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△日程第3、議第1号
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて
○議長(
宮野昭平) 日程第3、議第1号
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
二階堂馨市長。
〔市長 二階堂 馨登壇〕
◎市長(
二階堂馨) おはようございます。それでは、
提案理由をご説明申し上げます。
議第1号議案は、
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてであります。
平成25年9月30日をもって
任期満了となります
人権擁護委員につきまして、
森井正俊氏、
鈴木ヒロ子氏、
野村洋子氏、
伊東廣子氏を再任とし、また
渋谷武雄氏、
田中孝成氏の後任として
田野賢司氏、
樋口貞雄氏を法務大臣に推薦したいというものであります。
よろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願いを申し上げます。
提案理由といたします。
○議長(
宮野昭平) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議第1号については、
会議規則第37条第3項の規定により
委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
宮野昭平) ご異議なしと認めます。
よって、議第1号については、
委員会付託を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。質疑ある議員の発言を求めます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
宮野昭平) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論ある議員の発言を求めます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
宮野昭平) 討論なしと認め、討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議第1号
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては、これを適任と認める議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
宮野昭平)
起立全員であります。
よって、議第1号
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては、適任と認めることに決しました。
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△日程第4、議第2号から議第26号までの
提案理由説明・
総括質疑・
常任委員会付託
○議長(
宮野昭平) 日程第4、議第2号から議第26号までを
一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
二階堂馨市長。
〔市長 二階堂 馨登壇〕
◎市長(
二階堂馨) それでは、
提案理由を申し上げます。
議第2号議案から議第4号議案は、新発田市税条例の一部を改正する
条例制定、新発田市
都市計画税条例の一部を改正する
条例制定及び新発田市
国民健康保険税条例の一部を改正する
条例制定の
専決処分について承認を得たいというものであります。
地方税法の一部を改正する法律が平成25年3月30日付で公布されたことに伴い、3月31日付で
専決処分させていただいたものであります。
議第5号議案は、新発田市職員の
特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する
条例制定についてであります。
人事院規則の改正に伴い、
防疫作業手当を支給する作業の範囲を拡大するため、所要の改正をしたいというものであります。
議第6号議案及び議第7号議案は、新発田市
老人医療費助成条例の一部を改正する
条例制定について及び新発田市
子ども医療費助成に関する条例の一部を改正する
条例制定についてであります。新潟県県単
医療費助成事業の
老人医療費助成事業実施要領及び子どもの
医療費助成事業実施要領の改正に伴い、所要の改正をしたいというものであります。
議第8号議案は、新発田市
ひとり親家庭等の
医療費助成に関する条例の一部を改正する
条例制定についてであります。県が
ひとり親家庭等の
医療費助成における
所得制限の
実施範囲について改正したことに伴い、これに準拠して所要の改正をしたいというものであります。
議第9号議案は、新発田市
道路占用料条例の一部を改正する
条例制定についてであります。
道路法施行令の改正に伴い、道路の占用料を新たに設けるなど、所要の改正をしたいというものであります。
議第10号議案は、新発田市大
天城公園条例の一部を改正する
条例制定についてであります。大
天城公園多目的運動広場の整備が完了したことから、
当該施設をスポーツ、
レクリエーション等の利用に供するための無料の
運動施設として条例に位置づけるため、所要の改正をしたいというものであります。
議第11号議案及び議第12号議案は、
市道路線の廃止及び認定についてであります。県の
バイパス工事完了に伴う旧道の引き継ぎ及び
宅地造成による路線の新設により、
市道路線の廃止及び認定をしたいというものであります。
議第13号議案は、平成25年度新発田市
一般会計補正予算(第1号)の
専決処分の承認を得たいというものであります。4月6日からの暴風雨により被害を受けた
市有施設の復旧及び
農業用施設等の
復旧支援を行うため、2,245万9,000円の
補正予算を4月17日付で
専決処分させていただいたものであります。
議第14号議案は、平成25年度新発田市
西部工業団地造成事業特別会計補正予算(第1号)の
専決処分の承認を得たいというものであります。
西部工業団地造成事業特別会計において、平成24年度の歳入に不足が生じましたので、
地方自治法施行令第166条の2の規定に基づき、翌
年度歳入を繰り上げ充用することとなり、これに伴う
補正予算を5月24日付で
専決処分をさせていただいたものであります。
議第15号議案は、平成25年度新発田市
一般会計補正予算(第2号)の議定についてであります。補正の内容は、
人事異動及び
退職手当に係る調整率の改定などに伴う
職員給与費の調整、国県の
補助内示、
制度改正に伴う事業費の調整、急を要する
事務事業に係る経費の調整及び
債務負担行為の追加が主なものであり、
歳入歳出それぞれ2,300万円を追加し、
歳入歳出予算の総額を440億6,545万9,000円にしたいというものであります。
補正の主なものについてご説明申し上げます。2
款総務費では、
新発田駅前の
複合施設建設に向けて
事業計画の策定及び
基本設計等を行うため、
新発田駅前複合施設建設事業に5,801万6,000円、自治会が行う
コミュニティ活動用備品の整備に対する補助金として
コミュニティ支援事業に250万円、高齢者の
交通事故減少を図るため、
高齢者運転免許証の返納を支援する経費として
高齢者運転免許証自主返納支援事業に75万円を追加するものであります。
3
款民生費では、子ども・
子育て支援事業計画の策定に向けて
ニーズ調査を行うため、子ども・
子育て会議推進事業に190万5,000円を追加するものであります。
6
款農林水産業費では、
有害鳥獣捕獲の担い手を確保するため、
狩猟免許取得等に要する経費の補助金として
有害鳥獣捕獲支援事業に53万円を追加するものであります。
7
款商工費では、
大栄商店街アーケードの
補修工事に対する補助金として
中小企業等振興事業奨励支援事業に78万2,000円を追加するものであります。
8
款土木費では、
道路ストックの総点検に係る
市道舗装の
点検調査に要する経費などにより
道路維持管理事業に981万円を、
住宅リフォーム補助金の募集枠を拡大するため、
住宅リフォーム支援事業に2,000万円を、
排水路改築工事補助制度に係る対象区域を拡大するため、
排水路改築事業に220万円を追加するものであります。
9
款消防費では、
自主防災組織が行う
防災資機材の整備に対する補助金として
防災対策推進事業に170万円を追加するものであります。
以上が歳出の主なものであります。これに対する主な歳入としまして、
国庫支出金1,473万円、
県支出金311万3,000円、諸収入420万円をそれぞれ追加するものであります。
なお、
債務負担行為につきましては、4月6日からの暴風雨により被害を受けた
農業者等が経営の維持、安定のために融資を受ける際の
支援措置として融資期間に利子補給を行うため、
債務負担行為を追加するものであります。
議第16号議案は、平成25年度新発田市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)の議定についてであります。補正の内容は
人事異動などに伴う
職員給与費の調整であり、
事業勘定では
歳入歳出それぞれ1,122万2,000円を追加し、
施設勘定では
歳入歳出それぞれ15万7,000円を減額したいというものであります。
議第17号議案は、平成25年度新発田市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)の議定についてであります。補正の内容は
人事異動などに伴う
職員給与費の調整であり、
歳入歳出それぞれ457万1,000円を減額したいというものであります。
議第18号議案は、平成25年度新発田市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の議定についてであります。補正の内容は
人事異動などに伴う
職員給与費の調整であり、
歳入歳出それぞれ261万5,000円を減額したいというものであります。
議第19号議案は、平成25年度新発田市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)の議定についてであります。補正の内容は
人事異動などに伴う
職員給与費の調整であり、
歳入歳出それぞれ5万1,000円を追加したいというものであります。
議第20号議案は、平成25年度新発田市
下水道事業特別会計補正予算(第1号)の議定についてであります。補正の内容は
人事異動などに伴う
職員給与費の調整などであり、
歳入歳出それぞれ514万5,000円を減額したいというものであります。
議第21号議案は、平成25年度新発田市
水道事業会計補正予算(第1号)の議定についてであります。補正の内容は
人事異動及び
退職手当に係る調整率の改定などに伴う
職員給与費の減額と
監視制御システム改修に要する経費の増額などであり、
収益的支出で1,012万2,000円を減額し、
資本的支出で2,951万円を追加したいというものであります。なお、
資本的収入額が
資本的支出額に対して不足する額が2,951万円増額となるため、
建設改良積立金からの補填額を増額したいというものであります。
議第22号議案は、新発田市一般職の職員の給与の
臨時特例に関する
条例制定についてであります。
国家公務員の給与の改定及び
臨時特例に関する法律に基づく
国家公務員の
給与減額支給措置を踏まえ、平成25年7月1日から平成26年3月31日までの間、職員の給与を減額するため、新発田市一般職の職員の給与に関する条例等の特例を定めたいというものであります。
議第23号議案から議第26号議案は、契約の締結についてであります。議第23号議案、
加治地区コミュニティセンター新築(建築)工事は、
制限付一般競争入札により、
株式会社岩村組代表取締役、
岩村菖堂との間に平成25年5月22日付で仮契約を締結したものであります。
議第24号議案は、
二葉小学校校舎普通教室棟改築(
建築本体)工事は、
制限付一般競争入札により、
株式会社石井組代表取締役、石井和郎との間に平成25年5月23日付で仮契約を締結したものであります。
議第25号議案
二葉小学校校舎管理・
特別教室棟改築(
建築本体)工事は、
制限付一般競争入札により、
株式会社伊藤組代表取締役、
伊藤隆雄との間に平成25年5月23日付で仮契約を締結したものであります。
議第26号議案
川東統合小学校屋内体育館棟新築(建築)工事は、
制限付一般競争入札により、
樫内建設株式会社代表取締役、
樫内宏基との間に平成25年5月23日付で仮契約を締結したものであります。
以上、
提案理由について概略を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(
宮野昭平) これより
総括質疑に入ります。質疑ある議員の発言を求めます。
中村功議員。
◆9番(
中村功議員) 発言の機会をいただきましたので、2点ほどお聞きをしたいと思います。
まず最初に、議第15号の
一般会計補正予算(第2号)の議定についてのうち、
住宅リフォーム補助金の枠の拡大についてでございます。先般、4月のちょうど花見の真っ盛りのときに先着順で希望者を募られたようでありますけども、その後市民の多くの方から苦情をいただきました。私も2日前、土曜日の日、
城址公園で花を見に行こうと思いましたら、
維持管理の建物前に十数人の列がもう既に並んでおりまして、これは何だろうと思いましたら、花見かなと思いましたけども、もうテントといいますか、シートまで敷いていたんで、花見かなと思ったんでありますが、そのときからもう並んでいたということでありました。ある人は、8時半受け付け開始だと思って行ったらもう玄関払いされたということで、非常に憤慨をされておりました。このことについて2次募集があるからということでありますけども、早くしてもらった理由はお盆前に何とかしてほしいというのがあったと思いますが、このことについてこの補正はどういうふうな部分で考えておられるのか。これは今度意見でありますけども、
空き店舗対策についても
進出希望者が例年より多くて、断られたとか予算の範囲のぎりぎりの境目なんで、待たされているというようなのがありまして、先着順というもの、あるいはまた市内の人、その借りた
空き店舗のほうでありますけども、市内の
皆さん優先というか、そういうことができなかったのか。これは意見でありますので、先着順のあり方についてどう考えたのか、お聞かせいただきたいというふうに思います。それで、7月になると思いますけども、どういうふうにおやりになるのか。
2点目、これがもう一つでありますけども、議第22号議案でありますが、今回国の公務員の予算の、給与の改定がございます。新発田市平均何%下がるのか。私としては、今アベノミクスでありませんけども、いいところはいい、悪いところは悪いという状況の中で非常に、代弁するわけでありませんけども、やはり市の職員の給与も市内の
消費活動には多くの貢献をしていると思いますが、追随するということ、市の税金でありますので、何とも言いがたいんでありますけども、還流するということであれば極力市職員は市内で買い物をしていただくというようなことも含めて、あと市の職員の給料が下がるのに同じ仕事だというモチベーションをどう市長は高めていくおつもりなのか、その辺、これが
市民サービスに直結する話であります。そしてまた、
消費活動にもつながるわけでありますので、その辺のお考えをお聞かせください。
○議長(
宮野昭平)
二階堂馨市長。
◎市長(
二階堂馨) まず、第1点目の
住宅リフォーム助成事業についてであります。
今、
中村議員から当時の概況についてお話がありましたけども、私もその状況についてすぐ連絡を受けて、なおかつ指示をしたところであります。今回先着順にしましたのは、昨年度の反省から実は先着順にしたということであります。昨年度抽せんということにさせていただきました。結果して、実はその施工が非常におくれてしまったということであります。
経済対策で取り入れた事業にもかかわらず、実はずっと間延びしてしまったと。こういうことから、事業者の皆さんあるいは市民の
皆さん方から、これでは本当の意味での
住宅リフォーム助成事業、
経済対策にならないんでないかと、こういうような実は声がございましたので、じゃ今年度はそれならばその反省から学んで先着順にやってみたらどうだろうということで実施をさせていただきました。そうしましたら大変ありがたい誤算といいましょうか、2日ぐらい前からもうお並びになっている方々が大変いたと、こういうことであります。しかし、もう広報等でその先着順でやりますということはもう広報してしまっているわけでありますので、途中からその制度を変えるということはこれもかなわないと、こういうことで前半の実施した関係につきましては先着順にさせていただきました。そのときに少したくさんの応募がございましたので、本来予定していた件数よりも余計に、実は今度7月に行われる分も前倒しをさせていただいたと、こういうことであります。今回議会のほうに提案している分は、その前倒しした分を、どうしても過不足が出ますので、今回住宅リフォームで2,000万を補助させていただきたいと、こういうことでありますし、今回の7月に行います住宅リフォームはまたそこから学んで、今回は抽せんにさせていただきたいというふうに思っておるところであります。ただ、どうしても抽せんになりますと事務が長くなりますので、その辺は担当課になるべく早目に対応するように、あるいは受け付けている順番からもうチェックするようにということで、もう抽せんのときにはすぐ仕事というか、実施が可能なようなことをするようにという指示しておりますので、今度行われます住宅リフォームについては住民の
皆さん方、市民の
皆さん方からそう混乱はしないような体制を整えているところであります。
それから、
空き店舗の関係がありましたけども、
空き店舗についてはこれは先着順というふうにさせていただいておるところであります。まだその実施状況については私のほうに報告来ておりませんので、もし必要であれば今回これから開かれる委員会等でご質問いただいて、その実態について調査をしていけば大変ありがたいというふうに思います。
それから、職員給与の関係についてであります。私の公約でありますように、総人件費の10%削減ということで今取り組ませていただいておるところであります。その意味では、市の新発田の職員非常に頑張っていただいているなということであります。にもかかわらず、今回国のああいう臨時とはいえども職員の給与の削減ということで大変忍びないという部分は十分理解はするんでありますけれども、ただ
中村議員おわかりのとおり新発田市のラスパイレスが、新潟市の政令市は別として除くと一番高い給与水準になっていると、こういう実態も実は一方ではあるわけでありまして、そうなってまいりますと市民の目線から見て、それは幾ら何でもちょっと無理があるんではないかということで組合の
皆さん方とお話をさせて、協議をさせていただいた結果、一定の合意をいただいたと、こういうことで、それについて今回提案をさせていただいているところであります。そのことによって職員のモチベーションが下がるんではないかと、こういうご心配はありますけれども、市の職員も市政に携わっているという高い志を持っておりますので、確かに今回は厳しい状況かもしれませんけれども、そのことによって仕事がおろそかになるような、あるいはモチベーションが下がる、そんなことはないというふうに私自身は信じておりますし、これは次の年の3月31日までという、臨時の対応だということでありますので、職員の
皆さん方にもお願いをし、また議会の
皆さん方にもその辺をよろしくご賢察をいただいて、ご同意いただきたいというところであります。
○議長(
宮野昭平)
中村功議員。
◆9番(
中村功議員) 住宅リフォームについてはわかりました。改善をしていくということでありますが、ただ一方でそれが余りにも議論がといいますか、話題が出まして、それを聞きつけた市民の中には、俺たちの払った税金をばらまいているのかという市民もいるんです、実際。だから、事業効果というのをきちっとやはり市民にも広報でやっているかもしれませんけども、何回も言わないとばらまきじゃないかという誤解を招くという部分がございます。そういう部分は経済効果も含めて市民の安心、安全の住居を提供するといいますか、やっていただくという部分での
支援措置ということを市民の皆さんに十分理解いただけるような啓発活動をしていただかないと、やはりせっかくいい制度であってもばらまきだと言われては何の気持ち的な成果にもつながらないんじゃないかと思いますし、あわせて今回抽せんということになりますんであれですけども、1人の方が5件だか持ってきているという実態を見ると、やっぱり1人1件でしょうというのが、それがあって非常に怒っていましたので、その辺の分も今回改善されると思うんでありますけれども、その辺のコメントありましたらお願いしたいと思いますし、職員の皆さんの給与の削減については、確かに市長の公約と関連づけてはいないと思いますが、関連づけてしまえば何だと言われますけども、時限的措置だということであればあれですけども、何%平均なのか、その辺もう一度お願いしたいと思いますし、やはり地元で買い物をしていただくという、地元で消費していただくという部分で、やはり職員の皆さんにも市長みずから幾度となくでもやっていただければと思いますし、また職場に行って職員の皆さんに激励するといいますか、やっていると思いますけども、よくやっているというんであれば言葉をかけてやったり、お願いしたいなというふうに私は思います。
以上でありますが。
○議長(
宮野昭平)
二階堂馨市長。
◎市長(
二階堂馨) 住宅リフォームはばらまきでないかというご指摘でありますが、私は全くそれは当てはまらないと思っています。昨年度の実績、それからこの前行った関係見ましても、あの8倍の経済効果があるんです。つまり今回の補正も含めますと約9,000万になりますけども、掛ける8倍ということが実は事業費として生まれているということです。そもそもこの住宅リフォームというのは
経済対策でやるわけですから、8倍も効果がある
経済対策というのはそうあると思っておりませんし、ましてや大工さん、あるいは板金さん、あるいはどちらかというと小さなそういう事業者の
皆さん方には大変喜ばれているというふうに聞いておりますので、私としてはどんな事業もそうでありますけども、3年をめどにローリングしながら見直し、見直しやっていきますけれども、私自身はこの住宅リフォームは非常にいい制度だなというふうに思っておりますので、もしもその辺が誤解されていて市民の
皆さん方からちょっとばらまきでないかということが言えるんであれば、その辺の説明をしっかり今後やっていきたいというふうに思っておるところであります。
それから、職員の給与の関係でありますけれども、国は7.8%ということでありますが、今回平均して新発田市は6.1%の減ということであります。ラスの関係につきましては、もしそれが同意をされるということになりますと99.6ということになります。今現在106でありますので、100を切って99.6ということであります。職員に本当に難儀をかけますけれども、これはひとつ大震災といいましょうか、そういう特例事項でもあるということでありますので、十二分に職員にも理解をいただきたいと思いますし、今声をかけたり、頑張るように励ませと、こういうご指導をいただいておりますので、折に触れて職員との対話を大事にしながらその辺も進めていきたいというふうに思っています。
○議長(
宮野昭平)
中村功議員。
◆9番(
中村功議員) 最後です。
経済対策で経済効果が大きいんだということを私もその方にはお伝え申し上げてありますけども、それではやっぱりなかなか納得はいかないというのが、特にその方は年金生活者でありました。そういうことで考えれば、私だってやりたいけども、そんなやりたい分はないよと、お金ないよという人がいて、それも年金で生活している我々も税金取っているんだからそれ使われているんでないのかということで今理解をいただいたんですけども、経済効果でそれがまた皆さんの生活に還流するんだよということは申し上げたんですけども、なかなか理解はもらえなかったのが実態でありますので、きちっと説明をしていただきたいというふうに思いますし、職員の皆さんにも頑張っていただいているという部分もわかりましたので、この場で、ここにいらっしゃる職員の皆さんもいるんで、下がるけど、頑張ってくださいと私から申し上げて終わります。
○議長(
宮野昭平) ほかにございませんか。
渡部良一議員。
◆14番(渡部良一議員) ちょっと関連をして、今の2点について別な角度から質問させていただきます。
住宅リフォームについては、やはりこれは捉え方によっては朝令暮改というふうに言わざるを得ないんです。ついせんだって当初予算を組んだにもかかわらず、その手続上こういう状況になったもんですから2,000万円をまた追加をすると、早くも。これはどうしても経済効果という角度からすれば私も評価をいたしますが、税の使い方ということからすればやはり慎重でなければならないと思うんです。したがって、特別枠という形で、高齢者であるとか、身体障がい者の皆さんであるとか、あるいは母子家庭であるとか、非常に経済的に困っている方々を優先していくということ、あるいは市の政策として現在下水道を集中的にやっているわけでありますが、その引き込みの問題であるとか、こういった部分に関連をしてこれを使っていくということからすればわかるんでありますが、いわば一般的な住宅リフォームということになると、通常の市民からすればなぜ個人の財産に対してこういった形でどんどん、どんどんではないんですが、ふやして使わんばならないんだということはどうしても疑念として残ることは間違いないんです。したがって、より慎重でなければならないにもかかわらず、今回この手続的な問題があったということを含めて4月分を、第2次分を前倒しをしたからその分をまた補正をさせていただきたいということは、私から言わせれば朝令暮改だなと。やはり税の立て方としては、非常にやっぱりもう少し慎重さが欠けるんじゃないかという批判を持っています。したがって、当然のことながらこのことについては、今後もちろん担当委員会で審議をされていくわけでありますが、総体的に今市長としてどうやっぱりこの説明責任を果たしていくのか、このことは大変重要なことだと。そういう、でないとやっぱり市政運営にかかわる不信感を招きかねないということから、議会ももちろんでありますが、そういった点からありますので、市長としての今回こういった早々と2,000万という大金を、また補正を組まんばならなくなった理由を早急にやっぱり市民に対して説明責任を果たすべきだというふうに思いますので、その具体的な考えがありましたらお聞かせをいただきたいと思います。
2点目、これも角度を変えます。少なくとこの間、国が1月に地方公務員の給与を
国家公務員に倣って下げろという要請をしてきた。に対して全国市長会、もちろん市長も含めて、そして新潟の場合はとりわけ全国市長会長を、長岡の森さんを出しているわけです。もちろん宮野議長を初め全国の市議会議長も、いわば地方六団体が猛烈にこのことについてはやっぱりおかしいということを言ってきたわけです。少なくともそれを交付税でまたプレッシャーをかけたわけですから、こういったやり方は地方自治に対する極めて重大なやっぱり問題だと、地方自治の確立の問題からして。そういったことから、いわば地方六団体としても大変大きな不満と不平と、そして国への要望をやってきた。にもかかわらず、結果して新発田市は、ちょうど1週間ぐらい前、マスコミの名前挙げますが、新潟日報の記事に載りました。新発田市は、全県の中でも早いほうでやった。多分ラス指数は100を超えていた。ここが多分市長は一番目ざわりだったのではないかなと、市民向けに。だけど、ラス指数は吟味しなければなりません。これ一本で本当に新発田市の職員が高いかどうかということは、慎重でなければならないというふうに思います。したがって、私は労使の交渉経過等は今後また各委員会等で議論されるでしょうが、それはおいておきまして、少なくてもこの間ずっと全国連帯、全県連帯の中で市長もやっぱり国のやり方はおかしいですよということを言ってきた。にもかかわらず、何ゆえに新発田は率先してこうしてやらなければならないのかと、その理由がわからんのです。県もまだ未定です。全県の決まったところは、新発田市を含めて3つですか。少し変わったかわかりません。3つしかないんですね、全体の自治体のうち。これこういった状況の中でやらなければならなかった率直な基本的な考え方、これをただしておきたいというふうに思います。
○議長(
宮野昭平)
二階堂馨市長。
◎市長(
二階堂馨) まず、2点ご質疑あるようでありますが、まず1点、住宅リフォームの関係であります。先ほど申し上げましたように、もう2日前の朝の土曜の6時ごろから並ばれた方が一番早かったのか、大分あったようでありまして、その状況を踏まえても、その時点で用意しているような件数どころでもうなくなってしまっているという状況であります。そのことを担当のほうから連絡が入りまして、当然当日にはもう、その前から並んでいる人でもないぐらいの状況だった。それだけある意味盛況だったと言えば盛況だったんだと思います。そういう状況の中で、まず7月に予定している分を少し前倒ししなさいということで少しでもまず、まず当日来る方もいられるわけでありますので、その方の分もあるだろうから少し前倒しなさいと、こういうことであります。じゃ、しからば6月補正になぜじゃその前倒しした分を載せたのか、こういうことでありますが、先ほど申し上げましたように、やっぱり
経済対策上これだけ今市民の
皆さん方が熱い思いを持っていらっしゃるということからすれば、何としてもこの部分を減らしたままではなくて、むしろ
経済対策という観点からいっても、私はその前倒しした分は今回補正をしてしっかり対応したほうがいいんではないかというふうに判断をさせていただいたということであります。ただ、先ほど言ったように、先着あるいは抽せんという手続上、少し私どもが想定をしていた以外の状況に陥ったということについては、大変市民の
皆さん方におわびを申し上げなければなりませんが、この事業自体の趣旨といいましょうか、この事業自体の成果そのものは私は揺るぎないというふうに思っているところであります。
それから、職員の給与費の削減の問題であります。ある意味渡部議員もご指摘のとおり、私もそう思うんです。地方交付税というのはもともと地方のお金なわけでありまして、その分配の問題でしかないわけです。その問題をある意味地方を縛るようなそういう手法というのは、私はやっぱりそれは地方分権に対する挑戦だろうというふうに思っておるところであります。その意味では渡部議員と私のその地方交付税のことに関しては、全く一致をしているんだろうというふうに思っております。ただ、先ほどもお答えをいたしましたとおり、新発田市の職員の給与が106という大変高い水準にいると。このこともまた事実であります。他市はやっぱり中越地震あるいは中越沖地震等においてみずからの努力で100にほぼ近いような状況に今なっているわけでありまして、新発田市はおかげさまで災害等はございませんでしたけれども、今そういう状況の中で一番大きな金額が今支給されているということからすると、市民の
皆さん方からいろんな目線で私ども見られているわけでありますので、ここ一番ひとつ職員の
皆さん方にはその地方交付税そのもの、国のやり方自体は賛成いたしませんけれども、ひとつ職員の
皆さん方にも理解をいただきたいというふうに今回お願いをした。ただ、協議の中で若い職員の
皆さん方に過重な比率にいかないように、なるべく管理職等がその分配をするような形で、そして協議をさせていただいたと、こういうことでありますので、ぜひこの点はひとつご理解をいただきたいというふうに思っています。
○議長(
宮野昭平) 渡部良一議員。
◆14番(渡部良一議員) 最後にしますけども、1番目の点、リフォームの件、質問に答えていません。私はしたがって、税の使い方と、そして経済効果という双方の面を持っているわけだから、ここは丁寧に、なぜこういった形でまた2,000万すぐやらなきゃならなくなったのか、それはこの間の不手際等も含めて説明責任をどういう形で具体的にしなきゃならないかということを、それをお聞きしたんです。
2番目の問題については、これは今後また一般質問や各委員会のほうで論議をされていくでしょうから、これはもうあえてここではやめます。ただ、言えることは、少なくても各自治体の議会も議会の権能にかけてこの問題は地方自治の問題と大変重大な問題だ。執行部は執行部で市長を初め執行部の捉え方があるでしょうし、私どもは議会としてずっと議長を先頭にしてきて、こんなこと、やり方おかしいというふうに言ってきたわけですから、その限りにおいて少なくともやっぱり責任を持って対応しなけりゃならないというふうにだけ言っておきます。1番目。
○議長(
宮野昭平)
二階堂馨市長。
◎市長(
二階堂馨) この
住宅リフォーム助成事業の主たる目的というのは
経済対策であります。先ほど申し上げましたように、我々の判断を超えるようなそういう反響があったと、こういうことであります。まさに
経済対策なんていうのはタイムリーなんです。スピーディーさが求められるんです。後からじゃその分来年やりましょうかというものではないわけでして、今まさにそういう
経済対策上これは効果があるというふうに私は考えたところでありまして、ですから、2,000万の追加、前倒しした分を補填をしたということであります。後からゆっくりそれじゃまた状況を見て
経済対策をやるという問題では決してありませんので、その点はひとつ事業の趣旨を理解していただきたいというふうに思っているところであります。
○議長(
宮野昭平) ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
宮野昭平) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議第2号から議第26号までは、お手元に配付の議案付託表のとおり、それぞれの所管の常任委員会に付託いたします。
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