出席全員であります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――
○(
小林 誠委員長)
協議に入ります前に、
市民部長から発言の申し出がありますので、これを許可いたします。
○(
渡辺市民部長)
決算審査特別委員会市民福祉分科会閉会後の大変お疲れのところ、
市民福祉常任委員協議会を開催いただきまして、まことにありがとうございます。
本日御
協議をお願いいたします案件は、御案内のとおり
市民部所管の新
最終処分場本体工事についてと
福祉保健部所管の
下田地域における
診療所の
開設についての計2件でございます。
新
最終処分場本体工事につきましては、本年3月23日に
締結した
請負契約に基づき進めているところでございますが、
貯留構造物の
地盤の状況や
場内道路の
工法の
変更により
費用の
減額が生じますことから、その
変更内容について
説明させていただくものでございます。
次に、
下田地域における
診療所の
開設につきましては、かねてから交渉を重ねてきた
医師と
覚書の
締結に至りましたことから、
診療所の
開設内容等について
説明させていただくものでございます。
なお、本日御
協議をお願いする2件につきましては、今
定例会の
最終日に
追加議案として提出させていただき、御審議をお願いする
予定としているところでございます。
具体の
内容につきましては、それぞれ
所管課長から
説明いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。
――
――――――――――――――――――――――――――――――
○(
小林 誠委員長) これより
協議に入ります。
――
*――*――*――*――*――*――*――*――*――*――
(1)新
最終処分場本体工事について
○(
小林 誠委員長) 最初に、新
最終処分場本体工事についてを
議題といたします。
説明をお願いいたします。
○(
永井環境課長) それでは、新
最終処分場本体工事について
説明申し上げます。お手元の
市民福祉常任委員協議会資料ナンバー1、
市民部環境課資料をごらんください。
この
工事につきましては、本年3月
定例会で議決をいただき、中越・
久保順新
最終処分場本体工事特定共同企業体、
代表者、
株式会社中越興業と
契約金額6億3,288万円で
契約し、
工事を施行しているところでございますが、
地盤改良の
減工及び
貯留構造物場内道路の
工法変更が生じ、
契約金額の
変更が必要となったものでございます。
初めに、1、新
最終処分場本体工事の概要でございます。
工事名は新
最終処分場本体工事、
工事場所は
桑切地内でございます。
工事内容は
貯留構造物の建設で、
構造は
鉄筋コンクリート造、
埋め立て面積3,850平米、
埋め立て容量3万102立方メートルでございます。
契約日は
平成30年3月23日、
工事期間は
平成30年3月23日から
平成31年12月31日までとなっております。
契約金額及び
受注者は、先ほど申し上げたとおりでございます。
次に、2、新
最終処分場本体工事請負契約の一部
変更についてでございます。このたび本
工事の
施工中におきまして、
貯留構造物部を掘削したところ、当初の
地質調査から想定された
地盤より良好なことが判明したため、平板載
荷試験を実施したところ、必要な
設計支持力度が確認されたことにより、
地盤改良を
減工するものでございます。また、
貯留構造物場内道路の
工法について
工程会議の中で
施工監理業者と
協議を重ね、類似の
工事等の
実績を踏まえた
工法の
比較検討を行ったところ、求められる
機能を損なわずに
工事費の
減額ができ、
施工箇所の
工期も
短縮できる
工法が判明したことから、
場内道路の
工法を
変更するものでございます。これらのことにより
費用の
減額が生じることから、
工事請負契約の一部を
変更させていただくものでございます。
次に、3、
変更内容でございます。まず、
工事内容でございます。このたび
地盤が良好なことから、
地盤改良については行いません。また、
貯留構造物場内道路の
工法を
コンクリート造から
補強土壁工法に
変更いたします。
補強土壁工法は、
補強材を層状に敷設して安定した
盛り土構造物を構築し、その上に
場内道路を設ける
工法でございます。なお、これは
栄スマートインターチェンジでも使われている
工法でございます。次に、
契約金額でございます。現在の
契約金額6億3,288万円に対し、このたびの
地盤改良の
減工及び
場内道路の
工法変更に係る
費用2,265万1,920円を
減額し、6億1,022万8,080円とさせていただくものでございます。本
工事請負契約につきましては、
平成30年9月19日に仮
契約を
締結しており、
議会の同意を得たときには本
契約とみなす条項を定めております。
説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
――
――――――――――――――――――――――――――――――
○(
小林 誠委員長) これより
質疑を行います。
○(
西川重則委員) ちょっと聞くんですけ
ども、
工法の
比較検討を行ったところ、求められる
機能を損なわずに
工事費の
減額等ができる
工法が判明したことから云々ということですが、
業者の
技術革新により
工期の
短縮や
工事費の
減額が可能になって利益が生ずるわけですから、これは
業者の取り分じゃないんですか。
○(
永井環境課長) 今回は、あくまでも
施工監理業者、また
施工業者等と話し合った中で、総合的な判断のもと、この
工法を採用するものでございますので、
工法の
変更という形で
契約金額を
減額させていただくものでございます。
○(
西川重則委員) 今回の場合は、明らかに目に見える形の
設計とか
工法の
変更に基づいて
減額を――これは
業者のほうからの申し入れなんですか。
○(
永井環境課長) あくまでも
施工監理業者と今回
施工を担当する
業者等の
協議の中から出てきたものと聞いております。
○(
西川重則委員) 今回の
減額にあわせた
工期の
変更はないんですか。
○(
永井環境課長) 今回
変更させていただく
部分についてのみ
工期の
短縮が図られるものと考えております。
○(
西川重則委員)
変更箇所の
工期は、どのくらい
短縮されるんですか。
○(
永井環境課長) 今回
変更させていただく
部分につきましては、1カ月ほど
短縮になるものでございます。
○(
西川重則委員) これは、
工事請負契約の
工期に
変更をうたわなくてもいいわけですね。
○(
永井環境課長) あくまでも
本体工事全体の
工期には
変更がございません。
○(
小林 誠委員長) ほかにありませんか。
(「
なし」と呼ぶ者あり)
以上で
質疑を終了したいと思いますが、御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○(
小林 誠委員長) 御
異議がありませんので、以上で
質疑を終了いたしました。
――
*――*――*――*――*――*――*――*――*――*――
(2)
下田地域における
診療所の
開設について
○(
小林 誠委員長) 次に、
下田地域における
診療所の
開設についてを
議題といたします。
説明をお願いいたします。
○(
村上健康づくり課長) それでは、
下田地域における
診療所の
開設について
説明申し上げます。恐れ入りますが、
協議会資料ナンバー2、
健康づくり課の
資料をお願いいたします。
1の
開設予定日は
平成31年7月1日、2の
場所は
三条市荻堀1182番地1、
下田保健センター内でございます。
3の
医師につきましては、現在
勤務先等の
関係で氏名を明らかにすることができないため、60歳
代前半、男性、
東京都在住、専門は
内科全般及び救急とさせていただきます。
4の
診療科は
内科、
総合診療、5の
運営方法は
医師個人による
開業でございます。
6の
経費等の
負担につきましては、
施設は市が
改修した上で貸与し、備品や
消耗品の
購入費などの
開設に必要な
費用は市が
一定額を
負担、
運営費用は
医師が
負担するものでございます。
7のこれまでの
経過でございます。
平成30年8月24日に
医師と面談を行い、その後
診療内容や
施設改修、
経費の
負担等について
協議を重ね、合意に至りましたことから、9月14日に
医師と
下田地域における
診療所の
開設に関する
覚書の
締結を行ったものでございます。
8の
予算措置でございます。
レントゲン室の
エックス線防御工事に係る
実施設計委託料と
医師紹介業務に係る
中間金を今
定例会において
追加提案させていただきたいと考えております。
内容は
平成30年度
三条市
一般会計補正予算、
医療体制確保対策事業費530万3,000円、内訳は
実施設計委託料98万3,000円、
医師確保コンサルタント業務委託料432万円でございます。
説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
――
――――――――――――――――――――――――――――――
○(
小林 誠委員長) これより
質疑を行います。
○(
笹川信子委員)
説明に
レントゲン室の
エックス線防御工事に係る
実施設計委託料とありましたけ
ども、
内科といえ
ども今は
レントゲンを初め、必要な
検査機器がいろいろあるかと思うんですけ
ども、どの辺まで用意される
予定ですか。
○(
村上健康づくり課長) その辺につきましても今
医師と
協議を進めているところでございます。
○(
笹川信子委員)
協議中ということなので、具体的な
金額は出ないと思うんですけ
ども、今
機器は
レンタルで用意する場合が多いそうです。例えば
レンタル料は、どちらが
負担することになるんでしょうか。市が
負担する
一定額の中に入るんでしょうか。
○(
村上健康づくり課長)
購入して貸与する、
リースを受けて貸与する、あるいは借りていただいてその
費用を持つといったいろいろな
パターンがあるわけでございますけれ
ども、その辺につきましても今
協議中でございます。ただ、
開設に必要な
工事もそうでございますけれ
ども、初度
調弁といいますか、
医療機器の導入、それから
消耗品類も含めてそこまでは市が
一定額を持ち、
運営を始めてからは
医師が持つということで考えているところでございます。
○(
笹川信子委員)
開業する場合、
看護師が何人か要るわけです。
看護師、また
事務員、薬剤師とかについては、どのような計画になっているのでしょうか。
○(
村上健康づくり課長) どのくらいの
勤務体制で何人が必要かということは、今後
医師が考え、採用することになろうかと思いますが、詳細はまだ確定していないものと認識しております。
○(
西川重則委員) 7月に私
どもの会派で稚内市の僻地における
開業医誘致の
取り組み等について視察させてもらったんですけ
ども、
地元医師会との
調整は図られているんですか。
○(
村上健康づくり課長)
渡辺医院が閉院したときに
地元医師会を通じていろいろ相談させていただき、その過程で
地元の
医師により
診療所を
開設することはなかなかできないというようなお話もいただいた中で、まず公募を行い、それではだめだったことから、こういう形で
コンサルタント業者にお願いしたところでございます。その辺の経緯ももちろん
地元医師会にお話しさせていただいておりますし、今後も
地元医師会と
十分調整を図った中で進めてまいりたいと考えているところでございます。
○(
西川重則委員) それと、
下田地域における
診療所の
開設に当たって、もう2年ほどになりますか、それに要した
費用の
総額はどのくらいになりますか。
○(
村上健康づくり課長)
費用の
総額でございますが、
平成28年6月
定例会で16万8,000円、それから28年9月
定例会で
コンサルタントの
着手金等を含む444万円の
補正予算をお願いしたところでございまして、若干の
執行残はございますけれ
ども、この2カ年で500万円強の
執行という
実績になっております。
○(
西川重則委員) じゃ、これから9月の
補正を合わせると、
総額は1,000万円くらいになるということですか。
○(
村上健康づくり課長)
最終日に
追加をお願いする
医師確保コンサルタント業務委託料432万円は
中間金でございまして、実際
開業に至ったときにはさらに同額の432万円、その間に
コンサルタント業者がこちらに出向くときの諸
経費な
ども加わってまいりますので、
コンサルタント回りについては900万円弱ぐらいこれから出ていくところでございます。
○(
西川重則委員) それはまた後で聞きますけ
ども、最後に1点だけ。3に
医師は60歳
代前半と書いてありますけ
ども、何年くらい
医師として働いてもらいたいという
三条市の希望はあるんですか。
○(
村上健康づくり課長)
三条市といたしましては、10年程度お勤めいただきたいと。ただ、いろいろな事情もありますので、10年を目指していただきたいということで私
どもは考えております。
○(
西川重則委員) もう一点だけ。その
医師は、
三条市内、近郷近在も含めて何らかの縁がある方なんですか。
○(
村上健康づくり課長) そういった縁故的なものはないと聞いております。
○(
杉井 旬委員)
開業した場合は、週に何日
診療される
予定なんですか。
個人開業医として月曜日から土曜日まで毎日
診療されるのか、あるいは週に何日ということなのか、そこらはどういう話になっているんですか。
○(
村上健康づくり課長) 現在週4日以上お願いしたいということで話を進めております。
○(
杉井 旬委員) そうすると、基本的には
東京にお
住まいですが、1週間のうち4日か5日はこちらに来られてという
パターンを考えているということですか。
○(
村上健康づくり課長) 週4日以上の
診療という中で、お
住まいは
東京でございますが、
診療される月曜日から木曜日になるのか、金曜日になるのか、その間はこちらにお
住まいになると今のところ伺っております。
○(
杉井 旬委員) 先ほどの
お金の話がよくわからないんですけど、
コンサルタント業者にこれから払うのが約900万円であって、今までに払った
合計とは違うんですよね。今までも数百万円払っていて、これからまた900万円払いますという話ですよね。そこがちょっとわからないので、詳しく教えていただけますか。
○(
村上健康づくり課長) 失礼いたしました。
着手金が324万円でございまして、
平成28年11月14日に
契約した時点でお支払いしております。このたび
最終日に
追加をお願いするのが
覚書の
締結に至った段階の
中間金で432万円、そして来年7月の
予定でございますが、最終的に
開業に至ったときにもう432万円ということで、
着手金、
中間金、
最終金の
合計が1,188万円でございます。ここに
出張旅費等、
コンサルタント業者が
医師を探すための諸
経費が幾らか加算されるというのが全体像でございます。
○(
杉井 旬委員) ありがとうございます。それが
コンサルタント関係。そのほかに
診療所の
設備に
関係する
費用。来ていただくことについて
医師に何らかの
お金を払うことはなくて、
施設を提供するということですね。その
施設に導入する
設備費を、
リースか
購入かによって
金額は全然違いますし、来年度当初
予算になるのか、12
月補正予算になるのかわかりませんけど、市が見ますということですね。
○(
村上健康づくり課長) そのとおりでございまして、1つには
施設改修の
費用がございます。
最終日に
追加をお願いする
レントゲン室の
実施設計委託料、これに加え、ほかにも
設計費が出てまいりますけれ
ども、一般的な
建築設計については直営で、
建築課で行おうと思っています。また、
設計ができますと今度は
工事費が出てまいります。基本的に
施設の
改修に係る
工事費については市が
負担しようと思っておりますし、あとは先ほ
どもお話ししました
レントゲンを初めとする
医療機器、
調度類、それから
消耗品類、こういった
開業に必要な
部分については
一定額と申しましたけれ
ども、無制限にというわけにはいきませんので、例えば
県央医師会応急診療所を整備したときの額を目安に、市が調達するか、
リースを受けるかして何らかの形で
負担したいと考えております。
○(
小林 誠委員長) ほかにありませんか。
(「
なし」と呼ぶ者あり)
以上で
質疑を終了したいと思いますが、御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○(
小林 誠委員長) 御
異議がありませんので、以上で
質疑を終了いたしました。
――
*――*――*――*――*――*――*――*――*――*――
○(
小林 誠委員長) 以上で本日の
市民福祉常任委員協議会を閉会いたします。
閉 会 午後3時22分
以上
会議の次第を記載し、
常任委員協議会運営等要綱第4条第1項の規定により、ここに記名押印する。
市民福祉常任委員会
委 員 長 小 林
誠...