◆建設部の
所管事務概要について
○(
山田富義委員長) 次に、建設部の
所管事務概要について順次説明をお願いいたします。
○(
笹川建設部長) 建設部の組織について説明いたします。
建設部は、建設課、建築課、上下水道課の3課で組織しており、職員は全体で111人です。そのうち
一般任用職員は14人、臨時職員は3人で業務を行っておるところでございます。
続きまして、建設部全体の概略について大綱的に説明いたします。建設部では、人が生活していく上で欠かすことのできない社会資本の整備や
維持管理、また冬場の除雪等を行い市民が安全に安心して暮らしていけるまちづくりに取り組んでおるところでございます。しかしながら、インフラ整備や
維持管理におきましては、多くの時間と多額の費用がかかることも事実です。さらに、近年は少子高齢化や人口減少が進んでいる中で財源も限られていることから、高度経済成長期の時代のようなインフラ整備を望むことは難しい状況です。このようなことから、
事業実施に当たっては重要度や投資効果、費用対効果などを見きわめ、効率的、計画的に取り組むことで市民ニーズに応えてまいりたいと考えているところでございます。
次に、各課の概略と主な事業について説明いたします。まず、建設課ですが、主に道路、水路、公園等の社会インフラ整備や
維持管理を行っておるところでございます。
主要事業ですが、内水対策事業として西本成寺一丁目地内の道路下に貯水槽を設け浸水の軽減を図り、道路整備事業といたしましては都市計画道路上須頃下須頃線の測量等を行い用地買収に入っていくところでございます。
そのほか、栄地域においては住宅団地の造成に
取り組み、他方で包括的
維持管理業務に引き続き
取り組み区域拡大も含め事業効果の検証を行っているところでございます。
次に、建築課でございますが、確認申請の特定行政庁として業務を行うほか、独自事業といたしまして木造住宅の耐震診断補助制度を実施しております。また、他の部署からの依頼で公共施設等の設計、施工監理なども行っております。
最後に、上下水道課でございますが、まず下水道の関係では三条地区の公共下水道事業、栄、下田地区の特定環境保全公共下水道事業、また下水処理センターや農業集落排水の浄化センターの運転管理を行っております。あわせて、三条地区の内水対策の一環として新通川沿川の排水路整備事業にも取り組んでおるところでございます。上水道については、公営企業として独立採算制を基本として事業経営を行い、三条地域水道用水供給企業団からの受水と大崎浄水場で浄水した水を各家庭に供給しております。また、老朽管の布設がえも計画的に実施し、安全でおいしい水を安定して供給できるよう
環境整備も行っておるところでございます。
以上で建設部の概要の説明を終わりますが、詳細については各課長から説明いたします。よろしくお願い申し上げます。
○(
太田建設課長) それでは、建設課分の業務につきまして説明申し上げます。初めに、建設部各課
所管事務概要と書かれました
資料ナンバー2の1ページ目、
行政機構図をごらんいただきたいと存じます。
建設課につきましては、建設管理係、計画整備係、維持係の3係、総勢44人の体制で業務を行っております。下段にあります配水ポンプ場は、市内に降りました雨水をポンプによって国や県の管理している比較的大きな河川に強制的に排出する施設でございます。通常は自動運転管理を行い、大きな河川の水位が上がった際には手動でポンプを稼動させているものでございまして、このポンプ操作につきましては各地域の方々を中心にお願いしているところでございます。そのほか、緑の相談所、熱帯植物園温室、保内休息所(茶室)につきましては、保内公園内で指定管理者により運営されているものでございます。
それでは、資料の2ページ目をごらんいただきたいと存じます。2、
行政組織規則の
事務分掌でございます。建設管理係は、主に道路、河川、これらには赤道や青道の法定外公共物も含みますが、このほか公園緑地等の手続に関する事務のほか、(18)にあるように各種期成同盟会等の関係団体の庶務、(19)の県央3市1町1村による
県央土地開発公社の事務局等を担当しております。
ページを1枚おめくりいただきたいと存じます。計画整備係は、都市計画の企画調整を初めとしまして土木事業に係る調査設計、工事発注、施工監督、(12)の国や県が行う河川改修に係る協議、調整や、(14)のこれから迎えます出水期に備える水防体制についても国、県、消防等の関係機関や業界団体との調整を担当しております。そのほか、(16)から(21)までの土地利用や開発事業に係る許可、指導等についても行っているところでございます。
次に、維持係は社会資本施設の
維持管理でございますが、
維持管理には(3)の市道除雪のほか、(6)や(7)として現場事務所職員を中心に簡易な土木工事や市道約1,150キロメートルのパトロールも行っているところでございます。
また、先ほど部長からも説明がありましたが、昨年度より嵐北地区の道路や水路、公園の
維持管理を包括的に民間業者に委託する
取り組みを始めており、その関係も維持係で担当しております。
4ページの頭に記載がございますが、その他の
事務分掌といたしまして、
営業戦略室長からも説明申し上げましたとおり、かわ
まち交流拠点施設、競馬場跡地で三条防災ステーションがあるところですが、ここはミズベリング三条として国の指定を受け、水辺の新しい活用の可能性を考え、新たな賑わいの場を創り出していく
取り組みが今年度から動き出しているところでございます。その取りまとめにつきましても、実質的には今年度からでありますが、昨年度の検討段階から建設管理係にて担当しているところでございます。
それでは、4の
事業計画等につきまして、重立ったところを説明申し上げます。8款1項1目土木総務費のうち社会資本包括的
維持管理事業費につきましては、ことし2年目を迎える嵐北地区の
維持管理の包括的な民間委託を引き続き進めるとともに、平成31年度以降の区域拡大等に向けまして現在の包括業務の評価、検証の検討を進めていくものでございます。
一般経費につきましては、除雪を初めとした社会資本の
維持管理や災害復旧を担っていただく必要がある建設業者のオペレーター等の技術者を育成していくために、大型特殊免許や建設機械の技能講習等に必要な費用を2分の1の範囲内で補助しているもののほか、各種期成同盟会等の負担金を計上させていただいているものでございます。
8款2項1目道路橋梁総務費のうち道路管理費につきましては、民間の損害保険の掛金を初めJR三条駅脇にございます上空通路のエレベータの保守管理、また市道認定や土地を寄附していただくときに必要となる測量等の委託料を見込んでいるものでございます。次の街灯管理費のうち⑤、器具借上料の3,805万2,000円は、10年リースしている市内約1万4,000灯のLED灯具のリース料となっているものでございます。
5ページにお移りいただき、表の2段目の認定外道路・私道舗装補助金でございますが、これは市道以外の道路の舗装を地域により行う際に2分の1の範囲内で補助するもので、平成30年度は西大崎三丁目、名下、荻堀地内の3件について事業を行うものでございます。
8款2項2目道路維持費につきましては、舗装の修繕に要する費用のほか、道路照明や地下道の電気代等を計上しているものでございます。
8款2項3目道路新設改良費につきましては、道路改良事業費及び河川改修関連道路整備事業費の2つがございまして、道路や橋梁の改良整備を行う際の調査設計から土地の購入や物件の移転補償、工事に要する費用等を見込んでいるものでございます。なお、道路改良事業費のところに幾つか市道名を記載してございますが、須頃地区におきまして県央基幹病院周辺で行います都市計画道路下須頃上須頃線、市道大島164号線は今年度事業着手となるほか、栄地域の
工業流通団地で行います(仮称)市道
工業流通団地1号線につきましては、あわせて今年度より事業に着手するものでございます。中ほどにございます信越本線踏切整備負担金につきましては、ことし3月27日の市道矢田中曽根新田線開通に伴い、JRが既存踏切の撤去工事を行う際の市負担金として計上させていただいているものでございます。
6ページの8款2項4目橋梁維持費につきましては、道路法で義務づけられております橋梁点検に要する費用で今年度は107橋分として3,000万円、また過年度に点検して修繕が必要となった橋梁の設計委託費用や、4橋分の修繕のための工事費用等を計上させていただいているものでございます。
一段飛びまして、8款2項6目雪害防除費は冬期の除雪や消雪パイプの管理、整備等に係る費用でございますが、そのうち地元、地域に補助するものが2つございます。記載順と逆になりますが、消雪施設整備費のうち市道消雪施設工事費補助金は、地元消雪パイプ組合等が市道に消雪パイプを整備する際に2分の1の範囲内で工事費用を補助するもので、消雪施設管理費の②、市道消雪施設稼動費補助金は、このように地元消雪パイプ組合等が市道に設置した消雪パイプの電気代を予算の範囲内ではございますが全額補助するものでございます。
次に、7ページをお願いいたします。8款2項7目交通安全施設整備事業費につきましては、歩道設置工事のほか、防護柵や区画線、カーブミラーの整備により安全で安心な道路空間の確保を進めるものでございます。
8款3項2目用悪水路費は、排水ポンプ場や排水路の管理、補修に要する費用や排水路の新設改良に要する費用でございます。
8款3項3目水害対策費のうち水害対策事業費は、西本成寺一丁目地内のマルイ前の市道の下に整備する雨水貯留施設に要する費用や、大面川の大面、北潟地内の氾濫対策として調整池を検討するための測量委託費用を見込んでいるものでございます。緊急内水対策事業費は、これまで須頃地区で進めてきた内水対策事業ですが、この事業は本年度で完了するために必要な費用を計上させていただいているものでございます。
8ページをお願いいたします。8款4項2目公園費は公園の施設管理と整備に要する費用となってございます。
次に、8款4項3目緑化推進費は緑化の啓発と推進を図る事業でございますが、緑化普及費の緑化普及事業補助金は、地域の方々のボランティアにより道路沿いに花のある町並みづくりを進めていただく際に、花苗等の費用を補助するものでございます。緑地管理費の②、手数料は五十嵐川の除草や緑地の遊具点検の費用となります。裏面9ページの緑地整備費は公共施設跡地利用等による緑地整備により市民に身近な安らぎの場を提供するもので、歩く指標の展示物はスマートウエルネス三条の一貫としまして、北三条駅から歩く際の目印となるものを設置するものでございます。また、工事請負費100万円は、五十嵐川に地域の人たちの協力で野芝を張っていただきますが、そのための基盤整備を行うものでございます。
最後に、資料にはございませんが、口頭で一点、
債務負担行為について説明いたします。これは、
県央土地開発公社が住宅団地の造成事業資金として借り入れする資金につきまして、その借入先に対し債務保証することができるものでございます。期間は平成30年度の1年間、限度額は4億4,209万2,000円でございます。
以上、駆け足となりましたが、建設課の説明とさせていただきます。ありがとうございました。
○(
渡辺建築課長) 引き続きまして、建築課の
所管事務概要について説明いたします。
10ページの建築課の概要でございます。1、建築課の組織図は課長、課長補佐、審査指導係と建築係の2係で
一般任用職員を含めまして合計12人でございます。審査指導係は係長1人、係員2人、
一般任用職員1人、合計4人でございます。先ほど建設部長が説明いたしましたが、特定行政庁を所管しておりまして、課長、課長補佐、係長の3人が建築主事を兼ねておるところでございます。建築係は係長1人、主査1人、係員4人、合計6人でございます。
2、
行政組織規則の
事務分掌でございますが、主な事務を説明させていただきますと審査指導係は(1)、建築物等の確認及び検査に関することから1ページおはぐりいただきまして11ページの(10)、浄化槽の構造基準に関することまでが建築基準法に基づく事務でございます。他に主なものとして(12)、建築物の耐震改修の促進に関する法律に関すること、(16)、長期優良住宅の普及の促進に関すること、(17)、三世代同居推進リフォーム資金利子補給金に関することでございます。
12ページをごらんいただきまして、建築係の主な事務といたしましては、(1)、市有建築物等の新築、改築及び修繕に関することで、本年度におきましてはスポーツ・文化・交流複合施設、新一般廃棄物最終処分場、旧三条小学校解体工事、実学系
ものづくり大学及び医療系高等教育機関など他課から設計監理監督の依頼を受けているものでございます。
3、
事業計画、事業(事務)状況等の概要でございますが、8款土木費、1項土木管理費、2目建築指導費、事業名建築指導費160万9,000円は建築物等の確認、検査、定期報告等の業務に関する経費で、主なものといたしましては定期報告業務委託料38万9,000円で、特殊建築物定期報告の業務委託料でございます。
事業名建築営繕費92万3,000円は、市有建築物の設計、監理、調査の業務に関する経費で、主なものといたしまして電算機器借上料30万1,000円は、建築CADシステム7台分のリース料でございます。
8款5項1目住宅管理費、事業名木造住宅耐震化事業費459万7,000円、①、木造住宅耐震診断259万7,000円のうち木造住宅耐震診断委託料176万7,000円は、木造住宅にお住まいの高齢者のみ等の世帯の耐震診断19件分を、木造住宅耐震診断費補助金83万円は、一般世帯分の耐震診断の補助10件分を、②、木造住宅耐震改修200万円は、木造住宅耐震改修費補助金4件分を見込んでいるものでございます。
事業名三世代同居推進リフォーム資金利子補給金178万9,000円は、平成27年から平成29年に申し込みをされた方の平成30年度の補給予定金130万3,500円と平成30年に新たに申し込みされる方の5件、48万5,500円の補給金を予定しているものでございます。
以上で建築課所管分の説明を終わらせていただきます。
○(
藤澤上下水道課長) 上下水道課の
所管事務概要につきまして説明申し上げます。
恐れ入りますが、お手元の建設部各課
所管事務概要の14ページをお開きいただきたいと思います。1、上下水道課の組織図でございますが、上下水道課の職員体制は課長、課長補佐、業務係、下水道工務係、水道工務係、維持係のほか、所管する施設といたしまして荒町ポンプ場、下水処理センター、浄化センター、浄水場で総数54人の体制となっております。
次に、2、
行政組織規則の
事務分掌ですが、各係、施設の主な事務内容について説明申し上げます。最初に、業務係は、下水道及び農業集落排水の使用料、分担金、負担金に関する業務と荒町ポンプ場、下水処理センター、浄化センターを含めた支出や庶務関係事務のほか、別途3、その他の
事務分掌で説明申し上げます水道事業に係る人事、給与、予算、庶務等の事務を行っております。
次に、15ページをお願いいたします。下水道工務係でございますが、公共下水道の計画と工事に関することや管渠施設の
維持管理、また現在農業集落排水事業を実施している地区はございませんが、既に供用を開始しております12地区の管渠施設の
維持管理などを行っております。
水道工務係と次のページの維持係につきましては、3、その他の
事務分掌で後ほど説明申し上げます。
次に、16ページをお願いいたします。各施設でございますが、荒町ポンプ場では嵐北地域の市街地から流入する排水の排出処理とともに、布施谷川ポンプ場の運転を新潟県から受託し、管理しておるところでございます。
次に、下水処理センターは、三条下水処理センターの雨水ポンプ場と汚水処理施設の運転、
維持管理業務及び栄、下田下水処理センターの汚水処理施設の運転、
維持管理業務並びに3処理区のマンホールポンプ等に関する
維持管理業務を行っております。
次に、浄化センターでございますが、下水処理センターにおいて対応しており、市内12カ所の農業集落排水処理施設及びマンホールポンプの汚水処理に関する
維持管理業務を行っております。
17ページをお願いいたします。3、その他の
事務分掌でございます。まず、業務係に属する
事務分掌でございますが、公印の管理、職員の任免、給与、手当の支給など職員の服務や身分、勤務条件に関すること、また予算の編成及び執行に関することや庶務などの事務を行っております。なお、平成25年度からメーター検針を初めとする水道料金の徴収業務など水道業務の一部を民間事業者へ業務委託し、水道お客さまセンターを開設しております。
次に、水道工務係でございますが、水道施設及び送配水管工事に係る設計、施工及び監督などに関すること、指定給水装置工事事業者の届出、指導監督などの事務を行っております。
18ページをお願いいたします。維持係でございますが、送配水管及び給水装置の修繕工事、工事用機器材等の
維持管理などの事務を行っております。
次に、浄水場でございますが、大崎浄水場、尾崎浄水場及び遅場浄水場に係る施設の
維持管理、取水、浄水、送水及び配水作業、水質検査及び水質保全などの事務を行っております。
続きまして、4、
事業計画、事業(事務)状況等の概要について説明申し上げます。19ページをお願いいたします。初めに、一般会計歳出予算事業についてでございます。緊急内水対策事業費4億2,350万円でございますが、嵐南地区における集中豪雨に伴う浸水被害の軽減を図るため、緊急内水対策事業、新通川沿線排水路整備事業の工事請負費として、排水路等の整備5路線868メートルで2億6,500万円、ガス・水道管移設補償金1億2,150万円ほかを予定しております。また、荒町ポンプ場費の
維持管理につきましては、建屋本体屋根塗装修繕ほかを予定しております。
続きまして、中段からの農業集落排水事業特別会計歳出予算事業でございます。一般経費3,534万円、地方公営企業法適用化業務504万9,000円のうち地方公営企業法適用支援業務委託料349万8,000円、公営企業会計システム導入費の148万9,000円は、平成32年度より公営企業会計制度へ移行するための地方公営企業法適用化業務に係る経費でございます。下水道接続促進事業のうち下水道等接続工事費助成金210万円は、下水道の普及、拡大とともに生活環境の改善を図るため低所得世帯への下水道接続工事費を助成するもので、生活保護世帯では上限額を60万円として対象工事費の全額、住民税非課税世帯では上限額を30万円として対象工事費の2分の1に相当する額を助成するものでございます。
20ページをお願いいたします。次に、農業集落排水施設費1億4,345万6,000円は、本成寺南部地区ほか11施設の
維持管理に係る電気使用料、
施設修繕料等の経費でございます。なお、機能強化事業として本成寺南部地区において実施設計委託料450万円を、維持適正化事業の計画調査業務委託料として本成寺南部地区70万円、大潟地区300万円を、低コスト型更新支援事業として本成寺西部、川通、外谷、五百川、中谷地区において最適整備構想策定業務委託料160万円をそれぞれ計上しております。これらは、老朽化施設の長寿命化と施設の安定的な利用とライフサイクルコストの最小化を図るため、平成30年度に必要な調査、計画策定等の委託をさせていただくものでございます。
続きまして、21ページをお願いいたします。公共下水道事業特別会計歳出予算事業でございます。総務関係費4,530万4,000円のうち地方公営企業法適用支援業務委託料699万6,000円、公営企業会計システム導入費297万7,000円は、農業集落排水事業特別会計で説明申し上げましたように公営企業会計制度へ移行するための費用でございます。
次の下水道等接続工事費助成金につきましても、農業集落排水事業特別会計で説明申し上げましたものと同様でございます。
次に、公共下水道下水処理センター費1億4,991万9,000円は、同センターの
維持管理を行うもので、主な経費といたしまして施設修繕料810万円は機械式曝気装置修繕ほか、施設管理業務委託料9,396万円は雨水ポンプ場、三条下水処理センターの運転管理の委託料でございます。特定環境保全公共下水道下水処理センター費9,176万6,000円は栄、下田の両下水処理センターの
維持管理経費で、施設修繕料1,340万円は下田下水処理センターの凝集混和槽修繕ほか、施設管理業務委託料6,063万4,000円は栄及び下田下水処理センターの運転管理委託料等でございます。
次に、中段の公共下水道管渠維持費2,496万7,000円は、三条処理区の管渠の
維持管理を行うもので、主な経費は工事請負費1,957万4,000円、荒町第2雨水幹線等の転落防止柵更新工事ほかでございます。特定環境保全公共下水道管渠維持費2,317万円は栄、下田処理区の管渠の
維持管理を行うもので、工事請負費412万3,000円はマンホール周り舗装補修工事等でございます。
次に、公共下水道建設費3億261万9,000円の主な経費として、汚水施設整備事業では工事請負費のうち公共ます設置工事に500万円、長寿命化対策事業として耐震診断業務委託料3,800万円、下水道長寿命化対策計画作成委託料1,810万円、工事請負費2億3,120万円は雨水ポンプ場のナンバー1、ナンバー3雨水ポンプに係る機械、電気設備工事などを行うものでございます。
次に、特定環境保全公共下水道建設費1億1,338万6,000円は、栄処理区及び下田処理区の管渠整備費でございます。工事請負費6,630万円は、長沢地内県道橋梁添架工事ほかでございます。長寿命化対策として、耐震診断業務委託料3,500万円は下田下水処理センター管理汚泥棟、水処理棟に係る耐震診断業務委託でございます。
続きまして、水道事業について若干説明いたします。水道事業は、三条市が経営している公営の企業でございまして、現在は五十嵐川を水源として大崎浄水場、遅場浄水場で浄水をつくり、また三条地域水道用水企業団から浄水を受水することにより、それを各家庭にお届けして得た給水収益を初めとする事業収益により賄われているもので、独立採算制を基本として事業経営を行っております。なお、本年度における主な建設改良費については、浄水施設の主な経費としまして遅場浄水場水源地侵入防止柵設置工事ほかに1,376万4,000円を予定するとともに、配水管布設がえ工事費は石綿セメント管、老朽管布設がえ工事として施工延長1,810メートル、1億6,325万円を、また道路改良工事等に伴う関連工事ほかとして施工延長1,869メートル、4億7,046万6,000円を予定しております。
その他、消火栓施設費といたしまして900万円を予定しております。
以上で説明を終わらせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
――
――――――――――――――――――――――――――――――
○(
山田富義委員長) これより質疑を行います。
○(坂井良永委員) 尾崎浄水場は、管理費がかなりかかるので閉鎖してしまわなければという話を以前聞いたと思うんですけども、これはまだ生きているんですか。
○(
藤澤上下水道課長) 御指摘のとおり今は生きておりませんが、施設がまだ残存しておりますので
維持管理等を行っております。
○(
山田富義委員長) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○(
山田富義委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。
――*――*――*――*――*――*――*――*――*――*――
○(
山田富義委員長) 以上で本日の
経済建設常任委員協議会を閉会いたします。
閉 会 午前11時04分
以上会議の次第を記載し、常任委員協議会運営等要綱第4条第1項の規定により、ここに記名押印する。
経済建設常任委員会
委 員 長 山 田 富 義...