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三条市議会
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2016-04-26
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平成28年市民福祉常任委員協議会( 4月26日)
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平成29年第 3回定例会(第5号 6月16日)
平成27年第 4回定例会(第2号 9月 4日)
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三条市議会 2016-04-26
平成28年市民福祉常任委員協議会( 4月26日)
取得元:
三条市議会公式サイト
最終取得日: 2021-07-27
平成
28年
市民福祉常任委員協議会
( 4月26日)
市民福祉常任委員協議会記録
1 日 時
平成
28年4月26日(火)午後1時30分 1 場 所 第3
委員会室
1
出席委員
岡田竜一委員長
武藤元美
副
委員長
久住久俊
熊倉
均 森山 昭
河原井拓也
西川重則
野崎正志
1
欠席委員
佐藤宗司
1
説明
のための
出席者
渡辺市民部長
小林環境課長
五十嵐課長補佐
1 職務に従事した
議会事務局職員
堤事務局長
高野次長
加藤主任
1 議 題 新
一般廃棄物最終処分場整備事業
に係る
基本設計概要
について 1 議事の経過 開 会 午後1時30分 ○(
岡田竜一委員長
) ただいまから
市民福祉常任委員協議会
を開会いたします。 ただいまの
出席委員数
は8名であります。 ――
――――――――――――――――――――――――――――――
○(
岡田竜一委員長
)
協議
に入ります前に、
市民部長
から発言の申し出がありますので、これを許可いたします。 ○(
渡辺市民部長
) 本日は、何かとお忙しい中、
市民福祉常任委員協議会
を開催いただきまして、まことにありがとうございます。 本日、
市民部
として御
協議
をお願いいたします案件は、新
一般廃棄物最終処分場整備事業
に係る
基本設計概要
についての1件でございます。本件につきましては、現
処分場
の
残容量等
を勘案した中で
下田地域
において関係する
自治会
の
皆様
から御理解をいただきながら進めてきたところでございますが、このたび
施設配置
や
構造等
の
基本設計
がまとまりましたことから、その
概要
について報告させていただくものでございます。 具体の
内容
につきましては、
環境課長
から
説明
させていただきますので、よろしくお願いいたします。 ――
――――――――――――――――――――――――――――――
○(
岡田竜一委員長
) これより
協議
に入ります。 ――*――*――*――*――*――*――*――*――*――*―― ◎新
一般廃棄物最終処分場整備事業
に係る
基本設計概要
について ○(
岡田竜一委員長
) それでは、新
一般廃棄物最終処分場整備事業
に係る
基本設計概要
についてを議題といたします。
説明
をお願いいたします。 ○(
小林環境課長
) それでは、新
一般廃棄物最終処分場整備事業
に係る
基本設計概要
について
説明
させていただきます。本日御
説明
申し上げます
内容
につきましては、このほど新
最終処分場整備
の
基本設計業務
を委託しております
株式会社エックス都市研究所
から
基本設計書
が提出されたことから、
整備場所
、
施設内容
、
屋根
及び
貯留構造
、
浸出水処理
、
埋め立て廃棄量
を中心に
説明
させていただきたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。 事前に配付させていただきました
資料ナンバー
1をごらんいただきたいと思います。本
資料
につきましては、1枚目が
基本設計書
の骨子を示したものであり、2枚目以降のA3判の図面がそれぞれ
位置図
、
整備場所
、
計画平面図
、
貯留構造物標準断面図
、
被覆施設標準断面図
、
被覆施設立面図
でございます。そして、巻末に新
最終処分場
の
完成予想図
を添付させていただきましたので、適宜ごらんいただきたいと思います。 それでは、1枚目をごらんください。初めに、新
最終処分場整備事業
の目的でございますが、
月岡地
内にございます現在の
最終処分場
につきましては、
供用開始
後約46年が経過し、これまでも
かさ上げ工事
により
埋め立て容量
の確保を図ってきたところでございます。しかしながら、これ以上の
かさ上げ
は物理的に困難であり、現在の見込みでは
平成
32年度には必要な
埋め立て容量
を確保できなくなる状況にあることから、桑切及び
中野原地
内に新たな
一般廃棄物最終処分場
を
整備
させていただくものでございます。 次に、
概要
でございますが、
位置図
、
平面図等
をあわせてごらんいただきたいと思います。(1)、
整備場所
につきましては、
資料
をおはぐりいただきますと、
位置図
、
整備場所
として記載してございます。また、
施設配置
につきましては、4枚目の
計画平面図
をごらんいただきたいと思います。
計画平面図
の青い破線で囲まれたところが新
最終処分場整備事業
の
概算面積
である約6.73ヘクタールでございます。詳細につきましては、今後の測量に委ねますが、今のところ約6.73ヘクタールを想定しているものでございます。 続きまして、(2)、
施設内容
でございますが、
埋立地
の上に
被覆施設
を設ける被覆型、一般的には
クローズド
型と呼ばれているものでございますが、そちらで
整備
を進めてまいりたいと考えております。一般的に
最終処分場
の
整備
につきましては、
オープン
型と
クローズド
型に大別されますが、当市においては
クローズド
型を採用し、
整備
を進めてまいりたいと考えております。その理由といたしましては、
クローズド
型は全ての遮
水工
を屋内で施工できることから、
信頼性
の高い遮
水性能
が確保でき、
周辺環境
への影響が少なく、安心、安全な
施設
として管理運営できるというメリットがあることでございます。なお、同
施設
の
近接地
に
廃棄物
から出る
汚水
を
処理
する
水処理施設
を
管理棟
とあわせて
整備
してまいりたいと考えております。 続きまして、(3)、
屋根
構造等
でございますが、全体
上屋型式
を採用してまいりたいと考えております。簡単に申し上げますと、
屋根つき
の
最終処分場
を
整備
させていただきたいということでございます。6枚目の
被覆施設標準断面図
及び7枚目の
被覆施設立面図
をあわせてごらんください。こちらをごらんいただきますと、
建物
の
断面
から外観まで大体のイメージがつかめるのではないかと思います。御存じのとおり、
当該地区
は
冬期間
に降雪が見込まれることから、
屋根
に
一定
の勾配を設け
自然落下
を促したいと考えておりますが、凍結などにより
自然落下
がかなわない場合も想定されることから、
井戸水
を利用した
屋根融雪設備
を
整備
してまいりたいと考えております。
屋根材
は折板、躯体は
鉄骨構造
を予定しております。なお、上屋につきましては、東西約112メートル、南北約40メートル、
地上高
につきましては、
基礎高
2メートル、軒高9.9メートル、
最高高
18.7メートルとして
基本設計書
にまとめてございます。 続きまして、(4)、
貯留構造
でございますが、
コンクリート槽
、二重遮
水シート
を施工してまいりたいと考えております。
コンクリート槽
は、東西110メートル、南北36メートル、高さ、いわゆる地上からの深さでございますが、約10mと想定してございます。そして、車両による搬入を想定し、
コンクリート槽
北側部分すりつけ箇所に道幅5メートルほどの
場内道路
を
整備
してまいります。また、遮
水シート
の
損傷等
により
廃棄物
から発生する
浸出水
が地中に漏れ外部に流出することを防ぐため、遮
水シート底面
に
電気センサー
を張りめぐらせて
漏水
の有無をモニタリングする
電気式漏水検知法
を採用することにより万一の際の
漏水対策
を行うとともに、
施設周辺
に
地下水
の
モニタリング設備
を
整備
するなど、
安全対策
に万全を期したいと考えております。 続きまして、(5)、
浸出水処理
でございます。
廃棄物
を
安定化
させるために水をまきますので、
廃棄物
を通った
汚水
が出てまいりますが、その
処理
につきましては、無
放流方式
を採用したいと考えております。無
放流方式
とは、
廃棄物
から発生する
浸出水
を
処理
して、
廃棄物
の
安定化
、
粉じん防止
のために再度散水に利用する、つまりまいた水を
処理
してもう一回まくという形で水を循環させる
方式
でございます。このように
整備
いたしますと、基本的に河川や下水道への放流はないということでございます。また、循環することにより
廃棄物
から発生する
浸出水
には
無機塩類
、簡単に言えば塩が濃縮され、
水処理機器
の腐食が進むため、
無機塩類
の
処理
を施す脱
塩処理
を行わなければなりませんが、現時点においては
先進事例
が余り多くなく、どの
方式
が最善であるかの判断が難しいため、具体的な
処理方式
は今後
実施設計
の中で検討してまいりたいと考えております。 続きまして、(6)、
埋め立て廃棄量
でございますが、新
最終処分場
は焼却残渣、
溶融不適物
、
破砕不燃物
などを
埋め立て対象物
としており、その
面積
を約3,900平方メートル、容量を約3万3,000立方メートルと予定しております。
容量設定
の根拠でございますが、
平成
32年度から
平成
46年度までの人口や過去の
実績値
をもとに総
廃棄量
を62万6,825トンと見込み、それに伴って
埋め立て量
を4万745トンと試算したものであり、この値を
廃棄物最終処分場整備
の
計画
・
設計
・
管理要領
に基づき
体積換算係数
で
割り返し
、
当該期間
の
埋め立て量
を3万3,000立方メートルと積算させていただいたところでございます。 なお、
計画平面図
にございますように、今回は第1期15年分の
埋立地整備
を行うこととし、順次
南方向
へ15年後には第2期、30年後には第3期工事と着手してまいりたいと考えております。 次に、4、
供用開始
時期でございますが、
平成
32年4月を予定してございます。先ほども御
説明
申し上げましたとおり、
月岡地
内の
最終処分場
の
埋め立て残余量
が逼迫しているため、工期のおくれは
市民生活
に直結すると考えております。こうしたことから、これまで以上に
スケジュール管理
を行ってまいりますとともに、
地元
の
皆様
としっかり協力し、また情報を提供して理解を得ながら進めてまいりたいと考えております。 最後に、5、
スケジュール
でございますが、ここに掲げてございますとおり、
平成
28年度においては
生活環境影響調査
を昨年度に引き続き実施させていただきます。
調査
結果につきましては、
市条例等
に基づいてしっかりと縦覧に供してまいりたいと考えております。
実施設計
につきましては、早急に
委託業者
の
選定作業
に入り、今年度末を目途に結果を取りまとめてまいりたいと考えております。
地質調査
につきましては、第2次
調査
の実施を予定しております。昨年度に実施した
地質調査
は、
基本設計
を行うに当たり必要な
整備エリア
の基本的な
地質条件等
を
調査
したものであり、今回は実際の
構造物
の配置がおおむね想定されたことから、
構造物
の荷重に耐え得る地盤であるかといったことをより具体的に
調査
させていただきたいと考えております。こちらを踏まえまして、今後
実施設計
を進めてまいりたいと考えております。
用地測量
につきましては、本
整備事業
に必要な
面積
を算出していくために実施し、次年度の
用地取得
に向けて準備を進めてまいりたいと考えております。
平成
29年度においては、
施設整備
に必要な用地を取得してまいりたいと考えており、
平成
30年度から31年度においては、造成及び
建設工事
を中心に施工してまいりたいと考えております。
説明
は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ――
――――――――――――――――――――――――――――――
○(
岡田竜一委員長
) これより質疑を行います。 ○(
久住久俊委員
) 何点かお聞きします。
用地取得
は来年度以降とお聞きしましたけれども、
地権者
からは内諾を得ているのか、その辺の感触を――これは決して歓迎されるべき
施設
ではないわけでありますから、
地権者
から問題なく同意をいただけそうなのかといった感触を心配しているところが随分ありますので、その辺のことをまずお聞きしておきます。 ○(
小林環境課長
)
地権者
の感触はどうかという御質問でございますが、三条市として
地権者
にアプローチしたかを問われれば、今のところはまだ
個別具体
にアプローチしておりません。と申しますのも、今ほど御指摘がありましたように、一般的に本
施設
は歓迎されるべき
施設
ではないと言われてございます。そうしたことから、まずは
整備
が進められる
地元
の方々、すなわち
自治会
の
皆様
からしっかり御理解いただいた後で
地権者
との接触を図りたいと考えております。
基本設計
の
内容
や今後の
進め方等
が固まってきましたら、
地権者
にも速やかに何らかのアプローチをさせていただきまして、御議決いただいた後に
用地取得
へと進めてまいりたいと考えております。 ○(
久住久俊委員
) わかりました。 次に、ここ
下田地域
は全国に名立たる
豪雪地帯
でありまして、
積雪
が多いことを当然予期して
基本設計
をしている、
実施設計
に取りかかることは承知しておりますけれども、どのくらいの降雪を予想しておられるんでしょうか。
最大積雪量
、どのぐらい
屋根
に雪が積もるという想定で
設計
しておられるんでしょうか。というのは、昭和38年の三八豪雪なんて記憶にあるのはもう還暦過ぎの人ぐらいで、はるか昔になりましたけれども、旧
三条市内
でも4
メーター
という途方もない量の雪が降ったわけです。最近は雪が少ないから、今年は1
メーター
も降って、
下田地域
は余り多くなかったようですが、大騒ぎしているような状態ですけれども、途方もない量が降ることもあり得ると考えて最大5
メーター
の
積雪
なんて
可能性
も考えて
設計
しておられるのか、どのぐらいの
積雪
を想定しておられるのかをお聞きします。 ○(
小林環境課長
)
説明
させていただきましたとおり、
当該地域
は非常に雪が多いところでございますので、この
施設
の
屋根
には
融雪設備
の
整備
を予定させていただいておりまして、今のところ1メートル程度の
積雪
があった場合は
融雪
していこうと考えております。図面にも書かせていただきましたが、
屋根勾配
は10メートルの4.5メートルということで、よほどの
凍結等
がなければ
自然落下
すると考えておりますので、よろしくお願いいたします。 なお、
自然落下
でどうにもならなかった場合は、当然水を流して無雪の
屋根
にしたいと考えておりますが、
井戸水
を利用した
融雪
のため、頻繁に行いますと
屋根
の
耐久性
に影響するという問題がございますので、その辺もしっかり勘案しながら検討してまいりたいと思います。 ○(
久住久俊委員
) 結構川が近いみたいですが、水を循環させて利用するため、
汚水
が流出することはないという無
放流方式
のもとでやっていくということのようです。
道心坂最終処分場
には、何年前になりますか、15年ぐらい前ですか、たしか4億円ぐらいかけてそこから出る水を完全に浄化する
施設
をつくったはずですよね。新
最終処分場
についても水の
循環利用
、無
放流方式
、脱
塩処理
というように
浸出水処理
を十分に考えていらっしゃるとは思いますが、念のためにお聞きします。
道心坂最終処分場
では4億円ぐらいの
施設
を別に設けて
汚水
を放出しないようにしているけれども、新
最終処分場
は果たしてこれで大丈夫なのか。そして、川があるだけじゃなくて田畑も多いわけですから、そちらにしみ出すようなことはないだろうかと誰もが当然懸念するわけですけれども、
循環利用
だ、無
放流方式
だという専門的なことはよくわかりませんが、本当に大丈夫なのか。
道心坂最終処分場
のように特別な
処理施設
をつくらなくても大丈夫なのかということについて、念のためにお伺いいたします。 ○(
小林環境課長
)
月岡地
内の
最終処分場
につきましては、
オープン
型でございますので、雨や雪が降れば、その水がしみ出て自然に低いところへ流れていくということで、
一定
の費用をかけて
水処理
をさせていただいているという経緯がございます。今回の新
最終処分場
は、
クローズド
型でございまして、先ほど
説明
させていただきましたように、
有機質
であるごみに水を何回も循環させながらかけていくことになるわけでございますが、その
コンクリート槽
の中には二重の遮
水シート
を敷いて、さらに
電気センサー
を張りめぐらせます。例えば、遮
水シート
が
破砕物等
により破れたとか、
経年劣化
により穴があいたとかで
漏水
した場合は、
電気センサー
で検知して
補修対応
ができることになっております。
基本設計
の段階でそのような心配はないと私どもは考えておりますが、先般の
熊本地震
のような天変地異もあり得ますので、そうした場合でも
漏水
がないように、
施設周辺
に
地下水
の
モニタリング設備
をつけたり、さらに巡回による点検を行ったり、
井戸水
の
センサー
をつけたりと二重、三重の対策を考えております。それらにつきましてもしっかり対応していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○(
久住久俊委員
) わかりました。知らない
人たち
によく
説明
してください。 ○(
岡田竜一委員長
)
環境課長
、1点いいですか。先ほどこの
施設
においてはどの程度の
積雪量
を見込んでいるのかという
久住委員
からの質疑に答弁がなかったと思いますので、お願いいたします。 ○(
小林環境課長
)
積雪量
につきましては、1メートルちょっとだったと思いますが、また後ほど答弁させていただきます。(「この地域は2.8
メーター
ぐらい」と呼ぶ者あり)申しわけございません。2.8メートルでございます。 ○(
久住久俊委員
) 2.8
メーター
というのは、毎年大体そのぐらいは降るものとして
設計
するということなのか、それとも
最大積雪量
が2.8
メーター
ということなのか、その辺だけ確認します。 ○(
小林環境課長
) 大変申しわけございませんでした。
最大積雪量
、要は耐えられる
積雪
が2.8メートルまでということで、
建築基準法
による計算だというふうに聞いております。 ○(
熊倉
均委員
)
基本設計
に関してちょっと質問させていただきたいんですが、
業者
はどんな方法で募集したんですか。 ○(
小林環境課長
)
価格競争
ではなく、
公募型プロポーザル方式
で募集いたしました。 ○(
熊倉
均委員
) 結局応募は何者からあったんですか。 ○(
小林環境課長
) 応募は1者でございました。 ○(
熊倉
均委員
) その1者が
株式会社エックス都市研究所
だと思うんですが、この会社のこういった
施設
に関する過去の
実績
はどんな感じだったんでしょうか。 ○(
小林環境課長
)
株式会社エックス都市研究所
につきましては、過去に
実績
があるということでございます。
公募型プロポーザル方式
は、一般的に複数の
業者
が
価格競争
ではない、さまざまな提案とか
技術水準
を競うものでございまして、
株式会社エックス都市研究所
の提案を見せていただきましたところ、
地元
の
皆様
の意向への配慮とか、7・29水害の際に大平川のほうから水が流れてきたことへの具体的な対応まで考えられておりました。そうしたことから、
一定
の
技術水準
、
実績
及びしっかりとした
現状認識
があるということで
業務受託者選定委員会
において選定されたものでございます。 ○(
熊倉
均委員
) この会社の所在地はどこですか。 ○(
小林環境課長
) 東京都でございます。 ○(
熊倉
均委員
) 先ほどの
久住委員
の関連ですが、
最大積雪量
を2.8メートルとしていて、これは
建築基準法
にかなっているというお話でしたけども、やはり
下田地域
は
豪雪地帯
です。この前
オープン
した道の駅の
最大積雪量
がたしか2メートルだったと思うんですけども、そうであれば
下田地域
に建設が予定されているこの
施設
の
最大積雪量
が2.8メートルでいいのかなという気が実はしているんです。その辺の見解はいかがでしょうか。 ○(
小林環境課長
) あくまでも国の基準に基づいて
設計
されておりますので、2.8メートルでよろしいかと思いますし、そういった懸念を払拭するために、さらに10メートルの4.5メートルという
屋根勾配
をつけ、
自然落下
を促しているところでございます。また、南魚沼市や長岡市
栃尾地区
にある同様の
施設
におきましても
一定
の
自然落下
があるため、雪で
施設
がおかしくなったという話は聞いておりませんので、今のところ大丈夫ではないかと考えております。 ○(
熊倉
均委員
) それで、
平成
28年度は
実施設計
というステージに入ることになっていますが、これはまた別に公募するという
計画
でしょうか。 ○(
小林環境課長
)
実施設計
の
業者選定
に係る御質問かと思いますが、三条市ではつい先日完成した
保内地区交流拠点施設
、また移転改築する
嵐南保育所
は
基本設計
の
業者
が引き続き
実施設計
を行っているという実例がございます。本
施設
につきましても
調査経過
を踏まえた、より具体的な検討ができるということで、1
者随契
という形を考えてございます。 ○(
熊倉
均委員
) じゃ、最後に聞きますけども、先ほど
屋根
の
融雪
には
井戸水
を利用するというお話だったので、当然井戸を掘ることになると思いますが、
地質調査
の中であの辺は
井戸水対応
ができると判断したんでしょうか。 ○(
小林環境課長
)
地質調査
によれば
一定
の水が出るということですし、また
地元有識者
の方々からもあの一帯は昔から結構水が出るというお話を伺っておりますので、井戸のほうは大丈夫だと考えてございます。 ○(
野崎正志委員
)
1つ確認
ですが、今回
クローズド
型で
整備
するわけですけども、以前同じ型の
栃尾最終処分場
を見に行ったときに、屋内に散水する
設備
があったと思うんです。
資料
を見ると、そういう
設備
はないみたいですが、その辺はどういう感じになるんでしょうか。 ○(
小林環境課長
) 今回お示しした
資料
には記載されておりませんが、上屋の中に水をまく
設備
を
整備
してまいります。そして、
コンクリート槽
の中に二重遮
水シート
を敷き、センターの地下に40センチほどの
パイプ
を埋めまして、その
パイプ
で集まった
浸出水
を
管理棟
へ回し、そこで脱
塩処理
を行ってもう一回戻すという仕組みになってございます。今後
実施設計
に入りましたら、それらの詳細につきましてもお話しさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○(
野崎正志委員
) 今の
説明
で大体わかったんですが、
計画平面図
を見ると、
雨水調整池
というものがありますけど、これにはどういう役割があるんですか。要は
クローズド
型なので、
廃棄物
から出る
汚水
は全部抜いて
施設
内で一括管理するわけですが、
雨水
はそれと別個で考えて
雨水調整池
に持っていくというか、
廃棄物
への散水に
雨水
は使わないという考え方なんですか。その辺をちょっと教えていただきたいんですが。 ○(
小林環境課長
)
説明
が不足しておりまして、申しわけございませんでした。それでは、A3判の
資料
の3枚目、
計画平面図
で御
説明
させていただきます。
計画平面図
に赤い四角でお示ししたのが
建物
でございまして、今ほど
野崎委員
が指摘された左側の
雨水調整池
につきましては、あくまでも
雨水用
でございます。
道路整備
などで
一定
の
面積
の
舗装工事
を行いますし、そうではないところでも一部木を切ったりします。
面積
は小さいですが、そこには山の水を
一定
量ためる機能もございますので、
災害防止
のための
ダム機能
ということで
雨水調整池
を設けたいと考えております。
計画平面図
の
建物
と
雨水調整池
をつなぐ線は、
道路
でありまして、
排水管等
ではございません。なお、散水につきましては、
建物
の中で水をまいて、
管理棟
のほうに回して脱塩し、もう一回
建物
のほうに戻してという形で、
雨水調整池
とは分けて考えております。 ○(
熊倉
均委員
) あと1点だけ確認させてください。 取りつけ
道路
ですが、
資料
の
整備場所
とその次の
計画平面図
で示されているようにや
まなみロード
から入るということですね。入り口は、地名でいうと本地というところと理解してよろしいですね。 ○(
小林環境課長
) 御指摘のとおりでございます。 ○(森山
昭委員
) こういった
迷惑施設
をつくるとなると、普通は
地元
に
優遇策
が何かあるはずですけど、
地元
から
受け入れ
に際して
要望等
が出ているのか、その辺をちょっと御
説明
願えますか。 ○(
小林環境課長
)
迷惑施設
の
受け入れ
に対する
地元
への
優遇策
はというお問いでございますが、
地元
から
要望
は出てございますけれども、それは
迷惑施設
の
受け入れ云々
という色がついたものではございません。
自治会
からの一般的な
要望
と私どもは認識してございます。その
要望
につきましては、各年度の
予算編成
において市全体の
バランス等
を鑑みながら、対応してまいりたいと考えております。 ○(森山
昭委員
) じゃ、
自治会要望
として対応するということですね。 ○(
小林環境課長
) あくまでも
自治会要望
ということで対応させていただきたいと考えております。
自治会
からの
要望
としてまとめさせていただき、毎年度の
予算編成
で措置させていただきたいと考えております。 ○(
武藤元美
委員)
融雪
の関係ですけども、
屋根
には
融雪設備
をつけるということでしたが、敷地内の
道路
等には消雪
パイプ
などを
整備
するんでしょうか。井戸を掘るので、そういうことも考えているのかなと思ったんですが。 ○(
小林環境課長
)
融雪設備
につきましては、
屋根
には
整備
いたしますが、乗り入れ
道路
、敷地内には今のところ考えてございません。井戸は掘りますけれども、通常の機械除雪を考えております。 ○(
武藤元美
委員) 機械除雪ということでわかりました。 あと、
地元
の方々と事前にお話とかをされたと思うんですけども、そのときの懸念を払拭するための対応とか、どういう
要望
があって、どんなふうにしたのかといったあたりをちょっと
説明
していただけますでしょうか。 ○(
小林環境課長
) 今までの
地元
への
説明
についてでございますが、関係4
自治会
、具体的には原上、笹巻、中野原及び桑切の
自治会
でございますが、そちらから選出された委員による
地元
検討委員会を開催しておりますし、また各
自治会
に出向きまして、それぞれ2回程度の
説明
会を開催してございます。 それで、どのような意見が出たかにつきましては、今までも御指摘がありましたように、望まれる
施設
ではないことから、なぜここに持ってきたのかというお話もございましたが、
一定
の
面積
が確保できること、また清掃センターからの距離が適当なことなどを市から
説明
させていただきまして、最終的には理解を得たところでございます。地震などで万が一
建物
が壊れたような場合に
汚水
が出てこないかという懸念はやはりございましたが、先ほども
説明
させていただきましたとおり、堅牢なコンクリートで囲み、また二重の遮
水シート
を施工し、さらに
漏水
を検知するシステムも導入するという方向性をお話しさせていただいたところ、
一定
の理解を得たものと考えております。 ○(
河原井拓也
委員)
地元
の方との
協議
のことですけども、生活環境に関してはモニタリングしたり、協定を締結して環境監視委員会を設置したりするんだろうと思いますけど、その辺は
説明
されたんでしょうか。 ○(
渡辺市民部長
) 確かに
地元
との懇談会、
説明
会等の中で、今御指摘いただきました
地元
と環境に関する協定といったものを締結してほしいという
要望
はございました。そちらにつきましては、私どもも締結させていただいて、新
最終処分場
の稼働後におきましても
地元
の方々に環境面で迷惑をかけることのないよう精いっぱい努めてまいるとお話ししたところでございます。
地元
検討委員会、実はきょうも午後7時から開催させていただきますけれども、その中で市と
地元
との協定のあり方につきましても議題になってくるものと認識しております。 ○(
岡田竜一委員長
) 副
委員長
と交代いたします。 〔正副
委員長
交代〕 ○(
武藤元美
副
委員長
)
委員長
にかわり、暫時
委員長
の職務を行います。 ○(岡田竜一委員) これから
実施設計
、
地質調査
を予定されているわけですけども、最近の三条市の建築工事、土木工事の状況を見ていると、例えば直近では今月末に
オープン
する
保内地区交流拠点施設
におけるくいの問題とか、また旧第一中学校跡地における貯水槽の施工方法変更とか、それから県の事業だと思いますが、遊水地
整備
で水道管が思っていたのと違うところにあったため、移設に何千万円もかかったとか、はっきり言って目に余るというか、準備段階できちんと
調査
することが非常に重要だと思います。ですので、今後はそういうことがないように――それぞれの理由は聞いて納得したところですけども、これから
実施設計
、
地質調査
を行うわけですので、その辺を十分教訓としていただきながら、緊張感を持って進めていただきたいと思いますが、御見解をお聞きします。 ○(
渡辺市民部長
) ただいまの御指摘を十分踏まえまして、間違いのない施工に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○(
武藤元美
副
委員長
)
委員長
と交代いたします。 〔正副
委員長
交代〕 ○(
岡田竜一委員長
) そのほかはいかがでしょうか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(
岡田竜一委員長
) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ――*――*――*――*――*――*――*――*――*――*―― ○(
岡田竜一委員長
) 以上で本日の
市民福祉常任委員協議会
を閉会いたします。 閉 会 午後2時12分...
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