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令和 2年第 1回定例会(第1号 3月 2日)

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  1. 三条市議会 2020-03-02
    令和 2年第 1回定例会(第1号 3月 2日)


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    令和 2年第 1回定例会(第1号 3月 2日) 令和2年(2020年)三条市議会第1回定例会会議録(第1日目) 令和2年3月2日(月曜日)     令和2年3月2日 午前10時開議  第1.  会議録署名議員の指名  第2.  会期の決定  第3.  報   告  第4.  議第11号 監査委員の選任について  第5.  議第1号から議第10号、議第12号から議第22号       報第1号      以上22件一括上程 ――――――――――――――――――――――――――――― 本日の会議に付した事件  日程第1.    会議録署名議員の指名  日程第2.    会期の決定
     日程第3.    報   告  日程第4.    議第11号 監査委員の選任について  日程第5.    議第1号 令和2年度三条一般会計予算    議第2号 令和2年度三条国民健康保険事業特別会計予算    議第3号 令和2年度三条後期高齢者医療特別会計予算    議第4号 令和2年度三条介護保険事業特別会計予算    議第5号 令和2年度三条勤労者福祉共済事業特別会計予算    議第6号 令和2年度三条水道事業会計予算    議第7号 令和2年度三条下水道事業会計予算    議第8号 令和元年度三条一般会計補正予算    議第9号 令和元年度三条介護保険事業特別会計補正予算    議第10号 令和元年度三条公共下水道事業特別会計補正予算    議第12号 辺地総合整備計画の変更について    議第13号 三条市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例等の一部         改正について    議第14号 三条市監査委員条例等の一部改正について    議第15号 三条市国民健康保険税条例の一部改正について    議第16号 三条市手数料条例の一部改正について    議第17号 三条市児童クラブ条例の一部改正について    議第18号 三条市営住宅条例の一部改正について    議第19号 三条市東三条駅前駐車場条例の一部改正について    議第20号 三条市下田地域交流拠点施設条例の一部改正について    議第21号 市道路線の認定について    議第22号 土地の取得について    報第1号 専決処分報告について(令和元年度三条一般会計補正予算) ――――――――――――――――――――――――――――― 出席議員  20名        1番  長 橋 一 弘 君        2番  坂 井 良 永 君        3番  馬 場 博 文 君        4番  野 嵜 久 雄 君        6番  酒 井   健 君        7番  岡 田 竜 一 君        8番  山 田 富 義 君        9番  小 林   誠 君       10番  西 沢 慶 一 君       11番  森 山   昭 君       12番  笹 川 信 子 君       13番  野 崎 正 志 君       14番  名古屋   豊 君       16番  佐 藤 宗 司 君       17番  武 石 栄 二 君       18番  阿 部 銀次郎 君       19番  佐 藤 和 雄 君       20番  久 住 久 俊 君       21番  横 山 一 雄 君       22番  西 川 重 則 君 ――――――――――――――――――――――――――――― 欠席議員  なし ――――――――――――――――――――――――――――― 欠  員  2名 ――――――――――――――――――――――――――――― 説明のための出席者    市  長     國 定 勇 人 君    副市長     若 山   裕 君    教育長      長谷川 正 二 君    理事兼総務部長 駒 形 一 興 君    理事兼市民部長  渡 辺   健 君    福祉保健部長  近 藤 晴 美 君    経済部長     渡 辺 一 美 君    建設部長    笹 川 浩 志 君    行政課長兼選挙管理委員会事務局長      教育部長    遠 藤 正 士 君             小 林 和 幸 君    消防長      升 岡 謙 治 君 ――――――――――――――――――――――――――――― 会議事務に従事した議会事務局職員    事務局長     栗 山 貴 行 君    議事調査係長  樋 口 達 雄 君    主任       目 黒 正 人 君    主任      加 藤 美 華 君 ―――――――――――――――――――――――――――――       午前10時00分 開会及び開議 ○議長(阿部銀次郎君) ただいまから令和2年三条市議会第1回定例会を開会いたします。  出席全員であります。 ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(阿部銀次郎君) これより本日の会議を開きます。  議事日程を報告いたします。  本日の議事は、お手元に配付いたしました議事日程第1号によって行います。  直ちに議事に入ります。 ―――――――――*=*=*=*=*=*――――――――― ◎日程第1.  会議録署名議員の指名 ○議長(阿部銀次郎君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、    3番  馬 場 博 文 さん    10番  西 沢 慶 一 さん    17番  武 石 栄 二 さん  を指名いたします。 ―――――――――*=*=*=*=*=*――――――――― ◎日程第2.  会期の決定 ○議長(阿部銀次郎君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  本定例会の会期は、本日から来る3月24日までの23日間としたいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部銀次郎君) 御異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は本日から来る3月24日までの23日間と決定いたしました。 ―――――――――*=*=*=*=*=*――――――――― ◎日程第3.  報  告 ○議長(阿部銀次郎君) 日程第3、報告。  報告の最初は、監査報告についてであります。監査委員から各会計11月分、12月分及び1月分の例月出納検査の結果の報告、総務部政策推進課情報管理課、行政課、人事課、財務課、収納課及び高等教育機関設置推進室に関わる定期監査の結果の報告、高齢者社会参画推進事業及びいじめ・不登校対策事業行政監査の結果の報告並びに財政援助団体監査結果の報告がありました。よって、それぞれの写しをお手元に配付いたしました。  次は、お手元に配付済みのとおり、議会の委任による専決処分の報告の提出がありましたので、報告いたします。  最後は、議長会についてであります。去る1月31日、糸魚川市において令和2年度新潟県市議会議長会春季定期総会が開催され、出席いたしました。会議の内容につきましては、記録の写しをお手元に配付いたしました。  以上で報告を終わります。 ―――――――――*=*=*=*=*=*――――――――― ◎日程第4.  議第11号 監査委員の選任について ○議長(阿部銀次郎君) 日程第4、議第11号 監査委員の選任についてを議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。市長。   〔登壇〕 ○市長(國定勇人君) おはようございます。ただいま御上程いただきました議第11号 監査委員の選任につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  本市監査委員大久保秀男さんは、令和2年3月2日に任期が満了することとなりますので、その後任委員として長橋昇さんを選任いたしたいので、議会の御同意を求めるものでございます。  なお、長橋昇さんの略歴を参考として添付してございますので、よろしく御審議の上、御同意を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。 ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(阿部銀次郎君) これより質疑を行います。  この際、議長からお願いいたします。  質疑の発言時間は、議会運営委員会の協議結果に基づき行われますようお願いいたします。
     それでは、1番、長橋一弘さんに発言を許可いたします。1番。   〔登壇〕 ○1番(長橋一弘君) 人事案件に対して質問いたします。  本日付で監査委員が交代されるとのこと。大変急なことで驚いております。私なりに質問項目をまとめましたので、御答弁をお願いいたします。質問項目は5点です。  1点目、大久保監査委員はなぜお辞めになられるのでしょうか。  2点目、私は監査委員監査請求を申し出、今月24日が報告期限になっております。20日間くらいの短期間で、適正な報告が可能なのでしょうか。その理由は、新しい監査委員は、プール訴訟の経緯、市長、教育長の言動、そして人となり等をお分かりなのでしょうか。裁判の経緯及び判決文、議会におけるやり取り、メディアの報道等を熟知していなければ、適時適切なジャッジメントは無理かと思いますが、いかがでしょう。  3点目、市長の意向が反映してのことでしょうか。  4点目、決算の監査が控えていますが、三条市の実態、そして特殊性及び地方自治体の財務は民間企業と違った側面を持ち合わせていますが、問題はございませんか。  5点目、最後でございます。他意はないのでしょうか。お聞かせください。  以上5点にお答えください。 ○議長(阿部銀次郎君) 市長。   〔登壇〕 ○市長(國定勇人君) まず、なぜ現大久保監査委員が退任されるのかということについてお答え申し上げたいと思います。  先ほど提案理由の説明でも申し上げましたとおり、3期12年にわたり代表監査委員として重責をいただいておりました大久保監査委員におかれましては、任期満了を迎えるところでございます。そうした中にありまして、大久保監査委員さんのほうから、今任期満了をもって退任したいという旨の申出があったことから、御本人の御意思を尊重させていただいたところでございます。  それから、新たな長橋監査委員さんについての御指摘であったかと思います。まず、適切な人材なのか、市長としての意向が働いているのか、ちょっと意味は分かりませんけれども、他意があるのかないのかというところについて網羅的にお答えさせていただきたいと思います。今回新たに選任いたします長橋監査委員さんでありますが、関係団体の皆様方からのいろいろな御意見に十二分に耳を傾けさせていただきながら、私のほうで最終的に適任と判断させていただき、今回上程させていただいたところでございます。しっかりと業務の執行もしていただける方と考えているところでございますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(阿部銀次郎君) 以上で質疑を終了いたしました。(私語する者あり)全て答弁とは限りませんので、一応今の理事者側の判断はそういうことでございますので。(私語する者あり)  その場でしばらく休憩いたします。                                   午前10時09分 休憩                                   午前10時09分 再開 ○議長(阿部銀次郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  1番。   〔登壇〕 ○1番(長橋一弘君) 2点目の質問を再度、演壇でお話しいたします。  私は監査委員監査請求を申し出、今月24日が報告期限になっております。20日間くらいの短期間で、適正な報告が可能なのでしょうか。その理由は、新しい監査委員は、プール訴訟の経緯、市長、教育長の言動、そして人となり等をお分かりなのでしょうか。裁判の経緯及び判決文、議会におけるやり取りやメディアの報道等を熟知していなければ、適時適切なジャッジメント、判断は無理かと思いますが、いかがでしょうか。これに適切に御返答ください。 ○議長(阿部銀次郎君) ただいまの発言は人事案件の議題に関わるものではありません。よって、質疑と認められませんので、答弁は求めません。  以上で質疑を終了いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(阿部銀次郎君) お諮りいたします。  直ちに採決をしたいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部銀次郎君) 御異議なしと認めます。よって、直ちに採決いたします。  本案につきましては、同意することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部銀次郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は同意することに決定いたしました。 ―――――――――*=*=*=*=*=*――――――――― ◎日程第5.  議第1号から議第10号、議第12号から議第22号        報第1号       以上22件一括上程 ○議長(阿部銀次郎君) 日程第5、議第1号から議第10号、議第12号から議第22号、報第1号の以上22件一括議題といたします。  市長の施政方針及び提案理由の説明をお願いいたします。市長。   〔登壇〕 ○市長(國定勇人君) 本日から、来年度各会計予算案を御審議いただくに当たり、議会の皆様から御議決いただいた三条市総合計画基本構想に掲げる政策の大綱に基づく主な施策をまず御説明申し上げ、その後にそれら以外の施策を順次御説明申し上げます。  若者に高校卒業後の新たな選択肢を示すため、これまで取組を進めてきた「三条技能創造大学」については、来年の開学に向け、同大学最大の特徴である産学連携実習の内容のすり合わせや高校生、保護者、高校の進路指導担当への情報発信など、各種の準備を着実に進めてまいります。  当地のアイデンティティーであるものづくりの魅力を伝える「燕三条工場の祭典」については、祭典期間中だけではなく年間を通じて燕三条を発信する媒体へと発展させていくため、いつでも見学できる工場の増加などに取り組んでまいります。  下田地域の魅力の発信については、地域の資源を生かしたブランドイメージの確立に向け、アウトドアアクティビティーなどに造詣が深い専門家をディレクターに迎え、フライフィッシングやラフティング、スカイレースといった取組をさらに洗練してまいります。また、当市における交流人口の拡大に向け、国道289号八十里越区間の開通を見据えた只見町及び南会津町と連携した広域観光の在り方に関する検討を進めてまいります。  若者等の市内企業への就職促進については、実践的なインターンシップを通じて両者の交流や相互理解の深化を図っていくほか、「三条おしごとナビ」の存在が、首都圏の就職氷河期世代を含む就職情報を求めている方に確実に届くよう、取組を進めてまいります。  子育て支援については、現在の保育需要に柔軟に対応するため、私立保育園大崎中学校跡地への移転を支援するとともに、そこに子育て支援センターを併設することで、さらにきめ細かな体制を整えてまいります。  魅力ある優れた教育機会の提供に向けては、これからの社会を生きる上で欠かせない論理的思考力や判断力、表現力などを育むICTを活用した学びを研究、実践していくほか、全ての学園へのコミュニティ・スクールの導入に取り組んでまいります。  日々の生活を支える安定した産業基盤の確立に向けては、コト・ミチ人材活用事業において、引き続き新たなコト・ミチ人材の発掘、育成に取り組むとともに、本事業で生み出されたブランドの市場展開を重点的に支援してまいります。また、ニッチ分野進出支援事業において、パラリンピックで使用する競技用具の開発等に引き続き取り組むほか、ニッチ分野に高い見識を持つ専門家による講義や個別指導、特許庁と連携した知的財産戦略展開支援を行ってまいります。  さらに、海外販路の開拓について、ベトナムで新たなブランドの創出を目指す市内企業を、現地アンテナショップへの支援や同国の行政機関に対する仲介などを通じて後押しするほか、ジャパン・ハウス・サンパウロでの企画展の開催やロンドン、シンガポールにおける継続的な情報発信に取り組んでまいります。あわせて、各国の大使館との意見交換を通じ、それぞれの国のニーズに沿った形で三条製品の価値を伝える仕組みを検討してまいります。  そのほか、ものづくりの歴史や世界観を伝える取組として「鍛冶ミュージアム」展示内容等の検討や日本鍛冶学会と連携したアーカイブの整備などに取り組んでまいります。  長寿社会に合った環境整備に向けては、高齢者が気軽に出かけることができるよう、身近な外出先の充実に取り組むとともに、デマンド交通をより使いやすいものへと見直していくほか、大手自動車メーカーと共同実施する予定の自動運転に関する調査研究を通じ、公共交通体系の最適化について検討を行ってまいります。  また、高齢者の活躍の場をさらに拡大していくため、ボランティア需要の掘り起こしや就業支援に引き続き取り組んでまいります。  災害に強い安全、安心な生活環境の整備に向けては、大面川上流域における調整池の整備工事に着手するほか、昨年の台風19号の教訓を踏まえ、中小河川についても氾濫危険度に基づく避難情報を発令することとし、その周知を図ってまいります。  多極分散型社会の堅持に向けては、まちなかにおいて、図書館等複合施設の整備を着実に進めるほか、歴史民俗産業資料館や現図書館の今後の活用方法の検討を含め、にぎわいを面的に展開していくために各資源を有機的に結びつける取組を進めてまいります。  須頃地区においては、三条技能創造大学の開学や県央基幹病院の開院に向け、国、県に対するアクセス道路等の整備に関する要望のほか、都市計画道路下須頃上須頃線の新設等をはじめとする周辺環境の整備に引き続き取り組んでまいります。  保内地区においては、今日的な感性で植物にまつわるコンサルティングを手がける専門家の指導の下、造園業の新たなビジネスモデルの創出に取り組むとともに、道の駅庭園の郷保内との連携や三王山古墳の活用などを通じて地区全体の魅力向上に取り組んでまいります。  栄地域においては、工業流通団地の整備、分譲を着実に進めていくとともに、帯織街苑の早期完売に向け、情報発信、販売促進にこれまで以上に取り組んでまいります。  下田地域においては、穏やかで豊かな里山を生かした他の地域と差別化されたブランドイメージの確立に引き続き取り組むとともに、その一端を担う有機農業等の取組をさらに拡大してまいります。  社会インフラ既存ストックを賢く利用していくため、選択と集約化という基本的な考え方の下、総合運動公園の遊具等の更新に引き続き取り組むとともに、大崎山公園を周辺の地形等を生かしてスポーツアクティビティーも楽しめる新たな付加価値を持つ公園へと刷新してまいります。  また、社会インフラ全般の持続的な維持管理を行っていくため、令和3年度の栄地域への包括的維持管理業務委託の導入に向けた調査、準備に取り組んでまいります。  令和2年度の当初予算編成に当たっては、これまでと同様に中長期的な見通しを立てた中で、将来にわたって財政調整基金残高20億円程度を確保し、実質公債費比率は18%未満を維持するという当市における財政規律を遵守することにより健全財政を堅持しつつ、少子高齢化人口減少社会に備えた総合計画に掲げた施策を確実に実施することとして編成しました。  一般会計予算案は、総額を515億5,500万円、対前年度比では14億8,300万円、2.8%の減とし、図書館等複合施設三条技能創造大学の整備のほか、下田地域の魅力の発信や保内地区における造園業の振興などの地域の魅力をさらに高めるための取組等、持続可能なまちの実現に向けた取組に重点的に予算を配分しました。  主要な財政指標につきましては、経常収支比率は今年度決算見込みと比較して、0.8ポイント高い96.8%、実質公債費比率は、0.4ポイント高い16.1%、また、財政調整基金残高は、約15億円減少し、約48億円となるものと見込んでおります。  現時点で、これらの指標が最も悪化するのは、経常収支比率実質公債費比率にあっては令和3年度を、財政調整基金残高にあっては令和9年度を想定しておりますが、いずれの指標もその時点で、総合計画計画期間当初に各種の大型プロジェクトを踏まえて作成した財政見通しよりも数値が改善すると見込んでおり、経常収支比率にあっては、1ポイント低い97.4%、実質公債費比率にあっては、0.6ポイント低い16.4%、財政調整基金残高にあっては、約9億円多い30億円程度になるものと考えております。  このように当市の財政状況は、先ほど申し上げた財政規律を堅持しているだけでなく、これまでの見通しよりもさらに改善しているところではありますが、健全財政を維持すべく引き続き適切な収支のコントロールに努めてまいります。  国民健康保険事業特別会計予算案は、総額を85億6,050万円としました。令和2年度の1人当たりの国保税額については、中期的な国民健康保険事業財政状況を踏まえたシミュレーションの結果、安定的な運営に必要な基金の確保が見込めるため、対前年度比で1%の引下げを行います。引き続き、特定健康診査の受診の促進に努めるとともに、生活習慣病の発症及び重症化の予防に重点を置いた保健事業に取り組み、被保険者の健康の維持増進に努めてまいります。  後期高齢者医療特別会計予算案は、総額を11億6,540万円とし、本制度の適正かつ効率的な運営を図るため、広域連合と連携して保健事業介護予防事業を一体的に推進してまいります。  介護保険事業特別会計予算案は、総額を102億8,120万円としました。今後、後期高齢者人口の増加による要介護認定率の上昇等に伴い、介護サービスに対する需要の増加や多様化が想定されることから、これらに向けた適切な対応や介護予防の充実に努めてまいります。  農業集落排水事業特別会計公共下水道事業特別会計地方公営企業法を適用し、新たに一つの公営企業会計とした下水道事業会計予算案は、収益的支出を25億3,361万3,000円、資本的支出を29億1,566万8,000円とし、汚水にあっては、接続率の向上を図るとともに、適切な施設の維持管理に努め、雨水にあっては、豪雨に伴う浸水リスクの低減に向けた対策に引き続き取り組んでまいります。  水道事業会計予算案は、収益的支出を20億1,854万5,000円、資本的支出を8億8,983万8,000円とし、管路の耐震性の強化や漏水防止対策を進めながら、良質な水道水の安定供給と経営の効率化に努めてまいります。  次に、これまで申し上げてきたもののほか、来年度の主な事業について説明を申し上げます。  まず、総務・文教関連施策です。  2020東京オリンピックパラリンピック競技大会を間近に控え、出場が期待される地元選手を応援する取組はもちろんのこと、コソボ共和国ホストタウンとして、選手が競技に集中できるよう、万全の受入れ態勢を整えるとともに、同国との将来にわたる友好関係の形成に向け、相互理解を図るための交流事業等を実施してまいります。  防災対策については、避難所における中長期的な生活の質を確保するため、物流事業者の指導の下、物資の調達及び配送を円滑に行える体制の構築に取り組むほか、発災時に災害対策本部となる三条庁舎耐震補強工事を実施してまいります。  教育・子育て環境の充実については、子供たちのさらなる学力向上を目指し、教職員の創意工夫の基礎ともなる優れた授業モデルを作成、活用してまいります。また、「学びのマルシェ」は、子供の能力、習熟度に応じたよりきめ細かな対応を行うことで充実を図ってまいります。  さらに、やや配慮が必要な発達障がい等のある子供が放課後を安心して過ごすことができる児童クラブを新たに開設するほか、外国人児童生徒の適切な教育機会を確保していくため、引き続き日本語指導や学校生活の支援などを行う外国人・帰国子女支援員を配置してまいります。  加えて、多様な保育を提供するため、認定こども園の認定取得を目指す私立幼稚園の施設整備や自然との触れ合いを大切にした幼児教育を展開する事業者の取組を支援してまいります。  そのほか、これまで下田地域の保育所等で実施してきた給食における有機米の提供を市内全域の保育所等に拡大してまいります。  次に、市民・福祉関連施策です。  旧大崎中学校の体育館及び武道場については、地域の交流の場として、また、災害時には避難所として利用できるコミュニティーの拠点へと再整備してまいります。  地域の方々の御理解の下、4月に供用を開始する新最終処分場については、その運営に万全を期するとともに、敷地内に近隣の方々が集える憩いの広場を整備してまいります。  本年は、名誉市民小林ハルさんの生誕120周年に当たることから、芸に打ち込み、最後の越後瞽女として伝統芸能の継承等に尽力されたその功績を後世に伝える顕彰事業を実施してまいります。  地域包括ケアシステムの充実については、三条市高齢者福祉計画第8期介護保険事業計画及び第3期三条市障がい者計画等を策定するほか、認知症の方などの権利を保護するため、専門家の協力の下、成年後見制度の利用を促進してまいります。  また、コミュニケーションや社会との関わりを阻害し、認知症を引き起こす危険因子でもある難聴に積極的に対処していくため、補聴器の購入費用の助成を新たに行ってまいります。  さらに、ひきこもり状態からの社会復帰を支えていくため、相談窓口の設置や関係機関との連携体制の構築など、支援の充実に取り組んでまいります。  最後に、経済・建設関連施策です。  インバウンドの推進については、今年度調査を行った台湾を含む各国の旅行行動の特徴を踏まえ、よりターゲットを絞り込んだ効果的なプロモーションの展開や訴求力のあるツアーの実施に取り組んでまいります。  この地域の様々な資源を生かした起業等を支援する起業家等育成支援事業については、より多様な方にこの地に集っていただくため、今年度の成果に関する発表会などを通じ、進取果敢なものづくりのまちとしてのイメージを発信してまいります。  農業の振興については、青年就農者育成等支援事業により下田地域に就農した研修生が、学んだ成果を発揮し価格決定力のある農業者のモデルになることができるよう、引き続きサポートを行ってまいります。  水害対策については、市内各所における内水被害を軽減するため、引き続き新通川沿川の排水路整備に取り組むほか、島田川沿川の排水路整備に着手してまいります。また、公共下水道雨水計画に基づき、嘉坪川雨水幹線及び東三条第1雨水幹線の雨水処理施設整備、荒町第2雨水幹線の排水路整備に取り組んでまいります。  社会インフラの賢い利用に向けては、須頃郷第1号公園について、一部を民間事業者に貸し付け、その収益で施設整備を行ってもらうなどといった民間活力の導入を視野に活用策を検討してまいります。  また、社会インフラの長寿命化については、引き続き計画的な予防保全に取り組むとともに、その適正な維持管理や災害時には重要な役割を担うこととなる地元建設事業者の経営の安定化を図るため、建設機械の運転等に係る資格の取得などを支援してまいります。  以上、来年度の各会計予算案について御説明申し上げました。  何とぞ議会の皆様の御理解と御協力をいただき、御決定を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部銀次郎君) 副市長。   〔登壇〕 ○副市長(若山 裕君) それでは、ただいま御上程いただきました各議案につきまして、初めに議第12号から議第22号まで、次に議第8号から議第10号まで、続いて議第1号から議第7号まで、最後に報第1号の順に提案理由の説明を申し上げます。  最初に、議第12号 辺地総合整備計画の変更について説明いたします。  令和元年度に策定いたしました笠堀地区に係る辺地総合整備計画について、公共施設等の整備計画の内容を変更するものでございます。
     内容は、市道原田2号線舗装事業の事業費の増額及び名下多目的集会施設屋根改修事業の追加に伴う変更でございます。  次に、議第13号 三条市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例等の一部改正について説明いたします。  改正の趣旨は、行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律の一部改正に伴い、規定等の整理を行うことから、必要な改正を行うものでございます。  改正する条例は、三条市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例、三条市固定資産評価審査委員会条例の2本でございます。  改正の内容は、1点目として、三条市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例の題名を三条市情報通信技術を活用した行政の推進等に関する条例に改めるものでございます。  2点目として、法の題名変更及び条ずれに伴う規定の整理を行うものでございます。  施行期日は、公布の日でございます。  次に、議第14号 三条市監査委員条例等の一部改正について説明いたします。  改正の趣旨は、地方自治法の一部改正に伴い、監査制度の見直しが行われたことなどから、必要な改正を行うものでございます。  改正する条例は、三条市監査委員条例及び三条市水道事業の設置等に関する条例の2本でございます。  改正の内容は、1点目として、監査基準を各地方公共団体の監査委員が定め、公表しなければならないなどとされたことから、公表の方法を定めるものでございます。  2点目として、地方自治法の条ずれに伴い、引用する規定の整理を行うものでございます。  施行期日は、令和2年4月1日でございます。  次に、議第15号 三条市国民健康保険税条例の一部改正について説明いたします。  改正の趣旨は、今後の中期的な国民健康保険事業財政状況を踏まえ、令和2年度の1人当たり国民健康保険税額を対前年度比で1%引き下げることから、必要な改正を行うものでございます。  改正の主な内容は、基礎課税額において、所得割額を算定する率を100分の6.42に、被保険者均等割額を2万2,500円に、世帯別平等割額を1万8,300円に、後期高齢者支援金等課税額において、所得割額を算定する率を100分の2.85に、世帯別平等割額を7,800円にそれぞれ改めるものでございます。  施行期日は、令和2年4月1日でございます。  次に、議第16号 三条市手数料条例の一部改正について説明いたします。  改正の趣旨及び内容は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正に伴い、個人番号の通知カードが廃止されることから、当該カードの再発行手数料を定める規定を削るものでございます。  施行期日は、情報通信技術の活用による行政手続等に係る関係者の利便性の向上並びに行政運営の簡素化及び効率化を図るための行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律等の一部を改正する法律附則第1条第6号の政令で定める日またはこの条例の公布の日のいずれか遅い日でございます。  次に、議第17号 三条市児童クラブ条例の一部改正について説明いたします。  改正の趣旨は、子育て支援の充実を図るため、新たに発達障がい等のある児童を対象とした児童クラブを設置することから、必要な改正を行うものでございます。  改正の内容は、児童クラブの名称を三条市さんさん児童クラブに、位置を三条市東本成寺2番1号、総合福祉センター内と定めるものでございます。  施行期日は、令和2年4月1日でございます。  次に、議第18号 三条市営住宅条例の一部改正について説明いたします。  改正の趣旨は、公営住宅法の一部改正に伴い、規定の整理を行うことから、必要な改正を行うものでございます。  改正の内容は、不正行為による入居に係る公営住宅の明渡し請求の際に徴収する額の算定に用いる利率を年5分の割合から法定利率に改めるものでございます。  施行期日は、令和2年4月1日でございます。  次に、議第19号 三条市東三条駅前駐車場条例の一部改正について説明いたします。  改正の趣旨は、三条市東三条駅前駐車場の利便性の向上を図るため、夜間の駐車を可能とするとともに、使用料の上限額を設けるなど、必要な改正を行うものでございます。  改正の内容は、1点目として、午後9時から午前9時までの間に駐車しておくことを可能とし、1泊の使用料を500円とするものでございます。  2点目として、今ほど申し上げた夜間以外の使用料の上限を1日当たり500円とするものでございます。  施行期日は、令和2年4月1日でございます。  次に、議第20号 三条市下田地域交流拠点施設条例の一部改正について説明いたします。  改正の趣旨及び内容は、農産物加工所の増設に伴い、調理室及び研修室を廃止することから、貸室及びその利用料金を定める表からそれらに係る部分を削るものでございます。  施行期日は、公布の日でございます。  次に、議第21号 市道路線の認定について説明いたします。  今回お願い申し上げます認定路線については、一覧表のとおり、1路線、実延長178.0メートルでございます。  路線の状況等については、添付図を御参照いただきたいと存じます。  次に、議第22号 土地の取得について説明いたします。  この土地については、市道大島164号線道路建設事業用地に供するため取得するものでございます。取得に際しましては、その買入れ価格が2,000万円以上で、取得面積が5,000平方メートル以上となることから、三条市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例に基づき、御審議をお願いするものでございます。  取得する土地の所在は三条市上須頃地内、取得面積は1万1,593.91平方メートル、取得価格は2億4,163万2,237円でございます。  参考といたしまして取得する事業用地の位置図を添付させていただいておりますので、御参照いただきたいと存じます。  次に、議第8号 令和元年度三条一般会計補正予算について説明いたします。  第1条におきまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ7億7,413万6,000円を追加し、補正後の予算の総額を546億2,173万2,000円とさせていただくものでございます。  第1表の歳入歳出予算補正につきまして、歳出から説明いたしますので、2ページをお願いいたします。2款総務費、補正額2億1,823万6,000円は、職員の普通退職に伴い退職手当を増額するほか、ふるさと三条応援寄附金を財政調整基金に積み立てるものでございます。  3款民生費、補正額5,045万5,000円及び4款衛生費、補正額67万6,000円は、平成30年度の生活保護費負担金等、国及び県からの交付金の額の確定に伴い、それぞれ償還金を措置するものでございます。  6款農林水産業費884万5,000円は、県が国の補正予算を活用して中野原地区ため池整備事業及び五十嵐川下流部頭首工整備事業の進捗を図ることに伴い、負担金を増額するものでございます。  8款土木費、補正額3億5,200万円は、国の補正予算による社会資本整備総合交付金を活用し、矢田中曽根新田線などの舗装改修工事及び新幹線駅前通り1号線などの消雪施設整備工事を行うものでございます。  10款教育費、補正額1億4,392万4,000円は、国の学校施設環境改善交付金の追加交付を受け、旭小学校食堂つり天井や保内小学校体育館棟外壁などの改修工事を行うほか、寄附金2件を受け、学校図書館用図書の購入及び文化振興基金への積立てを行うものでございます。  次に、歳入について説明いたしますので、1ページをお願いいたします。11款地方交付税、補正額8,945万6,000円は、普通交付税でございます。  15款国庫支出金、補正額2億4,023万2,000円、18款寄附金、補正額1億9,004万8,000円は、それぞれ歳出の説明内容に伴うものでございます。  22款市債、補正額2億5,440万円は、後ほど第4表、地方債補正で説明させていただきますので、3、4ページをお願いいたします。第2表、繰越明許費補正は、歳入歳出予算補正で説明いたしました国の補正予算に伴う事業のほか、年度内に事業が完了しない見込みのものについて、追加で17件、15億4,896万6,000円、変更で1件、5,237万4,000円の増額をお願いするものでございます。  5ページをお願いいたします。第3表、債務負担行為補正、1、変更、番号1は、県央土地開発公社が行う住宅団地造成事業資金の借入れに係る債務保証でございまして、現在の借入れから分譲済みの土地代金を減じて今年度末に借換えを行うため、期間を令和元年度から令和2年度までに変更するものでございます。  6ページをお願いいたします。第4表、地方債補正、1、変更、県事業費負担金費、補正後限度額5,310万円、880万円の増は、中野原地区ため池整備等に係る県事業負担金の増額に充てるもの、市道整備事業費、補正後限度額9億4,120万円、1億6,010万円の増は、市道の舗装補修事業及び消雪施設整備事業に充てるものでございまして、それぞれ歳入歳出予算補正で説明いたしました国の補正予算に伴うものでございます。小学校整備費、補正後限度額1億8,000万円、8,550万円の増は、歳入歳出予算補正で説明いたしました国の交付金の追加交付を受け行う旭小学校食堂つり天井などの改修工事に充てるものでございます。  次に、議第9号 令和元年度三条介護保険事業特別会計補正予算について説明いたします。  第1表、歳入歳出予算補正につきまして説明いたしますので、1ページをお願いいたします。第1表、歳入歳出予算補正の下段の歳出、2款、保険給付費、補正額1,181万7,000円の減、4款地域支援事業費、補正額1,181万7,000円の増は、サービス利用者の増加などに伴い、地域支援事業費の介護予防・生活支援サービス事業等に係る支給費を増額するとともに、不用額が見込まれる保険給付費の居宅介護サービス給付費の減額を行うものでございます。  上段の歳入につきましては、今ほど説明いたしました歳出の説明内容に伴う財源更正をお願いするものでございます。  次に、議第10号 令和元年度三条公共下水道事業特別会計補正予算について説明いたします。  第1条におきまして、繰越明許費の追加及び変更をお願いするものでございます。1ページをお願いいたします。第1表、繰越明許費補正、1、追加、特定環境保全公共下水道建設事業は、関係機関との調整に不測の日数を要したことなどにより、年度内に事業が完了しないことが見込まれることから、2,500万円の設定をお願いするものでございます。  2、変更、公共下水道建設事業は、支障物件移設の遅延等により、年度内に事業が完了しないことが見込まれることから、1億3,601万4,000円の増額をお願いするものでございます。  次に、令和2年度各会計予算について、予算書により説明いたします。  予算書をお願いいたします。予算書の1ページをお願いいたします。議第1号 令和2年度三条一般会計予算でございます。  第1条で歳入歳出予算の総額を515億5,500万円と定め、第2条で債務負担行為を、第3条で地方債をそれぞれ定め、第4条で一時借入金の最高額を150億円とし、第5条で歳出予算の流用について定めるものでございます。  2ページをお願いいたします。第1表、歳入歳出予算について、歳入から説明いたします。  なお、令和2年度の各予算案の大綱と主要施策等につきましては、先ほど市長が令和2年度施政方針で述べられたところでありますので、説明は要点のみとさせていただきます。  1款市税、予算額127億1,136万円でございます。個人市民税は、景況感を踏まえ、前年度と比べ0.1%の減、法人市民税は、税制改正に伴う法人税割の税率引下げなどにより、19.4%の減と見込んでおります。また、固定資産税は、土地の下落傾向が続いているものの、家屋の新増築などにより0.1%の増とし、市税全体としては2.0%の減となるものでございます。  2款地方譲与税、予算額3億9,200万円から9款環境性能割交付金3,200万円までの各種譲与税、交付金は、地方財政対策などを踏まえ計上したものでございまして、6款には、地方法人課税の偏在是正として、法人市民税法人税割の税率引下げと併せて新たに創設されました法人事業税交付金1億3,000万円を計上しております。  3ページをお願いいたします。10款地方特例交付金、予算額8,620万円は、幼児教育の無償化に係る財政措置として令和元年度に限り措置されていた子ども・子育て支援臨時交付金の皆減などにより、61.6%の減としたところでございます。  11款地方交付税、予算額96億5,000万円、前年度と比べ1.0%の増でございます。内訳といたしましては、普通交付税が85億円、特別交付税が11億5,000万円でございます。普通交付税につきましては、地方債元利償還金に係る交付税算入額の増や新たな算定項目の創設などにより、前年度と比べ1.2%の増としたところでございます。  15款国庫支出金、予算額67億4,947万7,000円、主なものといたしましては社会資本整備総合交付金や子どものための教育・保育給付費負担金、児童手当負担金などでございます。  16款県支出金、予算額27億9,697万2,000円、主なものといたしましては子どものための教育・保育給付費負担金や国民健康保険及び後期高齢者医療に係る保険基盤安定負担金、障がい者自立支援給付費負担金などでございます。  4ページをお願いいたします。19款繰入金、予算額43億2,760万4,000円、財政調整基金繰入金のほか、共和松井基金繰入金などでございます。  21款諸収入、予算額18億3,683万2,000円、主なものといたしましては制度融資等に係る預託金繰戻金や資源物売却代金、幼児教育の無償化に伴う保育所等副食費実費徴収金等の各種事業の実費徴収金などでございます。  22款市債、予算額94億3,862万3,000円、主なものといたしましては三条技能創造大学施設建設事業費充当債や借換債、臨時財政対策債、市道整備事業費充当債などでございます。  5ページをお願いいたします。歳出でございます。1款議会費、予算額2億4,095万2,000円、市議会の活動、運営に係る経費でございます。  2款総務費、予算額106億2,300万1,000円、三条技能創造大学の施設建設や設置準備、三条庁舎の耐震化のほか、旧大崎中学校の体育館等のコミュニティー拠点施設への改修や地域おこし協力隊、ステージえんがわの活用等に係る地域の活性化などに取り組んでまいります。  3款民生費、予算額135億7,086万3,000円、私立保育園、認定こども園の施設整備に対する支援や保育所、児童クラブなどによる子育て支援のほか、障がい者、高齢者などの福祉各分野における施策の充実を図ってまいります。  4款衛生費、予算額29億3,346万9,000円、疾病の予防や各種健康診査による早期発見、地域医療体制の充実、子供や妊産婦等への医療費助成などのほか、ごみの減量化、生活環境の保全に取り組んでまいります。  5款労働費、予算額1億8,013万4,000円、勤労青少年ホームの維持管理のほか、若年者の就労支援などに取り組んでまいります。  6款農林水産業費、予算額9億4,305万3,000円、下田地域における自然と調和した農業の推進のほか、地産地消の推進、担い手の確保、育成などの経営基盤の強化や多面的機能支払交付金事業などの農業生産基盤の整備等に取り組むとともに、造園業の振興、林道の整備などに取り組んでまいります。  7款商工費、予算額24億2,078万3,000円、ものづくり産業の価格決定力の確保、技術を生かした製品開発、地場産業技術の継承や販路開拓、求人情報発信ウェブサイトの運用による雇用促進などに取り組むほか、下田地域の持つ魅力の一体的な情報発信や充実強化など、観光交流の推進に取り組んでまいります。  6ページをお願いいたします。8款土木費、予算額59億4,998万3,000円、道路、橋梁の長寿命化、包括的維持管理委託による効率的な施設の維持管理を行うとともに、大島164号線、森町院内線などの道路整備や大面川上流域、新通川、島田川沿川における水害対策、市営住宅の耐震改修に取り組んでまいります。  9款消防費、予算額15億3,755万8,000円、消防ポンプ自動車等の設備、装備の更新や消防団の再編など消防救急体制の充実を図るほか、災害時における物資配送体制の整備、豪雨災害対応ガイドブックの改訂など、防災力の強化に取り組んでまいります。  10款教育費、予算額37億4,119万6,000円、小中一貫教育の推進やICTを活用した授業の研究に取り組むとともに、体育文化会館を中心とした施設の活用、連携、図書館等複合施設の整備、下田地域における国際的なスポーツ競技会の開催など、生涯学習やスポーツの振興に取り組んでまいります。  11款公債費、予算額94億364万7,000円、市債に係る元利償還金や一時借入金利子などでございます。  7ページをお願いいたします。第2表、債務負担行為につきましては、普通河川大面川調整池整備事業や図書館等複合施設建設事業、工業流通団地の造成に係る県央土地開発公社の借入れについて債務保証を行うなど、4件をお願いするものでございます。  8ページをお願いいたします。第3表、地方債、庁舎整備事業費から借換債まで22件、限度額の合計は94億3,862万3,000円でございます。  次に、各特別会計につきまして、大綱的に説明いたします。  予算書の275ページをお願いいたします。議第2号 令和2年度三条国民健康保険事業特別会計予算でございます。  第1条で歳入歳出予算の総額を85億6,050万円と定め、第2条で歳出予算の流用について定めるものでございます。保険給付のほか、人間ドック検診などの健康推進事業や特定健康診査事業等を実施してまいります。  なお、議第15号で説明いたしましたとおり、今後の中期的な国民健康保険事業財政状況を踏まえ、税額を算定する率等を改定させていただくものでございます。  315ページをお願いいたします。議第3号 令和2年度三条後期高齢者医療特別会計予算でございます。  第1条で歳入歳出予算の総額を11億6,540万円と定めるものでございます。75歳以上の高齢者等の保険料徴収事務及び新潟県後期高齢者医療広域連合に対する保険料等の納付を行うものでございます。  335ページをお願いいたします。議第4号 令和2年度三条介護保険事業特別会計予算でございます。  第1条で歳入歳出予算の総額を102億8,120万円と定め、第2条で歳出予算の流用について定めるものでございます。第7期介護保険事業計画に基づき、安定した介護保険制度を運営するとともに、介護予防や地域包括ケア総合推進センターの運営などの地域支援事業、口腔ケア等による介護予防、重度化防止の推進に努めてまいります。また、三条市高齢者福祉計画・第8期介護保険事業計画を策定してまいります。  389ページをお願いいたします。議第5号 令和2年度三条勤労者福祉共済事業特別会計予算でございます。  第1条で歳入歳出予算の総額を2,070万円と定め、市内の中小企業に勤務する方々の福利厚生を図るため、給付事業や余暇事業を行うものでございます。  次に、議第6号 令和2年度三条水道事業会計予算について、予算書により説明いたします。  予算書の1ページをお願いいたします。第2条、業務の予定量でございます。給水栓数4万1,071栓、年間給水量1,295万7,700立方メートル、1日平均給水量3万5,501立方メートル、主な建設改良事業6億2,257万8,000円を予定するものでございます。
     第3条、収益的収入及び支出の予定額でございます。収入を20億8,462万円、支出を20億1,854万5,000円に定めるものでございます。  第4条、資本的収入及び支出の予定額でございます。収入を4億3,080万1,000円、2ページをお願いいたします。支出を8億8,983万8,000円に定めるものでございます。  恐れ入りますが、再び1ページをお願いいたします。第4条の括弧書きをお願いいたします。資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額4億5,649万9,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額5,951万2,000円、過年度分損益勘定留保資金3億9,698万7,000円で補填するものでございます。  2ページをお願いいたします。第5条、企業債でございます。限度額を総額で3億8,430万円に定めるものでございます。  第6条、一時借入金は、限度額を2億円に定めるものでございます。  第7条、予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合について定めるものでございます。  第8条、議会の議決を経なければ流用することができない経費について定めるものでございます。  第9条、棚卸資産購入限度額を4,012万8,000円と定めるものでございます。  なお、3ページ以降に予算に関する説明書として、予算実施計画、キャッシュ・フロー計算書などを添付しておりますので、御参照いただきたいと存じます。  次に、議第7号 令和2年度三条下水道事業会計予算について、予算書により説明いたします。  予算書の1ページをお願いいたします。第2条、業務の予定量でございます。接続件数6,951件、年間有収水量210万5,751立方メートル、1日平均有収水量5,769立方メートル、主な建設改良事業、6億2,454万円を予定するものでございます。  第3条、収益的収入及び支出の予定額でございます。収入及び支出ともに25億3,361万3,000円に定めるものでございます。  第4条、資本的収入及び支出の予定額は、収入を19億3,854万2,000円、2ページをお願いいたします。支出を29億1,566万8,000円に定めるものでございます。  恐れ入ります。再び1ページをお願いいたします。第4条の括弧書きをお願いいたします。資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額9億7,712万6,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額3,077万5,000円、当年度分損益勘定留保資金9億4,635万1,000円で補填するものでございます。  2ページをお願いいたします。第4条の2、特例的収入及び支出でございます。令和2年度より特別会計から公営企業会計へ移行する下水道事業会計におきまして、地方公営企業法の適用の前日に属する会計年度に発生した債権または債務について、未収金の額を7億6,883万2,000円、未払い金の額を6億3,726万6,000円とするものでございます。  第5条、企業債でございます。限度額を総額で12億2,080万円に定めるものでございます。  第6条、一時借入金は、限度額を42億円に定めるものでございます。  第7条、予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合について定めるものでございます。  第8条、議会の議決を経なければ流用することができない経費について定めるものでございます。  第9条、他会計からの補助金でございます。下水道事業運営のため、一般会計からこの会計へ補助を受ける金額を16億4,761万円と定めるものでございます。  なお、3ページ以降に予算に関する説明書として、予算実施計画、キャッシュ・フロー計算書などを添付しておりますので、御参照いただきたいと存じます。  最後に、報第1号 専決処分報告について説明いたします。  令和元年度三条一般会計補正予算の専決処分でございます。この内容は、新型コロナウイルスの中華人民共和国での感染拡大に伴う友好都市への支援に係る経費の執行が急を要するため、去る2月3日に専決処分をさせていただいたものでございます。  1ページ、専決処分書をお願いいたします。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ200万円を追加し、補正後の予算の総額を538億4,759万6,000円とさせていただいたものでございます。  第1表、歳入歳出予算補正につきまして説明いたしますので、1ページをお願いいたします。第1表、歳入歳出予算補正の下段の歳出でございます。2款総務費、補正額200万円は、中華人民共和国内においてマスク等の医療物資が入手困難な状況を受け、顎州市及び重慶市巴南区に対して、感染対策の支援として医療物資等を提供するものでございます。  上段の歳入、11款地方交付税、補正額200万円は、普通交付税でございます。  以上で説明を終わらせていただきます。御審議の上、それぞれ御議決を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。ありがとうございました。 ―――――――――*=*=*=*=*=*――――――――― ○議長(阿部銀次郎君) 以上で本日の日程は終了いたしました。  次の会議は明後4日午前10時に開くこととし、本日はこれをもちまして散会いたします。 午前11時07分 散会...