三条市議会 2010-11-26
平成22年第 5回臨時会(第1号11月26日)
日程第4.
議第1号
三条市議会議員の
議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部改正につ
いて
議第2号 三条市
特別職の職員の給与に関する
条例等の一部改正について
議第3号 平成22年度三条市
一般会計補正予算
――
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出席議員 26名
1番 武 藤 元 美 君 2番 小 林 誠 君
3番 鶴 巻 俊 樹 君 4番 岡 田 竜 一 君
5番 藤 田 博 史 君 6番 名古屋 豊 君
7番 笹 川 信 子 君 8番 山 田 富 義 君
9番 西 川 哲 司 君 10番 島 田 伸 子 君
11番 杉 井 旬 君 12番 土 田 俊 人 君
13番 森 山 昭 君 14番 野 崎 正 志 君
15番 佐 藤 宗 司 君 16番 吉 田 進一郎 君
17番 梶 勉 君 18番 武 石 栄 二 君
19番 熊 倉 均 君 20番 横 山 一 雄 君
21番 髙 坂 登志郎 君 22番 阿 部 銀次郎 君
23番 下 村 喜 作 君 24番 佐 藤 和 雄 君
25番 久 住 久 俊 君 26番 西 川 重 則 君
――
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欠席議員 な し
――
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説明のための出席者
市 長 國 定 勇 人 君 副市長 吉 田 實 君
教育長 松 永 悦 男 君
総務部長 若 山 裕 君
市民部長 宗 村 里 士 君
福祉保健部長 髙 栁 長一郎 君
経済部長 木 村 文 夫 君
建設部長 土 田 壮 一 君
行政課長 堤 孝 昭 君
財務課長 長谷川 正 実 君
税務課長 鈴 木 範 男 君
営業戦略室長 永 井 努 君
農林課長 吉 野 賢 一 君
教育部長 古 川 聖 登 君
水道局長 川 瀬 哲 郎 君 消防長 横 山 敏 一 君
――
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会議事務に従事した
事務局職員
事務局長 渡 辺 一 治 君 主幹 渡 辺 健 君
係長 坂 内 幸 雄 君 主任 栗 山 陽 子 君
主任 藤 塚 誠 一 君
――
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午前10時00分 開会及び開議
○議長(
下村喜作君) ただいまから平成22年三条
市議会第5回
臨時会を開会いたします。
出席全員であります。
――
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○議長(
下村喜作君) これより本日の会議を開きます。
議事日程を報告いたします。
本日の議事は、お手元に配付いたしました
議事日程第1号によって行います。
この際、市長から発言の申し出がありますので、これを許可いたします。市長。
〔登壇〕
○市長(國定勇人君) おはようございます。平成22年三条
市議会第5回
臨時会が開催されるに当たりまして、ご
あいさつをさせていただく機会を与えていただき、まことにありがとうございます。
去る10月31日の
三条市長選挙におきまして再選させていただき、引き続き市政の執行に当たらせていただくこととなりましたが、これもひとえに議会の皆様方からの御支援と御協力のたまものと心から感謝を申し上げる次第であります。
今期におきましても前期の4年間と同様、議員の皆様方の御指導、御鞭撻をいただきながら、市民の負託にこたえるべく、
市政運営に力を注いでまいりたいと考えております。今後の
市政運営につきましては、
地域経済の活性化、
子育て環境の充実、スマートウェルネス三条の推進、
シティーセールスの推進、
市民参加の徹底の5つの徹底を柱とし、
行財政改革の推進、
社会インフラの
整備促進、力強い
地域基盤の確立の3つの基盤を整備することにより、これからの三条市の発展につなげてまいりたいと考えております。
具体的な所信につきましては12月議会で申し上げますが、本日は
臨時議会前の貴重なお時間をちょうだいしたことにつきまして重ねて感謝を申し上げ、就任の
あいさつとさせていただきます。どうかよろしくお願い申し上げます。
○議長(
下村喜作君) これより議事に入ります。
――
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◎日程第1.
会議録署名議員の指名
○議長(
下村喜作君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第81条の規定により、
4番 岡 田 竜 一さん
12番 土 田 俊 人さん
21番 髙 坂 登志郎さん
を指名いたします。
――
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◎日程第2. 会期の決定
○議長(
下村喜作君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
本
臨時会の会期は、本日1日限りとしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
下村喜作君) 御異議なしと認めます。よって、本
臨時会の会期は本日1日限りと決定いたしました。
――
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◎日程第3. 報 告
○議長(
下村喜作君) 日程第3、報告。
報告の最初は、
監査報告についてであります。
監査委員から各会計9月分の
例月出納検査の結果の報告がありました。よって、それぞれの写しをお手元に配付いたしました。
次に、既にお手元に
配付済みのとおり、議会の委任による
専決処分の報告の提出がありましたので、報告いたします。
以上で報告を終わります。
――
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◎日程第4. 議第1号から議第3号
以上3件
一括上程
○議長(
下村喜作君) 日程第4、議第1号から議第3号の以上3件
一括議題といたします。
提案理由の説明をお願いいたします。副市長。
〔登壇〕
○副市長(吉田 實君) ただいま御上程をいただきました各議案につきまして、順次
提案理由の説明を申し上げます。
最初に、議第1号
三条市議会議員の
議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部改正について説明を申し上げます。
改正の趣旨といたしましては、平成22年8月10日の
人事院勧告及び同年10月8日の新潟県
人事委員会勧告の内容を考慮し、本
市議会議員の
期末手当について、必要な改正を行うものでございます。
改正の内容といたしましては、12月に支給する
期末手当の
支給月数1.65月を1.50月に
引き下げるとともに、平成23年度以降につきまして6月と12月の
支給割合を変更するものでございます。
施行期日は、12月に支給する
期末手当の
支給月数の改定につきましては平成22年12月1日から、平成23年度以降の
支給割合の変更につきましては平成23年4月1日から施行するものでございます。
次に、議第2号 三条市
特別職の職員の給与に関する
条例等の一部改正について説明を申し上げます。
改正の趣旨といたしましては、議第1号と同様に、
人事院勧告及び新潟県
人事委員会勧告の内容を考慮し、必要な改正を行うものでございます。
改正いたします条例は、三条市
特別職の職員の給与に関する条例、三条市職員の給与に関する条例、三条市
教育委員会教育長の給与及び旅費に関する条例及び三条市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の4本でございます。
改正の内容でございますけれども、1点目といたしましては、
一般職の職員の給料表の改定でございます。一部若年層を除き、
給料月額を
引き下げるなどの改正でございまして、
平均改定率は
一般行政職では1.1%、消防職では0.9%の
引き下げとなるものでございます。
2点目といたしましては、
特別職及び
一般職の職員の
期末手当及び
勤勉手当の
支給月数の
引き下げでございます。市長、副市長及び
教育長につきましては、12月の
期末手当1.65月を1.50月に
引き下げるとともに、平成23年度以降の
支給割合を変更するものでございます。また、再
任用職員以外の職員においては、12月の
期末手当について、
部長級職員以外の職員は1.50月を1.35月に、
部長級職員は1.30月を1.15月にそれぞれ
引き下げるとともに、平成23年度以降の
支給割合を変更するものでございます。さらに、再
任用職員においては、12月の
勤勉手当について、
部長級職員以外の職員は0.35月を0.30月に、
部長級職員は0.45月を0.40月にそれぞれ
引き下げるとともに、平成23年度以降の
支給割合を変更するものでございます。
3点目といたしましては、平成22年12月に支給する
期末手当の額は、改正後の三条市職員の給与に関する条例の規定による
期末手当の額から、同年4月の給与に1.20%を乗じて得た額に4月から11月までの月数を乗じて得た額と同年6月の
期末手当及び
勤勉手当に1.20%を乗じて得た額の合計額に相当する額を減じた額とする
特例措置を設けるものでございます。
施行期日は、平成22年12月1日から施行するものでございます。ただし、平成23年度以降の
期末手当及び
勤勉手当の
支給月数の改定は、平成23年4月1日から施行するものでございます。
次に、議第3号 平成22年度三条市
一般会計補正予算について説明を申し上げます。
第1条におきまして、
歳入歳出予算の総額にそれぞれ2,261万3,000円を追加し、補正後の予算の総額を505億2,516万8,000円とさせていただくものでございます。
第1表の
歳入歳出予算補正につきまして歳出から説明を申し上げますので、2ページをお願いしたいと思います。まず、議員、
職員人件費等につきまして、議第1号、議第2号で一部改正をお願いしております
給与制度改正等に伴う
議員期末手当及び職員の
給与関係経費等、
職員退職に伴う
退職手当及び
人事異動に伴う
職員人件費1,967万6,000円をお願いするもので、このうち
退職手当は11名分1億7,388万1,000円を計上するものでございます。
また、第2
款総務費では、三条市の地域の魅力を全国に発信する際の
広告宣伝ツールの一つとして、市の
花ヒメサユリを
デザインした
原付バイク等の
ナンバープレートを作製し、来年3月1日から交付する経費275万7,000円を計上し、また第6
款農林水産業費では、今夏の猛暑等により農作物に大きな被害を受けました農家に対し、新潟県と連携し、
貸付金利2.65%のうち新潟県が1.2%、三条市が0.6%の
利子補給を行うもので、18万円を計上するものでございます。
次に、歳入について説明を申し上げますので、1ページをお願いいたします。今ほど説明いたしました歳出の財源でございますが、
県支出金12万円、繰入金169万5,000円、
地方交付税2,079万8,000円により措置させていただくものでございます。
以上で説明を終わらせていただきます。何とぞ御審議の上、それぞれ御議決を賜りますようお願い申し上げまして、
提案理由の説明とさせていただきます。ありがとうございました。
――
―――――――――――――――――――――――――――
○議長(
下村喜作君) 午前10時25分まで休憩いたします。
午前10時11分 休憩
午前10時25分 再開
○議長(
下村喜作君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより質疑を行います。
この際、議長からお願いいたします。
質疑の発言時間は、
議会運営委員会の協議結果に基づき行われますようお願いいたします。
それでは、発言順により、21番、
髙坂登志郎さんに発言を許可いたします。21番。
〔登壇〕
○21番(
髙坂登志郎君) おはようございます。冒頭の市長の
あいさつで、議員の皆さんの御支援をいただいて当選をされたということでございます。私は残念ながら御支援できなくて、申しわけないんですけれども、いずれにいたしましても優秀な成績で当選されまして、大変おめでとうございました。今後ともしっかり
市政運営に当たっていただきたいと存じます。
それでは、平成22年第5回
臨時会に提出されました議第3号 平成22年度三条市
一般会計補正予算のうち、
職員人件費の
退職手当について質疑を行います。
普通退職に伴う
退職手当の増額として、
退職者11人で1億7,388万1,000円が計上されております。昨年の同時期の
普通退職者の補正では、
退職者6人分の
退職手当が約1億200万円でありました。
退職理由については、家庭の都合や健康上の理由などの一身上の都合ということでの退職ということであります。
そこで、何点かお伺いいたしますが、今回の
普通退職者は11人と昨年の倍近い人数であることについてどのような認識をお持ちなのか、また
職場環境や
人事管理に問題はないのかどうか、お伺いいたします。
今回の退職の主な理由についてもお伺いいたします。
それから、
退職者の所属の内訳についてはどうなっているのか、また男女別や年齢についてはどのようになっているのかお伺いして、1回目の質問を終わります。
○議長(
下村喜作君)
総務部長。
〔登壇〕
○
総務部長(若山 裕君)
退職手当に関連して何点かお問いですので、私からその中の数点についてお答えをさせていただきます。
まず、
普通退職の人数をとらえられまして、今年度は11人で昨年の倍近くということで、そのことについての所感はということでございますが、ことしについては昨年と比較をしてたまたま御指摘のような人数になっているというふうにとらえております。
また、
人事管理上何らかの問題であるとか課題があるのではないかと、こういうことでございますが、
退職者の人数ということではなく、職員が働きやすい
職場環境の維持、向上には努めているところでございますけれども、そのことが直ちに今年度の
退職者の人数にはね返っているのではないと、
職場環境が影響しているものではないというふうに認識をしているところでございます。それとは別に、先ほども申し上げましたように、今後も継続して職員が仕事に専念できる
職場環境の維持には努めてまいりたいというふうに考えております。
それから、
退職理由としては、議員も御指摘のとおり、家庭の事情、健康上の理由、一身上の都合等によるものと聞いておるところでございます。
残余の部分につきましては、所管の課長から答弁させますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
下村喜作君)
行政課長。
〔登壇〕
○
行政課長(堤 孝昭君) それでは、
普通退職者11人の性別、所属の内訳、年齢について私からお答えさせていただきます。
11人の性別としましては、男性が2、女性が9という内訳になっております。
なお、所属については、先ほど部長の答弁にありましたようにそれぞれの御都合で退職されておりますので、いろんな課から
退職者が出ているところでございますので、よろしくお願いいたします。
それから、年齢についてでございますが、当然のことながら
定年退職前の50歳代、40歳代、結婚されて退職される20歳代後半の方等もいらっしゃるところでございます。
○議長(
下村喜作君) 21番。
〔登壇〕
○21番(
髙坂登志郎君) 御答弁ありがとうございました。
これは、総務の
常任委員会とか
一般質問で何回もお聞きしているんでありますが、退職の理由については一般的な一身上の都合という答弁しか返ってこない、これはよくわかるんでありますが、しかし私の支持者において、奥さんが市役所に勤めており、3月に退職されました。当然表向きの理由は、先ほど申し上げたように、一身上の都合ということであります。しかし、本当のやめた理由については、
毎日帰りがほとんど8時、9時だと。休日出勤もあり、だんなさんに食事をなかなかつくってやれない状況が何年も続いておるという状況の中で精神的にも疲れたということで、だんながやめれと、もういいということでやめさせたという現状があるわけであります。先ほど
総務部長からは、引き続き仕事に専念できる
職場環境に努めていくということでありますが、実態の把握をもう少ししっかりやったほうがいいんじゃないですか。私がなぜ所属だとかを聞いた理由については、どこかに残業とか何かの偏りがあるということの意味において聞いているわけですが、いろんな課で退職が出ているということですので、具体的なところをもう一遍聞かせてください。そういうことがないのかどうか。いま一度原点に返って、
人事管理、
職場環境の総点検をやっぱり行うべきだろうと、こう思っておりますが、その辺の対応についてお聞かせ願って、2回目を終わります。
○議長(
下村喜作君)
総務部長。
〔登壇〕
○
総務部長(若山 裕君) 2回目の質問は、職員の
職場環境について、時間
外勤務等を引用されながらの御指摘でございます。時間
外勤務の実態について申し上げますと、今年度10月までの時間
外勤務に関しましては、昨年の同期と比較いたしますと、振りかえを除いた時間
外勤務の時間数は779時間の減となっているところでございます。ただし、
選挙用務や
災害対応用務などの
特殊要因を除きますと、1,296時間の増となっているところでもございます。今後につきましても、今進めております新しい
経営戦略プログラムの策定や国勢調査に係る時間
外勤務などが見込まれているところでございまして、御指摘のように適正な
人員配置、または担当外からの応援など、それぞれの実情に応じた柔軟な対応をお願いしているところでございます。そういう措置を講じながら、
必要最低限の時間
外勤務となるように取り組んでまいりたいと考えておりますし、また職員が心身に支障を来さないよう、これは従前からもお願いしているところでございますが、
時差出勤制度や振りかえ制度等の活用、あるいは
定時退庁日の徹底であるとか年休の取得などにより休息の確保を行いながら、職員の
健康管理にも十分配慮するように所属長にお願いしているところでございます。今後も引き続き、今ほど申し上げましたようなことを通じまして、職員の
職場環境の維持と申しますか、より働きやすい
職場環境の徹底に努めてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
下村喜作君) 21番。
〔登壇〕
○21番(
髙坂登志郎君)
総務部長の立派な答弁はわかりますけれども、それは表向きにはそういうふうにやることが基本であります。しかし、私が申し上げたのは、実際にそういう方が出ているというところを申し上げているんであって、そのことについて実態の把握をしっかりやって、本当にそういう特定の人間の帰りが毎日遅いのかとか、土日に出勤しなければならない
職場環境にあるのかとか、そういう個々の実態をもうちょっとしっかり把握しなさいと、こう申し上げているんです。そういう事実があったから、申し上げているのであって、そのことについていま一度答弁願います。
○議長(
下村喜作君)
総務部長。
〔登壇〕
○
総務部長(若山 裕君) 再度の御指摘でございます。一部の職場におきまして一定の期間、例えば今議員御指摘のような勤務の実態があることもあろうかと思いますし、それらの実態については所属を通じて私どもでもある程度把握をしているところでございます。その上で、それを解消するには、繰り返しになりますけれども、
従前どおりの今までもやっておりました振りかえであるとか、先ほど御答弁を申し上げましたような手だてを通じて今後もそういうことの解消に努めてまいりたいという趣旨でございますので、御理解をちょうだいしたいと考えておるところでございます。
――
―――――――――――――――――――――――――――
○議長(
下村喜作君) 次に、20番、
横山一雄さんに発言を許可いたします。20番。
〔登壇〕
○20番(
横山一雄君) おはようございます。先ほど市長の
就任あいさつがございましたが、それに基づいてひとつ適切な市政執行されますよう御期待申し上げる次第でございます。
それでは、議第2号、3号のことについて質疑をいたします。
提案理由の説明がもう少し具体的であれば、しなくたってもいいんでないかなという部分もあったわけであります。特に今の厳しい
社会情勢からいたしまして、
人事院勧告等を考慮した
引き下げ等については、これは残念ながらやむを得ないかなという面もありますけど、三条市の
引き下げ率が給料の関係では1.1%、それから、
一般行政職の期末、勤勉で0.15月ということでありますが、これは
引き下げ額にしたらどのぐらいになるのか、伺いをいたします。
それから、全国の市の平均はどうなのか、おおむねのあれはわかりますけど、何%なのか、県の平均、県の
引き下げ率、額はどうなのか、それから新潟市は
政令指定都市ですから、別ですけど、県内19市の状況等がわかりましたらお聞かせいただきたいと思います。
それで、今回の
引き下げに伴う
ラスパイレス指数への影響等についてどの程度になるのか、伺いたいと思います。
そして、現在の三条市の
ラスパイレス指数は、新潟市は
政令指定都市ですから別として、19市の中で今何番目ぐらいになっているのか、また今回の
引き下げによって、どの程度下がるのか、あわせて伺います。
それから、
退職手当につきましては、当初予算でも10億を超える42人分のいわゆる
定年退職者分と市長の分が盛り込まれて、当初予算に計上されておりますが、今回のものを含めて、現段階での退職金の見込み、総額はどの程度になるのか、伺いをいたします。
それから、その他
手当等の9,718万8,000円の内容についてお伺いいたします。
それから、税務の関係で、
オリジナルデザインの
ナンバープレートに3月1日から
変更実施ということで予算計上されておりますけど、今までこれは需用費の
消耗品費で
プレートをつくっておったわけですが、これは
デザインの関係で委託をされるようでありますが、委託先はどこになるのか、期待される効果について、あわせて伺います。できればこういうことをやることによって収納率の向上等がうまくいけばいいんだけど、そのようなことは考えられるのかどうか、その辺も含めてお願いいたします。
それから、農業の関係で猛暑の関係での
利子補給が18万円程度のっておりますけど、これは所管の
委員会に報告されたのかどうかはわかりませんけど、確認のため伺いますが、三条市の猛暑による被害額、できましたら作物別に、
基幹作物である水稲、あるいは野菜、果樹と、このぐらいに分けて、どの程度見込まれるのかどうか、その
被害額等についてお伺いいたします。
今回上程されているのは
利子補給だけでありますけど、本当に稲作農家は壊滅的な段階にあるわけでありまして、国も所得補償なんかで1万5,000円程度やっておりますけど、三条市も稲作農家を救済するために、ただ
利子補給だけではちょっと足らないかなと、そんな気もいたしますので、その辺についてもコメントがあれば伺いたいと思います。
それと、融資見込額、そして件数、使途等についてお伺いいたします。
以上で1回目終わります。
○議長(
下村喜作君)
総務部長。
〔登壇〕
○
総務部長(若山 裕君) 私からは、
退職手当に関する部分とオリジナル
ナンバープレートに関する部分の何点かについて答えさせていただきます。
まず、今回の給与改定の影響額についてということでございますが、ちょっと御質問が聞き取れない部分がございましたので、個人に係る影響額と全体の影響額ということで答えさせていただきますけれども、まず今回の改正によります一般的なモデルでの平成22年度の給与及び期末、
勤勉手当の個人に係る影響額ということでお答えをいたしますと、7級の部長で59歳、扶養は配偶者といたしますと、年収で17万5,948円のマイナスということでございます。
それから、人件費全体への影響額ということでお答え申し上げますと、特別会計を含み、水道事業会計を除きまして、合計1億949万円の減という影響額でございます。
それから、退職金の見込額の合計ということでございますが、現段階で11億8,374万5,000円と見込んでいるところでございます。
それから、オリジナル
ナンバープレートの作製について委託先業者はということでございますが、これは市内、県内に作製をお願いできる業者が見当たらないということでございまして、県外の業者2業者による見積もり合わせでこれから発注させていただくということでございます。よろしくお願いいたします。
それから、期待される効果はということでございますが、オリジナル
ナンバープレートをつけて走っていただくことで、これが人の目を引いて、三条市のよいPRになり、ひいてはそれが
シティーセールスにつながるものと考えております。御指摘のような収納率の向上というところには直ちにつながらないのではないかなというふうにとらえておるところでございますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
下村喜作君)
行政課長。
〔登壇〕
○
行政課長(堤 孝昭君)
人事院勧告等に伴います三条市の影響ということで、三条市の改正率は
一般行政職で平均1.1%の
引き下げになるんですが、それに対する他市の現在の状況については持ち合わせていないところですので、よろしくお願いします。
なお、三条市の
一般行政職の
ラスパイレス指数についての影響ということですが、平成21年度は
一般行政職で95.8という
ラスパイレス指数になっておりまして、これは県内の市で7位の状況になっているところでございます。
○議長(
下村喜作君)
農林課長。
〔登壇〕
○
農林課長(吉野賢一君) 農業関係制度資金
利子補給金についてお問いでございますので、私から答えさせていただきます。
まず第1点は、猛暑による被害額でございますけれども、新潟県全体ではこの猛暑によります影響ということと22年産につきましては仮渡金の減額というようなこともございまして、品質の低下、仮渡金の低下、それから作況の低下というような3つの要因がございまして、全体では224億円ほどの減収ということで算定されておるところでございます。これらに基づきまして、三条市の影響について算定いたしますと、約8億6,000万円の減額というような被害額になっているところでございます。
また、
利子補給の見込額でございますが、今回お願い申し上げます
利子補給額の総支給、総借り入れ見込額でございますが、これは約4,000万円を見込んでおるところでございます。資金の使途につきましては、10月、11月、12月と地代あるいは生産資材、そういったようなものの資金というようなことで予定をされておるところでございますので、よろしくお願いしたいと思います。
以上でございます。
○議長(
下村喜作君)
行政課長。
〔登壇〕
○
行政課長(堤 孝昭君) 答弁漏れがございました、大変失礼いたしました。
その他手当の内訳につきましては、
期末手当が9,586万1,000円、それから共済費に対する給料等が変わってまいりますので、共済費の影響額が111万8,000円となっております。
なお、
ラスパイレス指数の影響については、今現在まだ試算しておりませんので、よろしくお願いいたします。
○議長(
下村喜作君)
農林課長。
〔登壇〕
○
農林課長(吉野賢一君) 答弁漏れがございましたので、お答えさせていただきます。
融資制度だけでいいのかというようなことで、その他の方策についてはどうかというお問いでございます。今回補正予算をお願い申し上げますものにつきましては、県の知事特認ということで8号資金を設定させていただいておるところでございますけれども、JAでは緊急農業経営安定資金ということで、JA独自資金で無利子のものが想定されております。この8号資金につきましての性格は、JA関係以外の皆さんの対応におこたえするというようなことで設定させていただいたところでございます。
また、他の救済策というようなことについてもお問いでございます。これにつきましては、今後理事者と協議をさせていただいて、他市の検討状況を踏まえた中でまた検討を進めさせていただきたいというふうに考えているところでございますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
下村喜作君) 20番。
〔登壇〕
○20番(
横山一雄君) それでは、再質問をさせていただきます。
猛暑の関係で、米の関係は具体的に8億4,000万余とお聞きしましたけど、あと野菜は、ことしは猛暑の関係で非常に品不足であることが全国的に騒がれておったわけであります。それから、果物については大変小粒であると、しかしできはいいなんていうことが最近新聞報道で見受けられますが、そちらの園芸作物に対する猛暑の被害等について、これは
委員会付託を省略しての質疑でありますから、
委員会なら一問一答でやるわけでありますので、その辺も踏まえてひとつ御答弁をいただきたいというふうに考えております。
それから、いわゆる
一般行政職の
引き下げについて、きょう県のことがテレビに出ていました。県は、1.16%と期末、勤勉0.15カットで
一般職の平均で12万6,000円の
引き下げでありますと、そういうふうにはっきり言っておられるわけでありますが、そういう答弁というのはできないんですか。再度伺います。
それから、本当に厳しい経済情勢ですから、先ほどもやむを得ないんだろうと申し上げましたけど、しかしこれだけのものが
引き下げられ、いろいろなことで収入が減ってくるということになりますと、いわゆる個人消費に与える影響は本当に大きいと私は思っておるわけであります。ひいては地場産業の景気そのものが落ち込んでくるのでないかなと、そんなふうにも思っておるわけであります。特に個人消費の低迷というような面について、市長はどのようにお考えか、伺いたいと思います。
それから、バイクのオリジナル
ナンバープレートでありますが、県外の業者に委託ということでありますけど、1枚当たりの単価は幾らぐらいなものか。従来のものが幾らで、今回のものにすると幾らぐらいになるのか、あわせて伺いいたします。
○議長(
下村喜作君)
総務部長。
〔登壇〕
○
総務部長(若山 裕君) 給与改定とオリジナル
ナンバープレートについての再度の御指摘について、私から答えさせていただきます。
まず、県の給与改定を引用されながら、三条市全体での平均
引き下げ額についてという御指摘でございますが、今まだ計算をしておりませんので、そこについては御容赦いただきたいと思います。
それから、個人消費の低迷がひいては地場産業、この地域の経済にも影響するのではないかと、こういうことでございます。確かに
地域経済への影響を完全に排除し切れないものもあるかと思いますけれども、しかし公務員の給与については、民間の給与の状況等を勘案いたしまして、適切に対処することとされております。本年は、御案内のとおり厳しい経済、雇用情勢等が民間の給与に反映されたことを受けて、提案させていただいておりますような改定ということでございますので、そこのところについては御理解をいただきたいと思うところでございます。
それから、オリジナル
ナンバープレートの1枚当たりの価格につきましては、今のところ250円程度と見込んでおるところでございます。なお、従前の
ナンバープレートについては約100円ということでございます。
○議長(
下村喜作君)
農林課長。
〔登壇〕
○
農林課長(吉野賢一君) 猛暑による野菜や果実、園芸作物の影響はどうなのかというお問いでございます。ことしの猛暑の影響で、野菜につきましては各産地で播種期がおくれたりいたしまして、非常に生育がおくれているということは情報として入っておるとこでございますが、それに伴う大きな減収というのは三条市内では報告が来ておりませんし、果実につきましては、議員おっしゃいますように、ことしの果実は非常に小粒だということで報告が入っております。現在ル・レクチェの出荷が始まってまいりました。果実につきましては非常に出荷時から品質がよろしいというようなことで、そういった面では市場評価が高く得られるのではなかろうかと思っておるところでございます。
以上でございます。
――
―――――――――――――――――――――――――――
○議長(
下村喜作君) 次に、2番、小林誠さんに発言を許可いたします。2番。
〔登壇〕
○2番(小林 誠君) おはようございます。それでは、第5回
臨時会に提出されています各議案に対して質問をします。
私は、議第2号 三条市
特別職の職員の給与に関する
条例等の一部改正についてと議第3号 平成22年度三条市
一般会計補正予算について質問したいと思います。ただ、議第2号については今ほど横山議員から細かく質疑がありましたので、1点だけ伺います。先ほどの質疑の中でも、今回の人勧の関係での
引き下げで三条市全体の総額は1億949万円の減になるという答弁があったわけですけれども、私も横山議員と同じように、人件費としてこの金額が減るということは非常に
地域経済に与える影響が大きいというふうに考えます。それで、先ほど
総務部長から答弁があったわけですが、
地域経済の落ち込みにますます拍車をかけるのではないかという点で市長の見解を、どのような認識を持っているのかについてお伺いしたいと思います。
次に、議第3号ですけれども、この中の賦課事務費でオリジナル
ナンバープレートの委託料が275万7,000円として計上されています。先ほども質疑があったわけですけれども、先ほどの副市長の
提案理由の説明の中で、三条市の魅力を全国に発信する際の広告宣伝のツールとして、
原付バイク等の
ナンバープレートを地域らしさがあらわれた三条市
オリジナルデザインに変更すると、こういうことでした。しかし、果たしてオリジナル
ナンバープレート、これ自体が地域イメージ、そういったことに役立つのかという観点でちょっと質問しますが、現在いろいろな地域でそれぞれ地域イメージを生かしたオリジナル
ナンバープレートを作製する自治体がふえてきているのは承知していますが、特に「坂の上の雲」を軸としたまちづくりを進める愛媛県松山市の雲の形をイメージした
ナンバープレート、また長野県上田市の信州上田の城下町をイメージした六文銭のマークが入ったオリジナル
プレートなど、いろいろあるようです。それで、三条市の特色を生かした
ナンバープレートという発想そのものを否定するわけではありませんが、現実問題として、登録台数が年々減っている原動機付自転車や小型特殊自動車につける
ナンバープレートが三条市の魅力を全国に発信する際の
広告宣伝ツールたり得るのか、効果があるのか、大変疑問なんです。先ほどの質疑に対する答弁では走ることによって宣伝をするんだということですけども、実際にこのナンバーをつけるのは大体原付バイクと農耕車ですので、三条市内を走ること、また三条市外も若干走ることはあったとしても、県外になかなか走っていくのは少ないかと思うんですが、そういう点で全国に発信する手だてというのは具体的にどういうふうに考えているのか、再度お聞きをしたいと思います。
それから、仮に全国に発信する宣伝ツールとなり得たとしても、今回報道発表されていますヒメサユリの図柄が三条市をアピールすることになるのかどうかということですが、各地のオリジナル
ナンバープレートをインターネットで検索しますと、さっきの愛媛県松山市ですとか、長野県上田市ですとかは、割とテレビドラマに関連していたりとか、今戦国ブームということで、上田市の六文銭の
ナンバープレートというのはなかなかそうかなと思いますし、また天童市では将棋のこまをイメージした
ナンバープレート、神戸市はポートタワーを
デザインした
ナンバープレートなど、それぞれ外の地域の人が見てもその地域がわかるような
デザインになっているんですが、そういう観点でいったら、三条市というのはやっぱり全国的に見て金物の町、それからものづくりのまちということで売っているわけですので、やはりそういう観点でつくられるべきではなかったのかと。決して自然豊かな象徴としてのヒメサユリを否定するわけではないんですが、今回の事業の目的の趣旨からいったら、やっぱりものづくりのまち、金物の町というのは外せないんじゃないかなというふうに考えているんですが、全国に通用するテーマとして今回の
デザインが妥当なのかどうか、見解をお伺いします。
それから、この
ナンバープレートをつける原付バイクや農耕車の登録台数ですけども、合併した平成17年から平成21年度までの5年間で新規の登録台数は4,136台、廃車台数が6,063台で、差し引き5年間で1,927台減少しています。毎年大体400台近く減っていることになるわけですが、お聞きしましたら新規の登録時にオリジナル
ナンバープレートをつけるということのようですが、宣伝効果という点で1枚約250円の
プレートにすることが費用対効果の面で効果があるのか、その点についても見解をお聞きして、質問を終わります。
○議長(
下村喜作君) 市長。
〔登壇〕
○市長(國定勇人君) 今回の
人事院勧告等を受けての給料の
引き下げが
地域経済に対して影響を与えないのかというお問いでございます。先ほど
総務部長からも答弁申し上げましたとおり、
地域経済への影響を完全に排除し切れないとは認識しております。しかしながら、公務員の給与は、これも部長より答弁申し上げたところでありますが、民間の給与の状況等を勘案して、適切に対処することとされており、本年は厳しい経済、雇用情勢が民間の給与に反映されたことを受けて、公務員と民間の比較給与におきまして、それぞれ公務員が民間を上回っているということが明らかになった状況を踏まえての
人事院勧告であり、それを受けての今回の御提案でありますので、御理解をいただきたいと存じます。
○議長(
下村喜作君)
総務部長。
〔登壇〕
○
総務部長(若山 裕君) オリジナル
ナンバープレートの御指摘につきまして私からお答えをさせていただきます。
御指摘のように、確かに125㏄以下のバイクでございますので、主には市内を走るんだろうというふうに考えております。ただし、これは主にということでございまして、市外、県外も走らないということではないと思います。走行するのが主に市内だといたしましても、観光やビジネスで当市へおいでいただくお客様はあるわけでございますし、これはオリジナル
ナンバープレートだけに限らず、例えば橋の橋板であるとか、マンホールのふたであるとか、いろんな媒体を通じておいでいただくお客様に三条らしさをアピールしていくことは、これは大切なことなんではないかなというふうにとらえているところでございます。先ほどもお答え申し上げましたように、オリジナル
ナンバープレートをつけたバイク等が町じゅうを走り回ることによって、これが人の目を引いて、三条市のよいPRになり、ひいては
シティーセールスにつながるものと考えておりまして、
ナンバープレートの製作原価は若干増嵩いたしますけれども、それ以上の効果があるものと私どもはとらえているところでございます。
――
―――――――――――――――――――――――――――
○議長(
下村喜作君) 次に、10番、島田伸子さんに発言を許可いたします。10番。
〔登壇〕
○10番(島田伸子君) 議長のお許しをいただきましたので、これより平成22年第5回
臨時会に提出されました議案について質問を行います。
議第3号 平成22年度三条市
一般会計補正予算について質問いたします。
委員会付託が省略されておりますので、大変細かいことも聞かせていただきますが、よろしくお願いいたします。
2
款総務費のオリジナル
ナンバープレート作製委託料275万7,000円についてです。今ほど2人の方から質問がありましたので、重複しないようにしていきたいと思っています。
三条市の魅力を全国に発信する際の
広告宣伝ツールの一つとして、
原付バイク等の
ナンバープレートを地域らしさがあらわれた三条市
オリジナルデザインに変更するというものです。そこで、この事業を行うに当たりまして、しっかりとした調査研究をされたと思いますが、どのような調査をされたのか、詳細な部分を含めてお伺いいたします。
それから、今費用対効果についてどのように考えておられますかという小林議員の質問がございましたけれども、経済効果はどうなのか、お伺いしたいと思います。
それから、オリジナル
ナンバープレートについて、國定市長のツイッターには大阪府箕面市のぱくりであると書かれております。よいことはぱくりであっても構わないというふうに思いますけれども、箕面市でしっかりと効果を出しているものであればよいと思いますが、箕面市も来年4月から配布される予定になっています。効果もわからないままの事業をぱくられた理由についてお伺いいたします。
次に、委託料の内訳についてお伺いいたします。
それから、対象となる
原付バイク等は現在それぞれ何台くらいなのか、対象車種の中で一番台数の多い50㏄以下の原付バイクの台数の推移はどうなのか、お伺いいたします。
また、利用者ではどの年齢が一番多いのか、お伺いしたいと思います。
それから、オリジナル
ナンバープレートを作製いたしますけれども、それぞれ何枚ずつ作製される予定なのか、お伺いしたいと思います。
それから、現在新規登録する方には
ナンバープレートを無料で配布されておりますけれども、オリジナル
ナンバープレートになった場合は無料なのか有料なのか、またオリジナル
ナンバープレートに変更したい方は無料で交換できるのか、その辺をお伺いしたいと思います。
また、今までの
ナンバープレートとオリジナル
ナンバープレートは利用者が選べるようになるのか、また今までの
ナンバープレートの在庫がなくなった場合はどうなるのか、お伺いしたいと思います。
それから、先ほどの質問の中で、
プレートの製作については県外の2社に見積もり合わせをして委託するということなんですが、ずっと続けていく事業であれば、三条市内の業者にやっていただくことが一番いいのではないかというふうに思いますけれども、いま一度三条市内の業者に当たってみてはどうかと考えますが、本当にそういった業者がなかったのかどうかをお伺いしたいと思います。
以上で1回目終わります。
○議長(
下村喜作君) 市長。
〔登壇〕
○市長(國定勇人君) 大阪府箕面市の言葉がこの議会でも何遍も出てくるようになったところでありますけれども、今回のオリジナル
ナンバープレートにつきまして、発想のきっかけをいただいたのは大阪府箕面市でございます。その後、総務部門等々と調査を進めていく中で実行に移したということであります。
○議長(
下村喜作君)
総務部長。
〔登壇〕
○
総務部長(若山 裕君) オリジナル
ナンバープレートについてのお問いの何点かについて、私から答えさせていただきます。
まず、委託の内訳でございますが、275万7,000円のうち、金型の製作費が136万5,000円、それから
ナンバープレートの製作費が139万2,000円でございます。
ナンバープレート製作費の139万2,000円の内訳ですけれども、先ほど御答弁申し上げましたとおり、単価を約250円と見込んでおります。この単価掛ける5,300枚分、掛ける消費税分の1.05ということでございます。
それから、登録台数ということでございますが、平成21年度の新規登録の台数で御容赦いただきたいと思いますけれども、原付の50㏄以下が424台、原付の90㏄以下が48台、原付の125㏄以下が56台、原付のミニカーが8台、小型の特殊、農耕作業用が121台、小型特殊、その他が24台となっているところでございます。
それから、原付50㏄以下の新規登録台数の推移でございますけれども、平成17年度が643台、18年度が566台、19年度が536台、20年度が629台、21年度が424台ということでございます。
それから、どの年齢が一番多いのかというお問いでございます。原付50㏄以下で申し上げますと、一番多いのが50代で1,305台でございます。ちなみに、2番目が60代の1,252台ということでございます。
それから、オリジナル
ナンバープレートと既存の
ナンバープレートの有料、無料であるとか、その関係についてでございますけれども、新規登録の車両につきましては、オリジナル
ナンバープレートを無料で交付する予定でおります。
それから、現在の既存の
ナンバープレートをおつけになっている方につきましても、御希望の方につきましてはオリジナル
ナンバープレートと無料で交換する予定でおります。ただし、これにつきましては現在の
ナンバープレートの在庫限りとさせていただきたいというふうに考えておりまして、在庫が切れた先についてはオリジナル
ナンバープレートを交付させていただこうというふうに考えておるところでございます。
○議長(
下村喜作君)
営業戦略室長。
〔登壇〕
○
営業戦略室長(永井 努君) それでは、私から、オリジナル
ナンバープレート導入に当たりまして、ほかの地域の事例を調査したのかというお問いについて答えさせていただきます。
当初このオリジナル
ナンバープレートを検討しました21年11月現在で、全国19市町村にて行われておりました。お話にありました松山市を初め、箕面市等から実際の取り組みまでの過程、また取り組み後のお話をお聞きしました。また、お話にございました効果という部分につきましては、まだ導入して間もないところも多く、実際の効果という部分ははかり切れていない部分がありましたが、当然そのような形でPRについてのお話は今後も調べていきたいと思いますし、またほかの政策のPR事業とあわせまして、効果の上がるような形で取り組んでいきたいと考えております。
○議長(
下村喜作君)
総務部長。
〔登壇〕
○
総務部長(若山 裕君) 答弁漏れがございました。失礼いたしました。
作製委託業者につきまして、市内で本当に作製できる業者がないのかどうか、もう一回確認してみてはどうかという御指摘でございます。先ほど御答弁申し上げましたとおり、市内には作製できる業者はないというふうに聞いておるところでございますが、発注に当たりましては再度確認をさせていただきたいと考えております。
○議長(
下村喜作君) 10番。
〔登壇〕
○10番(島田伸子君) それぞれ御答弁ありがとうございました。2回目の質問をさせていただきます。
三条市の軽自動車の課税状況を見ますと、平成19年、20年、21年と比べた場合、軽自動車の台数は年々増加しているような状況です。しかし、原動機付自転車の50㏄以下の
原付バイク等は年々減少している状況にあります。また、約4,000台あるトラクターや田植え機などは、なかなか市民の目に触れる機会が少ないのが現状であろうかというふうに思います。そういった中であえて行う、効果がどうなのかなというふうに、今まで100円だったものが250円になり、そしてそれを無料で配布されるわけですが、市民の税金を使ってまでの効果があるのか、ちょっと疑問に思うわけですけれども、実施されるとなったらしっかりと行っていただきたいというふうに思います。今、効果の上がるような形で取り組んでいくという答弁を受けたわけですが、今後どのようなPRをされていくのか、お伺いしたいと思います。
それから、先ほどの作製委託業者についてなんですけれども、三条市内には金型の会社がたくさんありますので、ぜひそういった会社でつくっていただけるような、地域にしっかりとお金を落としていただけるようなことを考えていただけたらというふうに思いますので、ぜひ努力をいただきたいと思います。
以上で2回目終わります。
○議長(
下村喜作君)
税務課長。
〔登壇〕
○
税務課長(鈴木範男君) 今後のPR等についてどのように考えるかということでございますので、私から答えさせていただきます。
3月1日交付開始を目指して、期間限定ではありますが、希望ナンバーを募集する等によりましてPRをしていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
下村喜作君) 以上で質疑を終了いたしました。
――
―――――――――――――――――――――――――――
○議長(
下村喜作君) お諮りいたします。
ただいま上程の各議案につきましては、
会議規則第37条第3項の規定により、
委員会付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
下村喜作君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま上程の各議案につきましては
委員会付託を省略することに決定いたしました。
――
―――――――――――――――――――――――――――
○議長(
下村喜作君) これより討論を行います。
討論の通告がありますので、2番、小林誠さんに発言を許可いたします。2番。
〔登壇〕
○2番(小林 誠君) それでは、日本共産党議員団を代表して、議第2号 三条市
特別職の職員の給与に関する
条例等の一部改正について及び議第3号 平成22年度三条市
一般会計補正予算について、反対の立場で討論いたします。
まず最初に、議第2号 三条市
特別職の職員の給与に関する
条例等の一部改正についてであります。
今回の改正は、
人事院勧告及び新潟県
人事委員会勧告の内容に沿って行われるものです。これによって、三条市の
職員人件費は総額で1億949万円の減となります。この全部が消費に回るとは言い切れませんが、かなりの部分は三条地域内で消費活動に使われるはずだったと考えられます。その点で、地域内の消費低迷にますます拍車をかけることになりかねません。2年連続の大幅な
引き下げで、
地域経済に与える影響は大きいと考えられます。公務員給与が引き下がることにより、また来年の春闘にも影響が及び、地域全体としての賃金水準が落ち込むことになるのではないでしょうか。また、ひいては
地域経済のデフレスパイラルにさらに拍車をかけてしまうことになりかねません。今の景気の悪さは消費が伸び悩んでいることからで、内需拡大が必要です。住民感情からすれば、公務員の給与に対する目が厳しいこともわかりますが、経済的な影響も考え、
引き下げを行うべきではないと考えます。
以上のことから議第2号について反対します。
次に、議第3号 平成22年度三条市
一般会計補正予算についてです。
職員人件費については、今ほどの議第2号の反対理由により、反対をします。
また、2
款総務費、2項徴税費の中の賦課事務費、オリジナル
ナンバープレート作製委託料275万7,000円については、毎年減り続ける新規登録車に対して、当初の宣伝効果というものの、この効果が期待できないと考えます。先ほどの答弁にもありましたが、新しい
ナンバープレートで町じゅうを走り回って宣伝効果があると答弁がありましたが、平成17年から21年度までの5年間で該当する新規登録車は4,136台です。全体の登録車数の半分にも達していないわけです。そういう中でこれから新しい
ナンバープレートにしても、なかなか宣伝効果というものが薄いと考えられます。また、費用の面でも従前の
プレートより2.5倍もする高い
プレート、さらには金型を県外に発注しなければならないというような状況から考えましても、また
デザインコンセプトが三条市を全国に発信する意図とマッチするのかも疑問です。ヒメサユリが悪いということではありませんが、やはりものづくりのまちというイメージを大事にする必要があるのではないでしょうか。
以上の理由から議第3号 平成22年度三条市
一般会計補正予算について反対をいたします。
以上、反対理由を申し上げまして、討論を終わります。
○議長(
下村喜作君) 以上で討論を終了いたしました。
――
―――――――――――――――――――――――――――
○議長(
下村喜作君) これより採決を行います。
最初に、議第1号について採決いたします。
本案につきましては、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
下村喜作君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。
――
―――――――――――――――――――――――――――
○議長(
下村喜作君) 次に、議第2号について採決いたします。
この採決は、起立によって行います。
本案につきましては、原案のとおり決定することに賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
下村喜作君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。
――
―――――――――――――――――――――――――――
○議長(
下村喜作君) 最後に、議第3号について採決いたします。
この採決は、起立によって行います。
本案につきましては、原案のとおり決定することに賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
下村喜作君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。
――
―――――――*=*=*=*=*=*―――――――――
○議長(
下村喜作君) 以上で提出事件のすべてを議了いたしました。よって、本日の会議を閉じ、第5回
臨時会を閉会いたします。
午前11時34分 閉会
以上、会議の次第を記載し、その内容が正確であることを証し、ここに署名する。
三 条 市 議 会
議長 下 村 喜 作
副議長 吉 田 進一郎
署名議員 岡 田 竜 一
署名議員 土 田 俊 人
署名議員 髙 坂 登志郎...