三条市議会 2018-12-12
平成30年経済建設常任委員会(12月12日)
指定管理者となることを希望する者が応募してくる際には、
提出書類に
財務諸表をつけることになってございます。ただ、その中に問題があるかどうかという判断をしているところであり、数字がどうこうということではございません。
財務諸表に問題がないと判断しており、選定する基準があるわけでもありませんので、今
農林課長はずっとそういうふうに申し上げてきたところかと思いますけども、経営上問題がない者としているところでございます。
○(
長橋一弘委員) そうすると、
農林課長と
建設課長でちぐはぐな部分もあるじゃないですか。
財務諸表を出しているんだったら、
農林課長もそのくらいのことは知っていて当然じゃないんですか。
○(
渡辺農林課長) 先ほど
書類等と申し上げた中にはそれらの書類も入っているので、済みません、個別の
書類名は申し上げませんでしたけれども・(「それは詭弁だ」と呼ぶ者あり)
納税証明書であったり
財務諸表であったりを総合的な書類として判断したということでございます。失礼いたしました。
○(
長橋一弘委員) そういうことだったら、
佐藤委員に
財務諸表上はこれこれこうだと言えばいいだけの話です。それをどうのこうの、決められたものでやっているから何も問題はないと、そんなことを指摘しているわけじゃないです。私が思うに、そういうことも何にも知らないで
指定管理者を選定しているんですかということで質疑しているまでの話ですよ。
指定管理者に選定したけど、その会社がひっくり返ったなんていうことになったらお恥ずかしい話でしょう。当然あってしかりです。そういうことも熟知していないと困る。
以上。
○(
横山一雄委員)
保内公園の
指定管理者の関係ですけど、
保内緑の
里管理組合は
園芸組合と
造園組合が一緒になってできたわけでございますが、現在の
組合員数は何名になりますか。
○(
太田建設課長) 詳細な数字をちょっと失念してしまい、申しわけございません。人数について把握はしているところでございますが、今お答えすることができません。
○(
横山一雄委員) では、
事務報告書を見ればよろしいんでしょうけど、
保内公園は年間何名ぐらいの
入場者がありますか。
○(
太田建設課長) 年間の
利用者数でございますが、
平成29年度は約5万6,100人でございます。今年度につきましては、10月末現在で約2万6,600名でございます。
○(
横山一雄委員) 今上程されております議案の
指定管理者は、
三条市以外の
公共施設なんかも管理しておられるんですか。
○(
太田建設課長)
三条市以外で
指定管理をしているところはないと承知しているところでございます。
○(
横山一雄委員) そうすると、
三条市の施設だけということでよろしいわけですね。
○(
太田建設課長) そのように認識しているところでございます。
○(
山田富義委員長) そのほかはいかがでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
それでは、お諮りいたしますが、
指定管理者の
指定に関する議第9号から議第13号に対する質疑につきましては、
横山委員の質疑に対する答弁が残っておりますので、ここで一旦保留とし、次に進みたいと思いますがいかがでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○(
山田富義委員長) 御異議がありませんので、そのように決定いたしました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――
◎議第15号
市道路線の認定及び変更について
○(
山田富義委員長) 次に、議第15号
市道路線の認定及び変更についてを議題といたします。
提案理由の説明をお願いいたします。
○(
太田建設課長) 議第15号
市道路線の認定及び変更について説明申し上げます。恐れ入りますが、
提出議案概要説明会資料ナンバー6
市道認定提案路線箇所図及び議第15号をごらんいただきたいと存じます。
今回お願い申し上げます
認定路線につきましては、
帯織住宅団地1号線、
帯織住宅団地2号線、
帯織住宅団地3号線、
帯織住宅団地4号線、
帯織住宅団地5号線、
帯織住宅団地6号線、
帯織住宅団地連絡線、須頃248号線、新堀465号線、横町521号線、横町522号線、岩渕4の2号線及び茅原2の2号線の13路線、実延長の合計は2,404.7メートルでございます。
変更路線につきましては、岩渕4号線及び茅原2号線の2路線の延長を減少するものでございまして、減少する延長は398.1メートルでございます。
市道認定提案路線箇所図1ページをごらんいただきたいと存じます。
路線名帯織住宅団地1号線、
帯織住宅団地2号線、
帯織住宅団地3号線、
帯織住宅団地4号線、
帯織住宅団地5号線、
帯織住宅団地6号線、
帯織住宅団地連絡線は、
帯織地内の
認定路線で、延長は1,291.0メートルでございます。
当該路線につきましては、現在整備を進めております
帯織住宅団地内における各路線となるものでございます。
2ページ目をお願いいたします。
路線名須頃248号線は下須頃及び
上須頃地内の
認定路線で、延長は275.0メートルでございます。
3ページ目をお願いいたします。
路線名新堀465号線は新堀地内の
認定路線で、延長は238.5メートルでございます。
4ページ目をお願いいたします。路線名横町521号線は横町二丁目地内の
認定路線で、延長は205.5メートルでございます。
5ページ目をお願いいたします。路線名横町522号線は横町二丁目地内の
認定路線で、延長は30.0メートルでございます。ただいま申し上げました横町521号線及び522号線は、同一開発地内におけます
認定路線となるものでございます。
6ページ目をお願いいたします。路線名岩渕4の2号線は茅原地内の
認定路線で、延長は261.0メートルでございます。
7ページ目をお願いいたします。路線名茅原2の2号線は戸口地内の
認定路線で、延長は103.7メートルでございます。
8ページ目をお願いいたします。路線名岩渕4号線は岩渕及び茅原地内の
変更路線で、延長は960.0メートル、減少する延長は281.4メートルとなるものでございます。
9ページ目をお願いいたします。路線名茅原2号線は蔵内、戸口及び茅原地内の
変更路線で、延長は779.4メートル、減少する延長は116.7メートルとなるものでございます。
なお、延長を減少するこの2路線は、先ほど
認定路線として説明申し上げました路線にもかかわるもので、信越本線の踏切閉鎖による既存路線の分断に伴いまして、それぞれ延長が短くなり、また残りの部分を新規に認定するものでございます。
以上、13路線の認定及び2路線の変更を提案するものでございます。
よろしく御審議の上、御決定いただきますようお願い申し上げます。
――
――――――――――――――――――――――――――――――
○(
山田富義委員長) これより質疑を行います。
○(
坂井良永委員) 幾つかお聞きしたいと思いますけども、
議案概要説明会資料1ページの
帯織住宅団地について、
帯織住宅団地1号線と3号線の先は
認定路線がないんだけど、ここは道路じゃないんですか。
○(
太田建設課長) 御指摘の箇所につきましては、公園に接する通路でございまして、市道
認定路線の要件の幅員を満たしていないため、市道とならないものでございます。
○(
坂井良永委員) 市道でないと、例えば冬場の除雪なんて言うとッッここは道があるわけですね。
○(
太田建設課長) 道というか、管理用通路として管理するものでございます。
○(
坂井良永委員) じゃ、車は余り通らないということですね。
それから6ページ、岩渕4の2号線ですが、これは茅原地内にあるのに何で岩渕4の2号線なんですか。茅原線にならないんですか。
○(
太田建設課長) 路線名の設定に当たりましては、従来あった道路が岩渕4号線で、それを分割することから岩渕という名称をつけたものでございます。
○(
坂井良永委員) せっかく認定するんであれば、茅原地内なら茅原にしたほうがいいかなとは思います。
それと、もう一つ、7ページの茅原2の2号線、これは踏切が閉鎖されて寸断されることで東西に2路線続くことになると思うんですけども、茅原2の2号線の
若宮新田へ行く道と線路のところ、ここは今後道路として使うんですか。
○(
太田建設課長) 踏切の手前までは道路として供するものでございます。
○(
坂井良永委員) 踏切は通行どめになるんじゃないですか。
○(
太田建設課長) 踏切自体は通行どめとなるものでございますが、その脇、農耕車の利用等も含めて既に市道であったところは市道のままとしているところでございます。
○(
横山一雄委員) 今回13路線認定されますと、
三条市の市道の総延長は幾らになりますか。
○(
太田建設課長) 今回の認定や
変更路線を加味しますと、全体で1,156キロとなるものでございます。
○(
横山一雄委員) 舗装されていないところがたくさんありますけど、市道認定するとすぐ舗装してもらえるなんていう条件的なものがついているんでございましょうか。
○(
太田建設課長) 市道認定自体は舗装していないところも認定するものでございます。
認定したからといって、直ちに舗装を行うものではございませんが、道路の利用状況等を踏まえて、舗装については適宜検討して対応しているところでございます。
○(
山田富義委員長) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○(
山田富義委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――
◎議第9号
三条鍛冶道場の
指定管理者の
指定について
◎議第10号
三条市
勤労青少年ホームの
指定管理者の
指定について
◎議第11号
三条市
農業体験交流センターの
指定管理者の
指定について
◎議第12号
保内公園の
指定管理者の
指定について
◎議第13号
三条市かわ
まち交流拠点施設の
指定管理者の
指定について
○(
山田富義委員長) 先ほど保留としました
指定管理者の
指定に関する議第9号から議第13号に戻ります。
答弁をお願いいたします。
○(
太田建設課長) 議第12号、
保内公園の
指定管理者にかかわる御質疑でございます。
保内公園の
指定管理者でございます
保内緑の
里管理組合につきましては、36事業者から成る組合でございます。
○(
山田富義委員長) 以上で議第9号から議第13号に対する質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○(
山田富義委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――
◎議第20号
損害賠償の額の決定及び和解について
○(
山田富義委員長) 次に、議第20号
損害賠償の額の決定及び和解についてを議題といたします。
提案理由の説明をお願いいたします。
○(
太田建設課長) 議第20号
損害賠償の額の決定及び和解について説明申し上げます。恐れ入りますが、
議案書の議第20号をごらんいただきたいと存じます。
本件につきましては、
平成30年8月25日に
三条市下須頃地内で発生した市管理の道路上での車両破損事故による損害について示談の見込みがたったことから、
損害賠償の額を決定し和解するものでございます。
事故の状況につきましては、相手方が車で走行中、路面に設置してあるグレーチングに乗り上げたところ、グレーチングがはね上がり車体が損傷したものでございます。
損害賠償の額につきましては122万2,754円でございます。
以上でございます。よろしく御審議の上、御決定いただきますようお願い申し上げます。
――
――――――――――――――――――――――――――――――
○(
山田富義委員長) これより質疑を行います。
○(酒井 健委員) グレーチングがはね上がったということなんですけど、これはそもそも構造の欠陥なのか、老朽化とかで傷んでそうなったのか、原因はどういったことだったんですか。
○(
太田建設課長) 原因といたしましては、大きく2つございます。1つは、老朽化によりグレーチングを乗せている受け口が破損したことによりがたつきが生じていたこと、あとは構造的なものといたしまして、グレーチングと水路がボルト等により完全に締められていなかったものでございます。
○(酒井 健委員) ここは市道だと思うんですけども、先ほどの答弁で市道の延長はかなりあるということでした。老朽化による
損害賠償じゃないですけども、こういうふうに通行車両や何かに被害を及ぼすものがこれからますますふえるんじゃないかと危惧しているんですが、パトロールではそういうところも見ているんですか。
○(
太田建設課長) まず、市道というところでございますが、実は事故発生当時ここは市道ではございませんで、法定外公共物、いわゆる赤道と呼ばれるところでございました。
ただ、ことしの9月議会におきまして、事故発生後でございますが、市道認定の御議決をいただいた路線に該当するものでございます。この路線も含めまして、
市道路線につきましては日々パトロール等を行っているところでございますが、先ほど別の質疑でもございましたように、市道全体で1,000キロを超える状況であることから、正直なところ全てを着実に確認し切れているかというところは、今まだ課題があると認識しているところでございます。
○(酒井 健委員) 御答弁ありがとうございました。事故発生時はまだ市道になっていなかった、赤道であったということでありますけども、赤道もやはり
管理者責任が問われているということですか。
○(
太田建設課長)
管理者責任ということですが、赤道自体は地元に管理していただいているものでございます。
ただ、
損害賠償にかかわりますと、これにも対応できる保険制度に現在加入しておりますので、市で対応させていただいたところでございます。
○(酒井 健委員) これも市が入っている保険で対応できるということですか。
○(
太田建設課長) 今回の案件につきましては、市で入っている保険と市の費用を含めて対応することになっております。
○(
山田富義委員長) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○(
山田富義委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――
◎議第21号
平成30年度
三条市
一般会計補正予算
○(
山田富義委員長) 最後に、議第21号
平成30年度
三条市
一般会計補正予算を議題といたします。
提案理由の説明をお願いいたします。
○(
太田建設課長) それでは、議第21号
平成30年度
三条市
一般会計補正予算のうち、
経済建設常任委員会所管となります職員人件費の補正につきまして、私から一括して説明申し上げます。
議案の歳出、事項別明細書25ページから32ページに記載してございますとおり、第6款
農林水産業費、第7款
商工費、第8款
土木費における各職員人件費の補正につきましては、当初予算で計上させていただきました職員人件費について、当初予算での配置見込みと実配置との相違による調整によるもの及び人事院勧告等に伴う給与改定によるものでございます。
続きまして、
建設課所管分について説明申し上げます。
議案書の事項別明細書5ページ、第3表をごらんいただきたいと存じます。
第3表、債務負担行為の補正でございます。社会資本に係る包括的維持管理業務委託料といたしまして、期間を平成31年度から
平成35年度まで、限度額を9億3,725万5,000円とするものでございます。
次に、信越本線東
三条歩道橋補修負担金、期間は
平成31年度限り、限度額は1億2,305万9,000円でございます。この信越本線東
三条歩道橋補修負担金につきましては、
平成31年度に東
三条駅脇にあります歩道橋の補修をJR東日本に委託することに伴う負担金でございます。
社会資本に係る包括的維持管理業務委託料につきましては、
委員会資料ナンバー6、包括的維持管理業務委託についてをごらんいただきたいと存じます。
当該取り組みは平成29年度から行っており、地域に密着した事業者に道路や公園等の包括的な維持管理を委託するものでございます。趣旨としましては、記載のとおり地域の実情に精通する地元の建設業者等に将来にわたって永続的に維持管理を行っていただくものでございます。平成29年度から取り組みを行ってきたところは嵐北地域の一部でございましたが、
平成31年度からは嵐北地区の一部及び下田地区で行うもので、具体的には裏面に位置図を添付してございますのでごらんいただければと思います。嵐北地区のうち、ハッチをかけてあります大島地区を除いた区域並びに下田地区全域を対象とするものでございます。
業務内容につきましては資料の表面に記載のとおりでございまして、昨年度から進めています取り組みに比べ
平成31年度からの取り組みは、一部内容を追加してございます。具体的には、(2)、
業務内容のアの2行目にあります小規模な橋梁点検と消雪パイプノズル調整、この2点を新たな取り組みとして追加し、包括的維持管理業務委託を行いたいと考えているところでございます。
また、委託の期間につきましては、
平成29年度の初めての取り組みでは2年間としておりましたが、この2年間において取り組みを行っている受託業者への聞き取り等を行い、5年間とすることによりさらに効率的かつ柔軟な機動、対応ができるということでしたので、今回は期間を5年間と設定するものでございます。
事業費は両地区合わせまして9億3,725万5,000円、入札の方法は公募型プロポーザル方式を予定しているところでございます。
以上、説明とさせていただきます。御審議の上、御決定いただきますようよろしくお願い申し上げます。
――
――――――――――――――――――――――――――――――
○(
山田富義委員長) これより質疑を行います。
○(
横山一雄委員) 社会資本に係る包括的維持管理委託料、これは5年間で限度額9億3,725万5,000円の債務負担行為ですけど、この算出根拠を伺いたいと思います。
○(
太田建設課長) 算出根拠でございますが、従来市から直接各業者に委託していた実績並びに市が直営で作業していました道路補修やパトロールの作業時間等の実績を貨幣価値換算いたしまして、その金額を積み上げたものでございます。
○(
横山一雄委員) 実績でということですから、例えば
平成31年度に何億円も余計に支出することになると、今度は補正していかなきゃ対応できなくなるんじゃないですか。年度割り的な考え方はないんですか。
○(
太田建設課長) 実績の積み上げに当たりましては、これまでの実績を見て、1年間当たりの平均的な金額を5倍したものでございます。初年度にたくさん執行した場合はという今ほどの御質疑でございますが、そもそも包括的に委託する根幹の一つとして業者の裁量で5年間の整備計画を立てていただいて、それに基づいて執行していただくという考えがございますので、足りなくなった場合に補正することは考えてございません。
○(
横山一雄委員) これによって
建設課の職員の手が大分すくようなことはありませんか。設計とか何かをしなくたってッッ業者委託する部分が多くなるわけですから。
○(
太田建設課長)
建設課では、期待も含めて大きく2点状況が変わるであろうと考えております。1点目は、これまで
建設課で行なっていた地元の方々から要望、御意見をいただき、それを受け付け、実際に各業者に発注する業務が減ってくると考えてございます。もう一点は、職員が実際に現場に出て、直営でパトロールや道路補修等を行う作業が減ってくると考えてございます。
ただ、昨年度から取り組みを行っている中で、まだ市内全域にこの包括的維持管理を広げているわけではございませんので、目に見えるような効果が直ちに出てくるところまでは至っていないと感じているところでございます。
○(
横山一雄委員) 第3表の2番目の信越本線東
三条歩道橋補修負担金は1億2,300万円ちょっとで、JR東日本に委託して工事するということですけど、工事費は総額で幾らぐらいかかるんですか。
○(
太田建設課長) 1億2,305万9,000円のうちの工事費ということですか。
○(
横山一雄委員) いや、そうじゃなくて全部で幾らかかって、そのうち
三条市の負担割合は幾らということになるわけでしょう。
○(
太田建設課長) 当該年度の全体の事業としましては、JR東日本に委託する事業だけでございますので、総事業費は1億2,305万9,000円と考えているところでございます。基本的にJR東日本の負担はないので、市の負担金イコール総事業費となるものでございます。
○(酒井 健委員) 包括的維持管理委託料の件でもう少し聞かせていただきたいと思います。先ほど単価の設定は今までの実績とか聞き取りとかによってということでお聞きはしたんですけども、今回下田地区の全域も対象になったということで、地域によって管理にかなり差が出ると思うんです。そういったものはその単価に反映されていないんですか。
○(
太田建設課長) 単価といいますか、実績の積み上げに当たりましては、地区ごとに実績を積み上げてございますので、差異が出てこないものと考えているところでございます。
○(酒井 健委員) じゃ、来年から嵐北地区の一部と下田地区が対象になると、地区ごとに委託することになるんですか。
○(
太田建設課長) 地区ごとに委託する予定でございます。
○(酒井 健委員) 嵐北地区の一部と嵐南地区と栄地区がまだ除外されているわけですけども、実施する地区と除外された地区には何か線引きがあったんですか。
○(
太田建設課長) 2年前に嵐北地区で取り組みを行うに当たっても、その地域地域で維持管理を頑張ってくださっている業者さんで意欲を示してくださった方がおられたので、包括的維持管理委託に積極的であったと認識している地域をまず優先して考えてございます。それ以外に、実際に包括的維持管理委託を行う環境や予算等を考えた上で検討させていただいているところでございます。
○(酒井 健委員) じゃ、残った地区でも今後逐次実施していくことになるのか、それとも今答弁されたように、その地域に一生懸命な業者さんがいないとずっと未実施になってしまうのか、その辺はどう見込んでいらっしゃるんですか。
○(
太田建設課長) 市としましては、将来的に全市で包括的維持管理委託の取り組みを進めることとしてございます。なので、取り組みに若干タイムラグが生じているところでございますが、各地域に密着している建設業者さんを初め関係する方々と随時意見交換をしていきながら、取り組みに向けて検討を進めていきたいと考えているところでございます。
○(酒井 健委員)
委員会資料を見ると下田地区は下田地区のみみたいになっているんですが、地区ごとに発注ということになると、下田地区全域を1地区として発注することになるんですか。
○(
太田建設課長) 下田地区全域を一委託として考えてございます。
○(
佐藤和雄委員) ちょっと不勉強であれなんですけども、お聞かせ願いたいと思います。
これは1事業者と相対して契約を結ぶんですか、それとも地域の組合といいますか、そういう協業の
人たちとのことになるのかお聞かせください。
○(
太田建設課長) 委託契約を行う相手方につきましては複数の業者によります、要はJVを想定しているところでございます。この取り組みは、道路の維持管理や公園の維持管理あるいは水路の江ざらいとか電気事業も含めた多岐にわたる取り組みであるという関係もございますので、それに関連する業者のJVを契約者と考えているところでございます。
○(
佐藤和雄委員) そうしますと、全ての業者さんがかかわるんじゃなくて、社会資本の整備ということで、市民がかかわるいろんなものをよくしていこうという強い意欲のある業者さんが名乗りを上げてJVを組んでやられるということでしょうね。
○(
太田建設課長) 私どももその地域に思い入れのある業者さんに手を挙げていただくことを望んでいるところでございます。
ただ、この取り組みの前提でもございます各業者さんが永続的に企業維持をするという観点からいきますと、これまでかかわってきていただいている地元に根づいた小さなさまざまな会社の皆さんもそこに加わっていくことが望ましいのかなと考えてございます。
○(
山田富義委員長) 副
委員長と交代いたします。
〔正副
委員長交代〕
○(酒井 健副
委員長)
委員長にかわり、暫時
委員長の職務を行います。
○(山田富義委員) かなり地域が広くなるわけなんですが、今話が出たように各地に民営の会社があるということの中で、下田地区は幾つぐらいに分ける予定なんですか。
○(
太田建設課長) 一つの契約を幾つかの地区に分けるという趣旨の御質疑でしょうか。
○(山田富義委員) 一つの契約を幾つかに分けるのか、それとも幾つかのグループで入札というか、分けるのか。
○(
太田建設課長) 下田地区で一つの契約とすることを考えてございます。全体の事業量を考えたときに、小分けにすればするほど業者さんが行う仕事が限られてしまい、柔軟な対応が難しくなるんじゃなかろうかというところから、そのように予定しているところでございます。
○(山田富義委員) 私が聞いたのはそのとおりなんですけども、例えば旧
三条の人が旧下田まで行くとなると、なかなか道がわからないわけですし、その反対のこともあるわけなので、その辺の配慮を考えてもらいたいということなんですが。
○(
太田建設課長) 緊急時の対応も含め、できる限りその地域に根づいた方々に取り組んでいただくことが肝要になってくると思いますので、私たちもたくさんの企業の方々から手を挙げていただくことを望んでおりますが、そこを限定して選定することは今のところ考えてございません。
○(山田富義委員) 9億3,700万円を5年で割ると1年間で1億8,000万円ほど、これは1カ月当たり約1,562万円の委託料になるんです。幾つかのグループに分ければ問題ないと思うんですが、一つのグループに対してはかなりの仕事量になるかなと思ってこういう質疑をしてきました。この契約は幾つのグループに分けるのかということだけ最終的に確認させてください。例えば下田地区と
三条地区と何かとか、そういうグループ分けがあるのか。
○(
太田建設課長) 嵐北地区は嵐北地区、下田地区は下田地区の2カ所に分けるという答弁でよろしいでしょうか。市と契約する段階で、下田地区を幾つかに分ける、嵐北地区を幾つかに分けるということは考えてございません。そこは受託する業者さんにお任せしたいと考えているところでございます。
○(酒井 健副
委員長)
委員長と交代いたします。
〔正副
委員長交代〕
○(
山田富義委員長) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○(
山田富義委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――
○(
山田富義委員長) しばらく休憩いたします。
休 憩 午前11時04分
再 開 午前11時04分
○(
山田富義委員長) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
これより討論を行います。
討論の通告がありませんので、以上で討論を終了いたしました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――
○(
山田富義委員長) これより採決を行います。
議第6号、議第9号から議第13号、議第15号、議第20号及び議第21号の以上9件一括採決いたします。
本案については、いずれも原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○(
山田富義委員長) 御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
――*――*――*――*――*――*――*――*――*――*――
○(
山田富義委員長) 以上で付託事件の審査を全て終了いたしました。
お諮りいたします。
本日の当
委員会の審査結果について、会議規則第39条第1項に基づく
委員長報告及び第103条に基づく
委員会審査報告書の作成については、
委員長にそれぞれ一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○(
山田富義委員長) 御異議がありませんので、そのように決定いたしました。
――*――*――*――*――*――*――*――*――*――*――
○(
山田富義委員長) 以上で本日の
経済建設常任委員会を閉会いたします。
閉 会 午前11時05分
以上会議の次第を記載し、
三条市議会
委員会条例第29条第1項の規定により、ここに記名押印する。
経済建設常任委員会
委 員 長 山 田 富 義
副
委員長 酒 井 健...