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令和元年決算審査特別委員会( 9月18日)経済建設分科会

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  1. 三条市議会 2019-09-18
    令和元年決算審査特別委員会( 9月18日)経済建設分科会


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    最終取得日: 2021-07-27
    令和元年決算審査特別委員会( 9月18日)経済建設分科会               決算審査特別委員会経済建設分科会記録 1 日   時  令和元年9月18日(水)午前10時 1 場   所  第3委員会室 1 出席分科員  山田富義主査 坂井良永副主査          佐藤和雄 武石栄二 横山一雄 長橋一弘 1 欠席分科員  なし 1 分科員外議員 馬場博文 1 説明のための出席者          渡辺経済部長 五十嵐営業戦略室長 石塚次長                 片野商工課長 瀬戸主幹兼営業戦略室主幹                 渡辺農林課長 藤家課長補佐兼地産地消推進室長兼営業戦略室副主幹                 清水農業委員会事務局長          笹川建設部長 太田建設課長 小山・丸山課長補佐                 渡辺建築課長 坂下課長補佐                 藤澤上下水道課長 馬場・山井両課長補佐                          大橋荒町ポンプ場長三条下水処理センター長                          刈屋大崎浄水場長 1 職務に従事した議会事務局職員
             栗山事務局長 吉田次長 竹谷主事 1 審査区分    認定第1号 平成30年度決算の認定について(三条市一般会計及び各特別会計)   上記事件中、経済建設常任委員会所管分    認定第2号 平成30年度決算の認定について(三条市水道事業会計) 1 審査の経過及び結果                              開  会 午前10時00分 ○(山田富義主査) ただいまから決算審査特別委員会経済建設分科会を開会いたします。  出席全員であります。  直ちに審査に入ります。 ――*――*――*――*――*――*――*――*――*――*―― ●認定第1号及び認定第2号の以上2件一括審査 ○(山田富義主査) 当分科会の審査対象は、既に配付済みの決算審査特別委員会経済建設分科会審査区分一覧表のとおりでございますが、審査の進め方につきましては、最初に認定第1号 平成30年度決算の一般会計を款ごとに行い、続いて特別会計を行った後、認定第2号 平成30年度決算の水道事業会計の審査に進みたいと思います。  質疑につきましては、一問一答形式を遵守され、また質疑、答弁につきましては簡潔明瞭になされますようお願いいたします。  お諮りいたします。  提案理由の説明については省略したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義主査) 御異議がありませんので、そのように決定いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎認定第1号 平成30年度決算の認定について(三条市一般会計及び各特別会計) ◆一般会計歳出、第3款民生費について ○(山田富義主査) それでは、認定第1号の一般会計歳出、第3款民生費について質疑を行います。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義主査) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆第5款労働費について ○(山田富義主査) 次に、第5款労働費について質疑を行います。 ○(横山一雄分科員) 決算書の127ページ、020労働対策事業費のうちの21節労働金庫預託金1億5,000万円は勤労者の生活のためのものでございますけど、実際の取り扱い実績と労働金庫が貸し出す金利等について、主なもので結構です。伺います。 ○(片野商工課長) 労働金庫預託金の件でございますけれども、実績につきましては平成30年度の利用件数が1万1,770件、融資残高につきましては120億6,600万円となっております。これは勤労者の生活安定、福祉の向上を目的にしておることから、利率に関しては無利息ということでございます。 ○(横山一雄分科員) 商工課でいろいろ預託金があって、事務報告書の中に融資ごとの利用実績を出しておられますので、今後労働金庫預託金事務報告書に今おっしゃったような利用件数とか状況等について入れておかれれば何も聞く必要はないんじゃないかと私は思いますが、いかがですか。 ○(片野商工課長) 事務報告書の中にも記載させていただくようにしてまいりたいと思います。 ○(横山一雄分科員) 代表的な貸し付けの金利は幾らぐらいで貸し出していますか。いろいろ種類がありますけど、代表的なもので結構です。 ○(片野商工課長) 種類といたしましては、生活資金あるいは住宅の建設資金等がございますけれども、申しわけありませんが、手元にその具体的な利率の詳細な情報を持っておりませんので、後ほどお答えさせていただければと思います。 ○(山田富義主査) そのほかはいかがでしょうか。   (「なし」と呼ぶ者あり)  それでは、お諮りいたしますが、第5款に対する質疑につきましては、横山分科員の質疑に対する答弁が残っておりますので、ここで一旦保留とし、次に進みたいと思いますがいかがでしょうか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義主査) 御異議がありませんので、そのように決定いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆第6款農林水産業費について ○(山田富義主査) 次に、第6款農林水産業費について質疑を行います。 ○(横山一雄分科員) 131ページ、中ほどの020地産地消推進事業費1,800万円余ございますが、そこに幾つかの事業を述べてございます。それで、この地産地消推進事業によって、どのような成果があったのか伺いたいと思います。 ○(渡辺農林課長) 地産地消推進事業につきましては、学校給食米の提供を初め、地元農産物の地産地消推進を図るために委託事業等を行いまして、三条市産の農産物を広く市民の皆様への普及、また農業への理解度を深めるための取り組みを推進させていただいたものでございます。このほかに直売所等の活用等も含めまして、地産地消事業の推進を図ったものでございます。 ○(横山一雄分科員) だから、そういう事業をやってどのような成果が上がったか、単刀直入に伺います。 ○(渡辺農林課長) 済みません、地産地消推進率は、若干横ばい傾向が続いておりましたが、学校給食への農産物――先ほど言いました米以外の野菜等の供給も含めまして、学校給食への地産地消の推進率も横ばいですけれども、向上していると捉えているところでございます。 ○(横山一雄分科員) その中の19節の環境にやさしい農業推進事業補助金は、どのような成果があったんですか。 ○(渡辺農林課長) 環境にやさしい農業推進事業補助金でございますけれども、これは学校給食用に提供いただいております米の生産者に対して補助金を出しているものでございまして、学校給食用の米は大きくは2種類ございます。県認証の特別栽培米有機認証米の2つの作柄の米に対して農業者への支援ということで補助金を交付しているものでございます。 ○(横山一雄分科員) 事務報告書の中にも少し述べてあったようですけど、三条産米首都圏販路開拓事業に取り組んでおられています。私どももたしか総務文教常任委員会で3年前に荒川区の小学校へ行ったときにいろいろな話や写真なんかも見せていただいたんですが、その取り組みとその成果といいますか、三条産コシヒカリ販路拡大等にもつながったんだろうと思いますが、その辺の状況、成果についてお伺いいたします。 ○(渡辺農林課長) 今ほど御質問のありました首都圏への学校給食の販路拡大ということでございますけれども、実施対象校は6校ございます。内容等を申し上げますと、荒川区で4校、調布市で2校、合計6校でございます。30年度の販売実績でございますけれども、精米キログラム単価でございますが、1万3,430キロのコシヒカリを販売いたしました。 ○(横山一雄分科員) わかりました。  それでは、135ページ、債務負担行為に基づきます土地改良事業費が載っております。そこで、010でございますが、各土地改良区に債務負担行為に基づく事業のようでありますけど、刈谷田川土地改良区の負担金決定の基本になるわけでありますが、刈谷田川土地改良区の受益面積、それから大島下郷土地改良区の受益面積、それから下田土地改良区の受益面積、それからもう一つ三条土地改良区、この4土地改良区の受益面積はどの程度か。おおよそで結構です。何百ヘクタールとか何百何十ヘクタール、その程度で結構ですから、伺いたいと思います。 ○(渡辺農林課長) 個々の受益面積について、今手元で確認がとれませんので、後ほどお知らせいたします。 ○(横山一雄分科員) 債務負担行為の年度について、30年度の支払い実績はありますけど、これは何年までなんですか。もう三、四年間の債務負担行為をとってやっていると思いますが、何年まででしたか。 ○(渡辺農林課長) 後ほど精査いたしまして、すぐに。 ○(横山一雄分科員) わかりました。予算審議の際に平成35年までとか平成36年までとかと各事業に説明があったもんですから、今伺ったわけです。じゃ、後で結構です。  その上に19節保内園芸組合振興事業補助金5万円がありますけど、各補正予算にも出ておりますけど、その保内園芸組合のいわゆる事業活動の内容、この前、組合数の答弁でいろいろあったみたいですけど、この辺を明確に答弁してください。 ○(渡辺農林課長) 保内園芸組合の取り組みについて、説明いたします。  主な事業といたしましては、イベント活動ということで、昨年の実績でございますと市役所施設の玄関脇の寄贈工事やイベント活動をしています。活動実績の収支といたしまして約90万円の保内園芸の事業規模でございます。 ○(横山一雄分科員) 平成31年度は国のモデルですか、この前も補正で1,150万円が出ている造園業のモデル事業を今度は園芸組合が中心になって取り組んでいかれるわけなんでしょう。  そして、林業の関係でちょっと確認させていただきます。137ページ、林道管理費についてお伺いいたします。13節の林道維持管理委託料300万円ございますが、これは30年度はどこをどういうふうにやられたのか伺いたいと思います。 ○(渡辺農林課長) 平成30年度の林道維持管理委託料でございますけれども、地区といたしましては大きく4地区ございます。林道蔵々ケ入線、それと天神ヶ入線、ここは1カ所になります。続きまして、2カ所目が麻布谷鹿峠線の除草作業でございます。先ほどの蔵々ケ入線も除草作業でございます。次が林道原西山線も同じく除草作業の委託でございます。最後でございますけども、林道馬場元町線につきましても、これも除草作業の委託でございます。相手先といたしましては、地区の自治会へお願いしています。 ○(横山一雄分科員) 答弁ありがとうございました。けど、15日に大崎総鎮守中山神社の秋の大祭がありまして、総代の方から麻布谷黒水線の麻布の湯から上のほうの除草、草刈りどうなってるんだと言われました。あそこにすばらしい自動車道1級の看板まで立てているわけでしょう。一番いい林道でありながら道路は草ぼうぼうで、軽自動車がやっと通れるような状況だと。そして、今度は変な廃材というか、うちぼっこした風呂おけだか、あんげんがんみんなぶっちゃってあるが、どうなっているんだなんていう厳しい意見が出まして、その不法投棄してあるのは市民部長に話ししてありますけど、そちらの管理を30年度はしっかりやられたんですか。 ○(渡辺農林課長) 昨年度に関しましても適宜適切な管理を行わせていただきましたところでございます。今年度につきましては、御指摘のところを十分今後調査いたしまして、適切に取り組んでいきたいと考えているとこでございます。 ○(横山一雄分科員) 全くそのとおりでございますので、どうぞ現地を見られて、一般質問でも何回も言うてありますけど、93%も国、県の補助金で、三条市は7%しか負担しないであれだけの道をつくったわけでしょう。それこそ維持管理は三条市の責任でやりますとあれだけ国へ誓約書を出しているわけでありませんか。そういうことを踏まえてきちんと管理をすべきだと、していただきたいということであります。それについて答弁は要りません。  139ページをお願いします。次、010の水産業関係についてちょっと伺いたいと思います。県錦鯉協議会負担金について、県錦鯉協議会の内容とか活動状況はどういうふうになっているんでしょうか。4万9,000円の負担金がありますから、負担するその根拠、三条市は4万9,000円負担しましたというその内容を聞かせてください。 ○(渡辺農林課長) 県錦鯉協議会への負担金ということでございますけれども、三条市内におきましても水産業、ニシキゴイの活動をしている者がおりますものですから、三条市からも負担金を徴収して活動等を支援するものでございます。県の品評会であったり、その他災害、または防災といいますか、それらの情報提供を得ながら、生産者等への周知といいますか、整理を図っているところでございます。 ○(横山一雄分科員) これは県の協議会ですから、30市町村ですか、これ全部ここに加入されておられるんでしょうか。 ○(渡辺農林課長) 申しわけありません。手元に構成団体の情報を持っておりませんので、後でお答えさせていただきます。 ○(横山一雄分科員) その下の下の五十嵐川漁業協同組合事業補助金について、今度負担金じゃなくて補助金50万円とありますが、それの活動内容とその活動によってどのような効果が上がったのかお伺いいたします。 ○(渡辺農林課長) 五十嵐川漁業協同組合活動実績等でございますけれども、昨年度行われました事業は放流事業でございます。義務的放流ということで、アユのほかサクラマス等でございますけれども、具体的な放流量を申し上げますと、アユでありますと義務的放流で190キロ、サクラマスで1万500尾、サケが74万7,000尾の放流事業等を行っているところでございます。 ○(横山一雄分科員) 放流をこれだけやって、どのような成果が上がったんですか。 ○(渡辺農林課長) 五十嵐川漁業協同組合の業務内容かと思われますけれども、この直接的な漁業の収益のほかにもまた五十嵐川の清流作業ということで、平成30年度も上流部で植栽事業をやったりとかさまざまな活動を通じながら、漁業本体の収益、または環境に配慮した事業を展開されているところでございます。 ○(長橋一弘分科員) 答弁は要りません。どうでもいいことを言わせてもらいますけども、今後のこともあるんで、ぜひお話ししておきたいんですけど、簡にして要を得た発言をする、打てば響くような答弁かというとそうじゃない。それは、何聞かれるかわかんないから大変は大変だと思うんだけど、決して準備不足だとは思っていないんですよ。ただ、これだけは気をつけてほしいんだけど、ニシキゴイの業者のことで聞かれたら、「業者がおりますので」、これはいただけませんね。業者がいらっしゃいますと。傍聴している人でもいたら誤解を招きますよ。こういう言葉遣い、気をつけられたらいい。これは、執行部と我々議員の間ですから、そこら辺そんなのは一々書きませんからいいけど、こういう一つ一つの敬語の使い方一つで仕事のやり方というのは類推できるんですよ、残念だけど。そういうことで、今後よろしくどうぞお願いします。  以上です。 ○(佐藤和雄分科員) 2点お聞きします。  133ページ、有害鳥獣駆除事業ですが、ICTを利用した被害防止装置等をいろいろ書いてございますけども、それに対して成果がどういうふうにあらわれてきたのかお尋ねいたします。 ○(渡辺農林課長) ICTを活用いたしましたシステムでございますけれども、これは大きくは2つございます。鳥獣が近づいたときに光または音等で退避させる装置が1つと、もう一つが箱わなを設置しておりますけれども、捕獲されて、いわゆる扉が閉じたときの捕獲状態の発信を目途にしたシステムでございまして、これらによって人的被害を防止したということの実績と、さらには年々有害鳥獣の被害も拡大傾向にはございますけれども、防止の効果に役立ったものと認識しているところでございます。 ○(佐藤和雄分科員) また実りの秋を迎えましたんで、里山のほうではクリや柿等を好む熊等が出没すると思います。人的被害がなければいいと願っている者の一人でございますけども、先ほど質問しましたICTを利用した被害防止装置ということで、おりを自宅にいながら稼働、操作できる点では熊の捕獲に絶対に有利だと私は考えていますけども、そういうものに成果が出ているかどうか、また今後取り入れる計画はございますか、お尋ねします。 ○(渡辺農林課長) このシステムを稼働することによって、見回り者の負担の軽減にも寄与できるものと考えてございますので、これらのものとアナログ的な人が直接、監視員または猟友会員が直接監視するということもまた重要でございますので、並行しながら鳥獣対策に当たってまいりたいと考えているところでございます。 ○(佐藤和雄分科員) 十分住民の安全を守るべく、また努力を重ねていただきたいと思うわけでございます。  もう一点お尋ねいたします。農業振興施設費でございますが、農業体験交流センターがございまして、市民の皆様方から好評を得ているわけでございますが、下坂井、北中地区でしょうか、そこと、またあるいは大崎学園の近くの市民農園がございます。土地を持っておられる方から借りておられると思うのですが、スムーズに推移しているかどうかお尋ねいたします。 ○(渡辺農林課長) 農業体験交流センター、いわゆるサンファームと呼んでおりますけれども、サンファームの土地の所有に関しましては地権者と市との合意の上で決めているものでございますので、円滑に進んでいるものと理解するものでございます。一方、北中の市民農園でございますけども、ここは民地といいますか、個人の所有者の方の民地でございますが、市といたしましても何らかの補助的なものも支援してございますので、ここもスムーズに運営しているものと理解しているところでございます。 ○(佐藤和雄分科員) 春、一連の農作業の始まりがあるわけで、収穫の時期になるわけなんですけども、そういうとき区割りをされて、これは抽せんでその場所を決めておられるんでしょうか、お伺いいたします。 ○(渡辺農林課長) サンファームの農園の関係でございますけれども、継続者が多いものですから、継続の方を優先という言い方もおかしいんですけれども、そういうところで配慮といいますか、指定管理のほうでスムーズに運営していると認識しています。 ○(佐藤和雄分科員) 以前は毎年抽せんがあって、堆肥を入れて深く耕したりして、手入れしてもなかなか年度がかわるたびに場所が変わってしまうというお話を聞いたことがありました。今はそうじゃなくて安定的に安心して耕作できる、作物ができるということは非常にすばらしいことだと思いますけども、そういう点ではまだ希望者がいっぱいあって、あきがないような状態なのでしょうか。 ○(渡辺農林課長) 利用に関しましては、まずもって利用者のサービス向上を図ることを目途に提供してございますので、今スムーズな運営をされているものでございます。また、抽せんに関しまして、農園は若干あきがある場合もございますが、あいた場合は指定管理者側で有効活用してございますので、その点は利用者がございましたら適宜適切なサービス提供に努めているところでございます。 ○(佐藤和雄分科員) 手短に言います。農産物加工施設のことでございますが、どんなものをつくっておられるのかお伺いいたします。 ○(渡辺農林課長) 農産物加工施設の利用の主なものといたしましては、大豆を利用したみそづくりというのが一番利用形態としては多いということでございます。 ○(佐藤和雄分科員) しょうゆをつくったりというところまではいかないわけですね。 ○(渡辺農林課長) しょうゆづくりというところまではやってはございません。 ○(佐藤和雄分科員) つくった野菜を、果物もそうですけども、ドライフルーツとか、そういうものを乾燥器具を買ってつくられたら市民の皆さんに喜ばれるんじゃないかと私は思いますが、いかがでしょうか。 ○(渡辺農林課長) 荒沢にございます施設に関しましては、販売を目的としている利用を今はやっておらないものですから、そこのところで加工されたものを販売ということは、私どもも施設の管理上といいますか、運営上販売を目途にしているものではございませんので、先ほどおっしゃいましたものを御自分で加工される分にはよろしいかと思いますが、販売は現在行われていないということでございます。 ○(武石栄二分科員) 少し聞かせてもらいます。  協議会の資料を見れば大体わかるんですが、先ほど横山分科員からあった農業振興のことなんですが、学校給食の地産地消補助金、これ予算額では1,288万7,000円となっていますが、決算では875万8,000円ですよね。その差って何が原因なんですか。 ○(渡辺農林課長) 良質米消費拡大の学校給食への補助金のそもそもの趣旨でございますけれども、これは県の学校給食会で示しております統一米の価格、いわゆる統一米と三条市で導入をしている独自米との価格差を補填しているのがこの補助金の体系でございます。30年度に関しましては、県の統一米価格が上がったために、統一米と三条市の導入米との価格差が圧縮し、補助金の金額も圧縮されたところでございます。 ○(武石栄二分科員) そして、来年度それが予算的にまた200万円ばか余計になっているんだよね。決算に870万円ぐらいしかかからないで、何で予算が1,200万円もかかっているのかなと。 ○(渡辺農林課長) これは、追加いたします精米業者との価格差といいますか、そこのところも補填させていただきましたので、その分補助金の若干の上乗せ部分が生じて支援しているということでございます。 ○(武石栄二分科員) 次に、多面的機能支払交付金3億3,400万円ですが、3地区の具体の面積ってどのぐらいなんですか。
    ○(渡辺農林課長) これは、広域協定という組織へ支援しているものでございますけども、内容といたしましては栄、三条、下田、合計6組織へ支払いしているものでございます。面積につきましては、ヘクタール換算でございますけれども、約5,800ヘクタールほどの取り組み面積でございました。農地維持支払の部分といたしましては、田畑合わせて5,800ヘクタールということでございます。 ○(武石栄二分科員) 田んぼにおいては4,000円ぐらいですか、若干下がっていますけど、畑はどんなようですか。 ○(渡辺農林課長) 農地維持の田につきましては、10アール当たり3,000円、畑につきましては10アール当たり2,000円でございます。そのほか資源向上の取り組みもありますけども、そのほうで細かく設定されてございますから、今ほど私が申し上げましたのは農地維持の支払い分についてのみでございます。 ○(武石栄二分科員) 次に、中山間地地域直接支払交付金の事業、これは主に下田地区に該当するもんだと思っていますけど、何団体が対象になっているのか。 ○(渡辺農林課長) これにつきましては、下田地区22集落協定が取り組んでおられるところでございます。 ○(武石栄二分科員) これって何年ぐらいで見直しとかありますか。 ○(渡辺農林課長) この制度が始まりましたのが、平成12年が第1期でございます。1期が5年ごとのサイクルで実行されている制度でございまして、現在4期目でございます。この4期目の対象期間が平成27年から本年の令和元年度までの5年ということで、今年度で4期目が終了する見通しでございます。来年度以降については、特段国から正式には示されてはございませんけれども、制度としては継続されるものと理解しているところでございます。 ○(武石栄二分科員) 最後に、環境保全型農業直接支払交付金事業、これは要するに限度額でやれというということなんでしょうが、ここに加入している団体とか人数とかはどうですか。 ○(渡辺農林課長) 環境保全型農業直接支払交付金につきましては1団体がございます。名称といたしましては、三条市環境保全型農業を進める会という会がございまして、そこに構成員がございます。構成員といたしましては、55人が構成員として登録されてございます。 ○(武石栄二分科員) これ5割低減された作物が対象になるということなんでしょうが、それについて30年度予算が697万7,000円なんですよ。そして、決算見ると367万二千何がしになっている。その差って半分ぐらいなんだよね。どういう状況でその半分の決算になったのか教えてください。 ○(渡辺農林課長) この取り組みは30年度に要件が一部改正されました。先ほど申し上げました55人中、30年度は35人の方が実績とされたわけですけれども、先ほど少し触れさせていただきました制度の一部改正がございまして、取り組みの中に国際水準のGAPの取り組みが新たに追加されたことによって、この取り組みの事務的な煩雑も恐らく影響したのではないかと考えられますけれども、その点で取り組み者または取り組み面積が減少され、予算の執行残が生じたものでございます。 ○(武石栄二分科員) 最後に、これ取り組んでいる全体の面積って大体どのぐらいなんですか。 ○(渡辺農林課長) アール換算で申し上げます。5,056アール、ヘクタールになりますと50.56ヘクタールでございます。 ○(武石栄二分科員) 大体50町歩ぐらいということだ。 ○(渡辺農林課長) はい、約50町歩になります。 ○(坂井良永分科員) 133ページ、青年就農者育成給付金45万円とありますが、この中身についてちょっと聞かせてください。 ○(渡辺農林課長) 青年就農者育成給付金の45万円でございますけれども、これは下田地区に新規就農を見込まれている者に対して市の給付金を交付したものでございます。 ○(坂井良永分科員) これ研修型と経営開始型と2種類あると思うんですが、これは経営開始型で、下田の畑へ入った方に対する給付ということですか。 ○(渡辺農林課長) 30年度はまだ研修先での研修でございまして、31年の春から就農された方でございますので、今この段階ではまだ就農前の者に対しての支払いということで給付金を支払ったものでございます。 ○(坂井良永分科員) ということは、研修に対しての給付ということですけども、予算は450万円見ているんですよね。それが45万円しかないということは新しい研修生にこういう募集はちゃんとしていたんですか。 ○(渡辺農林課長) 募集につきましては、首都圏でのPR活動であったり、また県内の大学等で新就農人フェアであったり、最近では情報発信ということでインターネット等のツールを使いながら募集したと同時に委託をしておりますコンサルタントからも研修生の募集等を努めていただいたところでございます。実際昨年度実績といたしましては予算に対しまして1人の研修生を派遣したものでございますので、1人分の支出があったものでございます。 ○(坂井良永分科員) 1人分で45万円しかないんですか。 ○(渡辺農林課長) 研修生本人への支払われるべき金額を申しますと、90万円が年額の上限でございます。そのほか、国の資金等を活用して、150万円プラス90万円で新規就農の候補者には240万円という金額設定で制度を構築したものでございまして、市分といたしましての90万円の半額の45万円を昨年度支払いしたということでございます。 ○(坂井良永分科員) その前の131ページの青年就農者育成事業委託料ございますが、これはこの方に対する就農支援や指導したということでの委託料ですか。 ○(渡辺農林課長) 今ほど御質問をいただきました項目につきましては、委託しているコンサルタントへの委託料でございます。補助金ではなくて、委託料ということでの支出でございます。 ○(坂井良永分科員) これ久松農園ですよね。1年分予算どおり丸々執行したということですか。 ○(渡辺農林課長) ここには2つのものがございます。1つが久松農園の委託料で324万円でございます。このほかに、もう一つ委託してございまして、NPOさんじょうへの委託事業もございますので、この2つを合わせて記載の金額の支出となっているものでございます。年額でございます。 ○(坂井良永分科員) 研修生には半額だけども、委託している久松農園については年額を払っているということなんですね。 ○(渡辺農林課長) 委託につきましては年額でございます。研修生につきましては、研修のスタートが年度の途中であったものですから、半額という形で設定して支払いをさせていただいたものでございます。 ○(坂井良永分科員) 一応そういう制度なんだろうけども、久松農園には半年じゃなくて1年ということらしいですね。  その下の農業法人等体質強化支援事業委託料695万4,900円というのは三条市の想樹ですか、ここを和郷からいろいろ指導してもらったということでの支出でしょうか。 ○(渡辺農林課長) 和郷へのコンサルティングの委託でございます。   〔「想樹」と呼ぶ者あり〕 ○(渡辺農林課長) 失礼しました。想樹に対する株式会社和郷へのコンサルの委託でございます。 ○(坂井良永分科員) そうすると、想樹に対する補助金等はないんですか。 ○(渡辺農林課長) 想樹に対するものではございません。 ○(坂井良永分科員) 695万円は結構高額ですよね。たしかこの常任委員会で2年ほど前に和郷を視察に行ったんですけども、あれは都会での農業経営は大変すぐれていると思うんですけども、行ったときは結構何か遊園地みたいのがいっぱいあって、実際農業指導で行っているのかなというような、そういう印象もあったんですけども、委託事業としてどんな指導をしたんですか。 ○(渡辺農林課長) 受託者は、当時は農業者の集合体でございましたけれども、平成30年に法人で設立されました。その後30年度の事業といたしましては、その法人に対しての営農指導であったり、または販路開拓の支援であったり、そのようなさまざまな経営または販路開拓に対しての相談業務といいますか、コンサル業務を委託したものでございます。 ○(坂井良永分科員) 695万円を出すだけの指導を受けているということですね。 ○(渡辺農林課長) また、さらに今後の展開といたしましても国内のみならず、海外へも視野を入れながら活動をしていると市も認識しているところでございます。 ○(坂井良永分科員) もう一つお聞きします。  その2つ下、経営体発展総合支援事業補助金というのは、これはえちご三四郎有限会社ですか、ここへの補助金ということですけども、これ見るとトラクター、田植機、コンバイン、乾燥機、農業用の主な機械は全部一新になっていますけども、これは新規開業か何かですか。一斉にそろえるということは、ここはもともと機械はなかったんですか。 ○(渡辺農林課長) 事業対象者が経営を拡大することに対しての支援でございます。 ○(坂井良永分科員) 経営拡大するのにこれを全部、ほとんどの主要機械を全部新しく買いかえるということなんですか。もともと持っていなかったんですか。 ○(渡辺農林課長) 保有されたものはあったかと思いますけれども、さらに経営を拡大するに当たって本事業を活用されて、さらに経営の発展を目的にしたと理解するところでございます。 ○(坂井良永分科員) 金額は1,277万円ということですが、買いそろえるのは相当の額だと思うんですが、公助の率というのは何%なんですか。 ○(渡辺農林課長) 補助率は55%でございます。 ○(山田富義主査) そのほかはいかがでしょうか。   (「なし」と呼ぶ者あり)  それでは、お諮りいたしますが、第6款に対する質疑につきましては、横山分科員の質疑に対する答弁が残っておりますので、ここで一旦保留とし、次に進みたいと思いますがいかがでしょうか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義主査) 御異議がありませんので、そのように決定いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆第7款商工費について ○(山田富義主査) 次に、第7款商工費について質疑を行います。 ○(横山一雄分科員) 決算書の141ページ、010地域ブランド推進費、19節の負担金、補助及び交付金の下段のほうにあります日ロ沿岸市長会負担金3万3,000円について、これの参加市は何市でございますか。この日ロ沿岸市長会に参加されている市は三条市を含めて幾つございますか。 ○(五十嵐営業戦略室長) 今手元に資料がないのですが、たしか18市だと記憶しております。平成30年度負担金を支払いましたけども、令和元年度に入りまして、日ロ沿岸ではなくもっとヨーロッパ寄りのロシアのほうを視野に入れるということで、実は31年度は当初予算でもあったのですけど、脱退いたしまして、平成30年で日ロ沿岸市長会のこの会を抜けたということでございます。平成30年度までここに三条市が加入していましたが、本年度からは、もう脱退しましたので、負担金はないという形でございます。 ○(横山一雄分科員) そうすると、余り成果が上がらなかったからやめたということになるんですか。 ○(五十嵐営業戦略室長) 日ロ沿岸ですので、販路開拓につきましては今割とヨーロッパ寄りのロシアのほうを視野にされているということもありまして、そういった事実を精査しまして、こちらを31年度には脱退したということでございます。 ○(横山一雄分科員) その下の地域産品販路開拓・ブランド発信事業負担金1,000万円について、全体の事業費はどのぐらいになるんですか。 ○(五十嵐営業戦略室長) 平成30年度の決算額で申し上げますと815万6,000円になります。 ○(横山一雄分科員) 1,000万円じゃないかね。決算書は1,000万円になっていませんか。 ○(五十嵐営業戦略室長) 失礼しました。シティセールス事業実行委員会の負担金でございまして、前年度の繰り越しもございますので、815万1,316円という形にはなるんですが、平成30年の支出のほう・ ○(横山一雄分科員) 今平成30年度決算に上程されているのは平成30年だから、平成31年なんていうのは結構ですから。平成30年度だけ聞いているんです。 ○(五十嵐営業戦略室長) ちょうど1,000万円でございます。 ○(横山一雄分科員) ですから、全体の事業費は幾らで、そのうち三条市が1,000万円負担したと、こういうのと違うんですか。 ○(五十嵐営業戦略室長) 事業費全体では1,015万6,316円でございます。 ○(横山一雄分科員) そうすると、1,015万円のうちほとんどこれ三条市が負担しているということになりますね。 ○(五十嵐営業戦略室長) はい、そのとおりでございます。 ○(横山一雄分科員) 主要施策の成果の中にもあったかどうかわかりませんけど、1,000万円負担しながらこれでどのような効果が上がったんですか。 ○(五十嵐営業戦略室長) 各種事業を行っておるわけでございますけども、主要施策の61ページに、各種県外への出展でシティセールス、三条産品、それから私どもの観光資源である、ものづくり文化の情報発信を行いながら、県外へ出展したというところと、大綱質疑、本会議でも申し上げましたけれども、グーグルストリートビューといいまして、私どもの観光資源である鍛冶道場の中ですとか、それから粟ヶ岳の上ですとかというところの撮影をしまして、具体的にこういったところだということを見せながら情報発信したりということがございます。  また保内がジャパン・ハウスのほうに出向きましてPRしてまいりましたので、そういったものを事業として行ってまいりました。 ○(横山一雄分科員) 一番下にあります19節の負担金、補助及び交付金のオリンピック・パラリンピック活用地域活性化首長連合負担金3,000万円余、これは市長が会長で、全国ほとんどの市町村がこれ参加されておられましたか。参加市町村はどのぐらいなんですか。 ○(五十嵐営業戦略室長) 当市の國定市長が会長をしておりまして、平成31年3月31日時点では575自治体が参加していましたが、令和元年8月5日現在ですけども、580自治体にまた数がふえまして、そういった状況でございます。 ○(横山一雄分科員) それから、143ページ、030の商工業活性化事業費が6,500万円余出ておりますけど、その中の13節、番組制作委託料はどんな内容なんですか。三条市の事務としてしなければならないのかどうかも含めて伺いたいと思います。 ○(片野商工課長) 番組制作委託料につきましては、三条市が別途取り組んでおります創業塾pontekiaを受講され、市内で創業、起業したお店を取り上げる形で、燕三条エフエム放送でその創業者の方のPRを行うことでそういった方々の後押しを行っていき、新規顧客開拓につなげてまいりたいという趣旨で行った事業でございます。 ○(横山一雄分科員) 主要施策の成果とか事務報告書にも具体的に述べてあるのかどうかわかりませんけど、これは導入成果、メリットがあったんですか。 ○(片野商工課長) 委託した期間が4月1日から翌3月31日の1年間でございまして、月に2回ということで、全24回ですので、全てのお店を満遍なく御紹介したわけではございませんが、御希望に応じた形で、出たいと言われるお店について我々のほうで精いっぱいこのFMを通じてPRさせていただいたところでございます。 ○(横山一雄分科員) その下にあります、ずっと下のほうですけど、同じ19節、負担金、補助及び交付金の新潟港振興協会負担金3万円、それから新潟空港整備推進協議会負担金3万円、これはどんな活動をされておられるんですか。 ○(片野商工課長) まず、新潟港振興協会負担金に関する部分ですが、新潟港の振興を行っている一般社団法人である新潟港振興協会の活動を支援する趣旨で負担しております。中身につきましては、新潟港の整備促進活動あるいはポートセールス、さらにはメルマガ、あるいは機関誌を通じた会員対象への情報発信、それから各種勉強会等々という取り組みに関して負担金という形で参画しているところでございます。  それから、新潟空港整備推進協議会負担金につきましては、同じく新潟空港の利用促進を図る一般社団の新潟空港整備推進協議会の活動を支援するという趣旨でございます。中身につきましては、新潟空港PR実施、空港の利活用促進、定期路線の維持、支援等々の取り組みに関して負担金という形で参画させていただいているところでございます。 ○(横山一雄分科員) 参加されている市町村は、4市町村ぐらいでしたか、三条市、新潟市、聖籠町とか。 ○(片野商工課長) 新潟港振興協会に関しましては平成30年度の加入状況は、加入団体は自治体ですと長岡市、三条市、見附市、燕市、聖籠町の5団体でございます。  それから、新潟空港整備推進協議会でございますが、これは自治体の加入になりますと平成30年度で、ちょっと読み上げませんけれども、三条市を含め28団体ということでございます。 ○(横山一雄分科員) それから、040の中にあります19節負担金、補助及び交付金の海外情報発信事業負担金500万ですか、これも根拠といいますか、取り組みの内容と効果についてお伺いいたします。 ○(片野商工課長) 海外情報発信事業負担金につきましては、負担金500万円ということで支出先は燕三条工場の祭典実行委員会でございます。  この活用といいますか、中身につきましては、本会議でも何回か御答弁いたしておりますが、昨年度外務省の主催で行ったジャパン・ハウス・ロンドンにおいて、燕三条工場の祭典の世界観を伝える企画展示、いわゆるバイオロジーメタルという名称の企画展を開催したことに関する経費に充てられたというものでありまして、成果につきましては本会議の中でもお話をしましたけれども、現地の方々からこの地域のものづくりの歴史や、あるいは高い技術といったものを製品を通じて感じ取っていただくことができましたので、我々としてはこの燕三条地域の認知と、それからものづくりのまちとしての立ち位置といいますか、位置づけが世界的にも向上したのではないかなと考えているところでございます。 ○(横山一雄分科員) 147ページ、010観光事業費の19節、三条クラフトフェア実行委員会負担金70万円でございますけど、6月の2日間ですか、盛大に開催されておりますが、クラフトフェアは手づくりの関係が主体なわけですが、これのいわゆる出店状況といいますか、それと成果。今は、出店者に対して成約高というようなものは調査しておられないんですか。もしそういうものをやっておられましたら伺いたいと思います。 ○(五十嵐営業戦略室長) このクラフトフェアにつきましては、ほぼ実動部隊がクラフトフェア実行委員会でございまして、市ではかかる経費の負担金を出しているわけですけども、実行委員会では出店数についての成約といいますか、188店舗ということで決め打ちをされておりまして、応募は年々ふえているようなのですが、もうこの188という店舗を動かさないと。その売上高についての成約は、ちょっと私どもは聞いておらない状況でございます。 ○(横山一雄分科員) 差し支えなければ、実行委員会の内容、構成等について伺いたいと思います。 ○(五十嵐営業戦略室長) 有限会社高三さんの高橋さんが代表になっておりまして、実行委員会、昨年度10名ほどいらっしゃいましたが、今年度は縮小されまして、6名ぐらいで運営をされているところでございます。 ○(横山一雄分科員) 一番下の19節、水産観光事業補助金126万円について、水産観光というのはどんな事業をやって、どんな効果が上がっているのか。 ○(五十嵐営業戦略室長) これは、補助金の先が五十嵐川漁業協同組合でございます。私どもの管理している施設、吉ヶ平自然体感の郷のところに吉ヶ平フィッシングパークがございます。五十嵐川の上流1キロなんですけれども、そこにヤマメ、イワナの放流をしていただいて、キャッチアンドリリースなんですけども、皆様から来ていただいて、そこで過ごしていただくための魚を放流するお金ということで私どもで補助金を支出しております。 ○(横山一雄分科員) アユ釣りとか何かの報道で見た気もしますけど、参加者はどのぐらいいらっしゃるんですか。 ○(五十嵐営業戦略室長) これは、6月1日から11月15日までの期間にお入りになられる方でして、釣りの方の人数までの把握はされておりませんけども、年々ここを利用していられる方がふえているということはお聞きしていまして、吉ヶ平自然体感の郷の人数がふえているということに比例してここのキャッチアンドリリースのところも利用される方がふえていると伺っております。 ○(長橋一弘分科員) 4点聞かせてください。  139ページ、7款商工費、1項商工費の1目商工総務費の中身の下から2段目、営業戦略室の030一般経費。この中の賠償金21万7,000円の中身をお聞かせください。 ○(五十嵐営業戦略室長) この内容につきましては、昨年7月18日に三条市栄庁舎で職員が栄のふるさと夏まつりのための準備でトラックを運転しておりまして、駐車しようと思って下がったときに駐車してある車とぶつかったということで、その賠償金でございます。 ○(長橋一弘分科員) 今度は141ページ、同じ賠償金なんですけど、金額もほぼ同じなんですけど、上の段です。一般経費、商工課です。これも賠償金で同じく21万7,000円なんだけど、これも同様のことなんでしょうか。 ○(片野商工課長) こちらにつきましては、市役所第2庁舎前の駐車場で発生した自動車同士の接触事故の賠償金ということでございます。
    ○(長橋一弘分科員) くしくも同じ21万7,000円ということなんですね。わかりました。  一番大事な点を聞きます。145ページです。2目商工振興費です。080燕三条地場産業振興センター費、商工課所管ですけど、この19節、レストラン運営等事業費補助金2,620万円ということなんですけど、これは予算計上されていないものですよね。そういう中、どういう経緯で予算化していないものが、2,600万円からのものが事業化されて実行されたのか。これを見るとレストランの改修だと。燕三条の魅力体感事業実施ということで、これを何でこんなことやるんだと否定はしませんけど、どういう経緯で予算化していないものにもかかわらず実行されたのか、その経緯聞かせてください。 ○(片野商工課長) 平成30年度当初予算編成時においてはなかった事業ということになりますが、平成30年度中に補正という形で議会に上程させていただき、御承認いただいて実行ができたものであります。燕三条地場産業振興センターの中に御案内のとおりBitというレストランがオープンしているわけですけれども、その中の改修に伴い、燕三条の魅力の体感をより深く行っていただくために、その中の一部をこの補助金を活用して改修を行い、プロジェクションマッピングを体験できる施設設備の導入をさせていただいたということでございます。 ○(長橋一弘分科員) 議会の承認を得たことを今さら私がどうだらああだら言うつもりもない。また、そういうことはちゃんと知っております。ただ、予算化していないものがこのような形で2,600万円のものが実行されるということ自体、これどなたの指示命令で、どなたが意思決定されて上程されたものなんですか。 ○(片野商工課長) 済みません、ちょっと私の言葉が足らなかったかもしれませんが、補正予算ということで計上し、執行させていただいているわけです。9月の予算です。 ○(長橋一弘分科員) だから、どなたの指示命令で、どなたが意思決定して補正予算に上げられた、それをお聞かせくださいということ。 ○(片野商工課長) 議会に上程しておりますので、それは市長ということになります。 ○(長橋一弘分科員) この前もそちら1,000万円、そちら1,600万円ということでビジュアル化、私そういうことは反対しません。プロモーションビデオどころか、もう世界で類を見ないものということなんですけど、これ成功しますか。 ○(片野商工課長) 私の今手元でこのプロジェクションマッピングの利用状況といいますか、効果と言えると思いますけれども、この平成31年4月からの集計になりますが、実績ですとこれまで43件、235名の方からプロジェクションマッピングのルームを体感していただいているということでございます。 ○(長橋一弘分科員) 今までの数字であらわして、これだけ伸びているよということをおっしゃりたいんでしょうけど、今後どうなるかということでいろいろ私は危惧しております。成功しますかと聞かれましたら、やってみないとわからないと答弁すりゃ私はそれでいいと思うんだけど、これは非常にレストラン事業に力を入れていることはよくわかるんですけど、どうかなという部分がある。  それで、聞きたいのは大義名分。これと比較するのはよくないけど、プールを補修するのに3,000万円かかりますよと。これは、児童生徒に迷惑をかけれないから、それは当然ですということで仮払いで3,000万円で修理していただいたわけですけど、これだけ2,600万円でございます。今度1,600万円でございますというお金かける大義名分は何ですかと問われたらどのようにお答えになられますか。 ○(渡辺経済部長) このレストラン事業につきましては、単にレストランで食事を召し上がっていただくというものではなくて、当然Bitさんにつきましては三条市でつくられた食器などを使って提供していらっしゃいます。そういった三条市のものづくりを体感していただくという意味からも、このレストラン事業については我々のほうでは力を入れて、プロモーションということもあると思います。  ただ、入場者につきましては、先ほど御質問ありましたけども、昨年度の入場者を何十倍も上回っているという状況ですので、間接的な意味、プロモーションの意味というのは大きいものがあると思っております。加えて、食材も地産地消ということで地元の産品を使っております。  そういった中で、地元の食材、それから食器を使った中でプロモーションしていただいているということから、我々は意義があるものと考えているとこでございます。 ○(長橋一弘分科員) 富裕層狙い、そしてインバウンド事業の取り込み等、そういうふうな目的だと思うんですけど、私が危惧するのは長続きしないんじゃないかなということいろいろ心配するんです。天皇陛下がお泊まりになられたオークラホテル、これは建物自体古いですけど、天皇皇后両陛下が泊まられたホテルだと、スターライトというところあるんですけど、あそこでやっぱり食事すればステータスもありますし、いいと思うし、長続きするもの。これは、やっぱり総合力だと思うんです。  三条でこれだけの世界に比類のない装置をつけた云々かんぬんは、評判にはなっても、今後20年、30年末永い形で顧客が支持してくれるかとなると、非常にクエスチョンだということなんです。今さらそんなマイナスジョークを言ってもらっては困るということなんですかね。  この件で最後に質問しますけど、レストラン改修でございます。燕三条の魅力体感事業実施ということなんで、これ燕市も当然絡んでいるわけだし、三条市がひとり相撲をとって三条市だけでお金出してやらなくても、いや、わかりません。これは、もう当然三条市がやらなきゃならないというふうに決まりがあるんだと言われればそれでおしまいなんですけど、燕市にお声がけ等されたようなことはないんでしょうか。 ○(片野商工課長) もちろんこういった事業に取り組むに当たり、燕市との協議を経た中で、このような形で事業の組み立てといいますか、執行されたということでございます。燕市にももちろん情報共有、協議はしております。 ○(長橋一弘分科員) 燕市から応分の負担じゃないけど、ちょっと費用的にお願いできませんかということはお話しされていないわけですか。 ○(片野商工課長) 細かいところはあれですけども、そういったところも含めて燕市と情報共有をし、協議をしっかりさせていただいた結果、今回このプロジェクションマッピングルームについての改修、それから設置については三条市のほうでこのような形で進めさせていただくということに決まったものでございます。 ○(長橋一弘分科員) お金のことは決して細かいことじゃないんです。そうでなくても、私は財政だ、財政だとうるさく言っている。それを2,600万円です、1,600万円ですと大盤振る舞いする。それは、目的があってやることなんだろうけど、燕市さんにお声がけしたけれど、お金のことは一切、言ったか言わないかもわからないけど、これ部長、どうなんですか。 ○(渡辺経済部長) 地場産センターも御存じのとおり三条市と燕市の共同で運営しているわけでございますし、応分の負担金、それから補助金で成り立っている事業でございます。当然このレストラン事業の中にも、その割合はどうかはあれですけども、地場産センターの負担金の中で燕市もそういった事業について理解を得ながら応分の負担をさせていただいているということでございますので、御理解いただきたいと思います。 ○(長橋一弘分科員) よくわかんないんですけど、三条市がまたひとり相撲やっているわいと、ものづくり大学と同じで燕市に協力を仰いだらいいんじゃないですかと、いや、それはどうだらああだらで、もう三条市独自でやることになったわけだ。これどうもわからないんです。燕市にオファーしたらノーと言ったのかどうかわかりませんけど、三条市単独でレストランに肩入れするということは、私はクエスチョンだということで、この項に関しては質問を終わります。  最後です。149ページ、観光施設費、営業戦略室所管でございます。11の施設修繕料は、予算では790万円だったんですけど、1,142万円ということで約350万円プラスになっています。これの修繕料が350万円ふえたその中身聞かせてください。 ○(五十嵐営業戦略室長) 修繕料でございますけれども、私どもが予算化して予定をしていた修繕以外に、各種観光施設等の突発的な修理が必要な事項が発生したということでこの350万円が余計に支払われたということでございます。  中身といたしましては、漢学の里しただの駐車場のグレーチングが壊れたりですとか、あといい湯らていで水漏れが急に発生したりとかというところがございまして、水回りですと高額になってしまうということもありまして、こういった金額になりました。 ○(坂井良永分科員) 145ページの金融対策事業費、19節の小規模企業者設備投資促進資金利子補給金です。これは、たしか国のマル経資金に対する利子補給だったと思うんですが、そうでしたか。 ○(片野商工課長) そのとおりでございます。 ○(坂井良永分科員) これは、マル経資金というと商工会議所の会員でないと利用できない国の制度融資ですけれども、前は会議所だけじゃなくてもっと三条市内の業者が利用できる小規模企業者振興資金等に改善すべきじゃないかと思って言ったことあるんですけども、結局それ会議所の会員をふやしたいというような趣旨の答弁があったかと思うんですが、このことによって会議所の会員がこの制度融資の利用で、補給金でふえたという方はいらっしゃいますか。 ○(片野商工課長) 今のところこの制度が直接のきっかけとなって会員数がふえたという実態はないところでございます。 ○(坂井良永分科員) 予算よりも実際3分の1しか支出がないんですが、利用も思ったより少なかったということですか。 ○(片野商工課長) 御指摘のとおりでございますけれども、我々としてもこの制度は、基本的には令和3年3月末までの貸し付けに関しての制度運用ということでございますので、これからその分析をし、しっかり立て直しを図ってまいりたいと思っております。 ○(坂井良永分科員) 会議所の会員に限るというよりも、三条市の小規模事業者が利用できる制度融資をもっと改善すべきだと思います。  もう一つ、その下の商工会議所振興事業補助金2,500万円について、これは毎年私反対しているわけですけども、この中で30以上の事業を会議所がしているわけですけども、東京さんじょう交流会というのを、三条市の予算にもあるし、それから会議所の中にもあるんですけども、これは違う事業なんですか。 ○(片野商工課長) 東京さんじょう交流会事業につきましては、我々三条市からは50万円という負担金を商工会議所に支出しております。商工会議所は、それを受けて会議所の直接の経費もそこにオンする形で取り組んでおりますので、同一の事業でございます。 ○(坂井良永分科員) ところが、会議所のほう見ると第5回東京さんじょう交流会になっているんです。東京さんじょう交流会って5回なんかじゃきかないんじゃないですか。ここには5回と書いてありますけど。 ○(片野商工課長) 商工課が商工会議所と連携しながら取り組んでおりますこの東京さんじょう交流会につきましては、5回ということで間違いございません。ただ、東京三條会という組織そのものはもっと歴史が長うございますので、東京三條会という組織として活動しているさまざまなイベント事業、それは我々が知らないといいますか、かかわらない部分も含めていろんなことをされていると思っています。 ○(坂井良永分科員) じゃ、交流会としては実際は一緒で5回目ということですね。  それと、商工会議所の30以上の事業の中で、やっぱり会議所の会員以外も利用できる事業というのは幾つかあるんですか。 ○(片野商工課長) 項目別に主なところを例示で申し上げますと、例えば販路市場開拓支援であれば見本市に出展されるDIYショーですとか、あるいは燕三条トレードショー、そういったところには会員以外の事業所様も参加することが可能であります。  あるいは、中心市街地地域活性化支援事業につきましては本寺小路あかり物語ですとか商店街イベント事業、こういったものにも参加することが可能となっておりますし、もう一点申し上げれば、講演会、講習会、研修会、これによる人材育成事業につきましても各種セミナー、講座にも会員以外の事業所様が参加できるような仕組みとなっているところでございます。 ○(坂井良永分科員) 幾つもないわけですけども、実際そこに、今3つほど言われましたけども、会議所会員以外の参加者というのはどれくらいあったんですか。 ○(片野商工課長) その数字につきましては、全体の今例えば例示で申し上げたジャパンDIYショーに全体で12社、35こま出店なんですが、この中で会議所会員以外がということの内訳につきましては、他の今例示したものも含めて、そうした内訳については今持ち合わせておらないところでございます。 ○(山田富義主査) 副主査と交代いたします。   〔正副主査交代〕 ○(坂井良永副主査) 主査にかわり、暫時主査の職務を行います。 ○(山田富義分科員) 143ページの040伝統的地場産業振興事業費の中の地場産業技術継承事業委託料について、地場産業の技術委託というのはどういうことを委託するんですか。 ○(片野商工課長) 地場産業技術継承事業委託料でございますが、これはいわゆる鍛冶の部分以外の中でも喫緊の課題でありますいろんな分野の製造技術の伝承について基礎的な技術を継承できる人材を雇用し、後継者の育成につなげていきたいということでございまして、三条工業会に委託し、取り組んでいただいているものでございます。 ○(山田富義分科員) 継承事業というのは、基本的には例えばはさみをつくるとか和釘をつくるだとかそういう形じゃなくて、特別に指定しなくて、ただ工業会に委託しているだけなんですか。 ○(片野商工課長) 工業会に広く、鍛冶の部分は除きますけれども、それ以外の分野ということで広く足りていない、不足している分野に関しての募集をかけていくという中で具体的にちょっと申し上げれば、今雇用人数が4人という形になっておりますけれども、業種でいうとのこぎり製造、それから研磨、さらに木工、そういった分野の継承につなげたいということで人材育成に取り組んでいるところでございます。 ○(山田富義分科員) 次に、13節の新規鍛冶人材育成事業委託料と19節の新規鍛冶人材育成事業補助金はどこがどう違うんですか。 ○(片野商工課長) 新規鍛冶人材育成事業のうち委託という形で取り組んでおりますのは、越後三条鍛冶集団に委託をする形で、一旦そこで受け入れていただき、技術の指導、鍛錬を習得していただいた方が将来的には自立もしくは後継者という形で、その人自身が商売を始めるという形につなげてまいりたいというところが委託事業の人材育成の部分であります。補助につきましてはそれとは別に直接事業所様が雇用し、従業員として育成していく。将来的にまた後継者ということもあるかもしれませんが、まずは従業員として事業所が雇用する。そうした職人に対して我々のほうで補助金という形で支援をするというような制度分けになっております。 ○(山田富義分科員) これの補助金のほうで、今2名の方というのはこの報告書に書いてあったんですけども、この2名の方の委託料が大分ふえてきたという感じがするんですが、それは給料か何かがふえたということで理解してよろしいですか。 ○(片野商工課長) 今委託が平成30年度ですと2名で、補助が4名と認識しておりますけれども、具体的な人件費に関しては、月額賃金は15万円プラス社会保険料が必要な場合にプラス2万円ということでやっておりますので、特段その単価を上げているということではございません。 ○(山田富義分科員) せっかく補助金を出して、それで事業継承しないとか、もしやめていった場合なんていうのは返還を求めることはないんですよね。 ○(片野商工課長) 今制度、仕組み上返還を求めるというような規定で運用しておりませんし、実際今現在進行形という中で2名の方が、委託事業ですけれども、一定期間の研修を終了し、1名の方は既にもう自立、独立されているというような実績も出ておりますので、引き続き継続していく中でしっかりと成果が出るように取り組んでまいりたいと思っております。 ○(山田富義分科員) 最後なんですけども、今鍛冶道場の入館数というのはどのぐらいですか。 ○(片野商工課長) 平成30年度利用状況でございますが、ちょっと細かくなるかもしれませんが、情報提供ということで申し上げさせていただきますと、研修室という部屋がございます。そこの利用が30年度は1,086名、それから体験場がございます。そこの利用が732名。その中でものづくり体験研修ということで和釘づくり、包丁研ぎ、それからペーパーナイフづくり、こういったメニューがございます。それぞれ和釘づくりが1,108名、包丁研ぎが702名、ペーパーナイフが2,359名ということで利用いただいております。  一方で、施設見学のみというお客様も2,804名ということで、今申し上げたものを全てトータルしますと8,791名が平成30年度の利用状況の実績ということでございます。 ○(山田富義分科員) これから鍛冶ミュージアムとか図書館とかいっぱいできたときに人の流れが変わってくるかと思うんですが、そういう相乗効果というのを期待していると思うんですけども、見通しとしてはどんなでしょうか。 ○(片野商工課長) 図書館等複合施設、鍛冶ミュージアムも含めですけれども、令和4年3月のオープンに向けて今取り組みが進んでおる中で、当然この鍛冶ミュージアムも含め、そうした施設と鍛冶道場も入れてあのエリアといいますか、面全体をどのようにまちづくりとしてつくり上げていくのかということは、これからしっかりと関係部署とも協議しながら進めてまいる中で、当然今以上のにぎわいと活性化につなげてまいりたいと考えているとこでございます。 ○(坂井良永副主査) 主査と交代いたします。   〔正副主査交代〕 ○(佐藤和雄分科員) 145ページの高等職業訓練施設整備費でございます。この高等職業訓練校は、築何年たったものでしょうか。 ○(片野商工課長) 申しわけございません。今築何年という情報は手元にございませんので、後ほど御紹介させていただきます。 ○(佐藤和雄分科員) 恐らく三、四十年はたっているんじゃないかと思います。当時は近代的な建物でありましたけども、そのぐらいたちますと今の新しい施設に比べますと相当傷みも出ているかと思われますけども、実際そこでいろんな大工仕事じゃないが、あるいはいろんなことを学んでおられる人はどのぐらいおられるんでしょうか。お尋ねいたします。 ○(片野商工課長) この当該訓練校で学んでいらっしゃる方の実績ということでございますが、平成30年度の修了生ということになりますと、建築製図学科で3名でございます。 ○(佐藤和雄分科員) 当時高度経済成長時代には大工さんのなり手がたくさんいて、昼間は大工さんの仕事をして現場に行って、そして夜になると一生懸命学んだ人たちが多かったわけでありますけども、今言われたように少ないわけでありますけども、今後の目標、見通しとしてはどのように考えておられますか。これだけ工事をして直すわけでありますんで、お願いします。 ○(片野商工課長) この職業訓練校につきましては、構成団体、協力会というのがございまして、構成団体は、三条市、加茂市、田上町、県の建設業協会、それから新潟県の建築士会、そして三条市の建築協会等で構成をされております。  定期的に協力会を開催する中で、年次的にこういった修了生の輩出の状況も共有していく中で、当然以前よりも修了生の人数が減ってきているという課題認識はございます。  一方で、特に三条市は、ものづくりのまちということで、先ほども申し上げた地場技術の継承もそうですけれども、木工分野、こういったところの技術者の育成をしっかりしていくということは、本当に大事なことだという共通認識でございますので、これからその協力会の中でしっかりと議論しながら、修了生が、入校生がふえるような取り組みを検討してまいりたいと思っております。 ○(佐藤和雄分科員) 以前は、今は四日町の市場になっておりますけど、あそこに学校があったものでありまして、初代の校長は宮大工の熊倉さんでありましたが、そのような歴史のある学校でもありますので、ぜひとも地場産業の育成、そういう神社仏閣を手がけた熊倉校長の熱意を酌んでいただきまして、また後世にそういう全国に羽ばたけるような大工さんを育てるような意気込みで運営していただきたいと思います。 ○(山田富義主査) そのほかはいかがでしょうか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ○(山田富義主査) それでは、お諮りいたしますが、第5款に対する質疑につきましては、佐藤分科員の質疑に対する答弁が残っておりますので、ここで一旦保留とし、次に進みたいと思いますがいかがでしょうか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義主査) 御異議がありませんので、そのように決定いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義主査) 午後1時まで休憩します。                              休  憩 午前11時49分                              再  開 午後 1時00分 ○(山田富義主査) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆第5款労働費について ○(山田富義主査) それでは、先ほど保留としました第5款労働費に戻ります。  答弁をお願いいたします。 ○(片野商工課長) 私から2点御説明させていただきます。  1点目でございますが、労働金庫に対する預託金をもとにした融資制度の主な内容でございます。幾つか例示的に申し上げますと、無担保のローンで住宅ローンの場合ですと、融資限度額2,000万円、貸付期間25年以内ということで、変動と固定とそれぞれございます。幾つか商品がございますので、例えば変動金利ですと今の通常金利が2.36%、固定の場合ですと、年数にもよりますが、3年の場合ですと1.90%ということでございます。  もう一点、例えばマイカーローンということでございますと、融資限度額1,000万円、貸付期間が10年以内、変動の金利ですと金利が2.30%、固定金利の場合ですと1.45%ということでございます。  あと、労働金庫さんで医療、介護、災害、育児といった福祉ローンというパッケージ持っていらっしゃいますが、これにつきましては融資限度額1,000万円、貸付期間10年以内、金利は固定のみということで、金利は1.5%ということになっております。 ○(山田富義主査) 以上で第5款労働費に対する質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義主査) 御異議ありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆第6款農林水産業費について ○(山田富義主査) 次に、先ほど保留としました第6款農林水産業費に戻ります。  答弁をお願いいたします。 ○(渡辺農林課長) 私からは、3点答弁させていただきます。  1点目が土地改良事業の受益面積についてのお問いでございます。まず、刈谷田川右岸地区の排水の基幹水利の関係の負担金の受益面積でございますけども、1,121ヘクタールでございます。次の井戸場排水機場維持管理負担金でございますけども、382ヘクタールでございます。3番目の新川排水機場維持管理の負担金でございますけれども、3,711ヘクタールでございます。次の五十嵐川右岸排水機場維持管理費の負担金でございますけれども、6,710ヘクタールでございます。次の下田土地改良区用水路等維持管理の負担金でございますけども、1,925ヘクタールでございます。もう一点、大島下郷土地改良区の関係でございますけれども、755ヘクタールでございます。  続きまして、2点目になりますけれども、債務負担行為の期間についてのお問いでございます。2つございますが、まず、大島下郷土地改良区の舗装工事の補助金の関係でございますけれども、期間は平成31年度から令和6年度まででございます。続きまして、三条土地改良区五十嵐川沿岸の補助金の債務負担行為の期間でございますけれども、平成31年度から令和5年度まででございます。
     最後に、新潟県錦鯉協議会さんの構成団体の内容でございますけども、市町村会員数が9、組合団体の会員が17、合計で26の会員でございます。  以上でございます。 ○(山田富義主査) 以上で第6款農林水産業費に対する質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義主査) 御異議ありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆第7款商工費について ○(山田富義主査) 次に、先ほど保留いたしました第7款商工費に戻ります。  答弁を願います。 ○(片野商工課長) 三条市高等職業訓練校の建物の築年数に関する件でございます。現在の場所に建物ができましたのが昭和57年12月でございますので、築37年ということでございます。  以上でございます。 ○(山田富義主査) 以上で第7款商工費に対する質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義主査) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆第8款土木費について ○(山田富義主査) 次に、第8款土木費について質疑を行います。 ○(横山一雄分科員) 151ページ、030一般経費の中の19節負担金、補助及び交付金の雪センター負担金8万円でございます。これの事業内容と負担の根拠を伺いたいと思います。 ○(太田建設課長) 雪センター負担金につきましては、道路等社会資本整備維持管理に関しまして克雪、利雪及び親雪等に関する総合的な調査研究を行う機関といたしまして、公益社団法人雪センターというものがございます。そこに全国の道府県、市町村が加盟しておりまして、約款に基づきまして負担金を負担するものでございます。 ○(横山一雄分科員) ですから、負担金の根拠、三条市が8万円だか負担するのは根拠があるわけでしょう。全国の市町村が全部入っていて、例えば市なら幾らとか、町村なら幾らとか何か基準があるわけじゃないですか。 ○(太田建設課長) 失礼いたしました。三条市につきましては、特別会員という市町村といたしまして8万円と定められているものでございます。 ○(横山一雄分科員) その下の19節負担金、補助及び交付金、県特別豪雪地帯市町村協議会負担金1万6,000円と出ておりますけど、これの参加市町村、そして特別豪雪ですから、どんな協議会なのか、協議会の内容と参加市町村、負担金はこういう基準で負担しますというのを聞かせてください。 ○(太田建設課長) 御質問の県特別豪雪地帯市町村協議会でございますが、これにつきましては豪雪地帯対策特別措置法という特別法に基づきまして、特別豪雪地帯の指定を受けた市町村による県内で組織した協議会でございます。県内では18の市町村で構成しているものでございまして、ちなみに三条市内におきましては、三条市内のうち旧下田村地域が特別豪雪地帯となっているものでございます。これにつきましては、それぞれ参加自治体によります会費といたしまして予算計上させていただいている金額が明記されているものでございます。 ○(横山一雄分科員) 153ページ、010道路管理費の中の13節委託料、道路台帳保守管理委託料2,500万円出ております。この委託先はどこになりますか。 ○(太田建設課長) 委託先につきましては株式会社オリスでございます。 ○(横山一雄分科員) どこにありますか。住所を聞かせてください。 ○(太田建設課長) 会社は、新潟市中央区でございます。 ○(横山一雄分科員) 155ページ、020道路改良事業費の中の19節の負担金、補助及び交付金の負担金、道の駅案内標識設置負担金129万幾らが出ておりますが、これ平成30年度はどこの場所を設置されたんですか。 ○(太田建設課長) 今回予算を計上させていただきました案内標識の設置箇所につきましては、道の駅燕三条地場産センター前の市道上でございますが、これは交差点を境にして燕市道側に設置するものを燕市と負担金で応分した額でございます。 ○(横山一雄分科員) そうすると、総事業費はうちと燕市と半分ずつ負担したということになって、この倍の250万ぐらいでできたわけ。 ○(太田建設課長) お見込みのとおりでございます。 ○(横山一雄分科員) それから、今度は020道路改良事業費のうちの19節信越本線踏切整備負担金1億8,400万円以上決算額使ってありますけど、どこの踏切でございましょうか。何カ所かありますか。 ○(太田建設課長) 市道支所土場線の道路改良に伴います西中踏切と県道矢田中曽根新田線工事に伴います新戸口踏切、2カ所についてのJRへの負担金でございます。 ○(横山一雄分科員) これは30年度決算ですが、まだほかに改良しなければならないような危険な箇所というのは平成30年現在で何カ所あるんですが。 ○(太田建設課長) 平成30年現在で申しますと、現在工事を行っています西中踏切でございますし、あとそれ以外につきましては、国のほうで危険な踏切という位置づけの定義がございますが、ここにのってくるものはございません。ただ、地域の方々から要望をいただき、通学路となっているところということで、危険であると御指摘いただいているところは何カ所かありますが、まだ具体に計画があるものではございません。 ○(横山一雄分科員) 22節の家屋等損失補償金、これはどこでどんな状況で家屋の補償をしなければ、補填しなければならなくなったんですか。6万九千幾らになっています。 ○(太田建設課長) 市道北五百川中通り線におきます改良事業に伴って家屋補償を行ったものでございます。 ○(横山一雄分科員) 最後に、もう一カ所、159ページ、河川管理費、13節の委託料で青田川等環境整備委託料、金子新田工業団地に流れている青田川のどんな環境整備をされたんですか。 ○(太田建設課長) 御質問のところにつきましては、金子新田工業団地周辺の環境整備といたしまして、青田川の草刈りを自治会に委託したものでございます。 ○(横山一雄分科員) 確認のため、委託先はどこでございましょうか。 ○(太田建設課長) 金子自治会でございます。 ○(横山一雄分科員) 163ページ、030の一般経費の中にあります須頃郷排水路維持管理費の負担金6万1,000円ですか、これは燕市と負担するんでしょうか。土地改良区も負担するんでしょうか。負担割合も含めてお願いいたします。 ○(太田建設課長) これにつきましては、須頃郷土地改良区との協定に基づきます維持管理負担金でございます。 ○(横山一雄分科員) そうすると、三条市と須頃郷土地改良区だけしか協定に基づいて負担しないと、こういうことで、燕市は全然関係ないということなんですね。 ○(太田建設課長) 須頃郷土地改良区並びに燕市も入った3者による協定でございます。 ○(横山一雄分科員) 燕市が幾ら、土地改良区が幾ら、三条市は6万1,000円というのがわかりますけど、負担額について聞かせてください。 ○(太田建設課長) 申しわけございません。ただいますぐに調べて報告させていただきます。 ○(横山一雄分科員) 今度は公園施設管理費の関係で、13節委託料のイベント業務委託料678万幾ら決算額で出ておりますけど、どんなイベントをされて、その事業内容と委託先についてお伺いいたします。 ○(太田建設課長) イベント業務委託料の678万2,280円につきましては、全てかわまち交流拠点施設で行いましたミズベリング三条にかかわるものでございます。これによります事業内容でございますが、それぞれの毎月1回以上行っているイベントそのものの企画運営を初め、個別にイベントに呼んできました熱気球体験を行うための熱気球の派遣料、また三条市建設業協会青年部の協力によります建設機械イベント等の経費等をそれぞれの会社に支出しているものでございます。 ○(横山一雄分科員) よくわかりました。その下の19節須頃郷公園管理費負担金5万4,000円ですか、これもまた燕市といろいろの関係で負担しているんだろうと思いますが、内容について、負担額についてお伺いいたします。 ○(太田建設課長) これにつきましては、燕市との境界に位置しています須頃郷2号公園におきます負担金でございまして、須頃郷2号公園につきましては燕市に維持管理を委託してございます。その維持管理に係ります経費のいわゆる折半といいますか、負担金でございます。 ○(横山一雄分科員) 2分の1ずつということですね。 ○(太田建設課長) 2分の1ずつでございます。 ○(横山一雄分科員) 165ページ、緑地管理費、14節土地借上料、ちょうどぴったり1,000万でございますが、事務報告書か何かでも出ているんでしょうか、借地面積というのは何カ所でございましょうか。土地借上料の中身についてお伺いします。 ○(太田建設課長) 土地借上料1,000万円につきましては、八幡公園緑道といたしまして、JR弥彦線下の歩道部分をJR東日本より借地しているものでございます。面積は9,717平方メートルでございます。 ○(坂井良永分科員) 169ページ、木造住宅耐震化事業費ですけども、予算では改修費の補助金というのがあったと思うんですが、実際改修は一件もなかったということですか。 ○(渡辺建築課長) 耐震改修の事業費については、平成30年度においてはゼロ件でございました。 ○(坂井良永分科員) 予算で200万円ほど見ているわけですよね。これはIs値で1まで、家屋全体で1まで持っていかないと補助金が出ないということですか。 ○(渡辺建築課長) おっしゃるとおり、1以上に対して補助を行うものでございます。 ○(坂井良永分科員) Is値で1まで家屋全体というとかなり金かかるわけです。ですから、よその市でやっているように、例えば一部屋とか二部屋を、もし地震の場合、この部屋に逃げ込むと、そういうとこだけの改修補助金というのについては今後検討していくべきだと思うんですが、実際今回利用がなかったわけですから、検討の余地があろうかと思いますが。 ○(渡辺建築課長) 以前にも同じような内容を御質問されて、同じような答弁になりますけれども、私どもの目標としているものはあくまでも上部構造評点が1.0ということでございまして、これを部分的に補強するという委員さんの考え方も十分理解できますけれども、そう行った場合、実際地震が来たときにそこにいなければ何もならないということと、そこを安全にするために、その部屋を安全にするのは、1階であれば上が崩れても大丈夫にするとか、例えばその部屋が2階であれば下の1階が崩れないようにしなければだめであるということと、そういった全体的なバランスをとることが非常に難しいということになります。そういったことやリフォームとの区別等非常に難しくなりますので、そういった意味では私ども先ほど申し上げましたように、あくまでも1ということで実施させていただいているところでございます。 ○(坂井良永分科員) よその市ではそういうこともやっていますんで、ぜひ今後検討していただきたいと思います。 ○(山田富義主査) 副主査と交代いたします。   〔正副主査交代〕 ○(坂井良永副主査) 主査にかわり、暫時主査の職務を行います。 ○(山田富義分科員) 今の質問に関係あるんですけども、三条市が行っている169ページ、050木造住宅耐震化事業費なんですが、これ同じような木造住宅耐震診断料37万2,000円、木造住宅耐震診断費補助金33万2,000円、これはたしか答弁の中で4件ぐらいと聞いたと思うんですが、どうでしたっけ。 ○(渡辺建築課長) 平成30年度の実績としては4件ずつでございます。 ○(山田富義分科員) 人口が10万人近いまちの中で耐震診断とか耐震補強とかで4件ぐらいであると、何かなくてもいいような事業じゃないかと思うんですが、その辺の課長の考えをお聞きしたいと思うんですけど。 ○(渡辺建築課長) 確かに事業を創設したほうから比べて、ちょっと他方で地震があると申し込みが非常に殺到した年もありましたけれども、大体建築士の方も昭和56年以前の建物であれば1にいかないというのはわかってきています。そして、一般の耐震診断については個人の負担を1万円にしていただくことになりますので、実際にその方が耐震改修をするのか、それとも建てかえをするのかという方針が決まってから耐震診断をして耐震改修をするという形になっていくので、実際うちの状態はどうだろうかという形の興味を持っての耐震診断の申し込みが少なくなってきているのは事実だと思います。ただ、昭和56年以前の建物はまだ現存しておりますので、そういったことに対しての地震に強いまちづくりを推進するために補助は残していきたいと考えているところでございます。 ○(山田富義分科員) なくしてとは言わないんですけども、耐震診断しながら、ここでやっと最近今じゃ黙っていますけども、またリフォームという話に戻ってくるんですが、そろっと検討してもいいんじゃないかというのは、二、三日前の長岡市の議会の中で、いまだに6,000件ぐらいのリフォーム事業の申し込みがあると新潟日報に載っていましたけども、市民が望んでいるのはやっぱりそういうリフォーム事業だと思うんですが、その辺はどう考えますか。前と同じ答弁になりますか。 ○(渡辺建築課長) 大変恐縮でございますが、税金の使い方とか、うちの財政事情も考えて、少子高齢化に対応するような三世代リフォームであればということで補助金を当初創設させていただいております。今現在もそういったことを、税金の使い方の格差をなくすために考え方としては変わっていないところでございます。 ○(山田富義分科員) 今、利息の補助金の話が出ましたけども、百二十何万ということは、その利子補給の件についてはこれ何千ぐらいの申し込みがあるんですか。 ○(渡辺建築課長) 三世代のリフォームの実績といたしましては19件の利子の補給をしております。 ○(山田富義分科員) 次、151ページ、020社会資本包括的維持管理事業なんですが、これも今2年たっていると思うんですけども、課題というのはどういうのがありますか。 ○(太田建設課長) 平成29年、30年を特に進めてきました包括的環境につきまして、この2年の中で見えてきた課題といたしましては、実務的なものといたしましてある一定のエリアでは非常に仕事のボリュームが小さ過ぎるというような意見がございました。また、もう少しエリアを広げてほしいあるいは業務内容を現在の道路のパトロール、公園パトロールあるいは水路等の維持管理のみならず、もう少し業務分野も広げてもらえれば新しい雇用にもつながるということを委託した業者から話を聞いたところでございます。 ○(山田富義分科員) 今の仕事の量の要望事項なんですけども、例えば旧市街地の中で側溝の掃除をもう10年以上していないとこがいっぱいあるんですけど、例えばそういうところもお願いしたらしてもらえるかどうか。例えば流れない側溝に生活雑排水、それからトイレの水洗の水とかが流れ込むんですけども、やっぱり掃除しないもんだから、流れがなくて虫が湧いたりするところが多々あるんです。  それからもう一つ、農業用水の中に、これはもうどう見ても農業用水なんだなと思っているんですけども、そこにやっぱり生活の水が流れたり、トイレの水が流れたりして草がぼうぼうと生えてきている場所もあるんですが、そういう仕事も含めてもらうとまちの中もよくなるんじゃないかと思うんですが、どう思いますか。 ○(太田建設課長) ただいま進めております包括的維持管理業務につきましては、基本的にはこれまで市役所が行っていた仕事を包括的に事業者に委託をするというものでございまして、一義的にはこれまで行ってきたものに対して維持管理するというところでございました。ただ、そういう中で地域の自治会を初め地域の方々からお話をいただく中で、必要があるなしの判断を事業者である受託者が判断して行うというところでございます。やる必要はあるかどうかという判断につきましては、この制度を始めたきっかけを鑑みますと市役所としてはやるべきというところの判断には至らないところがあるのは実情でございます。  ただ、2つ目の御質問にあります用水路に生活雑排水が流れ込んでいるというようなところにつきましても、生活雑排水あるいは先ほどの答弁の関連にございますけども、これまで市役所がしないものについては地先の地元の住民の方々に維持管理をお願いしたところでございますので、基本的には地域の方々に管理をお願いしたい。ただ、昨今高齢化が進みまして、そういう管理ができないという話もいただいているところでございますので、それにつきましては生活環境の改善という観点も含めて事業者とも検討していくべき案件かなということも考えてはございますが、現在のところは従来どおりでございます。 ○(山田富義分科員) もう一つお願い、聞きたいんですけども、去年のあの大雪の後に道路から消雪井戸がかなり飛び出ると、道路より飛び出ているところがあったんです。10センチとか30センチとかあったんですけども、私の管轄しているところも何カ所かあったわけで、結構きれいに直してもらったんですけども、対応早かったですよね。それに関してああいうのは包括でやったのか、それとも直営でやったのか、どうなんですか。 ○(太田建設課長) その全てについて、済みません、承知しているわけではございませんが、包括的維持管理業務につきましては1件当たり50万円というまず一つの作業の目安を平成30年度設けてございます。いわゆる井戸の部分を切り下げするという工事であるとこれを超えるものでございまして、間違いなく市役所から別途発注してやっていた案件がありますので、基本的にはそういう対応をしていたものと思います。ただ、高さに差がないものについては、舗装のアスファルトのすりつけだけでやっているとこもあるかと思います。そういうところについてはこの包括的業務の中で行っているものでございます。 ○(山田富義分科員) それに関連するんですけども、159ページ、050地盤沈下調査費516万7,800円なんですけども、地下水の調査料、それから地盤調査料ということで、どういう報告が出ているんですか。三条市は地盤沈下しているとか、今の井戸と同じでどういうふうな考え方を持っているのか、それをお聞きします。 ○(太田建設課長) 地盤沈下調査費につきましては、市内にあります市の設置した消雪パイプの井戸のうち、主に市内4つの箇所の要は高さを経年的に把握しているものでございます。この中では、平成30年度でございますが、その前年度、29年度の大雪によりましてかなり市内の地盤というのが下がった傾向がございます。30年度はこれが回復する傾向で、要は地盤が戻っている方向で計測の結果としては出ているところでございます。 ○(坂井良永副主査) 主査と交代いたします。   〔正副主査交代〕 ○(山田富義主査) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「答弁」と呼ぶ者あり〕 ○(太田建設課長) 先ほどの須頃郷におきます協定に基づく負担割合について答弁させていただきます。  協定に基づきます負担金につきましては三条市と燕市それぞれが負担してございまして、三条市が41.09%の負担に対し、燕市が58.91%の負担でございます。これは、それぞれ市内にございます排水路の延長案分で算出された負担割合でございます。 ○(山田富義主査) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義主査) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆第9款消防費について ○(山田富義主査) 次に、第9款消防費について質疑を行います。 ○(渡辺農林課長) 先ほど私の6款の回答の中で、訂正が多々ございますので、大変恐縮でございますが、修正させていただきます。  先ほど土地改良事業の受益面積の関係でございますけども、大島下郷土地改良区に関する受益面積に誤りがありましたものですから、訂正させていただきたいと思います。大島下郷の受益面積は、256ヘクタールでございます。大変申しわけございませんでした。   〔何事か呼ぶ者あり〕 ○(渡辺農林課長) 大島下郷排水の受益面積は、382ヘクタールでございます。大変申しわけございませんでした。 ○(山田富義主査) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義主査) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆第14款災害復旧費について ○(山田富義主査) 次に、第14款災害復旧費について質疑を行います。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義主査) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆農業集落排水事業特別会計について ○(山田富義主査) 次に、農業集落排水事業特別会計について質疑を行います。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義主査) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆勤労者福祉共済事業特別会計について ○(山田富義主査) 次に、勤労者福祉共済事業特別会計について質疑を行います。 ○(横山一雄分科員) 大綱質疑でも少し申し上げましたけど、掛金収入よりも繰越金が非常に多いわけで、前の日の大綱質疑で答弁いただいておりますけど、今後どういう方法で取り組んでいかれますか。例えば平成30年度の事務報告書を見ましても新規加入者が4企業の15人、退会者が14企業の48人と事務報告書で説明が上がっておりますので、その辺も踏まえて今後どういう形で活性化していくのか、お考えを伺いたいと思います。 ○(片野商工課長) 勤労者福祉共済事業につきましては、今御指摘のとおり、大綱質疑の中でも御答弁させていただいたところですが、繰越金が多いことにつきましては認識しているところでございます。これの改善、今後につきましては、基本的には現在の繰越金につきましては定期的な周年事業というものがこれからまた待っておりますので、そういったところに充当する、あるいは余暇事業の充実、拡充といったところも念頭に置きながら、会員事業所様が減りつつありますけれども、その人数をしっかりと踏まえながら運営協議会の中で検討してまいりたいと考えているところでございます。 ○(山田富義主査) 副主査と交代いたします。   〔正副主査交代〕 ○(坂井良永副主査) 主査にかわり、暫時主査の職務を行います。 ○(山田富義分科員) 実は来るときに内容をちょっと調べさせてもらったんですけども、お祝金の中で5,000円なんていうのがあったんです。入学祝金5,000円。今どき5,000円なんていうのは祝金なのか、小遣いなのかわからないようなのですが、せっかくこれだけの繰越金があるわけですので、せめてお祝金であればもうちょっと上げてもいいんじゃないかと思うんですが、どうですか。 ○(片野商工課長) 給付事業につきましては、今御指摘の入学祝金のほか、結婚祝金、出産祝金、亡くなられた場合の弔慰金等々幾つか種類がございます。これにつきましても過去に協議会の中で議論しながら単価の見直しをかけた経緯がございまして、それによって今のこの状況になっておりますが、今回の御指摘も含めて再度協議会の中で給付金制度についても議論してまいりたいと思います。 ○(坂井良永副主査) 主査と交代いたします。   〔正副主査交代〕 ○(山田富義主査) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義主査) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆公共下水道事業特別会計について ○(山田富義主査) 次に、公共下水道事業特別会計について質疑を行います。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義主査) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎認定第2号 平成30年度決算の認定について(三条市水道事業会計) ○(山田富義主査) 最後に、認定第2号、水道事業会計について質疑を行います。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義主査) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義主査) しばらく休憩いたします。                                 休  憩 午後1時46分                                 再  開 午後1時46分 ○(山田富義主査) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより討論を行います。  討論の通告がありますので、坂井良永分科員に発言を許可いたします。 ○(坂井良永分科員) 認定第1号 平成30年度決算の認定について、反対の立場で討論をいたします。  第7款商工費のうち、商工会議所振興事業補助金についてであります。三条商工会議所には、市内事業所の半分しか加入していません。この補助金は三条商工会議所以外の事業所が利用する分も多少はありますが、ほとんどが商工会議所の会員が使う補助金であります。三条商工会議所は、市内では比較的大手の企業が加入している団体です。三条市は、小規模な事業所が多い地域です。小規模事業者は、厳しい経済情勢のもとで経営に苦しんでいます。三条市は、商工会議所に未加入の小規模事業者に対しても、もっときめ細かな商工行政が求められています。また、この補助金で実施している三条商工会議所の事業と三条市が取り組んでいる商工行政とはすみ分けをしているということでありますが、重なる事業もあります。商工会議所振興事業補助金で行っている三条商工会議所の事業は、三条市が記録しない商工業者に責任を持って実施すべきものと考えます。  以上の理由で反対いたします。 ○(山田富義主査) 以上で討論を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義主査) これより採決を行います。  最初に、認定第1号について採決いたします。  この採決は挙手によって行います。  本案については、認定することに賛成の皆さんの挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 ○(山田富義主査) 賛成多数であります。よって、本案は認定すべきものと決定いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義主査) 次に、認定第2号について採決いたします。  本案につきましては、認定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義主査) 御異議なしと認めます。よって、本案は認定すべきものと決定いたしました。 ――*――*――*――*――*――*――*――*――*――*―― ○(山田富義主査) 以上で当分科会の審査は全て終了いたしました。よって、決算審査特別委員会経済建設分科会を閉会いたします。                                閉  会 午後1時48分  以上会議の次第を記載し、三条市議会委員会条例第29条第1項の規定に準じ、ここに署名する。                  決算審査特別委員会経済建設分科会                   主 査     山 田 富 義                   副主査     坂 井 良 永...