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平成29年決算特別委員会・産業建設分科会( 9月29日)

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  1. 柏崎市議会 2017-09-29
    平成29年決算特別委員会・産業建設分科会( 9月29日)


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    平成29年決算特別委員会産業建設分科会( 9月29日)              決算特別委員会産業建設分科会会議録 1 日   時  平成29年9月29日(金)午前10時 1 場   所  4階大会議室 1 出席委員   分科会長  佐藤 和典       副分科会長  上森  茜          佐藤 正典        春川 敏浩       若井 洋一          三井田孝欧        斎木 裕司        以上7人 1 欠席委員   真貝 維義                     以上1人 1 特別出席   な し 1 委員外議員  重野 正毅        五位野和夫       三宮 直人          布施  学        相澤 宗一       村田幸多朗          若井 恵子 1 説明員    〔産業振興部〕          部 長               箕輪 正仁          (商業観光課)          課 長               栗原 晴彦          課長代理(観光企画係長)      曽田 博文          商業振興係長            野澤 保博          観光振興係長            細山 和美
             (ものづくり・元気発信課)          課 長               井比 孝広          課長代理(雇用UIターン係長)   田辺 文敏          工業振興班副主幹          星  賢一          工業振興班係長           真貝 利彦          (農林水産課)          課 長               竹内  功          課長代理              高橋 忠夫          農地計画係長            武井 正幸          農地建設係長            山田 重孝          林業水産班係長           五十嵐 徹          農地管理係長            石高 智之          (農政課)          課 長               小林 義博          課長代理              荒川  治          農政企画係長            江部  哲          農業振興班係長           中村 克昭          地産地消係長            平木 雅之          (農業委員会事務局)          事務局長              藤村 和良          〔市民生活部〕          部 長               池田 真人          (高柳町事務所)          事務所長              今井 昌喜          事務所長代理            藤巻  浩          地域振興班係長           黒﨑 正樹          (西山町事務所)          事務所長              西谷 博厚          事務所長代理(地域振興係長)    窪田  守          〔都市整備部〕          部 長               佐藤 孝之          (都市政策課)          課 長               長谷川 昇          課長代理(都市計画係長)      外山 清吾          都市建設係長            樋口  学          〔八号バイパス事業室〕          室長(兼)             長谷川 昇          (都市整備課)          課 長               松田  博          課長代理(治水係長)        星野 和彦          道路建設係長            戸田 忠明          道路計画係長            川上 正人          港湾係長              田川 則康          〔鵜川ダム事業室〕          室長(兼)             松田  博          (維持管理課)          課 長               内藤 清弘          課長代理              金子 敏幸          課長代理(高柳維持係長)      中西 基雄          管理班係長             村山 昭雄          管理班係長             椿 勇一郎          工務係長              大塚  学          河川公園係長            入澤  浩          道路維持班係長           若山 英世          西山維持係長            堀井 直文          (建築住宅課)          課 長               吉岡 英樹          課長代理(建築営繕、公営住宅担当) 石田 淳始          課長代理(審査、指導担当)(審査係長)                            高橋 和人          指導係長              三富 栄一          公営住宅係長            植木 利明          建築営繕班係長           近藤 信之          〔総合企画部〕          (企画政策課)          課 長               本間 和人          企画係長              伊藤 明紀          (新庁舎整備室)          係 長               大橋 哲也 1 事務局職員  主 査               砂塚 絵美 1 議   題  (1)承第 5号 決算の認定について(平成28年度一般会計)の                   うち、歳出の所管部分 1 署名委員   若井 洋一        斎木 裕司 1 開   議  午前10時00分 1 会議概要 ○分科会長(佐藤 和典)  これより、決算特別委員会産業建設分科会を開きます。  本日、真貝委員は欠席です。  本日の会議録署名委員に、若井委員と斎木委員を指名いたします。  日程ですが、平成28年度一般会計決算の歳出の所管部分について、都市整備部、産業振興部の順に審査をいたします。  これから、都市整備部の決算審査に入りますが、あらかじめ御承知おきいただきたいことがあります。事務事業所管課の変更に伴い、所管の分科会が一部変更になりました。具体的には、決算書164ページ、新庁舎周辺等活性化方策検討事業の所管が、新庁舎整備室から都市政策課になりましたので、決算審査については当分科会で行います。  (1)承第5号 決算の認定について(平成28年度一般会計)のうち、歳出の所管部分 ○分科会長(佐藤 和典)  それでは最初に、承第5号決算の認定について(平成28年度一般会計)のうち、歳出の都市整備部所管部分を議題とします。  説明を求めます。  都市整備部長 ○都市整備部長(佐藤 孝之)  それでは、都市整備部所管の平成28年度一般会計決算の歳出につきまして、都市政策課、八号バイパス事業室、都市整備課、鵜川ダム事業室、維持管理課、建築住宅課の順に御説明いたします。  御説明する決算は、2款総務費及び8款土木費でございます。  なお、11款の災害復旧費につきましては、平成28年度は支出がありませんでしたので、御説明はございません。  それでは、これより御説明いたします。 ○分科会長(佐藤 和典)  都市政策課長。 ○都市政策課長(八号バイパス事業室長)(長谷川 昇)  それでは最初に、都市政策課と八号バイパス事業室所管の、平成28年度決算につきまして、主要施策等に関する報告の中の主な事業を中心に、決算書に基づきまして、御説明いたします。  最初に、163・164ページをお開きください。  今ほど御説明がありましたとおり、今年度から中心市街地活性化業務につきましては、都市政策課で所管することとなりましたので、平成28年度に実施した事業について、ここで説明させていただきます。
     2款総務費18目新庁舎整備費のうち、002新庁舎周辺等活性化方策検討事業786万2,400円は、中心市街地の土地利用とその整備方針を検討するための基礎調査を実施しました。また、駅前ふれあい広場の土地活用に向けて、地下埋設物の確認作業を行ったものでございます。  次に、8款土木費5項都市計画費となりますが、ここから御説明します各事業につきましては、平成28年度事務報告書のうち、所管事業は118ページから122ページ、また主要施策につきましては、135ページから139ページとなります。  それでは、決算書の385・386ページをお開きください。  8款土木費5項都市計画費1目都市計画総務費のうち、上段右側備考欄の002都市計画推進費86万4,886円のうち002都市景観形成推進事業80万946円の主なものは、昨年10月10日開催の景観講演会・座談会の開催経費、それと西本町地区小路デザインワークショップ7回の開催経費となっております。  004景観審議会経費6万3,940円は、第1回柏崎市景観審議会の開催経費となっております。  次に、決算書の385・386ページをお開きください。  5項都市計画費2目まちづくり事業費となりますが、右側備考欄の最下段001街路事業1億2,449万2,808円となります。内訳としまして、002街路事業市費事業1,766万7,156円の主なものは、次のページの387・388ページとなります。測量調査設計委託料804万6,000円は、都市計画道路栄田松波町線の八号バイパスまでの道路設計と現国道8号線との交差点計画などの設計業務を委託、実施したものでございます。  土地購入費332万4,449円及び電柱電線移設補償251万8,607円は、都市計画道路日吉町桜木町線の比角工区におきまして、更地で売りに出されている街路用地を取得するとともに、車のすれ違いを容易にするために、電柱を買収地に移設したものでございます  同じく街路事業となります004街路事業社会資本整備総合交付金事業1億682万5,652円は、都市計画道路日吉町桜木町線の桜木町工区におきまして、平成27年度から国の交付金対象事業として認可され事業を進めております。平成28年度の主な事業内容としまして、土地購入費6,432万1,289円は、土地取得事業特別会計により先行取得しました用地物件の買い戻しを行い、用地取得を完了させました。  また、工事費3,800万4,640円は、道路改良工事の一部を実施し、物件補償390万4,662円は、ガス・水道管などの移設補償を行ったものでございます。また、国の補正予算に伴う追加工事3,399万5,000円を平成29年度に繰り越しして、現在、事業完了を目指しているところでございます。  続きまして、決算書、同じページの最下段となります。4目公園管理費の右側備考欄、006公園等整備費用001都市公園整備事業632万7,583円は、赤坂山公園の再整備を行うための測量調査を実施したものです。芝生広場の桜の補植や樹勢回復のための調査、また、水辺エリアの環境整備と紅葉の補植などを目指しておりまして、今年度から工事に着手しております。  同じくその下、002松雲山荘整備事業349万9,337円も松雲山荘の誘客力アップのための再整備に向けて、測量調査を実施いたしました。この結果といたしましては、改修整備内容として、危険木や雑木の整理、もみじの補植、園路や玉石階段の整理、水の流れの復活などに取り組むこととし、今年度から工事に着手しております。  続きまして、決算書391・392ページをお開きください。  中段となります。5目国道8号バイパス事業対策費となります。001国道8号バイパス事業対策費38万9,521円は、主なものとしましては、備考欄の下段にありますとおり、国道8号バイパス促進協議会負担金として20万円、そして、上部団体であります中越地区国道事業促進協議会及び北陸国道協議会への負担金として8万円を支出したものでございます。これは、8号バイパス事業の促進に向け、国土交通省並びに県内選出国会議員等への要望活動を行うための協議会活動費用となっております。これら要望活動を経ての事業進捗状況でございますが、宝田、田塚、茨目方面につきましては、99%以上の用地取得が完了しております。宝田遺跡、丘江遺跡の調査も予定どおり、進んでおります。また、国道353号線から鯨波方面につきましては、剣野町で開削トンネルを継続するとともに、いよいよ鯨波に抜ける山岳トンネル工事に着手する予定になっております。  次に、決算書393・394ページをお開きください。  7目中心市街地活性化推進費の右側備考欄、101柏崎駅周辺整備事業001柏崎駅周辺道路整備事業2億13万6,472円は、JR柏崎駅南口におきまして駅南広場の拡張整備を行ったもので、平成28年度をもちまして駅南口広場整備を完了いたしました。主な工事内容としましては、南口広場の整備工事、それと、バス待合所の建設、トイレの新築ということとなっております。  以上、都市政策課、八号バイパス事業室所管の平成28年度決算について御説明いたしました。御承認いただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○分科会長(佐藤 和典)  都市整備課長。 ○都市整備課長(鵜川ダム事業室長)(松田 博)  都市整備課、鵜川ダム事業室の平成28年度決算について、決算書に基づきまして御説明いたします。  なお、平成28年度決算参考資料及び報告書の130ページから135ページに主な事業が記載してあります。また、平成28年度事務報告書123ページから、都市整備課で実施しました道路改良工事、河川改修事業の内容が記載してありますので、ごらんいただきたいと思います。  それでは最初に、8款土木費について説明いたします。  決算書の355・356ページをお開きください。  都市整備課になります。右側備考欄中段、8款土木費1項土木管理費1目土木総務費、199一般経費406万7,446円は、都市整備課全体の事務的経費でございます。001一般経費で消耗品費や複写機借上料など153万1,026円と003都市整備課負担金・補助金で土木積算システム利用の新潟県建設技術センターへの負担金と都市整備課が関係する道路・河川・治水・砂防・港湾・海岸の各協会や各同盟会への負担金253万6,420円を執行しております。  358ページ、中段の202、001都市整備課車両経費58万2,065円は、都市整備課が所管する車両3台の燃料費、車検・定期点検用修繕料を執行したものでございます。  決算書の375・376ページをお開きください。  下段になります。3目道路新設改良費001道路新設改良事業003道路新設改良市費事業7,493万557円は、非常勤職員に関する賃金等のほか、平井地内の市道柏崎9-244号線道路整備外5路線の整備を行い、生活環境の改善を行うとともに、次年度以降の改良工事に備えた現地測量及び土地購入、物件補償を行ったものでございます。  次に、378ページ、備考欄の上段、009道路新設改良地方道路等整備事業2億4,925万4,594円は、茨目3丁目・田塚3丁目地内の市道柏崎9-2号線、西山町甲田地内の市道柏崎甲田後谷線など、合計12路線の改良舗装工事を実施しました。そのほかに土地購入、物件補償を実施し、集落間を結ぶ道路の改良により、交通の円滑化と安全の確保を行ったものでございます。この事業による不用額につきましては、平成28年度分に発注しました、12路線の入札差額金など、精算額が403万6,003円となりました。  また、平成27年度から平成28年度に繰り越しました上条地内の市道柏崎14-53号線の工事費において、事業者の廃業により工事の発注が3月になるということから不測の事態を考慮して繰り越した事業費に不用額346万5,117円が発生いたしました。  次に、011道路新設改良電源立地地域対策交付金事業2億3,448万5,052円は、加納、善根地内の市道柏崎17-3号線の鯖石橋橋りょう上部工事と左右岸の道路改良舗装工事を実施し、事業を完了いたしました。  また、横山地内の市道柏崎8-172号線の道路改良事業に着手し、また、上田尻の市道柏崎9-67号線道路改良舗装工事を実施し、幹線道路としてのアクセス機能の強化と安全の確保を進めております。  続きまして、4目橋りょう維持費002橋りょう修繕事業001橋りょう修繕事業2,624万8,905円は、高柳町岡田地内の八重沢入橋や岡野町の田ノ沢入橋などの詳細設計と小倉町地内の東柏崎駅横断歩道橋の橋りょう修繕工事外7橋の修繕工事を実施しました。  004橋りょう修繕事業社会資本整備総合交付金事業)1億2,447万2,280円は、八坂橋外163橋の橋梁点検とJRの跨線橋3橋の、点検などを委託しました。また、鯨波地内の上野原橋の橋梁修繕工事外4橋の橋りょう修繕工事を実施し、歩行者や通行車両の安全・安心を確保するとともに、橋梁の長寿命化を図るための工事を実施しました。この事業による委託料の主な不用額は、JRへ点検委託をした3橋の点検業務の精算通知が3月にあり、333万6,735円の精算減額となったものが主なものでございます。また、工事費の不用額の主なものは、橋りょう補修工事において、融雪等により不測の事態を考慮し予算を確保しておきましたけれども、結果として修繕工事がなかったということから、450万1,040円が不用額となりました。  続きまして、決算書の381・382ページをお開きください。  中段になります。3項河川費3目河川改修費001河川改修事業002臨時河川等整備事業1,823万1,480円は、救護施設かしわ荘下の平井地内の大江川河川改修工事を施行し、治水安全度の向上を図りました。  その下、004河川改修市費事業3,683万8,800円は、米山町地内の釜蓋川河川改修工事など計4河川の部分改修を実施し、治水安全度の向上を図るとともに、茨川内水対策の予備設計を行ったものでございます。  その下、008河川改修緊急事業1,465万5,600円は、花田地内の大日川において国道8号を横断する水路ボックスを施行するため、国道8号の迂回路仮設道路を含む詳細設計を実施いたしました。  その下、012河川改修電源立地地域対策交付金事業4,130万5,680円は、田塚3丁目三和町地内の矢板護岸が老朽化しているよしやぶ川の河川改修工事を行い、治水安全度の向上を図りました。予算書では、3目河川改修費で鵜川ダム事業室分として、101鵜川治水ダム周辺整備事業として、事務経費を10万円を計上しておりましたけれども、県から依頼される当期事務等なく、新潟県への要望活動なども河川の協議会の中で行ったため、歳出はございませんでした。  鵜川ダム工事の進捗状況につきましては、監査廊が完了し、基礎処理溝、洪水吐、原石山の表土掘削を行っております。平成29年度に本体の試験盛り土、平成30年度から堤体盛り土を行い、平成35年度に完了の予定と県に確認しています。今後も協議会とともに、早期完成に向けて要望活動を実施してゆきます。  続きまして、決算書中段になります。4目砂防費001砂防事業001地すべり巡視事業の122万8,149円は、上輪、小清水などの9地区の地すべり巡視員9人、年間39日分の報酬を執行したものでございます。  384ページ、上段の014砂防施設維持補修事業の142万7,760円は、小規模急傾斜地崩壊防止事業等で整備した砂防施設の管理維持補修を実施し、市民の生命と財産を守る機能の維持保全をしたものでございます。  続きまして、4項港湾費1目港湾管理費002港湾管理事業001港湾統計調査16万5,000円は、新潟県から港湾統計調査委託を受け、利用船舶隻数、乗降人員数、取扱貨物量等の港湾統計資料を、港湾利用者から提出を受け集計し、新潟県に報告しているものでございます。  004港湾管理費52万9,473円は、柏崎港周辺の廃棄物収集、分別業務及び県から借地しております駐車場の除草などの港湾清掃委託料と、東埠頭の港湾管理事務所の修繕料等でございます。  なお、柏崎港の平成28年度の取扱貨物は14万1,365トンで、平成27年度の17万7,070トンから3万5,705トン、20.2%減少しております。また、柏崎港の港湾整備実施状況についてですが、平成28年度は、航路のしゅんせつ、西埠頭入り口交差点改良工事など新潟県が実施しております。今後も災害対応を含めた港湾利用促進として、港湾管理者の新潟県に航路の確保及び港の機能整備を要望してまいります。  以上、都市整備課、鵜川ダム事業室の平成28年度決算書につきまして御説明申し上げました。御審議の上、御承認いただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○分科会長(佐藤 和典)  維持管理課長。 ○維持管理課長(内藤 清弘)  維持管理課所管の平成28年度決算について説明いたします。  維持管理課所管の平成28年度決算につきましては、平成28年度決算参考資料及び報告書の121ページから139ページまでとなります。その中の主な事業を決算書に基づき説明させていただきます。なお、事務報告は129ページから132ページとなりますので、あわせてごらんください。  なお、維持管理課所管業務は、緊急な修繕、復旧などの不測の事態に対応するため、年度末まで予算を確保する必要がございます。そのため、道路維持費の主な不用額についても説明させていただきます。  まず最初に、不用額から説明させていただきます。  決算書の369・370ページをお開きください。  370ページの不用額欄をごらんください。2項道路橋りょう費2目道路維持費の不用額欄6,272万2,207円のうち、5行下、11節需用費の不用額2,887万1,390円の主なものは、除雪車の車検点検修繕料と、消雪パイプの電気料などの光熱費の執行残であります。  その2行下、13節委託料の不用額994万1,138円の主なものは、除雪委託料の執行残であります。  その下、14節使用料及び賃借料の不用額944万2,411円の主なものは、除雪車借上料の執行残であります。  その下、15節工事請負費の不用額722万8,880円の主なものは、道路舗装補修工事の執行残であります。  5行下の、22節補償補填及び賠償金の不用額276万5,505円の主なものは、電柱電線移設補償費の執行残であります。  続きまして、執行内容について説明させていただきます。  決算書の370ページの備考欄下段になります。  2目道路維持費001道路維持補修経費007道路補修事業2億9,018万4,355円の主なものについて説明いたします。6行下の道路補修工事4,386万9,600円は、32カ所で工事延長2,228メートルの工事を実施しました。その下の道路舗装補修工事の5,767万4,360円は、32カ所で工事延長2,880メートルの工事を実施しました。  1ページめくっていただき、371・372ページをお開きください。  372ページ、備考欄上段、側溝補修工事1億4,884万1,280円は、87カ所で工事延長2,780メートルの工事を実施しました。  その3行下、002道路除排雪経費6億6,285万51円の執行について説明いたします。001消融雪施設維持管理費5,912万7,360円は、消雪パイプ、無散水融雪施設、及び融雪溝などの消融雪施設の維持管理を行ったものであります。  その下中段から少し上の、002除雪経費1億279万5,846円は、4行下の吹溜柵設置・撤去委託料として993万6,000円で、特に地吹雪による通行困難となることが多い、下藤井・本条・安田地区の3地区に吹溜防止柵の設置及び撤去を行い、通行の安全を確保しました。  また、その7行下、除雪車借上料7,375万5,570円は、除雪委託期間外の除雪対応や、委託対応による除雪機械の不足分を、除雪車のリース借り上げで対応しました。  その下、町内除雪費補助金974万1,000円は、町内会が実施する除雪・排雪に対する市の支援制度であり、費用の75%を補助しました。  その下の005消融雪施設整備事業(社会資本整備総合交付金事業)5,835万円のうち、消雪パイプメインパイプ打換工事4,845万円は、市道柏崎4-1号線外3路線の打換工事を実施しました。  その下、消雪用井戸掘換工事990万円は、市道柏崎妙法寺線外1路線の掘換工事を実施しました。  1ページめくっていただき、373・374ページをお開きください。  374ページ、備考欄上段、009除雪車両管理費4,256万4,146円の主な経費は、5行下の車検・定期点検修繕料2,599万9,165円で、除雪機械の定期点検及び修繕費用です。  備考欄の中段、011除雪経費(社会資本整備総合交付金事業)3億7,205万7,840円は、市道及び新潟県との相互乗入路線の合計延長、車道634.4キロメートルと歩道55キロメートルの除雪を行った費用で、冬期間の道路交通を確保いたしました。  その下、012消融雪施設整備事業2,113万6,920円は、消雪パイプ打換工事の市費事業と消融雪施設のポンプ修繕工事を実施した経費です。  次に下段の003交通安全施設経費3,622万3,325円のうち、7行下、交通安全施設修繕事業3,329万1,000円は、区画線工事として1,892万2,680円、照明工事として603万1,800円、防護柵工事として787万1,040円で通行の安全を図りました。  その下の004除雪車購入事業5,350万3,200円のうち、001除雪車購入国庫補助事業3,865万,3,200円は、除雪ドーザ14トン級1台及び凍結防止剤散布車1台を国の補助金を受けて更新しました。  1ページめくっていただき、375・376ページをお開きください。  376ページ、備考欄上段、005小型除雪機購入費補助金505万6,000円は、市の除雪計画路線とならない狭隘な道路などにおいて、町内会または地域に居住する3世帯以上で構成する組合が、小型除雪機を購入して除雪を行う場合の購入費の補助を行うものです。平成28年度の購入台数は11台となっております。  その下の007道路防災対策事業833万6,000円は、道路防災点検により、危険箇所として位置づけられた小規模な道路のり面などに対策を実施しました。  その下の010道路舗装補修事業003道路舗装修繕事業(社会資本整備総合交付金事業)6,108万1,680円のうち、道路ストック総点検測量設計委託料1,220万円は、老朽化が進む道路施設について損傷状況を把握するため、平成28年度はトンネル1カ所、道路照明97カ所、道路標識2カ所、及び舗装路面の点検を実施し、危険性の有無を判定しました。  その下の道路舗装修繕工事4,888万1,680円は、市道柏崎中島1号線外4路線の舗装修繕工事を実施しました。  その下の012特定地域の自立・安全を支援する事業001冬期集落安全・安心確保対策事業(ソフト事業)561万2,000円は、過疎化・高齢化が深刻な集落における冬期生活の安全・安心を確保するため、生活道路の除雪作業などを町内会に委託し実施しました。県の補助事業の対象要件に該当し実施した集落は、高柳地区8集落、中通地区3集落、別俣地区1集落、鵜川地区6集落の計18集落です。  その下の016道路防災対策事業001道路防災対策事業(社会資本整備総合交付金事業)3,590万円は、市道柏崎16-1号線の道路のり面工事と市道柏崎16-77号線の擁壁修繕工事を実施しました。  1ページめくっていただき、377・378ページをお開きください。  3目道路新設改良費になります。備考欄中段の維持管理課、101交通安全施設等整備事業5,929万6,320円のうち、5行下の002交通安全施設等整備事業(社会資本整備総合交付金事業)5,120万7,000円は、田尻小学校の通学路の安全を確保するため、市道柏崎9-67号線の歩道を100メートル整備しました。また、南中学校の通学路となっている市道柏崎8-6号線の防雪柵設置工事を141メートル実施しました。  その下の103道路資材支給事業001道路資材支給事業2,092万7,686円は、市発注の舗装補修工事、側溝補修工事、道路補修工事に必要な資材を支給し、事業の効率的な進捗を図りました。  1ページめくっていただき、379・380ページをお開きください。  3項河川費、2目河川管理費になります。備考欄下段の001河川維持補修事業737万4,709円は、源太川、よしやぶ川、土合川などの準用河川と普通河川の維持管理を実施しました。主なものとしまして7行下、排水機場水門維持操作保守点検委託料497万1,908円は、市が管理している普通河川に関する排水樋門の保守点検及び操作委託費と、県所有で市が管理委託している排水機場や樋門の保守点検及び操作委託費と電気工作物の保守管理費です。  1ページめくっていただき、381・382ページをお開きください。  備考欄上段、002排水路維持補修事業575万8,406円は、雨水排水路及び公共下水道雨水管線路の排水樋門保守点検及び操作委託と、山本団地で実施した大規模盛り土造成地滑動崩落防止事業で整備を行った暗渠管の維持管理を実施しました。  次に、004河川施設修繕事業1,632万2,780円のうち、4行下、機械器具借上料679万4,060円は、河川の流れを阻害する崩土及び倒木などの障害物撤去や護岸の補修に要した機械の借り上げ料です。  その下、河川修繕工事678万1,320円は、普通河川の修繕工事や準用河川の転落防止柵の補修工事を実施しました。  次に、005排水路修繕事業782万1,120円は、排水路などに堆積した土砂のしゅんせつや調整池の補修等を実施しました。  2ページめくっていただき、385・386ページをお開きください。  5項都市計画費1目都市計画総務費になります。386ページ、備考欄中段から下、維持管理課、101自転車駐車場管理事業387万5,759円は、駅前の自転車駐車場の維持管理に要した経費です。  1ページめくっていただき、387・388ページになります。  中段から下の3目公共下水道費になります。001下水道事業会計繰出金27億8,032万7,000円は、下水道事業会計への繰出金です。雨水の処理に要した経費や、分流式による下水道等に要した経費、災害復旧債の償還に要した経費を一般会計から繰り出したものです。  1ページめくっていただき、389・390ページになります。  4目公園管理費になります。390ページ、備考欄上段の001都市公園管理事業5,211万1,997円は、赤坂山公園や潮風公園などの総合公園を含む24カ所の都市公園の維持管理業務を実施しました。  中段から下の002松雲山荘管理事業費606万4,760円の主なものは、松雲山荘管理業務と松くい虫防虫剤打ち込み、庭園内樹木選定などの業務委託を実施しました。
     その下の003港公園管理事業452万2,124円は、公園の維持管理及び夏場に開放しています公園プールの運営に要した経費です。  その下の004みなとまち海浜公園管理事業837万3,064円は、公園の維持管理、清掃・草刈り・警備等を実施した経費です。  1ページめくっていただき、391・392ページになります。  備考欄上段の006公園等整備事業3,613万1,400円のうち、001都市公園整備事業608万7,960円は、都市公園施設長寿命化計画に基づき、老朽化している公園施設の改築更新工事の実施や公園利用者の要望等に沿った施設整備を実施した経費です。  その下の007都市公園整備事業社会資本整備総合交付金事業)3,004万3,440円は、公園整備事業と同様に長寿命化計画に基づき、老朽化している公園施設の改築更新を国の補助事業を活用して、赤坂山公園やみなとまち第一公園の遊具の改修工事を実施しました。  その下の008都市公園修繕事業765万6,647円は、パトロールや地元通報等に基づき、小規模な修繕や漏水、照明等の電球交換などの修繕を実施しました。  次に、下段の6目柏崎・夢の森公園事業費になります。備考欄001柏崎・夢の森公園管理運営事業7,882万820円のうち、001柏崎・夢の森公園施設管理費7,100万円は、平成27年度から指定管理者制度に移行したことに伴う柏崎・夢の森公園管理代行料です。  1ページめくっていただき、393・394ページをお開きください。  394ページ、備考欄上段から3行目、003柏崎・夢の森公園施設整備事業782万820円は、エコハウスのトイレ配管、換気窓の補修、エコハウス前の広場と園路の補修を実施しました。  その下003基金積立金1,072万6,634円は、柏崎・夢の森公園維持管理基金を地方債や振りかえ運用で生まれた積立金利子の他に、地方債の満期償還金差益を基金会計に組み入れたものです。これにより平成27年度末現在高は、平成28年度財産に関する調書645ページ、これ決算書の最終ページになりますのでごらんください。中段になります、柏崎・夢の森公園維持管理基金の右側の欄12億4,814万9,000円が、平成28年度末の柏崎・夢の森公園維持管理基金の現在高となります。  柏崎・夢の森公園の平成28年度の年間利用状況は9万910人でした。環境学校プログラムの利用者は1万1,776人です。ボランティア活動は、市民活動運営会議を中心に延べ1,222人から御支援をいただきました。  平成27年度から指定管理者による管理代行となり、市民活動との連携や計画的な里山の復元作業を中心に平成28年度は事業を実施しました。5月中旬から6月上旬のカキツバタまつり、夢の森公園を会場にした柏崎クラフトフェアに市内外から多くの方から来園いただきました。里山の復元として、市民活動を中心にカキツバタの育成に力が注がれております。施設の老朽化対策にあわせて、安全で楽しく学べる、体験できる公園として今後も施設を維持していく必要があります。  以上、維持管理課所管の決算について御説明させていただきました。御審議いただき、御承認くださいますよう、よろしくお願いいたします。 ○分科会長(佐藤 和典)  建築住宅課長。 ○建築住宅課長(吉岡 英樹)  建築住宅課所管の平成28年度決算について説明いたします。  課全体では約4億8,340万円で、前年度に比べ1億360万円の増額であります。これは、経年劣化が見られる市営住宅における長寿命化計画に基づく改修工事及び設計委託の増加が主な要因でございます。  主要施策等に関する報告は、122・123ページ及び140・141ページでございます。  それでは、各事業の決算について説明いたします。  決算書361・362ページをお開きください。  8款土木費1項土木管理費2目建築費でございます。  1枚めくっていただきまして、364ページをお開きください。  備考欄002建築指導事業1,793万9,428円のうち、001建築指導事業733万5,524円は、建築確認申請や許可申請など、受理・審査・検査に要した費用でございます。  005空き家対策事業930万8,918円の主なものは、特定空家等審議会委員報酬の他、8段下、空き家等緊急安全措置委託料145万6,920円は、条例に基づき市が行った管理不全な危険空き家に対する必要最小限の措置5件分の経費であります。空き家調査委託料558万1,440円は、空き家等対策計画の策定に当たり、市内全域の空き家の件数、分布状況・状態の把握をするために行った委託費用であります。空き家活用支援事業補助金174万4,000円は、定住促進、空き家の有効活用を目的とした空き家リフォームを行った方、4件分の経費でございます。  1枚めくっていただきまして、366ページをお開きください。  008、001木造住宅耐震改修費等補助金交付事業400万円は、地震時の建物倒壊による被害を未然に防止するため、住宅の耐震改修を実施した方、4件に補助金を交付したものであります。  011、001木造住宅耐震診断費補助金交付事業221万円は、住宅の耐震診断を行った方、29件分の補助金です。  012、001民間建築物アスベスト対策補助金交付事業320万5,000円は、建物に吹きつけられたアスベスト分析調査を行った方3件と、含有が確認されアスベスト除去を行った方、2件に補助金を交付したものであります。  次に、013、001住まい快適リフォーム事業4,232万3,000円は、安全で快適な住環境の向上と地域経済の活性化を図るため、リフォーム工事を行った方、240件に補助金を交付したものであります。  017、001公共施設営繕業務経費828万7,638円は、市の施設における適正な維持管理・更新を行うために必要な経費で、主なものは非常勤職員の賃金、設計積算に必要な書籍購入、技術研修会経費の他、市有施設11棟分の図面電子化業務委託342万1,440円及び積算情報システム使用料73万4,616円であります。  続きまして、決算書の393・394ページをお開きください。  8款土木費6項住宅費1目住宅管理費でございます。備考欄下段、002住宅維持管理事業5,149万4,863円のうち、002市営住宅管理費1,936万5,166円は、市営住宅23棟、512戸の維持管理費でございます。  1枚めくって、396ページをごらんください。  主なものは、6段下、修繕料637万4,688円は、住宅の給湯器や給排水設備のほか、建具、内装の修繕にかかった費用であります。  3つ下、設備点検業務委託料846万8,610円は、エレベーターや貯水槽、火災報知設備などの保守点検委託料です。  次に、003県営住宅管理費1,893万2,837円は、県営住宅22棟、569戸の維持管理費でございます。主なものは、市営住宅と同様で、給湯器、給排水設備、建具、内装など、修繕料812万2,238円及びエレベーターや受水槽、火災報知設備点検業務委託料558万5,773円であります。  次に、005公営住宅退去修繕費1,199万3,257円は、住宅の退去に伴い、次の入居者のために行う室内修繕で、畳入れかえ、ふすま・障子の張りかえなどが主なものであります。  決算書、397・398ページをお開きください。  備考欄003住宅営繕事業796万1,760円は、県営住宅、市営住宅、特定公共賃貸住宅などの計画的な営繕工事で、排水管洗浄や給湯器入れかえ、駐車場ライン引き、室内修繕などを実施したものであります。  次に、2目住宅建設費であります。これは、市営住宅長寿命化計画に基づき実施した改修工事及び設計委託であります。  015、001市営北園住宅20棟改修事業1億9,190万9,520円は、住宅の耐震補強及び屋根、外壁改修による耐久性向上、サッシの断熱性向上、手すり設置など高齢化対応、街灯を含む住宅照明のLED化など大規模改修に要した経費であります。  016、001市営米山台住宅改修事業577万8,000円は、米山台1号棟の耐久性、居住性、断熱性の向上のため、屋根防水、外壁塗装改修、外部建具改修、間取り変更、内装改修、設備改修などに備えた設計委託に要した経費であります。  017、001市営松波町住宅改修事業788万4,000円は、25年が経過し、故障が頻繁に発生している住宅3棟の共同給水ポンプを更新した経費でございます。  説明は以上でございます。御審議の上、御承認いただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○分科会長(佐藤 和典)  都市整備部長。 ○都市整備部長(佐藤 孝之)  説明は以上でございます。御審議の上、御承認いただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○分科会長(佐藤 和典)  それでは、説明が終わりましたので、質疑に入ります。  まずは、款別に入る前に全体的に何かあれば。                 (な し) ○分科会長(佐藤 和典)  それでは、いつものように、款別で行っていきたいと思います。  初めに、第2款総務費。  三井田委員。 ○委員(三井田孝欧)  新庁舎周辺等中心地市街地活性化方策検討調査業務委託についてなんですけれど。この調査委託ではあくまで、私たちも報告書を拝見しましたけど、その資料を成果物としましたと。この成果物をもって例えば、ことしの平成29年であれば、駅前ふれあい広場のプロポーザルが決定したと、いうことで流れは、わかっているんですけど、今回のこの平成28年度の基礎調査の中で、とりわけ現庁舎周辺地に関しての調査結果がいろいろ出ていたと思うんですけど、その調査結果を受けて、検討というのはどこまでされたのかというのを確認で聞きたいです。  どういう意味かと言うと、駅前広場のだけは結構進んで平成29年度にプロポーザルをやるくらいまで検討は進んでいますと。ただし、現庁舎の件に関しては、余り議論が平成28年度進んでいなかったように思うんですけど、その辺を改めてお聞かせをいただきたいと思うんですが。 ○分科会長(佐藤 和典)  都市政策課長。 ○都市政策課長(長谷川 昇)  昨年度末、議員の皆様には、これを全員に配らせていただきました。駅前周辺と現庁舎跡地につきましては、この土地活用の提案ですね。例えば、住宅にした場合はどれぐらいの戸数が出て、開発業者として採算が合うのかどうかというようなことも一応、ここには出ておりませんが、不動産鑑定等も行いまして、ここの土地利用の可能性について、基礎的な調査を行ったと。この柏崎市と同じようなレベルでできそうな他市の事例等も調査して、商業系なのか、それとも住宅系なのか、それとも公共的な活用がいいのか、というようないろんな提案があった、提案をこの中で調査したという段階でございまして。  今年度はこれを受けて、またワークショップをこれから開催する予定でございますが、皆様にはこの調査を見ていただいたり、地元の皆さんからも、ここの土地活用についての意見をこれから聴取していきたいということでございますので。  ここの活用については、庁舎取り壊しが平成32年度にやっと取り壊しが可能になるという、今、予定でございますので、平成33年度(後に「平成35年度」と訂正あり)に活用ができるような形で、これから準備してまいりたいと思っております。 ○分科会長(佐藤 和典)  その他。よろしいですか。                 (な し) ○分科会長(佐藤 和典)  続いて、第8款土木費に入ります。  都市政策課長。 ○都市政策課長(長谷川 昇)  今申しました、平成33年度ではなく、平成35年度以降で土地が利用できる状態、この庁舎を取り壊して利用できるのは、平成35年度以降になりそうだということです。申しわけありません。 ○分科会長(佐藤 和典)  それで訂正をお願いいたします。  では、第8款土木費。  まず、353ページから361ページまでの1項土木管理費1目土木総務費のあたり。353ページから361ページ。                 (な し) ○分科会長(佐藤 和典)  また後で気がついたら出してください。  続いて、1項2目建築費の361ページから368ページです。  春川委員。 ○委員(春川 敏浩)  364ページの005の空き家対策事業なんですが。報告書を見ていますと、122ページなんですが、成果のところです。補助金の交付により空き家の活用を図られたと、先ほど話がありました。行政指導により10件が解決したとこういうことで、周辺住民への被害を未然に防ぐことができたと、極めて成果的には良好であったと、こういう解釈をするんですが。果たして、これはそうであろうかということになるんですが。  担当課にも話はしてあるんですが、実際に、この内容的に、金額的には先ほど表示があるわけでございますが、いわゆる管理保全で5件があったと、さらに住宅促進で4件分が活用できたと、こういうことなんですが。  さっきお話し申し上げましたがね、この4件の住宅定住促進に向けて、実際はあったと思うんですけど、この他にもあるんですけれども、実際これを生かされた事例といいますか、こういうところがどうなのかというのが知りたいんで、まず、そこをお聞かせいただきたいと思います。 ○分科会長(佐藤 和典)  建築住宅課長。 ○建築住宅課長(吉岡 英樹)  ちょっと質問の内容はあれなんですけれども、空き家の活用支援事業の平成28年度は4件、利用者がいたと。予算的には5件分の予算を盛って対応したわけなんでございますけれども。結果的に平成28年度におきましては、市内の移住ということで、所有者とか、結果的にもともと住宅を持っている方が移住したとかいう形の物件と、あとは、多少、所有者から購入をして、それを買ってそこに移り住むという形の方もいらっしゃって、結果的には、改修を行って住んでいただいているという状況でございます。  昨年、平成27年度におきましては、一応、市外からもこのリフォーム事業を利用して、市外から移住をされたという方もいらっしゃいますし、今年度に関しましては、県外からもということで、だんだん広まってきたという状態でございます。 ○分科会長(佐藤 和典)  春川委員。 ○委員(春川 敏浩)  それで、途中でちょっと切ったんですが、周辺住民への被害を未然に防ぐことができたとありますよね。この解釈がちょっとわかんないんですけども。どうしてこれを未然に防ぐことができたという成果なのかですね。  いわゆる、私が知り尽くしているのは、迷惑しているところはいっぱいあるわけですよね。そういうところの実情を踏まえて、果たしてこうであったかという成果がちょっと疑問なんですけども。 ○分科会長(佐藤 和典)  春川委員、今、何ページになりますか。 ○委員(春川 敏浩)
     122ページ。 ○分科会長(佐藤 和典)  建築住宅課長。 ○建築住宅課長(吉岡 英樹)  そこら辺の環境的にもよくなったというところにつきましては、まず、平成25年度に空き家の相談等いろいろ受けまして、その中で特定空き家という形の中で認定をいたしました。そして、それらについて、これまで29件の修繕であったり、撤去であったりというところで認定といいますか、特定空き家が減ってきたという現状がありますので、結果的にはこのような主要施策等に関する報告に関して、そういった環境上、進んできているというところで、書かさせていただいたという状況でございます。 ○分科会長(佐藤 和典)  春川委員。 ○委員(春川 敏浩)  今、課長がおっしゃったのはよく理解はできるんですが、やっぱり、市民の皆さんから切実なお願いで、多分、窓口にも行っていると思うんですよね。そういうところは、私はあるように記憶しているんですが。これだと、非常にすばらしい成果であるということの証ではないかと思うんですが。  ちょっとしつこいようで恐縮なんですが、未然に防ぐことはできたんでしょうけれども、課題も残るんではないかと思うんですよね。ですから、そういうその表現の仕方をしないと、空き家対策は柏崎市うまくいっているんだよと、全然問題ないんだよというふうな解釈になってしまうので、これはちょっといかがなものかと思うんですけども。 ○分科会長(佐藤 和典)  建築住宅課長。 ○建築住宅課長(吉岡 英樹)  委員がおっしゃるとおり、この空き家というものは、大変難しいというところは御認識されていると思いますけれども、市としても、結果的にはやっぱり所有者がいるものについては、所有者が管理するということを原則として、この指導・助言ということを毎年繰り返しているわけでございますけども。今回も、特定空き家に認定されるものについては助言・指導を行い、結果的には何回も指導を重ねた中で、なかなかやっていただけないというところについては、やむを得ず緊急対応という措置をとってきたというところでございますので。  結果的には、やっぱり、難しい問題であって、そこら辺の所有者の方の認識も今後、位置づけていく、周知づけていきたいというふうに考えておりますが、そういった面でいろいろと対策を講じているんですけど、なかなか進んでいかないという現状はあるということでございます。 ○分科会長(佐藤 和典)  春川委員。 ○委員(春川 敏浩)  担当課の皆さんも大変、御苦労されていると思うんですよ。ですから、引き続き、大変な仕事だと思うんですが、市民のために、さらにまた御努力をお願い申し上げたいと思っております。 ○分科会長(佐藤 和典)  若井委員。 ○委員(若井 洋一)  関連なんですが、この取り扱いなんですけども、この調査結果、調査された結果について町内会長に報告はきちっとされているものなんですか。町内会長というのは、窓口になっているものですから。 ○分科会長(佐藤 和典)  建築住宅課長。 ○建築住宅課長(吉岡 英樹)  この実態調査の結果につきましては、一応、概要版というものを各町内会長宛てに郵送で送っておりますし、あとは、その同じ内容をホームページに掲載しておりますし、あと、この調査に入る前に事前に各町内会に空き家について報告をお願いしたんですけど、この物件については、それぞれ個々に町内宛てに、現在こういう状況であり、今後こういう対策をしていくという形で郵送で送っております。そういった形で、報告については、全て完了しているというところでございます。 ○分科会長(佐藤 和典)  若井委員。 ○委員(若井 洋一)  文書で報告しているということなんですね。例えば、私もなんだけども、個々の話、なかなか大変なところがあって、聞くんだけれどもようわからん、わからんじゃないんだけども、報告はするんだけども、それからどうなるかというのが何もわかっていないのがある。そういったのは、まだわからないわけですか。 ○分科会長(佐藤 和典)  建築住宅課長。 ○建築住宅課長(吉岡 英樹)  調査については、今、空き家対策計画の策定のそういったための資料ということで調査を行ったわけですけど、それとは別に、町内会長のほうに、困っている空き家はありませんかという形の中でもらった物件については、それぞれ個々に、ここのお宅については認定がちょっとまだできない状態ですとか、今後、助言・指導してまいりますとか、そういった細かい詳細の内容について、個々に町内会長宛てに、意見を出していただいたところについては返しているというところでございます。 ○分科会長(佐藤 和典)  若井委員。 ○委員(若井 洋一)  町内会で本当に困っているのは、逐次聞かれるもんですから、わからんもんですから、そうしていただかないと困るし、そうしていただいているということですので、これからもきちっとそれを漏れなく、ケアをしていっていただきたいと思います。お願いします。 ○分科会長(佐藤 和典)  そのほか、1項でよろしいですか。                 (な し) ○分科会長(佐藤 和典)  では続いて、2項道路橋りょう費に入ります。367ページから380ページ。  佐藤委員。 ○委員(佐藤 正典)  372ページからのところなんですけれども、道路除排雪、全般にかかるところなんですけれども。オペレーターの確保がなかなか大変だというような話も聞いておりまして、そういったことがありながら、市のほうで行き届いた除排雪というのはなかなか大変だと思うんですけれども、その辺の現状というのはどうだったのかというようなことを、参考にお聞かせていただけたら。 ○分科会長(佐藤 和典)  三井田委員。 ○委員(三井田孝欧)  今の佐藤委員と同じなんですけど、ことし、平成29年に入ってからも請負業者が廃業されるということもあって、ちょっと住民からは、請負業者は大丈夫なんですかという御意見を、私もよくいただいているんですけど。平成28年度の積雪量の問題もありましたけど、直営でやらざるを得なかったというのもあったということもお聞きをしていたんですけど。直営というのは、本当は頼みたいけど、住民が地元でやったという意味で。それはそれでいいことだと思うんですけど。  全般として、佐藤委員と同じように、今度オペレーターもそうですけど、請負業者としての数の問題だとか課題があれば、少しまとめて教えていただければありがたいんですけど。 ○分科会長(佐藤 和典)  維持管理課長。 ○維持管理課長(内藤 清弘)  今、委員がおっしゃったように、今年度、金井建設さんと大同建設さんが廃業したということで、その後任ということで、私どもとしては、やはり除雪を安定的に継続してやっていただくということが重要になってきますので、柏崎建設業協同組合のほうに、その後任の業者のほうをお願いいたしまして、金井建設さんの後任には阿部建設さんが、大同建設さんの後任には丸市土木さんのほうが、今度やっていただけるということになっております。なかなか、そういった廃業された業者の後任については、やはり、柏崎建設業協同組合のほうから御協力いただきまして、後任の業者さんをあっせんしていただいているというところでございます。  また、オペレーターの確保につきましても、請負といいますか委託している業者のほうにお願いしているところでございますが、なかなか暖冬になるとオペレーターを確保しておいても、人件費等もかさむということで、待機料のほうの見直しをというふうな要望もいただいておりますけれども、なかなか柏崎独自でのやり方というのが難しいということで、新潟県にならったやり方でやらせていただいているというのが現状でございます。 ○分科会長(佐藤 和典)  佐藤委員。 ○委員(佐藤 正典)  御説明ありがとうございました。道路の除排雪は、本当に昔と違って、今は車社会なので、冬期間の生活には非常に欠かせないものでありますし、今、課長が説明なさったような現状もありますから、市として大変、御苦労されて対応されているなというふうには思っておるんですけれども、今、三井田委員おっしゃっていた事業所、業者のほうのそういった課題もあるんですけど、例えば、町内会とかに狭隘道路に対して補助金を入れたりとか、機械の購入とかの補助もされていると思うんですけれども。そこもなかなか町内会のほうでも、高齢化が進んだりとか町内会のコミュニティがなかなか保てないようなところが出てきていて、そういうところも、課題としては大変だなというのを私たちも自覚しておるんですけれども、地域としても行政と一緒に考えていかなきゃいけないとは思うんですけども、そういった地域的なあたりの現状というのは、やはり、同じような状況にあるのかどうか、ちょっと補足で、その点だけもう一つだけ聞かせていただきたいと思います。 ○分科会長(佐藤 和典)  維持管理課長。 ○維持管理課長(内藤 清弘)  町内除雪費補助のほうも75%補助ということでさせていただいてて、補助率アップのほうを図ったところでございます。今言ったように高齢化が進んで、そういう補助金をいただいても、なかなか町内での除雪が難しいというふうな状況のほうも聞いておりますけれども、市としましては、やはり、そういう狭隘道路につきましては、市のほうで除雪車が入らない状況等もございますので、やはり町内会。町内会でなくても、町内会のほうから委託を受けた方々にやっていただいても補助のほうはできますので、その点、また町内会のほうと協力しながらやっていきたいというふうに思っております。 ○分科会長(佐藤 和典)  斎木委員。 ○委員(斎木 裕司)  消融雪施設維持管理費、消雪パイプ関係なんですが。今回、井戸の掘りかえをやったとのことですが、今、柏崎市の井戸をやっているんですが。市内で、この消パイの水をくむことで、地下水位というのがだんだん下がっているんですか、上がってるんですか、その辺の現状と、大分、この4件というのは消パイも年数たつと、もう打ちかえというか、やらなきゃいけない現状なんですが、その辺の現状をちょっとお聞きしたいと思います。 ○分科会長(佐藤 和典)  維持管理課長。 ○維持管理課長(内藤 清弘)  現在、柏崎市が管理している消雪パイプの井戸は、106カ所ございます。老朽化に伴って井戸のほうの掘りかえを行っているわけなんですけれども。その掘りかえるという原因は、地下水位が例えば下がって、もう枯れてしまって、新たなところに井戸を掘らなきゃいけないと。そういう状況ではなくて井戸がもう、要するに老朽化して、外側の壁が、もう鉄が腐れて、その分、土砂が流入して、土砂を撤去しても間に合わないような状況の場合、また近くに、離れた場所に井戸を掘り返すという状況ですので、枯れているということではなくて、井戸の老朽化に伴って掘り返しているということでございます。 ○分科会長(佐藤 和典)  斎木委員。 ○委員(斎木 裕司)  井戸は、ほとんど鋼管なんですかね、ケーシング管は。最近のはビニールが多くなっていると思うんですが。 ○分科会長(佐藤 和典)  維持管理課長。 ○維持管理課長(内藤 清弘)  現在、塩ビ管の物もございます。 ○分科会長(佐藤 和典)  三井田委員。 ○委員(三井田孝欧)  今は市所有の消雪パイプのお話だと思うんですけど、これは長年の課題であり、平成28年度に限ったことじゃないですけど、各地縁団体とか町内会が持っている消雪パイプがもう維持できなくなったから、市で管理してくださいという依頼が結構いろいろな箇所から出ていて、私も、これ、全部、市が引き取りますということには、なかなかならんだろうとは思うんです。なんで、補助制度なりをもう少し充実なりして、何とかしばらくは維持したほうがいいかなとは思うんですけど。  平成28年度時点で相談来ている案件とか、こういう補助出しましたということを、改めてちょっと御説明いただけますか。 ○分科会長(佐藤 和典)  維持管理課長。 ○維持管理課長(内藤 清弘)  町内会が管理している井戸につきまして、市のほうで今度、管理をしていただきたいというふうな要望は何件か受けてございます。そういった中で、私どもが今できる補助というのが、井戸をパイプの付せかえ等において、その資材を市のほうで支給するということで、一町内会、1年間の上限はございますけれども、それの制度がございます。  以前、リケンの前の消雪パイプの付せかえのときに、その制度でパイプの資材を支給しております。 ○分科会長(佐藤 和典)  三井田委員。 ○委員(三井田孝欧)  あくまで決算だから、あれなんですけど、これは維持管理課長にお聞きするのか、部長にお聞きしたほうがいいのかわからないですけど、今後、何か対策を考えなきゃいけないかなと思うんですけど、どんなもんでしょうかね。多分、全体だと1件、2件てわけじゃないと思うんで。  例えば、資材支給だけじゃなくて、井戸の掘りかえに対しての、一定補助をつくるかとか何か、考えられたほうがいいかなと思うんですけど。平成28年度を終えて、どんな印象を持たれましたでしょうか。 ○分科会長(佐藤 和典)  都市整備部長。 ○都市整備部長(佐藤 孝之)  今、三井田委員のほうからお話があった件ですが、この手のものは前から課題であったということは、認識しております。ただ、出だしのところが、町内からの発議の中で事が出ているということもございます。それから、町内の中には長期にわたって、そこら辺も見通して、詳しくはわかりませんが、事前に積み立てて経年的に計画を立ててやっているということで、具体的に全ての団体が市にという話ではないというふうに理解しておりますので。個々の町内において、個別の状況の中で厳しいというところがあるというふうにはお聞きしていますが、全体を含んで、すぐにということは、なかなか私どものほうも、一気にはいけないという実情もございます。
     ただ、特に市街中心部等々、建物のお住まいの方が減ってきたり、町内の力も少しずつ弱ってきているということもありますので、それについては検討はする必要はあるかと思いますが、具体的に今、私のほうで、この段階でというお話は、ちょっとまだできないところでございます。 ○分科会長(佐藤 和典)  若井委員。 ○委員(若井 洋一)  小型除雪機購入費補助金なんですけれども。早いものだと、最初のやつは、もう入れかえなきゃいけないような時期に来ているんじゃないかと思うんですが、そういうのは、ここには入っていないんですか、新規だけなんですかね。  例えば、入れかえるための補助金というのはあるんですか。ないんですか。 ○分科会長(佐藤 和典)  維持管理長代理。 ○維持管理長代理(金子 敏幸)  従前は、委員おっしゃるとおり、新規の購入だけということでしたが、現在、その老朽化した機械については、更新費用も、その対象として取り扱っております。ですので、御利用がありましたら、御相談いただければと思います。 ○分科会長(佐藤 和典)  若井委員。 ○委員(若井 洋一)  今は、じゃあ新規だけですね。この決算は。 ○分科会長(佐藤 和典)  維持管理長代理。 ○維持管理長代理(金子 敏幸)  今回の決算においては、あくまでも新規のものだけの決算でございました。ただ、受け付けているというのは。 ○分科会長(佐藤 和典)  そのほか。                 (な し) ○分科会長(佐藤 和典)  では、3項河川費に移ります。379ページから384ページ、3項河川費でお願いします。  斎木委員。 ○委員(斎木 裕司)  橋梁修繕の、平成28年度は計画どおり、一応、今後の修繕計画に基づいてやれているかどうか、ちょっとお聞かせ願いたいと思います。 ○分科会長(佐藤 和典)  都市整備課長。 ○都市整備課長(松田 博)  橋りょう修繕事業につきましては、長寿命化に基づきまして、順次、実施しております。ただ、補助金の内示のつきぐあいによりまして、若干やれないところもあるんですけども、継続して事業を進めておりますので、危険度の高いところから優先順位をつけて、順次、実施しているところでございます。 ○分科会長(佐藤 和典)  斎木委員。 ○委員(斎木 裕司)  じゃあ、今のところ予定どおりということで、考えてよろしいんですか。 ○分科会長(佐藤 和典)  都市整備課長。 ○都市整備課長(松田 博)  539橋、橋梁があるんですけども、その中で優先順をつけながら順次やっております。緊急の高いといいますか、4ランクまであるんですけども、その一番悪いところが4という形になるんですけども、一番安全だというのが1なんですけども、現在のところは4段階はありませんので、今すぐ緊急にやらなければならない橋梁についてはございませんし、また、延命措置を考慮しながら順次やっていくということでございます。 ○分科会長(佐藤 和典)  斎木委員。 ○委員(斎木 裕司)  これは来年度の、また予算関係にも及ぼすと思うんですが、ぜひとも、確実に実行してもらいたいと思います。 ○分科会長(佐藤 和典)  春川委員。 ○委員(春川 敏浩)  砂防のところで申しわけないんですが、教えていただきたいんですが、384ページ。先ほど説明で、米山地区の地すべり巡視員の報酬というのがありましたが、この地すべりの、いわゆる巡視員の皆さん、9名おるんですが、この活動、どういうふうにやられているんでしょうか。 ○分科会長(佐藤 和典)  都市整備課長。 ○都市整備課長(松田 博)  それぞれの巡視員の方に、月に何回か決めてもらっているんですけども、現場を見ていただいて、安全かどうかという日報を毎月、出していただいて、それでチェックをさせていただいている状況でございます。 ○分科会長(佐藤 和典)  春川委員。 ○委員(春川 敏浩)  1年間で、この日報によって、何か発見されたというのはあるんでしょうか。 ○分科会長(佐藤 和典)  都市整備課長。 ○都市整備課長(松田 博)  特段ございません。あるときにつきましては、また県と、現場を立ち会いながら現場確認という形させてもらっております。 ○分科会長(佐藤 和典)  そのほか。                 (な し) ○分科会長(佐藤 和典)  では、3項を終わります。  4項港湾費。                 (な し) ○分科会長(佐藤 和典)  では、続けて5項都市計画費。383ページから394ページまで。  佐藤委員。 ○委員(佐藤 正典)  決算書の394ページの都市政策課、101柏崎駅周辺整備事業について御質問をしたいんですけれども。特に南口広場整備工事のところなんですが、ちょっとお答えしづらい質問で、ちょっと恐縮なんですけれども。大変、大きな事業だったかというふうに思っているんですけれども、事業終わった、完成された後の事業効果というか、検証として、どんなような状況なのかというあたり、もしございましたら、お聞かせいただければと思います。 ○分科会長(佐藤 和典)  都市政策課長。 ○都市政策課長(長谷川 昇)  昨年3月に完了しまして、4月から供用を開始させていただいております。大分、夜間が明るくなりましたのと、植栽等、見通しがよくなった分、利用者の安全上、大分、明るくなってよかったという声もいただいております。  また、トイレにつきましては、大変よかったということで、また新しいトイレで使いやすいということで、地元の方からは、一応、喜んでいただいております。  具体的に、今の段階では、私が聞いているのは、その程度でございます。 ○分科会長(佐藤 和典)  佐藤委員。 ○委員(佐藤 正典)  今の課長が御説明されたような改修後の状況については、私も利用されている方からお聞きをしておりますので、非常によかったなというふうに思っておるんですけど。  もう一点、関連してなんですけれども。多分、この改修というか整理事業が、これから効果が出てくるというか、駅南のほうが広大な空き地があって、恐らく民間の方が、これから開発されてくるんじゃなかろうかというような話も、ちらほら聞くことがあるんですけれども、そういった、これから開発が入るような情報というか、そういうところも、市として情報収集をやりながら、何かそういうのはないですか。この事業も今回、関係があるのかなというふうに思うんですけど。情報は収集しないということではなくて。 ○分科会長(佐藤 和典)  ということで、参考までに聞きたいということなんで。  都市政策課長。 ○都市政策課長(長谷川 昇)  駅南につきましては、市の事業としては駅南広場、それから、駅南広場から国道8号線に向かう、国道8号線との交差点、これは都市整備課が今年度、交差点改良でミスドのあたりの交差点、右折車線につきまして、バスが右折しやすいような形で、あそこの駅南が利用できやすいような形で、市のほうでは整備しております。  また駅南、若干情報も入っておりますが、その辺は確実と、決定して、もう公表されているわけでもございませんので、動きはあるように情報は入っておりますが、この場での発言は遠慮させていただきます。 ○分科会長(佐藤 和典)  都市整備課長。 ○都市整備課長(松田 博)  今、都市政策課長が申したとおり、都市整備課では今年度、国道8号前後の市道取りつけを、拡幅工事をしまして、右折ラインを設けました。次年度におきましては、また駅から国道8号線の中間ぐらいまでの道路改良をして、道路拡幅工事を実施して、駅南地区の道路改良を実施するという予定でございます。 ○分科会長(佐藤 和典)  佐藤委員。 ○委員(佐藤 正典)  工事、整備がされて、今のその先の道路もそうなんですけども、隣接されているということもあって、市のほうが民地ですから、直接関係ないというのは、私ももちろん、承知しているんですけども、ちょっとお聞きをいたしました。 ○分科会長(佐藤 和典)  春川委員。 ○委員(春川 敏浩)  ちょっと戻って388ページの公園等整備事業、先ほど赤坂山公園の説明を頂戴しました。桜、それから水辺とか、もみじとか、いろいろあったんですが。この整備事業で982万6,000円あるんですが、いわゆる今お話しされたものだけをやられたのか。それから、整備事業ですんで、ほかのものも、このほかにやられているのか、ちょっと内容をお聞かせいただきたいんですが。 ○分科会長(佐藤 和典)
     都市政策課長。 ○都市政策課長(長谷川 昇)  今回、都市政策課で担当しております事業としましては、赤坂山公園の再整備となっておりますが、主に桜とか水辺のもみじ等に特化して、特徴的な公園に整備したいということで。トイレとか施設の長寿命化によりまして、改修とか修繕が必要なものについては維持管理課で今、取り組んでおります。  そのほかに、上のほうの広場の桜、大分、樹齢がたって桜が非常に厳しい状況でありますので、今後も生かしていくか、それとも新しいのに、この際、植えかえるかというようなことで調査したり。あと土壌が、生育が思わしくない桜、植樹いただいたりしておりますが、生育状況がよくない桜につきまして、また掘り返して土壌を、桜が育つような、桜が大きくなるような土壌にかえましょう、暗渠排水を入れたほうが桜が育ちますというようなことで、そういう関係の測量と調査を実施して、工事自体は今年度から一部入らせていただいております。 ○分科会長(佐藤 和典)  春川委員。 ○委員(春川 敏浩)  それで、今、課長のほうで、ちょっとこれも直接、決算には関係ない、計画というふうなお話なんですが、教えていただきたいんですが。赤坂山公園については子供たちが結構あそこに、何というんですか、親御さんと一緒に花見に行ったりしている光景を目の当たりにしているんですが、さっきトイレというようなお話もございましたが、洋式じゃないために、もう、しない人もいらして、右往左往したのを私たまたま目撃したんですが。今後の計画どういうふうになっているんでしょうか、参考までに教えていただきたいと思います。トイレの計画です。 ○分科会長(佐藤 和典)  都市整備部長。 ○都市整備部長(佐藤 孝之)  大変申しわけありませんが、決算でございますので、今後の予定については、この場で明確にお答えはできないということで御理解いただきたいと思います。 ○分科会長(佐藤 和典)  よろしいですか。 ○委員(春川 敏浩)  はい。 ○分科会長(佐藤 和典)  ということで、いろんなことを聞きたいんでしょうけども、一応、決算の場ということですので、決算の範囲の中で質問、質疑をしていただければと思いますので、よろしくお願いします。  三井田委員。 ○委員(三井田孝欧)  決算書だと390ページになりますけど、維持管理課で、みなとまち海浜公園なんですけど。以前、中央地区で、私も含め重野議員と柄沢議員と3人で現地を見て、いろいろ調べたことがあるんですけど、ちょっと看板の文字の欠落を初め、いろいろ結構、補修しなければならんなという箇所があったんですけど。さすがにいい公園ですし、意外に調べてみると、結構、利用頻度も高いので、平成28年度で結構、直していただけるかなと思っていた部分はあるんですけど、課題として感じました。 ○分科会長(佐藤 和典)  維持管理課長。 ○維持管理課長(内藤 清弘)  みなとまち公園につきましては、所有者が新潟県になっておりまして、我々、維持管理をやっているわけなんですけれども、今言ったように補修等が必要な場合、インターロッキングが下がって水がたまっているとか、人工芝がちょっとめくれているとか、いろいろなところで補修が必要な状況が出てきております。それらにつきましては、毎年、新潟県のほうに要望を行っておりますので。なかなかその中で新潟県も予算の関係もございまして、要望に100%応えていただけない状況ですけれども。やはり、そういった小規模な修繕等は我々、行っておりますけれども、根本的な修繕等については、新潟県に要望を行っている状況でございます。 ○分科会長(佐藤 和典)  三井田委員。 ○委員(三井田孝欧)  ちょっと後学のためにお聞かせいただきたいんですけど、柏崎市の、例えば、維持管理課ではない昔の市の名前が入った看板とかも、あれは県が設置したのかもしれませんけど、ちょっといろいろ誤解されるような看板もあるんですよ。県が所有とはいえ、柏崎市として、案内というのは、どこまでつけられるのですか。例えば、県に了解をとって案内看板を柏崎市としてつけるとか、注意看板をつけるということは、それは県との協議はできるんですか。 ○分科会長(佐藤 和典)  維持管理課河川公園係長。 ○維持管理課河川公園係長(入澤 浩)  ちょっと質問の趣旨をわかりかねているところがありますが、例えば、私どもは普通の、通常の維持管理というものを受託していますので、除草するとか、それから、薬剤を散布するとか、そういったときに注意喚起の看板を出すことは当然ございます。それ以外の固定的な物については、余り需要というか必要がないものですから、直接はしていません。 ○分科会長(佐藤 和典)  三井田委員。 ○委員(三井田孝欧)  ここから先は、決算だから要望でも何でもなく、私の意見としてお聞きいただきたいんですけども。県に、一々こんな看板、こういう注意看板つけたほうがいいですと言ったって対応はしづらいと思うんですけど、ある程度、承認をもらって、利用者に便利なような看板を柏崎市で設置できればいいなというのが、私の今の質問の背景だったんです。  もちろん、おっしゃるとおりに、これから除草を始めますから、何日の間、ここにいないでくださいという看板は、当然、出してもいいでしょうけど、市として独自に、悪いけどこそこ置かせてくださいと言って、利用者のためにわかりやすい看板を置いてもいいかなと思ったのが、私の質問の背景ですので、一応、御説明だけで終わりということで、答弁結構です。 ○分科会長(佐藤 和典)  そのほか、5項。                 (な し) ○分科会長(佐藤 和典)  では、続けて、6項の住宅費に入ります。393ページから398ページまで。  佐藤委員。 ○委員(佐藤 正典)  決算書394ページの002住宅維持管理事業に関連して御質問したいんですけれども。市営住宅、県営住宅に入居希望される方々の需要に応えられたかどうかという質問なんですが。入居の条件等があって、全員が該当するということではないというふうに承知はしているんですけれども、できれば希望される方々は入居していただきたいなというふうに思っておりまして。希望がなかなか多くて、そうは言っても、なかなか全員が入居できない、そういった状況であったのか、そのあたりの現状についてお聞かせいただければというふうに思います。 ○分科会長(佐藤 和典)  建築住宅課長。 ○建築住宅課長(吉岡 英樹)  ただいまの御質問なんですけれども、特に駅前の需要というのが非常に多うございます。そんな関係で、当然ながら駅前の住宅については要望される方が多くて、結果的には抽せん会という形の中で対応せざるを得ないという状況でございますので、入居したいという希望については、なかなか100%できたということではないというところもありますし。  あと、どこでもいいというところもございますが、結果的に、特に県営住宅等なんですけれども、やっぱり、風呂がないとか設備の関係とか、あと、そういった建物の状態とかによって、そこに一旦決めたんだけども、現地確認したら、そこには住めないということで辞退される方もいらっしゃいますので、100%皆さんの入りたいという要望に応えられたというところまでは、いっていないという状況もございます。 ○分科会長(佐藤 和典)  佐藤委員。 ○委員(佐藤 正典)  物件ですので、その物件にこだわらなければ入居はしやすいが、例えば、地理的条件とか場所とか、その物件の使いやすさとか、そういうところの希望を受け入れると、なかなか全部は無理だと、そういう理解でよろしいですか。 ○分科会長(佐藤 和典)  建築住宅課長。 ○建築住宅課長(吉岡 英樹)  はい。 ○分科会長(佐藤 和典)  佐藤委員。 ○委員(佐藤 正典)  わかりました。 ○分科会長(佐藤 和典)  三井田委員。 ○委員(三井田孝欧)  個々の公営住宅、どこがどうのという話じゃないんですけど、昨年度は、私だけではないかと思いますけど、各市議会議員のところに、公営住宅に入っているけど隣接する住居から嫌がらせを受けたとか、ちょっと隣の方がごみ屋敷じゃないですけど環境的に好ましくないという相談を何件か受けたことがあるんですけど。結果的に私が相談受けた相手は、その相手の方が退去されたから解決はしたんですけど。その方に聞くと、周りでも結構、悩んでいる方が多いというお話を伝聞で聞いたんですけど、担当課としては、そういうことがあるというのは認識されていらっしゃるんですか。 ○分科会長(佐藤 和典)  建築住宅課長。 ○建築住宅課長(吉岡 英樹)  担当からは、そういう話を聞いております。実際は嫌がらせを受けたというところもあるんですけど、うちとすれば、申し出者と、これこれこういう何号者の方というところの中では聞き取りはするんですけど、なかなかやっぱり、それぞれ意見がまた違ってるという状況の中でありますけれども、そういった中で特定入居とかいう形で、ちょっと住宅を離したりというのもやっておりますけれども。話自体は何件か聞いております。 ○分科会長(佐藤 和典)  三井田委員。 ○委員(三井田孝欧)  大変難しい案件ですし、担当課だけにお任せするのも酷な話だと思うんですけど、そういったときに、例えば、特定入居というのは、自分が離れたところに行くのか、それとも相手が、ちょっと離れたところに行くとか、そういった対処はあるということですか、救済措置としては。 ○分科会長(佐藤 和典)  建築住宅課長。 ○建築住宅課長(吉岡 英樹)  例えば、ある特定の方から、そういう嫌がらせを受けて精神的にまいっているという状況の中で、医師の診断書をもらった中で、その受けた方に対して、結果的には別の場所という形の中で、特定入居という扱いをしている物件もございます。 ○分科会長(佐藤 和典)  春川委員。 ○委員(春川 敏浩)  396ページの公営住宅退去修繕費のところで、先ほど説明ございましたが、1,199万円、畳とかふすま等の入れかえというようなお話ございましたが、もちろん、借家法に基づいてやっているのは重々承知しているんですが、前年度と比べて数字がどうか、ちょっと確認していないんですが。自然に傷んだものについては、当然、こちらの負担だと。故意のものについては、入居者ということだと思うんですが。その辺の診断といいますか、査定といいますか、これはどういうふうにやられていますでしょうか。 ○分科会長(佐藤 和典)  建築住宅課長。 ○建築住宅課長(吉岡 英樹)  先ほども御説明したとおり、住宅に入って3年以上経過すれば当然、畳、ふすま、障子といったところの改修については、次の方のために、結果的には今、とりあえずは退去修繕費という形の中で、市でお金を出して業者に発注して修繕していただきますけども、その後は入居者の方から、その分の費用を入れていただくという形の対応をとっております。  結果的には、県営住宅とかいう形になってきますと、和室がすごく多いんです。全てが和室ということで、畳の枚数、ふすまの枚数というところの中で、非常に経費的にもかかるという状況なんで、市営住宅におきましては、今現在、和室を洋間にするとかいう改修も所々で進めているというところでございますが。結果的には、何年かたつと、その改修費用については個人負担という形になっております。 ○分科会長(佐藤 和典)  春川委員。 ○委員(春川 敏浩)  ちょっと確認させてください。3年以上入居していると、かえるということなんですか。 ○分科会長(佐藤 和典)  建築住宅課長。 ○建築住宅課長(吉岡 英樹)  それも、一応、退去時には退去の届けがあって、現地を両者で確認をした上で、そこら辺で、余り利用がないという状況であれば、そこら辺は現地で、ここの部分はいいという形の中で対応しておりますけども、原則論からいうと、ある程度、年数を経たものについては個人負担で修繕をいただくという形になっております。 ○分科会長(佐藤 和典)  そのほか。                 (な し) ○分科会長(佐藤 和典)
     では、土木費通じて、よろしいですかね。                 (な し) ○分科会長(佐藤 和典)  では、8款土木費については終わりにしまして、次に11款災害復旧費になりますが、2項の部分です。説明がありませんでしたが、よろしいですか。                 (な し) ○分科会長(佐藤 和典)  では、都市整備部所管分の全体を通して、質疑はございませんか。                 (な し) ○分科会長(佐藤 和典)  では、議員間討議に入ります。                 (な し) ○分科会長(佐藤 和典)  議員間討議を終結します。  質疑を終結します。  以上で、都市整備部関係の審査は終了しました。  都市整備部の皆さん、大変。御苦労さまでした。  それでは、産業振興部については1時から行うということで、それまでの間、休憩にしたいと思います。 1 休   憩 午前11時45分          (都市整備部退席、産業振興部出席) 1 再   開 午後 1時00分 ○分科会長(佐藤 和典)  これより、会議を再開いたします。  これから産業振興部の決算審査に入りますが、あらかじめ御承知おきいただきたいことがあります。事務事業所管課の変更に伴い、所管の分科会が一部変更になりました。  具体的には、決算書138ページから140ページ、地域振興事業のふるさと応縁事業、交流定住推進事業、柏崎シティセールス推進事業、決算書144ページ、ふるさと応援基金積立金の所管が、企画政策課からものづくり・元気発信課になりましたので、決算審査は当分科会で行います。  また、決算書328ページの産業文化会館費の所管が、商工観光課から文化振興課になりましたので、こちらの決算審査は、総務分科会のほうで行われております。  それでは、これより産業振興部関係の決算を審査いたします。  (1)承第5号 決算の認定について(平成28年度一般会計のうち、歳出の所管部分) ○分科会長(佐藤 和典)  承第5号決算の認定について(平成28年度一般会計)のうち、歳出の産業振興部所管部分を議題とします。  説明を求めます。  産業振興部長。 ○産業振興部長(箕輪 正仁)  それでは、平成28年度一般会計決算審査に当たりまして、産業振興部並びに農業委員会、高柳町事務所及び西山町事務所所管の2款総務費、5款労働費、6款農林水産業費、7款商工費及び11款災害復費について御説明させていただきます。  予算執行の概要につきましては、監査委員による審査意見書の37ページ、38ページ、41ページから44ページまで及び49ページに記載してありますので、ごらんいただきたいと思います。  また、決算参考資料及び報告書の21ページ、22ページ及び79ページから120ページまでに主要施策が掲げられております。  それでは、これから各課所管の事業につきまして、各課長及び農業委員会事務局長、並びに両町事務所長から説明をいたしますので、よろしくお願い申し上げます。 ○分科会長(佐藤 和典)  商業観光課長。 ○商業観光課長(栗原 晴彦)  それでは、商業観光課所管の決算のうち、主な事業について御説明をいたします。機構改革に伴いまして、旧商業労政課、旧観光課所管部分となっております。  決算書の283・284ページをお開きください。  旧商業労政課所管分、5款労働費1項労働諸費1目労働諸費、284ページの下段、003融資預託事業は23億9,526万円の執行額となりました。そのうち大きな割合を占めていますのが、次ページ上段になります、005新潟県中越沖地震対策被災住宅特別資金21億7,300万円であります。この資金は、中越沖地震により半壊以上の被害を受けた住宅の再建資金として平成19年度に創設した資金であり、既に584件の貸し付けを実施しておりますので、現在は残債管理のみの資金となっております。  続きまして、少し飛びます、325・326ページをお開きください。  7款商工費1項商工費2目商工振興費、中段の旧商業労政課所管分、001融資預託事業は16億8,921万4,701円の執行額となりました。主なものは、003中小企業等融資事業15億8,100万円でございます。この決算額のうち、主な実行融資といたしましては、中小企業の融資金等に利用される地域産業活性化資金12億3,920万円と経営発展のための設備投資等に利用される設備投資促進資金3億1,570万円となっております。平成28年度の新規として、地域産業活性化資金が67件、3億8,777万4,000円であり、設備投資促進資金は24件で、3億911万6,000円となっており、中小企業経営に必要な資金需要に対応した融資を実施いたしました。  次ページの328ページ、中段でございます。  009商業活性化推進事業は872万7,000円の執行額となりました。このうち、あきんど支援事業負担金472万7,000円は、商業関係の業種組合や商店街などが加盟しております、柏崎あきんど協議会に対する負担金であり、商業活性化を目的とした諸事業の推進と加盟団体が取り組むガラクタ市、ほんちょうマルシェなどへの支援を行ったものであります。また、商業活性化イベント事業補助金400万円は、本町中心商店街が実施する販売促進イベントへの支援でございます。  その下、010商工団体支援事業1,099万5,000円の執行額となりました。これは、商工会議所、4商工会、連合商工会が行う業界団体支援のための事業に対する補助でございます。  下段、034創業支援事業253万7,800円の執行額となりました。これは、柏崎市創業支援事業計画に基づき、柏崎信用金庫と柏崎商工会議所が実施する創業相談や創業塾としての柏崎・社長のたまご塾の運営経費に対し補助を行ったほか、支援を受けて創業する方々に広告宣伝費等の補助を行いました。  次ページの330ページ上段、036モーリエ駐車場経費は6,225万3,360円の執行額となりました。これは平成28年度より継続実施しております、モーリエ駐車場の安全性を確保するための改修工事を行ったものです。  続きまして、343・344ページをお開きください。  7款商工費1項商工費3目観光費、上段、旧観光課所管分002海水浴場管理運営事業は2,333万8,377円の執行額となりました。そのうち001海水浴場安全対策費1,301万6,000円は、ライフセーバーによる海水浴場の安全対策業務の委託料。002海水浴場環境整備費925万3,177円は、海岸清掃等の委託や仮設トイレの借り上げなどに係る経費。003海水浴場整備事業106万9,200円は、高崎市臨海学校開校に伴う笠島海水浴場整備工事費となっております。海水浴客入込数は、例年並みの80万人余りとなっております。  その下、003登山道遊歩道等管理運営事業は4,525万2,588円の執行額となりました。そのうち下段、002登山道遊歩道整備事業4,230万8,308円が、米山登山道谷根口にかかる新猿飛橋の改修工事及び米山登山道の案内看板8カ所の改修等を実施した経費であり、主な経費となります。  続きまして、次ページ、346ページ上段、004誘客宣伝事業は5,005万7,379円の執行額となりました。そのうち主なものとしては、008観光振興経費3,563万530円であり、柏崎観光協会を初め観光関係団体への負担金であります。  下段、010広域観光推進事業824万5,704円は、平成27年度から繰り越した地方創生加速化交付金事業に係る執行です。中越地域の近隣12市町村により、中越文化観光産業支援機構を立ち上げ、各地域の観光コンテンツを連携させることで誘客促進を図るのが目的です。花火関連商品造成調査、松雲山荘Wi-Fi環境整備工事、松雲山荘紅葉演奏会などが主な経費であります。  次ページの348ページ上段、005ぎおん柏崎まつり事業2,344万円は、ぎおん柏崎まつり協賛会への負担金であります。  その下、006コレクションビレッジ管理運営事業は8,724万3,440円の執行額となりました。そのうち主なものは、002コレクションビレッジ整備事業であり、7,518万5,280円の執行額となりました。このうちコレクションレッジ整備工事1,676万1,600円は、平成27年度から繰り越した同一庵藍民芸館の空調機の入れかえ工事に係る経費であり、その下のコレクションビレッジ改修工事5,731万1,280円は、痴娯の家の改修工事費が主な経費であります。  次に、008えんま市花市経費1,223万2,148円は、えんま市を安全に運営するための電気配線、放送設備、警備業務などの業務委託料が主な経費であり、入れ込み客数は対前年比3%増の20万7,000人余りとなりました。  次ページ、350ページ上段です。011海洋センター管理運営事業は1億8,453万9,600円の執行額となりました。ESCO事業の導入に伴う機械設備の更新やガスコージェネレーションシステム設置のための委託料であります。  その下、021柏崎港観光交流センター経費は880万3,195円の執行額となりました。そのうち、001柏崎港観光交流センター管理運営費372万3,955円は、施設等管理業務委託料及び光熱水費が主な経費であります。  また、003柏崎港観光交流センター整備費507万9,240円は、平成27年度から繰り越した空調機器の入れかえ工事として設備改修工事291万9,240円と、案内看板設置工事216万円であります。  その下、022マリンスポーツ交流センター経費は1,784万4,416円の執行額となりました。そのうち、001マリンスポーツ交流センター管理運営費771万2,936円は、海岸部の安全対策業務委託料が主な経費であります。  また、003マリンスポーツ交流センター整備費1,013万1,480円は、平成27年度から繰り越した海浜公園のしゅんせつ費用498万5,280円と、施設の防水工事の実施に係る経費であります。  その下、023松雲山荘ライトアップ事業は449万6,440円の執行額となりました。これは10月29日から11月27日の30日間、松雲山荘の紅葉ライトアップを実施した実行委員会への負担金が主な経費であります。期間中、ボランティアガイドによる見どころ案内や長岡市の越路もみじ園、弥彦村のもみじ谷と連携した紅葉めぐりスタンプラリーを実施し、来場者数は対前年比約15%増の3万6,200人余りとなりました。  最下段から次ページ、352ページにわたります、028北陸新幹線観光誘客事業は194万3,200円の執行額となりました。上越妙高駅開業に伴い、越五の国プロジェクトの一環として、上越妙高駅観光案内所の使用料と北陸新幹線誘客事業に係る柏崎観光協会への事業負担金であります。  中段、037かしわざき魅力再発見・誘客推進事業は328万3,809円の執行額となりました。平成27年度に実施した、「まちなか歩き入門」を引き継ぐ形で、観光課、文化振興課、都市政策課の3課が連携して市民向けの講座を開催し、まち歩きのコースづくりとマップの作成を行いました。講座の運営はNPO法人まちづくり学校に業務委託したため、その委託料が主な経費であります。  最後となります。038インバウンド推進事業は74万2,076円の執行額となりました。外国人の誘客を促進するため、来日外国人を考慮するなどして、木村茶道美術館・海の大花火大会鑑賞、鯛料理の食事などのモニターツアーを実施しました。また、専門家からも柏崎の観光素材を体験してもらい、その評価を次年度以降の取り組みに活用するため、その経費をインバウンド推進モニターツアー実行委員会負担金として支出したものでございます。  説明は以上でございます。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○分科会長(佐藤 和典)  ものづくり・元気発信課長。 ○ものづくり・元気発信課長(井比 孝広)  それでは、ものづくり・元気発信課所管の事項の主なものについて御説明いたします。  決算書の135・136ページをお開きください。  最下段の2款総務費1項総務管理7目企画費でございます。  1枚めくっていただきまして、138ページの上段をごらんください。  企画政策課執行分、002地域振興事業9,949万1,814円のうち、下段の007ふるさと応縁事業3,608万6,046円は、ふるさと納税制度に係るPR経費、事務経費のほか、寄附者からの申し込み受け付けやお礼品の発送業務などの委託料に係る経費、お礼品のリニューアルに係るパンフレットの作成委託料であります。  同じくその下から次ページ上段にかけまして、008交流定住促進事業1,093万2,867円は、交流定住対策として、にいがた暮らしセミナーへの参加経費、暮らしの情報誌「柏崎時間」の作成業務委託、平成28年11月に開設いたしました柏崎U・Iターン情報プラザに係る業務委託料及び建物借上料、若者定住促進住宅支援事業補助金、地元定着奨学金償還者補助金等でございます。  次に、009柏崎シティセールス推進事業1,807万911円は、シティセールス推進官に対する報酬のほか、市民、行政が一体となって既存の資源を磨き上げ、また、新しい資源を創造しながらまちの魅力を高め、発信するため、柏崎市シティセール推進計画に基づき各種事業を推進する、官民12団体で組織いたします、柏崎市シティセールス推進協議会への負担金等が主なものであります。  少し飛びまして、143・144ページをお開きください。上段、011ふるさと応援基金積立金5,655万99円は、平成28年度にいただいたふるさと納税寄附金の基金への積立金が主なものであります。  続いて、飛びまして、283ページ、284ページをお開きください。  5款労働費1項1目労働諸費でございます。旧商業労政課執行分、下段002ワークプラザ柏崎管理運営事業1,561万6,912円のうち、001ワークプラザ柏崎管理運営費1,440万1,912円は、指定管理者であるシルバー人材センターへの管理代行料及び空調設備の修繕が主な支出となっております。  また、002ワークプラザ柏崎整備事業121万5,000円は、外壁等の施設改修工事及びアスベスト含有調査手数料が主な支出となっております。  その下、003融資預託事業23億9,526万円のうち、ページをめくっていただきました006制度融資助成金166万円は、U・Iターン後3年以内に定住住宅を持つために住宅ローンを借りる方を支援するU・Iターン住宅資金助成金で、平成28年度は11件の交付となっております。  次に中段の、004雇用促進事業2,314万4,675円のうち、001雇用促進事業512万2,200円は、市内高校生や大学生等に対して地元就職を促す企業説明会やキャリア講演会、企業見学ツアーなどを実施する柏崎職安管内雇用促進協議会への負担金が主な支出でございます。  その下、005若年者就労支援事業745万8,770円は、ワークサポート柏崎の人件費、業務委託料、会場借上料等の運営費でございます。実績として、年間延べ1,502件の相談があり、そのうち32件を就職に結びつけることができました。  続きまして、010大学生就職促進事業357万2,929円は、新潟産業大学及び新潟工科大学が市内企業等への求人開拓及び学生に対する就職相談などを行う就職支援相談員を雇用するための経費や、学生の市内就職を促す事業に要した費用に対して補助金を交付したものでございます。  その下、011若年者トライアル雇用促進事業奨励金339万5,120円は、雇用促進と雇用のミスマッチ解消を目指して、34歳以下の若年者を対象に試行雇用を実施した事業所に交付した奨励金でございます。実績といたしまして、24事業者に対し32人分の助成金を交付いたしました。そのうちの継続雇用者数は27人となっております。  さらに、その下、014女性活躍推進事業236万6,000円は、女性が働きやすい職場環境の改善に向けたコンサルティングの導入、就業規則等の変更、就労管理制度の改革のためのソフト事業、女性専用施設の設置のためのハード事業に要した費用に対して、事業所に送付する助成金であります。事業創設初年度の平成28年度は、3事業に対して助成金を交付しております。  以上が雇用促進事業の主な支出でございます。  ページ飛びまして、330ページをごらんください。  7款1項商工費2目商工振興費でございます。旧工業振興立地課執行分、002情報関連産業育成振興基金積立金954万9,355円は、株式会社カシックスに貸し付けている土地・建物の貸し付け収入金及び利子を当該基金に積み立てているものでございます。  次に、006工業振興事業899万8,500円は、柏崎技術開発振興協会に対する運営経費や技術相談員事業、見本市出展に係る受注開拓支援事業などの各種事業の負担金が主なものであります。  その下、012産学連携支援事業340万円は、異業種連携による新たな事業やサービスの芽出しとなるよう、同推進事業を新潟工科大学に委託した委託料や、産学連携による共同研究を促すために柏崎技術開発振興協会が実施しました、ものづくり開発塾の活動支援及び建設業従事者の技術レベルの向上を目的といたしました、建設技術研修事業への負担金が主なものであります。  続きまして、014人材育成支援事業561万5,000円は、工業高校生のインターンシップを支援するための協議会への負担金や、機械金属関連の基盤技術の継承を目的に実施している、ものづくりマイスターカレッジを初めとする若手人材の育成を図るための柏崎技術開発振興協会への事業負担金が主なものであります。  その下、017ソフトパーク事業293万8,368円は、情報開発センターの警備や、設備点検を株式会社カシックスに委託している費用や、補修工事費が主なものであります。  次に、331・332ページをお開きください。中段の、025ものづくり活性化センター費345万7,814円は、ものづくり活性化センターの光熱水費や清掃設備点検等の管理委託料が主なものであります。  その下、026駅前二丁目テナントビル事業4,500万円は、JXエネルギー株式会社から市が借地し、株式会社植木組に転貸をしておりました、UKビル駐車場の土地購入費であります。
     続いて、028新技術・新製品研究開発支援事業318万2,000円は、企業の新技術・新製品開発や生産性改善に対する取り組みに助成金を交付した、柏崎技術開発振興協会への事業負担金であります。  1枚めくっていただきまして、333・334ページをごらんください。  上段の201企業立地事業986万27円のうち、001企業立地事業671万4,927円は、企業訪問活動に係る職員の出張旅費、企業立地の意向調査等の業務委託料、柏崎フロンティアパーク企業誘致推進協議会への負担金が主なものであります。  すぐ下、002企業立地推進員経費314万5,100円は、主に関東で企業訪問活動に従事していただいている企業立地推進員の報酬と企業訪問活動に要した旅費でございます。  その下、202企業振興立地促進事業1億2,155万円は、工場等の設備を新設・更新した企業に対する企業振興条例に基づく奨励金455万円、工業団地内に工場等を新設・増設した企業に対する用地取得費、または賃借料に対する企業立地促進助成金3,700万円であります。  また、中小企業者設備投資支援補助金8,000万円は、中小製造業者の競争力強化を目的に、生産性の向上や短納期化への対応のために導入した設備に対する補助金で、平成28年度は11社に補助金を交付したものであります。  ものづくり・元気発信課所管分の説明は以上でございます。御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 ○分科会長(佐藤 和典)  農林水産課長。 ○農林水産課長(竹内 功)  続きまして、農林水産課所管の平成28年度事業について、決算書のうち主なものを御説明いたします。  決算書は、303・304ページをお開きください。  5目農地費について御説明いたします。002農業施設維持管理事業5,469万6,891円のうち、004農業施設改修事業4,800万147円は、市が直轄管理しております広域農道、排水施設、農村公園など、基幹農業施設の維持管理を行うとともに、町内会、農家組合など、管理しています地元の用水路や農道など、一般農業用施設の補修などに対する補助として資材支給81件、機械借り上げ29件を実施したものです。  下段、004農業農村整備県営事業負担金3億4,013万2,199円は、その下、001たん水防除事業から次ページ、011県営かんがい排水事業までの県営事業の市負担金となります。主な事業といたしましては、最初に、001たん水防除事業負担金4,680万円は、春日から田尻にかけての広域的な農地などに浸水被害防止を目的として、平成6年度から事業を進めております春日第2地区のたん水防除事業の負担金でありまして、下田尻地区での排水路溝230メートルと、測量、設計、用地補償を実施しました。  その下、002広域営農団地農道整備事業負担金3,706万2,900円は、生産と流通の一体化などを目的として、平成3年度から整備を進めています広域農道の事業負担金であり、柏崎3期地区事業として、上条地区で農道溝90メートルと、測量、設計、用地補償を実施しました。  その下、006ほ場整備事業負担金1億4,210万円は、農業の生産性向上を目指し、水田の大区画化へ整備を進めています県営の圃場整備事業に対する負担金であります。当該年度は善根地区、下田尻地区、山室地区、高田北部地区、高田中部地区、高田南部地区の工事などをそれぞれ実施し、高田北部は平成28年度に事業を完了しました。新たに長嶺地区、五日市・内方地区で実施設計をそれぞれ行い、工事に入ります。平成28年度は合計で8地区となっております。  次ページ、306ページです。007中山間地域総合整備事業負担金1,065万1,300円は、農業生産基盤を通じて中山間地域の活性化を進めた事業であり、別俣地区、西山内郷地区の2地区での県営事業負担金であります。別俣地区は平成28年度事業完了し、西山内郷地区は追加工事の工事及び調査設計を実施しました。  次に、008ため池等整備事業負担金5,166万円は、老朽化したため池施設などの改修に係る県営事業負担金であり、吉井地区では用水路溝519メートル、長嶺・大池地区では市道に隣接するため池の鋼矢板護岸施設の改修工事を実施しました。  次に、010一般農道整備事業負担金1,100万円は、矢田2期地区一般農道として劔地内で進めております農道整備工事の負担金であり、農道溝200メートルと用地補償を実施しました。  011県営かんがい排水事業負担金4,085万7,999円は、国営農業水利事業との連携により、ダムの水を平等に配分、送水するために整備する基幹用水路工事の負担金です。柏崎1期地区としては、藤井堰西江幹線の用水路及び2路線の整備と4路線の調査・測量を実施し、柏崎2期地区では藤井堰東江幹線1路線176メートルの用水路工事と1路線の測量・設計を実施しました。  005一般団体営土地改良事業8,676万4,000円のうち、001一般団体営土地改良事業1,559万1,000円は、土地改良区など市内農業団体が実施した用排水施設の改良及び修繕工事であり、国・県補助事業及び市単独補助事業となります。件数は繰り越しを含め27件となります。  その下、002農山漁村活性化プロジェクト支援交付金事業2,726万5,000円は、柏崎土地改良区が実施する国・県・市補助事業であり、国営関連企業によるかんがい排水事業として、曽地地区の揚水機場と貯水池の整備工事の補助を実施しました。この事業は平成27年度からの繰り越し事業で、平成28年度は、この後に出てきますが、基盤整備促進事業に事業名が変更となります。  その下、003農用地高度化事業1,876万3,000円は、県営ほ場整備事業の実施されない地域において農用地の区画拡大や躯体施設の改良等による機能強化を図る農家組合や農業者を支援する市単独補助事業であり、8地区の事業者に対し補助をしました。  その下、004基盤整備促進事業2,514万5,000円は、先ほど申しましたが、農山漁村活性化プロジェクト交付金事業から、事業名が平成28年度から変更となったもので、継続して国営関連事業のかんがい排水事業として土地改良区が施行する善根堰西江地区の分水溝5カ所の工事と曽地地区揚水機場の貯水池の工事、それと東江2号地区の測量試験の補助を実施いたしました。  その下、006農村総合整備事業の下、008農村振興総合整備事業-西中通1億420万7,792円は、西中通地区の生産、生活、集落環境基盤の整備を図るもので、長崎・長崎新田及び橋場の3集落道の改良工事と、下原・山本・長崎新田の3排水路の整備工事、それとごみ集積場の整備3カ所を実施しました。  次ページになります、308ページです。土地改良区工事補助金2,745万円は、当該事業の土地改良区が事業主体である下大新田の排水路工事1,018メートル分を補助しました。  その下、010農村振興総合整備事業-上条144万720円は、西中通地区に続き、新規採択に向けて事業採択のための調査計画業務委託を実施しました。平成29年現在、8月2日に国から事業採択されたため、平成29年度から事業を実施いたします。  010県単農業農村整備事業、その下、001農村整備事業1,562万7,600円は、田尻地区の農免農道安田線の舗装面が経年劣化により、ひび割れやわだち漏れが発生し、車の運転に影響が出てきたことから、延長653メートルの舗装補修工事を実施いたしました。  次に、012農村地域防災減災事業299万9,160円は、農業施設の安全性を確保するため、施設の点検パトロールを新潟県と合同で実施したところ、緊急性の高いところとして、宅地化の進む藤井地区の春日排水路は断面が大きく、深い農業用水路のため、転落事故の危険性が高いことから、アパート脇の86メートル間に転落防止策を設置しました。  その下、014農地集積・集約化対策整備交付金の下、001農地耕作条件改善事業3,524万2,560円は、農業を継続できる環境を整え、農業生産力の向上のため、用排水施設の整備に対する国費補助事業であり、市野新田地内の枚田排水路80メートルの改良工事と西山町長嶺地区の長嶺排水路84メートルの改良工事を実施しました。  次に、2項林業費について御説明いたします。  313・314ページとなります。  1目林業総務費003林道維持管理事業2,030万9,948円は、柏崎市が管理しています林道53路線、作業道11路線の維持管理に要した費用であり、関係町内会や柏崎地域森林組合への維持管理委託料や維持補修のための工事費、機械借上料、原材料費となっています。  315・316ページをお開きください。  2目林業振興費004林道整備事業1,874万160円は、県単独補助事業を活用して林道米山線ののり面改良工事と林道東山線の舗装工事を実施しました。  その下、005造林事業1,150万2,221円は、柏崎市有林及び民有林の新植と下刈り、除間伐などの保育活動の造林事業費となります。柏崎市有林につきましては、石曽根・小島・高柳などで下刈りや除伐等を約8.4ヘクタールを実施し、民有林は造林事業補助金として柏崎地域森林組合が小島・成沢・水上地内などで実施しました約66.4ヘクタールの新植・保育作業に対して補助いたしました。  その下、201治山事業、002森林機能保全整備補助事業1,004万760円は、保健保安林である潮風公園内のせせらぎ水路の改良工事として、張芝工及び流路工を実施しました。この水路は、水源となっている井戸水が確保できなくなったことから、県営で実施される防風工や遊歩道の改良工事にあわせて池部分に張芝等を行う県補助事業でございます。  次に、3項水産業費となります。  319・320ページをごらんください。  上段3目漁港管理費、001漁港施設経費1,564万7,302円は、市が管理しています5つの漁港施設の通常の維持管理費と荒浜漁港海岸外に漁港海岸に漂着するごみを回収する、004海岸漂着物地域対策推進事業及び005漁港施設整備費から構成されております。このうち、漁港施設整備費では、笠島漁港の破損した側溝の補修を実施しました。  中段の4目漁港建設費、001漁港整備事業1億8,473万5,356円のうち、001漁港整備補助事業1億5,009万8,400円は、荒浜漁港海岸の侵食を防止するため、松波5号堤の離岸堤62メートルの整備を実施いたしました。  その下、004漁港整備市費事業3,463万6,956円の主なものは、荒浜漁港の7,861立米と鯨波漁港の570立米のしゅんせつを実施したものです。なお、荒浜漁港はゼロ市債にて、早期に実施しています。  最後に、11款災害復旧費について御説明いたします。  479から480ページとなります。  1項農林水産施設災害復旧費1目農地災害復旧費、001農地災害復旧事業30万7,530円は、平成28年度に発生した豪雨災害により大角間地内及び西之入地区の農地災害2カ所について機械借り上げ対応により復旧工事を実施しました。  482ページとなります。2目農業用施設災害復旧費、001農業用施設災害復旧事業69万5,790円は、同じく平成28年度に発生した豪雨災害による高柳町岡田地区の用水路と岡野町地区の農道、それと西長鳥地区の農道の農業用施設災害3カ所について、機械借り上げ対応により復旧工事を実施しました。3目林道施設災害復旧費001林道施設災害復旧事業65万1,780円は、同じく平成28年度発生の豪雨災害により被災した林道黒姫山線の復旧を行ったもので、機械借り上げ対応によりのり面の復旧工事を実施いたしました。  以上で説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○分科会長(佐藤 和典)  農政課長。 ○農政課長(小林 義博)  それでは、農政課所管の主な事業について御説明させていただきます。  決算書は293・294ページになります。  上段の6款1項2目農業総務費、農政課の002水田農業推進事業2,840万5,461円は、米の生産振興及び水田の環境対策に係る事業経費でございます。主な事業といたしましては、004環境保全型農業直接支払交付金事業1,860万2,999円のうち1,853万5,999円は、エコファーマー等が有機栽培または5割以上農薬及び化学肥料を低減し、たい肥施用や冬期湛水などにより地球温暖化防止や生物多様性保全等、環境に配慮した取り組みに対する国の補助事業でございます。93件で、取り組み面積277.6ヘクタール分を実施いたしました。  その下、006柏崎産米ブランド化推進事業は96万2,943円の執行額となっております。この事業は、品質、食味、栽培方法に一定の基準を設定した市独自の認証制度を創設し、ブランド米として有利販売に結びつけ、柏崎産米の販売力強化による農業所得の向上と柏崎産米全体の品質、食味の底上げを図ることを目的としたものでございます。平成28年度は認証制度の基準設定の参考とするため、100地点の栽培方法、食味値等のサンプル調査を実施いたしました。  その下、007柏崎市地域農業再生協議会支援事業1,689万1,000円は、農業関係機関を構成員とし、地域農業を総合的に振興するための組織であります柏崎市地域農業再生協議会の事業費及び活動経費等でございます。  そのうち、001柏崎市地域農業再生協議会支援事業の柏崎市地域農業再生協議会負担金557万7,000円は、水田農業振興や担い手育成対策、人・農地プラン作成支援、病害虫防除等を実施するための事務費、人件費等の活動経費の市負担分でございます。  003経営所得安定対策推進事業1,101万5,000円は、経営所得安定対策の申請から現地調査、実績報告等に係る事務経費等でございます。この事業は全額県補助金ですが、国費が充当されております。なお、この申請事務によりまして、約5億5,000万円の交付金が国から直接、対象農家へ交付されております。  少し飛びまして、297・298ページをお開きください。  中段になります。3目農業振興費、農政課、008の001集落営農確立事業の地域営農支援事業補助金416万6,000円は、農業の複合経営と農業組織体制の確保・育成を図るための市の単独事業でございます。組織化支援1件、園芸導入に必要な施設整備費の助成を5件、6次産業化に必要な施設整備費の助成を2件、実施をしております。  その下になります。014の001農林水産業総合振興事業2,688万8,000円は、県の補助金を受け、農林水産業体質強化対策補助金としまして、畜産の環境美化施設整備経費への補助1件と特任対策補助金といたしまして、枝豆調製施設整備1件、コンバイン1台、もち加工施設整備1件の経費を補助しております。なお、この事業に市費のつけ足しはございません。  その下、025の001農林業経営改善支援事業補助金807万5,000円は、農業経営体における農業従事者不足を解消し、担い手農業者を育成・確保するため、新規に通年雇用者を雇い入れた農業経営者に対して5年間にわたり雇用者の基本賃金の一部を補助する市の単独事業でございます。8経営体で8人の雇用者に対して支援を行いました。  続きまして、299・300ページをお開きください。  030食の地産地消推進事業884万1,739円は、食の地産地消推進条例に基づき策定をしました、食の地産地消推進計画を実施するための事業経費でございます。そのうち、001食の地産地消推進事業207万3,076円は、食の地産地消推進計画の検証や見直しに係る食の地産地消推進会議開催等の諸経費でございます。  同じく、002食の地産地消啓発事業376万8,663円は、周知・啓発のための事務費やイベントの開催経費でございます。  その下、003園芸作物集出荷システムモデル事業補助金300万円は、平成27年度から実施している事業で、3カ年の事業実施を予定をしております。内容は、供給量が不足している園芸作物の生産、出荷拡大を目的とし、市場に出されていなかった農作物を集荷し、出荷するシステムを構築するためのモデル事業です。初年度となる一昨年度は、高柳・南鯖石方面と北条方面の2ルートで実施をし、昨年度は、この2ルートに加え、野田・新道方面のルートを新たに加えまして、3ルートで集荷をし、愛菜館、学校給食などに供給しました。  その下、034の001機構集積協力金交付事業5,780万6,012円のうち、機構集積協力金5,727万8,500円は、農地中間管理機構を利用して農地集積に協力した農業者等に交付される経営転換協力金及び耕作者集積協力金と、地域に交付される地域集積協力金でございます。協力金ごとの対象となった面積と金額でございますが、経営転換協力金が77.3ヘクタールで5,430万円、耕作者集積協力金が12.7ヘクタールで125万8,000円、地域集積協力金が約11.5ヘクタールで172万500円でございます。全額県補助金でございますけれども、国費が充当をされております。  めくっていただきまして、301・302ページをお願いいたします。  上段になります。035の001青年就農給付金交付事業1,425万円は、人・農地プランで地域の中心となる経営体に位置づけられた原則45歳未満で独立・自営就農する新規就農者に対して年間150万円を上限とし、最長5年間交付する国の事業でございます。10名分、1,425万円を交付いたしました。これも全額県補助金ですが、国費が充当をされております。  少し飛びまして、309・310ページをお開きください。  5目農地費、農政課の007の001多面的機能支払交付金事業1億8,135万8,734円は、農業、農村の多面的機能が適切に発揮されるよう国・県・市が連携し、地域の共同活動を支援するものです。内訳は、水路や農道の路面維持などの基礎的な共同活動を支援する農地維持支払交付金が83組織、97集落となりましたが、それが8,167万8,800円。水路、農道等の補修や植栽、ビオトープづくりなどの協働活動を支援する資源向上支払交付金が79組織、93集落で、9,773万9,316円となりました。  続きまして、311・312ページをお開きください。  6目中山間地域振興費、農政課006の001中山間地域等直接支払制度事業5,609万8,595円は、中山間地域における農業生産活動等を支援することにより、中山間地域の持つ多面的機能の確保を図り、耕作放棄地の増加を防止することを目的とした事業であり、25組織、33集落に対して交付金を交付いたしました。  最後になりますが下段になります。010の002自然休養村整備事業129万1,680円は、青海川野営場の遊具等の解体撤去経費でございます。  以上でございます。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○分科会長(佐藤 和典)  農業委員会事務局長。 ○農業委員会事務局長(藤村 和良)  それでは、農業委員会事務局所管の決算について御説明申し上げます。  決算書の287ページ、288ページをお開きください。  6款1項1目の農業委員会費につきましては、支出済額6,380万3,121円でございます。  支出内訳は288ページ、290ページの備考欄に記載のとおり、職員の人件費、農業委員会経費及び事務的経費等でございます。  次に、決算書の302ページをお開きください。  3目の農業振興費のうち、農業委員会事務局関係でございます。  農用地利用集積特別対策事業として31万6,890円は、農地のあっせん、また、利用権設定による農業経営者への集積を行ったものでございます。  平成28年度は、時期が4月1日から3月31日の利用権設定ですが、2,481筆、189.6ヘクタールとなりました。このほかに農地中間管理事業分の利用権設定は1,789筆、135.2ヘクタールでございました。  以上でございます。よろしく御審議のほど、お願いいたします。 ○分科会長(佐藤 和典)  高柳町事務所長。 ○高柳町事務所長(今井 昌喜)  高柳町事務所所管の主な部分について御説明申し上げます。  決算書の283ページ、284ページをお開きください。  284ページの中段、5款労働費1項労働諸費1目労働諸費、101高柳産業福祉会館経費、002高柳産業福祉会館整備事業の設備改修工事432万円は、高柳産業福祉会館の1階と2階のトイレの設備改修に要した経費であります。  309ページ、310ページをお開きください。  310ページの中段、6款農林水産業費1項農業費6目中山間地域振興費、101の001中山間地域等直接支払制度事業(高柳町)4,055万6,625円は、対象農用地の変更に伴う測量調査委託料135万円と、対象農用地約209ヘクタールに係る直接支払交付金3,920万6,625円であります。  334ページ、335ページをお開きください。  336ページに続きます、7款商工費1項商工費3目観光費、101の001地域活性化イベント支援事業(高柳町)445万円は、高柳町の3大イベントであります、産業文化まつり、雪まつり、狐の夜祭りの実行委員会に対する負担金であります。  335ページ、336ページをお開きください。  336ページの中段、104交流観光施設経費の005じょんのび村管理費1,495万726円は、じょんのび村及び関連施設の維持管理に要した経費であります。指定管理の基本協定の負担区分に基づく一定額以上の施設の修繕、指定管理施設以外のじょんのび村周辺の草刈り、温泉引き湯管洗浄業務委託に要した経費であります。このうち、温泉揚湯ポンプの故障に係る入れかえ等の修繕料772万8,324円と、新たに備えつけた予備揚湯ポンプの購入に要した施設備品250万200円のほか、老朽化したじょんのび村の送迎バス2台をリース車両に入れかえたことに伴う自動車借上料125万4,528円が主なものでございます。  006じょんのび村整備費459万8,640円のうち、施設改修工事453万6,000円は、萬歳楽2階客室13室の床等の改修に要した経費であります。  なお、336ページの11節事業費の翌年度繰越額1,346万3,000円は、源泉に設置する揚湯ポンプが今年1月及び2月に故障したことから、2月定例会議で揚湯ポンプ及び制御盤の修繕等に必要な経費を議決いただいたところでありましたが、2月に故障したポンプの修繕及び代替となるポンプの製造等が年度内に完了することが困難となったことから、繰越明許費を設定し、平成29年度に繰り越したものでございます。
     説明は以上でございます。御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 ○分科会長(佐藤 和典)  西山町事務所長。 ○西山町事務所長(西谷 博厚)  続きまして、西山町事務所所管分の主なものについて御説明いたします。  決算書301・302ページをお開きください。  6款農林水産業費1項5目農地費、備考欄の301農業施設維持管理事業(西山町)159万2,298円は、西山町長嶺地内にある長嶺白鳥ふれあい広場等の維持管理経費であります。  少し飛びまして、325・326ページをお開きください。  7款商工費1項2目商工振興費、備考欄の上段、401の001西山町産業会館管理費157万7,440円は、光熱水費のほか各種委託料等の施設の管理経費が主なものであります。  その下、402の001草生水まつり運営費300万円は、毎年8月下旬に開催される西山地域最大のイベント草生水まつりの負担金であります。  少し飛びまして、337・338ページをお開きください。  3目観光費、備考欄中段の201の0002西山自然体験交流施設管理費900万円は、通称ゆうぎの施設管理代行料であります。  その下、202大崎温泉雪割草の湯経費1,049万3,461円は、施設管理代行料及び施設の修繕料、機械設備入れかえ工事の設計委託料が主なものであります。  203の001旧石地フィッシングセンター管理費170万5,486円は、廃止された施設の解体工事が財政上の理由から先送りとなったことから、海岸管理者である新潟県との協議によりまして、一部のグレーチング撤去など、最低限の安全管理に要した経費であります。  204の海水浴場等施設経費(西山町)1,339万7,815円は、海浜清掃業務委託料、監視場、公衆トイレ、駐車場棟の施設管理等委託料が主なものであります。  1枚めくりまして、339・340ページをお開きください。  中段の205西山ふるさと公苑経費1億76万8,476円は、施設の管理運営や修繕整備工事等のための経費が主なものであります。このうち、002の西山ふるさと公苑整備費5,478万5,700円は、西遊館の改修工事、ふるさと館の空調設備入れかえ工事を実施いたしました。  003の西山ふるさと公苑自主事業882万2,596円は、自主事業委託料が主なものであります。恒例となりました、西山さくらまつり、西山ふるさと祭り、新そば祭りなどを開催、学校の夏休み中には物販を中心にサマーイベント、10月から12月下旬までイルミネーション事業を実施しました。西山ふるさと館や西遊館にイルミネーション設備を施し、大勢の方から楽しんでいただきました。  1枚めくりまして、341・342ページをお開きください。  中段より下になりますが、007西山ふるさと館展示室リニューアル経費611万640円は、西山ふるさと館の展示室のリニューアル実施設計業務委託を実施した経費です。  説明は以上でございます。よろしく御審議のほど、お願い申し上げます。 ○分科会長(佐藤 和典)  産業振興部長。 ○産業振興部長(箕輪 正仁)  説明は以上でございます。何とぞよろしく御審議の上、認定くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ○分科会長(佐藤 和典)  説明が終わりましたので、質疑に入ります。  まずは、款別に入る前に産業振興部全体で。よろしいですか。                 (な し) ○分科会長(佐藤 和典)  款別に入ります。  初めに、第2款総務費の質疑を行います。  上森委員。 ○委員(上森 茜)  140ページの柏崎シティセールス推進事業についてお伺いします。  柏崎シティセールスの推進官を1人採用したということで、昨年を通して、採用したことでどう変わったとか、評価しているのかをお聞かせていただきたいと思います。 ○分科会長(佐藤 和典)  ものづくり・元気発信課長。 ○ものづくり・元気発信課長(井比 孝広)  平成28年4月1日付でシティセールス推進官を配置をしました。主な活動といたしましては、外部との連携ということも含めまして、幅広い人脈を通じた連携、それとシティセールス推進本部、あるいは協議会への出席を含めたアドバイスということで活動をしていただいているわけでございます。  基本的には、今まで手探り状態でシティセールスを推進をするというふうな状況をしてまいりましたけれども、推進官の配置によりまして、より具体的な、今、行動計画も策定を順次しているところでございますけども、それに向けた具体的な行動についてアドバイスをいただきながら、目標を持ったシティセールスの推進をすることができているというふうに評価しているところでございます。 ○分科会長(佐藤 和典)  三井田委員。 ○委員(三井田孝欧)  同じシティセールスなんですけど、余りいい言い方ではないですけど、負担金のちょっと問題が、いろいろ今回の、ことしになってからの不祥事の件でもあったかと思うんですけど、この1,000万円の推進協議会の負担金の使い方についてです。  この東京でのPRイベントもいろいろあったと思うんですけど、このときには、食材は持ち込みですし、会場使用料も無料だったですし、チケットを会場側が売るという方式だったんですけどお金がかかったということがあって、参加した団体の方から、こんなにお金のかかるイベントだったかなという声を聞いているんですけど。  今、ここで確認したいのは、負担金の用途に関しては、担当課としては、把握はされているんですか、平成28年度分は。 ○分科会長(佐藤 和典)  ものづくり・元気発信課長。 ○ものづくり・元気発信課長(井比 孝広)  担当課といたしまして、事務局というところでの立場でございますので、決算書、それから事業報告、それにつきましては、把握をしているところでございます。 ○分科会長(佐藤 和典)  三井田委員。 ○委員(三井田 孝欧)  もう済んでしまった決算のことなんですけど、このシティセールスの件に関しては、かなりもめた案件ですので、できれば事業報告、決算、細かい資料まではいらないですけど、概算と推進協議会としての報告があれば、そういう資料、もしあるようであれば、別途いただければありがたいんですけど、可能でしょうか。 ○分科会長(佐藤 和典)  ものづくり・元気発信課長。 ○ものづくり・元気発信課長(井比 孝広)  既に協議会のほうで承認をされている事項でございますので、それにつきまして、後ほど提供させていただきたいというふうに思います。 ○分科会長(佐藤 和典)  委員の皆さん、よろしいですか、提供してもらうで。                 (異議なし) ○分科会長(佐藤 和典)  じゃあ、よろしくお願いします。  そのほか。                 (な し) ○分科会長(佐藤 和典)  続いて、第5款労働費に入ります。  佐藤委員。 ○委員(佐藤 正典)  284ページの融資預託事業についてお聞きをします。  新規貸し付けが行われていないというような報告がございました。金融機関のほうの貸し付け制度が充実しているので、そういう状況になっているというようなことなんですけども、プロパーの貸し付けが普及してきて、行政としては一定程度の役割を終えたという、そういう意味で捉えていいのか、あるいは、融資預託なので、金融機関のやっているプロパー制度よりも、そこを超えるような有利な制度を維持していくのはなかなか厳しいのか、どちらのほうなのかというあたりで、決算の中で新規貸し付けがなくて、残高に対する預託に終わっているというような御報告だったかと思うんですけど、この点についてはいかがでしょう。 ○分科会長(佐藤 和典)  商業観光課長。 ○商業観光課長(栗原 晴彦)  議員おっしゃられますように融資預託事業ですので、金融機関のプロパー資金も非常に低く、貸し付けやすいということもございますし、現在のこの融資預託制度の資金自体が中越沖地震等の関連の当時の資金が圧倒的に多うございますので、そういう関係から、預託融資時期が終わって、今は返済の管理をしている部分というふうに考えております。 ○分科会長(佐藤 和典)  佐藤委員。 ○委員(佐藤 正典)  中越沖地震対策被災住宅特別資金というのが相当出ているということなので、そのことも影響にあるという、そういう理解でもいいんでしょうか。 ○分科会長(佐藤 和典)  商業観光課長。 ○商業観光課長(栗原 晴彦)  そのとおりであると思います。 ○分科会長(佐藤 和典)  そのほか、労働費で。                 (な し) ○分科会長(佐藤 和典)  では続いて、6款の農林水産業費に入りますが、ここは1項農業費から3項水産業費までありますので、まずは、1項の農業費からお願いいたします。  春川委員。 ○委員(春川 敏浩)  ちょうど300ページになりますが、中ほどになると思うんですが、食の地産地消啓発事業です。ここの報告書を見てみますと、いわゆる、ランチフェアとかぱくもぐフェア等々あるわけなんですが、7月あるいは10月にランチフェアをやりまして、延べ36店舗参加したということで、ここにも実績があるわけなんですが。実際に、もう数年たつわけなんですけど、皆さんがランチフェアをやられて、どういう評価をされているか。いわゆる、決算額というか金額的に約376万9,000円が出ているわけなんですが、市民の皆さんも相当入り込み客といいますか、期待が大きいと思いますし、実際に会場を見てみても大勢の人が来ているもんですから、ごった返すような状況で、非常に消費者としてもありがたい、それから、生産者としてもありがたいと、こういう状況なんですが。  ランチフェアのあり方そのもので、どうであったか。いわゆる、実際に提供者の声、あるいはまた、それを食べた人の声、どんなような状況であったかをお聞かせいただきたいと思います。 ○分科会長(佐藤 和典)  農政課長。 ○農政課長(小林 義博)  ランチフェアにつきましては、当初のころから参加店舗もかなりふえ、それから、提供食数も順調にふえてきたということであります。お店やそのほか、飲食店からも、非常にいい試みだということで喜んでいただいておりますし、来店される方からも、興味を持った方が来店をされているという部分が多いというふうに思っておりますけれども、そういった方もふえているということは、やはり、地産地消の意識が少し高まってきているというふうに、私どもは思っております。  これも5年間たちましたので、次の展開ということも、今までの実績を踏まえて考えなければならない時期に来ているなというふうなことで考えているところでございます。 ○分科会長(佐藤 和典)  三井田委員。
    ○委員(三井田孝欧)  後学のために、298ページの鳥獣被害の対策部分について。事業報告を見ますと、狩猟免許取得に関する経費を6名に交付したということだったんですけど、当初の予定だと、それぐらいだと、お話を聞いている限りだと、対策としては厳しいというお話もしていて、イノシシ被害に関する勉強会等においても、柏崎は一度絶滅したはずなのに、また、かなり被害が出ているから、もう少し取り組まなきゃならないということだったんですけど。  この平成28年度の鳥獣対策の事業について、まだ不足の点、もしくは十分であったという点を、改めて総括としてお聞かせいただけませんか。 ○分科会長(佐藤 和典)  農政課長。 ○農政課長(小林 義博)  鳥獣対策につきましては、決算書の中では負担金と担い手の事業ということしか載っていないわけですけれども、柏崎市有害鳥獣被害対策協議会のほうで実際に活動をしているわけでございます。その事業の中で、昨年度の実績としましては、電気柵の必要な部分を全て設置することができたということで、約155キロの設置延長となったわけでありますし、捕獲のほうにつきましても、昨年度は過去最高の、1年間としては捕獲数で237頭の捕獲を実施したというふうなことでございますが。  これまだまだふやしても、イノシシのふえるほうが、まだ多いのかなということで、担い手の体制強化というのは、今、委員おっしゃられるように、これ必要な対策であるというふうに思っておりますので。また、猟友会の柏崎支部との連携図りながら、また、体制のほうも当初に比べますと大分、体制づくりをしていただいておりますので、それは引き続き実施していきたいと思いますし。やはり、担い手の確保と、もう一つは、その地域の方から理解をいただいて、地域での取り組み、そういったものも理解を深めていく必要があるというふうに考えております。 ○分科会長(佐藤 和典)  1項そのほか農業費。312ページまでですが。あればまた出してください、後で。                 (な し) ○分科会長(佐藤 和典)  それでは、第2項林業費。311ページから316ページまで。                 (な し) ○分科会長(佐藤 和典)  では、続いて3項の水産業費。315ページから320ページまで。  佐藤委員。 ○委員(佐藤 正典)  決算書320ページの農林水産課001、001漁港整備補助事業の中の荒浜漁港海岸保全施設整備工事なんですけれども。これは毎年なわけですけれども、十分な効果が得られているのかどうかというあたりについて、少し補足をいただければと思いますが。 ○分科会長(佐藤 和典)  農林水産課長。 ○農林水産課長(竹内 功)  荒浜漁港の砂の堆砂についてでございますが、平成28年度に大量に掘ることをしました。7,600立米近くを掘りました。それで毎年毎年掘っていると切りがないので、3年から4年ぐらいはそれで、一度掘るともつだろうということで、今回、漁港の脇のところにポケットのようにちょっと深く掘りまして、そこに毎年毎年たまるのを、そこで抑えて、三、四年はそこでもたせようということでやっていますので。また平成28年から29年にかけて掘りましたので、また3年後から4年後ぐらいには、きっとたまるのではないかなというのは予想しておりますけど、それはちょっとやってみないとわからないということで、何年かに一度は掘るようになると思います。 ○分科会長(佐藤 和典)  産業振興部長。 ○産業振興部長(箕輪 正仁)  ただいまの佐藤委員のおっしゃられた漁港整備事業の荒浜漁港海岸保全施設整備事業1億3,360万1,400円につきましては、事務報告ごらんいただきたいと思うんですが、109ページ6番の(2)のこれは荒浜漁港ではありますけれども、これは離岸堤の関係の整備ということでございますので、今、佐藤委員の意図されたこと、それから農林水産課長がお答えしたのは、荒浜漁港本体の砂の状況のことかと思いますが、佐藤委員の御指摘された部分というのは、事務報告109ページ6の(2)漁港海岸事業荒浜漁港海岸、この工事終了のところにございますように、離岸堤の整備ということでございますので、補足させていただきます。 ○分科会長(佐藤 和典)  佐藤委員。 ○委員(佐藤 正典)  漁港は維持していかなければいけないというのは理解しておりますし。なかなか技術的にも多分、難しいことが多分いっぱいあるんだろうと思いますが。予算的にもそれなりの予算になってくるので、十分な効果が上がるような形で、これからもお願いしたいと思います。 ○分科会長(佐藤 和典)  若井委員。 ○委員(若井 洋一)  参考までに聞かせてください。柏崎市は5つ漁港があるということを聞いたんですが、その停泊数というか漁業者というのかな、どのくらいなんですか。各漁港で。 ○分科会長(佐藤 和典)  農林水産課林業水産班係長。 ○農林水産課林業水産班係長(五十嵐 徹)  5つの漁港に、あと柏崎港、こちらのほうに漁師のほうがいまして、総計しますと62名の漁業者が柏崎市内にはいます。  以上です。 ○分科会長(佐藤 和典)  斎木委員。 ○委員(斎木 裕司)  さっきの佐藤委員の荒浜漁港の関連なんですが。ちょっとお聞きしますと、あそこの場所柄、砂がたまりやすい。ああいうところへ漁港をあれするのはいかがかなというような話も聞いたんですが。今後、また同じようなことが繰り返されるんじゃないかなというお話を聞いているんですが、その辺のお話。今後じゃなくて平成28年度で、また再度そういうことが繰り返しされないかどうか、ちょっとお聞かせ願いたい。 ○分科会長(佐藤 和典)  農林水産課林業水産班係長。 ○農林水産課林業水産班係長(五十嵐 徹)  御質問についてお答えします。御指摘のとおり、荒浜漁港というのは砂浜が続く砂丘地帯の真ん中に配置している漁港でございまして、大変、砂の被害が多く発生しております。御存じのとおり、平成22年から24年にかけて3年間続けて、港の中が埋没してしまう災害が過去に発生しております。  これ踏まえまして、荒浜漁港においては、砂の侵入を防止するための対策を、これを平成24年度に建設しまして、現在、その効果のおかげで、その後、大がかりなしゅんせつ工事というのは行っておりません。ただ、やはり、立地の関係で砂の侵入というのを防ぐというのをゼロにはすることはできませんもので、何年かに一度しゅんせつのほうを行いまして、漁船の航行の安全を図る必要がございますので、こちらについては常に観測のほうを行いまして、適切な時期に工事のほうを行わせていただこうと思っております。  以上でございます。 ○分科会長(佐藤 和典)  産業振興部長。 ○産業振興部長(箕輪 正仁)  補足ですが、先ほど農林水産課長が佐藤委員に対してお答えしたところは、具体的に申し上げますと、その上の漁港整備補助事業ではなくて、その下の漁港整備市費事業の3,463万6,956円の中に入っておりまして、その中の一番下に漁港浚渫工事というのがございます。その2,900万何がしの中でございまして、事務報告書109ページの6の(1)漁港整備事業の荒浜漁港しゅんせつ7,861立米というのが荒浜漁港のサンドポケットということで深く掘りまして、ここに砂が埋まらないようにということで、ゼロ市債を使って行ったということでございます。 ○分科会長(佐藤 和典)  春川委員。 ○委員(春川 敏浩)  310ページの多面的機能支払交付金事業についてお伺いしたいんですが。先ほどの説明やら報告書を見ていますと83活動組織、97集落でこの事業は利用しているわけなんですが。もちろん、県・国支出金等々が大きくあるんですが。97組織というのは、柏崎市全体で言うと、これは農村地域だと思うんですけど、まだまだほかに数があるんじゃないかと思うんですが。  当初よりもふえているのは承知しているんですが、年度当初で多分、農家組合長等に周知されているんじゃないかと思うんですが、この発信の仕方ですね。これどうやってやられているのか、まず、お聞かせいただきたいと思います。 ○分科会長(佐藤 和典)  農政課農政企画係長。 ○農政課農政企画係長(江部 哲)  発信の仕方なんですが、説明会等を開催しまして、その説明会で取り組みを希望する集落につきまして説明等をして、対応しているところでございます。毎年、そのような形で農家集落のほうに連絡等しまして、そのようなことで実施しているところでございます。 ○分科会長(佐藤 和典)  春川委員。 ○委員(春川 敏浩)  参考までに聞かせていただきたいんですが、平成27年度と平成28年度はどういうふうにふえておりますか。 ○分科会長(佐藤 和典)  農政課長。 ○農政課長(小林 義博)  平成27年度の活動組織数が69活動組織、83集落ございます。平成28年度が今述べましたように83活動組織、97集落。参考で申しますと、平成26年度が59活動組織で73集落というふうになってございます。  ちなみに本年度は、先回の補正予算でも説明いたしましたけれども98活動組織、114集落の参加というふうなことになってございます。 ○分科会長(佐藤 和典)  6款はよろしいですかね。                 (な し) ○分科会長(佐藤 和典)  7款に入ります。7款は項が1つしかありませんので、7款で。319ページから354ページまで。  三井田委員。 ○委員(三井田孝欧)  確認のために、すみません。334ページの柏崎フロンティアパーク企業誘致推進協議会負担金について、決算の認定のために。ここで言質をとらないといけないので質問したいと思うんですけど。さきの職員不祥事の際に、平成28年度の旅費不正の請求のときで、この協議会名、柏崎フロンティアパーク企業誘致推進協議会名での出張においては不正はなかったというふうに全員協議会ではあったんですけど、改めて確認しますと、今回はなかったということでよろしいでしょうかね。平成28年度のこの負担金の中で支出された出張旅費の中で、不正はなかったということでよろしいでしょうか。 ○分科会長(佐藤 和典)  ものづくり・元気発信課長。 ○ものづくり・元気発信課長(井比 孝広)  はい、ございません。 ○分科会長(佐藤 和典)  春川委員。 ○委員(春川 敏浩)  今のところですが、企業立地推進員ですね、これ2名お願いしているというのは、前にも私いろいろお話したんですが。多分、皆さんのほうから見て一生懸命やっていただいているという回答になるかと思うんですがね。昨年度も、平成28年度も企業が出てきたとこがあるわけなんですが。実際にここで推進員の皆さんに、それなりの期待をし、費用を支払いしているわけなんですが。皆さんの立場から見て、どうであるか。いわゆる、企業立地推進員の活動は、やっぱり必要なんだと。これによっていろんな情報が来ているんだと、こういうことなのか。  それから、今、平成28年度の誘致されたのは、多分、企業立地推進員の人じゃない人から来ていると思うんですね。その辺を見られてどうなんでしょう、検証してみて。 ○分科会長(佐藤 和典)  ものづくり・元気発信課長。 ○ものづくり・元気発信課長(井比 孝広)  企業立地推進員の活動についてでございますが、平成28年度におきましては、企業訪問数としまして60社という活動状況となっております。事務報告にもございますけれども、市の職員も含めまして317社の訪問というところで、力を合わせながら企業立地に推進の活動をしているというところでございます。  企業立地推進員に期待しているところにつきましては、まず、首都圏を中心といたしました企業に対してアンケート調査をさせていただきます。それで柏崎市フロンティアパークに興味があるという、そういうふうなお答えをいただいた企業を中心に、まずは企業立地推進員が最初の訪問をしていくというところでございまして。その企業訪問でのやりとりの中で少しずつ柏崎に興味を持っていただく、そういう度合いが高まってきますと、市の職員も一緒に、本格的な活動をしていくというところでございますので。企業立地推進員の活動なくしては、企業立地のほうは推進がなかなか難しいというふうに考えております。 ○分科会長(佐藤 和典)  春川委員。 ○委員(春川 敏浩)  そういう回答になると思っていたんですが。やはり、シティセールス等々も、やっぱり、我々も期待するところ大ですし。それから、もう5年ぐらいなりますか、企業立地推進員は、お願いしてから。企業立地推進員ですね。推進員は5年でしたかね、ちょっと確認したいんですけど。 ○分科会長(佐藤 和典)  ものづくり・元気発信課工業振興班副主幹。
    ○ものづくり・元気発信課工業振興班副主幹(星 賢一)  当初1人で動いていた時期がございましたが、それはフロンティアパークができ上ってからですから、多分、平成20年度とか21年度とかという時期ではないかなと思います。  それで、もう1人、増員になりましたのが平成25年度からになりますので、今年度でちょうど5年目になろうかと思います。 ○分科会長(佐藤 和典)  春川委員。 ○委員(春川 敏浩)  今のお願いしている人というのは、何年目になるんですかね。 ○分科会長(佐藤 和典)  ものづくり・元気発信課長。 ○ものづくり・元気発信課長(井比 孝広)  現在、企業立地推進員でお願いしている方は、平成25年度からお願いをしている方ですので、5年目ということになります。 ○分科会長(佐藤 和典)  春川委員。 ○委員(春川 敏浩)  5年お願いしてあって、極めて年数的には長いと思うんですよね。しかしながら成果物がなかなか見えてこないと。さっきも課長、話してたんですけども、大変、参考になっていたらいいんですけども、我々にしたら、ちょっと歯がゆいなという点もあるんですけどね。  期待しているところは大なんですけども。1年間続いて、やり方がまずければ、いろんな施策も考えなくてはいけないと思うんですけど、その辺はどうなんですかね。 ○分科会長(佐藤 和典)  ものづくり・元気発信課長。 ○ものづくり・元気発信課長(井比 孝広)  なかなか企業立地ということは一朝一夕にはいかないという部分でございまして、必要な活動、地味な活動ではありますけれども、継続しているといったところでございます。半分強、フロンティアパークのほうも企業の皆様から立地をいただいているということもございまして、中身はまた検討しながら、アンケートの実施の内容も含めまして、今後、引き続き立地をしていただけるような、そんな取り組みを続けてまいりたいというふうに考えています。 ○分科会長(佐藤 和典)  産業振興部長。 ○産業振興部長(箕輪 正仁)  補足申し上げますと、企業立地という部分が企業立地推進員のメーンの仕事ではありますけれども、柏崎の企業を知ってもらうということでガイドブックを持っていって、いわゆる柏崎の企業はこういうことができるよということで、東京の企業と柏崎の企業のマッチングとか、そういった仕事もやっておりまして、それによって一定程度、引き合いもあるというふうに伺っておりますので、企業立地のみではないと。柏崎の製造業を、特に首都圏、関東圏にお知らせするという任務も担っているということを御承知おきいただきたいと思います。 ○分科会長(佐藤 和典)  佐藤委員。 ○委員(佐藤 正典)  決算書の330ページ、中段から下のところ001人材育成支援事業の高校生インターンシップ支援事業負担金60万円のところなんですけれども。事務報告書の103ページのところにも載せていただいてありますけれども、いわゆる柏崎工業高校生による就労体験の事業だと思うんですが。地元の企業への就職につながるということで、大変期待をしているわけですけれども。このいわゆる就業体験を受け入れていただいている事業所、受け入れる事業所のほうが、だんだん広がっていっているのか、ふえてきているのか。受け入れ態勢がどういうふうになってきているのかというあたりで、もし、おわかりでしたら教えていただきたいんですけれども。 ○分科会長(佐藤 和典)  ものづくり・元気発信課長。 ○ものづくり・元気発信課長(井比 孝広)  工業高校生を中心をいたしましたインターンシップ支援事業ということでございますが、平成28年度は149名の方が60社でインターンシップを実施しております。それ以前、平成27年度以前の部分が、ちょっと今、手持ちの資料としてございませんが。引き続き工業高校生につきましては、地元定着というところを狙った活動を引き続きやってまいりたいと思いますし、そういった中で人数、それから協力事業所も増加をするような形での取り組みをしてまいりたいというふうに考えております。 ○分科会長(佐藤 和典)  佐藤委員。 ○委員(佐藤 正典)  子供さんの数が少なくなってきていて、地元の働き手といいますか、大変だというような、確保するのはなかなか大変だということも聞いておりますし、今、課長が御説明されたように、多分、地元の企業としても、そういった地元の子供たち、働き手になっていただける、地元に残っていただける方をすごく熱望していると思うので。ぜひ、企業にこれからも働きかけていただいて、少しでも受け入れ企業がふえていけるような体制をつくっていただきたいというふうに思います。 ○分科会長(佐藤 和典)  三井田委員。 ○委員(三井田孝欧)  338ページの西山町事務所の、毎年の話で申しわけないですけど、旧石地フィッシングセンターの、大変、答えづらいと思うんですけども、西山出身の斎木委員が見ておりますが、朽ち果ててから撤去するという方針がある程度出ているというのはわかるんですけど、やっぱり朽ち果ててからだと撤去に余計お金がかかるんじゃないかなと思うので。とりあえず平成28年度としては、現状で維持できたのかと。あと、危険な箇所が出てきたかどうかというところだけ、少しお聞かせいただけますか。 ○分科会長(佐藤 和典)  西山町事務所長。 ○西山町事務所長(西谷 博厚)  おっしゃるとおり、大変お答えしづらいんですが。海岸管理者である新潟県の占用の許可をとって設置している施設だと。それが用途をなさなくなったら、廃止したら、即座に撤去するのが条件ということで許可をいただいております。ただ、財政上の理由から先延ばしになったということで、最低限の維持管理、グレーチングが落下をして、砂浜ですとか遊泳区域に落下してけがをする人が出ないように、そこだけは撤去させていただいたということでありまして。  それについては、最終的に撤去するときの手戻りにはならないというもんでありますが、朽ち果ててからやるよりも、早く撤去したほうが安いのかどうかという点につきましては、一般的に考えて、そう変わらないんではないかなというふうには考えておりますが。その辺の試算というものは、しておりません。 ○分科会長(佐藤 和典)  三井田委員。 ○委員(三井田孝欧)  いつか決断せざるを得ないときも来るでしょうし。目的がもう持たなくなっているから、本来は県に甘えている感じになると思うので、これはまた平成29年度末にまた指摘をしないといけないなと。とりあえず、私は意見として申し上げます。 ○分科会長(佐藤 和典)  斎木委員。 ○委員(斎木 裕司)  柱状図をいただいて、ありがとうございました。場所は336ページです。きのう、現場を見させていただいたんですが、この柱状図を見てびっくりしたんですが、井戸を掘ったのはいいんですが、これ揚水試験やっていないですね。揚水試験やってなくて、ポンプの選定はできないはずなんですが、この資料ってあるんですか、ないんですか。  というのは、ここで委員の皆さんに見ていただくと、上のほうに最大揚水量、限界揚水量、適正揚水量という項目があって、空欄になっているんですね。それで自然水位もそうですし、最大揚水水位、限界揚水水位、適正揚水水位、これがないとポンプをどこに下げるかもわかんないし、ポンプの容量、大きさもわかんない。それで担当者も書いていないし、電気計装もやってあるかどうか、この比抵抗値ですよね。  これ、柱状図になっていないで、よく竣工になったと思うぐらいの資料なのですよ。ちょっと説明していただきたいと思いますけれども。 ○分科会長(佐藤 和典)  市民生活部長。 ○市民生活部長(池田 真人)  非常に専門的な御質問をいただいたんで、私も専門的な部分で誤りがあったら申しわけないんですが。これは温泉を掘った、井戸を掘ったときのものでありまして。その後、昨日も御説明させていただきましたが、温泉施設としてまた整備をしているというところがありますので。その段階で当然、県の審議会にかける段階では、そのデータをもって申請をしているということでありますので。ここにそれは入っていませんが、当然そういう計測をしているということであります。今回のものに入っていませんでしたので、その部分については、また資料を確認していきたいと思っています。 ○分科会長(佐藤 和典)  斎木委員。 ○委員(斎木 裕司)  ぜひ、お願いしたいと思います。それで、その後また揚水試験やっていますんで。というのは、なぜ言うかというと、一番初めにやった井戸の能力、揚水量ですね。それが出ていないと、この2回目にやったときにどのくらいの水量減っているかなんていうのがわかりますんで。そういうことで、この井戸の寿命というか、そういうのは当然出てくると思いますので、この資料提供をお願いしたいと思います。 ○分科会長(佐藤 和典)  資料提供もらうで、委員の皆さん、よろしいですか。                 (異議なし) ○分科会長(佐藤 和典)  当局、資料は。 ○市民生活部長(池田 真人)  用意させていただきますので、ちょっとお時間をいただきたいと思います。 ○分科会長(佐藤 和典)  佐藤委員。 ○委員(佐藤 正典)  決算書332ページの最上段のほうなんですけれども、021工業用水道事業会計繰出金のことで1点質問をさせていただきます。  公営企業決算のときにもこのことについて、ガス水道局のほうに質問させていただいたんですけれども。ガス水道局のほうの回答としては、なかなか工業用水道の経営的に考えるとちょっと厳しいと。しかし、水道を提供している責任からして、企業とも話し合いを続けながら、水道は提供をしていかなければならない。しかし、一定程度理解が得られれば、なかなかこの採算が合わないので、将来的には工業用水道事業を、整理というか廃止するような方向に考えているというようなガス水道局の回答であったんですけれども。  このことについて、いわゆる企業を担当されている産業振興部としては、どのように考えているのか、ちょっと考え方についてだけお答えいただければと思うんですけれども。 ○分科会長(佐藤 和典)  ものづくり・元気発信課長。 ○ものづくり・元気発信課長(井比 孝広)  この件につきましては、ガス水道局のほうからも情報提供がありまして、現在いろんな状況で相手方の企業さんと話をしているということでございます。いずれにしても相手方企業さんの承諾が必要になることになりますので、どういう方向性に行くとしても承諾がないと前に進めないということでございます。  工業振興という立場から見ますと、西山の工業流通団地に企業が今、進出をしてきていただけるので、撤退というふうなことがないような形で、これにつきましては継続して、何らかの形で用水が給水できるような形での解決を、ガス水道局側と一緒になって連携して考えていきたいというふうに現時点では考えております。 ○分科会長(佐藤 和典)  佐藤委員。 ○委員(佐藤 正典)  ガス水道局の立場も、今の課長の説明の立場もそれぞれ、もちろん理解をしておりますが。ガス水道局は、水道を供給する立場で、それはもうやっていかなきゃならないということなわけですが、企業と話し合いをしたりする際に、ぜひ、産業振興部のほうもガス水道局と協力しながら、どういった形が一番いいのかということをやっていただきたいと思いますし。箕輪部長は財政の専門家でもありますから、毎年、その繰り返しをしているという現状がどうかということも、多分おありだと思いますので、ちょっと御質問させていただいたんですけども。そういうことで、ガス水道局のほうと連携していただきたいなということを申し上げておきたいと思います。 ○分科会長(佐藤 和典)  産業振興部長。 ○産業振興部長(箕輪 正仁)  私も財務部長時代にガス水道局に、それから産業振興部と協議をした中で、実際の工業用水道の供給能力が現在のASABA、1社程度しか供給能力がないというふうに伺って行って。ただ、あそこの工業団地全体は用地を売っているということでありますので。極端な話、実際に立地してくると用水が不足しているという状況の中で、工業用水道では対応できないという面が一方である。  それから、上水道で対応するということになると、供給能力は当然ありますけれども、単価が上がるということになりますので、その辺のところが、先ほど井比課長が申し上げたとおり、いわゆる、供給責任のあるガス水道局と産業立地をどうするかという産業振興部、その辺のところで今後また、どういう考え方があるのかというのは協議していきたいと思っています。 ○分科会長(佐藤 和典)  斎木委員。 ○委員(斎木 裕司)  その場合に、あれをやめた場合ですね、当然、原発交付金の関係で返還という事象が出てくると思うんですが。その辺はどう考えておられますか。 ○分科会長(佐藤 和典)  産業振興部長。 ○産業振興部長(箕輪 正仁)  当然、施設の関係が今おっしゃられたとおり、電源立地対策交付金、電源三法が充当されておりますけれども、いわゆる施設的なものになりますと、減価償却ということで年数によって若干落ちてくるというのはありますが。土地について、電源の交付金を入れているかどうか、ちょっとここでは答弁できないのですが、土地については当然、減価償却しませんので、そういったことにつきましても当然、どうするかということを検討する際にも前提条件になるということは、十分、ガス水道局、産業振興部、それから担当である総合企画部とも連携をして、検討していきたいと思っています。 ○分科会長(佐藤 和典)  斎木委員。
    ○委員(斎木 裕司)  平成28年度決算でいいんですが、そのときにやめて、その交付金を返すときには、どのくらい返さなきゃいけないかという概算を、ちょっとお願いできませんでしょうか。 ○分科会長(佐藤 和典)  産業振興部長。 ○産業振興部長(箕輪 正仁)  それにつきましては、ガス水道局、それから総合企画部のほうと相談して、ものづくり・元気発信課のほうで資料を提供したいと思いますが、ちょっとお時間のほうをいただきたいと思います。 ○委員(斎木 裕司)  委員長、資料をよろしく。 ○分科会長(佐藤 和典)  資料もらうでよろしいですか。                 (異議なし) ○分科会長(佐藤 和典)  じゃあ、資料よろしくお願いします。  三井田委員。 ○委員(三井田孝欧)  344ページの海水浴場の整備事業について、ちょっと大事なことなんで、私、勘違いしていたら申しわけないですけど。あそこの高崎臨海学校が去年の平成28年8月20日に閉校になって、あそこら辺の整備というか、あの臨海学校があるから周辺をよくしていてくれていたんだということ、周りの地元の方の声も聞いているんですけど。来年、平成28年でこれでもう工事は終わりなのかというところの確認をしたいと思うんです。  ちなみに、あそこの臨海学校は昭和42年にできて以来、あそこに入校した人は約24万人。この約24万人の柏崎を経験した人は、シティセールスの上で貴重な資源だから、やっぱり大切にする必要があると思うんですけど。平成28年に閉校したから、もうその後は臨海学校の周りは何も整備をしないで、草ぼうぼうというわけにもなかなかいかんと思うんですけど。そこら辺の考えと、平成28年度末ではどうでしょうかね。 ○分科会長(佐藤 和典)  それでは、今、ちょうど3時になりましたので、ここで一旦休憩入れて、3時15分再開でお願いします。 1 休   憩 午後 3時00分 1 再   開 午後 3時15分 ○分科会長(佐藤 和典)  それでは、再開いたします。  商業観光課長。 ○商業観光課長(栗原 晴彦)  休憩前の内容についてお答えさせていただきますが。まず、笠島の海岸でございますが、笠島漁港の管理区域でもございます。今までは農林水産課の部分と観光課の部分で合同で海の分のしゅんせつと浜の造成という形を両方セットとさせていただきましたが、高崎臨海学校がなくなったということで、今年度は観光課の造成費が計上してございませんので、農林水産課のほうで浜の部分の海水浴場となっておりますので、通常管理の中で整地をやっていただきました。今後も笠島漁港の区域内ございますので、そういう中での管理としてやっていただけるものと思っております。  また、高崎臨海学校のことにつきましては、高崎市の施設、持ち物でございます。今まで管理人がいらっしゃったので、管理人が全て管理をしていただいておりましたが、現在おりませんので、高崎市のほうから駐在さん等、緊急避難場所等にもなっておりますので、地元の駐在さん等に見回り等のお願いをしたりということはあるようでございますが、なかなか管理人さんがいらっしゃらなくなったということで、今は管理ができていないということでございますけども。  市としましても高崎市に対しましては、その施設を有効利用していただくとか、あるいは再利用の方法、また、柏崎市の緊急の避難等にも使えるものですから、管理も含めて適正な管理、運用していただきたいということで、春からずっと要請はさせていただいておりまして。高崎市としても、前向きに検討させていただくという返事はいただいておるということですが、現状としては、そういう状態になっているというものでございます。 ○分科会長(佐藤 和典)  三井田委員。 ○委員(三井田孝欧)  346ページの負担金の話なんですけど、少し成果があれば聞きたいと思うんですが、フィルムコミッションについてです。フィルムコミッションについては負担金を出しているだけで、特に別段フィルムコミッションの取り組みやっているということでないと思うんですけど。平成28年度に柏崎でCMとか映画とかテレビドラマとか、ああいうことが行われたというのは何件ぐらいあって、というのは把握はしていらっしゃいますか。 ○分科会長(佐藤 和典)  産業振興部長。 ○産業振興部長(箕輪 正仁)  私の記憶の限りでは、飯塚邸を舞台にした「獄門島」、NHKのBSプレミアム、それから、BSスカパーの「ひぐらしのなく頃に」ということで、これは旧別俣小学校、それから荻ノ島集落、それから私が申し上げて申しわけありませんが、鵜川神社ということで記憶しております。  その2点は記憶にありますけれども、それ以外について、もしあればお願いします。 ○分科会長(佐藤 和典)  農林水産課林業水産班係長。 ○農林水産課林業水産班係長(五十嵐 徹)  我々、漁港の海の関係になりますと、我々のところで照会があるので、私のほうで把握しているところ2件ございまして。  1件目につきましては、笠島漁港の周辺でテレビCM、トヨタ自動車のテレビCMの撮影のほうが行われたということがあります。  それと、こちらは椎谷になるんですけれども、椎谷から大崎でしょうかね、西山町の。ちょっとこれはたまたま私はCMを拝見して、企業名とかちょっと把握してはおりませんが、1件、こちらでの撮影があったのを間違いなく確認はしております。  以上でございます。 ○分科会長(佐藤 和典)  高柳町事務所長。 ○高柳町事務所長(今井 昌喜)  高柳町のお話ですが、「ミスミソウ」という映画の撮影が冬にございました。 ○分科会長(佐藤 和典)  三井田委員。 ○委員(三井田孝欧)  平成28年度決算の場合ですけど、やっぱり、こうやってばらばら出てくるというのは、改善を、年度末の決算のときには、自分のところで、自分のまちで映画とかフィルムのコミッションがあったというのは、市民のためにも元気が出ることなので、まとめていてもらいたいなと思います。これは意見で。 ○分科会長(佐藤 和典)  春川委員。 ○委員(春川 敏浩)  次のページになります348ページのコレクションビレッジの運営管理事業なんですが。総体的には8,700万円ということで、金額的にも大きいと思うんですが。毎回申し上げているんですが、入館者数です。これは、これだけの事業費をかけて、極めて入館者数が少ないというのは、皆さんも御承知のとおりだと思うんですが。  例えば、長寿命化をやるには、どうしても修繕費等々は必要なのは承知しているんですが、やはり、これだけの費用をかけて、いろいろつくった経過もあるわけなんですが、要は貴重な資料といいますか、いいものがいっぱいあるわけなんで。平成28年度はああいう状況で1年間相なったわけなんで、私から言わせたら、もったいないなという気もするんですが。  皆さんのほうで、これをどういうふうに思っていらっしゃるのか、この点、まずお聞かせいただきたいと思います。 ○分科会長(佐藤 和典)  商業観光課長。 ○商業観光課長(栗原 晴彦)  今、委員お話のとおり、平成28年度の入れ込み客、道の駅が休止したということも大きく影響しているとは思いますが、前年比で8割、痴娯の家については65%程度の入れ込み客に終わっておりますので、非常に入館者が少ないという状態にはなっております。  なかなか地域、地元の市民の方のリピーター率が低いということで、市外、県外の方からおいでいただく機会を設けなければならないということの中で、いろんな企画展というような形のものを年数回ずつやっていただいたり、あるいは、インバウンドの、今、水球の選手の方が柏崎に多くおいでをいただいているということから、女性の方々も多くおいでいただきますので、そういう方々が藍民芸館を通じて浴衣等の着物体験をしていただいたりというような形で、インスタで流していただいているというような形も今しておりますし。  また、ことしの、昨年の実績ではございませんが、ことし、早稲田大学の広告研究会の学生がおいでいただいたときに、このコレビレ3館という形のものも見学をしていただきまして、インスタで流していただいたり、SNS発信をしていただいたということで、若い人たちの目線で、また新しい発信もお願いしたりということで。今、道の駅の今後の活性化計画も最終段階の締めに入っておるところでございますが、ここら辺とあわせながら、3館の皆さんとともに、さらなる活性化というところで計画をさせていただいて、検討させていただいているというところでございます。 ○分科会長(佐藤 和典)  春川委員。 ○委員(春川 敏浩)  これ空調の一部を改修したということになっているんですが、この空調ですね、例えば塩害等々もあると思うんですが、今、これ改修して、どのぐらいもつかですよね。その辺はどうなんでしょうかね。今までも何度かやっていると思うんですけどね、どのぐらいもっているかということ。 ○分科会長(佐藤 和典)  商業観光課長。 ○商業観光課長(栗原 晴彦)  機械本体の耐用年数の正確な年数はわかりませんが、今までの実績を見ますと、12年から15年くらいの耐用年数には、今後もつものと思っておりますし、塩害等もございますので、機械自体も塩害対策を外面には施してあるということですので、その辺の期間は、まだ大丈夫じゃないかなと思っております。 ○分科会長(佐藤 和典)  三井田委員。 ○委員(三井田孝欧)  352ページの北陸新幹線観光誘客事業について、確認の意味でちょっとお聞かせいただきたいんですけど。デジタルサイネージを上越妙高駅のほうで設置したということなんですけど。デジタルサイネージだと、大体その時間に何人通ったとか、どれだけの人に見てもらったか、いわゆるビューですね、閲覧数で見てもらった評価をするんですけど。もしそういった評価が、観光協会のほうでつくったのか。分担した各市で報告があったのか。そういった評価基準があれば教えていただけますか。 ○分科会長(佐藤 和典)  商業観光課長代理。 ○商業観光課長代理(観光企画係長)(曽田 博文)  上越妙高駅のデジタルサイネージですけれども、御質問の何人の方が見たのかという部分については、正直、乗降客がどのくらい見ていただいたのかというあたりになろうかと思います。はっきりしたところは押さえてございませんが。デジタルサイネージ2種類ございまして、120インチの大きいものと60インチのものということで、おおむね1時間に柏崎の映像が12回ほど流れると。1回当たり1分ないぐらいの短いものでありますが、そのぐらい流れるということになってございます。  年に4回映像の取りかえを行ったりしながら、少しでもPRにつながるように努めているところでございます。  以上です。 ○分科会長(佐藤 和典)  三井田委員。 ○委員(三井田孝欧)  次に、別のものにいきますけど、同じページなんですけど。かしわざき魅力再発見・誘客推進事業についてですけど。これは事業目的は本来は、事業目的の一つに地域全体で観光客に対するおもてなしの心を醸成すると。つまり、受ける側の柏崎市民の側の地域のおもてなしの心を醸成しようという目的が入ってたんですけど、今回行った事業は、まちあるきの事業で、これはこれで、私は大変よかったものだと思っていますし。あと、9つのコースの中から4つを選んでパンフレットをつくって、それもいいことなんですけど。じゃあ、もう一つの目的である、地域のおもてなしの心を醸成できたかというところになると、それに対する事業が抜けていたんじゃないかなと思うんですけど、どういった評価をされているか、少しお聞かせいただけますか。 ○分科会長(佐藤 和典)  商業観光課長代理。 ○商業観光課長代理(観光企画係長)(曽田 博文)  今お話がありましたように、昨年は講座を開催しまして、その講座の一環としまして、まちあるきイベントを開催しました。御指摘のように、地域の方のおもてなしという部分では、まずはこういった素材が市内にあるんだというところを市民の方から知っていただく、それがまず、一義的には大事なことではあったんだろうというふうに考えております。その存在に気づいていただくことで、自分のまちにもこんな素材があったんだ、であれば、見に来た方には、今度はこういうふうにして教えてあげよう、というあたりを極めていけたらというふうに考えております。 ○分科会長(佐藤 和典)  そのほか。                 (な し) ○分科会長(佐藤 和典)  続いて、11款災害復旧費。                 (な し) ○分科会長(佐藤 和典)  それでは、産業振興部の所管の全体を通して質問、質疑し忘れたところとかありましたら出していただきたいと思いますが。
                    (な し) ○分科会長(佐藤 和典)  それでは、議員間討議に入ります。                 (な し) ○分科会長(佐藤 和典)  議員間討議を終結します。  質疑を終結します。  これで、産業振興部の審査は終了いたしました。産業振興部の皆さん、御苦労さまでございました。  5分だけ休憩いたします。 1 休   憩 午後 3時30分              (産業振興部退席) 1 再   開 午後 3時33分 ○分科会長(佐藤 和典)  それでは、再開いたします。  これから、本分科会の案件について、質疑や議員間討議を踏まえて委員の皆さんの御意見をいただきたいと思います。  (1)承第5号 決算の認定について(平成28年度一般会計のうち、歳出の所管部分) ○分科会長(佐藤 和典)  承第5号決算の認定について(平成28年度一般会計のうち、歳出の所管部分)を議題といたします。  この認定について問題がある、問題がない、あるいはその他の御意見のある方は挙手の上、発言を願いたいと思います。  三井田委員。 ○委員(三井田孝欧)  今回の決算の認定に関しましては、さきの市職員の旅費の不正受給の問題に関して、負担金を出している柏崎フロンティアパーク企業誘致推進協議会負担金のここの中からの不正はなかったという確認ができたので、その確認については触れていただきたいと思います。  それと、私から2点入れていただきたいのは、北陸新幹線の誘客観光事業については、デジタルサイネージを置いて、そして、1時間に12回以上、柏崎のアピールをしたということでありましたけど、数値がなかったということは、少し残念でした。  もう一つ、かしわざき魅力再発見・誘客推進事業について、これはおもてなしの心を醸成するということに関しては、答弁では一応、取り組んだという答弁がありましたけど、これによって地域の人のおもてなしの心が醸成されたとは言えないところが、少し残念でした。  以上の3点だけ指摘をしておきます。 ○分科会長(佐藤 和典)  春川委員。 ○委員(春川 敏浩)  3点になりますが、まず、1点目は、農政問題の多面的機能支払交付金事業なんですが、平成28年度の97集落というような数字が出たわけですが、年々増加するということで、非常に当局の皆さんが一生懸命やっているなということわかりました。したがって、来年度以降も継続して、農業者にわかりやすい政策をPRしていただければと思っていますんで、これが1点。  それから、コレクションビレッジにつきましては、3館あるわけなんですが、それぞれ長寿命化対策で費用がかかっているわけですね。しかしながら、その反面、費用対効果となると極めて厳しいと。いわゆる、入れ込み客は少ないということが懸念されるわけなんで、これらについての再努力もお願い申し上げたいと思います。  それから、フロンティアパークにつきましては、平成25年度から今の推進員が2人おるわけなんですが、これといって新しい情報は、私はないと思っているんですが、当局の皆さんは、それでも現在の企業の皆さんとの仲介役もしているというお話なんですが、やはり、こちらとしては、当方としては成果物をいただければと思いますんで、それには何らかの問題があると思いますので、そこら辺の検証をよくやっていただきたいと思っております。特に柏崎フロンティアパークにおいては、もう数年来の懸案事項でもありますので、特段の御配慮をお願い申し上げたいということです。  以上です。 ○分科会長(佐藤 和典)  斎木委員。 ○委員(斎木 裕司)  2点お願いしたいと思いますが。先ほどの西山の工業用水道の関係で。なかなか1社のASABAさんの工業用水の件で、市の負担が大変、大きいと。そういう中で、今後のあり方の話が出たんですが、やめる、あるいは、続けるにしてもどういう方法があるかという。ただ、やめるにしても、今の原発交付金の関係の、どのぐらい返済をしなきゃいけないかという、今後の金額の問題もありますので、その辺の費用対効果等を考えながら検討していただきたい。  それからもう一つ、高柳じょんのびですね。先ほどもそうなんですが、資料等、確かに高柳町からの引き継ぎと資料関係もなかなか、その井戸の問題もそうなんですが、じょんのび村の建物、この辺の資料がなかなか細かいのがないようなことも聞いておりますが。やはり、基本は、こういう基礎資料があって、初めてそういう修繕関係が。結構、最近、平成28年度も多かったんですが、大変、その修繕とか、あるいは改修とか、これからも多くなりますので、その辺もよく検討しながら進めてもらいたい。  以上です。 ○分科会長(佐藤 和典)  若井委員。 ○委員(若井 洋一)  私のほうは、食の地産地消条例関係、少しずつだけど前に進んでいるという報告がありました。これは本当に大事なことなので、何回も言いますが、議会も、私も含めて、進めていきたいと思います。  あとは、多面的機能支払交付金事業ですが、これについてはふえているということは、裏を返すと、結局、集落維持ができなくなってきていると、こういうことの裏返しなんですね。ここのところは、きちっと、間違いなく予算を減らすんでなく、きちっとやっていかないと集落、農村はもたないということを考えながら進めていただきたい、こういうふうに思います。 ○分科会長(佐藤 和典)  佐藤委員。 ○委員(佐藤 正典)  私からは2点。1つは、7款商工費の人材育成支援事業、高校生インターンシップ支援事業のことなんです。地元企業の就職につながることに期待をしつつ御質問させていただきましたが。柏崎工業の生徒を受け入れていただいている事業者数についても順調に受け入れふえているというか、受け入れ態勢ができてきているというような内容だったというふうに理解をいたしましたので、平成28年度の決算については、十分な効果を得られたというふうに承知をいたしました。さらに、今後も企業の支援が得られるように、地元の生徒が中小企業等に就職につながるような事業効果を期待したいというふうに思っております。これが1点。  もう1点は、8款土木費の道路徐排雪経費の部分です。ほかの委員の方からも意見が出ましたが、いわゆる人材の確保、オペレーター等の人材不足がということが課題にありました。現状では、事業の中では、市当局としては十分に事業としては行っていると、冬期間の雪道の確保は十分になさっているということは確認いたしましたが、課題としては、そういった課題が出てきたということは、承知をいたしました。何かほかのことで補足があれば、ほかの委員の方からちょっと補足をしていただきたいと思うんですが。  以上です。 ○分科会長(佐藤 和典)  そのほかよろしいですか。                 (な し) ○分科会長(佐藤 和典)  では、いろいろと今、各委員から今決算において、数点ずつ懸念事項、挙げられましたが、おおむねここが問題だというところは、ありませんでしたので、そういうふうな形でまとめたいと思います。  以上で、本分科会の審査は全て終了いたします。  分科会の報告についてでありますが、報告書につきましては、今ほど出てきた懸念の指摘事項につきまして、正副分科会長に一任いただきたいと。それをまとめて報告したいと思いますので、よろしくお願いします。                 (異議なし) ○分科会長(佐藤 和典)  御異議なしということですので、一任させていただきます。  これにて散会いたします。  1 散   会 午後 3時42分  委員会条例第30条第1項の規定によりここに署名する      決算等特別委員会・産業建設分科会       分科会長       佐 藤 和 典       署名委員       若 井 洋 一       署名委員       斎 木 裕 司...