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  1. 三条市議会 2017-03-13
    平成29年市民福祉常任委員会( 3月13日)


    取得元: 三条市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-27
    平成29年市民福祉常任委員会( 3月13日)                   市民福祉常任委員会記録                    (第2日目) 1 日   時  平成29年3月13日(月)午前10時 1 場   所  第3委員会室 1 出席委員   笹川信子委員長 武藤元美副委員長          阿部銀次郎 熊倉 均 武石栄二 髙坂登志郎 酒井 健 佐藤宗司 1 欠席委員   なし 1 欠員     1名 1 説明のための出席者          渡辺市民部長 鶴巻市民窓口課長 金子課長補佐                 山村地域経営課長 吉田課長補佐兼中心市街地活性化推進係長                 金子生涯学習課長 阿部課長補佐                 小林環境課長 五十嵐課長補佐          渡辺福祉保健部長 佐藤高齢介護課長 小林課長補佐                            野水地域包括ケア推進室長                   長谷川福祉課長 中村課長補佐                   近藤健康づくり課長 永井主幹兼スポーツ振興室長                             小島課長補佐兼食育推進室長
    1 職務に従事した議会事務局職員          高野次長 加藤主任 1 事   件  第1日目会議録記載のとおり 1 審査の経過及び結果                               開  会 午前10時00分 ○(笹川信子委員長) これより本日の会議を開きます。  出席全員であります。  直ちに審査に入ります。 ――*――*――*――*――*――*――*――*――*――*―― ●議第1号から議第4号、議第9号、議第11号、議第12号、議第18号、議第22号及び議第23号の以上10件一括上程 ○(笹川信子委員長) 議第1号から議第4号、議第9号、議第11号、議第12号、議第18号、議第22号及び議第23号の以上10件一括上程いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第1号 平成29年度三条市一般会計予算 ○(笹川信子委員長) それでは、1日目に引き続き議第1号 平成29年度三条市一般会計予算を議題といたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎第1表歳出、第7款商工費について ○(笹川信子委員長) 本日は、第1表、歳出、第7款商工費から行います。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(鶴巻市民窓口課長) それでは、7款商工費のうち、市民窓口課所管分につきまして御説明申し上げます。恐れ入りますが、予算書の171ページ、あわせまして委員会資料ナンバー6、3ページの中ほどをお願いいたします。  7款1項1目商工総務費、事業番号020消費者保護事業費32万8,000円につきましては、消費者保護を図るための啓発用パンフレットほか消耗品25万5,000円、消費者団体2団体に対する補助金4万円ほかでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(笹川信子委員長) これより質疑を行います。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(笹川信子委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎第1表歳出、第8款土木費について ○(笹川信子委員長) 次に、第1表、歳出、第8款土木費について提案理由の説明をお願いいたします。 ○(長谷川福祉課長) それでは、8款土木費のうち、福祉課所管部分につきまして説明させていただきます。予算書の199から201ページ、委員会資料ナンバー9、福祉課資料の9ページをお願いいたします。  8款土木費、5項住宅費、1目住宅管理費、事業番号020市営住宅施設管理費1,573万5,000円は、市営住宅の施設修繕や施設管理に係る経常的な経費を計上させていただきました。  資料の9ページから10ページの事業番号030県営住宅施設管理費2,571万9,000円は、県営住宅の施設修繕や施設管理に係る経常的な経費を計上させていただきました。  資料の10ページをお願いいたします。事業番号040県営住宅施設整備費150万円は、西大崎県営住宅の水路脇フェンス設置工事の予算を計上させていただきました。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(笹川信子委員長) これより質疑を行います。 ○(武藤元美委員) お願いします。市営住宅施設管理費にも県営住宅施設管理費にも土地借上料ということで大きな額が出ていますが、この金額については、もちろん審査して決められているとは思うんですけども、毎年見直しはされているんでしょうか。 ○(長谷川福祉課長) 全ての土地借上料は、財務課が3年に1度の評価がえ年度の翌年度に見直しを行った上で示す金額により契約させていただいているところでございます。 ○(武藤元美委員) ということは、相場並みであって決して高いわけでも安過ぎるわけでもないと考えていいでしょうか。 ○(長谷川福祉課長) 評価額をもとにして、適切に算定されているものと考えております。 ○(武藤元美委員) 公営住宅の修繕では、今回水路脇フェンス設置などをすることになっているわけですが、今後外回りだけじゃなくて内部を修繕することも検討しているのでしょうか。 ○(長谷川福祉課長) 市営住宅、県営住宅の内部の修繕でございますが、通常の入居に対する修繕につきましては、予算を計上させていただいておりますが、そのほかの大きな修繕につきましては、平成26年3月に策定した市営住宅長寿命化計画で時期を見て適切に行っていくこととしているところでございます。 ○(武藤元美委員) 一般質問でもあったかと思うんですけども、赤さびが出てくるような水道では困りますので、計画的な修繕をぜひお願いしたいと思います。 ○(酒井 健委員) 県営住宅施設管理費の施設修繕料ですけども、たしか12月補正予算で東日本大震災による避難者がそこへ移るために四百七十何万円だったかを繰り越したんじゃなかったっけ。(「通常の予算です」と呼ぶ者あり)通常の予算だったっけ。8部屋分という話だったんだけども、それでおさまったんですか。新たな希望者がいて追加で修繕する必要が出たということはないんですか。 ○(長谷川福祉課長) 委員御指摘のとおり、12月補正予算で東日本大震災による避難者に関する予算を計上させていただきました。5部屋分でございました。それ以上の申し込みはございませんので、29年度当初予算ではそちらに関する予算は計上されておりません。こちらに計上されている予算につきましては、あくまでも市民が入居される場合の施設修繕料となっております。 ○(笹川信子委員長) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(笹川信子委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎第1表歳出、第10款教育費及び第2表債務負担行為について ○(笹川信子委員長) 最後に、第1表、歳出、第10款教育費及び第2表、債務負担行為について順次提案理由の説明をお願いいたします。 ○(金子生涯学習課長) それでは、第10款教育費、生涯学習課所管の予算につきまして御説明申し上げます。予算書の238ページ、239ページ、委員会資料の市民部生涯学習課、資料ナンバー12をお願いいたします。説明は、委員会資料で行わせていただきます。  10款教育費、6項社会教育費、1目社会教育総務費、事業番号020一般経費143万7,000円でございます。事業内容は、社会教育委員会議及び公民館運営審議会を6回、文化財保護審議会を2回開催し、三条市の社会教育、文化財に関する各種取り組み等を審議するものでございます。  2目社会教育振興費でございます。事業番号010成人式開催費113万3,000円は、平成30年3月21日に予定している成人式開催にかかわるもので、成人式アトラクションで行う抽せん会の景品などの消耗品費、会場構成等の経費を計上しているものでございます。  資料の2ページをお願いいたします。事業番号020生涯学習振興費266万5,000円でございます。第2次生涯学習推進計画に基づき市民一人一人が生きがいを持って学び合うまちを基本目標に、生涯学習社会の実現を目指して生涯学習施策を推進するための経費として生涯学習推進会議を年2回開催するほか、循環型生涯学習推進事業として高齢者の地域活動への参画を促すために公民館等が主体となってイベントを数多く実施するきっかけの1歩事業や、元気な高齢者から1歩を踏み出していただくきっかけとなる地域デビューバイオリンコンサートを開催するものでございます。  続きまして、事業番号030生涯学習施設費1億3,251万4,000円でございますが、こちらは生涯学習課が所管する島田会館、丸井今井邸、図書館、歴史民俗産業資料館リージョンセンター、諸橋博士漢学の里の6施設の管理運営費等を計上しているものでございます。なお、諸橋博士漢学の里指定管理料2,277万3,000円につきましては、諸橋博士の業績にふさわしい漢字漢語検定の創設について専門的知見を有する委員により検討する委員会の経費としての234万5,000円を含め計上しております。  予算書の240ページ、241ページ、資料の3ページをお願いいたします。事業番号040図書館等複合施設建設事業費1億2,950万1,000円は、三条小学校跡地活用として図書館、鍛冶ミュージアム理科教育センター機能を有する複合施設を建設するため、校舎の解体工事を行う経費として1億2,700万円を、まちなか公共施設連携・整備検討委員会を設置し、複合施設のレイアウトや機能、連携、また複合施設の周辺施設を含めた多彩な市民活動を育むエリアとしての面展開に向けた環境整備の検討を行うための経費として198万6,000円を計上しているものでございます。なお、校舎解体に係る債務負担行為として平成30年度に2億2,500万円をお願いしております。  事業番号050しかけ絵本コンクール等開催事業費312万1,000円につきましては、仕掛け絵本の蔵書数日本一を掲げる図書館栄分館の魅力をさらに発信していくため、仕掛け絵本にものづくり三条の視点を加えた手づくりしかけ絵本コンクールを引き続き実施してまいります。受賞作品に対する賞金、審査員謝礼金、PR用ポスター、チラシの印刷費、広告料などしかけ絵本コンクール開催費として280万5,000円を、しかけ絵本ワークショップ開催費として31万6,000円を計上しております。  資料の4ページをお願いいたします。続きまして、事業番号060文化振興費1,742万5,000円でございますが、こちらは芸術鑑賞機会、発表機会の充実、文化活動団体等の支援などの経費を計上しているものでございます。名誉市民渡邉義雄生誕110周年記念写真展は、名誉市民の業績を改めて認識し、その功績を市民に周知するため、生誕記念事業を10年に1度行うもので、開催費として162万1,000円を計上しております。第30期竜王戦の招致及び関連イベントは、風光明媚な下田地域に招致し、その魅力を全国に発信するとともに、シティセールスや交流人口の拡大につなげるため、招致及び関連イベントの開催などの経費として210万円を計上しております。なお、対局会場として国登録有形文化財の嵐渓荘を予定しております。また、第13回を迎える三条市美術展の開催費として379万3,000円を、恒例となった下田地域の中浦ひめさゆり森林公園で開催される若者の音楽を通した交流イベント開催に係る三条楽音祭実行委員会への負担金として438万4,000円を、青少年文化振興事業はジュニアのための文化振興教室、わくわく文化未来塾の開催費として113万円を、芸術鑑賞ツアー事業は主に県内外の劇場で舞台芸術などを鑑賞するための委託料171万5,000円を計上しているものでございます。また、市内で文化活動を行う団体への支援である文化団体活動支援補助金として74万4,000円を、第13回を迎える三条市音楽祭の開催費として55万円を、全国規模の公募展などで優秀な成績をおさめた若手芸術家の支援事業として70万3,000円を、文化部門の全国大会等の出場者への激励金として45万円を、文化芸術の振興や文化振興基金の活用について協議を行う懇談会の開催費として14万円を、市民ギャラリーの経費として8万6,000円をそれぞれお願いしております。  予算書の242ページ、243ページをお願いいたします。事業番号070文化財保護啓発費286万4,000円でございます。文化財総合調査事業74万4,000円は古文書及び歴史的建造物等の調査を、文化財活用事業22万9,000円はかぐら鑑賞会ほかを予定しているところでございます。また、下田郷の歴史遺産再発見事業109万9,000円は下田郷のいしぶみや吉ヶ平の民具を調査するためのものでございます。  資料の5ページをお願いいたします。事業番号080遺跡発掘調査費2億1,344万2,000円は、文化財保護法に基づき開発に対応して埋蔵文化財を適切に保護し、発掘調査などの成果を市民に公開するとともに、その活用を図るものでございます。国道403号三条北バイパス整備関連事業1億7,254万6,000円は、県からの委託事業で、事業地内での石田遺跡、梅田遺跡の発掘調査でございます。開発行為に伴う確認調査関係事業2,148万5,000円は、栄スマートインターチェンジに近接する工業流通団地や民間の開発予定地等の試掘、確認調査でございます。埋蔵文化財保存活用事業200万円は、遺跡展示会、遺跡体験出前講座などで、国の2分の1補助事業となっているところでございます。歴史の道八十里越保存・活用事業1,158万円は、文化庁選定歴史の道百選の一つである八十里越やその周辺の文化遺産などについて只見町、魚沼市と連携しながら国指定史跡への指定を目指して調査、整備を実施してまいります。そのほか、信濃川火焔街道連携協議会負担金80万円を計上しております。  3目公民館費でございます。予算書の244ページ、245ページをお願いいたします。事業番号010公民館運営費1,212万円につきましては、非常勤の館長及び分館長等の報酬のほか、井栗公民館指定管理料854万9,000円を計上しているものでございます。  資料の6ページをお願いいたします。事業番号020公民館管理費6,618万6,000円は、公民館の維持管理のための経費として電気使用料、ガス使用料などの光熱水費、施設管理業務委託料や清掃業務委託料などを計上しているものでございます。  予算書の246ページ、247ページ、資料の7ページをお願いいたします。事業番号030公民館整備費1,400万円は、本成寺公民館の空調機改修工事、中央公民館の変圧器用LBS更新工事及びコンデンサ用開閉器取りかえ工事など電気設備の更新等に伴う工事を行うものでございます。  事業番号040公民館活動費800万5,000円でございますが、こちらは子供から高齢者まで多彩な生涯学習の機会を提供するとともに、スマートウエルネスの視点を持ったまちなか連携事業や学習成果の発表の場として作品展や発表会などを開催するものでございます。スマートウエルネスの視点を持ったまちなか連携事業、入門教室、入門講座、成人教育、高齢者教育、青少年教育、発表・情報発信の各事業などを行うものでございます。  生涯学習課所管の予算につきましては、以上でございます。よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。 ○(永井スポーツ振興室長) 続きまして、健康づくり課所管分について御説明申し上げます。資料ナンバー10、健康づくり課資料の7ページ及び8ページをお願いいたします。予算書は249ページから251ページでございます。それでは、資料の7ページをお願いいたします。  10款7項1目保健体育総務費、事業番号020一般経費263万4,000円につきましては、スポーツ推進審議会委員及び各種大会運営等に伴うスポーツ推進委員の報酬等でございます。  2目体育振興費、事業番号010スポーツ振興費2,173万5,000円は、各種スポーツ大会、講習会、スポーツ教室の運営委託料などでございます。主なものといたしましては、各種スポーツ大会の開催等に係る経費が512万7,000円、全国大会、ブロック大会等に出場する監督、選手に支給する激励金450万円、委託料は各競技団体等が連携して行うジュニア育成事業委託料350万円、各種スポーツ教室等運営委託料344万7,000円でございます。そのほか、市体育協会、スポーツ少年団及びスノーアクティビティ推進事業の補助金等でございます。  事業番号020小中学校体育系部活動支援費90万8,000円は、中学校の体育系部活動を支援するための経費で、内容といたしましては、部活動指導補助者の養成、派遣事業に49万9,000円、大学等に部活動の練習メニュー作成とその習熟度の確認や評価などを委託するための委託料40万9,000円でございます。  資料の8ページをお願いいたします。事業番号030一般経費2,605万4,000円は、新潟県三条・燕総合グラウンド施設組合の負担金ほかでございます。  3目体育施設費、事業番号010社会体育施設費3億2,121万9,000円は、社会体育施設の適切な維持管理を行うとともに、利便性や市民サービスの向上を図るための施設修繕や改修工事等を行うものでございます。指定管理料1億6,745万円は、体育施設等9施設、総合運動公園、市民プール及びグリーンスポーツセンターの4指定管理者分でございます。工事関係の主なものは、大崎山公園テニスコートの改修工事費9,400万円、総合運動公園多目的広場サッカーコートの1面に暗渠を設置し、排水能力を向上させるための改修工事費1,649万円、下田体育館の男女トイレの一部洋式化工事費150万円などでございます。このうち、大崎山公園テニスコートの改修工事費につきましては、昭和57年に整備したテニスコート5面を国の公園施設長寿命化対策支援事業交付金を活用してクレーコートから人工芝コートに改修し、施設機能を高めるものでございます。なお、うるおい広場のテニスコート3面につきましては、この改修工事完了後に機能集約の観点から廃止する方向で考えております。廃止後のテニスコート跡地につきましては、新潟県済生会三条病院が旧サッカー場の一部を活用して病児・病後児保育ルームを運営されているところですが、残る用地と合わせた一体的な活用として、同病院から在宅医療推進センターを核にした医療、介護の多職種連携による地域包括ケアの拠点となる施設の整備と老朽化した特別養護老人ホーム長和園の移転改築という申し出があり、現在貸し付けに向けて準備しているところでございます。  事業番号020スポーツ・文化・交流複合施設建設事業費2,040万4,000円は、旧体育文化センター及び旧総合体育館を解体し、新たな施設を整備するための経費でございます。主なものといたしましては、水路の移設工事費2,000万円でございます。  以上で説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(笹川信子委員長) これより質疑を行います。 ○(髙坂登志郎委員) 図書館等複合施設建設事業費についてでありますが、委員が23人で、それぞれいろいろと書いてありますけれども、図書館検討部会はどういう方を委員に選出しようと考えているのかお聞かせいただきたいと思います。 ○(金子生涯学習課長) まちなか公共施設連携・整備検討委員会につきましては、委員が23人でございます。その中に各部会を設け、検討を進めてまいりたいと思っております。図書館検討部会につきましては、現在の図書館協議会委員を中心とした中で図書館の機能を検討してまいりたいと考えております。  鍛冶ミュージアム検討部会につきましては、鍛冶道場や鍛冶関係の方を考えておりますし、連携部会につきましては、各部会の代表者、ステージえんがわとか鍛冶道場の方も含めた中で主にまちなかの周辺施設との連携について検討することとしております。 ○(髙坂登志郎委員) それで、解体にはどのくらいの期間がかかるんですか。 ○(金子生涯学習課長) 開催の期間でございますけれども、施設のレイアウトのほか、機能等を検討していただく中で2年ほどかかるんじゃないかと……(「解体期間」と呼ぶ者あり)解体期間でございますか。申しわけございません。解体につきましても債務負担行為で平成30年度までお願いしてございますので、29、30年度中と考えております。 ○(髙坂登志郎委員) 4月から学校が移るわけですが、解体期間は2年ということでいいですか。いつごろから解体工事が始まるんですか。 ○(金子生涯学習課長) 国の社会資本整備総合交付金を申請したいと思っておりますので、そちらの交付が決定してからの工事になると思います。それと、校舎の外壁材にアスベストが使用されている関係で、処理に1年ほどかかることが見込まれますので、2年で計画しているものでございます。 ○(髙坂登志郎委員) 国の交付決定を受けてからやらなきゃだめだということですよね。その決定は、大体いつごろと見込んでいるんですか。 ○(金子生涯学習課長) 今の見込みといたしましては、夏ごろに交付決定をいただき、解体工事は契約額が大きくなりますので、議会の御議決を経た上で着手したいと思っております。 ○(髙坂登志郎委員) それから、費用便益比調査費51万5,000円とありますが、具体的にはどういう中身なんですか。 ○(金子生涯学習課長) 費用便益比調査でございますけども、事業が実施された場合とされなかった場合の便益の差というか、その場所がよくなったかということを計算して、どのくらいの事業効果があったかを調査するものでございます。今回お願いしている部分につきましては、特に周辺の地価調査でございます。地価への影響額についての専門的な知識を要することから、調査を委託するものでございます。 ○(髙坂登志郎委員) それから、先ほどちょっと聞き漏らしたというか、2億円ちょっとがどうのこうのと言っていましたが、その辺のことをもう一度聞かせていただけますか。 ○(金子生涯学習課長) 2億円……(何事か呼ぶ者あり)説明が不十分で申しわけございません。予算書7ページの第2表、債務負担行為で図書館等複合施設建設事業として平成30年度にお願いしている2億2,500万円でございます。 ○(阿部銀次郎委員) 関連でお聞きしますけど、解体工事の発注方法といいますか、業者選択はどういう方法でされるんですか。一般競争入札なんだろうけど。 ○(金子生涯学習課長) 発注に当たりましては、公共工事の入札制度に基づき入札させていただきます。ただ、概算設計額が3億数千万円と見込まれておりますので、入札が終わりましたら契約議案として議会に提出し、御議決をいただいた後で解体工事に着手する予定でございます。 ○(阿部銀次郎委員) 図書館と歴史民俗産業資料館の管理運営費についてお聞きしますけど、指定管理料1億91万2,000円は図書館と歴史民俗産業資料館の合計額だと思うんですが、各施設幾らずつなんですか。 ○(金子生涯学習課長) まことに申しわけございません。内訳の資料を持っておりませんので、ただいまお調べいたします。(「一緒にやっているんだよね」と呼ぶ者あり)図書館と歴史民俗産業資料館は、一括して指定管理を行っております。実を申しまして、館長が兼務しておりますので、指定管理料を分けることがなかなか難しくなっております。 ○(阿部銀次郎委員) 一括だということですけど、建物は別々ですよね。やっぱり積算根拠があってこの予算額になっているんだろうと思いますが、いかがでしょうか。 ○(金子生涯学習課長) 予算の内訳を持ち合わせていない中で平成27年度決算の資料がございましたので、そちらで答弁させていただきます。指定管理料の決算額につきましては、1億148万7,000円でございます。内訳といたしましては、図書館が9,133万8,300円、歴史民俗産業資料館が1,014万8,700円でございます。申しわけございません。 ○(阿部銀次郎委員) ありがとうございました。  じゃ、文化振興費の第30期竜王戦の招致についてお伺いします。説明ですと、会場は嵐渓荘ということですが、時期はいつごろになるんでしょうか。 ○(金子生涯学習課長) 時期でございますけども、日本将棋連盟で竜王戦招致の申し込みを4月1日まで受け付けております。竜王戦は、通常10月から12月の間に7局の対局が行われます。その中のいずれかになるかと思います。
    ○(阿部銀次郎委員) 10月から12月ですか。 ○(金子生涯学習課長) 大体第1局が10月で、第7局が12月になります。7局ございますので、そのうちのいずれか1局ということになります。 ○(渡辺市民部長) 今の答弁に少し補足させていただきます。今課長が答弁しましたとおり、竜王戦は最大で7局行われます。ただし、4勝零敗の場合は第4局までで終わり、あとの第5、6、7局は行われないわけでございますので、私どもといたしましては、間違いなく行われる第1局から第4局でお願いしたいと要望させていただいております。それを踏まえますと、10月から11月くらいでの招致を目指しているということで御理解いただきたいと思います。 ○(阿部銀次郎委員) ありがとうございます。そこが聞きたかったんです。時期が遅ければ終わっちゃうかもしれないよな、せっかくなのになと思ったんですけど、わかりました。  それから、同じく文化振興費で全国大会等出場激励金が45万円あるんですが、これはどこのどういう団体に支給するのかもう決まっているんですか。 ○(金子生涯学習課長) こちらにつきましては、ブロック大会、全国大会、国際大会への出場があった都度支給させていただいております。  どこの団体に支給するのかは、まだ大会の結果が出ていないため、決まっておりません。ただ、今年度紫苑コーラスさん、三条市吹奏楽団さんを初め、多くの団体がブロック大会、全国大会に出場された実績を踏まえ、予算額をふやして計上させていただいたものでございます。 ○(阿部銀次郎委員) それから、文化財保護啓発費にかぐら鑑賞会ほかとして22万9,000円がございますけど、これはどういう使い道をされるんでしょうか。 ○(金子生涯学習課長) かぐら鑑賞会では、いろいろな消耗品、ポスター等の経費になるかと思います。あとは、文化財関係の看板設置に係る経費でございます。 ○(阿部銀次郎委員) ありがとうございました。  それから、遺跡発掘調査費の埋蔵文化財保存活用事業200万円に遺跡展示会、遺跡体験出前講座、遺物修復、復元とございますけど、遺跡展示会は年何回くらい行われるんですか。 ○(金子生涯学習課長) 主に1年間の発掘調査に関係するものを展示しますので、年1回でございます。今年度は、2月から3月にかけて歴史民俗産業資料館と下田郷資料館で展示しているところでございます。 ○(阿部銀次郎委員) それから、毎年のように遺跡発掘調査をしていて、必ずそれなりの埋蔵文化財が出土するわけですので、もう相当な量になっていると思うんです。これを普通の文書のように廃棄することができるのか、できないのか、その辺はちょっとわかりませんが、廃棄できないとすると、もう膨大な量になっていくと思うんです。そういう出土したものは、今現在どこでどういうふうに保存しておられるんですか。 ○(金子生涯学習課長) 今現在主に下田地域の原と笹岡の収蔵庫、埋蔵文化財調査室に保存しているところでございます。 ○(阿部銀次郎委員) 私は、いつも遺跡発掘調査費のところになると、もう言ってもどうにもならないことですが――ここにも国道403号三条北バイパス整備関連事業で1億7,200万円ほどございますけど、平成29年度で3年目だと思うんです。平成27年度、28年度と発掘調査をされて、違ったものは出たんですか。 ○(金子生涯学習課長) 違ったものといいますか、ちなみに今回の発掘調査では平安時代にかけての土師器とか須恵器、木製品、これは大体一緒でございますけども、あとは鎌倉時代後半から室町時代にかけての珠洲焼、越前焼等が見つかっております。遺構といたしましては、畑や水田が存在する生産域、建物の柱の穴、井戸の跡などが見つかったところでございます。 ○(阿部銀次郎委員) 今発掘調査をしているところも埋め戻し済みの加茂市との境界から布施谷川の間のところも今課長がおっしゃったのと同じものしか出てこないんです。  私が言いたいのは、このあたりでは人が住んだ時代が全く同じだと思うんです。それなのに毎年度こうやって多額の予算をかけて発掘調査をしなければならない。1カ所掘れば大体その地域のことはわかると思うんです。文化庁の権限で発掘しなさいと言われれば、しなきゃだめなのかもしれないけども、どうしても事業費が発掘調査にみんな回っちゃうことで、事業そのものがなかなか進捗しない。言葉は悪いですけど、発展の大きな阻害というか、道路整備の障害になっていると、そう言わざるを得ない。こんなことをしなくても、1カ所掘れば大体わかるんだから、もう全面発掘なんてしなくていいと私はずっと言い続けているんです。こういう方法を下から上げて、何とか――発掘するなということじゃありませんし、遺跡というものは日本の歴史において大事なものですが、主たる目的が限りなくおくれることがどうも地域の発展を阻害する要因になっているような気がしてしようがないんです。国県に強く申し出て、何とかできないものかと思いますが、部長から御答弁願います。 ○(渡辺市民部長) 予算、決算を審査する委員会、分科会になりますと、非常に耳の痛い御指摘を頂戴しているところでございますが、文化財を守っていくという私ども市民部生涯学習課の立場からいたしますと、文化庁が申しておりますとおり、埋蔵文化財は国民の貴重な共有財産であると位置づけ、しっかりと調査し、保存しているところでございます。保存ができない場合は記録をとって、埋め戻すという手続が確立されているところでございます。委員から御指摘を受けたことについては、片や開発の足かせといいますか、相反するところはあるんですけれども、私どもの立場といたしましては、今申し上げたとおりでございます。  とはいうものの、開発に当たっての優遇措置といいますか、その辺の内容については、私どもだけではなかなか要望もできないところではございますけれども、こういう基礎自治体の実情等については、機会のあるときにお伝えしていきたいと思っておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。 ○(阿部銀次郎委員) もう一点お聞かせください。  2目体育振興費、事業番号030一般経費の三条・燕総合グラウンド施設組合負担金2,602万1,000円ですが、たしか今年度は1,783万9,000円だったと思うんです。私の見間違いでしょうか。 ○(永井スポーツ振興室長) 平成28年度の負担金につきましては、1,783万9,000円でございました。29年度の負担金につきましては、26、27年度に行った陸上競技場の全天候化工事に係る償還が始まりますので、主にその関係で増額したところでございます。 ○(阿部銀次郎委員) 工事に係る償還金は、この予算では負担金という扱いになるんですか。 ○(永井スポーツ振興室長) あくまでも一部事務組合の事業でございますので、燕市、三条市がそれぞれ負担金を支出するという形になっております。 ○(阿部銀次郎委員) 普通事業に関しては、予算の項目とかがあると思うんですけど、必要な費用を全て負担金としてまとめて、燕市と三条市が支出するということなんですね。 ○(永井スポーツ振興室長) 委員のおっしゃるとおりでございます。 ○(髙坂登志郎委員) 竜王戦のことでありますけれども、交流イベント業務委託料が169万2,000円とあります。これは、どこに業務を委託するんでしょうか。 ○(渡辺市民部長) 竜王戦関係の予算といたしましては、210万円を計上させていただいているところでございます。この使い道といたしましては、竜王戦に係る各種イベントの経費等でございます。 ○(髙坂登志郎委員) いや、予算書では委託料が169万2,000円となっているから、いろんなところにお願いするのか、一括でお願いするのか、どういう予定なんですか。 ○(金子生涯学習課長) 今現在竜王戦の交流イベントといたしましては、プロ棋士や女流棋士による将棋ファン向けの大盤解説等を予定しております。委託料は、そちらに係る経費でございます。主に日本将棋連盟に委託するものでございます。 ○(髙坂登志郎委員) ということは、日本将棋連盟にこの額を渡して運営してもらうという理解でいいですか。 ○(金子生涯学習課長) 日本将棋連盟が主なものでございますし――申しわけございません。ちょっと答弁が足りなかったようでございます。一般的にほかのところでは多面指しとか詰め将棋とかを行っておりますが、どういったものを行うかにつきましては、これから日本将棋連盟等とお話しさせていただくところでございます。あとは……(何事か呼ぶ者あり)日本将棋連盟でございます。 ○(髙坂登志郎委員) いや、だから一般的には委託する場合、例えばある会社に委託料として幾らかを任せて、中身については、こういうものがいろいろあるということでしょう。この169万2,000円を日本将棋連盟に渡して、いろいろな中身をやっていただくのかどうかということです。 ○(金子生涯学習課長) 申しわけございませんでした。主に日本将棋連盟に委託させていただくものでございます。 ○(髙坂登志郎委員) 残余の40万円ぐらいは、どういう使い道になるんですか。 ○(金子生涯学習課長) 竜王戦は、前夜祭も含めて4日間行われます。主に前夜祭の開催経費の一部を負担させていただくものでございます。 ○(髙坂登志郎委員) それから、遺跡発掘調査費でありますが、先ほども質疑がありましたけれども、国道403号三条北バイパスの遺跡発掘調査はいつごろ終わるかというめどはついているんですか。 ○(金子生涯学習課長) いつごろ終わるかはまだはっきりしておりませんが、平成27年度から行っている現在の発掘調査につきましては、井栗地区の万葉の藤のあたりから須戸の道路までの間を3カ年かけて行っているところでございます。 ○(髙坂登志郎委員) 平成29年度も約1億7,000万円、その翌年度もまだひっかかる可能性があると、その辺はなかなか難しいですか。 ○(金子生涯学習課長) 今は市道下谷内柳場新田線まで発掘調査を行っているんですけども、今後は下水処理センターの近くまで計画がございます。その中には、まだ遺跡が確認されているところも含まれているかと思いますので、そちらにつきましても用地のめどがついた段階で発掘調査をすることになると思います。 ○(髙坂登志郎委員) それから、開発行為に伴う確認調査関係事業2,148万5,000円で開発予定地の試掘とありますけれども、これはどういった開発のことを言っているんですか。 ○(金子生涯学習課長) 栄地域で工業流通団地の整備が予定されておりますけれども、その予定地内に遺跡があるかどうかを確認するための試掘調査が一番大きなものになるかと思います。あとは、民間でNTTの鉄塔の関係がございます。そちらで来年度は経費がかかるものと思います。 ○(髙坂登志郎委員) NTTの鉄塔というのは、どのくらいで、どの場所を予定されているんですか。 ○(金子生涯学習課長) 一般的には、鉄塔の周りも切りますので、10メーター掛ける10メーター程度になるかと思っております。(「場所」と呼ぶ者あり)場所でございますか。場所につきましては、須戸新田、塚野目でございます。 ○(髙坂登志郎委員) それから、保健体育総務費でありますが、スポーツ推進審議会はスポーツ推進に関する調査、審議を行うために開催されているところでありますが、具体的にどういう調査、審議を行うのか教えてください。 ○(永井スポーツ振興室長) スポーツ推進審議会につきましては、現在委員が12名いらっしゃいまして、今後のスポーツ推進にかかわる事業の内容について、御提案等もいただきながら、御審議いただいているところでございます。 ○(髙坂登志郎委員) スポーツ推進にかかわる事業の内容ということですが、今そちらで捉えているスポーツ推進に関する課題にはどういうものがあるのか、ちょっと聞かせてください。 ○(永井スポーツ振興室長) 特に今、前回の審議会でも出ていた主な課題といたしましては、やはりジュニアスポーツの現状であったり、それに伴う指導者育成といったところだと認識しております。 ○(髙坂登志郎委員) ジュニアの育成が重要だということですが、ジュニア育成事業委託料350万円はどの団体に委託しているんでしょうか。 ○(永井スポーツ振興室長) 三条市体育協会でございます。 ○(髙坂登志郎委員) 私も野球の関係で――来月も中学生の野球大会がありますけれども、中学校1校ではチームが組めないという状況で、今この辺は6チームぐらいしか参加がないんです。私の出身校である第二中学校も残念ながら合同のチームになっているんですが、その辺の今後の対策といいますか、対応についてどういう認識をお持ちなんでしょうか。 ○(永井スポーツ振興室長) 委員御指摘のとおり、現在特に体育系部活動では野球、武道の人数が非常に減ってきております。そこで、各競技団体、またスポーツ少年団ともそういった状況を共有しながら、それ以前の主に小学校低学年の子供を対象として、まずは運動を好きになってもらおうという取り組みを始めております。昨年11月には競技の枠、また団体の枠を超えた形で合同のイベントを開催したところ、多くの子供たちが集まり、スポーツに対して新たな興味を持っていただいたところでございます。 ○(髙坂登志郎委員) やっぱり運もありますけれども、指導者の養成は非常に重要だと思うんです。部活動指導補助者の養成、派遣事業としてもお金を出しているわけでありますが、実際に中学校の体育系部活動を支援する指導補助者というのはどういう方なんですか。 ○(永井スポーツ振興室長) 中学校の体育系部活動におきましては、現在少子化により教員の数も減っている関係もありまして、競技経験のある顧問がつくことは少なくなっております。そういったことから、競技経験のある方、また指導力のある一般の方から手を挙げていただき、その方に最近の知識や情報を提供させていただきます。その後、学校とマッチングし、指導補助者として中学校に派遣する形をとらせていただいております。 ○(髙坂登志郎委員) それで、実態として今中学校にどのくらい派遣されているんですか。 ○(永井スポーツ振興室長) この制度による派遣は、年々減ってきておりまして、現在1校でございます。  ただ、地元の方がボランティアとして活動されている中学校が数校ございます。平成29年度からは、教育委員会と一緒になって、どんな指導が必要とされているのか、どの程度の補助が必要とされているのかといったことについてさらに細かくヒアリングし、実際にマッチングさせていただくという形で対応していくことを考えているところでございます。 ○(髙坂登志郎委員) その辺をしっかりやる方向がいいのか、何にしても指導者の養成について取り組んでいただきたいと思います。  それから、スポーツ振興費の中にスノーアクティビティ推進事業補助金175万1,000円がありますが、スノーアクティビティとはどういったものか、ちょっと聞かせていただきたいと思います。 ○(永井スポーツ振興室長) 下田地域の冬場の魅力を発信していくために、雪の中をスノーシュー等で走っていただくレースを2月に開催しております。昨今トレイルランニングの競技人口がふえてきている中で、そういった方たちを対象にして、できるだけニッチな……(何事か呼ぶ者あり)興味を持っている方は少ないのですが、非常に強い関心を引くようなスポーツということで、スノーシューレースを核として行っております。1日目はスノーピークを会場としてスノーシューレースを、翌日は一般的なシューズを履いて同じようなコースを走るスノーランを行っておりまして、県外から参加される方もふえているところでございます。 ○(髙坂登志郎委員) これは去年からですか。どのくらいの参加者がいるんですか。 ○(永井スポーツ振興室長) 始めたのは、平成26年からでございます。参加者につきましては、競技のほかにイベント等もございますので、全体としては2日間で1,000人程度でございます。 ○(酒井 健委員) それでは、239ページ、生涯学習課の成人式開催費に113万3,000円が計上されているんですけど、市内にどれほどの対象者がいて、何人ぐらい参加するんでしょうか。 ○(金子生涯学習課長) ことしの3月20日に行われる成人式の数字で申し上げますと、対象者は全体で1,060人でございますが、そのうち市内の方が947人、市外の方が109人、あと市外ではありませんが、東日本大震災により三条市に避難された方、申し出の方が4人でございます。出席率につきましては、平成25年度が82%、26年度が78.22%、27年度が76.27%と少しずつ低くなっておりますけども、大体75から80%の方がいらっしゃっていることになります。 ○(酒井 健委員) 年々出席率が低くなっていることを踏まえて、今までのやり方を見直すといったことは考えていないんですか。 ○(金子生涯学習課長) 今年度の新しい試みといたしまして、3世代の方を実行委員としてお願いし、去年成人式を迎えられた方、ことし成人式を迎えられる方、来年成人式を迎えられる方の14名で運営しているところでございます。 ○(酒井 健委員) それと、239ページ、生涯学習施設費の図書館・歴史民俗産業資料館管理運営委託費とか諸橋博士漢学の里管理運営費は結構高額で、指定管理料が1億円とか2,200万円を超えているんですけども、この指定管理者に対する評価――きのうしらさぎ荘の評価があれでといった話もあったので、今現在の評価はどのようになっているんですか。 ○(金子生涯学習課長) 毎年度事業報告書が提出されますので、そちらで評価を行わせていただく中では問題がないということで運営しているところでございます。図書館、歴史民俗産業資料館につきましては、来年度総合評価を行ってまいりますので、よろしくお願いいたします。 ○(酒井 健委員) 諸橋博士漢学の里の指定管理料が2,277万3,000円ということですが、ここは何年か前にちょっとリニューアルして、いろいろなイベントもやっているかと思うんですけども、入館者数は伸びているんですか。 ○(金子生涯学習課長) 入館者数につきましては、リニューアルした平成24年度が5,255人、ピークの翌25年度が5,628人でございます。27年度が3,542人と大分少なくなっておりまして、今後につきましては、いろいろな催し物等を行いながら入館者の増に努めてまいりたいと考えております。 ○(酒井 健委員) 今年度は今のところどれくらいなんですか。 ○(金子生涯学習課長) 申しわけございませんが、資料を持ち合わせておりません。 ○(酒井 健委員) 少なくなっているなという実感があったものですから、このままだと――指定管理者においても、市においてもリニューアルではなく、お金をかけないイベントを打つとか、来年度ちょっとてこ入れするような予定はあるんですか。 ○(金子生涯学習課長) 先ほど申し上げたとおり、いろいろな展示会等の催し物も考えたいと思っておりますし、あと再来年度以降になるかと思いますが、漢字漢語検定を実施させていただきます。そういういろいろな事業を進めてまいりたいと思っております。  ちなみに、平成26年度から27年度にかけては少ないですけど、80人ほど入館者数がふえているところでございます。 ○(酒井 健委員) あと、図書館等複合施設建設事業費でちょっと確認させていただきます。債務負担行為とのからみもあるんですけども、結局解体工事費の予算額はこの1億2,700万円と債務負担行為の限度額を足したものということでよろしかったでしょうか。 ○(金子生涯学習課長) 委員御指摘のとおりでございます。総額で3億5,200万円になります。 ○(酒井 健委員) そのうちの1億2,700万円が今年度中に解体する分の工事費ということでしょうか。 ○(金子生涯学習課長) 今年度中に解体する経費のうち、90%を部分払いしますので、10%を差し引いて1億2,700万円という形になります。 ○(酒井 健委員) じゃ、今年度中に大体1億4,000万円分が取り壊しになって、その90%を部分払いするという考え方でよろしいでしょうか。 ○(金子生涯学習課長) そのとおりでございます。 ○(酒井 健委員) あと、事業番号060文化振興費に音楽交流イベント開催、三条楽音祭で438万4,000円が計上されておりまして、若者から大勢来ていただいてありがたいんですけども、この間の入場者数はふえているのか、経年の変化をお聞かせください。 ○(金子生涯学習課長) 野外イベントのため、大分天候に左右されるところがございます。今年度は3,300人、一番多かった24年度が3,600人でございます。ちなみに、昨年度は雨と寒さのために1,900人ほどでございました。 ○(酒井 健委員) 3,000人以上がコンスタントに来ているということで、よかったと思います。  続いて、先ほどもちょっと質疑がありました事業番号080遺跡発掘調査費についてお聞きします。以前国道116号の工事において和島かどこかで遺跡が出たときは、遺跡の調査費が高額になるためトンネルを掘ったほうが安いということで、工法を変えたという経過もあるんです。県の事業かと思いますけども、歴年だとかなり調査費がかかるんです。今さらの話になるんですが、例えば法線を振って遺跡にかからないようにしたほうが安いとか、そういった経済比較は事業開始前にしたんですか。 ○(金子生涯学習課長) 国道403号三条北バイパス整備関連事業につきましては、県の委託事業でございますので、県で積算して決定したものと考えております。 ○(酒井 健委員) 今さらの確認ですけども、この調査費は後で県から補償されるということでよろしいでしょうか。 ○(金子生涯学習課長) 県の委託事業でございますので、委託金として全額県から支払われます。 ○(酒井 健委員) あと、保存がどうなっているかという質疑に対し、主に下田地域の原と笹岡でという答弁があったかと思うんですけども、ちなみに原のどこでしょうか。私は知らなかったので。 ○(金子生涯学習課長) 長沢小学校裏手の旧保育所でございます。 ○(酒井 健委員) じゃ、笹岡は旧笹岡保育所ということでしょうか。 ○(金子生涯学習課長) はい、旧笹岡保育所でございます。 ○(酒井 健委員) そのほかにも下田公民館森町分館とか、いろいろなところで保存しているかと思うんですけども、どれもみんな建物が古いですよね。古いからこそ統廃合であいた建物なので、いつまでも入れてはおけないと思うんですけども、保存場所についての長期的な考えはどうなっているんですか。 ○(金子生涯学習課長) 委員御指摘のとおり、保存場所につきましては、長期的な見地も必要かと思いますが、現在は各施設を修繕しながら使用しているところでございます。将来的にどこで保存するかは、まだ決定しておりません。 ○(酒井 健委員) あと、信濃川火焔街道連携協議会負担金80万円ですけども、火焔街道の中で三条市に関係している遺跡は何カ所ぐらいあるんですか。 ○(金子生涯学習課長) 火焔街道でございますので、火焔型土器が主なものになりまして、長野遺跡、吉野屋遺跡から出土しております。あわせて、去年文化庁の認定を受けた日本遺産としての事業も行っております。その中に八木ヶ鼻が景勝地として入っておりますし、吉野屋遺跡も八木ヶ鼻の下の遺跡も入っております。それらを含め日本遺産の中には8項目の文化財が入っております。 ○(酒井 健委員) 今長野遺跡とか吉野屋遺跡とか八木ヶ鼻とかという話だったんですけども、この協議会で三条市内において全体的に情報を発信するイベントみたいなものは考えているんですか。 ○(金子生涯学習課長) イベントにつきましては、信濃川火焔街道連携協議会と日本遺産の関係で実施しているところでございます。その中で各市が連携した歴史探訪ツアーの実施、ここに遺跡がありますという看板の設置、パンフレット、ホームページの作成等の事業を今年度から開始しているところでございます。また、今現在歴史民俗産業資料館において下田地域の遺跡等を展示しているところでございます。 ○(酒井 健委員) あと、埋蔵文化財の関係でもう一点だけ、開発行為に伴う確認調査ということで、先ほど栄地域の工業流通団地とかNTTの鉄塔とかという話もありましたけども、きのうもらった辺地総合整備計画の資料では市道大谷地上の原線道路改良、舗装事業の平成29年度のところに事業費3,500万円と書いてあるんです。これも入れてみんなで2,148万5,000円ということでしょうか。
    ○(金子生涯学習課長) こちらにつきましては、まだ具体的なところが入ってきておりませんが、もし該当するようであれば調査させていただくことになると思います。 ○(酒井 健委員) では、辺地総合整備計画に載っているものが当初予算には計上されていないというということでしょうか。 ○(金子生涯学習課長) はい。来年度事業としては予定が入っていないところでございます。 ○(酒井 健委員) ほかのところで事業費が示されているのに当初予算に計上しないというのは、何か理由があるんですか。 ○(金子生涯学習課長) ほかのところというか、来年度予定される事業でございますので、辺地総合整備計画の事業につきましては、3年間の中で行われるかと思っておりますが……(何事か呼ぶ者あり) ○(笹川信子委員長) しばらく休憩いたします。                                 休  憩 午前11時24分                                 再  開 午前11時27分 ○(笹川信子委員長) 休憩前に引き続き会議を開きます。  今生涯学習課が調べておりますので、それ以外の質疑がありましたらお願いいたします。  副委員長と交代いたします。   〔正副委員長交代〕 ○(武藤元美副委員長) 委員長にかわり、暫時委員長の職務を行います。 ○(笹川信子委員) 社会体育施設費に大崎山公園テニスコート改修工事9,400万円が計上されていますけども、テニスコート5面が工事に入ると三条市内のコートが相当減ると思うんです。その辺の兼ね合いはどうなっていますでしょうか。 ○(永井スポーツ振興室長) 今回大崎山公園のテニスコートをクレーコートから人工芝コートにすることにより、雨の後でも、また多少の雨でも利用できる環境が整いますので、うるおい広場の3面はその分機能を高めることで対応させていただきたいと考えております。 ○(笹川信子委員) 六ノ町のテニスコートや直江町の寄附されたテニスコートもあると思うんですけども、そちらの周知はしないんですか。 ○(永井スポーツ振興室長) 六ノ町も直江町もそれぞれ――特に直江町のテニスコートにつきましては、御寄附をいただき、クラブハウスもできたことから、テニス協会等にそちらの利用を促進していただくようお話しさせていただいております。今回うるおい広場の3面がなくなるということで、六ノ町、直江町のテニスコートはやはり一番身近なところですので、そちらの利用に関して周知を図っていきたいと考えております。 ○(笹川信子委員) 大崎山公園テニスコートの改修工事は、いつごろ終わる予定でしょうか。 ○(永井スポーツ振興室長) 平成29年度のシーズンオフとなる11月から6カ月程度で工事を行っていきたいと考えておりますが、国の交付金の関係もございまして、そちらの状況を見ながら改修規模等を検討していきたいと考えております。 ○(武藤元美副委員長) 委員長と交代いたします。   〔正副委員長交代〕 ○(笹川信子委員長) ほかにありますでしょうか。  しばらく休憩いたします。                                 休  憩 午前11時30分                                 再  開 午前11時31分 ○(笹川信子委員長) 休憩前に引き続き会議を開きます。  10款教育費でほかに質疑はございますでしょうか。 ○(熊倉 均委員) そうしましたら、文化財保護啓発費の下田郷の歴史遺産再発見事業109万9,000円に下田郷のいしぶみ、吉ヶ平の民具の調査、活用とありますが、吉ヶ平の民具の調査はだれがどこをどのように行うのか教えていただきたいと思います。吉ヶ平の集落は、現時点ではもうないわけですが、どのように調査するんでしょうか。 ○(金子生涯学習課長) 吉ヶ平の民具につきましては、下田郷資料館で保存しておりますので、そちらを指導者の五十嵐稔氏から引き続き調査していただきます。 ○(熊倉 均委員) それで、活用とありますが、どのように活用されるんでしょうか。 ○(金子生涯学習課長) 活用につきましては、吉ヶ平の民具に関する企画展を予定しているところでございます。また、民具のガイドブックも作成する予定でございます。 ○(熊倉 均委員) ガイドブック作成のための費用なんですか。 ○(金子生涯学習課長) 民具の調査で7万円ほど、ガイドブック作成で32万9,000円ほどを予定してございます。 ○(熊倉 均委員) そうしますと、調査で約7万円、ガイドブック作成で約33万円、合計で約40万円。あとの約60万円はどんなことに使うんですか。 ○(金子生涯学習課長) 今吉ヶ平の民具に関する部分しかお答えしませんでした。申しわけございません。このほかに下田郷のいしぶみの調査、活用がございます。こちらにつきましては、主なものとしていしぶみカードの作成で18万円ほど、森町地区のパンフレット作成で10万6,000円ほど、あと調査を下田郷歴史研究会へ委託するのに20万円ほどを予定してございます。 ○(武藤元美委員) 生涯学習課の公民館の維持管理についてお聞きしたいと思います。  今回事業番号030公民館整備費については、1,400万円という大きな額にはなっていますけども、このほかにも例えばトイレの改修がとても気がかりなんです。例えば嵐南公民館では洋式トイレが女子のほうだと1つしかない状況だったかと思いますし、大勢の方が参加された行事のときには洋式トイレがなくて不便だよねという声がよく聞かれるところです。トイレの改修については、嵐南公民館ばかりじゃないのかなと思うんですけども、今後の計画をどんなふうに考えているでしょうか。 ○(金子生涯学習課長) 改修につきましては、利用者の生活、利用形態に合わせて順次計画的に行っていく必要があると思います。今後の整備につきましては、そちらも含めて順次検討していきたいと思います。なお、平成27年度は中央公民館の3つを洋式化させていただいたところでございます。 ○(武藤元美委員) 中央公民館も利用率が結構高いわけですから、改修してもらってよかったと思うんですけども、やはり利用者が使いやすいようにというのが一番大事なことかと思いますので、順次ということが計画で見えるようにしてもらえるといいかなと思うんです。今回の予算には計上されていませんから、平成29年度は改修を行わないということですか。 ○(金子生涯学習課長) 施設の改修につきましては、まず緊急度とか危険度が高いものを中心に予算を組ませていただいたのが現状でございます。施設の使いやすさにつきましても順次改善していくことが必要かと思いますが、まずは緊急度とか危険度が高いものを優先的に改修させていただくものでございます。   (「委員長」と呼ぶ者あり) ○(渡辺市民部長) 先ほど埋蔵文化財の開発行為に伴う確認調査の関係で答弁ができず、大変申しわけございませんでした。笠堀辺地の市道大谷地上の原線道路改良、舗装事業の事業費を3,500万円とし、その変更の議案を提出させていただいたところでございますが、確認しましたところ、今のところ遺跡があるかどうかはわからないけれども、ある場合を想定して事業費を盛ったということでございまして、今後必要があれば生涯学習課に試掘調査を依頼する段階ということでございます。依頼があれば生涯学習課で試掘調査を行うことになりますので、その段階で事業費の補正が発生する場合もあるということで御理解いただきたいと思います。 ○(酒井 健委員) 私が懸念したのは、辺地総合整備計画に載っているのに当初予算に計上されていないと。遺跡が出たら工事はしないとならないかということなんです。適宜対応するということでよろしいでしょうか。 ○(渡辺市民部長) おっしゃるとおりでございます。   (「委員長」と呼ぶ者あり) ○(金子生涯学習課長) 酒井委員から諸橋博士漢学の里の今年度の入館者数という質疑がございました。2月末現在でございますが、平成28年度の入館者数は2,989人となっております。前年度より500人近く減っているところでございます。 ○(笹川信子委員長) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(笹川信子委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(笹川信子委員長) 午後1時まで休憩いたします。                                 休  憩 午前11時41分                                 再  開 午後 1時00分 ○(笹川信子委員長) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第2号 平成29年度三条市国民健康保険事業特別会計予算 ○(笹川信子委員長) 次に、議第2号 平成29年度三条市国民健康保険事業特別会計予算を議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(近藤健康づくり課長) ただいま御上程いただきました議第2号 平成29年度三条市国民健康保険事業特別会計予算について御説明申し上げます。予算書は269ページからでございます。あわせて、資料ナンバー13、健康づくり課資料をお願いいたします。  第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を109億510万円と定めるものでございます。第2条では、歳出予算の流用について定めるものでございます。  歳出から御説明申し上げます。予算書の292、293ページ及び資料の1ページをお願いいたします。1款総務費は、全体で1億915万8,000円でございます。1項総務管理費でございますが、合わせて1億225万円は国保業務に係る事務的経費で、電算処理委託料、郵送料、職員人件費等でございます。  予算書の294から299ページ及び資料の2、3ページをお願いいたします。3項運営協議会費85万5,000円は、国保運営協議会に係る委員の報酬等でございます。  4項趣旨普及費159万2,000円は、制度啓発等パンフレットの印刷費等でございます。  2款保険給付費は、全体で64億6,154万6,000円でございます。1項療養諸費は、合わせて56億8,807万5,000円となっております。一般被保険者及び退職被保険者等における療養給付費、いわゆる診療報酬分、コルセット、マッサージ等の療養費分並びに国保連合会への診療報酬の審査支払委託料でございます。  2項高額療養費7億4,091万9,000円は、一般被保険者及び退職被保険者等の高額療養費及び高額介護合算療養費でございます。  予算書の300、301ページ、資料は引き続き3ページをお願いいたします。4項出産育児諸費2,520万円は、出産育児一時金について1件当たりの支給額42万円で、60件分を計上しております。  資料の4ページをお願いいたします。5項葬祭諸費735万円は、1件当たりの支給額5万円で、147件を見込んでおります。  3款後期高齢者支援金等11億5,210万2,000円は、75歳以上の後期高齢者医療費及び事務費に係る拠出金を計上しており、1人当たりの概算支援金負担額は5万8,234円となっております。  4款前期高齢者納付金等420万8,000円は、前期高齢者納付金に係る事務費に対する拠出金でございます。  予算書の302、303ページをお願いいたします。5款老人保健拠出金2万6,000円は、平成20年3月以前の老人医療費に係る精算等の事務に係る拠出金でございます。  資料の5ページをお願いいたします。6款介護納付金4億6,286万6,000円は、40歳から64歳までの介護保険の第2号被保険者に係る拠出金を計上しており、1人当たりの概算納付金負担額は6万7,200円となっております。  7款共同事業拠出金は、全体で23億6,491万2,000円でございます。1項1目高額医療費拠出金2億1,629万8,000円は、1件80万円以上の高額なレセプトを対象とする新潟県全体での共同事業に係る拠出金でございます。  2目保険財政共同安定化事業拠出金21億4,861万4,000円は、保険財政の安定化を図るため、1件1円以上のレセプトを対象とする新潟県全体での共同事業に係る拠出金でございます。  予算書の304、305ページ、資料は引き続き5ページをお願いいたします。8款保健事業費は、全体で1億4,530万5,000円でございます。1項特定健康診査等事業費7,388万1,000円は、特定健診等に係る委託料及び事務的経費でございます。  資料の6ページをお願いいたします。2項保健事業費は、7,142万4,000円でございます。事業番号020医療費通知事務費445万3,000円は、年4回の医療費通知及び年2回のジェネリック医薬品差額通知のデータ作成に係る国保連合会への委託料等でございます。  事業番号030健康啓発費122万9,000円は、健康家庭に対する褒賞記念品代でございます。  事業番号040国保総合健康づくり推進事業費5,973万4,000円は、人間ドックを初め、脳、骨ドックの検診委託料及び温泉保養施設の利用料補助等に係る費用でございます。  予算書の306から309ページ及び資料の7ページをお願いします。10款諸支出金は、全体で1,103万1,000円で、保険税の還付金等でございます。  11款予備費1億9,394万5,000円は、保険給付費等の約3%を計上しております。歳出は以上でございます。  次に、歳入を御説明申し上げます。恐れ入りますが、お戻りいただきまして予算書の280、281ページ及び資料の8、9ページをお願いいたします。1款国民健康保険税は、全体で21億7,599万7,000円でございます。1項1目一般被保険者国民健康保険税21億2,992万5,000円は、現年度分の収納率を医療給付費分、後期高齢者支援金分、介護納付金分とも94.9%、滞納繰り越し分の収納率をそれぞれ15.4%と見込み計上させていただきました。  2目退職被保険者等国民健康保険税4,607万2,000円は、退職者に係る収納率につきましても一般被保険者と同じく現年度分94.9%、滞納繰り越し分15.4%とそれぞれ見込んでおります。  予算書の282、283ページをお願いいたします。2款使用料及び手数料は、全体で120万1,000円でございます。資料の10ページをお願いいたします。保険税督促手数料は、120万円を見込んでおります。  3款国庫支出金は、全体で22億6,285万6,000円でございます。1項国庫負担金16億3,458万5,000円は、療養給付費、後期高齢者支援金、介護納付金、高額医療費共同事業、特定健康診査等に係る国の定率の負担金でございます。  予算書の284、285ページ及び資料の11ページをお願いいたします。2項1目財政調整交付金6億1,732万3,000円は、保険者間の財政力不均衡を調整するための交付金でございます。医療費や所得格差を全国レベルで調整する普通調整交付金と市町村の特別事情を考慮して交付される特別調整交付金に分かれております。特別調整交付金におきましては、特特調、経営姿勢良好分と保健指導事業分を含め6,800万円を計上しております。  2目国民健康保険制度関係業務準備事業費補助金1,094万8,000円は、国保の広域化に伴う国保連合会とのデータ連携システム開発経費等に係る補助金でございます。  資料の12ページをお願いいたします。4款療養給付費等交付金は、全体で1億4,331万円でございます。退職被保険者の医療給付費等に係る被用者保険者の負担分について支払基金を通じて交付される交付金でございます。  5款前期高齢者交付金は、26億2,546万6,000円でございます。65歳から74歳までの前期高齢者の保険給付費等につきましては、被用者保険者等を含め全国的に財政調整されます。国保は、前期高齢者の割合が高いことから、支払基金を通じて前期高齢者交付金として交付されるものございます。  予算書の286、287ページ及び資料の12から14ページをお願いします。6款県支出金は、全体で4億7,703万9,000円となっており、県における負担金及び補助金でございます。高額医療費共同事業負担金及び特定健康診査等に係る定率の負担金や保険者間の財政力不均衡を調整する財政調整交付金、基準交付金8%、支援交付金1%でございます。  7款共同事業交付金は、全体で24億6,737万1,000円でございます。1件80万円以上の医療費に係る高額医療費共同事業及び1件1円以上の医療費に係る保険財政共同安定化事業の実績に係る交付金でございます。  予算書の288から291ページ及び資料の14ページをお願いいたします。9款繰入金は、全体で7億3,864万7,000円でございます。1項1目1節保険基盤安定繰入金5億5,925万円は、保険税の軽減分等に係る保険基盤安定繰入金でございます。2節その他一般会計繰入金1億7,939万6,000円は、法定繰り入れ分として事務費、出産育児一時金等に係る繰入金でございます。  資料の15、16ページをお願いします。11款諸収入は、全体で1,321万1,000円でございます。延滞金や第三者納付金、返納金、指定公費負担医療負担金でございます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(笹川信子委員長) これより質疑を行います。 ○(髙坂登志郎委員) 8款保健事業費の健康啓発費122万9,000円でありますけれども、1年間無受診世帯というのは今大体どのくらいあるんですか。 ○(近藤健康づくり課長) 平成28年度におきましては、全体の約3.8%、499世帯でございます。来年度予算におきましては、501世帯を見込んでいるところでございます。 ○(髙坂登志郎委員) それで、記念品はどういうものを贈っているんですか。 ○(近藤健康づくり課長) 三条産のお米5キロでございます。 ○(髙坂登志郎委員) それから、督促手数料に120万円を計上されていますが、これについては大体――滞納との関係が出てきますが、今の滞納の件数と金額はどのくらいになっているんですか。 ○(近藤健康づくり課長) 滞納の金額を申し上げます。平成27年度は8,786万5,000円でございました。
     件数につきましては、少々お待ちください。後ほどお答えいたします。 ○(髙坂登志郎委員) 今年度はこれよりもやっぱりふえているのか、その辺の状況はどうでしょうか。 ○(近藤健康づくり課長) 世帯数でございますが、平成26年度が1,114世帯、27年度が949世帯ということで、若干ではありますけれども、減少の傾向にあると捉えております。 ○(武藤元美委員) 高額療養費が前年度予算額から5,000万円ぐらいふえていると思うんですけども、その背景は病気が重篤化しているといったことなんでしょうか。 ○(近藤健康づくり課長) 被保険者の高齢化と入院が若干多くなっていることが背景にあるものと捉えております。 ○(武藤元美委員) ジェネリック医薬品についてお聞きしたいと思います。国が見通しというか、目標を立てて使用を促進していて、三条市でも使用率が毎年上がる傾向にあると思うんです。国は6割だったかを目指していると思うんですけども、三条市はどのくらいの目標を立てているんでしょうか。 ○(近藤健康づくり課長) 国の目標では、平成29年度中に70%という数字が示されております。三条市の現状でございますが、27年度が60.4%で26年度よりは高くなっておりますので、上昇の傾向にあると捉えております。 ○(武藤元美委員) ジェネリック医薬品については、テレビなんかでも結構宣伝されていますし、毎年保険証の裏にサインして、それを見せるようにということで大分周知されています。使用率が上がっている背景にはそういうことがあると思うんですが、今後それ以上に何か特別な周知を考えていらっしゃるでしょうか。 ○(近藤健康づくり課長) 今現在2月と7月の年2回被保険者に代替可能な数値をお知らせしているわけですけれども、医師会との調整もございますので、三条市だけではなく、やはり県全体で、県と一緒になって取り組んでいきたいと考えております。 ○(武藤元美委員) 先ほど髙坂委員から滞納の状況について質疑があって、年々減っているという答弁だったかと思うんですが、今年度差し押さえになったケースはあったんでしょうか。 ○(近藤健康づくり課長) 申しわけございません。差し押さえにつきましては、確認しておりません。 ○(武藤元美委員) わかりました。これは、結局所管が違うということになるわけですよね。  では、国保税を払えなくて、短期証なり資格証なりを発行されている方の状況を比較で教えていただけるとありがたいです。 ○(近藤健康づくり課長) 平成28年1月末の状況でございます。短期証が237世帯、資格証が112世帯でございます。 ○(武藤元美委員) 済みません。経年というか、去年と比較して教えてもらいたいんですけど。 ○(近藤健康づくり課長) 平成27年度は短期証が217世帯、資格証が139世帯、26年度は短期証が217世帯、資格証が118世帯となっております。 ○(武藤元美委員) 資格証が20件ぐらいふえていて、それだけ困っていらっしゃる方が多いということだと思うんですが、そういう方からの相談件数も伸びているんでしょうか。 ○(近藤健康づくり課長) 納税相談についてでございます。参加率は、8月時点で平成26年度が37.1%、28年度が49.4%ということで、相談に来てくださる方がふえている状況でございます。 ○(武藤元美委員) 37%から49%ということで、12%伸びているわけです。その数字の見方なんですが、国保税はこの間ずっと上がってきたので、支払いに大変困っているということがあると思います。もう一つは、できるだけ短期証や資格証の発行とならないように分割などの納付方法を相談していると前向きに捉えると、伸びているから悪いということにはならないんですけども、やっぱり皆さんが自分だけで抱え込むと一番困ることになると私は思うんです。国保税が上がっているという事実があるわけですが、納付について相談してくださいねという働きかけはどのようにされているんでしょうか。 ○(近藤健康づくり課長) 納税相談につきましては、まず6カ月滞納されている方にお手紙を出させていただきまして、とにかく相談に来てほしいとお伝えしています。相談を受けた中で、病院等に行かなければならないといったお一人お一人のさまざまな状況に寄り添いながら対応しているところでございます。 ○(武藤元美委員) たしか数年前に資格証を発行されている世帯であっても子供さんの分は一時的に支払わなくてもいいような、何かそういう対応があったかと思うんですけども、そういうことでお困りのケースはなかったでしょうか。 ○(近藤健康づくり課長) 数年前でございますが、18歳未満のお子さんに資格証ではなく、短期証を発行した経緯があるということでございます。 ○(武藤元美委員) まだ経済的状況が好転しているわけではないし、社会保障の整備が進んできているわけでもないので、こうした困っている世帯もあるかと思います。18歳未満の子供さんがいる世帯にどういう状況であっても必ず病院にはかかれるよ、国保だから3割負担でかかれるよということをちゃんとお知らせしていただきたいと思うのですが、その辺の周知はいかがでしょうか。 ○(近藤健康づくり課長) 国民健康保険事業につきましては、税負担の公平性等もございますので、個々の事情に応じて相談を受けてまいりたいと考えております。 ○(武藤元美委員) 次に、国保税が上がっていく中で最高限度額も上がっていったかと思いますが、平成22年度くらいから今まで三条市がずっと国保税を上げてきた間にどのくらい上がったんでしょうか。 ○(近藤健康づくり課長) 最高限度額ではございませんけれども、1人当たりの国保税額を平成22年度と昨年1月現在の28年度の推計を比較しますと、2万5,454円の増額になっております。 ○(武藤元美委員) 今の額は、国保税全体での比較ですね。 ○(近藤健康づくり課長) 1人当たりの税額でございます。 ○(武藤元美委員) この前いただいた資料では、平成22年度の1.31倍となっているんですが、1.31倍ということでしょうか。 ○(近藤健康づくり課長) はい、そのとおりでございます。 ○(武藤元美委員) わかりました。  国保税の最高限度額が平成22年度はたしか73万円ぐらいだったのが昨年度上がったかと思うんです。先ほど私が伺ったのは、それがどのくらいになったのかという確認なんです。お願いします。 ○(近藤健康づくり課長) 失礼いたしました。最高限度額でございますが、平成27年度は85万円、28年度は89万円となっております。 ○(武藤元美委員) それでは、毎年なんですけども、根本的なことをお聞きしたいと思います。国保加入者の所得は、どんな状況でしょうか。 ○(近藤健康づくり課長) 課税標準額で答えさせていただきます。1人当たりの課税標準額は、平成26年度が53万3,291円、28年度が57万1,428円となっております。 ○(武藤元美委員) 加入者の所得の状況ですけども、たしか今までだと1人世帯ではゼロ円の方が21%ぐらいで一番多かったと思います。今年度は、どのような傾向だったのかを伺います。 ○(近藤健康づくり課長) 平成28年11月末の数値で答えさせていただきます。所得なしの方が25.81%、33万円以下の方が11.22%、103万円以下の方が28.31%、204万5,000円以下の方が19.35%となっております。 ○(武藤元美委員) 所得ゼロ円の方が25.8%、26%近くいらっしゃるということは、かなりふえてきていると思いますが、この傾向の背景には国保加入者の高齢化があると見たほうがいいんでしょうか。 ○(近藤健康づくり課長) 平成27年度で申し上げますと、所得なしの方が26.10%でしたので、減少傾向にあると捉えております。 ○(阿部銀次郎委員) わからないので教えてもらいたいんですけど、歳入の財政調整交付金は保険者間の財政力不均衡の調整に係る国庫補助金ということで、普通調整交付金と特別調整交付金があるんですが、普通調整交付金はどういう算出方法でこの金額になるんでしょうか。 ○(近藤健康づくり課長) 財政調整交付金につきましては、普通調整交付金と特別調整交付金を合わせて療養給付費の9%となっております。そのうち特別調整交付金の経営姿勢良好分と保健指導事業分は、点数制になっておりまして、6,800万円を見込んでおります。 ○(阿部銀次郎委員) 療養給付費の9%と言いましたよね。逆算すればわかるんだろうけど、その療養給付費は幾らですか。 ○(近藤健康づくり課長) 15億6,400万円でございますが、調整等もございますので、ちょうど9%ということではございません。算出根拠にいろいろな調整が入ってきますので、ほぼということでお願いいたします。 ○(熊倉 均委員) じゃ、ちょっとお聞きしたいんですが、平成30年度に財政運営主体が県へ移行するということで、1年先の話ですが、県へ移行した後、三条市が行っている事務はどうなるんでしょうか。 ○(近藤健康づくり課長) 三条市では、税の賦課、資格取得等の届け出、保健事業などに関する被保険者に身近な事務を引き続き行ってまいります。 ○(熊倉 均委員) そうしますと、仕事の量は若干減るかと思うんですが、国保の所管課は健康づくり課ですよね。それで、健康づくりは今国保係と健診係と保健指導係の3係かと思うんですが、この組織といいますか、体制はどんな形になりますか。 ○(近藤健康づくり課長) 現在の健康づくり課につきましては、委員御指摘の3つの係に加えて食育推進室とスポーツ振興室がございます。国保業務につきましては、補助金の請求等の事務は簡素化されるものと思っておりますが、平成30年度の移行に向けたいろいろな調整もございますので、今のところ現行のままというふうに考えております。組織につきましては、また別でございますので、健康づくり課としては今このように考えているということでございます。 ○(熊倉 均委員) そうしますと、健康づくり課の職員体制には余り変動がないと考えてよろしいでしょうか。 ○(近藤健康づくり課長) はい、おっしゃるとおりでございます。 ○(佐藤宗司委員) それに関連してですけど、収納率が新潟県は93.91%、全国で8番目という結果が出ているんですけど、三条市の収納率は県内20市の中で何番目ぐらいになるんですか。 ○(近藤健康づくり課長) 平成27年度の収納率が95.9%で、県内では8番目に高くなってございます。 ○(佐藤宗司委員) それじゃ、一番低いところは何%ぐらいなんですか。 ○(近藤健康づくり課長) 団体名は伏せさせていただきますが、92.16%となっております。 ○(佐藤宗司委員) 財政運営主体が移行すると、県はある程度収納率の平準化というんですか、大体何%まで持っていきなさいという指導をするものなんでしょうか。 ○(近藤健康づくり課長) 現在県が調整を進めている運営方針で明らかにされるかと思っております。ことしの夏ごろ案が示されるのではないかと思っておりますが、目安といいますか、目標はもちろん立てられるものと捉えております。 ○(佐藤宗司委員) 今新聞等をにぎわしているのは、移行するとどこの都道府県でも収納率が落ちるんじゃないかという懸念なんですけど、そういう点をどのように考えておられますか。 ○(近藤健康づくり課長) 収納率に呼応するものとして、保険税、保険料がどうなるかというところもあるのではないかと思っております。その保険税、保険料に関してもまだはっきりした数字が示されておりませんので、何とも言えないところでございますが、三条市におきましては、引き続き収納増に向けた取り組みを進めてまいりたいと考えております。 ○(佐藤宗司委員) 滞納の取り立ては、市町村じゃなくて、全て県へ移行するんですか。 ○(近藤健康づくり課長) 賦課と徴収につきましては、引き続き市町村で行うこととされております。 ○(武藤元美委員) 広域化に伴う県への移行の関係で、国の保険者支援制度があったかと思うんですけども、三条市にもお金が来ているんですか。 ○(近藤健康づくり課長) 国から来ておりますのは、保険基盤安定制度分ということで、低所得者の国保税軽減分の補填や軽減した人数による財政支援でございます。あとは、県からも財政安定化支援分が来ております。金額につきましては、平成27年度に大幅アップをしておりまして、例えば保険基盤安定制度分については、3億9,708万4,000円から5億3,989万3,000円となっており、やはり広域化に伴って国の財政支援がふえているものと捉えているところでございます。 ○(武藤元美委員) 前から国保の財政基盤には、被保険者の年齢が高く、収入が少ないという構造的な問題があったかと思うんです。広域化によってそれが解消されるわけではないと思うんですけども、そういう中で運営していくに当たり、この保険者を支援するお金は今後も来るものと捉えていいんでしょうか。 ○(近藤健康づくり課長) はい、そのように捉えております。 ○(阿部銀次郎委員) 済みません。ちょっと確認させてもらいますが、先ほど私がお聞きした財政調整交付金について普通調整交付金5億4,932万3,000円の算出根拠は療養給付費の9%と言いましたよね。その療養給付費は幾らですかとお聞きしたら、たしか15億6,400万円と言ったかと思うんですが、計算するとちょっと違うような気がするんですけど。 ○(近藤健康づくり課長) 失礼いたしました。療養給付費から前期高齢者納付金とか療養費にかかわる国からの補助金等を差し引いた金額の9%ということでございます。ちょっと細かい数字が……(「じゃ、後で」の声あり)わかりました。 ○(笹川信子委員長) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(笹川信子委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第3号 平成29年度三条市後期高齢者医療特別会計予算 ○(笹川信子委員長) 次に、議第3号 平成29年度三条市後期高齢者医療特別会計予算を議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(近藤健康づくり課長) ただいま御上程いただきました議第3号 平成29年度三条市後期高齢者医療特別会計予算について御説明申し上げます。本特別会計は、市が徴収した保険料等を経理し、新潟県後期高齢者医療広域連合に納付するためのものでございます。予算書は317ページからをお願いいたします。資料は資料ナンバー14、健康づくり課資料でございます。  第1条におきまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ9億4,710万円と定めるものでございます。  歳出から御説明申し上げます。予算書の330、331ページ及び資料の1、2ページをお願いいたします。1款総務費、1項1目一般管理費1,152万3,000円でございます。事業番号010賦課事務費417万3,000円は、保険料決定通知書等の印刷製本費及び納入通知書の郵送料等でございます。  事業番号020給付事務費720万6,000円は、保険証などの書留郵便料等でございます。  事業番号030一般経費14万4,000円は、事務消耗品等でございます。  2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金9億3,364万9,000円は、保険基盤安定制度による保険料軽減分を含む現年度分保険料納付金、過年度分保険料納付金及び滞納繰り越し分保険料納付金等でございます。  次に、予算書の332、333ページをお願いいたします。3款諸支出金は、合計で103万5,000円でございます。保険料の還付加算金や還付金でございます。  4款予備費は、10万円を計上してございます。  次に、歳入を御説明申し上げます。恐れ入りますが、予算書は326から329ページにお戻りいただきたいと思います。資料は3から5ページでございます。1款後期高齢者医療保険料6億9,914万7,000円は、特別徴収及び普通徴収分並びに滞納繰り越し分の保険料でございます。現年度分の収納率につきましては、特別徴収分を100%、普通徴収分を99.1%、滞納繰り越し分の収納率につきましては、20%を見込んでおります。なお、平成29年度の保険料率につきましては、剰余金や基金等の活用によって据え置くことが決まっており、これまでと変更はございません。  2款使用料及び手数料30万1,000円は、督促手数料等でございます。  資料の4ページをお願いいたします。3款繰入金2億4,661万4,000円は、一般会計からの事務費分の繰入金及び保険料の軽減に係る保険基盤安定繰入金でございます。なお、2節の保険基盤安定繰入金2億3,450万1,000円の財源といたしましては、県が4分の3、市が4分の1を負担するものでございます。  4款諸収入は、合計で103万7,000円でございます。市町村が被保険者に還付する過年度の保険料等に対して、その財源として広域連合から交付される保険料還付金等でございます。  なお、後期高齢者医療制度につきましては、保険料軽減特例の見直しが予定されております。平成27年1月13日決定の医療保険制度改革骨子により、平成29年度から低所得者に対する保険料軽減特例の見直しが保険料算定の際の所得割、均等割で行われることとなっており、2月に広域連合議会で議決されたところでございます。一例を申し上げますと、所得割の軽減は保険料算定のもととなる所得金額が58万円以下、年金収入のみの場合は年額211万円以下の方で5割軽減だったものが2割軽減に、被用者保険の被扶養者であった方への軽減は均等割で9割軽減だったものが7割軽減になります。適用につきましては、今年7月の保険料算定時からとなります。なお、均等割の9割軽減、8.5割軽減の方につきましては、変更がございません。以上、補足ということで説明させていただきました。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(笹川信子委員長) これより質疑を行います。 ○(武藤元美委員) 今御説明いただいた軽減措置がなくなることについてお聞きしたいと思います。75歳以上で働いていらっしゃらなかった方たちに対する軽減は、5割が2割、9割が7割に変更ということで、2割くらいと思われるかもしれませんが、国は全廃を考えているわけですよね。そういうことを考えたときにすごく負担が大きくなると思うんですが、この変更で1人当たりどのくらい保険料が上がるのでしょうか。 ○(近藤健康づくり課長) 5割軽減が2割軽減に見直されると、試算では年額で4万8,600円が6万800円になるとされております。 ○(武藤元美委員) 同じく9割軽減が7割軽減になりますが、その影響は。 ○(近藤健康づくり課長) 申しわけございません。1人当たりの保険料についての資料はございません。 ○(武藤元美委員) 後期高齢者の場合、保険料は自分で払うというよりも年金からの天引きがほとんどかと思うんですけども、払い切れない方はどのような状況でしょうか。 ○(近藤健康づくり課長) 当初予算に計上させていただきましたとおり、収納率は特別徴収であれば100%、普通徴収であれば、現年度分ではございますが、99.1%となっております。 ○(武藤元美委員) 確かにほとんどが年金からの天引きですし、これまでは軽減措置があったので、保険料が割と低かったわけですよね。それでも全国的に見ると24万人ぐらいの方が払い切れていないという状況があるわけですが、三条市の場合、払い切れない方は0.9%しかいないから、少ないという認識でしょうか。 ○(近藤健康づくり課長) 事実として短期証をお出ししている方はいらっしゃるかと思いますが、人数についての資料を今持っておりません。 ○(武藤元美委員) これについては、国の制度ですから、市に言ってもということですよね。わかりました。 ○(笹川信子委員長) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(笹川信子委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。
    ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第4号 平成29年度三条市介護保険事業特別会計予算 ○(笹川信子委員長) 最後に、議第4号 平成29年度三条市介護保険事業特別会計予算を議題といたします。  順次提案理由の説明をお願いいたします。 ○(佐藤高齢介護課長) ただいま御上程いただきました議第4号 平成29年度三条市介護保険事業特別会計予算につきまして、高齢介護課所管分を御説明申し上げます。予算書の337ページをお願いいたします。  第1条において、歳入歳出予算の総額をそれぞれ94億7,630万円と定めるものでございます。第2条は、歳出予算の流用について定めるものでございます。  それでは、歳出から御説明申し上げますので、予算書は356ページ、委員会資料はナンバー15、高齢介護課の資料をお願いいたします。高齢介護課の資料に基づき主なものを説明させていただきます。  1ページをお願いいたします。1款総務費、1項1目一般管理費、事業番号020事業計画作成費231万円のうち、在宅介護実態調査委託料112万9,000円は、高齢者福祉計画・第7期介護保険事業計画策定のため、在宅で要支援、要介護の認定を受けている方とその介護者に対して調査する費用でございます。  事業番号030賦課事務費755万9,000円は、第1号被保険者の介護保険料賦課に要する経費でございます。  事業番号060一般経費481万9,000円のうち、介護保険制度改正に伴うシステム改修委託料129万8,000円は、介護保険料算定において平成30年度の年金所得や長期譲渡所得等に係る特別控除額を控除する対応に向けて行うものでございます。  2ページをお願いいたします。2項1目介護認定審査会費1,859万円は、医師や看護師、介護福祉士などに委嘱しております委員56人分の報酬と費用弁償でございます。  下段の4項1目運営協議会費98万7,000円は、介護保険運営協議会委員17人分の報酬と費用弁償でございます。  3ページをお願いいたします。2款保険給付費は、総額86億7,605万1,000円で、前年度比5.4%、4億9,090万4,000円の減でございます。1項介護サービス等諸費、この項は要介護1から5までの認定者に係る給付費でございます。まず、1目居宅介護サービス給付費28億8,990万8,000円は、訪問介護、通所介護等の居宅でのサービス給付費でございます。  3目地域密着型介護サービス給付費11億3,379万4,000円は、認知症対応型通所介護及び認知症対応型共同生活介護、いわゆるグループホームや定員18人以下の小規模な通所介護に係る給付費でございます。  5目施設介護サービス給付費34億6,179万円は、一般的には特別養護老人ホームと呼ばれる介護老人福祉施設、介護老人保健施設、介護療養型医療施設のサービス給付費でございます。  7目居宅介護福祉用具購入費661万2,000円は、在宅の要介護者が腰かけ便座、入浴補助用具等の福祉用具を購入した場合、申請に基づき後から支給する費用でございます。  4ページをお願いいたします。8目居宅介護住宅改修費1,900万8,000円は、在宅の要介護者が行う手すりの取りつけ、床の段差解消等の住宅改修に対して支給する費用でございます。  9目居宅介護サービス計画給付費3億374万4,000円は、在宅の要介護者の介護サービス計画、いわゆるケアプランの作成に要する費用で、一月当たり1,800人程度を見込んでおります。  次に、2款2項介護予防サービス等諸費、この項は要支援1、2の認定者に係る給付費でございます。それぞれの目の内容につきましては、今ほど説明させていただきました前ページ、1項介護サービス等諸費と同じでございますので、省略させていただきます。  なお、介護予防の訪問介護及び通所介護が平成28年度から実施している新しい総合事業である介護予防・日常生活支援総合事業に完全移行することから、この2項全体では前年度比で41.7%、1億8,826万円の減でございます。  次に、5ページをお願いいたします。中ほどの2款4項1目高額介護サービス費1億5,912万円は、同じ月に要介護者が支払った自己負担額が一定の上限額を超えた場合にその超えた分を払い戻すもので、一月当たり1,020人を見込んでおります。  6ページをお願いいたします。2款6項1目特定入所者介護サービス費4億723万円は、低所得の要介護者の介護保険施設等における食費、居住費の自己負担額について、所得に応じた負担限度額を超える分を保険給付するもので、一月当たり1,450人を見込んでおります。  7ページをお願いいたします。4款地域支援事業費は、総額5億8,586万6,000円で、前年度比47.4%、1億8,828万6,000円の増でございます。1項1目介護予防・生活支援サービス事業費2億8,725万7,000円は、65歳以上の要支援者等に対して行う従来の介護予防の訪問介護及び通所介護と同様の内容で、専門職による介護サービスと専門職によらない緩和した基準によるサービスAに係る事業費でございます。また、短期集中の介護予防のサービスCとして357万9,000円を計上しており、内訳は表に記載のとおりでございます。来年度から通所型の事業内容を見直し、運動器の機能、口腔機能、栄養改善、認知症予防といった生活機能全体を向上させるための複合型プログラムにより効果的に実施してまいります。  次に、2目介護予防ケアマネジメント事業費4,019万4,000円は、要支援者等に対して事前評価を行い、その状態等に応じて自立した生活を送ることができるよう、必要なサービスを利用するためのケアプランを作成するものでございます。この介護予防ケアマネジメント事業を地域包括支援センターに委託するとともに、作成したケアプランを市で確認、指導するための嘱託員を雇用するものでございます。  次に、4款2項1目一般介護予防事業費1,049万7,000円は、65歳以上の全ての高齢者を対象として、支援が必要な方を早期に把握し、介護予防活動へつなぐとともに、介護予防に関する知識の普及啓発を行い、心身機能の維持、向上を図るため、さまざまな介護予防事業を実施するものでございます。また、その事業の一つであり、社会参画を通じた介護予防に資する取り組みといたしまして、有償ボランティア事業の実施により高齢者の新たな活躍の場の拡大を図り、その活動に対する謝礼金を支払うものでございます。  8ページをお願いいたします。介護予防・日常生活圏域ニーズ調査委託料374万9,000円は、先ほど1款総務費で説明した高齢者福祉計画・第7期介護保険事業計画策定のための要支援1、2の方及び65歳以上の一般高齢者に対する調査費用でございます。地域リハビリテーション活動支援事業8万円は、先ほどの複合型通所事業を効果的に実施するため、リハビリテーションの専門職による支援プログラムの作成等を行うものでございます。  次に、4款3項包括的支援事業・任意事業費でございます。2目権利擁護事業費26万7,000円は、高齢者虐待、成年後見制度、消費者被害対策などへの理解を深めてもらうため、市民を対象にした講演会等の開催に係る経費でございます。  9ページをお願いいたします。3目包括的・継続的ケアマネジメント支援事業費9,538万1,000円は、医療、介護、生活支援を一体的に提供する地域包括ケアシステムの構築に向けて、地域においてその調整を担う地域包括支援センターの機能強化を図り、また地域では解決できない市レベルの課題を整理したり、必要なサービス資源の開発について検討するものでございます。内容といたしましては、高齢者虐待等の相談に対応する高齢者総合相談員の雇用や市レベルの課題に対して施策検討の協議を行う包括ケア推進会議委員15人分の会議出席等謝礼金などでございます。また、地域包括支援センター業務委託料8,983万6,000円は、市内5カ所の同センター業務を社会福祉法人に委託し、高齢者の総合相談に対応するとともに、地域の関係者から参加いただいて開催する地域ケア会議等で地域課題の解決や連携、協働体制づくりに取り組んでいくものでございます。  4目任意事業費2,837万6,000円は、高齢者が住みなれた地域で安心して自分らしい生活を継続できるよう、高齢者やその家族に対して支援するとともに、認知症の正しい知識や理解を広めるための普及啓発を行うものでございます。家族介護支援事業150万円は、介護している家族等に対する健康相談や交流の場の提供などの支援事業を社会福祉法人や介護サービス事業所に委託するものでございます。10ページをお願いいたします。その事業の一つといたしまして、地域の誰もが気軽に参加し、交流できる認知症カフェを開催し、認知症の人やその家族の支援を行ってまいります。成年後見等利用費助成事業274万5,000円は、ひとり暮らしで身寄りもなく、かつ認知症などにより日常生活に支障のある高齢者を擁護するため、司法書士などを成年後見人として裁判所から選任してもらうための後見開始の審判申し立て費用の助成や成年後見人への報酬でございます。紙おむつ購入助成事業2,330万6,000円は、在宅の要介護3から5までの認定者への購入費助成で、対象者は市民税の課税、非課税世帯を合わせて740人を見込んでおります。  次に、5目在宅医療・介護連携推進事業費1,349万5,000円は、限りある医療資源を介護等の多職種と連携することにより補完し、医療、介護、生活支援を一体的に提供するための総合調整を担う在宅医療推進センターを核とした地域包括ケアシステムの構築を進めるものでございます。内容といたしまして、在宅医療・介護連携検討部会出席謝礼金28万5,000円は医療、介護、生活支援分野の連携や協働を推進するための方策等を検討する委員16人分の謝礼金でございます。また、在宅医療・介護連携支援センター業務委託料674万3,000円は三条市医師会に在宅医療推進センターの運営を委託するものであり、その内容は配置するコーディネーターの人件費や市民向け啓発講演会の講師謝礼金などでございます。この在宅医療推進センターの機能につきましては、関係機関からの在宅医療に関する相談を受けるとともに、ICTを活用した関係者間で利用者情報を共有する仕組みの構築など医療、介護、生活支援の多職種、多機関が協働した効果的、効率的なケアの提供体制の構築を進めるものでございます。このICTを活用した情報共有につきましては、システム構築に関する費用として次の在宅医療・介護情報共有システム整備補助金388万8,000円を計上しております。このシステムを広め、定着させるためには、費用の助成が当面必要と考えており、現在医療関係機関内、介護事業所内で業務の効率化が図られるよう、システム導入の働きかけを積極的に行っているところでございます。救急医療情報カード印刷製本費等176万1,000円は、救急搬送時や災害時に消防などの支援者が速やかに親族やかかりつけ医療機関等に連絡できるようにし、高齢者等が適切な支援を受けられる環境を整えるものでございます。  11ページをお願いいたします。6目生活支援体制整備事業費936万2,000円は、在宅生活の維持に必要な生活支援サービスを提供するため、多様な担い手による多様な生活支援体制を構築するものでございます。セカンドライフ応援ステーション事業委託料685万2,000円は、シルバー人材センターに委託し、高齢者の活躍の場に関する情報の集約、提供やニーズに応じた活動へのマッチングなどにより社会参画機会を創出するとともに、地域の通いの場を介した住民主体による生活支援体制の整備にも引き続き取り組んでまいります。シルバー人材センター補助金250万円は、同センターが独自に取り組む高齢者の生活支援の体制整備に資する事業等に対して補助を行うものでございます。  次に、7目認知症総合支援事業費885万1,000円は認知症の予防啓発、早期発見により早期受診につなげるための支援体制の整備を行うものでございます。認知症初期集中支援チーム員謝礼金につきましては、認知症ケアに重要な初期段階での支援を包括的、集中的に行う専門医や専門職で構成する支援チームの活動に対する謝礼でございます。認知症地域支援・ケア向上事業委託料607万円は、認知症初期集中支援チームのチーム員の調整を初め、医療機関、介護事業所、地域の支援機関同士の連携を図るための支援や認知症の人とその家族を支援する相談等を行う認知症地域支援推進員の業務を委託するものでございます。  12ページをお願いいたします。5款基金積立金、1項1目介護給付費準備基金積立金130万7,000円は、基金積立金の運用利子分でございます。  13ページをお願いいたします。引き続き、歳入について御説明申し上げます。予算書は347ページでございますが、高齢介護課の資料で説明させていただきます。1款保険料、1項1目第1号被保険者保険料、1節特別徴収保険料17億9,831万1,000円は、収納率を100%、年金からの特別徴収による賦課予定者を全体の9割とし、2万7,312人を見込んでおります。  2節普通徴収保険料1億8,106万3,000円は、収納率を90%、賦課予定者を全体の1割とし、現年度分、過年度分を合わせて3,035人を見込んでおります。  2款使用料及び手数料、1項1目総務手数料24万7,000円は、事業者指定に係る手数料でございます。  3款国庫支出金、1項1目介護給付費負担金15億3,152万円9,000円、14ページをお願いいたします。同じく2項1目調整交付金4億5,225万円、2目地域支援事業交付金の介護予防・日常生活支援総合事業分として7,420万9,000円、3目地域支援事業交付金の総合事業以外分として7,943万7,000円、これらは今ほどの歳出に計上させていただきました介護給付、予防給付及び地域支援事業に対し、それぞれ法定負担割合に基づいて国が負担するものでございます。  15ページをお願いいたします。4目介護保険事業費補助金64万9,000円は、介護保険制度改正に伴うシステム改修費に係る補助金でございます。これら3款国庫支出金の合計は、21億3,807万4,000円でございます。  次に4款支払基金交付金、1項1目介護給付費交付金24億2,870万6,000円、2目地域支援事業支援交付金1億389万3,000円は、同じように歳出に計上させていただきました介護給付等に要する第2号被保険者、40歳から64歳までの方の負担分で、それぞれ法定負担割合に基づき計上しており、合計で25億3,259万9,000円でございます。  16ページをお願いいたします。5款県支出金、1項1目介護給付費負担金12億8,750万4,000円、2項1目地域支援事業交付金の介護予防・日常生活支援総合事業分として4,638万1,000円、2目地域支援事業交付金の総合事業以外分として3,971万8,000円、これらは県の法定負担分で、県支出金の合計は13億7,360万3,000円でございます。  17ページをお願いいたします。6款財産収入、1項1目1節介護給付費準備基金収入130万7,000円は、基金積立金の運用利子分を見込んでおります。  7款繰入金、1項一般会計繰入金、1目介護給付費繰入金10億8,424万3,000円、2目地域支援事業繰入金の介護予防・日常生活支援総合事業分として4,638万1,000円、3目地域支援事業繰入金の総合事業以外分として4,360万6,000円は、市の法定負担分などでございます。  18ページをお願いいたします。4目その他一般会計繰入金は、職員給与費等及び事務費に係る繰入金でございます。  5目低所得者保険料軽減繰入金1,140万8,000円は、低所得者に対する介護保険料の軽減分を国、県、市の公費で負担するもので、市の負担分は25%でございますが、国、県の負担金を一般会計で受け入れ、市の負担分と合わせて一般会計から繰り入れるものでございます。これら一般会計繰入金の合計は、13億8,573万2,000円でございます。  7款繰入金、2項1目介護給付費準備基金繰入金は、5,294万7,000円を見込んでおります。この結果、平成29年度末の基金残高見込額は12億5,530万9,000円となります。  最後に、19ページをお願いいたします。9款諸収入、2項3目雑入、1節実費徴収金724万3,000円は、要支援等のおそれのある方に対する健康運動教室事業における参加者の実費徴収金でございます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○(近藤健康づくり課長) 続きまして、歳出における健康づくり課所管分を御説明申し上げます。予算書の373ページから376ページ、あわせて資料ナンバー16、健康づくり課資料をお願いいたします。  4款2項1目一般介護予防事業費、事業番号030一般介護予防事業費1,866万6,000円につきましては、高齢者に対して健康教室、健康相談、健康運動教室等を実施し、身体機能の維持、向上を図るとともに、生活習慣病の予防や介護予防を図るための経費でございます。  4款3項6目生活支援体制整備事業費、事業番号040生活支援体制整備事業費571万3,000円につきましては、保健指導のための訪問活動を通じて地域のニーズ把握や担い手の掘り起こしなどを行うとともに、どなたかと一緒に食事をする共食による通いの場の整備を食生活改善推進委員協議会に委託し、通いの場の立ち上げ支援を図るための経費でございます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○(金子生涯学習課長) それでは、歳出における生涯学習課所管の予算につきまして御説明申し上げます。予算書の372、373ページ、委員会資料の市民部生涯学習課、資料ナンバー17をお願いいたします。説明は、委員会資料で行わせていただきます。  4款地域支援事業費、2項一般介護予防事業費、1目一般介護予防事業費、事業番号040一般介護予防事業費28万1,000円でございます。第2次生涯学習推進計画に基づき市民一人一人が生きがいを持って学び合うまちを基本目標に、生涯学習社会の実現を目指して長期的な視野に立った生涯学習施策を推進するとともに、介護予防の普及啓発に資する運動、栄養、口腔等に係る介護予防教室等に関係するきっかけの1歩事業を行うものでございます。  生涯学習課所管の予算につきましては、以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○(長谷川福祉課長) 続きまして、歳出における福祉課所管分につきまして御説明させていただきます。予算書の377ページ、あわせまして委員会資料ナンバー18、福祉課資料をお願いいたします。  4款3項6目生活支援体制整備事業費、事業番号030生活支援体制整備事業費511万7,000円は、民生委員児童委員が日々実施している相談業務において支援を必要とする高齢者と支援が可能な高齢者の双方のニーズを把握し、生活支援サービスと高齢者を結びつける活動を委託するものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(笹川信子委員長) これより質疑を行います。 ○(熊倉 均委員) 成年後見等利用費助成事業について伺います。予算は6件、6人となっているんですが、過去の実績はどのくらいでしょうか。 ○(佐藤高齢介護課長) 成年後見等利用費助成事業の過去の実績でございます。まず、市長による申し立てにつきましては、平成26年度が2件、27年度が2件で、28年度は現時点で8件でございます。また、成年後見人への報酬の助成につきましては、26年度が2人、27年度が2人で、28年度は5人の見込みでございます。 ○(熊倉 均委員) それから、要介護1から5までの要介護度別の認定者数はわかりますか。 ○(佐藤高齢介護課長) 要介護度別の認定者数につきましては、12月末現在で軽いほうから要介護1が850人、要介護2が759人、要介護3が589人、要介護4が699人、要介護5が486人でございます。 ○(熊倉 均委員) 今要介護度別に認定者数を聞かせてもらいまして、かなり人数が多いんですが、特別養護老人ホームに入所を希望している待機者がいると思うんです。今どのくらいの待機者がいるんでしょうか。 ○(佐藤高齢介護課長) 平成28年4月1日現在で303人いらっしゃいます。 ○(熊倉 均委員) 特別養護老人ホームは、7カ所、9カ所でしたか。 ○(佐藤高齢介護課長) 特別養護老人ホームは7カ所でございます。そのほかに近年では地域密着型のミニ特、定員の少ない特養ができておりまして、そちらが2カ所ございます。 ○(熊倉 均委員) そうすると、7カ所の定員は何人くらいになりますか。 ○(佐藤高齢介護課長) 7カ所の定員が490人、ミニ特の定員が58人でございます。 ○(熊倉 均委員) 303人もの待機者がいますが、どのくらいの期間待たなければいけないんでしょうか。具体的に何カ月とは言えないでしょうけども、現状としてはどのくらいの感じですか。 ○(佐藤高齢介護課長) 平均寿命も延びてきておりまして、一概には言えないところでございますけども、聞くところによると申し込んですぐにということはなかなか難しいようでございます。 ○(熊倉 均委員) どのくらいという答弁はなかなか難しいでしょうが、要介護3以上でも3が589人、4が699人、5が486人とかなりの人数がいる中で定員は決まっている。待機者も303人いると。入所できるのがいつになるかもわからないということで、家族の方には非常に厳しい状況だと思うんですが、今後特別養護老人ホームとかミニ特を増設する考えはあるんですか。 ○(佐藤高齢介護課長) 平成30年度からの第7期介護保険事業計画を策定するに当たりまして、来年度に入ったら各介護事業所に意向等の確認を行いたいと思っておりますが、平成27年度からの第6期計画を策定するときに意向等を調査した時点では、30年度以降の予定はなかったと記憶してございます。 ○(髙坂登志郎委員) 資料7ページの一般介護予防事業費についてですが、65歳以上の高齢者を対象に何らかの支援を必要とする者を早期に把握するということですけれども、私も65歳を過ぎまして、過ぎていないのは委員長と副委員長、あとは酒井委員でしょうか。私なんかもできるだけ介護サービスを受けないように努力したいと思っているんですけども、一般の人を対象にどうやって早期に把握するんでしょうか。何か具体的な対策があるんでしょうか。 ○(佐藤高齢介護課長) こちらの事業は、一般介護予防事業ということで、特定の人に対象を絞ったものではございません。早期に把握するという部分につきましては、地域に5カ所の地域包括支援センターがございます。日々の活動であったり、民生委員、自治会長等からの報告であったり、いろいろなところから支援が必要でまだ要介護認定を受けていない方とか認知症のおそれがある方の情報を把握いたします。そちらを次の事業につなげる、例えば介護サービスを受けたらいいんじゃないか、手続をしたらいいんじゃないかとお勧めしたり、家族の方に介護の方法等をお知らせするといった活動を地域包括支援センターで行っております。 ○(髙坂登志郎委員) 地域包括支援センターが今言われたような活動の中で各家庭や御本人に指導を行った事例は現実にあるものですか。 ○(佐藤高齢介護課長) 5カ所の各地域包括支援センターで、例えばさんちゃん健康体操や健康運動教室を紹介したりしているところでございます。 ○(髙坂登志郎委員) それから、同じく7ページの介護予防・生活支援サービス事業費に短期集中の介護予防サービス、サービスCというものがありまして、今度複合型通所事業(仮称)を開始するということですけれども、具体的にはどういう内容になるんでしょうか。 ○(佐藤高齢介護課長) 今までは、エアロバイクなどを利用した健康運動教室等を運動機能の向上に特化して実施しておりました。今後は、生活機能全体を高めていただきたいということで、運動であったり、かむ、飲み込む機能であったり、認知症の予防であったりを総合的に支援するため、4つのメニューを組み合わせ、リハビリ専門職の方にも入っていただいて、その方に合うよう定期的にメニューを変えながら複合的に実施していきたいと考えているところでございます。 ○(武藤元美委員) 今年度から新総合事業へ移行ということで、三条市は1年早く進めたわけですけれども、この中で事業者への報酬等が低くなったというような話もあったかと思うんです。事業所がサービスをやめた、要するに施設をやめたという事例はあったのでしょうか。 ○(佐藤高齢介護課長) 1年間実施してまいりましたけども、今のところ私どもにそういった情報は入っておりません。このたび総合事業に移ったものは、要支援の方の通所介護と訪問介護でございます。実績を見ますと、ヘルパーに来てもらう訪問介護は予定よりも順調に伸びております。一方、緩和した基準による通所介護は計画よりも伸びていない状況でございます。 ○(武藤元美委員) 私が去年の秋だったかにお聞きしたときは、本来であれば専門でない人が支援するという部分ですが、要するに移行中なので、事業所によってはそういう人を雇うのが大変で、今いらっしゃる専門の人が何とか行っているから、困っていないというか、大変助かっているというか――施設にとってはすごく負担が重いと思うんですけども、市としてはそんなふうに考えていない、大丈夫だということでしょうか。 ○(佐藤高齢介護課長) 今ほど申し上げた通所介護のほうは、やはり同じ部屋の中で種類を分けてサービスを提供することが難しいのかなと捉えておりまして、そういうところで実績が伸びていないのではないかと考えております。一方で、ヘルパーに来てもらう訪問介護のほうは資格がない方でもサービスが提供できるということで、事業所はやりやすいのではないかと捉えております。 ○(武藤元美委員) 訪問介護のヘルパー事業のほうですけども、これまでは専門の人が行っていたわけですよね。新総合事業に移行して、専門の人じゃなくてもいいですよということになったわけですけども、そうはいっても事業所にとっては専門でない人を新たに雇うのは大変だから、今は事業所の枠の中で何とか専門の人が行っているとお聞きしたんです。なので、サービスを受ける人にとっては専門の人がこれまでと変わらずに来てくれるから、助かっているという状況をお聞きしたんです。来年度も進めていくわけですが、専門でない人による訪問介護のニーズがどんどんふえていったときに事業者が対応できるのかどうか。お金が安くなるわけですよね。その中でやっていけるのかという不安があるとお聞きしたんですけど、その辺は大丈夫だという認識でしょうか。 ○(佐藤高齢介護課長) 御指摘のとおり、今後ニーズといいますか、対象者はふえていくと思います。また、要介護認定を受けなくても簡単なチェックリストでサービスを受けられますので、利用者はさらにふえていくものと考えております。そういった中で事業所は、専門の方だけで回り切れなくなれば、当然専門の方に加えて専門でない方を新たに雇用することが可能だと思っておりまして、今のところはやっていけるのではないかと捉えております。 ○(武藤元美委員) ということは、とりあえず1年間やってみて、これまでのサービスと新総合事業に移行したサービスではそう矛盾を感じていないということでしょうか。 ○(佐藤高齢介護課長) 今のところそのように考えておりますけども、ケアマネジャーの関係で地域包括支援センターと定期的な会議を行っておりますし、年1回ではありますけども、全ての事業者を集めた打ち合わせも行っております。いろいろなところから現場の意見を聞きながら考えていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○(笹川信子委員長) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(笹川信子委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(笹川信子委員長) しばらく休憩いたします。                                 休  憩 午後2時42分                                 再  開 午後2時42分 ○(笹川信子委員長) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  これより討論を行います。  討論の通告がありますので、武藤委員に発言を許可いたします。 ○(武藤元美委員) それでは、反対討論をさせていただきたいと思います。私は、議第1号 平成29年度三条市一般会計予算及び議第3号 平成29年度三条市後期高齢者医療特別会計予算について反対の立場で討論させていただきます。  理由について述べさせていただきます。議第1号 平成29年度三条市一般会計予算の3款民生費、1項社会福祉費、4目老人福祉費、事業番号120後期高齢者医療事業費の県後期高齢者医療広域連合負担金と後期高齢者医療特別会計繰出金、そして議第3号 平成29年度三条市後期高齢者医療特別会計予算については、75歳以上の人だけをそれまでの保険から外して差別するものです。高齢化が進み、75歳以上の人口が増加する中で医療費の増加分が保険料に直接はね返ってくる仕組みでもあります。先ほどの説明でも国は軽減措置の廃止を平成29年度から実施するということでした。これでは低所得者にはかり知れない痛みが伴います。この保険制度の根幹が問われるわけです。誰もが通る道です。高齢者を苦しめる医療費保険制度ではなく、もとの老人保健制度に戻すべきと考え、この後期高齢者医療制度自体の廃止を求める立場から反対いたします。  以上、反対の理由を述べさせていただきました。ありがとうございました。
    ○(笹川信子委員長) 以上で討論を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(笹川信子委員長) これより採決を行います。  採決は審査の順に行います。  最初に、議第11号、議第12号、議第18号、議第22号及び議第23号の以上5件一括採決いたします。  本案については、いずれも原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(笹川信子委員長) 御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(笹川信子委員長) 次に、議第9号について採決いたします。  本案については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(笹川信子委員長) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(笹川信子委員長) 次に、議第1号について採決いたします。  この採決は、挙手によって行います。  本案については、原案のとおり可決することに賛成の皆さんの挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 ○(笹川信子委員長) 賛成多数であります。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(笹川信子委員長) 次に、議第2号について採決いたします。  本案については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(笹川信子委員長) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(笹川信子委員長) 次に、議第3号について採決いたします。  この採決は、挙手によって行います。  本案については、原案のとおり可決することに賛成の皆さんの挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 ○(笹川信子委員長) 賛成多数であります。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(笹川信子委員長) 最後に、議第4号について採決いたします。  本案については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(笹川信子委員長) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(笹川信子委員長) 以上で付託事件の審査は全て終了いたしました。  お諮りいたします。  本日の当委員会の審査結果について、会議規則第39条第1項に基づく委員長報告及び第103条に基づく委員会審査報告書の作成については、委員長にそれぞれ一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(笹川信子委員長) 御異議がありませんので、そのように決定いたしました。 ――*――*――*――*――*――*――*――*――*――*―― ○(笹川信子委員長) 以上で市民福祉常任委員会を閉会いたします。                                閉  会 午後2時47分  以上会議の次第を記載し、三条市議会委員会条例第29条第1項の規定により、ここに署名する。                  市民福祉常任委員会                   委 員 長   笹 川 信 子                   副委員長    武 藤 元 美...