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平成31年経済建設常任委員協議会( 3月15日)
平成31年経済建設常任委員会( 3月15日)

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  1. 三条市議会 2019-03-15
    平成31年経済建設常任委員協議会( 3月15日)


    取得元: 三条市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-27
    平成31年経済建設常任委員協議会( 3月15日)                  経済建設常任委員協議会記録 1 日   時  平成31年3月15日(金)経済建設常任委員会閉会後 1 場   所  第3委員会室 1 出席委員   山田富義委員長 坂井良永委員長          佐藤和雄 武石栄二 横山一雄 長橋一弘 1 欠席委員   なし 1 欠   員  1名 1 説明のための出席者          笹川建設部長 太田建設課長 丸山課長補佐 羽賀計画整備係主査 1 職務に従事した議会事務局職員          渡辺事務局長 坂内係長 澁谷主事 1 議   題   三条都市計画マスタープラン変更について 1 議事の経過                                  開  会 午前11時20分 ○(山田富義委員長) ただいまから、経済建設常任委員協議会を開会いたします。  出席全員であります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――
    ○(山田富義委員長) 協議に入ります前に、建設部長から発言の申し出がありますので、これを許可いたします。 ○(笹川建設部長) 本日は、経済建設常任委員会に引き続き協議会を開催いただきまして、まことにありがとうございます。  本日の御報告の案件は1件でございまして、今年度進めております三条都市計画マスタープラン変更について報告をさせていただきます。  詳細につきましては、担当の建設課長から説明いたしますので、よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義委員長) これより協議に入ります。 ――*――*――*――*――*――*――*――*――*――*――三条都市計画マスタープラン変更について ○(山田富義委員長) 三条都市計画マスタープラン変更についてを議題といたします。  説明をお願いいたします。 ○(太田建設課長) それでは、三条都市計画マスタープラン変更について御説明申し上げます。  初めに、三条都市計画マスタープランについてでございますが、平成17年に合併した際、三条市の都市構造が大きく変化したことから、新たな都市像まちづくり方向性を明らかにすることを目的とし、都市の個性や歴史、文化を生かした次の世代とともに安心して住み続けることのできるまちをつくり出していくための長期的な視点に立ったまちづくりのガイドラインとして、平成20年に策定したものでございます。今般、策定から10年が経過したこと、また、平成29年12月、上須頃地区用途地域を新たに指定して、都市計画まちづくりに大きな変化があったことから、これを機に三条市におけるまちづくりの今を俯瞰しまして、変更更新すべき点を洗い出し、今後のまちづくりにおける道しるべとすべく、このたび三条都市計画マスタープラン変更するものでございます。  三条都市計画マスタープラン変更について、平成30年12月に三条、栄、下田の各地域方々変更内容説明会を開催いたしました。その後、12月18日から平成31年1月7日までの21日間にパブリックコメントを行い、意見申し出を受けたところでございますが、いずれも意見の提出はございませんでした。さらに先月となりますが、2月28日に開催されました三条都市計画審議会へ本変更案内容について意見を照会したところ、意見なしと回答をいただいたところでございます。  それでは、大枠でどういうところを変更するのかについて、お手元の資料に沿って説明させていただきたいと思います。  初めに、資料ナンバー1でございます。A3サイズの見開きでございますが、三条都市計画マスタープラン変更について、概要と書かれたものをごらんいただきたいと思います。資料上部の中ほどに、青い四角囲み三条都市計画マスタープランと書いてあるところですが、これは章の項目立てをお示ししてございます。「はじめに」に続き、「第1編 市の概況と都市づくり主要課題」から「用語/資料編」までの5編により構成されているものでございます。その右側変更点というところをごらんください。特に先ほど申し上げました策定から10年の間に関係する法令等変更に伴うものがございます。また、関連する計画として三条総合計画策定に伴うもの、現マスタープランに記載されているさまざまな事業進捗状況に伴うものについて更新したものでございます。具体的には下部に引き出して黒い四角囲みで書いてございますが、都市計画法等法令改正に伴うものや、須頃郷地土地区画整理事業への取り組み、五十嵐川災害復旧事業栄スマートインターチェンジ及びその他道路等の各種完了した事業について、時点修正をしているものでございます。  次に、当初に策定してからこれまでの10年間でまちづくり方向性変化したものについて、地区別構想記載内容変更してございます。主なものとしまして、左側に大きく三条市の図面がございますので、こちらをごらんいただきたいと思います。これは現在のマスタープランにおける地区別構想の全体をお示ししたものであります。三条市全域を13の地区に分けまして、それぞれ地域特色を生かしたまちづくりを推進することとしてございます。これらのうち、赤丸をつけているところでございますが、主に③、第三中学校区、⑤、大島中学校区、⑨、栄中央地区において変更がございます。具体的には、それぞれ引き出し線の先に書いておりますが、大島中学校区におきましては、上須頃地区用途地域を指定したこと、また県央基幹病院学校教育施設整備をすることを変更点としてございます。中ほど⑨の栄中央地区におきましては、工業流通団地整備することについての記述を加えたものでございます。また、③の第三中学校区におきましては、まちづくり中心市街地開発事業整備された昭栄地区に加え、北三条周辺建設予定図書館三条体育文化会館などへシフトしているという点について記述を加えたものでございます。以上が変更概要でございます。その他細かい記述についても内容更新がございますが、本日はまちづくり方向性変化した部分に特化して詳しく説明をさせていただきたいと思います。  それでは、もう一つの資料、厚めの資料ナンバー1の参考をごらんいただきたいと存じます。これは現在の都市計画マスタープランと今回変更するものを横に並べて新旧対照する形で記載してございます。赤字で記載しているところが変更部分となります。資料の中ほどに太字でページ数をふってございます。初めに、17ページをごらんいただきたいと思います。これは第2編の全体構想において、マスタープランに関連する下水道計画変更についての記述でございます。具体的には17ページの5、公共下水道等整備方針と、少しページが飛びますが、24から25ページにかけて、2、水害に強い都市づくり整備方針において、先般も上下水道課から協議会等で御説明しております下水道等整備を踏まえた方針変更を記載しているところでございます。  続きまして、第3編の各地区別構想においてまちづくり方向性変化した部分説明いたします。資料が飛びまして恐縮でございますが、37ページをお願いいたします。このページは第三中学校区の記述となります。(3)の地区の将来目標のうち、①、地区の将来像につきましては、依然として商業業務機能を担う地区としての認識は変わりませんが、近年、文化交流機能に特化したまちづくりを目指す動きが顕著でありますので、行政サービス機能文化交流機能記述変更いたします。  また、こうした動きにつきましては、旧三条小学校跡地整備しております図書館等複合施設、旧総合体育館体育文化センター跡地整備しております三条体育文化会館、そして既に供用を開始し多くの方々から使われております北三条周辺のステージえんがわを中心としたまちづくり状況が顕著なところでございます。そのため、現マスタープランにおける基本目標の2を、市街地開発事業整備された地区中心としたという記述から、北三条周辺中心としたという記述変更いたしております。  そして、この変更につきましては、1枚おはぐりいただきまして、38、39ページにおいて、それぞれ反映した内容記述を行ったところでございます。また、少しページが飛びますが、41ページをお願いいたします。41ページにつきましては、各地区方針を図であらわしてございます。この41ページの中に、赤丸をつけてあるところがございますが、整備済み道路表示をこのように記述しております。御参照いただければと思います。  続きまして、大島中学校区について御説明申し上げたいと思いますので、46ページをお願いいたします。5、大島中学校区と記載しているところでございます。(1)の地区特性について、本地区のうち須頃地区においては、平成4年に須頃郷地土地区画整理事業が完了し、このときから燕三条周辺中心として商業業務機能が進んでおりました。近年はこれらの機能が備わり市街地形成が進んでいる段階にありますので、これに関連する記述更新いたします。また、上須頃地区においては、平成29年度に新たに用途地域を指定したところでございます。これにより都市計画決定に大きな変更があり、平成30年度からは地元組合施工によります土地区画整理事業、また、並行して県央基幹病院建設計画が進行していることから、これらの事業についてまちづくりの大きな流れとして捉え、地区特性として追記してございます。  今ほど申し上げたまちづくりの大きな流れの中で、市ではこれらの各事業と連携した周辺インフラ整備に取り組む必要があると捉えており、47ページ地区課題といたしまして上須頃土地区画整理事業県央基幹病院建設と連携した周辺インフラ整備内容を追記いたしております。  また、前述の上須頃地区流れがある中、他方では市として上須頃地区を含めた地区全体のまちづくり方向性をどう定めるかについて検討してまいりました。三条市では、上位計画である三条総合計画において、地場産業の振興を図る一環として三条技能創造大学県央基幹病院と連携した医療従事者の育成を図る一環として三条看護医療歯科衛生専門学校上須頃地区整備することとしてございます。これに関連した部分変更更新もしておるところであります。  1枚おはぐりいただきまして、48、49ページをごらんいただきたいと思います。現在のマスタープランでは、本地区基本目標として広域交流拠点づくりを位置づけているところでございます。これに基づく地区づくり方針としまして、49ページに、三条総合計画に位置づけている教育機能を担う地区としての記述を追加させていただいているところであります。また、これに伴います人の集中、往来に対応する交通機能の充実を図ることとして、中ほどにも記述を追加しているところでございます。  また1ページおはぐりいただきまして、51ページをごらんいただきたいと存じます。先ほどもごらんいただきました地区づくり方針図でございます。先ほどと同様、整備済み道路表示とともに、方針変更を反映した形で記載してございます。赤字で記載しているところでございますので、御参照いただければと思います。  また、この地区に関連する事項といたしまして、県央基幹病院開院後の三条市に隣接する福島只見町との関係性についても少し記述してございますので、説明させていただきます。ページが飛びますが、73ページをお願いいたします。これは、下田地域森町地区にかかわるページでございます。現在、国道289号八十里越整備国土交通省が進めているところでございます。国道289号八十里越開通の暁には、福島只見町側から県央基幹病院へのアクセスがスムーズにできるというネットワークとして非常に重要な側面があります。こうした状況を74から75ページにわたりまして追記させていただいているところでございます。なお、国道289号八十里越整備につきましては現在のマスタープランにおいても記述されています地域間連携観光ネットワークの軸としての側面もありますので、併記する形で残しているところであります。  次に、少しページをお戻りいただいて、65ページをお願いいたします。65ページにつきましては、栄中央地区についての記述となります。当市では、ものづくり産業分野において、既存の工業団地がほぼ完売している状況においても、新たな設備投資事業拡大に対する意欲の高い企業が多く存在しているところでございます。このため生産拠点としての優位性を高め、更に深化させていくためにも、迅速な仕入れや出荷を行うために重要な役割を担う流通機能を付加し、これからの時代に合った新たな工業流通団地造成が必要不可欠というところで、現在、栄スマートインターチェンジに近接する地域に新たな工業流通団地造成しているところでございます。まちづくりにおいては、このことを反映させた内容を主に土地利用の観点から記述しているところでございます。  1枚おはぐりいただきまして、66、67ページをごらんいただきたいと存じます。現計画では、66ページ中ほどの基本目標の2におきまして、周辺環境に調和した産業拠点づくりを位置づけ、67ページ地区づくり方針といたしまして、国道号沿道における工業流通業務商業機能の誘導を進めることとしておりますが、今ほど申し上げました工業流通団地造成をより具体的に記述させていただいたものとなります。  次に、1枚おはぐりいただきまして、69ページに先ほどと同様、地区づくり方針図を記載してございます。赤丸部分引き出し線をつけて赤字で書いているところが変更を反映した箇所となりますので、ごらんいただければと思います。  最後となりますが、第4編、実現化方策について説明させていただきますので、79ページをお願いいたします。本マスタープランにおきましては、今ほど申し上げました全体構想や、各地区における地域づくり方向性をより実現にもっていくための方策として、第4編に実現化方策という項目でまとめてございます。本日の資料では、79ページから85ページまでとなります。縦横が変わっており恐縮ですが、ごらんいただければと思います。こちらでは、各都市施設等整備方針に基づく具体的な計画都市施設等整備すべき項目事業を掲載しているところでございます。現在のマスタープランでは各事業の着手時期を平成26年までのⅠ期と平成36年までのⅡ期に分け、更にⅠ期につきましては、前期と後期に分けて記載していたところでございます。現在の状況に照らし合わせまして、これをⅠ期とⅡ期の大別のみとさせていただいたところでございます。さらに当初マスタープラン策定してからこれまでの間に完了した事業などにつきまして、備考欄に記載させていただいているところでございます。  以上が三条都市計画マスタープラン変更についてでございますが、本日報告させていただいた後、今後のスケジュールとして年度内を目途にこの三条都市計画マスタープラン変更について、取り計らいたいと考えているところでございますので、よろしくお願いいたします。説明は以上でございます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義委員長) これより質疑を行います。 ○(長橋一弘委員) 課長に1点、一問一答でお聞きします。年度内目標の3月31日って30年度ということですか。 ○(太田建設課長) そのとおりでございます。 ○(長橋一弘委員) 本当に立派な資料をありがとうございます。私ももう必死になって読み込んだけど、とてもマスターできません。  それでまず、意見の前に1つアドバイスというか、頭の片隅に入れていてもらえば結構なんだけど、新旧の対照で新が左側、旧が右側なんだけど、新しくするのはこうだよということをアピールしたいがために左側に置いておかれるんだと思うんです。行政資料はそういうのが多いんだけどこれやってもらっちゃ困るとか一切ないのですが、経営の世界は全く逆なんです。旧が左側で、新が右側。というのは、人間の目は左から右に流れるようになっている。本屋に行っても基本的には時計回りに回るのか左回りに回るのか、いろんなパターンがあるけど、資料等では左側から右側に移動したほうが見やすいということです。それはあくまでも私の意見ですから、検討してくださいということは一切ない。そういう考えがあるんだということを1つ申し述べておきます。  2点目は、本質的な意見ですけど、パブリックコメントとか都市計画審議会でも意見がなかったということですが、意見ないと思います。どういう資料を配付して意見をお願いしますと言ったのかわかりませんけど、本当に時代環境を見据えて長期ビジョンを立てることは必要だし、いろんなことが包含されています。これをつくるのも大変だなと思っているんですけど。用途地域変更とあるわけですが、上下水道課長もいらっしゃらないし、税務課長もいらっしゃらない。要するに公共下水道事業が昭和43年――1968年だから51年になりますが、50年間も都市計画税を払ってきたにもかかわらず、ごめんなさい、あなたの地域公共下水道事業がだめになりましたということを説明するだけの情報武装技術武装を私は持っていないんです。私はそういうことに反対するつもりはないんだけど、ぜひ所管でその辺、大きな問題にならないうちに都市計画税をこのまま徴収することについて、これは目的税で、このために取っているんですと、残念ながらおたくの地域公共下水道を設置できませんけど、今後ともひとつよろしくお願いしますという、まさにそういう情報武装技術武装をしておいていただきたい。  私1人が今、地域住民自治会長に、これこれこうであなたの地域だめになりましたなんてことは力量がないから説明できないんです。これは用途地域変更等で、公共下水道地域変更というのはあるわけですから、その辺をきちんと説明するだけのスキルをぜひお願いします。もしそれに関して何か一言御返答いただけるようでしたらお願いします。 ○(太田建設課長) 都市計画税にかかわることも含めた御意見ということで、ありがとうございます。  都市計画税は、委員がおっしゃるように当初公共下水道に使うという説明があったことも聞いておりますが、ただ今回は公共下水道だけではなく都市計画道路整備とかにも使わせていただく目的税となってございます。いずれにしましても市民の皆様にしっかりとどういうことに使うかをお伝えできるようにという御指摘だと思いますので、今の御意見につきましては、関係する部課長にもお伝えさせていただきたいと思います。 ○(長橋一弘委員) 大変ありがとうございます。素人考えで、汚水だけでなく雨水もそうなんですよと私が説明してもなかなか説明でき得ない部分もあるんで、ぜひよろしくお願い申し上げます。 ○(横山一雄委員) この概要図でございますけど、旧三条市は中学校単位表示してあります。それから、合併した栄、下田地区はそれぞれの旧町村単位で、これでいけば、下田森町地区鹿峠地区長沢地区。栄は大面地区栄地区の2つに分けておりますけど、これは何か統一的な考え方でやるべきでないかと私はいつも思っておったんですが、どうですか。片一方学区地区表示してありますし、片一方は旧町村単位地区表示してありますので、一本化できないもんでしょうか。 ○(太田建設課長) 今回は、当初策定いたしました都市計画マスタープランを念頭に部分修正時点修正をさせていただいているところでございます。当時、各中学校区を初めとした各地区をこのように13の地区で設定させていただいたところでございます。今ほどの御意見も含めて、今後は、新たに抜本的な改正を行う際に、地区ごと特色を捉まえて地区の設定についても検討してまいりたいと考えているところでございます。今回につきましては時点修正といいますか、状況変化があったところをお示しさせていただいたということで御容赦いただければと思います。 ○(横山一雄委員) 参考までに申し上げておきますけど、旧三条地区小学校単位でやってきたんです。それを何年であるか、中学校単位地区表示改正して、今回は平成20年のものを部分変更したいということで、これはよくわかりますけど、そういうことを踏まえて、ぜひ同じ市ならば学区単位とか地区単位、旧市町村単位とか、そういう形で統一してやるべきだと思います。さきの答弁に基づいて期待しておりますので、よろしくお願いいたします。 ○(太田建設課長) 御意見ありがとうございました。今の御意見も含めまして、今後の改正の際には検討材料とさせていただきたいと思います。 ○(山田富義委員長) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義委員長) 御異議ありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ――*――*――*――*――*――*――*――*――*――*―― ○(山田富義委員長) 以上で本日の経済建設常任委員協議会を閉会いたします。                               閉  会 午前11時48分   以上会議の次第を記載し、常任委員協議会運営等要綱第4条第1項の規定により、ここに記名押印する。                  経済建設常任委員会                   委 員 長   山 田 富 義...