柏崎市議会 2016-03-07
平成28年産業建設常任委員会( 3月 7日)
それでは、予算書の552・553ページをお開きいただきたいと思います。
収益的収入及び支出の収入、1
款ガス事業収益2項
営業雑収益1目
受注工事収益1億3,511万8,000円のうち、お客様から申し込みがありました宅内工事に伴います工事収益は、昨年度より334万2,000円減額の1億2,787万8,000円を計上いたしました。
同じく、2項
営業雑収益2目
器具販売収益1,382万円は、平成15年10月から取り組んでおります
ガス漏れ警報器の
リース料金等であり、年間5万2,000台の
リース契約を見込み計上いたしました。
次に、
収益的収入及び支出の支出についてであります。3枚めくっていただきまして、予算書の558・559ページをお開きいただきたいと思います。
1
款ガス事業費用1項営業費用2目
供給販売費19節委託料2億5,727万9,000円のうち、1段目の内管及び
消費機器調査委託料4,480万円は、お客様にガスを安全に、安心してお使いいただくため、法令に基づきまして40カ月に1回お客様の内管の
ガス漏れ検査、ガス機器及び機器の
給排気設備の状況を調査させていただくための経費として、1万2,950件分を計上いたしました。
2段目の
料金業務委託料は、平成25年度から第2期目がスタートし、平成28年度は5年契約の4年目となります。
年間委託料1億5,940万8,000円のうち、
ガス事業会計負担分4,463万5,000円を計上いたしました。これは、
年間委託料を平成23年度の調定件数で按分したもので、
ガス事業会計で28%、
水道事業会計で41%、
下水道事業会計で31%となっています。
次に、5段目のガスメーター満期入替
業務委託料1,410万円は、計量法に基づき定められている検定期間が満了するもの、3,500台分を計上いたしました。
続きまして、32節
需要開発費1,345万4,000円は、市民の皆様に定着いたしました
ガス上下水道フェアに多くの皆様からお越しいただくため、開催したいものであります。その
負担金合計500万円のうち、
ガス事業会計分としまして165万円を計上しました。また、
ガス機器導入助成金478万円、
情報誌発行等の費用として702万4,000円を計上いたしました。
2枚めくっていただきまして、562・563ページをお開きいただきたいと思います。
2項
営業雑費用2目
器具販売費の1,119万8,000円は、収入で御説明させていただきました、
ガス漏れ警報器の購入と
リース代金でございます。
続きまして、568・569ページをお開きいただきたいと思います。
1
款資本的支出1項
建設改良費2目改良費8億104万9,000円のうち、1段目1
白ガス管改良工事(3)の
供給管工事540万円は、保安上重要な建物のうち、
お客様負担の
灯外内管工事に合わせ
供給管工事を同時に行って、改善完了を目指すものでございます。
簡単ではございますが、以上でお客さま
サービス課に関する主な予算の説明を終了させていただきます。
何とぞ、よろしく御審議をお願いいたします。
○委員長(荒城 彦一)
施設課長。
○施設課長(柳 和浩)
施設課所管の平成28年度
ガス事業会計予算につきまして、主要な
建設改良工事等について御説明申し上げます。
予算書そのまま、568・569ページをごらんください。
第1
款資本的支出第1項
建設改良費第1目拡張費の7,479万円は、本
支管負担工事と
新設引き込みの
供給管工事となります。
第2目改良費は、主なものについて御説明申し上げます。
1の
白ガス管改良工事1億7,747万7,000円は、比角一丁目・小倉町・東本町一丁目・柳橋町地内の白ガス管を改良するもので、約2キロメートル更新いたします。平成28年度末の白ガス管の残り延長は、約21.9キロメートルの見込みとなります。
2の中
圧JGP改良工事6,789万9,000円は、中田地内の中
圧ジュート巻鋼管を改良するもので、820メートル更新いたします。
3の鏡町
整圧所移設工事3億4,249万5,000円は、現在の
ガス水道局敷地内にある整圧所を、
市役所移転予定地の第4街区に移設するものです。それぞれ
整圧所建屋移設工事、
機械設備移設工事、電気計
装設備移設工事、
電気防食工事及び中圧管4ライン、低圧管1ラインの
ガス管移設工事となります。
4の
一般改良工事2億1,093万8,000円は、主に道路改良などの他工事に伴うガス管の改良工事となります。
5の
供給設備改良工事224万円は、平成27年に落雷により被害を受けた
上条整圧所、
岩上電気防食装置に
雷対策工事を行うものです。
以上で、
施設課所管の主な工事についての説明を終了させていただきます。
よろしく御審議のほどお願いします。
(3)議第31号 平成28年度
水道事業会計予算について
○委員長(荒城 彦一)
続きまして、議31号平成28年度
水道事業会計予算についての説明を求めます。
経営企画課課長代理。
○
経営企画課課長代理(高橋 誓)
議第31号平成28年度
水道事業会計予算について、説明申し上げます。
4ページの
水道事業会計の
収益的収入及び支出予算をごらんください。
収益的収入です。
有収水量は最下段に記載のとおり、前年度に比べ25万2,000立方メートル減の1,178万9,000立方メートルを予定しました。
給水収益は、23億1,196万4,000円を見込みました。
受注工事収益は1,538万4,000円、その他
営業雑収益は、加入金など5,062万9,000円、他
会計補助金は、刈羽村
給水負担金収入に係る一般会計からの補助金などで1億7,419万6,000円、
長期前受金戻入は、6億330万2,000円、その他は
原子力立地給付金など4,961万8,000円です。
収入合計は、32億509万3,000円です。
次に、
収益的支出について申し上げます。
受注工事費計上職員1人を除く
職員給与費は、職員27人分の給料・手当・
共済負担金等で2億1,525万8,000円です。
その他は、28億6,578万5,000円ですが、この内訳は、修繕費2億2,624万8,000円、電力料5,438万7,000円、委託料3億6,852万6,000円、薬品費5,355万8,000円、
固定資産除却費6,168万9,000円、
減価償却費15億9,198万7,000円、
受注工事費2,542万円、支払利息及び
企業債取扱諸費2億9,428万1,000円、その他は消費税及び
地方消費税など1億8,968万9,000円です。
支出合計は、30億8,104万3,000円で、
収入支出差引額は、1億2,405万円です。
当年度純利益は、8,933万9,000円となりました。
5ページの
資本的収入及び支出をごらんください。
資本的収入です。
企業債は、11億5,280万円、
工事負担金は、
配水管工事負担金など1億3,526万2,000円、他
会計負担金は、
消火栓設置などに対する一般会計からの繰入金1,848万7,000円、出資金(
一般会計出資金)は、水源開発などに要した
企業債元金に対する一般会計からの繰入金1億6,617万8,000円、
国庫補助金は、米山町
給水安定化事業などに係る
国庫補助金6,391万8,000円、他
会計補助金(
一般会計繰入金)は、災害復旧に要した
企業債元金補助、
高度浄水処理施設建設に係る補助金など2億4,962万9,000円、
固定資産売却代金は、1万円です。
収入合計は、17億8,628万4,000円です。
次に
資本的支出ですが、事務費以外の
建設改良費は、後ほど所管課長が説明申し上げます。
下から4行目の事務費7,987万1,000円は、
建設改良工事に従事する職員9人分の
職員人件費などです。
建設改良費の合計は、17億164万7,000円です。
企業債償還金は、12億3,420万4,000円です。
支出合計は、29億3,585万1,000円です。
中段の補填財源は、
資本的収入額が
資本的支出額に対し、11億4,956万7,000円不足しますので、
減価償却費など
損益勘定留保資金で補填するものです。
各課所管事業について、主管課長が説明いたします。
何とぞ、よろしく御審議願います。
○委員長(荒城 彦一)
お客さま
サービス課長。
○お客さま
サービス課長(坂井 法夫)
それでは、平成28年度
水道事業会計予算に関します、お客さま
サービス課所管に係る主要な予算について御説明をさせていただきます。
ガス事業予算と同じく、予算書に基づいて説明をさせていただきます。
それでは、予算書の594・595ページをお開きいただきたいと思います。
収益的収入及び支出の収入でございます。
1
款上水道事業収益2項
営業雑収益1目
受注工事収益1,355万1,000円のうち、お客様からの申し出による宅内工事の
申込手数料として910件を見込み、386万8,000円を計上いたしました。
2項
営業雑収益3目その他
営業雑収益9節加入金は、437件を見込み3,281万6,000円を計上いたしました。
1枚めくっていただきまして、予算書の596・597ページをお開きいただきたいと思います。
2
款簡易水道事業収益2項
営業雑収益1目
受注工事収益183万3,000円のうち、お客様からの申し出による宅内工事の
申込手数料として18件を見込み、8万3,000円を計上いたしました。
2項
営業雑収益3目その他
営業雑収益9節加入金は、5件分26万8,000円を計上いたしました。
次に、
収益的収入及び支出の支出についてであります。
予算書の602・603ページをお開きいただきたいと思います。
1
款上水道事業費用1項営業費用2目配水及び給水費19節委託料9,730万4,000円のうち、1段目の量水器入替
業務委託料1,583万7,000円は、計量法に基づき定められている検定期間が満了するもの、6,000台分を計上いたしました。
2枚めくっていただきまして、606・607ページをお開きいただきたいと思います。
1
款上水道事業費用1項営業費用3目総係費19節委託料7,822万4,000円のうち、1段目の
料金業務委託料は、
ガス事業会計でも御説明させていただきました
料金業務委託の
上水道事業負担分6,216万9,000円を計上いたしました。
続きまして、32節
需要開発費222万4,000円は、
ガス上下水道フェアの
水道事業会計負担分170万円のほか、
情報誌作成費用など52万4,000円を計上させていただきました。
続きまして、予算書の610・611ページをお開きいただきたいと思います。
2
款簡易水道事業費用1項営業費用1目
給水管理費19節委託料2,484万9,000円のうち、3段目の
料金業務委託料は、
ガス事業会計でも御説明させていただきました
料金業務委託の
簡易水道事業会計負担分318万8,000円を計上いたしました。
簡単ではございますが、以上で
お客様サービス課に関する主な予算の説明を終了させていただきます。
何とぞ、よろしく御審議をお願いいたします。
○委員長(荒城 彦一)
施設課長。
○施設課長(柳 和浩)
施設課所管の主要な
建設改良工事等について御説明申し上げます。
予算書の616・617ページをごらんください。
1
款資本的支出1項
建設改良費1目拡張費の9,806万4,000円は、
配水管負担工事と
新設引き込みの
給水管工事となります。
2目改良費の主なものについて、御説明申し上げます。
1米山町
給水安定化事業3億6,810万円については、後ほど
予算説明資料で詳しく説明させていただきます。
2
白ガス管対策関連工事1億3,342万3,000円は、
白ガス管改良工事に伴う
老朽水道管の
ビニール管や鋳鉄管の改良工事で、約2キロメートル更新いたします。
3
一般改良工事2億6,136万5,000円のうち、(3)常盤台・関町
地内鵜川橋水管橋耐震補強工事5,940万円は、平成27年度からの2カ年継続工事のうち、平成28年度に係る費用で、建設から33年経過している水管橋の耐震補強と老朽化している水道管の更新をするものです。
そのほかは、主に道路改良などの他工事に伴う水道管の改良工事です。
4、5につきましては、
上水道課所管ですので、後ほど説明させていただきます。
6
簡易水道施設整備事業6,029万円のうち、(1)高柳町岡田地内の工事1,525万円は、老朽化した
減圧弁施設の更新工事を行うものです。
(2)高柳町門出地内の工事1,080万円は、
県道松代高柳線の道路改良に伴う水道管の改良工事です。
(3)高柳町石黒地内の工事1,080万円は、国道353号の道路改良に伴う水道管の改良工事です。
続きまして、米山町
給水安定化事業については、先ほど配布しました
予算説明資料の一番最後のページをお開きください。
米山町は、上輪から米山町にかけての海岸線部の旧遊歩道に埋設してある配水管、口径150ミリメートルにより給水されており、本ルートが被災すると米山町が全戸断水となります。平成26年12月に、少し小さいですけど、その資料の下の写真にあるような海岸侵食を受け、
配水管ルートが危険な状態となりました。よって、海岸侵食の影響を回避するため、
配水管ルートを山側の強固な地盤に変更し、米山町の
給水安定化を図るものです。
事業方針及び概要は、厚生労働省の補助事業として、
海岸侵食影響範囲外の山側の強固な地盤に口径800ミリメートルの
ヒューム管を推進工にて布設し、内部に耐震性のある口径150ミリメートル鋳鉄管を埋設します。あわせて、
上輪海水浴場駐車場の海側に埋設してあります口径150ミリメートル鋳鉄管を山側に布設がえすることにより、海岸侵食の影響を排除するものです。
以上の事業として、3億6,810万円を計上いたしました。
以上で、
施設課所管の主な工事についての説明を終了させていただきます。
何とぞよろしく御審議願います。
○委員長(荒城 彦一)
浄水課長。
○浄水課長(西川 隆一)
浄水課所管の主な事業について、それでは御説明させていただきます。
それでは、予算書、ただいま616・617ページが出ていると思いますけれども、その中で御説明をさせていただきます。
1
款資本的支出1項
建設改良費2目改良費5浄水施設改良工事の(1)赤坂山浄水場管理本館耐震補強工事は、3カ年継続の最終年度として、1億5,757万1,000円を計上いたしました。
(2)
高度浄水処理施設建設工事は、2カ年継続事業の最終年度として、3億610万円を計上いたしました。
(3)川内浄水場電気計装設備改良工事は、2カ年継続事業の1年目として、6,600万円を計上いたしました。この電気計装設備は、第6次拡張事業に建設をしたもので、約33年が経過し老朽化していることから、配電設備、監視計装設備、自家用発電機設備の全体を更新するものです。
(5)赤坂山浄水場水管橋改良工事は、浄水場構内と隣接し、国道8号線にかかっている水管橋の耐震化を図るもので、2カ年継続事業の1年目として、5,940万円を計上いたしました。この水管橋には3・4拡系の送水管が添架されているため、管路の耐震化を同時に行うものでございます。
(6)5・6拡配水池耐震設計、洗浄システム再構築業務委託は、赤坂山浄水場の基幹配水池を耐震化するための詳細設計委託で、6,063万2,000円を計上いたしました。同時に、将来の5拡系浄水処理プラント更新工事に影響がある洗浄システムについて、今回再検討させていただくものです。
次に6
簡易水道施設整備事業です。
(5)高柳町石黒地区水源開発調査業務委託は、石黒地区簡易水道の水源となっている花坂水源管理通路で、近年の冬期間において斜面崩落による導水管破損やバルブ故障などで、大野配水池、板畑配水池に水が到着しないなどのトラブルが発生し、冬期間での導水管約3.5キロメートル区間の維持管理に大変苦慮しております。そこで、新たな水源調査費用として1,036万8,000円を計上いたしました。
(6)栃ケ原第1・2ポンプ加圧施設更新工事設計業務委託は、同地区の2つの加圧給水施設が約20年を経過しており、老朽化と設備能力の再検討を含めた設計業務委託費として450万円を計上いたしました。
次に予算書の626・627ページをごらんください。
資本的支出、
建設改良費の継続費に関する調書でございます。
赤坂山浄水場管理本館耐震補強工事の総事業費が4億8,300万円、一段下がって
高度浄水処理施設建設工事の総事業費4億5,000万円、その下の赤坂山浄水場水管橋改良工事の総事業費が1億1,380万円、その下の川内浄水場電気計装設備改良工事の総事業費が2億3,000万円で、各事業についての年割額などを記載しておりますので御確認願います。
ページを戻りまして、616・617ページをもう一度ごらんください。
1
款資本的支出1項
建設改良費3目固定資産購入費の3工具器具及び備品2,943万3,000円のうち浄水課所管分は、水質検査機器の購入として2,473万円を計上しております。浄水場の水質検査機器は、平成13年度、平成19年度に購入したものが多く、10年以上が経過し、故障頻度も多く、検査に支障を来していることから更新を行っているものです。購入機器は、液体クロマトグラフシアン分析システム装置1基、全有機炭素計1基、水銀測定装置1基、固相抽出装置1基でございます。
以上で、浄水課所管の主な事業について、説明を終了させていただきます。
何とぞ、よろしく御審議願います。
(4)議第32号 平成28年度
工業用水道事業会計予算について
○委員長(荒城 彦一)
それでは、続きまして、議32号平成28年度
工業用水道事業会計予算についての説明を求めます。
経営企画課課長代理。
○
経営企画課課長代理(高橋 誓)
議第32号平成28年度
工業用水道事業会計予算について、説明申し上げます。
A4横の資料、6ページの工業用
水道事業会計の
収益的収入及び支出予算をごらんください。
収益的収入です。
有収水量は最下段に記載のとおり、平成27年度の有取水量と同じく1万4,888立方メートルを予定しました。
給水収益は、88万6,000円を見込みました。
他
会計補助金は、760万2,000円、
長期前受金戻入は、396万9,000円、その他は、
原子力立地給付金等28万5,000円です。
収入合計は、1,274万2,000円です。
次に、
収益的支出について申し上げます。
職員給与費は、職員1カ月分の給料・手当・
共済負担金等58万7,000円、その他の経費は、浄水施設の修理で477万2,000円、電力料90万2,000円、施設点検などの委託料123万円、次亜塩素酸ナトリウムなどの薬品費10万6,000円、
減価償却費397万5,000円、その他は、賃金や備消品費など117万円です。
支出合計は、1,274万2,000円です。
当年度純利益は、49万円となりました。
7ページの、
資本的収入及び支出をごらんください。平成28年度は、
資本的収入及び支出は、ありません。
引き続き、主管課長のほうから説明いたします。
○委員長(荒城 彦一)
浄水課長。
○浄水課長(西川 隆一)
それでは、浄水課所管の主な事業について、御説明をさせていただきます。
浄水課では、平成26年9月17日、この
産業建設常任委員会において、工業用水道事業の検討についてという、工業用水道事業の将来のあり方を説明、報告させていただきました。
そこで、平成32年度までは、計画的修繕を実施していくことといたしましたものですから、平成28年度予算においても、その計画を反映させております。
それでは、予算に関する説明書の644・645ページをお開きください。
1款工業用水道事業費用1項営業費用1目原浄水及び配給水費10節修繕費477万2,000円は、計画修繕として№1過機電動弁修繕工事、№1PAC注入機分解整備工事、そして、突発修繕工事分を計上いたしております。
以上で、浄水課所管の主な事業について、説明をさせていただきました。
何とぞ、よろしく御審議願います。
(5)議第33号 平成28年度
下水道事業会計予算について
○委員長(荒城 彦一)
続きまして、議33号平成28年度
下水道事業会計予算についての説明を求めます。
経営企画課課長代理。
○
経営企画課課長代理(高橋 誓)
議第33号平成28年度
下水道事業会計予算について、説明申し上げます。
A4横の資料、8ページの
下水道事業会計の
収益的収入及び支出予算をごらんください。
収益的収入です。
有収水量は最下段に記載のとおり、前年度に比べ14万2,000立方メートル減の920万3,000立方メートルを見込みました。
下水道使用料は、13億5,534万4,000円を見込みました。
雨水負担金3億5,387万8,000円は、雨水処理経費に係る一般会計が負担する負担金で、雨水ポンプ場維持管理委託料及び機械設備の修繕費などの営業費用、並びに
減価償却費及び支払利息などの資本費用です。
他
会計補助金は、分流式下水道等に要する経費などに係る一般会計からの繰入金、農業集落排水における利子支払額に係る一般会計からの繰入金で、15億2,787万9,000円です。
営業外収益(
国庫補助金)は、公共下水道事業社会資本整備総合交付金700万円です。
営業外収益(県補助金)は、農業集落排水事業起債償還利子補助金4,955万8,000円、
長期前受金戻入は、19億3,808万1,000円、その他は、
原子力立地給付金など3,033万8,000円です。
収入合計は、52億6,207万8,000円です。
次に、
収益的支出について申し上げます。
職員給与費は、職員18人分の給料・手当・共済負担金など1億4,586万9,000円です。
その他は、50億2,648万円ですが、この内訳は、修繕費1億9,297万円、電力料1億5,031万円、委託料4億4,884万円、薬品費3,003万3,000円、
固定資産除却費7,994万1,000円、
減価償却費32億7,134万4,000円、支払利息及び
企業債取扱諸費6億8,362万8,000円、その他は、汚泥引抜手数料など1億6,941万4,000円です。
支出合計は、51億7,234万9,000円で、
収入支出差引額は、8,972万9,000円です。
当年度純利益は、9,121万4,000円となりました。
9ページの、
資本的収入及び支出をごらんください。
資本的収入です。
企業債は、13億540万円、受益者負担金分担金2,198万2,000円、
工事負担金は、他工事に伴っての移転補償などで8,600万円、出資金(
一般会計出資金)は、災害復旧に要した
企業債元金に対する一般会計からの繰入金5億749万5,000円、
国庫補助金4億4,402万7,000円、他
会計補助金(
一般会計繰入金)は、
建設改良費に対する一般会計からの補助金3億9,010万3,000円、
固定資産売却代金2万円です。
収入合計は、27億5,502万7,000円です。
次に
資本的支出ですが、事務費以外の
建設改良費は、後ほど所管課長が説明申し上げます。
下から4行目の事務費8,948万円は、
建設改良工事に従事する職員9人分の
職員人件費などです。
建設改良費の合計は、12億6,219万円です。
企業債償還金32億6,135万9,000円です。
支出合計は、45億2,354万9,000円です。
中段の補填財源は、
資本的収入額が
資本的支出額に対し、17億6,852万2,000円不足しますので、
減価償却費など
損益勘定留保資金で補填するものです。
引き続き
各課所管事業について、主管課長が説明いたします。
何とぞ、よろしく御審議願います。
○委員長(荒城 彦一)
お客さま
サービス課長。
○お客さま
サービス課長(坂井 法夫)
それでは、平成28年度下水道事業に係りますお客さま
サービス課所管の主な予算について、先ほどと同じように予算書に基づき、御説明をさせていただきます。
予算書の674・675ページをお開きいただきたいと思います。
1款公共下水道事業費用1項営業費用5目総係費19節委託料4,710万7,000円のうち、1段目の
料金業務委託料は、
ガス事業会計でも御説明させていただきました
料金業務委託の公共下水道負担分3,985万2,000円を計上いたしました。
次に、下から2段目の32節
需要開発費176万7,000円は、
ガス上下水道フェア負担金のうち、公共下水道負担分135万円のほか、
情報誌作成費用など41万7,000円を計上いたしました。
次に、680・681ページをお開きいただきたいと思います。
2款農業集落排水事業費用1項営業費用3目総係費19節委託料1,118万5,000円のうち、1段目の
料金業務委託料は、
ガス事業会計でも御説明させていただきました
料金業務委託料の農業集落排水負担分の956万5,000円を計上いたしました。
1枚めくっていただきまして、682・683ページをお開きください。
32節
需要開発費39万3,000円は、
ガス上下水道フェアの負担金のうち、農業集落排水負担分30万円のほか、
情報誌作成費用など9万3,000円を計上いたしました。
簡単ではございますが、以上で
お客様サービス課にかかわる主な予算の説明を終了させていただきます。
何とぞ、よろしく御審議をお願いいたします。
○委員長(荒城 彦一)
下水道課長。
○下水道課長(白井 広一)
それでは、下水道課所管の平成28年度
下水道事業会計予算の主な事業について、御説明いたします。
予算に関する説明書の686・687ページをお開きください。
1
款資本的支出1項
建設改良費1目拡張費5,965万2,000円は、新規公共ます取出工事及び新規枝線拡張工事費を計上いたしました。
2目改良費11億1,120万円の主なものを御説明申し上げます。
1柏崎市汚水中継ポンプ場及び雨水ポンプ場改築更新関連事業3億1,420万円は長寿命化計画に基づき、計画的に実施している事業でございます。
(1)柏崎市汚水中継ポンプ場改築更新・耐震補強工事2億8,500万円は、柳橋・八坂中継ポンプ場は、供用開始から34年、そして、番神中継ポンプ場は26年が経過し、老朽化が激しいため改築更新工事を実施するものです。また、建屋についても現在の建築基準に合うように耐震補強工事を実施します。なお、事業は2カ年継続事業で実施し、今回は初年度の経費を計上いたしました。
(2)柏崎雨水ポンプ場実施設計作成委託は、供用開始から21年が経過し、電気設備、機械設備等が老朽化したことから、改築更新が必要となり、そのための実施設計委託費2,920万円を計上しました。なお、工事については平成29年度から3カ年計画で実施する予定でございます。
2汚水管路施設等改良事業2億700万円の主な内訳ですが、(1)中部第四処理分区ほかマンホール改築工事8,600万円は、管渠の長寿命化計画に基づき、老朽化したマンホールのふたの取りかえ、300基を行う経費を計上いたしました。
(2)公共下水道汚水幹線・枝線改良工事1億600万円は、東本町二丁目地内道路改良工事に伴う管路の移設工事費ほか、老朽化した管路の設計及び改良工事費でございます。
(3)農業集落排水管路施設改良工事は老朽化した管路施設の改良費1,500万円を計上いたしました。
3雨水管路施設等改良事業3億8,500万円の主な内訳でございます。
(1)源太川左岸第2雨水調整池整備工事2億100万円は、朝日が丘地内の浸水対策として、雨水調整池を建設するものでございます。平成28年度は基礎工事を実施します。2カ年での完成を目指しております。
(2)葦左二-10~14号枝線改良工事3,000万円は、東長浜町地内浸水対策工事でございます。
(3)葦右五-47号枝線改良工事4,000万円は、大字藤井地内の浸水対策工事でございます。
(4)鵜川6号雨水幹線改良工事3,900万円は、常盤台地内の浸水対策工事を実施いたします。
(5)、(6)は浸水被害箇所及び老朽化した雨水管渠、水路の設計及び改良工事費500万円と7,000万円をそれぞれ計上いたしました。
4農業集落排水処理場機能強化対策事業2億500万円の内訳は、(1)北鯖石地区機能強化対策事業中継ポンプ更新工事2,300万円は、老朽化した中継ポンプ施設の改築費用を計上いたしました。
(2)上条東地区機能強化対策事業処理場・中継ポンプ更新工事5,600万円は、老朽化している施設の更新を実施するものです。3カ年継続事業の2年目となります。
(3)平井地区機能強化対策事業処理場・中継ポンプ更新工事1億1,000万円は、老朽化している施設の更新を実施するもので、2カ年継続事業の初年度となります。
(4)別山地区機能強化対策事業実施設計業務委託1,600万円は、施設の改築更新に向けた実施設計費を計上したものでございます。
以上で、下水道課の主な事業について、説明を終わらせていただきます。
御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○委員長(荒城 彦一)
以上で、説明が終わりました。
ガス水道局の皆さん、大変御苦労さまでございました。
ここで説明員の入れかわりのため、10分ほど休憩いたします。
再開は、16時05分といたします。
1 休 憩 午後 3時56分
(
ガス水道局退席、
産業振興部出席)
1 再 開 午後 4時05分
(1)議第24号 平成28年度
一般会計予算のうち、歳出の所管部分
○委員長(荒城 彦一)
それでは、委員会を再開いたします。
議第24号平成28年度
一般会計予算のうち、歳出の所管部分についての説明を求めます。
産業振興部長。
○
産業振興部長(竹内 昇平)
それでは、議第24号平成28年度
一般会計予算のうち、
産業振興部所管につきまして、最初に、
産業振興部としての当初予算編成の考え方について御説明をいたします。
まず、全体的には、昨年10月に策定しましたまち・ひと・しごと創生総合戦略に掲げた基本目標達成に向けた事業を中心に、産業振興、地域経済の回復、雇用の拡大、特に女性の雇用創出や若者の地元定着促進、そして農林水産業振興など、それぞれの課題に対応した予算編成となっています。
まず、5款労働費では、女性が安心して働き続けることのできる職場環境づくりを推進するため、中小企業等女性活躍推進事業を創設したほか、市内企業PRイベントや大学生就職支援事業など、特に女性の雇用創出や若者の地元定着の促進に重点を置いています。
次に、6款農林水産業費では、平成30年度から米の生産調整などが廃止されるのを見据え、柏崎市独自の米の認証制度創設に向けた検討を進めるほか、野菜など園芸作物の供給拡大による地産地消の推進、多面的機能支払交付金事業の拡大、圃場整備の推進など、農業所得の向上、多面的機能の保持、基盤整備率の向上などに重点を置くとともに、新規就農支援を促進し、新たな農業従事者の確保にも努めます。
次に、7款商工費です。
制度融資については、中越沖地震対策特別資金やリーマンショック時に預託した地域活性化資金などの返済が進み、今後、資金需要が見込まれることや、設備投資や受注開拓などへの資金需要に切れ目なく対応するためにも、ある程度余裕を持たせた予算となっております。
工業関係では、設備投資支援補助金、マイスターカレッジ、工業高校生インターンシップ支援事業、産学連携支援事業など、機械金属工業を中心とした地場産業の振興に重点を置くとともに、さらなる企業誘致にも努めてまいります。
商業関係では、誘客イベント、クーポン券事業、空き店舗対策、販売促進対策など商店の活性化に重点を置いています。
観光関係では、外国人観光客促進に向けたモニターツアーの実施、中心市街地への誘客を図るためのかしわざき魅力再発見・誘客推進事業などを新規に実施するなど、既存の観光資源と合わせ、観光交流人口拡大に重点を置いています。
以上、概略ではありますが、当初予算編成の考え方について御説明させていただきました。
それでは、予算の補足説明につきましては、担当課長等から順次、説明させていただきます。
○委員長(荒城 彦一)
観光交流課長。
○
観光交流課長(石黒 啓子)
観光交流課所管の予算につきまして、新規、拡充事業を中心に御説明させていただきます。
それでは、予算書の256・257ページをお開きください。
上段、7款商工費1項商工費3目観光費004の001誘客宣伝事業367万円は、観光ポスター及びパンフレットの製作や観光PR媒体に使用する写真の撮影業務の委託料が主な経費であります。これまで春と秋に製作しておりました観光ポスター及びパンフレットを夏にも製作し、夏の柏崎ならではの魅力的なアクティビティを新たに取り上げたいと考えております。それぞれの季節の魅力をきめ細やかに発信することで、さらなる誘客に努め、観光入り込み客の増加を目指します。
続いて、258・259ページをお開きください。
下段、023の001松雲山荘ライトアップ事業453万円は、松雲山荘ライトアップ実行委員会への負担金が主な経費であります。庭園内の環境整備や安全対策を実施するとともに、ライトアップの範囲を拡大し、さらなる魅力の向上を図ります。また、平成25年度から実施している長岡市越路、弥彦村、柏崎市の3市村で連携したスタンプラリーのイベントも継続し、相乗効果による観光誘客の促進を図ります。期間中、県内外から約3万人の人出でにぎわい、柏崎を代表する秋の観光スポットであります。
続いて、260・261ページをお開きください。
上段、037の001かしわざき魅力再発見・誘客推進事業339万4,000円は、まちあるき講座の運営及びガイドマップの作成に係る経費であります。観光ガイド及び一般公募の参加者を対象に、まち歩き講座を開催し、柏崎の歴史、文化などの資源を学ぶ一方で、まち歩きイベントを実施し、地域資源の再発見につなげるものであります。また、再発見した地域資源の情報をもとに、新たなまち歩きマップを作製し、まち歩きの楽しさをPRすることで、まちなかへの誘客促進を図ります。
次にその下、038の001インバウンド推進事業75万円は、外国人誘客を促進する上で、外国人のニーズを把握する必要があることから、外国人を対象としたモニターツアーを実施する実行委員会への負担金であります。本市が誇る観光資源をめぐるモニターツアーでは、外国出身市民の方から外国人目線で地域資源を評価していただくとともに、本市の魅力をSNSで情報発信していただきます。
説明は以上でございます。
○委員長(荒城 彦一)
商業労政課長。
○
商業労政課長(小林 泉)
それでは、
商業労政課所管の予算のうち、本会議において説明した予算以外の主なものにつきまして、御説明申し上げます。
それでは、220ページ、221ページをお開きください。
5款労働費1項労働諸費1目労働諸費003融資預託事業24億7,030万円のうち、005新潟県中越沖地震対策被災住宅特別資金の22億2,500万円は、平成21年度に受け付けが終了した同資金への預託経費でございます。繰り上げも含めて償還が進んでいるため、前年度比マイナス約9%、2億1,870万円の減額としております。
続きまして、004雇用促進事業の005若年者就労支援事業796万5,000円は、フォンジェ地下に設置しておりますワークサポート柏崎で、若者の就職に関する悩みや困りごとの相談などを行う相談員の配置に係る経費であります。若者職業相談の中で、平成27年度中に就職へと結びついたものが25件、内職相談においてあっせんできたものが28件でございました。相談内容が複雑する中、引き続き業務の一部を専門的知識と経験を兼ね備えた相談員を配置してまいります。
続きまして、010大学生就職促進事業400万円は、平成27年度に引き続き、地元2大学が企業への求人要請や学生への就職相談を実施するために就職支援相談員を配置した場合と、学生の地元定着への取り組みに対して、その経費の一部を補助するための経費でございます。
次に、011若年者トライアル雇用促進事業300万円は、34歳までの若年者を対象に試行雇用を実施した事業所に対して交付する、若年者トライアル雇用奨励金に係る経費であります。当初予算では、交付要件に該当する対象者数をふやして計上しております。試行雇用後の継続雇用につながるよう、関係機関と連携してさらに雇用のミスマッチの解消を図ってまいります。
少し飛びまして、244ページ、245ページをお開きください。
7款商工費1項商工費2目商工振興費001の融資預託事業26億7,809万円は、地域産業活性化資金や設備投資促進資金などの市制度融資を計上いたしました。そのうちの約9億円が、新規融資枠に必要な預託額と見込んでおり、残りの約17億円余りが融資残に係る預託額として構成しております。
次に、006県信用保証協会負担金2,000万円は、新潟県信用保証協会の保証つきの融資を受ける中小企業者に、保証料の一部を補助し負担を軽減するための経費でございます。
その下の007制度融資利子補給金補助金2,900万1,000円は、主に設備投資促進資金や創業支援融資に対しまして、利子補給を行うための経費でございます。
続いて、中段、005の002産業文化会館施設整備事業5億6,560万円は、本会議場で説明したとおり、産業文化会館の耐震補強工事及び老朽化が進んでいる施設全体の改修工事に係る経費であります。詳細は、別紙に施設概要と工事内容を記載してありますので、そちらを御参照願います。
なお、工事契約額によっては、議決に付すべき事項になりますので、改めて議会にお諮りする予定でございます。
次に、009の001商業活性化推進事業1,070万円は、柏崎あきんど協議会へのあきんど支援事業負担金670万円が主なものであります。
次に、033買い物利便性向上支援モデル事業の001移動販売支援事業640万円は、買物困難地域の利便性を確保するため、地域の買物支援として重要な役割を担っている移動販売事業者に対して、補助金を交付するための経費でございます。平成26年度からの2カ年で5事業者、新車6台の導入に補助をし、3年目となります。結果として、移動販売事業者から事業を継続していただいていることと合わせ、最大の目的である買い物弱者に対して、まだ不十分ではあるものの生鮮食品を中心とした物品の一定量の供給ができているものと考えております。
説明は以上でございます。
続きまして、
工業振興立地課所管分の予算のうち、本会議場で説明した予算以外の主なものにつきまして、御説明申し上げます。
予算書は、246・247ページをお開きください。
7款商工費1項商工費2目商工振興費006の001工業振興事業1,001万1,000円は、柏崎技術開発振興協会等が実施する製造業への支援事業に対する負担金などでございます。
次に、014の001人材育成支援事業581万5,000円のうち、高校生インターンシップ支援事業負担金80万円は、高校生インターンシップ等推進地域協議会が実施する柏崎工業高校生の就業体験を支援する経費であります。
平成27年度は、2年生全員の157名が受け入れ企業65社に3日間のインターンシップを実施しております。また、そのうちの21名は、さらに10日間のデュアルシステムの職業実習を、受け入れ企業12社の協力を得て実施しております。
また、基盤技術承継支援事業負担金431万3,000円は、製造業従事者に対して行う人材育成事業で、ものづくりマイスターカレッジを運営する柏崎技術開発振興協会への負担金であります。平成18年度からの10年間で、長期研修だけで255名が研修を修了し、そのうちの87名が技能士検定に合格しております。
次に、248ページ、249ページをお開きください。
026の001駅前二丁目テナントビル管理事業の土地購入費4,500万円は、駅前二丁目、UKビルの駐車場用地を確保するため、土地所有者である株式会社JXエネルギーから、宅地893.56平方メートルを購入するための経費であります。
UKビルの駐車場用地は、テナントビル建設当時から、すぐにでも売却したいとの意向がありましたが、当時の市財政状況等に鑑み、しばらくは買い取りせず、期限つきで賃貸借契約を結んでまいりました。
このたび、株式会社JXエネルギーと土地の売買交渉が合意に達しましたので、必要な予算を措置したいものであります。
次に、028の001新技術・新製品研究開発支援事業500万円は、市内の製造業が行う新技術、新製品の開発を支援するものであり、柏崎技術開発振興協会への負担金であります。
次に、201の001企業立地事業706万2,000円は、柏崎フロンティアパーク等への企業立地に向けた予算を措置しております。
主なものとして、普通旅費234万1,000円は、企業訪問、誘致活動のための職員の旅費であります。
企業立地推進
業務委託料224万5,000円は、立地活動を多面的に取り組むため、企業立地の専門機関である一般財団法人日本立地センター及び一般財団法人電源地域振興センターに企業動向の把握や情報収集などを業務委託する経費であります。
また、柏崎フロンティアパーク企業誘致推進協議会負担金120万円は、中小企業基盤整備機構と連携して行う情報発信や情報収集を中心とした誘致活動に対する負担金でございます。
002企業立地推進員経費415万3,000円は、首都圏企業への訪問活動や情報収集を行う企業立地推進員2名分の報酬及び費用弁償を計上しております。
企業誘致につきましては、施政方針で市長が述べたとおり、具体的な交渉を進めている企業があり、これまでの誘致活動が実を結びつつありますので、さらにシティセールスなどによる周知活動もしっかりと取り組んで、新たな企業立地案件につなげてまいりたいと思います。
説明は以上でございます。
○委員長(荒城 彦一)
農林水産課長。
○
農林水産課長(栗原 晴彦)
農林水産課所管の主なものについて御説明いたします。
予算書232・233ページをお開きください。
6款農林水産業費1項農業費5目農地費、上段004農業農村整備県営事業負担金2億1,981万5,000円は、県営として実施される各事業の市負担分でございます。
主なものとしまして、006ほ場整備事業負担金6,370万円は、現在実施しています6地区に、今年度から新規に実施設計に着手する長嶺地区、五日市・内方地区を含めた8地区分の負担金です。平成27年度末の想定される圃場整備率は47.1%であり、第四次総合計画の目標である46.3%を超える見込みでございます。
1つ飛びまして、008ため池等整備事業負担金1,834万円は、吉井地区の仁王谷池の貯留水を吉井耕地へと送水するための水路トンネルの改修工事と、長嶺地区長嶺大池の老朽化した護岸工の改修工事であり、長嶺大池の改修工事は、平成28年度の完成を目指しております。
中段、005一般団体営土地改良事業1億424万5,000円は、土地改良区等の農業団体が実施する小規模な土地改良事業への補助金でございます。
主なものとして、002農山漁村活性化プロジェクト支援交付金7,004万5,000円は、土地改良区が地域とともに管理しております、善根堰西江、曽地、東江2号の各地区用水施設の改修事業に対する補助金でございます。
その下、006農村総合整備事業1億3,278万7,000円は、農村部の農業基盤と農村環境の改善を目的に整備を続けております、西中通地区の3路線の集落内道路や排水路整備などの工事費等であります。また、上条地区は、事業採択に向けた最終調査を実施いたします。
次ページ、234・235ページをお開きください。
013農業基盤整備促進事業5,940万円は、市の直轄管理している農業用施設である用排水路の経年劣化による老朽施設を改修する工事費であり、長嶺排水路と枚田排水路の2路線を実施します。また、枚田排水路は平成28年度で完了予定です。
林業費に移ります。次ページ、238・239ページをお開きください。
中段、2目林業振興費、005造林事業1,208万8,000円のうち、001市有林造林事業600万円は、小島等の市の所有林の下刈り、間伐、枝打ち等の造林事業に対する作業委託料です。間伐材の木質ペレット等への有効利用を進めているため、昨年度は70万円程度の雑入を計上できております。
1つ飛びまして、201治山事業1,525万3,000円のうち、004小規模治山事業475万3,000円は、豪雨災等で住宅裏等の林地崩壊に対し、対策工法を施した治山施設の補修工事であり、市単独事業としての新規事業でございます。
水産業費に移ります。次ページ、240・241ページをお開きください。
下段、4目漁港建設費、001漁港整備事業1億8,842万円は、荒浜漁港海岸の侵食対策としての離岸堤設置工事と、石地及び高浜の漁港海岸保全施設の長寿命化計画を策定するための委託費でございます。
その下、004漁港整備市費事業3,742万円は、荒浜、鯨波の両漁港の港内維持しゅんせつ工事費が主なものでございます。この漁港しゅんせつ費3,030万円のうち、2,900万円は、荒浜漁港の維持しゅんせつ費であり、早期発注を図るため、ゼロ市債に計上しております。
説明は以上でございます。
○委員長(荒城 彦一)
農政課長。
○農政課長(小林 義博)
それでは、農政課所管の主なものについて御説明いたします。
予算書、224・225ページをお開きください。
6款農林水産業費1項農業費2目農業総務費、下段002の004環境保全型農業直接支払交付金事業2,701万6,000円のうち、2,691万6,000円は、地球温暖化防止や生物多様性保全等に、効果の高い営農活動に取り組む農業者に対して交付するもので、主なものは有機農業のほか、化学肥料及び農薬の5割低減と冬期湛水や堆肥施用の組み合わせによる取り組みであり、平成27年度から複数取り組みも交付対象となりました。この事業は、取り組みの内容ごとに設定された定額補助で、国費2分の1、県、市がそれぞれ4分の1の負担割合となっております。
最下段、002の006柏崎産米ブランド化推進事業110万8,000円は、部長から説明いたしましたが、細部について説明させていただきます。
平成30年度から、行政による米の生産調整及び米の直接支払交付金が廃止となる予定です。これにより、農家収入の減少とともに、農業者みずからが生産量を調整しなければならなくなり、米の産地間競争は、ますます激化することが予想されます。
このような状況から、平成30年度を目途に安全安心で、高品質、良食味であることを市が認証する制度を創設し、有利販売に結びつけ農業所得の維持向上を図っていくことを目的とした新規事業でございます。
新年度は、現状を把握し、それを参考に認証基準を決める作業を実施します。具体的には、市内約25地区で合計100地点の栽培方法や品質、食味値などを調査し、実食も行います。この結果及び関係機関や生産者の御意見、消費者、飲食店等のアンケート調査も参考にしながら、認証基準を決めてまいりたいと考えております。
次のページ、226・227ページをお開きください
007の003経営所得安定対策推進事業1,400万円は、国の事業である経営所得安定対策の加入から実績報告までの事務手続の農家支援及び営農計画書作成や水田台帳システムの維持管理等に係る経費であり、全額国費でございます。
なお、経営所得安定対策の交付金は、国から対象農家へ直接交付となるため、市の予算計上はありません。ちなみに、平成27年度の交付額は約4億8,660万円で、平成28年度も同額程度を予定しております。
3目農業振興費に移りまして、227ページの下段、農政課008の001集落営農確立事業709万3,000円は、複合経営推進のための園芸振興及び6次産業化推進のために必要な機械及び施設整備等への市単独補助金であります。農業者からの要望を取りまとめて、予算計上しております。
228・229ページをお開きください。
中段、030の001食の地産地消推進事業220万1,000円と、その下、030の002食の地産地消啓発事業456万3,000円は、食の地産地消を推進するための食の地産地消推進会議や啓発イベント等の開催に要する経費でございます。
下段、034の001機構集積協力金交付事業4,702万8,000円のうち、4,700万円は、地域の話し合いにより作成された人・農地プランに基づき、農地中間管理機構を通じて、地域の中心となる経営体や認定農業者に農地を集約、集積した場合に支払われる交付金です。現在、計画のある担い手への集積面積に基づき、予算計上しております。全額国費でございます。
236・237ページをお開きください。
6目中山間地域振興費に移りまして、上段、006の001中山間地域等直接支払制度事業6,049万4,000円は、中山間地域等における農業生産条件の不利を補正するため、条件不利地での農業生産活動を継続して行う農業者等に交付金を交付する経費でございます。
取り組み組織が、昨年度よりも2組織ふえ、25組織となる見込みのため、増額となっております。
国が2分の1、県、市がそれぞれ4分の1を負担します。
説明は以上でございます。
○委員長(荒城 彦一)
農業委員会事務局長。
○
農業委員会事務局長(丸田 孝一)
それでは、
農業委員会事務局所管予算の主要な事項について、御説明申し上げます。
222・223ページをお開きください。
上段の6款農林水産費1項農業費1目農業委員会費でございます。002農業委員会経費1,628万8,000円は、農業委員の報酬、各種研修会参加費等でございます。農業委員会の会議、研修会等に係る費用弁償を精査したものでございます。
次に、230・231ページをお開きください。
3目農業振興費でございます。上段、201農用地利用集積特別対策事業36万5,000円は、農地のあっせん事業及び利用権設定に係る経費でございます。
説明は以上です。
○委員長(荒城 彦一)
高柳町事務所長。
○高柳町事務所長(内山 正和)
続きまして、高柳町事務所所管の主な事業につきまして、御説明いたします。
予算書、218・219ページをお開きください。
5款労働費1項労働諸費1目労働諸費の説明欄101の001高柳産業福祉会館管理事業770万8,000円は、指定管理者への指定管理代行料とエアコン9台を入れかえる経費であります。
002高柳産業福祉会館整備事業560万円は、同会館の和便器6基のうち、4基を洋便器に入れかえることと、身障者用の便器の入れかえ、男子小便器を自動水洗化に係る工事費であります。トイレ内にコンセントがないため、新たに電気配線と排水管の入れかえをする予定であります。
予算書の234・235ページをお開きください。
6款農林水産業費1項農業費6目中山間地域振興費の説明欄101の001中山間地域等直接支払交付金事業(高柳町)3,850万1,000円は、対象面積220ヘクタールの農地に対する直接支払交付金であります。
次に、250・251ページをお開きください。
7款商工費1項商工費3目観光費、説明欄104の005じょんのび村管理費760万3,000円は、じょんのび村周辺環境の整備委託料、温泉引き湯管の洗浄委託料のほか、送迎用四輪駆動車29人乗り2台分、210万2,000円の自動車借上料であります。
高柳では、夜間の公共交通機関やタクシーもなく、また、送迎用のバスは、利用者の便宜を図るとともに、じょんのび村運営上、なくてはならないものと判断し、市が借り上げるものであります。
006じょんのび村整備費900万円は、建設後20年以上経過したことに伴い、客室の床にきしみが生じていることから、根太の補修、補強などの改修に要する費用であります。
以上、高柳町事務所の主な事業であります。
○委員長(荒城 彦一)
西山町事務所長。
○西山事務所長(関 恒夫)
引き続き、西山町事務所の主なものについて、御説明申し上げます。
予算書は、今ほどお開きいただいております250・251ページでございます。
下段になりますが、7款商工費1項商工費3目観光費202の002大崎温泉雪割草の湯整備費390万円5,000円のうち、実施設計委託料230万円は、空調設備と機械設備入れかえ工事のための設計委託料であります。
その次の大崎温泉雪割草の湯改修工事160万5,000円は、浴槽のひびを修繕するための工事と浴室天窓開閉用のハンドルの取りかえ工事の経費であります。
1枚めくりまして、252・253ページをお開きください。
204の001海水浴場等施設管理費(西山町)1,429万9,000円は、海水浴シーズン中の海水浴場の清掃委託料や監視場、公衆トイレ、駐車場等の管理委託料が主なものであります。
205の002西山町ふるさと公苑整備費6,897万6,000円のうち、施設改修工事5,097万8,000円は、西山ふるさと公苑内にある中国風建築物、西遊館の塗装工事費5,000万円が主なものであります。
次の設備改修工事1,799万8,000円は、西山ふるさと館の空調設備の入れかえ工事費であります。
いずれの施設、設備も、整備後20年近く経過し対応が必要なことから、工事を実施するものです。
次の003西山ふるさと公苑自主事業959万3,000円は、西山ふるさと公苑で開催する各種イベント開催に要する経費であります。
1枚めくりまして、254・255ページをお開きください。
205の007西山ふるさと館展示室リニューアル経費611万1,000円は、西山ふるさと館展示室のリニューアル実施設計委託料であります。
西山ふるさと館は、600席を有する多目的ホールと、中国、西山をテーマとした展示室を中心とした施設ですが、展示室は、平成9年のオープン以来、展示物の入れかえが行われておらず、客足が伸びていかない一因となっています。
今後の入館者を増加させ、施設の活性化を図っていくために、リニューアルを実施することとし、平成27年度はリニューアルの基本計画の策定、平成28年度は実施設計、平成29年度以降にリニューアルを実施する予定にしています。
なお、リニューアルは、施設本体を原則そのままとして、展示物、展示方法等について実施することとします。
設計の大まかな内容でございますが、現在の展示室内は、2つの大きなテーマである西山と中国の展示物が混在している状態になっておりまして、来館者には、非常にわかりにくいものとなっています。
このような状態を改善するために、両者のそれぞれの区画をはっきりと区分けして、来館者にわかりやすく理解してもらえるようにしていきます。
また、西山地域を知ってもらうための展示や地場産品紹介の場の整備、交流のある中国淮安市をテーマとした展示等も整備していきたいと考えています。
説明は、以上でございます。
○委員長(荒城 彦一)
産業振興部長。
○
産業振興部長(竹内 昇平)
説明は以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○委員長(荒城 彦一)
説明が終わりました。
産業振興部の皆さん、大変御苦労さまでございました。
ここで説明員の入れかわりのため、しばらく休憩いたします。
再開は、16時55分です。
1 休 憩 午後 4時44分
(
産業振興部退席、
都市整備部出席)
1 再 開 午後 4時55分
○委員長(荒城 彦一)
それでは、委員会を再開いたします。
議第24号平成28年度
一般会計予算のうち、歳出の所管部分についての説明を求めます。
都市整備部長。
○
都市整備部長(佐藤 孝之)
それでは、
都市整備部所管の平成28年度予算についての補足説明を申し上げます。
説明を求められております項目と説明者について御説明します。
まず初めに、
都市整備部の平成28年度予算編成の考えにつきまして、重点事項、今年度の予算措置及び執行の考え、狙いと今後の整備について、この2点をまとめて、私から御説明いたします。
次に、建築費の各補助金の平成28年度予算措置の根拠、道路河川等の維持管理費の編成及び予算要求方針、今後の見通しにつきまして、所管の
建築住宅課長と
維持管理課長が御説明いたします。
その後、平成28年度予算の概要や平成28年度当初予算案の参考資料などに記載されています、新規事業、拡充事業、重点課題特別枠事業について、予算書に従い、
都市政策課長、
都市整備課長、
維持管理課長、
建築住宅課長より、順次御説明いたします。
それでは、まず、平成28年度の土木費の重点事項と予算措置の考え方と狙い、今後の見通しについて御説明いたします。
平成28年度予算は、第四次総合計画後期基本計画の最終年であることから、後期基本計画の各施策に掲載されております、主要事業の進捗、完了を重点項目に据えて編成しております。
具体的には、道路ネットワークの整備では、幹線市道である上田尻から池の峰団地に向かう市道柏崎9-67号線の改良工事、8号柏崎バイパスから長峰町の間の市道柏崎7-240、8-172号線の整備、都市計画道路日吉町桜木町線の桜木町工区の改良工事。
災害に強いまちづくりの推進では、三和町、田塚三丁目のよしやぶ川の河川改修工事。
良好な住環境の整備では、鯖石小学校前の市道柏崎17-3号線の橋梁及び道路の工事、下田尻地内の9-67号線及び藤橋地内の8-6号線の歩道工事、鯨波地内の上の原橋などの既設橋梁の計画的な修繕工事、市営北園町住宅20棟の改修工事。
魅力ある地域の形成では、駅南口広場の拡張整備工事、景観まちづくり推進事業などであります。
これらの主要事業に、市民の安全で安心な生活の確保と利便性向上のための集落内道路整備や道路、河川、公園等の管理、維持、補修、除雪等に、空き家対策事業を加えての全体編成となっています。
平成28年度の土木費の当初予算全体額は、平成27年度当初予算に対し、0.1%の微減となっておりますが、
下水道事業会計への繰出金の減額、各町内会所有の街路灯の設置費及び電気料の補助金全額の2款総務費への移行、東本町モーリエ駐車場整備費の7款商工費への移行などを考慮しますと、5.1%の増となっています。
最後に、今後の見通し、方向性になりますが、
都市整備部所管の事業は、道路、河川、建築等のいずれの事業においても、新設、改良、大規模改修から日常的な管理、維持補修まで広範囲にわたっています。
高齢化が進み、人口が減少する中、かつての新規整備中心から、既存施設の機能保全のための維持管理、補修などの事業の比率が上がってきています。しかしながら、多額の事業費が必要であっても、多くの市民にとって有益な事業については、財源も含めて、積極的に計画、実施することも極めて重要であると考えております。
平成28年度に策定される第五次総合計画においては、市民の安全安心の確保と利便性向上のため、既存施設の機能確保と新規事業への取り組みを長期的な視野に立って、バランスよく、計画することが必要であると考えています。
私からは、以上でございます。よろしくお願いいたします。
○委員長(荒城 彦一)
建築住宅課長。
○
建築住宅課長(吉岡 英樹)
建築費の各補助金について、平成28年度はどのように見込んだのかについて、説明いたします。
建築費各種補助金メニューとしては、木造住宅耐震事業、アスベスト対策事業、住まい快適リフォーム事業、克雪すまいづくり支援事業がございます。
克雪住まいづくり支援事業は、新潟県の補助事業であり、その他は、全て社会資本整備総合交付金事業であります。
これらの補助金は、良好な住環境の形成及び災害に強いまちづくりを推進することを目的に予算措置しております。
平成28年度の予算につきましては、過去の実績、市の新たな取り組みや国、県の動向を勘案して計上させていただきました。
具体的に申しますと、住まい快適リフォーム事業は、平成26年度、平成27年度と応募者が減少し、予算額を下回りました。この原因の一つとして、消費税増税による工事の前倒しや国の緊急経済対策として昨年実施されました省エネ住宅ポイント制度などが、大きく影響したものと考えています。
また、施工事業者からは、中越沖地震による修繕がひと段落したとも聞いております。
しかしながら、この事業は、御存じのとおり市民や施工事業者から期待度が高く、継続の要望も非常に多くいただいております。
景気低迷が続いている中、高い経済効果をもたらす本事業は、景気対策に効果的であること、さらに平成29年に予定されている消費税増税による駆け込み需要が見込まれることから、平成27年度と同額の6,000万円を計上しました。
次に、木造住宅耐震事業は、安全・安心なまちづくりを推進する上で重要な事業と考えています。実績を見ますと耐震診断は減少傾向ですが、この事業の最終目標となる耐震補強においては、年々増加している状況です。
平成26年度からは、耐震補強を行う方に対して、リフォーム補助金を優先的に活用できる仕組みとしました。このことが利用者の増加につながったものと考えています。
また、これまでも制度概要の班回覧チラシや耐震診断実施者に対するアンケート調査などを実施し、利用者の増加に努めてまいりましたが、新年度は、新たにチラシの個別配布など制度周知を強化し、利用者の掘り起こしを考えていることから、平成27年度と同額を計上させていただきました。
次に、克雪すまいづくり支援事業は、事業地区の指定が必要であり、全地域で利用できないことや過去の実績を見ると前年の積雪状況に大きく左右され、近年は小雪により利用者が少ない状況です。
これを受け、平成23年度から順次、事業地区の拡大を進めているところであります。新年度も引き続き新たな地区指定を計画していることから、利用者の増加を期待し、今年度と同額を計上しております。
なお、高齢者の除雪作業事故の増加に伴い、県では、高齢者世帯の利用促進のため補助金の上乗せを検討しています。
市としましても県の制度改革に合わせ、多くの市民から活用いただけるよう検討を進めてまいります。
アスベスト対策事業につきましては、市民の健康被害を予防し、生活環境の保全を図るために必要な事業と考えています。アスベスト調査の補助金を利用された方の調査結果を見ますと、毎年2件程度のアスベストが確認されていることから、市内には、アスベスト使用施設がまだ数多く存在するものと思われます。
しかしながら、現在のところ除去など事前相談がほとんどないこと、利用者が減少している実績を踏まえ、新年度は、調査5件、除去2件に減額して予算措置しました。
これまでもいろいろと各種補助金事業の推進のため、取り組んでまいりましたが、今後も継続して、市民の皆様から各事業の限られた予算を有効に活用いただけるように、啓発や募集の方法、事業の有効活用に向けた施策など検討をしてまいります。
説明は以上でございます。
○委員長(荒城 彦一)
維持管理課長。
○
維持管理課長(松田 博)
それでは、道路、河川等の維持管理費について、予算の積算方法、狙い、今後の見通しにつきまして、説明させていただきます。
高度経済成長期に築造されました膨大な道路などの公共施設が、築40年から50年を迎えようとしております。
平成24年12月に発生しました中央自動車道の笹子トンネル天井版落下事故を契機といたしまして、国土交通省では、平成25年をメンテナンス元年と位置づけました。
道路分野においても、安全性への意識づけがなされ、道路法の改正となりました。これにより、重要道路構造物である橋梁、トンネル、大型標識などは5年に1度の点検が義務づけられました。
柏崎市では、これに先立ち平成20年度に橋梁長寿命化修繕計画を策定し、点検業務を実施しています。
道路側溝や舗装補修につきましては、中越沖地震により非常に多くの被害を受け、復旧をいたしました。しかし当時は、被災状況が軽傷で復旧には至らなかった箇所が、地震後10年を経過しようとしており、経年劣化もあり補修が必要な箇所が随所に見られております。
維持管理課では、道路パトロールを実施し補修の必要箇所を調査しております。また、毎年、地元町内会から補修の要望もいただいているところでございます。
補修箇所の決定につきましては、現地を確認し緊急性の高いところから、優先順位をつけ順次工事を実施しているところでございます。
説明は以上でございます。
○委員長(荒城 彦一)
都市政策課長。
○
都市政策課長(長谷川 昇)
予算書に従いまして、
都市政策課所管の平成28年度予算のうち新規、拡充事業を中心に御説明いたします。
予算書の280・281ページをお開きください。下段の表になります。
8款土木費5項都市計画費1目都市計画総務費002都市計画推進費172万9,000円のうち、002都市景観形成推進事業143万8,000円は、景観講演会や重点地区ワークショップの開催経費として、講師謝礼、会場費などを措置しております。また、景観計画などを市民の皆様に周知する説明会等の開催経費も含まれております。
予算書の282・283ページをお開きください。中段になります。
8款土木費5項都市計画費2目まちづくり事業費の中の004街路事業社会資本整備総合交付金事業1億5,260万円は、都市計画道路日吉町桜木町線の桜木町工区となります。
リケン脇の新設踏切から春日の通りを過ぎ、諏訪町通りまで整備が終わっておりますが、この延伸区間で翔洋中等教育学校の通りに出るまでの区間となります。平成28年度、この区間の事業完了に向けまして、用地の買い戻し費用や工事費などを計上しております。
予算書の284・285ページをお開きください。上段になります。
5項都市計画費4目公園管理費の中の006公園等整備事業、001都市公園整備事業650万円と、002松雲山荘整備事業350万円についてでございます。
赤坂山公園は、昭和51年から供用が始まり、松雲山荘は、昭和47年から一般公開されており、春の花見や秋のもみじの季節には、市内外から多くの御客様からおいでいただいております。
供用から40年が経過した赤坂山公園は、現在、老朽化施設の長寿命化に取り組んでおりますが、このほかにも、芝生広場周辺の桜は、老木が多くなり、補植した若木も生育が思わしくなく、今後が心配な状況です。
松雲山荘においても、もみじの木の一部に勢いがなくなっており、このほかにも、水の流れの復活や園路改善などの要望もいただいております。
このようなことから、新年度、赤坂山公園、松雲山荘、2つの公園の測量調査、樹木調査を実施し、この結果をもとに、平成29年度以降に、土壌改良、補植などを含む桜、もみじの樹木管理、樹勢回復に取り組み、また、両公園の集客力向上に向けてまして、時代ニーズに対応した施設改修を行ってまいりたいと考えております。
予算書の286・287ページをお開きください。表の最下段になります。
8款土木費5項都市計画費7目中心市街地活性化推進費101柏崎駅周辺整備事業、001柏崎駅周辺道路整備事業2億2,228万3,000円は、全て柏崎駅南口広場の整備にかかわる予算となります。
除雪車借上料51万9,000円と借地料276万円は、柏崎駅南口
広場整備工事の期間中における、仮設バス乗降場の借地や管理のための経費となります。
南口
広場整備工事2億1,670万円は、南口広場を拡張し、バスや乗用車のロータリーや乗降場を整備し、また、公衆用トイレ、バス待合所や自転車駐車場を整備する工事費となります。
以上、
都市政策課所管、平成28年度の主な予算について御説明いたしました。
御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○委員長(荒城 彦一)
都市整備課長。
○
都市整備課長(小網 悦男)
続きまして、
都市整備課所管の平成28年度一般会計の当初予算につきまして、御説明いたします。
予算書、274・275ページをお開きください。中段になります。
8款土木費2項道路橋梁費3目道路新設改良費、右側、説明欄、
都市整備課001道路新設改良事業の3つ目、011道路新設改良電源立地地域対策交付金事業2億8,262万3,000円は、幹線市道の継続事業で、幹線道路3路線の工事費及び土地購入、物件補償費を措置いたしました。
平成27年度当初予算より、6,400万円の増となっております。
内容につきましては、本日、送付いたしました平成28年度事業説明資料の路線別調書と添付図面をごらんください。説明資料の図面番号14から16です。
図面番号14の市道柏崎9-67号線は、上田尻地内、池の峰の市道柏崎9-1号線から国道252号、柏崎信用金庫までの車道2車線、片側歩道の整備を行っております。
平成25年度からの継続で、平成27年度で信越線踏切から国道252号まで完了いたします。平成28年度では、反対側、池の峰側の市道柏崎9-1号線から信越線までの区間に着手し、平成29年度での完了を目指しております。
続きまして、図面番号15の市道柏崎17-3号線は、加納地内の国道252号JAの三差路から、善根地内の県道田代小国線の佐之久集落入り口交差点までの道路改良です。車道2車線、片側歩道の整備を行っております。
本路線につきましては、平成24年度から鯖石橋の下部工事と鯖石小学校前や県道田代小国線交差点からの道路改良工事を実施してまいりましたが、平成28年度は、鯖石橋の橋梁上部工と前後の道路改良を実施し、新しい路線の供用を開始いたします。
なお、本路線は、平成29年度で旧橋撤去、河川内工事と旧道の整備を実施し、事業完了を目指しています。
図面番号16の市道柏崎7-240、8-172号線は、枇杷島地内の8号バイパスから横山の市道柏崎8-3号線までの道路改良で、鏡が沖中学校脇の市道柏崎7-4号線、都市計画道路錦町枇杷島線の延伸部に当たる路線の車道2車線、片側歩道の整備を行っております。
平成27年度より着手して、隣接する8号バイパスと同様に道路の沈下が想定されますので、盛土で圧密沈下を促進し、その後、道路本体を施工することとしています。
以上、
都市整備課所管の拡充事業について、御説明申し上げました。
御審議のほど、よろしくお願いします。
○委員長(荒城 彦一)
維持管理課長。
○
維持管理課長(松田 博)
それでは、平成28年度
維持管理課予算につきまして、予算書に基づき、拡充事業を説明させていただきます。
予算書の272・273ページをお開きください。
8款土木費2項道路橋梁費2目道路維持費、説明欄、中段より少し下になります。003交通安全施設経費の002交通安全施設修繕事業3,440万円は、区画線工事として1,900万円、そのうち900万円はゼロ市債を活用し、平成28年度中に事業着手を予定しております。
区画線の予算は、昨年度より倍増しており、平成28年度から面的に整備していくとともに、部分的な区画線設置を並行して実施していきます。
照明工事としての700万円は、市道柏崎13-2号線(鯨波二丁目地内)外、6基を予定しております。
防護柵工事は790万円で、市道柏崎16-67号線(大字大平地内)など約300メートルを設置し、通行の安全を図ってまいります。
次に、274・275ページ、説明欄上、016の001道路防災対策事業、社会資本整備総合交付金事業5,000万円は、市道柏崎16-77号線笠島地内の海岸護岸部の擁壁修繕工事と市道柏崎16-1号線青海川地内の道路のり面工事を計画しております。
本事業は、道路防災点検などにより危険と位置づけられた箇所の防災対策工事を年次計画で実施いたします。
284・285ページをお開きください。
5項都市計画費4目公園管理費の説明欄、中段になります。
002松雲山荘管理事業648万5,000円は、近年、樹木や施設に老朽化が目立つ状況にあります。これらを復元、向上させるため、もみじ等の補植や追肥、かん水管理をするとともに、つつじ類の刈り込み、園内の冬囲いなどの管理業務を強化してまいります。
286・287ページをお開きください。
説明欄、006の001都市公園整備事業810万円は、公園利用者の要望等に沿った施設整備及び都市公園施設長寿命化計画に基づき、老朽化している公園施設の補修工事に要する経費でございます。
以上、
維持管理課所管の拡充事業について、説明させていただきました。
御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○委員長(荒城 彦一)
建築住宅課長。
○
建築住宅課長(吉岡 英樹)
建築住宅課所管の予算のうち、新規、拡充事務事業について説明をいたします。
予算書の266・267ページをお開きください。
8款土木費1項土木管理費2目建築費005空き家対策事業は、市民活動支援課から
建築住宅課に所管がえされた事業であります。
これまで、当市の空き家条例に基づき、管理不全な空き家対策を進めてまいりましたが、昨年5月に空き家法が完全施行されたことにより、今後は、この法律に基づいて対策を講ずることになります。
空き家法では、住民の生命、財産を保護するとともに、生活環境の保全を図り、あわせて特定空き家という管理不全な空き家などの措置や空き家の有効活用など、総合的な事業展開が必要となることから、これまでも広く住環境施策を進めてきた当課に所管を移し、国の交付金も活用しながら、新年度より空き家対策を進めてまいります。
予算計上しております1,181万3,000円の主なものは、特定空家等審議会委員報酬19万5,000円は、現在も行っています管理不全な空き家などの対応方針の諮問に基づく審査機関委員報酬であります。
謝礼23万1,000円は、新年度より着手を予定しています空き家等対策計画策定のための協議会委員に係る費用であります。
次に、8段下、空き家等緊急安全措置委託料150万円は、管理不全な空き家の所有者と連絡がつかないもの、相続放棄されているものなど、近隣住民の安全面から緊急対応が要な場合に、やむを得ず市が対応しなければならない修繕費用であります。
空き家調査委託料682万円は、平成30年度以降の空き家事業に関連する交付金活用の前提条件となる空き家等対策計画策定に必要な空き家数や空き家の状態調査に必要な委託料であります。
空き家活用支援事業補助金250万円は、平成27年度より実施しています管理不全な空き家にさせない対策と定住促進を目的とした空き家リフォームを実施される方への補助金です。1件上限50万円で、5件分を計上しています。
続きまして、予算書の290・291ページをごらんください。
8款土木費6項住宅費2目住宅建設費、説明欄、015の001市営北園町住宅20棟改修事業2億円は、長寿命化計画に基づき実施します北園町20棟の耐震性、耐久性、断熱性向上に要する改修工事費です。
本施設は、昭和50年の竣工で40年が経過しており、耐震基準に適合していないこと、経年劣化により各所でふぐあいが発生していることから改修するものです。
主な工事概要は、耐震補強、屋上防水、壁塗装の全面改修、外部サッシの断熱改修工事であります。
続きまして、017の001市営松波町住宅改修事業1,080万円は、長寿命化計画に基づき実施するもので、市営松波住宅A、B、C棟、3棟の共同給水ポンプが、竣工から25年を経過し、たびたびふぐあいが発生し、また、設備点検業者から今後の部品調達ができない旨の報告を受け、取りかえの指示が出ている状況であります。この給水ポンプ更新のための費用を計上しております。
説明は以上でございます。
御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○委員長(荒城 彦一)
都市整備部長。
○
都市整備部長(佐藤 孝之)
以上で説明は終わります。
○委員長(荒城 彦一)
以上で説明は終わりました。
都市整備部の皆さん、御苦労さまでございました。
次の委員会は、14日の午前10時からとなります。
以上で、本日の委員会は散会いたします。
1 散 会 午後5時28分
委員会条例第30条第1項の規定によりここに署名する
産業建設常任委員会
委員長 荒 城 彦 一
署名委員 三 宮 直 人
署名委員 丸 山 敏 彦...