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平成31年経済建設常任委員会( 3月14日)

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  1. 三条市議会 2019-03-14
    平成31年経済建設常任委員会( 3月14日)


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    最終取得日: 2021-07-27
    平成31年経済建設常任委員会( 3月14日)                  経済建設常任委員会記録                   (第1日目) 1 日   時  平成31年3月14日(木)午前10時 1 場   所  第3委員会室 1 出席委員   山田富義委員長 坂井良永副委員長          佐藤和雄 武石栄二 横山一雄 長橋一弘 1 欠席委員   なし 1 欠員  1名 1 説明のための出席者          長谷川経済部長 五十嵐営業戦略室長 小林次長          片野商工課長 瀬戸主幹兼営業戦略室主幹          渡辺農林課長 藤家課長補佐兼地産地消推進室長兼営業戦略室副主幹          清水農業委員会事務局長          笹川建設部長 太田建設課長 丸山課長補佐 刈屋計画整備係長          渡辺建築課長 坂下課長補佐          藤澤上下水道課長 馬場・阿部両課長補佐          小山荒町ポンプ場長兼三条下水処理センター長          渋川大崎浄水場長
    1 職務に従事した議会事務局職員          渡辺事務局長 坂内係長 澁谷主事 1 事   件   平成31年(2019年)第1回定例会で付託された    議第1号 平成31年度三条市一般会計予算           第1表 歳出            第3款第2項第6目(児童遊園費)            第5款(労働費)〔ただし、第1項第2目中市民福祉所管関係分                    を除く〕            第6款(農林水産業費)            第7款(商工費)〔ただし、第1項第1目中市民福祉所管関係分                    を除く〕            第8款(土木費)〔ただし、第5項中市民福祉所管関係分を除く                    〕            第9款第1項第4目(水防費)           第2表 債務負担行為            番号3    議第5号 平成31年度三条市農業集落排水事業特別会計予算    議第6号 平成31年度三条市勤労者福祉共済事業特別会計予算    議第7号 平成31年度三条市公共下水道事業特別会計予算    議第8号 平成31年度三条市水道事業会計予算    議第9号 平成30年度三条市一般会計補正予算           第1表 歳出            第6款(農林水産業費)            第7款(商工費)            第8款(土木費)           第2表 繰越明許費補正            1追加 第6款(農林水産業費)                第7款(商工費)                第8款(土木費)           第3表 債務負担行為補正    議第11号 平成30年度三条市公共下水道事業特別会計補正予算    議第16号 三条市手数料条例の一部改正について    議第20号 三条市水道法に基づく布設工事監督者を配置する水道の布設工事等を定         める条例の一部改正について    議第21号 三条市白鳥の郷公苑の指定管理者の指定について    報第1号 専決処分報告について(損害賠償の額の決定及び和解について)    報第2号 専決処分報告について(平成30年度三条市一般会計補正予算)           第1表 歳出            第8款(土木費) 1 審査の経過及び結果                               開  会 午前10時00分 ○(山田富義委員長) ただいまから経済建設常任委員会を開会いたします。  出席全員であります。  この際、委員長から申し上げます。今定例会において当委員会で審査する事件は、お手元に配付済みの付託事件表のとおり議案12件であります。これら付託事件の審査につきましては、最初に条例改正など、次に専決処分報告について、次に補正予算、最後に当初予算の順に審査していきたいと思います。  効率よく運営していきたいと思いますので、質疑につきましては一問一答形式を遵守され、また質疑、答弁につきましては簡潔明瞭になされますようお願いいたします。  なお、既に御案内のとおり、委員会閉会後、協議会を開催いたしますので、よろしくお願いいたします。 ――*――*――*――*――*――*――*――*――*――*―― ●議第1号、議第5号から議第9号、議第11号、議第16号、議第20号、議第21号、報第1号及び報第2号の以上12件一括上程 ○(山田富義委員長) これより審査に入ります。議第1号、議第5号から議第9号、議第11号、議第16号、議第20号、議第21号、報第1号及び報第2号の以上12件一括上程いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第16号 三条市手数料条例の一部改正について ○(山田富義委員長) 最初に、議第16号 三条市手数料条例の一部改正についてを議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(渡辺建築課長) それでは、議第16号 三条市手数料条例の一部改正について御説明申し上げます。議案書及び議案概要説明会で配付させていただきました資料ナンバー5をあわせてごらんいただきますようお願いいたします。  改正の趣旨といたしましては、建築物に関する確認等に係る手数料を見直すとともに、建築基準法の一部改正により新たに付与される権限に係る事務の手数料を定めることから、必要な改正を行うものでございます。  改正の内容の1つ目といたしましては、建築物に関する確認等に係る手数料を適正な額に見直すため当該手数料を改めるものでございます。2つ目といたしましては、建築基準法の一部改正により建築主事を置く市町村の長等に新たに付与された権限に係る事務について手数料を定めるものでございます。3つ目といたしましては、必要な字句の改正を行うものでございます。  施行期日でございますが、建築物に関する確認等に係る手数料の改正につきましては、平成31年10月1日、そのほかにつきましては、建築基準法の一部を改正する法律、平成30年法律第67号の第2条の施行の日またはこの条例の公布の日のいずれか遅い日でございます。  以上で説明を終わらせていただきます。御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義委員長) これより質疑を行います。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第20号 三条市水道法に基づく布設工事監督者を配置する水道の布設工事等を定める条例の一部改正について ○(山田富義委員長) 次に、議第20号 三条市水道法に基づく布設工事監督者を配置する水道の布設工事等を定める条例の一部改正についてを議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(藤澤上下水道課長) 議案第20号 三条市水道法に基づく布設工事監督者を配置する水道の布設工事等を定める条例の一部改正につきまして、御説明申し上げます。恐れ入りますが、議案概要説明会資料ナンバー9をお願いいたします。  改正の趣旨といたしましては、学校教育法等の一部改正に伴い、本条例に規定する水道布設工事監督者及び水道技術管理者の資格について必要な改正を行うものであります。  改正の内容につきましては、2点あります。まず1点目は、学校教育法の改正により、高等教育機関として新たに専門職大学が設けられることから、水道布設工事監督者等の資格要件において、専門職大学前期課程修了者短期大学卒業者と同等に取り扱うことを定めるものでございます。  また2点目は、技術士法による技術士第2次試験の選択科目が統合されることに伴い、必要な改正を行うとともに、改正前の当該条例規定該当者も改正後の規定の該当者とみなす旨の経過措置を置くものでございます。  施行期日は、平成31年4月1日から施行するものでございます。  御審議の上、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義委員長) これより質疑を行います。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第21号 三条市白鳥の郷公苑の指定管理者の指定について ○(山田富義委員長) 次に、議第21号 三条市白鳥の郷公苑の指定管理者の指定についてを議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(五十嵐営業戦略室長) それでは、議第21号 三条市白鳥の郷公苑の指定管理者の指定について御説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書議第21号及び委員会資料ナンバー1をごらんいただきたいと思います。  本件につきましては、現指定管理者であるヒメサユリの小径・白鳥の郷運営委員会の解散に伴い、新たな指定管理者として森町白鳥の郷公苑管理組合を指定するものでございます。  所在地は、三条市森町1553番地4、組合長は齋藤幸男でございます。  指定の期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間でございます。  主な業務内容につきましては、委員会資料に記載のとおりでございます。  以上の説明ですが、御審議の上、御決定くださいますようよろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義委員長) これより質疑を行います。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎報第1号 専決処分報告について(損害賠償の額の決定及び和解について)
    ○(山田富義委員長) 次に、報第1号 専決処分報告についてを議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(太田建設課長) 報第1号 専決処分報告について、説明申し上げます。  議案書の報第1号をごらんいただきたいと存じます。  議案書報第1号から1枚おはぐりいただきまして、専決処分書をごらんいただきたいと思います。本件につきましては、平成30年2月13日に三条市下保内地内で発生しました除雪作業中の事故による物的損害の示談がまとまったことから、損害賠償の額を決定し、専決処分を行ったことを報告させていただくものでございます。  事故の状況につきましては、職員が乗車する市所有ロータリー除雪車の作業中に、シューターから出た雪が相手方建物の外壁及びガラスに当たり、破損させたものでございます。  専決処分日は、平成31年2月18日、損害賠償の額につきましては、52万2,072円でございます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義委員長) これより質疑を行います。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎報第2号 専決処分報告について(平成30年度三条市一般会計補正予算) ○(山田富義委員長) 次に、報第2号 専決処分報告についてを議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(太田建設課長) 報第2号 専決処分報告につきまして、説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の報第2号をごらんいただきたいと存じます。  報第2号専決処分のうち、建設課所管分でございます。本件は、除雪業務費におきまして1月の除雪業務委託料に不足が生じ、委託業者への支払いに支障を来すことから、地方自治法第179条第1項の規定により、専決処分をさせていただいたものでございます。恐れ入りますが、おめくりいただきまして、事項別明細書の11ページをごらんいただきたいと存じます。歳出の8款土木費、2項道路橋梁費、6目雪害防除費、補正額を2億5千万円といたしまして、補正後の額を9億4,712万円とするものでございます。なお、この補正額につきましてはすべて除雪委託料とさせていただくものでございまして、専決日は平成31年2月8日でございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義委員長) これより質疑を行います。 ○(横山一雄委員) ことしは何回除雪されましたか。市全体で結構です。 ○(太田建設課長) 市全体といいますのは、一斉除雪と言われるようなものでございますか。(「一斉除雪」と呼ぶ者あり)ほぼ全市一斉に除雪を行いましたのは、この期間中2回でございました。 ○(横山一雄委員) 特に雪が多いと言われる下田地域では、何回程度除雪に出動しておられますか。 ○(太田建設課長) 下田地域のほぼ全域に出動しましたのは、3回でございます。 ○(山田富義委員長) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第9号 平成30年度三条市一般会計補正予算 ○(山田富義委員長) 次に、議第9号 平成30年度三条市一般会計補正予算を議題といたします。  本件につきましては、第1表、歳出と第2表、繰越明許費補正について関連するところもあることから一括して審査し、続いて第3表、債務負担行為補正の審査に進みたいと思います。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆第1表歳出、第6款農林水産業費について ○(山田富義委員長) それでは、第6款農林水産業費について提案理由の説明をお願いいたします。 ○(渡辺農林課長) 議第9号 平成30年度三条市一般会計補正予算のうち、農林課所管分について御説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の歳出、21ページから22ページ及び委員会資料ナンバー2をごらんいただきたいと思います。  6款農林水産業費、1項農業費、4目農地費、事業番号020県事業費負担金の1,007万円は、新潟県が実施する入山地区及び反田地区ため池等整備事業につきまして、国の補正予算によって事業費が増額され、県に対する市の負担金を増額するため補正をお願いするものでございます。  各事業の概要等につきましては、委員会資料に記載のとおりでございます。  次に、議案書3ページ第2表、繰越明許費補正をごらんいただきたいと思います。第2表の説明をいたします。6款農林水産業費、1項農業費の県事業費負担金1,007万円につきましては、先ほど御説明いたしました歳出の補正予算のうち、入山地区及び反田地区ため池等整備事業の施工が翌年度となり市の負担金も翌年度の請求となることから繰り越しをお願いするものでございます。  次に、2項林業費の濁沢名下線開設事業2,410万円につきましては、施工上、支障となる立木伐採に係る処理に不測の日数を要すこととなり、当該工事の年度内完了が困難となることから、翌年度に繰り越しをお願いするものでございます。  以上でございます。御審議の上、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義委員長) これより質疑を行います。 ○(横山一雄委員) この繰越明許費の関係もそうですけど、施工場所が入山地区と反田地区でございますか、何か住宅明細図のような図面をつけていただけないと、私もどこだかわからないんです。これはついておりませんので、できればそのようにしてもらえるとありがたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ○(渡辺農林課長) それでは、後ほど図面を提供させていただきたいと思います。 ○(横山一雄委員) ここのため池の能力はどのぐらいあるんですか。 ○(渡辺農林課長) 済みません、能力等についての資料をただいま持ち合わせてございません。 ○(横山一雄委員) そうすると、反田地区でございますか、国県事業は国県によるものですけど、当初予算より4倍もの増になりますよね。県の事業ですからあれですけど、一般的に考えれば当初予算に見積もりといいますか、そういうものはなかったのかなと感じるんです。その辺はどのように受けとめておられますか。 ○(渡辺農林課長) 先ほど説明いたしましたとおり、国の補正予算に係るものでございますので、そのように理解しているところでございます。 ○(横山一雄委員) 県事業ですけど、皆さんもこれだけ負担するわけですから、設計図とかそういうものが来ていると思いますので、やっぱり先ほど申し上げた、このため池はどのぐらいの大きさでどういう能力があるのか、後で結構ですが聞かせてもらいたいと思います。例えばこのため池では何百ヘクタールの農地の水を注ぐことができるとか、そういうものはあると思いますので、お願いいたします。 ○(渡辺農林課長) 承知いたしました。 ○(佐藤和雄委員) そのため池は、どちらの場所にあるんでしょうか。 ○(渡辺農林課長) 下田地域の反田地区、入山地区でございます。   (「後で図面で出すって」と呼ぶ者あり) ○(佐藤和雄委員) そうですか。はい、わかりました。 ○(山田富義委員長) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆第1表歳出、第7款商工費について ○(山田富義委員長) 次に、第7款商工費について提案理由の説明をお願いいたします。 ○(片野商工課長) それでは、議第9号 平成30年度三条市一般会計補正予算のうち、商工課所管分にかかわる事項について御説明申し上げます。議案書の事項別明細書21、22ページをお願いいたします。あわせて、資料ナンバー3をごらんください。  7款商工費、1項商工費、2目商工振興費、補正前の額25億7,146万1,000円、補正額668万5,000円、補正後の額25億7,814万6,000円とするものでございます。事業番号120生活支援型地域消費喚起促進事業費として、668万5,000円を計上させていただくものでございます。内訳は、業務システム開発等委託料でございます。  このたびの補正予算につきましては、消費税率の引上げの影響の緩和と地域における消費を喚起するため、低所得者、子育て世帯向けに実施するプレミアム付商品券の発行等に係る経費の内、システム開発経費分を措置するための費用を計上させていただくものでございます。  また、このことに関する繰越明許費補正についても御説明申し上げます。恐れ入りますが、議案書の3ページにお戻りください。  第2表、繰越明許費補正、1、追加の7款商工費、1項商工費、事業名、生活支援型地域消費喚起促進事業668万5,000円でございます。  繰り越しの理由につきましては、本事業の実施は次年度でありまして国の100%補助でありますが、国の2次補正予算により、事務経費に関しましては今年度から補助金枠が設定されており、制度を最大限活用するため、補助金枠上限までシステム開発経費として計上させていただくものでございます。以上で説明を終わります。よろしくお願い申し上げます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義委員長) これより質疑を行います。 ○(横山一雄委員) この業務システム開発等委託料ですが、これは情報管理課にお願いして何かおつくりになるんですか。 ○(片野商工課長) このシステム開発につきましては、委員お見込みのとおり、情報管理課と協議しながら進めさせていただきたいと思っております。 ○(山田富義委員長) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆第1表歳出、第8款土木費について ○(山田富義委員長) 次に、第8款土木費について順次提案理由の説明をお願いいたします。 ○(太田建設課長) それでは、8款土木費、建設課所管分につきまして説明を申し上げます。議案書につきましては、事項別明細書の21、22ページをお願いいたします。あわせて、当委員会の資料ナンバー4につきましてもごらんいただければと思います。8款土木費、2項道路橋梁費、2目道路維持費、補正前の額5億442万1,000円、補正額が3,000万円といたしまして、補正後の額を5億3,442万1,000円とさせていただくものでございます。議案書右側の説明欄をごらんいただきたいと思いますが、事業番号010道路維持費、15節工事請負費3,000万円につきましては、冬期間に除雪作業等によりまして損傷した道路の補修工事に要する費用でございます。  続きまして、3目道路新設改良費、補正前の額9億8,067万5,000円に、補正額1億1,120万円を加えまして、補正後の額を10億9,187万5,000円とさせていただくものでございます。補正の趣旨につきましては、本年2月7日に成立いたしました国の平成30年度第2次補正予算を活用し、幹線市道等の改良工事などを行うものでございます。箇所につきましては、委員会資料ナンバー4の3ページ、4ページに地図を参考添付させていただいております。3ページ目に市道支所土場線の延長130メートル、4ページ目に市道大島164号線の延長1,750メートルの2路線でございます。議案書の歳入歳出補正予算事項別明細書の21、22ページでございますが、引き続き19節信越本線踏切整備負担金8,610万につきましても国の補正予算を活用し、事業の進捗を図るものでございます。  続きまして、事項別明細書を1ページおはぐりいただきまして、23、24ページをお願いいたします。委員会資料につきましては、資料ナンバー4の2ページ目となります。8款土木費、2項道路橋梁費、6目雪害防除費、補正前の額9億4,712万円に、補正額3,511万2,000円を加えまして、補正後の額を9億8,223万2,000円とさせていただくものでございます。右ページ説明欄の事業番号040消雪施設整備費、19節市道消雪施設工事費補助金3,511万2,000円につきましては、市道の沿線地区住民が管理する消雪施設――消雪パイプでございますが、昨年度の大雪の影響によりまして修繕の要望が増加し、これに対して補助金を増額させていただくものでございます。  次に、これらに関しまして第2表、繰越明許費補正の説明をさせていただきたいと思いますので、議案書の3ページ目をお願いします。第2表繰越明許費補正、1、追加のうち、8款土木費のところでございます。今回補正させていただきます予算につきましては、今年度工事の完了が見込めないことで翌年度に繰り越しをさせていただくものでございます。また、既決予算の中で一部工事完了等が見込めないものについて、繰り越しをさせていただくものでございます。  具体的な内容について説明を申し上げます。2項道路橋梁費のうちの事業名、道路維持事業でございます。この3,000万円につきましては、先ほど説明申し上げました補正予算に関わるものでございまして、道路補修等を気候がよくなったときに行うため、繰り越しをさせていただくものでございます。道路改良事業6億419万8,000円につきましては、主な理由が3点ございます。1点目は、道路計画や家屋等移転の地元地権者の関係者等の交渉にかかわるものでございます。具体的には、道路構成の決定に時間を要したものや、家屋等の移転交渉にあたり移転先の決定に時間を要したため、また、地権者の相続手続きにより時間を要したものなどがございます。2点目は、地下埋設施設等の管理者と関係機関との調整にかかわり時間が要したものでございます。具体的には、橋梁の拡幅工事におきまして橋上に添架されておりますガスや通信施設の移設にあたりまして、管理者との協議や河川等管理者との設計協議に時間を要したものでございます。3点目は、地元との調整結果により時間を要したものでございます。具体的には、工事を完了する直前に取り付け道路の接続箇所に位置する関係者が急遽立ち退くこととなり、工事の設計変更を余技なくされたもの、また、今年度工事の完了を見込めないものや、予算の執行状況を見ながら発注することとしていたものについて、年度内の完了は見込めないものでございます。このほか先ほど前段で御説明申し上げたとおり、国の補正予算を活用するものについても繰り越しをさせていただくものでございます。  次に、河川改修関連道路整備事業182万円につきましては、県が行います新通川河川改修事業に伴います橋梁架け替え工事の負担金でございます。この県の工事が今年度完了を見込めないということに伴いまして繰り越しをさせていただくものでございます。  次に橋梁維持事業8,595万6,000円につきましては、古関橋橋梁修繕工事ほかにおきまして河川管理者との協議により足場の見直しが生じるなど、計画に変更が発生し、その日数を要したため今年度完了は見込めないことから、繰り越すものでございます。  次の消雪施設整備事業1億5,000万円につきましては、帯織住宅団地、帯織街苑の造成工事が今年度完了を見込めないことに伴いまして、繰り越すものでございます。またそのほか市道旧桜土手通り線消雪パイプ布設替工事ほかにおきまして、消雪パイプの設置位置について地元からの位置変更等の要望が出たことにより、計画の見直しに不測の日数を要したため繰り越しをさせていただくものでございます。  交通安全施設整備事業890万円につきましては、大崎地内の歩道整備工事におきまして、田んぼの乗り入れにかかわる時期等について田んぼ所有者との調整に時間を要したものなどにより繰り越しをさせていただくものでございます。  用悪水路新設改良事業364万3,000円につきましては、小古瀬地点の水路改良工事におきまして、地元と地元関係者と施工時期の調整が生じたため、年度内の完了が見込めず繰り越しをさせていただくものでございます。  水害対策事業1億9,780万1,000円につきましては、西本成寺地内などの内水対策の設計にあたりまして、施工方法の検討が関係機関等の協議により、また通行規制等の計画にあたり公安委員会等の協議により不測の日数を要したために繰り越しをさせていただくものでございます。  次の4項都市計画費、事業名、公園施設整備事業250万円につきましては、施工方法の検討に時間を要したものでございます。また、次の緑地整備事業310万円につきましては、歩く指標整備事業におきまして新潟大学と連携をして進めているところでございますが、この整備内容の検討に時間を要したため、繰り越しをさせていただくものでございます。建設課所管分については以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○(藤澤上下水道課長) 引き続き、上下水道課所管の土木費について御説明申し上げます。議案書23ページ、24ページをお願いいたします。  8款土木費、4項都市計画費、4目公共下水道費、補正額800万2,000円の減は、公共下水道事業特別会計繰出金でございます。これは、議第11号 平成30年度三条市公共下水道事業特別会計補正予算で御説明申し上げますが、昨年1月の雷被害にかかる国の災害復旧費負担金等が確定したことなどによる繰出金の減額でございます。御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。  続きまして、上下水道課所管分、繰越明許費について御説明申し上げます。議案書の3ページをお願いいたします。第2表、繰越明許費補正、1、追加でございます。8款土木費、3項河川費、事業名、緊急内水対策事業、2億9,606万8,000円は、新潟県が行う新通川河川改修工事と連携して実施しております新通川改修関連緊急内水対策事業に係る繰り越しでございます。本事業は、新通川に流入する排水路整備を行うものですが、工事に際し、地下埋設物等支障物件移設の遅延や、交通規制における迂回路等について地元との調整から不測の日数を要したことなど、事業が年度内に完了することができないことから、繰り越しをお願いするものでございます。  説明は以上でございます。御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義委員長) これより質疑を行います。   (「なし」と呼ぶ者あり)
     以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆第3表債務負担行為補正について ○(山田富義委員長) 次に、第3表、債務負担行為補正について提案理由の説明をお願いいたします。 ○(太田建設課長) それでは、第3表、債務負担行為補正につきまして、説明を申し上げます。  議案書につきましては、5ページ目をお願いいたします。あわせまして、委員会資料ナンバー4の2ページ目をごらんいただきたいと思います。委員会資料ナンバー4につきましては、2ページ目中ほどからになります。第3表、債務負担行為補正、1、変更、番号1、県央土地開発公社が住宅団地造成事業資金として借入れする資金については、その借入先に対し債務保証することができるもので、変更前の限度額4億4,209万2,000円を変更後限度額3億5,100万8,000円とし、あわせて変更前期間の平成30年度を平成30年度から平成31年度までに変更するものでございます。限度額の内容につきましては、委員会資料ナンバー4の下表のとおりでございます。本補正につきましては、工事完了が平成31年度まで延期されることになり、平成30年度分が減額となるものでございます。何とぞ、御審議の上、御決定くださいますようよろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義委員長) これより質疑を行います。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義委員長) しばらく休憩いたします。                                休  憩 午前10時36分                                再  開 午前10時37分   (休憩中に農林課から資料配布あり) ○(山田富義委員長) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第11号 平成30年度三条市公共下水道事業特別会計補正予算 ○(山田富義委員長) 次に、議第11号 平成30年度三条市公共下水道事業特別会計補正予算を議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(藤澤上下水道課長) 議第11号 平成30年度三条市公共下水道事業特別会計補正予算について御説明申し上げます。議案書をお願いいたします。第1条におきまして、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び区分ごとの金額を、また第2条におきまして、繰越明許費の補正、第3条におきまして、地方債の補正をお願いするものでございます。  おはぐりいただきまして、1ページをお願いいたします。第1表の歳入歳出予算補正につきましては、後ほど御説明申し上げます。  2ページをお願いいたします。第2表、繰越明許費補正でございます。公共下水道建設事業につきましては、三条下水処理センター機械棟改築工事における施設運転との調整に不測の日数を要し、工事が年度内に完了できないことなどから、4,473万3,000円をお願いするものでございます。  また、特定環境保全公共下水道建設事業におきましては、県の道路改良事業と同時施工を予定していたところ、県事業の遅延に伴い、3,992万2,000円をお願いするものでございます。  おはぐりいただきまして、3ページをお願いします。第3表の地方債補正でございます。事項別明細書で説明いたします。歳入歳出補正予算事項別明細書について、歳入から説明いたしますので、9ページ、10ページをお願いいたします。あわせまして委員会資料ナンバー5、平成30年度三条市公共下水道事業特別会計補正予算概要もごらんいただきたいと存じます。  3款国庫支出金、2項1目災害復旧費国庫負担金、補正額504万2,000円は、昨年1月の雷被害に伴う災害復旧費負担金の交付額確定に伴うものでございます。  4款繰入金、補正額800万2,000円の減は、一般会計繰入金の減でございます。  7款市債、補正額260万円につきましては、災害復旧事業に係る国庫支出金が確定したことに伴い措置するものでございます。  次に、歳出について御説明いたします。11ページ、12ページをお願いいたします。  3款公債費、1項1目元金は、災害復旧費負担金の交付額が確定したことから、確定に伴う増額と繰入金を減額する財源更正をお願いするものでございます。  以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議のほど御決定賜りますようお願い申し上げます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義委員長) これより質疑を行います。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第1号 平成31年度三条市一般会計予算 ○(山田富義委員長) 次に、議第1号 平成31年度三条市一般会計予算を議題といたします。  第1表、歳出と第2表、債務負担行為は、関係のある款において一括して説明を受け、審査したいと思います。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆第1表歳出、第3款民生費について ○(山田富義委員長) 最初に、第3款民生費について提案理由の説明をお願いいたします。 ○(太田建設課長) では、第3款民生費につきまして説明申し上げます。  予算書の136、137ページをごらんいただきたいと思います。3款民生費、2項児童福祉費、6目児童遊園費、本年度予算額が568万8,000円でございます。右の説明欄をごらんいただきまして、事業番号010児童遊園費568万8,000円でございます。8節の施設管理等謝礼金につきましては、裏館児童遊園を初め、市内5カ所の児童遊園を管理していただいている自治会などの管理団体への謝礼金として18万5,000円でございます。  中ほど、11節施設修繕料につきましては、鱈田児童遊園の木製遊具等の更新や、そのほか突発的に修繕が必要なものの予算といたしまして130万円でございます。  次の12節手数料につきましては、児童遊園にございます遊具の点検を毎年行う必要がございまして、その点検手数料といたしまして82万3,000円でございます。  下から2段目になりますが、14節土地借上料151万7,000円は、神明町児童遊園や福島児童遊園の土地借上料でございまして、神明町におきましては神明宮の境内地の一角を借地させていただき、児童遊園としているところでございます。  御審議の上、御決定を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義委員長) これより質疑を行います。 ○(武石栄二委員) 遊具の点検手数料についてですが、地元とか町内会で点検できないものですか。 ○(太田建設課長) 公園等の遊具につきましては、法令で専門技術者が毎年点検することになっていますので、委託せざるを得ないものでございますが、それ以外の日常的な利用状況等の点検につきましては、地元の自治会の方々から危険があった場合に御連絡いただいているところでございます。 ○(武石栄二委員) 今回の予算の経済建設常任委員会所管部分を見ると、土地借上料が全体の合計で3,000万円かそこらあるんですよね。本当に必要なのか。借りるとそれだけの管理をやはりしなきゃいけないですし、10年たてば3億円とかになるから、買い求めることができるのは買い求めたほうがいいんでないかなという考えを持っているんだけど、長い将来を考えた場合、どういうものですか。 ○(笹川建設部長) 借地をしているよりも購入したほうがというお話につきまして、委員御指摘のとおり、基本的には購入させていただければありがたいとは思っておりますけれども、地権者の方々の御意向もございまして、なかなか全て売却していただくというわけにもまいりません。かといって、現在公共施設として活用させていただいておるところから、やむなく借地ということでお願いしてお借りしているんですけども、借地法の関係につきましては、たしか3年に1回ずつ固定資産税の評価がえがありますので、それに伴って適正な価格に全市で統一的にさせていただいておるところでございます。今御指摘があったように、私どもといたしましては極力購入させていただければと思っておりますけれども、そういう事情もあるということで御理解いただければありがたいと思っております。 ○(佐藤和雄委員) 公園についてお聞きいたします。遊具が老朽化して自治体が撤去した場合で、その後、近くの団地の小さな子供たちが遊ぶために遊具が必要だという声があるんですけども、新しい遊具を設置する場合に、市として補助を考えておられるか、お尋ねいたします。 ○(太田建設課長) 地元の方による遊具設置の補助につきまして、現在制度としては持っていないところでございます。ただ、御指摘のように老朽化して撤去した遊具につきましては、利用状況等に応じまして更新という形にさせていただいたり、あるいは集約ということで、2つを撤去して新たに1つを設けるなど、ケース・バイ・ケースでございますけども、対応させていただいているところでございます。 ○(山田富義委員長) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆第1表歳出及び第2表債務負担行為補正、第5款労働費について ○(山田富義委員長) 次に、第5款労働費について提案理由の説明をお願いいたします。 ○(片野商工課長) それでは、議第1号 平成30年度三条市一般会計予算、労働費、商工課所管分の予算について御説明申し上げます。  予算書の160、161ページをお願いいたします。あわせて、資料ナンバー7の1ページをごらんください。5款1項1目、勤労青少年ホーム費、事業番号010勤労青少年ホーム費1,855万5,000円は、勤労青少年ホームの指定管理料及び施設修繕に係る費用などでございます。  次に、5款1項2目、労働諸費、事業番号030労働対策事業費1億5,110万円は、労働者団体への支援として連合県央地域協議会への補助金110万円、労働金庫預託金1億5,000万円でございます。  以上で説明を終わります。御審議の上、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義委員長) これより質疑を行います。 ○(横山一雄委員) 労働金庫預託金1億5,000万円、これは平成七、八年ころからずっとこの額で来ておりますが、現在の利用状況についてお伺いいたします。 ○(片野商工課長) 直近の数字でございますけれども、平成30年9月末現在、利用件数が1万1,770件、融資の残高が120億6,600万円ほどとなっているところでございます。 ○(横山一雄委員) 景況等の関係は、勤労者が主体なわけですけど、利用者に影響ございませんか。 ○(片野商工課長) その前の年、平成29年9月末の数字から比較しますと、若干融資残高は増加している状況でございます。勤労者の一般生活資金あるいは住宅建設資金等、幅広い勤労者の資金需要に対応することで勤労者の皆さんの生活安定、福祉向上に一定の寄与ができていると思っているところでございます。 ○(横山一雄委員) 20年以上もずっと、1億5,000万円で来ているわけです。これでもう十分だと受け取ってよろしいわけですか。 ○(片野商工課長) この金額につきましては、適正な額であると理解しているところであります。 ○(山田富義委員長) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆第1表歳出、第6款農林水産業費について ○(山田富義委員長) 次に、第6款農林水産業費について順次提案理由の説明をお願いいたします。 ○(清水農業委員会事務局長) 私からは6款農林水産業費のうち、農業委員会所管分につきまして、御説明いたします。予算書の160ページから163ページをお願いいたします。また、委員会資料ナンバー9もあわせてごらんをお願いいたします。  6款1項1目、農業委員会費の平成31年度予算額は、6,706万5,000円で、前年度予算額に比較いたしまして、389万5,000円の増でございます。節の内訳につきまして、主なものを御説明いたします。事業番号020農業者年金事務受託事業費は、予算額33万1,000円で、農業者年金制度の加入促進に努めるための消耗品や農業者年金だよりの印刷製本費等が主なものでございます。次に、事業番号030一般経費は、予算額2,684万5,000円で、農業委員会活動に要する費用でございます。主なものについて御説明いたします。1節、農業委員会委員報酬は867万6,000円であります。農業委員会資料に記載しておりますが、農業委員数は19名で、農業委員会委員報酬月額は会長5万7,500円、会長代理4万5,000円、委員3万6,500円であります。同じく1節、農業委員会農地利用最適化推進委員報酬は745万2,000円であります。推進委員数につきましては、資料に記載のとおり18名で、報酬月額は3万4,500円であります。9節、費用弁償286万2,000円は、毎月の総会、調査部会、現地調査、委員・推進委員研修等の費用弁償であります。11節、印刷製本費39万円は、年2回発行しております農業委員会だよりの印刷に要する費用であります。13節、会議録等調製委託料16万7,000円は、総会の会議録作成の委託費用であります。同じく13節、農地台帳システム入力業務等委託料275万9,000円は、農地台帳の整理に係るデータ入力作業の委託料であります。14節、自動車借上料35万円は、農業委員及び推進委員の先進地視察研修等のバス借上料であります。19節、負担金、補助及び交付金は、全体で160万4,000円で、主なものといたしまして、南蒲原農業委員会協議会負担金35万8,000円、農政教育情報事業分担金42万9,000円、県農業会議市町村拠出金69万7,000円であります。  以上で、説明を終わらせていただきます。御審議の上、御決定賜りますようお願いいたします。 ○(渡辺農林課長) 私からは農林課所管分について御説明申し上げます。恐れ入りますが、議案書162ページ、163ページ、また、お配りしてございます委員会資料ナンバー8もごらんいただきたいと思います。予算書の関係でございますが、6款農林水産業費、1項農業費、2目農業総務費の予算額は9,264万9,000円でございます。続きまして、主なものを御説明申し上げます。事業番号020産業開発センター費、202万7,000円は、産業開発センターの維持管理費に係る経費を計上しているものでございます。  1つ飛びまして、次に予算書164ページをお願いいたします。3目農業振興費の予算額は、6億1,354万4,000円で、前年度と比較して2,364万4,000円の減でございます。主な理由といたしましては、農業担い手確保育成事業費で前年度計上がありました国の産地パワーアップ補助事業の関連に伴う補助金の減等が主な減額の要因でございます。  続きまして、予算書165ページをお願いします。事業番号010農産物販路開拓推進事業費90万4,000円は、三条産農産物の販路開拓に伴う経費を計上しているところでございます。  次に事業番号020地産地消推進事業費2,464万6,000円は、学校給食の三条産米活用に伴う経費や、地産地消の推進のための経費を計上しています。  資料は2ページになります。事業番号030農業担い手確保育成事業費1億1,606万8,000円は、青年就農者育成等支援、産業として成り立つ農業の確立に向けた農業法人等体質強化・改善の支援、地域農業の持続的発展を図るため、県の支援制度を活用した支援を行うための経費を計上しております。  次に、予算書167ページ、資料は3ページになります。事業番号040米政策改革推進対策費6,206万7,000円は、需要に応じた米づくりと水田の有効活用を推進するため、農業者等への支援を行う経費を計上しております。  次に、事業番号050農業環境保全推進事業費3億7,254万1,000円は、農業、農村の多面的機能発揮のための地域活動や営農の継続等に対して支援する日本型直接支払いの多面的機能支払交付金事業、また中山間地域等直接支払交付金事業、環境保全型農業直接支払交付金事業の3事業や有害鳥獣被害防止対策のほか、自然と調和した農業の推進事業として計上しておるところでございます。  次に、資料は4ページになります。事業番号060農業振興施設費3,656万6,000円は、農林課所管施設の指定管理料等の経費を計上しておるところでございます。  次に、予算書169ページ、資料は5ページになります。事業番号070一般経費は、各種団体に対する負担金等の経費を計上しております。  次に、4目農地費の予算額は、1億5,911万9,000円でございます。これにつきましては、前年度と比較して327万6,000円の増でございますが、土地改良事業費や県事業費負担金の増が主な要因でございます。  次に、事業ごとに説明申し上げます。はじめに事業番号010土地改良事業費6,391万8,000円は、土地改良施設の管理に係る経費の一部を負担するもので、土地改良事業において農家負担の軽減を図るため各土地改良区への補助金等を計上しております。
     次に、事業番号020県事業費負担金5,179万円は、県営かんがい排水事業等の実施に伴い負担率に応じて負担金を支出し、事業の促進を図るものとして計上しております。  次に、資料は6ページとなります。事業番号030農林土木事業費4,065万2,000円は、各自治会や農区が管理する道路や水路などの農業用施設の整備に対して支援するものとして予算を計上しております。  1つ飛びまして、次に、予算書170ページ、171ページをお願いします。2項林業費、1目林業総務費の予算額は427万9,000円でございます。事業番号010一般経費は、林道の測量、登記及び林道台帳保守管理に係る委託料などを計上しております。  次に、2目林業振興費の予算額は、2,382万8,000円でございます。事業番号010林道管理費1,192万2,000円は、林道の管理に係る委託料及び工事請負費などを計上しております。  資料は7ページとなります。1つ飛ばさせていただきまして、事業番号030小規模治山事業費480万円は、東大崎地内ほか1カ所の治山工事の所要額を計上しております。事業番号040山村交流施設等費は、保内及び曲谷山村広場の維持管理に係る費用を計上しております。  次に、予算書172ページ、173ページをお願いいたします。事業番号060一般経費につきましては、ヤマビル被害の対策や民有林造林事業への支援、また、関連団体の負担金等などを計上しております。  次に、3目林道整備事業費の予算額は、6,358万7,000円でございます。事業番号020林道改良事業費1,000万円は、麻布谷黒水線等の林道路肩改良工事費を計上しております。  次に、事業番号030濁沢名下線開設事業費は、森林施業の促進を図るため、林道開設に係る工事費を計上しております。  資料は8ページになります。次に、3項水産業費、1目水産業振興費、事業番号010水産業振興費59万9,000円、これは五十嵐川漁業協同組合等への補助金等を計上しておるところでございます。  以上で説明を終わります。御審議の上、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○(藤澤上下水道課長) 引き続きまして、上下水道課所管の農林水産業費につきまして御説明申し上げます。  予算書170、171ページをお願い申し上げます。6款農林水産業費、1項農業費、5目農業集落排水事業費、予算額3億7,512万4,000円でございます。右側説明欄の事業番号010農業集落排水事業特別会計繰出金3億7,512万4,000円は、一般会計から農業集落排水事業特別会計への繰出金でございます。  御審議の上、御決定くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義委員長) これより質疑を行います。 ○(横山一雄委員) 予算書の165ページ、農産物販路開拓推進事業費90万4,000円の販路はどこを考えていらっしゃいましたか。今本当に人口減少等から国内需要が減ってきておるわけでありますが、やっぱり海外戦略なんかも考えていらっしゃるんでしょうか。 ○(渡辺農林課長) 販路開拓等につきましては、冒頭で少し説明させていただいたんですけれども、まずは国内向けということで、従来から行っております三条産米に関しましては、東京または首都圏等に向けたものを想定しているところでございます。後段の海外向けということで御質問されました件に関しまして、海外については特段考えておらないところでございます。 ○(横山一雄委員) 基本は内需の拡大ということは、私もそう思います。しかし、市長もかつては香港、マカオとかに農業の関係で若手農業者を連れて市場調査に出かけておられるわけでありますから、やっぱりJA等と協議しながら、少しは海外にも目を向けるべきだと私は思いますが、いかがでございますか。 ○(渡辺農林課長) 農協等の関係団体等とも連絡をとりながら事業展開しておるところでございますけれども、あくまでも事業の発案に関しましては農業者等が主体となるものと理解しているところでございます。今後とも関係機関と連携しながら推移を見守っていきたいと考えているところでございます。 ○(横山一雄委員) 私が承知しているところでは、いろいろすばらしいということで、下流地帯で穂木を台湾とかその辺に、梨を中心に輸出されておられるようでございますけど、私はあらゆる面でやっぱり海外にも目を向けてやっていただきたい。日本の産品は非常にいいと、評判もいいようでありますから、もっと積極的に海外に目を向けたらいかがですか。 ○(長谷川経済部長) 農産物の海外展開の件での御指摘でございますけれども、ことしの1月、日本とマレーシアのEPAに関係してジェトロが主催する事業の1号案件ということで、現地のマレーシアの伊勢丹で三条製品のテスト販売を行ったところでございまして、それ自体は比較的好評だったという話も伺っているところでございます。ところが、向こうのバイヤーの要望では、例えばカトラリーの実演、調理器具の実演といったものがやっぱり非常に有効であるという御指摘もあったところでございます。新潟県も新潟県産農産物の海外展開を模索されていらっしゃる中ではございますけれども、来年度ジェトロと協働する中で、東南アジアに販路を求めていく一つの手法として実演という手法もあるわけでございます。そうした中で、燕三条産の農産物を使った調理実演を通じて、カトラリーの販路開拓、あわせて可能であれば農産物の販路開拓、こういったことも模索していけるんではないかということを今ジェトロともお話しさせていただいているところでございます。日本産農産物はなかなか価格面のことがございまして、競争力があるかどうかというところもございますけれども、そういった事業を積極的に活用しながら検討を進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。 ○(横山一雄委員) おおむね了解いたしました。これからは、とにかく生産費を極力下げながら、海外の農産物と対抗できるような生産をやっていくべきだと私は思います。テレビなんかを見ておりますと、日本の米はおいしいとか中国の方が盛んに言われておりますので、ぜひ今の部長答弁のような方向で頑張っていただきたいと思います。  次に、同じ165ページの19節学校給食地産地消補助金1,400万円ほどを出しておられまして、県の統一米との差額を助成しておられるわけであります。最近はパン食とかがふえているということでありますが、パン食との差額はどのぐらいあるんですか。 ○(渡辺農林課長) 県の統一米とパン、麺との価格差でございますけども、11.92円でございます。また特別栽培米との価格差が34.45円でございます。加えて、有機栽培米の価格差が136.48円でございます。特別栽培米、有機栽培米はそれぞれのキロ当たりの価格差でございます。 ○(横山一雄委員) それから新規になると思いますが、同じページの水稲用農業機械導入補助金1,000万円、これは初めての予算のようでございますけども、水稲用ということで米の関係のようですが、どんな機械が対象で、どの程度の補助をされるんでしょうか。 ○(渡辺農林課長) 水稲用農業機械の導入について今ほど御質問いただきました。新規の事業を予定しているものでございますけども、内容を少し説明させていただきますと、機械につきましては、水稲用ですので、田植機、コンバイン、トラクター、その他水稲用農業機械を予定してございます。補助金額につきましては、上限を100万円としてございます。加えて、対象者につきましては、3戸以上の農業者で構成する団体を想定しているところでございます。 ○(横山一雄委員) そうすると、3戸以上の協同ということですよね。限度額は100万円ということでありますが、また加茂市のような制度を始められるんじゃないかなと感じたんですけど、そうではないわけですね。 ○(渡辺農林課長) 私どもといたしましては、個々で事業を展開されている事業体のさらなる機械の効率化または高性能化、また集約化等も鑑みて、先ほど申し上げたように1戸ではなく3戸以上と想定しているところでございます。 ○(横山一雄委員) 初めての農業機械導入に係る補助金のようですが、信濃川沿川に10万市民の台所を賄っているあれだけの野菜地帯があるわけですから、これはやっぱり園芸作物にも今後拡大すべきだと思いますが、いかがでしょうか。 ○(渡辺農林課長) 園芸作物、水稲に限らず、県の農林県単事業の補助事業等も活用しながらということでございますが、これにつきましては単費の事業を設定したところでございますので、県事業等を鑑みながら、今後については推移を見てまいりたいと考えているところでございます。 ○(横山一雄委員) この1,000万円は、全くの市単独事業だと考えてよろしいんですか。 ○(渡辺農林課長) お見込みのとおりでございます。 ○(武石栄二委員) 予算書165ページの直売所等支援補助金50万円、これは三条市全体で何件ぐらい補助されてきたんですか。 ○(渡辺農林課長) 1件当たり5万円を上限として10件、総額50万円ということで予定しておるところでございます。 ○(武石栄二委員) 直売所は、三条市内にどのぐらいあるんですか。 ○(渡辺農林課長) 平成31年1月31日現在の数字でございますが、直売所は36店舗でございます。 ○(武石栄二委員) この補助金をいただくにはどういう条件というか、手続とかが要るんですか。 ○(渡辺農林課長) 要綱等の説明でございますけども、これは三条産農産物を販売する地産地消推進店等であっせんさせていただいておりますボナペティシールをより周知するための事業の一環として行っているものでございます。各店舗がこのボナペティシールで集客した消費者に対しまして、それぞれ独自の景品等を配布するなど、店舗広報等を目的としているものでございまして、先ほど上限が5万円と申し上げましたけども、4万円相当の景品等を用意していただくということで各店舗からの申請に基づいてこちらで審査し、補助金を交付しているものでございます。 ○(武石栄二委員) 趣旨はわかりますけど、今ほど答弁があったように36店舗ある中で、隣の人がそうなったけども、近くの人はそうでなかったとか、そういう不公平感のないように、わずかな金額で人間関係を悪くされちゃ困りますから、その辺は丁寧に運用していただきたいと思います。  そしてもう一点、167ページの鳥獣被害対策協議会補助金と有害鳥獣駆除事業補助金、これにつきましてはどういった指導がなされているか、その申請が何件ぐらいあったのか。鳥獣被害防止対策協議会補助金344万5,000円というのは、何件分の金額なんですか。件数でいいのか、面積でいいのか。まず、こちらをお願いします。 ○(渡辺農林課長) 19節の補助金でございますけれども、先ほど344万5,000円とおっしゃったものに関しましては、協議会への補助金として支出しておるものでございます。  次に、有害鳥獣捕獲担い手緊急確保対策事業補助金について説明申し上げます。平成31年度は6名を予定してございます。 ○(武石栄二委員) 防止柵というんですか、畑の何軒かで電気柵をやっていますが、申請のあったところに補助して、それが有効に活用されているかどうかということは、そういう場所を追跡調査だとかで見に行ったり、確認しているようなことがありますか。 ○(渡辺農林課長) 鳥獣被害防止用の電気柵の関係でございますけれども、現在の設置規模といたしますと、平成23年度から平成30年度までの合計で41基を設置しているところでございます。電気柵は少しの漏電でも効果が薄れるものでございますので、先ほど申し上げました協議会等を通じて、実施しておる地域等につきまして、使用の適正化を図るように随時指導と助言をしているところでございます。 ○(武石栄二委員) 最後にしますけど、この電気柵がたまたま見えるんです。これはやっぱり冬期間に片づけたりして管理しなきゃいけないでしょう。出しっ放しだと困るしね。そして、広大な面積にその電気柵が回っているのは回っているんです。ただ、作付しているところはわずかで、あとはほとんど草ぼうぼうになっているから、あれじゃ見たところちょっとよろしくないなと。補助金で補助してやるのも結構なんですが、そうするとそれこそ一般人なんて俺の税金使うてんねかや、あんげだらくさしているところに補助すんだかやということも言われますから、そういうのをきちっと指導するなりしてッッ背の高いのがひょいと出ているとか、あれじゃちょっと格好悪いなと。大体これから下田地域はやはり観光という名目でやっていますので、特に道路端でそういうことがあると観光に対して非常にマッチしないので、そこら辺は徹底した指導をお願いしたいと思います。 ○(渡辺農林課長) 電気柵につきましては、基本的には貸与いたしました自治会なり組織で管理していただくことが原則になってございますけれども、私ども行政といたしましても先ほど申し上げました草による漏電で効果が半減するわけでございますので、この点は今後も十分助言等、必要な措置をとってまいりたいと考えております。 ○(武石栄二委員) そういう答弁じゃなくて、協議会でやっているということじゃなくて、それも結構ですが、やっぱり市として補助を出しているんだから、どういった形で使われているのか一応ある程度確認をしていただきたいと。そして、余りよろしくなかったらそれじゃだめだと指導して、そのように協議会に諮るなりして取り組んでいただきたいということです。 ○(佐藤和雄委員) お尋ねいたします。  狩猟免許等の新規取得にかかわる経費の補助ということですが、何人分ぐらいを見ておられるんでしょうか。 ○(渡辺農林課長) 平成31年度は6人を予定してございます。 ○(佐藤和雄委員) 狩猟免許をお持ちの方で、高齢化に伴って返納というか、返上といいますか、される人も出ておるかと思うんですが、そういう動きはどうですか。 ○(渡辺農林課長) 有害鳥獣捕獲担い手緊急確保対策事業補助金につきましては、新規に取得する者を対象にしているところでございますが、先ほど御質問がありました高齢化につきましては、やはり減少しているというのが事実かと考えているところでございます。 ○(佐藤和雄委員) もう一点、ICT活用獣害対策システム保守・運営業務委託料でありますけども、これは何年目の制度になっていますか、お尋ねいたします。 ○(渡辺農林課長) 平成27年8月から利用を開始しているクラウドシステムの負担金を計上しているところでございます。 ○(佐藤和雄委員) 私はテレビで見たんですが、自宅にいながらにしておりを操作できるということでは、害を与える動物を駆除する画期的な方法だと思います。その成果があらわれておるかと思うんですが、いかがでしょう。 ○(渡辺農林課長) まず、このシステムは鳥獣が近づいた際、音、光等で報知する柵と、それと箱わなといいますか、わなで捕獲した際に発信するというところでこのシステムが成り立っているところでございますけども、今のところは捕獲がされておりませんので、成果はまだないところでございます。 ○(佐藤和雄委員) 光とか音で追いやるということでは、野菜をつくっておられる人とか、米をつくっておられる人にとってはまだ安心できない部分があると思いますので、捕獲して駆除するという形が一番いいのではないかと思うんです。おびき寄せておりの中に入れる方法を考えたほうがいいんじゃないかと思うんですが、いかがでしょうか。 ○(渡辺農林課長) 設置した箱わなに対してどのような捕獲をしていくかというような意味合いにもとれるかもしれませんけども、まず防止することに関しましては、箱わなを設置することによって動物を回避できるものと考えております。また、箱わなを設置して捕殺すること等も考えられますが、まずは防止のための柵を構えることを優先いたしまして、安全面も考えて設置することを優先したいと思いますので、その中に入れる餌等についてはまた実施する者と勉強しながら考えまいりたいと思っております。 ○(坂井良永委員) 農業委員会のところでちょっとお聞きいたしますが、加入者といいますか、掛金を掛けている農業者と、それから受給されている高齢者、この割合は今どのくらいなんでしょうか。 ○(清水農業委員会事務局長) 農業者年金の掛金につきましてのお問いでございますが、加入者は平成30年3月末現在で54名でございます。受給者につきましては、599名となっております。平成30年度につきましては、2名の新規加入があったところでございます。 ○(坂井良永委員) 農業者年金は実質破綻している状態だと思うんですが、今599人が受給されていますけども、受給者は年々年をとっていくわけですから、この傾向というのは減少傾向なんでしょうか。 ○(清水農業委員会事務局長) 基本的には減少傾向となっておるところでございますし、加入につきましては新制度になりまして横ばいのような状況になっておるところでございます。 ○(坂井良永委員) それから、予算書165ページの青年就農者育成事業委託料について、今までは県外での研修だけだったと思うんですが、新年度から県内もと聞いております。予算上、それはどれぐらいの割合なんでしょうか。 ○(渡辺農林課長) 研修先につきましては、平成30年度までは県外でございましたけども、平成31年度からは県内並びに市内の研修も想定しているところでございます。その割合につきましては、研修生が確保できる状態になった際に研修生または研修先と調整しながら決定するべきものと考えているところでございます。 ○(坂井良永委員) 今までたしか県外では1カ月20万円だか25万円だったと思うんですけども、予算が817万5,000円ですから、ある程度数は見込んで予算を立てているんじゃないですか。 ○(渡辺農林課長) まず、青年就農者育成事業の対象者の予定でございますけれども、今年度は5名を予定しておるところでございます。これは、青年就農者育成給付金のところで5名分を想定しているものでございまして、もう一方の青年就農者育成事業委託料につきましては、従来の募集並びに法人等への支援委託となっているもので、それぞれ別で予算を設けておるところでございます。 ○(坂井良永委員) 予算書167ページの青年就農者育成給付金が450万円ですよね。これが5人分で、1人90万円ということですよね。ということは、国から150万円出るから、青年には月20万円給付すると思うんですが、それと青年就農者育成事業委託料との整合性はないんですか。 ○(渡辺農林課長) 450万円の青年就農者育成給付金につきましては、1人当たり90万円の予算を単費で計上しているものでございます。青年就農者育成事業委託料817万5,000円につきましては、コンサルへの支払いの額を計上しているものでございまして、それぞれの委託料といたしまして、まず県外コースにつきましては327万円、県内コースにつきましては409万5,000円を見込んでいるところでございます。 ○(坂井良永委員) 県外が327万円で、県内が409万5,000円ということですが、先ほど青年就農者育成給付金は5人分ということでしたが、この5人に対応しているということではないんですか。 ○(渡辺農林課長) 対応してございます。久松農園に関しましてはフェア等も含めて委託料を見込んでいるところでございます。 ○(坂井良永委員) 今まで茨城県の久松農園と、それからもう一つ、長野県のトップリバーでしたか。長野県のほうはないですか。 ○(渡辺農林課長) トップリバーに関して委託料は発生してはございません。 ○(坂井良永委員) 県外よりもやっぱり県内のほうが、非常にいいことだと思いますし、ぜひ進めていただきたいんですが、県内では三条市内の研修先もあると先ほど説明がありました。県内と市内、どの辺で見込みがあるのか聞かせていただきたい。 ○(渡辺農林課長) まだ確定ではございませんけれども、県内は1カ所、市内では2カ所の農業者等の調整をしているというところでございます。まだ確定してはございませんが、調整中ということでございます。 ○(坂井良永委員) 県内、市内にすぐれた一生懸命な農家もいらっしゃいますので、ぜひ進めていっていただきたいと思います。  それから、先ほどの水稲用農業機械導入補助金、これは3人のグループにということでしたけども、1人で認定農家を頑張って、なかなか国県の補助対象になっていないという、その個人の大規模農家というのは対象にならないんですか。 ○(渡辺農林課長) 1人の方は対象にしてございません。 ○(坂井良永委員) 次に、予算書167ページ、機構集積協力交付金3,445万円ですが、これは農地バンク――農地中間管理機構に委託した方が対象ということでしょうか。 ○(渡辺農林課長) 農地中間管理機構を通した事業を利用された方という要件がございますので、そのとおりでございます。 ○(坂井良永委員) 離農者がふえるわけですから、今後ふえていくかと思いますが、この辺の見込みについてはどのように見ているんでしょうか。 ○(渡辺農林課長) 事業を開始してそれなりの効果もございますし、年数も経過してございますので、徐々に集積も落ち着くとは思われますが、さらに農業事業体の集約等が見込まれる地域もございますので、その点を想定しながら予算を計上したところでございます。 ○(坂井良永委員) 農地中間管理機構については、あと4年でしたか、5年でしたか、担い手に80%を集約するというのが国の方針ですけども、今の段階で三条市は何%ぐらい集積されているんですか。 ○(渡辺農林課長) 資料を確認いたします。  担い手への集積比率について答弁させていただきます。平成30年3月末現在で65.39%と把握しているところでございます。 ○(坂井良永委員) 三条市は全国平均よりも多く集積されているかと思います。  それから、先ほど農業振興費が2,364万4,000円の減ということでしたが、農業を振興しなきゃならんと思います。2,000万円以上の減額ということで、その主な理由は産地パワーアップ何とかという事業ですか、なぜこの事業をなくしたんですか。 ○(渡辺農林課長) これは事業主体がにいがた南蒲農協でございまして、平成30年度、新潟県の農林水産部の事業において、国の産地パワーアップ事業を利用して事業展開され、選果場の施設改善を行ったということですが、今年度完了の見込みですので、その金額分がそっくり減額ということで差額が生じたものでございます。 ○(坂井良永委員) その事業が完了したので減ったということですね。  それから、予算書167ページ040米政策改革推進対策費の19節、水田利活用自給力向上事業促進補助金ですが、これは大豆とか飼料米を団地化する補助金で3,400万円ほどです。栄地域は大豆が非常に団地化されていますけども、三条市内は非常に少ないみたいです。飼料米であれば団地化もできて、これからも国内需要に応えられるかと思いますが、飼料米に対して今後どのように進めていこうとされているのか、これはもちろん生産者の問題になるかもしれないけども、どのように支援していこうとしているのかお尋ねいたします。 ○(渡辺農林課長) これは需要に応じた米政策の一環でございますので、今ほど委員がおっしゃいました農業者主体による事業展開と理解しているところでございます。 ○(坂井良永委員) その下のほう、環境保全型農業直接支払交付金、これは委員会資料を見ますと地球温暖化防止、生物多様性保全とありますけども、具体的にどういうことに対する交付金なんでしょうか。 ○(渡辺農林課長) 環境保全型農業直接支払交付金の御質問と理解いたしまして答弁いたしますが、これは農業者みずからが行う環境に配慮した取り組みに対して交付金をお支払いしているものでございまして、過年度の実績等を鑑みて今年度の予算を措置したものでございます。 ○(坂井良永委員) それで、生物多様性保全というのは、生物というとトキとかドジョウとか何かですか。 ○(渡辺農林課長) これにつきましては、有機農業、または堆肥、冬季の冠水管理等で自然環境の保全等に資する取り組みと理解しているところでございます。 ○(坂井良永委員) 具体的に、例えば特別栽培米とか有機栽培米とか、そういう方に対する支援ということですか。 ○(渡辺農林課長) 米に対してではなくて、取り組みに対しての交付金でございます。米に対しての直接の交付金ではございません。 ○(坂井良永委員) 取り組みというと、具体的に交付者というのは組織とかですか。 ○(渡辺農林課長) 現在交付者は57団体といいますか、57名ございます。その中には法人格のものもございますが、多くは個人農家でございまして、先ほど申しました合計で57名の取り組み者に対して交付金を支払っているところでございます。 ○(坂井良永委員) それから、土地改良事業費で、刈谷田川右岸の維持管理負担金が結構ふえているんですけども、揚水機の耐用年数がかなり過ぎていて故障があるということなんです。そういう手当てということなんでしょうか。 ○(渡辺農林課長) これは、それぞれの土地改良区の事業に対してガイドラインに沿って負担してございますので、個々の事業についてというよりも、それぞれの土地改良区の事業に市として負担しているものでございます。
    ○(山田富義委員長) 午後1時まで休憩いたします。                              休  憩 午前11時51分                              再  開 午後 1時00分 ○(山田富義委員長) 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。 ○(横山一雄委員) 予算書の165ページ、19節負担金、補助及び交付金の保育園給食等地産地消補助金、10万3,000円ばかりですけど、これは新規事業でありますが、どういう取り組みをされるんでございますか。 ○(渡辺農林課長) 保育園給食等地産地消補助金でございますけれども、今回新規で計上させていただいたものでございます。これは、さきの一般質問、また市長が施政方針演説で述べられましたとおり、下田地域におきますチッタスローの世界観に基づく取り組みの一環として開始するものでございまして、内容等につきましては下田地域の保育所におきまして3歳未満児の給食で使用しています米について、平成31年産米から有機栽培米を導入するための補助金として計上させていただいたものでございます。 ○(横山一雄委員) 当然、補助金でございますから、三条市の補助金交付要綱に基づいてされるわけですが、これは該当する下田地域の保育所が三条市長に申請されて、それを審査してッッ今米だけだとおっしゃいましたけど、そういう形になるんですか。 ○(渡辺農林課長) 要綱等は今後制定するつもりでございますけども、公立ではなく、公立以外の私立保育所に対して事業主体から市へ申請があり、それに基づいて審査し、補助金を交付するという流れになるものでございます。 ○(横山一雄委員) 補助金交付要綱はいつごろできるんですか。 ○(渡辺農林課長) 議決いただいた後、新年度になりましてから策定いたしたいと考えているところでございます。 ○(横山一雄委員) 下田地域の3歳未満児ということですが、行政の平等という面から見ると不公平は感じないんですか。その辺はいかがですか。 ○(渡辺農林課長) 先ほども触れさせていただきましたけれども、下田地域のチッタスロー、スローシティという取り組みの一環で、まずもって下田地域に導入いたしたいと考えているところでございます。 ○(横山一雄委員) 下田地域でなくて、全市に拡大するのが行政の公平、平等の面から見て、私はそうすべきじゃないかと思いますが、施政方針にも何か述べてあるということですけど、その辺の考え方はどうなんでしょうか。 ○(渡辺農林課長) 有機栽培米の導入も図りながらということでございますので、今後有機栽培米の作付、また収穫拡大を図るべく、導入のほうも順次拡大してまいりたいと考えているところでございます。 ○(横山一雄委員) そういうことであれば、全保育所でできるように拡大していただきたいと思います。  それから、予算書167ページの19節負担金、補助及び交付金で多面的機能支払交付金3億二千幾らあります。1期の5年間は終わったはずでありますが、国のほうでは非常に要望があるので今年度からまた始めるということで、県の説明なんかを聞いておりますと、今までよりも規模を拡大して実施するということなんですが、今までのものと同じなんですか、それとも少し内容が変わってくるんでしょうか。その辺はどうなんですか。 ○(渡辺農林課長) これは、国の施策である日本型直接支払の一環として継続して行うということで予算計上させていただいたものでございます。 ○(横山一雄委員) 予算の財源内訳を見れば県の支出金がほとんど100%近いようでございますが、先般、2月十何日だかに県の大会がありまして、私も行って聞いてきたんですが、県の説明では今までのものよりも規模を拡大しながら、今までの悪いところを直して実施していきますという説明がありました。今までのものとどの辺が変わるのか、わかる範囲内で伺いたいと思います。 ○(渡辺農林課長) 御質問の変更についての資料は、持ち合わせておらなかったものですから、答弁のほうは、申しわけございません。 ○(横山一雄委員) まだ来ていないということですか。 ○(渡辺農林課長) 私が資料を持ち合わせていないがためにということでございます。 ○(横山一雄委員) それでは、予算書169ページの土地改良関係の負担金、補助金等がたくさんございますけど、これ債務負担行為もさっき見ましたら、大島下郷土地改良区の道路舗装云々工事が平成31年から36年まで、それから五十嵐川沿岸が三条土地改良区云々ということで、これは平成31年から35年まで債務負担行為をとってありますが、それ以外のものは単年度の事業ということでよろしいんですか。債務負担行為をとっていないのが、かなりの金額ですが。 ○(渡辺農林課長) 基本的には、補助金は単年度の支出ということで計上させていただいているものでございます。 ○(横山一雄委員) じゃ、今申し上げたこの2つ以外はあくまでも単年度の、平成31年度の補助金であって、来年度はないということでよろしいわけですね。 ○(渡辺農林課長) 今現在では、平成31年度当初予算として計上しているものでございます。 ○(横山一雄委員) 林道の関係で少し確認しておきますが、171ページの中ほどにあります13節林道維持管理委託料、私は前にも言ったことがあるんですけど、合併によって細かいところはだんだんッッサービスが悪いのかどうかわかりませんけど、林道の維持管理は合併前と比べて非常に悪くなってきているなと、私はそう感じているわけであります。これはどこへ委託されるんですか。 ○(渡辺農林課長) 林道除草関係の委託料でございますけど、各地元の自治会へ委託しているところでございます。 ○(横山一雄委員) 林道維持管理委託料というのは、除草、草刈りだけなんですか。 ○(渡辺農林課長) 基本的には、林道の除草をお願いしているところでございます。 ○(横山一雄委員) 私は時々会うんですけど、保内の植木の関係者の方が刈りにおいでになります。さっき自治会云々ということでしたけど、ちょっと違うんじゃないですか。 ○(渡辺農林課長) 各自治会の中には職業が造園業者という方もいらっしゃいますけども、基本的には自治会へお願いしております。 ○(横山一雄委員) ここで議論してもあれですから、林道の管理がうまくいくようにひとつ御指導をしていただきたいと思いますので、よろしく頼みます。  それから、その下の19節、森林整備地域活動支援交付金でありますが、これはどんな活動をされているんでしょうか、ちょっと伺いたいと思います。 ○(渡辺農林課長) 事業主体は南蒲原森林組合でございます。森林経営計画に基づく推進ということで補助金を交付してございます。内容は、先ほど申し上げました森林経営計画に基づく整備等でございます。 ○(横山一雄委員) 予算書173ページ、濁沢名下線開設事業費、これは新規の林道でないかなと思いますが、この資料で言いますと延長が2,497メートルですか、今年度分として489メートルの予算措置をされたのがこれなんだと思いますが、何年間で終わる計画になっておりますか。 ○(渡辺農林課長) 濁沢名下線開設事業でございますけれども、平成31年度に完了予定でございます。 ○(横山一雄委員) 私は勘違いをして資料を見たんだかわかりませんけど、そうするとこの延長は2,497メートルで間違いございませんか。 ○(渡辺農林課長) 濁沢名下線は現在工事中でございますけれども、延長2,008メートルで計画しているところでございます。(何事か呼ぶ者あり)訂正いたします。延長2,497メートルです。 ○(横山一雄委員) そうすると、これは当初予算概要の資料でも二重丸がついておる重点政策の事業でございますが、平成31年度で終わるということでございますね。 ○(渡辺農林課長) 平成31年度で完了の見込みでございます。 ○(横山一雄委員) では、水産業振興費で、五十嵐川漁業協同組合事業補助金50万円ですが、この実績はどんなですか。 ○(渡辺農林課長) 漁業協同組合へ支出しているものでございますけども、平成30年度の事業といたしましては、実績をまだ受領してございませんけども、当初計画では稚魚の放流等の事業について充当されるということで申請を受けているものでございます。 ○(横山一雄委員) 平成31年度、平成30年度はまだ終わらないから、実績は出ておらないと思いますので、平成28、29年度の実績で結構です。事務報告書を見ても出ていなかったと思いましたので。 ○(渡辺農林課長) 平成29年度実績の放流でございますけれども、魚種名で申し上げますとアユ、コイ、ヤマメ、イワナ、カジカ、ウグイ、その他といたしましてサクラマス、サケ等の放流実績がございます。主なものを申し上げますと、サケが130万尾でございます。 ○(横山一雄委員) もう一点。3年前ですか、八十里越の工事による逆流でうまくいかないということで、この漁業協同組合ほかで陳情もしておられましたけど、今度はそういう被害はないんでございましょうか。 ○(渡辺農林課長) 今後の被害については私も知り得るところではございませんけども、同組合では徐々に被害を回復するために事業を行っていると聞いておるところでございます。 ○(山田富義委員長) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆第1表歳出、第7款商工費について ○(山田富義委員長) 次に、第7款商工費について順次提案理由の説明をお願いいたします。 ○(五十嵐営業戦略室長) それでは、平成31年度営業戦略室所管分の一般会計歳出予算について御説明申し上げます。  はじめに、予算書174、175ページ、そして委員会資料ナンバー6の1ページをごらんいただきたいと思います。7款1項1目商工総務費、事業番号030一般経費144万4,000円は、一般事務的経費でございます。  続いて、おはぐりいただきまして、176、177ページをお願いいたします。2目商工振興費、事業番号010地域ブランド推進費3,614万3,000円でございます。  委員会資料1ページ、①でございます。地域情報発信・地域資源PR事業2,906万3,000円は、交流・定住人口の拡大のため、ものづくり、豊かな自然、地場産品等を首都圏などへ情報発信するためのプロモーション映像等作成委託料、フェイスブックなどSNSによる情報発信業務委託料、アウトドア専門誌への下田地域の観光情報掲載等の経費でございます。  次に委員会資料2ページをお願いいたします。②、インバウンド戦略推進事業643万1,000円は、訪日頻度の高い台湾人をターゲットとした情報発信、ファムトリップ等を実施し、交流人口の拡大を図るための経費でございます。  続きまして、予算書、事業番号020オリンピック・パラリンピック活用地域活性化首長連合事業費9,906万7,000円でございます。三条市は、市長が会長である2020年東京オリンピック・パラリンピックを活用した地域活性化推進首長連合に正会員として参加しておりますが、正会員負担金や事業実施に係る負担金、また東京から当地域への誘客や地場産品等の販売を促進し、地域の活性化につなげるため、新虎通り活用事業を始めとした各種事業に参加、また、キャッシュレス決済環境の整備とモデルツアー事業を行うための経費でございます。  続きまして、予算書182ページから185ページをお願いいたします。4目観光費、事業番号010観光事業費4,588万円でございます。委員会資料3ページをお願いいたします。委員会資料3ページ中ほどの③、体感型プログラム開発事業1,346万4,000円は、下田郷の豊かな自然や四季折々の魅力を体感できるツアーの造成、フライフィッシングイベント開催などの経費でございます。④、観光資源の開発及び支援312万3,000円は、保内地区を重要な交流拠点とし、特色や魅力を効果的に整備、発信を行うための経費等でございます。  続きまして、予算書184ページから187ページになります。委員会資料は4ページをお願いいたします。事業番号020観光施設費1億1,122万2,000円は、観光施設等の円滑な運営と適切な施設及び設備の維持管理を行う経費でございます。施設修繕料につきましては、いい湯らてい厨房、ロビーの空調機等整備修繕料等で930万円、また指定管理料は、塩野渕多目的集会施設、八木ヶ鼻オートキャンプ場、八木ヶ鼻温泉スポーツ交流施設、下田地域交流拠点施設、白鳥の郷公苑、吉ヶ平自然体感の郷、保内地区交流拠点施設及び保内公園の8施設で7,214万2,000円でございます。  続きまして、予算書186、187ページ、委員会資料は4ページでございます。事業番号030観光施設等整備事業費1,933万4,000円は、いい湯らていの水位計の増工事やラフティング事業の拠点施設としております塩野渕多目的集会施設の改修工事等の経費でございます。  続きまして、予算書は同じく186、187ページですが、委員会資料5ページをお願いいたします。5目露店市場費、事業番号010露店市場運営事業費432万7,000円は、露店市場運営補助金、市場の組合協力交付金等の経費でございます。  以上の説明でございますが、御審議の上、御決定いただきますようよろしくお願いいたします。 ○(片野商工課長) 続きまして、第2表、債務負担行為及び7款商工課所管分の歳出予算について御説明申し上げます。最初に、第2表、債務負担行為でございます。予算書7ページをお願いいたします。第2表、債務負担行為3、県央土地開発公社が工業流通団地造成事業資金として借入れする資金について、その借入先に対し債務保証することができるもので、期間は平成31年度から平成33年度まで、限度額は24億8,931万2,000円でございます。  それでは次に、商工課所管分の歳出予算について御説明申し上げます。予算書174、175ページ、あわせて、資料ナンバー7の2ページをごらんください。7款1項1目商工総務費、事業番号040工業団地等費370万5,000円は、既存の工業団地の維持管理等にかかる予算でございます。事業番号050計量器定期検査費22万円は、計量法に基づき、2年に1回、計量器の検査を行う必要があることからこれにかかる費用でございます。  次に予算書は176から179ページにかけて、資料は3ページをお願いします。2目商工振興費、事業番号030商工業活性化事業費1億63万1,000円でございます。①、コト・ミチ人材活用事業2,219万3,000円は、コト・ミチ人材育成事業負担金、市内企業が行うコト・ミチ人材等を活用した製品開発支援である、コト・ミチ人材連携支援事業補助金、また、製品価値が伝わる魅力ある工場の空間づくりへの支援としての補助金でございます。②、リアル開発ラボ事業1,049万7,000円は、中核企業や小規模事業者の優れた技術による市場性の高い製品開発への支援でございます。③、ニッチ分野進出支援事業912万3,000円は、企業が特定の分野で高い競争力を持ち、市場でも高いシェアを維持できるよう、専門家による支援を行うものでございます。  資料は4ページをお願いいたします。④、金属加工産業維持支援事業985万1,000円は、部品加工系の小規模事業者に対して、後継者として若手経営者を育成し、あわせて営業力強化支援を行うものでございます。⑥、起業家等育成支援事業2,000万円は、起業家を育成する分野で専門のノウハウと経験のある企業や人材と連携し、起業の意欲を持つ者に対して総合的な支援を行うものでございます。⑧、海外販路開拓事業1,292万3,000円は、燕三条貿易振興会が取り組む海外販路開拓事業、市内企業が連携して行うJICAのODA事業、中国における電子商取引サイトでの販売等を支援するものでございます。⑨、創業・事業承継等支援事業146万6,000円は、創業塾pontekiaや事業承継セミナー等の実施のほか、創業後のフォローもあわせて行い、創業の喚起、スムーズな事業承継を促進するものでございます。  資料は5ページをお願いいたします。⑩、外国人材受入促進事業37万9,000円は、人材育成に関する覚書を締結しておりますベトナムバリア・ブンタウ省からの技能実習生等の受入れを支援するものでございます。⑪、医工連携支援事業50万円は、医療現場のニーズに対して新潟大学と三条工業会が行う共同研究や製品開発を支援するものでございます。  次に、予算書は179ページから181ページ、資料は5ページ下段をお願いいたします。事業番号040伝統的地場産業振興事業費6,519万円でございます。①、新規鍛冶人材育成事業2,375万円は、鍛冶の分野において次代を担う若手鍛冶職人の発掘・育成とともに、雇用する鍛冶事業者に対して支援することにより、鍛冶技術の維持継承を図るものでございます。③、地場産業技術継承事業1,225万1,000円は、鍛冶以外の分野の基礎技術を継承する人材を育成するため、若手の基礎技術継承人材の雇用を支援するものでございます。④、海外情報発信事業500万円は、今年度実施をしましたジャパン・ハウス・ロンドンでの燕三条工場の祭典を基軸とする企画展でのつながりを活かす取り組みや、更に他国に向けた情報発信を実施することで、新たなビジネスチャンスの創出やインバウンドの拡大につなげるものでございます。⑦、三条ものづくり部事業208万2,000円は、高校生が主体的に行うものづくり活動を通じて、ものづくりの魅力を体感し、その内容をSNSで情報発信するもので、三条ものづくり学校を拠点に活動するものでございます。  資料7ページをお願いいたします。⑨、燕三条工場の祭典拠点整備事業負担金500万円は、JR燕三条駅内に、地域を訪れた方が工場の祭典の世界観を感じることのできる空間やコンテンツ等の整備を行うものでございます。  次に、予算書181ページ、資料は7ページの中段をお願いいたします。事業番号060金融対策事業費でありますが、18億642万1,000円で、前年度比1億2,880万3,000円の減でございます。大きくは、新規貸付件数の減少及び既存貸付の償還が進んだことによる預託金の減ということでございます。  資料8ページをお願いいたします。事業番号070商工団体振興事業費3,770万円は、産業振興を図るための、三条商工会議所、各商工会が行う事業に助成を行うものでございます。  資料9ページをお願いします。事業番号080燕三条地場産業振興センター費、2億1,554万2,000円でございます。地場産センターで行われる各種の事業を通じ、地域産業の活性化支援を行うもので、燕三条工場の祭典や燕三条ものづくりメッセの開催等にかかる事業費を燕市と折半で計上させていただくものございます。  次に、予算書182、183ページ、資料は10ページをお願いします。事業番号110生活支援型地域消費喚起促進事業費9,441万7,000円は、先ほどの補正予算の際に御説明した事業内容の平成31年度に要する費用でございます。  次に、3目雇用促進対策費491万6,000円でございます。これまで事業番号010雇用対策事業費の大半を占めておりました若年者雇用拡大奨励金が今年度30年度で事業が終了となることもあり、前年比488万3,000円の減額となっているところでございます。  以上で説明を終わります。御審議の上、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義委員長) これより質疑を行います。 ○(佐藤和雄委員) 事業番号030商工業活性化事業費のコト・ミチ人材連携支援事業でありますが、その中のコト・ミチ人材活用事業補助金600万円ですか。今まで支援するということでありましたけども、現在その総合受付はどうなんでしょうか。 ○(片野商工課長) コト・ミチ人材育成事業の今年度の取り組み状況でございますけれども、平成27年度から29年度まで育成いたしました講座受講生に対しまして、実践訓練ということで、中川政七商店と連携しながら取り組みを進めているところでございまして、今年度は4事業者に対して3名のコト・ミチ人材が連携し取り組みに当たっているという状況でございます。また一方で、新たなコト・ミチ人材ということで、年度途中からになりますけれども、今年度はさらに金物卸商の分野の事業所と新たな取り組みを進めておりまして、それを加えますと、今4つの取り組みが並行して進んでいる状況でございます。 ○(佐藤和雄委員) この応募の基準としては、中小企業者とあって、従業員300名未満の法人または個人であるとうたわれておりますが、その補助金額は月にどのぐらいになるんでしょうか。1人当たりの額というか、そういうことであります。 ○(片野商工課長) コト・ミチ人材育成事業につきましては、先ほど申し上げた取り組みについて、コト・ミチ人材育成事業運営委員会に負担金という形で支出させていただいておるところでございます。今年度に関しましては、まとめた形で支出していることになります。 ○(佐藤和雄委員) 月40万円を1年間にわたって支給するということでしょうか。 ○(片野商工課長) コト・ミチ人材活用事業補助金でございますと、上限200万円で3件まで、補助率2分の1というものでございます。 ○(佐藤和雄委員) ニッチ分野進出支援事業とありますが、規模の小さな市場の開拓を目指すということであって、大企業がターゲットとしないような分野を狙っていくということなんでしょうけれど、市場の開拓として付加価値の高いものを手がけていくという点ではまさに的を射ているものと思われますけども、これは今までどういう状態でありましたか。お尋ねいたします。 ○(片野商工課長) 今ほど御指摘がございましたとおり、三条市は価格決定力の確保をものづくり分野において目標としており、事業者が特定の分野で高い競争力を持つことが非常に重要であります。いわゆるニッチ分野で既に成果を出していらっしゃる企業がないわけではございません。幾つかございますけれども、そういったところに追随する形になるよう、さらにニッチ分野に進出して、新しい価値を持つ製品の開発ですとか、販路開拓を行う取り組みを促すような事業を今回新たにとり行わせていただきたいと考えているところでございます。 ○(佐藤和雄委員) 中小企業は生き残りをかけて人材育成に投資をしておりますけども、そういうところに考えが行かない企業主もおられるわけであります。努力しているんだけど、なかなか忙しくてそこまでかかわることができない、考えておられない。まさに中小企業の存亡をかけてのことであります。それを行政がかかわって手助けしていくことはすばらしいことだと思いますけども、市内には人材教育がまだ不十分で、この事業を進めようか、あるいはまたどこかで断念しようかという方もおられますので、若い人材が社員の中におられれば育てていって、自分の子供でなくても継がせてあげるという方法もあるわけでありますけども、いかに行政がかかわって、そういう人たちのことに手を添えていくかというのは急務だと思うんですが、そういう点いかがでしょうか。 ○(片野商工課長) まさに委員のおっしゃるとおりだと思っておりまして、実は既にニッチ分野に進出していただけそうな企業を新たに見つけるべく、今年度中から専門の大学の先生のお力もかりながら、調査事業のヒアリングに入っております。これについては、来年度も継続して行い、そうした可能性のある企業にぜひこの分野に進出していただけるように働きかけながら、セミナー等も開催し、具体的な支援策の構築につなげていきたいと考えております。 ○(佐藤和雄委員) 最後ですが、中小企業の衰退は全ての職種の人に影響を与えると思われます。銀行であったり、税理士であったり、会計士であったり、労務士であったり、あらゆる商店に直接に影響しますので、我々が一緒になって考えていく必要があると思います。その点、行政のかかわるところの仕事は効果を与えるには物すごいものがあると思いますので、これからも自信を持って進めていただきたいと思うわけであります。 ○(横山一雄委員) 予算書の177ページ、先ほど燕三条貿易振興会の関係での資料で説明がありましたけど、新潟港活用・地域活性化実行委員会負担金50万円でございますが、この活動状況はどうなっているんでしょうか。 ○(五十嵐営業戦略室長) これは平成20年1月に発足した実行委員会でございますけれども、今のところの連携といたしまして新潟港振興と、それから地域活性化を図るための国際総合物流展に出展しております。これは、平成30年9月11日から14日に東京ビッグサイトで行われ、新潟県企業局と隣接したブースで新潟港の情報提供などをさせていただいたものでございます。 ○(横山一雄委員) 平成20年に発足したということですが、これは新潟市、長岡市、三条市、豊浦町ですか。それは4市町で構成している団体とは違うんでしょうか。 ○(五十嵐営業戦略室長) 平成20年1月は、新潟市、長岡市、三条市、新発田市、見附市、燕市、そして聖籠町の6市1町で共同のシンポジウムを開催いたしたんですが、その後、新潟市、長岡市、三条市、聖籠町の3市1町で実行委員会を設立いたしまして、先ほど申し上げたような事業展開をしております。 ○(横山一雄委員) 三条市は、一応県央の中核、中心的なものづくりのまちとして、私は新潟港のヒンターランド、後背地だと思うんです。ここを利用して輸出入の状況とか、そういうものはどんな状況になっておりますか。 ○(片野商工課長) 新潟港の輸出入の状況でございますけれども、今私どもの手元にある数字で、平成28年の数字になりますけれども、新潟港は輸出額が588億円、輸入額が2,718億円ということで、輸入のほうが非常に目立つ実績が出ているのが実態でございます。 ○(横山一雄委員) よくわかりました。  それで、委員会資料で説明があった海外販路開拓の関係で、燕三条貿易振興会云々ということがありましたけど、名称はいつから燕三条に変わったんですか。私は、今まで三条貿易振興会という先入観念があったもんですから、いつから燕三条貿易振興会になられたんですか。 ○(片野商工課長) 申しわけございません。いつからという正しい数字は、今ちょっと持ち合わせておらないところでございます。多分という答弁にはならないと思いますので、確認し、御報告したいと思います。 ○(横山一雄委員) 後で結構ですから、聞かせてください。
     今、会員数は何名でございますか。 ○(片野商工課長) 現在74社でございます。 ○(横山一雄委員) そのうち三条市外の会員の方もおられるみたいですが、市外の会員の方は何名おられるんですか。 ○(片野商工課長) 三条市外でございますか。(「三条市外。市外でも市内でもいいけど、差し引くと手間とるんで」と呼ぶ者あり)申しわけありません、おくれました。74社中19社が三条市外の企業でございます。 ○(横山一雄委員) 燕三条貿易振興会に対して、市ではどういう支援をしておられますか。補助金とか何かで結構ですけど。 ○(片野商工課長) 基本的には負担金という形で燕三条貿易振興会が取り組む海外販路開拓等に支援を行っているところであります。 ○(横山一雄委員) そうすると、市外の19社の企業も応分の負担をされているということでよろしいんでしょうか。 ○(片野商工課長) 我々が支出している負担金は、燕三条貿易振興会、組織に対して支出しております。今、委員がおっしゃったのは、その会員が会員として参加するときに応分の負担をということですか。(「そうです」と呼ぶ者あり)そのように聞いております。 ○(横山一雄委員) そのように聞いていると。明確にはっきり答弁できませんか。 ○(片野商工課長) 確認いたします。申しわけありません。 ○(横山一雄委員) 委員会資料にも具体的に外国人材受入促進事業としてあり、先ほど説明がございましたが、今技能実習生として三条市にどこの国から何名来ているということはおわかりでしょうか。先般ごらんになったでしょうけど、たしか3月6日だったと思いますが、NHKでタダフサでのオーストラリア人の研修状況が大々的に放送されましたが、そういうことを含めてどこの国から何名ということを、委員会資料にベトナムの技能実習生のことは書いてございますけど、それ以外の国からもおいでになっているんだろうと思いますから、いかかでしょうか。 ○(片野商工課長) 私どもで把握しております情報になりますが、まず企業数でございますけれども、29の事業所、企業が外国人技能実習生の受け入れを行っていらっしゃいます。ただ、企業によって我々が国と人数を十分把握し切れていないところもございます。全体の表現になってしまいますけれども、やはり三条市において受け入れ先の絶対数として多いところはフィリピンとなっております。その後、続いてベトナム、それからインドネシアでございます。これはあくまでも我々が把握している範疇のものであります。人数にしますと、140名以上の受け入れを行っておられるということを手元の資料で把握できているのが実態でございます。 ○(横山一雄委員) これに関連して、人手不足で外国人労働者について国会でもいろいろ取り上げられたり、改正なんかも行われておりますが、三条市内における外国人労働者の状況がおわかりでしたら伺いたいと思います。 ○(片野商工課長) 外国人労働者の三条市内の状況について、正確な情報は持っておらないですけれども、外国人として住民登録されている方が平成30年10月末で563人いらっしゃいます。イコール外国人労働者とは断言できませんけれども、住民登録されている外国人の数ということでございます。 ○(横山一雄委員) それから、施政方針にもたしか述べられておったんですけど、新規事業でありますニッチトップ企業の取り組み状況といいますか、来年度どういう形でこれらに取り組んでいかれるのか。概念だけ、要点だけで結構ですので伺いたいと思います。 ○(片野商工課長) ニッチ分野進出支援事業ということであります。大きく2つございます。先ほど少し申し上げた、いわゆるニッチ分野に新たに取り組んでいただける企業にヒアリング調査をし、セミナーを開催しながらそうした取り組みを促していくという柱が1つ。もう一つは、継続事業でありますけれども、パラリンピアン支援でございます。パラアイスホッケーに取り組むパラリンピアンが使う用具の開発ということで、その部分に関して我々の高度な技術を活用し、選手に使っていただき、2022年の北京パラリンピックあるいは東京パラリンピックも含めて目指していきたいという取り組みの2本立てで行うこととしております。 ○(坂井良永委員) 毎年のことですけども、予算書181ページ、商工会議所振興事業補助金についてですが、今三条商工会議所の会員の加入率は何%ですか。 ○(片野商工課長) 49.49%でございます。 ○(坂井良永委員) 去年も加入率がちょっと下がったと思うんだけども、またちょっと下がったということですか。 ○(片野商工課長) 昨年度は50.11%と申し上げたかと思います。ですので、おっしゃるとおり若干下がったという状況でございます。 ○(坂井良永委員) 三条商工会議所が補助金で行う事業を見ますと、地場産業活性化支援事業、それから販路開拓支援事業、中心市街地活性化事業とありますが、商工課の事業にも似たものがありますし、それから燕三条地場産業振興センターでも販路開拓とありまして、結構重複というか、似たような事業をやっているんですが、この辺のすみ分けはちゃんとやっているんですか。 ○(片野商工課長) 従来、三条商工会議所、燕三条地場産業振興センターが取り組む事業と我々が取り組む事業がございますけれども、基本的にはすみ分けを行っていると認識しております。具体的には、例えば燕三条地場産業振興センターであれば、加工技術を中心とした、受注に関する支援、三条商工会議所であれば道具や工具類等、最終製品を中心とした販路開拓支援というようなところ、三条市はいわゆるトップセールスとして、燕三条ブランドも含めた海外に向けてのイメージ発信といいますか、そういった取り組みを行うことをすみ分けた中で、それぞれ役割分担をして成果を出してまいりたいと思っております。 ○(坂井良永委員) でも、販路開拓支援事業、それから中心市街地活性化事業、これだけ見ると同じ名前であるわけですけども、例えば中心市街地活性化事業の場合、どのように分けるんですか。 ○(片野商工課長) 中心市街地活性化事業そのものということになりますと、行政側の所管は地域経営課がメーンのフィールドになるかと思っておりますけれども、今三条市はいわゆるまちなか、中心市街地活性化を面として捉えるという中で、これから大規模な公共施設が建ってまいりますし、既存の公共施設も多々ございますので、そういったものをうまく組み合わせながら、面としてにぎわいを創出していくことが中心市街地活性化の市としての方向性だと思います。三条商工会議所についても、当然その方向性に合うような形で協力いただきながら、それぞれ必要な役割分担のもとでやっていくと思っているところであります。 ○(坂井良永委員) その上の小規模企業者設備投資促進資金利子補給金がありますけども、これについては日本政策金融公庫のいわゆるマル経融資ですよね。このマル経融資の利用者のみに対しての利子補給でしたよね。 ○(片野商工課長) そのとおりでございます。 ○(坂井良永委員) いわゆるマル経融資というのは、基本的には三条商工会議所の会員しか利用できないということだと思うんですけども、この利子補給は去年から始めたと思うんですが、いわゆる三条商工会議所の会員をふやすために行う利子補給ということですか。 ○(片野商工課長) 必ずしもそれをメーンとして考えているということではありませんけれども、そうした効果といいますか、そうした狙いもあることは事実でございます。 ○(坂井良永委員) 三条商工会議所の会員が全体の半分にいっていないわけですから、だからそこに対しての利子補給という、これはたしか従業員10人以下の小規模企業者が対象でしたよね。そこだけじゃなくて、むしろ三条市の小規模企業者振興資金もあるわけですから、そのほうが市内全体の小規模事業者に対して利用が促進できるし、公平なんじゃないかと思うんですが、その辺は検討されないんですか。 ○(片野商工課長) この制度は、平成30年度からスタートしておるわけです。平成29年度に幾つか小規模事業者をヒアリングさせていただき、課題の認識といいますか、施策のための情報収集をさせていただいた結果として、この制度を立ち上げたわけなんですが、先ほど申し上げたように直接的ではないんですけれども、三条商工会議所に加入することを促す狙いといいますのは、小規模な事業者、例えば4人未満とか、数人で家族経営とかをされていらっしゃいますと、やっぱりどうしても経営のやり方等の部分で、外からの情報が入ってこないとか、あるいは周辺の他の企業との接点がない中で、どういう形で改善していったらいいのかというノウハウがなかなか見出せないとかというような状況があるのではないかと思っております。そういう意味では、この利子補給の制度を利用することそのものの目的、効果もあると思いますけれども、あわせて三条商工会議所に会員加入していただければ、多分会費は比較的低廉で済むと思うんですが、そんなに大きな会費を払わなくてもいろんな情報が入ってきたり、あるいはほかの会員と交流できたりということで、より一層小規模事業者の支援につながるのではないかと考えているところでございます。 ○(坂井良永委員) 三条市は、小規模な企業が多いまちなんですよね。三条商工会議所はどちらかというと比較的大どこというか、そういうイメージがあるわけです。三条市には三条商工会議所だけじゃなくて、いろんな商工団体があるわけですから、そういう点では市内の商工業者が公平に利用できるような制度にすべきだと思うんです。ただ、三条商工会議所の会員をふやすためにつくったんだということになれば、これは仕方ないんですけども、その辺はぜひ今後検討していただければなと思います。  それから、この融資制度の中で今回は利用が減少したということで預託金が1億円以上減っていますよね。これは、設備資金と、それから運転資金、どっちが減って利用者が減っているんですか。景気がよければ当然設備はふえるかなと思うんですが。 ○(片野商工課長) 申しわけございません。数字でお答えすることがちょっとできないんですけれども、業務を行っている上での感覚的なことになってしまいますが、やはりッッどっちとも今明言はできません。少し確認させていただければと思います。 ○(坂井良永委員) その辺、なぜ利用が減っているのかというのがちょっと気になるところです。  それから、予算書179ページに小規模事業者経営課題調査等業務委託料とあります。小規模事業者については、訪問活動をされているんですか。 ○(片野商工課長) 小規模事業者にヒアリングという形で訪問させていただくことを予定しております。 ○(坂井良永委員) 委員会資料を見ると10万円になっているんですけど、予算書は351万円です。これはどちらなんですか。 ○(片野商工課長) 全体枠は委託料として351万円でありますけれども、内訳につきまして、今ほど委員さんがおっしゃられた10万円というのは、いわゆる創業、事業承継等の支援事業を既に受けた方へのその後のヒアリングで、経過ヒアリングといったものについての予算でございます。それから、それらにかかわらず、広く金属加工系の小規模事業者を訪問するという部分に関してのものが、金額で申し上げると165万円であります。残りが176万円になるんですけれども、これにつきましてはそうしたヒアリングや企業訪問していく中で並行して、いわゆる小規模事業者のいわゆる診断書といいますか、カルテみたいなものを作成し、その事業者の経営改善のための計画を立て、それを実行し、モニタリングしていくという改善のための具体的なモデル企業づくりを全体の事業の枠の中で行おうとしておりまして、その部分が今ほど申し上げた176万円であり、全て合計しますと351万円となるものでございます。 ○(坂井良永委員) 小規模事業者の実態をつかむという点では、本当にいい事業だと思います。これは委託料になっていますが、どこに委託されているんですか。 ○(片野商工課長) 株式会社にいがた事業承継サポート室という事業所といいますか、機関がございます。そちらに委託させていただくことを今想定しているところでございます。 ○(坂井良永委員) 委託もですけど、できればやっぱりかなりの部分で、商工課の職員が実際の現場の経営実態をつかんでくるように努力していただければと思います。その上で、商工施策を今後も展開していただければと思います。  もう一つ、予算書181ページに新規鍛冶人材育成事業補助金と、その下に地場産業技術継承事業補助金があります。それと、その前のページの下のほうに新規鍛冶人材育成事業委託料と地場産業技術継承事業委託料とありますけども、これは両方関連しているということでいいでしょうか。 ○(片野商工課長) そのとおりでございまして、関連しております。委託料につきましては、鍛冶のほうは越後三条鍛冶集団に委託しております。鍛冶以外の地場産業技術については、三条工業会に委託しております。一方で補助金ですけれども、これについては鍛冶、地場産業技術継承いずれも具体的に雇用される企業に対して補助金を交付するというようなスキームになっております。 ○(坂井良永委員) 鍛冶屋というのは、小さな事業所が多いわけで、親元で修業する方も結構いらっしゃると思うんだけども、親元での修業は対象にならないということですか。 ○(片野商工課長) 今の制度上は、対象としておらないところであります。 ○(坂井良永委員) 小規模事業所を訪問していくと、結構親子でされている鍛冶屋がいらっしゃると思うんだよね。その辺も補助金ですから、なかなかどこで枠をはめるかというのは難しい問題だと思いますけども、ぜひ検討していただければなと思います。 ○(山田富義委員長) 副委員長と交代いたします。   〔正副委員長交代〕 ○(坂井良永副委員長) 委員長にかわり、暫時委員長の職務を行います。 ○(山田富義委員) 1点だけ、予算書183ページのプレミアム付商品券発行負担金についてなんですけども、どのような構想で考えておられるんですか。 ○(片野商工課長) 基本的には国で示されるスキームに準ずる形で進めさせていただきたいと思います。対象となるのは大きく2つございまして、市県民税非課税の方とゼロから2歳児がいる保護者の方々であります。5,000円分の商品券を4,000円で購入いただくという形で、最大2万円の額で2万5,000円分までということであります。今回の制度は以前の臨時福祉給付金のような現金給付ではございませんので、そういう意味では商品券の利用可能なお店をどのように確保していくかというところが利用率に大きくかかわってくると思っております。今回については、公募によって広く市内の店舗から登録していただき、大型店等を除くことは当然行わず、広く全ての店舗で使えるような形をとらせていただき、利用率を確保してまいりたいと考えているところでございます。 ○(山田富義委員) 今の話を聞いていますと、やっぱり低所得者が対象になっているということなんですか。 ○(片野商工課長) 繰り返しになるかもしれませんけれども、今回は消費税の10%への引き上げが特に低所得者、それから子育て世帯に与える影響が大きいということで、それを緩和するということが目的でございます。 ○(山田富義委員) どのくらいの人数が該当しますか。 ○(片野商工課長) 所得税の低所得者世帯を今1万700名程度と想定しております。加えて、子育て世帯につきましては、今のところ2,000人程度を想定しているところでございます。 ○(山田富義委員) 先ほどの答弁の中で、大型店舗は除くということなんですけども。 ○(片野商工課長) 済みません。言い方が間違っていたら申しわけありません。除きません。大型店舗でも使えるようにいたします。 ○(坂井良永副委員長) 委員長と交代いたします。   〔正副委員長交代〕 ○(山田富義委員長) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆第1表歳出、第8款土木費について ○(山田富義委員長) 次に、第8款土木費について順次提案理由の説明をお願いいたします。 ○(太田建設課長) それでは、第8款土木費のうち、建設課にかかわる部分について説明申し上げます。  予算書につきましては、186ページからとなります。また、本日の委員会資料につきましては、資料ナンバー10をお手元に御用意いただければと思います。8款土木費、1項土木管理費、1目土木総務費4億8,158万7,000円でございます。1枚予算書をおはぐりいただきまして、189ページをお願いいたします。事業番号020社会資本包括的維持管理事業費1億8,758万9,000円でございますが、社会インフラの効率的、安定的な維持管理を継続するため、平成29年、30年と実施してまいりました嵐北地区の一部地域の包括的維持管理業務を嵐北地区全域に拡大いたします。あわせて、新たに下田地区でも実証を行うものでございまして、社会資本包括的維持管理業務委託料1億8,745万1,000円につきましては、さきの12月の第5回定例会で平成30年度一般会計補正予算として御議決いただきました平成31年から35年にわたります債務負担行為、限度額9億3,725万5,000円の1年分の委託料となるものでございます。  次に、事業番号030一般経費でございます。事業費は795万5,000円。R289フルコース踏破事業負担金といたしまして、95万円を見積もらせていただいてございます。これは、国道289号へ八十里越の早期整備を地域から盛り上げていくため、只見町と三条市の共同で行う事業でございまして、三条市の高校生も参加するための支援として見込んでいる経費でございます。そのほか各種同盟会の負担金や技術者資格取得支援事業補助金200万円につきましては、市内の建設業者等が従業員等に大型特殊運転免許や建設機械の技能講習や建設技術等の資格を取得する場合の補助を行うものでございます。  委員会資料を1枚おめくりいただきまして、2ページ目をお願いいたします。2項道路橋梁費、1目道路橋梁総務費1億700万1,000円でございます。予算書は、1枚おめくりいただきまして、191ページでございます。事業番号010道路管理費3,544万7,000円でございます。1つ目の施設修繕料500万円につきましては、JR三条駅脇の上空通路の老朽化が進む屋根や手すりの修繕費用でございます。損害保険料152万7,000円につきましては、市が管理します道路の損害賠償責任の保険料でございます。道路関係調査委託料185万円につきましては、新たな市道認定等が出てくる場合の測量等の委託料となるものでございます。  次に、事業番号020街灯管理費6,623万3,000円でございます。器具修繕料391万円でございますが、これは街灯の灯具や小柱の建てかえに要する費用でございます。また、器具借上料3,805万2,000円でございますが、これはLED化を進める街灯、灯具の10年間リースの年間払い、1年分でございまして、対象の街灯は約1万4,000灯でございます。事業番号030街灯整備事業費400万円でございます。街灯のLED化を進め、安全で明るいまちづくりを進めていくものでございまして、平成31年度は新たな街灯設置費用50基相当分の予算といたしまして、400万円を計上させていただいております。事業番号040認定外道路・私道舗装補助金132万1,000円でございます。これは、地元自治会等から出てきました認定外道路等の舗装に対する補助金といたしまして、来年度は2件、具体的には直江町四丁目地内及び荒町地内を予定しておるところでございます。  次に、2目道路維持費4億6,244万3,000円、予算書は191ページからとなりますが、事業番号010道路維持費と同額でございます。市内道路の舗装状態等を勘案した上で、適宜道路の舗装、補修等を行っていくための経費でございます。  資料は3ページ目をお願いいたします。3目道路新設改良費8億8,507万5,000円でございます。予算書は193ページでございます。事業番号020道路改良事業費8億7,350万につきましては、市道大島164号線、市道栄スマートインター連結路上り線、市道森町中浦線などの道路改良を行うものでございまして、今ほど申し上げました3つの事業につきましては、本資料の8ページから9ページに参考に位置図等を掲載させていただいておりますので、後ほどごらんいただければと思います。この道路改良事業費のうち、遺跡発掘調査業務等委託料1,450万円がございますが、これは森町院内線にかかわります埋蔵文化財の調査発掘委託料でございます。  次に、4目橋梁維持費、事業番号010橋梁維持費2億1,094万2,000円でございますが、老朽化が進む橋梁の点検や修繕を計画的に行うための経費でございまして、実施設計委託料につきましては、過去に点検を行いまして、修繕が必要な橋梁の設計を行うものでございます。2,000万円の経費で、来年度は5橋、具体的には守門橋、関下橋、田島橋、御蔵橋、只見橋の5橋を予定しているところでございます。次の道路橋基礎データ収集委託料4,403万5,000円につきましては、橋梁点検にかかわる費用でございます。工事請負費の2,105万円につきましては、来年度は3橋の工事を予定しておりまして、具体的には白柳橋、田忠治橋、三貫地塚野目2号線の2号橋の3橋を予定しているところでございます。信越本線東三条歩道橋補修負担金1億2,305万9,000円でございますが、これはJR東三条駅脇のJRを横断する横断歩道橋の補修費用についてJR東日本に委託するための負担金でございます。  予算書は195ページとなります。次に、5目舗装事業費、010舗装新設事業費1,200万円でございますが、来年度は大島地内、新堀地内、落合地内ほかで舗装の新設工事を行っていきたいと考えているところでございます。  資料をおめくりいただきまして、4ページ目をお願いいたします。6目雪害防除費8億7,134万9,000円でございます。予算書引き続き195ページとなりますが、事業番号020除雪業務費4億6,144万2,000円につきましては、除雪委託業者への除雪委託料4億円のほか、今年度から導入いたしました除雪車運行システム保守管理委託料としまして301万円、また市内の除雪委託業者に貸し出しをするための貸し出し用除雪機械として、除雪ドーザー8トン級を2台購入する経費を計上させていただいているものでございます。  事業番号030消雪施設管理費9,206万7,000円のうち、消雪パイプノズル調整委託料は、市で管理しております消雪パイプにつきまして、冬季前にノズル調整を行うための委託料でございます。  また、次の市道消雪施設稼働費補助金3,200万円につきましては、地元消雪パイプの管理組合等により市道に設置されました消雪パイプの稼働に係る電気代の全額を補助するものとして計上させていただいているものでございます。  事業番号040消雪施設整備費の2億9,927万6,000円につきましては、老朽化しております消雪施設を計画的に修繕して機能維持を図ることといたしまして、工事請負費が2億4,750万円、また地元の管理組合が管理しています消雪施設の工事に対して2分の1を限度とした補助をするものとして、市道消雪施設工事費補助金5,177万6,000円を予定しているところでございます。来年度は、今年度秋までの要望を募りまして、8件を見込んでいるものでございます。  事業番号050地盤沈下調査費290万円につきましては、市内4カ所にあります地下水観測井戸の調査関連経費でございます。そのうち施設修繕料60万円につきましては、観測井戸の建屋といいますか、外壁や柱の補修が必要なところについての補修経費でございます。  次に、7目交通安全施設整備事業費4,274万8,000円、予算書は197ページお願いいたします。事業番号020交通安全施設整備事業費3,700万円でございます。高齢者や障がい者等に考慮した安全・安心で快適な歩行空間を確保するということでございますが、具体的にはカーブミラーや歩道設置、また区画線や防護柵の設置を行うための経費でございます。そのうち施設修繕料300万円につきましては、老朽化しておりますカーブミラーの建てかえ費用として計上させていただいているものでございます。  資料5ページ目をお願いいたします。予算書は197ページとなります。3項河川費、1目河川管理費、事業番号010河川管理費1,116万8,000円でございますが、市内に2カ所あります排水ポンプ場の管理等に要する経費でございます。そのうち雨水排水樋門操作業務委託料につきましては、ポンプの作業委託の委託料としてございますし、工事請負費400万円につきましては護岸補修等緊急の場合の対応費用として計上させていただいているところでございます。  2目用悪水路費5,597万2,000円でございます。事業番号010用悪水路管理費3,597万2,000円のうち、電気使用料950万円、施設修繕料400万円につきましては、ポンプ場にかかわる経費でございます。  次の排水路江渫い委託料につきましては、通常の管理では対応し切れないような主要な排水路の大規模な江ざらいを委託するものを予定しておりまして、1,400万円計上させていただいているものでございます。  次の事業番号020用悪水路新設改良事業費2,000万円につきましては、来年度市内で5カ所、延長でいきますと、延べ250メートルの新たな用悪水路新設改良を予定しているものでございます。  3目水害対策費1億7,850万円でございますが、事業番号010水害対策事業費1億7,650万円につきましては、大雨の際に主要河川への排水をスムーズに行うため、排水路の整備を行うほか、浸水被害の軽減のため、雨水貯留施設の整備やその調査、設計を行うものでございまして、地質調査委託料1,500万円と測量設計委託料1,000万円につきましては、大面北潟地内での大面川氾濫対策のための経費でございます。また、工事請負費1億700万円につきましては、西本成寺一丁目地内及び三竹二丁目地内での対策工事費用でございます。  資料は6ページ目をお願いいたします。予算書は199ページとなりますが、4項都市計画費、1目都市計画総務費3,609万1,000円でございます。事業番号020駅前広場管理費につきましては、燕三条駅及び北三条駅にかかわる経費でございます。施設の修繕や樹木等の管理委託料の経費として計上させていただいていることでございます。  次に、2目公園費に参ります。予算書は201ページをお願いします。公園費の2億5,688万2,000円のうち、事業番号010公園施設管理費8,288万3,000円につきましては、しらさぎ森林公園や中浦ヒメサユリ森林公園及びかわまち交流拠点施設などの管理を行うとともに、ミズベリングとして昨年度より取り組んでおりますエリアでイベント等を行い、新たなにぎわいの創出をするものでございまして、1つ目の施設修繕料1,570万円はしらさぎ森林公園の花菖蒲園の土砂を入れかえするための経費、また八幡公園内の源氏橋の老朽化により破損している高欄などを修繕する経費として計上させていただいてございます。指定管理料の1,379万1,000円につきましては、中浦ヒメサユリ森林公園及びかわまち交流拠点施設の2施設に対しての指定管理料の合計でございます。  2つほど飛びまして、イベント業務委託料509万円につきましては、ミズベリング及び中浦ヒメサユリ森林公園でのイベントの管理委託料として計上させていただいているものでございます。  事業番号020公園施設整備費1億7,399万9,000円でございますが、総合運動公園、トリムの森の自然を生かした再整備や、八幡公園のまちなかでの立地や文化、歴史というポテンシャルを生かした整備、また中浦ヒメサユリ森林公園の大自然の立地を生かした音楽祭等を行うために使う常設のステージ等を整備するものでございます。  資料は7ページ目をお願いいたします。予算書は201ページとなります。3目緑化推進費4,617万8,000円でございます。事業番号010緑化普及費につきましては、緑化普及事業補助金といたしまして、地域の方々によりまして道路沿いの花の植栽、維持管理をボランティアで行っていただく際に花の苗等についての費用を補助する費用として120万円計上させていただいてございます。  事業番号020緑地管理費4,297万8,000円につきましては、五十嵐川や道路の植樹帯等の管理にかかわる経費ということで計上させていただいてございますが、一番下の土地の借り上げ料につきましてはJR弥彦線の高架下を緑道としてJRから借り受けているものでございます。  事業番号030緑地整備費160万円のうち工事請負費につきましては、保内工業団地の緑地でございますが、工業団地の従業員や近隣住民の方々の御要望をお伺いしながら、3%緑地として整備されたところの再整備を予定しているものでございます。  建設課からは以上でございますが、最後に債務負担行為が1点ございます。予算書の7ページ目をお願いいたします。第2表、債務負担行為の番号4でございます。これは特定の事業ではございませんので、県央土地開発公社がその事業資金、それも三条市にかかわる事業分として借り入れをする資金については、その借入先について債務保証することができるということでございまして、平成31年度から平成41年度まで限度額1億円ということで、従来と同じ趣旨で提案させていただいているものでございます。  建設課としては以上でございます。御審議の上、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○(渡辺建築課長) 続きまして、8款土木費のうち、建築課所管分について御説明させていただきます。予算書の189ページ及び委員会資料ナンバー11をあわせてごらんいただきますようお願いいたします。  8款土木費、1項土木管理費、2目建築指導費、本年度予算額が260万6,000円でございます。右の説明欄をごらんください。事業番号010建築指導費、156万円でございます。建築物等の確認、検査、定期報告などの業務に関する経費で、主なものといたしましては、1枚おはぐりいただきまして191ページ上段の13節、定期報告業務委託料39万6,000円で特殊建築物定期報告の業務委託料でございます。  次に、事業番号020建築営繕費104万6,000円でございます。市有建築物の設計、監理、調査の業務に関する経費で、主なものといたしまして、14節電算機器借上料26万7,000円は、建築CADシステム6台分のリース料でございます。  次に、207ページをお願いいたします。8款土木費、5項住宅費、1目住宅管理費でございます。本年度予算額1億349万9,000円のうち建築課所管分は643万1,000円でございます。  事業番号050木造住宅耐震化事業費442万1,000円のうち、13節木造住宅耐震診断委託料158万7,000円は、木造住宅にお住まいの高齢者等の世帯の耐震診断17件分を、19節木造住宅耐震診断補助金83万4,000円は、一般世帯分耐震診断の補助10件分を、同じく19節の木造住宅耐震改修費補助金200万円は、耐震改修補助4件分を見込んでいるものでございます。  次に、事業番号060三世代同居推進リフォーム資金利子補給金201万円は、平成27年から平成30年に申込みされた方の平成31年度の補給予定金152万3,800円と平成31年新たに申込みされる方5件、48万5,500円分の補給金を予定しているところでございます。
     以上で建築課所管分の説明を終わらせていただきます。御審議の上、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○(藤澤上下水道課長) 引き続き、上下水道課所管分につきまして御説明申し上げます。  恐れ入りますが、予算書の198ページ、199ページをお願いいたします。あわせまして、資料ナンバー12、平成31年度三条市一般会計歳出予算事業費資料をお願いいたします。  8款土木費、3項河川費、3目水害対策費の事業番号020緊急内水対策事業費200万円は、新通川の河川改修にあわせて行う沿線の雨水排水路等の整備に要する経費でございます。電柱・電線移設補償金を予定しております。資料の裏面をお願いします。実施予定箇所図でございます。図面に太線でお示ししました路線を予定しています。  続きまして、恐れ入りますが予算書にお戻りいただきまして、202ページ、203ページをお願いいたします。4項都市計画費、4目公共下水道費、予算額13億3,669万円でございます。説明欄の事業番号010公共下水道事業特別会計繰出金は、一般会計から公共下水道事業特別会計への繰出金で、13億3,658万6,000円でございます。事業番号020下水道施設等整備基金費は、基金への積立金10万4,000円でございます。  次に、5目荒町ポンプ場費、予算額9,720万6,000円でございます。事業番号020荒町ポンプ場費、4,858万円でございます。主な内容でございますが、11節施設修繕料3,400万円は、高圧受電設備等取替修繕ほかでございます。  以上で上下水道課所管の説明を終わります。御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義委員長) これより質疑を行います。 ○(武石栄二委員) 1つだけお願いしますが、予算書189ページの事業番号020社会資本包括的維持管理事業費、これは嵐北地区と下田地区で、下田地区は5業者くらいでやっているんですか。 ○(太田建設課長) 今般業者を特定し、3月1日付で契約させていただきました下田地区につきましては、5社から成る共同企業体でございます。 ○(武石栄二委員) その5社で下田全域を見て物事を判断するということですか。 ○(太田建設課長) そのとおりでございます。 ○(武石栄二委員) ちなみに、嵐北地区はどの程度の事業者で見てらっしゃるんですか。 ○(太田建設課長) 来年度からの嵐北地区については、7社の共同企業体により行うものでございます。 ○(武石栄二委員) 一緒に聞けばよかったんだけど、嵐南地区は何社ですか。 ○(太田建設課長) 嵐南地区につきましては、まだ包括的維持管理の取り組みを始めてございませんので、該当はございません。 ○(武石栄二委員) いずれその計画で嵐南地区でも実施するということでしょうか。 ○(太田建設課長) 将来的には市全域に拡大する予定でございます。 ○(佐藤和雄委員) 雨水貯留施設についてお聞きします。  整備を行われるということですが、どちらでの計画でしたか。お尋ねいたします。 ○(太田建設課長) 水害対策費で説明申し上げました雨水貯留施設かと思いますが、現在予定しておりますのは西本成寺一丁目地内のスーパーマルイ脇の道路下でございます。まだ設計、計画を行う段階でございますけども、大面川上流域でも予定しているところです。 ○(佐藤和雄委員) 大面川と関連があるということですが、あの辺はなかなか冠水するところでありますけども、刈谷田川右岸の排水との兼ね合いはどうなりますか。関係ありませんか。 ○(太田建設課長) 現在計画しております大面川の雨水貯留施設につきましては最上流部でございますので、今ほど御指摘のところについては特に関係がないものと認識しているところでございます。 ○(佐藤和雄委員) 施設が整備されると大分あの辺の状況は緩和されるわけでありますけども、規模はやっぱり今までと同じような規模でしょうか。小学校とか中学校の跡地にできたものと比べてなんですけども、どうでしょうか。 ○(太田建設課長) 西本成寺一丁目地内のスーパーマルイのところにつきましては、ほぼ同規模といいますか、700立方メートルで、そう大きくは変わらないものでございます。ただ、大面川の上流域につきましては、どの規模で整備することが費用も含めて適当かというところを来年度検討していくところでございますので、まだ決定していないところでございます。 ○(佐藤和雄委員) 大面川の上流にはまた別につくるということでしょうか。 ○(太田建設課長) そのとおりでございまして、ただ大面川の上流は地下ではなくて、地表に水をためる池を計画しているところでございます。 ○(佐藤和雄委員) それは、北潟とか大面の集落の奥のことを指すんでしょうか。 ○(太田建設課長) はい、そのとおりでございます。 ○(佐藤和雄委員) 上流部分は、御承知のようにいろんな方面から大面川に支流が流れ込みます複雑なところでありまして、ピークで30分以上、できれば40分ぐらいの雨水を貯留する方法が一番いいんじゃないかと詳しい人はおっしゃるわけなんですけども、いかがでしょうか。 ○(太田建設課長) 当該地におきます雨を完全に受けることを考えますと、非常に大きな規模が必要になると考えております。御指摘のように30分、40分の雨を受けられればそれにこしたことはないと考えてございますが、現地の地形的な状況であったりとか、あるいはそれに要する費用的な面につきましては現地の地質や地形を調査しないとはっきりわからないところでございます。それについての費用を来年度予算としてお願いさせていただいているところでございますので、詳細は来年度以降決まってくるものと思っております。 ○(佐藤和雄委員) 予算化されるということで、本当に北潟、大面集落の方々は待ちに待っていたことでございます。特に、余りお話はされませんが、長念寺のお寺様においては境内がいつも冠水しまして、水の引いた後は泥がたっぷりと残っているわけでありますので、その排出作業は途方もない人手を要するもので、金額にはね返ってくるわけであります。そういう点では、住民が待ちに待っておられることでありますので、早急に進めていただきたいと考えているわけなんでありますけども、いかがでしょうか。 ○(太田建設課長) 私どもも地域の方々からの御指摘を直接お聞きしてございます。まずは来年度その設計に必要な調査をしまして、できる限り早く現地で施設が整備できるように努めてまいりたいと考えているところでございます。 ○(横山一雄委員) 予算書189ページ、技術者資格取得支援事業補助金200万円であります。今までの実績として、何名ぐらい参加されておられますか。 ○(太田建設課長) 本事業につきましては、平成27年度から取り組んでおりまして、累計でございますが、208名の方が資格取得の際に補助を受けていらっしゃいます。 ○(横山一雄委員) 補助金は、種類によって違うんでしょうけど、例えば1名当たりどの程度になるんですか。 ○(太田建設課長) 取得に要する経費のうち、2分の1を限度といたしまして補助してございます。 ○(横山一雄委員) 200万円の算出根拠について伺いたいと思います。 ○(太田建設課長) 基本的には、過年度からの実績を参考にしながら見積もらせていただいているところでございます。 ○(横山一雄委員) 何名分というものはないんですか。今ほど平成27年度から始めて208名の方が取得されたということでありましたが、来年度の200万円は何名分を予定しているんでしょうか。 ○(太田建設課長) あくまで過年度の実績から算出しているものでございますけども、60名分を見込んでいるものでございます。 ○(横山一雄委員) それから、道路改良事業費8億7,350万円でございますが、市道大島164号線、市道栄スマートインター連結路上り線、市道森町中浦線などの道路改良ということであります。家屋等損失補償金が9,200万円も計上されておりますが、どの辺に何人ぐらいということはわかりますか。 ○(太田建設課長) 家屋等の補償の費用につきましては、市道大島164号線の物件補償を見込んでいるものでございます。 ○(横山一雄委員) 軒数はわからないでしょうか。9,200万円は全部大島164号線ということでありますが、何軒あるのかわからないですか。 ○(太田建設課長) これから建物調査をさせていただいて、合意いただくことが前提ですが、私どもとしては建物3軒分の費用として見込ませていただいております。 ○(横山一雄委員) これも予算書193ページの負担金になりますけど、信越本線東三条歩道橋補修負担金が1億2,300万円ほどありますが、これは今年度で完成するでしょうか。 ○(太田建設課長) 平成31年度の1年間分として完成を見込んだ金額でございます。 ○(横山一雄委員) その負担金1億二千三百何がしで、平成31年度にこの事業は完成するのかどうか聞かせてください。 ○(太田建設課長) 平成31年度で完成する予定でございます。 ○(横山一雄委員) みんな言っているんですけど、歩道橋ができますと、下田、大崎方面から来るときに結構ぶった切られるような感じと、左側が三条方面に向かって、住宅が90度で塀といいますか、何かコンクリートの壁がありますね。非常に危ないという声を多く聞いているんですけど、何か安全対策を考えられたほうがいいんじゃないでしょうか。 ○(太田建設課長) 今ほど御指摘の点については、私どもの耳には直接届いていないことでございます。来年度の1億幾らのお金につきましては、主に老朽化して剥げてきた塗装をきれいに塗り直す補修が基本でございまして、抜本的な改築を計画しているものではありません。今ほどのお話も含めて今後どういうあり方がいいのかを検討していきたいと考えているところでございます。 ○(坂井良永委員) 2つほどお聞きしますが、予算書195ページの舗装新設事業費1,200万円、これは去年よりちょっとアップしているかと思います。三条市で住宅があるところにもかかわらずまだ舗装されていない市道が結構あったと思うんですが、今回のこれはそういう地域での舗装新設なんでしょうか。 ○(太田建設課長) 新たに舗装する箇所でございます。 ○(坂井良永委員) 住宅のところで砂利道なんていう市道はまだ結構あるかと思うんですが、どれくらいあるかはつかんでいますか。 ○(太田建設課長) まず、住宅が1軒あるかないかというところまで実はまだ突き詰められてございません。前回の委員会でも御指摘いただきましたが、まだ調査継続中でございます。市道全体の話をさせていただきますと、今現在市道延長が約1,100キロあるところでございます。そのうち舗装してある延長が904キロメートルでございまして、率にしますと約8割の道路では舗装がされています。裏を返しますと、まだ2割くらい舗装されていないところがあるというところでございます。ただ、この中には田んぼの中の道路も含まれているところでございまして、御指摘の宅地が前にあるところについてはもう少し時間をいただきながら調査を進めていきたいと考えているところでございます。 ○(坂井良永委員) 住宅があるところについてはなるべく急いで、ぜひ舗装していただければと思います。  もう一つ、その下のほうの地下水調査委託料では、先ほど市内4カ所の地下水観測井戸の建屋があるということでしたけども、上越方面とか中越でも、井戸や消雪パイプ規制がかなり強まってきています。三条市はまだ消雪パイプというか、井戸の掘削についてはまだまだゆとりがあるということなんでしょうか。 ○(太田建設課長) 他市の例をもとに御質疑されている点につきましては、まず他市で地下水の節水を呼びかける注意報が出たりしたことをお聞きになったと思いますが、これは法律に基づく規制でございまして、環境省が所管となっているものでございます。年間を通して水位低下、2センチ以上の地盤沈下が起きているところを規制するものでございますが、三条市内においてはその域に達しているものではございません。時々そういう状況が見られることがありますけども、経年的に連続して見られているところではございませんので、法の規制対象にはなってございません。ただ、昨年のような大雪の際に地域の方々が消雪パイプなどで地下水を使っていらっしゃるというところで、私どもは毎年経年的に地下水位の調査をさせていただいていますが、やはり水位の低下が確認されてございます。ただ、これは夏場の雨とかで水位を持ち直すところがございますので、経年的に状況を把握しながらまた進めていきたいと考えているところでございます。 ○(山田富義委員長) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆第1表歳出、第9款消防費について ○(山田富義委員長) 次に、第9款消防費について提案理由の説明をお願いいたします。 ○(太田建設課長) 第9款消防費について説明申し上げます。予算書をごらんいただきたいと思いまして、212ページ、213ページをお願いいたします。9款消防費、1項消防費、ページの一番下になりますが、4目水防費、予算額387万1,000円でございます。右側の説明欄をごらんいただきまして、事業番号010水防費387万1,000円でございますが、9節の費用弁償につきましては、水防監視員の災害時の出動手当や、消防団員の防災訓練等にかかわる費用弁償でございまして、25万8,000円を見積もらせていただいているところでございます。1ページおはぐりいただきまして、215ページの上段11節、消耗品費の232万円につきましては、水害等で使って足りなくなりました大型土嚢やブルーシートなどの資材を補充するものでございます。1つ飛びまして11節の施設修繕料40万円につきましては、水防倉庫のシャッターの経年劣化による破損や、腐食が進んでいるところを修繕する経費でございます。  以上が9款消防費の説明となります。御審議の上、御決定賜りますようお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義委員長) これより質疑を行います。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義委員長) しばらく休憩いたします。                              休  憩 午後2時58分                              再  開 午後2時58分 ○(山田富義委員長) 休憩前に引き続き会議を開きます。  お諮りいたします。本日の会議はこの程度で散会し、次の会議は明15日午前10時に開くこととしたいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義委員長) 御異議がありませんので、そのように決定し、本日はこれをもちまして散会いたします。                                散  会 午後2時59分...