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  1. 三条市議会 2014-07-01
    平成26年総務文教常任委員会( 7月 1日)


    取得元: 三条市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-27
    平成26年総務文教常任委員会( 7月 1日)                   総務文教常任委員会記録 1 日   時  平成26年7月1日(火)午前10時 1 場   所  第3委員会室 1 出席委員   笹川信子委員長 小林 誠副委員長          佐藤和雄 下村喜作 阿部銀次郎 杉井 旬 藤田博史 横山一雄 長橋一弘 1 欠席委員   な し 1 説明のための出席者          長谷川教育長          若山総務部長 堤行政課長選挙管理委員会事務局長                        藤井課長補佐防災対策室長                        本間人事厚生研修室長                 村上財務課長 三巻課長補佐                 金子税務課長 鶴巻課長補佐          池浦教育部長 笹川教育総務課長 清水課長補佐                 久住子育て支援課長 坂内課長補佐          大久保消防長 堀内消防本部次長 升岡総務課長 古関課長補佐                          渡辺警防課長 韮沢課長補佐 1 職務に従事した議会事務局職員
             鈴木事務局長 藤塚主任 野島主事 1 事   件   平成26年第4回定例会で付託された    議第3号 三条市税条例の一部改正について    議第5号 三条市立児童館条例の一部改正について    議第6号 三条市火災予防条例の一部改正について    議第7号 デジタル移動系防災行政無線システム構築委託業務契約の締結について    議第8号 本成寺中学校特別教室棟等改築建築本体工事請負契約の一部変更につい         て    議第9号 第二中学校屋内体育館改築建築本体工事請負契約の一部変更について    議第11号 動産の取得について    議第12号 平成26年度三条市一般会計補正予算           第1表 歳入及び歳出            第2款第1項第5目(財政調整基金費)            第3款第4項(災害救助費)            第10款(教育費)    議第15号 平成26年度三条市一般会計補正予算    報第1号 専決処分報告について(平成26年度三条市一般会計補正予算)           第1表 歳入    請願第2号 30人以下学級実現及び義務教育費国庫負担制度の復元を求める請願    請願第3号 集団的自衛権をめぐる憲法解釈に関する意見書の提出を求める請願 1 審査の経過及び結果 ○(笹川信子委員長) 開会前に申し上げます。  今定例会において当委員会で審査する事件は、お手元に配付されております付託事件表のとおり12件でありますが、これら事件の審査につきましては市長提出議案と請願に分け、最初に市長提出議案について順に提案説明、質疑を行い、これらの討論、採決を行った後、請願について審査していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  なお、限られた日程の中で効率よく運営していきたいと思いますので、質疑につきましては一問一答形式を遵守されますよう、また答弁につきましても簡潔明瞭になされますよう、よろしくお願いいたします。  また、既に御案内のとおり委員会閉会後に協議会を開催いたしますので、よろしくお願いいたします。 ――*――*――*――*――*――*――*――*――*――*――                               開  会 午前10時00分 ○(笹川信子委員長) ただいまから総務文教常任委員会を開会いたします。  出席全員であります。  直ちに審査に入ります。 ――*――*――*――*――*――*――*――*――*――*―― ●議第3号、議第5号から議第9号、議第11号、議第12号、議第15号及び報第1号の以上10件一括上程 ○(笹川信子委員長) 議第3号、議第5号から議第9号、議第11号、議第12号、議第15号及び報第1号の以上10件一括上程いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第3号 三条市税条例の一部改正について ○(笹川信子委員長) 初めに、議第3号 三条市税条例の一部改正についてを議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(金子税務課長) それでは、三条市税条例の一部改正について、議案概要説明会資料ナンバー1及び委員会資料ナンバー1により御説明を申し上げます。  改正の趣旨でございますが、地方税法の一部改正に伴いまして、本市におきましてもこれに準じ、必要となります改正を行うものでございます。  次に、改正の内容でございます。委員会資料の1、個人市民税関係の主な内容といたしまして、(1)、公的年金からの特別徴収制度の見直しとしまして、年金額の変動によります仮徴収額と本徴収額の年間を通じての平準化を図るため仮徴収税額を前年度の年税額の2分の1とするもので、平成28年10月以後に実施する特別徴収について適用されるものでございます。また、賦課期日後に他の市町村に転出した場合につきまして、一定の要件のもとで特別徴収が継続されるものでございます。  (2)のア、金融所得課税の一体化等としまして、税率等の金融所得間の課税方式の均衡化と損益通算の範囲が拡大されまして、公社債等を特定公社債等一般公社債等に区分し、申告分離課税を主とする課税方式に変更するものでございます。  イ、株式等に係る譲渡所得等の分離課税の改組としまして、分離課税について一般株式等に係る譲渡所得等と上場株式等に係る譲渡所得等に区分し、損益通算の特例の対象とするとともに、損益通算及び繰越控除を可能とするもので、それぞれ平成28年1月1日以後に支払いを受けるべきものについて適用されます。  委員会資料の裏面をお願いいたします。2、法人市民税関係の主な内容といたしまして、地域間の税源の偏在性を是正し、財政力格差の縮小を図るため、法人市民税の法人税割の標準税率を現行の12.3%から9.7%に、制限税率を14.7%から12.1%に引き下げ、平成26年10月1日以後に開始する事業年度から適用するものでございます。なお、引き下げ分に相当します課税標準を法人税額とする地方法人税、これは仮称でありますが、国税として創設され、その税収全額を地方交付税の原資とし、偏在是正により必要となる財源としまして、地方財政計画に計上されます。  3、軽自動車税関係の内容といたしまして、経済情勢に配慮する観点から国、地方を通じた車体課税の見直しが行われ、(1)、軽四輪車等の標準税率を自家用自動車にあっては1.5倍に、その他の車用にあっては1.25倍に表記のとおり引き上げ、平成27年4月以降の新規登録車両から適用するものでございます。  (2)、軽自動車においてもグリーン化を進める観点から、新規検査から13年を経過した軽四輪車等について標準税率のおおむね20%の重課とする表記の税率を改正し、平成28年度から導入するものでございます。  (3)、原動機付自転車、二輪車及び小型特殊自動車等の標準税率を現行の1.5倍に引き上げ、引き上げ後の税率が2,000円に満たない場合は2,000円とし、平成27年度から適用するものでございます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(笹川信子委員長) これより質疑を行います。 ○(横山一雄委員) 法人市民税の関係ですが、これによって税収が下がる分については地方交付税か何かによって補填するから直接的には影響はないというふうに考えてよろしいんでしょうか。 ○(金子税務課長) 税率の下がる部分につきましては、地方交付税の原資とされますから、直接的な影響はないと思いますが、その配分については今後国で決定されるものと思います。 ○(笹川信子委員長) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(笹川信子委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第5号 三条市立児童館条例の一部改正について ○(笹川信子委員長) 次に、議第5号 三条市立児童館条例の一部改正についてを議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(久住子育て支援課長) それでは、議第5号 三条市立児童館条例の一部改正について説明させていただきます。恐れ入りますが、議案概要説明会資料ナンバー3及び議案書をごらんいただきたいと思います。  1の改正の趣旨でございますが、効率的かつ効果的な保育施設の運営及び多様化する保育ニーズへ対応するため、老朽化した大島児童館及び須頃保育所を統合し、新たな保育所を設置することから、大島児童館を廃止することについて必要な改正を行うものでございます。  2の改正の内容でございますが、第2条関係で児童館の設置規定から大島児童館を削るものでございます。また、このことにより指定管理者による管理に関する規定及び児童館の利用に関する規定を整理するものでございます。  3の改正条例案は、議案書のとおりでございます。  4の施行期日につきましては、平成27年4月1日でございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(笹川信子委員長) これより質疑を行います。 ○(横山一雄委員) 6月9日の協議会の後、地元への説明会をされたということでございますが、どんな雰囲気でございましたか。どんな意見がございましたか。 ○(久住子育て支援課長) 委員御指摘のとおり、6月9日の協議会後の夜、保護者及び自治会を対象にして説明会を開催させていただきました。大島児童館を平成27年4月1日で廃止するということ、また新しい統合保育所の設計概要等も含め一緒に御説明させていただき、大島児童館の廃止につきましても御理解いただいたところでございます。しかしながら、説明会終了後、大島児童館を利用している一保護者から6人の子供たちが来年須頃保育所に溶け込めるかどうかが少し不安だというお声もいただいたところです。これまでの統廃合と同様に、今現在も行っております須頃保育所との交流保育を充実させ、子供たちが自然に溶け込めるようにしていきたいと考えております。また、交流保育の様子につきましては保護者の皆様にその都度お知らせし、不安軽減に努めてまいりたいと考えております。 ○(笹川信子委員長) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(笹川信子委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第6号 三条市火災予防条例の一部改正について ○(笹川信子委員長) 次に、議第6号 三条市火災予防条例の一部改正についてを議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(渡辺消防本部警防課長) それでは、議第6号 三条市火災予防条例の一部改正について御説明させていただきます。恐れ入りますが、議案概要説明会資料ナンバー4をごらんいただきたいと思います。  改正の趣旨といたしましては、昨年8月に京都府福知山市の花火大会において火災が発生し、多くの死者を出す惨事となったことから、同様の事故を防止するため、消防法施行令等の一部改正に伴い、三条市火災予防条例の一部について改正を行うものでございます。  改正の内容といたしましては、大きく5つの改正をお願いするものです。(1)といたしまして、液体燃料を使用する器具等を多数の者が集合する催しで使用する場合に消火器の準備が義務づけられたこと。  (2)、屋外催しに係る防火に関する事項として、多数の者が集合する屋外での催しのうち、大規模なものとして消防長が定める要件に該当する場合は指定催しとして指定しなければならないこと。  (3)、指定催しを主催する者は防火担当者を定め、火災予防上必要な業務に関する計画を作成させ、その業務を行わせること。また、原則として開催する14日前までに当該計画を消防長に提出すること。  (4)、多数の者が集合する催しに火気器具等を使用する露店等を開設する場合は消防長に届けなければならないこと。なお、このことについては指定催しに指定されていない催しについても(1)の消火器の準備とともに義務づけられることとなります。  (5)、罰則に関すること。指定催しを主催する者が火災予防上必要な業務計画を提出しなかった場合に罰則が科せられることとなります。以上が改正内容となっております。  改正条例案につきましては、裏面のとおりでございます。  施行期日は、平成26年8月1日から施行するものでございます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(笹川信子委員長) これより質疑を行います。 ○(阿部銀次郎委員) 三条市も花火大会があるわけですけど、三条市の花火大会には今まで液体燃料を使うようなお店というのは何軒ぐらい出店しておられたのでしょうか。 ○(渡辺消防本部警防課長) 三条夏まつりの花火大会においては、露店等の数は11店舗程度となっております。 ○(阿部銀次郎委員) 当然のことながら、条例を改正することになれば、その11店舗の方々にはこの新たな条文の周知をきちっとおやりになるんですよね。 ○(渡辺消防本部警防課長) 毎年開催されている催しにつきましては、事前の打ち合わせ会議などに参加させていただき、内容について説明を行っていく予定でございます。現にことしの夏まつりの会議においても説明させていただいております。また、三条市のホームページに掲載するほか、主催者及び露店等の関係者にリーフレットなどを配布し、周知していく予定でございます。 ○(笹川信子委員長) ほかにございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(笹川信子委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第7号 デジタル移動系防災行政無線システム構築委託業務契約の締結について
    ○(笹川信子委員長) 次に、議第7号 デジタル移動系防災行政無線システム構築委託業務契約の締結についてを議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(堤行政課長) それでは、議第7号 デジタル移動系防災行政無線システム構築委託業務契約の締結につきまして議案書で説明させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  この件につきましては、制限付一般競争入札によりデジタル移動系防災行政無線システム構築委託業務契約を締結させていただきたいとするものでございます。  1の業務名につきましては、デジタル移動系防災行政無線システム構築委託業務でございます。  2の業務内容につきましては、デジタル移動系防災行政無線システム構築に係る設計及び施設整備工事でございます。  3の契約金額につきましては、1億7,269万2,000円でございます。  4の契約者につきましては、長岡市西新町二丁目8番6号、藤島無線工業株式会社代表取締役、藤島幸信でございます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(笹川信子委員長) これより質疑を行います。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(笹川信子委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第8号 本成寺中学校特別教室棟等改築建築本体工事請負契約の一部変更について ◎議第9号 第二中学校屋内体育館改築建築本体工事請負契約の一部変更について ○(笹川信子委員長) 次に、議第8号 本成寺中学校特別教室棟等改築建築本体工事請負契約の一部変更について及び議第9号 第二中学校屋内体育館改築建築本体工事請負契約の一部変更についての以上2件一括議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(笹川教育総務課長) ただいま御上程いただきました議第8号 本成寺中学校特別教室棟等改築建築本体工事請負契約の一部変更について及び議第9号 第二中学校屋内体育館改築建築本体工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。恐れ入りますが、議案書をお願い申し上げます。  まず、議第8号 本成寺中学校特別教室棟等改築建築本体工事請負契約の一部変更についてでございます。平成25年9月26日に請負契約を締結いたしました本成寺中学校特別教室棟等改築建築本体工事につきまして、平成26年2月から適用する公共工事設計労務単価の上昇によるインフレスライド条項を適用するとともに、消費税の変更により契約金額を当初の2億212万5,000円から2億888万6,988円に変更するものとし、平成26年4月18日に仮契約を締結させていただきました。仮契約におきましては、議会の同意を得たときに本契約とみなす条項を定めさせていただいております。なお、工期につきましては7月31日で変更はございません。  次に、議第9号 第二中学校屋内体育館改築建築本体工事請負契約の一部変更についてでございます。平成26年1月16日に請負契約を締結いたしました第二中学校屋内体育館改築建築本体工事につきまして、先ほどの議第8号と同様にインフレスライド条項を適用するとともに、くいの長さを当初の56メーターから50メーターに変更することによりまして、契約金額を当初の4億4,496万円から4億5,404万3,880円に変更するものとし、平成26年4月10日に仮契約を締結させていただきました。加えて6月13日に小柳建設株式会社より代表者の変更届の提出があったことから、契約者を小柳建設株式会社代表取締役、小柳卓蔵と改めて仮契約を締結させていただきました。仮契約におきましては、議会の同意を得たときには本契約とみなす条項を定めさせていただいております。なお、工期につきましては11月15日で変更はございません。  以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(笹川信子委員長) これより質疑を行います。 ○(下村喜作委員) この契約事項と直接関係すると思うんですが、当初入札不調でいろいろ問題があったわけですが、現状では完成期日がいつになっているのか、また現状の工期において進捗状況におくれはないのか、その辺についてはどうなんでしょうか。 ○(笹川教育総務課長) 今ほど御指摘の件につきましては、第二中学校屋内体育館の工事ということでお答えさせていただいてよろしいでしょうか。(「そうです」と呼ぶ者あり)工期につきましては、11月15日で変更はございません。今現在の進捗状況ですけれども、建築本体につきましては55.73%の進捗率でございます。予定といたしましては、55.7%としておりましたので、おおむね予定どおりに進んでおるものと考えておるところでございます。 ○(横山一雄委員) 議第9号で、計算したら908万3,880円の契約変更増になりますけれども、インフレスライド分消費税増額分の内訳は分かりますか。 ○(笹川教育総務課長) 第二中学校の契約でございますが、契約が26年1月でございますので、もう既に御案内だと思いますけれども、平成25年10月以降の契約で、なおかつ平成26年4月以降に完成するものにつきましては、消費税は8%で計算させていただいておりますので、第二中学校の工事につきましてはインフレスライドの適用分ということでお答えさせていただきますけれども、そちらにつきましては686万2,320円でございます。 ○(横山一雄委員) じゃ、議第8号のほうはどうですか。 ○(笹川教育総務課長) 議第8号につきましては、平成25年10月以前の契約でございますので、まず税を抜いた金額でのインフレスライドの適用分につきましては626万1,100円となっておりまして、それに伴う消費税といたしまして50万888円がかかってくるものでございます。 ○(小林 誠委員) 済みません、今議第9号の内訳を聞かせてもらったんですが、ちょっとよくわからなかったのでお聞きします。900万円余り増額になったうち、インフレスライドの適用分が六百何がしということで、あとの分は消費税増額分じゃないということですが、何が上がったんですか。 ○(笹川教育総務課長) そのほかの金額につきましては、くいの長さの変更によるものでございます。 ○(小林 誠委員) くいについては、当初の長さよりも短くなったわけなのに、なぜ金額が上がるんでしょうか。たしか協議会のときの話では、長さにすると1本以上減るような計算だった感じを受けたんですけども、どういう理由なのか説明してください。 ○(笹川教育総務課長) くいの長さを56メーターから50メーターに変更させていただいたということで協議会の際に説明させていただきましたけれども、金額的には増となります。その理由でございますが、くいの長さの変更につきましては、当然セメント量とか汚水処理などで、まず267万4,163円が減額となります。しかし、大綱質疑のときにも説明させていただきましたとおり、新たに4カ所について試掘を行いました。その試掘費に係る経費、それと新しいくいを製作する期間、くい打ちの機械を現場に待機させておく待機料などが発生いたしまして、そちらが473万1,163円かかってまいります。よって、差し引きとして、このくいの変更に関しましては消費税を含み222万1,560円が増額となっているものでございますので、よろしくお願い申し上げます。 ○(笹川信子委員長) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(笹川信子委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第11号 動産の取得について ○(笹川信子委員長) 次に、議第11号 動産の取得についてを議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(升岡消防本部総務課長) それでは、議第11号 動産の取得について議案書にて説明させていただきますので、よろしくお願いします。  1の動産名は消防ポンプ自動車、2の動産の規格は消防ポンプ自動車CD―Ⅰ型、CAFS装置つきでございます。なお、CD―Ⅰ型とは消防ポンプ車をあらわす分類の一つで、具体的には車両の形状はボンネットのないキャブオーバー型、ポンプ性能はB―1級以上となっております。また、CAFSのCはコンプレス、圧縮、Aはエア、空気、Fはフォーム、泡、Sはシステムで、圧縮空気泡消火機能を備えたものとなります。  次に、3の取得数量は1台、4の取得金額は3,996万円、5の契約者は新潟市東区材木町3番21号、新潟モリタ株式会社代表取締役、高橋憲男でございます。  この契約は、4月30日に6者による指名競争入札を執行し、当日仮契約を締結させていただきました。納入期限は、平成27年2月27日となっております。また、仮契約におきまして議会の同意を得たときは本契約とみなす条項を定めさせていただいております。  説明は以上となります。よろしくお願いします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(笹川信子委員長) これより質疑を行います。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(笹川信子委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第12号 平成26年度三条市一般会計補正予算 ○(笹川信子委員長) 次に、議第12号 平成26年度三条市一般会計補正予算を議題といたします。  なお、本件につきましては、最初に第1表、歳入について提案説明を受け、質疑を行い、続いて第1表、歳出の各款ごとに提案説明を受け、質疑を行っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎第1表歳入について ○(笹川信子委員長) それでは、最初に第1表、歳入について提案理由の説明をお願いいたします。 ○(村上財務課長) それでは、議第12号 平成26年度三条市一般会計補正予算について説明を申し上げますので、恐れ入りますが、議案書をごらんいただきたいと存じます。  第1表の歳入歳出予算の補正において、予算の総額に1,133万2,000円を追加し、総額を501億8,733万2,000円とさせていただき、補正後の歳入歳出予算の金額について、第1表、歳入歳出予算補正で定めさせていただくものでございます。この補正予算につきましては、風疹の妊婦への感染を防止するため予防接種費用の一部を助成するほか、小学校のプール改修工事や自治会が行うコミュニティー事業などに係る経費について措置させていただくものでございます。  第1表の歳入歳出予算補正は、事項別明細書で説明させていただきますので、9ページをお願いいたします。歳入歳出補正予算事項別明細書の2、歳入でございます。15款県支出金、2項3目衛生費県補助金、補正額54万円は、風疹の予防接種費用の助成に対する県からの補助金で、補助率は2分の1でございます。  17款寄附金、1項寄附金、補正額117万9,000円につきましては、資料で説明させていただきますので、委員会資料ナンバー2をごらんいただきたいと思います。寄附金の調べでございます。まず、ふるさと三条応援寄附金は4件で、金額は88万5,000円、寄附者名等は記載のとおりでございまして、来年度予算編成の中で活用することとして財政調整基金に一旦積み立てるものでございます。  次に、中心市街地活性化用品購入費は1件で、19万1,308円、中心市街地活性化事業に活用する備品等を購入するもの、社会福祉基金積立金は社会福祉寄附金1件、10万円を積み立てるもの、被災者支援寄附金は1件、2,488円、東日本大震災による被災者への支援に充てるものとそれぞれ寄附者の御寄附の趣旨を踏まえて措置するものでございます。  次に、資料ナンバー3をお願いいたします。財政調整基金繰入金に関連いたしまして、平成25年度各会計決算見込額について説明させていただきます。まず、一般会計につきましては25年度の予算現額630億492万8,000円に対し、収入済額557億5,961万4,000円、支出済額は539億5,979万8,000円で、差し引き残額は17億9,981万6,000円でございまして、歳出の執行率は85.6%となるものでございます。この一般会計に国民健康保険事業から公共下水道事業まで6つの特別会計を合わせた合計では、収入済額が781億8,136万5,000円、支出済額が764億1,521万6,000円、差し引き残額17億6,614万9,000円となるものでございます。  そこで、表の欄外、一般会計歳入歳出差し引き残額17億9,981万6,000円の措置につきましては、翌年度への継続費逓次繰越額632万2,000円、繰越明許費繰越額8億8,129万9,000円、事故繰越し繰越額2,419万5,000円でございまして、本定例会で報告させていただきましたとおり、繰り越し事業の財源として翌年度に繰り越すものでございます。  次の地方自治法第233条の2の規定による歳計剰余金処分としての積み立ては、財政調整基金に7億4,000万円を積み立て、差し引き一般財源使用可能額、26年度への繰越金でございますが、1億4,800万円となるものでございまして、当初予算では繰越金について1億円の計上でございます。  次に、資料ナンバー4をお願いいたします。一般会計の決算見込みに関連いたしまして、平成25年度市税決算見込額について説明させていただきます。表の一番下、合計欄をお願いいたします。予算額の計が126億8,688万1,000円、調定額の計が140億6,507万6,000円、収入額の計132億1,664万7,000円でございまして、予算に対して5億2,976万6,000円、4.2%の増となったところでございます。内訳といたしましては、個人市民税が6.7%、2億7,000万5,000円の増、法人市民税も6.7%、8,660万4,000円の増、固定資産税が3%、1億7,607万円の増となっております。収入歩合、いわゆる収納率につきましては現年分で98.9%、前年度と同率、滞納繰り越し分が13.5%で1.6ポイントの減でありまして、新経営戦略プログラムで設定した平成25年度の目標値は、現年度分は98.3%に対し98.9%で目標値を達成したところでございますが、一方滞納繰り越し分につきましては目標収納額1億5,000万円に対して1億1,082万3,000円と目標値を達成できなかったところでございます。  続きまして、資料ナンバー5をお願いいたします。財政調整基金、市債管理基金、職員退職手当基金のいわゆる財源調整のための基金の状況でございます。まず、財政調整基金の25年度の年度当初現在高、Aの欄でございますが、48億5,978万9,000円、予算計上による積み立てが1,016万9,000円、25年度の取り崩し額、Cの欄で638万2,000円を取り崩しましたので、これにより25年度の年度末現在高、Dの欄でございますが、48億6,357万6,000円となるものでございます。資料ナンバー3で説明を申し上げましたとおり、25年度の決算剰余金による積み立てとして、Eの欄にございますように、7億4,000万円を加え、結果として26年度当初の保有高は56億357万6,000円となるものでございます。このうち、欄外の備考欄にございますように、6月補正、これは追加後の26年度の財政調整基金繰入金の予算額は14億5,474万3,000円でございますので、今後の財源留保額は41億4,883万3,000円となるものでございます。  次の市債管理基金の26年度の保有額は、ごらんのとおり5億2,416万3,000円、職員退職手当基金につきましては15億1,911万8,000円となるものでございます。  恐れ入ります。予算書に戻っていただきまして、9ページをお願いいたします。18款繰入金、2項1目、補正額48万7,000円の減は、財政調整基金繰入金でございます。  10目公共施設整備基金繰入金、補正額900万円でございます。これは、平成24年度の国の緊急経済対策により措置された地域の元気臨時交付金のうち約14億円を公共施設整備基金に積み立てておりますが、このうち900万円について小学校のプール改修工事に充てるため取り崩すものでございます。  20款諸収入、5項1目雑入、補正額110万円は、一般財団法人自治総合センターからのコミュニティー助成でございまして、貝喰新田区自治会が行う害虫防除機の整備に対する助成金に充てるものでございます。  以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(笹川信子委員長) これより質疑を行います。 ○(横山一雄委員) ふるさと納税の関係で、例えば100万円とか、500万円とか、万単位で結構ですが、今まで個人で多い方はどのぐらいの寄附をされているもんですか。 ○(金子税務課長) 個人寄附者の最高額という御質問ですが、手元の資料では、平成20年に1,000万円という方がいらっしゃいました。 ○(笹川信子委員長) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(笹川信子委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎第1表歳出、第2款総務費について ○(笹川信子委員長) 次に、第1表、歳出、第2款総務費について提案理由の説明をお願いいたします。 ○(村上財務課長) それでは、2款総務費の歳出の補正について説明申し上げますので、事項別明細書の11ページ、12ページをお願い申し上げます。  2款1項5目財政調整基金費、補正額88万5,000円は、財政調整基金積立金でございまして、今ほど説明申し上げましたふるさと三条応援寄附金88万5,000円を積み立てるものでございます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(笹川信子委員長) これより質疑を行います。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(笹川信子委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎第1表歳出、第3款民生費について ○(笹川信子委員長) 次に、第3款民生費について提案理由の説明をお願いいたします。 ○(堤行政課長) それでは、引き続き事項別明細書11、12ページをお願いいたします。  3款民生費、4項1目災害救助費、先ほど歳入で説明がございました被災者支援寄附金1件2,000円を頂戴いたしました。それを東日本大震災被災者支援費に充てることに伴う財源更正をさせていただくものでございます。
     以上でございます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(笹川信子委員長) これより質疑を行います。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(笹川信子委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎第1表歳出、第10款教育費について ○(笹川信子委員長) 次に、第10款教育費について提案理由の説明をお願いいたします。 ○(笹川教育総務課長) それでは、10款教育費について私から御説明申し上げます。恐れ入りますが、議案書の13、14ページを、あわせて委員会資料ナンバー6もごらんいただくようお願い申し上げます。  10款教育費、2項小学校費、1目学校管理費、事業番号030小学校施設整備費、補正額900万円でございます。これは、安全、安心かつ良好な教育環境を確保するため、老朽化により損傷の著しい大浦小学校、大面小学校及び栄北小学校のプール改修を施工するに当たり、必要な経費をお願いするものでございまして、内訳につきましては大浦小学校に800万円、大面小学校及び栄北小学校にはそれぞれ50万円をお願いするものでございます。なお、改修工事につきましては本年度のプール授業に間に合わせるため、ひとまず既決予算での対応とさせていただいておるところでございますので、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。  以上でございます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(笹川信子委員長) これより質疑を行います。 ○(下村喜作委員) ちょっと関連する質問なんですが、ひところ全国的に学校プールの排水口に子供が足を吸い込まれる事故があって、その排水口の改善がなされたような気がするんですが、これらも含めての改修工事なんでしょうか。 ○(笹川教育総務課長) 今委員御指摘のように排水口の事故がありましたけれども、私どもでは調査させていただいて、今現在その危険性というのは少ないだろうと考えております。  今回の改修につきましては、プール底に亀裂とか一部剥離等がございまして、プール授業をするに当たり水の中ですので、足を切る可能性が非常に高いということから、今回そちらの改修を行わせていただくものでございます。 ○(下村喜作委員) そうすると、現状では排水口による事故の危険性は全くないというふうに理解してよろしいですか。 ○(笹川教育総務課長) 今現在におきましては、そういう危険性はないものと認識しているところでございます。 ○(佐藤和雄委員) プールの時期に間に合わせるために既決予算の中で執行したということでございますが、臨時会で諮ってもよろしかったんじゃないかと思いますが、いかがでしょうか。 ○(笹川教育総務課長) 御指摘のことも重々わかるんですけれども、今回改選等々がございまして、5月に臨時会が開催されたところでございますが、こちらの案件につきましては、事実の把握等が臨時会までにできなかった部分もございましたので、大変申しわけなかったんですけれども、6月定例会に補正予算を上げさせていただきお願いしているところでございますので、よろしくお願い申し上げます。 ○(阿部銀次郎委員) 今ほどの件について関連でお聞きします。基本的なことですが、本来ならば議案が可決、成立してから手入れをしなければならないことなんでしょうけど、今ほど急ぐんであれば臨時会で対応できたんじゃないかというふうなこともございましたが、こういう方法で予算を執行するというのはどういうものなんでしょうか。 ○(池浦教育部長) 今ほど各委員から御指摘をいただいているとおりだと思っておりまして、本来であれば御指摘いただいたとおり、臨時会で中身を御精査いただいた中でこの予算についてはお願いするべきというのが本来の趣旨だということは私どもも十分認識しているところでございます。  たびたび説明させていただいておりますが、当初、昨年度におきましてはこれらのプールについてもう一、二年は使えるのではないかという判断のもと当初予算に計上しなかった経緯がございます。実際にプール授業が始まるころになりますと、子供たちがプール清掃をしたりといった具体的な作業に入ってまいります。これら3つの小学校のプールにつきましては、その点検の際に想像以上に亀裂が入っていたり、子供たちの安全を確保するには非常にきつい状況だということが判断されたものですから、プール授業に間に合わせるためにやむを得ない事情の中で既決予算において対応させていただいたという経緯でございますので、御理解いただきたいと思っているところでございます。  今後につきましては、我々としてもそういったところをしっかりと把握した中で当初予算において御議決いただけるよう、また緊急の場合につきましては、そのぐあいにもよりますが、また臨時会等においてもお願いできるよう本来の趣旨に従って進めるように努めさせていただきたいと思いますので、御理解賜りたいと存じます。 ○(阿部銀次郎委員) 点検の時期はいつでしたか。 ○(笹川教育総務課長) 点検でございますが、まず学校関係の施設につきましては夏休み期間中に学校から点検等を実施していただき、要望等を当初予算に反映させておるものでございます。今回につきましては、今ほど部長が説明しましたとおり、プール授業に入るためプールの中の清掃とかも当然必要になってまいります。その時点で判明したところでございますので、時期的には5月中旬以降に私どもには報告が上がってきたところでございます。 ○(阿部銀次郎委員) しつこいようで申しわけないですけど、報告が上がってきたのが5月中旬以降ということですが、臨時会が開催されたのは5月20日でしたので、間に合わなかったんですか。 ○(笹川教育総務課長) 間に合えば本当によかったんですけれども、それ以降に判明してまいりましたので、やむを得ず今回のやり方でさせていただいたところでございますので、よろしくお願い申し上げます。 ○(阿部銀次郎委員) もう一点、予算執行の関係で、緊急を要するものに関してはこういう形でなくて専決処分という方法もあると思うんですけど、これは専決処分にはそぐわないんでしょうか、どうでしょうか。 ○(村上財務課長) このたびの補正予算の件につきましては、基本的には御議決いただいている款項のうちで私どもの執行権が及ぶ範囲の中でやらせていただいているものでございますが、当然重要なものにつきましては補正をいただいてから、あるいは専決処分をしてからということになろうかと思います。ただ、基本的に学校の設備整備関係につきましては、当初予算におきましてもそれぞれ金額は盛らせていただいておりまして、本来であれば当初予算で説明した内容で執行させていただくことが筋でございますが、枠の中で学校施設の改修ということも御理解いただいているわけでございまして、今回はその中でひとまずやらせていただき、後追いではございますけれども、このような形で補正で戻して本来の趣旨のものに使わせていただくということでさせていただいたところでございますので、よろしくお願いいたします。 ○(阿部銀次郎委員) 予算の枠の中での執行ということですけど、過去にもこういう使い方をされたことはあるんでしょうか。 ○(村上財務課長) 学校の設備に限らず、基本的に緊急的な修繕の場合には、そう大きな金額でないものについては、そのような形でさせていただく場合もございます。今回のように額が比較的大きいものの場合は、それを執行してしまうともともと予定したものが執行できなくなりますので、補正で戻させていただくものでございますが、金額の内容によっては、このような形で執行させていただくことはございます。 ○(若山総務部長) 予算のことですので、私から一言補足させていただくと、理屈上は委員から今御指摘がございましたように、タイミングを捉えて事前に補正予算で上げる、それが大前提であり、基本です。または、そのいとまがないときには専決処分をさせていただくということも理屈上はあり得るわけでございますけれども、今回の執行の内容、今ほど財務課長から説明がありましたとおり、執行の内容等を勘案したときに、子供たちのことを考えて先に執行してしまい、後追いにはなるけれどもより基本とする理屈に近いやり方を選択させていただいたというのが今回の補正で、事情を皆さんにお話して御理解いただくというやり方を選ばせていただいたということで御理解いただきたいと思います。 ○(杉井 旬委員) 関連で、教育費に限らず、今まで一生懸命絞りに絞ってきていたその癖が悪いほうに出ると、こうなるんじゃないかと思うんです。というのは大面小学校だとか栄北小学校の50万円程度のものでしたら、もともともぐしていたってわからないんです。やっぱり学校整備費そのものを相当絞ってきているわけです。それこそ24年度の財政調整基金で33億円を残したことは褒められるべきことではあるんですけど、その裏にはどのぐらい絞ってきたんですかと。やっぱり物すごく絞ってきた部分があって、例えば今回の3つのプールについて今教育総務課長が言われた5月というのは、ことしの5月の話でしょう。本来去年の暮れの予算編成のときに学校現場がここは危ないと本当はわかっていたという可能性がないのかどうか。でも、さっき教育部長がおっしゃったように、もう一、二年ぐらいならもつんじゃないかと。どうせことし上げたって削られちゃうから、教育委員会は通してくれたとしても財政サイドでは通らないし、どうせ無理だからもうちょっと頑張ろうと、そういう癖がしみ込み過ぎていると、こういうことが起こるんじゃないかという心配があるんです。もちろん節約することは大事ですけども、ここ一、二年ちょっと絞り過ぎていた部分があるのかどうか。特に24年度に33億円を残したことは立派なことですし、結局25年度も26年度に7億4,000万円積み上げられるということですが、それにはやっぱりどこかに無理がかかっているわけだから、そこらの無理のさせ方が出ているんじゃないかと思うんですけど、いかがですか。 ○(若山総務部長) これは、全体にかかわることですので、私から答弁させていただきます。絞り過ぎの部分があるのではないかという御指摘について、率直に答えさせていただくと、あるかもしれません。今委員から御指摘いただいたように、これは教育財産に限らず、市の財産、公共施設、押しなべて非常に絞っております。これは、言い方をかえると、絞られるところはそういうところであるとか、人件費であるとか、経常的経費の部分しか残っていないという認識があるものですから、絞らざるを得ないということがあります。ただ、他方で絞り放しということではなくて、今回の本会議でも御指摘いただいておりますけれども、これから先の維持管理費をどういうふうに考えていくのかということの中では、低コストで長くもたせることを常に意識していかなければいけないという基本的な認識もございますので、前にも御説明、御報告しておりますけれども、全ての公共施設のコスト計算書、これは一定の先の期間まで修繕費等がどれぐらいかかるのかというようなことを前もって把握して、それを財務課で集約し、計画的な財政運営をやっていこうというようなことも他方では試みているわけでございます。どの辺のところでそのさじかげんをやっていくのかというのは極めて難しい問題だと思っていますが、今御指摘いただいたことも含めて特に教育施設の場合は子供たちが相手ということになりますので、実際支障のないように所管部局等とも連携しながら適切なコストの配分に努めていきたいと考えているところでございます。 ○(杉井 旬委員) 批判して悪いんですけど、そもそも56億円の財政調整基金というのは経営戦略プログラムの目標額を相当上回っていますよね。 ○(村上財務課長) 財政調整基金につきましては、25年度末の状況におきまして新経営戦略プログラムの見込みと比べて21億円ほど上回っているところでございます。 ○(杉井 旬委員) それは、節約しているんだから褒められるということもあるでしょうけど、その分やっぱり無理させているんじゃないか。特に教育費なんかですと、これは学校管理費というか、小学校費、中学校費全体で見て発言を許していただきたいんですけど、例えば市内大会があって、もうすぐ中越大会ですよね。(「あしたから」と呼ぶ者あり)あしたからですか。その中越大会に行く交通費、これは教育委員会でプールされていて前年度実績で傾斜配分しているんです。でも、それがもう圧倒的に少ないわけです。そうすると、いい成績を残すと中越大会とか県大会に行くでしょう。去年県大会とかに行った学校にはいっぱい配分されるわけです。そうすると、ほかの学校は全部削られちゃって、公の負担が足りないから、それを学校の後援会費、今第四中学校が一生懸命つくるとか、つくらないとかいっていますが、そこから出さなきゃだめだということになっているんです。恒常的に絞り上げられていて、恐らく教育委員会サイドは財政サイドに要求しているんでしょうけども、そういうことが恒常化しているんです。これはプールの問題ですけど、本来公で負担しなきゃだめなところまで削っているところがあるんじゃないかなと思うので、ちょっとそこんところを緊縮財政だとがちがちにやっていくんではなくて、子供に関してはちゃんと見ないとだめですねという手綱さばきというのかよくわかりませんけども、財政の中でそれをやらないと。今指摘があったようにこんな800万円もかかるような工事が5月下旬ぐらいになってぼんと出てくる、わかるなんていうこと自体がおかしいわけですから、本来当初でわかっていなきゃだめでしょう。20万円、30万円の工事なら別ですけども、800万円もかかるような亀裂ということは相当大きいわけでしょう。深いのか大きいのかよくわかりませんけども、それらはやっぱりちゃんと要求すべきものは要求するべきだし、認めるべきものは認めるべきなんじゃないかなと思いますし、そのあたりの基準をもう一回ちゃんと見直すということが必要なんじゃないかと思うんですけど、いかがなもんでしょうか。 ○(若山総務部長) 今委員から御指摘の趣旨とか思いについては全くそのとおりだと思いますが、ただ現実の予算配分または基金の例も引用されましたけれども、その中でじゃどの辺のところで、今の御指摘の中では手綱さばきというような言葉をお使いになりましたが、具体的にどの辺のところでどうするかというのはなかなか悩ましい問題であります。こうしますというふうには簡単には答えられないところもございますので、所管と予算編成等で十分に話をさせていただきながら、先ほどの繰り返しになりますけれども、具体的な支障が生じないように、生じてしまってはいけないわけですので、それは十分注意をさせていただきたいと思っています。  ただ、1点だけつけ加えさせていただくと、基金が経営戦略プログラムの目標額と比べて21億円程度積み増ししているんだということですが、経営戦略プログラムの目標値というのは、あくまでも策定時の財政状況上での目標額でございまして、例えばいつも話に出るこの庁舎の建設であるとか、そういうものは全く考慮していない目標値であります。財政サイドから言わせていただくと、老朽化が著しく、耐震基準も満たしていないこの庁舎一つをとってみても、やはり基金の積み増しというのはできる限り積めるうちにということも他方であるわけでございますので、その辺も十分御案内だとは思いますけれども、御理解いただきたいと思います。 ○(小林 誠委員) プールの件ですけども、たしか大綱質疑のときにほかのプールにそういう工事が必要なというか、悪いところはないのかと聞かれたと思うんですけど、そのときはあと該当するものはないというような受け取り方をしたんですが、それで間違いないですか。 ○(笹川教育総務課長) 大綱質疑のときに部長から答弁させていただいたのは、今年度喫緊に行うものがないということでございまして、次年度以降のものにつきましてはまた学校に対して7月、8月の夏休み期間中にかけて調査を行わせていただき、要望をいただいて私が現地を見させていただきたいと考えておるところでございます。 ○(小林 誠委員) プールについては、もともとそれぞれの学校から直してもらいたいということが大分出ていると思うんです。先ほどの杉井委員の話じゃないですけども、かなり取捨選択をされているんではないかと思うんですが、じゃどの程度だったら工事に取りかかるという基準みたいなものを持っているんですか。 ○(笹川教育総務課長) 基本的には翌年度のプール授業に支障を来すようであれば、これは直していかなければいけないと考えておりますので、その辺が今のところの目安となっておるものでございます。 ○(小林 誠委員) プール授業の支障になるというところが非常に微妙だと思うんです。例えば今回みたいにもう水が漏れているとか、プールに直接的に水がたまらないとか、浄化槽が壊れているとか、それははっきりしているんですけども、例えばそれぞれの学校から出ている中ではプールサイドが大分荒れているというものが実際にかなりあると思うんです。それだって、子供たちが歩いていて捻挫をするだとか、穴に落ちるだとか、そういうことだってあり得るんですけども、そういうところはどうも考慮されていないような実情があるんではないかと思うんですが、その辺についてどう考えているんですか。 ○(笹川教育総務課長) 今御指摘いただいているプールサイド関係のものにつきましても学校から要望等を受けましたら、今年度につきましては私が現地を回らせていただいて、学校の校長、教頭と話をさせていただきながら対応を検討していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○(小林 誠委員) 実際そう言われるんですけど、例えば具体的に言いますと、下田中学校のプールなんですけど、かなり前からプールサイドがぼこぼこなんです。これは、たまたまこの間プール掃除のときにちょうど先生とかち合ったので聞いたんですが、かなり前から言っているはずなんだけど、全然手をつけてもらっていない。それこそ捻挫してもおかしくないぐらいの穴が1カ所じゃないんですよ。周辺がもうずっと下がっていて、プールは重たいですから、プールそのものもだんだん下がってきてひずみが出て、水をオーバーフローさせて循環するようになっているらしいんだけども、ひびが入っていてオーバーフローするところまで水が上がらないというようなことを大分前からお願いしているんだと言っていたんです。どうもそれは今に始まったことではないみたいで、実際に現場の先生たちは言うんだけども、さっきの話じゃないですが、どんどん言われていると、もう金がないから仕方ないのかなという雰囲気になっているようなんです。でも、その辺はやっぱりきちんとしないと、いつかは事故が起きるぐらいの状況ではないのかなと思うんです。この件については去年のデジタルタコメーターだったかの予算が出たときに、そういうところに使うよりもプールがぼこぼこになっているのを何とかしてくれということで話をした記憶があるんですけども、その辺については学校現場からの報告待ちということではなくて、教育委員会が実際に現地を見てきてどうなのかという把握をするべきなんじゃないんですか。 ○(池浦教育部長) 教育予算にかかわることですので、私から答弁させていただきます。  予算編成時期になりますと、施設整備を含めた管理費等について、まずは各学校で優先順位をつけていただく中で私どもに要望書を持ってきていただいているということでございますし、そのほか全体のものにつきましては校長会等を通して要望をいただく中で優先順位づけをさせていただいています。あらゆるところが老朽化とともにいろんな課題を抱えているというのが今の現状でございまして、その中であくまでも優先するべきものの基準といたしましては、児童生徒の安全にかかわるものを最優先に取捨選択をさせていただいているところでございます。そんな中で微妙なものにつきましては、これは従前より施設管理あるいは庶務係が現場に行ってその状況を確認した上で私どもは財務当局に上げる、上げないの判断をさせていただいているということでございます。御指摘の点につきましては改めて確認させていただきたいと思いますけれども、私どもは予算配当に当たってはそういった考え方の中でしっかりとヒアリングをして、必要なところは現場に行ってということを従来から行っているところでございますので、御理解賜りたいと存じます。 ○(小林 誠委員) ヒアリングしてということを優先的にすると、実際にはもう老朽化している学校はとにかくあっちもこっちも直してもらいたいけれども、例えば下田中学校だったらグラウンドを直してもらったから、あれもこれもとなかなか言いにくい状況もあると思うんです。ですから、やっぱり教育委員会が現場を直接把握して、もちろん要望を上げてもらうのも大事ですけども、もうちょっと小まめに見ていただけたらと思います。 ○(池浦教育部長) 御指摘いただいたことはごもっともだと思いますけれども、学校現場を一番よく知っているのは学校であると私は思っておりますので、まずは学校のほうで児童生徒の安全にとって緊急度、それから優先度がどのくらいなのかという判断をしてもらう、これも大事なことだと思っています。それがあった上で全体で30カ校あるわけですけれども、そこの基準、どれがどの程度のものなのか、全体予算としてどう反映させたらいいのか、不明なものについては私どもが現場へ行って確認させていただいているということでございますので、御理解賜りたいと思います。 ○(笹川信子委員長) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(笹川信子委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第15号 平成26年度三条市一般会計補正予算 ○(笹川信子委員長) 次に、議第15号 平成26年度三条市一般会計補正予算を議題といたします。  順次提案理由の説明をお願いいたします。 ○(村上財務課長) それでは、議第15号 平成26年度三条市一般会計補正予算について説明を申し上げますので、恐れ入りますが、議案書をごらんいただきたいと存じます。  第1条の歳入歳出予算の補正において、予算の総額に54万円を追加し、総額を501億8,787万2,000円とさせていただき、補正後の歳入歳出予算の金額について、第1表、歳入歳出予算補正で定めさせていただくものでございます。  第1表の歳入歳出予算補正は、事項別明細書で説明させていただきますので、7ページをお願いいたします。歳入歳出補正予算事項別明細書の2、歳入でございます。18款繰入金、補正額27万円は、財政調整基金繰入金でございます。  20款諸収入、5項1目雑入、補正額27万円は、水道事業会計からの法律コンサルタント業務に係る負担金でございます。  以上でございます。 ○(堤行政課長) 引き続き、行政課の所管に係りますものについて事項別明細書9ページ、10ページをお願いいたします。  2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、事業番号140一般経費、13節委託料54万円につきましては、平成25年第4回定例会で再任用職員登用に関してその職務及び給料月額を定める三条市職員の給与に関する条例の一部改正について御議決をいただいたところでございますが、この条例を初めとする関係例規の改正を行うための組合交渉において不当労働行為があったとして三条市現業職員労働組合及び三条市水道労働組合が新潟県労働委員会に救済申し立てを行ったことから、弁護士を代理人として同委員会の審査等に対応するものでございます。先ほど歳入で説明があったように、その経費につきましては水道事業会計と折半させていただいて対応させていただくものでございます。これら必要な予算措置についてお願いするものでございます。  以上でございます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(笹川信子委員長) これより質疑を行います。 ○(下村喜作委員) これについては大綱質疑もあったところなんですが、1つお聞きします。結果的に法律コンサルタントに業務委託されるわけですが、たしか組織の中に法務担当がいますけれども、その法務担当はどういう知識をお持ちで、どういうところまで法律的な相談を担当されるんでしょうか。 ○(堤行政課長) 特に資格を有してはございませんけども、専門的な研修に進んで参加して、条例、規則の改正等を審査している職員でございます。 ○(下村喜作委員) 現在何人いらっしゃるんですか。 ○(堤行政課長) 兼務の係長を含めて3人配置されているところでございます。 ○(下村喜作委員) その法務担当の3人の方で、過去にそういったいわゆる訴訟関係に関与されたというか、担当されたという事例はあるんですか。 ○(堤行政課長) その法務担当が直接訴訟等に対応するというものではなく、所管課で、例えば準備書面等々を整える段階において、相談事については法務担当で対応させていただいていると思います。 ○(下村喜作委員) そうすると、今回のような事例ですと、その法務担当の方々からこれはやはりコンサルタント、いわゆる弁護士に委託しなければだめだというような御意見があってそういう対応をされたということになるんでしょうか、それとも首長がそういう判断をされて決定するんでしょうか。 ○(堤行政課長) 今回コンサルタントをお願いする件については、直接私から法務担当へ相談を上げたものではございません。職員組合で代理人として弁護士を立てて対応されるということと、今後の調査、審査について専門的な知識を要するということから、残念ながら私どもの範疇から外れてしまうということでお願いさせていただきたいとするものでございます。 ○(小林 誠委員) 済みません。どうもよく理解ができない部分があるので質問するんですけれども、今回不当労働行為とされている具体的な中身は何を訴えられているんですか。 ○(堤行政課長) 誠実な交渉が行われなかったということに対して職員組合が救済申し立てをされているところでございまして、具体的な救済の内容につきましては交渉によく応じてもらいたい、再任用職員の給料月額については改正前の給料で対応してもらいたいというものが主なところでございます。 ○(小林 誠委員) 現業職ということで水道労働組合からも同じように出ているんだけども、それはただ単にその組合の交渉した人がそっちにいたからということなんですか。 ○(堤行政課長) 御指摘のとおりでございまして、現業職員が水道労働組合にも所属しているということで、両方からの救済申し立てがあったというところでございます。 ○(若山総務部長) ちょっと補完いたしますと、現業職員労働組合と水道労働組合が提訴しているというのは、現業職員は地公法の適用が外れる部分がございまして、いわゆる労働関係法規においては一般の民間職員の労働組合と同じような位置づけになるものですから、言い方を変えると新潟県労働委員会にその申し立てができるのは現業組合しかないというのが本当のところでございます。 ○(横山一雄委員) 一般質問じゃありませんから、予算審議ですから、予算のことをお聞きします。  この委託料54万円の算出根拠についてお伺いいたします。 ○(堤行政課長) 本来、損害賠償に関係するものですと相当高い金額になるかと思いますが、今回については過去の同様の案件も参考にし、着手金として計上させていただいているところでございます。 ○(横山一雄委員) 交渉して勉強してもらったというふうに解釈すればよろしいんでしょうか。 ○(若山総務部長) 基本的にはおっしゃるとおりかと思いますけれども、平成16年に不当労働行為ということで同じようなことがございまして、その際にも実は同じ先生にお願いしております。そのときも着手金50万円でお願いした経緯がございまして、三条市の厳しい財政状況をお話させていただいて、前回と同じ金額でお願いしました。ただ、そのときとは消費税率が変わっておりますので、消費税分が若干変わっているということでございます。 ○(下村喜作委員) 今の質問に関連してですけども、着手金とおっしゃいましたが、この経過によってはそれ以上の経費が当然かかっていくと思われるんですが、その辺はどうなんですか。 ○(堤行政課長) 一般的に言われております成功報酬的なものにつきましては、今後の審査結果等に応じてまた別途検討させていただきたいと思っているところでございます。 ○(横山一雄委員) じゃ、16年度の例を云々ということですから、コンサルタントのお名前、委託先はどこなんですか。 ○(堤行政課長) 大変申しわけございません。フルネームはちょっと持ち合わせておりません。斉木弁護士でございます。 ○(横山一雄委員) どこの方ですか。 ○(堤行政課長) 新潟市中央区に事務所を構えていらっしゃる先生でございます。 ○(藤田博史委員) 労働委員会への申し立ての中で、現業組合のほうが弁護士を立てたから、職員ではなくて弁護士を立てたという理解をしておるんですが、もし組合側が弁護士を立てなかった場合、その法務担当職員で対応したという解釈でよろしいでしょうか。 ○(堤行政課長) 先ほど申し上げましたように、今後労働委員会での審査、調査等が行われるわけですが、そこにおいて、前例だけで判断するのも危険かもしれませんけども、非常に法律的な解釈等でやり合う場でございまして、当然のことながら私どもの範疇を超えることが予想されますので、直接コンサルタントとしてお願いする方法のほかに県の市長会等を通じての相談業務もございますが、弁護士先生に相談しながら進めていったものと推測するところでございます。 ○(藤田博史委員) ということは、労働委員会以上の訴訟に進む可能性があるというふうにお考えでいらっしゃるんですか。 ○(若山総務部長) 可能性としてはあると思っておりますけれども、そもそも労働委員会は弁護士の先生を初めとして、労働関係法規に知見を深くお持ちの方が審査委員長、審査委員として審議をされるわけでありまして、過去の経験からも今回申し立てをされた労働委員会での審理は、相当長期間にわたって何回も書面や口頭でのやりとりをやらなければいけない、我々法務の職員はそれなりの知見は持っていますけれども、このことだけを捉えてみても我々職員の対応ではおぼつかないと思っております。殊先ほど行政課長から職員組合のほうも今回の件に弁護士3人を代理人として立てているということも申し上げましたが、そのこともあり、そもそも今ほど私が申し上げたような内容ですので、これはやっぱり弁護士の専門的な知見をおかりして進めなければいけないと思っているところでございます。 ○(笹川信子委員長) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○(笹川信子委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎報第1号 専決処分報告について(平成26年度三条市一般会計補正予算) ○(笹川信子委員長) 最後に、報第1号 専決処分報告についてを議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(村上財務課長) それでは、報第1号 専決処分報告について説明を申し上げますので、恐れ入ります、議案書をごらんいただきたいと存じます。  これは、5月7日に発生した横町一丁目地内の火災に係る被災者の支援に要する経費の執行が急がれたことから、平成26年5月21日に専決処分をさせていただいたものでございます。  おはぐりいただきまして、裏面をお願いいたします。第1条の歳入歳出予算の補正において、予算の総額に900万円を追加し、総額を501億7,600万円とさせていただき、補正後の歳入歳出予算の金額について、第1表、歳入歳出予算補正で定めさせていただいたものでございます。  内容につきましては、事項別明細書で説明させていただきますので、9ページをお願いいたします。歳入歳出予算事項別明細書の2、歳入でございます。18款繰入金、補正額900万円は、財政調整基金繰入金でございます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(笹川信子委員長) これより質疑を行います。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(笹川信子委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(笹川信子委員長) しばらく休憩いたします。                               休  憩 午前11時21分                               再  開 午前11時22分 ○(笹川信子委員長) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより討論を行います。  討論の通告がありますので、小林誠委員に発言を許可いたします。 ○(小林 誠委員) 私は、議第3号 三条市税条例の一部改正について反対の立場で討論を行います。  この税条例の一部改正は、ことし3月20日に可決成立した地方税法の一部改正に伴い、三条市においてもこれに準じて必要な改正を行うというものです。今回の地方税法の一部改正は、自動車業界の要望に応えて自動車取得税を減税、廃止、その減収のツケを軽自動車税の増税で賄うというもので、国民に対して消費税増税に加え二重の負担を押しつけるものです。今回の三条市税条例の一部改正を見れば、軽自動車や原付バイク、オートバイの標準税率は、軽自動車は現行標準税率の1.25倍から1.5倍に、オートバイは約1.5倍、原付バイクに至っては2倍にもなる大変な増税です。また、軽四輪車等の新税率の適用対象となるのは平成27年4月1日以降に最初の検査を受けるものとなっていますが、新たに重課税が導入され、平成28年度分から最初の新規検査から13年が経過した軽自動車について新税率のおおむね20%が重課されることになります。このことから、今回新税率の適用を受けない駆け込みで買いかえたものや買いかえずに大切に乗っていた場合でも、最初の新規検査から13年が経過した時点で一気に現行税率の1.8倍にもなる極めて理不尽な改正となっています。さらに、原付バイクなどは通勤、通学に欠かせない移動手段の一つとなっていますが、原付及び二輪車には登録制度がなく新車、中古車の区別は困難であるとして新税率の対象を限定するなどの措置がとられなかったため、平成27年度分から新税率が適用されてしまいます。軽自動車は、日本国内の新車販売台数の4割を占めていると言われています。その背景には、長期にわたる所得低迷の中で税を含めた自動車の維持費の負担が重いものとなり、価格、維持費とも比較的安価な軽自動車の需要が高くなっている実態があります。とりわけ公共交通が衰退している三条市にあっては、自動車保有台数の約半分は軽自動車であり、1世帯に1台は軽自動車という実態もあります。市民の生活に重要な移動手段となっているわけです。生活するために欠かせない軽自動車やバイクにこのような大幅な増税を課すことに強く反対し、討論といたします。 ○(笹川信子委員長) 以上で討論を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(笹川信子委員長) これより採決を行います。  最初に、議第3号について採決いたします。  この採決は、挙手によって行います。  本案につきましては、原案のとおり可決することに賛成の皆さんの挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 ○(笹川信子委員長) 賛成多数であります。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(笹川信子委員長) 次に、議第5号及び議第6号の以上2件一括採決いたします。  本案につきましては、いずれも原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(笹川信子委員長) 御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(笹川信子委員長) 次に、議第7号から議第9号及び議第11号の以上4件一括採決いたします。  本案につきましては、いずれも同意することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(笹川信子委員長) 御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも同意すべきものと決定いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(笹川信子委員長) 次に、議第12号及び議第15号の以上2件一括採決いたします。  本案につきましては、いずれも原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(笹川信子委員長) 御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(笹川信子委員長) 最後に、報第1号について採決いたします。  本案につきましては、承認することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(笹川信子委員長) 御異議なしと認めます。よって、本案は承認すべきものと決定いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(笹川信子委員長) 以上で市長提出議案の審査は終了いたしました。  しばらく休憩いたします。                               休  憩 午前11時27分                               再  開 午前11時30分  (休憩中に説明員退席) ○(笹川信子委員長) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより請願審査に入ります。 ――*――*――*――*――*――*――*――*――*――*―― ◎請願第2号 30人以下学級実現及び義務教育費国庫負担制度の復元を求める請願 ○(笹川信子委員長) 最初に、請願第2号 30人以下学級実現及び義務教育費国庫負担制度の復元を求める請願を議題といたします。  これより意見交換を行います。  意見等のある方は御発言願います。   (「休憩」と呼ぶ者あり)  しばらく休憩いたします。                               休  憩 午前11時30分                               再  開 午前11時31分 ○(笹川信子委員長) 休憩前に引き続き会議を開きます。  以上で意見交換を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(笹川信子委員長) 御異議がありませんので、以上で意見交換を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(笹川信子委員長) これより討論を行います。  討論の通告がありませんので、以上で討論を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(笹川信子委員長) これより採決を行います。  本請願につきましては、採択することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(笹川信子委員長) 御異議なしと認めます。よって、本請願は採択すべきものと決定いたしました。 ――*――*――*――*――*――*――*――*――*――*―― ◎請願第3号 集団的自衛権をめぐる憲法解釈に関する意見書の提出を求める請願 ○(笹川信子委員長) 次に、請願第3号 集団的自衛権をめぐる憲法解釈に関する意見書の提出を求める請願を議題といたします。  これより意見交換を行います。  意見等のある方は御発言願います。 ○(小林 誠委員) この請願第3号は、きょうにも閣議決定しようというところに来ているんですけども、事は国のこれからの方向を今までと180度違った考えを行うという大事な問題ですので、これはやはり議会として意見書を出すべきではないかと考えます。きのうの夜7時のNHKニュースだったと思いますけども、これについては6月に入って急速に意見書の採択が行われていて、きのうの時点でも全国で150を超える議会で意見書の採択が行われているということです。それはやはり、今提案されていることというのは、今まで自民党政権の中で、政府見解で集団的自衛権は行使できないと言ってきたものを一内閣で解釈を180度変えるという重大問題ですので、ぜひとも三条市議会としても意見書を提出すべきだと思います。 ○(笹川信子委員長) そのほかに意見等のある方はいませんか。   (「休憩」と呼ぶ者あり)  しばらく休憩いたします。                               休  憩 午前11時33分                               再  開 午前11時34分 ○(笹川信子委員長) 休憩前に引き続き会議を開きます。  以上で意見交換を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(笹川信子委員長) 御異議がありませんので、以上で意見交換を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(笹川信子委員長) これより討論を行います。  討論の通告がありますので、小林誠委員に発言を許可いたします。
    ○(小林 誠委員) 私は、今提出されています請願第3号 集団的自衛権をめぐる憲法解釈に関する意見書の提出を求める請願について賛成の立場で討論いたします。  この請願については、この請願文にありますように、国の最高法規である憲法は海外で他国のために武力を行使することを禁じているという歴代内閣の憲法解釈は、長年にわたる国会での審議の中で確立されてきました。1972年の政府見解で集団的自衛権は行使できないと、こう言ってきた結論部分を今回安倍内閣の手で勝手に変えることは許されないと思います。時事通信のインタビューで、作家の半藤一利氏が、70年間も平和国家であった日本人はすごい努力を行ってきた、それに対する国際的信頼というのは日本の最大の国益だ、どこの国に行っても日本人は殴られもしなければ、標的としてテロに巻き込まれることもない、それなのに人のけんかを買って出る権利、集団的自衛権をもってアメリカの手先になってその国益を捨てることはない、というふうに答えております。全くそのとおりであると思います。こういう国の方向を180度変えようしているときに、この三条市議会でもこれに対して意見書を出すことは当然のことだと思いますので、この請願を採択することに賛成して賛成討論といたします。委員各位の賛同をお願いして、終わります。 ○(笹川信子委員長) 以上で討論を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(笹川信子委員長) これより採決を行います。  この採択は、挙手によって行います。  本請願につきましては、採択することに賛成の皆さんの挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 ○(笹川信子委員長) 可否同数となりました。   (「休憩」と呼ぶ者あり)  しばらく休憩いたします。                               休  憩 午前11時36分                               再  開 午前11時40分 ○(笹川信子委員長) 休憩前に引き続き会議を開きます。  本請願につきましては、可否同数でありますので、委員長において本請願に対し、裁決いたします。  本請願につきましては、委員長は不採択とすべきものと裁決いたします。 ――*――*――*――*――*――*――*――*――*――*―― ○(笹川信子委員長) 以上で付託事件の審査を全て終了いたしました。  お諮りいたします。  本日の当委員会の審査結果について、会議規則第39条第1項に基づく委員長報告及び第103条に基づく委員会審査報告書の作成については、委員長にそれぞれ一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(笹川信子委員長) 御異議がありませんので、そのように決定いたしました。 ――*――*――*――*――*――*――*――*――*――*―― ○(笹川信子委員長) 以上で総務文教常任委員会を閉会いたします。                               閉  会 午前11時40分  以上会議の次第を記載し、三条市議会委員会条例第29条第1項の規定により、ここに署名する。                  総務文教常任委員会                   委 員 長   笹 川 信 子...