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  1. 新発田市議会 2010-06-07
    平成22年 6月定例会−06月07日-01号


    取得元: 新発田市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-29
    平成22年 6月定例会−06月07日-01号平成22年 6月定例会        平成22年6月新発田市議会定例会会議録(第1号) 〇議事日程 第1号 平成22年6月7日(月曜日) 午前10時開会 第 1 会議録署名議員の指名 第 2 会期の決定 第 3 議会第1号 新発田市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について     議会第2号 新発田市議会会議規則の一部を改正する規則制定について 第 4 行政報告 第 5 議第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて 第 6 議第2号〜議第25号 提案理由説明・総括質疑・常任委員会付託 第 7 請願第1号〜請願第2号及び陳情第1号〜陳情第3号 請願・陳情の常任委員会付託  ───────────────────────────────────────── 〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ  ───────────────────────────────────────── 〇出席議員(30名)   議 長   二 階 堂     馨       副議長   星  野  幸  雄
       1番   稲  垣  富 士 雄  議員    2番   渡  邊  喜  夫  議員    3番   高  橋  幸  子  議員    4番   井  畑  隆  二  議員    5番   長 谷 川  健  吉  議員    6番   森  田  国  昭  議員    7番   本  間  道  治  議員    9番   五 十 嵐     孝  議員   10番   佐  藤  真  澄  議員   11番   加  藤  和  雄  議員   12番   宮  村  幸  男  議員   13番   比  企  広  正  議員   14番   宮  崎  善  男  議員   15番   渋  谷  正  訓  議員   16番   高  橋  正  春  議員   17番   伊  藤     久  議員   18番   青  木  泰  俊  議員   19番   渋  木  武  衛  議員   20番   巖     昭  夫  議員   21番   宮  野  昭  平  議員   22番   入  倉  直  作  議員   23番   渡  部  良  一  議員   24番   大  沼  長  栄  議員   25番   渋  谷  恒  介  議員   26番   佐  藤  武  男  議員   27番   斎  藤     明  議員   28番   宮  島  信  人  議員   29番   中  村     功  議員  ───────────────────────────────────────── 〇欠席議員(なし)  ───────────────────────────────────────── 〇説明のため出席した者        市長         片   山   吉   忠        副市長        大   山   康   一        副市長        小   川       弘        教育長        大   滝       昇        総合政策部長     塚   野   純   一        総合政策部統括調整監 高   澤   誠 太 郎        総務部長       仁   平   俊   明        地域協働推進部長   新   保   勇   三        市民生活部長     橋   井   林   次        健康福祉部長     荻   野   優   志        産業振興部長     森       康   弘        地域整備部長     下   妻       勇        上下水道部長水道局長 渡   邉   義   文        教育部長       土   田   雅   穂        会計管理者      中   川   元   英        選挙管理委員会事務局長中   村   正   彦        監査委員事務局長   阿   部   義   弘        農業委員会事務局長  斎   藤   耕   衛  ───────────────────────────────────────── 〇事務局職員出席者        事務局長       築   井   信   幸        次長         平   山       真        議事係長       石   井   昭   仁           午前10時00分  開 会 ○議長(二階堂馨) おはようございます。これより平成22年6月新発田市議会定例会を開会いたします。  本日の会議に先立ちまして、市長から発言の申し出がありますので、これを許します。  片山吉忠市長。           〔市長 片山吉忠登壇〕 ◎市長(片山吉忠) おはようございます。6月定例会本会議冒頭、二階堂議長から発言のお許しをいただきましたので、一言申し述べさせていただきます。  本年11月21日に予定されております新発田市長選挙についてでありますが、今期3期目をもって退任をし、次期市長選には出馬しないことを決断いたしました。平成10年12月1日に市長に就任以来、三階櫓、辰巳櫓の復元やコミュニティバスの運行など、市民の皆さんの声と思いに押され、私なりに精いっぱい取り組んでまいりました。市民の皆様にはこの場をおかりして感謝を申し上げます。  また、議長初め議員各位には時には厳しいご意見も含め、新発田市の進むべき方向性をチェックしていただき、4市町村合併を初め、まちづくりを着実に進めてくることができました。そして、これらの事業やまちづくりを進めていくに当たり、大変厳しい状況の中、行財政改革や行政評価を含め、市職員の献身的な仕事に支えられてきました。市民、議員の皆様、そして職員のそれぞれの力をおかりしながら、この12年間、共創をまちづくりの理念に掲げ、愛せるまち、誇れるまち、ふるさと新発田の創造を基本として、市民の幸せと安心、安全なまちづくりに心血を注いでまいりました。  一人の人間、市長が長期にわたって市政を担うということは、客観的に見ても不可能であり、次代の要請にこたえる新たな人材へバトンタッチできるようにすることも現職市長としての重要な役目と考えております。新発田市にはすぐれた人材がたくさんいらっしゃると思います。この段階で私が身を引くことで新たな人材を引き出したい、そして10万3,000余の市民のため、新発田をより豊かにする方へバトンタッチしたい、そんな思いで決断いたしたことをご理解いただきたいと存じます。  なお、任期は11月末であり、半年を残しておりますが、市長としての職務を全うしていく所存でありますので、今まで以上のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願いを申し上げ、あいさつとさせていただきます。大変ありがとうございました。 ○議長(二階堂馨) 続きまして、去る5月26日、東京都において開催された第86回全国市議会議長会定期総会において表彰された方々への表彰伝達式を行います。 ◎事務局次長(平山真) 五十嵐孝議員、前へお進みください。           〔9番 五十嵐 孝議員登壇〕 ○議長(二階堂馨)  表      彰      状                            新発田市 五十嵐   孝 殿  あなたは市議会議員として35年の長きにわたって市政の発展に尽くされ、その功績は特に著しいものがありますので、第86回定期総会にあたり本会表彰規定によって特別表彰いたします。    平成22年5月26日                           全国市議会議長会会長 五 本 幸 正 ◎事務局次長(平山真) 続きまして、佐藤真澄議員、お願いいたします。           〔10番 佐藤真澄議員登壇〕 ○議長(二階堂馨)  表      彰      状                            新発田市 佐 藤 真 澄 殿  あなたは市議会議員として20年の長きにわたって市政の発展に尽くされ、その功績は特に著しいものがありますので、第86回定期総会にあたり本会表彰規定によって特別表彰いたします。    平成22年5月26日                           全国市議会議長会会長 五 本 幸 正 ○議長(二階堂馨) 以上で表彰伝達式を終わります。  これより本日の会議を開きます。  この際、諸般の報告をいたします。  監査委員から地方自治法の規定による平成22年2月及び3月分の例月現金出納検査の結果に関する報告書の提出がありました。写しをお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。  次に、市長から地方自治法の規定による財団法人新発田まちづくり振興公社財団法人新発田勤労者福祉サービスセンター紫雲寺風力発電株式会社下越土地開発公社及び株式会社紫雲寺記念館の経営状況を説明する書類の提出並びに損害賠償の額を定める専決処分についての報告がありました。それぞれ写しをお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。  次に、市長から地方自治法の規定による平成21年度新発田市繰越明許費繰越計算書について、平成21年度新発田市水道事業会計予算の繰り越しについての報告がありました。それぞれ写しについては、既に議案とともに配付しておきましたので、ご了承願います。  次に、2月定例会以降における会議の開催状況等については、お手元の印刷物によりご了承願います。  ───────────────────────────────────────── △日程第1、会議録署名議員の指名 ○議長(二階堂馨) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において長谷川健吉議員青木泰俊議員斎藤明議員を指名いたします。  ───────────────────────────────────────── △日程第2、会期の決定 ○議長(二階堂馨) 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。  お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から6月28日までの22日間としたいと思いますが、これにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(二階堂馨) ご異議なしと認めます。  よって、会期は22日間と決定いたしました。  ───────────────────────────────────────── △日程第3、議会第1号 新発田市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について       議会第2号 新発田市議会会議規則の一部を改正する規則制定について ○議長(二階堂馨) 日程第3、議会第1号 新発田市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について及び議会第2号 新発田市議会会議規則の一部を改正する規則制定についてを一括議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  中村功議員。           〔29番 中村 功議員登壇〕 ◆29番(中村功議員) おはようございます。提案理由の説明を申し上げます。  議会提出による提案理由でございますが、議会第1号議案は新発田市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について、議会第2号議案は新発田市議会会議規則の一部を改正する規則制定について提案理由を申し上げたいと思います。  議会第1号は、委員会条例第2条に係る別表の一部を改正するものであります。去る2月定例会において、新発田市部制条例の一部を改正する条例が可決され、総合調整部企画政策部及び国体推進部が廃止され、平成22年4月1日から新たに設置された総合政策部及び地域協働推進部の所管に関する事項を総務常任委員会の所管事項とするため、同別表を改正したいというものであります。  議会第2号は、本議会における質疑についての議事進行を円滑に行えるよう、会議規則第56条の一部を改正し、必要に応じて質疑の回数に制限を設けられるようにするものであります。  よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願いいたします。
    ○議長(二階堂馨) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議会第1号及び議会第2号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(二階堂馨) ご異議なしと認めます。  よって、議会第1号及び議会第2号については委員会付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。質疑ある議員の発言を求めます。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(二階堂馨) 質疑なしと認め、質疑を終結をいたします。  これより討論に入ります。討論ある議員の発言を求めます。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(二階堂馨) 討論なしと認め、討論を終結をいたします。  これより採決いたします。  議会第1号 新発田市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について  議会第2号 新発田市議会会議規則の一部を改正する規則制定について  については原案のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 ○議長(二階堂馨) 起立全員であります。  よって、議会第1号及び議会第2号は原案のとおり決しました。  ───────────────────────────────────────── △日程第4、行政報告 ○議長(二階堂馨) 日程第4、行政報告を行います。  市長から行政報告の申し出がありますので、これを許します。  片山吉忠市長。           〔市長 片山吉忠登壇〕 ◎市長(片山吉忠) 市議会6月定例会に当たり、主な施策についてご報告いたします。  初めに、県立病院跡地についてご報告いたします。  これまで、当市が策定した県立病院跡地活用整備構想及び策定中の跡地活用整備計画での防災拠点を中心とした空地利用の公共的要素を基本に県病院局と継続的に交渉をしてまいりました。  特に、土地利用などの単価のあり方が論点となったところでありますが、ようやく最終的な調整が調いましたので、病院跡地取得に係る予算議案を上程させていただいたところであります。  なお、土壌に関する処理を初め、基本的な事項につきましては、係る予算議案を承認いただいた後に覚書を締結し担保してまいりたいと考えております。  また、「県立新発田病院跡地活用整備計画(案)」につきましては、さきの2月定例会におきまして、新発田駅周辺等整備調査特別委員会でご説明させていただきましたとおり、さらに市民の皆さんからご意見を募集したところであります。  現在、お寄せいただいたご意見を踏まえ、再度調整をし、反映させるべきものについて検討を行っております。  近いうちに、正案として、議会を初め市民の皆さんへお示ししたいと考えております。  次に、市庁舎建設事業についてご報告いたします。  庁舎は、まちづくりの核となる重要な施設であり、庁舎建設に当たっては、市民の方々のさまざまなご意見をお聞きしながら進めていく必要がありますことから、有識者や各分野の代表、公募で選ばれた市民によって構成する「新庁舎建設構想等策定委員会」を立ち上げました。  この委員会は、新庁舎の基本的なコンセプトや機能などをまとめた基本構想、基本計画案を検討いただくもので、4月に第1回目の会議を開催いたしたところであります。  会議の冒頭で、「新庁舎の位置については、過去の歴史、現在、未来などさまざまな観点から、まちづくりの核となっている現庁舎と図書館周辺駐車場及び民地も含めた一体的な空間としてとらえた中で位置づけていきたい」と、私の考えを述べさせていただくとともに、「ぜひ、存分な議論をいただき、市民のために英知を結集したすばらしい構想案を策定いただきたい」とお願いを申し上げたところであります。  一方、庁内においても、新庁舎建設を全庁的に推進していくため、大山副市長を本部長とした「新庁舎建設推進本部」を立ち上げるなど、内部の体制を整えたところであります。  現在、推進本部では財政面を含めたさまざまな課題の抽出やその解決策の検討を進めております。  今後は、策定委員会による基本構想案の検討を進め、最終的にパブリックコメントなどの市民意見や、議会市庁舎建設調査特別委員会のご意見などを踏まえ、今秋を目途に、基本構想を策定してまいりたいと考えております。  次に、土砂災害警戒区域の指定についてご報告をいたします。  土砂災害防止法に基づき、本年5月11日付で市内9地区、41カ所が「土砂災害警戒区域」に指定をされました。  具体的な地区名等につきましては、資料として配布させていただいております。  土砂災害警戒区域の指定に当たりましては、国及び県が基礎調査を行い、その結果を踏まえ、県が指定するものでありますが、新発田地域振興局土砂災害防止法に関する推進計画では、このたびの指定区域を含め、48地区、175カ所が想定されており、県では、基礎調査及び説明会を年次的に実施し、区域指定を行う計画としております。  市といたしましては、引き続き県と連携を図り、指定地区の住民説明会を行うとともに、土砂災害警戒区域内住民の迅速かつ適切な避難体制を確保するため、当該地区の各世帯に緊急告知FMラジオを配備し、緊急時の情報伝達体制の強化を図ることとしております。  また、区域指定の周知を図るため警戒標識の設置、ハザードマップシステムの改修、あわせて、土砂災害警戒区域図を指定地区へ配布することとしております。  次に、私立保育園の整備についてご報告いたします。  市内の保育園等の整備につきましては、平成18年3月に策定いたしました「新発田市保育園等整備計画」に基づき、公立保育園の民営化、西園保育園ひまわり学園の移転整備、並びに加治・中倉地区統合保育園の整備等を計画的に進めてまいりました。  近年、少子化は進んでいるものの、核家族化やライフスタイルの変化、経済情勢の悪化などを反映して、当市においても3歳未満児の保育園入園希望者が著しく増大し、待機児童の解消が喫緊の課題となっております。  昨年10月末時点における3歳未満児の平成22年4月入園希望申込数も、前年に比べ約60名増加しており、その後も入園申し込みがあることから、私立保育園3園及び公立保育園4園において、3歳未満児受け入れ数の拡大を行ったところでありますが、潜在的な待機児童数はさらに増加するものと考えられます。  このため、待機児童対策につきましては、これまでの取り組みだけでは追いつかない状況にあり、昨年の10月末時点での入園申し込み状況を勘案しながら保育園等整備計画にある施設整備の早期実現について、県と協議を進めてきたところ、平成22年度で終了する「安心こども基金」を活用した施設整備が可能であるとの内諾をいただきました。  これにより、市内の社会福祉法人、学校法人並びに以前から相談があった法人に対し、新たな施設整備計画についてその意向を伺ってきたところであります。  こうした状況の中、市内で「わかば幼稚園」を運営する学校法人わかば幼稚園と、聖籠町で「まごころ保育園せいろう」を運営する社会福祉法人真心福祉会の2法人から施設整備を進めたいとの申し出があり、整備計画の内容を精査した結果、「新発田市保育園等整備計画」にある「今後整備が待たれる箇所」の「緑町・城北町地区」及び「豊町地区」において整備を計画していること、並びに計画内容においても熟度が高いことなどから、市として、これらの事業を全面的に支援することとしたものであります。  今後は、これら施設整備により待機児童の早期解消を図るとともに、引き続き各種子育て支援策を推進してまいりたいと考えております。  次に、財団法人新発田まちづくり振興公社職員の不正流用についてご報告いたします。  初めに、不正流用発覚までの概要につきましてご説明いたします。  平成22年3月8日に地域交流センターにおいて、公社が委託販売をしておりましたチケットの売り上げ代金を精算する際に、本来あるべき売上金15万3,000円のうち7万円が不足し、かわりに当事者名のメモが残してあったことから端を発したものであります。  3月19日にも、他のチケット売上金に不足が生じ、同日、地域交流センター職員より、当時の事務局長並びに施設係長にこの事実を報告しましたが、専務理事や理事長に対する報告はなされなかったと聞いております。  新年度に入り4月7日に、ようやく専務理事からチケット代金の件について理事長に報告があり、翌4月8日に、理事長は当事者を呼び詳細な経緯について問いただしたところ、「あやめの湯」の売上金を不正に流用していたことを供述し、公金の不正流用が発覚いたしました。  発覚後すぐに、公社理事長から市産業振興部に対し事実内容の報告と調査協力の依頼を受け、直ちに「あやめの湯」の売上金に関する調査を行い、公社が別途依頼した公認会計士とそれぞれが行った調査の結果に基づき、「あやめの湯」の不正流用金額は、254万5,670円と確定されたものであります。  その後、当事者からのさらなる聞き取り調査により、公社が自主事業として管理している滝谷森林公園自動販売機の売上金についても、6万円が不正に流用された事実が判明しております。  当事者については、既に平成22年4月12日付で懲戒解雇処分となっていること、5月7日に不正流用金額の全額を弁済したことを受け、弁護士とも協議を行った結果、公社としては被害届の提出を行わないことを決定したとの報告をいただきました。  この件につきましては、市の外郭団体における事件であり、直接的に市が関与したものではありません。しかしながら、財団法人新発田まちづくり振興公社は、設立当初より現在に至るまで、市が出捐をいたしております第三セクターであり、現在も、13カ所の公共施設の管理運営について指定管理契約を締結しており、市として極めて密接な関係にある団体であります。  市としては、この問題に対する道義的、社会的な責任を考え、財団法人新発田まちづくり振興公社の所管担当であります産業振興部長に対し厳重注意を行い、あわせて、管理監督の責任者である私と担当副市長の給料月額について、私は10%、担当副市長においては5%を1カ月減額するものといたしました。  次に、紫雲寺風力発電事業についてご報告いたします。  昨年の12月定例会の行政報告で申し上げたとおり、旧紫雲寺町と松尾橋梁株式会社が共同出資し第三セクター方式で設立した紫雲寺風力発電株式会社の運営につきましては、松尾橋梁が株式会社IHIの完全子会社となり、株式会社IHIインフラシステムと社名を変更したことに伴い、紫雲寺風力発電事業からの撤退を余儀なくされました。  このたびその後任として、株式会社藤井商店が本事業の共同出資者として参画いただけることとなりました。  平成22年1月26日付で、IHIインフラシステムと藤井商店との間で株式譲渡契約が締結され、IHIインフラシステムが所有する全株式が藤井商店に譲渡されました。  また、紫雲寺風力発電が松尾橋梁から借り入れていた債務1億8,600万円のうち、1億600万円については、平成22年3月12日付で、IHIインフラシステムが債権放棄した旨の通知が、同社から紫雲寺風力発電にあり、残額8,000万円については、藤井商店が肩がわりをし、紫雲寺風力発電に貸し付けを行うこととなりました。  なお、今後の風力発電事業の運営に係る経費の負担については、顧問弁護士とも協議し、補助金の返還や市に財政負担が及ばないことを明示した確認書を、平成22年3月23日付で、市と藤井商店との間で締結をいたしました。  あわせて、紫雲寺風力発電の運営につきましては、新たな出資者である藤井商店と協議を行い、健全な経営に向け指導してまいりたいと考えております。  次に、新発田駅周辺整備事業の進捗状況についてご報告いたします。  新発田駅周辺整備事業につきましては、去る2月定例会において、高齢者や障がいを持った方々お一人お一人の利便性を向上させ、市街地東西間の交流を図る「新発田駅の橋上化」を重要政策課題の一つとして掲げ、今ならば合併に関連して有利な財源を活用できるものであり、提案理由の中でご理解を賜るようご説明申し上げたところであり、今年度予算に概略設計の委託費をご承認いただきました。  この概略設計はJR東日本へ委託することになりますが、設計に当たり、基本的な事項を確認した覚書を結ぶこととしており、この内容についてJRと協議を重ねてきたところであります。  なお、基本的事項としては、施設の内容や費用の負担方法、所有区分、保守管理区分、用地の取得方法などが主なものであり、このたびその内容について、JR新潟支社との事前協議が調いましたことから、締結に向けた事務手続を進めております。  今後、JR本社の承認があった後、7月下旬もしくは8月上旬に覚書を締結して、設計作業を進め、平成23年3月を目途に、より詳細な自由通路及び駅舎の設計や事業費の積算を行うこととしております。  以上で、行政報告を終わります。 ○議長(二階堂馨) これより質疑に入ります。質疑ある議員の発言を求めます。  渡部良一議員。 ◆23番(渡部良一議員) 幾つかの報告事項の中で、いわゆるこの間るる論議をしてまいりました重要政策課題にかかわる案件が報告をされておりますので、それらにかかわりまして幾つか質問させていただきたいというふうに思います。  第1は、県立新発田病院の跡地の問題の報告がありました。その中に県病院局との交渉をこの間進めてきて、おおむね調いつつあるということで今回予算案も提案をされるわけでありますが、その中で「土壌に関する処理を初め、基本的な事項につきましては」云々というふうに覚書を今後交わされるわけでありますが、土壌に関する処理もありますし、なおかつこの基本的事項という、この基本的事項として考えられていることについて、今後覚書に関連をするわけでありますので、お伺いをしておきたいというふうに思います。  次に第2点目、市庁舎建設事業の問題であります。このことにつきましては、最初のくだりで現在推進本部、庁内につくられた推進本部では「財政面を含めたさまざまな課題の抽出」というふうに書いてありますが、財政面を除いてさまざまな課題ということの課題は何があるのかということについてあわせてお伺いをしておきたいと思います。  第3点目でありますが、最後のところに報告がありました、いわゆるJR新発田駅舎の橋上化等の問題でありますが、財政面の問題として「今ならば合併に関連して有利な財源を活用できるものであり」というふうにあります。これは、もちろん合併特例債も含めて、いわゆる新型交付金の問題を論じているというふうに思いますが、ご案内のとおり中央政府にあっては政権交代を含めて大変不安定な要素がありますし、もちろん財政規律問題でもそれぞれの政権の中で今後菅内閣がどういう態度をとるのかわかりませんですが、現状におけるこの新型交付金の確たる確約といいますか見通し、これはきちっと立っているのかどうかということ、このことについて改めてお伺いをしておきたいというふうに思います。  それから、これもまた先ほど申し上げましたJRとの覚書の締結ということが書かれておりますが、ここでもその覚書の中身として基本的な事項につきまして幾つかなされております。そこにかかわる施設の内容というのは、私どもは特別委員会に提起をされている最終の案、最終案といいますか、幾つか出されてきたわけですが、最終の案というふうに理解をしていいのかということです。  あわせて、この間議会でもるる論議をされてきたわけでありますが、単なる橋上化、単なる自由通路化の問題というのは非常に問題だと。今回報告は、確かにJRとの概略設計の問題について絞られておりますから、必ずしも質問にふさわしくないかもしれませんですが、いずれにしましてもこの概略設計を発注するに当たって、この間議会で論議をされているのは申し上げましたように、単なるやっぱり自由通路、あるいはまた駅の橋上化ということではなくて、とりわけ駅南の用地買収にかかわったまちづくりとの関係で、総合的な計画をきちっと、それはもちろん中長期的な展望になるわけでありますが、そのことの関連でやらないと、やっぱり市民の理解というのは非常に難しいだろうという論議があったわけでありますから、現状そのことについて総合的なまちづくりの観点、とりわけ駅周辺等の総合的な計画案、これはもう現状どのあたりまで考えられておるのか、あるいはまた全くそれは未定なのか、その辺についてもあわせてお伺いをしたいというふうに思っています。  以上です。 ○議長(二階堂馨) 片山吉忠市長。 ◎市長(片山吉忠) 渡部良一議員のご質問にお答えいたしますが、まずは一番最初は県立病院の基本的事項、土壌問題というふうにお話がございました。改正をされました土壌汚染対策法では、病院跡地は調査対象となっているが、場合によっては法の適用にならない可能性もあることから、この場合でも一定の調査をしてもらうよう依頼をし、協議を行っているというところでございます。  それから、県病院局との協議での基本的な事項というのは、病院跡地の譲渡額、譲渡時期、解体のスケジュール、土壌汚染調査及び対応、引き渡し時期等を基本的な事項として最終的な詰めを行っているということでございます。  2番目は、庁舎問題であります。現庁舎周辺となるとさまざまな課題があるのではないかと、こういうふうなご質問でございます。いわゆる狭い、仮庁舎問題、真ん中に市道が入っているというふうなことも踏まえながら、建設中の市民サービス、必要面積の敷地規模、建設後の駐車場と人の動線、現図書館や市道の扱い、仮庁舎、民有地の買収など課題はありますが、あらゆる知恵を出し、できる限りのシミュレーションを示し検討するよう指示をいたしたところであります。まちづくりの観点から課題をクリアし、現庁舎周辺で進めていきたいというのが考え方でございます。  それから……新発田駅周辺整備事業のいわゆる合併特例債外の今までと、いわゆる政権交代後名称がちょっと変更になりまして、社会資本整備総合交付金というふうなことになっております。確かに政変があり、鳩山総理から菅総理へ今交代がなされたところであり、その後の状況というものは私どもとしても皆目現在のところ見当はつかないところでありますが、いわゆる社会資本整備総合交付金について申し上げますならば、道路、街路、公園といった基幹事業に関連して情報案内板や社会実験などの整備を行う関連事業、効果促進事業から成っております。市では、新発田駅周辺整備事業を初め、街路事業など中心市街地整備に関する事業計画を策定し、平成23年度から市街地整備を進めていきたいと考えております。現在庁内関係部で計画づくりを進めているところでございます。  いわゆる橋上駅化をしていたときに東西の自由通路等があり、それについてそれだけでよいのかというふうなお話であります。そして、あわせてジャスコ、それから石井組、それから市有、この約6,500平米ぐらいがあるわけで、あわせまして駅前交番のわきにも市有地がございます。また、あわせましてJRの駅が約半分になろうと思います、現在の。今の駅舎のいわゆる加治寄りのほうについては3階建てという形になりますが、ちょうど半分ぐらいのところでそこが撤去されて橋上駅のための施設がつくられるわけですが、あと半分ぐらいは残るわけでありますが、それらについてももしどのような活用方法があるのかというふうなこと等も含めて、ご指摘をいただいているようにあそこに拠点性のあるものができ得るならば何なのか、また市民にとって、また学生さん等も大勢あそこは出入りするわけでありますので、どういう方法があるのか。観光案内所等もあります。いろんな面でいろんなことを検討を今しつつあるところでありますが、大型の先ほど最初に申し上げた約6,500平米の空地につきましてはまだまだ今のような経済状況下でありますので、非常に難しい問題を持っているなというふうに思っておりますが、明日、8日、9日をかけまして全国市長会があります。その空き時間をとりまして、いろんな方々とまた交渉の場を持って話し合いをしてまいりたいというふうに思っているところでございます。まだ今現在お答えできる範囲内はその程度でございます。ご理解をいただきたいと思います。 ○議長(二階堂馨) 渡部良一議員。 ◆23番(渡部良一議員) 最後になりますが、県立病院につきましての課題等につきましてはわかりました。かかわって、先日アンケートをとられたわけでありますが、主要な市民の意見としてあったものについてご案内をいただきたいというふうに思います。  それから、庁舎問題につきましては、これも課題わかりました。それらにかかわって、今鋭意解決案を示すようにという指示があったということについてはわかりましたもんですから、ただ問題はこの周辺というのはご案内のように、市民の皆さんを含め、私どもも大変な狭隘な場所なわけです。ですから、なかなか厳しさがあるわけでありますが、とりわけそういった狭隘性ということからしての庁内における検討がどの程度進んでいるのか、いわばその解決として今現在の状況を、庁内における、その辺を再度お聞かせをいただきたいというふうに思います。 ○議長(二階堂馨) 片山吉忠市長。 ◎市長(片山吉忠) ただいま渡部良一議員のご質問につきましては、担当部長のほうから答弁させますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(二階堂馨) 塚野総合政策部長。 ◎総合政策部長(塚野純一) それでは、今ほどのご質問について私のほうからお答えさせていただきます。  県立新発田病院跡地活用整備計画(案)に関してのパブリックコメントを1カ月とらせていただきました。38件の意見が提出されました。主なものにつきましては、植栽に関するご意見、それから特別養護老人ホームの移転に関するご意見、それから生涯学習施設の機能だとか位置に関するご意見、それから防災拠点としてのご意見、それから市道のつけかえ、代替道路等のご意見が主な意見としていただいております。  以上であります。
    ○議長(二階堂馨) 庁舎の狭隘についてはどちらですか。  仁平総務部長。 ◎総務部長(仁平俊明) 庁舎につきましては、確かに狭隘でありまして、市長がおっしゃったとおり現在の位置、その周辺ということで検討を進めておりますけど、ご案内のとおり非常に狭隘な土地、高さの制限も24メーターですか、に決まっているということでいろんな面で検討しておりますし、あとは駐車場の関係、例えば建築が始まった場合、駐車場が全くなくなるというふうなこともございますし、あと今市の市有地だけではなかなか賄い切れないということで、民有地の買収を考えなきゃないということで、その辺の交渉を果たして売っていただけるものかというものも含めまして、いろんな課題を整理しているところでありまして、これからの話になりますし、あと策定委員会のご意見も聞きながらいろんな面で検討していきたいと、こんなふうに考えております。 ○議長(二階堂馨) 次に、中村功議員。 ◆29番(中村功議員) 私のほうから1点になろうかと思うんですけれども、今議会冒頭に片山市長から次期出馬はしないというお話をいただいて、生の声でお聞きしたのはきょう初めてでございまして、新聞あるいは議会の正副会長会議の席で議長から報告があったということでございましたけども、今ほどの行政報告を見ますと非常に重要な課題がございます。これに限らず、さまざまな途中経過のものがございますので、私としては市長が道をつけられたという、市長がよく言う雪道を先頭に歩いていただいて道をつけていただいたんだというふうに思いますけれども、私としてはまだまだ半ばじゃないかというふうに考えております。市長として新たな方にというお考えのようでありますけども、重要な案件でございます。人がかわればやり方も変わると思います。私たちは、片山市長が案を出されたものに対して議論をしながら了承してきたという部分もございます。そういうことを絡めますと、非常に私としては残念な部分がございますけども、市長として残り半年弱でありますけども、その間にきちっとしたものがやれるとは思うんでありますけども、いま一度その思いをお聞かせいただきたいというふうに思いますし、思い起こせば12年前は本当に議会を二分しながらやってきて、非常に市長も難儀をされた12年間だというふうに思いますが、私ども当時からいる議員としてさまざまな思いもございますが、市長として残りの半年間のいま一度のご決意を聞かせていただければなと。重要な案件が本当にこの行政報告の中にありますとおりございますので、お聞かせいただきたいなというふうに思います。 ○議長(二階堂馨) 行政報告に対する質疑でありますので、今の行政報告に行った考え方についてのみ市長のほうの半年間の決意をお願いいたします。  片山吉忠市長。 ◎市長(片山吉忠) 中村功議員のご質問でございます。そういたしますと、いわゆる県立病院跡地市庁舎建設事業、それから新発田駅周辺等整備、この問題になろうと思います。いずれにいたしましても、2月議会で冒頭申し上げましたように、いわゆる限られた、また6カ月であります、その中で土台づくり、そしてスタートのできる基盤づくりに精いっぱい取り組むと2月議会で申し上げたとこであり、そのようにきちっと体制を整えてまいりたいと思っております。病院について、病院局ときちっと覚書をお願いをする、JRともきちっとする等々、やはり私としてなしていかなくてはならない。なぜこの事業はと、また繰り返しますけれども、合併特例債と、またいわゆる橋上化については社会資本整備総合交付金というふうに名前が変わりましたが、そういうものを使ってこそ初めて市民の皆さんに負担を残さない、孫子にツケを残さない事業でありますので、そのためのいわゆる確約的な要素のものを何としても任期内にやりたい、11月までには決まりをつけていきたい、あとはその次の新しく選ばれた市長がそのものについてのご判断になろうかというふうに思いますので、精いっぱい私はやっていきたいという思いであります。  以上であります。 ○議長(二階堂馨) 中村功議員。 ◆29番(中村功議員) ありがとうございました。残り半年弱でありますけども、本当に長年ご苦労されたことに対してねぎらいを申し上げたいと思いますし、残り半年間頑張っていただきたいと。私どもも建設的な立場で今後の議会の中で、6月、9月という議会でありますけれども、議論していきたいというふうに思っておりますが、よろしくお願いします。  以上であります。 ○議長(二階堂馨) 渋谷正訓議員。 ◆15番(渋谷正訓議員) 簡単に2点だけ質問させていただきたいと思います。  第1点目については、先ほど渡部議員の関係もありますけれども、特にJRの橋上化の関係でありますが、この間私どもの議会の中でも特に財政問題を中心的な素材として鋭意討議してきた経過があります。そういった面の中で、特にJR負担の問題を再三にわたって市長に要望あるいは要求をしながら詰めてきたところであります。今回の行政報告によりますと、JR新潟支社との事前協議が調いましたと、こういった字句になっておりますが、それに基づきながら今後7月下旬ないし8月上旬に覚書を締結したい、こういったことが報告されています。そういった面から、今後私どもの論議の過程におけば、やはり財政問題が主要な課題になっていくんじゃないかというふうに判断します。そういった面から、JRとの財政負担、こういったものが再三にわたって市長のほうもなされているようでありますけども、もうここまで来ると最終なのか、あるいはこれからの協議の余地を十分残してあるのか、その辺まず1点お聞きいたしたいと思います。  それから、第2点目でありますが、これについては保育園の待機児童の解消の問題であります。今回提示されているのは、新たに私立の保育園の整備というふうなことで報告されております。これについては、やはり今まで昨年の場合、ここに報告されておりますが、私立及び公立保育園によって22年度の待機児童については恐らく解消された。そういった努力は認めていきたい、評価したいと思いますが、今後の待機児童の見通し、これらについて、やはりある程度きちんとしたものをとらえないと、施設を新たに2施設を計画するような報告でありますが、そういった分析をひとつお聞かせ願いたいことが第1点であります。  それから、第2点目については、対象事業者と言えばいいんでしょうか、そういった形ではわかば幼稚園とか、あるいは真心福祉会の2法人というふうなことで提起されています。ご承知のように、わかば幼稚園は新発田の地で東豊地域で幼稚園というものを今運営されているというふうなことで認識しておりますが、そうした場合、今後この種の増設については幼保一元化というふうな視点をちょっと私自身がとらえているもんですから、そういった部分が具体的にそういった方向にあるのか、あるいは保育園そのものの運営というふうなことでやられるのか、その方向についてわかる範囲内でお聞かせ願いたいというふうに思います。いずれにしても、この保育園対策についてはやはり昨年もそうでありますけれども、対応は解消に努力するけれども、それに伴う施設や、あるいは職員の整備体制が十分かといえば、私が見ますとなかなか場所によっては不十分な状況も公立の場合見受けられたというふうなことで認識しておりますが、これらについてはやっぱり体制整備をきちんと私立であっても十分整えていかなきゃならないというふうに判断しますので、そういった体制整備も含めて、以上3点についてお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(二階堂馨) 片山吉忠市長。 ◎市長(片山吉忠) 渋谷正訓議員にお答えをいたしますが、最初のいわゆる待機児童の今後の見通しというふうなことでございますが、これにつきましてはケース的なものもあろうと思いますので、担当部長のほうから答弁をさせていただきたいと思います。今私が考えていること、ちょうどデータが18年、19、20、21年のいわゆる男女別の出生数が手元に参りました。10万3,500という人口の中で、3月31日現在、住民登録票から見ると、略すもんじゃないんですが、何人お生まれになると思っておられましょうかということにもつながるんですが、18年で780人台だったんです。今現在この3月段階で730人のちょっと上というふうな数字であり、これが年々低下をする、そういう中で待機児童がふえる、ゼロ歳保育がふえる、こういうふうな状況下であることは事実であり、そういう中で新発田市のいわゆる子育て支援をどうするのかというふうな重要な問題でありますので、真剣な検討が必要だろうというふうに思って指示をしているところではあります。  2番目がJRとの負担というふうな問題であります。これは、きちっと文書化されているようでございますので、担当部のほうから答弁をさせていただきたいと、こういうふうに思います。 ○議長(二階堂馨) 幼保の一元化と私立保育園の体制整備の支援についてはどう考えているのかという2点の質問があります。 ◎市長(片山吉忠) 幼保一元化という中で、一応幼稚園についてはわかば幼稚園も今回やるのは幼稚園じゃなくて保育園にしていきたいというふうな話を聞いておりますので、流れとしては幼稚園から保育園へという流れになるだろうというふうに思っておりますし、そのようなまた国等が幼保一元化というふうなことを今の長妻厚生労働大臣は言っておるわけで、そういうのを受けながら国のいわゆる基本的なものに合わせながら、私もやはり幼保一元化でいくべき問題じゃないだろうかというふうに思っているとこであります。私どもは、私立保育園について、やはり私どもとしてなせる支援はしていきたいというふうに思っているところであります。  以上であります。 ○議長(二階堂馨) 荻野健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(荻野優志) ただいまの1点目の今後の待機児童の見通しについてのご質問にお答え申し上げます。  当市としまして、これまで保育園整備計画に基づきまして、公立の民営化も含めながら市内の保育園整備を計画的に進めてきたところでございますが、行政報告にもありましたように年々3歳児未満の入園希望が著しく増大しております。昨年の10月時点でありますが、新たな入園予定数が541に対しまして、684名もの申し込みがあったところであります。この申し込み希望者の中には休職中あるいは育児休暇明けからの入園希望ということの希望者もございます。全体を調整した中では、本年の4月1日時点では待機はございませんが、今ほど申し上げました途中入園等の申し込み等、潜在的な待機児童については増加している傾向にございます。これらの状況も踏まえながら、これからの今後10年、20年の児童の推移あるいは保育園の定員、入園希望児童の数、そういうものをすべてシミュレーションの中で策定しながら、今後のこれまでの保育園整備計画に当てはめ、整備の考え方を持ってきたところであります。また、今年度には新たな保育園の整備計画も見直しというところも含めながら、今年度中に考え方をまとめてまいりたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(二階堂馨) 駅の橋上化についての負担割合について、JRの負担は確定しているのか、それとも協議の余地が残されているのかについてはどちらの部長ですか。  下妻地域整備部長。 ◎地域整備部長(下妻勇) JR負担の関係につきまして、私のほうから答弁させていただきますが、今年度概略設計を予定をいたしておりまして、この概略設計におきましてより詳細な事業費及び自由通路の新設に係ります支障物の移転費用の算定等が行われるわけでございまして、この中でJRとの負担が詳細に協議をされるということになっておりますが、負担割合につきましては21年6月1日に国土交通省が定めております自由通路の整備及び管理に関する要綱がございまして、この中でそれぞれの費用負担というものが条文として出ておりますので、これに沿ってJRと詳細の負担割合について協議を行うということでございます。  以上でございます。 ○議長(二階堂馨) 五十嵐孝議員。 ◆9番(五十嵐孝議員) 私は2点ほどお聞きをしたいと思うんです。1つは、まちづくり振興公社の不正流用、いわゆる公金横領事件でございます。あやめの湯と滝谷の森林公園、合わせて約260万円の不正流用、公金横領があったわけでございますが、これにつきましては公社のほうでは全額弁済をしたと、そういう事態を受けて弁護士とも相談をして被害届を出さないというふうなことにしたようでございますけれども、私自身としてはただ全額弁済したから、あとは事件にしないんだというふうなことでは極めて甘いけじめのつけ方ではなかったのかなと、そんなふうに思っております。そして、この報告の中では市の外郭団体における事件であり、直接的には市は関与してありませんと片一方で言いながら、片一方のほうでは管理監督の責任者である市長は10%、副市長は5%の減額を1カ月しましたと。片一方では直接的な、公社のことであり、外郭団体のことであるから関与しないんだと言いながら、片一方で管理監督の立場にあるんだから処分したんだということ、何か矛盾したような気がいたします。それはそれとしてですが、ただこの事件について公社内部で理事者に対する責任のとり方はどんなふうなけじめをつけたのか、あるいはまた直接的な上司であった前事務局長あるいは施設係長とか、そういうのが直接のあれだったというふうなことをこの報告にもあるわけですから、それらに対する処分といいますか、それは公社のことだからわからんというふうなことを言うかもしれませんけれども、片一方では管理監督の責任があるんだというふうなことですので、やっぱりそれらのことも指導してもよかったのではないかと、そんなふうに私思うんで、その辺の事情についてお聞かせ、どんなふうになったのか、公社の理事者の処分、そして直接的な指導監督の立場にあった上司に対する責任について、皆さん方のほうで恐らく公社の内部のことだということで終わるのか、あるいは公社に対してどんなふうな指導をされたのか、あるいは全く外郭団体のことだから我々はあずかり知らんということで関与しなかったのかどうか、その辺の事情についてお聞かせいただきたいと。  それと、一番最初に報告があった病院のことですが、跡地のことで7億5,000万ということで22年度の補正予算で後で提案があるかもしれませんけれども、債務負担行為で購入するということで、それはそれで大変結構だと思うんですけども、ただ1ページに書いてある文書、いかにもお役所的な文書で、私どもずばり言ってもらわないとわからないんですよ。土壌に関する処理を初め、基本的な事項につきましては、係る予算議案を承認していただいた後に覚書を締結して担保してまいりたいと、ずばり購入した後どういうふうにして、建物はどこが処分したり、土壌はどういうふうにするんだと、それはどっちの責任なんだと、県でやるのか市でやるのかというふうなことを書いていないわけです。これは、やっぱりそういうことをずばり書かないほうがいかにもお役所的で、自分たちだけさえわかればいいというふうなことでそういうふうになるのかもしれませんけれども、私どもやっぱり素人はずばり書いてもらってだれにもわかるような表現にしてもらいたいと、そんなふうに思うんで、その点についてどんなふうにするんだということをお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(二階堂馨) 片山吉忠市長。 ◎市長(片山吉忠) 五十嵐孝議員のご質問でございます。2番目の県立病院の問題を先にお話しいたしますけども、いわゆる今回債務負担行為で7億5,000万、これを議会に上程させていただきました。いつ解体をし、そして土壌調査をされて、そして更地にして私どもは買うという、そういう約束はできているわけです。そういう中で、いわゆる金額にしてはおおむね合意を得ているとこでありますので、7億5,000万、更地にしてということで、その後のご質問にあった、じゃいつ解体事業をやるのか、それからいつ土壌調査をやるのか、その期日の明示がまだないわけであります。それを早くお願いした上できちっとした契約を取り交わす、その上で正式な譲渡額で売買をさせていただくと、こういうことでありますので、ご理解をいただきたいと思います。  それから、2番目がまちづくり振興公社についてでありますが、これはいわゆる公社自体の問題と、それを市は委託をした、こういう関係でありますので、両方とも、私はいわゆる公社の理事長以下役員の方々に申し上げたのは、やはりこれは法的にどうなっているのかということを弁護士または公認会計士、または外部監査というふうなことをきちっとやるべきですよということを申し上げました。それから、市についてはどういう責任があるのかということも弁護士と相談すべきだという形でさせました。結果として、新発田市としてはやはり政治的判断として社会的、道義的責任として前の不正流用で担当部長が一応注意を受けたところでありますので、それ以上の大きな問題でありますので、私の判断で私が10%、副市長が5%という、そういう政治的な判断であるというふうにご理解をいただきたい、こういうふうに思います。  あと公社につきましては、公社は公社としての処分がなされたと思います。どのような処分内容かは担当部長がわかるかもしれませんので、わかった範囲内で答弁をさせていただきたいと思います。  以上であります。 ○議長(二階堂馨) 森産業振興部長。 ◎産業振興部長(森康弘) それでは、ただいまのご質問でございますけれども、まず理事長は5月の上旬に辞表のほうを提出をされたという部分でございます。ただ、これに関しましてはまだ全面的に調査といいますか、そういったものがまだ終了していないという観点から、現在は理事会預かりという状況になっているという部分でございます。そして、当時の会計担当者でございますけれども、一応人事で降格処分というものとあわせて減給処分というものがなされたというふうに伺ってございます。  以上でございます。 ○議長(二階堂馨) 五十嵐孝議員。 ◆9番(五十嵐孝議員) 念のためにお聞きしますが、病院の跡地、そうすると7億5,000万はあくまでも跡地のあれだと。そうすると、後でいろいろ建物の解体、その他土壌処理で追加で負担をするというふうなことはございますか。 ○議長(二階堂馨) 片山吉忠市長。 ◎市長(片山吉忠) ありませんと私は思います。 ○議長(二階堂馨) 加藤和雄議員。 ◆11番(加藤和雄議員) 私のほうからまちづくり振興公社の不正流用についてお尋ねしたいと思います。  いわゆるまちづくり振興公社は、平成15年だったと思うんですけども、新発田市が三セクの見直しということでプロジェクトをつくって、当時公園施設協会と、それから観光開発公社が一体となってスタートしていったわけです。そして、今回不正流用が実際行われた時期というのが平成18年度、それから19年度、20年度ということですね。特にあやめの湯ではそういうことなんですけれども、一昨年、平成18年9月から指定管理者に出したわけですけれども、そのとき会計の不適切な処理が行われていたということで、平成20年11月にその問題が発覚しまして、それは指定管理者に18年9月から20年度までの指定管理者のときに行われていたということで問題になりました。このいわば不正流用もその時期に行われていたわけです。私が思うのは、先ほどの行政報告の中では社会的、道義的責任ということで市にはあるんだということをおっしゃられていますけれども、私は1つはまちづくり振興公社と市のかかわり、市がどういうふうにまちづくり振興公社を位置づけてきたかということがやっぱり1つは大事な点かと思います。そういった面を考えますと、平成15年で1年かけてプロジェクトを立ち上げて、このまちづくり振興公社をつくってきた経緯とあわせまして、それ以後まちづくり振興公社の評議員とか、それから監査に、監査については市の三役がかかわってきた、それから評議員については今で言えば産業振興部長、それから教育部長がかかわって入っていたと思うんですけれども、かかわって運営されてきたんです。そういうことを考えれば、やはり市の外郭団体とはいえ出捐も市がほとんど出捐しているということもあわせまして、やっぱり市が大きな責任があるんじゃないかなと、私はそういうふうに考えます。  そこで、1つ聞きたいのは、その前の会計の不適切処理が発覚して以来、市がその監査役から身を引いた、それから評議員から身を引いたわけですよね。それは、21年度で身を引いたということを聞いておりますけれども、そういうなぜ身を引いてきたのか、まず1つそれ。どうして身を引いたのか。  それからもう一つは、やはり今後こういう問題があって、今身を引いた状態ですよね。市がまちづくり振興公社から身を引いた状態なんだけども、今後どういうふうにまちづくり振興公社とかかわっていくのか、その点2点ちょっとお伺いしたいと思います。 ○議長(二階堂馨) 片山吉忠市長。 ◎市長(片山吉忠) 加藤和雄議員のいわゆるまちづくり振興公社についてのご質問でございますが、まずは当初合併時と、それから問題を起こし始めたころと状況が変わっていることは事実なんだろうと思います。また、従来型でやってきた、そしてまた理事会、評議員会等とやはり私から今申し上げるとすれば、形式的な形でしかやってこなかったのではなかったのかというふうなことで、それで最初の段階のときも問題が起きた、そのときのいわゆる公認会計士でまず調査してもらい、どうなんですかというふうなことで調査をしてもらったわけであり、それは私の答弁が違っておれば担当部長に話しさせますが、要は1つの流れの中でこのお金がここに使うべきものがこっちで使っておったと、こういうことであったわけで、その点について調査をしていただいたというふうなことであり、今回ののは完全にいわゆる監査をし、そしてきちっと会計処理をした上で監査を受け、それで監査も本当の意味における外部監査というふうなものを受け、会計処理についても公認会計士をきちっと経た上で処理をするというふうな形にしていかなくちゃならない問題だというふうに私自身も思っていますので、そのようにしてもらうよう担当部長のほうに指示をしたわけでございます。でありますので、状況が違って、最初のころは全く関与しないといったらそういうことはないわけですが、内部にわたって帳面一つ一つというふうなものじゃなくて、出された数字をただはいはいという形で承認しておったというふうなことではなかったのかなというふうに思っております。きちっと整理された上で外部監査の方のいわゆる判こがある、それから公認会計士の判こがあるというふうな形がとれればきちっと処理ができたのかな、こんなふうに思うとこでありますが、それだけの必要性があるのかないのか、これもまた論議の問題だろうと思います。今後の検討だろうというふうに思っております。身を引いたというふうなのは、だから実際その市の職務について、しかも三役の一角にいる身が全部見て調査なんてあり得ないというふうなことから、もう身を引かれて、そして外部に委託したほうがきちっとなるんじゃないかというふうなことから、いわゆる辞任をしたというふうなことだろうと……なお、担当部長からまた説明をいたします。  それから、2点目が今後の公社とのかかわりについてでありますが、一応今辞表を出しているという話がございましたが、いわゆる理事長、副理事長、そして理事会等からこういうふうに改善をしていきたい、ないしは解散をしたい等々、2つの選択肢を検討した上で市と協議をしてまいりたい、こういうふうな提案を受けているところでございます。その辺がきた上で判断をさせていただきたい、こういうふうに思っているところです。  以上であります。 ○議長(二階堂馨) 加藤和雄議員。 ◆11番(加藤和雄議員) 形式的な処理だから外した、私はそうじゃなくて、やはりまちづくり振興公社のできた経緯、それから市の全体の役割、そういった面を考えれば、私は市の行政の一翼を担ってきた大事なまちづくりをしていく上で観光面とか、それから文化面、それから体育面の振興をずっと図ってきている、またきていかなきゃならない重要な公社だと思うんです。それを途中で指定管理者制度が導入されて、一般の民間団体と同じような扱いにしていったところにやっぱり私は問題があるんじゃないかなというふうにすごく思うんですけれども、1つは私やっぱり心配なのは、この公社が5月10日付で議長に対してこのあやめの湯料金不正流用の件についてということで出されている文書があるんです。これは、多分市にも行っていると思うんですけども、その一番9番目に今後どういうふうにするかということで、新発田市が全面的に組織を管理監督する直営か、それから出捐関係を一切なくして完全な民間法人となる完全民営化、この2つしかないということで協議をお願いしたいということで、多分市にも協議が来ていると思うんです。その辺について今市長はどういうふうに考えているか、ちょっと聞きたいというふうに思います。 ○議長(二階堂馨) 片山吉忠市長。 ◎市長(片山吉忠) 加藤和雄議員の再質問でありますが、先ほど申し上げたいわゆる市が身を引いたということは、今指定管理者制度ではそれはできないというふうなことで外れたということだそうでございます。  それから、後段のご質問でありますが、やはり第一義的には公社が私どもにこうしたいというふうなこと、ないしは廃止したいというふうな両方の問題でつくった上で協議したいというふうなことであります。やはりまちづくりの観点、そしてまたにぎわいづくりの観点、観光の観点からして、やはりやっていかなくちゃならない事業であることは事実であります。それらは十分に話し合いの上でいずれかの方法を最終決定してまいりたい、こういうふうに思っているところであります。  以上です。 ○議長(二階堂馨) 加藤和雄議員。 ◆11番(加藤和雄議員) 先ほど指定管理者制度になったから、役員はできないということで、私ちょっと調べてみたんです。ちょっと時間がなくて朝調べたんですけれども、1つは財団法人の新潟県の文化振興財団というのがありますね。これは、新潟県の県民会館を指定管理に出している、そういう財団なんですけれども、これは県が100%出捐している、そこがちょっと違うところですけれども、この役員名簿を見ますと、この理事の中に新潟県の県民生活環境部長もちゃんと入っていますし、あれは県ですから、新潟県の市長会の会長でしょうか、佐渡市長が入っていますし、それから新潟県の町村会の会長、関川村長もちゃんと入っています。そんなわけないと思います。指定管理者に出したって、その財団が望む、県の全体の事業の中で果たす役割はしっかりしているわけですので、例えば市のまちづくり振興公社だって市のその事業に対してやはり……まちづくり振興公社に対して市がきちんと位置づけをしっかりやれば、もっと違った形になるんじゃないかなということが1つと、それからさっき指定管理者制度になってモニタリングをやったというのは、次の指定管理になる3年目に初めてモニタリングをやっているんです。だから、それが初年度指定管理者の当初にきちんとモニタリングをやっていれば、今の不正流用だってできなくなったと思いますし、不適切な会計処理だってきちんとなったと思うんです。そういった意味で、やはりこれは市の責任はすごく大きいなというのが私の考えなんですけども、その辺最後に市長、お願いしたいと思います。 ○議長(二階堂馨) 片山吉忠市長。 ◎市長(片山吉忠) いわゆる指定管理者制度になって、市が関与したのを引いたということについてでありますが、今のでは法的にできないということではなく、他の法人と競争するのに不公正ではないかというふうなことから、新発田市はいわゆる公社から監査役だったと思いますが、評議員ですか、から引いたということでございます。  それから、後段のモニタリングについては担当部長から答弁をさせます。  以上であります。 ○議長(二階堂馨) 加藤議員が質問をしているのは、モニタリング関係ではなくて、市長の責任のとり方ということですが、市長は先ほどの行政報告の中にも減俸をもってその責任の一端をあらわしたいと、こういうふうなことですんで、加藤議員もご理解をいただきたいと思います。  ちなみに、モニタリングのことについてもご質問ありましたけれども、それについての担当部長からのコメント欲しいですか。よろしいですか。 ◆11番(加藤和雄議員) はい。 ○議長(二階堂馨) 要りませんね。  それでは、渋谷恒介議員。 ◆25番(渋谷恒介議員) 渡部良一議員と五十嵐議員の質問に関連してお聞きしますが、きょうの行政報告でまず市の重要政策課題の5つのうちかなりの部分が出ておりまして、これを字面どおり読むとどんどん既成事実の積み重ねで駅の橋上化あり、市役所の新庁舎は図書館裏に建設ありきというようなふうに聞こえるんですが、私は市長が言いたいのはこれをたたき台にして今概略設計あるいは基本設計を市民の皆さんと議会に出すから、これをもとにして議会でもんでくださいというふうに私は聞こえるんですが、このままでいくとどうも何か駅が橋上化になって、図書館裏に市庁舎が建つというふうな誘導めいた部分があるので、その部分が本当に市長が6カ月の間できちっとけじめをつけていけるのかという部分も含めて、いや、恒介君、そうじゃないと、これはたたき台だとあくまで言われるのか、その部分をお聞かせ願いたいのと、もう一つはまちづくり振興公社の不正流用の部分に関する処分の仕方なんですけども、私はこのことと含めてさきの議会で行われた旧ジャスコ跡地、ゴールドトラストとの土地利用の契約に基づいて市長が行った処分、これはむしろ私は逆であるべきだと思うんです。今回のまちづくり振興公社の不正流用に関する処罰は、あくまで刑事事件として告発要件を満たすか満たさないかの問題で、当該事業者であるまちづくり振興公社が判断すればいいだけのこと。市は、出捐しているのもあることはあるんですけれども、市長がよく言われているすべての業務を市の職員がどこの指定管理者の一から十まで監査を毎日見ているわけにいかないわけでしょう。そういうことから考えると、私は市長が10%ですか、担当副市長が5%ですか、減俸するという、このことはここでやるべきじゃなくて、むしろゴールドトラストの土地を1年間放置した行政責任としてとるべきでなかったかと私思うんですけど、いわゆる市長の身の処し方として今回のまちづくり振興公社の不正流用に対する市の責任のとり方と、ゴールドトラストの土地の1年間ほったらかしした自身の責任のとり方について、どうも私納得いかないんですが、少しその説明をお願いしたいんですが。 ○議長(二階堂馨) 片山吉忠市長。 ◎市長(片山吉忠) 渋谷恒介議員のご質問で1点目でありますが、私と渋谷恒介議員ではもうこれでどれだけ議論しているか、また再度ここでやろうということはご勘弁を願いたいというふうに思います。要は合併建設計画を見直し、なおかつ財政計画を見直し、そして平成15年の合併、平成17年の合併、10年間しか使えないというものを豊浦の分まで入れて2カ年間、それを12年間使えるということで、平成27年度までその合併特例債を活用することができるということであり、であれば当然もう差し迫ったところである程度の形づくりをしていかなくちゃならない、覚書は覚書をしなくてはならん、最後は契約書もしていかなくちゃならん、そういう段階を目前に控えているということから、私は最後の最後までこの問題に取り組んでまいります。そして、きちっと県との交渉もある、JRとの交渉もある、こういうものをやって、そして終わりたいという考え方からであります。  2番目は、処分についてゴールドトラストと、じゃ今回ののについては、やはり私は違うだろうと。ゴールドトラストについては、いわゆる……これも申し上げたと思いますが、これも法的にどうなんだという形で、いわゆる市の顧問弁護士にお伺いをし、その上での判断で市が責任の必要性はないだろうという形でやったわけであり、今回ののについては、私は1回あって2回目でありますので、政治的判断で社会的、道徳的に私自身、それから担当副市長という形でみずからそれを申し出たということでございますので、それをご理解いただきたい、こういうことであります。  以上です。 ○議長(二階堂馨) 渋谷恒介議員。 ◆25番(渋谷恒介議員) 答弁わかりましたけども、私としては去年1年間いろいろ論議してきたことも含めてなんですけど、それ以上のことは別のときにやりますけども、市長が言われるあと6カ月間で今まで示してきた財政シミュレーションあるいは返済計画、特例再利用、新型交付金等々をきちっとやっていくというのはよくわかるんです。私やはり市民が望むような形で駅も庁舎も建つべきだと思うんで、今聞こえてくる部分はこの前行われた議会報告会あるいは市庁舎建設調査特別委員会の32団体代表からの聞き取りについても、市庁舎の候補地についてはかなりの意見がありました。それで、たたき台として肯定するのはいいんですけども、そういう部分を今後どういうふうに吸い上げて市庁舎建設調査特別委員会で反映して、新たに見直しの、あるいは対案という形でさまざま出すことができるのか、そういうことももうなしで既定路線でどんどん突っ走るのか、その部分をお聞きして終わりたいのと、それとやはり市長が言われるゴールドトラストの土地の部分とまちづくり振興公社の市長の責任のとり方としては、私は今回はそんなに減俸するほどの責任のとり方じゃないと私は思うんです。むしろゴールドトラストのときのほうの政治的な判断というか、責任が追及されてしかるべきで、それに対してもう少しきちっとした身の処し方をされたほうがいいかと思います。それだけもう一回だけ聞かせていただいて終わります。 ○議長(二階堂馨) 片山吉忠市長。 ◎市長(片山吉忠) 渋谷恒介議員の再々質問でございますが、後段の件については先ほど申し上げたように、市がお願いしている顧問弁護士と相談した結果で、市がとるべき責任はないというふうなことで、また賠償等々についても請求はできないと、こういうことをたしか答弁いたしたと思います。そのことを再度申し上げたいと思います。  それから、2つ目につきましては、いわゆる庁舎問題について病院跡地がいいんじゃないかとか、そういうご意見が多い、こういうことであります。しかし、病院についてはきちっと参画条例を踏まえた上で、理念条例ではありますが、きちっと検討委員会を立ち上げて、そして広報にも出し、それからパブリックコメントも何回も出し、全部市民の意見を集約して、マジョリティーが、全部が大反対だという大コールが起きましたか。起きましたかということを私は問いただしたいと思いますが、一応私どもは単に病院跡地は城下町というふうな遺産の一つの中にある、そしてまさにいつでも申し上げているように櫛形山脈活断層、月岡活断層がこうなったときにどうするのかということになれば、やはり適地としては防災公園はあそこだろうと。あわせて、あそこに市庁舎を建てたとしたときに、じゃ城下町としての景観条例との関係、それからあそこの美観は間違いなく崩れるだろうという、私はそう思います。全部あそこへ持っていくというふうなこと自体は、いわゆる病院の跡地の関連から申し上げるならば、その病院の構想、計画というものは将来も含め復元をされたときの市民の声もあり、そういう意味においてあの場所は城下町遺産としての財産であり、それで美的な財産として残しておくべき問題だというふうに思います。  あわせて、きょうも日報に載っておったと思います。いわゆる元旦から申し上げるように、ずっと拠点の拡散という問題、そしてまた戻ってこざるを得ない、ここが空地になったときにどういう影響があるのかということを市民の皆さんも考えていただきながら、やはり私はこの一体的な場所が最適な場所じゃないのかなということで構想等検討委員会にお示しをしたとこでありまして、これはまた活発なご議論をいただきたい、こう思います。病院の跡地は復元をし、その後一連の流れの中においてこれこそ市民の大事な大事な財産である、そこでありますから景観条例もきちっとできている、自衛隊にも景観条例について配慮をしていただきたいということを申し上げたとこであり、今の病院の駐車場のとこでもいいんじゃないかと、こういう議論もあるようでありますが、私はそれについては私としては反対であるということを申し上げておきたいと思います。  以上であります。 ○議長(二階堂馨) 渋谷恒介議員。 ◆25番(渋谷恒介議員) 3回目やらないつもりでいたんですけども、これはまず後段のほうからいきますと、まちづくり振興公社とゴールドトラストの事件のときの処し方について、市長が顧問弁護士さんのお話しされましたけども、これはあくまで刑事手続、訴訟手続にかかわる判断を顧問弁護士はされたと思うんです。市長は本来は政治的責任としてどうあるべきかということについておやりになれば、今回とゴールドトラストの処分のやり方はもう少し違ってきたんじゃないかという部分を、今後のいろんな残りの任期期間中でも首長としての判断のときにもう一回いろいろ考えていただきたいなというのを要望しておきます。  それと、病院跡地利用については広報でも、それから利用計画についてもリーフレットが全部配布されましてありますけども、一番ネックとなる景観条例の部分について、やはり議会報告会でも、それから特別委員会の聞き取りでもほとんどの市民の方はあそこに景観条例があるのは薄々わかるにしても、具体的に景観条例の中身については全くご存じないと、こちらからもう一回説明して、そういう希望はわかりますけども、あそこは何階建て以上の建物は建てられないんですよというふうに逆に説明しなきゃならないような景観条例が今の実態だということも市長の頭の中に入れて、今後頑張っていい市民のみんなの意見が通るような庁舎と駅を策定して私たちに提示してもらいたいなというのを要望して終わります。返答は要りません。 ○議長(二階堂馨) 森田国昭議員。 ◆6番(森田国昭議員) 病院跡地について、もう結論が出たような市長の方向性が見えているわけでありますけれども、私は前に一般質問をした経緯もあって、もう一回市長に聞きたいなと思っているわけであります。それは、病棟または検査室、または事務室等、救急車の入っているほうの右側の建物については取り壊すしかしようがないんだろうなと思っているんですけども、実は左側の看護学校は国の耐震構造の法律が通るよりもちょっと前に建てられた、しかも新潟のさる業者がつくったわけでありまして、随分立派な建物だなという、実際に中も見せていただきました。4階まであります。やっぱりあれを何かの方法で残して社会教育の公民館のかわりにできないのかなということを非常に感じているわけであります。市長は、前からもったいない運動をやろうというふうなことでありますので、職員については非常に頑張っておられますけども、やはり私は建物についてもそれぐらいの温かさがあっていいのかなと思うわけであります。というのは、この間社会教育委員の会議がありました。公民館関係などなど、いろんな委員が集まって話をして、そして最後質問ありませんかというときに、公民館の場所をとるのに何時までに行かなければならないですか、私たちはとれないんですという非常に市民の活動の場が制約されているというか、足りないというか、これから先活動が非常に大事だと思うんで、やはり市民活動といい、まちづくり活動といい、子供たちの活動といい、やっぱりそういうことのために補強してあれを残して公民館として使えたらいいのかなと思っているのですけれども、その辺、いや、みんな一緒に壊して更地にするよというんだったら、それもまた涙をこぼしながらいたし方がないのかな。先ほど市長がおっしゃいましたように、市民からそういう声が起きているかと言われると、新発田の市民は非常に素直ですから、場所がなければ仕方がありませんねと言うんですけども、その辺を何とかしてあの部分を残して公民館活動に使うような何か方法はないでしょうかということで市長の心のうちをお聞かせ願いたいんであります。  以上です。 ○議長(二階堂馨) 片山吉忠市長。 ◎市長(片山吉忠) 森田議員のご質問でございますが、病院跡地については議長も私と一緒に同道されて、知事のところに要望書を持っていったときには、あそこを全部更地にして私どもは買いたいんだと、そして活用したいんだと、こういうふうにお願いをしてきた経緯があります。また、その他民間の団体も一緒に行って、大勢の皆さんが知事室へ行って要望したわけであります。それを今じゃあのところだけ残せと、これはないんじゃないですか。それよりは、これから行われるいろんな公的な施設、特に耐震化及び学校の統廃合で相当数、さっき申し上げたように今1年間で730人、それよりまだ減っているんです。そういう中に本当に子供たちがいわゆる生まれてこない世の中、そして学校のあるべき姿、そういうところから活用する、どうやって活用していったらいいかという中に公民館的な要素、コミュニティー的な要素、いろんな要素の使い方というものが出てくるんじゃないだろうかというふうに思います。あの病院の跡地は、再度申し上げますけども、あの復元をするとき3万余の皆さんの署名をいただいて、そしてかわらにちゃんと名前を書いていただいて、そして天田さんの刀剣を寄附していただいて、城下町としての威風を残すというために三階櫓、辰巳櫓をつくった、市民の力でつくったわけであります。そのときにまた思い出していただきたいのは、あの今の城址公園の入りの反対側の空地、あそこにセレモニー、または結婚式場だったでしょうか、そのときにこそ大きなうねりができて、市民団体が立ち上がって、結果としてあそこにできなかったじゃないですか。そういうことからして、やはり復元を機にして、私は市民の声を受けて、あれがいわゆる城下町としての残すべき、更地として残すべき、そしてまた城下町遺産としてのものを一部入れながら公園とするというふうなことで提案し、今の段階いろんな方々からご賛同をいただいているんじゃないだろうかということであります。これから県との協議が調って、本格的なものを議論していかなくちゃならんと、こんなふうに思っているところであります。  以上であります。 ○議長(二階堂馨) 森田国昭議員。 ◆6番(森田国昭議員) 市長の頭の中には、多分少子化になるとこれから学校はあくじゃないか、学校があいたらそれを有効に使う方法を考えたらどうだろうというふうな部分があろうかと思いますけども、これからあく学校はまち内、要するに市街地にはないのでありまして、どうしても遠いところ、具体的に言えば川東であったり、この間から始まったように新金塚小学校であったり、ところが実際はそこへ行って市民が活動できるかというと非常に難しいわけであります。そうすると、わかることは新しい公民館のような活動の場をつくってほしいなと思っても、そういうものはなかなか今の財政では多分できないだろう。だから、私は市長がお願いに行ったその経緯もあるにしても、やっぱりまちの中心にそういう公民館を代行するような活動の場が欲しいなというのが市民の心の中にあると思いますので、その辺…… ○議長(二階堂馨) 森田議員、行政報告に対する質疑でありますから、一般質問とは違いますので、あくまでも県立病院跡地に限って質問をしてください。 ◆6番(森田国昭議員) はい、わかりました。そんなことでお考えいただければいいのかなと思っていますが、もう一言コメントをよろしくお願いします。 ○議長(二階堂馨) 片山吉忠市長。 ◎市長(片山吉忠) 森田議員にお答えいたしますが、先ほど申し上げたように泉田知事に要望に行って、そして更地にして私どもは買いたいということを申し上げたものを撤回する意思はありません。 ○議長(二階堂馨) 高橋幸子議員。
    ◆3番(高橋幸子議員) 1点だけお聞きしたいと思います。  土砂災害警戒区域の指定が配布されました。「市といたしましては」ということで、「引き続き県と連携を図り、指定地区の住民説明会を行うとともに」云々とございます。指定を受けたのは5月の11日です。もう1カ月になろうとしております。やはりいつ大雨が降るかわからないというような状況はあるかと思います。もう少し危機管理をしていくためにも、住民説明会というものを具体的にいつどのようにして早急にやっていかなきゃいけないかと思いますが、この具体性が何か市長のほうからご報告がございません。具体的にしっかりとこの住民の安全のためにどのように強化を図っていくのか、少し具体的にお聞きしたいと思います。 ○議長(二階堂馨) 片山吉忠市長。 ◎市長(片山吉忠) 高橋幸子議員の土砂災害、いわゆる新しく法改正されたというふうなことでのご質問であって、なお住民説明会ということであります。この3日の日に防災会議を開いて、そして各諸団体の皆さんと協議をいたしたわけであります。住民説明会については、担当部長のほうからどのような計画になっているのか説明をさせていただきたいと思います。  以上です。 ○議長(二階堂馨) 橋井市民生活部長。 ◎市民生活部長(橋井林次) それでは、高橋議員にお答え申し上げますけども、住民説明会につきましては昨年の8月、それと9月にかけて今回指定されました9地区についてはすべて地元説明会を実施してございます。  以上でございます。 ○議長(二階堂馨) 高橋幸子議員。 ◆3番(高橋幸子議員) それでは、もう既に住民説明会は終わっているということの今お話でございました。引き続き指定地域の説明会を行うとともにというこのことはちょっと理解しがたいんですけれども、とにかくこの地域、私も地区を見させていただいたら、結構山手のほうかと思います。これから自主防災体制がつくられているのか、または緊急告知FMラジオが本当にここの地域が入っていくのか、その点も踏まえますと、やはり緊急情報伝達体制の強化ということではもう少しちょっとどうなっているのかということが私は知りたいと思いますので、もしまたこの住民説明会におきまして皆様のご意見ということがあったのかどうかということと、今後さらに住民説明会をしていくのか、そしてまた強化体制に対してはもっと早急にやはりしっかりとしていくべきと思いますけど、再度お願いいたします。 ○議長(二階堂馨) 橋井市民生活部長。 ◎市民生活部長(橋井林次) 行政報告におきまして、引き続き地元説明会というのにつきましては、今後全体的には48地区、175カ所が指定されるということがございます。そういう観点から、県と連携を図りながら地元説明会を実施していくということでございます。  それと、伝達体制ということでございますけども、今回9地区が指定されましたけども、そのうち5地区が受信可能な地域ということで、約300世帯のほうに告知ラジオを配備して緊急情報を伝達していきたいというふうに思ってございます。  それと、自主防災組織の拡充につきましては、これはやはりまだ新発田市においては50.6%ということもございます。そういう観点から、引き続き拡充を進めてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(二階堂馨) ほかにないようでありますので、質疑を終結をいたします。  ───────────────────────────────────────── △日程第5、議第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて ○議長(二階堂馨) 日程第5、議第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  片山吉忠市長。           〔市長 片山吉忠登壇〕 ◎市長(片山吉忠) 提案理由をご説明申し上げます。  議第1号議案は、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてであります。  人権擁護委員の森井正俊氏、鈴木ヒロ子氏及び渋谷武雄氏が平成22年9月30日をもって任期満了となりますことから、いずれの委員にも再任をお願いすることとし、定数の増員に伴う委員として新たに野村洋子氏、伊東廣子氏を法務大臣に推薦したいというものであります。  よろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(二階堂馨) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議第1号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(二階堂馨) ご異議なしと認めます。  よって、議第1号は委員会付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。質疑ある議員の発言を求めます。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(二階堂馨) 質疑なしと認め、質疑を終結をいたします。  これより討論に入ります。討論ある議員の発言を求めます。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(二階堂馨) 討論なしと認め、討論を終結をいたします。  これより採決いたします。  議第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては、これを適任と認める議員の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 ○議長(二階堂馨) 起立全員であります。  よって、議第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてはこれを適任と認めることに決しました。  この際、午後1時まで休憩をいたします。           正  午      休 憩  ─────────────────────────────────────────           午後 1時00分  開 議 ○議長(二階堂馨) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ───────────────────────────────────────── △日程第6、議第2号から議第25号までの提案理由説明・総括質疑・常任委員会付託 ○議長(二階堂馨) 日程第6、議第2号から議第25号までを一括議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  片山吉忠市長。           〔市長 片山吉忠登壇〕 ◎市長(片山吉忠) 提案理由をご説明申し上げます。  議第2号議案から議第4号議案までは、専決処分の承認についてであります。  議第2号議案、議第3号議案及び議第4号議案は、新発田市税条例の一部を改正する条例制定、新発田市都市計画税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例制定及び新発田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定の専決処分についてご承認を得たいというものであります。  地方税法が平成22年3月31日に一部改正をされたことに伴い、同日付で専決処分させていただいたものであります。  議第5号議案から議第7号議案は、新発田市まちづくり総合計画審議会条例の一部を改正する条例制定、新発田市地域審議会条例の一部を改正する条例制定及び新発田市行政改革推進懇談会条例の一部を改正する条例制定についてであります。  平成22年4月1日付の組織改編に伴い、所要の改正をしたいというものであります。  議第8号議案は、新発田市特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定についてであります。  先般、市施設の指定管理を受けている財団法人新発田まちづくり振興公社において、職員が施設使用料の一部を私的に流用していた事実が発覚いたしました。  この件は、市の外部団体における事件であり、直接的な市の関与が認められるものではありませんが、当該公社は、その設立当初から現在に至るまで市が出捐を行っている第三セクターであり、現在においても13カ所の市公共施設において指定管理を受けている、市とは極めて密接な関係にある団体であります。  よって、市としても、この問題に対する道義的、社会的な責任を議会並びに市民の皆さんに明確にする必要があると考えております。  以上のことから、当該公社の所管元である担当部長への厳重注意を行ったところでありますが、これとあわせて、管理監督面の最高責任者である市長及び担当副市長の給与月額を、市長においては10%、担当副市長においては5%、1カ月の間、減額したいというものであります。  議第9号議案は、新発田市職員の育児休業等に関する条例及び新発田市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定についてであります。  地方公務員の育児休業等に関する法律の改正に伴い、所要の改正をしたいというものであります。  議第10号議案は、新発田市印鑑条例の一部を改正する条例制定についてであります。  印鑑登録申請時の本人確認について、より適切に行うため、所要の改正をしたいというものであります。  議第11号議案は、新発田市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例制定についてであります。  新発田市消防団員に係る報酬及び費用弁償の額について所要の改正をしたいというものであります。  議第12号議案は、新発田市子ども医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制定についてであります。  新潟県の通院に係る対象年齢の拡大等に伴い、当市においても所要の改正をしたいというものであります。  議第13号議案から議第15号議案は、契約の締結についてであります。  議第13号議案 新発田市地域情報基盤整備事業光伝送路新設工事は、指名競争入札により株式会社NTT東日本新潟、代表取締役社長井伊基之と、平成22年5月13日付で仮契約したものであります。  議第14号議案 七葉小学校校舎普通教室棟建築本体工事は、制限つき一般競争入札により株式会社伊藤組、代表取締役伊藤隆雄と、平成22年5月14日付で仮契約をしたものであります。  議第15号議案 七葉小学校校舎特別教室棟建築本体工事は、制限つき一般競争入札により新発田建設株式会社、代表取締役社長渡辺明紀と、平成22年5月14日付で仮契約したものであります。  議第16号議案は、契約の変更についてであります。  平成21年6月定例会で可決され、平成21年6月25日付で日本下水道事業団と本契約を締結した新発田市特定環境保全公共下水道根幹的施設の建設工事委託について、日本下水道事業団が工事設計書を作成するために行った設計数量の精査等及び日本下水道事業団が請負業者を選定するために行った一般競争入札による入札差金の発生に伴い、契約の変更を行いたいというものであります。  議第17号議案は、平成22年度新発田市西部工業団地造成事業特別会計補正予算(第1号)の専決処分の承認を得たいというものであります。  平成22年度西部工業団地造成事業特別会計において、平成21年度の歳入に不足が生じたので、地方自治法施行令第166条の2の規定に基づき、翌年度歳入を繰り上げ充用することとなり、これに伴う補正予算を5月21日付で専決処分させていただいたものであります。  議第18号議案は、平成22年度新発田市一般会計補正予算(第1号)の議定についてであります。  補正の内容は、人事異動などに伴う職員給与費の調整、国県の補助内示に係る補正、急を要する事務事業に係る経費の補正及び債務負担行為の調整が主なものであり、歳入歳出それぞれ4億600万円を追加し、歳入歳出予算の総額を394億8,600万円にしたいというものであります。  補正の主なものについてご説明申し上げます。  2款総務費では、地上デジタル放送の小戸中継局整備の民放負担分に対する補助金として、デジタルテレビ難視聴解消対策事業に2,079万2,000円、自治総合センターの助成金を活用した豊町ふれあいコミュニティセンター及び赤谷小学校区連絡協議会の運営備品購入に対する補助金として、コミュニティ支援事業に370万円を追加するものであります。  3款民生費では、県の安心こども基金を活用した、保育園緊急整備事業により、保育園を整備する各法人に対する補助金として、待機児童解消事業に2億7,778万6,000円のほか、職員給与費などの調整として、国民健康保険事業特別会計繰出金を1,215万2,000円、後期高齢者医療特別会計繰出金を23万5,000円追加し、介護保険事業特別会計繰出金を347万6,000円減額するものであります。  4款衛生費では、日本脳炎予防接種の勧奨再開などに伴い、予防接種事業に1,587万4,000円を追加するものであります。  5款労働費では、雇用者数の増加を図るため、県の交付金を活用して、緊急雇用創出事業に1,295万8,000円を追加するものであります。  6款農林水産業費では、県補助金の減額内示に伴い、主要作物振興支援事業を1億2,140万円、職員給与費などの調整として、農業集落排水事業特別会計繰出金を634万7,000円減額するものであります。  7款商工費では、中心市街地活性化事業助成金交付対象者の増加に対応するため、中心市街地活性化事業奨励支援事業に780万円、桜公園に上水道を布設するため、観光施設整備事業に846万円、月岡温泉内の街路等の美装化を行うため、4,156万5,000円を追加するものであります。  8款土木費では、地域住宅国庫交付金の内示に伴い、次年度に予定しておりました、市営豊団地2号棟の耐震診断を前倒しで行うため、公営住宅耐震化事業に374万9,000円のほか、職員給与費などの調整として、下水道事業特別会計繰出金を484万円追加するものであります。  10款教育費では、国の内示等により、埋蔵文化財発掘調査事業で1,162万8,000円、第30回日韓親善スポーツ交流大会における実行委員会への負担金で385万円をそれぞれ追加いたしました。  以上が歳出の主なものでありますが、これに対する歳入といたしまして、県支出金9,793万1,000円、繰入金2億9,553万8,000円、諸収入1,320万円をそれぞれ追加し、国庫支出金66万9,000円を減額いたしました。  また、債務負担行為では、県立病院跡地を平成23年度に新潟県病院局から購入するために、限度額として、7億5,000万円を計上いたしました。  議第19号議案は、平成22年度新発田市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)の議定についてであります。  補正の内容は、人事異動などに伴う職員給与費の調整、国保システムの改修経費であり、事業勘定では、歳入歳出それぞれ502万7,000円、施設勘定では、歳入歳出それぞれ55万3,000円を追加したいというものであります。  議第20号議案は、平成22年度新発田市老人保健特別会計補正予算(第1号)の議定についてであります。  補正の内容は、平成21年度の医療費精算に伴うものであり、歳入歳出それぞれ566万3,000円を追加したいというものであります。  議第21号議案は、平成22年度新発田市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)の議定についてであります。  補正の内容は、人事異動などに伴う職員給与費等の調整であり、歳入歳出それぞれ347万6,000円を減額したいというものであります。  議第22号議案は、平成22年度新発田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の議定についてであります。
     補正の内容は、人事異動などに伴う職員給与費の調整であり、歳入歳出それぞれ23万5,000円を追加したいというものであります。  議第23号議案は、平成22年度新発田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)の議定についてであります。  補正の内容は、人事異動などに伴う職員給与費の調整であり、歳入歳出それぞれ634万7,000円を減額したいというものであります。  議第24号議案は、平成22年度新発田市下水道事業特別会計補正予算(第1号)の議定についてであります。  補正の内容は、人事異動などに伴う職員給与費の調整であり、歳入歳出それぞれ484万円を追加したいというものであります。  議第25号議案は、平成22年度新発田市水道事業会計補正予算(第1号)の議定についてであります。  補正の内容は、人事異動などに伴う職員給与費の調整で、収益的支出で316万円、資本的支出で41万3,000円を追加したいというものであります。  なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額、41万3,000円は、建設改良積立金から補てんしたいというものであります。  以上、提案理由について概略を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願いを申し上げます。  以上であります。 ○議長(二階堂馨) これより総括質疑に入ります。質疑ある議員の発言を求めます。  渡部良一議員。 ◆23番(渡部良一議員) 2点お伺いをします。  8号議案にかかわって懲戒処分が出されて、先ほどもちょっと議論がありましたが、具体的には担当部長が厳重注意、市長、副市長が減給という、そのところに処分の落差が少しあり過ぎるのではないかというふうに思うわけでありますが、懲戒処分のあり方については当然規則、規定等があると思いますし、それに照らしてどうなのかということと、あと前例などもあるのかもしれませんですが、今回道義的、社会的観点から処分をしたというふうになっているわけでありますが、したがってどういう判断のもとにこの処分を、要するに規定、規則にのっとってなのか、前例踏襲の中でこういった処分が出されたのか。疑問に思うのは、懲戒処分の間に落差がちょっとあり過ぎるなと。厳重注意ですから、片方は。片方は減給です。その間にまだ戒告や訓告というのがあるわけでありますが、その落差が余りにも大きいなというふうに思うもんですから、その根拠についてお伺いをしたい。  次、第14号、第15号にかかわって、七葉小学校の改築が出ているわけでありますが、同時に当然体育館もあるわけでありますが、これ多分厳しいんだろうと思います、耐震状況からすれば。この体育館はどのように考えられているのか。  以上、2点お伺いします。 ○議長(二階堂馨) 片山吉忠市長。 ◎市長(片山吉忠) 渡部良一議員のご質問でございますが、いわゆる私と副市長の減給等については法的根拠とか、そういうことじゃなく、政治的判断でさせていただきました。産業振興部長については、いわゆる市の文書による口頭注意という位置づけで行ったとこでございます。これが1点目であります……口頭じゃないです。文書による厳重注意であります。その辺は午前中に申し上げなかったわけですが、文書でございます。  それから…… ○議長(二階堂馨) 2点目については教育委員会であります。 ◎市長(片山吉忠) はい、そうです。教育委員会に答弁をさせます。 ○議長(二階堂馨) 大滝昇教育長。 ◎教育長(大滝昇) ちょっと突然のご質問でデータがないんですけど、今部長からちょっと確認したんですが、体育館については耐震化の補強で済むということで一緒に完成したいということであります。もし訂正がありましたら後でさせていただきますけど、今の現時点での資料といいますか、そういうことになっています。 ○議長(二階堂馨) 渡部良一議員。 ◆23番(渡部良一議員) 市長、済みません、その根拠を伺っているんです。処分ですから、当然根拠、規則なり、あるいはまた前例なり、そこら辺があってこういうふうにしなきゃならないわけです。もちろん恣意的にやっているとは全然思いませんですが、その根拠について伺っているわけです。 ○議長(二階堂馨) 片山吉忠市長。 ◎市長(片山吉忠) 根拠と言われると、いわゆる世に言う全国の各自治体のそういうような事例があるかどうかというふうなことを第一に考えて、総務部長に事例があるかというふうなことをただしたわけでありますが……そういう事例は見当たらないというふうなことであれば、最低でもやっぱり副市長は担当の長として、前回は口頭による注意でありましたので、それじゃ5%、そうすれば私はその上へいかなくてはならんというふうな単純なる考え方でさせていただいたとこであります。これをもって法的にどうだこうだという縛りを今やろうという考え方はございませんが、そうあるべきだというご意見が多いんであれば、やはり事務方に検討させていかなくちゃならんのかなというのが私の考え方でございます。  以上であります。 ○議長(二階堂馨) 渡部良一議員。 ◆23番(渡部良一議員) わかりました。ということは、今回については特段の前例とか、あるいはまた規則、規定に基づいてやったのではないということを確認しておきたいと思います。 ○議長(二階堂馨) ほかにありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(二階堂馨) ないようでありますので、以上をもちまして質疑を終結をいたします。  ただいま議題となっております議第2号から議第25号までは、お手元に配付の議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。  ─────────────────────────────────────────              平成22年6月新発田市議会議案付託表                                      (22.6.7)  〇総務常任委員会  議第 2号 専決処分の承認について(新発田市税条例の一部を改正する条例制定について)  議第 3号 専決処分の承認について(新発田市都市計画税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例制定について)  議第 5号 新発田市まちづくり総合計画審議会条例の一部を改正する条例制定について  議第 6号 新発田市地域審議会条例の一部を改正する条例制定について  議第 7号 新発田市行政改革推進懇談会条例の一部を改正する条例制定について  議第 8号 新発田市特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について  議第 9号 新発田市職員の育児休業等に関する条例及び新発田市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定について  議第13号 契約の締結について(新発田市地域情報基盤整備事業光伝送路新設工事)  議第14号 契約の締結について(七葉小学校校舎普通教室棟建築本体工事)  議第15号 契約の締結について(七葉小学校校舎特別教室棟建築本体工事)  議第16号 契約の変更について(新発田市特定環境保全公共下水道根幹的施設の建設工事委託)  議第18号 平成22年度新発田市一般会計補正予算(第1号)議定についてのうち総務常任委員会所管分  〇社会文教常任委員会  議第 4号 専決処分の承認について(新発田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について)  議第10号 新発田市印鑑条例の一部を改正する条例制定について  議第11号 新発田市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例制定について  議第12号 新発田市子ども医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制定について  議第18号 平成22年度新発田市一般会計補正予算(第1号)議定についてのうち社会文教常任委員会所管分  議第19号 平成22年度新発田市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)議定について  議第20号 平成22年度新発田市老人保健特別会計補正予算(第1号)議定について  議第21号 平成22年度新発田市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)議定について  議第22号 平成22年度新発田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)議定について  〇産業経済常任委員会  議第17号 専決処分の承認について(平成22年度新発田市西部工業団地造成事業特別会計補正予算(第1号))  議第18号 平成22年度新発田市一般会計補正予算(第1号)議定についてのうち産業経済常任委員会所管分  議第23号 平成22年度新発田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)議定について  〇建設常任委員会  議第18号 平成22年度新発田市一般会計補正予算(第1号)議定についてのうち建設常任委員会所管分  議第24号 平成22年度新発田市下水道事業特別会計補正予算(第1号)議定について  議第25号 平成22年度新発田市水道事業会計補正予算(第1号)議定について  ───────────────────────────────────────── △日程第7、請願・陳情の常任委員会付託 ○議長(二階堂馨) 日程第7、請願第1号、請願第2号及び陳情第1号から陳情第3号までを一括議題といたします。  今期定例会において受理した請願及び陳情は、お手元に配付のとおりであります。これらを記載のとおりそれぞれ所管の常任委員会に付託いたします。               請   願   文   書   表                                       平成22年6月定例会 ┌──┬────┬───────────────┬───────────┬───────┬──┐ │受理│受  理│   件        名   │           │       │  │ │  │    ├───────────────┤  請願者住所・氏名  │紹 介 議 員│付託│ │番号│年 月 日│   要        旨   │           │       │  │ ├──┼────┼───────────────┼───────────┼───────┼──┤ │  │    │備蓄米買い入れと米価の回復・安│           │       │  │ │  │    │定を求める請願        │           │       │  │ │  │    ├───────────────┤           │       │  │ │  │    │政府が備蓄米買い入れを実施した│           │       │  │ │  │    │にもかかわらず、米価はさらに下│           │       │  │ │  │    │落している。「米戸別所得補償モ│新発田市三ツ椡1214  │       │  │ │  │    │デル事業」の円滑な運営にとって│           │宮 村 幸 男│  │ │ 1 │22.5.31│も、米の再生産や食料自給率を向│新潟県農民連新発田支部│       │産経│ │  │    │上させるためにも、下落した米価│代表         │加 藤 和 雄│  │ │  │    │を回復させ、価格の安定をはかる│  湯 浅 幸 嗣  │       │  │ │  │    │ことは緊急の課題である。08年産│           │       │  │ │  │    │を含む30万トン相当の備蓄米を適│           │       │  │
    │  │    │正な価格で買い入れるよう、政府│           │       │  │ │  │    │・関係機関に意見書の提出を求め│           │       │  │ │  │    │る。             │           │       │  │ ├──┼────┼───────────────┼───────────┼───────┼──┤ │  │    │「自殺対策条例」制定を求める請│           │       │  │ │  │    │願書             │           │       │  │ │  │    ├───────────────┤           │       │  │ │  │    │新潟県の平成21年の自殺者数は全│           │       │  │ │  │    │国で11番目、人口10万人当たりの│           │       │  │ │  │    │自殺率は全国8位となっている。│新発田市本町4―16―83│比 企 広 正│  │ │  │    │新発田市でも、12年間に327人、 │新発田市ボランティアセ│巖   昭 夫│  │ │  │    │年平均27.3人が自殺により命を落│ンター内       │中 村   功│  │ │ 2 │22.6.1│としている。自殺者数の高止まり│新潟いのちの電話後援会│五十嵐   孝│社文│ │  │    │状況を打開するには、かつての個│下越支部       │宮 野 昭 平│  │ │  │    │人的な問題としての捉え方から、│支部長        │加 藤 和 雄│  │ │  │    │背後にある社会的要因を加味した│  篠 田   昇  │高 橋 幸 子│  │ │  │    │対策が必要となっている。助け合│           │       │  │ │  │    │いの精神を喚起し、市民ひとり一│           │       │  │ │  │    │人が健康で生き甲斐のもてる社会│           │       │  │ │  │    │を実現するため、「自殺対策条例」│           │       │  │ │  │    │を制定することを市に求める。 │           │       │  │ └──┴────┴───────────────┴───────────┴───────┴──┘               陳   情   文   書   表                                       平成22年6月定例会 ┌──┬────┬───────────────┬───────────────────┬──┐ │受理│受  理│   件        名   │                   │  │ │  │    ├───────────────┤      陳情者住所・氏名      │付託│ │番号│年 月 日│   要        旨   │                   │  │ ├──┼────┼───────────────┼───────────────────┼──┤ │  │    │5つの最重要政策の見直しを求め│                   │  │ │  │    │る為の陳情書         │                   │  │ │  │    ├───────────────┤                   │  │ │  │    │市債残高が3年で60.3億円増額と│                   │  │ │  │    │なっている。市長は5つの重要政│                   │  │ │  │    │策課題を推進するとのことである│                   │  │ │  │    │が、5つのうちの2点は阻止せね│                   │  │ │ 1 │22.5.13│ばならぬものだと信じる。それは、│新発田市五十公野4664―5       │  │ │  │    │高齢者への配慮と東西通行の分断│                   │総務│ │  │    │解消を名目に新発田駅を改築する│     三 村 誉 一       │  │ │  │    │ことと、61億円をかけて市庁舎を│                   │  │ │  │    │改築することである。議員各位に│                   │  │ │  │    │は新発田市の状況を踏まえ、市長│                   │  │ │  │    │に見直しを求めてもらいたい。 │                   │  │ ├──┼────┼───────────────┼───────────────────┼──┤ │  │    │あやしいハコ物利用の中止を求め│                   │  │ │  │    │る為の陳情書         │                   │  │ │  │    ├───────────────┤                   │  │ │  │    │ある有名建築業者の建物の中に駅│                   │  │ │  │    │周辺整備課が入っているのはおか│                   │  │ │  │    │しい。この建物の所有者も、駅周│                   │  │ │  │    │辺整備事業のいくつかには参加す│新発田市五十公野4664―5       │  │ │ 2 │22.5.27│る筈だ。そのような者の建物に入│                   │総務│ │  │    │居していることは、いかに契約を│     三 村 誉 一       │  │ │  │    │結び、妥当な使用料を支払ってい│                   │  │ │  │    │るとしても、行政は避けるべきだ│                   │  │ │  │    │ろう。公私の区別のつかぬような│                   │  │ │  │    │やりかたは、即中止すべきである。│                   │  │ │  │    │議会にはそれを執行部に勧告して│                   │  │ │  │    │もらいたい。         │                   │  │ ├──┼────┼───────────────┼───────────────────┼──┤ │  │    │旧新発田病院建物を市庁舎に使用│                   │  │ │  │    │することを求める陳情書    │                   │  │ │  │    ├───────────────┤                   │  │ │  │    │新市庁舎の建築用地は、現庁舎の│                   │  │ │  │    │隣接地案に執着しているように聞│                   │  │ │  │    │こえる。市庁舎は旧新発田病院を│                   │  │ │  │    │改装強化して使用すべきだ。7億│                   │  │ │  │    │5,000万円で購入が決まりそうな │新発田市五十公野4664―5       │  │ │ 3 │22.6.1│病院跡地は8,146坪。購入価格は │                   │総務│ │  │    │超一等地としては、格安にきこえ│     三 村 誉 一       │  │ │  │    │るが実はそうでない。看護学校、│                   │  │ │  │    │二の丸ホームを除く4棟は5,359 │                   │  │ │  │    │坪ある。それを壊して市庁舎を建│                   │  │ │  │    │てたら、おそらく膨大な費用がか│                   │  │ │  │    │かる。不要な建物だけを壊し、使│                   │  │ │  │    │える建物を改装強化し、市庁舎に│                   │  │ │  │    │使うべきだ。議会はこれを市長に│                   │  │ │  │    │勧告してもらいたい。     │                   │  │ └──┴────┴───────────────┴───────────────────┴──┘  ───────────────────────────────────────── ○議長(二階堂馨) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。           午後 1時23分  散 会    地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。      平成22年  月  日        新発田市議会 議 長   二 階 堂     馨               議 員   長 谷 川  健  吉               議 員   青  木  泰  俊               議 員   斎  藤     明...