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平成30年決算特別委員会・産業建設分科会( 9月28日)

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  1. 柏崎市議会 2018-09-28
    平成30年決算特別委員会・産業建設分科会( 9月28日)


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    平成30年決算特別委員会産業建設分科会( 9月28日)                決算特別委員会産業建設分科会会議録 1 日   時  平成30年9月28日(金)午後1時 1 場   所  4階大会議室 1 出席委員   分科会長  佐藤 和典       副分科会長  上森  茜          佐藤 正典        春川 敏浩       若井 洋一          真貝 維義        三井田孝欧       斎木 裕司                                    以上8人 1 欠席委員   な し 1 特別出席   な し 1 委員外議員  重野 正毅        五位野和夫 1 説明員    〔都市整備部〕          部 長               内藤 清弘          (都市政策課)          課 長               長谷川 昇          課長代理(都市建設係長)      高橋  潤          都市計画係長            元井 恒彦          (八号バイパス事業室)          室長(兼)             長谷川 昇
             (都市整備課)          課 長               外山 清吾          課長代理(道路建設、道路計画、治水担当)(治水係長)                            星野 和彦          課長代理(港湾担当)(港湾係長)  村山 昭雄          道路建設係長            戸田 忠明          道路計画係長            五十嵐 徹          (鵜川ダム事業室)          室長(兼)             外山 清吾          (維持管理課)          課 長               金子 敏幸          課長代理              田村 光宏          課長代理(西山維持係長)      堀井 直文          管理係長              椿 勇一郎          工務班係長             田邉 一浩          工務班係長             大塚  学          河川公園係長            牧野 和浩          道路維持班係長           若山 英世          高柳維持係長            村山 和彦          (建築住宅課)          課 長               石田 淳始          課長代理(建築営繕、審査担当)   高橋 和人          課長代理(指導担当)(指導係長)  近藤 信之          課長代理(公営住宅担当)(公営住宅係長)                            植木 利明          建築営繕班係長           森山 貴司          審査係長              三富 栄一 1 事務局職員  主 査               砂塚 絵美 1 議   題  (1)承第5号 決算の認定について(平成29年度一般会計)のう                  ち、歳出の所管部分 1 署名委員   春川 敏浩        真貝 維義 1 開議     午後 1時00分 1 会議概要 ○分科会長(佐藤 和典)  これより、決算特別委員会産業建設分科会を開会いたします。  本日の会議録署名委員に、春川委員と真貝委員を指名いたします。  審査日程ですが、平成29年度一般会計決算の歳出の所管部分について、本日28日は都市整備部を審査し、来週10月1日月曜日に、産業振興部の順に審査をしたいと思います。  このような日程で御異議ありませんでしょうか。                  (異議なし) ○分科会長(佐藤 和典)  なお、平成29年度一般会計決算のうち、平成30年度に所管部局の変更があった決算の審査は、新所管部局を担当する分科会が審査することになっておりますので、念のため申し添えたいと思います。  (1)承第5号 決算の認定について(平成29年度一般会計)のうち、歳出の所管部分 ○分科会長(佐藤 和典)  それでは、承第5号決算の認定について(平成29年度一般会計)のうち、歳出の都市整備部所管部分を議題とします。  説明を求めます。  都市整備部長。 ○都市整備部長(内藤 清弘)  それでは、都市整備部所管の平成29年度一般会計決算の歳出について、都市政策課、八号バイパス事業室、都市整備課、鵜川ダム事業室、維持管理課、建築住宅課の順に御説明いたします。  説明する決算は、8款土木費、11款の災害復旧費です。  それでは、これより各課長が御説明いたします。 ○分科会長(佐藤 和典)  都市政策課長。 ○都市政策課長(八号バイパス事業室長)(長谷川 昇)  それでは、都市政策課と八号バイパス事業室所管の、平成29年度決算につきまして、主要施策等に関する報告の中の主な事業を中心に、決算書に基づいて御説明いたします。  これから御説明いたします各事業につきましては、平成29年度事務報告のうち、所管事業は118ページから122ページ、また、主要施策は143ページから149ページとなります。  それでは、決算書の385ページ、386ページをお開きください。  8款土木費5項都市計画費1目都市計画総務費のうち、右側備考欄の下段、002都市計画推進費556万8,885円のうち、002景観形成推進事業364万7,451円の主なものとしまして、景観行為の届け出と通知、合計69件につきまして、景観アドバイザーによる審査を実施した経費や、9月30日、中鯖石コミセンで開催した景観セミナーの開催経費、また、西本町地区小路歩行者サイン計画の策定経費などとなっております。  004景観審議会経費5万6,660円は、柏崎市景観審議会を1回開催した経費でございます。  005景観形成支援事業177万9,854円は、椎谷、荻ノ島の景観形成重点地区における下見板の維持修繕や、カヤぶき屋根の補修など6件について良好な景観維持のための補助を実施いたしました。  次に、決算書の389・390ページをお開きください。  5項都市計画費2目まちづくり事業費、右側備考欄の最上段になります。001街路事業4,042万268円となります。内訳としまして、002街路事業市費事業642万5,268円の主なものは、道路改良舗装工事594万6,097円で、都市計画道路日吉町桜木町線の比角工区におきまして、前年度取得した2カ所の街路用地につきまして、車のすれ違いが容易になるよう部分拡幅工事を実施したものと、同じく、日吉町桜木町線の補助事業で行った桜木町工区の工事を完成するために、補助対象とならない補修的工事を実施したものでございます。  同じく街路事業、004街路事業社会資本整備総合交付金事業3,399万5,000円は、都市計画道路日吉町桜木町線の桜木町工区につきまして、交付金の繰り越しによりまして、道路改良工事と舗装工事を完了させ、12月に道路の供用を開始いたしました。  続きまして、決算書の同じページの下段となります。4目公園管理費の右側備考欄、006公園等整備事業4,612万320円の中の001都市公園整備事業1,490万5,080円の主な内訳としまして、赤坂山公園の再整備として、桜の樹勢回復や補植を行うとともに、あわせて芝生広場などの再整備を実施したものです。また、このほかに春日公園、松波第一公園、北園公園などのフェンス、照明といった施設修繕工事も実施いたしました。  同じく、その下、002松雲山荘整備事業1,701万5,400円は、松雲山荘の庭園施設の再整備に着手いたしました。改修整備内容は、危険木や雑木の整理、玉石階段や園路の整備、手すりの設置やもみじの補植などを実施いたしました。また、松雲山荘の池の流水施設の実施設計委託も行いました。  同じく、007都市公園整備事業社会資本整備総合交付金事業)1,419万9,840円は、公園長寿命化計画の見直しを平成29、30年度で実施しているもので、国の補助対象事業にできる施設更新のための調査委託費となります。昨年度は、市内公園施設の健全度調査を実施し、今年度、長寿命化計画取りまとめを行っております。  続きまして、決算書393ページ、394ページをお開きください。  中段となります。5目国道8号バイパス事業対策費となります。001国道8号バイパス事業対策費37万2,763円は、主なものとしまして、備考欄の下段にありますとおり、国道8号バイパス促進協議会負担金として20万円、そして、上部団体であります中越地区国道事業促進協議会及び北陸国道協議会への負担金として7万9,000円を支出したものであります。これは8号バイパス事業の促進に向け、国土交通省並びに県内選出国会議員等へ要望活動を行う協議会活動経費、費用となります。要望活動の実績といたしまして、昨年度は事業を直接担当しております長岡国道事務所を初め、北陸地方整備局国土交通省本省、さらに、国土交通大臣への直接要望の機会を得まして、事業促進の要望活動を実施しております。  次に、同じく393・394ページの下段、6目柏崎・夢の森公園事業費となります。  001柏崎・夢の森公園管理運営事業003柏崎・夢の森公園施設整備事業351万5,400円は、市が協定により行う夢の森公園施設の修繕工事を実施したもので、屋外トイレ配管改修や園庭かさ上げ工事、大池の安全ロープ柵設置などを行いました。  次に、決算書395・396ページの上段になります。  7目中心市街地活性化推進費の右側備考欄、105中心市街地活性化推進費001中心市街地活性化推進事業795万6,109円の内訳としまして、駅前ふれあい広場の一部について、公募型プロポーザルにより市有地土地活用事業を実施した経費や、2回のプロポーザル選定委員会の開催経費であります。  このほかに、中心市街地活性化方策検討業務委託として、741万9,600円となっております。これは現庁舎周辺の関係者の皆さんから参加いただいた庁舎跡地活用ワークショップ4回の開催経費と取りまとめ、市街地5地点における交通量調査の実施、市街地における活性化取り組み提案などの業務委託を行ったものです。この委託報告書につきましては、議員の皆さんを初め関係者、関係団体にも配布させていただきました。  以上、都市政策課、八号バイパス事業室所管の平成29年度決算につきまして御説明いたしました。御承認いただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○分科会長(佐藤 和典)  都市整備課長。 ○都市整備課長(鵜川ダム事業室長)(外山 清吾)  それでは、私のほうから、都市整備課、鵜川ダム事業室の平成29年度決算につきまして、平成29年度決算書に基づいて御説明いたします。  なお、平成29年度決算主要施策等に係る報告は、129ページから142ページに主な事業が記載してございます。  また、平成29年度事務報告書は、123ページから129ページに、都市整備課、鵜川ダム事業室が実施をいたしました道路新設改良事業河川改修事業などの内容が記載してございますので、あわせてごらんください。  決算書の359・360ページをお開きください。  右側備考欄、都市整備課となります。8款土木費1項土木管理費1目土木総務費119一般経費476万6,408円は、都市整備課全体の事務的経費です。  001一般経費164万6,588円は、消耗品費や複写機借上料を、003都市整備課負担金・補助金311万9,820円は、土木積算システム利用に係る新潟県建設技術センターへの負担金、都市整備課が関係する道路・河川・治水・砂防・港湾・海岸の各協会や各同盟会への負担金などを、それぞれ執行いたしました。  次のページ、361・362ページをお開きください。  備考欄上段の202都市整備課車両経費001都市整備課車両経費56万490円は、都市整備課が所管する車両3台の燃料費、車検、点検費用、修繕料などの車両経費でございます。  続きまして、決算書の377・378ページをお開きください。  下段になります。3目道路新設改良費001道路新設改良事業5億2,525万5,062円のうち、003道路新設改良市費事業9,561万4,287円は、非常勤職員に関する賃金などのほか、比較的延長が短い生活道路であります市道5路線につきまして、安全性、利便性を高めるための道路改良工事と、今後工事を予定している箇所の路線測量や用地測量、物件調査などを実施したものです。  次に、379・380ページをお開きください。  備考欄の上段、009道路新設改良地方道路等整備事業3億518万7,652円は、岩上・半田1丁目地内の市道柏崎7−1号線、茨目3丁目・田塚3丁目地内の市道柏崎9−2号線など、合計13路線の市道について、安全性や利便性を高めるための道路改良工事を実施し、来年度以降に予定している工事に必要となる土地の購入や物件の補償を実施したものです。  なお、平成30年度へ繰り越しました、幸町・関町・穂波町地内の市道柏崎7−20号線道路改良舗装工事につきましては、平成30年4月に竣工いたしております。  次に、001道路新設改良電源立地地域対策交付金事業1億2,445万3,123円は、加納・善根地内の市道柏崎17−3号線、旧鯖石橋の撤去工事や横山地内の市道柏崎8−172号線などの幹線となる市道の道路改良工事と、それに伴う物件補償を実施いたしました。  なお、平成30年度へ繰り越しました上田尻地内の市道柏崎9−67号線道路改良舗装工事につきましては、平成30年3月末に通行どめを解除、交通開放をいたしまして、4月に竣工いたしております。  以上、道路新設改良事業により、市民の安全性、利便性の向上を図るとともに、幹線道路ネットワークや災害時の避難経路を形成し、社会基盤を機能的に整備をいたしました。  続きまして、中段となりますが、4目橋りょう維持費について御説明いたします。002橋りょう修繕事業2億3,333万5,895円のうち、001橋りょう修繕事業3,089万6,895円は、笠島地内の前沢橋ほか8橋の橋梁修繕などを実施をいたしております。  その下となります004橋りょう修繕事業社会資本整備総合交付金)2億243万9,000円は、鯨波地内の上野原橋ほか191橋の橋梁の点検や橋梁長寿命化修繕計画に基づき、下方地内の新若宮橋ほか7橋の橋梁修繕工事を実施し、歩行者や車両などの通行の安全を確保し、第三者被害の未然防止を図りました。  続きまして、決算書の381ページから384ページ、3項河川費3目河川改修費について御説明いたします。  384ページ上段となりますが、001河川改修事業1億2,307万2,605円のうち、004河川改修市費事業7,447万9,085円は、花田・長崎新田地内の大日川河川改修の予備設計及び米山町地内の釜蓋川河川改修工事など、計7河川で改修工事を実施し、治水安全度の向上を図りました。  その下、012河川改修電源立地地域対策交付金事業4,859万3,520円は、矢板護岸が老朽化している東長浜町地内のよしやぶ川の河川改修工事を行い、適切な施設改修、治水対策を推進をいたしました。
     なお、鵜川治水ダム関連予算につきましては、当初、3目河川改修費で、鵜川ダム事業室の101鵜川治水ダム周辺整備事業として、事務経費10万円を計上しておりましたが、ダム関連用地の登記事務に係る支出が必要なく、また、新潟県への要望活動に係る経費も河川の協議会会計から支出したことから、一般会計からの支出はございませんでした。  また、鵜川治水ダム工事の進捗状況につきましては、平成16年からダム本体工事に着手をしておりますが、平成29年度は盛り立ての試験、基礎処理工などを実施いたしております。平成30年度からは堤体の盛り立て工事を開始しており、ダムの完成は2023年度、平成35年度の予定であると新潟県に確認をしております。  今後も鵜川改修事業促進対策協議会とともに、鵜川治水ダム事業の着実な事業進捗について、新潟県に要望してまいります。  続きまして、備考欄、中ほどになります。4目砂防費001砂防事業1,814万9,863円のうち、001地すべり巡視事業122万8,149円は、上輪、小清水など地すべり防止指定区域9地区の地すべり巡視員9人、年間39日分の報酬でございます。  004小規模急傾斜地崩壊防止事業の1,594万2,154円は、平成29年7月の大雨により、番神2丁目地内で崩落した市有地斜面の対策工事実施に当たり、封土の撤去と測量調査及び崩壊防止工事の設計業務委託を実施したものであります。  なお、平成30年度へ繰り越しました崩壊防止工事につきましては、平成30年の5月に竣工いたしております。  014砂防施設維持補修事業97万9,560円は、小規模急傾斜地崩壊防止事業などで整備した砂防施設の管理維持補修に係る費用で、市民の生命と財産を守るため、砂防施設の機能の維持保全を図っておる費用でございます。  続きまして、385ページ、386ページをお開きください。  備考欄上段でございます。4項港湾費1目港湾管理費002港湾管理事業227万5,415円のうち、001港湾統計調査費16万5,000円は、港湾利用者から提出される利用船舶数、係留時間、取扱貨物量などの港湾関係の資料を集計する港湾統計調査に係る費用でございます。  004港湾管理費211万415円は、職員の育児休業に伴う非常勤職員に係る経費や、柏崎港周辺の廃棄物収集、分別の清掃業務委託料、県から管理を委託されております駐車場の植樹帯の除草業務委託料、東埠頭の港湾管理事務所の借地料などでございます。  なお、柏崎港の平成29年の取扱貨物量につきましては11万4,117トンで、平成28年の14万1,365トンから2万7,248トン、率にいたしまして19.3%の減少となっております。  また、新潟県による柏崎港における主な事業の実施状況についてでございますが、平成29年度は柏崎マリーナの沖防波堤ケーソンの据えつけ、柏崎港の航路しゅんせつ西埠頭入り口交差点改良工事などを実施いたしております。今後も、港湾管理者である新潟県に対しまして、適期のしゅんせつによる航路の水深の確保、港湾機能の整備について要望してまいります。  続きまして、少し飛びますが、決算書の483・484ページをお開きください。  下段となります。11款災害復旧費2項公共土木施設災害復旧費2目道路橋りょう災害復旧費001道路橋りょう災害復旧事業004道路橋りょう災害復旧事業6,357万4,440円は、平成29年7月の大雨により被災した東の輪町地内の市道柏崎13−52号線、新道地内の市道柏崎8−138号線など7路線、10月の台風21号により被災した高柳町石黒地内の市道柏崎下原線、高柳町門出地内の市道柏崎門出栃ケ原線、また、11月の大雨により被災した東条地内の市道柏崎22−66号線、合計10路線の道路災害復旧工事及び測量設計に係る費用でございます。  なお、10路線のうち4路線につきましては、平成29年度に工事は発注しておりますが、標準工期が確保できないなどの理由から、平成30年度に繰り越しをいたしております。  また、3目河川災害復旧費につきましては、公共土木施設災害復旧事業の要件を満たす被災がございませんでしたので、都市整備課の平成29年度の支出はございませんでした。  以上、都市整備課、鵜川ダム事業室の平成29年度決算につきまして御説明申し上げました。何とぞよろしく御審議いただきますよう、お願いいたします。 ○分科会長(佐藤 和典)  維持管理課長。 ○維持管理課長(金子 敏幸)  それでは、維持管理課所管の平成29年度決算について説明いたします。  維持管理課所管の平成29年度決算につきましては、平成29年度主要施策等に関する報告131ページから149ページまで、あと、その中の主な事業を決算書に基づき説明させていただきます。また、事務報告については、130ページから133ページとなりますので、あわせてごらんください。  なお、維持管理課所管業務は、緊急修繕など不測の事態に対応するため、年度末まで予算を確保する必要があることから、道路維持費の主な不用額についても説明させていただきます。  まず最初に、不用額から説明させていただきます。  決算書の371・372ページをごらんください。  2項道路橋りょう費2目道路維持費の不用額欄4,766万5,475円のうち、5行下、11節需用費の不用額775万1,549円の主なものは、道路照明電気量などの光熱水費及び除雪車の車検・点検修繕料の執行残でございます。  その2行下、13節委託料の不用額557万7,086円の主なものは、道路補修設計委託料の執行残です。  さらに、その2行下、15節工事請負費の不用額1,455万2,139円の主なものは、道路補修工事の執行残でございます。  その3行下、19節負担金補助及び交付金の不用額953万4,216円の主なものは、町内除雪費補助金の執行残です。これは豪雪により補正をいたしたものですが、3月の天候回復により不用残となったものが主なものでございます。  最後、1行下、22節補償補填及び賠償金の不用額133万9,935円は、ガス・水道管及び電柱電線移設補償費の執行残でございます。  続きまして、主な執行内容について説明させていただきます。  同じく決算書の372ページ、備考欄上段、2目道路維持費001道路維持補修経費5億4,723万9,730円について説明いたします。  下段、007道路修繕事業2億7,067万693円の主なものは、6行下の道路補修工事2億1,765万6,544円で、道路補修工事22カ所、延長633メートル、舗装補修工事26カ所、延長2,313メートル、側溝補修工事80カ所、同じく延長2,668メートルの工事を実施しました。  1ページめくっていただき、373・374ページをお開きください。  374ページの備考欄上段、008道路舗装修繕事業社会資本整備総合交付金事業)1億3,955万2,336円は、幹線市道の舗装補修10カ所、延長2,172メートルの工事のほか、道路照明の点検を実施しました。  その下、002道路除排雪経費12億2,570万3,025円の執行について説明いたします。  1行下、001除雪経費1億6,540万8,039円の主なものは、4行下の吹溜柵設置・撤去委託料1,029万2,400円で、地吹雪による通行困難となることが多い下藤井、本条、安田地区の3カ所に吹溜防止柵の設置・撤去を行い、通行の安全を確保いたしました。また、その7行下、除雪車借上料9,386万7,195円は、除雪委託期間外の除雪対応や委託対応による除雪機械の不足分を除雪車のリースで対応いたしました。その下、町内除雪費補助金5,062万円は、町内会が実施する除雪、排雪に対する市の支援制度であり、費用の75%を補助いたしました。  同じく、備考欄下段、003除雪車両管理費5,748万3,502円の主な経費は、その5行下、車検・定期点検用修繕料2,311万5,985円で、除雪機械の定期点検及び修繕の費用です。  それでは、1ページめくっていただき375・376ページをお開きください。  376ページ備考欄上段、005除雪経費(社会資本整備総合交付金事業)7億9,938万2,520円は、市道や市管理の農道並びに新潟県との相互乗り入れ路線の合計延長、車道で635.4キロメートル、歩道で55.9キロメートルの除雪を行った費用で、6年ぶりの豪雪でしたが、冬期間の道路交通を確保いたしました。  その5行下、007消融雪施設維持管理費9,556万7,662円は、消雪パイプ無散水融雪施設及び流雪溝などの消融雪施設の維持管理を行った経費でございます。  同じく備考欄中段、009消融雪施設整備事業(社会資本整備総合交付金事業)9,907万5,000円は、消雪パイプの補修工事としてメーンパイプの打ちかえ2カ所、222メートルと消雪用井戸の掘りかえ3カ所の工事を実施いたしました。  その下、003除雪車購入事業1億215万6,120円の執行について説明いたします。  1行下、001除雪車購入国庫補助事業6,718万4,640円は、ロータリー除雪車2.2メートル級1台、除雪ドーザ11トン級、8トン級1台、合計3台を社会資本整備総合交付金事業により更新をいたしました。  その1行下、002除雪車購入市費事業3,497万1,480円は、除雪グレーダ3.1メーター級を更新したものです。  その下、004小型除雪機購入費補助金186万5,000円は、市の除雪計画路線とならない狭隘な道路などにおいて、町内会または地域に居住する3世帯以上で構成する組合が小型除雪機を購入して除雪を行う場合の購入補助を行ったものです。平成29年度の購入台数は3台でございました。  同じく、最下段、005特定地域の自立・安全を支援する事業588万8,000円は、001冬期集落安全・安心確保対策事業(ソフト事業)として、過疎化、高齢化が深刻な集落における冬期生活の安全・安心を確保するため、生活道路の除雪作業などを町内会に委託して実施しました。県の補助事業の対象要件に該当し、実施した集落は高柳町地区8集落、中通地区3集落、別俣地区1集落、鵜川地区6集落の計18集落でございます。  それでは、1ページめくっていただき、377・378ページをお開きください。  378ページ、備考欄上段、006交通安全施設経費4,679万753円のうち、5行下、002交通安全施設修繕事業4,344万3,067円は、区画線工事2,092万2,840円、照明工事447万5,520円、防護柵工事852万120円を行い、通行の安全を図ったものです。  その下、007道路防災対策事業3,801万2,480円は、道路防災点検により危険箇所として位置づけられた市道柏崎16−1号線大字青海川地内の道路のり面工事と市道柏崎16−77号線大字笠島地内の擁壁修繕工事を実施しました。また、あわせて次年度実施予定箇所の測量設計委託を実施いたしました。  1ページめくっていただき、379・380ページをお開きください。  3目道路新設改良費のうち、備考欄中段の維持管理課101交通安全施設等整備事業3,584万6,280円のうち、5行下の002交通安全施設等整備事業(社会資本整備総合交付金事業)2,640万円は、新道小学校、南中学校の通学路となっている市道柏崎8−6号線、新道から藤橋までの間の暴風雪柵設置にあわせ、歩道の整備を実施したものです。  1ページめくっていただき、381・382ページをお開きください。  3項河川費2目河川管理費になります。備考欄上段、001河川維持補修事業749万2,703円は、源太川、よしやぶ川、土合川などの準用河川及び普通河川の維持管理を実施したものです。主なものとしまして、6行下、排水機場水門維持操作保守点検委託料495万6,788円は、市が管理している普通河川に関する排水仭餤の保守点検及び操作委託費と県所有で市が管理受託をしている排水機場の仭餤の保守点検及び操作委託費並びに電気工作物の保守管理費でございます。  同じく、備考欄中段、002排水路維持補修事業631万5,071円は、雨水排水路及び公共下水道雨水幹線の排水仭餤保守点検及び操作委託と山本団地で実施した大規模盛土造成地滑動崩落防止事業で整備を行った暗渠管の維持管理を行ったものです。  次に、004河川施設修繕事業1,507万1,184円のうち、4行下、機械器具借上料674万280円は、河川の流れを阻害する崩土や倒木などの障害物撤去や護岸の補修に要した機械の借り上げ費用でございます。  その下、河川補修工事522万6,120円は、普通河川の修繕工事や準用河川の転落防止柵の補修工事などを実施しました。  次の、005排水路修繕事業644万868円は、排水路などに堆積した土砂のしゅんせつ並びに市の管理している調整池の補修等を実施いたしました。  ページ飛びます、3ページめくっていただいて、387・388ページをお開きください。  5項都市計画費1目都市計画総務費になります。  388ページ、備考欄中段から下、維持管理課101自転車駐車場管理事業387万6,742円は、駅前の自転車駐車場の維持管理に要した経費でございます。  1ページめくっていただき389・390ページになります。  中段から下の3目公共下水道費になります。  001下水道事業会計繰出金26億7,978万円は、下水道事業会計への繰出金です。雨水の処理に要した経費や分流式による下水道等に要した経費、災害復旧債の償還に要した経費を一般会計から繰り出したものです。  続いて、下段、4目公園管理費になります。  390ページ、備考欄最下段の001都市公園管理事業5,256万1,729円は、赤坂山公園や潮風公園などの総合公園を含む24カ所の都市公園ほかの公園管理業務を実施しました。  1ページめくっていただき391・392ページになります。  中段から下の002松雲山荘管理事業597万6,545円の主なものは、松雲山荘管理業務と松くい虫防除剤打ち込み、庭園内樹木の剪定など業務委託を実施いたしました。  その下、003港公園管理事業493万6,811円は、港公園の維持管理及び夏場に対応している港公園プールの運営に要した経費でございます。  1ページめくっていただき393・394ページになります。  上段、008都市公園修繕事業733万9,388円は、公園パトロールや地元通報等に基づき、遊具等の修繕や漏水の修理、照明灯の電球交換などを実施したものです。  備考欄最下段の6目柏崎・夢の森公園事業費になります。このうち、維持管理課所管分001柏崎・夢の森公園管理運営事業7,489万8,320円のうち、001柏崎・夢の森公園施設管理費7,188万7,280円の主なものは、平成27年度から指定管理者制度に移行した柏崎・夢の森公園管理代行料7,160万円でございます。  その下、003柏崎・夢の森公園施設整備事業144万9,360円は、エコハウス及び環境工房の換気窓の補修など施設の部分的な補修を実施しました。  1ページめくっていただき備考欄最上段、003基金積立金667万743円は、柏崎・夢の森公園維持管理基金の運用による積立金利子でございます。平成29年度末残高は、平成29年度財産に関する調書、決算書の645ページでございます。中ほどにあります柏崎・夢の森公園維持管理基金の右側の欄、11億9,248万6,000円が平成29年度末の基金現在高となりました。  若干、柏崎・夢の森公園の状況について報告いたします。  柏崎・夢の森公園の平成29年度の年間利用状況は9万3,900人でございました。うち、環境学校体験プログラムの利用者が1万2,387人。また、市民ボランティア活動については、市民活動運営管理を中心に延べ1,403人の方から御支援をいただいております。平成27年度から指定管理者による管理代行となり3年が経過しました。先ほど述べましたように、来園者やプログラム利用者は年々増加傾向であり、平成29年度も引き続き市民活動と連携し、森の手入れなど計画的な里山の復元作業を実施いたしました。  また、森づくり活動で地道に株分けを実施してきたカキツバタは現在約3万本となり、5月の中旬の見ごろには市内外から多くの方の来園をいただいております。しかしながら、開園から11年が経過し、各施設の老朽化やもともとの軟弱地盤に起因するふぐあいも散見されることから、今後はハード面の維持管理についても対策を検討し、安全で楽しく学べる公園としての機能を維持していく必要がございます。  最後に、少し飛びますが、485・486ページをお開きください。  11款災害復旧費2項公共土木施設災害復旧費のうち維持管理課所管分でございます。  備考欄上段、2目道路橋りょう災害復旧費101道路橋りょう災害復旧事業001道路橋りょう災害復旧事業2,927万9,509円の主なものは、7月3日の豪雨、10月23日の台風21号並びに11月24日の豪雨により被災しました市道の崩土除去などに要した機械の借り上げ費用でございます。  同じく、3目河川災害復旧費101河川災害復旧事業001河川災害復旧事業708万1,020円は、7月3日の豪雨、同じく台風21号により、普通河川などに堆積した土砂や流木撤去に要した機械借り上げ費用でございます。  その下、最後になりますが、4目公園施設災害復旧費101公園施設災害復旧事業002公園施設災害復旧事業49万2,480円は、7月3日の豪雨で崩落した赤坂山公園ののり面の土砂撤去に要した機械の借り上げ費用でございます。  大変長くなりましたが、以上、維持管理課所管の決算について説明させていただきました。御審議いただき、御承認くださいますよう、よろしくお願いいたします。 ○分科会長(佐藤 和典)  建築住宅課長。 ○建築住宅課長(石田 淳始)  それでは、建築住宅課所管の平成29年度決算について説明いたします。  課全体では、約4億8,190万円で、前年度に比べ約160万円の減額であります。  主要施策等に関する報告は、129ページから131ページ及び150ページで、事務報告書は134ページから138ページでございます。  それでは、各事業の決算について説明いたします。  決算書365・366ページをお開きください。  8款土木費1項土木管理費2目建築費でございます。  備考欄中段、002建築指導事業1,590万7,648円のうち、001建築指導事業725万3,919円は、建築確認申請や許可申請など受理、審査、検査に要した経費でございます。  1枚めくっていただきまして、367・368ページをお開きください。  備考欄上段、005空き家対策事業734万3,613円のうち、主なものは、特定空家等審議会委員報酬のほか、10行下、空き家等緊急安全措置委託料149万4,180円は、条例に基づき行った管理不全な危険空き家に対する必要最小限の措置5件分の経費であります。特定空家等解体撤去工事248万4,000円は、荒浜4丁目地内の空き家を行政代執行により解体した費用であります。空き家活用支援事業補助金242万8,000円は、定住促進、空き家の有効活用を目的とした空き家リフォームを行った方5件分の経費でございます。  008、001木造住宅耐震改修費等補助金交付事業278万円は、地震時の建物倒壊による被害を未然に防止するため、住宅の耐震改修を実施した方3件に補助金を交付したものであります。  011、001木造住宅耐震診断費補助金交付事業78万円は、住宅の耐震診断を行った方10件分の補助金です。  012、001民間建築物アスベスト対策補助金交付事業155万4,000円は、建物吹きつけ材料について、アスベスト分析調査を行った方1件と、含有が確認されアスベスト除去を行った方1件に補助金を交付したものであります。  次に、013、001住まい快適リフォーム事業5,819万9,000円は、安全で快適な住環境の向上と地域経済の活性化を図るため、リフォーム工事を行った方326件に補助金を交付したものであります。  なお、主要施策131ページ及び事務報告書135ページの補助件数327件は、申請受付件数であり、1件取り下げがありましたので訂正をさせていただきたいと思います。
     017、001公共施設営繕業務経費901万2,481円は、市の施設における適正な維持管理更新を行うために必要な経費で、主なものは非常勤職員の賃金、設計・積算に必要な書籍の購入、技術研修会経費のほか、3件分の構造・設備設計支援業務委託料167万4,000円、市有施設20棟分の図面電子化業務委託料359万8,560円及び積算情報システム使用料73万4,616円であります。  続きまして、決算書395・396ページをお開きください。  8款土木費6項住宅費1目住宅管理費でございます。  備考欄下段、002住宅維持管理事業6,016万8,987円のうち、002市営住宅管理費2,323万7,325円は、市営住宅23棟512戸の維持管理費でございます。  1枚めくって397・398ページをごらんください。  主なものは上から8行下、修繕料934万3,437円は、計画的に行われている排水管洗浄や住宅の給湯器、給排水設備のほか、建具、内装の修繕などにかかった費用であります。  3行下、設備点検業務委託料879万7,744円は、エレベーターや受水槽、火災報知設備などの保守点検委託料です。  次に、003県営住宅管理費2,643万8,276円は、県営住宅22棟569戸の維持管理費でございます。主なものは8行下、修繕料1,565万3,367円は、市営住宅と同様で計画的に行われている排水管洗浄や給湯器、給排水設備、建具、内装などの修繕にかかった費用でございます。3行下、設備点検業務委託料554万6,052円は、エレベーターや受水槽、火災報知設備などの保守点検委託料です。  下段の005公営住宅退去修繕費806万9,150円は、住宅の退去に伴い、次の入居者のために行う室内修繕で、畳の入れかえ、ふすま・障子の張りかえなどが主なものであります。  決算書399・400ページをお開きください。  中段の2目住宅建設費であります。  016、001市営米山台住宅改修事業1億8,723万8,520円は、市営住宅等長寿命化計画に基づき実施した米山台1号棟14戸及び米山台2号棟18戸の改修事業に要した経費であります。主なものとしては、実施設計委託料587万5,200円は、米山台2号棟の耐久性、居住性、断熱性の向上のため、屋根防水、外壁塗装改修、外部建具改修、間取りの変更、内装改修、配管・浴室・給湯設備などの改修をするための設計委託に要した経費であります。施設改修工事1億7,298万9,000円は、2号棟と同様の内容で行った米山台1号棟の大規模改修に要した経費であります。  説明は以上であります。御審議の上、御承認いただきますよう、お願い申し上げます。 ○分科会長(佐藤 和典)  都市整備部長。 ○都市整備部長(内藤 清弘)  説明は以上でございます。御審議の上、御承認いただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○分科会長(佐藤 和典)  それでは、説明が終わりましたので、質疑に入りたいと思います。款別に質疑を行っていきますが、その前に総括的にあればいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。                  (な し) ○分科会長(佐藤 和典)  では、また何か後で気がつきましたら出していただきたいと思います。  それでは、まず初めに、8款土木費の質疑を行います。  8款土木費は項別に質疑を行います。  初めに、第1項土木管理費。決算書でいいますと、357ページから370ページになります。  春川委員。 ○委員(春川 敏浩)  360ページの下から8行目、一般国道353号十二峠新トンネル開削期同盟会負担金があります。金額は8,000円なんですが、これはどの程度の期成同盟の進捗状況なのか、お聞かせいただきたいんですけど。同盟会の負担金ですよね。 ○分科会長(佐藤 和典)  都市整備部長。 ○都市整備部長(内藤 清弘)  一般国道353号十二峠新トンネル開削期成同盟会は、十日町市が事務局をやっておりまして、柏崎市は一般国道353号の全体のほうの同盟会をやっておりまして、私どももそれに一緒に加わっているということで。十二峠のトンネル自体は、まだ全然着手はしておりません。まだ設計もしていないという状況でございます。 ○分科会長(佐藤 和典)  そのほか。第1項土木管理費、よろしいですか。                  (な し) ○分科会長(佐藤 和典)  続いて、第2項道路橋りょう費。369ページから380ページまでです。  真貝委員。 ○委員(真貝 維義)  ちょっと除雪の関係で、総括的というか、全体的にお聞きしたいんですけど。いわゆる除雪道路の補助金ですよね、雪寒指定道路に対しては、それぞれの補助金が来るわけですけど。当市においても、かなりの本数があるというふうに聞いていますし、その中で国の補助金をもらっているんですが。  先ほどの、8号バイパスのところの説明だったけれども、国への要望だとか市もいろいろ要望活動をやっているじゃないですか。他市の、新潟市とか長岡市とか大きいところを見ても、雪寒指定道路の基準を緩めてくれと。そうすると、この補助金が入ってくる。当然のことだけど、全体の金額が同じで、そこだけ拾われても困るわけだけども、ちゃんとオンしてよということで、要望しているんですけど。除雪に関していうと、そういう要望ってやっているんですか。 ○分科会長(佐藤 和典)  維持管理課長。 ○維持管理課長(金子 敏幸)  市独自として行っているものはございませんが、新潟県雪対策協議会とその上部団体がございまして、雪寒地域の要望を国土交通省等に届けるという目的の団体を通じまして、そういった要望はさせていただいております。 ○分科会長(佐藤 和典)  真貝委員。 ○委員(真貝 維義)  今のお話だと、単独じゃないけど、そういう上部団体等と一緒になって、基準緩和については、しっかりやってくれと国に要望していると。県内の他市と足並みをそろえているという理解でいいですね。わかりました。 ○分科会長(佐藤 和典)  春川委員。 ○委員(春川 敏浩)  ちょっと聞かせてもらいたいんですが、消雪パイプにつきましては、新規は掘らないんだというのは理解していますが、最近、ロードヒーティングが行われているということで、当然、ランニングコストもかかるわけなんですが、今後、消雪パイプがだめだといった場合について、ロードヒーティングに移行していくのかどうか、ちょっと後学のためにお聞かせいただきたいです。 ○分科会長(佐藤 和典)  春川委員、どこのページの何が。 ○委員(春川 敏浩)  376ページ、真ん中辺です。 ○分科会長(佐藤 和典)  維持管理課長維持管理課長(金子 敏幸)  ロードヒーティングについては、大変有効な手法だということは私どもも存じておりますが、ただ、設置コスト、ランニングコストを考えると、消雪パイプよりまだ割高であると。ましてや、それは機械除雪よりは相当高い単価になるもんですから、基本的にロードヒーティングを今後、今の時点で設置していこうということは考えておりません。 ○分科会長(佐藤 和典)  そのほか、いかがでしょうか。                  (な し) ○分科会長(佐藤 和典)  それでは、第3項河川費。379ページから384ページまで。                  (な し) ○分科会長(佐藤 和典)  続いて、第4項港湾費。383ページから386ページ。  佐藤委員。 ○委員(佐藤 正典)  決算書386ページの002港湾管理事業のところなんですけれども、決算の数字を見ますと、消耗品費であったりとか人件費だったりとか、まさに管理的な費用ですけども。御説明いただいたときに、あわせて事務報告書も拝見をしているんですけれども、127ページから128ページにかけて、港の利用の数字が出ております。  県の所管なので、柏崎市で単独ということではないんですけれども、この何というんですかね、取り扱い貨物量なんかを見ると、相当減少してきていて、港の利用ということを考えると、なかなか厳しい状況なのかなというふうにも思ったりもしております。ただ、この品目なんかを見ると、その時々によっても扱う貨物の種類だとか量が全く違うので、これも時代の流れもあるので仕方がないかなというふうには思うんですけれども。ただ、こういった状況について、柏崎港整備・利用促進協議会で、どのような議論がされているのか、もし説明いただけることがあれば、御説明いただきたいと思うんですけれども。 ○分科会長(佐藤 和典)  都市整備課長。 ○都市整備課長(外山 清吾)  港の活性化についてというお尋ねでございます。私ども、今、佐藤委員がおっしゃっていただいたように、柏崎港整備・利用促進協議会という協議会を運営しておりまして、新潟県ですとか私ども、あと、利用されている事業者の皆様とともに協議会をつくって活動しております。  平成29年度の活動といたしましては、ポートセールスということで、平成30年2月に株式会社新潟農商とか日本貿易振興機構、ジェトロ新潟に私ども都市整備課、ものづくり・元気発信課及び柏崎地域振興局地域整備部と一緒に訪問をさせていただきまして、特に今回は米の輸出が可能かどうかということをちょっとお話を伺ってまいりました。お話を伺った中では、現状ではやはり、米というのはコンテナで出すということなものですから、そういった設備がないということも含めて、物流港としての利用拡大はなかなか難しいんじゃないかというようなお話を伺ってきております。  また、柏崎港整備・利用促進協議会としましても、先ほど陳情・要望のお話もございましたが、新潟県港湾協会などの総会にも参加させていただいたりして、いろんな情報収集をさせていただいたり、日本港湾協会、新潟県港湾協会といたしまして、国土交通省に毎年、要望させていただいているんですが、何とか柏崎港の利用として、海洋レクリエーション基地としても整備ができないかですとか、ことしは大規模災害発生時の太平洋側の港湾が機能を失ったときの代替の防災拠点としての役割を果たすことはできないだろうかというようなことで、国にもいろいろ要望させていただいているところであります。  また、昨年、同じ港の関係では、クルーズキャラバンということで、こちらは商業観光課が中心になりますので、また次の決算特別委員会産業建設分科会でお話もあろうかと思います。花火のときに何とかクルーズ船を招致できないかと、私どもも関係する商社に訪問させていただいたり、いろいろ活動は実施しているんですが、今のところまだ明るいお話もいただいていないですし、具体的な方策という点では、現在、まだまとまっていないというような状況でございます。 ○分科会長(佐藤 和典)  佐藤委員。 ○委員(佐藤 正典)  今、課長から大変詳細に御説明いただいたので、現状はよくわかりました。  今、課長の話の中にもありましたけれども、いわゆる物を扱う物流港なのか、かつては豪華客船の飛鳥なんかも来たときがありましたけれども、人を運ぶ運送といいますか、人を運ぶ港なのか。あるいは、今、土日になると、釣り人が結構たくさんいて、観光的な要素もあったりなんかするのかなと思ったりするんですけど。  率直に申し上げると、多分、課長と共通している部分としては、大分、御苦労されているのかなというふうには思っているんですけども、決算とは関係ないかもしれませんが、将来的な港の活性化に向けて、また柏崎港整備・利用促進協議会の中で前向きな議論をお願いしておきたいというふうに思います。 ○分科会長(佐藤 和典)  そのほかいかがですか。                  (な し) ○分科会長(佐藤 和典)  続いて、5項都市計画費。385ページから396ページまでの間でお願いいたします。  三井田委員。 ○委員(三井田孝欧)  都市計画の中の都市公園について、維持管理課にちょっと確認をしたいんですけど。昨今というか、おととしぐらいから話題になっているんですけど、浜茶屋だとかいろんな観光施設、例えば、大阪だったら大阪城内の売店だとか、そういう公の土地に建てる建物について、登記がされていないということが話題になったことがありまして。例えば、柏崎市内でも浜茶屋だとかに都市公園の一部を、複数年にわたって貸し付けを行っているんですけど。私が調べた1件、2件のうち、1件は建物の登記が行われていなかったんですよ。  こういったことに対して、登記については強制ではないですけど、一応、文面上は登記を行っていないとか10万円以下の過料があるとは思うんですけど。こういうことは、柏崎市内で幾つか確認されているんですか。  もう一度繰り返しますけど、市が貸している土地に対して、借り受けした人が建物を建てました。その建物に対して登記がされていません。固定資産税に関しては、かけられている、かけられていないかは、それは市で多分、把握しているか把握していないかは、建築住宅課が審査を終えて、登記したかどうかに関しては、さすがにここでは把握できないと。でも、私有地じゃなくて市有地を借りている場合について、建物が登記されていないというのは論理上問題じゃないかという指摘が2年ぐらい前から太平洋側の、いわゆるこっちでいう浜茶屋とかで問題になったんですけど。  柏崎市では、そういったことに対して、少し精査されたのか。平成29年度時点で。この話題が出たのが平成28年ぐらいだったんですよ。三浦海岸とかで市有地を借りて、大きい音楽を流して浜茶屋をやったけど、建物は登記されていなかったということで問題になったことがあったんですけど。柏崎市では、そういうのは現状どんなもんですか。調査が必要ということであれば、調査がまだ必要という御答弁でいただければいいと思うんですけど。私が調べた限りでは1件、2件あるんです。 ○分科会長(佐藤 和典)  ページは。平成29年度決算、総括的な。 ○委員(三井田孝欧)
     平成29年度決算のこの都市公園のところに関連して。 ○分科会長(佐藤 和典)  維持管理課長。 ○維持管理課長(金子 敏幸)  固定資産税等の問題ということになると、公園内に借地して永久的な建物を建設したものということでよろしいんですか。 ○分科会長(佐藤 和典)  三井田委員。 ○委員(三井田孝欧)  そうです。 ○分科会長(佐藤 和典)  維持管理課長。 ○維持管理課長(金子 敏幸)  私どもが把握している限りは、浜茶屋は仮設ですので……。 ○分科会長(佐藤 和典)  三井田委員。 ○委員(三井田孝欧)  海側ではなく、山側にあるもので。 ○分科会長(佐藤 和典)  維持管理課長。 ○維持管理課長(金子 敏幸)  御野立公園の中ですか。 ○委員(三井田孝欧)  そうです。永久的な建物の。登記されていないんです。 ○分科会長(佐藤 和典)  維持管理課長。 ○維持管理課長(金子 敏幸)  そこにつきましては、今の時点でその辺を詳細に調査したということがありませんので、今後の検討課題ということで、調べてみたいと思います。 ○分科会長(佐藤 和典)  三井田委員。 ○委員(三井田孝欧)  調査していただきたいと思うんですよ。なぜかというと、繰り返しますけど、市から3年とかで目的を持って土地を安く借りているのに、そこに半永久的な建物が建っています。登記していません。もし仮に固定資産税を払っていなかったとすれば、これは大問題ですし、登記していないことも本当は倫理的には少しまずいことなので、少し精査をしていただきたなと思います。  これは意見なので、答弁は結構です。 ○分科会長(佐藤 和典)  関連で、真貝委員。 ○委員(真貝 維義)  今の三井田委員の質問に関連するんだけど、私も、今、三井田委員の質問自体がよく理解できなかったんですけど。そういう都市公園内に目的外で使用許可も出していたとすれば、永久的なというか、長期的に使う建物を建てることが自体ができないんじゃない。できるんですか。 ○分科会長(佐藤 和典)  維持管理課長。 ○維持管理課長(金子 敏幸)  基本的に都市公園の占用に当たっては、今の営利目的のもの等は、なかなか条件として、都市公園の中には設置はできないと私の中では記憶しております。 ○分科会長(佐藤 和典)  真貝委員。 ○委員(真貝 維義)  都市公園の中に、余り具体的に言うとあれだけど、これはちょっと鉄骨と書いてあるけど、そういうものは、通常ですと3年とか、長くても5年ぐらいです。よほど公共性があるからといって10年ぐらいかな、貸し出しできるのが。そういう中に、年限を超えるようなものを建てられたら、撤去しろと言えない部分が出てくるわけじゃないですか。そういうことを考えたら、長期的な、いわゆる永久構造物に近いようなものを建てること自体が、許可するということが問題がある。そこはどういうふうに考えるんですか。 ○分科会長(佐藤 和典)  都市整備部長。 ○都市整備部長(内藤 清弘)  公園内に永久的な建物が建っていることは、私どもも認識しておりました。どういう経過でそういうことになったかということについては、現在、ちょっと承知しておりませんので、調べたいというふうに思っております。 ○分科会長(佐藤 和典)  真貝委員。 ○委員(真貝 維義)  私も聞いて、そういう事例があるのか、ちょっと思ったんですけど。今、言うように、かといって、契約を切ったからといって、今度は建物をどうするのという、また問題が出てきますよね。そうすると、契約書がどうなっているかわからないから、何とも言いようがないですけど。  契約期間を越えるようなものを建てさせたということ自体も、大きなやっぱり、何というのかな、きちんとした行政指導がなかったというふうに思えるんだけど、それもひっくるめて、今、部長のほうが経緯を調べるということなので、また委員会のほうに御説明していただければと思います。 ○分科会長(佐藤 和典)  そのほか、第5項都市計画費。よろしいですか。                  (な し) ○分科会長(佐藤 和典)  続いて、第6項住宅費。395ページから400ページまでの間で。                  (な し) ○分科会長(佐藤 和典)  それでは、大きく飛んで、11款災害復旧費。483ページから486ページまで。                  (な し) ○分科会長(佐藤 和典)  それでは、款別だと以上になりますが、全体を通してございませんか。  真貝委員。 ○委員(真貝 維義)  全体的に土木費を見せてもらうと、平成28年度より2億7,000万円ぐらいふえているわけですよね。全体的にお話を聞いていても、道路維持補修だとか橋梁の維持補修とかという感じで、維持補修費のほうが多いのかなというような思いをしているところですが。  どうなんですか。皆さん方とすれば、この65億円前後ぐらいの予算というのは、今後も確保していかないと、維持管理課、都市整備部全体としてやっぱり回っていかないというような金額、欲を言えば、もっと欲しいんだろうけども。この辺はもう本当、最低確保しなければやっていけないなというような思いですか。 ○分科会長(佐藤 和典)  都市整備部長。 ○都市整備部長(内藤 清弘)  都市整備部全体の予算としては、今ほどおっしゃった平成29年度の決算額は67億9,000万円ということでございますけれども、道路、インフラの関係、橋梁、河川も含めて、公営住宅も含めてになりますけれども、今、人口が減少していく中で、予算的にもこれ以上伸びるというのは私どもも難しいと思っております。そういった中で、何とか現状維持をと考えております。  ただ、今後、この予算をずっと確保していくことがなかなか厳しい状況になってくることもちょっと考えられますので、そういった場合は、やはり、道路新設にしても、道路維持補修にしても、きめ細かい対応はしなければならないと思っておりますけれども、ある程度、選択はしていくことが必要になってくるかなと思っております。そういったときに、やはり、ある程度基準を決めて、優先順位を決めながら、事業を進捗していく必要があると考えておりますし、そういったことについても、市民の皆様には十分説明をした中で御理解をいただけるようにしていきたいと考えております。 ○分科会長(佐藤 和典)  斎木委員。 ○委員(斎木 裕司)  関連する格好で申しわけないんですが、382ページの維持管理課の河川維持補修事業。この中で、最近、大水等、河川の氾濫等のいろいろ話もあるんですが、この排水機場の水門等の維持ですね。これは私どもの地域にもあるんですが、各地域のが大分老朽化して、結構、保守管理に苦労しているという話を聞いたんですが、ちょっとこの辺の現況。それから、これから先のこともちょっと答弁をいただきたいんですが。 ○分科会長(佐藤 和典)  都市整備部長。 ○都市整備部長(内藤 清弘)  新潟県から管理委託をしている仭餤についてでございます。委員がおっしゃるように、かなり老朽化しているものがありますけれども、新潟県の物でございますので、当然、そういったものについて、新潟県に改修の要望をしていきたいと考えております。 ○分科会長(佐藤 和典)  斎木委員。 ○委員(斎木 裕司)  県の施設というのはわかるんで、実際は私どもも、操作したり、見ながら県のほうに要望を上げていますので、ぜひとも、タイミングよくお願いしたいと思います。  以上です。 ○分科会長(佐藤 和典)  佐藤委員。 ○委員(佐藤 正典)  さっきちょっと聞き漏らしたので、戻ってしまって申しわけないんですけど、394ページの柏崎・夢の森公園のところ。昨年度比に比べると、入り込みは103%で微増で、平成27年度からは指定管理で事業者の方がやっており、今、運営をされている事業者の方ともお会いしたこともあるんですけれども、さまざまなプログラムとかを考えられて、すごく一生懸命やっているなという印象が実はあります。実際に運営されている方と市で柏崎・夢の森公園のあり方とかも含めて、意見を交わすような場というのはあったりするものなんでしょうか。 ○分科会長(佐藤 和典)  維持管理課長。 ○維持管理課長(金子 敏幸)  委員、御存じのとおり、柏崎・夢の森公園は今、指定管理で、アール・ケー・イー・ホールアースグループに指定管理を行っております。  直接、会議をするというようなことはしておりませんが、当然、私どもも施設の管理者ですので、そうした日常の業務なりを通じて、柏崎・夢の森公園のスタッフと意思疎通を図る機会は多々あるということでございます。  また、年1回の市民活動のグループの総会等もございまして、これには副市長も出席するんですが、そういったところで柏崎・夢の森公園のスタッフ及びボランティアで活動していただいている市民活動の皆さんとも話せる機会は設けてございます。 ○分科会長(佐藤 和典)  佐藤委員。 ○委員(佐藤 正典)  わかりました。さっき課長からボランティアの数字も教えていただいたんですけれども、市民の方もすごく一生懸命でボランティアをやって、足しげく通っておられる方もだんだんふえてきていらっしゃって、すごくそういう意味においては、最初のころとまた違った形の公園になってきているのかなと思っているんですけど。
     ぜひ、また市も御尽力をいただいて、平成32年度からまた指定管理者更新ということも記載があるんですけども、長くもっと客が入って親しんでもらえるような公園になれるように、事業者の方とも連携していただきたいということを申し上げておきたいと思います。 ○分科会長(佐藤 和典)  そのほかよろしいですか。                  (な し) ○分科会長(佐藤 和典)  議員間討議に入ります。                  (な し) ○分科会長(佐藤 和典)  議員間討議を終結します。  質疑を終結します。  以上で、都市整備部関係の審査は終了しました。  都市整備部の皆さん、大変御苦労さまでした。  本日の委員会はここまでとし、次回は産業振興部の審査から始めたいと思いますが、よろしいでしょうか。                  (異議なし) ○分科会長(佐藤 和典)  次回の産業建設常任委員会は、10月1日月曜日の10時からです。  以上で、本日の分科会は散会いたします。  1 散   会 午後 2時29分  委員会条例第30条第1項の規定によりここに署名する      決算特別委員会産業建設分科会       分科会長       佐 藤 和 典       署名委員       春 川 敏 弘       署名委員       真 貝 維 義...