柏崎市議会 > 2019-03-20 >
平成31年 2月定例会議(第 7回会議 3月20日)

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  1. 柏崎市議会 2019-03-20
    平成31年 2月定例会議(第 7回会議 3月20日)


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    平成31年 2月定例会議(第 7回会議 3月20日)                   目       次   開 議 時 刻 …………………………………………………………………………  6   日 程 第 1 …………………………………………………………………………  6   日 程 第 2 …………………………………………………………………………  6   日 程 第 3 …………………………………………………………………………  7   日 程 第 4 …………………………………………………………………………  8   日 程 第 5 ………………………………………………………………………… 28   日 程 第 6 ………………………………………………………………………… 28   日 程 第 7 ………………………………………………………………………… 28   日 程 第 8 ………………………………………………………………………… 31   日 程 第 9 ………………………………………………………………………… 31   日 程 第10 ………………………………………………………………………… 32   日 程 第11 ………………………………………………………………………… 32   日 程 第12 ………………………………………………………………………… 32   日 程 第13 ………………………………………………………………………… 32   日 程 第14 ………………………………………………………………………… 34   日 程 第15 ………………………………………………………………………… 34   日 程 第16 ………………………………………………………………………… 34   日 程 第17 ………………………………………………………………………… 34
      日 程 第18 ………………………………………………………………………… 34   日 程 第19 ………………………………………………………………………… 34   日 程 第20 ………………………………………………………………………… 35   日 程 第21 ………………………………………………………………………… 35   日 程 第22 ………………………………………………………………………… 35   日 程 第23 ………………………………………………………………………… 35   日 程 第24 ………………………………………………………………………… 35   日 程 第25 ………………………………………………………………………… 36   日 程 第26 ………………………………………………………………………… 36   日 程 第27 ………………………………………………………………………… 36   日 程 第28 ………………………………………………………………………… 36   日 程 第29 ………………………………………………………………………… 36   日 程 第30 ………………………………………………………………………… 38   日 程 第31 ………………………………………………………………………… 44   日 程 第32 ………………………………………………………………………… 45   日 程 第33 ………………………………………………………………………… 46   日 程 第34 ………………………………………………………………………… 47   日 程 第35 ………………………………………………………………………… 47   日 程 第36 ………………………………………………………………………… 47   日 程 第37 ………………………………………………………………………… 49   日 程 第38 ………………………………………………………………………… 50   日 程 第39 ………………………………………………………………………… 51   日 程 第40 ………………………………………………………………………… 53   日 程 第41 (日程削除)………………………………………………………… 54   日 程 第42 (日程削除)………………………………………………………… 54   日 程 第43 ………………………………………………………………………… 54   日 程 第44 ………………………………………………………………………… 56   日 程 第45 ………………………………………………………………………… 58   日 程 第46 ………………………………………………………………………… 59   日 程 第47 ………………………………………………………………………… 63   日 程 第48 ………………………………………………………………………… 67   閉 会 時 刻 ………………………………………………………………………… 68   委員会審査報告書………………………………………………………………………… 68   署 名 議 員 ………………………………………………………………………… 71         平成31年(2019年)柏崎市議会第7回会議 会議録 ───────────────────────────────────────            平成31年(2019年)3月20日(水) ───────────────────────────────────────                 議事日程            平成31年(2019年)3月20日午前10時開議 第 1        会議録署名議員の指名 第 2(議第43号) 平成30(2018)年度一般会計補正予算(第12号) 第 3(議第44号) 平成30(2018)年度介護保険特別会計補正予算(第5号) 第 4(議第18号) 平成31(2019)年度一般会計予算 第 5(議第19号) 平成31(2019)年度国民健康保険事業特別会計予算 第 6(議第20号) 平成31(2019)年度後期高齢者医療特別会計予算 第 7(議第21号) 平成31(2019)年度介護保険特別会計予算 第 8(議第22号) 平成31(2019)年度土地取得事業特別会計予算 第 9(議第23号) 平成31(2019)年度墓園事業特別会計予算 第10(議第24号) 平成31(2019)年度水道事業会計予算 第11(議第25号) 平成31(2019)年度工業用水道事業会計予算 第12(議第26号) 平成31(2019)年度下水道事業会計予算 第13(議第27号) 議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例 第14(議第28号) 職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例 第15(議第29号) 債権管理条例 第16(議第30号) 中越沖地震産業観光対策基金条例 第17(議第31号) 高柳町総合センター設置及び管理に関する条例を廃止する条例 第18(議第32号) 災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例 第19(議第33号) 消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正            する条例 第20(議第34号) 学校教育法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に            関する条例 第21(議第35号) 学校給食共同調理場設置条例の一部を改正する条例 第22(議第36号) 市立教育センター設置条例の一部を改正する条例 第23(議第37号) かしわざきこども大学運営協議会設置条例の一部を改正する条例 第24(議第45号) へき地診療所設置条例の一部を改正する条例 第25(議第38号) 家族旅行村設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例 第26(議第39号) 産業文化会館設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例 第27(議第40号) 番神漁村センター設置及び管理に関する条例を廃止する条例 第28(議第41号) 農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例 第29(議第47号) 平成30(2018)年度一般会計補正予算(第13号) 第30(議第48号) 平成31(2019)年度一般会計補正予算(第1号) 第31(議第42号) 柏崎市、刈羽村及び出雲崎町の公の施設の相互利用に関する協定            の一部を変更する協定の締結について 第32(議第46号) 自動車事故による和解及び損害賠償額の決定について 第33(選第 1号) 固定資産評価員の選任について 第34(選第 2号) 教育委員会教育長の任命について 第35(選第 3号) 職員懲戒審査委員会委員の選任について 第36(選第 4号) 職員懲戒審査委員会委員の選任について 第37(委員会発案第1号) 専決処分事項の指定について 第38(委員会発案第2号) 希望と活力ある地域産業振興基本条例 第39(議員発案第 1号) 基礎年金額等の改善を求める意見書(案) 第40(議員発案第 2号) 公的年金の毎月支給を求める意見書(案) 第41(請第 1号) 基礎年金額等の改善を求める意見書採択請願 第42(請第 2号) 年金の毎月支給を求める意見書採択請願 第43        柏崎刈羽原子力発電所にかかわる調査特別委員会の報告 第44        新庁舎建設特別委員会の報告 第45        平成30(2018)年3月6日付議員倫理審査請求に係る議員            倫理基準違反の存否の確認及び措置について 第46        平成30(2018)年3月22日付議員倫理審査請求に係る議            員倫理基準違反の存否の確認及び措置について 第47        平成30(2018)年5月28日付議員倫理審査請求に係る議            員倫理基準違反の存否の確認及び措置について 第48        諸般の報告 ─────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件  議事日程中、日程第41及び日程第42を削除 ───────────────────────────────────────
    出席議員(22人)                   議 長( 9番)笠   原   晴   彦                   副議長(23番)星   野   正   仁   1番 佐   藤   正   典     2番 重   野   正   毅   3番 五 位 野   和   夫     4番 持   田   繁   義   5番 阿   部       基     6番 三   宮   直   人   7番 上   森       茜     8番 柄   沢       均  10番 春   川   敏   浩    11番 布   施       学  12番 相   澤   宗   一    13番 佐   藤   和   典  15番 飯   塚   寿   之    16番 若   井   洋   一  17番 矢   部   忠   夫    18番 村   田   幸 多 朗  20番 荒   城   彦   一    21番 若   井   恵   子  22番 真   貝   維   義    25番 斎   木   裕   司 ─────────────────────────────────────── 欠席議員(1人)  19番 加   藤   武   男 ─────────────────────────────────────── 欠員(3人) ─────────────────────────────────────── 職務のため議場に出席した事務局職員   事務局長  白  井  正  明   事務局長代理 尾  崎  和  彦   係長    伊  比  寿 美 恵   主査     樺  澤  康 志 郎 ─────────────────────────────────────── 説明のため出席した者     市長               櫻  井  雅  浩     副市長              西  巻  康  之     総合企画部長           柴  野  高  至     財務部長             政  金  克  芳     市民生活部長           石  黒  啓  子     危機管理監            小  菅  敬  三     福祉保健部長           宮  崎  勝  利     子ども未来部長          前  澤     晃     産業振興部長           箕  輪  正  仁     都市整備部長           内  藤  清  弘     総務課長             木  村  克  己     人事課長             飛  田  訓  利     企画政策課長           本  間  和  人     電源エネルギー戦略室長      山  﨑  浩  子     新庁舎整備室長          長 谷 川  正  浩     財政管理課長           飯  田     博     財政管理課課長代理(係長)    高  橋     誓     税務課長             名  塚     仁     市民活動支援課長         藤  村  和  良     環境課長             小  俣  立  史     高柳町事務所長          今  井  昌  喜     西山町事務所長          西  谷  博  厚     防災・原子力課長         関  矢  広  之     福祉課長             小  林     彰     福祉課課長代理(総務、援護担当) 西  巻  隆  博     健康推進課長           佐  藤     徹     保育課長             宮  崎  靖  彦     会計課長(会計管理者事務取扱)  箕  輪     満     上下水道局長           山  口  伸  夫     消防長              近  藤  尚  文     消防本部消防総務課長       池  田  和  利     教育長              本  間  敏  博     教育部長             近  藤  拓  郎     教育委員会教育総務課長      清  水  昭  彦     教育委員会学校教育課長      山  田     智     教育委員会文化・生涯学習課長   小  黒  利  明     教育委員会スポーツ振興課長    関  矢  隆  志     教育委員会博物館長        高  橋  達  也 ───────────────────────────────────────                午前10時01分 開議 ○議長(笠原 晴彦)  ただいまから、平成31年(2019年)柏崎市議会第7回会議を開会いたします。  ただいまの出席議員数は、22人です。  欠席届は、加藤武男議員です。       ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~  日程第 1 会議録署名議員の指名 ○議長(笠原 晴彦)  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、重野正毅議員及び上森 茜議員を指名します。       ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~  日程第 2(議第43号) 平成30(2018)年度一般会計補正予算(第12号) ○議長(笠原 晴彦)  日程第2 平成30(2018)年度一般会計補正予算(第12号)を議題とします。  常任委員長の報告を求めます。  最初に、総務常任委員長、相澤宗一議員。 ○総務常任委員長(相澤 宗一)  総務常任委員会の審査報告をいたします。  付託を受けた事件、議第43号のうち付託部分について、本委員会の審査の経過及び結果を報告いたします。  本案は、審査の過程において、消防機械器具整備事業について、器具の点検についての重要性、訓練をどう考えているかなどの質疑がありました。  討論はなく、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上です。 ○議長(笠原 晴彦)  次に、文教厚生常任委員長、飯塚寿之議員。 ○文教厚生常任委員長(飯塚 寿之)  文教厚生常任委員会の審査報告をいたします。  付託を受けた事件、議第43号のうち付託部分について、本委員会の審査の経過及び結果を報告いたします。  本案は質疑・討論はなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上です。 ○議長(笠原 晴彦)  次に、産業建設常任委員長、佐藤和典議員。 ○産業建設常任委員長(佐藤 和典)  産業建設常任委員会の審査報告をいたします。  付託を受けた事件、議第43号のうち付託部分について、本委員会の審査の経過及び結果を報告いたします。  本案は質疑・討論はなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上です。 ○議長(笠原 晴彦)
     ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  最初に、総務常任委員長の報告について。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  次に、文教厚生常任委員長の報告について。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  次に、産業建設常任委員長の報告について。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  質疑を終わります。  討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  討論を終わります。  ただいまから議第43号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  御異議なしと認めます。  したがって、議第43号は、原案のとおり可決しました。       ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~  日程第 3(議第44号) 平成30(2018)年度介護保険特別会計補正予算(第5号) ○議長(笠原 晴彦)  日程第3 平成30(2018)年度介護保険特別会計補正予算(第5号)を議題とします。  お諮りします。  本案に対する委員長の報告は、会議規則第39条第3項の規定により、省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  御異議なしと認めます。  したがって、委員長の報告は省略することに決定しました。  質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  質疑を終わります。  討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  討論を終わります。  ただいまから議第44号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  御異議なしと認めます。  したがって、議第44号は、原案のとおり可決しました。       ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~  日程第 4(議第18号) 平成31(2019)年度一般会計予算 ○議長(笠原 晴彦)  日程第4 平成31(2019)年度一般会計予算を議題とします。  常任委員長の報告を求めます。  最初に、総務常任委員長、相澤宗一議員。 ○総務常任委員長(相澤 宗一)  総務常任委員会の審査報告をいたします。  付託を受けた事件、議第18号のうち付託部分について、本委員会の審査の経過及び、結果を報告します。  本案は、審査の過程において、市民生活部、危機管理部、消防本部関係では、総括質疑としては、市民生活部として、新年度予算はどういう点に留意しているのか。除雪における部署間の連携の必要性。  町内会関係経費については、市政協力費の算定方法。少数世帯町内会における今後の町内会再編についての見解。  地域コミュニティ活動推進事業については、コミュニティ管理運営事業補助金は人件費であるが、コミュニティ職員の人件費、待遇、市への要望など、担当課はどう考えているか。コミュニティ活動推進事業補助金の限度額撤廃の理由及び補助金の活用状況。  市民活動支援事業については、事業峻別による市民活動育成補助金の変更内容。  地域安全対策費については、街路灯設備補助金の街路灯LED設置率と今後の計画及び、補助金終了後の対応と補助期限の周知方法。防犯メールの登録状況及び、登録拡充に対する取り組み方法。  コミュニティセンター整備事業については、整備内容及び、今後の太陽光発電設備の整備計画。  地域活性化対策事業については、地域おこし協力隊の募集方法、U・Iターン促進事業との関係はどうか。  中越沖地震産業観光対策基金積立金については、具体的な使途。  交通安全対策事業については、交通指導員の人数と業務内容、今後の人員増の予定。  戸籍住民基本台帳費については、市民課窓口業務委託料における委託先と個人情報保護の対策方法及び、今後のスケジュール。高柳町事務所の現体制と新体制、証明書等の出前交付の実施方法及び、ほかの地域への拡大見込み。  地球温暖化対策推進事業については、予算が減額されているが、事業実施に影響はないか。  ごみ対策事業については、海岸清掃費の所管一元化による予算増額の内訳。  資源物リサイクルセンターの利用状況と新規開設による効果。西本町リサイクルセンターの交通、防犯対策をどう考えるか。  ごみ収集委託費については、収集業者数の実態と新年度の業者数及び、法人化に向けての今後の流れについて。  非常備消防一般管理費については、学生消防団の活動状況、配属先及び市民へのPRはどうか。機能別消防団の構成、業務内容及び配属先はどうか。  水防事業については、救命胴衣の配備先はどこか。  防災会議費については、防災会議委員の構成と会議内容、女性の視点を入れるような取り組みはあるか。  総合企画部・財務部関係では、総括質疑としては、事業峻別においては、主に数字をベースに行っているが、数字だけでの峻別では安心を提供できないのではないか。財政調整基金が多過ぎると考えるが、見解はどうか。柏崎・夢の森維持管理基金の今後の考え方。  政策推進事業については、政策コンサルティング委託における新年度委託業務内容はどのようなものとなるか。  核兵器廃絶平和推進事業については、平和都市宣言10年の節目となる新年度事業のあり方。  職員健康管理事業については、療養休暇取得職員数と健康相談の体制について。  男女共同参画推進事業については、柏崎フォーラムの見直しの内容、今後の方向性について。  大学との連携・協働事業については、新潟産業大学への市からの今後の支援及び拡大の見込み。  路線バス等確保事業については、高齢者割引運行制度の効果、ユニバーサルデザインタクシー導入内容、及び市街地循環バス運行スケジュールの検討について。  鉄道等活性化事業については、要望活動による新幹線との接続、利便性向上の成果はどうか。  次世代エネルギー活用研究事業については、水素エネルギー体験型イベントの予定及び内容はどうか。調査研究の委託先及び、地域エネルギー会社の規模をどのように考えるか。  ふるさと応縁事業については、目標設定及びポータルサイト拡充の予定。  柏崎シティセールス推進事業については、地域振興サテライトマネジメントの委託先及び運営内容。  新庁舎整備事業については、市内業者への発注、かかわりはどうか。  参議院議員通常選挙費については、移動投票所の開設時期、開設に係る予算はどこに計上されているか。  歳入において、軽自動車税の増加傾向をどう見ているか。法人市民税から見える市の経済動向の見解。森林環境譲与税の算出根拠などについて、質疑がありました。  討論においては、反対討論として1名の委員から、事業峻別において、高柳町事務所職員数が削減となった。市民サービス後退がないよう努めるとあるが、不安が残るのも事実である。事業峻別を行う際は、不安を感じさせないよう、丁寧に現場の声、市民の声を受けとめるべきである。  財政運営は、総合的視点から取り組むことは言うまでもないが、厳しい一面がある一方、標準財政規模から見れば一定の余裕が見える。柏崎市として政策的重点、戦略的な政策をどう持つかが重要である。  原発再稼働と地域経済、産業のかかわりで、条件つき再稼働により経済は好転しないと考える。別の道を選択することが求められていると受けとめている。  消費税増税を前提にした予算が組まれているが、国政に対し冷静な視点が必要であると考える。  以上、4点のことから反対するとの討論がありました。  賛成討論として、5名の委員から討論がありました。  1名の委員から、U・Iターンセンターのサテライトのオープンについて、営業時間に制限があるのはいかがなものか。  首都圏移住・就業者支援事業について、セールスポイントをどこに置くのか、施策をしっかりやっていただきたい。  路線バス確保事業について、路線バス乗車数向上となるよう、積極的にPRしていただきたい。  新庁舎建設においては、市内業者が恩恵をこうむっていない。市として裾を広げていただきたい。  また、1名の委員からは、人材育成、産業振興のための予算編成として適正に配分されていると考える。人材育成について、大学との連携・協働事業や柏崎リーダー塾など、前年度の踏襲ではないことから今後に期待したい。  路線バス確保事業の高齢者割引制度の市内全線の拡充を評価したい。安心・安全の魅力ある取り組みとして、市民の気持ちの面も含めて大きな成果である。
     次世代エネルギー活用研究事業について、最重要施策の立ち上げに向けての研究が含まれ、文字どおり、次世代の柏崎市を見据えた基盤をつくっていくものであり、市民の期待に応えられるような成果を、ぜひお願いしたい。  地域コミュニティ活動推進事業について、地域コミュニティ活動を活性化させ、町内会を含めた公共施設等の再編成・再配置を見据えた横断的な取り組みを一歩進めていただきたい。  ごみ収集やリサイクルについて、適切に予算配分されており、ごみ収集業者の法人化は時代の流れで必要なことであり、積極的に取り組む必要がある。  高柳町事務所職員の半減は、業務の縮小ではなく、縮充という考え方で、市民サービスに支障がないようにしていかなければならない。取り組み後、評価を確実に行い、次年度に生かすため修正や変更等を確実にお願いしたい。  また、別の委員からは、核兵器廃絶平和推進事業について、宣言が目的ではなく、核兵器が絶対悪だということを、戦争を知らない世代または、市民に理解させるための周知、そして、機運の醸成につなげていただきたい。  中学生の修学旅行先を広島、長崎、沖縄へと推進しているが、事業化されていないので、しっかりと取り組んでいただきたい。  生活交通対策について、全ての市民の足の確保にしっかりと取り組んでいただきたい。  人口減少に対して、U・Iターンの促進、及びシティセールスの推進をほかの自治体に劣ることなく取り組んでいただきたい。また、地方への移住希望者に選ばれる地方になるための施策の検討と周知方法及び、見える化が重要となるので、意を用いて取り組んでいただきたい。  また、別の委員から、公共交通について、バスの運転手確保が大きな課題であり、積極的に取り組んでいただきたい。  地域エネルギー会社に大きく期待をしている。  ふるさと応縁事業について、目標をさらに高く取り組んでいただきたい。  ふるさと納税や地域エネルギー会社を通じて、自治体がみずから稼ぐとともに、地域の皆さんが稼げるような応援をお願いしたい。  1名の委員から、事業峻別が地域間の公平なコスト意識により行われたとのことだが、コストだけに固執せず、市民の声をよく聞き、サービスの低下にならないようにしていただきたい。  路線バスの高齢者割引制度導入は評価するが、今後、路線計画も市民の声を反映し、今、困っていることにスピード感を持って対応していただきたいとの討論がありました。  採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上です。 ○議長(笠原 晴彦)  次に、文教厚生常任委員長、飯塚寿之議員。 ○文教厚生常任委員長(飯塚 寿之)  議第18号平成31(2019)年度一般会計予算のうち、歳出の所管部分、文教厚生常任委員会の審査を報告します。  付託を受けた事件、議第18号のうち付託部分について、本委員会の審査の経過及び結果を報告します。  本案は、審査の過程において、子ども未来部、福祉保健部、教育委員会関係に共通する総括質疑として、人口減少、少子高齢化、税収減など、縮小する社会状況は、予算編成、予算執行にどのように影響しているのか。事業峻別による予算の増減が市民サービスに与える影響について、市民ニーズに応えていけるのか。相談事業全般にわたり、有資格者、専門員の人材は十分確保されているか、スキルアップのための研修環境は整備されているか。また、セーフティネットを理解する職員の人材育成について、今後の視点、進め方をどう考えているか。全世代型地域包括ケアシステムの確立に向けた進捗状況と各部の連携をどう考えているか。消費税引き上げは、サービス利用者、保護者、事業者への負担にならないような財政措置となっているかなどの総括質疑を行いました。  子ども未来部関係です。  総括質疑として、4,300万円減の子ども未来部の予算について、どう分析しているか。柏崎市における子育ての魅力をどう打ち出していくのか。移住・定住対策にも子育て施策の魅力向上は必要ではないか。柏崎市の子育て施策の魅力は人材が確保されていることではないのか。第五次総合計画進行管理表の指標と現状の取り組みをどう分析しているか。  3款民生費では、子どもの虐待防止事業について、子育て支援拠点の機能について。児童相談所との連携、一時保護の状況はどうか。子どもの虐待防止事業予算だけでは対応できないのではないか。関係機関の啓発、研修が必要ではないか。  結婚活動応援事業について、事業の総括、社会福祉協議会へ事業を委託することにした経緯。  放課後児童健全育成事業について、にしやま児童クラブ及び、全ての児童クラブが社会福祉協議会に委託されることになったが、支援員確保に心配はないか、また、支援員の資質向上に向けた研修環境は整えられるのか。人材確保の責任は社会福祉協議会にあるのか。担当課と社会福祉協議会との連携は図られるのか。委託費の内訳について。  県立こども自然王国整備費について、事業峻別の評価と指定管理者との今後の協議のあり方。柏崎・夢の森公園との事業のすみ分けについて。  保育園運営費について、幼児教育・保育の無償化への財政措置の詳細について。保育士の研修実績と研修環境の整備について。  病児保育事業について、拡充に向けた新年度の具体的な取り組みについて。  4款衛生費では、妊産婦及び子どもの医療費助成事業について、新潟県の動向、他市の状況。  福祉保健部関係では、総括質疑として、福祉保健分野の予算が増額されている要因。第7期介護保険事業計画における地域包括ケアシステムの進捗と今後の取り組み。  3款民生費では、生活困窮者自立支援事業について、早期発見、情報共有が必要である。先進自治体の事例を参考に取り組むことを求める。  成年後見制度利用支援事業について、実績と新年度の課題。  障害者計画等策定事業について、策定委員会から出された初年度の評価についての見解と新年度の取り組みについて。  障害者相談支援事業について、差別解消法施行から3年経過するが、見直しの視点と差別をなくす柏崎市の取り組みについて。障害者虐待の実態。グループホームの整備状況と今後の課題。居住支援の取り組みについて。  介護従事者等人材確保・育成支援事業について、介護従事者が不足している現状認識。  介護夜勤対応者臨時補助金について、制度の考え方、補助金の受給方法。介護従事者不足という現実問題の解消につながるのか。対象期間は2年ということだが、2年後はどうするのか。老人保護措置に関する事業を行っている事業所には適用されないのか。事業所が使いやすい制度になっているか。  いきいき館施設整備費について、事業峻別の評価と公共施設マネジメントの関連性。  単身老人等緊急通報装置設置事業について、単身高齢世帯の世帯数と設置台数。非課税世帯という対象を見直すべきではないか。制度の周知に工夫が必要ではないか。  コツコツ貯筋体操センター費について、現在、地域で行われているコツコツ貯筋体操事業と参加者の取り合いにならないか。有用な事業なのか、事業効果はあるのか。元気館の健康づくりとの関係について。事業の評価指標をどう設定するのか。事業峻別していながら無料でよいのか。センター常設型の必要性、介護予防との相乗効果、買い物支援、地域振興という複合的目的と課題について。子ども一時預かり事業の賃料との比較について。  なお、途中で議員間討議を行い、事業を決定するまでの過程が不明であり、事業概要が委員会に示された上で審査すべきであるとの意見で一致し、当局に事業実施案とフォンジェ内の図面の提出を求めました。  寝たきり高齢者等紙おむつ購入費助成事業について、入院しても助成事業が継続されるよう望む。経済的負担が大きいし、不公平感が強い。  生活保護費について、新年度の取り組み課題。第五次総合計画の進行管理における自立世帯数と廃止世帯数の統計数値について。  4款衛生費では、自殺予防対策事業について、新年度の重点課題。  風しん予防接種助成事業について、年代を拡大して実施する予防接種の実施方法と手順について。  医師確保事業について、医師確保事業は長期的な確保事業にはならないのではないか。予算額が不足ではないか。  医療従事者確保事業について、看護師不足の実態と事業の進捗、新年度の目標。病院内の働き方改革で看護師の負担軽減を図り、リタイアしている看護師の復帰を支援すべきではないのか。在宅医療・在宅介護における訪問看護の体制づくりをどう考えているか。  教育委員会関係です。  総括質疑では、教育大綱に照らし合わせた柏崎の教育行政の総括と、教育総合会議の今後のあり方。新年度の教育予算は1,700万円減額されているが、教育行政に与える影響はないか。  学校教育の努力点について、総括的にどう評価しているか。学校教育の努力点を示す時期は施政方針と同じタイミングとすべきではないか。豊かな心を育むために、挨拶の大切さについて徹底した指導が必要ではないか。学校における働き方改革、業務改善の評価を教育委員会点検・評価報告書において公開すべきではないか。  3款民生費では、かしわざき子ども育成基金活用事業について、子ども未来部から教育委員会に事業が移管された経緯と新たな取り組みについて。  10款教育費では、指導補助事業について、指導員募集の進め方。部活動指導員の指導内容と仕事の魅力。指導補助事業全般の財源内訳について。柏崎市の指導補助事業の重みは他市と比べてどうか。  柏崎市の児童・生徒の体力テストの評価について、全国と比べて、どう推移しているか。  キャリア教育推進事業について、キャリア教育が目指すものは何か。  学校教育活動推進事業について、これまでの取り組みと違う点は何か。  特別支援学級介助事業について、指導員の雇用については、児童・生徒との信頼関係を配慮し、できるだけ同じ学校での継続雇用が望ましいと考える。  教職員研修事業について、集中して研修を受ける職場環境か。プログラミング教育についてはスタッフが配置されているのか。  通学支援事業について、通学支援の見直しが必要ではないか。  小学校社会科副読本改訂編集事業について、柏崎学との関係。予算額は妥当なのか。  ICT環境整備事業について、事業の進捗、効果。中長期的な計画であるが、年度ごとに予算がつけられているか。  心の教室相談員事業について、相談員の人数と配置は妥当であるか。  歴史文化活用事業について、予算額の妥当性。まちあるきボランティアガイドからの要望にどう応えているか。民謡保存の継承を学校で取り組むために検討すべきである。民謡保存会の活動をシティセールスにどう位置づけているか。  綾子舞保存振興事業について、ユネスコ遺産登録の展望。  学校支援地域本部事業並びに地域で育む子ども育成事業について、学校との連携と教職員への負担の状況。  旧鵜川小学校管理費について、旧鵜川小学校の活用については地元と協議しているか。  文化会館整備事業について、アルフォーレ外壁のはがれの原因と安全対策はどうなっているか。  博物館費について、利用しやすい環境を整えるための博物館周辺の環境整備。  社会教育委員会運営事業について、社会教育委員会の活動実績、評価と今後の課題。  スポーツ合宿誘致事業について、予算額は少ないのではないか。誘致事業の成果と受け入れ体制など、新年度の課題は何か。誘致事業の価値を高めるための課題。  体育協会補助金について、体育協会の組織的な課題。体罰防止など、スポーツ倫理の研修の場を設けるべきではないか。  水球のまち柏崎推進事業について、受け入れ体制など、新年度の課題は何か。  体育施設整備事業について、安全な施設として利用していただくための整備は計画的に取り組まれるのかなどについて、質疑・意見が出されました。  討論においては、1人の委員から反対討論が、3人の委員から賛成討論がありました。  まず、反対討論の委員から、子ども未来部について、子育て支援は予算が柱ではなく、相談業務の強化を進め、丁寧な対応に努めるとのことだが、相談業務の充実にはマンパワーが必要。正規職員の充実など、やはり、予算面でも充実が求められる。他市との違いをアピールするには目玉事業の創設より、人材の充実が柏崎の魅力であることを元気発信課と連携し、発信力を強化することが求められる。  幼児教育・保育の無償化については、0歳児から2歳児の大半が対象外となる。また、給食費の負担が発生することについては、減免の対策がされる方向であるとしても、保育科の減免を受けている世帯に負担が発生する。幼児教育・保育の無償化については、保護者・保育関係者が願うものなのか疑問である。  子どもの医療費助成については、県内の取り組みを踏まえ、前進することを求めたい。  福祉保健部においては、他部署とのコミュニケーションアップに努力し、市民のセーフティネットとなる職員が年々求められている。高齢者がふえ、介護が求められる中、社会保障費がふえるのは当然のことであるが、事業峻別は利用者に影響があることをあらわしている。介護など、地域の支援が、今後、ますます求められる中、どのように地域に協力してもらうのか、市民活動支援課などとの部署の横断的連携が一層求められる。  コツコツ貯筋体操センター実施事業の位置づけ、実施方法、実施内容などは、事業峻別に取り組んでいる中、本当にふさわしい事業なのか。やるべきはコツコツ貯筋体操の地域での課題の解決を優先すべきである。  ケアプラン等点検事業など、立ち上げたばかりの事業を事業峻別の対象とすることは、余りにも事業の成果を性急に求めていると思われ、同意できない。  このような反対討論がありました。  次に、賛成の討論として、1名の委員から、子ども虐待防止事業について、子供の命を守るために、もう一歩踏み込んで、子供に寄り添う精神が必要ではないか。事務処理的な業務では問題解決にならない。虐待のサインを見逃さない体制づくりと親身な相談事業を要望する。  コツコツ貯筋体操センター整備事業について、財政状況が厳しく、事業峻別に取り組む中で、今、取り組む必要性や緊急性があるか、疑問である。フォンジェの救済をするならば抜本的対策が必要である。  西山町いきいき館について、公共施設を集約し、効率化を図ることには基本的には賛成である。必要な事業は、そこで集約できる体制づくりに取り組むべきである。  看護師確保事業について、これまでの支援事業でいいのか検討が必要。夜勤の課題など、医療現場の環境、働き方の改善によっても看護師確保に取り組めるのではないか。  地域医療について、柏崎市で完結できない事例もあるが、地域医療の向上に、さらに取り組むべきである。  寝たきり高齢者等紙おむつ購入費助成事業について、在宅と入院でサービスの差があり、公平感に欠けている事業となっている。高齢者世帯の経済的負担を考慮し、事業の見直しを求める。  教育委員会関係では、教育の努力点は施政方針と同時に示されるべきである。新年度予算の審査において前提となるものであるから、今後、改善を求める。  豊かな心を育むために、教育の基本である挨拶教育の徹底、指導を求める。  もう一人の委員からは、行政課題の多様化に対応するには市役所内の連携が必要である。具体的には、結婚活動応援事業で事業目的としては少子化対策であるが、移住・定住対策としても、元気発信課と連携し、柏崎の魅力発信を高めながら、事業効果を上げるような工夫を行う。また、コツコツ貯筋体操センターの整備については、路線バス活用の視点を持つなど、福祉保健部と総合企画部の連携を行うことなどが挙げられる。  生活困窮者支援事業については、生活保護受給になる前に、どう対応するか。税の滞納などから、庁内連携を図ることが必要ではないか。  児童虐待防止事業についても、福祉保健部、子ども未来部、教育委員会の連携を密にすべきである。  以上の要望、意見を付して賛成する。  もう一人の委員からは、子ども未来部については、10月より幼保無償化が予定されているが、保護者に対し、適時適切な対応を求める。  子育て支援事業の子ども虐待防止事業については、万全な体制づくりと国の動きに早い対応ができるよう、取り組んでいただきたい。何よりも保護者への、さらなる啓発活動の強化を求める。  福祉保健部について、介護従事者等人材確保・育成支援事業は、今回新たな事業として、介護夜勤対応者臨時補助金が計上されている。他市にない取り組みと評価するが、根本的な人材不足の解決には厳しい。引き続きの取り組みと国への要望の検討を期待する。  自殺防止対策事業について、オープンハートの計画作成やゲートキーパーの取り組みと先進的に取り組まれていることは評価するが、若者に対する啓発や対応を重要課題として取り組んでいただきたい。  教育委員会関係では、指導補助事業の部活動指導員報酬について、教員の多忙解消や、地域の専門性を生かした社会体育指導員の活用は、よい取り組みと評価するが、新規事業であることから慎重に取り組み、検証を深め、今後の少子化の中での部活動のあり方も検討していただきたい。  通学支援事業は、保護者のニーズ調査や検討会議を設けてニーズに対応した取り組みを望む。  子どもたちの命を守る事業について、こころの相談員事業等のさらに強化、連携を望む。
     事業峻別は、文教厚生常任委員会所管の事業においては、そぐわない部分もある。必要なことは理解するが、今後は慎重な対応を望む。  以上を付して、賛成する。  以上のような意見を付した賛成討論がありました。  本案は、審査の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上です。 ○議長(笠原 晴彦)  次に、産業建設常任委員長、佐藤和典議員。 ○産業建設常任委員長(佐藤 和典)  産業建設常任委員会の審査報告をいたします。  付託を受けた事件、議第18号のうち付託部分について、本委員会の審査の経過及び結果を報告いたします。  まず、産業振興部関係では、審査の過程において、総括的に、市長は施政方針の中において、地域産業・ものづくり産業の強化、充実による予算配分を行ったとのことだが、新年度予算の重点項目や所感について。  2款総務費では、国際交流事業の中の友好交流推進事業については、中国淮安市淮安区との相互交流の中における事業の詳細。  5款労働費では、融資預託事業の中の住宅資金については、住宅資金貸付金は年々減額されているが、利用実態と今後の見通しはどうか。  女性活躍推進事業については、平成30年度予算に比べ減額されているが、目的とした効果は生まれるのか。男女共同参画社会の実現に向けて効果がある事業なのか。女性の社会進出が進むような助成内容になっているのか。  雇用促進事業の中の障がい者活躍支援事業については、障害者の就労実態はどうか。  6款農林水産業費では、水田農業推進事業の中の柏崎産米ブランド化推進事業については、認証基準である秋のすき込みは、前年から既に始まっているが、取り組む農業者の作付面積はふえているのか。取り組んだものの規格外になった人に対して、土づくりのために事前にかかった費用の助成はあるのか。  鳥獣被害対策事業については、イノシシによる被害が拡大しているが、個人が行う対策についての補助金の有無。電気柵、わな、発砲以外の方法によるイノシシ個体数の削減対策を検討しているのか。  産地パワーアップ事業については、収穫量をふやすために、どのような取り組みを行っていくのか。また、枝豆に適した土壌かどうかの調査を行っているのか。数ある園芸品目の中で、どういう経緯で枝豆と決定したのか。出荷額・出荷量はどれくらいになるのか、また、農業者は利益を確保できるのか。刈羽村の園芸振興とバッティングしないのか。枝豆のブランド化については、どのように考えているか。  多面的機能支払交付金事業については、事業の現況と地域合併や広域化の動向。  森林総合利用促進事業の中の森林・山村多面的機能発揮対策交付金事業については、実施する組織と詳細な内容について。  森林経営管理事業については、森林経営管理法と予算との関連性、また、事業者の動向について。  柏崎さけのふるさと公園維持管理事業については、管理団体の高齢化など、課題がある中、今後の管理はどのように行っていくのか。  柏崎産水産物普及促進事業の中の柏崎産ヒゲソリダイ養殖支援事業については、事業を進める方向性と事業者の利益の確保。  漁港整備事業の中の漁港整備市費事業については、漁港浚渫工事の予算が増額された理由及び事業内容。  7款商工費では、工業振興事業の中のものづくりリーディングカンパニー成長投資助成金については、助成金の認知度向上のための周知活動の展開及び助成の基準について。  西山工業流通団地事業については、現在の立地状況と動向。  新技術・新製品研究開発支援事業については、国際規格認証取得支援助成金額の妥当性と取得後の補助金のあり方について。新技術・新製品研究開発支援事業負担金の増額の理由。  IoT推進事業の中のIoT柏崎市推進ラボ事業負担金については、市長の施政方針にあった売上規模70億円という目標数値はどこから出てきたのか、また、70億円にする手法やステップはどうするのか。事業遂行における情報政策官の位置づけ。  柏崎港利用活性化事業については、港の現状と今後の展望をどう考えているのか。  廃炉産業調査研究事業については、実施内容の詳細について。  交流観光施設経費の中のじょんのび村管理費については、経営管理を調査する委託業者はどのような業者を考えているのか、また、委託する業務内容。  旧石地フィッシングセンター経費については、解体工事の施工計画及び管理棟の今後の取り扱い。  海水浴場等施設経費(西山町)の中の海水浴場等施設管理費については、現在の駐車場管理の実態と委託内容。今後の駐車場料金徴収による委託内容の変更の詳細。  西山ふるさと公苑経費の中の西山ふるさと公苑整備費については、西山ふるさと公苑に誘導する看板や標識の制作内容。  海水浴場管理運営事業の中の海水浴場整備事業については、工事内容の詳細。  誘客宣伝事業の中の観光ひと・まちづくり支援事業については、来年度1年限りの事業だが、事業内容の詳細について。  柏崎潮風温泉施設整備事業については、予算計上したが現況との乖離に対する見解と今後の動向。  都市整備部関係の審査では、総括的に、前年比で土木費の予算が大幅に減額されているが、新年度に向けての情報分析と国の予算との関連性について。  建築指導事業の中の空き家対策事業については、柏崎市空家等対策計画の進捗状況と空き家バンクの動向。新年度において行政代執行の計画はあるのか。  住まい快適リフォーム事業については、子育て世帯や、2・3世帯同居などの補助金の利用状況。消費税増税の影響について。  道路除排雪経費の中の消融雪施設整備事業(社会資本整備総合交付金事業)については、補修工事の内容。  除雪車購入事業については、購入車両におけるGPSやハイテク機能などの設備導入の状況。  特定地域の自立・安全を支援する事業については、事業内容と県予算との関係性について。  砂防事業については、認定基準や県との連携及び実態との乖離。  公園等整備事業の中の都市公園整備事業については、白竜公園の整備工事の詳細。  国道8号バイパス事業対策費については、今後の見通しと国の考え方との関係。  柏崎・夢の森公園維持管理運営事業については、事業峻別後の対応と指定管理のあり方。  市営松波町住宅C号棟改修事業については、下請を含めた市内業者への工事発注状況と居住者の管理体制などの質疑・意見がありました。  討論においては、3人の委員から賛成の討論がありました。  討論の内容としては、1人の委員から、多様化する市民ニーズに迅速、的確に応える予算と考える。  産業振興部では、新規事業として次世代エネルギーの活用研究、情報産業の育成、IoTの推進、観光ビジョンの策定、ヒゲソリダイの養殖など、大変興味深い施策であるため推進してほしい。  都市整備部では、公共事業関係は昨年と変わらない予算であった。地元の土建業に影響があるところなので、今後も積極的に行っていただきたい。また、事業峻別の対象者には丁寧な説明を願う。  また、別の委員からは、当初予算が平成30年度に比べると大きく減少している中で、より予算執行の効率性が求められるが、施政方針に沿った予算組みがされている。  具体的には、産業振興部では、市内の経済活性化、景気対策振興につながる予算であり、都市整備部については、バランスのとれた公共事業が組み立てられている。  別の委員からは、産業振興部においては、ものづくり産業を初めとする産業振興、そして、エネルギー関連産業、情報産業育成振興に期待する。人材不足が重要課題となっている中、若者の地元定着と柏崎管内の労働力を確保するための事業が予算化されており、それぞれの目的につながる施策の展開を望む。地域ブランドづくり支援事業では、本市産品のブランド力強化に努めていただきたい。観光においては、海や山などの豊かな自然、海の大花火大会などの多様な観光資源の魅力向上に取り組むとともに、稼げる観光を目指していただきたい。厳しい経営状況のじょんのび村は、経営の早急な改善に向け、経営陣の意識改革が必要である。また、1年間で経営改善ができない場合は、厳しい対応もあるとの答弁であり、議会としても緊張感を持ち注視していく必要がある。  都市整備部においては、空き家対策については、柏崎市空家等対策計画に基づき、空き家バンク制度を活用しながら、空き家の適正な管理につながっていくことを期待する。国道8号柏崎バイパスは、トンネル工事が順調に推移しており、西側鯨波までの供用開始時期の目途が立ってきた。また、長崎地内から原町間の用地の測量を新年度、国土交通省が行うとの説明もありましたが、早期完成に向けて鋭意取り組んでいただきたいという意見を付して賛成するとの討論がありました。  本案は採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上です。 ○議長(笠原 晴彦)  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  最初に、総務常任委員長の報告について。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  次に、文教厚生常任委員長の報告について。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  次に、産業建設常任委員長の報告について。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  質疑を終わります。  討論はありませんか。  持田繁義議員。 ○4番(持田 繁義)  議第18号平成31(2019)年度一般会計予算につきまして、日本共産党柏崎市議員団を代表いたしまして、反対の立場で討論いたします。  各常任委員長の詳しい報告がございました。感謝するとともに、大変御苦労さまでございました。  聞いていて、つくづく感じますのは、意見はたくさんあったと思いますが、その中で賛成という声もたくさんあるわけですけれども、私は反対の立場でと思っております。  まさに、時代の大きな変化の局面にあると、一言で言えるんではないかなと思っております。市政の転換を余儀なくしていることだと思います。  その点で、幾つかありますけれども、特に柏崎市議会が原子力発電所を誘致決議して以来、50年目に当たると。一つの節目だと思います。  それから新庁舎、この建設が本格化するという点でも、新年度、やはり、節目だなというふうに思います。  さらに、市長の施政方針の中で強調されましたけれども、柏崎エネルギーフォーラムの提案であります。こう述べました。未来に向けて次世代エネルギーへの投資を促し、地域産業の発展と住民の生活向上を実現したい。当地に、次世代エネルギー分野における国家プロジェクトの誘致及び、研究機関の設置を実現する。大きな可能性を生み出す萌芽だと、高く評価をというふうにありました。この時代認識は、私も一致しているところでございます。  ことしは、県議会議員、市議会議員、そして、参議院議員選挙が連続をする、12年ぶりの年であります。これらの選挙の期日前投票について、今年度から、試行的に車両を使った移動投票所を開設されるということは、特筆すべき変化だと。  市長は、変わる勇気と。少しでも大きくても、変わる勇気を持つということは、私は大事だと思いますが、昨年の施政方針の中でも、経済においても、エネルギーにおいても、教育においても、福祉においても、あらゆる領域において求められていると言われました。であれば、この大きな前向きの流れを、確実にしていくことが求められていると思うわけであります。  さて、一般会計当初予算は、昨年度比3.5%の実質増、476億円が組まれ、最重要課題の人口減少・少子高齢化に対応し、人材の育成・確保対策、そして、産業振興にウエートを置いた予算編成になっていると思います。評価することも多々あります。  しかし、以下の4つの弱点、問題点を述べていきたいと思います。  1つは、事業峻別のあり方であります。  2つは、市民の暮らしと財政運営の関係であります。  3つは、原発の再稼働と地域産業の持続性であります。  4つは、消費税を初めとする国政への対応であります。  まず、第1の、事業峻別のあり方でありますが、やはり、住民福祉の向上という、総合的な視点に弱点があるんじゃないか、言っておきたいと思います。  市長の肝いりで始められた全事業の峻別、究極の行政改革とも言えるわけであります。ここで生み出した財源を使った予算編成1年目、これから続くのであります。  高柳町、西山町に見られますが、市町合併の悲哀がかいま見えるわけであります。  全国町村会が研究して、道州制がどうなるかという点での研究会があります。こんな一文を、1つだけ紹介しておきます。周辺部の衰退ということなんです。本庁舎がある地区から遠い周辺部が衰退した。役場、職員の減少、交流人口の減少が著しく、活気がなくなっている。過疎地の中の過疎が生じてきている。こういうことは、全国どこでもあるんだろうと思います。柏崎にとっても、まさに、ここにしっかりと立脚をして対応しなければならないと。  その点で、新年度、高柳町石黒地区のような人口の少ない集落を対象に、各種証明などの出前交付は画期的な事業には違いありません。しかし、事務所体制の縮小、市民サービスの後退にはならないとしておりますけれども、同時進行しているのは、安心の疎外が私は進んでいる、そういう実感があらわれていると言えると思います。  単なる数字をベースに考えて進めるということは、やってはならないと思います。現場の声、市民に寄り添った行政運営が求められます。そこに生まれ、育って、住んでいるからこそ、自然、環境景観を含め、守っているわけであります。意識、認識かかわりません。まさに、自然環境保全人と位置づけられる存在だと思います。  その存在が人の認識を高め、行政マンも、そうあるべきであります。その点で、危機管理体制から、これは弱点に導かれる可能性があります。やはり、現場の実態、市民の声を丁寧に聞く中で対処する事柄だということを述べておきたいと思います。  2つ目、市民の暮らしと財政運営への弾力的、積極性に弱点を指摘しておきたいと思います。  市民のための財政論は、市民の暮らしに立脚することは当然であり、柏崎市としての戦略的な必要課題に挑戦する、積極性が求められているわけであります。人口減少対策、少子高齢化対策を最重要課題としているから、なおさらであります。  財政運営は、総合的な観点から取り組まなければならないことは言うまでもありません。財政運営上の厳しさは一面、否定するつもりはありません。  しかし、標準的視点から見れば、一定の余裕も見えます。政策的、戦略課題、子育て支援をもっと強める観点が必要だと言っておきたいと思います。  それはなぜなのか。まさに、全世代的な事業となっているからであります。この点で、柏崎は、今日大きく評価されている自治体になってきております。
     さらに、確実に市の品格を高める、そういう意味で、若者の移住・定住への流れを促進することを私は確信するものであります。  予算編成は、政治的プロセスであります。柏崎づくりの大きなファクターであって、ここへの不足を指摘しておきたいと思います。  3つ目、原発の再稼働と地域産業の持続性は相入れないということであります。  柏崎刈羽原子力発電所6・7号機の条件つき再稼働容認を条件にすることは、市長の政治姿勢であります。しかし、実際、稼働となると、その価値は、私は見出せないと考えております。稼働して地域経済が大きく好転することは考えにくいからであります。もともと原発は装置産業であって、そこから持続的な、安定的な地域経済は生まれない。現実が示しているとおりだと思います。  仮に稼働すれば、負の財産をつくり続け、行き詰まるということであります。使用済み核燃料はふえる一方で、その処理は全く見通せません。まさに、エネルギーを産出し、供給後の始末ができないということは、文字どおり、欠陥産業であります。  さらに、安全対策施設、この事業費が膨大になっている事実を見なければなりません。電力会社11社で約5兆円にもなると言われる膨大な金額です。全て電気料金から徴収するわけで、市民、国民の負担から事業が進展することになるわけであります。こんな無駄遣い、無責任な事業はない。ビジネスとして限界と、経団連会長さえ、言わざるを得ない事態になっているわけです。柔軟性に乏しい原子力や石炭の役割は、次第に限られたものになってきていると思います。エネルギー市場の主役、エネルギーを考える出発点、まさに、再生可能エネルギーに入れかわっていると言っていいと思います。  原発海外輸出でもうけようということもありましたが、全て落城しました。この現実を冷厳に認めなければならない。切りかえる時代が目の前にあるということを強調しておきたいと思います。  4つ目、消費税を初めとする国政の対応を人ごとにはできないということであります。  毎月勤労統計調査の偽装をめぐり、厚生労働省が、労働者の賃金の伸びは、これまでの公表値より下方修正したわけであります。このことを通じて、予算も変えたわけです。前代未聞であります。  消費税率10%への根拠、賃金上昇、景気の好転、財政再建、どれも失っているんじゃないでしょうか。  特に、増税対策に要する費用は、増税の増収額を大幅に上回り、麻生財務大臣も言われてるようでありますけれども、何のための増税かとの批判は、政権内部からも出ているわけであります。  内閣府が、この2月、景気判断、月例経済報告を出しましたけれども、中国経済の先行きなどをリスクに挙げて、輸出はこのところ、弱含んでいるとして、景気の下方を指摘し始めました。2016年6月に10%延期をしたときは、不透明としていたわけでありますが、今は真っ暗だというのが大方の見方であります。中国経済の減速、英国のEU離脱、米中摩擦の3つの問題が同時に起きているからであります。  市長は、よくヨーロッパの諸国と比較をして税率を言いますが、これは大きな間違いであります。国と国民の歩み、国民還元率を民主的に議論し、取り組まれているからできることなのであります。日本の税制度は庶民泣かせ、大企業、大金持ち天国が実態であり、改良が必要な課題だと思います。  消費税は国税でありますが、地域経済、市民の暮らしに直結する大きな問題だけに、既定路線といって、国政と向き合わない姿勢は、私は問題だと思います。積極的に発言、進言することこそ求められていると思います。  実は、新潟県は消費税増税問題について、地域経済、産業分析レポートを行っておるんです。7つのポイントで説明しております。時間がかかっておりますので、7番目だけ言います。景況感、消費関連である食料品製造業や小売業の悪化。5%導入時には消費が先行して悪化したことを受けて、食料品製造業、小売業などで景況感の悪化が目立ち始め、それに続いて、他の業種でも悪化する形となった。新潟県は、このようにレポートしているんです。  新年度予算は、消費税率10%増税を前提に全てが組まれております。国民世論は、市民もそうでありますが、6割以上が増税反対。選挙で増税延期も想定されるわけであります。まさに自治体も振り回される事態が想定される。  安倍政権になって6年間、社会保障の自然増は、物すごい削り込みです。1兆6,000億円。さらに、消費税増税を言う一方で、高齢者福祉への厳しい対応が待っています。年金暮らしが主流になりつつあるときに、このような政治のあり方は、地方の経済の衰退を招くことは必至であります。  地方の元気なくして、国は成り立ちません。最近、農林業に特色ある政策が出されましたけれども、まさに、農林業なくして国の基盤はつくれないからであります。  以上、申し上げましたけれども、私たちは、何でも反対論者ではありません。強調しておきます。  批判する以上は、提案を何よりも重視して取り組んできたつもりであります。  今日、市政の命運を左右するであろう、政策コンサルティング、地域エネルギー会社、そして、産業振興条例の制定、まさに、私は、ここにつながってきているというふうに自負しているところでございます。  いよいよ最後でありますが、議会のあり方について、市長から御指摘を受けました。かつてないことであります。私は、重く受けとめ、初心忘るべからず、この立場で市民福祉の向上へ研さんする自覚と決意を持って働き続けたいと思っているところであります。  以上で討論といたします。 ○議長(笠原 晴彦)  ほかにありませんか。  上森 茜議員。 ○7番(上森 茜)  議第18号平成31(2019)年度一般会計予算につきまして、会派、決断と実行を代表いたしまして、賛成の立場で討論をいたします。  決断と実行では、以下、5つの事柄について、簡潔に申し述べたいと思います。  1点目、子育て支援事業の子ども虐待防止事業についてです。  全国でも問題視されている児童虐待ですが、政府は昨日、親権者などから子供への体罰禁止を盛り込んだ、児童虐待防止法などの改正案を閣議決定いたしました。今後、当市でも、万全な体制づくりと国の動きに早い対応ができるような取り組み、そして、保護者へのさらなる啓発活動の強化を求めます。  2点目、介護従事者等人材確保・育成事業です。  柏崎市でも、ここ数年、重要課題の一つですが、今回、新たな事業として、介護夜勤対応者臨時補助金が計上されております。他市にない取り組みだと評価しますが、根本的な人材不足の解決には厳しいと感じております。引き続きの取り組みと、国への要望等の検討を望みます。  3点目、指導補助事業の部活動指導員報酬です。  教員の多忙解消や、地域の専門性を生かした社会体育指導員を活用とのことで、大変よい取り組みだと評価をいたしますが、新規事業であることから総括をして、今後の少子化の中での部活動のあり方も検討していく必要があると感じます。  4点目、国道8号バイパス、国道352号荒浜バイパスについて、引き続き、国・県へ強く訴えていくことを要望いたします。  最後に、事業峻別についてです。  地域間での公平なコスト意識により行われたとのことですが、コストだけに固執せず、市民の声をよく聞き、また、関係者への丁寧な説明をし、理解を求めるとともに、サービスの低下にならないようにしていただきたい。  以上、5つの点のことについて、特に意見を強く申し述べ、議第18号平成31(2019)年度一般会計予算に対する賛成討論といたします。 ○議長(笠原 晴彦)  ほかにありませんか。  佐藤和典議員。 ○13番(佐藤 和典)  会派、民社友愛を代表して、平成31(2019)年度一般会計予算に賛成の立場で討論を行います。  今議会では、代表質問、一般質問、そして、各委員会の審査の論議に参加していますが、私たち会派の審査の視点は、現在進行している第五次総合計画と、どう連動させているのか、加えて、ここ数年の柏崎市の問題、あるいは、課題などについての状況変化に、どう取り組んでいくのかについて、チェックをいたしました。  とりわけ、直近課題である、人材不足にかかわる経済情勢の推移、企業の動向及び、雇用対策、こういったものは、どう予算に反映されているのかという点について、私どもなりに、こうあるべきとの要望、意見を盛り込んでの討論を、これからさせていただきたいと思います。  平成31年度予算は、櫻井市長が、これまでの2年間の市長生活の中でつかまれた市民ニーズをどう予算に生かすのか、どう変化をつけるのか、あるいは、どう継続していくのかなど、事業峻別を遂行した手腕に私たちも注目しましたし、世間も注目した予算であったと思います。  そういった中での予算額476億円は、2年ぶりの減額編成となりましたが、前年度の特殊要因であったガス事業清算会計繰入金を除くと、前年度当初比15億6,000万円の増額予算になりました。  しかし、市税、地方交付税や原発関連交付金などの減額など、今予算は大変厳しい予算編成を強いられています。  こういった厳しい財政状況は、来年度以降も続くことが予想され、それらを見越した施策の展開を、今から進めていくことが重要であると考えております。  まず、全体を通して言えることですが、市長は、今回の施政方針においても細い道を切り開いていきたいと述べております。  しかし、それを進めるに当たって、ただ、真ん中を進むという問題解決ならば、本末転倒と言わざるを得ません。折衷案的な解決では、本質を見失う危険性と無駄なコストが発生することになり、大変危惧をしておりましたが、今回の予算編成におきましては、人口減少、少子高齢化の同時進行という厳しい情勢の中で、半年かけた事業峻別で工面した金額の一部を介護人材の確保、育成と、地域エネルギー会社の設立に向けて充てたいと、非常にバランスのとれた配分だったと評価をいたします。  そのうちの一つが、人材育成に関する件です。  介護施設における職員の確保を支援するという、介護従事者人材確保・育成支援事業として、介護夜勤対応者臨時補助金や介護職就業奨励補助金などを新設します。この新規事業は、県内自治体で初めて夜勤手当の補助を行うものであり、労働組合に在籍する私たち会派から見ても、労働者の賃金や労働条件の向上、離職防止につながるものであり、大いに評価をしたいと考えます。  続いて、経済、雇用対策に関する件ですが、新たな産業の構築を目指す地域エネルギー会社は、市内でつくった再生可能エネルギーによる電力を、地元での販売の可否を調査する予算であります。市は、昨年、まちの将来像として、太陽光、風力、水素など、再生可能エネルギー関連技術を活用する、「エネルギーのまち柏崎3.0」を掲げました。  地域エネルギー会社は、まさに中核となる予算づけであり、理想を追い求めていながらも現実を見るという櫻井市長の考えに立った芽出しの予算となりますので、「再生可能エネルギーと原子力のまち」(2.5)から確実に進めていくことを期待しているところであります。  また、今後の柏崎財政を見るとき、市民ニーズに応えたサービス向上、あるいは、不利益な協力、これらを求めなければならない場合、自治体みずからが、スリムで強い自治体をつくっていかなくてはなりません。釈迦に説法ではありますが、事業峻別は、今回限りではないということは、当然であります。行政運営においては、不断の必須事項であるということも付言しておきたいと思います。  最後になりますが、市長の強く優しいリーダーシップを今後も期待いたします。  そして、市長と議会という車の両輪がフル回転すれば、この難局を乗り越えられると信じて、今予算の賛成討論といたします。 ○議長(笠原 晴彦)  ほかにありませんか。  若井恵子議員。 ○21番(若井 恵子)  議第18号平成31(2019)年度一般会計予算に公明党を代表いたしまして、賛成の立場で討論をさせていただきます。  本予算は、第五次総合計画に掲げる、本市における最重要課題である、人口減少・少子高齢化の同時進行への対応に向け、事業峻別により生み出した財源を活用しながら、人材育成や確保対策、特に介護分野に係る人材の確保事業、また、地域エネルギー関連事業や、ものづくり産業を初めとする産業振興に資する事業などについて、予算を重点的に配分された予算であります。  厳しい社会経済状況にある柏崎市には急速な人口減少、少子高齢化、地域や産業の担い手不足といった現状があります。また、今後は、社会保障費の増大、公共施設などの公共インフラの維持管理が重くのしかかっております。  新年度の財政見通しは、歳入では普通交付税の縮減や、人口減少による市税の減少、原発関連の財源も減少すると見込まれ、予算規模は、総額476億円と、前年度より7.6%の減少となりました。しかも、財政調整基金を11億円取り崩しての予算編成であり、大変厳しい財政状況であると言えます。  それでは、何点か意見、要望を付したいと思います。  まず、消防防災関係において、消防車両の計画的な整備等により、消防体制の強化をし、防災情報通信システムの整備等が始まります。  近年、全国各地で地震や集中豪雨などの自然災害が多発していますが、本市においても、災害対策については、スピード感を持って事業を推進していただきたいと思います。  また、防災力向上のための防災士養成ですが、3年間で117名の防災士が誕生いたしました。地域や職場で、その力を大いに発揮していただく取り組みをお願いしたいと思います。  生活公共交通については、路線バス確保事業として、1億5,000万円が計上されていますが、年々増加傾向にあります。予算額としては、限界ではないかと心配するところであります。運行事業者や関連機関と協議しながら、利用促進ができる効率的な運行体系の構築を望みます。また、高齢者の割引制度が全市内に拡充し、適用されることについて評価をいたしたいと思います。  今後の公共交通のあり方については、現状を踏まえて、新たな発想を取り入れ、抜本的な対応策を早急に検討するとの方針を示されました。市民が安心して住み続けることができる環境整備に取り組んでいただきたいと思います。  産業振興部において、特にものづくり産業を初めとする産業振興、そして、情報産業育成振興事業の新設などには大いに期待をするところです。ものづくりリーディングカンパニー成長投資助成金の創設による生産性の向上とともに、新規雇用の促進、さらには、国際規格認証取得支援助成金を新設し、昨年度に創設した、知的財産権取得支援助成金が企業の競争力の強化につながるよう、施策の展開を望みます。  いわゆる働き方関連法が本年4月から段階的に施行になりますが、啓発事業や働きやすい職場環境を確保し、加えて、障害者雇用の促進に努めていただきたい。柏崎市創業支援事業計画に基づき、創業しやすいまち柏崎は、産官学金の連携を図り、実現を目指していただきたいと思います。  観光においては、多様な観光資源の魅力向上に取り組むとともに、群馬県をターゲットに、通年観光の実現と、交流人口の拡大に向けた取り組みを実施するとしていますが、稼げる観光を目指していただきたいと思います。  厳しい経営状況の高柳町のじょんのび村は、経営の早急な改善に向け、企画経営部門への専門的な支援を行うとしていますが、経営陣の意識改革が必要であります。また、1年間で経営改善ができない場合については、厳しい対応もあるとの答弁もありました。議会としても、緊張感を持って注視をしていく必要があると考えます。  国道8号柏崎バイパスは、剣野地区のトンネル工事が順調に進捗しており、西側鯨波までの供用開始時期のめどが立ってきました、早期完成に向けて鋭意、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。  教育分野では、年々増加している特別な支援が必要な児童・生徒に対して介助員の増員、また、指導補助員の増員など、きめ細やかな配置をし、個々の特性に合った教育が行われることに大変期待をしております。また、中学校の部活動体制の充実を図るなど、大いに評価をいたします。  超高齢社会を迎え、介護・看護の人材不足は大きな課題です。事業峻別で捻出した財源で、夜勤職員の夜勤手当増額への補助を行うことで、介護従事者の処遇改善を行う新たな取り組みには期待するところです。  次に、シティセールスですが、シティセールス推進事業、U・Iターン促進事業、ふるさと応縁事業など、しっかりとした成果が望まれます。また、東京圏に住む若い世代の間で地方へのニーズが着実に高まっており、こうした動きに対して、首都圏からの移住・就業に対しての支援が始まります。地方に移住したいと思っても選ばれる地方になっていくために、ほかにはない独自の取り組みの工夫をしていかなければいけません。また、発信する情報に付加価値をつけて、発信がターゲットになる若者に届くように周知、広報、見える化が大切だと言われております。少子高齢化・人口減少対策として、大変重要なテーマとして、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。  核兵器廃絶平和都市宣言をして、今年度、10年目に当たります。申すまでもなく、宣言をすることが目的ではありません。国レベルの政策とともに、市民一人一人の心に平和を愛する心、核兵器は絶対悪だとの思いを、戦争を知らない世代に醸成していくことが大変重要であり、しっかりと取り組んでいく必要性を感じます。中学生の修学旅行先を広島、長崎、沖縄へと、力強く推進をしていただきたいと思います。  人材育成指針が作成されました。多様化する行政内部においては、ますます専門性が求められる時代になりました。事業の継続、市政を運営していくためにも人材育成に力を注いでいただきたい。職員の持てる力を発揮して市民ニーズに応えていくためにも、全ての事業を確認する中で、行政の質的革新、意識の革新を図っていただきたいと思います。  さて、施政方針の結びのテーマは、「自治経営~多様な主体と共創し共育するまちをめざして~」とあります。  現在、柏崎市が抱えるさまざまな問題の多くは、慢性的で複雑な構造を持つものが多く、背景には社会全体がITの進展などにより変化が激しく、複雑化していることが挙げられます。そして、こうした問題解決には、効率を重視するよりも、効果を重視するほうが有効ではないかと今、言われています。分析的な手法や考え方で複雑な問題に対処するには、全体への影響を考慮することに限界があるからということのようです。  多様な主体とともにつくり、ともに育むという考えは、集合的な協働へとつながる大切な考え方ですが、その際に重要なのは、課題の共有とゴールの設定であると思います。また、多様な主体という中には、柏崎市のさまざまな組織も含むと考えてよいはずです。その意味で、今年度の施策の中にも、ともにつくることを意識した発想が生まれてよいのではと感じました。  例えば、あくまでも考え方の話ですが、水産業界での課題として、就業者が減少していることの解決をコスト削減と収益改善に求めています。収益性が改善されれば水産業界で就労する人がふえる。そのために水産物のブランド化を促進して、水産物の付加価値をつけようとしています。一方で、就業者の減少という課題は、定住人口をふやすというシティセールスの課題と同じ人口減少がベースにあります。その意味で、課題とゴールは同じです。水産業界とシティセールスは共創、ともにつくる、共創することはできないのでしょうか。  農業も同様の課題を抱えています。関連する組織がお互いを意識した取り組みをし、連携することで新たな発想や手法が生まれ、波及効果を生み出していけるのではないかと考えます。  民間においても、企業同士がIoTを使って緩やかな提携を行うことで、新たな価値を生み出そうという動きがあります。今後、官民を問わず、多様な主体との協働の機会はふえることが想定されます。今までの取り組みから、効果がなかなかあらわれなかったという課題が残っているわけですから、さまざまな協働の中で、試行錯誤を繰り返しながら発想を変えて、課題解決に効果的な取り組みをお願いしたいと思っております。  以上、さまざまな意見、要望を申し上げましたが、平成31年度におきまして、市民と一体となって、少子高齢化・人口減少、厳しい社会情勢、経済情勢を乗り越えていけるよう願いまして、賛成討論にかえさせていただきます。  以上です。 ○議長(笠原 晴彦)  ほかにありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  討論を終わります。  ただいまから議第18号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕
    ○議長(笠原 晴彦)  起立多数です。  したがって、議第18号は、原案のとおり可決しました。       ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~  日程第 5(議第19号) 平成31(2019)年度国民健康保険事業特別会計予算  日程第 6(議第20号) 平成31(2019)年度後期高齢者医療特別会計予算  日程第 7(議第21号) 平成31(2019)年度介護保険特別会計予算 ○議長(笠原 晴彦)  日程第5 平成31(2019)年度国民健康保険事業特別会計予算から日程第7 平成31(2019)年度介護保険特別会計予算まで、以上3案を一括議題とします。  文教厚生常任委員長の報告を求めます。飯塚寿之議員。 ○文教厚生常任委員長(飯塚 寿之)  文教厚生常任委員会の審査報告をします。  付託を受けた事件、議第19号から議第21号のうち付託部分について、本委員会の審査の経過及び結果を報告します。  最初に、議第19号平成31(2019)年度国民健康保険事業特別会計予算について報告します。  本案は、審査の過程において、鵜川診療所の野田診療所への統合について、鵜川診療所の廃止に関して地域の方々の理解は得られているのか。今後の利便性の確保について。地域への説明に丁寧さが欠けているのではないか。  健康診断におけるレントゲンの所見について、チェック体制を確認する考えはないかなどについて、質疑・意見がありました。  討論においては、1人の委員から、次のような賛成討論がありました。  平成30(2018)年度の国民健康保険税は、税率を若干引き下げたが、平成31(2019)年度は、その下げ分を上回る税率の引き上げが必要となり、被保険者の負担が大きくなるとの説明であった。このことから、市は、国民健康保険財政調整基金等余剰金を活用して、増加した納付金を賄い、現行税率を据え置きしたいとのことを評価して、賛成する。  しかし、依然として高過ぎる国民健康保険税の負担に悩む根本的な解決にはなっていない。このことは、全国市長会なども国の財政支援を要望している。今後の国民健康保険制度の運営維持が危うくなるとともに、協会けんぽ並みに税率を引き下げなければ被保険者の生活もままならないことになる。  市として国の制度、問題だからということではなく、柏崎市民が苦しんでるという状況をよく認識して、国の財政支援を一層求めることを、続けてもらいたいことを要望して賛成する。  本案は、審査の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第20号平成31(2019)年度後期高齢者医療特別会計予算について報告します。  本案は、審査の過程において、本年度見直しされる後期高齢者医療保険料の軽減特例の内容と本市における影響を聞きたいなどについて、質疑・意見がありました。  討論においては、1人の委員から、次のような反対討論がありました。  新年度は、均等割の軽減措置が下がり、負担が増加、3,300人の市民の負担がふえる。負担を受け入れる条件にはない。よって反対する。  このような反対討論がありました。  本案は、審査の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第21号平成31(2019)年度介護保険特別会計予算について報告します。  本案は、審査の過程において、事業峻別でリフレッシュ事業が休止となったが、そのフォローはどうなっているか。ケアプラン点検事業が、なぜ事業峻別の対象になったのか、事業の重要性・必要性をどう考えるのかなどについて、質疑・意見がありました。  本案は討論なく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上であります。 ○議長(笠原 晴彦)  ただいまの委員長報告に対する質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  質疑を終わります。  討論はありませんか。  五位野和夫議員。 ○3番(五位野和夫)  日本共産党柏崎市議員団を代表をいたしまして、国民健康保険事業特別会計予算、そして、後期高齢者医療特別会計予算について、討論いたします。  議第19号平成31(2019)年度国民健康保険事業特別会計予算に対して、2年続けて賛成いたします。  国民健康保険は、平成30(2018)年度から県単位化となり、その導入に当たり、多くの自治体が値上げになるのかと心配されていました。しかし、国が3,400億円の追加的な財政支援を行い、その結果、平成30年度、柏崎市の保険税は、前年度と比べ、1人当たり908円、1世帯当たり1,963円の若干の値下げとなりました。  新年度は、県への納付金が約1億1,800万円増加し、平成30年度の値下げ分を上回る税率の引き上げが必要となり、被保険者の負担感が大きくなることが予想されました。このことから、市は国民健康保険財政調整基金等余剰金を活用し、納付金の増加分を賄い、現行税率を据え置くこととしました。  県が発表した、2019年度の標準保険料率に基づいての税率の算定では、多くの自治体が大幅な値上げが心配される中、被保険者の負担感が大きくなるとの認識のもと、現行税率の据え置きを評価するものであります。  しかし、制度の構造的な問題が解決されているわけではなく、高過ぎる保険税が生活の大きな負担であることは新年度も変わりありません。  全国知事会からは、これまで高過ぎる国保料を、せめて協会けんぽ並みにということで、それに相当する1兆円の財政投入をという要望が出されております。  また、負担能力のない子供にまで負担を求める均等割についても、軽減を求める声が上がっています。  全国市長会は、昨年11月、国民健康保険制度等に関する提言において、子育て世帯の負担軽減を図るため、子供に係る均等割保険料・税を軽減する支援制度を創設することを提言するほど、国保を運営する地方自治体は改善を求めています。  柏崎市が高過ぎる、国保に苦しんでいる現状は改善されていない。このことを指摘し、また、その中でも、市の被保険者への負担感の配慮により、新年度の税率を据え置いたことを評価し、賛成の討論といたします。  次に、議第20号平成31(2019)年度後期高齢者医療特別会計予算について、反対の立場で討論いたします。  反対する理由は、新年度予算が均等割軽減の特別措置が廃止され、被保険者の負担がふやされたことによる、保険料で組まれていることであります。これまでの9割軽減を受けていた方は、介護保険料軽減と年金生活者支援給付金が支給されるとして、新年度は8割軽減となり、次の年は本則の7割になります。8.5割軽減を受けられている方は、介護保険料軽減と年金生活者支援給付金が支給されていないとして、1年の猶予期間を置いて、平成32(2020)年度から、段階的に本則の7割に移行するとしています。  柏崎市での影響は、ことし1月7日現在、9割軽減から8割軽減となり、負担増となるのは被保険者の15.9%の2,362人で、871万円の負担増となります。  また、被用者保険の被扶養者であった人、いわゆる元被扶養者の均等割については、一部条件はありますけども、これまで5割軽減がなされていました。しかし、見直しにより、新年度以降、軽減なし、あるいは、2割軽減へと負担がふえます。柏崎での影響は6.8%の加入者1,010人、1,811万円の負担増となります。  昨年は、保険料率の改定により、均等割額は1,600円、所得割率は0.25%の引き上げがされました。  後期高齢者医療加入者の多くは年金生活者であります。年金の削減が続き、介護保険料の値上げなど、暮らしの負担がふえ続ける中、負担軽減措置が前提である予算に反対するものであります。  以上、反対の討論とさせていただきます。 ○議長(笠原 晴彦)  ほかにありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  討論を終わります。  これより採決します。  最初に、議第19号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  御異議なしと認めます。  したがって、議第19号は、原案のとおり可決しました。  次に、議第20号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(笠原 晴彦)  起立多数です。  したがって、議第20号は、原案のとおり可決しました。  次に、議第21号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  御異議なしと認めます。  したがって、議第21号は、原案のとおり可決しました。       ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~  日程第 8(議第22号) 平成31(2019)年度土地取得事業特別会計予算  日程第 9(議第23号) 平成31(2019)年度墓園事業特別会計予算 ○議長(笠原 晴彦)  それでは、日程第8 平成31(2019)年度土地取得事業特別会計予算及び日程第9 平成31(2019)年度墓園事業特別会計予算の2案を一括議題とします。  お諮りします。  本2案に対する委員長の報告は、会議規則第39条第3項の規定により、省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  御異議なしと認めます。  したがって、委員長の報告は省略することに決定しました。  質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  質疑を終わります。  討論はありませんか。
                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  討論を終わります。  ただいまから議第22号及び議第23号の2案を一括採決します。  本2案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本2案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  御異議なしと認めます。  したがって、議第22号及び議第23号の2案は、原案のとおり可決しました。       ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~  日程第10(議第24号) 平成31(2019)年度水道事業会計予算  日程第11(議第25号) 平成31(2019)年度工業用水道事業会計予算  日程第12(議第26号) 平成31(2019)年度下水道事業会計予算 ○議長(笠原 晴彦)  日程第10 平成31(2019)年度水道事業会計予算から日程第12 平成31(2019)年度下水道事業会計予算まで、以上3案を一括議題とします。  お諮りします。  本3案に対する委員長の報告は、会議規則第39条第3項の規定により、省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  御異議なしと認めます。  したがって、委員長の報告は省略することに決定しました。  質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  質疑を終わります。  討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  討論を終わります。  ただいまから議第24号から議第26号までの3案を一括採決します。  本3案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本3案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  御異議なしと認めます。  したがって、議第24号から議第26号までの3案は、原案のとおり可決しました。       ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~  日程第13(議第27号) 議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(笠原 晴彦)  日程第13 議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例を議題とします。  議会運営委員長の報告を求めます。  真貝維義議員。 ○22番(真貝 維義)  それでは、議会運営委員会の審査報告をいたします。  付託を受けた事件、議第27号について、本委員会の審査の経過及び結果を報告をいたします。  委員会審査において質疑はなく、討論においては、1人の委員から賛成の討論がありました。  討論の内容は、さきの議会、その前の議会と議員定数削減問題が議論されたが、一貫して人口の数と議員の数は連動するものであるから議員数を削減して、1人当たりの議員報酬、あるいは、政務活動費を上げるとした考えを表明しました。  今回の市長の提案理由は、まさしく他市の人口と柏崎市の人口を比べて政務活動費を減額する、この1点である。事業峻別が行われている中で、政務活動費の削減も、やむなしと判断したとの意見を付して、賛成するとの答弁がありました。  本案については全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上であります。 ○議長(笠原 晴彦)  ただいまの委員長報告に対する質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  質疑を終わります。  討論はありませんか。  相澤宗一議員。 ○12番(相澤 宗一)  議第27号議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例の制定について、賛成の立場で討論いたします。  おととしの9月定例会議にて、議員定数を適正化するよう求める請願が採択され、その後、議会運営委員会において、請願の趣旨に基づき、適正化の検討や柏崎市の現状を踏まえた議会のあり方について、真摯に議論がなされてきました。  当会派としても、基本的見解として、議員定数を減らし、1人当たりの議員報酬を上げるべきとの考えも示してきました。  また、自治体の面積や人口などの考慮においては、地域重視なのか、年代重視なのか、それとも職業重視であるのかなどを調査しましたが、自治体ごとに事情は異なるため、平均値を横目でにらんで判断するしかないとも主張してきました。  このたびの市長の提案理由は、厳しい財政状況のもと、昨今の議員活動の状況及び、柏崎市と同規模の県内他市との支給状況を鑑みた比較、この1点であります。  断腸の思いによる事業峻別を初めとした、不断の行財政改革に協力していく必要があると判断をし、政務活動費の支給額削減の案に賛成することといたします。 ○議長(笠原 晴彦)  ほかにありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  討論を終わります。  ただいまから議第27号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  御異議なしと認めます。  したがって、議第27号は、原案のとおり可決しました。       ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~  日程第14(議第28号) 職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例  日程第15(議第29号) 債権管理条例  日程第16(議第30号) 中越沖地震産業観光対策基金条例  日程第17(議第31号) 高柳町総合センター設置及び管理に関する条例を廃止する条例  日程第18(議第32号) 災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例  日程第19(議第33号) 消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(笠原 晴彦)  日程第14 職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例から日程第19 消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例まで、以上6案を一括議題とします。  お諮りします。  本6案に対する委員長の報告は、会議規則第39条第3項の規定により、省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  御異議なしと認めます。  したがって、委員長の報告は省略することに決定しました。  質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  質疑を終わります。  討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(笠原 晴彦)  討論を終わります。  ただいまから議第28号から議第33号までの以上6案を一括採決します。  本6案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本6案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  御異議なしと認めます。  したがって、議第28号から議第33号までの以上6案は、原案のとおり可決しました。       ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~  日程第20(議第34号) 学校教育法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例  日程第21(議第35号) 学校給食共同調理場設置条例の一部を改正する条例  日程第22(議第36号) 市立教育センター設置条例の一部を改正する条例  日程第23(議第37号) かしわざきこども大学運営協議会設置条例の一部を改正する条例  日程第24(議第45号) へき地診療所設置条例の一部を改正する条例 ○議長(笠原 晴彦)  日程第20 学校教育法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例から日程第24 へき地診療所設置条例の一部を改正する条例まで、以上5案を一括議題とします。  お諮りします。  本5案に対する委員長の報告は、会議規則第39条第3項の規定により、省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  御異議なしと認めます。  したがって、委員長の報告は省略することに決定しました。  質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  質疑を終わります。  討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  討論を終わります。  ただいまから議第34号から議第37号まで及び、議第45号の以上5案を一括採決します。  本5案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本5案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  御異議なしと認めます。  したがって、議第34号から議第37号まで及び、議第45号の以上5案は、原案のとおり可決しました。       ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~  日程第25(議第38号) 家族旅行村設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例  日程第26(議第39号) 産業文化会館設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例  日程第27(議第40号) 番神漁村センター設置及び管理に関する条例を廃止する条例  日程第28(議第41号) 農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例 ○議長(笠原 晴彦)  日程第25 家族旅行村設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例から日程第28 農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例まで、以上4案を一括議題とします。  お諮りします。  本4案に対する委員長の報告は、会議規則第39条第3項の規定により、省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  御異議なしと認めます。  したがって、委員長の報告は省略することに決定しました。  質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  質疑を終わります。  討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  討論を終わります。  ただいまから議第38号から議第41号までの以上4案を一括採決します。  本4案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本4案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  御異議なしと認めます。  したがって、議第38号から議第41号までの以上4案は、原案のとおり可決しました。       ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~  日程第29(議第47号) 平成30(2018)年度一般会計補正予算(第13号) ○議長(笠原 晴彦)  日程第29 平成30(2018)年度一般会計補正予算(第13号)を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  副市長。 ○副市長(西巻 康之)  議第47号について、御説明申し上げます。  本案は、平成30(2018)年度一般会計補正予算(第13号)についてであります。  この補正予算は、国の平成30年度補正予算(第2号)に伴い、平成31(2019)年度に予定した4つの小学校の施設改修等の事業が国の学校施設環境改善交付金の採択を受けたことから、追加措置するとともに、第12号補正以降に生じた、やむを得ない経費について、総額8億5,075万5,000円を追加いたしたいものであります。  加えて、今回の補正に伴って、学校施設長寿命化事業に係る継続費を3年間で設定いたしたいこと、また、小学校施設整備事業のほか1件について、繰越明許費を設定いたしたいこと、さらに、地方債についても、借入限度額を変更いたしたいものであります。  なお、今回の小学校費の補正につきましては、同一の内容が平成31(2019)年度当初予算において計上されていることから、この後、議第48号において提案させていただきます平成31(2019)年度一般会計補正予算(第1号)において、当該予算については減額させていただきたいものであります。  それでは、歳出の内容について申し上げますので、予算書の14ページ、15ページをごらんください。  2款総務費1項1目一般管理費、職員人件費の特別職496万1,000円は、教育長の退職手当を措置いたしたいものであります。  3目財政管理費、基金積立金の財政調整基金積立金6億6,814万1,000円は、繰越金の最終的な残額が6億5,637万円生じていること及び、普通交付税の追加交付がありましたので、基金に積み増しをいたしたいものであります。  10款教育費2項3目学校建設費、小学校建設事業の小学校施設長寿命化事業1億3,904万1,000円は、半田小学校校舎の大規模改修工事であり、小学校施設整備事業3,710万円は、剣野小学校、大洲小学校及び、北鯖石小学校の体育館トイレ改修工事の経費であります。これは、冒頭に申し上げたとおり、国の補正予算(第2号)に伴うもので、交付金の採択を受けたことから、予算措置いたしたいものであります。  なお、詳細は、配付をいたしました説明資料をごらんください。  5項3目体育施設費、体育施設整備事業の県立柏崎アクアパーク整備事業151万2,000円は、本年2月に外壁タイルの剥落が確認されたことから、早急に劣化状況の確認が必要であり、調査委託経費を措置いたしたいものであります。  歳入につきましては、2ページに記載のとおり、地方交付税1,859万2,000円、国庫支出金3,649万3,000円、繰越金6億5,637万円、市債1億3,930万円をそれぞれ増額し、歳出との均衡を図っております。  続きまして、第2表 継続費補正について、4ページをごらんください。  これは、半田小学校における学校施設長寿命化事業について、平成31(2019)年度から2年間で実施を予定していましたが、先ほど申し上げましたとおり、国の補正予算(第2号)に伴い、交付金の採択を受けましたので、1年前倒しして、平成30(2018)年度から平成32(2020)年度まで、3年間の継続費を設定いたしたいものであります。  次に、第3表 繰越明許費補正について、5ページをごらんください。  小学校施設整備事業は、剣野小学校、大洲小学校及び、北鯖石小学校の体育館トイレ改修工事であり、国の補正予算(第2号)の採択を受けて実施する事業で、工事に必要な工期を確保できないことから、繰り越しをいたしたいものであります。  県立柏崎アクアパーク整備事業は、調査に必要な日数が確保できないことから、繰り越しをいたしたいものであります。  最後に、第4表 地方債補正について、6ページをごらんください。  今回の補正に伴い、小学校建設事業費の限度額を変更いたしたいものであります。  以上、何とぞよろしく御審議願います。 ○議長(笠原 晴彦)  質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  質疑を終わります。
     お諮りします。  本案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  御異議なしと認めます。  したがって、本案については委員会の付託を省略することに決定しました。  討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  討論を終わります。  ただいまから、議第47号を採決します。  本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  御異議なしと認めます。  したがって、議第47号は、原案のとおり可決しました。  ここでしばらく休憩します。               午前11時57分 休憩       ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~               午後 1時01分 再開 ○議長(笠原 晴彦)  会議を再開します。       ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~  日程第30(議第48号) 平成31(2019)年度一般会計補正予算(第1号) ○議長(笠原 晴彦)  日程第30 平成31(2019)年度一般会計補正予算(第1号)を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  副市長。 ○副市長(西巻 康之)  議第48号について、御説明申し上げます。  本案は、平成31(2019)年度一般会計補正予算(第1号)についてであります。  この補正予算は、経済産業省資源エネルギー庁所管の補助事業である、平成31年度エネルギー構造高度化・転換理解促進事業補助金に採択されたことから、新たに3つの中学校への地中熱利用設備設置工事費を措置するとともに、財源更正をいたしたいこと、新庁舎整備事業における構造設計変更業務委託料、国が実施するプレミアム付商品券事業に伴う経費及び風疹予防追加対策に係る経費を措置いたしたいこと、午前中に議第47号で議決をいただきました、4つの小学校の施設改修等に係る工事費を減額いたしたいものであります。  また、今回の補正に伴い、継続費を廃止するとともに、地方債の借入限度額を変更いたしたいものであります。  それでは、歳出の内容について申し上げますので、予算書の14ページ、15ページをごらんください。  2款総務費1項6目企画費1,500万円の財源更正は、冒頭で申し上げた、国の補助事業の採択に伴い、次世代エネルギー活用研究事業へ財源充当をいたしたいものであります。  8目新庁舎整備費、新庁舎整備事業300万円は、免震オイルダンパーのメーカーによる検査データの不正が発覚したことを受け、当初見込んでいた製品の調達が困難になったため、採用する製品の仕様を変更するとともに、早急に構造設計を行い、免震構造の大臣認定を取り直す必要が生じたことから、設計変更業務委託料を措置いたしたいものであります。  3款民生費1項1目社会福祉総務費、プレミアム付商品券事業のプレミアム付商品券事業費7,250万円及び、プレミアム付商品券事業事務費6,907万4,000円は、本年10月からの消費税率の引き上げに伴い、低所得者、子育て世代の消費に与える影響の緩和と、地域における消費を喚起、下支えするため、国の施策として実施されるプレミアム付商品券の発行等に係る経費を措置いたしたいものであります。  本事業につきましては、10月からの実施に向け、新年度早々から準備を進める必要がありますので、今回、予算措置させていただきたいものであります。  なお、プレミアム付商品券事業費につきましては、購入可能対象者を1万4,500人と見込み、1人当たりのプレミアム分上限5,000円を乗じて7,250万円を計上しております。  また、事業の概要につきましては、配付させていただきましたプレミアム付商品券事業概要をごらんください。  14ページから17ページにかけての4款衛生費1項2目予防費、風しん予防接種助成事業の風しん予防追加対策事業1,595万2,000円は、風疹の全国的な感染拡大及び、本年2月1日の予防接種法施行令の一部改正を受け、抗体保有率が低い世代の男性を中心に、抗体検査を行うために必要な経費を措置するとともに、検査の結果、予防接種が必要となった方に、予防接種を行うために必要な経費を措置いたしたいものであります。本事業につきましては、国の緊急追加対策として、新年度早期からの円滑な事業実施を行うため、今回、予算措置させていただきたいものであります。  10款教育費2項3目学校建設費、小学校建設事業の学校施設長寿命化事業1億3,904万1,000円及び小学校施設整備事業3,710万円の減額は、議第47号で申し上げたとおり、平成30(2018)年度予算で措置したことによるものであります。  3項3目学校建設費、中学校建設事業の中学校施設整備事業1億7,100万7,000円は、国の補助事業の採択を受けて実施する、第一中学校、南中学校及び瑞穂中学校への地中熱利用設備設置工事を措置いたしたいものであります。  歳入につきましては、2ページに記載のとおり、国庫支出金3億1,791万9,000円を増額し、繰入金5,232万7,000円、市債1億1,020万円減額して、歳出との均衡を図っております。  次に、第2表 継続費補正について、4ページをごらんください。  これは、半田小学校の学校施設長寿命化事業について、議第47号で、平成30(2018)年度予算において継続費を設定したことに伴い、廃止をいたしたいものであります。  最後に、第3表 地方債補正について、5ページをごらんください。  今回の補正に伴い、小学校建設事業費の限度額を変更いたしたいものであります。  以上、何とぞよろしく御審議願います。 ○議長(笠原 晴彦)  質疑はありませんか。  持田繁義議員。 ○4番(持田 繁義)  今、説明をいただきましたが、先ほど討論をさせていただきまして、消費税増税を前提とした、このプレミアム付商品券。よくぞ、こういったことをやるなと、率直に感じるわけですけども、今、説明がありましたように、対象人数の1万4,500人ということで、参考資料として出てきているA、B、C、Dの世帯のことがありますけれども、これ、内訳はどのようになりますか。 ○議長(笠原 晴彦)  福祉保健部長。 ○福祉保健部長(宮崎 勝利)  今ほどの御質問でございますが、まず、いわゆる住民税非課税の方ですね。お手元資料ですと、Aということになりますが、こちらの方が約1万2,000人を見込んでおります。それから、Bの6月1日時点で2016年4月2日以降に生まれたお子様がいらっしゃる世帯の世帯主、これを約2,000人と見込んでおります。それから、CとD、これは当初6月1日までに生まれたお子さんがいらっしゃる世帯の世帯主ということなんですが、その後、国のほうで、追加といいますか、拡大をされまして、都合、CとD合わせますと、ことしの6月2日から9月30日までに生まれたお子様がいらっしゃる世帯の世帯主が170人から200人ぐらい。その他、転入等の移動に伴います部分も含めまして、全体で1万4,500人を見込んでおるというところでございます。 ○議長(笠原 晴彦)  持田議員。 ○4番(持田 繁義)  そうすると、大半が、このAのグループで、言ってみれば、生活が困難な御家庭というふうに確認できるんですが、そういう認識でいいですか。 ○議長(笠原 晴彦)  福祉保健部長。 ○福祉保健部長(宮崎 勝利)  この事業の目的としまして、先ほど御説明申し上げましたように、この消費税の引き上げ等が、低所得の方、あるいは、子育て世帯の方への消費に与える影響を緩和するというところで、こういった方々を対象に、プレミアム付商品券の発行等を行うということで考えてるところでございます。 ○議長(笠原 晴彦)  持田議員。 ○4番(持田 繁義)  こういう御世帯というのは、ここに書いてあるように、消費を喚起したり、下支えをする、むしろ、そうではなくて、そういうふうに使わないという可能性のほうが大きいんじゃないんですか。本当の意味での下支えになると考えられますか。 ○議長(笠原 晴彦)  福祉保健部長。 ○福祉保健部長(宮崎 勝利)  今回、こういった方々を対象に、その方々の消費に与える、消費税の引き上げの影響の緩和というところを目的にやるとともに、それにあわせて、あわせてといいますか、地域におけます消費の喚起、下支えするという部分も含めて、このプレミアム付の商品券という形での対応をさせていただきたいということで、国のほうは、そういった施策を示しましたので、私ども、国の補助を受ける中で、そういった事業を執行したいと、やっていきたいというふうに考えてるところでございます。 ○議長(笠原 晴彦)  持田議員。 ○4番(持田 繁義)  本当にそういう家庭を下支えをしたり、消費を喚起しようということになったら、期限なんか決めないほうがいいんじゃないですか。皆さんは、事務方として、どう思います。 ○議長(笠原 晴彦)  福祉保健部長。 ○福祉保健部長(宮崎 勝利)  こういった世帯の方々に対します施策、この事業だけではなくて、いろんな事業、施策を展開させていただいてるわけです。今回、加えまして、この事業をさせていただくという中で、これは平成31年度の事業という中で、展開をさせていただくということで御理解いただきたいと思います。 ○議長(笠原 晴彦)  持田議員。 ○4番(持田 繁義)  もとより、私は、それに対して、何か納得できないわけですけれども、私が本当のことを考えたとき、この人たち、こういう世帯は、5カ月間をやって、その後、今度、仮に10%になれば、そのまま消費税がずっと続行していくわけですから、大変な生活になるんじゃないんですか、逆に。そういうことを事務方の皆さんは、お考えになりませんか。 ○議長(笠原 晴彦)  福祉保健部長。 ○福祉保健部長(宮崎 勝利)  こういった事業、先ほど申し上げましたけれども、この事業だけではなくて、いろんな施策を低所得者の方、あるいは、子育て世帯の方にさせていただいてるところでございます。また、消費税の増税に伴っての、いろんな、このほかの施策等も展開をさせていただく、それは、基本的に国のほうで施策の枠をつくる中でやらせていただくわけですが、そういった事業とあわせて、こういった方々の施策を、引き続きやっていくということで考えております。 ○議長(笠原 晴彦)  持田議員。 ○4番(持田 繁義)  こういう事業をやるとなりますと、かかわる業界がいろいろとこれ、対応しなくちゃならないと思いますけれども、そういう業界の皆さんへの説明や、業界の皆さんが、さまざま負担する可能性だってあると思うんですけれども、その辺は、この財源というか、ここにはかかわっているんですか。 ○議長(笠原 晴彦)  福祉保健部長。 ○福祉保健部長(宮崎 勝利)  おっしゃいますように、この商品券事業を展開するには、いろんな事業者の御協力も必要です。そういったところの関係の経費も事務費的な部分では見込ませていただいた中で、予算の計上、要求をさせていただいてるところでございます。 ○議長(笠原 晴彦)
     持田議員。 ○4番(持田 繁義)  そうすると、やっていくには、じゃ、もう一回確認しますけれども、市の事務負担も、淡々と国が保障していくし、業界の係る経費も全部、国が一応面倒を見るということで、確認していいですか。 ○議長(笠原 晴彦)  福祉保健部長。 ○福祉保健部長(宮崎 勝利)  そのように御理解いただいて結構だと思います。事業者が、それぞれ、この商品券を扱う事業に関する手数料等についても、事務費のほうで計上させていただいて、それについては、国のほうが補助の対象にするというふうに認識をしておるところでございます。 ○議長(笠原 晴彦)  持田議員。 ○4番(持田 繁義)  先ほどの討論でさせていただきましたけれども、この消費税が先行き不透明というふうに思うと同時に、ここには出てきませんけれども、プレミアム付商品券と同時に、ポイント還元制度も、実は出てくるわけですよね。そうなると、大変な事務負担だけでなくて、買い物するたびに、非常に複雑な状態が予想されると。これに対して多くの、いわゆる増税が必要だという方々も含めて、こんなことをやるんだったら増税する必要ないんじゃないかと。この対策のために消費税収よりも、対策経費が多いというふうにも言われてるぐらいなんですが、これは市長に聞いたほうがいいかもしれませんが、先行き不透明な、こういった目先を曇らせるような、こういうやり方というのは、政治のあり方なのかと。私は、どうもこれは理解できないんですが、この辺は、姿勢としてどういうふうに感じますか、市長にお聞きいたします。 ○議長(笠原 晴彦)  市長。 ○市長(櫻井 雅浩)  持田議員にお答え申し上げます。  代表質問でしたでしょうか、一般質問でしたでしょうか、同じように消費税の話もさせていただいたと思いますけども、私自身は、消費税の10%への引き上げはやむなしという立場で一貫しております。そして、さらに申し上げるならば、将来的には日本の社会保障制度を維持し、また、充実させていくためには、10%では足りないというふうに私は申し上げてるわけでございます。  そういった意味で、今般、今回のプレミアム付商品券にしても、ポイント還元制度にしても、私も、その部分は持田議員と共通しております。少し小手先の部分に走ってるんではないのかなというふうに感じておりますけれども、しかし、一方で生活に難儀をされている弱い立場の方々を一定期間、救うという部分に関しては、一定の効果があるんだろうというふうに考えておりますので、私は将来的な考え方、それから、目の前の現実への対応ということで、政府の方針を基本的には支持させていただきたいというふうに考えております。 ○議長(笠原 晴彦)  ほかにありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  質疑を終わります。  お諮りします。  本案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  御異議なしと認めます。  したがって、本案については委員会の付託を省略することに決定しました。  討論はありませんか。  持田繁義議員。 ○4番(持田 繁義)  議第48号平成31(2019)年度一般会計補正予算(第1号)につきまして、反対の立場で討論をさせていただきます。  内容的には、地中熱云々ということで、新しい踏み込みになって、ここだけ見ればすごいなという感じするわけですけれども、しかし、補正予算1億5,000万円のうちの大半は、プレミアム付商品券にかかわる予算と、もう99%近いわけです。  したがって、予算額という想定量から見て、私は反対せざるを得ないというのが第一であります。  それから、今、質疑させていただきましたように、消費税増税という、これを前提として、このプレミアム付商品券がつくられるという、今、市長が少しの期間とは言いませんけども、一定の期間、そういう生活保障も含めた内容であるという、これも全く違ってると思うんですね。むしろ、その後、仮に消費税が10%で増税すれば、もっと苦しめられると言って差し支えない内容。国はちゃんと知ってるからこそ、目先を変えて、こういう代物を出してきていると。しかも、先ほど言いましたように、ポイント還元制度、これは同時に進行すると、非常に混乱を来すでしょうし、かかわる中小企業の皆さん、中小零細業者の皆さんを含めて、大変な困難を来す。これ、業界そのものも大変な事態になるんではないかなと同時に、先ほど言いましたけれども、年金生活者の皆さんにとっては、大変な事態になると思います。あわせて考えるならば、こういった手法は、政治として、あるべき姿ではないということを述べて、反対の討論とさせていただきます。  以上です。 ○議長(笠原 晴彦)  ほかにございませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  討論を終わります。  ただいまから、議第48号を採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(笠原 晴彦)  起立多数です。  したがって、議第48号は、原案のとおり可決しました。       ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~  日程第31(議第42号) 柏崎市、刈羽村及び出雲崎町の公の施設の相互利用に関する協定の一部を変更する協定の締結について ○議長(笠原 晴彦)  日程第31 柏崎市、刈羽村及び出雲崎町の公の施設の相互利用に関する協定の一部を変更する協定の締結についてを議題とします。  お諮りします。  本案に対する委員長の報告は、会議規則第39条第3項の規定により、省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  御異議なしと認めます。  したがって、委員長の報告は省略することに決定しました。  質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  質疑を終わります。  討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  討論を終わります。  ただいまから議第42号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  御異議なしと認めます。  したがって、議第42号は、原案のとおり可決しました。       ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~  日程第32(議第46号) 自動車事故による和解及び損害賠償額の決定について ○議長(笠原 晴彦)  日程第32 自動車事故による和解及び損害賠償額の決定についてを議題とします。  お諮りします。  本案に対する委員長の報告は、会議規則第39条第3項の規定により、省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  御異議なしと認めます。  したがって、委員長の報告は省略することに決定しました。  質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  質疑を終わります。  討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  討論を終わります。  ただいまから議第46号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  御異議なしと認めます。  したがって、議第46号は、原案のとおり可決しました。
          ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~  日程第33(選第 1号) 固定資産評価員の選任について ○議長(笠原 晴彦)  日程第33 固定資産評価員の選任についてを議題とします。  提出者の説明を求めます。  市長。 ○市長(櫻井 雅浩)  選第1号について御説明申し上げます。  本案は、固定資産評価員の選任についてであります。  これは、固定資産評価員 名塚 仁君が本年3月31日付で辞職することを承認いたしましたので、その後任として、荒川 治君を選任させていただきたいものであります。  よろしく御同意のほど、お願い申し上げます。 ○議長(笠原 晴彦)  質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  質疑を終わります。  お諮りします。  本件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  御異議なしと認めます。  したがって、本件については委員会の付託を省略することに決定しました。  討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  討論を終わります。  ただいまから選第1号を採決します。  本件は、これに同意することに賛成の議員の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(笠原 晴彦)  起立総員です。  したがって、選第1号は、同意することに決定しました。       ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~  日程第34(選第 2号) 教育委員会教育長の任命について ○議長(笠原 晴彦)  日程第34 教育委員会教育長の任命についてを議題とします。  提出者の説明を求めます。  市長。 ○市長(櫻井 雅浩)  選第2号について御説明申し上げます。  本案は、教育委員会教育長の任命についてであります。  これは、教育委員会教育長 本間敏博氏が本年3月31日付で辞職することに同意いたしましたので、後任として、近藤喜祐氏を任命させていただきたいものであります。  なお、任期は、残任期間である平成33(2021)年10月29日までとなっております。  よろしく御同意のほど、お願い申し上げます。 ○議長(笠原 晴彦)  質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  質疑を終わります。  お諮りします。  本件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  御異議なしと認めます。  したがって、本件については委員会の付託を省略することに決定しました。  討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  討論を終わります。  ただいまから選第2号を採決します。  本件は、これに同意することに賛成の議員の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(笠原 晴彦)  起立総員です。  したがって、選第2号は、同意することに決定しました。       ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~  日程第35(選第 3号) 職員懲戒審査委員会委員の選任について  日程第36(選第 4号) 職員懲戒審査委員会委員の選任について ○議長(笠原 晴彦)  日程第35及び日程第36 職員懲戒審査委員会委員の選任についての2件を一括議題とします。  提出者の説明を求めます。  市長。 ○市長(櫻井 雅浩)  選第3号及び選第4号について、一括御説明申し上げます。  両案は、いずれも職員懲戒審査委員会委員の選任についてであります。  これは、職員懲戒審査委員会委員 柴野高至君及び飛田訓利君が本年3月31日付で辞職することを承認いたしましたので、選第3号につきましては柴野高至君の後任として箕輪正仁君を、選第4号につきましては飛田訓利君の後任として宮崎靖彦君を、それぞれ選任いたしたいものであります。  なお、任期は、残任期間である平成32(2020)年3月28日までとなっております。  以上、よろしく御同意のほど、お願い申し上げます。 ○議長(笠原 晴彦)  質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  質疑を終わります。  お諮りします。  本2件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  御異議なしと認めます。  したがって、本2件については委員会の付託を省略することに決定しました。  討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  討論を終わります。  採決は、1件ごとに行います。  最初に、選第3号を採決します。  本件は、これに同意することに賛成の議員の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕
    ○議長(笠原 晴彦)  起立総員です。  したがって、選第3号は、同意することに決定しました。  次に、選第4号を採決します。  本件は、これに同意することに賛成の議員の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(笠原 晴彦)  起立総員です。  したがって、選第4号は、同意することに決定しました。       ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~  日程第37(委員会発案第 1号) 専決処分事項の指定について ○議長(笠原 晴彦)  日程第37 専決処分事項の指定についてを議題とします。  提出者の説明を求めます。  議会運営委員長、真貝維義議員。 ○議会運営委員長(真貝 維義)  それでは、委員会発案第1号専決処分事項の指定について  上記の議案を別紙のとおり地方自治法第109条第6項及び議会会議規則第14条第2項の規定により提出する。平成31年(2019年)3月20日 提出者 議会運営委員会委員長 真貝維義 柏崎市議会議長 笠原晴彦様              専決処分事項の指定について  専決処分事項の指定について(平成25年3月25日議決)の一部を次のように改正する。  この議決の効力は、平成31年4月1日から生ずる。  本則に次の2項を加える。  8 1件の金額が100万円以下の債権の徴収に係る訴えの提起、和解及び調停に関すること。  9 市営住宅の家賃等の支払又は明渡しの請求に係る訴えの提起、和解及び調停に関すること。  理由  新潟県柏崎市債権管理条例の制定に伴い、強制執行手続を速やかに進めるため。  以上でございます。 ○議長(笠原 晴彦)  質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  質疑を終わります。  討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  討論を終わります。  ただいまから委員会発案第1号を採決いたします。  本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  御異議なしと認めます。  したがって、委員会発案第1号は、原案のとおり可決しました。       ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~  日程第38(委員会発案第 2号) 希望と活力ある地域産業振興基本条例 ○議長(笠原 晴彦)  日程第38 希望と活力ある地域産業振興基本条例を議題とします。  提出者の説明を求めます。  産業建設常任委員長、佐藤和典議員。 ○産業建設常任委員長(佐藤 和典)  委員会発案第2号新潟県柏崎市希望と活力ある地域産業振興基本条例  上記の議案を別紙のとおり地方自治法第109条第6項及び議会会議規則第14条第2項の規定により提出する。平成31年(2019年)3月20日 提出者 産業建設常任委員会委員長 佐藤和典 柏崎市議会議長 笠原晴彦様  理由  未来に向かって発展し続ける柏崎市を目指し、地域産業にかかわるものが協働して本市地域産業に希望と活力を与え、さらなる振興に取り組むため。  それでは、順次、提案理由の説明をさせていただきます。  まずは、議論の経過の概要を報告させていただきますが、産業建設常任委員会では、3年前から策定に向けて取り組みを進めており、常任委員会、常任委員協議会、作業部会など、多くの会議を重ねてきました。  また、その間、柏崎商工会議所、柏崎市連合商工会、柏崎観光協会、柏崎青年工業クラブ等と、意見交換を積み重ねてきました。  後半の条例作成では、常任委員会に属さない会派の代表からもメンバーになってもらい、幅広い御意見を取り入れながら、条文や逐条解説の文言を協議いたしました。  その後、昨年11月22日には、教育長を初めとする教育委員会、12月4日には、市長と意見交換を行い、ことし1月18日から2月15日まで、市民の皆様に対し、パブリックコメントを実施しました。  これらの経緯を経て、2月19日の議会運営委員会で全委員の賛同、承認を得て、本日の提案となりました。  この場をおかりし、この条例制定に向け御協力をいただいた議員、当局の皆様に感謝を申し上げ、議案の趣旨説明に移らさせていただきます。  条文は、前文から始まり、第1条、目的から、第10条、関係者との協議までの全10条で構成をされております。  まず、前文には、未来に向かって発展し続ける柏崎市を目指し、地域産業にかわるものが協働して、本市地域産業に希望と活力を与え、さらなる振興に取り組むための決意を述べております。  第1条は、条例の制定目的を簡潔に表現したもので、条例全体の解釈、運用の指針となるものです。  第2条は、この条例で使用している用語の定義を定めています。  第3条は、地域産業の振興の基本となる理念を定めています。  第4条は、地域産業の振興のために、市が行うべき責務を定めています。  第5条は、地域産業の振興に向け、市が行う施策の基本的な方針を明らかにするものです。  市は、この方針に基づき、経済的・社会的環境の変化を捉えつつ、具体的な施策を策定し実施するよう、努めなくてはなりません。  第6条は、事業者及び関係団体の責務として、第1項から第5項までに規定する事項について、最大限の努力を払うことを規定しています。  第7条、第8条、第9条は、地域産業の振興のために、金融機関、高等教育機関等、市民の方々に担っていただきたい役割を定めています。  第10条は、市が、基本方針に基づく施策の検討に当たり、事業者等と必要に応じ協議することを定めています。  以上のように、条例制定により、市、議会、企業者、地域経済団体等、金融機関、教育機関、そして、市民が地域産業の重要性や、振興の基本的な考え方についての認識を共有することで、地域産業の振興の取り組みが、さらに拡大され、地域経済の活性化、及び、市民生活の向上が期待されます。  最後、繰り返しになりますが、この条例制定にかかわってこられた多くの関係者の皆様、貴重な御意見を賜りました市民各位、並びに、関係部・課の皆さん、そして、議員の皆さんに感謝するものであります。  何とぞ全議員の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案説明といたします。  以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(笠原 晴彦)  質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  質疑を終わります。  討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  討論を終わります。  ただいまから委員会発案第2号を採決いたします。  本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  御異議なしと認めます。  したがって、委員会発案第2号は、原案のとおり可決しました。       ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~  日程第39(議員発案第 1号) 基礎年金額等の改善を求める意見書(案) ○議長(笠原 晴彦)  日程第39 基礎年金額等の改善を求める意見書(案)を議題とします。  提出者の説明を求めます。  五位野和夫議員。 ○3番(五位野和夫)  議員発案第1号 基礎年金額等の改善を求める意見書(案)  上記の議案を別紙のとおり議会会議規則第14条第1項の規定により提出します。2019年3月20日 柏崎市議会議長 笠原晴彦様           基礎年金額等の改善を求める意見書(案)
     老齢基礎年金及び障害基礎年金の支給額は、高齢者や障害者の生活を保障するには十分な額とは言えません。これまでも、保険料の納付要件の見直し等を行い、年金受給要件を確保していますが、生活保障には不十分です。  加えて、2015年からマクロ経済スライドが初めて発動され、今年の4月の年金改定時にも発動される見通しです。マクロ経済スライドは、公的年金制度の維持を目的とした給付調整と言われていますが、低所得の高齢者等への影響は非常に大きいものです。  国においては、低所得の高齢者等への配慮として、「臨時福祉給付金」を支給し、消費税の再引き上げの時には「年金生活者支援給付金」の支給を予定していますが、このような効果が限定される「給付金」の支給ではなく、生活保護受給者の約5割以上が高齢者という実態もあることから、生活保護担当部門と連携し、負担のバランスを図りつつも、公的年金制度そのものが高齢者や障害者の生活を安心して支えるものになるよう、老齢基礎年金等の支給を改善されるよう要望いたします。                    記  1 老齢基礎年金等の支給額を改善すること  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  2019年3月20日                                     柏崎市議会  理由  安心して暮らせる年金制度を確立するため  以上でございます。 ○議長(笠原 晴彦)  質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  質疑を終わります。  お諮りします。  本案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  御異議なしと認めます。  したがって、本案については、委員会の付託を省略することに決定しました。  討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  討論を終わります。  ただいまから議員発案第1号を採決いたします。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(笠原 晴彦)  起立少数です。  したがって、議員発案第1号は、否決しました。       ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~  日程第40(議員発案第 2号) 公的年金の毎月支給を求める意見書(案) ○議長(笠原 晴彦)  日程第40 公的年金の毎月支給を求める意見書(案)を議題とします。  提出者の説明を求めます。  五位野和夫議員。 ○3番(五位野和夫)  議員発案第2号 公的年金の毎月支給を求める意見書(案)  上記の議案を別紙のとおり議会会議規則第14条第1項の規定により提出します。2019年3月20日 柏崎市議会議長 笠原晴彦様           公的年金の毎月支給を求める意見書(案)  現在は公的年金の支給は、2月、4月、6月、8月、10月、12月の2カ月に1回の隔月支給になっています。偶数月の15日の午前中の銀行等の窓口は、年金を引き下ろす年金受給者で混雑しています。この日は、1日も早く年金を受け取らなければ暮らしていけないという切実な現実があります。  高齢者にとっては、公的年金は生活の支えであり命綱です。年金を受給している人の半数近くが月額10万円未満の低年金者です。高齢者が低い年金で、2カ月計画的に暮らすことは困難を伴います。せめて毎月の支給であれば、暮らしのやりくりをつけることもできます。  年金受給者となってからも、現役時代の生活習慣をそのまま継続しやすいように、また、年金受給者へのサービスの改善を図るために、年金の支給を隔月から毎月に変更されるよう要望します。                    記  1 年金の支給を隔月支給から毎月支給に変更すること  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  2019年3月20日                                     柏崎市議会  理由  年金受給者の生活の安定を図るため  以上でございます。 ○議長(笠原 晴彦)  質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  質疑を終わります。  お諮りします。  本案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  御異議なしと認めます。  したがって、本案については、委員会の付託を省略することに決定しました。  討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  討論を終わります。  ただいまから議員発案第2号を採決いたします。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(笠原 晴彦)  起立少数です。  したがって、議員発案第2号は、否決しました。       ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ ○議長(笠原 晴彦)  続いて、日程の削除についてお諮りします。  次の日程第41及び日程第42の2件については、先ほど、これと同内容の議員発案第1号及び議員発案第2号が否決されておりますので、請第1号及び請第2号は不採択とみなし、日程から削除したいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  御異議なしと認めます。  したがって、日程第41及び日程42については、日程から削除することに決定しました。       ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~  日程第43 柏崎刈羽原子力発電所にかかわる調査特別委員会の報告 ○議長(笠原 晴彦)  日程第43 柏崎刈羽原子力発電所にかかわる調査特別委員会の報告についてを議題とします。  柏崎刈羽原子力発電所にかかわる調査特別委員会の報告を求めます。  副委員長、矢部忠夫議員。 ○柏崎刈羽原子力発電所にかかわる調査特別委員会副委員長(矢部 忠夫)  それでは、柏崎刈羽原子力発電所にかかわる調査特別委員会の報告をさせていただきます。  平成27年(2015年)6月1日、柏崎刈羽原子力発電所運転再開協議会から、柏崎刈羽原子力発電所の早期運転再開に関する請願が柏崎市議会に提出されました。同年6月定例会議において慎重審議の結果、本請願を採択し、同年8月6日の随時会議にて、本特別委員会の設置を全会一致で決議するに至りました。  本特別委員会では、(1)国・原子力規制庁・県・事業者の動向、検討内容、審査結果について、(2)柏崎刈羽原子力発電所の安全対策について、(3)実効性ある避難計画について、(4)原子力発電所と地域経済、将来のまちづくりについて、(5)放射線への正しい理解と対応について、(6)その他柏崎刈羽原子力発電所に付随する課題。  以上、柏崎刈羽原子力発電所にかかわる6つの事項の調査、研究を目的とし、第一部会、第二部会、第三部会の3つの部会を編成して、各部会からの報告書のとおり、調査、研究を精力的に取り組んでまいりました。  その一方で、この間、原子力規制委員会からの安全審査に関する要求事項はもとより、柏崎刈羽原子力発電所自体においてトラブルが相次いで発生し、免震重要棟の基準地震動に関する想定や敷地内での火災など、東京電力に対する柏崎市民からの信頼が揺らぐといった大きな変化がありました。  また、原子力災害に関する避難計画においても、これまで新潟県は、指針のみで避難計画策定がおくれたことにより、本特別委員会での調査、研究の進捗に影響がありました。  各部会で取りまとめた今後の課題については、次のとおりであります。  第一部会
     国・原子力規制庁、県の技術委員会と3つの検証委員会の議論や活動状況を絶え間なく確認し、これらの機関に報告を求め、かつ積極的な意見を発信すべきでありましたが、部会の開催頻度、方法に課題が残りました。  また、柏崎刈羽原子力発電所の安全対策等の調査が、これまで1回しか行えなかったため、視察ポイントを明確にして、定期的に行っていく必要があります。  第二部会  実効性ある避難計画については、国・県からの提案待ちではなく、検討項目について市としての対応等を具体的に示し、実現させるよう議会も考え、市に働きかけることが重要であります。実効性ある避難のための情報発信と伝達できる体制が必要であり、避難に関する調査・研究が求められています。  放射線への正しい理解と対応については、放射線教育が先行している自治体への調査及び意見交換、小・中学校の理科教師を主な対象とした現場視察の実施、放射線教育と原子力災害発生時の避難対応との結びつきについての検証等も必要になります。  第三部会  地域経済発展のための産業及び人材の育成には、国・県を巻き込み、地元経済団体とも協力し、それぞれが主体性を持つよう積極的な働きかけが必要であります。  原子力発電所にかかわる財源減収に対してのスピード感を持った対応。議会として、脱炭素のまちに向け、柏崎市地域エネルギービジョンが確実に遂行されていくことを常に確認しつつ、調査・研究を引き続き行っていくことが課題であります。  特別委員会全体の課題は、次の2点であります。  まず第1に、柏崎市議会の提唱により設置された、全国原子力発電所立地市町村議会議長会において、隔年で開催される全国原子力発電所立地議会サミットのテーマについて、本来は本特別委員会での調査・研究と整合性を持たせるべきでありました。  第2に、地域経済、将来のまちづくりなどにおいては、原子力発電所に関連する交付金、税収などの議論も同時に必要であり、柏崎市のみならず、核燃料税に関する新潟県との地元配分の見直しなど、本特別委員会として新潟県との議論の場を多く設けることが必要であると考えています。  結びとして、柏崎刈羽原子力発電所の全号機停止からの地元経済に関する消費マインドの低下や、原子力発電に不安をお持ちの柏崎市民に対して、本特別委員会としての取り組みは、一定の成果を見たものの、多くの課題を残しました。  しかしながら、課題の抽出に当たって、原子力発電への賛成・反対を超えた議論が行われたことは大きな意義がありました。  安全のさらなる追求、柏崎市民が安心するための取り組みに終わりはないことから、今後も、柏崎市議会において、同様の調査、研究が継続的に行われることを望み、本特別委員会の報告といたします。  以上です。 ○議長(笠原 晴彦)  ただいまの委員会報告に対する質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  質疑を終わります。  討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  討論を終わります。  お諮りします。  ただいまの柏崎刈羽原子力発電所にかかわる調査特別委員会の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  御異議なしと認めます。  したがって、柏崎刈羽原子力発電所にかかわる調査特別委員会の報告のとおり決定しました。       ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~  日程第44 新庁舎建設特別委員会の報告 ○議長(笠原 晴彦)  日程第44 新庁舎建設特別委員会の報告についてを議題とします。  新庁舎建設特別委員長の報告を求めます。  春川敏浩議員。 ○新庁舎建設特別委員長(春川 敏浩)  それでは、柏崎市新庁舎建設特別委員会の報告をさせていただきます。  平成27年(2015年)9月9日の議会運営委員会において、柏崎市新庁舎建設特別委員会の設置を決定いたしました。  当初、本特別委員会は、総務常任委員会と議会運営委員会との連合審査会とし、調査や審査は本特別委員会、連合審査会で行い、討論や採決は、総務常任委員会で行っておりました。  その後、平成29年(2017年)8月10日に、新庁舎建設による市民福祉の向上と持続可能なまちづくりを実現するために提出された、新庁舎建設特別委員会設置についての決議を可決したことにより、連合審査会としての特別委員会から、新たに、議会運営委員会の委員及び4常任委員会の正副委員長で構成する、柏崎市新庁舎建設特別委員会を設置いたしました。  本特別委員会では、(1)現庁舎の現状と課題について、(2)新庁舎の規模と防災を含む機能、建設思想、市民サービスについて、(3)建設手法とその財源と課題、(4)議会機能について、(5)新庁舎建設と庁舎周辺の利活用について、(6)現庁舎跡地の利活用について、(7)その他、柏崎市新庁舎に付随する課題。  以上、柏崎市役所現庁舎及び新庁舎にかかわる7つの項目について、審査や研究を行ってまいりました。  また、本特別委員会では、多様化する市民ニーズに対応した新庁舎の建設整備や、市民に開かれた議会を目指した議会機能の充実を図るため、(1)平成27年(2015年)10月に、新庁舎建設整備に係る議会機能についての要望書を提出。(2)同年12月に、柏崎市新庁舎の建設整備に係る提言書を提出。(3)平成28年(2016年)9月に、新庁舎議会ゾーンに対する意見集約結果について意見書を提出。(4)同年12月に、新庁舎における議場の形状等について、意見書を提出。(5)平成29年(2017年)3月に、新庁舎における議場の市長提案について、意見書を提出など、提言や要望等を当局に対して行ってまいりました。  次に、本特別委員会で取りまとめた今後の課題については、以下のとおりであります。  (1)新庁舎周辺の駅前5街区については、現在、新庁舎建設工事の仮設事務所用地となっておりますが、今後、当該工事の進捗状況に合わせて利活用の検討を行っていく必要がある。(2)現庁舎跡地については、これまで周辺の町内会や商店街とのワークショップを開催するなどにより、利活用の提案・取りまとめが行われてきましたが、中心市街地の大型店舗閉店等の影響もあり、中心市街地全体の活性化も考慮しながら、利活用の検討を行っていくことが必要がある。(3)議会ゾーンにおける整備については、これからも、可能な限り、市と議会が連携して取り組んでいく必要がある。  結びになりますが、これまで、市当局に対して、市民が安全で快適に利用でき、災害対応にすぐれた新庁舎を建設整備をするための提言書等を提出したほか、開かれた議会とするための議会ゾーンに対する意見集約を行ってまいりました。  今後も、厳しい財政状況が想定される中、新庁舎建設による市民福祉の向上と持続可能なまちづくりを実現するため、残された課題解決に向け、継続して調査や研究がされることを期待し、本特別委員会の報告といたします。 ○議長(笠原 晴彦)  ただいまの委員長報告に対する質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  質疑を終わります。  討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  討論を終わります。  お諮りします。  ただいまの新庁舎建設特別委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  御異議なしと認めます。  したがって、新庁舎建設特別委員長の報告のとおり決定しました。       ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~  日程第45 平成30(2018)年3月6日付議員倫理審査請求に係る議員倫理基準違反の存否の確認及び措置について ○議長(笠原 晴彦)  日程第45 平成30(2018)年3月6日付議員倫理審査請求に係る議員倫理基準違反の存否の確認及び措置についてを議題とします。  議会運営委員長の報告を求めます。真貝維義議員。 ○議会運営委員長(真貝 維義)  平成30年(2018年)3月6日付議員倫理審査請求に係る議員倫理基準違反の存否の確認及び措置について、議会運営委員会から報告をいたします。  平成31年(2019年)3月20日 柏崎市議会議長 笠原晴彦様 議会運営委員会委員長 真貝維義  平成30年(2018年)3月6日付議員倫理審査請求に係る倫理審査会の審査結果報告を受けて協議した結果の報告  平成30年(2018年)3月6日付議員倫理審査請求に係る議員倫理審査会の審査結果の議長への報告を受けて、議会として、議員倫理基準に反する行為等の存否の確認及びその確認に基づく措置等を議会運営委員会において、協議が終了したので、下記のとおり報告いたします。                    記  1 協議の対象となった議員  星野正仁、斎木裕司、若井恵子、三井田孝欧(平成31年(2019年)1月末日議員辞職により対象外となる)  2 審査会の報告の概要  (1)審査請求の要旨  本件は、審査対象議員らが、加藤武男議員を審査請求の対象議員として「市営西山町駐車場不正使用」等を対象事実とした平成30年(2018年)2月20日付議会倫理審査請求(以下「2月20日付審査請求」という。)が取り下げられたにもかかわらず、その旨報道各社に連絡をしなかった。  また、その2月20日付審査請求は、内容が誤りの事実を対象事実とし、審査請求するとともにかかる事実を報道機関に情報提供した。これらのことにより、加藤武男議員の市議会議長及び市議会議員としての社会的信用が大きく傷つけられたことを対象としている。かかる審査対象議員らの一連の行為は、議員倫理条例第4条第5号及び同条第6号に該当する。  (2)審査会の審査結果  柏崎市議会議員倫理審査会における審査の結果は、審査会の委員間で議員倫理基準に反する行為の認定に当たって、見解が半々に分かれた。そこで最終的には委員長採決によって、本件は、審査対象4議員の一連の行為は、柏崎市議会議員倫理条例第4条第5号及び同条第6号に該当すると認定されるに至った。  (3)審査会の事実認定等  別紙審査報告書のとおり  3 議会運営委員会での協議の結果  (1)倫理審査基準違反の存否の確認及び措置  現在、当該事案と同一内容で訴訟が加藤議員から提起され、結審していない。  議会運営委員会で協議した結果、司法の判断を尊重することとし、議会として最終的な判断、審査対象議員の倫理基準違反の存否や確認や措置等を回避することとした。  以上でございます。 ○議長(笠原 晴彦)  ただいまの委員長報告に対して質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  質疑を終わります。  討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  討論を終わります。  お諮りします。  ただいまの議会運営委員長の報告のとおり、決定することに御異議ありませんか。
                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  御異議なしと認めます。  したがって、本件は議会運営委員長の報告のとおり決定しました。       ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~  日程第46 平成30(2018)年3月22日付議員倫理審査請求に係る議員倫理基準違反の存否の確認及び措置について ○議長(笠原 晴彦)  日程第46 平成30(2018)年3月22日付議員倫理審査請求に係る議員倫理基準違反の存否の確認及び措置についてを議題とします。  柏崎市議会議員倫理条例第13条第2項の規定では、対象議員は議会の同意を得て弁明することができるとありますが、対象議員からは弁明の申し出はなかったことを報告します。  議会運営委員長の報告を求めます。真貝維義議員。 ○議会運営委員長(真貝 維義)  議長、すみません。今の議長の進行は、今の日程第46の平成30(2018)年3月6日付の議員倫理審査請求に係る議員倫理審査基準違反の存否の確認及び措置についての報告内容とは違うことを今、発言されたようなんですが、これから日程第46をやる際の次第原稿ではないんでしょうか。いいんでしょうか、今ので。 ○議長(笠原 晴彦)  今、日程第46で。 ○議会運営委員長(真貝 維義)  日程第46、すみません、失礼しました。  じゃ、私はこれからやればいいんですね。  大変失礼しました。 ○議長(笠原 晴彦)  議会運営委員長、真貝維義議員。 ○議会運営委員長(真貝 維義)  すみません。初めてなケースなもんですから、私も少し勘違いをしてしまいましたけども。  平成30(2018)年3月22日付議員倫理審査請求に係る議員倫理基準違反の存否の確認及び措置について、報告をいたします。  平成31年(2019年)3月20日 柏崎市議会議長 笠原晴彦様 議会運営委員会委員長 真貝維義  平成30年(2018年)3月22日付議員倫理審査請求に係る倫理審査会の審査結果報告を受けて協議した結果の報告  平成30年(2018年)3月22日付議員倫理審査請求に係る議会倫理審査会の審査結果の議長への報告を受けて、議会として、議員倫理審査基準に反する行為等の存否の確認及びその確認に基づく措置等を議会運営委員会において、協議が終了したので、下記のとおり報告いたします。                    記  1 協議の対象となった議員  加藤武男  2 審査会の報告の概要  (1)審査請求の要旨  本件は、加藤武男議員が、自ら経営する宿泊施設の宿泊客が、長年にわたり西山町市営駐車場を使用していたこと(見過ごしていたこと)を対象としている。  このことは、営利目的とした使用(間接占有)を疑われることであり、柏崎市議会議員倫理条例(以下「議員倫理条例」という。)第4条第1項及び同条第6号に該当する。  (2)審査会の審査結果  柏崎市議会議員倫理審査会における審査の結果、重大な倫理違反ではないとの意見もあったが、本件は議員の倫理観を問うものであり、議員は、市民より高い倫理観が求められることから、一定程度事情をくみ取る必要があるとの認識で一致し、議員倫理基準に抵触する行為であったと認定するに至った。  したがって、本件議員倫理審査請求に係る事実、審査対象議員である加藤武男議員の一連の行為は、議員倫理条例第4条第1項及び同条第6号に該当すると認められる。  (3)審査会の事実認定等  別紙報告書のとおり  3 議会運営委員会での協議の結果  (1)倫理基準違反の存否の確認  倫理審査会の結果を尊重し、対象議員の倫理基準違反があったと確認した。  (2)措置の内容  陳謝文の提出及び議場での朗読  (3)その他  議会運営委員会の協議の中では、倫理審査会の事実認定とは異なり、倫理基準に抵触する事実は認められないとする意見も2会派から出されたが、大勢としては倫理審査会の結果を尊重することが妥当であるとの結論に至った。  以上であります。  よろしくお願いします。 ○議長(笠原 晴彦)  ただいまの委員長報告に対して質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  質疑を終わります。  討論はありませんか。  矢部忠夫議員。 ○17番(矢部 忠夫)  ただいま議会運営委員会委員長、真貝維義議員から報告がされました、平成30(2018)年3月22日付の議員倫理審査請求に係る議会運営委員会の決定事項に対して、反対であるという討論を行いたいと思います。  そもそも、この3月22日付の議会倫理審査請求というのは、加藤議員が長年にわたり、西山町市営駐車場を不正使用していた、しかも、この不正使用は、本人が、そのように指示をして、不正駐車をしていた。こういうことをもって、請求されたわけであります。  なお、これは前段があって、2月20日付で、一旦事務局に出したんですが、不備で差し戻されたものでありますが、その中では、不正使用という言葉を使っていたわけでありますし、西山町事務所の所長との懇談会の中でも不正使用だと、そう答えたと書いてあるわけですが、しかし、その後出された3月22日付の議員審査請求書には、これは不適切な利用をしたと。西山町事務所の所長の聞き取りの言葉も、なぜか同じように不適切な利用というふうに書かれてあるわけ。1人の人が証言をした、あるいは、話をした言葉が変わるわけはないわけでありますが、いずれにせよ、そのことを議論しないで、あるいは議論しても、そのことに結論を見出さないで、そこから派生する、このことはどういうことかというと、結局、加藤議員は、市営駐車場に企業の車がとまっていたのを見て見ぬふりをしたというか、指示をしなかったということで、これは議員の倫理に反するという結論なわけでありますが、もともと訴えた事項は、今ほど言ったようなことでありますので、何ら加藤議員は倫理違反をしたとは。人の駐車場にとまっている車を注意しようがしまいが、それは本人の勝手でありまして、それを一々、議員の倫理観を問うなどということはね、とんでもない話であります。  もっと言うならば、本来議員としてやるべきことは、市営駐車場に、そういう不特定の車が駐車して、違法、不適切な使用をしているということになる場合は、それは東京電力の関係企業は、とめていたわけであります。だから、企業のモラルを追求し、もっと言えば、東京電力の管理能力を問題にすべきなんであります。そういうことをやらないで、訴えた。しかも、訴えたそのものを審議しないでですよ、そこから派生的に出てきた、見過ごしてたのが悪いなどという、しかもですよ、結果的には陳謝文の提出と議場での朗読ということになりましたけれども、審議の過程では、議員勧告決議(後に「議員辞職勧告」に訂正あり)までやると言い出したんですよ、ほとんどの会派が。こんなばかなことが、ばかなというのは、私の失言でありますが、そんなことがね、柏崎市議会、伝統ある柏崎市議会の中でね、行われるなんていうことは、とんでもない話なんですよ。  私は、過去のことを言えば、もともと、この議員倫理条例というのは、これは不必要だと。不必要だという論調を張っていたわけでありますが、結果として制定されたわけであります。しかし、この条例は限りなく不透明といいますか、不十分である。これは早急に見直さなければならない、そう思うわけでありますが、それはともかくとして、今申し上げたことをもって、報告には賛同しかねる。反対だ。ましてや、条例の13条には、議会として、こういう事実に対しての存否を確認しなさいというふうになっているわけでありますが、以上を申し上げたことをもって、この条例の規定してある存否については、存在しない。これは該当しないという立場であるということを明確に申し上げまして、反対討論とさせていただきます。 ○議長(笠原 晴彦)  荒城議員。 ○20番(荒城 彦一)  今、矢部議員が討論をされた文言の中で、議員辞職勧告という言葉を使われたつもりだと思いますが、議員辞職の辞職が抜けておりまして、議員勧告決議というふうにおっしゃったと思いますが、それ、訂正されたほうがよろしいんじゃないでしょうか。 ○議長(笠原 晴彦)  矢部議員。 ○17番(矢部 忠夫)  わかりました。すみません。  失礼しました。  先ほどの私の発言に訂正があったようであります。柏崎市議会議員倫理条例第13条に、議会は、議員審査基準違反の存否を確認しなければならないとありまして、4項に、前項の規定による対象議員に対する措置の種類は、次のとおりですということで、(1)から(4)まであるわけであります。  下位順からでありますが、最後の4番目は、議員辞職勧告ということになっております。議論の途中の中に、この(4)の議員辞職勧告というのが相当である。相当であるという発言があったわけであります。今ほどお話申し上げたように‥‥‥。 ○議長(笠原 晴彦)  矢部議員、訂正だけで。           〔「議事進行してください」と呼ぶ者あり〕 ○17番(矢部 忠夫)  そういう13条の4項第4号の規定する議員辞職勧告を議論したと、こういう発言であります。  訂正して、おわび申し上げます。 ○議長(笠原 晴彦)  討論は、ほかにありませんか。  村田幸多朗議員。 ○18番(村田幸多朗)  それでは、平成30(2018)年3月22日付の倫理審査会の報告に基づく議会運営委員会における措置について、反対の立場で討論いたします。  柏崎市議会議員倫理条例第4条の第1号は、議員の職務に関して不正の疑惑を持たれる行為をしないこととあり、道を隔てた無料市営駐車場の管理まで、宿泊施設経営者の加藤議員の職務でしょうかということを問うておきます。  議員の職務ということの、これは拡大解釈ではないか。拡大解釈が過ぎると、私は思っております。もちろん、第6号の柏崎市議会の品位と名誉を著しく損なう行為には当たらないのではとも思い、措置すべきではないと反対討論といたします。 ○議長(笠原 晴彦)  ほかにありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  討論を終わります。  お諮りします。  ただいまの議会運営委員長の報告のとおり、決定することに賛成の議員の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(笠原 晴彦)  起立多数です。  したがって、本件は議会運営委員長の報告のとおり、加藤武男議員に必要な措置として、陳謝文の提出及び議場での朗読とすることが決定されました。  なお、加藤武男議員は体調不良につき欠席しております。  ただいまの決定の内容を伝え、措置の履行を促すことが必要になります。  そこで、今後の対応については、議長が議会運営委員会に諮って対応することとしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(笠原 晴彦)  御異議なしと認めます。  したがって、議長が議会運営委員会に諮って対応することに決定しました。       ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~  日程第47 平成30(2018)年5月28日付議員倫理審査請求に係る議員倫理基準違反の存否の確認及び措置について ○議長(笠原 晴彦)  日程第47 平成30(2018)年5月28日付議員倫理審査請求に係る議員倫理基準違反の存否の確認及び措置についてを議題とします。  柏崎市議会議員倫理条例第13条第2項の規定では、対象議員は議会の同意を得て弁明することができるとありますが、対象議員からは弁明の申し出はなかったことを報告します。  議会運営委員長の報告を求めます。真貝維義議員。 ○議会運営委員長(真貝 維義)  平成30年(2018年)5月28日付け議員倫理審査請求に係る議員倫理基準違反の存否の確認及び措置について、報告をいたします。  平成31年(2019年)3月20日 柏崎市議会議長 笠原晴彦様 議会運営委員会委員長 真貝維義  平成30年(2018年)5月28日付議員倫理審査請求に係る倫理審査会の審査結果報告を受けて協議した結果の報告  平成30年(2018年)5月28日付議員倫理審査請求に係る議会倫理審査会の審査結果の議長への報告を受けて、議会として、議会倫理審査基準に反する行為等の存否の確認及びその確認に基づく措置等を議会運営委員会において、柏崎市議会議員倫理条例に基づいた協議が終了したので、下記のとおり報告します。                    記  1 対象となった議員  加藤武男  2 審査会の報告の概要  (1)審査請求の要旨  本件は、加藤武男議員が代表する法人が経営する宿泊施設用の駐車場として、長年にわたり、市営石地海岸海水浴場駐車場を権原なく不適正に使用していたことを対象としている。駐車場の駐車枠内に当該施設の屋号を書き込み、施設の利用客等の使用の用に供していたことは、市の財務規則等に違反し、柏崎市議会議員倫理条例(以下「議員倫理条例」という。)第4条の注書、同条第1号及び同条第6号に該当する。  (2)審査会の審査結果  柏崎市議会議員倫理審査会における審査の結果は、加藤武男議員の駐車場利用は、好ましくない使用であったという事実を認定した。そしてその事実が、議員倫理基準に反する行為に該当するか否かの認定に当たっては、倫理基準に抵触したと判断できるとする見解がある一方、利用の経緯等から判断できない、あるいは、判断すべきでないとの見解もあった。  しかし、本件は議員の倫理観を問うものであるから、議員倫理基準に抵触する行為であったと認定せざるを得ない。  したがって、本件議員倫理審査請求に係る事実、審査対象議員である加藤武男議員の一連の行為は、議員倫理条例第4条の注書、同条第1号及び同条第6号に該当すると認められる。  (3)審査会の事実認定内容及び審査の経過等  別紙の報告書のとおり  3 議会運営委員会での協議の結果  (1)倫理基準違反の存否の確認  倫理審査会の審査の結果を尊重し、対象議員の倫理基準違反はあったことを確認した。  (2)措置の内容  陳謝文の提出及び議場での朗読  (3)その他  議会運営委員会の協議の中では、倫理審査会の事実認定とは異なり、倫理基準に抵触する事実は認められないとする意見も2会派から出されたが、大勢としては、倫理審査会の結果を尊重することが妥当であるとの結論に至った。  以上であります。 ○議長(笠原 晴彦)  ただいまの委員長報告に対して質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  質疑を終わります。  討論はありませんか。  矢部忠夫議員。 ○17番(矢部 忠夫)  ただいま報告いただきました議会運営委員長、真貝維義議員の平成30(2018)年5月28日付議員倫理審査請求に係る結果の報告でありますが、反対であるという立場で討論を行いたいと思います。  先ほどもお話しましたけれども、これは、また、ちょっと性質が違うんです。審査請求をされた以後、加藤武男議員が体調の不良のため、議会の欠席をされているという状態が続いておりました。したがいまして、この審査の過程の中には、加藤議員から直接弁明を求めたり、あるいは意見を求めたり、質問をするという機会がなかったということが1つあります。  また、この判断の中には、常任委員会だと思うんですが、私は出席しておりませんが、委員会の中で当局に答弁があって、それを是とするというような報告、発言もあったわけでありますけれども、しかし、いずれにせよ、きちんと審査をしてない、されてないということが言えると思います。  今ほど、加藤武男本人の話をしましたし、あるいは、西山の駐車場の状況ですね。これは、合併という問題があったわけでありますけれども、合併以前から、どうであったのかというようなことを、きちんと当局と議論をする。当局から来ていただいて、出席を求めて議論するという、そういうことも必要であったと思うわけであります。それを市が主催する常任委員会、主催するというのかな。市が出てきて説明したりする常任委員会の議論、発言をもとにして、結果を導いているというのは、いかがなものかと、こう思うわけでありますが、いずれにせよ、審議が十分に尽くされてない。尽くされていない中での出した結論である。これは、今議会が、きょうで最後だということもあったんでしょうけれども、そういう拙速といいますか、審議を尽くしてない。これは審議未了であるべきだ、こういうふうに思うわけであります。  したがいまして、条例第13条による、議会は、議員倫理基準違反の存否を確認するという段階におきまして、これ、確認をすることができない。棚上げである。棚上げにすべきで、審議未了とすべきであるというふうに思うわけでありますが、そういう意味も含めまして、本報告書には反対であるということを表明したいと思います。  以上です。 ○議長(笠原 晴彦)  ほかにありませんか。  村田幸多朗議員。 ○18番(村田幸多朗)  それでは、5月28日付請求された倫理審査会の報告に基づく措置の決定まで至った議会運営委員会の決定について、反対の立場で討論をいたします。  さきの日程第46と同様の趣旨の部分もあります。4条1号の議員の職務に関して不正の疑惑を持たれる行為をしないことということで、先ほどと同じような言葉になりますけども、石地海岸での営業活動は、直接的な議員の職務ではないと考え、非常に議員の職務ということに対して拡大解釈を、先ほどと同じですけども、しておるんではないかと思います。議員の立場は、もっと守られるべき立場ではないかと私は考えてます。  もちろん、先ほども申しましたが、柏崎市議会の品位と名誉を著しく損なうという行為については、当たらないとも考えます。また、先ほどの討論、先輩議員の討論にありましたように、これについて、当事者から事情を聞くなどの、いとまがないということで、十分な審査が物理的に困難であったことから、いろいろな御意見がありますでしょうけども、最終的な判断は、今、時点で、すべきではないと考え、今、時点の措置の案には反対をいたします。  以上です。 ○議長(笠原 晴彦)  ほかにありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  討論を終わります。  お諮りします。  ただいまの議会運営委員長の報告のとおり、決定することに賛成の議員の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(笠原 晴彦)  起立多数です。  したがって、本件は議会運営委員長の報告のとおり決定しました。  加藤武男議員に必要な措置として、陳謝文の提出、及び議場での朗読とすることが決定されました。  なお、加藤武男議員は体調不良につき欠席しております。  ただいまの決定の内容を伝え、措置の履行を促すことが必要になります。  そこで、今後の対応については、議長が議会運営委員会に諮って対応したいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  御異議なしと認めます。  したがって、議長が議会運営委員会に諮って対応することに決定しました。       ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~  日程第48 諸般の報告 ○議長(笠原 晴彦)  日程第48 諸般の報告です。  職員に朗読させます。  事務局長。 ○事務局長(白井 正明)  1 市長の報告 お手元に配付のとおり   ・専決処分報告について(自動車事故による和解及び損害賠償額の決定について)  以上です。       ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ ○議長(笠原 晴彦)  ここで、教育長から発言の申し出がありますので、これを許可します。  教育長。 ○教育長(本間 敏博)  大変お疲れさまでございます。  2月定例会議の本会議の貴重な時間をいただき恐縮しております。  このたび、3月31日付をもって、教育長の職を辞させていただくことになりました。  これまで本市の教育行政に温かい御理解・御協力をいただきましたことに御礼と感謝を申し上げます。  大変ありがとうございました。  言うまでもなく、教育は人格の完成を生み出すことであります。人材の育成であり、将来への投資でもあります。このことを常に念頭に置き、教育委員を初め、教育関係者の皆様方とともに、浅学非才でありますが、私なりの信念を持って教育行政の全ての分野において、微力ながら務めてまいりました。いずれの教育分野におきましても、重く大切なものでありました。  また、さまざまな教育現場において、多くの経験をさせていただき、多くの学びがありました。さらには、多くの人との出会いもありました。一人の人として成長させていただいたことに深く感謝を申し上げさせていただきたいと思っております。  教育への期待は時代の流れ、社会環境の変化とともに、ますます高まりつつあります。その果たすべき役割も広がり、大きくなっております。  今後とも、市議会議員の皆様方、そして、市民の皆様方から、本市の教育に変わらぬ御理解と御協力を賜りますとともに、本市の教育が柏崎市政の発展に大きく寄与できますよう祈念申し上げまして、私からの退任の挨拶とさせていただきたいと思います。
     本当にありがとうございました。 ○議長(笠原 晴彦)  以上で、今定例会議に付議された事件は、全て審議を終わりました。  お諮りします。  議事の都合により、3月21日から4月30日までの41日間は休会にしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(笠原 晴彦)  御異議なしと認めます。  したがって、3月21日から4月30日までの41日間は、休会することに決定しました。  これで、平成31年(2019年)柏崎市議会2月定例会議を閉会します。               午後 2時37分 閉会 ───────────────────────────────────────               総務常任委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたから、会議規則第110条の規定により報告します。                      記  事件の番号 │     件              名     │議決の結果 ───────┼──────────────────────────┼─────  議第 18号│平成31(2019)年度一般会計予算のうち、歳入全款│原案可決        │、歳出の所管部分、並びに第2条、第3条、第4条、第5│        │条、第6条                     │  議第 22号│平成31(2019)年度土地取得事業特別会計予算  │原案可決  議第 23号│平成31(2019)年度墓園事業特別会計予算    │原案可決  議第 28号│職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条│原案可決        │例                         │  議第 29号│債権管理条例                    │原案可決  議第 30号│中越沖地震産業観光対策基金条例           │原案可決  議第 31号│高柳町総合センター設置及び管理に関する条例を廃止する│原案可決        │条例                        │  議第 32号│災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例 │原案可決  議第 33号│消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部│原案可決        │を改正する条例                   │  議第 42号│柏崎市、刈羽村及び出雲崎町の公の施設の相互利用に関す│原案可決        │る協定の一部を変更する協定の締結について      │  議第 43号│平成30(2018)年度一般会計補正予算(第12号)│原案可決        │のうち、歳入全款、歳出の所管部分、並びに第2表、第3│        │表                         │  議第 46号│自動車事故による和解及び損害賠償額の決定について  │原案可決  請第  1号│基礎年金額等の改善を求める意見書採択請願      │不採択  請第  2号│年金の毎月支給を求める意見書採択請願        │不採択     審 査 月 日   平成31年(2019年) 3月13日     審 査 月 日   平成31年(2019年) 3月18日 3月13日 出席委員  7人   欠席委員  0人   欠員  2人 3月18日 出席委員  7人   欠席委員  0人   欠員  2人                              平成31年(2019年) 3月18日   柏崎市議会議長  笠 原 晴 彦 様                        総務常任委員長  相 澤 宗 一       ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~              文教厚生常任委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたから、会議規則第110条の規定により報告します。                    記  事件の番号 │     件              名     │議決の結果 ───────┼──────────────────────────┼─────  議第 18号│平成31(2019)年度一般会計予算のうち、歳出の所│原案可決        │管部分                       │  議第 19号│平成31(2019)年度国民健康保険事業特別会計予算│原案可決  議第 20号│平成31(2019)年度後期高齢者医療特別会計予算 │原案可決  議第 21号│平成31(2019)年度介護保険特別会計予算    │原案可決  議第 34号│学校教育法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の│原案可決        │整備に関する条例                  │  議第 35号│学校給食共同調理場設置条例の一部を改正する条例   │原案可決  議第 36号│市立教育センター設置条例の一部を改正する条例    │原案可決  議第 37号│かしわざきこども大学運営協議会設置条例の一部を改正す│原案可決        │る条例                       │  議第 43号│平成30(2018)年度一般会計補正予算(第12号)│原案可決        │のうち歳出の所管部分                │  議第 44号│平成30(2018)年度介護保険特別会計補正予算(第│原案可決        │5号)                       │  議第 45号│へき地診療所設置条例の一部を改正する条例      │原案可決    審 査 月 日   平成31年(2019年) 3月12日    審 査 月 日   平成31年(2019年) 3月15日 3月12日 出 席 委 員   7人   欠 席 委 員   1人 3月15日 出 席 委 員   7人   欠 席 委 員   1人                              平成31年(2019年) 3月15日 柏崎市議会議長  笠 原 晴 彦 様 文教厚生常任委員長  飯 塚 寿 之       ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~              産業建設常任委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたから、会議規則第110条の規定により報告します。                    記  事件の番号 │     件              名     │議決の結果 ───────┼──────────────────────────┼─────  議第 18号│平成31(2019)年度一般会計予算のうち、歳出の所│原案可決        │管部分                       │  議第 24号│平成31(2019)年度水道事業会計予算      │原案可決  議第 25号│平成31(2019)年度工業用水道事業会計予算   │原案可決  議第 26号│平成31(2019)年度下水道事業会計予算     │原案可決  議第 38号│家族旅行村設置及び管理に関する条例の一部を改正する条│原案可決        │例                         │  議第 39号│産業文化会館設置及び管理に関する条例の一部を改正する│原案可決        │条例                        │
     議第 40号│番神漁村センター設置及び管理に関する条例を廃止する条│原案可決        │例                         │  議第 41号│農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例    │原案可決  議第 43号│平成30(2018)年度一般会計補正予算(第12号)│原案可決        │のうち、歳出の所管部分               │    審 査 月 日   平成31年(2019年) 3月11日    審 査 月 日   平成31年(2019年) 3月14日 3月11日 出席委員  7人   欠席委員  0人   欠員  1人 3月14日 出席委員  7人   欠席委員  0人   欠員  1人                   平成31年(2019年) 3月14日 柏崎市議会議長  笠 原 晴 彦 様                        産業建設常任委員長  佐 藤 和 典 ─────────────────────────────────────── 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する   柏崎市議会議長   笠  原  晴  彦   署名議員      重  野  正  毅   署名議員      上  森     茜...