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令和 2年経済建設常任委員会( 3月13日)

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  1. 三条市議会 2020-03-13
    令和 2年経済建設常任委員会( 3月13日)


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    最終取得日: 2021-07-27
    令和 2年経済建設常任委員会( 3月13日)                  経済建設常任委員会記録                   (第1日目) 1 日   時  令和2年3月13日(金)午前10時 1 場   所  第3委員会室 1 出席委員   山田富義委員長 坂井良永副委員長          佐藤和雄 武石栄二 横山一雄 長橋一弘 1 欠席委員   なし 1 欠員     1名 1 説明のための出席者          渡辺経済部長 森田営業戦略室長 石塚次長                 片野商工課長 瀬戸主幹兼営業戦略室主幹                 渡辺農林課長 藤家課長補佐兼地産地消推進室長兼営業戦略室副主幹                 清水農業委員会事務局長          笹川建設部長 太田建設課長 丸山・小山両課長補佐                 渡辺建築課長 坂下課長補佐                 藤澤上下水道課長 馬場・山井両課長補佐                          大橋荒町ポンプ場長三条下水処理センター長                          刈屋大崎浄水場長
    1 職務に従事した議会事務局職員          栗山事務局長 吉田次長 竹谷主事 1 事   件   令和2年(2020年)第1回定例会で付託された    議第1号 令和2年度三条市一般会計予算           第1表 歳出            第3款第2項第6目(児童遊園費)            第5款(労働費)〔ただし、第1項第2目中市民福祉所管関係分                    を除く〕            第6款(農林水産業費)            第7款(商工費)〔ただし、第1項第1目中市民福祉所管関係分                    を除く〕            第8款(土木費)〔ただし、第5項中市民福祉所管関係分を除く                    〕            第9款第1項第4目(水防費)           第2表 債務負担行為            番号1、3    議第5号 令和2年度三条市勤労者福祉共済事業特別会計予算    議第6号 令和2年度三条市水道事業会計予算    議第7号 令和2年度三条市下水道事業会計予算    議第8号 令和元年度三条市一般会計補正予算           第1表 歳出            第6款(農林水産業費)            第8款(土木費)           第2表 繰越明許費補正            1追加 第6款(農林水産業費)                第8款(土木費)            2変更           第3表 債務負担行為補正    議第10号 令和元年度三条市公共下水道事業特別会計補正予算    議第20号 三条市下田地域交流拠点施設条例の一部改正について    議第21号 市道路線の認定について    議第22号 土地の取得について 1 審査の経過及び結果                               開  会 午前10時00分 ○(山田富義委員長) ただいまから経済建設常任委員会を開会いたします。  出席全員であります。  この際、委員長から申し上げます。今定例会において当委員会で審査する事件は、お手元に配付済みの付託事件表のとおり議案9件であります。これらの事件の審査につきましては、最初に条例関係などについて、次に補正予算、最後に当初予算の順に行いたいと思います。  なお、限られた日程の中で効率よく運営していきたいと思いますので、質疑につきましては一問一答形式を遵守されますよう、また答弁につきましては簡潔明瞭になされますようお願いいたします。 ――*――*――*――*――*――*――*――*――*――*―― ●議第1号、議第5号、議第6号、議第7号、議第8号、議第10号、議第20号、議第21号及び議第22号の以上9件一括上程 ○(山田富義委員長) それでは、これより審査に入ります。議第1号、議第5号、議第6号、議第7号、議第8号、議第10号、議第20号、議第21号及び議第22号の以上9件一括上程いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第20号 三条市下田地域交流拠点施設条例の一部改正について ○(山田富義委員長) 最初に、議第20号 三条市下田地域交流拠点施設条例の一部改正についてを議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(森田営業戦略室長) それでは、議第20号 三条市下田地域交流拠点施設条例の一部改正につきまして、御説明申し上げます。恐れ入りますが、議案書の議第20号及び議案概要説明会資料ナンバー9を御覧いただけますでしょうか。説明といたしましては、議案書議第20号で御説明を差し上げたいと思います。  本件につきましては、三条市下田地域交流拠点施設条例の一部を改正するものであり、具体的には、条例中別表の調理室の項及び研修室の項を削るものでございます。議第20号の次ページに詳細が載ってございます。これにつきましては、下田地域交流拠点施設漢学の里しただにおいて、これまで貸室として利用しておりました別表中にあります調理室及び研修室を、本年度事業におきまして笹だんご等をつくるための加工所に改修しておりますことに伴いまして、当該施設条例中別表にございます調理室の項及び研修室の項を削除するものでございます。  施行期日につきましては、公布の日から施行するものでございます。  以上の説明でございますが、よろしく御審議の上、御決定いただきますようお願い申し上げます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義委員長) これより質疑を行います。 ○(武石栄二委員) これは利用料を設定してありますが、1時間500円という中で、2番目に、営利または営業を目的とする使用についてはこの表の金額の10倍の額の利用料金を徴収するとあります。その10倍にする根拠はどこにあるんですか。 ○(森田営業戦略室長) 根拠というか、基本的に市民の方に、もしくは観光利用のためにお使いいただく施設なんですけれども、例えばそこで営業行為をする、そこで何か物販をするとか、そういった場合についてはそもそもの利用の目的からやや外れるということもございますので、その際には規定の料金ではない10倍程度の料金を頂くということで、他の公共施設につきましても、道の駅につきましても、こういったルールでやらせていただいているところでございます。 ○(武石栄二委員) その趣旨は分かりますけど、10倍というと5,000円になるわね。それは、市内の人が使うのとか、県外の人が使うのに対しても料金の差はないんですか。市内の人というか、それはこの金額で安くやるっていうことだと思う。市外の人が利用するときはその何倍というか、何%上乗せとか、そういう考え方は、市外の人が来ることはまだないと思うんだが、どういうもんですか。 ○(森田営業戦略室長) 利用目的自体が、そもそも下田地域交流拠点という名前のとおり、この地域の人、または市外の人に別に高くしているわけでもなくて、例えばここで笹だんごを作ったりとかまんじゅう作ったりとかという体験していただくことを基本にさせていただいていますので、それを基本としている関係上、そこで例えば何か自社で作った製品の販売会をしたりだとかということになると、やっぱり趣旨がちょっと違いますので、そこは明確に、金額の面でしか差をつけられないもんですから、そういったルールでやらせていただいているところでございますので、市外の方に高くしたりとかと、そういうことでもございませんので、御理解いただけるとありがたいです。 ○(武石栄二委員) あまりにも10倍という金額に、どういうあれかなと。当然春とか、春夏秋冬あるんで暖房費もいろいろかかりますけど、10倍というのはかなりの金額かなと、1時間5,000円だから。営業してもどうかなと、使い勝手がいいのか悪いのかという、そこら辺がちょっと気になったもんだから聞いてみたんだ。  以上です。 ○(横山一雄委員) 調理室での笹だんごは、今も大変評判ですが、今どのぐらいの量を生産されているんですか。そして調理室をここに変えることによって、量をどのぐらい増やされるのか、計画を伺います。 ○(森田営業戦略室長) 今ほど御質問いただきました生産量の件、あとは改修した後どの程度増加できるかということでございますが、まず平成30年度実績でいいますと、笹だんごで4万3,000個。イモまんなどのまんじゅう類が6万3,000個。合計した生産量でいいますと10万6,000個程度を作っております。これが、この施設改修をすることによって、令和3年度で申し上げますと、笹だんごで7万7,000個程度、まんじゅうでいいますと8万2,000個程度、合計で16万個程の生産が可能になるということでございます。  現状、非常に人気のある商品でございまして、平成30年度の売上げでいいますと、前年度比122%ということで、好調でございますので、これを伸ばしていくことを考えております。  以上です。 ○(横山一雄委員) 笹だんごは一般の市場なんかよりも安いんだろうと思いますが、その辺はどうですか。ここでつくるだんごは量産もできますし、単価的に安く調理することはできるんですか。 ○(森田営業戦略室長) 他の全ての笹だんごを比較しているわけではないですけれども、下田地域の笹だんごは比較的お安い価格だと認識しております。これによって価格を下げるということはビジネス的にどうなのかということもありますので、まずは販路を拡大していく、量産はしても、余っても仕方ないので、そこは冷凍庫等も今回つきますので、ストックヤードに作ったものは入れていきつつ、それが販売されるように販路を拡大していくことを現在考えております。  以上です。 ○(横山一雄委員) 笹だんごは手作業が多いと思うんですが、約4万3,000から7万7,000個ということになると、人手なんか、これはやっぱり雇わなきゃだめじゃないかなと思うんですが、そういう雇用面での考えはどうしておりますか。 ○(森田営業戦略室長) 現状、道の駅のスタッフが全ての時間常に動いているわけでもないところもございますので、まずは現状のスタッフで空き時間があればどんどん作って、冷凍庫にストックしていくと。効率的に今の人員配置でやっていくということがまず基本になろうかと思います。ただし、先ほどのは目標でございますので、どんどん売上げが上がっていけば、当然人員確保という話は出てくると思います。なので、その年の生産量、販売量も含めて、その伸びに応じて、利益の幅もあるかと思いますが、そういったところも含めて人員の計画はしていかなければならないと考えております。  以上です。 ○(山田富義委員長) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義委員長) 御異議がありませんので、質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第21号 市道路線の認定について ○(山田富義委員長) 次に、議第21号 市道路線の認定についてを議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(太田建設課長) それでは、議第21号 市道路線の認定について、説明申し上げます。提出議案の議案書議第21号及び提出議案概要説明会資料ナンバー10を御覧いただきたいと思います。  今回お願い申し上げます認定路線につきましては、諏訪371号線の1路線、実延長の合計は178.0メートルでございます。議案の添付図1を御覧いただきたいと思います。路線名諏訪371号線は、諏訪一丁目地内の認定路線で、延長は178.0メートルでございます。  以上、1路線の認定を提案申し上げるものでございます。よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義委員長) これより質疑を行います。(「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第22号 土地の取得について ○(山田富義委員長) 次に、議第22号 土地の取得についてを議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(太田建設課長) それでは、議第22号 土地の取得について、説明申し上げます。提出議案の議第22号と併せまして、本日の委員会資料ナンバー3を御覧いただきたいと存じます。  県央基幹病院に隣接しますアクセス道路といたしまして、三条市が主体となり整備を進めております市道大島164号線のうち新たに整備する区間におきます農地等を道路建設事業用地として取得させていただくものでございます。取得する土地の所在地は、三条市上須頃地内となりまして、具体の位置につきましては、議案の裏面を御覧いただきたいと思いますが、位置図を添付してございまして、この位置図のうち、網掛けの区間、ハッチをかけてある区間となります。  次に、取得する内容につきましては、本日の資料にもございますように取得面積が合計で1万1,593.91平方メートル、取得価格が合計で2億4,163万2,237円でございまして、このうち田、宅地の内訳につきましては、それぞれ委員会資料の表に記載させていただいているところでございます。  なお、この土地につきましては、令和2年1月19日から2月12日までの間に、地権者の方と仮契約を締結させていただいておりまして、議会の議決を賜りましたときには、これを本契約とみなす旨の明記をさせていただいているところでございます。  以上でございます。よろしく御審議の上、御決定いただきますよう、お願い申し上げます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義委員長) これより質疑を行います。 ○(佐藤和雄委員) 1点お尋ねします。地権者は何人でしょうか。 ○(太田建設課長) 今回御提案させていただいています取得に関わりまして、地権者は13名でございます。 ○(佐藤和雄委員) 優良農地を横切るわけでありますので、地権者もまた複雑な思いをなされるんじゃないかと思いますが、市の発展のためにということで御協力いただいたものと思います。そういう点では、残った田んぼの形状がちょっといびつになるわけでございますが、そういうところの評価も価格決定の中でなされたのかどうか、お尋ねいたします。 ○(太田建設課長) 今回の議案の中で御提案させていただいている価格の中には、正規の面積に対する評価のみとなってございます。今ほど委員御指摘の残地がいびつな形で残る分については、これは公共事業で認められています残地補償等について別途契約させていただくものでございます。 ○(横山一雄委員) これは市道大島164号線用地ということでありますが、幅員と延長は、今の計画ではどのようになっていますか。 ○(太田建設課長) 一般道というか、標準的な幅員は13メートルでございます。延長が1,750メートル、1.75キロメートルでございます。
    ○(横山一雄委員) これは土地改良区の決済金も含めた価格でしょうか、それはまた別途になるんですか。 ○(太田建設課長) 決済金を含めた価格となってございます。 ○(横山一雄委員) 単価逆算しますと平米当たり2万円ちょっとになりますよね。2万800、1000円くらいになりますけど、その中に決済金も含めてあるということでございましょうか。 ○(太田建設課長) お見込みのとおりでございます。 ○(山田富義委員長) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第8号 令和元年度三条市一般会計補正予算 ○(山田富義委員長) 次に、議第8号 令和元年度三条市一般会計補正予算を議題といたします。  本件の審査につきましては、款ごとに提案説明を受け、質疑を行いますが、第1表歳出と第2表繰越明許費補正については関連するところもあることから一括して審査し、続いて第3表債務負担行為補正の審査に進みたいと思います。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― ◆第1表歳出、第6款農林水産業費及び第2表繰越明許費補正、第6款農林水産業費について ○(山田富義委員長) 最初に、第6款農林水産業費について提案理由の説明をお願いいたします。 ○(渡辺農林課長) 議第8号 令和元年度三条市一般会計補正予算のうち、農林課所管分について御説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の17ページ、18ページ及び委員会資料ナンバー1を御覧いただきたいと思います。6款農林水産業費、1項農業費、4目農地費、事業番号020県事業費負担金884万5,000円につきましては、県が実施する中野原地区ため池整備及び五十嵐川下流部頭首工整備に係る事業につきまして、国の補正予算によって事業費が増額され、県に対する市の負担金の増額のため、補正をお願いするものでございます。  各事業の概要につきましては、委員会資料に記載のとおりでございます。また、位置図については裏面に掲載してございます。  次に、議案書3ページ、第2表繰越明許費補正を御覧いただきたいと思います。6款農林水産業費、1項農業費の土地改良事業23万円につきましては、台風19号の発生に伴い、請負業者が災害派遣を優先し、労務者の手配に不測の日数を要したため、補助対象者の事業の施工が翌年度となり、市の補助金も翌年度の請求となることから繰越しをお願いするものでございます。  次に、県事業費負担金884万5,000円につきましては、先ほど御説明申し上げました歳出補正予算の関係でございまして、施工が翌年度となり、市の負担金も翌年度の請求となることから繰越しをお願いするものでございます。  次に、2項林業費の林道改良事業380万円につきましては、盛土材として利用する山の所有者との交渉に不測の日数を要することになり、年度内の工事完了が困難になるためであります。  また、次の濁沢名下線開設事業3,090万円につきましては、施工上、支障となる立ち木伐採に係る補償交渉に不測の日数を要することとなり、当該工事の年度内完了が困難となることから翌年度に繰越しをお願いするものでございます。  以上でございます。御審議の上、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義委員長) これより質疑を行います。 ○(横山一雄委員) 林業の関係で今説明を受けましたけど、立ち木補償等の関係もあるようですけど、1,000万円の予算ですよね。そのうち380万円繰越しすると、そういうことでしょう。立ち木の交渉なんていうのは、話がついたから平成31年度、要は令和元年度の当初予算に計上されたんだかと思ったら、結果的にそうではなかったということですね。 ○(渡辺農林課長) 今ほどの林道改良事業の関係でございますけれども、工事の進捗に当たりまして、補償者2名の方と交渉を行っているということでございます。 ○(横山一雄委員) 林道の開設なんて、そこが基本のわけですから、立ち木の所有者の了解も得ないで、どうやって予算に計上するのか、その考え方が分かりません。きちんとしたから予算を見積もりして上げるわけですが、その辺はどういうお考えで林道の開設事業をやっておられるんですか。 ○(渡辺農林課長) 林道の復旧工事に当たりまして、安全性を鑑みながら、より進捗できるように進めているところでございますけれども、このたび不測が生じたわけでございまして、繰越しをお願いするものでございますが、御理解を賜りたいと考えているところでございます。 ○(横山一雄委員) それから、濁沢名下線の当初予算を計上されるときに、濁沢名下線開設の延長は2,497メートルであると、私は予算審議のときによく聞いたわけですが、そのうち今年は489メートルやりますと、こういう提案説明でありましたが、確かに当初予算にも10万円の立ち木補償が取ってありますが、工事請負費が4,520万円計上されているわけであります。このうち今年は何メートル開設されたわけですか。 ○(渡辺農林課長) 今年度の事業施行延長でございますけれども、489メートルを行うというものでございます。 ○(横山一雄委員) そうすると、2,497メートルからこれを引いたものがそっくり残ったということなんですか。 ○(渡辺農林課長) 今年度で工事の完了を目途にしているものでございますので、残りが489メートルというものでございます。 ○(横山一雄委員) そうすると、令和2年度には濁沢名下線の林道開設費は全然上げないで、この繰越費で全部対応すると、そういうことになるわけですね。 ○(渡辺農林課長) 令和元年度で完了ということでございます。   〔何事か呼ぶ者あり〕 ○(渡辺農林課長) 元年度予算でございますけれども、今回繰越明許でお願いするものをもちまして、濁沢名下線は全線完了として進めているところでございます。 ○(横山一雄委員) いつごろ完成する予定なんですか。 ○(渡辺農林課長) 令和2年8月を予定してございます。 ○(横山一雄委員) 何度も言って申し訳ありませんけど、きちんと了解を得た上で、予算を計上してくださいって言うてる、行き当たりばったり式に、またこれなんか4,500万円幾らのうち3,000万円も余分にしてしまったなんて、それも立ち木の交渉とかどうこうなんていうことでは、本当に失礼な言い方だけど、いいかげんな予算の上げ方と取られても仕方ないと思います。きちんとした上で予算は計上していただきたいと思います。 ○(渡辺経済部長) 事業に当たりましては、しっかりと見込みを立てた中で、今後しっかりと進めさせたいと思いますので、御指摘のことのないように取り組んでまいりたいと考えているところでございます。 ○(山田富義委員長) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― ◆第1表歳出、第8款土木費及び第2表繰越明許費補正、第8款土木費について ○(山田富義委員長) 次に、第8款土木費について提案理由の説明をお願いいたします。 ○(太田建設課長) 続きまして、議第8号の建設課所管分について説明を申し上げます。  8款土木費となります。初めに、第1表歳入歳出予算補正でございますが、議案書につきましては歳入歳出補正予算事項別明細書17、18ページとなります。併せまして、本日の委員会資料ナンバー2を御覧いただきたいと思います。8款土木費、2項道路橋梁費、2目道路維持費、補正前の額4億6,244万3,000円に補正額1億9,300万円を加えまして、補正後の額を6億5,544万3,000円とさせていただくものでございます。  議案書の右のページ、18ページになりますが、そのページの説明欄を御覧いただきたいと思います。事業番号010道路維持費、15節工事請負費1億9,300万円につきましては、本年1月30日に成立いたしました国の補正予算を活用いたしまして、3路線の舗装補修工事に要する費用でございます。箇所につきましては、委員会資料の2ページ、3ページ目を御覧いただきたいと思います。2ページ目には、市道矢田中曽根新田線、延長が1,800メートル、3ページには市道月岡道心坂線、延長300メートルと接続し、一体となりますが、市道大浦山手線、延長200メートル、以上の3路線でございます。  引き続き議案書の事項別明細書17ページにお戻りいただきまして、委員会資料も1ページ目にお戻りいただきたいと思います。8款土木費、2項道路橋梁費、6目雪害防除費、補正前の額8億7,134万9,000円に補正額1億5,900万円を加え、補正後の額を10億3,034万9,000円とさせていただくものでございます。議案書の事項別明細書、右のページの説明欄を御覧いただきたいと思います。事業番号040消雪施設整備費、15節工事請負費1億5,900万円につきましては、同じく国の補正予算を活用し、消雪パイプの更新工事に要する費用でございます。箇所につきましては、委員会資料の4ページから6ページ目に位置図を御用意してございますので、御覧いただきたいと思います。4ページ目には、市道興野北三条線、延長が870メートル、5ページ目には市道大崎381号線、延長が660メートル、6ページ目には市道新幹線駅前通り1号線、延長780メートル、以上の3路線となるものでございます。  なお、今ほど説明申し上げました2目の道路維持費と6目の雪害防除費、いずれにおきましても令和2年度予算で執行を予定しておりましたものでございますが、国の補正予算に合わせて前倒しをさせていただくものでございます。  次に、第2表、繰越明許費補正につきまして説明申し上げますので、議案書の3ページ目をお願いしたいと思います。第2表繰越明許費補正、1追加のうち8款土木費でございます。今回補正させていただきます予算につきましては、今ほど説明申し上げました補正予算や既決予算の一部におきまして工事完了等が見込めないものについて繰越しをお願いさせていただくものでございます。  具体的な内容につきまして、順次説明を申し上げます。2項道路橋梁費のうち、事業名が道路維持事業1億9,300万円につきましては、今ほど説明申し上げました補正予算に関わるものでございまして、施工品質の観点からも気候がよくなる時期の舗装修繕の施工を考え、繰越しをさせていただくものでございます。  道路改良事業5億23万2,000円につきましては、大きく主な理由が3点ございます。1点目は、用地取得に当たりまして、地権者との交渉に時間を要したことから、当初予定しておりました工事発注が遅れたものでございます。  2点目には、国の大規模事業との調整によるものでございまして、具体的には栄地域で施工中の工業流通団地造成事業に関連して実施しております市道栄スマートインター連結路上り線ほか4路線におきまして、国の大河津分水改修事業からの発生土砂を受け入れることで事業費を縮減する計画として予定しておりましたが、大河津分水路改修事業側におきます地権者との交渉状況から、当初計画していました土砂の受入れに時期の遅れが生じ、時間を要したものでございます。  3点目につきましては、関係機関との調整に時間を要したものでございます。具体の例といたしましては、県の事業であります三条北バイパス改築事業と市道新田川線の接続に当たりまして、用排水路の取り合いや、また交差点接続に関わります警察等との協議、調整に時間を要したものでございます。また、市道今井野新田1号線では、工事の実施段階になりまして、地下埋設物が当初想定していなかった箇所に発見されたために、施設の管理者による移設の検討や入替え工事により不測の時間を要したものであり、年度内の完了が見込めなくなったものでございます。  次に、舗装新設事業445万円につきましては、周辺の他工事との工事規制等の調整が発生したことによりまして、またこれに併せ、地元の皆様との協議に時間を要したことから繰越しをさせていただくものでございます。  次に、交通安全施設整備事業1,500万2,000円につきましては、国道8号と市道一中裏通り線交差点改良工事におきまして、警察との協議を踏まえ、既存の交通の安全対策を最優先といたしまして、施工時期をずらすという調整が生じたため、年度内の完了が見込めず、繰越しをさせていただくものでございます。  次に、橋梁維持事業3,176万7,000円につきましては、新川排水路に架かります市道三貫地塚野目2号線2号橋の橋梁修繕工事におきまして、足場計画の検討など河川管理者であります三条土地改良区との協議に時間を要したため、今年度完了は見込めなくなったことから繰越しをさせていただくものでございます。  次に、消雪施設整備事業2億5,000万円につきましては、前段補正予算で説明申し上げましたとおり、1月30日に成立した国の補正予算を活用し、市道興野北三条線ほか2路線の消雪パイプ更新工事の進捗を図るものでございますが、このほかに12月に取水不能が判明しました東大崎地内の消雪用井戸の対応とそれにつながる消雪パイプの更新工事を行う必要が生じ、年度内の完了は見込めず、繰越しをさせていただくものでございます。  次に、3項河川費、河川管理事業100万円につきましては、鹿峠地内におきます普通河川間ノ川改修工事に関わるものでございますが、近年の豪雨の状況を踏まえまして、上流域の改修の必要性についても併せて検討することとしたため、工事着手が遅れ、年度内完了が見込めなくなったものでございます。  また、同じく河川費の用悪水路管理事業1,733万6,000円につきましては、南新保地内の排水路改良工事におきまして、JR信越本線との近接工事のため、JRとの協議に時間を要したことなどから繰越しをお願いするものでございます。  次に、4項都市計画費、公園施設整備事業4,400万円につきましては、現在整備を進めております総合運動公園トリムの森におきます芝生広場から見た正面の斜面を利用した滑り台整備工事の実施に当たりまして、当初想定にない軟弱地盤層があることが判明し、これを除去するために時間を要したものであり、年度内の完了が困難となり、繰越しをさせていただくものでございます。  次に、繰越明許費補正、2変更について説明申し上げますので、議案書は4ページ目をお願いいたします。8款土木費、3項河川費、水害対策事業、補正前の額4,721万2,000円を9,958万6,000円とさせていただくものでございます。この内容につきましては、三竹二丁目地内の排水路改良工事に当たり、掘削断面に近接する地下埋設物を実際に確認した結果、移転が必要になることが新たに判明し、その対応に不測の時間を要したことから本工事の年度内完了が見込めず、繰越しをさせていただくものでございます。  建設課所管分につきましては以上でございます。よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義委員長) これより質疑を行います。 ○(横山一雄委員) こういうふうに理路整然と説明をされればよく理解できましたけど、残工事も事業費も大きいですから、事故繰越にならないようにやっていただきたいと思います。質疑というより要望でございます。 ○(坂井良永委員) 矢田中曽根新田舗装ですけども、これは真ん中がちょっと抜けているけど、ここの工事はもうできているというか、傷んでいないということなんですか。 ○(太田建設課長) 修繕するまでの状況ではない、健全であると考えているところでございます。 ○(坂井良永委員) それと、この善久寺側の工業流通団地に行く道ですか、ここは結構傷んでいると思うんだけども、この辺の改良の予定はないんですか。 ○(太田建設課長) 御指摘の箇所につきましては、現在造成事業を進めております工業流通団地に係ります、先ほど大河津分水路からの土砂搬入とか、いろんな工事車両の往来が今激しくなるところであります。それが一定のめどがついた段階で修繕を考えているところでございますので、御理解いただきたいと思います。 ○(坂井良永委員) 土地造成の一定めどがたった後ということですね。  それと、これ繰越しですけども、これから農繁期になると思うんですが、この辺の農家等の仕事の関係で支障にならないようにということで考慮されているのでしょうか。 ○(太田建設課長) いずれも工事実施前の段階で、地元地域の方々、田んぼの支障も含めて、そうならないように説明させていただいた上で取り組ませていただきたいと考えているところでございます。 ○(山田富義委員長) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― ◆第3表債務負担行為補正について ○(山田富義委員長) 最後に、第3表債務負担行為補正について提案理由の説明をお願いいたします。 ○(太田建設課長) それでは、第3表債務負担行為補正につきまして、説明申し上げます。議案書につきましては、5ページとなります。また、本日の委員会資料ナンバー2の1ページをお願いします。  1変更、番号1は、県央土地開発公社が行う住宅団地造成事業資金の借入れに係る債務保証でございまして、現在の借入れから分譲済みの土地代金を減じて今年度末に借換えを行うため、期間を令和元年度から令和2年度までに変更させていただくものでございます。なお、限度額につきましては、変更ございません。  以上でございます。よろしく御審議の上、御決定賜りますよう、お願い申し上げます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義委員長) これより質疑を行います。 ○(横山一雄委員) 今までの契約件数は何件でございますか。 ○(太田建設課長) これまでに10件の方からお申込みいただきまして、契約の関係はちょっと日付が今先方との関係であれですが、10件申込みをいただいているところでございます。 ○(横山一雄委員) 何回も聞いているんですけど、確認のために、造成こま数は幾つでしたか。 ○(太田建設課長) 85区画でございます。 ○(横山一雄委員) そうすると、あと75区画でございますか。今年度でできる見通しはどうですか。頑張ってもらわなきゃだめですが。 ○(太田建設課長) 私ども職員含めて、できる限り早期の完売を目指していきたいと考えているところでございます。 ○(横山一雄委員) 債務負担行為のこのお金の借入先はどこですか。それと、併せて利息は幾らで借りていますか。 ○(太田建設課長) これからの借入先につきましては、市内を含めた金融機関の中から最も有利になるところを選定したいと考えているところでございます。 ○(横山一雄委員) 利息の最も安い、いいところから借りると、こういうことでございますね。 ○(太田建設課長) はい、そのとおりでございます。 ○(山田富義委員長) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――
    ◎議第10号 令和元年度三条市公共下水道事業特別会計補正予算 ○(山田富義委員長) 次に、議第10号 令和元年度三条市公共下水道事業特別会計補正予算を議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(藤澤上下水道課長) 議第10号 令和元年度三条市公共下水道事業特別会計補正予算について御説明申し上げます。議案書をお願いいたします。第1条におきまして、繰越明許費の補正をお願いするものでございます。おはぐりいただきまして、1ページをお願いします。  第1表繰越明許費補正、1追加でございます。特定環境保全公共下水道建設事業につきましては、特環栄処理区帯織接続幹線ほか管路施設実施設計業務におきまして、関係機関との調整、具体的には刈谷田川土地改良区でございますが、用水管と汚水管等の取り合いの設計に不測の日数を要したことから業務が年度内に完了できないことこととなり、繰越明許費2,500万円をお願いするものでございます。  次に、2変更でございます。公共下水道建設事業につきましては、荒町第2雨水幹線整備工事に係る支障物件移設の遅延等により、具体的には埋設物でございますが、工事が年度内に完了できないことなどから、繰越明許費1億3,601万4,000円を増額し、補正後の金額を4億8,229万3,000円とすることをお願いするものでございます。  なお、補正前の3億4,627万9,000円につきましては、先般の12月定例会に提出させていただきました三条雨水ポンプ場機械設備改築工事請負契約の一部変更に伴い、併せて御審議いただいた繰越明許費でございます。  以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義委員長) これより質疑を行います。(「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第1号 令和2年度三条市一般会計予算 ○(山田富義委員長) 次に、議第1号 令和2年度三条市一般会計予算を議題といたします。  本件の審査につきましては、第1表歳出と第2表債務負担行為を一括して行うこととし、第2表債務負担行為は関連する款において提案説明、質疑を行いたいと思います。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― ◆第1表歳出、第3款民生費について ○(山田富義委員長) 最初に、第3款民生費について提案理由の説明をお願いいたします。 ○(太田建設課長) それでは、令和2年度三条市一般会計予算のうち、3款民生費について、説明を申し上げます。説明につきましては、予算書で説明をさせていただきたいと思いますので、予算書は136ページ、137ページとなります。3款民生費、2項児童福祉費、表の中ほどになりますが、6目児童遊園費でございます。児童遊園費につきましては市内32か所ございます児童遊園等の管理、維持補修等にかかわる費用、経費でございます。右のページ説明欄を御覧いただきたいと思います。事業番号010児童遊園費、486万6,000円でございます。このうち中ほどの10節、施設修繕料につきましては、中曽根新田児童遊園のブランコ修繕や、突発的な施設の修繕対応等に要する経費として50万円を見積もらせていただいているところでございます。  また、1つ下の11節の手数料につきましては、トイレ等のし尿処理や、毎年法令で義務付けられています遊具の点検につきましての経費として69万1,000円を計上させていただいているところでございます。  また、下から2つめになりますが、13節土地借上料につきましては、神明町並びに福島新田の児童遊園等でございますが、民地の一部をお借りしている箇所でございまして、それの借り上げ料でございます。151万7,000円を見積もらせていただいているところでございます。  以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義委員長) これより質疑を行います。 ○(横山一雄委員) 樹木等の管理委託料の委託先はどこでございますか。 ○(太田建設課長) 樹木の管理委託につきましては、市内をはじめとした民間業者等に発注させていただいているところでございます。 ○(横山一雄委員) 代表的なところ、どこどことか何か、そういうのはないんでございますか。代表的な業者名とか、そういうのは。例えば保内園芸組合とか、いろいろとあるでしょう、樹木管理やっているところ。 ○(太田建設課長) 代表的なところとしましては、例えば嵐北地域におきましては、今取組を進めています包括的維持管理業務委託の受託者であったり、あるいは保内園芸組合等に委託しているところでございます。 ○(横山一雄委員) 害虫等駆除委託料、これはどこに委託されているんですか。 ○(太田建設課長) 三条害虫に委託させていただいているところでございます。 ○(山田富義委員長) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― ◆第1表歳出、第5款労働費について ○(山田富義委員長) 次に、第5款労働費について提案理由の説明をお願いいたします。 ○(片野商工課長) それでは、議第1号 令和2年度三条市一般会計予算のうち、労働費の商工課所管分の予算について御説明申し上げます。予算書は、160、161ページをお願いいたします。併せて、資料ナンバー5の1ページを御覧ください。  5款1項1目、勤労青少年ホーム費、事業番号010勤労青少年ホーム費1,922万3,000円は、勤労青少年ホームの指定管理料及び施設の修繕に係る費用などでございます。  5款1項2目、労働諸費、事業番号030労働対策事業費1億5,110万円は、労働者団体への支援として連合県央地域協議会への補助金110万円、労働金庫預託金1億5,000万円でございます。  以上で説明を終わります。御審議の上、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義委員長) これより質疑を行います。 ○(横山一雄委員) 勤労青少年ホームの登録者というのは分かりますか。登録者は現在どのくらいですか。 ○(片野商工課長) 登録者につきましては、令和2年1月末の数字になりますけれども、629人でございます。 ○(横山一雄委員) 年間の利用者数、登録者の関係の利用者と一般貸出しによる利用、これはかなりあると思いますが、その全体と分けた利用者数についてお伺いいたします。 ○(片野商工課長) この数字も令和2年1月末の時点数になりますけれども、いわゆる登録者数に係る利用者の延べ人数は1万64人、それから一般の貸出し利用につきましては、件数でいいますと1,251件、人数にしますと1万8,452人となってございます。 ○(山田富義委員長) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― ◆第1表歳出、第6款農林水産業費について ○(山田富義委員長) 次に、第6款農林水産業費について順次提案理由の説明をお願いいたします。 ○(清水農業委員会事務局長) それでは、私からは6款農林水産業費のうち、農業委員会所管分につきまして、御説明いたします。予算書の162ページから165ページをお願いいたします。また、委員会資料ナンバー7も併せて御覧をお願いします。  6款1項1目農業委員会費の令和2年度予算額は6,696万5,000円で、前年度予算額に比較いたしまして10万円の減でございます。節の内訳につきまして、主なものについて御説明いたします。161ページを御覧いただきたいと思いますが、事業番号020農業者年金事務受託事業費は、予算額33万1,000円で、農業者年金制度の加入促進に努めるため、消耗品や農業者年金だよりの印刷製本費等が主なものであります。  次に、事業番号030一般経費は、予算額2,985万円で、農業委員会の活動に要する費用でございます。主なものについて御説明いたします。1節農業委員会委員報酬は867万6,000円であります。農業委員会資料に記載しておりますが、農業委員数は19人で、農業委員報酬の月額は会長が5万7,500円、会長代理が4万5,000円、委員が3万6,500円となっております。同じく1節農業委員会農地利用最適化推進委員報酬は745万2,000円であります。推進委員数につきましては、資料に記載のとおり18人で、報酬月額は3万4,500円であります。8節費用弁償705万2,000円は、毎月の総会、調査部会、現地調査、委員・推進委員研修等の費用弁償であります。10節印刷製本費39万4,000円は、年2回発行しております農業委員会だよりの印刷に要する費用でございます。12節会議録等調製委託料25万9,000円は、総会の会議録作成の委託費用でございます。同じく12節農地台帳システム入力業務等委託料242万9,000円は、農地台帳の整理に係るデータ入力作業の委託料でございます。同じく12節農地情報公開システム連携対応業務委託料55万円は、全国統一システムである農地情報公開システムの登録用地図データの更新作業の委託料でございます。13節自動車借上料50万8,000円は、委員・推進委員の先進地視察研修等のバス借り上げ料でございます。18節負担金、補助及び交付金は、全体で、160万4,000円で、主なものといたしましては、南蒲原農業委員会協議会負担金35万8,000円、農政教育情報事業分担金42万9,000円、県農業会議市町村拠出金69万7,000円でございます。  以上で説明を終わらせていただきます。御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○(渡辺農林課長) 私からは、農林課所管分について御説明申し上げます。恐れ入りますが、予算書164ページ、165ページをお願いいたします。また、お配りしてございます委員会資料ナンバー6も御覧いただきたいと思います。  予算書、6款農林水産業費、1項農業費、2目農業総務費の予算額は8,201万1,000円で、前年度と比較して1,063万8,000円の減でございます。これは職員人件費の減が主な要因でございます。事業番号020産業開発センター費206万6,000円は、産業開発センターの維持管理費に係る経費として、修繕費や各種業務委託料等を計上しております。事業番号030一般経費624万5,000円は、農区長手数料等を計上しております。  次に、3目農業振興費の予算額は、5億7,676万4,000円で、前年度と比較して3,678万円の減でございます。これは、農林水産業総合振興事業補助金や、機構集積協力金の減によることが主な要因でございます。事業番号010農産物販路開拓推進事業費74万2,000円は、三条産農産物の販路開拓事業に関する経費を計上しております。  恐れ入りますが、資料は2ページになります。事業番号020地産地消推進事業費2,378万3,000円は、学校給食への三条産米の活用に伴い、県統一価格と市内産米の価格差や米飯食拡大によるパン、麺との価格差を補助するものでございます。また、学校給食米を生産する農業者に対する助成のほか、地産地消の推進のための経費を計上しております。  続きまして、予算書167ページをお願いいたします。事業番号030農業担い手確保育成事業費7,024万円は、産業として成り立つ農業の確立に向けた青年就農者育成等支援、農業法人等体質強化・改善の支援、地域農業の持続的発展を図るための経費を計上しているものでございます。  恐れ入りますが、資料は3ページになります。事業番号040米政策改革推進対策費4,901万2,000円は、需要に応じた米づくりと水田の有効活用を推進するため、農業者等へ支援を行う経費を計上しております。事業番号050農業環境保全推進事業費3億8,049万4,000円は、農業、農村の多面的機能の発揮のための地域活動や営農の継続等に対して支援する日本型直接支払いであります多面的機能支払交付金事業、中山間地域等直接支払交付金事業、また環境保全型農業直接支払交付金事業の3事業や有害鳥獣駆除、被害防止対策のための経費を計上しております。  恐れ入りますが、予算書169ページ、資料は4ページになります。事業番号060自然と調和した農業の推進事業費として475万円は、新規有機栽培取組者支援補助金等を計上しております。また、事業番号070農業振興施設費2,847万5,000円は、農林課所管施設の指定管理料や施設修繕料などの経費を計上しております。  次に、資料は5ページになります。事業番号080一般経費1,926万8,000円は、造園業新ビジネスモデル創出支援委託料や各種団体に対する負担金等の経費を計上しております。  恐れ入りますが、予算書171ページをお願いいたします。次に4目農地費の予算額は、1億6,902万3,000円で、前年度と比較して990万4,000円の増でございます。これは、県事業費負担金の増が主な要因でございます。事業番号010土地改良事業費6,080万1,000円は、土地改良施設の管理に係る経費の一部を負担するもので、土地改良事業において農家負担の軽減を図るため各土地改良区への補助金等を計上しております。次に、事業番号020県事業費負担金6,481万4,000円は、県営かんがい排水事業等の実施に伴い負担率に応じて負担金を支出し、事業の促進を図るものとして計上しております。  次に、資料は6ページとなります。事業番号030農林土木事業費4,065万2,000円は、各自治会や農区が管理する水路などの農業用施設の整備等に対して支援するもので、48件を令和2年度は予定してございます。  では、一つ飛びまして、次に予算書172ページ、173ページをお願いします。2項林業費、1目林業総務費の予算額は662万9,000円で、前年度と比較して235万円の増でございます。  次に、一つ飛びまして、2目林業振興費をお願いします。予算額は、1,806万円で、前年度と比較して576万8,000円の減でございます。これは、小規模治山事業費の減が主な要因でございます。  一つ飛びまして、資料の7ページを御覧いただきたいと思います。事業番号020森林整備活動支援事業費395万7,000円は、森林の多面的機能が十分発揮されるよう適切な森林整備の活動への補助金等を計上しております。事業番号030小規模治山事業費220万円は、吉野屋地内の治山工事の所要額を計上しているところでございます。  では、2つ飛ばさせていただきまして、予算書174ページ、175ページをお願いします。3目林道整備事業費の予算額は、2,300万2,000円で、前年度と比較して4,058万5,000円の減でございます。これは、濁沢名下線開設事業費の減が主な要因でございます。事業番号020林道改良事業費1,500万円は、森町線、一ノ沢線の改良工事費等を計上しております。  次に、資料は8ページを御覧いただきたいと思います。3項水産業費、1目水産業振興費の予算額は、59万9,000円で、前年度と同額です。事業番号010水産業振興費は五十嵐川漁業協同組合等への補助金等を計上しております。  以上で説明を終わります。御審議の上、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義委員長) これより質疑を行います。 ○(佐藤和雄委員) 刈谷田川右岸排水国営施設応急対策事業について、ちょっと教えていただきたいんですけれど、応急対策というのは、改めてよく直すという意味にも取れるんですけれども、どういうものでございますでしょうか。今井の排水機場でしょうか。 ○(渡辺農林課長) 確認の意味なんですけれども、応急対策事業とおっしゃったんですか。 ○(佐藤和雄委員) そういうふうに書いてございますよね、資料の6ページ。 ○(渡辺農林課長) 刈谷田川右岸排水機場の令和元年度で工事が完了いたしました受変電設備の請負工事の完成に伴いまして、この事業の負担金を令和2年度に支出するものでございます。 ○(佐藤和雄委員) 受変電施設の負担金だということでありますけれども、設置されてから相当年数がたっていると思うんですが、去年の出水時期の頃、私も地元自治会の呼びかけに応じまして参加いたしました。地元住民の人が六、七十人参加しておられましたけれど、それだけ関心が大きいわけでありまして、降雨期の排水が心配されるわけですけれども、そういうポンプ等については工事の予定はないんでしょうか。 ○(渡辺農林課長) 当面応急処置ということで受変電等は、国営で行われたわけですけれども、今後施設の維持管理等も含めまして、中間にあります関係機関等とまた連携を図りながら設置が進められるものと理解しているところでございます。 ○(佐藤和雄委員) もう一点、今、学校給食等が休んでいるような状態の中において、納められた野菜とか果物、もちろん米とかもそうですけれども、直接関係ないかと思いますけれども、市からの補助もついておるわけなんです。4月から新年度になりますけれども、いかがなんでしょうか。そういう点では、非常にもったいないなという思いがいたします。新聞、テレビ等で見ていますと、そういうものが学区内の父兄の皆さんに呼びかけられて、野菜、果物をあげられているというのを報道で知りましたけれども、三条市では所管がちょっと違うかもしれないけれども、お聞きするわけなんですが、いかがでしょうか。 ○(渡辺農林課長) 農業者支援の立場から答弁させていただきたいと思います。  農協等の関係機関と情報共有いたしましたところ、市内の方で給食に農産物を提供されている方は数名いらっしゃいます。ただ、この農業者の方も出荷先が学校給食にとどまらず、市場関係等、また直売所等、幅広く出荷先の窓口を持っていらっしゃる方も多うございますので、国の支援等といいますか、必要な対応の部分につきましても関係機関と連携を図りながら、再開を目途に必要な支援等に持っていきたいと考えているところでございます。 ○(渡辺経済部長) 補足させていただきます。  現在国でも新型コロナウイルスの関係で様々な対策を立てられていると聞いているところでございますし、今回第2弾の支援策ということで様々な政策が打ち出されているところでございます。その中で、学校給食等々を含めまして、納入業者に対する補償も考えられているということでございますので、そうした中で今後もし何かあれば、何らかの救済措置がされるものということはあるというふうに考えているところでございます。 ○(武石栄二委員) まず、1点目といたしまして、165ページの農業経営改善指導員報酬、この方ってどういう方で、どういう指導をなされているのか。 ○(渡辺農林課長) 農林課に所属している職員でございまして、農業分野、特段農業の栽培技術であったり、具体的には地産地消の推進であったり、農業者の栽培指導等も含めて幅広く地産地消、または農業の振興に対してアドバイス等の業務を行っている嘱託職員でございます。 ○(武石栄二委員) それで、各集落から要請された場合、そこへ出向いてそういった様々な地域の要請について、そういった指導をなされるということですか。 ○(渡辺農林課長) 具体的な指導だけにはとどまらず、情報収集であったり、または情報発信であったり幅広く農業の支援に対して、地産地消も含めながら、販路開拓も含めながら職務に携わっている職員でございます。 ○(武石栄二委員) それと、167ページの鳥獣被害対策実施隊員の報酬57人に対して60万円、何か、昨年熊が十何頭出たとか、猿とかイノシシとか、この報酬というのはどういう計算なんですか。 ○(渡辺農林課長) 鳥獣被害対策実施隊員の報酬でございますけれども、非常勤職員としての活動を市として行っていただいているものでございますので、その出動の状況にも応じるかもしれませんけれども、年間の予算額としては記載の金額を計上させていただきたいということでさせていただいたものでございます。 ○(武石栄二委員) 隊員のほうからもう少し何とかしていただきたいとか、そういう話は出ていないんですか。 ○(渡辺農林課長) 隊員の方とも逐次情報収集を行っているところでございますけれども、直接報酬云々ということに関しましては、了解を得て活動していただいているというものでございます。 ○(武石栄二委員) これ昨年みたいに熊の何頭に対して近隣の農家の人は非常に心配されているわけです。その辺り、こういった隊員の方の高齢化もありますでしょうし、これだけの報酬、本当に57人ですよ。57人に対してこの程度の予算じゃどうかなというふうに思うんですが、これは大幅に上げて、市民とか農作業をやられる方が安心して任せていられるというぐらいの、そういう心意気というのはできないものか。思い切った政策を展開してもらいたい。 ○(渡辺農林課長) 隊員の職務でございますけれども、人身等の被害防止、安全性をまず優先的に活動していただくとともに、また駆除等の業務にも従事していただいているところでございますが、昨年は今ほど御説明されましたように、大量に熊の出没があったわけではございますけれども、以前のとおりの十分に安全性を確保しながら、隊員の方への指導等も図りながら事業を進めてまいりたいと考えているところでございます。 ○(武石栄二委員) もう二点ほどお尋ねいたしますが、169ページの多面的機能支払交付金3億3,000万円ばかりありますけれども、以前も聞いたことあるんですが、これ三条地区全体に係る、支払いされる金額は、田んぼと畑と金額的には変わってきますよね。地区別に対して下田地区、栄地区、三条地区で大体どのぐらいもらえるんですか、分かったら聞かせてください。 ○(渡辺農林課長) 多面的機能支払交付金事業でございますけれども、補助対象組織といたしましては全部で6組織ございます。下田地区は1組織、栄地区は2組織でございます。金額ベースで申し上げますと、下田地区、これは下田広域協定でございますけれども、令和2年度の交付見込額といたしましては約9,500万円の金額を見込んでいるところでございます。  一方、栄地区でございますけれども、あるうちの栄広域協定を例に挙げさせていただきますと、1億2,390万円の予算計上を見込んでいるところでございます。
     以上でございます。 ○(武石栄二委員) これって三条地区はないんですか。 ○(渡辺農林課長) 失礼しました。三条地区は全部で3組織ございます。三条広域協定、そのほか大島保全会、下郷輪中保全会がございます。三条広域協定は9,750万円でございます。大島保全会は330万円でございます。さらにもう一か所、下郷輪中保全会でございますけれども、686万円でございます。 ○(武石栄二委員) この中に農地の維持管理とか資源向上支払いとかありますよね。それは農地維持というのは田んぼにしたら幾ら、畑にしたら幾らとありますけれど、それって今の説明を受けた中の協定結んでいる中の面積とこちらは一緒なんですか。 ○(渡辺農林課長) 多面的機能支払交付金の関係でございますけれども、農地維持支払いというものがまず基本的にございます。そのほか共同的な部分としての追加でございますけれども、今ほど御指摘のありました資源向上支払い、これが共同活動としての追加分がございます。最後に、資源向上支払いのうちの長寿命化というものがございます。それぞれの事業に取り組んでいる活動に対して面積ごとに単価が設定され、先ほど申し上げました合計金額として計算が計上されているものでございます。それぞれ活動地域の取組面積と単価を計算して先ほど申し上げた金額設定になるものでございます。 ○(武石栄二委員) 農地支払いの金額というのは、例えばどういう形で、この支払いは何でもできるというわけにはいかないんでしょう。農地関係とか道路関係とか水路関係とか、そういうのに使用できるということですか。 ○(渡辺農林課長) 各広域協定で管理されます農業用施設、農道であったり、のり面、水路であったり、排水路であったり、そういうところへの補修、保全、また長寿命化対策というふうに取られているところでございます。 ○(武石栄二委員) 次に、中山間地域等直接支払交付金、多分下田地区だけだと思うんですが、今何集落ぐらいあるんですか。 ○(渡辺農林課長) 現在22集落協定でございます。 ○(武石栄二委員) 集落数が減ったということはないんですか。 ○(渡辺農林課長) 第1期対策が25集落協定でございます。その後集約といいますか、参加されなかった集落協定もございまして、現在は22となっているところでございます。 ○(武石栄二委員) じゃ、最後に1つ。167ページの18節の果樹共済加入促進事業補助金、果樹の共済金というのは大分共済金額が高いんでしょう。 ○(渡辺農林課長) 交付対象者は中越農業共済組合の団体でございます。中越共済組合の果樹共済に農業者の方が賛同されて……すみません、資料をちょっと出します……失礼いたしました。果樹共済に48戸の農家が加入しておりまして、それぞれ一般であったり、または総合短縮であったりの果樹共済方式に加入している方に対しての助成金として、トータルとして中越農業共済組合さんに補助金として交付しているものでございます。 ○(武石栄二委員) 48戸で32万円ですか、これは非常に少ないような気がしますけれども、例えば田んぼの共済金、あれは1反で大体400円ちょっとだと思うんだ。そして、ソバ団地もその3倍以上の1,400円ぐらいなんだ。果樹になると、果樹というのは面積なのか木1本なのか、どういうやり方をしているんですか。 ○(渡辺農林課長) まず、それぞれの加入方式に基づいて加入面積がございます。それに賦課金等を掛けられたものが今回の負担でございますけれども、市といたしましては農家負担の15%相当を助成金として団体へ交付しているものでございます。 ○(武石栄二委員) それで、米やソバと違って、この共済は国策でなくて、果樹農園さんは任意で入る人と入らない人が当然いるわけですよね。果樹共済に入った場合の1反当たりの金額って分かりますか。 ○(渡辺農林課長) 賦課金の部分については、今手元にないものですので、申し訳ないのですが。 ○(武石栄二委員) じゃ、最後に、以前も果樹共済は非常に金額が高くて入りたくても入れないというようなことを聞いたもんですから、どの程度の共済金なのか。米とかソバと違いある程度、相当金額が張るんじゃないかなという懸念を持ったもんですから、それでお聞きしたんですが、分かったら後でも結構ですので、聞かせていただければと思います。 ○(渡辺農林課長) 失礼しました。トータルで10アール当たり約800円の農家負担でございます。 ○(横山一雄委員) 今の果樹共済の関係で確認させてもらいますが、昨年度の予算書を見たら、69万9,000円でございました。これは果樹、災害補償法の任意加入ということは百も承知しております。水稲は御承知のとおり強制加入ですから武石委員のおっしゃるとおりだと思いますけども、これ金額は加入者が選択するわけでしょう。高いのといろいろランクがありますから、任意加入の果樹共済についてはそれを選択するのと違うんですか。 ○(渡辺農林課長) 今ほど御指摘のございました加入の方式でございますが、それは農業者本人が一般であったり、または短縮であったり、樹体であったり、それぞれを選択されて加入されていらっしゃる任意の加入です。 ○(横山一雄委員) 選択するわけですから、本人がどのランクを選ぶかというのは加入者が決めて、それに応じた掛金を掛けるわけですから、そういうことと違うんですか。 ○(渡辺農林課長) おっしゃるとおりでございます。 ○(横山一雄委員) それから、167ページのさっきも説明ありましたけど、030農業担い手確保育成事業7,024万円ですか、これは昨年度の予算書を見ましたら1億1,600万円台なんです。それで、4,000万円以上も今年は減っております。施政方針では人の確保をあれだけのこと、若手の確保に対してあれだけ施政方針で述べてあるわけでありますが、施政方針に反するんではありませんか。 ○(渡辺農林課長) この項目、事業番号に関しましては、先ほど冒頭で申し上げましたが、農林県単補助事業の減ということで昨年度、令和元年度に事業を行った、その執行に伴いまして、今年度はその件数が減少したがために総合的には減額が生じたものでございまして、そのほかには新たにといいますか、マイナス要因については、今ほど申し上げました県単補助事業等の減額が要因でございます。失礼しました。 ○(横山一雄委員) 先ほどの3目の農業振興費で3,678万円減になりましたと、これは確かにおっしゃるとおり、俗に言う県単事業の減少によって決まりましたということで、あと担い手の育成については、全然変わらなくて逆に増えているということですか。特に施政方針では下田地域のことについてあれだけのことを述べられておるにもかかわらず、担い手確保育成事業は予算書を見る限りでは約4,000万円減っていますからどういったことかなと思って、じゃ先の県単事業は同じところに入れる、入れる場所が違うんじゃないですか。 ○(渡辺農林課長) 担い手に限らず、農業振興につきましては減額という予算計上ではございますけれども、先ほど御指摘のありました下田地域においては、新たなチッタスロー観と申し上げましょうか、チッタスロー観に基づいて有機の農業振興を図ったり、または050農業環境保全推進事業を加えまして、農業担い手確保事業によりましても前年度の事業を見直しながら、さらに農業振興になるべき予算を計上しているところでございます。 ○(横山一雄委員) 今有機農業のお話が出ましたけど、中山間地の下田地域よりも米の産地は平場なんですよ。三条地域であれ、栄地域なわけでしょう。こういうところへなぜ一生懸命に取り組みをされないんですか、こうやって予算計上されないんですか。 ○(渡辺農林課長) 有機農業の拡大に対しましては、下田地域にとどまらず、全地域に対しましても新規で有機農業を取り扱う者に対しましては補助金等も計上してございますし、下田地域はある意味モデル地域として先ほどチッタスロー観と申し上げましたが、優先的に有機農業の拡大を図っていきたいと考えているところでございます。 ○(横山一雄委員) それから、同じ項目の12節農業法人等体質強化支援事業委託料、その下に農業経営体質改善取組支援事業委託料と、同じようなものがありますけど、686万3,000円と330万円とありますが、この委託先はどこでしょうか。 ○(渡辺農林課長) まず、上段の農業法人等体質強化支援事業委託料の委託先でございますが、株式会社和郷を見込んでいるところでございます。一方の農業経営体質改善取組支援事業委託料につきましては、株式会社久松農園等を予定しているものでございます。 ○(横山一雄委員) 御承知のとおり、委託料というのは本来市の仕事なわけです。市の仕事を委託されるわけでありますが、それによってどういう効果がありますか。 ○(渡辺農林課長) まずもって総合計画で掲げてございます産業として成り立つ農業を図るために、価格決定力を持つ農業者の育成を図るということが必要でございますし、加えて新たな担い手確保にも波及できるように努めているところでございます。 ○(横山一雄委員) 別に言葉尻を取るわけじゃないけど、産業として成り立つ農業というのは、例えば経営面積だとおおよそどのぐらいとか、総合収益がどのぐらいとか、純所得で幾らとかっていうおおよその目標があると思いますが、産業として成り立つ農業の基本的なことについてお伺いいたします。 ○(渡辺農林課長) 産業として成り立つ農業の基本的な理念でございますけれども、一般的に、一般的というのは言葉に語弊がございますけれども、広くは市場等を介して流通、販売を目途にされている農業者が多くございます。価格決定力といいますのは、農業者自らが価格をコントロールして販路拡大、または向上を図りながら、かつ担い手として活動していただきたいということを目的に掲げているものでございます。 ○(横山一雄委員) 目標というか、今まで何か計画をつくったのがありますよね、面積で幾らとか労働時間ではどのぐらいとか、そういうものを議会にも示されたことがありますよね、農業経営基盤強化促進法第12条によって作ったものがあると思うのです。それに示すものを私はお聞きしたかったわけです。 ○(渡辺農林課長) このたびの価格決定力云々というものでございますけども、農業所得に関しましては400万円を目途にしているものでございます。 ○(横山一雄委員) 所得ですね。 ○(渡辺農林課長) はい、農業所得で400万円です。 ○(横山一雄委員) 労働時間はどれぐらいですか。 ○(渡辺農林課長) 労働時間についてはコスト低減と考えてございますけれども、時間に関しては特段設定してはございません。また、面積に対してでございますけれども、個人の価格決定力云々ではございますが、野菜、多品目に対しては、4ヘクタールを目標に、生産と販売一体に対しては2.7ヘクタールを目標に併用していただきたいと考えているところでございます。 ○(横山一雄委員) 野菜なんていうのは収益的にも幾らもありませんですから、所得400万円というのはごく限られた、私は果樹以外、ほとんどないんだろうと考えておりますけど、ここの基幹作物は米でございますので、後で結構でございますので、お聞かせといいますか、さっき申し上げた経営面積、今所得は400万円、労働時間、そういうもので作ったものがあると思いますので、お聞かせいただきたいと思います。後で結構でございます。  次に、18節の農業機械導入補助金1,000万円でございますが、昨年度はたしか水稲の機械、米の大型機械に対する助成であったと思いますが、今年は予算書を見ますと水稲というのがなくなって、ただ農業機械導入ということでありましたから、農業機械であれば何にでもいいと、そういうことなんでございましょうか。 ○(渡辺農林課長) 令和元年度につきましては水稲用農業機械ということで補助の対象を設定してございますけれども、担い手の確保であったり、農業形態のさらなる改善に向けて、水稲用機械にとどまらず、今後は園芸等も含めながら拡大を図るとともに、利用者に対しまして、より使いやすい制度になるよう、検討してまいりたいと考えているところでございます。 ○(横山一雄委員) 確かに昨年度の予算書を見ましたら、水稲用になっていました。水稲用機械に限定されて1,000万円残りました。今年は水稲がなくなりましたから、果樹であれ、野菜であれ、何でもいいというのは失礼ですけど、特に適正な農業機械であればよろしいということですね。 ○(渡辺農林課長) より使いやすく、農業者のためにといいますか、貢献できるように、今後要綱等も改正しながら、先ほど申し上げましたが、利用しやすい制度に設定していきたいと考えているところでございます。 ○(渡辺経済部長) 補足させていただきたいと思います。  県でも今年度から園芸振興について基本的な戦略を定められて取り組んでいらっしゃいます。三条市としましてもこうした園芸振興を図るために、機械の補助について我々も取り組んで振興を図っていきたいという趣旨から今回園芸も対象にさせていただいたところでございます。 ○(山田富義委員長) 横山委員の質疑は午後からとしまして、1時まで休憩します。                                 休  憩 午前11時50分                                 再  開 午後 1時00分 ○(山田富義委員長) 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。 ○(横山一雄委員) 先ほどの続きになりますけど、農業機械導入補助金1,000万円、さっき園芸も加えるってことでこうなっておるようでございますけども、園芸は共同の機械購入でなければ駄目なんでしょうか。 ○(渡辺農林課長) 現在3名の団体による申請になってございますけども、今後、より使いやすいようにということで見直しを図ってまいりたいと考えているところでございます。 ○(横山一雄委員) 3名以上ということですね。分かりました。  そうすると、従来の水稲、昨年までやってきたのは、個人でも団体でもよろしかったのでしょうか。 ○(渡辺農林課長) 法人または個人の場合は3名以上の団体ということで申請をうたっています。 ○(横山一雄委員) 3名以上、分かりました。  補助率が3分の1ということですから、補助金の額が100万円限度ですよね、。そうすると、300万円の機械を買うと3分の1だから最高100万円見てもらえると、そういう制度でございますね。そうすると、1,000万円だから最高を見て10台分の予算措置をしたということだと思いますけど、そうすると前年度の実績はどんななんですか。 ○(渡辺農林課長) 令和元年度の実績を申し上げます。  件数で9件、補助額といたしましては503万3,000円でございます。 ○(横山一雄委員) 加茂市も、市長の公約で農機具の補助をやっておられますが、その状況はお分かりですか、もし参考までに加茂市のやり方が分かったら聞かせてもらいたいと思います。 ○(渡辺農林課長) 加茂市の状況については、大変申し訳ございませんが、詳細までは把握していないところでございます。 ○(横山一雄委員) 農業機械はおよそ分かりましたので、次に予算書の167ページ、040、18節水田利活用自給力向上事業促進補助金、これは多分大豆とかソバとかの加工用のことになるのだろうと思いますが、その内容について伺いたいと思います。 ○(渡辺農林課長) 水田利活用自給力向上事業促進補助金でございますけれども、これは農業再生協議会への補助金としてそれぞれ支払いしているものでございますけれども、内容につきましては飼料用米、大豆、ソバ等の自給力向上に対しての補助でございます。 ○(横山一雄委員) 金額はおたくさまからいただいた資料に3,400万円幾らのものの具体的なのが出ておりますが、栽培面積は今おっしゃった大豆、ソバ、加工用米、この目標面積はどのぐらいでしょうか。 ○(渡辺農林課長) 今年度の実績ということでお答えさせていただきたいと思いますけれども、三条、栄、下田地域でございます。アール単位でございますけれども、三条地域に関しましては、飼料用米2,353アール、大豆551アール、栄地域でございますが、飼料用米2,246アール、大豆2万9,511アール、下田地域は、飼料用米1,212アール、ソバ5,745アールでございます。 ○(横山一雄委員) 農業委員会の関係で少しお伺いしたいと思います。  163ページの020農業者年金の受給額向上については、国、県を挙げて一生懸命取り組んでおられますけど、現在の加入状況について伺いたいと思います。 ○(清水農業委員会事務局長) 現在の加入状況につきましては、平成30年度末現在でございますが、加入者が52名、それから受給者につきましては565名となっております。よろしくお願いします。 ○(横山一雄委員) 農業委員の報酬の件で大変恐縮でございますが、今日出された明細にも月額幾ら幾らと両方出されておりますが、県内20市の状況から見て、レベルといいますか、それは何番目ぐらいになるんでしょうか。 ○(清水農業委員会事務局長) これにつきましても平成30年10月1日現在の数字でございますが、30市町村中、会長につきましては10番目、それから会長代理につきましては5番目、委員につきましては9番目となっております。よろしくお願いいたします。 ○(横山一雄委員) 三条市は御承知のとおり、昭和9年に全国121番目ですか、歴史と伝統のあるまちでございますが、ちょっと低いんで、上げてやるというようなお考えはないんでございますか。 ○(清水農業委員会事務局長) 報酬等につきましては、基本的に市の全体の中で決定されるものと考えてございます。これについては、報酬審等を踏まえた中で、また市当局で検討されるものと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○(横山一雄委員) 分かりました。  12節の農家台帳システム入力業務等委託料は、どんな内容になるんですか。農家台帳の内容はどのようなものがあるんでしょうか。 ○(清水農業委員会事務局長) 農家台帳システム入力業務等委託料につきましては、毎年行っている農地パトロールを踏まえた利用状況報告であるとか、それから農地中間管理事業による利用権設定などの状況を農地台帳に要は修正を加えるものでございます。その加えるための入力作業の委託料でございます。よろしくお願いいたします。 ○(横山一雄委員) この中身になって恐縮ですけど、三条市は受委託の関係なんかはどのぐらいあるんでございますか。 ○(清水農業委員会事務局長) ただいま全体的な数字を持ち合わせてございませんので、後ほど回答させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○(横山一雄委員) 分かりました。 ○(坂井良永委員) 農業委員会でもうちょっとお聞きしたいんですが、去年からでしたか、農業委員と、それから農地利用最適化推進委員、これは月額2,000円しか違わないんですけど、仕事の内容というのはどのように違うんですか。 ○(清水農業委員会事務局長) 農地利用最適化推進委員を置くときの委員会でも答弁させていただきましたが、基本的な仕事については、ほぼ同じでございます。ただし、農地法とか法律関係の会議に伴って議決権を有する者が農業委員となっております。農地利用最適化推進委員については、総会で意見の発言はできますけども、議決権は有さないというところで、職務的に若干の違いがあるところでございます。よろしくお願いいたします。 ○(坂井良永委員) 実際は総会にも出ているし、仕事についてもほぼ同じということなんですね。 ○(清水農業委員会事務局長) そのとおりでございます。 ○(坂井良永委員) 農地のあっせん等の仕事もされると思うんですが、これは農業委員も最適化推進委員も、両方あっせんには関わっているわけですか。 ○(清水農業委員会事務局長) 今あっせんにつきましては、農業委員と農地利用最適化推進委員の1名ずつがあっせん会議に参加して、あっせんの仲介に当たっているところでございます。よろしくお願いいたします。 ○(坂井良永委員) 今農業委員を辞める方が多いと思うんだけども、あっせんの申請件数というのは増加しているんですか。 ○(清水農業委員会事務局長) お見込みのとおり、増加しているところでございます。年々増えております。よろしくお願いいたします。 ○(坂井良永委員) たった1人ずつ増えているということですか。これだけ人数がいるのに、あっせんに関わっていないんですか。 ○(清水農業委員会事務局長) 各農業委員、推進委員につきましては担当地区を設けておりまして、要は担当する場所の農地のあっせんに関しては、担当する農業委員と推進委員のお二人で対応をお願いしているところでございます。よろしくお願いします。 ○(坂井良永委員) 具体的には農地のあっせんで相当苦労されているかと思うんですが、農地の価格というのはどんどん下落傾向なんでしょうか。 ○(清水農業委員会事務局長) 農地の価格につきましては、あっせんを受ける人、あっせんに出す人、それぞれの意向の中で決定されてくるものでございますので、ただ実績から言いますと、下がっているということでございます。よろしくお願いします。 ○(坂井良永委員) 次に、青年就農者についてお聞きしたいんですが、167ページ、12節の青年就農者育成事業委託料というのと、18節の研修生雇用補助金がありますけども、これはどう違うんですか。 ○(渡辺農林課長) 青年就農者育成事業委託料につきましては、先進農業者のもとへ研修生を派遣し、その場で研修していただくということで、委託先の先進農業者へ委託料として計上しているものでございます。  後段の研修生雇用補助金でございますけれども、研修生を雇用した者に対して月額上限を設定して補助金を交付するものでございます。 ○(坂井良永委員) 研修生雇用補助金というのは、実際どこの者ですか。 ○(渡辺農林課長) 2先進事業体を予定しているところでございます。 ○(坂井良永委員) その2つというのはどこですか。 ○(渡辺農林課長) 市内の内山農園と土田農園でございます。
    ○(坂井良永委員) これは市内ということで、そうすると、さっき青年就農者育成事業委託料というのは、これはどこになるんですか。 ○(渡辺農林課長) 株式会社久松農園を予定してございます。 ○(坂井良永委員) 県外の久松農園が委託料で、市内が補助金、委託料と補助金とはどう違うんですか。 ○(渡辺農林課長) 委託料に関しましては、従来から価格決定力をもつ者を育成するということで研修生への指導であったり、または事業に対しての周知、拡大について委託しているものでございます。  一方の補助金につきましては、雇用者を確保していただいた事業体に対しての補助金ということで農業者担い手の育成を図るというものでございます。 ○(坂井良永委員) 先ほどその下の農業経営体質改善取組支援事業委託料というのが同じ330万円で久松農園という形で答弁があったと思うんですが、この330万円もやっぱり久松農園ですか、同じ金額で。 ○(渡辺農林課長) 青年就農者育成事業委託料に関しましては、青年就農者の確保、育成ということでのコンサルに対して支払いを予定しているのは、久松農園でございます。  一方の農業経営体質改善取組支援事業委託料につきましては、研修生候補者を指導していただく際にお支払いするということで久松農園でございます。 ○(坂井良永委員) さっきの青年就農者育成事業委託料というのも久松農園なんでしょう。これも育成と書いてある。 ○(渡辺農林課長) 青年就農のほうは募集活動をしていただく委託に対してのものでございます。後段のほうは、実際に研修生を受け入れて指導していただく……   〔「違う」と呼ぶ者あり〕 ○(渡辺農林課長) 訂正しておわびを申し上げます。大変失礼いたしました。  後段の農業経営体質改善取組支援事業委託料に関しましては、農業者の一番星を育成する経営改善のための農業者へのコンサルの委託料ということで久松農園を予定しているものでございます。 ○(坂井良永委員) さっきの青年就農者育成事業委託料というのは募集するということなんですか。 ○(渡辺経済部長) 上段の青年就農者育成事業委託料でございますけども、これは現在三条市にも久松農園で研修をして、そちらから下田地域に移住されて、農業に取り組んでいらっしゃる、一番星を目指していらっしゃる方がいらっしゃいます。こうした方への支援をまず上段の育成事業委託料でお願いしているところでございます。  下段の経営体質改善取組事業につきましては、現在三条市にいらっしゃる中から自分たちの経営をもう少し何とかうまく体質改善していきたいという若い方々が何人かいらっしゃるんで、その中から様々なコンサルティングを行ってもらうということで、派遣していただいた方のフォローを今回上段のほうでやっていただいて、三条市にいらっしゃる方、このコンサルティングをまた同じ方にしていただくということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○(坂井良永委員) 青年就農者育成事業というのは募集ではなくて、2年間の研修が終わった方が今下田地域で就農されているんで、その方を支援するということですね。 ○(渡辺農林課長) そのとおりでございます。 ○(坂井良永委員) その下、18節の農業次世代人材投資事業交付金と、それから青年就農者育成給付金とありますけども、これの違いは何なのか教えてください。 ○(渡辺農林課長) 農業次世代人材投資事業交付金でございますけども、これは従来の経営開始型を予定してございまして、合計7名の者に対して予定している交付金事業でございます。  一方の下段の青年就農者育成給付金でございますけども、これはさきに説明いたしました青年就農者支援事業の就農研修生に対しての支援給付金の予算計上で、合計3名の対象者を予定して計上しているものでございます。 ○(坂井良永委員) 青年就農者育成給付金の去年の予算は450万円なんですが、今半分以下になっていますが、これは就農育成者を減らすのか、金額を減らすのかどっちですか。 ○(渡辺農林課長) 青年就農者育成給付金でございますけれども、これは市の持ち出し分として1名当たり90万円を3名分として計上しているものでございます。 ○(坂井良永委員) 90万円で3人だと270万円ですが、これ180万円ですよね。 ○(渡辺農林課長) 大変失礼しました。2名でございます。 ○(坂井良永委員) 分かりました。  土地改良費のことでちょっとお聞きしたいんですけども、刈谷田川右岸排水機場維持管理費負担金、これが毎年200万円ほど増えているんですが、これはたしか右岸のほう、機械、ポンプ等、補修とかいろいろあるんでしょうけども、そういう関係でずっと増えてきているんですか。 ○(渡辺農林課長) 維持管理費について、市で負担しているものでございますけれども、増えて……失礼しました。資料を用意いたします。 ○(渡辺経済部長) この負担金につきましては、本来であれば農業用排水ということもございまして、毎年排水路の部分につきまして、本当は農業排水路なんですが、一部生活雑排も入っているということから、これにつきましては刈谷田川土地改良区とそういった市の生活雑排分を少しずつ増やしていくという協議をさせていただいたところから少しずつ増えているということでございますので、御理解いただきたいと思います。 ○(山田富義委員長) 副委員長と交代いたします。   〔正副委員長交代〕 ○(坂井良永副委員長) 委員長にかわり暫時委員長の職務を行います。 ○(山田富義委員) 169ページの新しい事業で、造園業新ビジネスモデル創出支援委託料なんですが、これは協議会のときにも話があったかと思うんですけども、具体的にはどういうことをするんですか。 ○(渡辺農林課長) これは保内地区の造園業の新たなビジネスモデルということで、方向性といたしましては商業施設などの造園業工事への割合の増加であったり、または独自性のある商品開発、販売であったりを目途にしながら、今後保内地区の造園業が高収益、高付加価値化のある、また持続可能性のある事業への転換を受けてコンサルにお願いしながら、保内地区の造園業の新たなビジネスを構築したいと考えている予算計上でございます。 ○(山田富義委員) 協議会のときと同じことを言って申し訳ありませんけれども、保内地区の造園業、確かに保内地区は造園で盛んなんですけども、三条市内における造園業者はいるわけなんで、その点を含めた中でどのぐらいの人たちが参加するようになるんですか。 ○(渡辺農林課長) 今回は新たなビジネスモデルという形でいわゆる数名の方、今現在3名の方を対象にしてコンサルを行っているところでございますけれども、この方たちが一番星として活躍されることによって、保内地区または市内全域に向けた造園業への新たなビジネスモデルへ転換することを目途にして行っているところでございます。 ○(山田富義委員) 3名の造園業者のために1,848万円という予算がついているわけなんですけども、この方は本当言うと、この前テレビでやったんですよ。NHKのテレビで異色の造園業者ということで放送されたんですけども、果たしてこれは保内地区というか、三条市内の造園業者にマッチするかどうかという、その辺の考えを聞かせてください。例えばこの人がどういうことを提案してくるのかというのは大体分かっているんですか。 ○(渡辺農林課長) 従来の保内地区といいますか、造園業は、管理または植栽等による造園業が主でございましたけれども、今後は新たな高付加価値化をモットーにしながら、造園業自体のレベルアップを図りながら、その地区の造園業に限らず、ビジネスモデルということで行っているようでございまして、3名と先ほど申し上げましたけども、その方たちが一番星で輝くことによって波及効果が生まれるものと考えて行っているものでございます。委託先の業者に関しましては、日本のみならず世界各地で幅広く活躍されている方でございまして、幅広い見識と、また知見のもとで活動を行っておられる、ある意味先進的な取組者でございますので、十分な効果が期待できるものとしてコンサルをお願いしている現状でございます。 ○(渡辺経済部長) 委員長からあったとおり、西畠さんという方にお願いするわけでございますが、こちらの方につきましては、世界的な造園業者ということになっております。そんな中で、我々としても2つお願いしている内容がございます。1つ目は、まずは保内地区の付加価値の向上、地域全体の向上ということでございます。こちらについてもイベントとか様々な形でプロデュースをしていただく、地域の価値観を向上していただくということが1つございます。  もう一つは、園芸業者、造園業者の一番星のお願いということで、それは今ほど農林課長が申しました3人の方にお願いしております。おっしゃるように、保内地区だけではなくて応募については市内の各所から応募をいただきまして、中には保内地区以外の方も1人入っていらっしゃいます。そういった中で3人の方が選ばれまして、こちらの方が一番星を目指して取り組まれるということでございます。  具体的にどうなっていくのかということになりますと、例えば西畠さん、今回コンサルをお願いする方に一緒にイベントの会場でいろんな商品を出していただいたりする中で、西畠さんのノウハウを学んでいただくということがまずあるのかなと考えております。そうした中で、自分たちの園芸の新しいスタイルを模索していっていただいて、西畠さんのビジネススタイルから自分たちのヒント、ビジネスに対するインスパイアーをいただければいいのかなと考えているところでございまして、それで3人の方にまず一番星でやっていただく。それから、保内地区、それから園芸の全体の底上げを図っていただくという2つの事業の目的がございまして、この金額で委託をさせていただくとなっているものでございます。 ○(山田富義委員) 今経済部長のお話で納得したんですけども、例えば地元で大きなイベント、地場産業に大きなイベントがあったときに、西畠さんもかなり世界的な人なんで忙しいと思うんですけども、そういうところにマッチング、造園業者さんと一緒になってプロデュースすると、三条市もまた有名になるんじゃないかなと思うんです。そういうことも含めて考えていますか。 ○(渡辺経済部長) 今後については、西畠さんとコネクションを作っていく中で、そういったことも考えていければいいのではないかと考えているところでございます。 ○(坂井良永副委員長) 委員長と交代します。   〔正副委員長交代〕 ○(清水農業委員会事務局長) 大変申し訳ございません。先ほど御質問がありました三条市の中の利用権設定の状況につきまして、全体はちょっと各数値の把握ができておりませんけども、平成30年度の実績でお答えさせていただきたいと思います。  件数といたしまして818件で、面積といたしまして437.19ヘクタールでございます。よろしくお願いいたします。 ○(山田富義委員長) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― ◆第1表歳出、第7款商工費及び第2表債務負担行為、第7款商工費について ○(山田富義委員長) 次に、第7款商工費について順次提案理由の説明をお願いいたします。 ○(森田営業戦略室長) それでは、令和2年度の営業戦略室所管分の一般会計歳出予算について御説明を申し上げます。  予算書の176ページ、177ページと本日の委員会資料の資料ナンバー4の1ページを御覧ください。私からは、資料ナンバー4を中心に、これを用いて説明させていただきますので、併せて予算書を参照していただければと思います。  そうしましたら、資料ナンバー4の冒頭からですが、7款1項1目商工総務費、事業番号030一般経費143万4,000円についてでございますが、一般的な事務経費の支出でございます。  続きまして、2目商工振興費でございます。商工振興費のうち、事業番号010地域ブランド推進費4,519万円でございます。ここからは主要なものということで、ある程度テーマ性を持って説明させていただきますが、地域ブランド推進費のうち、①番の下田郷の魅力を生かしたブランドイメージの確立といたしまして1,000万円でございます。この1,000万円につきましては、下田地域におけるアウトドアアクティビティー等の取組につきまして、アウトドアアクティビティーであるとか、あとはプロモーションの専門家の方からアドバイスを頂きながら、コンサルティングを頂きながら、下田地域の新たなブランドイメージを構築し、既存事業の活性化に係る検討を行うとともに、ウェブ等での情報発信も行うための経費でございます。コンサルティング業務委託料1,000万円ということでございます。  続きまして、②番のシティセールス事業1,677万3,000円を計上してございます。これにつきましては、地域ブランドの浸透と販路開拓等ということで並べておりますが、事業項目で申し上げますと、ポツがありますが、地域産品販路開拓・ブランド発信事業ということで、これまでもやっておりますが、三条市のシティセールスということで800万円ということでございます。  次に、SNS等情報発信事業でございますが、これにつきましてはフェイスブック、インスタグラム等を用いまして情報発信をしていくということでございます。  その次がアウトドア専門誌への下田地域の観光情報の掲載等ということでございます。アウトドア専門誌が各種ございますので、ターゲットに合うようなアウトドア専門誌を用いながら情報発信をしていくということで、これを含めまして②番のシティセールス事業の説明でございます。  資料ナンバー4、1ページめくっていただいて2ページ目を御覧ください。③といたしまして、インバウンド戦略推進事業1,266万3,000円でございます。これにつきましては、台湾の理美容業界関係者を対象に、三条市に研修旅行等で誘致できないかということを考えております。それをやるほか、洗練された日本の工芸品に関心を持つ、特に欧米系を対象にしまして、他市町村と連携したいわゆるファムトリップという旅行会社等をお呼びする見学旅行みたいなもんですけれども、そういったものを行うための経費でございます。  今の説明で、地域ブランド推進費は終わりにさせていただきまして、続きまして事業番号020オリンピック・パラリンピック活用地域活性化首長連合事業費2,749万7,000円でございます。これにつきましては、三条市は市長がこの会の会長でございます2020年東京オリンピック・パラリンピックを活用した地域活性化推進首長連合に正会員として参加しております。これにつきまして、①番でございますが、正会員負担金であるとか地域活性化事業の実施に係る負担金、そのほか新虎通りで実施されております旅するマーケットへの参加費、最後③とございますが、オリンピックもございますので、羽田空港等での出展事業への参加ということでオリンピック・パラリンピックの事業費を計上させていただいているところでございます。  続きまして、3ページ目の4目観光費でございます。事業番号010観光事業費でございます。5,425万3,000円でございます。これについても主なものとして説明させていただきますが、①番といたしましてチッタスロー下田郷推進事業でございます。まず、チッタスローという言葉ですが、ありていに言うとスローライフとかそういった意味だと思って御了解いただければと思いますが、下田郷における様々な地域資源を活用した事業を実施いたします。他地域との差別化を徹底し、交流人口を増やしていくということで、具体的に申し上げれば、今年度も実施いたしましたが、フライフィッシングのイベントですとか、あとはカヌーラフティングのようなイベント等の実施をこの中で考えてございます。  ②番といたしまして、越後・南会津街道観光・地域づくり事業でございます。これにつきましては、八十里越道路、289号の開通を間近に見据えまして、福島県只見町と南会津町、289号沿線の町でございますが、こちらと連携することにより、これまでも只見町との間で連携して実施しておりましたが、より一層八十里越を介した観光施策を推進していくための事業でございます。下に項目がありますが、例えばこれまでもやっておりました体感バスツアーでありますとか、あとはこの会議に関するコンサルティング業務とか、そういったものをここには入れてございます。  続きまして、③番といたしまして、保内地区観光振興事業でございます。保内地区において交流人口の拡大を図るため、造園や園芸などの地域資源を生かした観光動線の創出に向けた検討を行うということにしております。先ほど西畠清順さんのお話が出ましたけれども、そういった動きもございますので、新しい保内地区の観光人口、ほかの地区から来た方の動きをこういった場で検討しながら、新しい観光の在り方みたいなものを検討してまいる所存でございます。観光事業費については以上でございます。  続きまして、4ページ目を御覧ください。事業番号の020観光施設費1億467万6,000円でございます。観光施設等の円滑な運営と適切な施設及び設備の維持管理等を行う経費でございます。幾つか項目並んでおりますが、大きいものでいいますと施設修繕料におきましては、例えばいい湯らていの空調設備であるとか、そういったものを入れてございますし、その下の段、指定管理料につきましては、塩野渕多目的集会施設、八木ヶ鼻オートキャンプ場、八木ヶ鼻温泉スポーツ交流施設、下田地域交流拠点施設、白鳥の郷公苑、吉ヶ平自然体感の郷、保内地区交流拠点施設、保内公園、これらの指定管理に係る指定管理料でございます。金額で申し上げますと6,975万3,000円でございます。  続きまして、事業番号030観光施設等整備事業費1,623万7,000円でございます。これにつきましては、①番といたしまして庭園の郷保内改修事業の920万円を計上してございます。これは本年1月24日に国土交通省より当道の駅、庭園の郷保内が重点道の駅として認定されたこともございます。そういったことにつきまして、今後この施設は授乳室等の子育て支援、そういったものの応援設備を設置していくということを考えておりますので、それら改修に係る費用を計上してございます。  続きまして、②番でございますが、保内三王山古墳群散策路整備事業の483万7,000円でございます。これは、保内地区にございます保内三王山古墳群につきまして、古墳群の周辺を一般の方に散策していただくための散策路及び看板等の整備を行うことにより、新たな観光資源とするために係る経費でございます。  最後になりますが、5ページ、5目露店市場費でございます。予算書のページでいいますと186ページから189ページでございます。事業番号が010露店市場運営事業費でございます。436万1,000円でございます。これにつきましては、露店市場運営補助金や市場組合への協力交付金等の経費でございます。  以上の説明でございますが、御審議の上、御決定いただきますようお願い申し上げます。 ○(片野商工課長) 続きまして、令和2年度三条市一般会計予算、商工費の第2表債務負担行為及び7款商工費の商工課所管分の歳出予算について御説明を申し上げます。  最初に、第2表の債務負担行為でございます。こちらにつきましては予算書7ページをお願いいたします。第2表債務負担行為、3県央土地開発公社が工業流通団地造成事業資金として借入れする資金については、その借入先に対し債務保証することができるもので、期間は令和2年度から令和3年度まで、限度額は17億8,780万2,000円でございます。  次に、商工課所管分の歳出予算に移りたいと思います。予算書は176ページ、177ページからになりますけれども、説明は資料ナンバー5でさせていただきます。2ページを御覧ください。7款1項1目商工総務費、事業番号040工業団地等費335万1,000円は、既存の工業団地の維持管理等に係る予算でございます。  資料3ページをお願いいたします。2目商工振興費、事業番号030商工業活性化事業費7,552万2,000円でございます。①コト・ミチ人材活用事業2,028万4,000円は、コト・ミチ人材育成事業負担金、市内企業が行うコト・ミチ人材等を活用した製品開発支援であるコト・ミチ人材連携支援事業補助金、また製品価値が伝わる魅力ある工場の空間づくりへの支援としての補助金でございます。  ③ニッチ分野進出支援事業1,013万2,000円は、企業が特定の分野で高い競争力を持ち、市場でも高いシェアを維持できるよう、専門家による支援を行うほか、開発された製品が東京パラリンピックでの競技用具に使用されることを契機とした情報発信等を行うものでございます。  ④金属加工産業維持支援事業966万1,000円は、部品加工系の小規模事業者に対して後継者として若手経営者を育成し、併せて営業力強化支援を行うものでございます。  資料は4ページをお願いいたします。⑥起業家等育成支援事業1,000万円は、起業家を育成する分野で専門のノウハウと経験のある企業や人材と連携し、起業意欲を持つ者に対して総合的な支援を行うものでございます。  ⑧海外販路開拓事業1,182万円は、燕三条貿易振興会が取り組む海外販路開拓事業で、市内企業が連携して行うJICAのODA事業、中国内陸部でのテストマーケティング等を支援するものでございます。  ⑨創業・事業承継等支援事業176万6,000円は、創業塾pontekiaや事業承継セミナーの実施のほか、創業後のフォローを併せて行うとともに、これからの働き方を模索している女性を対象としたセミナーを開催するものでございます。  ⑩外国人材受入促進事業35万3,000円は、人材育成に関する覚書を締結しておりますベトナムバリア・ブンタウ省からの技能実習生等の受入れ支援と日本語講座等を通じて技能実習生と市民との交流を促進するものでございます。  資料は5ページ、中段をお願いいたします。事業番号040伝統的地場産業振興事業費1億93万6,000円でございます。  ①新規鍛冶人材育成事業1,863万1,000円は、鍛冶の分野において次代を担う若手鍛冶職人の発掘、育成とともに、雇用する鍛冶事業者に対して支援することにより、鍛冶技術の維持、継承を図るものでございます。  ③地場産業技術継承事業1,657万3,000円は、鍛冶以外の分野の基礎技術を継承する人材を育成するため、若手の基礎技術継承人材の雇用を支援するものでございます。  ④海外情報発信事業2,300万円は、ジャパン・ハウス・サンパウロでの燕三条工場の祭典を基軸とする企画展の実施による南米市場開拓のほか、ロンドン及びシンガポールの企画展でのつながりを生かした新たなビジネスチャンスの創出とインバウンドの拡大につなげていくものでございます。  ⑤日本鍛冶学会事業1,183万6,000円は、全国の鍛冶の産地が連携し、課題解決の場づくりとして学会を開催するとともに、たたら操業から鍛冶製品製造までを一貫して実施し、日本の鍛冶技術、文化を発信することで鍛冶製品の付加価値と鍛冶職人の地位の向上を図るものでございます。  ⑧燕三条工場の祭典連携イベント開催事業724万円は、燕三条工場の祭典における連携イベントとして、産地の祭典を開催するとともに、男女ともに家事を楽しめるキッチンイベントを実施するものでございます。  ⑨燕三条工場の祭典拠点整備事業300万円は、JR燕三条駅内に、地域を訪れた方が工場の祭典の世界観を通年で感じることのできる空間やコンテンツなどの整備を行うものでございます。  ⑩遊休鍛冶工場利活用検討事業28万円は、産業観光資源や鍛冶技術継承の場として遊休鍛冶工場の利活用について検討を行うものでございます。  資料の7ページをお願いいたします。⑪、鍛冶ミュージアム整備事業1,133万1,000円は、令和4年度の図書館等複合施設の開館に向けて、ものづくりの歴史や世界観を伝えるための展示内容等を検討するものでございます。  事業番号060金融対策事業費は14億7,471万5,000円で、前年度比3億3,170万6,000円の減でございます。大きくは、既存貸付けの償還が進んだことによる預託金の減及び新規貸付件数の減少によるものでございます。  資料は8ページ下段をお願いいたします。事業番号070商工団体振興事業費3,840万円は、産業振興を図るための三条商工会議所、栄、下田商工会が行う事業に助成を行うものでございます。  資料は9ページ中段をお願いいたします。事業番号080燕三条地場産業振興センター費1億9,781万2,000円でございます。地場産センターで行われる各種の事業を通じ、地域産業の活性化支援を行うもので、燕三条工場の祭典や燕三条ものづくりメッセの開催、海外販路支援等に係る事業費を原則燕市と折半で計上させていただくものでございます。  次に、資料は10ページをお願いいたします。3目雇用促進対策費1,254万8,000円でございます。②求人求職マッチング事業256万4,000円は、求人情報サイトであります三条おしごとナビの運営を行うとともに、女性や高年齢者等の雇用を促進するための企業見学ツアー等を実施するものでございます。  ③インターンシップ受入促進事業660万円は、首都圏等の大学生に対する実践的なインターンシップを通じて、学生と企業の交流や相互理解の深化を図るものでございます。  以上で説明を終わります。御審議の上、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義委員長) これより質疑を行います。 ○(長橋一弘委員) 前半と後半で区切っていただければ一番よかったんだけど、もう内容が盛りだくさんでございまして、まず前半から参ります。  資料ナンバー4の1ページ、御説明いただきましてありがとうございました。それで、いろいろなことで久松農園さんはもう全国的に、知る人ぞ知る方、有名な方で、コンサルタント、コンサルティングにおいてはもう十分すばらしい業者だなということは理解しています。ただ、気になるのは、いろんなコンサルティングとかコンサルタントだとか、コンサルティングフィーの予算計上があまりにも多いんではないかと。  私は、市の職員の方、もう識見、知見を身につけていらっしゃる方が十分いらっしゃると思うんです。もちろん餅は餅屋だから、そういう外部委託に頼る部分は、当然必要だと思う。ただし、持てる能力がありながら、残念ながらそういう発揮できる場がない、またあまりにも忙しくて、そんなことなんて言ったら失礼だけど、できないのか、いろいろ考えられると思うんですけど、もう少しよく考えていただきたい。ちょっとごめんなさい、前置きが。
     さっき言うべきこと、これにも関連することなんだけど、85画のうち今まだ10区画、成約率11%だ。これ大丈夫かなと思うんです。そういう中において市長から、専門業者じゃないから云々かんぬんというふうな答弁がありました。私は、それを受けて、上手なこと言えないから売れないんだよという、そういう弁解されたのか、詭弁なのか、私はそのように受け取った。それであれば、そういうことにこそコンサルティングを入れるべきじゃないかなと、逆にそう思うんです。ごめんなさい、前置きが長くて。  1ページの事業番号010、12節のコンサルティング業務委託料、これ1,000万円、アウトドアアクティビティー、それとプロモーションの専門家を招聘しているんだということで、1,000万円のコンサルティングフィーかけるだけの業者さんはどなたですか。 ○(森田営業戦略室長) コンサルティング業務委託をする企業につきましてはまだ未定でございますが、どういった会社かといいますと、我々が期待したいのは、まずプロモーションであるとか、ブランディングをきっちりマーケティングに基づいて、この地域でどういった方をターゲットにするべきかとか、そういったことに卓越したような企業にお願いしたいと思いますが、ただこのコアになるのは、ここに専門家と書かせていただいたのは、今ほどお話もありましたけれども、我々では得られない知見をいただきたいと思っています。というのは、これ日本国内だけではなくて、国外も含めて発信をしていきたいと考えておりまして、この専門家の方には外国人の方、アメリカ人の方を今予定しております。この方は、もともとインバウンドのプロモーション関係も携わっておられますし、実際にアウトドアのアクティビティーのガイドもして自分で稼いでおられるという方でもございます。なかなかそこまでの知見は我々ございませんので、そういった方にお願いして、その方を入れ込んだ上で、全体で1,000万円のプロジェクトということで検討しておるところでございます。  ですので、中身につきましては、ただ御助言いただくだけの予算ではなくて、ウェブ発信とか情報発信等ブランディング、この地域の素材をちょっと見ていただいて、こういうふうに発信したほうが国内にも国外にも受けますよというようなことをお話しいただくとか、あとはもちろんその結果の検証であるとか、実際この地域でラフティングであるとか、漁協さんも含めて実際にアウトドア関係をされている団体さんがおられますので、もうちょっとこうやったほうが稼げるよとか、そういった御助言をいただこうと考えておるところでございます。  以上です。 ○(長橋一弘委員) 大変よく分かりました。室長さんでしたっけ、本当立派な答弁で、また説明も非常に分かりやすい。  それと、私が何でこんなことあえて言うかというと、私もコンサルティング業界に身を置いたことあるんです。眉唾業者が多いんです。ですから、気をつけていただきたい。  そういう中において、まだ業者が決まっていない。それと、三条市のニーズはこうだよと。これに応えられる方どうぞという形で、入札ではないんだけど、いろんな企画提案してくださいみたいな形での業者選択の方法を取られているんですか。 ○(森田営業戦略室長) 本年度予算が決まった後にはなりますが、いわゆるプロポーザルの形がいいのか、それとも外国人の方、実際もう既にいろいろなマーケティング活動をされている方ですので、その方からお話しいただいて、どういったところがいいのかとか、いろいろお話しいただいた中で一番いい方法で決定したいと考えておるところでございます。 ○(長橋一弘委員) 了解しました。ぜひそういう形で業者選定していただきたい。  それと次の質問が、同じフィーなんだけど、3ページの観光事業費に関するコンサルティング業務委託料5万5,000円、それとコンサルティング業務委託8万8,000円、これはぐっと値段が落ちるんだけど、このコンサルティング企業も委託しようかなということで、まだここも決まってないわけですか。 ○(森田営業戦略室長) まず1つ目、3ページの①番のコンサルティング業務5万5,000円につきましては、これにつきましては……55万円ですね。 ○(長橋一弘委員) 55万円です。すみません。 ○(森田営業戦略室長) 55万円につきましては、本年度から実はもうアドバイザリーでフライフィッシングのプロの方を招請して、川を見ていただいておりますので、この方は変わらず、来年度も引き続きこのプロフライフィッシャーの方に、年間5回程度こちらに来ていただいて、川をよくしていくためのアドバイスとか、そういったものをいただこうと考えてございます。  その次、②番の88万円でございます。②番につきましては、越後・南会津街道観光・地域づくり事業ということで、今度会議を設けることにしております。この中でアドバイザーとして山田桂一郎先生という方を考えております。  山田桂一郎さんは、スイス在住なんですけれども、いわゆる日本のDMO関係、あとはマーケティング関係に非常にお強い方でございまして、政府のインバウンド関係の委員もされている方でございます。  この方につきまして、広域観光、三条市だけじゃなくて只見町、南会津町も含めた中でどういったブランドでやったほうが他地域と差別化できるかみたいなことをこの先生からお話いただこうと思っていますので、ここにつきましても相手方は決まっております。  以上です。 ○(長橋一弘委員) 大変よく分かりました。釣りが好きな職員なんて幾らでもいらっしゃるようなんだけど、55万円かける以上の成果を見いだせると私も思いますので、ぜひひとつそういう形でコンサルティングを受けて、いい形の結果を出してください。  それと、今度後者のほうです。予算書の7ページ、債務負担行為、ちょっと分からないんで、説明していただきたいんですけど、例の県央土地開発公社、これ先ほども例の団地のことで、令和元年度に5億3,000万円の限度をもって債務保証するのをひとつ了解してくれと。いや、限度設けるのは大変にいいことです。もう限度を設けないで何でもかんでも債務保証するよなんていったら、それこそもう結果は見えていますから、限度設けてやってください。  それと、予算書の7ページにある17億8,700万2,000円、約18億円、これが令和2年から3年度までで約18億円ですよということと、事項で書いてあることは県央土地開発公社が工業流通団地造成事業資金……こっちは工業流通団地か。先ほどは住宅団地。この違いですね、5億3,000万円と17億8,700万2,000円。分かりました。  なんだけど、以前の決算書の中で、県央土地開発公社で、ちょっと見てほしいんだけど、平成31年から平成33年、まだ元号が変わっていない頃ですけど、25億円まで債務保証を了解ということが予算で通っているということなんだけど、聞きたいのは何かというと、ここは県央土地開発公社のことを云々かんぬんする場ではないことは百も承知ですけど、今実際に県央土地開発公社の債務保証の限度額はここまでよということは分かりました。まだオーケー出ていないけど。  債務保証している実際の債務補償額というのは、今幾らか返答できるものですか。今分かんなければ後でまとめて。県央土地開発公社、三条市が債務保証して借入れを起こしている実際の額がどのくらいなのか。どうぞ。 ○(笹川建設部長) 公社を所管している部長としてお答えいたします。  県央土地開発公社の借入れにつきましては、工事が完了してからその金額を銀行から借入れを行うと。それについて限度額を幾ら幾らという形で議会から承認をいただいて、その範囲内で銀行から借りるという形でございますので、まだ現在進行中ですので、最終的に幾らという形は今現在は確定しておりません。ただ、限度額として今回17億8,780万2,000円という形で議会から承認をいただきたいということでございます。 ○(長橋一弘委員) これは、工業流通団地で、住宅団地はこれからのことなんだろうけど、実際に三条市が県央土地開発公社に債務保証するから借りていいよと言ったのはほかのもので、まだゼロということですか。 ○(笹川建設部長) 今回お願いしているこの17億8,780万2,000円というのは、今工業流通団地の工事として令和2年度から3年度にかけて、マックスこの金額で工事をさせていただきたいということでございますので、今現在ここに載っているものについては借入れはしておりません。 ○(長橋一弘委員) 三条市が県央土地開発公社に債務保証オーケー出して、県央土地開発公社がほかのことで借りている借入金というのはないんですかということを聞いたつもりですけど。 ○(笹川建設部長) ここの事項に書いてある、こういう目的でこの金額でという形で議会から承認をいただいておりますので、それ以外のことでは借入れをすることはできないという形でございます。 ○(長橋一弘委員) じゃ、その件については後でちょっと詳しくまた個別にお聞きしますので、お願いします。  ブラジルのサンパウロ云々って何ページだっけ、課長。申し訳ない。   〔「5ページ」と呼ぶ者あり〕 ○(長橋一弘委員) 資料5ページ。まあ、いいわ。それで、それ見て質問しなきゃいけないんだけど、私も燕市の業界の人と、懇意にしている人が何人かいらっしゃいまして、最近の三条市何よというようなこと言う人がいるんです。私は、それなりにきちんと説明はしているつもりなんだけど、また余計なことを言うけど、三条市立大学になりました。そうすると、ますます燕市は、インターンシップだ云々と言われても、三条市が単独でやっているんだからいいやと。  それと、新しい方はお分かりでいらっしゃらないけど、地場産、先ほども折半で負担するって、当然だと思うんだけど、例えばレストラン事業にしたって、レストランのリニューアルにしたって、あれ三条市が全額負担です。  そういうところで、聞きたいのは何かというと、ブラジルのサンパウロの云々かんぬんというのは、燕市の業界というか、その辺、燕市の上層部にもきちっと話を通して、また三条市が独り相撲やっているみたいなことを思われてもかなわないし、その辺どうなんですか。どうも燕市あたりは、いわゆるコミュニケーションというか、もう三条市は独自で独り歩きしているみたいな部分が本当に感じられてしようがないんです。その辺課長はどのように、ひとつ御答弁いただけますか。 ○(片野商工課長) これは、既に御案内のとおりでありますが、もともとジャパン・ハウス・ロンドンに始まるジャパン・ハウス事業につきましては、地場産業振興センター事業ということで展開をしてきた経緯がございます。その中でジャパン・ハウス・ロンドンで非常に大きな成果が上がったということから、同じ系列のジャパン・ハウス・サンパウロから外務省を通じてお声がけをいただいたという背景があります。  ですので、一度は地場産業振興センターの理事会の中でこの取扱いについての議論が交わされたと承知しておりますが、結果的には地場産センター事業という形で、来年度という形にはならなかったものですから、我々としては工場の祭典も含めてこれまでやってきた実績、あるいはジャパン・ハウス・ロンドンの成果等々認めていただいたということ、また直接外務省を通じてサンパウロからもお声がけいただいたこと、そういったことを踏まえますと、三条市としては、ある種燕三条地域を背負った中で、我々としてしっかりとこの事業を受け止め、実施することがこの燕三条地域の産業活性化につながるものであろうという判断をいたしまして、今回上程させていただいたという経緯でございます。 ○(長橋一弘委員) そういう経緯をぐだぐだ話してもらっても、そんなことは分かり切っていることであって、いいと思うからやることであって、ただ私の言いたいのは、燕市に賛同いただくのは問題ないんですか。25日も、私地場産のメンバーじゃないから、分からないけど、理事会が開催予定です。そういう中でトップ同士が何か非常にそごがあるような感じがしてならない。だから、三条市はこうですよなんて言いながらも、予算計上しました、通りました、じゃ燕市の賛同をいただけるんですかといったら、そこはまだまだクエスチョンということであれば、慎重に取り組まなければならないと思うんです。  これで最後の質問にします。答弁お願いします。 ○(片野商工課長) 今申し上げた経緯がございましたけれども、三条市が今回上程させていただき、予算が通していただけるのであれば、燕市からは、これはもう三条市がそういった形で実施することになれば、燕三条地域ですから、企業さんは燕市も三条市もありませんというか、一緒ですので、業界はしっかりと協力いたしますし、燕市も必要な、情報共有から含めて、お手伝いなり協力は、できることはやりますよというところは確認が取れているところでございます。 ○(長橋一弘委員) 確認取れている。 ○(片野商工課長) 取れております。予算が当然通ればという前提になりますけど…… ○(長橋一弘委員) いやいや、予算通るでしょうよ。  私が一番危惧するのはお金なんです、お金。さっき折半という、私当然だと思うんだけど、三条市は幾らか知らないけど、2,000万円出したんだったら、燕市も応分の負担で2,000万円お願いしますよと。以前も部長さんが答弁なさって、燕市には応分の負担をお願いします云々ということが、またぶり返すけど、レストランの改修費だ、ビジュアル化だで、あれ何よって。燕三条の産品宣伝しているんでしょう。決して三条市だけじゃない。何で三条市だけがお金出す必要あるんだと私は個人的に思うんです。そういうことで、お金の面は大丈夫なんですか。これを本当に最後にします。 ○(片野商工課長) 今回サンパウロ事業費としては2,000万円ということでお願いしておりますが、これについては地域創生推進交付金を充てさせていただきたいということも含んでの今回の上程でございます。 ○(長橋一弘委員) それは、三条市でしょう。 ○(片野商工課長) はい。三条市としてその2,000万円を地域創生推進交付金に充てて、認められれば一定の国の予算が充当された中で展開できるものと考えております。 ○(長橋一弘委員) 結構です。 ○(佐藤和雄委員) インバウンド戦略推進事業費、台湾の理美容業界関係者を対象に研修旅行、見学旅行の誘致を図るということでございますが、特にそういう業界の関係者を最初に選ばれたのはどういうことからであるのかお尋ねいたします。 ○(森田営業戦略室長) 台湾からのインバウンドということで申し上げますと、全国どの自治体も相当取り組んでいる分野でございまして、正直言いますといろんなものがあるから、来てくださいというのはもう通用しない状況でございます。  その中で、本年度台湾のプロモーションにつきましては、実際担当者が台湾に赴きまして、現地の旅行会社等にもヒアリングをしております。ヒアリングだけじゃなくて、もちろんこっちに来てくださいというセールスコールもしているんですけども、その中で三条市で生産される美容ばさみ、ある程度のシェアがあるコスモスミスさんとか、実際に使われている方がいるというような情報ですとか、あとはネイルニッパーなんかはかなり魅力的だよと旅行会社からの情報としてありまして、そういった製品を実際に仕事で使っている方が、それだけ見に行くわけじゃないにしても、例えば東京に行ったついでに三条市にも寄ろうかもあるんだと思うんですが、そういったことも含めまして、そういった業界の社員旅行であるとか、あとはそういった美容系専門学校というのも日本にもありますし、台湾にもありますので、そういったところに修学旅行先等としてアプローチするのもよいのではないかという、向こうの旅行会社からもちょっと生の御意見もいただいたもんですから、実際我々のスタッフが台湾の理容店に取材してもやっぱり使われているということも分かりましたので、そういったところを一つの切り口にして、漫然とやることなくポイントを絞って、我々の地域の強みを見せるようなツアーにしたいという趣旨からこういった事業に仕立て上げているところでございます。  以上です。 ○(佐藤和雄委員) 旅行業者の情報を基にそういうふうに進められるということに関してはすばらしいことだと思います。やっぱり現地に詳しい人の情報ですので、相当の期待が持てるんじゃないかと思いますが、第2弾、第3弾として、やはり三条市の特産品をPRできるような展開を図っていただくように御期待するんですが、いかがでしょうか。 ○(森田営業戦略室長) こちらでは、美容業界と書いておりますが、当然料理人であるとか幅広く、要は台湾の業界、我々の地場産品とつながりのあるところというのは業界としてはありますので、今回切り口としては美容業界でございますが、裾野は広い分野だと思っていますので、そのプロモーション、我々の営業活動についてはそういったところも視野に入れながら当然進めていきたいと考えております。 ○(横山一雄委員) 先ほど来燕市との問題等が出ておりますので、貿易振興会が取り組む海外販路開拓事業はどんなのですか。 ○(片野商工課長) 燕三条貿易振興会が取り組む海外販路開拓事業ということでございますが、大きく申し上げれば今最も注力しているところがベトナムであります。ホーチミンの市内にいわゆるアンテナショップというものを設置し、JICAのODA事業とも絡めた中で燕三条リモートブランドを創出し、そこから製品の販売促進、販路開拓を進めていくというところが一番大きな注力をされるポイントであると聞いておるところでありますし、それ以外になりますと、通年、例年ですけれども、ヨーロッパ、ロシアの方面、それからドイツ圏ですとか、そういったところへの見本市、あるいはテストマーケット、そういったところに注力されていると理解しているところでございます。 ○(横山一雄委員) 大綱でも少し申し上げましたけど、燕三条貿易振興会の会員は何名でございますか。 ○(片野商工課長) 現在会員83社でございます。 ○(横山一雄委員) そのうち燕市の企業は何社参加しておられますか。 ○(片野商工課長) 83社のうち11社でございます。 ○(横山一雄委員) 先ほど来も話がありますように、役員名簿等を見ましても燕市の有力な企業も入っておられますし、燕市の商工会議所会頭が相談役として貿易振興会に対して面倒見ておられるわけであります。昨年も同じこと申し上げましたけど、なぜ燕市は負担しないんですかということについては、納めていただくように努力、交渉するように受け取ったんですけど、それでよろしいんですか。 ○(片野商工課長) その点につきましては、実際に事務局側と意見交換といいますか、そうした我々側の意向は伝えてはおります。ただ、事務局、先方の内部で今ほど申し上げた燕市の企業がまだ少ないからなのかというところは、ちょっと我々が判断するところではございませんけれども、今のところ確認の中では、例えば来年度我々が貿易振興会に今回上程させていただいているような形で燕市が予算要求されているという情報はないところでございます。 ○(横山一雄委員) 補助金ならまた話は別だけど、予算を負担金で上げているわけでしょう。負担金って何なんですか。両方で参加者が負担するというのが、もちろん地方自治法もそうですし、地方財政法もそうですし、三条市の財務規則からいっても、負担金であればやはり内容の状況によって負担していただくというのが原則だと思いますが、その辺はいかがなんですか。 ○(片野商工課長) もともと燕三条貿易振興会は、三条貿易振興会ということで、たしか平成29年でしたでしょうか、改組されて燕三条貿易振興会。それによって燕市の企業様にも正式に門戸が開かれるという形になったわけです。2年ぐらい経過されていると思いますけれども、我々としては、すみません、繰り返しの答弁になりますけれども、引き続き我々の思いは事務局側にはお伝えしていきたいなと思っておりますが、今の時点では先ほど申し上げたとおりの状況であるということを御理解いただきたいと思います。 ○(渡辺経済部長) 1点補足させていただきます。  負担金という御指摘でございましたけれども、我々としましては燕三条貿易振興会が展開されているベトナム事業であるとか、海外展開の事業につきまして、我々も賛同させていただいているというところから、我々としてもベトナムでぜひとも足場作りをしていただきたいということから負担金という形で支出させていただいているものでございますので、御理解いただければと思います。 ○(横山一雄委員) 理解も何もありませんけど、負担金ということであれば、やはり応分の負担があってもらうべきだと思います。その辺は、これは平成29年ですよね、三条貿易振興会に燕市も仲間に入れて、燕三条貿易振興会となったのは100も承知しておりますけれども、さっきちょこっと話も出ましたけど、何か燕市との関係がうまくいっていないんですか。 ○(渡辺経済部長) 決してそういうことではないということだと思います。我々としましてはそういうふうには受け取っておりません。  ただ、細かい部分についてはいろいろお考えがあるのかなと思っているところでございますけども、これからも燕市と、外から見れば燕三条という地域で一緒でございますので、燕三条という形の中で一緒に取り組むべきところは一緒に取り組んでまいりたいと考えているところでございます。 ○(横山一雄委員) これは燕市にどうしても理解していただいて、応分の負担だけは絶対していただくべきだと思います。そうでなかったら、総事業費のうちから三条市の分を減額すべきだと思います。燕市の企業もこんなに有力企業の方が十二、三、ここへ御要望いただいたのから見れば、参加しておられます。三条市の市民の税金で三条市だけが負担するなんていうのは、私はよろしくないと。そのことをぜひ燕市からも応分の負担を円満にいただくように努力してください。 ○(渡辺経済部長) 御指摘の向きは燕三条貿易振興会にはお伝えしたいと思います。 ○(坂井良永委員) いつものことですけども、商工会議所の取組について質疑いたします。  会議所の組織率、加入率、大体50%前後で行ったり来たりだと思うんですけども、今現状はどうなんでしょうか。 ○(片野商工課長) 現状49.08%でございます。 ○(坂井良永委員) 去年よりも加入率が下がっているということですね。  それで、補助金で2,500万円での使途ですけども、地場産業の活性化とか販路拡大、それから中心市街地活性化ということで載っておりますけども、これらについては地場産センターが全部やっているし、それから商工課以外のところでも中心市街地とかいろいろやっていると思うんですけども、これは結構重なる部分があるんですか。 ○(片野商工課長) もしかしたら以前にもお答えしたようなことになるかもしれませんけれども、すみ分けに関しては基本的にはできているものと認識しておりまして、例えば具体的に申し上げれば、地場産センターであれば同じ地場産業、ものづくりの中でも具体的な加工技術、そういったものを中心として、受注に関する支援という役割であると思いますし、商工会議所であれば、BtoC、道具、工具類、そうした製品を中心とした、そういったものの販路開拓支援に力を入れているところと考えております。三条市ということになれば、基本的には市長をはじめとしてトップセールスの中で、燕三条ブランドを含めて、特に最近は海外に向けてのイメージ発信という形ですみ分けをさせていただいていると思っておりますし、中心市街地活性化に関して言えば、市役所の中であれば地域経営課という部署がございます。そことはすみ分けというか、連携しながら、中心市街地を面として捉えた中でそれぞれの役割を見ながら活性化につなげていくという認識で取り組んでおります。 ○(坂井良永委員) いつもの答弁ですけど、できれば市で小さな業者にも目を配ってひとつよくしていただきたいと思います。  それから、企業対策でちょっとお聞きしたいんですが、今回県の特別融資に対して75%の補助を支援するということですけれども、これ結構県内では100%補助あるんですよね。五泉市とか燕市とか柏崎市とかみんな100%補助ですから、ここで言ってもしようがないかもしれないけども。それから国が今度無利子で無担保の融資をつくるというんです。そうしますと、結構そちらを借りる方がいらっしゃると思うんです。今三条市の小規模企業者の制度融資が幾つかありますけども、新たに借りるというよりも、新型コロナウイルス、先が全く見えないわけです。ですから、本当にせっぱ詰まった人は借りざるを得ないけども、借りても返済が難しいなと思う場合、条件変更、取りあえず半年、1年、元金を据え置くというようなことについても柔軟に対応していくべきかと思うんですけども、その制度融資についてはどうなんでしょうか。 ○(片野商工課長) 今委員さんおっしゃったとおりでございまして、通常今小規模事業者向けということになると、我々、市の制度融資で一番大きなところは中小企業振興資金と小規模企業者振興資金とあります。小規模企業者振興資金は補助率75%補助という形ですし、中小企業振興資金は国ごとに少し補償の率が何種類か分かれておりますけれども、実はこれもちょっと議会の答弁でもさせていただいたこととかぶるかもしれませんが、三条市は平成30年4月から貸付利率を1.9から1.3に、今申し上げた制度についても下げさせていただいた結果、かなり借入れの件数が伸びておりまして、大分利用が増えてきているなという状況がある中での今回の新型コロナウイルスのこともあります。今回我々は厚く、別メニューで県の制度にのっかった形での保証料補助というものをまたつけましたので、そういう意味では使っていただける制度の選択肢が増えてきているのかなと、提供できているのかなとは思っておりますが、今委員さんがおっしゃったところも個々の事業所が抱える事情ではあると思いますので、そこについては金融機関とよくまたコミュニケーションを取りながら考えていきたいと思っております。 ○(坂井良永委員) 据え置きした場合、一般的には条件変更になるわけです。条件変更になると、金融機関から見れば時効扱いになってしまうんです。ですから、時効扱いにならないように、制度融資については金融機関ともきちんと話して、例えば半年据え置く場合は時効扱いじゃないんだよというような取扱いができるような、そういうふうに進めていただきたいと思うんですが、どうでしょうか。 ○(片野商工課長) 現時点でもケース・バイ・ケースではありますが、ある程度柔軟に金融機関のほうでも対応していただいているとも思っておりますが、今状況が状況ですので、我々からも機会を見て、そうしたお話は積極的にさせていただきたいと思っております。 ○(山田富義委員長) 副委員長を交代いたします。   〔正副委員長交代〕 ○(坂井良永副委員長) 委員長にかわり、暫時委員長の職務を行います。 ○(山田富義委員) 先ほど申し上げた造園業のビジネスモデルとみんな関連してくるかと思うんですが、010観光事業費の保内地区観光振興事業43万円なんですけども、この43万円で交流人口の拡大をはかるというのは、内輪だけで検討するような予算なんですか。何かほかに考えていたら。 ○(森田営業戦略室長) 保内地区観光振興事業につきましては、本年度は花見山というようなことで、地区の地域代表の方であるとか、保内公園の管理の方であるとかを集めて検討しておったんですけれども、先ほど来出ています西畠清順さんの話が来年度ありますので、まだ誰を呼んだらいいかというところまでは確定しておりませんが、新しい保内地区の動き、保内地区というか、造園の動きがございますので、そういった方を会議に取り込んでいくとか、西畠さんそのものというのはなかなか難しいにしても、この地域で新しい形のビジネスをやっていかれるような方からそちらのほうに入っていただく等の検討をしてまいりたいと考えております。 ○(山田富義委員) また関連してくるんですが、020観光施設費の保内地区交流施設で1,118万3,000円ですよね。これは、指定管理料でもないんですか。 ○(森田営業戦略室長) 指定管理料でございます。 ○(山田富義委員) またその下に保内公園3,877万3,000円と出ているんですけれども、これも指定管理料ですか。 ○(森田営業戦略室長) 指定管理料でございます。 ○(山田富義委員) 先ほどのビジネスモデルと、保内地区交流拠点施設と、保内公園と、かなりの金額が出ているわけなんですけれども、私前に、前の施設のときだったか、保内地区へ行くと立派な庭もある家もありますし、1つのルートができて、観光マップができて、そういうビジネスもしていったらいいんじゃないかなと思うんですけれども、実際今の保内の道の駅も前よりも品物がいっぱいになったんです。ただ逆にいっぱいになり過ぎて、何となく落ち着かないような雰囲気になっているもんですから、本当にね、品物が保内地区のものとは限らない。煎餅だとか、お菓子とかいっぱい並べてありますよね。確かににぎやかになったんですけれども、そういうもっとすかっとした中でビジネスモデルのルートとその辺を総体的に考えるようなことも将来的にはどうでしょう、考えてみませんか。 ○(森田営業戦略室長) 現状、保内地区の2大交流地点というのは保内公園と道の駅、庭園の郷保内でございます。保内公園について言うと年間で4万人程度のお客さんが来られています。道の駅でいいますと20万人、道の駅は相当人気ですし、売上げが上がっている現状もございます。今お話しいただきましたとおり、単独の施設で行って帰るというよりも、やっぱり交流、要は動線の問題が交流人口の拡大では一番大事だと、お金を落とさせるという意味でもそうなんですけども。そういったことを考えますと、本年度予算で、例えば保内公園に来たお客さんがその後道の駅に行く、もしくはトレッキングであそこの植木山、裏手の山をトレッキングした方がその後、要はそこで見たものを何か買って持って帰るじゃないですけども、何かそういう動線をどうやっていくかということも、おっしゃるとおりで、一番大事なことだと認識しております。併せて、次年度予算で観光施設等整備事業費で先ほど申し上げましたとおり、保内地区の三王山古墳の整備も実際に図りますので、新たな観光コンテンツも生まれますので、そこはお客さんの動きをよく考えて、1つだと魅力的じゃないものも2つつなげると魅力になるものもございますし、物を買って帰るとか、そういったことも含めて動線を考えていきたいと思っております。  以上です。 ○(坂井良永副委員長) 委員長を交代します。   〔正副委員長交代〕 ○(横山一雄委員) 1つだけ聞かせていただきます。資料3ページで、会津との観光地域づくり、それちょっと載っておりますが、先ほど山田桂一郎先生のお話も出ましたけど、御承知のとおり、あそこはトンネルばっかりでございまして、あのすばらしい景観をどう生かすかということは私は大きな課題だと思いますので、可能であればまず工事用道路を活用することも、今後只見町とのいろいろな協議の中で検討していくべきではないかと思いますが、いかがでございますか。 ○(森田営業戦略室長) 今ほどお話ございました越後・南会津街道観光・地域づくりの方向性でございますが、もちろん道路の活用もそうですし、道路だけに着目しているわけでもございません。要はそもそもの八十里越の山道もどうやって使っていくかとか、そういったことも含めて多面的に検討して、八十里越という言葉自体、日本にはここしかないと聞いておりますので、まずはその認知度を上げるような取組を、専門家も入れながら検討していくということを一番大事にした上で、そのために何をすることが他地域と差別化した情報発信ができるのか、コンテンツをつくれるのかということを考えていきたいと思っております。その検討の中でそういった今の既存のインフラの活用であるとか、そういったことができるのかどうかということは検討してまいりたいと思います。 ○(横山一雄委員) それから、説明資料5ページの新規鍛冶職人の育成でございますけど、現在鍛冶職人というのは、改めて何人いらっしゃるんですか。それをどの程度まで育成していこうというお考えなんでしょうか。 ○(片野商工課長) 新規鍛冶職人人材育成に係る取組になりますけれども、委託の部分と補助金の部分と2種類ございます。これまでの育成してきた経緯ということになれば、委託に係る部分ではこれまで5名の方を育成している状況があります。それから、補助事業、補助金の制度には、これまで6名の方が補助事業を受けて育成されているという状況でございます。
    ○(横山一雄委員) 三条市のすばらしいたくみの技を今後もずっと残して引き継いでいかねばいけないと思いますけど、今5人、6人ですか。その程度といえばあれですけど、それで十分なんでありますか。 ○(片野商工課長) もともとこういった鍛冶人材を育成しなければいけない状況、いわゆる技術の継承が危ぶまれるという状況が生まれた中で、最初にいわゆる委託事業という形でスタートいたしました。それが平成23年でありましたけれども、その委託は鍛冶集団が雇用主になって、市内外の若者を中心とした多くの方を後継者にするべく育成、あるいは最終的には独立というところを目指して取り組んでおりましたけれども、なかなかそうした方々が毎年毎年いっぱい出てくるということが、やっている中で難しい状況もあるなということが分かったもんですから、その後この補助金の制度を新たに立ち上げさせていただき、この補助金の制度は実際直接鍛冶の事業者に雇用主になっていただいて、まさに働いていただきながら鍛冶の技術を学んでいただき、もしかすると将来的に後継者にもなり得る人材になるのではないかということに期待を持ちながら、委託事業よりはちょっと緩やかといいますか、直接雇用という形の中で新たな補助事業を加えさせていただいたという状況でありますので、それが今の5名、6名の11名という状況になっておりますが、まずはその11名の方々がしっかりと独立もしくは後継者になり得るような形で取り組んでいくことが大事かなと考えているところでございます。 ○(山田富義委員長) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― ◆第1表歳出、第8款土木費及び第2表債務負担行為、第8款土木費について ○(山田富義委員長) 次に、第8款土木費について順次提案理由の説明をお願いいたします。 ○(太田建設課長) それでは、続きまして令和2年度一般会計歳出予算の8款土木費について、建設課所管分の説明をさせていただきます。  資料は、本日の委員会資料ナンバー8となります。並びに予算書につきましては、188ページ、189ページをお願いしたいと思います。なお、私からは予算書から主要なものを抜粋いたしまして、資料ナンバー8にまとめさせていただいておりますので、説明につきましては資料ナンバー8を中心にさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  8款土木費、1項土木管理費、1目土木総務費でございます。予算書は189ページからでございます。事業番号020社会資本包括的維持管理事業費1億9,923万2,000円でございますが、社会インフラの効率的、安定的な維持管理を継続するため、本年度より区域を拡大いたしました嵐北地区並びに新たに取組を始めました下田地区での包括的委託を引き続き行うほか、令和3年度の導入を目指します栄地区の区域拡大に向けた検討を行っていく経費でございます。なお、資料はポツがございまして、2つ目のポツに社会資本包括的維持管理業務委託料1億8,641万1,000円がございますが、これは令和元年度から令和5年度までの5年分のうちの令和2年度分、嵐北、下田地区それぞれの費用となってございます。参考に内訳を申し上げますと、嵐北地区におきましては1億5,030万4,000円、下田地区におきましては3,610万7,000円となるものでございます。この2つの地区を合わせて1億8,641万1,000円でございます。  次に、事業番号030一般経費でございますが、1つ目のポツ、R289フルコース踏破事業負担金90万円でございます。これにつきましては、国道289号、八十里越の早期整備を地域の皆様からも盛り上げていただくとともに、本年から新たに始めました三条市、只見町の高校生の人的交流も含めた支援を行う経費として90万円見積もらせていただいているものでございます。1つ、ポツ飛びますが、技術者資格取得支援事業補助金200万円でございますが、これは市内の建設業者等が従業員に大型特殊運転免許や建設機械の技能講習などの建設技術等の資格を取得する場合にその経費の2分の1を限度として補助を行うものでございまして、今年度も非常に多くの方々から申込み頂いている取組でございます。  資料を1ページおはぐりいただきまして、2ページ目をお願いしたいと思います。予算書につきましては1枚おはぐりいただきまして、193ページをお願いいたします。2項道路橋梁費、1目道路橋梁総務費でございます。事業番号010道路管理費3,012万3,000円でございます。1つ目の損害保険料152万8,000円につきましては、これは市が管理します道路の損害賠償責任の保険料でございます。2つ目の道路関係調査委託料180万円は、新たな市道認定等が出てきた場合の測量等の委託料として経費を見積もらせていただいているものでございます。  事業番号020街灯管理費6,738万8,000円でございます。2つ目の器具修繕料300万円につきましては、街灯の灯具や街灯がついています小柱が老朽化した際の建て替えの費用でございます。また、1つ飛びまして最後、器具借上料3,805万2,000円でございますが、これは市内の街灯のLED化を進める中で、街灯灯具のリース料金でございます。リースは平成26年から令和5年までの10年間の令和2年度分の経費でございまして、対象となるLEDについては約1万4,000灯でございます。  次に、事業番号030街灯整備事業費1,000万円でございます。街灯のLED化を進めることで、安全で明るいまちづくりを推進するものでございます。工事請負費として1,000万円計上させていただいておりますが、街灯設置費として100基分の予算を計上させていただいているところでございます。なお、例年、計上につきましては50基相当分を計上させていただいているところでございますが、令和2年度につきましては今月開校いたします三条看護・医療・歯科衛生専門学校に関わります通学路のアクセス道路にも50基相当分、上須頃地内に設置をすることとして予算を見積もらせていただいたものでございます。  事業番号040認定外道路・私道舗装補助金454万9,000円でございます。これは、地元自治会等から出てまいりました認定外道路等の舗装に関わる経費の補助金でございます。今回は、今年度10月までに北五百川地内から要望が出てきたものであります。このほか、補助金は事業費の2分の1を限度として補助させていただくものでございます。  次に、2目道路維持費に参ります。事業番号010道路維持費3億2,780万3,000円でございますが、これは舗装状態を勘案した上で、適宜道路舗装の補修を行っていく経費でございます。  資料は3ページ目をお願いいたします。予算書につきましては、1枚おはぐりいただきまして195ページとなります。3目道路新設改良費、事業番号020道路改良事業費9億5,210万円でございます。市道大島164号線ほか主要な道路や生活に必要な道路の道路改良を行うものでございます。幾つかポツがございますが、下から2つ目、土地購入費につきましては、大島164号線の先ほど新規区間の土地取得について御提案申しましたが、これにつきましては拡幅区間の一部の土地購入費でございます。また、大崎山公園の改良に併せて行いますアクセス道路となる市道大崎250号線ほかの用地取得として2,570万円を土地購入費として見積もらせていただいております。また、次の家屋等損失補償金は、大島164号線、今ほど申し上げました拡幅区間の用地上にあります物件補償を予定しているものでございます。  事業番号030河川改修関連道路整備事業費1,528万8,000円でございます。これにつきましては、県が行います布施谷川の改修工事に合わせまして設置される、河川用の管理用通路を拡幅することで市道としていくための道路整備の負担金でございます。  次に、4目橋梁維持費でございます。事業番号010橋梁維持費1億7,799万2,000円でございます。これは市内にございます橋梁等のうち、老朽化が進む橋梁の点検や修繕を計画的に行うための経費でございまして、1つ目の道路橋基礎データ収集委託料につきましては、5年に1回点検を行うことが法定で義務づけられております橋梁点検を行うものでございまして、令和2年度は89橋の2,472万円を見積もらせていただいているところでございます。次の工事請負費につきましては、過年度の橋梁点検の結果を得まして、補修が必要な橋梁4か所について補修を行うということで1億5,030万円を見積もらせていただいているところでございます。  次に、5目舗装事業費でございます。事業番号010舗装新設事業費1,200万円でございますが、これは舗装を新設することでございますが、令和2年度は記載してございますように大島地内、福島新田地内、名下地内ほかで新たな工事を予定しているところでございます。  資料を1枚おめくりいただきまして、4ページ目をお願いいたします。6目雪害防除費でございます。予算書は1枚おはぐりいただきまして、197ページをお願いいたします。020除雪業務費4億8,340万8,000円でございます。このうち除雪委託業者への支払い分として除雪委託料を4億円のほか、市民の皆様にも御覧いただけますよう公開しております除雪車運行システム保守管理委託料として301万円、また自動車購入費5,100万円につきましては、老朽化いたしました市所有の除雪ロータリー車の入替えのために調達する経費として5,100万円を計上させていただいているものでございます。  事業番号030消雪施設管理費1億261万円でございます。2つ目の消雪パイプノズル調整委託料につきましては、市で管理しております消雪パイプの冬季の前にノズル調整を行う経費といたしまして2,200万円でございます。次の市道消雪施設稼働費補助金3,218万9,000円につきましては、地域の方々が設置し、管理していただいています地元消雪パイプ管理組合等によりまして設置された消雪パイプの稼働に関わる電気代を全額補助するものでございます。  事業番号040消雪施設整備費2億4,326万2,000円でございますが、老朽化している市所有の消雪施設を計画的に修繕し、施設の機能維持を図るなどの整備とともに地元組合が管理しています消雪施設の工事に対して補助を行うものといたしまして、上段の工事請負費につきましては市所有の消雪パイプ、下段の市道消雪施設工事費補助金2,236万2,000円につきましては、消雪パイプの管理組合が管理しております工事の修繕あるいは新規の経費といたしてございます。2分の1を限度として補助するものでございますが、来年度は新規の整備としまして2件、具体的には南四日町四丁目地内、併せて荻堀地内の方から補助の要望が出ておりますので、補助を予定しているところでございます。  事業番号050地盤沈下調査費290万円につきましては、市内4か所の地下水観測井戸の調査関連経費でございます。  次に、7目交通安全施設整備事業費をお願いいたします。事業番号020交通安全施設整備事業費2,470万円でございますが、高齢者や障がい者等に配慮した安全で安心できる快適な歩行空間の確保を進めるものでありますが、具体的にはカーブミラーや歩道設置、また区画線や防護柵を設置、また更新、修繕する経費でございます。1つ目の施設修繕料につきましては、老朽化したカーブミラーの建て替えの経費として2,170万円を見積もらせていただいているところでございます。  次に、資料5ページ目をお願いいたします。3項河川費になりますが、予算書は199ページとなりますので、お願いいたします。1目河川管理費、事業番号010河川管理費1,002万円につきましては、市内に14か所ございます雨水の排水樋門のうち、12か所で樋門の操作管理委託料をお支払いするものとして250万円を計上させていただいているものでございます。また、次の工事請負費につきましては、間野川の河川整備工事並びに護岸補修等、緊急の場合の対応費用として124万3,000円を見積もらせていただいております。  2目の用悪水路費、事業番号010用悪水路管理費3,313万3,000円でございますが、2つ目の施設修繕料につきましては、曲渕ポンプ場での修繕と突発的な修繕対応ということで500万円を見積もらせていただいているところでございます。次の排水路江渫い委託料1,000万円につきましては、通常、小さな道路に面した用水等につきましては地域の方々にも管理をお願いしているところでございますが、通常の管理では対応し切れないような主要な大きな排水路や調整池の江ざらい委託費用として1,000万円見積もらせていただいているところでございます。  事業番号020用悪水路新設改良事業費、工事請負費として2,000万円でございますが、新たな宅地化の進展に伴いまして、用悪水路の新設を令和2年度は5件、延べでいいますと延長が230メートルでございますが、新たな整備、改良を行いたいと考えてございまして、この5件の内訳といたしましては南新保地内、帯織地内、小外谷地内などを予定しているところでございます。  3目水害対策費に参ります。事業番号010水害対策事業費2億6,000万円でございますが、これは大雨時の主要河川への排水をスムーズに行うための排水路整備等を行うものでございますが、大きなものとしまして、大面川の氾濫対策事業を予定しているところでございます。具体的には、調整池を整備することによって下流へ流下するピークカットを行い、河川氾濫の防止を図るものでございます。工事請負費として2億3,000万円ございますが、これに関連しまして第2表の債務負担行為が密接に関連しますので、恐縮ですが、併せて先に説明をさせていただきたいと思いますので、予算書に少しお戻りいただきまして、7ページ目をお願いいたします。予算書7ページの第2表債務負担行為、番号1でございます。普通河川大面川調整池整備事業でございます。期間を令和3年度、限度額を2億円とさせていただくものでございます。先ほどの工事請負費2億3,000万円のうち、1億7,300万円が令和2年度の大面川の整備工事費でございまして、これに債務負担行為の令和3年度2億円を合わせまして大面川の氾濫対策は令和3年度に完了させるべく、事業進捗を図ってまいりたいと考えているところでございまして、債務負担行為をお願い申し上げるものでございます。  それでは、資料は6ページ目にお戻りいただきまして、予算書は201ページをお願いいたします。資料6ページ、4項都市計画費、1目都市計画総務費でございます。事業番号020駅前広場管理費642万6,000円につきましては、JR燕三条駅並びにJR北三条駅の駅前広場の管理に関わる経費でございます。  次に、下の段、2目公園費に参らせていただきます。2目公園費、事業番号010公園施設管理費7,987万8,000円でございます。しらさぎ森林公園や中浦ヒメサユリ森林公園、かわまち交流拠点施設、――これはミズベリング三条でございますが、それらの管理を行うとともに、ミズベリング三条の区域で人を生かしたイベントを行い、新たなにぎわいを継続的に創出していく経費でございます。1つ目の施設修繕料1,200万円につきましては、しらさぎ森林公園で毎年計画的に花菖蒲園の土を入れ替えさせていただいている経費、また総合運動公園の遊歩道の修繕を合わせまして1,200万円を見積もらせていただいているところでございます。2つ目の指定管理料につきましては、中浦ヒメサユリ森林公園並びにかわまち交流拠点施設の2つの施設の指定管理料として1,387万8,000円でございます。2つ飛びまして、イベント業務委託料509万円につきましては、ミズベリング三条での継続的なイベントの取組に充てる経費でございます。最後の土地借上料517万6,000円は、大崎山公園やしらさぎ森林公園の一部民有地を公園とさせていただいているところの借り上げ経費でございます。  事業番号020公園施設整備費1億6,980万5,000円でございますが、大崎山公園で行いますリノベーションといいますか、改修工事、また総合運動公園トリムの森で整備しておりますところのアスレチック遊具、またかわまち交流拠点施設では最近市内でも人気が出ておりますスケートボードのコースやせせらぎ水路につきましては非常に好評を博しておりまして、増設してほしいという声をたくさん頂いておりますので、かわまち交流拠点施設はスケートボードコースの新設とせせらぎ水路の増設に要する経費として工事請負費1億6,980万5,000円を見積もらせていただいているところでございます。  最後に、3目緑化推進費、予算書203ページとなります。これは、まちなかに緑を増やして憩いのあふれる空間を作っていこうというための事業費でございますが、事業番号010緑化普及費138万7,000円のうち、緑化普及事業補助金110万円につきましては、市民の皆様がボランティアで道路や沿道の花壇等に花等を植えていただいたり、維持管理をしていただく際に、花等の購入資金を基本的には10万円を限度に補助させていただくものでございます。  事業番号020緑地管理費4,234万8,000円のうち、施設修繕料につきましては、市内にあります緑地の遊具の修繕、また一番最後にございます土地借上料1,000万円につきましては、JR弥彦線の下にございます八幡公園の緑道に関わる土地の借り上げ分としてJR東日本からお借りするものでございます。  最後に、事業番号030緑地整備費160万円につきましては、現在保内工業団地の中にあります緑地の整備を地域の皆様から維持管理していただけるということで、使いやすい形で緑地整備を図っていくための経費として150万円を見積もらせていただいているところでございます。  建設課所管は以上でございます。よろしく御審議の上、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○(山田富義委員長) 3時15分まで休憩します。                                 休  憩 午後3時 5分                                 再  開 午後3時15分 ○(山田富義委員長) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ○(渡辺建築課長) それでは、続きまして、8款土木費のうち、建築課所管分について御説明させていただきます。主に予算書に沿って御説明させていただきますので、まずは予算書の190、191ページにお戻りいただくとともに、併せまして委員会資料ナンバー9を参考に御覧いただきますようにお願いいたします。  8款土木費、1項土木管理費、2目建築指導費、本年度予算額453万3,000円でございます。右ページ中ほどの説明欄を御覧ください。事業番号010建築指導費177万9,000円でございます。建築物等の確認、完了検査、定期報告などの業務に関する経費で、主なものといたしましては12節の定期報告業務委託料45万円で特殊建築物などの定期報告の業務委託料でございます。  次に、事業番号020建築営繕費275万4,000円でございます。市有建築物の設計、監理、調査の業務に係る経費で、主なものといたしまして13節電算機器借上料23万4,000円は、建築CADシステム6台分のリース料でございます。  次に、206、207ページを御覧ください。8款土木費、5項住宅費、1目住宅管理費でございます。本年度予算額3億2,942万1,000円のうち建築課所管分は666万2,000円でございます。207ページ、右最下段の事業番号050木造住宅耐震化事業費418万円のうち主なものは、1ページおはぐりをいただきまして、209ページの右上段、12節木造住宅耐震診断委託料133万円は、木造住宅にお住まいの高齢者のみ等の世帯の方の耐震診断14件分を、18節木造住宅耐震診断費補助金85万円は、一般世帯分耐震診断の補助10件分を、同じく18節木造住宅耐震改修費補助金200万円は、耐震改修補助4件分を見込んでいるものでございます。  次に、事業番号060三世代同居推進リフォーム資金利子補給金248万2,000円は、平成27年度から令和元年度に申込みをされている方の令和2年度の補助予定金199万6,100円と令和2年度に新たに申込みをされる方5件分、48万5,500円を補助金として予定しているところでございます。  以上で建築課所管分の説明を終わらせていただきます。御審議の上、御決定賜るようお願いを申し上げます。 ○(藤澤上下水道課長) 続きまして、上下水道課所管分について御説明申し上げます。  主に予算書の198、199ページで御説明申し上げます。あわせて、資料ナンバー10、令和2年度三条市一般会計歳出予算事業費資料を御参照いただきたいと思います。  8款土木費、3項河川費、3目水害対策費の事業番号020緊急内水対策事業費2億1,655万円は、新通川沿線の排水路及び島田川沿線の排水路の整備に要する経費でございます。新通川沿線排水路においては、実施設計、排水路整備工事並びにガス・水道管移設補償金などを予定しております。島田川沿線排水路におきましては、今年度実施設計を行い、来年度以降、工事に着手してまいりたいと考えております。資料裏面をお願いいたします。実施予定箇所をお示ししたところでございます。図面に太線でお示ししました路線を予定しております。  次に、また予算書に戻りまして恐縮ですが、204、205ページで御説明申し上げます。4項都市計画費、4目下水道費、予算額17億1,353万7,000円でございます。説明欄の事業番号010下水道事業特別会計繰出金は、一般会計から下水道事業特別会計への繰出金で17億1,343万3,000円でございます。  事業番号020下水道施設等整備基金費は、基金への積立金10万4,000円でございます。  続きまして、5目荒町ポンプ場費、予算額6,073万9,000円でございます。事業番号020荒町ポンプ場費1,341万4,000円でございます。主な内容でございますが、11節施設修繕料において250万円を計上させていただきました。700ミリ雨水ポンプのウェアリング修繕ほかでございます。  以上で上下水道課所管の説明を終わります。御審議の上、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義委員長) これより質疑を行います。 ○(長橋一弘委員) 建設課の資料のナンバー8の6ページの都市計画総務費の事業番号020駅前広場管理費ということで、私聞いていてびっくりしたんだけど、燕三条駅は分かる、もっときれいにしなきゃならんということなんでしょうけど、プラス北三条駅ってことでおっしゃったんですけど、いいんですよ、大変失礼なことを言うようで、ちょっとおわびするんだけども、もうできているのは仕方ないんだけど、あの北三条駅の南側、いわゆる北三条通りの角っこのところにある何かモニュメントみたいなやつですよね、駅前広場というのは。   〔何事か呼ぶ者あり〕 ○(長橋一弘委員) 逆なの、北のほうなの。私がイメージしているのは南側の北三条通り、三条印刷さんとか、衆楽館さんとか。南側のね。   〔「はい、そのとおり」と呼ぶ者あり〕 ○(長橋一弘委員) 悪いんだけど、私も分かんないから、きっと地権者の人がやっているんじゃないの。私も聞かれたこと何回かあるんだ、これ何ですかって。石黒病院のはす向かい。 ○(太田建設課長) 失礼いたしました。ここで申し上げています駅前広場は、駅前のタクシーとかロータリー。   〔「北側のほうね」と呼ぶ者あり〕 ○(太田建設課長) 北側の部分でございます。 ○(長橋一弘委員) ちなみに、あの南側の角っこにあるの、あれ何ですか。市関係ないの。 ○(太田建設課長) あれは市で管理しているところでございますが、スマートウエルネスの関係で、新潟大学と連携してデザイン提案を頂いて整備した広場でございます。 ○(長橋一弘委員) それであれば、あれがだめとは言わないけど、あそこで写真撮るような人誰もいないから。地元の人は、何だこれはと言う。直接市が云々ということでなくて、ただ一応管理云々は市のお仕事の範疇であるということですね。 ○(太田建設課長) はい、そのとおりでございます。 ○(横山一雄委員) 資料の緑化推進費、緑化整備費160万円のうちの工事請負費150万円ですか、これは何か10万円程度で花壇の整備をするということですが、保内工業団地以外にもたくさんの工業団地があって、こういう緑地みたいなところあるから、そういうところはどういう形になるんですか。 ○(太田建設課長) それ以外の緑地につきましては、通常市で草刈り等の維持管理をしているところでございますが、今回のところは新たに地域の方々が維持管理をするので、整備について御提案いただいているところでございまして、それに合わせて整備を行うものでございます。それ以外のときについては、市で草刈り等の通常の維持管理を行っているところでございます。 ○(横山一雄委員) 他の公園でも地域の方があそこに花を植えたいとか何かということをあなたのところへ申し出れば、今後予算措置等していただけるわけですか。 ○(太田建設課長) 一般論としまして、市が今まで行っている維持管理に代わって地域の方が御協力いただけるというのであれば、検討させていただきたいと考えているところでございます。 ○(横山一雄委員) それから、除雪業務費で、5,100万円で除雪ロータリー車でありますが、この自動車の仕様といいますか、能力といいますか、どのぐらいのものか、ちょっと概要だけでいいですから聞かせてください。 ○(太田建設課長) ロータリーで雪の山を取り崩す、巻き込むところがありますが、その幅が2.6メートルの幅で行える、比較的大きなものでございます。下田地域の雪の多いところで使うことを想定して御提案申し上げるところでございます。 ○(横山一雄委員) 馬力とかそういうのは何ぐらいですか。 ○(太田建設課長) 2.6メートルの幅相当で対応できるものということで、馬力について若干仕様等はメーカーによって違いますので、ここでは今のところ想定しているところではございません。 ○(佐藤和雄委員) 除雪業務費でございますが、先ほど除雪ロータリー車の件が出ましたけど、相当長く使われたと思うんですが、これ入替えなんでしょうか。 ○(太田建設課長) 老朽化に伴う入替えでございます。 ○(佐藤和雄委員) もし希望の方がいれば、市内の除雪に携わっている業者さんに譲っていただくような措置が取られるべきだと私は思っています。それも転売されることのないように、ひとつ、買ったものをよそへ売って利益を出されたなんていうのはいかがなものかなと私は思うんですが、どういうふうに考えられますでしょう。過去にそういうことがあったのかどうか。所管課がそれを、古いものを売られるのはまた別の課かもしれませんが、庁内連絡を密にしていただいて、そういうことはないようにひとつまたしていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ○(太田建設課長) 委員御指摘のとおり、この車、除雪車そのものの管理は行政課で一元的に管理しているところでございまして、入替えした後の古いものがどうなるかということについては行政課で判断されることになりますが、ただ今回もう既にかなり老朽化で、活用するのにも難しいと、これは業者に貸出ししているんですが、言われているところでございます。それでももしかして委員御指摘のような転売とかされるおそれについても想定しつつ、その取扱いについては行政課と相談してまいりたいと考えております。 ○(佐藤和雄委員) 数年前にある業者さんから、私は欲しいんだけども、入札の段階で私は買うことができなかったと社長さんがおっしゃるんですが、それで別の方が、市内の業者さんがお買いになったんですけども、その方はお売りになったと。そして、もうけなさったということを言いなさったんです。これはちょっとあれだよなということで私は質問したわけなんですが。 ○(太田建設課長) 御心配いただきありがとうございます。ただ、恐らくその当時の話は、除雪ドーザーではなかったかなと思いまして、要は工事とかにも使えるようなものでありますが、今回除雪ロータリー車ですので、本当に除雪にしか使えないものなので、果たして転売の価値があるかどうかはちょっと私も計り知れないところもありますけども、御心配いただきました点、行政課とともに調整していきたいと思います。ありがとうございました。 ○(横山一雄委員) 先ほどの5,100万円、そのぐらいのこと分かるでしょう。基本じゃないですか。今、メーカーも分からないんですか。 ○(太田建設課長) 調達するロータリー除雪車につきましては、現在、恐らくでありますが、国内のメーカーが2社ございまして、それぞれで出力とか売りを出しているところでございます。私どもとしては、どれだけの馬力を必要とするというよりは、何メートルの幅でどれだけの雪をきちんと除雪できるかというところを仕様の基としていきたいと思います。そこに付随して、メーカーのほうからうちは何馬力ありますから効率がいいですよという提案はあるかもしれませんが、私どもは除雪の幅を所要の必要な条件としてまいりたいと考えているところでございます。 ○(横山一雄委員) 道路新設改良費の道路改良事業費、9億5,210万円のうちの土地購入費、先ほど出た大島164号線の拡幅の分と、大崎250号線の用地買収で、土地購入費で2,570万円上がっていますが、購入面積と単価を聞かせてください。 ○(太田建設課長) 今ほどの御質問につきましては、現在まだ用地測量を行うところでございますので、厳密な数字についてはお答えいたしかねるところでございますが、おおよそ対象とするエリアを見る中でこれほどの予算が必要ということで見積もらせていただいているところでございます。  なお、実際には地権者の方々と用地についての対象面積、あとそれに伴います用地の価格を協議させていただく中で決まってくるものでございますので、御理解いただきたいと思います。 ○(横山一雄委員) 予算編成方針に関してその予算の計上の仕方でよろしいんですか。ですから、最後行くとまただめでした、繰越明許でございます、そういった感じになるんじゃないですか。きちんとしたものを、我々だって真剣に予算審議しているんですから、土地購入費を出して、購入面積も分からない、単価も分からないって、これ2,570万円ってどんな計算してきたんですか。算出根拠を聞かせてください。 ○(太田建設課長) 概略の数字で誠に恐縮ですが、大島164号線については約400平方メートルで、単価ですが、これも約で恐縮ですが、約平米5万円でございます。これによりまして、大島164号線は2,000万円を予算上見積もらせていただいているところでございます。   〔「大崎250は」と呼ぶ者あり〕 ○(太田建設課長) 同じく概略の数量でございますが、面積については約600平方メートル、単価につきましては約4万1,000円でございます。 ○(坂井良永委員) 197ページの地下水調査委託料というのがありますが、市内4か所調べていると。毎年消雪パイプの井戸はついているかと思うんですが、地下水の地盤沈下等の、そういう心配というのは出ていないんでしょうか。 ○(太田建設課長) 御質問の調査委託料につきましては、市内4か所に観測井戸がございまして、具体的には四日町、興野、下須頃、金子新田の4か所でございますけども、地下水の状況を見てございますと、例年水を使ったりすると、一定的に水位は下がりますが、夏から秋にかけてまた水位が戻ってくるというのが傾向として見えている状況でございます。ただ、この水位の観測状況によりまして、今後井戸のポンプの管の長さを変えなきゃいけないとか、そういうものの参考にするために経年的に調査させていただいているものでございます。 ○(坂井良永委員) じゃ、地盤沈下とか、そういうことについての調査ではないんですね。 ○(太田建設課長) 地盤沈下ということについては、私どもの水位が必要なところまでポンプが届いているかという観点からいうと、本来調査する必要はないところでございます。ただ、5年に1度、その高さについては計測させていただいておりまして、昨年度、5年に1度ということで、一度調査させていただいております。その際、若干地盤が落ちているところも見受けられたところでございます。 ○(坂井良永委員) 結構もう消雪パイプの井戸禁止なんていう市もありますんで、その辺についてはまだまだ三条市はそう下がっていないということでいいんですか。 ○(太田建設課長) 国が一つの指針を示してございまして、環境省から年間2センチ以上地盤が沈下するようであれば要注意ということで、例えば沈下の原因となる地下水の取水を禁止するということが近隣の市町村や中越地区の市町村であるところでございますが、三条市におきましては現在のところその心配がない状況でございます。 ○(山田富義委員長) 副委員長と交代いたします。   〔正副委員長交代〕 ○(坂井良永副委員長) 委員長にかわり、暫時委員長の職務を行います。
    ○(山田富義委員) 予算書の203ページ、公園施設整備費の約1億6,900万円ということで、ここに名前が挙がっているのが大崎山とか総合運動公園、かわまち交流拠点施設なんですが、これは八幡公園の整備も入っているんですか。 ○(太田建設課長) 今年行っております八幡公園もこの公園施設整備費になりますが、八幡公園の整備については今年度で終了しますので、来年度の予算の中には含まれてございません。 ○(山田富義委員) 何かあまり見た感じ進んでいないような気がするんだけども、どの辺を直しているんですか。見に行けばよく分かるんだろうけども。例えば遊具がついたとか、何かそういう進んでいるような様子があまりなくて。 ○(太田建設課長) 現地を御覧いただいた方によっては、木が鬱蒼としているということで、木をかなり間引いて見通しのよい状況にしてございます。それに合わせて芝生についても張り替えをしておりますし、あとちょっと使いにくいというお声を頂くトイレについても、外から見たものについて少し建物の外壁をリニューアルしていたり、中についても修繕させていただいているところでございます。また、遊具につきましても、八幡公園につきましては遊具の寄附を頂いて整備する事業を行わせていただいておりまして、これについてはこの4月いっぱいくらい、ちょっと年度を越すんですが、遊具を整備していきたいと考えているところでございます。 ○(山田富義委員) 020緑地管理費、今土地借上料は、JRという話を聞いたんですけども、予算書を見ると1,000万円からとなっていますけども、JRに1,000万円、それかほかにもあるんですか。 ○(太田建設課長) JRに1,000万円を緑道分ということでお借りしているところでございます。3年の長期契約をしておりまして、それの単年度分ということで1,000万円でございます。 ○(山田富義委員) ちょっと確認させてもらいますけども、3年分で1,000万円ということなんですか。 ○(太田建設課長) 3年契約の1年分として1,000万円でございます。 ○(坂井良永副委員長) 委員長と交代いたします。   〔正副委員長交代〕 ○(佐藤和雄委員) 1つお願いします。197ページの事業番号020交通安全施設整備事業費でございますが、カーブミラーとか歩道の整備がなされるということでありまして、地元の人たちにしてみれば大変大切な事業だと思うんですが、403号線と大野畑の長谷川興産さんのところの十字路がございますが、大変に今まで事故等が起きておって、住民からも要望が出されているんじゃないかと私は考えておりますけども、どのように認識しておられますでしょうか。 ○(太田建設課長) ちょっと一つ一つ個別地域の方々の御要望を全て、すみません、この場で全て私ちょっと把握し切れていないものでございますが、地域の方からのカーブミラーについての設置要望等につきましては、自治会長さんを通じて頂ければ、現地を確認した上で、可能な範囲で対応させていただいているところでございますので、恐らく今御指摘のところも要望を頂いていれば、対応の準備をさせていただいていると思いますが、ちょっと場所については後ほど改めて確認させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義委員長) しばらく休憩いたします。                                 休  憩 午後3時42分                                 再  開 午後3時42分 ○(山田富義委員長) 休憩前に引き続き会議を開きます。  お諮りいたします。本日の会議はこの程度で散会し、次の会議は来たる16日、午前10時に開くこととしたいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義委員長) 御異議がありませんので、そのように決定し、本日はこれをもちまして散会いたします。                               散  会 午後3時44分...