柏崎市議会 2014-02-21
平成26年産業建設常任委員会( 2月21日)
平成26年
産業建設常任委員会( 2月21日)
産業建設常任委員会会議録
1 日 時 平成26年2月21日(金)午前10時
1 場 所 4階大会議室
1 出席委員 委員長 池田千賀子 副委員長 笠原 晴彦
与口 善之 春川 敏浩 加藤 武男
矢部 忠夫 佐藤 和典 以上7人
1 欠席委員 丸山 敏彦
1 特別出席 議 長 霜田 彰
1 委員外議員 斎木 裕司 片山 賢一 山本 博文
星野 正仁 宮崎 孝司 持田 繁義
村田幸多朗 高橋 新一 飯塚 寿之
荒城 彦一 相澤 宗一 若井 恵子
1 説明員 〔産業振興部〕
部 長 本間 良孝
(観光交流課)
課 長 白川 信彦
観光班係長 窪田 守
(商業労政課)
課 長 竹内 昇平
課長代理(商業振興係長) 小菅 敬三
雇用労政係長 伊丹 俊彦
(農林水産課)
課 長 長谷川 昇
課長代理(水産係長) 外山 清吾
課長代理(国営事業係長) 池島 泰雄
農地計画係長 樋口 順章
林業係長 三井田朋博
(農政課)
課 長 栗原 晴彦
課長代理(農村地域振興班) 小林 義博
農政企画係長 宮崎 靖彦
農村地域振興班係長 鈴木 豊彦
農産係主事 大橋 巧
(高柳町事務所)
所 長 中村 郁夫
地域振興課長 村田 嘉弥
産業振興係長 藤巻 浩
(西山町事務所)
所 長 田村 光一
地域振興課長 藤井 邦夫
産業振興係長 田川 則康
(
農業委員会事務局)
局 長 石塚 道宏
局長代理 高橋 一充
〔都市整備部〕
部 長 松原 正美
(都市政策課)
課 長 佐藤 孝之
課長代理(都市計画係長) 山口 伸夫
都市建設係長 星野 和彦
(都市整備課)
課 長 金子 剛
課長代理(道路計画係長) 内藤 清弘
道路建設係長 田村 努
治水係長 永倉 隆裕
港湾係長 宮山 均
(維持管理課)
課 長 松田 博
課長代理(道路維持班) 鬼山
男也
課長代理(管理係長) 西谷 博厚
道路維持班係長 樋口 学
工務係長 竹内 功
橋梁維持係長 山田 重孝
高柳維持係長 中西 基雄
(建築住宅課)
課 長 吉岡 英樹
公営住宅係長 桑原 浩文
審査係長 高橋 和人
〔ガス水道局〕
局 長 坂爪 忠義
(経営企画課)
課 長 春川 修一
課長代理(総務班) 堀 和昭
財政係長 高橋 誓
(お客さまサービス課)
課 長 鴨下 敏郎
課長代理(料金営業班) 坂井 法夫
課長代理(設備工事係長) 五十嵐 宏
料金営業班係長 早津 康浩
(施設課)
課 長 五十嵐一弘
課長代理(ガス水道企画班) 西川 隆一
課長代理(管路整備班) 佐藤 貴人
供給管理係長(供給所長) 高橋 正生
(浄水課)
課 長 白井 広一
計画管理係長 田村 光宏
水質管理係長 丸山 勝
(下水道課)
課 長 小黒 弘
課長代理(下水道企画班) 金子 敏幸
下水道企画班係長 由良 守
下水道企画班係長 阿部 邦彦
(
自然環境浄化センター)
場 長 柳 和浩
1 事務局職員 局長代理 松田 幸男
1 議 題 (1)議第 2号 平成25年度
一般会計補正予算(第11号)のう
ち、歳出の所管部分
(2)議第 6号 平成25年度
ガス事業会計補正予算(第4号)
(3)議第 7号 平成25年度
水道事業会計補正予算(第4号)
(4)議第 8号 平成25年度
下水道事業会計補正予算(第3号)
(5)議第22号 露店管理条例の一部を改正する条例
(6)議第23号
ワークプラザ柏崎設置及び管理に関する条例の一
部を改正する条例
(7)議第24号
高齢者活動促進施設設置及び管理に関する条例の
一部を改正する条例
(8)議第25号
石地フィッシングセンター設置及び管理に関する
条例の一部を改正する条例
(9)議第26号 農業委員会の委員選挙区設置等に関する条例の一
部を改正する条例
(10)議第27号
上水道事業給水条例の一部を改正する条例
(11)議第28号
簡易水道事業給水条例の一部を改正する条例
(12)議第29号
工業用水道事業給水条例の一部を改正する条例
(13)議第30号 下水道条例の一部を改正する条例
(14)議第31号
農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例
(15)議第32号 公の施設の指定管理者の指定期間の変更について
(
石地フィッシングセンター)
(16)議第33号 市道路線の廃止について
(17)議第34号 市道路線の認定について
1 報告事項 〔産業振興部〕
「風の
丘米山活用化計画策定委託」提案内容の概要報告について
〔ガス水道局〕
下水道及び
農業集落排水料金の延滞金について
1 署名委員 加藤 武男 佐藤 和典
1 開議 午前10時00分
1 会議概要
○委員長(池田千賀子)
おはようございます。これより、
産業建設常任委員会を開きます。
本日、丸山委員は欠席です。
本日の会議録署名委員に、加藤委員と佐藤委員を指名いたします。
日程ですけれども、最初にガス水道局の付託議案を審査をいたしまして、次に産業振興部、都市整備部の順に付託議案を審査をいたします。報告につきましては、ガス水道局と産業振興部から1件ずつありますので、それぞれの局または部の付託議案審査の後に、報告をしていただきたいと思います。
本委員会に付託されました案件は、17件です。これらの案件を逐次、議題といたします。
(2)議第6号 平成25年度
ガス事業会計補正予算(第4号)
○委員長(池田千賀子)
最初に、議第6号平成25年度
ガス事業会計補正予算(第4号)を議題といたします。
説明を求めます。
ガス水道局長。
○ガス水道局長(坂爪 忠義)
おはようございます。
冒頭、おわびを申し上げます。このたび、下水道会計の補正予算書におきまして、正誤表を出すようになりまして、まことに申しわけございませんでした。今後、このようなミスがないように、細心の注意を払ってまいります。よろしくお願いいたします。
それでは、本日、
ガス水道局所管分の御審議いただきます案件につきましては、議第6号から8号までのガス事業、水道事業、
下水道事業会計の補正予算書について並びに議第27号から29号までの消費税率の引き上げに係る水道事業、簡易水道事業、工業用水道事業の条例の一部改正をする案件及び議第30号、31号の
消費税率引き上げ及び使用状況変更に係るもので、下水道事業の条例及び
農業集落排水処理施設条例の一部を改正する案件で、全部で8件でございます。報告案件は1件で、下水道及び
農業集落排水使用料の延滞金についてで、12月に本委員会で説明させていただきましたが、その後の調査の結果について、口頭で説明させていただきます。
それでは、担当課長が説明いたしますので、よろしく御審議いただきますようお願いいたします。
○委員長(池田千賀子)
経営企画課長。
○経営企画課長(春川 修一)
おはようございます。
それでは、議第6号平成25年度
ガス事業会計補正予算(第4号)について、御説明を申し上げます。本会議におきまして、副市長が補正予算書の本文により御説明申し上げましたので、補正予算に関する説明書により説明申し上げることとし、ほかの各
事業会計補正予算につきましても、同様とさせていただきます。
それでは、4ページ、5ページの
補正予算実施計画をお開きください。収益的収入及び支出の収入です。
第1款ガス事業収益、第3項営業外収益50万円の減額は、総務省の繰出金通達に基づいた一般会計からの繰出金の項目に該当する企業職員に係る
基礎年金拠出金の負担率改正に伴った他会計補助金の減額であります。
何とぞよろしく御審議願います。
○委員長(池田千賀子)
それでは、質疑に入ります。
(な し)
○委員長(池田千賀子)
議員間討議に入ります。
(な し)
○委員長(池田千賀子)
議員間討議を終わります。
質疑を終結します。
(3)議第7号 平成25年度
水道事業会計補正予算(第4号)
○委員長(池田千賀子)
次に、議第7号平成25年度
水道事業会計補正予算(第4号)を議題とします。
説明を求めます。
経営企画課長。
○経営企画課長(春川 修一)
それでは、議第7号平成25年度
水道事業会計補正予算(第4号)について、説明申し上げますので、4ページ、5ページの
補正予算実施計画をお開きください。収益的収入及び支出です。
上段の収入をごらんください。第1
款上水道事業収益、第3項営業外収益789万1,000円の減額は、先ほど説明いたしました議第6
号ガス事業会計補正予算(第4号)と同様に、企業職員に係る
基礎年金拠出金に要する費用補助の減額及び前年度の
公的資金補償金免除繰上償還に伴う借入額確定により、支払利息が確定したことによる他会計補助金の減額です。
第2
款簡易水道事業収益、第3項営業外収益188万8,000円の減額は、簡易水道の建設改良事業に要した企業債の借入額が確定し、支払利息が確定したことによる減額及び
総務省繰出金通達変更に伴う高料金対策に要する費用補助の減額による他会計補助金の減額です。
上水道事業収益、
簡易水道事業収益の合計は、977万9,000円の減額です。
下段の支出をごらんください。第1
款上水道事業費用、第3項営業外費用1,300万円の減額は、前年度の
公的資金補償金免除繰上償還に伴う借換債の借入額確定により、支払利息が確定したことによる減額です。
第2
款簡易水道事業費用、第3項営業外費用44万4,000円の減額は、企業債の借入額確定により、支払利息が確定したことによる減額です。
上水道事業費用、
簡易水道事業費用の合計は、1,344万4,000円の減額です。
6ページ、7ページをお開きください。資本的収入及び支出です。
上段の収入をごらんください。第1款資本的収入、第4項出資金368万4,000円の増額は、前年度の
公的資金補償金免除繰上償還に伴う借換債の借入額確定により、支払元金が確定したことによる一般会計からの出資金の増額です。
下段をごらんください。第1款資本的支出、第2項企業債償還金600万円の減額は、前年度の
公的資金補償金免除繰上償還に伴う借換債の借入額確定による企業債償還金の減額です。
何とぞよろしく御審議願います。
○委員長(池田千賀子)
質疑に入ります。
○副委員長(笠原 晴彦)
委員長。
○委員(池田千賀子)
今回の補正予算で、前年度に行った
公的資金補償金免除の繰上償還に係る借換債の借入額確定によって、支払利息が決定をしたということでの幾つかの減額の予算が上がっているわけですが、これは高い利率で借りていた企業債をこの補償金免除の繰上償還という制度を使って、借りかえを行ったということによって、利息がここに計上されているだけ、元の借りかえを行わなかったら払わなくてはならなかった利息が払わなくて済んだという減額という意味合いだと思うんですが、ちょっとそれぞれの額が確定していく時期的なものを確認しておきたいんですが、前年度に行ったものが今年度の今の時期ですよね。今の時期に確定をして、その減額補正がされるということなんですけれども、スケジュール的にどういうふうに額が決まっていって、今の時期になるのか。感覚的には、割と遅いんだなという感じがするわけなんですが、やっぱりこの今の時期に確定をして、この減額補正をせざるを得ないから、今の時期になっているんだと思うんですけれども、そこのところをちょっと確認させてもらいたいんですよね。
○副委員長(笠原 晴彦)
財政係長。
○
経営企画課財政係長(高橋 誓)
補償金免除繰上償還につきましては、平成22年度から24年度の3カ年で、今回であれば財政融資資金で年利5%以上の企業債、水道、公共下水道、
農業集落排水事業で総額48億1,000万円を借りかえたものであります。スケジュール的なことなんですけども、平成24年度が最終の借りかえの年度だったんですけども、3月のうちに、今回であれば3月20日前後で借り入れを行うんですけども、当初予算編成が12月、1月ぐらいから行っていますので、借入額はそのときおおむね確定しているんですけども、借入利率につきましては、毎月毎月、今回であれば財政融資資金のほうから月ごとで変更になってきますので、利率が確定するのもその3月の時期なので、予算編成におきましては、利率をちょっと余裕を持って予算編成していますので、その分が減額になるということになります。
○副委員長(笠原 晴彦)
委員長。
○委員(池田千賀子)
それで、この借りかえをやるというときにも質疑をしたと思うんですが、非常に、その補償金免除ということで、事業体にとってはとても有利な制度だったわけなんですが、今後は同様の措置がされる見込みというのはないのかということと、前もお聞きしたかもしれないんですけども、5%以上でしたかね、高い利率のものから借りかえていくということで、メリットが多いところからやっていったと思うんですが、そういうくらいの高い利率のものが今、残っていないのかどうなのか、それも確認させてもらえますか。
○副委員長(笠原 晴彦)
経営企画課長。
○経営企画課長(春川 修一)
制度自体は、24年度の借りかえで終わりということになっております。それから、いわゆる利率ですけれども、この制度を使いまして、いわゆる5%以上というものはなくなったというふうに御理解いただいて結構です。いわゆる公的資金の場合のものはもうなくなったと。いわゆる縁故債というものは、その対象になってございませんので、一部残っております。
○副委員長(笠原 晴彦)
局長。
○ガス水道局長(坂爪 忠義)
今ほどの件でございますが、これを引き続いてやってもらいたいということで、各協会では、国会議員の先生ですとか、要望は出しているところでございますが、なかなか総務省のほうでは動いてもらえないという状況にあります。
○委員長(池田千賀子)
ほかに質疑は。
(な し)
○委員長(池田千賀子)
それでは、議員間討議に入ります。
(な し)
○委員長(池田千賀子)
議員間討議を終わります。
質疑を終結します。
(4)議第8号 平成25年度
下水道事業会計補正予算(第3号)
○委員長(池田千賀子)
次に、議第8号平成25年度
下水道事業会計補正予算(第3号)を議題とします。
説明を求めます。
経営企画課長。
○経営企画課長(春川 修一)
それでは、議第8号平成25年度
下水道事業会計補正予算(第3号)について、説明申し上げますので、4ページ、5ページの
補正予算実施計画をお開きください。収益的収入及び支出の収入です。
第1
款下水道事業収益、第1項営業収益340万円の減額は、企業債借入額の確定及び人件費の確定に伴う雨水負担金の減額です。第3項営業外収益819万8,000円の減額は、企業債借入額の確定及び人件費の確定に伴う分流式下水道等に要する経費、下水道に排除される下水の規制に関する事務に要する経費、水洗便所に係る改善命令等に係る事務に要する経費、下水道事業債(
臨時財政特例債等)の償還利子に要する経費、下水道事業債(特別措置分)の償還利子に要する経費及び企業職員に係る
基礎年金拠出金に要する費用補助の減額による他会計補助金の減額です。
第2
款農業集落排水事業収益、第3項営業外収益228万6,000円の減額は、企業債借入額の確定及び人件費の確定に伴う分流式下水道等に要する経費、高資本費対策に要する経費、下水道事業債(
臨時財政特例債等)の償還利子に要する経費及び企業職員に係る
基礎年金拠出金に要する費用補助の減額による他会計補助金の減額です。
下水道事業収益、
農業集落排水事業収益の合計は、1,388万4,000円の減額になります。
6ページ、7ページをお開きください。収益的収入及び支出の支出です。
第1
款下水道事業費用、第3項営業外費用1,198万4,000円の減額は、前年度の
公的資金補償金免除繰上償還に伴う借換債の借入額確定により、支払利息が確定したことによる減額です。
第2
款農業集落排水事業費用、第3項営業外費用326万6,000円の減額は、前年度の
公的資金補償金免除繰上償還に伴う借換債の借入額確定により、支払利息が確定したことによる減額です。
下水道事業費用、
農業集落排水事業費用の合計は、1,525万円の減額です。
8ページ、9ページをお開きください。資本的収入及び支出です。
上段の収入をごらんください。第1款資本的収入、第5項補助金372万4,000円の減額は、下水道事業債(
臨時財政特例債等)の元金償還に要する経費、下水道事業債(特別措置分)の元金償還金の減額に伴う他会計補助金の減額です。
下段をごらんください。第1款資本的支出、第2項企業債償還金86万1,000円の増額は、
公的資金補償金免除繰上償還に伴う借換債の借入額確定による企業債償還金の増額です。
12ページ、13ページをお開きください。継続費です。
第1款資本的支出、第1項建設改良費、
自然環境浄化センター自家発電機・砂ろ過・
消毒設備改築更新工事の請負差額等の事業費精査により、総額を1,600万円減額し、4億5,800万円を4億4,200万円に変更し、それに伴って年割額も変更するものです。
自然環境浄化センター水処理1・2系、場内返流水管・
MH更正改築更新工事は、労務単価の上昇とそれに伴う消費税率の引き上げに対応するため、及び国の防災・
安全社会資本整備交付金を有効活用し、事業の進展を図るため、工事を前倒しで実施することにより、総額を2,538万円増額し、3億3,700万円を3億6,238万円に変更し、それに伴って年割額も変更するものであります。
なお、平成25年度の事業費の増額分は、予算を計上してある他の事業の精査により、既決予算内におさまることから、今回の補正予算計上はありません。
何とぞよろしく御審議願います。
○委員長(池田千賀子)
質疑に入ります。
矢部委員。
○委員(矢部 忠夫)
最後の継続費の話なんですけども、今、この12ページ、13ページには、いわゆる総事業費の変化というものは、この表にはあらわれていないという理解。どうやれば変更前あるいは変更後の総額事業費がわかるのかというのを教えてください。
○委員長(池田千賀子)
経営企画課長。
○経営企画課長(春川 修一)
ちょっと表が見づらいかもしれませんが、上のほう「(補正前)」と、それから、下段のほうのところは「(補正後)」ということで、見比べていただけたらと思うところです。
○委員長(池田千賀子)
矢部委員。
○委員(矢部 忠夫)
それから、補正の内容は理解しましたけども、学習会みたいな話でもあるんだけども、4ページ、5ページの中に、下水道が企業会計になってから余り勉強しなかったもんで、わからないんだけども、仕組みの話です。分流式下水道に要する経費だとか、あるいは下水道に排除される下水の規制に関する事務とか、水洗便所の改造命令に関する事務というのが、項目が載っているわけですが、これちょっと説明をお願いしたい。
○委員長(池田千賀子)
経営企画課長。
○経営企画課長(春川 修一)
まず、分流式下水道等に要する経費ということが何かということですが、総務省の繰出金通達というものがありまして、それに基づくものであります。それで、分流式下水道等に要する資本費の一部を繰り入れるというものになります。前年度の企業債の借入額が確定したことによって、こういう減額補正が出るというような仕組みになっております。
それから、下水道に排除される下水の規制に関する事務に要する経費とはということでございますが、これもやはり総務省の繰出金通達というものがありまして、そこに基づくものであります。公共用水域の水質保全に資するため行う、下水道に排除される下水道の規制に関する事務に要するお金を繰り入れるということになっているんですが、今回、人件費相当分を繰り入れているために、人件費が確定した分、これの減額補正です。ちなみに、それはじゃあどういうところからのものがあるんだよということですが、病院ですとか工場、それからガソリンスタンド、豆腐屋さんなどのところにあるということになります。
それから、水洗便所に係る改造命令等に関する事務に要する経費というものですが、これもやはり総務省の繰出金の通達に基づいて計算をするものですが、いわゆる水洗便所に係る改造命令というものを行うわけですが、その事務に要する経費の2分の1を充てているということになります。いわゆる人件費相当分を繰り入れているということでございます。ということです。
○委員長(池田千賀子)
矢部委員。
○委員(矢部 忠夫)
いや、その分流式下水道というのは、そもそもどういうようなことなんですか。
○委員長(池田千賀子)
下水道課長。
○下水道課長(小黒 弘)
下水道には、分流式と合流式とございます。合流式というのは、汚水と雨水を一緒に処理するということでございます。分流式は、汚水のみを処理するということでございます。当市では、分流式を採用しております。
○委員長(池田千賀子)
矢部委員。
○委員(矢部 忠夫)
だから、分流式というふうに法律だか何かで決まっている言葉か知らんけども、柏崎は雨水と分離してやっているわけでしょう。そのことを分流式という、わざわざ呼称しているわけなんですかというのが私の疑問なの。
つまり、雨水と一緒に処理している例は、柏崎の下水道の中にはないというふうに私は理解しているんだけども、それをわざわざ分流式というふうに言ったので、何か違うのがあるのか、合流みたいなのがあるのかなという。分流式だけにかかわる事務について、こういうふうな精算をする、繰出金通達に基づいて精算しているのか。柏崎の場合は、全部一緒だろうというふうに私は思うもんだから、そこがよくわからないというところです。
○委員長(池田千賀子)
局長。
○ガス水道局長(坂爪 忠義)
これは、一応、繰出金通達といいますか、その制度的に繰り入れるための用語といいますか、名称で出していますが、柏崎の場合は、今、分流式ということで、課長が説明したとおりですけども、繰り出しする場合に、合流式の場合は率が幾らだとか、分流式の場合は率が幾らだとかということで、たまたま柏崎の場合は分流式なので分流式ということで、合流式であれば合流式で率が幾らということで、それぞれが決めがありまして、それによって補填といいますか、することになっておりますので、そのために分流式ということをうたっているわけです。以上です。
○委員長(池田千賀子)
矢部委員。
○委員(矢部 忠夫)
その下の下水道に排除されるというのは、今、工場とかスタンドとかいう例示がありましたけども、それは具体的にはどうなっているんですか。下水の処理とすれば。そういう工場は自力でもって浄化装置を持つ、それで自然放流しているんだというふうに私は理解していたんですが、工場だとかスタンドだとか豆腐屋さんという話が出ましたが、そういうのは全て市の浄化処理センターのほうに合流させているというふうに私は理解していなかったんだけども、実態はどうなんですか。
○委員長(池田千賀子)
下水道課長。
○下水道課長(小黒 弘)
特定施設ということで、そういう工場について特定施設ということでしておりまして、そこでそれぞれ処理して下水道に流すというふうな流れになっています。その処理した水を、市のほうで定期的に検査を行うということでございます。
○委員長(池田千賀子)
いいですか。
加藤委員。
○委員(加藤 武男)
勉強会の続きで1つ。市のほうでは、下水道に流されたものはちゃんとしたものなんで、自然に返されると。了解しましたけども、場所によっては、よく郊外でお店がありますけども、浄化槽ですかね、お店の場合なんですけども、御家庭の場合は結構上手に流れている場合が多いんですけども、オイルトラップというのが冬場になると固まっちゃって、排水された状態を見ると、ラードというんですか、かなり固まっている事例が多いんですけども、そういったことについては、見回りとか指導とかというのは、市からはしないんですか。それは別なんですか、保健所と。
○委員長(池田千賀子)
下水道課長。
○下水道課長(小黒 弘)
今のお尋ねの件は、合併浄化槽の管理はどうしているんだということだろうと思うんですけれども、合併浄化槽の管理については、環境政策のほうが担当してやっておりますので、ちょっと詳しいことは、ここでは今、答えられないというものです。
○委員長(池田千賀子)
議員間討議に入ります。
(な し)
○委員長(池田千賀子)
議員間討議を終わります。
質疑を終結します。
(10)議第27号
上水道事業給水条例の一部を改正する条例
(11)議第28号
簡易水道事業給水条例の一部を改正する条例
(12)議第29号
工業用水道事業給水条例の一部を改正する条例
○委員長(池田千賀子)
次に、議第27号
上水道事業給水条例の一部を改正する条例、議第28号
簡易水道事業給水条例の一部を改正する条例及び議第29号
工業用水道事業給水条例の一部を改正する条例につきまして、関連がありますので、3件を一括して議題とします。
それでは、説明を求めます。
経営企画課長。
○経営企画課長(春川 修一)
それでは、議第27号、28号、29号について、関連がありますので、一括して御説明申し上げます。
これは消費税率の引き上げにより、水道料金や水道加入金を改定したいというものであります。具体的には、議第27号は、
上水道事業給水条例の第25条第1号の専用給水装置によるものの水道料金及び第3号の私設消火栓によるものの水道料金並びに32条の2第1項の水道加入金を、それから、議第28号は、
簡易水道事業給水条例の第6条第1号の専用給水装置によるものの水道料金及び第3号の私設消火栓によるものの水道料金並びに第7条第1項の水道加入金を、それから、議第29号は、
工業用水道事業給水条例の第26条第1号の基本料金及び第2号の超過料金を改正したいというものでございます。
以上、何とぞ御審議願います。
○委員長(池田千賀子)
説明が終わりましたので、質疑に入ります。
加藤委員。
○委員(加藤 武男)
ちょっと学習会めいた言葉を聞いて申しわけありませんけども、出てきました私設消火栓という部分を、ちょっと今まで知らなかったもんですから、私設消火栓なるものは何かをちょっと教えていただきたいし、その後、また質問させていただきます。
○委員長(池田千賀子)
局長。
○ガス水道局長(坂爪 忠義)
私設消火栓と申しますのは、通常、その料金をもらう場合には、メーターがついておりまして、当然メーターを通って計量するわけですけども、私設消火栓というのはそのメーターを通らないで設置をされているということで、企業とか大きいところで設置されている場合がありまして、学校ですとか、今、数は少なくなっておりますけども、メーターを通さないで、消防署あたりでちょっと見ていただければわかるかと思うんですけども、消防署には消火訓練のために設置されている消火栓があるんですけども、それは消防署の訓練のためにということで使っておるものでございます。それはメーターを通らないで設置をしているということで、それは昔からの経緯がございまして、そういうものがあるわけなんですけども、その場合には、それは消火のために使うということで、メーターをつけないでとかいう私設消火栓の定義がございます。当然、そのメーターがないものですから、いろいろ訓練で使う場合には、それを使って、何分使うと、10分使うと幾らですよということで、料金を設定しているものでございます。
以上です。
○委員長(池田千賀子)
加藤委員。
○委員(加藤 武男)
すみません。ありがとうございました。
1回幾らという前に、例えば、民間企業でそういったものがどうしても必要だと、民間のほうですね、今、学校とか消防署とか言われましたが、それはそうなのかなというふうに理解しましたけども、民間の場合は、じゃあ、設置を費用も含めてですけども、お願いをして、保守メンテとか出てきますよね。そういったものは設置者が自分の範囲でやって、自分の責任の中でやって、1回につき、申し出があったら――申し出ですかね。それちょっと初めてのことなんでわかりませんけども、申し出をした上で訓練をして、それを払うというスタイルなんですか。そこら辺、ちょっと詳しく教えてもらいたい。
○委員長(池田千賀子)
局長。
○ガス水道局長(坂爪 忠義)
今、加藤委員さんの言われるとおりでございます。企業のほうで、今はほとんど新設の場合にはそういうことはないんですが、昔からの経緯がございまして、消火のためにそういう設備がないというところが、そういう私設消火栓をつけているということで、今は企業それぞれ水槽を持ったりとか、その私設消火栓をつけるには、大きな口径が必要なものですから、大量に水を使うということで、本管もそれなりの口径のところでないと設置ができないわけでございます。今は大体、防火水槽みたいなものをそれぞれつけられて、メーターを通過したものが入っているというのがほとんどでございます。
管理は当然、私の道路から中につきましては、お客様の管理ということになりますので、古くなれば、当然入れかえだとか、それから、そういう使うときには、私どもに連絡をいただいて、私どもが立ち会って、何分使った、幾らということで、それをしているところでございます。昔はあったんですが、今、ほとんどないような状況でございます。
○委員長(池田千賀子)
それでは、議員間討議に入ります。
(な し)
○委員長(池田千賀子)
議員間討議を終わります。
質疑を終わります。
(13)議第30号 下水道条例の一部を改正する条例
(14)議第31号
農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例
○委員長(池田千賀子)
次に、議第30号下水道条例の一部を改正する条例と議第31号
農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例、関連がありますので、この2案を一括議題といたします。
説明を求めます。
経営企画課長。
○経営企画課長(春川 修一)
それでは、議第30号下水道条例の一部を改正する条例について、それから、議第31号農業集落排水施設条例の一部を改正する条例について、一括で御説明を申し上げます。
これは国からの通知により、不正な使用態様の変更を防止するため、改正を行うという必要が生じたことに加えて、消費税率の引き上げによる使用料について、所要の改正を行いたいというものであります。
具体的には、議第30号は、下水道条例第19条の2に、使用の態様の変更の届け出について規定し、第33条において、過料の対象の追加、それから、議第31号は、農業集落排水施設条例第17条の2、使用の態様の変更の届け出について規定して、第26条において、過料の対象の追加をするというものであります。また、下水道使用料及び農業集落排水施設使用料の金額の改定並びに経過措置分の関係に関する金額、日付の改定を議第30号下水道条例、議第31号農業集落排水施設使用料の別表において、改正を行いたいというものであります。
以上、何とぞよろしく御審議願います。
○委員長(池田千賀子)
質疑に入ります。
与口委員。
○委員(与口 善之)
今、国からの通知によって、この規定を加えたと、消費税の以外のところですよね。水道水以外の水を使用するための設備の変更、あるいは水道水以外の水を排除することになったときと、それと、またそれに対する過料の処置というか。これ、柏崎ではそういう事例はないんでしょうが、国からそういう通知があったということは、よその事例でどんなことが想定されたのか、あったのかということを教えていただきたいと思います。
○委員長(池田千賀子)
お客様サービス課長。
○お客様サービス課長(鴨下 敏郎)
それでは、背景といいますか、そういうものを若干お話させていただきたいと思います。実は、平成22年に埼玉県行田市におきまして、スーパー銭湯で温泉または井戸水の給水に係る計測メーターを経由しないバイパス管というものを、メーターをくぐらないでバイパスさせるバイパス管が設置されまして、これによりまして、下水道管への排水量を実際より少なく見せかける方法で下水道使用料を過小に支払う事例がありました。また、平成24年にも、東京都内におきまして、東京都のホテルでございますが、同様の方法によりまして、下水道料金を不正に免れた事例が発生いたしました。そういうことで、今回、国土交通省から標準下水道条例に盛り込んだので、それぞれ対応してくれということの通達があった次第です。
○委員長(池田千賀子)
矢部委員。
○委員(矢部 忠夫)
今の話ですけども、こういう規定を設ければ、これに違反するというか、この規定に該当するようなことの点検・チェックというのが必要になると思うんだけども、そういうことはもちろん考えておられるというふうな理解ですね。今、例に挙げられた行田市だとか東京都内のホテルは、多分、大量の汚水の話だと思うんだけども、どういうもんですか。柏崎市の例で言えば、下水道の料金設定のときに、井戸水使用の場合は、1人当たり1立方という形でもって合意しているわけですよね、現実は。そういうようなことを、届け出のときはそうだったけども、その後変更したかどうかというのは、この規定があるからチェックしなきゃだめだと思うんだけども、そういうことはどういうふうに考えておられますか。
○委員長(池田千賀子)
お客様サービス課長。
○お客様サービス課長(鴨下 敏郎)
柏崎市では、今、そういう問題は実際ないと承知しておりますが、変更した場合には、工事の申し込みがございまして、申請が来ることにはなっております。今回のものは、やはりそれがなくて、勝手にされたということだと思うんですけれども、私どもも勝手にされれば、やはりわからないのが実情です。ですから、わかった場合に、はっきりとこういうのを決めておかないとだめだということで、定めさせてもらうということでありまして、全てのところに毎月毎月行くわけにもまいりませんし、ただ、使用料が余りにも変化が大きくなったりすれば、といいますか、ちょっとおかしいということで、調査もありますけれども、変化がなければ、ちょっとなかなかわからないというのが現状でございます。
○委員長(池田千賀子)
それでは、議員間討議に入ります。
(な し)
○委員長(池田千賀子)
議員間討議を終わります。
質疑を終わります。
〇ガス水道局の報告
下水道及び
農業集落排水料金の延滞金について
○委員長(池田千賀子)
それでは、ガス水道局から報告がありますので、説明を求めたいと思います。
下水道及び
農業集落排水料金の延滞金について、報告をお願いします。
お客様サービス課長。
○お客様サービス課長(鴨下 敏郎)
それでは、下水道、
農業集落排水使用料に係る延滞金について、御報告させていただきます。
12月の本委員会で報告いたしました、下水道使用料及び
農業集落排水使用料の延滞金について結論が出ましたので、御報告いたします。
12月の本委員会後、延滞金徴収について、過去に検討した経緯があるかどうかの調査及び他市の検討状況の再調査をいたしました。
まず、過去に検討した経緯があるかどうかについては、平成19年の地方公営企業法全部適用時の打ち合わせ議事録を見たんですが、延滞金についての記載はありませんでした。しかし、国土交通省の先ほどちょっと出ておりましたが、標準下水道条例には延滞金についての条項があるにもかかわらず、当市の下水道及び農業集落排水の条例などには延滞金についての条項がないことから、延滞金をあえて徴収しないこととし、延滞金の条項を盛り込まなかったのではないかと推察いたします。
続きまして、他市の状況でございますが、延滞金徴収条例などの規定はあるが、徴収していない当市を除く9市に、再度、現在の状況を確認いたしました。この中で、当市と同様に下水道事業に地方公営企業法を全部適用している魚沼市が、下水道条例で事業管理者が徴収する規定を定めていないため、魚沼市分担金等督促手数料及び延滞金徴収条例により、延滞金を徴収することはできないと結論づけ、弁護士と協議済みとのことでありました。
私どもは、当初、税外収入等延滞金徴収条例が下水道使用料及び
農業集落排水使用料についても適用されると思っておりましたが、魚沼市を参考に、関係法令を再度確認、研究をしたところ、魚沼市と同様に、公営企業については適用されないという結論になりましたので、今後も、今まで同様に、下水道使用料及び
農業集落排水使用料については、延滞金を徴収しないことといたしました。
以上でございます。
○委員長(池田千賀子)
質疑、意見はありませんか。
○副委員長(笠原 晴彦)
委員長。
○委員(池田千賀子)
魚沼市さんがもう既に徴収しないんだという結論を出されて、それは弁護士にも相談済みのことで、それがいろんな法令に照らし合わせても間違いないんだということで、魚沼市とすれば結論づけてあったと。じゃあ、当市もそれを参考にして、もう1回それで正しいのかというか、失礼ですけどね、正しいのかどうかということで点検をし直してみたんだけれども、やはりその魚沼市の判断は正しくて、正しいんだとすれば、当市としても同じ結果にならざるを得ないと、こういうお話だったと思うんですが、そこの中身、もう1回説明してもらえますか。何がどうでそうなるのかというところを、もう1回ちょっと説明してもらえますか。
○副委員長(笠原 晴彦)
経営企画課長。
○経営企画課長(春川 修一)
いわゆる公営企業法全部適用ということが、1つのキーポイントになります。私どものいろんな条例、規定を見ていただきますと、「管理者は」というふうな書き方をしてございます。それは、いわゆる管理者を置くというものの考え方が公営企業法にあると。ただし、規模によってとか、そういうものによりまして、管理者を置かないこともできるということです。当市の場合は、いわゆる市長が管理者になってございます。いわゆるその市長たる市長と管理者たる市長というものは、別のものであるという解釈がございます。その管理者たる市長が今のことを行うには、いわゆる条例によって、事務委任をされないとできないということがございます。
そういうことからしまして、私どもの条例には、延滞金というものを管理者たる市長に委任をしている条項がないということですので、逆に言えば、取れないということでございます。委任をすれば、当然取れるということで、逆に、分担金条例ですとか、そういったものには、延滞金については委任をするということで記載がされております。ですので、そちらのほうは徴収をしているということであります。
先ほど、お客様サービス課長が申しましたように、核となる議論の経緯はちょっとわからないんですが、やはり片方は書いてあるし、片方は書いていないということであれば、そういった議論をなされたんだろうと、ゆえに落としてあるんだろうということになっております。逆に、この議論をしないうちに徴収してしまった場合は、条例違反という解釈でございます。
○副委員長(笠原 晴彦)
委員長。
○委員(池田千賀子)
管理者である市長であるわけですので、委任をしない以上、できないんだということなんですけれども、公営企業法全部適用という事例で、委任もきちんと行った上で徴収しているという事例もあるんですか。それはないんですか。一番正しい判断だったのかなというのが、ちょっともう1回確認したいんですけど。
○副委員長(笠原 晴彦)
経営企画課長。
○経営企画課長(春川 修一)
すみません。そこのがあるかないかというのは、ちょっと調べていないんですが、いわゆる法的解釈とすれば、そうだろうと。だから、取ろうということになれば、我々も、逆に、条例改正をしなきゃいけなくなるということになります。
○委員長(池田千賀子)
矢部委員。
○委員(矢部 忠夫)
そういう検討・判断、結果を出されたわけですが、この際、説明いただいた過去の検討事例みたいな中に、あったかないかわからんみたいな話があったでしょう。今回の決定は、どういう形でもって固定されるのですか。
○委員長(池田千賀子)
経営企画課長。
○経営企画課長(春川 修一)
過去の検討がなされたかどうかというのは、実は前回の御質問の中で、そういうものもあったかどうかという趣旨の御発言がありましたので、一応してはみましたですけれども、過去の検討があろうがなかろうが、現状のこの条例、それから法体系を見ると、やはりそうだという結論に達したということでございます。
○委員長(池田千賀子)
春川委員。
○委員(春川 敏浩)
今ほど説明いただきまして、わかったんですが、延滞金を徴収しないというのは、現状でいくというようなことなんですが、将来的にどうかという問題が懸念されるわけなんですけども、ふえなければいいと、そういうことでいいとは思うんですけどね。要は、もしふえた場合、どうなるのということが、いわゆるその延滞金が発生してしまったと、非常にいっぱい発生してしまったという段階には、どうするかという問題なんですが、その辺はどういうふうに判断されますか。
○委員長(池田千賀子)
経営企画課長。
○経営企画課長(春川 修一)
まず、私どもは、ガスと水道と下水道と3つの事業で徴収をしているわけです。そういう中で業務委託もしています。それから、今現在は、下水道は法適用しているところは非常に少ないですので、余り事例がないというのが現状ですが、水道、ガスに関しても、いろいろな動き、ほかの事業所等々によってもいろんな動きがございまして、そういう中で、私たちも、今度は徴収するということになりますと、いわゆる電算システム等々も変えなきゃいけない。先般のお話させていただきました約1,000万円以上の費用をかけてやらないと、そういうシステムに改修できないという現状もあったりしますので、今後の各事業所、それから総務省なり各部署の方、通達なりがあれば、それはそれで検討していかなきゃいけないと思いますし、いろんな要素を加味しながら、やはり費用対効果を求めながらやっていきたいということでございますので、今、何年先にどうだというところでの御回答になりませんけれども、その方向で考えていると、御理解いただきたいと思います。
○委員長(池田千賀子)
矢部委員。
○委員(矢部 忠夫)
今の話だけども、12月の段階では、費用対効果という話もありましたよね。それは理解していますが、しかし、それを経過して、それから魚沼市の例の検討だとか、改めての法令の解釈、こういうのを結果として、むしろ徴収することが違法だという判断に達したので、だから徴収しない、こういう結論に達したと、こういうのがきょうの理解だったと思うんだけども、今、春川委員の質問に対する課長の答弁というのは、そこがまた、つまり適法なんだから、それ以上のことはしないでいいと。ただ、どうやって違法というか、延滞金がもし出た場合に、皆さんは対処されるのかというのが質問の趣旨だったと思うんだけども、今の答弁では、それがまた元に戻ったみたいな形で、費用対効果の関係でもって、今後検討する場面もあるかもわからんみたいなふうに私は聞いたんだけども、ちょっと違うんじゃないかと思うんですけど、今までの流れの中では。そこをはっきりしてもらいたい。
○委員長(池田千賀子)
経営企画課長。
○経営企画課長(春川 修一)
ちょっと言葉が足りなくて誤解をされてしまったのかなと思うんですが、あくまでも今回の結論は、こういう法体系で我々はこういうことをしているので、これでなきゃだめだという結論にまず達しております。もう1つは、延滞金というものを取るか取らないかという議論が今後出てきた場合にどうするかということで、私はお答えさせていただきました。
それから、私がちょっと勘違いしていまして、春川委員さんの御質問の中で、延滞金が出たらどうするんだということであるならば、今は延滞金という概念がないわけです。取らないということでございますので、ですので、延滞金は今現在、発生しないという考え方になります。
○委員長(池田千賀子)
局長。
○ガス水道局長(坂爪 忠義)
延滞金の部分については、前回も説明いたしましたが、やはり私どもは、ガス、水道、それから下水は水道にくっついているところがございますので、その停止をして、料金を入れていただくという手段がございまして、特例の場合はちょっとありますけども、ほとんどがそうやってとめるということによって、料金をいただけるということで、前回、99%でしょうかね、ということでお話を。収納しているということで、これはどんどん率が落ちていくということになると、いろんな公平さを考えてやっていく必要もあるかと思いますが、当面は今の体系の中で、同じガス・水道・下水道をあわせて、同じ考え方でやっていきたいというふうに考えております。
○委員長(池田千賀子)
質疑、意見を終わります。
これで、ガス水道局関係の審査、報告は全て終了いたしました。
ガス水道局の皆さん、御苦労さまでした。
それでは、説明員の入れかわりのため、若干休憩をいたします。再開は11時10分といたします。
1 休 憩 午前10時57分
(ガス水道局退席、産業振興部出席)
1 再 開 午前11時10分
○委員長(池田千賀子)
それでは、会議を再開します
これより産業振興部関係の議案を審査をします。
(1)議第2号 平成25年度
一般会計補正予算(第11号)のうち、歳出の所管部分
○委員長(池田千賀子)
議第2号平成25年度
一般会計補正予算(第11号)のうち、歳出の産業振興部所管部分を議題といたします。
それでは、説明を求めます。
産業振興部長。
○産業振興部長(本間 良孝)
おはようございます。
それでは、議第2号平成25年度
一般会計補正予算(第11号)のうち、産業振興部及び西山町事務所所管の議案について、担当課長から順次説明をさせていただきます。
なお、人件費については省略をさせていただきます。
それから、付託議案の審議が終わりました後に、1件の報告案件がございますので、よろしくお願いいたします。
○委員長(池田千賀子)
観光交流課長。
○観光交流課長(白川 信彦)
おはようございます。
それでは、観光交流課所管分について、御説明させていただきます。
補正予算書の42ページ、43ページをお開きください。
7款商工費、1項商工費、3目観光費、001地域活性化イベント支援事業180万円の減額は、かしわざき風の陣実行委員会への補助金を当初予算に計上いたしましたが、その後、中越沖地震復興基金事業の補助金として採択をされ、同事業を実施できたことから、市としては補助金を支出しなかったことによるものでございます。
次に、006コレクションビレッジ管理運営事業200万円の減額については、屋根及び外壁改修工事設計業務委託の入札差金が生じ、執行残が見込まれることから、減額いたしたいものでございます。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
○委員長(池田千賀子)
商業労政課長。
○商業労政課長(竹内 昇平)
おはようございます。
それでは、商業労政課分について、御説明をいたします。
予算書の38ページ、39ページをお開きください。
5款労働費、1項1目労働諸費貸付金でございますが、003融資預託事業7,890万円の減額は、説明欄に記載された各資金の本年度預託額が確定しましたので、実績に合わせ、減額するものでございます。主な減額の要因でございますが、平成21年度で受け付けを終了しました新潟県中越沖地震対策被災住宅特別資金の繰上償還などによる預託金の減額であります。
次に、42ページ、43ページをお開きください。
7款商工費、1項2目商工振興費、貸付金でございますが、001融資預託事業4億1,850万円の減額は、説明欄に記載された各資金の本年度預託額が確定しましたので、実績に合わせ、減額するものでございます。主な減額の要因としては、これまで経済不況対策として地域産業活性化資金の融資額を確保してまいりましたが、おおむね融資が一巡したことなどにより、当初見込んでいた融資額より減少したためであります。
説明は以上でございます。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○委員長(池田千賀子)
農林水産課長。
○農林水産課長(長谷川 昇)
おはようございます。
続きまして、農林水産課所管の補正予算について、御説明いたします。
補正予算書の40ページ、41ページをお開きください。
中段の6款農林水産業費、1項農業費、5目農地費になります。004農業農村整備県営事業負担金2,241万8,000円の減額は、4件の県営事業につきまして、年度末の事業精査による市負担金の補正となります。
01たん水防除事業負担金1,470万円の減額は、現在、下田尻地内で整備を進めております春日第2地区排水事業につきまして、今年度から市負担割合が18%から13%に引き下げられたこと、及び工事延長が短くなり、事業量減となったことから、負担金を減額したいものであります。
次に、07中山間地域総合整備事業負担金821万8,000円の減額は、別俣地区におきまして、今年度全体事業計画の見直し変更を行いまして、この手続に時間を要しまして、工事進捗がおくれたことによります事業費の減額であります。西山内郷地区につきましては、田沢藤掛用水路の整備延長減に伴いまして、市負担金を減額したいというものでございます。
その下、10一般農道整備事業負担金50万円の増額は、矢田2期地区として、現在、矢田から劔地内に向かいまして行っております農道整備の工事精査による市の負担金増となります。
続きまして、102国営土地改良関連事業全体で682万円の増額となります。最初の測量設計調査委託料210万円の増額は、平成26年度に予定しておりました市野新田ダム関連工事を円滑に実施するため、国の事業採択内示が今年度内にありまして、測量設計業務の前倒し措置を行いたいものでございます。次の県営かんがい排水事業負担金2,362万5,000円の減額は、主に山口頭首工及び藤井堰東江幹線用水路の整備につきまして、工事の調整協議が整わず、工事を見送ったための負担金減でございます。その下、国営土地改良関連団体営事業調査計画事業負担金450万円の減額は、県土地改良事業団体連合会が事業主体となって実施しております、加納地区及び曽地地区のかんがい用水調査設計を国が今年度特別事業として全額補助したことによりまして、市の負担金が全額不用になったことによるものです。県営ため池等整備事業負担金4,244万円の増額は、吉井地区上流部ため池からの用水路整備におきまして、古い危険な隧道を廃止し、新たな用水路を整備するという事業計画の変更が合意されたことによりまして、今年度から県が事業進捗を図るべく、工事料を大幅に増額したことによる負担金の増額となります。最下段の農山漁村活性化プロジェクト支援交付金事業補助金959万5,000円の減額は、柏崎土地改良区が行ってきました北条地区かんがい排水事業が今年度完了となり、最終精算変更に伴う国・県・市の補助金の減額となります。
次に、予算書の同じページの最下段となりますが、2項林業費、2目林業振興費、006森林基幹道整備事業負担金180万1,000円の減額ですが、森林基幹道八石山線は柏崎市と長岡市にまたがる武石トンネル付近の林道となります。林道整備は県が行っておりますが、林道用地の測量処理は市町村が行うこととなっており、現在、残っている長岡市側で用地測量を実施しております。今年度、この用地測量作業を完了させる予定でしたが、長岡市の作業が半分程度しか進まず、来年度で測量を完成させたいという申し出がありまして、用地測量委託費の負担金を減額措置したいというものでございます。
最後になりますが、補正予算書の42ページ、43ページをお開きください。
上段、3項水産業費、3目漁港管理費、001漁港維持管理事業200万円の減額は、6月補正予算におきまして、漁港海岸漂着物回収処理業務を県の全額補助で行える事業に追加で取り組むことができたため、当初予算で予定しておりました市単独による漂着物回収処理費が一部不用になったことによる減額措置であります。
以上で説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○委員長(池田千賀子)
農政課長。
○農政課長(栗原 晴彦)
おはようございます。
農政課所管分につきまして、続いて御説明を申し上げます。
40ページ、41ページにお戻りください。
農政課014−01農林水産業総合振興事業1,863万2,000円の減額は、有害鳥獣被害対策としまして、侵入防止柵の設置費について、当初、県単独事業で予定をしておりましたが、国費事業に採択され、柏崎市有害鳥獣被害対策協議会への直接交付となり、市会計を経由しなくなったことから、360万円を全額減額するものです。また、育苗施設、ワサビ用のパイプハウス、越後姫用鉄骨ハウスのそれぞれの設置費に入札差金が生じたことから、この3施設で1,806万8,000円を減額し、先ほどの有害鳥獣対策と合わせて2,166万8,000円を減額することとなりましたが、県単独事業の第4次要望がございまして、トラクター1台の整備費303万6,000円が追加採択となったため、これを差し引きすると、1,863万2,000円の減額になるものでございます。
次に、その下、020−01農業・食品産業強化対策整備事業590万円の減額は、JA柏崎が実施した播種能力増強工事費に入札差金が生じたため、減額するものでございます。
さらに、その下、024−01経営体育成交付金事業575万8,000円の減額は、地域の中心経営体が農業経営の発展・改善のために融資を受けて、機械・施設の整備を行う事業であり、当初計画では6件を予定をしておりましたが、平成24年度の国の補正予算が実施され、前倒しで2件が採択されたことになり、328万9,230円を減額することとなりました。残り4件につきましては、うち3件が事業要件に合致せず、不採択となったため、491万5,328円を減額することとなりました。さらには、採択になった残り1件につきましても、入札差金が発生し、186万6,442円の減額となり、先ほどと合わせまして、1,007万1,000円を減額することになりました。しかしながら、追加要望があり、2件431万3,000円が追加採択となったことから、減額分と差し引きいたしますと、575万8,000円の減額となったものでございます。
最後、その下でございます。029−01人・農地プラン推進事業3,710万円は、離農する農業者が地域の中心的経営体に、農地集積に協力し、農地を貸し出す場合に支払われる国の交付金であり、農地集積協力金が交付要件となっている人・農地プランの作成が昨年12月末に市内全域において完成したことから、農地集積に協力する農家が一挙に増加し、対象者が101人増加したために、増額となったものでございます。また、この交付金は全額国費となっております。
説明は以上でございます。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○委員長(池田千賀子)
西山町事務所長。
○西山町事務所長(田村 光一)
おはようございます。
西山町事務所地域振興課所管の補正予算について、御説明申し上げます。
補正予算書の42、43ページをお開きください。
7款商工費、1項3目観光費、202−01大崎温泉雪割草の湯管理運営事業修繕料59万9,000円は、温水ヒーター3台のうち1台の熱交換器の水漏れがひどくなり、熱交換器を交換する修繕費用を措置いたしたいものであります。
説明は以上でございます。よろしく御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○委員長(池田千賀子)
産業振興部長。
○産業振興部長(本間 良孝)
説明は以上でございます。よろしく御審議くださるようお願いいたします。
○委員長(池田千賀子)
それでは、説明が終わりましたので、質疑に入りたいと思います。
初めに、第5款労働費の質疑を行います。
(な し)
○委員長(池田千賀子)
次に、第6款農林水産業費の審議を行います。
与口委員。
○委員(与口 善之)
先ほど説明があった農地集積協力金。プランができて、ほぼ100%なのか、100%という話で、非常によく進んだという評価だと思うんですけども、離農者がこれだけ多かったというのは、集積したことはいいんでしょうけども、これだけ離農が進んだということはマイナスの評価もあるわけでしょうけども、当初、100%になったときに、このくらいの規模を予定していたのかどうなのか、その辺、お聞かせいただきたいと思います。
○委員長(池田千賀子)
農政課長。
○農政課長(栗原 晴彦)
人・農地プランの作成が今年度限りという時限的なものでございましたので、人・農地プランをするときには、これほどの数が一挙に出てくるというものは想定をしておりませんでした。ただ、人・農地プランの説明会を各集落ごとに回らせていただいている段階では、高齢化が進んで、いつのタイミングで自分ができなくなるかということを思っておられる農業者の方が非常に多くいらっしゃったことは確認はできましたが、このタイミングでこれほど多くの方々が一挙に離農の意向で、中心経営体に預けるという形のものは当初全く想像できませんでした。
○委員長(池田千賀子)
春川委員。
○委員(春川 敏浩)
農政課にちょっとお尋ねしますが、さっきのちょっと説明の014農林水産総合振興事業の中に、この1,863万2,000円のマイナスの中に、トラクター云々という話がございましたが、これが何か追加になったというようなお話なんですが、もう少しこれ、具体的にお話していただきたいのと、それから、経営体育成交付金事業の中に、これも追加があったというようなお話でしたが、もうちょっと詳しく説明をお願いしたいと思います。
○委員長(池田千賀子)
農政課長。
○農政課長(栗原 晴彦)
まず、農林水産業総合振興事業、俗に言う農林県単というものでございますが、経済的農林業生産体制整備事業ということで、第4次要望というものが昨年の12月にございまして、矢田営農組合がトラクター1台要望したものが春用機械として採択になったものでございます。この4次要望と申しますのは、一般的には、翌年の春作業用の機械設備に関して要望を受けるというのが時期的に一般的なものでございましたので、春用機械として採択になったものでございます。
024の経営体育成交付金事業につきましても、追加募集というものがございまして、それに伴いまして、調整機、色選をする米山農場様と、田植え機、精米プラントの徳永農園様、2つの経営体が追加要望の採択になったというものでございます。
○委員長(池田千賀子)
春川委員。
○委員(春川 敏浩)
ちょっともう1回お尋ねしたいんですが、それと、先ほど質問ありましたが、人・農地プランで、農地の集積協力金で3,710万円の計上をしてございましたが、この内訳書を後で出していただけますか。これは可能ですか。
○委員長(池田千賀子)
農政課長。
○農政課長(栗原 晴彦)
集積協力金は、面積によって金額が変わります。今回の場合ですと、50ヘクタール以下が30万、50から2ヘクタールが50万、2ヘクタールを超えると70万という内訳になっておりますが、個人情報にかかわるものがございますので、面積要件ごとに幾らが何件というものでございましたら、最終的なものはお出しできると思いますが、誰が誰にということは、今のところお出しできないという状態でございます。それでよろしいでしょうか。
○委員長(池田千賀子)
春川委員。
○委員(春川 敏浩)
それはあれですか、集落は入れることは可能ですか。誰というのはいいんですけどね。どこの集落でどうやってというのは出ます。
○委員長(池田千賀子)
農政課長。
○農政課長(栗原 晴彦)
集落という形になりますと、集落ごとのその地域の方だったら想像がつくという形になりますので、個人を特定できるという形になりますから、そこまではちょっとお出しできないと思います。
○委員長(池田千賀子)
春川委員。
○委員(春川 敏浩)
じゃあ、前者のもので結構です。
○委員長(池田千賀子)
それでは、個人情報にかかわらない資料であれば提出していただけるということですので、春川委員、それでよろしいですかね。
それじゃあ、そういう資料を、提出を後ほどお願いしたいと思います。
次に、第7款商工費について、質疑はありませんか。
春川委員。
○委員(春川 敏浩)
毎年、この融資預託事業についてなんですが、ことしもそれなりの実績もあったんじゃないかと思いますが、実際に銀行窓口でやられているわけなんですが、これも例年そうなんですが、償還の期間だとか金利だとか、それから延滞金があるかないかとか、こういったものが報告されていないんですが、中身について、ちょっとお尋ねしたいと思います。
○委員長(池田千賀子)
商業労政課長。
○商業労政課長(竹内 昇平)
償還の内容につきましては、これは銀行のほうでやっておりますので、実は、詳細は私どもとしては把握をしておりません。基本的に、活性化資金であれば、市が預託をするという形で、1対2の割合で今、預託をしておりますので、市が1、銀行が2ということですので、それを年4回に分けて預託をしているということでございますので、その償還の内容云々については、それは銀行のほうで処理をしているということで、詳細は承知はしておりません。
○委員長(池田千賀子)
春川委員。
○委員(春川 敏浩)
そうすると、1対2で全く預託しているだけなんですか、これは。
○委員長(池田千賀子)
商業労政課長。
○商業労政課長(竹内 昇平)
基本的には、市がその約3割を預託をして、少しでも金利を下げて借りやすいようにするというのが、これが協調融資の目的でございますので、あと、その資金の貸し付け後の管理については、銀行のほうが担当しているということで御理解願いたいと思います。
○委員長(池田千賀子)
それでは、荒城議員。
○議員(荒城 彦一)
すみません、今のその預託の件ですが、非常に金額が、減額が大きいですが、資金需要が一巡したという軽い説明がありましたが、その辺の根拠、そういうふうに一巡したと見られる根拠、それから、金額の減額が非常に大きいということを、もう少し詳しい分析をされているのなら、それをお聞きしたい。
それから、この減額幅が当初予算に対してどれぐらいの割合になっていて、そのことは当初の見込みの甘さなのか、それとも社会の情勢なのか、その辺はどう捉えていらっしゃるか、その辺をお聞きしたいと思います。
○委員長(池田千賀子)
商業労政課長。
○商業労政課長(竹内 昇平)
まず、全体の一巡したということでございますが、基本的に、平成20年のリーマンショック、このときにはかなりの需要がございました。例えば、平成20年度あたりですと、約44億の活性化資金の借り入れがございました。ちなみに、24年度は7億ということでございますので、相当このときに、20年度、21年度、相当借り入れをしたということがまず第一の要因でございます。
それから、全体でどのぐらいかということでございますが、商工費の預託については約30億ぐらいございますので、約1割弱が今回減額となったということでございます。これについては、ある程度、私どもも予想はしておりますが、資金需要というのは、ある程度、補正というよりは多目に見ておいて、すぐ対応できるようにしたいということでございますので、若干それは余裕を見て、予算計上をしているということで御理解願いたいと思います。
○委員長(池田千賀子)
荒城議員。
○議員(荒城 彦一)
もう1点の点、社会情勢との関係ですが、その辺はどうでしょう。
○委員長(池田千賀子)
商業労政課長。
○商業労政課長(竹内 昇平)
社会情勢につきましては、アベノミクスということで、全国的にはいいんですけども、県内は非常に、まだ地方のほうまでは来ていない。特に今、柏崎は御存じのように、原発停止も含めて、なかなか厳しい状況であるという部分も考えますと、そういう部分での、なかなか、今までの借り入れの負担がちょっと来ていて、なかなか次の借り入れまではまだちょっと踏み込めないのかなという感じがします。ただ、暮れあたりから、若干その辺の市内企業についても、ちょっと明るさが見えてきております。特に雇用については、福祉とか建設あたりが雇用がふえてきておりますので、若干、製造業についても、少しふえてきておりますので、ここで製造業がリーマンショック前に戻れば、雇用も例えば1に行くですとかということで、景況はかなり戻ってくるものと思っておりますので、26年度、新たな期待もしたいと、こう思っております。
○委員長(池田千賀子)
荒城議員。
○議員(荒城 彦一)
これについて、同じように融資をしている金融機関があるわけですが、市と金融機関とのその辺の内容分析、意見交換なんかは、どんなぐあいになされていますか。
○委員長(池田千賀子)
商業労政課長。
○商業労政課長(竹内 昇平)
基本的には、制度的には年に1回、金融機関に対して説明会をさせていただきますし、あと、商工会議所に金融部会、それぞれ各金融の支店長さん方が集まる部会がございますので、そこでは、私どもと部長を含めて意見交換させておりますし、また、一番身近な信用金庫さんとも、最近、連携をしていこうということで、2月の上旬に意見交換、それから、会議所と三者一体となって、そういう支援をしていこうというスキームを今、つくろうということで、協議もしているところでございます。
○委員長(池田千賀子)
それでは、11款災害復旧費は財源更正ですが、質疑はありますか。
(な し)
○委員長(池田千賀子)
それでは、全体を通して、もう1回戻っていただいて結構ですが。
与口委員。
○委員(与口 善之)
ちょっと聞きそびれてしまったのが1点ありまして、6款の林業振興費の八石山線の用地測量負担金というところの説明で、長岡市側というふうな御説明だったと思うんですが、柏崎市側は柏崎が負担して、長岡市側は長岡が負担するのかなというふうに私なんかは思ってしまうんですが、その辺の負担の比率というか、そういったのはどうなっているんですか。
○委員長(池田千賀子)
農林水産課長。
○農林水産課長(長谷川 昇)
八石山線はちょうど長岡市と柏崎市を行ったり来たりする林道になります。全体延長としまして9.5キロございます。その中で、柏崎市と長岡市で林道延長割合と受益森林割合から協定を結んでおりまして、柏崎市が39%、長岡市が61%という割合で、この用地測量の委託を負担し合うということで協定を結んでおりまして、その協定に基づきまして、長岡市がやっているのに対して、柏崎市として39%の負担をしているという状況でございます。
○副委員長(笠原 晴彦)
委員長。
○委員(池田千賀子)
それでは、私も1つ。39ページ、商業労政課の融資預託事業について、確認しておきたいと思うんですが、市がU・Iターンの住宅資金助成金という制度を設けられて、本年度が2年目で、もうここに来て3月になりますから、この2年間が終わるという時期に来ているかと思います。それぞれさっきの荒城議員の質問に対する御答弁にもあったように、預託金額については、ある程度、潤沢に預託をして、この年度末にほぼ確定が見込まれるところで減額をするというのは例年のことかなというふうに思っておりますが、このU・Iターンの住宅資金の助成金については、24年度、創設されたときには非常に、たしかゼロ件ということで、本年度は少し内容を緩和してといいますか、利用しやすいような形にリニューアルしてやられたというふうに承知をしておりますので、そういったことでの今年度の実績が、これ減額されている予算ですけれども、実績としてはどうだったのかということについて、お聞かせいただけますか。
○副委員長(笠原 晴彦)
商業労政課長。
○商業労政課長(竹内 昇平)
利子補給の部分については、まだちょっと減額は、ここには補正は実は載っておらないんですけども、現状といたしましては、対象資金を市の資金から一般の民間のプロパー資金まで広げたということで、今現在、10件の交付決定がございます。この要因については、資金を広げたということと、やはり前年度、かなり委員の皆さんから御指摘があった周知が足らないんじゃないかということで、銀行を含め、あと業者さんですね、工務店ですとか、そういう方たちにも積極的に説明会やら情報提供をさせていただいたことで、ある程度、周知もされつつあるということで、今現在、10件の交付決定がございます。
○副委員長(笠原 晴彦)
委員長。
○委員(池田千賀子)
すみません、私、この勤労者住宅資金貸付金の中に、この中に含まれているんだというふうに勘違いしていたんですけども、この中に含まれていないということになると、どんなふうな形で、予算的には今後計上されてくるんですか。
○副委員長(笠原 晴彦)
商業労政課長。
○商業労政課長(竹内 昇平)
この預託事業の中に、利子補給金という利子補給の項目がございますので、そこで計上、利子補給についてはそういうところで――利子補給じゃない、助成金という形でですね、すみません。上がってきていますので、この預託事業の中ではないということで、委託事業の中の1つなんですけども、別項目で上がってきているということです。003−006という項目がございまして、そこに制度融資助成金という項目がございますので、その中にU・Iターンの助成金も、その中に含まれているということでございますので、今回の補正には、入っていないということでございます。
○副委員長(笠原 晴彦)
委員長。
○委員(池田千賀子)
U・Iターンのこの住宅資金助成というのは、要は柏崎の人口増といいますか、戻ってこられたり、柏崎を選んで住んでいただいたりという方に対して、メリットを感じていただけるようにするというのが大きな目的だと思うんですけれども、資金を利用する方の大まかな傾向っていいますか、例えばUターンが多いのかとか、Iターンが多いのかとか、どんなケースでこれを利用される方が多いのかという、傾向的なものですね、それを教えていただけますか。
○副委員長(笠原 晴彦)
商業労政課長。
○商業労政課長(竹内 昇平)
今回の10件の傾向から言いますと、Iターンが7、Uターンが3という結果で、意外とIターンが多い。それも、やっぱり職業的な部分も多いという結果が出ております。
○委員長(池田千賀子)
わかりました。
ほかに。
農政課長。
○農政課長(栗原 晴彦)
先ほどの報告の件数でございますが、3月14日以降にならないと最終決定はいたしませんが、予定件数は今の時点でわかりますけれども、今お知らせしてよろしいでしょうか。
○委員長(池田千賀子)
そうしましたら、じゃあ確定後に資料で、紙でよろしいですか。御報告いただくということで。
○農政課長(栗原 晴彦)
はい。
○委員長(池田千賀子)
じゃあ、全般を通しての質疑、よろしいでしょうか。
(な し)
○委員長(池田千賀子)
それでは、議員間討議に入ります。
(な し)
○委員長(池田千賀子)
議員間討議を終わります。
質疑を終結します。
(5)議第22号 露店管理条例の一部を改正する条例
○委員長(池田千賀子)
次に、議第22号露店管理条例の一部を改正する条例を議題とします。
説明を求めます。
観光交流課長。
○観光交流課長(白川 信彦)
本案は、露店管理条例の一部を改正する条例の制定についてであります。
これは、えんま市の露店出店料について、消費税の値上げに加え、えんま市開催に係る経費の増加及び県内類似露店市の出店料との比較実態を踏まえて、露店商が支払う出店料を改正し、引き上げるものでございます。具体的には、別表において、1日、間口2メートルあたりの出店料の金額を、500円から1,000円に改正したいものでございます。
以上でございます。何とぞよろしく御審議をお願いいたします。
○委員長(池田千賀子)
それでは、質疑に入ります。
春川委員。
○委員(春川 敏浩)
今、課長から説明があって、よそとの比較というようなお話がございましたが、消費税が上がることによって、これは50%、倍になるわけなんですけどね、この辺の与える影響、例えば露店商が来て、いきなり上がるわけなんだよね。その辺の周知といいますか、どういうふうにやっているか。
それからまた、よそでもこういった露店商の市がかなりあると思うんですが、わかる実態があったらですね、ちょっとおっしゃっていただきたい。特に、柏崎のえんま市の後は、柿崎なんで、そこら辺のまた比較もあると思うんで、よろしくお願いします。
○委員長(池田千賀子)
観光交流課長。
○観光交流課長(白川 信彦)
まず、金額が倍になるという、実は、前回は平成19年に300円から500円という形での改正をさせていただいております。露店商への周知については、県内の村上大祭であったり、秋葉区の新津春祭りであったり、そういった類似の部分を見ながら、実は露店商の代表の方には、この考えを事前に協議はさせていただいておりますので、混乱というふうにはならないと判断しております。
○委員長(池田千賀子)
春川委員。
○委員(春川 敏浩)
それで、今ちょっと、質問の中で言ったような回答がないんですけど、いわゆるよそとの比較はどんな状況ですか。
○委員長(池田千賀子)
観光交流課長。
○観光交流課長(白川 信彦)
村上市の村上大祭については、2メートル以下で1,000円、それから新津春祭りについても、1.8メートル以下ということで、同じく1,000円という形になっておりますので、あわせていただければと。
○委員長(池田千賀子)
よろしいですか。
議員間討議に入ります。
(な し)
○委員長(池田千賀子)
議員間討議を終わります。
質疑を終わります。
(6)議第23号
ワークプラザ柏崎設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例
○委員長(池田千賀子)
次に、議第23号
ワークプラザ柏崎設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例を議題とします。
説明を求めます。
商業労政課長。
○商業労政課長(竹内 昇平)
それでは、議第23号について、御説明申し上げます。
この議案は、
ワークプラザ柏崎設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。これは、これまで利用料金の表示が外税表示であったものを総額表示に変更し、あわせて文言の整理を行うものであります。主な改正といたしましては、第10条において総額表示の規定を削除し、別表において利用料金の金額を改正いたします。
文言につきましては、「使用」という文言を「利用」という文言に統一をいたします。
説明は以上であります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○委員長(池田千賀子)
質疑に入ります。
副委員長。
○委員(笠原 晴彦)
この改正後が、これ今5%で示してありますね。これまた8%になったら改定しなきゃならなくなると思いますが、いかがでしょうか。
○委員長(池田千賀子)
商業労政課長。
○商業労政課長(竹内 昇平)
利用料金につきましては、ある程度の幅を持たせてあります、条例上は。それで、3%プラス、8%になっても、その上限を超えないということで、今回はそこまでは改正は必要ないということであります。
○委員長(池田千賀子)
よろしいですかね。
それでは、議員間討議に入ります。
(な し)
○委員長(池田千賀子)
議員間討議を終わります。
質疑を終わります。
(7)議第24号
高齢者活動促進施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例
○委員長(池田千賀子)
次に、議第24号
高齢者活動促進施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例を議題とします。
説明を求めます。
高柳町事務所長。
○高柳町事務所長(中村 郁夫)
議第24号
高齢者活動促進施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、御説明を申し上げます。
まず、この施設の概要でございますが、旧高柳町が平成9年3月に、山村振興等農林漁業特別対策事業で、高柳町岡田地区に建設したもので、地域住民にはひょうたん会館の名称で親しまれ、高齢者活動促進施設として高齢者の方々が主にひょうたんの製作、加工の場として活用している施設でございます。
それでは、条例改正の内容でございますが、これは消費税率の引き上げに伴う使用料の改正を行いたいことと、建物の所在地の誤表記を修正したいものであります。具体的には、第2条の表において位置の番地を修正し、別表において使用料等の金額を改正したいものであります。
以上でございます。何とぞよろしく御審議をお願い申し上げます。
○委員長(池田千賀子)
それでは、質疑に入ります。
(な し)
○委員長(池田千賀子)
議員間討議に入ります。
(な し)
○委員長(池田千賀子)
議員間討議を終わります。
質疑を終結します。
(8)議第25号
石地フィッシングセンター設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例
(15)議第32号 公の施設の指定管理者の指定機関の変更について(
石地フィッシングセンター)
○委員長(池田千賀子)
次に、議第25号
石地フィッシングセンター設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例と議第32号公の施設の指定管理者の指定機関の変更について(
石地フィッシングセンター)、関連がありますので、この2件を一括議題といたします。
説明を求めます。
西山町事務所長。
○西山町事務所長(田村 光一)
石地フィッシングセンター設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、御説明申し上げます。
今年度、実施いたしました本施設の耐久度調査の結果、施設の老朽化により、今後の安全な施設利用に問題があることが判明したため、現在、12月1日から3月14日までの冬期休業中である本施設の利用について、3月15日以降も、当分の間、休止したいことから、所要の改正をいたしたものであります。具体的には、附則に利用の休止の規定を追加いたしております。
続きまして、公の施設の指定管理者の指定機関の変更について(
石地フィッシングセンター)の御説明を申し上げます。
石地フィッシングセンターの利用を、当分の間、休止いたしたいことについて、本施設の指定管理者である公益財団法人かしわざき振興財団と協議いたしましたところ、同法人から休止を理由に指定の取り消しを求める申し出があったことを受け、本施設の指定管理者の指定期間を、現在の3年間から2年間に変更いたしたいものであります。
説明は以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○委員長(池田千賀子)
それでは、質疑に入ります。
与口委員。
○委員(与口 善之)
前回の議会でも説明があったと思いますが、その後の管理、安全上の管理に、特化されると思うんですが、その辺どのようにお考えになっておられるか、まずお聞きしたいと思います。
○委員長(池田千賀子)
西山町事務所長。
○西山町事務所長(田村 光一)
まず、新年度予算の予算対応になるんですけども、入り口に冬期閉鎖ということで入れないようにしてはあるんですが、それ以上に、両サイドの部分から渡って入れるような状態に、地形的になっているもんですから、あるいは下から上がってこれるような状況になっているもんで、両サイド、あるいは下から上がってこれないような、入れないような柵的なものを設置をするという予定になっております。
また、海岸部につきましては、柱に海沿いから3カ所、3方面というんでしょうか、90の1メートル80ぐらいの大きな鉄製の看板を支柱に巻きつけて、「危険立入禁止」というような内容のものを表記させていただいて、安全対策をとりたいなと思っております。
26年度からは、施設の管理については、市のほうで直接管理をしてまいるという予定でございます。
○委員長(池田千賀子)
与口委員。
○委員(与口 善之)
今ほど、26年度からは市の管理にするということで、今回の条例改正に載っていないんですが、元の条例は指定管理で管理しますよというふうになっているのを、じゃあ3月31日までに、そのまた条例改正を行うということでよろしいんでしょうか。
○委員長(池田千賀子)
西山町事務所長。
○西山町事務所長(田村 光一)
条例上は指定管理施設になっておりますので、指定管理者のほうから、指定管理を辞退したいというような申し出でございますので、施設そのものは指定管理施設なんですけども、建物自体は市の持ち物でございますので、指定管理施設として委託を受けていた間も、市の施設ということで、高額な修繕等については市のほうで管理、指定管理者との協議をしながら維持管理をしてきたということでございますので、指定管理施設ということで、そのまま26年度以降もそういう施設で考えているところでございます。
○委員長(池田千賀子)
産業振興部長。
○産業振興部長(本間 良孝)
いわゆる3月15日から当分の間、休止をすると。したがって、今申し上げた指定管理の期間は、いわゆる25年度で終わりますので、いわゆるこの当分の間について、いわゆる運営はできませんので、管理、いわゆる館の管理、これについては市のほうで、当分の間は行うという趣旨でございます。
○委員長(池田千賀子)
与口委員。
○委員(与口 善之)
ありがとうございます。趣旨はわかるんですが、センターの施設、設備等の維持管理に関する業務も指定管理者が行うことという、条例上はそうなっていて、ほかのものが何か、例えば博物館ですとかの指定管理が変わったら、市がしますよというふうに変えていますよね。その辺との整合性というか、その辺は、休止しているからそのままでいいというのか、休止しているかしていないかにかかわらず、条例で維持管理はどこどこが行いますよというふうに、決めぶりになっているんで、その辺は変えずにやっていける――やっちゃいけないとは言わないんでしょうけども、市のものであることに間違いないんでしょうが、条例上はそうは読めないというふうな感じもするんで、その辺を整理する予定はないんでしょうかね。一応、確認させていただきます。
○委員長(池田千賀子)
西山町事務所長。
○西山町事務所長(田村 光一)
そういう話もあるのかなとは思ってはいたんですけども、今回のケースにつきましては、指定管理の施設の条件として、運営と施設の管理と両方を指定管理者からしてもらうんですよという条件で公募をして、受けてもらったわけでございます。その施設の運営という部分が、施設を吸収するということ、まずそれができないということになると、施設の管理は確かに残るかもしれないけども、そもそもの条件が2つそろって、指定管理者として施設の管理をしているんだという条件が変わってきたもんですから、そこは指定管理者のほうで申し入れがあって、運営のほうができなければ、指定管理者としては辞退させていただきたいという申し出があったということで、施設そのものは、先ほど申し上げましたけども、指定管理施設には変わりないわけで、当分の間の休止期間については、そもそもが市の施設、建物でありますので、市の管理でもって施設の安全管理をしていくという形で進めていきたいということでございます。
○副委員長(笠原 晴彦)
委員長。
○委員(池田千賀子)
予算上の措置なんですが、これ利用料金制でしたかね。それとも管理代行料を払っているんでしたか、ちょっと確認してこなかったんですが、1カ年、期間が縮まったということでの措置は、当初予算に計上しないというような扱いでするのかどうなのか、ちょっとその辺を確認したいんですが。
○副委員長(笠原 晴彦)
西山町事務所長。
○西山町事務所長(田村 光一)
当初予算のほうでは、指定管理代行料ということで払ってきたものを、市の直接の管理ということで、経費を支出ができるように、予算の組みかえをした状態で、新年度予算の要求はしております。
○委員長(池田千賀子)
矢部委員。
○委員(矢部 忠夫)
さっき、与口委員の質問についてなんだけども、答弁がよく理解できなかったんですが、いわゆる指定管理者を、例えば西山町事務所に変えるというようなことをなぜしなかったのかという質問だったと私は理解したんですが、それに対する答弁が、必ずしも明確じゃなかったように思うんですが、私の捉え方がおかしければ訂正していただいても結構ですが、もう一度聞かせてください。
○委員長(池田千賀子)
西山町事務所長。
○西山町事務所長(田村 光一)
フィッシングセンターを当分の間休止ということは、施設安全上、使っていただくのに無理があるというか、そういう状態になっていないということで、施設そのものは残してあるわけでございます。それを直すのか、あるいは今後どういうふうな判断をするのかということで、結論も出ていないということで、当然、じゃあ直すということであれば、指定管理者のほうの管理運営ができないというのは、解除されて運営をしてもらうということになるわけでありますので、そこのまだ判断が出ていないということなので、指定管理施設から直営施設に変えるという条例改正はしていないということでございます。
○委員長(池田千賀子)
それでは、議員間討議に入ります。
(な し)
○委員長(池田千賀子)
議員間討議を終わります。
質疑を終わります。
(9)議第26号 農業委員会の委員選挙区設置等に関する条例の一部を改正する条例
○委員長(池田千賀子)
次に、議第26号農業委員会の委員選挙区設置等に関する条例の一部を改正する条例を議題とします。
説明を求めます。
農業委員会事務局長。
○
農業委員会事務局長(石塚 道宏)
それでは、議第26号農業委員会の委員選挙区設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、御説明申し上げます。
本条例につきましては、地方分権一括法の施行により、農業委員会等に関する条例が改正されたことにより、改正したいとするものでございます。現行では、農業委員会の委員選挙区の範囲としまして、2つ以上の事務局を設ける場合は、農業委員会等に関する法律及び同法施行令により、その分けて設けられる全ての選挙区につき、その区域内の農地面積が500ヘクタール以上となるか、または農業者数が600人以上となるようにしなければならないこととなっておりましたが、改正により、農家数または農地面積を考慮する、特に面積、人数等を定めないということに変更されたことに伴い、条文の整理を行う必要があることから、所要の改正を行いたいものであります。
具体的には、第1条で引用する施行令第5条の規定を削除するというものでございますが、現在の状態で変更が生ずるものではございません。
説明は以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○委員長(池田千賀子)
説明が終わりましたので、質疑に入ります。
(な し)
○委員長(池田千賀子)
議員間討議に入ります。
(な し)
○委員長(池田千賀子)
議員間討議を終わります。
質疑を終わります。
それでは、ここで一旦休憩にしたいというふうに思いますけれども、午後からは報告事項のみとなりますので、関係ある職員の皆さんのみ、出席をお願いをしたいと思います。
それでは、再開は1時といたします。
御苦労さまでした。
1 休 憩 午後 0時05分
1 再 開 午後 1時00分
〇産業振興部の報告
(1)「風の
丘米山活用化計画策定委託」提案内容の概要報告について
○委員長(池田千賀子)
それでは、会議を再開いたします。
産業振興部から報告がありますので、説明を求めたいと思います。
「風の
丘米山活用化計画策定委託」提案内容の概要報告についてを、報告をお願いします。
農政課長。
○農政課長(栗原 晴彦)
それでは、「風の
丘米山活用化計画策定委託」の調査結果がまとまりましたので、その調査結果の概要を御報告させていただきます。
この御報告は、昨年のこの今の委員会におきまして、調査結果がまとまったときに報告することをお約束させていただいたものですので、報告させていただくものでございます。
皆様のところに、それぞれの活性化計画の冊子をお配りをさせていただきましたので、私のほうからは、その概要について御説明をさせていただきます。この報告書は、現状調査、問題点の洗い出しの部分と、活性化に向けた具体的な提案の2つに大きく分かれております。報告書の7ページから18ページまでに関しましては、現状調査、問題点を列記してございます。
概要を申し上げます。1つ目は、商品力の整った施設が周辺に多数存在し、お客様に選ばれるのはなかなか厳しい状況にあるというものでございます。しかし、柏崎市と境を接する隣接の周辺市町村を地元商圏というふうに考えると、67万人、県全体の29%があって、必ずしも全く可能性がないわけではないというものでございます。
2つ目としまして、公衆トイレ、休憩所の老朽化と、物販、食事場所の存在感のなさがありまして、「道の駅」という名前の割には機能が大きく欠落をしていて、不評のもとになっているというものでございます。
3つ目、米山山荘は築38年を経過しまして、老朽化が著しい状況にございます。旅館としましても、個別の部屋にはトイレ、洗面所、ベッドがないというような状況から、現代のニーズとかけ離れているということと、地下タンクの全面改修など、法的に基づく改善策が多く必要になってございます。
また、耐震診断によりまして、補強工事が必要だという耐震診断結果が出ておりまして、耐震診断の概算では、約3,200万程度が最低限、工事費としてかかるというものが見込まれております。
コレクションビレッジとこどもの時代館につきまして、展示品には集客価値はあるというふうに位置づけられております。ただ、展示品のレイアウトやポップに問題があって、その内容の魅力が伝わらないというものが指摘されております。こどもの時代館は経年劣化が進行しておりますし、コレクションビレッジも塩害被害が増大をしているという現状でございます。
道の駅全体を、そして米山山荘を初めとするこどもの時代館、コレクション館3館、合わせて5館を統括をしました段階で、道の駅風の丘という全体の解釈の中で、連携した動きがなかなかできていない。それぞれのものがそれぞれの動きをしているということで、効果的な営業、告知、宣伝活動等ができていないために、集客力に問題があるというものがこの7ページから18ページまでの間で、現状分析と問題点が指摘されているというものでございます。
次に、20ページになります。20ページでは活性化のポイントを大きく3点、提案をいただいています。1つが、人が集まる魅力づくりとしての商品力の強化。2つ目が、新たな魅力を伝える発信力強化。3つ目が、実行力を高める組織・営業力強化というもの、この3つを提案していただいております。
22ページから42ページにかけて、この具体的な内容が提案をされております。
まず1つ目の、商品力強化について、22ページから33ページまでに提案をされております。
1つ目として、道の駅の基本機能向上事業ということで、道の駅の駅舎の建設。特に道の駅として必要不可欠な、トイレ、休憩所、物産特売所にあわせてレストランを併設し、ペット同伴可能なスペースを確保したらどうかという提案がなされております。
2つ目としまして、コレクションビレッジ魅力の見える化事業ということで、先ほどの指摘がございましたように、音声ガイダンスの導入、あるいは映像による収蔵品の特徴の紹介といったものが必要ではないかという提案をされております。それぞれ24ページから、イラスト等で描かれているものがそれに当たるものでございます。
3つ目としまして、米山山荘運営力強化事業ということで、研修棟を有効活用した合宿研修に特化した営業活動が必要ではないかという提案でございます。これが28、29ページに掲載されている提案でございます。多目的広場の整備というものも1つ挙げられているということでございます。
大きな4つ目といたしまして、米山アートパーク構想とドッグランというものが提案されております。これが30ページにございます。直島アートサイトということで、瀬戸内海にあるアートということが、今、人を呼べるのではないかということから、アートに関しての提案がある、見るアート、遊べるアート、休めるアートということで、アートパークという構想をしております。それと同時に、32ページに見られますように、ファミリー、子供、年配者に対応できるように、自由に愛犬と遊べる空間を提供したらどうかと。ここの道の駅米山の東側のほう、こどもの時代館の東側のほうにまだ用地がございます。芝生広場という空き地もあるということから、こういうところを利用して、今、愛犬家という人たちが非常に多く存在をしている。この犬が一緒に、愛犬と一緒に遊べるスペースというものを提供したらどうかという提案でございます。
それから、36ページ、37ページにございますように、フリーマーケットやぼんぼりナイト、あるいはクリスマスのようなときの照明を使ったイベント開催ということで、野外イベント会場として、コレクション3館及びその駐車場からの斜面を使ったものも、離れているとはいえ、イベント的なものを開催して、集客ができるのではないかという提案もなされております。
39ページには、発信力の強化についてということで、先ほど申しましたように、組織として、一つ一つのものではなく、コレクション館の3館、こども時代館、米山山荘、全体が一つになって、営業力を強化し、各施設が協働したイベントの取り組みや、企画・営業などを運営して、その情報提供の組織が必要ではないかという提案をしていただいているというところでございます。
一番最後に、43ページには、活動スケジュールの全体像でございます。42ページには、活性化計画の全体像ということで、魅力を最大化し集客力を向上させる。それから、43ページ、活動スケジュール全体像ということで、5つの項目に分けました計画がなされております。これはあくまでもこのとおり行うということではございませんが、コンサルタントに委託をさせていただいた報告書の内容としては、このような提案がなされているというものでございます。
以上でございます。
○委員長(池田千賀子)
説明していただきましたので、これから質疑、意見に入りたいと思います。
春川委員。
○委員(春川 敏浩)
ありがとうございました。道の駅につきましては、何回も一般質問をさせてもらいましたし、米山山荘についても、実はこの間、農協の集落座談会がありまして、この問題について少しだけ触れておったんですが、農協は28年に米山山荘を撤退すると、こういう具体的なことも聞いております。
それで、この利用を、ここに今、いろいろいただきましたが、非常にすばらしくまとめてあるんですが、当市として、これをもとにどういうふうに、今後、活用していくか。そしてまた、目的もいろいろあったと思うんですけど、これによって、またどういうふうに考えていくか。まずそれをお聞かせいただけますでしょうか。
○委員長(池田千賀子)
農政課長。
○農政課長(栗原 晴彦)
まず、新年度予算。これは第1回目の調査をさせていただきました。新年度予算におきましては、この調査結果を踏まえまして、今後のさらなる活性化策、道の駅風の丘米山の全体の活性化策につきまして、さらなる詳細検討をするための委託料を計上させていただいてございます。
26年度にこの委託を利用しまして、具体的な計画を進めてまいりたいと思っておりますし、1つにはこどもの時代館、それから米山山荘は自然休養村事業として、昭和51年、53年当時に建設をされたものでございました。当時、上米山農協からの要望をいただきまして、補助事業で建設をさせていただいたものでございますが、それらの関係がございまして、この部分は農政課が担当しております。
ただ、築38年を経過をいたしました関係から、新しい風の丘活性化計画を具体的にするときに、この自然休養村事業にとらわれることなく、補助事業にとらわれることなく、新しい活性化計画をつくり上げていきたいというふうに考えております。
○委員長(池田千賀子)
春川委員。
○委員(春川 敏浩)
それで、道の駅と、それから今のここにコレクションビレッジ、それから山荘といいますか、部分があるんですけどね、それぞれ分離して考えて、最終的には一緒なんですけども、まずは道の駅の関係なんですが、ここにも機能をなしていないと。例えば、トイレもそうですし、それからせっかく立地、それから商業地を考えた場合には、まだ掘り起こしをできるというふうなことを頂戴しているんですが、道の駅については、毎回毎回そうなんですが、お客さんがあそこへ行ってもどうなんだということで、いろいろクレームも来るわけなんですけど、当市として、まずどこから手をつけていくか。
トイレであれば、総体的なことを考えても、やれることはあると思うんですよ。例えば掃除をするとか、ここにはきれいだなんて書いてあるけども、私は決してきれいでないと思うんですよ。ですから、そういうことで、どこから手をつけていくか。
それから、いろいろそのプランをこれからやるにしても、経費もかかるわけですよね。そこら辺で、どういうふうに進めていくかですよね。もう一度ちょっとお願いします。
○委員長(池田千賀子)
産業振興部長。
○産業振興部長(本間 良孝)
いろいろ御懸念をいただいております。これまでもさまざまな手は打ってきましたけれども、やっぱり結果的に、それぞれの主体がみな異なっているというのが、言葉では連携というくくりでは言えるんですが、なかなかここが難しいところであったんだろうと。
今現在、国道8号線、いわゆる上越方面に向かっていきますと、山手側は公共、右手、海側は民間の大きな施設がありますので、本来であれば、ここが一体的に、いわゆる運営をされていく、あるいは連携をしていくとか、この先は望ましいんだろうと。そして今、私どもが公共でやっております、具体的に言うと山荘ですとか時代館、こちらもかなり経年劣化、それから営業成績もやはり赤字ということであるならば、この機能は、行政がこの先も続けていっていいかどうかというのは、やっぱり区切りをつけてもいいんじゃないかと。
そうしたときに、当然あれだけの、何といいますか、景観地でございますので、できれば民間の活力で、何がしかの土地利用といいますか、集客性が高められる機能が、私どもとしては望ましいんだろうと。ただ、それだけでは恐らくなかなか企業さんも、大きな投資になりますので、その中で主として、ある意味、何というんですかね、集客性、そんなに費用をかけなくても、集客性の高められる何か機能がないかというあたりを、少し堀り下げて検討を、次年度ですね、やっていきたいなというふうに思っております。
○委員長(池田千賀子)
与口委員。
○委員(与口 善之)
説明ありがとうございました。非常に絵はすばらしい。これが全部できればいいけども、よそにも競争相手はいっぱいあると。これだけのものをしても勝てるかどうかというのは本当にわからないところが、今の時代背景というかだと思うんですよね。
あんまりにもきれいというか、うまくいくような絵柄が描かれ過ぎていて、実感できないのがまず最初に来ましてね。本当にできるんだろうかというのと、提案の中で、22ページでしょうか、現在の施設を存分に生かしたというふうな表現とか、道の駅の営業アドバンテージを生かしてとかいうふうな提案がなされているわけですけども、本当にわかっているのかなというのが正直な感想ですし、これから詳細な検討に入るということですけども、これが本当に丸々ベースになっていくものなのかというふうなことがまず1点。これを本当に丸々生かしていくつもりなのかという、もともとの根っこですかね、が1点と、それから、ドッグランとかいろんな新しいものもありますけども、それこそ最近のトレンドで言うと、高齢者がキャンピングカーに乗って旅をして、キャンピングカーで丸ごととめて、そこで近くの温泉施設だとか、レストランとかで外食をしてというふうなのが非常に多いとかいうふうな話も聞くけども、そういったのは1つも配慮というか、検討をされたのかどうかわかりませんが、ないというふうなことで、その辺は今後どうなっていくのかなというふうなことも、あわせてお聞きしたいと思います。
○委員長(池田千賀子)
農政課長。
○農政課長(栗原 晴彦)
まず、道の駅といたしまして、最低限に必要な24時間休憩施設、公衆トイレというものが必要でございますが、この報告書をつくっていただくに当たりまして、私どもで委託したもので、これは私のほうが委託するものでございますが、これとあわせまして、米山山荘のJAのほうでは、リョケンという会社に経営診断、米山山荘の経営診断というものを独自に委託をしてございます。
この報告書の中にも、リョケンというものが米山山荘を運営するに当たっての報告書の内容が、あわせて列記をされているというものでございますが、この報告書の2つのコンサルタント会社の報告を見ますと、道の駅風の丘米山というものを全体に考えたときに、非常に多額な収益が出て、黒字になるという大きな利益を生むような施設にすることは非常に難しいけれども、現状の施設を利用しながら、集客力を上げるような努力をすれば、少なくても今の毎年出ている千何百万というような米山山荘の赤字を初め、ほかのところも経営的にかなり苦労をしているわけですが、そういうものはなく、採算ベースに合う運営は、必ず経営はやっていけるという報告が、2つのコンサルタント会社から出ているということでして、イメージ的に、ここに書いてございますが、こういうような、新しい駅舎というような正面を変えたり、ほかのことを全てやったからといって、このコンサルタント会社も、物すごくもうかりますよという表現は一切ございませんでした。ただ、赤字になるようなことはないんだという形のものが1つでございました。ただ、それには、経営の内容を大きく変える必要があるということと、現状の施設をこのまま使うということは無理があるので、ある程度の投資によって施設整備が必要なんだということは、報告では伺っております。
そして同時に、今、キャンピングカーのお話もございました。この報告の中に詳細は書いてございませんが、報告の中には、国民休養地のキャンプ場とは競合しないという形で、国民休養地では普通のごく一般的なキャンプ。ここの場所では、今お話のキャンピングカーを使って日本中を周っておられる方も多くいるということで、それを対応するには、1台とめていただくところに、水道と電源のコンセントがあればそれで十分対応ができるんだということで、これらのキャンピングカーに対応した施設、10台になるか15台になるかわかりませんが、そういうものを安価で設備することができるので、そういうものにも対応すべきだということは、報告の中で一緒にいただいております。
○委員長(池田千賀子)
与口委員。
○委員(与口 善之)
ありがとうございました。
あと、ちょっとちいちゃいことになるんですけども、そういったいろんなイベントを引っ張ってきたり、マルシェだとか書いてありますけども、それとか、ゲートボールだとか何かをやる多目的広場ですよと。今ある、ほかの柏崎のそういった施設、ここでやることになるかもしれないけど、潮風公園でやらなくなるとか、どこどこでやらなくなるとか、そういった自分の域内で、市内でやったりとったりというふうな危惧というのはないんでしょうか。
○委員長(池田千賀子)
農政課長。
○農政課長(栗原 晴彦)
例えばゲートボール等々のことに関しましては、当然そういうことも出ると思いますが、1つの提案の場所は、市街地から離れているというところを逆手にとって、29ページ等に出ておりますように、大きな音を出して近隣の方に迷惑がかかるというような、例えば吹奏楽等の合宿等に活用する、あるいは、会社の研修等で、研修場所として利用できれば、かえって近くに、夜、遊びに行くようなところがない。言い方は悪いですが、隔離されたようなところで、新人研修みたいな形をとれるという形も一つの方策ではないかというような意味での提案をいただいているということでございます。
○委員長(池田千賀子)
与口委員。
○委員(与口 善之)
あともう1点、この施設は、現状あの地域では、災害時の避難場所になっているかと思うんですけども、そういった施設の意味合いというものも配慮される方向は、きちっと今、確保されているんでしょうか。
○委員長(池田千賀子)
産業振興部長。
○産業振興部長(本間 良孝)
今、商業施設はございますので、高台でもありますから、避難機能ということになろうかと思います。仮に今、山荘なりが、仮に不要ということになれば、避難所という形ではなくなりますけれども、その場合には、また何か変わるべく、例えばテントなりとか、あるいは、向かいにあります、今度はフィッシャーマンズケープさんとのまた連携といいますか、御相談等々もあると思いますので、少なくとも避難でき得る形は、何らかの形でやっぱり準備はしておく必要があるというふうに思います。
○委員長(池田千賀子)
矢部委員。
○委員(矢部 忠夫)
1つはですね、この報告書の中にある米山山荘独自にやったその調査計画は、米山山荘簡易経営診断書というのが公開されているのかどうか、あるいは、それ自身は私たちがもらえるかどうかというようなことが1つあります。
総体的なことを言えば、委員会が別だったせいもありまして、なぜここに至ったのかという経過というか、市の問題意識が余りよくわからないんで、繰り返しになるかもわかりませんが、こういう調査をやろうということに至った経緯を、もうちょっと説明してもらいたいと思うんですよ。
確かに米山山荘にしろ、今、こどもの時代館にしろ、40年近く経過するという状況があるわけでありますし、これまでどっちかといえば、コレクションビレッジの経営が破綻とは言わんまでも、非常に苦しいという形でね、それをどうするのかというあたりが、市の結構大きな問題意識だったと思うんで、米山山荘だとかについては余り、老朽化はもう、それは年数がたてば当然なんですが、余り公に、そこは問題だ、問題だという話にはなっていなかったかと思うんですよ。それがこのような形で、市が今後の活用計画について、コンサルにかけるということに至ったその背景というか、経過も含めて教えてもらいたいと思うし、それから、言ってみれば、3番目は、いわゆるコンサル会社に委託したその趣旨というか、どういうような形でこれを選んだのかという、つまり、今、委員の中からも意見が出ましたように、現実をきちんと把握していないんじゃないかと。現状をきちんと把握した上での提言に必ずしもなっていないのではないかと。そういうような趣旨の発言もあったわけですが、それらも含めて、もう少しその辺を、端緒についてもう少し説明いただきたいと思います。
○委員長(池田千賀子)
農政課長。
○農政課長(栗原 晴彦)
まず、JA柏崎が行いましたリョケンという会社に対するものは、JAが独自の資金でやられたものでございましたので、私たちが公表していいかどうかは判断できませんので、それはJAのほうにお聞きしてみたいと思っております。
それで、この調査の背景でございますが、まず、御存じの方もいらっしゃると思いますが、先ほどもちょっと申しましたように、米山山荘と研修棟、こども時代館は、農林水産省の補助金で建設されたものでございまして、自然休養村事業というものでございました。これが今回の中越沖地震を契機に耐震診断を行いました結果、現状の施設では、このまま維持することはできない、最低でも3,200万程度の改修費用が必要であるという結果が出てまいりました。
それと同時に、近年の建築基準法に基づきます診断結果をいただきますと、地下のタンクを初めとしまして、こども時代館につきましても、空調設備や外構、あるいは建具関係の老朽化が激しくて、5,000万を超える、最低でも修繕費が必要であるというものの概略報告をいただきました。
それと同時に、年々、米山山荘の営業収支が悪くなってきておりまして、特に震災後、大きな赤字を毎年抱えているという状態の中で、指定管理をしておりますJA柏崎のジェイエイサービスのほうからも、次の受託はできないという方向性の提言をいただいていたところでございます。これらとあわせましたときに、コレクション館の3館も、委員さんお話のように、過去より営業的になかなか難しい、現状維持が難しいというお話の中から、市としてもこの対策に何らかの必要性があるということがあったもんですから、これら全てのものをあわせて、この地域、風の丘という全体の活性化というものの方策をとるべきではないかということと、道の駅というものは後づけでできているわけでございますが、道の駅としても非常に不評を買っております。議会の中でも毎年のように御質問、御意見をいただいているわけでございますが、そういう状態の中で、道の駅ということに関しましても大きく改善をする必要があるということから、風の丘米山の全体、道の駅のあるべき姿というものを含めまして、全体をもう一度、活性化策を考えるべきということになりまして、昨年度の基礎調査をさせていただきました。
基本的な調査結果の中で、次の3つ目の質問にもなりますが、当初、委託先という形を考えるときに、このあるべき姿という形の考え方の中で、この地域全体、柏崎地域全体とこのエリア部分、柏崎の西部地区エリアを、内容を周知していただいている企業コンサルタントにということで考えておりましたが、地元及び市内、近隣市町村にはそういうコンサルタント会社がないということから、新潟市にありますコンサルタント会社ということで探しましたところ、今回の受託をしていただいたアドハウスパブリックという会社が1つ見つかりました。この会社は、過去もう五、六年、中越沖地震のころから柏崎市のいろんな分野、特に私どもの農業の分野でも柏崎市の受託を受けている会社でございまして、また、地元の企業との連携も大きく、ここにもちょっと書いてございますように、青果市場さん等を含め、地元企業等の連携も過去からされているということと、多くのことを過去から入り込んでいただいて、柏崎の内容についても多く知っているということ、それから、過去のほかのところも、新潟市を初めとした活性化策の受託経験があるということから、この企業、会社を中心としました2社の、この関連企業2社に絞りました結果の入札をさせていただいたということでございます。
それから、先ほど申しましたように、現状の認識が甘いんではないかということでございますが、まず、JA柏崎のリョケンという会社は、旅館経営のプロの、旅館再生を専門とする企業だそうでございまして、このJA柏崎からの報告によりますと、必ずしも現状の経営は、言い方は悪いですが、JA柏崎のジェイエイサービスのやり方が悪いんであって、素材が悪過ぎるとか地形地域が悪いのではないというような厳しい評価をいただいているそうで、ある程度、そのジェイエイサービスが旅館業等の専門ではないので、やり方が悪いんで、専門的な企業が、本質的に本来の旅館としての経営に基づいてやれば、決して赤字が出るような要素ではないというような評価をいただいているということをもとに、このコンサルタント会社もそれと同じような報告をしていただいておりまして、先ほどから申しましたように、現状のままで、すごい人がどんどん集まって、大きな利益が上がるようなものではないけれども、道の駅として運営していくには十分な素材はあるよと、やり方だけだよというところが今回の調査の報告の中心的なものでございました。
○委員長(池田千賀子)
矢部委員。
○委員(矢部 忠夫)
ありがとうございました。
それで、もう1つなんだけども、課題というかね、この丘を取り巻く課題というのは、行政、市として十分把握されていたわけですよ。また、ある意味では、今、課長が話をされた米山山荘、それからかつての痴娯の家、それからそのまま米山山荘を併設した研修センターというか、研修棟ね、これらが補助事業でやったという状況なわけで、まだ、そうはいっても耐用年数は来ていない。でも、20年たったから補助金返還の対象にはならないかもわからんけれども、つまり市として、そういう現状認識というか、課題を踏まえて、それなりにどうしようという議論というかがあって、それなりの方向性を定めて、じゃあさらに活性化するためにどうしようかという形でそのコンサルに頼んだのか。
どうも今、お話を聞かせていただいた限りにおいては、どうもそういう、今後どうしようやと、あるいはあそこをつくったときの意義だとか、そういうものを踏まえて、十分踏まえて、どうしたらいいのか。ゼロにするわけにはいかないというのがベースになければならんと思うんですが、そこら辺の検討をそれなりにされて、じゃあ専門家のコンサルに意見を聞いてみよう、調査に出してみようと、こういうことになったのかどうか。ちょっと厳しい質問かもわかりませんが、でも、それが何か欠落して、ちょっと言葉はきついんだけども、そういう過程を余り経ないで、まあやってみるみたいな、委託を受けているというか、指定管理をされているJA側の意向をストレートに出したのではないかと勘ぐってしまうような、私、聞き方をしたんですが。
もう1回聞きますが、市としての、この周辺の今後について、どういう検討をこれまでされて、それでじゃあコンサルに出そうということになったのか、あるいはそうじゃないのかも含めて、もう少し説明してください。
○委員長(池田千賀子)
農政課長。
○農政課長(栗原 晴彦)
まず、お話のように、米山山荘研修棟、こども時代館は補助金でございますが、米山山荘は耐用年数が過ぎておりますけれども、こども時代館、研修棟は補助金の耐用年数がまだ残っております。
ただ、私どもの検討の中では、これらの3館が自然休養村事業ということでやっておりました。最初に申し上げましたように、自然休養村事業にとらわれることなくというふうに申し上げましたのは、これらが当初の上米山農協の要望に基づいてつくったときの、もう、一つの自然休養村事業としての役割は終えたのではないかという考え方もございます。ですから、この施設を全て残して、その上で何らかの対策を考えるということに固執することはございません。
もう1つは、コレクションの3館につきまして、これは柏崎の貴重な文化財であるという考え方の中で、このコレクション館のものは、柏崎の貴重な収蔵品であり、コレクションでありますので、何らかの形で継続をさせていきたいという考えの中で、このコレクション館のみで営業をしていくのは、なかなか難しいというところが、風の丘米山という全体の中で、道の駅という設定もございますが、道の駅にこだわることではございませんけれども、コレクション館を維持していくためには、それなりの集客をしたときの飲食というようなものも含めた、ほかの施設としての競合も必要だろうということから、コレクション館、各館単独だけではなく、ニッカイ米山の下の国道の反対側の施設を含めました、総合的な活用としての活性化も必要だろうということをベースに考えておりますので、今の山荘等を含めまして、全てがこのままのものをもとにということが大原則だというようなことでは全くございませんで、新しくどうするかというものも含めました上で、補助金返還も状況によっては出るということもあると思いますし、道の駅の返上ということも状況によってはあるかもしれないと。これら全てのものを、要素を組み入れた中で検討するということを基本的な姿勢として、検討を始めたというものでございます。
○委員長(池田千賀子)
矢部委員。
○委員(矢部 忠夫)
それから、最初のほうの説明、今じゃなくてその前の説明のときに、市がかかわるか、かかわらんかも含めて、今後の検討だという、あるいは民間の開発というんですか、も含めて、3館も含めてみたいな説明がありましたけれども、こういう経過、今聞かせていただいた経過の中で、今まだ答えにくいかもわからんですが、今、課長が私の質問に答えていただいたことを踏まえて、周辺のコレクションビレッジの各館もそうですし、それからニッカイもそうですが、そういうような一つの懇談みたいな、あるいは今後の展望みたいなことについて、話が端緒についているのか、あるいはしたのか、あるいはまだしていないのか、全く白紙なんだかというようなあたりについては、答えられる範囲で結構ですが、現状どうなのか。
○委員長(池田千賀子)
農政課長。
○農政課長(栗原 晴彦)
ニッカイ米山様、それからコレクション館の3館の皆さん、こどもの時代館を請け負っていただいておりますかしわざき財団、それからJA柏崎という方々と、懇談会というレベルでしょうか、まだ皆さんはどうお考えでしょうかと、どのようなお考えをお持ちですかという程度の段階ではございますが、話をお互いにさせていただいております。
昨年からそういう話はさせていただいておりまして、この調査が始まった前から、そういう話を関係の皆さんとは話し、懇談、検討委員会とかそういうものがあるわけではないですが、個別であったり、あるいは皆様まとまってという状態の中で、意見を伺っているという状態でございます。
○委員長(池田千賀子)
加藤委員。
○委員(加藤 武男)
風の丘、これ西部ということで、最初、出だしで、あっちの地区にということだったんですけども、どうも柏崎市の第4次総合計画とか、マスタープランとか、それから柏崎の売りの、海の柏崎というくくりがあったり、鯛茶漬けでそこそこ名前が売れたりと、そこからはちょっと縁遠いものなのかなと思いまして、先ほどゼロもあり得ると。見切り千両というのもあってもいいのかなと思いながら聞いていたんですけども、まちなかにあるものの利用というのは、日本中で10年前からまちなかの再生ということで国も考えていますし、そういう流れの中では、できればサテライト的に、早目にこっちに持ってきて、将来的にはこっちに移ればなというふうな話がなかったわけじゃないと思うんですよ。
今回、この話は見させてもらいましたけども、どうもその全体の流れの中からは、ちょっと別個の方向といいますか、当初の目的が違ったんだろうと。それで、ある意味、達成したのか、それとも達成できなかったまま終わったのかわかりませんけども、普通に考えたらコースから外れているんじゃないかと。いろんなコースがありますけど、これを入れるところはないですよね。普通、商品化されていないというのが私の感想なんですけども、あえてこれを、こういうふうに出されたのは、先ほど最後のほうで矢部委員の質問に答えて言われましたので、そうであればいいですけども、何が何でもあそこに、そこそこやればそこそこのものがあるんだよというふうなものは、誰も期待していないと思いますので、やはり英断をするときは英断していただいて、まちなかの新しい観光資源として生き続けるということも、補助金の返還もあるというふう言われましたんで、それも見据えているんであれば、今のところは、これはそうかというふうで受けとめて、またの機会に、また話をさせてもらいたいなと思いますけれども、両面をにらんでいるんだというふうに承知しておいてよろしいでしょうかね。
○委員長(池田千賀子)
農政課長。
○農政課長(栗原 晴彦)
今ほど申しました、米山山荘自体の経営、それからコレクション館の経営というものを考えますと、いつまでもいつまでも現状のままに放置をしておける状態ではないということと、それから、今、委員さんがおっしゃられたように、柏崎市全体の長期の計画の中で、例えば道の駅もそうでございますが、ここがふさわしいものなのか、それとももっとまちの中の新しい、通常ですと全国的には道の駅は新しい場所につくっているというところでございましたが、柏崎市の場合は、あるところに道の駅というものを設定をしたという経緯がございました。
これがその、ここが必ずしも道の駅として、将来にわたってもふさわしい場所であるかどうかということも含めまして、長期的には市の全体の中で、もう検討も始まっているということですし、今後も長期的な検討をしなきゃならない、していくものだと思いますが、それと並行しまして、現状の施設を、時期が遅かったと言われる批判のものもあると思いますけれども、現状の施設の維持をするために、これを、貴重なものを何とか残すためにどうすべきなのかというところで、余り大きなお金をかけないで何とかするというところの方策の1つとして、活性化策というものを検討しているということですので、大きく委員さんが言われる、市の全体の構想はまた別のものとして、今後じっくりとしていかなきゃならないものだと思っております。
○副委員長(笠原 晴彦)
委員長。
○委員(池田千賀子)
説明を聞いて、柏崎市としての考え方が何となくわかってきたところなんですけれども、この米山山荘とこどもの時代館を含む風の丘ということで、自然休養村事業が出発点なのでということで、農のほうでやっていらっしゃったわけですよね。ですけど、今の説明をお聞きしてくると、あるいはこれからの風の丘をどういうふうに使っていくかというこれからの展望のようなものを考えると、所管をするところも、農でいいのかなという気がかなり強くしてくるわけなんですけれども、その辺のことは新年度予算のときに説明があるのかもしれませんが、今もうお考えがあるのであれば聞かせていただきたいなと思うことと、課長が冒頭おっしゃった、26年度には、今回のこの調査をもとにして、さらに詳細な検討に入りたいと、そのための予算化をしているというふうにおっしゃられたんですが、やはり市の考えが、まるっきり柏崎市が直営というような形で、あそこを、建物の再編みたいなのがあるにしてもやっていくんだということではないというお話ですよね。
そうすると、実施主体に今お願いしたいなというふうに思っている企業さんとかの意向ということも相当重要というか、そのことこそが重要になってくると思うんですけど、詳細な検討というのをどういう枠組みでやっていくのか、手戻りがないようにしたほうがいいというのもありますので、そこのところをもう少しお答えいただけないでしょうか。
○副委員長(笠原 晴彦)
農政課長。
○農政課長(栗原 晴彦)
市の行政の中では、お話のように、自然休養村事業というものもありました関係から、予算を農政課で計上させていただいたというところではございますが、市の行政の中では、産業振興部としまして、特に観光コレクション館の観光管轄と、道の駅というものでは、都市整備部というものもありますので、市役所の中では、農政課、観光交流課、都市整備課という人たちの部署の中で、連携をした形で考えさせていただいております。
将来的になりますと、農政課がいつまでもやっていっていいものではないと思っておりますので、またこれは今後のことになるかと思いますが、具体的な検討をする中で、今後どういう方向性というものが出てきたときに、どの部署が中心になってやっていくというものがいいのかというのが出てくるものだと思っております。
また、もう一つの私どもの今、基本的な考え方は、市が物をつくって、市が直接、例えば指定管理のような形をして、直接運営をしていくというものではなく、民間主導でやっていただくのが一番利益がでるのではないかと。
ただ、その中に市がどの程度のかかわりを持っていけるのか、例えば、どの程度の部分のお金を出すとか、どういうお金、補助金なのか何になるかわかりませんが、どういうかかわり、どういう支援ができるのかというものを探りたいということで、新しい委託の中で、そういうものも含めて検討させていただきたいということでございまして、あくまでも、できる限り民間主導の中でやっていける方法を探りたいと思っておりますし、でき得ることであれば、市内の業者の方で手を挙げていただける方がいれば、一番いいと思っておりますが、それに固執することなく、最後は運営していただける市外の方、民間という方のものも視野に入れた中でやっていければと思っております。
○副委員長(笠原 晴彦)
委員長。
○委員(池田千賀子)
26年度からやると言われている検討が、今、課長が答弁されたように、事業の全体像があって、その中で、市はここくらいまではやりますと、でも、その後の実際の事業の実施主体は、もう民主導でどんどんやっていってもらうんだというふうな、そういう絵姿を、あるいは具体的な役割分担のようなことを検討した結果、これでどうですか、やっていただけるところはないですかというふうに提示をして、やっていただけるところに手を挙げていただくという流れで持っていくというイメージですか。
○副委員長(笠原 晴彦)
農政課長。
○農政課長(栗原 晴彦)
今、お話させていただきましたように、例えば、ニッカイさんですとか、ほかの財団の方等も話を聞かせていただいております。それとあわせて、新年度の中では、ほかの企業の方とか、例えば、商工会議所とかという方の皆さんからも御意見を伺うことが出てくるかと思います。
そういう中で、こういう形のものを1つの案として考えているときに、今、委員長さんが言われるように、ここでやっていただける方はいませんかという、一般公募になるのか、そういう形のやり方もあるでしょうし、検討の段階である程度手を挙げていただけるような企業がもしございましたら、そういう方と具体的な、また柏崎の支援の仕方等を具体的な話の中でさせていただきながら、計画案をつくっていくということもありますでしょうし、また、この1年の計画をつくらせていただいている中で、また状況が変わってくると思っておりますが、基本的に市が全部やるということはとにかくしないで、民間の方の意見を伺いながら、民間の方からできるだけやっていただきたいという方向性は失うことなく進めてまいりたいというふうに考えております。
○委員長(池田千賀子)
与口委員。
○委員(与口 善之)
今聞いていると、結局はもうこれを下敷きにして、施設整備の方向性はもうこれで、さっき加藤委員が確認したときは、ゼロもあり得るんだというふうな確認をされたと思うんですが、今の答弁を聞いていると、どうも行く方向は決まっているんだと、レールに乗っかっていって、多少規模の大小は変わるかもしらんけども、分担も変わるかもしらんけども、行く方向はもうほぼ決まりというふうに考えてよろしいんですか。
○委員長(池田千賀子)
農政課長。
○農政課長(栗原 晴彦)
コレクションの関係のところは、残していきたいということでございますので、このコレクションの3館は、何らかの形、この提案の内容がそのまま音声ガイダンスだとか、映像というようなものがどの程度入るかどうかは別としまして、この調査内容が反映される状態は別としまして、コレクション関係はできるだけ残したいという方向がありますので、それはその部分でございますが、自然休養村事業としての米山山荘、研修棟、こどもの時代館等は、施設の状況を判断した上で、これを生かすのか、あるいは今申しました先ほどのお話のように、ゼロということもあり得るのかというところは、何らかの形で、今後の検討の中で、また判断をしたいという形でございます。
○委員長(池田千賀子)
春川委員。
○委員(春川 敏浩)
また同じ繰り返しになっちゃうんですけどね、いわゆるあそこに道の駅があるわけですよね、全体を通して。ここはどうなんですか。というのはですね、道の駅、今その建物というのはあるわけですよね。米山山荘は建物だし、こどもの時代館もあるし、3館あるわけですよ。道の駅としては、現在なっているんですけど、機能はなしていないわけですよね。これは、いわゆる2年、3年先じゃなくて、もうきょうでもあしたでもという状況なわけですよね。ここを皆さん、ここの調査チームでやっているわけですよね。これ機能なっていないということで、ここをどうするか、ちょっとまず聞かせてください。
それともう1つ、道の駅についてはですね、私はもう、これ一般質問でもお話したんですが、日本一もうかっている道の駅ということで、実はアグリパル塩原、川場町の道の駅、ここ、場所なんか全然よくないです。しかしながら、1日の売り上げが450万円だというんですよ、農家の人が。これどうやってやっているかというと、今、皆さん携帯電話をお持ちなんでね、例えばトマトがなくなると、その人がメールを打つんですよ。30分以内にそこへまた来ているというような状況で、実際、農家の人に聞いたら、私たちはこの道の駅ができたことによって農家が変わりましたと、そういう状況なんですよ。
多分、御存じかどうかわからないんですけど、ほかには、あそこには広い敷地の中に、いっぱい例えば足湯があったり、ジェラートがあったり、いろんなものがあるんですけど、そういうことをやっぱりやらないと、どうも今話を聞いていると、ここはもう引き揚げるんで、どこかへ道の駅を持っていこうとか、そういうふうにしか聞こえないんですけどね。
ですから、当初からもうここは諦めるんだという前提でいるのかね、その辺がちょっとまだ、課長の答弁もそうなんですけど、まだわからんという段階なんでしょうけれども、やっぱりやるにはやるという、やっぱり目的がないといけないと思うんで、そこで熱意があるかないかですね、この辺ちょっともう1回お願いします。
○委員長(池田千賀子)
農政課長。
○農政課長(栗原 晴彦)
ちょっと整理をしたいのですが、道の駅というものは、本来、国交省の事業で、道の休憩施設ということですので、今、全国にある道の駅が道の駅プラス観光物産というような要素を兼ね備えていますので、観光地化しておりますが、本来、道の駅というものは、公衆トイレがあって、休憩施設があって、道路情報を提供する施設という意味でございますので、そういう部分での道の駅という機能は、その道の駅に何らかの形で行政のかかわりが必要であるということが条件になっております。
現在、道の駅の米山山荘の建物等が市の建物であったり、駐車場等の土地が市の土地でございますので、道の駅という形になっておりますが、例えば、私どもが考えておりますように、民間、全てが民間主導という形になったときに、行政のかかわりがなくなったときには、道の駅としての名前を使うことができなくなるということも想定されますので、あこが全て道の駅、風の丘米山が道の駅として何が何でもあこの野に維持をするという考え方はないということでございます。
そういう意味で、国交省の道の駅を返上することも状況によってはあり得るということでございます。今の施設、建物が一切なくなって、公衆トイレ等がなくなれば、道の駅としては、全く要件をなさなくなるわけですので、そういう段階でゼロになれば、道の駅は返上せざるを得なくなるということを申し上げたということでございますので、道の駅というものも残すかどうかも含めて検討しなきゃならないという形を考えております。
○委員長(池田千賀子)
加藤委員。
○委員(加藤 武男)
繰り返しになる部分もあるんでしょうけど、西山でも道の駅ということで、その活性化が以前から言われていますけれども、やはり通る場所からちょっと引っ込んどるというか、それから見えづらいという、やっぱり見えないものは利用されないという、これどうしようもない原則なんですけども、同じような状況にあるんだろうと、こういうふうに思いますけども、ただ、西山と違うのは、西山は地元の方が、何とかあそこをしたいという思いの人たちが、私も含めてですけども、私もあそこ、商工会青年部のときから何とかして集めるようにしたいということで頑張ってきましたけども、何を決めるにしても、やはり最後は地元の意向はちゃんと確認をしていただきたい。先の話をしますけども、全方位でやるんだと。ゼロもあれば、これもあるし、残しもあるしということですから、いずれにしても、こういったコンサルさんの話だけではなくて、地元の気持ちといいますかね、どこが町内会なのかわかりませんけども、西山であれば、二田とか、鬼王とか、坂田という集落が本当に草生水まつりなんかを中心にして、あそこで集うことを非常に楽しみにしていると、町内会の行事としても非常に盛り上がっていますので、そういった方たちの意見も大分上がってきていると。そういうことが、やはりあそこは大事なものだと思いますから、どういう形になるにしろ、地元とか、観光業者さんの意見とか、そういったものはどこかで聴取をして、どこかで入れさせてもらうというような手順になっていると思いますけども、改めて確認したいなと今思いましたので。
○委員長(池田千賀子)
農政課長。
○農政課長(栗原 晴彦)
風の丘米山の全体の用地は、柏崎市の市有地と、JA柏崎の用地と、青海川町内会の共有地の3つで用地が成り立っております。市としては、JA柏崎と青海川町内会様からそれぞれ借地料をお支払いして土地を借りているという状態にございます。
そのような関係から、常に青海川町内会の皆さんとは、土地の活用という部分も含めまして協議をさせていただいておりますが、地元町内としては、青海川の町内会の方々からもお話を伺っておりまして、ちょうど真下のところに、さけのふるさと公園もあるということで、これらと一緒のあわせた考え方は持ってもらえないかということも伺っておりますが、今度、青海川というだけのことにこだわることなく、例えば、谷根というようなところも旧上米山農協のお話のときに、谷根集落の方の米山山荘の御利用も数多くいただいていたということもありますので、ちょっと範囲を広げて、そういう方の御意見も伺いたいというふうに考えております。
○委員長(池田千賀子)
片山議員。
○議員(片山 賢一)
傍聴議員ですが、申しわけありません。ちょっとお聞かせください。
今回、このコンサルタント会社がまとめた資料をこの委員会にお出しいただいたわけですけれども、今まで委員の方々が何回かお話してると思いますが、このまとめられた内容ですね、これは先ほど皆さんがお話をされている市の考え方とか、立ち位置から見て、今ここで出てきた、たたき台というんでしょうかね、この内容というのは、どういうふうにまずお考えなんでしょう。要するに、これは非常にいいアイデアだというふうにまとめられているなという、そういうふうに感じていられるのか、その辺の市独自の判断がどうなのかお聞かせください。
それから、生かさぬように、殺さぬようにみたいな部分で、要するに、大もうけはできないけれども、何とか経営がやっていかれるよというような、先ほどそういうお言葉も出ていましたけれども、そのレベルで考えていくのか。例えば、今、国道を挟んで海側のすぐわきというか。下には米山大橋もありますけれども、例えば、こちらの丘と海側の丘をもう大きな橋梁でつなぐとかね、ある程度そういう、本当にその地形を観光資源として本当に生かせる、人が見に行きたくなるような、そこまで考えた形をも考えているのか、これはまた、これからの皆さん関係者との話の中で出ていくんでしょうけども、ここのコンサルタント会社は、この資料がベストだというふうに言っているのか、その辺ちょっとお聞かせいただけませんか。
○委員長(池田千賀子)
農政課長。
○農政課長(栗原 晴彦)
この報告書は、私どもも当然中間報告をいただきながら、コンサルタント会社と一緒に話をしながら、コンサルタント会社も地元の人ですとか、この関係者等の聞き取り調査をしながら報告書としてまとめていただいたわけでございますが、この報告書は報告書として現状の分析をしていただいて、全くもう道の駅、あこの活性化は完全に無理なんだというようなことも、報告状況によってはあり得るとは思っていましたが、そういうものではないということを報告をいただいただけでも非常にほっとしておりまして、報告書の内容に関しましては、ある程度、非常に評価をしていいものだというふうに思っております。
ただ、この活性化計画の中に、例えば、米山のアートパーク構想というような計画で、この敷地の山の部分も含めた全てのところの計画を出していただいておりますが、非常に多額の経費もかかるという部分に関しまして、この報告書どおりにできるというふうなものだとは思っておりませんけれども、このコンサルタント会社の話の中には、今お話もございました、青海川の町内会と下のさけのふるさと公園との活用、西部地区のほかの施設との活用、共有ということもお話の中に出ておりましたので、広域的な利活用という部分と関係施設との連携という部分も話に出ておったということでございますので、この報告書はある程度、評価ができるものであるというふうに思っております。
○委員長(池田千賀子)
片山議員。
○議員(片山 賢一)
ありがとうございました。評価ができているというお話をいただきましたけれども、例えば、報告書の23ページに、いろんな今後のアイデアのものが載っけていますよね。これ個々のものを見ると、いろんなものがあっちこっちで集めたものを固めてきているということなんですけれども、たった1つ、例えばいろんなイベントを打つにしても、駐車場になっている場所を、イベント会場に使うとかいう提案も結構されているんですけども、そもそも例えば、谷根のあかりとかでやって、イベントがありますよね。もう人が来ても車をとめる場所もないとか、どうやってそこへ行くんだというのが現実的にあるわけですよ。それも4,000人、5,000人というレベルでもですよ。そういうようなことを考えると、例えば、そういったことが、先ほど、与口委員の質問の中にですね、例えば、キャンピングカーが云々というお話をされたときに、この報告書には載っていないけれども、そういう細かいことも提案を受けているというお話でしたけれども、駐車場とか、そういったことは本当に根本的なことだと思うんですが、この地図とか、そのあれを見ても、果たしてどうするのかなというのがあったんですよ。それで、今、本当にこれ、具体的にその辺まで詰めた内容で、市としても、本当にこれが最良のものだというふうに受け取ったのかというので、ちょっとお聞きしてみたんですけど、例えば、駐車場のことについて、ちょっとお聞かせいただきたい。
○委員長(池田千賀子)
農政課長。
○農政課長(栗原 晴彦)
ここには表示してございませんが、例えば、イベントを打つということになったときには、コンサルタントの説明のところでは、関係周辺の関係施設との連携という意味で、駐車場等につきましては、下のフィッシャーマンズケープのもの、あるいは旧トルコ文化村の、今あれ何というんでしょう、あこのところの連携、それから、下のふるさと公園の連携等によって、そういう駐車場を利用させていただきながら、シャトルバスの運行等もあわせて考えてはどうかという提案をいただいておりました。
○委員長(池田千賀子)
片山議員。
○議員(片山 賢一)
ありがとうございました。
ということであれば、ある程度、その懸念されることについては、そのあたりを資料に載っけていただければ、また安心する部分もあるんですけども、ちょっとその辺、読み取れなかったもんですから、質問させていただきました。ありがとうございました。
○委員長(池田千賀子)
それでは、質疑、意見を終わります。
これで、産業振興部関係の審査、報告は全て終了いたしました。
産業振興部の皆さん、御苦労さまでした。
説明員の入れかわりのため、若干休憩とし、再開は2時20分といたします。お願いします。
1 休 憩 午後 2時09分
(産業振興部退席、都市整備部出席)
1 再 開 午後 2時20分
(1)議題2号 平成25年度
一般会計補正予算(第11号)のうち、歳出の所管部分
○委員長(池田千賀子)
会議を再開します。
これより、都市整備部関係の議案を審査します。
初めに、議第2号、平成25年度
一般会計補正予算(第11号)のうち、歳出の都市整備部所管分を議題とします。
説明を求めます。
都市整備部長。
○都市整備部長(松原 正美)
都市整備部で本日審議いただきます議題は、議第2号、平成25年度
一般会計補正予算(第11号)、そして議第33号、市道路線の廃止について、議第34号、市道路線の認定についての3件ございます。
それでは、これより議第2号、平成25年度
一般会計補正予算(第11号)のうち、歳出の都市整備部所管分につきまして、都市政策課長、都市整備課長、維持管理課長、建築住宅課長のほうから、順次説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
なお、職員人件費につきましては、一括説明もございますので、省略をさせていただきます。
それでは、説明を開始させていただきます。
○委員長(池田千賀子)
都市政策課長。
○都市政策課長(佐藤 孝之)
それでは、都市政策課所管の補正予算について御説明いたします。
補正内容は、事業の実績見込みにより、不用額を減額するものです。
一般会計補正予算書、46、47ページをお開き願います。下段の表になります。
8款土木費、5項都市計画費、1目都市計画総務費の右側説明欄、002都市計画推進費、02都市景観形成推進事業の56万1,000円の減額は、景観まちづくりに向けて実施しました景観計画基礎調査業務委託について、契約差額を減額するものです。
続きまして、48、49ページをお開きください。
8款土木費、5項都市計画費、1目都市計画総務費の右側説明欄、099一般経費、01一般経費の324万8,000円の減額は、都市計画道路見直し業務委託において、新潟県との協議により、見直し項目及び法手続図書の図面作成の一部が不要になったことによる287万1,000円の減額及び防火地域、準防火地域見直し検討作業委託における契約差額37万7,000円の減額によるものです。
以上、都市政策課所管の補正予算について御説明いたしました。御審議の上、御承認いただきますよう、よろしくお願いいたします。
○委員長(池田千賀子)
都市整備課長。
○都市整備課長(金子 剛)
都市整備課所管の補正予算について、御説明いたします。
一般会計補正予算書(第11号)、44、45ページをお開きください。下段になります。
8款土木費、2項道路橋りょう費、3目道路新設改良費の右側の説明欄、都市整備課の001道路新設改良事業は、03道路新設改良市費事業は、増減はありませんが、執行見込みにより測量等委託料630万円、工事請負費130万円及び物件補償310万円を減額し、合わせた1,070万円を県営事業で行っている一級河川横山川河川改修及び河川沿い市道改良において用地補償の同意が得られ、昨年12月2日に契約が締結いたしましたので、市道拡幅分の負担金424万1,000円を措置するとともに、財源措置できずに土地取得事業特別会計から買い戻しされていない土地の購入費と組みかえるものです。
次のページ、46、47ページの09道路新設改良地方道路等整備事業の1,100万円の減額は、執行見込みによる測量委託費130万円、工事請負費350万円、土地購入費160万円及び物件補償の460万円の減額によるものです。物件補償の減額は、主に西山町甲田地内の市道柏崎甲田後谷線で、電柱移転において現地立ち会いにより、道路敷地間の移設となったため、東北電力の負担となったことによるものです。11道路新設改良電源立地地域対策交付金事業の1,430万円の減額は、大字横山地内の市道柏崎7−240号線の執行見込みによる測量委託350万円の減及び宮場城東地内の市道柏崎7−145号線道路改良工事に伴うガス水道管の移設補償について、現地調査により、仮設管の設置が必要なくなったことによる補償費1,080万円の減額によるものです。
同じページ中ほどの、3項河川費、3目河川改修費、001河川改修事業、02臨時河川等整備事業100万円の減額は、工事の執行見込みによるものです。12河川改修電源立地地域対策交付金事業700万円の減額は、西山町別山地内の沢田川排水樋門の工事において、地質調査の結果、地盤改良の必要がなくなったことによる工事請負費の減額です。
4目砂防費の001砂防事業、03急傾斜地崩壊対策県営事業負担金200万円の減額は、県営事業の執行見込みによる負担金の不用額を減額するものです。
続きまして、50、51ページをお開きください。消防費の右側の説明欄、下段になります。
9款消防費、1項5目災害対策費の都市整備課、506−01被災者支援住宅維持補修事業(東日本大震災)の580万円の減額は、東日本大震災による被災者への住宅支援として、東京電力株式会社から借り受けている4カ所の社宅について、退去修繕料20万円を34戸分予算措置していました。平成25年度は、平成26年1月までに11世帯が退去されましたが、東京電力との立ち会いにより、補修を行っていないため、執行見込みにより不用額を減額するものです。
以上、都市整備課所管の補正予算につきまして御説明申し上げました。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○委員長(池田千賀子)
維持管理課長。
○維持管理課長(松田 博)
それでは、維持管理課所管の補正予算について説明させていただきます。
維持管理課所管の補正予算の主なものは、事業費が確定したことによる減額補正及び国の好循環実現のための経済対策により、歩道の整備と橋りょう修繕事業を実施するものです。昨年の2月補正では、国の緊急経済対策として実施しましたが、本年度は好循環実現のための経済対策となっており、総額で1億300万円を計上しております。
なお、今回補正の経済対策予算については、平成26年度に全額繰り越し予定としております。
それでは、補正予算書44、45ページをお開きください。
8款土木費、2項道路橋りょう費、2目道路維持費、説明欄維持管理課、001−01道路管理費441万円は、市道施設である道路照明や地下道排水ポンプなどの電気料や水道料が電気料金の値上げや使用料の増加により不足する見込みとなったため、光熱水費を増額するものです。
その下、001−03街路灯電気料金及び設置補助金702万7,000円の減額は、町内会などが管理する街路灯の電気料金が電気料金値上げ等の影響から385万7,000円不足したため増額することと、本年度から実施いたしました既設街路灯のLED化更新に対する補助金申請が予想より少なく見込まれたことから、1,088万4,000円減額することによる相殺の減額であります。
その下、004−02除雪車購入市費事業775万2,000円の減額は、除雪車購入に伴い、不用額が生じたため減額するものです。
005小型除雪機購入費補助金248万6,000円の減額は、本年度から6月に広報し、7月申請とした補助事業費が確定し、不用額が生じたため減額するものです。
006−01道路維持備品購入事業217万6,000円の減額は、維持管理課直営作業班などが使用する2トンダンプの購入事業費が確定し、不用額が生じたため減額するものです。
010−03道路補修修繕事業(社会資本整備総合交付金事業)150万円の減額は、実績見込みによる不用額を減額するものです。
012−01冬期集落安全・安心確保対策事業(ソフト事業)114万4,000円の減額は、事業費が確定したため、不用額を減額するものです。
012−02冬期集落安全・安心確保対策事業(ハード事業)68万3,000円の減額は、小型除雪機械購入の事業費が確定したため、不用額を減額するものです。
014−01除雪車格納庫整備事業1,196万2,000円の減額は、高柳町岡田で進めていました除雪車格納庫の改修工事が完了したため、不用額を減額するものです。
46ページ、47ページをお開きください。
3目道路新設改良費、説明欄維持管理課、101−05交通安全施設等整備事業(好循環実現のための経済対策)6,500万円は、冒頭お話いたしました国の経済対策として、田尻小学校の通学路の安全を確保するため、市道柏崎9−67号線、下田尻から上田尻間の歩道整備及び防風柵を設置する工事で、平成24年度から実施してきた継続路線です。計画延長は520メートルで、平成25年度末までの整備状況は、延長にして220メートルで、全体の42%となり、平成28年度を完了予定としております。
また、南中学校の通学路となっている市道柏崎8−6号線、新道から藤橋間の防雪柵設置工事も平成24年度から実施してきた継続路線です。この路線の計画延長は、800メートルで、平成25年度末までの整備状況は、延長にして285メートルで、全体の36%程度となり、平成30年度を完了予定としております。
4目橋りょう維持費、002−05橋りょう修繕事業(好循環実現のための経済対策)3,800万円は、笠島地内で国道8号から海岸に面して笠島漁港に通じる市道柏崎16−77号線にかかる臨港笠島橋において、冬季風浪等による塩害が進行して、橋桁のコンクリート片が落下するなど、急激に劣化が進んだ橋を国の経済対策を活用して修繕工事を行う経費です。
48ページ、49ページをお開きください。
5項都市計画費、3目公共下水道費、説明欄維持管理課、001
下水道事業会計繰出金1、760万8,000円の減額は、
下水道事業会計の決算見込みにより、繰出金を減額するものです。
以上、維持管理課所管の補正予算について説明させていただきました。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○委員長(池田千賀子)
建築住宅課長。
○建築住宅課長(吉岡 英樹)
建築住宅課所管の補正予算について、御説明いたします。
補正予算書44、45ページをお開きください。
上段の8款土木費、1項土木管理費、2目建築費、説明欄008−01木造住宅耐震改修費等補助金交付事業700万円の減額と、その下、014−01克雪すまいづくり支援事業459万6,000円の減額は、いずれも個人住宅への補助制度であります。木造住宅の耐震改修や融雪、落雪など、克雪住宅を整備された方に補助金を交付していますが、本年度の事業費が確定しましたので、不用額について減額するものです。
続きまして、予算書48、49ページをお開きください。
中段、8款土木費、6項住宅費、1目住宅管理費、説明欄003−01県営住宅営繕事業97万3,000円は、県営住宅の消防設備点検により、避難安全上必要な修繕が発生したことで予算に不足が見込まれるため、県から特別修繕交付金を受け、修繕工事を実施したいものです。修繕の概要は、県営松波1号棟ほか2棟において住戸のベランダに設置されている災害時の避難器具が腐食劣化により使用上支障があり、器具の取りかえを行うものでございます。
次に、2目住宅建設費、説明欄010−01市営松波住宅E号棟改修事業61万9,000円の減額は、老朽化に伴う火災報知設備改修工事が完了し、実績により減額するものです。
011−01市営松波住宅D号棟改修事業605万8,000円の減額は、住宅の屋上を津波の避難場所とすることに伴い、避難者の安全を確保するため、屋上に転落防止柵設置工事を行いました。工事が完了し、事業費が確定しましたので、減額するものです。
続きまして、012−01市営北園町住宅集会所改修事業171万2,000円の減額は、住宅集会所の耐震補強設計委託料を計上しておりましたが、耐震診断の結果、建物の安全性が確認され、補強設計が不要となったため、委託料全額を減額するものです。
013−01市営松波町住宅A号棟改修事業164万円の減額は、長寿命化計画に基づき改修を予定している松波A号棟の改修設計委託が完了し、事業費が確定しましたので、減額するものです。
説明は以上でございます。御審議の上、御承認いただきますよう、よろしくお願いいたします。
○委員長(池田千賀子)
都市整備部長。
○都市整備部長(松原 正美)
説明は以上でございます。よろしく御審議をお願いいたします。
○委員長(池田千賀子)
それでは、質疑は入ります。
矢部委員。
○委員(矢部 忠夫)
じゃあ、維持管理課に。ことしの新しい事業だったLEDの新設の取り組みなんですが、当初予算が幾らだったかわかりませんが、1,000万の不用残ということなんですけども、実態はどんなだったんでしょうか。つまり要望が少なかったのか、PRが不足だった影響なのか、あるいはこのぐらいはしようがないというふうに見たらいいのか、その辺の見解をお聞かせください。
○委員長(池田千賀子)
維持管理課長。
○維持管理課長(松田 博)
LED化の街灯の設置状況から御説明させていただきます。
今年度予定しております、まだ今2月20日現在でございますけれども、LEDの設置状況は、75町内会、団体も含めますけれども、75町内で491灯のLEDを設置されております。
目標としていた数字というのは、1,260基を目標としておりまして、半分弱という結果になっております。これにつきましては、今年度から始まった事業でございまして、各町内会での総会後の状況ということで、なかなか着手が遅くなったのかなと思っております。来年度以降につきましては、もう少し街灯の設置量がふえてくると考えております。
○委員長(池田千賀子)
矢部委員。
○委員(矢部 忠夫)
それで、これは市の意向では、全市の街灯について、10年を目途に全部入れかえようという計画だったわけですよね。そういった中で、1,260に対する491という、さっき私も質問しました、再度になりましたが、施設というか、それぞれの町内会が総会等も終わっていたような状況であったというようなこともあるでしょうが、回復できるというか、目標は達成するためにどういう方向を持っておられるかということで。
○委員長(池田千賀子)
維持管理課長。
○維持管理課長(松田 博)
電気料につきましては、昨年10月に値上がりをして、非常に電気料に関する地元の関心も深まっておりまして、それに対しましてLEDの電気料が安くなるということで、非常に町内会のほうで、維持管理課のほうに相談に来る回数が非常に多くなっております。
残念ながら、今年度予算は決まっているということで、着手できない町内会も何カ所かありましたので、そういう意味では、電気料金値上げとともにLEDの電気料が少ないというメリットから、来年度以降は1,200に近づけるように努力していきたいと思いますし、増加すると考えております。
○委員長(池田千賀子)
加藤委員。
○委員(加藤 武男)
LEDの下に街灯新設補助金というのがありまして、ちょっとお聞きをしたいんですけども、新設するときに、町内会から基本的に、地域の方から上がってくるものだと思っていますけども、通学路とか、それから集落境といいますかね、がどうしても立っていないというところがありまして、それで、私どもも相談を受けるんですけど、いかんせん町内会では、ここの町内会では必要ないと、こちらでも必要ないと、だけどこの間を通る方がやはりここは暗いんだということで、そういう話が上がっているんですけども、そういったことはやっぱり町内会がうんと言わない限りはつかないわけですか。聞かせていただければ、方法があれば。
○委員長(池田千賀子)
維持管理課課長代理。
○維持管理課課長代理(道路維持班)(鬼山 男也)
今、加藤委員がおっしゃったように、集落間では、そういう自分の町内は関係ないところもありますから、一応9割補助することになっております。一応そういう、9割補助しますので、申請をお願いしたいと思います。
○委員長(池田千賀子)
加藤委員。
○委員(加藤 武男)
ありがとうございます。今度は通学路に学校と相談の上、ここをそうだと決めた場合に、やはり立っている数が少ないと、でありながら、そこに住んでいる方は、どうしても少子高齢化で少ないわけなんですよね。それで、いや、町内会としては、さほどには考えていないと。だけども、あと2年で終わるじゃないか、3年待てば卒業するじゃないかというようなことで、つかない場所もあるんですけども、そういったことを例えば、個別に相談に上がった場合、親御さんなんですけども、通学路なんだから、そこは何とか明るくしてもらえないかということで、非常に私の住んでいるところは、ぽつぽつとしている場所が多いので、親御さんの心配がよくわかりますので、そういったものは何とかならないものかなと。そういう中間地点については、9割補助があるということでわかりましたけども、ただ、通学路では、同じ町内会だけども、奥に1軒ぽつんとあるというのが、間々ありまして、たまたま学校に上がったら、そういう話が来るわけですよね。きっとやりとりしているうちに卒業なさって、なかった話になっちゃうんでしょうけども、そういった話を個別に上がったときも、やっぱり町内会を通さなきゃいけないのかということをお聞きしたいんですけど。
○委員長(池田千賀子)
維持管理課課長代理。
○維持管理課課長代理(道路維持班)(鬼山 男也)
やっぱり申請は、原則は、町内会からですけども、例えば、そこに電柱がないような場合は、市のほうで電柱を建てるということもできますし、また、相談に来ていただければ、また乗れるんじゃないかと思います。
○委員長(池田千賀子)
春川委員。
○委員(春川 敏浩)
今の場合なんですけど、その通学路に、いわゆる電球が切れているところがあるんですけどね、あれは管理は町内会ですか、どうなんですか。見た人が言うわけですか。
○委員長(池田千賀子)
維持管理課長。
○維持管理課長(松田 博)
防犯灯といいますか、街路灯自身の所管といいますか、町内会が所管しておりますので、町内会管理という形になります。
○委員長(池田千賀子)
春川委員。
○委員(春川 敏浩)
その場合に、町内の外れなんですよ。ちょうど町内と町内の間ぐらいなんですけどね。そこの所管の町内会が多分わからないと思うんですけど、そういうのはどうすればいいかな。要するに、誰かが通告しなくちゃいけないわけですよね。
○委員長(池田千賀子)
維持管理課課長代理。
○維持管理課課長代理(道路維持班)(鬼山 男也)
ことしもどこが管理しているかわからないというのが結構あったんですけども、一応調べ、東北電力のほうにお聞きしまして、東北電力のほうですと、どこが管理しているかわかりますので、町内会でもうちじゃないと、また伝票ですかね、請求書というか、あれには詳しく書いていないので、うちじゃないよというところがあるんですが、東北電力に聞きますと、この町内が管理していますよということもありますので、もし切れていたら電話をもらって、どこの場所かというのを聞かせていただければ、こちらのほうでどこの所管かを調べて報告したいと思います。
○委員長(池田千賀子)
与口委員。
○委員(与口 善之)
じゃあ、その下の小型除雪機の購入費補助金について、6月広報、7月申請ですかね。一番、雪がイメージしにくい時期にそういうふうなことで、申請期間が終わってから、したかったんだけどというふうなお話を間々聞くことがあるんですが、この申請期間というもの、せっかく予算を持っていて、また延長するとか、そういうふうな措置ができないものなのかと、そういった、来たけども終わっていますよというふうな事例があったのかなかったのか、どんな感じだったんでしょうか。
○委員長(池田千賀子)
維持管理課長。
○維持管理課長(松田 博)
本年度から広報かしわざきのほうに載せて、6月に周知をしまして、7月という形にさせてもらいました。
なかなか予算の確保が難しい、今回は若干減額をさせていただいたんですけども、やはり大雪があったときの後というのは、非常に申し込みが多かったものですから、そういう現象があって、早目に皆さんに周知をして、ここに申請していただきたいということで周知をさせていただきました。
実際に、もう締め切りが終わってから申し込みに来られたところもありましたけれども、説明をさせていただきまして、次年度にお願いするという形で対応しております。
○委員長(池田千賀子)
維持管理課課長代理
○維持管理課課長代理(道路維持班)(鬼山 男也)
今、課長が言ったように、二、三締め切りが終わってから来られた方もいますが、なぜ6月からにしたかというと、10月ですと、もう発注しても雪の降る時期に間に合わないよということで、6月にしたんですが、ことしも7月で締め切りましたけど、本当は予算もありましたから、もう一度周知してやったほうがいいのかも考えましたけども、結局終わったのが、柏崎と西山のほうでは12月25日ごろにやっと最後の、10台だったんですけども、それが終わりましたし、高柳町のほうはちょっとあれで、やっぱりおくれて入ってくるものですから、やっぱり期限はその辺に切っておかないと、いざ使いたいときに機械が来ない、そういうケースがあると思いましたので、やはり今のところ7月いっぱいで決定、切っているんですね。8月に買っていいですよと出すのがいいのかなと思っています。
○委員長(池田千賀子)
与口委員。
○委員(与口 善之)
そういうことですと、在庫の数量とかの問題もあるんでしょうから、それもいたし方ない部分はあるかもしれませんが、であれば、なおさら今後ですね、周知方法をもう少し忘れられないように、市民の皆さんが忘れないで済むような周知方法をお願いしたいなというふうに思います。
それと、ちょっと変わるんですが、建築住宅課の木造の耐震改修もかなり減額補助されているということで、耐震化率がどの程度進んできているのかとか、そういった実績については、どのような考えなのか教えていただきたいと思いますが。
○委員長(池田千賀子)
建築住宅課長。
○建築住宅課長(吉岡 英樹)
まず、耐震診断なんですけども、一応予算的には、80件の予算を持っておりまして、今年度今のところ、57件の申請があったと。耐震改修の補助の関係につきましては、一応予算的には、10件分の1,000万を持っていたわけですけども、結果的には、3件という状況でございます。
平成26年の1月末現在の民間木造住宅の耐震化率、これが80.8%というところに至っているという状況です。
以上です。
○委員長(池田千賀子)
よろしいですか。
質疑はないでしょうか。
与口委員。
○委員(与口 善之)
すみません。同じく49ページの県営住宅の営繕工事。消防点検で、何か金具、避難器具のさびだか何かで、安全がちょっということ、腐食ですかね、見つかってということなんですが、これ何カ所かで見つかって、見つかったものだけをやったのか、それともこの棟で見つかったから、似たような棟を水平展開みたいなことを、やっぱり安全上の避難器具となると、そういう配慮がされたのかどうかお聞かせください。
○委員長(池田千賀子)
建築住宅課長。
○建築住宅課長(吉岡 英樹)
今回の工事の関係につきましては、一応1年間に1回ですが、必ず消防点検ということで、全棟において点検を行っております。全てを確認した上で、ここに今回補正をいたしました3棟の住宅で避難器具が腐食していたということで、4カ所ほど取りかえるという予算でございます。
○委員長(池田千賀子)
それでは、議員間討議に入ります。
(な し)
○委員長(池田千賀子)
議員間討議を終わります。
質疑を終結いたします。
(16)議題33号 市道路線の廃止について
○委員長(池田千賀子)
次に、議第33号市道路線の廃止についてを議題とします。
説明を求めます。
維持管理課長。
○維持管理課長(松田 博)
議第33号市道路線の廃止について、御説明申し上げます。
宮場町地内の市道柏崎7−145号線は、本年度改良工事を実施しておりますが、これを国道353号に接続させるため、指定を変更して再認定するため、一旦廃止したいものです。
大字茨目地内の9−258号線は、JR信越線茨目駅南側の市道9−1号線から茨目跨線橋を含めて、茨目駅北側へ結ぶ路線として再認定するため、一旦廃止したいものです。
以上、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○委員長(池田千賀子)
春川委員。
○委員(春川 敏浩)
前にですね、市道路線の廃止、あるいはこういうときに、どなたかだと思いましたが、住宅地図で、もう少しわかるようにしてくださいというお願いをしていたと思うんですが、依然またこういう形で出てきておりますが、この点は改めていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。
○委員長(池田千賀子)
維持管理課長。
○維持管理課長(松田 博)
私たちのほうで、この文字が書いてあるのが、我々がつい消したものなんですが、まだ足りないということでしたら、もう少し検討させていただきます。
○副委員長(笠原 晴彦)
委員長。
○委員(池田千賀子)
すみません。ちょっと場所を確認したいんですけど、9−258のほうなんですけれども、これは場所とすれば、JR信越線の南側のどういったらいいでしょうか、畑と畑の間の駐車場のスペースとして、市民の皆さんが利用しているというふうに思われる場所ですか。
○副委員長(笠原 晴彦)
維持管理課長。
○維持管理課長(松田 博)
茨目駅に行くところに、広いアスファルト舗装があるんですけども、それで中央部分が通路という形で、わきに駐車スペースがあるという形で、駐車場ではないんですけど、ちょっと広い駐車もできるスペースの場所であります。
○副委員長(笠原 晴彦)
委員長。
○委員(池田千賀子)
廃止をするということですから市道だったんだというふうに、今初めて思ったんですが、これは議第34号との関連があるわけなんですけれども、一旦市道であった部分を廃止をして、そして跨線橋の何ですか、底地といいますか――底地は違うのか。跨線橋部分とあわせてその再認定をすると、そういうことなんですよね。
○副委員長(笠原 晴彦)
維持管理課長。
○維持管理課長(松田 博)
市道変更の場合には、そういう処置をさせていただいております。
○委員長(池田千賀子)
議員間討議に入ります。
(な し)
○委員長(池田千賀子)
議員間討議を終わります。
質疑を終結します。
(17)議題34号 市道路線の認定について
○委員長(池田千賀子)
次に、議第34号市道路線の認定についてを議題とします。
説明を求めます。
維持管理課長。
○維持管理課長(松田 博)
議第34号市道路線の認定について、御説明申し上げます。
小倉町地内の市道柏崎3−119号線は、市が管理するJR越後線東柏崎駅にある跨線橋であり、老朽化していることから、将来の更新や大規模修繕等に国の補助金を導入できるよう、市道として認定したいものです。
大久保二丁目から若葉町を結ぶ5−138号線は、昨年6月議会の委員会でも説明させていただきました大久保跨線橋を含む路線を認定したいもので、大久保側の市道柏崎5−5号線から跨線橋を渡り、極楽寺山門までの間となります。
城東一丁目から宮場町を結ぶ市道柏崎7−145号線は、先ほど説明いたしました本年度改良工事を実施しております路線を国道353号線に接続するため、一旦廃止した路線を延長して、再認定するものです。これにより、路線は分かれていますが、剣野町地内から鵜川にかかる新金曲輪橋を経由し、国道353号を横断、鏡が沖中学校脇を通る市道柏崎7−4号線まで、2車線道路がつながることとなります。
大字茨目地内から茨目二丁目を結ぶ市道柏崎9−258号線も、先ほど説明いたしました一旦廃止した路線をJR信越線の茨目駅にある茨目跨線橋を含めて、駅南側にある市道柏崎9−45号線まで伸長したいものです。
大字藤井地内の市道柏崎10−261号線は、南田塚町内の市道柏崎10−179号線から、田塚町内の市道柏崎10−9号線を結ぶ路線として、緊急車両の乗り入れや除雪作業等の利便性の向上のため、市が一部道路開設するために認定したいものです。
以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○委員長(池田千賀子)
説明が終わりましたので、質疑に入ります。
矢部委員。
○委員(矢部 忠夫)
あの7−145号線、これは非常に重要な路線だと思うんですが、当初予算のときに余り議論にならなかったと思うんですが、25年度から、つまり今年度から始めている改良工事ということですが、供用開始は何年を目標にしているんですか。
○委員長(池田千賀子)
都市整備部長。
○都市整備部長(松原 正美)
この7−145号線ですが、今年度も継続工事をしておりまして、結果的に残りが、約70メーターの未整備区間があります。それを平成26年度に工事しまして、竣工したいと、こう思っております。
以上でございます。
○委員長(池田千賀子)
質疑、よろしいですか。
(な し)
○委員長(池田千賀子)
それでは、議員間討議に入ります。
(な し)
○委員長(池田千賀子)
議員間討議を終わります。
質疑を終わります。
これで、都市整備部関係の審査は全て終了いたしました。都市整備部の皆さん、御苦労さまでした。
(都市整備部退席)
○委員長(池田千賀子)
これより、討論、採決に入ります。
(1)議第2号 平成25年度
一般会計補正予算(第11号)のうち、歳出の所管部分
○委員長(池田千賀子)
最初に、議第2号平成25年度
一般会計補正予算(第11号)のうち、歳出の所管部分を議題とします。
討論はありませんか。
(な し)
○委員長(池田千賀子)
討論を終わります。
これより採決します。
本案は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ありませんか。
(異議なし)
○委員長(池田千賀子)
御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
(2)議第6号 平成25年度
ガス事業会計補正予算(第4号)
○委員長(池田千賀子)
次に、議第6号平成25年度
ガス事業会計補正予算(第4号)を議題とします。
討論はありませんか。
(な し)
○委員長(池田千賀子)
討論を終わります。
これより採決します。
本案は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ありませんか。
(異議なし)
○委員長(池田千賀子)
御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
(3)議第7号 平成25年度
水道事業会計補正予算(第4号)
○委員長(池田千賀子)
次に、議第7号平成25年度
水道事業会計補正予算(第4号)を議題とします。
討論はありませんか。
(な し)
○委員長(池田千賀子)
討論を終わります。
これより採決します。
本案は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ありませんか。
(異議なし)
○委員長(池田千賀子)
御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
(4)議第8号 平成25年度
下水道事業会計補正予算(第3号)
○委員長(池田千賀子)
次に、議第8号平成25年度
下水道事業会計補正予算(第3号)を議題とします。
討論はありませんか。
(な し)
○委員長(池田千賀子)
討論を終わります。
これより採決します。
本案は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ありませんか。
(異議なし)
○委員長(池田千賀子)
御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
(5)議題22号 露店管理条例の一部を改正する条例
○委員長(池田千賀子)
次に、議第22号露店管理条例の一部を改正する条例を議題とします。
討論はありませんか。
(な し)
○委員長(池田千賀子)
討論を終わります。
これより採決します。
本案は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ありませんか。
(異議なし)
○委員長(池田千賀子)
御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
(6)議題23号
ワークプラザ柏崎設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例
○委員長(池田千賀子)
次に、議第23号
ワークプラザ柏崎設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例を議題とします。
討論はありませんか。
(な し)
○委員長(池田千賀子)
討論を終わります。
これより採決します。
本案は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ありませんか。
(異議なし)
○委員長(池田千賀子)
御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
(7)議題24号
高齢者活動促進施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例
○委員長(池田千賀子)
次に、議第24号
高齢者活動促進施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例を議題とします。
討論はありませんか。
(な し)
○委員長(池田千賀子)
討論を終わります。
これより採決します。
本案は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ありませんか。
(異議なし)
○委員長(池田千賀子)
御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
(8)議題25号
石地フィッシングセンター設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例
○委員長(池田千賀子)
次に、議第25号
石地フィッシングセンター設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例を議題とします。
討論はありませんか。
与口委員。
○委員(与口 善之)
賛成の立場から討論させていただきますが、やはり指定管理を外れて、これから本当の管理が、市がするものであるならば、条例をきちんと改正をして、煩雑かもしれませんけども、その管理主体をしっかりと明確にすることのほうが望ましいと思いますので、他の施設の管理と整合性がとれるようにされることを望んで討論とさせていただきます。
○委員長(池田千賀子)
佐藤委員。
○委員(佐藤 和典)
私も賛成の立場で討論させてもらいますけども、今ほど与口委員がお話したのと同じですけども、やはり中途半端な状況にしていて、これからどうなるかわかんない、したがって、中途半端な状況になっているかと思うんですが、やはりきちんきちんと方向性を見出して、手続が非常に難しくなるかもしれないんですけども、何かあったとき、万が一のときにやはり市のほうが責任をとらないとだめですので、きちんと一つ一つこなしていくべきだと思います。
○委員長(池田千賀子)
ほかにありませんか。
(な し)
○委員長(池田千賀子)
それでは、採決を行います。
本案は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ありませんか。
(異議なし)
○委員長(池田千賀子)
御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
(9)議題26号 農業委員会の委員選挙区設置等に関する条例の一部を改正する条例
○委員長(池田千賀子)
次に、議第26号農業委員会の委員選挙区設置等に関する条例の一部を改正する条例を議題とします。
討論はありませんか。
(な し)
○委員長(池田千賀子)
討論を終わります。
これより採決します。
本案は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ありませんか。
(異議なし)
○委員長(池田千賀子)
御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
(10)議題27号
上水道事業給水条例の一部を改正する条例
○委員長(池田千賀子)
次に、議第27号
上水道事業給水条例の一部を改正する条例を議題とします。
討論はありませんか。
(な し)
○委員長(池田千賀子)
討論を終わります。
これより採決します。
本案は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ありませんか。
(異議なし)
○委員長(池田千賀子)
御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
(11)議題28号
簡易水道事業給水条例の一部を改正する条例
○委員長(池田千賀子)
次に、議第28号
簡易水道事業給水条例の一部を改正する条例を議題とします。
討論はありませんか。
(な し)
○委員長(池田千賀子)
討論を終わります。
これより採決します。
本案は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ありませんか。
(異議なし)
○委員長(池田千賀子)
御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
(12)議題29号
工業用水道事業給水条例の一部を改正する条例
○委員長(池田千賀子)
次に、議第29号
工業用水道事業給水条例の一部を改正する条例を議題とします。
討論はありませんか。
(な し)
○委員長(池田千賀子)
討論を終わります。
これより採決します。
本案は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ありませんか。
(異議なし)
○委員長(池田千賀子)
御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
(13)議題30号 下水道条例の一部を改正する条例
○委員長(池田千賀子)
次に、議第30号下水道条例の一部を改正する条例を議題とします。
討論はありませんか。
(な し)
○委員長(池田千賀子)
討論を終わります。
これより採決します。
本案は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ありませんか。
(異議なし)
○委員長(池田千賀子)
御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
(14)議題31号
農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例
○委員長(池田千賀子)
次に、議第31号
農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例を議題とします。
討論はありませんか。
(な し)
○委員長(池田千賀子)
討論を終わります。
これより採決します。
本案は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ありませんか。
(異議なし)
○委員長(池田千賀子)
御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
(15)議題32号 公の施設の指定管理者の指定期間の変更について(
石地フィッシングセンター)
○委員長(池田千賀子)
次に、議第32号公の施設の指定管理者の指定期間の変更について(
石地フィッシングセンター)を議題とします。
討論はありませんか。
(な し)
○委員長(池田千賀子)
討論を終わります。
これより採決します。
本案は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ありませんか。
(異議なし)
○委員長(池田千賀子)
御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
(16)議題33号 市道路線の廃止について
○委員長(池田千賀子)
次に、議第33号市道路線の廃止についてを議題とします。
討論はありませんか。
(な し)
○委員長(池田千賀子)
討論を終わります。
これより採決します。
本案は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ありませんか。
(異議なし)
○委員長(池田千賀子)
御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
(17)議題34号 市道路線の認定について
○委員長(池田千賀子)
次に、議第34号市道路線の認定についてを議題とします。
討論はありませんか。
(な し)
○委員長(池田千賀子)
討論を終わります。
これより採決します。
本案は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ありませんか。
(異議なし)
○委員長(池田千賀子)
御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で、本委員会に付託された事件は全て終了いたしました。
委員長報告についてですけれども、正副委員長に御一任いただきたいと思いますが、御異議ございませんでしょうか。
(異議なし)
○委員長(池田千賀子)
異議なしと認め、正副委員長一任ということにさせていただきます。
これにて、本日の委員会は散会いたします。御苦労さまでした。
1 散 会 午後 3時11分
委員会条例第30条第1項の規定によりここに署名する
産業建設常任委員会
委員長 池 田 千賀子
署名委員 加 藤 武 男
署名委員 佐 藤 和 典...