柏崎市議会 > 2009-03-19 >
平成21年文教経済常任委員会( 3月19日)

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  1. 柏崎市議会 2009-03-19
    平成21年文教経済常任委員会( 3月19日)


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    平成21年文教経済常任委員会( 3月19日)                 文教経済常任委員会会議録 1 日   時  平成21年3月19日(木)午前10時 1 場   所  4階大会議室 1 出席委員   委員長   飯塚 寿之       副委員長  若井 洋一          中村 明臣       星野 正仁       遠藤  清          若井 恵子       梅沢  明                                   以上7人 1 欠席委員   宮崎 孝司 1 特別出席   議 長   霜田  彰 1 委員外議員  片山 康夫       持田 繁義       村田幸多朗          砂塚 定広       池田千賀子       吉川 英二          斎木 裕司       笠原 浩栄       本間 厚幸          野中 栄司       吉野 芳章       荒城 彦一 1 説 明 員  〔教育委員会〕          教育長                小林 和徳          教育次長               歌代 俊樹          (教育総務課)          課 長                遠山 和博
             課長代理(学校給食係長)       小黒 昌司          総務企画係長             清水 昭彦          施設係長               高橋 正智          埋蔵文化財係長            末崎  章          主 任                土田 正秀          主 任(学芸員)           品田 高志          (学校教育課)          課 長                涌井 昭夫          主幹(指導兼管理主事)        近藤 喜祐          課長代理(学事保健係長)       徳永 優子          課長代理(指導兼管理主事)      吉田 淳一          副主幹(指導主事)          小林 景子          副主幹(指導主事)          池田  弘          主 任                中野 芳子          (青少年育成センター)          副所長                根立  茂          (生涯学習・体育課)          課 長                酒井  明          課長代理(企画管理、学習推進担当)  藤巻  均          課長代理(体育係長)         高野  彰          企画管理係長             市橋眞三子          学習推進班係長            池田 順一          主 査                原   剛          主 査                椿 勇一郎          (図書館)          館 長                猪俣 敏郎          館長代理(資料係長)         笠井 吉正          サービス係長             石塚 忠一 1 事務局職員  議事調査係主任            武本 俊也 1 議   題  (1)議第17号 平成21年度一般会計予算のうち、歳出5款、                   6款、7款、10款、11款1項          (2)議第39号 農村公園設置及び管理に関する条例          (3)議第40号 勤労青少年ホーム設置条例の一部を改正する条例          (4)議第50号 平成20年度一般会計補正予算(第12号)のう                   ち、歳出7款          (5)請第 1号 金融危機に端を発する大量解雇・雇い止めから雇                   用とくらしをまもる緊急対策の強化を国に求める                   意見書提出を求める請願 1 報告事項   教育委員会          (1)平成21年度教育方針          (2)平成21年度一般会計補正予算(第1号) 1 署名委員   中村 明臣       梅沢  明 1 開   議  午前10時00分 1 会議概要 ○委員長(飯塚 寿之)  皆さん、おはようございます。  これより、文教経済常任委員会を開きます。宮崎委員は欠席です。  会議録署名委員に、中村明臣委員と梅沢明委員を指名します。  本日は、初めに、教育委員会から、平成21年度教育方針についての報告を受け、その後、教育委員会所管部分の付託案件を審査します。この審査の後、教育委員会から報告事項として、平成21年度一般会計補正予算(第1号)について報告を受け、最後に付託された請願を含めた議案の討論・採決をして、委員会を終了したいと思います。 〇教育委員会の報告  (1)平成21年度教育方針 ○委員長(飯塚 寿之)  では、平成21年度教育方針について、教育委員会の報告を求めます。  教育長。 ○教育長(小林 和徳)  おはようございます。  それでは私の方から、平成21年度の教育委員会の教育方針を、教育委員会を代表して、読み上げることをもって、報告とさせていただきます。  まず、はじめにでありますが、最後までやりとげて、うれしかったことがありますか。よくある、時々ある。小学校6年で94.5%。中学校3年で92.8%。  難しいことでも、失敗をおそれず挑戦していますか。いつも挑戦する、挑戦することが多い。小学校6年で75.6%。中学校3年で69.5%。  自分にはよいところがあると思いますか。たくさんある、まあまあある。小学校6年で78.7%。中学校3年で69.3%。  将来の夢や目標を持っていますか。たくさんある、まあまあある。小学校6年86.6%。中学校3年77.8%。  これは、平成20年度4月に、小学校6年生、中学校3年生を対象に実施された、文部科学省の質問紙調査の柏崎市の結果の一部です。既に学校教育課のホームページに全75問の結果を公開しています。それぞれの値は、全児童・生徒に占める割合を表し、すべて全国・新潟県の値を上回っています。自己肯定感、自尊感情の高さを示すものであり、真の学力との相関も明確になっています。  また、平成19年4月の同調査との結果を比較すると、中越沖地震の大きな被害を受けた後であるにもかかわらず、各値はほとんど変わらないかむしろ上向いた項目さえあります。  一方で、このような好ましい傾向にある柏崎の子どもたちを取り巻く全国的な状況は、極めて深刻であります。携帯電話やネットを使った卑劣な犯罪、性の逸脱行動、暴力、万引きなどが、毎日のように報道されています。  教育委員会は以上のような現実も直視し、教育施策を積極的に推進してまいります。  2番目、地域に信頼される特色ある学校づくりを目指して  (1)「小中一貫教育」への助走  本来、義務教育の体系は、小学校教育と中学校教育の滑らかな接続の下、9か年を見通した展望に立って、小・中一貫したものであるのが理想です。就学の義務を負う保護者や子どもにとっても、9年後の姿を描きながら学ぶことができれば、目標の達成に向けた意欲の持続など、大きな意義があります。市内で現制度下にあっても、小・中校長の共通理念の下、保護者、地域の理解・協力を得ながら、教育実践の一部を一貫して取り組んでいる所もあります。  先に述べたような問題事案を含む急激に変化する現代社会にあって、学校の果たす役割は重要度を増していますが、教育は学校のみで完結するものではなく、家庭や地域社会との連携や協働が不可欠です。  そこで、市教育委員会では、義務教育9年間を見通して、中学校区内の全小・中学校が、共通理念の下で、可能な限り同一歩調をとりながら教育活動を展開する「小中一貫教育」を提唱していきます。具体的には、次のような取組を可能とするものと考えています。  義務教育9年間を見通して、現行の「6・3制」にこだわらない区分けによる教育活動を進めることができること。  小中の教員がそれぞれの専門性や特性を生かして、小中の学校の枠を超えて指導したり、小学校に教科担任制を導入したりすることができること。  更に踏み込んで一貫校の特区申請をすることで、現行の指導要領によらず、中学校区独自の教科や、学習内容を設定して、取り組むことができること。  「小中一貫教育」を進めていく方法は、さまざまなパターンがあります。柏崎市の一貫教育は、どの中学校区においても「すべて同じ教育活動をする」ということではなく、「共通して取り組むこと」「各校の特色を生かすこと」など、十分な吟味と共通理解を図りながら進めていくことが重要と考えます。全国のさまざまな先進的な実践も参考にし、学校を支える地域のコミュニティのまとまりを重視した「小中一貫教育柏崎方式」の方向性を具体化していきます。  (2)学校教育実践上の課題と施策  教育に寄せるすべての保護者、地域、市民の願いは、「学校で学ぶすべての子どもたちが、安心感をいだき、意欲的に学習に取り組み、思いやりの心を育みながら健やかに成長している」ことであります。これは、取りも直さず、地域に信頼される特色ある学校の姿であると思います。  この実現に向けて、子どもたち一人ひとりの確かな学力の向上を目指した、日々の授業改善。  豊かな心と健やかな体を育むための、心の教育や体育の充実、基本的生活習慣の形成。  友達や地域の人とのかかわりを深める活動を通した、望ましい人間関係の育成。  確かな人権感覚の育成、いじめや差別、偏見のない学校づくりの推進。  こうした取組を効果的に進めていくには、家庭や地域と連携した「柏崎の教育3・3・3運動」の積極的推進や、子ども、保護者、地域の皆さんによる教育活動評価など、「開かれた学校」に変えていくことをすべての学校に働きかけていきます。  加えて、教職員一人ひとりが、自ら研修に励み、人間性豊かで、子どもたちはもちろんのこと、保護者や地域の方々も信頼を寄せる教職員であることが何よりも重要です。  そのために、教育センター研修講座学校教育研究会、中学校区研修会など、あらゆる機会や場を生かして指導していきます。  (3)教職員の服務規律の厳正の徹底  平成20年度は、柏崎市においても、4月早々の教職員による個人情報流出事案、12月末には、校長による暴行傷害事案が発生し、当該校の子どもや保護者はもちろん、教育における市民の皆様の信頼を著しく損ねることとなりました。あってはならないことであり、心からお詫び申し上げますとともに、服務規律の厳正を徹底し、信頼の回復に向けて、総力を挙げて取り組んでまいります。  3、新しい教育柏崎からの発信  柏崎市立教育センターは、教職員研修と教育相談を事業運営の両輪として柏崎の教育の質を高め、力強く支えています。主に、次の3点を強調した運営を進めます。  研修等の内容・方法を工夫改善し、教職員の資質指導力の向上を図ります。新学習指導要領の円滑な実施、多様化複雑化している特別支援教育など、ニーズや時代の要請に合った研修や教育相談の対応を通して指導力・実践力を高めます。  教育相談体制の充実を図り、子どもたちの実態に応じた支援に努めます。  担当する職員の専門性の発揮と職員同士の協働・協調により、適時的確に教育相談が円滑に進められるよう努めます。一人ひとりの教育的ニーズに沿って支援、指導することができる専門性や指導力の向上を図る特別支援教育研修の充実を図ります。  教育の情報化とセキュリティの確保に努めます。  教育の情報化は、わが国の教育における最重要課題の一つに位置付けられています。国では、平成22年度までにすべての公立小・中・高等学校の教員に1人1台のパソコンを配備し、学校・家庭・教育委員会との情報交換の手段として、IT(情報技術)を効果的に活用するなど、様々な校務のIT化を積極的に推進することを掲げています。  柏崎市では、教育センターが平成20年2月に策定した「教育の情報化推進プラン」に基づき、平成21年度中に、すべての教職員に1人1台のパソコンを配備します。パソコンの活用で、教職員相互の情報の共有化を進め、事務の効率化を図り、授業を改善することにより、より確かな学力の定着を目指します。  そこで、情報モラルを中心にした子どもたちの情報活用能力の育成のため、教職員のICT(情報・通信・技術)活用指導能力の向上に努めます。特に、携帯電話の取扱いについては、指針を示し、学校と連携して保護者の意識の啓発を図ります。  また、教育センターが他市に先駆けて構築した「教育情報支援システム」の全教職員による積極活用を勧めるとともに、セキュリティの確保と授業への活用に主眼を置いた教育ネットワークシステムを使い、教員の実践力を高めます。  4、学校教育環境の整備と食育の推進  前年度から引き続き学区等審議会を開催し、平成21年度末までに最終答申を得ます。特に、統廃合の検討対象校として抽出された学校を中心に、児童生徒の心身ともに健やかな発達の保障とよりよい環境の整備に向けて全市的な観点から審議をしていただきます。
     枇杷島小学校の改築については、今年度から現在地での本格的な工事に着手し、平成22年12月の完成を目指します。施設の有効活用と利用者増に対応するため、初めての試みとして、改築に併せて、施設内に児童クラブを含めて建設の上、開設します。  中央地区学校給食共同調理場(三和町)の老朽化に対応するため、平成20年度から2箇所に分散改築を進めています。1箇所目の枇杷島地区共同調理場(鏡が沖中学校)の完成に引き続いて、平成21年度は、2箇所目の中央地区学校給食共同調理場として、現在地の裏手に改築工事に着手し、分散改築を完了させます。  児童・生徒が健康で充実した生活を送るため、「柏崎市児童・生徒の食育プラン」に基づいて、「柏崎の教育3・3・3運動」とも関連させながら、食育を推進します。この一環として、学校給食における農産物等の地産地消を推進するため、生産者、仕入先及び納入業者等の関係機関との連携を強化し、地場産物の供給拡大に努めます。  5、埋蔵文化財の保護  市内各地の遺跡発掘調査で出土した遺構や遺物について、整理業務を進めるとともに、調査報告書の作成を行い、その成果を市民に還元します。また、柏崎フロンティアパーク事業に伴って発掘調査を実施した軽井川南遺跡群のうち、下ヶ久保C遺跡の一部を保存するため、その用地を取得します。  6、生涯学習の推進・体育スポーツの振興  (1)学びの成果が生きる地域づくり、人づくり。  市民の生涯にわたる学習意欲を喚起し、市民が学ぶ喜び・楽しみ・生きがいを発見し、学習成果が地域に生かせるよう事業を進めます。また、公民館分館(コミュニティセンター)で実施していた生涯学習学級事業と、家庭教育学級事業を合体充実させ、「地域型生涯学習事業」として、中央(柏崎公民館)に来られない人でも、地域に居ながらその地域に根ざした学習課題に取り組めるようにしていきます。  なお、高柳町・西山町公民館については、合併から5年目になるため、地域やコミュニティセンター柏崎公民館分館)への事業移行の協議を進めます。  地域で育む子ども育成事業では、「大人が変われば子どもも変わる」を合い言葉に、地域の教育力の向上に努めます。子どもたちが、社会規範を身に付け、豊かな心を持って、自ら考え自ら行動できるようにするには、親や地域の大人の意図的な実践行動が大切です。  子どもたちの安全で安心な活動拠点を設け、地域とのふれあいの中で子どもの居場所づくりを拡大する「放課後子どもプラン」推進のため、現在、比角・野田の2小学校区で実施している「放課後子ども教室」を柏崎小学校区・高柳地区で事業の実施を拡充します。  家庭や地域での大人と子どものかかわり方を見直す機会を作り、子どもの生き生きとした活動の裾野を広げるため実践する「柏崎の教育3・3・3運動」と連携し、子どもたちの自主性を育てる事業や、「早寝・早起き・朝ごはん」を始めとする家庭教育の重要性を訴える事業を推進します。  (2)スポーツの振興  スポーツが果たす役割は、個人の体力の向上や生きがいづくりにとどまらず、生涯スポーツ活動を通じて特色ある地域づくりにも貢献しています。子どもから高齢者までが、健康で安心して暮らせるまちづくりを目指して、行政と地区体育協会・体育指導員を中心に、楽しいスポーツ活動の普及のため、連携・協働して様々な事業に取り組みます。  いよいよ本年度はトキめき新潟国体開催年となりました。柏崎市体育協会が中心となり、選手強化・指導者育成事業が実を結び、柏崎市開催3種目(水球・卓球・ハンドボール)の競技を始めとして、他の競技においても、小中学生を中心に全国大会で活躍する選手が育ってきました。今期、新潟国体では、市民の中から国体代表選手が大勢出場できるよう支援してまいります。  選手の活躍する姿が復興に力を注ぐ市民に元気を与え、全国からの支援・激励への感謝の気持ちの表明になり、柏崎の頑張りを全国に発信することになると思います。そのため、子どもから大人まで、多くの市民の皆様からも御協力をお願いいたしますとともに、様々な事業実施に向けて取り組まれる柏崎市体育協会への支援をいたします。  また、震災により体育施設に建設された応急仮設住宅の撤去に伴い、原状回復に向け、全ての体育施設の整備を平成21年度中に終了し、市民の皆様に一日も早く利用いただけるよう務めます。  7、読書活動の推進  中越沖地震発生から2年目になりますが、市民も少しずつ元気を回復し、落ちつきを取り戻しつつあります。そんな中、図書館は心を癒し安らぎを感じる所として多くの市民から活用していただいています。  図書館は、これまで以上に市民の抱く課題解決を支援し、学ぶ意欲にこたえるとともに、地域を支える情報拠点としての役割も担ってまいります。  近年、子どもたちは、超高度情報化の波に翻弄された社会の影響を受け、本を通して文字・活字に触れ、言葉に親しむ環境から遠のいていると指摘されています。子どもたちの読書活動をより推進するため、学校に出向いてのブックトークや読み聞かせの出前サービス、貸出文庫・移動図書館等の充実を図ります。また、平成21年度は、子どもたちから学校を通じてもっと図書館を使ってもらうための「図書館活用の手引き」を各学校に配布し、学校との連携を更に深めながら、子どもたちの学習活動や読書習慣付けを支援します。  平成21年度から、若葉町の教育センター内の視聴覚ライブラリー(学校教育・社会教育に関する教材・機器の相談・貸出業務)の機能を図書館に移管します。これまで図書館で行っている一般市民への視聴覚資料等の貸出業務とあわせて行うことにより、事務の効率を高め、サービスの向上に努めてまいります。  8、保育園・幼稚園と義務教育の接続  市長部局の子ども課の所管である保育園・幼稚園業務を見直し、平成22年度を目途に、乳幼児期の家庭教育を主とした子育て支援を、教育委員会が主体的・一体的に進められるよう組み直し、家庭・地域の総合的な教育力の向上を目指します。合わせて、乳幼児期から就学期の滑らかな連携を進めます。そのため、平成21年度は、関係課による事務内容の検討を進め、移行の体制を整えます。  9、おわりに  人の役に立つ人間になりたいと思いますか。いつも思う、時々思う。小学校6年、94.1%。中学校3年、92.4%。  人の気持ちが分かる人間になりたいですか。いつも思う、時々思う。小学校6年、93.5%。中学校3年、94.4%。  人が困っているときは進んで助けていますか。いつも助ける、たまに助ける。小学校6年、80.6%。中学校3年、80.4%。  体の不自由な人やお年寄りや、困っている人の手助けをしたことがありますか。いつもする、たまにする。小学校6年、42.7%。中学校3年、48.8%。  冒頭の全国調査結果の続きになりますが、柏崎の子どもたちの意欲的で前向きな態度や心の豊かさが伺えます。  家の手伝いをしていますか。小学校6年、74.5%。中学校3年、56.7%。平成19年度調査です。小学校6年、73.2%、中学校3年、62.0%。平成20年度の調査です。  平成19年度は、小・中学校ともに全国・新潟県を下回り、平成20年度は、小学校は全国を下回り、中学校は全国・新潟県ともに上回るものの、ポイントは依然として低く、依然として大きな課題です。手伝いをしないのか、仕事を分担させようとしてないのか不明ですが、ボランティア感覚キャリア教育の機運醸成の意味からも改善する必要があります。  「柏崎の教育3・3・3運動」は、子どもたちに肯定的な意思や生活態度を身に付けさせるとともに、否定的な弱さや逃避を乗り越えさせるため、大人も一緒になって学校・家庭・地域で、総合的に取り組む教育運動です。息の長い運動として切れ目なく取り組み、子どもたちが心身ともに健やかに育つよう教育委員会は支援してまいります。市民の皆様の変わらぬ御支援・御協力を心からお願い申し上げます。  以上であります。よろしくお願いします。 ○委員長(飯塚 寿之)  ありがとうございました。  それでは、平成21年度教育方針につきまして、質疑、意見はありませんか。  遠藤委員。 ○委員(遠藤 清)  この教育方針に、質疑とか意見ということになると、何か、あれなんですけど。  問題のとらえ方というか、そういう部分の中で、幾つかちょっと、お聞きできればなと思うのですが。  まず、2ページなんですけれども。その下の方に、下から5行目くらいのところかな。要は、全小・中学校が共通理念のもとで可能な限り同一な歩調をとりながら、というふうな書かれ方がありますが、それが、その小中一貫教育の1つの部分だと。  ただ、その下のすぐ下の、丸の一番下の行のところの、行を見ると、要は現行の6・3制にこだわらないような区分の中での教育活動を進めて行きますよというふうな部分もある。要は、同一歩調をとったり、共通理念、理念は共通というのができるのだろうけれども、同一歩調をとったりというふうな部分と、6・3制にこだわらないでという部分。  それと、あと途中のところでも、その何ていうのかな、各学校の特色を生かすというふうな記述もあるわけですが、この辺のところが、どうも何ていうのか、一致してねえのかなというふうな、私なんかそういうふうに思ったんですけども。  この辺のところを、どういうふうに考えればいいのか。  簡単に言うと、各学校の特色を持った中での活動を中心に据えるのか、それとも小中の一貫校と、一貫というふうな部分にしたときに、最初に書かれている同一歩調をとりながら一緒にやっていくんだよというふうな、同じような歩みをするというふうなことに主眼を置くのか、その辺について、ちょっとお考えをお聞かせいただけばと思います。 ○委員長(飯塚 寿之)  教育長。 ○教育長(小林 和徳)  下から3行目のは、将来的な展望として、具体的には次のような取り組みを可能とする、という表現にしたつもりなんですよ。したがって、御指摘のように、その上の共通理念のもと、可能な限り同一歩調をとりながら進めていくという、後半にも多少ありますが、いわゆる地域のコミュニティのまとまりまで破壊して、よそに持っていくとかという、そういうことではなくて、コミュニティのまとまる、大事にしながらということは、とりもなおさず、そのコミュニティを含む学校区の特色を生かしながらやっていくということであります。  理想からいくと、こういうことが可能になるものをあわせ持っていますが、基本的には現在ある小学校と中学校の滑らかな接続で連携をしてやれるところの中から、校長がかわってもできるような内容。赴任している職員が、異動で入れかわってもできるような内容。人がかわったらできなくなるようなのは、一貫教育としてはなじまないと、こういう考えであります。 ○委員長(飯塚 寿之)  中村委員。 ○委員(中村 明臣)  もろもろありますので、その都度また担当の方に質問させていただきますが、今の問題でかかわるところですと、最後の終わりにという中で、一応、子どもたちが家の手伝いをしないということを危惧されておられるわけですけど、人が困っているときに進んで助けますかとか、人の気持ちがわかりますかという、こういう問題も、そんなに、人の気持ちがわかりますかというのは、人間になりたいですかというのは、これはなかなかいいあれだと思うんですが。  逆に、ここにパーセンテージに入っていない6%とか5%の子の方が、かえって気がかりだなと。そういう子が1人でもいても、大変な世の中になっちゃいますんで。そういう問題も起こっていますが。  教育長も、非常にそういうことも含めて、危惧されていると思うんですよね。私なんか、大人もこういったもんを質問されて、余り人の気持ち考えない人間、多いですよね。ですから、これは通常の人の世の中なのかなと思いますけど。何か具体的な策みたいなものは、教育長、持っているんですかね。難しい問題ですけどね。 ○委員長(飯塚 寿之)  教育長。 ○教育長(小林 和徳)  こういうものを育てていく、あるいは、改善していくには、いわゆる家庭教育ですね。ここに踏み込まざるを得ないんですが。これを強引に推し進めると、ファッショ的な問題になって、大変な話になるわけですが。あくまでも保護者の自覚を促す、啓発活動を実践を通してやりたいというのが、3・3・3運動なのであります。  あそこをよく御存じの方は見ていただければわかるんですけれども、子どもの健やかな成長のために地域・学校・家庭が力を合わせて、大人も一緒になって取り組もうというふうな表現になると思います。つまり、大人が規範を示しながらやっていこうというスタンスがないと、これの改善には向かないだろうと、こんなふうに思っています。いわゆる100%を目指しますけれども、いわゆる自覚を促すということをしていくという活動だというふうに思います。 ○委員長(飯塚 寿之)  中村委員。 ○委員(中村 明臣)  確かに家庭もそうですし、世の中もそうですし、職場も、それから、学校もそうだと思うんですが、ほんの一部の、このパーセンテージから漏れた子たちなり大人が、社会問題を起こし、世の中を混乱させるという状況なんですね。ですから、そういう子たちが大人になって当然のことながら世の中の問題児となっていくということで、だれにもそういう、どんなに優秀な子であって、頭のいい子であっても、境遇が変われば、突然、そういう状況に陥る場面もおりますが、そういうふうにならない教育というのは、今、皆さんの中でも非常にそういった、いわゆる問題児と言われる人たちに一生懸命取り組んでいる人たちがいるわけですね。そういう人たちの支援を、もうちょっときっちりできるとか、人数をふやすとか、そういう作戦はお考えになられてますでしょうか。 ○委員長(飯塚 寿之)  学校教育課長。 ○学校教育課長(涌井 昭夫)  まず、こうしたアンケートというのは非常に難しいんです。というのは、例えば、ちょっと話がずれるんですけれども、プール、水泳が嫌いな子というのはいるんですね。そういう子を学校好きですかというと、水泳の時期になると嫌いと答えるんですよ。ところが、水泳が終わると学校大好きになるんですよ。つまり、子供の意識というのは、そんなに1つのことがずっと持続するものじゃない。ただ、マイナスの回答している子供がいるということは、各学校で十分その子については配慮すると思います。  ただ、御存じのように、こういう意識みたいな調査というのは、これもうかなり人権の問題があるもんですから、だれがどう答えたかということは、わからない形で調査しているんですよ。そうでないと、学年が上がっていくときに、高校、中学生くらいになってくると、つくっちゃうわけですね。自分で思ってもいないことを、まずいからまねしておこうかということになっちゃうわけですから。  ですので、実際にはこういうアンケートのことだけで、私ども、それだけでやるわけじゃなくて、日ごろの教育活動を通した子供たちの交流の中で、この子はちょっといろいろ指導的に難しいなということについては、個別に対応しているということです。  したがいまして、マイナス要因反応した子がすべて、何ていうか、将来が危ぶまれるというふうに、そういうふうにみなすかどうかというのは、ちょっと別問題かなと思います。ただ、サポートは必要だろうと思っています。やっぱり教育で一番必要なのは、人的な支援が一番だと思います。予算が、財政的なものが許されれば、可能な限り財政、人的なサポートはしたいなと、こう思っています。  以上です。 ○委員長(飯塚 寿之)  中村委員。 ○委員(中村 明臣)  私もいわゆる落ちこぼれじゃないんですが、そうなって、気持ちが弱くてそういうふうになったという人の親から、相談を受けるんですが。やはりそこに一番問題があるのが、やっぱり教師との会話なんですね。教師との会話であったり、教師が、意識的じゃないんでしょうけど、ほかの子にしゃべったことで傷ついて、学校に行けなくなったとか。  それから、子供同士でトラブルになったとかという事例が多いもんですから、そういう教育を、やはり教師のその辺が、これ難しい問題ですけどね、人間ですから。徹底して意識的にその辺をみんなに伝えていかないと、そういう子が実際市内にも何人かいると思うんですよ。私も実際相談受けましたし、そういう子が立ち直れるかといったって、学校出るまで絶対無理だと思うんですよね。社会人になればまた変わってくると思うんですが、ですからあんまり心配する必要もないと思うんですけどね。  その辺をやっぱり教師自身が意識していかないと、意識してやっていかないと、言葉ってのは非常に人を傷つけるもんだということを、徹底してやっぱり3・3・3運動の中で、また1つ盛り込んでやっていただきたいなと思います。要望です。 ○委員長(飯塚 寿之)  教育方針についての質疑・意見ということで、よろしくお願いします。だから、議案に入って関連の質問があったらまたお願いします。  星野委員。 ○委員(星野 正仁)  今ほども、ちょっとアンケートの部分ですかね。この教育方針が出ている中で、深くちょっと入って話がいっているんですけど、全体的な最初の部分の話で、このアンケートの結果を、どのように受けとめられているのか、今ほど課長さんの方からもちょっと説明があった、つくられている部分、その辺のところは現場の先生とか、そういったところからの話とか、大体、これはこんな様子なんだけどこういう結果が出たというような、その辺のところの考え方とか、今後これをまたした中で、どのようにまた、活用して、現場の先生方とどのような話をしていくのか、ちょっとお聞きしたいんですけど。 ○委員長(飯塚 寿之)  学校教育課長。 ○学校教育課長(涌井 昭夫)  私どものところで、今回ホームページでお示ししているのは、市全体の結果についてお示ししています。各学校には各学校分のデータが行っています。したがって、この全体の中でどうだかというと、おおむね望ましい傾向にあるということです。  例えば、マルバツ三角じゃないですけど、三択をしますと真ん中に集中しますよね。四択をしますと、2番目と3番目に集中するんです。これはある程度の調査の、マル・バツ式ですので、そういうふうになっていくんですね。  ですから、私どもはこういう形で集計しましたけれども、各学校においては、例えば、人数とあれが出てきますので、ただ非常に少ない人数、ただクラス5名しかいない学校で2人、物すごい極端なマイナス要因が出たとすると、ほかの内容に関係なく、この子がこういう反応をしているんだから、どうなんだろうと、果たして私たちの日ごろの指導はどうだったんだろうという、そういう振り返りはしていただくことになると思いますし、実際そうやっているわけですね。  だからといって、うちにはこんな問題点があるからみんな気をつけようぜという、そんな、市に、自分の学校のもんだからって、すぐそれは市全体に広げるという、今そういう段階ではない。全体としては、教育委員会としては望ましい傾向があるというふうに思っております。  したがって、おかれている学校の状況とか、これは抽出が6年と3年生ですので、中3ですので、小規模の学校については若干の波がありますよね。ですから、一概に、じゃあ、うちの学校はことしは非常に数値が低かったから、じゃあ来年も低いかと。あるいは、ことしとてもよかったから来年は同じように望ましい結果になるかというのは、ちょっとわからない部分があります。ただ、できるだけ維持をしようという努力はされていると思います。  こういうものをもとに、毎年の目標だとか、生活の目標だとか、学習上の目標だとか、そういうものを各学校は立てていくことになっています。 ○委員長(飯塚 寿之)  本間議員。 ○議員(本間 厚幸)  お伺いいたします。アンケート問題が、今、出ていますので、その関連で絞って御質問させていただきたいと思います。  教育方針の前後にアンケートの結果に触れられて、文脈ができておるのではないかな、ということは結構、このアンケートを重視されて、この教育方針を立てられたというふうに読み取れると思うんです。それは私の感想なんですが、そこで、このアンケートの難しさというのが、今、課長さんが話をされました。私はそこを指摘しながら質問したいと思うんですが、課長さんもおっしゃられましたように、極めて子供にとっては難しい。これは子供だけでなくて、アンケートというのは、大人もメンタルな部分については難しいとされておるわけですよね。  先ほどの説明ですと、75問に答えたという。この分析なんですが、メンタル、気持ち、意欲なんていう問題を、75問程度では、到底、分析して、それを参考にするなんていうのはできないとされておりますよね。
     少なくとも500問、600問同じような内容を10問くらい、それも私が今まで教えていただいた先生というか、指導を受けたところでは、場所にもよると。学校でやるのと家でやるのともう全然違うし、季節も違うし、というような極めて難しい分析、じゃなくてアンケートを重視するならば、慎重にやらなきゃならないというふうに思うんです。  この75問、全国平均で比較するんですから、その程度に、あるいは、子供たちだからということで抑えるならば、私は質問なんですが、この教育方針はその前提に立ってやられておるんではないかということで、前段触れましたけれども、そうすると少し乱暴過ぎるのではないかなと。あくまでも参考ならば、もっとさらりとするなり、極めてこれは1つの問題だと。指摘される分析だという程度に収める必要があるんではないかなと思います。  意見めいていますけれども、その辺質問なんですが。  それと、私が気になるのは、文脈の中で前段で、地震以前以後もそう変わらないと。この意欲だとか、やる気は、学力にリンクされているというのが確実だという、こういう前提に立つと、地震のメンタルな面というのは1年や2年で出てこないと言われていますね。特に子供は。3年4年5年後に出てくる可能性だってあると。ですから、脈絡からすると、問題なしで教育方針ができるのと、いやこれから問題が起きますよと、可能性がありますよというので教育方針を立てるのでは、雲泥の差があって、出るはずなんだろうと思いますけれども、その辺ちょっと。アンケートに含めて少し具体的なものに入りましたけれども、お願いいたします。 ○委員長(飯塚 寿之)  教育長。 ○教育長(小林 和徳)  確かに、統計上の問題いろいろあると思うんですけれども。これは一応、まあ文部科学省が全国にほとんどの、犬山市とか一部を除いて、100%に近い全国データとして出ていて、文部科学省が、この平成19年は100万くらいありましたけどね。前年度と平成19年度、平成20年度とかぶっているのだけ、ここに出したんです。比較ができたり、毎年違っていたら、こういう調査は意味がないので。そういう意味では同じ項目について文部科学省が続けてやっているというのは、それなりに意味があって、私ども単独でこういう調査する能力といいますか、物理的にも不可能ですし、これは文部科学省がやるのをそっくり利用させてもらおうというスタンスです。  そしてその中で、比べてみて、やはり、前にも教育方針の中で一、二この項目取り上げたことがあります。ほんの数行。ですけれども、あんな数行程度では意味がないし、この際、データを公表してもいますし、全部市民の前に、どうぞごらんになってください、こういうことになっています。その中の一部を挙げればこうですということで、これ以外の部分を挙げることを本当はしたいです。紙面の関係で省略しただけで。柏崎市の子供たちというのは、こういう傾向があって、好ましいですよと。ただデータ的に見ると、シビアに見ると、先ほど言ったように、場所にもよるし、環境にもよるし、項目の数にもよるし、いろいろあるんですけれども、やっぱ、このデータはある程度信頼できるものだというふうなスタンスで、これ取り上げました。  基本的には、柏崎の子供のマイナスや負の部分に目を向けて克服していこうという課題も、中には幾つか取り上げているつもりなんですけれども。例えば、手伝いをしないなどというのは大変な問題だと私は思っているんです。これはやっぱり肝いりでやろうと思っていますけれども。何か取っかかりがないと、例えば、教育の3・3・3運動に今、算定版をつくったんですけど、このデータをもとにして、力を入れるポイントを別にアンダーラインなどを引いて、今、出しているんです。読書の量がちょっと少ないとか、家庭学習の量の問題とか、手伝いの問題とかいうのがあるんです。そんなことでもしていかないと、何となく漠然として頑張っているみたい、いいみたい、明るいみたいという抽象的な部分だけでは、ちょっと押し切れないなと、そんなことがあって、思い切ってここでかなりの分を出したということで。 ○委員長(飯塚 寿之)  本間議員。 ○議員(本間 厚幸)  すみません。私が言わんとするところとは、教育長は私が心配するのとは逆に取り上げ、アンケートを重視されているように、ちょっと私は受け取ったんですけれども。私はそのアンケートをうのみにする、結果をうのみにするとか何か言うつもりはないんですが、極めて難しいなと。こういうものを、そういうものをまだ私ども含めて知識がないものを、皆さんの分析によって、あるいは、文部科学省の分析によって、こうだということで、例えば、75問の回答で全部公開したとかいうことになると、間違いに走る可能性だってあるということを、私は心配しているんです。見る方が受け取り方によって、間違いに走る可能性だってある。そういうものを慎重に取り扱ったらいかがですかというような、意味合いも込めての質問なんですよ。そういうものを、私は傍聴ですから、時間とるつもりはありませんけれども、ぜひそういう考えを持っているやつもいるんだということを、思いながら、論議と、また今後の方針の実践、やっていただきたいというふうに思います。 ○委員長(飯塚 寿之)  御意見として。  遠藤委員。 ○委員(遠藤 清)  今も、ちょっと教育長の方からも出てましたし、今までのやりとり、中村さんなんかのやりとりの部分とも共通する部分なんですけど、さっきも教育長の方でちょろっと出た、アンケートの中の家の手伝いの部分の、この記述の中でね、要はこういう結果になったのが、でも不明ですと、わかりませんという記述をされていますよね。で、これが去年の4月のアンケートなわけですよ。その1年間の中で、不明のままに、教育長はこれは重要な問題だから、これから取り組むんだと、今、答弁ありましたけれども、1年間このままにしていくという部分が、どうだったのかなというふうな。ここにわざわざ不明ですという書く意味が、どうなのかなというふうな気がするんですけど。  あと、教育長と私とある意味似ているかなと思うのは、私もこの、ほかのところはみんないい結果なんだけど、これだけが、これだけということじゃないですけど、今回ここに書いてある部分からすれば、これだけがほかに比べて劣っていますよというふうな記述になっているわけですけど。私も家の手伝いという部分の、このアンケートの結果というのは、ある意味で親に考えさせる部分の材料として、非常におれはいいんだろうなと。逆にこれを親にフィードバックしてやって、こういう状況があるけども、親としてどういうふうに考えるのかというふうな、きっかけというか、持って行き方をして、考えても要は親がさせてないからそうなんだろうなと、私はもう個人的には思うんですけど。  逆には、この下に書いてある、ボランティア感覚とか、そういうのも、親が、逆には地域の手伝いというか、地域に参加するだとか、そういうことも含めてしていないから、子供に幾ら言ってもどうしょうもないというふうなことなんだろうなと。おれなんか思うんですけど。  そういう意味からしても、これを題材として、私はやっぱりせっかくこういうアンケートの結果が、さっきいろいろなアンケートで、アンケートがいいのかどうなのかという議論がありましたけども、私はある意味、使ってフィードバックしていくいい材料なんだろうというふうな気がしているんですが。  ただ、この1年間たって不明ですという記述のままにされたというのが、私は非常に残念かなというふうな気がするんですけど。その辺の考えを、もしあれだったら教えてください。 ○委員長(飯塚 寿之)  教育長。 ○教育長(小林 和徳)  決してほげかまわんでいたわけではなくて、平成19年度の結果が出た時点で、もう3・3・3運動の手直しをやりましたし、ことある小・中校長会のたびごとに、あるいは小P連の会合では、私は必ず20分程度の時間をいただいて、しゃべらせてもらっているんですよ、毎年。必ずこれについては触れています。そういう手は打ってきているつもりなんですが。そういうことで、いわゆる今ごろということではないことが1つ。  それから、表現として御指摘のように、親がさせていないというふうに私、思います。思いますが、こういうものの中でもう少し家庭がどうのこうのといって、強力なインパクトのあることを言うにしても、証拠があるのかと言われたらちょっと困るわけで。やっぱりこんな表現になって、ちょっと、ちょっと何ていいますかね、ぬるい感じになってるんですけれども。私の文章能力では、この程度でした。 ○委員長(飯塚 寿之)  若井委員。 ○委員(若井 恵子)  私も思っていたことを、本間議員さんが言われましたので、あえてまた重ねてということではないんですけれども。2年続けて、平成20年度の教育方針においても、やっぱりアンケートを1つの参考にということで、教育方針が書かれておりまして、また今年度も同じようなやり方で、もっと詳しい形で教育方針を書かれておりました。現時点で、この位置づけというのは、教育方針というのは、学校の先生方の中でどういうふうに生かしていけるのかというのを、生かされていくのかというのを、ちょっと確認したいと思います。 ○委員長(飯塚 寿之)  教育長。 ○教育長(小林 和徳)  これはですね、まず校長に直接読み上げると同時に、ポイントを押さえて指導しますね。次に養護教諭にも直接やりますね。それから、事務職員にもやりますね。そしてことしは教頭にもこれを説明をして徹底させようというふうに思っています。  以上です。 ○委員長(飯塚 寿之)  星野委員。 ○委員(星野 正仁)  1点だけ。いろいろ、こう読ませていただいて、含まれているとは思うんですけど、今やはり、柏崎の施策の中でも、低炭素なまちづくりとか、ごみの有料化とか、いろんな中でそういう環境問題の方が、かなりとらえられていると思うんですけど、あんまり、中に含まれているのはきっとあると思うんですけど、大きく出されていない。その中でヨーロッパの方の事例をお聞きすると、小学校時代に、やはり、授業時間の中に、環境問題とか、そういったのを必ず授業の中に入れているというのをお聞きしたりするんですけど、その辺を重点的にというお考えとかがあるかどうか。それと、今後、その部分についての考え方を、ちょっとお聞きしたいと思います。 ○委員長(飯塚 寿之)  学校教育課長。 ○学校教育課長(涌井 昭夫)  学習内容として、環境指導は行っています。ただ、それはあくまで、早い話、全国どこでもやっている内容です。特に柏崎だから、その時間を2倍にする3倍にするという形ではやっていません。ただ、もう1つ、総合的な学習という形で、それぞれ各学年で取り組む場合は、学校によってそこをかなり踏み込んでやる学校もございます。そこの部分は学校選択になっていますので、私どもの方で必ず環境問題を全員、例えば3年生は必ずやりなさいとか、そういうことは指導することは、ちょっと逸脱しているかなと思っています。  取り組んではいます。ただ、特に、柏崎は非常にごみが物すごく山積していてとか、市民も非常に、市内ににおいがただようとか、そういうふうな危機感が皆さんあるということになるとあれですけど、ただ、一般的な地球の温暖化云々だけだと、その時間をどこかふやすということは、どこかを削るということですので、限られた指導内容、時間の中で、どこをふやして、どこかを削る、じゃあ、どこを取るかという、そこの部分が大切かなと思います。 ○委員長(飯塚 寿之)  これで終わります。 (1)議第17号 平成21年度一般会計予算のうち、歳出5款、6款、7款、10款、          11款1項 ○委員長(飯塚 寿之)  それでは、議第17号平成21年度一般会計予算のうち、歳出5款、6款、7款、10款、11款1項を議題とします。  教育委員会から説明を求めます。教育次長。 ○教育次長(歌代 俊樹)  それでは、議第17号平成21年度一般会計予算のうち、教育委員会所管分につきまして、これより担当課長から順次説明させていただきますので、何とぞよろしく御審議のほど、お願い申し上げます。 ○委員長(飯塚 寿之)  教育総務課長。 ○教育総務課長(遠山 和博)  それでは、教育総務課所管分について、御説明申し上げます。予算書は318ページ、319ページからごらんいただきたいと思います。説明は右側の説明欄により行いたいと思います。  最初に、平成21年度予算の教育総務課全体の概要を、御説明申し上げます。  教育総務課全体予算額は30億8,595万1,000円で、対前年比、1.24倍、5億8,734万円の増でございます。  項別に申し上げますと、1項教育総務費は、対前年比94%、1,774万8,000円減の2億7,422万8,000円でございます。主な理由は、職員人件費の実績額に伴う減と、事務の効率化に伴う非常勤職員1名の減、前年度予算において奨学金貸付者の人数の誤りによる貸付金額の減額などでございます。  2項小学校費では、対前年比2.69倍、8億8,956万7,000円増の、14億1,744万円でございます。主な理由は、減額では、行政改革に基づき、小学校8校の用務員をすべて民間委託、これによりまして、小中学校すべて、市の直営職員はいなくなります。により、職員人件費を約6,600万円の減。北条北小学校、北条南小学校においての合同授業開始により、光熱水費など管理費削減により、約800万円の減でございます。  増額では、指導要領改訂による、理科備品の約700万円増、小学校情報機器管理経費について、企画政策課からの移管に伴う外部委託経費が、約1億1,700万円の増。枇杷島小学校の本格的な工事開始に伴う8億4,000万円の増などでございます。  増減差し引きで8億8,956万7,000円の増でございます。  中学校費は対前年比66%の、1億7,706万9,000円の減です。主な理由では、増額では、小学校費と同様に指導要領の改訂による理科備品費、約300万円の増や、情報機器管理経費の約4,800万円の増。  減額では、学校管理費の見直しの約700万円の減。第二中学校のグラウンド整備が完了したことによる建設費約2億2,000万円の減。差し引き1億7,200万円の減となります。  4項社会教育費は、対前年比73%、4,549万円の減です。主な理由は、遺跡考古館の事務の効率化に伴う事務職員1名の人件費800万円の減と、遺跡発掘調査の法童寺遺跡完了による約960万円の減。坂田遺跡完了による1,200万円の減などです。  5項保健体育費は、対前年比94%、6,191万4,000円の減でございます。主な理由は、高柳地区共同調理場の改修が完了したことによる5,400万円の減や、経常費削減による約200万円の減額でございます。  それでは、318、319ページから説明させていただきます。  10款教育費、1項教育委員会費、001教育委員会費378万1,000円の主なものは、教育委員に係る報酬及び旅費、費用弁償、教育長に係る旅費、教育委員会開催のための諸経費であります。  次のページ、320、321ページをごらんください。  321ページの上段の、101職員人件費25人、2億186万9,000円は、教育長、教育次長、教育総務課10人、学校教育課11人、教育センター1人、青少年育成センター1人の合計25人分の人件費でございます。  102学区等審議会経費144万1,000円は、学区等審議会の委員18名の報酬など運営経費。なお、審議会は先ほど説明がございましたけれども、今年度2ヵ年目の最終年度となり、平成22年3月までに統合などの最終方針を得る予定でございます。  104奨学金貸付事業5,106万1,000円は、平成19年度から償還が開始となりましたが、その事務を電算で行うためのシステム借上料80万7,000円。奨学金制度に必要な貸付額4,980万円。貸付者決定のための委員報酬など、選考委員会の運営経費が主なものでございます。  105基金積立金614万円は、奨学金の貸付者から償還分589万6,000円と、基金の利子24万4,000円の合わせた額を基金として積み立てる額でございます。  106教員住宅費62万9,000円は、高柳町の教員住宅の浄化、槽屋根の除排雪等の維持管理経費でございます。  199一般経費932万7,000円は、教育委員会の事務局を運営したものの、一般的な経費でございます。主なものは、前年度から実施しております、事務の管理及び執行状況についての点検及び評価を行う評議員会、活動点検評価委員会の委員3人分の報酬、5万8,000円。  次の323ページをごらんください。  特別支援学校就学費補助金、300万円は、盲、聾、養護学校に就学する児童・生徒の保護者に対して補助するものです。新潟産業大学附属高校運営補助金250万円は、同校の研究費の一部を補助するものでございます。私立高校学費補助金153万円は、柏崎市内の私立高等学校に在学する生徒の保護者であって、柏崎市に住所を有するものに住民税の課税状況に応じて補助するものでございます。  次に、大きく飛んでいただき、328、329ページをごらんください。  2項1目、学校管理費、329ページ下段、002学校管理事業3億6,935万4,000円のうち、01学校管理運営費2億6,764万2,000円は、小学校26校、北条南と北は合同授業でございますので、26校を運営するための経費で、主なものは補修人夫賃金59万2,000円、冬囲人夫賃金37万6,000円。  次のページ、331ページをごらんください。  需用費の各小学校の消耗品費、4,765万。除雪費、芝刈り機等のガソリン、暖房用の灯油などの燃料費381万4,000円。印刷製本機309万円。光熱水費8,843万1,000円。修繕料2,535万円などです。  役務費の主なものは、26校の電話料、郵便などの通信運搬費、943万3,000円。ストーブ点検、ピアノ調律などの手数料438万円。委託料は、学校警備委託、浄化槽維持管理、電気工作物保守点検などの、学校施設管理等委託料3,577万6,000円、及び除雪・植木冬囲委託料215万4,000円です。  使用料及び賃借料の主なものは、複写機、除雪機などの借上料と、日吉小学校及び半田小の仮設校舎の建物借上料763万6,000円。12校の下水道使用料634万3,000円などです。修繕工事2,000万円は、各小学校の補修修繕工事費総額でございます。施設補修用原材料131万6,000円は、冬囲等の原材料費です。施設備品571万円は、各小学校の備品購入費でございます。  04学校用務員委託事業1億171万2,000円は、小学校用務員26校分の民間への委託料を措置したものでございます。  003スクールバス運行管理事業2,366万6,000円は、スクールバス運行に必要な維持管理経費で、修繕料125万円、運行委託料1,934万9,000円は、新道小学校、中通小学校、米山、高柳、門出小のスクールバス運行委託料などです。スクールバス運送委託保証金243万1,000円には、新たに北条北小学校の児童のスクールバスの経費が含まれております。  2目教育振興費、001教材整備事業1,006万円は、次の333ページをごらんください。  教科指導に効果の大きいと考えられる教材を整備する、01一般教材整備費156万円で、理科教育振興のための教育機器の整備充実を図るための、02理科振興整備費850万円の合計額でございます。先ほども御説明申しましたとおり、指導要領の改訂により、理科の授業日数や指導内容が増加するため、理科備品の新規購入費が増額となっております。  002情報危機管理事業1億2,142万7,000円は、市内全小学校のインターネットの電話料、プロバイダーの使用料及び新たに企画政策課から移管となったシステムサービス料、アウトソーシング分1億1,715万円を新たに予算措置したものでございます。  099一般経費259万5,000円は、教育に関係する校長会など、各種団体に対して、振興を図るための負担金・補助金を置措したものでございます。  一番下の段の、3目学校建設費、001小学校建設事業8億8,943万8,000円の内訳は、02枇杷島小学校改築事業8億2,163万8,000の主なものは、次のページ、335ページをごらんください。枇杷島小学校を現地改築するための非常勤職員等の賃金335万9,000円。校舎改築後のグラウンド整備のための実施設計等の委託料950万円。改築工事費は7億9,520万円。施設の概要は、校舎は鉄筋3階建て5,308平米。屋内体育館1,477平米。うち、児童クラブ147平米が入っております。  また、改築工事において学校敷地の有効活用を図り、工事用車両等の安全確保と今後の枇杷島小学校を維持するために必要であるとの判断から、地元町内会から要望のあった枇杷島小学校に隣接する個人用地、238平米を学校用地として取得するための土地購入費、1,200万円などでございます。  11施設整備事業600万円は、小学校施設の整備工事費です。  12水泳プール改築事業1,380万円は、柏崎小学校のプール補修工事です。  20耐震補強事業4,800万円は、児童の安全と災害時の避難所として利用される学校施設について、耐震診断未実施の中通小学校、高柳小学校、新道小学校及び荒浜小学校の校舎、半田小学校の屋内体育館について、耐震補強工事までつなぐための耐震診断及び補強設計委託料を措置したものでございます。  次に、3項1目学校管理費、002学校管理事業2億3,171万円のうち、01学校管理運営費1億8,476万6,000円は、中学校12校を運営するための経費で、主なものは、各中学校消耗品費2,761万5,000円、除雪機のガソリン・軽油、暖房用の灯油などの燃料費274万4,000円、印刷製本費201万8,000円、光熱水費7,367万1,000円、修繕料1,419万円などでございます。
     役務費の主なものは、12校の電話料、郵便料などの通信費と、第五中学校、高柳中学校、西山中学校の通年及び冬季間路線バス及びJR利用に伴う定期券代としての輸送費をあわせた通信運搬費635万1,000円。ストーブ点検・調整、ピアノ調律などの手数料277万3,000円などです。委託料は、学校警備委託、浄化槽維持委託、電気工作物保守点検などの学校施設管理委託料1,686万7,000円。除雪・冬囲い等の委託料198万2,000円でございます。使用料及び賃借料1,927万6,000円は、次の337ページをごらんください。  除雪車借上料180万円、東中学校の仮設校舎使用の建物借上料839万2,000円。6校分の下水道使用料436万8,000円。4校分の農業集落排水使用料300万円などです。修繕工事1,100万円は、各中学校の補修修繕工事費です。施設補修原材料費100万円は、冬囲い等の原材料です。施設備品432万円は、3校分の複写費購入費と、各中学校のその他の備品購入費です。  04学校用務員委託事業4,694万4,000円は、中学校用務員12校分の民間への委託料を措置したものでございます。  003スクールバス運行管理事業4,079万5,000円は、小学校と同様、スクールバス運行に必要な維持管理費と、第三中学校、瑞穂中学校、高柳中学校などのスクールバス運行委託料3,795万8,000円などです。  次に、3項2目教育振興費、001教材整備事業394万3,000円の内訳は、経年劣化により使用できなくなった教材の補充を図るための、01一般教材整備費64万3,000円。理科教育振興に係る02理科振興整備費330万円の合計額です。なお、理科振興整備は先ほど小学校と同様に、指導要領の改訂により増額となっております。  002情報機器管理事業5,444万8,000円は、小学校と同様に、市内全中学校のインターネットの電話料及びプロバイダーの使用料を予算措置したものです。また、小学校同様にシステムサービス委託料、アウトソーシング分、4,785万円が増額になっております。  099一般経費261万7,000円は、教育に関係する校長会など各会に対して、その振興を図るための負担金・補助金を措置したものでございます。  次の、339ページをごらんください。  下段の3項3目学校建設費、001中学建設事業1,520万円のうち、01施設整備事業750万円は、中学の施設の整備工事費で、高圧気中開閉器取替工事や、瑞穂中学校の屋体外壁張替工事や火災報知器など消防用施設改修工事費です。  10耐震補強事業は、小学校と同様に、耐震診断未実施の第五中学校の屋内体育館を、耐震補強工事までつなげるための耐震診断及び補強設計費を措置したものでございます。  次に、4項1目社会教育総務費、101職員人件費6人、4,481万4,000円は、遺跡考古館に勤務する職員の人件費でございます。  次に、少し飛んでいただき、344、345ページをごらんください。  4項2目埋蔵文化財保護費、021遺跡発掘調査事業7,508万6,000円のうち、01柏崎市内遺跡発掘調査事業276万1,000円は、市野新田ダム関連事業に伴う、女谷・市野新田地区の試掘、確認調査を行うための経費を各節に措置したものでございます。  02未報告資料整理事業150万円は、柏崎市道改良事業に伴い、遺跡発掘調査を実施した音無瀬遺跡、小峯遺跡、馬場・天神腰遺跡の整理事業を行うための経費を、各節に措置したものでございます。  03都市整備関連遺跡調査事業80万円は、柏崎市が事業主体の保守整備事業に係る遺跡発掘調査について、報告書作成などの整理業務を行うための経費でございます。今年度は、琵琶島城跡の整理業務を実施し、主なものは出土品保存処理業務の委託料などでございます。  05剣野B遺跡775万円は、国道8号パイバス事業に伴う遺跡発掘調査を実施したもので、今年度は報告書作成に向けた遺構や遺物の分類等を実施し、出資あわせて報告書の執筆、出土品の写真撮影等を外部委託するための経費でございます。  08軽井川南遺跡群2,850万円は、柏崎市フロンティアパーク事業に伴う発掘調査を行ったもので、平成19年度から、主に出土品の整理業務を行ってきました。今年度も同様な作業で、出土品の分類等の必要な経費を各節に措置したものでございます。  次の、347ページをごらんください。  14南条遺跡分280万円は、平成17年度から工事に着手しました県営ほ場整備事業で、今年度は出土史料の整理作業を行うための経費を、各節に措置したものでございます。  42坂田遺跡群986万1,000円は、中山間地域総合整備事業、西山の二田地区でございますが、に伴い発掘調査を行ったもので、今年度は出土品の整理作業を行い、発掘調査報告書の作成・刊行を行います。そのほか、その必要な経費を各節に措置したものでございます。  97遺跡発掘調査用車両購入事業160万円は、発掘調査用の車両が15年経過し、老朽化が著しいため、入れかえのための費用を措置したものでございます。  98埋蔵文化財一般経費1,951万4,000円は、遺跡発掘調査や整理報告業務を行うための補助員として、専門知識を有する準職員2名、前年度に比べて1名減でございます。非常勤職員3名分の雇用保険料や賃金等、それから遺跡考古館西山整理室を運営するための経費を措置したものでございます。  大きく飛んでいただきまして、354、355ページをごらんください。  355ページ、10款教育費、5項1目保健体育総務費、001職員人件費3人、2,167万9,000円は、教育総務課学校給食係3人の人件費でございます。  002学校給食(単独校)管理事業3,186万円のうち、01学校給食(単独校)管理事業、3,134万6,000円は、単独調理校5校の学校給食を提供するための維持管理運営費です。主なものは食器等の消耗品や、給食調理業務の民間委託料2,897万1,000円などでございます。  02給食施設整備事業51万4,000円は、門出小学校の高柳共同調理場からの受配校化に伴う撤去工事費などです。  099一般経費10万8,000円は、小規模校の検査に必要な保存用原材料費でございます。  次に、少し飛んでいただきまして、360、361ページをごらんください。  361ページの中段、5項4目学校給食共同調理場運営費、001職員人件費22人、1億4,361万円は、学校給食共同調理場に勤務する職員の人件費でございます。  002共同調理場運営委員会経費17万2,000円は、共同調理場の運営を円滑に行うために、委員10名を設置して協議するが、この委員会の委員報酬等の運営経費でございます。  003給食業務管理事業2億3,041万5,000円は、学校給食共同調理場9カ所、枇杷島地区が1カ所増になっておりますが、学校給食を提供するための運営経費です。主なものは、パート職員などの非常勤職員の賃金3,851万6,000円。洗剤などの消耗品395万6,000円。主に中央地区及び枇杷島地区共同調理場の光熱水費1,945万円。枇杷島がふえたことにより、768万円増になっておりますが、各調理場の機械修理などの修繕料497万円でございます。  次の、363ページをごらんください。  役務費の主なものは汚泥処理などの手数料841万4,000円、委託料の主なものは、給食運搬業務委託料504万4,000円、野菜物資搬入業務委託料143万5,000円。野菜残食危険物搬出委託料381万8,000円、施設の警備保障などのその他給食など、その他の給食業務委託料454万円、大新東ヒューマンサービス、メフォス及び協同組合柏崎給食センター3社への給食調理業務委託料1億2,616万9,000円などでございます。  使用料及び賃借料の主なものは、生ごみ処理機などの機械借上料226万3,000円。下水道使用料346万円。給食備品109万2,000円は、保存食用冷凍冷蔵庫購入費などでございます。  004給食施設設備整備事業4億9,432万9,000円のうち、01給食施設整備事業80万円は、西部、鯖石共同調理場の床塗装補修工事費です。  02設備整備事業190万円は、大型備品購入費で、中央地区第2調理場の野菜裁断機の老朽化に伴い、入れかえするものでございます。  05中央地区学校給食共同調理場改築事業4億9,162万9,000円は、中央地区調理場が、昭和44年建築で約40年が経過して老朽化すると。先ほどの教育長の教育方針にもございましたが、それで平成20年度の枇杷島地区に引き続きまして、2カ所目としまして、今年度、中央地区共同調理場延べ床面積863平米を、現在位置の裏手にある消防敷地の一部に改築するものでございます。  内容は工事請負費4億7,812万9,000円、事務机等の施設備品250万円、調理器具等の給食備品1,100万円です。  005給食器更新事業249万7,000円は、衛生的な学校給食を提供するために、定期的に食器の更新を行う必要があり、その更新費用でございます。  最後に少し飛んでいただきまして、366、367ページをごらんください。  下段の11款災害復旧、3項1目公立学校施設災害復旧費、367ページの001公立学校施設災害復旧事業1,000円は、災害時の場合の科目設置から、特に説明申し上げることはございません。  以上、何とぞよろしく御審議をお願いいたします。 ○委員長(飯塚 寿之)  学校教育課長。 ○学校教育課長(涌井 昭夫)  それでは、学校教育課所管分についてお願いします。  戻っていただきまして、322、323からさせていただきます。  322、323、上段です。教育委員会一般経費の一般経費です。299−01です。一般経費152万1,000円ですが。事務局を運営するための事業費、役務費、使用料等、事務局運営費でございます。複写機のアウトソーシングに伴う借上料等の分がふえています。  下段に移ります。義務教育振興費、001特別支援教育推進事業の01通級指導教室事業です、30万6,000円。言葉とか聞こえとか、言語障害や難聴を中心として、ほかにも重複がありますが、そういうお子さんが、小学校の場合は大洲小学校へ、中学校の場合は第一中学校に、週何回か通いながら学習する、そういう通級指導教室2カ所の運営にかかわる経費でございます。  02特別支援学級介助事業4,156万8,000円です。特別支援学級が設置されている小学校に対して、これ20校ございますが、学級運営が適切に行われるように介助員を配置する事業でございます。平成20年度と同様に、21名を205日間雇用する予定です。  03特別支援教育事業、これは特別支援を必要とする就学前の園児とか、あるいは、在学中の児童生徒の就学先の相談及び判断等を行うための、就学指導委員会の運営にかかわる経費でございます。全体の会合としては、6月から始まって11月、2月と行われますが、そのほかに、各幼稚園、保育園部会、小学校部会、中学校部会、通級部会等、個別に部会を持ちながら、さらに専門委員は、相談員は最近なかなか保護者が勤めている場合が多いですので、夜間だとか、夜だとか、土日を使って保護者と相談活動を行っていく、そういうもろもろの経費であります。  次のページに移っていただきまして。教育支援事業の325ページの方。  10子ども安全CAPモデル事業でございます。平成18年から始めた事業でございまして、児童生徒がいじめだとか虐待、あるいは、誘拐、あるいは、性的な暴行等、さまざまな暴力から自分を守る、自分で自分の身を守るための、そういう能力を養うためのワークショップで、平成21年度は13校の2年生で実施する予定です。これで平成18年から始まりまして、小学校2巡回っているということであります。その経費、受講分が85万円ということでございます。  次、13柏崎の教育3・3・3運動推進事業484万。教育方針にも示してありますように、学校と家庭、地域が連携しながら、児童生徒の健全育成のために、この推進事業を、3・3・3運動を進めていくわけですが、それが確実に推進できるように各学校に配当するものであります。小学校の場合は、1校5万4,000円プラス学級割りという形で出ています。中学校もほぼ同様の額で進めています。  続きまして、15学校支援地域本部事業200万円であります。これは地域の学校支援体制づくりを推進し、地域住民が子供と向き合う時間をふやしたり、地域人材を学校教育活動に活用したりして、地域の教育力の活性化を図るための経費でありまして、主に第一中学校区に事業を委託して、進め方を検討させていただいております。その経費であります。  続きまして、その次、004英語教育推進事業の、01英語教育推進事業です。2,789万4,000円です。これは、外国語指導主事ALTの活用によって、英語教育と国際理解教育の充実を図るための事業、及び日本語指導ですね。外国で育ったお子さんが、日本語が十分でない場合、そういう日本語の指導を必要とするための指導助手にかかわる経費であります。ALTは、平成20年度同様5名を雇用しています。それから、日本語指導助手につきましては、来年3名程度を個々にお願いしながら当たって、対応しているところであります。  続きまして、005指導補助事業のうち、01指導補助事業です。これは1,087万9,000円であります。これは、学級指導及び生徒指導の公務遂行の充実及び学級運営が適正に行われるように、小学校、中学校に指導補助員5名を配置する経費であります。平成20年度と同様に、同じく5名を205日間お願いする予定であります。  その次、099一般経費の、01一般経費です。音楽教育レベルと指導者育成のための柏崎市マーチングバンド研究会への助成。それから、特別支援教育に関する地域社会への啓発や実践研究のための、柏崎・刈羽特別支援教育研究協議会に、それぞれ補助金として支出するものであります。  下の段に移ります。教育センター費であります。001教育センター費、01教育センター管理運営費1,692万1,000円。これは、教育センターの管理運営にかかわる経費、嘱託職員等の人件費を含みます。  次、326、327ページにお移りください。003科学技術教育事業です。01科学技術教育事業です。277万9,000円であります。県から専門研究員が派遣されて運営しております、いわゆる理科センターの運営にかかわる経費であります。嘱託の1名の人件費を含みます。  004適応指導教室推進事業、01ふれあいルーム推進事業です。591万3,000円です。不登校で学校生活に適応できない児童生徒に対して、自立を促しつつ、学校への復帰支援を進めるための事業にかかわる経費であります。591万3,000円。主な支出は、そこにかかわる職員の賃金であります。  005教育相談事業、01不登校いじめ対策事業598万7,000円です。これは学校や家庭における対人関係だとか生活問題等、心の悩みを抱えた児童生徒に対する専門的支援を進めるために、学校を訪問して相談したり、家庭を訪問して相談したり、あるいは、電話で、教育相談電話で対応したりする、そういうものの、これも主に人件費であります。  一番下の、02カウンセリングルーム運営費は、次のページになりますが、329ページです。これも不登校だとか軽度発達障害など、心の悩みを抱えた児童生徒に対する専門的な相談支援を行うために、これは臨床心理士とその助手2名によって対応する事業であります。444万9,000円です。やはり、主なものは人件費であります。  006教職員研修事業、01教職員研修事業323万4,000円です。これは、いわゆる教育センターで、教職員の指導力向上のために、いろいろな研修講座を設けていますが、その運営関係に必要な経費であります。人件費並びに講師の謝礼、謝金等がメーンでございます。  その下、02教育情報支援事業、教育情報支援システムの運用事業の委託でございます。620万です。これは、学校情報ネットワークの運営管理及び教職員への情報活用支援サポート事業を外部民間委託しておりますが、それにかかわる経費でございます。  その下、008青少年健全育成事業01青少年健全育成事業580万8,000円、これは青少年の健全育成を目指す青少年育成センター、これ同じく教育センター内にありますが、その育成センターの運営に関する経費であります。人件費並びに委員の報酬関係が主になります。  次のページに移らさせていただきます。330、331、下段であります。一番下のところであります。  199一般経費、01一般経費です、598万2,000円。日本スポーツ振興センターの負担金、いわゆる学校保険、子供たちがけがをしたときに補助しているものですが、その負担金関係と、ここは来年度から、平成21年度から始まります小学校の教師用教科書にかかわるものが消耗品として盛ってあります。  続きまして、332、333、これ中学校の学校管理費の方に入ります。中段のところです。102です。就学奨励事業です。失礼いたしました、中学校ではなく小学校です。失礼いたしました。小学校に在籍する準要保護児童にかかわる就学のための経費であります。2,742万4,000円。項目としては多いのは、学用品とか、それから、修学旅行費、給食費、こういったものの補助になります。  02就学奨励費、これは似ているようでありますが、これは小学校の特別支援学級に在籍している子供たちへの経済的支援に関するものです。178万5,000円です。やはり多いのは、同じように学用品、旅行代、給食費というようなことです。  199−01一般経費であります。これは小学校体育連盟関係の各種負担金になります。  少しページを飛ばさせていただきます。336、337に入ります。  中段の最後になります。199−01中学校管理費、同じことであります。スポーツ振興関係、学校保険関係の負担金が主の232万2,000円であります。  続きまして、次のページをお願いいたします。339ページ上段に書いてあります。  01就学奨励事業、同じことでありますが、中学校の在籍の子供の要保護、準要保護に関する経費負担のものでございます。  02奨学奨励費、同じことでありますが、中学校の特別支援学級に在籍している生徒の経済援助に関することです。  103心の教室相談員事業の01、心の相談員事業、心の教室相談員報酬6人分の報酬が主であります。127万2,000円であります。これは、県がスクールカウンセラーを派遣して全部の学校に中学校に派遣するんですが、この重点がかかる学校とそうでない学校があるわけであります。月二、三回、回るところと月1回しかいかないところがあるわけです。その月1回しか行かない中学校については、この市の方でこの6人で不足分を回っているという感じになります。  その下、199−01一般経費、中学校体育連盟に関する補助事業でございます。  続きまして、356、357までお飛びください。  保健体育費関係に入ります。357上段、01学校医報酬等でございます。2,349万3,000円。児童生徒の健康診断等にかかわる学校医、歯科医を含みますが、の、報酬経費であります。  その下の02です。検診費1,063万1,000円。これは、児童生徒の各種検診にかかわる器具とか、手数料等にかかわる経費であります。1,063万1,000円です。  その下の、03環境衛生検査手数料109万6,000円。これは、学校薬剤師による飲料水、照明、換気、あるいは、二酸化炭素等、空気管理ですね。そういった各種検査にかかわる経費であります。  その下、04むし歯予防対策費40万1,000円。これは、児童生徒のむし歯要望にかかわる保険サポートしてくださる民間の方がいます。それらの方々への人件費等でございます。  最後、05学校保健一般経費163万3,000円です。学校保健に関する各種印刷、用具負担金に関するものでございます。結核対策費、4名のうちの報酬等を含みます。  以上でございます。何とぞよろしくお願いいたします。 ○委員長(飯塚 寿之)  生涯学習・体育課長。 ○生涯学習・体育課長(酒井 明)  それでは、生涯学習・体育課所管分について説明を申し上げます。基本的に大きなかわりはございませんですけれども、地震で被災をしました体育施設への災害復旧につきましては、今年度をもって、この3月をもって終了させていただきます。ただ、御存じのように、体育施設に仮設住宅が建っております。それにつきましては、平成21年度予算で仮設住宅の撤去後、周辺整備を含めて工事をやらせてもらうということにしております。  それでは、全体的なことですけれども、前年度、平成20年度に比べまして、約7,7700万円くらい減額になっております。それは先ほど申しました、体育施設の災害復旧費がやはり大きくて、6,500万くらい減額になっております。それから、社会教育総務費の人件費の関係で900万くらい減額になっております。  それから、公民館事業の中で、西山町公民館の事業としてやっておりました、合併記念、演劇の講演会事業、これが170万くらい、事業が終わったということで減額になっております。  それでは、款別に説明させていただきます。  生涯学習・体育課は5款労働費と7款商工費、それから10款教育費の、3つの款に分かれております。  まず、5款でございますけれども、226ページ、227ページをごらんいただきたいと思います。  下段の勤労青少年ホームの運営費でございます。227ページにまいります、003勤労青少年ホーム事業費224万9,000円とありますが、これは、その下の01ヤングカルチャー運営費185万7,000円と、次のページにあります、03勤労青少年相談事業でございます。  それでは、この229ページの相談事業についてちょっと説明をさせていただきます。03勤労青少年相談事業39万2,000円でございます。これは、すべてのカウンセラーへの謝金でございます。毎年やっておる事業でございますけれども、ハートナビゲーション事業ということで、働く青少年や就職したくても就職できないなど、青少年の仕事、友達、恋愛、結婚、家族、人生設計、多岐に及ぶ悩みの相談を受けるとともに、地震による心の相談なんかもありますので、毎月夜2回の授業を実施しているものでございます。柏崎ではいろいろな相談事業を行っておりますけれども、夜の事業はこの事業だけですので、これからも続けていきたいと思っております。  続きまして、7款に入ります。少し飛びまして、272ページ、273ページです。1項商工費、4目交流プラザ運営費、右側にまいりまして、001交流プラザ管理運営事業2,530万1,000円は、市民プラザ内にあります産業振興機能を持つ交流プラザ部分の管理運営費に関する経費でございます。ここにありますように、水銀灯、蛍光灯などの消耗品費が41万8,000円、電気、ガス、水道料などの光熱水費が381万円、それから、修繕料ということで71万5,000円です。それから、交流プラザの管理業務委託料ということで、合わせまして1,095万9,000円でございます。それから、映像システム機器賃借料は、館内の行事案内ディスプレーの借上料で65万4,000円でございます。それから、管理組合の負担金が741万6,000円と、修繕積立金88万6,000円を合計しまして、モーリエ1、管理組合負担金ということで、830万2,000円などでございます。  続きまして、今度、教育費の方にまいります。338ページ、339ページをごらんいただきたいと思います。  社会教育費総務費関係でございます。右側にまいりまして、002生涯学習推進事業197万6,000円について説明を申し上げたいと思います。次のページ、341ページをごらんいただきたいと思います。  一番上の、02市民大学開設事業152万6,000円です。これは広く市民の皆様から幅広い知識を習得していただくことによりまして、学ぶ喜び、楽しみ、生きがい等を発見してもらって、地域社会への活力につなげるよう、大学等と連携いたしまして、柏崎市のコミュニティの歴史文化及び今日的なテーマなど、高度で専門的で多様な学習プログラムを提供することを目的にしているものでございます。この市民大学は、平成13年からやっておりまして、平成21年度で9年目になります。主な経費といたしまして、市民大学企画運営委員の謝金、それから、講師などの謝礼91万2,000円、公開講演会の講師派遣手数料31万5,000円などが主なものでございます。
     前期分につきましては、新潟産業大学の公開講座ということで、もう募集始まっております。6月、7月にかけて3講座を予定しております。後期分、これは9月以降の授業になりますけれども、これから企画あるいは、運営につきまして、委員さんを公募いたしまして、委員さんから具体的な検討をこれから行っていただくものでございます。  続きまして、343ページをごらんいただきたいと思います。  01地域で育む子ども育成事業78万5,000円は、子供たちが社会的規範を身につけ、豊かな心を持ってみずから考え、みずから行動できるよう、目的を持った大人になることを目指す事業でございます。大人が変われば子供も変わるということで、柏崎市小学校PTA連合会と連携をして、講演会あるいは、研修会などを開催し、地域の教育力の向上を目指したいというものでございます。教育長の教育方針にありますように、今、地域の教育力を目指すというものでございます。経費につきましては、そこにありますように、無料講演会講師謝金、あるいは、学校地域家庭教育特別講座の講師謝金などの謝礼が、44万3,000円でございます。それからブロック研修会などの消耗品が、24万2,000円。  続きまして、柏崎市小学校PTA連合会、市P連ですけれども、に対する地域で育む子ども育成事業の委託料ということで10万円でございます。  続きまして、次の、012学習プラザ管理運営事業、01学習プラザ管理運営費2,721万9,000円でございます。これは市民プラザの、学習プラザ部分の維持管理に要する経費でございます。市民プラザ内にあります柏崎市公民館としての学習機能を持ちます学習プラザ部分の維持管理経費でございまして、先ほど7款で説明しました交流プラザと案分をして計上をさせてもらっております。水銀灯、蛍光灯などの消耗品費35万3,000円、それから、光熱費が465万6,000円、修繕料が35万円、それから、清掃委託などの委託料関係があわせて1,041万6,000円、それから、館内の行事のディスプレーが79万9,000円。それから管理組合の負担金、あわせまして1,014万7,000円などが主なものでございます。  続きまして、放課後子ども教室、343ページの014放課後子ども教室推進事業でございます。これはことし、今年度は比角地区と野田地区の2校区でやっておりますけれども、希望が多くて、具体的には柏小校区が1月から立ち上がっております。それらに参加するとともに、高柳地区でもできるかどうか拡充をしながら、事業の拡充を図っていきたいと思っております。そこにありますように、放課後子ども教室特別指導員の報酬ということで176万8,000円、その他安全管理員さんとか、地元でお手伝いをしていただく方の報酬で206万7,000円。関係の消耗品費38万円。それから、事業に使います自動車の借上料、バスとかの借上料でございますけれども、これが22万円でございます。  続きまして、349ページをごらんいただきたいと思います。  002地区公民館運営事業ということで、03高柳公民館の管理運営事業、これは、高柳公民館の事業に伴います経費でございます。管理運営に伴います経費でございます。館長さんの報酬などを計上してございます。  それから、04の西山町公民館の管理運営事業、これも公民館の管理に必要な事業でございまして、公民館の館長さんの報酬、それから指導員の報酬などを入れてございます。  それからその下の、005生涯学習振興市費事業費、01地域型生涯学習事業でございます。これは、今まで公民館でやっていただく事業を、生涯学習学級事業とか家庭教育学級事業ということで、2本に分けてやっておりました。それを1つにまとめた事業でございます。謝礼が187万2,000円。消耗品が72万円などが主なものでございます。  続きまして、次の351ページをごらんいただきたいと思います。  家庭教育推進事業、45万円でございます。これは、教育方針の中にもありましたように、家庭と学校の連携が必要だということで、我々もいろんな部分で家庭教育をしているんでございますけれども、なかなか聞いてもらいたい方が、今、集まっていただけないというのが現状でございます。それで、ほとんど大部分の方が出席をされます、移行学級というのが学校で行われます。そのときにあわせて、要するに家庭教育の大事な部分を講師の方から説明をしていただくというものでございます。ただ、全体の時間が、もう限られている中で、我々は1時間くらい時間をいただきたいんでございますけれども、なかなかそこまでいかなくて、30分40分の授業でございますけれども、この会が一番多くの父兄が集まる会だと思っておりますので、そこで家庭教育の重要さを、説明をさせてもらっているものでございます。  続きまして、08高柳公民館の生涯学習推進振興事業、それから、09西山町公民館の生涯学習振興事業、これは先ほど申しましたが、館長さんとか管理の運営に係る分の経費でございますし、ここに上がっていますのが、実際の事業を行う部分の経費でございます。各公民館でいろいろな社会教育の推進の事業を行っております。それに対する経費をここに見てございます。  続きまして、357ページ、356ページでございます。体育振興費でございます。  体育振興費は、359ページをごらんいただきたいと思います。  そこの、04市町村生涯スポーツ振興事業524万1,000円でございます。これは、中学校の部活動に対する外部指導者の派遣事業に必要な、指導者に必要な謝金、162万円と、それから、小体連選手派遣事業補助金ということで12万円。それから、中体連の選手派遣事業補助金ということで312万円。小・中学校におけるスポーツ活動に対する支援事業でございます。最初に申しました中学校部活動指導者派遣事業につきましては、今、なかなか専門の先生が、各学校におられないということもございまして、部活動の指導者が、ちょっと不足をしております。そういう意味で、地元の指導者で、専門的な知識をお持ちの方を派遣をして、地域と一体となって部活動の活性化を図るということを目的としているものでございます。おおむね、1回3,000円ぐらいの報酬を出しております。平成20年度の実績で申しますと、10校7種目19人の指導者を派遣をしております。  続きまして、次の一般経費でございます。一般経費2,003万円でございます。これは、市のスポーツ行事を柏崎市の体育協会に委託する31万円、それから、柏崎市体育協会に対する補助金として1,066万円。それから、各地区にございます地区体育協会に対する補助金が312万円でございます。体育協会の補助金1,066万円の中には、新潟国体を目指した選手強化の部分でございますとか、協会の自立を目指した促すための補助金、あるいは、事務局費などに対して補助金がございます。  運営費ということで、体育協会の補助金の内訳でございますけれども、運営費ということで180万円、それから、体育協会の人件費の補助金ということで480万円、特定選手強化事業ということで800万円、その他、郡市対抗の駅伝大会、これが10万円、それから、一流実技指導者の講師謝礼の補助金として50万円。それから、東村山市との交流会の補助金として40万円。柏崎マラソン、陸協が主催をするマラソンでございますけれども、その補助金として100万円。あわせて1,660万円ということでございます。  続きまして、その下の、003選手強化事業、01選手強化事業でございます。これは地域スポーツ教室、スポーツ競技、スポーツクラブ育成事業補助金ということで、300万円でございます。これは県の強化指定種目であります、水球競技のための選手強化事業でございます。このほか、ハンドボールとか卓球につきましては、体育協会の補助金800万円の中で、そっちから支出をしてもらうということになっております。使い分けしておりますのは、この水球の補助金だけが県の補助金が入ってまいりますので、市を通してということで、この事業だけ市直営の事業でやっております。  続きまして、358ページ、その下の体育施設の管理事業です。  01体育施設管理運営事業3億604万1,000円でございます。これは大きいのは、この中にありますように、指定管理者に対する管理代行委託料2億8,159万3,000円。それから、各施設の直営施設の光熱水費295万2,000円などでございます。指定管理者の管理代行委託料につきましては、5年間の契約でやっておりますので、平成23年まで今の契約は続くわけでございます。平成23年以降の部分につきましては、これからまた、具体的な見直しをしていかなければならないのかなと思っております。  続きまして、次のページ、361ページをごらんいただきたいと思います。  これは、先ほど申しました、仮設住宅撤去後の周辺整備の事業でございます。佐藤池野球場の整備事業1,300万円。それから、白竜公園テニスコート、これはちょっと仮設住宅とは関係のない事業でございますけれども、フェンスの修理などでございます、510万円。荒浜運動場整備事業650万円。これは周辺の、やっぱりフェンスなどを直したいというものでございます。  それから、07県立アクアパークの整備事業7,700万円。これは、前からずっと県に要望していた事業でございますけれども、水の、トイレの水質管理とか、汚水を自動計測の設備があるんですけれども、それが経年劣化で傷んでおりまして、前から直していただきたいということでお願いしておったんですけれども、国体前に、どうしても平成21年度の早い時期にしなきゃならないということで、県に負担金をもらって、柏崎市の事業としてやるものでございます。海岸公園の運動広場整備事業180万円。これも仮設の跡の作業をしたいというものでございます。駅前公園テニスコート整備事業340万円、西山総合グラウンド整備事業1,200万円。これは、いずれも仮設住宅を撤去後、周辺の整備をあわせて行いたいというものでございます。  以上で、体育課関連事業の説明を終わります。何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○委員長(飯塚 寿之)  図書館長。 ○図書館長(猪俣 敏郎)  それでは、図書館所管分について御説明申し上げます。予算書、戻りまして、350、351ページをお開きください。  下段の10款4項4目の図書館費、説明欄の細目、001、01図書館管理運営費3,205万円は、光熱水費1,432万9,000円と、当館の諸設備、エレベーター、清掃等管理に係る委託料1,311万円のほか、消耗品費等施設維持に係る費用でございます。  1枚めくっていただいて、352、353ページをごらんください。  02図書館資料購入費1,675万円は、一般図書貸出文庫図書、児童図書、雑誌及び視聴覚資料等の購入費でございます。前年度より7%の減の額といたしました。時流に反映した新鮮な資料をそろえてまいります。  04奉仕活動事業258万9,000円は、希望団体に図書をまとめて一定期間の貸し出しを行う貸出文庫に係る宅配業者による配送経費58万8,000円と、図書館車に本を積んで学校に行き、その場で子供たちが本を選んで借りる移動図書館業務を民間委託する経費93万7,000円や、毎月発行しております広報誌、ソフィアだよりの印刷製本費24万2,000円が主なものでございます。  そのほか、図書館等の資料ですね。貸し出しできるよう装備するために必要な消耗品でございます。  06ハイビジョンホール、メディアホール管理運営費1,020万4,000円は、インターネット閲覧、端末の利用、視聴覚資料の館内、館外貸出業務を行っているメディアホール及びハイビジョンホールの管理運営に係る経費で、非常勤職員の賃金528万7,000円と、ハイビジョンホールの音響設備等の修繕料328万円が主なものでございます。  07イベント開催費28万円は、展示ホールで例年実施しております、「私たちの尾瀬」写真展の開催費でございます。監視員の賃金や消耗品等が主なものでございます。  それから、09図書館資料整備事業303万円は、使用による損傷や経年劣化により保存、閲覧が難しくなる恐れのある郷土資料のうち、郷土新聞、マイクロフィルム化されているものでございますが、この郷土新聞をデジタル化、CD化に移行する経費が計上されております。この事業は連日的に行っている事業でございます。  10一般経費1,544万5,000円は、カウンター業務等に携わる非常勤職員などの賃金のほか、図書館運営に必要とする事務的経費でございます。  次の、354、355ページの説明欄、11視聴覚事業322万1,000円は、新年度から若葉町の教育センター内の、視聴覚ライブラリー業務、学校教育より社会教育に関する教材・機材の貸出業務の機能を図書館に移管して行う事業でございます。主なものは、非常勤職員賃金168万円と、施設備費、教材費等の80万円の購入費であります。この事業と図書館と行っている、一般市民への視聴覚資料等の貸出業務をあわせて行うことにより、事務の効率化やサービスの向上を図ってまいります。  以上でございます。よろしく御審議のほどお願いします。 ○委員長(飯塚 寿之)  ありがとうございました。  それでは12時になりますが、ここで休憩をとりたいと思います。再開は午後1時です。 1 休   憩 午前11時58分 1 再   開 午後 1時00分 ○委員長(飯塚 寿之)  委員会を再開いたします。  午前中、説明をいただきましたけれども、これから質疑を始めますが、質疑はありませんか。 ○委員長(飯塚 寿之)  若井恵子委員。 ○委員(若井 恵子)  335ページ、10款教育費、2項小学校費の枇杷島小学校改築事業について、教育総務課長にお伺いしたいんですけれども。改築設計、耐力度調査等委託料950万は、グラウンド整備、少しちょっと早口だったもんですから、私ちょっと聞き漏らしたと思うんですけれども、グラウンド整備に関する改築設計ということなんでしょうか。  それと、土地購入費のことについて、もう少しちょっと詳しく教えていただければ、ありがたいと思います。 ○委員長(飯塚 寿之)  教育総務課長。 ○教育総務課長(遠山 和博)  第1点目の950万円につきましては、新年度にグラウンド整備の設計をしたいということで、そのとおりでございます。  2点目の用地費が載っておりますが、それにつきましては、説明の中で申し上げましたが、地元の町内会から、たまたまそこの方がお1人暮らしの方で、家も老朽化しているし、できたら学校のために使っていただきたいというようなお話でございまして、たまたま隣接するものですから、学校用地として、将来的にも有効活用ができるという判断から取得したいということでございます。 ○委員長(飯塚 寿之)  若井委員。 ○委員(若井 恵子)  今、丁寧に説明をしていただいたんですけれども、町内会もしくは個人の方からの要望、ぜひ近くに隣接している土地なのでということで、買っていただきたいということでお話があったという話なんですけれども、その必要性というのを、どういう判断でされたのかなと。もともとコマツ跡地から、今の現地改修というときに、現地改修ですることが安く上がるということで、そういう判断をされたというふうに思うんですけれども。民間の個人の方からそういう、ぜひ使っていただきたいというふうな、寄附じゃないんですよね。そうではなくて、結局買うということになったわけですよね。そこら辺の判断って、どういうふうに精査をされて、購入されたのかなと。また、場所もどういう必要性を感じて購入に至るいきさつになったのかというのが、何かそれだけだと、ただ本人が、じゃあ、もし私が、地元は東中学校ですけれども、東中学校のそばにそういう土地があったら、ぜひ買っていただきたいというときに、そういう要望があるのでということで、教育委員会は買うんでしょうか。  どういうふうに、その、そこら辺がちょっと、どういうふうに精査されて判断をされたのかというのが、余りわからないというので、もう1回そのことを答えていただきたいというのと、それから、今後そのような要望があった場合、枇杷島小学校だけではなくて、ほかの地域でもそういう要望があった場合、教育委員会はそういう判断をされるんでしょうか。 ○委員長(飯塚 寿之)  教育総務課長。 ○教育総務課長(遠山 和博)  個人、私ども言い方が悪かったんですけれども、個人といいますか、ここでは地元の建築検討委員会というのがございまして、この今回の現在地に持っていくことにつきましても、建築検討委員会が中心になって地元の意見を吸い上げて、そして住民の大半が現在地がいいというようなことで、そこに建築地計画、それについては皆様方にも御説明したとおりでございます。  今回のその用地につきましても、そこの検討委員会の方から、ぜひせっかくのそういったことなんで、それから、そうかといって、先ほど若井委員が言われたように、すべてのものをそうするのかというようなことは考えてません。たまたま、御存じのとおり、そこで校舎ができるし、グラウンドもできるということで、持っていったんですけれども、御存じのとおり非常に狭い場所でございますので、できるだけ、それが隣接しなきゃあれなんですけれども、かなり狭い土地でございますので、やっぱり、子供たちの教育環境を考えれば、わざわざ私らが特段その用地買収をお願いして、こちらから自主的にお願いして買うということはございませんけれども、たまたま地元の方からそういったことで、ぜひ活用していただけないかというようなことで、建築委員会からございましたので、じゃあ、そういった総合的な判断から見て、これが個人対個人が、お1人の方が、寄附するんでしたら別ですけれども、ただ買ってくれというようなことについて、それをすべて受け入れるようなことはございませんけれども、そういった、その枇杷島小学校の敷地等を考えまして、現在地に選んだというのは、もちろんそういったことも承知でやったわけでございますけれども、そんな中でも、かなり狭い敷地でございますので、何が何でも子供たちのための教育環境のことを考えれば、できるだけそういった用地が、もし、そういった地元の方でせっかくの機会で出していただくと、ぜひ使ってくれと、こういうことであったものですから、買わせていただいたと。すべてがその判断にするということは考えてません。 ○委員長(飯塚 寿之)  若井委員。 ○委員(若井 恵子)  じゃあ申しわけないんですけれども、要望なんですが、どこの場所を買われたのかというのがわかるような図面があればいいんですけれども、示していただければありがたいと思います。 ○委員長(飯塚 寿之)  教育総務課長。 ○教育総務課長(遠山 和博)  後ほど、じゃあ皆さんの方に。後ほどお示ししたいと思います。 ○委員長(飯塚 寿之)  遠藤委員。 ○委員(遠藤 清)  関連ということになるんですが、私もこの建設については、委員会の委員の1人でもあって、ずっとかかわってきた部分があるんですが、もうこれはコマツから移るときの当初からずっと、もう市では新たな用地買収は、用地の取得はやりませんというふうなことでずっと言ってきたし、たしか、何ていうのかな、去年の秋口でしたか、地域説明会があったときも、その地域の人からそういうふうな要望が幾つか出ていて、そういうふうな部分の状況があった中でも、その場では、もうそういうふうな前提できたから、一切そういうふうな考えはないというふうなことでずっときたし、私もある意味で言えば、そういうふうなことだし、これを1つ許すと、ある意味でいえば、我も我もというふうな部分になってくる可能性はねえのかなというふうなこともあったので、ある意味、私はしようがないというか、本当は、できるだけ広い校地の中でというふうな部分は思うんですけれど、それはどうなのかといえば、コマツ跡地からこっちに来るときに、その辺のところをある意味整理をした中で動いているという部分のことも、おれは思ってたんですけどもね。  その部分の中できたのが、ここへきて急に方向転換したときに、今の説明だと、地元の建設委員会からの要望なんだというふうなことの説明だったんで、そういうことであればそういうふうなことなのかなとは思うんだけども、ただ、何ていうのかな、これからそういうふうな話が出てきたときに、本当にきちんとした整理をした中で説明ができんのかというふうなところが、若井委員が聞いたのと同じような形で、ちょっと私は心配かなというふうな気はするんですが、その辺については、教育委員会としては、もう、今後そういうふうな部分の話があっても、それはそれと、これとは違うんだというふうなことで整理をし、対応をしていくというふうなことなのか。その辺、ちょっと、もう一度確認させてください。 ○委員長(飯塚 寿之)  教育総務課長。 ○教育総務課長(遠山 和博)  今回の件につきましては、私ども教育委員会から積極的に、この用地を欲しいということでやったものとは違いますもんですから、今後も必要な用地で、現在地改築ということで、その用地の中でおさまるということで、進めているわけですから、こういった例はまずほとんどないなというふうに考えます。ただ、そういった地元の代表の担当あたりからぜひといったことで、子供たちのことを考えて、ぜひ使ってくれと、こういう強い要望があったもんですから、それについて私どもとしては総合的に判断したということであって、こちらから積極的にある用地を買うというようなことは考えておりませんので、その辺を御理解いただきたいと思います。 ○委員長(飯塚 寿之)  遠藤委員。 ○委員(遠藤 清)  またおれもちょっとわからなくなったんだけども、市とすれば、そんなになくてもいいような土地を、地域要望があったから買う、いや、ただでくれるんだったらそれは要らんという理由はないわけですから、あれですけど。1,200万、新たに出して買うわけですよね。そうしたときに、じゃあ逆に言えば、私は、町内からもう一度、その委員会から、じゃあ、この土地も買ってくれというふうな要望がこれから出てきたときに、市はじゃあ、買うという話になるんじゃないかなと思うんだけれども。私は、そうじゃなくて、市とすれば、この土地はどうしても必要なんだと。そうしたらたまたまそういうふうな要望があったのかどうかわからんけども、ということ、というふうなことでなければ、といったら変な話だけども。おれ、逆だろうというふうな気がするんですけど。 ○委員長(飯塚 寿之)  教育次長。 ○教育次長(歌代 俊樹)  確かに建設委員会の方からの要望でもあってということで、結果的にはそれを受けて、市の方が、必要用地ということで認めて購入するということで、なっております。その前に、遠藤議員さんの方からお話がありました、今の現在地のところで改築するについては、いわゆる用地の拡充という一切なしの形の中で、建設を原則にしていきますと、こういう約束の中でそこに決めたという部分も、それも間違いはありません。  それで、私どもの方の考え方は、その基本線に基づいて、その限られた用地の中で基本設計をして、いわゆるレイアウトを立てて、校舎配置をやったわけでありますが、結果的に、校舎配置をやったときに、今の校舎の正面玄関が、全く反対の北側(後刻、南側と訂正あり。)の方にくるということの配置になっておりまして、北側の出入り口が、間口がかなり狭いということがありまして、今、図面の方はお示しするということでお約束しましたので、出しますが、見ていただくとわかるんですけれども、いわゆる北側の正面出入り口の、いわゆる間口を広げたいと。将来的にも広げておいた方が、非常に活用しやすいだろうという判断で、今回の用地にさせていただいたと。基本的には本来、用地拡充という話は一切私ども考えたくはなかったんですけれども、あの配置の中では非常に、いわゆる使いづらいなという部分もありまして、そういった意味では、基本的な考え方をチェンジさせていただいたということはあります。  ということで、市の方の判断をさせていただいたということで、御理解いただければと思っております。 ○委員長(飯塚 寿之)  梅沢委員。 ○委員(梅沢 明)
     なかなか理解しにくい部分があるんですね。枇杷島小学校の新築については、二転しているわけだから、コマツ跡地を、そして現在地と。最初のときに、特に今もあなたがお話しになったように、現在地では学校改築をするについてはふさわしいかどうかということの中から、ちょっと手狭であろう、狭いであろう、地形的にも云々ということで、コマツの方に行ったわけだから、本来はやっぱり、そういう移動するときには、条件がもっとしっかりしてなければならなかったんだけども。今も言うように、校舎を新築することによって入り口が変わるから、またその辺も利用価値があるからというような云々があるけれども、非常に私はそういう意味では、間違ったやっぱりやり方でやったんだなという、なかなか理解しにくい部分だなというのは思っているんですよ。  これはやっぱりあれだな、市民感情からしても、決して、理解しにくい部分だと思うんだけれども、その辺はどういう理解を求めていくのかな。 ○委員長(飯塚 寿之)  教育次長。 ○教育次長(歌代 俊樹)  今の、枇杷島小学校の現在位置に改築をするという話の決定は、いわゆる住民の皆さんの賛否を取った形の中で決定させていただいたわけであります。それで、当時まだ、私どもの方は、いわゆる校舎の基本設計ができてない状態での、いわゆる枇杷島小学校を現在位置で改築するんだということに決定があったもんですから、その後、今の敷地内に、どういう位置でということは、そこから始まったという話であります。  そして、一番いい方法ということで、実は、地元の方からも提案がありました、いわゆる玄関、正面玄関を反対に持っていくという案で、そのことによって、仮設校舎を建てる必要がないということがありまして、経済的にもかなり有利になるだろうという判断の中で、地元の方から、ぜひ北側の方に玄関口を持っていった方がいいだろうという話の中で、それも地元要望を私どもも、それ以上のことはないということで、基本設計に入らせていただいたということでありまして、その、敷地が現在位置で決まって、そしてレイアウトもきちんと決めた、その後で、用地を後で拡充するという話はいかがなもんかというのは、私も承知していますが。レイアウトした結果の中で、かなり無理のある間口だなという部分がありまして、そういうお話をいただけるのであれば、ぜひ購入をさせていただきたいという判断に基づいてやらせていただいたということであります。 ○委員長(飯塚 寿之)  遠藤委員。 ○委員(遠藤 清)  次長、それ違うんじゃないですか。だって、去年、説明会した部分で、今、もう実施設計は終わってますよね。ことしから基工事始めるわけですから。来年から。ということは、基本設計の段階で、土地の話が出たわけではなくて、もう実施設計まで全部して、それに基づいて地元説明をして、のタイミングで買うわけでしょう。そういう意味では。だから実施設計の段階とか、そういう部分では、それは、狭いより広い方がいいには決まっているわけだけれども、おれは、ある意味で、それはそれなりに、それはだから、欲を言えば切りはないけれども、だからおれは買うのがだめだという部分ではなくて、要は、こういうふうな形で方向転換したときに、地域の中で混乱をする、逆に言えば、ほかにそういう人が出てきたときに、本当にそれを説明できるんですかということですよね。それを心配をしているということですよ。逆に言えば、それを信じて、まあそういうふうに買ってほしいけどといって手を挙げなかった人が、ある意味で、ばかを見るといったらおかしいけど、というふうなことに、おれはなりはしないかというふうな心配があるもんだから、それに対して、そういう話が出たときに、それは地域の委員会からの要望ですから、それは委員会の問題だというふうに、多分教育委員会が言うかどうかわかりませんが、というふうなことなのかもしれませんが、私はその辺が非常に心配な部分があるなと。  特に、これから工事が始まったときに、あれだけ隣接しているところですから、騒音の問題だとか、今でも出ている日照権の問題だとか、そういうふうな話がある中で、要は、何でこういうことだけは聞いて、こういう部分の我々が言った、日影になるどうのこうのというところを聞いてくれねえんだというふうなような話になったときに、要はそれを耐えられるだけの部分になるのかなというふうなことが、非常に私は心配ですと。  だから、そういう意味でここの、今回の、この事業をやるという部分について、それなりにきちんとした考えの中で説明をしていく必要があるんではないですかという意味で、私は聞いているつもりなんですけど。お答えをいただければ。 ○委員長(飯塚 寿之)  教育次長 ○教育次長(歌代 俊樹)  必要用地でないものを購入するということでは、これはありませんで、たまたま、私どもの方が必要としている、いわゆる隣接している、あるいはまた、工事をする際に、非常にその土地があれば有効活用ができるなという敷地なもんですから、そういうお話をいただいたときに、私どもの判断で、いわゆる広げるということでの判断をさせていただいたということで、委員さんが心配されるような、いわゆる隣接だから、何でもいいから買えという話がきたときに、はいという話は、私どもは毛頭するつもりではありませんし、それから、私が申し上げた、基本設計の段階で、いわゆる枇杷島小学校の校地をそれ以上広げないという条件の中で、枇杷島小学校現地改築に、私どもの方が決定させていただいたということがあるんですけれども、それをなぜ変更したかという話の中では、今、何度も申し上げましたが、その後、いわゆる校舎のレイアウト、敷地からレイアウトしていった際に、一番望ましい配置をしたはずなんですが、なおかつ敷地が手狭というようなことから、購入の判断をさせていただいたということでありまして、私が申し上げたいのは、基本設計が終わって、終わった後で、校舎を拡充しないということの約束は、そういう約束の中できているのではありませんということを、私は言いたかったはずなんです。  以上ですが。 ○委員長(飯塚 寿之)  本間議員。 ○議員(本間 厚幸)  お願いですけれども、もう少し丁寧にやってもらいたいんですよね、説明。言われたから答えるではなくて、それが言いたいんだろうというふうに思うんですよ。遠藤議員は、地元どうのこうの、住民ということでおっしゃいました。それも1つ。議会はどうするんですかというのを、私は申し上げたいんですよ。議会だって、先ほどから皆さんの殺し文句じゃないけれども、地元建設委員会ということで、皆さんの主体性がないという指摘に対して、いや、そうじゃない、最終的には教育委員会が判断したというふうに答えられているから、主体性があったとしても、最初の地元建設委員会は、旧コマツ跡地にやりますというのを、これも地元委員会、建設委員会で決めたんですよ。  さらに、いろんな事情、戻すわけじゃないですけれども、次にまた地元建設委員会が現地改修ということで、決めましたよね。それもわかります。それを常に議会は追随しているんですよね、認めて。それに対して、地元の住民の皆さんの意思も尊重しなさいというと同時に、議会にもきちんと説明しないと。常に追随していくと、議会はどうなるんですか、立場は。  ということを私は申し上げたいんで、もう少し丁寧に、こういう質問が出る前に、本当は説明しなきゃならんですよ。我々も県から聞いてますけれども、もう旧コマツ跡地と、現地改修がどのくらいのお金の差があります。現地改修の方が金額的には低いですというような説明を受けた、そのときは、現地改修の中でも、あの土地の中で建てますと、こういう条件の中でやってきた。今、説明すれば、その過程でいろいろあるけれども、あって、入り口がどうのこうのいうことはあったけれども、それをぜひここで、きょうのこの場だって、最初の説明と、最後の教育次長の説明は、なかなか、同じようでいて、よく考えれば、ちょっと説明が食い違っているなというふうに、私は聞き取れたんですよ。  ですから、最終的には課長と教育次長がおっしゃったのがずれがあるというふうに私は思うんで、もう1回、本当はこうなんですというのをきちんと、本当はこうなんですという言い方は変ですけれども、言い回しが悪かったとか、何とかいうのも含めて、統一的に説明して、時系列でも含めてやってもらわないと、本当に、地元住民もどう言うかわかりませんし、議会だってきちっと説明をしていただかないと、やっぱりまずいというふうに私は思うんです。  ですから、私は細かい内容はとやかく言っているつもりはないですけれども、まず進め方について注文つけさせていただいている、今、つもりなんです。 ○委員長(飯塚 寿之)  教育次長。 ○教育次長(歌代 俊樹)  当初の説明が、位置的な部分もお示ししない形の中で説明をしたことについては、説明不足だなということについては、おわび申し上げたいと思います。  今、図面をお示しさせていただきましたが、私の方で申し上げている、いわゆるこれは南北ありますので、南側、すみません、南側ですね。私、北側と言った。大変失礼しました。南北は逆でした。すみません。  南側に、これまでは上の方の北側に、八号線沿いに正面玄関がありました。そこの正面玄関の校舎については、今度は南側の方に、間口の狭い方に正面玄関を持ってきたいという校舎の配置であります。南側の方から校舎と、それから、渡り廊下で、廊下で高床式の体育館という配置であります。体育館の下は、駐車場ということで利用したいということでの基本設計、レイアウトであります。  それで、今の対象の用地につきましては、西側の斜線を引いてある、その用地でありまして、私が申し上げますように、いわゆる幅の点から言って、非常にこれが広がることによって、有効活用ができるということの場所でありますので、地元の方からも要望もありましたが、市の方で有効活用できるということの判断の中で購入を決定させていただいたということでありますので、御理解いただきたいと思います。 ○委員長(飯塚 寿之)  教育総務課長。 ○教育総務課長(遠山 和博)  ちょっと私の最初の説明が、言っている趣旨はちょっと同じなんですけれども、細かくちょっと説明しなかったもんですから。混乱を招いてしまって、本当に申しわけございません。 ○委員長(飯塚 寿之)  梅沢委員。 ○委員(梅沢 明)  大体わかってきて、なかなか厳しい、私の理解をするには厳しいなというような感じは持っているんですが。それはそれとして、あれですか、この今までですね、枇杷島小学校の、私、子供さんたちの野球に携わっているもんですから、今までどちらかというと、グラウンドが狭くて思い切りのいい練習ができなかったという、こういう環境の中にあったかなと思います。今回の改築によって、その辺の解消がなされて、他のスポーツ等々にも影響及ぼさないのかどうか、この辺は変わったんですか。 ○委員長(飯塚 寿之)  教育総務課長。 ○教育総務課長(遠山 和博)  広くなったかどうかと言われれば、そんな広くなったとは。校舎そのものは1.5倍、体育館そのものは1.5倍、それから校舎も1.5倍と。現在の校舎よりも1.5倍の大きさになりますけれども、グラウンド等、それから、野球場が、今よりか相当広くなったかと言われれば、それより狭くなるということはございませんけれども、そんなに大きく、広くなったということは言われないと思います。 ○委員長(飯塚 寿之)  梅沢委員。 ○委員(梅沢 明)  さっきも言うように、非常に、学童野球の中の子供たちの中では、非常に恵まれない、こういうグラウンド環境だったんですよ。いろいろ御苦労なさったと思うんだけれども。そのことについて事故等々あったかという、このようなことも聞きましたけれども、他の水泳にしても、あるいは陸上、その他サッカーにしても、けが人等々がでなかったという、こういう報告を受けていますけれども、なかなか思うような練習ができなかったという、こういうことがあるだけれども。今のままでは、1.5倍になったけれども、グラウンドが例えば野球場が広くなったとか、そういうことはないということなんだな。今までと変わりがないということなんだな。 ○委員長(飯塚 寿之)  教育総務課長。 ○教育総務課長(遠山 和博)  私が申し上げたとおりで、校舎そのものは大きくなりましたけれども、グラウンド等はそう変わらないという御理解をしていただいて結構でございます。 ○委員長(飯塚 寿之)  中村委員。 ○委員(中村 明臣)  321ページ、教育総務課、奨学金貸付事業ですかね。これ何人対象でしょうか。 ○委員長(飯塚 寿之)  教育総務課長。 ○教育総務課長(遠山 和博)  例年どおり20人ということで、あと地元枠、地元の工科大、それから産業大学に行かれる方の枠については5人分ということでございます。 ○委員長(飯塚 寿之)  副委員長。 ○委員(若井 洋一)  給食について、ちょっとお伺いしたいんですけれども。355、学校給食でありますが、単独校が5校あると。という話は説明されたかわかりますけれども。ほかのところは、もう廃止をされているんだと思うんですけれども。大体どのくらいの時間かかっていっているんですか。そういうのって、ありますか、今。 ○委員長(飯塚 寿之)  教育総務課長。 ○教育総務課長(遠山 和博)  単独校というのは、旧西山町、西山中学、それから第五、二田、石地、それから米山小学校、それから、今まで門出小学校ございましたけれども、門出小学校なくなりましたので、そこはそれぞれ自分のところでつくっていくということで、配送はしておりません。 ○委員長(飯塚 寿之)  副委員長。 ○委員(若井 洋一)  そうでなくて、単独校の方向はわかるんだけれども、今、説明されたからわかったけれども、その旧市内でね。旧市内は共同調理場というのは、小学校は配送されているんだと思うんだけれどもね、私が何を言ったかというと、近くにはすぐつくし、遠くには時間かかる。それは当たり前の話なんだけれども。この部分、どのくらいかかって行っているのか、時間的に。 ○委員長(飯塚 寿之)  教育総務課長代理。 ○教育総務課長代理(小黒 昌司)  市内に共同調理場は8つございますけれども。御承知のとおり、高柳の共同調理場は、校舎と一体といいますか、同じところですから、まさにすぐですね。あとの7つの共同調理場、一番時間がかかるところで、およそ20分、そのくらいです。例えば、北部調理場、これは瑞穂中学校に併設されていますけれども。受配校、給食を配送する学校が7つございます。ただ、7つございますけれども、配送には車を2台で配送しておりまして、中央調理場も2台でございますので、そう時間がかかるものではないということでございます。 ○委員長(飯塚 寿之)  遠藤委員。 ○委員(遠藤 清)  給食絡みで、これ361で、これちょっと大したことではないんですが、共同調理場の運営委員の部分で、おれ聞いていて説明の中で、運営委員10名というふうに説明だったと思うんですけれども、これ6人と書いてあるんですけれど。この10人と6人の違いの部分、ちょっとお聞かせいただければというふうに・。 ○委員長(飯塚 寿之)  教育総務課長。 ○教育総務課長(遠山 和博)  報酬が出るのは、いわゆる行政関係者でない方が6人いるということで、実際そこには学校の校長先生とか入っておるもんですから、それで、その報酬を払う方は6名ということで、御理解いただきたいと思います。 ○委員長(飯塚 寿之)  遠藤委員。 ○委員(遠藤 清)  同じページで、今度はちょっと違うんですけれども。体育施設の整備の関係で、仮設住宅の後の復旧の部分が、幾つかの場所でありますよということであるんですが、その復旧の仕方といったらおかしいですけれども、ほとんど仮設を建てるまでの、前の状態と同じくらいまで復旧をするという前提での、これが予算なのか、その辺のところの考え方を、ちょっとお聞かせいただければと思います。 ○委員長(飯塚 寿之)  生涯学習・体育課長。 ○生涯学習・体育課長(酒井 明)  先ほど、ちょっと説明不足で申しわけなかったんですけれども、仮設が建っているところを復旧するのは、基本的に県事業で行います。ただ、我々、今回、予算をもらってする整備は、例えばそこを外せる、側溝も一緒に直しましょうとか、フェンスも直しましょうとかということで、そういう周辺整備の部分ということです。基本的に、どこの仮設もそうなんですけれども、仮設の建っている下といいますか、の部分、要するに仮設に必要な部分で整備した部分は、県の工事でやります。それ以外の工事を、今回出した予算でやらせていただきたいということです。すみません。 ○委員長(飯塚 寿之)  遠藤委員。 ○委員(遠藤 清)  そうすると、県の工事の部分は県直営でやるから、こういう予算には載っていないと。なおかつ、基本的には県がやるのは、原状復帰というか、という前提でやるということでいいのかどうなのか、それだけ確認させていただきたい。 ○委員長(飯塚 寿之)  生涯学習・体育課長。 ○生涯学習・体育課長(酒井 明)
     原形復旧というふうに聞いております。ただ、やっぱり、前の中越地震のときもそうだったんですけれども、本当に、もとのとおりに直すということですと、せっかく直すんですから、少しはよくしてもらいたいというのはあるんですけれども、やっぱり原形復旧はということで。それが法的にいう災害復旧だというふうに話は聞いております。 ○委員長(飯塚 寿之)  若井恵子委員。 ○委員(若井 恵子)  酒井課長にお聞かせいただきたいんですけれども。今回、生涯学習学級事業と、家庭教育学級事業を合体充実させということで、地域型生涯学習事業に取り組まれるわけですよね。ちょっと何ページか、ちょっとよくわからないんですけど、すみません。  この中で、教育方針の中では、中央、柏崎公民館に来られない人でも、地域にいながら、その地域に根差した学習課題に取り組めるようにしていきますというふうに説明がされているんですけれども、具体的にはどういうようなことを想定され、想定というか、計画されているのか、ちょっと教えていただければと思います。 ○委員長(飯塚 寿之)  生涯学習・体育課長代理。 ○生涯学習・体育課長代理(藤巻 均)  お答えをしたいと思いますけれども。今までは、私どもの方で、生涯学習学級事業、それから家庭教育学級事業ということで、私どもの方で、それぞれの分館、いわゆるコミュニティセンターの方に、講座の数を指定をしてやっていただきました。ところが、やはりその地域地域によっては、家庭教育学級の方を多くしたいという分館もございますし、また家庭教育学級もするけれども、それよりもむしろ生涯学習学級事業として多くやりたいというような、それぞれのコミュニティセンターの実情によりまして、希望が非常に偏りがございました。  そういった中で私どもの予算が、生涯学習学級事業家庭教育学級事業というふうに分けておきますと、やはり、どうしてもその要望にこたえられないもんですから、今回1つ、一定にして、その中で、例えば、家庭教育学級事業であれば最低2回以上やってもらうとかいうような中で、融通をつけていただくような仕組みにしまして、あとはそれぞれの分館といいますか、コミュニティセンターでやろうとする課題に向かってやってもらうということで、私どもの方で特段こういったものをやりなさいというような事業形態ではございませんので、その辺を御理解いただきたいと思います。 ○委員長(飯塚 寿之)  若井恵子委員。 ○委員(若井 恵子)  ちょっと私、理解できない。要するに今までコミュニティセンターで実施していた、要するに希望するいろんなメニューを提供されていたんだけれども、それを予算として振り分けたということですか。反対かな。 ○委員長(飯塚 寿之)  生涯学習・体育課長代理。 ○生涯学習・体育課長代理(藤巻 均)  今まで2つの事業を、それぞれコミセン、分館なんですけれども、今わかりやすくいうように、コミセンという言い方をさせていただきますが、2つの事業を分館に、例えば、Aというコミセンには、生涯学習学級事業を4回の家庭教育学級を3回で、計9回やってくださいというようなことで、割り振りをしていたんですけれども、やはりそうしますと、それぞれのコミセンによって、やっぱり実情が違いますので、その回数を逆にしてほしいとか、そういった要望が出てきたわけです。  それで、回数は減らさないけれども、要するに私どもの方で、たがといいますか、それをかけるのをやめて、融通ができるような中で、積極的に生涯学習に関するすべて、家庭教育も含めた事業をやってもらいたいということで、2つの事業を統合させていただいたというふうに御理解をいただけたらと思います。 ○委員長(飯塚 寿之)  中村委員。 ○委員(中村 明臣)  さっきの給食のところで聞けばよかったんですが、363ページの給食の関係で、下水道使用料というのが、346万ですか。あるんですけれども、これは、勉強のためにちょっとお聞きしたいんですけれども、こんなにかかるもんなんですか。 ○委員長(飯塚 寿之)  教育総務課長。 ○教育総務課長(遠山 和博)  この欄は共同調理場、先ほど申しましたように、今度9カ所になるんです。この枇杷島地区の調理場が1カ所ふえますので。その部分のをあわせたのが、全体でこうだということでございます。 ○委員長(飯塚 寿之)  星野委員。 ○委員(星野 正仁)  給食関係で、ちょっと関連といえば関連なんですけれども。先ほどの教育方針にも、ちょっと載っているんですけれども。地産地消を推進するためということで、学校給食で本年度とか、また昨年度に向けて新たな取り組みとか、ことしの、今までとちょっと違った変わった取り組みで、こういうふうなことをやったというところがあったら、ちょっと紹介してもらいたいんだけれども。 ○委員長(飯塚 寿之)  教育総務課長。 ○教育総務課長(遠山 和博)  地産地消につきましては、私どもと、それから農林水産課、ここが学校給食の地場産拡大会議というのを、年に2回程度会議を持ちまして、ぜひ地場産の野菜を給食に使おうというふうなことで、会議を持ちまして、その会議のメンバーとしましては、生産者、それからJAとか、それから青果、それから、あと個人的な物資を納入している業者等も入りまして、そして今までは当初は野菜が7品目だったのを8品目に変えるとか、これからもまた順次また使えるものは使っていこうというようなことをやっております。  それから、年に1回は地場産給食デーというようなことで、生産者とか、それからそういった関係者がその学校に行って、地場産のを使った給食を食べていただいて、地場産のものを理解していただくと。これも1つの食育の中の、農家の人と一緒に食べて、感謝することによって、地場産を理解していただくというようなことで、こんな取り組みもやっておりますが、目新しくやっているというのは特にございません。  あと、年に1回、食育フォーラムというのを年1回やっておりまして、先進的な学校給食を、中で食育をやっているところを先進的な事例を発表してもらって、それを各小・中学校が、またそういうのを理解しながら、また一緒に広めていくというようなことで、そういったフォーラムをやったりというようなこともやっております。 ○委員長(飯塚 寿之)  星野委員。 ○委員(星野 正仁)  目新しいのは余り、目新しいというか、そういう新規のあれはなかったというような、あれだったんですけれども。昨年、水産の関係で少し取り入れられたというのをちょっとお聞きしたりしているんですけれども。その辺、今までずっとされてきた部分だったのか、それとも、昨年初めてのあれで、また、もし、それが初めてであればどのような結果とかあれであったのか、ちょっとお聞きできればと思います。 ○委員長(飯塚 寿之)  教育総務課長代理。 ○教育総務課長代理(学校給食係長)(小黒 昌司)  星野議員さんのおっしゃるとおりです。地元の鮮魚の小売店で組織しております鮮魚商協同組合さんの鮮魚をですね、大きな調理場数カ所で、ためしに使わせていただきました。これは、柏崎港の水揚げの魚ということではなくて、あくまでも地元の鮮魚商さんということであります。したがって、地産池消ということになるのかどうかというと、ちょっとやや疑問な点ではございますけれども、地元の業者を使ってということに関して言えば、まさに地産地消なのかなと、こう思っております。  それで青果につきましては、あくまでも試しということで、なかなか小売商さんでございまして、ものはとってもよくて、大変評判がよろしかった。それは間違いないです。ただ、どうしても料理屋さんに出されるようないいもの過ぎて、ちょっと値段的に合うかどうかということになりますと、やや歩み寄りがお互いに必要かなということであります。  平成21年度につきましては、ほかの、今、卸していただいている業者さんと競争という形になるんでしょうけれども、私どもの方で、指定の業者さんにお入りいただくべく、協議をさせていただいているということであります。あくまでも指定の業者に入るということであって、そちらにお願いするということではありません。私どもの基本は、安くてよくて、地元であるというのをなるべく優先をしたいということであります。  以上です。 ○委員長(飯塚 寿之)  中村委員。 ○委員(中村 明臣)  関連でいいですか。325ページ、ALTの件なんですが、外国の人が多分英語を教えているんだと思うんですけれども、日本人もおられますでしょうか。 ○委員長(飯塚 寿之)  遠藤委員。 ○委員(遠藤 清)  関連なんですけれども、ある意味、中村さんが言ったのと同じことになるのかもしれないんですが、地元にも、ある意味できそうな人なんかいるんじゃねえかなという気がするんですけれども、要は地元にいるような、そういうふうな人を探して、ALTの先生として雇うということができるんであれば、ここに載っている社宅使用料だとか、そういうふうなことがない中で、私はできるんじゃねえかなというふうな気がするんですけど、それは無理なのかどうなのか。ただ、なんか聞くところいよると一番下にある、国際化協会負担金というのがあるんですけど、そういうふうなのを出しながら、そういうところから紹介してもらってということでないと、なかなか難しいみたいな話も聞くんですけど。そんなことも含めて、何か地元の人で活用できねえのかなというふうな気がしたんで、中村さんのと同じようなことかもしれませんが、お聞きできればと思うんですが。 ○委員長(飯塚 寿之)  学校教育課長。 ○学校教育課長(涌井 昭夫)  まず、ALTにつきましては、外国語指導助手ということで、何と言いますか、できるだけ、単に英会話をやるわけではないので、外国文化とかという部分も入ってくるので、そういう意味では、現在お願いしている5名は全員外国の方です。  それから、この予算で盛っています、先ほど言いました、いわゆる外国で生活していたお子さんで、日本語がほとんどできないお子さんが何人もいます。毎年何人も入ってまいります。そういう子供たちが、早く適応するために日本語の指導をする、これはみんな日本のスタッフですが、できれば、入ってきたお子さんの言葉がわかるような方が一番望ましいわけですよね。片方は日本語がわからない、教える方は日本語しかわからないのだと、意思疎通ができませんので。  だけど、なかなかいろんな国から入ってきますので、すべての言葉をやれる人を見つけるというのは非常に難しいだろうということです。中国、韓国、それからフィリピンとかタイとか、大体主にそういった方々から来る方が多いもんですから、それはいつも毎年何年間かお願いしているうちに、その方々の外国に勤めた経験もある人もいるので、比較的うまくいっているかなと、こう思っています。  それから、ALT本体を、要するにこの国際化協力の方から依頼して推薦していただいているんですけど、地元にそういう人がいるんじゃないかという、柏崎くらいのまちであるといるかもしれませんですね。もちろん、何ていいますか、英会話教室を開いている、そこでやっている講師の方とかということも、手を広げられなくはないと思うんです。そうすると確かに、このもろもろの住宅だとかそういう点は補充ができるかもしれませんけれども、若干やっぱり、どういう方だかという部分がわかりにくい部分があるんで。その辺についてはあれですか、担当の方からちょっと答えてもらいます。 ○委員長(飯塚 寿之)  副主幹。 ○学校教育課副主幹(小林 景子)  現在、5名のネイティブスピーカーといいますか、英語をしゃべる方を招致しています。課長もいったように、生徒にとっては、子供たちにとっては、外国の方と会話してコミュニケーションができたというのはすごい喜びなので、すごい存在価値があります。ただ、何分お金がかかることなので、日本人のここに、柏崎に住んでいる、あるいはこの付近に住んでいる方を協力を願えないかということは、考えて募集も出したりしておるんですが、ほんの二、三名の方の応募のみなのであります。  それで、今年度2名の方から、手伝って、ALTが回りきれない部分を手伝っていただいておりました。ただ、どうせ習うなら、ネイティブスピーカーと会話したいという声が大変多かったです。それで、今後、何分お金のかかるALTなので、契約を更新しないというALTが出たときに、今後見直していくと、そういうことも考えております。  以上です。 ○委員長(飯塚 寿之)  中村委員。 ○委員(中村 明臣)  わかりました。それで、結局、外人と言っても英語圏の方ばかりじゃなくて、いろんな方がおられますよね。韓国、中国が多いと思うんですが。そういう方の対応というのは、国際化協会の方にやってられるような感じがするんですよね。みんな何か尋ねていくのが、そっちの方だということで。今、お聞きしますと、何かそういう対応も何かやっているような雰囲気で、私聞いたんですが。  結局何が言いたいかというと、国際化協会の方の補助金に比べて、英語教育とは言いながら、全体の仕事量から見ると、ちょっとアンバランスがあるんじゃないかというところなんですよね。結局もうすぐ合体して、予算も分割しながら、やられた方がいいのかなというような気持ちがしたもんですから、感じがしたもんですから、こういう質問をさせていただいたんですが、その辺のお考え、いかがでしょうか。 ○委員長(飯塚 寿之)  副主幹、すみません、仕事の仕組みも含めて説明いただきたいと思います。 ○学校教育課副主幹(小林 景子)  国際化協会の負担金というのは、柏崎市に関連する協会への負担金ではなくて、全国的に語学指導等を行う外国青年招致事業という、自治体国際化協会というのがありまして、そこから派遣してもらう青年を、JET青年と言っているんですが、そこに納める負担金でございます。 ○委員(中村 明臣)  何となくわかりましたが、なるほどね。 ○委員長(飯塚 寿之)  遠藤委員。 ○委員(遠藤 清)  それと、このALTのこの事業というのは、逆に言うと、ここを通して頼まないと国の補助金、これ補助金が入っているのかどうなのかもわからないんですけれども、補助金が出ないとか、何かそういうルールが、地元雇用だったらもらえねえとか、そういうふうなルールがあるのかどうなのか、ちょっとあれなんですけれども、その辺もちょっとお聞かせいただきますか。 ○委員長(飯塚 寿之)  学校教育課長代理。 ○学校教育課長代理(徳永 優子)  国の補助金は一切入っておりません。それと、あと今ほどのJET、いわゆる招致事業にかかわってくださるところは、契約が一応、3年という、1年1年なんですけれども、3年という前提条件で入ってきておりますので、その中でこちらに来られる渡航費用ですとか、それから帰るときのことだとか、日本での生活する上での必要なものは、すべて、やはり雇用者側が負担するという、もう前提条件になってるんですね。ですので、この部分についてのは、決められた中でやらざるを得ないという状況です。  ただ、先ほど小林の方から話がありましたけれども、今後、やはり御意見ごもっともだと思いますので、その中の方が契約期間が満了して帰られたときに、やはりまた、人材が地元にいるか、あるいは、国内にいるのかということも含めて、人材を探した上で、できるだけそういった負担が少なくて済むような対応は考えていきたいというように考えています。 ○委員長(飯塚 寿之)  中村委員。 ○委員(中村 明臣)  その325ページの、その上なんですが、3・3・3運動推進事業ということで、交付金が484万。各学校に5万4,000円ずつ配付されているというふうに、先ほど御説明されたと思うんですが、5万4,000円というのはいかにも少ない。どういったことが各学校でやられているのか、ちょっとお聞きしたい。 ○委員長(飯塚 寿之)  学校教育課長。 ○学校教育課長(涌井 昭夫)  小学校の場合、5万4,000円プラス学級割り、1学級1万円ということです。中学校は5万500円が基本で、それに学級当たり同じく1万円という形になります。そうしないと、それでも金額としては大分、そんなにいっぱいではないといっても、ただ、大変使いやすい予算ということで、非常に、現場からは大変喜ばれています。  この、やるに当たって、すべて計画書を出していただきます。3・3・3ですので、御存じのように、あいさつ、読書、花いっぱいの3つの実践関係。それから体験ですので、芸術文化体験、自然ふれあい体験、社会奉仕ボランティア体験、こういった中から体験活動。それから、つくっていくということで、体づくりとか。あるいは、自然の場所、遊び場所づくりとか、ビオトープとか、人との交流の場づくりとか。したがって、全部3・3・3ですが、27あるわけですけれども。27を全部の学校がやるということではありません。その中から自分たちの学校で、ここを力を入れていこうというものを取り上げていく。  ただ、あいさつ運動とか、読書活動あたりはかなりの学校がやりますが、例えば、飼育栽培みたいなものが、中学校はなかなか、やっぱり中学校では、野菜をつくったりというのがなかなか難しい部分がありますので、小学校と、したがって中学校は随分違います。だから中学校の職場体験なんかも、この3・3・3、奉仕活動とか、あるいは、保育園に行って、いろいろ園児とかかわるなんてのは中学校がやりますけど、小学校だとちょっと自分が幼過ぎて、なかなかそういう活動はやれないと。
     したがって、もちろんそれで足りない部分については、通常の配当予算であったり、あるいは講演会であったり、さらにPTAの予算を使ったりしているところもございます。具体的には今言ったようなことで、何をと言われると、さまざまで。  以上です。 ○委員長(飯塚 寿之)  中村委員。 ○委員(中村 明臣)  そうしますと、割に予算は少ないけど、小回りのきく予算で喜ばれているというふうに解釈していいですね。 ○学校教育課長(涌井 昭夫)  そのとおりです。 ○委員長(飯塚 寿之)  若井恵子委員。 ○委員(若井 恵子)  今の、柏崎教育3・3・3運動の推進事業ということで、平成14年度以降、今、何年目ですか。8年目でしょうか。今までの取り組みの評価というか。  それと、今後どのような事業展開をしていくのかということで、ある校長先生がこう言われていたんですけれども、柏崎の3・3・3運動というのは、1つの大きな特色だけれども、なかなかそれがどういうふうに子供たちに具現化していく事業をやっていけばいいのかというのが、なかなかいろんな地域を回ってきて、柏崎に来て、こういうのを提供されたんだけれども、わからないというような話をされていて、具体的にはそういう、今、説明されたような事業で、喜ばれているとは言いながらも、やっぱり毎年、段々減額にはなっていますよね。今までの成果と、それから、今後どのように展開していくのかというのを聞かせていただきたいなと思います。 ○委員長(飯塚 寿之)  学校教育課長。 ○学校教育課長(涌井 昭夫)  もともとのこの事業の前の前身は、やっぱり、県の方で、子供たちにできるだけ本当の体験をするというか、にせもの、ごっこじゃなくて、ごっこ遊びじゃなくて、本物の体験をするようにというようなことで、さまざまなプランと事業を推進していただきました。ただ、県も大体、一定期間やりますと、あとはそれぞれ市町村でやりなさいという、打ち切るということが多いんですが、柏崎の場合は、それを前の予算の輝きプランとか、ということで、ずっと続けてまいりました。これを続けているのは、多分、柏崎市くらいだろうと思います。新潟県で。あと、若干名前を変えてはいるけど、これだけ予算もっているところは、多分柏崎市だけではないかと思うんです。  それで、どういうふうなことで厚生省が発言されたのかわからないんですけれども、予算を消化しなくちゃならないと思って向かうと、こういう活動って子供にさせる活動なので、教師が、早い話、チョークを持って、こうせいああせいという活動ではないもんですから、非常に負担が大きいといえば大きいんです、先生方の。ですから、そういう意味で、皆一律こうやってくれといってもらった方がいいというような発言をする校長先生もいます。だけどそれだと、実は学校の、あるいは校長としての、何ですかね、あれを捨てたみたいなもんになるんですよね。  ですから、子供たちと一緒に考えながら、ぜひこの計画を進めていただきたいというのが1つ。  それから、もう1つは、確かに手が足りないんです。手が足りなくなってくると思います。特に飼育栽培活動をやりますと、土曜も日曜も長期の休みもかかわらなくちゃいけない。そうすると、当然、先生方だけじゃだめですから、それで家庭だとか、地域からも手伝ってもらう。そのための3・3・3運動なわけです。  そんな意味で、どう、学校だけで抱えていると、これが重たい事業になるかもしれませんけど、外に開くという形でやっていきたい。成果は十分あると思っています。 ○副委員長(若井 洋一)  委員長。 ○委員(飯塚 寿之)  教育長、すみませんが、3・3・3運動のことが出ましたけど、柏崎市の教育活動について本質的なところを、わからん校長先生がいるというような、先ほど質問がありましたけど、そういうことはないと思いますが。その部分的な飼育だとかそういう体験じゃなくて、3・3・3運動の本質的なところを、もう一度説明していただけますか。 ○副委員長(若井 洋一)  教育長。 ○教育長(小林 和徳)  上意下達でやろうと思えば、何でもできないことはないんですけれども。それは私ども教育委員会の欲するところでは毛頭ないわけで、各学校の置かれた環境に応じて、その地域ならではの本物の体験や、実践をやってもらおうと。そのことによって、基本的には今の子供たちは、五感を総動員して物事に取り組むとか、夢中、夢の中、夢中になるとか、そういう部分が非常に欠落しているところへ持ってきて、シャワーのようにかかってくる、メディアの攻勢にきゅうきゅうとしている現状があるんですね。  根本的には、そういうものを廃して、五感を総動員して、真剣に調べたり、夢中になって取り組むという、そういう経験を積ませることによって、私のしょっちゅう言うことですけれども、自己肯定感なり、自尊感情なり、そういったものを育てていけば、本当の意味での生きた学力もそれに引き継がれて、ついていくと。つまり本物の体験がないと、ひよこはピンクの色をしているというような状況の子供の中で、本当に生物にかかわる本物の理科の学習とか進めていこうとすると、学習の入り口でとまってしまうという、そういうこともなくなるわけです。そんな意味で、感性を養って、たくましい自己肯定感のある育ち方をしてもらおうということです。  したがって、この運動を進めていく評価ですが、例えば読書を一生懸命やろうということで取り組んだ学校があれば、やっぱりそのことによって語彙がふえたなとか、あるいは、国語でのまとまった話し方ができるようになったなとか、あるいは、今までのセンテンスが単語羅列型だったのが、文章になるようなってきたなとか、そういう具体的な姿として表れてくるので、わざわざこれのために、この成果はどのくらい進捗したかというのにエネルギーを使うくらいだったら、実践をどんどんどんどんやった方がいいだろうと。絶対に実践を積み重ねていって、誤った方向にいくというようなものはないというふうに、運動の項目は設定してあるというふうに、こういうふうに信じています。  以上でございます。 ○委員長(飯塚 寿之)  中村委員。 ○委員(中村 明臣)  今、課長が説明したとおり、教育長もそうですけれども、私が一番心配したのは、要するに、教育に集中できなくて、学校の先生とか、生徒も、このことによって、何か混乱するんじゃないかと心配して、初め質問させていただいたんですけれども、結果的に、先ほどもそういう心配は、かえっていい方に向かうんだというお話をお聞きしましたので、安心したんですが。  教育長が今、小学校の生徒とか、今の若い人たちというのは、大きな意味で言いますと、私、逆に、今の子供の方が創造力豊かだし、非常に我々より優秀だと思っているんですよ。一番だめなのは、学校の先生じゃないかなというふうに、私は思っていますんで、そういった意味じゃ、こういう3・3・3運動を一緒にやることによって、全体のボトムアップができるんじゃないかと。その割には、ちょっと予算が少ないなというところで、私はもっと言いたかったんですが、何か、途中の説明を聞きましたら、納得しましたので、少ない予算でやれれば、一番いいんですけれどね。そういったことで安心したんですが、そういった煩雑さというか、そういうものはないですかね。このことによって難ぎ思いする、今、若井委員も心配しておられたと、意味わからないというようなところで、そういうきちんとした説明を最初に、新任の先生とか、転校してきた先生に説明しなきゃならんということだと思いますが、その辺。 ○委員長(飯塚 寿之)  学校教育課長。 ○学校教育課長(涌井 昭夫)  趣旨理解がしにくいという活動ではないだろうと思っています。ただ、問題は、極端な話、今までずっとこういう、例えば、ある小動物でもいいんです、小動物を飼ったから、ことしも飼わなくちゃいけないとか、今までずっとこういうことをしてきたので、3・3・3運動、こうやってきたから、ことしもこれをしなくちゃいけないとか、そういうことを本当は言っているわけではないんです。だけども、中村委員さんじゃないですけれど、ほかのことに紛れて、そんなの考えるのが嫌だから、去年どおりやりたいと考える職員がいなくはないと思います。しかし、それでは本当の、子供にとって、この活動がどういう意味かというのは、ちょっと履き違えていると思います。それらについては、私ども、学校訪問をしながら、アドバイスはしてきております。 ○委員長(飯塚 寿之)  若井恵子委員。 ○委員(若井 恵子)  ちょっと言葉足らずで申しわけなかったんですけれども、決して校長先生が否定をしているという意味ではなくて、柏崎でずっと教育現場で働くというのは無理ですね。最終的に校長として来たときに、柏崎の教育3・3・3運動は、余り理解できなかったということを、私にちらっとお話をされたということで、ちょっと訂正をさせてください。 ○委員長(飯塚 寿之)  遠藤委員。 ○委員(遠藤 清)  関連で、今、聞いていて、きのう、厚生、きのうだったか、その前の厚生だったかですけど、こども大学の部分の中で、議論をしている中で、同僚の本間議員の方から、ある意味、指摘というか、話があった部分と、ちょっと重ね合わせて考えていたんですけど、今、こども大学で、これからの子供たちの就職観というか、職業観を養うために、要は、今回の部分で言えば、医者とか看護師になるような、そういう人が足りないから、そういうふうなことを中心に意識づけをするような部分で活動するというような説明があって、それに対して、うちの本間議員の方からは、「そうじゃねえんじゃねえか」と、子供なんだから、もっと選択肢を広い部分の中で見せた中で、じゃあ、どうするんだというふうな形の中でしていかないと、こども大学の中で、もう、そういうふうなことに特化してやるということは、本当の意味での子供のためになるのかみたいな部分の、実はやりとりがあったんです。  それと、今回の今、議論をしている3・3・3運動の今までの今の議論を聞いたときに、逆に言うと、教育委員会として、こども大学という部分の中で、どういうふうな形で絡んでいるのか。逆に言えば、教育委員会として、こども大学という部分を、どういうふうに位置づけているのかといったらおかしいですけれど、のかなと。逆に言えば、その辺のところを、3・3・3運動とリンクさせるのがいいのかどうなのかあれですけれど、でも、ある意味、子供のことですから、そういうふうなことも必要なんだろうというふうな気はするんですけれども、その辺についてのお考えなり、今の絡み方というのか、そういうふうな部分について、ちょっとお聞かせいただければと思います。 ○委員長(飯塚 寿之)  学校教育課長。 ○学校教育課長(涌井 昭夫)  私も、直接、こども大学の方の上の方には、うちのスタッフは入っているんですけれども、直接、私はかかわらないので、詳細なところはわからない部分があるんですが、確かに、将来を見た中で、中学校が、たしか、起業科といいますか、起業プラン科みたいな、業を起ですね、起業みたいなことがありました。小学校は、たしか、最初のスタートは、やっぱり、体験みたいな、非常に3・3・3に近いような体験だったかと思います。  当初、私どもも、このぜひ夢ぷらんの、こどもぷらんのということだったんですが、これは学校とかという枠を一たん外してあるわけですよね。市内全体の中で募集しているわけです。それと、この3・3・3は、基本的にコミュニティと学校なんで、3・3・3予算という形では、生涯学習・体育課の方が多分盛っていないですけれども、さっき言いました、地域とコミセン絡みの中で、支援する予算で多分盛っていただいているかと思うんです。ちょっとわかりませんが。  ですので、中学校の起業科は、今、私ども、またやっている別のやり方で、キャリア教育を推進する中で、中学校の方で、それを受けて、まず動いています。  それから、小学校の体験活動も、夢の森、ゆうぎ、じょんのび、これらの施設を使ってというんですけれども、なかなか、足かせがあって、参加費が半額負担とかとなると、例えば、いっぱいの子供を連れて行くと、町内子ども会のように、参加者負担がやれるところはいいんですけれども、学校みたいなので連れて行くというと、なかなかやりにくいんですね。ですので、むしろ、そんな遠くまで、わざわざ、変な話、行かなくても、例えばですが、鯖石地区の皆さんは、わざわざ夢の森公園まで来て、その森に入らなくても、学校のすぐそばの森に入れるわけですから、逆に言うと。そこまで交通費をかけて来てというふうにしなくてもやれる、それは3・3・3だってやれるわけです。しかし、こども大学のあのプランに基づきなさいとかとなってくると、また、ちょっと話は違ってきます。そう思っているんです。 ○委員長(飯塚 寿之)  中村委員。 ○委員(中村 明臣)  3・3・3で、ちょっとしつこく聞くんですが、この内容の中で、「あいさつ」というのがありますけれども、それは言葉遣いとか、そういうものも含まれていますか、その辺だけちょっと確認。 ○委員長(飯塚 寿之)  学校教育課長。 ○学校教育課長(涌井 昭夫)  詳しくは見て、「おあしす」運動とか「おあさす」運動といって、ありがとう、さようなら、すみませんまで含めた学校もあれば、いや、まず、基本は、おはよう、さようならだというふうに、それは学校によって違っていきます。  それは、当然、家で出発しないとだめなんですね。朝、起きて、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんに、お父さんに、おはようと言わない子が、学校へ行って、おはようと言ったって、本当に身についているわけじゃないと。 ○委員長(飯塚 寿之)  中村委員。 ○委員(中村 明臣)  そういう日々のあいさつも大事なんですが、私が今、聞こうとしているのは、非常に言葉の汚い地域があるんですよね。柏崎はまだいいんですけれども、関西なんかに行くと、電話の言葉でも、けんかしているんじゃないかと思うようなどなり合いをしているところがある。そういう会社、大手の大きな会社なんですけれども、そういうところへ行くと、全員がそうなんですね。もう、どなり合いをやっているんですよ。それがけんかしているのかなと思ったら、いや、通常の会話ですと言うんですよね。そういう会社というのは、もうどんどんだめになっていっています。やっぱり、非常に気持ちがすさんで、商品が、いい商品が出ないもんですから、大手でも全部だめになっています。  それで、話を戻しますが、柏崎でも、やはり、乱暴な地域が昔はあったそうなんですね。それで、今、何が言いたいかと言うと、いじめとか、それから、学校の先生とか、そういう中にもあるやに聞いているんですよ。皆さんの職場の中では、多分、ないと思うんですが、というふうに、私は思いたいんですが。職場の中にも、教職員のみならず、職員の中にも、そういう雰囲気がなきにしもあらずというふうな話も聞いています。だれがとは言いませんが。  それから、そういったことで、いや、私は、言葉の大事さを、今、言っているんですよね。やはり、上下関係ももちろん、下の者にであっても、丁寧な言葉を使って、やっぱり、暮らしていかなきゃならん、それが、まず、基本だと思うんですよね。そういった教育も、この情操教育の中、3・3・3運動、情操教育の中で含まれているかどうかというのを確認したいんです。 ○委員長(飯塚 寿之)  学校教育課長。 ○学校教育課長(涌井 昭夫)  今、御指摘のようなのは、特に取り上げているということはありません。ただ、小学校は違うんですが、中学校の場合は、いじめを防止しようということで、生徒会活動として取り組んでいるんです、すべての中学校が。確かに、言葉というのは、人を罵声する言葉、傷つける言葉というのはあるわけですから、生徒会の活動として、いい言葉遣いをしようという運動をしている中学校はあります。  それから、私ども教職員の中でも、君づけとか、さんづけとかという問題もありますけれども、大分、いわゆる、呼び捨てですよね、子供たちに対しての呼び捨てというのは、少なくなったと思います。  ただ、時と場はあるんですね。もう大変危険なことをやるのに、「何々君、だめよ」なんて言ったって、効果がないわけですし、部活も同じなんですよね。例えば、野球でノックをしているときに、「何やってんだ、へたくそ」ぐらいなことは、多分、指導者は言うことはあると思うんですけど、ああいう言葉の使い方を教員がやっていいのかって、やっぱり、クレームは来るんです。でも、そうすると、どこまでをといったときに、単純に言葉だけを、現象だけを見ると、汚い言葉と言いますか、嫌な使い方をするかもしれませんけれども、その場面ですよね。場面を見てなんだと思うんです。逆に、丁寧だけれども、ちくちくと嫌味っぽい言い方というのもあるわけですので、そこは難しいかなと思います。  以上です。 ○委員長(飯塚 寿之)  梅沢委員。 ○委員(梅沢 明)  教育センターのことで、ちょっとお尋ねを、教えていただきたいんですけれども、予算は1,600万ですから、少ないんですけれども、この中には、所長、それと運営委員、そして非常勤の職員がおられる、こういうことですけれども、組織図が、なかなか、位置づけというかな、その方の身分というかな、そういうものの位置づけがちょっとわからないので、その組織図と、いま1つは、このメンバーを選ばれるとき、どのような手法というのか、どういう選び方をなさるのか、これ、ちょっと、質問をしてみたいと思います。 ○委員長(飯塚 寿之)  遠藤委員。 ○委員(遠藤 清)  関連で。ちょっと、おれが調べた部分で、違っていたらあれなんですけど、去年と比べて、教育センターの管理運営の部分で言うと、非常勤職員の人は、去年いなかったんだけど、今回は入っていたりですね。それと、科学技術教育事業の部分だと、嘱託員が去年は2人だったのが、1人になっていたりだとか、ふれあいルームの部分だと、指導員が去年は3人だったのが2人になって、そのかわり非常勤職員が新たにふえたのかな、というふうになっているんですけど、その辺についても、ちょっと教えていただければ。 ○委員長(飯塚 寿之)  中村委員。 ○委員(中村 明臣)  教育センターの話で、327ページの清掃等委託料というのがあるんですが、学校の先生も含め、こういう職員の方って、清掃というのはしないものなんでしょうか。その辺だけ。 ○委員長(飯塚 寿之)  学校教育課長。 ○学校教育課長(涌井 昭夫)  最初に、大変、遠藤委員さんは細かく見ておられて、そのとおりであります。少しずつ組織を変えている。というのは、実は、嘱託員は、専門性を持った方々です。カウンセラーだとか、カウンセラーの資格を持っている人だとか、それから、養護教諭さんをやられて、退職されたんだけど、もうちょっと子供たちとのかかわりがやってくれないかという専門性だとか、あるいは、不登校とか、そういう子供たちの生徒指導に非常に堪能な方だとか、そういう意味で、嘱託でお願いしているんです。ところが、その方々は5時間なんです、勤務が。1日5時間という形なんです。そうすると、実はいっぱいいるようでいて、全員がそろう時間帯が、早出と遅出みたいに、こういうふうになっています。ところが、情報がうまくなかなか進まないのと、業務が、やっぱり、若干やりにくさも出てきていますので、それで、できるだけ長い時間を、嘱託の部分を、どうしても嘱託という専門性がなければだめな人を最小限にして、そして、市のいわゆる臨時の方に、勤務時間を長くする方向に、今、動いています。ただ、全員そうするわけにはいかないんですよ。どうしても専門的な要素が必要です。  それで、少し機構を、今、直しているところです。それが遠藤委員さんが言う、数が違っているというのは、そこなんです。総体的には変わってはいないんです。そうして、なるべく一堂に会して、だれでもがやれる、嘱託というのは、この仕事をしてください、それ以外はしなくていいですという嘱託の仕方をしますから、私は電話相談なんで家庭相談はしません、私は学校訪問なんで家庭訪問はしませんというと、やっぱり、うまくいかないんですね。ですから、そういうのをできるだけなくするには、嘱託で委託する部分の幅をちょっと広げてやるには、職種を変えないといけないということで動いています。  その嘱託の専門性がある人は、なかなかそう簡単に見つけられない部分があるので、教育長とか、あるいは、委員でいるカウンセラーの小林東とか、ほかにも、市内でいろいろそういう経験のある人、あの人はなかなか力があるとか、あの人はとてもうまく子供とカウンセリングができるとか、そういう人を見つけて、お願いしてという形になっています。  それから、センターの掃除関係は、担当にさせます。 ○委員長(飯塚 寿之)  教育センター副所長。
    教育センター副所長(根立 茂)  学校の先生が掃除をしないかということなんですが、それは職員も変わらないと思います。委託料で予算をお願いしているのは、やっぱり、お客さんが通られる通路ですとか、集めたごみの最終的な処分ですとか、そういった部分でございまして、もうまるきり丸投げと言いますか、そういうわけではございません。  また、エコ21も取り組んでいかなきゃなりませんので、そういった中でも御協力をお願いしているというところでございます。 ○委員長(飯塚 寿之)  梅沢委員。 ○委員(梅沢 明)  ちょっと、答弁というのは、最初に聞いた人のから入っていかなきゃだめでさ。違うでしょう。今回は、だから、センターの組織図がなかなかわかりにくいから、その辺がどうなのかというのと、このメンバーがどのようにして選ばれているんですかというのを聞いてんだから、まず、それから答えて、それから遠藤さんのに入っていかなきゃだめでしょう。答えというのは、そういうものだよ。 ○委員長(飯塚 寿之)  学校教育課長。 ○学校教育課長(涌井 昭夫)  大変失礼いたしました。所長が1人であります。嘱託でございます。さっき言った勤務5時間という嘱託であります。教員のOBです。その下に副所長が、今いる根立であります。組織図は、後で、じゃあコピーしてきます。各会派に必要でしょう。ガリレイには載っているんですけれども、その中に、今現在の組織は、下に教育相談班と研究班と科学技術班と育成センターと、こういうふうに下に細かく分かれています。非常に細かく分かれているものですから、今、そのやり方を少し変えないと、自分のことばっかりをやっていて、同じ建物の中に入っているんだけど、隣でやっていることには全くノータッチになっていると。そういうことのないように、今、組織を変えているという感じであります。  よろしいでしょうか。 ○委員長(飯塚 寿之)  梅沢委員。 ○委員(梅沢 明)  どういうメンバーの選び方をなさっているんですか。 ○委員長(飯塚 寿之)  学校教育課長。 ○学校教育課長(涌井 昭夫)  嘱託につきましては、専門性が必要ですので、教育長、それから小林東の場合は、相談業務、カウンセリングはどういう人がいいかということで候補を選んで、その中から面接をして、そして嘱託を依頼します。非常勤については、通常の公募でやっています。 ○委員長(飯塚 寿之)  梅沢委員。 ○委員(梅沢 明)  それじゃ、2段構えというのは、教育委員会が選ぶのと、今、おっしゃったのは何だっけ、公募という、この2つでいいのかな。 ○委員長(飯塚 寿之)  学校教育課長。 ○学校教育課長(涌井 昭夫)  そのとおりです。 ○委員長(飯塚 寿之)  中村委員。 ○委員(中村 明臣)  327ページ、不登校・いじめ対策事業ということで、予算がつけられているんですが、この辺の各学校からの情報の交換のやり方、それから、交わし方といいますか、そういうものをちょっと、どういうふうにやられているのか。当然、情報が入ってから動かれると思うんですが、その辺のやり方を。 ○委員長(飯塚 寿之)  学校教育課長。 ○学校教育課長(涌井 昭夫)  01ふれあいルーム推進事業というのと、その下の005、01不登校・いじめ対策事業、その次の02カウンセリングルームについては、一応、こういうふうに事業名は分かれていますが、実際には非常に関連の深い内容でございます。  それで、直接、電話相談が来る場合、あるいは、子供さんを連れて、親御さん、あるいは、おじいちゃん、おばあちゃんが来る場合があります。それから、学校から「どうも、この子は、どう指導していいかわからないので、ちょっとアドバイスしてほしい」といって、学校からセンターに問い合わせして、そういう場合もございます。それは学校訪問員が対応します。「うちで引きこもって、どうしようもないんだけど」という場合は、家庭訪問相談員が行って相談するということ。お互いに行ったり来たり、連絡はし合っています。 ○委員長(飯塚 寿之)  中村委員。 ○委員(中村 明臣)  先ほど、ちらっとお話ししましたけど、いじめとか、そういう不登校になる原因が、やはり、生徒の琴線に触れるような「いじめられている子がいるよ」みたいなことを言っただけでも過敏になってしまうというようなことで、非常に難しい問題かと思うんですが、逆に、そういった、今の指導員が、逆に学校の先生じゃなくて、こういう指導員が、事例とかそういうんじゃなくて、こういうことを言っちゃいけないよとか、例えば、事例をもってね、事例というと、また過敏かもわかりませんけれども、もっとこういうふうにしようとか、いい言葉を使うとか、もっと人に対するこういうあれだよって、ほかの方向でも当然やっておられると思うんですが、そういう指導員の方が、指導員の方って、非常にそういう気持ちも立派な方が多いと思うんで、そういう人たちが、わざわざ学校に出向いて指導する方法というのはとっていないものでしょうか、とっているものでしょうか。 ○委員長(飯塚 寿之)  学校教育課長。 ○学校教育課長(涌井 昭夫)  この学校訪問相談員というのは2人いますが、この方々は、基本的には年2回から3回、今は訪問しています。そして、訪問した際に、直接子供と会って、子供のカウンセリングと言いますか、話をしてほしいという学校と、今は緊急のそういう子供がいないんで、だけどちょっと気になる子がいるんで、先生方の相談に乗ってもらえないかという、そういうのがあります。それから、非常に学級がともかく、がさがさして、うまくコントロールできないし、それは直接には校長さんが指導するんですが、そのことによって教員自身がハートが痛んでいる、そのための訪問をして指導するというのも行っているんです。  今のところ、今、全部の学校に最低2回というふうに決めているんですが、必ずしも限定しているわけじゃないので、何回行ってもいいし、それから、もちろん直接、教育センターに来ていただいて相談してもいいという、どちらでも対応しています。 ○委員長(飯塚 寿之)  中村委員。 ○委員(中村 明臣)  本当に言われていることは、まことにわかりやすいんですが、私がお聞きしたいのは、いじめられている子というのは、いじめられている子に問題があるんじゃないんですよね。周りにいじめられているんですから、その子たちを教育しないと、こっち側でいくら相談に乗ってやったってだめなんですよね。そういったことを、今、お聞きしているんですが、そういったことは、こういう相談員の方たちは、そういう全校に向かってお話しすることはありますかということです。 ○委員長(飯塚 寿之)  学校教育課長。 ○学校教育課長(涌井 昭夫)  相談員さんは、そういう機会もあるかもしれませんけれども、もともとはそういうことが目的の方じゃありません。  それから、いじめは、加害者と被害者の間、その周りにいる子が見て見ぬふりをするというのは、確かに、委員おっしゃるとおり、それ自体が問題なわけですから、それは学校として、やっぱり、きちっと対応していかなきゃならない。ただ、どうやって対応していいかわからないという学校は、まずないだろうと思うんです。ただ、非常に問題が複雑化してくると、そんな1回指導したから、ぴしっとおさまれば、これほど簡単なことはないんですけれども、根が深かったり、あるいは、学級とか学年とか、あるいは、学校枠を越えて、よその中学校のかかわり、よその学校とのかかわり、社会体育、塾でのこととか、社会体育のこととか、いろいろなのがまじってきていて、非常に難しいというのが現状です。 ○委員長(飯塚 寿之)  中村委員。 ○委員(中村 明臣)  難しい問題だと思います。ただ、私が言いたいのは、そういう問題のある子は、結果的にどうなるかというと、そこの場所から離れるんですよね。ですから、問題は解決したように見えるんです。ただ、それでいいのかどうかということを、やはりね。  今、認識は私と違うんですが、問題はいっぱいありますよ、学校の中に。ただ、私が出ていったり、何か問題にすると、なおさら、その子たちがいじけるんで、中村さん、静かにしてくれよと。それでいいのかどうかと。これは皆さんの問題かもわからんけど、非常に難しい問題ですけれども。ですから、こういう人たちの知能のある人たちが、こういうことに関して、知能のある人たちが出向いて、一般的な話としてされることは大事なんじゃないかという、今、質問をしているんですが、そういうことをやられるような意思はあるんですか、ないでしょうか。 ○委員長(飯塚 寿之)  学校教育課長。 ○学校教育課長(涌井 昭夫)  全体としてやりましょうというふうにはないですが、御意見ですので、各学校で必要に応じて、そういう場合がとれると。何回行っても、予算はこっちで持っているわけですので、どうぞ自由に、できるだけいっぱいお使いくださいという話をしていますし、実際に中越教育事務所といって、県も抱えています、そのカウンセラーを。ですので、要請すれば、県費で来てくれますので、各学校でいろいろ活用していけると思います。 ○委員長(飯塚 寿之)  中村委員。 ○委員(中村 明臣)  非常にデリケートな問題なので、誤解しないでいただきたいんです。こういう問題があるよと、各学校の校長先生が生徒に向かって言っただけで、もうそれが問題になるんですよ。傷つくんですよ。ですから、全然ほかのところの話だとして、一般的な話でできるような方が、多分いると思いますんでという話なので、誤解しないでください。これは要望です。 ○委員長(飯塚 寿之)  若井恵子委員。 ○委員(若井 恵子)  329ページの教育情報支援事業ということで、教育情報支援システム運用事業委託料620万円と出ているんですが、この委託先と、それから、このシステムを使う対象者というのは教職員のみになるんでしょうか。ちょっと確認までに聞きたいと思います。 ○委員長(飯塚 寿之)  学校教育課長。 ○学校教育課長(涌井 昭夫)  支援システムの中に、いろいろな部分がありますので、その一部はホームページでありますので、それは一般の人も幾らでもアクセスすることはできます。一方で、非常に限定される場合は、要するに、パスワードがかかっていて、だれでものぞけないというのもあります。いろいろなタイプがございます。  それから、このネットは、今、私ども市役所にいる市の職員、行政職員が使うネットと違うネットを使っているんです。今度、それで、その管理の部分をお願いしているという感じなんです。  だけど、機器補修関係は、もちろん民間に委託していますので、機器のメンテナンスとは違います、これは。 ○委員長(飯塚 寿之)  若井恵子委員。 ○委員(若井 恵子)  実は今回、臨むに当たって、教育情報新システムというのを教育委員会の方から入らせていただいたんですね。本当にすばらしい中身で、これをうちだけで、うちだけでというのは変ですけれども、柏崎市は、これを、システムを売ったらどうかなと思うぐらいに、とてもすばらしい中身だったんですね。その活用の仕方というのを、ただ、うちだけというか、我が市だけで活用するのではなくて、何とかうまく還元というか、売るというか、そういうのは何て表現すればいいのかわからないんですけれども、強くそれを感じましたので。 ○委員長(飯塚 寿之)  教育長。 ○教育長(小林 和徳)  ありがとうございます。非常に評判がよくて、もう現実に、柏崎市の教職員も使っているのはもちろんですけど、よそのわけのわからんところの都市からもアクセスがあって、それで活用しているんで、専売特許ではないんですけれども、これは心を広くして大いに活用してもらっているんです。  それで、今後、1人1台パソコン状況になりますと、これは飛躍的に柏崎の学習に生かされて、すばらしい成果がますます上がるなというふうに期待しているわけです。  ぜひ、この際、議員の皆様も、学校教育課からでも、どこからでも入れるんですけれども、のぞいてみると、授業で小学校の1年の算数で何しているかという1つの問題もわかりますので、より身近になるんじゃないかと思いますので、よろしくお願いします。 ○委員長(飯塚 寿之)  若井恵子委員。 ○委員(若井 恵子)  すばらしい御答弁で、私もすごく感動したものですから、ぜひ、議員さんももちろんですけれども、市民の皆様にも、ぜひ、アピールしていただきたいなということを感じました。要望します。 ○委員長(飯塚 寿之)  遠藤委員。 ○委員(遠藤 清)  それに関連すると言えばあれなんですけれども、333ページの、3・3・3運動じゃないですけれども、システムサービス委託料、これ、今回から小・中学校でふえて、トータル1億6,000万ぐらいになるんだろうと思うんですが、これは、多分、今回、900台ぐらいでしたか、各個人にパソコンをということで、補正予算に出ていた部分だと思うんですけれども、これは一括で買うというのは、私は、これだけの台数を一括で買うと、後、大変だがなというふうな気もしないでもないんで、それはまあ別なんですけど、それの関係と、このシステムサービス委託料の関係が、どういうふうな関係なのかということと、この1億7,000万が、これからずっと毎年出ていくようなもので、今回はこのぐらいの金額だけども、来年からはもう少し安くなるというふうなことなのか、その辺、ちょっとお聞かせいただければと思います。 ○委員長(飯塚 寿之)  教育総務課長。 ○教育総務課長(遠山 和博)  この間、補正予算、2月定例会でお願いしましたのは、機器の買取、それから、あと、いろいろなソフト面、いわゆるグループウエア、学校間同士でやるとか、そういった部分のシステムの増でございます。これは、今までもともと学校で各教室で情報教育で使っていた、そういった部分のインターネットの代金とか、そういったものを今までは企画政策課で持っていたんですけども、それを、ただ、今後は教育の方でやってくれということで分けたということでございます。
    ○委員長(飯塚 寿之)  遠藤委員。 ○委員(遠藤 清)  そうすると、これは今まで一括で上がっていたのが、こっちの方に来た部分だけであって、トータルとすれば、変わるもんではないというふうな理解でいいんですか。 ○委員長(飯塚 寿之)  教育総務課長。 ○教育総務課長(遠山 和博)  そうでございます。 ○委員長(飯塚 寿之)  中村委員。 ○委員(中村 明臣)  すみません、戻ります。329ページなんですが、さっきの教育情報支援システムの下ですけれども、青少年健全育成事業で、非常に多くの方がかかわってやっておられるのですが、方向性と言いますかね、前にも1回、委員会で質問させていただいたんですが、この方たちと、去年でしたかね、みんなで懇談した中で、最終的には、私がちょっと変な観測で申しわけないんですが、予算が足りないみたいなところに落ちついたような気がするんですよ。この方たちのメーンの行動というのは、何でしょうかね。私も、よく理解できなかったんですよ、正直なところ。 ○委員長(飯塚 寿之)  学校教育課長。 ○学校教育課長(涌井 昭夫)  私、学校教育課長を兼ねて青少年育成センター長もやっているものですから、直接ここが管轄なわけですが、嘱託員は御存じのように、これはもろもろの事務などを委託して事務をしていただいている方々です。運営委員は、年1回、2回の運営委員会の民間の方々からお願いしている分の報酬です。育成委員は70名います。原則としてコミュニティから推薦をしていただいています。一部、中学校区での教員と中学校区から選出のPTAがありますが、主体はコミュニティさん、地域の人から推薦いただいた一般の方でございます。  大体が、やっぱり、一番多いのは、朝とか放課後の活動です。小・中学校は、どちらかというと、地域のお年寄りだとか、そういう方々がメーンで、今はほとんど高校生が対象です。だから、柏崎駅とか、中のホームまで入ったりもします。それから、柏崎、東柏崎駅、安田、駅だとこの3つ、あと、バスステーションのところとか、それを回ったり、夜間も回ります。夜間も回ったりいたします。そうやって、子供たちがいたら、その子供たちに声をかけるという活動をしています。一番の活動は、それであります。  ほかに、実は、権限委譲で、例えば、有害図書、有害ビデオを含めた、要するに、青少年育成条例違反にかかわるような、そういう自販機の立入調査権もあります。立入調査も年に何回かやります。あるいは、俗にいうピンクビラとか、そういったものを撤去したりとか、はがしたりとか、あるいは、コンビニとか、そういう書店に入って、今言ったように、余り青少年に刺激が強いような内容のものを、店頭とか目立つところに置かないようにというようなお願いをするとか、売っちゃいけないなんて言うと、営業妨害になっちゃうので、できるだけ、子供たちの目に触れないような形にお願いできませんかねとか、そういうような店にも入って、お願いをしています。命令はできないので。1人では活動していません。常にグループ、二、三人で班編成して回っているということになります。 ○委員長(飯塚 寿之)  中村委員。 ○委員(中村 明臣)  当然、権限みたいなものを与えているわけですから、腕章なり証明書みたいなものは発行しているということでよろしいんですか。 ○委員長(飯塚 寿之)  学校教育課長。 ○学校教育課長(涌井 昭夫)  最近は蛍光のジャンバーとか、私、裏にあるんですけど、立入調査権調査票というのが、これは全員持っていますので、私も持っています。これでいろいろなところへ行くわけですが、お店とか、そういうところへ行って、いろいろ調べたりするということです。 ○委員長(飯塚 寿之)  中村委員。 ○委員(中村 明臣)  そうしますと、この方たちが、さっき言った、コミセンと3・3・3運動がつながっているという中で理解していいんですね。また違うんですか。 ○委員長(飯塚 寿之)  学校教育課長。 ○学校教育課長(涌井 昭夫)  これは3・3・3とは直接は関係ありません。ただ、ある地域ばっかりから出るというよりも、広く全部を回って歩きたいということでございます。ただ、旧西山、旧高柳のまちは、それぞれがもともとあったもんで、わざわざ土曜、日曜に高柳、西山の皆さんが出てくるというか、そういうのはなかなか大変なわけですね。ですので、委員の皆さんの多くの方が、結構、一線を退かれたというか、もう会社とか勤めをおやめになった方なんかがボランティアとして、ほとんど入っているもんですから、そうすると、休みの日とか、平日の夕方だけ柏崎駅前に来てくれというのは、ちょっと大変なので、遠いエリアは、自分たちのエリアは回って歩いて、来年からは、まち場の人たちも、そっちの遠く方へ行こうという話はしています。  一堂に集まるのは、えんま市のときでしょうか。えんま市のときは、ずっと回って、ごみ集めをしたり、声かけをしています。 ○委員長(飯塚 寿之)  中村委員。 ○委員(中村 明臣)  そうしますと、70人ということで、ボランティアという、120万ですから、いかにもボランティアですね。嘆くのもわかるような気がしますね。もう足代にもならんというようなあれだと思いますので、この辺、やっぱり、ちょっとバランスを欠いているなと。もっと予算を上げてやってもいいんじゃないかなというふうに思うんですが、まあ、回答はいいです。 ○委員長(飯塚 寿之)  若井恵子委員。 ○委員(若井 恵子)  335ページの10款教育費、2項小学校費の12水泳プール改築工事(柏崎小学校)です。1,380万円の予算がついているんですけれども、この改築工事は、老朽化なんでしょうか。それとも、地震のときに被害があったのか、その辺、ちょっと教えていただければありがたいんですが。 ○委員長(飯塚 寿之)  教育総務課長。 ○教育総務課長(遠山 和博)  今回、お願いする柏崎のプールでございますが、老朽化もございますし、また、地震でも痛んだ部分があってということで、通常、改築しますと、1億かかるんですけれども、補修工事ということで、通常ですと500万程度で終わるんです。その分と、あと、今回、地震があったので、1,300万になっていますけれども、通常、500万程度で終わる、補修の工事です。ということで考えております。 ○委員長(飯塚 寿之)  若井恵子委員。 ○委員(若井 恵子)  実は、昨年11月ぐらいに、12月ぐらいでしたかね、柏崎小学校のPTAの方から相談がありまして、父兄の方は水泳プールを改築していただきたいという要望を出しているんだけれども、市としては、財政的に大変厳しいので、代替案として、アクアパークを使うとか、いろんな手法がありますので、1,380万というか、とにかく大きな金額がかかるので、方向性としたら、厳しいので、何とか了解をしていただきたい、改築はしないというような話であったというふうに聞きましたし、また、財政課の側にも、私、確認をしたんですけれども、その11月か12月だったか、ちょっと覚えていないんですけれども、その時点では、財政課の方も、とてもお金が出ないので、代替案で、PTAの方々に協力していただくというお話だったんです。  それが、今回、予算が盛られているということで、そこら辺の経緯というか、改築工事に至った、私はどちらかというと、改築していただいて、小学校の子供たちがプールを使用できるような環境が一番いいとは思っているんですけれども、そこら辺の流れというか、いきさつが変更になった、そこら辺が、PTAの皆さんの声を聞いたというと、その一言で終わってしまうんですけれども、そこら辺の経緯をちょっと聞かせていただければと思います。 ○委員長(飯塚 寿之)  教育総務課長。 ○教育総務課長(遠山 和博)  たまたま、今、柏崎小学校でございますが、もともと小・中学校のプールのあり方というのは内部的に、私ども内部で、今後、どう考えたらいいかと。先ほど申しましたように、1校、プールをつくるには1億かかる。そのほかに維持管理費も100万程度かかるということになってまいりますと、あと、使う期間も非常に短いということなんで、私は内部的には、行革とかそれには載っていませんけれども、内部的には、将来的には、やっぱり、例えば、中学校単位に1個とか、必要だったらつくるとか、そういったのを考えていかんきゃないんじゃねえかなということを内部的には検討しました。それで、たまたま、こういった地震がございまして、たまたま、柏崎小学校は、柏崎市の中では一番近隣にアクアパークだとか、市立スポーツハウスだとか、そういった部分があるものですから、全体的なことを考えた場合、まず、その辺で、今まで考えたことも踏まえて、ぜひ、将来的なことも考えて、そんなことで、もし、皆さんの理解を得られるかどうかは別にしまして、そういったことでやれば、若井委員は財政課にもお聞きしたということでございますが、財政的にも非常に厳しい状況だったものですから、そんなことで、第一番として、まず、条件的には一番いい場所なので、そんなことも考えながら、PTAの皆さんとのお話し合いを何回か持たせていただきましたが、今、若井委員がおっしゃるとおり、PTAとしては、なぜうちだけがと、なぜ一番にやめんきゃなんだとか、何で柏崎小の子供が犠牲にならんきゃなんだとか、いろいろな意見がございました。こんな中で、やはり、まだ、この辺をきちんと私どもが、将来的にこういうふうにするんだというビジョンを、内部的にはまだ合意を得ていなかったものですから、それが得ている段階であれば、それで推し進めたんですけれども、まだ、これは内部の協議の段階だったものですから、そんなことで、ちょっと、相談しながらやったんですけれども、やはり、父兄の方の強弁な反対がございましたし、それで、私らとしては、そういうものを踏まえて、一応、予算上はこれで1つ何とかお願いしようということで、お願いをさせていただきまして、最終的には、これを改修するという方向でございます。  ただ、今後、これからも、当然、継続して、小・中学校のプールのあり方については、検討してまいりませんと、非常に経費がかかるものですから、それで、39学校を全部やりますと、毎年やらなきゃならんというようなことになるものですから、そこら辺も踏まえながら、今後の中で検討を進めていきたいということでございます。そういう経過でございます。 ○委員長(飯塚 寿之)  遠藤委員。 ○委員(遠藤 清)  これは、またさっきの枇杷島小学校の部分と関連する部分はあるんですけれども、それと、私も代表質問でちょっとだけ例として触れさせていただきましたが、私もやっぱり相談を受けたんですよ。そのときに、方策が、近くにアクアパークがあるだろうというふうな部分の中でというふうな話で、私は聞いていました。  そういう部分の中では、さっき言われたように、このプールの問題というのは、言われるように、これから数がいっぱいあるから、どうするんだという部分があるというのも、ある程度、認識していたつもりなんですけれども、これは、じゃあ、多分、市が、そういう意味では、こういう財政状況だから、方向を変えたというか、ある決断をしたというか、なんだなというふうな、私は理解をしていました。  だから、そういう意味で、その人にも、そういうふうな形の中で、多分、財政だとか、いろいろ考えて、全体的な流れの中で、そういうふうな1つの部分なんじゃないのというふうな話をしていたつもりなんですね。なんだけれども、これで、また、こういうふうな形にしちゃうと、今、答弁で、もう1回考えますというふうな話をされたけども、私は、だから、その辺のところが、じゃあ、これから検討して、この方向性を出すというふうな部分と今回との関係が、やっぱり、また、よりやりづらくなるというのかな、ある意味でいうと。ほとんどのところでアクアパークにかわるような部分というのは、なかなかねえわけですから、そういう意味ではね。  だから、そうしたときに、おれは、より大変になってくるのかなと。そうしたときに、ここでの方向変更というのが、どういうふうに影響してくるのかなと。やっぱり、1回、そういうふうな形で説明したんであれば、おれは、やっぱり、それなりの信念の中で対応する必要があるんじゃないかということで、代表質問をさせてもらった部分なんですけど、私は、そんなふうに感じています。  ですから、その辺のことも含めて、きちんとした方向性を出していかないと、なかなか、この種のものは進まないというふうなことで思いますので、ぜひ、そういうふうにお願いをしたいと思います。  これは意見で結構です。 ○委員長(飯塚 寿之)  教育総務課長。 ○教育総務課長(遠山 和博)  ただ、先ほど、申しましたように、内部的に決定した事項ではないものですから、内部の中では方向性はそういう方向で考えていきたいということでございますので、そこだけは御理解いただきたいと思います。  それから、今後、また、たまたま学区等審議会もやっておりますし、統廃合等も考えていかなきゃなりませんので、そんな中で継続しながら進めていきたいなというふうに考えています。 ○委員長(飯塚 寿之)  梅沢委員。 ○委員(梅沢 明)  図書館長、まだあなただけおしゃべりしていないから。  中越沖地震があったり、そして、最近は非常に子供さんに教育をされて、県外その他にお住まいをされて、今あるおうちも、片づけながら、そちらに行かなきゃならないという、こういう環境の中で、私が心配をしますのは、特に地震、そして、今言った校舎のお話の中でも、なかなか旧家が多いんですよね、旧家。昔の家柄のいい、言い方は悪いんですが。(「旧家」と呼ぶ者あり)旧家か。休暇なんて、休みだもんね。あるんですけれども、そういう中には、非常に貴重な古文書なんかもあるはずなんですよね。私が知っているところでも、非常に貴重な古文書が、もうなくなったというか、捨てられたというか、そういうのが数多くあるんですよ。その他、非常に歴史的な書物、本と言うんでしょうかね。そういうものが、非常に多くあるんですね。特に教育関係に携わった方々のおうちには、蔵のあるうちは、ぎっしりといっていいぐらい、古い、そういう参考になる本なんかがあると思うんだけれども、この辺の取り扱い、いわゆる、市に見せてもらいたい、寄附したいとかという、そういう御相談事があるのか。そして、まだまだ、私は、そういう大事なものが失われる傾向にあるんではないかなと思うんですけれども、この辺の、それこそ、なくなったり、だめになったりしないような方策を、どのような形で市民の皆さんにお知らせをしておいた方がいいのか、その辺のお考えはありますか。 ○委員長(飯塚 寿之)  図書館長。 ○図書館長(猪俣 敏郎)  今のお話は、特に郷土資料ですよね、旧家とか、古いおうちに、蔵の中にいろいろな資料があります、郷土資料が。図書館といたしましても、いろいろそういう情報等、郷土資料があるんだけれどもという、古文書とか、いろいろなものがありますが、そういうものについては、一応、図書館に紹介いただいたり、また、知人からと言いますか、いろいろな形で市民から相談においでになります。かなり、図書館の方としては引き受けて、大切な郷土資料ですから、貴重な資料なもんですから、未来永劫保管したいと、保存したいという形にして、今、取り組んでおります。  周知的には、図書館の中にも、ちょっとチラシ等でも書いたりとか、張ったりとか、また、機会があれば、会議だとか、いろんな面で、そういうところは御相談くださいと。図書館には司書という専門的な職員もおりますし、どういう保存の仕方がいいのか、あるいは、提供された場合ですけれども、どういう整理の仕方がいいのか、いろんな形で御相談に乗っておりますので、ぜひ、御相談いただいて、そういう貴重な資料については、保存していきたいというふうに考えております。そのつもりでやっております。 ○委員長(飯塚 寿之)  梅沢委員。 ○委員(梅沢 明)  おっしゃるように、いろいろお骨折りいただいているんですけれども、どちらかというと、そういうおうちは、何か出たくないというか、言いたくないというか、自分のものだけにしまっておいて、捨てても仕方がないやと、こういう感じを持っている方が、結構いらっしゃるんですよね。だから、この辺の引き出し方がどうなのか、この問題は1つ研究材料だと思うんですね、貴重なものがありますから。ぜひ、1つ、その辺は、今、おっしゃったようなことを着実にやっていただければ、郷土資料として、十分まだ参考になるものがあると思いますので、これは要望ですけれども、お願いしておきたいと思います。 ○委員長(飯塚 寿之)  ここで休憩とさせていただきます。 1 休   憩 午後 2時50分 1 再   開 午後 3時05分 ○委員長(飯塚 寿之)  それでは、委員会を再開いたします。  中村委員。 ○委員(中村 明臣)  アクアパークの件でちょっとお聞きします。361ページ、県立柏崎アクアパーク整備事業なんですが、現況、トイレなどの工事をしたいということで、7,700万ついているんですが、天井はこの中に入っているんでしょうか。それをお願いします。 ○委員長(飯塚 寿之)  生涯学習・体育課長。 ○生涯学習・体育課長(酒井 明)  天井の工事につきましては、先般行いました、災害復旧工事の中でやらせていただきました。今回のやつは、先ほど説明しましたように、プールの水を管理する、そういう機械の部分で、国体がありますので、前々から話を出していた事業なんですけれども、なかなか県がオーケーを言わなくて、今回、やっと認めてもらって、柏崎市の事業としてやるということで、別の工事です、天井の工事は。
    ○委員長(飯塚 寿之)  関連で、中村委員。 ○委員(中村 明臣)  トイレ等というふうにあれしていますが、更衣室なんかも、下の水はけが悪くて、いつもじとじとしていたというクレームが来ていたんですが、そういったものは、この中に入っていますか。 ○委員長(飯塚 寿之)  生涯学習・体育課長。 ○生涯学習・体育課長(酒井 明)  その話も、先般の災害復旧のときに一緒にやらせいただきました。 ○委員長(飯塚 寿之)  星野委員。 ○委員(星野 正仁)  学校給食のことで、ちょっとお聞きしたいんですけど、一中の調理場のところで、残食のもので堆肥をつくる機械が、たしかあったと思うんですけど、大分前の話で、私もちょっとそのいきさつとか経過とか、今後のところが知りたいんですけれども、その辺、もし説明いただければと思います。 ○委員長(飯塚 寿之)  教育総務課長代理。 ○教育総務課長代理(学校給食係長)(小黒 昌司)  それでは、学校給食の共同調理場の場長ということでお答えさせてもらいます。  第一中学校に併設してございますのは、柏崎市中央地区第2共同調理場でございます。そちらの方に、今、委員さん、おっしゃるように、生ごみ処理機でございますけれども、昨年の、私の記憶では、10月か11月ぐらいにリースのものでしたが、リース切れになりまして、柏崎市に帰属をしたというものになっております。リースの代金は、およそ月20万ほどでしょうか。したがって、大変高価なものだったということです。  もちろん、リース切れになったからといって使えないわけではございません。しかし、場所がああいうところでございますので、相当、塩害がございまして、お守りが大変ございました。漏電をするとか、いろんな問題がございました。  それから、今、そこでつくっております堆肥、結果として堆肥になるわけですが、その受け皿として、地場野菜を生産をしてくださる方々のところへ、お手元に届くようなルートをつくってありました。ただ、現実的には、なかなか、堆肥の要る時期というのがございまして、それぞれ調理場でも保管場所はございませんし、それから、JAさんを通じて生産者に堆肥をお使いいただくということで回すわけなんですが、JAさんの方でも、置く場所がないということでありまして、堆肥を調理場できちんと保管をいたしませんと、これは害虫のもと、ネズミやなんかがわくというもとで、ちょっと頭を悩ませているところであります。  これはこれとして、ただ、学校給食で出たいわゆる野菜くずですとか、残渣によって、堆肥ができ、その堆肥が生産者のもとへ行って、また、それが地元の地場産の野菜として調理場の方へ回ってくると。これはそういう、いわゆる土サイクルということは、とても大事なことだというふうには認識しております。  しかし、それぞれの調理場で、たまたま、第2調理場にあるものは大きいんですけれども、あと、小さな規模の調理場には小さい規模の処理機があったりして、それぞれでやるには、ちょっとお金がかかったり、お守りが大変だというのが実態でございます。  皆さん、御承知だろうと思いますけれども、夏渡にエコクリエイティブという会社がございます。あそこあたりが、学校給食だけでなくて、市内の飲食業界、そういったのを全部含めた中で、うまく、いわゆる食べ残しといいますか、残渣、それから、野菜くずと魚なんかのさばいたはらわた、そういったものが、きちんとリサイクルできるような仕組みができるといいなというふうには思っていますけれども、今のところは、理想はそういうふうに思っていますが、うまくいっていないというのが実態でございます。  以上です。 ○委員長(飯塚 寿之)  星野委員。 ○委員(星野 正仁)  わかりました。ありがとうございました。  月20万という、結構いいリース代だなというのが、それから察すれば、かなりのいい機械だと、処理能力もきっと高いんだろうなと。やはり、低炭素社会、循環型とか、いろいろ言われている中では、費用の方、多分、これ、リースがアップしたとなると、今度、年間幾らという形とか、料金も安くなってくると思いますけど、今後、やはり、うまく、今言われた、お守りが大変、塩害がひどい、いろんな諸事情あると思いますけれども、また、ぜひ前向きに、また農林とか、ほかの部署等と連携をとっていただいて、ぜひとも、これをいい方向に持ってつなげていただければなと思いますけれども、もし、また、その辺でお考えが今後の中で、今まだそういった状態で、今、説明の部分だとは思うんですけれども、検討しているようなことがあったら、説明いただければと思います。 ○委員長(飯塚 寿之)  教育総務課長代理。 ○教育総務課長代理(学校給食係長)(小黒 昌司)  具体的な検討は行ってはおりません。これは事実です。ただ、いろんなリサイクルということも、もちろんそうですけども、経常費の削減に、私どもも何とか協力といいますか、それにこたえていかなければならないという意味で生ごみ処理機というのは、リース代というのは、とても大きなものだと。それから、維持管理の経費も相当かかっているのも事実でございます。したがって、民間の会社のお力を借りてという考えもありますし、今のところはまだ入り口ということであります。よそでうまく循環をしているというところも、ちらっと聞いたことがありますけれども、そういったところも、ちょっと研究をしたいと思います。 ○委員長(飯塚 寿之)  星野委員。 ○委員(星野 正仁)  そうすると、このまま、もし、あれだと、今現在、稼働しているかどうかあれなんですけど、このままだと、使わないで、休止しているという状態で、その後の、例えば、処分等までお考えされているかどうか。このまま使わないで、そのままずっとそこに置いておくのかどうかみたいな部分も含めて。 ○委員長(飯塚 寿之)  教育総務課長代理。 ○教育総務課長代理(学校給食係長)(小黒 昌司)  現在は使っております。リースは切れておりますけれども、使っております。5年のリースでございますから、今は6年目ということで、十分使えるということですが、ただ、何度も言いますけれども、維持管理に相当な経費がかかっている。リースと同じぐらいかかるというと、ちょっと語弊がありますけれども、それに近い経費が結果としてかかるということであります。 ○委員長(飯塚 寿之)  遠藤委員。 ○委員(遠藤 清)  今、実態の話をお聞かせいただいて、あれだったんですけど、今回の予算でも、そうですけど、片や、市とすれば、環境政策の方で、環境に対して、いろいろ取り組みをしたり、バイオマスのことも含めて取り組みをしているわけだし、今回のごみの有料化にあわせて、今までもやっていますけれども、電動生ごみ処理機を市民に対しては補助をするというふうなこともしているわけで、やっぱり、生ごみについては、何らかの形でというふうな市としても取り組みをしているわけですから、ぜひ、横の連携というのか、皆さんの悩んでいるようなところを、環境政策課に相談をするとか、そういうふうなことも含めて、廃食用油なんかは、多分、今、そういうふうな環境政策との関係で、BDFでやっているんだと思うんですが、それと同じような形で、横の連携をとっていただいて、皆さんの悩みを、市として解決するような形にしていかないと、市民には言っていながら、自分たちの内輪のところで、その辺がうまく回っていないというんでは、どうしようもないわけですから、ぜひ、そういうふうな方向で進めていただきたい。これは私の方からもお願いというふうなことですが、そういうことで、お願いできればと思います。 ○委員長(飯塚 寿之)  砂塚議員。 ○議員(砂塚 定広)  343ページです。014放課後子ども教室推進事業、これの事業と児童クラブの活動との関連性というか、違いというか、この辺のつながりを聞かせていただきたいですし、それで、先ほど、この事業は比角と野田というようなことで、ちょっと聞こえてきたんですが、その辺でいいのかどうかということ。  それに関連して、昨日の子ども課の説明では、今度、日吉小と鯖石小学校で、部外で借りていた児童クラブを学校内の方に移すんだという方針が示されました。それで、先ほども枇杷島小の建設の中で、校舎と体育館、児童クラブというふうに聞こえたんですが、枇杷島小の中に児童クラブをつくる計画があるのかどうかの確認もあわせて聞かせてください。 ○委員長(飯塚 寿之)  生涯学習・体育課長。 ○生涯学習・体育課長(酒井 明)  児童クラブと放課後クラブという言い方をしております。児童クラブというのは、福祉の方で部分でやっています国の補助事業を入れている部分です。あれは法律補助ですし、私ども教育委員会サイドでやっております放課後クラブ、これはここに書いてありますように、放課後子ども教室推進事業、これは文科省の事業なんですけれども、基本的な違いは、法律補助の部分と私ども補助金をもらってやっている部分ですけれども、私どもでやっております放課後クラブは、地域の皆様の協力とか、そういうものを前提にしてやっている居場所づくりでございますし、福祉のサイドでやっているのは、行政の方が場所を確保して、指導員も確保して、さあ来てくださいよという部分、そこが一番大きな違いです。それから、指導員の皆様の賃金といいますか、随分違いますし、私どもの方は、もちろん無料ではありませんけれども、少ない単価で、地元のボランティアの方から協力してもらってという部分です。  それで、今やっているのは、先ほどお話ししました比角地区、コミセンを主体、時々は学校も使います。それから、野田地区、野田も学校とコミセンの両方使っております。今までは、北条でもやっておったんですけれども、北条はコミセンを主体でやっておったんですけども、やはり、地元の協力が得られなくて、今は休止になっております。それで、柏小校区が中央地区のコミュニティセンターが中心になりまして、ことしの1月から、仮にと言いますか、準備の立ち上げをしております。それは柏崎小学校をお借りして立ち上げている部分でございます。  基本的には、我々は児童クラブのない地域で放課後クラブをやろうということで、あちこちに声をかけてはいるんですけれども、先ほど申しました柏崎小学校も21年度からは制度に乗っけていければいいなと思いますし、高柳地区、高柳小学校と門出小学校、2校あるんですけれども、1校ずつ分けていかないで、高柳地区ということで立ち上げをできればなと、事業が拡大できればなということで準備を進めております。  私の方はそれで、あと、施設系の方を。 ○委員長(飯塚 寿之)  教育総務課長。 ○教育総務課長(遠山 和博)  最初、おっしゃられました日吉小と鯖石小学校の児童クラブいうことでございますが、児童クラブは、御存じのとおり、小学校1年生から3年生までの方を対象に放課後、家庭に見る方がいない方を対象にやっている事業でございますが、日吉小と鯖石小につきましては、今現在やっている児童クラブの場所が古かったりとか、手狭だったなんかしたものは、できるだけ財政的な面から、民間の借家を借りているというような部分がございますので、そういうところは、できるだけ財政も考えて、学校施設のあいている場所については、できるだけ活用しようということから、日吉小学校と鯖石小学校については、学校の内部の一部を借りてやるということが、きのうの子ども課の方の中であったと、こういうふうに思います。  それから、枇杷島小学校については、先ほど、御説明申し上げましたとおり、体育館の下のところに、児童クラブを併設をしたいということで設計しておりますし、その部分については、基礎とか柱部分は私どもでやりますが、内装部分については、子ども課の方でやるというふうなことで考えております。 ○委員長(飯塚 寿之)  砂塚議員。 ○議員(砂塚 定広)  枇杷島小のように、児童クラブを併設するのは初めてのことでないかと思うんですが、新規の学校の中で。そういう初めての事例ということでよろしいかということ。 ○委員長(飯塚 寿之)  教育総務課長。 ○教育総務課長(遠山 和博)  教育長の教育方針の中にも、初めての試みというふうに書いてございます。そのとおりでございます。 ○委員長(飯塚 寿之)  砂塚議員。 ○議員(砂塚 定広)  今まで、なかなか学校の管理運営の関係上、児童クラブ等々の使用は、割と厳しかったんでないかと思うんですけれども、私は、家庭・地域・学校との連携の中で、そういうふうに開放の方向に進むということは、非常にいいことだと思うんですが、これからも空き教室があれば、そのように連携をしていくというか、開放していくという方針でいいかという確認が1つと、もう1点、冒頭、教育長が教育方針の中で述べられた中で、小中一貫校について前向きに検討をしていくという方針が示されましたが、その中で、柏崎方式についてもあわせて検討するということですけども、その柏崎方式というのが、何か具体的に、もう考え方や方向性が決まっていての柏崎方式なのか、これから検討しようという柏崎方式なのか、その辺のこともあわせてお答え願いたいと思います。 ○委員長(飯塚 寿之)  池田議員、関連で。 ○議員(池田 千賀子)  私も小中一貫教育について質問させていただきたいと思っていたんですが、教育方針の「はじめに」の次の2番の(1)ということで、一番最初の方に、このことが盛り込まれていて、一般質問等々でも、教育長のお考えは聞かせていただいてきてはいるんですけれども、なかなか具体的なイメージが、市民の皆さんの中にはちょっとわかりにくいのかなと。  例えば、学校の立地等についても、私は東中学校区なんですけれども、東中学校区には、2校の小学校があるわけで、それぞれ離れている場所にありますし、どういった形で有意性が発揮されるのかなというようなことが、ちょっとイメージがわかりにくかったりとか、あと、それから、そういうことで、これはすごくすばらしい構想なんだなということが実感ができるということが大事なんだろうと思うんです。その辺が、まだちょっと、いま一つかなという気がしているもんですから、あわせてお聞かせいただければと思います。 ○委員長(飯塚 寿之)  教育総務課長。 ○教育総務課長(遠山 和博)  一番最初に、砂塚議員の方から、今後、児童クラブは学校の中に併設するのかということでございますが、たまたま交付金の関係がございますので、たしか10年か以降にならないと、簡単には……。補助金返還というものが出てまいりますので、そういったものを過ぎれば、補助金の返還の対象にならなければ、できるだけ空き教室を利用しながら、児童クラブを入れていくと、これは私だけが言うより、子ども課の方と連携しながら、一緒にやっていきたいなというふうに考えております。 ○委員長(飯塚 寿之)  教育長。 ○教育長(小林 和徳)  特色ある学校づくりを目指しての冒頭に、小中一貫教育への助走という表現をさせてもらったんですが、そこら辺に、いわゆる、走り始めたばっかりだということで、私どももこれから現場の校長と相談をしながら、中学校の校長が音頭とりにならざるを得ないかなと思っていますけど、小・中の校長が一堂に会して、今までやってきている小学校と中学校でつなげてやれそうなものは何か、そして、それは校長がかわっても、職員がかわっても、できそうなものは何かと、最大公約数を練り上げていくということから始まっていくわけです。  例えば、一例を挙げると、小学校の方で、家庭学習が足りないよなと、中学校も上がってくる子供を見ると、小学校で家庭学習の時間が不足のようだよなと。同じ悩みを持っていれば、そこに共通のものができて、親も、うちで勉強しないでいいわなどと言う親はいないわけです。三者の願いがかぶさるところに共通項が出てきます。それを具体的に展開していけば、カリキュラムの中には入り込みませんし、教職員が小学校へ行ったり、中学校へ行ったりして授業もしませんが、それも立派な小中一貫教育だというふうにとらえています。  したがって、横浜市がやるのとか、三条市がやるのとかという、ああいう大々的なものを展望していません。したがって、でき上がってきたものを、強いて名前をつければ、小中一貫教育柏崎版というふうに表現できるかなと、そんなふうに考えています。  したがって、あくまでも、その地域の保護者と学校と子供の持った課題を練り上げていったときに、貫いてできそうなものに何を選ぶかということを据えてやっていただければいいという程度からスタートしていきたいと。一応、展望としては、24年度に目標年度を置いていますので、最初から、かくあるべしという枠組みのようなものは決めないでやっていこうということです。  いずれにしても、教育委員会独自としても、指導班を中心に、具体的な展望を、どのようなステップがいいのかということは決めて、現場におろしていきたいと、こんなふうに考えています。 ○委員長(飯塚 寿之)  池田議員。 ○議員(池田 千賀子)  すみません。砂塚さんのをとっちゃったみたいで、申しわけありません。  よくわかりました。まずは考え方を一致させるというところから始めるということなんだというふうに、今、お聞き取りをしました。  そうすると、ちょっと、私の認識違っているかもしれないんですけれども、今、北条北小学校と南小学校の統合のことで、ちょっと地元の皆さんが、小中一貫という考え方が市教委の方から示されているということで、一緒の今度、1中学校、1小学校になるわけですから、こういう考え方を導入していくには、やりやすい環境だとは思うんですけれども、施設面の、要するに、安上がりと言いますか、そういった意味合いから導入していくようだというような認識をお持ちになっていらっしゃるんだとすれば、これはすごくもったいないことですし、そうではないんだというふうなことを、やはり、さっき申し上げました有意性ということを、十分に御理解いただく必要もあるんだろうなと。今、お話を伺って、さらに、そんな感じを持っているんですが、その辺は、地元の皆さんの意向等々、どんなふうに認識しておられますか ○委員長(飯塚 寿之)  教育長。 ○教育長(小林 和徳)  私どもも、小中一貫教育というのは、本来のあるべき姿なので、それを追求したい。理想の形としては、小中一貫校だろうと。一貫校の条件を整えるということになると、やっぱり、あくまで一貫教育を理想的に進めたいということから出発していますが、したがって、ハードの面で、校舎が線路を渡って離れているところに、わざわざにハードをつくって一貫教育といっても、むなしいものがあるわけですから、やはり、同じ敷地、エリア内に廊下などでつながっているような状況がつくられなければ、いわゆる一貫教育、本格的な一貫教育というようなものはできないだろうということで、これまでの説明の中でも、私どもの一貫校というのは、こういうメリットがあるということは説明も申し上げてきていますが、まだ、依然として、安上がり追求のためにそうなるという理解が、もしあるとすれば、まだまだ意識啓発が足りないということで、今後また働きかけていきたいと、こんなふうに思っています。
    ○委員長(飯塚 寿之)  中村委員。 ○委員(中村 明臣)  どこから切り口、生涯学習なのか、図書館なのか、ちょっとあれですが、先ほど、梅沢委員さんから古文書という話が出ましたが、それに関連するので、全般にかかわりますんで、教育長から認識をお伺いしたいんですが、私もさきの一般質問で、北条地区の出身者の米山検校とか、勝海舟のお話をさせていただいたんですが、そのことも含めて、柏崎の市民のみならず、小・中学校、学生、ほとんどの方が柏崎のことをよく知らない。私自身も、つい最近知ったという、本当に目からうろこみたいなことが、どんどんどんどん出てくるんですね。  柏崎の図書館に柏崎編年史というのがありまして、もう既に40年ぐらい前になるんですが、柏崎編年史というのが編集されました。その新沢先生って、まだ御健在なんですけれども、新沢先生とか、それから、下巻の方は前川さんという方がお書きになられているんですけれども、そういうものが全く教育に生かされていないというのが、なぜかなというふうに疑問なんですよ。そこには非常に詳しく書いてある。それを読むだけでも、かなり柏崎のことは勉強になるわけですね。勉強になるどころか、もう目からうろこのことがいっぱい書いてあるのですが。  知らなかった結果、どういうことが起きているかというと、柏崎出身の県知事と言えば、もう御存じですよね、前県知事ですけど、が、柏崎に講演に来て、こういうことを言っているんですよ。柏崎には歴史文化もさまざまな文化もないというふうに断言されているんですよね。このことが新聞記事にも書かれているんですよ。  ですから、それぐらいに、柏崎のそういった歴史についての文化が教育されてこなかったという、県知事が悪いと言っているんじゃないんですよ。そういう教育がなされなかった。もちろん、ここにおられる方は、ほとんどの方は柏崎のことをよく知らないと思うんです。さっき言いましたけれども、北条地区、それから、今は上条地区、一生懸命歴史を探ろうとしている。  そういう中で、この予算を見ても、なかなかそういうのがないんで、芽出しとして、ぜひお願いしたいんですが、こういったことは、地域に任せるべきか、それとも、学校でやるべきか、それとも、家庭でやるべきか、その辺の、御認識を教育長に、まずお聞きしたい。 ○委員長(飯塚 寿之)  教育長。 ○教育長(小林 和徳)  予算上、それが意識されたものは、御指摘のようにありませんが、やっぱり、これは学校でやる、これは地域でやる、これは家庭でやるというふうに、きちっと三等分できるようなものではないだろうと思っています。  学校で仮にそういうものを進めるとすれば、地元のその地域に特徴的にあらわれている部分を歴史の授業なり、地理の授業なり、国語の人物を扱う例に挙げるなど、そんなふうにして絡ませながら現場でやっているのは、大いに結構です。そのように取り組みをやっている学校は現にあります。  例えば、大洲小学校のような場合は、地域のコミュニティと連携しながら、立派な大洲の歴史を1つの小冊子に完成させましたが、その事務局長などは現場の大洲の教頭でしょうかね、やっていましたが、それは職員組織の中にいる1人が、特技を発揮しながらまとめ上げてきているわけです。  何回も似たようなことを、私、答弁しているような気がしますけれども、決して、柏崎のことを知らないでよしとするというような雰囲気は、学校の現場にはないわけで、努めて限られた時間の中で工夫をして、それらを編み出しながらやっていることは事実ですが、やはり、柏崎のことに興味のある子供は現実にいるわけで、そういった子供は、もっとそれを膨らませていくとすれば、やっぱり、それは社会教育、生涯学習などが窓口になるかもしれませんが、コミュニティ単位で、そういったものを、地域のことを知る教室だとか、いろんなことがあるだろうと思います。そういう歴史、地史、人物史に関するようなことは、大いにできるだろうと思っています。  そういうことで、私は、やっぱり、主としてどこというふうには言えないかなと、こんなふうに思っています。全体の機運を醸成する必要があると思っていますが、ただ、先ほどのお話のように、柏崎には歴史もなければ文化もないというふうに、よその方がおっしゃったのに、(「柏崎出身者」と呼ぶ者あり)そうか、それは失礼しました。それは何をかいわんやなんですけど、唖然として、あいた口がふさがりませんけど。以上ですが。 ○委員長(飯塚 寿之)  生涯学習・体育課長。 ○生涯学習・体育課長(酒井 明)  生涯学習の部分でも、例えば、市民大学というのがございます。ことしの後期の分はまだ決まっておりませんけれども、例えば、20年度で言いますと、「柏崎の暮らしを古文書にみる」でありますとか、「柏崎・刈羽の歴史と資料を巡る」でありますとか、そういう講座も、大人の方が対象ですけれども、やっておりますし、寿大学というのを公民館の事業としてやっております。そういう中で、文化探求、人物散歩ということで、柏崎地域にかかわりの深い人物の業績や文化、遺跡、資料などということで、そういう講座もありますので、これから、また広報とかでお知らせをして、募集してまいりたいと思いますけれども、そういうことをやっております。 ○委員長(飯塚 寿之)  中村委員。 ○委員(中村 明臣)  ぜひ、そういうことをやっていただきたいということで、私もお話ししているんですが、さっきの教育長さんの、柏崎出身の方なんですよ、残念ながら。それで、ちょうど、美術館問題があったときに、柏崎に来られて、そういう発言をされたのが、もう新聞の記事になって載っちゃって、それはもう永久に残っちゃうんですよね。  ですから、そのぐらいに、だから、知事を責めるわけじゃないんですよ。そういう教育がなされていなきゃ、当然、そうなるだろうということで、今、まさしく、それがまだ延々とつながっているわけですよね。そのことをどうしたらいいですかということで、私は心配しているんです。  それで、先ほども申しましたように、柏崎は、本当に宝の持ちぐされなんですよ。もういっぱいあり過ぎて、どこから手をつけていいかわからんぐらいに埋もれているんですよね。埋もれてない、表面に出ているんですが、だれもわからないということで。  1つの提案なんですが、やはり、小・中学生にはダイジェスト版をつくったらいかがですか。おもしろおかしく、漫画とは言いませんけどもね。漫画にしてもいいと思うんです。新沢先生とか、前川先生、前川先生なんか、北条で生徒さんたちに、米山検校の話をして、勝海舟の話をして、それで水戸三國が出てくるんですけれどね。そういうことで、そういうお話を一生懸命やられている方もおられた。でも、ほとんどの人が知らない。柏崎の9割か、もう99%知らないんじゃないですかね。  ですから、そういうことは、やっぱり、学校教育として、まちづくりとして、情操教育として大事な部分だと思うんです。このまちの人間が、このまちに生まれて、自信を持って、外へ出ていく。  私が、今、しゃべったことは、外の人の方がよく知っているんですよ、恥ずかしいことに。私が、例えば、小千谷へ行くと、「中村さん、あそこは勝海舟のあれですよね」とか、「南条のあそこで生まれたんですよね」とか、私が逆に聞かれるぐらいなんですよ。そういうことがあって、柏崎の人が、そのときにきちんと説明できるような、やっぱり、教育をしていただきたい。小・中学校でやっていただきたい。 ○委員長(飯塚 寿之)  学校教育課長。 ○学校教育課長(涌井 昭夫)  繰り返しますけれども、教員を対象としては、ここに予算的にははっきり出ていませんけれども、出ているといえば出ているんですが、教職員研修といって、毎年必ず、柏崎に初めておいでになった方に、柏崎を知るという意味で、回したり、巡見したり、あるいは、そういう講座もあるんです。  ただ、例えば、いかがでしょうか。今は、天地人が新潟県の関係で非常に脚光をあびていますが、篤姫というのは、その前までやっていました。あれを今まで、あのテレビ放送があるまで、みんなが知っていたかというと、そんなにはないはずなんです。それを小学生に教えるというのは、なかなか難しいことです。直江兼続を小学校に教えるというのは、とても難しい話です。  つまり、私ども小学校では、実は「わたしたちの柏崎市」という副読本をつくってあるんです。そこには、子供たちが身近だと感じる、六、七人の歴史的人物を扱っているんです。一番新しい人だと、内藤久寛さんでしょうかね。その前の江戸時代のころの人たちも入っています。そういう資料はつくっています。  一方では、柏崎には特徴的な植物もあるんです。あるいは、その植物も知らないでいいのかといったことで、植物も入れている。昆虫もいるんです。例えば、柏崎だけじゃありませんけど、ギフチョウというのは、ここと、この魚沼丘陵ぐらいなんです、日本では。でも、そんなの知らない人っていっぱいいるんです。でも、そういう柏崎の昆虫とか、柏崎の植物とかという本は、また出ているんです。  ですから、何をターゲットにするかというのは、非常に難しい。特に歴史というのは、難しいんです。例えば、小学生に、ついこの間の第二次世界大戦の終戦、昭和20年代のあのころのことを話しても、意味が通じない。生まれたときから電気がついていて、テレビがあるんですよ。テレビのない時代を想像しろというのは無理なんですよ。イマジネーションが、非常に難しい。それはやるには、野原でキャンプでもして、電化製品一切使わないで、油も使わない、肉も使わないで、食ってみろというみたいなもので、そこまでやらないと、なかなか理解できないんですけど。歴史も同じなんですね。  ですから、先生方は資料をそろえることはできます。ですけれども、それに特化した指導というのは、非常に難しいんですね。 ○委員長(飯塚 寿之)  学校教育課長代理。 ○学校教育課長代理(指導兼管理主事)(吉田 淳一)  私自身が中学校の社会科の教員ということで、柏崎で大分勤務したんですけども、今、社会科の担当指導主事として、一応、お話をします。  今も課長が話をさせていただいたように、3年生、4年生の社会科で、地域の歴史も含めて地域のことについて勉強しています。その中で、副教材として、今回、予算にも盛ってあります「わたしたちの柏崎市」という冊子を使っているということです。  そして、その中には、例えば、柏崎の大昔からの年表ですとか、あとは、例えば、青山瀬兵衛とか、あと、藍沢南城ですとか、さっきあった内藤久寛とか、あと、リケンをつくった大河内さんですかね、そういった人物を中心にして、いろいろと子供たちが少しでも関心を持てる、興味を持てる人物史を中心にしたものを勉強していると。あとは、例えば、明治、大正、昭和というふうに、どんなふうに我々の身近な道具が変わってきたかとか、そんなことについては、いろんな写真、資料とかで勉強するようになっています。  それから、あとは、これも先ほど、課長が言いましたけども、新しい柏崎に入った教員とともに、学校教育研究会の社会科の方では、毎年、夏休みに、地域を決めまして、市内の巡見をやっています。去年は、20年度は刈羽・西山地区の方を中心に回ったんですけれども、そんなふうにして、少しでも自分たちでも勉強をして、地域の素材を学習に使えるようにというふうに、努力をしているつもりですけども、まだまだ不十分な点があれば、あると思いますので、また、現場の先生と一緒に考えていきたいと思います。  以上です。 ○委員長(飯塚 寿之)  中村委員。 ○委員(中村 明臣)  できない理由はいっぱいあると思います。でも、それで終わってほしくない。というのは、鳥でも、柏崎だけにしかいない鳥というのはいっぱいいるんですよ。ただ、教えると、みんながあっちこっちから取りにくるから、言わないんだというようなことで、植物もそうですよね。知らせると、みんなが取りにくるから、言わないというようなことですけど、例えば、去年の篤姫もそうなんですが、篤姫も柏崎にかかわりのある人間が結構出てきます。それから、ことしは天地人です。兼続ですけど、天地人に関して、この間も商工部の方で言ったんですが、この3月22日の放送から、上条政繁が出てきます。上条政繁は、義春の改名したあれですね、が出てくる。上条政繁が出てきても、柏崎の人は、何の反応もなければ、やっぱり、ちょっとおかしいなと思うんですよね。だから、そういうことで、私は言っているんですよ。上条政繁が出てきた、この間も、北条ですかね、北条高広、あれが出ていたけど、やはり、その人たちは柏崎の人なんだよということが、やっぱり、知らないより知っている方がいいと思うんですよ。例えば、上条に住んでいて、琵琶島城がある、上条城がある、その間で激戦が行われたんだよと、越後を席捲してね。 ○委員長(飯塚 寿之)  まとめてください。一般質問であなたの御意見は十分聞いていますので、まとめて質疑してください。 ○委員(中村 明臣)  いやいや、だから、こういうことを話さないと。いや、十分聞いていないと思うけど。しゃべっていないことを言っているんだけど。  ですから、そういうことを、やはり、まず、学校の先生からきちっと生徒さんたちに教えてあげないと、なかなか子供たちは、だから、名前を聞くだけでもいいんですよ。そんな人もいたのかというだけでもいいですけど、そういうことを頭の中にきちんと入れておかないと、教育の原点と言いますか、ここのまちに生きた、海があり、山があり、米山がありというのと同じように、皆さんの頭の中にたたき込んでおかないといかんという話をしているんです。  それについての御認識は、どうでしょうか、教育長。どうでもいい話ですけれども、さっきみたいに教えることがいっぱいあるから……。 ○委員長(飯塚 寿之)  一般質問の範疇でしたら、それなりのコメントも結構ですが、議案に関係するという御判断でしたら、コメントということで。  教育長。 ○教育長(小林 和徳)  先ほど、小学校3、4年生用の副読本をきちっとつくって取り組んでいると。これもかなりエネルギーを費やすんですね。例えば、最近、編集した中では、軽井川南遺跡群の成果、そこまで挿入させて、改訂版もつくりました。かなりの人物も紹介して、それを副読本としているので、委員の御指摘のように、憂える気持ちもわからんではないですけど、これは公教育として普通にやっている状況で、これで十分とは言いませんけど、他市と比べた場合に、胸を張って言える取り組みだなというふうに思っていますので、そんなふうに御理解いただきたいということです。 ○委員長(飯塚 寿之)  遠藤委員。 ○委員(遠藤 清)  すみません。面倒な話の後、簡単な部分ですみません。357ページの一番上に、学校医報酬という部分であるんですけど、これ、昨年のあたりも聞こうかなと思ったんですけど、何か聞きづらくて、あれだったんですが、これは人数が書いてあるんですけど、この人というのは、本当に114人というのはおかしな話ですが、これはどういうふうな部分なのか、延べなのか。逆に言うと、学校の数より相当医者が多いんで、これはどういうふうに考えればいいのかなというふうなことなんですが、それをちょっと教えていただければと思います。 ○委員長(飯塚 寿之)  学校教育課長代理。 ○学校教育課長代理(学事保健係長)(徳永 優子)  学校でやっている健診には、内科と、それから耳鼻科、眼科、それから歯科というのがございまして、市内のそれぞれの先生方に、本当に協力していただける方には限りがありますので、そこで挙げさせていただいているのは、延べ人数ということでございます。 ○委員長(飯塚 寿之)  若井恵子委員。 ○委員(若井 恵子)  323ページの特別支援学級介助事業について、1点だけ、ちょっとさせていただきたいんですけれども、20年と一緒で、介助員が21名ということで配置をされたということなんですが、これは特別支援学級が21クラスあるということなのか、そこをちょっとお聞かせいただきたいなと思います。 ○委員長(飯塚 寿之)  学校教育課長。 ○学校教育課長(涌井 昭夫)  21クラスということではございません。あくまで採用者が21名ということです。学級数は……。(発言する者あり)50学級だそうです。 ○委員長(飯塚 寿之)  若井恵子委員。 ○委員(若井 恵子)  特別支援学級の方は。 ○委員長(飯塚 寿之)  学校教育課副主幹。 ○学校教育課副主幹(指導主事)(小林 景子)  特別支援学級数は、今年度は、小学校34学級、中学校16学級、合計50学級です。 ○委員長(飯塚 寿之)  若井恵子委員。 ○委員(若井 恵子)  ありがとうございます。  私がちょっと理解が足りなかったので。要するに、特別支援学級の中には、正の教員さんがいらっしゃって、それを補助するという形で21名配置になっているということなんですね。  それと、本来は、もう少しこれぐらいの人数が欲しいんだけれども、財政的に厳しいから、21名しか配置ができないんだということなのか、教育委員会が要望しているのは、もう21名で十分であるということなのか、ちょっとそこの確認と、それから、その中に出席者負担金というのが、本当に小さな金額なんですけれども、入っています。これは何の負担金なのかなというのが、ちょっと疑問に思いましたので、お願いします。 ○委員長(飯塚 寿之)  学校教育課長。 ○学校教育課長(涌井 昭夫)  人数は21人でいいのかということですが、はっきり言えば、全然足りないというものです。ただ、これは切りがないと言えば切りがありません。  それから、特別支援学級に行っているお子さんでも、非常にそのお子さんによって違うので、1人学級というのもいるんですよ。たった1人しかしていない場合は、担任がいれば、基本的には日常生活はやれる。ただ、その担任の先生が出張したときはどうするんだという問題があって、そういう意味では1クラスに1人ずついてくだされば助かることは事実です。ですけど、まあ、本音から言えば、もう五、六人、最低でも五、六人、できれば30ぐらいいれば、ありがたいということはあります。  要求は、なかなか、現状維持を何とか確保することで、今、財政の方と何とか御理解していただいています。 ○委員長(飯塚 寿之)  学校教育課課長代理。 ○学校教育課長代理(学事保健係長)(徳永 優子)
     今、課長から介助員の21人のお話がありましたけれども、学校の中には、いろんな役割がありまして、小学校の方に主に介助員を配置させていただいております。  それから、中学校の方に、指導補助員を、やはり、個別の支援を必要とする子供さんはいらっしゃいますので、指導補助員を当てたり、今回、緊急雇用対策の関係も、この後、あるようですが、そこに学校特別支援員ということで、また、同じような役割を担っていただける方を配置したいというように考えています。  そのほかに、先ほど、若井恵子委員さんの方から、出席者負担金というのは、この介助員の中の出席者負担金ということですか。 ○委員(若井 恵子)  はい。 ○学校教育課長代理(学事保健係長)(徳永 優子)  実は、介助員の方については、基本的には出張とか、時間外勤務というのは、認めていないんですけれども、やはり、個別の支援を必要とする子供さんが、学校の活動の中で、やはり、学校から出て、修学旅行とか、課外活動とかという場面がありますので、そこに仕事として付き添ったときに、旅費が発生する。実際は学校でかかった経費を人数で割り返すんですね。ですので、旅費という支払い方ができないもんですから、1人にかかった負担金ということで、公費で対応させていただいております。 ○副委員長(若井 洋一)  委員長。 ○委員(飯塚 寿之)  本会議等々で報告があったら、すみません、聞き漏らしたということで勘弁してもらいたいんですけど、就学援助費、小学校、中学校ともにです。現下の経済危機状態の中で、これからまだまだ先が見えない景気の低迷が続くわけでありますが、報道でも生活保護の申請が、全国的にも、県内的にも、市内的にもふえているという状況の中で、就学援助費もこれから変動していく要素があるのではないかと思うわけでありますが、予算は、今、設定されるわけですけれども、これから変動していく、少なくなっていくのは構わないと思うんですが、景気状況の中で、ふえていく変動要素があったときに、対応していっていただけるかどうかという考え方をお願いしたい思います。 ○副委員長(若井 洋一)  学校教育課長。 ○学校教育課長(涌井 昭夫)  御指摘のように、地震の関係もありましたけど、年々、申請者数がふえています。それに伴って、申請したから、全員認定できないんですが、認定者数もふえています。  今回、小・中別に盛ってはございますが、仮に、ちょっと、今、不況下ですので、年度の途中で申請する方々も、多分ふえてくる可能性はあるんで、それについては補正で何とか対応していきたいというふうに考えています。できる限り、子供の教育権だけは守っていきたいと、こう思っています。 ○委員長(飯塚 寿之)  質疑を終わります。 (3)議第40号 勤労青少年ホーム設置条例の一部を改正する条例 ○委員長(飯塚 寿之)  続きまして、議第40号勤労青少年ホーム設置条例の一部を改正する条例を議題といたします。  教育委員会の説明を求めます。  生涯学習・体育課長。 ○生涯学習・体育課長(酒井 明)  勤労青少年ホーム設置条例の一部を改正する条例ということでございます。  勤労青少年ホーム設置条例の中に、10条ということで、「市長はホームの基本的な事項を審議するため、柏崎市勤労青少年ホーム運営審議会を置くものとする」というふうに規定をされております。  外部委員会の見直しということの中で、勤労青少年ホーム運営審議会の10条の委員さんの任期が4月の30日であるわけですけれども、4月30日をもって廃止をして、5月1日からは、そこで審議された仕事につきまして、社会教育委員会議に移せばどうかということで指摘がございましたので、10条を削らせていただきたいというものでございます。 ○委員長(飯塚 寿之)  では、説明員の皆さんで、これ以降、審議、説明にかかわりのない方は、御退席いただいて結構でございます。                (関係者以外退席) ○委員長(飯塚 寿之)  質疑、意見はありませんか。                  (な し) ○委員長(飯塚 寿之)  質疑を終わります。 〇教育委員会の報告  (2)平成21年度一般会計補正予算(第1号) ○委員長(飯塚 寿之)  続いて、教育委員会から、平成21年度一般会計補正予算(第1号)について報告がありますので、説明を求めます。  教育次長 ○教育次長(歌代 俊樹)  平成21年度一般会計補正予算の第1号について、教育委員会の所管事項について報告させていただきます。  これは、本議会、25日の最終日に提案を予定しております、21年度の一般会計補正予算(第1号)のうち、10款教育費について議案説明を事前にさせていただきたいというものであります。  資料は、今ほど、お話がありましたように、13日開催の文教経済常任委員会で産業振興部から提出されたものであります。  国の二次補正予算に係る平成21年度で予算措置が必要な事業ということであります。国の生活防衛のための緊急対策で創設された平成21年度新潟県緊急雇用創出事業臨時特例基金事業として実施するものであります。  事業内容については、学校教育課長の方から、この後、説明させていただきます。 ○委員長(飯塚 寿之)  学校教育課長。 ○学校教育課長(涌井 昭夫)  説明させていただきます。表の、整理番号5番に当たります。小・中学校教育支援事業、ちょっと紛らわしい名前になっていますが、事業内容は、そこに書いてあるとおり、読ませていただきます。  学校では、学習指導や生徒指導等を必要とする児童・生徒が多数おり、この支援の必要性が増加している。また、近年の社会不安に対応する教育環境づくりも緊急課題となっている中で、中越沖地震後の児童・生徒の心ケアや業務量増加への対応も含め、教育支援員の配置で、児童・生徒に対するきめ細かい適切な支援や対応が可能となり、多様な業務に追われる教職員の経費負担が図られるため、教育環境の改善が期待できるということで、お願いしたものです。  21年度は、1,062万4,000円で、5名の失業者を雇用したいということでございます。  御存じのように、これは基本的には半年です。ただし、1回だけ延長を認めるということになっていますので、実質、1年間ということです。  それで、実は、私ども、これを受け入れようか、どうしようか、非常に迷いました。いろいろな方からアドバイスをいただいているときに、県の義務教育課から指示が出まして、不登校とか別室登校を対象とした形で上げなさいという指示がきたんです。そうすれば、義務教育課としては認めるからという、そういうような案。  ところが、不登校とか別室登校、いわゆる不登校ですね。不登校と不登校ぎみの子供だけの対応の授業ということでは、非常に使いにくいというふうに、私どもは考えて、それで、ちょっと幅が広い教育活動全般を支援できる、そういう形に名前を変えました。義務教育課の方に、こういう形で申請してもいいかどうか、一応、念のために確認をとりましたら、それでもよろしいということで、あとは各関係課との調整ということで、最初、私、10人って出したら、ほかの課から、すごい怒られちゃって、結局、半分に減らされたんですが、それでも認めていただいたということです。  実際、じゃあ、今、話の出た特別支援学級介助員とどこが違うか。それから、指導補助員とどこが違うかという問題がありますが、特別支援学級介助員というのは、要するに、本当に、特別支援学級の子供について、そして、早い話が、例えば、給食のサポートまでしているわけです。一方、指導員というのは、授業の補助ですから、基本的に教員の免許を持っている人を原則としています。  今回の緊急雇用は、リストラに遭った人ですので、教員免許は多分ないだろうし、教育関係に勤めたことがない人だと思うんです。したがって、あくまで、さまざまなサポートをしていただく。  今、実は考えてるのは、車いすなんだけども、車いすというのは、昇降機を使って上がっていく形をとるんです、車いすに乗ったまま。物すごく時間がかかるんです、上がったり、おりたり。そうすると、そこに学級担任がついていると、授業はおろそかになるし、介助員もその子だけについているわけにいかない。そうしたときに、例えば、支援員がそばに、子供たちの、上下の、1階から2階、2階から3階に移動のときのサポートをしていただくとか、そういうことですね。  それから、一部、排泄がうまくコントロールできないお子さんがいるんです。もちろん、そういうお子さんも養護教諭の先生が対応すればいいんですけど、いつもそんなことばっかりしていられない。担任は男の先生で、例えば、女の子だったりすると、ちょっと、やっぱり、いくら先生だなんていっても、ちょっと問題があります。そうすると、そういうお子さんには必要だけれども、だれかがかわりばんこにやるというのは非常に難しいので、できれば、個別にそういうこともできる、幅の広い教育支援ができるような形という形で、今、私どもは考えています。  したがって、極端な話、移動だけの関係の方の場合は、その子供が移動すると、別に教室に入っている必要はないわけで、あいた時間は、またよそへ行って、例えば、花壇の整理をするとか、あるいは、理科の実験の準備を、理科の先生の準備を手伝ってやるとか、例えば、そういうふうに、さまざまな教育活動の支援に当てられるように考えていきたいというふうに思っています。  よろしくお願いいたします。 ○委員長(飯塚 寿之)  質疑はありませんか。 ○副委員長(若井 洋一)  委員長。 ○委員(飯塚 寿之)  すみません。説明いただいた内容は理解したんですけれども、緊急雇用ということで、失業者の皆さんを救済していただけるのは、大変うれしいわけですが、説明をお聞きしますと、それなりに大変な能力が要るのかなと。レベル高いような気がいたします。  そして、また、子供たちと向き合うということでありますから、精神的にも難しいと言いますか、かなり、広い気持ちでなければならないのかなという気がいたしますが、そんなことを言っていると、非常に門戸は狭くなりますけれども、だれでもいいというわけにはいかないんだろなという感じがいたしますので、トラブルが心配だったりしますが、これから、その辺も考えていかれるんだと思うんですけれども、やはり、採用については、慎重かつということをお願いしたいなという気がしますが。 ○副委員長(若井 洋一)  学校教育課長。 ○学校教育課長(涌井 昭夫)  おっしゃるとおりです。やっぱり、子供ですので、ちょっと差別するわけではないんですけれども、やっぱり、お子様を持ったことがある方、この学校は、できればお母さんと言ってはおかしいんですけど、お子さんを持った女性がいいなとか、ここは、どうも学校を見ると、ちょっと体力のある男性でもいいかな、女性でも体力のある方ならいいかなとか、やっぱり、幾つか雇用したい条件を設定して、そして、面談をして、こういう仕事ですよ、こうなんですけど、どうですかということで確認をしながら、人選に当たりたいと、こう思っています。おっしゃるとおりです。 ○委員長(飯塚 寿之)  質疑を終わります。  教育委員会の皆さん、お疲れさまでございました。                (教育委員会退席) ○委員長(飯塚 寿之)  では、討論・採決に入ります。 (1)議第17号 平成21年度一般会計予算のうち、歳出5款、6款、7款、10款、          11款1項 ○委員長(飯塚 寿之)  議第17号平成21年度一般会計予算のうち、歳出5款、6款、7款、10款、11款1項を議題とします。  討論はありませんか。  遠藤委員。 ○委員(遠藤 清)  それでは、討論をさせていただきたいと思います。  平成21年度の一般会計予算(案)に賛成の立場で、何点かこれから意見を述べさせていただいて、討論とさせていただければというふうに思います。  まず、市民の森管理事業についてでありますけれども、質疑の中でもあったように、市民の森、ぶとう村の取得をするに当たっての過去の経過も考慮した中で、今後、方向性を議論すべきではないかなというふうな気もします。  今後、事業を進める中で、用地の活用策を含めた方向性を示していただいて、議論し、進めるべきではないかというふうなことを思っております。  もう1点、現在も続いている経済不況と深刻な雇用不安は、今後も先の見えないような状況が続いていくんだろうなというふうなことで、私は認識をしております。  このような背景の中で、雇用保険が切れ始めたり、そういうふうな部分の中で、4月以降、また、新たな局面を迎えるんではないかなというふうなことで心配しているところなんですが、行政として、今後はさらにアンテナを高くして、要は、情報収集をより強固な形にして、タイムリーな対応をしていただきたいというふうなことを望みたいと思っております。  それと、最後になりますが、交流観光施設管理事業における、じょんのび村についてでありますれども、今年度の、今年度というのは20年度ですね、実施した改築工事が終了して、営業を再開することとなります。  この改築工事中に、1月13日の道路パトロールにおいて、降った屋根の雪が道路に落ち、危険であるということから、じょんのび村の建物に対して、改善命令が出されているというふうなことが、この議会中に判明したというか、わかったというふうなことです。  それをきっかけとして、質疑の中で幾つかの疑問点だとか、問題点が、私は浮かび上がったのかなというふうなことを思っています。
     まず、第1点ですが、雪対策は、常識であるべき施設が、いろんな経過があったにしても、ほとんど考慮されておらず、幾つかの問題点を抱えることとなって、その上に道路法にも抵触する構造となって、今現在もまだ改善命令が出されている状況なのかなというふうなことを思います。  今後、その対策費用は、私が思うに、軽微なもので済むことは考えづらいのかなというふうなことで思いますし、また、新たにその対策費用が発生をするということも明確になったのかなというふうに思っております。何でここまでくる前に、この問題点を発見できなかったのか、また、対応できなかったのか、その責任は大きいのではないかなというふうなことを思っております。  質疑の中で、一連の責任の所在はすべて柏崎市にあるというような答弁があったわけですが、私は、そんなに簡単なことなのかなというふうなことを思っております。その責任の所在を、今後、明らかにすることは、これまでの対策費用、これは質疑の中でも話をしました、1,300万円ほど追加工事になっているわけですが、だとか、今後、必要となるであろう対策費用を考えると、ますます重要なんだろうというふうなことを思っております。  今後、厳しい財政状況の中で、ごみの有料化を初めとして、新たな負担を市民にお願いすることを考えたときに、今回の問題に関する市民への市としての説明責任を果たすということは、非常に重要なんではないかというふうなことで思っております。  もう1つ、じょんのび村を当初から設計して、改築設計、また、工事管理業務を受託している設計会社、地域空間研究所、この責任も大きいんだろうというふうなことで、私は考えています。発注者として、この点についても責任の所在を、今後、明らかにすると、明確にする責任があるのではないかというふうなことを申し述べて、討論とさせていただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(飯塚 寿之)  ほかに討論はありますか。  中村委員。 ○委員(中村 明臣)  意見を付させていただきながら、賛成の立場で討論させていただきます。  個々については、何ら問題はないんですが、大きな問題として、やはり、柏崎のまちににぎわいというものが感じられないという、これがどういうことなのかなというところで、そういう作戦が、商工にも、それから、全体的な予算の中に見受けられないということと、それに関連しているのかもわかりませんが、やはり、もっと柏崎には文化があるはずだと、おこしてもいいんだという、その作業が、やっぱり、おくれているんじゃないかということを、ちょっと異論をつけ加えながら、賛成討論させていただきます。 ○委員長(飯塚 寿之)  若井恵子委員。 ○委員(若井 恵子)  平成21年度一般会計予算について討論をいたします。  昨年秋からの世界経済の変動を引き金に起きた、厳しい経済環境の中での予算編成でありました。  産業振興部関係では、緊急雇用対策、制度融資の拡充など、応急処置としての対策が予算が組み込まれていました。今後の対応もまだまだ必要となる事態が来ると思います。スピード感を持って対応していかなければなりません。  また、地域内経済の活性化につなげるための施策も大事です。そのためにも、地域内での消費が促進されなければなりません。そういう意味で、国の二次補正予算の定額給付金の支給にあわせ、プレミアム商品券の活用を、商工会議所など商工団体としっかりと協力して、成功に導いていただきたいとことを要望しておきます。  また、観光面では、本年、新潟大観光交流年であります。この機会を最大のチャンスとしてとらえ、柏崎を大いにアピールし、積極的な誘客へと展開をしていただきたい。  また、教育費関係では、枇杷島小学校や中央地区共同調理場の改築など、大型の事業がありますが、大切な子供たちの教育環境の充実に、しっかりと取り組んでいただきたい。  そして、子供たちを取り巻く環境が、ますます厳しい社会環境です。ハードはもちろん大事ですが、ソフト面、特に特別支援教育事業、指導補助員事業、心の相談事業、そして、教育相談事業など、援助を必要とする子供たちに対しては、きめ細やかな対応が大事です。1人1人の子供たちを、家庭、地域、学校が協力して、健やかにはぐくんでいけるよう、柏崎の教育3・3・3運動を、積極的に推進していただきたいと望みます。  最後に、交流観光施設であるじょんのび村の改修工事についてです。  今、現在、改善命令を受けているじょんのび村施設の対応は、雪対策だけでなく、雨水対策も必要であり、早急に対応をしていかなくてはいけません。  また、改善命令を受けている施設を竣工させることは、民間においては考えられません。公の施設に対する信用度がなくなるのではないでしょうか。  いずれにしても、多額の税金が投入されており、今後、さらに、新たな税金を投入しなければならない可能性も高く、この問題に対しては、市民に対して、明確な説明責任、責任の所在を明らかにし、市民の理解を得ることが大前提です。今回の問題の検証については、時期を外さないで行っていただきたい。  以上、要望して、賛成とさせていただきます。以上です。 ○委員長(飯塚 寿之)  星野委員。 ○委員(星野 正仁)  平成21年度一般予算の賛成の立場で討論させていただきます。  いろいろと論議されてきておるんですけど、まず、1つ目としては、今回もかなりこの中で指定管理の部分の負担というところの金額が多かったと思います。そういった中で、行革という中で、財務部でも、かなり検討するというので、資料も配付されております。  また、財政の部分、厳しい中、民間でできることは、早期に、やはり、その辺の検討をしていただき、もっとスリム化を図っていただきたいと思っております。  それと、産業面でありますが、プレミアム商品券、今回、説明がありましたが、こちらの方も、各業界の人たちは非常に期待をしております。提示では3億と言われておりますが、もっと多くの金額を望んでいる人たちが、かなり多くいると聞いております。ぜひとも、こちらの方も増額を考えていただければと思います。  それと、最後になりますけど、じょんのび村のことなんですが、雪、雨の問題等々、いろいろ改善命令が出ている中、このまま改善されないまま、3月下旬で引き渡しという部分の中が、このままでいいのかという疑問点が非常に残っております。今後とも、継続して、また、委員会でも、ぜひとも、いろんなことをやりながら、きちんとした形を出してほしいと思います。  以上を含めて討論させてもらいます。 ○委員長(飯塚 寿之)  梅沢委員。 ○委員(梅沢 明)  1点だけ申し述べて、賛成の討論にしたいと思うんですけれども、今、柏崎は、最もおくれている、いわゆる、第一次産業の中では、農村整備、土地改良事業だというふうに思っています。これからの農業をどうするかという、それこそ柏崎の農業の運命を決すると言われるのが、私は、やっぱり、国営土地改良でやられる土地整備事業だと思っています。  御存じのように、柏崎の整備率は、まだ50%もいかないという、県下でも非常に下のランクにランクされているというような、こういうところでありますけれども、これを何とか、やっぱり、60、70、80と持っていくためには、どうしても国営土地改良の主眼でありますダムの建設は、欠くことができないだろうと、こう思っているんですけれども、このダムが、1日も早く、早期に完成ができるように、これこそ、もう特段の力を発揮していただければと、こう思って、これを申し述べて、賛成討論とします。 ○委員長(飯塚 寿之)  討論を終わります。  これより採決を行います。  本案は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ありませんか。                  (異議なし) ○委員長(飯塚 寿之)  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 (4)議第50号 平成20年度一般会計補正予算(第12号)のうち、歳出7款 ○委員長(飯塚 寿之)  次に、議第50号平成20年度一般会計補正予算(第12号)のうち、歳出7款を議題とします。  討論はありませんか。                  (な し) ○委員長(飯塚 寿之)  討論を終わります。  これより採決を行います。  本案は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ありませんか。                  (異議なし) ○委員長(飯塚 寿之)  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 (2)議第39号 農村公園設置及び管理に関する条例 ○委員長(飯塚 寿之)  次に、議第39号農村公園設置及び管理に関する条例を議題とします。  討論はありませんか。                  (な し) ○委員長(飯塚 寿之)  討論を終わります。  これより採決を行います。  本案は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ありませんか。                  (異議なし) ○委員長(飯塚 寿之)  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 (3)議第40号 勤労青少年ホーム設置条例の一部を改正する条例 ○委員長(飯塚 寿之)  次に、議第40号勤労青少年ホーム設置条例の一部を改正する条例を議題とします。  討論はありませんか。                  (な し) ○委員長(飯塚 寿之)  討論を終わります。  これより採決を行います。  本案は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ありませんか。                  (異議なし) ○委員長(飯塚 寿之)  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 (5)請第1号 金融危機に端を発する大量解雇・雇い止めから雇用とくらしをまもる緊         急対策の強化を国に求める意見書提出を求める請願 ○委員長(飯塚 寿之)  請第1号金融危機に端を発する大量解雇・雇い止めから雇用とくらしをまもる緊急対策の強化を国に求める意見書提出を求める請願を議題といたします。
     お諮りいたします。  本件について、紹介議員の説明は省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。                  (異議なし) ○委員長(飯塚 寿之)  御異議なしと認めます。  したがって、紹介議員の説明は省略することに決しました。  質疑に入ります。                  (な し) ○委員長(飯塚 寿之)  質疑を終わります。  討論に入ります。  遠藤委員。 ○委員(遠藤 清)  反対の立場で討論させていただきたいと思います。  題名だけ見ると、先ほど、討論で私が申し上げさせていただいたように、非常に賛成をしたいというふうな部分のところはあるんですが、内容を見させていただくと、一番最後の、これは記がないんですね、1番のところで、雇用保険、特別会計を前提として、3つの方策をとることというふうなことですし、そういうふうな部分の中で、(2)番の部分の、未加入の人についても含めてというふうなことの記述があるわけですが、そこまで拡大するというのが、我々とすると、なかなか理解できないかなということ。それと、2番の内部留保の関係、これについても、やはり、ちょっと次元が違う部分のところが一緒になっているのかなというふうなことで、我々は認識をしています。  そんな関係の中で、この請願については、反対をさせていただきたいというふうなことを思います。 ○委員長(飯塚 寿之)  ほかに討論はありませんか。                  (な し) ○委員長(飯塚 寿之)  討論を終わります。  採決します。本件は、採択すべきものと決するに賛成の委員の挙手を求めます。                 (賛成者挙手) ○委員長(飯塚 寿之)  賛成少数です。本件は不採択すべきものと決しました。  これで、本委員会に付託された事件はすべて終わりました。  これで、本日の文教経済常任委員会を終わりにしたいと思います。 1 散    会 午後 4時21分  委員会条例第30条第1項の規定によりここに署名する     文教経済常任委員会        委員長       飯 塚 寿 之        署名委員      中 村 明 臣        署名委員      梅 沢   明...