彦) それでは、人事課所管分についてご説明申し上げます。  補正の内容は、18、19ページ、2款、一番上段のほうです。総務費の職員給与費、時間外勤務手当でありますが、これ以降38、39ページの10款教育費までの時間外勤務手当で不足が見込まれるものについての調整であります。歳入はございません。  よろしくご審議の上、ご賛同賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○委員長(小坂博司) 渡辺財務課長。 ◎財務課長(渡辺昭雄) それでは、よろしくお願いいたします。財務課所管の補正予算の概要についてご説明申し上げます。  歳出についてでございます。18、19ページをごらんください。2款1項8目財政管理費、説明欄の中ほど上から4つ目の丸、新地方公会計整備事業は、国の通知によりまして地方自治体に義務づけられた統一的な基準によります地方公会計整備に対応するため、市有財産の台帳整備に必要な業務を委託したいというものでございます。  次に、歳入でございます。16、17ページをごらんください。21款2項1目基金繰入金でございます。説明欄の2つ目の丸、財政調整基金繰入金は今回の補正によります歳入歳出の差し引き一般財源不足額を財政調整基金から繰り入れるものでございます。  続きまして、債務負担行為でございます。5ページをごらんいただきたいと思います。上から2つ目、新地方公会計整備事業は歳出でご説明を申し上げました市有財産の台帳整備業務を、平成27年、28年度の2カ年で行いたいというものでございます。  財務課所管分につきましては、以上でございます。よろしくご審議の上、ご賛同を賜りますようお願い申し上げます。  以上であります。 ○委員長(小坂博司) 佐藤みらい創造課長。 ◎みらい創造課長(佐藤弘子) みらい創造課所管分についてご説明申し上げます。  初めに、歳出をお願いいたします。18、19ページをお開き願います。2款1項7目広報費、説明欄広報発行事業は、職員の療養休暇取得に伴う代替臨時職員の賃金であります。  10目財産管理費の説明欄2つ目、新発田駅前複合施設管理運営事業は、施設保守管理委託に要する経費でございます。駅前複合施設の建設につきましては、平成28年3月20日の工期で工事を進めておりますが、完成後の3月21日からの施設保守管理委託料がこちらのほうの委託料でございます。  次に、12目企画費、説明欄新発田駅前複合施設建設事業は、駅前交番脇のいこいの広場を駐車場として整備するための測量設計委託料のほか、駅前複合施設建設工事費は旧生鮮市場といこいの広場の駐車場整備に係る経費でございます。駐車場整備に係る工事につきましては、平成28年度の整備を予定しておりましたが、国の補助金の増額内示があったことから、事業を前倒しして整備をしたいというものでございます。また、旧生鮮市場の駐車場につきましては、当初60台の収容を予定しておりましたが、この整備によりまして約100台に拡大をし、利用者へのサービスの向上を図りたいというものでございます。地方都市リノベーション事業補助金は、民間事業者が行う観光案内所の内装工事等に国が示すルールにのっとり、国と市の額を合算して補助するものでございます。  次に、歳入についてでございます。12、13ページをお願いいたします。17款2項1目総務費国庫補助金、説明欄、地方都市リノベーション事業国庫交付金は、歳出でご説明いたしました駅前複合施設建設事業に対する国からの交付金でございます。交付対象事業の2分の1の交付ということでございます。  16、17ページをお開きください。24款1項1目総務債、説明欄、地方都市リノベーション事業債は、今ほどご説明いたしました駅前複合施設建設事業地方都市リノベーション事業交付金の残る2分の1について合併特例債を充当するものでございます。起債対象事業に対して95%の充当をするというものでございます。  次に、繰越明許費についてでございます。4ページ、第2表繰越明許費をお願いいたします。歳出でご説明いたしましたが、旧生鮮市場といこいの広場の駐車場整備に係る工事について国の補助金の増額内示がありましたことから、事業を前倒しして早期発注することにより、7月3日のオープンに向けて整備をしたいことから、繰越明許の設定をお願いしたいというものでございます。  続きまして、債務負担行為補正についてでございます。5ページをお願いいたします。上から4つ目の新発田駅前複合施設管理運営事業は、来年のオープンに向け導入する複写機や印刷機器等の契約手続を今年度27年度中に行いたいというものでございます。  次の新発田駅前複合施設建設事業は、オープンに向け事務用品、大型遊具等の備品、キッチンスタジオの食器や調理用品等の消耗品並びにパンフレット制作等の契約手続を今年度中に行うため、債務負担行為の補正をお願いしたいというものでございます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(小坂博司) 齋藤契約検査課長。 ◎契約検査課長(齋藤俊昭) それでは、契約検査課分についてご説明申し上げます。  歳出でありますけれども、18、19ページをお願いいたします。2款1項1目一般管理費のうち2番目の丸印、契約検査課管理費、臨時職員賃金につきましては、職員の療養休暇に伴う代替臨時職員の賃金でございます。  歳入はございません。よろしくお願いいたします。 ○委員長(小坂博司) 中野税務課長。 ◎税務課長(中野禎昭) それでは、税務課所管分についてご説明申し上げます。  補正は歳出のみであります。20、21ページをお開き願います。中段の2款2項2目賦課徴収費、説明欄、市民税賦課事業、臨時職員賃金は、育休を取得する職員の代替のために雇用する臨時職員、その下、固定資産税・都市計画税賦課事業、臨時職員賃金は、療養休暇職員の代替のために雇用する臨時職員に係るそれぞれの経費でございます。  よろしくお願いします。 ○委員長(小坂博司) 伊藤収納課長。 ◎収納課長(伊藤毅) 収納課所管分についてご説明申し上げます。  今回の補正は歳出のみでございます。20、21ページをお開き願います。2款2項2目賦課徴収費、7節賃金、3つ目の丸印、滞納整理事業(収納課)、臨時職員賃金は、当課の職員が産前産後休暇並びに育児休業の取得により、代替として臨時職員を雇用するための経費でございます。  収納課所管分については以上でございます。ご審議の上、ご承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○委員長(小坂博司) 片桐会計管理者。 ◎会計管理者(片桐照) おはようございます。会計課所管分の歳入のみでございますが、ご説明を申し上げます。  20款1項2目消防費寄附金、14、15ページでございますが、説明欄、東北地方太平洋沖地震義援金につきましては、歳入歳計外現金としてお預かりしている義援金から歳入し、歳出の32、33ページ、9款1項4目、これは参考としてですが、防災費の説明欄上の丸、災害対策事業(市民まちづくり支援課)分に充てるものでございます。  以上、よろしくお願いいたします。 ○委員長(小坂博司) 池田選挙管理委員会事務局長。 ◎選挙管理委員会事務局長(池田至) それでは、選挙管理委員会事務局所管分についてご説明いたします。  初めに、歳出であります。22、23ページをお開き願います。2款4項1目選挙管理委員会費のうち、説明欄、選挙管理委員会事務局費は、来年の参議院議員通常選挙から実施予定の選挙権年齢の引き下げ並びに選挙人登録制度の改正に伴う選挙人名簿システム等の改修に係る委託料であります。  次の11目土地改良区総代選挙費の説明欄、土地改良区総代選挙事業は、新発田土地改良区と米倉土地改良区が来年1月末に合併予定で、新設合併であることから、60日以内に総代選挙を行わなければならないため、総代選挙執行に係る経費の補正をお願いしたいというものであります。  歳出は以上であります。  次に、歳入であります。12、13ページをお開き願います。15款1項1目総務費負担金、1節選挙費負担金の説明欄最上段の土地改良区総代選挙費負担金は、今ほど歳出でご説明いたしました新発田土地改良区と米倉土地改良区の合併に伴う総代選挙執行に係る負担金であります。  次に、17款2項1目総務費国庫補助金、2節選挙費国庫補助金の説明欄最下段の選挙人名簿システム改修費国庫補助金は、歳出でご説明いたしました選挙人名簿システム改修費に係る国庫補助金であります。補助率は2分の1であります。  以上です。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長(小坂博司) 担当課長等の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。  渡部良一委員。 ◆委員(渡部良一) おはようございます。幾つか質疑させていただきます。  19ページのほうは真ん中ころの駅前複合施設の建設の部分です。先ほど説明があったんですが、聞き漏らしかもしれませんですが、概要版のほうを見ると2億6,600万で支出をしていくわけでありますが、第2、第3駐車場の整備の増額の部分と、それから民間棟建設事業費の補助という、この民間棟建設事業の補助というのがこのうちのどれに当たるのかなというふうに思っていたんですが。なお、その補助対象事業というのはどういう中身になっているのか。リノベーション事業補助金のことなのかな、この辺がちょっと理解不足だったもんですから、あわせて説明をいただきたいというふうに思います。  それから、その下のふるさとしばた応援寄附推進事業、毎回補正という形でかなり金額も伸びているわけでありますけれども、いろいろと一般質問等でもありましたんですが、少し私も理解不足のところがあるもんですから、きょう答えてもらうと同時に、またできれば少し一覧表形式でわかるようにお願いできたらなというふうに思っているもんですから。というのは、私新発田市民が新発田市に寄附した、市外に寄附をした。新発田市民としてそういった市及び市内、市外に寄附した場合の、今後それぞれまた年末調整等で寄附すれば確定申告していくわけでしょうけれども、その際どういう形で控除がなされるのか。その辺、ちょっと質疑の趣旨が明確さを欠いているかもしれませんですが、その辺ちょっとお願いをしたいなというふうに思っていますし、あわせて4,000万という補正で、大体ことしはこれでほぼいくのか、かなりもう急ピッチで伸びているもんですから、今後の見通しなども含めて出しているんだと思いますが、その辺はどのように推移をしていくものかなというふうに思いますので、お願いをしたいと思います。  それから、先ほど選挙関係で管理委員会のほうからシステム改修がありましたが、中身はわかりました。18歳の選挙年齢引き下げにかかわる名簿等の調整ということになるんでしょうが、新発田市の場合、18歳に引き下げた場合、どのぐらいの人数想定をされるのか、その人数だけお知らせをいただきたいというふうに思います。  とりあえずまず第1回目そこまでお願いします。 ○委員長(小坂博司) 野崎都市再生室長。 ◎みらい創造課都市再生室長(野崎光晴) 渡部委員の概要の2億6,613万7,000円のうち、民間棟建設事業費はどれに当たるのかということであります。  予算書の18、19ページをお願いをいたします。2億6,613万7,000円は調査設計委託料、それから駅前複合施設の建設工事費、これが第2、第3駐車場の整備。それから、地方都市リノベーション事業補助金のトータルの金額がこの金額になります。そのうち民間棟の建設事業費の補助ということにつきましては、観光案内所の内装工事費に伴います地方都市リノベーションの国から示されているルールにのっとる3分の1ルールの、この約3分の2を補助するための経費でございます。それが民間棟の建設事業費の補助でございます。  以上でございます。 ○委員長(小坂博司) 坂上総務課長。 ◎総務課長(坂上徳行) それでは、渡部委員のご質疑にお答え申し上げます。  市民が市外への寄附というふうなものの数字でございますが、25年、26年の2カ年につきましてちょっと手元に資料ございますが、27年度、今年度はまだ集計がされておりませんので、そこら辺はご容赦願いたいなと思いますが。25年度が当市へ寄附していただいたのが75万8,000円に対しまして、当市の市民が市外へ寄附をされたのが317万7,000円というふうなことで、240万円の赤字と。それと26年度が同じように市外からが179万9,000円、それに対しまして市外へが338万1,000円ということで、158万2,000円の赤字になっているというふうな、このような状況を踏まえまして、このままでは我々の本来市に入る税金が外部へ出ていくだろうということで、この4月から考え方を変えて新発田市の発信事業だというふうなことで取り組みを変えたところでありました。  それで現況でございますけども、実は再三補正をお願いして今回は合わせまして8,000万要求させていただければ、枠が2億になるので大丈夫かなということでさせていただいたんですが、大変申しわけございませんが、2月にまた補正をお願いしなきゃならないような状況になっておりまして、現況からいきますと、きのう現在で件数で7,548件、額にしまして1億8,898万5,163円という、2億を目の前にしておりますもんですから、また2月にひとつお願いしなきゃならないなということで、私どもも何せ初年度なもんですから、どのぐらいの右肩上がりになるのかというのが全く想像つきませんでした。そんなことでこれは最終的には、今駆け込みということで寄附がどっと来ているというふうなことだと思います。そんなことでこれが落ちつけばまた普通のぺースに戻るんではないかなと思いますが、現況といたしましてはそのような状況でございます。  以上でございます。 ○委員長(小坂博司) 資料等の提出ができるかというあれが、制度に関しての。 ◎総務課長(坂上徳行) それでは、そういう内容の資料は後で作成しまして、皆様方のほうにお配りしたいなと思います。  よろしくお願いします。 ○委員長(小坂博司) 池田選挙管理委員会事務局長
    選挙管理委員会事務局長(池田至) ことしの6月の定時登録の際に調査した数字でございますが、選挙権年齢が引き下げられることによりまして、来年の参議院選挙から新たに選挙権を得る方、約1,900人という数字が出ております。実際に進学とか就職等で若干減るのかなというふうには見ております。  以上でございます。 ○委員長(小坂博司) 稲垣委員。 ◆委員(稲垣富士雄) 18、19ページのほうですが、この駐車場設営、新しくつくるという、機械ですかつけるということで、設備費がのっていますが、これに関連してちょっとお聞きしたいんですが、この駐車場に関しましては教育委員会が管理したり、総務が管理したり、いろいろ場所によって管理が違う部署になっているんです。前にも私言ったんですが、こういう部分をやっぱり一元化して、民間なりそういうふうな専門業者に委託するとか、そういうふうな方向でないと、今度は駅前がまた第2、第3というのありますが、3カ所になるわけです。こういうことで、金額ともかくやっぱり民間に任せる部分は任せながら、経費の節減を図るというのが大事だと私は思っていたんですが、まだその段階に来ていません。そういうことで、これからひとつ検討をしていただきたいということ。どこの管理でも同じことだとは思いますけども、ここの駐車場にはこういうふうなものがある、こっちはこうだというふうになりますと、市民から見ると非常にやっぱりややこしくなりますので、その辺を一元化することによって解消できるんでないかというふうに思います。  それから、この駅前複合施設のほうの駐車場、第2、第3駐車場を新しくつくるということで、金額が相当これ2億4,000万くらいの工事費なっているんですが、今生鮮市場のところが第2なんだか第3なんだかありますね。今建物がありますけども、それを壊してつくるのか。それで、また建物何かつくるのか。そういうものでないと、壊して平面駐車だけであれば、こんな2億なんてかかりっこないと思うんで、その辺の詳細をちょっとお聞きしたいと思います。  そういうことで、この駐車場問題はこれからこの図書館裏の駐車場にしても、今度は自動というのがつくわけですので、そういうことになりますと、故障を起こしても連絡とるのにしても、やっぱりある程度専門の方に委託しなければ、職員の皆さんが直せるわけでないと思いますので、その辺の管理体制もこれから必要になってくると思いますので、その辺もあわせてちょっとお聞きをさせていただきます。 ○委員長(小坂博司) 坂上総務課長。 ◎総務課長(坂上徳行) それでは、稲垣委員のご質疑にお答え申し上げます。  まず最初に、その駐車場のゲートに機械を設置するわけでありますけども、その所管というものと管理というもの、維持管理というものはちょっと別個に考えていただきたいんですが、所管は確かに裏の部分は私ども総務課であります。今現状もそうでありますけども、維持管理においてはシルバー人材センターのほうに管理をお願いしながら管理をさせていただいているというのが現状でございますので、維持管理委託ということから考えれば、既にシルバー人材センターのほうから派遣していただいて、その方々に通常の管理はお願いしていると。そのほうが一番安上がりになるということで、変に一括業者に頼みますとかえって高くなるというふうな、そのようなこともございまして、そういうふうな部分で活用させていただいておるところではございます。  私のほうから以上でございます。 ○委員長(小坂博司) 野崎都市再生室長。 ◎みらい創造課都市再生室長(野崎光晴) 稲垣委員のこの駐車場の整備費の詳細ということでありまして、いわゆる旧生鮮市場の駐車場整備の内容を少しご説明いたします。  整備費2億4,326万1,000円のうち、旧生鮮市場に係ります整備については約1億6,000万円ほどになります。その内訳といたしましては、旧生鮮市場を取り壊しをさせていただいた後に、平面駐車場で整備を予定してございます。その解体費も、この整備費の中には含まれてございます。  それから、この整備の内容ですが、駐車場、平面ですが、駐車場システムといたしまして、入庫、それから出庫のゲートを設置させていただく中で、時間貸しの駐車場を考えてございます。あわせて、この駐車場については消雪パイプの設置、それから隣接に住宅等がございますので、フェンス等で光、それから音等の配慮に努めたいということ。それから、照明等の整備もこの中に含まれておるというのが旧生鮮市場の整備の内容でございます。  以上です。 ○委員長(小坂博司) 坂上総務課長。 ◎総務課長(坂上徳行) 失礼いたしました。  もう一つのご質疑で、その一元化という関係でございますけども、私どものその新庁舎ができまして新庁舎の部分、それと2カ所ございますけども、今の部分と道路向かいの、それとこことここが取り壊した後の駐車場ということでは、これは一元的に管理をしていきたいというふうに思っておりますし、稲垣委員の言われるようなその全体を一元化するというふうなことについては、今後も検討を要するところだなというふうに思っております。 ○委員長(小坂博司) 稲垣委員。 ◆委員(稲垣富士雄) 今話聞きましたけども、私はシルバー人材に委託するというのはそういうのでなくて、今度夜その自動機械類をやるわけですから、故障した場合とかそういうのになると、日中はそのシルバー人材から派遣されて整理をしているのはよく見受けられるんですが、今度夜の朝までということで、5時から朝までということですから、その部分が今度全く無人になるわけですから、そういうところの管理も含めて民間が設置するわけですので、そういう業者がやっぱりきちんと管理をする。それも、ゲートのところがここはこっちの民間のA社、こっちは民間のB社でなくて、一緒のほうがいいんじゃないかという、そうすればコストも安くなるんじゃないかということを私は言っているんで、昼間のその人の管理とか委託とか、そういうものはそれで結構だと思うんです。ところが、これは24時間やっぱり時間で、自動でやるわけですので、当然これはシルバーの方でわからないはずですので、夜も出られるわけでないと思うんで、そういう意味でそういう専門業者がいるんであれば、そういうところに委託をするという方法もあるのかなということで質疑させてもらいましたんで、これは検討していただきたいということであります。  それから、生鮮市場のところ取り壊すというのが全く見えなかったもんですから、そういう部分で金額が膨らんでいるとは思いますが、この今の生鮮市場のところ解体して平らにして、そこにまた一部何か建物を建てるのかどうなのかということが、それによって高くなったのかなというふうに想像したんですが、どうも壊し代だけで2億もかかるわけはないし、消雪パイプ引いてもそんな高くなるはずはないんで、その辺ちょっと金額大きいものですからお聞きしたんで、もうちょっとその辺詳細に説明願えればありがたいと思います。  それから、駅前のほうのそれ、どっちが第2だか3だかわかりませんが、ここは全くもう周りをフェンスを張って入り口のところに自動機械をつけるということでいいんでしょうか、その辺もう一回お願いします。 ○委員長(小坂博司) 野崎都市再生室長。 ◎みらい創造課都市再生室長(野崎光晴) 旧生鮮市場の工事の詳細の内訳ではありますが、入札前でもありますので、詳細には申し上げられないです。  それから、駐車場のシステム等についてですが、あそこ24時間駐車が可能なように検討してございます。そのために、入庫、出庫のゲートを設置をし、何かトラブル等があった場合には、それこそ警備会社等への通報、連絡対応等で対応をしたいというものでありますし、これらについては、複合施設の駐車場管理の中で一括でさせていただく予定でございます。  以上です。 ○委員長(小坂博司) 稲垣委員。 ◆委員(稲垣富士雄) 今お話聞いて、入札前ですから金額は別としても、そこに小さい何かまた建てて、そういうものも全部入れて1億何千万とか2億近くなるとかという話であればわかるんですが、壊した後ただ舗装して消雪パイプ引いて、それで1億何千万なんていうのは、どう見ても私ら素人でも考えられないんです。  だから、簡単に言えば今壊したところにあれよりも小さいけども、何か事務所なりそういうものが建って、そういうものがあって膨らむんだというふうに考えるのか。ただ、設備するために2億何千万も、これは駅前のほうもあるんだと思いますけども、それはちょっと高いんでないかと。解体費が1億かかっているんであればよくわかるんだけど、もうちょっとその辺。だから、建物は建てないんで、ただ平地なんですか。           〔「面積でどのくらい、面積」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小坂博司) 野崎都市再生室長。 ◎みらい創造課都市再生室長(野崎光晴) 旧生鮮市場につきましては、この敷地面積が約3,000平方メートルございます。それで、解体と少し申し上げましたが、この解体をした後の処分費というのがこれもこの中に含まれてございます。当然のことながら鉄骨、それから骨材、それからその他等々のものを的確に、詳細に処分する中で、この処分費も全て含まれた中での解体費でございまして、これは適正な公共施設の解体等に基づく設計によりまして積算してございますので、基準の金額になってございます。  以上でございます。 ○委員長(小坂博司) いいですね。           〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小坂博司) 小川委員。 ◆委員(小川徹) 入札前なんで、細かいことは言えないんだけども、その平米当たりの舗装の金額とか、消雪パイプの設備費が大体概算でどんくらいだというのを言えば、面積が広いんで、そういう数字なんだろうけど、そこまでは言えると思うんで、そうすると皆さん理解できるんじゃないかと思うんですけども。  それともう一つ、そこに福島から来られた方の相談所ありましたよね。それはどうなるか、ちょっと教えてもらえますか。  それともう一つ、観光案内所、室長のほうでわかるのでいいんですけども、どの場所にどんぐらいの面積で、運営方法は委託するので、わからないかもしれないけども、どんなふうにやるのか、ちょっとそこのところ教えてくれますか。 ○委員長(小坂博司) 野崎都市再生室長。 ◎みらい創造課都市再生室長(野崎光晴) 駐車場整備に伴います大きなくくりでの整備費になりますが、駐車場の整備で大きなものについては、舗装工事が大きく占めてございます。それから、附帯工事といたしまして、照明器具、設備等でございます。  それから、消雪パイプ等に伴いますのが約3,000平米ございますので、ここでの消雪パイプの総延長が約210メーターになります。これらの費用が附帯工事の中ではかなり占めてございます。それから、消雪パイプの井戸の設置に伴いますものを3,000平米ですので、約2基設置をさせていただいて、水のくみ上げを図りたいということでありまして、これらの整備費、それから消雪設備工事、駐車場整備、それから附帯の消雪設備工事、これが主な工事の予定でございます。  それから、福島からの、東日本大震災の相談所の機能につきましては、現在のところ移転を予定をしてございます。今考えておりますのが、地域交流センターでの移転を予定してございまして、今後相談者の方と協議を進める中で移転に向けて準備をしたいということであります。  以上です。           〔「観光案内所」と呼ぶ者あり〕 ◎みらい創造課都市再生室長(野崎光晴) 失礼しました。  観光案内所の面積につきましては、延べ床面積で約190平方メートル、坪にいたしまして約58坪になります。ここでは内装工事、今スケルトン状態でありますので、床、それから壁、それからショーケース等々の備品等の内装工事を含めましての整備をさせていただきたいということで準備を進めてございます。           〔「民間棟のとこに入るの」と呼ぶ者あり〕 ◎みらい創造課都市再生室長(野崎光晴) 観光案内所については、民間棟のところに設置をいたします。それも、交差点側のところ、駅から一番近いところでの設置をいたしまして、駅からもうすぐ見える、利用ができるようにということで、一番近い位置での設置を考えてございます。  以上です。 ○委員長(小坂博司) いいですか。           〔「関連」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小坂博司) 小柳委員。 ◆委員(小柳肇) おはようございます。今ほどのこの駅前複合施設建設工事費の2億4,326万1,000円ということなんですけど、こんなもんかと思っていたんですけど、聞いているうちにますますわかんなくなったんですけど、要は今ほどその解体、消雪パイプだとか附帯工事とかいろいろ話あったんですけど、そもそも私この2億四千何がしの金額の中に観光案内所の施設整備と駐車場の部分と幾つかあるということなんでしょうか。           〔「補助金です」と呼ぶ者あり〕 ◆委員(小柳肇) 観光案内所は。           〔「観光案内所は補助金」と呼ぶ者あり〕 ◆委員(小柳肇) そうなんですか。  ただ、そうするとさっき稲垣委員が言ったとおり、2億4,300万のうちの内訳というのがますます何かちょっとわかんなくなった気がするんですよ。皆さん、わかったんでしょうか。           〔何事か呼ぶ者あり〕 ◆委員(小柳肇) いや、細かくこれは幾らだとかいうのがあるんですけど、大まかにざっくりこれが幾ら、これが幾ら、これが幾ら。これの中のさらに消雪パイプが幾らというならわかるんですけど、その最初の1段階目の大まかな割合が全然示されなかったので、何でそんななるのといまだにクエスチョンがふえました。お願いします。 ○委員長(小坂博司) 野崎都市再生室長。 ◎みらい創造課都市再生室長(野崎光晴) この駐車場の工事費2億4,326万1,000円の内訳につきまして、旧生鮮市場の整備については約1億6,000万円、それから交番脇のいこいの広場の駐車場整備につきましては約8,000万円、合わせて2億4,000万円の整備工事費になってございます。 ○委員長(小坂博司) 小柳委員。 ◆委員(小柳肇) 先ほどの稲垣委員が質疑したところに戻ってしまうのですけれど、そうするとこの1億6,000万円の今度さらにばらばらにしていくと、まだそんななります、1億6,000万にも。 ○委員長(小坂博司) 野崎都市再生室長。 ◎みらい創造課都市再生室長(野崎光晴) 旧生鮮市場から申し上げます。金額につきましては約1億6,000万円、工種にいたしまして解体工事、それから駐車場の整備といたしまして、舗装工事、それから区画線の設置、それから附帯工事のうちの電気ですとか設備、これは照明ですとか駐車場ゲートシステムに伴います附帯工事、それから消雪の設備工事が3つ目の大きなものでありまして、ここでは消雪パイプ井戸ということであります。それから、隣接住宅地もありますので、ネットフェンス等々で光ですとか音の防ぐ工事もこの駐車場整備の中に含まれてございます。これが旧生鮮市場の工事の主な内訳になります。  続いて、交番脇のいこいの広場になります。この整備費、トータルといたしましては約8,000万円、大きなものといたしまして、駐車場整備費といたしまして、ここでも舗装工事、それから区画線の設置、電気、設備、ゲートですとか照明器具の附帯設備工事、それからここでもフェンス等の設置を予定してございます。2つ目の大きな消雪工事といたしまして、同じく消雪パイプ、それから井戸設置の費用等を含めまして、いこいの広場については約8,000万円ということでの整備費の大きな内訳になります。  以上です。 ○委員長(小坂博司) 今の説明でいいですか。           〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小坂博司) ほかにございませんか。  稲垣委員。 ◆委員(稲垣富士雄) 今の駐車場の駅前のほう、これフェンスを張るのはわかるんですが、今あそこの地下道と、それから自転車の駐車場が昔の和風型になっていますので、それに伴ったようなフェンスでないとそこだけ抜けてしまいますので、その辺は考えておられるのかどうか、ちょっとお聞かせ願いたいと思います。  野崎都市再生室長。 ◎みらい創造課都市再生室長(野崎光晴) 駅前のいこいの広場でのフェンスについては、和風というご意見でしたが、それらも踏まえてどこでもなじむようなといいますか、設置した中でもマッチするようなフェンスの設置を考えてございます。当然のことながら、風等の通風もありますし、採光等もありますので、それらについては考慮した中での設置を考えてございます。  以上です。 ○委員長(小坂博司) 加藤委員。 ◆委員(加藤和雄) 先ほど関連で聞けばよかったんですけれども、改めて質疑したいと思います。  ふるさとしばた応援寄附推進事業についてですけれども、先ほど26年度と比べて27年度は物すごく大きく寄附される方がふえたと、この要因についてはどのように考えているか、1つ。それから返礼品の選定について、どのように今現在やっているのか、その2点についてお聞きします。  それから、先ほど駅前のほうなんですけども、今回駐車場のことで補正上がっているんですけれども、今の駅前複合施設の進捗状況について大まかにお願いしたいです。  それから、庁舎について、今回これも駐車場について上がっているんですけれども、庁舎建設についての今の現状、進捗状況について大まかにちょっとお願いしたいと思います。  それから、駅前複合施設については、複合施設と民間の施設2つあるんですけれども、一応7月3日オープンということなんですけども、民間ほぼなんか外から見ると完成しているようなんですけども、その状況についてもわかったら教えていただきたいと思います。  もう一つ、選挙人名簿の改修費ということで今回予算上がっているんですけれども、先日の一般質問の中で今回の投票所の統合について大分一般質問ありました。委員会ですので、ちょっと詳しく、これまで各該当のところの自治会に回ったところの反応についてお願いしたいと思います。  以上、お願いします。 ○委員長(小坂博司) 坂上総務課長。 ◎総務課長(坂上徳行) それでは、ふるさと寄附金の関係につきまして、私のほうからお答え申し上げます。  まず、今年度ふえた要因ということでございますけども、大きく要因としては5つほど考えられるのかなというふうに考えております。1つ目は、新発田市の情報発信事業として大々的に宣伝していきたいということで考え方を変えましたが、その早々に当市にゆかりのある方から大口の寄附金が1個入ったというふうなこと1つ。  それと、今年度につきましてですけども、2つ目につきましてはお礼品を非常に充実をさせたということで、他市には非常に珍しい、その中でも珍しいのは月岡温泉の感謝券というふうなものがございます。これについては、温泉地かなり全国各地の方々お持ちでありますけども、このアイデアを実施したのは当市が全国で3番目ぐらいの位置づけになります。  それと、3つ目がふるさと納税のヤフーのところにふるさとチョイスという、そういうインターネットのそれを非常にフル活用していると。特集を組んだりとかそういう部分についても、実はそこはそのバーナーの部分につきましては、非常に奪い合いのような状況でありますけども、そこの部分をいろいろの関係で、優先的に私どものほうにひとついただいているというような部分がございます。それで、年何回かというようなことでやった、それを見ますと一挙にまた右肩上がりになるというふうな部分ございます。  4つ目が国の制度そのものが改正をされて、今年度からでありますけども、寄附控除の上限額が2倍になりましたし、確定申告の手続が簡素化されまして、関心が非常に高まったというふうな部分があろうかと思います。  5つ目が先ほども申し上げましたふるさとチョイスの特集ページなど、その広告の展開や各種メディアで取り上げられたというふうな部分でございます。それが非常に大きく影響したかなというふうに思っております。詳しい内容、そのメディアのほうからの詳しい内容につきましてはいろいろあるんでありますけども、テレビにもつい最近モーニングバードのほうから電話がありまして、新発田の野菜を紹介したいというふうな部分で、急遽野菜のほうの紹介を生で番組を入れてくれたりとか、そんなようなことがいろいろございました。そんなような関係で、新発田が非常にかなり全国でも新発田というのを「シバタ」と読む方がかなり多くなったんではないかなというふうに思っております。  それと次に、品物の選定の関係でございますけども、当初これを始める前に当然観光につきましては、先ほども申し上げました月岡温泉観光協会なり旅館組合、また市の観光協会というふうな団体を代表する組織と綿密な打ち合わせをしております。また、農産物につきましては、北越後農協さんの全面的な協力も得ておりますし、そこからこういう品質のものをどこの農家がつくっていますよというふうな情報も全て得まして、そこに直接交渉をしてきたというふうな部分もございます。  それと、産業につきましては、皆様もご存じのとおり、新発田のブランド商品、そのようなものを中心に載せているという部分、それと何といっても当市の特徴といたしましては、高品質のもの、そういうものを、どこでもそうだと言われますけども、特に私どものほうは皆様もご存じのとおり、産地化と言われるような供給量が充実しているという部分が非常に少のうございます。そんな中で、少量でも非常に高品質なものをつくっておられる方々、そういう方々が非常に多うございます。そういう方々の各団体からご紹介をいただいて、そこで製品として、返礼品としてお返ししておるもんですから、新発田からの品質が非常にいいということで、今リピーターもどんどんふえているというふうな状況でございます。  それと、今度新庁舎のほうの進捗率でございますけども、進捗率が今のところちょっと手元に資料ございませんので、もしでしたら後でまたお知らせさせていただければなと思っております。ご存じのとおり、もう4階までの工事、鉄筋コンクリートの部分が終わりまして、もう7階までの鉄骨が今上がった状態になっております。これ全て一応予定どおり進んでおります。これからですけれども、建て方は来年の春には完了いたしますし、それから来年度に入りますと内外装、そこを中心に今度入っていくというようなことで、今外観を見ていただいたとおりの部分で進んで工期内には完了するというふうなことで、予定どおりに動いているということでご了承いただければなと思います。  以上でございます。 ○委員長(小坂博司) 野崎都市再生室長。 ◎みらい創造課都市再生室長(野崎光晴) 駅前複合施設の進捗についてでございます。まず、行政棟でありますが、議員各位から9月にごらんいただいた中からの進捗でありますが、あの際は部屋全体が仕切りのない状態で全部見渡せたというふうの状態でありましたが、現在部屋ごとの仕切り等々の内装工事に入ってございます。かなり部屋の格好が見えてきたのかなというところで進んでおります。あくまでも予定どおりでございまして、12月末には建物の建築本体では、約6割強の進捗が終わるのではないかということで進めてございます。  それから、民間棟についてですが、現在ごらんいただいている中で、ほぼ内装は終了してございます。外構もほぼ終わってございます。1月から、年明けからは内装工事に入る予定でございまして、これも予定どおりの進捗でありまして、今お聞きしている中では4月からの入居といいますか、供用開始を目指しているということでは伺っております。  以上でございます。
    ○委員長(小坂博司) 池田選挙管理委員会事務局長。 ◎選挙管理委員会事務局長(池田至) 投票所の、投票区の統合案につきまして、各地域回っておりますが、一般質問でもお答えいたしましたとおり、18カ所のうち12カ所まで今現在投票所、投票区の統合案についての説明終わっております。その中での各地区の反応ということでございますが、それぞれの投票区でいろいろさまざま捉え方があるようでございまして、市全体のバランスを見ればやむを得ないかなというところもあれば、時代の流れとしてしようがないのかなと。いつか統合されるのではないかなと思っているところもあった反面、やはり車を持たない、家族もいないというような高齢者の足の確保をどうするのかと、このままでいけば投票率が下がるのではないかと、その対策について考えてもらわなければ困るという地域もありまして、その対策について具体的に申しますと、やはり投票日の当日にバスによる送迎をしてもらいたい、あるいは時間を短くてもいいので現在の投票所で投票できるように、投票日の前の期日前投票所、移動式の期日前投票所、そんなことをやってもらいたいという意見も出ているというのが現状でございます。 ○委員長(小坂博司) 加藤委員。 ◆委員(加藤和雄) ふるさと納税についてですけれども、約1億円くらいの返礼品というか、形になろうかと思うんですけれども、やはり新発田を発信していく上では非常に有効な手段かと思いますし、ただ地域の経済も結構潤うわけです。そういった場合、そういったことを考えた場合、やはりその品物について、もうちょっとオープンにしながら選んでいってもいいんじゃないかなと、ある程度何かのそれを選定するような機関みたいのをつくって、そしてやっていったほうがいいんじゃないかなと。例えばブランド商品は、そういう選定するわけですよね、いろいろ、そういう仕組みはあるわけです。今回、今のあれですと、観光協会の紹介だとか団体の紹介だとか、それから農協の紹介だとかとあるんですけれども、やはりそういう選定をもっとオープンにしてもいいんじゃないかなというふうに思うんですけども、その辺いかがでしょうか。 ○委員長(小坂博司) 坂上総務課長。 ◎総務課長(坂上徳行) 今ほどのご意見、そういう部分は確かに必要かと思いますけども、実は私どもそういう方々からご推薦いただいたところに直接交渉に当たります。その際に、私ども一つの特徴としては、その方がパッケージから何から全てご用意できますかというものを条件としてつけさせていただきます。その運送の際に、生鮮食品は特にそうですが、それをできない、ただ返礼品で全国に発信するわけですから、それは見かけもよくて品質がよくなければだめです。そういう品物をそろえられるという方、そういう方と契約をして、それを一品一品送っております。ですから、今加藤委員がおっしゃるみたいにオープンにしてというのも非常に大事だと思います。ですから、我々は団体のところにみんなお話をして、そこから推薦をいただいた方とか、そういう方々でお話をし、そこで交渉がまとまる、私どももこれだけの努力をしますと、よって私の製品をこれだけ売りますと、出しますというふうなこと、ですからその中で30セットとか50セットとか100セットとかというふうな部分は当然出てくるもんですから、そんな形の中で品質のいいものだけというふうなものを返礼品としては扱わさせていただいているというふうなのが現状でありまして、決してオープンにしないというわけじゃないんですけども、現状としてそういう品物をつくっておられる方、そういう方々がある程度限定されてきているというのも事実だということでひとつご理解いただけばなというふうに思います。 ○委員長(小坂博司) 加藤委員。 ◆委員(加藤和雄) 私ちょっと言い方あれだったかもしれませんけれども、やはりこの選定していくにも相当今総務課で多分やられていると思うんですけれども、やはりなかなか選定だっていろいろもっと有効な品物を探すとか、その辺いろいろあろうかと思うんで、やはりある程度庁内でもいいですし、そういう団体集めていろいろそういうものを何か研究していったらいいんじゃないかなというふうに、そういうふうに考えます。その辺いかがでしょうか。 ○委員長(小坂博司) 坂上総務課長。 ◎総務課長(坂上徳行) ありがとうございます。ご意見として非常に参考にさせていただきたいとは思いますが、私ども今後どのような返礼品をそろえればいいかということは、直接返礼品をいただいた方にアンケートをして、それを集計しております。それでこの秋もリニューアルをして、旬なものをまたそろえているというようなことで、一番もらいたい、もらう方々から聞くのが一番なのかなと思いまして、今7,500件ぐらいとなっておりますが、そういう方々に全てアンケート用紙、簡単なはがきのやつですが、それを送って、そのアンケートを集計し、次の返礼品、次の返礼品というふうな形の中で、随時リアルタイムで一番皆さんが必要なものということで今それを活用させていただきながらそろえているというのが現状でございます。ですから、私どものほうとしては、そのシステムをもう少しもっと確実なものに確立していきたいなというのが現状と考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(小坂博司) 加藤委員。 ◆委員(加藤和雄) さっき選挙管理委員会のほうからちょっと聞いたんです。統合について、いろいろ地域の住民の声が結構上がっていると思うんですけども、その声をやはり最大限生かしていただきたいということを要望したいと思います。  以上です。 ○委員長(小坂博司) ほかにございますか。  渡部良一委員。 ◆委員(渡部良一) 済みません。最初やってあれだったんですが、2つ、今のふるさとの部分につきましては、一般質問の中でわかったことは、圧倒的に月岡温泉のサービス利用券、圧倒的だと言っていましたよね。次がお米ということだったんですが、そうするとこの返礼品の中で月岡温泉がひとり勝ちをしているという状況は言えるわけです。ちょっと気づいたんですが、いずれにしましてもこれ青天井で月岡温泉だけがこの地域でひとり勝ちしてしまうという、ほかもあるわけです、当然阿賀野市も村上も温泉地があるんですが、このふるさと納税の結果として、新発田のこの納税の返品として、この月岡温泉が今の状況になってしまうということからすれば、やっぱり問題なしとしないわけです。だからその辺の見直しという、全くもう全てそれ青天井で際限なく全部、希望者が全部やっていくということが果たしていいのかどうかというのが少しあったもんですから、その辺の、もちろん年度途中でありますから、今後また検討していくんでしょうが、その辺はどう考えておられるのかなということが1つ。  それから、あと地域交流センター、先ほど小川委員のほうからありました。あした議論されるんだと思いますが、東日本の避難者、原発避難者なんですが、これが地域交流センターのほうに移るために200万ぐらいまちづくり支援課のほうから出ているんです。私も中野廣衛議員がおられるころから随分駅前に足を運んできたわけでありますが、かなりスペースがありまして、子供たちの遊び場からいろんな確保されてきて、避難者の皆さんからそれは本当に感謝されていたというふうに思いますが、地域交流センターに移る、だからあしたの議論に、まちづくり支援課が来ていませんからあれですが、いずれにしろ移転させるわけですが、今度まちづくり、あそこのセンターのほうに行きまして、交流センターのほうに行って、どこを、そんなにあそこもそんなスペースがないというふうに思いますが、いずれにしましても今日的、現在的なあれ、その辺話ができるようだったら聞かせてください。 ○委員長(小坂博司) 所管いないので、その部分については。 ◆委員(渡部良一) 多分でも移転させるわけだから、わかんなければいいんです。 ○委員長(小坂博司) わかりました。わかる範囲でお願いいたします。  まず、坂上総務課長。 ◎総務課長(坂上徳行) 渡部委員のご質疑にお答え申し上げます。  私ども月岡の感謝券、これは観光のほうでやっていますプレミアム券とかそういうものと違いまして、月岡温泉の方々と相談して、月岡温泉であれば何でも使えるというふうな、そんな意味合いのものを今出しているわけであります。その額がいっぱいになるという、逆に言うならばそれを非常に望んでいたというのが実際のところでございまして、なぜかと申しますと、これから、現に今もそうなんですが、会社の福利厚生というふうな形の中で100万円寄附してくださいますと、50万円分感謝券でくださいよと、感謝券でくださいよと指定されてくるわけです。そうしますと、忘年会とか、歓送迎会とか、秋の行楽シーズンとか、その会社の方々がまた月岡温泉に来てくれているんです、実際。それで、そのところでまたお金を別に落としていってくれるというふうなことで、これがそのほかの券そのものの効果よりも非常に大きく影響しているというふうなことがございまして、そんなふうなことがありますもんですから、これはこのまま少しこれは続けていくという、月岡温泉の方々がそのような形で非常に喜んでおるもんですから、それは継続していきたいというふうに思っております。他もというふうなことで、例えば新発田市にしてみれば、温泉ということであれば紫雲の郷とか、そういうのもございますから、その辺のことについては今後どのような形でそんなのをプラスしていけるかどうかというふうなことは、ただそこの経営母体がしっかりそれに対応できるようなというふうなことでないと、ちょっと手も出しにくいのかなというようなこと、これは信用問題、ちょっとミスればすぐ信用問題にかかわりますので、それが一挙に全国的に広まっちゃうと大変な問題になりますので、その辺は十分気をつけていかなきゃならないなというふうな形に思っております。  そんなことで、ひとつご理解いただければなと思っております。 ○委員長(小坂博司) 佐藤みらい創造課長。 ◎みらい創造課長(佐藤弘子) 福島の皆さんの交流サロンよろっとの移転についてでございます。これにつきましては、今の場所が果たしていいのかどうかというのは、担当のほうでもいろいろ考えていたというふうにはお聞きをしております。具体的なものについては、あすまたお聞きしていただければありがたいなと思うんですが、私どもお聞きしている範囲でお答えをさせていただきたいと思います。  このたび駐車場を整備させていただくに当たりまして、今度は人の出入りが非常に多くなるもんですから、本当にあの場所でサロンを継続するのがいいのかどうかということでご相談をさせていただきました、庁内で。その結果、市内のどこかいい、皆さんが快適に交流できるところはないものだろうかというところで検討した結果、交流センター、今のスペースより若干狭くなるというふうにはお聞きをしておりますけれども、あそこであれば皆さん安心して交流できるんではないかと、余り人の出入りがばたばたしない中で、今よりは環境としてはよくなるんではないかと、駐車場等の問題もまた出てはまいりますけれども、そういうところから今のところを駐車場にさせていただきまして、新たなサロンということで移転をしたいということで考えたところでございます。  以上でございます。 ○委員長(小坂博司) 小柳委員。 ◆委員(小柳肇) まず1点目、新地方公会計整備事業というやつなんですが、これ何をやるのかがよくわかんなかったので、ちょっと説明をお願いします。市有財産を要は管理するための国からのそういう決め事なんだと思うんですけど、どういうものなのかと。それからあと、これ当然国からであれば、どこかしらその国からまた金が出てくるのかなと思うんですけど、これどこに入ってくるのかなということで、交付金なのか補助金なのかわかりませんが、ひとつお願いします。  それから、ふるさと納税の件なんですけど、たしか前回もまた補正あるんじゃないのかという話もしたような気がするんですけど、民間であれば逆に言えばやはり高めの目標を設定して、それに向かって努力するというのが普通のやり方なんですが、どうも後追いのように、満額なりそうなったら追加するというような、どうも小出しのような感じがするんですが、来年極端な話、倍の4億目指すとか、例えばそういうような設定してもいいんじゃないかなと私は思うんです、民間感覚から言えばですよ。そういった意味からは、当然来年にかけても今後政府もああいう方針とっていますから、減ることは来年はないんだろうと思いますんで、今の話だとまた2月でも再度の補正もあるんじゃないかというようなお話もしていましたが、小出しの後出し的なのがちょっとどうなのかなという、やむを得ない事情もあると思いますけど、それについてちょっとお伺いしたいと思います。  あとこのふるさと納税で、当然市民が市外に寄附をする、例えば三浦のマグロをもらったとかいうのがあると思うんですけど、その場合、国から補填があると思うんですけど、流出分の、その補填についてどこに上がっていくのかちょっと私よくわかんなくて、恐らく交付金で算定されるんじゃないかと思うんですけど、それがどこに入っていくんだか、ちょっと、これ公の場で聞いたほうが非常にわかりやすいと思いますので、以上3点お願いします。 ○委員長(小坂博司) 渡辺財務課長。 ◎財務課長(渡辺昭雄) 小柳委員のご質疑にお答えをいたします。  新公会計制度の整備につきましては、もう今回26年度決算で財務諸表4表のこういう報告をさせていただいております。今回予算で上げさせていただいた内容につきましては、今までは平成21年度から20年度決算から決算統計をもとにした暫定的な資産の把握をしてこの財務4表をつくってまいりましたが、今回平成27年1月に総務省のほうから固定資産台帳を整備した中で、全国統一的な基準でこの財務諸表をつくるということで通知があったものでございます。期日といたしましては、29年、28年度の決算からつくっていきたいというものであります。これによりまして、全国統一的な基準に基づきまして全国との比較ができましたり、それから公共施設等の改修に当たるときに減価償却がどこまで進んでいるか等々の活用が図れるものと考えてございます。今回は、27年と28年度の2カ年をもって構築をしたいというものであります。庁内には相当の資産台帳がございますが、紙であったり、減価償却がなされていなかったりということがありますので、このたび委託をさせて整備をしていきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○委員長(小坂博司) 坂上総務課長。 ◎総務課長(坂上徳行) それでは、私のほうからお答え申し上げます。  確かに目標の設定が甘いと言われれば非常にもう反省せざるを得ません。当初出足が2,000万だというところからスタートしているもんですから、その前年度までの年が何百万というペースだったもんですから、そのようなことから始めたわけでありますけども、私どももこれほど多くなるというふうなものは想像していなかったのが今年度でありまして、今年度初めていろいろな手法でPR等をさせていただきました。その結果、今現状がこのような形でなっておると、ある意味うれしい部分なんでありますけども。来年度につきましては、今小柳委員のほうからございましたように、目標は今年度のベースを考えながらしっかりとした目標を設定して、それに臨んでまた返礼品の選定とかそんなの含めて対応していきたいなというふうに思っております。  それと、もう一点ございました補填の関係であります。例えば当市の市民の方が外部にやって、そこの部分を住民税とかが入らないと。その補填の関係でありますが、その補填というのはこの制度の中でないというふうに思っております。だもんだから、ぶん取り合いなんですね。ですから、これには負けていられないということで精いっぱい努力していかんきゃならないなというふうに思っております。  以上でございます。 ○委員長(小坂博司) 渡辺財務課長。 ◎財務課長(渡辺昭雄) 先ほどの小柳委員のご質疑の中で答弁が1点落ちてございましたので、追加で答弁をさせていただきたいと思います。  新公会計の整備に係る国の財政措置ということでございました。国からも特別交付税の中で2分の1を、かかる経費の2分の1を措置するというふうな数値がございます。  以上でございます。 ○委員長(小坂博司) ほかに質疑はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小坂博司) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小坂博司) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小坂博司) 討議を終結します。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小坂博司) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小坂博司) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第86号 平成27年度新発田市一般会計補正予算(第4号)議定についてのうち総務常任委員会所管分は、原案のとおり可決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(小坂博司) 挙手全員であります。  よって、議第86号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  これからの議案審査に関係のない説明員は順次退席されて結構です。  次に、議第64号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  清野人事課長。 ◎人事課長(清野勝彦) それでは、議第64号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例制定についてご説明を申し上げます。  一般議案の11ページから18ページまででございます。現在当市におきまして施行されております当該条例につきまして、被用者年金制度の一元化を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律、いわゆる年金一元化法等の一部の規定が平成27年10月1日から施行され、共済年金が厚生年金に統合されることに伴いまして所要の改正を行いたいというものでございます。  なお、今回の条例改正によって補償対象や補償額等に変更が生じるものではございません。  よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○委員長(小坂博司) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小坂博司) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小坂博司) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小坂博司) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小坂博司) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小坂博司) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第64号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(小坂博司) 挙手全員であります。  よって、議第64号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第63号 新発田市役所本庁舎駐車場条例制定についてを議題といたします。  担当課長の説明を願います。  坂上総務課長。 ◎総務課長(坂上徳行) それでは、議第63号 新発田市役所本庁舎駐車場条例制定についてご説明を申し上げます。  一般議案書5ページをお願いいたします。平成28年4月1日から図書館裏駐車場を有料化することに伴いまして、使用料の額などを定めるための条例を制定したいというものであります。図書館裏駐車場の有料化につきましては、新庁舎開庁と同時期に地域交流センターと同様の方式によりまして実施する予定としておりましたが、しかしながら新庁舎建設により地域交流センター第1駐車場を現在閉鎖していることなどの影響で特に週末には駐車場がどこも満杯で不便なことから、新発田社交飲食組合と新道・掛蔵活性化協議会のほうの方から市に対しまして図書館裏駐車場の夜間開放の要望を頂戴しているところでありました。こうしたことから、市民の利便性の向上の視点から、また民業圧迫にならないようにということで、十分配慮しつつ、一刻も早く駐車場対策を行うため、図書館裏駐車場を前倒しをいたしまして有料化する条例を制定したいというものであります。  それでは、制定する主な事項について説明いたしますので、議案書の7ページをお開きください。第1条の趣旨については、新発田市役所本庁舎及び公共施設の駐車場として設置する有料駐車場の管理及び運営について必要な事項を定めるものであります。新発田市役所本庁舎及び公共施設の駐車場とは、通称図書館裏駐車場であり、市役所本庁舎及び図書館、市役所別館、市民文化会館等公共施設利用者の駐車場を指しております。冒頭申し上げました経緯から先んじまして、この図書館裏駐車場について必要な事項を定めるというものであります。  今後は、新庁舎敷地内の地域交流センター第1駐車場、その道路向かいの地域交流センター第2駐車場、図書館裏駐車場、それと現庁舎跡地に整備を予定しております駐車場、これら4カ所の駐車場について関係条例の整理や駐車場名の変更等この条例、規則を必要の都度所要の改正を行いながら整備し、管理運営を行ってまいりたいというふうに考えております。  第2条の名称及び位置についてでございます。名称は、新発田市役所本庁舎駐車場、位置を新発田市中央町4丁目257番6に定めるというものであります。  4条の使用料については、めくっていただき、9ページの別表(第4条関係)のとおり、午後5時から午後10時までに入場したとき、最初の30分までは200円、それ以外は30分未満の端数につきましては30分に切り上げますが、ごとに100円を駐車場から自動車を出庫させる際に徴収するというものであります。  なお、午後10時から翌日の午前8時までの間に駐車した場合の使用料につきましては、1,000円を上限としたいというものであります。
     また、第9条の駐車場の休止については、大規模災害の発生とか緊急時など、またイベント開催時につきましては自由に出入りできるように市長は必要があると認めるときは、駐車場の全部または一部を供用を休止できるという旨を定めるものであります。  以上、主な事項についてご説明申し上げました。よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。  以上であります。 ○委員長(小坂博司) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。  渡部委員。 ◆委員(渡部良一) 5時、10時、それから10時以降となっているんですが、10時以降は翌朝8時までとめれば1,000円なんですが、10時ちょっと過ぎれば、次の日です、10時以降の短時間とめた場合も1,000円になっちゃうということなんですか、これからいくと。5時から10時までは200円、10時以降の短時間入場の際はどういうカウントになっていくのか。           〔「上記以外」と呼ぶ者あり〕 ◆委員(渡部良一) 上記以外。これは100円になるのかな、最初は200円で。という理解でいいのかな、10時以降も。  それから、まだありますので。それから、使用料の不徴収、これ今ちょっと説明がありましたが、規則で定めるということですが、図書館等の公共施設の利用者については当然これの対象にはならないというふうに理解をしてよろしいんですね。公民館、それから市民文化会館、図書館等々当然夜間にかかるわけでありますけども、そういった部分についてはここに入ってくるということで理解をしてよろしいのですか。  以上。 ○委員長(小坂博司) 坂上総務課長。 ◎総務課長(坂上徳行) それでは、ご質疑にお答え申し上げます。  まず最初に、10時以降はどうかということでございますが、10時になりましたら施錠をいたします。それで、10時以降は施錠し、出れないようになりますので、翌朝しか出れないというふうな形になります。           〔「入れられないんだ、短時間は」と呼ぶ者あり〕 ◎総務課長(坂上徳行) ということで、10時前には必ず出ていただくというふうな形、もし置いた場合は1,000円をいただく。これにつきましては、周りの民間の駐車場と同じ内容になっております。そんなことで、10時になりましたら、そんなようなことで開放させてもらうと。           〔「ちょっとおかしいよ」と呼ぶ者あり〕 ◎総務課長(坂上徳行) 済みません、私も勘違いしておりました。10時以降になると入り口が閉まっちゃって入れなくなるんですよ。ですから、使用できなくなると。出るのは出れると。それは、この規定による……ということになります。入り口と出口の閉まるのを私勘違いしておりましたんで、そんなようなことであります。  それとあと公共施設利用、当然今の地域交流センター利用と同じように、減免のあの機械ございまして、機械を設置しまして、そこにカード差してもらうと全て無料になるというふうなことで、利用者は全て無料ということに対応をとらせていただきます。その無料機につきましては、駐車場の管理所にも置きますし、今のところ4カ所ほど置いておくというふうなことで考えております。  それと、先ほども言いましたように文化会館ございますので、でかいイベントとか緊急時とか、そういうときには全てオープンにしてそれは無料で出入りできるというふうな形のものにしたいというふうに考えております。  以上であります。 ○委員長(小坂博司) 加藤委員。 ◆委員(加藤和雄) 先ほどの説明ですと、飲食業組合とかそういう人たちが駐車場がないんでということでの要望があったということなんですけれども、普通で考えれば、10時以降も入れて料金支払ってもらったほうがいいんじゃないかというふうに考えるんですけども、10時以降入れないというのはどういうことで入れないということになっているんでしょうか。 ○委員長(小坂博司) 坂上総務課長。 ◎総務課長(坂上徳行) 済みません、基本的に周りの民間駐車場がすぐ近隣にあるわけです。それを民業圧迫という形のものは到底私どものほうでしちゃいかんわけでありまして、10時以降そのような体制とりますと、その民間駐車場の利用を妨げるというふうな現象が起き得るもんですから、その辺のところも配慮させていただいてそのような措置をしたというように考えているということであります。  以上であります。 ○委員長(小坂博司) 稲垣委員。 ◆委員(稲垣富士雄) そうしますと、文化会館とか利用した場合、10時以降でも出られるわけですけども、その区別はどういうふうにするんですか。そのカードもらっていったって、そのまま入れたって金取られますよ。だから、判こか何かもらうんですか。 ○委員長(小坂博司) 坂上総務課長。 ◎総務課長(坂上徳行) 今ほどのご質疑ですが、先ほど申し上げましたように、減免する機械があそこと同じですからございます、地域交流センターと同じやつが。そこにカードを通してもらってそれで無料の処理をしてもらうとそれを入れてもみんな無料というふうな形になります。そのシステムを全て入れるということでございます。 ○委員長(小坂博司) 稲垣委員。 ◆委員(稲垣富士雄) いや、だから、交流センターはそのカード持っていって判こもらわないと無料にならないんですよね。判こというか、何か機械に通すでしょう。そのものを文化会館に設置しておくということですか。 ○委員長(小坂博司) 坂上総務課長。 ◎総務課長(坂上徳行) はい、そのとおりであります。文化会館、それと市役所1階案内所、それと駐車場の管理棟、それともう一カ所ということで、4カ所全て設置いたします。 ○委員長(小坂博司) ほかに質疑はありませんか。 小柳委員。 ◆委員(小柳肇) イベント開催のときは、要は遮断機があけちゃうという状態なんですけど、つまり5時から有料化するべきものが10時に要はずれるということでいいんでしょうか、大きいイベントは。逆に言うと、大きいイベントがあるときは、ただで出入りができるということになるんですけど、それは目をつぶるということなんですかね。 ○委員長(小坂博司) 坂上総務課長。 ◎総務課長(坂上徳行) 私どももいろんなパターンを考えました。現状を確保しながら、皆さんただで利用させてもらっているわけですから、これから金取るなんてもってのほかのことでございまして、ですから利用していただく方には無料になるということで、今ほど小柳委員からもありましたように、目をつぶるというような形になろうかと思います。  以上でございます。 ○委員長(小坂博司) ほかに質疑はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小坂博司) 質疑はないようですので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小坂博司) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小坂博司) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小坂博司) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小坂博司) 討論を終結します。  これより採決いたします。  議第63号 新発田市役所本庁舎駐車場条例制定については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(小坂博司) 挙手全員であります。  よって、議第63号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第91号 新潟県市町村総合事務組合規約の変更についてを議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  坂上総務課長。 ◎総務課長(坂上徳行) それでは、議第91号 新潟県市町村総合事務組合規約の変更についてご説明を申し上げます。  一般議案書143ページ、145ページをお願いいたします。地方教育行政の組織及び運営に関する法律の改正で教育委員会委員長と教育長が一本化されたこと、それと地方公務員法の改正で引用条項の修正が必要であること、新発田市非常勤職員に対する公務災害の補償等に関する共同処理事務に加入することに伴い規約を変更したいというものであります。  よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。  以上であります。 ○委員長(小坂博司) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小坂博司) 質疑がないようですので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小坂博司) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小坂博司) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小坂博司) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小坂博司) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第91号 新潟県市町村総合事務組合規約の変更については、原案のとおり可決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(小坂博司) 挙手全員であります。  よって、議第91号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第65号 新発田駅前複合施設設置及び管理に関する条例制定についてを議題といたします。  担当室長の説明を求めます。  野崎都市再生室長。 ◎みらい創造課都市再生室長(野崎光晴) それでは、私から議第65号 新発田駅前複合施設設置及び管理に関する条例制定についての説明を申し上げます。  議案書19ページをお開きください。平成28年7月3日に開館を予定しております新発田駅前複合施設について、地方自治法第244条の2の規定に基づき、その設置及び管理に関する事項の条例を制定したいというものでございます。  制定いたします主な事項についてご説明いたしますので、議案書21ページをお開きください。まず、第1条の設置についてであります。図書館を中心として、市民の生涯学習及び文化活動の場並びに子ども及びその保護者の集いの場を提供し、世代を越えた幅広い交流活動の推進を図り、もって人が行き交い賑わいあふれるまちづくりを牽引する核となる拠点を目指すものでございます。  第2条の名称及び位置についてであります。名称は、新発田駅前複合施設、位置については新発田市諏訪町1丁目2番12号でございます。  第3条の施設についてでございます。新発田市立図書館、こどもセンター、市民活動施設として、音楽練習室、キッチンスタジオ、多目的室の貸し施設で構成するものでございます。  第4条の事業についてでございます。図書館に関する事業、それから子育て支援に関する事業、その他複合施設の設置目的を達成するために必要な事業でございます。  22ページをお開きください。飛びまして、第7条の使用料についてでございます。24ページ、恐れ入りますが記載しております別表第1には、一時預かり室の使用料といたしまして、1人1時間につき200円、別表第2には貸し施設の使用料を、別表第3には駐車場使用料として30分100円としたいものでございます。なお、使用料につきましては、1時間単位といたしまして、市内の類似施設と比較し、おおむね同程度の使用料に設定してございます。また、駐車場使用料につきましてですが、昨年に市民の方からご参加いただきました、作成いたした管理運営方針の中で、有料駐車場としますということでありますが、施設利用者の減免措置を図りたいということで、4時間まで無料とすることで規則で定めたいというふうに考えてございます。  主なものについてご説明をいたしました。よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○委員長(小坂博司) 担当室長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。  小柳委員。 ◆委員(小柳肇) 使用料についてなんですが、金額自体はそんなに高くはないんですけど、使用者が入場料又はこれらに類するものを徴収という場合は、要は倍になるということなんですけど、ほか例えば類似の文化会館であったり公民館の施設ですと、例えば500円以上取ると5割増し、1,000円以上で10割増しとか、そういう規定になっていると思うんですが、そういうような金額による線引きがないのかというのが1点と、それからもう一つが同じくこれ使用料なんですが、市外の者が使用する場合は、5割、1.5倍にするということが書いてあるんですが、逆にこの整合性の部分が例えば市民が入場料例えば100円いただいてやるという場合は10割増しなのに市外の人が使う場合は5割というのは、もうちょっと何か整合性がとれるのかなというその辺のポリシーをちょっとお聞かせいただきたいのが1点。  それから、これ社会教育関係のものじゃないので、単純に比較はできませんが、例えば教育委員会の認定団体あると思うんですが、これだと多分50%減免とかというものがあるんですが、そういうものも含めることまでは対象と考えているんでしょうか。それについてお聞かせください。 ○委員長(小坂博司) 野崎都市再生室長。 ◎みらい創造課都市再生室長(野崎光晴) まず、使用料の区分等につきましてですが、1時間単位ということで、市民の方からご参加いただいた管理運営方針の中でも定めてございます。  その1つといたしましては、これまで例えば午前、午後、夜間といったような3区分が一般的でありましたが、その中で例えば少しの時間のミーティング等をしたいとかというところであったとしても、3時間の料金ということになりますと少し負担を強いる部分がありますので、時間、本当に利用する正味の時間ということでの考えでありますし、その中でなるべく施設の空白時間がならないように努めたいというもので設定をしたものでございます。
     それから、金額についてですが、ほかの類似の施設についても、同じように市内、市外の利用、このように定めてございます。市内の方が、例えば入場料取る場合についても、ほかの施設と同じように、ここについてはその利用者の方がというところが一つのポイントかなというところでありましたので、それらの部分については同じように割り増しを加算させていただきたいということであります。  それから、社会教育団体等については、これまでの施設と同じように措置をさせていただくということで考えてございます。  以上です。 ○委員長(小坂博司) ほかにございますか。  稲垣委員。 ◆委員(稲垣富士雄) 今使用料の件なんですが、これ図書館とかキッチンとか子供の遊戯場とかあるんですが、この愛称というのもこれから募集という格好になると思うんですけども、その辺の計画もあるのかどうか。  それともう一つは、今市役所駐車場も話があったんですが、やっぱり使用した場合、車に乗ってきて使用した場合ですね、今度図書館ですから、そんな30分や1時間で帰られない方もいっぱいいますので、その辺は先ほど4時間でしたっけ、までは無料ということでありますので、それも機械に設置をして入れると無料と有料と分けられるということでいいんですね、そういうことですね。 ○委員長(小坂博司) 野崎都市再生室長。 ◎みらい創造課都市再生室長(野崎光晴) まず、愛称の件につきましては、愛称を募集させていただいてございます。このようなまちの顔というところで、7月1日から8月16日までの間の公園、それから新庁舎、駅前複合施設といったような愛称を募集させていただきました。おかげさまでかなりの反響がございまして、3つ合わせまして約400件近い応募をいただいています。これは大変ありがたいことだと思っています。現在のところ、これらの愛称につきまして第1回の選定委員会を開催いたしまして、その中で少し議論をさせていただいて、候補のほうを絞り込んでございます。あわせまして、来週には第2回目の選定委員会を開催した後、愛称を選定の運びで現在進めたいというふうに考えてございます。  それから、無料処理の件でございますが、先ほど図書館裏駐車場の無料処理もありました。同じようなシステムで、4時間まで無料ですので、機械に通した中で4時間までの無料処理ということで処理をさせていただきたいというふうに考えてございます。  以上です。 ○委員長(小坂博司) ほかに質疑はございますか。  渡部良一委員。 ◆委員(渡部良一) 関連すると思いますが、その減免の中で、4時間まではそうなんですが、これが駐車場に限らず、その他施設の使用料も関係団体等、例えば図書館であればボランティアの皆さんであるとか、サポーターの皆さん等がでてくると思いますが、そういった方々が事前の会議、自己の会議等をやる場合についても施設を利用するわけでありますが、そういった場合についても当然この駐車場に限らず、ほかの会場使用料も無料になっていくというふうに考えてよろしいのだろうかということですね。  それから、今名称の話ありましたけれども、一応これ条例上は、あそこの図書館は新発田市立図書館、これが正式名称で、今募集している愛称によって、駅前の図書館のほうも、また愛称は愛称としてつくというふうに考えればいいんですか。というのは、ここの第3条のところで、次に掲げる施設をもって構成するということで、新発田市立図書館というふうに入っていますから、これが要するに条例上出てくるやつですから公式ですよね、公式の名前としては新発田市立図書館。別称、愛称という形でまた新たにつくられるというふうに考えておけばいいのかな、ということをお聞かせをいただきたいというふうに思います。  今回管理運営の条例の問題ですから、当然いろいろと皆さんのほうで専門委員会、協議会で協議をしてきているんだろうというふうに思いますけども、いずれにしましてもメーンとなります図書館の基本方針などについては、あわせて、今どの段階あたりになっているのかということです。これは、図書館のほうの所管になるのかもしれませんですが、わかる範囲でお知らせをいただきたいというふうに思いますが。 ○委員長(小坂博司) 野崎都市再生室長。 ◎みらい創造課都市再生室長(野崎光晴) 関係いたします団体等の施設の使用についてでありますが、現在サポート組織研修を5回ほど開催をしてございます。その中でも、それらの関係します団体等の施設利用の考え方も含めまして、現在使用料等について検討してございますので、その中でさせていただきたいと思っていますし、なおこれまで策定をいたしました管理運営方針を踏まえまして、それらとの整合を図りつつ、使用料のほうの考え方をまとめたいというふうに考えてございます。  それから、2つ目の愛称についてですが、あくまでも愛称については施設全体、複合施設全体ということでの愛称をしてございます。新発田市立図書館というのは、新発田市立図書館になろうかと思いますので、その辺の個別の愛称というのは特段持ち合わせてございません。  それから、図書館基本方針等については、現在図書館専門委員会等で議論をしているというふうにお聞きをしてございますので、それらについては図書館等にお聞きをいただければなというふうに思ってございます。  以上です。 ○委員長(小坂博司) 渡部良一委員。 ◆委員(渡部良一) ちょっとわからなかったんですが、団体等の使用料減免の部分については、今後また専門委員会等々の意見を聞きながら決めていくということなんですか、現状ではまだはっきりしないわけですね、そうすると。していないということで、今後運用しながらということになるのかな、それとももう開館には間に合わせてそこは決めるということで、現状ですね、第8条にかかわって減免が出てくるわけでありますが、ここの部分でそういった関係団体が会場を利用した場合については、今、回答出ていなかったようでありますが、そこをもう少しはっきりしてください。  そうすると、駅前の図書館については愛称はないんだな、結構あちこちあるようでありますが、その辺は専門委員会やワークショップ等で愛称やっぱり必要じゃないのなんていう話は出てこなかったんですか。 ○委員長(小坂博司) 佐藤みらい創造課長。 ◎みらい創造課長(佐藤弘子) 愛称の件でございますけれども、まちの顔ということでお城の公園のところと新庁舎と、それから複合施設の愛称を募集させていただいて、今選定委員会の中でご議論をいただいているということで、愛称は当然この複合施設につきましてもつくものというふうに思ってございます。この複合施設の名称は、2条にございますように、新発田駅前複合施設ということで、この施設につきましては条例でそのように制定させていただきたい。愛称は、またこの選定委員会を通して決定をされましたら、また皆様のほうにお知らせをさせていただきたいというふうに思っております。  以上でございます。           〔「駅前の複合施設の中のメーンである図書館についての愛称……」と呼ぶ者あり〕 ◎みらい創造課長(佐藤弘子) この3条にもございますけれども、複合施設は図書館とこどもセンターと市民活動施設ということをもって駅前複合施設ということでさせていただいておりまして、この愛称につきましては個別、それぞれこどもセンターであったり、図書館であったりということではなくて、複合施設の愛称ということで考えているものでございます。  以上でございます。 ○委員長(小坂博司) ちょっと休憩いたします。           午後 0時06分  休 憩  ─────────────────────────────────────────           午後 0時08分  開 議 ○委員長(小坂博司) 再開いたします。  野崎都市再生室長。 ◎みらい創造課都市再生室長(野崎光晴) それでは、特定の団体、例えば社会教育団体等については、先ほど申し上げましたように減免措置、ほかの施設と同じような減免措置ということで考えてございます。例えば社会教育団体以外の団体等につきましては、複合施設でのサポーター活動等のものもありますので、そういった活動と連携をする中で施設の使用料を少し減免になるんだか、とかというところの最後の詰めがあろうかと思いますので、その辺について現在市民の皆さんと考え方を整理しているというところなんです。  以上です。 ○委員長(小坂博司) 渡部委員。 ◆委員(渡部良一) 要望しておきますけど、したがってまだちょっと未整理の部分があるやに今聞いたんでありますけども、いずれにしましても、今現在それぞれその複合施設にかかわる会議を持っていると思いますから、十分その辺また市民の皆さんの意向を体しながら、その減免措置を考えていただきたいと。当然あそこの施設を利用する、あるいはまたサポーターであるとかボランティアの皆さんが関与するというのは当然減免になるんでしょうけれども、そういったことも含めて十分また市民益を体しながらやっていただきたいというふうに思います。 ○委員長(小坂博司) ほかに質疑はありませんか。  加藤委員。 ◆委員(加藤和雄) ちょっと単純な質疑で申しわけないんですけれども、先ほど議論になったいこいの広場の駐車場、生鮮市場の駐車場、それの駐車場もこの条例に入っているのかどうか。  もう一つ、あと民間棟ございますでしょう、民間棟に観光案内所ありますんですけれども、そこに例えば車で来て駐車して案内を聞いたと、そういった場合はどうなるのか。  それから、もう一つ、あそこ民間棟の中に、多分敬和の学生さんとかが入る、そういうアパートみたいなのがあって、その敬和の学生さんなんかの力をかりて結構施設を運営するというようなことも考えているみたいなんですけれども、例えばそこに、敬和の民間棟に学生が入った場合、車持っていったら、みんな市の駐車場が全部占用しちゃうととめる場所が多分なくなると思うんですけども、その辺についてどういうふうに考えているのかお願いします。 ○委員長(小坂博司) 野崎都市再生室長。 ◎みらい創造課都市再生室長(野崎光晴) 駐車場の件についてであります。  まず、いこいの広場、それから生鮮市場等の駐車場については、この設置及び管理に関する条例を適用した中で運用していくということを考えてございます。  それから、民間の施設利用者についてでありますが、民間の施設の利用の方についても、同じように減免措置のことで民間と調整をさせていただいて考えてございます。それは、例えばなんですが、クリニック等に予約券を出して、その待ち時間に図書館を利用するという方も当然のことながらいらっしゃることからしますと、あそこ一帯での施設運営ということが基本になるんだろうという考えのもとがありますので、それらについては民間と調整を図る中で統一の運用をしていきたいというふうに考えてございます。  それから、敬和学園大学の学生の方の駐車についてですが、今お聞きしている中では、学生の車の利用といいますか、持ち込みはさせないということで聞いています。もっとも駅前から現段階におきましても大学までスクールバス等を利用してございますので、そこでさらなる利用をするということを考えておりますので、学生の駐車と車の持ち込みというのはさせないというふうにお聞きをしています。  以上でございます。 ○委員長(小坂博司) ほかに質疑はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小坂博司) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小坂博司) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小坂博司) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小坂博司) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小坂博司) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第65号 新発田駅前複合施設設置及び管理に関する条例制定については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(小坂博司) 挙手全員であります。  よって、議第65号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  この際、13時15分まで休憩いたします。           午後 0時14分  休 憩  ─────────────────────────────────────────           午後 1時15分  開 議 ○委員長(小坂博司) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、議第66号 新発田市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例制定についてを議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  伊藤情報政策課長。 ◎情報政策課長(伊藤純一) それでは、議第66号 新発田市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例制定についてご説明いたします。  一般議案の27ページをお開きください。平成25年5月に行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、いわゆる番号法が制定され、平成28年1月1日から社会保障、税、災害対策の分野の行政手続において個人番号を利用した事務が開始されます。その際に、番号法では個人番号を利用できる事務の範囲及び特定個人情報を提供できる場合を限定的に規定しております。裏を返せば、番号法で規定していない事務については、個人番号の利用や提供ができない制度となっております。しかし、地方自治体では番号法に規定されていない事務であっても、地方自治体独自に個人番号の利用が必要となる事務あるいは特定個人情報の提供が必要となる場合があります。こういった場合には、番号法では条例で定めると規定しております。新発田市においても、既に行っている事務で番号法に規定されていない事務があることから、条例を制定したいというものであります。  具体例でご説明いたします。31ページの条例案の別表第1の1をごらんください。この規定は、市長が外国人の保護に関する事務について個人番号を利用できることを定めております。生活保護法による日本国民に対する生活保護の事務に関しましては、番号法で個人番号を利用できる事務として規定しておりますが、外国人の保護の事務については、生活保護法の対象外となっているため、個人番号を利用することができません。しかし、実務において外国人の保護については、日本国民に対する生活保護に準じた取り扱いを行っていることから、日本国民と同様に個人番号を利用するためには条例で規定する必要があります。  そのページの下の別表第2でございますけども、別表第2は、番号法では同一の機関、例えば市長がある事務で保有する情報であっても、番号法の規定がなければ他の事務には利用できないことから、利用することができるようにするため、条例で規定するものであります。  具体的には、33ページの別表第2の9をごらんください。高齢福祉課で行っている老人福祉法による介護措置及びその費用徴収の事務に関して、社会福祉課で所有する外国人の生活保護関係情報を日本国民の生活保護関係情報と同様に利用できるように条例で規定するものであります。別表第2の他の事務についても同様であります。  それから、38ページ下から40ページの別表第3、これは同一自治体内に異なる機関、この場合は市長と教育委員会との間で表の各事務について特定個人情報の提供ができるよう規定するものであります。  以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○委員長(小坂博司) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。  渡部良一委員。 ◆委員(渡部良一) 1つは、なかなかまだスタートしたばかりというか、本格的なスタート前でありますので、私自身もよく理解できないんですが、状況をちょっとお知らせいただきたいんですが、既に新発田市内は全部あれもう配送、配達というのか。           〔「通知」と呼ぶ者あり〕 ◆委員(渡部良一) 通知の配達終わっているの。その辺のデータは市は持っているんですか。  例えばその中での受け取り拒否者が何人であるとか、それから今なかなか配達できないときは郵便局に保管されているのか。それも、期限切れると今度市のほうに移管をするのか。その辺の数的なデータは、皆さんのほうは把握はしているのかどうかというのをお聞かせいただきたいということで、先ほどできる範囲を示した、できる規定ということは、とするとこれ市民サイドからすると、この部分については皆さんから求めれば出さなければならなくなっちゃうのかどうか。逆に言うと、その受け取り拒否者であるとか、俺は今通知は来たけども、本格的なカードのあれは購入はしないという人もいるわけでありまして、そうするとそういった人たちに対するその扱いは、市民サイドからした場合どういう対応になるのか。私は、それは拒否したからわからないとか、あるいはそれは知らせたくないんで、ほかの方法で私がその本人であるということを確認してもらいたい。例えば誰でもではない、持っている運転免許証とか保険証があるはずですが、それで本人確認ができればいいのかどうかということです。その辺をまずお知らせをいただきたいと思います。 ○委員長(小坂博司) 伊藤情報政策課長。 ◎情報政策課長(伊藤純一) まず、最初の通知カードの状況でありますけど、所管課は市民生活課になっておりますが、ただちょっと情報いただいておりますので、お知らせしたいと思いますが、12月4日現在の数字でございます。これは、世帯ごとに通知をしておりますので、通知数といいますかになっていますか、3万6,167通を通知しております。そのうち戻ってきた通知数が1,794通、この返戻理由でございますけども、宛てどころなしとか、あるいは保管期間を過ぎたとかいうもの、それから受け取り拒否といったものがございます。返戻率にしますと5%ということでございますけど、この時点でこの1,794のうち、そのうち再度送付したのが455ということでございます。12月4日時点での数字でございます。  それから、カードが受け取り拒否をされて番号の申請というものがどうなのかということでございますけども、基本的には原則的には個人番号をお知らせしていただかなきゃいけない事務については、お知らせしていただくというのが原則になっておりますが、どうしても番号がわからない、今持っていないんでわからないということであれば、それは従前の今までも番号なしでこういう事務やっていますので、それに準じた形で行うということになろうかと思いますが、極力番号で通知していただいたほうが市民の皆様についてもその後の手続がスムーズにいくというふうに考えております。 ○委員長(小坂博司) 渡部良一委員。 ◆委員(渡部良一) その後段のほうに関連をするんです。今月直近の市報、広報しばたの中のこれ16ページか、後期高齢者医療制度、私ももうなりますが、の手続にマイナンバーが必要になりますというお知らせが入っていて、必ず持参してください、通知カードを、の提示を求められるんで、必ず持参をしてくれという書き方からすると、市民の皆さんは俺この医療制度今度手続してもらうことになるんだけども、これ通知カードがなきゃだめなのかなというふうに素人考えで出ちゃう。だから、書き方をこれちょっと工夫しないと、今のような形でどうしても提示したくないとか、あるいは受け取り拒否されている方々については、従前に倣ってそれで事足りるという今の話でしたからというふうに思うんで、これは直接皆さんの担当じゃないんですが、当然情報政策課のほうもこれと関連をするわけでありますが、こういった書き方というのはちょっとまずいのではないかなというふうに思うんですが、その辺はどう考えるんですか。 ○委員長(小坂博司) 伊藤情報政策課長。 ◎情報政策課長(伊藤純一) 今までも申し上げましたとおり、原則的には提示していただくというのが原則でございますので、提示しなくてもいいというふうにはお知らせできないのでありまして、その場で提示できなかった場合には、やむを得ず従来どおりのということになろうかと思います。原則としては、提示していただくというのを大前提として事務を進めているということでございます。 ○委員長(小坂博司) いいですか。  渡部委員。 ◆委員(渡部良一) 多分皆さんのほうからそう言うだろうというふうには思っていますが、ですからもう少し、これだと完全にもう必ず持参して、かからんば対象にならねえなというふうに思ってしまう嫌いはあるわけです。だから、その辺は書き方の工夫の問題だと思いますけど、皆さんからすれば当然100%これをせっかくできたんだから利用していくということについてはわかりますけども、しかしいろんな理由の中で、先ほど拒否者もおられるようでありますけども、そういう状況からすると、こういったことについてはぜひ工夫というのか、もう少し市民サイドに立った、まだまだマイナンバーというのはどういう制度になるんだということすら理解をされていない方々おられる。このことについては、市報で一、二回出ましたけども、まだまだ情報、行政のほうも皆さんの中に足りない部分もあるわけでありますし、そういった意味でぜひ対応方きちんとやっていただきたいということについては要望しておきます。
    ○委員長(小坂博司) ほかにございますか。 加藤委員。 ◆委員(加藤和雄) 私のほうも、このマイナンバーの運用についてちょっとお聞きしたいんですけども、なかなか私も理解していない面があろうかと思いますけれども、例えばこのマイナンバー制度のその仕組みです。今回の条例にもかかわると思うんですけども、仕組みについてそれぞれの情報をそれぞれの機関が情報としてあるのをマイナンバーで結びつけて情報を得るというんですけど、得たり提供したり、そういうふうにするというんですけれども、市が例えば生活保護でもいいんですけども、生活保護で年金の情報が知りたかったらそのマイナンバーでとれる、どういう仕組みでとれるというのか。市が番号を打って相手の情報をとるとか、そういうその辺の仕組みをちょっと教えていただきたいと思いますし、それから来年の1月から今度実際運用されるわけですけれども、本当にその情報が漏れないのかどうかがやっぱり心配なところでありまして、それについて本当に大丈夫なのかということについて、ちょっとお聞きしたいと思います。  とりあえずその2点について。 ○委員長(小坂博司) 伊藤情報政策課長。 ◎情報政策課長(伊藤純一) マイナンバーそのものは、そういった情報をやりとりする道具として使うわけです。マイナンバーを提示いただくことで、その方の例えば生活保護の情報と税情報が同じマイナンバーで結びつくということですので、今まででしたらその生活保護側に税の情報を申請するのに本人様がいろんな書類を提出しなきゃいけなかったものを、今度マイナンバーを介して本人様が提示しなくてもマイナンバーで税情報が事務的に取得できるというような便利さを今この制度で求めているということであります。  それから、情報漏えいの観点でございますけども、まずシステム的にはそのマイナンバーを管理するものと、それから住民情報系という一番大事な住民の情報が入っているシステム、これインターネットとはもう分離されておりますので、そこにアクセスするには権限のある職員しかアクセスできないということから、そこから漏れるということはありません。それから、今、今年度のその日本年金機構の漏えい事件によって、国のほうでもこの情報セキュリティーの関係で来年度に向けてシステムの強化を図るべく措置をしようとしております。当市も、今までも情報セキュリティーについてはそれなりの対策をとってまいりますけども、より一段と高いセキュリティー対策を来年構築しようということで、今来年度の予算に向けても検討中でありますし、また人的を介しての漏えいというものが一番怖いわけでございますけど、この番号法で今まで個人情報保護法とか、そういった観点の罰則よりもより厳しい罰則規定がございますので、そういった罰則規定の強化とともに、より一層職員の情報セキュリティーに関する研修を行って強化を図りたいと。  ちょっと言い忘れましたが、まず職員から情報漏えいをするという危険性がある観点からすれば、そのマイナンバーに携われる職員というのも限定的に決められますので、誰でもアクセスできないということがまず一応非常に重要な観点でございます。  以上であります。 ○委員長(小坂博司) 加藤委員。 ◆委員(加藤和雄) 例えばこちらからよその機関の情報を得る場合、特別な仕組みがあるわけですか。こちらからもう向こうのコンピューターにじかにアクセスできるんでしょうか、その辺はどうなっているんでしょう。 ○委員長(小坂博司) 伊藤情報政策課長。 ◎情報政策課長(伊藤純一) 自治体間のマイナンバー利用での情報提供につきましては、専用回線を使ってやることになっております。通常のインターネット回線ではなくて、自治体間だけで使っている回線というのがございますので、それを利用してやるということですので、そこから情報漏えいの危険性はないということでございます。 ○委員長(小坂博司) ほかにございませんか。 稲垣委員。 ◆委員(稲垣富士雄) 今お話しの中で、自分の番号はみんな通知で来ているんですけども、それなくなって私の番号は何番ですかというのを聞く場合は、この役所に来て聞けばわかるんですか。それとも、総務省のほうに直接行かないとわからないんでしょうか、その辺お願いします。 ○委員長(小坂博司) 伊藤情報政策課長。 ◎情報政策課長(伊藤純一) 窓口は市民生活課で結構ですけども、ただ聞くというよりも再発行の手続になろうかと思います。 ○委員長(小坂博司) 稲垣委員。 ◆委員(稲垣富士雄) 再発行というのは、自分の身分わかるようなものを出して、それでそのマイナンバーのあれをちょっとなくしたとかわからないとか、そういう聞いた場合は窓口に行って、そこからその総務省のコンピューターなんだか大もとがあるわけでしょうから、そこから逆にいただくという格好、番号を照会してもらうと、そういうシステムが各役所に入ってくるということですか。それとも、全部のコンピューターにつながっているんですか。そうではないですよね。そういう部分だけの窓口の中にそれが1つあるというふうになるんですか。それとも、各皆さんの持っているところに直接つながるということではないんですよね。 ○委員長(小坂博司) 伊藤情報政策課長。 ◎情報政策課長(伊藤純一) 済みません、ちょっと回答になるかどうかあれなんですが、まず再発行の手続に関しましては、本人確認というのは厳重に行わさせていただきますので、免許証なり顔写真の入ったもの、あるいは免許証がない方については、保険証等の公的機関の証明書を持って本人確認させていただく。  カードの再発行につきましては、発行は窓口自体ではちょっとできませんので、発行を国から請け負っているその機関がございますので、そちらから再発行という形になります。ちょっとお時間いただくことになるかと思います。 ○委員長(小坂博司) 小柳委員。 ◆委員(小柳肇) 今回は、そのマイナンバーの要はひもづけ先を実際明示して細かく出てきているんですけど、今後会議が開かれるたびに恐らくこうやって追加、追加でどんどん今後ふえていくんだろうなと思うんですけど、多分。恐らくマイナンバー自体も、今後例えば銀行口座ともひもづけされたりとか、徐々に何年かを段階を踏んで広がっていくわけで、当然そうなるんでしょうけど、実際やはり受け取り拒否という市民がいたとしても、行政側は勝手にナンバーつけているから、本人が知らなくても関係ないんでしょうけど、やはり漠然とした漏えいの不安というのがどうしても消えないわけで、今回も堺市で管理すべき人が、要は一番キーを握る人間が扱っていたとかという問題であったりとか、それからきのうの新聞ですか、これも自動車のコンピューターに入り込んで例えば車をのっとったりすることも、まあまあ技術的にはできるんだということが証明されたと。そういうことからしても、今ほど課長の話ですと、恐らくシステム的に破られるのは薄いだろうと、分離しているから。だけど、人為的な問題についてやはり最終的には性善説に立って、そんなことをするはずがないということかもしれませんけど、いずれにしろそれに対するブロックというのは、やっぱり強力にシステムとして持っている必要が、つまりルールとして何かそういうのが必要なんじゃないか。そうしないと、やはり市民の不安というのはなかなか解消しないんじゃないかなと思いますが、その辺いかがでしょうか。 ○委員長(小坂博司) 伊藤情報政策課長。 ◎情報政策課長(伊藤純一) 非常にちょっと厄介な問題ではあるんですが、まず1つには、人を介しての情報漏えいということについては、対策それを技術的にどう防ぐかという方法は幾つか考えられているものはあるんですが、その1つが例えば暗号化ということで、システム内で運用している場合には、その暗号化を意識しなくてもデータをそのまんま使えるんですが、そのシステムから一旦取り出したとたんにもう見えなくなっているといったような技術ございますので、そういった技術の導入というものも、今後検討していく必要があるのかなとは今当課のほうでは考えているところであります。  あと、職員が性善説といいますか、性善説というより逆に性悪説に立った考え方が今の考え方なんですけども、やはり研修というものをもう少しきちんとやっていく、強化していくということをまず大前提に考えていきたいなというふうには考えています。 ○委員長(小坂博司) 加藤委員。 ◆委員(加藤和雄) 済みません、先ほど聞けばよかったんですけども、例えば個人の情報がある機関で自分のわからないうちに行くわけですよね。今までですと、例えば届け出にすれば、そこから情報を得て届け出のところに資料を添付していたわけです。自分で情報を得て、そして使っていたと。今回マイナンバー制度になって、そういう手続が省かれるということで、便利になるという一方ではそういう宣伝がされていますけども、例えば自分の情報が誰かに動いているというものを知るやつが何かマイナポータルというんですか、そういうシステムがあるというんですけども、そういう勝手に自分の情報があちこちで使われているというものを知るためにはどういう、これなんでしょうか、その辺。 ○委員長(小坂博司) 伊藤情報政策課長。 ◎情報政策課長(伊藤純一) 今加藤委員がご指摘のとおり、マイナポータルを通して自分の情報のやりとりというのは可視化するような仕組みになっております。  以上です。 ○委員長(小坂博司) ほかに質疑はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小坂博司) 質疑がないようですので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小坂博司) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小坂博司) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。  加藤委員。 ◆委員(加藤和雄) 議第66号については、反対の立場で討論させていただきます。  国と地方自治体、異なる地方自治体間での特定個人情報の提供については、いわゆる先ほどおっしゃられましたけど、マイナンバー法で規定されております。今回のやつは、同一地方公共団体内での特定個人情報の利用等について今回この条例が上程されているものですけれども、125万件もの公的年金の個人情報大量流出は、公的機関の個人情報管理の脆弱性と絶対安全などないことを示しております。先ほど小柳委員もおっしゃられましたけども、堺市で68万人もの情報が出ていますし、そういうことから考えれば、やっぱり個人情報の流出の不安が残ります。そういう中で、この1月からマイナンバーの利用が開始されます。  このマイナンバー制度は、社会保障と税などの膨大な個人情報を行政が一元的に把握、活用するもので、これまでは年金、医療、介護、雇用の情報や納税、給与の情報はそれぞれの制度ごとに管理されていました。今度は、マイナンバーで1つに結ばれます。そしてまた、事業所は来年1月以降、従業員の給与からの税、社会保険料の天引き手続などに番号を使うことが義務づけられておりまして、従業員本人はもちろん配偶者、扶養家族の番号も勤め先に申告することが求められます。そういった意味で、事業者は従業員の番号の厳格な管理が求められることや、システムの更新や整備の費用や人的体制確保など、重い負担がかかっています。多大な負担を求めながら、国民にも企業にもマイナンバー制度の恩恵はほとんどありません。これから税や社会保障、災害対策に限らず健診や銀行預金口座など、医療分野や民間分野での利用拡大など、危険性がさらに増すおそれがありますと。したがいまして、一たび情報が流出すれば、はかり知れない被害を招くおそれがあるんで、実施はやっぱり中止すべきだと思います。そういうことで、反対とさせていただきます。 ○委員長(小坂博司) ほかに討論ありませんか。 小柳委員。 ◆委員(小柳肇) 議第66号の本案に関しましては、賛成の立場で討論いたします。  今ほど同じネタで共産党の加藤委員から話がありましたが、私は全く反対でございまして、今非常に複雑化するこういう住民サービス、高度化する住民サービスにやはりスピーディーに対応して、住民福祉を増進するためには、やはりこのようなシステム化をする必要がある。また、そのシステム化によって多大なコストというものをいかに少ない職員で、少ない行政コストでやるためには、やはりマイナンバーというのはある意味必要なものだろうと思います。  ただし、今までだったらある分野だけが番号化されたものが全て連動することによって、今回のこの情報というのが宝の山になりますから、当然悪意を持った者からすればすばらしい宝の山だと思うんです。当然これを破ろうとする、またこれを抜き去ろう、またこれを活用するという悪い者がやっぱり出てきますので、それに対する住民の不安を解消するためにも、より一層先ほど暗号化という話がありましたが、さらに踏み込んだ絶対破られないということは100%ないと思うんです。どっかで必ず破られてくると思いますので、そういうような性善説というものを前提にしたものではなくて、漏えいするんだという前提で、対策に万全を期していただきたいということは申し添えた上で賛成はいたします。 ○委員長(小坂博司) ほかに討論ありますか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小坂博司) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小坂博司) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第66号 新発田市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例制定については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(小坂博司) 挙手多数であります。  よって、議第66号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、議第67号 新発田市税条例等の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  中野税務課長。 ◎税務課長(中野禎昭) それでは、議第67号 新発田市税条例等の一部を改正する条例制定についてであります。  一般議案書の41ページからとなります。当該条例の改正部分につきましては、当税務課所管分と収納課所管分がございまして、まず初めに私のほうから税務課所管分の改正内容について説明いたします。  1点目といたしまして、本年度の税制改正による地方税法の改正に伴うたばこ税に係る改正であります。地方税法が平成27年3月31日付で一部改正され、施行期日が平成27年4月1日のものにつきましては、同年3月31日に専決処分いたしまして、5月の臨時会におきましてご承認を得たところでございます。今回は施行期日が平成28年1月1日以降のものにつきまして、所要の改正をしたいというものでございます。  まず、具体的内容といたしまして、現在いわゆる旧3級品紙巻きたばこ、わかば、しんせい、エコー、ゴールデンバット、バイオレット、ウルマ、この6銘柄ございますが、その旧3級品紙巻きたばこに係る税率につきましては、現状では一般品の約半分の税率、具体的に申しますと、一般品の税率が1,000本当たり5,262円のところ、2,492円とする特例税率が設けられておりますが、その特例を廃止するものでございます。この改正につきましては、平成28年、来年4月1日から実施されますが、激変緩和の観点から経過措置が講じられ、4年間に分けて段階的に一般品の税率まで引き上げるものでございます。  次に、2点目といたしまして、いわゆる番号法の施行に伴い、個人市民税、法人市民税等、各税目ごとに提出してもらっております減免申請書等の記入項目に個人番号及び法人番号の項目を追加したいというものでございます。この改正は、番号法の施行日であります平成28年1月1日からの施行となっております。  以上が税務課所管分の改正内容でございます。 ○委員長(小坂博司) 伊藤収納課長。 ◎収納課長(伊藤毅) 収納課所管分についてご説明申し上げます。  新発田市税条例等の一部を改正する条例制定につきましては、地方税法の一部改正による猶予制度の見直しに伴い、所要の改正をしようとするものであります。  納税制度の猶予制度については、国税、地方税ともに法律で規定されておりますが、平成26年度の税制改正において納税者の負担の軽減を図り、早期かつ的確な納税の履行を確保する観点から、国税に関しては既に見直しされておりますが、地方税については引き続き検討が行われ、平成28年4月1日からの施行で法律の改正が行われたところであります。  このたびの地方税法の猶予制度改正の特徴は、地方分権を推進する観点や地方税に関する地域の実情がさまざまであることを踏まえ、各地域の実情に応じて条例で定めることができる仕組みとしたことにあります。当収納課の改正箇所につきましては、市税条例第6条の次に新たに第6条の2から第6条の7までを追加したいというものであり、いずれも地方税法に条例委任事項が設けられたことに伴う改正であります。  具体的にご説明申し上げます。条例第6条の2では、徴収猶予に係る市の徴収金の分割納付等の方法を定めるものであります。地方税法の規定では、徴収猶予は納税者または特別徴収義務者が災害、疾病、事業の廃止、休止、事業の損失などを受け納税をすることができない場合、または賦課決定等の処分の遅延のために、納税を一時にすることができないと認められる場合において、その納付困難な金額を限度として申請に基づき1年以内の期間を限り、その徴収を猶予することができることとしております。このことから、猶予期間内において条例で定める分割納付等の方法は隔月とさせていただきました。  第6条の3は、徴収猶予の申請手続等を定めるものであります。猶予を受けようとする金額が100万円を超え、かつ猶予期間が3月を超える場合には、提供しようとする担保の処理、数量、価格及び所在またはその担保が保証人の保証であるときは、保証人の氏名及び住所または居所などを記載していただくとともに、添付書類について定めるものであります。  第6条の4は、徴収猶予の取消し要件について定めるものであります。地方税法の規定により、新たに徴収の猶予に係る市の徴収金以外に、市の債権で滞納があった場合は徴収猶予を認めないこととし、その債権は市税以外で収納課が徴収事務を担っている債権としました。  第6条の5は、職権による換価の猶予の手続等を定めるものであります。職権による換価の猶予とは、滞納処分を執行するより、滞納者の事業の継続もしくは生活の維持を困難にするおそれがある場合、または滞納処分を執行するよりもその執行を一定期間猶予することが、市の徴収金の徴収上有利である場合において、滞納者が納税について誠実な意思を有すると認めるときは、市長は換価の猶予ができることを規定したものであります。  第6条の6は、申請による換価の猶予等の手続を定めるものであり、このたびの法改正により創設されたものであります。滞納者が一時に納付等をすることにより、事業の継続またはその生活の維持を困難にするおそれがある場合において、その者の申請に基づき1年以内の期間を限り、滞納処分による財産の換価を猶予することができるというものであります。ただし、収納課が徴収事務を担っている市税以外の債権で滞納があった場合は認めないこととしております。  第6条の7は、担保を徴する必要がない場合を定めるものであります。地方税法には地方団体の長が徴収の猶予、職権による換価の猶予または申請による換価の猶予をする場合には、その猶予に係る金額に相当する担保を徴さなければならないとされています。ただし、その猶予に係る金額、期間、その他の事情を勘案して担保を徴する必要がない場合として、当該地方団体の条例で定める場合はこの限りでないと定められており、当市では国税に準じ、猶予に係る金額が100万円以下である場合、猶予期間が3月以内である場合、または担保を徴することができない特別の事情がある場合としております。  また、附則第2条は法律改正にあわせて徴収猶予、職権による換価の猶予及び申請による換価の猶予に関する経過措置を定めたものであります。  説明は以上であります。  なお、今後も納税者に配慮した効率的、効果的な徴収体制を築いていくべき努力してまいる所存でございます。  ご審議の上、ご承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。  以上でございます。 ○委員長(小坂博司) 担当課の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑ある委員の発言を求めます。  加藤委員。 ◆委員(加藤和雄) 今回の市税条例の改正は3つの改正があるということなんですけども、1つはマイナンバー制において申請書に記載すべき事項に個人番号を追加するということなんですけども、先ほどの話にもありましたように、個人番号を記載すべき事項があれば、当然個人番号を記載しなければならないんですけども、個人番号が先ほど言ったようにわからなかったり、したくなかった場合は個人番号はしなくてもいいのかどうか。  それから、たばこ税に係ることなんですけども、3級品というのは多分庶民が吸うたばこで税率がずっと多分安く、特例として安くなってきたと思うんですけども、どういう理由で上がっていったのか、その辺。  それから、もう一つ、税の徴収の猶予とそれから換価の猶予、特に申請で換価の猶予が今回の条例に出されたということなんですけども、実際今まで市で差し押さえ件数見ますと、26年度の場合は449件ありましたけれども、特にその中で多いのが銀行預金なんかが多いんですけども、今までですと多分差し押さえた時点で換価していたような気がするんですけども、その辺について伺います。 ○委員長(小坂博司) 中野税務課長。 ◎税務課長(中野禎昭) 今回の条例改正に伴いまして、減免申請等の項目に個人番号等を加える改正をしたところでございますけれども、今回この条例に関しては減免申請書につきましての追加項目ということで、当然それにつきましては事前にご本人様のほうからご相談等事前にありまして、いきなり申請ということはございませんので、その際には丁寧な説明を心がけたいと思っております。  ただ、なおかつ拒否等の理由で個人番号を書きたくないと、そういった方の取り扱いにつきましては、先ほど情報政策課長が申したとおり、受けざるを得ないのかなと。ちなみに一番影響の多い市県民税の申告、国の確定申告に伴うものでございますけど、それにつきましてはことしの申請、ことしの分の所得に関します申請は、来年の年明けの2月から始まりますけども、法律改正が1月1日ということで、今年の所得に関する確定申告、市県民税の申告につきましては、来年の受け付けに関しては個人番号等は必要としておりません。あくまで必要となるのが平成28年所得に係ります申告であります。再来年の確定申告等の際に必要になりますので、その辺につきましては十分住民の方には周知徹底していきたいなと思っております。  なお、それにつきましては、つい先週ですけども、国から県を通じましてそういった申告等におきます個人情報の記載、申告等における窓口対応等につきまして、今当然国、県、市町村、全てかかわりがあるということでございますので、今現在国税庁と総務省が申告時における対応ということで協議を進めているということで、その協議が調い次第、別途通知を行いたいという文書が先週来ました。ですので、それに基づきまして、私どもとしては円滑な申告の受け付け態勢を整えていきたいと考えておりますし、なおかつ毎年例年五、六回開催しておりますけども、税務署が主体となりまして、新発田地区税務協議会というのがございます。税務署、地域振興局の県税部、管内の市、町、新発田、阿賀野、胎内、聖籠、その三者で構成します協議会の場においても、来年の所得に関します申告、再来年かなり混乱すると思いますけども、それにつきまして円滑なる申告の受け付けに向けて対応を十分協議してまいりたいと考えております。  それから、今回のたばこ税の旧3級品引き上げの理由ということでございます。たばこ税につきましては、昭和60年にたばこ専売制が廃止されたわけでございますが、その際に当時は1級品、2級品、3級品というたばこで分けられておりまして、専売制の廃止に伴いまして1級品と2級品が合体して今で言うところの一般品、3級品はそのまま旧3級品として残っておりました。先ほど加藤委員がおっしゃったように、当時年金生活の高齢者が長年愛用していたという理由で税率を低いままにするという特例税率が導入されたと聞いております。その後時代が変わりまして、安いにもかかわらず旧3級品の販売数量は減っていき、市場シェアも3%台から1.3%まで落ち込んだということになっております。しかしながら、平成22年たばこ税の大幅な引き上げに伴いまして、より安いたばこを求める人がふえ、シェアも急増しております。本来年金暮らしの昔からの愛用者がいるということで特例として税率を抑えていた現状が、時代とともに状況が異なっているということから、一般品と同様の税率に引き上げるようにしたと、昨年度の税制調査会等で論議されておったようであります。  ちなみに、当市における旧3級品の消費割合でございますけども、増税前の平成21年度につきましては1.9%、昨年度平成26年度のシェアについては約5%ということで非常にはね上がって、特に若年者、若い方の喫煙の傾向があるという数値が出ておりますし、ちなみに先ほど言ったようにわかば、エコーが今のところシェア6位、7位を占めているという、そういった状況を全て総合的に勘案して、国のほうでは引き上げに踏み切ったんじゃないかというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(小坂博司) 伊藤収納課長。
    ◎収納課長(伊藤毅) 加藤委員から差し押さえした時点で換価していたのかというふうなことでございますけど、当収納課につきましては税等で未納があれば、納期限から20日以内に督促状を発送して納付を促しているというふうなことでございます。それでも納付がされない場合につきましては、催告1、2、3というふうなことで、催告1番目については納税相談に来ていただきたいというふうなことでお願いしておりますし、2回目については差し押さえの事前通知というふうなことで発送させていただいております。また、3回目につきましては、差し押さえの通知というふうなことで、督促状、催告書、こういうものを発送してでも何ら反応がないと、収納課への連絡もないし、来庁もないというふうなことであった段階で、ようやく差し押さえの準備に入るというふうなことでございます。それで財産調査をしまして、昨年度の状況を見ますと、預金を差し押さえるケースが非常に余計であったことは、預金の場合は銀行等からの協力を得て、割と財産が見つかりやすいというふうなことでございましたので、そういう高い数値にはなっておりますけど、なるべく納税者のほうと接触しながら財産調査というふうな経過に入っていくというふうに考えております。  また、差し押さえする段階で差し押さえ調書というものを本人宛てに送付しますので、本人が知らなかったというふうなことはないと思います。十分留意しながら差し押さえはやって、それで納税がない場合についてはやむなく換価をしているというふうな状況でございます。 ○委員長(小坂博司) 加藤委員。 ◆委員(加藤和雄) これまでは申請による換価の猶予というのがまずなかったということですよね。今回新たにこの条例で申請による換価の猶予という項目をこしらえたと。今までの場合ですと、例えば職権で換価の猶予をされたことがあろうかと思いますけども、それの件数なんかどのぐらいあるのか。  それから、また徴収の猶予は多分申請で徴収の猶予あったと思いますし、また職権でもあったと思うんですけども、その辺はどうなっていたのかお願いします。 ○委員長(小坂博司) 伊藤収納課長。 ◎収納課長(伊藤毅) 徴収猶予の申請につきましては、条件がいろいろ、災害だとか盗難だとか病気、疾病等に基づくもの、あと事業の休廃止、事業の損失、こういう具体的な事例の場合、猶予の申請が認められるというふうなことであります。今まで徴収猶予の申請はこれまで実績はございません。また、換価の猶予の適用につきましては、職権で行われたもの、平成15年度が5件、平成18年度に3件、平成19年度には1件となっております。また、地方税法に基づく徴収の猶予、換価の猶予のほかに、新発田市独自で分割納付等きめ細かく個別ごとで対応してきておりまして、おおむね半年から1年間をめどに分納計画を定めていただきまして、その中で対応しているというふうなことでございます。 ○委員長(小坂博司) 加藤委員。 ◆委員(加藤和雄) 一番最初の申請に、個人番号を申請書に記載する事項だけを求めるのが今回の条例改正ですか、申請用紙、済みません、その辺。 ○委員長(小坂博司) 中野税務課長。 ◎税務課長(中野禎昭) 従前の申請書のところには住所、氏名、所在地等がありますけども、そこにただ加えるということでございます。 ○委員長(小坂博司) 稲垣委員。 ◆委員(稲垣富士雄) 徴収方法のところ、以前からこれはあるはずなんです、条例は。その中でどっちつかずというか曖昧な部分があったのを、きちっと文章化してという部分が加わったということで解釈するのか、それとも全く新しくそういうものを入れたのか、その辺はどういうふうにこの条例1からずっとありますけども、改正自体は、滞納者は悪いのはよくわかるんですが、それを滞納の理由がどうであったとか、そういうのは聞きますよね。ところが、条例の中にそういうものが含まれてないからどっちつかずではっきりしない部分もあったという部分を、きちっとやっぱり文章化して条例を設けたというふうに解釈するのか、以前からあったんだけども、それをもっと細かくやったということで解釈するのか、その辺だけお聞かせください。 ○委員長(小坂博司) 伊藤収納課長。 ◎収納課長(伊藤毅) 地方税法の規定では、従前のものから徴収の猶予、換価の猶予につきましては記載されておりましたけど、今回の改正につきましては各地方団体の実情に応じてきめ細かく対応してくださいよというふうなことでございまして、より現実味というか具体性が出てきたような方法で策定したものでございます。  なお、今回の条例策定につきましては、県と一緒に県内の市町村を調査しまして、その調査の内容も加味した上で今回の条例改正に持っていったというふうなことでございます。  以上です。 ○委員長(小坂博司) ほかに質疑はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小坂博司) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小坂博司) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小坂博司) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。  加藤委員。 ◆委員(加藤和雄) 今回の税制改正3点あるんですけれども、いろいろマイナンバーについては反対してきた経緯あるんで、本来この申請用紙に加えるについても反対すべきところだと思うんですけれども、地方税法の改正は今回納税者の負担の軽減を図るとともに、納税者の申請に基づく換価の猶予制度を創設したということは評価できると思います。特に申請で換価の猶予が認められるということは、猶予の不許可に対して不服申請できる権利も行使できるということなんで、やはり大変いいことかなと、そういう意味で賛成いたします。 ○委員長(小坂博司) ほかに討論ありますか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小坂博司) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小坂博司) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第67号 新発田市税条例等の一部を改正する条例制定については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(小坂博司) 挙手全員であります。  よって、議第67号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で総務常任委員会に付託された議案の審査は全部終了いたしました。  なお、これらの議案についての委員会報告の作成は委員長に一任願いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小坂博司) ご異議ありませんので、委員会報告の作成は委員長に一任されました。  執行部の皆さんは退席されて結構です。  引き続き所管事務調査中の男女共同参画事業について、休憩を挟んで調査を続行したいと思います。  なお、本日の調査は所管の人権啓発課長に改めて出席要請を行っております。  14時20分まで休憩いたします。           午後 2時10分  休 憩  ─────────────────────────────────────────           午後 2時20分  開 議 ○委員長(小坂博司) それでは、委員会を再開します。  ここからは、当委員会の所管事務調査として、当市の男女共同参画事業について調査を行います。なお、担当課から関係資料が届いております。あらかじめ委員の皆さんのお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。  担当課長から当市の男女共同参画の実施状況等の説明を聞いた上で、去る10月1日、2日の2日間にわたる行政視察、また11月9日の当委員会での行政視察についての各委員の所見及び討議内容を踏まえて担当課長への質疑を行い、調査を進めたいと思います。これにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小坂博司) ご異議ありませんので、そのように進めます。  それでは、当市の男女共同参画事業の実施状況等について、担当課長の説明を求めます。  宮下人権啓発課長。 ◎人権啓発課長(宮下豊) それでは、新発田市の男女共同参画の取り組みについて、本日配付させていただきました資料に沿って説明をさせていただきます。  最初に、1、これまでの経緯であります。新発田市では、昭和55年ごろから公民館を中心に婦人問題に関連する学習が盛んになり、平成3年には女性問題を考える市民団体が発足し、平成6年から平成8年までは敬和学園大学と共催でウーマン・カレッジという講座を開催するなど、男女共同参画の市民意識が高まってまいりました。  このような中で、新発田市の組織としては、平成7年に教育委員会の事務分掌に女性政策を位置づけ、平成8年に市長部局に女性政策室を設置し、県のモデル事業の指定を受けて女性行動計画の策定に着手をいたしました。市の男女共同参画に関する基本計画は、資料に記載いたしましたように、これまで4回策定されております。平成10年の新発田市女性行動計画、平成15年のしばた男女共同参画推進プラン、平成20年のしばた男女共同参画推進プラン(第2次)、平成26年の第3次しばた男女共同参画推進プランであります。基本計画の策定の前には、市民の意識を調査することが必要となりますので、これまでに平成8年、平成18年、平成23年の3回の市民意識調査を行っており、その結果を反映した基本計画となっております。  なお、平成15年のしばた男女共同参画推進プランは、平成10年に策定した新発田市女性行動計画を必要な改定を行ったものであることから、直前の市民意識調査は行っておりません。これらの基本計画には、市が取り組むべき喫緊の課題につきまして、地域の特性を考慮した具体的な事業を主要課題として、合わせて実施計画編を掲載をしているところであります。  続きまして、2、男女共同参画推進条例についてであります。新発田市男女共同参画推進条例は、本年の2月定例会で議決をいただき、4月1日から施行されております。これは、県内の20市では、燕市と並んで20市中8番目の条例となっております。県内では、平成14年に新潟県と上越市が男女共同参画に関する条例を制定していますが、このころから当市でも一部の女性団体は自発的な学習会を行い、市に対して男女共同参画に関する条例を制定する必要性を伝えていたところであります。  また、平成25年2月定例会での一般質問での男女共同参画社会基本条例の提案もあり、昨年平成26年の秋に男女共同参画推進条例案をまとめ、この条例案に対する市民意見公募、いわゆるパブリックコメントを行いました。パブリックコメントでは、5者から33件の意見をいただき、一部の意見を取り入れながら、本年の2月定例会に新発田市男女共同参画推進条例を提案させていただいたものであります。条例の制定によりまして、市の責務、市民の責務なども明らかになり、男女共同参画の施策の方向性も明確になりました。これを追い風として、これまで以上にしっかりと男女共同参画の施策に取り組んでいかなければならないと考えているところであります。  続きまして、3、男女共同参画に関する市民への啓発についてであります。市民啓発として男女共同参画に関する市民意識の醸成を図るため、広報等による情報発信を行っています。ここ3カ年は、A4の4ページ立てのリーフレットを作成し、全戸配布することにより啓発を行っています。平成25年には、リーフレット「かんがえよう人権 めざそう人権のまちづくり」を作成いたしました。これは、男女共同参画以外の人権問題につきましてもその内容としていますが、リーフレットの約半分を男女共同参画に関するものとしております。  昨年度、平成26年度は、第3次しばた男女共同参画推進プランダイジェスト版を作成いたしました。これは、現行の基本計画であります第3次しばた男女共同参画推進プランの概要を記載したリーフレットであります。今年度は、先月ですけども、11月にリーフレット「女性と人権」を作成し、全戸配布をいたしました。ここでは、ドメスティックバイオレンス、いわゆるDVのことや女性の人権問題、DVなどの主な相談窓口などをお知らせをしています。また、広報しばたには、毎年10月から3月までの毎月15日号に人権コラムを掲載しています。この年6回の人権コラムのうち、1回から2回を男女共同参画に関するものとしております。  国の男女共同参画推進本部では、毎年6月23日から29日までの1週間を男女共同参画週間と定めています。市では、この男女共同参画週間に合わせて広報しばた、市のホームページ、エフエムしばたを使いながら男女共同参画の啓発を行っており、そのほかにこの男女共同参画週間に合わせて男女共生市民講座を行っています。なお、男女共同参画に関する啓発につきましては、胎内市、聖籠町、そして新発田市の3市町によります定住自立圏構想の中で、共同して効果的な啓発ができるかどうか検討を始めたところであります。  続きまして、4、新発田市内における男女共同参画の推進体制についてであります。市民レベルの取り組みでは、平成8年に女性団体懇談会として設立され、現在は男女共同参画の推進に理解がある15の団体が加盟しています。男女共同参画推進団体懇談会がそれぞれの加盟団体の取り組みの中で、男女共同参画の推進を図っております。  活動の一例といたしましては、加盟団体の一つであります新発田女性会議が年に2回男女共同参画の公開講座を実施するとともに、市内のほかの団体や地域へ出向き、意見交換などの交流事業を行っています。ほかの加盟団体の会員も子育て支援グループをつくって自分たちで運営したり、また地域活動に参画したりしている方も多く、地域に密着した活動の中で男女共同参画を広げてもらっております。  市内部の推進体制といたしまして、しばた男女共同参画推進プラン及び当市の人権行政の基本計画であります人権教育啓発推進計画を円滑に推進するための市の内部組織、庁内組織といたしまして、人権啓発・男女共同参画庁内推進員という制度を設けています。この制度は、全ての課、局から庁内推進員を選出し、庁内推進員には第3次しばた男女共同参画推進プランの年度ごとの実施計画の作成や実績報告の中心となっていただいています。また、一人一人の人権を尊重する観点からの事務事業の遂行、事務事業の確認ということも庁内推進員の役割としております。  続きまして、5、女性の相談窓口体制についてであります。市の事務分掌に「婦人の相談に関すること」という項目がありますが、これは社会福祉課の分掌事務となっています。社会福祉課では、援護係がその窓口となり、さまざまな女性、婦人の相談に乗っています。当市では、平成11年の4月末まで婦人相談員が任命され、社会福祉課に常駐していました。婦人相談員は、売春防止法に基づき設置されていたものですが、経済の発展や社会福祉の向上により根拠法に基づく業務は減ったことなどから、現在当市では婦人相談員は任命されていないところでございます。  女性の人権について啓発を行っております人権啓発課に女性から相談の電話や来庁があった場合は、社会福祉課と連携し、対処を行っています。また、市民生活課が所管をしております市民相談センターにおいてもDVの相談があり、社会福祉課と連携し、対処したという実績もございます。女性の相談で深刻な問題として、DVが挙げられると思います。DVに関する専門の相談窓口であります配偶者暴力相談支援センター、これは配偶者暴力防止法でその設置が市町村の努力義務となっているものでありますけども、この配偶者暴力相談支援センターは当市では設置されておりませんので、市に相談があり、保護が必要なケースなどは県の配偶者暴力相談支援センターであります県女性福祉相談所へつないでおります。  現在の当市の相談体制につきましては、当市におけるこれまでの経過の中でこのような体制になっているものと考えておりますが、他市と比較しても十分とは言えないと考えておりますので、少しでも困難を抱えた女性が相談しやすい体制、環境となるよう関係課との協議を行うなど検討を進めてまいりたいと考えているところであります。  続きまして、6、性的マイノリティの対応についてであります。当市は、印鑑登録証明書など性別欄がある様式のうち、72件の証明書及び申請書の性別欄を原則来年の4月1日から廃止をいたすこととしております。これは、性的マイノリティの一つであります性同一性障がいの当事者に配慮するとともに、不必要な個人情報を取得または表示をしないというのがその趣旨であります。72件の様式の内訳は、条例に基づくものが印鑑条例の1件、これはあすの社会文教常任委員会で審議をされることになっております。規則に基づくものが38件、要綱、規定等に基づくものが33件であります。  性的マイノリティの人たちの人権啓発につきましては、先月の29日に開催をいたしました2015しばた人権フェスティバルに、女性として生まれ、男性の心を持ちながら育ち、男性のような容姿で弁護士として活躍をされてきた性同一性障がいの当事者であります池田清美さんをお招きし、その父親である池田清彦さんと「多様性を尊重する社会〜セクシャル・マイノリティと家族」と題して講演と親子対談を行っていただきました。講師を選任いただきましたフェスティバルの実行委員会からは、新たな人権問題として注目されているセクシャル・マイノリティについて、新発田市民の皆さんに知っていただくことができ、意義あるものであったというご意見もいただいております。また、市民アンケートでも同様のご意見をいただいているところであります。今後の啓発の取り組みといたしましては、広報しばたの来年1月19日号に掲載する人権コラムによる啓発、3月に全戸配布をする予定の人権啓発リーフレットによる啓発を予定しております。  最後に、7、女性センター(男女共同参画センター)についてであります。当市には、現在女性センター(男女共同参画センター)と位置づけられる施設は、残念ながらございません。現在当市の男女共同参画の拠点として、男女共同参画交流ルームがありますが、これはボランティアセンターの2階会議室を借用して使わせていただいているものであります。この交流ルームは、平成16年から毎年お借りをしているもので、女性団体の交流、研修の場、情報の発信及び収集の場として活用されております。この交流ルームは、比較的小さな部屋であり、机、椅子の状況から12名程度の人員が利用可能なスペースであります。また、その利用はボランティアセンターに予約してから利用するものであり、常時オープンで交流できるものとはなっていない状況であります。  女性団体の皆様など市民からは、平成15年、地域交流センターを整備する際に女性センターの機能をという要望が出され、また現在その建設が進められております駅前複合施設の整備に当たって実施したパブリックコメントでも、駅前複合施設に男女共同参画交流センターを設置してもらいたいという要望が複数ありましたが、実現していない状況であります。  現在拠点となっております男女共同参画交流ルームの利用件数、利用人数とも、平成25年以降毎年増加をしております。女性団体の皆様は、この交流ルームの利用実績を上げることが次の要望につなげられるものと考えていらっしゃいます。私どもといたしましても、現在の限られた状況の交流ルームではありますが、質の高い交流及び研修の場として学ぶことができるよう、貸し出し図書の充実やパソコンの入れかえなどを行ってまいりたいと考えております。  説明は、以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長(小坂博司) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。  加藤委員。 ◆委員(加藤和雄) それじゃ、2点ほど質疑させていただきます。  先ほど性別欄の廃止の件なんですけれども、今回条例で印鑑条例、そこに廃止を設けていると。あと規則で38件、要綱、規定で33件とありますけども、規則とか要綱とかは議会全然関係ないわけですので、変えようと思えばすぐにでも変えられると思うんですけれども、その辺どんな方向でいるのか、いつごろ変わるのか。それから、もう一つは女性センターについてなんですけども、私ども武蔵野とか朝霞行ってきたんですけれども、やはりセンター、場所がしっかりしているということで、図書とかも充実して人的な配置もあるところもありました。そういった意味で、このセンターというのは結構要望があったみたいですけども、今ボランティアセンターの2階、多分階段上った右側の小さな部屋だと思うんですけれども、12人程度という話ですけれども、それを利用して平成25年から毎年増加しているというんですけども、実際のところどのくらいの利用率、余り多分利用はしにくいところだと思うんで、余り利用はされていないんじゃないかなとは思いますけれども、また不便で申し込んでからでないと借りられないということで、なかなか利用はしにくいところだと思うんですけども、その利用状況についてお願いします。 ○委員長(小坂博司) 宮下人権啓発課長。 ◎人権啓発課長(宮下豊) 加藤委員のご質疑にお答えを申し上げます。  1点目の性別欄の廃止でございますけども、条例は印鑑条例の1件でございますけども、規則、要綱でございます。これにつきましても、原則4月1日から廃止をするということで、今手続を進めております。既に高齢者の屋根雪除雪の申請書も様式の決裁が回ってきておりますので、今順次進めているところでございます。規則、要綱等では、例えば今言いました高齢者の屋根雪除雪の申請書、その申請に性別特に関係ないわけでございます。そのほかには、市の大クリーン作戦のときに、町内会等が市の指定ごみ袋を使うために申請をする指定袋等交付申請書、これは環境衛生課が所管しておりますけども、あと保育園の保育料の減額や免除のための保育料の減免申請書、例えばそのほか中学校3年生までの子供の医療費の助成を受けるための子ども医療費の受給者証の交付申請書、また社会教育関係団体の認定を受けるための新発田市社会教育関係団体認定申請書などそのようなものが廃止をすることになっております。  2点目でございます。交流ルームの利用状況ということでございますけども、昨年、平成26年度の利用状況を申し上げますと、件数で79件、利用人数で524人というふうになっております。前年が利用人数が455名でございましたので、70名程度の利用者が1年間でふえているという状況でございます。 ○委員長(小坂博司) 小川委員。 ◆委員(小川徹) 私行ったことないんだけども、ボランティアセンターの借りている部屋というのは、通常使っていないと何に使っていますか。ボランティアセンターで。 ○委員長(小坂博司) 宮下人権啓発課長。 ◎人権啓発課長(宮下豊) この交流ルームにつきましては、ボランティアセンターのほうから1年間できれば貸していただきたいというふうなことで、優先的に使わせてほしいという話はしてあるんでございますけども、そのほか、交流ルームの利用以外では社会福祉協議会の会議などに使われております。 ○委員長(小坂博司) 小川委員。 ◆委員(小川徹) 拠点が欲しいわけだ。拠点があったほうがやりやすいし、常時使える部屋があればいろんな行動も広がっていくと思うんだけども、そのボランティアセンターで例えばボランティアセンターが会議に使うというんだけども、それ以外どうしてもだめなのか、もうちょっとちゃんとしてお願いすれば年間ずっとあけてもらって、届け出しなくてもセンターとして使えるような状況ですか。 ○委員長(小坂博司) 宮下人権啓発課長。 ◎人権啓発課長(宮下豊) 例えば常時フリーに使わせてもらえるというふうなことにつきましては、まだ福祉協議会と協議をしておりませんので、今後それにつきましても福祉協議会のほうと協議をさせてもらいたいと考えております。 ○委員長(小坂博司) 小川委員。 ◆委員(小川徹) 常任委員会で見てきて、皆さんそのセンターが必要だという認識は持ったんです、今回。そういうことなんで、もし私ボランティアセンター細かいところわかんないんだけども、例えばもうちょっと広い部屋にそっちの人が移ってもらって、この間行ったとこも最初はそういうセンターでなかったんです。片づけて部屋にして使ったんです。そういうことをみんな委員全員が認識したんで、協議してみてどういう結果になったか委員長に報告しておいてくれますか。それでもしうまくいくんだったら私どもお願いして、部屋を変えられるかどうか、最低限それをずっと使えるような状況にすれば皆さんも使い勝手があるだろうし、NPOの人たちも拠点となると思うんで、ちょっと協議をした結果、委員長に報告しておいてくれますか。  これお願いでいいです。 ○委員長(小坂博司) 宮崎副委員長。 ○副委員長(宮崎光夫) 関連してですけれども、今のボランティアセンター、正式名称新発田市社会福祉センターというんです。それで愛称ですけども、たしか上上がっての会議室ですけども、狭いですよね。さっきも12名というようなことで、それで十分なんでしょうか。本当にその辺がちょっと気になるところなんで、そこでいいんだということであれば今のような流れでいいんですけれども、さらにもう少し本当に常駐して、それこそ5番目の相談窓口とかその辺等も関連してくるんだろうと思いますけれども、その辺も含めてちょっとお話を。 ○委員長(小坂博司) 宮下人権啓発課長。 ◎人権啓発課長(宮下豊) 拠点といたしましては、現在の交流ルームで十分だとはやっぱり思っていないとこでございまして、女性センター的なやっぱり拠点としましては、女性団体など住民の皆様が交流できること、まず交流できるということ。そして、そのセンターから情報、さまざまな男女共同参画に関する情報も発信できるというふうなこととあともう一つ、恐らく視察先でもあったかと思いますけども、女性からの困り事やDVなどの相談を受ける。恐らくこの3つが機能が必要なんだろうというふうに考えております。この3つを備えるためには、施設というハード面でも今のとこでは少し不足をしていると思います。もう少し広いような部屋が欲しいという感じもありますし、また相談ということになりますと、また情報発信もそうなんですけども、人的な面、ソフト面ということも必要になってきますので、ハード面と人的な面、ソフト面、この両面をきちんと整備、構築していくことが必要になるんではないかというふうに考えております。
     午前中私この総務常任委員会をとなりで聞いていたんですけども、福島からの避難者のよろっとでしょうか、交流センターのほうに移転をするという話をお聞きしまして、どこなのかなというふうに思っていましたけども、どうも2階のスペースらしいんですけども、そこはかなり広いスペースがありまして、今のよりは狭くなるというふうな話ではありましたけども、そんなようなその程度のスペースとか、またやっぱり人が集まれるということであれば、やはり中心部にある必要があると思いますので、なるべく中心部であって施設的にはそれなりの広さが欲しい。また、ソフト面の充実も欠かせないというふうに考えているとこでございます。 ○委員長(小坂博司) 稲垣委員。 ◆委員(稲垣富士雄) この男女共同参画は、私も会に入っているんですけども、今の二階堂市長も入っていましたんで一番よく知っておられると思いますが、残念ながら今言ったように部屋というか、交流する場所が今ボランティアという、初めて聞いて私もどこにあるんだろうと言ったら、そこにあるという話ですけども、常時でないということでありますので、これはもう早急にやっぱりそういう交流の場をつくっていただくのが大事だと思うんですね。  ただ、要望も出ているんですけど、駅前の複合施設に入れてくれと、交流センターとか。こういうところに言っているけども、それはできないということでありましたんで、先ほど言ったように東日本大震災の来ている方の相談、そういうところも大事ですけども、やっぱり市民の皆さんが、そういう特に男女の部分、これは一番また大事な部分でありますんで、今課長に言ったってこれは通らない話ですけども、早急にそういうものをやっぱり設置して窓口をつくって相談に乗るということが今の社会情勢からしても前よりもずっと厳しい状態で、特にDVなんていうのはもう本当いつ起こるか、また各家庭においてもそういうのがあるわけですので、もう待ったなしの状況でありますから、市の窓口に来てそののを相談するなんて言ってもなかなか難しい部分もあるんで、早急にやっぱりそういう場所を設定していただくということがこれは大事だなというのと先進地視察をした中でもやっぱりそういうところがきちっと持っておられますし、これからのどうしてもこれは出てくる問題でありますから、早急に対応してもらいたいということが必要だと私は思うんですが、もう一度その辺、どこが窓口なんだか。その設置になると人権擁護の係のほうなんですか、それとも総務とか何とかそういうふうな方向のところに聞かないとわからないんでしょうかね。その辺もう一回。 ○委員長(小坂博司) 宮下人権啓発課長。 ◎人権啓発課長(宮下豊) 恐らく全庁的な調整が必要になるんだろうと思いますけども、今男女共同参画を進めているのが人権啓発課ですので、当課が中心になっていくことになろうかと考えております。  駅前複合施設のそのパブリックコメントでは、やはり地域交流ルームが平成16年からで、当面、私もコメント読ませてもらったんですけども、こんな10年近くもそこで続くとは思わなかったというふうなことで、ぜひ駅前複合施設にというふうな要望でしたけども、結果的には要望が通っていない状況でございますし、また複合施設ができたり、市役所が移転をしたりしていきますと、少し公共施設の状況も、いきいき館もなくなるというふうなことも聞いておりますので、公共施設の状況も変わるような感じがございますので、できれば公共施設を、朝霞市がそうだったと思うんですけども、公民館の一部を改装してそのセンターにしたというふうなことでございますので、公共施設のあいているとこの部分を活用をさせてもらいたいというのが願いなんですけども、またもう一つには、中心市街地の商店街の空き店舗などというふうなことも考えられるんですけども、やはりそうすると賃借料といいますか、余計な経費もかかりますので、できれば公共施設の中でその今の施設の再編成といいますかもございますので、その辺の中でいい方向で見出していきたいなというのが私として考えているところでございますし、また人的体制につきましても、相談業務はどうしても常駐するのか、その辺もございます。燕市などは、月1遍の相談日を決めて新潟市のNPO法人に月に1回委託をしているというふうなことも聞いていますけども、本来であればやっぱり常駐して相談を受けられる体制があれば望ましいと思っていますので、そういう願いを持っていますので、それに向かいまして少しずつではあるのかもしれませんけども、前に向けて進んでいきたいというふうに考えております。 ○委員長(小坂博司) 稲垣委員。 ◆委員(稲垣富士雄) これは、待ったなしの話ですので、人権擁護のほうの課でやるだけではないとは思いますけども、ただやっぱりその向かいの分室あたりもうまくやれば取れる部分もあるんじゃないかと思うんです。選挙管理委員会とか入っていますよね。だから、スポーツ推進課ですかも入っていますし、そういうところが今度新しい庁舎ができた場合そっちのほうに席移すという方法もあるだろうし、いろいろその工夫はできると思うんですね。ただ、やる気がなけりゃどんな工夫したってだめでありますから、やっぱりやる気を持ってやっていただくということが必要だと思うんで、こちらの課だけで物事進むわけではないというのはよくわかりますけども、窓口であればもっと強くやっぱり言っていただければ、二階堂市長もそれに入っているわけですから、当然よくわかるはずですから、遠慮しないでどんどんやってほしいなということでありますので、よろしくお願いします。 ○委員長(小坂博司) 小柳委員。 ◆委員(小柳肇) 今ほど何かやる気がないという話もあった。担当課は恐らくやる気満々だったんだろうけど、声が届かなかったというのが正しいところなんじゃないかなと思うんですが、先ほど駅前の複合施設にぜひ入りたいという話をしたんだけど、かなわなかったと言うんですけど、私もずっと総務で駅前複合施設についてはけんけんがくがくやりましたが、一度も多分この話は出てこなかったし、触れられることもなかったし、こういう案があるということも聞いていなかったんですよ。だから、多分上がる以前の前で恐らく抹殺されたんだと思う、抹殺という言い方悪いな。ごめんなさい。消えたんだろうと思うんですけど、どうですか、多分恐らく総務のところに上がってくれば相当前向きに検討されたんじゃないかなと思います。  だから、その辺がどういう経緯で消えたのかというのは1つ知りたいのと、あと今ほど公共施設の中で転用ができればということで、朝霞市もそれいゆでしたか、文化会館の中の一室を改装して使ったということだったんですが、新発田も文化会館、公民館の中に講堂会議室というなかなか日陰のスペースみたいなのがあるんですけど、昔非常に使われていたんですけど、今は利用率相当落ちていますので、今後駅前複合施設ができたり、それから地域交流センターに移っているとこもありますので、それから生涯学習センターもありますから、利用率ということを考えれば、やっぱり低いところをちょっとリストアップして、逆に言えばその辺の可能性、あける可能性というのを逆にちょっとねらい撃ちするぐらいにしてもいいんじゃないか、名指しをするぐらいの、この部屋はこれぐらい低いからどうだみたいな。それぐらいちょっと突っ込んでもいいんじゃないかと思いますが、いかがですか。 ○委員長(小坂博司) 宮下人権啓発課長。 ◎人権啓発課長(宮下豊) 駅前複合施設の要望の件が総務常任委員会に上がってこなかったという件につきまして、私もその件については承知をしておりませんけども、冒頭申し上げましたのは、実施をしたパブリックコメントが四十数件あったうち、そのうちの3件が女性センターの設置要望であったということであります。そのうちの3件がそうであったということでございます。また、文化会館の講堂会議室につきましても、私もあそこに、事務所にいたこともございますし、施設のことはよく承知をしておるつもりでございますけども、小柳委員がおっしゃるように、また学習センターにも使われていないような、倉庫になっているような、倉庫といいますか、貸し出しをしていないような部屋もございますし、またその辺交流センターもそのスペースが何かあるなとは思っていたんですけども、どうもそこは先ほど言いましたようによろっとが行くようでございますけども、またほかの部分もあるかもしれませんので、できれば公民館、文化会館、学習センター、地域交流センターなどの中でそういう女性センターができて、なおかつ相談員というものが配置をされて、本当に拠点というふうになることを望んでおりますし、それに向けまして少しずつかもしれませんけども、私も市長、副市長にもその辺を要望して少しでも前に進めていきたいというふうに考えております。 ○委員長(小坂博司) ほかにございますか。 中野委員。 ◆委員(中野廣衛) ただいま関係課のほうからこれまでの男女共同参画の取り組みというふうなことで見させていただきました。  今回のこの委員会の視察で、先ほど来言われています武蔵野、朝霞、私初めて連れていっていただきまして、それぞれの市の取り組みを聞きました。帰ってきてから検討会というふうなことであったわけですが、私自身が新発田市、きょうこれ見せてもらってなかなかやっているんだなというふうなことを初めてわかったというふうなことで、非常に無知であったかなというふうなことで、ぜひやっぱり市のそういう実態を、先ほど来二階堂市長も会員だし誰々も会員だというふうなお話を聞いて、ぜひ一緒になって考えていくためにも、私も参加したいというふうなことを思っているわけでございます。  こういうふうな計画で委員から出た意見については、本当に私もそのとおりというふうに思うわけですけれども、一番もとになる、この計画をつくるとかこの前の段階の事柄を見ますと、市内の関係団体15団体というふうなことで活動をして進めてきているというふうなことなんですけれども、一番もとであるその団体の方々、もっともう会員をふやすとかその輪を地道に広げていくとか、そういう部分も非常に大事な部分なのかなというふうなことで、市のほうであるいは議会からどうしたらいい、こうしたらいいという話も当然必要なわけですけれども、あわせてそういう本当に活動している方々の根をふやすというか、そういうふうなこともあわせて大事なのかなというふうに感じています。計画は、ずっとさっき言ったみたいにある程度順調に進んでいるんだけれども、肝心かなめのその団体の方々の状況というのはどういう状態なのかなというふうなのをちょっともしわかればお聞かせいただきたいというふうなことで、ちょっとお願いしたいと思います。 ○委員長(小坂博司) 宮下人権啓発課長。 ◎人権啓発課長(宮下豊) 現在、男女共同参画推進団体懇談会に15団体加盟をしているわけでございますけども、きょうも団体の会員の方が後ろのほうにいらっしゃっていただいております。平成8年にその女性団体懇談会ができたということで、そこからもう約20年を経過をしております。私各団体の細かい活動内容承知しているわけでございませんけども、各団体それぞれ先ほど申し上げましたように、それぞれの立場で頑張って活動なさっていらっしゃいます。ただ、20年という経過の中で、やはりどの団体もそうなのかもしれませんけども、メンバーの固定化とか20年たてば高齢化もしてきます。そういう状況もあるかもしれません。それぞれの団体で頑張っていらっしゃるというふうなことは、私は承知をしております。  団体、この団体もありますけども、そのセンターということになれば、団体だけではなくて、本当に個人としての女性も集ってこれるんではないのかなというふうに考えているとこでございます。ぜひまた議員の皆様からも市長、副市長などへの働きかけも行っていただければありがたいかなというふうに考えているところでございます。 ○委員長(小坂博司) 渡部委員。 ◆委員(渡部良一) 先ほど来そのセンターの部分が出ていますが、率直に言って総務のほうも私どももやっぱり力不足だったなというふうに今さらながら思うわけですよ。こうして研修を積んだおかげで、行政視察をやったおかげでいろんな課題が浮き彫りになってきているわけでありますが、端的に言って駅前複合施設も先ほど議論したんだけども、これ多目的室というのが実にいっぱいあるんです、あそこの中。1階に1つ、2階に4つ、3階に3つあるんですね。合わせて8つかな。これ多目的室なんです。これからこれオープンしてどれだけ頻度で使用になるかというのはまだもちろんわからないんだけども、もし仮にあれだったらば、それこそ総務の総意でも何でもいいんですけども、議会のほうとしても再検討しながら、このうちの1室ぜひどうだという形で問題提起をしていくということはまだまだ可能なことじゃないかなというふうに思っています。  特にどこでしたか、あれは武蔵野かな、あれでしたっけ、それいゆのほうかな。関連をして、結構図書もありましたよね、ずっとね。そういったことからすると、当然こういった最近のLBGTと言うのかな、少数者の問題等も出てきているので、そういった図書類等あるいはいろんな資料等も当然必要になってくるわけで、そういったことからすれば、せっかく駅前が図書館になるから、それとの連動の中でやっぱりあそこの中に入っていくのというのは、二重投資にはならないわけだね。もう図書館にも設置をする、こっちにもするということにはならないと思うんで、そういったことも鑑みて今からでも少し検討しても、結果はどうあれやっていく必要があるのではないかなというふうに思っています。  やる気の話がありましたけども、やっぱりそれは歴史が違うと言えばそれまでなんだけども、やっぱり都会のほうと我が市の置かれている状況ということからすれば、なかなかそう一朝一夕にできるという形ではないんですが、しかし新発田においても、きょう来ておられる方も含めて女性会員の皆さんなどはかなりのもう年数がたっているわけでありますが、大体議員の中でも結構入っておられるわね、私もその一人ですが。そう参加はしているわけではないんですけども。  いずれにしましても、この市内15団体、ちょっとこれは質疑の部分ですが、今はどのぐらいになっているのか。団体はあったとしても、実質本当に活動をしていられる方。場所をつくるということは、結果的にはまたそれ人的配置が必要になってくるわけだね。当然予算も伴ってくるという状況があるわけで、私視察をしたところでは、全部が全部じゃないんですが、これ武蔵野の場合だと1件当たり5万円かな、補助ありましたよね。各種団体に上限5万円で、今のとこ10団体にこれやっているのかな、補助。事業をやっているという状況になっていますね。今のこの市内における現状における団体。それで、それに対する、今ちょっと忘れたもんだから聞くんですが、補助というのは何らかの形でありましたかね。それもお聞きをしたいというふうに思います。  あと非常にセンター等ができれば研修が行われるわけだし、これはまさに行政主導でもやらなきゃならないことなんですが、今研修体制というのはどうなっているのかな。確かに先ほど言った庁内推進委員会あたり、ここでやらなきゃならないんだろうけども、皆さんの課はすごくわかるんですよ。もう平和行政、条例つくって平和行政も担当しているわけだし、そして人権やって、男女共同やって、人権団体幅広いわけだけども、いろいろとありますが。それわずかなスタッフでやっているから課長以下非常に難儀だなというふうには思うんで、そういった意味からしてもこのセンターつくるということは、もちろんこういった市民団体の参画も得ながら、皆さんのスタッフ体制もそれなりに充実してこないと、実際はつくったはいいけども回らないということでは、これまた全然問題になってくるわけでありますから、いずれにしましてもこれ。そういったことを含めて言いたいことあれば。  2番、3番目になりますが、研修体制。これ職員研修とかあと一般研修であるとかいろいろと研修体制も視察をしたところは整っておりましたけれども、この体制がどうなっているのかなというあたりちょっとお聞かせをいただきたいなというふうに思います。  先ほどこの庁内の推進委員で各課から1名というふうになっています。これ何名体制でやっているんですか。実質ここで実施計画や報告を作成しているんだというふうに書いてありますが、これ今のとこ推進プランの年次計画はもちろん立てられていると思いますけども、これは実質的にきちっと機能しているという言い方おかしいか。やって、それなりの一定の成果等は上げているんでしょうかね、これ。ちょっと聞かせてください。 ○委員長(小坂博司) 宮下人権啓発課長。 ◎人権啓発課長(宮下豊) 最初に、男女共同参画推進団体懇談会がどのくらいというふうな話があったかと思いますけども……           〔「団体ね。市内における現状におけるこの団体。市民団体の数」と呼ぶ者あり〕 ◎人権啓発課長(宮下豊) 女性団体の懇談会に加盟しているのは、現在15なんですけども、平成25年度は16であったというふうに聞いていますので、1団体減っているような状況になってございます。  それと、研修体制でございますけども、ことし10月の9日に開催をいたしました男女共同参画の啓発のための講座であります男女共生市民講座を市の研修と位置づけまして、約50名の職員に参加をしてもらっております。恐らく共生講座を職員研修と位置づけたというのは、これまでなかった。まだあります、過去。           〔「過去にあります」と呼ぶ者あり〕 ◎人権啓発課長(宮下豊) そういうことが過去に何度かあったということでありますので、そういう中で研修を行っているということでございます。           〔「団体の補助はありましたっけか」と呼ぶ者あり〕 ◎人権啓発課長(宮下豊) 団体への補助金等は持っていないところでございます。  あと庁内推進委員でございますけども、庁内推進委員は全部の課、局等から選出をいただきまして、42名という今体制になっております。実は、昨年までは全部の課、局ではなくて、男女共同参画の推進プランと人権教育啓発推進計画に関係する課等だけでしたので、全部ではなかったんですけども、今年度から全部の課から選出をいただいて、その年次ごとの実施計画を作成をしたり、実績報告をするだけではなくて、人権の視点からさまざまな、女性問題も含めた人権の視点からの事務事業の遂行を図ってもらいたいというふうなことで全部の課、局からお願いをしているものでございます。  それと、年次計画の実施計画でございますけども、この第3次のしばた男女共同参画推進プランは、ここに基本計画編とあと実施計画編というのがあるんですけども、これが5年間の年次計画であるとすれば、毎年年度ごとの計画もつくっております。各課の男女共同参画に関係した取り組みの事業計画を記載をして、年度が終わってからそこの実績を記載するというふうな計画を毎年つくっております。  以上でございます。           〔「はい、わかりました」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小坂博司) 担当……まだあれですか。           〔「簡単なこと1つ」呼ぶ者あり〕 ○委員長(小坂博司) 渡部委員。 ◆委員(渡部良一) いろいろと議論をしたいとこありますが、時間ですからやめますが、1つだけ聞かせてください。  性別記載のこれやめるというところに投票用紙は入っていますか。これ武蔵野市だけども、投票用紙の男女のところも削ったというふうに言っているんですよね。  言ってみれば、そういった人たちというのは、多分不特定多数の方々に自分のあれを知られたくないというか、そういったことからのいろいろな配慮だと思いますが、投票用紙の案内となっているの、これは。何だったかね。通知でしたっけ。           〔「入場券」と呼ぶ者あり〕 ◆委員(渡部良一) 入場券のあれか。それは、対象になりましたかね。 ○委員長(小坂博司) 宮下人権啓発課長。 ◎人権啓発課長(宮下豊) 全部の課、局等にご照会をしたんですけども、選挙管理委員会から入場券については入ってございませんので、その中には含まれてございません。 ○委員長(小坂博司) 担当課長のほうの質疑のほうはこれで打ち切りたいと思います。  既にもう自由討議みたいなとこも入っていますけれども、少し自由討議をしたいと思いますので、皆さん討議ある方の発言を求めます。  小柳委員。 ◆委員(小柳肇) 今ほど渡部委員のほうから話があったんですが、多目的ルーム、あの駅前複合施設の。確かにパブリックコメントというのはいろんな多様な意見が出るので、ただ何と言うんですか、俎上に上がっては確かにいないんですよ。検討した形跡もないので、これ逆に言うと今からでも間に合わないもんなんでしょうかね。例えば3階の多目的室を会議室として使うというたしかプランだったと思うんですけど、何の会議に使うのかなと思っていたんですよ。1階にも多目的の大きな部屋があるんですね。演奏会とか講演会とか大きな会議、セミナーができるという部屋があるんですよ。だから、なのに何でこの3階の大きい会議室が必要なのかなと思っていた部分があるので、そういうことを考えれば、その3階の多目的室というのは転用というのも可能なんではないかなと思うんですが、逆に今から間に合わないもんかなと。皆さんいかが思いますでしょうか。           〔「占有するかどうかということ……」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小坂博司) 今ほど小柳委員からの意見が出ましたけども、皆さんどのようにお考えになっていますか。  加藤委員。 ◆委員(加藤和雄) 駅前複合施設、市民活動施設という位置づけです。たしか私も武蔵野プレイスだかプライスだか、図書館、プレイスですね。あそこへ行ったとき、武蔵野市というのはすごい市民活動が活発で、その多目的室オープンにしていろんな団体がいろんな情報を出したり、また自分たちの情報を発信できるような場所もあったし、自由に使える場所もありました。やっぱりそういう施設も片や必要だし、もう一つはやっぱり先ほど来皆さんでおっしゃっていたセンター的なもので、特にセンター的なもので、先ほど執行部のほうから言われた交流、情報発信、相談と。相談については、DVの相談の場所が市内にないというわけですし、それも含めたやっぱりそういうセンター的なものがやっぱりどうしても今必要なんじゃないかなというふうに私もこの前視察へ行って感じたことだし、できたらこの市でも必要だということをやっぱり強く感じましたので、そういうものをやっぱり駅前でもできるかどうかも含めてやっぱり考えていってもらいたいなというふうに思います。 ○委員長(小坂博司) 稲垣委員。 ◆委員(稲垣富士雄) 今センターの話ですからあれですけども、複合施設という名目、名称になっているわけですから、何でも入られるわけなんで、ただあいているところが貸し出して運営をするというふうな内容に今複合施設はなっていますので、その一角あたりはそれは常時そこにもう部屋をとったっていいんじゃないかというふうに我々思うんですけども、その辺。  この総務委員会今勉強させてもらっていますから、これをまとめてやっぱり大事な方に要望するというのが必要になってくるんじゃないかと思うんですね。だから、そういう部分も含めてやっぱりやるべきだと。これは、議会は全くそういう要望とか陳情とかそういうものを全く我々知らなかったわけなんで、その辺きょう出てきましたから、できるだけやっぱりこの総務委員会でまとめてそういう提案をするということも必要じゃないかというふうに私は考えますが、いかがでしょうか。 ○委員長(小坂博司) わかりました。ほかに討議はないですね。  今までずっと話されたことちょっとまとめますと、まず男女共同参画の拠点であるセンターは必要でしょうと。それは、場所も含めてこれ選定していかなければならないということがありますし、センターだけでなくて、ソフト面の整備もまた必要だということが先ほど来出ておりました。その辺で整理できるかと思いますけれども、それでよいでしょうか。           〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小坂博司) それでは、当委員会の所管調査として実施した男女共同参画事業は、行政視察及び委員会の内容を盛り込んで報告にまとめたいと思います。  この際お諮りします。当委員会における男女共同参画事業に関する事業の調査結果については、本会議に報告することにしたいと思いますが、ご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小坂博司) ご異議ございませんので、そのように決しました。  次に、当該調査の報告の作成は委員長に一任いただきたいと思いますが、これにご異議ありませんでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小坂博司) 異議ございませんので、委員会報告書の作成は委員長に一任されました。  以上をもって総務常任委員会を閉会いたします。  ご苦労さまでございました。           午後 3時21分  閉 会...