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  1. 三条市議会 2018-03-15
    平成30年経済建設常任委員会( 3月15日)


    取得元: 三条市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-27
    平成30年経済建設常任委員会( 3月15日)                  経済建設常任委員会記録                   (第2日目) 1 日   時  平成30年3月15日(木)午前10時 1 場   所  第3委員会室 1 出席委員   坂井良永委員長 河原井拓也副委員長          下村喜作 森山 昭 杉井 旬 山田富義 西川重則 1 欠席委員   伊藤得三 1 説明のための出席者          長谷川経済部長 恋塚営業戦略室長 小林次長                  五十嵐商工課長 瀬戸主幹 片野課長補佐                  藤澤農林課長 藤家課長補佐                  清水農業委員会事務局長          大山建設部長  太田建設課長 吉田・笹倉両課長補佐                  渡辺建築課長                  鈴木上下水道課長 馬場・阿部両課長補佐 渋川大崎浄水場長                           味田三条下水処理センター副主幹 1 職務に従事した議会事務局職員          駒形事務局長 坂内係長 澁谷主事
    1 事   件  第1日目会議録記載のとおり 1 審査の経過及び結果                               開  会 午前10時00分 ○(坂井良永委員長) これより、本日の会議を開きます。  ただいまの出席委員数は7名であります。  直ちに審査に入ります。 ――*――*――*――*――*――*――*――*――*――*―― ●議第1号、議第5号から議第11号、議第27号から議第29号、報第1号及び報第2号の以上13件一括上程 ○(坂井良永委員長) 議第1号、議第5号から議第11号、議第27号から議第29号、報第1号及び報第2号の以上13件一括上程いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第1号 平成30年度三条市一般会計予算 ○(坂井良永委員長) 昨日に引き続き、議第1号 平成30年度三条市一般会計予算を議題といたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆第1表歳出、第8款土木費について ○(坂井良永委員) 本日は、第8款土木費から行います。順次提案理由の説明をお願いいたします。 ○(太田建設課長) 初めに、債務負担行為の説明を申し上げたいと思います。予算書の7ページ目をお開きいただきたいと思います。第2表、債務負担行為、番号は5番でございます。これは県央土地開発公社が住宅団地造成事業資金として借り入れする資金について、借入先に対し債務保証することができるもので、期間は平成30年度の1年間、限度額は4億4,209万2,000円でございます。  次に、第8款土木費について説明申し上げます。予算書につきましては、184ページをお願いいたします。また、委員会資料ナンバー10を御用意いただきまして、主な事業について委員会資料に基づいて説明させていただきたいと思います。  8款土木費、1項土木管理費、1目土木総務費、全体の予算額は3億8,508万3,000円でございます。事業番号020社会資本包括的維持管理事業費6,105万6,000円でございますが、社会インフラの効率的、安定的な維持管理を継続するため、本年度から嵐北地区の一部地域で行っている維持管理業務を包括的に行うほか、区域の拡大に向けた検討を行うものでございます。社会資本包括的維持管理業務委託料につきましては、2年目となる受託者に対し5,091万8,000円、また社会資本包括的民間委託導入支援業務委託料につきましては、国の事業である先導的官民連携支援事業を活用しまして、現在取り組んでおります包括業務の評価や検証を行い、平成31年以降の区域拡大に向けた検討を行うものでございます。  事業番号030一般経費でございます。事業費702万5,000円、技術者資格取得支援事業につきましては、市内の建設業者等が従業員等に対し、大型特殊免許や車両系建設機械の技能講習等、資格を取得させる場合に市から補助を行うものでございます。技術者資格取得支援事業補助金といたしまして200万円、またそのほか各同盟会の負担金がございます。  委員会資料2ページ目をごらんいただきたいと思います。2項道路橋梁費、1目道路橋梁総務費でございます。予算額は1億703万円でございます。予算書は189ページとなります。事業番号010道路管理費としまして3,165万4,000円、損害保険料の152万3,000円につきましては、損害賠償請求の保険料でございます。また、施設設備保守管理委託料94万7,000円につきましては、JR三条駅脇にあります上空通路に上がるエレベーターの保守管理委託料でございます。道路関係調査委託料190万円につきましては、新たに市道認定等が出てくる場合の測量等の調査委託料でございます。  次に、事業番号020街灯管理費、事業費6,979万8,000円でございます。器具修繕料650万円につきましては、街灯の灯具や小柱の建てかえに要する費用でございます。また、器具借上料3,805万2,000円につきましては、LED化を進める灯具の10年リースの年間払いの費用でございます。  次に、事業番号030街灯整備事業費400万円でございますが、市内の街灯のLED化を進める中で明るいまちづくりを進めていくものでございまして、工事請負費400万円は新規に設置する50基相当分の予算を計上させていただいたものでございます。  事業番号040認定外道路・私道舗装補助金157万8,000円につきましては、地元自治会等から要望が出てきました認定外道路等の舗装に対する補助金でありまして、来年度は3件、具体的には西大崎三丁目地内、名下地内、荻堀地内を予定しております。  次に、委員会資料3ページ目をごらんいただきたいと思います。予算書は189ページからになります。事業番号010道路維持費5億442万1,000円でございます。市内の道路の舗装状態を勘案した上で、適宜補修を行っていくものでございます。  3目道路新設改良費、全体事業費9億7,822万円でございます。予算書は191ページとなります。事業番号020道路改良事業費9億4,465万円につきましては、市道大島164号線、(仮称)市道工業流通団地1号線、市道矢田中曽根新田線、市道森町中浦線、市道中谷線などの道路改良を行うものでございまして、ただいま申し上げました事業の位置図等につきましては、委員会資料の8ページ以降につけてございますので、後ほど参考にごらんいただければと思います。測量設計委託料8,550万円、また用地測量委託料の2,200万円につきましては、基幹病院関連で整備いたします市道大島164号線の設計並びに測量の委託料でございます。また、遺跡発掘調査業務等委託料5,000万円につきましては、森町院内線の遺跡発掘調査の委託分でございます。信越本線踏切整備負担金5,280万円につきましては、昨日も説明させていただきました矢田中曽根新田線の2カ所の既存踏切撤去に係るJRへの負担金でございます。  次に、事業番号030河川改修関連道路整備事業費2,000万円でございますが、県が行います新通川改修事業にあわせまして、木橋であります宮裏橋のかけかえをコンクリート橋にグレードアップする分の費用負担でございます。  委員会資料の4ページ目をお願いいたします。予算書では191ページとなります。4目橋梁維持費、全体事業費としまして2億1,940万8,000円、事業番号010橋梁維持費2億1,940万8,000円、同額でございますが、これにつきましては老朽化が進む橋梁の点検及び修繕を行っていくものでございます。道路橋基礎データ収集委託料3,000万円につきましては、来年度107橋の橋梁点検を予定しているものでございます。また、実施設計委託料1,700万円につきましては、過年度に点検を行い、修繕が必要な橋梁につきまして実施設計を行うものでございます。工事請負費の1億7,000万円につきましては、来年度神明橋、嵐南跨線橋、古関橋、東三条駅近くの歩道橋の4橋を予定しているところでございます。  5目舗装事業費1,320万円でございます。事業番号010舗装新設事業費でございます。塚野目地内、吉野屋地内、長野地内ほかで舗装の新設を行うものでございます。  6目雪害防除費6億9,639万6,000円でございます。事業番号020除雪業務費1億9,255万1,000円につきましては、除雪委託業者への除雪委託料1億5,000万円のほか、除雪ドーザーを2台新規購入するため2,400万円ほかを計上させていただいているところでございます。  事業番号030消雪施設管理費1億2,862万4,000円につきましては、冬前に行います消雪パイプノズル調整委託料として4,560万円、また地元消雪組合等により市道に設置された消雪パイプの稼働に係る電気料金の補助金として、市道消雪施設稼働費補助金として3,200万円を計上させていただいてございます。  委員会資料の5ページ目をお願いいたします。事業番号040消雪施設整備費3億5,522万5,000円でございます。老朽化しています消雪パイプの施設を計画的に修繕するもので、具体的にはパイプの打ちかえ等を行い、機能の維持を図るものでございます。なお、市道消雪施設工事費補助金1,552万5,000円につきましては、地元消雪組合等による市道の消雪施設設置に補助するもので、来年度は4件を見込んでいるところでございます。  事業番号050地盤沈下調査費540万円につきましては、地下水調査委託料として490万円、市内に4カ所ございます地下水観測井戸の調査費並びに5年に1度行っています水準測量を平成30年度に行うことによりまして、過年度よりも増額しているものでございます。  7目交通安全施設整備事業費、全体事業費は3,467万6,000円でございます。予算書193ページになりますが、事業番号020交通安全施設整備事業費2,950万円につきましては、高齢者や障がい者等に配慮した安心、安全で快適な歩行空間の整備を推進するということで、具体的にはカーブミラーや歩道、また区画線や防護柵の設置を行うものでございます。施設修繕料の300万円につきましては、老朽化したカーブミラーの建てかえを見込んでいるものでございます。  次に、3項河川費、2目用悪水路費、予算書は195ページとなります。全体事業費8,338万3,000円、事業番号010用悪水路管理費5,538万3,000円につきましては、排水ポンプ場や排水路の管理に要する費用でございます。排水路江渫い委託料2,500万円につきましては、通常の管理では対応し切れないような主要排水路の大規模な江ざらいを予定しているものでございます。工事請負費500万円につきましては、排水路等の修繕費でございます。  事業番号020用悪水路新設改良事業費2,800万円につきましては、平成30年度は市内8カ所、延長でいいますと約320メートルで用悪水路の新設を行いたいと考えているところでございます。  委員会資料6ページ目をお願いいたします。3目水害対策費7億9,900万円でございます。事業番号010水害対策事業費3億4,050万円につきましては、大雨時に主要河川への排水をスムーズに行うための整備やそのための調査を行うものでございまして、測量設計委託料につきましては西本成寺一丁目地内で行われます整備の設計並びに大面川の氾濫対策を検討する上での測量の委託料でございます。また、工事請負費2億9,150万円につきましては、西本成寺一丁目地内の整備などに充てる予定でございます。  事業番号020緊急内水対策事業費3,500万円につきましては、現在須頃郷地区で行っております内水対策事業の費用でございます。須頃郷地区の内水対策につきましては、平成30年度の完了ということで整備を進めているところでございます。  次に、4項都市計画費、2目公園費、予算書は197ページをお願いいたします。事業番号010公園施設管理費1億1,446万7,000円につきましては、しらさぎ森林公園、中浦ヒメサユリ森林公園、保内公園及びかわまち交流拠点施設などの管理を行うものでございます。施設修繕料1,100万円につきましては、しらさぎ森林公園の花菖蒲園の土砂入れかえなどを行うものでございます。また、指定管理料4,572万3,000円につきましては、中浦ヒメサユリ森林公園及び保内公園の指定管理料でございます。  昨日、杉井委員よりかわまち交流拠点施設の指定管理料等についてお問いがございましたが、かわまち交流拠点施設を舞台に行いますミズベリング三条の取り組みにつきましては、平成30年度から建設課が所管する形となりまして、イベント業務委託料の484万円、またその下段にありますが、器具借上料495万3,000円のうち495万円をそれに充てる予定となってございます。  次に、7ページ目をお願いいたします。事業番号020公園施設整備費1億1,940万円でございます。こちらについては、しらさぎ森林公園や憩パーク嵐南、原城山公園及びかわまち交流拠点施設などの整備を行うものでございまして、工事請負費1億1,190万円、庁用器具費650万円のうち合わせて2,700万円は、先ほど申しましたミズベリング三条の施設整備をイベントと一緒に行うことによって新たなにぎわいを創出していきたいと考えているところでございます。  3目緑化推進費でございます。予算書は199ページをお願いいたします。全体事業費が4,989万5,000円でございまして、事業番号010緑化普及費161万1,000円につきましては、緑化普及事業補助金として、地域の方々による道路沿いの花の植栽維持管理に際して花苗等の費用を補助するものでございます。  事業番号020緑地管理費4,368万4,000円のうち手数料767万2,000円につきましては、五十嵐川河川敷の除草や緑地にあります遊具の点検に対する手数料でございます。  事業番号030緑地整備費460万円につきましては、公共施設の跡地利用等による緑地の整備によりまして、身近な安らぎの場を提供するということで進めているものでございまして、展示物等作成委託料300万円につきましては、スマートウエルネスの取り組みの一環としまして北三条駅前から歩く際の目印となるものを設置するものでございます。また、工事請負費100万円につきましては、地域の方々の協力により五十嵐川河川敷に芝を張っていただくことを行っておりますが、これを張る際の基盤整備、土壌の準備をするもので100万円を計上しているものでございます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○(渡辺建築課長) 続きまして、建築課所管分について説明させていただきます。予算書186ページ、187ページ及び委員会資料ナンバー11をあわせてごらんいただきますようお願いいたします。  8款土木費、1項土木管理費、2目建築指導費、本年度予算額253万2,000円でございます。右の説明欄をごらんください。事業番号010建築指導費160万9,000円でございます。建築物等の確認、検査、定期報告等の業務に関する経費で、主なものといたしましては13節定期報告業務委託料38万9,000円で、特殊建築物定期報告の業務委託料でございます。  次に、事業番号020建築営繕費92万3,000円でございます。1ページおはぐりいただきまして、189ページの説明欄をごらんください。市有建築物の設計、管理、調査の業務に関する経費で、主なものといたしまして14節電算機器借上料30万1,000円は、建築CADシステム7台分のリース料でございます。  次に、予算書202ページをお願いいたします。8款土木費、5項住宅費、1目住宅管理費でございます。本年度予算額1億1,076万円のうち建築課所管分は638万6,000円でございます。予算書203ページの説明欄の右下をごらんください。事業番号050木造住宅耐震化事業費459万7,000円のうち、13節木造住宅耐震診断委託料176万7,000円は木造住宅にお住まいの高齢者のみ等の世帯分の耐震診断19件分を、19節木造住宅耐震診断費補助金83万円は一般世帯分耐震診断の補助10件分を、同じく19節木造住宅耐震改修費補助金200万円は耐震改修補助4件分を見込んでいるものでございます。  1ページおはぐりいただきまして、予算書205ページの説明欄の右上をごらんください。事業番号060三世代同居推進リフォーム資金利子補給金178万9,000円は、平成27年から平成29年に当該事業に申し込みされた方の平成30年度の補給予定金130万3,500円と、平成30年に新たに申し込みされる方の5件分、48万5,500円の補給を予定しております。  以上で建築課所管分の説明を終わらせていただきます。御審議の上、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○(鈴木上下水道課長) 引き続き、上下水道課所管分につきまして説明申し上げます。予算書の194ページ、195ページをお願いいたします。あわせて委員会資料ナンバー12、平成30年度三条市一般会計歳出予算事業費資料をお願いいたします。  8款土木費、3項河川費、3目水害対策費の事業番号030緊急内水対策事業費、上下水道課分の4億2,350万円は、新通川の河川改修にあわせて行う沿線の雨水排水路等の整備に要する経費でございます。事業の内容等について説明申し上げます。実施設計委託料は、排水路整備工事に係る業務委託料として1,700万円、工事請負費は、排水路整備工事費として2億6,500万円、ガス・水道管移設補償金は1億2,150万円を予定しております。  資料の裏面をお願いいたします。実施予定箇所図でございます。図面に太線でお示ししました5路線、工事総延長868メートルを予定しております。  恐れ入りますが、予算書にお戻りいただきまして200ページ、201ページをお願いいたします。4項都市計画費、4目公共下水道費、予算額13億5,606万6,000円でございます。説明欄の事業番号010公共下水道事業特別会計繰出金は、一般会計から公共下水道事業特別会計への繰出金で13億5,596万3,000円でございます。  事業番号020下水道施設等整備基金費は、基金への積立金10万3,000円でございます。  次に、5目荒町ポンプ場費、予算額6,502万2,000円でございます。事業番号020荒町ポンプ場費1,913万4,000円でございます。主な内容でございますが、11節施設修繕料600万円は、建屋本体屋根塗装修繕費などでございます。  以上で上下水道課所管の説明を終わります。御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(坂井良永委員長) これより質疑を行います。 ○(森山 昭委員) それでは、予算書195ページの3目水害対策費、事業番号010の中の測量設計委託料、これは大面川の調査測量の委託料もあるということなんですけど、昨年12月の一般質問で市長は前向きな答弁をされて、地元の人たちも大変喜んでいます。ただ、こういった水害対策は本来でしたら県が行うべきなんだと、中にはそういった答弁もあったんですけど、これから県とのかかわりはどういった形になっていくんでしょうか。伺います。 ○(太田建設課長) 現在調整池のようなものを考えている事案につきましては、上流域に県の砂防指定区域がございます。他方、大面川そのものについては、その上流は市の管理、下流に行くと土地改良区とございます。そういう中で、県の砂防事業に関連する調整であったり、あるいはそことうまく調整していく上でどういう施設が最も望ましいのかというところを協議していきたいと考えているところでございます。 ○(森山 昭委員) これから調査測量に入るということなので、これから順次煮詰めていくんでしょうけど、3つある砂防ダムはほぼ満杯になっているんです。その対応はどういった形になるのか考えているんでしょうか。 ○(太田建設課長) 砂防ダムが結構堆積しているという御指摘でございますが、以前に県といろいろ協議したとき、県の認識としてまだ満杯になっていないのではないかという意見もあったところでございます。そこら辺も含めて、砂防施設側との調整でどういう整備ができるのかも含めて協議を進めていきたいと思っております。 ○(森山 昭委員) 県は満杯になっていないという認識ッッ地元ではもう満杯だと、そういった認識なんですけど、砂防ダムは満杯になると土砂撤去があるんでしょうか。 ○(太田建設課長) 砂防ダムの機能が確保できなければ撤去という方法もあるでしょうし、場合によっては別の場所に類似の施設をつくるということもあると思います。ケース・バイ・ケースであるかなと思っております。 ○(森山 昭委員) 地元では大変な期待を持っているようなんで、水害にならないような対策をちゃんとこれから考えていっていただきたいと思います。  それからもう一点、除雪の関係でちょっとお聞かせ願います。きのう道路脇にある反射式のポールとか、そういったものが物すごくいっぱい傷んでいるといった発言をしたんですけど、もう一つ、ことし自分の車で走っていると、スノーポールが物すごく少ないんです。それがないために、反射板があるポールを全部ドーザーで押して傷めているみたいな形が見えるんですけど、スノーポールの設置はどういう形になっているんでしょうか。ことし見ていると、何かちょこっとしかなくて、全く設置していない路線もあるようなんで、そういったところは特に傷みがひどいんですけど。 ○(太田建設課長) 例年に比べてスノーポールが少ないという認識をしておりませんでしたので、事実関係を確認しつつ、またスノーポールは除雪する際に目安となるものでありますので、適宜除雪業者と意見交換もしながら、どういうところに必要かということも含めて検討してまいりたいと考えております。 ○(森山 昭委員) 車で走ってみると、スノーポールがあるところはそういった施設がちゃんと見えるもんですから、やっぱり全く傷んでいないんです。ことしは雪がいっぱい降ったということで、スノーポールがないところの道路方にある反射板なりポールが物すごくいっぱい傷んでいるんです。車で通るとき、前はもっといっぱいスノーポールがあったはずだがなと思って見ているんですけど、設置の基準は何か特別にあるんですか。 ○(太田建設課長) こういうところにつけなさいという明確な基準はないという認識でございます。除雪作業のために必要なものでありますから、除雪の作業に従事される業者とか直営で行う職員等も含めて、どこに設置すべきか検討していきたいと考えております。 ○(森山 昭委員) スノーポールの設置は、除雪業者が独自でやっているものなんでしょうか、それとも市の委託でやるんですか。 ○(太田建設課長) 市が委託して行っています。 ○(森山 昭委員) 見ていると、ことしは物すごく少ないようで、それでなおさら傷みが余計にあるんじゃないかなという気がするんで、そういったところをこれからまた除雪業者としっかり打ち合わせしていってほしいなと思います。そしてもう一つ、大分きれいに除雪している業者、全くちょっといまいちだなといった業者で大分差があるというような話を聞いているんですけど、除雪業者への対応、指導はどういった形になっているんでしょうか。 ○(太田建設課長) 例年除雪業者に対してはシーズン前に会議を行って、除雪の出動基準であったり、そういうところをきちんと打ち合わせているところでございますけども、今冬の大雪の状況を受けまして、委員御指摘のような評判といいますか、私どもの耳にもいろいろ入ってきていますし、市民の皆様からいろいろ御意見をいただいているところでございますので、そういう意見があったということを業者とも共有していく、また除雪技術の向上という意味では、現在市で行っています除雪資格取得支援の補助制度であったりとか、そういう講習を受講していくようにも訴えかけていきたいと考えているところでございます。 ○(森山 昭委員) 除雪業者が足りないという部分もあるのかもしれませんけど、能力以上に路線をいっぱい受託してとにかく手が回らないといった話を大分聞いて、栄地域の中でもある住宅団地にはほとんど除雪に行っていなかったと、そういった話も耳に届いています。これからの除雪業者の確保をどういった方向で考えているんでしょうか。 ○(太田建設課長) 今回の大雪のように、連日降り続く、また気温が上がらず解けないという状況で、除雪業者の手が足りないということについては私どもも感じているところでございます。大綱質疑での市長答弁にありましたように、それも含めまして今後どのような形でッッ通常の雪降りの時期においては恐らく今の体制で足りると思っていましたけれども、大雪が降った際にどうするべきか。例えば、もともと除雪の契約をしていなかった業者に新たに協力していただいて、除雪路線を担ってもらったりとか、そういうことも今回行ってまいりましたので、そういう手法、あり方も含めてまた検討していきたいと考えているところでございます。 ○(森山 昭委員) たしか昨年、除雪の協力業者を大分募集したというような話も聞いたんですけど、手を挙げられた業者、企業はいっぱいあるんでしょうか。 ○(太田建設課長) ざっくりで大変恐縮ですが、五、六者から話があったという認識でございます。 ○(山田富義委員) 予算書185ページの社会資本包括的維持管理業務委託料の部分なんですが、最近地元の自治会長さんも、これから包括に行ってきますという話を聞いているんで、大分定着したかと思うんですが、この1年間、どのくらいの要望があったんですか。 ○(太田建設課長) 直近のデータがあればよかったんですが、今手元にあるのが11月末現在のものでございます。いろいろ御意見いただいたものが全体で218件ございました。 ○(山田富義委員) いろいろ話を聞いていますと、草刈りとか泥上げとか、少額で簡単なようですけども、実際どういう内容なのか把握していますか。 ○(太田建設課長) 全体の約半数を占めますのが舗装の修繕や側溝の修繕、補修で、道路そのものの補修が約半分を占めているところでございます。 ○(山田富義委員) 今のところ、たしか50万円以下だったと思うんですけども、側溝の修理なんていうとやっぱり100万円近くになると思うんです。そういったものをもう少し拡大する予定はありませんか。 ○(太田建設課長) もともとこの事業は、日常的な維持管理を業者にやっていただこうというところで、一つの目安として50万円と定めたところでございます。その金額が大きくなればなるほど業者さん全体として作業の総数が減ってくることになりますので、できるだけ細かい仕事をたくさんしていただいたほうが業者にとっていいのかなとも思っていたところですが、そこはまた今後受託いただいている業者との意見交換であったり、先ほど申し上げました来年度の官民連携支援事業で行います現在やっている包括事業の評価において、反映していきたいと考えているところでございます。 ○(山田富義委員) これも自治会長さんから話を聞いているんですけども、とにかく足が速いと言っていました。要望を出すと1週間以内で見てくれると。場合によっては、見てくれてから大体10日か2週間ぐらいでやってもらえたと喜んでいるわけなんですが、その辺が行政と違うところです。そんなことで喜んでいまして、やっぱり身近な問題ですので本当に大事なんですけども、その次の質問の中に入ってくるかと思うんですが、包括的維持管理を国からの補助で平成31年から拡大したいということなんですけども、どの地域を拡大しようと思っていらっしゃいますか。 ○(太田建設課長) 具体にこの地域をというところまでは現在まだ検討が行き着いてございませんが、まずは今の嵐北地域の一部を拡大するのか、その他のエリアで拡大するのかということについて、今後関係業界の皆さん等の意見をお聞きしながら検討していきたいと考えているところでございます。 ○(山田富義委員) こういう細かい仕事で業者の採算がとれるかどうかなんていうことについて、意見を聞いてみましたか。 ○(太田建設課長) 細かい仕事で割に合うか合わないかというところについては、私はまだ直接聞いていないところであります。 ○(山田富義委員) 次に、予算書187ページの技術者資格取得支援事業補助金、これは当初1級の施工管理技士みたいなものをターゲットに補助するような感じだったんですが、そちらはやめて重機のほうだけになったんですか。 ○(太田建設課長) いわゆる土木施工管理技士の資格取得についても補助の対象としてございます。さらに、車両関係の免許取得であったり、技術講習受講についても補助の対象としているところでございます。 ○(山田富義委員) 200万円というと何人ぐらいですか。講習会とか資格を取るにはかなりッッ重機と施工管理とあって、重機のほうは何人とか、その辺はわかりますか。 ○(太田建設課長) それぞれの資格によって受講料や申し込み料が違うことは認識してございます。一例でございますが、1月末、2月頭現在の今年度の事業の申し込み状況としては、65人の方がこの事業の申請を行っておりまして、総額104万円余りとなっているところでございます。 ○(山田富義委員) 今の除雪の話との絡みでいいますと、市役所から重機の資格を取ってくださいという方向づけはしていますか。 ○(太田建設課長) 市から積極的にという意味ではありませんけども、冬だけではなく、できる限りオールシーズンでそういう作業がいろいろとできるような資格ということで広げております。その中で、除雪車のオペレーターという課題に対しても十分ここで対応できるかなと考えているところでございます。 ○(山田富義委員) 私が言っているのはそうなんです。土建屋さんが持っているショベルローダーと言うんですか、ショベルドーザーと言うんですかね、それを扱っている人は毎日それをいじっているんで、やっぱり除雪も上手なんです。除雪と含めて、そういう資格も取ってくださいよというふうにしてもらえばいいんじゃないかなと思うんですけど。 ○(太田建設課長) 関係する業界の皆様といろいろ意見交換する中で、そういうふうに訴えかけていきたいと思います。 ○(杉井 旬委員) 今のお話の件で、5,000万円の事業をやることについての調査研究に1,000万円というのは、これがもし三条市のものだったらとんでもない話なんですけど、国からの出向者に質問するのもちょっとあれですが、国が資金も出してくださるんですよね。 ○(太田建設課長) 本事業につきましては、国から100%支援していただけるものでございます。 ○(杉井 旬委員) そうすると、お願いしている相手も大体そういった特殊な事情に詳しい業者がいるわけですよね。じゃ、いいです。  次の道路橋梁総務費の中の街灯管理費は、それこそ専門家なんでしょうけど、LEDの器具を10年リースする器具借上料が約3,800万円だと。これは10年分という意味なんですか、それとも10年間毎年3,800万円かけるという意味なんですか。
    ○(太田建設課長) 10年間毎年3,800万円でございます。ただ、済みません、説明はいたしませんでしたが、今回対象となる灯具の数が約1万4,000灯となってございます。 ○(杉井 旬委員) 10年で3億8,000万円ですね。1万4,000灯ぐらいあると、3億8,000万円払ってもリースしたほうがより安い、あるいはLEDですから、入れかえることによって電気代も含めて総体的に考えるとリースを使ったほうが安いという試算をベースにした上でのことだと理解してよろしいですか。 ○(太田建設課長) 委員御指摘のとおりでございまして、LEDにすることによりまして電気料がまず安くなるということと、リースという制度を使うことによって、万が一故障した際の修繕もリース元が負担することになっていますので、総体的に見て要は経済的であると判断したものでございます。 ○(杉井 旬委員) 了解しました。コスト的には買うよりリースのほうがいいということですね。わかりました。  次に、道路改良についてお聞かせください。道路新設や道路改良があるんですけど、国の補助メニューが変わってきたこともあるでしょうが、昔は街路事業をずっとやってきていたわけです。三条市も新保裏館線が最後でしょうか、島田線が最後でしょうか、これが終わってからもう街路事業はやっていない、都市計画道路として整備しているものはないんですけど、そろそろというか、着手する気はないんでしょうか。例えば東三条五ノ町線に着手しませんかなんていう意見はなかなかないかもしれませんけど、あの行きどまりの田島曲渕線はあれで道路が完成したなんて誰も思っていないと思うんですけど、特にやる考えというか、予定はないんでしょうか。 ○(大山建設部長) 街路事業で都市計画道路の整備というお話でございます。新保裏館線が終わった後に、その後の都市計画道路をどうしていくのかということも検討してまいりますということで議会で答弁させていただいたこともございます。そういう中にあって、街路事業としてやるか、また社会資本整備総合交付金を使った道路事業としてやるかというのはまた別な話でございますが、今回県央基幹病院がああいう形で上須頃地区に設置されることから、まずは下須頃上須頃線の整備が大優先だろうということで、そちらを優先的にやらせてもらうと。決して田島曲渕線が必要でないということではございませんけれども、やればそんなにかかる事業でもございません。そういう中にあって、現状の交通状況等を見た中で、着手時期等も含めて今後の検討になろうかと考えています。もちろん新保裏館線の北工区、要は国道403号につながるような道路についても、我々はアクセス道路の整備を県、国だけに要望していくわけにもいかないわけですから、それが事業化する予定が見られれば、もちろん新保裏館線も延伸していかなければならないなと考えているところでございますので、御理解ください。 ○(杉井 旬委員) ただ、下須頃上須頃線は名目上三条市がやっていますけど、実際、それこそ部長が答弁されていましたね、全額県が負担してくれるというか、三条市の財政負担なしでやるわけです。補助メニューは別として、田島曲渕線とか、要するに都市計画決定していながらやっていない路線について、やっぱり計画的に次はこの路線、次はこの路線とッッ今までは1市で2路線、3路線はだめですとかいって怒られて、怒られながらも2路線やったりしていたわけですけども、もう終わってから何年もたっていて、要するに街路事業じゃないにしても、都市計画道路をやっているということが空白で、下須頃上須頃線も都市計画決定しているでしょうといえばそうかもしれませんけど、あれは県のお金でやるわけですから、そういう点でそろそろ次はここです、頑張りますというところが出てきてもいいんじゃないですか。 ○(大山建設部長) 個人的な意見でございますけれども、そういったことも必要になってくるという認識は当然あるわけでございますが、財政的なものもいろいろ加味した中で、まずは下須頃上須頃線を進めていくことが重要だろうということでやっております。その次にどうなるか、やっているうちにそこを始めるのかということも含めて、今後検討すべき課題だろうなと考えています。 ○(杉井 旬委員) ありがとうございました。いい答弁をいただきました。  除雪業務費の中でドーザーを2台買われるんですけど、これは直営分という意味ですか、それとも民間に貸与してお願いするものなんでしょうか。 ○(太田建設課長) 基本的には、民間に貸与する考えで購入するものでございます。 ○(杉井 旬委員) 新潟市とか、他市は割と民間に一生懸命貸し出してやってもらっていて、それはそうしないと受け手もいないからということもあるんでしょうけど、三条市は今までやっているんですか。これが初めてですか、それとも何台目かなんでしょうか。 ○(太田建設課長) 済みません、いつからそういうことを始めたかはちょっと手元にはないんですが、今年度もそうですし、これまでも市で所有している機械を業者に貸し出す、またそれでも絶対数が足りない場合がありますので、市でリースをしたものを業者に貸し出すということを今年度も含めてやっているところでございます。 ○(杉井 旬委員) そうすると、今まで嫌がられたというのは、機械、重機を持っていると減価償却にもならんとか、車検料が高くて雪が降らないとむしろマイナスになるとか、そういうお話でなかなか受け手がいなかったわけですけど、そのリスクがなくなるわけですよね。だから、その点では受けてもらいやすくなるかもしれませんけど、自前で持っているところとの差が出ちゃう部分は、それはどういうふうに解決されて―ッ持っているところには待機料をこれだけ出すし、貸与なりリースなりの場合は待機料が違うんですよというような、当然そういう差があるわけですよね。 ○(太田建設課長) 自前で機械を持っている業者との差がついているかという点については、つけております。ただ、やり方ですが、除雪作業は基本的に1時間作業すると幾らという単価の契約のような形になってございまして、自前で持っている方はリースされる方よりもその額を少し高目に設定していまして、そこで機械そのものの減価償却だったりとか、本来の基礎的な維持管理の部分を見ているところでございます。 ○(杉井 旬委員) でも、当然待機料は違うんでしょう。 ○(太田建設課長) 待機料そのものは、いつでも出動できるように、機械もそうですが、オペレーターがいつでも臨場できるように待っていただいているものでありますので、差をつけてございません。 ○(杉井 旬委員) わかりました。そうすると、除雪機の車検のコストとかについて、自前で持っている人は、リースやレンタルと比べればちょっとリスクを背負っていることになりますね。 ○(太田建設課長) リスクといいますか、自前で持っている方はやっぱり幾らかのそういうものは持っているものだと考えて、その差もつけているところでございます。 ○(杉井 旬委員) わかりました。どっちにしろこうやってドーザーなり除雪機なり、市が買って所有するものをふやしていくことによって、委託業者に頼みやすくなるというか―ッさっきもお話が出ましたようになかなか受けてくれるところがないんでしょうけども、そういう点でいえば市で買うことはその効果があるということなんですね。 ○(太田建設課長) そのように考えてございます。 ○(杉井 旬委員) それと、地盤沈下の調査が本会議でやりとりされていましたが、4カ所の調査を500万円と四百何十万円でやっていて、でも警報の基準がないと。そうすると、長岡市ですか、ことし地盤沈下警報を出したりしていますよね。あの警報の意味がよくわかっていないんですけど、警報を出すことによって、地下水の無駄な使い方をしないでくださいと警告しているのかもしれませんけど、いや、出したってみんな使うから意味がないんですよということなのか。そこのところ、出している市があるのと三条市のように出す基準を持っていないところと、どこが違うんでしょうか。 ○(太田建設課長) 本会議の場でも部長から答弁させていただいておりましたが、環境省の地盤沈下を注意すべき地域の目安で、地盤沈下量が2センチの地域が監視対象となってございます。三条市は、これまでも一時的にはそういうことがあったにしろ、ならしてみるとそういうことがない状況でございます。こういうことを言っていいのかわかりませんが、建設課としましては市道の消雪パイプの水をきちんと確保できるかという意味で水位観測をしているものでありまして、地盤沈下の危険性を判断する立場にありません。地盤沈下は環境省が所管している案件でありますので、そこは庁内で、例えば環境課といろいろ協議していく必要があるかなということは私自身最近思っているところでございます。 ○(杉井 旬委員) 全くの素人で、本当にばかな質問と思われるかもしれないんですけど、ことしは地下水がなくなって消雪パイプが出なくなったところがあったわけですが、地下水の水位を調査して、結果的に地下水の水位が下がっていることがわかったからといって、じゃ消雪パイプをとめますかといったら、とめられないわけです。何のための調査なんだろうなと。どっちにしたって使うときは使うし、使わんときは使わんわけですけど、わかっているからいいんだという話じゃなくて、わかっていて、何らかの対策ができるなら調査する価値というか、意味が非常にあるわけですけど、調査してみたところで――それは環境省の話でしょうということになるかもしれませんけど、地下水の水位が下がりましたと言われたって、いや、だって消雪パイプを使わないと困りますよということでみんな使っているし、この調査は何の意味、どういう意図や効果があるんでしょうか。 ○(大山建設部長) 消雪パイプのポンプの位置ということがございまして、数年前に渇水があったときに、ポンプの位置を通常27.5メーターというところに決めていて、それより地下水が下がると渇水になるということがあったんです。そういう中で、地下水位が実際どのくらいになるのかが非常に大きな判断基準になるというか、そういうことで地下水位を観測し始めたのが理由でございまして、そういったことを経験して、今消雪パイプを設置するに当たっては、33メーターの位置にポンプを設置するという方向性で、幹線道路の消雪パイプの井戸についてはそういう設定をしています。  ただ、今回の水位について、実際この辺の地盤の標高が8メーターとか9メーターということはありますから、地下水位が二十何メーターまで下がっちゃうとやっぱりどうしても渇水になってくると。じゃ、今後どうするのといったときに、33メーターよりももうちょっとポンプの位置を下げようかとか、そういうような判断をしていくためにも、やっぱりこういう地下水位の観測は必要なんだろうなということで現在も行っています。水準測量では、要は地盤沈下がどのぐらい発生しているのかということも5年に1回調査するわけなので、調査した中でこれからどういう形で考えていくのか決めていくのが今の形なのかなということでございますので、よろしくお願いします。 ○(杉井 旬委員) そうすると、地下の水位の実態を見ながら、既設のポンプについてはそれをつけ直すかどうするかを考えるときの判断材料にはなる。新設の場合は、当然深さは決まってくると。 ○(大山建設部長) その水位とか今までの渇水状況とかも見て、ポンプの位置を33メーター、要は揚水管を1つ、2つ足すという形で改善を図っていった井戸は結構ございまして、そういう形で我々もなるべく渇水が起こらないよう対応していこうじゃないかということでございますので、御理解ください。 ○(杉井 旬委員) よくわかりました。  それと、今度は水害対策の関係ですけど、西本成寺にまた雨水の貯留施設をつくられると。これで何カ所目かになると思うんですけども、過去につけた旧第一中学校だとか一ノ木戸小学校、条南小学校、それぞれの効果とか、今回新たにつくるに当たっての改善点とか、そういうものがあるようでしたら教えていただけますか。 ○(太田建設課長) これまでに、例えば地下式の雨水貯留施設を整備してきたところでございますが、この7月の水害とか豪雨のときにありましても従前の状況から見るとかなり――浸水が全くなくなるところまでを目的、目標にするとすごく大規模な施設が必要になります。ただ、これまで整備してきた中では、従前の大雨のときよりもつかる深さが大分浅くなったとか、範囲が狭くなったとのお話をいただいております。それは、雨水貯留施設だけではなく、そこにつながる排水路の面的な整備も含めてやってきたことからかと思いますので、総合的に見て効果が出ていると感じております。定量的にお示しできなくて大変恐縮なんですが、定性的にはそういうふうに評価しているところでございます。 ○(杉井 旬委員) わかりました。  済みません、自分ばっかりやって申しわけないです。最後にミズベリング三条なんですけど、本会議で答弁されていましたが、よくわからないし、施政方針演説でもちらっと触れているだけで、国の指定を受けることによってどういう効果があって、どういうメリットがあって、そもそも目的は何で、水辺の親水空間なんでしょうけど、5つのエリアと答弁なさいましたが、それは5つのエリアというだけでどういう内容なのかもわからないんで、そのあたりをもうちょっと詳しく教えていただけませんでしょうか。どんなふうに進める計画であられるのか。 ○(太田建設課長) 来年度に向け、現在庁内で検討しているところでございますので、目に見えるものについてはもう少しお時間をいただければと思いますが、防災ステーションのあるエリア、あと対岸側も含めまして大きく5つのエリアに分けまして、例えば一角に芝生があってバーベキューができるようなエリア。休みの日になったら家族連れで遊びに来て、家族ぐるみでいられるようなエリアということで、バーベキューに必要なベンチでかまどのようなものや、洗い場、炊事場であったりとか、またイベント、広報エリアでは、どこから見てもここに人が集まっているんだよ、にぎわっているんだよということが見えるシンボル的なもの、例えば子供たちが喜ぶような大きなふわふわの遊具であったりとかを整備していきたいなと思っています。また、理解される方には理解されているようですが、マニアと言われるような方々、例えばドローンを操作するようなスペースを設けるエリアであったりとかを組みまして整備していきたいと考えているところでございます。  じゃ、ミズベリングに指定されるのと指定されないのでは何が違うのかというところでございますが、河川区域内でありますので、通常でありましたらばその河川の管理に不要なものは置けないことになってございます。ただ、ミズベリングは、水辺に親しみながら地域を活性化し、にぎわいをつくり出していこうという国の一つの施策でありますので、これに指定された区域は構造物についてもかなり要件が緩和されているところでございますし、河川敷で公共の区域でございますので、通常であればそこでお金を取る事業ができないというのが一般的ですけども、それもこのミズベリングによりましてお金が取れるようになるということでございます。具体的には、ちょっと遠いんですが、昨年度新潟市内の信濃川の河川敷でスノーピークさんがいろんなスポーツができるエリアであったりとか、飲酒やバーベキューができるエリアをやったりしてございます。ここもミズベリングの指定を受けて取り組んでいるところでございまして、確かにもう少し早く具体的なものを皆様へお示しして、早くここに人が集まってもらえるようなことを考えていく必要があると思っていますので、鋭意進めていきたいと考えているところでございます。 ○(杉井 旬委員) いや、その計画の中身がまだ決まっていないなら決まっていないでいいとしても、その事業全体として―ッ予算の項目も幾つかに分かれているから、事業費が幾らで、どういう事業期間で、何月ごろ、あるいは何年ごろどういうスタイルを目指すのかみたいな、想定されるものだけでも示してもらえれば、ああ、こういうことをやろうとしているんだということがイメージできるかと思うんですけど、今のこれだとミズベリングという言葉自体は施政方針にしか出てこなくて、予算書にも出てこないしという状態なんです。だから、これは予算審議ですから、平成30年度に何をやろうとしているのかをお聞きして、それがいいかどうか、賛成するか反対するかを審議しているわけですんで、来年度こういうことをやるんだなというところがわかんないからわかるようにしてもらいたいという意味で質問しているんです。ですんで、詳細が決まっていないなら決まっていないでいいですけど、全体的に大体どのぐらいの規模の事業をやろうとしていて、それは予算立てとしてはどこからどういうお金を持ってきてというようなことがわかる説明をしていただければなと思っていたんです。あと別に、三条市がそんな何千万、何億円を出してやるわけじゃなくて、そういう区域指定によって河川法の除外を受けられて、同時に整備費も国からある程度支援いただけるということなんでしょう。 ○(太田建設課長) 全体の事業規模でございますが、全体の計画が詰まっていないところもありますのであれですが、8,000万円程度の事業でございます。そのうち、平成30年度の予算につきましては事業費で約4,100万円でございます。それにつきましては、先ほど説明させていただきました公園施設管理費と公園施設整備費、あと、アクセス道路の関係で道路改良を行う2,000万円が別にありますので、6,000万円くらいで事業を予定しているところでございます。残る部分が4,000万円くらいありますけども、それについては平成31年度以降に計画の熟度を高める中で考えていくところでございます。  来年度につきましては、具体的な費用の中身としまして、そもそもイベントを行っていく上での人件費を見込んでいます。また、子供たちが遊ぶための遊具ということで、先ほど申しましたよくあるふわふわの跳ね回るような遊具であったり、未就学児向けの遊具を少し整備したいと考えてございます。  あと、水防学習館は、建物は見えますが、遠くから見ても何かよくわからないというところもありますので、水防学習館の建物自体を一つの広告看板のように仕立てて、そこにペイントすることでここがミズベリングだよ、皆さんが楽しめる場だよとお知らせすることも考えているところでございます。  そのほか、三条マルシェのような形で皆さんが座れるような椅子や日よけのパラソルのようなものも見込ませていただいておりますし、5月にこのミズベリングの地におきまして信濃川下流水防訓練がございます。防災意識を高めていただくための訓練で、参加される方は基本的に自治体や消防団の方々でありますけども、この機会に三条市民にも防災意識を高めていただこうということで、防災フェスタのマルシェ風なものを並行して行いたいと思っておりますので、その費用を合わせて今回計上させていただいているところでございます。財源は地方創生推進交付金で、国の地方創生に係る交付金を使わせていただく予定になっています。 ○(杉井 旬委員) 常にハード系の事業が多い皆さんのところで、珍しくソフト系をなさるわけです。包括的維持管理委託もソフトといえばソフトかもしれませんけど、そういう意味でいうと非常に画期的なことだと思うので、大変でしょうけど、ぜひうまくやっていただきたいと思います。ありがとうございました。 ○(西川重則委員) じゃ、今のミズベリングから言いますけども、所管課が変わったので、建設課は実態を見ていないし、知らないしッッ去年はあそこで何と何の事業をやったかわかりますか。 ○(恋塚営業戦略室長) 昨年は、先ほどあった防災関係のものもありましたし、ドッグショーであったりとか、市民だけではなくて市外の方々も来るようなイベントも行っております。加えまして、かわまち交流拠点施設の指定管理者が主体となって行っているのは、どちらかというと市民、子供たちの防災意識を高めるようなちょっとしたキャンプであるとか、そういったところも行っているところでございます。 ○(西川重則委員) 私らも使わせてもらうんですけれども、あそこは課長が言われるように川の中で河川敷なんですよね。ところが、指定管理者は防災ステーションのあの天端、要するにヘリポートの部分を848万円だかで管理するようなもんで、凧揚げや花火の会場やらで市もいろいろ使っているんです。ただ、指定管理者が六ノ町河川緑地から船着き場から全部管理するんでしょうけれども、貸し出しとか何かの作業は要らないんだよね。水防学習館だけなんです。なぜかと言うと、車はヘリポートのところの駐車場には入るなというんだから、本当に市民が活用しようとすると、皆様わかるとおり、公式の出入り口はほこらのある脇の間口の狭い乗馬クラブに入る通路だけなんです。となると、あれだけ広大な面積を有するところの有効活用ということになると、六ノ町側は別として、出入り口が余りにも小さいんです。昔認めてくれていた信号機のあるところ、あそこからの出入りが認められれば、利用する市内の人や市外から来る人も非常にわかりやすいんです。ところが、国土交通省はあそこを閉鎖しているんだよね。それで、肝心の信号機のところから入れなくて、結局瑞雲橋のほうに来て、乗馬クラブの皆さんが使うあの小さな出入り口しか使えないもんだから、利用頻度は高まらないと思うんです。出入り口がわからないから。入ろうとすれば瑞雲橋からも入れるし、総合グラウンドのほうからも入れるけど、それは知っている我々が入れるだけで、一般の人は入れないと思うんです。  それと、実際に去年の2月3日に本成寺がシャトルバスの駐車場、4月に日本犬保存協会の柴犬の大会、6月に全犬種のドッグショー、9月も柴犬と秋田犬の大会、その間に市でやっている凧合戦やイベントもありましたよね。指定管理者がかかわるものではないんですよね。なぜかというと、川の中だから、公園の中は自由に使えるんですよね。水防学習館も無料ですから。ただ、もったいないんだけども行っても余り人を見ないですよね。  そして、水防学習館の外の水飲み場とトイレは、あの地域の公衆用トイレとして兼用されているから24時間使えるんですよね。水防学習館の中は使えないですけども。そして、水防学習館は2階が会議室だけども、それも使うときに指定管理者にお願いするだけで、黙って使おうと思っても、あいていれば使えるわけで、許可も要らないですよね。  そういうことを考えると、やっぱり直営で皆さんが―ッ今度は建設課がやるんですけども、指定管理者は独自のイベントなんてしていないでしょう。そういうことを考えると、今回また4,000万円使ってあそこを芝生化するんだけれども、やっぱりもう少し工夫しないと。我々も犬の会で使うけど、もう何十年も前から使っているんです。当時は農林課が所管していたんです。自分は当時農林課に鍵をもらいに行ったもんです。そのうち大井競馬場が入ってやってきているもんで、行政は余りかかわりがなかったんです。だから水が上がってから市長と我が党の佐藤信秋参議院議員が努力されて、あれだけのすばらしい水防学習館ができましたけれども、有効に使うにはもう少し行政が前面に出て―ッ長岡市の越後丘陵公園、あれは金を取られるんです。それで、ここは無料ということで去年日本犬の新潟県の大会を誘致したんです。そして、JKCのドッグショーも、皆さん御案内のとおり、長野県長野市のエムウエーブでずっとやっていたんです。これは相当高額の使用料を取られるもんだから、新潟県の無料の競馬場を使い、非常に喜んでもらっているんですけども、そういうことを考えると、その無料であるという優位性を活用して市民に広く使ってもらえるようにしたほうがいいと思うんですけども、資料を見ると、言われるようにドローンだとか、ドッグランだとかいろいろやるけれども、芝生化して、そしてまたバーベキューをしたりすることもできるんです。  ただ、あの場所を占用する権限がないもんですから、やっぱり借りる立場としてはどなたかが貸し出しの許可を与えるような形をとらないと1日占用できないんです。もし、我々はここでバーベキューをやるからと言われたら、排除できないわけでしょう。だから、私どもは指定管理者に、あるいは営業戦略室に、あそこを1日占用する形で借りる手続ができないものかとお願いしたわけじゃないですか。もともと貸し出しなんて必要ないんです。ところが、あれだけ広い面を借りなければならないという場合は、ほかの市民の使用をちょっと遠慮してもらいたいという権利を主張するために借用手続なるものをしてもらえないかとお願いしたところ、指定管理者が一応借用書類みたいなものをつくったわけですから、もともとは要らないんです。ただ、ないと占用できないから。  そういうことを考えると、市が凧合戦をやるとか、何をやるといったって独占できないわけです。ドッグショーとかをやろうとするとき、部外者の使用するステージみたいなところに入られて事故が起きると大変だからということでそういうお願いをさせてもらったんだけれども、これから年度があけてやろうとするとき、やっぱり皆さんがその辺のことを踏まえてやらないとトラブルのもとになると思うんです。  そして、去年指定管理者が椅子とかテーブルを貸し出すようになりましたよね。そういう権限は認めたんでしょう。そしてまた、今新潟市の信濃川でやっているような営業もできるようになったし、そういう面では非常にいいんでしょうけどね。ルールを決めると厳しくなるんだけど、ただ、やっぱりどこかでルールを確立しないと全部好きなように使ってくださいみたいなことになって、交通整理ができないとトラブルのもとになると思いますけど、そう思いませんか。 ○(大山建設部長) 今回金をかけてミズベリング三条をやろうとしている大きな目的は、ミズベリング三条といってあそこのエリアを設定したわけですけども、なかなか皆さんに利用されていない状況があることがやっぱり非常に大きかったので、市街地から身近にある場所でいろんなことができるようなエリア設定としてやっていかなきゃだめなんじゃないのという形の中から始まったことでございます。  そういった中で、今までいろんな団体の方が利用されていたということも承知しておりますし、もちろんそういう方々のことを何も考えないでやるという話ではございませんし、いろんな団体の方ともこれから1年間どのような形でやっていくかということを含めて協議させていただこうかと思います。このままの状態でやっていてもなかなか利用されないことがあくまでも一番大きな問題でございまして、少しでも多くの方々から利用していただくためにはどうしていったらいいのかということを考えたときに、当然営業戦略室等も入って、我々としてどうしていくのか、ミズベリング三条ということであの場所をどういうふうにやっていくのか方向観を決めた中で今回予算づけをさせてもらって、整備もしますし、ソフト事業もあわせてやっていきましょうということでございます。  指定管理者が今後どうなるのかということについても、平成30年度にやっていった中でどういう方向観が一番いいのかということも含めて検討させていただき、あの場所を有効活用していきたいということでございまして、あくまでも市民の方、また市外の方も含めて、多くの方から利用していただくことを目指して予算づけをさせていただきたいなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○(西川重則委員) そういう方向でね。  ただ、もう一点問題があるとすれば、旧競馬場の中は耕作者がいるんです。そのための道路が入っているので、使う側からすると耕作者の迷惑にならないようにという思いもあるんです。耕作者というのはお仕事をされているわけだから、やっぱりその辺も踏まえながらやっていかなきゃならないと思います。部長が言われるように、もともと無料の施設ですから、皆さんが工夫をすれば非常に使い勝手がいいし、周知すればあれだけ広い場所を市民の皆さんが自由に使えることはすばらしいことだと思います。立派な駐車場もあるし。そういう形で努力してもらえればと思います。答弁はいいです。  それから、消雪パイプの件で前も言っているんですけども、消雪施設管理費の予算が組んでありますが、三条市内のそれぞれの地区の組合で行っている生活道路に関連する消雪組合ですよね。これは、どこの地区も施設を活用してもう30年以上たっているところが多いと思うんです。それでこれだけの予算を組んでおられると思うんですけども、私どもがいろいろ相談を受けるのは、施設が老朽化したこととあわせてその地域の住民も高齢化して、ことしの冬のように水がれがあって消雪パイプの水が出ないもんですから、一般的に道路が洗濯板の上を走るようだと言うけども、私どもからするとまるではしごの上を走るようなもんだというふうに例えて言っていて、そのくらい難渋したんです。これも自分たちのお金で解決しなきゃならないことなんでしょうけども。  いろんな補助制度があって、ノズル調整もあわせて20名程度ならば2分の1補助が出るとか、補助金ももらえるんですけども、問題は、ポンプが老朽化してかえなきゃならないことについて補助金がないんですよね。 ○(太田建設課長) 井戸の掘りかえというような修繕については、対象となってございません。 ○(西川重則委員) 井戸の掘りかえについても補助金制度を新設するような考えはないもんですか。 ○(太田建設課長) このたびの大雪を受けて、私どももいろいろ検討すべき、検証すべき案件があると認識しております。その一環の中で検討させていただくことについては考えていきたいと思っております。 ○(西川重則委員) 何とかそういう方向で研究してもらえればと思いますんで。  それから、河川改修の関係で、新通川の改修は県の事業ということですけども、さっき宮裏橋をグレードアップして、コンクリート化するということで2,000万円ですか、負担金を求められているということなんですけども、2,000万円というのは負担割合でいうとどのくらいになるんですか。 ○(太田建設課長) おおむね4分の1で2,000万円となります。 ○(坂井良永委員長) ほかにございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり)   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(坂井良永委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆第1表歳出、第9款消防費について ○(坂井良永委員長) 次に、第1表、歳出、第9款消防費について提案理由の説明をお願いいたします。 ○(太田建設課長) それでは、9款消防費につきまして、建設課所管分を説明申し上げます。  予算書の210ページ、211ページをお開きいただければと思います。9款消防費、1項消防費、4目水防費でございます。予算額は348万1,000円でございます。右側の、211ページの説明欄をごらんいただきまして、事業番号010水防費でございます。9節費用弁償につきましては、水防監視員の災害時の出動手当や消防団員の防災訓練等にかかる費用弁償でございまして、25万8,000円でございます。11節消耗品費200万円につきましては、水害等で使って足りなくなりました大型土のうやブルーシートなどを補充するものでございます。13節会場設営等業務委託料33万4,000円につきましては、先ほどミズベリング三条のところで少し説明いたしましたが、ことし5月13日に三条防災ステーションで予定されています信濃川下流防災訓練の会場設営料でございまして、これは新潟市と三条市で持ち回りで行っている事業で3年に一度三条市が担当しますところが、平成30年度に当たるものでございます。  以上でございます。御審議のほど、よろしくお願いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(坂井良永委員長) これより質疑を行います。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(坂井良永委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第5号 平成30年度三条市農業集落排水事業特別会計予算 ○(坂井良永委員長) 次に、議第5号 平成30年度三条市農業集落排水事業特別会計予算を議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(鈴木上下水道課長) それでは、議第5号 平成30年度三条市農業集落排水事業特別会計予算について説明申し上げます。  予算書387ページをお願いいたします。第1条において、予算の総額を歳入歳出それぞれ7億2,200万円と定め、第2条において地方債を第2表のとおり、第3条は歳出予算の流用について定めるものでございます。  次のページをお願いいたします。第1表、歳入歳出予算でございますが、内容については後ほど事項別明細書で説明させていただきます。  予算書390ページをお願いいたします。第2表、地方債は農業集落排水事業費、限度額1億6,620万円とするもので、起債の方法、利率、償還の方法については記載のとおりでございます。  続きまして、歳入歳出予算について、歳入、歳出の順に主な内容を説明申し上げます。予算書396ページ、397ページをお願いいたします。2、歳入、2款使用料及び手数料、1項使用料、1目農業集落排水施設使用料、予算額1億2,848万3,000円は、本成寺南部地区ほか11地区の農業集落排水施設使用料でございます。  次に、3款県支出金、1項県補助金、1目農業集落排水事業費県補助金、予算額3,638万4,000円でございます。説明欄の農業集落排水事業費補助金1,075万円は、後ほど歳出で説明申し上げます本成寺南部地区の機能強化事業及び維持適正化事業、本成寺西部地区ほか4地区の低コスト型更新支援事業などとしてそれぞれ補助されるものでございます。また、農業集落排水整備事業起債償還費補助金2,563万4,000円は、起債償還に係る県の補助で、平成30年度は本成寺西部地区ほか5地区の事業費に対し交付されるものでございます。  1枚おはぐりいただきまして、4款繰入金、1項繰入金、1目一般会計繰入金、予算額3億8,234万1,000円は、一般会計からの繰入金でございます。6款諸収入、2項貸付金元利収入、1目排水設備等設置資金貸付金元利収入、予算額200万7,000円は、排水設備等設置資金預託金繰戻金でございます。  1枚おはぐりいただきまして、3項雑入、1目雑入、予算額650万円は、市道中谷線中谷橋かけかえに伴う補償金でございます。  次に、3、歳出について説明申し上げます。予算書の402ページをお願いいたします。あわせて、資料ナンバー13、平成30年度三条市農業集落排水事業特別会計歳出予算事業費資料をお願いいたします。1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、予算額4,081万1,000円でございます。事業番号020一般経費3,534万円の主な経費を説明申し上げます。13節地方公営企業法適用支援業務委託料349万8,000円、18節庁用器具費148万9,000円は、平成32年度より公営企業会計制度へ移行するための地方公営企業法適用化業務に係る経費でございます。続いて、19節下水道等接続工事費助成金210万円は、低所得世帯への下水道接続工事費を助成するもので、生活保護世帯では上限額を60万円として対象工事費の全額、住民税非課税世帯では上限額を30万円として対象工事費の2分の1に相当する額を助成するものでございます。また、下水道への早期接続に対する下水道使用料の減免制度を新たに創設いたしまして、供用開始後3年以内に下水道接続した方を対象とし、供用開始1年以内に接続した方は2年間の使用料免除、1年を超え2年以内の接続は1年間の免除、2年を超え3年以内の接続は6カ月間免除するとし、また既に下水道が供用開始している区域の方が接続する場合につきましても、平成32年3月31日までに接続いただければ6カ月または1年間の免除が受けられるとするなど、接続率向上に努めてまいります。  次に、2項維持管理費、1目農業集落排水施設費、予算額1億5,060万9,000円は、事業番号020から130、本成寺南部地区ほか11施設の維持管理に係る電気使用料、施設修繕料等の経費でございます。なお、歳入の県補助金で触れました機能強化事業といたしまして本成寺南部地区において450万円の実施設計委託料を、維持適正化事業といたしまして本成寺南部地区において70万円、大潟地区において300万円の計画調査業務委託料を、低コスト型更新支援事業として本成寺西部、川通、外谷、五百川、中谷地区において最適整備構想策定業務委託料160万円をそれぞれお願いするものでございます。これらは、老朽化施設の長寿命化と施設の安定的な利用、ライフサイクルコストの最小化を図るため、平成30年度に必要な調査、計画策定等の委託をさせていただくものでございます。  予算書410ページをお願いいたします。2款公債費、1項公債費、1目元金、予算額4億3,193万6,000円は、長期債元金償還金でございます。  おはぐりいただきまして、2目利子、予算額9,814万4,000円は、長期債利子償還金でございます。3款予備費は、予算額50万円でございます。  以上で平成30年度農業集落排水事業特別会計予算の説明を終わらせていただきます。御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(坂井良永委員長) これより質疑を行います。 ○(西川重則委員) 今ほど説明のありました予算書403ページの19節一般管理費の下水道等接続工事費助成金については、自分も大綱質疑で通告していながら言うのを忘れたんだけど、これは公共下水道事業同様な制度なんですよね。 ○(鈴木上下水道課長) そのとおりでございまして、農業集落排水事業及び公共下水道事業、両方ともこの制度の導入をお願いしたいと思います。
    ○(西川重則委員) この制度の導入は非常に喜ばれると思うんですけども、政策の成果としてどの程度つなぎとめる見込みなのか。農業集落排水ではもう100%でしょうから、本当は公共下水道事業のときに聞けばいいだけなんですけども、政策的効果というんでしょうか、この効果をどう考えておられますか。 ○(鈴木上下水道課長) 接続工事費助成につきましては、予算でいいますと公共下水道11件、農業集落排水6件程度を想定してございまして、接続率向上のパーセンテージとしてはわずかなものでなかろうかと考えてございます。また、早期接続に対します使用料減免でございますが、皆さんからどの程度この制度を利用いただけるか、いまいちつかめないところもございますけれども、通常の年よりも1割あるいは2割ぐらいふえるであろうと想定いたしますと、接続率で年間0.1から0.2%程度の向上が見込めるのではなかろうかと考えてございます。 ○(坂井良永委員長) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(坂井良永委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(坂井良永委員長) 午後1時まで休憩いたします。                               休  憩 午前11時52分                               再  開 午後 1時00分 ○(坂井良永委員長) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第6号 平成30年度三条市勤労者福祉共済事業特別会計予算 ○(坂井良永委員長) 次に、議第6号 平成30年度三条市勤労者福祉共済事業特別会計予算を議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(五十嵐商工課長) 議第6号 平成30年度勤労者福祉共済事業特別会計予算について説明申し上げます。歳入歳出合計1,680万円でございます。  初めに、歳出の主なものを説明申し上げます。予算書432、433ページ、あわせて委員会資料ナンバー14の1ページをお願いいたします。  1款1項1目一般経費132万1,000円は、勤労者福祉共済事業の円滑な運営を図るための事務的経費でございます。  2目事業費1,542万9,000円でございます。市内の中小企業者を対象とした共済事業の実施により、勤労者の福祉増進を図るものでございます。委員会資料で説明申し上げますが、①、給付事業554万9,000円は会員の慶弔金の給付等を行うものでございます。②、余暇事業896万5,000円はいい湯らていなどの温泉施設、ディズニーランドなどのレジャー施設の利用助成券などの交付に伴う経費でございます。  次に、お戻りいただきまして予算書430、431ページをお願いいたします。あわせて委員会資料3ページをお願いいたします。歳入の主なものは、1款1項1目共済掛金収入1,224万円でございます。会員の共済掛金1人1カ月300円掛ける約3,400人分の共済掛金収入でございます。  以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(坂井良永委員長) これより質疑を行います。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(坂井良永委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第7号 平成30年度三条市公共下水道事業特別会計予算 ○(坂井良永委員長) 次に、議第7号 平成30年度三条市公共下水道事業特別会計予算を議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(鈴木上下水道課長) それでは、議第7号 平成30年度三条市公共下水道事業特別会計予算について説明申し上げます。  予算書の437ページをお願いいたします。第1条において、予算の総額を歳入歳出それぞれ24億6,650万円と定め、第2条において債務負担行為を第2表のとおり、第3条において地方債を第3表のとおり、第4条は歳出予算の流用について定めるものでございます。  次のページをお願いいたします。第1表、歳入歳出予算でございますが、内容については後ほど説明させていただきます。  おはぐりいただきまして、440ページをお願いいたします。第2表、債務負担行為でございます。債務を負担することができる事項は公共下水道建設事業、期間、限度額は記載のとおりです。これについては、雨水ポンプ場長寿命化事業として、ナンバー1及びナンバー3雨水ポンプに係る機械電気設備工事が2カ年に及ぶことから債務負担行為をお願いするものでございます。  次ページをお願いいたします。第3表、地方債でございます。起債の目的は、公共下水道事業費、特定環境保全公共下水道事業費、借換債で限度額、起債の方法、利率、償還の方法につきましては記載のとおりでございます。  続きまして、歳入歳出予算の内容について、歳入、歳出の順に説明申し上げます。448ページ、449ページをお願いいたします。2、歳入、1款分担金及び負担金、1項負担金、1目下水道事業負担金、予算額1,552万8,000円、1節現年度分の受益者負担金は1,488万円、2節滞納繰越分は64万8,000円でございます。  次に、2款使用料及び手数料、1項使用料、1目下水道使用料、予算額2億7,670万1,000円、1節現年度分は2億7,610万6,000円、2節滞納繰越分は59万5,000円でございます。  続いて、2項手数料、1目下水道手数料、予算額8万2,000円、内容につきましては督促手数料ほかでございます。  次に、3款国庫支出金、1項国庫補助金、1目下水道事業費国庫補助金、予算額1億7,575万円、1節下水道事業費補助金1億7,575万円の内訳は、説明欄にありますとおり、社会資本整備総合交付金2,300万円は特定環境保全公共下水道事業、また防災・安全社会資本整備交付金1億5,275万円は公共下水道事業が1億3,625万円、特定環境保全公共下水道事業は1,650万円でございます。補助率は10分の5でございます。  おはぐりいただきまして、4款繰入金、1項繰入金、1目一般会計繰入金、予算額13億5,596万3,000円は、一般会計からの繰入金でございます。  次に、6款諸収入、2項貸付金元利収入、1目排水設備等設置資金貸付金元利収入、予算額527万円は、排水設備等設置資金預託金繰戻金でございます。  おはぐりいただきまして、3項雑入、1目雑入、予算額1,520万2,000円、主なものは補償金1,520万円で、県道森町鹿峠線改良事業に伴う支障汚水管渠移転補償金でございます。  7款市債、1項市債、1目下水道事業債、予算額5億7,740万円は事業費充当債でございます。2目借換債は、4,460万円でございます。  おはぐりいただきまして、454ページ、455ページをお願いいたします。あわせて委員会資料ナンバー15、平成30年度三条市公共下水道事業特別会計歳出予算事業費資料をお願いいたします。3、歳出について説明申し上げます。1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、予算額6,823万4,000円、事業番号020総務関係費4,530万4,000円の主な経費を説明申し上げます。13節地方公営企業法適用支援業務委託料699万6,000円、18節庁用器具費297万7,000円は、農業集落排水事業特別会計で説明申し上げましたように、公営企業会計制度へ移行するための費用でございます。  続いて、19節下水道等接続工事費助成金360万円につきましても、農業集落排水事業特別会計で説明申し上げました低所得世帯への下水道接続工事費を助成するものでございます。  予算書456ページ、457ページをお願いいたします。委員会資料は2ページです。2項維持管理費、1目下水道処理センター費、予算額2億4,827万3,000円、事業番号020公共下水道下水処理センター費1億4,991万9,000円は、同センターの維持管理を行うもので、主な経費といたしまして11節施設修繕料810万円は機械式曝気装置修繕ほかを、13節施設管理業務委託料9,396万円は雨水ポンプ場、三条下水処理センターの運転管理の委託料でございます。  次に、事業番号030特定環境保全公共下水道下水処理センター費9,176万6,000円は、栄、下田の両下水処理センターの維持管理費で、11節施設修繕料1,340万円は下田下水処理センターの凝集混和槽修繕ほかを行うもので、13節施設管理業務委託料6,063万4,000円は栄及び下田下水処理センターの運転管理委託料等でございます。  次に、2目管渠管理費、予算額4,813万7,000円、事業番号010公共下水道管渠維持費2,496万7,000円は、三条処理区の管渠の維持管理を行うもので、主な経費については15節工事請負費1,957万4,000円で、荒町第2雨水幹線等の転落防止柵更新工事ほかでございます。  次に、事業番号020特定環境保全公共下水道管渠維持費2,317万円は、栄、下田処理区の管渠の維持管理を行うもので、15節工事請負費412万3,000円はマンホール周りの舗装補修工事等でございます。  次に、2款下水道事業費、1項下水道事業費、1目下水道事業費、予算額4億5,391万1,000円でございます。予算書は458ページ、委員会資料は3ページをお願いいたします。事業番号020公共下水道建設費3億261万9,000円の主な経費として、汚水施設整備事業では15節工事請負費2億3,620万円のうち公共ます設置工事として500万円、長寿命化対策事業では13節耐震診断業務委託料3,800万円、下水道長寿命化対策計画作成委託料1,810万円、15節工事請負費2億3,620万円、これは雨水ポンプ場のナンバー1、ナンバー3雨水ポンプに係る機械電気設備工事などを行うものでございます。  予算書460ページ、461ページをお願いいたします。事業番号030特定環境保全公共下水道建設費1億1,338万6,000円は、栄処理区及び下田処理区の管渠整備費でございます。工事請負費6,630万円は、長沢地内県道橋梁添架工事ほかでございます。長寿命化対策として、13節耐震診断業務委託料3,500万円は下田下水処理センター管理汚泥棟、水処理棟に係る耐震診断業務委託でございます。  恐れ入りますが、資料4ページ、5ページをお願いいたします。実施予定箇所図でございます。4ページにおきまして、公共下水道建設費、三条下水処理センター、雨水ポンプ場の長寿命化工事施工監理、耐震診断の実施箇所でございます。  5ページ、特定環境保全公共下水道建設費でございますが、下田下水処理センターの耐震診断業務、また図面右下、長沢地内の県道下田見附線新大橋かけかえに伴う汚水管渠添架工事箇所を示したものでございます。  恐れ入りますが、予算書の460ページ、461ページにお戻りください。3款公債費、1項公債費、1目元金、予算額13億5,485万6,000円は長期債元金償還金でございます。2目利子2億9,258万9,000円は長期債利子償還金でございます。  おはぐりいただきまして、462ページ、463ページをお願いいたします。4款予備費は、予算額50万円でございます。  以上で平成30年度公共下水道事業特別会計予算の説明を終わらせていただきます。御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(坂井良永委員長) これより質疑を行います。 ○(杉井 旬委員) 公共ます設置について、今年度は完全に汚水に関する工事をストップするという考えでいいんですか。雨水ポンプ場と下水処理センターの場内の工事をやるだけで、汚水に関する供用区域の拡大は来年度予算には計上されていないということですか。 ○(鈴木上下水道課長) 汚水処理施設整備事業につきましては、今ほどおっしゃいましたように三条地区と栄地区は公共ますの設置のみでございます。下田地区については、先ほど申しました県道橋の添架工事がございますので、その関係で1つございますし、県の道路改良事業に関連して若干工事があるといった状況でございます。 ○(杉井 旬委員) いわゆる供用区域の拡大に向けての工事はないと考えていいわけですよね。 ○(鈴木上下水道課長) 下田地区につきましては、その上流域の整備は既に終わっており、橋梁添架を行うことによって供用開始になるものですので、そこの分は拡大することになります。 ○(杉井 旬委員) それは、あくまで今供用している区域の接続率をまず高めた上でということなんですよね。来年度というか、これから先しばらくは接続率を高めることを重点的に取り組むと解釈していいんですよね。 ○(鈴木上下水道課長) 昨年策定いたしました三条市汚水処理施設整備構想におきましては、今までの計画区域を大幅に見直しまして、縮小させていただいたところでございます。おっしゃいました接続率、これを第一に優先的に進めていこうということで、先ほど説明いたしましたいろいろな施策をやっていきたいと考えてございますし、工事は全くやらないということではなくて、状況を見ながら今後実施してまいりたいと考えてございます。 ○(杉井 旬委員) ただ、当面汚水のほうはあれですけど、雨水のほうも工事費がちょっと―ッ雨水はどうなっているんでしょうか。裏館第1雨水幹線とか荒町第2雨水幹線とか、もうこれでほぼいいところまでいったということなんでしょうか。 ○(鈴木上下水道課長) 雨水のほうは、塚野目にございます三条雨水ポンプ場の長寿命化でポンプ関連の工事をさせていただきます。また、雨水幹線の工事でございますけれども、裏館第1雨水幹線は平成29年度に一部繰り越しをお願いしておりまして、平成30年度につきましては荒町第2雨水幹線の工事に向けた設計を進めるということで、とりあえず幹線の工事はないところでございますが、平成31年度以降はまた出てくるものと考えてございます。 ○(杉井 旬委員) たまたま雨水はちょうどはざまというか、設計の年に当たっているから幹線の工事がないわけで、雨水の工事は今進めているわけですよね。  次に歳入のほうなんですけど、受益者負担金をこれだけ見ていらっしゃるのは、新規の接続をどのぐらい見ているということになるんでしょうか。受益者負担金で1,552万8,000円ですよね。 ○(鈴木上下水道課長) 受益者負担金は5年に分割してお支払いいただくということで、数年前に工事した方の負担金が来年度発生するものでございます。 ○(杉井 旬委員) 過去に供用開始しているけれども、分割分が残っているんで、それを見込んでいるということなんですね。 ○(鈴木上下水道課長) そのとおりでございます。 ○(杉井 旬委員) 目標とする接続率ということで、先ほど0.何というようなことをおっしゃっていたから余り上がらないのかもしれませんけど、例えば現状として今年度は何%だけども、年度内に何%とか、平成30年度の目標とする接続率みたいなものは考えていらっしゃらないんですか。  それと、前年度予算より下水道の使用料が減っているんですよね。これはどういうことですか。使う人の数は減らないというか、加入することはあっても脱退することはないと思うんだけど、やっぱり人口が減っている分を見て使用量が減ると見ておられるんですか。 ○(鈴木上下水道課長) まず接続率の目標でございますが、平成47年などといった形で長期的に大体何%という目標は三条市汚水処理施設整備構想で掲げさせていただきましたが、短期的に来年はどれだけという目標は立ててございません。とにかく皆さんにつないでいただけますように、今個々に訪問させていただいてお願いしているところでございます。  また、使用料につきましては、確かに脱退される方はございませんけれども、人口が減ることで有収水量、1件当たりの水道水の量がだんだん落ちてきております。そんな関係で前年度の実績、それから今年度の前期の実績を見て、これからおおむねどれぐらいの収入があるか予想しながら次年度の計画を立てさせていただいたということで、若干減っている状況でございます。 ○(杉井 旬委員) 言わずもがなのことですけど、今の御説明やこの予算からして、結局黙っていても毎年500万円ずつ使用料が減っていく時代に入っているんですよということなんだと思うんですね。人口減少を含めてということなんでしょうから。  一方で、認可はとっていても、とりあえずエリアは拡大しないで、まずは供用開始区域の接続率を高めるというのは経営感覚で考えてのことだと思うんで、そういったことを前提にして、でも黙っていたら使用料が減っていくということは、明らかに経営として悪化していくということですので、皆さんが百も承知されているのはわかっているんですけど、工事がなくなるので仕事が減る、じゃなくて、工事がなくなったらなくなった分のパワーを加入促進に向ける期間なんだと、ぜひそこのところを頑張っていただいて、できるだけ―ッせっかく巨額の投資をして進めていることですから、接続していただいて、少しでも投資した額が回収できるように努力していただきたいと思います。 ○(鈴木上下水道課長) 当市の接続率につきましては、確かに県内でも下位のほうにおる状況でございます。今ほどお話がございましたとおり、経営感覚を持って、一刻も早く接続率が上がるよう課員一致団結しまして頑張ってまいりたいと考えてございます。 ○(坂井良永委員長) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(坂井良永委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第8号 平成30年度三条市水道事業会計予算 ○(坂井良永委員長) 最後に、議第8号 平成30年度三条市水道事業会計予算を議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(鈴木上下水道課長) 議第8号 平成30年度三条市水道事業会計予算について説明させていただきます。  恐れ入りますが、水道事業会計予算書の1ページ目をお願いいたします。第2条、業務の予定量については、(1)、給水栓数は4万680栓、(2)、年間給水量は1,328万6,800立方メートル、(3)、1日平均給水量は3万6,402立方メートル、(4)、主な建設改良事業につきましては、浄水施設工事及び布設がえ工事の合計で6億4,748万円を予定しております。  次に、第3条、収益的収入及び支出の予定額は、水道事業収益20億7,886万6,000円、水道事業費用19億9,275万1,000円とするものでございます。  次に、第4条、資本的収入及び支出の予定額は、資本的収入は5億5,675万1,000円、1枚おはぐりいただきまして、資本的支出は9億1,928万3,000円とし、また資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額の補填について定めるものでございます。  第5条は、企業債について定めるもので、起債の目的は浄水施設及び配水管布設がえ工事、限度額、起債の方法、利率、償還の方法は記載のとおりでございます。  第6条は、一時借入金の限度額を2億円に、第7条及び第8条は予算の流用について、第9条は棚卸資産購入限度額を4,565万9,000円と定めるものでございます。  3ページをお願いいたします。予算に関する説明書第1号、予算実施計画でございます。最初に、収益的収入及び支出で、前年度と比較して大きな増減があった費目等、主なものを説明させていただきます。  まず、収入について、1款水道事業収益、1項営業収益、1目給水収益、予算額19億6,196万円でございます。人口減少や生活様式の変化の影響、近年の節水型機器の普及等により給水量が減少していることなどから、対前年度比で920万2,000円の減でございます。  3目附帯事業収益、予算額566万6,000円は、千年悠水の販売代金でございます。郵便局の米頒布会カタログにて掲載し、通信販売することで協議を進めているものでございます。  4目その他営業収益、予算額2,229万4,000円は、各種手数料及び下水道使用料徴収受託金等の雑収益で、下水道の接続率向上に係る使用料減免制度の創設に伴う料金徴収システムの改修経費として特別会計からの受託金が増額したものでございます。  おはぐりいただきまして、4ページをお願いいたします。2項営業外収益、3目水道加入金の予算額3,531万9,000円は、近年の減少傾向から378件を見込んでの計上でございます。  4目長期前受金戻入、予算額5,110万4,000円は、補助金等で取得した固定資産の減価償却等見合い分を計上するものでございます。  5ページをお願いいたします。支出でございます。水需要の減少傾向が続く厳しい状況ではありますが、業務運営の効率化を念頭に支出の削減に努めたものでございます。1款水道事業費用、1項営業費用、1目原水及び浄水費、予算額10億765万8,000円は取水施設、浄水施設の運転及び維持管理等に要する諸費用を計上したもので、対前年度比で7,849万9,000円の減、これは三条地域水道用水供給企業団からの受水費の減が主な要因でございます。  6ページをお願いいたします。2目配水及び給水費、予算額1億5,973万円は配水、給水施設の維持管理等に要する諸費用を計上したもので、対前年度比で696万4,000円の増、これは給配水管等修繕費の増によるものでございます。  おはぐりいただきまして、8ページをお願いいたします。4目総係費、予算額1億9,976万5,000円は、水道料金等徴収業務などに要する諸経費を計上したもので、対前年度比で1,041万7,000円の増、これは水道料金等徴収業務に別途給水装置工事検査業務、漏水調査業務等を委託することなどに伴う増でございます。
     9ページ、5目附帯事業費、予算額581万9,000円は、郵便局のカタログ掲載に伴う千年悠水の製造の増加を見込んだ経費でございます。  6目減価償却費、予算額5億4,200万5,000円は、有形固定資産及び無形固定資産の減価償却費でございます。  7目資産減耗費、予算額710万3,000円は、配水管布設がえ工事等による現有資産の除却等によるものでございます。  おはぐりいただきまして、10ページをお願いいたします。2項営業外費用、1目支払利息、予算額4,299万円は企業債、災害復旧債利息等を、2目消費税及び地方消費税、予算額2,647万4,000円は、消費税等納付額をそれぞれ計上したものでございます。  11ページをお願いいたします。資本的収入及び支出でございます。収入の1款資本的収入、1項企業債、1目企業債、予算額3億3,930万円は、浄水施設及び配水管布設がえ工事に充当するものでございます。  2項工事負担金、1目工事負担金、予算額2億1,745万円は、緊急内水対策関連工事に伴う配水管布設がえ工事費負担金ほかでございます。  支出の1款資本的支出、1項建設改良費、1目事務費7,036万6,000円は、職員人件費や設計委託料等でございます。  おはぐりいただきまして、12ページをお願いいたします。2目浄水施設費、予算額1,376万4,000円は、遅場浄水場水源地進入防止柵設置工事ほかでございます。  3目配水施設費、予算額6億3,371万6,000円、対前年度比5,252万8,000円の増、これは石綿セメント管、老朽管布設がえ工事及び道路改良工事等に伴う関連工事費でございます。  恐れ入りますが、資料ナンバー16、平成30年度三条市水道事業会計資本的支出予算事業費資料をお願いいたします。施工箇所、施工内容、延長等を一覧にしたものでございます。2ページをお願いいたします。合計で32カ所、3,679メートルの老朽管更新等を予定してございます。4ページ以降に箇所図を添付いたしましたので御参照ください。  4目消火栓施設費、予算額900万円は、消火栓新設工事などでございます。施工箇所は、資料3ページにお示しした2カ所でございます。  恐れ入ります、予算書にお戻りいただきまして、12ページをお願いいたします。2項企業債償還金、予算額1億9,133万1,000円は、企業債償還元金及び災害復旧債償還元金でございます。  13ページをお願いいたします。予算に関する説明書第2号、キャッシュ・フロー計算書でございます。これは、年度内の資金状況を把握するため作成するもので、記載のとおり1年間を通じた業務活動、投資活動及び財務活動によるキャッシュ・フローを合計した資金増減額については、下から3行目にありますとおり2億3,805万7,000円の増と見込んでおり、平成30年度の資金残高は年度当初18億483万2,000円、年度末に20億4,288万9,000円になるものと予定しております。なお、1、業務活動によるキャッシュ・フローの一番上に記載しておりますとおり、平成30年度の損益は5,052万4,000円の純利益と見込んでおります。  おはぐりいただきまして、14ページから18ページは予算に関する説明書第3号、給与費明細書でございます。  19ページをお願いいたします。予算に関する説明書第4号、債務負担行為に関する調書でございます。債務を負担することができる事項は、水道料金徴収等業務委託で、限度額、当該年度以降の支払義務発生予定額及びその財源内訳については記載のとおりでございます。これは、平成30年度以降の5年間の新たな長期継続契約について債務負担行為予算をお願い申し上げるもので、先ほど収益的支出の総係費で説明申し上げました水道料金徴収業務等の債務負担行為予算をお願いするものでございます。  20ページをお願いいたします。予算に関する説明書第5号、平成29年度予定損益計算書でございます。平成29年度決算見込みですが、事業収益から事業費用を差し引いた経常利益2,501万円から特別損失を差し引いた当年度損益は2,452万円の純利益となる見込みでございます。  おはぐりいただきまして、22ページ、23ページをお願いいたします。予算に関する説明書第6号、平成29年度予定貸借対照表でございます。22ページの末尾の資産合計額と23ページの末尾の負債資本合計額が一致するもので、152億2,517万3,000円、本表22ページ、資産の部の2、(1)の現金預金の額はキャッシュ・フロー計算書の資金期首残高と一致するものでございます。  おはぐりいただきまして、24ページ、25ページをお願いいたします。予算に関する説明書第7号、平成30年度予定貸借対照表でございます。平成30年度予算の収入、支出とも100%執行したものとしての試算で、24ページの末尾の資産合計額と25ページ末尾の負債合計額が一致するもので、155億6,554万円、本表24ページ、資産の部の2、(1)、現金預金の額はキャッシュ・フロー計算書の資金期末残高と一致するものでございます。また、25ページ、資本の部、7、剰余金、(2)、利益剰余金の当年度純利益は、キャッシュ・フロー計算書に掲げた当年度純利益の額と一致するものでございます。  おはぐりいただきまして、26ページ、27ページをお願いいたします。この注記については、地方公営企業法施行規則第35条の規定により、財務諸表を作成するに当たり採用した会計処理の基準や手続を注記として開示するもので、内容は記載のとおりです。  以上で説明を終わらせていただきます。御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(坂井良永委員長) これより質疑を行います。 ○(山田富義委員) 予算書の2ページのところでちょっと教えてもらいたいんですけども、浄水施設及び配水管布設がえ工事の欄、3億3,930万円の証書借り入れのところに利息が5%以内と記入してあるんですが、以内ということは5%以下だと思うんですけど、5%以内が普通なんですか。例えば民間では1%とかという話になっているんだけど。 ○(鈴木上下水道課長) 普通かどうかはちょっとあれですが、記載の方法として通常5%以内ということです。 ○(山田富義委員) 通常5%以内と言っていますけど、民間では場合によってはゼロ金利で、もっと低い0.何%で借りている企業もあるんです。それが行政だから5%以内という曖昧な感じで、それで10ページを見てみますと、支払い利息がきちっと書いてありまして、企業債、災害復旧債利息は4,282万3,000円と記入してありますが、これなんかも5%の金利での計算なんですかということなんだけど。 ○(鈴木上下水道課長) ここに書かせていただいているのは5%以内ということでございますが、実効利率といたしまして平成28年度は0.7%ということで、あくまでも書き方としてこんな形で書かせていただいております。 ○(山田富義委員) それだけ聞けばいいです。0.7%だったら同じです。 ○(杉井 旬委員) ことしの冬はかなりの凍結によって被害も出たと思うんですけど、水道会計上の被害額というか、そういうものは出るものでしょうか。そもそも破裂の件数がどのぐらいあって、漏水というか、有収水量に入るものと入らないで漏れ出したものと、それらの状況は把握できたんでしょうか。 ○(鈴木上下水道課長) この冬の水道管の凍結による配水量でございますけども、例年よりかなり多くの量が配水されております。有収水量につきましては、これが収入につながるわけですけれども、水道のメーターを検針して、当然その水量で集計いたします。1月後半から2月にかけて相当量漏れているわけですが、検針の時期はずれがございますので、それらの検針の分はまだ反映されていない状況でございます。したがいまして、どれだけ有収水量がふえてどうなっているのかということは、まだ把握してございませんけれども、減免制度等もございますので、そんなには―ッ収入については、ふえることはあっても減ることはないと考えてございます。 ○(杉井 旬委員) ただ、メーターの手前、要するに公共側で流れ出ている分が相当あるんだと思うんですけど、それはメーターなんだから、別にそんなものは損にならないということなのかどうかわかりませんけど、そういう損失についてはまだわからんわけですね。 ○(鈴木上下水道課長) 先ほど申しました配水量ということで、浄水場から出ている水量は全て把握してございます。  メーターの手前で漏れているものにつきましては、これは全て有収水量外ということで収入にならない水でございますけれども、当然といいますか、メーターより手前というのはほとんどが土の中に埋まっている部分ですので、そこから漏水しても全体から見ればさほどではないと。建物の中の管が露出している部分が凍結して破裂し、そこから水が漏れたという状況がほとんどでございますので、その手前で漏れている分については、余り多くはないと捉えております。 ○(杉井 旬委員) わかりました。  それで、減免制度とおっしゃいましたけど、凍結によって水道管が破裂した場合は、料金としてはある程度、半額でしたか、極端に多い場合はちょっと減免する制度があるんですよね。それらはどうなっていますでしょうか。 ○(鈴木上下水道課長) 通常の検針時よりも大幅に水量がふえていると、当然ながら漏水が心配されるわけですけども、それらにつきましては漏水を見つけ、修繕いただいた後に申請していただくと。水量につきましては、前回の検針時もしくは前年度の同じ時期の検針、それらと比較しまして、前回もしくは前年度の数量との差の2分の1を減免させていただくものです。漏れた水の半分は、申しわけございませんけども、お客様から負担していただく形でございます。 ○(杉井 旬委員) それらは結構広報されていますでしょうか。半分減免されるんだということを市民の方はみんなわかっておられるんでしょうか。申請しないとわからんようになっているとすれば、せっかく減免制度を設けてもッッ実はわからないほうがいいのかもしれませんけど、そこはちゃんと広報されているんでしょうか。 ○(鈴木上下水道課長) 例えばホームページとかそういったところには載せていないんですけれども、検針員がここのお宅は通常これぐらいだということを大体把握してございまして、検針時に大幅に水量がふえていますと、そのお宅へ行って、こういう制度がございますとお話しさせていただいておるものでございます。 ○(杉井 旬委員) でも、留守宅も多いですから、検針員が直接会えるうちって限られているんじゃないかなと思うんですけども、それも含めて、ことしは特に防災行政無線を使われて、非常に危機的な状況にあるから使い方をちょっとセーブしてくださいという放送もなさったわけですが、同時に、これから明らかに冷え込みが来る、大寒波が来るようなことがわかっているときに、例えば夜に水をちょろちょろ出しておけば凍結だとか破裂の防止になるとか、あるいはもっと言えば保温テープというんですか、そういうものに対する広報も含めて、破裂や漏水を予防するための広報はもう一歩踏み込んだほうが、ことしのような被害を出さないためにはいいんじゃないかと思います。例年どおりにやっていると、ことしみたいにあれだけの騒ぎになって、業者が間に合わなくてどうしようもない状態になるわけです。配水量が足りなくなるという広報はなさったわけですが、漏水防止に向けての広報はもうちょっと踏み込んでもいいんじゃないかという声があるんですけど、いかがお考えですか。 ○(鈴木上下水道課長) 事前の凍結防止に対する広報といいますか、それらについては今後ホームページ等に載せていきたいと思いますし、漏れているか漏れていないかということは、家の中で漏れれば当然わかるわけですけども、ほかで漏れていてわからないとかという場合に、蛇口を全部閉めていただいて、まだメーターが回っていれば当然漏れているわけですから、そこら辺―ッ要するにメーターを見てくださいといったようなことを、ことしはホームページに載せさせていただきました。来年度以降も、皆さんへのより効果的なお知らせを検討させていただきたいと思います。 ○(杉井 旬委員) 空き家がすごくふえていて、人が住んでいないと家の中が冷え込んじゃって、引き込み管のところが破裂するんじゃなくて空き家の内部で割れるとわかるのが1カ月後とかで、家の中がびっちゃびっちゃになってから持ち主の方とか親戚の方がたまに見に来て発見したりというケースが今回すごく多いと聞いています。ですんで、空き家に関しては降雪期前に元栓を閉めてくれとか、今言ったって、その時期その時期じゃないと全然忘れちゃうわけですけど、真夏に言ってみたところで誰も聞かないわけだけど、その時期に事前に広報しないとだめだろうと。そういうタイミングのいい広報って必要なんじゃないかと思うんです。 ○(鈴木上下水道課長) 通常空き家というか、長期間誰も住んでいないということであれば、一般的には水道を閉栓して、もとでとめられますので、家の中で水が漏れるということはちょっと考えにくいと。ただ、一時的に一月なり二月家を留守にされて誰もいないという状況の場合は、今おっしゃったようなことが発生する可能性も十分あるかと思います。実際空き家でかなり漏れていたということがございましたので、来年度以降、冬前に皆さんにそこら辺の広報をさせていただきたいと考えております。 ○(坂井良永委員長) ほかにございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(坂井良永委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(坂井良永委員長) しばらく休憩いたします。                               休  憩 午後1時51分                               再  開 午後1時52分 ○(坂井良永委員長) 休憩前に引き続き会議を開きます。  この際、議第1号について委員として討論をしたいので、副委員長と交代いたします。   〔正副委員長交代〕 ○(河原井拓也副委員長) 委員長にかわり、暫時委員長の職務を行います。  それでは、議第1号について討論を行います。  討論の通告がありますので、坂井委員に発言を許可いたします。 ○(坂井良永委員) 私は、議第1号 平成30年度三条市一般会計予算について反対の立場で討論を行います。  第6款農林水産業費、1項3目農業振興費のうち青年就農者育成事業委託料についてであります。価格決定力のある農業者を育成する目的で先進農業者に研修費として委託料を支払うものです。研修先は雪のない茨城県であり、大消費地である都会が近く、販売先の開拓も比較的容易な地域です。研修を終えた後は、三条市の下田地域で就農するといいます。下田地域の冬は雪が深く、さらに収穫した野菜の販売先開拓も容易ではありません。三条市で新規の青年就農者を育成するためには、気候や地理的条件の異なる県外での研修よりも、近隣で成功している先進農家での研修が効果的と考えます。県外の先進農家に支払う青年就農者育成事業委託料に反対いたします。  次に、第7款商工費、1項2目商工振興費のうち商工会議所振興事業補助金についてであります。三条市は、行政として商工業者一人一人に寄り添うことはできず、それらは商工会議所に任せるとの考えですが、本来商工行政は市が商工業者にとことん寄り添って支援していくことが求められていると考えます。また、この補助金で商工会議所が実施する事業には三条市及び燕三条地場産業振興センターで行う事業と重なるものがあると考えます。商工会議所振興事業補助金で行っている商工会議所の事業は、三条市が責任を持って実施すべきと考え、反対いたします。  以上です。 ○(河原井拓也副委員長) 以上で討論を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(河原井拓也副委員長) これより採決を行います。  この採決は挙手によって行います。  本案につきましては、原案のとおり可決することに賛成の皆さんの挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 ○(河原井拓也副委員長) 賛成多数であります。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(河原井拓也副委員長) 委員長と交代いたします。   〔正副委員長交代〕 ○(坂井良永委員長) 次に、当委員会に付託された議第1号を除いた議案について討論を行います。  討論の通告がありませんので、以上で討論を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(坂井良永委員長) これより採決を行います。  採決は審査の順に行います。  最初に、議第27号から議第29号の以上3件一括採決いたします。  本案については、いずれも原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(坂井良永委員長) 御異議なしと認めます。よって、本案は、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(坂井良永委員長) 次に、報第1号及び報第2号の以上2件一括採決いたします。  本案については、いずれも承認することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(坂井良永委員長) 御異議なしと認めます。よって、本案は、いずれも承認すべきものと決定いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(坂井良永委員長) 次に、議第9号から議第11号の以上3件一括採決いたします。  本案については、いずれも原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(坂井良永委員長) 御異議なしと認めます。よって、本案は、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(坂井良永委員長) 最後に、議第5号から議第8号の以上4件一括採決いたします。  本案については、いずれも原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(坂井良永委員長) 御異議なしと認めます。よって、本案は、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 ――*――*――*――*――*――*――*――*――*――*―― ○(坂井良永委員長) 以上で付託事件の審査を全て終了いたしました。  お諮りいたします。  本日の当委員会の審査結果について、会議規則第39条第1項に基づく委員長報告及び第103条に基づく委員会審査報告書の作成については、委員長にそれぞれ一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(坂井良永委員長) 御異議がありませんので、そのように決定いたしました。
    ――*――*――*――*――*――*――*――*――*――*―― ○(坂井良永委員長) 以上で経済建設常任委員会を閉会いたします。                                閉  会 午後1時57分   以上会議の次第を記載し、三条市議会委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。                   経済建設常任委員会                    委 員 長   坂 井 良 永                    副委員長    河原井 拓 也...