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平成28年経済建設常任委員会( 3月14日)

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  1. 三条市議会 2016-03-14
    平成28年経済建設常任委員会( 3月14日)


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    平成28年経済建設常任委員会( 3月14日)                   経済建設常任委員会記録                    (第1日目) 1 日   時  平成28年3月14日(月)午前10時 1 場   所  第3委員会室 1 出席委員   山田富義委員長 名古屋豊副委員長          武石栄二 野嵜久雄 酒井 健 坂井良永 髙坂登志郎 伊藤得三 1 欠席委員   な し 1 説明のための出席者          長谷川経済部長 恋塚営業戦略室長 五十嵐次長                  山村地域経営課長 吉田課長補佐兼中心市街地活性化推進室長                  渡辺商工課長 金子課長補佐                  藤澤農林課長 清水課長補佐 渡辺地産地消推進室長                  堀農業委員会事務局長          大山建設部長  笹岡建設課長 諸橋・井口両課長補佐                  渡辺建築課長                  長野上下水道課長 鈴木課長補佐兼三条下水処理センター長                  藤井課長補佐 佐藤大崎浄水場長 1 職務に従事した議会事務局職員
             鈴木事務局長  坂内係長 栁田主事 1 事   件   平成28年第1回定例会で付託された    議第1号 平成28年度三条市一般会計予算           第1表 歳出            第2款第1項第1目(一般管理費)中所管関係分                  第7目(まちづくり推進費)中所管関係分                  第8目(国際交流推進費)            第3款第2項第6目(児童遊園費)            第5款(労働費)            第6款(農林水産業費)            第7款(商工費)〔ただし、第1項第1目中市民福祉所管関係分                    を除く〕            第8款(土木費)〔ただし、第5項中市民福祉所管関係分を除く                    〕            第9款第1項第4目(水防費)                  第5目(災害対策費)中所管関係分    議第5号 平成28年度三条市農業集落排水事業特別会計予算    議第6号 平成28年度三条市勤労者福祉共済事業特別会計予算    議第7号 平成28年度三条市公共下水道事業特別会計予算    議第8号 平成28年度三条市水道事業会計予算    議第9号 平成27年度三条市一般会計補正予算           第1表 歳出            第2款第1項第7目(まちづくり推進費)            第6款(農林水産業費)            第7款(商工費)            第8款(土木費)           第3表 繰越明許費補正            1追加 第6款(農林水産業費)                第7款(商工費)                第8款(土木費)    議第10号 平成27年度三条市公共下水道事業特別会計補正予算    議第12号 辺地総合整備計画の策定について    議第13号 辺地総合整備計画の変更について    議第25号 三条市手数料条例の一部改正について    議第31号 三条市都市公園条例の一部改正について    議第32号 三条市建築審査会条例の一部改正について    議第38号 三条市保内地区交流拠点施設の指定管理者の指定について    議第40号 市道路線の認定について    報第2号 専決処分報告について(平成27年度三条市一般会計補正予算)           第1表 歳出 1 審査の経過及び結果 ○(山田富義委員長) 開会前に申し上げます。  今定例会において、当委員会で審査する事件は、お手元に配付済みの付託事件表のとおり議案15件であります。これら付託事件の審査につきましては、最初に辺地総合整備計画の策定や条例改正など、次に補正予算、最後に当初予算の順に審査していきたいと思います。  効率よく運営していきたいと思いますので、質疑につきましては一問一答形式を遵守されますよう、答弁につきましても簡潔明瞭になされますようお願いいたします。  この際、皆様にお諮りいたしたいと思いますが、開会後暫時休憩し、付託事件の審査に供するため、お手元に配付の資料に基づき現地視察を行いたいと思いますが、いかがでしょうか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義委員長) それでは、開会後改めてお諮りいたしますので、よろしくお願いいたします。  なお、既に御案内のとおり、委員会閉会後、協議会を開催いたしますので、よろしくお願いいたします。 ――*――*――*――*――*――*――*――*――*――*――                               開  会 午前10時00分 ○(山田富義委員長) ただいまから経済建設常任委員会を開会いたします。  出席全員であります。  直ちに審査に入ります。 ――*――*――*――*――*――*――*――*――*――*―― ●議第1号、議第5号から議第10号、議第12号、議第13号、議第25号、議第31号、議第32号、議第38号、議第40号及び報第2号の以上15件一括上程 ○(山田富義委員長) 議第1号、議第5号から議第10号、議第12号、議第13号、議第25号、議第31号、議第32号、議第38号、議第40号及び報第2号の以上15件一括上程いたします。  お諮りいたします。  付託事件の審査に供するため、会議規則第99条の規定により、お手元に配付いたしました資料のとおり現地視察を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義委員長) 御異議がありませんので、そのように決定いたしました。  それでは、これから現地視察を行うため、しばらく休憩いたします。                               休  憩 午前10時02分                               再  開 午後 1時00分   (休憩中に現地視察) ○(山田富義委員長) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第12号 辺地総合整備計画の策定について ◎議第13号 辺地総合整備計画の変更について ○(山田富義委員長) 最初に、議第12号 辺地総合整備計画の策定について及び議第13号 辺地総合整備計画の変更についての2件一括議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(山村地域経営課長) 議第12号 辺地総合整備計画の策定について及び議第13号 辺地総合整備計画の変更について御説明申し上げます。恐れ入りますが、議案書及び委員会資料ナンバー14、地域経営課をお願いいたします。  最初に、議第12号 辺地総合整備計画の策定について御説明いたします。策定の趣旨といたしましては、平成25年に策定いたしました中浦辺地及び笠堀辺地に係る辺地総合整備計画について、平成27年度で計画が終了することに伴い、新たに計画を策定するものでございます。  公共施設等の整備計画といたしまして、中浦辺地につきましては、市道森町中浦線道路改良及び舗装事業に1億円を、下田中学校スクールバスの購入費として1,500万円を事業費とするものでございまして、事業費の総額は1億1,500万円でございます。財源の内訳といたしましては、特定財源として5,327万円、一般財源として6,173万円でございます。なお、一般財源のうち6,170万円を辺地対策事業債の予定額とするものでございます。  次に、笠堀辺地について説明させていただきます。市道中谷線橋梁架替事業に1億5,600万円を、森町小学校スクールバスの購入費として1,500万円を、市道大谷地上の原線道路改良及び舗装事業に1,050万円を事業費とするものでございまして、事業費の総額は1億8,150万円でございます。財源の内訳といたしましては、特定財源として377万円、一般財源として1億7,773万円でございます。なお、一般財源のうち1億7,770万円を辺地対策事業債の予定額とするものでございます。計画の期間につきましては、平成28年度から平成30年度までの3年間でございます。  次に、議第13号 辺地総合整備計画の変更について御説明申し上げます。変更の趣旨といたしましては、平成26年度に策定いたしました早水辺地に係る辺地総合整備計画について、公共施設等の整備計画に新たな事業を加えるため、変更するものでございます。  変更の内容といたしましては、公共施設等の整備計画に消防団小型動力ポンプ積載車格納庫の建てかえ事業として320万円を加えるものでございます。財源の内訳といたしましては、事業費320万円全額を一般財源にするとともに、辺地対策事業債の予定額とするものでございます。また、計画の変更に伴い、事業費の総額を3億5,887万7,000円に増額するとともに、辺地対策事業債の予定額を1億7,210万円とするものでございます。計画の期間につきましては、現計画と変更はなく、平成26年度から平成28年度までの3年間でございます。  御参考までに、それぞれの計画の図面を添付させていただいておりますので、後ほどごらんいただきたいと思います。  以上、説明とさせていただきます。御審議の上、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義委員長) これより質疑を行います。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第25号 三条市手数料条例の一部改正について ○(山田富義委員長) 次に、議第25号 三条市手数料条例の一部改正についてを議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(渡辺建築課長) それでは、議第25号 三条市手数料条例の一部改正について御説明申し上げます。議案書をごらんいただきますようお願いいたします。  改正の趣旨といたしましては、長期優良住宅の普及の促進に関する法律に基づく認定基準の改正及び建築物の消費エネルギー性能の向上に関する法律の施行に伴い、必要な手数料を定めるものでございます。  改正の内容といたしましては、三条市手数料条例に住宅の増改築に係る長期優良住宅建築等計画の認定及び変更認定の申請に係る手数料、建築物エネルギー消費性能向上計画認定及び同計画の変更認定の申請に係る手数料並びに建築物エネルギー消費性能基準適合認定の申請に係る手数料を定めるものでございます。  施行期日は、平成28年4月1日でございます。  以上で説明を終わらせていただきます。御審議の上、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義委員長) これより質疑を行います。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○(山田富義委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第31号 三条市都市公園条例の一部改正について ○(山田富義委員長) 次に、議第31号 三条市都市公園条例の一部改正についてを議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(笹岡建設課長) それでは、議第31号 三条市都市公園条例の一部改正について御説明申し上げます。 恐れ入りますが議案書の議第31号をごらんいただきたいと存じます。  改正の趣旨につきましては、このたび新たな都市公園を3カ所設置するため、必要な改正を行うものでございます。  設置する都市公園の名称及び位置は、一ノ木戸ポプラ公園を興野一丁目2番30号、島田若草公園を島田二丁目18番43号、条南あおば公園を条南町19番31号に設置するものでございます。  改正条例はごらんのとおり、施行期日は公布の日とするものでございます。  以上でございますが、よろしく御審議の上、御決定くださるようお願い申し上げます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義委員長) これより質疑を行います。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第32号 三条市建築審査会条例の一部改正について ○(山田富義委員長) 次に、議第32号 三条市建築審査会条例の一部改正についてを議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(渡辺建築課長) それでは、議第32号 三条市建築審査会条例の一部改正について御説明申し上げます。議案書をごらんいただきますようお願いいたします。  改正の趣旨といたしましては、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の制定に伴い、建築基準法の一部改正が行われ、建築審査会の委員の任期が条例で定める事項とされたことから、必要な改正を行うものでございます。  改正の内容といたしましては、建築審査会の委員の任期を2年と定めるものでございます。  施行期日は、平成28年4月1日でございます。  以上で説明を終わらせていただきます。御審議の上、御決定賜りますようお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義委員長) これより質疑を行います。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第38号 三条市保内地区交流拠点施設の指定管理者の指定について ○(山田富義委員長) 次に、議第38号 三条市保内地区交流拠点施設の指定管理者の指定についてを議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(恋塚営業戦略室長) それでは、三条市保内地区交流拠点施設の指定管理者の指定について御説明申し上げます。恐れ入りますが、議案書の議第38号及び委員会資料ナンバー15、営業戦略室をごらんください。  本件は、三条市保内地区交流拠点施設の指定管理者について保内緑の里管理組合を指定するもので、指定の期間は平成28年4月29日から平成33年3月31日でございます。  この団体は三条市下保内3714番地に所在し、組合長は本田壽榮で、平成19年10月19日に設立されました。  主な業務内容としましては、使用許可業務、維持管理業務、レストラン及び物資販売業務、観光情報の収集及び発信業務でございます。  以上の説明でございますが、よろしく御審議の上、御決定いただきますようお願い申し上げます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義委員長) これより質疑を行います。 ○(名古屋豊委員) 中身は予算の部分での質疑になると思うので、指定管理者の関係だけ伺います。きょうの午前中に施設を見せていただいて、かなり広大な敷地だと思うんですけど、この団体には保内公園の維持管理に加えてこれからあれだけ大きなものの指定管理者になっていただくことになるわけです。現在の組合の正職員の数、それから正職員以外のスタッフの数がどれぐらいなのか、そして当然新施設設置に係るスタッフ体制はこの時点でおおよそ決まっているかと思うので、どういう体制になるのか。もう間もなくオープンするわけですけれども、新たな施設のスタッフらの研修等は行われているのかも含めて教えてください。 ○(恋塚営業戦略室長) まず、保内交流拠点施設の体制でございます。責任者1人、事務担当者1人、販売担当職員2人、施設担当職員1人を配置する体制を想定してございます。販売担当職員1人及び施設担当職員1人につきましては、パート職員としまして、2人から3人の体制で交代で勤務することを想定してございます。現在の保内公園の体制の数字ですが、今手元に持ってきてございませんので、後ほど答弁させていただきたいと思います。 ○(山田富義委員長) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第40号 市道路線の認定について ○(山田富義委員長) 次に、議第40号 市道路線の認定についてを議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(笹岡建設課長) それでは、議第40号 市道路線の認定について御説明申し上げます。議案概要説明会資料ナンバー26及び議案書の議第40号をごらんいただきたいと存じます。  今回お願いいたします認定路線は、2路線、実延長300メートルでございます。  添付図1をごらんいただきたいと存じます。路線名大島244号線は下須頃地内の認定路線で、敷地幅員及び現況幅員は5.0メートル、実延長は40メートルでございます。  続きまして、添付図2をごらんいただきたいと存じます。路線名今井455号線は今井地内の認定路線で、敷地幅員及び現況幅員は5.0メートル、実延長は260メートルでございます。  以上、2路線の認定を御提案するものでございます。御審議の上、御決定くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義委員長) これより質疑を行います。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎報第2号 専決処分報告について(平成27年度三条市一般会計補正予算) ○(山田富義委員長) 次に、報第2号 専決処分報告についてを議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(笹岡建設課長) それでは報第2号 専決処分報告について御説明いたします。  本件は、除雪業務費において1月の除雪業務委託料に不足が生じ、委託業者への支払いに支障を来すことから、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をさせていただいたものです。  事項別明細書10ページ、11ページをごらんいただきたいと思います。8款土木費、2項道路橋梁費、6目雪害防除費、補正額3億5,000万円、補正後の額8億2,694万8,000円とするもので、専決日は平成28年2月12日でございます。  なお、除雪業務委託料の今現在の状況及び見込みについてでございますが、今後想定される春先除雪などを見込んでも、今のところ専決させていただいた補正予算を合わせた予算額で執行できる見通しでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義委員長) これより質疑を行います。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第9号 平成27年度三条市一般会計補正予算 ○(山田富義委員長) 次に、議第9号 平成27年度三条市一般会計補正予算を議題といたします。  本件の審査につきましては、第1表、歳出と第3表、繰越明許費補正について関連するところがあることから一括して行いたいと思います。  なお、第1表、歳出の各款における当委員会所管の職員人件費については第2款総務費のところで一括提案説明を受け、審査したいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◎第1表歳出の第2款総務費について ○(山田富義委員長) 最初に、第1表、歳出の第2款総務費について、提案理由の説明をお願いいたします。 ○(藤澤農林課長) ただいま御上程いただきました議第9号 平成27年度三条市一般会計補正予算のうち、経済建設常任委員会所管の職員人件費につきまして、事業に伴う補正も含まれる7款商工費を除きまして、私から一括して御説明申し上げます。  議案書の歳出、21、22ページ、2款総務費、1項総務管理費、7目まちづくり推進費及び議案書27、28ページ、6款農林水産業費、1項農業費、2目農業総務費、議案書31、32ページ、8款土木費、1項土木管理費、1目土木総務費における職員人件費の補正額につきましては、給与改定に伴うものをお願いするものでございます。  以上、説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願いいたします。 ○(山田富義委員長) これより質疑を行います。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎第1表歳出及び第3表繰越明許費補正、第6款農林水産業費について ○(山田富義委員長) 次に、第1表、歳出及び第3表、繰越明許費補正の第6款農林水産業費について、提案理由の説明をお願いいたします。 ○(藤澤農林課長) ただいま御上程いただきました議第9号 平成27年度三条市一般会計補正予算のうち、農林課所管分について御説明申し上げます。議案書27、28ページをお願いいたします。あわせまして経済建設常任委員会資料ナンバー10、農林課補正予算の概要をお願いします。  6款農林水産業費、1項農業費、4目農地費、補正額332万8,000円で補正後の額は1億3,420万円でございます。議案書28ページの説明欄、事業番号020県事業費負担金としてその所要額を計上させていただいたところでございます。  資料をお開きいただきまして、1ページをお願いいたします。湯舟沢ため池等整備事業につきましては、国の補正予算に伴うものであります。また、信濃川右岸1期かんがい排水事業につきましては、事業の進捗を図るため追加施工するものであり、新潟県が行う事業に係る負担金を補正させていただきたいものでございます。  事業の内訳は記載のとおりとなっております。また、資料の2ページ、3ページに図面を添付させていただきましたので御確認いただきたいと思います。  次に、繰越明許費補正について御説明申し上げます。議案書5ページをお願いします。6款農林水産業費、1項農業費、事業名県事業費負担金332万8,000円につきましては、新潟県施工の工事が年度内に完了しないため翌年度に繰り越しをお願いするものでございます。次の3項林業費の濁沢名下線開設事業1,815万円1,000円につきましては、工事の変更に伴い新たな残土処理場の選定等に不測の日数を要したことから、年度内に事業が完了しないこととなり、翌年度に繰り越しをお願いするものでございます。
     以上説明とさせていただきます。御審議の上、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○(山田富義委員長) これより質疑を行います。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎第1表歳出及び第3表繰越明許費補正、第7款商工費について ○(山田富義委員長) 次に、第1表、歳出及び第3表、繰越明許費補正の第7款商工費について、順次提案理由の説明をお願いいたします。 ○(恋塚営業戦略室長) それでは、営業戦略室所管の一般会計補正予算について御説明申し上げます。補正予算事項別明細書29、30ページと委員会資料ナンバー12、営業戦略室の1ページをごらんください。  7款商工費、1項商工費、2目商工振興費でございます。補正前の額48億8,650万円、補正額1億1,943万6,000円、補正後の額を50億593万6,000円とするものでございます。事業番号015オリンピック・パラリンピック活用地域活性化首長連合事業費620万円は、国の地方創生加速化交付金の創設に伴い、事業の前倒しを行うものでございます。この地方創生加速化交付金でございますが、地域の仕事創生に重点を置きつつ、仕事創生、人の流れ、働き方改革、まちづくり、これらをイメージした形で各自治体が地方版総合戦略の取り組みの先駆性を高め、レベルアップの加速化を図ることにより、効果として地方における安定した雇用創出、地方への新しい人の流れ、まちの活性化など目に見える地方創生の実現を図るもので、平成27年度補正予算で新規に1,000億円上がってきているものでございます。  19節負担金、補助及び交付金のオリンピック・パラリンピック活用地域活性化首長連合負担金620万円は、2020年東京オリンピック・パラリンピックを活用した地域活性化推進首長連合が実施する東京都港区の新虎通りを活用した(仮称)地方文化発信のショーケース事業実施に係る費用を負担金として支出し、地域の魅力の効果的、戦略的な発信を通じて、地方創生の実現を図るものでございます。なお、事業総額は8,060万円で、三条市を初めとする役員自治体等13の自治体が地方創生加速化交付金を活用し、首長連合の事業に係る費用額を負担することで、事業の円滑な実施を図るものでございます。  続きまして31、32ページをお願いいたします。参考資料は同じく1ページ、4目観光費、事業番号010観光事業費総額511万円で、この事業につきましても国の地方創生加速化交付金の創設に伴い、事業の前倒しを行うものでございます。事業内容といたしましては、広域市町村との連携による観光資源を活用した事業の実施と三条市の魅力を効果的に情報発信することで観光振興を図り、交流人口の拡大につなげるものでございます。  主な内容について御説明申し上げます。7節臨時職員賃金25万8,000円は、八十里越体感バス事業において、バス運行の準備及び当日の安全管理、車中ガイドとして臨時職員を採用する賃金でございます。11節印刷製本費114万6,000円のうち、45万6,000円は八十里越体感バスのリーフレット、69万円は石川雲蝶PRのためのポスター及びパンフレットでございます。13節バスツアー業務委託料150万円は、秘境八十里越体感バスツアーの運行に当たり必要な予約の受け付けや、料金徴収等の業務の委託を行うものでございます。19節八十里越交流促進事業イベント負担金33万円は、八十里越の早期開通に向けた三条観光協会による八十里越交流促進事業イベントの負担金でございます。これにより福島県只見町との観光振興を図るものでございます。  同じく、31、32ページをお願いいたします。参考資料は2ページをお願いいたします。4目観光費、事業番号030観光施設等整備事業費600万円でございます。この事業につきましても、国の地方創生加速化交付金の創設に伴い事業の前倒しを行うもので、事業内容といたしましては、先ほど御説明いたしました観光事業費と同様に、広域市町村との連携により観光資源を活かした事業を実施し、三条市の魅力を効果的に情報発信するといった視点から諸橋轍次記念館内にある八十里越情報館に八十里越をPRする映像物を作成し、誘客の強化を図り交流人口の拡大につなげるものでございます。  続きまして、営業戦略室所管の繰越明許費について御説明申し上げます。議案書5ページをお願いいたします。第3表、繰越明許費補正、7款商工費、1項商工費のうち、オリンピック・パラリンピック活用地域活性化首長連合事業620万円、観光事業511万円、観光施設等整備事業600万円につきましては、今ほど御説明申し上げました補正額全額の繰り越しをお願いするものでございます。  以上の説明でございますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○(渡辺商工課長) 続きまして、商工課所管分に係る事項について御説明申し上げます。まず、議案書の事項別明細書29、30ページをお願いいたします。あわせて、委員会資料ナンバー11商工課もごらんください。  7款商工費、1項商工費、2目商工振興費、補正前の額48億8,650万円、補正額1億1,943万6,000円、補正後の額50億593万6,000円とするものでございます。このたびの補正予算につきましては、今も話のありました地方創生加速化交付金を財源に、昨年策定いたしました総合計画及び総合戦略に基づく事業の一部に取り組むため、今回補正予算として上げさせていただいたものでございます。  それでは、事業番号に沿って順次説明させていただきたいと思います。事業番号020商工業活性化事業費では、8,060万6,000円の補正をお願いするものです。内訳につきましては、資料ナンバー11、商工課の1ページをごらんください。コト・ミチ人材活用事業としての2,819万4,000円ですが、事業内容としては、コト・ミチ人材の支援を受け、商品のコンセプト、ストーリーづくりといった価値の創出からその価値を市場に伝えるためのミチづくりまでの一貫した取り組みを支援するコト・ミチ人材を育成・確保し、育成されたコト・ミチ人材と連携して市内企業が付加価値の高い商品づくりをする取り組みに対して支援するものです。内訳でございますが、引き続き中川政七商店と連携して取り組むことから、講師への謝礼、事業負担金、市内企業への補助金などでございます。補助金につきましては、補助率2分の1、上限250万円、3社程度を予定しておるところでございます。  次に、魅力ある工場づくり支援事業としての614万7,000円ですが、お客様に付加価値を伝えることができるよう工場見学や展示販売などの工場づくりに取り組む事業所に対し、施設の改修の経費の一部を援助するものでございます。補助金600万円は1社当たり補助率2分の1、上限300万円で2社程度を予定しておるものでございます。  資料は2ページをごらんください。リアル開発ラボ事業、事業費2,108万7,000円ですが、これは、市内企業の持つ優れた技術シーズと市場のものづくりニーズを結びつけ、具体的な商品開発をするものでございます。事業の内訳ですが、委託料は事業をコーディネートしていただく専門人材会社へのものです。事業負担金については、リアル開発ラボを実施するための負担金でございます。補助金につきましては、市場のニーズに基づき、地元企業が試作開発をする際の補助金でございます。補助率2分の1、上限額は100万円で5社程度を予定しております。これに加えて、市としての課題指定型事業として補助率3分の2、上限額400万円のものを1件考えておるところであります。  次に、先駆的分野進出支援事業1,365万9,000円でございますが、これまで取り組んでまいりましたCFRP事業を更に推進し、全天候型自転車の普及、PRなどに取り組むとともに、東京オリンピック・パラリンピックに向けて、当地のものづくり技術力により次世代産業創造プロジェクトなどで培ってきた要素技術をさまざまな分野に応用できるよう製品開発にさらに磨きをかけるものです。委託料は、CFRPを活用した事業実施のためのアドバイザー費用などで、庁用器具費は全天候型自転車を市で購入し、イベントなどで活用を図り、普及・PRを行うためのものでございます。補助金はオリンピック・パラリンピックなどに向けた製品開発に取り組む企業3社程度への支援でございます。  資料は3ページをごらんください。海外販路開拓事業1,151万9,000円でございますが、これは、ODA事業等を通じまして、緊密な関係を築いているベトナムにおきまして、三条市と関係業界団体、企業等が官民挙げて販路開拓事業に取り組むほか、昨年好評でありましたモスクワやサンクトペテルブルクといったいわゆるヨーロッパロシア市場での販路開拓事業に取り組むものでございます。ことしはこれに加えまして、1都市が1国に相当する人口規模で、販路開拓が期待できる重慶や成都などの中国内陸部に対する市場調査を行うものでございます。これらに係る委託調査費や事業負担金、旅費などを計上させていただいているものです。  次に、事業番号070燕三条地場産業振興センター費3,263万円ですが、これは、燕市との共同事業であります燕三条工場の祭典と燕三条ものづくりメッセ等の実施に係る費用を両市折半で負担させていただくものでございます。  最後になりますが、繰越明許費補正について御説明申し上げます。恐れ入りますが、議案書の5ページにお戻りください。第3表、繰越明許費補正、1、追加の7款商工費、1項商工費、職員人件費30万9,000円、商工業活性化事業8,060万6,000円及び燕三条地場産業振興センター事業3,263万円でございます。これは、先ほど御説明させていただきました地方創生加速化交付金にかかる事業を平成28年度に繰り越しをさせていただくものでございます。繰り越しの理由でございますが、補正予算成立後、早急に取り組む必要があり、事業が翌年度にわたることから繰り越しをさせていただくものでございます。なお、職員人件費につきましては、繰り越し予算の商工業活性化事業費のうち、嘱託員の雇用に係る社会保険料の事業所負担分でございます。  以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義委員長) これより質疑を行います。 ○(酒井 健委員) 営業戦略室の八十里越体感バス事業の補正額は349万円で、昨年もずっとやっているんですけど、昨年の実績といいますか、どれぐらいの利用があったんでしょうか。 ○(恋塚営業戦略室長) 27年度でございますが、運行期間が6月21日から11月8日までで、運行回数が32回、参加者数は1,561名でございます。ちなみに内訳でございますが、市内が453名、市外が1,046名、県外が62名となってございます。 ○(酒井 健委員) 昨年、夏場にちょっと乗車率が落ちてきたんじゃないかという話もあったんですけど、ことしは何かその辺も対策するんですか。 ○(恋塚営業戦略室長) 委員がおっしゃるとおり、昨年8月、9月は参加者が少なくなってございます。28年度につきましては、予算審議のときにも御説明させていただきますが、日帰りだけではなくて八十里越を通り抜けて1泊するようなイベントの企画も考えてございます。 ○(髙坂登志郎委員) オリンピック・パラリンピック活用地域活性化首長連合事業費620万円ですが、事業の概要説明にある(仮称)地方文化発信のショーケース事業実施、これは何をするのかもう少しかみ砕いて教えていただけますか。 ○(恋塚営業戦略室長) 東京都港区に新虎通りという通りがありまして、車道と歩道があるんですけども、簡単に言いますとその歩道にマルシェではないんですけど、そういうようなスペースを十幾つつくりまして、そこに例えば日本のたくみであるとかテーマを決めた中で、350の自治体からそのテーマに沿ったものを出します。そして、ショーケースですので、海外からの方はもちろんでございますが国内の方からも見ていただいて、そこから、本物はそれぞれの自治体に行って見てくださいというふうな宣伝をしようと考えてございます。 ○(髙坂登志郎委員) 首長連合へ入っている自治体の皆さん全部がそこに参加するということですね。 ○(恋塚営業戦略室長) やっぱり一回で全部の自治体は出られませんので、そこに出たいといった自治体の中からテーマに沿って選抜させていただくことになるかと思います。 ○(髙坂登志郎委員) それはどのぐらいの期間を想定しておるんですか。 ○(恋塚営業戦略室長) 今は、来年度につきましては1月ぐらいからを想定してございます。1月までの間にプロデューサーといいますか、そういう方を中心に、どういうテーマでやっていくのか、どういうふうに情報発信していくのか、どういうサイトをつくるのかといった検討をして、1月からスタートさせていただきまして、最終的には2020年のオリンピックまでの4年間ずっとやっていくような形を考えてございます。 ○(髙坂登志郎委員) それから、コト・ミチ人材についてでありますけれども、これは今年度からでしたよね。 ○(渡辺商工課長) はい、今年度から取り組んでいるところでございます。 ○(髙坂登志郎委員) 今年度の実績といいますか、具体的に聞かせていただけますか。 ○(渡辺商工課長) 本会議の大綱質疑でもお話をさせていただきましたけども、三条市では2社取り組んでいらっしゃいます。1社が小林製鋏さん、もう1社が永塚製作所さんで、園芸ばさみ、それから移植ごての製作に取り組んでいるところでございます。 ○(髙坂登志郎委員) そうすると、今年度は大体同じぐらいの費用を予定しているということなんですか。 ○(渡辺商工課長) 今年度につきましても1件当たり250万円、2分の1支援ということで、できれば3社程度と考えているところでございます。 ○(髙坂登志郎委員) それから、魅力ある工場づくり支援事業に工場見学や展示販売用施設の整備、改築とありますが、具体的にはどういうものですか。 ○(渡辺商工課長) 工場ですと、今まではどちらかというと物をつくるということだったんですが、実際そのつくったものの価値が伝わる、それこそショーウインドーのようなことができるとか、あるいは実際に販売していただくというように、工場見学ができるような工場づくりに取り組む事業を支援させていただきたいと考えているところでございます。 ○(髙坂登志郎委員) そうすると、これも2社ぐらいの想定ですか。 ○(渡辺商工課長) はい、御指摘のとおり2社程度を予定しております。 ○(髙坂登志郎委員) 次に、リアル開発ラボ事業でありますけれども、これも去年かことしからなんだろうと思いますが、実績といいますか、どうですか。 ○(渡辺商工課長) 今年度につきましては、メーカーが13社、加えて銀行が4社で17社に参加いただいているところでございます。 ○(髙坂登志郎委員) 新年度については、やっぱり同じような状況でしょうか。 ○(渡辺商工課長) 新年度につきましては、再度募集して、またテーマを決めながら取り組んでまいりたいと考えておりますが、現在規模を縮小せず維持していきたいと考えているところでございます。 ○(髙坂登志郎委員) それで、市場性の高い製品の開発を支援するとなっていますけども、具体的にこの事業によって何か新しいものが開発されたということはあるんですか。 ○(渡辺商工課長) 三条市におきましては、実はまだ具体的な成果が出ていないところでございます。企業さん同士がそれぞれ得意とする技術シーズを持ち合い、新しいものをつくっていく企業連携の一つの形でございますし、リアル開発ラボが終わったからといって全部終わるわけではなく、企業さんにはそれぞれそのつながりを今後に向けていただいて、また新しい商品開発に持っていけるんじゃないかと考えているところでございます。 ○(髙坂登志郎委員) それから、先駆的分野進出支援事業でありますが、全天候型自転車、これは大綱質疑で3台とお聞きしましたが、1台80万円ですよね。1台は市でと言いましたか。あと2台はどこだと言いましたか。 ○(渡辺商工課長) できれば3台とも市で購入させていただいて、それぞれ市の職員が公務で使えるようにしたい、あるいはイベント等でPRや試乗ができないかというふうなことを考えているところでございます。 ○(髙坂登志郎委員) これはたしか1人乗りですよね。 ○(渡辺商工課長) はい、現在は1人乗りのものでございます。 ○(髙坂登志郎委員) 80万円ですから、軽自動車でも買えるような値段なわけですが、今後開発によってさらに低価格に抑えられるのか。また、全国に販売できるということも大綱質疑の答弁で言われておりますが、その辺の可能性はどうなんですか。 ○(渡辺商工課長) 御指摘のとおり、現在研究チームではコストダウンを図って量産化の体制をつくっていきたいと考えております。当然今のところは80万円と予定しているわけですが、できれば半分以下にはしていきたいということで今取り組んでいるところでございます。 ○(髙坂登志郎委員) 技術開発があったとしましても、現実的に一般の人が利用するということになると、ふだん歩いている人には普通の自転車でいいわけですよね。基本的に雨とか雪になれば使えるのかなということがあるけれども、普通は車を使いますよね。一般的にどこへ――全国的に、何かハイキングするところとか観光地というように、最終的な売り先をどう考えているんですか。 ○(渡辺商工課長) この事業に取り組む前、最終的な目標につきましては、できれば自転車タクシーのように複数人乗りのものができないかということで、今回第1弾として試験的に取り組んでいると認識しているところでございます。そんな中で、できれば委員がおっしゃるように観光地であるとか、あるいはちょっとキャッチーなものづくりの場所やものが見えるところに売り込みを図っていきたいと考えているところでございます。 ○(髙坂登志郎委員) 今複数乗れるという話が出たんですけど、複数人乗れるようになるということは、もっと金がかかるということじゃないんですか。 ○(渡辺商工課長) 部品代とかもあると思うんですが、基本的なスペックは同じじゃないのかなと私は考えておりまして、人数がふえるとコストがかかるというものでもないのではと考えているところでございます。 ○(髙坂登志郎委員) 去年も3人乗りでフードがついた自転車を想定していると答弁しているんですけど、そういうものがしっかり安くできればそれにこしたことはないと思いますが、この辺にしておきます。 ○(山田富義委員長) 答弁は要りますか。 ○(髙坂登志郎委員) 要りません。 ○(山田富義委員長) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎第1表歳出及び第3表繰越明許費補正、第8款土木費について ○(山田富義委員長) 最後に、第1表、歳出及び第3表、繰越明許費補正の第8款土木費について、順次提案理由の説明をお願いいたします。 ○(笹岡建設課長) それでは、補正予算の建設課所管分につきまして御説明します。歳入歳出補正予算事項別明細書の31、32ページをごらんください。  8款土木費、2項道路橋梁費、2目道路維持費、補正額3,000万円、右ページの説明欄をごらんください。事業番号010道路維持費、15節工事請負費3,000万円につきましては、冬期間に除雪作業等で損傷した道路の補修工事に要する費用であります。  次に、議案書5ページ、第3表、繰越明許費補正をごらん願います。繰越明許費補正の建設課所管分につきまして御説明します。補正予算と既決予算の中で、一部今年度の工事完了等が見込めないものについて、繰り越しをさせていただくものであります。  具体的な内容につきまして御説明いたします。8款土木費、2項道路橋梁費、事業名街灯整備事業300万円は、関連する道路改良工事が完了しないため繰り越しをするものであります。道路維持事業8,676万4,000円のうち、今回の補正分は3,000万円であり、既決予算5,676万4,000円を今年度工事完了が見込めないために繰り越すものであります。既決予算の繰り越しにつきましては、下谷地合屋線舗装修繕工事ほかでございまして、上水道など他工事との工程調整によるものでございます。道路改良事業4億1,017万2,000円につきましては、鱈田川右岸線、岡野新田1号線、森町院内線などの工事などにつきまして、用地交渉の難航や用地の相続人の確定に時間を要したこと、また関連施設、土地改良区等の調整に時間を要したことなど、今年度完了が見込めないため繰り越すものであります。続きまして、河川改修関連道路整備事業1,100万円につきましては、県が行う布施谷川河川改修に伴う市道拡幅分の負担金でありますが、県の工事が今年度完了を見込めないことに伴い、繰り越しを行うものでございます。橋梁維持事業3,613万7,000円につきましては、橋梁修繕工事について入札不調による工事着手の遅れや道路改良工事との工程調整により、今年度完了が見込めないために繰り越すものでございます。交通安全施設整備事業758万2,000円につきましては、警察の要請により実施する区画線設置等の工事について、可倒式ポールの設置位置等の調整に時間を要したために繰り越すものであります。  3項河川費、事業名河川管理事業900万円につきましては、前ノ川整備工事の設計に当たり、地元との工事内容の合意までに時間を要したために繰り越すものでございます。用悪水路新設改良事業1,303万3,000円につきましては、三竹三丁目地内等の排水路改良工事について、用地交渉の難航などにより今年度完了が見込めないために繰り越すものであります。水害対策事業5,168万4,000円につきましては、栗林地内、東光寺地内などの排水路改良工事の設計に当たり、地元との協議に不測の日数を要したために繰り越すものであります。緊急内水対策事業4億3,466万2,000円のうち、建設課所管の3億8,563万9,000円につきましては、須頃郷地区調整池整備工事について、工事箇所の沿線店舗駐車場の代替地確保等に時間を要したこと、また、燕市施工の隣接工事との工程調整の結果により、今年度完了が見込めないために繰り越すものでございます。  次に、4項都市計画費、事業名緑地整備事業1億1,601万2,000円につきましては、北三条駅前歩行者滞留空間整備について協力者である新潟大学との調整に時間を要したこと、また、旧第一中学校跡地耐震性貯水槽については特注である本体の納入に時間を要したために繰り越すものであります。  以上、説明とさせていただきます。御審議の上、御決定くださるようよろしくお願いいたします。 ○(長野上下水道課長) 続きまして、上下水道課所管分について御説明申し上げます。事項別明細書の6ページをお願いいたします。  第3表、繰越明許費補正でございます。8款土木費、3項河川費、事業名緊急内水対策事業、4億3,466万2,000円のうち、上下水道課所管分は4,902万3,000円でございます。これについては、新潟県が行う新通川河川改修工事と連携して実施しております新通川改修関連緊急内水対策事業に係る繰り越しでございます。本事業は、新通川に流入する排水路整備を行うものであり、工事エリアが河川改修工事と重複したことから県工事の進捗状況を見きわめながら進めてきたところでございますが、電線路等の移転に時間を要したことにより県工事に遅延が生じ、河川改修を先行させる必要があるため、当該工事を年度内に完成することができず繰り越しをお願いするものでございます。  以上で説明を終わらせていただきます。御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義委員長) これより質疑を行います。 ○(酒井 健委員) 建設課の補正予算で、道路維持費の工事請負費を3,000万円補正して繰り越すということになっていて、冬期間の除雪作業で損傷した道路の補修に要する費用ということですけども、これが特に補正予算で上げてあるということは、緊急に直していただけるということだとは思うんですが、この修繕工事は大体いつごろまでに終わるというか、直すことになっているんでしょうか。 ○(笹岡建設課長) 今後の降雪状況にもよりますけれども、既に雪消え等もございますし、現地を確認の上、速やかに現地に入りまして、農業の耕作に影響がないようなところにつきましては速やかに対応していきたいと考えているところでございます。 ○(酒井 健委員) 去年ちょっと遅かったところもあったものですから、一応確認のために聞かせてもらったんですけども。あと、この修繕工事ですけども、特にこういうものは除雪業者なりにお願いして直すことも多いかと思いますが、1件当たりの契約には50万円とか上限があるんですか。 ○(笹岡建設課長) 舗装修繕につきましては、1,000万円前後の工事を予定しております。 ○(大山建設部長) 今回の3,000万円の補正につきましては、降雪による除雪車等々、また路面状況が非常に悪くなったところを重点的に補修するためのものでございまして、そのほか当然除雪によって損傷したところの補修等があるわけでございますが、舗装補修については入札して行う方向になると思いますし、それぞれ細かい補修等についてはそれぞれ50万円以下の発注等で行うような形になると考えているところでございますので、よろしくお願いいたします。 ○(野嵜久雄委員) 緊急内水対策事業の新通川の件なんですけども、これによって工事完成予定がおくれるということはあるんでしょうか。 ○(長野上下水道課長) 新通川の排水路の関係で、新通川の工事は県工事ですが、6月末までには――完成断面ではないですけども、河道内の掘削は出水期前までには終わると聞いております。そういう状況でございますので、市の工事はそれまでにはちょっと終わらず、その後になろうかと思います。 ○(山田富義委員長) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第10号 平成27年度三条市公共下水道事業特別会計補正予算 ○(山田富義委員長) 次に、議第10号 平成27年度三条市公共下水道事業特別会計補正予算を議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。
    ○(長野上下水道課長) 議第10号 平成27年度三条市公共下水道事業特別会計補正予算について、御説明申し上げます。  議案書をお願いいたします。第1条におきまして、繰越明許費をお願いするものでございます。  1ページをお願いいたします。第1表、繰越明許費でございます。公共下水道建設事業2億9,500万円は、裏館第1雨水幹線工事において、資材運搬用仮設道路の築造のための農地借用に当たり、土地所有者との調整により稲刈り後の農閑期の工事着手とならざるを得なかったことなどや、西四日町二丁目地内ほかの汚水管渠整備工事において、ガス管等の支障物件の移設に時間を要したことなどから、年度内に完了できない工事等の繰り越しをお願いするものでございます。  次に、特定環境保全公共下水道建設事業3,500万円は、新潟県が行う下田地区での五十嵐川災害復旧助成事業の遅延等に伴い汚水管渠工事が年度内に完了できないことなどから、繰り越しをお願いするものでございます。  また、三条処理区、下田処理区については平成28年度で現事業認可期間が終了することから、次期下水道計画策定のための事業実施計画見直し業務委託を行うこととしておりました。昨年、下水道法が改正され、これに適合した事業計画に係る委託発注を行う必要があったことから、関連する改正内容の詳細が明らかになった11月の契約となったもので、年度内に完了できないことから、三条処理区については公共下水道建設事業費として、下田処理区については特定環境保全公共下水道建設事業費として繰り越しをお願いするものでございます。  以上で、説明を終わらせていただきます。御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義委員長) これより質疑を行います。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第1号 平成28年度三条市一般会計予算 ○(山田富義委員長) 次に、議第1号 平成28年度三条市一般会計予算を議題といたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎第1表歳出、第2款総務費について ○(山田富義委員長) 最初に、第1表、歳出の第2款総務費について、提案理由の説明をお願いいたします。 ○(山村地域経営課長) それでは、議第1号 平成28年度三条市一般会計予算、第2款の地域経営課所管分について御説明申し上げます。  恐れ入りますが予算書の84、85ページ、あわせまして委員会資料ナンバー2の平成28年度地域経営課主要事業の概要をお願いいたします。説明につきましては資料を活用させていただきますので、資料の1ページをお願いいたします。  2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、事業番号150自治会関係費4,700万8,000円でございます。主なものといたしまして、自治会長221名分の自治会長報酬4,546万7,000円でございます。  次に、7目まちづくり推進費でございます。予算書92、93ページ、資料はそのまま1ページでございます。事業番号080移住促進事業費2,410万2,000円でございます。主なものといたしまして、滞在型職業訓練事業1,628万円は、下田地域において、市内企業などへの就業や起業を目指し、移住促進につなげる目的として、観光をテーマとしたカリキュラムの滞在型職業訓練事業を実施する運営主体のNPOに対してその運営経費を補助するもので、補助の内訳は講師謝礼金、滞在用空き家等の改修費、パソコンや複合機のリース代等の合計額となっております。この訓練事業は、厚生労働省の求職者支援制度の活用を予定しており、この制度を活用することで、国から受講者に対し受講給付金、また運営主体に対して奨励金が支払われることとなります。  移住支援事業719万2,000円は、空き家改修補助金、引っ越し費用補助金、移住・定住イベント開催、出展料等でございます。  婚活支援事業60万円は、実行委員会が行う婚活イベントや各種講座を開催する経費でございます。  資料の2ページをお願いいたします。事業番号090コミュニティ支援事業費4,862万7,000円でございます。主なものといたしまして、コミュニティ支援交付金1,512万円は、多様なコミュニティーの形成のため市民が主体となって取り組む活動に対して資金面で支援を行うもので、記載金額はコミュニティ支援交付金と当該事業に係る事業協力謝礼金等の合計額となっております。  予算書は94ページ、95ページをお願いいたします。中間支援組織運営補助金310万8,000円は、市民活動支援センターの運営支援に係るものでございます。  集会施設等建設費補助金1,656万4,000円は、東三条一・二丁目区自治会、篭場区自治会、小古瀬区自治会、栗山区自治会及び桑切区自治会に補助金を交付するものでございます。  まちなかプラットフォーム事業775万2,000円は、多様なコミュニティーの形成を促進するための基盤、まちなかプラットフォームの構築、運営に係るものです。主なものとして地域再生マネージャー業務委託料603万4,000円は、まちなか交流広場ステージえんがわの運営基盤づくり、広場実施事業の企画指導、食堂の総合監修、まちなかプラットフォームの運営のアドバイスなどをお願いするものでございます。  資料の3ページをお願いします。まちづくりコンサルティング業務委託216万円は、下田地域におけるコミュニティー形成の基盤、プラットフォームの構築、運営及び滞在型職業訓練事業の運営に係るコンサルティング業務を委託するものでございます。  八十里越開通関連生活圏等変容調査業務委託100万円は、開通後の生活圏域や商圏の変化を予測する調査研究を委託するものでございます。  ご用聞き笑店街運営事業負担金200万円は、商店街店舗が中心となって運営する商品宅配サービスに対し支援するものでございます。  地域生活支援事業補助金36万円は、冬場の買い物に不便を生じている中山間地域での移動販売を行う事業者に対し補助を行うものです。  事業番号100地域おこし協力活動事業費5,689万5,000円は、地域おこし協力隊14人を配置し、地域活性化のため活動してもらう費用でございます。  資料の4ページをお願いいたします。事業番号110中心市街地活性化事業費4,115万4,000円でございます。主なものといたしまして、三条マルシェ負担金1,000万円は、年7回の開催に係る負担金でございます。  中心市街地拠点施設運営補助金1,256万4,000円は、みんくるの運営に対し補助するものでございます。  中心市街地空き家改修補助金880万円は、中心市街地の空き家を改修し、居住あるいは出店する方に対して補助するものでございます。  中心市街地商業施設等奨励事業補助金307万9,000円は、中心市街地に中規模小売店舗等を設置した事業者に対し、3年間の固定資産税、都市計画税相当額の奨励金を交付するものでございます。  資料の5ページをお願いいたします。商店街活性化事業補助金100万円は、商店街が実施するイベントに対し補助するものでございます。  小路の魅力発掘事業122万9,000円は、地域住民と協働で行う小路の花植えの実施に係るものでございます。  創作活動支援施設運営補助金270万円は、滞在型施設のクラフトメンズ・イン・カジを運営する事業者に対し補助するものでございます。  事業番号120地域間交流施設等費4,085万6,000円は、しらさぎ荘、労働安全衛生推進施設等の指定管理料、修繕料などの経費でございます。  次に、8目国際交流推進費でございます。予算書96ページ、97ページ、資料の6ページをお願いいたします。事業番号010国際交流推進費345万8,000円は、姉妹友好都市受け入れや訪問に係る経費でございます。  事業番号020外国青年招致事業費454万円は、国際交流員に係る経費でございます。  以上、説明とさせていただき、御審議の上、御決定いただきますようよろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義委員長) これより質疑を行います。 ○(坂井良永委員) 地域間交流施設等費のことで、名下多目的集会施設とありますが、たしか12月の委員会のとき、名下多目的集会施設は地元から指定管理料が要らないと申し出があって、出していないということだったと思うんですが、修繕か何かされるんでしょうか。 ○(山村地域経営課長) 委員御指摘のとおりでございまして、指定管理料についてはゼロ円でお願いして地域から受けていただいております。修繕の具体的な予定はまだございませんけれども、修繕が発生した場合にはそのお金で対応させていただきたいと考えております。 ○(坂井良永委員) しらさぎ荘の指定管理料は幾らだったでしょうか。 ○(山村地域経営課長) しらさぎ荘の指定管理料につきましては3,707万3,000円でございます。 ○(坂井良永委員) 地域間及び世代間交流ということですが、以前私が委員会で言ったように、おむつを当てた子は入るなということがありましたんで――ちっちゃい子も行っていると思いますんでね。ここは結構にぎわっていると思うんですけども、指定管理料については前年並みになっているんでしょうか。減額していなくて。減額してもいいんじゃないかと思うんですけど、どうなんでしょうか。 ○(山村地域経営課長) 大体入館料といたしましては横ばいか、若干減っているような形になっております。入館者数も若干減っておりまして、できればこの金額でお願いしたいと考えております。 ○(野嵜久雄委員) 予算書93ページの事業番号080の19節滞在型職業訓練事業補助金というのは、厚生労働省が同じようなことをやっているようですが、それとは別のものなんですか。 ○(山村地域経営課長) 委員がおっしゃるとおりでございまして、厚生労働省の求職者支援制度を活用する事業になっております。 ○(野嵜久雄委員) これは、国から別の枠で補助金が出るということなんですか。それとも、三条市独自で補助金を出すということなんですか。これは、国から事業者に補助金が出ているはずなんだけど。 ○(山村地域経営課長) おっしゃるとおりでございまして、実際に訓練実績があるところでそういう事業をやるのであれば、国からそのまま補助金が入ってくるんですけれども、これから始まる事業でございまして、10月1日のオープンを予定しておりますので、その前段で訓練実績をつくるために単費で事業を実施する形になります。訓練事業はおおむね3カ月から4カ月、それ以降については同じ内容で7割程度の時間数を要するんですが、その経費も含まれております。国から事業者側と受講者側に補助金が来るんですけれども、国から事業者側に来る補助金については年度末の訓練実績、就業がどうなったかという結果によって支給されて、次年度の講師の謝礼とか、そういったものに充てるような形になりますので、今年度はその部分について単費でお願いする形になります。 ○(坂井良永委員) 旬の農産物定期便事業ですけども、移住支援の一環としてということで、わずか3万円ですけど、どんな事業なんでしょうか。 ○(山村地域経営課長) 事業のスキームといたしましては、移住支援の一環として空き家バンクを設けておりますけれども、空き家バンクを活用して移住して来られた方に対して、年に何回か地元三条市の農産物をプレゼントするというものになっております。 ○(坂井良永委員) 農産物を提供されるというのは、市で決めて、農家から直接送るというのか、それとも市が一旦入っていますか。 ○(山村地域経営課長) 道の駅漢学の里しただに直売所がございます。そこを経由して配達してもらうようなスキームを考えています。 ○(酒井 健委員) 滞在型職業訓練事業のことについてちょっと聞かせていただきたいんですけども、これは観光をテーマにしたということで今話がありましたが、地域おこし協力隊がやっているソーシャルファームさんじょうとか、そういうものとはまた別個に旧荒沢小学校で行うんですか。 ○(山村地域経営課長) 運営自体はNPOのソーシャルファームさんじょうから主体として活動いただくんですけれども、地域おこし協力隊からも実際に手となり、足となって協力いただいて取り組んでまいりたいと考えております。 ○(酒井 健委員) これは、わざわざ観光をテーマとしなきゃいけない理由が何かやっぱりあるんですか。例えば地域おこし協力隊でソーシャルファームさんじょうですと農業が主なところだろうけども、農業じゃだめで、あえて観光なんですか。 ○(山村地域経営課長) 29年度については、三条市の資源でありますものづくりとか農業とかということで広げてまいりたいと考えておりますけれども、平成28年度についてはまずは三条市のよさ、地域資源をよく勉強していただいて、三条市を知っていただきたいという思いでテーマを観光に絞らせていただいたものでございます。先ほど求職者支援制度という話がございましたけれども、支援を受けるためのハードルがちょっと高く、幾つも幾つもというわけにはいかないものですから、まずは観光でやらせていただきたいということでございます。 ○(酒井 健委員) あとちょっと聞かせてもらいたいのは、婚活支援事業60万円なんですが、未婚、晩婚の対策を推進しということで、この間もずっとやってこられたかと思うんですけども、成果ってあったんですか。 ○(山村地域経営課長) 実行委員会の皆様から協力いただいて実施してきておりますけれども、私どもが取り組んだのは、合計4回シリーズで、大体同じメンバーでやってくる形をとっておりまして、そうするとその回で成立しなくても次の回でだんだん仲よくなっていくような形になっておりまして、合計で21組の成果が出ております。 ○(酒井 健委員) 未婚、晩婚の対策もあるんですけど、再婚は入らないんですか。 ○(山村地域経営課長) 実際に参加者の方に離婚経験のある方もいらっしゃいますし、お子さんがいらっしゃる方もいますので、そういった意味では再婚者も含んでいるかと思います。 ○(髙坂登志郎委員) ちょっと質問する前に確認したいんですけども、我々は当初予算概要を最初に配られていますし、今回予算書は予算書で来ていますし、所管それぞれの主要事業概要ということで今説明がなされているんですが、どうもこの当初予算概要と所管の主要事業概要の中身が――基本的には同じなんだけれども、例えば当初予算概要の27ページには移住促進事業として移住支援事業があるんですが、移住促進事業は全体で2,400万円で、所管で出された資料には移住支援事業719万2,000円となっている。こっちにも具体的にあるんだけど、一貫性がないという部分で非常に見にくいんだて。金額が違っている部分もあるし、何がどうなっているんだかというのが非常にわかりづらいんだ。その辺をやはり今後きちっと整理して、次年度からその辺を調整してもらわないと。そういうふうに感じるんですが、どうでしょうか。 ○(山村地域経営課長) 私のほうで代表して答えさせていただきますけども、そういったことでは委員の皆様にちょっと見づらい部分、こっちは含んでいるし、こっちは含んでいないという部分があることは御指摘のとおりでございまして、次年度以降については精査し、突合できる形でやっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○(髙坂登志郎委員) もう一つ、プラットフォーム事業で言えば、所管の主要事業概要ではまちなかプラットフォーム事業775万2,000円、当初予算概要ではプラットフォーム事業991万2,000円とか、いろんな、何がどうなっているんだか。ちょっと能力がないので、その辺を精査することが非常に大変なんです。 ○(山村地域経営課長) それは注意してまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○(髙坂登志郎委員) 全ての課に言えることなんで、ひとつよろしくお願いしたいと思います。  滞在型職業訓練事業でありますが、昨年の答弁では旧荒沢小学校を改修するということなんですけど、これはもう改修し終わっているんですか。 ○(山村地域経営課長) 実際にはこの訓練事業をするための改修は予定しておりません。しかし、教育施設を借り受けて目的外使用として使わせていただく形でありますが、今現在建築基準法ですか、そちらのほうで、例えば学校では木材を使っている内装でもいいんですけども、目的外で使用する場合についてはだめだということで、それではお金がかかるようになってしまうので、国でその検討というか、改革が検討されている状況です。その答申が27年度内に出て、実施は29年度といったところで今答申待ちの状況でございますので、それがちゃんとわかってきた段階で改修が必要な部分については改修してまいりたいと考えております。 ○(髙坂登志郎委員) 去年は、27年度の検討委員会においてどういう方向になるかという方向づけをしていくことによって、改修事業費が多額に上るようであればまたいろいろあるというような答弁でした。去年の3月2日でしたか、経済部長が答弁されましたが。その辺で方向性というか、どういうふうになったのかなということを確認したんですが。 ○(山村地域経営課長) 今年度滞在型職業訓練施設検討委員会を設置させていただいて、会議を3回開かせていただいております。主な会議内容といたしましては、まずこの滞在型職業訓練事業をどういうものにするのか、講師とかをどういうふうなものにするのか、先ほど求職者支援制度と申しましたけど、それを活用していくのかという、訓練施設自体の内容をまず検討いただいたことが1点目。2点目としては、旧荒沢小学校の活用には要望も出ておりますけども、そういったものについて方向性はどうしたものがいいのかという部分を検討いただいております。今後の施設の整備については、今ほど私が申し上げたような形でもうちょっと待って、国の検討が進んだ段階で改修が必要な場合は改修していくというふうに報告させていただいているところでございます。 ○(髙坂登志郎委員) それから、地域おこし協力活動事業費でありますが、協力隊員14人を採用ということで、平均すると1人大体200万円前後の報酬になるかと思うんですが、この任期は何年でしたか。 ○(山村地域経営課長) 報酬の話をまずさせていただきますと、国の制度として27年度までは200万円の報酬という上限があったんですが、28年度からは250万円まで広げることができます。三条市としてもやっぱり優秀な人を採りたいという気持ちがありますことから、金額的な部分では、ボーナスも含めて230万円ぐらいのものを報酬額と考えて募集しております。任期は3年間でございます。 ○(髙坂登志郎委員) それで、これは最終的に本会議にかけるわけですよね。いつまでに決定してどうなるのか。 ○(山村地域経営課長) 募集状況にもよりますけれども、既に募集は開始しておりまして、一応この15日で一旦全部閉じる形になります。現在の募集状況を申し上げますと、15人から下田地域に応募いただいていますし、まちなかで4人の応募をいただいております。 ○(髙坂登志郎委員) その方々は当然ほとんど県外の方ばかりでしょうか。 ○(山村地域経営課長) 関東方面が一番多いかなと思いますけど、北は北海道から、県内の方もいらっしゃいます。採用は、早い方で4月1日からお願いします。 ○(髙坂登志郎委員) その方々が居住する場所は、もう大体整備されているということですか。 ○(山村地域経営課長) 居住場所につきましては、私どもがずっと何件か当たらせていただいているんですけれども、予算執行が4月1日からになるもんですから、居住できる環境の住宅があればちょうど4月1日からすぐ行けますけれども、例えば教員住宅とかという部分の活用も検討してまいりたいと考えております。 ○(髙坂登志郎委員) 三条マルシェ負担金なんですが、これは去年600万円だったかと。400万円というのは、どうしたんでしたかね。 ○(山村地域経営課長) 交付金の名称は忘れましたけども、昨年度は2本立てで、26年度補正予算と27年度当初予算とで一貫したもので組んでありまして、600万円は27年度当初予算、残りの部分は補正予算で組ませていただいたという状況でございます。 ○(名古屋豊委員) 髙坂委員からもありましたけど、予算書95ページの地域おこし協力活動事業費についてお伺いしたいんですけれども、確認なんですが、現在の地域おこし協力隊もいらっしゃると思います。3人ですか。何人いらっしゃるんですか。 ○(山村地域経営課長) 下田地域に3名、まちなかに1名でございます。 ○(名古屋豊委員) そうすると、今4人いて、その4人を合わせて14人ということではなくて、新規に14人採用する、それに今19人の応募が来ているという理解でいいんですか。14人採用というのは14人新採用という意味なのか。 ○(山村地域経営課長) 今ほど4人の隊員がいるという話だったんですけども、継続が3人でございまして、新規として11名の採用を予定しているという内容でございます。 ○(名古屋豊委員) 3年の任期なんだけど、1名は途中でリタイアされたということですね。それで、地域おこしということで、現在の4名の方々の活動もそれぞれ伺っているところなんですけれども、まだ私たちも、いまいち地域との結びつきということが具体的にどういうことなのか、行政の皆さん、地域経営課の皆さんとの連携というか、やりとりは予測できるんですけど、地域の皆さんとは実際にどうつながるのか。自治会なのか、何か青年団体なのか、婦人部なのか、PTAなのか、特に次年度はこうやってかなりふやすわけなんで、ちょっとその具体像を、もう少しイメージがわかるようにお伝えいただきたいんですけど。 ○(山村地域経営課長) まず、今年度どういったことに取り組んできたかということでございますけれども、まちなかの1名につきましては、まちなか交流広場の開設に向け、福祉課を活動の拠点といたしまして、高齢者を中心とした住民に対してヒアリングを行ったり、ニーズを把握したり、課題調査等を行ってまいりました。下田地域の隊員につきましては、荒沢地区に居住していただきまして、旧荒沢小学校を拠点に活動を行っており、地域のニーズ調査や、実際に事業をやっておりまして、ラグビーとかラクロスといったスポーツを開催させていただいたり、地域の行事に参加し、地域に根差した活動をしております。荒沢地区に住んでいただいているんですけども、荒沢自治会のほうで地域おこし協力隊を支援する組織が実際に立ち上がっているところでございます。そういったことを中心にやってきておりますし、主要なところにまず挨拶に行ったり、ニーズ調査をしたり、課題を整理していっている状況でございます。それと、これが原稿なんですけども、広報さんじょう4月1日号で、どういった活動をやってきたのか、来年度はどういった活動をやっていくのかという部分を広報してまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○(名古屋豊委員) 広報さんじょうをよく読ませてもらいます。  ちょっと戻って恐縮ですけど、予算書93ページの移住促進事業費の婚活支援事業について私もちょっと伺いたいんですけども、先ほど課長から実績の御披露もありましたが、特に初年度の今年度は企画も大変すぐれていて好評だったとお聞きしています。先ほど実行委員会を組織してという話がありましたけども、お聞きしているところによると、実行委員会というか、実行委員個人のパーソナリティーも含めて非常に実行委員の方々の頑張りも大きかったということですが、そこでお尋ねしたいのは、委員の方とか実行委員会の構成、あと企画といいますか、これは踏襲していくようなことになるのか、それとも全く新たなものになるのか、方向感としてはどうでしょうか。 ○(山村地域経営課長) まず、回数という部分で申し上げますと、今年度は4回シリーズでやってきたところで、若干間延びするような形もあったことから、それを例えば3回にしてもうちょっと短期間にすることなどは行いたいと思いますけれども、基本的なやり方については今年度やってきた取り組みの成果が上がったので、それを取り組んでまいりたいと考えておりますし、実行委員会のメンバーにつきましては、今年度協力いただいた方はすばらしい方だったので、できる限り引き続き協力いただく形でお願いできないかと思っております。 ○(名古屋豊委員) あと、今年度の申し込みに関して言うと、エントリー順といいますか、早い者順といいますか、だとお聞きしています。先ほど21組とおっしゃいましたけども、成立しなかった方もいらっしゃるでしょうし、成立したけれども、また期間がありますので、なかなか結婚に至るようなおつき合いができずにという方もいらっしゃると思うんです。初年度にエントリーした方もまた早い者順、申し込み順でエントリーが可能になるんでしょうか、それともエントリーの仕方を少し考えるんでしょうか。 ○(山村地域経営課長) ことし参加した方が来年出れないということは、全く考えておりません。出ていただいて結構だと思っておりますし、エントリーのやり方については今後またちょっと検討してまいりたいと思いますけれども、基本的には先着順になるのかなと今考えております。 ○(名古屋豊委員) この点の最後にしますけど、先ほど21組とおっしゃいましたけれども、これはあくまでも最終的には御結婚いただいて、三条の地で居を設けていただいて、お子さんも産んでいただいてということがもともとの事業目的だと思うんです。21組成立しましたよというところまではわかりましたけれども、その追跡調査といいますか、その後の実績とか効果とか、そういったものをどう検証される予定なんでしょうか。 ○(山村地域経営課長) 現時点でアンケートをとることとかは考えていません。なぜかというと、プライベートな部分なので、なかなかちょっと難しい部分もあるのかなと思いますけれども、どういった検証ができるのかという部分は実行委員会で検討してまいりたいと思います。
    ○(髙坂登志郎委員) 地域生活支援事業補助金、これはご用聞き笑店街の高齢者や子育て世代などに対する商品宅配ということでありますが、高齢者、子育て世代などにというと、具体的には自治会の中でそういう世代宛てにとにかく打ってPRなんかをするということですか。 ○(山村地域経営課長) ご用聞き笑店街ではないですね。生活支援事業補助金として36万円です。 ○(髙坂登志郎委員) 補助金を出すということでしょう。 ○(山村地域経営課長) この生活支援事業補助金につきましては、事業者が実施するものに補助するものでございまして、中山間地域では、主に下田地域になると思いますけど、冬期間買い物に行けないものですから、それを支援していくという内容でございます。主には高齢者、子育て世代ですが、範囲は定めておりません。 ○(髙坂登志郎委員) それから、もう一点、地域おこしの協力活動事業費の地域おこし協力隊活動支援業務委託料860万円は、どこに業務委託しているんでしょうか。 ○(山村地域経営課長) 実際に活動を支援していただいており、下田地域を活動のフィールドとしているソーシャルファームさんじょうに活動の支援という形で委託しております。 ○(髙坂登志郎委員) それにしても860万円だから。具体的にはどういうお金の使いようになるんですか。丸投げというか何か、具体的な中身ってどうなるんですか。 ○(山村地域経営課長) ソーシャルファームさんじょうに委託している中身でございますけれども、先ほど申し上げた地域おこし協力隊の日々の活動の支援を行っていただいているわけでございまして、円滑な活動にするため、住居も含めてですけれども、活動に必要な物品等の提供及び活動環境の整備といったものを整備していただいたり、活動内容に対する相談、あるいは問題提起、解決策などの助言をいただいているところでございます。具体的には、活動に必要な車両の確保や住居の確保、企画、事業運営等の助言を行っていただいております。 ○(髙坂登志郎委員) それから、15節工事請負費480万円は何でしたか。 ○(山村地域経営課長) 地域おこし協力隊員の居住する住宅の改修費になります。 ○(髙坂登志郎委員) それは何件改修するんですか。 ○(山村地域経営課長) 合計で8棟です。 ○(野嵜久雄委員) 先ほどの、予算書93ページの滞在型職業訓練事業補助金の原則的な問題でちょっとお聞きしたいんですけども、今現在訓練実績のある方がやる場合は別にプレをやる必要がないわけですし、そういう方が定員20名で3カ月だと、厚生労働省から2カ月後ぐらいに大体400万円振り込まれてくるわけですよね。三条市内でも私は三、四社ぐらい存じ上げておるんですけども、そこがやれば三条市の予算を一銭も使わずに国から400万円もらえると。これを1,600万円かけて三条市がやる理由というのは何ですか。 ○(山村地域経営課長) 職業訓練事業について、民間の方でやっておられる方も当然いらっしゃるのは承知しているところなんですけれども、市で取り組もうとしている方向を、こういった形でやりたいと定めさせていただいた中で、また定住が目的な部分でありますので、そこに市としてお金を出して補助して運営していきたいという気持ちでございまして、そうした理由から市で取り組んでまいりたいということでございます。 ○(野嵜久雄委員) 定住支援という趣旨だから、滞在型という意味合いがあると。 ○(山村地域経営課長) この1,628万円につきましては、受講生が滞在する空き家の改修費550万円も見込んでいる金額になります。なので、次年度以降はイニシャルコストといいますか、そういった部分はかからないと認識しております。 ○(酒井 健委員) 八十里越開通関連生活圏等変容調査業務委託100万円ということで、これは八十里越の開通に伴う生活圏域や商圏の変化を予測するということですが、これはどの程度の範囲を想定して調査するんですか。三条市内だけじゃなくて、福島県側とか関東まで広げて調査するとか、どの程度の調査を想定するんですか。 ○(山村地域経営課長) 新潟大学と包括連携協定を結ぶ予定になっておりまして、そこから知見をいただきながら調査研究を進めようということでございますけれども、範囲といたしましては28年度は三条市と、それから只見町という形で考えております。必要によってはアンケート調査なども行ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○(酒井 健委員) 地域おこし協力隊のことで確認させていただきたかったんですけども、今年度から50万円ぐらい報酬が上がるということなんですか。ということは、昨年から引き続き協力隊にいられる3人の方、その人たちの報酬も上がるということでいいですか。 ○(山村地域経営課長) 今年度につきましては期限付Ⅳ類という職名で活動いただいておりますけれども、実際に活動していただいている内容についてはその職域を超えてさらに上の仕事をしていただいておりますので、私どもとしては次年度については嘱託員として報酬の額も上げさせていただきたいと考えております。今年度の隊員につきましても同様の金額とさせていただきたいと考えております。 ○(酒井 健委員) 先ほど1人が1年でリタイアといいますか、やめたという話もありましたが、実際おおむね1年たったわけですけども、協力隊の方々にはこのまま三条市に住んでいただけそうなんだかとか、そういう見込みはどんな感じなんですか。 ○(山村地域経営課長) おやめになった方はまちなかの方で、福祉課の所管だったわけですけれども、次年度につきましてはまちなかも下田についても私どもの所管となり、農林課と営業戦略室の部分はまた別になりますけれども、まちなかと旧荒沢小学校を中心に活動していただく隊員につきましては、面接とかいろんな部分で話をさせていただいており、3年後はどうしますかという話をさせていただいたときには、そのまま住まわせていただきたい、隊員の活動が終わっても住み続けたい、今の活動を続けたいというふうなことをおっしゃっておられます。 ○(酒井 健委員) 先ほど来、工事費ということで何カ所かの隊員用住居、また滞在型職業訓練を受ける方用の施設についてやっておられるんですけども、移住していただけるのであれば、下田地域の中でも特に集落の人員が減って集落の維持管理が難しくなっている地域も多いので、できたらそういったところに移住というか、住居を構えるようなことは考えないんですか。 ○(山村地域経営課長) 27年度につきましては、実際に荒沢集落の空き家を改修して取り組んでまいりましたけども、私どもの基本的な考え方といたしましては、荒沢地区から広げていくイメージでおりまして、来年度はほかの自治会なり地区を考えてまいりたいと思います。 ○(髙坂登志郎委員) 3年後に移住したいということになると、いわゆる職がなきゃ困りますよね。市で面倒を見るのか、あらかじめほかの職を探しておくのか、その辺の考え方はどうなんですか。 ○(山村地域経営課長) まず、まちなかについて申し上げますと、まちなか交流広場を中心としたコミュニティービジネスという形にはなるかと思いますけれども、利益を生むようなものを立ち上げるようなことを準備しておりますし、例えば、運営組織がNPOもしくは何になるかわからないですけども、そこへ就職ということも想定できるかなと思います。下田につきましてはNPOのソーシャルファームさんじょうが事業をずっと継続しているわけなので、まずはそこへの就職が考えられることが1点、あと起業を目指す方もいらっしゃると思いますし、市内の企業を就職先として選ばれる方もいらっしゃると思いますので、起業なり就職なり市としてできる支援はしっかりしてまいりたいと思います。 ○(髙坂登志郎委員) 住んでもらうことはいいことだとは思いますけれども、しかし三条市にも職のない人はいらっしゃるわけですよね。その方々に相当税金をつぎ込んで仕事をしてもらっているのはいいんですけども、ただ三条市内だって職のない人がいるわけですよね。その辺に対する支援と言ったらおかしいですけども、何でそっちばっかりにあれが行くんだという懸念もあるわけですが、その辺はどう考えますか。 ○(山村地域経営課長) 一般の市民の就労者については私からはちょっと答えにくい部分がありますけれども、この地域おこし協力隊の経費は御存じのとおり国の特別交付金で全額支払われる形になっておりまして、これは100%の補助で、有利なものですから、そういった部分は活用して移住支援につなげてまいりたいと考えております。 ○(髙坂登志郎委員) それはよくわかっているんですが、ただ一般市民は別にそういったって国から援助してもらっているからどうだということには余りならない部分があるんで、その辺の一般市民の皆さんへの対応についても慎重にやっていただきたいと思います。 ○(伊藤得三委員) 中之島の方だと思うんですが、その人がこの間旧荒沢小学校で音楽会を主催したのかどうか。その人はどういう方なんですか。 ○(山村地域経営課長) 中之島の方は、大滝隊員といいまして男性の方でございます。音楽をやられた方は、もともと三条市の生まれで、関東方面に一回出られて結婚されてこっちに戻ってこられた方でして、今回の音楽とお茶の会を開いたということです。 ○(伊藤得三委員) 音楽のほうはこの話に関係ないわね。中之島の人は何者なんですか。中之島の男の方。タキザワさんでしたか。 ○(山村地域経営課長) 大滝さんです。 ○(伊藤得三委員) 大滝さん、その人はどういう方ですか。 ○(山村地域経営課長) 経歴ですか。 ○(伊藤得三委員) 経歴よりもどういう仕事をやって、どういう約束で入り込んだか。 ○(山村地域経営課長) 基本的には地域おこし協力隊の自主性、やりたいことを尊重してやってまいっているところでございますが、先ほど私のほうで答弁させていただいたような活動をさせていただいております。大滝隊員については旧荒沢小学校の体育館を活用して、ラクロスというスポーツを何回かシリーズでやる活動を地域向けに、地域の外からも来ていらっしゃいますけれども、やっておられます。 ○(伊藤得三委員) その方は、農業をやって、3年間なら3年間頑張るとか、そういう人では一切ないんですね。関係ないですね。 ○(山村地域経営課長) 下田の地域おこし協力隊に大体言えることだと思うんですけれども、農業関係のものに携わりつつ、先ほど言ったように例えばスポーツなどの部分にも取り組んでまいるということでございます。 ○(伊藤得三委員) そうすると、その人には余り期待できないわけですね。 ○(山村地域経営課長) 私どもとしては大変期待しておりますし、すばらしい人だと評価しております。 ○(酒井 健委員) 今地域おこし協力隊の活動の内容とかの説明もあったんですけども、せっかくこの下田地域にこれからまた大勢来られるのであれば、ほかの課との関係にもなるんでしょうけども、例えばこれから話があります営業戦略室の吉ヶ平とか、農林課も下田地域でいろいろ事業をやっている中で、そういったところにももっと地域おこし協力隊が協力していくということは考えられないんですか。 ○(山村地域経営課長) それは当然あるべきだと考えております。さまざまなところで活動していただきたいと考えております。 ○(山田富義委員長) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義委員長) しばらく休憩いたします。                               休  憩 午後2時55分                               再  開 午後3時10分 ○(山田富義委員長) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎第1表歳出、第3款民生費について ○(山田富義委員長) 次に、第1表、歳出、第3款民生費について、提案理由の説明をお願いいたします。 ○(笹岡建設課長) それでは、お手元の予算書136、137ページをお願いいたします。3款民生費、2項児童福祉費、最下段でございますけれども、6目児童遊園費708万2,000円でございます。  事業番号010児童遊園費、これにつきましては32カ所の児童遊園の遊具の点検、修繕、更新などの管理に要する費用でございます。  主なものとしまして、1枚おはぐりいただきまして、138、139ページでございます。11節施設修繕料79万5,000円につきましては、猪子場新田児童遊園ほか、滑り台やブランコ等の修繕に要する費用でございます。  続きまして、12節手数料85万円でございます。これにつきましては、し尿処理、除草手数料のほか、遊具点検などの点検費用なども含まれているところでございます。  続きまして、15節工事請負費100万円でございます。これにつきましては、田島児童遊園のトイレ改修を予定している費用でございます。  以上で説明を終わらせていただきます。御審議の上、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義委員長) これより質疑を行います。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎第1表歳出、第5款労働費について ○(山田富義委員長) 次に、第1表、歳出、第5款労働費について、提案理由の説明をお願いいたします。 ○(渡辺商工課長) 商工課所管分の予算について御説明申し上げます。予算書160、161ページをお願いいたします。あわせて、委員会資料ナンバー3、平成28年度商工課主要事業の概要1ページをごらんください。事業単位で説明させていただきますが、細節につきましては、前年度に比べ大きな変動があったもの、あるいは新規に計上したものを中心に説明させていただきたいと思います。  5款1項1目勤労青少年ホーム費、事業番号010勤労青少年ホーム費1,821万4,000円でございますが、これは、平成26年度から指定管理となっております勤労青少年ホームの指定管理料及び審議会開催に係る費用などでございます。  5款1項2目労働諸費、事業番号020労働対策事業費1億5,964万円でございますが、労働者の生活の安定、福祉の向上、労働条件の改善に係る費用を計上させていただきました。内容は、三条地域若者サポートステーション事業委託料として270万円及び連合県央地域協議会への補助金110万円、労働金庫預託金ほかで1億5,500万円などです。  以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○(山田富義委員長) これより質疑を行います。 ○(名古屋豊委員) どこで聞けばいいかあれなので、ここで聞きます。事業番号020労働対策事業費の三条地域若者サポートステーション事業委託料についてお伺いしたいんですが、今年度、これはものづくり学校に移転されたわけでありまして、ものづくりのほうで聞くか、こっちで聞くかというところなんですけど、さまざまな効果が具体的に出ているとも聞いています。主なものをここでお聞かせただきたいと思います。 ○(渡辺商工課長) まず、青少年育成センターと同じ建物になったということで、これまでも青少年育成センターと若者サポートステーションの間には事業の連続性があったということでございますが、これが1つの建物になったということで、大変連絡がよくなっているし、また登校拒否、あるいはひきこもりといういろんなことについてもやはりその2団体の中で情報交換がしやすくなったという話を聞いておるところでございます。事業の相互協力もできているということがまず1つあります。2つ目としましては、ものづくりの現場が若者サポートステーションのそばにあり、例えば就労体験、あるいは仕事をしているところがじかに見えるということで、いわゆるニートと言われる方々にとっては仕事に対するイメージがやはり湧きやすくなってくる、仕事の体験もしやすくなってくるということで、現実に、入居者の方々とお試し就労といいますか、そういったこともできているという話を聞いているところでございます。 ○(山田富義委員長) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎第1表歳出、第6款農林水産業費について ○(山田富義委員長) 次に、第1表、歳出、第6款農林水産業費について、順次提案理由の説明をお願いいたします。 ○(堀農業委員会事務局長) 私からは6款農林水産業費のうち、農業委員会所管分につきまして御説明いたします。予算書の162、163ページをお願いいたします。また、委員会資料ナンバー5農業委員会事務局主要事業の概要もあわせてごらんください。  6款1項1目農業委員会費の平成28年度予算額は6,566万5,000円で、前年度予算額に比較いたしまして216万3,000円の減でございますが、これは職員人件費の減が主な要因でございます。  節の内訳につきまして、主なものについて御説明いたします。事業番号020農業者年金事務受託事業費は、予算額33万1,000円で、農業者年金制度の加入促進に努めるため、消耗品や農業者年金だよりの印刷製本費等が主なものであります。  次に、事業番号030一般経費は、予算額2,281万2,000円で、農業委員会の活動に要する費用でございます。主なものについて御説明いたします。1節農業委員会委員報酬は1,524万6,000円であります。農業委員会資料に記載しておりますが、農業委員数は34名で、農業委員報酬の月額は会長5万7,500円、会長代理4万5,000円、委員3万6,500円であります。9節費用弁償282万5,000円は、毎月の総会、調査部会、現地調査、委員研修等の費用弁償であります。11節印刷製本費43万9,000円は、年2回発行しております農業委員会だよりの印刷に要する費用であります。13節会議録等調製委託料29万7,000円は、総会の会議録作成の委託費用であります。同じく13節農地台帳システム入力業務等委託料158万7,000円は、農地台帳の整理に係るデータ入力作業の委託料であります。14節自動車借上料35万円は、農業委員の先進地視察研修等のバス借上料であります。19節負担金、補助及び交付金は全体で151万5,000円で、主なものといたしましては、南蒲原農業委員会協議会負担金35万3,000円、農政教育情報事業分担金39万6,000円、県農業会議市町村拠出金67万7,000円であります。  以上でございます。 ○(藤澤農林課長) ただいま御上程いただきました平成28年度三条市一般会計予算のうち、農林課所管分について御説明申し上げます。予算書162ページをお願いいたします。また、具体的な内容につきましては、お配りしております委員会資料ナンバー4、平成28年度農林課主要事業事務の概要に基づいて御説明申し上げます。  予算書162、163ページ及び資料1ページをお願いします。6款農林水産業費、1項農業費、2目農業総務費の予算額は9,308万9,000円で、前年度と比較して542万5,000円の減でございます。これは職員人件費の減が主な要因でございます。  予算書164、165ページをお願いします。事業番号020産業開発センター費202万4,000円は、産業開発センターの維持管理費として、修繕費及び各種業務委託料などを計上しております。  事業番号030一般経費700万4,000円は、各農区の農区長手数料などを計上しております。  3目農業振興費の予算額は6億395万4,000円で、前年度と比較いたしまして4,190万7,000円の増でございます。これは農業担い手確保育成事業費の農地集積協力交付金の増などが主な要因でございます。  事業番号010農産物販路開拓推進事業費121万5,000円は、三条産米ブランド販路開拓事業や国内販路開拓事業に関する経費などを計上しております。  事業番号020地産地消推進事業費、資料につきましては2ページをお願いします。事業費4,048万円は、地産地消の推進のための経費を計上させていただくものでございます。学校給食への三条産米の活用事業につきましては、市内小中学校の学校給食における統一米と特別栽培米、有機栽培米との価格差及び完全米飯給食によるパン等との価格差及び米消費拡大分、合わせて1,518万2,000円を計上しております。地産地消推進事業の学校教育田維持管理事業協力謝礼金については、市内19の小学校の学校教育田94.2アールの維持管理に対しまして、その所有者への謝礼金として160万4,000円を計上しております。ほかに県の農林水産業総合振興事業補助金など合わせて2,177万9,000円を計上しております。環境にやさしい農業推進事業につきましては、学校給食用米を生産する農業者に対する補助金として351万9,000円を計上させていただくものであります。  事業番号030農業担い手確保育成事業費8,778万2,000円は、農業の担い手の充実を図るため、意欲ある農業者の支援を行うもので、その経費を計上させていただくものでございます。農業者の育成支援として農林水産業総合振興事業補助金や農地中間管理機構を通じた農地の賃貸借等に伴い農地の出し手に交付される農地集積協力交付金などを計上しております。  恐れ入りますが、予算書166、167ページ、資料は4、5ページをお願いします。事業番号040農業環境保全推進事業費4億876万8,000円は、農地環境の保全の推進や有害鳥獣駆除対策のための経費を計上させていただくものでございます。多面的機能支払交付金事業につきましては、農地、農業用施設等の良好な保全と質的向上を図るため、地域ぐるみの活動に対する支援といたしまして、3億6,345万7,000円を計上しております。中山間地域等直接支払交付金事業につきましては、下田地区におきまして集落協定を結び、中山間地域の耕作放棄地の発生防止や農地の多面的機能の維持に対する支援といたしまして、3,151万2,000円を計上しております。環境保全型農業直接支払交付金事業につきましては、減農薬・減化学肥料に加え、生物多様性保全に効果の高い営農活動に取り組む農業者に対する支援として、670万1,000円を計上しております。有害鳥獣駆除・被害防止対策事業につきましては、昨年総務省の補助金で整備いたしましたICT活用獣害対策システムの保守・運営業務委託料と鳥獣被害防止対策協議会や有害鳥獣駆除事業補助金など、あわせて580万8,000円を計上させていただくものでございます。  事業番号050農業振興施設費6,466万6,000円は、農林課所管施設の指定管理料や施設修繕料などの経費を計上させていただくものでございます。農業体験交流センターにつきましては、指定管理料及び工事請負費など6,090万3,000円を計上しております。農産物加工施設については、業務委託料及び燃料費など109万8,000円、農業体験学習施設につきましては、指定管理料266万5,000円を計上しております。  恐れ入りますが、おはぐりいただきまして、予算書168、169ページ、資料は6ページをお願いします。事業番号060一般経費104万3,000円につきましては、各種団体に対する負担金や中越農業共済組合が行う事業に対する補助金などの経費を計上させていただくものでございます。4目農地費の予算額は1億1,426万9,000円で、前年度と比較いたしまして1,660万3,000円の減でございます。これは、土地改良事業費の減が主な要因でございます。  続きまして、事業番号010土地改良事業費6,025万円は、土地改良事業におきます農家負担の軽減を図るための補助金、及び土地改良施設の多面的機能に係る分について各土地改良区への負担金として計上させていただいたところでございます。それぞれの負担金、補助金は記載のとおりでございます。
     事業番号020県事業費負担金1,120万2,000円は、県営事業に対し負担率に応じた負担を行うことにより、県営土地改良事業等の事業促進を図るものでございます。  事業番号030農林土木事業費4,115万2,000円は、各自治会や農区が管理する道路や水路などの農業用施設の整備等に対して支援するもので、75件ほどを予定しております。  事業番号040一般経費166万5,000円は、中栄大橋の電気料などを計上しております。  恐れ入りますが、予算書170、171ページをお願いいたします。2項農政対策費、1目米政策改革推進対策費の予算額は7,105万2,000円で、前年度と比較して24万2,000円の減でございます。事業番号010米政策改革推進対策費は、7,105万2,000円で米政策改革の推進に係る経費を計上させていただくものでございます。農業再生協議会運営負担金につきましては、生産調整目標達成に向けた三条、栄、下田3地区への事務費等を計上しております。  恐れ入りますが、資料の8ページをお願いします。1段目の水田利活用自給力向上事業促進補助金につきましては、大豆、ソバ等の戦略作物の生産性向上のため、団地化などに対しての補助として3,066万8,000円を計上しております。2段目の米政策改革推進対策事業補助金につきましては、生産調整目標達成に向けた農区の活動に対する補助金といたしまして2,051万3,000円を計上しております。3段目の経営所得安定対策推進事業補助金につきましては、国の経営所得安定対策推進のため、各地区の水田農業部会等に対しての補助金といたしまして706万円を計上しております。4段目は、農業再生協議会が行う事業推進費として120万円を計上しております。  続きまして3項林業費、予算額は、1億1,852万9,000円でございます。1目林業総務費の予算額は395万2,000円で、前年度と比較いたしまして17万1,000円の増でございます。事業番号010一般経費395万2,000円は、林道の測量、登記及び林道台帳保守管理に係る委託料などを計上しております。  恐れ入りますが、資料の9ページをお願いいたします。2目林業振興費の予算額は1,810万7,000円で、前年度と比較いたしまして223万5,000円の増でございます。これは、林道管理費の増が主な要因でございます。  事業番号010林道管理費691万5,000円は、林道の除草委託料及び舗装補修の工事請負費などを計上しております。  事業番号020森林整備地域活動支援事業費27万円は、森林の多面的機能が十分発揮されるよう適切な森林整備の推進などの交付金として計上しております。  恐れ入りますが、予算書172、173ページをお願いします。事業番号030小規模治山事業費330万円は、大谷地及び小長沢地内の山腹崩壊防止工事の所要額として計上しております。  事業番号040山村交流施設等費273万3,000円は、保内及び曲谷山村広場の維持管理費や施設修繕のための工事請負費などの所要額を計上しております。  事業番号050里山環境整備事業費60万7,000円は、里山の環境整備を行い、林地の荒廃防止や野生動物との共存を図るための委託料として計上しております。  恐れ入りますが、資料の10ページをお願いします。事業番号060一般経費428万2,000円は、ヤマビル対策や民有林造林事業などに係る所要額を計上させていただくものでございます。  3目林道整備事業費の予算額は9,647万円で、前年度と比較いたしまして4,855万5,000円の増でございます。これは、濁沢名下線開設事業費の増が要因となっております。  事業番号020濁沢名下線開設事業費7,700万円は、林道開設に伴う工事請負費を計上しております。  事業番号030上大浦線舗装事業費1,100万円は、林道舗装の工事請負費等を計上しております。  恐れ入りますが、予算書174、175ページをお願いいたします。4項水産業費、1目水産業振興費の予算額は59万9,000円で前年度予算と同額でございます。事業番号010水産業振興費59万9,000円は、五十嵐川漁業協同組合のサケ、マス放流事業等に対しての補助金及び県漁業振興協会などの負担金を計上させていただくものでございます。  なお、資料として添付いたしました11、12ページについては、林道濁沢名下線及び上大浦線の図面でございますので、後ほどごらんいただければと思います。  以上、雑駁な説明でございますが、御審議の上、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○(長野上下水道課長) 引き続き、上下水道課所管の農林水産業費につきまして説明申し上げます。  予算書170、171ページをお願いいたします。6款農林水産業費、1項農業費、5目農業集落排水事業費、予算額3億5,584万3,000円でございます。右側説明欄の事業番号010農業集落排水事業特別会計繰出金3億5,584万3,000円は、一般会計から農業集落排水事業特別会計への繰出金でございます。  御審議の上、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義委員長) これより質疑を行います。 ○(坂井良永委員) 農業委員会事務局へお尋ねします。農業者年金のことですが、また加入促進ということで20万円予算化されていますけども、今の受給者の人数と、それから実際に掛金をされている加入者が何人か、お聞かせください。 ○(堀農業委員会事務局長) 農業者年金の掛金をされている方、受給者が何名いるかというお問いでございますが、これは昨年3月末現在の人数ですが、掛金をされている方、いわゆる加入者数は52名でございます。それから、実際受給されている方は751名となっております。 ○(坂井良永委員) もらっている人が751人で、掛けている人が52人ということで非常に少ないと思うんですが、三条市には農業の担い手も結構いらっしゃると思うんですけども、これらの方への加入促進は具体的にどのようにやっているんでしょうか。 ○(堀農業委員会事務局長) 加入促進につきましては例年、農業委員、それからJA職員等から情報をいただいた中で、担い手の方も含めてでございますが、該当すると思われる方に、農業委員、JA職員、それから農業委員会事務局職員が直接お会いして年金の内容を説明し、加入促進に努めているところでございます。また、農業委員から加入推進部長、副部長を3地区の計6名でございますが選出していただきまして、加入対象者の把握、制度普及、PR、戸別訪問等により加入促進を図っているところでございます。ちなみに27年度でございますが、新たに3名の方から加入してもらっているところであります。 ○(坂井良永委員) 大分頑張って加入者が3名しか増加していないということで、該当者に当たっているということですけど、該当者って何人ぐらいいらっしゃったんですか。 ○(堀農業委員会事務局長) 私はきょうリストを持ってこなかったんですが、毎年11月にリストをつくります。三条、下田、栄地区の各地区でリストアップしまして、入っていただけそうな方にお願いしているんですが、数はそう多くないです。リストアップした資料を持ってきておりませんので、数字についてはちょっと御勘弁いただきたいと思います。 ○(坂井良永委員) たしか厚生年金に入ると農業者年金を脱退しなきゃならんとかいろいろ厳しいかと思うんですけど、老後を考えた場合、ぜひ加入促進を頑張っていただきたいと思います。  それから、三条産米ブランド販路開拓事業ですが、たしか荒川小学校でしたか、首都圏の学校で何かそういう話があったと思うんですが、今首都圏の学校の何校に三条産米を供給しているんでしょう。 ○(藤澤農林課長) 14校でございます。 ○(坂井良永委員) 給食用の米として、14校に三条産米を供給していると。14校もあるということですね。 ○(藤澤農林課長) 一般質問でも御報告申し上げましたけども、正確に申し上げますとその一部ということです。27年実績は9,470キロぐらいなので、一部という理解でお願いいたします。 ○(坂井良永委員) さらに販路開拓をしていくということで、今も首都圏の学校へのセールスはやっているということですね。 ○(藤澤農林課長) 毎年継続的に行っておるところです。 ○(坂井良永委員) それから、その次の学校給食への三条産米の活用事業ですが、米とパンの価格の差への補助ですが、米粉パンなんていうものも一時かなり評判になって、北蒲原郡のほうでしたか、そういう工場をつくっていて、米粉パンというものもあろうかと思うんです。私は米のほうがいいと思うんですが、ただ、なかなか学校現場では、たまにはパンも食べたいという生徒もいると聞きますけども、それに対する米粉パンでの対応なんてことを考えたことはないんでしょうか。 ○(藤澤農林課長) 今の御指摘ですが、米は米でも食育としまして、完全米飯給食でございます。米粉はちょっと取り組んでいないところです。 ○(坂井良永委員) それから、地産地消推進事業の学校教育田ですが、19校、94.2アール、160万4,000円ということは、1反当たり結構な金を積んだと思うんですが、謝礼金は10アール当たり幾ら支払っているんですか。 ○(藤澤農林課長) 10アール当たり17万200円でございます。 ○(坂井良永委員) この農家の方がみんな管理しているんでしょうけれども、17万200円をその農地の所有者に――今の米価を考えると結構なお金だと思うんですけども、これはずっと前からこの金額で来ているわけですか。 ○(藤澤農林課長) 基本的な枠組みといいますか、考え方は同じでございますが、昨年度、過去5年間におけるJA仮渡金の最高、最低額の年を除く3年間の平均値をとりまして、それを単価として転作等における配分基準単収と掛け算させていただいております。慣行栽培中市内で最も大きい単収である地区、三条市の場合は栄地区ですけれども、掛け算させていただきまして算定した額でございます。なので若干高いという認識もあろうかと思いますが、そこはそういった取り組みをしていただくということで御理解いただきたいと思います。 ○(坂井良永委員) それから、その下の青年就農者育成事業委託料というものは、これは例の久松農園やトップリバーへの委託料ということでしょうか。 ○(藤澤農林課長) はい、そのとおりでございます。 ○(坂井良永委員) これもきのうどなたかの一般質問で、久松農園へ行ってきたけども、地元では余り聞かない名前だという話でしたし、雪のないところで、そして販売はみんな首都圏に――直売、レストラン等へということですね。実際にここで勉強して研修された方が、三条市において農業で生かせるのかということを疑問に思うのですけれども、その辺はどうでしょう。 ○(藤澤農林課長) この前も答弁させていただきましたように、我々は目指す農業者を価格決定力という点で捉えておりまして、ある程度作物等に影響はされると思いますが、その本質においてはみずから顧客を開拓して、ニッチでディープといいますか、そういう世界の中でみずからの販売価格をもって販売できる、そういったスキームというか、枠組み、考え方が一番基本だと思っております。確かに作物の件で、そこは雪国のハンディというところもありますけれども、それをまた長所に変えていただくような経営マインドを持った形でお願いできるものと確信しております。 ○(坂井良永委員) 茨城県でつくって、ほとんどは首都圏のレストランやそういうかっぽう等に直売しているわけですよね。そういう点では、実際に三条市でそういうことができるかというと、もう甚だ疑問だと思います。それはそれで今後見ていきたいと思いますけども。  それから、その下の農地集積協力交付金、これが5,750万円ですね。これは何名ぐらいを見ているんですか。 ○(藤澤農林課長) 今、予算についてのお尋ねだという理解でいいかと思うんですけども、農地集積協力交付金は経営転換協力金が対象者91名、4,610万円、耕作者集積協力金が対象面積9ヘクタール、90万円、地域集積協力金が対象地域50ヘクタール、1,050万円として積算させていただいたものでございます。なお、実績としまして、各戸でそういった制度に対する周知が大分進んでまいったことから、ここ2カ年非常に増加傾向となっており、推定ではありますけれども、このくらいの需要があるものと見込み計上させていただいたものでございます。 ○(坂井良永委員) その経営転換協力金ですか、去年は何人だったんですか。いわゆる離農された方ですよね。 ○(藤澤農林課長) 昨年度実績ということですと、面積要件0.5ヘクタール以下の1戸当たり30万円の方は14戸、0.5から2ヘクタール以下の1戸当たり50万円の方は52戸、2ヘクタール以上の1戸当たり70万円の方は6戸で、合計面積73.9ヘクタールで72戸でございます。 ○(坂井良永委員) これはたしか最初に2年間あって、3年目以降は半額になると前に聞いたんですが、ことしはまだ2年目なんでしょうか。 ○(藤澤農林課長) 地域集積協力金については、昨年まで所定額の2倍の額が交付されましたが、ことしは1.5倍に落ちるといいますか、掛け算の数値が1.5になると。ことしは既に段階的に減額されているもので、いきなり半額ではございません。 ○(坂井良永委員) 説明書を見るとたしか3年目、4年目は50%と書いてあったと思うんですが、そうではないんですね。 ○(藤澤農林課長) ちょっと細かくて大変済みませんが、28、29年度の2年間は所定額の1.5倍で、それ以降はその所定額という決めになっております。つまり3年目から所定額という形でございます。 ○(坂井良永委員) 地域集積協力金は1,050万円を見ているということですが、要するに地元といいますか、基本的には地域の農地の2割以上をまとめなきゃならないということだったと思うんですが、三条市にはまだそういう地域があるということですね。 ○(藤澤農林課長) 今のところ具体的な地域がどこかにある既定というか、情報は持っておりませんので、あくまでも想定でございます。 ○(坂井良永委員) 多面的機能支払交付金事業ですが、農地維持支払交付金の対象組織が7組織、資源向上支払交付金の共同活動が6組織、それから長寿命化が3組織とありますけども、3組織というのは三条、下田、栄だと思うんですが、この7組織、6組織というのはどの地域なんでしょうね。 ○(藤澤農林課長) 7組織を具体的に申し上げますと、三条広域協定、栄広域協定、下田広域協定、大島保全会、下郷輪中保全会、吉野屋みどり保全会、須頃保全会でございます。 ○(坂井良永委員) 大島と須頃、吉野屋、この地域については三条、栄でまとめた地域保全会からは除外して取り組むということなんですね。栄であれば、吉野屋は外すと。 ○(藤澤農林課長) 外すというか、広域協定には入らない。基本的な枠組みとして旧土地改良区のエリアをある程度想定して募集をかけたところでございますが、今委員さんがおっしゃるように、栄地区については吉野屋は刈谷田川土地改良区管内から抜けるよとおっしゃられています。ほかの大島とか下郷輪中についても広域協定ではなく、やるということでございましたので、そういう扱いになっております。 ○(坂井良永委員) これは、あと何年あるんですか。 ○(藤澤農林課長) 制度として何年度までという規定は今のところ聞いておりませんが、取り組みは基本的に5年でやっております。 ○(坂井良永委員) それから、土地改良事業費ですが、こういうふうに質問したいんですが、生活の雑排水も河川に流れていますし、今農家は大変ですから、排水に関する維持管理費負担金をもっとふやすべきじゃないかと思ったんですが、昨年の委員会で今後検討しますということでしたよね。たしかそのように答えられたと思うんですが、土地改良事業費の負担金は、その辺を検討された上での額なんでしょうか。 ○(藤澤農林課長) あくまでも負担金については各土地改良区さんと協定という形でやっておりますので、検討したから直ちにというところではないですけれども、土地改良区さんのほうでこういった根拠があるのでと市に持ってきていただく機運がようやくあるのかなと。まさか私どもがどうこうすることはないんですけれども、そういう形での土地、市街地の混住化に伴う生活排水、雨水の流入は、各土地改良区で認識されつつはあります。 ○(坂井良永委員) 最後にしますけども、米政策改革推進対策事業補助金がありますね。これは2,051万3,000円ありますが、農区に対して助成を行うということですよね。 ○(藤澤農林課長) 御指摘のとおりです。 ○(坂井良永委員) これは米の需給調整のためということですが、基本的に国は減反政策をやめる方向で、そのように報告が出ているわけですよね。そういう中でも、需給調整のために農家組合が――栄で言えば農家組合ですよね。実際今は、需給調整のために農区が各農家に対して推進のための働きかけをやっていないと思うんですよ。ですから私は、これに対しては農区というよりもむしろ各農家に対する補助のほうがいいんじゃないかと思うんですけども、なぜ農区にしているのか、その辺をお聞きします。 ○(藤澤農林課長) いわゆる転作ということになりますと、土地政策で、土地のものですので、やはりまとまった集落における一連の団地形成ですとか、取り決めをする必要があったことから今までの経緯では集落単位でありましたし、今後もそういった方向性は変わらないだろうと思っております。ただ、一方で今御指摘の件につきましては、農家組合単位と、それから個々の農家数に応じて計算しておりますので、その辺は各集落とか農区の中で御検討されてもいいのかなと思っております。 ○(坂井良永委員) 農区、農家組合によっては、このもらった補助金を各農家に分けているというところもあると聞いていますけども、ただ例えば私の地域ですと、農家組合は40軒以上あります。だけども、実際に田んぼをつくっている人というと十二、三軒しかないんですよね。そうすると、一旦農家組合に入ると四十何軒で実際プールしちゃうわけです。実際こういうものをつくっているのは十二、三軒ぐらいですよね。じゃ、結局担い手とまでいかなくても地域で農業を頑張っている人に対して補助するほうが、今後の農業を考えていった場合、むしろいいかと思うんですけども、その辺の検討はできないんでしょうか。 ○(藤澤農林課長) 確かに御指摘のとおりでございますけれども、私どもとしてはやはり、いわゆる面的に集約された土地に対しての考え方をまずは基本に持ってくるものだろうと考えておりますし、またその集落内におきます分配方式につきましては、あくまでも集落の中でお話し合いの上、御決定いただくのがいいのかなと考えております。 ○(名古屋豊委員) 私も、農林課の資料でお伺いしていきます。先ほどもありましたけれども、1ページの三条産米ブランド販路開拓事業、首都圏の学校給食用米への採用促進ということで御答弁があって、14校の給食用米の一部に三条産米が採用されていると。具体的には収穫体験とか出前授業ということで予算がついているんだと思うんですけど、まず確認したいのは、今この14校の給食用米の一部となっているところをもっと広げていく事業なのか、それとも14校よりもさらに20校、30校と広げていこうとする目的なのか、どちらかお聞かせください。 ○(藤澤農林課長) 基本的には、学校数の拡大ということで考えております。 ○(名古屋豊委員) 学校数ということであれば、首都圏の学校は物すごい数あると思うんです。例えばそれぞれ姉妹都市を提携していたりとか、それから稲作をしている地方都市に関係が深かったりとかいろいろあると思うんです。何をお伺いしたいかというと、やみくもに広げていこうと思うと難しいと思うので、その首都圏の学校の給食用米の状況というか、採用米、例えばこの14校のように関係のある地方の稲作の都市から給食用米をとっているところがどれぐらいあるのかとか、そういう分析からまずしていないと――そういう情報がないとなかなか開拓事業は行えないと思うんですが、そのあたりはどういうふうに情報を捉えているでしょうか。 ○(藤澤農林課長) まず、御質問の件でございますけれども、広めていく方法は人ということで考えていまして、やはり校長先生とか担当される栄養士さんのネットワークで、僕は前この学校にいて、今度こちらに来たけど、ここのお米はいいから今度使いませんか、みたいな、そんな感じでちょっと広まっていて、ほぼ人的ネットワークに依存しておる状況です。 ○(名古屋豊委員) 一番確実な方法であると思うと同時になかなか気の長い話だなと思いますので、先ほど言ったような情報収集をどうやっていくかということもひとつ今後の課題にしていただきたいなと思います。  2ページの三条市内の小中学校の学校米の話なんですけども、有機米が2割で特別栽培米が8割程度とお聞きしており、ちょっと細かい話で恐縮なんですが、その特別栽培米について本年度ネオニコチノイド系農薬の使用を自粛されていると思うんです。かなり手間も違ってくると思うんですけど、何かその影響額というか、そういったものはこの予算に反映されているんでしょうか。28年度もそのネオニコチノイド系農薬の自粛を求めていくのかも含めてお聞きしたいと思います。 ○(藤澤農林課長) まず前段のほうでございますが、その部分に対しては、特別な補助等はございません。  それから、28年度以降ネオニコチノイド系についてどうだというお問いでございます。そもそもネオニコチノイド系農薬につきましては、現在もこれからも特別栽培米に関しては使って差し支えないものでございます。ヨーロッパで問題になっておりますネオニコチノイド系農薬は、系がつくぐらいですから幾種類もあるんですけれども、その中の一部に対してそういった規制をかけておりまして、我が国の特に三条市で用いております農薬についてはネオニコチノイド系ではありますけれども、ヨーロッパで禁止されているものではありません。基本的には農業共済組合さん等を通じた共同防除体系があり、そちらで使っている農薬は統一するという中で、そういったネオニコチノイド系のうち使用禁止されていないものを当面使うと聞いております。 ○(名古屋豊委員) そうすると、昨年5月に市長が記者会見をされて、子供たちにより安全な給食をということでネオニコチノイド系農薬を自粛するんだと発表されました。実際27年度産からだったと思うんですけれども、今の課長の答弁ですと自粛した農薬はそれはそれであるということなんですか。 ○(藤澤農林課長) 今2つ論点があるんですけれど、ネオニコチノイド系農薬といってもいろんな場面で、例えば田植えのときの箱施用から出穂期前の防除といったようにいろんなシチュエーションの中で使います。あくまでも共同防除という中で出穂期前の防除に限定して今話をさせていただきましたが、私がちょっと狭く解して申し上げましたのは、それ以前の箱施用とか、そういった防除については各農家の裁量がききますので、特別栽培米をつくっていただいている方についてはそこのところで、ヨーロッパで禁止とかなんとかと言わなくてもネオニコチノイド系と言われるものは全部禁止してね、わかりました、ということでまとめたものであって――ちょっと論点がずれまして申しわけございません。それで、学校給食というのはそういった意味での個人防除分のものを使っていないということで、ただし、共同防除のものについては共同ですので、それはやむを得ないものとして理解しております。 ○(髙坂登志郎委員) 主要事業の概要の2ページで地産地消推進事業の農林水産業総合振興事業補助金1,536万1,000円でありますけれども、内容の説明では農産物直売施設整備に対して支援するということでありますが、これは具体的にどこのものにされるんですか。 ○(藤澤農林課長) これは、JAさんが栄の善久寺のところにつくられます直売所の建設に合わせて、販売のときのポスシステムを導入されるんですけれども、それに対して新潟県農林水産業総合振興事業の補助金を使って市も支援したいということでございます。 ○(髙坂登志郎委員) 3ページの農業担い手確保育成事業について、ここには内容として委託料とか補助金の説明があるんですが、当初予算概要の平成28年度の主な事業の農業担い手確保育成事業で、3番目の農業者一番星育成支援事業145万4,000万円ですが、これは具体的にどういう内容の支援、事業をやるんですか。 ○(藤澤農林課長) これは、いわゆる既存の農業者を対象にした産業として成り立つ農業の一番星という意味で用いていますけども、こういった方を生み出したいと先の議会答弁で市長からも話が出ましたが、そのための委託料ということで計上したもので、指導していただく先進農家に対する委託料でございます。 ○(髙坂登志郎委員) 一番星になりたいと手を挙げた人に支援する、そういう意味なんですか。どういうものですか。 ○(藤澤農林課長) 手はできるだけ挙げていただきたいんですけれども、この中で1名を選定させていただきまして、その方に集中的にコンサルティングをやっていただく中で、基本的な一連の手続、業務、コンサルティング内容を公開講座として広く進めたいということでございます。 ○(髙坂登志郎委員) 私は農業の一番星ということがぴんとこないんだけど、手を挙げた人に特定すると。それで、4人なり10人の手が挙がったらどういう基準で選択されるのか、その辺はどうなんですか。 ○(藤澤農林課長) 確かに私どもも制度設計の中でそこはコアなところだと思っているんですけれども、ただ具体的にというとあれですが、例えば体力的な一番星さんといったら100メートルを11秒で走るとか、そういった客観的な指標は持っていないものですから、基本的に御本人の意欲と、それからやる気といいますか、同じですか、これを最優先にさせていただきたいと考えております。 ○(髙坂登志郎委員) それは、農林課長か経済部長が入るのかどうかわかりませんが、来た人を面接して――曖昧なことであると、そう言っておきます。 ○(藤澤農林課長) 確定ではないんですけど、そういったことから、やっぱり私ども行政の補助職員ごときがそういうことをやみくもに選定できるとは思っていませんので、そこは委託する業者さん等も含める中で客観的にお願いしたいと考えております。 ○(髙坂登志郎委員) それはどこにお願いするんですか。 ○(藤澤農林課長) 選定を含めてこの方がいいねというところにお願いします。 ○(髙坂登志郎委員) それで、その方が選ばれると毎年こうやって幾らか計画して支援をしていくことになるんですか。 ○(藤澤農林課長) この事業は、先般連合協議会で御説明申し上げました三条市食育の推進と農業の振興に関する計画にのっとっておりまして、5年間のタイムスパンの中で1名を育成していく予定であります。 ○(髙坂登志郎委員) 145万4,000円とありますけれども、中身は何にどう使うということですか。 ○(藤澤農林課長) 一応コンサルティング委託料を定額補助として1年間250万円で考えておったんですが、来年度については4月早々からそういう見込みが立たないものですから、半年ぐらいそういった中でコンサルティングを行っていく農業者とか、そういったものを発掘していこうということで、半年分として見させてもらってありますので、そういう意味での額だと御理解いただきたいと思います。 ○(髙坂登志郎委員) じゃ、4番目に農業法人体質強化支援事業72万9,000円とございまして、先進事例の調査とか視察研修等ということでありますけれども、これはどのぐらいの農家を対象にどこへ行くとか、場所とか何かは決まっているんですか。 ○(藤澤農林課長) 農業法人のほうは、今のところ私どもがこういったところといったところはまだ発掘できておらないんですけれども、やはりこういう時代ですので、きっちり雇用を生み出して経営されているところは確かに幾つかあります。それで、まずはそういったところを重点的に職員で確認させていただきながら農業関係者と絞っていきたいと考えております。
     それから、先ほどの質問の中で私がちょっと勘違いしていましたので、修正させていただきたいと思います。先ほどの髙坂委員の一番星のところで5年間と申し上げましたけれども、一番星そのものの育成については2年間でございます。ただ、事業期間として5年間を想定しているということでございましたので、訂正させていただきたいと思います。 ○(髙坂登志郎委員) 一番星へちょっと戻りますけども、個人に対する支援が2年間で、この事業の継続期間は5年間と、そういう意味合いですか。 ○(藤澤農林課長) 個人に対する支援が2年で、期間としては5年ということです。 ○(髙坂登志郎委員) それで、三条市の農業法人はそう幾つもないんでしょうけれども、これは何法人――72万9,000円ですから、その中に法人の方を何人かということだと思いますが、人数的には何人ぐらいを想定しているんですか。これは皆さんが行くという視察なんですか。 ○(藤澤農林課長) まず職員が行く視察は、大体2名で3回ぐらいを想定しております。あとは、そういった中で講師をお願いして講演を聞いたりということで、まずは職員の旅費として2名で3回ぐらいと想定しています。 ○(髙坂登志郎委員) 確認しますけど、この72万9,000円は職員の皆さんの視察研修と研修での講師の謝礼なんだということで、一般の農家の方が行くということじゃないんですね。農家の皆さんも職員と一緒に行くんですか。 ○(藤澤農林課長) 職員が見てくるということです。 ○(髙坂登志郎委員) じゃ、どこへ行かれるか決まっているんですか。 ○(藤澤農林課長) この件に関してはやはり地域特性が非常に重要になってまいりますので、余り遠くは参らず、割と近郷の中でそういうことができているところを探したいと思いますが、今のところ具体的なものはございません。 ○(山田富義委員長) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義委員長) しばらく休憩いたします。                               休  憩 午後4時14分                               再  開 午後4時15分 ○(山田富義委員長) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎第1表歳出、第7款商工費について ○(山田富義委員長) 次に、第1表、歳出、第7款商工費について、順次提案理由の説明をお願いいたします。 ○(渡辺商工課長) それでは、商工課所管分の予算について御説明申し上げます。予算書の174、175ページをお願いいたします。あわせて、委員会資料ナンバー3の平成28年度商工課主要事業の概要の1ページをごらんください。事業単位で説明させていただきますが、こちらについても、前年度に比べ大きな変動があったもの、あるいは新規に計上したものに絞って説明させていただきたいと存じます。  7款1項1目商工総務費でございます。事業番号030工業団地等費320万5,000円は、既存の工業団地の維持管理にかかわるものと、新設予定の工業団地の設置等の調査に係る業務委託料などでございます。  事業番号040昭栄地区公共施設費100万8,000円は、昭栄地区市街地再開発事業区内の緑地広場などの公共施設の維持管理費でございます。前年度予算では神明横断歩道橋及び駐輪場の撤去に係る費用が計上されておりましたが、これが削減されたため3,300万円ほど減少するものでございます。  次に、2目商工振興費でございます。予算書176、177ページ、資料は2ページをお願いします。事業番号030商工業活性化事業費1,013万8,000円でございます。今年度も事業の大半を平成27年度補正予算で計上させていただいたことから、28年度予算につきましてはそれ以外の事業費であるルーティン型の事業費や各団体への負担金、補助金などを計上させていただきました。主な事業としましては、金物卸支援事業負担金があり、昨年は150万円でしたが今年度はマーケットリサーチなどに係る事業も予定していることから、これに係る事業費を加え300万円を計上させていただきました。また、情報通信産業誘致補助金ですが、これは、いわゆるIT企業などの誘致を促進するため、オフィスに利用する空き家などを賃貸する際、その改修費や賃貸料を支援するものです。  資料は3ページをお願いします。創業塾ポンテキアと個別経営相談あきん道につきましては、組織改変による地域経営課からの事務移管によるものであります。事務内容に大きな変動はありません。  事業番号040伝統的地場産業振興事業費2,254万8,000円でございます。資料は4ページをごらんください。この事業は、三条市の鍛冶技術の伝承、鍛冶関連産業の発展のための事業を行うものでありますが、前年度は商工業活性化事業費と同様に事業の大半を前年度補正予算で計上させていただきましたが、今年度予算につきましては例年どおり新規鍛冶人材育成事業、伝統的鍛冶技術継承事業、キッザニアなどの共催負担金などを計上させていただきました。  予算書178、179ページをお願いします。事業番号050企業誘致事業費2,054万7,000円でございますが、企業設置等奨励金交付対象事業所が前年度と比較し減少することから約1,400万円の減とするものでございます。  資料は5ページをお願いします。事業番号060金融対策事業費32億114万1,000円ですが、前年度に比べ13億946万2,000円の減でございます。これは大綱質疑でもお話をさせていただきましたが、新規貸し付けが減り、償還が進んでいることによるものでございます。21節貸付金は、制度融資の預託金で、16件の合計額は30億9,925万円で、前年度比12億6,989万5,000円の減でございます。  資料は7ページをお願いします。事業番号070商工団体振興事業費3,775万円ですが、下田商工会への事業補助金が70万円増額になったものでございます。  事業番号080燕三条地場産業振興センター費1億7,774万2,000円でございます。平成27年度補正予算で計上させていただく燕三条工場の祭典や、燕三条ものづくりメッセの開催等に係る事業を除いた経費を燕市と折半で計上させていただくものございます。  予算書180、181ページをお願いします。事業番号090三条鍛冶道場費1,917万円でございますが、これは越後三条鍛冶集団への指定管理料等でございます。  事業番号100ものづくり拠点施設費4,744万5,000円は、ものづくり拠点施設の指定管理料及び工事関係の経費に係るものでございます。  資料は8ページをお願いいたします。3目雇用促進対策費2,384万9,000円でございます。事業番号010雇用対策事業費の予算の大半を占める若年者雇用拡大奨励金事業に係る予算を、前年度は補正予算で計上させていただきましたが、これも今年度につきましては例年どおり計上させていただきました。  以上で説明を終わります。 ○(恋塚営業戦略室長) それでは、続きまして平成28年度営業戦略室所管分の一般会計予算について、御説明申し上げます。初めに、予算書の176、177ページと委員会資料ナンバー1、営業戦略室主要事業の概要をごらんください。大きく額が変更したものと新たな内容のものを中心に説明させていただきます。  7款商工費、1項商工費、2目商工振興費、事業番号010地域ブランド推進費は総額1,853万7,000円でございます。13節シティセールス基礎調査等業務委託料302万4,000円は、シティセールス推進のための地域ブランドの浸透と販路開拓、交流人口の拡大、移住促進等を図る中で、これらの取り組みがより戦略的、効果的に情報発信できるようコンサルティング等を委託するものでございます。同じく13節ホームページ作成等委託料324万円は、インバウンド戦略を推進するに当たり、訪問コース情報やものづくり現場の動画など外国人向けの英語版ホームページを開設し、外国人からの認知度向上及び評価を得ることで国内の注目も引き込み、交流人口の拡大及び地域経済活性化を図るものでございます。同じく13節しただ郷水資源調査業務委託料100万円は、下田の自然湧水で、現在も湧き出ている可能性が高い箇所について、下田郷の魅力を発信する資源として活用を図るための調査を行うものでございます。  資料の2ページをお願いいたします。続きまして予算書は同じく176、177ページでございます。2目商工振興費、事業番号020オリンピック・パラリンピック活用地域活性化首長連合事業費は、総額621万9,000円でございます。9節費用弁償317万2,000円は、2020年東京オリンピック・パラリンピックを活用した地域活性化推進首長連合が実施する東京都港区の新虎通りを活用した(仮称)地方文化発信のショーケース事業において、ものづくり等に携わる民間事業者の方々から出展していただくための費用で、三条市の魅力を最大限来場者に伝えると同時に三条市への誘客や商品等の販売を促進するものでございます。19節オリンピック・パラリンピック活用地域活性化首長連合負担金100万円は、同連合の規約に基づき正会員として負担する10万円、港区の新虎通りを活用した(仮称)地方文化発信のショーケース事業に出展するための負担金としての90万円でございます。  続きまして予算書の180から183ページをお願いいたします。資料は3ページをごらんください。4目観光費、事業番号010観光事業費は総額3,158万9,000円でございます。13節モニターツアー業務委託料50万円は、下田郷の地域資源や三条市のアイデンティティーであるものづくりを中心とした魅力を体感してもらうモニターとして、大学生や留学生、国際交流員などにさまざまなプログラムを体感してもらうツアー業務の委託料でございます。これらの結果を生かし、観光、インバウンド等を戦略的に行ってまいりたいと考えてございます。予算書183ページをお願いいたします。資料は引き続き3ページをごらんください。13節バスツアー業務委託料75万円は、笠堀ダムかさ上げ工事現場見学のためのバス運行に当たり必要な予約の受け付けや、料金徴収等の業務を委託するものでございます。19節日本の凧の会秋季新潟全国大会負担金35万円は、10月8日、9日に三条防災ステーションで開催される全国たこ揚げ大会の実行委員会への負担金でございます。大会の取り組みにつきましては、三条凧協会、三条商工会議所等からなる実行委員会で協議しておりますが、大会期間中に燕三条工場の祭典が開催されますので、八十里越体感バスツアーや笠堀ダム特別見学と大谷ダム探訪ツアー、下田郷の豊かな自然や歴史文化を活用した体感プログラム等とあわせ、三条市の魅力を最大限に発信し、三条ファンをふやし、リピーターにつなげたいと考えております。  次に、事業番号020観光施設費、総額7,954万5,000円でございます。資料は4ページをお願いいたします。11節施設修繕料1,917万円は、大谷ダム資料館やヒメサユリの小径トイレなどの観光施設の修繕料36万円と、いい湯らていの中央監視盤の入れかえ、屋根瓦、ふすまの修繕、施設前広場のブランコの入れかえ等の費用として908万7,000円、道の駅漢学の里しただのレストラン悟空の屋根塗装工事、パラソルの修繕、合併浄化槽修繕等の費用972万3,000円でございます。13節指定管理料4,329万9,000円は、塩野渕多目的集会施設かわせみ60万円、八木ヶ鼻オートキャンプ場221万9,000円、八木ヶ鼻温泉スポーツ交流施設はやぶさ391万1,000円、下田地域交流拠点施設815万3,000円、白鳥の郷公苑204万7,000円、かわまちづくり交流拠点施設848万7,000円、吉ヶ平自然体感の郷388万2,000円、保内地区交流拠点施設1,400万円の総額でございます。13節竣工式業務委託料は、保内地区交流拠点施設の竣工式業務を委託するものでございます。同じく13節開設準備等業務委託料120万円は、保内地区交流拠点施設において4月1日からオープンまでの間、開設準備のための業務を委託するものでございます。委託先は、今回議第38号で上程させていただきました指定管理者団体の保内緑の里管理組合でございます。  予算書の184、185ページをお願いいたします。事業番号030観光施設等整備事業費、総額5,251万4,000円でございます。資料は5ページをごらんください。13節測量設計委託料175万円は、番屋山の登山道整備のための測量委託料でございます。同じく13節実施設計委託料324万円は、いい湯らてい露天風呂改修のための実施設計委託料でございます。15節工事請負費4,752万4,000円は、北五百川集会所駐車場整備工事として1,450万円、北五百川棚田案内看板設置工事として175万円、下田地域交流拠点施設事務室の風除室設置工事として38万円、いい湯らてい露天風呂改修工事として2,969万4,000円、古民家案内看板等設置工事として120万円の総額でございます。  なお、北五百川集会所駐車場整備工事及び棚田案内看板設置工事につきましては、魅力ある北五百川の棚田及びカタクリ等を見に来られるお客様に不自由な思いをさせないよう整備することで、交流人口の拡大を図りたいとするものでございます。  以上で説明を終わります。 ○(山村地域経営課長) それでは私からは、第7款商工費、地域経営課所管分について御説明申し上げます。恐れ入りますが予算書の184、185ページ、あわせまして委員会資料ナンバー2の平成28年度地域経営課主要事業の概要の6ページをお願いいたします。  7款商工費、1項商工費、5目露店市場費、事業番号010露店市場運営事業費403万4,000円は、2と7、5と10のつく日に開催する定期市等を運営する経費、運営団体に対する補助でございます。  説明は以上でございます。御審議の上、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山田富義委員長) お諮りいたします。  本日の会議はこの程度で散会し、次の会議は明15日午前10時に開くこととしたいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(山田富義委員長) 御異議がありませんので、そのように決定し、本日はこれをもちまして散会いたします。                                散  会 午後4時31分...