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平成27年11月11日経済建設常任委員会−11月11日-01号

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  1. 新発田市議会 2015-11-11
    平成27年11月11日経済建設常任委員会−11月11日-01号


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    最終取得日: 2022-11-29
    平成27年11月11日経済建設常任委員会−11月11日-01号平成27年11月11日経済建設常任委員会  経済建設常任委員会  委員会記録 平成27年11月11日  ─────────────────────────────────────────── 〇出席委員(8名)    委員長  若  月     学  委員   副委員長  水  野  善  栄  委員         井  畑  隆  二  委員         宮  島  信  人  委員         佐 久 間  敏  夫  委員         今  田  修  栄  委員         宮  村  幸  男  委員         石  山  洋  子  委員  ─────────────────────────────────────────── 〇欠席委員(1名)         入  倉  直  作  委員  ─────────────────────────────────────────── 〇事務局職員出席者        局長         白   田   久   由        議事係長       吉   田   和   子
              午前10時00分  開 会 ○委員長若月学) それでは、皆さん、おはようございます。ただいまから経済建設常任委員会を開会いたします。  本日は9月29日から30日までの2日間、当委員会行政視察を行ってまいりました内容を踏まえ、皆さんから活発な意見を交わしていただき、所管事務にかかわる継続審査に資してまいりたいと思います。  行政視察した長野松本市においては、6次産業化支援事業取り組みについての説明を聞きました。そして、同県大町市においては小水力発電事業取り組みについて、また同市NPO法人地域づくり工房でくるくるプロジェクトについての説明を受けてまいりました。それぞれの視察項目について皆さんから順次所見を伺いたいと思います。所見が全て出そろったところで、当市では今後どのような取り組みを進めていくべきかなど、その方向性を取りまとめていきたいと思います。  初めに、松本市での行政視察についての所見を順次伺いたいと思っております。どなたか。           〔「向こうからやって」と呼ぶ者あり〕 ○委員長若月学) では、今田委員のほうから所見を述べていただきたいと思いますが、よろしくお願いいたします。 ◆委員今田修栄) 皆さん、おはようございます。  せんだっての9月29日から30日までの経済建設常任委員会行政視察の件でございますけども、まず長野県の6次産業化支援事業取り組みということで行ってまいりましたけれども、まず補助金取り組みの経過としての最初補助金交付事業の概要といいますと、いろいろの補助金の経費の対象があるようでございますけども、例えば人材育成商品開発、そして販路開拓利子補給などのいろいろな行政区分がございますけれども、新発田市に対しての当てはまるものといたしましても全般的にはあると思いますけども、特に新発田市の場合には販路開拓、これネットワークを置いた開拓方針というのは新潟県内だけじゃなくて、東京都心という人口の密度の多いところネットワークを配置したほうがよろしいんじゃないかなと。新発田から思えばそういう感じはいたしました。  一番大事なのは、6次産業と言えば生産から販売生産からそして流通、そしてまた加工、いろいろな面で足して6という産業になると思いますけれども、そこまでいくにはやはり個人ではできないところがいっぱいありまして、やはり専門家ノウハウを借りたりするのが一番手っ取り早いし、またそのほうが6次産業を進める上では一番大事なことではないかと、そのように考えてまいりましたけども、これからもやっぱり新発田市としての行政に対してのやり方というものをもう少し深く考えていったほうがよろしいんじゃないかと、そういうふうに考えてまいりました。  ほかにいろいろありますけれども、順次、次の方にちょっとまた聞いてもらいたいと思いますんで、よろしくお願いします。 ○委員長若月学) 宮村委員、よろしくお願いします。 ◆委員宮村幸男) おはようございます。  6次産業化と言えばごもっともな話で、隣で今の今田さんのまねしたほうがいいんでないかなと思いますけども、実際どこでもやっぱり悩んでいるのかなという気しました。といいますのも、一般的な法人とか農家の方々の申し込みがほとんどないというか、そういう状況だったと思いますが、松本のほうでもいろんな水稲はそうはないとは思いますけれども、畑、あるいは果樹というようなもので自家販売しているというところも見られますけども、そういう企業的なものとしての6次産業化というのはなかなか難しさがあるなと。だから、一般的な農家皆さんがやっぱり手の出しやすいようなサポートが十分でないとだめなのかなという気もしますし、面倒くさい問題だなというふうな感じで来たわけでございます。  最初何て言いましたっけ。所見だけだね。 ○委員長若月学) はい。 ◆委員宮村幸男) じゃ、そんなところでございます。 ○委員長若月学) 次、井畑委員、よろしくお願いします。 ◆委員井畑隆二) おはようございます。  松本の6次化については非常に進んでいると感心して見てまいりました。それプラス6次化のほかに野菜機能活性化活用というふうな、その先に進んだいろんなブランド品ということで今開発している。私は、非常にこれ参考になりました。もう少し松本をよく勉強して、うちの市のほうにもそれを対応させていただきたいなというように強く思っております。  以上、終わりです。 ○委員長若月学) 続きまして、宮島委員、お願いします。 ◆委員宮島信人) おはようございます。  6次産業化といっても、松本の場合は非常に農産物生産量も余計で品種も多い。そして、松本というと果樹もある。特に俺おいしいと思ったのは松本のアスパラなんですけれども、あれは新潟県にはないすばらしい味だったと思っております。そういうのを今度6次産業加工してどうして生かしていくかという、その先端性といいますか、先鞭をつけて開拓していくというその意欲、それをまた貴重だったと思っております。また、松本ハイランドのスイカも、またこればかうまいんでありまして、毎年送られてくるんでありますけれども、あれ食べると町場のスイカ食べられないんでありまして、それをまた今度いろいろ加工して工面して6次化していくということなんですけども、どうやってそれを生かしていくか。新たに商品開発補助金つけてやるということなんですけれども、研究開発ということ、その中身もちょっと調べてみてこいばよかったなと思っております。新発田において、みそ屋さん当然あるわけでありまして、そういう意味でも大豆の技術の向上、これを目指していこうかなと俺自身は思っていますので、新発田の6次産業化も大いに進めて、米ばっかでは、2年連続の風の害で特に福島周辺いろいろ被害受けておりまして、俺の仲間でも200万のとり不足だったのということになりますので、やっぱり一辺倒ではだめだということで、そのためにもまた基盤整備して、土地の汎用化を図っているわけなんですけれども、なかなか畑作物稲作とは気性が違うもんだから、なかなかいいようにいかないとは思いますけれども、そういう面でもやっぱり6次産業化の原点はいいものをつくることだと思いますので、その意味でも勉強してみたいなと思っております。  以上です。 ○委員長若月学) 続きまして、佐久間委員、お願いします。 ◆委員佐久間敏夫) 皆さん、おはようございます。  松本市の6次産業のことでございますけども、新発田市でも、松本私行ってきましたけども、野菜の面についても産業の面についても新発田劣ること私ないと思うんだ、正直な話。こういう米でも、農産物でも、野菜でも、加工商品でも、みんな細かく個々にちょこちょこやっているのが新発田現状松本PRが上手で、どんどん発展していくのが主体みたいなような感じします。だから、新発田でもこのように農産物たくさん、本当に松本に負けないぐらい農産物あると思います。それをどういうふうにPRしていくか、それが一番大事じゃないかなと思っています。これ行政の手に携わらないで、自分たちで独自で、農家人たちが共同で協力しながら、やはり先進地行って、どのようにやれば新発田に合うような販売方法、6次産業が成り立って、皆さん加工場農家の人がよりよい方向に進んでいくか。これ新発田の人って本当にPRが非常に下手。だから、もっともっとPRやらないとだめだと思います。これ新発田でも一流メーカー米菓さんもあるし、食品加工メーカーもたくさんあります。その営業戦略の人を招いてでも、実際訴えて講演、本当1時間でも1時間半でも得て、それから勉強しても、私は新発田にこのぐらい農産物あって、生かしていかないのが私おかしくてしようがない。これをぜひ皆さんで協力しながらやっていきたいと、そう思っておりますから、よろしくお願いします。  以上です。 ○委員長若月学) 続きまして、石山委員、お願いします。 ◆委員石山洋子) 松本市の6次産業化支援事業ということで勉強をしてきました。今佐久間さんがおっしゃるように新発田にもいいものがあって、また松本へ行って、そのいいものをどういうふうに6次産業化して取り組んできたのかなというところを学んできましたけれども、6次産業に力を入れるという取り組みについてはどういう状況だったかというのはどこの自治体も同じようであって、松本新発田もそうなんですけれど、農業の担い手がいなくなったり、あとまた農地が荒廃しているところをこれからどうしようか、もうかる農業をするにはということで6次産業化をしていかなければいけないというその背景は同じだったように思います。  まず、1つには松本がすごいなと思ったのは、具体的な6次産業に取り組むに当たって、それぞれのしっかりとした対象者向け補助金をしっかりとつくっていたということと、あとそれから食育とともに6次産業化を進めていったということと、だからかかわってくるところ教育子供たちだったり、また新発田でいう農業研修センターみたいなところだったり、あと新発田には余り大きいものありませんけれども、民間の道の駅のような農産物販売所だったりとか、そういったところで今佐久間委員がおっしゃったように全体で取り組んでいるというのがすごいなと思ったのと、行政の役所の中においてもさっき話があったように宣伝をして、販路を拡大していくところで、マーケティング担当というところにも何人か職員の方がいて、予算もしっかりついていたということで、そういったいろんな県外に、自分ところの地消地産はもちろんなんですけども、県外にもマーケティングということでしっかりと販路を拡大しながら売り込んでいく。さっき言った宣伝というか、そういうところがすごいなと、取り組む姿勢がすごいなというふうに感じてきました。新発田にもいいところもたくさんあると思うので、本当に何か参考にできるところがたくさんあったのではないかなというふうに思って帰ってきました。  1つ行きたかったのはいまい恵みの里、時間があれば。何かそこは後でパンフレットを見たらゲートボール場もある、そういった直売所だったので、また農家レストランもあったりして、そこをちょっと私的には行ってみたかったななんて思って帰ってきました。  以上です。 ○委員長若月学) ありがとうございます。  では、水野副委員長。 ◆委員水野善栄) 研修に際しましては大変お世話になりました。ありがとうございます。  私ども行きました長野県の松本の6次産業化についてでございますけども、石山委員のほうからお話ありましたとおりマーケティング部分で4名ほどの人員がそこにいて、それでもって健康対策も含めて全ての部分で、野菜販路のこととか。だから、今お話あったようにいまい恵みの里でしたっけ。そこの部分では、それこそお年寄りのための室内ゲートボール場がちゃんとそこに備えられていると。そういうふうな形をやっぱり私もそのとき勉強させていただいて、いいものであるなとは思いました。ただ、本当に長野のほうでは水稲というものがないもんですから、ほとんど果樹とか野菜というものが主体になってのことでありますが、加工をしっかりやっていかないといけないものなんです。米は、この辺でとれる米というのはとっておけますけども、野菜はとっておけませんので、その辺の部分のこと、ひとつまた勉強になったかと思いますが、新発田新発田でまたいい流れくんでおりますから、先ほど佐久間委員のほうからも言われたとおりなんですけども、見劣りのしない、新発田市は新発田市の立場で物事やっているということは非常にいいことだと。また、これから6次産業化、これからまた紫雲の郷でいろいろと今トラフグの養殖を始めるとか、そういうことも含めまして、新発田市はまだまだ6次産業については深いことがだんだん大きくなっていって、皆さん地域を盛り上げていく内容が生まれてくると、そう思っておりますので、このたびは松本に行って、いい研修をさせていただきました。  以上です。 ○委員長若月学) では、最後に委員長の私がお話しさせていただきます。  皆さんから非常に素晴らしい所見を聞かせていただいて、私は基本的に今新発田市が逆に言うと食育教育からちょっと距離を置くというふうなことを、今見える中で、逆にその食をまた一生懸命売りに出てると、出しているふうなことでちょっと感銘を受けました。松本市の市長がお医者さんであって、やはり食の大切さを伝えたいというふうなことで「健康寿命延伸都市松本」というキャッチフレーズでやっておりました。そんな中でやはり食の大切さ、それとマクロファージの測定ですとか、すごく人体にいいものの数値が松本は高いんだということも言われておりました。そんな中で切り口変えればやはり新発田にも何か食育を通してですとか、有機を通してですとか関連しながら、点から線、線から面というふうな形の中で結びつけると新発田にも数値的にですとか、印象的にですとか、イメージですとか、非常に明るいものが見えてくるんだなと。ただ、その中にも先ほど石山委員からもお話あったとおりマーケティング、これがやはり一番大切なことではないのかなというふうに感じてまいりました。  以上でございます。  それでは皆さんから所見を出していただきました。整理いたしますと、皆さんからのご意見を。多岐にわたる人材育成補助金が充実していたんではないかと。それと、やはり販路拡大するためにマーケティング等、4名のマーケティング担当いたと思いますが、そういう方がちゃんと機能しているんではないか。あと、やはり新潟新発田と違いまして、果樹物ですとか畑物が多い中、やはりそういうものの活用が多いんではないのかと。あと新発田優位性をもう少しPRしたらいかがかと。そんな中、やはり食育を充実したらいかかが。あと、これから新発田も別な意味農業と違った方向性トラフグですとか、そういうものも視野に入れて産業育成していったらいかがかと。あと、市の姿勢はちゃんと食品、6次産業に向けるためにわれわれはどうしたほうがいいのかというふうなご意見があったように思います。  それでは、今の所見を踏まえ、当市ではどのような方向で行くべきかについて、今後の方向性を各委員間で自由討議していただき、取りまとめていきたいと思います。それでは、討議ある委員の発言を求めます。  石山委員。 ◆委員石山洋子) 私ことし初めて経済建設常任委員会ということで、地元農業もやっているところであるんですけれども、いかんせん農業のこと、農産物のこと、また今勉強に行った6次産業ということに関しても新発田市の現状と、また補助金に関しても多分出ているんではあろうと思いますが、そういった細かい部分勉強不足だったので、行って帰ってきたからの勉強ではあると思うんですけれども、一回やはり新発田市の6次産業化ということについての詳しい担当課の方から現状を聞かせていただければなというふうに思っております。 ○委員長若月学) 佐久間委員。 ◆委員佐久間敏夫) 先ほどもお話ししましたけども、新発田ではそういう食品加工メーカー第一線、全国に通用するような第一線営業マンがたくさんおります。米菓にし、食品にし、その他もろもろ。そういう人を一回呼んで、新発田現状、どういうふうに皆さん考えているのか。一線級営業マンはどうして自社の製品をどのようにして県外に売り出していったのか。格差はあるかもしれませんけども、多少なりとも参考にはなるのではないかなと思っております。  新発田でも東京に新発田会というのありますよね。地元から出身した会ですけども、あの人たちを大いにやはり利用して、パンフレットはどんどん持っていって、その人たちもやはり何%かを上げて、あと新発田から行っている専門学校大学生都市圏にたくさん行っていると思うんです。その人たちは、もう半分以上は居酒屋さんで夜の夜中から朝方まで仕事している人が多い。勉強なんて二の次です、正直な話。やっと単位とって卒業するぐらい。その人たちを本当にパンフレットで、自分知り合いでも、大学生でも、実家でも、知り合いのお友達でも売っていただくだけでもやはり全然私違うんじゃないかなと思うんです。そうすれば自分の都合のいい時間帯であちこち営業活動行ったり、あと勉強していただければ新発田市の発展のためにもなるのではないかなとつくづくそう思っておりました。  以上です。 ○委員長若月学) 井畑委員。 ◆委員井畑隆二) 新発田の場合は特に水田稲作を中心として、その関係でありますので、そこから6次化というのは非常に難しいもんですけども、我が新発田市も複合とかそういうものに、もう少し農業のほうに目を向けて、そっちのほうを、畑作とかそういうふうに主眼を置いて、農業の政策をやってもらいたいなというふうに思っております。 ○委員長若月学) 宮村委員。 ◆委員宮村幸男) なかなか第1次産業、私米ばっかりつくっていますので、そのほかのことよくわからないでいますけれども、やっぱり新発田の全体のことを考えれば減反やりましてからもう大分何十年も、半世紀近くもたっていますので、やっぱり湿田ではございますけれども、その水田をやはり野菜とか、あるいは園芸とかにやっぱり向けて、もうちょっとやっぱり力を入れたほうがいいんではないかなと。その中で6次化というものも目指していく必要もあるんではないかと。だから、今言われた市はどういう方向で今考えているのかというのやら、あるいは食品団地を初めとするプロの皆さんがおりますが、そういう皆さん苦労話も聞かせてもらうというのも必要だなと思いますし、米倉のあそこに野菜売っておられますけども、そういう皆さんお母さん方の話も聞くのもいいなというような気していますが、私はこうありたいというのはなかなかないんですが、国にはいっぱいありますけど、何かやっぱりこういう一晩風吹くともう身上傾くような、そういう現状でございますので、何かやっぱり屋根の下で加工して売れるというものがあれば、ぜひそういう方向づけをしていただきたいと思いますし、またそういう機関が、この間そこの福島も行ってきましたけども、稲作野菜、それから畜産等の総合的なやっぱり研究機関がありましたけれども、新潟では足りないなと思うし、この近辺には余りないなというような気しますが、聖籠のあそこにはありますけども、そういうところをやっぱり何をしているのかと、何を目指しているのかというのをもうちょっとやっぱり情報収集が必要かなと思いますので、やっぱり市の担当する皆さんがどういうものを狙っているのかというのも聞いてみたいなという気がします。  以上です。 ○委員長若月学) 今田委員。 ◆委員今田修栄) 6次産業というのは、非常に言うのは簡単だけども、生産者が、結局6次産業というのは商人にならなければできない仕事なんです。まず、それを的確にやれるか、やれないか。昔から生産者生産者だ、商人商人だというのが一遍とおりだけども、今度6次産業というのは生産から販売加工、全てのことを全部その人がやらねばねということになると相当のいろんな経験、体験が必要だと思うけども、それは恐らく生産者商人に基本的にはなられない。そこをどうやって販売するかというところまで、直売するかというところまで考えると、やはり先ほど佐久間さんも言っていましたけども、それ専門のノウハウのある人をやっぱり呼んで、そして加工して、例えば野菜だったら野菜のを加工して、そしてその次はどうするかというと販売。つくるのはいいけども、立派なものをつくっても、売れるか、売れないかいうのはまた別な問題です。自分から車持って東京あたり売っていくわけに、そんなことできないわけで、やはりそれにはネットワークというか、そういうものもやらなければならないのには、1人でできないということは、やはり行政の力をかりてやるというのが、それが私はルートとしては一本筋だなと思いますけども。  あと、新しい産業分野としては、この6次産業というのは、これ最高だと思います。米をただ売るということ、付加価値がないから、値段がわかってしまう。加工するとまるっきりわからないから、それでおいしければ値段自分で自由につけられるというのが基本的な6次産業のあり方だと思いますので、これからはもう大いにこういうのは、6次産業というものを本格的に農政でも行政でもやっぱり後押しして、立派なやっぱり新発田ブランドをつくりながら、消費者に安心して安全で食べられますよというものを宣伝、まず宣伝が一番大事だなと思います。  一応6次産業考えとしてはそんなことでありますし、私も実は豚飼いやっていたころがありまして、それはやっぱり豚飼って、例えば農協やればそれでまずお金もらうけども、そうなるとその豚肉は枝肉にしてどのくらいといえばもう目方はかればすぐ出るけども、それを今度自分で屠殺して持って帰って自分でさばいて売れば、今度は相当の付加価値があるというのがやっぱりこれが2次産業、3次産業、6次産業だと私は自分経験から、もう40年以上もやってきたから。そこ考えると、この6次産業というのは今さらという話も、考えもあるんです。こういうのをなぜ昔からしなかったかなというのも踏まえて、これから即やっぱり6次産業に力を入れて、付加価値のあるものを安心、安全のようなやり方で私はやっていますので、農薬も何も使っていませんよというようなPRをしながらやっていくと、これから来るTPPにも負けないような産物が新発田市のブランドででき上がるんじゃないかなと、そういうふうに私は考えておりますんで、6次産業、大いに利用したほうがいいと思います。よろしくお願いします。 ○委員長若月学) 佐久間委員、どうぞ。 ◆委員佐久間敏夫) 今、今田委員のほうから6次産業今さらというお話でありましたけども、うちらの食品加工業界ではもう二十数年前から6次産業はやっていた。というのは東港の1社、あとうちの地区のこういう大根のメーカーなんですけども、そこで畑をやって耕して、製品にして販売にすると、そういうのはもう二十数年前からやっていまして、私なんてもう当たり前かなと思った。だから、今何で今田委員が今さらなんて、本当に今さらでございますんで、正直な話。だから、実際そういうふうにやって成功した例のところに行って現地見て、実際にそこの社長さんも2代目、3代目になっていますけども、実際苦労したのは1代目、2代目だと思います。今の人はそんなに苦労していないと思います。ただ軌道に乗って、ただ販売してやっているのが現状かなと思っております。だから、そういうところを、先進地本当見たり、聞いたり、行くのも一つの方法ですし、いろんなやり方あると思うんです。ぜひ皆さんで検討しながら、新発田産業の発展のために頑張っていきたいと、そう思っておりますから、よろしくお願いします。  以上です。 ○委員長若月学) 宮島委員。 ◆委員宮島信人) 今佐久間さんの力強い意見聞いたんですけれども、百姓は慢性的な担い手不足で、米が不安定なもんだから、勤めに出んばだめだという関係で、もうそっちまで手回らないんです。そして、今まさに契約栽培というんですか。大根なら大根全部もう漬け物工場がとりに来るんです。そういう形態なんですよね、佐久間さん。そういうことで、なかなか農家で6次産業までするということは、まず今田さん言われるとおりなかなか厳しい情勢にあると思います。そこを手探りで開発して、うまくいった場合もう業者さん入ってくるんです。ああ、これはいいことしているなと思うともう。そういうことで、なかなか厳しい面もありますけれども、昔から6次産業なんで言われたもんでないんでねえかな。最近でねえかね、6次と言われたの、佐久間さん。           〔「そうですよね」と呼ぶ者あり〕 ◆委員宮島信人) うん。そういうことで脚光浴びてきたんですけれども、なかなかスムーズにうまくはいっていないんでねえかなと思っています。これからの課題としては、そして松本行って、これでやれば絶対だという事例挙げてもらえればなおさらよかったんですけども、ただ漠然でこうやってペーパーもらって説明受けただけではちょっと中が見づらかったなと思いますけれども、一農家としてはもう70手前ですので、そろっとご隠居しねばねえんだがと思っていますけれども、まだまだ。今田さん、よろしくお願いします。 ○委員長若月学) 水野副委員長。 ◆委員水野善栄) 今ほど6次産業についていろいろな皆様のお話ありました。確かに新発田市は、海もあって、山もあって、川もあって、6次産業に結びつけるような資材といいますか、そういうものがたくさんあります。それをお互いが知らな過ぎるんだかもしれませんし、お互いがお互いをけなし合っているのかもしれませんが、ひとつまとめてお互いがコラボして物事やっていくとうまくいくことがいっぱいあると思うんです。例えば加治川はサケが上がります。サケ上がったのをそのまんま食べたっておいしくないから、じゃそうすれば新発田の中でもハムをつくっているような、加工しているような業者さんがあります。そういうとこで加工していただいて、スモークサーモンつくって、それを新発田の名物として売るとか、また山のほう行って、米倉のほうにちょうど握りこぶしぐらいの芋があります、芋。芋もすって、また川東のほうでソバをつくっています。ソバにその芋を入れて、それでもって新発田の名産の、新発田のものでできて、新発田からまた発信できるようなものが生まれていく可能性はいっぱいあるんですけども、皆さんそれぞれがコラボしていないんです。その辺をやっぱり各立場、それぞれの立場の食品関係の方もそうですし、また農業に携わる人もそうなんですけども、そういう人を1つにまとめ上げるような形で、私たちがまた先駆してそういうふうな形をとっていくと、新発田からこれぞというものが必ず生まれてくると思うんです。それでもって販路を広げるとともに新発田宣伝して、これからの新発田をまた人口増加に結びつける。そこまでの部分も生まれてくるかと思いますので、6次産業取り組みというのはすごく楽しいし、これからやりがいがあることだと、そう思っておりますので、またここにいる経済建設の皆様といろいろと討議しながらまた物事をやっていこうと思っております。  以上です。 ○委員長若月学) ほかに討議はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長若月学) なければ、討議を終結することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長若月学) 討議を終結いたします。  皆様からの討議を取りまとめると、やはり当市農業政策については少しまだ補助金ですとか勉強不足ではなかったのかと、これについても我々は勉強する価値はあるんではないかというふうなこと。それと、あと在来の東京にお住まいの方々についても宣伝マン的な役割を果たしていただいてはいかがか、また食品加工の営業担当の方からお話を聞くのはいかがかというふうなご意見あとやはり当市では米作がメーンでございますので、そこから畑作への転換を図るべきではないかというふうなご意見あとは屋根の下の農業考えるべきであって、やはり水稲だけではなくて、花卉ですとかそういうもの、それから当市で運営している米倉農園の方からもお話を聞いたほうがいいんではないか、あとはしっかりした新発田市として目指す方向性をきちっとしたほうがいいんではないかというふうなお話、あとは6次産業というのは今に始まった話ではなくて、生産から加工販売まで一貫したほうが今田さん言うには実入りがいいというふうなお話はありましたので、新発田を裕福にしていく方向があればいいんではないかと。あと稲作は慢性的な今担い手不足になっていると。そういうふうな中で農業考え方も考えていく必要があるんではないか。あとは、当市としてはせっかくある山から海までの産物をコラボレーションするべきではないかというふうなご意見等々ございました。このような意見を整理させていただきたいと思いますが、これでよろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長若月学) ご異議ありませんので、そのように進めてまいりたいと思います。  では、ここで一旦松本のほうは終わらさせていただきます。  次に、大町での行政視察についての所見をいただきたいと思います。これにつきましては、水力発電所とくるくるプロジェクトというふうなお話がございました。この中で所見を、では井畑委員のほうからよろしくお願いいたします。 ◆委員井畑隆二) 大町のあれ見たんですけども、非常に水力見たんですけども、何せ河川いろんな規制がありまして、なかなかこれ大変だなと思いました。かえって太陽光発電のほうが大町のほう多かったもんだから、そういうことでそっちのほうの、大町のほうの水力でなくて太陽光発電とか、そっちのほうがよく勉強したほうが大変いいんでねえかなというような考えを持ってきました。 ○委員長若月学) 宮島委員、お願いいたします。 ◆委員宮島信人) 大町の水力発電の……どうも病気になりまして、私現場ちょっと行かれなかったもんで、大変失礼しましたけども、そういうことでひとつ勘弁してください。 ○委員長若月学) 佐久間委員。 ◆委員佐久間敏夫) 大町の水力発電、本当にああいうふうに水が豊富であって、能力があれば確かに水力発電非常にいいかなと思っております。じゃ、新発田に当てはまるところはどこかなというと、なかなかあのぐらいの水量で圧力がある河川敷はないのではないかなと思っております。それこそ先ほど井畑委員がおっしゃったとおり太陽光発電にやはり中心を持って、そっちのほうに進めていったほうがいいのではないかなと、そう思っております。  以上でございます。 ○委員長若月学) 石山委員。 ◆委員石山洋子) 大町の新堰発電所、それからあそこは東京電力でしたけども、あと新エネルギーということで、小水力ということで町川発電所、それぞれ現場を見せていただいて、またもう一つ、地域づくり工房のくるくるエコプロジェクトでしたっけ。そこも個人がやっている水力発電ということで2カ所、ご自宅の前ということで見せてもらいましたけれども、今佐久間委員がおっしゃるように大町は地形的にも本当にどこへ行っても小水力とはいうものの、水が豊富だったというのがまず1つ。また、傾斜があって、やっぱり新発田とはちょっと違うなと、条件がちょっと違うんじゃないかなというふうには思って来ました。ただ、あれだけの水量があって、またそれをくるくる、地域づくりの方で個人でやっている方はもう電気の勉強ももちろんですけども、そういった技術を持っていらっしゃる方がああいうふうにして取り組むには物すごくいいんじゃないかなと思いましたし、町川発電所でしたっけ。そこは自分たち地元のし尿処理施設でしたっけ。そこの電力を賄うだけのやっぱり電力供給できるし、また余った分は県外のほうにも送電しているということで、あれだけの規模の、小水力であっても、それだけの電力の、市の行政の負担も少なくするようなものをやっているということはすごく勉強になりましたが、さっきも言ったように新発田でそれをというとなかなか難しいんですけども、新エネルギービジョンの中には、市長も先回の一般質問とか、今までの一般質問の中にも小水力に取り組んでいくんだというふうにおっしゃっていましたので、その辺のところをしっかりと今後もどういうふうな、具体的にどういうようなところで取り組んでいくのかということも私たちもまた勉強していくのは大事なんじゃないかなというふうに思って帰ってきました。全然視察の場所ではありませんでしたけれども、お昼にジビエということでいただきましたが、それもさっきの6次産業じゃないですけども、そういった意味自分たちのとったものをまた料理にして地産地消ということで、ああいうところもすごくよかったなと。プラスアルファの視察をさせてもらったなというふうに思っています。ありがとうございました。 ○委員長若月学) 続きまして、今田委員、お願いいたします。 ◆委員今田修栄) 大町市の小水力発電ですけども、やはり環境に恵まれている地域だからこそできるんだなと。まず、それがもうてきめんにわかりました。そして、また一般家庭にすると300戸ぐらいの分の電気を起こしているというのは、すごく今盛んに言われている原発、あれから比べるとすごく自然環境に恵まれたあれを利用した分はすごくいいなとは思いましたけれども、新発田として考えるならば山手の人たちの関係だなと。若月委員長の関係だなと思いますので、その辺をこれからもどういう、格差のある川の流れを利用してやればもっといいような水力発電ができるんじゃないかなと。私は、理想はそういうふうに考えておりますので、また今後の検討の材料になるんじゃないかなと帰ってまいりました。 ○委員長若月学) 続きまして、宮村委員。 ◆委員宮村幸男) 今も原発の話出ましたけども、そういうものやら、あるいは化石燃料からちょっともう遠ざかるというのは自然エネルギーを利用するよりほかないというふうに思いますので、その地域に合ったそういう新エネルギーというのも開発をし、あるいは考えて取り入れると、導入するというのが大事じゃないかなと思いますが、大町さんは小水力とミニ水力発電ということでやっておられましたけれども、小水力の大町新堰発電所ですか、小水力のあれです。そこは焼却場の電気に使用するということでやっておられたと思いますけれども、じゃもっと落差もあるし、水量もあるし、もっとほかのところもやったほうがどうですかと聞いたら、やっぱりコストが高くつくというか、初期投資にかなりかかりますので、それを回収するに大変ですので、これ以上はやらないというようなお話もしておりました。だから、やっぱり割に合うところはやるけれども、合わないところはやっぱりできないということもあろうかと思います。それで、新発田市はあそこの小戸の反対べたにありますよね。           〔「内の倉ダム」と呼ぶ者あり〕 ◆委員宮村幸男) 内の倉だね。あれが、加治川の内の倉ダムの小水力発電所ありますけども、あれは1年間目標1億1,000万ですけども、だからよく全国の話わかりませんけども、相当やっぱり大きな発電所じゃないかなというふうにしてあそこにあると。だから、あそこかなり高いところにありますので、またもう一つ導水路をつくってすればできるんじゃないかなというような気しますけども、とにかくそこの、この新発田市であれば海を利用した潮力もありますし、それから風もありますし、そういうようなことでやっぱり自分の土地に合ったものを開発していく必要があろうというふうに思います。  それで、ミニ水力発電所も大変大難儀して、苦労されているなという気しますけれども、すごい先駆的な働きしているなということで、感心して聞いてまいりましたけれども、それを我が新発田市からすると何か落差が足りないな、水量も足りないなというような感じでは見ておりますけれども、しかしさりとてやはりそういう目に見えるような発電所をつくって皆さんに見てもらう。あるいは、観光的な資源に生かすというようなことは十分できるんではないかなと。そこをやはり探って建設をしていく必要もあろうと思いますので、その辺を新発田市に期待したいなというふうな気します。  以上です。 ○委員長若月学) 水野副委員長。 ◆委員水野善栄) それこそ長野県の大町市に行きまして、小水力発電所の見学をしてきたわけですけども、まずをもって、つくり上げたときの立場がよかったのかなと、そう思っておりますし、私ども新発田市にじゃ当てはめてというと非常に難しいものじゃないかなということは感じてきました。とにかく予算がちょっと、予算というか、お金がかかり過ぎる。落差がない。どこでどう頑張ってみようかなというときに、今宮村委員のほうからお話あったとおり、それこそ内の倉ダムのところからのまた分水でもってやる、それぐらいのもんかなとか、あと赤谷のほうの山間部ですか。山間部の河川を利用しての水力発電が何とかできるのかなと。そうすれば、赤谷小学校の跡地の宿泊施設ですか、これからつくるもんですから、そういうとこの電気の供給というのもこれから考えていくのも楽しいことかなとかいろいろ思ってはきましたが、非常に難しいかなと思うのと、またミニ水力発電、くるくるエコプロジェクトさんのことについて、各地からいろいろ皆さんがそこに見には行って、私も中を見ましたけども、やっぱりバッテリーをあれだけ準備しんきゃならないとか、それについてのまた予算のこともありますし、また何といってもそこの場所でそこの方々しかしていなかった。ほかのとこでそれが普及なっているのか、ほかの地区の人が同じことをやって、ああ、あそこでやっているのがここに広まって、私たちもそういうことでみんなで楽しんでいるんですよ、楽しみながら皆さんにしているんですよということがちょっと見受けられなかったように感じてくるもんですから、ある程度参考としての見方しかできなかったかなというふうに思いました。  あと、ジビエのこと、非常にこれさっき言った6次産業の一部分もあって、食育教育、命をいただいて、その命で食物を皆さんに供給するという立場をちょっとかいま見まして、あそこでやっていたオーナーシェフの方ですか、女性の方だったんだけど、ちょっと今名前すぐ出てこなくて申しわけないんですけど、あの方いろんな時期になって、11月過ぎになると講演会をやっているそうなんです。あちこちで講演会をやって、それでまた肉についても例えばこの辺で言えばイノシシもあるでしょうし、シカもそうなんでしょうけども、肉についても自分でさばいて、それこそさばく現場も今度見学に来てくださいというような形もありましたが、それでもっていろんなことで子供に対する教育も含めて、新発田市でもまた講演会か何か持って、そういう方のそこに行き着くまでの部分を教えていただいたりすることは非常にいいんじゃないかと、そう感じて帰ってきました。  ちょっとまとまりにくい話で済みません。終わります。
    委員長若月学) では、最後になりましたんで、私です。  私からは、やはり大町という黒部ダムのそれこそ入り口という非常に標高の高いところ、また雪もたくさん降って、水量も多いところならではのやはり水力という考え方であったのかなと。あと、やはり一番問題なのはくるくるプロジェクトでもそうですし、水力もそうなんですが、水利権なんです、どうしても。水利権の問題につきましても、やはり市が関連するといいましても、必ず農業用水ですとか普通河川であれば市認可、それから水路であればどうしても農業関係の方々との合意形成が必要だというふうなことで、一番印象に残ったのは小水力につきましては一番それこそ日本で最大級の小水力が内の倉の小水力発電所と言われています。それと同時に、またくるくるプロジェクトにつきましては、やはり農家の方といった立米数というか、トン数というか、取水の農業のトン数より多いんじゃないかというふうなことで一旦暗礁に乗り上げ、それでまた皆さんとともに話し合ってやったというふうなことで、調子に乗り過ぎると何でもだめなんだなというふうなことも思いました。しかしながら、新発田でも加治川のやはりこれも水利権絡みますが、第1頭首工ですとか、第2頭首工ですとか、あの大きな頭首工というのは水的には非常に魅力ある水量だなと。ただし、あそこも農林水産省の所轄で我々市では手が出せない。そういうもどかしさもありますねというふうなことでございました。いかんせん水問題については恵まれているところとそうでない地域ありますので、新発田でも風力がまずあるわけなので、風力に頑張ってもらいながら、またある程度の視野も、自然再生エネルギー、バイオマスも含めまして研究の余地はあるんではないかなというふうに感じてまいりました。  以上でございます。  では、皆さんから所見を出していただきました。整理いたしますと、皆様からのご意見ではやはり水力は適材適所において、新発田では理にかなった場所があるのか、ないのか、また長野県においては日照時間が一番長いそうなんです、長野県。そういうことで、全県的に太陽光が多かったように見れると。そのようなことで、太陽光も新発田でも考えたらどうかというふうなご意見、それとやはり水力のメリットとしてのあり方はし尿処理施設に活用していたというふうなことが、やはり市の行政で使う部分で使っているので、またそういう施設の取り組み新発田で言うならば有機資源センターの廃熱利用ですとか、そういうのもそこにかかわってくるのかなというふうに思いましたし、あと新エネルギーのビジョンについてもどのように取り組むか、今後また考えていかなければいけないというふうなこと、あと水力発電所は全体的に見ると新発田では難しいのかなというふうなご意見が多かったように思います。このようなご意見をまとめさせていただいたということでよろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長若月学) それでは、今の意見を踏まえ、当市でどのような方向性で行くべきかについて、今後の方向性委員間で自由討議したいと思いますので、よろしくお願いいたします。  石山委員。 ◆委員石山洋子) 今後の方向性ということで、まず小水力は大町で勉強してきましたけれども、先ほども言ったように新エネルギービジョンということで、小水力をぜひ新発田でもやりましょうと市長が言ってから5年目を迎えますが、具体的にどれぐらい進んでいるのか、そういった構想の計画とかもまだ全然私にはちょっと目に見えたものがないような状況なので、そのあたりをまず一旦聞いてみるのも必要かなということで、それからまた新エネルギーについてはこういった委員会の中で、どういうものがふさわしいのかということも踏まえて勉強していったらいいのではないかなというふうに思います。 ○委員長若月学) 続きまして、どなたか。           〔何事か呼ぶ者あり〕 ○委員長若月学) 自由討議。なんで、今を踏まえましてこうあるべきだとか、今石山さんおっしゃったように新エネルギービジョンの進捗についても新発田市として勉強していかなきゃいけないなというようなことですとか、あと何を取り入れるべきか。委員会で、今の題材につきましてお願いします。  宮村委員。 ◆委員宮村幸男) 両方でもいいんだ。 ○委員長若月学) はい。 ◆委員宮村幸男) 6次化のやつとどっちも。今のの。 ○委員長若月学) 自由討議でございます。 ◆委員宮村幸男) 私もやっぱり同じで、まだはっきりとこれだという照準が市としては定まっていないということなんですけども、やっぱりもうあちこち計算もしながらやっていると思うんで、そういう方向性はどうなんですかというようなことで市の対応を聞かせてもらうというのも1つのあれだし、さっき言ったように資源はいっぱいあります。海のほうの潮力、風、水力、バイオマスもという、いろんなのがありますけども、そこら辺はみんな計算していると思いますけども、そこら辺の見きわめをどうしているのかというのをやっぱり委員会でひとつ聞く必要もあろうし、さっきも松本の関係で6次産業ですか、それと農業振興という面で、そういう行政のほうの意見も聞く必要もあるんじゃないかなというふうに考えます。  以上です。 ○委員長若月学) 今田委員。 ◆委員今田修栄) なかなかこれもまた一口に水力発電といいましても、個人的にやれと言ったって簡単にできるような問題でもないし、かといって補助金、助成金がどこから出るかといえば、これまたちょっと考えざるを得ない資金面もありますし、あと環境とするとやっぱり平場ではだめだと。やっぱりあっちの菅谷、川東、赤谷、米倉、あっちのほうでないとできない問題でありますので、これはやっぱり行政として取り上げるならばどういうふうにしたほうがいいというのは、NPOを立ち上げるとかいろいろあると思いますけれども、本当にやる場所があればそれはこしたことないけども、その辺を含んでやっぱり改めて検討したほうがいいと、私はそんな感じで帰ってきました。 ○委員長若月学) 井畑委員。 ◆委員井畑隆二) このエネルギーについては、初期投資が非常にかかるもんでございますので、それは行政の力が大変必要でございますけども、もう一つは風力についても藤塚浜あたりはいいけども、あとほかのほうは風が弱くて無理だという話もありますので、もう少しその辺を行政のほうから調査していただいて、その辺のお話を聞きたいなというふうに思っています。 ○委員長若月学) 続きまして、佐久間委員。 ◆委員佐久間敏夫) なかなかミニ水力発電は、先ほどお話ししたとおり地形から新発田ではなかなか難しいんですけども、水利権の問題もありますし、これは一番手っ取り早いのはやはり担当課にお話をして、新発田でミニ水力発電というのはどこが適しているのか、また一般家庭だけに対応するのか、その地域の部落だけを対応するのか。でなければ、この施設を対応するのか。もしそういうふうに分けて、どのぐらいの規模の水力発電が必要なのか、これ私たちが計算したりなんかするのもなかなか大変ですし、これはもう行政担当課にお話しして、どこがどういうふうになっているのか、どこがいいのか、それをまず聞くのが一番手っ取り早いんじゃないですかと私は思います。その後にまた皆さんと相談しながら、こういうふうにやったほうがいいのではないかと、また勉強方々やってもいいのではないかなと、そう思っております。  以上です。 ○委員長若月学) 宮島委員。 ◆委員宮島信人) 水力発電といいますと、傾斜がねえとだめだと。そういうことになると、当然場所は限定されるということで、新発田の場合は農業用水としての土地改良の網にかかっていると思うんです。なかなか常に水が流れていても、それは農業用水だったりする。なかなか場所的に非常に限定されるし、あるか、ないかも含めてやっぱり検討する必要があるんじゃないかと思います。こういう山奥で、大町というのは、なわけなんですけれども、こういう立地ではないと思いますので、そこあたり精査する必要があるんでないかと思います。 ○委員長若月学) ほかにありますでしょうか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長若月学) ほかに討議がなければ、討議を終結するにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長若月学) 討議を終結いたします。  皆さんからの討議を取りまとめると、水力は地形的な問題、それらに関する問題が非常にやはり多くて、新発田では専門家を呼んで勉強会をしなければよくわからないというふうなことがございましたし、また政策的な問題では新エネルギービジョンの計画についてと、それから進捗についてのご意見を市のほうからもお聞きしたいというふうなこと、我々についてもやはり原子力発電所よりは自然再生エネルギーが必要だというふうな観点のもと、エネルギーについて勉強していかなければいけないというふうなこと、あとやはり加治川の水というのは水利権等々もあります。そういう問題で難しいのと、あと同時にやはり市が進めようとしていた、以前予算もつけてやりましたので、その具体的なところをお示しいただければ一考の余地はあるんではないかなというふうなこと等々のご意見がございました。このようなことで整理させていただきたいと思いますが、これでよろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長若月学) ご異議がありませんので、このように進めさせていただきたいと思います。  さらに、この委員会で今勉強会しなければいけないというふうなことも、松本市の6次産業化、今の新エネルギービジョンについて、当委員会としましてこの2つの課から聞く必要があるか、ないか、これもちょっとご意見いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。           〔「聞いたほうがいいと思います」と呼ぶ者あり〕 ○委員長若月学) よろしいですか。           〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長若月学) では、この内容につきまして、当委員会として日程を事務局とまた調整させていただきながら、聴取なのか、討論なのか、どういうふうな形にしたほうがいいでしょうか。           〔「聴取」と呼ぶ者あり〕 ○委員長若月学) 聴取だけでいいですか。  では、新エネルギービジョンと、それから6次産業化についての進捗状況もしくは事例の状況を聞くというふうな形で進めさせていただくというふうなことで計画させていただきます。  今回初めて行政視察をこのように自由討議を行い、委員会として考え方をまとめましたが、今後に関すること、また次のほかに継続審査の必要性がある場合この委員会でとり行いたいと思います。  なお、この行政視察及び委員会内容を盛り込んで、所管のかかわる報告書を作成させていただきたいと思います。また、8月に実施した市内施設視察においては皆様から特にご意見がありませんでしたので、視察による現状確認を行ったことのみを報告させていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長若月学) ご異議がありませんので、このように取り計らいさせていただきたいと思います。  以上をもって経済建設常任委員会を閉会いたします。  ご苦労さまでした。           午前11時14分  閉 会...