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平成27年 2月定例会議(第 3回会議 2月26日)

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  1. 柏崎市議会 2015-02-26
    平成27年 2月定例会議(第 3回会議 2月26日)


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    平成27年 2月定例会議(第 3回会議 2月26日)                   目       次  開 会 時 刻 …………………………………………………………………………  6  日 程 第 1 …………………………………………………………………………  6  日 程 第 2 …………………………………………………………………………  6  日 程 第 3 …………………………………………………………………………  6  日 程 第 4 …………………………………………………………………………  6  日 程 第 5 …………………………………………………………………………  6  日 程 第 6 …………………………………………………………………………  6  日 程 第 7 …………………………………………………………………………  6  日 程 第 8 …………………………………………………………………………  9  日 程 第 9 …………………………………………………………………………  9  日 程 第10 ………………………………………………………………………… 13  日 程 第11 ………………………………………………………………………… 13  日 程 第12 ………………………………………………………………………… 13  日 程 第13 ………………………………………………………………………… 14  日 程 第14 ………………………………………………………………………… 14  日 程 第15 ………………………………………………………………………… 14  日 程 第16 ………………………………………………………………………… 14  日 程 第17 ………………………………………………………………………… 16
     日 程 第18 ………………………………………………………………………… 16  日 程 第19 ………………………………………………………………………… 26  日 程 第20 ………………………………………………………………………… 45  日 程 第21 ………………………………………………………………………… 45  日 程 第22 ………………………………………………………………………… 45  日 程 第23 ………………………………………………………………………… 45  日 程 第24 ………………………………………………………………………… 45  日 程 第25 ………………………………………………………………………… 45  日 程 第26 ………………………………………………………………………… 45  日 程 第27 ………………………………………………………………………… 45  日 程 第28 ………………………………………………………………………… 45  日 程 第29 ………………………………………………………………………… 54  日 程 第30 ………………………………………………………………………… 54  日 程 第31 ………………………………………………………………………… 54  日 程 第32 ………………………………………………………………………… 54  日 程 第33 ………………………………………………………………………… 54  日 程 第34 ………………………………………………………………………… 54  日 程 第35 ………………………………………………………………………… 54  日 程 第36 ………………………………………………………………………… 54  日 程 第37 ………………………………………………………………………… 54  日 程 第38 ………………………………………………………………………… 54  日 程 第39 ………………………………………………………………………… 54  日 程 第40 ………………………………………………………………………… 54  日 程 第41 ………………………………………………………………………… 54  日 程 第42 ………………………………………………………………………… 54  日 程 第43 ………………………………………………………………………… 54  日 程 第44 ………………………………………………………………………… 54  日 程 第45 ………………………………………………………………………… 54  日 程 第46 ………………………………………………………………………… 54  日 程 第47 ………………………………………………………………………… 54  日 程 第48 ………………………………………………………………………… 54  日 程 第49 ………………………………………………………………………… 54  日 程 第50 ………………………………………………………………………… 54  日 程 第51 ………………………………………………………………………… 54  日 程 第52 ………………………………………………………………………… 54  日 程 第53 ………………………………………………………………………… 54  日 程 第54 ………………………………………………………………………… 54  日 程 第55 ………………………………………………………………………… 54  散 会 時 刻 ………………………………………………………………………… 60  署 名 議 員 ………………………………………………………………………… 62            平成27年柏崎市議会第3回会議 会議録 ───────────────────────────────────────             平成27年2月26日(木) ───────────────────────────────────────                 議事日程             平成27年2月26日午前10時開議 第 1         会議録署名議員の指名 第 2(議第 11号) 放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める             条例 第 3(議第 12号) 市立児童クラブ設置及び管理に関する条例の一部を改正する条             例 第 4(議第 13号) かしわざきこども大学運営協議会設置条例 第 5(議第 47号) 保育料条例 第 6(議第 48号) 家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例 第 7(議第 49号) 特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基             準を定める条例 第 8(議第 14号) 自然休養村管理センター設置及び管理に関する条例等を廃止す             る条例 第 9(議第  3号) 平成26年度一般会計補正予算(第11号) 第10(議第  4号) 平成26年度国民健康保険事業特別会計補正予算(第6号) 第11(議第  5号) 平成26年度後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 第12(議第  6号) 平成26年度介護保険特別会計補正予算(第5号) 第13(議第  7号) 平成26年度土地取得事業特別会計補正予算(第1号) 第14(議第  8号) 平成26年度ガス事業会計補正予算(第3号) 第15(議第  9号) 平成26年度水道事業会計補正予算(第3号) 第16(議第 10号) 平成26年度下水道事業会計補正予算(第3号) 第17(議第 15号) 自動車事故による和解及び損害賠償額の決定について 第18         市長の施政方針演説 第19(議第 16号) 平成27年度一般会計予算 第20(議第 17号) 平成27年度国民健康保険事業特別会計予算 第21(議第 18号) 平成27年度後期高齢者医療特別会計予算 第22(議第 19号) 平成27年度介護保険特別会計予算 第23(議第 20号) 平成27年度土地取得事業特別会計予算 第24(議第 21号) 平成27年度墓園事業特別会計予算 第25(議第 22号) 平成27年度ガス事業会計予算 第26(議第 23号) 平成27年度水道事業会計予算 第27(議第 24号) 平成27年度工業用水道事業会計予算 第28(議第 25号) 平成27年度下水道事業会計予算 第29(議第 26号) いじめに関する調査委員会設置条例 第30(議第 27号) 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法             律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例 第31(議第 28号) 部制条例の一部を改正する条例 第32(議第 29号) 特別職報酬等審議会条例の一部を改正する条例 第33(議第 30号) 手数料条例の一部を改正する条例 第34(議第 31号) 行政財産使用料徴収条例の一部を改正する条例 第35(議第 32号) 特別職の職員で非常勤のものの報酬、費用弁償及び実費弁償に             関する条例の一部を改正する条例 第36(議第 33号) 地域福祉計画推進会議設置条例 第37(議第 34号) 介護保険条例の一部を改正する条例 第38(議第 35号) 市立へき地保育所設置条例を廃止する条例 第39(議第 36号) 市立博物館設置及び管理に関する条例及び市立柏崎ふるさと人             物館設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例 第40(議第 37号) 高齢者活動促進施設設置及び管理に関する条例を廃止する条例 第41(議第 38号) 家族旅行村設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例 第42(議第 39号) ふるさと体験村設置及び管理に関する条例の一部を改正する条             例 第43(議第 40号) 石地フィッシングセンター設置及び管理に関する条例を廃止す             る条例
    第44(議第 41号) 道路占用料徴収条例及び都市公園条例の一部を改正する条例 第45(議第 50号) 教育長の勤務時間、休暇等及び職務に専念する義務の特例に関             する条例 第46(議第 51号) 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 第47(議第 52号) 職員退職手当支給条例の一部を改正する条例 第48(議第 53号) 特別職の職員の退職手当支給条例の一部を改正する条例 第49(議第 54号) 保育所使用料徴収条例及び保育実施条例を廃止する条例 第50(議第 55号) 企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する             条例 第51(議第 42号) 財産の譲与について(建物) 第52(議第 43号) 財産の譲与について(建物) 第53(議第 44号) 財産の譲与について(建物) 第54(議第 45号) 財産の譲与について(建物) 第55(議第 46号) 財産の譲与について(建物) ─────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件  議事日程に同じ ─────────────────────────────────────── 出席議員(25人)                   議 長( 8番)霜   田       彰                   副議長(19番)佐   藤   敏   彦   1番 斎   木   裕   司     2番 片   山   賢   一   3番 笠   原   晴   彦     4番 若   井   洋   一   5番 山   本   博   文     6番 与   口   善   之   7番 星   野   正   仁     9番 春   川   敏   浩  10番 宮   崎   孝   司    11番 持   田   繁   義  12番 加   藤   武   男    14番 村   田   幸 多 朗  15番 高   橋   新   一    16番 矢   部   忠   夫  17番 池   田   千 賀 子    18番 飯   塚   寿   之  20番 荒   城   彦   一    21番 三 井 田   孝   欧  22番 丸   山   敏   彦    23番 相   澤   宗   一  24番 佐   藤   和   典    25番 若   井   恵   子  26番 真   貝   維   義 ─────────────────────────────────────── 欠席議員(なし) ─────────────────────────────────────── 欠  員(1人) ─────────────────────────────────────── 職務のため議場に出席した事務局職員 事務局長    風  間     茂   事務局次長   飯  田     博 事務局次長代理 山  﨑  哲  夫 ─────────────────────────────────────── 説明のため出席した者     市長               会  田     洋     副市長              山  田  哲  治     総合企画部長           西  巻  康  之     財務部長             猪  俣  哲  夫     市民生活部長           桑  原     博     危機管理監            内  山  保  明     福祉保健部長           本  間  良  孝     産業振興部長           竹  内  昇  平     都市整備部長           松  原  正  美     総務課長             柴  野  高  至     人事課長             宮  崎  勝  利     企画政策課長           政  金  克  芳     財政課長             箕  輪  正  仁     防災・原子力課長         小  黒  昌  司     市民活動支援課長         小  菅  敬  三     市民課長             飯  塚  和  義     環境政策課長           小  俣  立  史     福祉課長             関     恒  夫     介護高齢課長           白  井  正  明     国保医療課長           内  山  裕  一     元気支援課長           前  澤     晃     観光交流課長           白  川  信  彦     商業労政課長           小  林     泉     農政課長             栗  原  晴  彦     都市整備課長           小  網  悦  男     維持管理課長           松  田     博     高柳町事務所長          内  山  正  和     西山町事務所長          田  村  光  一     会計管理者            池  田  真  人     ガス水道局長           坂  爪  忠  義     ガス水道局経営企画課長      春  川  修  一     消防長              駒  野  龍  夫     消防本部消防総務課長       今  井  儀  一     教育長              大  倉  政  洋     教育部長             本  間  敏  博     教育委員会教育総務課長      箕  輪     満     教育委員会子ども課長       近  藤  拓  郎 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――                午前10時00分 開会 ○議長(霜田 彰)  ただいまから平成27年柏崎市議会第3回会議を開会します。  直ちに本日の会議を開きます。  ただいまの出席議員数は、25人です。        ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~  日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(霜田 彰)  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、片山賢一議員及び持田繁義議員を指名します。        ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~  日程第2(議第11号) 放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例  日程第3(議第12号) 市立児童クラブ設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例  日程第4(議第13号) かしわざきこども大学運営協議会設置条例  日程第5(議第47号) 保育料条例  日程第6(議第48号) 家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例  日程第7(議第49号) 特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例 ○議長(霜田 彰)  日程第2 放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例から、日程第7 特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例まで、以上6案を一括議題とします。
     文教厚生常任委員長の報告を求めます。  若井恵子議員。 ○文教厚生常任委員長(若井 恵子)  文教厚生常任委員会の審査報告をいたします。  付託を受けた事件、議第11号から議第13号及び議第47号から議第49号について、本委員会の審査の経過及び結果を報告いたします。  最初に、議第11号について報告をいたします。  本案は、審査の過程において、設備の基準の専用区画について、専用区画の面積1.65平方メートルは、施設全体か、活動スペースのみか。現状は専用区画の面積基準を満たしているのか。専用区画面積を下回る夏休み期間などのケースについて、どのように考えているのか。専用区画の面積に共有部分も含めているが、子どもたちが伸び伸びと活動できるよう、活動スペースが広くなる対策を考えていただきたい。体調を崩した場合の静養スペースについて、条例に規定しているか。静養スペースは、指導員が確保するという方向だが、現状で確保できるのか。また、職員がより安全にクラブ運営ができるよう、職員の労働安全基準は遵守されているか。今後6年生までに対象を引き上げるときに、この条例で妥当なのかどうか不安がある。などについて質疑・意見がありました。  討論においては、1人の委員から賛成討論として、条例は国のガイドラインにほぼ沿ったものであるが、第9条の専用区画の面積1.65平方メートルについては、遊び及び生活の場としては極めて狭い。共用面積も含めた1.65平方メートルであり、活動の場ではない。現状ではそれを下回る場面、時期もあり、非常に危険で、事故が起きてからでは遅い。指導員・補助員は不安を持って仕事をされている。今後はスペースが広くなるよう、学校の空き教室を利用するなど、工夫していくと答弁があったが、一刻も早く、子供にとっては伸び伸びと、指導員・補助員にとっては、より安全な職場環境を形成していただきたい。  このような意見を付した賛成討論がありました。  採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第12号について報告をいたします。  本案は、審査の過程において、使用料の値上げについて、8月は現状の2倍になるが、議第11号の条例制定により、倍になるほどサービスに違いがあるのか。使用料の変更について、利用者の保護者への説明はどのようになっているのか、などについて質疑・意見がありました。  本案は討論なく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第13号について報告をいたします。  本案は、質疑・討論なく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第47号について報告をいたします。  本案は、審査の過程において、保育料について、条例制定により、現状と同じなのか、下がったのか。算定の基準が所得税額から市民税額になり、階層区分が変更となったことで、保育料のランクが下がったのか、などについて質疑・意見がありました。  本案は討論なく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第48号及び議第49号について報告をいたします。  本2案は、質疑・討論なく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上でございます。 ○議長(霜田 彰)  ただいまの委員長報告に対する質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  質疑を終わります。  討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  討論を終わります。  採決は1件ごとに行います。  最初に、議第11号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第11号は、原案のとおり可決しました。  次に、議第12号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第12号は、原案のとおり可決しました。  次に、議第13号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第13号は、原案のとおり可決しました。  次に、議第47号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第47号は、原案のとおり可決しました。  次に、議第48号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第48号は、原案のとおり可決しました。  次に、議第49号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第49号は、原案のとおり可決しました。        ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~  日程第8(議第14号) 自然休養村管理センター設置及び管理に関する条例等を廃止する条例 ○議長(霜田 彰)  日程第8 自然休養村管理センター設置及び管理に関する条例等を廃止する条例を議題とします。  お諮りします。  本案に対する委員長の報告は、会議規則第39条第3項の規定により省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、委員長の報告は、省略することに決定しました。  質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  質疑を終わります。  討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  討論を終わります。  ただいまから議第14号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第14号は、原案のとおり可決しました。        ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~
     日程第9(議第 3号) 平成26年度一般会計補正予算(第11号) ○議長(霜田 彰)  日程第9 平成26年度一般会計補正予算(第11号)を議題とします。  常任委員長の報告を求めます。  最初に、総務常任委員長、星野正仁議員。 ○総務常任委員長(星野 正仁)  総務常任委員会の審査報告をいたします。  付託を受けた事件、議第3号のうち付託部分について、本委員会の審査の経過及び結果を報告します。  本案は審査の過程において、市民生活部・消防本部関係では、自治総合センターコミュニティ助成事業について、申請のあった事業の内容や、採択とならなかったコミュニティへの今後の対応、採択の基準や優先順位。県及び市での予算措置の状況と県への申請手続の方法。コミュニティセンター整備事業について、耐震補強工事に優先して取り組んでいるが、そのほかの修繕工事について要望はないか。浄化槽設置整備事業補助金について、今年度の実績と整備の状況。整備は進んできていると考えてよいのか。今後必要とされる見込みはどうか。利用者が少ない地域で高コストとなっている公共下水道や農業集落排水から合併処理浄化槽に切りかえたいとする要望はないか。このことに取り組んでいる自治体も存在していることから、当市でも研究できないか。耐震診断委託料について、東港町へ移転する予定である西本町分遣所の耐震診断を行うことの理由。この耐震診断について、なぜ移転の報告がなされた昨年12月の委員会で報告できなかったのか。分遣所の移転を報告・説明するタイミングで、この耐震診断についても触れるべきではなかったのか。耐震診断の結果、有利とされる起債を確実に受けられるのか。西本町の分遣所は、柏崎市消防の発祥の地であることから、その跡地利用について考えているか、などについて質疑・意見がありました。  総合企画部・財務部関係では、総括質疑においては、約13億円の減額補正は、例年と比べてどの程度の規模であるのか。多目的バス購入費について、入札差金が生じた原因は何か。予算見積もりの方法やバス本体の価格はどうなのか。庁舎整備事業について、庁舎が移転する予定がある中で、雨漏りを修理する工事はどの程度のものになるのか。  歳入全款について、固定資産税がふえた理由は、法人1社の償却資産の増によるものなのか。個人市民税、法人市民税の増に関して、景気判断を含めどのような分析をしているか、などについて質疑、意見がありました。  本案は討論なく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上です。 ○議長(霜田 彰)  次に、文教厚生常任委員長若井恵子議員。 ○文教厚生常任委員長(若井 恵子)  文教厚生常任委員会の審査報告をいたします。  付託を受けた事件、議第3号のうち付託部分について、本委員会の審査の経過及び結果を報告いたします。  本案は審査の過程において、福祉保健部関係では、地域介護・福祉空間整備事業、介護基盤緊急整備特別対策事業について、事業者の応募がない理由について。応募がないことに対する問題点などについて、担当課としてどのように捉えているか。介護の需要は多いが、供給側の体制に問題点があると言われており、矛盾があるが、新年度対策として、効果的に成果が上がるように検討していただきたい。定期巡回、夜間対応の事業に対するニーズの現状について。介護士・看護師などの人材が大都市圏に吸収され、柏崎市に供給できない状況について。がん検診費について、減額は人数にすると、どのくらいか。減額となった原因について。がん検診に対する他自治体に比べた関心の高さについて。がんは早期発見が大事であり、新年度予算で減額するのではなく、増額するくらいに、がん検診の必要性が普及するよう努力してほしい、などについて質疑・意見がありました。  教育委員会関係では、小学校耐震補強事業について、新道小学校の耐震補強工事について、当初予算に計上していたものか、もしくは新たに必要になった工事なのか、について質疑がありました。  本案は討論なく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。以上です。 ○議長(霜田 彰)  次に、産業建設常任委員長、池田千賀子議員。 ○産業建設常任委員長(池田千賀子)  産業建設常任委員会の審査報告をいたします。  付託を受けた事件、議第3号のうち付託部分について、本委員会の審査の経過及び結果を報告いたします。  本案は審査の過程において、産業振興部関係では、雇用促進事業の若年者トライアル雇用促進事業の増額について、奨励金が11人分の追加ということであるが、当初予算で見込んだものの実績はどのようになっているか。また、どのような職種であったのか。今年度は対象を拡大したということであったが、その効果はどうか。農林業経営改善支援事業補助金の減額について、補助金の対象とならなかった経営体があることに関し、その対象とならなかった理由は何か。補助金の申請時にはわからなかったのか。一般農道整備事業負担金の矢田第2期地区の増額に関し、その農道は、圃場整備事業の中に入っているものではないか。農林水産業総合振興事業の農林水産業体質強化対策補助金の減額に関し、有害鳥獣被害対策について、その効果はどのような状況か。被害額や被害地区が広がっているのではないか。また、市の関係課が一体となって全庁的に取り組む必要があるのではないか。自然休養村に係る新潟県農林水産業総合振興事業費補助金の返還金に関し、返還金の算定根拠はどのようになっているか。県の補助金は返還であるが、国の補助金は返還とならないのか。また、自然休養村整備事業の減額に関し、業務委託料が少なくなった理由は何か。買い物利便性向上支援モデル事業の実績はどうか。また、その検証結果はどうなのか。既存業者と新規参入業者の地域分けなど、調整はどのようになっているか。その一方、採算との兼ね合いなどから、業者の入らない地域があるが、地域の高齢者の見守りという側面もあると考えられることから、どのようにカバーしようと考えているのか。融資預託事業について、資金を活用して事業拡大を図るものだと思うが、減額となっている。その理由は何か。社会情勢の変化もあるのだろうが、利用を高める方策、取り組みが必要ではないか。  都市整備部関係では、住まい快適リフォーム事業補助金の減額に関し、利用者が減ったとすれば、利用しにくい条件が付されたのではないか。木造住宅耐震改修費等補助金と関連させて利用しやすくしたという説明であるが、減ってしまった理由は何か。冬期集落安全・安心確保対策事業について、ソフト事業なのだから、減額とするのではなく、積極的に活用すべきではないのか。対象となる集落は、前年度と変わっているのか、あるいは減ったのか。少人数で集落を維持することは大変なので、有効活用を図るべきである。社会資本整備総合交付金事業について、いずれも減額となっているが、その理由は何か、などの質疑・意見がありました。  本案は討論なく、採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決しました。  以上です。 ○議長(霜田 彰)  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  最初に、総務常任委員長の報告について。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  次に、文教厚生常任委員長の報告について。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  次に、産業建設常任委員長の報告について。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  質疑を終わります。  討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  討論を終わります。  ただいまから議第3号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第3号は、原案のとおり可決しました。        ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~  日程第10(議第 4号) 平成26年度国民健康保険事業特別会計補正予算(第6号)  日程第11(議第 5号) 平成26年度後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)  日程第12(議第 6号) 平成26年度介護保険特別会計補正予算(第5号) ○議長(霜田 彰)  日程第10 平成26年度国民健康保険事業特別会計補正予算(第6号)から日程第12 平成26年度介護保険特別会計補正予算(第5号)まで、以上3案を一括議題とします。  お諮りします。  本3案に対する委員長の報告は、省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、委員長の報告は、省略することに決定しました。  質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  質疑を終わります。  討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  討論を終わります。  採決は、1件ごとに行います。  最初に、議第4号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第4号は、原案のとおり可決しました。 ○議長(霜田 彰)  次に、議第5号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第5号は、原案のとおり可決しました ○議長(霜田 彰)  次に、議第6号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第6号は、原案のとおり可決しました        ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~  日程第13(議第 7号) 平成26年度土地取得事業特別会計補正予算(第1号)
    ○議長(霜田 彰)  日程第13 平成26年度土地取得事業特別会計補正予算(第1号)を議題とします。  お諮りします。  本案に対する委員長の報告は、省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、委員長の報告は省略することに決定しました。  質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  質疑を終わります。  討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  討論を終わります。  ただいまから議第7号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第7号は、原案のとおり可決しました。        ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~  日程第14(議第 8号)平成26年度ガス事業会計補正予算(第3号)  日程第15(議第 9号)平成26年度水道事業会計補正予算(第3号)  日程第16(議第10号)平成26年度下水道事業会計補正予算(第3号) ○議長(霜田 彰)  日程第14 平成26年度ガス事業会計補正予算(第3号)から日程第16 平成26年度下水道事業会計補正予算(第3号)まで、以上3案を一括議題とします。  お諮りします。  本3案に対する委員長の報告は、省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、委員長の報告は、省略することに決定しました。  質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  質疑を終わります。  討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  討論を終わります。  採決は、1件ごとに行います。  最初に、議第8号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第8号は、原案のとおり可決しました。 ○議長(霜田 彰)  次に、議第9号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第9号は、原案のとおり可決しました。 ○議長(霜田 彰)  次に、議第10号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第10号は、原案のとおり可決しました。        ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~  日程第17(議第15号) 自動車事故による和解及び損害賠償額の決定について ○議長(霜田 彰)  日程第17 自動車事故による和解及び損害賠償額の決定についてを議題とします。  お諮りします。  本件に対する委員長の報告は、省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、委員長の報告は省略することに決定しました。  質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  質疑を終わります。  討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  討論を終わります。  ただいまから議第15号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第15号は、原案のとおり可決しました。        ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~  日程第18 市長の施政方針演説 ○議長(霜田 彰)  日程第18 市長の施政方針演説です。  市長が施政方針演説を行います。
     市長。 ○市長(会田 洋)               平成27年度施政方針                            柏崎市長  会 田   洋  はじめに  平成27年度当初予算の審議をいただくに当たり、私の施政方針を申し述べ、議員各位並びに市民の皆さまの御理解を賜りたいと存じます。  我が国の経済は、円高・デフレからの脱却を目指して進められてきた政府の景気対策によって、回復基調にあるとされていますが、地方都市、そして、中小零細企業には、その影響が十分に及んでいないというのが実感であります。  本市では、製造業における景況感が全国平均を上回ったほか、ハローワーク管内の有効求人倍率も6年ぶりに1倍を超えるなど、一部に少し明るい兆しが見えてきております。しかし、全体としては不透明な先行きに対する不安感が根強く、景気の低迷から抜け切れていない状況にあると認識しております。  さらに、原子力発電所の長期運転停止に伴う影響も加わり、地域経済の回復に向けて課題が残されており、引き続き経済・雇用対策に着実に取り組んでいく必要があります。  また、少子高齢化や人口減少が進む中で、若者の地元定着を図るための働く場の確保や、子育て支援の一層の充実のほか、安全で安心して暮らせる市民生活の確保を基本に、魅力あるまちづくりを総合的に進めることが、極めて重要であります。  政府においては、昨年末に、日本の将来の目指すべき方向を提示する「まち・ひと・しごと創生長期ビジョン」と、今後5カ年の目標や施策の基本的方向と具体的な施策をまとめた「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を閣議決定し、地方におけるさまざまな課題に総合的に取り組むこととしています。  本市としても、国が提供する地域経済分析システムを活用し、人口の現状と将来展望を提示する「人口ビジョン」をまとめ、それに基づいて今後5カ年の目標や施策の基本的方向、具体的施策を盛り込んだ「柏崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定します。  あわせて、それらを視野に入れながら、本市が抱える諸課題を的確に捉え、市民と行政との共通のまちづくりの新たな指針となる、次期総合計画の策定に着手します。  この3月14日の北陸新幹線の開業に伴い、本市を取り巻く環境が大きく変化することから、鉄道利便性を確保しつつ、シティセールスの展開などによる新たな観光誘客を図り、地域の活性化に結びつけるさまざまな取り組みが求められます。  本市が直面している主要課題の一つである原子力発電所の安全性については、国の原子力規制委員会において新規制基準に対する適合審査が進められています。原子力発電所の安全確保は、国の責任において確実なものにすることを求めるものですが、審査の結果については、発電所が立地する地元に対して十分に説明し、理解を得る必要があると考えています。  以上申し上げた認識を基本にしながら、特に、地域経済の回復と雇用創出に向けた取り組み、原子力を初めとする防災対策のさらなる充実、医療・介護・福祉・子育て支援などの暮らしの安全・安心づくり、明日の柏崎を支える人材の育成、持続可能な低炭素社会の構築、個性と魅力に満ちたまちづくり、市民と進める協働社会の構築などに重点を置いて予算を編成いたしました。  その中でも、本市の特徴を生かした自立的で持続的な地域の実現に向け、緊急度や事業効果が高く、本市の飛躍につながる事業や、次期総合計画を先導する事業については、重点課題特別枠を新たに設け、優先的かつ重点的な予算配分を行いました。  第四次総合計画後期基本計画は、計画最終年度の平成28年度に向けて仕上げの段階に入ります。市民力と地域力をもとに、市民の皆様との協働を一層進め、着実に計画の推進を図ってまいります。  以下に、第四次総合計画の各分野別に、今年度の主な施策の概要を申し述べます。  まず、活力と創造性に満ちたまちであります。  地方創生・人口減少対策については、本市の将来を見据えた方向を検討しながら、先ほど申し上げた柏崎版の「人口ビジョン」と「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定し、地域産業の振興や雇用の拡大、子育て支援や定住の促進など、具体的な取り組みを進めてまいります。さらに、戦略等の策定と並行して、地域の経済活性化や活力を生み出していくために、国の施策として打ち出された「地方創生先行型交付金事業」や「地域消費喚起・生活支援交付金事業」などを活用してまいります。  また、中・長期的な柏崎のまちづくりの方向性を、みずからのまちの将来はみずからで考えるという視点で、平成24年度から展開してまいりました「明日の柏崎づくり事業」については、新たな段階に踏み出す形で取り組みを進めます。  これからのまちづくりに関するシンポジウムを開催するほか、特に、地域産業の振興には、地域からの産業興しが重要であるとの観点を踏まえて、製造業や農業などの地域産業の特徴を生かしながら、産学連携による異業種連携推進事業を進め、それぞれの分野での新たな産業の掘り起しに取り組んでまいります。また、環境部門でもスマートコミュニティの実現を目指し、環境政策を地域づくりに生かす方策を検討するとともに、省エネ設備普及に向けた勉強会も開催します。  昨年度は「中小企業者(製造業)設備投資支援補助金」を創設し、本市の基幹産業である機械金属工業における中小零細企業の積極的な事業活動と競争力強化を支援し、設備投資意欲の喚起など、景気浮揚策として一定の効果がありました。今年度も引き続き補助を行うとともに、新たに成長分野枠を設けて、成長産業への積極的な参入に対してさらなる支援拡充を図ります。また、マイスターカレッジなどの人材育成事業や、新製品・新技術の開発、産学連携、受注開拓等への取り組みに対し、引き続き支援をしてまいります。  商店街の活性化に向けて、柏崎あきんど協議会を通じ、商店街の特性を生かした誘客イベントやクーポン券事業のほか、空き店舗対策を引き続き支援するとともに、商業者の新たな需要開拓、販売促進などへの取り組みにも支援してまいります。また、昨年度の国の緊急経済対策である「地域住民生活等緊急支援のための交付金(地域消費喚起・生活支援型)」を活用した、大規模なプレミアム付商品券発行事業を平成26年度補正予算に計上する準備を現在進めているところです。この事業により地元商店街等での消費喚起を促すことにより、地域経済の好循環・活性化を図ります。  北陸新幹線の開業により二つの新幹線が利用できるという新たな特色を生かし、「海の大花火大会」、「海水浴」や「柏崎鯛茶漬け」などの観光資源の発信に加え、観光列車「越乃Shu*Kura(こしのしゅくら)」の活用など、本市の魅力を大いに発信・活用し、新幹線利用者の誘客増大につなげてまいります。  また、道の駅として本市の西部地域の観光を担ってきた風の丘米山については、再整備のため、昨年度までの基礎調査を踏まえて、全体の土地利用計画を策定します。  昨年は、米価の下落により米農家の生産意欲に大きな影響を与えました。国は、米の生産コスト低減のために新たな栽培技術の導入に取り組む生産者に対して、新規事業である「稲作農業の体質強化緊急対策事業」を創設しました。さらに、本市は独自に「米価下落緊急対策負担金」を措置し、追加支援します。  また、「食の地産地消推進計画」の具体化を図るため、小規模農家から野菜を直接集荷し、販売につなげる新たな集出荷システムの構築に向けたモデル事業を実施し、小売店舗や学校給食への供給拡大を進めます。  高田中部、山室など、全7地区において、引き続き圃場整備事業を推進するとともに、新たに高田南部地区の事業に着手します。また、新規の圃場整備支援として、2地区の事前調査などに取り組み、農業生産基盤の整備向上を図ります。  柏崎フロンティアパークへの新たな企業誘致については、現在、複数の企業と立地に向けた具体的な交渉に入っており、間もなく正式決定するものと思います。今後は、特に北陸新幹線の開業や企業のリスク分散の動向などを捉えて、電力多消費型企業や機械金属関連企業、環境・エネルギー関連企業などを視野に、さらなる企業立地の実現を図ってまいります。  創業を志す方々への支援を目的に、柏崎商工会議所及び柏崎信用金庫と連携して策定した創業支援事業計画に基づき、新たに開設される創業塾の運営支援や、創業費用の補助など、創業者のニーズに応じた支援に取り組みます。  若者の地元定着を促進するため、市内外の高校生・大学生及びその保護者などを対象とした市内企業PRイベントを開催し、地元企業の良さを知ってもらうための企業ブースの設置や工場見学ツアーなどを実施します。また、若年者を対象に試行雇用を実施した事業所に交付する「若年者トライアル雇用奨励金」を継続実施し、引き続き雇用のミスマッチの解消を図ってまいります。  次に、安心して快適に暮らせるまちであります。  市街地低地部内水対策については、住宅への浸水影響が大きい枇杷島地区の施設整備計画の検討を進めるとともに、朝日が丘地内(半田小学校脇)の雨水調整池工事に着手します。  今冬は山間地で大雪となりましたが、冬期間の住みよい生活を確保するため、除雪車が入れない狭隘道路に対する除排雪補助金の補助率を、60%から75%にかさ上げして雪対策の充実に取り組みます。  空家等対策の推進に関する特別措置法の成立を受け、現行の空き家等の適正な管理に関する条例の見直しを行います。また、管理不全空き家の発生の未然防止及び空き家の有効活用を図るため、空き家をリフォームし活用する場合、その経費の一部を補助する「空き家活用支援事業補助金」制度を創設します。  新たな津波ハザードマップを作成したことから、これを契機に地域から要望のあった津波避難場所などに避難誘導看板を設置し、率先避難の普及啓発や迅速かつ的確な避難体制の強化に取り組んでまいります。  また、総合防災訓練を大洲地区で実施し、これで全市域を一巡することになります。今後とも、災害時の適切な避難行動などを通じて、被害を軽減する取り組みを進め、地域防災力のさらなる強化を目指します。  常備消防では、西本町分遣所の移転改築に係る実施設計に着手するほか、消防施設、消防車両の計画的な整備等により、消防力の充実に努めるとともに、非常備消防では、消防団の安全とさらなる充実・強化のために必要な装備を順次整備し、団員の確保に努めてまいります。  原子力防災対策は、福島第一原発事故を踏まえた実効性のある対策が重要な課題であります。原子力規制委員会が定めた原子力災害対策指針を踏まえ、原子力防災計画の修正や、それに基づく柏崎市広域避難計画の初版を昨年7月に策定しましたが、解決すべき課題も多く残っております。そのため、国、新潟県、県内市町村等と連携を図り、計画の充実を図るため、引き続き作業を進めてまいります。  課題の一つとして挙げられている安定ヨウ素剤の配布・服用については、緊急被曝医療の主体である新潟県に協力して、今年度中には、まずは原子力発電所からおおむね半径5キロ圏の即時避難区域、いわゆるPAZでありますが、の市民の皆様に対して事前配布を行う予定です。  ことし2月に全戸配布しました「柏崎市防災ガイドブック(自然災害編)」に引き続いて、原子力災害時に全市域が避難をしなければならない事態に備えた、広域避難先自治体も記載した原子力災害編を作成して全戸に配布します。  東日本大震災と原子力発電所の事故から間もなく4年が経過しようとしていますが、いまだに、本市はもちろん、全国各地で避難生活を余儀なくされている大勢の方がおられることを忘れてはなりません。長期化する避難生活を送られている方々に対しては、引き続き細やかな支援を行ってまいります。また、昨年度に引き続き被災自治体を支援することとし、福島県双葉郡4町に職員を派遣します。  新橋地域を中心とする地盤沈下に対応するため、観測体制を強化します。  北陸新幹線と上越新幹線とを結ぶ長岡・柏崎・上越間の利便性の維持・向上に向けて、新潟県及び上越・北陸新幹線直行特急実現期成同盟会等の関係機関と連携しながら、鉄道利用の促進、鉄道交通ネットワークの強化に引き続き取り組みます。また、現行の列車ダイヤの改善を初め、強風、雪対策などの列車の安定運行や利便性の向上について、引き続き鉄道事業者に要請を行ってまいります。  鉄道の活性化には、鉄道利用客をふやすことが最も重要であることから、企画列車の運行をふやすよう計画します。  路線バスを中心とする地域公共交通については、その利用の啓発と促進に力を入れながら、市街地循環バスや市内各地域と市街地を結ぶ幹線交通を組み合わせた運行体系を、事業者と協調して維持してまいります。また、「地域公共交通網形成計画」を策定し、それに基づき、地域公共交通再編を含めて、地域にとって最適な公共交通ネットワークの実現を目指してまいります。  柏崎インター高速バス停留所の駐車場整備等については、ことし秋の一般供用開始を目指して整備工事を行います。  大規模災害時における避難路や緊急輸送路として、幹線道路を初めとする安全で信頼性の高い道路ネットワークの確保が急務となっています。  国道8号柏崎バイパスは、懸案となっていた宝田・茨目間の遺跡調査が大幅に進展し、剣野町では、いよいよ、仮称ではありますが、柏崎トンネルの工事に着手します。バイパスの一日も早い全線供用開始に向けて、今後も引き続き国に強く働きかけてまいります。また、国道352号においても、松波地区のより一層の整備促進と、荒浜バイパスの早期事業化を新潟県に要望してまいります。都市計画道路栄田松波町線では、道路や橋の構造を検討するために必要な地質調査を行います。  老朽化が進行している橋梁については、長寿命化修繕計画に基づき、鯨波地内の上の原橋など、4橋の修繕及び高速道路にかかる橋やトンネルなどの安全点検を実施します。  斎場についても老朽化が進んでいるため、今年度から5カ年計画で大規模改修工事に取り組みます。  今年度は、「一般廃棄物(ごみ)処理基本計画」の最終年度に当たります。ごみの排出を抑制するこれまでの取り組みを検証しながら、平成28年度からの次期計画の策定に取り組みます。また、5カ年をかけた廃棄物処理施設の大規模修繕が完了したことから、今後は適切な管理を行って施設の延命化を図ります。  水道事業は、谷根ダムと赤岩ダムのカビ臭対策として、活性炭を利用した高度浄水処理施設工事を2カ年継続で実施し、安全でおいしい水を給水します。  ガス事業では、延期していた民営化について担当職員を配置し、平成30年度の民間譲渡を目途に作業を再開するとともに、電力・ガス自由化の動きについても注視してまいります。  スマートコミュニティ事業の推進により、再生可能エネルギー等の活用策について研究します。また、シーユース雷音における複数の再生可能エネルギー等を使用したESCO事業の事業者公募に向けた作業を行います。  そのほか、事業者における省エネ設備の導入を促進するため、補助制度や省エネ設備等の紹介、導入事例の調査視察などの勉強会を開催します。  上水道の導水管路を利用した小水力発電については、平成28年2月運転開始を目指します。  次に、心の通い合う健康と福祉のまちであります。  健康寿命を延ばし、生活の質を高めるためには、市民みずから健康に関心を持ち、地域社会全体で相互に支え合いながら、健康づくりを進めていくことが大切です。今年度は、健康増進計画「健康みらい柏崎21」の最終年度に当たることから、市民の健康づくりを総合的、効果的に推進するため、平成28年度から始まる第二次計画を策定します。  健康を支える環境づくりとして、「かしわざき健康ポイント制度」をこれまでのモデル地区での取り組みから全市に拡大します。また、「からだ☆リフォーム計画」等の健康増進事業を初め、歯科保健や食育推進事業及び自殺予防対策の取り組みを着実に推進します。  ことし1月には地域医療連携会議において、医療・介護従事者等の不足解消対策、効果的な情報発信、市民の期待に応える地域医療の推進など、6点を柱とした提言がまとめられました。それを踏まえ、まずは、喫緊の課題である医療・介護従事者確保対策に引き続き取り組むとともに、地域医療・介護が抱える諸課題について、解決策の検討を進めてまいります。特に、医師確保対策事業を継続するとともに、市内病院に研修医を招くため、医学生に対する招致活動に取り組みます。  看護師就職支援事業やキャリアアップ支援事業等を継続するとともに、市内介護施設に新たに勤務する有資格者に助成金を交付する「介護職員就職支援事業」を新設します。  二次救急医療体制を確保するため、救急輪番制病院の運営と医療機器整備に対して助成します。  国民健康保険は、医療費の増大により厳しい運営を強いられていますが、経営努力と国民健康保険給付等準備基金を活用することにより、保険税率は昨年度に引き続き据え置くこととします。  「柏崎市子ども・子育て支援事業計画」に基づき、新たに私立認定こども園の施設型給付を行うとともに、子育て支援を充実するため、利用者支援専門員を元気館子育て支援センターに配置します。  また、新制度への移行に伴う保育園及び認定こども園の保育料算定に当たっては、国の水準をもとに、利用者負担の軽減に努めます。  ゼロ・1歳児の入園増加に対応した保育スペースの見直しや職員の適正配置を行い、さらに、3歳児の保育士配置基準を拡充して、保育環境の充実を図ります。また、松波保育園の移転改築を進めます。  放課後児童対策として、昨年度から全ての児童クラブで4年生受け入れを実施しましたが、今後は6年生までの受け入れに向けた検討を行います。  今年度は、「高齢者保健福祉計画・第6期介護保険事業計画」がスタートします。本市独自事業のコツコツ貯筋体操などの介護予防事業を初め、認知症施策等に積極的に取り組むとともに、団塊の世代が後期高齢者となる平成37年を見据え、高齢者が住みなれた地域で安心して生活できるよう、地域包括ケアシステムの構築に向けた取り組みを推進します。  介護サービスを提供する基盤として、地域密着型サービスである認知症高齢者グループホーム(北圏域)の整備を進めるため、事業者への支援を行います。  住みなれた地域で思いやりを持って、ともに支え合う地域福祉の推進を目指して、平成29年度から平成33年度までの「第三次柏崎市地域福祉計画」の策定に着手します。  中山間地域の買い物に重要な役割を担っている移動販売事業者に対し、車両の購入・修理に係る経費の一部を引き続き補助し、買い物困難地域の利便性の確保に努めます。また、単身高齢者や高齢者のみの世帯などを対象に、シルバー人材センターがモデル事業で取り組んでいる「買い物支援サービス事業」を継続支援します。  障害者の自立及び社会参加の支援等を推進するため、平成28年度から始まる「第四次柏崎市障害者計画」を策定し、障害のある人も地域の一員として安心して暮らせる共生社会の実現を目指します。  次に、豊かな心と生きる力を育むまちであります。  教育委員会制度改革の趣旨にのっとり、市長として教育に関する大綱を策定するとともに、総合教育会議を設置します。  地域の特色や教育力を生かした「柏崎の教育3・3・3運動」と「小中一貫教育・柏崎方式」の一層の充実とともに、幼稚園・保育園と小学校との連携のさらなる円滑化を図ります。  教育の機会均等を図ることを目的とする本市の奨学金について、就学支援に加え、若者の定住につながるよう、奨学金貸付制度及び貸付金償還補助を見直し、その拡充を図ります。  第五中学校の実施設計を行い、平成30年秋の改築完成を目指します。  学校施設の長寿命化などの環境整備をさらに進め、今年度実施する新道小学校の屋内体育館棟、食堂棟などの耐震補強工事をもって、小中学校の耐震化率は100%となります。  博物館と柏崎ふるさと人物館については、博物館のリニューアル計画の中で、それぞれの機能を生かした統合のあり方を検討します。  5年ごとに開催している「市民大運動会」を、市制施行75周年記念イベントとして開催します。  全日本ジュニア(U17)水球競技選手権大会を、今年度も3月に開催し、水球を通して柏崎の魅力を全国に発信します。  次に、個性と魅力にあふれたまちであります。  JR柏崎駅南口におけるバスや鉄道利用者の利便性向上を目指して、広場の拡張整備に必要なJR東日本の用地買収・物件補償に取り組みます。  柏崎らしい景観まちづくりをさらに進めるため、ことしの4月1日に、景観法に基づく景観行政団体に移行するとともに、良好な景観づくりの指針となる「柏崎市景観計画」を取りまとめます。また、身近で気づきにくい柏崎の魅力を、市民の皆様から再認識していただく「まち歩き」を引き続き実施します。あわせて、歴史的建造物調査に着手します。  高柳町地域の活性化を図るための推進体制づくりへの支援や、じょんのび村の設備改修を行います。  西山ふるさと公苑での西山ふるさと館のリニューアルや各種イベントの開催、情報発信の充実など、活性化の取り組みを計画的・継続的に進めます。  柏崎の魅力度を高め、産業を初めとする地域全体の活性化を図るとともに、市民の地域への愛着や誇りの醸成につなげる、総合的・戦略的なシティセールス活動に積極的に取り組みます。昨年度、市民と行政が一体となって取り組むことを目的に設置された柏崎市シティセールス推進協議会を中心に、市外に向けて柏崎の魅力をアピールする「柏崎メッセ」の開催など、具体的な取り組みを実施してまいります。また、「かしわざき大使」をお願いしている12名の方々の発信力による取り組みも進めてまいります。  ふるさと納税については、制度を大幅にリニューアルし、お礼品合戦に陥ることなく、地元の特産品を通して柏崎の魅力を知っていただくこととあわせて、地域産業の活性化につなげていくというシティセールスの観点に立って取り組んでまいります。  新潟産業大学及び新潟工科大学は、まちの活性化や地域振興などの面で地域に大きく寄与しており、本市にとって大切な財産です。  本市と両大学とで締結した「連携協定」に基づいて、多様な分野での連携・協力を図りながら、引き続き地域の活性化と人材の育成、大学の魅力づくりに取り組んでまいります。また、この連携協定事業の一環として、商店街の空き店舗を活用して開設している「まちかど研究室」を支援してまいります。  一方で、両大学の入学者が減少傾向にあることから、地元に密着した大学の存在意義を踏まえ、両大学が行う学生確保に関する取り組みや就職支援相談員の配置に対し、拡充して支援してまいります。  要望書が提出された新潟産業大学の公立大学法人化については、地元の大学として大きな役割を果たしていることは評価しておりますが、まずは大学みずからの努力や改革、新たな取り組みにより、魅力ある大学づくりを図る学内努力が重要であると考えております。その上で、新潟産業大学の現状を詳細に把握し、今後に向けた教育研究機能の向上及び経営力の強化など、多角的に検討し、支援策を探ってまいります。  昨年8月に中国江蘇省淮安市淮安区に市内中学生による訪問団を派遣し、中越沖地震以降途絶えていた友好交流を再開しました。ことし8月には、淮安区の青少年訪問団を迎え、両市区の交流がさらに深まるよう取り組みます。  地域学習の環境整備の一環として、博物館や図書館等の各生涯学習施設で保管している文化的価値のある所蔵品等を、デジタルアーカイブ化・データベース化し、インターネット上で公開して有機的に結びつける、WEBミュージアムの構築に引き続き取り組みます。  11月1日の「古典の日」にちなんで、11月を古典月間に位置づけ、「(仮称)柏崎古典フェスティバル」を文化会館アルフォーレで開催します。国指定重要無形民俗文化財「綾子舞」を初めとするさまざまな分野の古典芸能の公演を集中的に行い、市民の皆様が古典に親しむ機会を提供します。また、綾子舞については、その保存伝承に力を入れて、継続した取り組みを進めます。  次に、市民と行政による協働社会の形成であります。  これまで順次実施してきましたコミュニティセンターの耐震補強工事は、今年度が最終年度となります。また、地域で支え合う除雪支援事業を継続し、助け合いによる地域の除雪活動を支援するとともに、元気なまちづくり事業補助金制度について、一部運用方法を見直して、より利用しやすい制度に改めます。
     協働の担い手となる人材や市民活動団体を育成し、支援する拠点施設として、喬柏園を活用して整備を進めています「(仮称)市民活動センター」が今秋オープンします。また、併設する「中越沖地震メモリアル施設」によって、中越沖地震の経験や教訓が、今後のまちづくりや防災・減災社会の実現に生かされるものと期待しております。  今年度は、男女共同参画基本計画の最終年度になります。引き続き、男女がその個性と能力を十分に発揮し、ともに責任を担う社会を目指して、男女共同参画啓発事業や仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)の推進などに積極的に取り組むとともに、平成28年度から5カ年の次期計画を策定します。  また、人権に関する市民意識調査を実施するとともに、無料法律相談を継続し、人権教育や啓発を推進してまいります。  次に、市民ニーズに的確に応える行政運営であります。  本市を取り巻く課題に取り組むために、市民力と地域力の向上につながる、次代を担う人材の育成は極めて重要です。柏崎リーダー塾は、昨年末に第1期生20名が卒塾し、今年度は第2期生を募集します。産業界、大学、行政が連携して引き続き塾を運営し、柏崎の次代のリーダー育成に取り組んでまいります。  職員については、引き続き各種研修により人材の育成に努めるとともに、新たな人事評価制度の構築を進め、職員の能力と公務能率の向上に努めます。  昨年度スタートした行政経営プランに基づき、質の高い行政経営と市民サービスの向上に、継続して取り組んでまいります。また、公共施設等の更新・統廃合・長寿命化などを、長期的な視点を持ちながら計画的に推進するため、公共施設等総合管理計画を策定します。  市役所新庁舎の整備については、総合企画部内に新庁舎整備室を設置し、行政機能、防災機能に加え、市民の交流機能を取り入れるなど、単なる庁舎の移転ではなく、一層の市民サービス機能の向上を図るとともに、将来を見据えた新しい庁舎の機能を備えたものとします。今年度は、市民の代表からなる検討委員会を設置して計画の具体的な検討を行い、平成32年度の整備を目指して作業を進め、その竣工を見届けたいと存じます。  平成28年1月からの社会保障・税番号制度の円滑な導入を図ります。また、オンライン手続等の利用拡大、各種証明書のコンビニ交付の導入、個人番号カードの多目的利用、総合窓口の導入など、制度の利活用による住民サービスの向上や業務効率を上げるための施策を検討します。あわせて、費用と効果を踏まえながら、IT技術の活用による行政事務の効率化に努めてまいります。そして、これまで紙媒体で管理していた住居表示台帳について、全庁型GISを活用し、デジタル化を図ります。また、住民票や戸籍謄本等の不正取得対策として、本人通知制度を新たに導入します。  平成19年6月に開園した柏崎・夢の森公園については、今年度から指定管理者制度を導入して、基本コンセプトである市民との協働を目指した運営管理を行います。  今年度予算は、歳入においては、普通交付税は前年度と同額を見込んだものの、特別交付税は約1億7,000万円減額するものと見込んでいます。また、普通交付税の振りかえである臨時財政対策債は、国の地方財政計画に対応して5億円の減額としています。市税は、個人市民税と法人市民税を増収と見込んだものの、固定資産税は減収と見込み、市税合計では約8,000万円の増収としました。  一方、原子力発電所の運転停止により昨年度まで交付がなかった原子力発電施設立地市町村振興交付金、いわゆる県核燃料税の地元配分は、昨年度県核燃料税の税率改正により出力割が創設されたことから、約5億2,000万円の交付を見込んでいます。以上、歳入全体については財源不足の状況が続いていることから、歳出に対応するため、財政調整基金9億円、減債基金約3,000万円を取り崩して収支のバランスを図ったところです。  これまで財政健全化の大きな課題に挙げていた実質公債費比率については、平成25年度決算において18%未満となり、起債の許可団体から協議団体になることができました。しかしながら、依然として県内では高い水準にあることから、引き続き一般起債の発行額の抑制を図るとともに、普通交付税の合併算定がえの縮減が始まる平成28年度以降に備え、健全財政の維持に努めてまいります。  以上を踏まえて、平成27年度の当初予算規模は、一般会計が496億円、前年度比2.5%の増となりました。ただし、市債償還に係る借換債が約4億5,000万円ありますので、実質的には491億5,000万円、前年度比1.5%の増となっています。また、特別会計と企業会計の合計が429億9,000万円、合わせますと、総予算額は925億9,000万円、前年度比2.5%の増となりました。  むすび  以上申し上げてまいりました各分野の諸施策に取り組み、第四次総合計画の総仕上げに向けて着実な推進を図ってまいります。  平成17年の合併から10年が経過し、3月末をもって高柳町、西山町両地域に設置した地域自治区は廃止されることになります。4月からは、両町事務所を支所として存続させ、地域行政の拠点としての機能を残しながら、これまでそれぞれの地域協議会が果たしてきた役割を引き継ぐ各コミュニティ協議会を中心とした活動を支援してまいります。  平成27年は、昭和15年の市制施行から75周年に当たります。また、さきの戦争の終結から70年目に当たる年でもあります。本市が平成22年に行った核兵器廃絶平和都市宣言に基づき実施してきました平和推進事業について、改めて幅広い世代の市民の皆様から平和について考えていただく機会となるよう、諸行事を行ってまいります。  平成29年度から始まる次期総合計画は、これから10年後、あるいはその先を見通した本市のまちづくりの方向性、将来のまちの姿を描くことになります。今、柏崎市は、北陸新幹線の開業に伴っての環境の変化、原子力発電所の再稼働問題、消滅可能性都市とならない持続可能なまちづくりなど、課題が山積しております。これらの課題を克服し、これからの新たなまちづくりをどう方向づけていくのか。私たちは、柏崎の将来像をどのように描き、次に続く世代に引き継いでいくのかを考え、その責任を果たさなければなりません。そのことに思いをいたしながら、今年度と来年度にかけて市民の皆様とも大いに議論し、総合計画として取りまとめてまいりたいと存じます。  私が市長として市政を担当させていただき10年が経過をいたしました。幸い健康にも恵まれております。改めて、今年度を「新たな挑戦の年」と位置づけて、市民の皆様と力を合わせて、明日の柏崎づくりに積極果敢に挑戦してまいります。  議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力を心からお願い申し上げ、私の施政方針といたします。  どうもありがとうございました。        ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~  日程第19(議第16号) 平成27年度一般会計予算 ○議長(霜田 彰)  日程第19 平成27年度一般会計予算を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  最初に、財務部長。 ○財務部長(猪俣 哲夫)  おはようございます。  議第16号平成27年度一般会計予算の財務部所管部分につきまして、御説明を申し上げます。  最初に、総務省が示しました平成27年度地方財政計画について若干説明をさせていただきます。  表紙がピンク色の参考資料の18ページをごらんいただきたいと思います。  18ページに平成27年度地方財政計画の概要が載っておりますが、そのうちの通常収支分についてであります。③にありますように、平成27年度の一般財源総額は、平成26年度に比して2.0%増の61兆5,485億円が確保されております。④地方交付税は前年度比0.8%減の16兆7,548億円、⑥臨時財政対策債は、19.1%減の4兆5,250億円となっています。その分、⑤地方税及び地方譲与税が6.4%増となっています。これらをもとにいたしまして、当市の地方交付税等を推計しております。  19ページ以降に詳細が記載されておりますので、後ほどごらんください。また、そのほかの資料も同様であります。  次に、当市の一般会計予算について申し上げます。  最初に概括的なことを、同じく参考資料に基づきまして御説明申し上げます。  2ページをお開きください。  上段は、各会計別予算額であります。その下の表は、一般会計予算の財源内訳と一般財源充当額を記載したものであります。  表中、歳入1の一般財源について申し上げます。これは、前年度比0.6%減の288億9,932万1,000円を計上してございます。  このうち、(1)の市税は、その明細を4ページに記載してありますが、全体として0.5%増の157億6,397万2,000円となっています。個人・法人の市民税が増額となっている一方、固定資産税は減額となっております。  2ページに戻りまして、(2)の地方交付税78億円でありますが、内訳は、普通交付税63億円、特別交付税15億円であります。  (3)その他については、繰入金、臨時財政対策債の減額などにより、1.4%減の53億3,534万9,000円となっております。  2の特定財源のほうをごらんいただきたいと思います。7.1%増の207億67万9,000円を計上しておりますが、このうち、(1)の国県支出金は、前年度比16.4%増の95億6,521万2,000円となっております。  (2)の市債、これは臨時財政対策債を除いておりますが、前年度比33.7%増の33億2,724万2,000円であります。  (3)のその他は、9.5%減の78億822万5,000円であります。  次に、歳出をごらんください。  1の経常費は、前年度比1.6%増の420億3,738万3,000円、2の事業費は、前年度比7.6%増の75億6,261万7,000円となっております。  次に、3ページ、4ページに歳入の状況がありますが、後ほど予算書で説明をいたします。  次に、5ページの目的別歳出予算額をごらんいただきたいと思います。増減の主な要因を申し上げます。  3款の民生費は、保育園整備事業、保育園措置事業、私立保育園施設費補助金、私立認定こども園施設型給付経費などが増額の主な理由であります。  5款労働費と、一つ飛びまして7款商工費は、いずれも融資預託事業の減額により減となっております。  6款農林水産業費は、自然休養村整備事業、多面的機能支払交付金などが増となっているものであります。  9款の消防費は、消防救急デジタル無線整備事業が3年目となり事業費が増額となっており、10款教育費の増額は、スポーツハウス整備事業、第五中学校改築事業などによるものであります。  12款公債費は、借りかえによる増、13款諸支出金は、学園ゾーンの土地購入が終了したことから減となったものであります。  次に、7ページの性質別歳出予算額をごらんください。  人件費は1.6%の減となっています。維持補修費の15.9%の減は、普通建設事業への振りかえ、扶助費16.9%の増は、物件費からの振りかえと自然増であります。補助費の増と投資及び出資金の減は、それぞれ移しがえによるものであります。  以下、9ページには歳入歳出性質別比較表、10ページには市制度融資預託金の内訳、11ページには平成25年度の数値ですが、県内5市の普通会計決算額指数表等、最後、12ページは積立金現在高見込みを添付してあります。  以上で総括の説明を終わります。  続きまして、平成27年度一般会計予算の財務部所管事項について、予算書により説明をさせていただきます。  まず、予算書18・19ページをお開きください。  歳入のうち、1款の市税の主なものについて申し上げます。これから申し上げる数値につきましては、いずれも右側のページの、節の欄の現年課税分というところの数字であります。  まず、1項の市町村民税1目個人は、均等割において均等割賦課人数が減少することにより減、所得割は、平成26年中の経済・雇用状況が引き続き好調なことから増、結果として、前年度対比3.0%増の39億1,175万9,000円を計上しました。  2目の法人は、景気の回復感があり、平成26年度の決算見込み額を勘案して、前年度比10.2%増の8億4,760万8,000円を計上いたしました。  その下、2項1目の固定資産税については、全体で前年度比1.0%減の91億5,873万4,000円を計上しています。土地につきましては、平成27年度は評価がえの基準年度でありますが、引き続き宅地の下落傾向が続いていることから、前年度比2.9%減の16億8,108万9,000円を見込みました。  家屋につきましては、平成26年中における新増築家屋の増加と滅失分を加減し、また法定措置である新築住宅の軽減等を差し引き、さらに評価がえに伴う減価補正などを反映した結果、前年度比2.7%減の33億7,447万5,000円を見込みました。  償却資産であります。大きな部分を占める原子力発電施設について、平成26年度配分実績と比較すると減額の見込みですが、当初予算比では増額となることから、全体で前年度比1.1%増の41億317万円を見込んでおります。  次に、20・21ページをお開きください。  4項1目市町村たばこ税は、実績を考慮し、前年度比2.8%減の6億1,695万3,000円を計上しました。  次に、22ページ、23ページをお開きください。  8項の使用済核燃料税は、平成27年1月1日現在の保管重量に対して税率を乗じ、前年度同額の5億7,495万4,000円を見込みました。  以上で市税を終わりまして、その他の歳入の主なものを御説明いたします。  26・27ページをお開きください。  6款地方消費税交付金は、消費税増税分が通年交付となることから、前年度比37.5%増の14億2,550万円を計上しました。  次に、28・29ページをお開きください。  10款の地方交付税は、普通交付税は前年度同額の63億円としました。特別交付税は実績を勘案し、前年度比1億7,000万円減の15億円とし、普通・特別合わせて前年度比1億7,000万円減の78億円を計上しています。  下段にあります12款1項2目の電源立地地域対策交付金でありますが、今年度は18億6,839万5,000円を計上し、31ページにかけて記載してある事業に充当することとしております。  少し飛びまして、62・63ページをごらんください。  16款2項1目1節の県電源立地地域対策交付金6億3,647万4,000円、64・65ページにまいりまして、2節原子力発電施設立地市町村振興交付金、いわゆる核燃料税の配分でありますが、5億1,840万円、3節大規模発電用施設立地地域振興事業費県補助金1億5,000万円は、それぞれ説明欄記載の事業に充当することとしています。なお、原子力発電施設立地市町村振興交付金は、県条例改正により出力割を見込んだもので、従来の価額割は計上しておりません。  次に、92ページ、93ページをお開きください  19款繰入金は、それぞれの基金からの繰入額を計上しています。基金繰入金のうち4節財政調整基金繰入金は、新年度の財源不足に対処するため9億円を繰り入れるものであります。  94・95ページにまいりまして、13節電源立地地域整備基金繰入金は、1億7,000万円を繰り入れ、元気館整備事業、コレクションビレッジ整備事業などに充当することとしております。  次に、110ページ、111ページをお開きください。  22款の市債であります。このページ以降、115ページまで、右側の説明欄に起債の名称を示してあります。施設整備事業等に伴う合併特例債は総額で13億5,750万円、過疎対策事業債は2億3,130万円、臨時財政対策債17億円などを計上しております。市債全体としては50億2,724万2,000円を計上しています。  次に、予算の第2条から第4条までを一括申し上げますので、前に戻っていただきまして、10ページの第2表の地方債をごらんください。  これは、本予算に係る地方債の借り入れについて、起債の目的、限度額、起債の方法、利率、償還の方法を定めるものであります。  さらに戻っていただきまして、3ページをお開きください。  第3条は、一時借入金の借り入れの最高額を30億円と定めたいというもの、第4条は、歳出予算の流用の特例について定めたいというものであります。  次に、予算資料の一部について御説明をいたします。  大きく飛びまして、382・383ページをお開きください。  これは、地方債の各年度における現在高の見込みに関する調書でございます。一番下の合計欄を、左のほうから順にごらんいただきたいと思います。前々年度末、つまり、平成25年度末における地方債現在高の合計は559億7,820万5,000円であります。前年度末、つまり、平成26年度末における地方債現在高見込み額は、その隣、544億3,260万7,000円、一番右側の当該年度末、つまり、平成27年度末における地方債現在高見込み額は535億5,222万2,000円というように試算をしております。  次に、財務部所管の歳出でありますが、予算書124・125ページをお開きください。  最下段、2款総務費1項1目一般管理費706の001公共施設等総合管理計画策定事業232万円は、国から要請されている当該計画策定について、コンサル等への委託料ほかを措置したいものであります。  続いて、136・137ページにまいりまして、3目財政管理費002の001新地方公会計導入事業346万7,000円は、新地方公会計統一基準移行に向け、監査法人等の助言、支援を受けたいことから、委託料ほかを措置したいものであります。  その他は、所管の業務の執行に要する経常的な経費を予算化したものであり、特に申し上げることはありません。  以上で財務部所管の説明を終わります。  何とぞよろしく御審議をお願いいたします。 ○議長(霜田 彰)  次に、総合企画部長。 ○総合企画部長(西巻 康之)
     財務部に引き続きまして、平成27年度一般会計当初予算、総合企画部所管の主な歳出予算につきまして、重点及び新規事業を中心に御説明いたします。  予算書の120・121ページをお開きください。  2款総務費1項総務管理費1目一般管理費でございます。121ページ中ごろより少し下でございます。804核兵器廃絶平和推進事業351万5,000円は、ことしが戦後70年の節目の年であることから、例年の核兵器廃絶平和に向けた啓発事業とあわせて、幅広い市民の皆様から平和のとうとさを改めて認識していただく事業を展開するものであります。  続きまして、122・123ページをお開きください。  123ページ中ごろの011職員研修費の002人材育成費202万4,000円は、人事評価制度の構築と円滑な運用のための研修事業等に係る経費であります。地方公務員法改正に伴って、平成28年度から新たな人事評価制度の導入を行うため、現行の人材育成型の考課制度をもとに新制度の構築を行うとともに、マニュアルの作成や職員への研修会を実施して円滑な制度の導入を図ってまいります。  続いて、ページが少し飛びますが、140・141ページをお開きください。  7目企画費の主なものについて御説明いたします。  002地域振興事業の006大学との連携・協働事業1,098万5,000円のうち、市内私立大学学生募集支援事業補助金750万円は、両大学が行う入学者の確保・増加を図る取り組みを引き続き支援するもので、これまで1大学250万円としていた上限額を、市長が特に認めた場合には500万円に引き上げるものであります。両大学の入学者の減少は年々厳しさを増しており、人口、特に若者の減少、まちの活力の低下などにも影響を及ぼす地域全体の課題でもあることから、この支援を増強することにより、大学及び地域の活性化を図ってまいります。  次に、このページから143ページにかけての007ふるさと応援事業667万4,000円は、ふるさと納税制度による寄附に関する費用で、女性職員のプロジェクトチームによる検討結果を参考にしながら大幅にリニューアルし、自分の生まれ故郷や応援したい自治体への気持ちを寄附という形で表すという、ふるさと納税本来の趣旨に基づきながら、シティセールスの観点に立って取り組むもので、一連の業務を委託して実施する委託料500万円が主なものであります。  次に、009柏崎の魅力発信事業1,586万5,000円は、柏崎の誇る魅力や地域資源の情報を内外に向けて積極的に発信しながら、市外から人や物、企業、資金、情報など、さまざまな資源を引きつけ、産業や地域全体の活性化を図るとともに、市民の地域への愛着や誇りの醸成につなげていくために、総合的・戦略的なシティセールス活動に積極的に取り組むものであります。このうち、シティセールス事業負担金は、シティセールス推進協議会を中心に、市外に向けて柏崎の魅力をアピールする「柏崎メッセ」の開催、柏崎らしい魅力の創出と市内外への発信に取り組む意欲や熱意を持つ人の支援制度などの具体的な取り組みを実施するものであります。  続きまして、003総合計画策定事業1,925万1,000円は、柏崎市総合計画条例に基づき、今年度から2カ年をかけて次期総合計画を策定する経費で、総合計画審議会を設置し、その下に各施策に対応した分科会を置いて、詳細な内容を検討してまいります。また、市民フォーラムやワークショップなどを開催し、多くの市民の皆様の御意見やニーズなどを把握しながら策定してまいります。  次に、006生活交通対策事業001路線バス確保事業1億1,224万6,000円は、引き続き国・県の補助制度を有効に活用しながら、路線バスの運行を事業者と協調して維持し、利便性を確保するもので、あわせて、利用の啓発と促進にも力を入れてまいります。また、持続可能な公共交通体系の確立に向けて、高柳町や西山町を初め、郊外各地域の生活交通を中心に、市内全体の地域公共交通のあり方について、その利用状況を踏まえながら検討してまいります。  また、144・145ページに入りまして、柏崎市地域公共交通活性化協議会負担金420万円には、地域にとって最適な公共交通ネットワークの実現に向けて、地域公共交通網形成計画を策定する経費を含んでおります。  次に、008鉄道等活性化事業357万6,000円は、鉄道関係各同盟会への負担金と市独自の企画列車の運行などの、信越本線の利便性の維持・向上や鉄道利用の促進などの取り組みが中心であります。上越・北陸新幹線直行特急実現期成同盟会では、信越本線などの在来線の利便性の維持・向上や鉄道利用の促進、さらに、将来のフリーゲージトレイン等による高速鉄道交通体系の整備の実現など、鉄道交通ネットワークの強化に向けた活動に取り組んでまいります。  次に、下のほうになりますが、018大学のあり方検討事業315万5,000円は、学校法人柏専学院及び新潟産業大学から提出された新潟産業大学の公立大学法人化の要望を受け、新潟産業大学の今後のあり方を引き続き検討する経費で、非常勤職員の賃金が主なものであります。現状把握と課題整理を行い、さまざまな観点から、公立大学法人化の可否、大学の魅力向上、学生の確保策などを検討したいと考えております。  続きまして、146・147ページをお開きください。  8目の情報化推進費でございます。  001情報化推進事業の005Webミュージアム推進事業4,200万円は、博物館や図書館等の各生涯学習施設で保管している文化的価値のある所蔵品などをデジタルアーカイブ化・データベース化し、インターネット上で公開するシステム構築経費でございます。子供たちの郷土愛を育むための五感で感じる地域学習を支援するほか、文化財などの効率的な横断検索を実現するとともに、各施設と連携することで施設利用の促進も図るという形で、準備の整ったものから順次公開してまいります。  次に、002電子市役所推進事業の019社会保障・税番号制度事業3,394万5,000円は、今年度開始される社会保障・税番号制度への対応のため、基幹系システムの改修委託料2,740万9,000円と、中間サーバー負担金653万6,000円であります。  続いて、ページが少し飛びまして、154・155ページをお開きください。  最下段の13目文化振興費でございます。  001文化振興費でございますが、ページをめくっていただき、次の156・157ページに入りまして、004文化振興支援事業1,226万9,000円は、11月1日の「古典の日」にちなみ、文化庁の補助事業を活用して11月に「(仮称)柏崎古典芸能フェスティバル」と銘打って、「綾子舞」や、さまざまなジャンルの古典芸能を集中して事業を実施する実行委員会に対する負担金で、市民が古典に親しむ機会を提供してまいります。  続きまして、14目文化財保護費でございます。下のほうの007歴史的建造物保存活用事業の001歴史的建造物調査費340万2,000円は、平成24年度までに市域全体を対象に実施してきた外観調査結果をもとに、中央地区の社寺、民家や近代化遺産などの内部確認調査を行うための経費であります。これにより、歴史的建造物の価値をより明確にし、保存と活用を図りながら、観光、まち歩きや、景観まちづくりなどに生かしてまいります。  続きまして、158・159ページをお開きください。  18目新庁舎整備費でございます。  001新庁舎整備事業555万3,000円は、庁舎建設検討委員会に係る経費を初め、新庁舎建設用地の管理に係る手数料247万円などであります。  最後に、人件費につきまして、一括御説明申し上げます。  予算書の368・369ページの給与費明細書をごらんください。  まず、368ページの「1特別職」について御説明いたします。長等につきましては、市長、副市長に加え、法改正に伴いまして新たに任命される教育長が特別職となることから、当該給与費を計上いたしましたので、人数、給与費とも増となっております。また、期末手当の支給率が0.15カ月分ふえましたことから、その分が前年度当初に比べ増となっております。これらを合わせまして、合計で489万3,000円の増額となっております。  次に、369ページの「2一般職」について御説明いたします。  職員数は、再任用短時間勤務職員を含めまして、前年度比3人減の、814人分の人件費を計上しております。  給与費は、給料が31億3,650万円、職員手当は20億5,803万7,000円、共済費は10億2,981万1,000円、総額で62億2,434万8,000円であり、前年度比1億4,752万8,000円の減額となっております。これは、定年退職者数の減による退職手当1億548万9,000円の減額によるもののほか、会計間異動の差や採用退職の差などによるものであります。  給与費の概要は、以上でございます。なお、各款におきます人件費の説明は省略させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。  以上が総合企画部所管の主な事業の説明でございます。  何とぞよろしく御審議のほど、お願い申し上げます。 ○議長(霜田 彰)  次に、市民生活部長。 ○市民生活部長(桑原 博)  引き続きまして、市民生活部所管に係る歳出予算につきまして、新規及び主要事業を中心に御説明申し上げます。  予算に関する説明書、128ページ・129ページをお開きください。  2款1項総務管理費1目一般管理費、129ページの中ほど、市民活動支援課301町内会関係経費に8,709万6,000円を計上いたしました。町内会に支出する市政協力事務費や町内会集会施設建設事業補助金などが主なものであります。  次に、131ページ中ほど、人権啓発・男女共同参画室004男女共同参画基本計画策定事業73万2,000円は、平成28年度を初年度とする次期基本計画策定に要する経費です。  その下の001人権擁護事業266万8,000円は、人権に関する市民意識調査の実施に係る経費などを新たに計上しております  少し飛びますが、148ページ、149ページをごらんください。  11目市民活動振興費9億5,923万6,000円は、前年度に比べ、約9,500万円増額となっています。これは、耐震補強工事費など、コミュニティセンター整備事業費が減額となったものの、今年度秋にオープンいたします(仮称)市民活動センター整備事業費及びその管理や運営に要する費用の増加が主な要因であります。  149ページ中段の市民活動支援課細目001地域コミュニティ活動推進事業1億6,978万5,000円は、31地域のコミュニティの管理運営に係る人件費や活動費に対する補助金などであります。  次の、細目002市民活動支援事業3億5,837万7,000円は、元気なまちづくり事業補助金事業などに継続して取り組むとともに、002(仮称)市民活動センター整備事業として3億2,573万8,000円、それと、次の151ページ上段の005市民活動センター管理事業1,268万6,000円、中ほどの006市民活動センター運営事業984万2,000円を計上しています。なお、併設する中越沖地震メモリアル施設については、公益社団法人中越防災安全推進機構が中越沖地震復興基金を活用しながら展示施設の整備を行い、管理運営もあわせて行うものでありますので、本予算には計上しておりません。  153ページの上段、002空き家対策事業には、空き家をリフォームして居住する場合に補助金を交付する空き家活用支援事業補助金制度を創設し、250万円を計上しています。  次に、同じページ下段の007コミュニティセンター整備事業に3億2,820万5,000円を計上いたしました。3カ所の耐震補強工事が主なものでありますが、この耐震補強工事は、平成27年度が最終年度であります。  最下段の高柳町事務所001地域活性化支援事業107万円は、少子高齢化と人口減少が著しい高柳地域の活性化を支援するための、外部アドバイザーに係る経費であります。  次に、少し飛びまして、162ページ、163ページをごらんください。  3項1目、戸籍住民基本台帳費1億6,358万8,000円は、前年度に比べて約4,200万円の増額となっています。これは、163ページから165ページにかけての002戸籍住民基本台帳関係経費における個人番号カード交付に係る経費及び165ページ上段の004住居表示経費におけるデジタル化に移行するためのシステム開発経費などの増額が主な要因です。  次に、218ページ、219ページをごらんください。4款衛生費1項保健衛生費4目環境衛生費に6,124万4,000円を計上いたしました。前年度に比べ、約550万円の減額となりますが、これは、ECO2プロジェクト事業における環境施策協力金の減額が主な要因であります。  219ページ中段の007ブユ・ドクガ等対策事業138万6,000円は、ブユ対策モデル事業及びブユ生息調査を継続するとともに、ドクガ等の対策として市民に貸し出すための薬剤散布用噴霧器の購入経費を計上したものです。  一番下になりますが、細目004地球温暖化対策事業に3,377万9,000円を計上し、地球温暖化対策実行計画に基づき、各種事業に取り組みます。  その中で、221ページ中段の005スマートコミュニティ推進事業992万4,000円は、再生可能エネルギーや新エネルギーを、まちづくり・産業・福祉などの課題を解決する手段として活用するため、環境施策活用調査業務に係る経費を計上したものです。また、シーユース雷音における再生可能エネルギーや省エネルギー設備の導入を、当市として初めてESCO事業として進めるため、平成27年度にESCO事業者の公募を予定していますが、この公募に係るアドバイザリー業務委託経費もあわせて計上しています。  007事業所向け低炭素型設備機器導入促進事業60万7,000円は、民間事業者を対象に省エネ設備導入を促進するため、国庫補助金制度、ESCO事業、省エネ設備の紹介や導入事例を調査する勉強会を開催するための新規事業であります。  続きまして、226ページ、227ページをごらんください。  中段の7目斎場費に1億6,652万6,000円を計上しました。前年度に比べて約1億1,000万円の増額になっていますが、これは、今年度から5カ年計画で大規模改修工事に着手するもので、今年度は、屋上防水工事と火葬炉改修工事を実施します。  次に、同じページの最下段から、2項清掃費になります。  1目清掃総務費に2億944万5,000円を計上しましたが、前年度に比べ、約1,860万円の増額となりました。これは、次の229ページ上段の001ごみ減量化・リサイクル対策費5,806万6,000円において、収集量がふえております剪定枝の処理委託料を増額したこと、また、下段の014一般廃棄物(ごみ)処理基本計画策定事業543万4,000円において、平成28年度から向こう10年間の基本計画を策定するための経費を新規に計上したことなどによるものです。  同じページの最下段、2目塵芥処理費に7億1,120万5,000円を計上しました。前年度に比べて、約2億5,360万円の大幅な減額となりましたが、これは、5カ年計画で進めてきましたごみ処理施設の大規模修繕工事が平成26年度で完了したことによるものです。  説明は以上でございます。  何とぞよろしく御審議のほど、お願い申し上げます。 ○議長(霜田 彰)  次に、危機管理監。 ○危機管理監(内山 保明)  市民生活部のうち、防災・原子力課所管の平成27年度予算の主な新規事業等について御説明申し上げます。  予算書の314・315ページをごらんください。  9款消防費、1項5目災害対策費001災害対策事業の008防災ガイドブック作成事業408万4,000円は、原子力災害編を作成するための経費であります。今月、自然災害編の防災ガイドブックを作成して市内全戸に配布させていただきましたが、原子力災害編は、今後、関係機関との調整の中で進展が見込まれる項目を記載して、原子力災害時に真に役立つガイドブックを作成したいと考えております。  めくっていただいて、316・317ページをごらんください。002防災行政無線事業の006防災行政無線デジタル化事業2,189万3,000円は、防災行政無線のデジタル化に向けて、今年度は、その基本構想の策定に着手いたします。  以上であります。  何とぞよろしく御審議のほど、お願いいたします。 ○議長(霜田 彰)  ここでしばらく休憩します。 再開は、午後1時です。               午前11時58分 休憩        ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~               午後 1時00分 再開 ○議長(霜田 彰)  会議を再開します。  日程第19 平成27年度一般会計予算の提案理由の説明を続けます。  福祉保健部長。 ○福祉保健部長(本間 良孝)  それでは、福祉保健部所管の3款民生費及び4款衛生費に係る歳出について、新規及び主要な事業を中心に御説明申し上げます。  予算書174・175ページをお開きください。  3款民生費、1項1目社会福祉総務費111の001地域福祉計画推進事業207万円は、地域福祉推進の活動指針となる「第三次柏崎市地域福祉計画」の策定経費であります。  次に、176・177ページになります。  115の001生活困窮者自立支援事業1,712万円は、生活保護の前段階にある生活困窮者の相談を包括的に受けとめ、経済的・社会的な自立に向けた支援を行ってまいります。  次に、179ページ上段の301国民健康保険事業特別会計繰出金7億3,378万1,000円は、国民健康保険事業特別会計への繰出金であります。  同じ178・179ページから183ページにかけてになります。  2目障害者福祉費18億3,256万2,000円は、自立支援給付費や地域活動支援センター事業など、各種障害福祉サービスに係る給付費、委託料が主なものであります。  183ページ、006障害者計画等策定事業86万1,000円は、障害者の自立及び社会参加の支援等を推進するため、平成28年度から32年度までの「第四次柏崎市障害者計画」策定に係る経費であります。  次に、184・185ページをお開きください。  3目老人福祉費001の001老人保護措置委託事業1億5,892万2,000円は、養護老人ホーム御山荘と養護盲老人ホーム胎内やすらぎの家の入所者に係る措置委託費が主なものであります。  次に、187ページになります。  025認知症ケアパス作成・普及事業228万1,000円は、認知症の状態に応じて早期発見・早期治療、適切なサービスにつなげられるよう、認知症ガイドブックを作成し、全戸配布する経費であります。  次に、189ページをお開きください。  026の003介護従事者人材確保・育成支援事業516万3,000円は、介護の経験、資格を持たない求職者を介護事業所で雇用して、働きながら資格取得を支援することにより、介護分野の人材確保・育成を図ってまいります。  005介護職員就職支援事業400万円は、介護職に従事するために必要な資格所有者が新たに市内介護施設に勤務する場合に助成金を交付し、就労支援を行います。  103後期高齢者医療費10億7,971万6,000円は、後期高齢者医療制度の運営主体である新潟県後期高齢者医療広域連合への負担金及び市の後期高齢者医療特別会計への繰出金であります。
     次に、4目社会福祉施設費001の002総合福祉センター整備事業4,110万円は、施設の経年劣化による改修工事費であります。  次に、191ページになります。  110の001介護基盤緊急整備特別対策事業4,170万円は、地域密着型サービスの介護基盤整備を推進するため、認知症高齢者グループホームの施設整備、開設準備経費に対して補助します。  114の001シルバー人材センター整備事業3,500万円は、施設の経年劣化による改修工事費であります。  次に、202・203ページをお開きください。  3項生活保護費2目扶助費001生活保護費8億7,699万8,000円は、被生活保護世帯数、被保護人員が増加傾向にあることから、前年度に比較して5,299万8,000円の増で所要額を計上しました。  次に、204・205ページをお開きください。  4款衛生費1項1目保健衛生総務費102妊産婦及び子どもの医療費助成事業2億1,015万3,000円は、妊産婦及び中学校3年生までの子どもの医療費を助成するものであります。  202病院群輪番制病院費6,401万1,000円は、休日・夜間における救命救急に対応するため、輪番病院に対して、その運営経費と、救急医療に要する医療設備の整備経費を一部補助し、柏崎地域の第2次救急医療体制を確保します。  次に、207ページになります。  205医師確保対策事業550万5,000円は、病院研修医の招致活動と、新たに診療所を開設する医師に対し開設支援を行い、医師確保に努めます。  207医療従事者確保事業1,859万2,000円は、市内病院の看護師不足の対策を目的とした「看護師就職支援事業」を継続するほか、労働環境の改善を目的に、院内託児所を開設する病院に対し支援を行います。  210医療提供体制整備事業7,049万7,000円は、救急医療や地域医療の基幹病院としての機能を担う公的病院に対し、特別交付税を財源に、運営費を補助します。  次に、211ページをお開きください。  309の003元気館整備事業3,823万円は、老朽化したボイラー等設備の入れかえ及びホールの屋根防水等の改修工事費であります。  次に、216・217ページをお開きください。  3目健康増進費005歯科保健事業267万3,000円は、歯周病等予防のため、歯周疾患検診に係る経費であり、40歳から70歳までの対象者を今年度から81歳まで引き上げて実施します。  010健康みらいプロジェクト推進事業215万2,000円は、生涯を通じた市民の健康づくり、環境づくりを支援するため、「からだ☆リフォーム計画」の継続及び今年度から全市に拡大する「かしわざき健康ポイント制度」の実施に係る経費が主なものであります。  次に、222・223ページになります。  5目診療所費2,928万5,000円は、谷根地区、鵜川地区、米山地区で開設している診療所の運営経費であります。  次に、224・225ページになります。  6目休日急患診療所費4,381万6,000円は、健康管理センター内に開設する歯科の休日急患診療所運営経費と、柏崎総合医療センター内に開設する「柏崎休日・夜間急患センター」の運営費を支援し、休日・夜間の診療体制を確保してまいります。  説明は以上でございます。  御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(霜田 彰)  次に、産業振興部長。 ○産業振興部長(竹内 昇平)  産業振興部所管の予算につきまして、新規、拡充事業を中心に御説明申し上げます。  産業振興部関係は、2款、5款、6款、7款及び11款でございます。  それでは、予算書148ページ、149ページをお開きください。  2款総務費1項総務管理費中段、10目国際交流費001の001友好交流推進事業136万円は、中国江蘇省淮安市淮安区青少年訪問団の受け入れに係る滞在費用等を負担するために、柏崎地域国際化協会と、組織する実行委員会への負担金を措置するものであります。  大きく飛びまして、236・237ページをお開きください。  5款労働費1項1目労働諸費上段、004の001雇用促進事業509万9,000円のうち、柏崎職安管内雇用促進協議会負担金487万2,000円は、同協議会への負担金であります。そのうち300万円は、若者の地元定着を目的に、市内の高校生、大学生を初め、市外・県外の大学に進学している地元出身の学生なども対象に、地元企業のPRイベントや企業見学ツアーなどを新規事業として実施する経費であります。  次に、240・241ページをお開きください。  6款農林水産業費1項農業費2目農業総務費下段、007の001柏崎市地域農業再生協議会支援事業1,157万7,000円のうち、米価下落緊急対策負担金600万円は、平成26年産米価の大幅な下落に伴い、農業者所得も減少したことから、国の緊急対策にあわせて市独自の「米価下落緊急対策負担金」を措置し、追加支援することにより、農業者の経営安定を図るものです。  次に、244・245ページをお開きください。  3目農業振興費下段、030の003園芸作物集出荷システムモデル事業300万円は、地場産野菜等が小売市場において慢性的に不足しているため、JA柏崎と連携し、小規模農家が栽培している少量多品目の野菜等の集荷手法など、新たな集出荷システムの構築により、地場産野菜等の供給量の確保を図ります。  次に、248・249ページをお開きください。  5目農地費上段、004農業農村整備県営事業負担金1億7,819万7,000円は、ほ場整備など、農業生産基盤の整備向上を図るための各種県営農業基盤整備事業に対する負担金であります。  下段、006農村総合整備事業1億7,050万5,000円は、農村部の農業基盤と農村環境の改善を図るため、平成24年度から取り組んでいます「西中通地区」の集落道整備などの事業費を計上するとともに、新たに「上条地区」の新規採択を目指して、調査計画に着手いたします。  次に、252・253ページをお開きください。  6目中山間地域振興費010の002自然休養村整備事業9,710万円は、自然休養村事業により整備した米山山荘を初め、いっぷく茶屋、公衆トイレ、産業研修センターの老朽化などにより利用者のニーズに合わなくなったことから、これらの施設を解体・撤去するものであり、そのための経費であります。  次に、260・261ページをお開きください。  7款1項商工費2目商工振興費上段、009の001商業活性化推進事業1,070万円のうち、あきんど支援事業負担金670万円は、柏崎あきんど協議会への負担金であります。このうち、商談会、展示会などへの参加の負担軽減を図るための事業、需要創出支援事業を新設し、積極的な需要開拓を支援します。  その下、010商工団体支援事業1,049万5,000円のうち、連合商工会事業補助金100万円は、昨年4月に結成された市内4商工会の連合組織が取り組む連携事業に対する補助金であります。  次に、中段、034の001創業支援事業306万4,000円は、市内における創業を促進するため、柏崎商工会議所、柏崎信用金庫と連携して、創業支援に取り組む新規事業の経費であり、新たに開設される「創業塾」への運営支援や創業者への補助金などが主なものであります。  次に、262・263ページをお開きください。  上段、012の001産学連携支援事業240万円のうち、異業種連携推進事業委託料100万円は、明日の柏崎づくり事業として、異業種の企業間連携による新しいビジネスモデルの方向性を見出すためのコーディネート機能を新潟工科大学に委託する経費であります。  その下、014の001人材育成支援事業598万5,000円のうち、高校生インターンシップ支援事業負担金80万円は、柏崎工業高校生の就業体験を支援するものであり、このうち長期企業実習に対する支援を拡充することにより、市内製造業への人材確保を図ります。  次に、264・265ページをお開きください。  下段、202の001企業振興・立地促進事業1億1,391万8,000円のうち、中小企業者設備投資支援補助金8,000万円は、中小企業の競争力強化を図るため、今年度は、中小企業の設備投資意欲にできるだけ応えるとともに、新たに成長分野枠を設けて、成長産業への積極的な参入を図る取り組みに対して重点的に支援いたします。  次に、266・267ページをお開きください。  3目観光費であります。上段、104の006じょんのび村整備費3,790万円は、誘客及び利用者の快適な環境を提供するため、萬歳楽の客室内装やトイレなど、老朽化した設備等を改修するための経費であります。  次に、268・269ページをお開きください。  下段、205の002西山ふるさと公苑整備費1,269万8,000円のうち、ふるさと館展示室リニューアル基本計画策定業務委託料500万円は、西山ふるさと公苑の活性化策の一つとして、展示室リニューアル基本計画策定に係る経費であります。  次に、272・273ページをお開きください。  上段、003の002登山道遊歩道等整備事業1,321万3,000円は、米山登山道谷根口の新猿飛橋改修工事設計業務委託費並びに米山山頂トイレ及び避難小屋外壁の改修費が主なものであります。  下段、006の002コレクションビレッジ整備事業8,234万2,000円のうち、一枚めくっていただき、275ページ上段、コレクションビレッジ整備工事費8,030万円は、黒船館の屋根、外壁の改修工事及び冷暖房設備の入れかえ工事に係る経費であります。  次に、276・277ページをお開きください。  上段、023の001松雲山荘ライトアップ事業360万円は、松雲山荘ライトアップ実行委員会への負担金が主なものであり、今年度はライトアップの範囲を一部拡大し、さらなる誘客に努めます。  その下、026の001柏崎潮風温泉施設整備事業560万円は、市有貸し付け設備である揚湯ポンプ、これは源泉を揚げるポンプでありますが、この制御盤の入れかえ工事に係る経費であります。  その下、028の001北陸新幹線観光誘客事業303万4,000円は、新幹線まちづくり推進上越広域連携会議への負担金及び上越妙高駅内観光案内所使用料が主なものであります。  次に、下段、036の001道の駅風の丘米山整備事業1,302万8,000円のうち、風の丘米山詳細調査設計委託料1,294万円は、道の駅風の丘米山を再整備するに当たり、全体の土地利用計画及び経営の試算など、詳細な調査を行うための経費であります。  説明は以上でございます。  よろしく御審議くださるよう、お願い申し上げます。 ○議長(霜田 彰)  次に、都市整備部長。 ○都市整備部長(松原 正美)  それでは、続きまして、都市整備部所管の予算のうち、新規・拡充など、主な事業につきまして御説明申し上げます。  8款土木費の説明でございます。  予算書の284・285ページをお開きください。  上段の、1項2目建築費013住まい快適リフォーム事業6,000万円は、個人住宅のリフォーム工事に対する補助金でございます。  より安全で快適な住環境の向上を目指し、省エネ化・耐震化・バリアフリー化を必須要件としまして、昨年度と同額を措置いたしました。  続きまして、286・287ページをお開きください。  上段、2項2目道路維持費001道路維持補修経費の003街路灯設置等支援事業の街灯新設補助金1,774万3,000円は、二酸化炭素の排出量を削減し、環境にやさしい社会の実現を目指した取り組みでありまして、町内会が管理しています街路灯をLED照明へ更新する費用に対する補助金などでございます。  町内会からいただきました要望実績を考慮いたしまして、今年度は、昨年度より140灯多い1,400灯分を措置いたしました。  続きまして、007道路補修事業3億5,630万円は、道路や、舗装、側溝の補修工事費などを計上しました。  毎年、地域・集落から数多くの改修要望をいただいておりますが、暮らしやすい環境を目指して、今年度も継続して取り組んでまいります。  その下、002道路除排雪経費6億484万3,000円は、冬期間の安全で安心な道路交通を確保するための除排雪経費です。  002除雪経費1億1,197万5,000円は、除雪車の借上料や、町内会などが実施します道路除排雪への補助金などを措置いたしました。  なお、町内除雪費補助金960万円は、市の除雪車が入ることのできない狭隘道路への除排雪支援を目的とした補助金でありまして、今年度から、補助率を60%から75%にかさ上げして、冬期間の生活道路確保の充実に取り組みます。  1枚めくっていただきまして、288・289ページの中段になりますが、011除雪経費(社会資本整備総合交付金事業)2億4,000万円は、58の除雪業者が150台の除雪機で実施します除雪委託料を措置いたしました。  今年度から除雪車の出動基準を、今までの12センチから10センチに見直しまして、新潟県と連携した道路除雪に取り組みます。  続きまして、下段の004除雪車購入事業8,350万円は、老朽化した除雪車の更新費用です。  今年度は、2.6メーター級ロータリ除雪車1台と、8トン級除雪ドーザ2台を更新して、冬期間の安全な除雪作業に備えてまいります。  その下、005小型除雪機購入費補助金1,125万円は、町内会などが購入する小型除雪機に対する補助金でありまして、今年度から高柳町地区も含めまして、補助率を50%に統一して雪対策に取り組みます。  次に、1枚めくっていただきまして、290・291ページをお開きください。  中段、2項3目道路新設改良費001道路新設改良事業5億3,441万1,000円は、より安全で円滑な交通の確保と生活道路の利便性の向上を目指しまして、市道の新設・改良の整備費を措置いたしました。  003道路新設改良市費事業6,428万8,000円は、国庫補助事業や起債事業の対象とならない小規模な道路改良工事や、今後の工事実施に必要となります調査・測量設計などの委託費を計上しました。  今年度は、幸町と柳田町2カ所における、国道8号交差点の右折車線の設置に向けた測量・設計など、24路線で実施してまいります。  その下、009道路新設改良地方道路等整備事業2億5,150万円は、比較的工事規模が大きく、通過交通の安全性や、生活道路としての利便性を向上させるための道路整備費です。  今年度は、ごみの搬入・搬出時の安全確保に向けた、クリーンセンターかしわざきの前の市道柏崎11-82号線を新たに加えまして、9路線の道路改良工事費を計上いたしました。  続きまして、その下、011道路新設改良電源立地地域対策交付金事業2億1,862万3,000円は、幹線市道の改良費でありまして、大字加納地内の市道柏崎17-3号線など、現在、整備を進めております3路線の工事費などを措置いたしました。  続きまして、下段の101交通安全施設等整備事業の002交通安全施設等整備事業(社会資本整備総合交付金事業)5,000万円は、平成24年度に実施しました通学路の緊急点検に基づき、児童を初め、歩行者の安全を確保するための歩道整備費です。  昨年度に引き続き、大字下田尻、藤橋地内の2カ所で工事を施工してまいります。  1枚めくっていただきまして、292・293ページをお開きください。  上段、2項4目橋りょう維持費002橋りょう修繕事業の004橋りょう修繕事業(社会資本整備総合交付金事業)1億6,200万円は、橋梁長寿命化修繕計画に基づきまして、今年度は、鯨波地内の国道8号にかかっている上の原橋など、4橋の修繕工事費を計上しました。  あわせて、今後の計画的な橋梁修繕計画のために、高速道路にかかる6橋などの安全点検を実施してまいります。  1枚めくっていただきまして、294・295ページをお開きください。  中段、3項3目河川改修費001河川改修事業1億1,400万円は、通水能力不足などによる浸水被害を軽減するための河川改修工事費や、工事実施に向けた測量・設計委託料を措置いたしました。
     河川改修工事は、よしやぶ川など6河川で実施します。  004河川改修市費事業の測量調査設計委託料1,200万円の中に、今まで幾たびの浸水被害を受けてきました枇杷島地区の浸水被害軽減に向けた雨水排除施設の基本設計費を計上しました。  特に、地盤が低くて、豪雨時における住宅への浸水影響が一番大きい2級河川横山川の支川となります茨川周辺の治水対策を優先して取り組んでまいります。  1枚めくっていただきまして、296・297ページをお開きください。  下段の5項1目都市計画総務費002都市計画推進費の002都市景観形成推進事業1,425万6,000円は、これからの柏崎の景観まちづくりを推進していくための費用です。  昨年度から取り組んでおります柏崎市景観計画策定の最終とりまとめと、市民の皆様から景観への意識を身近で感じてもらうための景観講演会、まち歩きに要する経費を措置しました。  なお、景観計画につきましては、景観行政事務を執行する団体として、景観法に定められております景観行政団体に、ことしの4月1日に移行しまして、策定作業を進めてまいります。  1枚めくっていただきまして、298・299ページをお開きください。  下段の5項2目まちづくり事業費001街路事業費の002街路事業市費事業7,182万9,000円は、都市計画道路栄田松波町線において、橋梁の予備設計・地質調査・路線測量の費用を措置いたしました。  その下、004街路事業社会資本整備総合交付金事業2億2,000万円は、都市計画道路日吉町桜木町線の桜木町工区において、土地取得事業特別会計予算で先行取得した道路用地を、社会資本整備総合交付金事業で再取得するための土地購入費などを措置いたしました。  次に、302・303ページをお開きください。  下段の5項6目柏崎・夢の森公園事業費001柏崎・夢の森公園管理運営事業7,623万7,000円は、今年度から指定管理者制度を導入して、柏崎・夢の森公園の基本理念であります市民との協働を実践していくための管理代行料などであります。  柏崎・夢の森公園の管理・運営における大きな柱であります、里山の復元と創造、そして、自然の中で持続可能な暮らし方を考える環境学校を中心とした活動を展開していきます。  続きまして、最下段の5項7目中心市街地活性化推進費101柏崎駅周辺整備事業6,951万7,000円は、バスや鉄道利用者の利便性の向上を目指して、柏崎駅南口広場の再整備に向けた費用であります。  平成28年度の工事着手を目指しまして、今年度は、JR東日本株式会社が所有しています土地の購入費と、通信ケーブルの移設費などを措置いたしました。  続きまして、306・307ページをお開きください。  中段、6項2目住宅建設費014市営松波町住宅B号棟改修事業1億1,133万8,000円は、平成22年度に策定しました公営住宅等長寿命化計画に基づき、住居している方に、より快適な住環境を提供するため、今年度は、市営松波町住宅B号棟の屋上防水や外壁改修など、長寿命化型の改善工事費を措置いたしました。  その下、015市営北園町住宅20棟改修事業981万9,000円は、市営北園町住宅20棟の耐震性・耐久性などの向上に向けた改修設計委託費用を措置いたしました。  説明は以上でございます。  何とぞよろしく御審議をお願いいたします。 ○議長(霜田 彰)  次に、消防長。 ○消防長(駒野 龍夫)  続きまして、平成27年度予算、消防本部所管の9款消防費に係る歳出につきまして、新規及び拡充する事業を中心に御説明いたします。  予算書の306ページ、307ページをお開きください。  9款消防費1項消防費1目常備消防費11億136万1,000円は、消防職員の人件費と消防全般に係る経費でございます。  307ページの102常備消防一般管理費のうち、001予防業務経費171万2,000円は、火災予防や原因調査を初め、防火対象物の立入検査、指導及び危険物施設の許認可、指導等に加え、平成27年度、新たに新潟県から事務権限の移譲を受ける高圧ガス保安法、液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律等に伴う許認可など、予防業務全般に係る経費でございます。  308ページ、309ページをお開きください。  309ページ上段の002警防業務経費から311ページ中段の008常備消防除排雪経費までは、火災、救急、救助等、災害活動時における装備品の購入、消防車両や消防機械器具の点検整備、消防学校入校や、各種研修会受講に伴う経費及び消防庁舎の維持管理費など、常備消防全般に係る経費でございます。  310ページ、311ページをお開きください。  310ページ中段の2目非常備消防費1億4,655万6,000円は、消防団担当職員の人件費と、消防団全般に係る経費でございます。  311ページ中段の002非常備消防一般管理費のうち、001消防団員報酬から、313ページ中段の008非常備消防除排雪経費までは、条例に基づく消防団員への報酬、災害出動や各種訓練、演習等の職務に従事した際の費用弁償、また、消防車庫等、施設や車両の維持管理費と、消防団員の福利厚生事業としての公務災害、退職報償、福祉共済等の各制度に係る負担金が主なものでございます。  312ページ、313ページをお開きください。  312ページ中段の3目消防施設費5億9,461万7,000円は、消防が使用する車両、機械器具及び消火栓、防火水槽等、消防水利を整備する経費が主なものでございます。  313ページ中段の001消防機械器具施設整備事業5,528万8,000円は、消防団の小型ポンプつき積載車4台の更新と、ラッパ隊が使用する楽器の更新及び消防団員の安全対策として、新たに救助用半長靴を整備する経費が主なものでございます。  002水利施設整備事業5,913万7,000円は、40立方メートル級防火水槽を2基、消火栓を11基新設するための経費と、既存の消火栓を修繕するための経費でございます。  003常備消防施設整備事業4億8,019万2,000円は、老朽化・狭隘化した西本町分遣所の東港町地内への移転改築に係る設計業務経費、平成25年度からの3カ年継続事業である、消防救急デジタル無線整備工事に係る最終年度分の経費、消防本部・署の外壁、空調設備等の改修経費、本署の指揮隊車・救急車各1台の更新及び救命ボート一式の更新などが主な経費でございます。  最後に、312ページ下段の4目水防費21万6,000円は、水防対策といたしまして、土のう袋を購入する経費でございます。  以上で、消防本部所管の説明を終わります。  御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(霜田 彰)  次に、教育部長。 ○教育部長(本間 敏博)  続きまして、教育委員会所管分の歳出予算につきまして、新規及び主な事業を中心に御説明を申し上げます。  説明に入ります前に、本日お手元に配付しました「平成27年度教育施策実施上の努力点」につきましては、後日開催されます文教厚生常任委員会の中で説明させていただきますので、御理解をお願いいたします。  それでは、当初予算の説明に入らせていただきます。  最初に、3款民生費です。  192・193ページをお開きください。193ページ説明欄の中ほどです。  子ども課003放課後児童健全育成事業1億3,119万8,000円は、放課後児童クラブの運営費用です。子ども・子育て支援新制度に基づき、放課後児童支援員の養成と増員するための費用が主なものであり、今後は、6年生までの受け入れに向けた検討を行ってまいります。  次に、1枚めくっていただきまして、195ページ説明欄の一番下です。  子育て支援センター003子どもの虐待防止事業123万1,000円は、児童虐待の予防や早期発見、適切な支援を図るための費用であります。  次に、1枚めくっていただき、197ページ説明欄の中ほどです。  005地域子育て支援交流施設経費1,282万7,000円は、保育園に併設している子育て支援室の運営費用が主なもので、利用者支援専門員を新たに配置し、子育て家庭への支援や相談体制の充実に努めてまいります。  次に、2枚めくっていただきまして、201ページ説明欄の中ほどです。  004保育園整備事業6億6,394万9,000円は、松波保育園の移転改築工事費用が主なものであります。  次に、同じページの少し下になりますが、008私立認定こども園等経費1億5,162万5,000円は、子ども・子育て支援新制度に移行する認定こども園2園に対する施設型給付費負担金と補助金等が主なものであります。  次に、10款教育費になります。ページが飛びまして、320ページ、321ページをお開きください。321ページ説明欄の上のほうです。  教育総務課104奨学金貸付事業5,872万8,000円、その少し下の003奨学金償還補助事業520万円は、就学支援に加え、定住につながるよう、奨学金貸し付け枠の拡大と、貸付金償還補助制度を拡充する費用であります。  次に、少し飛びまして、327ページ説明欄の一番下です。  005指導補助事業5,186万6,000円は、児童・生徒への学習支援等を行うため、小・中学校に指導補助員を配置する費用が主なもので、5人増員し、22人配置する費用であります。  次に、少し飛びまして、337ページ説明欄の中ほどです。  教育総務課020小学校耐震補強事業3億9,200万円は、新道小学校体育館棟ほかの耐震補強工事と大規模改修に係る費用であります。この工事をもちまして、小・中学校の耐震化率は100%になります。  次に、2枚めくっていただき、341ページ説明欄の下のほうです。  012第五中学校改築事業2億4,147万4,000円は、実施設計費用と旧校舎、体育館等の解体に係る費用であります。  その下の014学校施設長寿命化事業1,300万円は、松浜中学校の大規模改修に係る設計委託費用であります。  次に、少し飛びまして、351ページの説明欄中ほどです。  004図書館サービス事業3,637万4,000円は、図書館業務専門員2人増員し、14人とし、子ども読書活動を充実するための費用を含むものであります。  次に、1枚めくっていただき、353ページ説明欄の上のほうです。  003図書館施設整備事業6,121万8,000円は、親子の読書環境を充実するほか、照明設備のLED化やハイビジョンホールの映像機器等の入れかえを行うための費用であります。  次に、1枚めくっていただき、355ページ説明欄の上のほうです。  004博物館運営協議会経費146万5,000円は、博物館運営協議会を開催する費用でありますが、博物館のリニューアルについても検討を開始する費用を含むものであります。  次に、2枚めくっていただきまして、359ページの説明欄、一番上です。  スポーツ振興課001スポーツレクリエーション事業750万5,000円には、市民スポーツ大会経費のほか、市制75周年を記念とした市民大運動会に係る費用を含むものであります。  次に、同じページの中ほど005スポーツ事業支援経費2,546万円は、柏崎市体育協会への補助金や、柏崎マラソン、全日本ジュニア(U-17)水球競技選手権大会などへの補助金を含むものであります。  次に、1枚めくっていただきまして、361ページの説明欄の上のほうです。  005スポーツハウス整備事業2億2,255万円は、耐震補強工事に係る費用が主なものであります。  以上で、教育委員会所管分の説明を終わらせていただきます。  何とぞよろしく御審議のほど、お願いいたします。        ~~~~~~〇 ~~~~~~〇 ~~~~~~  日程第20(議第 17号) 平成27年度国民健康保険事業特別会計予算  日程第21(議第 18号) 平成27年度後期高齢者医療特別会計予算  日程第22(議第 19号) 平成27年度介護保険特別会計予算  日程第23(議第 20号) 平成27年度土地取得事業特別会計予算  日程第24(議第 21号) 平成27年度墓園事業特別会計予算  日程第25(議第 22号) 平成27年度ガス事業会計予算  日程第26(議第 23号) 平成27年度水道事業会計予算  日程第27(議第 24号) 平成27年度工業用水道事業会計予算  日程第28(議第 25号) 平成27年度下水道事業会計予算 ○議長(霜田 彰)  日程第20 平成27年度国民健康保険事業特別会計予算から日程第28 平成27年度下水道事業会計予算まで、以上9案を一括議題とします。  提案理由の説明を求めます。  最初に、福祉保健部長。 ○福祉保健部長(本間 良孝)  議第17号から議第19号まで、一括御説明申し上げます。  初めに、議第17号平成27年度柏崎市国民健康保険事業特別会計予算について申し上げます。  予算書387ページをお開きください。  初めに、概括的に御説明いたします。  事業勘定の予算総額は104億5,726万8,000円で、前年度当初予算額と比べ11億6,400万9,000円の増額で、また、直営診療施設勘定の予算総額は4億4,327万4,000円で、前年度と比較して5,500万8,000円の増額で編成いたしました。  なお、保険税率は、税収、国県支出金等を精査し、経営努力と国民健康保険給付等準備基金を活用することにより、昨年度に引き続き、据え置くこととしました。  直営診療施設勘定では、高柳診療所に常勤医師を配置し、4カ所の国保診療所の運営経費を計上しました。
     それでは、事業勘定の主なものについて御説明いたします。  416・417ページをお開きください。  下段の2款保険給付費1項療養諸費1目一般被保険者療養給付費は、前年度と比較して2億1,303万2,000円の増となっており、次のページ上段の2目退職被保険者等療養給付費は、前年度と比較して1,586万3,000円の減となっています。  これは、退職者医療に係る被保険者が65歳以上の一般被保険者に移行していくため、療養給付費に変動が生ずるものであります。  次に、422・423ページをお開きください。  中段の3款後期高齢者支援金等10億9,238万3,000円は、後期高齢者の医療費を医療保険加入者全体で負担するものであり、前年度とほぼ同額を見込んでいます。  次に、424・425ページになります。  上段の6款介護納付金1項1目介護納付金4億9,891万円は、40歳から64歳の介護保険料分を社会保険診療報酬支払基金に納める納付金であります。  7款共同事業拠出金1項2目保険財政共同安定化事業拠出金18億3,821万円は、前年度に比べ9億3,329万円の増となっていますが、これは拠出金の算定基準の変更により増額になったものであります。  8款保健事業費1項1目保健衛生普及費002保健事業1億2,179万6,000円は、医療費通知事業や後発医薬品差額通知事業、総合健診などのほか、生活習慣病の発症リスクの低減を図るため、保健指導強化のための経費が主なものであります。  次に、430・431ページをお開きください。  11款諸支出金3項繰出金2億711万2,000円は、直営診療施設勘定への繰出金であります。  以上で歳出の説明を終わり、次に歳入を説明いたします。  戻りまして、400・401ページをお開きください。  1款1項国民健康保険税は、冒頭で申し上げましたように、税率を据え置きとし、収納率は、平成25年度の決算状況を参考に算定しました。  全体では16億7,755万7,000円、前年度と比較して5,757万円の減となっています。  次に、402・403ページになります。  3款国庫支出金は、一般被保険者に係る医療費等の増額に伴い、1項1目療養給付費等負担金と、次のページの2項1目財政調整交付金の増額を見込み、全体で20億3,728万8,000円、前年度と比較して1億2,012万2,000円の増となっています。  次に、406・407ページをお開きください。  8款共同事業交付金1項2目保険財政共同安定化事業交付金19億3,982万2,000円は、歳出で説明の7款共同事業拠出金と連動するもので、交付金算定基準の見直しにより、前年度と比較して9億5,183万4,000円の増となっています。  次に、408・409ページをお開きください。  中段の10款繰入金1項1目一般会計繰入金7億3,378万1,000円は、前年度に比べて1,993万9,000円の増となっており、主な要因は保険給付費増額に伴う保険基盤安定繰入金と直営診療施設勘定への繰出分が増加したことによるものであります。  下段の2項基金繰入金2億8,982万6,000円は、基金からの取り崩しにより歳出との均衡を図っています。  続いて、直営診療施設勘定について申し上げます。  歳出から御説明いたします。  446・447ページをお開きください。  1款総務費1項施設管理費1目一般管理費2億8,890万8,000円は、各診療所の運営費及び国保連合会への負担金であります。  次に、452ページから457ページにかけてになります。  2款医業費は、診療所の医療用器材費や医薬品材料費などであり、3目医薬品衛生材料費は、高柳診療所における薬の院内処方分の計上により、前年度と比較して6,661万5,000円の増となっています。  次に、歳入について御説明いたします。  440・441ページをお開きください。  1款診療収入1項外来収入に2億3,047万円を計上しました。前年度と比較して5,261万2,000円の増は、高柳診療所の院内処方の医薬品分であります。  次に、442・443ページになります。  4款繰入金1項事業勘定繰入金2億711万2,000円は、運営費等の不足分を補うため、事業勘定からの繰入金であります。  説明は以上でございます。  次に、議第18号平成27年度柏崎市後期高齢者医療特別会計予算について御説明申し上げます。  予算書463ページをお開きください。初めに、概括的に御説明いたします。  後期高齢者医療特別会計の歳入・歳出予算総額は8億6,165万5,000円で、前年度当初予算額と比べ1,396万9,000円の減額で編成いたしました。  新潟県後期高齢者医療広域連合から示された数値をもとに、業務に必要な一般事務費、保険料徴収に必要な経費及び広域連合への保険料納付金を計上しております。本市における被保険者数は、本年1月末現在1万4,444人で、前年度に比べ、ほぼ横ばいとなっています。  それでは、歳出について、478・479ページをお開きください。  2款後期高齢者医療広域連合納付金8億4,570万6,000円は、徴収した保険料などを広域連合に納める納付金であります。  次に、歳入について申し上げます。  戻りまして、472・73ページをお開きください。  1款1項後期高齢者医療保険料6億3,869万7,000円は、広域連合から示された保険料徴収見込み額を計上しております。  保険料率については、前年度から変更はありません。  次に、2款繰入金1項一般会計繰入金2億1,894万7,000円は、保険料軽減補填分を保険基盤安定繰入金として繰り入れるものが主なものであります。  説明は以上でございます。  最後に、議第19号平成27年度柏崎市介護保険特別会計予算について御説明申し上げます。  予算書の483ページをお開きください。  初めに、概括的に御説明いたします。  介護保険特別会計の歳入・歳出予算の総額は87億731万8,000円で、前年度当初予算額と比べ、2,379万3,000円の減額で編成いたしました。  介護保険事業は、平成27年度から平成29年度の3年間を期間とする第6期介護保険事業計画の初年度となります。第6期計画は、高齢者が住みなれた地域で生きがいを持って、安心して暮らせる地域社会の実現を基本理念に掲げ、地域包括ケアシステムの構築に向けた取り組みを推進していくこととし、介護サービスの充実、認知症施策、介護予防事業の取り組みなどを進めてまいります。  なお、第1号被保険者の保険料基準額は、月額5,350円となっています。  それでは、歳出の主なものについて御説明いたします。  予算書500・501ページをお開きください。  1款総務費は、505ページにかけまして、1項総務管理費2項徴収費、3項介護認定審査会費、4項趣旨普及費、5項運営協議会等費について、それぞれ所要額を計上しております。  次に、506ページから509ページ上段になります。2款保険給付費1項介護サービス等諸費73億2,473万3,000円は、要介護認定者の介護サービスに係る給付費ですが、それぞれのサービス利用量を見込み、前年度と比較して5,730万3,000円の増となっています。  このうち、506ページの1目居宅介護サービス給付費は、要介護認定者の増加に伴い、利用者増を見込んだほか、3目の地域密着型介護サービス給付費は、小規模多機能型居宅介護施設や認知症高齢者グループホームの整備が進んだことから、利用者の増を見込んで計上しております。  次に、508ページ下段から511ページ上段にかけてでございます。  2項介護予防サービス等諸費4億2,899万4,000円は、要支援に認定された方に対する介護予防サービス給付費で、前年度と比較して1,560万6,000円の増となっています。  510ページ下段から513ページ上段の4項高額介護サービス等費1億2,210万1,000円は、介護サービスの自己負担額が一定額を超えた場合に支給する経費として、5項の高額医療合算介護サービス等費1,545万6,000円は、医療保険と介護保険における自己負担の合計額が著しく高額となる場合に支給する経費を、それぞれ計上しております。  次に、514・515ページをお開きください。  6項特定入所者介護サービス等費3億3,170万3,000円は、施設サービスを利用される低所得者の方に対して、食費・居住費の自己負担を軽減するための費用で、前年度と比較して5,491万8,000円の減となっています。  同じく514ページから517ページにかけてになります。  3款地域支援事業費1項介護予防事業費7,264万2,000円は、通所型介護予防事業やコミュニティデイホーム、介護予防の普及・啓発、地域活動支援事業等に係る経費が主なものであります。  2項包括的支援事業・任意事業費1億4,238万9,000円は、地域包括支援センターに委託する包括的支援事業が主なものであります。  次に、歳入について御説明いたします。  戻りまして、492・493ページをお開きください。  1款1項介護保険料17億4,329万3,000円は、第6期の保険料率で算定したもので、前年度と比較して2億3,480万9,000円の増を見込んでいます。  次に、下段の4款国庫支出金から495ページの6款県支出金までは、保険給付費及び地域支援事業費を法定負担割合等により算定し、計上しております。  496・497ページをお開きください。  8款繰入金1項一般会計繰入金は13億2,853万2,000円を計上いたしました。  説明は以上でございます。  御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(霜田 彰)  次に、財務部長。 ○財務部長(猪俣 哲夫)  議第20号平成27年度土地取得事業特別会計予算について御説明申し上げます。  予算書の529ページをお開きください。  この会計は、条例で定めております土地開発基金を原資として、公共事業用地等の取得を円滑に行い、その経理の明確化を図るために設置しているもので、本年度の予算総額は、前年度と同額の3億円であります。  歳出から御説明申し上げますので、予算書の540・541ページをお開きください。  1款1項1目公共用地取得費2億2,000万円は、道路整備事業等の実施に係る公共用地先行取得費として、土地購入費1億4,000万円、物件補償費8,000万円を措置したものであります。  2款諸支出金1項1目基金償還金8,000万円は、土地開発基金借入金の償還金6,000万円、運用利子積立金2,000万円を措置したものであります。  歳入につきまして、538・539ページをお開きください。  1款財産収入、1項1目不動産売払収入7,951万3,000円、2項1目利子及び配当金48万7,000円、2款1項1目基金借入金2億2,000万円を措置し、歳出との均衡を図っております。  以上、よろしく御審議のほど、お願いいたします。 ○議長(霜田 彰)  次に、市民生活部長。 ○市民生活部長(桑原 博)  議第21号平成27年度墓園事業特別会計予算について、主要なところを御説明申し上げます。  予算書の545ページをごらんください。  第1条で、予算総額を歳入、歳出とも790万円と定めています。  前年度に比べ、約1,500万円の減額であります。  それでは、予算に関する説明書により、歳出から御説明いたします。  558・559ページをごらんください。  1款1項事業費1目墓園管理費に723万3,000円を計上いたしました。前年度に比べ、約270万円の減額となっています。  これは、墓園管理基金積立金の減額が主な要因となっています。  その他の経費につきましては、ほぼ前年度どおり計上いたしました。  次に、2目墓園整備事業費に66万7,000円を計上いたしました。これは、001墓園整備事業におけるソーラーパネルの外灯の修繕費用であります。  この墓園整備事業費は、前年度に比べ、約1,200万円の減額となっています。これは、前年度予算において、第11区の墓園造成に向けた測量設計費や墓園整備工事費などを計上していたためであります。
     なお、平成26年度に実施しました地盤調査の結果、地盤の状態が非常に劣悪で、造成のための地盤改良をするには多額の経費がかかることが判明したことから、第11区としての造成を断念することといたしました。  今後の市民からの墓地使用の要望につきましては、当面は、既存の市保有墓地区画で対応することとし、新たな墓地区画造成についても検討を進めていきたいと考えております。  次に、歳入について御説明いたします。戻っていただきまして、554・555ページをごらんください。  主なものとして、1款使用料及び手数料1項使用料1目墓地使用料に、墓地永代使用料を225万円、2項手数料1目墓地手数料に、墓地管理手数料を74万1,000円、それぞれ計上いたしました。  墓地管理手数料は、前年度予算と比較して1,975万4,000円減額しておりますが、平成26年度が5年ごとの管理手数料徴収の年度であったことから、大きく減額となったものでございます。  1枚おめくりいただきまして、5款繰入金1項基金繰入金1目基金繰入金の墓園管理基金繰入金に477万4,000円を計上し、歳出との均衡を図っております。  説明は以上でございます。  何とぞよろしく御審議のほど、お願い申し上げます。 ○議長(霜田 彰)  次に、ガス水道局長。 ○ガス水道局長(坂爪 忠義)  それでは、議第22号から議第25号まで、一括御説明申し上げます。  最初に、議第22号平成27年度ガス事業会計予算について申し上げます。  予算書では561ページからとなります。  ガス事業は、オール電化や他燃料との競合、LNGの価格上昇がある中で、劣化する経年管や供給施設の更新及び安全対策に取り組み、保安の確保とお客様サービスの向上を目指して、本年度の予算規模は、対前年度当初予算比0.8%減の59億1,894万8,000円で編成いたしました。  予算規模の減少理由といたしましては、公営企業会計制度の見直しにより、特別損失の退職給付引当金不足額の一括計上などがなくなったためであります。  これは、後ほど説明いたします水道事業会計、下水道事業会計も同様であります。  それでは、予算書に従いまして申し上げます。  563ページをごらんください。  第2条は、業務の予定量で、(2)年間総供給量を気象状況や他燃料との競合などによる減少傾向を反映して、対前年度比0.8%減の3,139万2,000立方メートルといたしました。  第3条は、収益的収入及び支出の予定額であります。  まず、収入は、第1款ガス事業収益に41億5,237万6,000円計上し、支出については、第1款ガス事業費用に39億2,765万3,000円を計上いたしました。  3条予算におきましては、収入支出差引額は2億2,472万3,000円となり、消費税などを除く当年度純利益は3,355万2,000円を見込んでいます。  第4条は、施設の建設改良に関する資本的収入及び支出の予定額であります。  収入は、第1款資本的収入に7億9,742万3,000円を計上いたしました。  次ページにまいりまして、支出は、第1款資本的支出に17億6,657万2,000円を計上いたしました。  4条予算におきましては、収入額が支出額に対して不足することから、前ページ本文括弧書きに記載のとおり、財源を補填いたしたいものであります。  第5条債務負担行為は、ガス事業民営化業務に係るガス事業民営化アドバイザー業務委託を、表のとおり設定いたしたいものであります。  次の第6条から第10条につきましては、それぞれ記載のとおりでありますので、説明を省略させていただきます。  主要な事業について、予算に関する説明書で申し上げます。  574・575ページをごらんください。  収益的支出の第1款第1項第3目一般管理費中、19節委託料のうち、ガス事業民営化アドバイザー業務委託料は、平成27年度に918万円を計上いたしました。  582・583ページをごらんください。  資本的支出の第1款第1項第2目改良費は6億6,659万2,000円を計上いたしました。  1 白ガス管改良工事、4 供給設備改良工事などを計上して、管路及び施設の改良を行い、保安の確保と供給の安定化を図るものであります。  次に、議第23号平成27年度水道事業会計予算について申し上げます。  予算書では601ページからとなります。  水道事業は、経年劣化する施設及び管路の更新・耐震化など、経費の増加により経営環境は厳しさを増しますが、より一層、経営の合理化、効率化に努めて、刈羽村給水に伴う一般会計からの繰入金を有効に活用し、本年度の予算規模は、対前年度当初予算比1.2%減の58億880万1,000円で編成いたしました。  それでは、予算書に従いまして申し上げます。  603ページをごらんください。  第2条は業務の予定量で、(2)年間総給水量を最近の節水志向などを反映し、対前年度比0.3%減の1,204万1,000立方メートルといたしました。  第3条は、収益的収入及び支出の予定額でありますが、収入は第1款上水道事業収益に30億7,731万1,000円を、第2款簡易水道事業収益は1億3,767万5,000円を計上して、収入合計は32億1,498万6,000円となります。  支出は、第1款上水道事業費用に29億327万円を、第2款簡易水道事業費用に1億9,808万2,000円を計上して、支出合計は31億135万2,000円となります。  3条予算におきましては、収入支出差引額は1億1,363万4,000円となり、消費税などを除く当年度純利益は5,762万9,000円を見込んでいます。  次ページにまいりまして、第4条資本的収入及び支出の予定額であります。  収入は、第1款資本的収入に13億2,818万3,000円を計上し、支出は、第1款資本的支出に25億9,381万5,000円を計上いたしました。  4条予算におきましては、収入額が支出額に対して不足することから、本文括弧書きに記載のとおり、財源を補填いたしたいものであります。  第5条継続費は、表のとおり、いずれも平成27年度から2カ年継続事業の常盤台・関町地内鵜川橋水管橋耐震補強工事及び高度浄水処理施設建設工事を計上するものであります。  次の第6条から、次ページの第11条につきましては、それぞれ記載のとおりでありますので、説明を省略させていただきます。  主要な事業について予算に関する説明書で申し上げます。  630・631ページをごらんください。  資本的支出の第1款第1項第2目改良費は、10億3,233万6,000円を計上いたしました。国庫補助金を活用した1 水道基幹管路耐震化工事及び2 白ガス管対策関連工事などは、水道老朽管を改良する経費であります。  5 浄水施設改良工事の(1)赤坂山浄水場管理本館耐震補強工事は、3年継続の2年目の経費で、(2)高度浄水処理施設建設工事は、谷根・赤岩ダムの富栄養化に伴う原水カビ臭対策のために、粉末活性炭を利用した高度浄水処理施設を2年継続で建設する経費であります。  次に、議第24号平成27年度工業用水道事業会計予算について申し上げます。  予算書では651ページからとなります。  工業用水道事業は、給水量の増加が見込めない状況の中、経営環境は極めて厳しい状況にありますが、本年度の予算規模は、対前年度当初予算比18.6%増の2,488万1,000円で編成いたしました。  予算規模の増加は、平成26年度に作成した機械設備更新計画に基づき計画修繕費を計上したことが、主な増加要因であります。  それでは、予算書に従いまして申し上げます。  653ページをごらんください。  第2条は、業務の予定量であります。第3条は、収益的収入及び支出の予定額であります。  収入は、第1款工業用水道事業収益に、2,488万1,000円を計上いたしました。  支出は、第1款工業用水道事業費用に、収入と同額の2,488万1,000円を計上いたしました。  3条予算におきましては、収入・支出同額ですが、消費税などを除く当年度純利益は、46万3,000円を見込んでいます。  次の第4条から第6条につきましては、それぞれ記載のとおりでありますので、説明を省略させていただきます。  続いて、予算に関する説明書で申し上げます。  658・659ページをごらんください。  収益的支出の第1款第1項第1目原浄水及び配給水費中、10節修繕費は、機械設備更新計画に基づき、薬品注入機などの修繕費用を計上いたしました。  最後に、議第25号平成27年度下水道事業会計予算について申し上げます。  予算書では669ページからとなります。  下水道事業は、料金改定による使用料収入の増額や自然環境浄化センターの消化ガス発電により経営健全化要素が見込まれるものの、老朽化に伴う自然環境浄化センターや農業集落排水の各処理施設の更新及び浸水対策に係る雨水整備費の増加があります。本年度の予算規模は、対前年度当初予算比0.3%減の104億5,559万6,000円で編成いたしました。  それでは、予算書に従いまして申し上げます。  671ページをごらんください。  第2条は、業務の予定量で、(2)年間有収水量を最近の減少傾向などを反映し、対前年度比1.9%減の934万5千立方メートルといたしました。  第3条は、収益的収入及び支出の予定額であります。  収入は、第1款公共下水道事業収益に40億3,359万1,000円を、第2款農業集落排水事業収益に14億8,121万4,000円を計上して、収入合計は55億1,480万5,000円となります。  支出は、第1款公共下水道事業費用に38億6,695万2,000円を、第2款農業集落排水事業費用に15億5,320万8,000円を計上して、支出合計は54億2,016万円となります。  3条予算におきましては、収入支出差し引き額は9,464万5,000円となります。消費税などを除く当年度純利益は8,798万円と見込んでいます。  次ページにまいりまして、第4条は、資本的収入及び支出の予定額であります。  収入は、第1款資本的収入に32億6,636万4,000円を計上し、支出は、第1款資本的支出に49億4,079万1,000円を計上いたしました。  4条予算におきましては、収入額が支出額に対して不足することから、本文括弧書きに記載のとおり、財源を補填いたしたいものであります。  第5条継続費は、表のとおり、平成27年度から2カ年継続事業で、上条東地区機能強化対策事業処理場・中継ポンプ更新工事を計上するものであります。  次の第6条から次ページ第10条につきましては、それぞれ記載のとおりでありますので、説明を省略させていただきます。  主要な事業について予算に関する説明書で申し上げます。  700・701ページをごらんください。  資本的支出の第1款第1項第2目改良費に15億2,090万円を計上いたしました。1自然環境浄化センター改築更新関連事業は、国の交付金を活用した長寿命化事業の2系水処理施設の最終年度経費であります。  3 雨水管路施設等改良事業は、市街地浸水対策経費で、朝日が丘地内の(1)源太川左岸第2雨水調整池工事は、2年計画の初年度経費であります。  4 農業集落排水処理場機能強化対策事業は、機能強化事業に係る(4)北鯖石地区機能強化対策事業処理場・中継ポンプ更新工事等の経費であります。  説明は以上であります。  何とぞよろしく御審議願います。        ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~  日程第29(議第 26号)いじめに関する調査委員会設置条例  日程第30(議第 27号)地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例  日程第31(議第 28号)部制条例の一部を改正する条例  日程第32(議第 29号)特別職報酬等審議会条例の一部を改正する条例  日程第33(議第 30号)手数料条例の一部を改正する条例  日程第34(議第 31号)行政財産使用料徴収条例の一部を改正する条例  日程第35(議第 32号)特別職の職員で非常勤のものの報酬、費用弁償及び実費弁償に関する条例の一部を改正する条例  日程第36(議第 33号)地域福祉計画推進会議設置条例  日程第37(議第 34号)介護保険条例の一部を改正する条例  日程第38(議第 35号)市立へき地保育所設置条例を廃止する条例
     日程第39(議第 36号)市立博物館設置及び管理に関する条例及び市立柏崎ふるさと人物館設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例  日程第40(議第 37号)高齢者活動促進施設設置及び管理に関する条例を廃止する条例  日程第41(議第 38号)家族旅行村設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例  日程第42(議第 39号)ふるさと体験村設置及び管理に関する条例の一部を改正する条  日程第43(議第 40号)石地フィッシングセンター設置及び管理に関する条例を廃止する条例  日程第44(議第 41号)道路占用料徴収条例及び都市公園条例の一部を改正する条例  日程第45(議第 50号)教育長の勤務時間、休暇等及び職務に専念する義務の特例に関する条例  日程第46(議第 51号)職員の給与に関する条例の一部を改正する条例  日程第47(議第 52号)職員退職手当支給条例の一部を改正する条例  日程第48(議第 53号)特別職の職員の退職手当支給条例の一部を改正する条例  日程第49(議第 54号)保育所使用料徴収条例及び保育実施条例を廃止する条例  日程第50(議第 55号)企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例  日程第51(議第 42号)財産の譲与について(建物)  日程第52(議第 43号)財産の譲与について(建物)  日程第53(議第 44号)財産の譲与について(建物)  日程第54(議第 45号)財産の譲与について(建物)  日程第55(議第 46号)財産の譲与について(建物) ○議長(霜田 彰)  日程第29 いじめに関する調査委員会設置条例から日程第55 財産の譲与について(建物)まで、以上27案を一括議題とします。  提案理由の説明を求めます。  副市長。 ○副市長(山田 哲治)  お疲れのところ、恐縮でございます。  それでは、議第26号から議第41号まで及び議第50号から議第55号まで並びに議第42号から議第46号までについて一括御説明申し上げます。  まず、議第26号について申し上げます。  本案は、いじめに関する調査委員会設置条例の制定についてであります。  これは、いじめ防止対策推進法が制定されたことを受け、法に規定する重大事態について教育委員会から報告があったときに、必要に応じて調査を行うため、地方自治法第138条の4第3項に規定する市長の附属機関として、いじめに関する調査委員会を設置するための条例を制定いたしたいものであります。  条例の概要を申し上げます。  第1条は「設置」、第2条は「定義」、第3条は「所掌事務」、第4条は「組織」、第5条は「任期」、第6条は「会長」、第7条は「守秘義務」、第8条は「庶務」、第9条は「委任」について規定いたしております。  なお、附則において、第1項は「施行期日」、第2項は「特別職の職員で非常勤のものの報酬、費用弁償及び実費弁償に関する条例の一部改正」を規定いたしております。  次に、議第27号について申し上げます。  本案は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定についてであります。  これは、教育の政治的中立性、継続性・安定性を確保しつつ、地方教育行政における責任の明確化、迅速な危機管理体制の構築、首長との連携の強化などを目的として、地方教育行政の組織及び運営に関する法律が改正されたことを受け、関係する条例において所要の改正をいたしたいものであります。  主な内容といたしましては、法改正により、教育委員長と教育長を一本化した新たな責任者として、特別職の教育長を置くことが義務付けられたことから、第1条において、職員の倫理の保持に関する条例について、条例に規定する職員の定義から、従前の一般職としての教育長を削除いたしております。  また、第2条において、特別職の職員で非常勤のものの報酬、費用弁償及び実費弁償に関する条例について、教育委員長と教育長の一本化及び新たな教育長が教育委員でなくなることに伴う改正をするほか、第3条において、教育委員会事務評価委員会設置条例について、法改正に伴う条ずれに対応する改正をいたしております。  なお、改正法附則において、現在の教育長は、委員としての任期満了までの間、従前の例により在職することが規定されていることから、この条例の附則第2項において、改正法と同様の経過措置を規定いたしております。  次に、議第28号について申し上げます。  本案は、部制条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、平成27年度の各部の事務分掌を定めるため、所要の改正をいたしたいものであります。  具体的には、議第27号で申し上げた法改正に伴い、総合企画部の事務として、教育に関する大綱及び総合教育会議に関することを加えるほか、市民生活部の事務として、高柳町及び西山町事務所の業務に関することを加えております。  次に、議第29号について申し上げます。  本案は、特別職報酬等審議会条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、議第27号で申し上げた法改正に伴い、審議対象者として改正法の施行日以後に新たに任命される教育長を加えるほか、審議会の委員の人数について、他の附属機関を参考にしながら、10人を上限として、必要に応じて弾力的に人数を調整できる規定に改正いたしたいものであります。  次に、議第30号について申し上げます。  本案は、手数料条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、都市整備部の所管において、制度変更に伴う新たな事務の増加があること及び消防本部の所管において、新潟県からの事務・権限の移譲により新たな事務が増加することに伴い、所要の改正をいたしたいものであります。  主な内容といたしましては、長期優良住宅の普及の促進に関する法律関係において、住宅の品質確保の促進等に関する法律による住宅性能評価を受けた場合の評価書を添付して行う長期優良住宅の認定に係る申請手数料を加えるほか、高圧ガス保安法及び液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律に係る事務を新たに行うための関連手数料を加えるなどの改正をいたしております。  次に、議第31号について申し上げます。  本案は、行政財産使用料徴収条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、後ほど議第41号でも申し上げますが、地価の変動に伴う道路法施行令の一部改正を踏まえて、新潟県が道路占用料徴収条例を一部改正したことを受け、当市でも道路占用料徴収条例を一部改正する予定であることから、同条例を準用する行政財産使用料を改正いたしたいものであります。  具体的には、別表中の土地の区分において、水管、下水道管、ガス管、その他これに類するものについて、所要の改正をいたしております。  次に、議第32号について申し上げます。  本案は、特別職の職員で非常勤のものの報酬、費用弁償及び実費弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、選挙事務に係る特別職の非常勤職員の報酬の額をわかりやすい金額表示に改めるほか、公職選挙法の改正を踏まえ、不在者投票の公正性を確保するため、外部立会人を任命することに伴う新たな報酬の額を規定する改正をいたしたいものであります。  具体的には、これまで国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律に定める額と規定していた報酬の額を、非常勤職員の区分ごとの金額表示に改めるほか、指定病院等における不在者投票の外部立会人の報酬の額等を新たに加えております。  次に、議第33号について申し上げます。  本案は、地域福祉計画推進会議設置条例の制定についてであります。  これは、社会福祉法第107条の規定に基づく第三次柏崎市地域福祉計画の策定及び推進のため、地方自治法第138条の4第3項に規定する市長の附属機関として地域福祉計画推進会議を設置するための条例を制定いたしたいものであります。  条例の概要を申し上げます。  第1条は「設置」、第2条は「所掌事務」、第3条は「組織」、第4条は「任期」、第5条は「会長及び副会長」、第6条は「推進会議」、第7条は「守秘義務」、第8条は「庶務」、第9条は「委任」について規定いたしております。  なお、附則において、第1項は「施行期日」、第2項は「準備行為」、第3項は「特例措置」、第4項は「委員の任期に関する経過措置」、第5項は「特別職の職員で非常勤のものの報酬、費用弁償及び実費弁償に関する条例の一部改正」を規定いたしております。  次に、議第34号について申し上げます。  本案は、介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、第6期介護保険事業計画の策定に伴い、計画期間における介護保険料を改定するほか、介護保険運営協議会の部会を設置し、介護保険法の改正による新たな事業の実施時期を定めるなど、所要の改正をいたしたいものであります。  主な内容といたしましては、平成27年度から平成29年度までの第1号被保険者の介護保険料について、第8条のとおり改定するほか、これまで要綱で設置していた地域包括支援センター運営協議会などの3つの組織について、介護保険運営協議会の組織を規定する第24条において部会として位置づけ、法改正により規定された介護予防・日常生活支援総合事業について、その円滑な実施を図るため、平成29年4月1日から実施する旨を附則第22条に規定いたしております。  次に、議第35号について申し上げます。  本案は、市立へき地保育所設置条例を廃止する条例の制定についてであります。  これは、今年度末をもって上条保育園を閉園することといたしたことから、条例を廃止いたしたいものであります。  上条保育園については、建築後43年が経過し、施設の老朽化が進んでいることに加え、今年度末の5歳児の卒園により園児数が著しく減少することを踏まえ、適正な保育園の運営が困難となることから、今年度末をもって廃止いたしたいものであります。  次に、議第36号について申し上げます。  本案は、市立博物館設置及び管理に関する条例及び市立柏崎ふるさと人物館設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、博物館及び柏崎ふるさと人物館の休館日について、効率的・効果的な、くん蒸等の手法を取り入れることにより、長期の定期休館を不要とできることから、休館日の規定を改めるほか、博物館の入館料等について、他の類似施設との均衡を図るため、減免規定を改めたいものであります。  主な内容といたしましては、第1条において、博物館の休館日の規定から、1月第4週の7日間を削除するほか、入館料等の減免対象について、従前の義務教育諸学校の児童・生徒等がプラネタリウムに入館するときに加え、教育委員会が必要と認めるときを新たに規定しております。  また、第2条において、柏崎ふるさと人物館の休館日の規定について、博物館と同様の改正をいたしております。  次に、議第37号について申し上げます。  本案は、高齢者活動促進施設設置及び管理に関する条例を廃止する条例の制定についてであります。  これは、議第42号でも申し上げますが、平成27年4月1日をもって高齢者活動促進施設を地元の認可地縁団体に譲与いたしたいことから、条例を廃止いたしたいものであります。  次に、議第38号について申し上げます。  本案は、家族旅行村設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、現在休止している都市交流促進定着化月湯女施設について、今後の施設のあり方を検討した結果、老朽化などの施設の現状を考慮し、再開が困難と判断したことから、同施設を条例から削除いたしたいものであります。  次に、議第39号について申し上げます。  本案は、ふるさと体験村設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、議第43号及び議第44号でも申し上げますが、平成27年4月1日をもって、門出伝統文化保存活用施設及び炭焼き施設を地元の認可地縁団体に譲与いたしたいことから、両施設を条例から削除いたしたいものであります。  次に、議第40号について申し上げます。  本案は、石地フィッシングセンター設置及び管理に関する条例を廃止する条例の制定についてであります。  これは、現在、安全な施設運営が困難との判断から休止している石地フィッシングセンターについて、施設の現状や費用対効果などを考慮し、再開が困難と判断したことから、条例を廃止いたしたいものであります。  次に、議第41号について申し上げます。  本案は、道路占用料徴収条例及び都市公園条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、地価の変動に伴い、新潟県が道路占用料徴収条例及び都市公園条例の一部改正を行ったことを受け、当市の道路占用料徴収条例及び都市公園条例についても、県条例に準拠する方針としたことから、県条例と同様の改正を行いたいものであります。  主な内容といたしましては、第1条において道路占用料徴収条例について、第2条において都市公園条例について、全体的な占用料の改定に加え、単価区分の見直しを行っており、県条例に準拠する改正をいたしております。  次に、議第50号について申し上げます。  本案は、教育長の勤務時間、休暇等及び職務に専念する義務の特例に関する条例の制定についてであります。  これは、地方教育行政における責任の明確化、迅速な危機管理体制の構築、首長との連携の強化などを目的として、地方教育行政の組織及び運営に関する法律が改正されたことを受け、改正法の施行日以後に新たに任命される教育長に職務専念義務が規定されたことなどから、これらを規定する条例を制定いたしたいものであります。  条例の概要を申し上げます。  第1条は「趣旨」、第2条は「勤務時間、休暇等」、第3条は「職務に専念する義務の免序」について規定いたしております。  なお、附則において、第1項は「施行期日」、第2項は「特別職の給与に関する条例の一部改正」、第3項は「教育委員会教育長の給与、勤務時間等に関する条例の廃止」を規定しているほか、第4項に「経過措置」を規定いたしております。これは、改正法の附則において、「現在の教育長は、委員としての任期満了までの間、従前の例により在職する」ことが規定されていることを受け、改正法と同様の経過措置を規定するものであります。  次に、議第51号について申し上げます。  本案は、職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、新潟県人事委員会により勧告された給与制度の総合的見直しに伴い、所要の改正をいたしたいものであります。  主な内容といたしましては、一般職員及び消防職員の給料表の水準を平均で1.4%引き下げるほか、単身赴任手当の基礎額及び加算額の引き上げ、平日深夜に災害対応等で勤務した場合の管理職員特別勤務手当の支給、再任用職員への単身赴任手当等の支給について改正いたしております。
     次に、議第52号について申し上げます。  本案は、職員退職手当支給条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、給与制度の総合的見直しの実施に伴い、一般職員の退職手当について所要の改正をいたしたいものであります。  主な内容といたしましては、給与制度の総合的見直しの実施により、退職手当の支給水準が低下することから、勤続期間に応じて定める退職手当の調整額について、第6条第4項のとおり改正するほか、勤続期間が24年以下の退職者に対しても、調整額を支給することといたしております。  次に、議第53号について申し上げます。  本案は、特別職の職員の退職手当支給条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の改正に伴い、改正法の施行日以後に新たに任命される教育長の退職手当を規定するため、所要の改正をいたしたいものであります。  具体的には、特別職の職員の定義に教育長を加え、その退職手当の額は、一般職員の例によるものと規定いたしております。  次に、議第54号について申し上げます。  本案は、保育所使用料徴収条例及び保育実施条例を廃止する条例の制定についてであります。  これは、子ども・子育て支援法の施行に伴い、これまで条例で規定していた基準等の根拠が新法に規定されることから、関係条例を廃止いたしたいものであります。  これまで保育所使用料徴収条例で規定していた、児童福祉法第24条第1項の規定によらない場合の保育所使用料については、新法第28条の特例給付の対象となることから、また、これまで保育実施条例で規定していた、児童福祉法第24条第1項の規定に基づく保育実施基準については、新法に定める保育の必要性の認定基準によることとなることから、それぞれ廃止するものであります。  次に、議第55号について申し上げます。  本案は、企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、新潟県人事委員会により勧告された給与制度の総合的見直しに伴い、所要の改正をいたしたいものであります。  主な内容といたしましては、平日深夜に災害対応等で勤務した場合の管理職員特別勤務手当の支給、単身赴任手当等が支給される再任用職員への住居手当の支給について改正いたしております。  最後に、議第42号から議第46号までについて申し上げます。  これらは、いずれも財産の譲与について(建物)であります。  議第37号及び議第39号でも申し上げたとおり、高齢者活動促進施設設置及び管理に関する条例に規定されていた高齢者活動促進施設、ふるさと体験村設置及び管理に関する条例に規定されていた門出伝統文化保存活用施設及び炭焼き施設、その他2つの施設の計5つの施設について、各認可地縁団体から譲与の申し出があったことを受け、いずれも、平成27年4月1日をもって、解除条件つきで譲与いたしたいものであります。  まず、議第42号は、高齢者活動促進施設を岡田振興会に、議第43号は、門出伝統文化保存活用施設を門出自治協議会に、議第44号は、炭焼き施設を田代自治協議会に、議第45号は、荻ノ島除雪機械格納庫を荻ノ島自治振興会に、最後に、議第46号は、居谷共同車庫を高柳町居谷区に、それぞれ譲与いたしたいものであります。  以上、何とぞよろしく御審議願います。        ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ ○議長(霜田 彰)  以上で本日の日程は、全部終了しました。  お諮りします。  議事の都合により、2月27日から3月3日までの5日間は休会にしたいと思います。  これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、2月27日から3月3日までの5日間は、休会することに決定しました。  本日は、これで散会します。                午後14時49分 散会 ───────────────────────────────────────                総務常任委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたから、会議規則第110条の規定により報告します。                    記  事件の番号 │     件              名     │議決の結果 ───────┼──────────────────────────┼─────  議第  3号│平成26年度一般会計補正予算(第11号)のうち、歳出│原案可決        │全款、歳出宇野所管部分、並びに第2表        │  議第  7号│平成26年度土地取得事業特別会計補正予算(第1号) │原案可決     審 査 月 日   平成27年2月24日     出 席 委 員   9人     欠 席 委 員   0人                              平成27年 2月24日   柏崎市議会議長  霜 田   彰 様                        総務常任委員長  星 野 正 仁        ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~             文教厚生常任委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたから、会議規則第110条の規定により報告します。                    記  事件の番号 │     件              名     │議決の結果 ───────┼──────────────────────────┼─────  議第  3号│平成26年度一般会計補正予算(第11号)のうち、歳出│原案可決        │の所管部分                     │  議第  4号│平成26年度国民健康保険事業特別会計補正予算(第6号│原案可決        │ )                        │  議第  5号│平成26年度後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)│原案可決  議第  6号│平成26年度介護保険特別会計補正予算(第5号)   │原案可決  議第 11号│放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定│原案可決        │める条例                      │  議第 12号│市立児童クラブ設置及び管理に関する条例の一部を改正す│原案可決        │る条例                       │  議第 13号│かしわざきこども大学運営協議会設置条例       │原案可決  議第 47号│保育料条例の制定について              │原案可決  議第 48号│家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条│原案可決        │例の制定について                  │  議第 49号│特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関す│原案可決        │る基準を定める条例の制定について          │     審 査 月 日   平成27年2月23日     出 席 委 員   7人    欠 席 委 員  0人   欠   員 1人                              平成27年 2月23日   柏崎市議会議長  霜 田   彰 様                         文教厚生常任委員長  若 井 恵 子         ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~              産業建設常任委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたから、会議規則第110条の規定により報告します。                    記  事件の番号 │     件              名     │議決の結果 ───────┼──────────────────────────┼─────  議第  3号│平成26年度一般会計補正予算(第11号)のうち、歳出│原案可決        │の所管部分                     │  議第  8号│平成26年度ガス事業会計補正予算(第3号)     │原案可決  議第  9号│平成26年度水道事業会計補正予算(第3号)     │原案可決  議第 10号│平成26年度下水道事業会計補正予算(第3号)    │原案可決  議第 14号│自然休養村管理センター設置及び管理に関する条例等を廃│原案可決        │止する条例                     │
     議第 15号│自動車事故による若い及び損害賠償額の決定について  │原案可決     審 査 月 日   平成27年2月23日     出 席 委 員   8人     欠 席 委 員   0人                              平成27年 2月23日   柏崎市議会議長  霜 田   彰 様                         産業建設常任委員長  池 田 千賀子 ─────────────────────────────────────── 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する    柏崎市議会議長   霜  田     彰    署名議員      片  山  賢  一    署名議員      持  田  繁  義...