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令和 3年第 1回定例会(第7号 3月23日)

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  1. 三条市議会 2021-03-23
    令和 3年第 1回定例会(第7号 3月23日)


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    令和 3年第 1回定例会(第7号 3月23日) 令和3年(2021年)三条市議会第1回定例会会議録(第7日目) 令和3年3月23日(火曜日)     令和3年3月23日 午前10時開議  第1.  議第1号から議第9号、議第11号から議第34号       報第1号から報第4号      以上37件一括上程  第2.  議員発案第1号 三条市議会会議規則の一部改正について  第3.  議会運営委員会の閉会中の継続調査について ――――――――――――――――――――――――――――― 本日の会議に付した事件  日程第1.    議第1号 令和3年度三条一般会計予算    議第2号 令和3年度三条国民健康保険事業特別会計予算    議第3号 令和3年度三条後期高齢者医療特別会計予算    議第4号 令和3年度三条介護保険事業特別会計予算    議第5号 令和3年度三条勤労者福祉共済事業特別会計予算
       議第6号 令和3年度三条水道事業会計予算    議第7号 令和3年度三条下水道事業会計予算    議第8号 令和2年度三条一般会計補正予算    議第9号 令和2年度三条介護保険事業特別会計補正予算    議第11号 公立大学法人三条市立大学が徴収する料金の上限の認可について    議第12号 公立大学法人三条市立大学中期目標について    議第13号 辺地総合整備計画の策定について    議第14号 三条看護職員奨学金貸与条例の制定について    議第15号 三条地域経済牽引事業の促進による地域成長発展基盤強化に関す         る法律に基づく緑地面積率等に関する準則を定める条例の制定について    議第16号 公立大学法人三条市立大学に係る重要な財産を定める条例の制定につい         て    議第17号 三条行政組織条例の一部改正について    議第18号 三条情報公開条例等の一部改正について    議第19号 三条公平委員会委員の服務の宣誓に関する条例等の一部改正につい         て    議第20号 三条公益的法人等への職員派遣等に関する条例の一部改正について    議第21号 三条手数料条例の一部改正について    議第22号 三条児童クラブ条例の一部改正について    議第23号 三条子ども医療費助成条例の一部改正について    議第24号 三条国民健康保険条例の一部改正について    議第25号 三条介護保険条例の一部改正について    議第26号 三条指定地域密着型サービス事業の人員、設備及び運営に関する基         準等を定める条例等の一部改正について    議第27号 三条道路占用料条例の一部改正について    議第28号 三条奨学金貸与条例の一部改正について    議第29号 三条消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正に         ついて    議第30号 市道路線の認定及び変更について    議第31号 長岡市及び三条市における公の施設相互利用に関する協定の一部変更         について    議第32号 三条市、燕市、加茂市、田上町及び弥彦村並びに新潟県三条燕総合グ         ラウンド施設組合における公の施設相互利用に関する協定の一部変更         について    議第33号 令和2年度三条一般会計補正予算    議第34号 令和3年度三条一般会計補正予算    報第1号 専決処分報告について(令和2年度三条一般会計補正予算)    報第2号 専決処分報告について(令和2年度三条一般会計補正予算)    報第3号 専決処分報告について(令和2年度三条一般会計補正予算)    報第4号 専決処分報告について(令和2年度三条一般会計補正予算)  日程第2.    議員発案第1号 三条市議会会議規則の一部改正について  日程第3.    議会運営委員会の閉会中の継続調査について ――――――――――――――――――――――――――――― 出席議員 21名        1番  長 橋 一 弘 君        2番  坂 井 良 永 君        3番  藤 家 貴 之 君        4番  岡  康 佑 君        5番  馬 場 博 文 君        6番  白 鳥   賢 君        8番  酒 井   健 君        9番  小 林   誠 君       10番  西 沢 慶 一 君       11番  野 嵜 久 雄 君       12番  森 山   昭 君       13番  岡 田 竜 一 君       14番  山 田 富 義 君       15番  笹 川 信 子 君       16番  野 崎 正 志 君       17番  武 石 栄 二 君       18番  阿 部 銀次郎 君       19番  佐 藤 和 雄 君       20番  久 住 久 俊 君       21番  横 山 一 雄 君       22番  西 川 重 則 君 ――――――――――――――――――――――――――――― 欠席議員  1名        7番  内 山 信 一 君 ――――――――――――――――――――――――――――― 説明のための出席者    市  長     滝 沢   亮 君    副市長     若 山   裕 君    教育長      長谷川 正 二 君    総務部長会計管理者                                  笹 川 浩 志 君    市民部長     藤 井   勲 君    福祉保健部長  近 藤 晴 美 君    経済部長     渡 辺 一 美 君    建設部長    遠 藤 正 士 君    行政課長選挙管理委員会事務局長      教育部長    栗 林 明 子 君             小 林 和 幸 君    消防長      升 岡 謙 治 君 ――――――――――――――――――――――――――――― 会議事務に従事した議会事務局職員    次長       吉 田 賢 幸 君    議事調査係長  西 澤 敬 太 君    主任       目 黒 正 人 君    主事      大 倉 里佳子 君 ―――――――――*=*=*=*=*=*―――――――――       午前10時00分 開議 ○議長佐藤和雄君) これより本日の会議を開きます。  ただいまの出席は21名であります。  議事日程報告いたします。  本日の議事は、お手元に配付いたしました議事日程第7号によって行います。  直ちに議事に入ります。 ―――――――――*=*=*=*=*=*―――――――――日程第1.  議第1号から議第9号、議第11号から議第34号         報第1号から報第4号         以上37件一括上程議長佐藤和雄君) 日程第1、議第1号から議第9号、議第11号から議第34号、報第1号から報第4号の以上37件一括議題といたします。  これより委員長報告を行います。  報告の順序は、市民福祉経済建設総務文教常任委員長の順に行います。  また、委員長報告に対する質疑は、各委員長報告の都度行うことといたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――議長佐藤和雄君) それでは最初に、市民福祉常任委員長報告をお願いいたします。13番。   〔登壇〕 ○13番(岡田竜一君) おはようございます。ただいまから市民福祉常任委員会における審査概要について報告いたします。  最初に、審査結果を報告いたします。  議第1号については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定。  議第2号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定。  議第3号及び議第4号の以上2件については、いずれも賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定。  議第8号、議第9号、議第13号、議第14号及び議第24号の以上5件については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定。  議第25号については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定。  議第26号、議第33号及び議第34号の以上3件については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定
     報第1号から報第4号の以上4件については、いずれも全員異議なく承認すべきものと決定いたしました。  次に、主な質疑内容報告いたします。  最初に、議第1号 令和3年度三条一般会計予算であります。第1表、歳出、第2款総務費公共交通推進費では、市内循環バスは主に高齢者の方などに利用されているようだが、全体的に利用者が少ないように見受けられる、毎年運行の見直しをする必要があると思うが、どのように考えているのか、と質疑があり、現在の利用人数で十分とは言えないと認識している、今後公共交通全体の在り方についての見直しを考える中で、利用者のニーズを踏まえて検討していきたい、と答弁がありました。  次に、第4款衛生費精神保健事業費では、コロナ禍自殺者が増加している中、特に女性の自殺が多いと言われている、このことを踏まえてどのような対策を推進していくのか、と質疑があり、健幸づくり推進員による見守りなどを行っているが、コロナ禍でそうした対応が難しい状況もあることから、医師会等の協力もいただきながら、インターネット等を通じた動画の配信など、情報発信を行っている、助けにつながる方法を模索しながら進めている、と答弁がありました。  次に、第10款教育費図書館等複合施設建設事業費では、市民の中には、今なお三条小学校の跡地には何ができるのか、鍛冶ミュージアム図書館は合わないのではないかと言っている方がいるが、市民への周知が行き届いていないのではないのか、またまちなかのにぎわい創出円卓会議では、市民からもっと意見をいただけるよう事務局で配慮すべきではないか、と質疑があり、広報さんじょう等による周知のほか、公民館のイベントで写真を展示するなどしているが、市民に具体的な内容を分かっていただけるよう今後も様々な場面で取り組んでいきたい、また円卓会議を通じて市民の様々な声を聞き、よりよいものにしていきたい、と答弁がありました。  次に、議第14号 三条看護職員奨学金貸与条例の制定についてであります。奨学金の対象を県央医療圏において将来看護職員として従事する場合としているが、なぜ三条市内に限定していないのか、と質疑があり、この制度は県央医療圏における看護職員人材確保を目的に創設するものである、一次救急は主に市内診療所等が担うことになるが、二次救急については県央医療圏の病院が担うことから、県央医療圏医療体制の向上を目指しているもの、と答弁がありました。  最後に、議第25号 三条介護保険条例の一部改正についてであります。三条市は、他市と比較しても基金をため込み過ぎている、保険料への還元を検討すべきではないのか、と質疑があり、今回多額の基金を取り崩して保険料を抑えたとしても、今後の第9期、第10期と長期的なシミュレーションにおいては保険料が跳ね上がるおそれがある、安定的な運営を行っていくことが保険者の役割であると考えている、と答弁がありました。  以上が主な質疑内容であります。  討論は、議第1号、議第3号、議第4号及び議第25号について、容認できない部分があるとして反対の立場からありました。  以上、当委員会における審査概要を御報告申し上げ、委員長報告といたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――議長佐藤和雄君) これより市民福祉常任委員長報告に対する質疑を行います。   (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長佐藤和雄君) 以上で市民福祉常任委員長報告に対する質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――議長佐藤和雄君) 次に、経済建設常任委員長報告をお願いいたします。11番。   〔登壇〕 ○11番(野嵜久雄君) 皆さん、おはようございます。ただいまから経済建設常任委員会における審査概要について報告いたします。  最初に、審査結果を報告いたします。  議第1号については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定。  議第5号から議第8号、議第15号、議第21号、議第27号、議第30号及び議第33号の以上9件については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定。  報第1号、報第3号及び報第4号の以上3件については、いずれも全員異議なく承認すべきものと決定いたしました。  次に、主な質疑内容報告いたします。  議第1号 令和3年度三条一般会計予算であります。最初に、第6款農林水産業費では、土地改良事業費刈谷田川右岸排水機場維持管理費負担金について、揚水機がかなり傷んでおり、修繕費も相当かかって、運転員も探すのが大変な状況である、負担金が毎年増えているが、その辺は何か考慮されているのか、との質疑に対し、県営の施設であるが、地元負担の軽減のために土地改良区との協議の中で市の負担を少しずつ増額している、との答弁がありました。  次に、第7款商工費では、新規鍛冶人材育成事業委託料地場産業技術継承事業委託料及び新規鍛冶人材育成事業補助金について、大幅な減額になっているが、新しい市長になって基本的な姿勢が変わったということか、との質疑に対し、例年予算要求の段階でそれぞれの事業において翌年度の対象者をあらかじめ見込んで計上していたが、今回から実際にそうした人材が現れた時点で補正予算として議会にお諮りするという方針に変わったものである、市長が替わったことによって大きく方向性が変わったということではない、総合計画に明記されているとおり、目指すべきところは変わらず取り組んでまいりたい、との答弁がありました。  続いて、三条クラフトフェア実行委員会負担金について、他の団体と比べて飛び抜けて多いが、なぜか、との質疑に対し、三条クラフトフェア来場者数が年々増えており、最近では5万人を超える規模になっている、現在総合運動公園を会場として、市民球場やその周辺施設駐車場の借り上げや駅からのシャトルバス運行に係る費用がかかるため、この部分を負担金として計上している、との答弁がありました。  また、古民家運営補助金について、令和2年度予算から半減しているが、理由は何か、との質疑に対し、年度まで庭月の古民家と荒沢の古民家の2棟を計上していたが、庭月の古民家の利用は進んでいるものの、荒沢の古民家利用実績は残念ながらゼロという状況であった、この状況を受けて、庭月の古民家は現状のやり方で続けるが、荒沢の古民家補助事業をやめ、自主的に運営していただける団体を探索することとしたもの、との答弁がありました。  次に、第8款土木費では、公園費イベント業務委託料について、昨年よりも減っているが、これは新型コロナ禍を加味したのか、それとも別の原因があるのか、との質疑に対し、ミズベリングで実施していたふわふわドーム等の遊具を用いたイベント等感染症対策上実施が難しい部分について減額したもの、また今年度についてはふわふわ遊具に代わりウェブ等を活用したイベント等を実施した、との答弁がありました。  また、社会資本包括的維持管理業務委託料について、どういう形で各地区へ配分しているのか、との質疑に対し、建設課で管理していた当時の事業費の平均的な値を取らせていただき、各地域事業費を設定している、との答弁がありました。  以上が主な質疑内容です。  討論は、議第1号において、容認できない部分があるとして反対の立場からありました。  以上、当委員会における審査概要を御報告申し上げ、委員長報告といたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――議長佐藤和雄君) これより経済建設常任委員長報告に対する質疑を行います。   (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長佐藤和雄君) 以上で経済建設常任委員長報告に対する質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――議長佐藤和雄君) 最後に、総務文教常任委員長報告をお願いいたします。8番。   〔登壇〕 ○8番(酒井 健君) おはようございます。ただいまから総務文教常任委員会における審査概要について報告いたします。  最初に、審査結果を報告いたします。  議第1号については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定。  議第8号、議第11号、議第12号、議第16号から議第20号、議第22号、議第23号、議第28号、議第29号、議第31号から議第34号の以上16件については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定。  報第1号から報第4号の以上4件については、いずれも全員異議なく承認すべきものと決定いたしました。  次に、主な質疑内容報告いたします。  最初に、議第1号 令和3年度三条一般会計予算であります。歳入の市税について、新型コロナウイルスワクチン接種が終わると消費も回復するのではないかという予想もあるが、税収の見通しはどうか、と質疑があり、令和3年度の予算算定に当たり、新型コロナウイルス感染症による減収に伴う所得金額の減あるいは法人企業収益の減ということで、景況感等を加味して見積りした、令和4年度以降については、ワクチン接種が始まっても先行きについては現時点では不明であることから、その時々の景況感などを十分加味した中で市税の見通しを立てたい、と答弁がありました。  歳出の第2款総務費では、非核平和事業費について、広島市に直接行くということは大変重要である、広島市に行ってどのような学びの行動を取る予定なのか、と質疑があり、5年ごとに市内の各中学校から生徒1名ずつを広島市へ派遣し、平和記念式典に出席する、と答弁がありました。  また、代表として広島市に行った生徒は、その経験をどのようにしてほかの生徒に伝えるのか、には、前回の例では、代表の生徒たちは現地で見聞きしたことをレポートにまとめ、各中学校に配付している、またある中学校では、代表の生徒が現地で学んだことをほかの生徒に話して伝えるという事業も行っている、とのことでした。  また、広報広聴費について、広報さんじょうは月2回の発行であるが、自治会職員がかなり難儀をしているという話を聞いている、県内で月2回発行しているところはあるのか、と質疑があり、月1回発行が13市町村、月2回発行が17市町村である、また自治会職員に対する負担をしっかりと考慮しながら、来年度情報発信在り方全体についてしっかりと検討を進めてまいりたい、と答弁がありました。  また、ふるさと三条応援寄附金推進事業について、ふるさと納税は今後も三条市の大事な財源になっていくので、もう少し行政が力を入れるよう検討してはどうか、と質疑があり、ふるさと三条応援寄附金は大事な財源の一つである、燕市がいろいろな媒体を使って成功しているので、それらも参考にしながら、新たな体制という形で今現在検討しており、新年度も積極的にやっていきたい、と答弁がありました。  次に、第3款民生費では、総合サポートシステム事業について、幼児期から学校や児童相談所との連携を行っており、保護者にとってはお子さんの情報がずっと蓄積され支援に生かされているのは安心なことだと思う、総合サポートシステムを開始してから10年近くたつが、市民に対して定着しているか、と質疑があり、総合サポートシステムは機会があるごとに市民の皆様に啓発、周知をしている、結果としては毎年大きな増減はないが、支援を必要として把握している件数は一定線支援できており、しっかりと市民の生活の中に定着しているものと捉えている、と答弁がありました。  次に、第10款教育費では、小中一貫教育推進事業について、これまで三条市が先頭を走ってきた小中一貫教育に対して今後取り組むところが多くなると思われるが、今後の展望について三条市の役割をどう考えているのか、と質疑があり、多くの市町村から情報を得て勉強させていただき、三条市独自の小中一貫教育、コミュニティ・スクールをつくり上げてきたものであり、三条市からも内外に多くの情報発信をさせていただきたいと考えている、多くの市町村小中一貫教育の導入が進んでいることから、お互いに連携し、三条市としてもよりよいものをさらにつくり上げ、また洗練していかねばならないと考えている、学ぶ姿勢を忘れずに努めていきたいと考えている、と答弁がありました。  次に、議第12号 公立大学法人三条市立大学中期目標についてであります。地域貢献に関する目標として地域企業との連携推進という項目があるが、燕市との関係はどうなっているのか、と質疑があり、燕市あるいは燕商工会議所に関しては、学長自ら訪問し、協力をお願いしている、また産学連携実習については燕市の企業にも参画をいただいている状況であり、三条市だけではなく幅広い地域の企業から協力をいただく形で取組を進めている、と答弁がありました。  次に、議第20号 三条公益的法人等への職員派遣等に関する条例の一部改正についてであります。三条市立大学への職員の派遣は何人を考えているのか、と質疑があり、今のところ5人を予定している、また今後については状況を捉え、派遣の人数を検討していくものと考えている、と答弁がありました。  最後に、議第29号 三条消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正についてであります。一般消防団員学生消防隊員の活動の違いは何か、と質疑があり、一般消防団員は主に災害活動であるのに対し、学生消防隊員防火啓発活動である、と答弁がありました。  また、学生消防隊は全国的な取組なのか、県内で導入しているところはあるのか、には、学生消防隊は全国的な取組で、令和2年4月1日現在で5,404人の学生消防隊員がおり、右肩上がりで増加している、県内では新潟市188人、長岡市37人、柏崎市58人が現在活動している、とのことでした。  以上が主な質疑内容です。  討論は、議第1号に対し、容認できない部分があるとして反対の立場からありました。  以上、当委員会における審査概要を御報告申し上げ、委員長報告といたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――議長佐藤和雄君) これより総務文教常任委員長報告に対する質疑を行います。   (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長佐藤和雄君) 以上で総務文教常任委員長報告に対する質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――議長佐藤和雄君) これより討論を行います。  討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。  最初に、9番、小林誠さんに発言を許可いたします。9番。   〔登壇〕 ○9番(小林 誠君) おはようございます。日本共産党議員団を代表して反対討論を行います。  反対する議案は、議第1号 令和3年度三条一般会計予算、議第3号 令和3年度三条後期高齢者医療特別会計予算、議第4号 令和3年度三条介護保険事業特別会計予算及び議第25号 三条介護保険条例の一部改正についてです。  反対理由を述べます。最初に、議第1号 令和3年度三条一般会計予算です。今回の予算は、滝沢市長に替わって最初予算です。この中では、これまで私たちが前國定市長の下で批判をしてきたさんじょう一番星育成事業、学びのマルシェの塾委託の中止や子ども医療費の助成期間を高校卒業まで拡大するなど、大きく評価できる内容を含んでいます。しかし、以下の点で容認できません。  1点目は、歳出、2款総務費、1項1目一般管理費の一般任用職員報酬をはじめとした各款にわたる一般任用職員報酬についてです。この一般任用職員制度は、平成23年度から三条市が導入した期限付任用職員制度を一般任用職員制度と名称を変え、昨年度からは国の制度である会計年度任用職員制度に中身が変わったものです。これまでの三条市の一般任用職員では、Ⅰ類の事務職やⅡ類の保育職では任期を3年としていましたが、昨年の会計年度任用職員制度に移行後は、任期が全て1年以内となっています。一般任用職員は、正規職員と同等の仕事をしながら、期限1年の不安定雇用の非正規労働者です。若者の人口減少対策の観点からも、また地域経済の観点からも、市役所が率先してこのような制度を続けることに反対いたします。  2点目は、歳出、7款商工費、1項2目商工振興費のうち商工会議所振興事業補助金です。商工会議所における補助金の使途が三条市の商工行政とすみ分けしているとはいえ、重なる事業があります。商工会議所会員の加入率は46.7%と市内業者の半分も加入していません。商工会議所には、市内でも比較的事業規模の大きな事業所が加入しています。三条市では小規模事業者の廃業が続いている中、商工会議所に加入していない事業者にも目を配るきめ細かい商工行政が求められています。商工会議所振興事業補助金で行っている事業について、三条市が責任を持って実施していくべきであり、反対いたします。  3点目は、歳出、10款教育費、1項3目教育センター費のうち県同和教育研究協議会負担金です。国の同和対策事業特別措置法をはじめとする特別対策事業は、既に平成14年で終了しました。現在、平成29年に部落差別解消推進法が成立、施行されていますが、当時国会の参考人質疑でも国民の多くは日常生活で部落問題に直面することはほとんどなくなっていると明確に述べられ、立法事実がないとの指摘もされていました。子供たちに差別のない教育、幅広く人権の貴さを教えることは大切です。しかし、同和教育という特別枠で教える必要はなく、日本国憲法の平和主義、基本的人権に基づいて行うべきであり、この負担金の支出に反対いたします。  4点目は、議第3号 令和3年度三条後期高齢者医療特別会計予算及び議第4号 令和3年度三条介護保険事業特別会計予算への繰出金について反対いたします。  次に、議第3号 令和3年度三条後期高齢者医療特別会計予算について反対理由を述べます。後期高齢者医療制度は、75歳という年齢で区切り、高齢者を別枠の医療保険に囲い込み、負担増と差別医療を押しつける制度です。この特別会計では三条市の裁量が働く余地はありませんが、後期高齢者医療制度の廃止を求める立場から反対いたします。  次に、議第4号 令和3年度三条介護保険事業特別会計予算及び議第25号 三条介護保険条例の一部改正について、併せて反対理由を述べます。議第25号 三条介護保険条例の一部改正は、令和3年度から始まる第8期介護保険事業計画の実施に伴って保険料率の額を改定する内容で、基準額である第5段階の保険料額を現行の年額6万4,900円から6万9,800円に4,900円の増額、7.6%引き上げるという内容です。  引上げの理由は、これからの高齢者の人口の増加に伴い、介護予防、生活支援サービス事業対象者が増加するため、6年先の第10期介護保険事業計画を見越して、介護給付費準備基金を活用しながら運営するとし、第8期の3年間で基金を4億2,000万円取り崩して保険料に充てるという説明でした。基金の取崩しをしない場合、保険料を年額7万4,100円、9,200円の増額、14.2%の引上げが必要とも説明されています。  これまで介護給付費準備基金は、第6期の中間である平成28年第4回定例会決算審査特別委員会において、基金の金額が適正水準を大幅に超えていることから、市民負担軽減のため、介護保険料の引下げを要望する内容の附帯決議を全会一致で採択した経過があります。しかし、これは実行されず、第6期から現在の第7期まで2期連続で基金の取崩しは行われず、令和2年度末で基金残高は19億7,100万円の見込みとなっています。第6期からの6年間で11億6,100万円も基金が増えました。  今後介護保険事業にお金がかかるだろうということは理解できます。しかし、現在の基金残高は三条市が想定している基金適正金額の3.5倍にもなっています。これは、第1号被保険者の年間保険料の9割に相当する金額です。この基金に全く手をつけないまま介護保険料を引き上げることには納得できません。  以上の理由から、介護保険料を引き上げる議第25号 三条介護保険条例の一部改正と、その引上げを基にして予算を組まれた議第4号 令和3年度三条介護保険事業特別会計予算反対をいたします。  以上、反対の理由を申し上げ、反対討論といたします。  議員各位の賛同をお願いして、討論を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――議長佐藤和雄君) 次に、18番、阿部銀次郎さんに発言を許可いたします。18番。   〔登壇〕 ○18番(阿部銀次郎君) 皆さん、おはようございます。議長のお許しをいただきましたので、自由クラブを代表いたしまして、定例会における全ての提出議案について賛成の立場で討論を行います。  最初に、議第1号 令和3年度三条一般会計予算についてであります。令和3年度当初予算案は総額で473億8,700万円、前年度比8.1%の減とし、感染症の影響により市内企業の収益悪化や市民税、法人税等一般財源の減収が見込まれ、新型コロナウイルス感染症対策に係る経費のほか、これまでの施設建設に係る公債費などの増加により、今後多額の財政調整基金を取り崩していかなければならない厳しい状況下にあります。市長が施政方針で述べられた子育て世代を強く支える、子育て世代が選びたくなるまち、困っている方々に丁寧に寄り添う誰もが安心して暮らせる地域社会、このまちの働き方の改革を見据えた新しい時代の行政サービスに関する政策をきめ細かく盛り込まれ、総じてしっかりと守りながらしっかりと攻めるという考えの下、初めて編成された予算であり、特に予算の編成に当たっては財政調整基金残高20億円程度を確保し、実質公債費比率18%未満を維持しながら、財政調整基金を活用し、地域産業の活性化や図書館等複合施設の整備、子ども医療費助成をはじめとする子育て世代への支援など、三条市の財政規律を将来にわたり守っていく手堅い予算を編成されていることから、これに賛成するものであります。  今ほど日本共産党議員団から、議第1号に関しては後期高齢者医療特別会計、介護保険事業特別会計、それぞれの繰出金について反対討論がなされたところでありますが、まず後期高齢者医療制度については国の制度設計によるもので、自治体の裁量が働く余地がないことは承知していると思いますし、本会議において議論すべき予算内容そのものに反対すべき理由はなく、議第3号 令和3年度三条後期高齢者医療特別会計予算も含め、賛成すべきものであります。  次に、議第4号 令和3年度三条介護保険事業特別会計予算及び議第25号 三条介護保険条例の一部改正についてであります。議案は、第8期介護保険事業計画の実施に伴い、計画期間における第1号被保険者の介護保険料率の額を改正するもので、基準となる保険料額では年間4,900万円、7.6%引き上げるものであります。第1号被保険者負担増となるものですが、今後の介護給付費の見直しを踏まえ、第8期の引下げに重点を置くのではなく、第10期までの間の長期的な観点での保険料の上昇幅を抑えるために同基金を活用するということであり、保険者の責務として安定した事業運営を行う観点から賛成するものであります。  次に、第7款第1項商工費のうち商工会議所振興事業補助金でありますが、この補助金は三条商工会議所が行う会員以外の事業所を対象とした事業へも有効的かつ効果的に広く活用されており、地域経済の活性化に資するものであり、賛成すべきものであります。  次に、各款の一般任用職員報酬については、会計年度任用職員制度の導入に伴う給与の引下げなどは行われておらず、その職務内容に応じ、休暇等の面も含めて適切に処遇されており、行政が率先して安定雇用を進め、地域経済に与える影響はないと思いますので、賛成すべきものであります。  次に、県同和教育研究協議会負担金については、人権教育を進めていく上で同和問題の歴史を教えることは必要だと思いますので、賛成すべきものであります。  最後に、新型コロナウイルス感染症の影響によって、三条市においても多くの方々が困難に直面し、不安を抱きながら過ごしています。そうした市民の不安を払拭しつつ、日々の暮らしを守るとともに、この難局を三条市がさらに成長するための絶好の機会と捉え、積極果敢に市政運営に当たっていただくことをお願いし、賛成討論といたします。  議員各位の御賛同をお願い申し上げ、討論を終わります。 ○議長佐藤和雄君) 以上で討論を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――議長佐藤和雄君) これより採決を行います。  最初に、議第11号から議第24号の以上14件一括採決いたします。  本案に対する委員長報告は、いずれも原案可決であります。いずれも原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長佐藤和雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも原案のとおり決定いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――議長佐藤和雄君) 次に、議第25号について採決いたします。  この採決は起立によって行います。  本案に対する委員長報告原案可決であります。原案のとおり決定することに賛成の皆さんの起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長佐藤和雄君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――議長佐藤和雄君) 次に、議第26号から議第32号の以上7件一括採決いたします。  本案に対する委員長報告は、いずれも原案可決であります。いずれも原案のとおり決定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長佐藤和雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも原案のとおり決定いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――議長佐藤和雄君) 次に、議第8号、議第9号及び議第33号の以上3件一括採決いたします。  本案に対する委員長報告は、いずれも原案可決であります。いずれも原案のとおり決定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長佐藤和雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも原案のとおり決定いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――議長佐藤和雄君) 次に、議第1号について採決いたします。  この採決は起立によって行います。  本案に対する委員長報告原案可決であります。原案のとおり決定することに賛成の皆さんの起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長佐藤和雄君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――議長佐藤和雄君) 次に、議第2号について採決いたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。原案のとおり決定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長佐藤和雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――議長佐藤和雄君) 次に、議第3号について採決いたします。  この採決は起立によって行います。  本案に対する委員長報告原案可決であります。原案のとおり決定することに賛成の皆さんの起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長佐藤和雄君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――議長佐藤和雄君) 次に、議第4号について採決いたします。  この採決は起立によって行います。  本案に対する委員長報告原案可決であります。原案のとおり決定することに賛成の皆さんの起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長佐藤和雄君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――議長佐藤和雄君) 次に、議第5号から議第7号の以上3件一括採決いたします。  本案に対する委員長報告は、いずれも原案可決であります。いずれも原案のとおり決定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長佐藤和雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも原案のとおり決定いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――議長佐藤和雄君) 次に、議第34号について採決いたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。原案のとおり決定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長佐藤和雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――議長佐藤和雄君) 最後に、報第1号から報第4号の以上4件一括採決いたします。  本案に対する委員長報告は、いずれも承認であります。いずれも承認することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長佐藤和雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも承認することに決定いたしました。 ―――――――――*=*=*=*=*=*―――――――――日程第2.  議員発案第1号 三条市議会会議規則の一部改正について ○議長佐藤和雄君) 日程第2、議員発案第1号 三条市議会会議規則の一部改正についてを議題といたします。  本案につきましては、議会運営委員会提案であります。  お諮りいたします。  本案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、提案理由の説明を省略し、直ちに採決したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長佐藤和雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は提案理由の説明を省略し、直ちに採決いたします。  本案につきましては、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長佐藤和雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。 ―――――――――*=*=*=*=*=*―――――――――日程第3.  議会運営委員会の閉会中の継続調査について ○議長佐藤和雄君) 日程第3、議会運営委員会の閉会中の継続調査についてを議題といたします。  お手元に配付のとおり、議会運営委員長から閉会中の継続調査の申出がありました。  お諮りいたします。  本件につきましては、議会運営委員長の申出のとおり決定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長佐藤和雄君) 御異議なしと認めます。よって、本件は議会運営委員長の申出のとおり決定いたしました。 ―――――――――*=*=*=*=*=*―――――――――議長佐藤和雄君) 以上で提出事件の全てを議了いたしました。よって、本日の会議を閉じ、第1回定例会を閉会いたします。 午前10時46分 閉会...